主装置(BS) - タムラ製作所

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主装置(BS) - タムラ製作所 | Manualzz

Digital Wireless

Intercom System

Y F F - 1 8 7 0

主装置(BS)

取扱説明書

この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品

の取り扱いかたを示しています。この「取扱説明書」をよくお

読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあ

とは、いつでも見られるところに必ず保管してください。

G-TFG0014(6)

1

安全上のご注意:

ここでは当社製品を安全にご使用いただく上で大切な[禁止事項]・[注意事項]について

記載します。操作に入る前に必ずお読みいただき、大切に保管し、正しくご使用いただ

くようお願いいたします。また廃棄の際は〔廃棄上の留意点〕を必ずお読みください。

この表示とともに記載されている事項を無視して、誤った取

り扱いをすると、人が死亡または重症を負う可能性が想定さ

れる内容を示します。

この表示とともに記載されている事項を無視して、誤った取

り扱いをすると、人が障害を負ったり、物的損害の発生が想

定される内容を示します。

△記号は注意しなければならない内容(警告を含む)を示しています。

具体的な注意内容は△の中や近くに絵や文章で示しています。左図の

内容は[感電注意]を示しています。

記号は、禁止内容(してはならないこと)を示しています。具体的

な内容は の中や近くに絵や文で示しています。左図の場合は[分解

禁止]を示しています。

記号は、強制内容(必ずやること)を示しています。具体的な注意

内容は の中や近くに絵文章で示しています。左図の場合は[電源プ

ラグをコンセントから抜く]を示しています。

・製造責任法に規定する欠陥が存在することに起因する場合を除き、製品を使用し、

お客様の生命、身体または財産に損害が生じることがあっても当社は何ら責任を

負うものではありません。

・本製品の瑕疵によった場合でも、お客様が当社指示以外の作業などを行った場合、

その費用や損害については、当社は何ら責任を負うものではありません。

2

警告

万一煙が出ている、変なにおいや音がするなどの異常状態のまま使用

すると、火災・感電の原因となります。

万一機器内部に水や異物が入ったなどの異常状態のまま使用すると

火災・感電の原因となります。

万一機器を落としたりカバーを破損したりした場合、そのまま使用す

ると火災・感電の原因となります。

電源ケーブルの断線、芯線の露出などケーブルが傷んだ場合、そのま

ま使用すると火災・感電の原因となります。

機器本体に直接水のかかる場所では使用しないでください。火災・感

電の原因となります。

雷が鳴り出したら電源プラグには絶対に触れないでください。感電の

原因となります。

本機の分解・修理・改造は絶対にしないでください。またカバーは絶

対に外さないでください。火災・感電の原因となります。

電源ケーブルのプラグは電源コンセントに確実に差し込んでくださ

い。火災・感電の原因となります。

電源ケーブルの上に重いものを載せたり、本機の下敷きにならないよ

うにしてください。ケーブルが傷ついて火災・感電の原因となります。

梱包に使用されている袋(ポリ袋、エアパッキン等)は被らないでく

ださい。窒息する恐れがあります。

人命に関わる用途には絶対に使用しないでください。

3

注意

電源プラグを抜く時は、ケーブルを引っ張らないでください。必ず電

源プラグを持って抜いてください。ケーブルが傷つき、火災・感電の

原因となることがあります。

長期間(1ヶ月以上)使用しない場合には安全のために必ず電源プラ

グをコンセントから抜いてください。接続したままにしておくと、火

災・感電の原因となることがあります。

本機をお手入れする場合には安全のため電源プラグをコンセントか

ら抜いて行ってください。感電の原因となることがあります。

本機を移動する場合には電源スイッチを切り、必ず電源プラグをコン

セントから抜いて外部機器の接続コードを外して行ってください。コ

ードが傷つき火災・感電の原因となることがあります。

不安定な場所に置かないでください。落下し機器が破損し、火災・感

電の原因となります。

濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因とな

ることがあります。

窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たるところなど、異常に温

度の高いところには置かないでください。火災の原因となることがあ

ります。

埃の多い場所には置かないでください。火災・感電の原因となること

があります。

振動の多い場所では使用しないでください。機器が破損し、火災・感

電の原因となります。

精密機械のため、乱暴に扱わないでください。機器が破損し、火災・

感電の原因となります。

清掃上の留意点:

本機器の表面の清掃は、無通電で行ってください。有機溶剤は、使用

しないでください。清掃は、乾布で拭いてください。筐体が腐食した

り変形する恐れがあります。

4

廃棄上の留意点:

・お客様へ

本機を廃棄する場合は、産業廃棄物の扱いとなりますので、産業廃棄物処分業の許可を

取得している会社に処分を委託してください。

・回収サービス

当社製品による入れ替えにともなう回収をご希望される場合は、当社営業部へお問い合

わせください。この場合、産業廃棄物としての管理などに関わる費用を別途請求させて

いただく場合があります。

電波法に関する注意事項:

電波法に基づく技術基準適合証明(利用に関してお客様の免許申請等が不要)を受

けている製品については必ず次の点を守ってお使いください。

分解・改造をしないでください。分解・改造は法律で禁止されていま

す。

技術基準適合ラベルは剥がさないでください。ラベルの無い物の使用

は禁止されています。

この製品は日本国外での電波法には準じておりません。日本国内で御使

用ください。

This product is for the use only in Japan.

異常や不具合が起きたら:

すぐに電源を切り、電源コンセントのプラグを抜き販売店又は当社カスタマーサー

ビスにご連絡ください。連絡先は本書末尾に記載してあります。お客様による修理

は危険ですので、絶対にお止めください。

5

ご使用上の注意

● このシステムは、電波を利用している為サービスエリア内であっても電波の届かないところ、電

波の弱いところでは通話ができないことがあります。

● デジタル方式の特徴として、電波状態が悪いところでも高品質な通話を保つことができますが一

定以上悪くなったときは、突然通話が途切れることがあります。あらかじめご了承ください。

● このシステムは、時分割通信方式を利用している為、他の機器に影響を与えることがあります(ワ

イヤレスマイク、有線マイク、補聴器等、特にコンデンサーマイク)。あらかじめご確認の上ご

使用ください。

● このシステムは、時分割通信方式を利用している為、システムにノイズが混入する場合がありま

す(ブーンという音)。あらかじめご了承ください。

● このシステムは、デジタルコードレス電話(PHS)の自営用の周波数を使用している為、構内P

HS、公衆PHS等の影響を受けるエリアでは使用できない場合があります。あらかじめご確認

の上ご使用ください。

● ハンドオーバー機能を使用する場合、親機の設置してある場所により、切替えに数秒かかる場合

があります、また子機の移動方向により切り替わり方が違います。あらかじめご確認の上ご使用

ください。

● このシステムは、従来のアナログ方式と比べ高い秘話性を有しておりますが、電波を使用してい

る関係上、傍受されることが絶対無いとは言い切れません。十分ご配慮の上ご使用ください。

● 主装置と親機との接続ケーブルは、使用するケーブルによって動作する距離が前後します。あら

かじめご確認の上ご使用ください。

接続ケーブル長:最大150m(カナレDA206またはL-4E5C 使用時)。

注意

主装置の電源は、親機を接続してから入れてください。主装置の電源投入

後に親機を接続しますと、正常に動作しないことがあります。また、破損・

故障の原因となることがあります。

その他ご不明な点等がございましたら当社営業部までご相談ください。

(連絡先は最後のページをご覧ください)

6

目次

1 概要 ....................................................................................................................................... 8

2 構成 ....................................................................................................................................... 8

3 YFF-1870 主装置-各部の名称 ................................................................................................... 9

4 YFF-1870 主装置-各部の機能 ................................................................................................. 10

4.1

電源接続とアース接続 ........................................................................................................... 10

4.2

親機接続 ............................................................................................................................... 10

4.3

有線機器接続(2‐WIRE) ......................................................................................................... 10

4.4

有線機器接続(4‐WIRE) ......................................................................................................... 11

4.5

PGM接続 ................................................................................................................................ 11

4.6

スピーカー、電話接続 ........................................................................................................... 11

4.7

同期接続 ............................................................................................................................... 11

4.8

MIC、TEST H.S ....................................................................................................................... 12

4.9

電源スイッチ、電源LED ......................................................................................................... 12

4.10

LIGHTスイッチ、設定スイッチ ............................................................................................... 12

4.11

マイク、スピーカー音声調整ボリューム ................................................................................. 13

4.12

LINE調整ボリューム(HYB1・HYB2・PGM1・PGM2) .................................................................. 13

4.13

表示パネル ........................................................................................................................... 13

5 ヒューズ交換について ........................................................................................................... 14

6 操作キー操作方法 .................................................................................................................. 15

6.1

操作キーについて .................................................................................................................. 15

6.2

設定メニューの説明 .............................................................................................................. 15

6.2.1

「1. AF SELECT (HYB1 HYB2)」−音声設定 .......................................................................... 17

6.2.2

「2. CS GROUP INPUT」−親機グループ番号設定 .................................................................. 27

6.2.3

「3. TEL No INPUT」−発信電話番号設定 ............................................................................ 28

6.2.4

「4. TEL MODE SELECT」−電話動作モード設定 ................................................................... 29

6.2.5

「5. CS START CHANNEL SET」−親機スタートチャンネル設定 .............................................. 30

6.2.6

「6. CS N-1 SELECT」−TALK BACK除去モード設定............................................................... 31

6.3

通信システム設定 .................................................................................................................. 32

6.4

親機IDの確認(CS-ID) ............................................................................................................. 33

6.5

主装置のリセットについて .................................................................................................... 34

6.6

付属資料1 YFF−1870インターフェース ................................................................................. 35

6.7

付属資料2 親機(CS)−音声系ブロック図 ............................................................................... 36

7 機器の接続 ........................................................................................................................... 37

7.1

YFF-1870 親機接続・カスケード接続...................................................................................... 37

7.2

親機接続・パラレル接続(ユニット増設) ................................................................................. 37

7.3

YFF-1870 親機接続・電源盤の接続 ......................................................................................... 38

7.4

YFF-1870 親機接続・最大システム ......................................................................................... 39

7.5

YFF-1870 親機接続・長距離接続(オプション) ........................................................................ 40

7.6

YFF-1870 と YFF-1870の接続 ................................................................................................. 40

7.7

YFF-1870 と YFF-1880の接続 ................................................................................................. 41

8 主装置と音声システムの接続 ................................................................................................. 42

8.1

主装置 YFF-1870 4-Wire 1チャンネル + PROGRAM 1チャンネル ................................................ 42

8.2

主装置 YFF-1870 4-Wire 2チャンネル + PROGRAM 2チャンネル ................................................ 43

8.3

主装置 YFF-1870 2-Wire 1チャンネル + PROGRAM 1チャンネル ................................................ 44

8.4

主装置 YFF-1870 2-Wire 2チャンネル + PROGRAM 2チャンネル ................................................ 45

9 定格性能 ............................................................................................................................... 47

10 外形図 ................................................................................................................................. 48

11 系統図 .................................................................................................................................. 49

12 故障かなと思ったら .............................................................................................................. 50

7

1 概要

主装置と親機はXLR-3ピンコネクタで接続し、親機は主装置から供給されるDC24V電源により動作

します。子機は単三型アルカリ乾電池2本で連続 8時間の使用が可能です。

本書は主装置YFF-1870の取扱説明書です。他の機器の説明は、各機器の取扱説明書をご参照くだ

さい。

No. 製品名

1

2

3

主装置

親機

子機

表1. デジタルワイヤレスインターカム・システム構成

型名 英表記 略称 備考

YFF-1870

YRW-1870

BASE STATION

CELL STATION

YMT-1930/1940 PERSONAL STATION

BS

CS

PS

2W/4W 2チャネル

4

5

受令専用機

電源盤

YMT-1930/1940 PERSONAL STATION

YPL-1800 POWER UNIT

PS

PU

<特徴>

・ 親機1台に最大4台の子機が接続し通話可能です。(フル・デュープレックス)

・ 主装置−親機、親機−親機はXLR-3ピンコネクタで接続します。

・ 標準で4台の親機と接続可能です。

・ 最大16台の親機と接続可能です。(電源盤使用)

※注意

子機間は直接通話することはできません。主装置を経由して通話が行われます。

主装置を複数台同一エリアで使用する場合、専用の同期ケーブルで接続します。

<基本システム>

2W/4W

主装置

親機

子機/受令専用機

※主装置・親機接続ケーブル:カナレ DA206またはL-4E5C推奨

<旧製品との互換について>

主 装 置 YFF-1870 は 旧 製品 親 機 YRW-1820/1830/1840/1850 と 接続 す る ことが で き ます。 旧 主 装 置

YFF-1820と機能的には互換製品ですが、CSコントロールユニットは互換品ではありません。ご注意

ください。

2 構成

1)本体

(a) YFF-1870(主装置)

2)付属品

(a) CSコントロールユニット(DU-7123)

(b) 電源ケーブル(3極→2極変換(CM-39)付)

(c) XLR型オス3ピン

(d) XLR型メス3ピン

(e) 予備ヒューズ(F-7142 2A)

(f) 予備ヒューズ(FGB0-250V-1.5APBF)

(g) 取扱説明書(本書)

数量:1台

数量:1台 (本体実装)

数量:1本

数量:1個

数量:2個

数量:4個

数量:1個

数量:1部

8

3 YFF-1870 主装置-各部の名称

14 15 16 17

22

1

18

23 24 25 26

19

2

27

8 9

20

3

28

21

4

10

29

5

11

6 7

12 13

30 31 32

1. 表示パネル

2. 表示パネル用バックライトスイッチ

3. 表示調整用ボリューム

4. 設定入力スイッチ

5. モニタースピーカー

17. プログラム1 IN

18. HYB-2 4W IN/2W

XLR-3M

XLR-3M

19. HYB-1 4W IN/2W XLR-3M

20. スピーカージャック 1/4 フォーン用

21. SYNC IN(BS-BS接続) XLR-5M

6. マイク入力コネクタ XLR-3F

7. テスト用送受話器ジャック SR30

8. マイク音量調整ボリューム

22. プログラム2 IN XLR-3M

23. HYB-2 2WターミネーションSW

24. HYB-2 4W OUT XLR-3F

9. モニタースピーカー音量調整ボリューム 25. HYB-1 2WターミネーションSW

10. ラインレベル調整ボリューム (1系統)

11. ラインレベル調整ボリューム (2系統)

26. HYB-1 4W OUT XLR-3F

27. アナログ電話回線(6極2芯モジュラージャック)

12. 電源スイッチ

13. 電源LED

14. FG端子(2.5φ孔)

28. SYNC OUT(BS-BS接続) XLR-5F

29. CSポートD

30. CSポートC

15. ヒューズ 31. CSポートB

16. 電源入力用コネクタ (3極アース付き) 32. CSポートA

※ XLR-□M:MALE(オス) 、XLR-□F:FEMALE(メス)

XLR-3F(オプション)

XLR-3F(オプション)

XLR-3F(オプション)

XLR-3F

9

4 YFF-1870 主装置-各部の機能

4.1 電源接続とアース接続

□付属の電源ケーブルを接続します。 16 (AC100V∼240V)

□FG端子はアースと接続します。 14

□使用する電源に適合したヒューズをご使用ください。 15

AC100V使用時:AC250V 1.5A

ヒューズ交換する場合は「5.ヒューズ交換について」をご参照ください。

安全にお使いいただくため、主装置本体のアースを確

実に取ってください。

4.2 親機接続

□ケーブルで親機(CS)と接続します。 32(A系)

14 15 16

接続ケーブル:CANALE DA206またはL-4E5C

注意 Pin2、Pin3にはDC24Vが重畳されています。

※B、C、Dはオプションです。

端子番号 Pin1:GROUND

Pin2:DC+24V、デジタル信号 +

Pin3:DC+24V、デジタル信号 -

3

2

1

XLR-3F

4.3 有線機器接続(2‐WIRE)

□2-WIRE有線機器と接続します。(同一機能のユニットを2枚実装)

有線機器を2系統接続することができます。 18、19

D

オプション

A

32

他の機器には接続しないでください

18

C

19

B

2W タイプ1 Pin1:COMMON

Pin2:N/C

Pin3:AUDIO

2W タイプ2 Pin1:COMMON

Pin2:AUDIO

Pin3:N/C

1

3

2

※接続タイプの設定はフロントパネル設定キーで行います。

□ターミネーションON/OFFスイッチ 23、25

本装置でターミネーションする場合スイッチをON側にします 。

23

HYB-2 HYB-1

25

2線式のパーティーラインに接続した際に、接続した機器の1台はターミネーションす

る必要があります。パーティーライン機器の取扱説明書を参照してください。

10

4.4 有線機器接続(4‐WIRE)

□4‐WIRE有線機器と接続します。同一機能のユニットを2枚実装しています。

18

有線機器を2系統接続することができます。 19,26、18,24

4W IN Pin1:GROUND

Pin2:HOT

Pin3:COLD

4W OUT Pin1:GROUND

Pin2:HOT

Pin3:COLD

1

3

2

3

2

1

※接続タイプの設定はフロントパネル設定キーで行います。

接続タイプは「4W」を設定します。

4.5 PGM接続

□プログラムを接続します。2系統入力できます。 17、22

PGM IN Pin1:GROUND

Pin2:HOT

Pin3:COLD

1

3

2

4.6 スピーカー、電話接続

□スピーカーと接続します。1/4 フォーン用モノラル 20

17

22

HYB-2 HYB-1

24

19

26

□アナログ電話回線と接続します。モジュラージャック 6極2芯 27 20

※電話の動作設定はフロントパネル設定キーで行います。

4.7 同期接続

□BSを複数台使用するときにBS間で接続します。 21、28

1台目 2台目 3台目

BS2台接続時 OUT → IN

BS3台接続時 OUT → IN OUT → IN

※「7.6 YFF-1870 と YFF-1870の接続」を参照してください。

27

21

28

11

4.8 MIC、TEST H.S

□マイクを接続します。 6

MIC IN Pin1:GROUND

Pin2:HOT

Pin3:COLD

□ヘッドセットを接続します。 7

MIC IN Pin1:MIC +

Pin2:MIC -

Pin3:N.C

Pin4:N.C

Pin5:SP -

Pin6:SP +

4.9 電源スイッチ、電源LED

2

3

2 1

3

1

4

□ 「 ¦ 」側に倒すと電源がオンになります。12

6

5

□電源がオンになると「緑」に点灯します。13

6

4.10 LIGHTスイッチ、設定スイッチ

□表示パネルのバックライトの点灯/消灯スイッチです。2

□表示画面の表示濃度を調整します。3

□設定スイッチにより各種動作を設定します。4

2

本取扱説明書では設定スイッチを以下のように省略して記述します。

12

3

「UP」

「DOWN」

「LEFT」

「RIGHT」

「ENTER」

「L」+「ENT」

「R」+「ENT」

「U」 :「戻る」または「設定変更」

「D」 :「進む」または「設定変更」

「L」 :「戻る」または「設定変更」

「R」 :「進む」または「設定変更」

「ENT」 :「次の画面へ」または「確定」

:メニュー表示

LEFT

:中断(設定中いつでも中断可)

※「L」+「ENT」:「L」を押してから「ENT」を押す。

※「R」+「ENT」:「R」を押してから「ENT」を押す。

※「ENT」は「オン→オフ」と「1秒長押し」の2つの入力方法があります。

UP

DOWN

7

13

4

ENTER

RIGHT

12

4.11 マイク、スピーカー音声調整ボリューム

□マイク入力音量を調整します。 8

□スピーカー出力音量を調整します。9

※未使用時はボリュームを図のように最小レベルに設定してください。

4.12 LINE調整ボリューム(HYB1・HYB2・PGM1・PGM2) 10 11

□有線インカムからの入力レベルを調整します。 IN

8

□有線インカムへの出力レベルを調整します。 OUT

□子機間のTALK-BACK レベルを調整します。(4W時) T.B

□子機間の送話、受話のBALANCEレベルを調整します。(2W時) BAL

IN

□PROGRAMの入力レベルを調整します。 PGM

※LINE1がHYB1・PGM1、LINE2がHYB2・PGM2に対応しています。

※「8.主装置と音声システムの接続」参照

※未使用時はボリュームを図のように最小レベルに設定してください。

4.13 表示パネル

□各種状態を表示します 1

OUT

1

9

T.B BAL PGM

13

5 ヒューズ交換について

主装置に過度の電流が流れた場合、機器の故障を防ぐためヒューズが溶断します。ヒューズを交換して

ください。

□適合ヒューズ

電源用ヒューズ AC100V使用時:AC250V 1.5A(6.4mm×30mm)

AC240V使用時:AC250V 1.0A(6.4mm×30mm)

親機電源供給用 :AC125V 2.0A(6.4mm×30mm)

※ヒューズ交換以外の保守は行わないでください。その他の保守はメーカーにて行います。

ヒューズを交換する際は必ずACケーブルを主装置から抜いてください。

感電の恐れがあります。

AC電源用ヒューズ

□AC電源用ヒューズ交換手順(左側)

親機電源供給用ヒューズ

電源表示灯が点灯しない場合(「4.11 電源スイッチ、電源表示灯」 参照)

① 主装置(YFF-1870)の電源をオフにする。

② ACケーブルを主装置から外す。

③ ヒューズホルダーを主装置から外す。

④ ヒューズホルダーからヒューズを外す。

⑤ 新しいヒューズをヒューズホルダーに挿入する。

⑥ ヒューズホルダーを主装置に装着する。

⑦ ACケーブルを主装置に接続する。

※ヒューズを交換しても主装置(YFF-1870)が動作しない場合、故障の恐れがあります。メーカーに問

い合わせてください。

□親機電源供給用ヒューズ交換手順(右側)

親機「チャネル表示部」が表示しない場合(親機の取扱説明書を参照してください)

① 主装置(YFF-1870)の電源をオフにする。

② ACケーブルを主装置から外す。

③ CSコントロールユニットを取り外す。

④ ヒューズをCSコントロールユニットから外す。

⑤ 新しいヒューズをヒューズホルダーに挿入する。

⑥ CSコントロールユニットを主装置に装着する。

⑦ ACケーブルを主装置に接続する。

※ヒューズを交換しても親機が動作しない場合、故障の恐れがあります。メーカーに問い合わせてく

ださい。

14

6 操作キー操作方法

6.1 操作キーについて

LEFT

UP

DOWN

ENTER

RIGHT

名称

「UP」

「DOWN」

略称 機能

「U」 「移動」または「設定変更」または「確認」

「D」 「移動」または「設定変更」または「確認」

「LEFT」

「RIGHT」

「L」

「R」

「移動」または「設定変更」または「確認」

「移動」または「設定変更」または「確認」

「ENTER」 「ENT」 「次の画面」または「確定」(オン→オフ、長押しの2つの入力方法があります)

本書では操作キーを省略して記述しています。

重複してキーを押す操作があります。

「L」+「ENT」:「L」を先に押しながら「ENT」を押す。→ メニューの表示

「R」+「ENT」:「R」を先に押しながら「ENT」を押す。→ 各種設定の中断

6.2 設定メニューの説明

□設定メニューの表示方法

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1秒ON

■→1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

15

表 1 メニュー内容

No.

1

2

3

4

5

6

AF SELECT (HYB1 HYB2)

CS GROUP INPUT

TEL No INPUT

項目

TEL MODE SELECT

CS START CHANNEL SET

CS N-1 SELECT

音声系統設定

内容

親機グループ番号設定

発信電話番号設定

電話動作モード設定

親機スタートチャンネル設定

TALK BACK除去モード設定

□操作キーの内容

「U」、「D」:メニューの選択 1∼6

「ENT」:確定

※各種設定へ移行

□設定メニューの中断方法

→1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「R」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「R」を先に押してから「ENT」を押します。

ON

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

※設定メニュー画面表示中、約1分間キー操作が行われない場合、

自動的に設定メニューが中断されます。

「R」+「ENT」:設定中止

※「設定中止」はいつでも可能

16

6.2.1 「1. AF SELECT (HYB1 HYB2)」−音声設定

音声は2系統設定できます。

音声1系:MOBILE GROUP1(表記は「MOB1」または「M1」)

音声2系:MOBILE GROUP2(表記は「MOB2」または「M2」)

設定方法は「再設定」による設定と、「メモリ呼出し」による設定方法があります。

□再設定における方法

手順1. 設定方法選択 → 「再設定」を選択

手順2. 親機設定 → 親機を音声1系(MOB1)または音声2系(MOB2)のどちらに結合させるか選択

手順3. クロスポイントの設定 → 結合する音声を選択(MIC、SP、2W/4Wなど)

音声系はマイク、スピーカー、ヘッドセット、電話回線、プログラム入力2系統、ライン入

出力2系統で、クロスポイントは4パターンメモリに登録できます。

手順4. 有線インターフェースのタイプを設定 → 4W、2W設定(Clear-Com、RTS)

手順5. メモリに保存(2∼4) → 設定内容を指定メモリに保存

※注意)メモリ[1]は設定内容を一時的に保存するためのメモリです。電源ON時は、電源OFF前の

マトリックスの状態が呼び出されます。

メモリ[2]∼[4]はマトリックスの状態を含めて、設定内容を電源ON/OFFに関係なく保存する

ためのメモリです。

□メモリ呼出しによる方法

手順1. 設定方法選択 → 「メモリ呼出し」を選択

手順2. メモリ番号選択(2∼4)

手順3. 親機確認

手順4. クロスポイントの確認

手順5. 有線インターフェースのタイプ確認

手順6. メモリ番号の再確認

※ 6.6 付属資料 1 で音声インターフェース、音声系統を確認してください。

※ 6.7 付属資料 2 で親機(子機)と音声接続系の確認をしてください。

□再設定における音声系設定方法

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

■→1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

ON

「→ 1. AF SELECT (HYB1 HYB2)」 選択 → 「AF SELECT MENU」メニュー表示

AF SELECT MENU

→1. MEMORY SETTING

2. MEMORY SELECT

R+ENT:BK

17

□設定方法を選択します

No. 項目

1 MEMORY SETTING

2 MEMORY SELECT

内容

システムを再設定します

セットアップメモリ呼出しによりシステムを変更します

AF SELECT MENU

→1. MEMORY SETTING

2. MEMORY SELECT

R+ENT:BK

「→ 1. MEMORY SETTING(再設定)」選択

ON

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

※「→ 2. MEMORY SELECT(メモリ呼出し」選択時はP.24に進んでください

□親機の音声結合先を選択します。

No. 項目

1 MOB1

内容

音声1系(MOBILE GROUP1)と結合

2 MOB2

3 AUTO

4 OFF

音声2系(MOBILE GROUP2)と結合

子機番号 001∼099:MOB1と結合、100∼199:MOB2と結合

結合なし

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

親機(CS)の選択 A0∼D4

音声系統設定(MOB1、MOB2、

確定

※ AUTO、OFF)

※付属資料1、2を参照してください。

初期設定では親機(CS)は全て音声1系(MOB1)に結合されています。音声を2系統使用する場合は、

該当する親機(CS)を音声1系(MOB1)、音声2系(MOB2)に設定します。

※「AUTO」について

子機(PS)番号により音声系を設定します。子機(PS)番号001∼099はMOB1と、100∼199はMOB2

に結合されます。

Q. 「AUTO」 を設定するのはどのような場合ですか?

A. 子機総数8台のうち子機を5台を1系統、子機3台を2系統に設定する場合などです。

子機番号を 001、002、003、004、005に設定 :MOB1と結合

子機番号を 106、107、108に設定 :MOB2と結合

※子機(PS)番号設定方法は「子機取扱説明書」を参照してください。

18

□クロスポイントの設定

次ページのクロスポイント名称、設定内容を参照してください。

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

MOB1■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

ON

「AF LINE SELECT」確定 → 「マトッリクス画面」表示

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−①−−②−−③−−④−−⑤−−⑥−−⑦

| | | | | | | | |

M2−+−−+−−⑧−−⑨−−⑩−−⑪−−⑫−−⑬−−⑭

| | | | | | | | |

H1−①−−⑧−−+−−⑮−−⑯−−+−−⑰−−+−−+

| | | | | | | | |

H2−②−−⑨−−⑮−−+−−⑱−−+−−⑲−−+−−+

| | | | | | | | |

SP−③−−⑩−−⑯−−⑱−−+−−+−−⑳−− −−

| | | | | | | | |

HS−④−−⑪−−+−−+−−+−−+−−+−−+−−+

| | | | | | | | |

TL−⑤−−⑫−−⑰−−⑲−−⑳−−+−−+−−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

■:ON 、 BLANK:OFF

1画面領域

※マトリクスの関係をわかりやすくするため全体を表示しています

クロスポイントの移動

※①∼⑦の位置で「U」キーを押すと前の画面に戻ります。

クロスポイント ON/OFFの設定

※白四角:ON 、ブランク:OFF

クロスポイント確定(次の画面へ)

19

表 2 マトリクス略称−名称および内容

名称

MOB1

内容

音声1系(MOBILE GROUP1:MOB1)

MOB2

HYB1

HYB2

MIC

音声2系(MOBILE GROUP2:MOB2)

有線インターカム1

有線インターカム2

マイク

HEAD SET ヘッドセット

備考

2Wまたは4W

2Wまたは4W

項 略称

1 M1

2 M2

3 H1

4 H2

5 MC

6 HS

7 TL

8 P1

9 P2

10 SP

TEL

PGM1

PGM2

SPEAKER

電話回線

プログラム入力1

プログラム入力2

内蔵または外部スピーカー

項 クロスポイント

① MOB1−HYB1

② MOB1−HYB2

③ MOB1−MIC

④ MOB1−HEAD SET

⑤ MOB1−TEL

表 3 クロスポイント−設定内容表

内容

音声1系(MOB1)と有線インターカム1

音声1系(MOB1)と有線インターカム2

音声1系(MOB1)とマイク・スピーカー ※

音声1系(MOB1)とヘッドセット

音声1系(MOB1)と電話回線

備考

⑥ MOB1−PGM1

⑦ MOB1−PGM2

⑧ MOB2−HYB1

⑨ MOB2−HYB2

⑩ MOB2−MIC

⑪ MOB2−HEAD SET

⑫ MOB2−TEL

⑬ MOB2−PGM1

⑭ MOB2−PGM2

⑮ HYB1−HYB2

⑯ HYB1−MIC

⑰ HYB1−TEL

⑱ HYB2−MIC

⑲ HYB2−TEL

音声1系(MOB1)とプログラム入力1

音声1系(MOB1)とプログラム入力2

音声2系(MOB2)と有線インターカム1

音声2系(MOB2)と有線インターカム2

音声2系(MOB2)とマイク・スピーカー ※

音声2系(MOB2)とヘッドセット

音声2系(MOB2)と電話回線

音声2系(MOB2)とプログラム入力1

音声2系(MOB2)とプログラム入力2

有線インターカム1と有線インカム2

有線インターカム1とマイク・スピーカー

有線インターカム1と電話回線

有線インターカム2とマイク・スピーカー

有線インターカム2と電話回線

2WとTELの結合は禁止

2WとTELの結合は禁止

⑳ SPEAKER−TEL

SPEAKER−PGM1

スピーカーと電話回線

スピーカーとプログラム入力1

SPEAKER−PGM2 スピーカーとプログラム入力2

※「MIC」にクロスポイントに設定した場合、「SPEAKER」にも自動的にクロスポイントが設定されます。

20

<初期値>

・親機(CS)はすべて、音声1系(MOB1)に結合されています。

・有線インターカム1(HYB1)は音声1系(MOB1)にクロスポイントが設定されています。

・有線インターカム2(HYB2)は音声2系(MOB2)にクロスポイントが設定されています。

・プログラム入力1は音声1系(MOB1)と音声2系(MOB2)にクロスポイントが設定されています。

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −−■−−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −−■−−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

<設定例 有線インターカム1、2系統接続 親機(CS)2台 A1、B1>

4W IN

4W OUT

4W IN

4W OUT

B A

001 002 003 004

A1

005 006 007 008

B1

IN

OUT

INTERCOM1

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

MOB1■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

IN

OUT INTERCOM2

HYB-2 HYB-1

AF LINE SELECT

CS: B0 B1 B2 B3 B4

MOB1■MOB2 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

21

※未使用音声インターフェースのクロスポイントはオフの状態(BLANK)にしてください。

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

※隠れている部分のクロスポイントも対象です。

□有線インターフェースのタイプを設定

No.

1 4W BAL

項目

2 2W 1-2

1PIN:GND

1PIN:COMMON

2PIN:HOT

2PIN:AUDIO

内容

3PIN:COLD

3PIN:NC

3 2W 1-3 1PIN:COMMON 2PIN:NC 3PIN:AUDIO

1秒ON

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

RTS 1ch

Clear-com

クロスポイント確定 → 「有線インターフェース設定画面」表示

WIRED TYPE SELECT

→1.HYB1 4W BAL

2.HYB2 4W BAL

R+ENT:BK

HYB1/HYB2選択

※「1. HYB1」の位置で「U」キーを押すと前の画面に戻ります。

インターフェースタイプの設定

4W BAL:4Wire Balance

2W 1-2:1Pin-COMMON、2Pin-AUDIO (RTS 1ch)

2W 1-3:1Pin-COMMON、3Pin-AUDIO (Clear-Com)

インターフェースタイプの確定(次の画面へ)

22

□登録メモリ設定

音声設定状態は3パターン登録できます。

WIRED TYPE SELECT

→1.HYB1 4W BAL

2.HYB2 4W BAL

R+ENT:BK

ON

有線インターフェース確定 → 「メモリ選択画面」表示

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

登録メモリの選択[2]∼[4]

※[1]の位置で「U」キーを押すと前の画面に戻ります。

※設定登録済みの場合「REGISTERED

と表示されます。

□登録実行確認

登録メモリ番号の確定(次の画面へ)

MEMORY SELECT

■→[1]:DEFAULT

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

登録メモリ番号確定→ 「登録実行確認画面」表示

ON

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT OK? → ENTER

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

前の画面に戻る

1秒長押しで登録

23

□親機設定内容確認

メモリ

1秒ON

□登録実行

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT OK? → ENTER

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

登録実行→ 「通常画面」表示

1秒ON

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

□メモリ選択

3つのメモリから選択します。

MEMORY SELECT

■→[1]:REGISTERED

[2]:REGISTERED

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

メモリの選択[2]∼[4]

※設定登録済みの場合「REGISTERED」と表示されます。

登録メモリ番号の確定(次の画面へ)

MEMORY SELECT

■→[1]:REGISTERED

[2]:REGISTERED

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

メモリ選択 → 親機結合先確認

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

親機(CS)の選択 A0∼D4

確認 →マトリクス確認へ

24

□クロスポイント設定内容確認

AF LINE SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■MOB1 MOB1 MOB1 MOB1 MOB1

R+ENT:BK

親機確認 → クロスポイント確認へ

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

クロスポイントの移動

クロスポイント確認 → 「WIRED TYPE SELECT」確認へ

□有線インターフェース確認

M1 M2 H1 H2 MC HS TL P1 P2

| | | | | | | | |

M1−+−−+−−■−− −− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

M2−+−−+−− −−■−− −− −− −− −−

| | | | | | | | |

H1−■−− −−+−− −− −−+−− −−+−−+

L+ENT:NEXT R+ENT:BK

1秒ON

クロスポイント確認 → 有線インターフェース確認へ

WIRED TYPE SELECT

→1.HYB1 4W BAL

2.HYB2 4W BAL

R+ENT:BK

25

□呼出しメモリ番号再確認

音声設定状態は3パターン登録できます。

WIRED TYPE SELECT

→1.HYB1 4W BAL

2.HYB2 4W BAL

R+ENT:BK

インターフェースタイプ確認 →呼出しメモリ番号再確認

ON

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

□メモリ呼出し最終確認

前の画面に戻る

MEMORY SELECT

■→[1]:DEFAULT

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

登録メモリ番号確定→ 「登録実行確認画面」表示

ON

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT OK? → ENTER■

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

前の画面に戻る

□メモリ呼出し実行

MEMORY SELECT

→[1]:DEFAULT OK? → ENTER■

[2]:DEFAULT

[3]:DEFAULT

[4]:DEFAULT

R+ENT:BK

登録実行→ 「通常画面」表示

1秒ON

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

26

6.2.2 「2. CS GROUP INPUT」−親機グループ番号設定

□親機グループ番号は1∼4まで各親機(CS)に設定できます。子機(PS)、親機(CS)はCS-IDが一致しても

親機グループ番号が一致しないと通話することはできません。通常親機グループ番号は「1」に設定さ

れています。

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

■→2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「→ 2. CS GROUP INPUT」 選択 → 「AF LINE SELECT」メニュー表示

ON CS GROUPL INPUT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■01 01 01 01 01

L/R:←/→ R+ENT:BK

親機(CS)の選択 A0∼D4

親機グループ番号の設定(01∼04)

1秒長押しで登録

※設定後主装置(BS)の電源を再投入してください。

※子機のグループ設定については、子機の取扱説明書をご覧下さい。

27

6.2.3 「3. TEL No INPUT」−発信電話番号設定

電話回線の発信電話番号を登録します。主装置または子機から発信させることができます。

※電話の動作モードの設定が必要です。6.2.4 「4. TEL MODE SELECT」で動作モードを設定します。

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

■→3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「→ 3. TEL No INPUT」 選択 → 「AF LINE SELECT」メニュー表示

ON TELEPHONE No INPUT

No :■

R+ENT:BK

番号桁の移動

※ブランクの場合、「R」方向には移動しません。

番号の入力(0∼9、−)

※ゼロ発信の場合「0」の後に「−」を入力してください。

例 「0033978XXXX」 ⇒ 「0-033978XXXX」

□主装置の発信方法

1秒長押しで登録

□「U」+「ENT」を押すと発信を始めます。

□通話中、「R」+「ENT」を再度押すと通話を終了します。

□子機の発信方法

プッシュスイッチ

□親機と通信中、プッシュスイッチを1秒以上押し込むと、主装置

が発信を始めます。

28

6.2.4 「4. TEL MODE SELECT」−電話動作モード設定

□電話回線の動作モードを設定します。

No.

1

設定

[TRANSMITT] [RECEIVE] 発信/着信可能

内容

2

3

4

[TRANSMITT] -----

----- -----

発信のみ

----- [RECEIVE] 着信のみ

動作停止(初期設定)

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

■→4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「→ 4. TEL MODE SELECT」 選択 → 「TEL MODE SELECT」メニュー表示

ON

TEL MODE SELECT

1. [TRANSMITTE] [RECEIVE]

2. [TRANSMITTE] −−−−−

3. −−−−− [RECEIVE]

■→4. −−−−− −−−−−

R+ENT:BK

動作モードの設定(1∼4)

1秒長押しで登録

※設定内容により「電話回線種類設定」へ移行します。

「4. TEL MODE SELECT」−電話回線種類設定

□使用している電話回線の種類を設定します。

No. 設定値 回線種別

1 DP20

2 PB

3 DP10

ダイヤル回線(20PPS)

プッシュホン回線

ダイヤル回線(10PPS)

1秒ON

TEL MODE SELECT

■→1. [TRANSMITTE] [RECEIVE]

2. [TRANSMITTE] −−−−−

3. −−−−− [RECEIVE]

4. −−−−− −−−−−

R+ENT:BK

「TEL MODE SELECT」 「1」∼「3」選択(1秒長押し) → 「電話回線種類設定」メニュー表示

TEL MODE SELECT

■→1. DP20

2. PB(DTMF)

3. DP10

R+ENT:BK

29

電話回線の種類の設定(1∼3)

※ご使用している電話回線の種類を確認してください。

1秒長押しで登録

6.2.5 「5. CS START CHANNEL SET」−親機スタートチャンネル設定

□電源投入直後の通話開始チャンネルを設定します。(通話開始チャンネル:MCAサーチチャンネル)

主装置を同一エリアで複数台使用する場合、初期設定のままですと通話開始チャンネルが同じとなっ

てしまいます。設定を変更してください。

□親機推奨チャンネル 2ch、5ch、10ch、16ch、23ch、33ch

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

■→5.CS START CHANNEL SET

6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「→ 5. CS START CHANNEL SET」 選択 → 「CS START CHANNEL SET」メニュー表示

ON

CS START CHANNEL

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■01 02 09 25 30

L/R:←/→ R+ENT:BK

親機(CS)の選択 A0∼D4

チャンネルの設定(01∼37)

※設定禁止チャンネル 11ch、12ch、13ch、17ch、18ch、19ch

1秒長押しで登録

※設定後主装置(BS)の電源を再投入してください。

30

6.2.6 「6. CS N-1 SELECT」−TALK BACK除去モード設定

□TALK BACK除去モードを設定します。(イヤホンから聞こえる自分の声の除去を設定します)

※全ての子機が対象となります。

※長距離コントロールユニットに対しては、TALK BACK除去モードは反映されません。

設定値

ON

OFF

内容

TALK BACK 除去(イヤホンから自分の声が聞こえません:子機)

TALK BACKあり(初期値)

「L」+「ENT」 → メニュー表示 ※ 「L」を先に押してから「ENT」を押します。

1.AF SELECT (HYB1 HYB2)

2.CS GROUP INPUT

3.TEL No INPUT

4.TEL MODE SELECT

5.CS START CHANNEL SET

■→6.CS N−1 SELECT

R+ENT:END

「→ 6. CS N-1 SELECT」 選択 → 「CS N-1 SELECT」メニュー表示

ON

CS N−1 SELECT

■OFF

UP/DN:SEL R+ENT:BK

TALK BACK除去モードの設定 ON/OFF

1秒長押しで登録

31

6.3 通信システム設定

□親機−子機の通信システムを設定します。対象親機(CS)で受令機を使用する場合は「1:3」に設定す

る必要があります。

設定値 子機・受令機接続数(親機毎) チャンネル選択方式

1:3A

1:3F

1:4A

1:4F

子機3台+受令機

子機3台+受令機

子機4台

子機4台

MCA

固定チャンネル

MCA

固定チャンネル

※MCA :マルチチャンネルアクセス方式

※固定チャンネル:主装置に設定したチャンネルで通信を行います。

(注意 妨害電波があると通信ができない場合がありますので設定には注意が必要です。)

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

「D」+「ENT」→ 「通信システム状態」表示

1秒ON

SYSTEM SELECT

CS: A0 A1 A2 A3 A4

■1:4A 1:4A 1:4A 1:4A 1:4A

L/R:←/→ R+ENT:BK

親機(CS)の選択 A0∼D4

通信システムの設定(上記設定表参照)

1秒長押しで登録

※設定後主装置(BS)の電源を再投入してください。

32

6.4 親機IDの確認(CS-ID)

□主装置で親機IDを確認することができます。

※親機ID(CS-ID)は完成図に記載されています。

※親機ID(CS-ID)は登録できません。このIDは固有のもので同じIDは他に存在しません。

親機ID(CS-ID)は9桁です。(0∼9)

「L」と「R」と押した状態で主装置の電源を投入します。(押したままお待ちください)

ON(約10秒)

* #1

Digital Wireless Intercom

YFF−1870 TAMURA COP.

Initialize . . . . . . . . . .

V×.×× ××××

System ID INPUT

CS No = A1■

ID =

R+ENT:BK

親機番号を設定します(A0∼D4)

※親機IDの確認を終了する場合は電源をOFFにします。

親機確定 → 親機ID(CS-ID)表示

System ID INPUT

CS No = A1

ID =170639018■

R+ENT:BK

親機再設定

親機番号を誤って入力し確定した場合 → エラーメッセージが表示されます。

System ID INPUT

CS No = A2 Error

ID = Non Connect!

Try?■

R+ENT:BK

「D」:ON → 親機番号再設定

System ID INPUT

CS No = A2■

ID = Non Connect

R+ENT:BK

33

6.5 主装置のリセットについて

□主装置が異常であると思われる場合や設定した内容を初期値に戻したいときリセットを行います。

音声結合状態、クロスポイントパターンは全て消去されますのでリセット前にメモを取っておいてく

ださい。

「ENT」を押した状態で主装置の電源を投入します。(押したままお待ちください)

* #1

Digital Wireless Intercom

YFF−1870 TAMURA COP.

Initialize . . . . . . . . . .

V×.×× ××××

「通常画面が表示したら「ENT」キーを離します。

* #1

■CS A1 ■CS B1 CS CS

02ch 09ch 25ch 31ch

# PS L # PS L # PS L # PS L

1 1 1 −− − 1 −− −

2 2 2 −− − 2 −− −

3 3 3 −− − 3 −− −

4 4 4 −− − 4 −− −

「L」、「R」、「U」、「D」を3秒間押します。

Digital Wireless Intercom

System Initialize

Wait. . . . .

R+ENT:BK

Digital Wireless Intercom

System Initialize

Compleate

R+ENT:BK

SYSTEM RESET

!! POWER OFF => ON

※主装置の電源をOFF → ON してください

34

6.6 付属資料1 YFF−1870インターフェース

■YFF-1870 Base Station Interface

Cell Station Cell Station Cell Station Cell Station Base Station AC100V∼240V

A PORT

H.S

B PORT

* Option

TEL

C PORT

* Option

D PORT

* Option

YFF-1870 Base Station

SYNC PORT

HYB2 2/4W HYB1 2/4W MIC/SP PGM 2

POWER

PGM 1

HEAD SET TEL

■YFF-1870 AUDIO BLOCK DIAGLRAM

有線インカム 2 有線インカム 1 MIC SP プログラム2 プログラム1

YFF-1870 Base Station

MOB1(M1) MOB2(M2)

SW SW

H.S

SW SW

TEL

SW

SW

SW

SW SW

HYB2 2/4W

SW SW

HYB1 2/4W

SW

SW

SW

SW SW

MIC/SP

SW

SW

SW

PGM 1

SW SW

PGM 2

SW

PGM2 HEAD SET TEL 有線インカム 2 有線インカム 1 MIC SP

主装置の音声系統は2グループ。

MOBILE GROUP1:MOB1

MOBILE GROUP2:MOB2

※MOB1、MOB2の音声系の構成はマトリックス画面においてクロスポイントの設定により行う。(「SW」)

PGM1

35

6.7 付属資料2 親機(CS)−音声系ブロック図

■YFF-1870 CS-AUDIO SWITCH

CS A1 CS A2 CS A3 ・・・ CS D2 CS D3 CS D4

1. MOB1

2. MOB2

3. AUTO

4. OFF

SW SW SW SW SW SW SW

MOB1(M1)

MOB1(M1)

MOB2(M2)

YFF-1870 Base Station

CS−AUDIO スイッチは4タイプ

1:「MOB1」 MOB1と接続 (CS毎によるグループ分け)

2:「MOB2」 MOB2と接続 (CS毎によるグループ分け)

3:「AUTO」 子機番号001∼099はMOB1へ接続。子機番号100∼199はMOB2へ接続(子機番号によるグループ分け)

4:「OFF 」 結合なし

※「AF LINE SELECT」画面において各CS毎に設定する。(初期値全CSはMOB1に接続)

■YFF-1870 AUDIO BLOCK DIAGLRAM

YFF-1870 Base Station

MOB2(M2)

SW SW

H.S

SW SW

TEL

SW

SW

SW

SW SW

HYB2 2/4W

SW SW

HYB1 2/4W

SW

SW

SW

SW SW

MIC/SP

SW

SW

SW

PGM 1

SW SW

PGM 2

SW

HEAD SET TEL 有線インカム 2 有線インカム 1 MIC SP PGM1 PGM2

主装置の音声系統は2グループ。

MOBILE GROUP1:MOB1

MOBILE GROUP2:MOB2

※MOB1、MOB2の音声系の構成はマトリックス画面においてクロスポイントの設定により行う。(「SW」)

※親機(CS)から音声インターフェースの関係を見渡せるように前ページと同じ資料を掲載しています。

36

7 機器の接続

7.1 YFF-1870 親機接続・カスケード接続

□1 系統最大 4 台の親機をカスケード接続できます。

□親機は主装置に近い側から「1」から順に設定します。「1」∼「4」(親機底面のスイッチ)

□カスケード接続・総ケーブル長は最大 400m です。(指定ケーブル CANARE L-4E5C または DA-206)

A-PORT

A1 A2

XLR-3-11C XLR-3-12C XLR-3-11C

PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

CANARE L-4E5C

Max 150m

CANARE L-4E5C

Max 150m

7.2 親機接続・パラレル接続(ユニット増設)

□CS コントロールユニットは最大 3 系統(B、C、D)増設できます。※オプション設定

□総接続ケーブル長は最大 400m です。(指定ケーブル CANARE L-4E5C または DA-206)

□親機は主装置に近い側から「1」から順に設定します。(親機底面の「親機番号設定スイッチ」)

D

PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

C B A-PORT

XLR-3-12C XLR-3-11C

CANARE L-4E5C

Max 150m

XLR-3-11C

CANARE L-4E5C

Max 150m

A1

B1

XLR-3-12C

CANARE L-4E5C

Max 150m

A2

XLR-3-11C

37

電源盤

7.3 YFF-1870 親機接続・電源盤の接続

□親機を 5 台以上接続する場合

□総接続ケーブル長が 400m を超える場合

※主装置−親機、親機−親機間のケーブル接続は最大 150m です。(CANARE L-4E5C または DA-206)

※カスケード接続の 1 ポート総ケーブル長は最大 400m です。(主装置と電源盤のケーブル長も含める)

主装置

D C B A-PORT

XLR-3-12C

XLR-3-11C

XLR-3-12C

CANARE L-4E5C

XLR-3-11C

Max 400m ※主装置と電源盤のケーブル長も含める

XLR-3-11C

A1

B1

A2 A3 A4

CANARE L-4E5C

CANARE L-4E5C

CANARE L-4E5C

XLR-3-11C

XLR-3-11C

Max 150m ※主装置−親機間

C1

D1

38

電源盤

7.4 YFF-1870 親機接続・最大システム

□親機を最大 16 台接続できます。(CANARE L-4E5C または DA-206)

□親機は主装置に近い側から「1」から順に設定します。

(親機底面のスイッチ「親機番号設定スイッチ」)

※カスケード接続の 1 ポート総ケーブル長は最大 400m です。(主装置と電源盤のケーブル長も含める)

主装置

D C B A-PORT

XLR-3-12C

XLR-3-11C

CANARE L-4E5C

CANARE L-4E5C

CANARE L-4E5C

A1

Max 400m ※主装置と電源盤のケーブル長も含める

B1

C1

A2

B2

C2

A3

B3

C3

A4

B4

C4

D1 D2 D3 D4

CANARE L-4E5C

Max 400m ※主装置と電源盤のケーブル長も含める

39

7.5 YFF-1870 親機接続・長距離接続(オプション)

長距離用CSコントロールユニットを実装します。型名 DU-7128

□主装置−親機は最大 800m ケーブル接続できます。(CANARE L-4E5C または DA-206C)

□長距離接続する親機は親機番号「0」に設定します。(親機底面の「親機番号設定スイッチ」)

□親機は主装置に近い方から「0」、「1」、と順番に親機番号を設定します。

□後続の親機には DC 電源を接続する必要があります。(DC12∼24V)

※親機−親機間は長距離接続することはできません。

DU-7128

CSコントロールユニット長距離用

A-PORT

XLR-3-12C XLR-3-11C

PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

CANARE L-4E5C

Max 800m

7.6 YFF-1870 と YFF-1870の接続

主装置を同一エリアで使用する場合同期ケーブルで接続します。

A0

□YFF-1870 と YFF-1870 は最大 200m ケーブル接続できます。

(推奨ケーブル 東日京三電線 NETSTAR-C5ESA0.5X4PLBTK)

□YFF-1870 は最大 6 台接続することができます。

No.1

No.2

XLR-5-12C

XLR-5-11C

OUT

IN

200m

XLR-5-12C OUT

XLR-3-12C

PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : SIGNAL+

3PIN : SIGNAL-

4PIN : CONTROL

5PIN : DC+12V

XLR-3-11C

CANARE L-4E5C

Max 150m

A1

DC 12∼24V

No.3 XLR-5-11C IN

200m

40

7.7 YFF-1870 と YFF-1880の接続

主装置を同一エリアで使用する場合同期ケーブルで接続します。

□YFF-1870 と YFF-1880 は最大 200m ケーブル接続できます。

(推奨ケーブル 東日京三電線 NETSTAR-C5ESA0.5X4PLBTK)

□YFF-1880 は YFF-1870 の最後段に 1 台接続することができます。(主装置は最大 6 台まで)

No.1

No.2

XLR-5-12C

XLR-5-11C

XLR-5-12C

OUT

IN

OUT

200m

PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : SIGNAL+

3PIN : SIGNAL-

4PIN : CONTROL

5PIN : DC+12V

XLR-5-11C

XLR-5-12C

専用ケーブル

WLW-30007-R30

SYNC

200m

同期タイプは「SLAVE」に設定しま

す。

※YFF-1880 は最大 2 台接続可能です。

「MASTER」

「SLAVE」

41

8 主装置と音声システムの接続

8.1 主装置 YFF-1870 4-Wire 1チャンネル + PROGRAM 1チャンネル

XLR-3-12C

MIC PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

PGM IN1

XLR-3-11C

4W IN

XLR-3-11C A-PORT

XLR-3-12C XLR-3-12C XLR-3-11C

A1

XLR-3-12C

4W OUT

CANARE L-4E5C

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

Max 150m

CANARE L-4E5C

IN

OUT

OUT

INTERCOM1

PROGRAM1

音声システム

PIN ASSIGN(IN/OUT)

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

<音声接続>

□INTERCOM1 は 「HYB1」 と接続します。

□PROGRAM1 は 「PGM IN 1」 と接続します。

Max 150m

A2

XLR-3-11C

42

8.2 主装置 YFF-1870 4-Wire 2チャンネル + PROGRAM 2チャンネル

MIC PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

4W IN

PGM IN1 4W IN

A-PORT

A1

PGM IN2

XLR-3-12C XLR-3-11C XLR-3-12C

4W OUT

CANARE L-4E5C

4W OUT

CANARE L-4E5C

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

Max 150m Max 150m

IN

OUT

OUT

INTERCOM1

PROGRAM1

PIN ASSIGN(IN/OUT)

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

IN

OUT

INTERCOM2

PIN ASSIGN(IN/OUT)

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

OUT

PROGRAM2

音声システム

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

<音声接続>

□INTERCOM1 は 「HYB1」 と接続します。

□PROGRAM1 は 「PGM IN 1」 と接続します。

□INTERCOM2 は 「HYB2」 と接続します。

□PROGRAM2 は 「PGM IN 2」 と接続します。

43

A2

XLR-3-11C

8.3 主装置 YFF-1870 2-Wire 1チャンネル + PROGRAM 1チャンネル

XLR-3-11C

MIC PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

PGM IN1

XLR-3-11C

2W

XLR-3-11C A-PORT

XLR-3-12C XLR-3-11C

A1

XLR-3-12C

A2

XLR-3-11C

IN/OUT

OUT

INTERCOM1

PROGRAM1

音声システム

CANARE L-4E5C

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

Max 150m

PIN ASSIGN 2W 1-2

1PIN : COMMON

2PIN : AUDIO または

3PIN :

CANARE L-4E5C

PIN ASSIGN 2W 1-3

1PIN : COMMON

2PIN : 基準レベル 0dBv

3PIN : AUDIO

1PIN : GROUND

2PIN : HOT 基準レベル 0dBv

3PIN : COLD

Max 150m

<音声接続>

□INTERCOM1 は 「HYB1-2W」 と接続します。

□PROGRAM1 は 「PGM IN 1」 と接続します。

<2W-TYPE 設定>

有線系との接続「HYB1」と「HYB2」の初期設定は「4W」に設定されています。

□HYB1 を「2W 1-2」に設定する場合(十字キーを使用します)

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

□HYB1 を「2W 1-3」に設定する場合

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → R → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

ポイント! 「L」+「ENT」を押すときは「L」を先に押しながら「ENT」を押してください。

「ENT」キーを押して離すと設定が変更されます。途中で中止する場合は「R」を押し

ながら「ENT」を押してください。

44

8.4 主装置 YFF-1870 2-Wire 2チャンネル + PROGRAM 2チャンネル

XLR-3-12C

MIC PIN ASSIGN

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

PGM IN1 2W

A-PORT

A1

XLR-3-12C XLR-3-11C XLR-3-12C

PGM IN2

CANARE L-4E5C

1PIN : GROUND

2PIN : DC+24V、DIGITAL+

3PIN : DC+24V、DIGITAL-

Max 150m

CANARE L-4E5C

Max 150m

IN/OUT

OUT

IN/OUT

OUT

INTERCOM1

PROGRAM1

INTERCOM2

PROGRAM2

音声システム

PIN ASSIGN 2W 1-2

1PIN : COMMON

2PIN : AUDIO または

3PIN :

PIN ASSIGN 2W 1-3

1PIN : COMMON

2PIN :

3PIN : AUDIO

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

PIN ASSIGN 2W 1-2

1PIN : COMMON

2PIN : AUDIO または

3PIN :

1PIN : GROUND

2PIN : HOT

3PIN : COLD

<音声接続>

□INTERCOM1 は 「HYB1-2W」 と接続します。

□PROGRAM1 は 「PGM IN 1」 と接続します。

□INTERCOM2 は 「HYB2-2W」 と接続します。

□PROGRAM2 は 「PGM IN 2」 と接続します。

PIN ASSIGN 2W 1-3

1PIN : COMMON

2PIN :

3PIN : AUDIO

45

A2

XLR-3-11C

<2W-TYPE 設定>

有線系との接続「HYB1」と「HYB2」の初期設定は「4W」に設定されています。

□HYB1 を「2W 1-2」に設定する場合(十字キーを使用します)

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

□HYB1 を「2W 1-3」に設定する場合

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → R → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

□HYB2 を「2W 1-2」に設定する場合(十字キーを使用します)

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → D → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

□HYB2 を「2W 1-3」に設定する場合

L+ENT → ENT → ENT →ENT → L+ENT → D → R → R → ENT → ENT → ENT(長押し)

ポイント! 「L」+「ENT」を押すときは「L」を先に押しながら「ENT」を押してください。「ENT」

キーを押して離すと設定が変更されます。途中で中止する場合は「R」を押しながら

「ENT」を押してください。

46

9 定格性能

測定温度25℃±5 ℃に於いて下記の通り

1) 使 用 周 波 数 1900MHz帯 35波

2) 通 信 方 式 マルチキャリアTDMA-TDD方式

3) 空 中 線 電 力 10mW以下

重 数 4多重 4) 多

5) 周 波 数 切 替 水晶制御によるシンセサイザ方式

6) セ パ レ ー シ ョ ン 300kHz(同一エリアでは600kHz)

7) チ ャ ネ ル 切 替 固定方式またはMCA(親機選択による)

8) 音 声 周 波 数 3kHz以下

9) 音 声 符 号 化 方 式 32kbit/s ADPCM

10) 伝 送 速 度 384kbit/s

11) ラ イ ン 規 格 a) 4線式 入出力範囲 -20∼0dBm 600Ω(HYB1 4W切替)

入出力範囲 -20∼0dBm 600Ω(HYB2 4W切替) b) 2線式 c) 公衆電話機能

入出力範囲 -20∼0dBu 220Ω(HYB1 2W切替)

入出力範囲 -20∼0dBu 220Ω(HYB2 2W切替)

入出力範囲 0dBm 600Ω

トーンモード/パルスモード切換式

12) マ イ ク 入 力 -60dBm 600Ω

13) ス ピ ー カ ー 出 力 最大 1W ,8Ω (内部) 最大 2W ,8Ω (外部)

14) プ ロ グ ラ ム 入 力 入力範囲 -20∼+10dBm 600Ω(HYB1)

入力範囲 -20∼+10dBm 600Ω(HYB2)

1回線

1回線

1回線

1回線

1回線

1回線

1回線

15) 構 造 ラックマウント型、トランク収納型のいずれか

16) 使 用 電 源 及 び 容 量 AC100∼240V 3A以下

17) 回 路 構 成 各ユニット構造でプリンシャー接続

18) 使 用 環 境 範 囲 温度:-10∼+50℃(電話機能部、表示パネル(LCD)部を除く)

湿度:35∼90%

19) 保 存 環 境 温度:-25∼+70℃以内

20) 重 量 7.0kg±0.5kg

21) 寸 法 W=424 × H=88 × D=250 (mm)(突起物を含まず)

22) 使 用 環 境 自営用で使用

23) 技 術 基 準 適 合 証 明 必要

24) 無 線 局 免 許 不要

仕様変更などにより、図や内容が一部異なる場合があります。ご了承ください。

47

10 外形図

48

11 系統図

49

12 故障かなと思ったら

修理のご依頼前に、もう一度点検してください。

それでも正常に動作しないときは、当社営業部までご相談ください。

症状

電源が入らない。

原因

電源プラグがコンセントから抜

けている。

対処のしかた

電源プラグをコンセントに差し

込む。

親機(CS)が表示しない。 親機との接続ケーブがつながっ

ていない。

親機との接続ケーブルを「7.親

機接続・カスケード接続」を参

照の上接続する。

親機の番号が間違っている。 主装置(本機)に近い親機から1、

2・・4となるように設定する。

詳しくは親機の取扱説明書を参

照する。

親機電源供給用ヒューズが切れ

ている。

「5.ヒューズ交換について」に

従ってヒューズを交換する。

有線インカムと通話が出来な

い。

2Wに設定した場合

音声バランスが調整出来ない。

子機同士が通話できない。

子機で自分の帰りの音声が聞こ

えない。

表示パネルの画面が表示しな

い。

表示パネルの画面が暗い。

スピーカーから音が出ない。ま

たは、小さい。

マイク入力の音が出ない。また

は、小さい。

有線インカムとの接続ケーブル

がつながっていない。

音声設定がされていない。

(マトリクスが設定されて

いない。)

2Wラインにターミネーションが

入っていない。

6.2.1「1.AF SELECT(HYB1 HYB

2)」を参照して設定する。

通常有線インカムにはターミネ

ーションが入るようになってい

るが、該当回路がない場合「4.

3有線機器接続(2‐WIRE)」を参

照の上設定する。

T.Bボリュームが縛られている。 T.Bボリュームを回して適正な

音量になるよう調整する。

親機の音声結合先が違ってい

る。

TALK BACK除去モードになって

いる。

バックライトがオフになってい

る。

コントラストが小さく設定され

ている。

スピーカーボリュームが絞られ

ている。

有線インカムとの接続ケーブル

を「8.主装置と音声システムの

接続」を参照の上接続する。

6.2.1「1.AF SELECT(HYB1 HYB

2)」を参照して設定する。

6.2.6「CS N-1 SELECT」を参照

して変更する。

バックライトスイッチを押す。

コントラストボリュームを回し

て明るさを調整する。

スピーカーボリュームを回して

適正な音量になるよう調整す

る。

マイクボリュームが絞られてい

る。

マイクボリュームを回して適正

な音量になるよう調整する。

50

保証規定

保証期間は ご購入日より1年間

保証期間中に正常な使用状態のもとで、万一故障が発生した場合には無償で

修理いたします。但し下記事項に該当する場合は無償修理の対象から除外します。

1.不当な修理や改造による故障

2.不適当な取扱い又は使用による故障

3.天災など故障の原因が本機以外の事由による故障

4.ご購入後の輸送、移動、落下等による故障及び破損

ご使用中に不具合が発生し修理を必要とする場合、また動作運用上についてご不審の点があ

る場合、その他当社取扱品目についてご要望事項がありましたら、当社営業部までご連絡く

ださい。なお、修理・再調整期間を短縮するために事故状態・ご使用期間などの経歴をでき

るだけ詳細にお知らせください。

株式会社 タムラ製作所

ブロードコム事業部

〒178-8511 東京都練馬区東大泉1-19-43

営業 TEL

FAX

03-3978-2141・2146(ダイヤルイン)

03-3978-2005

カスタマーサービス TEL

FAX

03-3978-2142(ダイヤルイン)

03-3978-2005

西日本営業所

〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3-27-27 第2江坂三昌ビル5F

TEL

FAX

06-4861-7722(代表)

06-4861-7728

51

http://www.tamura-ss.co.jp/

仕様および外観など、改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。

52

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