フォナック コムパイロットⅡ 取扱説明書


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68 Pages

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フォナック コムパイロットⅡ 取扱説明書 | Manualzz

Phonak ComPilot Ⅱ

フォナック コムパイロットⅡ

取扱説明書

2

もくじ

はじめに ........................................................................................4

安全上のご注意(必ずお守りください)

コムパイロットⅡとは

本体および付属品 .................................................................... 12

各部の名称

................................5

? .............................................................11

................................................................................ 13

ご使用になる前に .................................................................... 14

 コムパイロットⅡの使用可能時間 .......................................... 17

コムパイロットⅡの電源 ...............................................................18

コムパイロットⅡの装着方法

接続テスト

................................................. 19

................................................................................. 22

コムパイロットⅡのリモコン機能を使用する ...................... 24

コムパイロットⅡのストリーミング機能を使用する

携帯電話とコムパイロットⅡの使用について

.......... 28

..................... 32

オーディオ機器とコムパイロットⅡの使用について .......... 38

 ケーブル接続

.................................................................................38

Bluetooth 接続 .............................................................................40

  Roger/FM システム ......................................................................43

 複数の入力音源の切り換え .......................................................44

 キーロック .....................................................................................46

確認ランプについて ................................................................ 47

 電源状態表示 ................................................................................47

 オーディオ状態表示

スマートフォンアプリ

....................................................................49

.............................................................. 50

トラブルシューティング

重要なお知らせ

安全上の注意点

.......................................................... 52

........................................................................ 62

....................................................................... 64

品質保証期間とアフターサービス

シンボルマークの説明

........................................ 65

............................................................ 66

3

はじめに

このたびはフォナック社製品をお買い上げいただき、誠

にありがとうございます。

Phonak ComPilot Ⅱ(フォナック コムパイロットⅡ:以下

「コムパイロットⅡ」)はリモコンとして補聴器の音量変更

やプログラム変更を簡単に行うことができるだけでな

く、無線技術を用いてご利用いただいている補聴器とス

マートフォン、携帯電話、音楽プレーヤーや携帯型ゲーム

機などの機器との中継器となりあなたの聞こえの世界

を広げることができます。

ご使用いただく前に、この取扱説明書をよくお読みいた

だき、正しくお使いください。

取扱説明書で不明な点がありましたら、本取扱説明書

に記載されております「お客様相談窓口 」までお問合せ

ください。

4

安全上のご注意(必ずお守りください)

■ お使いになる前に、この「安全上のご注意 」をよくお

読みのうえ、正しくお使いください。また、お読みに

なった後は大切に保管してください。

■ ここに示した注意事項は、お使いになる人や、他の人

への危害、財産への損害を未然に防ぐための内容を

記載しておりますので、必ずお守りください。

■ 次の表示区分は、表示内容を守らず、誤った使用をし

た場合に生じる危害や損害の程度を説明しています。

危険

警告

注意

この表示は、取り扱いを誤った場

が切迫して生じることが想定され

る」内容です。

この表示は、取り扱いを誤った場

が想定される」内容です。

この表示は、取り扱いを誤った場

れる場 合および 物 的 損 害 の み の

発生が想定される」内容です。

5

コムパイロットⅡ、

AC

アダプターの取り扱いについて

危険

• ペースメーカーの植込み手術をされている方は使

用しないでください。

• コムパイロットⅡに使用する AC アダプターは、フォ

ナック社が指定したものを使用してください。指定

品以外のものを使用した場合、コムパイロットⅡと

その他機器を、漏液、発熱、破裂、発火、故障させる

原因となります。

• 分解、改造をしないでください。火災、けが、感電

などの事故または故障の原因となります。

• 濡らさないでください。発 熱、感電、火 災、故障、

けがなどの原因となります。使用場所、取り扱いに

注意してください。

• 火のそばや、直射日光の強いところ、炎天下の車内

など高温の場所で使用・放置をしないでください。

機器の変形、故障や、内蔵バッテリーの漏液、発熱、

破裂、発火、性能や寿命の低下の原因となります。

6

警告

• 強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでくださ

い。内蔵バッテリーの漏液、発熱、破裂、発火や機

器の故障、火災の原因となります。

• 使用中、充電中、保管時に異臭、発熱、変色、変形

など、今までと異なるときは、直ちに次の作 業を

行ってください。

     1. 電源プラグをコンセントから抜く。

     2. コムパイロットⅡの電源を切る。

  そのまま使用すると発熱、破裂、発火または内蔵

バッテリーの漏液の原因となります。

• ペットのそばや子どもの手の届くところに保管し

ないでください。

• 航 空 機 内や病 院 など、使 用を 禁 止され た区 域 で

は、コムパイロットⅡの電源を切ってください。電

子機器や医療用電気機器に影響を与える場合があ

ります。医療機関内における使用については各医

療機関の指示に従ってください。

7

注意

• 湿気やほこりの多い場所や高温になる場所には置

かないでください。

• 充電の際にコムパイロットⅡ本体や AC アダプター

の温度が高くなることがあります。

AC

アダプターの取り扱いについて

警告

• 濡れた手で AC アダプターのコード、コンセントに

触れないでください。感電の原因となります。

• AC アダプターは、風呂場などの湿気の多い場所で

は、使用しないでください。感電の原因となります。

• 長時間使用しない場合は、電源プラグをコンセン

トから抜いてください。感電、火災、故障の原因と

なります。

• コンセントにつながれた状態で、充電端子に手や

指など体の一部を触れさせないでください。感電、

傷害、故障の原因となります。

8

• AC アダプターをコンセントに差し込むときは、金属

類を触れさせないように注意し、確実に差し込んで

ください。感電、ショート、火災の原因となります。

• 指定の電源、電圧で使用してください。火災、故障

の原因となります。

• プラグについたほこりは、拭き取ってください。火

災の原因となります。

• 雷が鳴り出したら、コムパイロットⅡ、 AC アダプター

に触れないでください。落雷、感電の原因となりま

す。

• 充電中は、充電器を安定した場所に置いてくださ

い。また、充電器を布等で覆ったり、包んだりしな

いでください。火災、故障の原因となります。

• 所定の充電時間を越えても充電が完了しない場合

は、充電をやめてください。漏液、発熱、破裂、発

火の原因となります。

9

10

注意

• お手入れの際は、コンセントからプラグを抜いて

行ってください。感電の原因となります。

• AC アダプターをコンセントから抜く場合は、 AC ア

ダプターコードや電源コードを引っ張らず、プラグ

を持って抜いてください。感電、火災の原因となり

ます。

• AC アダプターのコードや電源コードの上に重いも

のを載せたりしないでください。感電、火災の原因

となります。

コムパイロットⅡとは

?

この製品には、大きく分けて 2 つの機能があります。

1. フォナック ベンチャー シリーズ補聴器のリモコンと

して、音量調節やプログラム変更ができます。また

リモートコントロールアプリを使用して、お手持ち

のスマートフォンをリモコンとして使用できます。

2. フォナック ベンチャー シリーズ補聴器と各種オー

ディオ機器とを無線で接続することができます。

  コムパイロットⅡはご使用中の補聴器へさまざまな

機器からの音声信号を高音質のまま簡単な操作で

伝送します。

• Bluetooth 対応の携帯電話、パソコンと無線で接

続できます。

• 別売のフォナック テレビ リンク Ⅱ を利用してテ

レビの音声を無線で聞くことができます。

• 別売のフォナック リモートマイクを使用して、騒

がしい場所でも離れた相手の声を聞くことができ

ます。

• オーディオケーブルを利用して音楽プレーヤーや

携帯型ゲーム機と接続できます。

• フォナック補聴援助システム Roger および FM 受

信機を取り付けて利用することができます。

11

本体および付属品

①コムパイロットⅡ本体

②ネックループ

③ AC アダプター

④ USBミニ USB ケーブル

⑤ミニピンプラグ・

  オーディオ・ケーブル

⑥取扱説明書(本書)

(標準・ショート各 1 本)

③④

12

各部の名称

操作ボタン

①メインボタン( )

②音量調節ボタン(

③ホームボタン( )

④接続ボタン( )

⑤電源スイッチ

⑤ 入力部

⑥マイク

⑦外部入力端子

⑧ユーロプラグ

⑨充電端子(ミニ USB )

確認ランプ

⑩オーディオ状態表示

⑪電池状態表示

ネックループアンテナ

⑫ソケット

⑬ネックループアンテナ

⑭プラグ ⑦ ⑧ ⑨

13

ご使用になる前に

コムパイロットⅡには、繰り返し充

電可能な電池が内蔵されています。

下図のように AC アダプターを接続

し充電してからご使用ください。

AC

アダプタの準備

コムパイロットの AC アダプタには、各国用のプラグが

付属しています。

お使いの国に合ったプラグを使用してください。

日本 / アメリカ オーストラリア   EU     イギリス

14

プラグの取り付け

/

取り外し方法

① 取り付け方法

  1. プ ラグの 片 方 を AC アダ

プ タ 本 体 に引 っ 掛 け ま

す。

  2. もう片方をカチッと音が

するまでしっかり押し込

みます。

② 取り外し方法

  1. 解除レバーを下に下げま

す。

  2. 解除レバーを下に下げた

ままプラグの下側から取

り外します。

1.

1.

2.

2.

正しくプラグが取り付けられていない状態で、 AC アダプ

タを使用したり、プラグだけをコンセントに差し込んだ

りしないでください。感電、ショート、火災の原因となり

ます。

15

充電中は電池状態表示が赤く点灯します。充電が完了す

ると緑色の点灯に変わります。

通常、充電は約 90 分で完了します。充電完了後 AC アダ

プターを接続したままでも、過充電の恐れはございま

せん。

初めてコムパイロットⅡをご使用になる際は、途中で電

池状態表示が緑色に点灯してもそのまま継続し、最低 3

時間以上の充電を行なってください。また、充電池を完

全に機能させるまでに 2 ∼ 3 回の放充電が必要な場合が

ございます。

安全のため、充電は付属の AC アダプターをご使用くだ

さい。

16

コムパイロットⅡの使用可能時間

使用状況により、使用可能時間が異なります。

使用状態

Bluetooth 接続時 連続再生

連続使用可能時間

24 時間

Bluetooth 接続時 連続待受 約 1 週間

ケーブル接続時 連続再生 24 時間

Roger/FM 接続時 連続再生 24 時間

リモコンとしてのみ使用した場合:通常使用で約 2 週間

※ 本製品を使用して音声ストリーミングを行った場合、

補聴器が本製品とデータ通信を行うことで消費電流

が大きくなります。そのため、カタログ等に記載され

ている補聴器の電池寿命の値より短くなることがあ

ります。補聴器の電池寿命は本製品をご使用いただ

く時間によって異なりますが、これにより補聴器の電

池寿命が短くなりましても異常ではありません。

もし、充電時間や使用可能時間が仕様と明らかに異な

る場合はお求めの販売店にお問い合わせください。

17

コムパイロットⅡの電源

電源をオン・オフするには

図のように電源スイッチをスライドさせます。 電源が入

ると電池状態表示が点灯します。

オフ オン

コムパイロットⅡを使わないときは、ポケットやかばん

の中で誤動作をしないよう、電源スイッチをオフにして

ください。

コムパイロットⅡを使用する時だけ電源スイッチをオン

にしてください。

18

コムパイロットⅡの装着方法

コムパイロットⅡを使用する際、使用目的に合わせて二

通りのスタイルがあります。

首にかける

コムパイロットⅡにネック

ル ープ を 取り付 け、首 に

かけて使用します。すべて

の 機 能 が ご 利 用 頂 け

ます。

手に持つ

ネックル ープ を 外した状

態 で、手 に 持って使 いま

す。コムパイロットⅡのリ

モコン機能のみご利用頂

けます。

19

コムパイロットⅡの装着

コムパイロットⅡを使用して携帯電話、テレビなどの音

声を聞くときには、あらかじめコムパイロットⅡの電源

をオンにして、正しく首にかける必要があります。

ネックループは、標準またはショートのどちらか身体に

合ったものをご使用ください。ネックループはいつでも

交換できます。

20

1. あらかじめ、ネックループのプラグのうち片方をコム

パイロットⅡのソケットにしっかり差し込んでおきま

す。

2. ネックループを首にかけ、もう一方のプラグもコムパ

イロットⅡに差し込み、ネックループがしっかり固定さ

れていることを確認します。

3. コムパイロットⅡの電源をオンにします。

音声ストリーミングを行うときは、必ずネックループを

取り付け首にかける必要があります。もし、ネックループ

が取り付けられていないと電源がオンになっていても一

定時間後にスリープ(省電力)状態になります。

21

接続テスト

コムパイロットⅡが正しく装着され、補聴器との通信が

可能かどうかテストを行うことができます。

1. コムパイロットⅡを装着します。

2. メインボタン( )を押しながら電源をオンにします。

オーディオ状態表示が紫色に点灯します。

3. 正常に動作している場合、補聴器から確認のため音

楽が数分間、くり返し流れます。この間に、音量調節

ボタン( )を操作して音量調節が正しく働くかど

うかをチェックすることも可能です。メインボタン( )

を押すと、テストを終了することができます。

22

接続テスト中の音量調節は、ボイスアラート(音声によ

る操作案内)にも反映されます。

携 帯 電 話の 通 話中など、コムパイロットⅡの 音声スト

リーミング中にこのテストを行うことはできません。

もし、確認のためのメロディが聞こえない場合は以下の

ことを確認してください。

• 補聴器が正しく装用されているか確認してください。

• ネックループの両端がコムパイロットⅡに正しく取り

付けられ、首にかけられているか確認してください。

• コムパイロットⅡが充電され、電源がオンになってい

るか確認してください。

それでも解決しない場合は、お求めの販売店にお問い

合わせください。

23

コムパイロットⅡのリモコン機能を使用する

※ コムパイロットⅡをリモコンとして使用する際には、あ

らかじめ、補聴器との組み合わせを設定しておく必要

があります。お手持ちの補聴器がコムパイロットⅡで

操作可能かどうか、不明な場合はお求めの販売店に

お尋ねください。

コムパイロットⅡをリモコンとして操作する時は、ネック

ループを外して手に持った状態で行ってください。

操作可能な範囲

コム パイロットⅡの 操 作

可能 範 囲 は、ネックル ー

プ を外した状 態 で、補 聴

器から 50 cm 程度です。

24

コムパイロットⅡの各ボタン操作は次のようになってい

ます。

音量調節

音量を上げるには

( )を押します。

音量を下げるには

( )を押します。

マイクロホン減衰

コムパイロットのストリーミング機能を使用中に周囲の

音が大きく感じる場合は、ボタン操作で一時的に補聴

器のマイクロホンの感度を下げる(マイクロホン減衰)こ

とができます。

この機能を使用する場合は、あらかじめ販売店で設定し

ておく必要があります。

マイクロホン減衰は音量調節ボタン( )を長押ししま

す。

解除するには音量調節ボタン( )を長押しします。

25

プログラム変更

プログラムを変更するにはメ

インボタン( )を押します。

ホームボタン( )を押すと、

プログラムおよび音量がス

タートアップ時に戻ります。

ホームボタン( )長押し

で、あらかじめ 設 定したプ

ログラムをいつでも呼び出

せるよう設 定することが で

きます。詳しくは販 売 店に

お尋ねください。

26

※ コムパイロットⅡの電源をオンにしたあと、メインボ

タン( )を押してプログラム変更を行った場合、補聴

器のプログラムがどのポジションであってもスタート

アッププログラムの次のプログラムに切り替ります。

(通常はサウンドフローの次の手動のプログラム1)

• ボタン操作ごとに電池状態表示が点灯し、補聴器を

操作する信号が送られます。また、補聴器からビープ

ます)

• 両耳に補聴器を装用している場合、コムパイロットⅡ

は両耳の補聴器を同時に切り替えます。

• ご自身の補聴器のプログラム設定および調整可能な

ボリュームの範囲についてはご購入の販売店にお尋ね

ください。

• ボタン操作の際に電池状態表示が赤く点灯したとき

は、コムパイロットⅡを充電してください。

27

コムパイロットⅡのストリーミング機能を使用する

ペアリングについて

お手持ちの Bluetooth 機器をコムパイロットⅡと組み合

わせて使用するにはペアリングと呼ばれる作業が必要に

なります。ペアリングとは、 Bluetooth 機器どうしを通信

できるように許可する操作を指し、初めてご使用になる

前に必ず必要となります。

ペアリング方法

1. ペアリングを行う前に、コムパイロットⅡの充電を行

なってください。また、ペアリング作 業を行う際は、

ネックループを必ず取り付けてください。

2. 次に、コムパイロットⅡと Bluetooth 機器の双方を手

の届く範囲( 50 cm 以内)に準備します。

3. 携帯電話は、あらかじめ設定メニューなどから関連す

る項目を表示しておきます。

4. コムパイロットⅡをペアリングモードにします。コムパ

イロットⅡの 電 源をオンにします。次に接 続 ボタン

( )を押しながら、オーディオ状態表示が青色の素

早い点滅になるまで音量調節ボタン( )を 2 秒間長

押しします。

28

5. 1 分以内に Bluetooth 機器側のペアリング作業を行い

PC などは Bluetooth 機 器 の 検 索を

行います。画面に検出された機器のリストが表示さ

れますので、その中から「 Phonak ComPilot Ⅱ」を選

択します。 PIN コードやパスキーなどの入力が必要な

場合は「 0 を 4 つ)」を入力してください。

Bluetooth 送信器など、画面表示のない機器の場合

は、その機器をペアリングモードに切り換えます。多

くの場合、自動的にコムパイロットⅡを検出しペアリ

ングを行います。

以上でペアリング作業は完了です。

29

Bluetooth

機器との接続

Bluetooth 機器とコムパイロットⅡのペアリングが完了し

たら、使用(通話 )の前に機器同士を接続する必要があり

PC などの場合、登録した Bluetooth 機

器一覧で確認できます。接続の手順はそれぞれの取扱説

明書をご確認ください。 Bluetooth 送信器などの場合は、

ペアリング完了後自動的に接続を行います。

携帯電話とコムパイロットⅡの接続は、双方の電源がオ

ンの状態で通信可能な範囲にある間は維持されます。い

ずれか一方の電源をオフにしたり、通信範囲外に移動し

たあとは再度接続操作が必要になる場合がございます。

接続可能な機器の数

コムパイロットⅡは、最 大 6 台までの Bluetooth 機器を

ペアリングすることができます。

また、最大 5 台の Bluetooth 機器を同時に接続すること

ができます。

リー)ま た は 2 台、

3 台まで同時接続可

能です。ただし、同時に使 用できるのはそのうち 1 台の

みです。

30

例として 2 台の携帯電話を接続し、同時待ち受け可能に

するための手順をご紹介します。

1. 1 台目の携帯電話とコムパイロットⅡをペアリングし

ます。

2. 2 台目の携帯電話とコムパイロットⅡをペアリングし

ます。

3. 1 台目の携帯電話の操作メニューから Bluetooth の項

目を開き、登録した Bluetooth 機器一覧からコムパイ

ロットⅡを選択し、接続し直します。

いずれか一方の電話で通話を行なっている場合、もう片

方の電話に着信があっても、コムパイロットⅡでその電

話を受けることはできません。

コムパイロットⅡから全てのペアリング情報を削除した

い場合は、次の操作を行なってください。

1. コムパイロットⅡの電源をオンにする

2. 接続ボタン( )を押しながら音量調節ボタン( )

を約 10 秒長押しします。オーディオ状態表示が青色

の素早い点滅になったあと、消灯すれば完了です。

31

携帯電話とコムパイロットⅡの使用について

携帯電話とコムパイロットⅡを初めて使用する際は、あら

かじめペアリング作業( 28 ページ)を行なってください。

携帯電話の待ち受け時は、コムパイロットⅡの電源をオ

ンにし、ネックループを取り付けて首に正しく装着して

ください。

携帯電話とコムパイロットⅡの通信について

通話の際、相手の

声は Bluetooth で

コムパイロットⅡ

に送られ、コムパ

イロットⅡから補

聴 器 に 送 ら れ ま

す。ま た、コ ム パ

イロットⅡには高

通話(送信)

通話

(受信)

性能な指向性マイ

ク を 搭 載 して お

通話(受信)

Bluetooth デジタル信号

り、コムパイロットⅡのマイクが自分の声を拾いますの

で、電話機自体を手に持たずにハンズフリーでの通話が

可能になります。

32

コムパイロットⅡで電話を受ける

携帯電話とコムパイロットⅡが Bluetooth の通信範囲か

ら外れたときは通話中であっても通信が切断されます

のでご注意ください。

コムパイロットⅡのマイクは、周囲の騒音を抑制して話

し手の声を十分に拾うことができるよう側面に設置さ

れています。

通話の際はコムパイロットⅡを首にかけたまま①のよう

にお話しください。騒音下においては②のように口元に

近づけてください。その際、③のようにコムパイロットⅡ

の側面のマイクを手で塞がないよう注意してください。

④のように、コムパイロットⅡを横向きにして使用して

も音質の向上にはなりません。

① ② ③ ④

33

電話を受ける

携帯電話に電話がかかってくると、補聴器から着信音が

聞こえます。このとき、テレビや音楽プレーヤーを接続

しストリーミングを行なっていた場合でも着信が通知さ

れます。通話終了後、自動的にストリーミングに復帰し

ます。

着信を受けるときは、コムパイロットⅡのメインボタン

( )を押してください。通話確立後、携帯電話の操作は

必要ありません。

通話を終了するときも、コムパイロットⅡのメインボタン

( )を押してください。通話が終了し、元のプログラム

に戻ります。通話を終了する際、携帯電話側の操作でも

可能です。

34

着信の際、補聴器から着信音が聞こえるまで最大 5 秒程

度かかることがあります。

着信拒否をするときは、着信音が止まるまで(約 2 秒)コ

ムパイロットⅡのメインボタン( )を押し続けます。着

信を終了し、補聴器は元のプログラムに切り替わります。

オプション

コムパイロットⅡはメインボタン( )、もしくは接続ボタ

ン( )の長押しで下記の機能を呼び出せるよう設定す

ることができます。これらは、初期設定では無効になっ

ていますので、使用する際はお求めの販売店で設定を

行なってください。

コムパイロットⅡでこれらの 機能が使 用可能かどうか

は、お使いの携帯電話に依存します。詳しくはお手持ち

の電話機の取扱説明書をご覧いただくか、電話機の製

造元にお問い合わせください。

1. リダイヤル

最後にかけた番号にもう一度発信します。

35

2. 音声ダイヤル

設定したボタンの長押しでこの機能を呼び出したあ

と、コムパイロットⅡマイクにダイヤルしたい相手の

2 台同時待ち

受けしている場合は、最後にペアリングした電話機

のみ有効になります)

3. ワンタッチダイヤル

あらかじめ設定した電話番号に発信します。

4. 着信保留(ミュート)

通話中に設定したボタンの長押しで通話を一時保留に

することができます。通話に復帰するときも同じ操作

を行います。このとき、相手との通話は確立したままで

すが、無音となります。保留中、メインボタン( )を押

すと通話を終了します。

5. 着信転送(受話器切替)

通話中に設定したボタンの長押しで、コムパイロット

Ⅱから電話機に受話器を切り替えることができます。

補聴器を使用していない、他の方に電話を代わる際

などに使用します。電話機からコムパイロットⅡに戻

すには、携帯電話側の操作が必要です。転送後、通話

を終了する場合も携帯電話側で操作します。

36

長押し動作の機能

(販売店で記入してもらいます)

メインボタン( ) 接続ボタン( )

□機能なし

□リダイヤル

□音声ダイヤル

□ワンタッチダイヤル

 (         )

□機能なし

□リダイヤル

□音声ダイヤル

□ワンタッチダイヤル

 (         )

□機能なし

□着信転送(受話器切替)

□着信保留(ミュート)

□機能なし

□着信転送(受話器切替)

□着信保留(ミュート)

37

オーディオ機器とコムパイロットⅡの使用について

オーディオ機器からの音声ストリーミングを行う際は、

ネックル ープ を取り付けて 首に正しく装 着してくださ

い。

ケーブル接続

1. コムパイロットⅡの電源をオンにします。

2. 携帯型音楽プレーヤーやゲーム機など、接続したい

機器のヘッドフォンジャックにオーディオケーブルを

接続します。

3. オーディオケーブル の反 対側 のプラグを、コム パイ

ロットⅡの外部入力端子に接続します。音声ストリー

ミングが自動的に開始され、オーディオ状態表示が

橙色に点灯します。

38

音声ストリーミングを中断・再開するにはメインボタン

( )を押します。

ケーブル接続中は、ストリーミング中断中にメインボタ

ン( )を押しても、補聴器のプログラムを変更すること

はできません。

39

Bluetooth

接続

Bluetooth 機 能を 搭 載した 音 楽プレーヤ 等が あ れば、

ケーブルを接続しなくてもワイヤレスで音楽を楽しむこ

とができます。

Bluetooth 機器とコムパイロットⅡを初めて使用する際は、

あらかじめペアリング作業( 28 ページ)を行なってください。

1. コムパイロットⅡの電源をオンにします。

2. Bluetooth 機器の電源をオンにします。機器により、

自動的に再生するものとそうでないものが存在する

ため、必要に応じて再生ボタンなどを操作します。

3. ペアリングと接続の操作が正しく完了していれば、ス

トリーミングが開始され、補聴器から音楽が聞こえ

ます。オーディオ状態表示が青色に点灯します。

Bluetooth 機器のストリーミングを中断・再開するには

メインボタン( )を押します。

Bluetooth 接続中の場

合は、メインボタン( )を押しても補聴器のプログラムを

変更することはできません。ストリーミングを終了するに

Bluetooth 機器の電源を切るか、 Bluetooth 機能をオフ

にしてください。

40

フォナック テレビ リンク Ⅱ

コム パイロットⅡを 使 用してテレビの 音声を聞く場合

は、別売の「フォナック テレビ リンク Ⅱ 」をご使用くだ

さい。 Bluetooth 機能によりワイヤレスでテレビをお楽

しみいただけます。

41

フォナック リモートマイク

フォナック リモートマイク(別売 )を使用すれば、騒が

しい場所でも距離の影響を受けることなく 1 対 1 の会話

を聞き取ることができます。

フォナック リモートマイクを話し手に身に着けてもら

えば、その声がコムパイロットⅡを経由してワイヤレス

で補聴器に直接届けることができます。

    聞き手          話し手

補聴器           (リモートマイク)

        距離:最大 20m

フォナック テレビ リンク Ⅱ およびフォナック リモー

トマイクを使用する際の、コムパイロットⅡの操作につ

いては 40 ページ( Bluetooth 接続)と同様です。

42

Roger/FM

システム

コムパイロットⅡはフォナック補聴援助システム Roger

および FM システムに対応しています。

Roger/FM 受信機の取り付け方法は下図をご覧ください。

(図は FM 受信機 MLxi の例です)

1. コムパイロットⅡに受信

機を取り付けます。

2. 送 信 機をテレビ・ラジオ

などの音源の近くに置く

か、オーディオケーブルで

接続し、送信機の電源を

オンにします。

3. 送信機の音声を検知する

と、補 聴 器 か ら 確 認 の

ビープ音が 20 秒間聞こえ

ます。

4. メインボタン( )を押す

と、送信機からの音声が

聞こえます。

43

Roger/FM システムの使 用を中断・再開するにはメイン

ボタン( )を押します。

Roger/FM システム使用中は、メインボタン( )を押し

ても補聴器のプログラムを変更することはできません。

終了するにはコムパイロットⅡから Roger/FM 受信機を

取り外してください。

複数の入力音源の切り換え

1 つの入力音源だけで使用する場合(例えばテレビなど)

では、メインボタン( )を押すたびに一時停止と再開の

繰り返しとなります。

複数の音源が接続された状態では、コムパイロットⅡの

メインボタン( )を押すごとに決まった順序で入力音

源が切り換わります。

44

接続されていない音源がある場合は、自動的に次の音

源に進みます。

入力音源の切り換え順序は図の通りです。一巡すると音

声ストリーミングを一時停止して補聴器は元のプログラ

ムに戻ります。

元のプログラム

Roger/FM

ケーブル接続

Bluetooth

オーディオ 1

Bluetooth

オーディオ 2

Bluetooth

オーディオ 3

※携帯電話への着信はどの入力音源よりも優先されます。

45

キーロック

コムパイロットⅡを使用中に誤ってメインボタンが押さ

れ、ストリーミングが中断されないように、メインボタ

ンを一時的に無効にすることができます(キーロック)。

キーロックおよび解除はホームボタン(

ン( )を同時に押してください。

)と接続ボタ

キーロック中であっても、メインボタン以外のすべての

ボタンは操作可能です。

• キーロック中でも、メインボタンで

かかってきた電話を受けることがで

きます。

• キーロック中にメインボタンを押す

と、電源状態表示が赤色の短い点滅

を 3 回行います。

キーロックを解除したときは、電源

状態表示が緑色の短い点滅を 3 回行

います。

46

確認ランプについて

確認ランプでは次のような情報が確認できます。

電源状態表示

充電中

充電完了

赤色 点灯

緑色 点灯

電源オン

電源オフ

緑色  2 秒間点灯

赤色  2 秒間点灯 *

電池残量が 10 %以上

電池残量が 10 %未満

緑色 ゆっくり点滅

赤色 短い点滅 **

**

キーロック中 赤色 短い点滅が 3 回

* コムパイロットⅡの電源をオフにする時、 Bluetooth 機器との

接続を解除するまで確認ランプが赤く点滅することがありま

すが異常ではありません。

** ネックループが取り付けられていないときは、確認ランプは

コムパイロットⅡの電源をオンにした時、ボタンを押した時

と充電中にのみ表示されます。

47

コムパイロットⅡの電源をオンにしても確認ランプが点

灯しない場合、電池残量が著しく低下しています。すみ

やかに充電してください(最低 2 時間以上)。

バッテリーの状態

コムパイロットⅡをリモコンとして使用する場合、ボタン

操作時の確認ランプの色で、電池残量を知ることがで

きます。

緑色:電池残量が 10 %以上

赤色:電池残量が 10 %未満

電源状態表示が赤色に変わったら、すみやかに充電を

行なってください。

48

オーディオ状態表示

ケーブル接続または Roger/FM* 橙色 点灯

Bluetooth 携帯電話や

音楽のストリーミング

1 台の Bluetooth デバイスが

接続

2 台の Bluetooth デバイスが

接続

Bluetooth ペアリングモード

青色 点灯

青色 短い点滅

青色  短い点滅が

2 回ずつ

青色 速い点滅

接続テスト中 桃色 点灯

* ケーブル接続または Roger/FM の時は、 Bluetooth 接続の状態

にかかわらず橙色となります。

49

スマートフォンアプリ

フォナック コムパイロットⅡにはスマートフォンをリモコンと

して使用できる便利なアプリが用意されています。

使い慣れたスマートフォンからフォナック コムパイロットⅡ

を通じて、補聴器の調節が可能です。

アプリによりこのようなことが可能です

• 左右の補聴器の個別音量調節

• 希望するプログラムをダイレクトに呼び出し

• 複数の入力音源を切替

• アプリから Bluetooth ペアリングモードの

 呼び出し

アプリのダウンロードは無料です。

50

51

トラブルシューティング

症状 考えられる原因

オーディオストリーミング

中に音が途切れる。

Bluetooth 機 器 と の 距 離

が 遠 い か、ま た は体 の 後

ろ側に位置している。

ペアリング済み Bluetooth

機 器 の 検 索 を 行 な って

いる。

音楽の音量が大きすぎる、

または小さすぎる。

電話の音量が大きすぎる、

または小さすぎる。

接 続 する 機 器ごとの入 力

音レベルが異なっている。

騒 音下で 電 話 の声が 聞 き

にくい。

通話中の、補聴器のマイク

音量が大き過ぎる。

携 帯 電 話 の 通 話 時、相 手

には自分の声が届くが、相

手の声が聞こえない。

電話 機に受話器切替を行

った。

携 帯 電 話 の 仕 様 で、発 信

時に受話器切替が必要。

52

対策

Bluetooth 機器とコムパイロットⅡの距離を近づけてくだ

さ い。ま た、身 体 が 障 害 物 に な ら な い よ う 前 方 に

Bluetooth 機器が来るようにしてください。

電源をオンにしてから 2 分間はペアリング済み機器の検

索を行なっています。しばらく経ってからストリーミング

を再開してください。

コムパイロットⅡに接続する携帯電話やその他の機器ご

との音量を調節するには、それぞれの機器に設けられた

音量調節機能を使用してください。

コムパイロットⅡの音量調整ボタン( )を長押しして、

補聴器のマイクロホンの感度を一時的に下げます。

電話の音量が小さい場合、携帯電話側の音量を大きくし

てください。

電話機側のメニューから、受話器切替をコムパイロット

Ⅱに切り替えてください。切り替え方法は電話機によっ

て異なります。お使いの電話機に付属の取扱説明書をご

覧ください。

症状 考えられる原因

オーディオストリーミング

中に音が途切れる。

Bluetooth 機 器 と の 距 離

が 遠 い か、ま た は体 の 後

ろ側に位置している。

ペアリング済み Bluetooth

機 器 の 検 索 を 行 な って

いる。

音楽の音量が大きすぎる、

または小さすぎる。

電話の音量が大きすぎる、

または小さすぎる。

接 続 する 機 器ごとの入 力

音レベルが異なっている。

騒 音下で 電 話 の声が 聞 き

にくい。

通話中の、補聴器のマイク

音量が大き過ぎる。

携 帯 電 話 の 通 話 時、相 手

には自分の声が届くが、相

手の声が聞こえない。

電話 機に受話器切替を行

った。

携 帯 電 話 の 仕 様 で、発 信

時に受話器切替が必要。

対策

Bluetooth 機器とコムパイロットⅡの距離を近づけてくだ

さ い。ま た、身 体 が 障 害 物 に な ら な い よ う 前 方 に

Bluetooth 機器が来るようにしてください。

電源をオンにしてから 2 分間はペアリング済み機器の検

索を行なっています。しばらく経ってからストリーミング

を再開してください。

コムパイロットⅡに接続する携帯電話やその他の機器ご

との音量を調節するには、それぞれの機器に設けられた

音量調節機能を使用してください。

コムパイロットⅡの音量調整ボタン( )を長押しして、

補聴器のマイクロホンの感度を一時的に下げます。

電話の音量が小さい場合、携帯電話側の音量を大きくし

てください。

電話機側のメニューから、受話器切替をコムパイロット

Ⅱに切り替えてください。切り替え方法は電話機によっ

て異なります。お使いの電話機に付属の取扱説明書をご

覧ください。

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症状 考えられる原因

コムパイロットⅡがスリー

プ(省 電 力 )モ ードになっ

ている。

ペ ア リ ン グ を 行 っ た の

に、コ ム パ イ ロ ットⅡ が

Bluetooth 機 器 か ら 認 識

されなくなった。

Bluetooth 機 器 と の 距 離

が遠い。

ペアリング情 報 が 削 除 さ

れた。

ストリーミングを行なって

いないのに、補聴器がスト

リーミング 状 態 に切り替

わる。

メール 着 信音 や 各種お 知

らせ音が鳴っている。

キ ー操作音が 有 効になっ

ている。

携 帯 電 話 を 操 作 す る と

補聴器から操 作音が 聞こ

える。

キ ー操作音が 有 効になっ

ている。

対策

電源を入れなおしてください。

電源をオンにしてから 2 分間はペアリング済み機器の検索

を行います。その際に対象機器が検出できない場合、コム

パイロットⅡは電力を節約するためにスリープモードに移

行します。

1m 以内の範囲で再試行してください。

Bluetooth 機器をペアリングしなおしてください。

コムパイロットⅡは、最大 6 台の Bluetooth 機器とペアリ

ングできますが、それ以降は古いペアリング情報が新し

いペアリング情報に上書きされる可能性があります。

携帯電話によっては、着信時だけでなく、メールや様々

なお知らせ音、キー操作音などもコムパイロットⅡに送

信する場合があります。

お使いの携帯電話で、これらのサウンド設定を無効にし

てださい。

お使いの携帯電話で、キー操作音を無効にしてださい。

症状 考えられる原因

コムパイロットⅡがスリー

プ(省 電 力 )モ ードになっ

ている。

ペ ア リ ン グ を 行 っ た の

に、コ ム パ イ ロ ットⅡ が

Bluetooth 機 器 か ら 認 識

されなくなった。

Bluetooth 機 器 と の 距 離

が遠い。

ペアリング情 報 が 削 除 さ

れた。

ストリーミングを行なって

いないのに、補聴器がスト

リーミング 状 態 に切り替

わる。

メール 着 信音 や 各種お 知

らせ音が鳴っている。

キ ー操作音が 有 効になっ

ている。

携 帯 電 話 を 操 作 す る と

補聴器から操 作音が 聞こ

える。

キ ー操作音が 有 効になっ

ている。

対策

電源を入れなおしてください。

電源をオンにしてから 2 分間はペアリング済み機器の検索

を行います。その際に対象機器が検出できない場合、コム

パイロットⅡは電力を節約するためにスリープモードに移

行します。

1m 以内の範囲で再試行してください。

Bluetooth 機器をペアリングしなおしてください。

コムパイロットⅡは、最大 6 台の Bluetooth 機器とペアリ

ングできますが、それ以降は古いペアリング情報が新し

いペアリング情報に上書きされる可能性があります。

携帯電話によっては、着信時だけでなく、メールや様々

なお知らせ音、キー操作音などもコムパイロットⅡに送

信する場合があります。

お使いの携帯電話で、これらのサウンド設定を無効にし

てださい。

お使いの携帯電話で、キー操作音を無効にしてださい。

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症状 考えられる原因

携 帯 電 話 に 接 続 する と、

勝 手に音 楽プレーヤーが

起動する。

携帯電話の仕様によるもの。

携 帯 電 話 の Bluetooth 機 能

がオフになっている。

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電話が鳴っても補聴器か

ら着信音が聞こえず、確

認ランプも青色にならな

い。

コム パイロットⅡと携 帯 電

話が接続されていない。

ペアリングが未完了。

携帯電話との距離が遠い。

対策

一部の電話機は、自動的に音楽プレーヤーを起動するよう

設計されたものが存在します。その場合、これはコムパイ

ロットⅡが原因の症状ではなく、正常な動作となります。

自動的に音楽プレーヤーを起動しないよう設定すること

ができるかどうかはお使いの電話機に付属の取扱説明書

をご覧ください。

携帯電話の Bluetooth 機能がオンになっているかご確認

ください。

1 . お使いの携帯電話の Bluetooth 機能を一旦オフにし

て、再度オンにします。

2 . コムパイロットⅡの電源を一旦オフにして再度オンに

します。コムパイロットⅡは電源をオンにしてから 2 分

間、ペアリング済み機器の検索を行ないます。

3 . 携帯電話の「 Bluetooth 機器リスト」などでコムパイ

ロットⅡを選び、接続します。

ペアリングを行なってください。

コム パイロットⅡをネックル ープ で首に正しく装 着

し、携帯電話をコムパイロットⅡから

置してください。

5m 以内に設

症状 考えられる原因

携 帯 電 話 に 接 続 する と、

勝 手に音 楽プレーヤーが

起動する。

携帯電話の仕様によるもの。

携 帯 電 話 の Bluetooth 機 能

がオフになっている。

電話が鳴っても補聴器か

ら着信音が聞こえず、確

認ランプも青色にならな

い。

コム パイロットⅡと携 帯 電

話が接続されていない。

ペアリングが未完了。

携帯電話との距離が遠い。

対策

一部の電話機は、自動的に音楽プレーヤーを起動するよう

設計されたものが存在します。その場合、これはコムパイ

ロットⅡが原因の症状ではなく、正常な動作となります。

自動的に音楽プレーヤーを起動しないよう設定すること

ができるかどうかはお使いの電話機に付属の取扱説明書

をご覧ください。

携帯電話の Bluetooth 機能がオンになっているかご確認

ください。

1 . お使いの携帯電話の Bluetooth 機能を一旦オフにし

て、再度オンにします。

2 . コムパイロットⅡの電源を一旦オフにして再度オンに

します。コムパイロットⅡは電源をオンにしてから 2 分

間、ペアリング済み機器の検索を行ないます。

3 . 携帯電話の「 Bluetooth 機器リスト」などでコムパイ

ロットⅡを選び、接続します。

ペアリングを行なってください。

コム パイロットⅡをネックル ープ で首に正しく装 着

し、携帯電話をコムパイロットⅡから

置してください。

5m 以内に設

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症状

携 帯 電 話に着 信 が あって

も着 信音が 補聴器から聞

こ え な い。 オー ディオ 状

態 表 示 は正しく青 色に点

灯している。

考えられる原因

コムパイロットⅡと補聴器

が通信できない。

携 帯 電 話 が マナー モード

になっている。

2 台同時待ち受けを行なっ

ていて、すでに 1 台で通 話

を行なっている。

ペアリングが未完了。

コム パイロットⅡのマイ

クが塞がっている。

通 話 中、 相 手 に 自 分 の

声が届かない、もしくは

自分の声が聞きにくいと

言われる。

コムパイロットⅡの向き

が正しくない。

衣擦れ音が混じっている。

対策

コムパイロットⅡをネックループで首に正しく装着してくだ

さい。

マナーモードを解除するなど、携帯電話の着信音を有効

にしてください。

1 台目で通話をしている間、 2 台目の電話機の着信音は

補聴器から聞こえません。

ペアリングを行なってください。

コムパイロットⅡのマイクの開口部が身体や衣服、ま

た汚れや異物で塞がっていないか確認してください。

コムパイロットⅡが正しく装着されていない可能性

があります。コムパイロットⅡを横向きにしたりせず、

ネックループのプラグがまっすぐ自分の口に向かう角

度になっているか確認してください。

衣服とコムパイロットⅡが擦れ合わないようにしてく

ださい。

症状

携 帯 電 話に着 信 が あって

も着 信音が 補聴器から聞

こ え な い。 オー ディオ 状

態 表 示 は正しく青 色に点

灯している。

考えられる原因

コムパイロットⅡと補聴器

が通信できない。

携 帯 電 話 が マナー モード

になっている。

2 台同時待ち受けを行なっ

ていて、すでに 1 台で通 話

を行なっている。

ペアリングが未完了。

コム パイロットⅡのマイ

クが塞がっている。

通 話 中、 相 手 に 自 分 の

声が届かない、もしくは

自分の声が聞きにくいと

言われる。

コムパイロットⅡの向き

が正しくない。

衣擦れ音が混じっている。

対策

コムパイロットⅡをネックループで首に正しく装着してくだ

さい。

マナーモードを解除するなど、携帯電話の着信音を有効

にしてください。

1 台目で通話をしている間、 2 台目の電話機の着信音は

補聴器から聞こえません。

ペアリングを行なってください。

コムパイロットⅡのマイクの開口部が身体や衣服、ま

た汚れや異物で塞がっていないか確認してください。

コムパイロットⅡが正しく装着されていない可能性

があります。コムパイロットⅡを横向きにしたりせず、

ネックループのプラグがまっすぐ自分の口に向かう角

度になっているか確認してください。

衣服とコムパイロットⅡが擦れ合わないようにしてく

ださい。

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症状

通 話 中、 相 手 に 自 分 の

声が届かない、もしくは

自分の声が聞きにくいと

言われる。

考えられる原因

周囲の雑音が大きすぎる。

充電ができていない。

コムパイロットⅡが応答

しない。または電源をオ

ンにしても確認ランプが

点灯しない。

ソフトウェアのエラーが発

生している。

コムパイロットⅡの使用

可能時間が極端に短い。

初めて使用する、もしくは

しばらく使っていなかった。

対策

コムパイロットⅡには、騒音低減技術を内蔵していますが、

あまりにも雑音の多い環境は避けてください。

相手の電話機の音量を上げてもらってください。

最低 2 時間以上充電を行なってください。

コムパイロットⅡに接続されているケーブル、 Roger/FM

受信機などを全て取り外します。その後コムパイロット

Ⅱの電源を一旦オフにして再度オンにします。

コムパイロットⅡをリセットしてください。

初めてコムパイロットⅡをご使用になる際は、充電池が

まだ完全に機能してない可能性がございます。

最初の充電は最低 3 時間以上連続で行なってください。

また、 2 ∼ 3 回の放充電を繰り返してください。

症状

通 話 中、 相 手 に 自 分 の

声が届かない、もしくは

自分の声が聞きにくいと

言われる。

考えられる原因

周囲の雑音が大きすぎる。

充電ができていない。

コムパイロットⅡが応答

しない。または電源をオ

ンにしても確認ランプが

点灯しない。

ソフトウェアのエラーが発

生している。

コムパイロットⅡの使用

可能時間が極端に短い。

初めて使用する、もしくは

しばらく使っていなかった。

対策

コムパイロットⅡには、騒音低減技術を内蔵していますが、

あまりにも雑音の多い環境は避けてください。

相手の電話機の音量を上げてもらってください。

最低 2 時間以上充電を行なってください。

コムパイロットⅡに接続されているケーブル、 Roger/FM

受信機などを全て取り外します。その後コムパイロット

Ⅱの電源を一旦オフにして再度オンにします。

コムパイロットⅡをリセットしてください。

初めてコムパイロットⅡをご使用になる際は、充電池が

まだ完全に機能してない可能性がございます。

最初の充電は最低 3 時間以上連続で行なってください。

また、 2 ∼ 3 回の放充電を繰り返してください。

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重要なお知らせ

お手入れ方法

入 浴 時 や 水泳、また 夏場における車のダッシュ

ボードの上などの高温・多湿の場所で使用したり

放置しないでください。

フィットネスやスポーツなどを行うときには使用し

ないでください。また、肌に直接触れるような使

用方法は避けてください。

X 線 照 射、 CT ま た は MRI スキ ャン は、コ ム パイ

ロットⅡを破壊したり、悪影響を与える可能性が

あります。

落下や過度の振動、衝撃を与えないでください。

各プラグに汚れや異物が入らないよう注意してく

ださい。

コムパイロットⅡを乾燥させる目的で電子レンジ

やその他加熱を行う装置は使 用しないでくださ

い。

62

お手入れの際、家庭用洗剤(洗濯粉・石鹸など)や

アルコールは絶対に使用しないでください。

コムパイロットⅡと補聴器が通信を行なっている

間、ネックループを取り外さないでください。

長さが 3 m を超える USB またはオーディオケーブル

を接続しないでください。

コムパイロットⅡを使用しない時は、電源をオフに

し安全な場所に保管してください。

63

安全上の注意点

3 歳未満のお子様の手の届かないところに保管し

てください。

コムパイロットⅡを首にかけたまま、補聴器との

調整を行わないでください。

リモコンとして手に持って使用する際、ネックルー

プだけでなくコムパイロットⅡに接続されている

Roger/FM 受信機などを全て取り外して

ください。

電子機器の使用が禁止されている区域では使用

しないでください。

64

品質保証期間とアフターサービス

• コムパイロットⅡの無償保証期間は、お買い上げ日よ

り 1 年間です。

• 製品に同梱している保証書に「販売店名」

年月日 」などが記載されていることを確認の上、大切

に保管してください。

• お客様、または第三者による誤った使用、過失、故意

または改造による故障の場合は有償修理となります

のでご了承ください。

• 保証期間内の修理の際には、保証書が必要となります。

• 本製品は付属品を含め、改良のため予告なく製品の

全部または一部を変更する場合がありますので、あら

かじめご了承ください。

65

シンボルマークの説明

XXXX

CE 記号は、アクセサリー類を含む製品が医療機器指示文

93/42/EEC と R & TTE 指示文 199/5/EC のラジオと通信機

器・送信機の基準を満たしていることを示しています。

この記号は、補聴器を使われる人が取扱説明書に書い

てある内容を読み理解してもらうことが大事であるこ

とを示しています。

ゴミ箱に×印の記号は、通常と異なるごみ処理が要求

される可能性があることを意味します。処分される際

はお住まいの自治体が定める方法に従ってください。

製品の輸送・保管時の周囲温度は -20 ℃から 60 ℃の間、

使用時の周囲温度は 0 ℃から 40 ℃の間でなければな

りません。

製品の輸送・保管時の環境は湿度 90 %以下、使用時の

周囲温度は 95 %以下(いずれも結露しないこと)でな

ければなりません。

製品の輸送・保管・使用時の気圧は 200 から 1100hPA の

間でなければなりません。

この記号は、取扱説明書に載っている製品説明が

EN60601-1 のタイプ B に則っていることを表します。

Bluetooth® およびそのロゴは Bluetooth SIG, Inc. が所有し、

フォナックはライセンスに基づいてこれらの商標を使用してい

ます。その他の商標および商標名は、各所有者に帰属します。

技適マークは、この製品が電波法令で定めている技

術基準に適合している無線機であることを表します。

66

製造販売業

フォナック・ジャパン株式会社

〒 141 0031

東京都品川区西五反田 5 2 4

レキシントン・プラザ西五反田

T E L 0120 06 4079 (お客様相談窓口)

FAX 0120 23 4080

www.phonak.jp

販売店名

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