IR200/IR400 赤外線ガス分析計 通信機能(MODBUS)

IR200/IR400 赤外線ガス分析計 通信機能(MODBUS)
User's
Manual
IR200/IR400 赤外線ガス分析計
通信機能(MODBUS)
IM 11G02P01-01
IM 11G02P01-01
初版
はじめに
本書は赤外線ガス分析計IR200/IR400の通信機能について説明したものです。
IR200/IR400とPCとの通信方法について記述しています。
IR200/IR400の通信機能を使用する前には,必ずご一読ください。
それぞれの分析計については以下のIMをご参照ください。
1. IR200:IM 11G02M01-01
2. IR400:IM 11G02N01-01
Media No. IM 11G02P01-01
1st Edition : July. 2002 (YK)
All Rights Reserved. Copyright © 2002, Yokogawa Electric Corporation
IM 11G02P01-01
i
◆
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は当社の予測できない当該製品の欠陥などのため,お客様または第三者が
被った損害およびいかなる間接的損害に対しても,当社は責任を負いかねま
すのでご了承ください。
ii
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◆ 納入後の保証について
■ 保証の期間は,ご購入時に当社よりお出しした見積書に記載された期間とし
ます。保証サービスは,当社の規定に従い対処致します。
当社が定める地域以外における出張修理対象製品の修理は,保証期間中にお
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■ 次のような場合には,保証期間内でも修理が有料となります。
● 取扱説明書などに記載されている保証対象外部品の故障の場合。
● 当社が供給していないソフトウェア,ハードウェア,または補用品の使用
による故障の場合。
● お客様の不適当なまたは不十分な保守による場合。
● 当社が認めていない改造,酷使,誤使用または誤操作による故障の場合。
● 納入後の移設が不適切であったための故障または損害の場合。
● 指定外の電源(電圧,周波数)使用または電源の異常による故障の場合。
● 当社が定めた設置場所基準に適合しない場所での使用,および設置場所の
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■ 当社で取り扱う製品は,ご需要先の特定目的に関する整合性の保証はいたし
かねます。
■ 当社で取り扱う製品を組み込みあるいは転売された場合は,最終需要先にお
ける直接的,間接的損害については責任を負いかねます。
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iii
目
次
1. 通信機能について ········································································································································· 1
1.1 概
2. 仕
要 ······················································································································································ 1
様························································································································································ 2
2.1 通信仕様 ·················································································································································· 2
3. 接
続························································································································································ 3
3.1 端子割付(入出力端子CN2) ················································································································ 3
3.2 接
続 ·················································································································································· 3
通信条件設定 ····················································································································································· 4
4.1 設定項目 ·················································································································································· 4
4.2 設定操作 ·················································································································································· 4
5. MODBUS 通信プロトコル ···························································································································· 5
5.1 概
要 ·················································································································································· 5
5.2 メッセージの構成 ···································································································································· 6
5.3 スレーブの応答········································································································································ 8
5.4 ファンクションコード ····························································································································· 9
5.5 エラーチェックコード(CRC-16)の算出 ···························································································· 10
5.6 伝送制御手順 ········································································································································· 12
6. メッセージの詳細 ······································································································································· 14
6.1 ワードデータの読出し[ファンクションコード:03H]······················································································· 14
6.2 読出し専用ワードデータの読出し[ファンクションコード:04H]····································································· 16
6.3 ワードデータの書込み(1 ワード)[ファンクションコード:06H] ·································································· 18
6.4 連続ワードデータの書込み[ファンクションコード:10H]················································································ 19
7. アドレスマップ と データ形式·················································································································· 21
7.1 データ形式 ············································································································································· 21
7.2 アドレスマップ······································································································································ 23
7.3 アドレスマップの補足説明 ···················································································································· 30
8. サンプルプログラム···································································································································· 32
9. トラブルシューティング····························································································································· 37
−i−
通信機能について
1.
1.1
概
要
・本機は RS-232C インターフェイスによる通信機能を備えており,上位コンピュータ等とのデータ送
受信が可能です。
・通信システムは,マスタとスレーブから構成されます。1 台のマスタに対し,1 台のスレーブ(本
機)を接続可能です。
また、RS-232C⇔RS485 変換器を使用して、RS−485 インターフェースの環境にも適応可能で
す。この場合は 1 台のマスタに対して、最大 31 台のスレーブ(本機)を接続可能です。
・マスタが一度に通信可能なスレーブは 1 台なので,各スレーブにて設定する「ステーション No」に
よって通信相手を特定します。
・マスタとスレーブが通信を行うためには送受信データのフォーマットが一致している必要があります。
本機では,MODBUS プロトコルによって通信データのフォーマットを定めています。
[RS-232C ⇔ RS-485 変換器](推奨品)
型番: KS-485(非絶縁タイプ) /㈱システムサコム (TEL: 045-474-4062,FAX: 045-476-6330)
型番: SI-30A(絶縁タイプ)
/セキスイ電子㈱
(TEL: 03-5820-1161,FAX: 03-5820-1160)
パーソナル
コンピュータ
RS-232C
パーソナル
コンピュータ
RS-232C
RS-232C RS-485
変換器
RS-485
RS-232C
RS-232C RS-485
変換器
分析計
−1−
分析計
2.
2.1
仕
様
通信仕様
項 目
電気的仕様
通信方式
同期方式
接続形態
最大接続台数
通信速度
データ形式
伝送コード
誤り検出
絶縁
仕
様
EIA RS-232-C 準拠
2 線式 半 2 重
調歩同期
1:1
1 台 (RS-485 インターフェース使用の場合は 31 台)
9600bps
データ長
8 ビット
ストップビット 1 ビット
パリティ
なし
Xフロー制御
なし
HEX 値(MODBUS RTU モード)
CRC-16
通信部とその他とは非絶縁
−2−
接
3.
続
警告
感電防止及び故障防止のため,全ての配線が終了するまで,通電しないで下さい。
3.1
端子割付(入出力端子CN2)
端子番号
2
3
5
他
3.2
接
信号名
Recive Data
Transmit Data
Signal GND
NC
ピンコネクション
1
6
5
D−Sub9P
(オス)
9
続
接続ケーブルには市販のRS-232Cリバースケーブルをご使用ください。
マスター
(PC など)
分析計
通信ケーブル
入出力端子台(IR200 は背面、IR400 は別置)のCN2 に接続してくだいさい。
TN1
TN2
TN3
TN4
CN2(通信コネクタ)
−3−
TN5
通信条件設定
4.
マスターと本機が正しく通信を行う為には,以下の設定が必要です。
・マスターと本機すべての通信条件設定が同一である事。
・1 回線に接続されている,すべての本機に異なった「ステーション No.」が設定されている事。(同
一の「ステーション No.」に設定されているものがない事)
4.1
設定項目
表に設定項目を示します。前面キー操作により設定して下さい。
項目
通信速度
データ長
ストップビット
パリティ設定
出荷値
9600bps
8 ビット
1 ビット
なし
ステーション No.
4.2
1
設定範囲
固定(変更できません)
固定(変更できません)
固定(変更できません)
固定(変更できません)
0∼31
(0: 通信機能停止)
備考
マスターおよび,全ての
局番の条件を同一にして
下さい。
各々の機器に別の値を設
定して下さい。
設定操作
分析計メンテナンスモード画面にてステーション No.の設定(下記取扱説明書参照)
z IR200:IM11G02M01-01
z IR400:IM11G02N01-01
−4−
5.
5.1
概
MODBUS 通信プロトコル
要
MODBUS プロトコルによる通信システムでは,常に「マスタから通信を開始し,スレーブがそれに
応答する」という形態をとります。
伝送の手順は,次のとおりです。
1) マスタはスレーブに対して,指令メッセージを送信する。
2) スレーブは,受信したメッセージに含まれているステーション No.が自局 No.と一致するか調
べる。
3) 一致した場合,指令を実行し,応答メッセージを返送する。
4) 一致しない場合は,受信した指令メッセージを捨て,次の指令メッセージを待ちます。
a) 指令メッセージ中のステーション No.が自局 No.と一致した場合
マスタ→スレーブ
指令メッセージ
マスタ←スレーブ
応答メッセージ
回線上のデータ
b) 指令メッセージ中のステーション No.が自局 No.と一致しない場合
マスタ→スレーブ
指令メッセージ
(応答しない)
マスタ←スレーブ
回線上のデータ
マスタは,指令メッセージ中のステーション No.の指定を行う事により,同一回線上に接続されてい
る,複数のスレーブに対し,個別に通信を行うことができます。
−5−
メッセージの構成
5.2
指令メッセージおよび応答メッセージは,ステーション No.,ファンクションコード,データ部,及
びエラーチェックコードの 4 つの部分から構成され,この順序で送信します。
ステーション No.(1 バイト)
ファンクションコード(1 バイト)
データ部(2∼133 バイト)
エラーチェックコード(CRC-16)(2 バイト)
図5-1 メッセージの構成
以下に,各部分について説明します。
(1)
ステーション No.
スレーブの指定番号です。分析計メンテナンスモード画面「ステーション No.」に設定した値と一
致したスレーブのみが指令を処理します。
(2)
ファンクションコード
スレーブに実行させたい機能を指定するためのコードです。
詳細は 5.4 節を参照下さい。
(3)
データ部
ファンクションコードを実行するために必要なデータです。データ部の構成は,ファンクション
コードにより異なります。詳細は 6 章を参照下さい。
分析計内のデータは,コイル番号又はレジスタ番号が割付けられており,通信にてデータを使用す
る為には,このコイル番号又はレジスタ番号を指定します。
尚,メッセージ上で伝送される,コイル番号又はレジスタ番号は,相対アドレスで行います。
相対アドレスの算出は下式にて行います。
相対アドレス =


 コイル番号 又は レジスタ番号 の下4桁 −1




例えば,あるファンクションコードにて指定するレジスタ番号=40003 の場合,
相対アドレス =(40003 の下 4 桁)−1
=
0002
がメッセージ上で使用されます。
−6−
(4)
エラーチェックコード
信号伝送での過程でのメッセージの誤り(ビットの変化)を検出するためのコードです。
MODBUS プロトコル(RTU モード)では,CRC-16(Cycric Redundancy Check:周期冗長検査)
を使用します。
CRC 算出方法については,5.5 節を参照下さい。
−7−
スレーブの応答
5.3
(1)
正常時の応答
スレーブは,それぞれのメッセージに対応した応答メッセージを作成し,返信します。この場合の
メッセージの構成も 5.2 項に示すものと同一です。
データ部の内容はファンクションコードによって異なります。詳細は 6 章を参照下さい。
(2)
異常時の応答
指令メッセージの内容に伝送エラー以外の不具合(実在しないファンクションコードの指定など)
があった場合,スレーブはその指令を実行せずに,エラー応答メッセージを作成して返信します。
エラー応答メッセージの構成は,図 5-2に示す通りで,ファンクションコードには,指令メッセー
ジのファンクションコードに 80H を加えた値を使用します。
エラーコードは表 5-1に示します。
ステーション No.
ファンクションコード + 80H
エラーコード
エラーチェック(CRC-16)
図5-2 エラー応答メッセージ
表5-1 エラーコード
エラーコード
内容
01H
ファンクション・コード不良
02H
03H
(3)
説明
実在しないファンクション・コードを指定さ
れました。
ファンクション・コードを確認してくださ
い。
コイル,レジスタに対するア 指定したファンクション・コードで使用出来
ドレス不良
ない,コイル番号,レジスタ番号の相対アド
レスが指定されています。
コイル,レジスタの個数不良
個数の指定が大き過ぎる為,コイル番号,レ
ジスタ番号が存在しない領域まで,指定がさ
れています。
無応答
スレーブは以下の場合,指令メッセージを無視し,応答も返しません。
・指令メッセージに指定されたステーション No.と,スレーブに設定されたステーション No.が
一致しないとき
・エラーチェックコードが一致しないとき,又は伝送エラー(パリティエラー等)を検出したと
き。
・メッセージ構成データの間隔が 24 ビットタイム以上空いたとき。(5.6 伝送制御手順 参照)
−8−
5.4
ファンクションコード
MODBUS プロトコルでは,ファンクションコード別にレジスタ番号が割付けられており,各ファン
クションコードは,特定のレジスタ番号に対してのみ作用します。
この対応を,表 5-2に,ファンクション別のメッセージ長さを表 5-3に示します。
表5-2 ファンクションコードと対象アドレス の対応
ファンクションコード
機能
対象
No.
読出し(連続) 保持レジスタ
03H
読出し(連続) 入力レジスタ
04H
書込み
保持レジスタ
06H
書込み・連続 保持レジスタ
10H
番号
4xxxx
3xxxx
4xxxx
4xxxx
レジスタ番号
内容
読出/書込 ワードデータ
読出
ワードデータ
読出/書込 ワードデータ
読出/書込 ワードデータ
表5-3 ファンクションコードとメッセージ長さ
ファンクション
コード
03H
04H
06H
10H
指定可能
データ数
内容
ワードデータの読出し
60 ワード
ワードデータ(読出専用)の読出し 15 ワード
ワードデータの書込み
1 ワード
連続ワードデータの書込み
60 ワード
−9−
[単位:byte]
指令メッセージ 応答メッセージ
最小
最大
最小
最大
8
8
8
11
8
8
8
137
7
7
8
8
133
133
8
8
5.5
エラーチェックコード(CRC-16)の算出
CRC-16 は 2 バイト(16 ビット)のエラーチェックコードです。計算範囲はメッセージ先頭(ステー
ション No.)からデータ部の最後尾までです。
スレーブは受信メッセージの CRC を計算し,受信した CRC コードと一致していなければ無応答とな
ります。
CRC-16 の算出手順を以下に示します。
① FFFFH を 16 ビットレジスタに設定する。(CRC レジスタ)
② 送信メッセージの初めの 1 バイト(8 ビット)と CRC レジスタとの排地的論理和(XOR)をとり、
結果を CRC レジスタにいれる。
③ CRC レジスタを 1 ビット右にシフトさせる。MSB には 0 を入れる。
④ シフトさせる前の LSB が 0 の場合には、何もしない。
シフトさせる前の LSB が 1 の場合には、A001H と XOR をとり、結果を CRC レジスタに入れる。
⑤ ③、④を 8 回繰り返す(8 ビットシフトさせる)
⑥ 送信メッセージの次の 1 バイトに対しても②∼⑤を実行する。
同様に順次送信メッセージのバイト毎に処理を行う。
⑦ 送信メッセージの最後の 1 バイト(エラーコードをのぞく最後のデータ)についての処理が終
わった時点での CRC レジスタの値が CRC コードとなる。
⑧ 送信メッセージのエラーチェックコードには、この CRC の値を下位 8 ビット、上位 8 ビットの順
で格納する。
送信メッセージ(例)
01H
06H
00H
05H
03H
E8H
99H
75H
この間のデータを順次計算し、
CRC を算出する。
この場合 CRC=75 99H となる。
エラーチェックコードは、
CRC の上位、下位を入れ替えて
メッセージに付ける。
CRC-16 の算出フローを図 5-3に示します。
−10−
スタート
FFFFH(16 進数)を CR に設定
*変数の説明
CR:CRC エラーチェックデータ(2 バイ
ト)
I:コマンドメッセージの計算文字の桁
J:CR 計算回数の確認
I に 1 を設定
排他的論理和(XOR)が,CR と指定メッ
セージの I 文字の 1 文字(1 バイト)ごと
に実行され,その結果が CR に設定される。
J に 1 を設定
CR の 右 端 の
ビットは 1 か?
NO
YES
CR を 1 ビットだけ右寄せ後,A001H と排
他的論理和(XOR)が実行され,その結果
が CR に設定される。
CR を 1 ビットだけ右寄
せする。
J に1を加算
NO
8 回の計算を終了
しましたか?
J>8
YES
I に1を加算
NO
全文字の計算を終
了しましたか?
I>全文字数
YES
終了
図5-3 CRC-16 の算出フロー図
−11−
( コマン ドメッ セージ ステー ション ナン
バー,ファンクションコード及びデータの
順で計算を実行します。)
CR 計算結果が LOW 及び HIGH の順番で
コマンドメッセージの終わりに加えられま
す。
5.6
(1)
伝送制御手順
マスタの通信方法
マスターは,以下の項目を守って通信を行ってください。
(1-1) 指令メッセージ送信前に,48 ビットタイム以上の空白状態を設ける。
(1-2) 1 つの指令メッセージの各バイト間隔は,24 ビットタイム未満で送信する。
(1-3) 指令メッセージ送信後,24 ビットタイム未満で,受信待機状態に入る。
(1-4) 応答メッセージ受信後,48 ビットタイム以上の空白状態を設け,次の指令メッセージを
送信する。[(1-1)と同義]
(1-5) 安全の為,応答メッセージの確認を行い,無応答,エラー発生などの場合は,3 回以上
のリトライをかける構造としてください。
注) 上記の定義は,最悪値です。安全の為,2∼3 倍のマージンを持って,マスタ側プログラムを作
成する事を推奨致します。具体的には,9600bps では,空白状態(1-1)は,10ms 以上,バイト
間隔(1-2),送信から受信への切り替え(1-3)は,1ms 以内になるようプログラムされる事を推奨
致します。
(2)
説明
1) フレームの検出
本通信システムは,回線上の状態としては,以下の2つの状態があります。
(a) 空白状態(回線上にデータがない状態)
(b) 通信状態(回線上にデータが流れている状態)
回線上に接続されている機器は,最初に受信状態にあり,回線をモニタします。回線上に 24
ビットタイム以上の空白状態が現れた時,前のフレームの終了を検出し,次の 24 ビットタイム以
内に,受信待機状態に入ります。回線上にデータが現れると受信を開始し,再び 24 ビットタイム
以上の空白を検出した時に,そのフレームの終了を検出します。つまり,最初の 24 ビットタイム
以上の空白状態から,次に現れた 24 ビットタイム以上の空白状態までに,回線上に現れたデータ
を 1 フレーム(まとまったデータの塊)として,取り込みます。
したがって,1 つのフレーム(指令メッセージ)は,以下の事を守って送信する必要があります。
(1-1) 指令メッセージ送信前に,48 ビットタイム以上の空白状態を設ける。
(1-2) 1 つの指令メッセージの各バイト間隔は,24 ビットタイム未満で送信する。
2) 本機の応答
本機は,フレーム検出(24 ビットタイム以上の空白状態の検出)後,そのフレームを指令メッ
セージとして,処理を行います。指令メッセージが自局向けの場合,応答メッセージを返しますが,
この処理時間は,約 1∼30ms です。(指令メッセージの内容によって,この時間は,変化しま
す。)よって,マスタは,指令メッセージ送信後,以下の事を守る必要があります。
(1-3) 指令メッセージ送信後,24 ビットタイム未満で,受信待機状態に入る。
−12−
5ms 以上の長さの間隔が必要
(10ms 以上を推奨)
コントロール
→分析計
ステーション
POL1
POL2
1∼30msec
コントロール
←分析計
ステーション
POL1 応答データ
回線上のデータ
POL1
POL1 応答データ
−13−
POL2
6.
メッセージの詳細
ワードデータの読出し[ファンクションコード:03H]
6.1
ファンクションコード 1 メッセージで読み出せる最大ワード数 相対データアドレス レジスタ番号
内 容
0000H−
64 ワード
40001−40110 ユーザー設定値
03H
006DH
(1)
メッセージの構成
指令メッセージの構成(バイト)
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ステーション No.
ファンクションコード
ファンクションコード
読み出し
上位
読み出しバイト数
読み出しワード数×2
開始番号
最初のワード
下位
上位
(相対アドレス)
データ内容
読み出し
上位
下位

 1∼60
ワード数

上位
下位
次のワード
データ内容
下位
下位
CRC データ
上位
∼
∼
最後のワード
上位
データ内容
下位
下位
CRC データ
上位
* 読み出しワードデータの並び
MSB
LSB
最初のワードデータ内容の上位バイト
最初のワードデータ内容の下位バイト
次のワードデータ内容の上位バイト
次のワードデータ内容の下位バイト
∼
∼
最後のワードデータ内容の上位バイト
最後のワードデータ内容の下位バイト
(2)
機能説明
読み出し開始番号から読み出しワード数連続したワード情報を読み出します。スレーブは,読み出
しワードデータを上位バイト,下位バイトの順に送信します。
−14−
(3)
メッセージ伝送(例)
下記に,No.1 ステーションから設定値 CH2(第 2 成分)レンジ 1 ゼロおよびスパン校正濃度値
を読み出す場合を例示します。
CH2 レンジ 1 ゼロ校正濃度設定値の相対アドレス:0004H
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
03H
読み出し
上位
00H
開始番号
下位
04H
(相対アドレス)
読み出し
上位
00H
ワード数
下位
02H
下位
85H
CRC データ
上位
CAH
データ数:02H
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
03H
読み出しバイト数
04H
最初のワード
データ内容
次のワード
データ内容
CRC データ
上位
00H
下位
上位
下位
下位
上位
00H
03H
E8H
FAH
8DH
* 読出しデータの意味
CH2 レンジ 1 ゼロ校正濃度設定値
00 00H =
1000
03 E8H =
1000
(最初のワードデータ内容)
CH2 レンジ 1 スパン校正濃度設定値
(次のワードデータ内容)
小数点位置=1,測定単位=1 ならば
設定値下限リミット= 0.0ppm 0.00.0
設定値上限リミット=100.0ppm
Point
小数点および単位の扱いについては,7.1 節を参照ください。
−15−
読出し専用ワードデータの読出し[ファンクションコード:04H]
6.2
ファンクションコード 1 メッセージで読み出せる最大ワード数 相対アドレス
04H
0000H−00BDH
64 ワード
0425H−0447H
(1)
レジスタ番号
内 容
測定値およ
30001−30190
びステータス
31062−31096 固定設定値
メッセージの構成
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
読み出し開始番号 上位
(相対アドレス) 下位
読み出し
上位
ワード数
下位
下位
CRC データ
上位
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
読み出しバイト数
読み出しワード数×2
最初のワード
上位
データ内容
下位
上位
次のワード
データ内容
下位
∼
∼
最後のワード
上位
データ内容
下位
下位
CRC データ
上位
* 読み出しワードデータの並び
MSB
LSB
最初のワードデータ内容の上位バイト
最初のワードデータ内容の下位バイト
次のワードデータ内容の上位バイト
次のワードデータ内容の下位バイト
∼
∼
最後のワードデータ内容の上位バイト
最後のワードデータ内容の下位バイト
(2)
機能説明
読み出し開始番号から読み出しワード数連続したワード情報を読み出します。スレーブは,読み出
しワードデータを上位バイト,下位バイトの順に送信します。
−16−
(3)
メッセージ伝送(例)
下記に,No.1 ステーションから CH5 測定濃度値,少数点位置,測定単位を読み出す場合を例示
します。
CH5 測定濃度値の相対アドレス:000CH データ数:03H
指令メッセージの構成
ステーション No.
ファンクションコード
読み出し
上位
開始番号
下位
(相対アドレス)
読み出し
上位
ワード数
下位
下位
CRC データ
上位
応答メッセージの構成
ステーション No.
ファンクションコード
読み出しバイト数
01H
04H
00H
0CH
最初のワード
データ内容
00H
03H
70H
08H
次のワード
データ内容
最後のワード
データ内容
CRC データ
上位
04H
下位
上位
下位
上位
下位
下位
上位
B0H
00H
02H
00H
00H
81H
0DH
* 読み出しデータの意味
最初のワードデータ内容
04 B0H =
次のワードデータ内容
00 02H =
2 (小数点位置)
最後のワードデータ内容
00 00H =
0 (vol%)
上記の場合 測定濃度値 =
Point
1200
12.00 vol%
小数点および単位の扱いについては,7.1 節を参照ください。
−17−
01H
04H
06H
ワードデータの書込み(1 ワード)[ファンクションコード:06H]
6.3
ファンクションコード 1 メッセージで書き込める最大ワード数 相対アドレス レジスタ番号
内 容
0000H−
40001−40110 ユーザー設定値
1 ワード
006DH
06H
07D0H−07D1H 42001−42002 操作コマンド
(1)
メッセージの構成
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
上位
書き込み指定番号
(相対アドレス) 下位
書き込み
ワードデータ
CRC データ
(2)
上位
下位
下位
上位
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
書き込み
上位
指定番号
下位
(相対アドレス)
上位
書き込み
ワードデータ
下位
下位
CRC データ
上位
機能説明
書き込み指定番号のワードデータに指定されたデータを書き込みます。マスタは,書き込みデータ
を上位バイト,下位バイトの順に送信します。
(3)
メッセージ伝送(例)
下記に,No.1 ステーションへ“ZERO”キーコマンドを伝送する場合を例示します。
キー操作コマンド 相対アドレス: 07D0H
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
06H
上位
07H
書き込み指定番号
(相対アドレス) 下位
D0H
書き込み
ワードデータ
CRC データ
上位
下位
下位
上位
00H
40H
88H
B7H
ZERO

キーコマンド
−18−
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
06H
上位
書き込み
07H
指定番号
下位
D0H
(相対アドレス)
上位
書き込み
00H
ワードデータ
下位
40H
下位
88H
CRC データ
上位
B7H
連続ワードデータの書込み[ファンクションコード:10H]
6.4
ファンクションコード 1 メッセージで書き込める最大ワード数 相対アドレス レジスタ番号
内 容
0000H−
64 ワード
40001−40110 ユーザー設定値
10H
006DH
(1)
メッセージの構成
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
書き込み開始番号 上位
(相対アドレス) 下位
書き込み
上位

 1∼60
ワード数

下位

 書込ワード数×2

書き込みバイト数
最初の書き込み
ワードデータ
次の書き込み
ワードデータ
上位
下位
上位
下位
最後の書き込み
ワードデータ
上位
下位
下位
上位
∼
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
ファンクションコード
書き込み開始番号 上位
(相対アドレス) 下位
上位
書き込み
ワード数
下位
下位
CRC データ
上位
∼
CRC データ
* 書き込みワードデータの並び
MSB
LSB
最初のワードデータ内容の上位バイト
最初のワードデータ内容の下位バイト
次のワードデータ内容の上位バイト
次のワードデータ内容の下位バイト
∼
∼
最後のワードデータ内容の上位バイト
最後のワードデータ内容の下位バイト
(2)
機能説明
書き込み開始番号から書き込みワード数連続したワード情報を書き込みます。マスタは,書き込み
ワードデータを上位バイト,下位バイトの順に送信します。
−19−
(3)
メッセージ伝送(例)
下記に,No.1 ステーションに CH1(第 1 成分)アラーム設定値を書き込む場合を例示します。
CH1 レンジ 1 ハイアラーム設定値 =
1388H(=5000D)
CH1 レンジ 1 ロウアラーム設定値 =
000AH(=10 D)
CH1 レンジ 2 ハイアラーム設定値 =
03E8H(=1000 D)
CH1 レンジ 2 ロウアラーム設定値 =
000AH(=10 D)
CH1 レンジ 1 ハイアラーム設定値 相対アドレス:0023H
指令メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
10H
書き込み
上位
00H
開始番号
下位
23H
書き込み
上位
00H
ワード数
下位
04H
書き込みバイト数
08H
最初の書き込み
上位
13H
ワードデータ
下位
88H
次の書き込み
上位
00H
ワードデータ
下位
0AH
次の書き込み
上位
03H
ワードデータ
下位
E8H
最後の書き込み
上位
00H
ワードデータ
下位
0AH
下位
E2H
CRC データ
上位
A6H
Point
データ数:04H
応答メッセージの構成(バイト)
ステーション No.
01H
ファンクションコード
10H
上位
書き込み
00H
開始番号
下位
23H
上位
書き込み
00H
ワード数
下位
04H
下位
30H
CRC データ
上位
00H
伝送データ中には小数点を含むことができないため,上記のように,“500.0”とい
うデータは“5000”として伝送します。
各々のデータの伝送形式については,アドレスマップ(7 章)を参照ください。
−20−
7.
7.1
アドレスマップ と データ形式
データ形式
7.1.1 伝送データ形式
本機で使用している MODBUS プロトコルは,RTU(Remote Terminal Unit)モードです。伝送さ
れるデータは“数値”であり,ASCII コードではありません。
7.1.2 小数点位置および測定単位の扱いについて
校正濃度値設定,アラームの上下限値,測定濃度値のデータは、伝送データ上では,小数点および測
定単位は付加されません。
以下に示すように,各データに対して小数点位置あわせの処理を行うことで正しい値を算出してくだ
さい。
(a)校正濃度設定値(レジスタ番号
40001∼40020)
アラーム設定値(レジスタ番号
40036∼40055)
各 CH(チャンネル)各レンジに対応する小数点位置は小数点位置データ(レジスタ番号
31087∼31096)を,単位は単位データ(レジスタ番号 31067∼31076)を読み込むことによ
り知ることができます。
小数点位置データは,0,1,2,3 の値をとっており,
0 の場合 校正濃度設定値データ÷1
1 の場合 校正濃度設定値データ÷10
2 の場合 校正濃度設定値データ÷100
3 の場合 校正濃度設定値データ÷1000
の計算により正しい値を求めることができます。
単位データは,0,1,2,3 の値をとっており,それぞれ
0 の場合
vol%
1 の場合
ppm
2 の場合
mg/m3
3 の場合
g/m3
となります。
例えば CH1 レンジ 1 スパン校正濃度設定値(レジスタ番号 40002)=2000
CH1 レンジ 1 小数点位置(レジスタ番号 31087)=
1
CH1 レンジ 1 単位
1
(レジスタ番号 31067)=
の場合
値は 200.0ppm となります。
書込の場合は,この逆で 200.0ppm としたい場合は,
校正濃度設定値に 2000 と書いてください。
小数点位置,単位は各 CH 各レンジに固定の値であり変更できません。
−21−
(b)測定濃度値(レジスタ番号 30001∼30036)
各濃度値に対応する小数点位置,測定単位は濃度値に続くレジスタに格納されています。
これを読み込むことにより知ることができます。
小数点位置データ,測定単位データの値の意味は上記(a)項と同様です。
例えば CH3 測定濃度値(レジスタ番号 30007)= 1270
CH3 小数点位置(レジスタ番号 30008)= 2
CH3 測定単位 (レジスタ番号 30009)= 0
の場合
値は 12.70vol%となります。
7.1.3 測定データオーバーレンジ時の扱いについて
測定データがオーバーレンジとなり,画面表示では“ ̄  ̄  ̄  ̄ ”となっている場合でも,測定濃
度値の読み出しデータは,その時の濃度値を送信します。
−22−
7.2
アドレスマップ
個別パラメータの機能・設定範囲についての詳細は各分析計の取扱説明書を参照下さい。
アドレスマップの使用機種 : 2/4 は 2…IR200, 4…IR400 で使用します。
ワードデータ[読出/書込] : ファンクションコード[03H,06H,10H]
ユーザー設定値
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
0000H
0001H
0002H
0003H
0004H
0005H
0006H
0007H
0008H
0009H
000AH
000BH
000CH
000DH
000EH
000FH
0010H
0011H
0012H
0013H
0014H
0015H
0016H
0017H
0018H
0019H
001AH
001BH
001CH
001DH
001EH
001FH
0020H
0021H
0022H
0023H
0024H
0025H
0026H
0027H
0028H
0029H
002AH
002BH
40001 ワード CH1レンジ1ゼロ 校正濃度
40002 ワード CH1レンジ1スパン校正濃度
40003 ワード CH1レンジ2ゼロ 校正濃度
40004 ワード CH1レンジ2スパン校正濃度
読出/書込データ
備考
対応パラメータ
使用
機種
0∼9999
校正濃度
2/4
小数点位置は各レンジでの
2/4
小数点位置による
2/4
2/4
40005 ワード CH2レンジ1ゼロ 校正濃度
40006 ワード CH2レンジ1スパン校正濃度
40007 ワード CH2レンジ2ゼロ 校正濃度
2/4
40008 ワード CH2レンジ2スパン校正濃度
40009 ワード CH3レンジ1ゼロ 校正濃度
40010 ワード CH3レンジ1スパン校正濃度
40011 ワード CH3レンジ2ゼロ 校正濃度
2/4
40012 ワード CH3レンジ2スパン校正濃度
40013 ワード CH4レンジ1ゼロ 校正濃度
40014 ワード CH4レンジ1スパン校正濃度
2/4
40015 ワード CH4レンジ2ゼロ 校正濃度
40016 ワード CH4レンジ2スパン校正濃度
40017 ワード CH5レンジ1ゼロ 校正濃度
2/4
2/4
40018 ワード CH5レンジ1スパン校正濃度
40019 ワード CH5レンジ2ゼロ 校正濃度
40020 ワード CH5レンジ2スパン校正濃度
4
40021 ワード CH1自動校正スイッチ値
40022 ワード CH2自動校正スイッチ値
40023 ワード CH3自動校正スイッチ値
40024 ワード CH4自動校正スイッチ値
40025 ワード CH5自動校正スイッチ値
40026 ワード CH1ゼロ校正スイッチ
40027 ワード CH2ゼロ校正スイッチ
40028 ワード CH3ゼロ校正スイッチ
40029 ワード CH4ゼロ校正スイッチ
40030 ワード CH5ゼロ校正スイッチ
40031 ワード CH1校正ステート
40032 ワード CH2校正ステート
40033 ワード CH3校正ステート
40034 ワード CH4校正ステート
40035 ワード CH5校正ステート
40036 ワード CH1レンジ1ハイアラーム設定値
40037 ワード CH1レンジ1ロウアラーム設定値
40038 ワード CH1レンジ2ハイアラーム設定値
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
4
4
4
0,1
(0:自動校正しない、
自動校正成分
1:自動校正する)
2/4
2/4
2/4
2/4
4
ゼロ校正動作
0,1
(0:ゼロ校正選択、
1:ゼロ校正一括)
2/4
2/4
2/4
2/4
4
校正レンジ動作
0,1
(0:表示レンジのみ校正、
2/4
2/4
1 :レンジ連動校正)
2/4
2/4
4
0∼9999
アラーム設定
小数点位置は各レンジでの
小数点位置による
2/4
2/4
2/4
40039 ワード CH1レンジ2ロウアラーム設定値
40040 ワード CH2レンジ1ハイアラーム設定値
40041 ワード CH2レンジ1ロウアラーム設定値
2/4
40042 ワード CH2レンジ2ハイアラーム設定値
40043 ワード CH2レンジ2ロウアラーム設定値
40044 ワード CH3レンジ1ハイアラーム設定値
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
−23−
ワードデータ[読出/書込] : ファンクションコード[03H,06H,10H]
ユーザー設定値
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
002CH
002DH
002EH
002FH
0030H
0031H
0032H
0033H
0034H
0035H
0036H
0037H
0038H
0039H
003AH
003BH
003CH
003DH
003EH
003FH
0040H
0041H
0042H
0043H
0044H
0045H
0046H
0047H
0048H
0049H
004AH
004BH
004CH
004DH
004EH
004FH
0050H
0051H
0052H
0053H
0054H
0055H
0056H
0057H
0058H
0059H
005AH
005BH
読出/書込データ
備考
対応パラメータ
使用
機種
40045 ワード CH3レンジ1ロウアラーム設定値
40046 ワード CH3レンジ2ハイアラーム設定値
40047 ワード CH3レンジ2ロウアラーム設定値
2/4
40048 ワード CH4レンジ1ハイアラーム設定値
40049 ワード CH4レンジ1ロウアラーム設定値
40050 ワード CH4レンジ2ハイアラーム設定値
2/4
40051 ワード CH4レンジ2ロウアラーム設定値
40052 ワード CH5レンジ1ハイアラーム設定値
40053 ワード CH5レンジ1ロウアラーム設定値
2/4
40054 ワード CH5レンジ2ハイアラーム設定値
40055 ワード CH5レンジ2ロウアラーム設定値
40056 ワード CH1アラームモード
4
4
2/4
2/4
2/4
2/4
4
4
2/4
0,1,2
40057 ワード CH2アラームモード
40058 ワード CH3アラームモード
40059 ワード CH4アラームモード
(0:上限アラーム、
2/4
1:下限アラーム、
2/4
2:上限or下限)
40060 ワード CH5アラームモード
40061 ワード CH1アラームスイッチ
40062 ワード CH2アラームスイッチ
2/4
4
2/4
0,1
40063 ワード CH3アラームスイッチ
40064 ワード CH4アラームスイッチ
40065 ワード CH5アラームスイッチ
(0:アラームOFF、
2/4
1:アラームON)
2/4
2/4
4
40066 ワード アラームヒステリシス
40067 ワード 自動校正スタート時間(曜日)
40068 ワード 自動校正スタート時間(時間)
0000H∼0014H(0∼20%FS)
00H∼23H(BCDコード)
2/4
40069 ワード 自動校正スタート時間(分)
40070 ワード 自動校正サイクル
40071 ワード 自動校正サイクル単位
00H∼59H(BCDコード)
2/4
40072 ワード 自動校正スイッチ
40073 ワード 自動校正ガス流通時間
40074 ワード キーロックスイッチ
40075 ワード リモートレンジスイッチ
40076 ワード 応答速度1
00H∼06H(日曜∼土曜)
2/4
自動校正設定
2/4
2/4
0,1
(0:時間、1:日)
2/4
0,1
(0:OFF、1:ON)
2/4
2/4
003CH∼0257H(60∼599秒)
0,1
(0:OFF、1:ON)
キーロック
0,1
(0:OFF、1:ON)
リモートレンジ
0000H ∼ 0063H
*①
(0 ∼ 99 秒 ) 応答速度
2/4
2/4
2/4
40077 ワード 応答速度2
40078 ワード 応答速度3
40079 ワード 応答速度4
2/4
40080 ワード 応答速度5
40081 ワード 応答速度6
40082 ワード 応答速度7
40083 ワード 応答速度8
4
40084 ワード O2計応答速度
40085 ワード 第1移動平均時間
40086 ワード 第2移動平均時間
40087 ワード 第3移動平均時間
40088 ワード 第4移動平均時間
40089 ワード 第1移動平均時間単位
40090 ワード 第2移動平均時間単位
40091 ワード 第3移動平均時間単位
40092 ワード 第4移動平均時間単位
2/4
4
4
4
4
2/4
0000H∼003bH
(0∼59分または1∼4時間)
平均時間
2/4
2/4
2/4
4
2/4
0,1
(0:時間
、1:分)
2/4
2/4
4
−24−
ワードデータ[読出/書込] : ファンクションコード[03H,06H,10H]
ユーザー設定値
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
005CH
005DH
0060H
0061H
0062H
0063H
0064H
0065H
0066H
0067H
0068H
0069H
006AH
40093 ワード ホールドスイッチ
40094 ワード 酸素換算基準値
40097 ワード ピークアラームカウント
備考
対応パラメータ
使用
機種
0,1
ホールド
2/4
(0:OFF、1:ON)
01H∼13h(1%∼19%)
酸素換算基準値
2/4
0001H∼0063H(1∼99回)
2/4
40098 ワード ピークアラームヒステリシス
40099 ワード 簡易ゼロ校正スタート(曜日)
40100 ワード 簡易ゼロ校正スタート(時間)
0000H∼0014H(0∼20%FS)
2/4
00H∼23H(BCDコード)
2/4
40101 ワード 簡易ゼロ校正スタート(分)
40102 ワード 簡易ゼロ校正サイクル
40103 ワード 簡易ゼロ校正サイクル単位
00H∼59H(BCDコード)
2/4
40104 ワード 簡易ゼロ校正スイッチ
40105 ワード 簡易ゼロ校正ガス流通時間
40106 ワード CH1レンジ切替設定
006CH
40107 ワード CH2レンジ切替設定
40108 ワード CH3レンジ切替設定
40109 ワード CH4レンジ切替設定
006DH
40110 ワード CH5レンジ切替設定
006BH
読出/書込データ
ワードデータ[書込] :
00H∼06H(日曜∼土曜)
簡易ゼロ校正設定
2/4
2/4
(0:時間、1:日)
2/4
0,1 (0:OFF、1:ON)
003CH∼0257H(60∼599秒)
2/4
2/4
0,1
0,1 (0:レンジ1、1:レンジ2)
レンジ切り換え
2/4
(リモートレンジONの 2/4
場合は切換は無効) 2/4
2/4
4
ファンクションコード[06H]
操作コマンド
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
書込データ
備考
対応パラメータ
使用
機種
07D0H
42001 ワード キー操作コマンド
01H:MODE、02H:よこ、04H:うえ
08H : し た 、 10H : ESC 、 20H :
ENT
40H:ZERO、80H:SPAN
左記値を送ることで、 2/4
キー操作と
同様の動作を実行す
る
07D1H
42002 ワード 画面切替
1 ; 測定画面に戻る
強制的に測定画面に 2/4
移行する
−25−
ワードデータ[読出専用]
: ファンクションコード[04H]
測定値およびステータス
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
0000H
0001H
0002H
0003H
0004H
0005H
0006H
0007H
0008H
0009H
000AH
000BH
000CH
000DH
000EH
000FH
0010H
0011H
0012H
0013H
0014H
0015H
0016H
0017H
0018H
0019H
001AH
001BH
001CH
001DH
001EH
001FH
0020H
0021H
0022H
0023H
0024H
0025H
0026H
0027H
0028H
0029H
002AH
30001 ワード CH1濃度値
30002 ワード CH1小数点位置
30003 ワード CH1測定単位
30004 ワード CH2濃度値
30005 ワード CH2小数点位置
30006 ワード CH2測定単位
30007 ワード CH3濃度値
30008 ワード CH3小数点位置
30009 ワード CH3測定単位
30010 ワード CH4濃度値
30011 ワード CH4小数点位置
30012 ワード CH4測定単位
30013 ワード CH5濃度値
30014 ワード CH5小数点位置
30015 ワード CH5測定単位
30016 ワード CH6濃度値
30017 ワード CH6小数点位置
30018 ワード CH6測定単位
30019 ワード CH7濃度値
30020 ワード CH7小数点位置
30021 ワード CH7測定単位
備考
対応パラメータ
使用
機種
2/4
濃度値:−9999∼9999
2/4
(小数点のない表示相当値)
2/4
2/4
小数点位置:0,1,2,3
2/4
(0;濃度値÷1
2/4
1;濃度値÷10
2/4
2;濃度値÷100
2/4
3;濃度値÷1000)
2/4
測定単位:0,1,2,3
2/4
2/4
(0;vol%
2/4
1;ppm
2/4
2;mg/m3
2/4
3;g/m3)
2/4
2/4
2/4
それぞれ現在の測定状態の値を
2/4
伝送する
2/4
2/4
2/4
30022 ワード CH8濃度値
30023 ワード CH8小数点位置
30024 ワード CH8測定単位
2/4
2/4
30025 ワード CH9濃度値
30026 ワード CH9小数点位置
30027 ワード CH9測定単位
4
30028 ワード CH10濃度値
30029 ワード CH10小数点位置
30030 ワード CH10測定単位
4
30031 ワード CH11濃度値
30032 ワード CH11小数点位置
30033 ワード CH11測定単位
4
30034 ワード CH12濃度値
30035 ワード CH12小数点位置
30036 ワード CH12測定単位
4
4
30037 ワード ピークカウント
30038 ワード CH1現在レンジ
30039 ワード CH2現在レンジ
2/4
4
4
4
4
4
4
4
0∼100 times/hour
2/4
0,1 (0;レンジ1、1;レンジ2)
2/4
2/4
30040 ワード CH3現在レンジ
30041 ワード CH4現在レンジ
30042 ワード CH5現在レンジ
002CH
30043 ワード CH1上下限アラーム
30044 ワード CH2上下限アラーム
30045 ワード CH3上下限アラーム
002DH
002EH
30046 ワード CH4上下限アラーム
30047 ワード CH5上下限アラーム
002BH
読出データ
2/4
2/4
4
0,1,2
現在の
2/4
(0;アラームなし、
アラーム発生状態
2/4
1;上限アラーム
2/4
2;下限アラーム)
2/4
4
−26−
ワードデータ[読出専用]
: ファンクションコード[04H]
測定値およびステータス
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
002FH
0030H
0031H
0032H
0033H
0034H
0035H
0036H
0037H
0038H
0039H
003AH
003BH
003CH
003DH
003EH
003FH
0040H
0041H
0042H
0043H
0044H
0045H
0046H
∼
読出データ
30048 ワード ピークカウントアラーム
30049 ワード 自動(簡易ゼロ)校正中
30050 ワード CH1ゼロ校正中
備考
対応パラメータ
使用
機種
0,1(0;なし、1;アラーム)
2/4
0,1(0;なし、1;校正中)
2/4
0,1(0;なし、1;校正中)
2/4
30051 ワード CH2ゼロ校正中
30052 ワード CH3ゼロ校正中
30053 ワード CH4ゼロ校正中
2/4
30054 ワード CH5ゼロ校正中
30055 ワード CH1スパン校正中
30056 ワード CH2スパン校正中
4
30057 ワード CH3スパン校正中
30058 ワード CH4スパン校正中
30059 ワード CH5スパン校正中
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
2/4
4
30060 ワード 計器異常
30061 ワード 校正異常
30062 ワード 最新エラーNo.
0,1(0;なし、1;エラー)
エラー発生状態
2/4
0,1(0;なし、1;エラー)
エラー発生状態
2/4
-1∼9 (エラーNo.-1)
30063 ワード 最新エラーWEEK
30064 ワード 最新エラーHOUR
30065 ワード 最新エラーMIN
*② エラーログの内容
2/4
0∼6 (日曜∼土曜)
2/4
0∼23(時)
2/4
0∼59(分)
2/4
30066 ワード 最新エラーTARGET
30067 ワード 一つ前のエラーNo.
30068 ワード 一つ前のエラーWEEK
0∼4
2/4
-1∼9 (エラーNo.-1)
2/4
0∼6 (日曜∼土曜)
2/4
30069 ワード 一つ前のエラーHOUR
30070 ワード 一つ前のエラーMIN
30071 ワード 一つ前のエラーTARGET
0∼23(時)
0∼59(分)
2/4
2/4
0∼4
2/4
∼
∼
2/4
2/4
007EH
007FH
0080H
0081H
0082H
0083H
0084H
30127 ワード 最古エラーNo.
30128 ワード 最古エラーWEEK
30129 ワード 最古エラーHOUR
30130 ワード 最古エラーMIN
30131 ワード 最古エラーTARGET
30132 ワード Error1
-1∼9 (エラーNo.-1)
2/4
0∼6 (日曜∼土曜)
2/4
0∼23(時)
2/4
0∼59(分)
2/4
0∼4
2/4
0,1 ( 0 ; な し 、 1 ; エ ラ ー 発 現在の
生)
エラー発生状態
2/4
0086H
30133 ワード Error2
30134 ワード Error3
30135 ワード Error10
0087H
30136 ワード CH1 Error4
0088H
30137 ワード CH1 Error5
30138 ワード CH1 Error6
30139 ワード CH1 Error7
2/4
30140 ワード CH1 Error8
30141 ワード CH1 Error9
2/4
0085H
0089H
008AH
008BH
008CH
∼
∼
2
2
2/4
0,1 ( 0 ; な し 、 1 ; エ ラ ー 発
生)
2/4
2/4
2/4
2/4
∼
−27−
2/4
2/4
ワードデータ[読出専用]
: ファンクションコード[04H]
測定値およびステータス
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
0099H
009AH
009BH
009CH
009DH
009EH
009FH
00A0H
00A1H
00A2H
00A3H
00A4H
00A5H
00A6H
00A7H
∼
00AEH
00AFH
00B0H
00B1H
00B2H
00B3H
00B4H
00B5H
30154 ワード CH4 Error4
30155 ワード CH4 Error5
30156 ワード CH4 Error6
2/4
2/4
2/4
0,1(0;なし、1;エラー発生)
4
4
4
4
0,1(0;なし、1;校正中)
0,1(0;なし、1;ホールド中)
30178 ワード CH5自動ゼロ校正中
30179 ワード CH5自動スパン校正中
30180 ワード CH5ホールド中
30181 ワード 画面情報(1)
0,1(0;なし、1;校正中)
(使用禁止)
(使用禁止)
00BAH
30187
(使用禁止)
00BBH
30188
(使用禁止)
30189 ワード 手動校正チャンネル
30190
(使用禁止)
2/4
2/4
2/4
0,1(0;なし、1;校正中)
30186
2/4
2/4
30175 ワード CH4自動ゼロ校正中
30176 ワード CH4自動スパン校正中
30177 ワード CH4ホールド中
30185
4
4
∼
00B9H
2/4
2/4
30167 ワード CH1自動スパン校正中
30168 ワード CH1ホールド中
∼
使用
機種
2/4
30163 ワード CH5 Error7
30164 ワード CH5 Error8
30165 ワード CH5 Error9
30166 ワード CH1自動ゼロ校正中
00B8H
00BDH
0,1(0;なし、1;エラー発生)
30160 ワード CH5 Error4
30161 ワード CH5 Error5
30162 ワード CH5 Error6
00B7H
00BCH
備考
対応パラメータ
30157 ワード CH4 Error7
30158 ワード CH4 Error8
30159 ワード CH4 Error9
30182 ワード 画面情報(2)
30183 ワード 画面情報(3)
30184
(使用禁止)
00B6H
読出データ
2/4
2/4
0,1(0;なし、1;ホールド中)
2/4
4
4
0,1(0;なし、1;ホールド中)
4
*③
2/4
2/4
2/4
カーソルCH−1
−28−
*④
2/4
ワードデータ[読出専用]
: ファンクションコード[04H]
固定設定値
相対
レジスタ データ メモリー内容
アドレス 番号 タイプ
0425H
0426H
0427H
0428H
0429H
042AH
042BH
042CH
042DH
042EH
042FH
0430H
0431H
0432H
0433H
0434H
0435H
0436H
0437H
0438H
0439H
043AH
043BH
043CH
043DH
043EH
043FH
0440H
0441H
0442H
0443H
31062 ワード CH1レンジ数
31063 ワード CH2レンジ数
31064 ワード CH3レンジ数
31065 ワード CH4レンジ数
31066 ワード CH5レンジ数
31067 ワード CH1レンジ1単位
31068 ワード CH1レンジ2単位
31069 ワード CH2レンジ1単位
31070 ワード CH2レンジ2単位
31071 ワード CH3レンジ1単位
31072 ワード CH3レンジ2単位
31073 ワード CH4レンジ1単位
読出データ
備考
対応パラメータ
1,2
2/4
(1;1レンジ計、2;2レンジ計)
2/4
2/4
2/4
4
0,1,2,3
2/4
(0;vol%
2/4
1;ppm
2/4
2;mg/m3
2/4
3;g/m3)
2/4
2/4
2/4
31074 ワード CH4レンジ2単位
31075 ワード CH5レンジ1単位
31076 ワード CH5レンジ2単位
31077 ワード CH1レンジ1レンジ値
31078 ワード CH1レンジ2レンジ値
31079 ワード CH2レンジ1レンジ値
使用
機種
2/4
4
4
1∼9999
2/4
2/4
2/4
31080 ワード CH2レンジ2レンジ値
31081 ワード CH3レンジ1レンジ値
31082 ワード CH3レンジ2レンジ値
2/4
31083 ワード CH4レンジ1レンジ値
31084 ワード CH4レンジ2レンジ値
31085 ワード CH5レンジ1レンジ値
2/4
2/4
31086 ワード CH5レンジ2レンジ値
31087 ワード CH1レンジ1小数点位置
31088 ワード CH1レンジ2小数点位置
4
31089 ワード CH2レンジ1小数点位置
31090 ワード CH2レンジ2小数点位置
31091 ワード CH3レンジ1小数点位置
2/4
2/4
4
0,1,2,3
2/4
(0;小数点以下なし
2/4
1;小数点以下1桁
2/4
2;小数点以下2桁
2/4
3;小数点以下3桁)
2/4
2/4
0445H
31092 ワード CH3レンジ2小数点位置
31093 ワード CH4レンジ1小数点位置
31094 ワード CH4レンジ2小数点位置
0446H
0447H
31095 ワード CH5レンジ1小数点位置
31096 ワード CH5レンジ2小数点位置
4
4
0444H
2/4
2/4
注1)使用機種 2/4は、2・・・IR200で使用、 4・・・IR400で使用
2または4のみの表示のデータについては、一方の機種では未使用となる。
注2)*①∼*④の内容は7.3節「アドレスマップの補足説明」を参照下さい。
−29−
7.3
アドレスマップの補足説明
*① レジスタ番号 40076∼40083(応答速度 1∼応答速度 8)
応答速度 1∼8 に対応する信号は次の通りです。
・ IR200
応答速度 1
第 1 成分検出器信号
応答速度 2
第 2 成分検出器信号
応答速度 3
第 3 成分検出器信号
応答速度 4∼8
未使用
但し,上記には 02 計のセンサー信号は含まれません。
・ IR400
応答速度 1
第 1 成分測定検出器信号
応答速度 2
第 1 成分干渉補償検出器信号
応答速度 3
第 2 成分測定検出器信号
応答速度 4
第 2 成分干渉補償検出器信号
応答速度 5
第3成分干渉補償検出器信号
応答速度 6
第3成分干渉補償検出器信号
応答速度 7
第4成分干渉補償検出器信号
応答速度 8
第4成分干渉補償検出器信号
但し,上記には 02 計のセンサー信号は含まれません。
*② レジスタ番号 30062∼30131(エラーログ)
エラーログでは過去に発生したエラーを新しいものから順に最大 14 個まで読みとることができ
ます。
内容は,エラーNo.:発生したエラーの番号
格納されている値は,エラー番号から 1 引いた値
エラーWEEK:そのエラー発生した曜日
エラーHOUR:そのエラー発生した時間
エラーMIN:そのエラー発生した分
エラーTARGET:エラーの発生した CH 番号
格納されている値は,CH 番号から 1 引いた値
エラーNo.1,2,3,10 では 0
IR400 の場合は,エラーNo.が 1 の時は発生した光学系の番号-1
−30−
*③ レジスタ番号 30181,30182,30183(画面情報(1),(2),(3))
画面情報は,計器の現在の画面状態を知るための値です。
・ 画面情報(1)の値の内容(各設定画面の状態)
0:測定モード画面(手動校正画面も含む)
1:メニューモード画面
2:レンジ切り換え画面
3:校正設定画面
4:アラーム設定画面
5:自動校正設定画面
6:ピークアラーム設定画面
7:パラメータ設定画面
8:メンテナンスモード画面
9:ファクトリーモード画面
10:簡易ゼロ校正設定画面
・ 画面情報(2)の値の内容(手動校正時の状態)
0:測定モード画面
4:手動ゼロ校正時のチャンネル選択画面
5:手動ゼロ校正時のゼロ校正待機画面
6:手動ゼロ校正時のゼロ校正中画面
7:手動スパン校正時のチャンネル選択画面
8:手動スパン校正時のスパン校正待機画面
9:手動スパン校正時のスパン校正中画面
10:エラー内容表示画面
・ 画面情報(3)の値の内容
測定画面において,どの CH(チャンネル)から表示しているかの値
先頭チャンネル番号から 1 引いた値が格納
*④ レジスタ番号 30189(手動校正チャンネル)
手動校正を実施しているときに,どのチャンネル(成分)にカーソルがあっており,校正を実施
するか知るためのデータ
校正実施チャンネル番号から 1 引いた値が格納
−31−
8.
サンプルプログラム
本章では,PC-9801*1 及び互換機の N88-日本語 BASIC*2 にて動作する,データ読出し/書込みサンプ
ルプログラムを示します。
尚,ここで示すプログラムは,お客様のプログラム作成の際の参考として頂くためであり,全ての動作
を保証するものではありません。
プログラム実行前に,下記要領で通信条件についてご確認下さい。
・通信速度(ボーレート):
MS-DOS*3 の SWITCH コマンド,及び SPEED コマンドで本機にあわせて下さい。
SWITCH コマンド及び SPEED コマンドについては,MS-DOS のリファレンスマニュアルを参照下
さい。
・データ長,ストップビット,パリティ:
本プログラム内で設定します。本機との条件をあわせて下さい。
*1
PC-9801 シリーズは,日本電気株式会社の製品です。
*2
N88-日本語 BASIC は,日本電気株式会社の登録商標です。
*3
MS-DOS は,Microsoft Corporation の登録商標です。
−32−
(a) データ読出し例
動作説明:CH1 測定濃度値を一度に読出します。
(読出し専用領域からの連続ワード読出し)
使用ファンクションコード :04H
読出し開始レジスタ番号
:30001
読出しワード数
:3
1000
1010
1020
1030
1040
1050
1060
1070
1080
1100
1110
1120
1130
1140
1150
1160
1170
1200
1210
1220
1230
1240
1250
1300
1310
1320
1330
1340
1350
1360
1370
1380
1390
1400
1410
1500
1510
1520
1530
1540
1550
1560
1570
1580
1590
1600
1610
1620
1630
1700
1710
1720
'------------------------------------------------------' READ CONTINUOUS WORDS
SAMPLE PROGRAM
'------------------------------------------------------'
' 伝送速度 = 9600bps(MS-DOSのSPEEDコマンド及びSWITCHコマンドで設定)
'
CLS
DIM CC(255)
'
'-------------- 送信データの設定 ----------------------CC(1)=&H01
'ステーションNo.
= 1
CC(2)=&H04
'ファンクションコード = 04H
CC(3)=&H00
'レジスタNo.30001の相対アドレス(0000H)の上位バイト
CC(4)=&H00
'
下位バイト
CC(5)=&H00
'読出しワード数(0003H)の上位バイト
CC(6)=&H03
'
下位バイト
COUNT=6
'
'------------- 送信データのCRCコード計算 -------------GOSUB *CRC.CALC
CC(7)=CRC.L
'CRC演算結果の下位バイト→メッセージでの上位バイト
CC(8)=CRC.H
'CRC演算結果の上位バイト→メッセージでの下位バイト
COUNT=COUNT+2
'
'------------- データ送信 ----------------------------PRINT "送信データ > ";
OPEN "COM1:N81NN" AS #1
'パリティ無しの時 ・・・ "N81NN""
FOR I=1 TO COUNT
PRINT #1,CHR$(CC(I));
'通信ポートに書込み
PRINT RIGHT$("0"+HEX$(CC(I)),2);" "; '画面に表示
NEXT I
'
FOR I=O TO 12000 :NEXT I
'インターバル時間
'
'------------- データ受信 ---------------------------PRINT
LENGTH=LOC(1)
'受信バッファにあるデータ数
IF LENGTH=0 THEN PRINT "No answer" :END
PRINT "受信データ < ";
FOR I=1 TO LENGTH
X$=INPUT$(1,#1)
'受信バッファからデータ取り込み
CC(I)=ASC(X$)
'数値化して格納
PRINT RIGHT$("0"+HEX$(CC(I)),2);" "; '画面に表示
NEXT I
CLOSE #1
COUNT=LENGTH-2
GOSUB *CRC.CALC
'
'------------- 通信エラー確認 ----------------------PRINT
−33−
1730
1740
1750
1760
1770
1780
1790
1800
1810
1900
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
2020
2030
2040
2050
2060
2070
2080
2090
2100
2110
2120
2130
2140
2150
2160
2170
2180
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2210
2220
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3000
3010
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3180
CRC.L$=RIGHT$("0"+HEX$(CRC.L),2)
CRC.H$=RIGHT$("0"+HEX$(CRC.H),2)
PRINT "CRC calculation = ";CRC.L$;" ";CRC.H$
IF CC(LENGTH-1)<>CRC.L THEN GOTO *ER.MESSAGE
IF CC(LENGTH)<>CRC.H THEN GOTO *ER.MESSAGE
GOTO *PRT.RESULT
*ER.MESSAGE
PRINT "Communication error"
END
'
'------------- 結果の表示 --------------------------*PRT.RESULT
PRINT
VALUE=HEX$(CC(4))+RIGHT$("0"+HEX$(CC(5)),2)
DE$=HEX$(CC(6))+RIGHT$("0"+HEX$(CC(7)),2)
UN$=HEX$(CC(8))+RIGHT$("0"+HEX$(CC(9)),2)
'2byte → 1word
'2byte → 1word
'2byte → 1word
Select Case Val("&H"+DE$)
Case 0
CONC=Val("&H"+Value$)/1
Case 1
CONC=Val("&H"+Value$)/10
Case 2
CONC=Val("&H"+Value$)/100
Case 3
CONC=Val("&H"+Value$)/1000
End Select
Select Case Val("&H"+UN$)
Case 0
UNIT="vol%"
Case 1
UNIT="ppm%"
Case 2
UNIT="mg/m3"
Case 3
UNIT="g/m3"
End Select
Print "CH1測定濃度=";CONC;UNIT
END
'
'------------ CRC 計算 -----------------------------*CRC.CALC
'内容はCRC算出フロー参照
CR=&HFFFF
FOR I=1 TO COUNT
CR=CR XOR CC(I)
FOR J=1 TO 8
CT=CR AND &H1
IF CR<0 THEN CH=1 ELSE CH=0:GOTO *CRC.CALC.10
CR=CR AND &H7FFF
*CRC.CALC.10
CR=INT(CR/2)
IF CH=1 THEN CR=CR OR &H4000
IF CT=1 THEN CR=CR XOR &HA001
NEXT J
NEXT I
CRC.L=CR AND &HFF
'CRC計算下位バイト
CRC.H=((CR AND &HFF00)/256 AND &HFF)
'CRC計算上位バイト
RETURN
−34−
(b) データ書込み例
動作説明: 通信経由で CH1 の測定レンジを切換えます。
(単一ワード書込み)
使用ファンクションコード :06H
書込みレジスタ番号
:40106
書込みデータ
:11082(レンジ 1→レンジ 2 へ切換)
1000
1010
1020
1030
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1070
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1340
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1370
1380
1390
1400
1410
1500
1510
1520
1530
1540
1550
1560
1570
1580
1590
1600
1610
1620
1630
1700
1710
1720
'------------------------------------------------------' WRITE 1 WORD
SAMPLE PROGRAM
'------------------------------------------------------'
' 伝送速度 = 9600bps(MS-DOSのSPEEDコマンド及びSWITCHコマンドで設定)
'
CLS
DIM CC(255)
'
'-------------- 送信データの設定 ----------------------CC(1)=&H01
'ステーションNo.
= 1
CC(2)=&H06
'ファンクションコード = 06H
CC(3)=&H00
'レジスタNo.40106の相対アドレス(0069H)の上位バイト
CC(4)=&H69
'
下位バイト
CC(5)=&H00
'書込みワードデータ(0001H)の上位バイト
CC(6)=&H01
'
下位バイト
COUNT=6
'
'------------- 送信データのCRCコード計算 -------------GOSUB *CRC.CALC
CC(7)=CRC.L
'CRC演算結果の下位バイト→メッセージでの上位バイト
CC(8)=CRC.H
'CRC演算結果の上位バイト→メッセージでの下位バイト
COUNT=COUNT+2
'
'------------- データ送信 ----------------------------PRINT "送信データ > ";
OPEN "COM1:N81NN" AS #1
'パリティ無しの時 ・・・ "N81NN "
FOR I=1 TO COUNT
PRINT #1,CHR$(CC(I));
'通信ポートに書込み
PRINT RIGHT$("0"+HEX$(CC(I)),2);" "; '画面に表示
NEXT I
'
FOR I=O TO 12000 :NEXT I
'インターバル時間
'
'------------- データ受信 ---------------------------PRINT
LENGTH=LOC(1)
'受信バッファにあるデータ数
IF LENGTH=0 THEN PRINT "No answer" :END
PRINT "受信データ < ";
FOR I=1 TO LENGTH
X$=INPUT$(1,#1)
'受信バッファからデータ取り込み
CC(I)=ASC(X$)
'数値化して格納
PRINT RIGHT$("0"+HEX$(CC(I)),2);" "; '画面に表示
NEXT I
CLOSE #1
COUNT=LENGTH-2
GOSUB *CRC.CALC
'
'------------- 通信エラー確認 ----------------------PRINT
−35−
1730
1740
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1790
1800
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CRC.L$=RIGHT$("0"+HEX$(CRC.L),2)
CRC.H$=RIGHT$("0"+HEX$(CRC.H),2)
PRINT "CRC calculation = ";CRC.L$;" ";CRC.H$
IF CC(LENGTH-1)<>CRC.L THEN GOTO *ER.MESSAGE
IF CC(LENGTH)<>CRC.H THEN GOTO *ER.MESSAGE
GOTO *PRT.RESULT
*ER.MESSAGE
PRINT "Communication error"
END
'
'------------- 結果の表示 --------------------------*PRT.RESULT
PRINT
PRINT "レンジ切換完了"
END
'
'------------ CRC 計算 -----------------------------*CRC.CALC
'内容はCRC算出フロー参照
CR=&HFFFF
FOR I=1 TO COUNT
CR=CR XOR CC(I)
FOR J=1 TO 8
CT=CR AND &H1
IF CR<0 THEN CH=1 ELSE CH=0:GOTO *CRC.CALC.10
CR=CR AND &H7FFF
*CRC.CALC.10
CR=INT(CR/2)
IF CH=1 THEN CR=CR OR &H4000
IF CT=1 THEN CR=CR XOR &HA001
NEXT J
NEXT I
CRC.L=CR AND &HFF
'CRC計算下位バイト
CRC.H=((CR AND &HFF00)/256 AND &HFF)
'CRC計算上位バイト
RETURN
−36−
9.
トラブルシューティング
通信ができない場合,下記の項目をご確認下さい。
□
通信に関連する全ての機器の電源は入っていますか?
□
結線に間違いはありませんか?
□
接続台数,接続距離は仕様の範囲ですか?
□
マスタ(上位コンピュータ) と スレーブ(本機)間で通信条件の設定は一致していますか?
□
□
通信速度
: 9600bps
□
データ長
: 8 ビット
□
ストップビット : 1 ビット
□
パリティ
: なし(none)
送受信信号のタイミングは,本書 5.6 項を満たしていますか?
□ マスタから送信先として指定しているステーション No.と,接続されている本機のステーション No.
設定は一致していますか?
□
同一の伝送ライン上に接続された機器同士で同じステーション No.を設定していませんか?
□
本機のステーション No.設定が 0 以外になっていますか?
0 の場合は通信機能は働きません。
−37−
◆ 取扱説明書 改版履歴
資料名称:IR200/IR400 赤外線ガス分析計通信機能(MODBUS)
資料番号:IM 11G02P01-01
版
初版
改版日付
'2002年7月
変更箇所
新規発行
User's
Manual
補 遺 票
IR200/IR400 赤外線ガス分析計
通信機能(MODBUS)
このたびは,「IR200/IR400 赤外線ガス分析計 通信機能 (MODBUS)」をご採用いただき,誠にありがとうご
ざいます。
製品に添付致しました取扱説明書「IM 11G02P01-01 初版」に一部訂正がありましたので,下記の部分をお差
し替えの上,ご使用いただきたくお願い申しあげます。
<記>
★P-iii 「◆ 納入後の保証について」の記述を変更
以上
© Copyright 2002. 1st Edition : May 2012 (YK)
IM 11G02P01-01
2002.07
初版
◆ 納入後の保証について
■ 当該製品を無断で改造することは固くお断りします。
■ 保証の期間は,ご購入時に当社よりお出しした見積書に記載された期間とします。保証サービ
スは,当社の規定に従い対処致します。当社が定める地域以外における出張修理対象製品の修
理の場合は,保証期間中においても技術者派遣費が有料となります。
■ 保証期間内に,当社納入品に当社の責任による故障を生じた場合には,故障が生じた納入品
を,当社指定の販売窓口または最寄のサービス事業所にお持込みいただくか,お送りくださ
い。その納入品の故障部分の交換,または修理を行い,返送させていただきます。
●故障が生じた納入品のお持込み,またはお送りいただく際には,本計器の形名・計器番号をご明示
のうえ,不具合の内容および経過などについて具体的にご連絡ください。略図やデータなどを添え
ていただければ幸いです。
●新品交換の際は,修理レポートは添付いたしません。
■ 次のような場合には,保証期間内でも修理が有料となります。
●取扱説明書などに記載されている保証対象外部品の故障の場合。
●当社が供給していないソフトウェア,ハードウェア,または補用品の使用による故障の場合。
●お客様の不適当なまたは不十分な保守による場合。
●当社が認めていない改造,酷使,誤使用または誤操作による故障の場合。
●納入後の移設が不適切であったための故障または損害の場合。
●指定外の電源(電圧,周波数)使用または電源の異常による故障の場合。
●当社が定めた設置場所基準に適合しない場所での使用,および設置場所の不適当な保守による故障の
場合。
●火災,地震,風水害,落雷,騒動,暴動,戦争行為,放射線汚染,およびその他天災地変などの不可
抗力的事故による故障の場合。
■ 当社で取り扱う製品は,ご需要先の特定目的に関する整合性の保証はいたしかねます。また,
そこから生じる直接的,間接的損害に対しても責任を負いかねます。
■ 当社で取り扱う製品を組み込みあるいは転売される場含は,最終需要先における直接的,間接
的損害に対しては責任を負いかねます。
5 年間とさせていただきます。
■ 製品の保守,修理用部品の供給期間は,その製品の製造中止後
製品の保守,修理用部品の供給期間は,その製品の製造中止後5
本製品の修理については取扱説明書に記載されている最寄のサービス事業所もしくはお買い求め先当
社指定販売窓口へご相談ください。
IM 11G02P01-01
iii
Was this manual useful for you? yes no
Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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