ZR202G    直接挿入形 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計

ZR202G    直接挿入形 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計
User's
Manual
ZR202G
一体型ジルコニア式
酸素濃度計/高温湿度計
IM 11M12A01-04
IM 11M12A01-04
8版
i
はじめに
この度は ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計をご採用いただきまし
て、ありがとうございます。
ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計の性能を十分発揮させるため、使
用する前に取扱説明書を必ずお読みください。
関連するドキュメントは以下のとおりです。
一般仕様書
ドキュメント名
ZR202G 直接挿入形一体型ジルコニア式酸素濃度計
ZR202G 直接挿入形一体型ジルコニア式高温湿度計
ドキュメント番号
GS 11M12A02-04
GS 11M12A02-05
備考
取扱説明書
ドキュメント名
ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計
EXAxt ZR シリーズ HART 通信
ドキュメント番号
備考
IM 11M12A01-04
(本書)
IM 11M12A01-51
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計は、通常は酸素濃度計ですが、付加コード /
HS(湿度計設定)を選択した場合は、高温湿度計になります。
本書内では、酸素濃度計を主として記載しています。特に「高温湿度計の場合は」など
の記載がない場合は、酸素濃度計と同じになります。
<ジルコニア式酸素濃度計>は、燃焼管理を必要とするあらゆる分野のプロセスにおい
て、燃焼状態のモニタリングやコントロールを目的に使用される酸素濃度計です。また、
<ジルコニア式高温湿度計>は、湿度管理を必要とするあらゆる分野のプロセスにおい
て、湿度のモニタリングやコントロールを目的に使用される湿度計です。
<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>の検出器にはさまざまな種類があるう
え、最適な測定を行うための補助用品も準備されています。また、校正を自動化するた
めの機器類も、いろいろと揃っています。
このように、<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>には数多くの機器類が準備
してあります。したがって、<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>をご使用に
なる場合は、これら機器群の中から用途に合ったものを選択して、最適な測定システム
を構築することができます。
この取扱説明書は、<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>を構成する機器の
設置方法、運転方法、点検・保守方法など、取扱いに関するすべてを説明したものです。
ご使用になっていない機器やシステムについての説明も出てきます。
この取扱説明書をご覧になるときは、このことをご承知おきくださいますようお願い
いたします。分離型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計については、別途発行の IM
11M12A01-02 を参照してください。
<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>の性能を十分に発揮させるため、ご使用
になっている機器およびシステムに関しての記載部分は、機器を取り扱う前に一通りお
読みくださいますようお願いいたします。
Media No. IM 11M12A01-04
8th Edition : Feb. 2016 (YK)
All Rights Reserved. Copyright © 2000, Yokogawa Electric Corporation
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
ii
なお、この取扱説明書に記載されている機器の種類と記載項目は、次のとおりです。
本取扱説明書に記載してある機器群とその記載内容
形 名
製 品 名 称
ZR202G
ZO21R-L
ZH21B
ZA8F
ZR20H
-
-
-
-
ZO21S
一体型ジルコニア式酸素濃度計
プローブプロテクタ
ダストプロテクタ(高温湿度計の場合のみ)
流量設定器(手動校正用)
自動校正ユニット
校正ガスユニットケース(部品番号:E7044KF)
チェックバルブ(部品番号:K9292DN、 K9292DS)
ダスト除去フィルタ(部品番号:K9471UA)
ダストガードプロテクタ
スタンダードガスユニット
取扱説明書の記載項目
仕様 設置 運転 保守 CMPL
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
また、この取扱説明書は、次のような構成になっています。記載内容の概要と、「 設置 」、
「 運転 」 および 「 保守 」 の各作業別に参照する章を示しますので、参考にしてください。
本取扱説明書の「章」構成と記載内容の概要および作業別参照項目
章
概 略 内 容
<ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>の機器類と、そ
れらを使用したシステムの構成例が示してあります。
各機器ごとに、標準仕様、形名およびコード(または部品
2. 仕 様
番号)
、外形図が示してあります。
3. 設 置
各機器ごとに、設置要領などが示してあります。
3 つの標準的なシステム構成を例に、それらにおける配管
4. 配 管
の要領が示してあります。
「電源用配線」
、
「出力信号用配線」といった系統ごとに、配
5. 配 線
線の要領が示してあります。
各部の名称と機 この説明書で説明される主要機器の各部名称と概略機能が
6.
能
示してあります。
EXAxt ZR を運転状態に持っていくための基本的な手順が示
7. スタートアップ してあります。7 章を見れば、一応の運転状態にすること
ができます。
運転データの詳 変換器のキー操作と表示に関することが、詳細に示してあ
8.
細設定
ります。
9. 校 正
必要に応じて随時行う校正の手順などが示してあります。
10. その他の機能
パネルから操作するその他の機能が示してあります。
EXAxt ZR の性能を維持するための点検項目や劣化した部品
11. 点検および保守
の交換要領が示してあります。
トラブルシュー 異常が生じたときの対策や、万一故障した場合の処置方法
12.
ティング
が示してあります。
破損したときなどに使用者が独自に交換を行うことのでき
CMPL
(パーツリスト )
る部品が、各機器ごとに示してあります。
1.
概 要
作業別参照項目
設置 運転 保守
○
△
○
◎
○
○
◎
△
◎
△
◎
△
△
○
○
◎
△
○
△
○
○
△
△
○
◎
△
◎
△
○
◎: よく読んで十分に理解したうえで作業を行ってください。
○: 実作業の前に一度は目を通してください。また、必要なときに参照ください。
△: お読みになることをおすすめします。
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8th Edition : 2016.02.19-00
iii
注意
本器のセンサは、セラミック(ジルコニア素子)製ですので、衝撃や熱ショックで破損
することがあります。
検出器の取扱や設置場所には十分ご注意ください。
・ 検出器を取り付けるとき、センサ部(プローブ先端)に衝撃を与えないようにご注
意ください。
・ 検出器のプローブ(センサ部)に直接水滴が当たらない場所に設置してください。
・ 校正ガス配管に漏れがある場合、測定ガス中の水分が校正ガス配管に溜まる場合が
あります。この状態で校正ガスを流すと、
センサ内に水分が入りセンサが破損します。
校正ガス配管の施工後は漏れ検査を十分に行ってください。
・ 検出器(特に先端)は高温になります。必ず手袋をして扱ってください。やけどの
危険があります。
警告
・ 製品を誤って落とし、人体を損傷することのないよう十分ご注意ください。
・ 配線接続にあたっては、供給側の電圧が本計器の定格電圧に合っていることを確認
してから電源コードを接続してください。また、接続の際には電源コードに電圧が
かかっていないことを確認してください。
・ プロセスガスが人体に有害な物質の場合は、メンテナンスなどで本計器をプロセス
ラインから取り外した後も慎重に取扱い、残留ガスの吸入などのないよう十分ご注
意ください。
● 仕様の確認
機器がお手元に届いたら、丁寧に開梱し、輸送時の損傷がないことを点検ください。念
のため、ご指定通りの仕様であること、付属品に不足のないことを確認してください。
仕様の確認は、ネームプレートに記載してある形名コードで行います。形名コードは、2
章 仕様をご参照ください。
● 運転パラメータの検討
入手したままの状態で作動させたとき、本製品は、工場出荷時に設定された運転パラメー
タ(初期データ)による動作をします。
測定を開始する前に、
初期データが運転条件に適合しているか確認してください。そして、
必要があれば、ご希望の動作をするように設定し直してください。
設定データの検討には、7 章~ 10 章をご参照ください。
運転パラメータを設定し直した場合は、変更データをメモしておくことをお奨めします。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
iv
安全に使用するための注意事項
■本製品の保護・安全および改造に関する注意
・ 本製品および本製品で制御するシステムの保護・安全のため、本製品を取り扱う際は、
説明書に記載されている安全に関する指示事項に従ってください。なお、これらの
指示事項に反する扱いをされた場合、当社は安全性の保証をいたしかねます。
・ この説明書で指定していない方法で使用すると、本機器の保護機能が損なわれるこ
とがあります。
・ 本製品および本製品で制御するシステムに対する保護・安全回路を設置する場合は、
本製品外部に別途用意するようお願いいたします。
・ 本製品の部品や消耗品を交換する場合は、必ず当社の指定品を使用してください。
・ 本製品を改造することは固くお断りいたします。
・ 当該製品および本書には、安全に関する以下のような警告シンボルマークとシグナ
ルワード、またはシグナルワードを使用しています。
警告
製品への表示は、取扱者および機器を重大な事故から保護するために、取扱説明書
を必ず参照する必要がある場所に貼付しています。
また、取扱説明書への記載の場合、感電事故など、取扱者の生命や身体に危険が及
ぶ恐れがある場合(同時に機器を損傷することもあります)
、その危険を回避する
ための注意事項を記述してあります。
注意
製品への表示は、取扱者および機器を事故から保護するために、取扱説明書を必ず
参照する必要がある場所に貼付しています。
また、取扱説明書への記載の場合、取扱者に対し、軽傷事故が発生する恐れがある
場合、または機器を損傷する恐れがある場合に、その危険を回避するための注意事
項を記述してあります。
以下のシグナルワードやシンボルマークは、取扱説明書にのみ使用しています。
注意
ソフトウェアやハードウェアを損傷したり、システムトラブルになる恐れがある場
合に、注意すべきことがらを記述してあります。
注記
操作や機能を知る上で、注意すべきことがらを記述してあります。
保護接地端子を示します。
機能接地端子を示します。本端子を保護接地端子として使用しないでください。
■本製品の免責について
・ 当社は、保証条項に定める場合を除き、本製品に関してどのような保証も行いません。
・ 本製品のご使用により、お客様または第三者が損害を被った場合、あるいは当社の
予測できない本製品の欠陥などのため、お客様または第三者が被った損害およびど
のような間接的損害に対しても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
v
■説明書に対する注意
・ 説明書は、最終ユーザまでお届けいただき、最終ユーザがお手元に保管して随時参
照できるようにしていただきますようお願いします。
・ 本製品の操作は、説明書をよく読んで内容を理解したのちに行ってください。
・ 説明書は、本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり、お客様の特定目的に
適合することを保証するものではありません。
・ 説明書の内容の一部または全部を、無断で転載、複製することは固くお断りいたし
ます。
・ 説明書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
・ 説明書の内容について、もしご不審な点や誤り、記載もれなどお気付きのことがあ
りましたら、当社の説明書作成部署、当社の営業、またはお買い求め先代理店まで
ご連絡ください。
■図の表記について
説明書に記載されている図では、説明の都合により、強調や簡略化、または一部を省略
していることがあります。
説明書中の画面は、機能理解や操作監視に支障を与えない範囲で、実際の表示と表示位
置や文字(大/小文字など)が異なる場合があります。また、表示されている内容が「表
示例」の場合があります。
説明書に記載されている図では、酸素濃度計の例を主に示しています。高温湿度計の場
合は、単位などの表記が異なる場合があります。適宜読み替えてください。
■欧州認定代理人
横河ヨーロッパ(Yokogawa Europe B.V. Euroweg 2, 3825 HD Amersfoort, The Netherlands)
は、欧州経済領域における本製品の認定代理人です。
■商標
・ 本文中に使われている会社名・商品名は、各社の登録商標または商標です。
・ 本文中の各社の登録商標または商標には、TM、® マークは表示しておりません。
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8th Edition : 2016.02.19-00
vi
■本取扱説明書で使用する固有の表記について
本取扱説明書では、操作キーや表示部に表示される内容、製品に表記されている内容を
本文中などで具体的に説明する場合は、原則として次のように表します。
● 操作キー、表示部の表示内容
「 」で示します。
(例:
「MODE」キー)
(例:メッセージ表示→「BASE-L」
、例:データ表
示→「102」
(点灯状態)
、
「102」
(点滅状態)
)
● 点滅状態の図示
薄い色で表します。
(点滅状態)
、
(点灯状態)
● LCD表示文字の説明は以下の表に対応しています。
アルファベット
記号
表示記号
アルファベット
記号
表示記号
数値記号
A
N
0
B
O
1
C
P
2
D
Q
3
E
R
4
F
S
5
G
T
6
H
U
7
I
V
8
J
W
9
K
X
L
Y
M
Z
表示記号
無し
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
目次 -1
ZR202G
一体型ジルコニア式
酸素濃度計/高温湿度計
IM 11M12A01-04 8 版
目次
はじめに................................................................................................................ i
安全に使用するための注意事項........................................................................ iv
1.
2.
3.
4.
概要..........................................................................................................1-1
1.1
< EXAxt ZR >システム構成例.........................................................................1-1
1.2
< EXAxt ZR >システムを構成する機器群......................................................1-3
1.1.1
1.1.2
1.1.3
システム構成例 1........................................................................................................1-1
システム構成例 2........................................................................................................1-2
システム構成例 3........................................................................................................1-2
1.2.1
1.2.2
機器の種類と適合システム......................................................................................1-3
酸素濃度計と補助用品..............................................................................................1-4
仕様..........................................................................................................2-1
2.1
総合仕様.............................................................................................................2-1
2.2
流量設定器 ZA8F および自動校正ユニット ZR20H.......................................... 2-11
2.3
2.4
スタンダードガスユニット ZO21S................................................................2-15
その他の用品...................................................................................................2-16
2.1.1
2.1.2
2.1.3
2.1.4
標準仕様........................................................................................................................2-1
ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計.............................................................2-2
ZO21R-L プローブプロテクタ.................................................................................2-9
ダストプロテクタ ZH21B.......................................................................................2-10
2.2.1
2.2.2
流量設定器 ZA8F.......................................................................................................2-11
自動校正ユニット ZR20H.......................................................................................2-13
2.4.1
2.4.2
2.4.3
2.4.4
2.4.5
2.4.6
2.4.7
2.4.8
2.4.9
ダスト除去フィルタ(部品番号:K9471UA)
...................................................2-16
ダストガードプロテクタ(部品番号:K9471UC)
...........................................2-17
ストップバルブ(部品番号:L9852CB または G7016XH)
............................2-17
チェックバルブ(部品番号:K9292DN または K9292DS)
. ..........................2-18
エアセット..................................................................................................................2-18
ゼロガス封入ボンベ(部品番号:G7001ZC)
. ..................................................2-20
ボンベ用減圧弁(部品番号:G7013XF または G7014XF)
............................2-20
校正ガスユニットケース(部品番号:E7044KF)
............................................2-21
ヒータアセンブリ ZR202A..................................................................................2-22
設置..........................................................................................................3-1
3.1
ZR202G 酸素濃度計の設置...............................................................................3-1
3.2
3.3
3.4
3.5
ZA8F 流量設定器の設置....................................................................................3-5
ZR20H 自動校正ユニットの設置......................................................................3-7
校正ガスユニットケース(E7044KF)の設置................................................3-8
絶縁抵抗テストについて..................................................................................3-9
3.1.1
3.1.2
3.1.3
3.1.4
プローブ挿入口の施工..............................................................................................3-1
検出器の取付け...........................................................................................................3-2
ダスト除去フィルタ(K9471UA)等の取付け...................................................3-3
ダストプロテクタ ZH21B の取付け.......................................................................3-5
配管..........................................................................................................4-1
4.1
システム構成例 1 の配管..................................................................................4-1
4.1.1
4.1.2
システム構成例 1 における配管用品.....................................................................4-2
校正ガス入口への配管..............................................................................................4-2
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
目次 -2
4.2
4.3
4.4
5.
4.1.3
比較ガス入口への配管..............................................................................................4-2
4.2.1
4.2.2
4.2.3
システム構成例 2 における配管用品.....................................................................4-3
校正ガス入口への配管..............................................................................................4-3
比較ガス入口への配管..............................................................................................4-4
4.4.1
4.4.2
4.4.3
圧力補正式検出器を用いたシステムにおける配管用品...................................4-8
校正ガス配管の要領...................................................................................................4-8
比較ガス配管の要領...................................................................................................4-8
システム構成例 2 の配管..................................................................................4-3
システム構成例 3 の配管..................................................................................4-4
圧力補正式検出器を用いたシステムの配管....................................................4-6
配線..........................................................................................................5-1
5.1
配線の概要.........................................................................................................5-1
5.2
アナログ出力用配線..........................................................................................5-3
5.3
電源、接地配線..................................................................................................5-4
5.4
接点出力用配線..................................................................................................5-5
5.5
接点入力用配線..................................................................................................5-5
5.1.1
5.1.2
5.1.3
変換器の外部配線接続端子......................................................................................5-2
配線の種類....................................................................................................................5-2
ケーブルグランドの取付け......................................................................................5-3
5.2.1
5.2.2 ケーブルの仕様...........................................................................................................5-4
配線の要領....................................................................................................................5-4
5.3.1
5.3.2
電源用配線....................................................................................................................5-4
接地配線........................................................................................................................5-5
5.4.1
5.4.2
ケーブルの仕様...........................................................................................................5-5
配線の要領....................................................................................................................5-5
5.5.1
5.5.2
ケーブルの仕様...........................................................................................................5-6
配線の要領....................................................................................................................5-6
6.
各部の名称と機能...................................................................................6-1
7.
スタートアップ.......................................................................................7-1
6.1
6.2
ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計..................................6-1
ZA8F 流量設定器 、ZR20H 自動校正ユニット..................................................6-2
7.1
7.2
7.3
7.4
配管、配線の確認..............................................................................................7-1
バルブ類のセット..............................................................................................7-2
変換器への電源供給..........................................................................................7-2
赤外線スイッチの操作......................................................................................7-2
7.5
7.6
7.7
機種設定の確認..................................................................................................7-8
測定ガスの選択..................................................................................................7-9
出力レンジの設定..............................................................................................7-9
7.8
表示項目の設定................................................................................................7-12
7.9
7.10
電流ループチェック........................................................................................7-13
接点チェック...................................................................................................7-14
7.11
校正...................................................................................................................7-16
7.4.1
7.4.2
7.4.3
7.4.4
7.4.5
画面とスイッチ...........................................................................................................7-2
画面の構成....................................................................................................................7-4
パラメータコード選択画面への入り方.................................................................7-5
パラメータコードの選択方法..................................................................................7-6
設定値の変更方法.......................................................................................................7-6
7.7.1
7.7.2
7.7.3
酸素計 最小(4 mA 点 )、最大(20 mA 点)の設定......................................7-9
湿度計 アナログ出力項目の設定.......................................................................7-11
湿度計 最小(4mA 点)
、最大(20mA 点)の設定......................................7-11
7.8.1
7.8.2
酸素計 表示項目の設定........................................................................................7-12
湿度計 表示項目の設定........................................................................................7-13
7.10.1 接点出力のチェック.................................................................................................7-14
7.10.2 校正接点出力.............................................................................................................7-15
7.10.3 接点入力......................................................................................................................7-16
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
目次 -3
7.11.1 校正の設定..................................................................................................................7-17
7.11.2 手動校正の実施.........................................................................................................7-19
8.
9.
運転データの詳細設定............................................................................8-1
8.1
電流出力の設定..................................................................................................8-1
8.2
出力ホールドの設定..........................................................................................8-5
8.3
警報の設定.........................................................................................................8-7
8.4
接点出力の設定................................................................................................8-10
8.5
接点入力の設定................................................................................................8-12
8.6
その他の設定...................................................................................................8-14
8.1.1
8.1.2
8.1.3
8.1.4
8.1.5
8.1.6
8.1.7
8.1.8
酸素計 出力レンジの設定......................................................................................8-1
湿度計 出力レンジの設定......................................................................................8-1
酸素計 最小(4 mA 点 )、最大(20 mA 点)の設定......................................8-2
湿度計_最小(4mA 点 )、最大(20mA 点)の設定........................................8-2
入力範囲について.......................................................................................................8-2
出力スムージング係数の入力..................................................................................8-4
出力モードの選択.......................................................................................................8-4
初期値............................................................................................................................8-5
8.2.1
8.2.2
8.2.3
8.2.4
本器の状態の定義.......................................................................................................8-5
出力ホールド値の優先順位......................................................................................8-7
出力ホールドの設定...................................................................................................8-7
初期値............................................................................................................................8-7
8.3.1
8.3.2
8.3.3
8.3.4
警報値について...........................................................................................................8-8
警報の出力動作について..........................................................................................8-8
警報の設定方法...........................................................................................................8-9
初期値..........................................................................................................................8-10
8.4.1
8.4.2
8.4.3
接点出力について.....................................................................................................8-10
接点出力の設定方法.................................................................................................8-11
初期値..........................................................................................................................8-12
8.5.1
8.5.2
8.5.3
接点入力の機能.........................................................................................................8-12
接点入力の設定方法.................................................................................................8-13
初期値..........................................................................................................................8-13
8.6.1
8.6.2
8.6.3
8.6.4
8.6.5
日付、時刻の設定.....................................................................................................8-14
平均値/最大最小値の監視時間の設定...............................................................8-15
燃料の設定..................................................................................................................8-15
測定ガスの温度と圧力の設定................................................................................8-19
パージングの設定.....................................................................................................8-20
校正..........................................................................................................9-1
9.1
校正の概要.........................................................................................................9-1
9.2
校正の設定.........................................................................................................9-6
9.3
校正の実行.........................................................................................................9-9
9.1.1
9.1.2
9.1.3
9.1.4
9.1.5
ジルコニア式酸素濃度計の測定原理.....................................................................9-1
ジルコニア式湿度計の測定原理.............................................................................9-2
校正用ガス....................................................................................................................9-4
補正................................................................................................................................9-5
校正時に測定されるセンサ特性データ.................................................................9-6
9.2.1
9.2.2
9.2.3
9.2.4
9.2.5
モード............................................................................................................................9-6
校正の手順....................................................................................................................9-7
ゼロガスの濃度...........................................................................................................9-7
スパンガスの濃度.......................................................................................................9-7
校正時間の設定...........................................................................................................9-7
9.3.1
9.3.2
9.3.3
手動校正........................................................................................................................9-9
半自動校正....................................................................................................................9-9
自動校正......................................................................................................................9-10
10. その他の機能........................................................................................ 10-1
10.1
詳細表示...........................................................................................................10-1
10.1.1 酸素濃度......................................................................................................................10-2
10.1.2 水分量..........................................................................................................................10-2
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目次 -4
10.1.3
10.1.4
10.1.5
10.1.6
10.1.7
10.1.8
10.1.9
10.1.10
10.1.11
10.1.12
10.1.13
10.1.14
10.1.15
10.1.16
10.1.17
10.1.18
10.1.19
10.1.20
10.1.21
10.1.22
10.1.23
10.1.24
10.1.25
10.1.26
混合比..........................................................................................................................10-2
相対湿度......................................................................................................................10-2
露点..............................................................................................................................10-2
空気比..........................................................................................................................10-3
セル温度......................................................................................................................10-3
測定ガス温度.............................................................................................................10-3
冷接点温度..................................................................................................................10-3
燃焼排ガス中の水分量............................................................................................10-3
セル起電力..................................................................................................................10-3
熱電対起電力.............................................................................................................10-4
冷接点電圧..................................................................................................................10-4
出力電流値..................................................................................................................10-4
セル応答時間.............................................................................................................10-4
セル内部抵抗.............................................................................................................10-4
セル健康度..................................................................................................................10-5
ヒータ ON 時間率.....................................................................................................10-5
酸素濃度(時定数付き)
、水分量(時定数付き)
、混合比(時定数付き)
. 10-5
酸素濃度最大、水分量最大、混合比最大...........................................................10-5
酸素濃度最小、水分量最小、混合比最小...........................................................10-5
酸素濃度平均、水分量平均、混合比平均...........................................................10-5
スパン点補正率、ゼロ点補正率...........................................................................10-5
校正時間の履歴.........................................................................................................10-6
時刻..............................................................................................................................10-6
ソフト Rev..................................................................................................................10-6
10.2
10.3
10.4
10.5
運転データの初期化........................................................................................10-6
初期化実行の手順............................................................................................10-7
リセット...........................................................................................................10-8
ZO21S スタンダードガスユニットの取扱い方法........................................ 10-18
10.6
ZA8F 流量設定器のバルブ操作方法............................................................ 10-21
10.5.1 スタンダードガスユニット各部の名称と機能............................................... 10-19
10.5.2 缶ボンベの装填...................................................................................................... 10-19
10.5.3 校正ガスの流し方.................................................................................................. 10-20
10.6.1
10.6.2
10.6.3
10.6.4
校正実施時の準備.................................................................................................. 10-21
スパンガス流量設定バルブの操作.................................................................... 10-22
ゼロガス流量設定バルブの操作........................................................................ 10-22
校正終了時の処置.................................................................................................. 10-22
11. 点検および保守.................................................................................... 11-1
11.1
検出器の点検・保守........................................................................................11-1
11.2
11.3
変換器の点検・保守........................................................................................11-7
ZR20H 自動校正ユニットの流量計交換.........................................................11-9
11.1.1
11.1.2
11.1.3
11.1.4
11.1.5
11.1.6
校正ガス導管の掃除.................................................................................................11-1
センサアセンブリの交換........................................................................................11-2
ヒータアセンブリの交換........................................................................................11-4
ダスト除去フィルタの交換要領...........................................................................11-6
O リングの交換.........................................................................................................11-6
運転の停止と再開.....................................................................................................11-7
12. トラブルシューティング..................................................................... 12-1
12.1
エラー(異常)が発生したときの表示と処置..............................................12-1
12.2
警報(アラーム)が発生したときの表示と処置........................................... 12-3
12.3
測定値が異常を示す場合の処置.....................................................................12-7
12.1.1 エラー(異常)とは.................................................................................................12-1
12.1.2 エラー発生時の処置.................................................................................................12-1
12.2.1 警報(アラーム)とは............................................................................................12-3
12.2.2 警報発生時の処置.....................................................................................................12-4
12.3.1 測定値が実際より高め(湿度計の場合は低め)の値を示す..........................12-7
12.3.2 測定値が実際より低め(湿度計の場合は高め)の値を示す..........................12-8
12.3.3 測定値がときどき異常な値を示す.......................................................................12-8
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目次 -5
Customer Maintenance Parts List..................................CMPL 11M12A01-04E
Customer Maintenance Parts List .................................CMPL 11M12A01-12E
Customer Maintenance Parts List......................................CMPL 11M3D1-01E
取扱説明書 改訂情報......................................................................................... i
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< 1. 概要>
1-1
1. 概要
<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>は、鉄鋼、電力、石油・石油化学、窯業、
紙・パルプ、食品、繊維などのエネルギー消費の大きな産業界を始めとし、ゴミ焼却炉
や中・小ボイラなど各種の燃焼設備で、燃焼管理・制御用として広範囲に使用されており、
省エネルギーの面で大きな成果をあげています。また、酸素濃度管理・制御により完全
燃焼を行い、CO2 の削減、SOx、NOx の低減を図り地球温暖化防止・大気汚染防止など地
球環境保全にも貢献しています。
<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>は、検出器と変換器が一体化された構造
になっています。サンプリング装置を全く必要とせず、検出器をそのまま煙道炉壁に取
り付けて、700℃までの煙道排ガス中の酸素濃度を測定できます。
<一体型ジルコニア式高温湿度計>は、高温空気中の湿度を連続的に測定するもので、
蒸気や電熱を熱源とする乾燥機などに使用されます。各種工業の乾燥機や加湿機などの
湿度の管理・制御に最適で、生産性向上に大きな成果を上げることができます。
検出器部は、高信頼性ジルコニアセンサを採用し、現場でヒータアセンブリを一式交換
することが可能です。変換器部は光スイッチを採用し蓋を開けずに現場で操作すること
ができます。校正は、
自動で行うことができ、
完全自動化のための自動校正ユニットも揃っ
ています。したがって、用途に合った機器を選択することにより、最適なシステムが構
築できます。
この章では、代表的な例を挙げて、システム構成について説明いたします。
1.1
<EXAxt ZR>システム構成例
システムの構成は 、 校正を自動で行うか、可燃性ガスが発生した場合に安全の維持が必
要かなどを考慮して決定します。基本的な 3 種類のシステム構成例を紹介します。
1.1.1
システム構成例1
検出器と変換器の一体型だけから成る最もシンプルなシステムです。パッケージボイラ
の燃焼排ガス中酸素濃度のモニタリングを行う場合などに適します。また、湿度計は食
品などの製造乾燥工程で湿度のモニタリングを行う場合などに適します。
比較ガス配管は施さず、比較ガス(空気)は設置場所から取り入れます。また、校正は
携帯形のスタンダードガスユニット ZO21S を用いて行います。このスタンダードガスユ
ニットからのゼロガスとスパンガス(空気)は、校正時にだけチューブを接続して検出
器に供給します。
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
ストップバルブ
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
校正ガス
~
スタンダードガスユニット
ZO21S
F01_01.ai
図1.1
システム構成例1
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1-2
< 1. 概要>
注記
・ 検出器の校正ガス入口にはストップバルブを接続し、校正時以外は必ず全閉状態に
しておきます。
・ 本システムは比較ガスに空気を使用するため、測定精度は設置場所の影響を受けま
す。
1.1.2
システム構成例2
このシステムは、大規模ボイラや加熱炉などにおける燃焼排ガス中酸素濃度や、設置雰
囲気が空気以外のガスで汚染されている場合に湿度を精度良くモニタリング・制御する
場合の例です。
比較ガスおよび校正時のスパンガスは、
計装空気(21%の酸素濃度を持つ清浄な乾燥空気)
を使用します。校正時のゼロガスは、ボンベから供給します。ガス流量の調整は、流量
設定器 ZA8F(バルブ操作を手動で行うタイプ)を用いて行います。
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
ストップバルブ
または
チェックバルブ
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
比較ガス
流量計
ニードルバルブ
校正ガス
エアセット
計装空気
スパンガス
(ゼロガスと同等の校正ガスユニット)
流量設定器 ZA8F
減圧弁
ゼロガス
封入ボンベ
校正ガスユニットケース
図1.2
1.1.3
F01_02.ai
システム構成例2
システム構成例3
このシステムは、大規模ボイラや加熱炉などにおける燃焼排ガス中酸素濃度や、システ
ム構成例 2 と同様に湿度を精度良くモニタリング・制御する場合の例です。
比較ガスおよび校正時のスパンガスは、計装空気(清浄な乾燥空気)を使用します。校
正時のゼロガスはボンベから供給します。
システム構成例 3 は、自動校正ユニット ZR20H を使用して、校正ガスを自動的に流通さ
せるようになっています。可燃ガス検知信号を接点入力へ入力することでヒータへの電
源供給を停止させます。また、検出器センサ部へのパージガスバルブ開閉スイッチとし
て接点出力を連動させることも可能です。
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< 1. 概要>
1-3
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
自動校正あり
(ZR202G-□-□-□-A-□-□-□-□-A)
自動校正
ユニット
ZR20H
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
*1
エアセット
比較ガス
計装空気
スパンガス
校正ガス(ゼロ)
*2
(*)一体型の周囲温度は、-20~55 ℃ですので設置
環境を十分ご検討ください。
減圧弁
ゼロガス
封入ボンベ
校正ガスユニットケース
F01_03.ai
* 1 シールドケーブルについて
信号ケーブルはシールドケーブルを使用し、シールドは変換器の FG 端子へ接続してください。
* 2 ジルコニア式酸素濃度計の場合、100 vol%N2 ガスをゼロガスとして使用することができません。通常
は約 1 vol%O2(N2 バランス)を使用します。
図1.3
1.2
システム構成例3
<EXAxt ZR>システムを構成する機器群
1.2.1
機器の種類と適合システム
システム システム システム 酸素
高温
構成例1 構成例2 構成例3 濃度計 湿度計
一体型ジルコニア式酸素濃度計 ZR202G
●
●
●
●
●
プローブプロテクタ ZO21R
○
○
○
○
ダスト除去フィルタ K9471UA
○
○
○
○
ダストガードプロテクタ K9471UC
○
○
○
○
○
ダストプロテクタ ZH21B(高温湿度計の場合のみ)
○
○
○
○
スタンダードガスユニット ZO21S
●
○
○
流量設定器(手動校正用)
ZA8F
●
○
○
自動校正ユニット(一体型用)
ZR20H (*1)
●
○
○
ストップバルブ L9852CB / G7016XH
●
(●)
○
○
チェックバルブ K9292DN / K9292DS
(●)
○
○
エアセット G7003XF / K9473XK、G7004XF / K9473XG
●
●
○
○
ゼロガス封入ボンベ G7001ZC
●
●
○
○
ボンベ用減圧弁 G7013XF / G7014XF
●
●
○
○
校正ガスユニットケース E7044KF
●
●
○
○
ヒータアセンブリ ZR202A( 交換用部品)
○
○
○
○
○
機器
●:システム構成例で必須な項目です。
○:各アプリケーションにより選択します。
( ● ) は、どちらかを選択します。
(*1) ZR202G の基本コードで自動校正あり (-A) または (-B) を選択すると本体に付属されます。
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< 1. 概要>
1.2.2
1-4
酸素濃度計と補助用品
測定ガス温度 0‒700 ℃
取付 挿入長
〜
0.4
垂直
2m
垂直
ZR202G ・ボイラ
・加熱炉
〜
水平
アプリケーション
検出器
ZR22G-040
のみ
2.5 m ダストプロテクタ
以上 (ZH21B)
高温湿度計として使用
〜
水平
垂直
3m
以
下
プローブプロテクタ 検出器
・微粉炭ボイラで
ガスフロー (ZO21R)
(ZR202G)
ガス流速10 m/sec
以上の場合
・セメントキルン
サンプル入口
〜
0.4
垂直
2m
垂直
2.5 m
以上
〜
水平
ダスト除去
フィルタ
(K9471UA)
または
ダストガード
プロテクタ
(K9471UC)
検出器(ZR202G)
・黒液回収ボイラ
・セメントキルン
+
F04.ai
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< 2. 仕様>
2-1
2. 仕様
この章では、< 一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計 > を構成する主な機器(選
択使用するものも含む)の仕様を中心に説明します。
ZR202G
一体型ジルコニア式酸素濃度計
(2.1.2 項参照)
ZO21R-L
プローブプロテクタ (2.1.3 項参照)
ZH21B
ダストプロテクタ
(2.1.4 項参照)
ZA8F 流量設定器 (2.2.1 項参照)
ZR20H
自動校正ユニット
(2.2.2 項参照)
ZO21S
スタンダードガスユニット (2.3 項参照)
K9471UA
ダスト除去フィルタ (2.4 項参照)
2.1
総合仕様
2.1.1
標準仕様
測定対象:
燃焼排ガスおよび混合ガス(可燃性ガスを除く)中の酸素濃度
(高温湿度計の場合、混合ガス(空気+水蒸気)中の水蒸気 vol%)
測定原理:
ジルコニア式
測定範囲:
0.01 - 100 vol%O2
(高温湿度計の場合 0 - 100 vol%H2O または 0 - 1.000 kg/kg)
出力信号:
4 - 20 mA DC(最大負荷抵抗 550Ω)
レンジ設定範囲:
酸素濃度;
0 - 5 ~ 0 - 100 vol%O2 の範囲で任意設定可(1 vol%O2 単位)ま
たはパーシャルレンジ
水分量;
0 - 25 ~ 0 - 100 vol%H2O の範囲で任意設定可(1 vol%H2O 単位)
またはパーシャルレンジ
混合比;
0 - 0.2 ~ 0 - 1.000 kg/kg の範囲で任意設定可(0.001 kg/kg 単位)
またはパーシャルレンジ
デジタル通信: HART 通信(負荷抵抗 250 ~ 550Ω)
接続機器の台数による。
表示範囲:
酸素濃度 0 - 100 vol%O2
(高温湿度計の場合)水分量 0 - 100 vol%H2O、混合比 0 - 1kg/kg、
相対湿度 0 - 100%RH、露点- 40 ~ 370℃
暖機時間:
20 分
以下の水分量各種特性は大気中の酸素濃度測定からの換算値です。
繰返し性: (比較ガス方式が自然対流の場合を除く)
0 - 25 vol%O2 未満のレンジ)
フルスケールの± 0.5%(0 - 5 vol%O2 以上、
フルスケールの± 1%
(0 - 25 vol%O2 以上、
0 - 100 vol%O2 までのレンジ)
(高温湿度計の場合)± 1 vol%H2O(試料ガス圧力 2 kPa 以下)
直線性:
(基準ガス誤差を除く)
(比較ガスが自然対流の場合を除く)
(ゼロ・スパンの校正ガスは測定レンジに対応した酸素濃度であること)
0 - 5 vol%O2 以上~ 0 - 25 vol%O2 未満のレンジ(測定ガス圧力 ±4.9
kPa 以内)
; フルスケール(*)の± 1%
0 - 25 vol%O2 以上~ 0 - 50 vol%O2 未満のレンジ(測定ガス圧力 ±0.49
; フルスケール(*)の± 3%
kPa 以内)
0 - 50 vol%O2 以上~ 0 - 100 vol%O2 までのレンジ(測定ガス圧力 ±0.49
; フルスケール(*)の± 5%
kPa 以内)
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< 2. 仕様>
ドリフト:
応答時間:
2-2
(高温湿度計の場合)
試料ガス圧力± 0.49 kPa 以内;± 2 vol%H2O
試料ガス圧力+ 2 kPa 以下;± 3 %H2O
(比較ガスが自然対流の場合を除く)
(最初の 2 週間を除く)ゼロ、スパン共フルスケール(*)の ±2% /月
(高温湿度計の場合)
(最初の 2 週間を除く)ゼロ、スパン共± 3 vol%H2O /月
5 秒以内 90% 応答(検出器入口からガスを導入し、アナログ出力が変化
をし始めてから測定)
(*)
:フルスケールの定義は、JIS B 0155 による。
設置高度:
標高 2000 m 以下
IEC 61010 に基づくカテゴリー:II(注)
IEC 61010 に基づく汚染度:2(注)
(注)
・設置カテゴリーとは、過電圧カテゴリーとも呼ばれるインパルス耐電圧の規定です。lI は電気機器を
対象とします。
・汚染度とは絶縁耐圧を低下させる固体、液体、気体など異物の付着の程度です。2 は一般室内雰囲気
です。
安全およびEMC適合規格
安全: EN 61010-1、CAN/CSA-C22.2 No.61010-1、UL Std. No. 61010-1
EMC: EN 61326-1 Class A*, Table 2、
EN 61326-2-3、EN 61000-3-2
*:Influence of immunity environment (Criteria A): ±20% of F.S.
オーストラリア、ニュージーランドの EMC 規制(RCM)EN61326-1 Class A
韓国電磁波適合基準
注意
本計器は Class A 製品であり、工業環境用に設計されています。工業環境以外でのご使用
はできません。
2.1.2
ZR202G一体型ジルコニア式酸素濃度計
● 標準仕様
検出器と変換器との一体型で光スイッチによる現場操作ができます。
表示部:
6 桁 LCD 表示
スイッチ部: 反射型光スイッチ 3 個
出力信号:
4-20 mA DC 1 点(最大負荷抵抗 550Ω)
接点出力 1: ユーザにより、A 接点動作・B 接点動作の任意切り替えおよび機能変更も
可能。
接点出力 2: B 接点固定、電源断時およびエラー発生時に接点出力閉。通常動作時は接
点出力開。
接点入力:
2点
測定ガス温度:
0 ~ 700℃
600℃以上では、セル(センサ)の取付にインコネル製ボルトを使
用します。
高温用 700℃以上では不可。
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< 2. 仕様>
測定ガス圧力:
2-3
5 ~+ 250 kPa。炉内 3 kPa 以上の場合、圧力補正付きをおすす
-
めします。
5 kPa 以上の場合、圧力補正が必要です。ただし、測定ガス圧力が
急激に大幅変動しないこと。
(高温湿度計の場合、-5 ~+ 2 kPa)
(注)
付加コードで(/CV:チェックバルブ付き)を選択し、かつ流量設定器 ZA8F を使用する場合、測定ガス
圧力は 150 kPa が上限となります。また、チェックバルブ付自動校正ユニット ZR20H を使用する場合、
測定ガス圧力は 200 kPa が上限となります。これらの圧力を超える場合は、ご相談ください。
プローブ長: 0.4、0.7、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0 m
プローブの材質:
SUS316
周囲温度:
- 20 ~+ 55℃(ケース表面にて- 5 ~+ 70℃)
(注)
周囲温度 55℃以下の設置環境としてください。
保存温度:
- 30 ~+ 70℃
湿度範囲:
0 ~ 95%RH(ただし、結露のないこと)
電源電圧:
定格;100 ~ 240 V AC、動作電圧範囲;85 ~ 264 V AC
電源周波数: 定格;50/60 Hz、動作周波数範囲;45 ~ 66 Hz
消費電力:
最大 300 W、通常約 100 W
比較ガス方式:
自然対流、計装空気、圧力補正
比較ガス(自然対流を除く)
:
露点温度- 20℃以下まで除湿され、ダスト、オイル
ミスト等を除去した空気を推奨
供給圧力;
測定ガス圧力+約 50 kPa
測定ガス圧力+約 150 kPa(チェックバルブ付の場合)
消費量;
約 1 Nl/min
接ガス部材質:
SUS316、ジルコニア、SUS304(フランジ)
、ハステロイ B、
(イン
コネル 600、601)
構造: ヒ ータ・熱電対交換可能構造、非防爆、NEMA4X/IP66 相当(炉内返送圧
力補正型で配線口にはケーブルグランドを取付け完全に密封した場合)
IP44D(比較ガス方式が自然対流または計装空気)
ガス接続継手:
Rc1/4 または 1/4NPT めねじ
配線接続口: G1/2、Pg13.5、M20×1.5 mm、1/2NPT のうちいずれか一種 4 個
取付方法:
フランジ取付
プローブ取付角度: 水平、垂直下方
プローブ挿入長が 2 m 以下の場合; 水平~垂直下方取付可能。
プローブ挿入長が 2.5 ~ 3 m の場合; 垂直下方(±5°以内)取付。ただしプローブ
プロテクタを使用の場合は水平~垂直下方
(± 5°以内)取付可能。
ケース:
アルミニウム合金
塗色: カバー;ミントグリーン(マンセル 5.6BG3.3/2.9)
ケース;ミントグリーン(マンセル 5.6BG3.3/2.9)
塗装: ポリウレタン耐食塗装
質量: 挿入長;0.4 m:約 8 kg(JIS 5K-65)
、約 13 kg(ANSI 150 4)
1.0 m:約 10 kg(JIS 5K 65)
、約 15 kg(ANSI 150 4)
1.5 m:約 12 kg(JIS 5K 65)
、約 17 kg(ANSI 150 4)
2.0 m:約 14 kg(JIS 5K 65)
、約 19 kg(ANSI 150 4)
3.0 m:約 17 kg(JIS 5K 65)
、約 22 kg(ANSI 150 4)
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< 2. 仕様>
2-4
● 機能
表示機能:
(高温湿度計の場合の表示を含む)
数値表示;
酸素濃度、水分量、混合比等を数値で表示
警報、エラー表示; 「酸素濃度警報」
、
「水分量警報」などの警報または「セル起
電力異常」などのエラーを、発生した時に表示
校正機能:
自動校正;
自動校正ユニットが必要です。設定された周期で自動的に校正を行
います。
半自動校正; 自動校正ユニットが必要です。校正指令のみタッチパネルまたは接
点で毎回行います。後は自動的に校正を行います。
手動校正;
LCD 画面との対話形式で、校正ガスバルブを開閉しながら校正を
行います。
保守機能:
日常の運転で変更するデータの設定、点検などで行うチェックが可能です。
表示データ設定、校正データ設定、電流出力ループチェック、入出力接点
チェックがあります。
表示項目、校正項目、テスト項目(電流出力ループチェック、入出力接点
チェック)があります。
セットアップ機能:変換器設置時にプラントに合わせた初期状態を設定します。機器の
設定、電流出力データ設定、警報データ設定、その他の設定があります。
表示・設定内容:(高温湿度計の場合の表示・設定内容を含む)
酸素濃度(vol%O2)
表示関連項目:
、出力電流値(mA)
、空気比、水分量(燃焼ガ
ス中)
(vol%H2O)
、混合比(kg/kg)
、相対湿度(%RH)
、露点(℃)
、
セル温度(℃)
、熱電対冷接点温度(℃)
、酸素濃度最大・最小・平
、セル起電力(mV)
、セル内部抵抗値(Ω)
、セル
均値(vol%O2)
健康度(4 段階)
、ヒータ ON 時間率(%)
、校正履歴(10 回)
、時
刻(年・月・日/時・分)
)
、水分量最大・最小・平均値(vol%H2O)
、
混合比最大・最小・平均値(kg/kg)
校正関連用項目:
スパンガス濃度(vol%O2)
、ゼロガス濃度(vol%O2)
、校正モード
(自動、半自動、手動)
、校正の種類(ゼロ・スパン校正、ゼロ校正
のみ、スパン校正のみ)
、安定時間(分・秒)
、校正時間(分・秒)
、
校正周期(日・時)
、校正開始時間(年・月・日/時・分)
出力関連項目:
ア ナログ出力・出力モードの選択、暖機中・保守中・校正中・異
、水分
常時の出力状態、酸素濃度 4 mA 点・20 mA 点(vol%O2)
量 4mA 点・20mA 点(vol%H2O)
、混合比 4mA 点・20mA 点(kg/
kg)
、時定数
警報関連項目:
酸 素濃度値上限・上上限警報値(vol%O2)
、酸素濃度値下限・下
下限警報値(vol%O2)
、酸素濃度警報ヒステリシス(vol%O2)
、水
分量上限・上上限警報値(vol%H2O)
、水分量下限・下下限警報値
(vol%H2O)
、混合比上限・上上限警報値(kg/kg)
、混合比下限・下
下限警報値(kg/kg)
、水分量警報ヒステリシス(vol%H2O)
、混合
比警報ヒステリシス(kg/kg)
、
酸素濃度・水分量・混合比警報の検知、
警報の動作遅れ(秒)
接点関連項目:
接点入力 1・2 の選択、接点出力 1・2 の選択(エラー、上上限警報、
上限警報、下限警報、下下限警報、保守中、校正中、レンジ切替、
暖機中、校正ガス圧力低下、未燃ガス検知
変換器出力: mA アナログ出力 1 点(4 ~ 20 mA DC(最大負荷抵抗 550Ω)
)
。HART 通
信付き(最小負荷抵抗 250 Ω)
酸素濃度計 レンジ;0-5 ~ 0-100 vol%O2 の範囲で 1vol%O2 単位で任意設定可
またはパーシャルレンジ設定可(レンジ最大値/最小値比≧ 1.3)
ただし対数出力の場合は、レンジ最小値が 0.1vol%O2 固定となり
ます。4 - 20 mA DC リニアまたは対数選択可。入出力絶縁。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 2. 仕様>
2-5
高温湿度計
ンジ;0-5 ~ 0-100vol%O2、0 - 25 ~ 0 - 100vol%H2O または
レ
0 - 0.200 ~ 0 - 1,000kg/kg の範囲で任意設定可またはパーシャ
ルレンジ設定可
ただし対数出力の場合は、酸素濃度のレンジ最小値が 0.1vol%O2
水分量のレンジ最小値が 0.1vol%H2O、混合比のレンジ最小値は
0.01kg/kg 固定となります。4-20mA DC リニアまたは対数選択可。
入出力絶縁。
出力ダンピング:
0-255(秒)
、ホールドまたはノンホールド選択可、ホールド時プリ
セット値設定可
接点出力:
2 点、接点容量 30 V DC 3 A、250 V AC 3 A(抵抗負荷)内 1 点は常時励磁、
常時非励磁選択可
上限/下限警報にはディレイ機能(0 - 255 秒)
、ヒステリシス機能(0 -
9.9 vol%O2、0 - 9.9vol%H2O、0.000 - 0.010kg/kg)の設定可
各接点出力には下記機能をプログラムできます。
1. エラー 2. 上上限警報 3. 上限警報 4. 下下限警報 5. 下限警報 6. 保
守中 7. 校正中 8. レンジ切替アンサーバック 9. 暖機中 10. 校正ガス
圧力低下(接点入力のアンサーバック)
11. 未燃ガス検知(接点入力のア
ンサーバック)
接点入力:
2 点、無電圧接点
各接点入力には下記機能をプログラムできます。
1. 校正ガス圧力低下アラーム 2. レンジ切換(切換時のレンジは固定)
3. 外部校正スタート 4. プロセス異常アラーム(これを受けると、ヒータ
電源を切る)
接点容量:
OFF 時漏洩電流;3 mA 以下
自己診断:
セル異常、温度異常(低)
(高)
、校正値異常、A/D コンバータ異常、デジ
タル回路異常
校正: 校正方法;ゼロ、スパン校正
校正モード; 自動、半自動、手動。いずれも光スイッチで操作可能。また、ゼロ
またはスパンのいずれか一方をスキップ可。
ゼロ校正ガス濃度設定範囲; 0.3 - 100 vol%O2(最小設定単位;0.01 vol%O2)
スパン校正ガス濃度設定範囲;4.5 - 100 vol%O2(最小設定単位;0.01 vol%O2)
ゼロ、スパンの標準ガスはそれぞれの目盛り幅の約 10%FS、80 - 100%FS
の酸素を含む窒素バランスの混合ガスを使用してください。
校正周期;
日・時の設定:最長 255 日
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< 2. 仕様>
2-6
● 形名およびコード
形 名
ZR202G
挿入長
基本コード
----------------------------040
-070
-100
-150
-200
-250
-300
接ガス材質
-S
-C
-A
フランジ (*2)
-B
-C
-E
-F
-G
-K
-L
-M
-P
-R
-S
自動校正 (*5)
-N
-A
-B
比較ガス
-C
-E
-P
ガス接続口
-R
-T
変換器接続口
-P
-G
-M
-T
取扱説明書
-J
-E
-
-A
付加仕様
付加コード
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------/C
/HS
/CV
/SV
/H
/F1
/F2
/SCT
[スタイル:S1]
仕 様
一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計
0.4 m
0.7 m
1.0 m
1.5 m
2.0 m
2.5 m (*1)
3.0 m (*1)
ステンレススチール(SUS316)
インコネル校正ガス管 (*6)
ANSI Class150-2-RF(相当)SUS304
ANSI Class150-3-RF(相当)SUS304
ANSI Class150-4-RF(相当)SUS304
DIN PN10-DN50-A(相当)SUS304
DIN PN10-DN80-A(相当)SUS304
DIN PN10-DN100-A(相当)SUS304
JIS 5K-65-FF SUS304
JIS 10K-65-FF SUS304
JIS 10K-80-FF SUS304
JIS 10K-100-FF SUS304
JPI Class150-4-RF(相当)SUS304
JPI Class-150-3-RF(相当)SUS304
なし
あり(水平取付)
あり(垂直取付)
自然対流
計装空気 (*7)
圧力補正 (*7)
Rc1/4
1/4NPT (Female)
G1/2
Pg13.5
M20 × 1.5 mm
1/2NPT
日本語
英語
常に -A
インコネル製ボルト (*3)
湿度計設定 (*8)
チェックバルブ付 (*4)
ストップバルブ付 (*4)
日除けフード ( 注 )
ダスト除去フィルタ(30 µm)
ダストガードプロテクタ
ステンレス製タグプレート
*1
挿入長 2.5 m、3.0 m の検出器を水平取付で使用の場合、検出器の強度補強のため、プローブプロテクタ
フランジは、
ZO21R-L-200- □を必ずご指定ください。コードは GS 11M12A01-02 を参照ください。ただし、
-C、-K のいずれかを指定してください。
*2 フランジの寸法により厚さは異なります。
*3 プローブ先端のボルトと校正ガス用 U 字パイプをインコネル製で出荷します。高温(600 ~ 700℃)で
使用してください。
*4 付加コード /CV または /SV のいずれか一方を選択してください。
*5 自動校正付にはチェックバルブが付属しますので、/CV、/SV を手配する必要はありません。
また比較ガスの自然対流方式と自動校正との組み合せ使用はできません。
*6 測定ガス中に塩素ガスなどの腐食性ガスが含まれる場合に使用をおすすめします。
*7 必ず比較ガス配管を施し、常時規定流量の比較ガスを供給してください。
*8 高温湿度計として使用する場合は、必ず /HS を手配してください。
(注)
日除けフードにキズがついていても性能には支障ありません。
屋外に設置(屋根の無い場所)する場合は、日除けフード /H を手配してください。
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8th Edition : 2016.02.19-00
2-7
< 2. 仕様>
● 外形図
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計(ZR202G)
単位:mm
L
t
表示側
122
Rc1/4または1/4NPT
(比較 ガス入口)
125
48.5
25
ø50.8
L= 0.4, 0.7,
1.0, 1.5, 2.0,
2.5, 3.0 (m)
ø123
338~351
Rc 1/4または1/4NPT
(校正ガス入口)
153~164
4-G1/2,1/2NPT等
(配線接続口)
49
252~265
端子側
170
C
øA
øB
フランジ
フランジ
フランジ
ANSI Class 150 2 RF SUS304
ANSI Class 150 3 RF SUS304
ANSI Class 150 4 RF SUS304
DIN PN10 DN50 SUS304
DIN PN10 DN80 SUS304
DIN PN10 DN100 SUS304
JIS 5K 65 FF SUS304
JIS 10K 65 FF SUS304
JIS 10K 80 FF SUS304
JIS 10K 100 FF SUS304
JPI Class 150 4 RF SUS304
JPI Class 150 3 RF SUS304
A
B
C
t
152.4
190.5
228.6
165
200
220
155
175
185
210
229
190
120.6
152.4
190.5
125
160
180
130
140
150
175
190.5
152.4
4-ø19
4-ø19
8-ø19
4-ø18
8 -ø18
8 -ø18
4 -ø15
4 -ø19
8 -ø19
8 -ø19
8 -ø19
4 -ø19
19
24
24
18
20
20
14
18
18
18
24
24
C
øA
øB
フランジ
F02_01.ai
● 付属品一覧
名 称
ヒューズ
六角レンチ
部品番号
A1113EF
L9827AB
1
1
個
数
備 考
3.15A
ロックスクリュ用
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
2-8
< 2. 仕様>
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計(ZR202G....-P圧力補正付き)
単位:mm
t
表示側
Rc1/4または1/4NPT
(比較ガス入口)
比較ガス出口
125
48.5
25
ø50.8
L= 0.4, 0.7,
1.0, 1.5, 2.0,
2.5, 3.0 (m)
ø123
342±4
122
L
PIPING
:B
4-G1/2,1/2NPT等
(配線接続口)
PIPING:A
156±3
256±4
ストップ
バルブ
端子側
170
49
Rc 1/4または1/4NPT
(校正ガス入口)
C
øA
øB
フランジ
フランジ
C
フランジ
A
ANSI Class 150 2 RF SUS304
ANSI Class 150 3 RF SUS304
ANSI Class 150 4 RF SUS304
DIN PN10 DN50 SUS304
DIN PN10 DN80 SUS304
DIN PN10 DN100 SUS304
JIS 5K 65 FF SUS304
JIS 10K 65 FF SUS304
JIS 10K 80 FF SUS304
JIS 10K 100 FF SUS304
JPI Class 150 4 RF SUS304
JPI Class 150 3 RF SUS304
B
152.4
190.5
228.6
165
200
220
155
175
185
210
229
190
120.6
152.4
190.5
125
160
180
130
140
150
175
190.5
152.4
C
4-ø19
4-ø19
8-ø19
4-ø18
8 -ø18
8 -ø18
4 -ø15
4 -ø19
8 -ø19
8 -ø19
8 -ø19
4 -ø19
t
19
24
24
18
20
20
14
18
18
18
24
24
PIPING
A
B
B
A
B
B
A
A
B
B
B
B
øA
øB
フランジ
F02_02.ai
● 付属品一覧
名 称
ヒューズ
六角レンチ
部品番号
A1113EF
L9827AB
1
1
個
数
備 考
3.15A
ロックスクリュ用
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 2. 仕様>
2-9
● 日除けフード付き(オプション /H)
274±4
150±3
150±3
フード材質:アルミニウム
2.1.3
ZR202G_F.ai
ZO21R-Lプローブプロテクタ
測定ガスの流速が 10 m/sec 以上の場合で、微粉炭ボイラや流動床ファーネス(またはボ
イラ)のようにダスト粒子による検出器の磨耗が発生する危険性のある場合に、検出器
をダスト粒子から守るためにプローブプロテクタを使用します。
なお、挿入長が 2.5 m、3 m で、水平取付の場合、検出器の強度補強のため、プローブプ
ロテクタ ZO21R-L-200- □* B を必ずご指定ください。
● 標準仕様
挿入長:
フランジ:
材質: 質量: 取付: 1.05 m、1.55 m、2.05 m
JIS 5K-65-FF SUS304 相当または ANSI Class150-4-FF SUS304 相当(セレー
ションなし)
、ただしフランジ厚は異なります。
SUS316、SUS304(フランジ)
1.05 m:約 6 kg(JIS 5K-65)
、約 10 kg(ANSI 150-4)
1.55 m:約 9 kg(JIS 5K-65)
、約 13 kg(ANSI 150-4)
2.05 m:約 12 kg(JIS 5K-65)
、約 16 kg(ANSI 150-4)
検出器、プロセス側フランジとの取付用ボルト、ナット、ワッシャ付
● 形名およびコード
形 名
基本コード
ZO21R -L
付加コード
仕 様
- - - - - - - - - - - プローブプロテクタ(0 - 700℃)
挿入長
-------------------------------------------------------------
-100
-150
-200
フランジ規格 (*) -J
-A
スタイル記号
*B
(*)
1.05 m
1.55 m
2.05 m
JIS 5K-65A-FF(相当)SUS304
ANSI Class150-4-FF(相当)(セレーションなし)SUS304
スタイル B
フランジの寸法により厚さは異なります。
コードに記載のない挿入長、フランジのご要求は当社にお問合わせください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 2. 仕様>
2-10
● 外形図
単位:mm
フランジ<1>(ボルト、
ナット、
ワッシャ付)
ワッシャ
(M12)
ガスケット
(厚さ3.0)
取付ナット
(M12)
SUS316
∅B
∅A
∅60.5
ガスフロー
D
(挿入長)
l
t
∅B
C
l=1050、1550、2050
相手側穴の寸法
F2-3.ai
フランジ<1>
JIS 5K-65-FF SUS304
ANSI Class150-4-FF SUS304
2.1.4
A
B
C
t
D
155
130
4- ∅ 15
5
40
228.6
190.5
8- ∅ 19
12
50
ダストプロテクタZH21B
紙粉などの可燃物や高ダスト雰囲気下で湿度測定を行う場合、ダストによる検出器出力
の撹乱(可燃物が検出器セル内に侵入するなど)を避けるために使用します。
● 標準仕様
挿入長:
フランジ:
材質: 質量: 取付: 0.428 m
JIS 5K-80-FF SUS304 または ANSI Class150-4-FF SUS304
(ただしフランジ厚は異なります。
)
SUS316、SUS304(フランジ)
約 6 kg(JIS)
、約 8.5 kg(ANSI)
検出器、プロセス用フランジとの取付用ボルト、ナット、ワッシャ付
● 形名およびコード
形 名
ZH21B
基本コード
付加コード
仕 様
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ダストプロテクタ(0 ~ 600℃)
挿入長
-040
フランジ規格
-J
-A
スタイル記号
*B
-----------------------------------------
0.428 m
JIS 5K-80A-FF(相当)SUS304(*1)
ANSI Class150-4B-FF(相当)
(セレーションなし)SUS304 ※ (*2)
スタイル B
※フランジ厚は異なります。
(*1)
ZR202G-040- □ -K をご指定ください。
(*2)
ZR202G-040- □ -C をご指定ください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 2. 仕様>
2-11
● 外形図
単位:mm
428(挿入長)
øA
øB
ø72
ø76.3
t
JISフランジの場合
上に向けて取り付けてください。
D
ANSIフランジの場合
øB
øB
C
C
ZH21B.ai
相手側穴の寸法
フランジ
JIS 5K-80-FF SUS304
ANSI Class150-4-FF SUS304
2.2
A
180
228.6
B
145
190.5
C
4-ø19
8-ø19
t
12
12
D
40
50
流量設定器ZA8Fおよび自動校正ユニットZR20H
2.2.1
流量設定器ZA8F
手動で比較ガスおよび校正ガスを所定の流量で検出器へ供給するための機器であり、シ
ステム構成例 2 に準じたシステムを組む場合に使用します。計装空気が必要です。
校正ガスおよび比較ガスの流量を調節する装置で、流量計および流量調節弁から構成されます。
● 標準仕様
構造: 防じん、防雨構造
ケース材質: SPCC
取付方法:
パイプ取付け、壁面取付け
取付姿勢:
垂直
塗装: エポキシ樹脂焼付け
塗色: ダークグリーン(マンセル 2.0GY3.1/0.5 相当)
流量計目盛: 校正ガス;0.1 ~ 1.0 L/min
比較ガス;0.1 ~ 1.0 L/min
配管接続口: Rc1/4 または 1/4NPT めねじ
比較ガス圧力: 測定ガス圧力+約 50 kPa、チェックバルブ付きの場合は測定ガス圧力+約
150 kPa(最大 300 kPa)
(流量設定器入力圧力)
比較ガス消費量:
約 1.5 L/min
校正ガス(ゼロガス、スパンガス)消費量:約 0.7 L/min(校正時のみ)
質量: 約 2 kg
● 形名およびコード
形名
ZA8F
基本コード
- - - - - - - - - - -J
継手
-A
スタイル記号
*C
付加コード
-------------------------------------
仕様
流量設定器
Rc1/4
1/4NPT アダプタ付
スタイル C
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
2-12
< 2. 仕様>
● 外形図
単位:mm
180
∅6穴
140
7
CHECK
REFERENCE
50Aパイプ
REFERENCE
235.8
SPAN
ZERO
222.8
比較ガス出口 校正ガス出口 スパンガス入口
ゼロガス入口
32
配管接続口A
REF
OUT
AIR
IN
CHECK
OUT
SPAN
IN
ZERO
IN
70
35
20
35
35
35
35
20
8
形 名
配管接続口 A
ZA8F-J*C
5 - Rc1/4
ZA8F-A*C
5 - 1/4 NPT
計装空気入口
流量設定器内部配管図
CHECK
OUT
流量計
REF
OUT
流量計
AIR IN
ZERO
GAS IN
SPAN
GAS IN
計装空気
1~1.5 L/min
エアセット
エアセット
2次側圧力:測定ガス圧力+約50 kPa、チェックバルブ付きの
場合は、測定ガス圧力+約150 kPaに設定(最大300 kPa)
F2-7.ai
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
2.2.2
< 2. 仕様>
2-13
自動校正ユニットZR20H
比較ガスおよび自動校正を行うときの校正ガスを所定の流量で検出器へ供給するための
機器で、システム構成例 3 に準じたシステムを組む場合に使用します。
● 標準仕様
一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計 ZR202G の基本コードで自動校正あり(-A
または -B)を選択すると付属されます。-A は水平取付、-B は垂直取付です。
ZR202G に後で自動校正ユニットを取り付ける場合、ZR20H を手配してください。取付
けは当社サービスにお申し付けください。
構造: 取付方法:
材質: 防じん、防雨構造;NEMA4X/IP67(流量計は除く)
ZR202G に取付(振動のない場所)
本体材質;アルミニウム合金、配管;SUS316、SUS304、
、ブラケット;SUS304
流量計材質;MA(メタクリル樹脂)
塗装: ポリウレタン耐食塗装
ケース;
ミントグリーン(マンセル 5.6BG3.3/2.9)
カバー;
ミントグリーン(マンセル 5.6BG3.3/2.9)
配管接続:
形名コード参照
電源: 24 V DC(ZR402G から供給)
、消費電力;約 1.3 W
比較ガス圧力: 測定ガス圧力+約 70 ~ 100 kPa(最大 690 kPa)
、
(自動校正ユニット入口
圧力)
空気消費量: 約 1.5 L/min
質量: 約 2 kg
周囲温度:
-20 ~ +55℃(ただし、結露・凍結のないこと)
周囲湿度:
0 ~ 95%RH
保管温度:
-30 ~ +65℃
● 形名およびコード
形名
基本コード
ZR20H
----------ガス接続口 -R
-T
-E
比較ガス *2
-P
取付
-A
-B
-
-A
付加コード
-------------------------------------------------------------------------
仕様
一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計 自動校正ユニット *1
Rc1/4
1/4NPT
計装空気
圧力補正
水平取付
垂直取付
常に -A
*1: 自動校正ユニット ZR20H を、後で ZR202G に追加取付けする場合は、当社サービスに依頼してください。
*2: ZR20H の比較ガスは、ZR202G の仕様に合わせてください。
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8th Edition : 2016.02.19-00
2-14
< 2. 仕様>
● 外形図
単位:mm
(1)水平設置の場合 (-A)
242
257
Ø84
Ø80
AUTO CAL. UNIT
SPAN IN
REF IN
MODEL
SUFFIX
ZR20H
STYLE
S1
SUPPLY
ZERO IN
AMB.TEMP
690kPa MAX.
-20 TO 55℃
USED WITH
ZR202G
NO.
40
40
66.5
44 MAX
166.5
56
ゼロガス入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
スパンガス入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
比較空気入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
(2)鉛直設置の場合 (-B)
49
Ø84
Ø8
0
111
SPAN IN
REF IN
AUTO CAL. UNIT
MODEL
ZR20H
SUFFIX
ZERO IN
STYLE
S1
SUPPLY
AMB.TEMP
690kPa MAX.
-20 TO 55℃
USED WITH ZR202G
NO.
40
40
66.5
44 MAX
166.5
180
ゼロガス入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
比較空気入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
スパンガス入口
Rc1/4 or 1/4NPT(めねじ)
ZR20H.ai
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2.3
< 2. 仕様>
2-15
スタンダードガスユニットZO21S
システム構成例 1 に準じたシステムにおいて、検出器へゼロガスおよびスパンガスを供
給するための携帯用機器です。本器は、校正時にだけ検出器と組み合わせて使用します。
● 標準仕様
構造: 携帯形
ケース材質: SPCC
塗装: エポキシ樹脂焼付け
塗色: ケース:ダークグリーン(マンセル 2.0GY3.1/0.5 相当)
カバー:ペールグリーン(マンセル 2.8GY6.4/0.9 相当)
配管接続口: ∅6 × ∅4 mm 軟質チューブ用接続継手
ゼロガス:
缶ボンベ封入ガスを使用(缶ボンベ、6 本付属)
容器: 1L
充填圧力:
686 kPaG(35℃時)
封入ガス組成: 0.95 ~ 1.0 vol%O2+N2 バランス
スパンガス: 内蔵ポンプで周辺空気を取り入れ、検出器へ供給
消費電力:
5 VA 以下
質量: 約 3 kg
注: ZO21S は CE マークに適合していません。
● 形名およびコード
形名
ZO21S
電源
基本コード
- - - - - - - - - -2
-3
-4
-5
-7
-8
パネル
-J
-E
スタイル記号
*A
付加コード
-------------------------------------------------------------------------------------------
仕様
スタンダードガスユニット
200 V AC、50/60 Hz
220 V AC、50/60 Hz
240 V AC、50/60 Hz
100 V AC、50/60 Hz
110 V AC、50/60 Hz
115 V AC、50/60 Hz
和文
英文
スタイル A
● 外形図
253
228
92
単位:mm
フローチェッカ
スパンガスバルブ
1600
ゼロガスバルブ
ゼロガス封入缶ボンベ(6本付)
:E7050BA
354
ガス出口
F2-10.ai
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2.4
< 2. 仕様>
2-16
その他の用品
2.4.1
ダスト除去フィルタ(部品番号:K9471UA)
回収ボイラまたはセメントキルンなどで腐食性ダスト成分や高濃度ダストからジルコニ
アセル(センサ)を保護するために使用します。使用する場合は、センサ内のガスの置
換を行わせるために、測定ガスの流速が 1 m/sec 以上必要です。
● 標準仕様
取付け可能検出器:標準タイプ一般用検出器(ガスの流れがプローブの軸方向に対して
ほぼ直角のこと)
材質: カーボランダム(SiC)
、SUS316
ろ過精度:
30 μm
質量: 約 0.2 kg
● 部品番号
部品番号
K9471UA
K9471UX
仕 様
フィルタ
フィルタ用工具
● 外形図
単位:mm
SiC
フィルタ
∅51
32
10
挿入長増加分
F2-11.ai
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2.4.2
< 2. 仕様>
2-17
ダストガードプロテクタ(部品番号:K9471UC)
煙道などでガスの流れ方向により直接セル(センサ)にガスが流れ込む可能性がある場合、
および可燃性ダストの混入を防止する場合に使用をおすすめします。また、運転停止時
などの取付位置により、水滴がセンサに落下滞留する可能性がある場合に使用をおすす
めします。
材質: SUS316
質量: 約 0.3 kg
単位:mm
∅50.8
挿入長増加分
100
4-∅6
122
2.4.3
F2-12.ai
ストップバルブ(部品番号:L9852CBまたはG7016XH)
手動校正を行うシステムの校正ガスラインに取り付けます。
システム例 1 に準じたシステムが該当します。
● 標準仕様
材質: SUS316
配管接続口: Rc1/4 または 1/4NPT めねじ
質量: 約 150 g
● 部品番号
部品番号
L9852CB
G7016XH
仕 様
接続:Rc1/4
材質:SUS316
接続:1/4NPT 材質:SUS316
● 外形図
単位:mm
58
(全開高さ)
∅48
Rc1/4または1/4 NPT
40
F2-15.ai
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2.4.4
< 2. 仕様>
2-18
チェックバルブ(部品番号:K9292DNまたはK9292DS)
流量設定器を用いた手動校正システムや未燃ガスが発生したときにパージングを行うシ
ステムなどの校正ガスラインに取り付けます。
また、自動校正または半自動校正を行うシステムの、校正ガスラインに装填(検出器に
直結)します。システム例 2 ~ 3 に準じたシステムが該当します。
測定ガスが校正ガスラインに入るのを防ぐために使用します。ストップバルブと同じ用
途ですが校正のたびに開閉する必要がないので便利です。ストップバルブの代わりに検
出器の校正ガス入口に直接ねじ込みます。
● 標準仕様
材質: 配管接続口:
供給圧力:
質量: SUS304
Rc1/4 または 1/4NPT めねじ
150 kPaG 以上、350 kPaG 以下
約 90 g
● 部品番号
部品番号
K9292DN
K9292DS
仕様
配管接続口:Rc1/4
配管接続口:1/4FNPT
材質:SUS304
材質:SUS304
● 外形図
単位:mm
K9292DN : Rc1/4(A部)、R1/4(B部)
K9292DS : 1/4 FNPT(A部)、1/4 NPT(Male)(B部)
A
B
約54
約19
F2-16.ai
2.4.5
エアセット
比較ガスおよびスパンガスとして計装空気を使用するとき、圧力を一定レベルまで低下
させるために用います。
部品番号:G7003XFまたはK9473XK
● 標準仕様
一次圧:
二次圧:
配管接続口:
質量: 最大 1 MPaG
0.02 ~ 0.2 MPaG
Rc1/4 または 1/4NPT めねじ (1/4NPT は変換アダプタ付き )
約 1 kg
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< 2. 仕様>
2-19
● 部品番号
部品番号
G7003XF
K9473XK
仕 様
接続:Rc1/4
材質:Zn 合金
接続:1/4NPT アダプタ付、
材質:本体;Zn 合金
アダプタ;SUS316
部品番号:G7004XFまたはK9473XG
● 標準仕様
一次圧:
二次圧:
配管接続口:
質量: 最大 1 MPaG
0.02 ~ 0.5 MPaG
Rc1/4 または 1/4NPT めねじ(1/4NPT は変換アダプタ付)
約 1 kg
● 部品番号
部品番号
G7004XF
K9473XG
仕 様
接続:Rc1/4
材質:Zn 合金
接続:1/4NPT アダプタ付、
材質:本体;Zn 合金
アダプタ;SUS316
● 外形図
A 矢視
パネルカット
横位置取付
22 ∅15
2-∅2.2+0.5
-0
単位:mm
縦位置取付
40
2-∅6.5
40
一次側
パネル
(横位置取付)
二次圧力指示計
二次側
パネル
(縦位置取付)
A
88
∅74
最大210
最大55
2-M6 ねじ深さ8
約122
G7003XF、G7004XF: Rc1/4
K9473XK、K9473XG: 1/4 NPT アダプタ付
F2-17.ai
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2.4.6
< 2. 仕様>
2-20
ゼロガス封入ボンベ(部品番号:G7001ZC)
校正用ゼロガスおよび検出器パージ用ガスとして使用します。
(ガス封入ボンベは輸出の規制対象品です)
● 標準仕様
容器: 充填圧:
ガス組成:
3.4 L
9.8 ~ 12 MPaG
0.95 ~ 1.0 vol%O2、N2 バランス
● 外形図
∅140
2.4.7
485
325
単位:mm
質量:約6 kg
F2-18.ai
ボンベ用減圧弁(部品番号:G7013XFまたはG7014XF)
ゼロガス封入ボンベに取り付ける減圧弁です。
● 標準仕様
一次圧:
二次圧:
接続口:
材質: 最大 14.8 MPaG
0 ~ 0.4 MPaG
入口側;W22 14 山ねじ、右ねじ出口側;Rc1/4 または 1/4NPT めねじ
黄銅(本体)
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8th Edition : 2016.02.19-00
< 2. 仕様>
2-21
● 外形図
単位:mm
高圧側圧力計
約112
低圧側圧力計
高圧側調整器カバー
形式銘板
圧力調整ハンドル
ストップバルブ
ハンドル
ボンベパッキン
(ナイロン)
ストップバルブ
W22-14山(右)
ACH
閉開
HO
TAK
I
ACH
O
IH
TAK
注意銘板
ガス入口
開閉
*ガス出口
低圧側調整器カバー
調整器本体
低圧側安全弁
高圧側安全弁
約59
約82
約163
約174
F2-19.ai
部品番号
G7013XF
G7014XF
2.4.8
*ガス出口
Rc1/4
1/4NPT めねじ ( アダプタ付き)
校正ガスユニットケース(部品番号:E7044KF)
ゼロガス封入ボンベを格納するケースです。
● 標準仕様
取付方法:
材質: 塗装: 塗色: 質量: 50A(2B)パイプ取付け
SPCC
エポキシ樹脂系塗料、焼付け塗装
シェードグリーン(マンセル 7.5BG4/1.5 相当)
約 3.6 kg、約 10 kg(ボンベ含む)
● 外形図
225
ボンベ用減圧弁
324
単位:mm
180
( G7013XF/G7014XF )
ゼロガス封入ボンベ
496
(G7001ZC)
(158.3)
(160)
50Aパイプ
(ø60.5)
斜線部分は開口部となっています。
F2-20.ai
(注)
E7044KF には、ゼロガス封入ボンベおよびボンベ用減圧弁は含まれていません。
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8th Edition : 2016.02.19-00
2.4.9
2-22
< 2. 仕様>
ヒータアセンブリ ZR202A
ヒータユニット部の一式交換用部品です。
● 形名およびコード
形 名 基本コード
ZR202A - - - - - - - - - 挿入長 -040
(*1)
-070
-100
-150
-200
-250
-300
交換用治具
-A
-N
ー
-A
付加コード
----------------------------------------------------------------------------------------------------
[スタイル:S1]
仕 様
ヒータアセンブリ(ZR202G 用 )
0.4 m
0.7 m
1m
1.5 m
2m
2.5 m
3m
あり
なし
常に -A
(*1) ご使用の ZR202G の挿入長に合わせて選択してください。
(注)
セラミックのヒータ炉心管など割れやすい部品がありますので、振動や衝撃が加わらないよう取り扱い
に注意してください。
K9470BX
交換用治具
Ø21.7
● 外形図
30
単位:mm
Ø45
(K9470BX)
L ±12
L寸法
L
552
質量(kg)
約 0.8
ZR202A-070
852
約 1.2
ZR202A-100
1152
約 1.6
ZR202A-150
1652
約 2.2
ZR202A-200
2152
約 2.8
ZR202A-250
2652
約 3.4
ZR202A-300
3152
約 4.0
コード
ZR202A-040
ZR202A.ai
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8th Edition : 2016.02.19-00
< 3. 設置>
3-1
3. 設置
この章では、<一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>を構成する主な機器(選択
使用するものを含む)の設置要領を各機器ごとに説明します。
3.1 項 ZR202G 酸素濃度計の設置
3.2 項 ZA8F 流量設定器の設置
3.3 項 ZR20H 自動校正ユニットの設置
3.4 項 校正ガスユニットケース(E7044KF)の設置
3.1
ZR202G酸素濃度計の設置
次のような場所を選んで設置してください。
(1)
点検・保守のしやすい所。また、保守作業が安全に行える所。
(2)
周囲温度が高すぎず(最高 55℃)
、端子箱部分が輻射熱を受けない所。
(3)
腐食性ガスがなく、清浄な雰囲気を保つ所。
注記
設置場所の空気を比較ガスとして利用する自然対流式検出器 ( 形名 ZR202G- □ - □ - □
-C) の場合、検出器周囲の酸素濃度が一定であることが必要です。また、自動校正と組み
合わせて使用できません。
(4)
振動の少ない所。
(5)
測定ガスが使用条件(「2. 仕様 」 の章を参照)を満たす所。
注意
ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計の周囲温度は- 20 ~ 55℃となりますので、設置
環境には十分ご注意ください。
3.1.1
プローブ挿入口の施工
検出器には、標準タイプ、ダスト除去フィルタ、またはダストガードプロテクタ付き(オ
プション)
、およびプローブプロテクタ付き(オプション)の三つのタイプがありますが、
いずれの場合でも、プローブ挿入口は、次の点に留意して施工してください。
注意
・ 検出器外径はオプションなどにより変わります。余裕をもって挿入できるパイプを
ご用意ください。検出器外形図は図 3.1 を参照ください。
・ 水平姿勢に検出器を取り付ける場合は、校正ガス入口、比較ガス入口が下方になる
様に取り付けてください。
・ 圧力補正付きの場合は、検出器フランジにある比較ガス出口をフランジガスケット
がふさいでいないことを確認してください。比較ガス出口をふさいでしまうと圧力
補正は機能しません。
必要に応じてフランジガスケットなどを切り欠いてください。設置する前に 2.1 章の
外形図を確認してください。
・ プローブ先端部にあるセンサ(ジルコニアセル)は、常時高温になっていますので、
上向きに設置しますと水滴によるヒートショックでトラブルの原因となることがあ
ります。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 3. 設置>
3-2
(1)
検出器のプローブ先端部が上向きにならないようにしてください。
(2)
標準タイプ検出器でプローブの長さが 2.5 m 以上のものを使用する場合は、検出器が
垂直姿勢(傾斜:5°以内)になるようにしてください。
(3)
検出器のプローブ部が測定ガスの流れに対してほぼ直角か、または先端部が下流側
となるようにしてください。
図 3.1 にプローブ挿入口の施工例を示します。
(垂直)
挿入口施工可能範囲
100 mm
検出器の仕様に
合わせたフランジ
*1
タイプ
標準
ダスト除去フィルタ付き
プローブプロテクタ付き
ダストプロテクタ付き
検出器外径
∅50.8 mm
∅51 mm
∅60.5 mm
∅80 mm以上
(水平)
*1
(注)
100 mm
(注)圧力補正付きの検出器をご使用の場合は、
フランジガスケットは比較ガス出口をふさがないことを
4穴 フランジ
確認してください。必要に応じてフランジガスケットを
切り欠いてください。検出器の種類により比較ガス出口の
位置は異なります。詳細は4章以降を参照ください。
図3.1
3.1.2
8穴 フランジ
ダクトプロテクタ付きの
場合JISフランジ
F3-1.ai
プローブ挿入口の施工例
検出器の取付け
注意
・ 検出器のプローブ先端にあるセル(センサ)部分には、
セラミック(ジルコニアセル)
が使用されています。取付け作業に際しては、落下させるなどの強い衝撃を与えな
いよう注意してください。
・ 取合いフランジ面には、測定ガスが漏れないようガスケットを準備してください。
ガスケットの材質は、測定ガスの性状に適合する耐熱性および耐食性を持つことが
必要です。
次に、取付け作業における留意点を示します。
<標準タイプ検出器>
(1)
検出器プローブ先端のセル(センサ)固定用ボルト(4 個)が、緩んでいないことを
確認してください。
また、ダスト除去フィルタ(2.4.1 項を参照)を使用する場合は、正しく検出器に取
り付けてください。ダスト除去フィルタの取付け要領は、3.1.4 項に示します。
(2)
検出器を水平姿勢に取り付ける場合は、校正ガス入口、比較ガス入口が下向きにな
るようにしてください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
3.1.3
< 3. 設置>
3-3
ダスト除去フィルタ(K9471UA)等の取付け
<ダスト除去フィルタ(K9471UA)の取付け>
注意
・ ダスト除去フィルタは、腐食性ダスト成分または高濃度のダストから検出器のジル
コニアセル(センサ)を保護するために使用します。このフィルタが有効なのは、
測定ガス中に高濃度のダストや腐食性ダスト成分を含む回収ボイラやセメントキル
ンにおける酸素濃度測定を行うときです。一般的なプロセスまで用途を広げるとフィ
ルタの取付けによる応答速度の遅延化などの逆効果を生むことがありますので、使
用時は、十分に注意してください。
・ ダスト除去フィルタを使用する場合は、フィルタ前面の測定ガス流速が 1 m/sec 以上
必要です。
付加仕様「/F1」を指定時には、検出器にダスト除去フィルタを取り付けた状態で出荷さ
れます。新たにダスト除去フィルタを購入し交換などを行う場合には、次の要領で行い
ます。なお、この作業に際しては、検出器の構造(特にセンサアセンブリ部分の構造、
11.1.2 項参照)を理解していることが望まれます。作業に先立ち、11 章の 「 点検および
保守 」 に目を通してください。
(1)
ダスト除去フィルタを検出器の先端部にかぶせるようにし、ねじ込み取り付けます。
取付け、取外しには、側面の穴に口径 ∅52 ~ ∅55 mm 用の引っかけピンスパナ ( ピ
ン径 ∅4.5 mm:K9471UX あるいは相当品 ) を引っかけて行います。また検出器のね
じ部に、焼付き防止剤 * を塗布してください。一度はずしたダスト除去フィルタを再
度取り付けるときにも、焼付き防止剤 * を塗布してください。
*: 検出器は 700℃で使用されることがありますのでボルトのねじ部には焼付き防止剤を塗布することをお
すすめします。商品名:ネバーシーズニッケルスペシャルブレード
単位:mm
SiC
フィルタ
32
∅51
検出器
時計方向に
まわして
ねじ込みます
10
ねじ部
挿入長増加分
F3-2.ai
図3.2
ダスト除去フィルタの取付け
<ダストガードプロテクタ(K9471UC)の取付け>
付加仕様「/F2」指定時は、ダストガードプロテクタが検出器に添付され出荷されます。
ダストガードプロテクタを検出器の先端にかぶせるようにし、ねじ込んでください。取
付け、取外しには、側面の穴に口径 ∅52 ~ ∅55 mm 用の引っかけピンスパナ(ピン径
∅4.5 mm:K9471UX あるいは相当品)を引っかけて行なうか、ドライバーなどを通して
行ないます。一度はずしたダストガードプロテクタを再度取り付けるときには、焼付き
防止剤を塗布してください。
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8th Edition : 2016.02.19-00
3-4
< 3. 設置>
挿入長増加分
単位:mm
100
∅50.8
4-∅6
122
図3.3
F3-3.ai
ダストガードプロテクタの取付け
<プローブプロテクタ(形名ZO21R-L-200-□*B)強度補強>
この検出器では、挿入長 2.5 m以上のプローブ長の検出器(ZR202G)を水平に取り付け
る場合、強度上検出器を保護するために使用します。
設置の手順は、以下のとおりです。
(1)
用意されたガスケットをフランジ面間に挟み、プローブプロテクタを挿入口へ取り
付けてください。
(2)
検出器プローブ先端のセンサアセンブリ固定用ねじ(4 個)が緩んでいないことを確
認してください。緩んでいる場合は、増し締めをします。
(3)
検出器は、校正ガス入口、比較ガス入口が下向きになるように取り付けてください。
測定ガスの流れ方向
ガスケット
(t1.5)
単位:mm
2050
Ø60.5
検出器先端
切欠き
校正ガス入口
比較ガス入口
F3103.ai
図3.4
プローブプロテクタ(強度を補強する場合の取付け状態)
<プローブプロテクタ(形名ZO21R-L-□□□-□*B)摩耗防止>
この検出器では、ダスト濃度が高く、測定ガスの流速も 10 m/sec を超えるアプリケーショ
ン(微粉炭ボイラあるいは流動床ファーネス)において、ダスト粒子による検出器の摩
耗を防ぐために使用します。
設置の手順は、以下のとおりです。
(1)
用意されたガスケットをフランジ面間に挟み、まず、プローブプロテクタを挿入口
へ取り付けてください。プローブプロテクタは、先端の切り欠き部分が測定ガスの
流れの下流側になるよう取り付けます。
(2)
検出器プローブ先端のセンサアセンブリ固定用ねじ(4 個)が緩んでいないことを確
認してください。緩んでいる場合は、増し締めをします。
(3)
水平姿勢に検出器を取り付ける場合は、校正ガス入口、比較ガス入口が下方になる
ように取り付けてください。
注意
圧力補正付
(-P)
と組み合わせて使用する場合、
返送エア
(計装空気)
がプローブ先端に達し、
測定値に影響することがあります。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 3. 設置>
ガスケット
(t1.5)
1050、1550、2050
3-5
単位:mm
測定ガスの流れ方向
検出器先端
プローブプロテクタは、切り欠き部分が測定ガスの
下流側にくるように取り付けてください。
校正ガス入口
比較ガス入口
F3104.ai
図3.5
3.1.4
プローブプロテクタ付き検出器の取付け状態
ダストプロテクタZH21Bの取付け
(1)
用意したガスケットをフランジ面に挟み、まず、ダストプロテクタを挿入口へ取り
付けてください。
(2)
検出器のプローブ先端のセンサアセンブリ固定用ねじ(4 個)が緩んでいないことを
確認してください。緩んでいる場合は、増し締めをします。
(3)
水平姿勢に検出器を取り付ける場合は、校正ガス入口、比較空気入口が下方になる
ように取り付けてください。
ガスケット
単位:mm
校正ガス入口
比較ガス入口
図3.6
3.2
ZH21B.ai
ダストプロテクタ付き検出器の取付け状態
ZA8F流量設定器の設置
ZA8F 流量設定器を使用する場合についてご説明します。
流量設定器は、次のような場所を選んで設置してください。
(1)
保守・点検のしやすい所。
(2)
検出器や変換器の設置場所に近い所。
(3)
腐食性ガスのない所。
(4)
周囲の温度が高すぎず(最高 55℃)
、温度変化の少ない所。
(5)
振動の少ない所。
(6)
なるべく直射日光の当たらない所。
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< 3. 設置>
3-6
■ZA8F流量設定器の取付け
流量設定器は、パイプ(呼び寸法 50A)および壁面に取り付けることができます。流量
設定器には流量計が使用されていますので、誤差が生じないよう、必ず、垂直姿勢で取
り付けてください。
取付け作業は、次の要領で行います。
<パイプに取り付ける場合>
(1)
取付け用のパイプ(呼び寸法 50A: 外径 60.5 mm)を、垂直方向に、十分な強度を持
たせて設けてください。
(流量設定器の質量は 2 ~ 3.5 kg です。
)
(2)
流量設定器をパイプに取り付けます。U- ボルト締め付けナットを十分にねじ込んで、
金具をパイプへしっかり固定してください。
F3-13.ai
図3.7
パイプへの取付け状態
<壁面に取り付ける場合>
(1)
図 3.7 のように、壁に取付け穴を加工してください。
(2)
流量設定器を取り付けます。取付金具からパイプ取付け部品を取り去り、4 本のねじ
で壁面にしっかり固定してください。
単位:mm
223
140
4-ø6穴、
またはM5ねじ
F3202.ai
図3.8
取付け穴の加工
F3203.ai
図3.9
壁面に取り付けた状態
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3.3
< 3. 設置>
3-7
ZR20H自動校正ユニットの設置
ZR20H 自動校正ユニットを使用する場合についてご説明します。
自動校正ユニット付き ZR202G は、次のような場所を選んで設置してください。
(1)
保守・点検のしやすい所。
(2)
腐食性ガスのない所。
(3)
周囲の温度が高すぎず(最高 55℃)
、温度変化の少ない所。
(4)
振動の少ない所。
(5)
なるべく直射日光の当たらない所。
■ZR20H自動校正ユニットの取付け
ZR202G- □ - □ - □ -A、または -B を指定すると、自動校正ユニットを取り付けた状態で
出荷されます。自動校正ユニットには、流量計、電磁弁等が使用されているので、誤差
が生じないように必ず流量計が垂直となるような姿勢で取り付けてください。流量計が
垂直となるよう設置するためプローブは水平に設置するか垂直に設置するかどちらかに
してください。
新たに自動校正ユニットを購入し、取付けもしくは交換等を行う場合は当社サービスに
工事を依頼してください。
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3-8
< 3. 設置>
単位:mm
ZR202Gに取り付けた状態
(基本仕様コード-A: 水平取付け)
214
44 MAX
端子箱側
244
258
表示器側
40
40
ゼロガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
66.5
166.5
比較 ガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
スパンガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
(基本仕様コード-B: 垂直取付け)
166.5
60
45
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
160
スパンガス入口
180
比較ガス入口
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
44 MAX
40
40
66.5
ゼロガス入口
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
F3301.ai
図3.10 自動校正ユニットの取付け状態
3.4
校正ガスユニットケース(E7044KF)の設置
校正ガスユニットケースは、G7001ZC ゼロガス封入ボンベを格納するケースです。この
ケースを使用する場合の設置要領を説明します。
校正ガスユニットケースは、次のような場所を選んで設置してください。
(1)
ボンベの交換に便利な所。
(2)
点検のしやすい所。
(3)
検出器や変換器、また、流量設定器の設置場所に近い所。
(4)
直射日光や輻射熱などで、容器の温度が 40℃以上に上がらない所。
(5)
振動の少ない所。
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< 3. 設置>
3-9
■取付け
校正ガスユニットケースは、パイプ(呼び寸法 50A)に取り付けます。
取付け作業は、次の要領で行ってください。
(1)
取付け用のパイプ(呼び寸法 50A: 外径 60.5 mm)を、垂直方向に、十分な強度を持
たせて設けてください。
(校正ガスユニットケースとゼロガス封入ボンベの合計の質
量は約 4.2 kg です。
)
(2)
校正ガスユニットケースをパイプに取り付けます。U- ボルト締め付けナットを 4 個
とも十分にねじ込んで、パイプへしっかり固定してください。
取付け用パイプ
(呼び寸法50A : 外径60.5 mm)
F3-19.ai
図3.11 パイプへの取付け状態
3.5
絶縁抵抗テストについて
テストする電圧が絶縁破壊を生じない程度のものでも、絶縁を劣化させ、安全性を低下
させることがありますので、本テストの実施は必要最小限にとどめてください。
絶縁抵抗テストの電圧は、500 V DC 以下で行ってください。また、印加時間は 20 MΩ 以
上が確認されるまでの間にしてください。
(1)
G 端子と保護接地端子間に入っているジャンパープレートをはずします。
(2)
L、N 間に渡り配線をします。
(3)
渡り配線と接地端子間に絶縁抵抗計(電源 OFF)を接続します。極性は、渡り配線
を ( + )、接地端子を ( - ) にします。
(4)
絶縁抵抗計の電源を ON にして、絶縁抵抗を測定します。
(5)
テスト終了後、絶縁抵抗計をはずし、渡り配線と接地間に 100 kΩ の抵抗を接続して
放電させます。1 秒以上放電させ、放電中は素手で端子にふれないようにしてくださ
い。
(6)
同様の手順で、接点出力端子と接地間、アナログ出力端子と接地間のテストを行う
ことができます。
(7)
接点入力端子は、絶縁されていますが、端子と接地間に入っているサージ保護用ア
レスタの電圧が低いため、絶縁抵抗テストはできません。
(8)
すべてのテストが終了したら、ジャンパープレートなどを元に戻してください。
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3-10
< 3. 設置>
接点入力1
外部と接続する配線をはずし、
渡り配線をしてください。
絶縁抵抗計
-
接点入力2
1
DI-1
2
DI-2
3
DI-C
4
DO-1
5
DO-1
6
DO-2
7
DO-2
8
FG
9
AO
(+)
10
AO
(-)
11
L
12
N
13
G
14
FG
ジャンパー
プレートを
はずします。
外部と接続する配線をはずし、
渡り配線をしてください。
絶縁抵抗計
-
+
+
絶縁抵抗計
-
+
F3501.EPS
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< 4. 配管>
4-1
4. 配管
この章では、< EXAxt ZR 一般型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>の代表的な三つ
のシステム構成を例にとって、その配管の要領を説明します。
・ 配管に使用するチェックバルブ、ストップバルブおよび各配管継手は漏れのないよ
うに施工してください。特に校正ガスの配管や継手に漏れがあると、配管のつまり
や指示誤差の原因となります。
・ 配管施工後は必ず漏れ検査を実施してください。
・ 計装空気方式、圧力補正式の場合は、比較ガスには計装空気(露点 -20℃以下まで除
湿され、ダスト・オイルミストなどを除去した空気)を必ず配管してください。
・ 比較ガスが自然対流方式(形名 ZR202G- □ - □ - □ -C)の場合、比較ガスは検出器
周囲のガスを比較ガスとしますので、測定精度は周囲の湿度変化の影響を受けます。
より高精度の測定が必要な場合には、比較ガスとして計装空気(露点 -20℃以下まで
除湿され、ダスト・オイルミスト等を除去した空気)をご使用ください。計装空気
使用により安定した測定が可能になります。
4.1
システム構成例1の配管
図 4.1 に示すシステム構成例 1 の配管について説明します。
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
~ 100~240 V AC
ストップバルブ
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
校正ガス
~
スタンダードガスユニット
ZO21S
図4.1
F4101.ai
システム構成例1の配管
このシステム構成例 1 における配管の要点は、次のとおりです。
・ 酸素濃度計の校正ガス入口には、ニップルを介してストップバルブを取り付けます。
また、ストップバルブの入口側配管接続口には、∅6×∅4mm 軟質チューブ用接続継
手を取り付けます(4.1.2 項参照)
。なお、この継手には、校正を行うときにだけチュー
ブを接続します。
注意
・ ストップバルブは、検出器に直結させてください。検出器とストップバルブの間に
配管を施すと、その中に凝縮水が生じ、この凝縮水が校正ガスを流したときにセン
サを急冷して損傷を与えることがあります。また校正ガスを流す場合以外は閉じて
おいてください。
・ 比較ガスは、清浄な空気と同じ酸素濃度(21%)を持っている必要があります。
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< 4. 配管>
4.1.1
4-2
システム構成例1における配管用品
表 4.1 を参照して、必要とする配管用品が揃っていることを確認してください。
表4.1
主な配管用品
使用検出器
配管箇所
配管用品
検出器
校正ガス入口 ストップバルブ
* ニップル
チューブ接続継手
比較ガス入口 (密閉)
備考
当社推奨品(L9852CB または G7016XH)
R1/4 または 1/4NPT
市販品
R1/4 または 1/4NPT - ∅6 × ∅4mm 軟質チューブ 市販品
(配管の必要な場合は、4.1.3 項参照)
* 印の配管用品は、必要に応じて使用します。
4.1.2
校正ガス入口への配管
検出器の校正ガス入口には、校正を実施するときにだけ ZO21S スタンダードガスユニッ
トからの配管(∅6 × ∅4 mm チューブ)を施します。通常は、図 4.2 のように、ニップル
(市販品)を介してストップバルブ(当社推奨品)を取り付け(注 1)
、さらに、その先端
に配管継手(市販品)を取り付けてください。なお、ストップバルブは、検出器に取り
付けて出荷されることがあります。
(注 1)
ストップバルブは検出器の近くに付けてください。
ストップバルブ
ニップル
チューブ接続継手
F4102.ai
図4.2
4.1.3
校正ガス入口への配管用品の接続
比較ガス入口への配管
・ 自然対流方式の検出器(形名 ZR202G- □ - □ - □ -C)の場合、比較ガス入口に配管
は不要です。ブラインドプラグはそのまま取り付けておいてください。ただし、検
出器設置場所の空気が汚れており、清浄な空気と同じ酸素濃度(21vol%O2)が得ら
れない場合には、自然対流方式の場合でも、4.2 項に示すシステム構成例 2 に準じて
計装空気配管を施してください。
・ 計装空気方式の検出器(形名 ZR202G- □ - □ - □ - EあるいはP)の場合、4.2 項に
示すシステム構成例 2 に準じて必ず計装空気による配管を施してください。
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4.2
< 4. 配管>
4-3
システム構成例2の配管
図 4.3 に示すシステム構成例 2 の配管について説明します。
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
ストップバルブ
または
チェックバルブ
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
比較ガス
流量計
ニードルバルブ
エアセット
計装空気
スパンガス
(ゼロガスと同等の
校正ガスユニット)
校正ガス
減圧弁
流量設定器 ZA8F
ゼロガス
封入ボンベ
校正ガスユニットケース
図4.3
F4201.ai
システム構成例2の配管
このシステム構成例 2 における配管の要点は、次のとおりです。
・ 酸素濃度計の校正ガス入口には、ニップルを介してストップバルブまたはチェック
バルブを取り付けます。
4.2.1
システム構成例2における配管用品
表 4.2 を参照して、必要とする配管用品が揃っていることを確認してください。
表4.2
主な配管用品
使用検出器
配管箇所
配管用品
備考
一般用検出器 校正ガス入口 ストップバルブ
当社推奨品(ストップバルブ L9852CB または
またはチェックバルブ G7016XH、専用チェックバルブ K9292DN または
K9292DS)
* ニップル
R1/4 または 1/4NPT
市販品
ゼロガスボンベ
当社推奨品(G7001ZC)
減圧弁
当社推奨品(G7013XF または G7014XF)
配管継手
R1/4 または 1/4NPT
市販品
比較ガス入口 エアセット
当 社 推 奨 品(G7003XF/K9473XK ま た は G7004XF/
K9473XG)
配管継手
R1/4 または 1/4NPT
市販品
* 印の配管用品は、必要に応じて使用します。
4.2.2
校正ガス入口への配管
この配管は、ゼロガス封入ボンベと ZA8F 流量設定器、ZA8F 流量設定器と ZR202G 検出
器間に施します。配管は、2.2.1 項を参照ください。
ゼロガス封入ボンベは、校正ガスユニットケースに収納するなど、できるだけ直射日光
や輻射熱などで、ガスボンベの温度が高すぎ(最高 40℃)ない所に設置してください。
また、ゼロガス封入ボンベには、ボンベ用減圧弁(当社推奨品)を取り付けてください。
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< 4. 配管>
4-4
検出器の校正ガス入口には、図 4.4 のようにニップル(市販品)を介してストップバルブ
(当社推奨品)またはチェックバルブを取り付けてください(ストップバルブまたはチェッ
クバルブは、検出器に取り付けて出荷されることがあります)
。流量設定器と検出器間の
配管は、ø6 × ø4 mm(または、呼び :1/4 インチ)以上の内径のステンレス鋼管で行って
ください。
比較ガス配管
Ø6×Ø4 mmステンレス鋼管
校正ガス配管
Ø6×Ø4 mmステンレス鋼管
ストップバルブ
またはチェックバルブ
F4202.ai
図4.4
4.2.3
校正ガス入口への配管
比較ガス入口への配管
比較ガス配管は、空気源(計装空気)と流量設定器間、また、流量設定器と検出器間に
施します。
空気源と流量設定器間の配管においては、流量設定器に近接させてエアセットを挿入し
てください。配管は、2.2.1 項を参照ください。
流量設定器と検出器間の配管は、∅6 × ∅4 mm(または、呼び :1/4 インチ)以上の内径の
ステンレス鋼管で行ってください。
4.3
システム構成例3の配管
図 4.5 は、システム構成例 3 の配管を示したものです。このシステム構成例 3 は校正を自
動化したシステムですが、基本的な配管の施工方法はシステム構成例 2 と同じです。4.2
項を参照ください。
このシステムではチェックバルブが内蔵されているため、チェックバルブを新たに取り
付ける必要はありません。
設置 ・ 配線・配管後、校正接点出力のチェック(7.10.2 項)を行い、ゼロガス、スパンガ
スとも規定流量範囲となるように調整します。まず、
ゼロガス校正接点のチェックを行い、
ゼロガスボンベの減圧弁とゼロガス用ニードルバルブを調整してゼロガスが規定流量に
なるように調整します。次にスパンガス校正接点のチェックを行い、エアセットとスパ
ンガス用ニードルバルブを調整して、スパンガスが規定流量範囲に入れば調整は完了で
す。
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< 4. 配管>
4-5
一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計 ZR202G
自動校正あり
(ZR202G-□-□-□-A-□-□-□-□-A)
(*)一体型の周囲温度は、-20~55 ℃ですので設置
環境を十分ご検討ください。
自動校正
ユニット
ZR20H
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
エアセット
比較ガス
計装空気
スパンガス
校正ガス(ゼロ)
減圧弁
ゼロガス
封入ボンベ
校正ガスユニットケース
図4.5
F4301.ai
システム構成例3の配管
● 配管・配線図
ZR202G本体
校正ガス
比較ガス
チェックバルブ
SPAN IN
スパンガス用
電磁弁
ニードルバルブ
スパンガス用流量計
エアセットへ
REF. IN
比較ガス用流量計
ゼロガス
封入ボンベへ
ゼロガス用電磁弁
ニードルバルブ
ZERO IN
ゼロガス用流量計
自動校正ユニット
F4302.ai
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4-6
< 4. 配管>
■ZR20H 自動校正ユニットの設置
ZR202Gに取り付けた状態
(基本仕様コード-A: 水平取付け)
単位: mm
214
44 MAX
端子箱側
243
258
表示器側
40
40
ゼロガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
66.5
166.5
比較 ガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
スパンガス入口
Rc1/4 または 1/4NPT(Female)
(基本仕様コード-B: 垂直取付け)
166.5
60
45
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
160
スパンガス入口
180
比較ガス入口
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
44 MAX
40
40
66.5
ゼロガス入口
Rc1/4 または
1/4NPT(Female)
F4303.ai
4.4
圧力補正式検出器を用いたシステムの配管
圧力補正式検出器 ZR202G- □ - □ - □ -P はシステム構成例 2、3 に使用することができ
ます。炉内圧力が 5kPa 以上の場合必ず使用してください。計装空気を使用し検出器内部
の圧力を炉内圧力に合わせることにより、炉内圧力が高い場合でも測定ができます。炉
内圧より高い圧力で計装空気を検出器に供給し炉内に送ることによりセル周辺(検出器
内部)を炉内圧力に保ちます。
(注)
ただし、測定ガス圧力が急激に大幅変動しないこと。
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4-7
< 4. 配管>
単位:mm
342±4
*1
Rc1/4または1/4NPT
(比較ガス入口)
*1
*1
25
*1
比較ガス出口
PIPING
フランジ
*1
PIPING
ストップ
4-G1/2,1/2NPT等
(配線接続口)
バルブ
*1 検出器の種類により異なります。
49
フランジガスケットが比較ガス出口を塞がないことを
Rc 1/4または1/4NPT
確認してください。必要に応じてフランジガスケットを
(校正ガス入口)
切り欠いてください。
図4.6
F4401.ai
圧力補正式検出器
図 4.6 は圧力補正式検出器です。このシステムの配管の要点は以下のとおりです。
炉内ガスが検出器内に逆流しないよう次の点を注意してください。
1. 安全のため、設置は炉の運転を止めた状態で行ってください。特に炉内圧力が著し
く高い場合には、危険度が伴います。
2. 計装空気を流す前は比較ガス出口手前のストップバルブを全閉にしておいてくださ
い。
3. 比較ガス出口がフランジのガスケットなどで塞がれていない事を確認してください。
4. 計装空気圧力は必ず炉内圧力より高く設定してください。
5. 比較ガス出口手前のストップバルブを全開にし、計装空気を流した後、炉の運転を
スタートしてください。炉内の圧力が上昇中は、
計装空気が流れていることを確認し、
必要に応じて流量調整用バルブ(ニードルバルブ)を開け、
供給圧を上げてください。
6. 炉内圧力安定後、流量調整を行ってください。
7. 炉の運転を止める場合には、炉の運転が止まってから計装空気の供給を止め、比較
ガス出口手前のストップバルブを全閉にしてください。なお、前述のストップバル
ブを全開のままで比較ガスは流したままでも構いません。
注意
・ 測定ガスの検出器内部への侵入やジルコニアセル(センサ)の破壊を避けるため、
できるだけ計装空気を止めないようにしてください。
・ 校正ガス入口に付けるストップバルブは、検出器にニップルを介して取り付けてく
ださい。検出器とストップバルブの間を配管すると、その中に凝縮水が生じ、この
凝縮水が校正ガスを流したときにセンサを急冷して損傷を与えることがあります。
図 4.7 は圧力補正式検出器を用いたシステム構成例 2 です。
炉内圧力により供給エアの圧力(流量)が異なります。炉内圧力に合った流量計、
エアセッ
トの使用をおすすめします。
注意
ZA8F 流量設定器および ZR20H 自動校正ユニットを使用する場合には炉内圧力により供
給エアの流量が異なりますのでご注意ください。
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4-8
< 4. 配管>
一体型ジルコニア式酸素濃度計(圧力補正付き) ZR202G
ストップバルブ
または
チェックバルブ
~ 100~240 V AC
接点入力
アナログ出力、HART通信
接点出力
比較ガス
流量計
ニードルバルブ
エアセット
校正ガス
計装空気
スパンガス
(ゼロガスと同等の
校正ガスユニット)
流量設定器 ZA8F
減圧弁
ゼロガス
封入ボンベ
校正ガスユニットケース
図4.7
4.4.1
F4402.ai
圧力補正式検出器を用いたシステム構成例
圧力補正式検出器を用いたシステムにおける配管用品
表 4.3 を参照して、必要な配管用品が揃っていることを確認してください。
表4.3
主な配管用品
使用検出器
配管箇所
配管用品
圧力補正付き 校正ガス入口 チェックバルブ
検出器
またはストップバルブ
* ニップル
ゼロガスボンベ
減圧弁
配管継手
比較ガス入口 エアセット
配管継手
備考
専用チェックバルブ(K9292DN または K9292DS)
当社推奨ストップバルブ(L9852CB または G7016XH)
R1/4 または 1/4NPT
市販品
当社推奨品(G7001ZC)
当社推奨品(G7013XF または G7014XF)
R1/4 または 1/4NPT
市販品
当 社 推 奨 品(G7003XF/K9473XK ま た は G7004XF/
K9473XG)
R1/4 または 1/4NPT
市販品
* 印の配管用品は、必要に応じて使用します。
4.4.2
校正ガス配管の要領
基本的な配管の施工方法は、システム構成例 2 と同じです。4.2.2 項を参照ください。
4.4.3
比較ガス配管の要領
基本的な配管の施工方法は、システム構成例 2 と同じです。4.2.3 項を参照ください。
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< 5. 配線>
5-1
5. 配線
この章では、< EXAxt ZR 一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>に接続される配線
の要領を説明します。
5.1
配線の概要
警告
配線作業が全て完了するまで、変換器や変換器と接続している機器には、絶対に通電し
ないでください。
注意
本器は、CE マーク適合製品です。
CE マークに準拠した性能が必要な場合には、次のような配線施工が必要です。
・ 変換器の電源には、外部スイッチまたは、サーキットブレーカを設置してください。
・ 外部スイッチまたは、サーキットブレーカは、定格 5 A で、IEC947-1 または、947-3
適合品を使用してください。
・ 外部スイッチまたは、サーキットブレーカは、変換器が設置されている同一室内へ
の取付けをおすすめします。
・ 外部スイッチまたは、サーキットブレーカは、オペレータの手の届く位置に配置し、
本器の電源スイッチであることを表示してください。
配線手順
信号線と電源線は、次の条件で施工してください。
1. シールドは、必ず変換器の FG 端子に接続してください。
2. 信号ケーブル最外部の被覆を剥離する長さ、および電源ケーブル最外部の被覆を剥
離する長さは必要最小限にしてください。
3. コンジット管を使用する場合、信号にノイズ障害を引き起こすため、信号ケーブル
は電源ケーブルと異なるコンジットに施してください。また、金属コンジットは接
地してください。
4. 変換器の配線しないプラグには、付属(2 個)の金属のブラインドプラグをしてくだ
さい。
5. 使用ケーブルは以下のとおりです。
6. すべての配線が終わったら端子部の蓋を閉め、ロックスクリューで止めてください。
表5.1
ケーブルの仕様
変換器端子名称
L、 N、
AO+、 AODO-1、 DO-2
DI-1、 DI-2、 DI-C
名称
電源
アナログ出力
接点出力
接点入力
シールドの要・不要
○
芯数
2 または 3*
2
2~4
3
* : 保護接地をケースからとる場合は、2 芯を使用してください。
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< 5. 配線>
5-2
警告
配線は耐熱性 80℃以上のケーブルを使用してください。
注意
・ ケーブルの外径は、使用するケーブルグランドに合わせて決めてください。
・ 保護接地は、
JIS D種(第 3 種)接地(接地抵抗 100Ω 以下)相当で配線してください。
5.1.1
変換器の外部配線接続端子
変換器の外部配線端子は、表示部と反対側にある蓋をはずした状態にすると見えます。
DI DI
1 2
C
FG + AO -
DO 1
L
N
DO 2
G FG
F5101.ai
図5.1
5.1.2
変換器の外部配線接続端子
配線の種類
変換器には、次のような配線が接続されます。配線系統は最大のとき 4 系統となります。
(1)
アナログ出力信号
(2)
電源、接地
(3)
接点出力
(4)
接点入力
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5-3
< 5. 配線>
一体型ジルコニア式酸素濃度計 ZR202G
接点出力1
接点入力1
接点出力2
接点入力2
1
DI-1
2
DI-2
3
DI-C
4
DO-1
5
DO-1
6
DO-2
7
DO-2
8
FG
9
AO
(+)
10
AO
(-)
11
L
12
N
13
G
14
FG
アナログ出力
4-20 mAおよび
HART通信
100~240 V AC
50/60 Hz
F5102.ai
保護接地は、機器内端子または、
ケース端子のどちらか一方でとってください。
接地規格:D種(第3種)接地、接地抵抗100 Ω以下
図5.2
5.1.3
接続配線
ケーブルグランドの取付け
変換器のケーブル引込み口には、指定のねじサイズに合ったコンジットまたは、ケーブ
ルグランドを取り付けます。
Rc1/4または1/4NPT
(比較ガス入口)
25
ケーブル
グランド
Rc 1/4または1/4NPT
(校正ガス入口)
4-G1/2、1/2NPT等
(配線接続口)
図5.3
5.2
F5103.ai
ケーブルグランド取付け
アナログ出力用配線
4-20 mADC 信号を記録計などの機器に伝送するための配線です。配線抵抗を含めた負荷
抵抗が 550 Ω以下になるようにしてください。
変換器
受信計
+
-
AO(+)
AO(-)
シールドケーブル
FG
F5201.ai
図5.4 アナログ出力用配線
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< 5. 配線>
5.2.1
5-4
ケーブルの仕様
この配線には、2 芯シールドケーブルを使用してください。
5.2.2 配線の要領
(1) 端子ねじは M4 ねじです。この M4 ねじに適合する圧着端子を用いてケーブルに端子
処理を施してください。なお、ケーブルのシールドは、必ず本器の FG 端子に接続し
てください。
(2) 配線は、“+” と “-” の極性を間違わぬよう注意して行ってください。
注意
・ 検出器の蓋を開ける場合は、ロックスクリュを緩めてください。ロックスクリュを
緩めないで蓋を回すと、ねじがかんでしまい、端子箱の交換が必要になります。また、
蓋を開閉する際は、ねじ部がかじらないように、砂などの汚れを除去してください。
・ 検出器の蓋を閉めた後、ロックスクリュで固定します。
5.3
電源、接地配線
変換器へ電源を供給するための配線、および変換器と検出器を接地するための配線です。
ケース接地端子
DI DI
1 2
ケース接地端子への
接地要領
FG +AO -
ケース
DO 1
L
N
DO 2
G FG
ジャンパープレート
接地配線圧着端子
接地端子
C
ロックワッシャ
~
100~240 VAC
50/60 Hz
図5.5 5.3.1
F5301.ai
電源用配線および接地配線
電源用配線
電源からの配線は、L、N 端子へ接続します。次の点に留意して作業を行ってください。
(3
芯の場合、1 本は接地)
(1)
この配線には、2 芯、または 3 芯ケーブルを使用してください。
(2)
変換器の端子ねじは、M4 ねじです。このねじに適合する圧着端子を用いて、ケーブ
ルに端末処理を施してください。
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< 5. 配線>
5.3.2
5-5
接地配線
接地配線は、本器ケースの接地端子または、機器内の 端子へ接続します。次の点に留
意して配線作業を行ってください。
(1)接地抵抗が 100 Ω以下(JIS D 種相当 - 第 3 種相当接地)となるようにしてください。
(2)
ケース接地端子への配線は、ロックワッシャがケースに接触するよう接続してくだ
さい(図 5.5 参照)
。
(3)
G 端子と FG 端子間にジャンパープレートが接続されていることを確認してください。
(4)
ケース接地端子ねじは、M4 ねじです。このねじに適合する圧着端子を用いて、ケー
ブルに端末処理を施してください。
5.4
接点出力用配線
変換器は、最大 2 点の接点信号を出力します。これらの接点出力は、" 下限警報 " や " 上
限警報 " など、機能を任意に選択することが可能です。
この接点出力を使用する場合は、次の要領で配線を施してください。
中継端子
変換器
アナンシェータなど
DO-1
DO-1
#1 出力
DO-2
DO-2
#2 出力
F5401.ai
図5.6
5.4.1
接点出力用配線
ケーブルの仕様
この配線は、使用する接点数によって芯数を決めてください。
5.4.2
配線の要領
(1)
変換器の端子ねじは、M4 ねじです。このねじに適合する圧着端子を使用して、ケー
ブルに端末処理を施してください。
(2)接点出力用リレーの接点容量は、30 V DC 3 A、250 V AC 3 A です。これらの値を超え
ないよう負荷(表示灯やアナンシェータなど)を接続してください。
5.5
接点入力用配線
変換器は、接点信号を受けて、設定された機能を実行します。
この接点信号を利用するときは、次の要領で配線を敷設してください。
変換器
DI-1
中継端子
接点入力1
DI-2
DI-C
接点入力2
F5501.ai
図5.7
接点入力用配線
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5.5.1
< 5. 配線>
5-6
ケーブルの仕様
この配線には、2 芯、または 3 芯ケーブルを使用してください。芯数は使用する接点数に
よって決めてください。
5.5.2
配線の要領
(1)
変換器の端子ねじは、M4 ねじです。このねじに適合する圧着端子を使用して、ケー
ブルに端末処理を施してください。
(2)
この接点入力の "ON/OFF" レベルは、抵抗値で識別されます。表 5.2 に示した条件を
満たすスイッチを用いてください。
表5.2
接点入力の「ON/OFF」識別
抵抗値
閉
200 Ω以下
開
100 k Ω以上
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6-1
< 6. 各部の名称と機能>
6. 各部の名称と機能
この章では 、 < EXAxt ZR 一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>を構成する主な
機器の各部名称と機能について説明します。
6.1
ZR202G一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温
湿度計
変換器ケース
JIS C0920防まつ型 IP44D相当
またはJIS C0920耐水形NEMA4X/IP66相当
(炉内返送圧力補正式で配線口にはケーブル
グランドを取付け、完全に密封した場合)
プローブ
この部分を炉内に挿入します。
長さは、0.4、0.7、1.0、1.5、2.0、2.5
3.0 mのいずれかを選択できます。
コンタクト
フランジ
検出器の固定に用います。
JIS規格、ANSI規格、JPI規格
またはDIN規格から選ぶ
ことができます。
ダスト除去フィルタ取付ねじ
校正ガス
導管口
金属Oリング
パイプ押さえ
U形パイプ
プローブ
ボルト
センサ(セル)
フィルタ
F6101.ai
ワッシャ
図6.1
一体型ジルコニア式酸素濃度計の各部名称と機能
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6.2
6-2
< 6. 各部の名称と機能>
ZA8F流量設定器、ZR20H自動校正ユニット
比較ガス流量
設定用バルブ
スパンガス流量
設定用バルブ
ゼロガス流量
設定用バルブ
比較ガス用
流量計
校正ガス用
流量計
図6.2
F6201.ai
ZA8F流量設定器の各部名称と機能
<水平設置>
<垂直設置>
スパンガス用
比較ガス用
流量計
流量計
スパンガス用
比較ガス用 ゼロガス用
流量計
流量計
流量計
ゼロガス用
流量計
SPAN IN
REF IN
ZERO IN
ゼロガス流量 スパンガス流量
設定用バルブ 設定用バルブ
スパンガス流量 比較ガス流量
設定用バルブ
設定用バルブ
図6.3
SPAN IN
REF IN
ZERO IN
ゼロガス流量
設定用バルブ
比較ガス流量
設定用バルブ
F6202.ai
ZR20H自動校正ユニットの各部名称と機能
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< 7. スタートアップ>
7-1
7. スタートアップ
ここでは、変換器への電源供給から、アナログ出力の確認、手動校正まで、運転の確認
に必要な最低限の操作について説明します。
説明書に記載されている図では、酸素濃度計の例を主に示しています。高温湿度計の場
合は、単位などの表記が異なる場合があります。適宜読み替えてください。
スタートアップの手順の例を下記に示します。
配管配線の確認
出力レンジ設定
バルブ類のセット
電流ループチェック
電源供給
接点動作チェック
機種選定の確認
校正実施
測定ガスの選択
詳細データ設定
定常運転
F7101.ai
7.1
配管、配線の確認
4.配管、5.配線を参照し、配管や配線に間違いがないか確認してください。
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7.2
< 7. スタートアップ>
7-2
バルブ類のセット
バルブ類の開閉状態に間違いがないか確認してください。
使用しているシステムに応じて、次のように、バルブなどをセットしてください。
(1)
検出器の校正ガス入口部にストップバルブが取り付いている場合は、このバルブを
全閉にしてください。
(2)
比較ガスとして計装空気を使用している場合は、空気圧が測定ガス圧力+約 50 kPa
(チェックバルブ付きの場合は測定ガス圧力+約 150 kPa)
(ZA8F:最大 300 kPa、
ZR20H:最大 690 kPa)になるよう、エアセットの二次圧を設定してください。また、
流量が約 800 ~ 1000 ml/min になるよう、流量設定器にある比較ガス流量設定用バ
ルブ <REFERENCE> のシャフトを回し、開度を設定してください。バルブシャフトは、
反時計方向に回すと流量が増加します。
なお、ロックナット付きのバルブシャフトを回すときは、ロックナットを緩めてく
ださい。また、設定が終わりましたら、必ず、ロックナットを締め付けてください。
(注)
校正ガスの流量設定は、後ほど行います。流量設定器内の該当ニードルバルブは全閉にしておいてくだ
さい。
7.3
変換器への電源供給
注意
定期的に運転、休止を繰り返すようなアプリケーションでご使用になる場合でも、でき
るだけジルコニア式酸素計 / 高温湿度計には電源を連続して供給することをおすすめしま
す。センサ周りに不要な温度変化がかかるのを避けるためです。また、スパンガス(計
装空気)を流しておくことをおすすめします。
変換器へ電源を供給します。表示器に図 7.1 の画面が表示されます。表示されている値は
検出器のセンサ部の温度です。徐々にセンサ部のヒータへ電力が供給され、750 ℃まで温
度が上昇します。750℃まで約 20 分で達しますが、周囲温度や測定ガス温度などの条件
によって多少異なります。センサ部温度が 750℃で安定すると測定モードに移行し、画面
が図 7.2 のように酸素濃度値を表示します。この画面を基本画面と呼びます。
図7.1
7.4
暖機中の表示
%
図7.2
測定モードの表示(基本画面)
赤外線スイッチの操作
7.4.1
画面とスイッチ
本器のスイッチには、蓋を閉じたまま操作ができるよう、赤外線スイッチを採用してい
ます。図 7.3 に赤外線スイッチおよび表示部を示します。表 7.1 にスイッチの機能を示し
ます。
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< 7. スタートアップ>
7-3
4 : 小数点
1 : データ表示部
MmNkgalbbl %
scftm3 /d /s /h /m
>
>
ENT
3 : 単位表示部
2 : 赤外線スイッチ
F7401.ai
図7.3
赤外線スイッチおよび表示部
1. データ表示部:酸素濃度、湿度、設定値、アラーム番号、エラー番号などが表示さ
れます。
2. 赤外線スイッチ:3 つの赤外線スイッチを使って、データ設定などの操作を行います。
3. 単位表示部:
酸素濃度、湿度表示のとき、
「%」が表示されます。
4. 小数点:
小数点が表示されます。
表7.1
スイッチの名称と機能
スイッチ名
>
∧
ENT
機 能
1.変更する桁を右に移動させます。押し続けると連続的に移動し、右端の桁の次は左端
の桁に移動します。
2.Yes、No の選択をします。
3.
「ENT」
キーと同時に押すことで、
一つ前の画面に戻る、
または操作をキャンセルします。
値を変更するときに使用します。押し続けると , 数値の場合、1 → 2 → 3...、アルファベッ
トの場合、A → B → C ... と変わっていき、最後の数値にくると次は元に戻ります。
1.基本画面から、パラメータ選択画面に入るときに使用します。
2.入力したデータを決定します。
3.操作を次に進めます
赤外線スイッチは、スイッチ上部のガラス表面に、指をしっかり押し当てることで操作
ができます。
同じスイッチを 2 回続けて押す操作が必要なときは、1 度押した後、指をガラス面から確
実に離してから 2 回目のスイッチ操作を行ってください。
注意
赤外線スイッチは、赤外線発光素子と受光素子が一組になって構成されています。赤外
線発光素子から発光した赤外光が、指に反射して受光素子に戻ってきた量でスイッチの
ON/OFF を判定します。
1. ケースの蓋が、最後まで閉まっていないと、赤外線スイッチが反応しなかったり
「dSPErr」の表示がでる場合があります。ケースの蓋は、必ず最後まで確実に閉めて
ください。
2. ガラスの表面が濡れていたり、汚れている場合、反応が悪くなる場合があります。
操作時には、ガラスの表面の水滴や汚れをきれいに拭き取ってください。また、操
作する指が汚れている場合も同じことが起こる場合があります。操作時には指先の
汚れを落としてください。
3. 赤外線スイッチ部に直射日光が当たっていると、スイッチが反応しなくなる場合が
あります。この場合、表示部の向きを変えるか、日よけカバーをつけるなどの対策
を講じてください。
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7.4.2
< 7. スタートアップ>
7-4
画面の構成
本器の操作画面は、すべてパラメータコードで管理されており、校正の実行や、各運転
パラメータの設定は、このパラメータコードを選択することによって行われます。図 7.4
に表示項目の構成を示します。また、
パラメータコードは大きく A 群~ G 群の7つのグルー
プに分かれています。各グループの機能を表 7.2 に示します。
基本画面から下の画面へはパスワードを入力しないと入ることができません。また、
各
「パ
ラメータコード選択」画面から基本画面に戻るには、
「>」キーと「ENT」キーを同時に
押します。
基本画面
%
パスワード入力画面
A 群設定画面
B 群設定画面
C 群設定画面
D 群設定画面
パラメータコード
選択画面
E 群設定画面
F 群設定画面
G 群設定画面
F7402.ai
図7.4
表7.2
画面構成
各画面の機能
画 面
基本画面
パスワード入力画面
A 群設定画面
B 群設定画面
C 群設定画面
D 群設定画面
E 群設定画面
F 群設定画面
G 群設定画面
機能、設定する項目
通常は、測定酸素濃度値を表示します。高温湿度計の場合は、測定酸素濃度、水分量、
混合比のうち選択された項目を表示します。暖機中は、検出器ヒータの温度を表示
します。
エラーや警報が発生すると、エラー番号、アラーム番号を表示します。
パラメータコード選択画面へ入るためのパスワードを入力します。
セル起電力、セル温度など、詳細データを見ることができます。
校正に関する設定を行い、実行します。
アナログ出力に関する設定を行います。
警報に関する設定を行います。
接点出力、接点入力に関する設定を行います。
機種の選択や、演算に必要な各種パラメータの設定を行います。
ループチェックや接点チェックを行います。
IM 11M12A01-04
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< 7. スタートアップ>
7.4.3
7-5
パラメータコード選択画面への入り方
ここでは、基本画面からパスワードを入力し、パラメータコード選択画面へ入るまでを
説明します。パスワードは「1102」です。変更することはできません。
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
21.0%
説 明
暖機が終了し、基本画面の状態です。
>
∧
ENT
PASSno
>
∧
ENT
0000
>
∧
ENT
1000
パスワード「1102」を設定します。
「∧」キーを押すと、点滅桁が「1」に変わります。
>
∧
ENT
1000
「>」キーで点滅桁を 1 桁右に移動します。
>
∧
ENT
1100
「∧」キーで数値を「1」に変更します。
>
∧
ENT
1100
>
∧
ENT
1102
「∧」キーで数値を「2」に変更します。スイッチを押し続け
ると、連続的に数値が増えていきます。
>
∧
ENT
1102
「ENT」キーを押すと、全桁が点滅します。
>
∧
ENT
A01
「ENT」キーを 3 秒以上(
「PASSno」が表示されるまで)
押し続けます。
もう一度「ENT」キーを押します。
左端の点滅している桁が変更可能です。
さらに「>」キーで点滅桁を2桁右に移動します。
スイッチを押し続けると、連続的に桁が移動します。
もう1度「ENT」キーを押します。
「パラメータコード選択」
画面の「A01」が表示されます。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
注意
・ パスワード入力画面では、スイッチ操作が無い状態が 20 秒以上続くと自動的に基本
画面に戻ります。
・ パラメータコード選択画面では、スイッチ操作が無い状態が 10 分以上続くと自動的
に基本画面に戻ります。
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< 7. スタートアップ>
7.4.4
7-6
パラメータコードの選択方法
スイッチ操作
>
∧
ENT
>
∧
ENT
A01
説 明
パスワードを入力し、パラメータコード選択画面が表示され
ています。
「A」
が点滅しています。
「A」
が変更可能な状態になっています。
「>」キーを1回押すと、点滅桁が右に移動します。
「0」が
変更可能になります。
>
∧
ENT
A01
もう一度「>」キーを押します。さらに点滅桁が右に移動し、
「1」が変更可能になります。
>
∧
ENT
A01
もう一度「>」キーを押すと、点滅桁が「A」に戻ります。
スイッチを押し続けると、点滅桁の移動が連続的に行われま
す。
>
∧
ENT
b01
「∧」キーを1回押すと、
「A」が「B」に変更されます。
>
∧
ENT
C01
もう一度「∧」キーを押します。
「C」に変更されます。
>
∧
ENT
d01
>
∧
ENT
設定値
さらに押し続けると、
「D」→「E」→「F」→「G」→「A」
と変更されます。
数値の場合、
「0」→「1」→「2」→「3」
・
・
・
「8」→「9」→「0」
となります。
ただし、パラメータコードに無い番号はスキップします。
各桁は独立して変更されます。下位の桁が「9」→「0」に変
更されても上位の桁は桁上げされません。
希望のパラメータコードが選択されたら、
「ENT」キーを押し
ます。
設定されているデータが表示されます。
「
表 示
A01
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
7.4.5
設定値の変更方法
(1) 決められている設定値の中から選択する場合
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
0
説 明
パラメータコード選択後、
設定値が表示されています。
「0」
「1」
「2」の中から選択する例を示します。現在、
「0」が設定され
ています。
「∧」キーを1回押すと、数値が「1」に変更されます。
>
∧
ENT
1
>
∧
ENT
2
もう一度「∧」キーを押します。数値が「2」に変更されます。
>
∧
ENT
0
もう一度「∧」キーを押すと、
数値が「0」に戻ります。スイッ
チを押し続けると、数値の変更が連続的に行われます。
>
∧
ENT
C01
希望の数値を表示させ、
「ENT」キーを押します。表示はパラ
メータコード選択画面に戻ります。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 7. スタートアップ>
7-7
(2) 酸素濃度値や係数など、数値を入力する場合
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
>
∧
ENT
00.0
>
∧
ENT
09.0
「∧」キーで数値を「9」に変更します。
「∧」キーは押し続
けると「0」→「1」→「2」→「3」
・・・
「8」→「9」→「0」
と連続的に変更されます。
>
∧
ENT
09.0
「>」キーで点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
09.8
「∧」キーで数値を「8」に変更します。
>
∧
ENT
09.8
設定値が入力できたら「ENT」キーを押します。
>
∧
ENT
09.8
もう1度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。この時
点で設定値が有効になります。
>
∧
ENT
C11
さらにもう1度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
00.0
説 明
パラメータコード選択後、設定データが表示されています。
「9.8」を入力する例を示します。現在、
「0.0」が設定されて
います。
「>」キーで点滅桁を移動し、1の位の数値を変更可能な状
態にします。
「>」キーは押し続けると、連続的に点滅桁が
移動します。
(3) 無効な数値を入力した場合
>
∧
ENT
98.0
>
∧
ENT
Err
>
∧
ENT
00.0
誤って入力範囲を超えた数値を入力した場合は、
「ENT」キー
を押した後に「Err」が2秒間表示されます。
「Err」が2秒間表示された後、元の設定値に戻りますので、
入力をやり直してください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
7.5
< 7. スタートアップ>
7-8
機種設定の確認
本器は酸素濃度計、湿度計の両機能を備えています。本器のオーダ時に湿度計設定の仕
様(付加仕様:/HS)を選択した場合、出荷時に湿度計に設定されており、それ以外は酸
素濃度計に設定されています。各運転データの設定を行う前に目的にあった機種に設定
されているか確認してください。
各種運転データを設定した後で機種変更を行うと、運転データは出荷時と同じ状態に初
期化されます。再度、機種にあった運転データを設定してください。
機種は、パラメータコード「F01」で設定します。パラメータコード一覧は、表 10.7 を
参照ください。
注記
機種を変更すると、設定した運転データが初期化(出荷時と同じ設定に戻る)されます
ので十分ご注意ください。
表7.3
機種設定の確認手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
A01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
F01
「∧」キーで F 群に変更します。もし、アルファベットが行
き過ぎた場合、押し続けることで元に戻ります。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押し、設定を確認します。
「0」であれば、酸素
濃度計に設定されていま す。
「1」の場合は、湿度計に設定さ
れていますので以下の手順で酸素濃度計に変更します。
>
∧
ENT
0
「∧」キーを押し続けると、
「1」→「0」→「1」→「0」と変
わります。
「0」が表示されたところでスイッチを離します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押します。数値は点滅したままです。
>
∧
ENT
0
>
∧
ENT
F01
さらにもう一度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他の設定を行う場合は、この操作を行う必要はありま
せん。
もう1度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
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7.6
< 7. スタートアップ>
7-9
測定ガスの選択
燃焼ガスは、燃料中の水素燃焼によって生じる水蒸気を含みます。したがって、仮にこ
の水蒸気を取り除いたりすると、このときの酸素濃度は、水蒸気を含むときより高い値
を示します。ここでは、酸素濃度測定値として湿りガス中での値をそのまま用いるか、
演算して乾きガス中の値として用いるかを指定します。
測定ガスの設定は、パラメータコード「F02」で設定します。パラメータコード一覧は、
表 10.7 を参照ください。
表7.4
測定ガスの設定の確認手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
7.7
表 示
A01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
F01
「∧」キーで F 群に変更します。もし、アルファベットが行
き過ぎた場合、押し続けることで元に戻ります。
>
∧
ENT
F01
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
F02
「∧」キー数値を 2 に変更します。数値が行き過ぎた場合、
押し続けることで元に戻ります。
>
∧
ENT
0
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押し、設定を確認します。
「0」であれば、湿り
ガス中の酸素濃度に設定されています。
乾きガス中の酸素濃度に設定する場合は、以下の手順で「1」
に変更 します。
「∧」キーを押し続けると、
「1」→「0」→「1」→「0」と変
わります。
「1」が表示されたところでスイッチを離します。
>
∧
ENT
0
>
∧
ENT
0
>
∧
ENT
F03
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他の設定を行う場合は、この操作を行う必要はありま
せん。
「ENT」キーを押します。数値は点滅したままです。
もう1度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
出力レンジの設定
ここではアナログ出力のレンジの設定方法について説明します。詳細は、
「8.1 電流出力
の設定」を参照ください。
7.7.1
酸素計 最小(4 mA点)、最大(20 mA点)の設定
パラメータコード「C11」で 4 mA 点の酸素濃度値を、
「C12」で 20 mA 点の酸素濃度値
を設定します。パラメータコード一覧は、表 10.7 を参照ください。ここでは、4 mA 点を
10 vol%O2、20 mA 点を 20 vol%O2 に設定する例で説明します。
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< 7. スタートアップ>
表7.5
最小、最大の設定の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
7-10
表 示
A01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
C01
>
∧
ENT
C01
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
C11
「∧」キー数値を 1 に変更します。
>
∧
ENT
000
「ENT」キーを押すと、現在の設定値が表示されます。
「0%O2」
が設定されています。
>
∧
ENT
000
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
010
「∧」キーで数値を「1」に変更します。
>
∧
ENT
010
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。
>
∧
ENT
010
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
>
∧
ENT
C11
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
C11
次に 20 mA 点の酸素濃度を設定します。
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
C12
「∧」キー数値を 2 に変更します。
>
∧
ENT
025
「ENT」キーを押すと、現在の設定値が表示されます。
>
∧
ENT
025
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
020
「∧」キーで数値を「0」に変更します。数値は「5」→「6」→・
・
・
→「9」→「0」と変化します。
>
∧
ENT
020
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。
>
∧
ENT
020
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
>
∧
ENT
C12
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他の設定を行う場合は、この操作を行う必要はありま
せん。
4 mA 点の酸素濃度を設定します。パラメータコードを C11
に変えます。
「∧」キーで C 群に変更します。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
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< 7. スタートアップ>
7.7.2
7-11
湿度計 アナログ出力項目の設定
アナログ出力に酸素濃度を出力させるか、水分量を出力させるか、混合比を出力させる
かを選択します。本器のオーダー時に湿度計設定の仕様(付加仕様:/HS)を選択した場
合は出荷時に「水分量」に設定されており、
それ以外は「酸素濃度」に設定されています。
本器で混合比を測定する場合は、下記の手順で電流出力の設定を変更してください。
なお、設定するパラメータコードは「C01」です。なお、
「機種設定」で「湿度計」が選
択されている場合、データの初期化を実行すると、アナログ出力の設定は「水分量」に
なります。
7.7.3
湿度計 最小(4mA点)、最大(20mA点)の設定
ここでは、水分量の 4mA 点を 30%H2O、20mA 点を 80%H2O に設定する例で説明します。
表7.5
最小、最大の設定の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
A01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
C01
>
∧
ENT
C01
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
C11
「∧」キー数値を 1 に変更します。
>
∧
ENT
C11
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
C13
「∧」キー数値を 3 に変更します。
>
∧
ENT
000
「ENT」
キーを押すと、
現在の設定値が表示されます。
「0%H2O」
が設定されています。
>
∧
ENT
000
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
030
「∧」キーで数値を「3」に変更します。
>
∧
ENT
030
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。
>
∧
ENT
030
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
>
∧
ENT
C13
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
C13
次に 20 mA 点の水分量を設定します。
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
C14
「∧」キー数値を「4」に変更します。
>
∧
ENT
025
「ENT」キーを押すと、現在の設定値が表示されます。
4 mA 点の水分量を設定します。パラメータコードを C13 に
変えます。
「∧」キーで C 群に変更します。
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< 7. スタートアップ>
スイッチ操作
>
∧
ENT
025
説 明
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
085
「∧」キーで数値を「8」に変更します。
スイッチを押し続けると数値が一つづつ増えていきます。
>
∧
ENT
085
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
080
「∧」キーで数値を「0」に変更します。数値は「5」→「6」→・
・
・
→「9」→「0」と変化します。
>
∧
ENT
080
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。
>
∧
ENT
080
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
>
∧
ENT
C14
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
「
7.8
表 示
7-12
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
表示項目の設定
7.8.1
酸素計 表示項目の設定
表示項目とは、基本画面で表示される項目のことをいいます。設定する数値と設定項目
の関係を表 8.1 に示します。また、表示項目は、パラメータコード「A00」または「F08」
で設定します(どちらで設定しても同じです)
。出荷時やデータの初期値を実行した場合、
表示項目は「酸素濃度」になります。
表8.1
表示項目
A00またはF08
基本画面で表示する項目
で設定された値
0
酸素濃度を表示します。
1 または 2
本器が湿度計に設定されている場合にのみ設定します。
酸素濃度計に設定されている場合、1 および 2 に設定すると、基本画面
では「0.0」しか表示されません。
3
電流出力の項目で設定されている項目を表示します。
電流出力にスムージング係数が設定されている場合、これを含んだ値が
表示されます。
注意
「A00」または「F08」で「3」を設定する場合、次の電流出力の設定で必ず「酸素濃度」
を選択してください。
(参照項:8.1 電流出力の設定)
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< 7. スタートアップ>
7.8.2
7-13
湿度計 表示項目の設定
表示項目とは基本画面で表示される項目のことをいいます。設定する数値と設定項目の
関係を表 7.4 に示します。また、表示項目は、パラメータコード「A00」または「F08」
で設定します(どちらで設定しても同じです)
。本器のオーダー時に湿度計設定の仕様(付
加仕様:/HS)を選択した場合、出荷時に「水分量」に設定されており、それ以外は「酸
素濃度」に設定されています。
なお、
「機種設定」で「湿度計」が選択されている場合、データの初期化を実行すると、
表示項目は「水分量」になります。
表7.4
表示項目
A00またはF08で
設定された値
0
1
2
3
7.9
基本画面で表示する項目
酸素濃度を表示します。
水分量を表示します。
混合比を表示します。
電流出力の項目で設定されている項目を表示します。
電流出力にスムージング係数が設定されている場合、これを含んだ値が表示されます。
電流ループチェック
アナログ出力に、設定した電流を出力させることができます。変換器と受信計間の配線
を確認することができます。ループチェックは、パラメータコード「G01」で行います。
表7.6
電流ループチェックの手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
A01
G01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
>
∧
ENT
00.0
「ENT」キーを押します。この時点での出力電流は、出力ホー
ルドの設定で設定された状態になっています。参照項:8.2
出力ホールドの設定
>
∧
ENT
10.0
10 mA を出力させるように設定します。
「∧」キーで「1」に
変更します。
>
∧
ENT
10.0
>
∧
ENT
10.0
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まり、10 mA が出
力されます。
>
∧
ENT
G01
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。この時点で、出力電流は通常値に戻り
ます。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
「∧」キーで G 群に変更します。
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 7. スタートアップ>
7-14
7.10 接点チェック
接点出力、接点入力の開閉チェックおよび、自動校正ユニット(オプション)の電磁弁
の動作チェックを行います。
表7.7
接点チェックのパラメータコード
チェック項目
接点出力 1 パラメータコード 設定値と動作
G11
0
開
1
閉
接点出力 2
G12
0
開
1
閉
自動校正電磁弁(ゼロガス)
G15
0
OFF
1
ON
自動校正電磁弁(スパンガス)
G16
0
OFF
1
ON
接点入力 1
G21
0
開
1
閉
接点入力 2
G22
0
開
1
閉
7.10.1 接点出力のチェック
表 7.8 の手順に沿って行ってください。表は、接点出力 1 を例にとって説明しています。
表7.8
接点出力チェックの手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
A01
G01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
>
∧
ENT
G01
「>」キーを押し、点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
G11
「∧」キーで「1」に変更します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押します。
「0」が点滅し、接点が開きます。
>
∧
ENT
1
「∧」キーで「1」に変更します。
>
∧
ENT
1
「ENT」キーを押します。点滅は続いています。
>
∧
ENT
1
>
∧
ENT
G11
「ENT」キーを押すと、パラメータコード選択画面に戻り、接
点がもとの状態に戻ります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他のチェックを行う場合は、この操作を行う必要はあ
りません。
「∧」キーで G 群に変更します。
再度「ENT」キーを押すと、点滅が止まり、接点が閉じます。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
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< 7. スタートアップ>
7-15
注意
接点出力 2 の開閉チェックを行うと、
「エラー 1」
(セル起電力異常)
、
または
「エラー 2」
(ヒー
タ温度異常)が発生します。この理由は、接点出力 2 が検出器のヒータ電源の安全スイッ
チと連動しており、検出器ヒータへの電源供給が止まるためです。上記エラーが発生し
た場合、リセットを実行するか、本器の電源を 1 度切り、再起動させてください。
(参照項:
10.4 リセット)
7.10.2 校正接点出力
「校正接点」とは自動校正ユニット(オプション)内の電磁弁駆動用信号のことをいいま
す。このテスト出力を利用して動作の確認を行うことができます。なお、動作の確認は、
流量計で実際のガスの流通を見てください。操作は、表 7.9 の手順に沿って行ってくださ
い。表はゼロガス用電磁弁を例にとって説明しています。
表7.9
校正接点出力チェックの手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
A01
G01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
>
∧
ENT
G01
「>」キーを押し、点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
G11
「∧」キーで「1」に変更します。
>
∧
ENT
G11
「>」キーを押し、点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
G15
「∧」キーで「5」に変更します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押します。
「0」が点滅します。電磁弁は「閉」
の状態です。
>
∧
ENT
1
「∧」キーで「1」に変更します。
>
∧
ENT
1
「ENT」キーを押します。点滅は続いています。
>
∧
ENT
1
>
∧
ENT
G15
「ENT」キーを押すと、パラメータコード選択画面に戻り、電
磁弁が「閉」になります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他のチェックを行う場合は、この操作を行う必要はあ
りません。
「∧」キーで G 群に変更します。
再度「ENT」キーを押すと、点滅が止まり、電磁弁は「開」
になり、校正ガスが流れます。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 7. スタートアップ>
7-16
7.10.3 接点入力
操作は、表 7.10 の手順に沿って行ってください。表は接点入力 1 を例にとって説明して
います。
表7.10
接点入力チェックの手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
A01
G01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
>
∧
ENT
G01
「>」キーを押し、点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
G21
「∧」キーで「2」に変更します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押します。接点が開いているとき、
「0」が表示
されます。接点を閉じると「1」に変わります。接点の開閉
に合わせて表示が変わるので、配線の確認ができます。
>
∧
ENT
G21
もう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選択画面
に戻ります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
「∧」キーで G 群に変更します。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
7.11 校正
本器の校正動作は、ゼロガスおよびスパンガスを実際に測定し、その値を各校正ガスの
酸素濃度値に合わせ込む要領で行います。校正の実施方法は、
ゼロ校正およびスパン校正、
またはそのどちらか一方を順次手動で行う「手動校正」
、赤外線スイッチからの操作、ま
たは、接点入力信号によって校正をスタートさせ、あらかじめ設定した校正時間、安定
時間に基づいて一連の校正動作を行う「半自動校正」
、設定した周期で自動的に校正を行
う「自動校正」があります。半自動校正や自動校正では校正ガスの供給を自動で行いま
すので、ZR20H 自動校正ユニットが必要になります。手動校正は校正ガスの供給を手動
で行いますので、ZA8F 流量設定器が必要です。ここでは、もっとも基本的な手動校正に
ついて説明します。半自動校正、自動校正については、
「9. 校正」を参照ください。
IM 11M12A01-04
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< 7. スタートアップ>
7-17
7.11.1 校正の設定
校正を行う前に次の 3 つの項目を設定する必要があります。各項目のパラメータコードを、
表 7.11 に示します。
(1) モード
モードとは校正の実施方法のことをいい、
「手動校正」
、
「半自動校正」
、
「自動校正」
の 3 つから選択します。ここでは「手動校正」に設定します。
(2) ゼロガスの酸素濃度
校正に使用するゼロガスの酸素濃度値を入力します。
(3) スパンガスの酸素濃度
校正に使用するスパンガスの酸素濃度値を入力します。計装空気を使用している場
合は、
「21 %O2」の値を入力します。
ZO21S スタンダードガスユニット使用時(大気空気をスパンガスに使用)は、携帯
用酸素濃度計などを用いて実際の酸素濃度値を調べて入力してください。
注意
・ スパンガスとして計装空気を使用する場合は、露点が -20℃以下まで除湿し、オイル
ミストやダスト類を除去してご使用ください。
・ 除湿が十分でなかったり、汚れた空気を使用すると、測定精度に影響が出る場合が
あります。
操作は、表 7.12 の手順に沿って行ってください。
表7.11
校正の設定パラメータコード
設定項目
校正モード
ゼロガスの酸素濃度
スパンガスの酸素濃度
パラメータコード
設定値
B03
0 手動校正
1 半自動、手動
2 自動、半自動、手動
B01
酸素濃度を入力
B02
酸素濃度を入力
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< 7. スタートアップ>
表7.12
校正の設定の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
7-18
表 示
A01
説 明
パスワード入力後の画面です。
>
∧
ENT
b01
ゼロガスの濃度を設定します。パラメータコードを B01 に変
えます。ここでは、
「0.98%」を設定します。
>
∧
ENT
001.00%
「ENT」キーを押すと、現在設定されている値が表示されます。
>
∧
ENT
001.00%
「>」キーで点滅桁を「1」に移動します。
>
∧
ENT
000.00%
「∧」キーで数値を「0」に変更します。
>
∧
ENT
000.00%
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
000.90%
「∧」キーで数値を「9」に変更します。
>
∧
ENT
000.90%
「>」キーで点滅桁を移動させます。
>
∧
ENT
000.98%
「∧」キーで数値を「8」に変更します。
>
∧
ENT
000.98%
「ENT」キーを押すと、全桁が点滅します。
>
∧
ENT
000.98%
>
∧
ENT
b01
>
∧
同様の操作で、
「B02」にスパンガス濃度の「21%」を設定します。
ENT
次に、校正モードを設定します。パラメータコードを B03 に
変更します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを押すと、現在設定されている値が表示されます。
「0」であればそのまま、
「0」以外であれば「0」に変更します。
>
∧
ENT
0
「ENT」キーを 1 回押します。数値は点滅したままです。
>
∧
ENT
0
>
∧
ENT
b03
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に変わります。
>
∧
ENT
基本画面
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、
基本画面に戻ります。
表示された数値は、測定ガスの濃度を示しています。
続けて他の設定を行う場合は、この操作を行う必要はありま
せん。
再度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
さらにもう 1 度「ENT」キーを押すと、パラメータコード選
択画面に戻ります。
b03
もう 1 度「ENT」キーを押すと、点滅が止まります。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
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< 7. スタートアップ>
7-19
7.11.2 手動校正の実施
校正の実施方法について説明します。
校正実施時の準備
ZA8F 流量設定器のゼロガス流量設定バルブが全閉していることを確認して、2 次圧が測
定ガス圧力+約 50 kPa(チェックバルブ使用時は測定ガス圧力+約 150 kPa)
(最大 300
kPa)となるよう、ゼロガス封入ボンベ用減圧弁を開いてください。
ZH20H 自動校正ユニットでも同様の操作で手動校正ができます。
校正の操作
本説明書ではスパンガスとして、比較ガスと同じ計装空気を用いることを前提にしてい
ます。
表 7.13 の手順にしたがい、校正を実施してください。
ZO21S スタンダードガスユニット使用時(大気空気をスパンガスに使用)は、携帯用酸
素濃度計などを用いて実際の酸素濃度値を調べて入力してください。
表7.13 校正の実施の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
説 明
パスワード入力後の画面です。
A01
b10
>
∧
ENT
>
∧
ENT
CAL
「ENT」キーを押すと、
「CAL」が表示されます。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「B10」
の画面に戻ります。
>
∧
ENT
CAL
もう 1 度「ENT」キーを押すと、
「CAL」が点滅します。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「B10」
の画面に戻ります。
>
∧
ENT
SPAn Y
>
∧
ENT
21.00
>
∧
ENT
OPEn
/20.84
>
∧
ENT
20.84
パラメータコードを B10 に変えます(途中の操作は省略してい
ます)
。
さらに「ENT」キーを押すと、
スパン校正を行うかの確認メッセー
ジがでます。
スパン校正を省略する場合、
「>」キーを押し、
「Y」を「N」に
変えます。
続いて「ENT」キーを押すと、
「ZEro Y」の画面までスキップし
ます。
「ENT」キーを押すと、校正ガスの値が表示されます。この値は、
% 7.10.1「校正の設定」で設定したスパンガス濃度でなければな
りません。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「SPAn Y」
の画面に戻ります。
「ENT」キーを押すと、
「OPEn」の文字と現在の測定値とが交互
に表示されます。
スパンガスを流してください。流量設定器のスパンガス流量設
定バルブを開き、流量を 600 ± 60 ml / min に調整します。バル
ブはロックナットを緩めた上、バルブシャフトを反時計方向へ
ゆっくりと回してください。流量の確認は校正ガス流量計で行
います。自動校正ユニットが接続されている場合、スパンガス
の電磁弁が開きます。測定値が、スパンガスの値に変化してい
きます。
この表示が安定したら次のステップに進みます。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「SPAn Y」
の画面に戻ります。
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。この時点では、ま
% だ校正は行われていません。
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< 7. スタートアップ>
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
ZEro Y
>
∧
ENT
0.98%
>
∧
ENT
OPEn
/0.89
>
∧
ENT
0.89%
>
∧
ENT
CALEnd
>
∧
ENT
b10
>
∧
ENT
基本画面
7-20
説 明
再度「ENT」キーを押すと点滅が止まり、ゼロ校正を行うかの
確認メッセージがでます。この時点で測定値とスパンガスの濃
度の合わせこみが行われます。
スパンガス流量設定バルブを閉じます。測定時にバルブが緩ん
でスパンガスが漏れ込むことの無いように、ロックナットは必
ず締め付けておくようにしてください。
自動校正ユニットが接続されている場合、スパンガスの電磁弁
が閉じます。
ゼロ校正を省略する場合、
「>」キーを押し、
「Y」を「N」に変
えます。続いて
「ENT」
キーを押すと、
「CALEnd」
の画面までスキッ
プします。
さらに「ENT」キーを押すと、校正ガスの値が表示されます。
この値は、7.10.1「校正の設定」で設定したゼロガス濃度でな
ければなりません。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「ZEro Y」
の画面に戻ります。
「ENT」キーを押すと、
「OPEn」の文字と現在の測定値とが交互
に表示されます。
ゼロガスを流してください。流量設定器のゼロガス流量設定バ
ルブを開き、流量を 600 ± 60 ml / min に調整します。バルブは
ロックナットを緩めた 上、バルブシャフトを反時計方向へゆっ
くりと回してください。流量の確認は校正ガス流量計で行いま
す。自動校正ユニットが接続されている場合、ゼロガスの電磁
弁が開きます。測定値が、ゼロガスの値に変化していきます。
この表示が安定したら次のステップに進みます。
【キャンセル】:「>」と「ENT」キーを同時に押すと、
「ZEro Y」
の画面に戻ります。
「ENT」キーを押します。全桁が点滅します。この時点では、ま
だ校正は行われていません。
再度「ENT」キーを押した時点で、測定値とゼロガスの濃度の
合わせこみが行われます。
ゼロガス流量設定バルブを閉じます。測定時にバルブが緩んで
ゼロガスが漏れ込むことの無いように、ロックナットは必ず締
め付けておくようにしてください。自動校正ユニットが接続さ
れている場合、スパンガスの電磁弁が閉じます。
表示には、
「CALEnd」の文字が点滅します。
「CALEnd」が点滅
している時間を「出力安定時間」と呼び、
「出力ホールドの設定」
でホールドが設定されている場合、アナログ出力がホールドさ
れています。
(参照項:8.2 出力ホールドの設定)
。あらかじめ
設定されている出力安定時間が経過すると校正が終了します。
出力安定時間は、出荷時に 10 分に設定されています。
「出力安
定時間」中に「>」
、
「ENT」キーを同時に押すと、校正を終了し、
パラメータコード選択画面に戻ります。
もう 1 度、
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、基本画面
に戻ります。
「表示」は「スイッチ操作」の結果として現れるものです。
「
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
「/」は、交互に表示することを表します。
【キャンセル】は操作をキャンセルする場合の手順を示しています。
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8th Edition : 2016.02.19-00
< 8. 運転データの詳細設定>
8-1
8. 運転データの詳細設定
8.1
電流出力の設定
ここでは、アナログ出力のレンジの設定方法を説明します。
8.1.1
酸素計 出力レンジの設定
各項目のパラメータコードを、表 8.2 に示します。
表8.1
電流出力の設定パラメータコード
設定項目
電流出力の設定
出力モード
最小酸素濃度値
最大酸素濃度値
出力スムージング係数
*1
パラメータコード
設定値
C01
0 酸素濃度
1 4 mA 固定 *1
2 4 mA 固定 *1
C03
0 リニア
1 ログ
C11
4 mA 点の酸素濃度を入力
C12
20 mA 点の酸素濃度を入力
C30
0 ~ 255(秒)
酸素濃度計の場合、
「C01」には「0」以外設定しないでください。設定した場合、出力は酸素濃度に関
係なく 4 mA 固定となります。
8.1.2
湿度計 出力レンジの設定
出力させる項目に対して、出力レンジを設定します。酸素濃度を出力させる場合は、
「C11」
で最小酸素濃度値(4mA 点)を、
「C12」で最大酸素濃度値(20mA 点)を設定します。
水分量を出力させる場合は「C13」で最小水分量(4mA 点)を、
「C14」で最大水分量(20mA
点)を設定します。混合比を出力させる場合は「C15」で最小混合比(4mA 点)を、
「C14」
で最大混合比(20mA 点)を設定します。パラメータコードを表 7.6 に示します。なお、
設定できる値には制限があります。
表8.2
電流出力の設定パラメータコード
設定項目
電流出力の設定
出力モード
最小酸素濃度値
最大酸素濃度値
最小水分量
最大水分量
最小混合比
最大混合比
出力スムージング係数
パラメータコード
設定値
C01
0 酸素濃度
1 水分量
2 混合比
C03
0 リニア
1 ログ
C11
4 mA 点の酸素濃度を入力
C12
20 mA 点の酸素濃度を入力
C13
4 mA 点の水分量を入力
C14
20 mA 点の水分量を入力
C15
4 mA 点の混合比を入力
C16
20 mA 点の混合比を入力
C30
0 ~ 255(秒)
注記
8.1.3 出力モードで「対数」を選択した場合、
最小の設定はここで設定した値にかかわらず、
酸素濃度は 0.1%O2 に、水分量は 0.1%H2O に、混合比は 0.01 kg/kg に固定されます。
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8.1.3
< 8. 運転データの詳細設定>
8-2
酸素計 最小(4 mA点)、最大(20 mA点)の設定
アナログ出力の、4 mA 点の酸素濃度値と、20 mA 点の酸素濃度値をそれぞれ設定します。
入力範囲について
最小(4 mA 点)の入力範囲は、0 vol%O2 または 6 ~ 76 vol%O2 です。
かつ 4 mA 点で設定した酸素濃度の 1.3
最大
(20 mA 点)
の入力範囲は、
5 ~ 100 vol%O2 で、
倍以上でなくてはなりません。この条件からはずれた数値を入力した場合、
「Err」が 2 秒
間表示され、入力は無効になります。前の値がそのまま残ります。
設定例1
最小(4 mA 点)を 10 vol%O2 に設定した場合、最大(20 mA)点は 13 vol%O2 以上に設
定しなければなりません。
設定例2
最小(4 mA 点)を 75 vol%O2 に設定した場合、最大(20 mA 点 ) は 75×1.3 = 98 vol%O2
以上に設定しなければなりません。
(小数点以下は繰り上げ)
注記
8.2.3 出力モードの選択で「ログ」を選択した場合、最小の設定は「C11」の設定値にか
かわらず 0.1 vol%O2 固定になります。
「C11」の表示は変わりません。
8.1.4
湿度計_最小(4mA点)、最大(20mA点)の設定
電流出力で選択した出力項目(酸素濃度、水分量、混合比)の 4mA 点と 20mA 点を設定
します。
「C01」で「酸素濃度」を選択した場合は「C11」と「C12」を、
「C01」で「水分
量」を選択した場合は「C13」と「C14」を、
「C01」で「混合比」を選択した場合は「C15」
と「C16」をそれぞれ設定してください。
8.1.5
入力範囲について
● 酸素濃度設定範囲について
最小(4 mA 点)の入力範囲は 0 vol%O2、または 6 ~ 76 vol%O2 です。
最大(20 mA 点)の入力範囲は 5 ~ 100 vol%O2 で、かつ 4 mA 点で設定した酸素濃度の
1.3 倍以上でなくてはなりません。この条件からはずれると入力は無効になります。前の
値がそのまま残ります。
設定例1
最小(4 mA 点)を 10 vol%O2 に設定した場合、最大(20 mA)点は 13 vol%O2 以上に設
定しなければなりません。
設定例2
最小(4 mA 点)を 75 vol%O2 に設定した場合、最大(20 mA 点 ) は 75×1.3 = 98 vol%O2
以上に設定しなければなりません。
(小数点以下は繰り上げ)
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8-3
< 8. 運転データの詳細設定>
95
最大酸素濃度 20 mA 点(vol%O2)
85
設定範囲
75
(ハッチング部分)
65
55
45
設定範囲外
35
25
15
5
5
図8.1
15
25
35
45
最小酸素濃度 4 mA点(vol%O2)
55
65
75
F8-1.ai
酸素濃度最大最小値設定範囲
● 水分量の設定範囲について
最小水分量(4 mA 点)の入力範囲は 0 vol%H2O、または 26 ~ 100 vol%H2O です。
最大水分量(20 mA 点)の入力範囲は 25 ~ 100 vol%H2O で、かつ 4 mA 点で設定した水
分量の 0.8 倍に 23 を足した値以上でなくてはなりません(下記設定例、または図 8.2 の
グラフを参照してください)
。
設定例1
最小水分量(4 mA 点)を 0 vol%H2O に設定した場合、最大水分量(20 mA)点は 25
vol%H2O 以上に設定しなければなりません。
設定例2
最小水分量(4 mA 点)を 26 vol%H2O に設定した場合、
最大水分量(20 mA 点 ) は 26×0.8
+ 23 = 44 vol%H2O 以上に設定しなければなりません。
(小数点以下は繰り上げ)
100
最大水分量(20 mA点)
(vol%H2O)
90
設定範囲
(ハッチング部分)
80
70
60
設定範囲外
50
40
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
85
最小水分量(4 mA点)
(vol%H2O)
図8.2
90
95
100
F8-2.ai
水分量最小最大値設定範囲
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8th Edition :2016.02.19-00
8-4
< 8. 運転データの詳細設定>
● 混合比の設定範囲について
最小混合比(4 mA 点)の入力範囲は 0 kg/kg、または 0.201 ~ 0.625 kg/kg です。
最大混合比(20 mA 点)の入力範囲は 0.2 ~ 1.0 kg/kg で、かつ 4 mA 点で設定した混合
比の 1.3 倍に 0.187 をたした値以上でなくてはなりません。
(下記設定例、または図 8.3
のグラフを参照してください)
。
設定例1
最小混合比(4 mA 点)を 0 kg/kg に設定した場合、最大混合比(20 mA)点は 0.2 kg/kg
以上に設定しなければなりません。
設定例2
最小混合比(4 mA 点)を 0.201 kg/kg に設定した場合、最大混合比(20 mA 点 ) は
0.201 × 1.3 + 0.187 = 0.449 kg/kg 以上に設定しなければなりません。
(小数点以下は繰り
上げ)
1
0.95
設定範囲
0.9
(ハッチング部分)
最大混合比20 mA点(kg/kg)
0.85
0.8
0.75
0.7
0.65
0.6
設定範囲外
0.55
0.5
0.45
0.4
0.201
0.25
0.3
0.35
0.4
0.45
0.5
0.55
最小混合比4 mA点(kg/kg)
図8.3
8.1.6
0.6
0.65
F8-3.ai
混合比最大最小値設定範囲
出力スムージング係数の入力
測定ガスの酸素濃度が急変するような場合、この測定値をそのままコントロールに使用
すると、オン・オフ動作が頻繁になるなど弊害が生じることがあります。
このような場合は、適当な出力を与えて演算を行うことで信号の変化をなだらかにする
ことができます。時定数は 0 ~ 255 秒まで設定することができます。
8.1.7
出力モードの選択
アナログ出力信号と酸素濃度との関係を「リニア」にするか、または「ログ」にするか
を選択します。
注記
「ログ」を選択した場合、設定値にかかわらず、最小の設定は、酸素濃度は 0.1 vol%O2 に、
水分量は 0.1%H2O に、混合比は 0.01 kg/kg に固定になります。
「C11」~「C16」の表示
は変わりません。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
8-5
< 8. 運転データの詳細設定>
8.1.8
初期値
出荷時や、データの初期化を実行した場合、表 8.3 の値に初期化されます。
表8.3
出力電流設定の初期値
項目
最小酸素濃度値
最大酸素濃度値
最小水分量
最大水分量
最小混合比
最大混合比
出力スムージング係数
出力モード
8.2
初期値
0%O2
25%O2
0%H2O
25%H2O
0.000 kg/kg
0.200 kg/kg
0秒
リニア
出力ホールドの設定
出力ホールドとは、暖機中、保守中、校正中、エラー発生中などの時、アナログ出力信
号をあらかじめ設定した値に保持することをいいます。
表 8.4 に各状態と設定可能なアナログ出力のホールド値を記します。
表8.4
本器の状態
選択可能な
出力ホールド値
4 mA
20 mA
ホールドなし
直前値
設定値(2.4 mA ~ 21.6 mA)
暖機中
○
○
○
保守中
校正中
エラー発生中
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○印が選択可能項目
8.2.1
本器の状態の定義
(1) 暖機中とは
電源を供給してからセンサ部温度が 750℃で安定し、測定モードに移行するまでの状
態をいいます。具体的には、基本画面でセンサ部の温度が表示されている状態です。
(2) 保守中とは
基本画面から有効なパスワードによってパラメータコード選択画面に入ったときか
ら、再び基本画面に戻るまでをいいます。
(3) 校正中とは(参照章:9. 校正)
手動校正の場合:
パラメータコード「B10」で、手動校正実行操作を進めていき、最初のスパン校正の
スパンガス濃度確認画面が表示され、
「ENT」キーを押したときが校正時間の始まり
です。一連の校正操作が終わり、設定された出力安定時間が経過すると校正時間が
終了します。手動校正時の「校正中」の定義を表 8.5 に示します。
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8th Edition :2016.02.19-00
< 8. 運転データの詳細設定>
表8.5
8-6
校正中の定義
スイッチ操作
表 示
>
∧
b10
>
∧
ENT
CAL
>
∧
ENT
CAL
>
∧
ENT
SPAn Y
>
∧
ENT
21.00 %
>
∧
ENT
>
∧
ENT
20.84 %
>
∧
ENT
ZEro Y
>
∧
ENT
0.98 %
ENT
OPEn/20.84
校正中のホールド時間
OPEn/0.89
>
∧
ENT
>
∧
ENT
0.89 %
>
∧
ENT
CALEnd
>
∧
ENT
>
∧
ENT
b10
測定値表示
T8301.ai
半自動校正の場合:
赤外線スイッチでの操作、または、接点入力による校正指令が入った時から、校正
が実施され、出力安定時間が経過するまでをいいます。
自動校正の場合:
校正開始時間に至って校正が実施された後、出力安定時間が経過するまでをいいま
す。
(4) エラー発生中とは
エラー 1 ~エラー 4 が発生しているときをいいます。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 8. 運転データの詳細設定>
8.2.2
8-7
出力ホールド値の優先順位
出力ホールド値の優先順位は次のようになっています。
優先順位 高
エラー発生中
校正中
保守中
暖機中
たとえば、保守中の出力を「4 mA」に設定し、校正中の出力を「ホールドなし」に設定
した場合、保守画面に入った時に出力は 4 mA にホールドされますが、校正が開始された
時点でホールドが解除され、校正が終わり安定時間が経過した後は再び 4 mA にホールド
されます。
8.2.3
出力ホールドの設定
表 8.6 に各パラメータコードを示します。
表8.6
出力ホールドの設定パラメータコード
設定項目
暖機中
パラメータコード
C04
0
1
2
保守中
C05
0
1
2
校正中
C06
0
1
2
エラー発生中
C07
0
1
2
8.2.4
設定値
4 mA にホールド
20 mA にホールド
設定値ホールド
ホールドしない
直前値ホールド
設定値ホールド
ホールドしない
直前値ホールド
設定値ホールド
ホールドしない
直前値ホールド
設定値ホールド
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、表 8.7 の設定になります。
表8.7
出力ホールドの初期値
本器の状態
暖機中
保守中
校正中
エラー発生中
8.3
出力ホールド値
4 mA
直前値をホールド
直前値をホールド
設定値をホールド
設定値
4 mA
4 mA
4 mA
3.4 mA
警報の設定
本器は、測定値によって上上限、上限、下限、下下限の4点の警報値を設定できるよう
になっています。ここでは、その動作と設定方法について説明します。
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8th Edition :2016.02.19-00
< 8. 運転データの詳細設定>
8.3.1
8-8
警報値について
(1) 上上限警報、上限警報
「上上限警報」
、
「上限警報」が「検知する」に選択されていて、かつ測定値が設定し
た測定値よりも大きい場合に出力されます。
(2) 下限警報、下下限警報
「下限警報」
、
「下下限警報」が「検知する」に選択されていて、かつ測定値が設定し
た測定値よりも小さい場合に出力されます。
8.3.2
警報の出力動作について
測定値が定常値と警報値間で変動している場合、警報の出力、解除が頻繁に繰り返すこ
とになります。このような状態は、警報出力の条件に動作遅れ時間と警報解除用のヒス
テリシスを持たせることで避けることができます。
動作遅れ時間が設定されている場合は、測定値が定常値から警報範囲に入ってすぐには
警報が出力せず、測定値がある一定時間(動作遅れ時間)連続して警報範囲に入ってい
た場合に警報が出力します。また、測定値が警報範囲から定常値に戻る場合(警報を解
除する場合)においても同じことが行なわれます。また、ヒステリシスが設定されてい
る場合、警報を解除する時に測定値がヒステリシス値より求めた解除値以上、または以
下にならないと解除しないようになります。動作遅れ時間とヒステリシスを合わせて設
定した場合は、警報を出力するときには測定値が警報範囲に入って、動作遅れ時間が経
過してから警報を出力します。警報を解除するときには測定値がヒステリシスの値より
求めた解除値になって、さらに動作遅れ時間が経過してから警報を解除します。これら
の動きについては図 8.1 を参照ください。なお、動作遅れ時間とヒステリシスは、すべて
の警報ポイントに対して共通に働きます。
警報範囲
A
B
C
D
7.5%
上限警報値
ヒステリシス
2.0%
5.5%
酸素濃度
動作遅れ時間:5秒
動作遅れ時間:5秒
動作遅れ時間:5秒
警報出力 ON
OFF
図8.3
F8-4.ai
警報出力の動作例
図 8.1 の例では、上限警報値を 7.5 vol%O2、動作遅れ時間を 5 秒、ヒステリシスを 2
vol%O2 に設定しています。
A: 測定値が上限警報値を超えたが、動作遅れ時間の 5 秒を経過する前に上限警報値よ
り下回ったため、警報が出力されません。
B: 測定値が上限警報値を超え、動作遅れ時間の 5 秒を経過したため、警報が出力され
ます。
C: 測定値がヒステリシス値より下回ったが、動作遅れ時間が経過する前にヒステリシ
ス値を超えたため、警報が解除されません。
D: 測定値がヒステリシス値より下回って、さらに動作遅れ時間を経過したため、警報
が解除されます。
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8th Edition : 2016.02.19-00
8.3.3
< 8. 運転データの詳細設定>
8-9
警報の設定方法
表 8.8 のパラメータコード表にしたがって設定してください。
表8.8
濃度警報の設定パラメータコード
設定項目
酸素濃度上上限警報値
酸素濃度上限警報値
酸素濃度下限警報値
酸素濃度下下限警報値
水分量上上限警報値
水分量上限警報値
水分量下限警報値
水分量下下限警報値
混合比上上限警報値
混合比上限警報値
混合比下限警報値
混合比下下限警報値
酸素濃度警報ヒステリシス
水分量ヒステリシス
混合比ヒステリシス
警報接点の動作遅れ
酸素濃度上上限警報の検知
パラメータコード
D01
D02
D03
D04
D05
D06
D07
D08
D11
D12
D13
D14
D30
D31
D32
D33
D41
酸素濃度上限警報の検知
D42
酸素濃度下限警報の検知
D43
酸素濃度下下限警報の検知
D44
水分量上上限警報の検知
D45
水分量上限警報の検知
D46
水分量下限警報の検知
D47
水分量下下限警報の検知
D48
混合比上上限警報の検知
D51
混合比上限警報の検知
D52
混合比下限警報の検知
D53
混合比下下限警報の検知
D54
設定値
0-100 vol%O2
0-100 vol%O2
0-100 vol%O2
0-100 vol%O2
0 ~ 100 %H2O
0 ~ 100 %H2O
0 ~ 100 %H2O
0 ~ 100 %H2O
0 ~ 1 kg/kg
0 ~ 1 kg/kg
0 ~ 1 kg/kg
0 ~ 1 kg/kg
0-9.9 vol%O2
0 ~ 9.9 %H2O
0 ~ 0.1 kg/kg
0-255 秒
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
注記
警報値を設定しても「警報の検知」が「検知しない」に設定されていると警報は出力さ
れません。警報を使用する場合は、必ず「検知する」にしてください。
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< 8. 運転データの詳細設定>
8.3.4
8-10
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、下記の設定になります。
表8.9
警報の設定の初期値
設定項目
酸素濃度上上限警報の警報値
酸素濃度上限警報の警報値
酸素濃度下限警報の警報値
酸素濃度下下限警報の警報値
水分量上上限警報の警報値
水分量上限警報の警報値
水分量下限警報の警報値
水分量下下限警報の警報値
混合比上上限警報の警報値
混合比上限警報の警報値
混合比下限警報の警報値
混合比下下限警報の警報値
酸素濃度警報ヒステリシス
水分量ヒステリシス
混合比ヒステリシス
警報接点の動作遅れ
上上限警報の検知
上限警報の検知
下限警報の検知
下下限警報の検知
初期値
100 vol%O2
100 vol%O2
0 vol%O2
0 vol%O2
100 %H2O
100 %H2O
0 %H2O
0 %H2O
1 kg/kg
1 kg/kg
0 kg/kg
0 kg/kg
0.1 vol%O2
0.1 %H2O
0.001 kg/kg
3秒
検知しない(3項目共通)
検知しない(3項目共通)
検知しない(3項目共通)
検知しない(3項目共通)
8.4
接点出力の設定
8.4.1
接点出力について
本器の接点出力はメカニカルリレーの接点を使用しています。必ず接点容量の定格内で
ご使用ください(参照項:2.1 総合仕様)
。各接点出力の動作モードについて説明します。
接点出力 1 は、動作時に「開」にするか「閉」にするかを選択することができます。接
点出力 2 は、動作時「閉」に固定されています。また、接点出力 1 のリレーは「開」で
非励磁、
「閉」で励磁されます。
したがって、本器に電源が供給されていないときは「開」になります。また、接点出力 2
のリレーは「開」で励磁、
「閉」で非励磁になります。
表8.10
接点出力動作時の状態
本器に電源が供給されて
いないときの状態
開(非励磁)
、閉(励磁)選択可能
開
閉(非励磁)に固定
閉
接点出力動作時の状態
接点出力 1
接点出力 2
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8-11
< 8. 運転データの詳細設定>
8.4.2
接点出力の設定方法
表 8.11 のパラメータコードにしたがって設定してください。
表8.11
接点出力の設定パラメータコード
設定項目
動作選択
接点出力1
パラメータコード
E10
0
1
エラー
E20
0
1
上上限警報
E21
0
1
上限警報
E22
0
1
下限警報
E23
0
1
下下限警報
E24
0
1
保守中
E25
0
1
校正中
E26
0
1
出力レンジ切り替え中
E27
0
1
暖機中
E28
0
1
校正ガス圧力低下
E29
0
1
未燃ガス検知
E32
0
1
設定値
閉で動作(常時非励磁)
開で動作(常時励磁)
注1
エラー発生時動作しない
エラー発生時動作する
上上限警報発生時動作しない
上上限警報発生時動作する 注2
上限警報発生時動作しない
上限警報発生時動作する 注2
下限警報発生時動作しない
下限警報発生時動作する 注2
下下限警報発生時動作しない
下下限警報発生時動作する 注2
保守中動作しない
保守中動作する 参照項 8.3.1 本器の状態の定義
校正中動作しない
校正中動作する 参照項 8.3.1 本器の状態の定義
出力レンジ切り替え時動作しない
出力レンジ切り替え時動作する 注3
暖機中動作しない
暖機中動作する
校正ガス圧力低下接点入力中動作しない
校正ガス圧力低下接点入力中動作する 注4
未燃ガス検知接点入力中動作しない
未燃ガス検知接点入力中動作する 注5
注 1 接点出力 2 は、接点出力時「閉」に固定されています。
注 2 酸素濃度警報の設定で警報を「検知する」に設定されていることが必要です。
(参照項:8.3 警報の設定)
注 3 出力レンジ切り替え信号のアンサーバック信号です。接点入力の設定で「測定レンジ切り替え」が選択
されていることが必要です。
(参照項:8.5 接点入力の設定)
注 4 校正ガス圧力低下信号のアンサーバック信号です。接点入力の設定で「校正ガス圧力低下」が選択され
ていることが必要です。( 参照項:8.5 接点入力の設定)
注 5 未燃ガス検知信号のアンサーバック信号です。接点入力の設定で「未燃ガス検知」が選択されているこ
とが必要です。( 参照項:8.5 接点入力の設定)
警告
接点出力 2 は、検出器のヒータ電源の安全スイッチと連動しています。そのため、接点
出力 2 が出力されると、検出器ヒータへの電源供給が止まり、その結果、
「エラー 1」
(セ
ル起電力異常)
、または「エラー 2」
(ヒータ温度異常)が発生します。
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8.4.3
< 8. 運転データの詳細設定>
8-12
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、表 8.12 の設定になります。
表8.12
接点出力の初期設定状態
選択項目
接点出力1
上上限警報
上限警報
下限警報
下下限警報
エラー
暖機中
動作する
出力レンジ切り替え中
校正中
保守中
動作する
校正ガス圧力低下
未燃ガス検知
動作時の接点の状態
開
接点出力2
動作する
閉(固定)
空白は「動作しない」に設定されていることを表します。
8.5
接点入力の設定
8.5.1
接点入力の機能
本器の接点入力は外部からドライ接点信号(無電圧接点)を受けることによって、設定
された機能を実行します。表 8.13 に接点入力によって実行される機能を示します。
表8.13
接点入力の機能
選択項目
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始指令
未燃ガス検知
機能
接点信号が入力されている間、半自動校正、自動校正は行われません。
接点信号が入力されている間、出力レンジが 0-25%O2 に切り替わります。
接点信号が入力されると、
半自動校正が開始されます。ただし、
「校正の設定」で、
モー
ドに「半自動」または「自動」が設定されていることが条件です。
接点信号は 1 秒以上の単出力信号で動作を開始します。信号が連続で入力し続けて
いる場合、2 回目の校正は行われません。2 回目の校正を行うためには、接点信号を
解除後、再入力してください。
接点信号が入力されると、検出器のヒータ電源を切ります。接点信号は 1 秒以上 11
秒以下の単出力信号で動作を開始します。この機能が動作すると、センサ部の温度
が下がるため、
「ヒータ温度異常」が発生します。電源を一度落としてから再立ち上
げするか、リセットをかけるかのいずれかの方法でしか復旧できません。
注意
・ 測定レンジ切り替えによる切り替え中のレンジは 0-25%O2 固定です。
・ 半自動校正を行う場合、必ず「校正の設定」で、モードに「半自動」または「自動」
を設定してください。
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8.5.2
< 8. 運転データの詳細設定>
8-13
接点入力の設定方法
表 8.14 のパラメータコードにしたがって設定してください。
表8.14
接点入力の設定パラメータコード
設定項目
接点入力1の機能選択
接点入力2の機能選択
接点入力1の動作選択
接点入力2の動作選択
8.5.3
パラメータコード
E01
0
1
2
3
4
E02
0
1
2
3
4
E03
0
1
E04
0
1
設定値
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
閉で動作
開で動作
閉で動作
開で動作
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、接点入力 1、2 ともに「無効」
、
「閉で動作」に
なります。
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8.6
< 8. 運転データの詳細設定>
8-14
その他の設定
8.6.1
日付、時刻の設定
日付、時刻の設定方法を説明します。自動校正の開始時刻はこの時計にしたがって動作
します。日付、時刻の設定は、パラメータコード「F10」で行います。
表8.15
日付時刻の設定手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
「
表 示
F10
説 明
パラメータコード F10 を選択します。
>
∧
ENT
00.01.01
>
∧
ENT
00.01.01
>
∧
ENT
00.06.01
「∧」キーで数値を「6」に変更します。
>
∧
ENT
00.06.01
「>」キーで点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
00.06.21
「∧」キーで数値を「2」に変更します。
>
∧
ENT
00.06.21
「>」キーで点滅桁を移動します。
>
∧
ENT
07.18
>
∧
ENT
14.30
>
∧
ENT
14.30
>
∧
ENT
14.30
>
∧
ENT
F10
「ENT」キーを押すと、現在設定されている日付が表示されま
す。
左欄は、2000 年 1 月 1 日を表しています。2000 年 6 月 21
日を設定する例で説明します。
「>」キーで点滅桁を移動します。
右端の桁が点滅したとき、さらに「>」キーを押すと、時刻
表示に変わります。
「>」キーを押し続けると、日付表示、時刻表示が交互に表
示されます。
左欄は午前 7 時 18 分を表しています。
途中操作省略
日付と同様の操作で現在時刻を入力していきます。24 時間制
で入力します。
左欄は午後 2 時 30 分を設定した例を示しています。
「ENT」キーを押すと、全桁が点滅します。
もう1度「ENT」キーを押すと、時刻が確定します。
「>」キーと「ENT」キーを同時に押し、パラメータコード選
択画面に戻ります。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い色は点滅を表します。
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8.6.2
< 8. 運転データの詳細設定>
8-15
平均値/最大最小値の監視時間の設定
本器は測定している酸素濃度の平均値、最大最小値を表示することができます(参照項:
10.1 詳細表示)
。ここでは平均値の算出時間と、最大最小値の監視時間の設定方法を説明
します。
操作方法
表 8.16 の平均値/最大最小値設定のパラメータコード表にしたがって設定してください。
平均値算出時間、最大最小値監視時間は 1 ~ 255 時間の範囲で設定します。範囲を超え
た値を設定すると「Err」が表示されます。
表8.16
平均値/最大最小値の設定パラメータコード
設定項目
平均値算出時間
最大最小値監視時間
パラメータコード 設定範囲
F11
1 ~ 255
F12
1 ~ 255
単位
時間
時間
初期値
出荷時、
またはデータを初期化した場合、
「平均値算出時間」は 1 時間、
「最大最小監視時間」
は 24 時間に設定されています。
8.6.3
燃料の設定
入力パラメータについて
本器は演算によって排ガス中の水分量を算出しています。ここでは演算に必要な燃料の
パラメータとその入力方法について説明します。
水分量は次式によって算出されます。
(燃焼によって生じる水蒸気および燃料中の水分による水蒸気量)
+(燃焼用空気中湿分による水蒸気量)
水分量 =
燃料単位あたりの実際排ガス(水蒸気を含む)量
=
Gw+Gw1
× 100
G
=
Gw+(1.61×Z×m×Ao)
× 100
Go + Gw+[(m-1)Ao + (1.61×Z×m×Ao)]
=
Gw +(1.61×Z ×m×Ao )
× 100
X +( Ao×m)
× 100
................................
...............................................................
1
2
ここで、
Ao :燃料単位量当たり理論空気量 m3/kg(またはm3/m3)
G
表8.17の 2
:燃料単位量当たり実際排ガス量(水蒸気を含む) m3/kg(またはm3/m3)
Gw :燃料単位量当たり排ガス中の水蒸気量 m3/kg(またはm3/m3)
表8.17の 1
(燃料中の水素分および水分による)
Gw1:燃料単位量当たり排ガス中の水蒸気量 m3/kg(またはm3/m3)
(空気中の湿分による)
Go :燃料単位量当たり理論乾き排ガス量 m3/kg(またはm3/m3)
m :空気比
X :燃料の低発熱量によって決まる係数 m3/kg(またはm3/m3)
Z :外気の絶対湿度 kg/kg
表8.17の 3
siki 831.ai
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< 8. 運転データの詳細設定>
8-16
計算式 2 の燃料のパラメータ(□で囲んだ部分)を入力する事で水分量を算出できるこ
とになります。Ao、Gw、X は、表 8.17 に示す値を使用してください。表中に該当する
燃料の記載がない場合は、次に示す計算式を用いて計算してください。外気の絶対湿度 Z
は、
「JIS B 8222 規格表」などの文献を参照して値を求めてください。厳密さを必要とし
ない場合は、図 8.3 の乾湿球湿度計の指示温度から図 8.3 の絶対湿度を求めるグラフを用
い Z の値を読みとって入力してください。
●液体燃料の場合
排ガス中の水蒸気量(Gw)=(1/100){ 1.24(9h+w) } (m3/kg)
理論空気量(Ao)=12.38×(Hl/10000)-1.36 (m3/kg)
低発熱量=Hl
X値=(3.37/10000)×Hx -2.55 (m3/kg)
ただし、 H:
l 燃料の低発熱量
h:燃料中の水素(重量%)
w:燃料中の水分(重量%)
Hx:Hlの数値と同じ
●気体燃料の場合
排ガス中の水蒸気量(Gw)=(1/100)
(h
{ 2)+1/2∑y(CxHy)+wv } (m3/m3)
理論空気量(Ao)=11.2×(Hl/10000) (m3/m3)
低発熱量=Hl
X値=(1.05/10000)×Hx (m3/m3)
l 燃料の低発熱量
ただし、 H:
CxHy:気体燃料中の各種炭化水素含有率(体積%)
h2:燃料中の水素含有率(体積%)
wv:燃料中の水蒸気(体積%)
Hx:Hlの数字と同じ
●固体燃料の場合
排ガスの水蒸気量(Gw)=(1/100){ 1.24(9h+w)} (m3/kg)
理論空気量(Ao)=1.01×(Hl/1000)+0.56 (m3/kg)
低発熱量=Hl=Hh-25(9h+w) (kJ/kg)
X値=1.11-(0.106/1000)×Hx (m3/m3)
ただし、w:使用時ベースでの全水分(重量%)
h:水素含有率(重量%)
国内産石炭の平均水素含有率(無水、無灰ベース)は、5.7%です。
したがって、hは次式で略算されます。
h=5.7×[ { 100 (
- w + a )} / 100 ] ×(100 - w )
(
/ 100 - w1)
ただし、a:灰分 (%)
w1:工業分析(恒湿ベース)による水分 (%)
Hh:燃料の高発熱量 (kJ/kg)
H:
l 燃料の低発熱量 (kJ/kg)
Hx:Hlの数値と同じ
図8.2
燃料の計算式
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8th Edition : 2016.02.19-00
8-17
< 8. 運転データの詳細設定>
40
39
0.046
38
37
0.044
0.042
0.040
36
0.038
35
0.036
34
0.034
33
0.032
32
0.030
31
0.028
30
湿
球
温
度
29
0.026
28
0.024
27
℃
26
0.022
25
20
0.016
18
0.014
16
0.012
14
12
4
2
0
kg/kg
0.018
22
8
度
0.020
24
6
絶
対
湿
0.010
10
0.008
0.006
0.004
-2
0.002
0
2
4
6
8
10
12 14 16
18 20
22 24 26 28 30 32 34 36
乾球温度 ℃
図8.3
38 40
0.000
F8-16.ai
空気の絶対湿度
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8-18
< 8. 運転データの詳細設定>
表8.17
燃料の各種数値
●燃料が液体の場合
種類
燃料の
性質 比重量
kg/I
油
軽
油
重油
灯
種
1
号
A 1
2
号
重油 2
B
種
1
号
2
号
C 3
3
号
4
号
重油
種
0.78 ~
0.83
0.81 ~
0.84
0.85 ~
0.88
0.83 ~
0.89
0.90 ~
0.93
0.93 ~
0.95
0.94 ~
0.96
0.92 ~
1.00
0.94 ~
0.97
化
C
学
H
成
分(重量%)
熱 量 燃焼用
燃焼ガス量Nm3/kg
理論
kJ/kg
空気量
灰分 高位 低位 Nm3/kg CO2 H2O SO2 N2
計
発
X値
O
N
S
w
85.7 14.0
—
—
0.5
0.0
0.0 46465 43535
11.4
1.59 1.56 0.00 9.02 12.17 0.96
85.6 13.2
—
—
1.2
0.0
0.0 45879 43032
11.2
1.59 1.47 0.00 8.87 11.93 0.91
85.9 12.0 0.7
0.5
0.5
0.3 0.05 45544 42739
10.9
1.60 1.34 0.00 8.61 11.55 0.89
84.6 11.8 0.7
0.5
2.0
0.4 0.05 45125 42320
10.8
1.58 1.32 0.01 8.53 11.44 0.86
84.5 11.3 0.4
0.4
3.0
0.5 0.05 43827 41274
10.7
1.58 1.27 0.02 8.44 11.31 0.77
86.1 10.9 0.5
0.4
1.5
0.5
0.1 43952 41441
10.7
1.61 1.22 0.01 8.43 11.27 0.79
84.4 10.7 0.5
0.4
3.5
0.5
0.1 43116 40646
10.5
1.58 1.20 0.02 8.32 11.12 0.72
86.1 10.9 0.5
0.4
1.5
0.6
0.1 43660 41190
10.7
1.61 1.22 0.01 8.43 11.27 0.77
83.0 10.5 0.5
0.4
3.5
2.0
0.1 43032 40604
10.3
1.55 1.18 0.02 8.18 10.93 0.72
②
●燃料がガスの場合
燃料の
化 学 成 分(重量%)
性質 比重量
3
kg/Nm
CO H2 CO2 CH4 CmHn O2 N2
種類
①
③
発 熱 量 燃焼用
燃焼生成物Nm3/m3
理論
kJ/Nm3
空気量
高位 低位 Nm3/m3 CO2 H2O
N2
計
X値
コークス炉
ガス
0.544
9.0 50.5 2.6 25.9 3.9
0.1
8.0 20428 18209 4.455
0.45
1.10
3.60
5.15
0.46
高炉ガス
1.369
25.0 2.0 20.0
—
—
53.0 3391
0.603
0.45
0.02
1.01
1.48
0.08
天然ガス
0.796
2.0 88.4 3.2
1.6
4.2 37883 34074 9.015
0.98
1.88
7.17
10.03 0.86
プロパン
2.030
C3H8 90%、C4H10 10%
102055 93976 24.63
3.10
4.10
19.5
26.7
2.36
ブタン
2.530
C3H8 10%、C4H10 90%
125496 115868 30.37
3.90
4.90
24.0
32.8
2.91
(気体)
—
—
—
3349
(分子式)
酸素
1.43
O2
—
—
—
—
—
—
—
—
窒素
1.25
N2
—
—
—
—
—
—
—
—
水素
0.09
H2
12767 10758 2.390
—
1.0
1.89
2.89
0.27
一酸化炭素
1.25
CO
12642 12642 2.390
1.0
—
1.89
2.89
0.32
二酸化炭素
1.96
CO2
—
—
—
—
—
メタン
0.72
CH4
39750 35820 9.570
1.0
2.0
7.57
10.6
0.90
エタン
1.34
C2H6
69638 63744 16.74
2.0
3.0
13.2
18.2
1.60
エチレン
1.25
C2H4
62991 59060 14.35
2.0
2.0
11.4
15.4
1.48
プロパン
1.97
C3H8
99070 91255 23.91
3.0
4.0
18.9
25.9
2.29
ブタン
2.59
C4H10
128452 118623 31.09
4.0
5.0
24.6
33.6
2.98
—
—
—
②
①
IM 11M12A01-04
③
8th Edition : 2016.02.19-00
< 8. 運転データの詳細設定>
8-19
設定方法
表 8.18 の燃料設定のパラメータコード表にしたがって設定してください。
表8.18
燃料の設定パラメータコード
設定項目
排ガスの水蒸気量
理論空気量
X値
外気の絶対湿度
パラメータコード
F20
F21
F22
F23
設定値
0~5
1 ~ 20
0 ~ 19.99
0~1
単位
m3/kg(m3)
m3/kg(m3)
kg/kg
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、各パラメータは、表 8.19 の値になります。
表8.19
燃料設定値の初期値
設定項目
排ガスの水蒸気量
理論空気量
X値
外気の絶対湿度
8.6.4
初期値
0.00 m3/kg(m3)
1.00 m3/kg(m3)
1.00
0.0 kg/kg
測定ガスの温度と圧力の設定
本器は、測定した水分量と、入力された測定ガスの温度と圧力から飽和水蒸気圧を演算し、
相対湿度と露点を求めています。ここでは、この演算に必要な測定ガスの温度と圧力(絶
対圧)を入力します。
(参照項:10.1 詳細表示)
注記
飽和水蒸気圧の臨界温度は 374℃です。本器は、ガスの温度の値が 370℃を超えて入力さ
れると正しく演算されません。
操作方法
表 8.20 の燃料設定のパラメータコード表に従って設定してください。設定範囲を超えた
値を設定すると「ERR」が表示されます。
表8.20
ガスの温度/ガスの圧力設定のパラメータコード
設定項目
測定ガスの温度
測定ガスの圧力
パラメータコード
F13
F14
設定値
0 ~ 3000
0 ~ 300
単位
℃
kPa abs
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、各パラメータは、表 8.21 の値になります。
表8.21
燃料の設定値の初期値
設定項目
測定ガスの温度
測定ガスの圧力
初期値
300℃
101.33 kPa abs
IM 11M12A01-04
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8.6.5
< 8. 運転データの詳細設定>
8-20
パージングの設定
パージングとは、検出器を暖機する前にスパン校正ガスを一定時間流すことで校正ガス
配管内の凝縮水を排除する機能です。校正時、配管内の凝縮水によるセル(センサ)割
れを防止することが目的です。
パージング中は自動校正用スパンガスの電磁弁を開き、パージング時間経過後、電磁弁
を閉じて暖機を開始します。
パージングは、電源投入時にセル(センサ)温度が 100℃以下であり、パージング時間が
1 ~ 60 分の範囲で設定されている場合に有効となります。
F8.05
図8.4
パージング中の表示
設定方法
表 8.22 のパージング時間設定のパラメータコード表にしたがって設定してください。
パージング時間は 0 ~ 60 分 (1 分単位 ) の範囲で設定します。範囲を超えた値を設定する
と「Err」が表されます。
表8.22
パージング時間の設定パラメータコード
設定項目
パージング時間
パラメータコード 設定範囲
F15
0 ~ 60
単位
分
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、パージング時間は 0 分 ( パージング無し ) に設
定されています
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 9. 校正>
9-1
9. 校正
9.1
校正の概要
9.1.1
ジルコニア式酸素濃度計の測定原理
校正について説明する前に、まず、ジルコニア式酸素濃度計の測定原理を説明します。
ジルコニアのような固体電解質は、高温状態のとき、酸素イオンに対して導電性を示し
ます。したがって、両面に白金系電極を付けた板状ジルコニア素子を加熱しておき、そ
れぞれの面に酸素分圧の異なるガスを接触させると、酸素濃淡電池の作用を示します。
つまり、酸素分圧の高いガスが接している方の電極を陰極、酸素分圧の低いガスが接し
ている方の電極を陽極とすると、陰極側に接触しているガス中の酸素分子は電子を得て
イオンとなり、ジルコニア素子内を移動して反対側の陽極に到達します。そして、ここ
で電子を放出して酸素分子にもどります。この反応を示しますと、次のようになります。
陰極:O2 + 4e → 2O2
陽極:2O2- → O2 + 4e
この反応によって生じる二つの電極間の起電力 E(mV)は、次のネルンスト(Nernst)
の式から導くことができます。
E= ─
RT
ln
nF
Px .................................
(1)
Pa
ただし、
R:気体定数
T:絶対温度
n:4
F:ファラデー定数
Px:ジルコニア素子の陽極側に接するガスの酸素濃度(%)
Pa:ジルコニア素子の陰極側に接するガスの酸素濃度(%)
今、
ジルコニア素子を 750℃の温度に加熱しているとすると、
式 (1) は次のようになります。
E = ─ 50.74 log
Px .................................
(2)
Pa
本器でもセンサ(ジルコニア素子)を 750℃の温度に加熱しているので、式 (2) の関係が
成り立ちます。このとき、陰極側に接する比較ガスとして空気を用いた場合の陽極側に
接する測定ガスの酸素濃度とセンサ(セル)起電力との関係は、図 9.1 のようになります。
IM 11M12A01-04
8th Edition :2016.02.19-00
9-2
< 9. 校正>
120
100
セ ル 起 電 力
0.51 vol%O2、81.92 mV(校正のゼロ基点)
80
60
40
(mV)
20
21.0 vol%O2、 0 mV
(校正のスパン基点)
0
-20
-40
0.1
0.5
1
5
10
21.0
酸 素 濃 度 vol%O2
図9.1
50
100
F9-1.ai
測定ガス中の酸素濃度とセル起電力の関係(21.0 vol%O2基準)
以上、ジルコニア式酸素濃度計の測定原理を説明しました。ここで述べた酸素濃度とセ
ル起電力との関係は理論上のものであり、実際のセンサは、理論値から多少のずれを示
すのが普通です。ここに校正の必要性があります。校正は、理論セル起電力値からのず
れを補正するための検量線を得る形で行われます。
9.1.2
ジルコニア式湿度計の測定原理
固体電解質(ジルコニア磁器)は高温で酸素イオンに対して導電性を示しますので、ジ
ルコニア素子の内外面に白金系の電極を付けて加熱し、素子内外に酸素分圧の異なるガ
スを接触させますと、酸素イオンが分圧の高い方から低い方へ流れて電圧を発生します。
ジルコニア素子の測定電極面に測定ガスを導入し、基準電極面に空気(21.0 vol%O2)を
流通させますと、両電極間に生ずる起電力E(mV)は次のネルンスト(Nernst)の式で
与えられます。
RT
y
E = - log nF
a ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ (1)
ただし、
R:気体定数
T:絶対温度
n:4
F:ファラデー定数
y:ジルコニア素子の測定電極側の酸素濃度(vol%O2)
a:ジルコニア素子の基準電極側の酸素濃度(21.0 vol%O2)
本湿度計の場合,試料ガスは,水蒸気と空気との 2 成分ですので
(A) 水分量(vol%H2O)測定の場合
(空気 +H2O)混合ガス中の H2Ovol% を x としますと、
y =(100─x)×0.21‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ (2)
IM 11M12A01-04
8th Edition :2016.02.19-00
9-3
< 9. 校正>
(1)、(2) 式から
y
(100-x)×0.21
E = -K・log = -K・log
a
21
= -K・log (1-0.01x)‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ (3)
ただし、
K:定数
(3) 式から、水蒸気 vol% は、起電力から直接求めることができます。
比較ガス
測定ガス
H2O
-
x%
79%
100%
+
電極
空気
100%
水蒸気
100%
ジルコニア素子
H2O 濃度
指示計
N2
O2
y%
測定ガス組成
図9.2
21%
F9-1.ai
測定原理図
(B) 混合比測定の場合
混合比を r kg/kg としますと、r は H2Ovol% の値から次のように算出できます。
x
r =0.622× 100-x ‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ (4)
(1)、(2)、(4) 式から
y
E = -K・log = -K・log
a
0.622×21
0.622 + r
21
0.622
= -K・log 0.622 + r ‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥ (5)
ただし、K:定数
(5) 式から、混合比 r kg/kg の値は、起電力から直接求めることができます。
120
セル起電力 (mV)
E=-50.74×log PX/20.6
100
80
60
40
20
0
0.1
図9.3
1 酸素濃度 PX (%O2)
10
100
F9-2.ai
酸素濃度-セル起電力
IM 11M12A01-04
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100
1.0
90
湿度 vol%H2O
混合比 kg/kg
湿度 vol%H2O
80
0.9
0.8
70
0.7
60
0.6
50
0.5
40
0.4
30
0.3
20
0.2
10
0.1
0
0.0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
酸素濃度 vol%O2
図9.4
9.1.3
9-4
< 9. 校正>
混合比 kg/kg
F9-3.ai
酸素濃度-湿度・混合比
校正用ガス
校正には、酸素濃度の明確なガスを使用します。通常は、酸素濃度の低いゼロガスと酸
素濃度の高いスパンガスの 2 種類のガスを用いて校正を行いますが、そのどちらか一方
のガスを用いて校正することもあります。ただし、一方を省略する場合においても必ず 1
回は、双方のガスを用いた校正を行っておく必要があります。
ゼロガスとして一般に用いるのは、酸素濃度が 0.95 ~ 1.0 vol%O2 で、残りが窒素ガス (N2)
から成るガスです。また、スパンガスは、計装空気などの清浄な空気を利用します。
より精度の高い測定を行う場合には、設定レンジ上限付近の酸素濃度で残りが窒素ガス
から成るガスをスパンガスとしてご使用ください。
IM 11M12A01-04
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< 9. 校正>
9.1.4
9-5
補正
本器では、理論セル起電力値に対する実測値のずれを、図 9.2 または図 9.3 の方法で調べ
ています。
図 9.2 は、ゼロガスおよびスパンガスの 2 つのガスを用いた 2 点校正の場合を示します。
酸素濃度 p1 のスパンガスに対するセル起電力と酸素濃度 p2 のゼロガスに対するセル起
電力が測定され、まず、これらの 2 点間を通る検量線が求められます。
そして、この補正前検量線は、理論値に基づく理論検量線と一致するよう補正されます。
なお、図に示す A、B、C から、B/A × 100(%)で表されるゼロ点補正率と C/A×100(%)
で表されるスパン点補正率が求められます。そして、ゼロ点補正率が 100±30% の範囲
を超えたとき、また、スパン点補正率においては 0±18% を超えたとき、そのセンサの
校正は不可能となります。
ゼロ基点
81.92
ez
セル起電力
e2
補正前検量線
B
mV
A
補正検量線
(理論検量線)
e1
es
C
0
21.0
p1
(スパンガス濃度)
スパン基点
p2
0.51
(ゼロガス濃度)
酸素濃度値(vol % O2)
ゼロ点補正率=(B / A)×100(%) 補正可能範囲:100±30%
スパン点補正率=(C / A)×100(%) 補正可能範囲:0±18%
図9.2
F9-2.ai
ゼロガスとスパンガスによる2点校正の検量線および補正率の演算
図 9.3 は、スパンガスだけを用いた 1 点校正の場合を示したものです。この場合、今回
の校正で測定されるのは酸素濃度 p1 のスパンガスに対するセル起電力だけですが、ゼロ
ガスに対するセル起電力は前に測定された値をそのまま使用して検量線が求められます。
なお、ゼロガスだけを用いて行う 1 点校正における検量線の求め方も、このスパンガス
だけを用いた校正と同じ考え方で行われます。
ゼロ基点
81.92
ez
セル起電力
補正前検量線
mV
e1
前回ゼロ
ガスデータ
B
A
補正検量線
(理論検量線)
es
C
0
21.0
p1
(スパンガス濃度)
0.51
スパン基点
酸素濃度値(vol % O2)
ゼロ点補正率=(B / A)×100(%) 補正可能範囲:100±30%
スパン点補正率=(C / A)×100(%) 補正可能範囲:0±18%
図9.3
F9-3.ai
スパンガスによる1点校正の検量線および補正率の演算
IM 11M12A01-04
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9.1.5
< 9. 校正>
9-6
校正時に測定されるセンサ特性データ
校正時には校正データのほか、次に示すセンサの状態を把握するためのデータも収集さ
れます。ただし、校正が正しく実行されなかったとき(半自動校正、自動校正のときに
エラーがでた場合など)には、今回の校正におけるこれらのデータは収集されません。
なお、これらのデータはパラメータコード「A20」~「A22」
、
「A50」~「A79」で見る
事ができます。各データに関する説明、操作方法については「10.1 詳細表示」を参照く
ださい。
(1) スパン点補正率の履歴
過去 10 回までの値を記憶しています。
(2) ゼロ点補正率の履歴
過去 10 回までの値を記憶しています。
(3) セル応答時間
セル応答時間は、半自動、または自動校正で、ゼロ点およびスパン点の 2 点で校正
を行ったときに限って調べます。
(4) セル内部抵抗値
セル(センサ)が劣化してくると、徐々に内部抵抗値が高くなってきます。セル内
部抵抗は、最新の校正時に測定された値です。ただし、ここで表示される値には、
セル(センサ)単体の内部抵抗だけでなく、配線接続部の抵抗なども含まれていま
すので、この値だけでセルが劣化しているかどうかの判断はできません。スパン校
正のみを実行した場合は、この測定は行われず、前回の値がそのまま残ります。
(5) セル健康度
セル健康度は、センサの寿命予測の目安となる指標であり、4 段階の使用可能期間で
表されます。
9.2
校正の設定
注記
校正は通常使用する状態(炉に取り付けている場合は炉の運転状態)で行ってください。
精度よく測定するためには必ずスパン点、ゼロ点の両方を行ってください。
校正に必要な設定について説明します。
9.2.1
モード
本器の校正の動作モードには、ゼロ校正およびスパン校正、またはそのどちらか一方を
順次手動で行う「手動校正」
、赤外線スイッチからの操作、または、接点入力信号によっ
て校正をスタートさせ、あらかじめ設定した校正時間、安定時間に基づいて一連の校正
動作を行う「半自動校正」
、
設定した周期で自動的に校正を行う「自動校正」の 3 つのモー
ドがあります。ここではこれらのモードの選択を行います。各モードによって次の制限
があります。
● 「手動」校正を選択した場合
手動校正のみ実行可能です ( 接点入力による半自動校正の開始指令を要求されても校正は
実行されません。また、自動校正の開始時刻になっても校正は実行されません )。
● 「半自動」校正を選択した場合
手動校正と半自動校正が実行可能になります(自動校正の開始時間になっても校正は実
行されません )。
IM 11M12A01-04
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< 9. 校正>
9-7
● 「自動」校正を選択した場合
校正がすべてのモードで実行可能です。
9.2.2
校正の手順
スパン校正、ゼロ校正の両方を実行するか、スパン校正のみを実行するか、ゼロ校正の
みを実行するかを選択します。通常は「スパン-ゼロ」を選択してください。
9.2.3
ゼロガスの濃度
校正に使用するゼロガスの酸素濃度値を設定します。使用するボンベに封入されている
ゼロガスの酸素濃度を入力してください。
9.2.4
スパンガスの濃度
校正に使用するスパンガスの酸素濃度値を設定します。スパンガスとして計装空気を使
用する場合は、
「21%O2」を入力します。
ZO21S スタンダードガスユニット使用時(大気空気をスパンガスとして使用時)は、携
帯用酸素濃度計などを用いて実際の酸素濃度値を調べて入力してください。
注記
・ スパンガスとして計装空気を使用する場合は、露点 ‒20℃以下まで除湿し、オイルミ
ストやダスト類を除去してご使用ください。
・ 除湿が十分でなかったり、汚れた空気を使用すると、測定精度に影響がでる場合が
あります。
9.2.5
校正時間の設定
モードが「手動」に設定されている場合:
「出力安定時間」を設定します。
「出力安定時間」とは、校正終了時点から、再び測定に
入るまでの時間をいいます。この時間は、校正後、測定ガスがセンサ内に置換され、出
力が定常状態に戻るまでの時間を設定します。一連の校正動作が終わってから、出力安
定時間が経過するまで、出力は「出力ホールド」で設定された状態になっています。
「出
力安定時間」の設定可能範囲は、
「00 分 00 秒~ 60 分 59 秒」です(参照項:8.2 出力ホー
ルドの設定)
。
モードが「半自動」に設定されている場合:
上記の「出力安定時間」に加え、
「校正時間」を設定します。
「校正時間」とは、校正ガ
スを流し始めてから測定値を読みとるまでの時間をいいます。設定された時間は、ゼロ
校正、スパン校正両方に対して共通に働きます。
「出力安定時間」および「校正時間」の
設定可能範囲は、
「00 分 00 秒~ 60 分 59 秒」
です。校正時間と出力安定時間の関係を図 9.4
に示します。
IM 11M12A01-04
8th Edition :2016.02.19-00
9-8
< 9. 校正>
校正スタート
(接点またはスイッチ)
スパン校正(スパンガスバルブ開)
校正時間
校正時間
ゼロ校正(ゼロガスバルブ開)
アナログ出力の状態
出力安定時間
アナログ出力ホールド
(ホールドが設定されている場合)
図9.4
校正時間と出力安定時間の関係
モードが「自動」に設定されている場合:
上記の「出力安定時間」
「
、校正時間」に加え、
「周期」
「
、開始日」
「
、開始時間」を設定します。
「周期」とは校正を行う周期のことをいいます。
「周期」
、
「開始日」
、
「開始時間」の設定
可能範囲は、
「000 日 00 時間~ 255 日 23 時間」です。
「開始日」
、
「開始日時」
」とは、校
正を行う日にちと時刻です。校正が実行された後は、設定された校正周期にしたがって、
校正が実行されます。
設定
表 9.1 にしたがって各項目を設定してください。
注記
設定に際して以下の点にご注意ください。
(1) 校正周期が校正時間と出力安定時間の合計よりも短い場合、2 回目の校正開始時間が
初回の校正中とぶつかってしまいます。この場合、2 回目の校正は行われません。
(ゼ
ロ校正とスパン校正の両方を行う場合、校正時間はそれぞれに対して設定されます
ので設定値の 2 倍となります。
)
(2) 同じ理由で、校正開始時間が手動校正や半自動校正中と重なった場合、この回の校
正は無視されます。
(3) 校正開始時間が保守中と重なった場合、保守が終了後、校正が実行されます(参照項:
8.2.1 本器の状態の定義)
。
(4) 校正周期に「000 日 00 時間」を設定すると、初回のみ校正が実行され、2 回目以降
は行われません。
(5) 校正開始日に過去の日付が設定されると、校正は行われません。
表9.1
校正の設定パラメータコード
設定項目
パラメータコード
設定値(設定範囲)
ゼロガスの酸素濃度
B01
ゼロガスの酸素濃度を入力します
スパンガスの酸素濃度
B02
スパンガスの酸素濃度を入力します
校正モード
B03
0 手動校正
1 半自動、手動
2 自動、半自動、手動
出力安定時間
B04
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
校正時間
B05
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
校正周期
B06
0 日 0 時間~ 255 日 23 時間
校正開始日時
B07
初回の校正日時を入力します
校正の手順
B08
0 ゼロ、スパン
1 スパンのみ
2 ゼロのみ
単位
vol%O2
vol%O2
分.秒
分.秒
日.時
年.月.日.時.分
IM 11M12A01-04
8th Edition :2016.02.19-00
9-9
< 9. 校正>
初期値
出荷時、またはデータを初期化した場合、各設定値は、表 9.2 の値になります。
表9.2
校正の設定の初期値
項目
校正モード
校正手順
ゼロガス濃度
スパンガス濃度
出力安定時間
校正時間
校正周期
校正開始日時
9.3
初期値
手動
スパン-ゼロ
1.00%
21.00%
10 分 00 秒
10 分 00 秒
30 日 00 時間
00 年 01 月 01 日 00 時 00 分
校正の実行
9.3.1
手動校正
手動校正の実行方法に関しては、
「7.11 校正」を参照ください。
9.3.2
半自動校正
(1) 赤外線スイッチによる校正開始操作
表9.3
半自動校正の実行の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
b 11
説 明
パラメータコードを B11 に変えます(途中の操作は省略して
います)
。
>
∧
ENT
SA-CAL
「ENT」キーを押すと、
「SA-CAL」
(Semi Auto CAL)が表示さ
れます。
>
∧
ENT
SPAn
/20.84
>
∧
ENT
>
∧
ENT
ZEro
/0.89
CALEnd
もう1度「ENT」キーを押すと、スパンガスの電磁弁が開き、
スパンガスが流れます。
「SPAn」の文字と現在の測定値が交互に表示されます。出力
ホールドが設定されている場合、この時点からホールドされ
ます。
設定された校正時間が経過すると自動的にスパンガスの電磁
弁が閉じ、ゼロガスの電磁弁が開いてゼロガスが流れます。
「ZEro」の文字と現在の測定値が交互に表示されます。
>
∧
ENT
基本画面
設定された校正時間が経過すると自動的にゼロガスの電磁弁
が閉じます。設定された出力安定時間が経過するまで、表示
には、
「CALEnd」の文字が点滅します。
出力安定時間が経過すると基本画面に戻ります。出力ホール
ドは解除されます。
* 「CAL Err」 が表示された場合、
校正係数警報
(アラーム 6, 7)
が発生している可能性があります。「ENT」 キー
を 押すと、
基本画面に戻ります。基本画面で表示されるアラームを確認し、
「12.2.2.2 アラーム 6」
「12.2.2.3
,
アラーム 7」を参照し、原因を取り除いた後、再度校正を実施してください。
「
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
「/」は、交互に表示することを表します。
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< 9. 校正>
9-10
(2) 接点入力による校正開始操作
1. 「接点入力」の設定で、使用する接点が「校正開始指令」に設定されているこ
とを確認してください(参照項:8.5 接点入力の設定)
。
2. 接点が入力されると校正が始まります。
(3) 校正を途中でやめたい場合
「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、校正が中断され、出力安定時間に入ります。
さらに「>」キーと「ENT」キーを同時に押すと、基本画面に戻り、通常の測定状態
になります。
9.3.3
自動校正
実行操作は必要ありません。設定された開始日の開始時間に校正が始まります。その後、
設定された校正周期で校正が実行されます。
注記
半自動校正、自動校正を行う前にあらかじめ自動校正ユニットを動作させ、校正ガス流
量が 600 ± 60 ml/min になるように調整してください。
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< 10. その他の機能>
10-1
10. その他の機能
10.1 詳細表示
パラメータコードを選択して、詳細な運転データを見ることができます。詳細データの
パラメータコードを表 10.1 に示します。ここでは、各運転データについて説明します。
注記
パラメータコード「A00」については、7.8 表示項目を参照してください。
表10.1
詳細運転データのパラメータコード
コード
項目名称
単位
コード
項目名称
単位
A00 表 示 0 酸素濃度
A50 スパン点補正率 0
%
項 目 1 酸素濃度計の場合「0.0」
A51 スパン点補正率 1
%
の 選 2 酸素濃度計の場合「0.0」
A52 スパン点補正率 2
%
択
3 電流出力の項目で設定されている項目 A53 スパン点補正率 3
%
A54 スパン点補正率 4
%
A01 酸素濃度
%O2
A55 スパン点補正率 5
%
A02 水分量
%H2O
A03 混合比
kg/kg
A56 スパン点補正率 6
%
A04 相対湿度
%
A57 スパン点補正率 7
%
A05 露点
℃
A58 スパン点補正率 8
%
A06 空気比
A59 スパン点補正率 9
%
A07 セル温度
℃
A60 ゼロ点補正率 0
%
A08 冷接点温度
℃
A61 ゼロ点補正率 1
%
A09 測定ガス温度
℃
A62 ゼロ点補正率 2
%
A10 燃焼排ガス中の水分量
%
A63 ゼロ点補正率 3
%
A11 セル起電力
mV
A64 ゼロ点補正率 4
%
A12 熱電対起電力
mV
A65 ゼロ点補正率 5
%
A15 冷接点電圧
mV
A66 ゼロ点補正率 6
%
A16 出力電流値
mA
A67 ゼロ点補正率 7
%
A20 セル応答時間
秒
A68 ゼロ点補正率 8
%
A21 セル内部抵抗値
Ω
A69 ゼロ点補正率 9
%
A22 セル健康度
A70 校正時間の履歴 0 年 . 月 . 日/時 . 分
A23 ヒータON時間率
%
A71 校正時間の履歴 1 年 . 月 . 日/時 . 分
A72 校正時間の履歴 2 年 . 月 . 日/時 . 分
A24 酸素濃度(時定数付き)
%O2
A73 校正時間の履歴 3 年 . 月 . 日/時 . 分
A25 水分量(時定数付き)
%H2O
A26 混合比(時定数付き)
kg/kg
A74 校正時間の履歴 4 年 . 月 . 日/時 . 分
A75 校正時間の履歴 5 年 . 月 . 日/時 . 分
A30 酸素濃度最大
%O2
A31 酸素濃度最大の発生時刻 年 . 月 . 日/時 . 分
A76 校正時間の履歴 6 年 . 月 . 日/時 . 分
A77 校正時間の履歴 7 年 . 月 . 日/時 . 分
A32 酸素濃度最小
%O2
A33 酸素濃度最小の発生時刻 年 . 月 . 日/時 . 分
A78 校正時間の履歴 8 年 . 月 . 日/時 . 分
A79 校正時間の履歴 9 年 . 月 . 日/時 . 分
A34 酸素濃度平均
%O2
A80 時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A35 水分量度最大
%H2O
A36 水分量最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A90 ソフト Rev.
A37 水分量最小
%H2O
A38 水分量最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A39 水分量平均
%H2O
A40 混合比最大
kg/kg
A41 混合比最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A42 混合比最小
kg/kg
A43 混合比最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A44 混合比平均
kg/kg
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< 10. その他の機能>
10-2
10.1.1 酸素濃度
測定ガスの酸素濃度を表示します。
(参照項:9.1.2 ジルコニア式湿度計の測定原理)
10.1.2 水分量
測定ガスの成分が水蒸気と空気である場合に、空気中の水分量を表示します。
(参照項:
9.1.2 ジルコニア式湿度計の測定原理)
10.1.3 混合比
測定ガスの成分が水蒸気と空気である場合に、その混合比を表示します。
(参照項:9.1.2
ジルコニア式湿度計の測定原理)
10.1.4 相対湿度
相対湿度は下記理論式(JIS-Z8806)によって求めています。
JIS-Z8806 より相対湿度 U を求める式は
U=
e
e
× 100
s
e :湿潤空気の水蒸気圧
es :飽和水蒸気圧
F10.1.4.1.ai
となります。気体の圧力比と体積比は等しいので上式は次式のようになります。
U=
P ×H
e
× 100
s
P :気体の圧力
H :水分量(体積比)
F10.1.4.2.ai
飽和水蒸気圧 es は気体の温度によって決まるので、これらのパラメータを入力すること
で、相対湿度を求めることができます。温度は「F13」で圧力は「F14」で入力します。
10.1.5 露点
露点とは、湿潤空気中の水蒸気圧と水の飽和水蒸気圧が等しくなる温度です。湿潤空気
中の水蒸気圧は、気体の圧力と体積比(= 圧力比)で求めます
e= P ×H
e :湿潤空気の水蒸気圧
P :気体の圧力
H :水分量(体積比)
F10.1.5.1.
上式で湿潤空気の水蒸気圧を求め、その水蒸気圧と飽和水蒸気圧が等しくなる温度を
JIS-Z8806 の理論式から求めています。
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< 10. その他の機能>
10-3
10.1.6 空気比
燃料を完全に燃焼させるために理論的に必要な空気量(理論空気量)と実際の給気量と
の比を空気比といいます。本器では排ガス中の酸素濃度を測定することで簡易的に空気
比を求めています。空気比 m は次式によって算出されます。
m = {1 / (21 - 酸素濃度 )}×21
この空気比データを燃焼効率の把握などに利用する場合は、測定ポイントまでの間に空
気の漏れ込みの無いことや、測定値の誤差となる干渉ガス(CH4、CO、H2)などの影響
を受けていないことを確認してください。
10.1.7 セル温度
セル(センサ)の温度を表示します。以下に説明する熱電対起電力と冷接点温度から求
めています。通常 750℃を示します。
10.1.8 測定ガス温度
「F13」で設定した値が表示されます。
10.1.9 冷接点温度
電気回路が入っている機器内の温度を表示します。本器はこの温度によって、セル温度
測定用の熱電対の冷接点補償を行っています。本器の機器内温度が 85℃を超えると電気
回路部の故障の原因となります。この温度を超えている場合は、本器が輻射熱を受けな
いように処理するなど、温度を下げる対策を講じてください。
10.1.10 燃焼排ガス中の水分量
燃焼排ガス中の水分量を「燃料設定」で設定されたパラメータに基づいて演算を行い、
求めています。
(参照項:8.6.3 燃料の設定)
水分量は次式によって算出されます。
水分量 ={( 燃料単位量当たりの水蒸気量 )+( 空気中の水分 )}/ 排ガス総ガス量
=(Gw+1.61 × Z × Ao × m)/(X+Ao×m)
Gw: 排ガス中の水蒸気量 m3/kg (m3)
Z:
外気の絶対湿度 kg/kg
Ao: 理論空気量 m3/kg (m3)
m: 空気比
X:
燃料が持つ係数 Nm3/kg または m3/m3
各パラメータの詳細については「8.6.3 燃料の設定」を参照ください。
10.1.11 セル起電力
セル(センサ)の起電力は、センサの劣化度合いなどを知るための指標となります。こ
こには、現在、測定している酸素濃度でのセル起電力が示されます。この値が、同じ酸
素濃度での理論値に近似していれば、センサは正常と判断できます。
なお、750℃での温度コントロールされている場合におけるセル起電力 E の理論値は、次
式で表すことができます。
E=-50.74 log(Px/Pa) [mV]
ただし、
Px:測定ガス中の O2 濃度
Pa:比較ガス中の O2 濃度(21%O2)
表 10.2 は、酸素濃度とセル起電力の関係を示したものです。
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< 10. その他の機能>
表10.2
10-4
酸素濃度%O2とセル起電力mVの関係(セル温度750℃)
%O2
mV
0.1
117.83
0.2
102.56
0.3
93.62
0.4
87.28
0.5
82.36
0.6
78.35
0.7
74.95
0.8
72.01
0.9
69.41
%O2
mV
1
67.09
2
51.82
3
42.88
4
36.54
5
31.62
6
27.61
7
24.21
8
21.27
9
18.67
%O2
mV
10
16.35
21.0
0
30
-7.86
40
-14.2
50
-19.2
60
-23.1
70
-26.5
80
-29.5
90
-32.1
%O2
mV
100
-34.4
10.1.12 熱電対起電力
セルの温度は、タイプK(クロメル・アルメル)熱電対によって測定されています。熱
電対の冷接点は検出器の端子部分にあり、ここではセルの温度と冷接点部の温度分を含
む起電力が表示されます。
10.1.13 冷接点電圧
本器は、冷接点の温度を温度測定用の IC で測定します。ここには温度測定用 IC の出力電
圧が表示されます。
10.1.14 出力電流値
アナログ出力から出力されている電流値を表示します。
10.1.15 セル応答時間
校正時に図 10.1 に示す要領で求められます。ただし、ゼロ、スパンどちらか一方の校正
しか行われなかった場合は測定されません。また、手動校正の場合も測定されません。
最大5分
応答時間
mA
90%
アナログ出力の
スパンの10%
校正スタート
100%
時間
校正終了
応答時間は、補正検量線が求められてから計算されます。
アナログ出力のスパンの10%に相当す
る時点を応答時間のスタート点として、
アナログ出力のスパンの90%に到達するまでに要した時
間が算出されます。つまり、
ここで言っている応答時間は、10-90%応答です。
図10.1 セル応答時間
10.1.16 セル内部抵抗
新しいセル(センサ)は、200 Ω以下の内部抵抗値を示し、劣化の進行とともにその抵
抗値は大きくなりますが、セル内部抵抗値だけでセルの劣化の有無を判断することはで
きません。したがって、セル内部抵抗値は、センサの劣化度合いを知る目安となります。
ここには、最新の校正時に求められた値が表示されます。
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< 10. その他の機能>
10-5
10.1.17 セル健康度
セル健康度は、セル(センサ)の寿命を予測するための指標であり、セルの使用可能期
間を 1 年以上、6 か月以上、3 か月以上、1 か月以下の 4 つのランクで表示します(予防
保全の目安であり、性能を保証するものではありません)
。
このセル健康度は、校正時に調べられる応答時間やセルの内部抵抗値、校正係数といっ
たデータを総合的に評価して決められます。ただし、ゼロ点またはスパンをスキップし
ている場合には応答時間の測定ができないので、この場合のセル健康度は、応答時間を
評価対象からはずして求められます。
表10.3
セル健康度
5
3
2
1
予測寿命
1 年以上
6 か月以上
3 か月以上
1 か月以下
10.1.18 ヒータON時間率
検出器のセンサ部分は、ヒータで 750 ℃に加熱され、この温度が維持されるようにコン
トロールされています。加熱用ヒータの ON 時間率は、
測定ガスが高温なほど低下します。
10.1.19 酸素濃度(時定数付き)、水分量(時定数付き)、混合
比(時定数付き)
「電流出力の設定」で出力スムージング係数を設定した場合、この時定数を含めた値が表
示されます(参照項:8.1 電流出力の設定)
。
10.1.20 酸素濃度最大、水分量最大、混合比最大
「平均値/最大最小値の監視時間の設定」で設定した監視時間での酸素濃度の最大値と発
生時刻を表示します。監視時間が経過すると、それまでの最大値はクリアされ、新たな
最大値が表示されます。また、監視時間を変更した場合も、その時点からの最大値が表
示されます(参照項:8.6.2 平均値/最大最小値の監視時間の設定)
。
10.1.21 酸素濃度最小、水分量最小、混合比最小
「平均値/最大最小値の監視時間の設定」で設定した監視時間での酸素濃度の最小値と発
生時刻を表示します。監視時間が経過すると、それまでの最小値はクリアされ、新たな
最小値が表示されます。また、監視時間を変更した場合も、その時点からの最小値が表
示されます(参照項:8.6.2 平均値/最大最小値の監視時間の設定)
。
10.1.22 酸素濃度平均、水分量平均、混合比平均
「平均値/最大最小値の監視時間の設定」で設定した平均値算出時間での酸素濃度の平均
値を表示します。平均値算出時間が経過すると、それまでの平均値はクリアされ、新た
な平均値が表示されます。また、平均値算出時間を変更した場合も、その時点からの平
均値が表示されます(参照項:8.6.2 平均値/最大最小値の監視時間の設定)
。
10.1.23 スパン点補正率、ゼロ点補正率
スパン校正、ゼロ校正において求められた各補正率が過去 10 回に渡り記録されます。こ
れらの値からセンサ(セル)の劣化度合いを知ることができます。図 10.2 の補正可能範
囲を超えたとき、そのセンサは使用不可能となります。スパン点補正率、ゼロ点補正率
は各校正を行ったときのデータを基に次の要領で求められます。
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< 10. その他の機能>
81.92
10-6
ゼロ基点
ez
セル起電力
補正前検量線
mV
e1
前回ゼロ
ガスデータ
B
A
補正検量線
(理論検量線)
es
C
0
21.0
p1
(スパンガス濃度)
スパン基点
0.51
酸素濃度値(vol % O2)
ゼロ点補正率=(B / A)×100(%) 補正可能範囲:100 ± 30%
スパン点補正率=(C / A)×100(%) 補正可能範囲:0 ± 18%
図10.2
10.1.24 校正時間の履歴
校正を実施した日付、時間を過去 10 回に渡って記憶しています。
10.1.25 時刻
現在の日付と時刻を表示します。本器の電源を切っても、内蔵電池でバックアップされ
ていますので再調整する必要はありません。2000 年 6 月 21 日、午後 3 時 6 分の表示例
を図 10.3 に示します。
交互に表示します
00.06.21
15.06
F1003.ai
図10.3
10.1.26 ソフトRev.
本器に搭載されているソフトウェアのレビジョンが表示されます。
10.2 運転データの初期化
設定した各データは、初期化を実行することによって出荷時の状態に戻すことができま
す。初期化は全データすべて行う方法と、パラメータコードのグループ毎に初期化する
方法とがあります。初期化実行のパラメータコードを表 10.4 に示します。なお、初期値
は表 10.7 のパラメータコード一覧表を参照してください。
表10.4
初期化実行のパラメータコード
パラメータコード
F30
F31
F32
F33
F34
F35
F36
初期化の項目
全データの初期化実行
A 群データの初期化実行
B 群データの初期化実行
C 群データの初期化実行
D 群データの初期化実行
E 群データの初期化実行
F 群データの初期化実行
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< 10. その他の機能>
10-7
注記
「F36」で F 群を初期化する場合、
「F01」
、
「F02」
、
「F08」
、
「F10」は初期化されません。
10.3 初期化実行の手順
表 10.5 の手順に沿って初期化を実行します。初期化パスワードはすべて「1255」です。
表10.5
「
初期化実行の手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
>
∧
ENT
0000
>
∧
ENT
1000
>
∧
ENT
1000
>
∧
ENT
1200
>
∧
ENT
1200
>
∧
ENT
1250
>
∧
ENT
1250
>
∧
ENT
1255
>
∧
ENT
1255
パスワード入力後「ENT」キーを押すと、全桁が点滅します。
>
∧
ENT
USr Go
もう1度「ENT」キーを押すと、
「USr Go」が表示されます。
>
∧
ENT
USr Go
さらに「ENT」キーを押すと、全桁が 2 ~ 3 秒間点滅し、初
期化が実行されます。
>
∧
ENT
F30
初期化が終了すると、自動的にパラメータコード選択画面に
戻ります。
F30
説 明
初期化する項目のパラメータコードを入力します。ここでは、
「F30」を入力する例を示します(途中の操作は省略していま
す)
。
「ENT」キーを押すと、パスワード入力画面に変わります。
初期化のパスワード「1255」を入力します。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
警告
初期化実行中(
「USr Go」の文字が点滅している間)は、絶対に本器の電源を切らないでく
ださい。
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< 10. その他の機能>
10-8
10.4 リセット
リセットとは、本器を再起動することをいいます。これを実行することによって、本器
に供給している電源を一度切り、再立ち上げしたことになります。実際には電源を供給
したまま、
プログラム上で再起動をかけています。リセットは下記条件で有効になります。
(1) エラー 1 セル起電力異常が発生した場合
(2) エラー 2 ヒータ温度異常が発生した場合
(3) エラー 3 A/D コンバータ異常が発生した場合
(4) エラー 4 EEPROM メモリ書き込み異常が発生した場合
エラーの詳細については第 12 章トラブルシューティングを参照ください。
上記エラーが発生した場合、本器は安全上検出器のヒータに供給する電源を切ります。
エラーを解除するには、下記操作でリセットを実行するか、電源を一度切り、再立ち上
げしてください。
注意
リセット操作、または電源再立ち上げを行う前に、本器に異常がないか確認してください。
リセット後、再びエラーが発生する場合は、一度電源を切り、トラブルシューティング
にしたがって点検を実施してください。エラーがない場合にリセット動作を行うと基本
画面に遷移します。
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< 10. その他の機能>
表10.6
10-9
リセットの実行手順
スイッチ操作
>
∧
ENT
表 示
Err-01
/-----PASSno
説 明
エラーが発生すると左欄のようにエラー番号と「------」が交
互に表示されます。
>
∧
ENT
>
∧
ENT
0000
もう 1 度「ENT」キーを押すと、パスワード入力画面に変わ
ります。
>
∧
ENT
1000
パスワード「1102」を入力します。
>
∧
ENT
1102
>
∧
ENT
A01
>
∧
ENT
G01
>
∧
ENT
G01
>
∧
ENT
G30
>
∧
ENT
全文字点灯
「ENT」キーを 3 秒以上押します。
途中操作省略
「
パラメータコードを「G30」に変更します。
「ENT」キーを押すと、リセットが実行されます。
」は、スイッチが押されていることを表し、薄い文字は点滅を表します。
「/」は、交互に表示することを表します。
注記
項目欄が空白になっているパラメータコードは、酸素濃度計(または高温湿度計)では
使用しないコードです。
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< 10. その他の機能>
表10.7
10-10
パラメータコード一覧表(酸素濃度計)
A群 表示関連項目
コード
A00 表示項
目の選
択
A01
A02
A03
A04
A05
A06
A07
A08
A09
A10
A11
A12
A15
A16
A20
A21
A22
A23
A24
A25
A26
A30
A31
A32
A33
A34
A35
A36
項目名称
単位
コード
項目名称
0 酸素濃度
A50 スパン点補正率 0
1 酸素濃度計の場合「0.0」
A51 スパン点補正率 1
2 酸素濃度計の場合「0.0」
A52 スパン点補正率 2
3 電流出力の項目で設定されている項目 A53 スパン点補正率 3
A54 スパン点補正率 4
酸素濃度
%O2
A55 スパン点補正率 5
A56 スパン点補正率 6
A57 スパン点補正率 7
A58 スパン点補正率 8
空気比
A59 スパン点補正率 9
セル温度
℃
A60 ゼロ点補正率 0
冷接点温度
℃
A61 ゼロ点補正率 1
測定ガス温度
℃
A62 ゼロ点補正率 2
燃焼排ガス中の水分量
%
A63 ゼロ点補正率 3
セル起電力
mV
A64 ゼロ点補正率 4
熱電対起電力
mV
A65 ゼロ点補正率 5
冷接点電圧
mV
A66 ゼロ点補正率 6
出力電流値
mA
A67 ゼロ点補正率 7
セル応答時間
秒
A68 ゼロ点補正率 8
セル内部抵抗値
Ω
A69 ゼロ点補正率 9
セル健康度
A70 校正時間の履歴 0
ヒータON時間率
%
A71 校正時間の履歴 1
A72 校正時間の履歴 2
酸素濃度(時定数付き)
%O2
A73 校正時間の履歴 3
A74 校正時間の履歴 4
A75 校正時間の履歴 5
酸素濃度最大
%O2
酸素濃度最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A76 校正時間の履歴 6
A77 校正時間の履歴 7
酸素濃度最小
%O2
酸素濃度最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A78 校正時間の履歴 8
A79 校正時間の履歴 9
酸素濃度平均
%O2
A80 時刻
A90 ソフト Rev.
単位
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
「/」は交互に表示することを表しています。
B群 校正関連項目
コード
項目名称
B01 ゼロガスの酸素濃度
B02 スパンガスの酸素濃度
B03 校正モード
B04
B05
B06
B07
出力安定時間
校正時間
校正周期
校正開始時間
B08
校正の手順
B09
B10
B11
校正濃度測定
手動校正実行
半自動校正実行
入力値
0.3 ~ 100
4.5 ~ 100
0 手動校正
1 半自動、手動
2 自動、半自動、手動
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
0 日 0 時間~ 255 日 23 時間
0 ゼロ、スパン
1 スパンのみ
2 ゼロのみ
表示のみ
単位
vol%O2
vol%O2
初期値
1 vol%O2
21 vol%O2
手動校正
分.秒
分.秒
日 . 時間
年 . 月 . 日/
時.分
10 分 00 秒
10 分 00 秒
30 日 0 時間
00 年 01 月 01 日 00 時
00 分
ゼロ、スパン
%O2
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 10. その他の機能>
10-11
C群 出力関連項目
コード
項目名称
C01 電流出力の設定
C03
C04
C05
C06
C07
C11
C12
C30
C31
C32
C33
C34
入力値
0 酸素濃度
1 4 mA 固定 *1
2 4 mA 固定 *1
出力モード
0 リニア
1 ログ
暖機中の出力ホールド
0 4 mA にホールド
1 20 mA にホールド
2 設定値にホールド
保守中の出力ホールド
0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
校正中の出力ホールド
0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
エラー発生中の出力ホールド 0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
最小酸素濃度値
4 mA 点の酸素濃度を入力
最大酸素濃度値
20 mA 点の酸素濃度を入力
出力スムージング係数
0 ~ 255
暖機中設定値
2.4 ~ 21.6
保守中設定値
2.4 ~ 21.6
校正中設定値
2.4 ~ 21.6
異常時設定値
2.4 ~ 21.6
単位
初期値
酸素濃度
リニア
4 mA にホールド
直前値にホールド
直前値にホールド
設定値にホールド
0 vol%O2
25 vol%O2
0秒
4 mA
4 mA
4 mA
3.4 mA
vol%O2
vol%O2
秒
mA
mA
mA
mA
*1)
酸素濃度計の場合、
「C01」には「0」以外設定しないでください。
設定した場合、出力は酸素濃度に関係なく 4 mA 固定となります。
D群 警報関連項目
コード
D01
D02
D03
D04
D30
D33
D41
項目名称
酸素濃度上上限警報値
酸素濃度上限警報値
酸素濃度下限警報値
酸素濃度下下限警報値
酸素濃度警報ヒステリシス
警報接点の動作遅れ
酸素濃度上上限警報の検知
D42
酸素濃度上限警報の検知
D43
酸素濃度下限警報の検知
D44
酸素濃度下下限警報の検知
入力値
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 9.9
0 ~ 255
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
単位
vol%O2
vol%O2
vol%O2
vol%O2
vol%O2
秒
初期値
100 vol%O2
100 vol%O2
0 vol%O2
0 vol%O2
0.1 vol%O2
3秒
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
10-12
< 10. その他の機能>
E群 接点関連項目
コード
項目名称
E01 接点入力1の機能選択
E02
E03
E04
E10
E20
E21
E22
E23
E24
E25
E26
E27
E28
E29
E32
0
1
2
3
4
接点入力2の機能選択
0
1
2
3
4
接点入力1の動作選択
0
1
接点入力2の動作選択
0
1
接点出力1の動作選択
0
1
接点出力1のエラー
0
1
接点出力1の上上限警報
0
1
接点出力1の上限警報
0
1
接点出力1の下限警報
0
1
接点出力1の下下限警報
0
1
接点出力1の保守中
0
1
接点出力1の校正中
0
1
接点出力1の出力レンジ切り 0
替え中
1
接点出力1の暖機中
0
1
接点出力1の校正ガス圧力低 0
下
1
接点出力1の未燃ガス検知
0
1
入力値
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
閉で動作
開で動作
閉で動作
開で動作
閉で動作(常時非励磁)
開で動作(常時励磁)
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
単位
無効
初期値
無効
閉で動作
閉で動作
閉で動作
動作しない
動作しない
動作しない
動作しない
動作しない
動作する
動作しない
動作しない
動作する
動作しない
動作しない
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8th Edition : 2016.02.19-00
10-13
< 10. その他の機能>
F群 機器設定、その他関連項目
コード
項目名称
F01 機種設定
F02
測定ガスの選択
F04
0
1
0
1
入力値
酸素濃度計
湿度計
湿り
乾き
単位
初期値
酸素濃度計
湿り
F05
F08
表示項目の選択
F10
日付
F11
F12
F15
F20
F21
F22
F23
F30
F31
F32
F33
F34
F35
F36
平均値算出時間
最大最小値監視時間
パージング時間
排ガスの水蒸気量
理論空気量
X値
外気の絶対湿度
全データの初期化実行
A 群データの初期化実行
B 群データの初期化実行
C 群データの初期化実行
D 群データの初期化実行
E 群データの初期化実行
F 群データの初期化実行
0
1
2
3
酸素濃度
水分量
混合比
アナログ出力で選択され
ている項目
1 ~ 255 時間
1 ~ 255 時間
0 ~ 60 分
0~5
1 ~ 20
0 ~ 19.99
0~1
酸素濃度
年 . 月 . 日/
時.分
時間
時間
分
m3/kg (m3)
m3/kg (m3)
kg/kg
1 時間
24 時間
0分
1.00 m3/kg (m3)
1.00 m3/kg (m3)
1.00
0.1000 kg/kg
G群 テスト関連項目
コード
項目名称
G01 電流ループチェック
G11 接点出力 1 のチェック
G12
接点出力 2 のチェック
G15
自動校正電磁弁チェック
(ゼロ)
G16
自動校正電磁弁チェック
(スパン)
G21
接点入力 1 のチェック
G22
接点入力 2 のチェック
G30
リセットの実行
入力値 4 ~ 20
0 開
1 閉
0 開
1 閉
0 OFF
1 ON
0 OFF 1 ON
0 開
1 閉
0 開
1 閉
単位 mA
4mA
開
初期値
開
OFF
OFF
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 10. その他の機能>
表10.7
10-14
パラメータコード一覧表(高温湿度計)
A群 表示関連項目
コード
A00 表示項
目の選
択
A01
A02
A03
A04
A05
A06
A07
A08
A09
A10
A11
A12
A15
A16
A20
A21
A22
A23
A24
A25
A26
A30
A31
A32
A33
A34
A35
A36
A37
A38
A39
A40
A41
A42
A43
A44
項目名称
単位
コード
項目名称
0 酸素濃度
A50 スパン点補正率 0
1 酸素濃度計の場合「0.0」
A51 スパン点補正率 1
2 酸素濃度計の場合「0.0」
A52 スパン点補正率 2
3 電流出力の項目で設定されている項目 A53 スパン点補正率 3
A54 スパン点補正率 4
酸素濃度
%O2
A55 スパン点補正率 5
水分量
%H2O
混合比
kg/kg
A56 スパン点補正率 6
相対湿度
%
A57 スパン点補正率 7
露点
℃
A58 スパン点補正率 8
A59 スパン点補正率 9
セル温度
℃
A60 ゼロ点補正率 0
冷接点温度
℃
A61 ゼロ点補正率 1
測定ガス温度
℃
A62 ゼロ点補正率 2
燃焼排ガス中の水分量
%
A63 ゼロ点補正率 3
セル起電力
mV
A64 ゼロ点補正率 4
熱電対起電力
mV
A65 ゼロ点補正率 5
冷接点電圧
mV
A66 ゼロ点補正率 6
出力電流値
mA
A67 ゼロ点補正率 7
セル応答時間
秒
A68 ゼロ点補正率 8
セル内部抵抗値
Ω
A69 ゼロ点補正率 9
セル健康度
A70 校正時間の履歴 0
ヒータON時間率
%
A71 校正時間の履歴 1
A72 校正時間の履歴 2
酸素濃度(時定数付き)
%O2
A73 校正時間の履歴 3
水分量(時定数付き)
%H2O
混合比(時定数付き)
kg/kg
A74 校正時間の履歴 4
A75 校正時間の履歴 5
酸素濃度最大
%O2
酸素濃度最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A76 校正時間の履歴 6
A77 校正時間の履歴 7
酸素濃度最小
%O2
酸素濃度最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A78 校正時間の履歴 8
A79 校正時間の履歴 9
酸素濃度平均
%O2
A80 時刻
水分量度最大
%H2O
水分量最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
A90 ソフト Rev.
水分量最小
%H2O
水分量最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
水分量平均
%H2O
混合比最大
kg/kg
混合比最大の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
混合比最小
kg/kg
混合比最小の発生時刻
年 . 月 . 日/時 . 分
混合比平均
kg/kg
単位
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
年 . 月 . 日/時 . 分
「/」は交互に表示することを表しています。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 10. その他の機能>
10-15
B群 校正関連項目
コード
項目名称
B01 ゼロガスの酸素濃度
B02 スパンガスの酸素濃度
B03 校正モード
B04
B05
B06
B07
出力安定時間
校正時間
校正周期
校正開始時間
B08
校正の手順
B09
B10
B11
校正濃度測定
手動校正実行
半自動校正実行
入力値
0.3 ~ 100
4.5 ~ 100
0 手動校正
1 半自動、手動
2 自動、半自動、手動
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
0 分 0 秒~ 60 分 59 秒
0 日 0 時間~ 255 日 23 時間
0 ゼロ、スパン
1 スパンのみ
2 ゼロのみ
表示のみ
単位
vol%O2
vol%O2
初期値
1 vol%O2
21 vol%O2
手動校正
分.秒
分.秒
日 . 時間
年 . 月 . 日/
時.分
10 分 00 秒
10 分 00 秒
30 日 0 時間
00 年 01 月 01 日 00 時
00 分
ゼロ、スパン
%O2
C群 出力関連項目
コード
項目名称
C01 アナログ出力の項目
C03
C04
C05
C06
C07
C11
C12
C13
C14
C15
C16
C30
C31
C32
C33
C34
入力値
0 酸素濃度
1 水分量
2 混合比
出力モード
0 リニア
1 ログ
暖機中の出力ホールド
0 4 mA にホールド
1 20 mA にホールド
2 設定値にホールド
保守中の出力ホールド
0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
校正中の出力ホールド
0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
エラー発生中の出力ホールド 0 ホールドしない
1 直前値にホールド
2 設定値にホールド
最小酸素濃度値
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
最大酸素濃度値
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
最小水分量
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
最大水分量
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
最小混合比
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
最大混合比
8.1 電流出力の設定を参照く
ださい。
出力スムージング係数
0 ~ 255
暖機中設定値
2.4 ~ 21.6
保守中設定値
2.4 ~ 21.6
校正中設定値
2.4 ~ 21.6
異常時設定値
2.4 ~ 21.6
単位
初期値
酸素濃度
リニア
4 mA にホールド
直前値にホールド
直前値にホールド
設定値にホールド
%O2
0 vol%O2
%O2
25 vol%O2
%H2O
0 %H2O
%H2O
25 %H2O
kg/kg
0 kg/kg
kg/kg
0.2 kg/kg
秒
mA
mA
mA
mA
0秒
4 mA
4 mA
4 mA
3.4 mA
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 10. その他の機能>
10-16
D群 警報関連項目
コード
D01
D02
D03
D04
D05
D06
D07
D08
D11
D12
D13
D14
D30
D31
D32
D33
D41
項目名称
酸素濃度上上限警報値
酸素濃度上限警報値
酸素濃度下限警報値
酸素濃度下下限警報値
水分量上上限警報値
水分量上限警報値
水分量下限警報値
水分量下下限警報値
混合比上上限警報値
混合比上限警報値
混合比下限警報値
混合比下下限警報値
酸素濃度警報ヒステリシス
水分量警報ヒステリシス
混合比警報ヒステリシス
警報接点の動作遅れ
酸素濃度上上限警報の検知
D42
酸素濃度上限警報の検知
D43
酸素濃度下限警報の検知
D44
酸素濃度下下限警報の検知
D45
水分量上上限警報の検知
D46
水分量上限警報の検知
D47
水分量下限警報の検知
D48
水分量下下限警報の検知
D51
混合比上上限警報の検知
D52
混合比上限警報の検知
D53
混合比下限警報の検知
D54
混合比下下限警報の検知
入力値
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0 ~ 100
0~1
0~1
0~1
0~1
0 ~ 9.9
0 ~ 9.9
0 ~ 0.1
0 ~ 255
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
0 検知しない
1 検知する
単位
%O2
%O2
%O2
%O2
%H2O
%H2O
%H2O
%H2O
kg/kg
kg/kg
kg/kg
kg/kg
%O2
%H2O
kg/kg
秒
初期値
100 %O2
100 % O2
0 %O2
0 %O2
100 %H2O
100 %H2O
0 %H2O
0 %H2O
1 kg/kg
1 kg/kg
0 kg/kg
0 kg/kg
0.1 O2
0.1%H2O
0.001 kg/kg
3秒
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
検知しない
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
10-17
< 10. その他の機能>
E群 接点関連項目
コード
項目名称
E01 接点入力1の機能選択
E02
E03
E04
E10
E20
E21
E22
E23
E24
E25
E26
E27
E28
E29
E32
0
1
2
3
4
接点入力2の機能選択
0
1
2
3
4
接点入力1の動作選択
0
1
接点入力2の動作選択
0
1
接点出力1の動作選択
0
1
接点出力1のエラー
0
1
接点出力1の上上限警報
0
1
接点出力1の上限警報
0
1
接点出力1の下限警報
0
1
接点出力1の下下限警報
0
1
接点出力1の保守中
0
1
接点出力1の校正中
0
1
接点出力1の出力レンジ切り 0
替え中
1
接点出力1の暖機中
0
1
接点出力1の校正ガス圧力低 0
下
1
接点出力1の未燃ガス検知
0
1
入力値
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
無効
校正ガス圧力低下
測定レンジ切り替え
校正開始
未燃ガス検知
閉で動作
開で動作
閉で動作
開で動作
閉で動作(常時非励磁)
開で動作(常時励磁)
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
動作しない
動作する
単位
無効
初期値
無効
閉で動作
閉で動作
閉で動作
動作しない
動作しない
動作しない
動作しない
動作しない
動作する
動作しない
動作しない
動作する
動作しない
動作しない
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
10-18
< 10. その他の機能>
F群 機器設定、その他関連項目
コード
項目名称
F01 機種設定
F02
0
1
入力値
酸素濃度計
湿度計
単位
初期値
初期化されません
F04
F05
F08
表示項目の選択
F10
日付
F11
F12
F13
F14
F20
F21
F22
F23
F30
F31
F32
F33
F34
F35
F36
平均値算出時間
最大最小値監視時間
測定ガスの温度
測定ガスの圧力
0
1
2
3
酸素濃度
水分量
混合比
アナログ出力で選択され
ている項目
1 ~ 255 時間
1 ~ 255 時間
0 ~ 3000
0 ~ 300
水分量
年 . 月 . 日/
時.分
時間
時間
℃
kPa abs
1 時間
24 時間
300℃
101.33 kPa abs
全データの初期化実行
A 群データの初期化実行
B 群データの初期化実行
C 群データの初期化実行
D 群データの初期化実行
E 群データの初期化実行
F 群データの初期化実行
G群 テスト関連項目
コード
項目名称
G01 電流ループチェック
G11 接点出力 1 のチェック
G12
接点出力 2 のチェック
G15
自動校正電磁弁チェック
(ゼロ)
G16
自動校正電磁弁チェック
(スパン)
G21
接点入力 1 のチェック
G22
接点入力 2 のチェック
G30
リセットの実行
入力値 4 ~ 20
0 開
1 閉
0 開
1 閉
0 OFF
1 ON
0 OFF 1 ON
0 開
1 閉
0 開
1 閉
単位 mA
4mA
開
初期値
開
OFF
OFF
10.5 ZO21Sスタンダードガスユニットの取扱い方法
ここでの説明は、ZO21S スタンダードガスユニットを用いてゼロガスおよびスパンガス
を流通させる場合にだけ該当します。
システム 1 に準じるシステムの校正を行う場合に使用する ZO21S スタンダードガスユ
ニットは、次の要領で取り扱ってください。
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< 10. その他の機能>
10-19
10.5.1 スタンダードガスユニット各部の名称と機能
ケースカバー
フローチェッカ
ゼロガスおよびスパンガス
(空気)の流量をチェック
するためのものです。
スパンガスバルブ
スパンガス(空気)の流量を
調節するためのバルブです。
ゼロガスバルブハンドル
カバー固定用ねじ
(6本)
チューブ接続口
ポンプ
スパンガス(空気)を
供給するためのものです。
缶ボンベ
ゼロガス用の缶ボンベです。7 Nl のガスが約 700 kPa の
圧力で封入されています。
ゼロガスバルブ
クランプ
缶ボンベの口金にしっかりとねじ込んで
使用します。
缶ボンベを押さえる
ためのものです。
電源コード
スパンガスを供給するときに、ポンプ駆動用電源を得るための電源コードです。
F10.14.ai
図10.4 スタンダードガスユニット各部の名称と機能
10.5.2 缶ボンベの装填
ZO21S スタンダードガスユニットには、予備を含め、6 本のゼロガス封入缶ボンベが付
属します。これらの缶ボンベには、0.95 ~ 1.0 vol%O2(濃度はそれぞれの缶ボンベによっ
て異なる)と窒素を組成とした 7 リットルのガスが、700 kPaG の圧力(35℃において)
で封入してあります。
缶ボンベの取り付けは、次の要領で行ってください。
なお、取扱い上の要領や注意事項は、製品にも記載されています。記載されているこれ
らの事柄を、作業の前に、読んでください。
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< 10. その他の機能>
10-20
(1)
缶ボンベにゼロガスバルブを取り付けます。まず、ゼロガスバルブのハンドルを反
時計方向に回して、先端部のニードルをガスケット面より十分に凹ましてください。
そして、この状態を保持したまま、バルブの取付けねじ部を缶ボンベの口金にねじ
込んでいきます(正しくねじ込まれているときは手で軽く回ります。工具は使用し
ないでください。
)
。ガスケットが缶ボンベの口金に接し、それ以上ねじ込むことが
できなくなったら、ロックナットを締め付けてください。
(2)
スタンダードガスユニットのケースカバーを取り外します。ケースカバーは 6 本の
ねじでケース本体に固定されています。このねじを緩め、カバーをケース後方にス
ライドさせたうえ、上方に引き抜いてください。
(3)
ケース背面にある穴から缶ボンベを挿入して、バルブの配管接続部にチューブ(機
器内配管)を接続します。チューブは、漏れが生じないよう 10 mm 以上差し込み、
その部分をチューブクランプで押さえておいてください。
(4)
缶ボンベをケースに固定します。ケース前面パネルの穴からゼロガスバルブのハン
ドルを突きださせ、ボンベの底をクランプで押さえてください。
(5)
缶ボンベに表示されている封入ガスの酸素濃度値を読み取ったうえで、ケースカバー
を取り付けてください。封入ガスの酸素濃度値は、ゼロガス酸素値として変換器に
設定(パラメータコード「B01」
)します。なお、配管のはずれなどが無いことを確
認してください。
以上で缶ボンベの取付け作業は終了です。ここまでの操作においては、缶ボンベ内のガ
スは流出しません。ガスを流出させるには、ゼロガスバルブのニードルを突き刺して缶
ボンベに穴を明ける必要があります。この操作については、10.5.3 項で説明します。
10.5.3 校正ガスの流し方
<校正実施時の準備>
(1)
スタンダードガスユニットは、フローチェッカが正確な流量を示すようにするため、
ほぼ水平な面に置いて使用します。また、スパンガス(空気)供給用ポンプを駆動
するための電源が得られる場所で使用します(本器の電源コードの長さは約 2 m で
す)
。変換器設置場所の近くにおいて、これらの条件に該当する場所を選んでくださ
い。
(2)
スタンダードガスユニットのチューブ接続口と検出器の校正ガス入口とを、外径 6
mm のポリエチレン樹脂製チューブなどの配管材料で接続します。ガスが漏れない
ようにしてください。
(3)
検出器の校正ガス入口部に取り付いているストップバルブを全開してください。
(4)
缶ボンベに封入されているガスの酸素濃度値を、変換器に設定してください。また、
スパンガスの酸素濃度値が正しく設定(清浄な空気の場合は、21 vol%O2)してある
ことを調べてください。ZO21S スタンダードガスユニット使用時(大気空気をスパ
ンガスとして使用時)は、携帯用酸素濃度計などを用いて実際の酸素濃度値を調べ
て入力してください。
<スパンガス(空気)の流通>
スタンダードガスユニットは、
手動校正を行うときにだけ使用するものです。したがって、
スパンガス(空気)を流すタイミングも 7.11.2 項で示した手動校正の実行フローによっ
て決定されます。操作の詳細は、
「7.11.2 手動校正の実施」を参照ください。
(1) 校正実行中、表示部に「OPEn」と測定酸素濃度が交互に表示されたら、電源コード
をコンセントに差し込んでスタンダードガスユニットのポンプを駆動してください。
(2) 次に、スパンガスバルブ <AIR> で流量を 600±60 ml/min(バルブをゆっくりと開
いていったときに、フローチェッカのボールがほぼ緑線の位置で浮上を停止する状
態)に調整します。バルブシャフトは、ロックナットを緩め、マイナスドライバを
使用して回してください。反時計方向に回すと、流量は増大します。
(3) 流量を調整したら、スパンガスバルブのロックナットを締め付けてください。
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< 10. その他の機能>
10-21
(4)
測定酸素濃度の値が安定したら「ENT」キーを押します。測定酸素濃度が全桁点滅し
ますので、もう一度「ENT」キーを押します。
「ZEro Y」が表示されたらコンセント
から電源コードを抜いて、ポンプの駆動を停止してください。
<ゼロガスの流通>
「ENT」キーを押します。ゼロガスの値が表示されます。パラメータコード「B01」で設定
した値でなければなりません。もう一度「ENT」キーを押します。
「OPEn」と測定酸素濃
度が交互に表示されます。下記の要領でゼロガスを流通させます。
(1)
10.5.2 項で取り付けた缶ボンベに、ゼロガスバルブ <CHECKGAS> のニードルを突き
刺して、穴をあけます。ゼロガスバルブのハンドルを、手で時計方向に回せるだけ
回してください。
(2)
次に、
流量を 600 ± 60 ml/min
(バルブをゆっくりと開いていったときに、
フローチェッ
カのボールがほぼ緑線の位置で浮上を停止する状態)に調整します。
(1)項の状態
からゼロガスバルブのハンドルをゆっくりと反時計方向に回してください。なお、
缶ボンベの内圧が低下するにつれて流量も低下します。フローチェッカを監視して、
ボールが大きく変化したら再調整を行ってください。
(3)
測定酸素濃度の値が安定したら「ENT」キーを押します。測定酸素濃度が全桁点滅し
ますので、もう一度「ENT」キーを押します。
「CALEnd」が点滅します。
注記
ボンベ内のガスが校正時間の途中で切れることがないよう注意してください。
缶ボンベは、ほぼ規定の流量でガスを流した場合、9 分間強使用できます。したがって、
もし、所要校正時間が 4 分であれば、2 回ゼロ校正を行うことが可能です。
(4)
ゼロガスの流通を停止させます。ゼロガスバルブのハンドルを時計方向に回せるだ
け回してください。回し方が不十分な場合は、穴がニードルで密閉されず、ボンベ
内のガスが漏れてしまうので、確実に回し切ってください。安定時間が経過すると
校正が終了します。
<校正終了後の処置>
(1)
検出器の校正ガス入口部にあるストップバルブを、全閉してください。
(2)
検出器とスタンダードガスユニットを接続したチューブを取り外してください。
警告
缶ボンベを取付けたスタンダードガスユニットと予備の缶ボンベは、周囲温度が 40℃を
超えない場所に保管してください。缶ボンベは、高圧容器でありませんので、周囲温度
が 40℃以上で破裂などによる危険がおよぶ恐れがあります。
10.6 ZA8F流量設定器のバルブ操作方法
ZA8F 流量設定器は、システム構成例 2 に準じるシステムの校正機器として用いられます。
このシステムにおける校正は、手動方式で行います。したがって、校正を実施する都度、
流量設定器のバルブ操作(校正ガスの流通と停止、流量の調整)が必要です。変換器の
操作については、
「7.11 校正」を参照ください。また、ZR40H 自動校正ユニットのバルブ
操作方法も本手順に準じます。
10.6.1 校正実施時の準備
ZA8F 流量設定器をご使用の場合は、校正の実施に際して次の準備を行ってください。
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< 10. その他の機能>
10-22
(1)
流量設定器のゼロガス流量設定バルブが全閉していることを確認して、二次圧が測
定ガス圧力+約 50 kPa(チェックバルブ付きの場合は測定ガス圧力+約 150 kPa)
(最
大 300 kPa)となるよう、ゼロガス封入ボンベ用減圧弁を開いてください。
(2)
ボンベ内ゼロガスおよびスパンガス(計装空気は 21 vol%O2)の酸素濃度値が、変換
器に設定されていることを確認してください。
10.6.2 スパンガス流量設定バルブの操作
スパンガスとして、比較ガスと同じ計装空気を用いている場合を想定して説明します。
なお操作の詳細は、
「7.11.2 手動校正の実施」を参照してください。
(1)
スパン校正実行中、
「OPEn」と測定酸素濃度が交互に表示されたら流量設定器のスパ
ンガス流量設定バルブを開き、流量を 600 ± 60 ml/min に調整します。ロックナット
付のバルブは、ロックナットを緩めたうえ、バルブシャフトを反時計方向にゆっく
りと回してください。流量の確認は、校正ガス流量計で行います。
測定ガス圧力が著しく高い場合には、以下の表の値 ±10%に調整してください。
表10.8
測定ガス圧力(kPa) 50
流量(ml/min)
500
100
430
150
380
200
350
250
320
(2)
)流量を調整し測定酸素濃度の値が安定したら「ENT」キーを押します。測定酸素濃
度が全桁点滅しますので、もう一度「ENT」キーを押します。
「ZEro Y」が表示されたらスパンガス流量設定バルブを閉じ、スパンガス(空気)の
流通を停止してください。
なお、測定時にバルブが緩んでスパンガスがセンサ部に漏れ込むことのないよう、
ロックナットは必ず締め付けておいてください。
10.6.3 ゼロガス流量設定バルブの操作
ゼロガス流量設定バルブは、ゼロ校正時に操作します。
(1)
ゼロ校正実行中、変換器の表示部に「OPEn」と測定酸素濃度が交互に表示されたら、
流量設定器のゼロガス流量設定バルブを開き、流量を 600±6 ml/min に調整します。
ロックナット付のバルブは、ロックナットを緩めたうえ、バルブシャフトを反時計
方向にゆっくりと回してください。流量の確認は、校正ガス流量計で行います。
測定ガス圧力が著しく高い場合には、以下の表の値 ±10%に調整してください。
表10.9
測定ガス圧力(kPa) 50
流量(ml/min)
500
100
430
150
380
200
350
250
320
(2)
流量を調整し測定酸素濃度の値が安定したら「ENT」キーを押します。測定酸素濃度
が全桁点滅しますので、もう一度「ENT」キーを押します。
「CALEnd」が点滅します。
ゼロガス流量設定バルブを閉じ、ゼロガスの流通を停止してください。なお、測定
時にバルブが緩んでゼロガスがセンサ部に漏れ込むことのないよう、ロックナット
付きのバルブの場合は、ロックナットを必ず締め付けておいてください。安定時間
が経過すると校正が終了します。
10.6.4 校正終了時の処置
校正終了後、特に処置しなければならないことはありません。ただし、校正は頻繁に行
うものではありませんので、ゼロガス封入ボンベ用減圧弁は閉じておくことをおすすめ
します。
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< 11. 点検および保守>
11-1
11. 点検および保守
この章では、< EXAxt ZR 一体型ジルコニア式酸素濃度計 / 高温湿度計>の測定性能を維
持し、良好な運転を続けるための点検・保守、および増設方法について説明します。
警告
検出器の点検時に直前まで運転していた場合は、絶対にプローブに触れないでください。
プローブ先端にあるセンサ部は、約 750℃に加熱されており火傷の危険があります。
注意
検出器の点検する際には、次の事項を厳守してください。
・ プローブに強い衝動や急冷を絶対に与えないでください。プローブ先端にあるセン
サは、セラミック ( ジルコニア素子)でできています。プローブに衝撃や熱ショック
を与えるとセンサが損傷を受け、使用不能になります。
・ セルアセンブリのシール用金属 O リングは再使用できません。セル(センサ)を交換、
あるいは点検のためプローブから取り外したときは、必ず金属 O リングを新品のも
のに交換してください。交換せずに使用すると、炉内ガスの漏れ込みなどで精度よ
く測定できないほか、漏れ込んだ腐食性ガスでヒータや熱電対の断線、検出器内部
の腐食などが発生することがあります。
・ プローブ先端のダスト除去フィルタ取付用ねじで、手などを切らないように注意して
ください。
・ 端子箱の蓋を開閉する場合は、カジらないようにねじ部の砂などはきれいに除去し
てください。
11.1 検出器の点検・保守
11.1.1 校正ガス導管の掃除
端子箱部にある校正ガス入口から検出器内に供給された校正ガスは、導管を通ってプロー
ブ先端部で放出されます。導管は、校正ガスを流さないときに入り込んだ測定ガス中の
ダストで詰まることがあります。もし、圧力を上げないと所定の流量 (600±60 ml/min)
が得にくくなったなど、詰まりが原因と考えられる兆候が見られたら、校正ガス導管を
掃除してください。
校正ガス導管の掃除は、次の要領で行います。
(1)
設置されている検出器を取り外してください。
(2)
11.1.3 項にしたがって、センサアセンブリのボルト、ワッシャ、パイプ押さえ、U 形
パイプ、フィルタを取り外します。
(3)
直径 2 ~ 2.5 mm の棒を使用して、プローブ内部にある校正ガス導管を掃除します。
校正ガス入口から 600 ml/min 程度の流量で空気を流しておいて、棒を導管内 ( 内径
3 mm)に挿入してください。なお、棒は、40 cm を超えて挿入しないでください。
(4)
(
2)項で取り外した U 形パイプを掃除します。U 形パイプは水洗いできますが、水
洗いした場合は、組み込む前によく水を切っておく必要があります。
(5)
掃除のため取り外した部品を、元どおりに組み込みます。
組み込みは、11.1.2 項にしたがって実施してください。また、金属 O リングは必ず
新品を使用してください。
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11-2
< 11. 点検および保守>
取外し部品
校正ガス導管
棒(外径Ø2~Ø2.5 mm)
F11.1.ai
図11.1 校正ガス導管の掃除
11.1.2 センサアセンブリの交換
センサは、使用するにつれ、表面に付着する汚れによる性能劣化が進みます。ゼロ点補
正率が 100 ± 30% の範囲を超えたときやスパン点補正率が 0±18% の範囲を超えたとき
など、センサが寿命に達したら交換してください。
センサの交換は、損傷によって正常な測定が不可能になったときも必要です。なお、設
置してある検出器のセンサが破損した場合は、その原因を見つけ出して再発防止の対応
を講じてください。
注意
・ センサアセンブリの交換は、検出器が十分冷えてから行ってください。高温で火傷
する危険があります。
・ セルアセンブリを交換する場合は、金属 O リングとともにコンタクトも必ず交換し
てください。また、セル(センサ)を交換しない場合でもコンタクトが変形しセル
に十分密着しない場合などはコンタクトを交換してください。
・ コンタクトをはめ込むリングの溝が腐食していたり変色している場合は、リングの
溝をサンドペーパ、あるいは金属ブラシで磨き ( 最後は #1500 程度のサンドペーパ、
あるいは金属ブラシで仕上げ、大きなキズがないことを確認してください。
)接触抵
抗が少なくなるようにしてください。
・ センサアセンブリは 2000 年 9 月以降に製造されたものをお使いください。センサ
アセンブリ側面のシリアル No. が 0J000 以上(例:0K123、1AA01 など)であれば
2000 年 9 月以降に製造されています。
金属Oリング
センサ(セル)
ダスト除去フィルタ
パイプ押さえ
(オプション) ボルト
コンタクト
プローブ
フィルタ
U形パイプ
ワッシャ
ボルトは交互に1/8回転(約45°)ずつ締め付けます。
1/8 回転
図11.2 センサアセンブリ部分の部品
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F11-2.ai
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< 11. 点検および保守>
11-3
注意
インコネルボルトは、伸びが大きいため、ボルト締め付け時に必要以上のトルクがかか
ると異常な伸びや破断につながります。必要以上のトルクがかからないよう十分注意し
てください。
1. 交換部品
再使用する部品を紛失したり破損させたりすることを防ぐため、まず、センサアセンブ
リ部構成部品のうちの交換対象部品を明確にしてください。通常は、センサ(セル)
、金
属 O リングおよびコンタクトを一式交換します。必要に応じて、パイプ押さえ、U 形パ
イプ、ボルト、ワッシャ、フィルタも交換します(図 11.2 参照 )。
2. 取外方法
(1)
検出器プローブ先端のセンサアセンブリ固定用ボルト 4 本を、ワッシャとともに取
り外します。
(2)
パイプ押さえを、U 形パイプごと取り外します。フィルタも取り外します。
(3)
センサアセンブリを時計方向に回しながらまっすぐに引きぬきます。センサアセン
ブリとプローブの間には金属 O リングが入っていますので、取り外してください。
また、プローブ先端の金属 O リング接触面 ( センサのフランジが当たる面)は測定
ガスをシールするための重要な面です。センサアセンブリ交換の際はこの面を傷つ
けないよう十分注意して作業してください。
(4)
プローブ先端のコンタクトを取り外します。
コンタクトは、ピンセットなどを使用して溝から引き出します。
(5)
検出器プローブのセンサアセンブリ取付け部を掃除してください。特に金属 O リン
グの接触面は平滑な面になるよう汚れをきれいに落としてください。また、取り外
した部品で再使用するものがあれば、それらの部品に付着している汚れを落として
ください。なお、一度締め付けた金属 O リングは再使用できませんので必ず交換し
てください。
3. 取付方法
(1)
部品を組み込んでいきます。まず最初にコンタクトを取り付けてください。コンタ
クトは、コイルのピッチに粗密ができないよう注意しながら、両端の接したリング
状になるよう溝へはめ込みます。溝は奥まっているため、場所を間違えないよう注
意してください。
コンタクト(E7042BS)を入れる溝
図11.3
(2)
センサ(セル)のフランジ面の O リング溝が清浄なことを確認し、その溝に金属 O
リングをはめ、センサアセンブリを時計方向に回しながらプローブ内にまっすぐに
挿入します。金属 O リングがプローブの O リング接触面に密着するまで挿入した後、
U 形パイプ差し込み穴の位置、ボルト穴の位置を合わせます。
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< 11. 点検および保守>
11-4
(3)
U 形パイプをパイプ押さえに取り付けます。フィルタ、パイプ押さえ、および U 形
パイプを一緒に、U 形パイプをプローブの穴に差し込みます。
(4)
4 本のボルトのねじ部に焼付き防止剤を塗布し、ワッシャを取り付けて、組み込んだ
部品が動かなくなるまで手で均等にボルトをねじ込みます。
手で十分ねじ込んでから、トルクレンチを使用してボルトを締め込みます。
ボルトは金属 O リングが均等につぶれるよう(センサのフランジがプローブの O リ
ング当たり面に対し常に水平になるよう)4 本を交互に、約 1/8 回転ずつ均等に締め
てください。また、ボルトが片締めにならないようセンサの中心に対し向かい合っ
たボルトを締めていくようにしてください。ボルトの締め付けが均等でない場合は、
センサあるいはヒータ管を破損することがあります。
最後は、センサのフランジ面がプローブに密着するまで 4 本のボルトを十分に締め
付けてください。締め付けトルクは約 5.9 N・m です。
以上でセンサアセンブリ交換作業は終了です。検出器を設置して運転を再開してく
ださい。なお、測定を始める前には、必ず、校正を行ってください。
11.1.3 ヒータアセンブリの交換
ここでは、ヒータアセンブリの交換要領を説明します。センサやセラミックのヒータ炉
心管など割れやすい部品があるため、振動や衝撃が加わらないよう取り扱いには十分
注意してください。また、高温・高電圧であるため火傷・感電に注意し、作業は電源を
OFF とした後、機器が室温に戻ってから行ってください。
ヒータアセンブリの交換時は、別途発行の取扱説明書 IM11M12A01-21「ZR22A、ZR202A
ヒータアセンブリ」も参照ください。
注記
ヒータアセンブリ固定用ねじの焼き付きなどで、ヒータアセンブリがはずれない場合は、
当社サービスにて引き取り修理をさせていただきます。
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11-5
< 11. 点検および保守>
16
A
11
10
14
12
A
13
15
24
8
9
24
7
5
4
6
3
24
2
1
23
矢視 A-A
18
17
19
25
13
22
14
20
21
F11.4.ai
図11.4 検出器の構成
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< 11. 点検および保守>
11-6
■ヒータアセンブリの交換要領
11.1.2 項に従いパイプ押さえ④、
U 形パイプ⑤、
フィルタ、
センサ ( セル ) ⑥などを外します。
カバー⑫を止めているねじ⑮ 2 個を外し、カバー⑫をフランジ側へスライドさせます。
ボルト⑩ 4 本を外して、端子箱⑯を外します。ヒータ、熱電対からのリード線がコネク
タで変換器に接続されています。このコネクタ 3 個を外します。
ねじ⑲をヒータアセンブリのプレート⑰のねじ穴から抜けるまでゆるめます。
ねじ⑲には抜け止めのために O リング⑱が入れてあります。この O リングをねじ⑲から
外す必要はありません。コネクタ⑬を引き抜いてください。
検出器先端のヒータアセンブリ固定用ねじ⑧を専用治具(K9470BX または相当品)とス
パナを用いて外し、ヒータアセンブリを検出器から引き抜いてください。
組立はこの逆の順番で行います。検出器にヒータアセンブリを挿入します。このと
き、検出器の校正ガスパイプをヒータアセンブリのヒータ部およびブラケットの
穴に通しながら挿入します。ヒータアセンブリ固定用ねじ⑧にグリス(焼付き防止剤:
G7067ZA)を塗布して、専用治具(K9470BX または相当品)とスパナを用いてヒータア
センブリ固定用ねじ⑧をねじ込みます。締め付けトルクは 12 N・m±10% にしてください。
次に校正ガスパイプ・比較ガスパイプに O リングをはめるために、コネクタ⑬を分解
します。ねじを外して、プレート⑰とキャップ⑳ 2 個を外します。
O リングが穴の中に残っているときは、裏から押し出します。ヒータ、熱電対のリー
ド線をコネクタ⑬に通します。校正ガスパイプ・比較ガスパイプをコネクタ⑬の穴に通
します。O リングに傷が付いていないことを確認し、校正ガスパイプ・比較ガスパイ
プにできるだけ奥まで差し込みます。O リングに傷が付いているときは新品と交換し
てください。
キャップ⑳ 2 個をコネクタ⑬の穴に押し込み、キャップ⑳の溝に合わせてプレート⑰を
差し込み、ねじで固定します。コネクタ⑬を分解せず、校正ガスパイプ・比較ガスパ
イプをコネクタ⑬に差し込むと O リングを傷つける可能性があるため、行ってはなりま
せん。
ねじ⑲をヒータアセンブリのプレート⑰のねじ穴にねじ込みます。コネクタ⑬が動かな
くなる程度までねじ⑲を締めてください。後は分解と逆の手順で組み込みます。
また、センサ(セル)⑥を取り付ける際、金属 O リング⑦は新品に交換してください。
11.1.4 ダスト除去フィルタの交換要領
図 11.4 のダスト除去フィルタ①の取り付け、取り外しに側面の穴に口径 ∅52 ~ ∅55 用
の引っかけピンスパナ ( ピン径 ∅4.5:K9471UX または相当品 ) を引っかけて行います。
一度外したダスト除去フィルタを再度取り付けるときには、ねじ部にグリス ( 焼付き防止
剤:G7067ZA) を塗布してください。
11.1.5 Oリングの交換
検出器には 3 種類の O リング⑭、
、
が各 1 本、
2 本、
2本
(圧力補正型の場合には各 2 本)
使用されています。、の O リングは基準ガスラインのシールに用いられているため、
定期的な交換をおすすめします。
Oリング部品番号
部品番号
⑦ (*)
(*)
K9470BJ
備
考
金属 O リング
⑭
K9470ZS
グリス塗布金属 O リング
K9470ZP
O リング各 2 個ずつセット、グリス塗布
センサアセンブリに使用する O リング
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< 11. 点検および保守>
11-7
11.1.6 運転の停止と再開
運転停止
運転を停止するに当たっては、運転停止中に検出器のセンサが使用不能にならないよう
に留意してください。
注意
ボイラや工業炉、乾燥炉などの装置とともに本器の運転も停止させると、センサ部で結
露が生じ、ダストを付着させてしまうことがあります。この状態で運転を再開したとき、
750℃に熱せられるセンサは、ダストを固着させて性能の著しい劣化を引き起こすばかり
でなく、多量の凝縮水が溜まっている場合は、破損して使用不能となります。したがって、
トラブルを防止するため、装置の運転を止めるときは、次の処置をとってください。
(1)
できるかぎり、本器の電源は入れたまま、比較ガスは流したままにしておいてくだ
さい。もし、不可の場合は、検出器は取り外しておいてください。
(2)
やむを得ず、本器の電源を入れておくことも検出器を取り外しておくこともできな
い場合は、校正ガス配管内へ、約 600 ml/min の流量で計装空気を流しておいてくだ
さい。
運転再開
原則として本器へ電源を供給する前に、まず、校正ガス配管内へ、5 ~ 10 分間、約 600
ml/min の流量で計装空気を流してください。
11.2 変換器の点検・保守
変換器には、日常的に点検・保守することはありません。もし、本器が異常を示すこと
があれば、それは大抵の場合、故障などのトラブルと考えられます。
■ヒューズの交換
変換器には、ヒューズが 1 個使用されています。ヒューズが切れた場合は、次の要領で
交換してください。
注意
・ ヒューズを交換する前に、外部ブレーカを切り、本器の電源供給を停止してください。
・ 交換したヒューズがすぐに切れてしまう場合は、電気回路部に異常があることが考
えられます。ヒューズが切れる原因を調査してください。
・ 電気回路部を取り外す前に、接地された金属を触るなどして、体に帯電している静
電気を除去してください。
(1)
表示器の蓋をはずします(図 11.5)
。
(2)
図 11.6 に示す 4 つのねじの内、手前の 3 箇所をはずします。ねじを機器内に落とさ
ぬよう注意してください。奥の 1 箇所は抜け止めにゆるめてください。
(3)
内部の電気回路のユニットを真上に引き抜きます。図 11.7 に示す 3 箇所にコネクタ
が接続されています。
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< 11. 点検および保守>
11-8
ねじ
表示器の蓋
図11.5 表示器の蓋
図11.6 ねじの位置
(4) これらのコネクタをプリント基板から外します。このとき、ワイヤを持って引き抜
くと、断線の原因になります。引き抜くときは、コネクタのハウジングを持ってく
ださい。
(5) 電気回路のユニットを完全に取り外すと、本体の底にヒューズが見えます(図
11.8)
。このヒューズを指で取り外し、交換します。
図11.7 コネクタの位置
図11.8 ヒューズの位置
(6) はずしたときと逆の順序で電気回路ユニットを組み込みます。コネクタの位置、向
きに十分注意してください。また、ユニットを本体に入れるときに、ワイヤを挟み
込まないように注意してください。
(7) 電気回路ユニットとヒューズのあるプリント基板は、直接コネクタで接続されます。
接続時、位置をよく確認し、まっすぐ確実に挿入してください。
(8) ねじは 4 箇所しっかり止めてください。
(9) 表示器の蓋は、最後までしっかり締めてください。少しでも隙間があると、赤外線
スイッチが動作しない場合があります。
● ヒューズの定格
本器で使用しているヒューズは、次のものです。
最大定格電圧: 250 V
最大定格電流: 3.15 A
タイプ:
タイムラグ
規格:
UL、CSA、VDE 認定
部品番号:
A1113EF
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< 11. 点検および保守>
11-9
11.3 ZR20H自動校正ユニットの流量計交換
(1) 配管継手を緩めパイプを外します。
(2) 流量計を止めているねじを外し、交換します。流量計には白色のバックプレート(フ
ロートを見やすくするため)が付属しています。バックプレートは押しピンの跡(凹
部)がある方をブラケット側にして必ず取り付けてください。
(3) 継手を元どおりに配管し、ブラケット同士を M6 ねじで固定します。*1
*1: 一度締め付けた継手を分解し再度組み立てる場合には、元の位置に印を付けておき、そこから 5 ~
10 ゜増締めしてください。締め付け後、適宜継手周りの漏れ試験を行ってください。
配管は各々A-A'、B-B'、C-C'の継ぎ手同士が
接続されるように行う。
鉛直設置の場合
A
C
B
流量計を固定
しているねじ
(2箇所ずつ)
A'
B'
C'
水平設置の場合
A
B
C
Zr20h_g0.ai
図11.9 流量計の取付け
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< 12. トラブルシューティング>
12-1
12. トラブルシューティング
この章では、本器の自己診断機能によって検出されるエラー(異常)や、警報(アラーム)
について説明します。また、それ以外のトラブルが発生した場合の点検、および修復方
法を説明します。
12.1 エラー(異常)が発生したときの表示と処置
12.1.1 エラー(異常)とは
エラーとは、検出器のセル(センサ)やヒータ、あるいは変換器の内部回路など、検出
器または変換器本体に異常が発生した可能性がある場合に検出されます。エラーが発生
した場合、本器は次のことを行います。
(1)
システムの安全確保のため、検出器ヒータへの電源供給を停止します。
(2)
画面上にエラーマークを点滅させ、エラー発生を知らせます。
(図 12.1)
(3)
「
接点出力の設定」でエラー(パラメータコード E20)が設定されていれば、その接
点が出力します(参照節:8.4 接点出力の設定)
。
(4)
アナログ出力が「出力ホールドの設定」で設定されている状態に変わります(参照節:
8.2 出力ホールドの設定)
。
表示されるエラーの内容には表 12.1 のものがあります。
交互に表示します
--------
Err-01
FB101.ai
図12.1
表12.1
エラーの種類と発生条件
エラー番号
エラー 1
エラーの種類
セル起電力異常
エラー 2
ヒータ温度異常
エラー 3
A/D コンバータ異常
エラー 4
メモリ書き込み異常
発生条件
変換器に入力されるセル(センサ)起電力信号が -50 mV より小さく
なったときに発生します。
暖機時にヒータの温度が上昇しない、または暖機終了後、730℃より
低くなるか、あるいは 780℃を超えたときに発生します。
変換器内部の電気回路で、A/D コンバータに異常が起こったときに発
生します。
変換器内部の電気回路で、メモリへの書き込みが正常に行われなかっ
たときに発生します。
12.1.2 エラー発生時の処置
(1) エラー1:セル起電力異常
エラー 1 は変換器に入力されるセル(センサ)起電力が、-50 mV(約 200%O2 に相当)
より小さくなったときに発生します。セル起電力が -50 mV より小さくなる要因としては、
次のことが考えられます。
(1)
センサアセンブリの電極とコンタクト間の導通不良
(2)
センサアセンブリの損傷、劣化
(3)
センサ部と電気回路間のコネクタの接続不良
(4)
検出器内部の配線不良
(5)
電気回路の異常
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< 12. トラブルシューティング>
12-2
<異常箇所の探索と処置>
(1)
本器への電源供給を止めます。
(2)
プローブ部先端のセルアセンブリを取り外して、汚れ、導通部(電極-コンタクト)
接触不良の原因となる腐食の有無を調べます。
(3)
汚れ、コンタクト部の状態が良好である場合、セルアセンブリ損傷、劣化が考えら
れます。セルアセンブリを新品と交換してみてください。このとき、金属Oリング
およびコンタクトも必ず新品を使用してください。
(4)
新品に交換してもエラーが発生する場合、センサ部と電気回路間のコネクタの接続
状態を調べます。
(5)
本体からプローブ部をはずします。図 12.2 に示すように 2 つのコネクタが現れます
(自
動校正ユニットのオプションがある場合は 4 つ)
。これらのコネクタが抜けかけてい
ないか確認してください。もし、抜けかけていたら、確実に奥まで差し込みます。
(6)
ここまでの調査で異常が見つからない場合は、電気回路部の故障が考えられます。
当社サービスにご相談ください。
(2)エラー2:ヒータ温度異常
検出器ヒータの温度が暖機時に上がらなかったり、暖機が終了してから 730℃より下がっ
た場合、または 780℃を超えた場合に発生します。
エラー 2 が発生した場合について考えられる要因を示します。
(1)
プローブ部ヒータの不良(ヒータ断線)
(2)
プローブ部熱電対の不良
(3)
電気回路部異常
<異常原因の探索と処置>
(1) 変換器への電源供給を止めます。
(2) 本体からプローブ部をはずします。本体とプローブ部間のコネクタをすべてはずし
ます。プローブ部から出ているヒータワイヤ(黄色のワイヤ)の線間の抵抗を測定
してください。ヒータワイヤの先端のコネクタに直径約 1 mm の金属ピンを差し込み、
これをテスタで計ります。90 Ω程度の値より低ければヒータアセンブリは正常です。
抵抗値が高い場合は、ヒータアセンブリの異常が考えられます。この場合はヒータ
アセンブリを交換します。
(参照項:11.1.3 ヒータアセンブリの交換)
。
ヒータワイヤ
テスタ
(Ω)
FC102.ai
図12.2
(3) ヒータアセンブリが正常であれば、熱電対の状態を確認します。プローブ部から出
ている熱電対(白色ケーブル、赤色ケーブル間)の両端抵抗を測定してください。
これらのワイヤは 4 極コネクタの 3、4 番端子に直径約 1 mm の金属ピンを差し込み、
これをテスタで計ります。抵抗値が 5 Ω以下であれば熱電対は正常と考えられます。
5 Ωより大きいときは、断線、または断線しかかっている状態の可能性があります。
この場合はヒータアセンブリを交換します。
(参照項:11.1.3 ヒータアセンブリの交
換)
。
注記
熱電対の抵抗値測定は、プローブ部先端部と周囲温度との差が 50℃以下になってから測
定してください。温度が高いと熱電対の起電力が大きいため、正確に測定することがで
きません。
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< 12. トラブルシューティング>
黄
緑
赤
白
熱電対
1
2
3
4
12-3
テスタ
(Ω)
FC102.EPS
図12.3
(5) 熱電対が正常の場合、電気回路の故障が考えられます。当社サービスにご相談くだ
さい。
(3)エラー3:A/Dコンバータ異常/エラー4:メモリ書き込み異常
● A/Dコンバータ異常
変換器内部の電気回路部に搭載されている A/D コンバータに異常が発生したことが考
えられます。
● メモリ書き込み異常
変換器内部の電気回路部に搭載されているメモリ(EEPROM)への書き込み動作で、
異常が発生したことが考えられます。
<異常箇所の探索と処置>
変換器の電源を一度切り、再起動させてください。再起動後、正常に動作した場合は、
電圧の一時的な降下(動作下限電圧 85 V より下がった)
、またはノイズの影響で電気回
路が誤動作してエラーが発生した可能性があります。電源系統に異常がないか、変換器、
検出器の接地が確実にされているかを確認してください。
再起動後、再びエラーが発生した場合、電気回路部の故障が考えられます。当社サービ
スにご連絡ください。
12.2 警報(アラーム)が発生したときの表示と処置
12.2.1 警報(アラーム)とは
警報が発生すると画面上に警報マークを点滅させ、警報発生を知らせます(図 12.4)
。
警報には表 12.2 のものがあります。
交互に表示します
AL-06
21.0%
FC201.ai
図12.4
表12.2
警報の種類と発生条件
警報番号
警報の種類
発生条件
警報 1 ~ 3 酸素濃度警報、水分量警 測定酸素濃度が設定された警報値を超えたり、下回ったりしたと
報、混合比警報
きに発生します。
(参照節:8.3 警報の設定)
警報 6
ゼロ校正係数警報
校正時、ゼロ点補正率が 100 ± 30% の範囲を超えたときに発生し
ます。
(参照項:9.1.4 補正)
警報 7
スパン校正係数警報
校正時、スパン点補正率が 0 ± 18% の範囲を超えたときに発生し
ます。
(参照項:9.1.4 補正)
警報 8
起電力安定時間オーバー 自動、半自動校正時、校正時間が経過してもセル(センサ)の起
電力が安定しないときに発生します。
警報 10 冷接点温度警報
機器内温度が 85℃を超えたときに発生します。
警報 11 熱電対起電力警報
熱 電 対 の 起 電 力 が、-5 mV( 約 -170 ℃) よ り 下 が っ た か、42.1
mV( 約 1020℃ ) を超えた場合に発生します。
警報 13 バッテリ切れ警報
内蔵バッテリの残量が低下すると発生します。
警報発生時は、ヒータの電源を止めるなどの処置は行いません。発生要因が取り除かれ
た時点で、警報も解除されます。
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< 12. トラブルシューティング>
12-4
警報発生中に本器の電源を切り、警報要因が取り除かれていないまま再立ち上げすると、
警報は再び発生します。ただし、警報 6、7、8(校正に関する警報)は、校正を実行しな
いと発生しません。
12.2.2 警報発生時の処置
(1)警報1~3:酸素濃度警報、水分量警報、混合比警報
設定された警報値を超えたり、下回ったりしたときに発生します。詳細については「8.3
警報の設定」を参照ください。
(2)警報6:ゼロ校正係数警報
校正時、
ゼロ点補正率が 100 ± 30% の範囲を超えたときに発生します
(参照項:9.1.4 補正)
。
この原因としては、次のことが考えられます。
・ ゼロガス酸素濃度と「校正の設定」で設定したゼロガス濃度値とが一致していない、
またはスパンガスをゼロガスとして使用した ( 参照項:9.2 校正の設定 )。
・ ゼロガスの流量が規定流量(600 ± 60 ml/min)をはずれている。
・ センサアセンブリが損傷しており、セル起電力に異常がある。
<異常原因の探索と処置>
(1) 次のことを確認し、再度校正を行ってください。もし、正しい状態になっていない
場合は、修正してください。
1.
「校正の設定」で「ゼロガス濃度」を表示させたとき、設定値と実際に使用してい
るゼロガス濃度が一致しているか。
2. 校正ガス配管は、ゼロガスが漏れないように施工されているか。
(2) 再校正を行った結果、警報がでなければ、先の校正において警報が発生した原因と
して校正条件が不適正だったことが考えられます。この場合は、特に修復する必要
はありません。
(3) 再校正を行った結果、再び警報がでた場合、セル(センサ)の劣化や損傷が警報の
発生原因として考えられます。新しいセル(センサ)と交換する必要がありますが、
交換する前に以下の作業を行ってください。
ゼロガスおよびスパンガスを流したときのセル起電力を確認します。
1. パラメータコード「A11」でセル起電力を表示させます。
2.表示したセル起電力の値が、その酸素濃度での理論値と大きく異なっていないか
確認します。セル起電力の理論値は表 12.3 で確認してください。理論値との差が
いくつまで許容できるかは一概にいえませんが、おおよそ ±10 mV と考えてくだ
さい。
表12.3
酸素濃度とセル起電力
酸素濃度(%O2)
1%
21%
セル起電力(mV)
67.1
0
(4) 警報の原因となったセンサアセンブリの劣化や損傷が、今回の校正時に急に起こっ
たものかどうかを次の手順で確認します。
1. パラメータコード「A50」~「A59」でスパン点補正率の履歴を確認します。
2. パラメータコード「A60」~「A69」でゼロ点補正率の履歴を確認します。
3.パラメータコードの数字が大きいほど過去のデータを示します。セル(センサ)
の劣化の推移を見ることができます。
(5) センサアセンブリの劣化が、急に起こっている場合は、炉内からの水分が校正ガス
配管へ侵入するのを防ぐチェックバルブが不良になっている可能性があります。炉
内からのガスが校正ガスラインに侵入すると、冷えて凝縮水となり配管内にたまり
ます。これが校正時に校正ガスによってセンサアセンブリに吹きかかり、セルが急
激に冷やされることによってセンサアセンブリが破損したことが考えられます。
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< 12. トラブルシューティング>
12-5
(6) 徐々にセンサアセンブリが劣化している場合、下記手順でセンサアセンブリの状態
を確認してください。
1.パラメータコード
「A21」
で
「セル内部抵抗値」
を表示させます。新しいセル
(センサ)
は 200 Ω以下の値を示します。一方、寿命に近づいたセル(センサ)は、3 ~ 10
k Ωの値となります。
2.パラメータコード「A22」で「セル健康度」を表示させます。良好なセル(センサ)
は「5」( 予測寿命1年以上 ) を示します(参照項:10.1.17 セル健康度)
。
(3)警報7:スパン校正係数警報
校正時、
スパン点補正率が 0 ± 18% の範囲を超えたときに発生します
(参照項:9.1.4 補正)
。
この原因としては次のことが考えられます。
・ スパンガス酸素濃度と「校正の設定」で設定したスパンガス濃度値とが一致してい
ない。
・ スパンガスの流量が規定流量(600 ± 60 ml/min)をはずれている。
・ センサアセンブリが損傷しており、セル起電力に異常がある。
<異常原因の探索と処置>
(1) 次のことを確認し、再度校正を行ってください。もし、正しい状態になっていない
場合は、修正してください。
1.
「校正の設定」で「スパンガス濃度」を表示させたとき、設定値と実際に使用して
いるスパンガス濃度が一致しているか。
2. 校正ガス配管は、スパンガスが漏れないように施工されているか。
(2) 再校正を行った結果、警報がでなければ、先の校正において警報が発生した原因と
して校正条件が不適正だったことが考えられます。この場合は、特に修復する必要
はありません。
(3) 再校正を行った結果、再び警報がでた場合、セル(センサ)の劣化や損傷が警報の
発生原因として考えられます。新しいセル ( センサ ) と交換する必要がありますが、
交換する前に警報 6:ゼロ校正係数(ゼロ点補正率)警報の<異常原因の探索と処置
> (3) 以降の作業を行ってください。
(4)警報8:起電力安定時間オーバー
この警報は、
検出器のセンサ部に校正ガス(ゼロガス、
スパンガス)が充満していないため、
校正時間が経過してもセンサ(セル)の起電力が安定しない場合にでます。
<発生原因>
・ 校正ガスの流量が少ない(規定流量 :600±60 ml/min)
。
・ 校正ガス配管の長さ・太さを変えた(長くした、太くした)
。
・ 測定ガスが、検出器のプローブ先端に向かって流れる。
・ センサ(セル)の応答が悪くなった。
<異常原因の探索と処置>
(1) 校正は、配管部に漏れのないことを確認したうえ、校正ガスを規定流量(600±60
ml/min)流して行ってください。
(2) 校正が正常に行われたときは、そのまま定常の運転を実施してください。
警報が再発した場合は、次に示すことに該当してないかチェックしたうえで、セン
サアセンブリを交換してください。
・ 検出器プローブの先端部に、
ダストなどが著しく付着している。付着している場合は、
掃除をする(11.1.1 項を参照)
。なお、センサアセンブリ交換後の校正においても警
報が出る場合は、その原因として、測定ガスの流れによる影響が考えられます。検
出器の取付け位置を変えるなどして、測定ガスが検出器のプローブ先端に向かって
流れないようにしてください。
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< 12. トラブルシューティング>
12-6
(5)警報10:冷接点温度警報
本器は、電気回路部に温度センサを内蔵しています。
「アラーム 10」は、このセンサの信
号が 85℃を超えると発生します。機器内温度が 85℃を超えると、電子部品の故障の原因
となります。
<異常原因の探索と処置>
(1) 本器は、周囲温度が 55℃以下で使用するようになっています。周囲温度がこの温度
を超えている場合、炉壁との断熱や、直射日光の日よけをするなどの対策を講じ、
アラームが発生しないようにしてください。
(2) 明らかに、周囲温度が低い(55℃以下)にもかかわらずアラームが発生する場合、
内部の電気回路の故障が考えられます。当社サービスにご相談ください。
(6)警報11:熱電対起電力警報
熱電対の起電力が、-5 mV(約 -170℃)より下がったか、42.1 mV(約 1020℃)を超えた
場合に発生します。
・ プローブ部の熱電対の不良
・ 電気回路部異常
<異常原因の探索と処置>
(1) 本器への電源の供給を止めます。
(2) 本体からプローブ部をはずします。本体とプローブ部間のコネクタをすべてはずし
ます。プローブ部から出ているヒータワイヤ(黄色のワイヤ)の線間の抵抗を測定
してください。ヒータワイヤの先端のコネクタに直径約 1 mm の金属ピンを差し込み、
これをテスタで計ります。
90 Ω程度の値より低ければヒータアセンブリは正常です。抵抗値が高い場合は、ヒー
タアセンブリの異常が考えられます。この場合はヒータアセンブリを交換します。
(参
照項:11.1.3 ヒータアセンブリの交換)
。
ヒータワイヤ
テスタ
(Ω)
FC102.ai
図12.5
(3) ヒータアセンブリが正常であれば、熱電対の状態を確認します。プローブ部から出
ている熱電対(白色ケーブル、赤色ケーブル間)の両端抵抗を測定してください。
これらのワイヤは 4 極コネクタの 3、4 番端子に直径約 1 mm の金属ピンを差し込み、
これをテスタで計ります。
抵抗値が 5 Ω以下であれば熱電対は正常と考えられます。5Ω より大きいときは、断
線、または断線しかかっている状態の可能性があります。この場合はヒータアセン
ブリを交換します。
(参照項:11.1.3 ヒータアセンブリの交換)
。
注意
熱電対の抵抗値測定は、検出器の先端部と周囲温度との差が 50℃以下になってから測定
してください。熱電対の起電力が大きいと、正確に測定することはできません。
熱電対
黄
緑
赤
白
1
2
3
4
テスタ
(Ω)
FC102.EPS
図12.6
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< 12. トラブルシューティング>
12-7
(4) 熱電対が正常の場合、電気回路の故障が考えられます。当社サービスにご相談くだ
さい。
(7)警報13:バッテリ切れ警報
本器の内部回路にはバッテリが内蔵されており、内部時計のバックアップなどに使用さ
れています。この警報が発生すると、本器に電源が供給されない間、内部時計が止まる
場合があります(他の運転パラメータの設定値には影響ありません)
。内部時計は自動校
正、パージングなどのスケジュール管理に使用しています。したがって、これらの機能
を使用している場合、バッテリ切れ警報発生後に停電が発生するなど本器への電源供給
が止まったら、次に電源を入れた時に必ず本器に設定されている日付、時間をご確認く
ださい。現在時刻と違う場合は再設定してください。
<処置>
内蔵バッテリは、お客様での交換はできません。当社サービスにご連絡ください。
<参考>
バッテリ寿命の目安(バッテリの寿命は、使用環境によって大きく異なります。下記は
あくまでも目安であり、保証するものではありません。
)
・ 本器に電源が供給されている場合、内蔵バッテリは消費されません。目安として 10
年とお考えください。ただし、出荷後、スタートアップまでの間は、バッテリから
消費されます。
・ 本器に電源が供給されていない場合、内蔵バッテリの寿命は保管温度によって大き
く変わり、室温(20 ~ 25℃)で保管した場合は 5 年以上となりますが、-30 ~ 70℃
の場合は 1 年と短くなります。
12.3 測定値が異常を示す場合の処置
測定値が異常値を示す原因は、機器の故障とは限りません。むしろ、測定ガスそのもの
が異常な状態になっている場合や、機器の動作を乱す外部要因による場合が数多くあり
ます。ここでは、測定値が次の現象を示す場合の原因と、それに対する処置方法などを
説明します。
(1)
測定値が実際より高めの値を示す
(2)
測定値が実際より低めの値を示す
(3)
測定値がときどき異常な値を示す
12.3.1 測定値が実際より高め(湿度計の場合は低め)の値を示す
<原因とその処置>
(1) 測定ガスの圧力が高くなる。
測定ガスの圧力が校正時よりΔ p(kPa)だけ高くなったときの酸素濃度測定値 X
(vol%O2)は、次のようになります。
X=Y[1+(Δ p/101.30)]
ただし、Y: 校正時と同じ圧力における酸素濃度測定値(vol%O2)
圧力変動による測定値の変化分が無視できない場合は、対策を講じる必要がありま
す。次のような点を検討し、各々のプロセスにおいて可能な改善を行ってください。
・ 圧力変動が生じないよう、設備の面から改善できるか ?
・ 平均的な測定ガス圧力(炉内圧力)のもとで、校正を実施することが可能か ?
(2) 比較ガスに含まれる水分量が大きく変化(増大)する。
本器設置場所の空気を比較ガスとしている場合、その空気中に含まれる水分量の大
きな変化が、酸素濃度測定値(vol%O2)の誤差原因になることがあります。この誤
差を無視できないときは、ほぼ乾燥状態にある計装空気など、水分量が一定してい
るガスを比較ガスとして用いてください。なお、燃焼排ガス中水分量の変化も誤差
要因として考えられますが、通常、この誤差量は無視できる程度のものです。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 12. トラブルシューティング>
12-8
(3) 校正ガス(スパンガス)が、検出器に漏れ込んでいる。
校正ガス配管系に装備されたバルブが不良になるなどしてスパンガスがセンサ部に
漏れ込んでいると、測定値は高めの値を示します。
校正ガス配管系にあるバルブ(ニードルバルブ、チェックバルブ、自動校正用電磁
弁など)に、漏れのないことを点検してください。なお、手動バルブの場合は、バ
ルブが全閉状態になっていることを確認したうえで漏れのないことを調べてくださ
い。また、配管の継手部分に漏れのないことを調べてください。
(4) 比較ガスが測定ガス側に、あるいは測定ガスが比較ガス側に入り込む。
センサの陽極側と陰極側との酸素分圧の差が小さくなりますので、測定値は高めの
値を示します。エラー 1 として現れない異常が、センサに生じている可能性があり
ます。
また、金属 O リングの締め付けが不十分な場合や、シール面に傷や汚れがあると、
測定ガスや比較ガスが漏れている可能性があります。センサを目視点検してくださ
い。そして、クラックなどが認められた場合は、新しいセンサアセンブリと交換し
ます。
(注)表示画面で表示されるセル健康度などのデータも、センサの良否判断の参考にしてください。
12.3.2 測定値が実際より低め(湿度計の場合は高め)の値を示す
<原因とその処置>
(1) 測定ガスの圧力が低くなる。
圧力変動による測定値の変化分が無視できない場合は、12.3.1 項の (1) に準じて対策
を講じてください。
(2) 比較ガスに含まれる水分量が大きく変化(減少)する。
検出器設置場所の空気を比較ガスとしている場合、その空気中に含まれる水分量の
大きな変化が、酸素濃度測定値(vol%O2)や湿度測定値(vol%H2O または kg/kg)
の誤差原因になることがあります。
この誤差を無視できないときは、ほぼ乾燥状態にある計装空気など、水分量が一定
しているガスを比較ガスとして用いてください。なお、燃焼排ガス中水分量の変化
も誤差要因として考えられますが、通常、この誤差量は無視できる程度のものです。
(3) 校正ガス(ゼロガス)が、センサ部に漏れ込んでいる。
校正ガス配管系に装備されたバルブが不良になるなどしてゼロガスがセンサ部に漏
れ込んでいると、測定値は低めの値を示します。
校正ガス配管系にあるバルブに、漏れのないことを点検してください。なお、手動
バルブの場合は、バルブが全閉状態になっていることを確認したうえで漏れのない
ことを調べてください。
(4) 測定ガス中に可燃成分が存在する。
測定ガス中に可燃成分があるとセンサ内で燃焼し O2 濃度が下がります。可燃成分が
ないか確認してください。
(5) 検出器のセル温度が 750℃以上になっている。
測定ガスが何らかの原因で比較ガス側に漏れ込むと、熱電対を腐食させ、センサの
温度が 750℃以上になる場合があります。熱電対に腐食がないか、抵抗値が 15Ω 以
下であるか、確認してください。
12.3.3 測定値がときどき異常な値を示す
<原因とその処置>
(1) 外来ノイズの影響を受ける。
本器の接地が確実にとれているか確認します。
信号線が他の動力線にそって配線されていないか確認します。
(2) 電源ノイズの影響を受ける。
他の動力機器と同じ場所から電源をとっていないか確認します。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
< 12. トラブルシューティング>
12-9
(3) 測定ガス中の可燃成分がセンサ内に入る。
可燃成分がダスト状のものであればダスト除去フィルタ K9471UA を装着することで
改善できます。
(4) センサにクラックがあるかセンサ取り付け部分に漏れがある。
炉内圧力の変動に同期して指示が変化する場合にはセンサにクラックがないか、金
属 O リングが確実につぶれてセンサのフランジがプローブの当たり面に密着してい
るか確認してください。
(6) 校正ガス配管に漏れがある。
炉内負圧の場合で、炉内圧力の変動と共に指示が変動するような場合は、校正ガス
配管に漏れがないか確認してください。
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
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Customer
Maintenance
Parts List
Model ZR202G
Zirconia Oxygen/Humidity Analyzer
(Integrated type)
1
ZR202A
Heater Assembly
7
2
3
6
5
10
4
Item
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
9
8
11
Part No.
Qty
K9471UA
--G7109YC
K9470BK
E7042DW
1
4
--K9470ZF
K9470ZG
E7042BR
K9470BM
1
K9473AN
--ZR01A01-01
ZR01A01-02
ZR01A01-05
1
1
ZR01A01-10
E7042BS
K9470BJ
E7042AY
--K9470ZK
K9470ZL
4
1
1
1
1
1
1
ZR202G.ai
Description
Dust Filter (Option)
Bolt
(M5x12, SUS316 stainless steel)
(M5x12, inconel) for Option code "/C"
Washer (SUS316 stainless steel)
Bolts and Washers
G7109YC x 4 + E7042DW x 4
K9470BK x 4 + E7042DW x 4 for Option code "/C"
Plate
Pipe
Pipe for Option code "/C"
Cell Assembly
1 piece (E7042UD)
2 pieces
5 pieces
10 pieces
Contact
Metal O-ring
Filter
Calibration Tube Assembly
Cal. Gas Tube Assembly
Cal. Gas Tube Assembly for Option code "/C"
All Rights Reserved, Copyright © 2000, Yokogawa Electric Corporation.
Subject to change without notice.
CMPL 11M12A01-04E
1st Edition : Aug. 2000 (YK)
9th Edition : Feb. 2016 (YK)
Hood for ZR202G
1
ZR202G_F.ai
Item
1
CMPL 11M12A01-04E
Part No.
K9472UF
Qty
1
Description
Hood
9th Edition : Feb. 2016 (YK)
Customer
Maintenance
Parts List
Model ZR20H
Automatic Calibration Unit
for Integrated type Zirconia Oxygen/Humidity
Analyzer (ZR202G)
SPAN IN
REF IN
ZERO IN
1
10PSI
Qty
Description
1
K9473XC
1
Flowmeter
All Rights Reserved, Copyright © 2001, Yokogawa Electric Corporation.
Subject to change without notice.
NUPRO
Part No.
SS-2C2-10
Item
CMPL 11M12A01-12E
1st Edition : Feb. 2001 (YK)
4th Edition : Feb. 2016 (YK)
Customer
Maintenance
Parts List
Model ZO21S
Zirconia Oxygen Analyzer/ High Temperature
Humidity Analyzer, Standard Gas Unit
1
2
3
Item
Part No.
Qty
Description
1
———
1
Pump (see Table 1)
2
E7050BA
1
Zero Gas Cylinder (x6 pcs)
3
E7050BJ
1
Needle Valve
Table 1
Power
Pump
AC 100 V
110
115
E7050AU
AC 200 V
220
240
E7050AV
All Rights Reserved, Copyright © 2000, Yokogawa Electric Corporation.
Subject to change without notice.
CMPL 11M3D1-01E
1st Edition : Jan. 2000 (YK)
4th Edition : Mar. 2011 (YK)
i
取扱説明書 改訂情報
資料名称
: ZR202G 一体型ジルコニア式酸素濃度計/高温湿度計
資料番号
: IM 11M12A01-04
2016年2月/8版
酸素濃度計の本 IM に高温湿度計(IM 11M12A01-05)を統合。タイトルも変更。
全面見直し
CMPL 11M12A01-04E を 9 版に、CMPL 11M12A01-12E を 4 版に改版
2012年2月/7版
InDesign 化に伴う全面見直し
2006年9月/6版
2.4.5 章
「2.4.5 エアセット」K9473XH または K9473XJ の標準仕様の表記を一部変更;
「2.4.5 エアセット」G7004XF または K9473XG の標準仕様の表記を一部変更;
2.4.7 章
「2.4.7 ボンベ用減圧弁」の外形図および標準表記を一部変更」
;
5.3.1 章
「5.1.3 ケーブルグランドの取付け」図 5.3 の誤記訂正 ;
5.3 章
「5.3 電源、接地配線」の図 5.5 に “ケース接地端子” に記述を追加 ;
5.3.2 章
「5.3.2 接地配線」に (4) を追加 ;
7.4.5 章
「7.4.5 設定値の変更方法」1) の表の表示欄 5 行目 b01 を c01 に変更 ;
7.9.2 章
「7.9.2 校正接点出力」表 7.10 の表示欄 11 行目 G11 を G15 に変更 ;
8.3.2 章
「8.3.2 設定」の 表 の “校正・ブローバック中” を “校正” に変更 ;
8.3.3 章
「8.3.3 設定」表 8.5 の設定項目欄 3 行目 “保守中” を “校正中” に変更 ;
8.3.4 章
表 8.6 を一部変更;
8.5.1 章
「8.5.1 接点出力について」の記述を一部変更 ;
「表 8.9 接点出力の設定」の “動作時の状態” を “接点出力時の状態” に変更 ;
8.5.2 章
「表
8.10 接点入力設定パラメータコード」を「表 8.10 接点出力設定・
・
・」に変更および表の“接
点出力 2” を削除 ;
「注 1)
」の記述を一部変更;
「警告」の記述を一部削除;
8.7.4 章
「パージングの設定」を追加;
9.2.2.2 章 「表 9.3 半自動校正の実行の手順」に注記追加 ;
9.2.2.3 章 「E 郡 接点関連項目」の表の E40 以下の項目を削除 ;
10.4 章
「C 群 出力関連項目」の表を一部変更 ;
12.2.1 章 「12.2.1 警報とは」の表 12.2 の一部を変更および項目追加 ;
12.2.2.2 章 「12.2.2.2 アラーム 6:・・・」の記述を一部変更 ;
12.2.2.3 章 「12.2.2.3 アラーム 7:・・・」の記述を一部変更 ;
12.2.2.6 章 「12.2.2.6 アラーム 11: 熱電対起電力警報」を追加 ;
12.2.2.7 章 「12.2.2.7 アラーム 13: バッテリ切れ警報」を追加 ;
CMPL
CMPL 11M12A01-04 Item No. 4, 12 の部品番号変更
1.2.1 章
「機器の種類と適合システム」
” 表” のエアセットの部品番号を変更 ;
2.1.2 章
「一体型ジルコニア式酸素濃度計
ZR202G」の” 安全および EMC 適合規格” の EMC 規格に
注記を追加 ;
2.4.5 章
「エアセット」の部品番号・仕様および外形図を変更 ;
2.4.8 章
「校正ガスユニットケース(E7044KF)
」の外形図を変更;
4.2.1 章
「システム構成ユニット 2 における配管用品」表 4.2 のエアセットの部品番号を変更 ;
4.4.1 章
「圧力補正式検出器を用いたシステムにおける配管用品」表
4.3 のエアセットの部品番号を
変更
2005年4月/5版
はじめにの章「危険」の記述を一部変更、「 納入後の保証について」に改造禁止の記述を追加;
1.2.1 章
「機器の種類と適合システム」表のエアセット部品番号変更;
2.1.2 章
安全および EMC 適合規格、塗色変更;
2.2.2 章
「標準仕様」の塗装変更
2.4.5 章
「エアセット」の部品番号および外形図変更;
4.2.1 章
「表 4.2 主な配管用品」表のエアセット部品番号変更;
4.4.1 章
「表 4.3 主な配管用品」表のエアセット部品番号変更
2003年6月/4版
フランジ規格の表記統一;
ダストガードプロテクタの追加、エアーセットの種類追加;
CMPL 11M12A01-04E Cell アセンブリ部品番号変更(5 版へ改版)
2001年8月/3版
11.2 章
ZR202A ヒータアセンブリを追加;
2.2.1 章
流量設定器 ZA8F の配管説明訂正;
2.4.8 章
ヒータアセンブリ ZR202A を追加;
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
ii
3.6 章
誤記訂正;
4.3 章
システム構成例 3 に配管後のチェックを追加;
8.6 章
接点入力の機能 - 測定レンジ切替え後のレンジを 0-25% O2 に変更;
11.1.3 章
ヒータユニットの交換にヒータアセンブリ取扱説明書参照を追加;
11.1.4 章
誤記訂正;
CMPL IM11M12A01-04E に「ヒータアセンブリ」追加;
CMPL IM11M12A01-12E の図を一部訂正
2001年2月/2版
1.2.1 章
機器の種類と適合システムに ZR20H を追加;
2.1.2 章
一体型ジルコニア式酸素濃度計 ZR202G の MS コード表の一部変更、
注記を追加、
日除けフー
ド付きの外形図を追加;
2.2 章
ZA8F 流量設定器でチェックバルブ付きの圧力値を変更、自動校正ユニット ZR20H の詳細
説明を追加;
2.7.2 章
高温用補助エゼクタの図に追記;
3.5 章
ZR20H 形自動校正ユニット設置を追加;
3.7 章
絶縁抵抗テストの配線図の誤記訂正;
4.3 章
システム構成例 3 の配管に説明を追加;
6.1 章
ZR202G 形検出器にフィルタを追加;
6.2 章
ZR20H 形自動校正ユニット用の名称と機能を追加;
7.2 章
バルブ類のセットでチェックバルブ付きの圧力値を変更;
7.10.2.1 章 校正実施時の準備でチェックバルブ付きの圧力値を変更;
7.10.2.2 章 校正実施の操作に ZO21S スタンダードガスユニット使用時の注意を追加;
8.1 章
表示項目の設定の誤記訂正;8.5 章接点出力の設定の誤記訂正;
8.7.3.1 章
入力パラメータの図 8.4 のタイトル訂正;
9.2.2.2 章
半自動校正の表 9.3 の誤記訂正;
10.1.11 章 セル健康度の誤記訂正;
10.4 章
リセットの E 群の表の誤記訂正;
10.6.1 章
校正実施時の準備でチェックバルブ付きの圧力値を変更;
11.1 章
検出器の点検・保守で ZR202G 形検出器の鴻 t ィルタ」追加に伴う変更;
11.2.1 章
ヒューズの交換の誤記訂正;
11.3 章
ZR20H 自動校正ユニットの流量計の交換を追加;
12.2.1 章
警報とはのアラーム 6、7、8 の説明を追加;
CMPL 11M12A01-04E に「フィルタ」追加、日除けフードを追加;
CMPL 11M12A01-12E ZR20H 自動校正ユニットを追加 3 版
2000年8月/初版
新規発行
IM 11M12A01-04
8th Edition : 2016.02.19-00
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