Azbil VY51 電動二方弁 仕様・取扱説明書

Azbil VY51 電動二方弁 仕様・取扱説明書

アクティバル 電動二方弁スプリングリターン形アクチュエータ (JIS10K-FC200、SCS13A) 形VY51は、バルブ・アクチュエータ一体形の接続口径15A~80A (1/2~3B) のフランジ接続形ロータリ形電動二方弁です。 本体圧力定格は、JIS10K対応です。 アクチュエータは、AC24Vの低電圧で作動する可逆方向回転式のシンクロナスモータを使用しています。停電時遮断機能を有しており、フェイルセーフ機能を必要とするアプリケーションに使用できます。

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マニュアル 質問
Azbil VY51 電動二方弁 仕様・取扱説明書 | Manualzz
AI-6526
仕様・取扱説明書
アクティバル
電動二方弁スプリングリターン形アクチュエータ (JIS10K-FC200、SCS13A)
形VY51
„ 概 要
バルブ・アクチュエーター体形の接続口径15A~
80A (1/2~3B) のフランジ接続形ロータリ形電動二
方弁です。
本体圧力定格は、JIS10K対応です。
アクチュエータは、AC24Vの低電圧で作動する可
逆方向回転式のシンクロナスモータを使用してい
ます。停電時遮断機能を有しており、フェイルセ
ーフ機能を必要とするアプリケーションに使用で
きます。
次のタイプの制御方法があります。
① Infilex GC (形番WY5111) などのデジタル式調
節器と組み合わせて比例制御を行う公称135Ω
フィードバックポテンショ内蔵タイプ
② ネオスタット (形番TY900*Z、形番TY9800) な
どの比例動作電気式調節器と組み合わせて比例
制御を行う公称135Ω抵抗入力タイプ
③ Infilex GC (形番WY5111) 、形番R35/36などの
デジタル式調節器と組み合わせて比例制御を行
うDC4~20mA入力タイプ
④ Infilex AC (形番WY5117) などのデジタル式調
節器と組み合わせて比例制御を行うDC2~10V
入力タイプ
„ 特 長
(1) ロータリ形電動二方弁で、小形・軽量です。
(6) アクチュエータは、低消費電力、長寿命です。
(2) バルブ・アクチュエータ一体形です。
(7) 流量特性は、イコールパーセンテイジ特性です。
(3) IP54 (防じん・防まつ構造)
空調機内に設置できます。
(8) D C 2 ~ 1 0 V フ ィ ー ド バ ッ ク 信 号 付 き で す 。
(DC4~20mA入力信号タイプ (形番VY513*) 、
DC2~10V入力信号タイプ (形番VY514*) のみ)
(注) IP54を維持するために、防水コネクタが必要です。
(9) スプリング内蔵形アクチュエータです。
電源停止時には、全閉位置に戻ります。
(4) 豊富な制御入力信号タイプを用意しています。
(5) バルブは水用と蒸気用があり、高差圧、高Cv
値、高レンジアビリティ、低リークです。
重要 !! • 本製品を弊社以外のコントローラと組み合わせて
使用する場合は、弊社担当者にご相談ください。
* アクティバルは、アズビル株式会社の商標です。
1
AI-6526
安全上の注意
„ 「警告」と「注意」
ご使用前に本説明書をよくお読みのうえ、仕様範囲
内で使用目的を守って、正しくお使いください。
お読みになったあとは、本説明書をいつでも見られ
る所に必ず保管し、必要に応じ再読してください。
取り扱いを誤った場合に、使用者が死
警告 亡または重傷を負う危険の状態が生じ
ることが想定される場合。
使用上の制限、お願い
注意
本製品は、一般機器での使用を前提に、開発・設
計・製造されています。
本製品の働きが直接人命にかかわる用途および、
原子力用途における放射線管理区域内では、使用
しないでください。
取り扱いを誤った場合に、使用者が軽
傷を負うか、または物的損害のみが発
生する危険の状態が生じることが想定
される場合。
„ 絵表示
特に • 人体保護を目的とした安全装置 • 輸送機
器の直接制御 (走行停止など) • 航空機 • 宇宙機
器 など、安全性が必要とされる用途に使用する場
合は、フェールセーフ設計、冗長設計および定期
点検の実施など、システム・機器全体の安全に配
慮した上で、ご使用ください。
システム設計・アプリケーション設計・使用方
法・用途などについては、弊社担当者にお問い合
わせください。

記号は、明白な誤操作や誤使用によって発生
する可能性のある危険 (の状態)を警告 (注意)
する場合に表示 (左図は感電注意の例)。

記号は、危険の発生を回避するために特定の行
為を禁止する場合に表示 (左図は分解禁止の例)。

記号は、危険の発生を回避するために特定の
行為を義務付けする場合に表示 (左図は一般
指示の例)。
 警 告
なお、お客様が運用された結果につきましては、
責任を負いかねる場合がございますので、ご了承
ください。

本製品は形番により質量が18kg以上あります。
本製品を移動、運搬するときは運搬具などを
使用するか、2人以上で持ち運ぶなど十分注意
してください。
不用意に持ち上げたり落下させると、けがを
負ったり本製品を破損することがあります。

配線・保守などの作業は、本製品への電源を
切った状態で行ってください。
感電の恐れや故障の原因になります。

結線作業後、調整作業後は端子カバーを元に
戻してください。
端子カバーをしないと感電する恐れがあります。

バルブが開いた状態でアクチュエータ部を取
り外さないでください。
アクチュエータ部が急激に回転してけがを負
う恐れがあります。

スプリングユニットを分解しないでください。
スプリングが急激に回転したり、飛び出した
りすると、けがを負う恐れがあります。
„ 設計推奨使用期間について
本製品については、設計推奨使用期間を超えない
範囲でのご使用をお勧めします。
設計推奨使用期間とは、設計上お客様が安心して
製品をご使用いただける期間を示すものです。
この期間を超えると、部品類の経年劣化などから
製品故障の発生率が高まることが予想されます。
設計推奨使用期間は、弊社にて、使用環境・使用
条件・使用頻度について標準的な数値などを基礎
に、加速試験、耐久試験などの科学的見地から行
われる試験を行って算定された数値に基き、経年
劣化による機能上支障が生ずるおそれが著しく少
ないことを確認した時期までの期間です。
本製品の設計推奨使用期間は、10年です。
なお、設計推奨使用期間は、寿命部品の交換な
ど、定められた保守が適切に行われていることを
前提としています。
製品の保守に関しては、保守の項を参照してくだ
さい。
2
AI-6526
 注 意

本製品は仕様に記載された使用条件 (温度、
湿度、電圧、振動、衝撃、取付方向、雰囲気
など)を満たす場所に設置しその仕様範囲内
で使用してください。
火災の恐れや故障の原因になることがあります。

 注 意

本製品の配管後は、接続部などから漏れのな
いことを確認してください。
配管が適切に行われていないと、漏れの原因
になります。
本製品は仕様に記載された設計推奨使用期間
の範囲内で使用し、過度な動作回数にならな
いように計装してください。
スプリングリターン動作寿命は3万回ですの
で、その範囲で使用してください。
設計推奨使用期間を超えて使い続けると、火災
の恐れや故障の原因になることがあります。

本製品のアクチュエータ部に物を乗せたり、
体重をかけたりしないでください。
破損の原因になります。

配線については、内線規程、電気設備技術基
準などに従って施工してください。

本製品への電源を遮断できるような電源ブ
レーカ等を設けてください。

本製品を保管する場合は、梱包された状態で
保管してください。
梱包がない状態で保管すると汚損や破損の原
因になることがあります。

安全のため、制御盤内に保護装置 (ヒュー
ズ、遮断器など)をつけてください。

本製品に衝撃を加えないでください。
故障の原因になることがあります。

端子台に接続する圧着端子には絶縁被覆を使
用してください。
絶縁被覆がないと、短絡して火災の恐れや故
障の原因になります。

取り付けや結線は、安全のため、計装工事、電
気工事などの専門の技術を有する人が行って
ください。

端子ねじは確実に締めてください。
締め付けが不完全だと火災の恐れや発熱の原
因になることがあります。

本製品を蒸気コイル、高温水コイルなどに隣
接して取り付けないでください。
高温の輻射を受けて、アクチュエータ部が故
障する原因になることがあります。

アクチュエータ、バルブとその諸部品を腐食す
るような雰囲気では使用しないでください。
故障の原因になります。

本製品は正しい取付姿勢になるように配管
し、過度な締め付けや、不適切な保持はしな
いでください。
バルブ本体を損傷する原因になります。

流体は凍結させないでください。
バルブ本体などを損傷し、漏れの原因になり
ます。

本製品の可動部に手を触れないでください。
けがを負う恐れがあります。

本製品を高温の流体で使用する場合、本体に
不用意に触らないでください。
本体が高温になっているため、やけどを負う
恐れがあります。

本製品を分解しないでください。
故障の原因になります。

本製品が不用になったときは、産業廃棄物と
して各地方自治体の条例に従って適切に処理
してください。
また、本製品の一部または全部を再利用しな
いでください。

フランジ全面座の場合は、全面ガスケットを
使用してください。
製品の損傷や、漏れの原因になることがあり
ます。

配管時にガスケットを取り付ける場合は、配
管内側にはみださないようにしてください。

本製品の配管時は、管内に異物が残らないよ
うにしてください。
上流側に流体に合ったストレーナを接続して
ください。
また、配管後は、フラッシングして管内の異
物を取り除いてください。
管内に異物が混入すると、故障の原因になり
ます。
3
AI-6526
„ 形 番
(形番VY51**K/形番VY51**H00**)
バルブ・アクチュエータ一体形の形番です。
製品の形番ラベルは、ヨーク部に貼付されています。
基礎
形番
アクチュエータ
アクチュエータ
/バルブ
制御
信号
定格と
材質
種別
固定
バルブ
内 容
接続口径
・Cv値
アクティバルフランジ形電動二方弁
VY51
1
公称135Ωフィードバックポテンショメータ (Fモータタイプ)
2
公称135Ω抵抗入力
3
DC4~20mA入力、 DC2~10Vフィードバック信号付
4
DC2~10V入力、
5
JIS 10K-FC200
6
JIS 10K-SCS13A
(Eモータタイプ)
DC2~10Vフィードバック信号付
K
IEC IP54 (防じん・飛まつ保護)
スプリングリターンタイプ端子台付
H
IEC IP54 (防じん・飛まつ保護)
スプリングリターンタイプ端子台付
高差圧タイプ (接続口径 65~80A)
固定
00
11
接続口径 15A
Cv値
1.0
12
接続口径 15A
Cv値
2.5
13
接続口径 15A
Cv値
6.0
14
接続口径 15A
Cv値
1.6
15
接続口径 15A
Cv値
4.0
21
接続口径 25A
Cv値
10
22
接続口径 25A
Cv値
16
41
接続口径 40A
Cv値
25
42
接続口径 40A
Cv値
40
51
接続口径 50A
Cv値
65
61
接続口径 65A
Cv値
95
81
接続口径 80A
Cv値
125
(注) 冷温水・高温水で使用する場合は、接続口径65A~80Aは、高差圧タイプを選択してください。
4
AI-6526
z 別途手配品
品 名
電源トランス
形 番
AT72-J1
仕 様
一次側電圧
AC100V、AC200V、AC220V共用
二次側電圧
AC23V
周波数
50~60Hz
φ7~9mm (IP54を維持するために必要です)
防水コネクタ
83104346-003
適合電線径
補助スイッチ
83165274-001
補助スイッチ数 2個
最大印加電圧・
電流
DC30V、3A
作動位置
SWA:0% (全閉) ~100% (全開) 可変
SWB:0% (全閉) ~100% (全開) 可変
補助ポテンショメータ
83165275-001
面間アダプターキット
(形番V5063、形番V5064
から形番VY51**への置き 83168456換え用)
補助ポテンショ 1個
メータ数
全抵抗値
公称 1 kΩ
作動位置
0% (全閉) ~100% (全開)
最大印加電圧
DC5V
(ただし、形番M904Eとの接続はできません)
適用バルブ
接続口径
主要部材質
熱間圧延鋼
(SS400)
001 15A
002 25A
亜鉛めっき
あり
003 40A
004 50A
005 65A
006 80A
亜鉛めっき
なし
101 15A
102 25A
103 40A
104 50A
105 65A
106 80A
(注) 補助スイッチ、または補助ポテンショメータのどちらか一方を追加できます。
混在できません。
5
AI-6526
„ 仕 様
z バルブ・アクチュエータ部
項 目
使用環境
条件
定格動作条件
仕 様
周囲温度
-20~50˚C (流体温度 0~150˚C、流体の凍結はないこと)
周囲湿度
5~95%RH
振動
4.9m/s2 (10~150Hz)
周囲温度
-20~70˚C
周囲湿度
5~95%RH
振動
19.6m/s2 (10~150Hz)
-20~40˚C (流体温度 150~175˚C、流体の凍結はないこと)
輸送・保管条件
(梱包状態とする)
50
周
囲
温
度
(˚C)
40
-20
0
取付場所
100
150
流体温度(˚C)
175
屋内
* 塩害、腐食性ガス、有機溶剤雰囲気を避けてください。
屋外
* 直射日光は避け、塩害、腐食性ガス、有機溶剤雰囲気を避けてください。
取付姿勢
正立から横向き (傾斜90°) までの任意の姿勢
* 屋外設置の場合は、正立取り付けとしてください。
手動動作
不可
絶縁抵抗
端子とケース間
5MΩ以上/DC500V
耐電圧
端子とケース間
AC500V/1min 漏洩電流5mA以下
質量
形 番
VY51**K00
VY51**H00
注文仕様
質 量
11
6.6kg
12
6.6kg
13
6.6kg
14
6.6kg
15
6.6kg
21
8.6kg
22
8.6kg
41
12.0kg
42
12.0kg
51
13.5kg
61
18.0kg
81
20.5kg
61
18.5kg
81
21.0kg
電動二方弁の形番
* 『■ 形 番』を参照してください。
別途手配品 (必要な場合)
6
AI-6526
z バルブ部
項 目
仕 様
バルブ形式
二方弁、フランジ接続形
本体圧力定格
JIS10K (最高使用圧力 1.0MPa)
接続口径、Cv値、
クローズオフレイティング
形 番
VY51**K00
クローズオフレイティング
Cv値
蒸気*
冷温水・高温水
11
15A (1/2B)
1.0
1.0MPa
1.0MPa
12
15A (1/2B)
2.5
1.0MPa
1.0MPa
13
15A (1/2B)
6.0
1.0MPa
1.0MPa
14
15A (1/2B)
1.6
1.0MPa
1.0MPa
15
15A (1/2B)
1.0MPa
1.0MPa
21
25A (1B)
10
1.0MPa
1.0MPa
22
25A (1B)
16
1.0MPa
1.0MPa
41
40A (1 1/2B)
25
1.0MPa
1.0MPa
4.0
42
40A (1 1/2B)
40
1.0MPa
1.0MPa
51
50A (2B)
65
1.0MPa
1.0MPa
61
65A (2 1/2B)
95
0.3MPa
-----
81
80A (3B)
125
0.1MPa
-----
95
1.0MPa
0.7MPa
125
0.7MPa
0.4MPa
VY51**H00 61
81
*
接続口径
65A (2 1/2B)
80A (3B)
配管接続
JIS10Kフランジ
全面座 (FF) :本体FC200
大平面座 (RF) :本体SCS13A
適用流体
冷温水、高温水、蒸気、ブライン (グリコール濃度50%以下)
許容流体温度
0~175˚C
流量特性
イコールパーセンテイジ特性
レンジアビリティ
100:1
弁座漏洩量
定格Cv値の0.01% (15Aは、漏洩Cv値が0.0006以下)
主要
部材質
本体
鋳鉄 (FC200)
ステンレス鋼 (SCS13A)
プラグ、ステム
ステンレス鋼 (SCS相当品)
シートリング
耐熱PTFE
グランドパッキン
無機繊維パッキン
ガスケット
膨張黒鉛シート
塗装色
グレー (M5B 4/1相当) :本体FC200
なし
:本体SCS13A
アクチュエータ取付
一体構造
上記は操作器として駆動可能な限界を示しています。
流体が蒸気の場合は、バルブの上限流体温度が175˚Cのため、0.8MPa以下となります。
7
AI-6526
z アクチュエータ部
項 目
電源電圧
消費電力
仕 様
AC24V±15% 50/60Hz
形番VY511
(Fモータタイプ)
13VA
形番VY511/2/3/4
(Fモータタイプ以外)
15VA
アクチュエータ
標準/高差圧タイプ スプリングリターン形
スプリングリターン動作寿命
30000回
動作時間
63s (50Hz) /53s (60Hz) ±5s
リターン時間3~40s (全開→全閉時間)
制御信号
公称135Ω
フィードバック
ポテンショメータ
F.B.Pot
:全抵抗値・公称135Ω
最大印加電圧 :DC5V
公称135Ω抵抗入力
DC4~20mA入力
入力インピーダンス:100Ω
DC2~10V入力
入力インピーダンス:150kΩ以上
DC2~10Vバルブ開度出力信号
(DC4~20mA入力、DC2~10V入力に適用)
出力電圧範囲:DC2V (開度0%時) ~DC10V (開度100%時)
許容負荷抵抗:10kΩ以上 (出力電流最大1mA)
開度指示
表示:0 (全閉) ~100 (全開)
前方、後方、下方から確認可能
配線
端子台にねじ接続 (M3.5)
* アクチュエータ両側のうち、必要なノックアウト穴 (φ22) を現場にて打ち抜
いてください。
ケース保護構造
IEC IP54 (防じん・飛まつ保護)
工場出荷時の位置
開度0% (全閉)
主要部材質
ケース
アルミ合金鋳物
上部カバー、
端子カバー
ポリカーボネート樹脂 (色: グレー[DIC-651相当])
ヨーク
鋼板
スプリングユニット部 アルミ合金鋳物
ケース
スプリングユニット部 アルミ合金鋳物
カバー
表面処理
スプリング
ステンレス
ケース
なし
ヨーク
電気亜鉛めっき (光沢クロメート処理)
8
AI-6526
„ 外形寸法
z バルブ本体 FC200
82
300以上
70
85
100以上*1
H
190
70
φC
φD
H1
N×φh
L1
L
*1 上部カバーを開けて作業する場合、
300mm以上のスペースを確保して
ください。
t
図1 フランジ形 JIS10K弁本体 FC200 外形寸法 (mm)
≪形番VY51*5K00**≫
表1 フランジ形 JIS10K弁本体 FC200 寸法表 (mm)
形 番
接続口径 (A)
L
L1
H
H1
φD
φC
t
φh
N
VY51*5K001*
15
108
50
265
VY51*5K002*
25
127
60
280
75
95
70
16
15
4
90
125
90
18
19
4
VY51*5K004*
40
165
82.5
293
103
140
105
20
19
4
VY51*5K005*
50
178
89
297
107
155
120
20
19
4
VY51*5K006*
65
190
90
314
124
175
140
22
19
4
VY51*5K008*
80
203
100
315
125
185
150
22
19
8
≪形番VY51*5H00**≫
表2 フランジ形 JIS10K弁本体 FC200 寸法表 (mm)
形 番
接続口径 (A)
L
L1
H
H1
φD
φC
t
φh
N
VY51*5H006*
65
VY51*5H008*
80
190
90
314
124
175
140
22
19
4
203
100
315
125
185
150
22
19
8
9
AI-6526
z バルブ本体 SCS13A
82
300以上
70
85
100以上*1
H
190
70
φg
φC
φD
H1
N×φh
L1
*1 上部カバーを開けて作業する場合、
300mm以上のスペースを確保して
ください。
t
L
図2 フランジ形 JIS10K弁本体 SCS13A 外形寸法 (mm)
≪形番VY51*6K00**≫
表3 フランジ形 JIS10K弁本体 SCS13A 寸法表 (mm)
形 番
接続口径 (A)
L
L1
H
H1
φD
φC
φg
t
φh
N
VY51*6K001*
15
108
50
265
75
95
70
51
12
15
4
VY51*6K002*
25
127
60
280
90
125
90
67
14
19
4
VY51*6K004*
40
165
82.5
293
103
140
105
81
16
19
4
VY51*6K005*
50
178
89
297
107
155
120
96
16
19
4
VY51*6K006*
65
190
90
314
124
175
140
116
18
19
4
VY51*6K008*
80
203
100
315
125
185
150
126
18
19
8
≪形番VY51*6H00**≫
表4 フランジ形 JIS10K弁本体 SCS13A 寸法表 (mm)
形 番
接続口径 (A)
L
L1
H
H1
φD
φC
φg
t
φh
N
VY51*6H006*
65
190
90
314
124
175
140
116
18
19
4
VY51*6H008*
80
203
100
315
125
185
150
126
18
19
8
„ 各部の名称
上部カバー
端子カバー
アクチュエータ
ノックアウト穴
指針
スプリングユニット
ヨーク
グランドパッキン
ふた
ステム
バルブ本体
シートリング
プラグ
図3 各部の名称
10
AI-6526
„ 取 付
z 取付場所
 警 告

 注 意
本製品は形番により質量が18kg以上あります。
本製品を移動、運搬するときは運搬具などを
使用するか、2人以上で持ち運ぶなど十分注意
してください。
不用意に持ち上げたり落下させると、けがを
負ったり本製品を破損することがあります。
 注 意

本製品を蒸気コイル、高温水コイルなどに隣
接して取り付けないでください。
高温の輻射を受けて、アクチュエータ部が故
障する原因になることがあります。

アクチュエータ、バルブとその諸部品を腐食す
るような雰囲気では使用しないでください。
故障の原因になります。

本製品を保管する場合は、梱包された状態で
保管してください。
梱包がない状態で保管すると汚損や破損の原
因になることがあります。

取り付けや結線は、安全のため、計装工事、電
気工事などの専門の技術を有する人が行って
ください。

本製品は正しい取付姿勢になるように配管
し、過度な締め付けや、不適切な保持はしな
いでください。
バルブ本体を損傷する原因になります。

フランジ全面座の場合は、全面ガスケットを
使用してください。
製品の損傷や、漏れの原因になることがあり
ます。
• 給気温度上限警報をとるようにしてください。
また、重要系統では給気温度上限警報に加え、
空調機運転中の湿度の上下限警報をとり、流入
側に空調機ファンとのインターロック弁を設置
してください。

配管時にガスケットを取り付ける場合は、配
管内側にはみださないようにしてください。
• 高湿度雰囲気 (~95%RH) で使用できます。
アクチュエータを水没させないでください。

本製品の配管時は、管内に異物が残らないよ
うにしてください。
上流側に流体に合ったストレーナを接続して
ください。
また、配管後は、フラッシングして管内の異
物を取り除いてください。
管内に異物が混入すると、故障の原因になり
ます。

重要 !! • 上部カバー、端子カバーは、各種薬品や有機溶
剤、またはその蒸気などにより腐食することが
あります。
各種薬品や有機溶剤で拭いたり、その雰囲気で
使用することは避けてください。
• 蒸気加湿弁として使用する場合は、万一、本バ
ルブが破損したときのために、次の対応をして
ください。
• 流入側に空調機とのインターロック弁を設置
してください。
• 屋外でも使用できます。
ただし、アクチュエータに直射日光が当らない
ようにしてください。
• 保守・点検の行える位置に取り付けてください。
(注) 保守・点検の行える最小余裕寸法は、『図1、図2』を参照
してください。
• 天井裏に設置する場合は、バルブ周囲50cm以
内に点検口を設けてください。
• バルブ下部にドレンパンを配してください。
• 水圧衝撃 (ウォータハンマ) が生じる配管や配管
内にスラグなどが溜まりやすい個所を避けて、
取り付けてください。
本製品の配管後は、接続部などから漏れのな
いことを確認してください。
配管が適切に行われていないと、流体の漏れの
原因、またはやけどを負う恐れがあります。
z 取付上の注意事項
• 本製品は、アクチュエータとバルブが一体とな
った製品です。
他のアクチュエータとの組み合わせや他のバル
ブと組み合わせないでください。
• バルブの上流側にストレーナ (冷温水使用時は40
メッシュ以上、蒸気使用時は80メッシュ以上を推
奨します) を設置し、異物を取り除いてください。
個々のバルブ直前にストレーナを設置できない
場合には、各系統ごとの送水枝管部にストレー
ナを置き、異物を取り除いてください。
• バルブに表示してある矢印の方向に流体が流れ
るように設置してください。
11
AI-6526
z 取付姿勢
z 保温施工
正立から横向き (90度傾斜) まで任意の姿勢で設置
できます。
アクチュエータがバルブよりも下方に位置するこ
とのないように本製品を設置してください (図4参
照) 。ただし、屋外に取り付ける場合は、正立に設
置してください。
保温施工は、『図5』の
範囲内で処理してく
ださい。
ヨークより上の部分に保温材を巻くと、指針が見
えなくなったり、保温材が指針に絡まり変形する
可能性があります。
悪い例
良い例
保温施工範囲
良い例
図4 取付姿勢
図5 保温施工
z 配管
(1) 本製品の形番 (ヨーク部にラベル貼付) を確認
し、取り付けてください。
z 工場出荷時の位置
(2) 本製品にはバイパス配管を設け、流入側、流出
側とバイパス側に、それぞれ仕切りバルブを設
置してください。
また、流入側にストレーナを取り付けてください
(ストレーナは、冷温水使用時は40メッシュ以上、
蒸気使用時は80メッシュ以上を推奨します) 。
工場出荷時のアクチュエータ軸の位置は、開度0%
です。
アクチュエータの指針が反時計方向に回りきった
位置にあります (図6参照) 。
(3) 管の切断、ねじ切りなどの際の切りくずやバル
ブねじ込み用の材料が管中に入らないようにし
てください。
切りくずやバルブねじ込み用の材料がかみ込み、
バルブが完全に閉止しなかったり、シートに傷を
つけ、漏れの原因になることがあります。
(4) 液状の固化型シール剤やシールテープなどを余
分に付け過ぎて、バルブ内へ流入することがな
いように施工してください。
シール剤やシールテープなどがかみ込み、バル
ブが完全に閉止しなかったり、シートに傷をつ
け、漏れの原因になることがあります。
図6 工場出荷時の位置
z 補助スイッチ、補助ポテンショメータ (オプション)
(5) 初めて通水するときは、管路中の異物やごみな
どを流し去る (管路の清掃) ため、あらかじめ
バルブ開度を100%にし、最大流量でフラッシ
ングを行ってください。
工場出荷時の位置は、開度0%です。
補助スイッチ、補助ポテンショメータはオプショ
ンで、現場で取り付けます。
取り扱いについては、それぞれの部品に添付して
ある取扱説明書を参照ください。
(6) 配管内にドレンを対流させないように配管施工
してください。
ドレンが滞留する恐れのある場合は、トラップ
を設置し、配管内にドレンを残さないようにし
てください。
配管内にドレンが残ると、ウォータハンマが発
生したり、バルブや配管が腐食します。
重要 !! • 上部カバーは、補助スイッチ、補助ポテンショメ
ータの調整時以外絶対に開けないでください。
調整後は、すみやかに閉めてください。
• 上部カバーに物を置くなど外力を与えないでく
ださい。
12
AI-6526
„ 結 線
z 制御信号種別
 警 告

配線・保守などの作業は、本製品への電源を
切った状態で行ってください。
感電の恐れや故障の原因になります。

結線作業後、調整作業後は端子カバーを元に
戻してください。
端子カバーをしないと感電する恐れがあります。
制御信号種別は、アクチュエータのラベル、配線
図ラベルに次のとおり記載されています。
F.B. Pot
135Ω
4~20mA
 注 意

取り付けや結線は、安全のため、計装工事、電
気工事などの専門の技術を有する人が行って
ください。

配線については、内線規程、電気設備技術基
準などに従って施工してください。

本製品への電源を遮断できるような電源ブ
レーカ等を設けてください。

安全のため、制御盤内に保護装置 (ヒュー
ズ、遮断器など)をつけてください。

端子台に接続する圧着端子には絶縁被覆を使
用してください。
絶縁被覆がないと、短絡して火災の恐れや故
障の原因になります。

端子ねじは確実に締めてください。
締め付けが不完全だと火災の恐れや発熱の原
因になることがあります。
20~10V
:公称135Ωフィードバック
ポテンショメータ (Fモータ)
:公称135Ω抵抗入力 (Eモータ)
:DC4~20mA入力
:DC2~10V入力
z 配線方法
(1) 電線引出口の方向にあわせて穴あけ個所を決
め、ノックアウト穴を開けます。
ノックアウト穴は、左右に各1個所あります。
ドライバで軽く叩くと開きます (図7参照) 。
図7 ノックアウト穴
(2) 端子カバー止めねじ (M4×10、3か所) を外
し、端子カバーを外します (図8参照) 。
重要 !! • 本製品は、電源電圧AC24V用に設計しています。
AC24V以外の電源電圧を印加しないでください。
• DC2~10V入力、DC4~20mA入力では、電源お
よびDC2~10Vフィードバック信号の極性を配
線図で確認のうえ、正しく配線してください。
誤配線は、プリント基板などが焼損する原因に
なります。
• 作業時以外、外カバーを閉めてください。
故障の原因となります。
• 端子番号~ (形番VY511*K/H00**の場合
は、端子番号~) には、絶対にAC24Vを印
加しないでください。
z IP54 (防じん・飛まつ保護) を維持するために
IP54性能を維持するために、高湿度雰囲気や屋外
で使用する場合は、防水コネクタ、または防水プ
リカチューブを使用してください。
• 端子カバーと上部カバーを確実に閉めてください。
• ノックアウト穴の防水処理を行ってください。
• ケーブル引き出しの場合は、防水コネクタ (推奨
品:形番83104346-003) を使用してください。
• 電線管接続の場合は、防水プリカチューブなど
を使用してください。
図8 端子カバー
(3) 端子 (M3.5ねじ) で接続します。
* 『図9~図13 端子図』、『図14~図17 結線例』を参
照して、正しく接続してください。
(4) 端子カバーを閉じ、カバー止めねじでカバーを
固定します。
13
AI-6526
„ 端子図
z 公称135Ωフィードバックポテンショメータ
z DC4~20mA入力
形番VY511*K00**/形番VY511*H00**
-間への電源供給が切れると、全閉 (開度0%)
となります。
CLOSE
~
電磁クラッチ
OPEN
AC24V
~
1
形番VY513*K00**/形番VY513*H00**
←
CLOSE
⊥
2
Ω
3
T1~ T2⊥
→
OPEN
Ω
4
1
Ω
5
2
あき +
3
-
4
5
+
-
6
7
AC24V
~
6
7
~
AC24V電源
~
DC4~20mA入力 DC2~10V
調節器へ フィードバック信号
(注) 端子 (電源)、端子 (DC4~20mA入力)、端子 (DC2
~10Vフィードバック信号)は、内部で接続されています。
(注) 端子-間の電圧値をフィードバック信号として読み取
るコントローラを推奨します。
図12 図9 z DC2~10V入力
形番VY514*K00**/形VY514*H00**
< コントローラ推奨回路 >
⑥
④
T1~ T2⊥
⑤
1
2
あき +
3
-
4
AC24V電源
:コントローラの推奨回路
E :コントローラからの印加電圧
図10 DC2~10V入力
DC2~10V
調節器へ フィードバック信号
図13 z 公称135Ω抵抗入力
形番VY512*K00**/形番VY512*H00**
2
3
B
4
R
5
6
あき
7
~
AC24V電源
7
(注) 端子(電源)、端子(DC2~10V入力)、端子(DC2~10V
フィードバック信号)は、内部で接続されています。
V :④-⑥間 電圧値
1
6
-
~
(注) 弊社以外のコントローラと組み合わせて使用する場合は、
上図コントローラを使用します。
T1~ T2⊥ あき W
5
+
調節器へ
図11 14
AI-6526
„ 結線例
z 公称135Ωフィードバックポテンショメータ
(形番VY511*)
CLOSE(0)
①
OPEN(100)
②
AC24V
③
5
⑥
6
⑦
7
CLOSE
電磁
クラッチ
OPEN(100)
比例調節器
(形番TY900*Z)
⑬
-
⑭
*1
4
5
(形番R35、形番R36)
6
7
T2⊥
+
-
+
-
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
アクティバル
公称135Ωフィードバック
ポテンショメータ
(形番VY511*)
(注) 端子 (電源)、端子 (DC4~20mA入力)、端子 (DC2
~10Vフィードバック信号)は、内部で接続されています。
*1
アクチュエータの4~20mA入力の入力インピーダンス
は、100Ωです。
4~20mA入力は、アイソレートされていません。
電源トランスを個別に設置してください。
図16 形番R35/36 TC0との結線例
1
T1~
2
T2⊥
z DC2~10V入力 (形番VY514*)
電源トランス
(形番AT72-J1)
3
CLOSE(0)
+
OPEN
z 公称135Ω抵抗入力 (形番VY512*)
AC100/200V ~
T1~
3
図14 InfilexGC (形番WY5111)との接続例
電源トランス
(形番AT72-J1)
2
3
⑤
~
1
AC100/
~
200V
2
4
AC100/200V
電源トランス
(形番AT72-J1)
電源トランス
(形番AT72-J1)
1
④
コントローラ
Infilex GC
(形番WY5111)
z DC4~20mA入力 (形番VY513*)
W
4
W
B
5
B
R
6
R
1
AC100/ ~
200V
2
T1~
T2⊥
3
7
アクティバル
公称135Ω抵抗入力
(形番VY512*)
(+) 
4
(com)
5
6
コントローラ
Infilex AC
(形番WY5117)
7
図15 ネオスタット (形番TY900*Z)との接続例
+
-
+
-
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
*1
端子、、は、内部で接続されています。
DC2-10V入力アクチュエータの入力インピーダンス
は、150KΩ以上です。
図17 InfilexACとの結線例
15
AI-6526
„ 応用結線例
z 公称135Ω抵抗入力 (形番VY512*K/形番VY512*H)
《最小開度設定》
《夏冬切替》
比例調節器とは別に135Ω出力の設定器を追加する
ことで、アクチュエータの最小開度を0~約50%の
範囲で設定できます。
電源トランス
(形番AT72-J1)
電源トランス
(形番AT72-J1)
1
T1~
W
2
T2⊥
B
3
B
4
R
5
135Ω出力設定器
(形番Q406)
6
*
OPEN
R
B
R
R
*1
OPEN
B
R
アクティバル
公称135Ω抵抗入力
(形番VY512*K/
形番VY512*H)
X *2
(注) 異常事態(アクチュエータ内での断線、入力信号異常、F.B.
Pot寿命など)に最小開度を維持できません。
異常時に、2次的な被害を与える可能性のある計装は避けて
ください。
《リレー使用、インターロック》
電源トランス
(形番AT72-J1)
1
T1~
2
T2⊥
AC100/200V ~
3
CLOSE(0)
XO
W
4
XC
B
5
6
R
インター インター
ロック時 ロック時
全開
全閉
XO
*1
R - B 間は、直に結線してください。
*2
WBR間電流値は、5mA以上です。
リレーは、富士電機製 形番HH54P相当のものを使用できます。
図20 図18 比例調節器
(形番TY900*Z)
CLOSE
ON 夏
OFF 冬
冬用比例調節器
(形番TY900*Z)
R - B 間はジャンパします。
OPEN(100)
5
W
7
比例調節器
(形番TY900*Z)
*
T2⊥
6
W
B
アクティバル
公称135Ω抵抗入力
(形番VY512*K/
形番VY512*H)
B
×
夏用比例調節器
(形番TY900*Z)
CLOSE
7
W
2
4
×
R
W
T1~
3
AC100/200V ~
W
1
AC100/200V ~
W
OPEN
B
R
7
アクティバル
公称135Ω抵抗入力
(形番VY512*K/
形番VY512*H)
XC
図19 16
AI-6526
z DC4~20mA入力 (形番VY513*K/形番VY513*H)
《注意事項》
《電源共用》
• 電源トランス共用時
本製品2台の電源トランスを共用させて使用す
る場合は、各アクチュエータの端子とトラン
スの極性を合わせてください。端子も同様と
してください。
誤った極性で接続した場合には、本製品が故障
してしまう場合があります (図22参照) 。
• 4-20mA入力での制御信号線の共用時
本製品の4-20mA入力は、電源とアイソレート
されていません。
また、本製品の4-20mA入力インピーダンス
は、100Ωです。本製品の入力インピーダン
ス、コントローラの出力負荷抵抗とアイソレー
タ (必要時) の出力負荷抵抗と入力インピーダン
スは、それぞれの関係が
「許容負荷抵抗>入力インピーダンスの合計」
を満たすように選定してください。
1台のコントローラで本製品2台を制御させる場
合は、電源トランスを個別 (図23参照) /共用 (図
21参照) それぞれ対応を行ってください。電源
トランスを共用する場合には、2台目の4-20mA
入力部にアイソレータを取り付けてください。
アイソレータを取り付けないと誤動作します。
1 ~
⊥
2
3
+⑬
++
-⑭
--
4 +
*2
5 -
形番R35/R36TC0 アイソレータ*1
6 +
7 -
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
1 ~
⊥
2
3
+⑬
++
-⑭
--
4 +
*2
5 -
形番R35/R36TC0 アイソレータ*1
電源
6 +
7 -
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
*1
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
*2
端子、、は、内部で接続されています。
図22 《入力信号共用》
《入力信号・電源共用》
*3
形番R35/R36TC0 アイソレータ*1
+⑬
++
-⑭
--
1 ~
⊥
2
1 ~
⊥
2
形番R35/R36TC0 アイソレータ*1
3
4 +
*2
5 -
+⑬
++
-⑭
--
3
4 +
*2
5 -
6 +
7 -
6 +
7 -
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
*3
++
--
アイソレータ
(必須)
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
1 ~
⊥
2
1 ~
⊥
2
3
3
++
4 +
*2
5 -
*4
アイソレータ*1、
6 +
7 -
電源
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
電源
4 +
*2
5 -
--
電源
6 +
7 -
アクティバル
4~20mA入力
(形番VY513*K/
形番VY513*H)
*1
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
*1
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
*2
端子、、は、内部で接続されています。
*2
端子、、は、内部で接続されています。
*3
電源トランス共用時の注意事項を参照してください。
*4
1台目のアクチュエータ4-20mA入力にアイソレータがな
く、かつコントローラ側の許容負荷抵抗が200Ω未満の場合
に取り付けてください。
図21 図23 17
AI-6526
z DC2~10V入力 (形番VY514*K/形番VY514*H)
《注意事項》
《電源共用》
• 2-10V入力での制御信号線の共用時
本製品の2-10V入力は、電源とアイソレートさ
れていません。したがって、1台のコントローラ
で2台のアクチュエータを制御させる場合は、電
源トランスを共用してください (図24参照) 。
*3
形番WY5117
3
(+) 
++
(com) 
--
4 +
*2
5 -
アイソレータ*1
《入力信号・電源共用》
*3
形番WY5117
アイソレータ*1
(+)
++
(com)
--
3
*3
形番WY5117
6 +
7 -
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
--
アイソレータ*1
電源
*1
4 +
*2
5 -
6 +
7 -
*3
電源トランス共用時の注意事項を参照してください。
--
4 +
*2
5 -
6 +
7 -
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
*1
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
*2
端子、、は、内部で接続されています。
*3
電源トランス共用時の注意事項を参照してください。
《入力信号共用》
1 ~
⊥
2
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
端子、、は、内部で接続されています。
(com) 
図25 アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
*2
++
電源
1 ~
⊥
2
1 ~
⊥
2
3
(+) 
アイソレータ*1
3
++
6 +
7 -
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
1 ~
⊥
2
4 +
*2
5 -
*3
1 ~
⊥
2
形番WY5117
アイソレータ*1
(+) 
++
(com) 
--
図24 3
4 +
*2
5 -
6 +
7 -
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
1 ~
⊥
2
3
++
--
アイソレータ*1
電源
電源
6 +
7 -
アクティバル
2~10V入力
(形番VY514*K/
形番VY514*H)
*1
コントローラ側がアイソレートされていない場合に取り付
けてください。
*2
端子、、は、内部で接続されています。
図26 18
4 +
*2
5 -
AI-6526
„ 保 守
 警 告

配線・保守などの作業は、本製品への電源を切った状態で行ってください。
感電の恐れや故障の原因になります。

結線作業後、調整作業後は端子カバーを元に戻してください。
端子カバーをしないと感電する恐れがあります。
 注 意

本製品を高温の流体で使用する場合、本体に不用意に触らないでください。
本体が高温になっているため、やけどを負う恐れがあります。

本製品の可動部に手を触れないでください。
けがを負う恐れがあります。
(1) 配管後、長期間の休止状態になるときは、1か月に1回程度本製品を開閉させてください。
(2) 『表5』に従って、点検を行ってください。
(3) 6か月に1回くらいの頻度でバルブ外部への流体の漏れの有無と、アクチュエータの動作を目視点検して
ください。
『表6』における異常が発生していた場合は、その現象に応じた確認をしてください。処置を講じても異
常現象が解決しない場合には、弊社担当者にご連絡ください。
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表5 点検項目と方法
点検項目
点検周期
点検方法
外観チェック
6か月
• グランド部、フランジ部からの漏れのチェック。
• ボルト類のゆるみ。
• バルブ本体、アクチュエータの損傷チェック。
運転状態
6か月
• バルブの開閉がスムーズに行われているか。
• 異常な騒音、振動がないか。
日常点検
随時
• 外部漏れの発生がないか。
• 異常な騒音、振動がないか。
• バルブの開閉がスムーズに行われているか。
• バルブのハンチングはないか。
表6 異常時の処置
異常現象
点検個所
フランジ部からの漏れ。
処 置
フランジボルトのゆるみ。
フランジ面のガスケット。配管のズレ。
グランド部からの漏れ。
ーーーーー
フランジボルトの増締め。
ガスケットの交換。配管のやり直し。
弊社担当者に連絡してください。
上ふた接合部分からの漏れ。
ボルトのゆるみ。
ボルトの増締め。
バルブの動作がスムーズではない。
途中で止まる。動かない。
電源/入力信号の印加信号状態。
端子のゆるみ。配線の状態/断線。
電源の確認。調節器の確認。
端子の増締め。配線の確認。
全閉時に漏れがある。
指示針の全閉状態。
全閉にする。
異常な騒音、振動がある。
一次側の圧力状態。差圧状態。
設置条件を修正する。
補助スイッチが作動しない。
補助スイッチのカムの状態。
端子のゆるみ。配線の状態/断線。
設定のやり直し。
端子の増締め。配線の確認。
補助ポテンショメータが作動しない。
抵抗値の状態。
端子のゆるみ。配線の状態/断線。
抵抗値の確認。 (1kΩ)
端子の増締め。配線の確認。
バルブのハンチング
二次側の圧力状態、差圧状態。
制御の安定性。
設置条件の修正。
コントローラの制御パラメータPIなどの設定
修正。
リターン時間が早い。
ブレーキ用モーターの配線状態
弊社担当者に連絡してください。
リターン時間が遅い。
リターンしない。
バルブの動作トルク
弊社担当者に連絡してください。
電動操作にて全閉にならない。
ーーーーー
弊社担当者に連絡してください。
電圧電流入力仕様における、入力信号と
フィードバック信号の不一致
ーーーーー
入力が電圧電流仕様の場合は、閉め切りを確
実に行うため、入力信号10~90%の間でバル
ブが0~100%の動作となります。
そのため、入力信号とフィードバック信号は
一致しませんが、異常ではありません。
[ ご注意 ]本資料の記載内容は、お断りなく変更する場合も
ありますのでご了承ください。
http://www.azbil.com/jp/
お問い合わせ ・ ご相談窓口 : ビルシステムカンパニー コールセンター
0120-261023
受付時間 9:00 ~ 12:00 13:00 ~ 17:00
土 ・ 日 ・ 祝祭日、年末年始、夏期休暇など弊社休業日は除きます。
ご用命は、下記または弊社事業所までお願いします。
2015 年 11 月 改訂 7.1 版
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AI-6526 (IND)

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主な特徴

  • ロータリ形電動二方弁
  • 小形・軽量
  • バルブ・アクチュエータ一体形
  • IP54 (防じん・防まつ構造)
  • 低消費電力
  • 長寿命
  • 流量特性は、イコールパーセンテイジ特性
  • DC 2~ 1 0 V フィードバック信号付き
  • スプリング内蔵形アクチュエータ
  • 電源停止時には、全閉位置に戻ります。

よくある質問と回答

この製品はどのような用途で使用できますか?
本製品は、一般機器での使用を前提に、開発・設計・製造されています。 本製品の働きが直接人命にかかわる用途および、原子力用途における放射線管理区域内では、使用しないでください。
この製品は、どのような種類の制御信号に対応していますか?
次のタイプの制御方法があります。 ① Infilex GC (形番WY5111) などのデジタル式調節器と組み合わせて比例制御を行う公称135Ωフィードバックポテンショ内蔵タイプ ② ネオスタット (形番TY900*Z、形番TY9800) などの比例動作電気式調節器と組み合わせて比例制御を行う公称135Ω抵抗入力タイプ ③ Infilex GC (形番WY5111) 、形番R35/36などのデジタル式調節器と組み合わせて比例制御を行うDC4~20mA入力タイプ ④ Infilex AC (形番WY5117) などのデジタル式調節器と組み合わせて比例制御を行うDC2~10V入力タイプ
この製品の設計推奨使用期間はどのくらいですか?
本製品の設計推奨使用期間は、10年です。

関連マニュアル

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