取扱説明書 - ミマキエンジニアリング

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140 Pages

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取扱説明書 - ミマキエンジニアリング | Manualzz
取扱説明書
D200727
ご注意
ご注意
株式会社ミマキエンジニアリングの保証規定に定めるものを除き、本製品の使用
または使用不能から生ずるいかなる損害(逸失利益、間接損害、特別損害または
その他の金銭的損害を含み、これらに限定しない)に関して一切の責任を負わな
いものとします。
また、株式会社ミマキエンジニアリングに損害の可能性について知らされていた
場合も同様とします。
一例として、本製品を使用してメディア(ワーク)等の損失やメディアを使用し
て作成された物によって生じた間接的な損失等の責任負担もしないものとします。
本装置を使用したことによる金銭上の損害および逸失利益または第三者からのい
かなる請求についても、当社は一切その責任を負いかねますので、あらかじめご
了承ください。
おねがい
● この取扱説明書は、内容について十分注意しておりますが、万一ご不審な点な
どがありましたら、販売店または弊社営業所までご連絡ください。
● この取扱説明書は、改良のため予告なく変更する場合があります。
★ 本書記載の名称は、一般に各社の商標または登録商標です。
本書の内容を無断で転載することは禁止されています。
© 株式会社ミマキエンジニアリング 2004.1
All Rights Reserved.Copyright ©2004.1MIMAKI ENGINEERING Co., Ltd.
i
電波障害自主規制
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス A 情
報技術装置です。この装置を家庭で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この
場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
本装置の接続に於いて、当社指定のケーブルを使用しない場合は、VCCI ルールの限度を超
えることが考えられます。必ず、当社指定のケーブルを使用してください。
テレビ/ラジオの受信障害について
本書が解説する製品は、使用時に高周波が発生します。このため、本製品が不適切な条件下
で設置または使用された場合、ラジオやテレビの受信障害が発生する可能性があります。し
たがって特殊なラジオ/テレビに対しては保証しておりません。
もしも、この製品がラジオ/テレビ受信の障害原因と思われましたら、この製品の電源を切
ることによりご確認いただけます。電源を切ることにより受信障害が解消されればこの製品
が原因と考えられます。
もし障害の原因なら、次の手順のいずれか、あるいはいくつかを組み合わせてお試しくださ
い。
● テレビやラジオのアンテナの向きを変え、受信障害の発生しない位置をさがしてくださ
い。
● この製品から離れた場所にテレビやラジオを設置してください。
● この製品とは別の電源供給路にあるコンセントにテレビやラジオを接続してください。
ii
はじめに
この度は、カラーインクジェットプリンター「JV3 シリーズ」をお買いあげいただき、
誠にありがとうございます。
「JV3 シリーズ」は、ソルベントインク 6 色で作図する高画質に対応したカラーインク
ジェットプリンターです。
本取扱説明書をよくお読みになり、本プリンターを安全に、かつ効果的にお使いいただけま
すようお願い申し上げます。
取扱説明書について
● 本書は、カラーインクジェットプリンター「JV3 シリーズ」
(以後本装
置と称します)の、操作やメンテナンスなどの取り扱いについて説明い
たします。
● 本書をお読みになり、十分理解してからお使いください。また、本書を
いつも手元に置いてお使いください。
● 本書は、本装置をお使いになる担当者のお手元に確実に届くようお取り
はからいください。
● 本書は、内容について十分注意して作成していますが、万一不審な点が
ありましたら、販売店または弊社営業所までご連絡ください。
● 本書は、改良のため予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
● 本書が焼失/破損などの理由により読めなくなった場合は、新しい取扱
説明書を弊社営業所にてお買い求めください。
iii
本装置のご紹介
本装置の持つ特長をご紹介します。本書で説明する操作方法と併せて作図のご理解にお役立
てください。
高信頼、高発色の新開発ソルベントインクを使用
新開発のソルベントインクの使用により、生ターポリン等の市販のメディアがそのまま使え、
高画質、低ランニングコストを実現しました。
耐水性、耐候性に優れたインクです。(ラミネート不要で屋外耐候3年)
トゥルー 720dpi の高画質印字
720dpi の高画質で印刷することにより、大型ポスターの他、近くで見る小型のポスターにも
最適です。
インテリジェントヒーター搭載
プリヒーター、プリントヒーター2カ所のヒーターを搭載し、独立して温度設定が可能です。
スタンバイモード、自動オフのインテリジェント機能を搭載。
周囲の温度を検知して温度を制御するため、使用するメディアに最適な加熱温度を設定でき
ます。
簡単インク交換
インクのカートリッジ化により、手を汚さずに、安全、簡単にインク交換ができます。
簡単メンテナンス
ヘッドの自動キャッピング方式により、電源をオフする前のヘッド洗浄が不要です。
インク詰まりは、クリーニング機能を実行すれば復旧できます。
本装置を使用しないで放置すると、一定時間毎にインク詰まりを回避する動作を自動的に行
います。ただし、主電源をオンにしておく必要があります。
使用していない時間を監視して、電源をオンにしたとき、および印刷開始時に自動クリーニ
ングを実行し、インク詰まり等を防ぎます。
排気機構を標準装備
プリンターの前面と背面から、ダクトを通して排気する機構を標準装備しました。換気扇あ
るいは脱臭機にダクトを接続して、プリンターを使用している部屋に充満する臭い等を減少
します。
iv
本装置のご紹介
インク残量を表示します
使用中のインクの残量を表示して確認できます。無駄なくインクやメディアを使用可能です。
見やすいディスプレイ
プリンターの設定メニューを表示する「ディスプレイ」が見やすい 2 行表示になりました。
バックライトも付いて、暗い場所での表示認識が可能になりました。
英語・スペイン語など 6ヶ国の表示が可能です。
作図の情報を確認します
作図中のプリント長をディスプレイに表示したり、作図条件の情報を作図して確認できます。
高速インターフェースを使用できます
高速インターフェース「IEEE1394」の使用により、コンピュータからのデータ受信を高速
に行えます。
巻き取り装置による長尺作図ができます
本装置と連動した「巻き取り装置」が作図終了したメディアを巻き取るので、長尺作図が
可能です。
メディア置き用のサポートバーが付きました
本装置の後ろ側に、メディアセット時のサポートバーを設置しました。幅広のロールメディ
アなど重量のあるメディアのセット時に、サポートとしてご使用ください。
ヘッドの高さ 2 段階に対応
ヘッドの高さは、調整レバーにより 2mm/3mm の切り替えが可能です。
メディアの左右端の浮きを防止
カールストッパーを使用することにより、幅の広いメディアの両端の浮きあがりを防止し、
ヘッドとの接触を防ぎます。
v
安全にお使いいただくために
マーク表示について
本書では、マーク表示により操作上の注意内容を説明しています。注意内容により表示する
マークは異なります。各マーク表示の持つ意味をご理解し、本装置を安全に正しくお使いく
ださい。
マーク表示の例 1
本書の説明文の中によく使用しているマークです。
★「警告」マークは、表示の指示を無視して誤った取り扱いをすると、火災
や中毒を起こす可能性を示しています。必ずよくお読みになり、ただし
くお使いください。
★「注意」マークは、表示の指示を無視して誤った取り扱いをすると、物的
損害の発生が想定される内容を示しています。
●「ヒント」マークは、知っておくと便利なことが書かれています。
操作の参考にしてください。
● 関連した内容の参照ページを示しています。
マーク表示の例 2
マークは、注意(危険・警告を含む)を促す内容があることを告げる
ものです。 中に具体的な注意事項(左図の場合は感電注意)が書か
れています。
記号は、禁止の行為であることを告げるものです。図の中や近傍に
具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が書かれています。
記号は、行為を強制したり、指示する内容を告げるものです。図の
中に具体的な指示内容(左図の場合は差し込みプラグをコンセントから
抜いてください)が書かれています。
vi
安全にお使いいただくために
警 告
換気の悪い部屋、または密閉された部屋で使用する場合は、必ず換気装置
を設けてください。
本装置で使用する専用インクは、危険物第 4 種第 2 石油類、または危険
物第 4 類第 3 石油類に該当します。よって、引火する可能性があるため、
本プリンターを使用する場所は、火気厳禁としてください。
インクステーションやヘッドをクリーニングする際は、必ず付属のゴーグ
ルと手袋を着用してください。
誤ってインクを飲み込んだ場合は、安静にして直ちに医師の診断を受けて
ください。嘔吐物は、飲み込ませないください。その後、毒物管理セン
ターに連絡してください。
蒸気を大量に吸い込んで気分が悪くなった場合は、直ちに空気の新鮮な場
所に移り、暖かくして安静にしてください。また、直ちに医師の診察を受
けてください。
廃インクは、産業廃棄物の廃油に該当します。産業廃棄物処理業者に処理
を依頼してください。
vii
警 告
プラテン
異常事態の発生
★ プラテンのヒーターにホコリや
ゴミ等が付着しないようにして
★ 万一、煙が出ている、変な臭いが
するなどの異常事態のまま使用す
ください。発火、火災の原因に
なります。
ると、火災・感電の原因になりま
す。すぐに、電源スイッチをオフ
インクカートリッジの取り扱い
★ インクには、 有機溶剤を使用して
おります。皮膚に付着した場合
は、直ちに石けん水で洗った後、
水で十分に洗い流してください。
万一、インクが目に入った場合
は、直ちに大量の清浄な水で 15
分以上洗い流し、まぶたの裏まで
完全に洗い流してください。でき
るだけ早く医師の診察を受けてく
ださい。
★ 必ず、専用のインクカートリッジ
をお使いください。
★ インクカートリッジや廃インクタ
ンクは、子供の手の届かない場所
に保管してください。
★ インクカートリッジのインクは、
詰め替えないでください。
インクを詰め替えて使用して生じ
た不具合について、弊社はいっさ
い責任を負いかねます。
分解・改造はしない
★ 本装置やインクカートリッジの分
解・改造は、絶対にしないでくだ
さい。
感電や故障の原因になります。
湿気の多い場所では使用しない
★ 湿気の多い場所の使用や、装置に
水をかけないでください。火災や
感電、故障の原因になります。
viii
にして、その後必ずプラグをコン
セントから抜いてください。煙が
出なくなるのを確認してから、販
売店または弊社営業所に修理をご
依頼ください。
お客様による修理は危険ですから
絶対におやめください。
電源・電圧について
★ 表示された電源仕様で使用してく
ださい。本装置を使用する電源電
圧にあわせて、電圧セレクタを切
り替えてください。
110V 位置 →本装置 100 ∼ 120V
220V 位置 →本装置 220 ∼ 240V
また、電源ケーブルのプラグは、
必ずアース処理したコンセントに
差し込んでください。
火災・感電の原因になります。
電源ケーブルの取り扱い
★ 付属の電源ケーブルを使用してく
ださい。
★ 電源ケーブルを傷つけたり、破損
したり、加工しないでください。
また、重い物をのせたり、加熱し
たり、ひっぱたりすると電源ケー
ブルが破損し、火災・感電の原因
になります。
安全にお使いいただくために
設置場所の注意
注意
直射日光が当たる場所
温度や湿度の変化が激しい場所
水平でない場所
振動が発生する場所
次の環境下でお使いください。
使用環境 :20 ∼ 35 ℃
35 ∼ 65 % (Rh)
エアコンなどの風が直接当たる場所
火を使う場所
ix
使用上のご注意
注意
ヒーターに注意
★ プラテン上に液体をかけないで
ください。ヒーターの故障や発
火の原因になります。
★ プラテンのヒーターが熱いうち
に素手で触らないください。火
傷の原因になります。
★ 本装置を移動する場合は、ヒー
ターの温度が十分下がった状態
で行ってください。
目安として、ヒーターの電源を
OFF にしてから 30 分以上お待
ちください。
なお、本装置の移動は、段差の
ない同一フロアー内とします。
移設の場合は、弊社営業所、ま
たは販売店にご連絡ください。
ホコリから守る
★ できるだけホコリの少ない部屋
で利用してください。悪環境下
では、リフレッシュレベルを2
または3に設定してください。
P.4-8
★ 作図しないときも必ずフロント
カバーは閉めておいてくださ
い。ホコリがヘッドノズルに付
着する原因になります。
★ 夜帰宅する際は、メディアを
ロールハンガーに掛けっぱなし
にしないでください。メディア
の上にホコリが付着してしまい
ます。
★ メディアは袋に入れて保管して
ください。メディアに付着した
ホコリを拭き取ると、静電気に
★ JV3 専用のインク以外は使用し
より逆効果になってします。
★ キャッピングステーション、お
ないでください。JV3 専用イン
ク以外のインクでは、装置保護
よびワイパの拭き掃除(ホコ
リ、紙粉)は、こまめに行って
専用インクをお使いください
のため、動作しません。
★ JV3 専用のインクは、他のプリ
ンターで使用しないでください。
プリンターが壊れます。
定期交換部品があります。
★ 本装置には、定期的に交換する
部品があります。保守契約が必
要となります。
ください。
★ 作図中に、突然インクの雫が
ヘッドからメディアに落ちるの
もホコリが原因です。この場合
は、ヘッドクリーニングを実行
してください。
P.2-23, 4-10
フロントカバーとレバーについて
★ 作図中にフロントカバーを開け
電源供給について
★ ブレーカーは常時 ON にしてお
いてください。
★ 背面にある主電源スイッチは
OFF にしないでください。
x
たり、レバーを上げたりしない
でください。作図が終了してし
まいます。
安全にお使いいただくために
注意
メディアについて
★ カールのきついメディアは、
カールを取り除いてから使用し
てください。
カールがきついと、画質に影響
を及ぼします。
★ カートリッジは、開封してから
3 カ月以内に使い切ってくださ
い。開封後、長時間経過したも
のは、作図品質が低下します。
★ 専用インク以外は使用できま
せん。
★ カートリッジ内のインクを詰め
キャスタのロック
★ 必ず、キャスタをロックしてか
ら作図してください。
ロックをしないで作図すると、
装置が動きだす場合があります。
替えないでください。
★ インクカートリッジを強くたた
いたり、激しく振り回さないで
ください。カートリッジからイ
ンクが漏れる場合があります。
★ インクカートリッジの基板接点
部分は、手で触れたり、汚した
りしないでください。基板の故
障の原因になります。
警告ラベルについて
★ 本装置には、2種類の警告ラ
ベルが貼ってあります。警告
ラベルの内容を十分理解して
ください。
なお、警告ラベルが汚れて読め
インクカートリッジについて
★ カートリッジを寒い所から暖か
なくなったり剥がれた場合は、
新しい警告ラベルを販売店、ま
い所に移した場合は、3時間以
上室温環境下に放置してから使
たは弊社営業所にてお買い求め
ください。
用してください。
★ カートリッジは、取付直前に開
封してください。
開封した状態で長時間放置して
おくと、正常に作図できない場
合があります。
★ カートリッジは、冷暗所で保存
してください。
xi
目次
ご注意 ............................................................................................................... i
電波障害自主規制 ........................................................................................... ii
テレビ/ラジオの受信障害について ............................................................. ii
はじめに ......................................................................................................... iii
取扱説明書について ....................................................................................... iii
本装置のご紹介 ............................................................................................. iv
安全にお使いいただくために ...................................................................... vi
マーク表示について ....................................................................................... vi
設置場所の注意 ............................................................................................... ix
使用上のご注意 ................................................................................................ x
本書の読み方 ............................................................................................... xvi
ディスプレイとキーの表記 ......................................................................... xvi
本書の構成 ................................................................................................... xvii
1章
ご使用の前に
設置場所について ...................................................................................... 1-2
本装置の移動 ............................................................................................... 1-3
各部の名称とはたらき .............................................................................. 1-4
装置前面 ...................................................................................................... 1-4
装置背面 ...................................................................................................... 1-5
操作パネル .................................................................................................. 1-6
ヒーターパネル ........................................................................................... 1-7
キャリッジ .................................................................................................. 1-8
ヒーター ...................................................................................................... 1-8
キャッピングステーション ....................................................................... 1-9
ピンチローラーとフィードローラー ........................................................ 1-9
メディアセンサー .................................................................................... 1-10
カッター刃とカットライン .................................................................... 1-10
インクの取り扱い上のご注意 ........................................................... 1-11
メディアについて ................................................................................... 1-12
メディアの取り扱い注意 ........................................................................ 1-12
使用可能メディア .................................................................................... 1-13
推奨メディアの種類 ................................................................................ 1-13
モードについて ...................................................................................... 1-14
xii
目次
2章
作業の流れ
作業の流れ ................................................................................................. 2-2
電源をオンにする ...................................................................................... 2-3
フロントカバーについて .......................................................................... 2-4
フロントカバーの開閉について ................................................................ 2-4
インクステーションとヘッドの関係 ....................................................... 2-5
ヘッドの高さを調整する .......................................................................... 2-6
メディアのセット ...................................................................................... 2-8
ロールホルダーの取り付け ....................................................................... 2-8
ロールメディアのセット ........................................................................ 2-10
巻き取り装置の使い方 ............................................................................ 2-16
リーフメディアをセットする ................................................................. 2-17
ヒーターの温度調整 ............................................................................... 2-20
ヒーターに異常がある場合 .................................................................... 2-22
ノズル詰まりの確認/解消 ................................................................... 2-23
メディアの送り量を補正する [メディアホセイ] ............................................ 2-25
作図中にメディアの送り量を補正する ................................................ 2-27
画像データを作図する ........................................................................... 2-28
作図を開始する ........................................................................................ 2-28
作図を中止する ........................................................................................ 2-29
作図が終了したら .................................................................................... 2-29
インク残量が少なくなったら ............................................................... 2-30
カートリッジ異常が発生したら ........................................................... 2-31
電源をオフにする ................................................................................... 2-32
3 章 日常のお手入れ
日常のお手入れ ......................................................................................... 3-2
お手入れ上のご注意 ................................................................................... 3-2
外装のお手入れ ........................................................................................... 3-3
プラテンの清掃 ........................................................................................... 3-3
メディアセンサーの清掃 ........................................................................... 3-3
ワイパとキャップのクリーニング .......................................................... 3-4
xiii
洗浄キットでクリーニングする .............................................................. 3-6
廃インクタンクのインクが溜まったら ................................................... 3-8
4章
設定機能について
メニューの基本操作 .................................................................................. 4-2
設定機能について ...................................................................................... 4-4
タイプの登録 ............................................................................................... 4-4
設定機能一覧 ............................................................................................... 4-5
ヒーター適温設定について ................................................................... 4-11
排気ファンの設定 ................................................................................... 4-12
作図範囲について ................................................................................... 4-13
作図原点を設定する ............................................................................... 4-14
原点設定位置の目安 ................................................................................ 4-14
5章
メンテナンス機能
メンテナンスについて .............................................................................. 5-2
メンテナンス機能の導入 ........................................................................... 5-2
設定機能一覧 ............................................................................................... 5-3
ステーション内の清掃[ステーションメンテ]-[キャリッジアウト] .................................... 5-4
ワイパ交換のメッセージを表示したら[ステーションメンテ]-[ワイパコウカン] ........... 5-5
作図中のワイピング動作の設定[テイキ ワイピング] ....................................... 5-7
メディアの厚みが変わったら[ドットイチホセイ] .............................................. 5-9
ヘッドクリーニングでもノズル詰まりが復旧しない場合 ................. 5-11
[インクジュウテン] .................................................................................. 5-11
[センジョウ] ............................................................................................. 5-11
インク排出路の洗浄について[ハイロ センジョウ] .......................................... 5-13
スリープクリーニングについて [スリープCLEAN] ............................... 5-15
長期間使用しない場合[ホカン センジョウ] ..................................................... 5-16
設定条件を印刷する[リスト] ...................................................................... 5-18
HEX コードで印刷する[データダンプ]...................................................... 5-19
xiv
目次
ワイパ寿命の警告表示[ワイパレベル] ........................................................ 5-20
時刻を設定する[ジコクセッテイ] .................................................................... 5-21
本装置の情報を表示する[マシンジョウホウ] ................................................... 5-22
カッター刃の交換 ................................................................................... 5-23
6章
困ったときは
故障?と思う前に ...................................................................................... 6-2
電源が入らない ........................................................................................... 6-2
作図できない ............................................................................................... 6-2
メディア詰まり / メディアが汚れる ........................................................ 6-3
[HEAT]ランプ ,[CONSTANT]ランプが点灯しない .............................. 6-3
画質不良が発生した場合は ...................................................................... 6-4
白スジ/カスレ / 色の濃いスジが発生する(ヘッド移動方向)............ 6-4
文字が用紙送り方向に 2 重、3 重にブレる ............................................ 6-4
往復印字でズレが発生する ....................................................................... 6-4
色ごとにインクが重ならない .................................................................... 6-4
作図中にインク滴が落ちる ....................................................................... 6-4
メッセージを表示するトラブル .............................................................. 6-5
ワーニングエラー ....................................................................................... 6-5
エラーメッセージ ....................................................................................... 6-8
付録
本体仕様 ............................................................................................... 付録 -2
インク仕様 ........................................................................................... 付録 -4
警告ラベルについて ............................................................................ 付録 -5
お問い合わせシート ............................................................................ 付録 -6
機能フローチャート ............................................................................ 付録 -7
索引
xv
本書の読み方
ディスプレイとキーの表記
本取扱説明書では、操作手順と合わせて操作パネルの「ディスプレイ」に表示する文字や、
使用するキーを説明しています。 P.1-6
使用中に確認しながら、操作を進めてください。
ディスプレイ表記
ディスプレイの表記は、右の図の様に四角い枠の中に、
表示する内容を文字表記します。
操作手順の説明文に合わせて、確認しながら操作を
進めます。
ディスプレイに表示する設定項目やメッセージを、
文章中では[タイプ1]、[シバラク オマチクダサイ]の
様に[ ]を使用して説明しています。
操作キー
本取扱説明書では、操作キーを文章中で【カッコ】
を使用して説明しています。
【▲】【▼】はジョグキーを意味します。
その他の操作キーは、【FUNCTION】の様に操作
キーの名称を【 】の中に表記します。
P.1-6
xvi
FUNCTION セッテイ
セッテイ
センタク
<ENT>
:タイプ
本書の読み方
本書の構成
本書は、7 つの章に分けて本装置の取り扱いの説明をしています。
はじめに
本装置をご使用になる前に、ご理解していただきたいことや、
本書の読み方を説明しています。
は
じ
め
に
1 章 ご使用の前に
本装置の各部の名称とはたらき、インクやメディアについて説
明します。
1
2 章 作業の流れ
電源の ON から印刷を終了するまでの一連の動作、設定につい
て説明します。
2
3 章 日常のお手入れ
インクが詰まった際の復旧方法や各部の清掃方法について説明し
ます。
3
4 章 設定機能について
設定機能について説明します。
4
5 章 メンテナンス機能
メンテナンス機能、ワイパやカッター刃などの消耗品の交換方法
などについて説明します。
5
6 章 困ったときは
本装置になんらかの異常が発生した場合のトラブルの解消方法
について説明します。
付録
本装置の仕様、お問い合わせシート、機能フローチャートをの
せています。
6
付
録
xvii
xviii
1章
ご使用の前に
本装置の各部の名称、メディアやインクについて説明します。
1
本章の内容
ご
使
用
の
前
に
設置場所について ...................................................................................... 1-2
本装置の移動 ............................................................................................... 1-3
各部の名称とはたらき .............................................................................. 1-4
装置前面 ...................................................................................................... 1-4
装置背面 ...................................................................................................... 1-5
操作パネル .................................................................................................. 1-6
ヒーターパネル ........................................................................................... 1-7
キャリッジ .................................................................................................. 1-8
ヒーター ...................................................................................................... 1-8
キャッピングステーション ....................................................................... 1-9
ピンチローラーとフィードローラー ........................................................ 1-9
メディアセンサー .................................................................................... 1-10
カッター刃とカットライン .................................................................... 1-10
インクの取り扱い上のご注意 ........................................................... 1-11
メディアについて ................................................................................... 1-12
メディアの取り扱い注意 ........................................................................ 1-12
使用可能メディア .................................................................................... 1-13
推奨メディアの種類 ................................................................................ 1-13
モードについて ...................................................................................... 1-14
1-1
設置場所について
本装置を組み立てる前に、設置するスペースを確保してください。
本体の大きさと作図のために必要なスペースを考慮して設置します。
横幅
縦幅
高さ
全体重量
2210 mm
640 mm
1210 mm
145 kg 以上
2470 mm
640 mm
1210 mm
155 kg 以上
500 mm
1000 mm
500 mm
3210 mm (JV3-130S)
3470 mm (JV3-160S)
使用環境温度
本装置は安定したプリントを行うために、20 ∼ 35℃の環境でご使用ください。
周囲の温度条件により、ヒーター温度が設定値まで上昇しない場合があります。
1-2
2640 mm
1000 mm
機種
JV3-130S
JV3-160S
設置場所について
本装置の移動
★ 本装置の移設の際は、弊社営業所または販売店までご連絡ください。
お客様が本装置の移設を行うと、故障や破損の原因になることがあります。
本装置の移設は、必ず専門の担当者におまかせください。
本装置をやむを得ず、段差のない同一フロアー内で移動する場合は、下記のよう行ってくだ
さい。
移動するときは、キャスタのロックを解除してください。
1
★ 移動する時は、大きな振動を与えないでください。
★ 移動後は、必ずキャスタをロックしてください。
ご
使
用
の
前
に
移動方法
本装置を移動するときは、2 人以上で図のように
運んでください。
カバーを押すと割れる場合があります。
キャスタのロック
装置を移動するときは、ストッパを上げてロック
を解除してください。
脚のキャスタには、ストッパが付いています。
本装置を設置するときは、ストッパを下げてキャ
スタをロックします。
解除
ロック
1-3
各部の名称とはたらき
装置前面
13
1
12
2
3
4
14
5
6
7
11
8
9
10
名 称
1-4
1
フロントカバー
2
3
キャリッジ
操作パネル
4
5
6
キャッピングステーション
クランプレバー(前)
ヒーター操作パネル
7
電源スイッチ
8
9
廃インクタンク
脚
10
11
巻き取り装置
電圧セレクタスイッチ(2 個)
12
プラテン
13
14
プリントヒーター
フロント排気ユニット
はたらき
メディアのセット、メディア詰まりの処置およびステーション内部
のメンテナンス時に開けます。電源スイッチがオフの場合でも、フ
ロントカバーは閉じておいてください。インク詰まり防止のための
動作を行います。
印字を行うヘッドがあり、左右にスキャンします。
本装置に必要な設定を行う操作キーや、操作項目を表示するディス
プレイがあるパネルです。
ヘッドにキャッピングするキャップやワイパ等があります。
ピンチローラを上下して、メディアを保持 / 解放します。
ヒーターの電源スイッチとヒーターのコンディションを示す LED
ランプがあります。
本装置の電源をオン / オフします。電源スイッチをオンにすると操
作パネル上の POWER ランプが緑色に点灯します。主電源スイッ
チをオンにしていれば、電源スイッチをオフにしても定期的にイン
ク詰まり防止動作を行います。(フラッシング機能)
廃インクを溜めるタンクです。
本体を支える部分です。本装置を移動するためのキャスタが付いて
います。
作図終了後のロールメディアを自動で巻き取ります。
本装置を使用する電源電圧に合わせて、100 ∼ 120V と 220 ∼
240V を切り替えます。
プラテンに沿って、用紙を出力します。
プラテン内の2カ所にヒーターが内蔵されています。
印字中のインクの定着と乾燥を行います。
(プラテンの内側にあります。)
作図後のメディアから発生する臭気等を屋外に排気します。
各部の名称とはたらき
装置背面
10
11
1
2
3
4
2
5
1
6
3
ご
使
用
の
前
に
9
7
8
名 称
1
2
3
4
5
6
リア排気ダクト
インクステーション
インクカートリッジ
パラレルコネクタ
IEEE1394 コネクタ
メディア置きバー
7
ロールホルダー
8
9
AC インレット
主電源スイッチ
はたらき
作図中の臭気等を屋外へ排気します。
専用のインクカートリッジをセットします。
各色のインクが入っています。
双方向パラレルインターフェースコネクタです。
(IEEE1284 準拠)
400Mbps の IEEE1394 に準拠したインターフェースです。
ロール紙を取り付けるときに、ロール紙をのせてセットしやすくす
るためのバーです。
ロール紙の紙管の左右に入れて、ロール紙を保持します。2インチ
と3インチの紙管に対応しています。ロールホルダーの取り付け位
置を3段階に変更できます。メディアにプリヒーターの予熱を長く
かける場合は、一番下の位置に取り付けてください。
10
11
クランプレバー(後)
プリヒーター
P.2-8
電源ケーブルを接続します。
本装置の主電源をオン / オフします。インク詰まり防止のため、常
に主電源はオンにしてください。
本装置前面にあるクランプレバーと連動しています。
プリント前のメディアに予熱をかけます。
(プラテンの内側にあります。)
1-5
操作パネル
操作パネルは、作画方法の設定、各種操作に使用します。
ディスプレイ
本装置の状態、設定項目、エ
ラーなどを表示します。
ジョグキー
【
】
【
POWER ランプ
】
【 】
【 】
本装置の電源をオンにすると、
《ローカルモード》での
ヘッドやメディアの移動、
点灯します。
作図条件の項目選択に使
用します。
【HEATER
】キー
HEATER】
【DATA CLEAR
】キー
CLEAR】
プリントヒーター、プリ
ヒーターの温度を設定し
本装置が受信したデータを
消去します。
ます。現在のプラテンの
温度も確認できます。
【REMOTE
】キー
REMOTE】
【FUNCTION
】キー
FUNCTION】
《ローカルモード》と《リモー
トモード》を切り替えます。
各種機能設定メニューに
入ります。
【ENTER
】キー
ENTER】
【END
】キー
END】
直前に入力した設定の
キャンセルや、設定メ
【 TEST & CLEANING
】 キー
CLEANING】
ニューを 1 つ前の階層に
戻す場合に使用します。
インク詰まり確認用のテストパターンを
作図します。また、インク詰まりを起こ
している場合のヘッドのクリーニングを
1段下の階層メニューに移動す
る場合や、設定値の確定に使用
します。
実行します。
ジョグキーのはたらき
ジョグキーは、使用するタイミングにより機能が異なります。
メディア検出前
1-6
メディア検出後
メディア幅を検出します。
キャリッジを左へ移動
します。
メディア幅とメディア長を
検出します。
キャリッジを右へ移動
します。
機能選択時 設定の選択時
メディアを奥へ移動します。 1 つ前の機能に戻ります。
1 つ前の値を選択します。
メディアを手前に移動
します。
次の値を選択します。
次の機能に移ります。
各部の名称とはたらき
ヒーターパネル
プラテンには、プリントヒーターとプリヒーターが内蔵されています。
ヒーターの電源オフ / オン、および各ヒーターの状態を LED ランプで表示します。
本装置の電源スイッチをオフにすると、ヒーターの電源もオフになります。
1
ご
使
用
の
前
に
ヒーター用の電源スイッチ
ヒーターの電源をオン / オフし
HEAT ランプ
CONSTANT ランプ
プリントヒーターの加熱中は、
オレンジ色に点灯します。
プリントヒーターの温度が設定値
ます。
まで達すると緑色に点灯します。
HEAT ランプ
CONSTANT ランプ
プリヒーターの加熱中は、
オレンジ色に点灯します。
プリヒーターの温度が設定値まで
達すると緑色に点灯します。
● CONSTANT ランプ点灯中に HEAT ランプが消灯することがあります。
これはヒーターの温度が設定温度に達したため、加熱を中断しているた
めです。異常ではありません。
1-7
キャリッジ
キャリッジには、作図用のインクヘッドや、メディアカット用のカッターユニットなどが付
いています。
また、メディアの厚さに合わせて、ヘッドの高さを2段階に調整するレバーが付いています。
高さ調整レバー
カッターユニット
ヒーター
プラテンにはプリントヒーターとプリヒーターが内蔵されています。
プリヒーターは、印字前のメディアを予熱し、プリント部での急激な温度変化を抑えます。
プリントヒーターは、印字する際の画像品質を上げ、印刷後のインクを乾燥させます。
★ ヒーターの加熱中は、プラテンが高温になっています。フロントカバー
を開ける際やメディアを交換する際は、ヒーターの温度を下げ、プラテ
ンの温度が十分下がってから行ってください。火傷の原因になります。
★ 薄手のメディアに交換する際は、ヒーターの温度を下げてプラテンの温
度が十分下がってから行ってください。プラテンが高温の状態で行うと、
メディアがプラテンに貼り付いたり、シワやカールの原因になります。
1-8
各部の名称とはたらき
キャッピングステーション
★ キャッピングステーション内をクリーニングする場合は、必ず付属の
ゴーグルを着用してください。目にインクが入る危険があります。
キャッピングステーションは、インクキャップやヘッドのメンテナンスに必要なワイパなど
で構成されています。
インクキャップは、インクヘッドのノズル乾きを防ぎます。
ワイパは、ヘッドのクリーニングに使用します。
ワイパは、消耗品です。ワイパが変形したりメディアが汚れる場合は、新しいワイパに交換
してください。
1
ご
使
用
の
前
に
ワイパ
インクキャップ
ピンチローラーとフィードローラー
★ 本装置を使わない時は、ピンチローラーを上げた状態にしておいてくだ
さい。
ピンチローラーを下げたまま長時間放置しておくと、ピンチローラが変
形し、メディアを確実に保持できなくなる場合があります。
本装置は、「ピンチローラー」と「フィードローラー」でメディアを保持し、作図時にメディ
アを前側に送り出します。
ピンチローラー
フィードローラー
1-9
メディアセンサー
メディアセンサーは、メディアの有無とメディア長を検出します。
プラテン上にメディアセンサーが 1 箇所あります。
★ メディアは、必ずプラテン後部側のメディアセンサーを覆い隠すように
セットしてください。センサー上にメディアがないと、メディア検出を
実行できません。
メディアセンサー
カッター刃とカットライン
キャリッジにはメディアをカットするカッターユニットが付いています。
プラテンのカットラインに沿ってメディアをカットします。
P.2-29 手動裁断、P.4-7 自動裁断
カッター刃
カットライン
カットライン
1-10
インクの取り扱い上のご注意 ★ インクには有機溶剤を使用しております。皮膚に付着した場合は、直ち
に石けん水で洗った後、水で十分に洗い流してください。
万一、インクが目に入った場合は、直ちに大量の清浄な流水で 15 分 以
上洗い流し、まぶたの裏まで完全に洗い流してください。できるだけ早
く医師の診察を受けてください。
★ インクカートリッジは分解しないでください。
★ インクカートリッジを強く振らないでください。強く振ったり、振り回
したりすると、カートリッジからインクがもれることがあります。
1
★ インクカートリッジのインクを詰め替えないでください。故障の原因に
なります。また、インクを詰め替えて使用したことによって生じた不具
合について、弊社はいっさい責任を負いかねます。
ご
使
用
の
前
に
★ 本装置には専用のインクカートリッジをお使い下さい。本装置は、専用
のインクカートリッジを認識して動作します。インクカートリッジ等の
改造により故障した場合は、保証期間内であっても保証の対象外になり
ます。
★ インクカートリッジを寒い所から暖かい所に移した場合は、3時間以上、
室温環境下に放置してから使用してください。
★ インクカートリッジは開封してから 3 カ月以内に使い切ってください。
開封後、長時間経過したものは作図品質が低下します。
★ インクカートリッジは冷暗所で保存してください。
★ インクカートリッジは、子供の手の届かない場所に保管してください。
★ 空になったインクカートリッジは、産業廃棄物の処理業者に処理を依頼
してください。
★ インクカートリッジの基板接点部分は、手で触れたり汚したりしないで
ください。基板の故障の原因になります。
1-11
メディアについて
メディアの取り扱い注意
メディアの取り扱いについて、次の点にご注意ください。
★ 推奨メディアをお使いください
安定した高画質で作図するには、弊社推奨のメディアをお使いください。
★ メディアの特性に合わせたヒーター温度設定
メディアの種類や特性に合わせて、プリヒーターおよびプリントヒー
ターの温度を設定してください。また、専用 RIP からプロファイル指定
により自動温度設定を操作パネルから 指定する方法があります。
★ メディアの伸縮
包装を開けて間もないメディアは、使用しないでください。
室内の温度や湿度によって、メディアが伸縮する場合があります。
包装を開けて、使用する場所で 30 分以上さらしてから装置に取り付け
てください。
★ カールしたメディア
カールしたメディアは使用しないでください。紙詰まりの原因になります。
コーティングした定型サイズ紙をまるめて保管する場合は、コーティン
グ面が外側になるようにしてください。
1-12
メディアについて
使用可能メディア
使用可能メディアは、ロールとリーフです。
本装置で使用可能なメディアの種類とサイズを説明します。
推奨メディアの種類
ターポリン
FF(Flexibile Face)
耐候塩ビシート
1
使用可能メディアサイズ
ご
使
用
の
前
に
使用可能メディアサイズは、JV3 の機種により異なります。
ご使用の機種について参照してください。
最大幅
JV3-130S
JV3-160S
1371 mm
1620 mm
最小幅
210 mm
*1
最大作図範囲
ロ
ー
ル
1361 mm
厚さ
1610 mm
1.0 mm 以下
ロール外形
φ 180 mm 以下
ロール重量
25 kg 以下
ただしロールの左右を保持した時、ロールにタワミがないこと
紙管内径
2 インチまたは 3 インチ
作図面
ロール外側面
巻終わり処理
リ
ー
フ
最大幅
紙管にテープ止めまたは弱粘着
1371 mm
最小幅
最大作図範囲* 1
*1
1620 mm
210 mm
1361 mm
1610 mm
ただし、高速スキャンモードでは、最大作図範囲が短くなります。
JV3-130S : 1321 mm
JV3-160S : 1570 mm
1-13
モードについて
本装置には、次の4つのモードがあります。
各モードについて説明します。
ノットレディモード
メディア検出する前のモードです。【REMOTE】キー以外のキーが有効です。
ローカルモード
メディア検出後のモードです。
全てのキーが有効です。
コンピュータからのデータを受信できます。ただし、作図は行いません。
ローカルモードでは以下の操作が可能です。
1. ジョグキーを押してメディア検出や原点を設定します。
2.【TEST & CLEANING】キーを押してテスト作図とヘッドクリーングを行います。
3.【DATA CLEAR】キーを押して、受信した作図データを消去します。
4.【FUNCTION】キーを押して、各種機能を設定します。
5.【HEATER】キーを押して、ヒーターの温度を設定します。
リモートモード
受信したデータを作図します。
作図中に、【REMOTE】キーを押すと一時停止します。
ファンクションモード
ローカルモード時に、【FUNCTION】キーを押すとファンクションモードになります。各
ファンクション機能の設定を行います。
1-14
2章
作業の流れ
作図を行うために必要な操作、および設定方法について説明します。
本章の内容
2
作業の流れ ................................................................................................. 2-2
電源をオンにする ...................................................................................... 2-3
フロントカバーについて .......................................................................... 2-4
作
業
の
流
れ
フロントカバーの開閉について ................................................................ 2-4
インクステーションとヘッドの関係 ....................................................... 2-5
ヘッドの高さを調整する .......................................................................... 2-6
メディアのセット ...................................................................................... 2-8
ロールホルダーの取り付け ....................................................................... 2-8
ロールメディアのセット ........................................................................ 2-10
巻き取り装置の使い方 ............................................................................ 2-16
リーフメディアをセットする ................................................................. 2-17
ヒーターの温度調整 ............................................................................... 2-20
ヒーターに異常がある場合 .................................................................... 2-22
ノズル詰まりの確認/解消 ................................................................... 2-23
メディアの送り量を補正する [メディアホセイ] ............................................ 2-25
作図中にメディアの送り量を補正する ................................................ 2-27
画像データを作図する ........................................................................... 2-28
作図を開始する ........................................................................................ 2-28
作図を中止する ........................................................................................ 2-29
作図が終了したら .................................................................................... 2-29
インク残量が少なくなったら ............................................................... 2-30
カートリッジ異常が発生したら ........................................................... 2-31
電源をオフにする ................................................................................... 2-32
2-1
作業の流れ
電源のオンから印刷が終了するまでの作業の流れです。
各項目の詳細説明は、参照ページをご覧ください。
電源スイッチをオン
P. 2-3
ヘッド高さの確認
P. 2-6
メディアをセット
P. 2-8
ヒーターの電源をオン
P. 2-20
温度の設定
2-2
テスト作図の実行
P. 2-23
メディア補正の調整
P. 2-25
作図開始
P. 2-28
電源スイッチをオフ
P. 2-32
電源をオンにする
本装置には、2つの電源スイッチがあります。
主電源スイッチ : 本装置の背面にあります。通常はオンにしておきます。主電源をオフに
したまま放置すると、ヘッドのノズルが目詰まりを起こす原因になりま
す。症状によっては、復旧が困難になる場合があります。
★ 電源スイッチがオフの状態で、主電源スイッチをオンにした時、ノ
ズル詰まり防止機能が動作することがあります。動作終了後、自動
的に電源が切れます。
電源スイッチ
: 本装置の前面にあります。通常はこのスイッチを使用してください。
1回押すと本装置の電源がオンになります。もう一度押すと、電源がオ
フになります。電源スイッチがオフになっていても、定期的に電源がオ
ンになりノズル詰まり防止機能が動作します。
① 本装置の電源を入れます。
本装置前面にある電源スイッチを1回押します。
2
★ フロントカバーが閉じていることを確
認してください。
フロントカバーが開いていると初期動
作を行いません。
作
業
の
流
れ
電源をオンにすると[BOOT]を表示し、続けて
ファームウェアのバージョンを表示します。
BOOT
V*.**
② [シバラク オマチクダサイ]の表示を点滅します。
初期動作を実行します。
シバラク オマチクダサイ
③ ローカルモードになります。
<ローカル>
すでにメディアをセットしてある場合は、メディア
選択の表示をします。
④ 接続してあるコンピュータの電源をオンにしま
す。
メディア センタク
ロール<
>リーフ
2-3
フロントカバーについて
フロントカバーの開閉について
★ 作図中にフロントカバーを開けないでください。作図中にフロントカ
バーを開けると、画像の作図が中断され、継続できなくなります。
★ フロントカバーは、取っ手を持って開閉してください。樹脂面を持って開
閉すると破損の原因になります。
作図中にフロントカバーを開けると、安全のためキャリッジが停止し、本装置の作図動作が
止まります。
この場合、次の操作手順で本装置、およびコンピュータを再起動してください。
① 作図中にフロントカバーを開けると、メッセージ
を表示します。
カバーヲ シメテクダサイ
作図を停止します。
② コンピュータからのデータ送信を停止します。
③ フロントカバーを閉めます。
( COVER OPEN )
<ENT>ヲ オシテクダサイ
④【ENTER】キーを 1 回押します。
ショキカチュウ
シバラク オマチクダサイ
⑤ キャリッジが動き始めます。
本装置の電源をオンにした時と同じ初期動作をしま
す。 2-4
P.2-3
インクステーションとヘッドの関係
キャリッジには、3つのヘッドを搭載しています。
1つのヘッドには、2列のノズルを配置しています。1列のノズルに対して1色のインクが
対応しています。
ヘッドのノズル詰まりのチェックや、インクエンドとなったカートリッジの交換、インクを
充填する場合の対応関係にご使用ください。
イエロー ライトマゼンタ ライトシアン
ブラック マゼンタ シアン
上面
2
正面側
作
業
の
流
れ
ヘッド1 ヘッド2 ヘッド3
ブラック マゼンタ シアン イエロー ライトマゼンタ ライトシアン
2-5
ヘッドの高さを調整する
使用するメディアの厚みに応じて、ヘッドの高さを上下 2 段階に調整できます。
紙やフィルム等の薄物から、0.5 mm 厚のターポリンなどの素材にまで作図できます。
★ メディアをセットする前に、ヘッドの高さを調整してください。
ヘッドの高さが「薄い」にセットしてある場合、厚いメディアをセット
してから高さ調整をすると、ジャムやヘッドを破損する原因になります。
★ 高さ調整レバーは、上か下のどちらかに確実にセットしてください。
ヘッドの高さを調整しないで厚いメディアを使用すると、作図品質が悪
くなるばかりでなく、ヘッドが故障する場合があります。
★ 作図方向を[ソウホウコウ]に設定して使用する場合は、ヘッドの高さを調
整した後に、メンテナンス機能の[ドットイチホセイ]を行ってください。
P.5-9
★ 調整したヘッド高さに合わせて設定機能の[ヘッドタカサ]
(タカイ / ヒク
イ)を設定してください。
メディア
P.4-10
高さ調整レバー
光沢塩ビ
Thin
薄い
ターポリン
FF
Thick
厚い
★ メディアの材質により、ヘッドに
ホコリが付着しやすい場合や、イ
ンクこすれが発生する場合、レ
バーを「厚い(Thick)」にセットし
ます。
2-6
ヘッドの高さを調整する
操作手順
① キャリッジをプラテン上に移動します。
電源 ON 時: メンテナンス機能の「ステーション
メンテ - キャリッジアウト」を実行
します。 P.5-4
電源 OFF 時: 正面カバーを開けて、手でキャリッ
ジを動かします。
② ヘッド正面にある 2ヶのネジをコイン等で 1
回転程度、緩めます。
2
作
業
の
流
れ
③ 高さ調整レバーをメディアに応じて調整しま
す。
★ 高さ調整レバーは、必ず上か下に設定
してください。中間に設定すると、作
図異常をおこします。
④ 高さ調整レバーを押さえたまま、2ヶのネジを
締めます。
★ 高さ調整レバーを押さえないでネジを
締めると、正常な位置にヘッドを固定
できません。
★ ネジは緩まないように確実に締めてく
ださい。
⑤ キャリッジをステーションに戻します。
2-7
メディアのセット
本装置では、ロールメディアとリーフメディアが使用できます。
メディアは、弊社推奨のメディアをお使いください。
★ 透明なメディアをセットすると、ディスプレイに次のメッセージを表示
し、メディアを検出できない場合があります。
ERROR 50
メディアケンシュツ
★ メディアに直射日光が当たっていると、正しくメディア幅を検出できな
い場合があります。
★ 作図済みのメディアは使用しないでください。インクがピンチローラー
に付着し、メディアが汚れたり、メディア検出できない場合があります。
★ カールがきついメディアや内巻きのメディアは、メディアがプラテンに
沿うように巻きくせをなおしてからご使用ください。
ロールホルダーの取り付け
★ ロールホルダーの取り付けは、2人で行ってください。
ロールホルダーは、3段階の高さに取り付け位置を設定できます。
メディアによって、ヒーターに接している時間を短くするか長くするかによって、ロールホ
ルダーの取り付け位置を変更します。
ヒーターに接している時間を短くするためには、ロールホルダーを一番上の位置に取り付け
てください。
ヒーターに接している時間を長くするためには、ロールホルダーを一番下の位置に取り付け
てください。
一番上と一番下の位置に取り付けた場合は、メディアをセットする際にロックピンを使用す
る必要があります。
P.2-15
① ロールブラケットのネジ(左右2個づつ)を外
し、ロール Assy を外します。
2-8
メディアのセット
② 8個のネジを外し、ロールガイドレール(ロン
グ)を外します。
③ 4個のネジを外し、ロールガイドレール
(ショート)を外します。
2
作
業
の
流
れ
④ 外したときと逆の手順で別の位置に、
ロールガ
イドレール(ショート、ロング)を取り付けま
す。
⑤ ロール Assy を取り付けます。
ロールベースの先端のコの字部分が、ロールガイド
レールにはまるように取り付けてください。
2-9
ロールメディアのセット
本装置にロールメディアを取り付けます。
★ ロール紙は重いので、足などに落とさないように注意してください。
① 本装置背面のクランプレバーを引き上げます。
ロールホルダーを一番上または一番下に取り付けた
場合は、ロックピンを使用する必要があります。
P.2-15
② 左側のホルダー手前のネジを緩めます。
③ ロールホルダーの位置を決めます。
ロールメディアの紙管の内径は、2 インチと 3 イ
ンチの 2 種類の大きさがあります。
ロールホルダーを「Roll holder set」シールの表
示に合わせ、ネジを締めます。
④ 左側のホルダーにロールメディアの紙管を差し
込みます。
ロールメディアの紙管が動かなくなるまで、奥に差
し込んでください。
⑤ 右側のロールホルダーのネジを緩めます。
ロールメディアの幅に合わせて、ロールホルダーの
位置を調整します。
● ロールメディアをメディア置きバーの
上に置きながらセットすると、メディ
アの扱いが容易になります。
2-10
メディアのセット
⑥ ロールメディアの紙管に、右側のロールホル
ダーを入れます。
紙管の奥までロールホルダーを差し込んだら、ネジで
固定します。
2
⑦ ロールメディアを本装置の背面から、
プラテン
の先端まで届く長さまで引き出します。
作
業
の
流
れ
⑧ 引き出したロールメディアをプラテンとピンチ
ローラーの間に差し込み、
メディアを本装置の
前面に引き出します。
2-11
⑨ 後ろのクランプレバーを押します。
前面のクランプレバーが下がり、メディアを保持し
ます。(仮セットします。)
⑩ フロントカバーを開けて、
本装置の前面のクラ
ンプレバーを引き上げます。
⑪ ロールメディアを静かに引き出し、
軽くロック
がかかる位置で止めます。
2-12
メディアのセット
★ メディアを使用する場合、右端のピン
チローラーより右側にメディアが出な
いようにセットしてください。
2
⑫ ロールメディアの左右の先端を均等に引っ張
り、クランプレバーを下げます。
ロールホルダーが、一番上または一番下に取り付け
てある場合は、ロックピンを使用します。
作
業
の
流
れ
P.2-15
⑬ 巻き取り装置に空の紙管をセットします。
2-13
⑭ フロントカバーを閉じ、
【ENTER】キーを押し
ます。メディア幅を検出します。
ジョグキー【▼】を押して、メディアを巻き取り装
置の紙管の位置までフィードします。
⑬ メディアを空の紙管に粘着テープで固定しま
す。
● ロールホルダーからプラテンに入るま
での間のロール紙に、不均一なテン
ションによるタワミ、シワが無いかを
確認します。
ロールメディアを左右均等に引っ張っ
た状態で、クランプしてください。
● 使用するロールメディアの幅が広いと、
作図中にメディアの端が浮いてきます。
「メディア押え」を使用して、メディ
ア端を押さえておくと、メディアの浮き
を防止して、メディアがよれることな
く作図できます。
★ 厚みのあるメディアを使用する場合は、
「メディア押え」をメディアから外し
て作図してください。
2-14
メディアのセット
ロックピンの操作方法
ロールホルダーに付いているロックピンは、ロールホルダーを一番上または一番下に取り付
けた時に使用します。
★ ロックピンは必ずメディアをプラテン上まで引き出してから使用してく
ださい。ロックが一度解除されると、再セットが必要になります。
① ロールホルダーのレバーを手前に倒します。
2
作
業
の
流
れ
② ロックピンを押し、レバーを放します。
2-15
巻き取り装置の使い方
巻き取り装置には、メディアの巻き取り方向や巻き取りのオフを設定するスイッチがあります。
スイッチ
REVERSE
: 作図面を内側にして巻き取ります。
OFF
: 巻き取りを行いません。
FORWARD : 作図面を外側にして巻き取ります。
トルクリミッタ
トルクリミッタを調節をする
巻き取り装置には、トルクリミッタが付いています。
トルクリミッタを調整して、巻き取りの強さを変更することができます。
(工場出荷時は、トルクリミッタを最も強く設定してあります。
)
薄いメディアを使い、、テンションが強すぎる時はトルクリミッタの調節を弱めてください。
● 時計回り
:テンションが強くなる(ターポリン等の重量のある厚いメディア)
● 反時計回り :テンションが弱くなる(軽いメディア)
★ トルクリミッタの調節が弱すぎると、メディアを確実に巻き取ることが
できません。またトルクリミッタの調節が強すぎると、メディアによって
はたるんでしまい、画質に影響する場合があります。
2-16
メディアのセット
リーフメディアをセットする
リーフメディアは、ロールメディアと異なりメディアをロールホルダーに固定する必要はあ
りません。
★ リーフメディアを使用する場合は、メディアが曲がってセットされない
ように注意してください。
① フロントカバーを開けます。
2
作
業
の
流
れ
② クランプレバーを上げます。
③ リーフメディアをピンチローラーとプラテンの
間に差し込みます。
2-17
★ リーフメディアを使用する場合、右端
のピンチローラーより右側にメディア
が出ないようにセットしてください。
④ クランプレバーを下げます。
⑤ フロントカバーを閉じます。
2-18
メディアのセット
⑥【ENTER】キーを押します。
初期動作後、ローカルモードに戻ります。
<ENT>ヲ オシテクダサイ
P.1-14
メディア センタク
⑦ ジョグキー【 】を押します。
キャリッジが動いてメディア検出をします。
ロール<
>リーフ
その後ローカルモードになります。
<ローカル>
ハバ:1272mm
2
作
業
の
流
れ
2-19
ヒーターの温度調整
ヒーターの温度設定を保存するためには、ファンクションモードの「ヒーター」で設定して
ください。
FUNCTION モード - セッテイ - タイプ* - ヒーター
ここでは、あらかじめ FUNCTION モードで設定しておいた温度(
P.4-5)を調整す
る方法について説明します。
作図中にも温度を調整することができるため、適切な温度に調整することができます。
温度を調整する場合は、【HEATER】キーを押して、下記の手順で温度を設定してください。
ただし、周囲の温度により設定した温度に到達するまでには数分から十数分かかります。
★ 本装置は、20 ∼ 35℃の環境で使用してください。
周囲の温度条件により、設定値まで温度が上昇しない場合があります。
★ ここで調整した温度は、電源をオフにするまで継続するか、下記の条件
で新たに温度を変更するまで継続します。
・ FUNCTION モードのタイプを変更する
・ FUNCTION モードのヒーターの温度を変更する
・ コンピュータからヒーターの温度を指定する
● お使いの RIP が、ヒーターの温度をコントロールできる機能を搭載して
いる場合は、RIP 側でコントロールすることができます。
設定方法は、お使いの RIP の取扱説明書をご覧ください。
設定値:
℃の場合: OFF, 20 ∼ 60 ℃(1℃単位)
゚F の場合: OFF, 68 ∼ 140 ゚F(1゚F 単位)
まるめ誤差等により 1゚F 単位に設定できない場合があります。
温度設定の目安
メディア
光沢塩ビ
ターポリン
FF
Pre
40℃
30℃
55℃
Print
40℃
42℃
55℃
ヒーター
メディアの状態により、適温に調整してください。
操作手順
① ヒーターのスイッチがオンになっていることを
確認します。
ヒーターが加熱中は、HEAT ランプが点灯します。
ヒーターの温度が設定した温度に達している場合は、
CONSTANT ランプが点灯します。
2-20
P.4-11
ヒーターの温度調整
現在のヒーター温度
②【HEATER】キーを押します。
現在のヒーターの温度と設定されている温度を表
示します。
HEATER
再度【HEATER】キーを押すと、元の表示に戻り
Pre 40°C( 40)
Print 35°C( 35)
ます。
30秒間何もキーを押さないと、ローカルモード
設定されている温度
またはリモートモードになります。
③【ENTER】キーを押します。
Pre 40 40°C
Print 35 35°C
カーソルを表示し、プリヒーターの温度の変更が可
能になります。
④ ジョグキー【▲】または【▼】で温度を変更し
ます。
Pre 40 45°C
⑤ ジョグキー【 】を1回押してプリントヒー
ターを選択します。
Pre 40 45°C
Print 35 35°C
2
作
業
の
流
れ
Print 35 35°C
カーソルがプリントヒーターに移動し、温度の変更
が可能になります。
Pre 40 45°C
⑥ ジョグキー【▲】または【▼】で温度を変更し
ます。
Print 35 40°C
Pre 40°C( 45)
⑦【ENTER】キーを押します。
⑧【HEATER】キーを押します。
Print 35°C( 40)
HEATER
*リモート*
ローカルモードまたはリモートモードに戻ります。
タイフ°1
ヒーターの温度が設定温度に到達していない場合
オンド セイギョチュウ
は、右の表示になります。
シバラク オマチクダサイ
0.00m
ヒーターが設定した温度に達すると、ブザーが鳴り
プリヒーターとプリントヒーターの CONSTANT
交互に表示
ランプが点灯し、リモートモードに変わります。
Pre 20°C( 47)
● 設定した温度に到達する前に作図を開
Print 20°C( 40)
始する場合は、
【ENTER】キーを押し
てください。リモートモードに変わり
ます。
2-21
ヒーターに異常がある場合
ヒーターの電源スイッチをオフの場合、またはヒーターに異常が発生した場合は、下記の表
示になります。
【HEATER】キーを押すと、エラーメッセージを表示します。
ローカルモード時
<ローカル> !ヒーター
ハバ:xxxxmm
2-22
リモートモード時
*リモート* !ヒーター
タイフ°X
XX.XXm
ノズル詰まりの確認/解消
テスト作図を行い、ノズル詰まりなどの作図不良がないか確認します。
異常がある場合は、クリーニング機能を実行します。
★ テストパターンをリーフメディアに作図する場合、A4 サイズの横置き
以上のサイズのメディアを使用してください。
★ クリーニング動作を繰り返しても作図不良が直らない場合は、ワイパと
インクキャップを清掃してください。 P.3-4
★ ロールメディアをお使いの場合、テスト作図終了後、【REMOTE】また
は【FUNCTION】キーを押すと、メディアが作図原点位置まで戻り、本
装置背面のロールメディアにたわみが生じます。
作図を開始する前にロールメディアを手で巻き戻し、たわみのない状態
にセットしてください。画質不良の原因になります。
2
メディア送り方向
テストパターン
作
業
の
流
れ
正常なパターン
異常なパターン
ノズルが汚れている
インクが詰まっている
2-23
操作手順
① ローカルモードにします。
<ローカル>
【REMOTE】キーを押して、ローカルモードに戻
ハバ:1272mm
します。
②【TEST & CLEANING】キーを押します。
TEST &
CLEANING
テストサクズ
<ENT>
③【ENTER】キーを押します。
** テストサクズ **
テスト作図を開始します。
④ 作図結果を確認します。
<ローカル>
異常がある場合は、手順⑤に進みます。
ハバ:1272mm
正常な場合は、操作を終了します。
⑤【TEST & CLEANING】キーを2回押します。
TEST &
CLEANING
クリーニング
タイプ
⑥ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、クリーニン
グの方法を選択します。
ノーマル:
線の抜けがある時に使用します。
ソフト:
:ノーマル クリーニング
タイプ
:ノーマル クリーニング
タイプ
:ソフト 線の曲がりがある時に使用します。
キョウリョク:
クリーニング
ノーマル、ソフトのいずれかのクリーニングを実行
タイプ
:キョウリョク
しても作図不良が直らない時に使用します。
⑦【ENTER】キーを押します。
クリーニング動作を開始します。動作の進行状況
クリーニングチュウ
*****−−−−−−−−−
を 2 行目に*表示で知らせます。
⑧ ローカルモードに戻ります。
<ローカル>
ハバ:1272mm
⑨ 再度手順②を実行し、作図結果を確認します。
作図結果が正常になるまで手順②から手順⑦を繰り
返します。
2-24
メディアの送り量を補正する [メディアホセイ]
メディアの種類を交換したり、ヒーターの温度を変更した場合、巻き取り装置の使用の有無
により、メディアの送り量が変化します。必ずメディアの送り量を補正してください。
補正値が適切でないと、作図した画像に縞などが入るなど、綺麗に作図できない場合があり
ます。
★ ヒーターの温度を変更した場合は、CONSTANT ランプが点灯し、設定
した温度に達していることを確認してから補正してください。
★ ロールメディアをお使いの場合、メディアホセイを終了すると、作図原
点位置までメディアが戻り、本装置背面のロールメディアにたわみが生
じます。
作図を開始する前にロールメディアを手で巻き戻し、たわみのない状態
にセットしてください。画質不良の原因になります。
補正パターン
2
2本の帯を作図します。
2本の帯の境が均等の濃さになるように調整してください。
作
業
の
流
れ
設定値
メディア送り方向
-255 ∼ 255
2本目の帯
補正値が大きい
1本目の帯
補正値が小さい
隙間が空いている
重なっている
2-25
操作手順 ① プロッタの表示モードが、ローカルモードに
なっていることを確認します。
②【FUNCTION】キーを押します。
<ローカル>
ハバ:1272mm
FUNCTION
セッテイ
③【ENTER】キーを押します。
<ENT>
セッテイ
センタク
④ ジョグキー【▲】または【▼】を押して、タイ
P.4-4
プを選びます。 :タイプ 1
セッテイ
センタク
:タイプ 1
⑤【ENTER】キーを押します。
タイプ 1
メディアホセイ
<ent>
⑥【ENTER】キーを押します。
タイプ 1
サクズ カイシ
<ent>
サクズ チュウ
シバラク オマチクダサイ
⑦ 出力パターンの状態により、
補正値を入力しま
タイプ 1
す。
ジョグキー【▲】
【▼】を押して、補正値を入力
ホセイチ
= 20
します。
● 補正値を 30 変更するごとに、帯が約
0.1mm 移動します。
この移動量を参考にして、補正量を決定
してください。
⑧【ENTER】キーを押します。
補正値を登録します。
タイプ 1
サクズ カイシ
<ent>
正常なパターンを作図するまで手順⑥∼⑧を繰り返
します。
⑨【END】キーを 3 回押すと、メニューがローカ
ルモードまで戻ります。
2-26
<ローカル>
ハバ:1272mm
作図中にメディアの送り量を補正する
「メディアホセイ」
(
P.2-25)では、ローカルモード中に作業を行いましたが、ここで
はリモートモード、または画像データ作図中にメディア送り量を補正する方法を説明します。
操作手順
① 【REMOTE】キーを押します。
*リモート*
タイプ 1
② 【FUNCTION】キーを押すと、現在の補正値
を確認できます。
0.00m
メディアオクリ ホセイ
0 補正値が適正な場合や操作を中止する場合、
【END】キーをキーを押すとリモート表示に戻りま
す。
③【ENTER】キーを押します。
④ ジョグキー【▲】または【▼】を押して、補正
0
0 メディアオクリ ホセイ
値を変更します。
● 画像データ作図中の場合、補正値を変
更した時点で数値が反映されるため、
作図をみながら微調整することができ
ます。
2
メディアオクリ ホセイ
補正値の変更状態になります。
0
作
業
の
流
れ
1 現在の補正値
入力中の補正値
● 補正値の単位はローカルモード時の
「メディアホセイ」と同じです。
(
P.2-25)
⑤【ENTER】キーを押します。
補正値の保存確認になります。
メディアオクリ ホセイ
ホゾン
:ent
【END】キーを押すとリモート表示に戻ります。
変更した補正値は無効になり、変更前の値になりま
す。
⑥【ENTER】キーを押すと、リモート表示に戻り
ます。
*リモート*
タイプ 1+
0.00m
補正値を保存し、次回の電源投入時も有効になりま
す。
本操作で設定を変更した場合、タイプ番号の後に
“+”を表示します。
【END】キーを押すと一時的に補正値を保存します。
次回の電源投入時やメディア検出で無効になります。
2-27
画像データを作図する
作図を開始する
コンピュータからデータを受信するためのモード切り換え、および作図中の表示について説
明します。
なお、作図するために必要な各種機能の設定については、「4章 設定機能について」をご覧
ください。
作図を開始するとディスプレイには、下記の情報を表示します。
*リモート* 360x360
解像度 360 /540 /720 DPI
STD / 4/U/ 0.50m
作図終了したメディア長
作図方向 U : 単方向、B : 双方向
分割方式 2 ∼ 16パス
作図品質
STD
: 標準品質
FINE
: 画質優先品質、 FAST : 速度優先品質
HOST
: コンピュータ側で作図設定を行った場合
操作手順
① ヒーターの温度を確認します。
ヒーターパネルの CONSTANT ランプが点灯して
いることを確認します。 P.1-7, P2-20
②【REMOTE】キーを押します。
ローカルモードからリモートモードになります。
*リモート*
現在選択している作図条件のタイプを確認できま
タイプ1
す。 0.00m
P.4-4
③ コンピュータからデータを送信します。
作図データの作図条件を表示します。
データの送信方法については、出力ソフトウェアの
取扱説明書をお読みください。
④ 作図を開始します。
作図を開始すると、作図した分のメディア長を表示
*リモート* 360x360
します。
STD / 4/U/ 0.50m
⑤ 作図が終了したら、
【REMOTE】キーを押して
ローカルモードに戻します。
2-28
<ローカル>
ハバ:1272mm
作図を中止する
作図を中止する場合、作図動作を止めて受信したデータを本装置から消去します。
操作手順
①【REMOTE】キーを押して、作図を中止します。
<ローカル>
ハバ:1272mm
② コンピュータからデータを送信している場合、
データ送信を止めます。
③【DATA CLEAR】キーを押します。
受信したデータを消去します。
データクリア
<ENT>
④【ENTER】キーを押します。
ローカルモードに戻ります。
2
<ローカル>
ハバ:1272mm
作図が終了したら
作
業
の
流
れ
作図を終了した後のメディアカットについて説明します。
★ 作図を終了しても本装置の主電源スイッチをオフにしないでください。
ノズル詰まりの原因になります。
★ 自動でメディアカットをしない設定にしてある場合(
P.4-7)は、
以下の手順でメディアをカットします。
操作手順
① ローカルモードにします。
【REMOTE】キーを押して、ローカルモードに戻
<ローカル>
ハバ:1272mm
します。
② ジョグキーを押し、
[ゲンテンセッテイ] を選択します。
ジョグキーは、いずれのキーも使用可能です。
ゲンテン セッテイ
0.0
③【FUNCTION】キーを押します。
−−−−−−
メディア カット
④【ENTER】キーを押します。
メディアをカットします。
⑤ ローカルモードに戻ります。
作図前の状態に戻ります。
<ENT>
メディア カット チュウ
シバラク オマチクダサイ
<ローカル>
ハバ:1272mm
2-29
インク残量が少なくなったら
インクカートリッジ内のインクが少なくなってくるとメッセージを表示します。
なお、作図は続行できますが、作図中にインクが無くなる場合があります。
速やかに新しいインクカートリッジに交換してください。
★ [ニアエンド]を表示したら、早めにインクを交換してください。
また、連続出力をする場合は、インク残量を確認後、作図を開始してく
ださい。作図中にインクが無くなると、作図を停止します。インクを交
換すると、色が変わってしまう場合があります。
<使用中に、インク残量が少なくなった場合>
インク残量が少ない色を表示します。
右の表示は、ブラックインクの残量が少ないことを
示しています。
<ローカル>
ニアエンド
K−−−−−
<使用中にインクの残量が全く無くなった場合>
インクが無くなった色を表示します。
右の表示は、シアンインクが無くなったことを示し
<ローカル>
インクエンド
−−C−−−
ています。
交換手順
① 作図中に、上記のメッセージを表示します。
[ニアエンド] の表示では、1 つのデータを作図する
ごとにローカルモードになり、動作を停止します。
作図が終了したら、手順②に進んでください。
[インクエンド]の表示で、作図は続行できません。
② 新しいインクと交換します。
インク色を表示したインクカートリッジを引き抜い
て、新しいインクカートリッジをセットします。
③ リモートモードにします。
連続して作図ができます。
インク情報を表示する
インク残量を表示し、確認することができます。
① ローカルモードの時に、
【ENTER】キーを押し
ます。
<ローカル>
K M C Y mc
ザンリョウ
9 8 7 5 8 8
インク残量を 1 から 9 までの数字で表示します。
1 はニアエンドを、9 はフルを示します。
②【ENTER】キーを押すと、ローカルモードに戻
ります。
インクカートリッジに異常がある場合は、エラーの
詳細を表示します。
2-30
P.6-5, 6-6
ニアエンド
・
・
・
フル
・
・
・
1 2 3 4 5 6 7 8 9
カートリッジ異常が発生したら
インクカートリッジに異常が発生したら、メッセージを表示します。
作図、クリーニング等、インク吐出に関する動作は全てできなくなります。
速やかに新しいインクカートリッジに交換して下さい。
★ カートリッジ異常を表示したまま長時間放置しないでください。ノズル
詰まりの防止機能が動作しなくなります。
ノズルが詰まった場合、サービスマンによる修理が必要になります。
カートリッジ異常の詳細を表示する。
カートリッジ異常の内容を確認することができま
す。
① ローカルモードの時に【ENTER】キーを押し
ます。
<ローカル>
カートリッジ
2
KMCYmc
(6 色モデル)
②【ENTER】キーを押します。
インクカートリッジに異常がなければローカルモー
<ローカル>
K MC Y m c
ドに戻ります。
ザンリョウ
9 8 7 5 8 8
作
業
の
流
れ
複数のカートリッジ異常が発生している場合、再度
【ENTER】キーを押すと表示されます。
【ENTER】キーを押し、すべてのカートリッジ異
常の表示が終わると、ローカルモードに戻ります。
インクカラー
KMCYmc
2-31
電源をオフにする
プロッタの使用が終了したら、前面にある電源スイッチを押してオフにします。
電源をオフにするときは、データを受信していないか、未出力のデータが残っていないかを
確認してください。
また、ヘッドがキャッピングステーションにあることを確認してください。
★ 背面にある主電源スイッチはオフにしないでください。定期的に電源が
オンになりノズル詰まり防止機能が動作します。
(フラッシング機能)
主電源スイッチがオフ状態で長時間放置すると、ノズルが詰まり、サー
ビスマンによる修理が必要になります。
★ フロントカバーは閉めたままにしてください。フロントカバーが開いて
いるとノズル詰まり防止機能が動作しません。
★ 電源スイッチをオフにすると、本装置の排気ファンも停止します。換気の
ため、作図直後は電源をオフにしないでください。
★ キャッピングしていないまま電源をオフした場合は、再度電源をオンに
してください。ヘッドがキャッピングステーションに戻り、ヘッドの乾
燥を防ぎます。
作図中に電源をオフすると、ヘッドがキャッピングステーションに格納
されない場合があります。キャッピングしていない状態で長時間放置
するとノズル詰まりの原因になります。
① 前面にある電源スイッチを押します。
操作パネルの POWER ランプが消灯します。
2-32
3章
日常のお手入れ
日常行うお手入れについて説明します。
本章の内容
日常のお手入れ ......................................................................................... 3-2
お手入れ上のご注意 ................................................................................... 3-2
外装のお手入れ ........................................................................................... 3-3
プラテンの清掃 ........................................................................................... 3-3
メディアセンサーの清掃 ........................................................................... 3-3
ワイパとキャップのクリーニング .......................................................... 3-4
洗浄キットでクリーニングする .............................................................. 3-6
廃インクタンクのインクが溜まったら ................................................... 3-8
3-1
3
日
常
の
お
手
入
れ
日常のお手入れ
本装置の精度を保ちながら末永くお使いいただけるよう、使用頻度に応じて、または定期的
にお手入れをしてください。
お手入れ上のご注意
★ メンテナンス用洗浄液 RS を使用する場合は、必ず付属の保護メガネを
使用してください。
★ 本装置を、絶対に分解しないでください。感電および破損する原因にな
ります。
★ 本装置の内部に水気が入らないようにしてください。内部が濡れると、
感電および破損する原因になります。
★ お手入れは、主電源スイッチをオフにし、電源ケーブルを抜いてから
行ってください。思わぬ事故が発生する原因になります。
★ ヘッドのノズル面やワイパ、キャップ等を水、アルコールなどで拭かな
いでください。ノズル詰まりや故障の原因になります。
★ ベンジン、シンナーや研磨剤の入った薬品は使用しないでください。カ
バーの表面が変質・変形する恐れがあります。
★ 本装置の内部に潤滑油などを注油しないでください。プロッタ機構が故
障する恐れがあります。
★ メンテナンス用洗浄液 RS やインクが、カバーに付着しないように注意
してください。カバーの表面が変質、変形します。
3-2
日常のお手入れ
外装のお手入れ
本体の外装が汚れた場合は、柔らかい布に水、または水で薄めた中性洗剤を含ませ、堅くし
ぼってから拭き取ってください。
プラテンの清掃
★ プラテンの清掃は、プラテンの温度が十分下がった状態で行ってください。
プラテン上は、メディアをカットするため、糸や紙粉等で汚れます。
ペーパータオルで汚れを拭き取ります。
インクが付着している場合は、メンテナンス用洗浄液 RS をスポイトで垂らし、ペーパータ
オルで拭き取ります。
3
日
常
の
お
手
入
れ
メディアセンサーの清掃
綿棒でセンサーの表面にたまったホコリ等を取り除いてください。
3-3
ワイパとキャップのクリーニング
キャップは、ヘッドのノズルが乾燥して目詰まりするのを防止します。
ワイパは、ヘッドのノズルに付着したインクを拭き取ります。
本装置を使用しているとインクやホコリ等でワイパやキャップが汚れてきます。
付属の綿棒を使用してクリーニングします。
画質や本装置の状態を良好に保つために、定期的にクリーニングをしてください。
★ 清掃をする場合は、必ず付属のゴーグルと手袋を着用してください。イ
ンクが目に入る場合があります。
★ キャリッジを手でキャッピングステーションから出さないでください。
キャリッジは操作キーを使用して動かします。
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[メンテナンス]
を選びます。
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
④【ENTER】キーを押します。
[キャリッジ アウト]を表示します。
<ENT>
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
ステーション メンテ <ent>
ステーション メンテ
メンテ
:キャリッジ アウト
⑤【ENTER】キーを押します。
キャリッジがプラテン上に移動します。
ステーション メンテ
シュリョウ
⑥ フロントカバーを開けます。
⑦ ワイパ両端の突起を持ってワイパを引き抜き
ます。
3-4
:ent
ワイパとキャップのクリーニング
⑧ ワイパとブラケットに付着したインクを、
メン
テナンス洗浄液RSを含ませた綿棒で取り除き
ます。
● 汚れ、曲がりがひどい場合は、新しい
ワイパと交換します。交換する場合は、
本操作を終了後、ワイパ交換手順に
従って、ワイパを交換してください。
P.5-5
⑨ 両端の突起を持って、
クリーニングしたワイパ
を差し込みます。
⑩ キャップのゴムや、
ワイパカバーの天井に付着
3
ワイパーカバー
したインク等を綿棒で拭き取ります。
日
常
の
お
手
入
れ
★ 綿棒の繊維が残らないように注意して
ください。繊維が残っていると、作図
不良の原因になります。
⑪ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
初期動作を実行し、ローカルモードに戻ります。
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
<ローカル>
3-5
洗浄キットでクリーニングする
ステーション内部の汚れがひどい場合、またクリーニング機能(
P.2-23, 4-10)を実
行してもノズル抜けが解消されない場合は、洗浄キットを使用します。
洗浄キットには、以下の物が入っています。アルコール、水等は使用しないでください。
・メンテナンス用洗浄液 RS(SPC-0336)
・スポイト
・綿棒
・手袋
ステーション内部の洗浄
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
<ENT>
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、
[メンテナンス]
を選びます。
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
メンテナンス
ステーション メンテ <ent>
④【ENTER】キーを押します。
[キャリッジ アウト]を表示します。
ステーション メンテ
メンテ
:キャリッジ アウト
⑤【ENTER】キーを押します。
キャリッジがプラテン上に移動します。
ステーション メンテ
シュリョウ
⑥ フロントカバーを開けます。
⑦ 綿棒に洗浄液を浸します。
⑧ メンテナンス洗浄液RSを浸した綿棒で、ワイ
パとキャップ周りの汚れを拭き取ります。
★ 綿棒の繊維が残らないように注意して
ください。繊維が残っていると、作図
不良の原因になります。
⑨ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
初期動作を実行し、ローカルモードに戻ります。
3-6
<ローカル>
:ent
洗浄キットでクリーニングする
ノズルの洗浄[ノズルセンジョウ]
★ この洗浄を何回か実行してもノズル抜けが解消されない場合は、
[インクジュ
ウテン]、
[センジョウ]機能(
P.5-11)を実行してください。それでも
解消されない場合は、弊社営業所または販売店までご連絡ください。
操作手順
①【FUNCTION】キーを押します。
FUNCTION
セッテイ
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[メンテナンス]
選びます。
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
④ ジョグキー【▲】【▼】を押して、[ノズルセン
ジョウ]を選びます。
⑤【ENTER】キーを押します。
キャリッジがプラテン上に移動します。
<ENT>
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
ステーションメンテ
< ent >
ステーション メンテ
メンテ : ノズルセンジョウ
ステーション メンテ
シュリョウ
:ent
⑥ フロントカバーを開けます。
日
常
の
お
手
入
れ
⑦ スポイトでメンテナンス洗浄液 R S をとり、
キャップ一杯になるまで垂らします。
⑧ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
⑨ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、放置する時間
ステーション メンテ
ホウチジカン
:1 m i n
を選びます。(1 ∼ 99 分:1 分単位)
通常は「1 分」で設定します。
⑩【ENTER】キーを押します。
洗浄液吸引、クリーニング動作のため、右の表示が
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
設定した放置時間、続きます。
⑪ ローカルモードに戻ります。
3
<ローカル>
3-7
廃インクタンクのインクが溜まったら
ヘッドのクリーニングなどで使用したインクは、本装置の右下にある廃インクタンクにたま
ります。
廃インクタンクのインク量が「FULL」ラインを超えたら、速やかに廃インクタンクを交換
してください。
操作手順
① 廃インクタンクガードのネジをはずします。
② 廃インクタンクガードを開けます。
③ 廃インクタンクの取っ手を持ち、
上に持ち上げ
ます。
④ 上に持ち上げたまま、廃インクタンクを90 度
回し、下方に下げます。
⑤ 手前に引き出します。
⑥ 廃インクタンクを交換します。
取っ手を持ち、矢印の方向に差し込みます。
インクが溜まっている廃インクタンクには、キャッ
プをはめます。
★ 廃インクタンクを引き出す際に、廃イ
ンクを飛ばさないように、廃インクタ
ンク口をペーパータオルなどで押さえ
ながら、ゆっくり引き出してください。
★ インクで床を汚さないように、下に紙
を敷いてから交換してください。
⑦ 差し込んだ廃インクタンクを上に持ち上げて
90 度回します。
⑧ 廃インクタンクガードを閉めます。
⑨ 廃インクタンクガードのネジを締めて、廃インク
タンクを固定します。
★ 廃インクは、産業廃棄物処理業者に処
理を依頼してください。
3-8
4章
設定機能について
ファンクション機能、ヒーターの適温設定、排気ファンの動作設定に
ついて説明します。
本章の内容
メニューの基本操作 .................................................................................. 4-2
設定機能について ...................................................................................... 4-4
タイプの登録 ............................................................................................... 4-4
設定機能一覧 ............................................................................................... 4-5
ヒーター適温設定について ................................................................... 4-11
排気ファンの設定 ................................................................................... 4-12
作図範囲について ................................................................................... 4-13
作図原点を設定する ............................................................................... 4-14
原点設定位置の目安 ................................................................................ 4-14
4
設
定
機
能
に
つ
い
て
4-1
メニューの基本操作
ここでは、各モードの切り替え、メニューの操作方法について説明します。
各メニューに入るキー操作は、下図のようになります。
詳細なメニュー構造は、付録をご覧ください。
REMOTE
<ローカル>
ハバ:1273mm
*リモート*
タイプ 1
0.00m
FUNCTION
FUNCTION
セッテイ
<ENT>
ENTER
セッテイ
センタク
ENTER
:タイプ 1
タイプ 1
メディア ホセイ
ENTER
<ent>
タイプ 1
サクズ カイシ
<ent>
ENTER
タイプ 1
ホセイチ
= 0
∧ , ∨
タイプ 1
ホセイチ
= 20
ENTER
∧ , ∨
タイプ 1
ヒーター
ENTER
<ent>
タイプ 1
サクズ カイシ
<ent>
タイプ 1
プリヒーター
<ent>
ENTER
タイプ 1
プリヒーター
:40℃
∧ , ∨
タイプ 1
プリヒーター
セッテイ
センタク
ENTER
:タイプ 2
タイプ 1
プリヒーター
4-2
:60℃
<ent>
メニューの基本操作
①
ローカルモードにします。
リモートモードにしても作図しないことを確認してから、
【REMOTE】キー
を押してローカルモードにします。
②
ファンクションモードに入ります。
【FUNCTION】キーを押すと、ファンクションモードに入ります。
ファンクションモードは、設定機能とメンテナンス機能に分かれています。
ここで設定機能かメンテナンス機能かを選択します。
③
タイプを選択します。
タイプは4種類あり、
それぞれのタイプにファンクション機能を設定できま
す。
使用するメディアの種類によってファンクション機能を設定することが
できます。
④
ファンクション機能を選択します。
ジョグキー【▲】または【▼】を押して、機能を選択します。
⑤
選択したファンクション機能に入ります。
【ENTER】キーを押します。
⑥
4
パラメータを選択します。
ジョグキー【▲】または【▼】を押して、パラメータを選択します。
⑦
設
定
機
能
に
つ
い
て
設定を登録します。
【ENTER】キーを押します。
⑧
ローカルモードに戻ります。
【END】キーを数回押して、ローカルモードに戻ります。
4-3
設定機能について
ファンクションモードの設定機能には16項目の機能があります。
16項目の機能は、それぞれ4タイプに登録できます。
メディアの種類別にタイプを登録しておけば、違う種類のメディアに交換した場合に容易に
作図条件等を変更できます。
例) タイプ1
: ターポリン1用
タイプ2
タイプ3
:ターポリン2用
: FF(Flexible Face)用
タイプ4
: 塩ビマット
タイプの登録
操作手順
① プロッタの設定が、
ローカルモードになってい
ることを確認します。
②【FUNCTION】キーを押します。
<ローカル>
ハバ:1272mm
FUNCTION
セッテイ
③【ENTER】キーを押します。
セッテイ
センタク
④ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、タイプ 1 か
ら 4 を選び設定します。
⑤【ENTER】キーを押します。
各作図条件を設定します。
<ENT>
:タイプ 1
セッテイ
センタク
:タイプ 2
タイプ 1
メディアホセイ
<ent>
P.4-5 ∼
タイプの変更
既にタイプ 1 から 4 の各作図条件を登録してある場合は、タイプを選択するだけで、作図に
合わせた設定を切り替えて使用できます。
① 上記操作手順①から⑤を実行します。
使用するタイプを選択します。
②【END】キーを押します。
選択したタイプに登録されている作図条件で作図が
行えます。
4-4
タイプ 1
メディアホセイ
<ent>
設定機能について
設定機能一覧
各機能の概要と設定値について説明します。
メディアホセイ P.2-24
メディアの種類を交換した場合、またはヒーターの温度を変更した場合は、必ずメディア
の厚みによる送り量を補正します。
(-255 ∼ 255)
ヒーター (作図中に温度を設定する場合は P.2-20)
プラテン内に内蔵されているプリントヒーターとプリヒーターについて設定します。
・プリヒート:
プリヒーターの温度を設定します。
(OFF, 20 ∼ 60 ℃/ 68 ∼ 140゚F )
・プリントヒート:
プリントヒーターの温度を設定します。
(OFF, 20 ∼ 60 ℃/ 68 ∼ 140゚F )
・℃/゚F:
温度の単位を切り替えます。
(℃, ゚F)
・スタンバイ:
作図が終了し、ヒーターが予熱温度に下がり始める時間を設定しま
す。あらかじめ予熱温度は設定されているので、変更はできません。
4
温度が下がった状態で作図を開始すると、自動的に設定温度まで上
がります。
「ナシ」を設定すると予熱温度になりません。
(ナシ , 10 ∼ 90 min /10 min 単位)
設
定
機
能
に
つ
い
て
・OFF ジカン:
以下の場合にヒーターをオフにします。
・スタンバイ時に、設定時間以上作図しない場合
・スタンバイ -「ナシ」の設定時に、作図終了後に設定時間以上作図し
ない場合
ヒーターがオフ状態で作図を開始すると、自動的に設定温度まで上
がります。
「ナシ」を設定すると、ヒーターはオフになりません。
(ナシ , 30, 60, 90 min.)
4-5
サクズホウシキ
作図品質、作図方向、およびロジカルシークについて設定を行います。
・サクズヒンシツ:
3種類の中から選択します。
(ヒョウジュン , キレイ , ハヤイ )
・ホウコウ:
ヘッドが左右に動く際に、どちらに移動したときに作図するか設定
します。
「タンホウコウ」は、ヘッドが左へ移動しながら作図します。
「ソウホウコウ」は、ヘッドが左右に移動しながら作図します。
「タンホウコウ」より高速に印刷しますが、画質は多少低下します。
(タンホウコウ , ソウホウコウ)
・ロジカルシーク:
通常、ヘッドはメディアの幅いっぱいに移動して作図します。
ロジカルシークは、画像の幅に合わせてヘッドが左右に移動して作
図します。作図時間が短縮できます。
写真画のような四角形全面のラスターデータでは効果が得られませ
んが、イラストのようなデータには効果が得られます。
下図にヘッドの動きを示します。
4-6
OFF(単方向作図)
OFF(双方向作図)
ON(単方向作図)
ON(双方向作図)
設定機能について
カサネヌリ
インクの発色が悪い場合に重ね書きする回数を設定します。
(1 ∼ 9 回)
カンソウジカン
インクの乾燥時間を設定します。
スキャンごと(1 回のヘッド往復)の待ち時間と、作図終了後のメディアカットまでの時
間を設定します。
乾燥時間は、作図の印字密度およびメディアの種類により設定します。
・スキャン:
ヘッドが往復する度に、キャッピングステーションで一時停止する
時間を設定します。
(0.0 ∼ 9.9 sec.)
・オートカット:
作図が終了し、メディアをカットするまでの時間を設定します。
ただし、次に説明する「オートカット」機能が有効である必要があ
ります。
(0 ∼ 999 sec.)
オートカット
作図終了後、メディアを自動でカットするか設定します。
4
オートカットしない場合は、続けて次の画像データを作図します。
(ON, OFF)
メディアはオートカットを設定していなくても、手動でカットが可能です。
設
定
機
能
に
つ
い
て
P.2-29
ユウセンジュンイ
下記の7機能を本装置(パネル)で設定した値を優先にするか、コンピュータ(ホスト)
で設定した値を有効にするか設定します。
(ホスト、パネル)
・メディアホセイ
・ヒーター
・サクズホウシキ
・カサネヌリ
・カンソウジカン
・オートカット
・リフレッシュ
・キュウチャク
4-7
マージン
メディア左右に余白を設けます。
綴じ代など、余白が必要な場合に設定します。
デッドスペースは、メディアの左右それぞれに設定可能です。
(-10 ∼ 85 mm)
カラーパターン
メディアの右端にカラーパターンを作図します。作図中にノズル詰まりを確認できます。
カラーパターンは、原点から 18 mm のエリアに作図します。作図エリアが狭くなるた
め、メディア幅いっぱいに作図する場合は本機能をオフにしてください。
画像
原点
18 mm
リフレッシュ
作図中に、インクヘッドのリフレッシュを行います。ホコリが多い場所や、湿度の低い場
所で本機能を使用し、ヘッドのインク詰まりを防ぎます。レベル数が大きいほど、リフ
レッシュ回数が多くなります。
(レベル 0 ∼ 3)
4-8
設定機能について
メディアケンシュツ
メディアの検出方法を設定します。
・セレクト:
初期動作でロールメディアとリーフメディアを選択するメニューを
表示します。
ロールメディアを選択すると、メディアの「幅」を検出します。
リーフメディアを選択すると、メディアの「幅」と「長さ」を検出
します。
・ハバ:
ロールメディアを使用する場合に設定します。
メディアをセットしクランプレバーを下げると、自動的にメディア
の「幅」のみを検出します。
キュウチャク
メディアの吸着力を設定します。メディアがプラテンに張り付きやすい場合は、「ヨワイ」
に設定します。
(ヒョウジュン、ヨワイ、OFF)
ミリ/インチ
表示する単位を設定します。出荷時は[ミリ]に設定してあります。
(ミリ、インチ)
4
スタンプ
設
定
機
能
に
つ
い
て
作図終了後に、出力日時、作図条件を印刷します。
・モードスタンプ:
作図条件を作図します。
(ON, OFF)
・タイムスタンプ
出力日時を作図します。
(ON, OFF)
4-9
オートクリーニング
自動的にヘッドをクリーニングします。作図ごとにクリーニングを実行して、作図不良を
防止します。
(ON, OFF)
ヘッドタカサ
作図するヘッド高さに合わせた設定にします。
メンテナンスのドットイチホセイで登録したヘッドタカサ(ヒクイ/タカイ)の補正値を
使います。
(ヒクイ、タカイ)
P.5-9 ドットイチホセイ
セッテイリセット
設定した作図条件を、工場出荷時の設定値に戻します。タイプごとにリセットします。
(ON, OFF)
4-10
ヒーター適温設定について
ここでは、ヒーター温度を調整する際(
P.2-20, 4-5)の適温設定について説明しま
す。
ヒーターの温度はメディアの種類、環境温度などにより異なります。各メディアに適した温
度に設定します。非コートメディアやインク乾燥の遅いメディアは、インクの定着性、乾燥
性をアップさせます。
以下の方法で、確認しながら適温に設定してください。
ヒーター温度を設定する
P.2-20
最初は温度を
高く設定する
CONSTANT ランプが点灯するまで放置する
ヒーター温度を下げる
メディアにシワがよっているか
プラテンへの張り付きがあるか
ジョグキー【▲】
【▼】でメディアを
前後に動かしてみる
メディア補正を行う
4
P.2-25
設
定
機
能
に
つ
い
て
試し書きとして実際に作図する
ヒーター温度を上げる
ビーディングが発生しているか
終了
4-11
排気ファンの設定
ここでは、インク臭気を逃がす排気ファンの回転動作について設定します。
テイシタイマー
作図終了後、排気ファンの回転を時間指定で停止します。
・レンゾク:
常時、高速(HIGH)で回転します。
・0 ∼ 240 min:
作図終了後、ファンが停止するまでの時間を設定します。再び作図
を開始すると、ファンも回り始めます。
(作図中は高速で回転します。)
キリカエ
現在の排気ファンの状態を切り替えます。
(HIGH、LOW、OFF)
4-12
作図範囲について
本装置は、使用するメディアに関係なく、機構上作図できないエリアがあります。
この作図不可のエリアを「デッドスペース」と呼びます。
< JV3-130S/160S >
0㎜
15 ㎜
用
紙
送
り
方
向
有
効
作
図
エ
リ
ア
110 ㎜
15 ㎜ 15 ㎜
有
効
作
図
エ
リ
ア
25 ㎜
65 ㎜
ロール紙
リーフ紙
15 ㎜
4
設
定
機
能
に
つ
い
て
● 有効作図エリアを変更する場合は・・・
メディア左右のデッドスペースの初期値は、左右それぞれ 15 mm です。
このデッドスペースを変更し、有効作図エリアを変更することができます。
デッドスペースは、ファンクションモードの「マージン」で設定します。
(
P.4-8)
4-13
作図原点を設定する
セットしたメディア上に、データの作図原点を設定します。
指定された原点以外の場所で作図する場合は、原点を再設定します。
操作手順
1. メディア検出終了後、ジョグキー【
】
【
】
【 】
【 】を押し、作図原点を設定する位置までキャ
リッジとメディアを動かします。
<ローカル>
ハバ:1272 mm
ゲンテンセッテイ
0. 0
0. 0
原点位置(長さ)
2. 作図原点を決定したら、
【ENTER】キーを押し
ます。
原点位置(幅)
ゲンテンセッテイ
X = 1500
Y = 972
有効作図エリアを表示後、ローカルモードになり
ます。(ロールメディアを使用の場合、X は表示し
ません。)
次回作図を開始する場合は、この設定位置を作図原
点とします。
原点設定位置の目安
作図原点は、右図のようにカットラインから奥側
15 mm の位置になります。
横方向(Y’
)の値は、ファンクションモードの「マー
ジン」の設定により変更できます。
(
P.4-8)
15 ㎜
(Y’)
15 ㎜
(X’)
カットライン
4-14
5章
メンテナンス機能
本装置を適正にお使いいただくよう、メンテナンスをしましょう。
作図品質の悪化の解決や、
裁断用カッター刃の交換方法に関する機能
を説明します。
本装置の維持や、使用を一定期間停止する場合にもメンテナンスを
行ってください。
本章の内容
メンテナンスについて .............................................................................. 5-2
メンテナンス機能の導入 ........................................................................... 5-2
設定機能一覧 ............................................................................................... 5-3
ステーション内の清掃[ステーションメンテ]-[キャリッジアウト] .................................... 5-4
ワイパ交換のメッセージを表示したら[ステーションメンテ]-[ワイパコウカン] ........... 5-5
作図中のワイピング動作の設定[テイキ ワイピング] ....................................... 5-7
メディアの厚みが変わったら[ドットイチホセイ] .............................................. 5-9
ヘッドクリーニングでもノズル詰まりが復旧しない場合 ................. 5-11
[インクジュウテン] .................................................................................. 5-11
[センジョウ] ............................................................................................. 5-11
インク排出路の洗浄について[ハイロ センジョウ] .......................................... 5-13
スリープクリーニングについて [スリープCLEAN] ............................... 5-15
長期間使用しない場合[ホカン センジョウ] ..................................................... 5-16
設定条件を印刷する[リスト] ...................................................................... 5-18
HEX コードで印刷する[データダンプ] ...................................................... 5-19
ワイパ寿命の警告表示[ワイパレベル] ........................................................ 5-20
時刻を設定する[ジコクセッテイ] .................................................................... 5-21
本装置の情報を表示する[マシンジョウホウ] ................................................... 5-22
カッター刃の交換 ................................................................................... 5-23
5
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
5-1
メンテナンスについて
メンテナンスは、本装置を適正にお使いいただくためのお手入れに関する操作をいいます。
メンテナンスは、ファンクションメニューの[メンテナンス]を選択し、各詳細を設定してか
ら実行します。
メンテナンス機能の導入
メンテナンス機能を実行する場合、操作パネル上で以下の操作が必要です。
メンテナンス機能への導入操作を覚え、各メンテナンスを実行します。
操作手順
① プロッタの設定が、
ローカルモードになってい
ることを確認します。
<ローカル>
②【FUNCTION】キーを押します。
FUNCTION
ハバ:1272mm
セッテイ
③ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、
[メンテナンス]
を選びます。
④【ENTER】キーを押します。
FUNCTION
メンテナンス
各メンテナンス機能を設定して、メンテナンスを実
行します。
P.5-3
5-2
<ENT>
メンテナンス
ステーション メンテ
⑤ 次の操作を選択します。
<ENT>
< ent >
メンテナンスについて
設定機能一覧
各機能の概要と設定値について説明します。
機能名称
ステーションメンテ
概 要
ステーション内部の清掃、ワイパ交換などを行う
P.5-4
(キャリッジアウト、ワイパコウカン、ノズルセンジョウ)
テイキ ワイピング
ノズル面の結露を除去する
P.5-5
ドットイチホセイ
ヘッド高さのタカイ / ヒクイ別に
ドット位置を補正する
P.5-9
インクジュウテン
「ヘッドクリーニング」、「ノズルセンジョウ」しても
P.5-11
センジョウ
ノズル詰まりが復旧しない場合に行う機能
「ヘッドクリーニング」、「ノズルセンジョウ」しても
P.5-11
ノズル詰まりが復旧しない場合に行う機能
ハイロセンジョウ
インクの排出路内(インクキャップから廃インクタンクまで) P.5-13
の洗浄機能
スリープ CLEAN
ノズル詰まりを防止するために、フラッシング動作と
ヘッドクリーニングを行う機能
P.5-15
ホカンセンジョウ
1週間以上しない場合、プリンタを保管する前に行う
洗浄機能
P.5-16
リスト
本装置の設定状態を作図する
P.5-17
データダンプ
コンピュータから送信されるデータを HEX コードで
作図する
P.5-19
ワイパレベル
使用環境により、ワイパ交換時期の警告を早めに促す
P.5-20
設定を行う
ジコクセッテイ
マシンジョウホウ
本体内蔵カレンダーの日付、時刻を設定する
P.5-21
本装置のファームウェアバージョン、シリアル番号、
P.5-22
ディーラー番号を表示する
5
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
5-3
ステーション内の清掃[ステーションメンテ]-[キャリッジアウト]
ステーション内部の清掃や、消耗品の交換などを行う際にキャリッジを移動します。
★ キャリッジは、手でキャッピングステーションから出さないでください。
キャリッジは操作キーを使用して動かします。
[ステーションメンテ]には、以下の項目があります。
キャリッジアウト : ステーション内部の掃除のためにキャリッジを移動します。
ワイパコウカン
: ワイパ交換の表示が出たら、ワイパを交換します。
ノズルセンジョウ
: 洗浄キットでノズルをクリーニングします。
P.5-5
P.3-7
操作手順
① [キャリッジアウト]を選択すると、キャリッジ
が動いて、ステーション上から移動します。
ステーション メンテ
メンテ
:キャリッジアウト
② フロントカバーを開けて、
以下のメンテナンス
を行います。
1.
インクキャップのクリーニング
キャップのゴムに付着したインク等を綿棒で拭き取ります。
2.
ワイパのクリーニング
ワイパを取り出し、付着したインクを綿棒で取り除きます。
3.
P.3-4
ワイパカバーのクリーニング
ワイパカバーの天井に付着したインクを綿棒で取り除きます。
4.
P.3-4
P.3-4
裁断用カッター刃の交換
カッター刃は消耗品です。
切れが悪くなったら、新しいカッター刃に交換してください。
5-4
P.5-23
ワイパ交換のメッセージを表示したら[ステーションメンテ]-[ワイパコウカン]
ワイパーは消耗品です。以下の表示が出たら、速やかにワイパを交換してください。
<ローカル>
ワイパコウカンシテクダサイ
同時に、スライダー下面に付着したインクをクリーニングします。
● クリーニングワイパは別売品です。お近くの販売店、または弊社営業所
でお求めください。
★ ワイパを交換する時以外は、[ ワイパコウカン]を選択しないでください。
本装置内部で管理しているワイパ使用回数がリセットしてしまいます。
操作手順
① [ワイパコウカン]を選択すると、キャリッジが
動いて、ステーション上から移動します。
ステーション メンテ
メンテ
:ワイパコウカン
② フロントカバーを開けて、ワイパを交換します。
③ 両端の突起を持ってワイパを引き抜きます。
クリーニングワイパセットの手袋をすると、手が汚
れません。
5
④ 両端の突起を持って新しいワイパを差し込みま
す。
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
5-5
⑤ ワイパのガイド軸を綿棒、
または布等でクリー
ニングします。
汚れが落ちにくい場合は、綿棒にメンテナンス洗浄
液 RS を湿らせてクリーニングします。
⑥ フロントカバーを締めて、
【ENTER】キーを押
します。
⑦ ローカルモードに戻ります。
5-6
ショキカチュウ
シバラクオマチクダサイ
<ローカル>
作図中のワイピング動作の設定[テイキ ワイピング]
プリントヒーターを高温に設定したとき、または 打ち込みインク量を多めに設定にしたとき
(高濃度、2度塗り等)に、プリント途中で しぶき、ぼた落ち、またはノズル抜けが発生す
る場合があります。
これは、プリント直後のインクがプリントヒーターで加熱され、揮発した溶剤成分がノズル
面に結露してしまうことが原因です。
またプリントヒーターの設定温度と外気温度との差が大きいほど結露しやすくなります。
この機能はプリント中、一定間隔でノズル面をワイピングし 結露を取り除きます。
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[メンテナンス]
を選びます。
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
④ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[テイキ ワイ
ピング]を選びます。
⑤【ENTER】キーを押します。
[スキャン カイスウ]を表示します。
⑥【ENTER】キーを押します。
<ENT>
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
ステーション メンテ <ent>
メンテナンス
テイキ ワイピング
<ent>
テイキ ワイピング
スキャン カイスウ
<ent>
テイキ ワイピング
5
スキャン カイスウ = 0
⑦ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、スキャン回数
を入力ます。
テイキ ワイピング
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
スキャン カイスウ = 30
0 ∼ 9990 回
● スキャン回数の初期値は 0(実行しな
い)です。使用状況に応じて設定値を
変更してください。
ヒーターを高温(50℃以上)に設定し
た場合や、2度塗り等打ち込みインク
量が多い場合は、30 ∼ 50 回が目安で
す。
5-7
⑧【ENTER】キーを押します。
テイキ ワイピング
[スキャン カイスウ]を表示します。
スキャン カイスウ
⑨ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[オンド サ]
<ent>
テイキ ワイピング
を選びます。
オンド サ
⑩【ENTER】キーを押します。
<ent>
テイキ ワイピング
オンド サ
⑪ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、温度差を入力
= 20°C
テイキ ワイピング
ます。
オンド サ
= 25°C
● プリントヒーターの温度設定が外気温
度よりも高く、その差が設定した温度
差以上になった場合に、定期ワイピン
グ機能が有効になります。
⑫【ENTER】キーを押します。
テイキ ワイピング
[オンド サ]を表示します。
オンド サ
⑬【END】キーを押します。
メンテナンス
[テイキ ワイピング]を表示します。
テイキ ワイピング
⑭【END】キーを2回押します。
<ローカル>
ローカルモードに戻ります。
2回
5-8
<ent>
<ent>
メディアの厚みが変わったら[ドットイチホセイ]
作図の往路と復路のインク落下点の位置を補正します。
ドット位置補正は、現在のヘッドの高さ(高い/低い)に合わせて2種類の登録が可能です。
ヘッドの高さが高いときと低いときでは、適正位置に微妙にズレが生じます。ドット位置補
正を実行して、適正な作図結果を得られるようにします。
ドット位置補正は、7 パターンのテスト作図の「往路」と「復路」のインク落下点を比較し
て補正します。
★ ロールメディアをお使いの場合、ドットイチホセイを終了すると作図原
点位置までメディアが戻り、本装置背面のロールメディアにたわみが生
じます。作図をする前にロールメディアを手で巻き戻し、たわみのない
状態にセットしてください。画質不良等の原因になります。
操作手順
① [ドットイチホセイ]を選択します。
メンテナンス
ドットイチホセイ
②【ENTER】キーを押します。
メンテナンス
ヘッドタカサ
③ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、ヘッド高さ
を選びます。
< ent >
:ヒクイ
メンテナンス
ヘッドタカサ
:タカイ
選択可能な高さは2種類あります。
[ヒクイ]
、
[タカイ]
ここでは実際のヘッド高さを確認後選択してくださ
い。
④【ENTER】キーを押します。
ドット位置補正のテストパターン作図を開始しま
す。テストパターンは 7 種類作図します。
⑤ ジョグキー【▲】【▼】を押して、パターン 1
のドット位置補正をします。
メンテナンス
サクズカイシ
: ent
5
メンテナンス
パターン1
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
= 0.0
出力した 7 パターンは、作図した順にパターン 1
から 7 と呼びます。
パターン 1 の適正なドット位置をジョグキーで選
択します。
テストパターンの往路と復路が、1 本の直線になっ
ている位置を選びます。
5-9
★ 直線のパターンの補正値が、-40 から
+40 の中にない場合は、ヘッドの高さ
調整をしてから、もう一度、ドット位
置補正を実行してください。
出
力
方
向
プラス方向に0位置から4本目
が直線で表示しています。こ
の場合のドット位置補正値は
4.0です。
_
+
±0
⑥【ENTER】キーを押します。
⑦ 手順⑥⑦の操作を再実行し、続けてパターン2
から 7 のドット位置補正をします。
メンテナンス
パターン2
= 0.0
各パターンの適正ドット位置を選択します。
パターン 7 までドット位置補正値を入力し、ドッ
ト位置補正を終了します。
メンテナンス
パターン3
= 0.0
メンテナンス
パターン4
= 0.0
メンテナンス
パターン5
= 0.0
メンテナンス
パターン6
= 0.0
メンテナンス
パターン7
⑧【END】キーを 2 回押すと、ローカルモードに
戻ります。
ドット位置補正を終了したら、設定機能のタイプ別
にあるヘッドタカサ(ヒクイ/タカイ)を選択して
ください。
ここで入力したヘッドタカサ(ヒクイ/タカイ)の
補正値が有効になります。
P.4-10
5-10
= 0.0
<ローカル>
ハバ:1272mm
ヘッドクリーニングでもノズル詰まりが復旧しない場合
ヘッドクリーニング(
P.2-23)
、ノズルセンジョウ(
P.3-7)を行ってもノズ
ル詰まりが改善しない場合、以下の 2 機能を実行します。
1. [インクジュウテン] : インクを充填します。
2. [センジョウ]
: 専用の洗浄液(別売)でヘッド、チューブ、ダンパを洗浄します。
[インクジュウテン]
① [インクジュウテン]を選択します。
メンテナンス
インクジュウテン
②【ENTER】キーを押します。
自動的にインク充填を開始します。
③ インク充填を終了すると、右の表示に戻りま
す。
ジュウテンチュウ
*****ーーーーーーーーーー
メンテナンス
インクジュウテン
④【END】キーを 2 回押すと、ローカルモードに
戻ります。
< ent >
< ent >
<ローカル>
ハバ:1272mm
[センジョウ]
● 洗浄液カートリッジ(SPC-0335)は、お近くの販売店または弊社営業所
にてお求めください。
5
① [センジョウ]を選択します。
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
メンテナンス
センジョウ
②【ENTER】キーを押します。
< ent >
センジョウ
カートリッジヲハズス
③ インクカートリッジを外します。
充填してあるインクを廃インクタンクへ排出します。
5-11
④ 右の表示になったら、洗浄液カートリッジを
セットします。
センジョウ
センジョウジグヲセット
洗浄液を吸引します。
⑤ 右の表示になったら、
洗浄液カートリッジを外
します。
空吸引します。
センジョウ
センジョウジグヲハズス
⑥ 右の表示になったら、洗浄液カートリッジを
セットします。
センジョウ
センジョウジグヲセット
洗浄液を吸引します。
⑦ 右の表示になったら、
洗浄液カートリッジを外
します。
吸引した洗浄液を廃インクタンクへ排出します。
⑧ 全行程が終了すると、右の表示になります。
センジョウ
センジョウジグヲハズス
メンテナンス
センジョウ
⑨【END】キーを 2 回押すと、ローカルモードに
戻ります。
5-12
< ent >
<ローカル>
ハバ:1272mm
インク排出路の洗浄について[ハイロ センジョウ]
インクの排出路内において、インクの凝固によるインク詰まりが発生する場合があります。
このインク詰まりを防止するために、排出路内を洗浄します。
★ 清掃をする場合は、必ず付属のゴーグルと手袋を着用してください。イ
ンクが目に入る場合があります。
★ キャリッジを手でキャッピングステーションから出さないでください。
キャリッジは操作キーを使用して動かします。
用意するもの:
・メンテナンス用洗浄液 RS(SPC-0336)
・スポイト
・手袋、ゴーグル
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
【▼】を押して、[メンテナンス]
② ジョグキー【▲】
を選びます。
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
④【ENTER】キーを押します。
[キャリッジ アウト]を表示します。
⑤ ジョグキー【▲】【▼】を押して、[ハイロ セ
ンジョウ]を選びます。
⑥【ENTER】キーを押します。
キャリッジがプラテン上に移動します。
<ENT>
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
ステーション メンテ <ent>
ステーション メンテ
メンテ
5
:キャリッジ アウト
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
ステーション メンテ
メンテ
:ハイロ センジョウ
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
空吸引動作が始まります。吸引動作を5秒、停止時
間が10秒をそれぞれ交互に動作し続けます。
5-13
⑦ フロントカバーを開けます。
⑧ スポイトでメンテナンス洗浄液 RS をとりま
す。空吸引が停止している間に、キャップから
あふれる寸前までメンテナンス洗浄液RSを垂
らします。
すべてのキャップに対して同様にメンテナンス
洗浄液 RS を垂らします。
⑨ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
30秒間空吸引を実行した後、ローカルモードにな
ります。
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
<ローカル>
5-14
スリープクリーニングについて [スリープCLEAN]
電源スイッチをオフにしても定期的にインク詰まりを防止するために、一定時間間隔でヘッ
ドからインクを吐出します。この時、同時にヘッドのクリーニング動作を実行するための動
作間隔時間を設定します。
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[メンテナンス]
<ENT>
FUNCTION
を選びます。
メンテナンス
③【ENTER】キーを押します。
<ENT>
メンテナンス
[ステーション メンテ]を表示します。
ステーション メンテ <ent>
④ ジョグキー【▲】【▼】を押して、[スリープ CLEAN]を選びます。
メンテナンス
⑤【ENTER】キーを押します。
スリープ CLEAN
スリープ CLEAN <ent>
ドウサ カンカク = 8h
⑥ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、間隔時間を選
スリープ CLEAN
びます。
ドウサ カンカク = 12h
4h, 8h, 12h, 24h, OFF
⑦【ENTER】キーを押します。
メンテナンス
[スリープ CLEAN]を表示します。
スリープ CLEAN <ent>
⑧【END】キーを2回押します。
5
<ローカル>
ローカルモードに戻ります。
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
2回
5-15
長期間使用しない場合[ホカン センジョウ]
1週間以上使用しない場合は、保管洗浄機能を使用し、ヘッドのノズルとインクの排路をク
リーニングしてください。
その後、本装置を保管してください。
用意するもの:
・メンテナンス用洗浄液 RS(SPC-0336)
、スポイト
・手袋、ゴーグル
操作手順
①【FUNCTION】キーを 1 回押します。
FUNCTION
セッテイ
② ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[メンテナンス]
を選びます。
③【ENTER】キーを押します。
[ステーション メンテ]を表示します。
④ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[ホカン セン
ジョウ]を選びます。
⑤【ENTER】キーを押します。
ヘッドがプラテン上に移動します。
<ENT>
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
ステーション メンテ <ent>
ステーション メンテ
メンテ :ホカン センジョウ
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
⑥ フロントカバーを開けます。
⑦ スポイトでメンテナンス洗浄液 R S をとり、
キャップ一杯になるまで垂らします。
すべてのキャップに対して行います。
⑧ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
5-16
ステーション メンテ
ホウチジカン
:1 m i n
長期間使用しない場合[ホカン センジョウ]
⑨ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、放置する時
間を選びます。
(1 ∼ 99 分:1 分単位)
通常は「1 分」に設定します。
⑩ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
ノズルの洗浄を実行します。
⑪ ノズルの洗浄が終了すると、
ヘッドがプラテン
上に移動します。
ステーション メンテ
ホウチジカン
:1 m i n
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
ステーション メンテ
シュウリョウ
ent
フロントカバーを開けます。
⑫ スポイトでメンテナンス洗浄液 R S をとり、
キャップ一杯になるまで垂らします。
空吸引動作は断続的に行っているため、数回この作
業を繰り返し、インクの排路をクリーニングしま
す。
すべてのキャップに対して行います。
⑬ フロントカバーを閉め、
【ENTER】キーを押し
ます。
<ローカル>
ヘッドが、ステーションに戻り、ローカルモードに
なります。
5
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
5-17
設定条件を印刷する[リスト]
本装置の設定状態を出力します。メンテナンスの参考にしてください。
1. ファンクション機能の設定[セッテイ]に関する情報
2. メンテナンス機能のドット位置補正[ドットイチホセイ]情報
3. 各インクカートリッジの交換回数
4. 本装置で使用中のファームウェアのバージョン情報
5. 保守(サービスマン用)に必要な各設定値
5-18
HEX コードで印刷する[データダンプ]
コンピュータから受信したデータコマンドを、HEX コードで作図します。
HEX コードとは、作図コマンドを英数コードで表記した物です。
出力結果を見て、データコマンドに異常がないかを確認します。
★ データダンプをリーフメディアに出力する場合は、A4 縦置きサイズ以上
のメディアを使用してください。
● データダンプは、使用するメディアサイズに合わせて、自動改行して作
図します。
5
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
5-19
ワイパ寿命の警告表示[ワイパレベル]
ワイパは消耗品です。ホコリの多い環境などでは、ヘッドが汚れやすくなります。また、曲
がったり摩耗したワイパではクリーニング効果が得られません。環境により、ワイパ交換時
期の警告を標準より早期に促します。
5-20
1/1:
標準のワイピング回数でワイパ交換の警告を表示します。
(初期値)
1/2:
1/3:
標準の 1/2 回でワイパ交換の警告を表示します。
標準の 1/3 回でワイパ交換の警告を表示します。
1/4:
標準の 1/4 回でワイパ交換の警告を表示します。
時刻を設定する[ジコクセッテイ]
本装置はカレンダーを内蔵しています。セッテイ項目の[タイムスタンプ]機能は、この設定
により、日付、時刻を表示します。
P.4-9
操作手順
① [ジコクセッテイ]を選びます。
メンテナンス
ジコクセッテイ
< ent >
②【ENTER】キーを押します。
メンテナンス
DATE
= 2002.10.02
③ 日付を設定します。
ジョグキー【 】
【 】を押して、左右の桁を移動
します。ジョグキー【▲】【▼】を押して、値を変
更します。
④ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、
[TIME]を選び
ます。
メンテナンス
TIME
= 16:20:07
⑤ 時刻を設定します。
ジョグキー【 】
【 】を押して、左右の桁を移動
します。ジョグキー【▲】【▼】を押して、値を変
更します。
⑥【ENTER】キーを押します。
メンテナンス
DATE
= 2002.10.02
⑦ 設定した日付を表示します。
ジョグキー【▲】
【▼】を押すと、設定した時
5
刻を表示します。
⑧【END】キーを 2 回押すと、ローカルモードに
戻ります。
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
<ローカル>
ハバ:1272mm
5-21
本装置の情報を表示する[マシンジョウホウ]
本装置のファームウェアバージョン、シリアル番号、ディーラー番号を表示します。
トラブル発生時に、販売店または弊社営業所にこの情報とトラブル内容とをご連絡ください。
付録のお問い合わせシートをご利用していただくと、速やかに対処いたします。
操作手順
① [マシンジョウホウ]を選びます。
メンテナンス
マシンジョウホウ
< ent >
②【ENTER】キーを押します。
③ 再度、
【ENTER】キーを押すと、ファームウェ
アバージョンを表示します。
④ ジョグキー【▲】
【▼】を押して、[シリアルNo.]
を選びます。
⑤【ENTER】キーを押すと、本装置のシリアル番
号を表示します。
⑥ ジョグキー【▲】【▼】を押して、[ディーラー
No.]を選びます。
⑦【ENTER】キーを押すと、本装置のディーラー
番号を表示します。
⑧【END】キーを 2 回押すと、ローカルモードに
戻ります。
5-22
MAIN
Ver
**.**
I/F
Ver
**.**
メンテナンス
シリアル N o
< ent >
メンテナンス
S/N
********
メンテナンス
ディーラーN o
< ent >
メンテナンス
D/N
********
<ローカル>
ハバ:1272mm
カッター刃の交換
カッター刃は消耗品です。切れ味が悪くなってきたら、新しいカッター刃(SPA-0107)に交
換してください。
★ 刃先は鋭利です。ケガをしないようご注意ください。
★ カッター刃は、子供の手の届かないところに保管してください。
また、使用済みのカッター刃は、地域の条例に従い廃棄してください。
● カッター刃の下に用紙を敷いておくと、刃先が落ちた時に拾いやすくな
ります。
操作手順
① [キャリッジアウト]を実行します。
P.5-4
② フロントカバーを開けます。
③ キャリッジ横のカッターユニットを交換します。
1.
カッターユニットのネジを緩めます。
2.
カッターユニットを取り外します。
3.
新しいカッターユニットを取り付けます。
4.
カッターユニットのネジを締めて、カッター
ユニットを固定します。
5
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
機
能
④ フロントカバーを閉じ、
【ENTER】キーを押し
ます。
⑤ ローカルモードに戻ります。
5-23
5-24
6章
困ったときは
6 章では、本装置になんらかの異常が発生した場合や、エラーメッ
セージを表示した場合のトラブル解消方法について説明します。
本章の内容
故障?と思う前に ...................................................................................... 6-2
電源が入らない ........................................................................................... 6-2
作図できない ............................................................................................... 6-2
メディア詰まり / メディアが汚れる ........................................................ 6-3
[HEAT]ランプ ,[CONSTANT]ランプが点灯しない .............................. 6-3
画質不良が発生した場合は ...................................................................... 6-4
白スジ/カスレ / 色の濃いスジが発生する(ヘッド移動方向)............ 6-4
文字が用紙送り方向に 2 重、3 重にブレる ............................................ 6-4
往復印字でズレが発生する ....................................................................... 6-4
色ごとにインクが重ならない .................................................................... 6-4
作図中にインク滴が落ちる ....................................................................... 6-4
メッセージを表示するトラブル .............................................................. 6-5
ワーニングエラー ....................................................................................... 6-5
エラーメッセージ ....................................................................................... 6-8
6
困
っ
た
と
き
は
6-1
故障?と思う前に
ディスプレイにエラーメッセージが表示されないときのトラブルの対処方法について説明し
ます。故障?と思う前にもう一度確認してください。対処しても正常に戻らない場合は、販
売店または弊社営業所にご連絡ください。
電源が入らない
電源が入らない場合の原因の多くは、電源やコンピュータのケーブル接続ミスによるもので
す。接続が適正かもう一度確認してください。
電源ケーブルを本装置と電源コンセン
イイエ
電源ケーブルを確実に接続してくださ
い
トに接続しましたか?
主電源が入っていますか?
イイエ
主電源を入れてください。
P.2-3
初期動作直後に電源が切れてしまいま
ハ イ
前面にある電源スイッチを入れてくだ
さい。
すか?
P.2-3
作図できない
作図ができない場合は、データが適正に本装置に送られていない場合があります。
また、作図機能に不良がある場合や、メディアのセット方法に問題がある場合などが考えら
れます。
ご使用のインターフェースケーブルが
イイエ
本装置のケーブルをご使用ください。
合っていますか?
インターフェースケーブルが確実に
イイエ
インターフェイスケーブルを確実に
セットしてください。 セットしてありますか?
ハ イ
ディスプレイにインク切れのメッセー
ジを表示していますか?
6-2
ハ イ
新しいインクカートリッジに交換して
ください。
P.2-30
故障?と思う前に
メディア詰まり / メディアが汚れる
メディア詰まりやメディアの汚れは、ご使用のメディアやセット方法に問題があるなどが考
えられます。
イイエ
推奨のメディアをお使いください。
推奨のメディアをお使いですか?
カールしていないメディアや、先端が
イイエ
カールのきついメディアや、先端が折
折れ曲がっていないメディアをお使い
れ曲がっているメディアは使わないで
ですか?
ください。
ハ イ
メディアがプラテンに沿って垂れてい
イイエ
巻き取り装置を使うか、メディアを再
セットしてください。
ますか?
P.2-10, 2-17 [HEAT]ランプ ,[CONSTANT]ランプが点灯しない
基本操作を確認してください。
本装置の電源はONになっていますか?
イイエ
本装置の電源をONにしてください。
P.2-3
ハ イ
ヒーターの電源はONになっています
イイエ
ヒーターの電源をONにしてください。
か?
6
ハ イ
ヒーターの温度設定は有効ですか?
イイエ
ヒーターの温度を設定してください。
P.2-20
困
っ
た
と
き
は
6-3
画質不良が発生した場合は
ここでは、作図品質に問題があるときの対処方法を説明します。症状に従って対処してくだ
さい。対処しても改善しない場合は、販売店または弊社営業所にご連絡(サービスコール)
ください。
白スジ/カスレ / 色の濃いスジが発生する(ヘッド移動方向)
対処方法
: ① ヘッドクリーニングをしてください。
P.2-23
② ステーション内部のメンテナンスをしてください。
P.3-4 ∼ 3-7, 5-4
P.2-25
③ 「メディア補正」機能を実行してください。
④ メディア押さえの上などヘッドが通過する部分に、紙片などの
ゴミが付着している場合は、ゴミを取り除いてください。
文字が用紙送り方向に 2 重、3 重にブレる
対処方法
: 「メディア補正」機能を実行してください。
P.2-25
往復印字でズレが発生する
対処方法
: 「ドット位置補正」機能を実行してください。
P.5-9
色ごとにインクが重ならない
対処方法
: 「ドット位置補正」機能を実行してください。
P.5-9
作図中にインク滴が落ちる
対処方法
: ① ワイパをクリーニングしてください。
P.3-4
② インクキャップのクリーニングをしてください。
P.3-4
③ ヘッドクリーニングの[ノーマル]を実行してください。
P.2-24
6-4
メッセージを表示するトラブル
何らかの異常が発生すると、ブザーが鳴りディスプレイにメッセージを表示します。
メッセージの内容によって対処してください。
ワーニングエラー
主にヒーター、インク関連に対して発生します。
エラーメッセージ
<ローカル>
カートリッジ
KMCYmc
<ローカル>
ニアエンド
KMCYmc
原 因
対処方法
装着したインクカートリッジ 【ENTER】キーを押すと、
エラーの詳細を表示します。
に問題があります。
確認してください。
インクカートリッジのインク 【REMOTE】キーを押すと、
1ファイルごと作図できま
残量が少なくなりました。
す。表示している色のイン
クカートリッジを早めに交
換してください。
KMCYmc
インクカートリッジのインク 表示している色のインク
カートリッジを交換してく
が終わりました。
ださい。
KMCYmc
インクカートリッジの有効期 【REMOTE】キーを押すと、
作図ができます。表示して
限が切れています。あるい
は、有効期限が切れかかって いる色のインクカートリッ
ジを早めに交換してくださ
います。
<ローカル>
インクエンド
<ローカル>
インクキゲン
い。
<ローカル>
ワイパコウカンシテクダサイ
キャッピングステーションの 【REMOTE】キーを押すと、
作図ができます。電源を入
ワイパ交換時期です。
れる度にエラーを表示しま
すので、早めに新しいワイ
パと交換してください。
<ローカル>
テストサクズシテクダサイ
放置時間が長いため、ノズル テスト作図を行ってくださ
い。ノズル抜けがひどい場
の復旧が見込めません。
合は、メンテナンスの[ステー
6
ションメンテ] - [ノズルセンジョウ]を実
行してください。
ヒジュンセイ インク
KMCYmc
困
っ
た
と
き
は
インクカートリッジがミマキ ミマキ純正品をお使いくだ
さい。
純正品ではありません。
6-5
エラーメッセージ
インク I C イジョウ
KMCYmc
原 因
対処方法
インクカートリッジの IC
チップが正常に読めませんで
表示している色のインク
カートリッジを再挿入して
した。
ください。再度、表示する
場合は、販売店または弊社
営業所にサービスコールし
てください。
装填したインクカートリッジ
の種類が、前回装填した種類
装填したインクカートリッ
ジの種類を確認してくださ
と異なります。
い。
装填したインクカートリッジ
表示している色と装填した
KMCYmc
の色が、前回装填した色と異
なります。
インクカートリッジの色を
確認してください。
カートリッジ イジョウ
装填したインクカートリッジ
が異常です。
装填したインクカートリッ
カートリッジ ナシ
インクカートリッジがインク
KMCYmc
ステーションに取り付けてあ
りません。
表示しているインクカート
リッジをインクステーショ
インク シュルイ
KMCYmc
インク カラー
KMCYmc
*リモート* !ヒーター
タイプ *
**.**m
ジに異常があります。確認
してください。
ンに取り付けてください。
プリヒーター、もしくはプリ 【HEATER】キーを押すと、
ントヒーターで異常が発生し エラーの詳細を表示します。
ています。
確認してください。
<ローカル> !ヒーター
ハバ:****m
ヒーター ノ デンゲンガ
ハイッテイマセン
ヒーターの電源が OFF に
ヒーターの電源を ON にし
なっています。
てください。再度表示する
ときは、サービスコールし
てください。
6-6
45℃
プリントヒーターが断線して
販売店または弊社営業所に
います。
サービスコールしてくださ
い。
Pre
40
Print
ダンセン
Pre
ダンセン
プリヒーターが断線していま
Print
43℃(47)
す。
メッセージを表示するトラブル
エラーメッセージ
Pre
サーミスタ
Print
50
40℃
原 因
プリヒーターのサーミスタに
異常があります。
対処方法
販売店または弊社営業所に
サービスコールしてくださ
い。
Pre
55℃(40)
Print
サーミスタ
プリントヒーターのサーミス
タに異常があります。
6
困
っ
た
と
き
は
6-7
エラーメッセージ
エラーメッセージは、エラー番号を表示します。
エラーメッセージを表示した場合は、電源をオフにしてしばらくたってから電源をオンにし
てください。
それでもメッセージを表示する場合は、販売店または弊社営業所にご連絡(サービスコール)
ください。
エラーメッセージ
ERROR 01
MAIN ROM
原 因
制御基板に異常が発生しま
した。
販売店または弊社営業所
にサービスコールしてく
MAIN RAM
POWER +5V
一度、電源をオフにして、
しばらくたってから電源
をオンにしてください。
再度、表示するときは、
ERROR 02
ERROR 03
対処方法
制御基板に異常が発生しま
ださい。
した。
POWER+5V
POWER+35V
制御基板に異常が発生しま
ERROR 04
フラッシュ ROM
した。
ERROR 06
D-RAM
ERROR 07
ヘッドーー*ーーー
ERROR 08
リニアエンコーダ n
ERROR 09
HDCエラー
ヘッドの接続に異常を検出
しました。
リニアエンコーダの検出で
異常が発生しました。
制御基板に異常が発生しま
した。
FPGA エラー
HDC エラー
ERROR 10
コマンドエラー
コマンドデータ以外のデー
タを受信しました。
本装置に適合していないイ
ンターフェースケーブルが
使われています。
6-8
インターフェイスケーブ
ルを確実に接続してくだ
さい。
規格に適合したインター
フェースケーブルを使用
してください。
メッセージを表示するトラブル
エラーメッセージ
ERROR 11
パラメータエラー
原 因
数値範囲外のパラメータを
受信しました。
対処方法
一度、電源をオフにして、
しばらくたってから電源
をオンにしてください。
再度、表示するときは、
販売店または弊社営業所
にサービスコールしてく
ださい。
ERROR 20
I/F ボードと制御基板のイン
I / F ボード
ターフェースにエラーが発生
しました。
ERROR 21
I / F ナシ
I/F ボードが制御基板に装着
されていません。
ERROR 23
ホストコンピュータと I/F
ボードとの通信にタイムアウ
ホスト I / F
トエラーが発生しました。 I/F ボードと制御基板の初期
ERROR 24
動作不良です。
I / F イニシャル
ケーブルが確実に接続し
てあるか、またはホスト
コンピュータ側でエラー
が発生していないか確認
してください。
一度、電源をオフにして、
しばらくたってから電源
をオンにしてください。
再度、表示するときは、
販売店または弊社営業所
にサービスコールしてく
ださい。
ERROR 30
オペレーション エラー
ERROR 34
ミサクズデータアリ
操作パネルで不当なオペレー
ションをしました。
正しいオペレーションを
してください。
受信済みで未作図のデータ
があるのに、ファンクショ
受信済みのデータを全て
ン機能の設定を変更しよう
としています。 作図するか、データクリ
アを実行してから、設定
6
機能を変更してください。
困
っ
た
と
き
は
6-9
エラーメッセージ
原 因
ERROR 40
X モーターに過大な負荷がか
一度、電源をオフにして、
かりました。 しばらくたってから電源を
オンにしてください。
Y モーターに過大な負荷がか
かりました。
再度、表示するときは、
販売店または弊社営業所に
モーターアラームX
ERROR 41
モーターアラームY
対処方法
サービスコールしてください。
ERROR 42
Xオーバーカレント
X モーターの過電流エラーを
検出しました。
Yオーバーカレント
Y モーターの過電流エラーを
検出しました。
ERROR 46
ワイパの位置が適正ではあり
ERROR 43
ワイパ
ERROR 50
メディアケンシュツ
ません。
用紙検出ができませんでした。「メディアのセット」をご覧
メディアのセット位置、使用 ください。
P.2-8
メディアが不適当です。
正しくセットしても、エラー
を表示する場合は、販売店ま
たは弊社営業所にサービス
コールしてください。
一度、電源をオフにして、
ERROR 51
ゲンテンケンシュツ
原点検出ができませんでした。 しばらくたってから電源を
オンにしてください。再度
表示するときは、販売店ま
たは弊社営業所にサービス
コールしてください。
6-10
付録
各種仕様や構成品、メニュー構造を示します。
本章の内容
本体仕様 ............................................................................................... 付録 -2
インク仕様 ........................................................................................... 付録 -4
警告ラベルについて ............................................................................ 付録 -5
お問い合わせシート ............................................................................ 付録 -6
機能フローチャート ............................................................................ 付録 -7
付
録
付録 -1
本体仕様
項 目
作図ヘッド部
JV3-130S
方式
ドロップオンデマンドピエゾヘッド
仕様
3 ヘッド インライン
ノズル構成
各色 180 ノズル
作図分解能
360, 540, 720, 1440 dpi
作図モード
JV3-160S
360 x 360 dpi : 2 / 4 / 8 pass, 双方向 / 単方向
360 x 540 dpi : 3 / 6 / 12 pass, 双方向 / 単方向
360 x 720 dpi : 4 / 8 / 16 pass, 双方向 / 単方向
720 x 720 dpi : 4 / 8 / 16 pass, 双方向 / 単方向
720 x 1440 dpi : 8 / 16 / 32 pass, 双方向 / 単方向
1440 x 1440 dpi : 16 / 32 pass, 双方向 / 単方向
使用可能インク
専用ソルベントインク 6 色(B,C,M,Y,Lc,Lm)
1 色あたり 1 カートリッジ
インク供給
インクカートリッジからのチューブ供給
インク残量表示機能あり(IC 搭載あり)
インクエンド検出機能あり
インクカートリッジ交換方式
インク容量
各色(220 cc ± 5 cc)
1 カートリッジあたり約 200 cc 使用可能
使用可能メディア
ターポリン、FF、塩ビフィルム
最大作図範囲
ロールメディアサイズ
リーフメディアサイズ
作図マージン
1440 x 1440 dpi : 1000 mm
標準スキャン時
1361 mm
1610 mm
高速スキャン時
1321 mm
1570 mm
最大幅
1371 mm
1620 mm
最小幅
210 mm
厚さ
1.0 mm 以下
ロール外径 φ 180 mm 以下
ロール重量
25 kg 以下(ただしロールの左右を保持した時、ロールがたわまないこと)
紙管内径
2 インチ , 3 インチ
作図面
外側
巻終わり処理
紙管にテープ止め
最大幅
1371 mm
最小幅
210 mm
1620 mm
リーフメディア
左右:15 mm(初期値)
:パラメーターにより可変(最小 5 mm まで)
前:65 mm
後:110 mm
ロールメディア
左右:15 mm(初期値)
:パラメーターにより可変(最小 5 mm まで)
前:25 mm
後:0 mm
距離精度
直角度
付録 -2
絶対精度
± 0.3 mm または指定距離の ± 0.3 % の大きい方
再現性
± 0.2 mm または指定距離の ± 0.1% の大きい方
± 0.5 mm/1000 mm
本体仕様
項 目
JV3-130S
JV3-160S
メディアスキュー
5 mm 以下 /10 m
ヘッド高さ調整
2.0 mm/3.0 mm(プラテン面より)
:2 段階調整
メディア裁断
ヘッド部カッターによる Y 方向カット
裁断精度(段差)0.5 mm 以下
排紙
ロール巻取り装置標準(内巻き / 外巻き 切り替え可能)
廃インクタンク
ボトル式(2 リットル 1 本)
インターフェース
IEEE1394 準拠 , IEEE1284 準拠
コマンド
MRL-II(バリアブルドット対応)
目視による交換時判断
<ESC/Pレベル2ベース ミマキオリジナルコマンド>
騒音
待機時
58 dB 以下(FAST-A, 前後左右 1 m)
動作連続音
65dB 以下
動作不連続音
70 dB 以下
適合規格
UL, VCCI-classA, FCC ClassA, CEマーキング, CBレポート, CCC
電源仕様
AC100 V ∼ 120 V ± 10 %, AC 200 V ∼ 240 V ± 10 %
50/60 Hz ± 1 Hz
消費電力
設置環境
重量
外形寸法
1KVA 以下(本体とヒーター含む)
使用可能温度
20 ℃ ∼ 35 ℃
相対湿度
35 ∼ 65 %Rh (結露なきこと)
精度保証温度
20 ℃ ∼ 25 ℃
温度勾配
± 10 ℃/h 以下
粉塵
オフィス相当
本体
130 kg
140 kg
全体
145 kg 以下
155 kg 以下
2470 mm
幅
2210 mm
奥行き
850 mm 以下(フロント排気ユニット無時:640 mm 以下)
高さ
1210 mm 以下
付
録
付録 -3
インク仕様
項 目
仕 様
形態
専用ソルベントインクカートリッジ
色
ブラックインクカートリッジ
シアンインクカートリッジ
マゼンタインクカートリッジ
イエローインクカートリッジ
ライトシアンインクカートリッジ
ライトマゼンタインクカートリッジ
インク容量
220cc/ カートリッジ
有効期間
製造日より 1 年間(常温)
開封から 3 カ月以内
保存温度
保存時
-30℃∼ 40℃(40℃の場合1カ月以内)
輸送時
-30℃∼ 60℃
(60℃の場合 120 時間以内、40℃の場合1カ月以内)
★ インクは長時間放置すると凍結する場合があります。万一、凍結した場
合は、室温(25℃)で 3 時間以上かけて解凍してから使用してくださ
い。
★ インクカートリッジを分解したり、インクを詰め替えないでください。
付録 -4
警告ラベルについて
本装置には、警告ラベルが貼ってあります。警告ラベルの内容を十分理解してください。
警告ラベルが汚れて読めなくなったり、剥がれた場合は、新しい警告ラベルを販売店または
弊社営業所にてお買い求めください。
ラベルの位置
前面
背面
付
録
付録 -5
お問い合わせシート
プリンターの故障、異常動作については、このシートをお使いください。
下記の必要事項をご記入の上、巻末の弊社営業所まで FAX でお送りください。
御社名
ご担当者名
電話番号
プリンター機種名
お使いの OS
マシーン情報 *
エラーメッセージ
お問い合わせ内容
* [マシンジョウホウ]で表示した情報をご記入ください。 付録 -6
P.5-22
機能フローチャート
メディアセット時
TEST &
TEST & CLEANING キー: CLEANING
END
<ローカル>
< , >
メディア センタク
ロール<
>リーフ
メディア ケンシュツ チュウ
シバラク オマチクダサイ
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
** メディア **
Y=xxxx
X=xxxx
TEST &
CLEANING
テストサクズ
ENTER
** テストサクズ **
ENTER
クリーング チュウ
**********------------
<ENT>
TEST &
CLEANING
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
クリーニング
タイプ
:ノーマル
ノーマル, ソフト, キョウリョク
原点設定方法
∧ , ∨
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
< , >
ENT
ゲンテン セッテイ
0.0
------FUNCTION
インク残量チェック:
ゲンテン セッテイ
** ゲンテン **
ENTER
メディア カット
<ENT>
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
x.xxm
ENTER
メディアオクリ ホセイ
0
0
ENTER
5
6
7
8
フル
9
DATA
CLEAR
DATA
CLEAR
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
メディアオクリ ホセイ
0
4
メディア カット チュウ
シバラク オマチクダサイ
メディア送り補正
FUNCTION
ニアエンド
1 2 3
<ローカル> KMCYm c
ザンリョウ 2 6 7 5 4 3
ENTER
DATA CLEAR キー:
*リモート*
タイプx
ENTER
ENTER
データ クリア
** データ クリア **
<ENT>
メディアオクリ ホセイ
ホゾン
: ent
HEATER キー:
ENTER
*リモート*
タイプx
*リモート*
タイプx+
HEATER
x.xxm
x.xxm
Pre
Print
HEATER
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
45℃(47)
40℃(40)
ENTER
Pre
Print
40
50
45℃
40℃
∧ , ∨
< , >
Pre
Print
40
50
50℃
45℃
OFF, 20 ∼ 60℃
FUNCTION キー:
FUNCTION
>
<ローカル>
ハバ:xxxxmm
FUNCTION
FUNCTION
セッテイ
<ENT>
ENTER
セッテイ
センタク
ENTER
:タイプ1
タイプ*
メディアホセイ
タイプ1∼タイプ4
ENTER
<ent>
タイプ*
サクズカイシ
∧ , ∨
タイプ*
ヒーター
:ent
サクズ チュウ
シバラク オマチクダサイ
タイプ*
プリヒート
ENTER
タイプ*
プリヒート
ENTER
<ent>
:40℃
タイプ*
プリントヒート
:55℃
OFF, 20 ∼ 60℃
∧ , ∨
ENTER
<ent>
タイプ*
゚C/ ゚F
: ゚C
゚C, ゚F
∧ , ∨
FUNCTION
,
タイプ*
スタンバイ
∧ , ∨
ENTER
<ent>
タイプ*
スタンバイ
: ナシ
10 ∼ 90min. (10min 刻み)
∧ , ∨
タイプ*
OFF ジカン
続く
続く
ENTER
<ent>
0
OFF, 20 ∼ 60℃
∧ , ∨
タイプ*
゚C/ ゚F
=
-255 ∼ 255
<ent>
タイプ*
プリントヒート
∧ , ∨
タイプ*
ホセイチ
∧ , ∨
ENTER
<ent>
ENTER
タイプ*
OFF ジカン
: ナシ
30, 60, 90min
付録 -7
FUNCTION
セッテイ
<ENT>
続き
タイプ*
ヒーター
<ent>
続き
∧ , ∨
タイプ*
サクズホウシキ
ENTER
タイプ*
サクズヒンシツ
<ent>
<ent>
タイプ* 30, 60, 90min
サクズヒンシツ :ヒョウジュン
ヒョウジュン, キレイ, ハヤイ
∧ , ∨
ENTER
タイプ*
ホウコウ
∧ , ∨
<ent>
タイプ*
ホウコウ
ENTER
タイプ*
ロジカルシーク
:タンホウコウ
タンホウコウ ソウホウコウ
∧ , ∨
<ent>
タイプ*
ロジカルシーク
:ON
ON, OFF
ENTER
タイプ*
カサネヌリ
<ent>
タイプ*
カサネヌリ
:1
1∼9回
∧ , ∨
タイプ*
カンソウジカン
ENTER
<ent>
ENTER
タイプ*
スキャン
:0.0s
0.0 ∼ 9.9s
∧ , ∨
ENTER
タイプ*
オートカット
<ent>
タイプ*
オートカット
:0s
0 ∼ 999s
:OFF
OFF, ON
∧ , ∨
タイプ*
ユウセンジュンイ
タイプ*
オートカット
ENTER
<ent>
タイプ*
メディアホセイ
ENTER
:ホスト
タイプ*
ヒーター
ホスト, パネル
ENTER
:ホスト
ホスト, パネル
タイプ*
リフレッシュ
∧ , ∨
:ホスト
ENTER
<ent>
タイプ*
ミギマージン
ENTER
<ent>
タイプ*
ヒダリマージン
ENTER
<ent>
: 0mm
-10 ∼ 85mm
∧ , ∨
∧ , ∨
タイプ*
ミギマージン
タイプ*
ヒダリマージン : 0mm
-10 ∼ 85mm
タイプ*
カラー パターン
ENTER
<ent>
タイプ*
カラー パターン
ENTER
タイプ*
リフレッシュ
<ent>
タイプ*
リフレッシュ
ENTER
タイプ*
ケンシュツ
ENTER
<ent>
: セレクト
セレクト, ハバ
∧ , ∨
タイプ*
キュウチャク
: レベル3
レベル0 ∼レベル3
∧ , ∨
タイプ*
メディア ケンシュツ <ent>
: OFF
ON, OFF
∧ , ∨
タイプ*
キュウチャク
: ヒョウジュン
ヒョウジュン, ヨワイ
∧ , ∨
続く
付録 -8
続く
ENTER
:ホスト
ホスト, パネル
ENTER
ホスト, パネル
タイプ*
マージン
タイプ*
サクズホウシキ
タイプ*
オートカット
ENTER
ENTER
:ホスト
ホスト, パネル
タイプ*
カサネヌリ
タイプ*
カンソウジカン
:ホスト
ホスト, パネル
:ホスト
ホスト, パネル
続き
続き
タイプ*
キュウチャク
FUNCTION
セッテイ
<ENT>
<ent>
∧ , ∨
ENTER
タイプ*
ミリ/インチ
<ent>
タイプ*
ミリ/インチ
:ミリ
ミリ, インチ
∧ , ∨
タイプ*
スタンプ
ENTER
<ent>
タイプ*
モード スタンプ
ENTER
<ent>
タイプ*
モード スタンプ
:OFF
OFF, ON
∧ , ∨
タイプ*
タイム スタンプ
∧ , ∨
FUNCTION
∧ , ∨
タイプ*
タイム スタンプ
:OFF
OFF, ON
タイプ*
オートクリーニング <ent>
ENTER
タイプ*
オートクリーニング
タイプ*
セッテイ リセット
メンテナンス
ステーション メンテ
ENTER
<ent>
:OFF
OFF, ON
∧ , ∨
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
ENTER
<ent>
ENTER
<ent>
ステーション メンテ
メンテ
:キャリッジ アウト
ENTER
タイプ*
リセット
: ent
ENTER
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
∧ , ∨
ステーション メンテ
メンテ
:ワイパコウカン
ENTER
ENTER
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
∧ , ∨
ステーション メンテ
メンテ
:ノズルセンジョウ
ENTER
ENTER
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
ステーション メンテ
メンテ :ハイロ センジョウ
∧ , ∨
ショキカ チュウ
シバラク オマチクダサイ
1∼ 99min
∧ , ∨
FUNCTION
ステーション メンテ
ホウチジカン
: 1 min
ENTER
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
∧ , ∨
ステーション メンテ
メンテ :ホカン センジョウ
ENTER
ENTER
ステーション メンテ
シュウリョウ
:ent
∧ , ∨
メンテナンス
ドットイチホセイ
ENTER
<ent>
FUNCTION
∧ , ∨
メンテナンス
テイキ ワイピング <ent>
ENTER
ステーション メンテ
メンテ :ラビング
ENTER
ステーション メンテ
ヘッドタカサ
ENTER
:ヒクイ
ジグ ヲ セット シテ
クダサイ OK? :ent
∧ , ∨
メンテナンス
スリープCLEAN<ent>
ENTER
:ent
ヒクイ, タカイ
テイキ ワイピング
スキャン カイスウ
<ent>
>
ENTER
テイキ ワイピング
オンド サ
<ent>
ENTER
ENTER
ステーション メンテ
サクズカイシ
テイキ ワイピング
スキャン カイスウ =
:ent
ステーション メンテ
ジッコウ カイスウ
サクズ チュウ
シバラク オマチクダサイ
:1
チュウシ
ラビングチュウ
:end
メンテナンス
パターン1
= 0.0
パターン1∼パターン7
-40.0 ∼ 40.0
0
0 ∼ 9990
∧ , ∨
FUNCTION
ステーション メンテ
シュウリョウ
1∼ 99min
∧ , ∨
FUNCTION
ステーション メンテ
ホウチ ジカン
: 1 min
ENTER
テイキ ワイピング
オンド サ
=
20℃
スリープCLEAN
ドウサ カンカク = 8h
4, 8, 12, 24, OFF
続く
続く
付録 -9
続き
続き
FUNCTION
メンテナンス
<ENT>
メンテナンス
インクジュテン
ジュウテンチュウ
**********------------
ENTER
センジョウ
カートリッジ ヲ ハズス
センジョウ チュウ
シバラク オマチクダサイ
センジョウ
センジョウ ジグ ヲセット
センジョウ チュウ
シバラク オマチクダサイ
センジョウ チュウ
シバラク オマチクダサイ
センジョウ
センジョウ ジグ ヲセット
センジョウ チュウ
シバラク オマチクダサイ
センジョウ チュウ
センジョウ ジグ ヲハズス
<ent>
FUNCTION
メンテナンス
センジョウ
ENTER
∧ , ∨
<ent>
FUNCTION
∧ , ∨
センジョウ チュウ
シバラク オマチクダサイ
センジョウ
センジョウジグ ヲ ハズス
メンテナンス
センジョウ
<ent>
FUNCTION
FUNCTION
∧ , ∨
メンテナンス
リスト
続き
∧ , ∨
ENTER
<ent>
FUNCTION
メンテナンス
データ ダンプ
メンテナンス
ワイパレベル
<ent>
メンテナンス
** データダンプ **
∧ , ∨
ENTER
<ent>
FUNCTION
メンテナンス
ジコク セッテイ
∧ , ∨
ENTER
FUNCTION
メンテナンス
サクズ チュウ
ジュウテンチュウ
ワイパレベル
:1/1
1/2, 1/3, 1/4
∧ , ∨
ENTER
<ent>
メンテナンス
DATE=xxxx.xx.xx
ENTER
メンテナンス
DATE=xxxx.xx.xx
∧ , ∨
FUNCTION
メンテナンス
マシン ジョウホウ
ENTER
メンテナンス
TIME=
∧ , ∨
ENTER
<ent>
xx:xx:xx
メンテナンス
バージョン
ENTER
MAIN Ver xx.xx
I/F
Ver xx.xx
ENTER
メンテナンス
S/N ********
ENTER
メンテナンス
D/N ********
<ent>
∧ , ∨
メンテナンス
シリアル No
<ent>
∧ , ∨
メンテナンス
ディーラー No
FUNCTION
ハイキ ファン
<ENT>
ENTER
ENTER
ハイキファン
テイシタイマー
<ent>
∧ , ∨
ハイキファン
キリカエ
ENTER
<ent>
:120Mim
0-240 (10 分単位), レンゾク
∧ , ∨
FUNCTION
ハイキファン
テイシタイマー
<ent>
ハイキファン
キリカエ
:LOW
LOW, OFF
FUNCTION
DISPLAY <ENT>
付録 -10
ENTER
DISPLAY
English
<ent>
Japanese, Portguese,
Italian, Spanish,
French, German
< , >
メンテナンス
TIME=
xx:xx:00
索引
記号
℃/゚F ......................................................... 4-5
2 重、3 重にブレる ................................... 6-4
A
AC インレット ........................................... 1-5
C
CONSTANT ランプ ................................. 1-7
CONSTANT ランプが点灯しない .......... 6-3
R
REMOTE キー ........................................... 1-6
REVERSE .............................................. 2-16
T
TEST & CLEANING キー ....................... 1-6
ア
安全にお使いいただくために ....................... vi
イ
D
DATA CLEAR キー .................................. 1-6
E
END キー .................................................... 1-6
ENTER キー ............................................... 1-6
F
FORWARD ............................................. 2-16
FUNCTION キー ....................................... 1-6
H
HEATER キー ............................................ 1-6
HEAT ランプ ............................................. 1-7
HEAT ランプが点灯しない ...................... 6-3
HEX コード ............................................. 5-19
色ごとにインクが重ならない ................... 6-4
色の濃いスジが発生する ........................... 6-4
インクエンド ........................................... 2-30
インクカートリッジ .................................. 1-5
インク残量が少なくなったら ................ 2-30
インク滴が落ちる ...................................... 6-4
インクジュウテン ................................... 5-11
インク仕様 ............................................ 付録 -4
インクステーション .................................. 1-5
エ
エラーメッセージ ...................................... 6-8
オ
オートクリーニング ............................... 4-10
お手入れ上のご注意 .................................. 3-2
お問い合わせシート ............................ 付録 -6
I
IEEE1394 コネクタ ................................ 1-5
カ
カートリッジ異常が発生したら ............ 2-31
O
OFF ジカン ................................................. 4-5
P
POWER ランプ ......................................... 1-6
外装のお手入れ .......................................... 3-3
各部の名称とはたらき .............................. 1-4
装置前面 .............................................. 1-4
装置背面 .............................................. 1-5
カサネヌリ .................................................. 4-7
画質不良が発生した場合は ....................... 6-4
カスレ ......................................................... 6-4
画像データを作図する ........................... 2-28
カッター刃 ............................................... 1-10
索引 -1
索
索
引
引
カッター刃の交換 ................................... 5-23
カットライン ........................................... 1-10
ジコクセッテイ ....................................... 5-21
カラーパターン .......................................... 4-8
カンソウジカン .......................................... 4-7
自動裁断 ...................................................... 4-7
受信障害 ........................................................... ii
オートカット ...................................... 4-7
スキャン .............................................. 4-7
主電源スイッチ ................................ 2-3, 1-5
ジョグキー .................................................. 1-6
乾燥時間 ...................................................... 4-7
ジョグキーのはたらき .............................. 1-6
白スジが発生する ...................................... 6-4
シ
キ
脚 ................................................................. 1-4
キャスタのロック ...................................... 1-3
スキャン ...................................................... 4-7
キャッピングステーション ....................... 1-9
キャップのクリーニング ........................... 3-4
スタンバイ .................................................. 4-5
スタンプ ...................................................... 4-9
キャリッジ .................................................. 1-8
キャリッジアウト ...................................... 5-4
ステーション内の清掃 .............................. 5-4
ステーション内部の洗浄 ........................... 3-6
キュウチャク .............................................. 4-9
キョウリョク ........................................... 2-24
ステーションメンテ .................................. 5-4
スリープCLEAN .......................................... 5-15
ク
ス
スリープクリーニングについて ............ 5-15
ズレが発生する .......................................... 6-4
クランプレバー ................................ 1-4, 1-5
クリーニング ........................................... 2-24
ケ
警告ラベル ............................................ 付録 -5
コ
ご注意 ............................................................... i
セ
設置場所について ...................................... 1-2
設定条件を印刷する ............................... 5-18
セッテイリセット ................................... 4-10
セレクト ...................................................... 4-9
センジョウ ............................................... 5-11
洗浄キット .................................................. 3-6
使用上のご注意 ....................................... x
ソ
サ
操作パネル ........................................ 1-4, 1-6
作業の流れ .................................................. 2-2
作図が終了したら ................................... 2-29
ジョグキーのはたらき ....................... 1-6
装置前面 ...................................................... 1-4
作図できない .............................................. 6-2
サクズホウシキ .......................................... 4-6
ソウホウコウ .............................................. 4-6
ソフト ...................................................... 2-24
サクズヒンシツ .................................. 4-6
ホウコウ .............................................. 4-6
ロジカルシーク .................................. 4-6
作図を開始する ....................................... 2-28
作図を中止する ....................................... 2-29
タ
タイプ
- の登録 ................................................ 4-4
- の変更 ................................................ 4-4
タイムスタンプ .......................................... 4-9
索引 -2
索引
高さ調整レバー .......................................... 2-6
タンホウコウ .............................................. 4-6
テ
データダンプ ........................................... 5-19
ディスプレイ .............................................. 1-6
テストパターン ....................................... 2-23
電圧セレクタスイッチ .............................. 1-4
電源が入らない .......................................... 6-2
電源スイッチ .................................... 1-4, 2-3
電源をオフにする ................................... 2-30
電源をオンにする ...................................... 2-3
電波障害自主規制 ........................................... ii
ト
ヒ
ヒーター ...................................................... 4-5
℃/゚F ................................................. 4-5
OFF ジカン ........................................ 4-5
スタンバイ .......................................... 4-5
プリヒート .......................................... 4-5
プリントヒート .................................. 4-5
ヒーター温度 .............................. 2-20, 4-11
ヒーターに異常がある場合 .................... 2-22
ヒーターパネル .......................................... 1-7
ピンチローラー .......................................... 1-9
フ
ファンクションモード ........................... 1-14
ファームウェアのバージョン 2-3, 5-18, 5-
ドットイチホセイ ...................................... 5-9
ドット位置補正
22
フィードローラー ...................................... 1-9
- 往路 ................................................... 5-9
- 復路 ................................................... 5-9
フラッシング機能 ......................... 1-4, 2-32
プラテン ...................................................... 1-4
プラテンの清掃 .......................................... 3-3
トラブル ............................................ 6-5, 6-7
トルクリミッタ ....................................... 2-16
ニ
ニアエンド ............................................... 2-30
プリヒーター .......................... 1-7, 1-8, 1-5
プリヒート .................................................. 4-5
プリントヒーター .................. 1-7, 1-8, 1-4
プリントヒート .......................................... 4-5
フロントカバー ................................ 1-4, 2-4
ノ
ノーマル ................................................... 2-24
ノズル詰まり ........................................... 2-23
ノットレディモード ............................... 1-14
ハ
ヘ
ヘッドタカサ ........................................... 4-10
ヘッドの高さを調整する ........................... 2-6
ホ
廃インクタンク .......................................... 1-4
ホウコウ ...................................................... 4-6
- ガード ................................................ 3-8
- のインクが溜まったら ..................... 3-8
ホカン センジョウ .................................. 5-16, 5-17
ホスト ......................................................... 4-7
ハイロ センジョウ ............................................... 5-13
パネル ......................................................... 4-7
本書の構成 ................................................... xvii
本装置の移動 .............................................. 1-3
ハバ ............................................................. 4-9
本体仕様 ................................................ 付録 -2
索引 -3
索
索
引
引
マ
リ
マーク表示について ...................................... vi
リーフメディアのセット ........................ 2-17
マージン ...................................................... 4-8
巻き取り装置 ................................. 1-4, 2-16
リア排気ダクト .......................................... 1-5
リスト ...................................................... 5-18
マシンジョウホウ ................................... 5-22
リセット ................................................... 4-10
リフレッシュ .............................................. 4-8
ミ
リモートモード ....................................... 1-14
ミリ/インチ .............................................. 4-9
ロ
メッセージを表示するトラブル ..... 6-5, 6-7
ローカルモード ....................................... 1-14
ローラーの清掃 .......................................... 3-3
メディア ................................................... 1-12
- 使用可能メディア ......................... 1-13
ロールホルダー ................................ 2-8, 1-5
ロールメディアのセット ........................ 2-10
- 推奨メディアの種類 ..................... 1-13
- 取り扱い注意 ................................. 1-12
ロジカルシーク .......................................... 4-6
ロックピン ............................................... 2-15
メ
- メディアサイズ ............................. 1-13
メディアケンシュツ .................................. 4-9
ワ
メディアセンサー ................................... 1-10
メディアセンサーの清掃 ........................... 3-3
ワーニングエラー ...................................... 6-5
ワイパコウカン .......................................... 5-5
メディア詰まり / メディアが汚れる ........ 6-3
メディアのセット ...................................... 2-8
ワイパ寿命の警告表示 ........................... 5-20
ワイパのクリーニング .............................. 3-4
メディアホセイ ............................. 2-25, 4-5
メディア補正 ........................................... 2-25
ワイパレベル ........................................... 5-20
メディアホセイ
作図中の補正 ................................... 2-27
メニューの基本操作 .................................. 4-2
メンテナンス機能の導入 ........................... 5-2
メンテナンス用洗浄液 RS3-6, 5-13, 5-16
モ
モードスタンプ .......................................... 4-9
モードについて ....................................... 1-14
ユ
優先順位
パネル .................................................. 4-7
ホスト .................................................. 4-7
ユウセンジュンイ ...................................... 4-7
索引 -4
お問い合わせ先
製品に関するお問い合わせは、販売店または下記までお願い致します。
http://www.mimaki.co.jp
東京支社
金沢営業所
TEL 03-5420-8680
TEL 076-222-5380
東京都品川区北品川5-9-41 TKB御殿山ビル
金沢市駅西新町2-12-6
〒141-0001
FAX 03-5420-8686
〒920-0027
FAX 076-222-5381
大阪支店
名古屋営業所
TEL 06-6388-8258
TEL 052-777-7245
大阪府吹田市江坂町1-13-41 明治生命江坂ビル
〒564-0063
名古屋市名東区上社1-119
〒465-0025
FAX 06-6388-8265
FAX 052-777-7309
札幌営業所
TEL
011-200-5500
広島営業所
TEL 082-876-3103
札幌市中央区北2条東-1-5-2 サニープリンス
広島市安佐南区緑井6-10-14 メイゾン高津屋
〒060-0032
FAX 011-200-5510
〒730-0103
FAX 082-876-3108
仙台営業所
福岡営業所
TEL 022-213-7303
TEL 092-612-1355
仙台市青葉区上杉1-6-22 サンビル
福岡市博多区吉塚5-11-15
〒980-0011
FAX 022-213-7305
〒812-0041
FAX 092-612-1356
長野営業所
TEL 0268-64-2281
長野県小県郡東部町大字加沢 1333-3
〒389-0514
FAX 0268-64-2285
索
索
引
引
お問い合わせ時間: 午前10:00より午後5:00まで
営
業
日
: 月曜日から金曜日まで(祝祭日を除く)
索引 -5
JV3 Series 取扱説明書
2004 年 1 月
発
行
者
株式会社ミマキエンジニアリング
発
行
所
株式会社ミマキエンジニアリング
長野県小県郡東部町大字加沢 1333-3
〒 389-0514 Tel : 0268-64-2413(代)
D200727-1.50-05012004
Printed in Japan
D200727
© MIMAKI ENGINEERING CO., LTD. 2004

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