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- 81 ページ
HITACHI Cosminexus Application Designer 操作ガイド
Cosminexus Application Designer の操作方法について説明したものです。このマニュアルは,Web アプリケーションの画面遷移の設計を支援する製品です。
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Cosminexus Application Designer
操作ガイド
操作書
3020-3-M91
マニュアルの購入方法
このマニュアル,および関連するマニュアルをご購入の際は,
巻末の「ソフトウェアマニュアルのサービス ご案内」をご参
照ください。
■対象製品
●適用 OS:Windows Server 2003,Windows Server 2003 R2,Windows XP,Windows Vista
P-2443-7E74 uCosminexus Developer Standard 07-50
P-2443-7F74 uCosminexus Developer Professional 07-50
P-2443-7T74 uCosminexus Service Architect 07-50
上記のプログラムプロダクトのほかにもこのマニュアルをご利用になれる場合があります。詳細は「リリー
スノート」でご確認ください。
本製品では日立トレース共通ライブラリをインストールします。
■輸出時の注意
本製品を輸出される場合には,外国為替および外国貿易法ならびに米国の輸出管理関連法規などの規制をご
確認の上,必要な手続きをお取りください。
なお,ご不明な場合は,弊社担当営業にお問い合わせください。
■商標類
cFramework は,株式会社イーシー・ワンの日本における商標です。
Java 及びすべての Java 関連の商標及びロゴは,米国及びその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc.
の商標です。
Macromedia および Dreamweaver は,Macromedia, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録
商標です。
Microsoft は,米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp. の登録商標です。
Microsoft Excel は,米国 Microsoft Corp. の商品名称です。
Microsoft Internet Explorer は,米国 Microsoft Corp. の商品名称です。
Visio は,米国およびその他の国における米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
Windows は,米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp. の登録商標です。
オブジェクトワークスは,株式会社 野村総合研究所の登録商標です。
Windows Vista は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
■発行
2007 年 6 月 ( 第 1 版 ) 3020-3-M91
■著作権
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.
はじめに
このマニュアルは,Cosminexus Application Designer の使い方について説明したものです。
Cosminexus Application Designer の機能は,次に示すプログラムプロダクトの構成ソフトウェ
アである Cosminexus Application Development Plug-in で提供されています。
•
P-2443-7E74 uCosminexus Developer Standard
•
P-2443-7F74 uCosminexus Developer Professional
•
P-2443-7T74 uCosminexus Service Architect
なお,このマニュアルでは,Cosminexus Application Designer を,Application Designer と表
記しています。
■対象読者
Application Designer を使用して画面遷移を定義する開発者を対象にしています。
このマニュアルでは,次の事項を前提に説明しています。
• 前提製品である Visio または Excel の基本操作を習得している。
•
Windows の基本操作を習得している。
■マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。
第 1 章 Application Designer の概要
Application Designer の概要を説明しています。
第 2 章 Application Designer 操作の基礎知識
Web アプリケーションごとの環境設定やメニューなど,Application Designer を操作する上での
基礎知識を説明しています。
第 3 章 Application Designer による画面遷移の定義
画面遷移を定義する操作方法を説明しています。
付録 A インストールと環境設定
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限事項
付録 C 使用上の注意事項
付録 D 用語解説
■このマニュアルでの表記
このマニュアルで使用している表記と,対応する製品名を次に示します。
I
はじめに
表記
Cosminexus Developer's Kit for Java
Cosminexus Developer
Dreamweaver
Excel Excel 2000
Excel 2002
Excel 2003
Internet Explorer
Visio Visio 2002
Windows
Visio 2003
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Server 2003 R2
Windows Vista
製品名
Cosminexus Developer's Kit for JavaTM uCosminexus Developer Professional uCosminexus Developer Standard uCosminexus Service Architect
Macromedia(R) Dreamweaver(R) MX 2004
Macromedia(R) Dreamweaver(R) 8
Microsoft(R) Excel
Microsoft(R) Excel 2002
Microsoft(R) Excel 2003
Microsoft(R) Internet Explorer
Microsoft(R) Visio(R) 2002
Microsoft(R) Visio(R) 2003
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
Operating System
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003,
Enterprise Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003,
Standard Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2
Enterprise Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2
Standard Edition Operating System(x86)
Microsoft(R) Windows Vista(TM) Business 日本語
版
Microsoft(R) Windows Vista(TM) Enterprise 日本
語版
Microsoft(R) Windows Vista(TM) Ultimate 日本語
版
このマニュアルで使用している表記と,対応する Cosminexus の機能名を次に示します。
表記
オブジェクトワークス /Studio
Cosminexus の機能名
Cosminexus オブジェクトワークス /Studio
■このマニュアルで使用する略語
このマニュアルで使用している略語を示します。
II
はじめに
HTML
J2EE
MVC
OS
PC
Web
略語 正式名称
Hyper Text Markup Language
Java 2 Platform, Enterprise Edition
Model View Controller
Operating System
Personal Computer
World Wide Web
■このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する記号を次のように定義しています。
記号
[ ]
意味
メニュータイトル,メニュー項目,ボタン,およびキーの名称を示します。
[OK]ボタン
[Enter]キー
[ ]−[ ]
[ファイル]メニューから[開く]コマンドを選択することを示します。
■図中で使用する記号
このマニュアルでは,図中で使用する記号を次のように定義しています。
■フォルダとパスの表記について
このマニュアルでは,Java コマンドでの表示に従い,フォルダ/ディレクトリの表現,および
ルダ/ディレクトリの表現,およびパスの表記を置き換えてお読みください。
III
Application Designer の概要
Application Designer 操作の基礎知識
Visio に追加される Application Designer のメニューとウィンドウ
9
12
14
16
Excel に追加される Application Designer のメニューとウィンドウ
18
19
4
6
3
1
2
2
Application Designer による画面遷移の定義
Application Designer での画面遷移定義の流れ 26
25
27
30
31
34
37
39
41
43
44
45 i
ii
目次
55
付録 A.2 Application Designer の環境設定
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限事項 62
67
目次
図 1-1 オブジェクトワークス /Studio を利用した画面遷移情報の定義イメージ
図 2-4 画面遷移を定義するウィンドウ(Visio 使用) 9
図 3-1 Application Designer を使用した画面遷移定義の流れ 26
iii
目次
表 3-2 条件分岐しない遷移の定義で使用するダイアログ 33
表 3-3 条件分岐する遷移の定義で使用するダイアログ 37
表 3-5 複数のシートにわたる画面遷移図の作成で使用するダイアログ 41
表 A-2 インストールが必要な Cosminexus の製品 57
iv
1
Application Designer の概要
Application Designer は,Web アプリケーションの画面遷移の
設計を支援する製品です。
この章では,Application Designer が提供する機能の概要を紹
介します。
1.1
Application Designer の機能
1
1.
Application Designer の概要
1.1
Application Designer の機能
Application Designer が提供する機能の概要について説明します。
1.1.1
画面遷移情報の定義機能
Application Designer は,オブジェクトワークス /Studio を利用した画面遷移情報の定義
機能を用意しています。
(1) オブジェクトワークス /Studio を利用した画面遷移情報の定義
Visio にオブジェクトワークス /Studio を組み込んで利用すれば,グラフィカルに画面遷
移を定義することができます。また,Excel にオブジェクトワークス /Studio を組み込ん
で利用し,画面遷移表を使って画面遷移を定義することもできます。
オブジェクトワークス /Studio を利用した画面遷移図の定義イメージを,図 1-1 に示しま
す。
図 1-1 オブジェクトワークス /Studio を利用した画面遷移情報の定義イメージ
1.1.2
画面遷移定義情報のエクスポート
Application Designer で定義した画面遷移定義情報を,画面遷移定義ファイルとしてエ
クスポートすることができます。
2
2
Application Designer 操作の
基礎知識
この章では,Application Designer を利用して画面遷移を定義
するときの,基本的な操作や知識について説明します。
2.1
Application Designer の開始・終了
2.2
画面遷移図作成の基礎知識(Visio)
2.3
画面遷移表の基礎知識(Excel)
3
2.
Application Designer 操作の基礎知識
2.1
Application Designer の開始・終了
Application Designer で画面遷移を定義するには,Visio または Excel を使用します。
Visio を使用する場合は画面遷移図を,Excel を使用する場合は画面遷移表を作成して,
遷移を定義します。
なお,画面遷移図または画面遷移表を作成するには,オブジェクトワークス /Studio が必
要です。このため,Visio または Excel にオブジェクトワークス /Studio をあらかじめ組
み込んでおいてください。オブジェクトワークス /Studio を組み込む方法については,
「付録 A インストールと環境設定」を参照してください。
ここでは,画面遷移図作成および画面遷移表作成の,開始と終了について説明します。
2.1.1
画面遷移図作成の開始と終了(Visio)
(1) 画面遷移図の作成を開始する(Visio)
画面遷移図の作成を開始する方法を次に示します。
1. Windows の[スタート]−[プログラム]から Visio を起動します。
図 2-1 に示すような「図面の種類の選択」の画面が表示されます。
図 2-1 図面の種類を選択する画面
4
2.
「分類」の「画面遷移定義」を選び,
ます。
2.
Application Designer 操作の基礎知識
る」を選択してください。
Visio のウィンドウに,図 2-2 に示すような新しい画面遷移図が開き,Application
Designer を利用した編集ができる状態になります。
図 2-2 画面遷移図の初期ウィンドウ
既存の画面遷移図を編集する場合
Application Designer 05-06 以前で作成した画面遷移図を 06-00 以降で使用する場合
には,次の手順で 06-00 以降の画面遷移図(Visio)に移行してください。06-00 以
降に移行することで,画面遷移図上に環境設定情報を保持できるようになります。
1. 06-00 以降の Application Designer で,移行元の 05-06 以前で作成した Visio
ファイル(画面遷移図)を開く。
2. Visio ファイルを任意の名称で保存する。
(2) 画面遷移図を保存する(Visio)
Application Designer で定義した画面遷移図は,VSD 形式(.vsd)の Visio ファイルと
して保存します。画面遷移図を新規に保存する場合と,編集中の画面遷移図を上書き保
存する場合について説明します。
● 新規保存する場合
1. メニューから[ファイル]−[名前を付けて保存]を選択します。
ファイルを選択するダイアログが表示されます。
2. 保存するフォルダとファイル名を指定して,[保存]ボタンを押します。
指定したファイル名で画面遷移図が保存されます。
5
2.
Application Designer 操作の基礎知識
● 現在編集中のファイルに上書き保存する場合
1. メニューから[ファイル]−[上書き保存]を選択します。
編集中の画面遷移図が保存されます。
(3) 画面遷移図の作成を終了する(Visio)
画面遷移図作成を終了する方法について説明します。
1.
メニューから[ファイル]−[終了]を選択するか,Visio のウィンドウ右上の[×]
ボタンをクリックします。
Visio が終了するとともに,Application Designer も終了します。
2.1.2
画面遷移表作成の開始と終了(Excel)
(1) 画面遷移表の作成を開始する(Excel)
画面遷移表の作成を開始する方法を次に示します。
1.
画面遷移表のテンプレートファイル「CFWForm.xlt」をダブルクリックして開きま
す。
画面遷移表のテンプレートファイル「CFWForm.xlt」は,次の場所に格納されてい
ます。
Cosminexus インストールフォルダ
¥O3W¥STUDIO¥STUDIOModule¥XML_Creator¥CFWForm.xlt
図 2-3 に示すような何も定義されていない画面遷移表が開き,Application Designer
を利用した編集ができる状態になります。
効にする」を選択してください。
6
図 2-3 画面遷移表の初期ウィンドウ
2.
Application Designer 操作の基礎知識
既存の画面遷移表を編集する場合
Application Designer 05-06 以前で作成した画面遷移表を 06-00 以降で使用する場合
には,次の手順で 06-00 以降の画面遷移表(Excel シート)に移行してください。
06-00 以降に移行することで,画面遷移表上に環境設定情報を保持できるようにな
ります。
1. 移行元の 05-06 以前で作成した Excel ファイル(画面遷移表)を開く。
2. 移行先の 06-00 以降の Excel ファイルを新規に開く。
3. 移行元の Excel ファイルで,画面遷移表を定義してあるシートのタブを右クリッ
4. 表示されるダイアログで,次のように設定して[OK]をクリックする。
ここまでの操作で,移行元の画面遷移表のシートが移行先の Excel シートにコ
ピーされます。
5. 移行先の Excel ファイルで,元からあったシートのタブを右クリックし,「削除」
メニューを選択して元からあったシートを削除する。
6. 移行先の Excel ファイルで,操作 4 で移行元からコピーしたシートのタブを右ク
7. 移行先の Excel ファイルを任意の名称で保存する。
7
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(2) 画面遷移表を保存する(Excel)
Application Designer で定義した画面遷移表は,XLS 形式(.xls)の Excel ファイルとし
て保存します。画面遷移表を新規に保存する場合と,編集中の画面遷移表を既存のファ
イルに上書き保存する場合について説明します。
! 注意事項
マットの変更はしないでください。
● 新規保存する場合
1. メニューから[ファイル]−[名前を付けて保存]を選択します。
ファイルを選択するダイアログが表示されます。
2. 保存するフォルダとファイル名を指定します。
XLS 形式(.xls)の Excel ファイルとして保存してください。
3. [保存]ボタンを押します。
指定したファイル名で画面遷移表が保存されます。
● 現在編集中のファイルに上書き保存する場合
1. メニューから[ファイル]−[上書き保存]を選択します。
編集中のファイルが保存されます。
(3) 画面遷移表の作成を終了する(Excel)
画面遷移表作成を終了する方法について説明します。
1.
メニューから[ファイル]−[終了]を選択するか,Excel のウィンドウ右上の[×]
ボタンをクリックします。
Excel が終了するとともに,Application Designer も終了します。
8
2.
Application Designer 操作の基礎知識
2.2
画面遷移図作成の基礎知識(Visio)
ここでは,Visio に追加される Application Designer のメニュー,画面遷移図で使用する
図形,画面遷移図に図形を配置するときの基本操作などについて解説します。
2.2.1
Visio に追加される Application Designer のメニューと
ウィンドウ
Visio のウィンドウと,Visio に追加される Application Designer のメニューについて説
明します。
(1) ウィンドウ
画面遷移の定義に使用するウィンドウを図 2-4 に示します。
図 2-4 画面遷移を定義するウィンドウ(Visio 使用)
(a) メニューバー
図 2-5 に示すように,Visio のメニューに加えて,画面遷移の定義に使用する[画面遷
[画面遷移]メニューについては, (2)メニュー」
を参照してください。
9
2.
Application Designer 操作の基礎知識
図 2-5 Visio のメニューバー
(b) ステンシル
図 2-6 に示すステンシルには,画面遷移図の作成に使用する図形のマスタシェイプが一
覧表示されています。図形は,ここからドラッグアンドドロップで画面遷移図上に配置
できます。
ステンシルが表示されていない場合は,メニューの[ファイル]−[ステンシルを開く]
び「画面部品」だけです。
図 2-6 ステンシル
10
(c) プロパティを設定するダイアログ
図 2-7 に示すプロパティを設定するダイアログで,画面遷移図に配置した図形に対する
プロパティを設定します。プロパティを設定することで,図形ごとの制御が定義されま
するダイアログの表示方法」を参照してください。
図 2-7 プロパティを設定するダイアログ
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(d) 画面遷移図
画面遷移図を作成するための領域を図 2-8 に示します。ここにステンシルから図形を配
置して画面遷移図を作成します。
図 2-8 画面遷移図
(2) メニュー
オブジェクトワークス /Studio の画面遷移エディタと Application Designer をインス
トールすると,Visio のメニューバーに画面遷移を定義するための[画面遷移]メニュー
11
2.
Application Designer 操作の基礎知識
表 2-1 画面遷移メニュー
メニュー項目
オプション設定
説明
コントロール ID など,オプション設定ダイアログを表示します
※
。
プロパティ設定 画面遷移図上で選択した図形のプロパティ設定ダイアログを表示します。
プロパティを設定するダイアログについては「3.3 画面遷移図の作成
表示切替
画面デザイン
チェック
プログラム生成
シミュレーション
画面編集
プレビュー
環境設定
バージョン情報
画面遷移図に配置した図形の文字の表示方法を変更します
※
。
図形と,図形に設定したラベルやテキストをグループ化します
※
。
現在編集している画面遷移図の,定義内容をチェックします
※
。
非サポート項目です。実行しないでください。
非サポート項目です。実行しないでください。
非サポート項目です。実行しないでください。
非サポート項目です。実行しないでください。
Web 画面の編集に使用する Web 画面定義ツールのパスなど,Application
Designer を利用する上で必要な情報を設定します。
を参照してください。
Application Designer のバージョン情報を表示します。
注※
詳細については,オブジェクトワークス /Studio の画面遷移エディタのマニュアルを
参照してください。
なお,画面遷移図に配置した図形の上で右クリックしたときに表示されるコンテキスト
メニューには,表 2-2 に示す項目が追加されます。
表 2-2 コンテキストメニューに追加される項目
画面編集
プレビュー
メニュー項目 説明
非サポート項目です。実行しないでください。
非サポート項目です。実行しないでください。
2.2.2
画面遷移図で使用する図形の種類
画面遷移図の作成に使用する図形について説明します。これらの図形は,Visio のステン
シルからドラッグして使用します。
(1) 遷移情報の定義に使用する図形
Web アプリケーションの遷移や分岐の情報を定義するための図形を紹介します。
12
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(a) 開始
Web アプリケーションの画面遷移の開始点を表します。画面遷移図には,必ず「開始」
の図形を配置してください。
(b) 画面
Web アプリケーションの中で,Web ブラウザに表示させる画面を表します。
(c) アクション
画面からの遷移の動きを表します。画面を始点として,ほかの画面または条件分岐を終
点にすることで,画面から遷移させる先を設定します。
(d) 条件分岐
Web 画面に対応する業務処理プログラムの処理結果によって,遷移先を分岐させる処理
を行うことを表します。なお,開始から画面を経ない条件分岐への遷移はできません。
(e) リターン値
条件分岐の判定条件ごとに,対応する遷移の動きを表します。条件分岐を始点として,
画面を終点にすることで,条件分岐後の遷移先を設定します。
(2) 複数のシートにわたる画面遷移図の作成に使用する図形
画面遷移図は複数のシートにわたって作成できます。複数のシートに作成した画面遷移
図をつなげるための図形を紹介します。
(a) 遷移先シート
13
2.
Application Designer 操作の基礎知識
別の遷移図シートを表します。異なるシート上に作成した画面遷移図へ遷移させるとき
に使用します。
(b) シートスタート
異なるシート上の画面遷移図から遷移させたときの開始地点を表します。
2.2.3
図形配置の基本操作
画面遷移図上に図形を配置する操作は,画面遷移図作成の基本的な操作です。ここでは,
画面遷移図に図形を配置する方法と,配置した図形の位置などを調整する方法について
説明します。
(1) 画面遷移図に図形を配置する
画面遷移図上に図形を配置する方法を次に示します。
1. Visio のステンシルから,配置したい図形のマスタシェイプを選択します。
Visio のステンシルに,Application Designer で使用できる図形のマスタシェイプが
表示されています。配置したい図形のマスタシェイプをステンシルから選択してくだ
さい。
ステンシルが表示されていない場合
メニューの[ファイル]−[ステンシルを開く]−[画面遷移定義]から「画面
い。
2.
選択したマスタシェイプをドラッグして画面遷移図上へ移動します。
マスタシェイプを選択した状態からドラッグして画面遷移図上に移動させます。
14
2.
Application Designer 操作の基礎知識
このとき,配置した図形に対応するプロパティ設定のダイアログが自動的に表示され
ます。表示されるダイアログで,図形のプロパティを設定してください。
図形のプロパティ設定について
図形のプロパティ設定は,図形を画面遷移図上に配置したときに設定しなくてもか
ダイアログを表示させて図形のプロパティを設定してください。プロパティを設定
表示方法」を参照してください。
15
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(2) 画面遷移図上に配置した図形の位置などを調整する
画面遷移図上に配置した図形は,必要に応じて図形を変形したり,自由に移動したりし
て調整してください。
アクションやリターン値の図形の変形について
アクションおよびリターン値の図形を変形するには,始点,終点,またはハンドル
をドラッグしてください。
2.2.4
プロパティを設定するダイアログの表示方法
画面遷移図に配置した図形は,図形ごとにプロパティを設定する必要があります。図形
のプロパティを設定するには,それぞれの図形に対応するプロパティ設定ダイアログを
使用します。ここでは,プロパティ設定ダイアログの表示方法と,プロパティを設定す
るダイアログの種類について説明します。
(1) ダイアログの表示方法
プロパティを設定するダイアログを表示するには,次に示す三つの方法があります。
● 図形を画面遷移図に配置する
ステンシルから図形をドラッグして画面遷移図上に配置すると,自動的にプロパティを
設定するダイアログが表示されます。ただし,アクションとリターン値の図形の場合,
次に示すときだけダイアログが表示されます。
• アクションの場合
画面の図形に,アクションの図形の始点が接続するように配置したとき,ダイアログ
が表示されます。
• リターン値の場合
16
2.
Application Designer 操作の基礎知識
条件分岐の図形に,リターン値の図形の始点が接続するように配置したとき,ダイア
ログが表示されます。
● 図形をダブルクリックする
画面遷移図上に配置した図形から,プロパティを設定したい図形をダブルクリックする
と,プロパティを設定するダイアログが表示されます。
● メニューから[画面遷移]−[プロパティ設定]を選択する
画面遷移図上に配置した図形から,プロパティを設定したい図形を選択し,メニューか
ら[画面遷移]−[プロパティ設定]を選択すると,プロパティを設定するダイアログ
が表示されます。
(2) プロパティを設定するダイアログの種類
プロパティを設定するダイアログは,図形ごとにあります。各図形に対応するプロパ
ティ設定ダイアログを,表 2-3 に示します。
表 2-3 各図形に対応するプロパティ設定ダイアログ
図形の種類 ダイアログ名 このマニュアルの参照先
画面
アクション
条件分岐
リターン値
遷移先シート
「画面のプロパティ設定」ダイ
アログ
「3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ」を参
照してください。
「アクションのプロパティ設定」
ダイアログ
「3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイアロ
グ」を参照してください。
「条件分岐のプロパティ設定」
ダイアログ
「リターン値のプロパティ設定」
ダイアログ
「3.3.9 リターン値のプロパティ設定ダイアロ
グ」を参照してください。
「遷移先シートのプロパティ設
定」ダイアログ
「3.3.8 条件分岐のプロパティ設定ダイアログ」
を参照してください。
「3.3.10 遷移先シートのプロパティ設定ダイア
ログ」を参照してください。
注
開始とシートスタートの図形にはプロパティを設定できません。
17
2.
Application Designer 操作の基礎知識
2.3
画面遷移表の基礎知識(Excel)
ここでは,Excel に追加される Application Designer のメニューや,画面遷移表で使用
する項目について解説します。
2.3.1
Excel に追加される Application Designer のメニューと
ウィンドウ
Excel のウィンドウと,Excel に追加される Application Designer のメニューについて説
明します。
(1) ウィンドウ
画面遷移の定義に使用するウィンドウを図 2-9 に示します。
図 2-9 画面遷移を定義するウィンドウ(Excel 使用)
18
(a) メニューバー
図 2-10 に示すように,Excel のメニューに加えて,画面遷移を定義するための[AP
Designer]メニューが表示されています。[AP Designer]メニューについては,「(2)
メニュー」を参照してください。
2.
Application Designer 操作の基礎知識
図 2-10 Excel のメニューバー
(b) 画面遷移表
画面遷移を定義するための領域を図 2-11 に示します。各セルに,画面遷移の定義情報を
記入します。
図 2-11 画面遷移表
(2) メニュー
オブジェクトワークス /Studio と Application Designer をインストールすると,Excel の
メニューバーに画面遷移を定義するための[AP Designer]メニューが追加されます。
[AP Designer]メニューの各項目を,表 2-4 に示します。
表 2-4 AP Designer メニュー
メニュー項目
プログラム生成
シミュレーション
環境設定
説明
非サポート項目です。実行しないでください。
非サポート項目です。実行しないでください。
Web 画面の編集に使用する Web 画面定義ツールのパスなど,Application
Designer を利用する上で必要な情報を設定します。
バージョン情報
を参照してください。
Application Designer のバージョン情報を表示します。
2.3.2
画面遷移表で使用する項目
画面遷移表を作成するには,図 2-12 にある画面遷移表ファイルの各項目に定義内容を記
入します。ここでは,画面遷移表の各項目と,記入する内容について説明します。
19
2.
Application Designer 操作の基礎知識
図 2-12 画面遷移表ファイル
(1) 遷移元ページ
20
遷移元ページの項目には,遷移元となる Web 画面について指定します。遷移元ページの
項目に入力する内容を次に示します。
(a) ID
遷移元になる Web 画面を識別するための ID(画面 ID)を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
• 画面遷移表上のほかの Web 画面と ID が重複しないようにしてください。
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(b) 説明
遷移元になる Web 画面についての説明を記入します。
設定規則
任意の文字列を指定できます。
(2) アクション
アクションの項目には,遷移の動きについて指定します。アクションの項目に入力する
内容を次に示します。
(a) ID
遷移元の Web 画面からの遷移を識別するための ID(アクション ID)を指定します。
「ID」に「DEFAULT」
※
と指定したアクションはデフォルトとなり,遷移元の
Web 画面で特にアクションが指定されなかった場合の遷移先になります。Web 画面から
[Enter]キーによって遷移させたい場合などに指定してください。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
注※
すべて半角大文字で指定してください。
(b) 説明
アクションの説明を記入します。
設定規則
任意の文字列を指定できます。
(3) 処理
21
2.
Application Designer 操作の基礎知識
BL 処理の項目には,条件分岐について指定します。BL 処理の項目に入力する内容を次
に示します。
(a) プロパティ名
条件分岐の判定に使用するプロパティの名称を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)または半角アンダーバー(_)を指定してく
ださい。
(b) 説明
条件分岐の説明を記入します。
設定規則
任意の文字列を指定できます。
(c) 値
移元の Web 画面からの入力情報,または業務処理プログラムの処理結果の値を指定しま
す。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)
および半角スペースです。
• 一つの条件分岐から遷移する複数のリターン値に対し,同じ値は指定できません。
注
リターン値のどこかに半角スペースを含める場合は,ダブルクォーテーション
(d) 説明
自体はリターン値には反映されません。
リターン値の説明を記入します。
設定規則
任意の文字列を指定できます。
22
2.
Application Designer 操作の基礎知識
(4) 遷移先
遷移先の項目には,遷移先となる Web 画面について指定します。遷移先の項目に入力す
る内容を次に示します。
(a) PID
遷移先になる Web 画面を識別するための ID(画面 ID)を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
• 画面遷移図上のほかの Web 画面と ID が重複しないようにしてください。
(b) HTML
この Web 画面を定義する HTML ファイル名を指定します。拡張子も含めて指定してく
ださい。
設定規則
• 同じ PID に異なる HTML ファイルを指定できません。
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
• 使用できる拡張子は「.htm」または「.html」です。
注 1
HTML ファイルの名称は,必ず,Web アプリケーション内でユニークになるよ
うに設定してください。
23
3
Application Designer による
画面遷移の定義
この章では,Application Designer を使って画面遷移を定義
し,画面遷移定義情報ファイルをエクスポートするまでの一連
の作業について,操作方法を説明します。
なお,画面遷移図や画面遷移表の作成を開始・終了する方法な
ど,画面遷移図や画面遷移表に関する基本的な知識について
ください。
3.1
Application Designer での画面遷移定義の流れ
3.2
Web アプリケーションの設定(プロジェクト設定)
3.3
画面遷移図の作成(Visio)
3.4
画面遷移表の作成(Excel)
3.5
画面遷移定義情報のエクスポート
25
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.1
Application Designer での画面遷移定義の
流れ
この節では,Application Designer での画面遷移定義の流れについて説明します。
画面遷移定義の作業の流れと作業ごとのマニュアルの参照先を,図 3-1 に示します。な
お,画面遷移の定義に Visio を使用する場合と Excel を使用する場合とで,一部作業が異
なります。
画面遷移の定義を開始する前に
Web 画面の編集に使うオーサリングツールのパスなど,Application Designer の環
境設定も完了しておいてください。環境設定については「付録 A.2 Application
Designer の環境設定」を参照してください。
図 3-1 Application Designer を使用した画面遷移定義の流れ
26
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.2
Web アプリケーションの設定(プロジェ
クト設定)
Web アプリケーションの設定では,「環境設定」ダイアログの「プロジェクト設定」の各
項目に,ターゲットフレームワークなどを設定します。この設定は,開発する Web アプ
リケーションごと(プロジェクトごと)に必要です。
3.2.1
環境設定ダイアログ(プロジェクト設定)
説明します。
(1) 環境設定ダイアログの表示方法
ダイアログの表示方法は,Visio を使用する場合と Excel を使用する場合で異なります。
Visio の場合
1. 「2.1 Application Designer の開始・終了」を参照し,Visio から Application
Designer を開始します。
2. Visio のメニューから,[画面遷移]−[環境設定]を選択します。
Excel の場合
1. 「2.1 Application Designer の開始・終了」を参照し,Excel から Application
Designer を開始します。
2. Excel のメニューから,[AP Designer]−[環境設定]を選択します。
メニューを選択すると,図 3-2 に示すダイアログが表示されます。
27
3.
Application Designer による画面遷移の定義
図 3-2 環境設定ダイアログ
28
ダイアログには,編集中の画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表(Excel)が保持している環
境設定情報の値が表示されます。
ボタンの説明
[OK]ボタン
現在のダイアログの設定内容が,編集中の画面遷移図 / 画面遷移表に保存され
ます。
[キャンセル]ボタン
現在のダイアログの編集内容を取り消し,ダイアログを開く前の設定に戻しま
す。
[環境設定ファイルから入力]ボタン
環境設定ファイルに保存されているほかの画面遷移図 / 画面遷移表の環境設定
情報を取り込めます。
[環境設定ファイルへ出力]ボタン
ダイアログに指定した環境設定情報を環境設定ファイルに保存します。この環
境設定ファイルを介して,ほかの画面遷移図 / 画面遷移表に環境設定情報を渡
すことができます。
(2) プロジェクト設定タブの項目の意味
「プロジェクト設定」タブの各項目を,表 3-1 に示します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
表 3-1 環境設定ダイアログの設定項目(プロジェクト設定タブ)
項目名
ターゲットフレームワーク
HTML の格納パス
生成プログラム格納パス
生成定義ファイル格納パス
設定内容 初期値
使用しません。初期値のままとしてください。
Web 画面として定義する HTML ファイルを格
納するフォルダを指定します。
259 バイト以内で設定してください。 cFramework
Cosminexus インス
トールフォルダ
¥
APD
¥ proj
¥ html
使用しません。初期値のままとしてください。
Cosminexus インス
トールフォルダ
¥
APD
¥ proj
¥ src
使用しません。初期値のままとしてください。
Cosminexus インス
トールフォルダ
¥
APD
¥ proj
¥ props
使用しません。初期値のままとしてください。
UserPackage
生成プログラムのパッケー
ジ名
開発言語
TP1/COBOL のサービスグ
ループ名
使用しません。初期値のままとしてください。
使用しません。初期値のままとしてください。
Java
SVG
(3) 環境設定時の注意事項
(a) 06-00 以降の環境設定ファイルの扱い
•
Application Designer 06-00 以降の環境設定では,画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表
定して[OK]ボタンを押すと,現在開いている画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表
す。
•
Application Designer 06-00 以降の環境設定では,「環境設定」ダイアログの内容を環
境設定ファイルとして出力できます。出力したファイルは,別の画面遷移図(Visio)/
画面遷移表(Excel)ファイルの環境設定で利用でき,環境設定情報のやり取りができ
ます。
(b) 05-06 以前の画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表(Excel)に環境設定情報を保存する
場合
Application Designer 05-06 以前で作成した画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表(Excel)
ファイルには,環境設定情報が保存されていません。ファイルごとに環境設定情報を保
存したい場合は,Application Designer 06-00 用の画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表
てください。
29
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.3
画面遷移図の作成(Visio)
ここでは,Visio を使用して画面遷移図を作成する方法について説明します。画面遷移図
は,Web 画面や Web 画面の遷移などを表す図形を配置し,それぞれの図形に対してプロ
パティを設定して完成させます。
3.3.1
画面遷移図の作成手順(Visio)
画面遷移図の作成手順を次に示します。
1.
コントロール ID を設定します。
画面遷移図のコントロール ID を設定します。コントロール ID は,メニューの[画
面遷移]−[オプション設定]を選択して表示される「オプションの設定」ダイアロ
グで設定します。
コントロール ID に指定できる文字列は次のとおりです。
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダーバー
(_)です。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)または半角アンダーバー(_)を指定してくだ
さい。
「オプションの設定」ダイアログを,図 3-3 に示します。
図 3-3 オプションの設定ダイアログ
30
2.
画面遷移の開始を定義します。
画面遷移図には,必ず画面遷移の開始を定義する必要があります。
ステンシル上から開始のマスタシェイプを選択し,ドラッグして画面遷移図上に配置
します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.
画面遷移を定義します。
条件分岐しない遷移,条件分岐する遷移,および自画面への遷移を組み合わせて,画
面遷移を定義します。
• 条件分岐しない遷移
• 条件分岐する遷移
• 自画面への遷移
1 枚のシートに画面遷移図が収まらない場合
画面遷移図が Visio の 1 枚のシートに収まらない場合,複数のシートにわたって画
面遷移を定義することもできます。複数のシートにわたる画面遷移図を作成する場
照してください。
3.3.2
条件分岐しない遷移(Visio)
画面と画面をアクションだけで結んだ遷移です。遷移の途中に条件分岐がないため,遷
移先の画面が固定されていることを表します。
条件分岐しない遷移の定義手順と,定義で使用するダイアログについて説明します。
(1) 定義手順
画面遷移図に,条件分岐しない遷移を定義するときの手順を次に示します。
1.
画面遷移図に,遷移元の画面と遷移先の画面を配置します。
ステンシルから画面の図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
31
3.
Application Designer による画面遷移の定義
配置すると同時に「画面のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を
設定してください。
ここでは遷移元の画面と遷移先の画面を配置するため,二つの画面の図形を配置しま
す。
2.
画面遷移図に,アクションの図形を配置します。
ステンシルからアクションの図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
32
ティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
3. 2.
で配置したアクションの図形をドラッグして画面の図形に接続します。
アクションの始点は遷移元の画面に,終点は遷移先の画面に接続します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
4. 2.
でアクションの図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
ブルクリックすると表示されます。
(2) 定義で使用するダイアログ
画面遷移を制御するためには,画面遷移図に配置した図形に対してプロパティを設定す
る必要があります。プロパティは,各図形に対応したプロパティ設定のダイアログで設
定します。
ので,表 3-2 に示すダイアログを使用します。
表 3-2 条件分岐しない遷移の定義で使用するダイアログ
図形の種類 ダイアログ名 ダイアログの説明の参照先
画面
アクション
画面のプロパティ設定
アクションのプロパティ設定
「3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ」
「3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイア
ログ」
33
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.3.3
条件分岐する遷移(Visio)
画面から条件分岐へアクションを引き,条件分岐から複数の画面へリターン値を引きま
す。画面から入力された情報や,業務処理プログラムの処理結果によって判定を行い,
その結果に応じて異なる遷移先へ振り分けることを表します。
条件分岐する遷移の定義手順と,定義で使用するダイアログについて説明します。
(1) 定義手順
画面遷移図に,条件分岐する遷移を定義するときの手順を次に示します。
1.
画面遷移図に,遷移元の画面と条件分岐後の遷移先の画面を配置します。
ステンシルから画面の図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
34
配置すると同時に「画面のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を
設定してください。
ここでは遷移元の画面と条件分岐後の遷移先の画面を配置するため,三つの画面の図
形を配置します。
2.
画面遷移図に,条件分岐の図形を配置します。
ステンシルから条件分岐の図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
配置すると同時に「条件分岐のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項
目を設定してください。
3.
画面遷移図に,アクションの図形を配置します。
ステンシルからアクションの図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
パティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
4. 3.
で配置したアクションの図形をドラッグして,画面の図形と条件分岐の図形に接続
します。
アクションの始点は遷移元の画面に,終点は条件分岐に接続します。
35
3.
Application Designer による画面遷移の定義
5. 3.
でアクションの図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
ブルクリックすると表示されます。
6.
画面遷移図に,リターン値の図形を配置します。
ステンシルからリターン値の図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
プロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
7. 6.
で配置したリターン値の図形をドラッグして,条件分岐の図形と画面の図形に接続
します。
リターン値の始点は条件分岐に,終点は遷移先の画面に接続します。
36
8. 6.
でリターン値の図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
ブルクリックすると表示されます。
9. 6.
∼ 8. を繰り返し,もう一つの遷移先へもリターン値を配置します。
(2) 定義で使用するダイアログ
画面遷移を制御するためには,画面遷移図に配置した図形に対してプロパティを設定す
る必要があります。プロパティは,各図形に対応したプロパティ設定のダイアログで設
定します。
ン値」の図形を使用するので,表 3-3 に示すダイアログを使用します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
表 3-3 条件分岐する遷移の定義で使用するダイアログ
図形の種類 ダイアログ名 ダイアログの説明の参照先
画面
アクション
条件分岐
リターン値
画面のプロパティ設定
アクションのプロパティ設定
条件分岐のプロパティ設定
リターン値のプロパティ設定
「3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ」
「3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイア
ログ」
「3.3.8 条件分岐のプロパティ設定ダイアロ
グ」
「3.3.9 リターン値のプロパティ設定ダイア
ログ」
3.3.4
自画面への遷移(Visio)
画面から,再度同じ画面へアクションを引きます。処理の結果,再度同じ画面を表示す
ることを表します。
自画面への遷移の定義手順と,定義で使用するダイアログについて説明します。
(1) 定義手順
画面遷移図に,自画面への遷移を定義するときの手順を次に示します。
1.
画面遷移図に,画面を配置します。
ステンシルから画面の図形をドラッグして画面遷移図に配置します。ここでは,自画
面への遷移なので画面の図形は一つだけ配置します。
配置すると同時に「画面のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を
設定してください。
2.
画面遷移図に,アクションの図形を配置します。
ステンシルからアクションの図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
37
3.
Application Designer による画面遷移の定義
パティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
3. 2.
で配置したアクションの始点と終点をドラッグして,両方とも同じ画面に接続しま
す。
38
4. 2.
でアクションの図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
ルクリックすると表示されます。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
(2) 定義で使用するダイアログ
画面遷移を制御するためには,画面遷移図に配置した図形に対してプロパティを設定す
る必要があります。プロパティは,各図形に対応したプロパティ設定のダイアログで設
定します。
で,表 3-4 に示すダイアログを使用します。
図形の種類
画面
表 3-4 自画面への遷移の定義で使用するダイアログ
ダイアログ名
画面のプロパティ設定
ダイアログの説明の参照先
「3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ」
アクション アクションのプロパティ設定 「3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイア
ログ」
3.3.5
複数のシートにわたる画面遷移図の作成方法(Visio)
Visio の 1 枚のシートに画面遷移の定義が収まらない場合,複数のシートにわたる画面遷
移図を作成できます。複数のシートにわたる画面遷移図を作成するには,画面遷移の元
になるシートにほかのシートに遷移が続くことを表す図形(遷移先シートの図形)を,
遷移先になるシートにほかのシートから遷移図が続いていることを表す図形(シートス
タートの図形)を配置して,2 枚のシートを関連づけます。これを繰り返すことで,複数
のシートにわたった画面遷移図を作成できます。
複数のシートにわたる画面遷移図の作成手順と,使用するダイアログについて説明しま
す。
(1) 作成手順
複数のシートにわたる画面遷移図の作成方法を次に示します。なお,ここでは遷移元の
1.
画面遷移図を作成するための複数のシートを用意します。
新しくシートを追加するには,Visio のシートタブを右クリックして[ページの挿入]
を選択してください。新しいシートが追加されて「ページ設定」ダイアログが表示さ
れるので,シートの名前などを設定してください
※
。
注※
39
3.
Application Designer による画面遷移の定義
ここでは,シート名を「シート 2」としています。
2.
遷移元である「シート 1」に,遷移先シートの図形を配置します。
「シート 1」の遷移図の最後に,遷移先シートの図形をステンシルのマスタシェイプか
らドラッグして画面遷移図上に配置します。
配置すると同時に「遷移先シートのプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,
遷移先のシートなど,各項目を設定してください。
3.
遷移先である「シート 2」に,シートスタートの図形を配置します。
「シート 2」の遷移図の始めに,シートスタートの図形をステンシルのマスタシェイプ
からドラッグして画面遷移図上に配置します。
40
4.
シートスタートから,画面遷移の続きを定義します。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
条件分岐しない遷移,条件分岐する遷移,自画面への遷移を組み合わせて,遷移の続
きを定義します。
(2) 定義で使用するダイアログ
複数のシートにわたる画面遷移図を作成するには,画面遷移図に配置した「遷移先シー
ト」の図形に対してプロパティを設定する必要があります。プロパティを設定するダイ
アログとその参照先を表 3-5 に示します。
表 3-5 複数のシートにわたる画面遷移図の作成で使用するダイアログ
図形の種類 ダイアログ名 ダイアログの説明の参照先
遷移先シート 遷移先シートのプロパティ設定 「3.3.10 遷移先シートのプロパティ設定ダ
イアログ」
3.3.6
画面のプロパティ設定ダイアログ
「画面のプロパティ設定」ダイアログでは,画面遷移図に配置した画面のプロパティを設
定します。設定する内容について次に説明します。
(1) ダイアログ
「画面のプロパティ設定」ダイアログを図 3-4 に示します。
41
3.
Application Designer による画面遷移の定義
42
(2) 設定項目
「画面のプロパティ設定」ダイアログの各設定項目について次に示します。
ID
Web アプリケーションの中で各画面を識別するための ID(画面 ID)を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダー
バー(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
• 画面遷移図上のほかの画面と ID が重複しないようにしてください。
• 文字列「NoPageID」および「 *
PageID」は指定しないでください。
説明
画面の説明を記入します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
HTML 名称
この画面が表している Web 画面の HTML ファイル名を指定します。拡張子も含め
す。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダー
バー(_)です。
• 使用できる拡張子は「.htm」または「.html」です。
注 1
[参照]ボタンからファイル選択した場合は,ファイル名の選択だけが有効にな
3.
Application Designer による画面遷移の定義
ります。フォルダについては「環境設定」ダイアログのプロジェクト設定で指
定したフォルダが設定され,ここでの指定は無効になります。プロジェクト設
照してください。
注 2
HTML ファイルの名称は,必ず,Web アプリケーション内でユニークになるよ
うに設定してください。
詳細設定
画面遷移図上での「説明」の表示位置とフォントサイズを指定します。
3.3.7
アクションのプロパティ設定ダイアログ
「アクションのプロパティ設定」ダイアログでは,画面遷移図に配置したアクションのプ
ロパティを設定します。設定する内容について次に説明します。
(1) ダイアログ
「アクションのプロパティ設定」ダイアログを図 3-5 に示します。
(2) 設定項目
「アクションのプロパティ設定」ダイアログの各設定項目について次に示します。
アクション ID
Web アプリケーションの中で画面遷移の各アクションを識別するための ID(アク
ション ID)を指定します。
「アクション ID」に「DEFAULT」
※ 1
と指定したアクションはデフォルトと
43
3.
Application Designer による画面遷移の定義
なり,ほかのアクションに対応したボタン操作以外でフォームを送信した場合のア
クションになります。遷移元 Web 画面のテキストフィールド上で[Enter]キーを
押してフォームを送信する場合の遷移に使用してください。
ただし,テキストフィールド上で[Enter]キーを押したときの動作は Web ブラウ
ザによって異なるので注意してください。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダー
バー(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
• 文字列「NoActionID」および「 *
ActionID」は指定しないでください。
注※ 1
すべて半角大文字で指定してください。
説明
アクションの説明を記入します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
ボタン名
遷移元 Web 画面のフォーム送信ボタンに表示する文字列を指定します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
ID /説明の表示
「ID」と「説明」を画面遷移図上に表示するかどうかを指定します。
フォントサイズ
「ID」と「説明」を画面遷移図上に表示する場合のフォントサイズを指定します。
3.3.8
条件分岐のプロパティ設定ダイアログ
「条件分岐のプロパティ設定」ダイアログでは,画面遷移図に配置した条件分岐のプロパ
ティを設定します。設定する内容について次に説明します。
(1) ダイアログ
「条件分岐のプロパティ設定」ダイアログを図 3-6 に示します。
44
3.
Application Designer による画面遷移の定義
(2) 設定項目
「条件分岐のプロパティ設定」ダイアログの各設定項目について次に示します。
プロパティ名
条件分岐の判定に使用するプロパティの名称を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダー
バー(_)です。
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)または半角アンダーバー(_)を指定し
てください。
説明
条件分岐の説明を記入します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
プロパティ名/説明の表示
「プロパティ名」と「説明」を画面遷移図上に表示するかどうかを指定します。
フォントサイズ
「プロパティ名」と「説明」を画面遷移図上に表示する場合のフォントサイズを指定
します。
3.3.9
リターン値のプロパティ設定ダイアログ
「リターン値のプロパティ設定」ダイアログでは,画面遷移図に配置したリターン値のプ
ロパティを設定します。設定する内容について次に説明します。
45
3.
Application Designer による画面遷移の定義
(1) ダイアログ
「リターン値のプロパティ設定」ダイアログを図 3-7 に示します。
46
(2) 設定項目
「リターン値のプロパティ設定」ダイアログの各設定項目について次に示します。
リターン値
起点である条件分岐の判定に使用する値を指定します。リターン値には,遷移元の
Web 画面からの入力情報,または業務処理プログラムの処理結果の値を指定します。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)
(_)および半角スペースです。
• 一つの条件分岐から遷移する複数のリターン値に対し,同じ値は指定できま
せん。
注
リターン値の両端に半角スペースを含める場合は,ダブルクォーテーションで
「"abc "」 )
ン値には反映されません。
なお,文字列の中に半角スペースがある場合はダブルクォーテーションで囲む
説明
リターン値の説明を記入します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
3.
Application Designer による画面遷移の定義
リターン値/説明の表示
「リターン値」と「説明」を画面遷移図上に表示するかどうかを指定します。
フォントサイズ
「リターン値」と「説明」を画面遷移図上に表示する場合のフォントサイズを指定し
ます。
表示位置
「リターン値」と「説明」を表示する位置を指定します。
3.3.10
遷移先シートのプロパティ設定ダイアログ
「遷移先シートのプロパティ設定」ダイアログでは,画面遷移図に配置した遷移先シート
のプロパティを設定します。設定する内容について次に説明します。
(1) ダイアログ
「遷移先シートのプロパティ設定」ダイアログを図 3-8 に示します。
(2) 設定項目
「遷移先シートのプロパティ設定」ダイアログの各設定項目について次に示します。
シート ID
遷移先のシート名を指定します。シート ID には Visio の「シート」タブに設定した
シートの名前を指定します。
設定規則
• 任意の文字列を指定できます。
ページ ID
遷移先シートのシートスタートの図形から最初に遷移している画面の ID を指定しま
す。
設定規則
• 使用できる文字は半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)および半角アンダー
バー(_)です。
47
3.
Application Designer による画面遷移の定義
•
30 文字以内で指定してください。
• 先頭には半角英字(a ∼ z,A ∼ Z)を指定してください。
フォントサイズ
画面遷移図上に表示される「シート ID」と「ページ ID」のフォントサイズを指定
します。
48
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.4
画面遷移表の作成(Excel)
ここでは,Excel を使用して画面遷移表を作成する方法について説明します。画面遷移表
は,Excel ファイルの項目に定義内容を記入して完成させます。
3.4.1
画面遷移表の作成手順(Excel)
画面遷移表に定義内容を記入する手順を説明します。定義内容を記入する各項目の設定
規則などについては「2.3.2 画面遷移表で使用する項目」を参照してください。
なお,画面遷移表のけい線は,適宜見やすいように設定してください。
1.
画面遷移の開始を定義します。
画面遷移表には,必ず画面遷移の開始を定義する必要があります。画面遷移表の
「No.1」の行に,表 3-6 に示す内容を入力します。
表 3-6 入力する内容
画面遷移表の項目名
「遷移元ページ」の「ID」
「アクション」の「ID」
「遷移先」
入力内容
「NoPageID」を入力する。
「NoActionID」を入力する。
Web アプリケーションの中で最初に表示させたい
Web 画面(スタート画面)を入力する。
2.
画面遷移を定義します。
条件分岐しない遷移,および条件分岐する遷移を組み合わせて,画面遷移を定義しま
す。
• 条件分岐しない遷移
• 条件分岐する遷移
3.4.2
条件分岐しない遷移(Excel)
条件分岐をしない遷移を定義する場合の手順を次に示します。
1.
「遷移元ページ」の「ID」に,遷移元 Web 画面の画面 ID を指定します。
49
3.
Application Designer による画面遷移の定義
2. 1.
で Web 画面を指定した行の「アクション」の「ID」に,アクション ID を指定しま
す。
3.
同じ行の「遷移先」の項目に,遷移先の Web 画面について指定します。
指定します。
自画面に遷移させるには
ID と HTML ファイル名を指定してください。
4.
一つの Web 画面から複数の Web 画面へ遷移させたい場合は,下の行へ続けて遷移先
を指定します。
3.4.3
条件分岐する遷移(Excel)
条件分岐する遷移を定義する場合の手順を次に示します。
1.
「遷移元ページ」の「ID」に,遷移元 Web 画面の画面 ID を指定します。
50
3.
Application Designer による画面遷移の定義
2. 1.
で Web 画面を指定した行の「アクション」の「ID」に,アクション ID を指定しま
す。
3.
同じ行の「BL 処理」の項目に,条件分岐の設定について指定します。
• 「プロパティ名」に,条件分岐の判定に使用するプロパティの名称を指定します。
• 「値」に,条件分岐の判定に使用する値を指定します。
4. 3.
で指定した「値」ごとに,それぞれの遷移先 Web 画面について「遷移先」の項目
画面の HTML ファイル名を指定します。
51
3.
Application Designer による画面遷移の定義
3.5
画面遷移定義情報のエクスポート
Application Designer で定義した情報を,画面遷移定義ファイルとしてエクスポートす
ることができます。ここでは,画面遷移定義情報をエクスポートする方法について説明
します。
3.5.1
画面遷移定義情報のエクスポート(Visio)
メニューから [ 画面遷移 ] − [ 画面遷移定義情報のエクスポート ] を選択します。
画面遷移定義ファイル生成ダイアログが表示されるので,出力する画面遷移定義ファイ
ルを指定し「保存」ボタンを押すと画面遷移定義情報をエクスポートします。
図 3-9 画面遷移定義ファイル生成ダイアログ
3.5.2
画面遷移定義情報のエクスポート(Excel)
メニューから [AP Designer] − [ 画面遷移定義情報のエクスポート ] を選択します。
保存先指定ダイアログが表示されるので,画面遷移定義ファイルを出力するフォルダを
指定し「生成」ボタンを押します。
52
図 3-10 保存先指定ダイアログ
3.
Application Designer による画面遷移の定義
エクスポート終了時には,図 3-11 に示すようなダイアログが表示されます。
図 3-11 エクスポート終了を示すダイアログ
53
付録 A インストールと環境設定
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限事項
付録 C 使用上の注意事項
付録 D 用語解説
付録
55
付録 A インストールと環境設定
付録 A インストールと環境設定
Web アプリケーションの開発環境を準備するためのインストールの手順,Application
Designer の環境設定,およびアンインストールの手順について説明します。
付録 A.1 インストール手順
次に示す手順で Application Designer などの開発に必要な製品をインストールします。
1. Application Designer の前提製品のインストール
2. Cosminexus 構成製品のインストール
3. Visio または Excel へのオブジェクトワークス /Studio の組み込み
4. 各製品を利用するための環境設定
(1) の前提製品のインストール
まず,Application Designer を利用するために必要な前提製品をインストールします。
インストールが必要な製品を,表 A-1 に示します。インストール方法については,各製
品のマニュアルを参照してください。
なお,開発対象の Web アプリケーションで Internet Explorer 以外の Web ブラウザを使
用する場合には,その Web ブラウザ製品も併せてインストールしてください。
表 A-1 インストールが必要な前提製品
製品名称
Cosminexus Application
Designer
前提製品
Visio 2002 ※
または Visio 2003
※
Excel 2000,Excel 2002 または
Excel 2003 ※
説明
オブジェクトワークス /Studio が提供
する画面遷移エディタを利用し,画
面遷移図の形式で画面遷移情報を定
義する場合に必要です。
オブジェクトワークス /Studio が提供
する画面遷移表の形式で画面遷移情
報を定義する場合に必要です。
注※
Visio 2002 または Visio 2003 を使用する場合,マクロのセキュリティレベルは「中」
を設定してください。
(2) 構成製品のインストール
前提製品のインストールを終えたあと,日立総合インストーラを使用して,Cosminexus
をインストールします。
(a) 開発環境の PC にインストールが必要な Cosminexus の製品
インストールが必要な Cosminexus の製品を,表 A-2 に示します。
56
付録 A インストールと環境設定
表 A-2 インストールが必要な Cosminexus の製品
製品名称
Cosminexus Application Development
Plug-in
Cosminexus Developer's Kit for Java
Cosminexus XML Processor
説明
Application Designer の機能を提供する Cosminexus の内
訳製品です。
Application Designer を動作させるために必要です。
Application Designer を動作させるために必要です。
(b) Cosminexus 構成製品のインストール手順
1.
システム管理者の権限(Administrator)でログインします。
2.
提供媒体をドライブにセットします。
3.
日立総合インストーラを起動します。
インストールプログラムの画面に従って操作をしてください。
4.
インストールが終了したら,
(3) オブジェクトワークス /Studio の組み込み
Cosminexus 構成製品のインストールを終えたあと,オブジェクトワークス /Studio を
Visio または Excel に組み込みます。オブジェクトワークス /Studio の組み込みは,Visio
または Excel を起動していないことを確認した上で,実施してください。
1. Windows のスタートメニューから,
Development Plug-in ]−[Application Designer]−[オブジェクトワークスの組み込
み]を選びます。
「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログが表示されます。
2.
オブジェクトワークス /Studio を組み込む製品に応じて,
「Microsoft Excel 2002 への組み込み」 「Microsoft Excel 2003 への組み込
み」 「Microsoft Visio 2002 への組み込み」
チェックします。
3.
「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログの指定を確認したあと,
ボタンを選択します。
オブジェクトワークス /Studio が Visio または Excel に組み込まれ,Application
Designer を利用できるようになります。
注
オブジェクトワークスの組み込みは Cosminexus のインストール後に必ず行ってく
ださい。オブジェクトワークスの組み込みを行わなかった場合,以前にインストー
ルしていた組み込み情報が使用され,画面遷移が正しく定義できない場合がありま
す。
57
付録 A インストールと環境設定
(4) 各製品を利用するための環境設定
Application Designer や,ほかの Cosminexus 構成製品に必要な環境設定を実施します。
•
Application Designer の環境設定は,「付録 A.2 Application Designer の環境設定」
を参照してください。
•
Visio 2003 を使用する場合,以下のようにファイルパスの設定を行う必要があります。
(a)Visio 2003 を起動し,メニューバーの「ツール」−「オプション」を選択します。
「オプション」ダイアログが表示されます。
(b)「詳細設定」タブを選択します。
(c)「ファイル パスの設定」ボタンをクリックします。「ファイル パスの設定ダイアロ
グ」が表示されます。テンプレート,ステンシル,アドオンの格納先パスに Visio
2003 のインストールフォルダ ¥1041¥Solutions を設定します。
なお,Visio 2003 からの削除を行った場合は,必要に応じ設定したファイルパスを削
除してください。
付録 A.2 Application Designer の環境設定
Application Designer の環境設定では,Web アプリケーションに共通の開発環境を指定
します。
(1) 環境設定ダイアログ(開発環境設定)
Application Designer の環境設定は,オブジェクトワークス /Studio を組み込んだ Visio
または Excel を起動し,Application Designer の「環境設定」ダイアログで設定します。
します。
(a) 環境設定ダイアログの表示方法
ダイアログの表示方法は,Visio を使用する場合と Excel を使用する場合で異なります。
Visio の場合
1. 「2.1 Application Designer の開始・終了」を参照し,Visio から Application
Designer を開始します。
2. Visio のメニューから,[画面遷移]−[環境設定]を選択します。
Excel の場合
1. 「2.1 Application Designer の開始・終了」を参照し,Excel から Application
Designer を開始します。
2. Excel のメニューから,[AP Designer]−[環境設定]を選択します。
メニューを選択すると,図 A-1 に示すダイアログが表示されます。
58
図 A-1 環境設定ダイアログ
付録 A インストールと環境設定
ダイアログには,編集中の画面遷移図(Visio)/ 画面遷移表(Excel)が保持している環
境設定情報の値が表示されます。
ボタンの説明
[OK]ボタン
現在のダイアログの設定内容が,編集中の画面遷移図 / 画面遷移表に保存され
ます。
[キャンセル]ボタン
現在のダイアログの編集内容を取り消し,ダイアログを開く前の設定に戻しま
す。
[環境設定ファイルから入力]ボタン
環境設定ファイルに保存されているほかの画面遷移図 / 画面遷移表の環境設定
情報を取り込めます。
[環境設定ファイルへ出力]ボタン
ダイアログに指定した環境設定情報を環境設定ファイルに保存します。この環
境設定ファイルを介して,ほかの画面遷移図 / 画面遷移表に環境設定情報を渡
すことができます。
(b) 開発環境設定
「開発環境設定」タブの各項目を表 A-3 に示します。
59
付録 A インストールと環境設定
す必要はありません。
表 A-3 環境設定ダイアログの設定項目(開発環境設定)
設定項目
Web 画面定義ツールの
パス
設定内容
Web 画面定義ツールの実行ファイルのパスをフル
パスで指定します。259 バイト以内で設定してくだ
さい。
ブラウザのパス
一時ファイル格納パス
使用しません。初期値のままとしてください。
使用しません。初期値のままとしてください。
初期値
あらかじめ
Dreamweaver がイン
ストールされている
場合はその実行ファ
イルのパス。
Dreamweaver がイン
ストールされていな
い場合は空欄
インストールされて
いる Internet
Explorer の実行ファ
イルのパス
Windows の環境変数
TEMP で指定されて
いるパス。環境変数
TEMP が設定されて
いない場合は OS のイ
ンストールフォルダ
:
¥ temp
付録 A.3 アンインストール手順
次に示す方法で,Application Designer をアンインストールします。
1. Visio または Excel からのオブジェクトワークス /Studio の削除
2. Cosminexus 構成製品のアンインストール
(1) オブジェクトワークス /Studio の削除
オブジェクトワークス /Studio を,Visio または Excel から削除します。オブジェクト
ワークス /Studio の削除は,Visio または Excel を起動していないことを確認した上で,
実施してください。
1. Windows のスタートメニューから,
Development Plug-in ]−[Application Designer]−[オブジェクトワークスの組み込
み]を選びます。
「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログが表示されます。
2.
オブジェクトワークス /Studio を削除する製品に応じて,
組み込み」 「Microsoft Excel 2002 への組み込み」
み」 「Microsoft Visio 2002 への組み込み」
チェックします。
3.
「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログの指定を確認したあと,
60
付録 A インストールと環境設定
ンを選択します。
Visio または Excel から,オブジェクトワークス /Studio が削除されます。
(2) 構成製品のアンインストール手順
(a) Cosminexus の構成製品をすべてアンインストールする場合
1.
システム管理者の権限(Administrator)でログインします。
2.
[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]を起動します。
アプリケーションの追加と削除のプロパティダイアログが表示されます。
3.
[インストールと削除]タブで Cosminexus Developer を選択し,
ンを選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
4.
[はい]ボタンを選択します。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
61
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限事項
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限
事項
Application Designer は,オブジェクトワークス /Studio の拡張機能として提供されま
す。このため,Application Designer を利用する場合には,オブジェクトワークス /
Studio の機能や画面遷移情報の定義内容に対して制限があります。
次の制限事項について留意してください。
(1) 画面遷移図に関する留意点
• 複数コントロールにわたった画面遷移図は使用できません。このため,
ル」および「コントロールイン」のマスタシェイプは使用できません。
• フレームの機能は使用できません。
(2) コントロール ID の設定について
オブジェクトワークス /Studio のオプション設定で,コントロール ID を必ず指定してく
「オプションの設定」ダイアログの「コントロール」タブに指定します。
(3) 画面遷移情報を定義する場合の留意点
画面遷移情報を定義する場合,各項目に使用する文字や文字列の長さは,Application
Designer の規則に従う必要があります。詳細な定義規則については「3. Application
Designer による画面遷移の定義」を参照してください。
(4) 画面の定義
(a) 画面 ID
• 複数の Web 画面に,同一の画面 ID を指定することはできません。個々の Web 画面
には,Web アプリケーションの中でユニークな画面 ID を指定してください。
• 画面 ID には, *
PageID」を指定できません。
(b) HTML ファイル名
•
Web 画面(HTML ファイル)のインタフェース定義の ID には,半角英数字(0 ∼ 9, a ∼ z,A ∼ Z)およびアンダーバー(_)以外の文字を使用することはできません。
また,インタフェース定義の ID に「had_」で始まる文字列を使用することはできま
せん。
(5) アクションの定義
• アクション ID には,オブジェクトワークスの予約語である「NoActionID」および
「 *
ActionID」を指定できません。
(6) 条件分岐の定義
• 開始から直接,条件分岐への遷移を定義することはできません。
62
付録 B オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限事項
• プロパティ名には,遷移元となる Web 画面のインタフェース定義で,データ型が文字
のデータ項目に対応するインタフェース名を設定してください。
• 繰り返しを指定したデータ項目は,プロパティ名に指定できません。
(7) リターン値の定義
• リターン値には,半角英数字(0 ∼ 9,a ∼ z,A ∼ Z)およびアンダーバー(_)以外
の文字を指定することはできません。2 バイト文字を使用した場合,Web アプリケー
ションの実行時に正しい動作が保証されないため,注意してください。
• リターン値の文字列として,ダブルクォーテーション( " )を使用できません。ただ
し,スペースを含むリターン値を指定する場合は,その文字列を囲むための指定に,
ダブルクォーテーションを使用することができます。
• 一つの条件分岐から遷移する複数のリターン値に,同じ値を定義することはできませ
ん。
63
付録 C 使用上の注意事項
付録 C 使用上の注意事項
(1)Application Designer では,環境変数 TEMP が指すディレクトリの直下に APD とい
う名称のフォルダを作成します。ファイルの書き込み権限を変更するなど,何らかの原
因でこの APD フォルダが作成できない状態になっていた場合,条件分岐のプロパティ設
定ダイアログに表示される情報が表示されなくなるなどの影響が生じます。
(2) ディスプレイモードで色の設定を 16 色に設定した場合,正しく動作しない場合があ
ります。必ず 256 色以上のディスプレイモードで使用してください。
(3)Visio を使用して画面遷移図を作成する場合,画面 ID に NoPageID という文字列を指
定しないでください。また,アクション ID に NoActionID という文字列を指定しないで
ください。
(4)Excel を使用して画面遷移表を作成する場合,始点を示す行以外の画面 ID に
NoPageID という文字列を指定しないでください。また,始点を示す行以外のアクショ
ン ID に NoActionID という文字列を指定しないでください。
(5)Visio を使用して画面遷移図を作成する場合,プロパティダイアログを表示したまま,
別のシートのタブをダブルクリックしてページ名を反転表示し,元のシートなどを選択
ジ - 2' という名前は既に使用されています。別の名前を選択してください。 (' ページ - 2'
の文字列は状況によって変わります)というエラーメッセージが表示される場合があり
ます。この場合,OK ボタンを押しエラーメッセージダイアログを閉じてから,操作を
行ってください。
64
付録 D 用語解説
付録 D 用語解説
(英字)
Cosminexus cFramework
MVC(Model View Controller)アーキテクチャに従い,J2EE に準拠する Web アプリケーション
のコンポーネント・フレームワークを提供する製品です。
Cosminexus Developer
J2EE に準拠した Web アプリケーションの開発環境とデバッグ環境を提供する製品です。
Cosminexus オブジェクトワークス /Studio
J2EE に準拠した開発フレームワーク製品です。オブジェクトワークス /Studio の画面遷移エディタ
を使用すると,Visio を使って画面遷移情報をグラフィカルに定義できます。また,画面定義情報
は,Excel で定義することもできます。Application Designer は,オブジェクトワークス /Studio の
拡張機能として提供されます。
Macromedia Dreamweaver
Macromedia Dreamweaver は,Web オーサリングツールです。テキストや画像,その他のオブ
ジェクトをさまざまな方法で Web 画面にレイアウトして,Web サイトを作成・管理できます。
(ア行)
アクション
Web 画面からの遷移の動きを示す用語です。
アクション ID
Web アプリケーションの中で,アクションをユニークに識別するための ID です。Application
Designer では「アクション」の定義に指定します。アクション ID は,Web 画面で定義する,
フォーム送信ボタンまたはイメージボタンのボタン名に対応させます。
(カ行)
画面
Web アプリケーションの画面遷移を構成する,個々の Web 画面を指します。
画面 ID
Web アプリケーションの中で,Web 画面をユニークに識別するための ID です。Application
Designer では「画面」の定義に指定します。画面 ID は,Web 画面で定義する,フォームのアク
ション名に対応させます。
65
付録 D 用語解説
(サ行)
条件分岐
Web 画面から入力された情報や,業務処理プログラムの処理結果によって,遷移先を分岐させる処
理をいいます。
(ハ行)
フォーム送信ボタン
Web 画面で入力したデータを Web サーバに送信するボタンで,画面遷移の動作を制御するために使
用します。
(ラ行)
リターン値
条件分岐によって遷移先の Web 画面を判定する際に,条件となる値をいいます。
66
索引
A
AP Designer メニュー
Application Designer 操作の基礎知識
Application Designer の開始・終了
Application Designer の環境設定
Application Designer の機能
B
BL 処理
C
Cosminexus cFramework
Cosminexus Developer
Cosminexus オブジェクトワークス /Studio
E
Excel に追加される Application Designer の
メニューとウィンドウ
Excel のメニューバー
H
HTML
HTML の格納パス
HTML 名称
I
ID
M
Macromedia Dreamweaver
P
PID
T
TP1/COBOL のサービスグループ名
V
Visio に追加される Application Designer の
メニューとウィンドウ
Visio のメニューバー
W
Web アプリケーションの設定
Web 画面定義ツールのパス
あ
アクション
アクション ID
アクションのプロパティ設定ダイアログ
値
アンインストール手順
い
一時ファイル格納パス
インストール手順
インストールと環境設定
お
オブジェクトワークス /Studio 利用時の制限
事項
オプションの設定ダイアログ
か
開始
開発環境設定
開発言語
画面
画面 ID
画面遷移情報の定義機能
画面遷移図
67
索引
画面遷移図作成の開始と終了(Visio)
画面遷移図作成の基礎知識(Visio)
画面遷移図の作成(Visio)
画面遷移図の作成手順(Visio)
画面遷移図の作成を開始する(Visio)
画面遷移図の作成を終了する(Visio)
画面遷移図を保存する(Visio)
画面遷移定義の流れ
画面遷移表
画面遷移表作成の開始と終了(Excel)
画面遷移表で使用する項目
画面遷移表の基礎知識(Excel)
画面遷移表の作成(Excel)
画面遷移表の作成手順(Excel)
画面遷移表の作成を開始する(Excel)
画面遷移表の作成を終了する(Excel)
画面遷移表を保存する(Excel)
画面遷移メニュー
画面遷移を定義するウィンドウ(Excel 使
用)
画面遷移を定義するウィンドウ(Visio 使用)
画面のプロパティ設定ダイアログ
環境設定時の注意事項
環境設定ダイアログ(開発環境設定)
環境設定ダイアログ(プロジェクト設定)
環境設定ダイアログの設定項目(プロジェク
ト設定タブ)
環境設定ダイアログの表示方法
き
既存の画面遷移図を編集する場合
既存の画面遷移表を編集する場合
こ
コントロール ID
し
シート ID
シートスタート
自画面への遷移(Visio)
条件分岐
条件分岐しない遷移(Excel)
条件分岐しない遷移(Visio)
条件分岐する遷移(Excel)
条件分岐する遷移(Visio)
条件分岐のプロパティ設定ダイアログ
詳細設定
す
ステンシル
せ
生成定義ファイル格納パス
生成プログラム格納パス
生成プログラムのパッケージ名
遷移先
遷移先シート
遷移先シートのプロパティ設定ダイアログ
遷移元ページ
た
ターゲットフレームワーク
ふ
フォーム送信ボタン
複数のシートにわたる画面遷移図の作成方法
(Visio)
ブラウザのパス
プロジェクト設定
プロジェクト設定タブの項目の意味
プロパティ名
プロパティを設定するダイアログ
プロパティを設定するダイアログの表示方法
へ
ページ ID
ほ
ボタン名
68
り
リターン値
リターン値のプロパティ設定ダイアログ
索引
69
ソフトウェアマニュアルのサービス ご案内
ソフトウェアマニュアルについて,3種類のサービスをご案内します。ご活用ください。
1.マニュアル情報ホームページ
ソフトウェアマニュアルの情報をインターネットで公開しております。
URL http://www.hitachi.co.jp/soft/manual/
ホームページのメニューは次のとおりです。
■マニュアル一覧
■CD-ROMマニュアル情報
■マニュアルのご購入
■Web提供マニュアル一覧
■ご意見・お問い合わせ
日立コンピュータ製品マニュアルを製品カテゴリ,マニュアル名
称,資料番号のいずれかから検索できます。
複数マニュアルを格納したCD-ROMマニュアルを提供しています。ど
の製品に対応したCD-ROMマニュアルがあるか,を参照できます。
日立インターメディックス(株)の「日立コンピュータ製品マニュア
ルサイト」からお申し込みできます。
(詳細は「3.マニュアルのご注文」を参照してください。)
インターネットで参照できるマニュアルの一覧を提供しています。
(詳細は「2.インターネットからのマニュアル参照」を参照して
ください。)
マニュアルに関するご意見,ご要望をお寄せください。
2.インターネットからのマニュアル参照(ソフトウェアサポートサービス)
ソフトウェアサポートサービスの契約をしていただくと,インターネットでマニュアルを参照できます。
本サービスの対象となる契約の種別,及び参照できるマニュアルは,マニュアル情報ホームページでご確認
ください。なお,ソフトウェアサポートサービスは,マニュアル参照だけでなく,対象製品に対するご質問
への回答,問題解決支援,バージョン更新版の提供など,お客様のシステムの安定的な稼働のためのサービ
スをご提供しています。まだご契約いただいていない場合は,ぜひご契約いただくことをお勧めします。
3.マニュアルのご注文
日立インターメディックス(株)の「日立コンピュータ製品マニュアルサイト」からご注文ください。
①ご注文はWEBで
WEB
請求書
② 請求書をご送付
B A N K
③ 銀行振込でご入金
お客様
日立インターメディックス(株)
④ マニュアルをお届け
マニュアル
① 下記 URL にアクセスして必要事項を入力してください。
URL http://www2.himdx.net/manual/privacy.asp?purchase_flag=1
② ご注文いただいたマニュアルについて,請求書をお送りします。
③ 請求書の金額を指定銀行へ振り込んでください。なお,送料は弊社で負担します。
④ 入金確認後,7 日以内にお届けします。在庫切れの場合は,納期を別途ご案内いたします。
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主な特徴
- 画面遷移情報の定義機能
- 画面遷移定義情報のエクスポート
よくある質問と回答
このマニュアルは、どのような製品に関するものですか?
このマニュアルで説明されている機能は何ですか?
このマニュアルは、どのような読者を対象としていますか?
関連マニュアル
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目次
- 1 Cosminexus Application Designer 操作ガイド
- 3 はじめに
- 11 1 Application Designerの概要
- 12 1.1 Application Designerの機能
- 12 1.1.1 画面遷移情報の定義機能
- 12 1.1.2 画面遷移定義情報のエクスポート
- 13 2 Application Designer操作の 基礎知識
- 14 2.1 Application Designerの開始・終了
- 14 2.1.1 画面遷移図作成の開始と終了(Visio)
- 16 2.1.2 画面遷移表作成の開始と終了(Excel)
- 19 2.2 画面遷移図作成の基礎知識(Visio)
- 19 2.2.1 Visioに追加されるApplication Designerのメニューと ウィンド
- 22 2.2.2 画面遷移図で使用する図形の種類
- 24 2.2.3 図形配置の基本操作
- 26 2.2.4 プロパティを設定するダイアログの表示方法
- 28 2.3 画面遷移表の基礎知識(Excel)
- 28 2.3.1 Excelに追加されるApplication Designerのメニューと ウィンド
- 29 2.3.2 画面遷移表で使用する項目
- 35 3 Application Designerによる 画面遷移の定義
- 36 3.1 Application Designerでの画面遷移定義の 流れ
- 37 3.2 Webアプリケーションの設定(プロジェ クト設定)
- 37 3.2.1 環境設定ダイアログ(プロジェクト設定)
- 40 3.3 画面遷移図の作成(Visio)
- 40 3.3.1 画面遷移図の作成手順(Visio)
- 41 3.3.2 条件分岐しない遷移(Visio)
- 44 3.3.3 条件分岐する遷移(Visio)
- 47 3.3.4 自画面への遷移(Visio)
- 49 3.3.5 複数のシートにわたる画面遷移図の作成方法(Visio)
- 51 3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ
- 53 3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイアログ
- 54 3.3.8 条件分岐のプロパティ設定ダイアログ
- 55 3.3.9 リターン値のプロパティ設定ダイアログ
- 57 3.3.10 遷移先シートのプロパティ設定ダイアログ
- 59 3.4 画面遷移表の作成(Excel)
- 59 3.4.1 画面遷移表の作成手順(Excel)
- 59 3.4.2 条件分岐しない遷移(Excel)
- 60 3.4.3 条件分岐する遷移(Excel)
- 62 3.5 画面遷移定義情報のエクスポート
- 62 3.5.1 画面遷移定義情報のエクスポート(Visio)
- 62 3.5.2 画面遷移定義情報のエクスポート(Excel)
- 66 付録A インストールと環境設定
- 66 付録A.1 インストール手順
- 68 付録A.2 Application Designerの環境設定
- 70 付録A.3 アンインストール手順
- 72 付録B オブジェクトワークス/Studio利用時の制限 事項
- 74 付録C 使用上の注意事項
- 75 付録D 用語解説
- 77 索引
- 77 A
- 77 B
- 77 C
- 77 E
- 77 H
- 77 I
- 77 M
- 77 P
- 77 T
- 77 V
- 77 W
- 77 あ
- 77 い
- 77 お
- 77 か
- 78 き
- 78 こ
- 78 し
- 78 す
- 78 せ
- 78 た
- 78 ふ
- 78 へ
- 78 ほ
- 79 り