M687300A
9606SX/SC
9606T
ユーザーマニュアル
ご注意
本書の中に含まれる情報は、当社
(アライドテレシス株式会社)の所有するものであ
り、当社の同意なしに、全体または一部をコピーまたは転載しないでください。
当社は、予告無く本書の全体または一部を修正・改訂することがあります。
また、改良のため製品の仕様を予告無く変更することがあります。
Copyright © 2001 アライドテレシス株式会社
商標について
CentreCOM は、アライドテレシス株式会社の登録商標です。
MS-DOS、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標です。
本マニュアルの中に掲載されているソフトウェアまたは周辺機器の名称は、
各メーカーの商標または登録商標です。
電波障害自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準
に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波
妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ず
るよう要求されることがあります。
ii
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
iii
安全のために
必ずお守りください
警告
下記の注意事項を守らないと火災・感電により、
死亡や大けがの原因となります。
分解や改造をしない
本製品は、取扱説明書に記載のない分解や改造はしないでください。
火災や感電、けがの原因となります。
分解禁止
雷のときはケーブル類・機器類にさわらない
感電の原因となります。
雷のときは
さわらない
異物は入れない 水は禁物
火災や感電の恐れがあります。水や異物を入れないように注意して
ください。万一水や異物が入った場合は、電源プラグをコンセント
から抜いてください。
(当社のサポートセンターまたは販売店にご連
絡ください。)
異物厳禁
通風口はふさがない
内部に熱がこもり、火災の原因となります。
ふさがない
湿気やほこりの多いところ、油煙や湯気の
あたる場所には置かない
設置場所
注意
内部回路のショートの原因になり、火災や感電の恐れがあります。
表示以外の電圧では使用しない
火災や感電の原因となります。
本製品は AC100 - 240V で動作します。
なお、本製品に付属の電源ケーブルは 100V 用ですのでご注意ください。
正しい電源ケーブル・コンセントを使用する
不適切な電源ケーブル・コンセントは火災や感電の原因となります。
接地端子付きの3ピン電源ケーブルを使用し、接地端子付きの3ピン電源コンセン
トに接続してください。
100~240V
電圧注意
3 ピン
コンセント
コンセントや配線器具の定格を超える使い方はしない
たこ足配線などで定格を超えると発熱による火災の原因となります。
iv
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
たこ足禁止
設置・移動のときは電源プラグを抜く
プラグを
抜け
感電の原因となります。
電源ケーブルを傷つけない
火災や感電の原因となります。
電源ケーブルやプラグの取扱上の注意:
・加工しない、傷つけない。
・重いものを載せない。
・熱器具に近づけない、加熱しない。
・電源ケーブルをコンセントから抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
傷つけない
光源をのぞきこまない
目に障害が発生する場合があります。
光ファイバーケーブルのコネクタ、ケーブルの断面、製品本体のコネクタなどを
のぞきこまないでください。
のぞかない
ご使用にあたってのお願い
次のような場所での使用や保管はしないでください。
・直射日光の当たる場所
・暖房器具の近くなどの高温になる場所
・急激な温度変化のある場所(結露するような場所)
・湿気の多い場所や、水などの液体がかかる場所(湿度 80%以下の環境でご使用ください)
・振動の激しい場所
・ほこりの多い場所や、ジュータンを敷いた場所(静電気障害の原因になります)
・腐食性ガスの発生する場所
静電気注意
本製品は、静電気に敏感な部品を使用しています。部品が静電破壊する恐れがありますの
で、コネクターの接点部分、ポート、部品などに素手で触れないでください。
取り扱いはていねいに
落としたり、ぶつけたり、強いショックを与えないでください。
お手入れについて
清掃するときは電源を切った状態で
誤動作の原因になります。
機器は、乾いた柔らかい布で拭く
汚れがひどい場合は、柔らかい布に薄めた台所用洗剤(中性)をしみこま
せ、堅く絞ったものでふき、乾いた柔らかい布で仕上げてください。
中
性
ぬらすな
中性洗剤
使用
堅く絞る
お手入れには次のものは使わないでください
・石油・みがき粉・シンナー・ベンジン・ワックス・熱湯・粉せっけん
(化学ぞうきんをご使用のときは、その注意書に従ってください。)
シンナー
類不可
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
v
vi
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
このマニュアルについて
このたびは、CentreCOM 9606SX/SC・CentreCOM 9606T をお買いあげいただ
き、誠にありがとうございます。
本製品は、IP プロトコルに対応したルーティングが可能なレイヤー 3 ギガビット
イーサネット・スイッチです。
CentreCOM 9606SX/SCは1000BASE-SXポートを6ポート、CentreCOM 9606T
は1000BASE-Tポートを6ポート装備しています。また、拡張モジュール用スロッ
トを 2 つ装備し、オプションとして 1000BASE-SX × 1 ポートの AT-A35SX/SC、
1000BASE-LX×1ポートのAT-A35LX/SC、1000BASE-T×1ポートのAT-A39/
T の 3 種類の拡張モジュールが実装可能となっています。
ノンブロッキングスイッチング・ファブリック、ワイヤースピードルーティング、
QoS などの機能を装備し、伝送効率と品質の高いネットワーク環境を提供します。
SNMP
(簡易ネットワーク管理プロトコル)による管理が可能なSNMPエージェント
により、SNMP マネージャーから各種情報を監視・設定することができます。
また、Telnetやターミナルポートからコマンドラインインターフェースを使用して、
システムのインストールやパラメーターの設定が可能です。
本書では、各部の名称や設置方法から、コマンドラインインターフェースを使用し
た基本的なパラメーターやスイッチング機能の設定方法について説明しています。
本書をよくお読みのうえ、正しくご使用ください。また、お読みになった後は、保
証書とともに大切に保管してください。
さらに詳しい情報やコマンドについては、同梱のCD-ROM内
「Command Reference
(コマンドリファレンス)」および「Configuration Examples
(設定例)」を参照して
ください。
マニュアルバージョン
2001 年 9 月
Rev.A
初版
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
vii
このマニュアルについて
表記規則
本書の表記規則を以下に示します。
アイコン
アイコン
参照
意味
ヒント
重要な情報や指示を示します。
注意
人体やシステムに危害や損害がおよぶ恐れがあることを示します。
警告
人体に重大な危害がおよぶ恐れがあることを示します。
手順
操作手順を示します。
参照
参照ページ・参照項目を示します。
書体
書体
意味
Screen displays 画面に表示される文字は、タイプライター体で表します。
User Entry
ユーザーが入力する文字は、太字タイプライターで表します。
四角枠で囲まれた文字はキーを表します。
製品名の表記
「本製品」、または「CentreCOM 9606」と表記している場合は、CentreCOM
9606SX/SC と CentreCOM 9606T の両方を意味します。場合によっては、9606
(9606SX/SC、9606T)のように「CentreCOM」を省略して記載します。
また、製品の図は、特に記載がない限り、CentreCOM 9606SX/SC を使用してい
ます。
viii
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
マニュアルの構成
1
本書の構成は、以下のとおりです。
1
はじめに
本製品の梱包内容、特長、各部の名称と働き、設置方法と機器の接続につ
2
いて説明しています。
2
基本操作
3
本製品に対する設定を行うためのターミナルソフトウェアの設定、コマン
ドラインインターフェース
(CLI)
の操作方法、本体の管理機能について説
明しています。
3
スイッチの機能
4
スイッチの各機能ごとに概要と基本的な設定例を説明しています。
4
ルーティング機能
5
ルーティングの主な機能の概要と基本的な設定例を説明しています。
5
その他機能
6
DHCP や SNMP エージェントなどの機能の概要と基本的な設定例を説
明しています。
6
7
付録
トラブルシューティング、オプションの拡張モジュールの仕様と装着手
順、製品仕様について説明しています。
7
保証とユーザーサポート
本製品の保証と、障害の際のユーザーサポート、調査依頼書の記入方法に
ついて説明しています。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ix
目 次
ご注意 ................................................................................................................... ii
商標について ........................................................................................................ ii
電波障害自主規制について ................................................................................. ii
安全のために ........................................................................................................ iv
このマニュアルについて .................................................................................... vii
表記規則 ............................................................................................................ viii
マニュアルの構成 ............................................................................................... ix
1
はじめに
1-1
1
梱包内容 ....................................................................................................1-2
2
特 長 ........................................................................................................1-3
3
各部の名称と働き .....................................................................................1-4
前面 .................................................................................................................. 1-4
背面 .................................................................................................................. 1-6
側面 .................................................................................................................. 1-7
4
LED 表示 ...................................................................................................1-8
ポート LED ...................................................................................................... 1-8
ステータス LED .............................................................................................. 1-9
5
設 置 .....................................................................................................1-10
設置するときの注意 .................................................................................... 1-10
設置のしかた ................................................................................................ 1-10
6
接 続 .....................................................................................................1-12
ネットワーク機器を接続する ..................................................................... 1-12
コンソールを接続する ................................................................................ 1-13
電源ケーブルを接続する ............................................................................ 1-15
x
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
基本操作
2-1
1
操作の流れ ............................................................................................... 2-2
2
ターミナルソフトの設定 ........................................................................ 2-3
VTTERM の設定手順 ..................................................................................... 2-3
「ターミナル」の設定手順 ................................................................................ 2-4
「ハイパーターミナル」の設定手順 ................................................................ 2-6
3
Telnet でログインする ...........................................................................2-8
「TELNET」の設定手順 ................................................................................... 2-8
CentreNET PC/TCP の設定手順 ............................................................ 2-10
IP アドレスを設定する ................................................................................ 2-12
Telnet サーバーを無効にする .................................................................... 2-13
他の 9606 に Telnet でログインする ...................................................... 2-13
4
コマンドの操作......................................................................................2-15
コマンドプロンプト .................................................................................... 2-15
ライン編集キー ............................................................................................ 2-17
コマンド入力時の注意 ................................................................................ 2-19
オンラインヘルプ ........................................................................................ 2-21
主要コマンド ................................................................................................ 2-23
インターフェース名 .................................................................................... 2-26
5
ユーザーアカウント ..............................................................................2-27
ログインパスワードを変更する ................................................................. 2-27
ユーザーアカウントを作成する ................................................................. 2-28
セキュリティーモード・ノーマルモード ................................................... 2-29
6
ファイルの操作......................................................................................2-32
ファイルシステム ........................................................................................ 2-32
設定内容を保存する .................................................................................... 2-37
設定内容を表示する .................................................................................... 2-38
起動ファイルを指定する ............................................................................ 2-40
本体をコマンドで再起動する ..................................................................... 2-41
デフォルト設定で起動する ......................................................................... 2-43
ファイルをダウンロード・アップロードする ............................................ 2-44
テキストエディターを利用する ................................................................. 2-48
7
接続の確認 .............................................................................................2-51
Ping .............................................................................................................. 2-51
Trace ............................................................................................................ 2-53
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
xi
目 次
3
スイッチの機能
1
3-1
ポートの設定 ............................................................................................3-2
ポートステータスの表示 ............................................................................... 3-2
ポートの通信の有効・無効 ............................................................................. 3-4
通信モード ....................................................................................................... 3-5
フローコントロール ....................................................................................... 3-6
ポートトランキング ....................................................................................... 3-7
パケットストームプロテクション ............................................................. 3-11
ポートミラーリング .................................................................................... 3-12
ポートセキュリティー ................................................................................ 3-14
2
バーチャル LAN の設定 ........................................................................3-18
VLANのメリット ........................................................................................ 3-18
ポートベースVLAN .................................................................................... 3-19
802.1Q タグVLAN ................................................................................... 3-24
イングレスルール ........................................................................................ 3-29
プライオリティーキューの設定 ................................................................. 3-31
3
スパニングツリーの設定 ......................................................................3-33
マルチドメイン・スパニングツリー ........................................................... 3-33
スパニングツリーの設定 ............................................................................ 3-35
スパニングツリーの設定例 ......................................................................... 3-38
4
フォワーディングデータベース ..........................................................3-41
フォワーディングデータベースの表示 ..................................................... 3-42
エージングの設定 ........................................................................................ 3-43
スタティックエントリーの登録 ................................................................. 3-44
4
ルーティング機能
1
4-1
IP ルーティング ........................................................................................4-2
ルーティング ................................................................................................... 4-2
IPルーティングの設定 ................................................................................... 4-4
スタティックルートの設定 ............................................................................ 4-5
ダイナミックルート/RIP の設定 .................................................................. 4-6
ダイナミックルート /OSPF の設定 ............................................................. 4-8
ルーティングテーブルの表示 ..................................................................... 4-22
VLAN間ルーティングの設定例 ................................................................. 4-23
スタティックルートの設定例 ..................................................................... 4-26
ダイナミックルート/RIP の設定例 ........................................................... 4-29
ダイナミックルート /OSPF の設定例 ....................................................... 4-31
2
ハードウェア IP フィルター .................................................................4-36
ハードウェア IP フィルターの設定 ............................................................ 4-36
ハードウェアIP フィルターの設定例 ........................................................ 4-44
xii
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5
その他機能
1
5-1
DHCP/BOOTP .......................................................................................5-2
DHCP サーバー .............................................................................................. 5-2
DHCP/BOOTP リレーエージェント .......................................................... 5-6
DHCP クライアント ....................................................................................... 5-8
2
ARP ........................................................................................................5-10
3
SNMP エージェント ............................................................................5-11
SNMP エージェントへのアクセス ............................................................ 5-11
SNMP の設定 ............................................................................................... 5-11
6
付 録
1
6-1
トラブルシューティング ........................................................................ 6-2
セルフテストについて ................................................................................... 6-2
トラブルと思ったら ....................................................................................... 6-5
2
ソフトウェアのバージョンアップ ..........................................................6-8
最新ソフトウェアの入手方法 ........................................................................ 6-8
バージョンアップ方法 ................................................................................... 6-9
ファイルのバージョン表記 ......................................................................... 6-10
3
拡張モジュール......................................................................................6-11
AT-A35SX/SC・AT-A35LX/SC ........................................................... 6-11
AT-A39/T ................................................................................................... 6-13
拡張モジュールの取り付けかた ................................................................. 6-14
4
リダンダント電源装置 ..........................................................................6-16
RPS8000の接続のしかた ....................................................................... 6-16
RPS8000のモニター ............................................................................... 6-18
5
仕 様 .....................................................................................................6-20
コネクター・ケーブル仕様 .......................................................................... 6-20
7
保証とユーザーサポート
1
7-1
保証とユーザーサポート ........................................................................ 7-2
保証 .................................................................................................................. 7-2
ユーザーサポート ........................................................................................... 7-2
2
調査依頼書のご記入にあたって .............................................................7-3
使用しているハードウエアについて ............................................................ 7-3
お問い合わせ内容について ............................................................................ 7-3
ネットワーク構成について ............................................................................ 7-3
調査依頼書(CentreCOM 9606)...............................................................7-5
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
xiii
xiv
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1
はじめに
この章では、本製品の梱包内容、特長、各部の名称と働き、設置
方法と機器の接続について説明しています。
1
梱包内容
1
は
じ
め
に
9606SX/SC
9606T
CentreCOM 9606SX/SC・9606T本体 1台
電源ケーブル(2m) 1本
RS-232ストレートケーブル(2m) 1本
ユーザーマニュアル
1冊
CD-ROM(コマンドリファレンス・設定例集) 1枚
ブラケット 2個
ブラケット用ネジ 6個
製品保証書 1枚
お客様インフォーメーション登録カード 1枚
シリアル番号シール 1シート
最初に梱包箱の中身を確認してください。
本製品を移送する場合は、工場出荷時と同じ梱包箱で再梱包されることが望まれま
す。再梱包のために、本製品が納められていた梱包箱、緩衝材などは捨てずに保管
してください。
1-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
特 長
□
6 ポートの 1000BASE-SX ポート(9606SX/SC)、または 1000BASE-T ポート
(9606T)を搭載
1
□
拡張モジュール用スロットを 2 つ装備
□
信頼性の高いストア&フォワードのスイッチング方式
□
ポートごとに通信モードの設定が可能
□
IEEE 802.1Q 準拠のタグ VLAN 機能をサポート
□
QoS 機能をサポート
□
ポートトランキング機能をサポート □
スパニングツリー機能をサポート
□
ポートミラーリング機能をサポート
□
最大 8,000 個の MAC アドレスを登録可能
□
ポートセキュリティー機能をサポート
□
RIP バージョン 1/ バージョン 2、OSPF の IP ルーティングプロトコルをサポート
□
ハードウェアとソフトウェアの 2 種類の IP フィルター機能をサポート
□
ARP、プロキシー ARP をサポート
□
DHCP サーバー、クライアント、リレーエージェントをサポート
□
SNMP エージェント機能による管理が可能
□
RS-232 やTelnet で接続しているコンソールから内蔵ソフトウェアへのアクセスが可能
□
RS-232 経由の ZModem や TFTP によるソフトウェアのダウンロードが可能
は
じ
め
に
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-3
3
各部の名称と働き
前面
1
1 拡張モジュール用スロット
は
じ
め
に
2 1000BASE-SXポート
9606SX/SC
ポートLED 5
ターミナルポート 4
ステータスLED 6
リセットボタン 7
3 1000BASE-Tポート
9606T
① 拡張モジュール用スロット
拡張モジュールを装着するためのスロットです。
参照 6-11 ページ「3 拡張モジュール」
② 1000BASE-SX ポート
1000BASE-SX の光ファイバーケーブルを接続するための SC コネクターです。
ケーブルはマルチモード光ファイバーケーブルで、コア/クラッド径が50/125μm、
もしくは62.5/125μmのものを使用します。通信モードはデフォルトでオートネゴ
シエーション(AUTONEGOTIATE)が設定されています。
1000BASE-SXポートには、ほこりなどからコネクターを保護するダストカ
バーが付いています。光ファイバーケーブルを接続していないときは、必ずコ
ネクターにダストカバーを付けておいてください。
1-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
③ 1000BASE-T ポート
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-TのUTPケーブルを接続するためのコネク
ターです。
ケーブルは 10BASE-T の場合はカテゴリー 3 以上、100BASE-TX の場合はカテゴ
リー 5 以上、1000BASE-T の場合はエンハンスド・カテゴリー 5(および同等仕様)
のUTPケーブルを使用します。通信モードはデフォルトでオートネゴシエーション
(AUTONEGOTIATE)が設定されています。
1
は
じ
め
に
④ ターミナルポート
本体とコンソールとを接続して、ソフトウェアを使用するためのRS-232コネクター
(9 ピンメスタイプ)です。
ケーブルは同梱の RS-232 ストレートケーブルを使用します。
⑤ ポート LED
各ポートと接続先の機器の通信状況をモニターするための LED ランプです。
□ LINK/ACT
通信速度
(10/100/1000Mbps)
、接続先の機器とのリンク、パケットの送受信
を表示します。
□ COL/DPX
デュプレックス(Half/Full Duplex)、コリジョンの発生を表示します。
参照 1-8 ページ「4 LED 表示」
⑥ ステータス LED
本体全体の状態をモニターするための LED ランプです。
□ FAULT
本体、またはソフトウェアの故障、ファンの障害、オプションのリダンダント
電源装置「CentreCOM RPS8000」からの電源供給状態を表します。
□ RPS
オプションのリダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」の接続状態を
表します。
□ PWR
電源の供給状態を表します。
参照 1-8 ページ「4 LED 表示」
⑦ リセットボタン
本体を再起動するためのボタンです。先の細い棒などでリセットボタンを押すと再
起動し、本体のセルフテストを行います。
鋭利なもの
(縫い針など)
や通電性のある物で、リセットボタンを押さないでく
ださい。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-5
3
各部の名称と働き
背面
1
8 電源コネクター
9 通気口
は
じ
め
に
10 RPSコネクター
⑧ 電源コネクター
電源ケーブル(ソケット側)を接続するためのコネクターです。本製品は AC100240Vで動作しますが、同梱の電源ケーブルはAC100∼120V用ですのでご注意く
ださい。
⑨ 通気口
熱を逃がして、空気の循環をよくするための穴です。
通気口をふさいだり、周囲に物を置いたりしないでください。
⑩ RPS コネクター
オプションのリダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」の DC 電源ケーブル
を接続するためのコネクターです。
1-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
側面
1
11 ブラケット用ネジ穴
は
じ
め
に
9 通気口 右側
前面←
→前面
左側
通気口 9
ブラケット用ネジ穴 11
⑨ 通気口
熱を逃がして、空気の循環をよくするための穴です。
通気口をふさいだり、周囲に物を置いたりしないでください。
⑪ ブラケット用ネジ穴
同梱の 19 インチラック用ブラケットを取り付けるためのネジ穴です。
参照 1-11 ページ「19 インチラックへの取り付け」
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-7
4
LED 表示
本体前面には、本体全体や各ポートの状態を示す LED ランプがついています。
1
は
じ
め
に
LED の拡大図(9606SX/SC)
LED の拡大図(9606T)
ポート LED
2 種類の LED ランプで各ポートの状態を表します。
LED
色
COL
/DPX
表示内容
点灯
1000Mbpsでリンクが確立しています。
点滅
1000Mbpsでパケットを送受信しています。
点灯
10Mbps、または100Mbpsでリンクが確立しています。
点滅
10Mbps、または100Mbpsでパケットを送受信しています。
─
消灯
リンクが確立されていません。
緑
点灯
Full duplexで通信しています。
点灯
Half duplexで通信しています。
点滅
コリジョンが発生しています。
消灯
リンクが確立されていません。
緑
LINK
/ACT
状態
橙*
橙
─
* LINK/ACT LED の橙色は 9606T のみ
1-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ステータス LED
1
3 種類の LED ランプで本体全体の状態を表します。
LED
FAULT
RPS
PWR
色
赤
状態
緑
表示内容
点灯
本体、または内蔵ソフトウェアが故障しています。
点滅
ファンに障害があります。
または、リダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」
から電源が供給されています。
消灯
システムに異常はありません。
点灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでONが指定されて
いて、かつ、リダンダント電源装置「CentreCOM
RPS8000」のDC電源ケーブルが接続されています。
消灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでOFFが指定されて
いるか、ONが指定されている場合は、リダンダント電源装置
「CentreCOM RPS8000」のDC電源ケーブルが接続され
ていません。
点灯
本体に電源が供給されています。
消灯
電源ケーブルが正しく接続されていないか、指定した電源電圧
が使用されていません。
緑
は
じ
め
に
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-9
5
設 置
設置するときの注意
1
本製品の設置や保守を始める前に、必ず iv ページの「安全のために」をよくお読み
は
じ
め
に
ください。
設置場所については、次の点にご注意ください。
□
電源ケーブルや各メディアのケーブルに無理な力が加わるような配置はさけて
ください。
□
テレビ、ラジオ、無線機などのそばに設置しないでください。
□
充分な換気ができるように、本体側面、および背面をふさがないように設置し
てください。
□
傾いた場所や、不安定な場所に設置しないでください。
□
本体の上に物を置かないでください。
□
直射日光のあたる場所、多湿な場所、ほこりの多い場所に設置しないてくださ
い。
設置のしかた
設置方法には、EIA規格の標準ラックに取り付ける方法と、水平な場所に設置する方
法があります。
デスクの上など水平な場所への設置
1
電源ケーブルや各メディアのケーブルをはずします。
2
本体背面のファンと側面の通気口をふさぐものがなく、水平で安定した場所に設置
します。
本製品には、あらかじめ底面の四隅にゴム足が取り付けてあります。ゴム足は本体
を固定し、衝撃を吸収するクッションの役目をしますので、本製品をデスクの上な
どに設置する場合は、必ずゴム足を使用します。
本製品を 19 インチラックに取り付ける場合は、ゴム足をはずしてください。
1-10
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1
19 インチラックへの取り付け
同梱の取付金具を使用して、EIA 規格の 19 インチラックに取り付けることができま
は
じ
め
に
す。
1
電源ケーブルや各メディアのケーブルをはずします。
2
本体底面の四隅にねじ止めされているゴム足をドライバーではずします。
3
本体側面にブラケットを合わせ、ブラケット用ネジで両側にしっかりと固定し
ます。
ブラケット
ブラケット用ネジ
4
19インチラックの希望する位置に本体を合わせて、ラックに付属しているネジ
でしっかりと固定します。
取付金具および取付金具用ネジは必ず同梱のものを使用し、19インチラック
に適切なネジで確実に固定してください。
固定が不十分な場合、落下などにより重大な事故が発生する恐れがあります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-11
6
接 続
ネットワーク機器を接続する
1
ケーブル
すべてのケーブルが機器間を接続するのに適切な長さであることを確認します。
は
じ
め
に
製品名
9606SX/SC
使用ケーブル
最大伝送距離
50/125μm マルチモードファイバー
550m(伝送帯域 500MHz・km時)
62.5/125μmマルチモードファイバー
275m(伝送帯域 200MHz・km時)
*
9606T
10BASE-T
:UTPカテゴリー3 以上
100BASE-TX :UTPカテゴリー5*以上
1000BASE-T :UTPエンハンスド・カテゴリー5
100m
*弊社販売品のシールド付カテゴリー 5(ストレート)ケーブルにも対応しています。
□
1000BASE-SX ポート
(9606SX/SC)
ケーブルはマルチモード光ファイバーケーブルで、コア / クラッド径が 50/
125μm、もしくは 62.5/125μm のものを使用します。
マルチモード光ファイバーケーブルは 2 本で 1 対となっています。9606SX/
SC の TX を接続先の機器の RX に、9606SX/SC の RX を接続先の機器の TX
に接続してください。
1000BASE-SX の場合、使用する光ファイバーケーブルの「コア径」や「伝送
帯域」によって最大距離が異なります。
参照 6-16 ページ「1000BASE-SX インターフェース」
□
1000BASE-T ポート(9606T)
ケーブルは 10BASE-Tの場合はカテゴリー3 以上、100BASE-TXの場合はカ
テゴリー 5 以上、1000BASE-T の場合はエンハンスド・カテゴリー 5
(および
同等仕様)の UTP ケーブルを使用します。
UTP ケーブルにはストレートタイプとクロスタイプがあります。
9606Tは、ポートの通信モードがオートネゴシエーション
(AUTONEGOTIATE)
の場合、MDI/MDI-X自動切替機能により、ストレート・クロスのどちらのケーブ
ルタイプでも使用することができます。
ー MDI/MDI-X 自動切替機能ー
MDI/MDI-X 自動切替機能とは、自動的にケーブル結線を認識してポートの MDI/
MDI-Xを設定する機能です。この機能により、接続先ポートのMDI/MDI-Xに関わら
ず、ストレート・クロスのどちらのケーブルタイプでも接続することができます。
1-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
コンソールを接続する
1
コンソールを使用して内蔵のソフトウェアにアクセスする場合は、RS-232ストレー
は
じ
め
に
トケーブルで、本体前面ターミナルポートとコンソール側の RS-232 コネクターを
接続します。
ターミナルエミュレーションソフトの設定については、
「2 基本操作」で説明
します。
コンソール
コンソールは、VT-100互換のターミナルエミュレーターを実行するRS-232コネク
ター付きPCおよびワークステーション、またはRS-232コネクター付き非同期ター
ミナルのご使用をお勧めします。
ケーブル
ケーブルは同梱のRS-232ストレートケーブル(9ピン オス─9ピン メス)を使用し
ます。接続する機器に合わせて、別途変換コネクターを用意してください。
ターミナルポート
(9ピンメス)
(9ピンオス)
RS-232 ストレートケーブル
(コンソールに適合するコネクター)
コンソール RS-232コネクター
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-13
6
接 続
1
VT-Kit を使用する場合
弊社では、PC をコンソールとして使用するための VT100 エミュレーションと RS232 ケーブルをセットにした商品「VT-Kit」を販売しています。
は
じ
め
に
弊社 VT-Kit を使用する場合は、図のように本製品とコンソールを接続します。
VT-Kit は、PC-9800 シリーズ、DOS/V 機のいずれの PC でも使用することができ
ます。
セット内容:
・RS-232 ストレートケーブル(25 ピンオス -25 ピンオス)
・各種変換コネクター
・VTTERM
(MS-DOS 版端末エミュレーション)
ターミナルポート
(9ピンメス)
VT-Kit 変換コネクタ
(9ピンオス-25ピンメス)
(25ピンオス)
VT-Kit RS-232 ストレートケーブル
(25ピンオス)
コンソール
ご使用のコンソールのコネクターに合わせて、
変換コネクターを使用してください。
1-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
電源ケーブルを接続する
1
本製品は、電源ケーブルを接続すると、自動的に電源が入ります。
は
じ
め
に
本体の起動
1
電源ケーブルの電源ソケットを本体背面の電源コネクターに接続します。
2
電源ケーブルの電源プラグを電源コンセントに接続します。
3
電源が入ると、本体前面ステータス LED の PWR LED が緑に点灯します。
電源ソケット
電源プラグ
電源を切る場合は、電源プラグを電源コンセントから抜きます。
電源プラグに電源コンセントを接続したまま、電源ソケットを抜かないでください。
本製品を AC100 ∼ 120V で使用する場合は、同梱の電源ケーブルを使用し
てください。
また、指定された電源電圧以外で使用しないでください。
不適切な電源ケーブルや電源コンセントを使用すると、発熱による発火や感電
の恐れがあります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1-15
1
は
じ
め
に
1-16
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
基本操作
この章では、
本製品に対する設定を行うためのターミナルソフト
ウェアの設定、コマンドラインインターフェース
(CLI)の操作方
法、本体の管理機能について説明しています。
1
操作の流れ
STEP 1
コンソールを接続する
同梱のRS-232ストレートケーブルで、本体前面のターミナルポートとコンソール側のRS-232
コネクターを接続します。
参照 1-13 ページ「コンソールを接続する」
▼
2
STEP 2
ターミナルソフトを設定する
コンソール側のターミナルエミュレーションソフトの設定を、本製品のインターフェース仕様に
合わせて設定します。
基
本
操
作
参照 2-3 ページ「2 ターミナルソフトの設定」
▼
STEP 3
ログインする
「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインします。ユーザー名は「manager」、パスワー
ドは「friend」がデフォルトで設定されています。(ユーザー名は大文字・小文字を区別しません。
パスワードは大文字・小文字を区別します。)
login: manager
・・・「manager」と入力して
Password: friend
・・・「friend」と入力して
キーを押します。
キーを押します。
▼
STEP 4
パラメーターの設定を行う
コマンドラインインターフェース
(CLI)で、各パラメーターの設定を行います。
参照 2-15 ページ「4 コマンドの操作」
・・・プロンプトの後にコマンドを入力します。
Manager >
▼
STEP 5
設定内容を保存する
設定したパラメーターを保存するため、設定ファイルを作成します。
参照 2-37 ページ「設定内容を保存する」
Manager > create config=filename.cfg
▼
STEP 6
起動ファイルを指定する
保存した設定で本体を起動させるため、設定ファイルを起動ファイルとして指定します。
参照 2-40 ページ「起動ファイルを指定する」
Manager > set config=filename.cfg
▼
STEP 7
ログアウトする
コマンドラインインターフェース
(CLI)での操作が終了したら、ログアウトします。
Manager > logout
2-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
・・・「logout」と入力して
キーを押します。
2
ターミナルソフトの設定
PC
(ワークステーション)
をターミナルとして使用するためのターミナルエミュレー
ションソフトとして、次の 3 つの設定方法を説明します。
(コンソール用 RS-232 ストレートケーブルは、COM1 に接続することとします。
)
□
□
□
弊社 VTTERM
Windows 3.1 標準プログラム「ターミナル」
Windows 95/98/2000、Windows NT 標準プログラム「ハイパーターミナル」
2
基
本
操
作
VTTERM の設定手順
弊社VTTERM
(VT-Kit)
をご使用の場合、DOSプロンプトから次のコマンドを入力し
て、
キーを押します。
C:¥>VTTERM
VTTERM が起動し、初期画面が表示されます。
VTTERMのデフォルトの設定は、本製品の通信条件を満たしていますので、特に設
定をする必要はありません。
本体に電源を入れると、セルフテスト終了後画面にログインプロンプトが表示され
ます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-3
2
ターミナルソフトの設定
「ターミナル」の設定手順
Windows 3.1 が動作する PC では、ターミナルエミュレーションソフトとして標準
装備の「ターミナル」(Terminal.exe)を使用することができます。
1
2
[プログラムマネージャ]->[アクセサリ]内の「ターミナル」をダブルクリッ
クします。
基
本
操
作
2
[設定]メニューから[通信条件]を選択すると、
「通信条件の設定」ダイアロ
グボックスが表示されます。下図のように設定して、
[OK]ボタンをクリック
します。
3
[設定]メニューから[端末の設定]を選択すると、
「端末の設定」ダイアログ
ボックスが表示されます。
下図のように設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
2-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
[設定]メニューから
[端末エミュレーション]を選択すると、「端末エミュレー
ションの選択」ダイアログボックスが表示されます。
下図のように設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
2
5
基
本
操
作
[電話]メニューから[ダイヤル]を選択し、電話番号を指定せずに[OK]ボ
タンをクリックします。
6
以上で設定が終わりました。
本体に電源を入れると、セルフテスト終了後画面にログインプロンプトが表示
されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-5
2
ターミナルソフトの設定
「ハイパーターミナル」の設定手順
Windows 95/98/2000、Windows NT が動作する PC やワークステーションでは、
ターミナルエミュレーションソフトとして標準装備の「ハイパーターミナル」
(Hypertrm.exe)を使用することができます。
2
1
基
本
操
作
Windows 95 の場合─[スタート]メニューの中から[プログラム]->[アク
セサリ]->[ハイパーターミナル]を選択して、ハイパーターミナルフォルダー
内の「Hypertrm.exe」をダブルクリックして起動します。
Windows 98/2000 の場合 ─[スタート]メニューの中から[プログラム]->
[アクセサリ]->[通信]->[ハイパーターミナル]を選択して、起動します。
Windows NT の場合 ─[スタート]メニューの中から[プログラム]->[アク
セサリ]->[ハイパーターミナル]->[ハイパーターミナル]を選択して、起
動します。
2
「接続の設定」ダイアログボックスで、適切な名前を入力し、アイコンを選ん
で、[OK]ボタンをクリックします。
モデムのインストールをするかどうかを問うダイアログボックスが表示された
場合は、[いいえ]をクリックします。
3
Windows 95 の場合─「電話番号」ダイアログボックスが表示されます。
[接続方法]の欄で、[COM1へダイレクト]を選択して、
[OK]ボタンをクリッ
クします。
Windows 98/2000の場合─「接続の設定」ダイアログボックスが表示されます。
[接続方法]の欄で、[COM1へダイレクト]を選択して、
[OK]ボタンをクリッ
クします。
Windows NT の場合─「接続の設定」ダイアログボックスが表示されます。
[ポートの設定]タブの[接続方法]の欄で、
[COM1]を選択して、[OK]ボ
タンをクリックします。
2-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
「COM1 のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。下図のように設
定して、
[OK]ボタンをクリックします。
2
基
本
操
作
5
「XXXX- ハイパーターミナル」のような、先ほど設定した名称のウィンドウが
表示されます。
[ファイル]メニューの中から[プロパティ]を選択すると、
「XXXX のプロパ
ティ」ダイアログボックスが表示されます。
[設定]タブを下図のように設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
6
以上で設定が終わりました。
本体に電源を入れると、セルフテスト終了後画面にログインプロンプトが表示
されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-7
3
Telnet でログインする
本製品はTelnetサーバーを内蔵しているため、他のTelnetクライアントからネット
ワーク経由でアクセスすることができます。
ここでは、次の 3 つの Telnet クライアントについて設定方法を説明します。
□
□
□
2
基
本
操
作
Windows 95/98/2000、Windows NT標準Telnetアプリケーション
「TELNET」
弊社「CentreNET PC/TCP」の「Wvtn」
(Windows 3.1)
弊社「CentreNET PC/TCP」の「vtn」(MS-DOS)
Telnetからログインする場合は、本製品にIPアドレスが設定されている必要
があります。あらかじめコンソールから IP アドレスを設定しておいてくださ
い。
参照 2-12 ページ「IP アドレスを設定する」
「TELNET」の設定手順
Windows 95/98/2000、Windows NTは、TCP/IPプロトコルを実装していますの
で、Windows 95/98/2000、Windows NT が動作する PC、およびワークステー
ションでは、標準 Telnet アプリケーション「TELNET」
(Telnet.exe)を使用するこ
とができます。
1
ネットワークに合わせて TCP/IP プロトコルの環境設定を行います。
Windows 95 の場合─[スタート]メニューから[設定]->[コントロールパ
ネル]で「コントロールパネル」を開きます。
「ネットワーク」をダブルクリックし、
[ネットワークの設定]タブのリストか
ら[TCP/IP]を選択して[プロパティ]ボタンをクリックして行います。
Windows 98 の場合─[スタート]メニューから[設定]->[コントロールパ
ネル]で「コントロールパネル」を開きます。
「ネットワーク」をダブルクリックし、
[ネットワークの設定]タブのリストか
ら[TCP/IP ->(ご使用のアダプター)]を選択して[プロパティ]ボタンをク
リックして行います。
Windows 2000 の場合─[スタート]メニューから[設定]->[コントロール
パネル]で「コントロールパネル」を開いて「ネットワークとダイアルアップ
接続」をダブルクリックします。
「ローカルエリア接続」を右クリックして[プロパティ]を選択しすると「ロー
カルエリア接続のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。リストか
ら[インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択して[プロパティ]ボタン
をクリックして行います。
2-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
Windows NT の場合─[スタート]メニューから[設定]->[コントロールパ
ネル]で「コントロールパネル」を開いて、
「ネットワーク」をダブルクリック
し、[プロトコル]タブのリストから[TCP/IP プロトコル]を選択して[プロ
パティ]ボタンをクリックして行います。
2
W i n d o w s 9 5 / 9 8 / 2 0 0 0 の場合 ─「エクスプローラ」から、
[W i n d o w s
2
(WINDOWS)]フォルダー内の「Telnet.exe
(TELNET.EXE)」をダブルクリッ
クして、
「Telnet.exe(TELNET.EXE)」を起動します。
基
本
操
作
Windows NT の場合─「Windows NT のエクスプローラ」から、
[WINNT]> [s y s t e m 3 2 ]フォルダー内の「t e l n e t . e x e 」をダブルクリックして、
「telnet.exe」を起動します。
3
[ターミナル]メニューから[設定]を選択すると、
[ターミナルの設定]
(基本
設定の変更)ダイアログボックスが表示されます。
[エミュレーション]欄で[VT-100/ANSI]ラジオボタンをクリックします。
4
[接続]メニューから[リモートシステム]をクリックすると、
「接続」ダイア
ログボックスが表示されます。
[ホスト名]欄に、あらかじめ設定しておいた IP アドレスを入力して、
[接続]
ボタンをクリックします。
参照 2-12 ページ「IP アドレスを設定する」
5
以上で、設定が終わりました。セッションが確立すると「TELNET session
now in ESTABLISHED state」のメッセージ後にログインプロンプトが表示
されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-9
3
Telnet でログインする
CentreNET PC/TCP の設定手順
通常の MS-DOS パソコンおよび Windows 3.1 環境で Telnet を使用する場合は、
TCP/IP 通信ソフトが必要です。
TCP/IP 通信ソフトがインストールされていない場合は、各マニュアルをご覧にな
り、インストールを行ってください。
2
ここでは、弊社「CentreNET PC/TCP」をご使用の場合の接続方法を説明します。
基
本
操
作
(あらかじめ、「CentreNET PC/TCP」がインストールされているものとします。
)
Centre NET PC/TCP には、Windows 3.1 環境で動作する「Wvtn」と MS-DOS 環
境で動作する「vtn」の 2 つの Telnet コマンドがあります。
Wvtn
1 [プログラムマネージャ]->[PCTCPWIN]内の[Wvtn]をダブルクリックし
て、起動します。
2
「Wvtn」ウィンドウで、
[セッション]メニューから[新規作成]を選択する
と、次のような「セッション情報」ダイアログボクスが表示されます。
[ホスト名]欄に、あらかじめ設定しておいたIPアドレスを入力して、
[OK]ボ
タンをクリックします。
3
2-10
以上で、設定が終わりました。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
vtn
1
MS-DOS プロンプトが起動していることを確認します。
2
次のコマンドを入力して、
キーを押します。
C:¥>VTN
3
2
次のようなホスト名を入力するためのプロンプトが表示されます。
あらかじめ設定しておいた IP アドレスを入力して、
基
本
操
作
キーを押します。
参照 2-12 ページ「IP アドレスを設定する」
Host Name:
4
以上で、設定が終わりました。セッションが確立すると「TELNET session
now in ESTABLISHED state」のメッセージ後にログインプロンプトが表示
されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-11
3
Telnet でログインする
Telnetでログインする場合は、あらかじめコンソールターミナルから本体に対して
次のような設定をしておきます。
IP アドレスを設定する
使用コマンド
2
ENABLE IP
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
基
本
操
作
パラメーター
interface
IPADDRESS
MASK
: インターフェース名。VLAN IDを使用する場合はVLANn の形式で、
VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の形式で入力します。
: IPアドレス。X.X.X.Xの形式で、0∼255の半角数字を入力します。
DHCPサーバーからIPアドレスを取得する場合は、DHCPを指定し
ます。
: サブネットマスク。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力
します。
IP アドレスの設定
1
IP モジュールを有効にします。
Manager > enable ip
2
本体に IP アドレスを設定します。
本製品のデフォルト設定では、すべてのポートが1つのVLAN「default VLAN
(VLAN ID=1)」に所属しています。ここでは、default VLAN(vlan1)にIPア
ドレス「192.168.1.1」、サブネットマスク「255.255.255.0」を設定すると仮
定します。
Manager > add ip interface=vlan1 ipaddress=192.168.1.1
mask=255.255.255.0
3
Telnetサーバーはデフォルト設定で有効になっています。Telnetクライアント
からIPアドレスを指定すると、セッションが開始され、次のような画面でログ
インプロンプトが表示されます。
TELNET session now in ESTABLISHED state
login: manager
Password: friend
2-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
Telnet サーバーを無効にする
Telnet からのアクセスを拒否する場合は、Telnet サーバー機能を無効にします。
Manager > disable telnet server
2
他の 9606 に Telnet でログインする
基
本
操
作
本製品は Telnet クライアント機能も内蔵しているため、他の 9606 に対して Telnet
を実行することができます。本製品にManagerレベルでログインし、TELNETコマ
ンドを実行します。
Manager > telnet 192.168.1.1
ホスト名を使用してログインする
IPアドレスの代わりにわかりやすいホスト名を使用して、Telnetを実行することが
できます。
使用コマンド
ADD IP HOST=name IPADDRESS=ipadd
TELNET {ipadd|host}
パラメーター
name
IPADDRESS
: ホスト名。1 ∼ 60 文字の半角英数字で入力します。
: ホスト名を設定する IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半
角数字を入力します。
ホスト名による Telnet の実行
1
IP アドレスの代わりにホスト名を設定します。
例として、IP アドレス「192.168.1.1」のホスト名を「govinda」と仮定しま
す。
Manager > add ip host=govinda ipaddress=192.168.1.1
2
ホスト名で Telnet を実行します。
Manager > telnet govinda
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-13
3
Telnet でログインする
DNS サーバーを参照するように設定する
ホスト名からIPアドレスを取得するために、DNSサーバーを参照するように設定す
ることができます。
使用コマンド
2
SET IP NAMESERVER=ipadd
基
本
操
作
パラメーター
NAMESERVER
: DNS サーバーの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数
字を入力します。
DNS サーバーの設定
1
例として、IP アドレス「192.168.10.200」のホストを DNS サーバーとして設
定します。
Manager > set ip nameserver=192.168.10.200
2
ホスト名で Telnet を実行します。
Manager > telnet storm.tw.allied-telesis.co.jp
2-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
コマンドの操作
ここでは、本製品に対して設定を行うためのコマンドの操作方法や、オンラインヘ
ルプ、主要コマンドなどコマンドラインインターフェースについての基本的な使用
方法について説明します。
コマンドプロンプト
2
本製品のコマンドプロセッサーには「Security Officer」
、「Manager」、「User」の 3
基
本
操
作
つのアクセスレベルがあります。ノーマルモードの場合、Manager(= Security
Officer)レベルではすべてのコマンドを実行することができますが、User レベルの
場合、設定の変更を行うコマンドを実行することはできません。アクセスレベルに
よって、コマンドプロンプトの表示が次のように異なります。
参照 2-29 ページ「セキュリティーモード・ノーマルモード」
□
User レベル
>
□
Manager レベル
Manager >
□
Security Officer レベル
SecOff >
コマンドプロンプトの変更
SET SYSTEM NAME コマンドにより、コマンドプロンプトを変更することができ
ます。複数の9606を遠隔地から操作する場合に、部署名やロケーションなどでプロ
ンプトを意味のある名称に設定しておくと便利です。
SET SYSTEM NAME コマンドは Manager レベルでのみ実行可能です。
Manager sales > set system name=sales
Info (134003): Operation successful.
Manager sales >
プロンプト変更後、User レベルでログインすると、次のように表示されます。
sales >
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-15
4
コマンドの操作
メッセージ表示
コマンドの入力後、画面上には「Info」、「Error」、「Warning」の3つのレベルでメッ
セージが表示されます。
「Error」
が表示された場合、入力したコマンドは実行されて
いません。
「Warning」はコマンドの実行は成功していますが、注意が必要な場合に
表示されます。例えば、IPモジュールを有効にする前に本製品に対してIPアドレス
を設定した場合などです。
2
基
本
操
作
□
コマンドが正しく実行された場合
Manager > set system name=sales
Info (134003): Operation successful.
□
警告が出される場合
Manager > add ip interface=vlan1 ipaddress=192.168.1.1
Warning (105287): The IP module is not enabled.
□
該当するコマンドがない場合
Manager > seg system name=sales
Error (335256): Unknown command "seg".
□
該当するパラメーターがない場合
Manager > set systemname=sales
Error (335012): Parameter "systemname" not recognised.
□
パラメーターが不十分な場合
Manager > set system
Error (334007): Unexpected end of line.
□
パラメーターに必要な値が入力されていない場合
Manager > set system name
Error (305010): Value missing on parameter NAME.
2-16
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ライン編集キー
コマンドプロンプトでは、次のようなコマンドラインの編集機能を使用することが
できます。
機能
VT100ターミナルのキー
カーソルの左右移動
カーソル位置の左1文字を削除
基
本
操
作
/
挿入モード/上書きモードの切替
+
カーソルのある行全体を削除
+
前のコマンドを表示(履歴を戻る)
+
次のコマンドを表示(履歴を進める)
+
入力したコマンドの履歴をすべて表示
+ /
SHOW ASYN HISTORYコマンドの入力
コマンドの履歴をすべて消去
RESET ASYN HISTORYコマンドの入力
履歴から適合するコマンドを表示
2
/
+
/
入力可能なオプションを表示する
コマンド入力の途中で キーを押すと、次に入力可能なオプション
(コマンド・パラ
メーター)の一覧が表示されます。
キーのみを押すと、トップレベルで使用可能なコマンドが表示されます。大文字で
表記されている部分は、コマンドを省略形で使用する場合に最低限入力が必要な文
字を意味します。
Manager >
Options : ACTivate ADD Connect CLear CREate DEACTivate DELete
DESTroy DISable Disconnect DUMP EDit ENAble FINGer FLUsh Help
LOAd MAIL STArt UPLoad LOGIN LOGON LOgoff LOgout MODify REName
PING PURge Reconnect RESET RESTART SET SHow SSH STop TELnet
TRAce
コマンドを途中まで入力して キーを押すと、そのコマンドに続く入力可能なオプ
ションが表示されます。
コマンドを途中まで入力して キーを押す場合は、 キーの前に半角スペースを
入力します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-17
4
コマンドの操作
例として、ADD コマンドに続けて キーを入力します。
Manager > add
Options : ACC ALIas APPletalk BOOTp DHCP ENCo FIREwall FRamerelay
GRE IP IPX ISDN L2TP LAPD LOG MIOX NTP PPP RADius SA SCript SNmp
SSH STP STReam SWItch STT TDM TRIGger TACacs USEr VLAN VRRp X25C
X25T
2
基
本
操
作
表示内容が複数ページにわたる場合
表示される内容が複数ページにわたる場合は、画面下に次のような表示がされます。
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
この場合、キー入力によって、次のような操作を行うことができます。
機能
次のページを表示する
次の1行を表示する
最後のページまで継続的に表示する
残りのページを表示せず終了する
2-18
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ターミナルのキー
コマンド入力時の注意
□
1 行に入力できる文字数は、スペースを含めて 121 文字までです。
1行が122文字以上になる場合は、コマンドの省略形を使用するか、複数のコ
マンドに分けて入力します。
□
2
コマンドは大文字・小文字を区別しません。
基
本
操
作
(ログインパスワードなど一部のパラメーターを除きます。)
□
コマンドは省略して入力することができます。
他のコマンドと識別できる文字数までの省略が可能です。例えば、「SHOW
SWITCH PORT」は「SH SWI PO」と入力すれば、実行することができます。
□
Manager モードと User モードでは使用できるコマンドが異なります。
Managerモードでログインすると、すべてのコマンドを使用することができま
すが、Userモードでは設定情報を変更するようなコマンドは使用できません。
パラメーターの設定や変更を行った場合は、必ずCREATE CONFIGコマンド
で設定内容を保存してください。保存しない場合、設定内容は本体のリブート
によって削除されます。
参照 2-37 ページ「設定内容を保存する」
コマンドやパラメーターを省略する
コマンドやパラメーターは、他のコマンドと識別できる文字数まで省略することが
できます。
例えば、
「DELETE」、「DESTROY」、「DESTINATION」の省略形は次のようになり
ます。DESTROY と DESTINATION は同じ省略形ですが、DESTROY はコマンド、
DESTINATION はパラメーターのため識別が可能です。
DELETE → DEL DESTROY → DEST DESTINATION → DEST
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-19
4
コマンドの操作
次のようなIPフィルターの設定は、コマンドラインが121文字を超えるため入力す
ることができません。
add ip filter=1 source=192.168.20.4 smask=255.255.255.255 destination=192.168.10.2 dmask=255.255.255.255 dport=telnet
protocol=tcp session=any action=include
2
コマンドを省略することによって入力が可能になります。
基
本
操
作
Manager > add ip filte=1 so=192.168.20.4 sm=255.255.255.255
des=192.168.10.2 dm=255.255.255.255 dp=23 prot=tcp sess=any
ac=incl
コマンドを複数行に分ける
CREATE コマンドや ADD コマンドで設定した内容は SET コマンドで変更すること
ができます。これを利用してコマンドを複数行に分割します。
例えば、次のようなIPフィルターの設定はコマンドラインが121文字を超えるため
入力することができません。
add ip filter=1 source=192.168.20.4 smask=255.255.255.255 destination=192.168.10.2 dmask=255.255.255.255 action=include entry=1 dport=telnet protocol=tcp session=any
SETコマンドをでコマンドを分割することによって入力が可能になり、上記と同様
の内容を設定することができます。
Manager > add ip filter=1 source=192.168.20.4
smask=255.255.255.255 destination=192.168.10.2
dmask=255.255.255.255 action=include
Manager > set ip filter=1 entry=1 dport=telnet protocol=tcp
session=any
2-20
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
オンラインヘルプ
本製品は、オンラインヘルプを搭載しています。オンラインヘルプを使用すると、コ
マンドの概要や、コマンドに続くパラメーターとその範囲を表示させることができ
ます。
2
オンラインヘルプは、ログイン後のプロンプトに対して使用することができま
基
本
操
作
すが、Manager レベルと User レベルでは表示される内容が異なります。
HELPコマンドを実行すると、ヘルプが利用できるトピックがリスト表示されます。
次の例は、Manager レベルでログインしている場合です。
Manager > help
9606SX/SC オンライン・ヘルプ - V2.2.2 Rev.AJ1 2001/8/x
ヘルプは次のトピックを説明しています。
HELP asynchronous
非同期コールコントロール、非同期ポート、TTY
HELP SWITCH
レイヤー 2 スイッチコマンド
HELP VLAN
VLAN コマンド
HELP STP
スパニングツリープロトコルコマンド
HELP ETH
イーサネットインタフェースコマンド
HELP PPP
PPP(Point to Point Protocol)コマンド
HELP IP
IP コマンド
HELP IPX
IPX コマンド
HELP APPLETALK
Appletalk コマンド
HELP terminal
ターミナルサーバー
HELP BOOTP, NTP, GRE
BOOTP リレー、NTP、GRE コマンド
HELP DHCP
DHCP サーバーコマンド
HELP L2TP
L2TP コマンド
HELP RSVP
RSVP コマンド
HELP VRRP
VRRP コマンド
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-21
4
コマンドの操作
リストの中から、表示させるトピックを指定します。ここでは、例として「HELP
VLAN」を選択します。VLAN に関するコマンドが表示されます。
Manager > help vlan
9606SX/SC オンライン・ヘルプ - V2.2.2 Rev.AJ1 2001/8/x
2
基
本
操
作
VLAN コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
DESTROY VLAN={vlanname|2..4094|ALL}
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL} [FRAME={TAGGED|
UNTAGGED}]
DELETE VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
SET VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL} FRAME={UNTAGGED|
TAGGED}
SHOW VLAN[={vlanname|1..4094|ALL}]
ENABLE VLAN={vlanname|1..4094|ALL} DEBUG={PKT|ALL} [OUTPUT=CONSOLE]
[TIMEOUT={1..4000000000|NONE}]
DISABLE VLAN={vlanname|1..4094|ALL} DEBUG={PKT|ALL}
SHOW VLAN DEBUG
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
2-22
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
主要コマンド
本製品のコマンドは主に設定コマンドと実行コマンドの 2 種類に分類されます。
設定コマンド
設定コマンドは、本体に対してパラメーターの追加・削除、有効・無効などを行うた
めのコマンドで、その内容はコマンド実行後も保持されます。内容によっては、複
数の設定コマンドを組み合わせて有効になるものもあります。
設定コマンドで実行された情報は CREATE CONFIG コマンドによって設定(.cfg)
ファイルに保存し、次回の起動時に読み込まれるようにします。
代表的な設定コマンドには次のようなものがあります。
2
基
本
操
作
ACTIVATE
既存の動作項目を実際に開始させるためのコマンドです。スクリプトの実行や
ポートのオートネゴシエーションプロセスの実行などに使用します。
DEACTIVATE
ACTIVATE コマンドで動作させている項目を停止させるコマンドです。
ADD
既存の項目に対して内容の追加を行うためのコマンドです。インターフェース
へのIPアドレスの付与やルートの登録、VLANやトランクグループの所属ポー
トの割当てなどに使用します。
DELETE
ADD で設定や追加した内容を削除するためのコマンドです。
CREATE
存在していない項目の作成を行うためのコマンドです。設定ファイルや、
VLAN、トランクグループの作成などに使用します。
DESTROY
CREATE で作成した項目を消去するためのコマンドです。
ENABLE
ステータスを有効にするためのコマンドです。モジュールやインターフェース
を有効にする場合などに使用します。
DISABLE
ステータスを無効にするためのコマンドです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-23
4
コマンドの操作
SET
ADD コマンドや CREATE コマンドで追加・作成された項目の変更と、環境設
定を行うためのコマンドです。システム名やユーザー名の設定などに使用しま
す。
RESET
2
ダイナミックに登録される情報を一度消去するためのコマンドです。ポートの
統計情報やフォワーディングデータベースのリセットなどに使用します。
基
本
操
作
実行コマンド
実行コマンドは、ログイン・ログアウト、Telnet、ヘルプの表示、Pingテストなど、
その場で動作が終了するコマンドです。内容がコマンド実行後に保存されることは
ありません。内容によっては、実行コマンドを使用する前に、設定コマンドによる
設定が必要なものもあります。
代表的な実行コマンドには次のようなものがあります。
EDIT
「.cfg」
(設定ファイル)および「.scp」
(スクリプトファイル)を直接編集するた
めのコマンドです。
参照 2-48 ページ「テキストエディターを利用する」
HELP
オンラインヘルプを表示するためのコマンドです。
参照 2-21 ページ「オンラインヘルプ」
LOAD
TFTPサーバーやZmodemなどからファイルをダウンロードするためのコマン
ドです。
参照 2-44 ページ「ファイルをダウンロード・アップロードする」
LOGIN
ログインするためのコマンドです。
LOGOFF/LOGOUT
ログアウトするためのコマンドです。
PURGE
指定した項目の設定内容をすべて消去し、デフォルト設定に戻すためのコマン
ドです。スパニングツリーパラメーターやユーザー設定などの全消去に使用し
ます。
2-24
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
RESTART
本体を再起動するためのコマンドです。RESTART SWITCH コマンドによる
WarmスタートとRESTART REBOOTコマンドによるColdスタートがありま
す。
参照 2-41 ページ「本体をコマンドで再起動する」
SHOW
2
項目や設定内容を表示させるためのコマンドです。
基
本
操
作
PING
指定したホストからの応答を確認する Ping テストのためのコマンドです。
参照 2-51 ページ「Ping」
STOP PING
Ping テストを停止するためのコマンドです。
参照 2-51 ページ「Ping」
TELNET
Telnet を実行するためのコマンドです。
参照 2-13 ページ「他の 9606 へ Telnet でログインする」
TRACE
指定したホストまでの経路を表示するためのコマンドです。
参照 2-53 ページ「Trace」
UPLOAD
TFTP サーバーや Zmodem へファイルをアップロードするためのコマンドで
す。
参照 2-44 ページ「ファイルをダウンロード・アップロードする」
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-25
4
コマンドの操作
インターフェース名
イーサネットポートとターミナルポートの物理インターフェースは基本的に次のよ
うな形式で表示、入力を行います。
2
基
本
操
作
物理ポート
表示方法
入力形式
ポート1∼6
Port 1∼6
port=n
ポート7/8
(拡張モジュール)
Port 7/8
port=n
RS-232 ターミナルポート
ASYN 0
asyn=0
その他、論理的なインターフェースとしてVLANがあります。VLANはVLAN IDを
使用して vlann(n は VLAN ID)で指定するか、VLAN 名を使用して vlan-vlanname
(vlanname は VLAN 名)で指定します。
interface=vlan1
interface=vlan-default
2-26
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5
ユーザーアカウント
ログインパスワードを変更する
Manager レベルのパスワードの変更を行います。セキュリティー確保のため、デ
フォルトのパスワードは変更することをお勧めします。
使用コマンド
2
SET PASSWORD
基
本
操
作
ログインパスワードの設定
1
Manager レベルでログインします。
デフォルトのユーザー名は「manager」、パスワードは「friend」です。
login: manager
Password: friend
2
パスワードの設定を行います。
Manager > set password
3
現在のパスワードを入力します。
ここではデフォルトの「friend」を入力します。実際の画面では入力した文字
は表示されません。
Old password: friend
4
新しいパスワードを入力します。
パスワードを 6 ∼ 32 文字の半角英数字で入力してください。パスワードは大
文字・小文字を区別します。
ここでは新しいパスワードを「riverstream」と仮定します。
New password: riverstream
5
確認のため、再度新しいパスワードを入力します。
Confirm: riverstream
パスワードは忘れないように注意してください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-27
5
ユーザーアカウント
ユーザー認証データベースの使用には、ノーマルモード時でManagerレベル、
セキュリティーモード時でSecurity Officerレベルの権限が必要となります。
ユーザーアカウントを作成する
2
ユーザーアカウントの作成や変更を行います。本製品にログインするときは、ユー
基
本
操
作
には次のような情報を登録することができます。
ザー認証データベースを使用してユーザーの認証が行われます。このデータベース
□
□
□
□
ユーザー名
パスワード
アクセスレベル(User/Manager/Security Officer) デフォルトは User レベル
ログイン後の Telnet コマンド実行権の有無
使用コマンド
ADD USER=login-name PASSWORD=password LOGIN={TRUE|FALSE|ON|OFF|YES|NO}
[DESCRIPTION=description] [PRIVILEGE={USER|MANAGER|SECURITYOFFICER}]
[TELNET={YES|NO}]
SHOW USER
パラメーター
login-name
PRIVILEGE
: ユーザー名。1 ∼64 文字の半角英数字で入力します。大文字・小文
字は区別しません。
(必須)
: パスワード。6 ∼32 文字の半角英数字で入力します。大文字・小文
字を区別します。(必須)
: USERレベルのアカウントに対するログイン権限。
(USERレベルの
アカウント作成時に必須)
: ユーザー認証データベースで参照されるユーザー名への補足説明。1
∼ 24 文字の半角英数字で入力します。(オプション)
: ユーザーアクセスレベル。指定しない場合はUSERに設定されます。
TELNET
(オプション)
: ログイン後の Telnet コマンド実行権の有無。(オプション)
PASSWORD
LOGIN
DESCRIPTION
ユーザーアカウントの作成
1
新しいユーザーアカウントを作成します。
ユーザー名を 1 ∼ 64 文字の半角英数字で入力してください。ユーザー名は大
文字・小文字を区別しません。パスワードは SET PASSWORD コマンドと同
様の条件で入力します。
例として、Security Officer レベルのアカウントを次のようなパラメーターで
作成します。
Manager > add user=secoff password=mistral description=security
privilege=securityofficer telnet=yes
2-28
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
SHOW USERコマンドで、登録されたユーザーアカウントの情報を確認します。
Manager > show user
User Authentication Database
-----------------------------------------------------------------Username: manager (Manager Account)
Status: enabled
Privilege: manager
Telnet: yes
Logins: 0
Fails: 0
Sent: 0
Rcvd: 0
Username: secoff (security)
Status: enabled
Privilege: Sec Off
Telnet: yes
Logins: 0
Fails: 0
Sent: 0
Rcvd: 0
------------------------------------------------------------------
2
基
本
操
作
セキュリティーモード・ノーマルモード
本製品には、次の 2 つの動作モードがあります。
□
□
ノーマルモード(Normal Mode)
デフォルトのモードです。
セキュリティーモード(Security Mode)
暗号やセキュリティー機能を使用するためのモードです。
動作モードによってアクセスレベルの権限が変わります。ノーマルモード時、Manager レベルと Security Officer レベルは同等の権限を持ちます。
アクセスレベル
User
Manager
Security Officer
デフォルト設定 プロンプト
─
>
ノーマルモード
ユーザー自身に関する設定 ユーザー自身に関する設定
など、ごく一部のコマンド など、ごく一部のコマンド
のみ実行可能
のみ実行可能
ユーザー名
「Manager」
すべてのコマンドを
Manager >
パスワード
実行可能
「friend」
─
SecOff >
セキュリティーモード
すべてのコマンドを
実行可能
セキュリティー機能に関す
るコマンドを除くすべての
コマンドを実行可能
すべてのコマンドを
実行可能
セキュリティーモード時にSecurity Officerのみが実行可能なコマンド(=セ
キュリティーコマンド)については、同梱の CD-ROM 内「コマンドリファレ
ンス」を参照してください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-29
5
ユーザーアカウント
セキュリティーモードに移行する
セキュリティーモードに移行する場合は、あらかじめSecurity Officerレベルのユー
ザーを作成しておきます。セキュリティーモードに移行すると、Managerレベルで
はセキュリティーコマンドが実行できなくなりますので、ご注意ください。
使用コマンド
2
ENABLE SYSTEM SECURITY_MODE
基
本
操
作
セキュリティーモードへの移行
1
ADD USERコマンドで、あらかじめSecurity Officerレベルのユーザーを作成
しておきます。
Manager > add user=secoff password=mistral
privilege=securityofficer
2
セキュリティーモードへの移行を行います。
Manager > enable system security_mode
このコマンドを実行すると、NVS メモリー上に「enabled.sec」ファイルが
作成されます。このファイルに対して、修正、削除、コピー、改名などの操作
を行わないでください。本製品を起動する際に、このファイルが存在していれ
ば、本体はセキュリティーモードで動作します。
3
S e c u r i t y O f f i c e r レベルでログインしなおすと、コマンドプロンプトが
「SecOff」に変わります。
Manager > login secoff
Password: mistral
SecOff >
2-30
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
コンソールターミナルやTelnetによる不正アクセスを最小限に押さえるため、Security Officerレベルの権限でログインするとセキュリティータイマーがセットされま
す。セキュリティータイマーは、セキュリティーコマンドを実行するたびにリセッ
トされ、一定時間セキュリティーコマンドを実行しなければ、タイムアウトします。
タイムアウトすると権限が自動的にManagerレベルになり、セキュリティーコマン
ドを実行するときに、Security Officer のパスワードを要求されます。
2
基
本
操
作
SecOff > add user=osaka-se password=okonomi
This is a security command, enter your password at the prompt
Password: mistral
User Authentication Database
-----------------------------------------------------------------Username: secoff (security)
Status: enabled
Privilege: Sec Off
Telnet: yes
Logins: 0
Fails: 0
Sent: 0
Rcvd: 0
------------------------------------------------------------------
次のコマンドを使用して、セキュリティータイマーのタイムアウト値を 10 ∼ 600
(秒)の範囲で設定することができます。デフォルトは 60 秒です。
SET USER [SECUREDELAY=10...600]
ノーマルモードに戻す
セキュリティーモードからノーマルモードに戻す場合は、次のコマンドを実行しま
す。このコマンドを実行すると「enabled.sec」ファイルが削除されます。また、セ
キュリティーモード時に存在していた機密ファイルも自動的に削除されます。
Manager > disable system security_mode
Warning: This command will disable security mode and delete all
security files.
Are you sure you wish to proceed?(Y/N) y
削除された機密ファイルを復活することはできませんので、このコマンドの使
用には充分にご注意ください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-31
6
ファイルの操作
ファイルの操作には、ノーマルモード時でManagerレベル、セキュリティー
モード時で Security Officer レベルの権限が必要となります。
ファイルシステム
本製品は、次の 2 種類の不揮発性メモリーを内蔵しています。ファイルシステムの
2
実装により、各メモリーに対してファイル単位でアクセスすることが可能です。
基
本
操
作
□
フラッシュメモリー
デバイス名「FLASH」
ファームウェアファイル、パッチファイル、設定ファイル、ログなどの任意の
データを保存することができます。通常、ファイル操作はこのメモリーに対し
て行います。
□
バッテリーバックアップされた CMOS メモリー
デバイス名「NVS」(Non-Volatile Storage)
モジュールのコンフィグレーションテーブル、パッチファイル、スクリプト
ファイルなどが保存されます。
ファイル名の指定
ファイル名(=filename)は、次の形式で指定します。
device:filename.ext
device
filename
ext
2-32
: デバイス名。
「FLASH」または「NVS」のデバイス名を指定します。
deviceとfilenameはコロン
(:)
で区切ります。デバイス名を省略する
と、「FLASH」を指定したことになります。
: ファイル名。1∼8文字の半角英数字が使用可能です。大文字・小文
字の属性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映
されます。
: 拡張子。ファイル名には必ず拡張子をつける必要があります。1 ∼
3文字の半角英数字が使用可能です。大文字・小文字の属性は無視さ
れますが、表示には大文字・小文字の区別が反映されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
各拡張子とその意味は次のとおりです。
拡張子
REL
REZ
PAT
HLP
INS
LIC
LOG
MDS
SCP
CFG
ファイルタイプ・意味
本製品が起動するときに、ロードされるファームウェアのファイルです。
本製品が起動するときに、ロードされるファームウェアの圧縮形式のファイルです。
ファームウェアに対するパッチの圧縮形式のファイルです。ソフトウェアのバー
ジョンによっては、インストールされていない場合もあります。
オンラインヘルプのファイルです。
「prefer.ins」は、どのファームウェアまたはパッチファイルを使用するかの情報を
持つファイルです。
「config.ins」は、どの設定ファイル(「.cfg」ファイル)を使用す
るかの情報を持つファイルです。起動時には「config.ins」ファイルで指定された設
定ファイルがロードされます。「config.ins」ファイルはSET CONFIG=filename.cfg
コマンドによって作成(上書き)され、「NVS」に保存されます。
ファームウェアに対して、ライセンスを与えるファイルです。
ログファイルです。
モデムスクリプトファイルです。
2
基
本
操
作
スクリプトファイルです。
設定ファイルです。CREATE CONFIG=filename.cfg コマンドによって作成(上書
き)されます。設定ファイルは複数作成し、SET CONFIG=filename.cfg コマンド
によって、使用する設定ファイルを切り替えることができます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-33
6
ファイルの操作
ファイルシステムの表示
SHOW FILEコマンドで、ファイルと保存先のデバイスの一覧を表示することができ
ます。「Device」欄に表示されているのが、ファイルの保存先となります。
Manager > show file
2
Filename
Device
Size
Created
Locks
-----------------------------------------------------------------86s-212.rez
flash
1851396 13-Nov-2000 17:42:08
0
feature.lic
flash
39
27-Sep-2000 22:58:14
0
help.hlp
flash
115904
27-Nov-2000 15:06:00
0
release.lic
flash
64
31-Oct-2000 13:17:29
0
test01.cfg
flash
1997
27-Nov-2000 18:26:34
0
config.ins
nvs
32
27-Nov-2000 18:20:28
0
------------------------------------------------------------------
基
本
操
作
SHOW FLASHコマンドで、フラッシュメモリーの状態を表示することができます。
Manager > show flash
FFS info:
global operation ...... none
compaction count ...... 121
est compaction time ... 264 seconds
files .................
2096396 bytes
garbage ...............
12336 bytes
free ..................
4117188 bytes
required free block ...
65536 bytes
total .................
6291456 bytes
diagnostic counters:
event
successes
failures
-------------------------------------get
0
0
open
0
0
read
5
0
close
3
0
complete
0
0
write
0
0
create
0
0
put
0
0
delete
0
0
check
1
0
erase
0
0
compact
0
0
verify
0
0
--------------------------------------
2-34
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
(8 files)
SHOW NVS コマンドで、NVS メモリーの状態を表示することができます。
Manager > show nvs
Block
Index
Size
Creation
Creator
Block
ID
(bytes)
Date
ID
Address
---------------------------------------------------------0000001a 00000002 00000178 24-Aug-2000 00000012 ffe05000
0000001a 00000003 0000001a 23-Aug-2000 00000012 ffe00200
00000032 00000002 00000050 23-Aug-2000 00000022 ffe01200
00000038 00000000 00000000 **-***-**** 00000021 ffe00000
00000043 00000001 00000f78 27-Nov-2000 00000029 ffe04200
00000043 00000002 000000b4 28-Nov-2000 00000029 ffe02c00
00000043 00000003 00000058 27-Nov-2000 00000029 ffe05800
00000043 00000004 000000e4 08-Sep-2000 00000029 ffe03000
00000045 000003fc 00000de4 28-Nov-2000 00000026 ffe01c00
00000045 000003fd 00000024 28-Nov-2000 00000026 ffe01a00
----------------------------------------------------------
2
基
本
操
作
ファイル(設定ファイル)に対する操作コマンドを図式化します。
下図のデバイスは「FLASH」が対象となっています。
「NVS」を対象とする場合は、
「filename」の先頭に「nvs:」を付けてください。また、「destination=」には「nvs」
を指定します。
TFTPサーバー
コンソールターミナル
upload file=filename.cfg
server=ip-addr
upload file=filename.cfg
method=zmodem asyn=0
load file=filename.cfg server=ip-addr
destination=flash
load method=zmodem asyn=0
destination=flash
show file
show file=filename.cfg
show config dynamic
フラッシュメモリー
edit filename.cfg
create config=filename.cfg
実行メモリー
set config=filename.cfg(設定ファイルの指定)
restart switch
restart reboot
リセットボタンを押す
電源ケーブルの抜き差し
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-35
6
ファイルの操作
ワイルドカードの使用
ファイルを指定する場合に、ワイルドカード「*」を使用することができます。
Manager > show file=*.cfg
Filename
Device
Size
Created
Locks
-----------------------------------------------------------download.cfg
flash
537
13-Nov-2000 17:41:05
0
shiokawa.cfg
flash
1997
27-Nov-2000 18:26:34
0
ud001114.cfg
flash
2351
15-Nov-2000 11:39:36
0
------------------------------------------------------------
2
基
本
操
作
ワイルドカードを使用する場合も、デバイス名を省略すると、
「FLASH」を指
定したことになります。NVSもしくは両方のデバイスを対象とする場合は、次
のように入力します。
show file=nvs:*.lic
show file=*:*.*
show file=*:*.ins
2-36
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
設定内容を保存する
本体の動作に対してユーザーが設定した各種パラメーターは、そのままでは本体の
リブートによって削除されます。設定内容の保存は設定ファイルを作成することに
よって行います。
2
使用コマンド
基
本
操
作
CREATE CONFIG=filename
SHOW FILE[=filename]
パラメーター
filename
: ファイル名。1 ∼ 8 文字の半角英数字で入力します。通常、拡張子
には「.cfg」を付けます。大文字・小文字の属性は無視されますが、
表示には大文字・小文字の区別が反映されます。
設定ファイルの作成
1
設定ファイルの作成を行います。
同名のファイルがすでに存在する場合は上書き保存されます。存在しない場合
は新規にファイルが作成されます。 ここでは、設定ファイルを「test01」と仮
定します。
Manager > create config=test01.cfg
2
SHOW FILE コマンドで、作成された設定ファイルを確認します。
Manager > show file
Filename
Device
Size
Created
Locks
-----------------------------------------------------------------86s-212.rez
flash
1851396 13-Nov-2000 17:42:08
0
feature.lic
flash
39
27-Sep-2000 22:58:14
0
help.hlp
flash
115904
27-Nov-2000 15:06:00
0
release.lic
flash
64
31-Oct-2000 13:17:29
0
test01.cfg
flash
1997
27-Nov-2000 18:26:34
0
config.ins
nvs
32
27-Nov-2000 18:20:28
0
------------------------------------------------------------------
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ユーザーマニュアル
2-37
6
ファイルの操作
設定内容を表示する
設定内容の表示を行います。設定内容の表示には、設定ファイルに保存されている
内容
(保存領域のパラメーター)
の表示と、新たに設定した内容
(編集領域のパラメー
ター)の表示の 2 種類があります。
2
編集領域のパラメーター表示
設定ファイルに保存されていない現在の設定内容をトピックごとに表示します。
基
本
操
作
使用コマンド
SHOW CONFIG [DYNAMIC[=module-id]]
編集領域のパラメーター表示
現在の設定内容を表示します。
Manager > show config dynamic
#
# SYSTEM configuration
#
set system location="5F"
#
# SERVICE configuration
#
#
# LOAD configuration
#
#
# USER configuration
#
set user=manager pass=3af00c6cad11f7ab5db4467b66ce503eff priv=manager
set user=manager desc="Manager Account" telnet=yes
#
# TTY configuration
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
1つのトピックに限定して表示する場合は、SHOW CONFIG DYNMAICコマンドに
続けてトピックの指定を行います。例えば、VLANの設定内容を表示する場合は、次
のようにコマンドを実行してください。
SHOW CONFIG DYNAMIC=VLAN
2-38
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
保存領域のパラメーター表示
設定ファイルに保存されている設定内容をトピックごとに表示します。
使用コマンド
SHOW FILE[=filename]
パラメーター
filename
2
: ファイル名。設定ファイル
(「.cfg」ファイル)のファイル名を入力し
ます。
基
本
操
作
保存領域のパラメーター表示
設定ファイルの内容を表示します。
ここでは、設定ファイルを「test01.cfg」とします。
Manager > show file=test01.cfg
1:
2:#
3:# SYSTEM configuration
4:#
5:set system name="kemistry@UD (9606)"
6:set system location="5F, TOC No.2 Bldg."
7:set system territory=japan
8:
9:#
10:# SERVICE configuration
11:#
12:
13:#
14:# LOAD configuration
15:#
16:
17:#
18:# USER configuration
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
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ユーザーマニュアル
2-39
6
ファイルの操作
起動ファイルを指定する
本体を指定した設定ファイルで起動および動作するように設定します。本体をリブー
トした後、保存した設定で起動させるには、設定ファイルを起動ファイルとして指
定する必要があります。
2
使用コマンド
基
本
操
作
SET CONFIG=filename
パラメーター
filename
: ファイル名。設定ファイル
(「.cfg」ファイル)のファイル名を入力し
ます。
起動ファイルの指定
起動ファイルの指定を行います。
ここでは設定ファイルを「test01.cfg」と仮定します。
Manager > set config=test01.cfg
複数の設定ファイルがあり、起動ファイルを別の設定ファイルに変更したい場
合も、SET CONFIG コマンドで指定します。
2-40
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
本体をコマンドで再起動する
本製品を再起動するには、次の 4 つの方法があります。
□
□
□
□
RESTART SWITCH コマンドの入力
RESTART REBOOT コマンドの入力
リセットボタンを押す
電源ケーブルの抜き差し
2
基
本
操
作
ここでは、コマンド入力による再起動方法について説明します。
RESTART SWITCH コマンドは Warm スタートを、RESTART REBOOT コマンド
は Cold スタートを本体に対して実行します。
RESTART SWITCH コマンドの入力
Warmスタートを行うためのコマンドです。Warmスタートを行った場合、本体は設
定ファイルを新たに読み込み、初期化されます。パラメーターとして設定ファイル
を指定することができますが、省略した場合は、SET CONFIGコマンドで指定した
ファイルを読み込みます。
設定ファイルに変更を加えただけの場合は、このコマンドを使用します。
使用コマンド
RESTART SWITCH [CONFIG={filename|NONE}]
パラメーター
filename
: ファイル名。
「NONE」
を入力すると設定ファイルの指定なしで再起
動します。
参照 2-43 ページ「デフォルト設定で起動する」
Warm スタートの実行
Warm スタートを行います。
Manager > restart switch
本体は再起動を行います。
ログインプロンプトが表示されたら、再起動は完了です。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-41
6
ファイルの操作
RESTART REBOOT コマンドの入力
Coldスタートを行うためのコマンドです。本体はリセットボタンを押した場合や電
源ケーブルの抜き差しを行った場合と同様、ハードウェア的にリセットされ、ソフ
トウェア(パッチ)をロードした後、設定ファイルを読み込みます。
ファームウェアをバージョンアップした場合や、ファームウェアにパッチを適用し
た場合は、この操作が必要です。
2
基
本
操
作
使用コマンド
RESTART REBOOT
Cold スタートの実行
Cold スタートを行います。
Manager > restart reboot
本体は再起動を行います。
自己診断テスト終了後、ログインプロンプトが表示されたら、再起動は完了で
す。
2-42
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
デフォルト設定で起動する
本体を工場出荷時のデフォルト設定で起動します。この場合、設定ファイルを削除
する必要はありません。起動ファイルが指定されていない状態で初期化することに
より、デフォルト設定で本体を起動させることができます。
2
使用コマンド
基
本
操
作
SET CONFIG=filename
パラメーター
filename
: ファイル名。
「NONE」
(設定ファイルの指定なし)を入力します。
デフォルト設定での起動
1
起動ファイルの指定で「なし」を設定します。
Manager > set config=none
2
RESTART SWITCH
(REBOOT)コマンドで、本体を再起動します。
本体は読み込むべき設定ファイルが指定されていない状態で初期化され、ログ
アウトします。ソフトウェア的には工場出荷時の状態になりますが、設定ファ
イルは削除されていません。
Manager > restart switch
本体を完全に工場出荷時の状態に戻すには、設定ファイルをすべて削除します。
ワイルドカード「*」を使用すれば、一度にすべての「.cfg」ファイルを削除するこ
とができます。
Manager > delete file=*.cfg
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ユーザーマニュアル
2-43
6
ファイルの操作
ファイルをダウンロード・アップロードする
本製品は、TFTP や Zmodem を使用して、ファイルシステムとの間でファイルの転
送を行うことができます。ここでは、TFTP、Zmodemを使用したファイル転送方法
について説明します。
2
本製品を最新のソフトウェアへバージョンアップする場合は、TFTPサーバー
基
本
操
作
機能を内蔵したセットアップツールをご利用いただくことができます。
詳しくは、
「6 付録」を参照してください。
参照 6-8 ページ「2 ソフトウェアのバージョンアップ」
以下の説明では、ファイルシステムのデバイスとして「FLASH」(フラッシュメモ
リー)を仮定します(「filename」の先頭の「device:」を省略)。ファイルシステムと
して NVS
(NVS メモリー)を指定する場合は、
「filename」の先頭に「nvs:」を付けて
ください。また、「destination=」には「nvs」を指定してください。
TFTP
本製品は、TFTPクライアント機能を内蔵しているため、TFTPサーバーからファイ
ルシステムへのダウンロード、またはファイルシステムからTFTPサーバーへのアッ
プロードが可能です。ファームウェアファイル、パッチファイルに関しては、ダウ
ンロードのみが可能です。
以下の説明は、次のような仮定で行います。
□
□
□
TFTP サーバーの IP アドレス:192.168.10.100/255.255.255.0
本製品の IP アドレス:192.168.10.1/255.255.255.0
ダウンロードするファイルの名称:test01.cfg
使用コマンド
LOAD [DESTINATION={FLASH|NVS}] [FILE=filename]
[SERVER={hostname|ipadd}]
UPLOAD [FILE=filename] [SERVER={hostname|ipadd}]
パラメーター
DESTINATION
FILE
SERVER
2-44
: デバイス名。
: ファイル名。1 ∼ 8 文字のファイル名と 1 ∼ 3 文字の拡張子で指定
します。大文字・小文字の属性は無視されます。
: ホスト名またはIPアドレス。TFTPサーバーのIPアドレスを指定し
ます。DNSサーバー参照の設定が行われている場合は、ホスト名に
よる指定が可能です。
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ユーザーマニュアル
TFTP によるダウンロード・アップロード
1
Manager レベルでログインします。
IPモジュールを有効にして、VLANインターフェースにIPアドレスを割り当て
ます。
Manger > enable ip
2
Manger > add ip interface=vlan1 ipaddress=192.168.10.1
基
本
操
作
mask=255.255.255.0
2
TFTP サーバーに対して PING コマンドを実行して、TFTP サーバーとの通信
が可能かを確認します。
Manager> ping 192.168.10.100
ダウンロード
3
ファイルをダウンロード(TFTPサーバー→本製品)する場合は、LOADコマン
ドを使用します。
Manager > load destination=flash file=test01.cfg
server=192.168.10.100
4
SHOW FILEコマンドを使用して、正常にダウンロードされたかを確認します。
ダウンロードするファイルと同じ名前のファイルがファイルシステム上に存在す
ると、ファイルをダウンロードすることができません。DELETE FILEコマンド
でファイルシステム上のファイルを削除してからダウンロードしてください。
アップロード
3
ファイルをアップロード
(本製品→TFTPサーバー)
する場合は、UPLOADコマ
ンドを使用します。
Manager> upload file=test01.cfg server=192.168.10.100
TFTP サーバーによってはファイルのクリエイト(作成)ができないために、
アップロードに失敗する場合があります。このような場合、ファイルがアップ
ロードされるTFTPサーバーのディレクトリに、あらかじめアップロードされ
るファイルと同じ名前のファイルを作成しておいてください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-45
6
ファイルの操作
Zmodem
本製品は、Zmodemプロトコルを内蔵しているため、ターミナルポートに接続され
ているコンソールターミナルからファイルシステムへのダウンロード、ファイルシ
ステムからコンソールターミナルへのアップロードが可能です。ファームウェアファ
イル、パッチファイルに関しては、ダウンロードのみが可能です。
ここでは、ターミナルソフトとして Windows 95/98/2000 のハイパーターミナル
を使用する場合を説明します。
2
基
本
操
作
使用コマンド
LOAD [METHOD=ZMODEM] [DESTINATION={FLASH|NVS}] [FILE=filename]
[ASYN=asyn-number]
UPLOAD [METHOD=ZMODEM] [FILE=filename] [ASYN=asyn-number]
パラメーター
DESTINATION
FILE
SERVER
ASYN
: デバイス名。
: ファイル名。1 ∼ 8 文字のファイル名と 1 ∼ 3 文字の拡張子で指定
します。大文字・小文字の属性は無視されます。
: ホスト名またはIPアドレス。TFTPサーバーのIPアドレスを指定し
ます。DNSサーバー参照の設定が行われている場合は、ホスト名に
よる指定が可能です。
: ターミナルポート。ASYN=0 を指定します。
ダウンロード
1
ハイパーターミナルを起動し、Manager レベルでログインします。
ファイルをダウンロード
(コンソールターミナル→本製品)
する場合は、LOAD
コマンドを使用します。
Manager > load method=zmodem asyn=0
2
画面に「・・B00000...」というような表示がされたら、ハイパーターミナルの
[転送]メニューから[ファイルの送信]を選択します。
「ファイルの送信」ダ
イアログボックスでファイル名を指定し、プロトコルは「Zmodem」を指定し
ます。
3
4
[送信]ボタンをクリックして、ファイル転送を開始します。
ファイル転送が正常に終了すると、画面に「Zmodem, sessionover」と表示さ
れます。
5
2-46
SHOW FILEコマンドを使用して、正常にダウンロードされたかを確認します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
アップロード
1
ハイパーターミナルを起動し、Manager レベルでログインします。
ファイルをアップロード(本製品→コンソールターミナル)する場合は、UPLOAD コマンドを使用します。
Manager > upload method=zmodem file=test01.cfg asyn=0
2
2
ハイパーターミナルは自動的にファイル受信を開始します。
ファイル転送が正常に終了すると、画面に「Operation successful.」と表示さ
基
本
操
作
れます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-47
6
ファイルの操作
テキストエディターを利用する
本製品は、テキストエディター機能を内蔵しているため、ファイルシステムに保存
されているスクリプトファイルを直接編集することができます。
EDIT コマンドに続けてファイル名を指定します。ファイル名を指定しない場合は、
2
空のファイルが作成されます。
基
本
操
作
EDITコマンドを使用して、エディター画面を表示します。ここでは、設定ファイル
「test01.cfg」を表示します。
Manager > edit test01.cfg
#
# SYSTEM configuration
#
#
# SERVICE configuration
#
#
# LOAD configuration
#
#
# USER configuration
#
set user=manager pass=3af00c6cad11f7ab5db4467b66ce503eff priv=manager
set user=manager desc="Manager Account" telnet=yes
#
# TTY configuration
#
Ctrl+K+H = Help | File = shiokawa.cfg
2-48
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
|
Insert
|
|
1:1
エディターのキー操作
エディターのキー操作は次のとおりです。
□
カーソル移動
機能
キー
1行上に移動する
/
+
1行下に移動する
/
+
2
基
本
操
作
1文字右に移動する
1文字左に移動する
□
ファイルの先頭に移動する
+
ファイルの最後に移動する
+
行頭に移動する
+
行末に移動する
+
1画面前に移動する(スクロールダウン)
+
1画面前に移動する(スクロールアップ)
+
1単語右に移動する
+
入力モードの切り替え
機能
□
キー
上書きモード
+
挿入モード
+
消去
機能
キー
カーソル右の1単語を消去する
+
行全体を消去する
+
カーソル右の1文字を消去する
/
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-49
6
ファイルの操作
□
ブロック操作
機能
2
基
本
操
作
キー
ブロックマークを開始する
+
+
ブロックでコピーする
+
+
ブロックマークを終了する
+
+
ブロックでペースト(貼り付け)する
+
+
ブロックでカット(切り抜き)する
+
+
ブロックで消去する
+
+
□
検索
機能
□
文字列を検索する
+
検索を再実行する
+
キー
上書き保存し、エディターを終了する
+
変更を破棄するか問い合わせをして
エディターを終了する
+
+
その他
機能
2-50
+
終了・保存
機能
□
キー
キー
画面をリフレッシュ(再表示)する
+
別のファイルで開く
+
+
エディターのオンラインヘルプを表示する
+
+
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ユーザーマニュアル
7
接続の確認
本製品には次のような接続確認のためのコマンドが用意されています。
□
□
PING コマンド
TRACE コマンド
Ping
2
PING コマンドを使用して、リモートホストと通信が可能かどうかを確認します。
基
本
操
作
Pingは、指定したホストに ICMP エコーリクエストを送信し、ホストからの応答を
表示します。
使用コマンド
PING [IPADDRESS=]ipadd [NUMBER={number|CONTINUOUS}]
STOP PING
SHOW PING
パラメーター
IPADDRESS
NUMBER
: エコーリクエストを送信するホストの IP アドレス。X.X.X.X の形式
で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: エコーリクエストの送信回数。1 以上の数字を入力します。CONTINUOUSを指定した場合は、STOP PINGコマンドで停止するまで
送信され続けます。NUMBERを指定しない場合はデフォルト設定の
5 回で送信を停止します。
PING コマンドを使用して、Ping テストを実行します。
Manager > ping 192.168.10.32 number=3
Echo reply 1 from 192.168.10.32 time delay 2 ms
Echo reply 2 from 192.168.10.32 time delay 0 ms
Echo reply 3 from 192.168.10.32 time delay 0 ms
Manager >
送信回数で CONTINUOUS を指定した場合は、応答が表示されている最中に
STOP PING コマンドを入力します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-51
7
接続の確認
PING コマンドには、前述のパラメーター以外に、パケットのサイズや応答の
タイムアウト値を設定するためのオプションがあります。詳しくは、CD-ROM
内の「コマンドリファレンス」を参照してください。
SHOW PING コマンドを入力すると、Ping のデフォルト設定と現在の設定を
確認することができます。
2
Manager > show ping
基
本
操
作
Ping Information
-------------------------------------------------------------Defaults:
Type .......................... Source ........................ Undefined
Destination ................... Undefined
Number of packets ............. 5
Size of packets (bytes) ....... 24
Timeout (seconds) ............. 1
Delay (seconds) ............... 1
Data pattern .................. Not set
Type of service ............... 0
Direct output to screen ....... Yes
Current:
Type .......................... IP
Source ........................ 192.168.28.160
Destination ................... 192.168.28.1
Number of packets ............. Continuous
Size of packets (bytes) ....... 24
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
2-52
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
Trace
指定したホストまでの経路を表示します。
使用コマンド
TRACE [IPADDRESS=]ipadd
SHOW TRACE
2
基
本
操
作
パラメーター
IPADDRESS
: 経路を表示するホストの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255
の半角数字を入力します。
TRACE コマンドを使用して、経路を表示します。
Manager > trace 192.168.80.121
Trace from 192.168.28.128 to 192.168.80.121 hops
0. 192.168.48.32
0
13
20 (ms)
1. 192.168.83.33
6
6
6 (ms)
2. 192.168.80.121
6
6
6 (ms)
***
Target reached
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2-53
7
接続の確認
TRACEコマンドには、前述のパラメーター以外にもオプションがあります。詳
しくは、CD-ROM 内の「コマンドリファレンス」を参照してください。
SHOW TRACEコマンドを入力すると、Traceのデフォルト設定と現在の設定
を確認することができます。
Manager > show trace
2
Trace information
-------------------------------------------------------------Defaults:
Destination ................... 0.0.0.0
Source ........................ 0.0.0.0
Number of packets per hop ..... 3
Timeout (seconds) ............. 3
Type of service ............... 0
Port .......................... 33434
Minimum time to live .......... 1
Maximum time to live .......... 30
Addresses only output ......... Yes
Direct output to screen ....... Yes
基
本
操
作
Current:
Destination ................... 192.168.28.1
Source ........................ 192.168.28.160
Number of packets per hop ..... 3
Timeout (seconds) ............. 3
Type of service ............... 0
--More-- (<space> = next page, <CR> = one line, C = continuous, Q = quit)
2-54
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3
スイッチの機能
この章では、
スイッチの各機能ごとに概要と基本的な設定例を説
明しています。
1
ポートの設定
ポートの設定について説明します。
本製品では、各ポートに対して次のような設定を行うことができます。
□
□
□
□
□
□
□
ポートの通信の有効・無効
通信モード
フローコントロール
ポートトランキング
パケットストームプロテクション
ポートミラーリング
ポートセキュリティー
ポートステータスの表示
3
ポートごとに現在のステータスを表示します。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
使用コマンド
SHOW SWITCH PORT={port-list|ALL}
パラメーター
PORT
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
ポートステータスの表示
例として、ポート 1 の現在のステータスを表示します。
Manager > show switch port=1
Switch Port Information
-------------------------------------------------------------Port .......................... 1
Description ................... Status ........................ ENABLED
Link State .................... Up
UpTime ........................ 03:19:27
Port Media Type ............... ISO8802-3 CSMACD
Configured speed/duplex ....... Autonegotiate
Actual speed/duplex ........... 100 Mbps, full duplex
Acceptable Frames Type ........ Admit All Frames
Broadcast rate limit .......... Multicast rate limit .......... DLF rate limit ................ Learn limit ................... Intrusion action .............. None
Current learned, lock state ... 0, not locked
3-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
Mirroring ..................... None
Is this port mirror port ...... No
Enabled flow control(s) ....... Jamming
Pause
Send tagged pkts for VLAN(s) .. Port-based VLAN ............... default (1)
Ingress Filtering ............. OFF
Trunk Group ................... STP ........................... default
--------------------------------------------------------------
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Port
Description
Status
Link state
UpTime
Port Media Type
Configured speed/duplex
Actual speed/duplex
Acceptable Frames Type
Broadcast rate limit
Multicast rate limit
DLF rate limit
Learn limit
Intrusion action
Current learned, lock state
3
ポート番号です。
ポートの説明
(ポート名)です。
ポートのステータスです。ENABLED/DISABLEDで表示します。
ポートのリンク状況です。Up/Down で表示します。
ポートがリセット
(初期化)
されてから現在までの時間です。hh :
mm : ss の形式で表示します。
MIB オブジェクト「ifType」で定義される物理層インターフェー
スタイプです。
通信モードの設定です。Autonegotiate|10Mbps/100Mbps/
1000Mbps | half duplex/full duplex で表示します。
現在動作中の通信モードです。10Mbps/100Mbps/1000Mbps
| half duplex/full duplex で表示します。
受信可能なフレームタイプです。Acceptable All Frames/Admit
Only Vlan-tagged Frames で表示します。
ブロードキャストパケットの最大受信数 /1 秒間です。
マルチキャストパケットの最大受信数 /1 秒間です。
DLF(Destination Lookup Failure)パケットの最大受信数 /1 秒
間です。
MACアドレス登録数の上限です。ポートは設定した数までMAC
アドレスを学習し、それ以外のMACアドレスの登録を行いませ
ん。1 ∼ 256 の数値で表示します。
ポートがロックされた後、未学習のMACアドレスを検出した場
合の処理方法です。None/Discard/Trap/Disableで表示します。
Learn limit を設置した場合の現在の MAC アドレス登録数です。
lock stateはポートのロック状態で、not locked/locked by limit/
locked by command で表示します。locked by limit は登録数が
Learn limit で設定した値に到達した場合、locked by command
は、ACTIVATE SWITCH PORTコマンドによって強制的にロッ
クした場合です。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
3-3
1
ポートの設定
Mirroring
Is this port mirror port
Enabled flow control(s)
Send tagged pkts for VLAN(s)
Port-based VLAN
Ingress Filtering
Trunk Group
STP
3
ミラーリングされるパケットです。None/Rx/TX/Bothで表示し
ます。
ミラーポートに設定されているか否かです。No/Yesで表示しま
す。
フローコントロールの設定です。J a m m i n g(バックプレッ
シャー)/Pause
(IEEE802.3x PAUSE)で表示します。
ポートが所属するタグ VLAN 名(VID)です。
ポートが所属するポートベース VLAN 名(VID)です。
イングレスフィルタリングの設定です。ON/OFF で表示します。
ポートが所属するトランクグループ名です。
ポートが所属するスパニングツリードメイン名です。
ポートのリセット
RESET SWITCH PORT コマンドを使用すると、ポートをハードウェアレベルでリ
セットすることができます。リセットされる項目は次のとおりです。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
□
□
□
待ち受け状態になっているパケットをすべて破棄する
通信モードの設定をオートネゴシエーション(AUTONEGOTIATE)にする
統計情報のカウンターを 0(ゼロ)にする
RESET SWITCH PORT={port-list|ALL} [COUNTER]
カウンターのみをリセットする場合は、COUNTER オプションを指定します。
ポートの通信の有効・無効
ポートの通信の有効・無効を設定します。
デフォルトはすべてのポートが有効に設定されています。
ポートの通信は次のコマンドで有効・無効にします。
ENABLE SWITCH PORT={port-list|ALL}
DISABLE SWITCH PORT={port-list|ALL}
ポートの通信を無効に設定した場合も、診断のためリンクは維持されます。ま
た、無効に設定した場合は、そのポートのスパニングツリー機能も自動的に無
効となります。この場合、再度有効に戻しても、スパニングツリーの設定は自
動的に戻りませんのでご注意ください。
3-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
通信モード
ポートの通信モードを設定します。
デフォルトはすべてのポートがオートネゴシエーションに設定されています。
オートネゴシエーションの他に 10/100/1000Mbps、Half/Full Duplex、Master/
Slave などの固定設定が可能です。
通信モードは次のコマンドで設定します。
SET SWITCH PORT={port-list|ALL}
[SPEED={AUTONEGOTIATE|10MHALF|10MFULL|100MHALF|100MFULL|1000MFULL}]
[MODE={AUTO|MASTER|SLAVE}]
3
通信モードは、必ず接続先の機器を確認して、次の○印の組み合わせになるように
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
設定してください。
1000BASE-SX/LX ポート
1000M
相手ポート
9606SX/SC
AT-A35 自ポート
1000M
Half
Full
Auto
Full
―
⃝
―
Auto
―
―
⃝
1000BASE-T ポート
相手ポート
9606T
AT-A39/T 自ポート
10M
100M
1000M
10M
Half
100M
Full
Half
Full
1000M
Auto
H
a
l
f
H
a
lf
Full
Full 10/100/1000M
10/100M
Master Slave Master Slave
Auto
Half
⃝
−
−
−
⃝
−
−
−
−
⃝
Full
−
⃝
−
−
−
−
−
−
−
−
Half
−
−
⃝
−
⃝
−
−
−
−
⃝
Full
−
−
−
⃝
−
−
−
−
−
−
Full Master
−
−
−
−
−
−
−
−
⃝
−
Full Slave
−
−
−
−
−
−
−
⃝
−
−
⃝
−
⃝
−
⃝
−
−
−
−
⃝
Auto
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-5
1
ポートの設定
フローコントロール
フローコントロールは、同一スイッチ内で受信ポートの転送速度が送信ポートの転
送速度を上回る場合や、受信したパケットの送出が特定のポートに集中する場合な
どに、バッファーのオーバーフローによるパケットロスを未然に防ぐための機能で
す。バッファーメモリーを監視し、空きが減少してくると、Half Duplex 時はジャ
ム信号を、Full Duplex 時は PAUSE フレームを受信ポートから送出し、接続機器か
らの送信を一時的に停止させることで、フロー制御を行います。
フローコントロールは次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトはすべてのポートでIEEE802.3x PAUSE
(PAUSE)
・バックプレッシャー
3
(JAMMING)が有効に設定されています。
ENABLE SWITCH PORT={port-list|ALL} [FLOW={JAMMING|PAUSE}[,{PAUSE|JAMMING}]]
DISABLE SWITCH PORT={port-list|ALL} [FLOW={JAMMING|PAUSE}[,{PAUSE|JAMMING}]]
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
3-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ポートトランキング
ポートトランキングは、複数の物理ポートを束ねて使用することにより、スイッチ
間の帯域幅を拡大する機能で、主にトラフィックの集中によってボトルネックが発
生しやすいバックボーンや、クライアントからのアクセスが集中するサーバーに対
して使用します。複数の物理ポートは、論理的に 1 本のポートとして取り扱われ、
VLAN からも単一のポートとして認識されます。
また、1本の物理リンクに障害が発生しても、残りのリンクによって通信を継続する
という冗長機能も提供します。
9606
9606
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
アクシデント
残りの物理リンクを使用して通信を継続
本製品のポートトランキングは、6グループまで設定できます。1グループあたりの
ポート数は最大 8 ポートです。グループを構成するポートが、互いに隣接している
必要はありません。
本製品は、同一機種同士のトランク接続が可能です。その他のトランク接続が
可能な弊社製品については、弊社ホームページの「製品 / 動作検証リスト」で
ご確認ください。
弊社ホームページ http://www.allied-telesis.co.jp
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-7
1
ポートの設定
使用コマンド
CREATE SWITCH TRUNK=trunk [PORT=port-list]
[SELECT={MACSRC|MACDEST|MACBOTH|IPSRC|IPDEST|IPBOTH}]
SHOW SWITCH TRUNK=trunk
ADD SWITCH TRUNK=trunk PORT=port-list
SET SWITCH TRUNK=trunk
[SELECT={MACSRC|MACDEST|MACBOTH|IPSRC|IPDEST|IPBOTH}]
[SPEED={10M|100M|1000M}]
DELETE SWITCH TRUNK=trunk PORT=port-list
DESTROY SWITCH TRUNK=trunk
パラメーター
trunk
PORT
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
SELECT
: トランクグループ名。1 ∼ 15 文字の半角英数字で入力します。
: ポート番号。半角数字で入力します。連続する複数のポートを指定
する場合は、
「1-5」のようにハイフンを使用します。連続しない複
数のポートを指定する場合は、「1,3,5」のようにカンマを使用しま
す。
: ポートの選択基準。トランクグループ内で帯域幅を均等に広げるた
め、トランクグループに送信されたパケットを指定した選択基準を
もとにチェックして、送信先のポートを決定します。MACSRC
(送
信元MACアドレス)/MACDEST
(宛先MACアドレス)/MACBOTH
(送信元・宛先MACアドレス)/IPSRC
(送信元IPアドレス)/IPDEST
(宛先IPアドレス)
/IPBOTH(送信元・宛先IPアドレス)の中から指定
します。デフォルトは MACDEST
(宛先 MAC アドレス)です。
トランクグループに追加するポートは同一VLANに所属している必要がありま
す。
トランクグループに追加されたポートの通信モードはオートネゴシエーション
になります。各ポートの設定はトランクグループに参加した時点で変更されま
すが、内部的には保持されているため、グループから削除すると元の設定に戻
ります。
ミラーポートをトランクグループに追加することはできません。
3-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ポートトランキングの設定
1
例として、トランクグループ名「Uplink」、ポートの選択基準「宛先 MAC アド
レス」、ポート「5, 6」のトランクグループを作成します。
Manager > create switch trunk=Uplink port=5,6 select=macdest
2
SHOW SWITCH TRUNK コマンドを使用して、トランクグループの設定を確
認します。
Manager > show switch trunk
Switch Trunk Groups
-------------------------------------------------------------Trunk group name .................... Uplink
Speed ............................... 1000 Mbps
Select .............................. destination mac address
Ports ............................... 5-6
--------------------------------------------------------------
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Trunk group name
Speed
Select
Ports
3
トランクグループ名です。
トランクグループの Speed です。
パケットを送信するポートの選択基準です。s o u r c e m a c
address/destination mac address/source and destination mac
address/source ip address/destination ip address/source and
destination ip address で表示します。
所属するポートのリストです。
A D D S W I T C H T R U N K コマンドを使用して、既存のトランクグループ
「Uplink」にポート「4」を追加します。
Manager > add switch trunk=uplink port=4
4
既存のトランクグループ「Uplink」のポートの選択基準を「宛先 MAC アドレ
ス」から、
「送信元・宛先 MAC アドレス」に変更します。
Manager > set switch trunk=uplink select=macboth
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-9
1
ポートの設定
トランクグループを消去する場合は、DESTROY SWITCH TRUNKコマンドを使用
します。
ただし、トランクグループの消去は、あらかじめ所属ポートを DELETE SWITCH
TRUNKコマンドで削除し、トランクグループに所属ポートがない状態にしておく必
要があります。
1
DELETE SWITCH TRUNK コマンドを使用して、トランクグループ「Uplink」
から所属ポートをすべて削除します。
Manager > delete switch trunk=uplink port=4-6
2
3
DESTROY SWITCH TRUNKコマンドを使用して、トランクグループ
「Uplink」
を消去します。
Manager > destroy switch trunk=uplink
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
3-10
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
パケットストームプロテクション
パケットストームプロテクションは、ブロードキャスト、マルチキャスト、送信元
MACアドレス未学習のユニキャストパケットの受信レートに上限を設定しパケット
ストームを防止するための機能です。
ポートごとに異なる上限を設定することができます。受信レートが設定した上限を
超えた場合、パケットは破棄されます。デフォルトではパケットストームプロテク
ションは設定されていません。
複数のパケットタイプに上限を設定する場合は、値がすべて同じである必要が
あります。例えば、ブロードキャストパケットに「1000/ 秒」の上限を設定
3
した場合は、マルチキャスト、送信元MACアドレス未学習のユニキャストパ
ケットにも「1000/ 秒」の上限を設定するようにしてください。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
使用コマンド
SET SWITCH PORT={port-list|ALL} [BCLIMIT={NONE|limit}]
[DLFLIMIT={NONE|limit}] [MCLIMIT={NONE|limit}]
パラメーター
PORT
BCLIMIT
: ポート番号。半角数字で入力します。連続する複数のポートを指定
する場合は、
「1-5」のようにハイフンを使用します。連続しない複
数のポートを指定する場合は、「1,3,5」のようにカンマを使用しま
す。
: ブロードキャストパケットの受信レートの上限。1 秒間の最大受信
パケット数を 1 ∼ 262143 の半角数字で指定します。NONE/0(ゼ
ロ)を設定した場合、この機能は無効となります。
DLFLIMIT
MCLIMIT
: 送信元 MAC アドレス未学習のユニキャストパケット
(Destination
lookup failure packet)の受信レートの上限。
: マルチキャストパケットの受信レートの上限。
パケットストームプロテクションの設定
1
例として、ポート 1 にブロードキャストパケットの受信レート「1000/ 秒」の
上限を設定します。
Manager > set switch port=1 bclimit=1000
2
SHOW SWITCH PORT コマンドを使用して、設定を確認します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-11
1
ポートの設定
ポートミラーリング
ポートミラーリングとは、特定のポートを通過するパケットをあらかじめ指定した
ミラーポートにコピーする機能です。
ミラーポートに、ネットワークアナライザーやRMONプローブなど、モニタリング
用のデバイスを接続して、パケット解析を行うことができます。
使用コマンド
ENABLE SWITCH MIRROR
SET SWITCH MIRROR={NONE|port}
SET SWITCH PORT=port-list [MIRROR={BOTH|NONE|RX|TX}]
DISABLE SWITCH MIRROR
3
パラメーター
MIRROR
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
PORT
MIRROR
: ミラーポートのポート番号。半角数字で入力します。NONEを指定
した場合、ミラーポートの設定が解除され、この機能は無効となり
ます。ミラーポートは、必ずdefault VLAN
(VLAN ID=1)
の所属ポー
トの中から指定します。
: ソースポートのポート番号。半角数字で入力します。連続する複数
のポートを指定する場合は、
「1-5」
のようにハイフンを使用します。
連続しない複数のポートを指定する場合は、「1,3,5」のようにカン
マを使用します。
: ミラーリングするパケット。RX(受信パケット)/TX(送信パケッ
ト)/BOTH
(送受信パケット)
の中から指定します。NONEを指定し
た場合、ソースポートの設定が解除され、この機能は無効となりま
す。
ポートミラーリングの設定
1
default VLAN に属する任意のポートをミラーポートとして設定します。
例として、ポート 1 をミラーポートとします。
Manager > set switch mirror=1
2
ポートミラーリングを有効にします。
Manager > enable switch mirror
default VLAN 以外の VLAN に所属するポートをミラーポートとして指定す
ることはできません。
3
ソースポートとミラーリングするパケットを設定します。
例として、ポート 5 から送信されるパケットをミラーリングします。
Manager > set switch port=5 mirror=tx
3-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
SHOW SWITCH PORT コマンドを使用して、設定を確認します。
また、SHOW VLANコマンドでdefault VLANの設定内容を表示すると、ポー
ト 1 が Untagged ports(タグ無しポート)から削除され、Mirror port(ミラー
ポート)に追加されていることを確認することができます。
Manager > show vlan=default
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... default
Identifier ......... 1
Untagged ports ..... 2-26
Tagged ports ....... None
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
Mirror port ........ 1
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
ポートミラーリングを無効にする場合は、DISABLE SWITCH MIRRORコマンドを
使用します。
ミラーポートの設定を解除する場合は SET SWITCH MIRROR コマンドで NONE を
指定します。また、ソースポートの設定を解除する場合は、SET SWITCH PORTコ
マンドの MIRROR パラメーターで NONE を指定します。いずれの場合もポートミ
ラーリングの機能は無効となります。
ミラーポートとして指定されたポートは通常のスイッチポートとして機能しま
せんので、ご注意ください。default VLAN所属の任意のポートをミラーポー
トとして指定した時点で、そのポートはどこのVLANにも属していない状態に
なります。また、新たに別のポートをミラーポートとして指定した場合は、元
のミラーポートは default VLAN のタグ無しポートに追加されます。
トランクグループの所属ポートをミラーポートに設定することはできません。
ソースポートとして複数のポートを指定し、かつ指定したポートにタグ付きと
タグ無しが混在している場合、送信パケットはすべてタグ無しパケットとして
ミラーリングされます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-13
1
ポートの設定
ポートセキュリティー
ポートセキュリティーは、ポートで学習されるMACアドレスの数に上限を設定し、
学習済みのMACアドレス以外のMACアドレスを持つパケットを不正パケットとし
て扱うためのセキュリティー機能です。
ポートが未学習のMACアドレスを持つパケットを受信した場合に、本体にどのよう
な処理を行わせるかを設定するオプションもあります。
このコマンドを実行すると、ポートで学習済みのMACアドレス
(ダイナミックエン
トリー)
は一度消去され、新たにスタティックエントリー
(learn)
としてMACアドレ
スの学習を開始します。ただし、スタティックエントリー(l e a r n )は完全なスタ
3
ティックエントリー(static)とは異なり、SET SWITCH PORT コマンドの LEARN
パラメーターで0
(ゼロ)
を指定して設定内容を保存した場合、本体の再起動によって
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
フォワーディングデータベース(FDB)から消去されます。
あらかじめ設定された数までMACアドレスを学習すると、ポートはロックされ、そ
の時点で学習済みの MAC アドレス以外の MAC アドレスは学習しません。
使用コマンド
SET SWITCH PORT=port-list [LEARN={0|1..256]
[INTRUSIONACTION={DISABLE|DISCARD|TRAP}]
パラメーター
PORT
LEARN
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
: MACアドレス登録数の上限。1∼256の半角数字で入力します。0
(ゼロ)
を設定した場合、ポートセキュリティーの機能は無効となり、
設定内容を保存した場合、スタティックエントリー
(learn)
は本体の
再起動によってフォワーディングデータベース
(FDB)
から消去され
ます。デフォルトは 0(ゼロ)で、この機能は無効となっています。
INTRUSIONACTION: 未学習のMACアドレスを受信した場合の対処方法。DISABLE
(ポー
トをディセーブルにする)/DISCARD(未学習 MAC アドレスのパ
ケットを破棄する)
/TRAP
(SNMP Trapを送信する)
の中から指定し
ます。DISABLE は DISCARD と TRAP の動作も同時に行います。
T R A P は D I S C A R D の動作も同時に行います。デフォルトは
DISCARDです。INTRUSIONACTIONパラメーターを省略した場合
は、INTRUSIONACTION=DISCARD と同じ動作をします。
3-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ポートセキュリティーの設定
1
MAC アドレス登録数の上限を設定します。
例として、ポート 1 に MAC アドレス登録数の上限「5」
、不正パケットへの対
処方法「TRAP」を設定します。
Manager > set switch port=1 learn=5 intrusionaction=trap
2
SHOW SWITCH PORT コマンドを使用して、設定を確認します。
「Learn limit」にMAC アドレス登録数の上限、
「Intrusion action」に不正パケッ
トの対処方法が表示されます。
「Current learned, lock state」には、ポートセキュリティーを設定した場合の
3
現在のMACアドレス登録数が表示されます。MACアドレス登録数が設定した
上限に達した場合は、
「lock state」の表示が「locked by limit」に変わります。
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
SHOW SWITCH FILTER コマンドを使用して、学習された MAC アドレスを
確認します。
Manager > show switch filter
Switch Filters
--------------------------------------------------------------------Entry
VLAN
Destination Address Port Action Source
--------------------------------------------------------------------0
default (1)
00-05-02-77-24-c7
1 Forward learn
1
default (1)
00-50-e4-1e-f1-4a
1 Forward learn
2
default (1)
02-41-f4-02-c2-4b
1 Forward learn
3
default (1)
00-00-f4-95-9c-96
1 Forward learn
4
default (1)
00-90-27-92-63-22
1 Forward learn
0
Marketing (2)
00-00-cd-10-11-12
2 Discard static
1
Marketing (2)
00-00-cd-12-34-56
2 Forward static
---------------------------------------------------------------------
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Entry
VLAN
Destination Address
Port
Action
Source
ポートごとのエントリー番号です。
VLAN 名(VLAN ID)です。
宛先 MAC アドレスです。
受信ポートのポート番号です。
パケットの処理方法です。Discard/Forward で表示します。
スタティックエントリーの種類です。learn/staticで表示します。
learn は SET SWITCH PORT コマンドで指定した上限まで学習
されたアドレスのエントリー、static は ADD SWITCH FILTER
コマンドでスタティック登録されたアドレスのエントリーです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-15
1
ポートの設定
コマンドでポートをロックする
コマンドでポートをロックし、MAC アドレスの学習を停止します。
このコマンドを使用すると、接続されている端末の数が確認できず、MACアドレス
登録数の上限が指定できない場合でも、ポートセキュリティーを設定することがで
きます。
このコマンドは、あらかじめ SET SWITCH PORT コマンドでポートセキュ
リティーが設定されているポートに対して有効となります。
使用コマンド
SET SWITCH PORT=port-list [LEARN={NONE|0|1..256]
[INTRUSIONACTION={DISABLE|DISCARD|TRAP}]
ACTIVATE SWITCH PORT=port-list {LOCK}
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
パラメーター
PORT
LOCK
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
: ポートを強制的にロックするためのオプション。
コマンドによるポートのロック
ここでは、接続されている端末は 1 ポートにつき 256 台未満であると仮定し、現在
接続されている端末以外の端末のMACアドレスを持つパケットを不正パケットとし
て扱うための設定を行います。
1
MAC アドレス登録数の上限を設定します。
すべてのポートに MAC アドレス登録数の上限「256」
(最大値)、不正パケッ
トへの対処方法「DISCARD」を設定します。
このコマンドを実行すると、ポートで学習済みのMACアドレス
(ダイナミック
エントリー)は一度消去され、新たにスタティックエントリー(learn)として
MAC アドレスの学習を開始します。
Manager > set switch port=all learn=256 intrusionaction=discard
2
すべての端末の MAC アドレスが学習された時点で、ACTIVATE SWITCH
PORT コマンドを実行します。
Manager > activate switch port=all lock
3
SHOW SWITCH PORT コマンドを使用して、設定を確認します。
コマンドによってポートをロックした場合、「Current learned, lock state」の
「lock state」の表示が「locked by command」に変わります。
3-16
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スタティックエントリー(learn)を手動で追加・削除する
SET SWITCH PORT コマンドで、ポートセキュリティーが設定されているポート
に対して、MAC アドレスを手動で追加・削除します。
例えば、ポート 1 ですでにポートセキュリティーが上限「10」で設定されている場
合、1 個だけ別の MAC アドレスを追加して、上限「11」としたい場合に、このコマ
ンドを使用します。追加された MAC アドレスは SET SWITCH PORT コマンドで
指定した数まで学習された MAC アドレスと同じスタティックエントリー
(learn)と
して扱われます。
スタティックエントリー(learn)は次のコマンドで追加・削除します。
ADD SWITCH FILTER DESTADDRESS=macadd ACTION={FORWARD|DISCARD} PORT=port
[ENTRY=entry] [LEARN] [VLAN={vlanname|1..4094}]
DELETE SWITCH FILTER PORT=port ENTRY=entry-list
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
詳しくは、
「4 フォワーディングデータベース」の項を参照してください。
参照 3-44 ページ「スタティックエントリーの登録」
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-17
2
バーチャル LAN の設定
本製品では、ポートベース VLAN と 802.1Q タグ VLAN の 2 種類の VLAN をサポー
トしています。VLANは最大63(default VLAN+62)個まで設定することができま
す。
VLAN のメリット
VLAN の導入には、次のようなメリットがあります。
□ 論理的なグルーピングが可能
ネットワーク機器の物理的な制約にとらわれない、論理的なグルーピングが可
能です。
3
□ ブロードキャストトラフィックの抑制
従来のネットワークでは、受信側の機器がそれを必要としているかどうかに関
係なく、ネットワーク内のすべての機器に対して送信されるブロードキャスト
トラフィックが混雑発生の原因となっていました。
VLAN 内で発生したブロードキャストパケットは同一 VLAN 内のみに中継さ
れ、他のVLANに中継されることはありません。互いに通信の必要がある機器
だけを集めて VLAN を構成することにより、無駄なトラフィックを減らし、
ネットワークの効率を高めることが可能です。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
□ セキュリティーの向上
VLAN内の機器は、同じVLANに所属する機器としか通信できません。異なる
VLANに所属する機器同士が通信するには、ルーターを経由しなければなりま
せん。
3-18
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ポートベース VLAN
物理ポートを論理的にグループ分けするポートベース VLAN の作成を行います。
ポートベース VLAN の場合、各ポートが所属できる VLAN は 1 つのみとなります。
VLAN 内で発生したブロードキャストパケットは同一 VLAN 内のみに中継され、他
のVLAN に中継されることはありません。異なる VLAN のポートと通信するために
は、各VLANが固有のIPアドレスを持つルーターインターフェースに設定される必
要があります。
本製品のデフォルト設定では、すべてのポートが 1 つの VLAN「default
VLAN
(VLAN ID=1)」に所属しています。これはすべてのポートが同一のグ
3
ループに属していて、相互に通信が可能な状態にあることを意味します。
新規に VLAN を作成する場合は、固有の VLAN 名と VLAN ID を設定する必
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
要があります。
VLAN は次のコマンドで作成・消去します。
VLANの消去は、あらかじめ所属ポートをDELETE VLAN PORTコマンドで削除し、
VLAN に所属ポートがない状態にしておく必要があります。
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
DESTROY VLAN={vlanname|2..4094|ALL}
タグ無しポートのみで構成される VLAN では、VID はフォワーディングデータベー
ス(FDB)での VLAN の識別のみに使用されます。
任意のポートをタグ無しポートとして新規VLAN に追加した場合、そのポートは自
動的にdefault VLANから削除されます。タグ無しポートが所属できるVLANは1つ
です。異なる(default VLAN以外の)
VLANからタグ無しポートを削除した場合、そ
のポートは自動的に default VLAN に追加されます。
タグ無しポートは次のコマンドで追加・削除します。
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
DELETE VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-19
2
バーチャル LAN の設定
Windows NT Server ドメインコントローラ使用時の注意
本製品にドメインコントローラを接続したネットワーク構成でVLAN を設定した場
合、異なるVLANのクライアントからはドメインコントローラにログオンすること
ができません。クライアントはドメインコントローラを探すためにドメイン名をブ
ロードキャストしますが、ブロードキャストパケットはVLAN を越えることはでき
ないため、ドメインコントローラを発見できなくなります。
本製品にはIPヘルパーという機能があります。この機能を使用すると、あるインター
フェースで受信したUDPのブロードキャストパケットを指定したホストに転送する
ことができます。
VLAN を越えたドメインコントローラへのログオンを可能にするには、次のコマン
3
ドを使用してください。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
使用コマンド
ADD IP HELPER DESTINATION=ipadd INTERFACE=interface
PORT=port-number
ENABLE IP HELPER
パラメーター
ipadd
INTERFACE
PORT
: 転送先ホストのIPアドレス。ここでは、ドメインコントローラのIP
アドレスを指定します。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を
入力します。
: インターフェース名。ここでは、クライアントが接続されている
ポートが所属するVLANを指定します。VLAN IDを使用する場合は
VLANn の形式で、VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の
形式で入力します。
: UDPのポート番号、またはポート名。ポート名の場合は1∼65535
の半角数字、ポート名
(ウェルノウンポート)
の場合は、半角英字で
入力します。ここでは、NETBIOS(137, 138)を指定します。
指定ホストへの NETBIOS ブロードキャストパケットの転送
例として、VLAN20 に所属する PC から、VLAN10 に所属するドメインコントロー
ラ「192.168.10.1」にログオンするための設定方法を説明します。
1
VLAN20で受信したNETBIOSのブロードキャストパケットを「192.168.10.1」
に転送するよう設定します。
Manager > add ip helper destination=192.168.10.1 interface=vlan20
port=netbios
3-20
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
IP ヘルパーを有効にします。
Manager > enable ip helper
3
SHOW IP HELPER コマンドを使用して、設定を確認します。
Manager > show ip helper
IP HELPER Configuration
Status : Enabled
-------------------------------------------------------------Interface : vlan20
UDP port : 137
Destination(s) ...... 192.168.10.1
UDP port : 138
Destination(s) ...... 192.168.10.1
--------------------------------------------------------------
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Status
Interface
UDP port
Destination(s)
IPヘルパーの有効・無効です。Enabled/Disabledで表示します。
UDP ブロードキャストパケットを受信するインターフェース名
です。vlann で表示します。
転送を行う UDP のポート番号です。
UDP ブロードキャストパケットの転送先 IP アドレスです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-21
2
バーチャル LAN の設定
ポートベース VLAN の作成
例として、次のような VLAN の作成について説明します。
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
8624XL
STATUS
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
TX
LINK
25
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
TX
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
Marketing VLAN
1
2
3
4
5
6
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Sales VLAN
3
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
TX
8624XL
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
STATUS
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
RESET
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
# =ポート番号
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
SHOW VLAN[={vlanname|1..4094|ALL}]
パラメーター
vlanname
VID
PORT
: VLAN名。1∼15文字の半角英数字で入力します。数字のみ、およ
び「DEFAULT」、「ALL」の使用はできません。大文字・小文字の属
性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映されま
す。
: VLAN ID。2 ∼ 4094 の半角数字で入力します。VID=1 は default
VLAN です。
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
ポートベース VLAN の作成
1
Marketing VLAN と Sales VLAN を作成します。VLAN ID は、それぞれ 2 と
3 を設定します。
Manager > create vlan=Marketing vid=2
Manager > create vlan=Sales vid=3
3-22
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
Marketing VLAN にポート 1 ∼ 3 を、Sales VLAN にポート 4 ∼ 6 を所属させ
ます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=marketing port=1-3
Manager > add vlan=sales port=4-6
3
SHOW VLAN コマンドを使用して、設定を確認します。
Manager > show vlan=marketing
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... Marketing
Identifier ......... 2
Untagged ports ..... 1-3
Tagged ports ....... None
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Manager > show vlan=sales
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... Sales
Identifier ......... 3
Untagged ports ..... 4-6
Tagged ports ....... None
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Name
Identifier
Untagged ports
Tagged ports
Spanning Tree
Trunk ports
VLAN 名です。
VLAN ID 番号です。
所属するタグ無しポートのリストです。
所属するタグ付きポートのリストです。
VLAN が所属するスパニングツリードメインです。
トランクグループに所属するポートです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-23
2
バーチャル LAN の設定
802.1Q タグ VLAN
□
タグ VLAN
タグ付け(Tagging)とは、イーサネットパケットに「タグヘッダー」と呼ばれ
る目印を挿入することをいいます。タグヘッダーにはそのパケットがどの
VLAN に属しているかを識別できる VLAN ID が含まれています。
IEEE 802.1Q準拠のタグ付きパケットは、IEEE802.3/Ethernetで定めら
れた1518バイトよりもサイズが大きくなる可能性があります。そのため、他
の機器では、パケットエラーが記録される可能性があります。
また、経路上に802.1Qに対応していないブリッジやルーターがある場合は、
3
通信不良が発生する可能性もあります。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
3-24
□
タグ VLAN の用途
通常、タグVLANは、同一VLANが複数のスイッチをまたがるリンクを構成す
る場合などに有効です。
スイッチ間のリンクをトランクリンクと呼びますが、タグVLANではトランク
リンクを使って複数のスイッチにまたがるVLANを複数作成することができま
す。2台のスイッチをまたがる2つのVLANを構築する場合、以前のポートベー
スVLANでは2本のトランクリンクが必要となります。一方、タグVLANでは
1本のトランクリンクにおいてタグパケットを透過することで2台のスイッチ
をまたがる 2 つの VLAN の構築が可能となります。
また、1つのポートを複数のVLANに所属させられることもタグVLANの利点
です。これは、複数のVLANに所属する必要があるサーバーなどの機器を接続
する場合に役立ちます。ただし、その機器にはIEEE802.1Q VLANタギングを
サポートするネットワークインターフェースカードが必要です。
□
VLAN ID
タグヘッダーには、そのパケットがどのVLANに属しているかを識別するため
のVLAN ID情報が含まれています。スイッチは、受信したパケットのタグヘッ
ダー内に指定された VLAN ID に従って、適切な転送先へフォワーディングし
ます。
一方、タグ無しパケットを受信した場合は、パケットを受信したポートに割り
当てられている Port VID
(PVID)をもとに、スイッチが自動的にタグヘッダー
を付加します。
タグヘッダー内の VLAN ID 情報と転送先のポート上で設定されている VLAN
が同一であればパケットの転送を行い、さらにパケットを中継する際、転送先
が使用しているパケット・フォーマット(タグ付きパケットまたはタグ無しパ
ケット)に従って中継処理を行います。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
タグ VLAN は、ポートベース VLAN と同様、次のコマンドで作成・消去します。
VLANの消去は、あらかじめ所属ポートをDELETE VLAN PORTコマンドで削除し、
VLAN に所属ポートがない状態にしておく必要があります。
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
DESTROY VLAN={vlanname|2..4094|ALL}
ポートは次のコマンドで追加・削除します。
タグ VLAN の場合、1 つの VLAN がタグ付きポートとタグ無しポートで構成される
場合があります。その場合は、タグ付きポートとタグ無しポートを別々に追加しま
す。タグ付きポートの場合は、FRAMEパラメーターでTAGGEDを指定し、ポート
がタグ付きであることを明示します。
3
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
[FRAME={TAGGED|UNTAGGED}]
DELETE VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
タグ無しポートが所属できる VLAN は 1 つのみですが、タグ付きポートの場合は複
数の VLAN に所属させることが可能です。
タグ VLAN の作成
例として、次のような VLAN の作成について説明します。
a
b
c
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
8624XL
STATUS
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
TX
LINK
25
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
TX
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
Training VLAN VID=3
3
3
6
9606-A 1
2
Marketing VLAN VID=4
8624XL
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
TX
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
d
STATUS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
e
802.1Q
対応サーバー
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
8624XL
f
STATUS
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
TX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
1
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
ACTIVITY
AT-A35/SX
TX
1000BASE-SX/SC
9606-B
4
8624XL
AT-A35/SX
TX
1000BASE-SX/SC
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
6
4
Sales VLAN VID=2
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
5
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
RESET
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
g
# =ポート番号
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-25
2
バーチャル LAN の設定
前ページのネットワーク構成では:
・
Training VLAN に所属する機器は端末 a b c で、相互に通信可能です。
・
Sales VLAN に所属する機器は端末 d e で、相互に通信可能です。
・
Marketing VLAN に所属する機器は端末 e f g で、相互に通信可能です。
・
e のサーバーには IEEE802.1Q 対応の NIC が装着されていて、送信するフレー
ムにタグを付与します。また、接続先のポート
(9606-A のポート 2)はタグ付
きポートで、e に送信するフレームにタグを付与します。
・
e のサーバーは、Sales VLAN と Marketing VLAN の両方のトラフィックを通
します。
・
3
トランクポート(9606-A のポート 6 と 9606-B のポート 6)はタグ付きポート
で送信するフレームにタグを付与します。
・
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
トランクポートは、Training VLAN と Marketing VLAN の両方のトラフィッ
クを通します。
・
端末 a b c d f g が送受信するフレームはすべてタグ無しフレームです。
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
[FRAME={TAGGED|UNTAGGED}]
SHOW VLAN[={vlanname|1..4094|ALL}]
パラメーター
vlanname
VID
PORT
FRAME
3-26
: VLAN名。1∼15文字の半角英数字で入力します。数字のみ、およ
び「DEFAULT」、「ALL」の使用はできません。大文字・小文字の属
性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映されま
す。
: VALN ID。2 ∼ 4094 の半角数字で入力します。VID=1 は default
VLAN です。
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
: 指定したポートで送信されるフレームのタイプ。TAGGED
(タグ付
き)か UNTAGGED
(タグ無し)
かを指定します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
タグ VLAN の作成
ここでは、9606-A の VLAN 設定手順を説明します。
設定項目
VALN
1
設定内容
Sales
Training
Marketing
VID
2
3
4
UNTAGGED PORT
1
3
4
TAGGED PORT
2
6
2, 6
3
Sales VLAN、Training VLAN、Marketing VLANを作成します。VLAN IDは、
それぞれ 2、3、4 を設定します。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Manager > create vlan=Sales vid=2
Manager > create vlan=Training vid=3
Manager > create vlan=Marketing vid=4
2
タグ無しポートの設定を行います。
Sales VLAN にポート 1 を、Training VLAN にポート 3 を、Marketing VLAN
にポート 4 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=sales port=1
Manager > add vlan=training port=3
Manager > add vlan=marketing port=4
3
タグ付きポートの設定を行います。
Sales VLAN にポート 2 を、Training VLAN にポート 6 を、Marketing VLAN
にポート 2 とポート 6 を所属させます。
Manager > add vlan=sales port=2 frame=tagged
Manager > add vlan=training port=6 frame=tagged
Manager > add vlan=marketing port=2,6 frame=tagged
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-27
2
バーチャル LAN の設定
4
SHOW VLAN コマンドを使用して、設定を確認します。
Manager > show vlan=sales
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... Sales
Identifier ......... 2
Untagged ports ..... 1
Tagged ports ....... 2
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
3
Manager > show vlan=training
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... Training
Identifier ......... 3
Untagged ports ..... 3
Tagged ports ....... 6
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Manager > show vlan=marketing
VLAN Information
-------------------------------------------------------------Name ............... Marketing
Identifier ......... 4
Untagged ports ..... 4
Tagged ports ....... 2,6
Spanning Tree ...... default
Trunk ports ........ None
3-28
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
イングレスルール
イングレスルールにおける受信ポートのパケット処理方法を設定します。
IEEE 802.1Q では、VLAN 環境を構築するためにパケットの中継方法を定義してい
ます。
イングレスルールは、パケットを受信したときに、そのパケットが属する VLANを
認識するためのプロセスで、設定によってはパケットをフィルタリングします。
各パラメーターを設定することにより、マルチスイッチ環境でトラフィックの流れ
をさらに効率よくすることができます。
受信可能なフレームタイプの設定
IEEE802.1Q では、VLAN フレームとして次の 3 つのタイプを規定しています。
□
□
□
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
タグ付きフレーム
タグ無しフレーム
プライオリティー・タグ・フレーム
プライオリティー・タグ・フレームとは、タグヘッダーにユーザー・プライオリ
ティーの情報のみを含む VID=0
(NULL)のフレームです。
各ポートは、受信可能なフレームタイプ
(Acceptable Frame Type)
パラメーターに
よって、受信可能なフレームタイプを指定することができます。
指定可能なパラメーターは次のとおりです。
□
Admit All Frames
(ACCEPTABLE=ALL)
すべてのタイプのフレームを受信します。
□
Admit Only VLAN Tagged Frames
(ACCEPTABLE=VLAN)
VIDの指定があるフレームのみを受信し、タグ無しフレームとVID=0
(NULL)
のフレームは、イングレスルールによって破棄されます。
受信可能なフレームタイプは、次のコマンドで設定します。
デフォルトは、すべてのポートが default VLAN のタグ無しポートに属しているた
め、受信可能なフレームタイプは ACCEPTABLE=ALL に設定されています。
SET SWITCH PORT={port-list|ALL} [ACCEPTABLE={ALL|VLAN}]
ポートがタグ付きポートに設定された場合、そのポートは自動的に Admit
Only VLAN Tagged Frames
(ACCEPTABLE=VLAN)に設定されます。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-29
2
バーチャル LAN の設定
イングレスフィルタリング
各ポートは、フィルタリングのパラメーターによって、受信したパケットが属した
い VLAN と、その受信ポートで設定されている VLAN との照合を行い、フィルタリ
ングするかしないかの処理を行います。
指定可能なパラメーターは次のとおりです。
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
□
Enable Ingress Filtering
(INFILTERING=ON)
受信したパケットが属したい VLAN と、その受信ポートで設定されている
VLANが一致しなければ、そのパケットはイングレスルールによって破棄され
ます。
□
Disable Ingress Filtering
(INFILTERING=OFF)
受信したパケットが属したい VLAN と、その受信ポートで設定されている
VLAN が一致しない場合も、パケットは破棄されません。
イングレスフィルタリングは、次のコマンドで設定します。
デフォルトは OFF に設定されています。
SET SWITCH PORT={port-list|ALL} [INFILTERING={OFF|ON}]
3-30
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
プライオリティーキューの設定
QoS
(Quality of Service)機能に関する設定を行います。
タグ・フレームには0∼7の8レベルでユーザープライオリティーが設定されていま
す。ユーザープライオリティーの値に従って、パケットを送信先へ転送するまで
キューイングさせることにより、トラフィックごとに異なるサービス品質レベルを
提供することができます。
本製品はポートごとに 0 ∼ 3 の 4 レベルのキューを持ちます。プライオリティー
キューの設定を行うことによって、ユーザープライオリティーとキューの対応付け
(マッピング)をカスタマイズすることができます。
各レベルのキューに割り当てられる帯域は、相対的に最も優先度の低いキューが0%
3
で、残りのキューが100%を均等に共有するという割合になります。割り当てられ
る帯域は、パケットが同時にキューイングされているキューの数により次のように
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
異なります(数値は一番左が相対的に最もレベルの低いキュー、一番右が相対的に最
もレベルの高いキューに割り当てられる帯域を示しています)。
同時に 2 つのレベルのキューにパケットがある場合→ 0 :100(%)
同時に 3 つのレベルのキューにパケットがある場合→ 0 :50 :50(%)
同時に 4 つのレベルのキューにパケットがある場合→ 0 :33 :33 :33(%)
タグ無しパケットは、ユーザープライオリティー「0」で処理されます。
プライオリティーキューの設定はすべてのポートに適用されます。
ユーザープライオリティーとキューの対応付けはデフォルトで次のように設定され
ています。
(IEEE802.1Q 規定のトラフィッククラス「4」)
ユーザープライオリティー
0
1
2
3
4
5
6
7
キュー
1
0
0
1
2
2
3
3
使用コマンド
SET SWITCH QOS=P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8
SHOW SWITCH QOS
パラメーター
QOS
: キューの値。Pn はユーザープライオリティー値+1を示します。各
ユーザープライオリティーに対応するキューを 0 ∼ 3 の半角数字で
指定します。数字の間はカンマで区切ります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-31
2
バーチャル LAN の設定
プライオリティーキューの設定
1
例として、プライオリティーキューを次のように設定します。
設定の際は、P1 ∼ P8
(0 ∼ 7)のすべてのユーザープライオリティーに対して
キューを指定します。特定のユーザープライオリティーのみを対象にキューを
設定することはできません。
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
ユーザープライオリティー
P1(0)
P2(1)
P3(2)
P4(3)
P5(4)
P6(5)
P7(6)
キュー
0
0
0
1
1
2
2
P8(7)
3
Manager > set switch qos=0,0,0,1,1,2,2,3
2
SHOW SWITCH QOS コマンドを使用して、設定を確認します。
Manager > show switch qos
Priority Level
QOS egress queue
-----------------------------------0 ................ 0
1 ................ 0
2 ................ 0
3 ................ 1
4 ................ 1
5 ................ 2
6 ................ 2
7 ................ 3
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Priority Level
QOS egress queue
ユーザープライオリティーです。
キューです。
プライオリティーキューの設定をデフォルトに戻す場合は次のコマンドを使用しま
す。
set switch qos def
3-32
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3
スパニングツリーの設定
スパニングツリー(STP)機能の設定を行います。
Spanning Tree Protocol
(STP)
は、複数のブリッジを使って通信経路を多重化する
ことにより、ネットワークの耐障害性を高めるブリッジベースのメカニズムです。
ブリッジ同士はBPDUと呼ばれる設定情報を交換しあい、ツリー状の中継ルートを
選択します。ツリーが構成された場合、1つのルートだけが実際に使用され、残りの
ルートは中継動作を停止して待機状態となるため、2つのブリッジでループ状にネッ
トワークを構成しても、パケットのルートはループにはなりません。残りのルート
のブリッジは、稼働状態のブリッジの故障などにより、ツリーの再構成が行われる
まで待機します。
マルチドメイン・スパニングツリー
3
本製品は最大16個のSTPドメインを設定することができます。各STPドメインは、
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
それぞれ独立したスパニグツリープロトコルを実行し、固有のルートブリッジとア
クティブパスを所有します。そのため各STPドメインには複数のVLANを所属させ
ることができます。デフォルトの設定ではすべての VLAN が 1 つの STP ドメイン
「default STP」に所属しています。
複数のスパニングツリードメインを作成する場合は、次の点に注意してください。
□
1 つの VLAN が所属できるスパニングツリードメインは 1 つのみです。
□
1つのポートが所属できるスパニングツリードメインは1つのみです。ポート
が複数のVLANに所属している場合、それらVLANは同一のスパニングツリー
ドメインに所属している必要があります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-33
3
スパニングツリーの設定
STPドメインにVLANを割り当てる場合は、VLANのトラフィックが正しく転送さ
れるように注意してください。
例として、次のような複数のスパニングツリー構成例を示します。
スパンニングツリードメイン
「STPD1」
スパンニングツリードメイン
「STPD2」
VLAN
Slaes, Training, Marketing
Sales,
VLAN
Admin, Engineering, Marketing
9606-A
3
9606-X
STOP
STOP
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
9606-B
9606-Y
9606-M
VLAN
Sales, Training, Admin, Engineering, Marketing
上図のネットワーク構成では、タグVLAN を使用してスイッチ間が接続されていま
す。VLAN は次の 5 つが設定されています。
□
□
□
□
□
Sales
Training
Admin
Engineering
Marketing
9606-A,
9606-A,
9606-X,
9606-X,
9606-A,
B,
B,
Y,
Y,
B,
M
M
M
M
X, Y, M
STP ドメインは「STPD1」と「STPD2」の 2 つが定義されています。各 STP ドメ
インに所属する VLAN は次のとおりです。
□
□
STPD1
STPD2
Sales, Training
Admin, Engineering
この構成でスイッチを起動すると、STP 機能により 9606-A と 9606-B 間、9606X と 9606-Y 間がそれぞれブロッキングされます。
「STPD1」と「STPD2」のどちらにも所属していない VLAN「Marketing」は、5 つ
の9606すべてを使用して通信を行います。9606-Aと9606-B間、9606-Xと9606Y 間はブロッキングされているためループが形成されることはありません。
3-34
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スパニングツリーの設定
STP ドメインは次のコマンドで作成・消去します。
デフォルトの設定では、1 つの STP ドメイン「default STP」が設定されていて、こ
れを消去することはできません。
STPドメインの消去は、あらかじめ所属VLANをDELETE STPコマンドで削除し、
STP ドメインに所属 VLAN がない状態にしておく必要があります。
CREATE STP=stpname
DESTROY STP={stpname|ALL}
VLAN は次のコマンドで追加・削除します。
3
デフォルトでは、すべての VLAN
(すべてのポート)が「default STP」に所属してい
ます。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
ADD STP=stpname VLAN={vlanname|2..4094}
DELETE STP=stpname VLAN={vlanname|2..4094|ALL}
STP は次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは無効に設定されています。
ENABLE STP{=stpname|ALL}
DISABLE STP{=stpname|ALL}
タイマーとプライオリティーは次のコマンドで設定します。
SET STP={stpname|ALL} [FORWARDDELAY=4..30] [HELLOTIME=1..10]
[MAXAGE=6..40] [PRIORITY=0..65535]
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
FORWARDDELAY : 送信遅延時間。トポロジーの変更後、ブリッジの該当ポートが
Listening から Learning、Learning から Forwarding に移行するま
でのそれぞれの時間間隔です。デフォルトは 15
(秒)
です。
HELLOTIME
: Hello タイム。ルートブリッジが BPDU を送信する時間間隔です。
間隔が長すぎるとルートブリッジの異常の検出に時間がかかり、短
すぎると無駄なトラフィックが増え、ネットワークの効率低下に繋
がります。デフォルトは 2(秒)
です。
MAXAGE
: 最大エージ時間。ルートブリッジからBPDUが送信されなくなった
ことを認識するまでの時間です。設定した時間内にBPDUを受信で
きなかった場合は、すべてのブリッジはスパニングツリーの再構築
を開始します。デフォルトは 20
(秒)
です。
PRIORITY
: ブリッジプライオリティー。複数のSTPドメインがある場合のルー
トブリッジになる優先度です。数が小さいほど優先度は高くなりま
す。デフォルトは 32768 です。
タイマーとプライオリティーをデフォルト設定に戻す場合は次のコマンドを使用し
ます。
SET STP[=stpname] DEFAULT
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-35
3
スパニングツリーの設定
ポートのパスコストとプライオリティーを設定します。
SET STP PORT={port-list|ALL} [PATHCOST=1..1000000]
[PORTPRIORITY=0..255]
PATHCOST
: パスコスト。ポートからルートブリッジへのルートコストです。デ
フォルトはポートの通信速度にも基づいて、次のように設定されま
す。かっこ内はパスコストを設定する場合の推奨値を示します。
10Mbps
10(
0 5 0∼ 6 0 0)
100Mbps 1 9
(1 0∼ 6 0)
1000Mbps 4
(3 ∼ 1 0)
PORTPRIORITY : ポートプライオリティー。STPドメイン内でルートポートになる優
先度です。数が小さいほど優先度は高くなります。デフォルトは
128 です。
3
ポートのパスコストとプライオリティーをデフォルト設定に戻す場合は次のコマン
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
ドを使用します。
SET STP PORT={port-list|ALL} [DEFAULT]
スパニングツリーの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW STP[={stpname|ALL}]
Manager > show stp
STP Information
-------------------------------------------------------------Name .................. default
VLAN members .......... default (1)
white (100)
red (200)
Status ................ OFF
Number of Ports ....... 6
Number Enabled ...... 0
Number Disabled ..... 6
Bridge Identifier ..... 32768 : 00-00-cd-01-00-4e
Designated Root ....... 32768 : 00-00-cd-01-00-4e
Root Port ............. (n/a)
Root Path Cost ........ 0
Max Age ............... 20
Hello Time ............ 2
Forward Delay ......... 15
Switch Max Age ........ 20
Switch Hello Time ..... 2
Switch Forward Delay .. 15
Hold Time ............. 1
--------------------------------------------------------------
3-36
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Name
VLAN members
Status
Number of Ports
Number Enabled
Number Disabled
Bridge Identifier
Designated Root
Root Port
Root Path Cost
Max Age
Hello Time
Forward Delay
Switch Max Age
Switch Hello Time
Switch Forward Delay
Hold Time
STP ドメイン名です。
所属する VLAN のリストです。かっこ内は VLAN ID です。
STPのステータスです。ON
(ENABLED)
/OFF
(DISABLED)
で示
します。
所属するポートです。
STP が有効のポートです。
STP が無効のポートです。
ブリッジプライオリティーと本体の MAC アドレスです。
代表ブリッジのブリッジプライオリティーと本体のMACアドレ
スです。
ルートポートです。本体がルートブリッジの場合は、この項目は
表示されません。
パスコストです。本体がルートブリッジの場合は、この項目は表
示されません。
最大エージ時間
(秒)
です。この値はルートブリッジによって決定
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
されます。
Helloタイム
(秒)です。この値はルートブリッジによって決定さ
れます。
送信遅延時間
(秒)
です。この値はルートブリッジによって決定さ
れます。
本体の最大エージ時間(秒)です。
本体の Hello タイム
(秒)です。
本体の送信遅延時間(秒)です。
ルートブリッジがコンフィグレーション BPDU を送信する時間
間隔です。このパラメーターはIEEE802.1Dによって、1(秒)
固
定に規定されています。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-37
3
スパニングツリーの設定
スパニングツリーの設定例
例として、次のようなネットワーク構成の設定手順を説明します。
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
TX
8624XL
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
STATUS
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
Admin VLAN
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
STATUS
RS-232
FAULT
RPS
PWR
RESET
Marketing VLAN
9606-A(ルートブリッジ)
1
2
5
6
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
3
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
Marketing VLAN
Admin, Training, Marketing VLAN
100M LINK/
1
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
9606-B
5
2
6
9606-C
5
STOP
6
3
3
4
Training VLAN
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
TX
8624XL
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
STATUS
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
RESET
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
# =ポート番号
上図のネットワーク構成では:
・
9606-B のポート 2 と 9606-A/B/C のポート 5/6 はタグ付きポートです。
・
それ以外のポートはタグ無しポートです。
・
9606-B のポート 2 と 9606-A/B/C のポート 5/6 は Admin VLAN、Training
VLAN、Marketing VLAN に所属しています。
・
9606-A/B/C ではスパニングツリー機能が有効に設定されています。
・
すべての VLAN は同一の STP ドメイン「default STP」に所属しています。
スパニングツリーパラメーターはすべてデフォルトの設定で使用します。すべての
9606がデフォルト設定の場合、どの9606がルートブリッジになり、どのポートが
ブロッキングポートになるかは、MACアドレスの数値によって決定されます。上図
の例では、わかりやすいように9606-Aをルートブリッジ、9606-Cのポート6をブ
ロッキングポートと仮定しています。
3-38
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スパニングツリーの設定
9606-A
9606-B
9606-C
VLAN
VID
TAGGED
PORTS
Admin
2
5, 6
1
2, 5, 6
Training
3
5, 6
─
2, 5, 6
3
5, 6
4
Marketing
4
5, 6
2
2, 5, 6
─
5, 6
3
STP
UNTAGGED
PORTS
TAGGED
PORTS
UNTAGGED
PORTS
TAGGED
PORTS
UNTAGGED
PORTS
─
5, 6
─
default STP
default STP
default STP
ENABLED
ENABLED
ENABLED
□ 9606-A の設定
1
3
VLAN を作成します。
Manager > create vlan=Admin VID=2
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Manager > create vlan=Training VID=3
Manager > create vlan=Marketing VID=4
2
VLAN にポートを追加します。
Manager > add vlan=admin port=5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=admin port=1
Manager > add vlan=training port=5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=marketing port=5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=marketing port=2
3
スパニングツリー機能を有効にします。ここでは、S T P ドメインとして
「default STP」を指定します。
Manager > enable stp=default
□ 9606-B の設定
1
VLAN を作成します。
Manager > create vlan=Admin VID=2
Manager > create vlan=Training VID=3
Manager > create vlan=Marketing VID=4
2
VLAN にポートを追加します。
Manager > add vlan=admin port=2,5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=training port=2,5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=training port=3
Manager > add vlan=marketing port=2,5-6 frame=tagged
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-39
3
スパニングツリーの設定
3
スパニングツリー機能を有効にします。ここでは、S T P ドメインとして
「default STP」を指定します。
Manager > enable stp=default
□ 9606-C の設定
1
VLAN を作成します。
Manager > create vlan=Admin VID=2
Manager > create vlan=Training VID=3
Manager > create vlan=Marketing VID=4
3
2
VLAN にポートを追加します。
Manager > add vlan=admin port=5-6 frame=tagged
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
Manager > add vlan=training port=5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=training port=4
Manager > add vlan=marketing port=5-6 frame=tagged
Manager > add vlan=marketing port=3
3
スパニングツリー機能を有効にします。ここでは、S T P ドメインとして
「default STP」を指定します。
Manager > enable stp=default
SHOW STP コマンドを使用して、各 9606 の STP の設定を確認します。
3-40
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
フォワーディングデータベース
本体は、受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートの対応付けを、フォ
ワーディングデータベースに(FDB)に登録し、その情報をもとに転送先のポートを
決定します。
FDBには最大8000個(8K)のエントリーを登録することができます。各エントリー
は、端末の送信元MACアドレス、受信ポート、所属VLANから構成されます。受信
したパケットの MAC アドレスが FDB に登録されていない場合、そのパケットは同
一 VLAN 内のすべてのポートに送信されます。
FDB のエントリーには、次の 2 種類があります。
□
□
3
ダイナミックエントリー
学習機能によって動的に登録されるエントリーです。一定期間
(エージングタイ
ム)パケットの受信が行われなかったダイナミックエントリーは、FDBから自
動的に削除されます。また、本体を再起動したり、電源を切ったりすると消去
されます。工場出荷時の状態ではダイナミックエントリーしか存在しません。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
スタティックエントリー
ユーザーによって手動で登録されるエントリーです。スタティックエントリー
はエージング機能や本体の再起動によって削除されません。
スタティックエントリーの追加では特定の宛先MACアドレスを持つパケット
を転送せずに破棄するためのオプションを設定することもできます。最大320
個のスタティックエントリーが登録可能です。
学習機能の有効・無効
FDB の学習機能は次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは有効に設定されています。
DISABLE SWITCH LEARNING
ENABLE SWITCH LEARNING
学習機能を停止し、学習済みのMACアドレスがエージングによって削除され
た場合、本体は HUB と同等の動作を行います。
ダイナミックエントリーの消去
FDB のダイナミックエントリーは次のコマンドで消去します。
RESET SWITCH
ただし、このコマンドはポートやカウンターなどの動的な情報をすべてリセットし
ますので、ご注意ください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-41
4
フォワーディングデータベース
フォワーディングデータベースの表示
現在の FDB の内容は次のコマンドで表示します。
SHOW SWITCH FDB
Manager > show switch fdb
Switch Forwarding Database (software)
--------------------------------------------------------------------VLAN MAC Address
Port Status
Discard L3 Hit QOS QSD
--------------------------------------------------------------------1
00-00-cd-01-00-4e
CPU
static
y
y
0:0 dest
1
00-00-f4-90-19-9b
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-00-f4-95-97-9a
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-00-f4-95-9c-96
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-00-f4-95-9f-31
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-05-02-69-a0-49
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-05-02-77-24-c7
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-05-02-9c-49-30
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-0a-27-ae-59-70
1
dynamic
n
y
0:0 dest
1
00-50-e4-a0-40-35
1
dynamic
n
y
0:0 dest
---------------------------------------------------------------------
3
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
VLAN
MAC Address
Port
Status
Discard
L3
Hit
QOS
QSD
3-42
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
所属する VLAN の VLAN ID です。
現在 MAC アドレステーブルに登録されている MAC アドレスで
す。
受信ポートのポート番号です。
エントリーの種類です。dynamic(ダイナミックエントリー)/
static
(スタティックエントリー)で表示します。
送信元アドレスと宛先アドレスのどちらを基準にパケットを破棄
するかです。source/destinationで表示します。パケット破棄の
フィルターを設定していない場合は「-」で表示します。
レイヤー3インターフェースで登録されたエントリーかどうかで
す。y
(yes)/n
(no)で表示します。
エージングタイム内にパケットの受信が行われたかどうかです。
y(yes)/n(no)で表示します。
「n」が表示されているエントリー
はエージングによって消去されます。
ユーザープライオリティー値です。0 ∼ 7 の数字で表示します。
左側は送信元MACアドレスを基準にした場合、右側は宛先MAC
アドレスを基準にした場合のプライオリティー値です。
送信元 MAC アドレスと宛先 MAC アドレスのどちらを基準にプ
ライオリティーを設定するかです。source/destで表示します。
エージングの設定
エージングに関する設定を行います。
エージングは次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは有効に設定されています。
無効に設定した場合、ダイナミックエントリーは本体を再起動したり、電源を切る
まで消去されません。
ENABLE SWITCH AGEINGTIMER
DISABLE SWITCH AGEINGTIMER
3
エージングタイムは次のコマンドで設定します。
デフォルトは 300
(秒)に設定されています。
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
エージングタイムを設定すれば、設定した時間内にパケットの受信がないダイナミッ
クエントリーは FDB から削除されます。
SET SWITCH AGEINGTIMER=10..1000000
エージングの設定はSHOW SWITCHコマンドで表示される「Ageing Timer」、およ
び「Ageingtime」パラメーターで確認することができます。
Manager > show switch
Switch Configuration
-------------------------------------------------------------Switch Address ............. 00-00-cd-01-00-4e
Learning ................... ON
Ageing Timer ............... ON
Number of Fixed Ports ...... 24
Number of Uplink Ports ..... 2
Mirroring .................. DISABLED
Mirror port ................ None
Ports mirroring on Rx ...... None
Ports mirroring on Tx ...... None
Ports mirroring on Both .... None
Number of WAN Interfaces ... 0
Name of Interface(s) ....... Ageingtime ................. 300
UpTime ..................... 01:07:34
--------------------------------------------------------------
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-43
4
フォワーディングデータベース
スタティックエントリーの登録
スタティックエントリーの登録を行います。
スタティックエントリーはポートごとに0∼319 の範囲で最大320個登録すること
ができます。
スタティックエントリーは次のコマンドで追加・削除します。
ADD SWITCH FILTER DESTADDRESS=macadd ACTION={FORWARD|DISCARD} PORT=port
[ENTRY=entry] [LEARN] [VLAN={vlanname|1..4094}]
DELETE SWITCH FILTER PORT=port ENTRY=entry-list
3
使用コマンド
ADD SWITCH FILTER DESTADDRESS=macadd ACTION={FORWARD|DISCARD} PORT=port
[ENTRY=entry] [LEARN] [VLAN={vlanname|1..4094}]
SHOW SWITCH FILTER [PORT={port-list|ALL}] [DESTADDRESS=macadd]
[ENTRY=entry] [VLAN={vlanname|1..4094}]
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
パラメーター
DESTADDRESS : スタティックエントリーとして登録する MAC アドレス。XX-XXXX-XX-XX-XX の形式で 16 進数を入力します。
ACTION
: パケットの処理方法。FORWARD
(転送)
かDISCARD
(破棄)
を指定
します。
PORT
: ポート番号。半角数字で入力します。
ENTRY
: エントリー番号。0 ∼ n+1 の半角数字で入力します。n はポートで
現在登録されているエントリーの最終番号です。
LEARN
: ポートにポートセキュリティーを設定している場合、学習済みの
MACアドレスにエントリーを追加するためのパラメーター。このパ
ラメーターを付けて登録された MAC アドレスは SET SWITCH
PORT LEARNコマンドで指定した数まで学習されたMACアドレス
と同じスタティックエントリー(learn)として扱われます。
参照 3-14 ページ「ポートセキュリティー」
VLAN
: VLAN 名か VLAN ID。VLAN 名の場合は 1 ∼ 15 文字の半角英数字、
VLAN ID の場合は 1 ∼ 4094 の半角数字で指定します。大文字・小
文字は区別しません。VLANの指定はポートがタグ付きポートの場
合に必要になります。ポートがタグ無しポートの場合、VLANの指
定は必要ありません。
指定したVLANから所属ポート
(タグ付きポート)
を削除した場合、そのポート
が指定されているスタティックエントリーも自動的に削除されますので、ご注
意ください。
3-44
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スタティックエントリーの登録
例として、次のようなスタティックエントリーの登録を行います。
1
エントリー A の登録を行います。
Manager > add switch filter destaddress=00-00-cd-12-34-56
action=forward port=2 entry=0 vlan=2
エントリー B の登録を行います。
Manager > add switch filter destaddress=00-00-cd-10-11-12
action=discard port=2 entry=1 vlan=2
3
エントリー C の登録を行います。
Manager > add switch filter destaddress=00-00-cd-20-21-22
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
action=forward port=4 entry=0 learn
2
SHOW SWITCH FILTER コマンドで設定を確認します。
Manager > show switch filter
Switch Filters
-------------------------------------------------------------Entry
VLAN
Destination Address Port Action Source
-------------------------------------------------------------0
Marketing (2)
00-00-cd-10-11-12 2 Forward
static
1
Marketing (2)
00-00-cd-12-34-56 2 Discard
static
0
Sales (3)
00-00-cd-20-21-22 4 Forward
learn
--------------------------------------------------------------
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3-45
4
フォワーディングデータベース
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Entry
VLAN
Destination Address
Port
Action
Source
3
ポートごとのエントリ番号です。
VLAN 名(VLAN ID)です。
宛先 MAC アドレスです。
受信ポートのポート番号です。
パケットの処理方法です。Discard
(破棄)
/Forward
(転送)
で表示
します。
スタティックエントリーの種類です。learn/staticで表示します。
learn は SET SWITCH PORT コマンドで指定した上限まで学習
されたアドレスのエントリー、static は ADD SWITCH FILTER
コマンドでスタティック登録されたアドレスのエントリーす。
ADD SWITCH FILTER コマンドで LEARN オプションを指定して登録され
たMACアドレスのエントリーは、SET SWITCH PORTコマンドのLEARN
ス
イ
ッ
チ
の
機
能
パラメーターで0
(ゼロ)
を指定して設定内容を保存した場合、本体の再起動に
よってフォワーディングデータベース
(FDB)
から消去されますので、ご注意く
ださい。
3-46
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
ルーティング機能
この章では、
ルーティング機能の概要と基本的な設定例を説明し
ています。
1
IP ルーティング
ルーティング
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
□
ルーティング機能
ルーティングとは、異なるネットワークにあるホストとの通信を可能にする機
能です。個々のIPパケットを目的地のホストに到達させるため、次にどの中継
ノードに送り届けるべきかを、各ノードが判断できるようにし、それに従って
IPパケットを送り届けます。このようなIPパケットの中継機能を持つノードが
ルーターです。ルーターはISDN経由でインターネットに接続する場合や、企
業内ネットワークでフロアの LAN を相互に接続する場合に使用します。しか
し、高速化する企業内ネットワークにおいてサブネットワーク間の通信が多く
なると、ルーターがボトルネックとなりネットワーク全体のパフォーマンスを
低下させる場合があります。本製品はレイヤー3 スイッチのため、ルーティン
グ処理をハードウェア
(ASIC)
で行うことにより、パフォーマンスの向上も実現
します。
□
ルーティングテーブル
ルーティングを行うためには各中継ノードが、あるネットワーク宛てのパケッ
トを中継するためには、そのパケットをどのインターフェースに送出すればよ
いかという経路情報を持っている必要があります。宛先ネットワークアドレス
とインターフェースの対応付けを行うのがルーティングテーブルです。ルー
ティングテーブルの管理方法にはスタティックルーティングとダイナミック
ルーティングの 2 種類があります。
スタティックルーティングは、ユーザーが手入力で固定的に設定する方法で、
企業内ネットワークとインターネットとの接続点ではスタティックルーティン
グの形式でデフォルトルートを設定するのが一般的です。
一方、ダイナミックルーティングはルーター同士が互いに経路情報のやり取り
を行い、ルーティングテーブルを自動的に作成・更新する方法です。この際、
ルーター間で行われるやり取りの方法を規定しているのがRIPやOSPFといっ
たルーティングプロトコルになります。
ダイナミックルーティングでは、ルーティングプロトコルによって定められた
一定時間内に新しい情報が送られてこない場合、そのネットワークの経路情報
はエージングによって削除されます。一方、スタティックルーティングの場合
は、経路情報がルーティングテーブルから削除されることはありません。
4-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
□
デフォルトルート
デフォルトルートとは、受信したIPパケットの経路情報がルーティングテーブ
ル内に登録されていない場合に使用されるデフォルトの経路です。デフォルト
ルートは、特に企業内ネットワークとインターネットの接続点に用いられます。
インターネットの経路情報を企業内ネットワークのルーターがすべて保持する
ことになると、膨大な数の経路情報が流れ、ネットワークに負荷がかかります。
インターネットへの接続点となるルーターにデフォルトルートを設定すれば、
企業内ネットワークのルーターは組織内の経路情報とデフォルトルートの情報
を保持すればよいことになります。組織内のネットワークアドレスとして登録
されていない IP パケットを受信した場合は、すべてデフォルトルート(イン
ターネット側)にルーティングされます。
□
RIP と OSPF
ルーティングプロトコルは経路の決定方法(ルーティング・アルゴリズム)によ
り、ディスタンスベクターとリンクステートの2種類のアルゴリズムに分類さ
れます。RIPはディスタンスベクター、OSPFはリンクステートを採用してい
る代表的なプロトコルです。
RIPは、プロトコルの単純性から実現が容易で、長年にわたり使用されていま
す。ディスタンスベクターは、隣り合うルーター同士が一定の周期で自分の
ルーティングテーブルを交換することで、ネットワーク情報を構築する仕組み
です。メトリックには宛先ネットワークまでに経由するルーターの数(ホップ
数)
が使用され、宛先までの経路が複数ある場合は、ホップ数の最も小さい経路
が選択されます。ネットワークの構成に変更が発生した場合、各ルーターが持
つルーティングテーブルが共通になるまでに時間がかかるという特性により、
RIP の最大ホップ数は 15 に制限されています。
一方、OSPFは、多くのルーターが存在する複雑なネットワークに適していま
す。各ルーターは同一のトポロジーデータベースを持ち、その情報をもとに、
自分を起点とする最短パスツリーを構築します。各ルーターがネットワークの
トポロジーを正確に把握しているため、トポロジーに変更があった場合の収束
時間を大幅に短縮することができます。
また、OSPFでは、ネットワークをエリアという部分に分割し、そのエリア間
をバックボーンで接続するという2つの階層からなる構造をとります。各ルー
ターは必要最低限の経路情報を持てばよいので、ルーティングテーブルが肥大
化しないというメリットがあります。OSPFでは、ホップ数ではなく、ネット
ワークの回線幅をもとにしたコストという値をもとに計算を行い、最小のコス
トで到達できる経路を選択します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-3
1
IP ルーティング
IP ルーティングの設定
IPルーティングの設定に使用する主なコマンドと基本的な設定例について説明しま
す。
IP ルーティングの設定は VLAN インターフェースに対して行います。
VLAN の作成と設定については、
「3 スイッチの機能 /2 バーチャル LAN の設定」を
参照してください。
VLANをルーターインターフェースにする(ルーティング機能を使用するVLANイン
ターフェースに IP アドレスを設定する)には次のコマンドを使用します。
IP アドレスの設定が可能な VLAN インターフェースは最大 32 個です。
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
VLANインターフェースに割り当てられたIPアドレスを確認する場合は次のコマン
ドを使用します。
4
SHOW IP INTERFACE=interface
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
IP ルーティング機能は次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは有効に設定されています。
ENABLE IP FORWARDING
DISABLE IP FORWARDING
4-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スタティックルートの設定
スタティックルートは次のコマンドで追加・削除します。
スタティックルートは最大 300 個まで設定することができます。
ADD IP ROUTE=ipadd INTERFACE=interface NEXTHOP=ipadd [MASK=ipadd]
[METRIC=1..16] [METRIC1=1..16] [METRIC2=1..65535] [PREFERENCE=0..65535]
DELETE IP ROUTE=ipadd MASK=ipadd INTERFACE=interface NEXTHOP=ipadd
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
ipadd
INTERFACE
NEXTHOP
MASK
METRIC
PREFERENCE
: スタティックルートの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の
半角数字を入力します。
: インターフェース名。VLAN IDを使用する場合はVLANn の形式で、
VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の形式で入力します。
: NEXTホップ
(ルーター)。宛先ネットワークへ到達するまでに、複
数のルーターを経由する場合、次に到達するルーターのIPアドレス
を X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: ルートのサブネットマスク。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数
字を入力します。
デフォルトのマスクは次のようなルールで決定されます。
① MASKのパラメーターが設定されている場合は、指定されたマスク
を使用する。
② ルートがデフォルトルートの場合は、0.0.0.0のマスクを使用する。
③ ルーターに接続されていないネットワークへのルートの場合は、サ
ブネットアドレスのクラス A ∼ C に従ったマスクを使用する。
④ ①∼③に当てはまらない場合は、指定されたインターフェースのサ
ブネットマスクを使用する。
: メトリック。宛先までの経路が複数ありプリファレンス(優先度)
も
同じ値の場合の基準値
(コスト)
で、値の小さい経路が選択されます。
デフォルトは 1 です。METRIC1 は RIP へのルート、METRIC2 は
OSPFへのルートに対するコストです。メトリックが同じ値の場合
は、最も長いサブネットマスクを持つ経路が選択されます。
: 優先度。宛先までの経路が複数ある場合の優先度で、値の小さい経
路が選択されます。インターフェースルートにはプリファレンス=
0、RIP ルートにはプリファレンス= 100、デフォルト以外のスタ
ティックルートにはプリファレンス=60、デフォルトルートにはプ
リファレンス= 360 がデフォルトで割り当てられています。
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
デフォルトルートを設定する場合は、IPアドレスに0.0.0.0を設定し、ルーティング
テーブルにないネットワークへのパケットを送り出すルーターをNEXTHOPで指定
します。
ADD IP ROUTE=0.0.0.0 INTERFACE=VLAN1 NEXTHOP=192.168.100.254
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-5
1
IP ルーティング
ダイナミックルート /RIP の設定
RIP を使用するインターフェースは次のコマンドで追加・削除します。
1つのインターフェースに対して、隣接RIPルーターを異なるパラメーターの設定で
複数追加していくことができます。隣接 RIP ルーターの指定を省略した場合は、サ
ブネットブロードキャストアドレスが対象になります。
ADD IP RIP INTERFACE=interface [IP=ipadd]
[SEND={NONE|RIP1|RIP2|COMPATIBLE}] [RECEIVE={NONE|RIP1|RIP2|BOTH}]
[DEMAND={NO|YES}] [AUTH={NONE|PASSWORD|MD5}] [PASSWORD=password]
DELETE IP RIP INTERFACE=interface [IP=ipadd]
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
interface
IP
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
SEND
RECEIVE
AUTH
PASSWORD
: RIPパケットを送受信するインターフェース名。VLAN IDを使用す
る場合は VLAN n の形式で、VLAN 名を使用する場合は VLANvlanname の形式で入力します。
: 隣接 RIP ルーターの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半
角数字を入力します。IPアドレスを指定した場合、インターフェー
スは指定した IP アドレスのみと RIP パケットの送受信を行います。
IPアドレスを指定しなかった場合は、すべてのRIPパケットを受信
し、サブネットブロードキャストアドレスに送信します。
: 送信するRIPパケットのバージョン。NONEを指定するとRIPパケッ
トは送信しません。RIP1 は RIP バージョン 1 のみを送信(ブロード
キャスト)、RIP2 は RIP バージョン 2 を送信
(マルチキャスト)しま
す。COMPATIBLE(RIP1互換)
を指定すると RIP バージョン 2 をブ
ロードキャストで送信します。デフォルトは RIP1
(RIP バージョン
1)です。
: 受信するRIPパケットのバージョン。NONEを指定するとRIPパケッ
トは受信しません。RIP1はRIPバージョン1のみ、RIP2はRIPバー
ジョン 2 のみを受信します。BOTH を指定すると RIP バージョン 1
と RIP バージョン 2 の両方の RIP パケットを受信します。デフォル
トは BOTH です。BOTH は RIP1 互換のためサブネット情報を認識
しません。RIPバージョン2の環境では、RIP2を指定してください。
: RIP バージョン 2 の認証方式。RIP バージョン 2 を使用しない場合
は NONE を指定してください。PASSWORD を指定した場合はプ
レーンテキスト認証
(パスワードそのもの)
、MD5を指定した場合は
MD5
(Message Digest 5)認証
(暗号化されたパスワード)
が使用さ
れます。デフォルトは NONE です。
: RIP バージョン 2の認証で使用されるパスワード。1 ∼ 16文字の半
角英数字で入力します。AUTHパラメーターでPASSWORDかMD5
を指定した場合に、このパスワードが使用されます。
例) VLAN1 に対して隣接 RIP ルーターの指定が異なる 2 つの設定を行います。
□ホスト「192.168.10.1」から RIP バージョン 2 のみを受信する。
□ RIP バージョン 1 をサブネットブロードキャストアドレスに送信する。
ADD IP RIP INTERFACE=vlan1 IP=192.168.10.1 RECEIVE=RIP2 SEND=NONE
ADD IP RIP INTERFACE=vlan1 RECEIVE=NONE
4-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
RIP タイマーは次のコマンドで変更します。
SET IP RIPTIMER [FLUSH=seconds] [HOLDDOWN=seconds] [INVALID=seconds]
[UPDATE=seconds]
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
FLUSH
HOLDDOWN
INVALID
UPDATE
: 初期化タイマー。ルーティング情報が最後に更新されてから、初期化
されるまでの間隔。この時間は、INVALID
(ルートタイムアウト)
と
HOLDDOWN
(ガーベッジコレクションタイマー)
の合計時間と等しい
か、それ以上である必要があります。デフォルトは 300
(秒)
です。
: ガーベッジコレクションタイマー。ルートタイムアウトの後、無効
と認識されたルートはすぐに削除されず、メトリックを16
(到達不
能)
としてルーティングテーブルに残され、ガーベッジコレクション
タイマーが起動します。この時間内に更新情報が受信されないルー
トはルーティングテーブルから削除されます。デフォルトは 120
(秒)
です。
: ルートタイムアウト。更新情報が受信されないルーティング情報の
タイムアウト値で、この時間内に隣接するルーターからルーティン
グ情報が送られてこない場合、そのルートは無効であると認識され
ます。デフォルトは 180(秒)
です。
: アップデートタイマー。ルーティング情報の更新間隔です。デフォ
ルトは 30(秒)
です。
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
RIP の設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW IP RIP
Manager > show ip rip
Interface Circuit/DLCI
IP Address
Send Receive Demand Auth Password
----------------------------------------------------------------------------vlan10
RIP1 BOTH
OFF
NONE
vlan20
172.16.249.34 RIP1 RIP2
OFF
PASS ********
vlan30
172.16.250.2 RIP2 NONE
OFF
PASS NOT SET
-----------------------------------------------------------------------------
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Interface
IP Address
Send
Receive
Auth
Password
RIP パケットを送受信するインターフェース名です。
隣接 RIP ルーターの IP アドレスです。
送信する RIP パケットのバージョンです。NONE/RIP1/RIP2/
COMP で表示します。
受信する RIP パケットのバージョンです。NONE/RIP1/RIP2/
BOTH で表示します。
RIPバージョン2の認証方式です。NONE/PASS/MD5で表示し
ます。
RIPバージョン2の認証で使用されるパスワードです。パスワー
ドが設定されている場合は「*」で、パスワードが設定されてい
ない場合は NOT SET で表示します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-7
1
IP ルーティング
ダイナミックルート /OSPF の設定
OSPF の有効・無効
OSPF モジュールは次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは無効に設定されています。
ENABLE OSPF
DISABLE OSPF
エリアの設定
OSPF エリアは次のコマンドで追加・削除します。
ADD OSPF AREA={BACKBONE|area-number} [AUTHENTICATION={NONE|PASSWORD}]
[STUBAREA={ON|OFF|YES|NO|TRUE|FALSE}] [STUBMETRIC=0..16777215]
[SUMMARY={SEND|NONE|OFF|NO|FALSE}]
DELETE OSPF AREA={BACKBONE|area-number}
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
4
AREA
: エリア ID。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
バックボーンエリアの場合は0.0.0.0/BACKBONE、それ以外のエリ
アの場合は1
(0.0.0.1)
以上の値を指定します。デフォルトはBACKBONE です。
AUTHENTICATION : OSPF パケット受信時の認証。NONE を指定した場合認証は行われ
ません。PASSWORD を指定した場合は、1 ∼ 8 文字(半角英数字)
のパスワードが認証に使用されます。実際のパスワードは、OSPF
を使用する各インターフェースに対して設定します。
STUBAREA
: スタブ(Stub)
エリア。スタブエリアは外部
(External)
エリアの経路
情報を持たないエリアです。スタブエリアとする場合は O N(=
YES/TRUE)
、スタブエリアとしない場合はOFF
(=NO/FALSE)
を
指定します。バックボーンエリア
(0.0.0.0/BACKBONE)
、および仮
想リンクの通過エリア
(トランジットエリア)
をスタブエリアにする
ことはできません。デフォルトはエリア ID が 0.0.0.0/BACKBONE
の場合が OFF、それ以外の番号の場合が ON です。
STUBMETRIC
: スタブメトリック(コスト)
。0∼16777215の半角数字を入力しま
す。エリア境界ルーターは、このパラメーターで指定したコストに
基づいて、デフォルトルートをスタブエリア内に通知します。デ
フォルトは 1 です。
SUMMARY
: スタブエリアへのサマリーLSA
(リンク広告)
。NONE
(=OFF/NO/
FALSE)
を指定するとデフォルトルート
(0.0.0.0)
のサマリーLSAの
みがエリア境界ルーターによってスタブエリア内に通知されます。
SENDを指定するとデフォルトルート以外のサマリーLSAもスタブ
エリア内に通知されます。デフォルトは NONE です。
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
OSPF エリアの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW OSPF AREA
Manager > show ospf area
Area
State
Authentication StubArea StubMetric Summary LSAs
------------------------------------------------------------------------Backbone
Active
Password
No
4
Send
0.0.0.1
Active
Password
Yes
5
None
0.0.0.2
Inactive
None
Yes
20001
None
-------------------------------------------------------------------------
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Area
State
Authentication
StubArea
StubMetric
Summary LSAs
エリア ID です。
エリアのステータスです。Active/Inactiveで表示します。Active
は、OSPFが有効で、エリアのネットワーク範囲が設定されてい
る状態です。
OSPF パケット受信時の認証。None/Password で表示します。
スタブエリアか否かです。Yes/No で表示します。
スタブメトリック(コスト)です。
デフォルトルート以外のサマリー LSA をエリア内に通知するか
否かです。Send/None で表示します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-9
1
IP ルーティング
コマンドにエリア ID を指定すると、指定のエリア情報のみを表示します。また、
FULL オプションを指定すると、エリアの詳細情報が表示されます。
SHOW OSPF AREA[={BACKBONE|area-number}] [{FULL|SUMMARY}]
Manager > show ospf area=0.0.0.0 full
Area Backbone:
State .........................
Authentication ................
Stub area .....................
Stub Cost .....................
Summary LSAs ..................
SPF runs ......................
Area border router count ......
AS border router count ........
LSA count .....................
LSA sum of checksums ..........
4
Active
None
No
1
Send
16
2
1
7
244417
Ranges:
Range 172.16.0.0:
Mask ...................... 255.255.0.0
Range 192.168.100.0:
Mask ...................... 255.255.255.0
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Interfaces:
vlan100:
Type ......................
State .....................
vlan172:
Type ......................
State .....................
Broadcast
DR
Broadcast
DR
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Area
State
Authentication
StubArea
StubMetric
Summary LSAs
4-10
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
エリア ID です。
エリアのステータスです。Active/Inactiveで表示します。Active
は、OSPFが有効で、エリアのネットワーク範囲が設定されてい
る状態です。
OSPF パケット受信時の認証。None/Password で表示します。
スタブエリアか否かです。Yes/No で表示します。
スタブメトリック(コスト)です。
デフォルトルート以外のサマリー LSA をエリア内に通知するか
否かです。Send/None で表示します。
SPF runs
Area border router count
AS border router count
LSA count
LSA sum of checksums
Ranges
Range
Mask
Interfaces
Type
State
ルーティングテーブルを再計算した回数です。
エリア境界ルーターの数です。
AS 境界ルーターの数です。
トポロジーデーターベースのAS外部(External)LSAを除くLSA
の数です。
LSAチェックサムの合計値です。このチェックサムは2つのルー
ターでトポロジーデーターベスの違いを検証するために使用され
ます。
ネットワーク範囲です。設定していない場合はNoneで表示しま
す。
ネットワーク範囲のベース IP アドレスです。
ネットワーク範囲のマスクです。
インターフエース名です。設定していない場合はNoneで表示し
ます。
インターフェースのタイプです。Broadcast/Virtualで表示しま
す。
インタ ーフ ェースの ステータ ス(状態遷 移)で す。d o w n /
loopback/waiting/ptp/otherDR/backupDR/DRで表示します。
down はトラフィックの送受信を行わない初期状態、loopback
はループバック状態、waitingは(バックアップ)指名ルーターの
存在を決定しようとしている
(受信したHelloパケットをモニター
している)状態、p t p は仮想リンクに接続されている状態、
otherDRは指名ルーターにもバックアップ指名ルーターにも選出
されていない
(=指名ルーターが存在するマルチアクセスネット
ワークに接続されている)
状態、backupDRはバックアップ指名
ルーターに選出されている状態、DRは指名ルーターに選出され
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
ている状態を示します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-11
1
IP ルーティング
エリアのネットワーク範囲の設定
エリアのネットワーク範囲は次のコマンドで追加・削除します。
エリア境界ルーターは、個々の経路を設定したネットワーク範囲の経路に要約し、1
つの LSA として通知します。
エリアを有効にするには、必ずエリアのネットワーク範囲を設定する必要がありま
す。
ADD OSPF RANGE=ipadd AREA={BACKBONE|area-number} [MASK=ipadd]
[EFFECT={ADVERTISE|DONOTADVERTISE}]
DELETE OSPF RANGE=ipadd
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
ipadd
AREA
MASK
4
EFFECT
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
: IP ネットワークアドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字
を入力します。
: エリア ID。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
バックボーンエリアの場合は0.0.0.0/BACKBONE、それ以外のエリ
アの場合は 1(0.0.0.1)以上の値を指定します。
: サブネットマスク。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力
します。デフォルトはネットワークマスクかIPアドレスのアドレス
クラスになります。
: サマリーLSAの通知。このパラメーターはエリア境界ルーターによ
るエリア間のトラフィック制御に使用されます。ADVERTISEを指
定するとネットワーク範囲のサマリーLSAを他のエリアに通知しま
す。DONOTADVERTISEを指定するとネットワーク範囲のサマリー
LSAを他のエリアに通知しません。デフォルトはADVERTISEです。
例) エリア1 に 172.30.0.0∼172.30.255.255のネットワーク範囲を設定します。
ADD OSPF AREA=0.0.0.1
ADD OSPF RANGE=172.30.0.0 AREA=0.0.0.1 MASK=255.255.0.0
OSPF ネットワーク範囲の設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW OSPF RANGE[=ipadd] [AREA={BACKBONE|area-number}]
Manager > show ospf range
Base IP address
State
Mask
Area
Effect
------------------------------------------------------------------10.0.0.0
Active
255.0.0.0
0.0.0.1
Advertise
192.168.10.0
Active
255.255.255.0
10.34.143.234
Advertise
192.168.123.240
Active
255.255.255.240 123.234.243.125 Advertise
-------------------------------------------------------------------
4-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Base IP address
State
ネットワーク範囲のベース IP アドレス。
ネットワーク範囲のステータスです。Active/Inactiveで表示しま
す。
Mask
Area
Effect
ネットワーク範囲のサブネットマスクです。
ネットワーク範囲が属するエリア ID です。
ネットワーク範囲をサマリー LSA で他のエリアに通知するか否
かです。Advertise/Do not advertise で表示します。
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-13
1
IP ルーティング
インターフェースの設定
OSPF を使用するインターフェースは次のコマンドで追加・削除します。
仮想リンクを設定する場合は、インターフェースに固有の仮想インターフェース名
を設定し、VIRTUALLINK パラメーターを指定します。AREA や PASSWORD 以外
のパラメーターについては、通常デフォルトの設定値のまま運用することができま
す。
ADD OSPF INTERFACE=interface AREA={BACKBONE|area-number}
[DEADINTERVAL=2..2147483647] [HELLOINTERVAL=1..65535]
[PASSWORD=password] [PRIORITY=0..255] [RXMTINTERVAL=1..3600]
[TRANSITDELAY=1..3600] [VIRTUALLINK=area-number]
DELETE OSPF INTERFACE=interface
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
interface
4
: エリアに属するインターフェース名。VLAN ID を使用する場合は
VLANn の形式で、VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の
形式で入力します。仮想リンクを設定する場合は、固有の仮想イン
ターフェース名(例えば、virt9)を半角英数字で入力します。
AREA
: エリア ID。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
バックボーンエリアの場合は0.0.0.0/BACKBONE、それ以外のエリ
アの場合は1
(0.0.0.1)
以上の値を指定します。仮想リンクを設定す
る場合は、仮想リンクが通過するエリア
(トランジットエリア)
のエ
リア ID を指定します。
DEADINTERVAL : ルーターデッドインターバル。隣接ルーターからHelloパケットが受
信できない場合に、ルーターがダウン
(機能停止)したと判断するま
での時間です。2∼2147483647の半角数字を入力します。この値
は少なくとも Hello インターバルの 2 倍の間隔に設定する必要があ
ります
(推奨は4倍)
。デフォルトはHELLOINTERVALパラメーター
で指定された時間(秒)
の 4 倍の値です。
HELLOINTERVAL : Helloインターバル。Helloパケットの送信間隔です。1 ∼65535の
半角数字を入力します。この値はポールインターバルより小さい必
要があります。デフォルトは 10
(秒)
です。
PASSWORD
: 認証に使用されるパスワード。1 ∼ 8 文字の半角英数字で入力しま
す。ADD OSPF AREA コマンドの AUTHENTICATION パラメー
ターで PASSWORD を指定した場合に使用されます。
PRIORITY
: 指名ルータープライオリティー。このパラメーターはマルチアクセ
スネットワークでのみ使用される指名ルーターを選択する場合の優
先度です。0∼255の半角数字を入力します。数が大きいほど優先
度は高くなり、プライオリティー 0(ゼロ)のルーターは指名ルー
ターに選ばれません。プライオリティーが同じ値の場合は、ルー
ター ID が最も大きいルーターが選ばれます。デフォルトは 1 です。
RXMTINTERVAL : 再送インターバル。LSA の再送信間隔です。1 ∼ 3600 の半角数字
を入力します。通常は5に設定されます。デフォルトは5(秒)
です。
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
TRANSITDELAY : 伝送遅延。リンクの状態が変わった場合、インターフェースから
LSAを送信するのに必要な時間。通常は1に設定されます。デフォ
ルトは 1(秒)
です。
VIRTUALLINK
: 仮想リンクの相手エリア境界ルーターのルーター ID。X.X.X.X の形
式で、0∼255の半角数字を入力します。このパラメーターはinterfaceパラメーターで仮想インターフェースを指定した場合に必要と
なります。
例 1)エリア 1 に属するインターフェース「172.31.1.1」を設定します。
ADD OSPF AREA=0.0.0.1
ADD OSPF RANGE=172.31.0.0 AREA=0.0.0.1 MASK=255.255.0.0
ADD OSPF INTERFACE=vlan1 AREA=0.0.0.1
例 2)仮想リンクを設定します。ルーター1
(ルーターID=1.1.1.1)
はバックボーンエ
リアとエリア 1(interface = vlan20 172.30.2.2)に直接接続されています。
ルーター 2(ルーター I D = 2 . 2 . 2 . 2 )はエリア 1(i n t e r f a c e = v l a n 3 0
172.30.108.10)
の相手ルーターです。エリア1は仮想リンクの通過エリア
(ト
4
ランジットエリア)となります。
ルーター 1:
ADD OSPF AREA=BACKBONE
ADD OSPF RANGE=172.31.0.0 AREA=BACKBONE MASK=255.255.0.0
ADD OSPF AREA=0.0.0.1 STUBAREA=OFF
ADD OSPF RANGE=172.30.0.0 AREA=0.0.0.1 MASK=255.255.0.0
ADD OSPF INTERFACE=vlan10 AREA=BACKBONE
ADD OSPF INTERFACE=vlan20 AREA=0.0.0.1
ADD OSPF INTERFACE=virt0 VIRTUALLINK=2.2.2.2 AREA=0.0.0.1
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
ルーター 2:
ADD OSPF AREA=BACKBONE
ADD
ADD
ADD
ADD
ADD
OSPF
OSPF
OSPF
OSPF
OSPF
RANGE=172.31.0.0 AREA=BACKBONE MASK=255.255.0.0
AREA=0.0.0.1 STUBAREA=OFF
RANGE=172.30.0.0 AREA=0.0.0.1 MASK=255.255.0.0
INTERFACE=vlan30 AREA=0.0.0.1
INTERFACE=virt0 VIRTUALLINK=1.1.1.1 AREA=0.0.0.1
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-15
1
IP ルーティング
インターフェースの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW OSPF INTERFACE
Manager > show ospf interface
Designated rtr
Backup DR
Iface
Status
Area
State
/ Virtual nbr
/ Transit area
------------------------------------------------------------------vlan10
Enabled 0.0.0.1
otherDR 192.168.250.254 192.168.250.253
virt0
Enabled
Backbone
ptp
192.168.250.5
0.0.0.1
-------------------------------------------------------------------
各パラメーターの意味は次のとおりです。
4
Iface
Status
インターフェース名です。
インターフェースの管理上のステータスです。Enabled/Disabled
で表示します。
Area
State
インターフェースが属するエリア ID です。
インタ ーフ ェースの ステータ ス(状態遷 移)で す。 d o w n /
loopback/waiting/ptp/DR/backupDR/otherDRで表示します。
指名ルーターです。まだ指名ルーターが選択されていない場合は
None で表示します。
バックアップ指名ルーターです。まだバックアップ指名ルーター
が選択されていない場合は None で表示します。
仮想リンクの相手エリア境界ルーターのルーター ID です。
仮想リンクの通過エリア(トランジットエリア)ID です。
Designated rtr
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Backup DR
Virtual nbr
Transit area
4-16
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
コマンドにインターフェース名、AREAパラメーターにエリアIDを指定すると、指
定した情報のみを表示します。また、FULLオプションを指定すると、詳細情報が表
示されます。
SHOW OSPF INTERFACE[=interface] [AREA={BACKBONE|area-number}]
[IPADDRESS=ipadd] [{FULL|SUMMARY}]
Manager > show ospf interface=vlan10
vlan10:
Status ........................
Area ..........................
IP address ....................
IP net mask ...................
IP network number .............
IP OSPF metric ................
Type ..........................
State .........................
Router priority ...............
Interface transit delay .......
Retransmit interval ...........
Hello interval ................
Router dead interval ..........
Poll interval .................
Interface events ..............
Password ......................
Designated router .............
Backup designated router ......
Enabled
Backbone
192.168.250.1
255.255.255.0
192.168.250.0
1
broadcast
otherDR
5
1 second
5 seconds
10 seconds
40 seconds
120 seconds
1
Kanashio72
192.168.250.254
192.168.250.253
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Status
Area
IP address
IP net mask
IP network number
IP OSPF metric
Type
State
Router priority
Interface transit delay
Retransmit interval
インターフェースの管理上のステータスです。Enabled/Disabled
で表示します。
インターフェースが属するエリア ID です。
インターフェースの IP アドレスです。
インターフェースのネットマスクです。
IP ネットワークアドレスです。
メトリック(コスト)です。
ネットワークのタイプです。Broadcast/Virtual で表示します。
インタ ーフ ェースの ステータ ス(状態遷 移)で す。d o w n /
loopback/waiting/ptp/DR/backupDR/otherDRで表示します。
指名ルータープライオリティーです。
伝送遅延です。リンクの状態が変わった場合、インターフェース
から LSA を送信するのに必要な時間
(秒)を表示します。
再送インターバルです。LSA の再送信間隔
(秒)を表示します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-17
1
IP ルーティング
Hellointerval
Router dead interval
Interface events
Password
Designated router
Backup designated router
Virtual neighbour
Transit area
4
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テ
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グ
機
能
4-18
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
Helloインターバルです。Helloパケットの送信間隔
(秒)
を表示し
ます。
ルーターデッドインターバルです。隣接ルーターから Hello パ
ケットが受信できない場合に、ルーターがダウン
(機能停止)
した
と判断するまでの時間(秒)を表示します。
OSPFインターフェースのステータスを変更した回数、またはエ
ラーが発生した回数です。
認証に使用されるパスワードです。
指名ルーターです。まだ指名ルーターが選択されていない場合は
None で表示します。
バックアップ指名ルーターです。まだバックアップ指名ルーター
が選択されていない場合は None で表示します。
仮想リンクの相手エリア境界ルーターのルーター ID です。
仮想リンクの通過エリア(トランジットエリア)ID です。
OSPF パラメーターの設定
OSPF に対する一般的なパラメーターは次のコマンドで設定変更します。
このコマンドでは、AS境界ルーターとして使用する場合のパラメーターやルーター
ID の設定を行います。
SET OSPF [ASEXTERNAL={ON|OFF}] [DEFROUTE={ON|OFF|TRUE|FALSE|YES|NO}
[TYPE={1|2}] [METRIC=0..16777215]]
[RIP={OFF|EXPORT|IMPORT|BOTH}] [ROUTERID=ipadd]
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
ASEXTERNAL
DEFROUTE
TYPE
METRIC
RIP
ROUTERID
: AS
(自律システム)
境界ルーター。AS境界ルーターは、OSPFのAS
(自律システム)と他のルーティングプロトコルを用いた AS との接
続点のルーターです。ONを指定するとAS境界ルーターとして、ス
タティックルートと他のルーティングプロトコルの情報をOSPFの
情報に変換し、AS 内に通知します。デフォルトは OFF です。
: デフォルトルート(0.0.0.0)の AS 外部 LSA。AS 外部 LSA は AS 境
界ルーターによって作成されます。このパラメーターは、
ASEXTERNAL パラメーターで ON を指定した場合(AS 境界ルー
ターに設定した場合)
に使用されます。ON(=TRUE/YES)
を指定す
るとデフォルトルート(0.0.0.0)のAS 外部 LSA がOSPF AS に通知
されます。OFF
(=FALSE/NO)
を指定するとすべての外部ルートが
OSPF ASに通知されます。 デフォルトはOFFです。ルーターにス
タティックルートが設定されている場合は、自動的にスタティック
ルートがOSPFにインポートされるため、このオプションは不要に
なります。
: デフォルトルート(0.0.0.0)
のAS外部LSAのタイプ。このパラメー
ターは、DEFROUTEパラメーターでONを指定した場合に使用され
ます。1
(Type 1)
か2
(Type 2)
を指定します。デフォルトは1
(Type
1)です。
: デフォルトルート(0.0.0.0)
のAS外部LSAのメトリック。このパラ
メーターは、DEFROUTEパラメーターでONを指定した場合に使用
されます。デフォルトは 1 です。
: RIP のルート。EXPORT を指定すると、OSPF ルートは RIP ルート
としてエクスポートされます。IMPORTを指定すると、RIPルート
はOSPFルーティングテーブルにインポートされます。BOTHを指
定すると、エクスポートとインポートの両方を行います。OFFを指
定すると、RIP と OSPF の間でルーティング情報の変換は行われま
せん。デフォルトは OFF です。
: ルーターID。X.X.X.Xの形式で、0∼255の半角数字を入力します。
ルーターIDは自律システム内の各ルーターを個別に示すために使用
されます。このパラメーターを指定しない場合、ルーターの各イン
ターフェースに割り当てられたIPアドレスのうち最も大きいものが
ルーター ID となります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-19
1
IP ルーティング
OSPF に対する一般的なパラメーターは次のコマンドで表示します。
SHOW OSPF
Manager > show ospf
Router ID ....................... 1.1.1.1
OSPF module status .............. Enabled
Area border router status ....... Yes
AS border router status ......... Disabled
PTP stub network generation ..... Enabled
External LSA count .............. 2
External LSA sum of checksums ... 5086
New LSAs originated ............. 119
New LSAs received ............... 55
RIP ............................. None
Dynamic interface support ....... None
Number of active areas .......... 3
Logging ......................... Disabled
Debugging ....................... Disabled
AS external default route:
Status ........................ Disabled
Type .......................... 1
Metric ........................ 1
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Router ID
OSPF module status
Area border router status
AS border router status
External LSA count
External LSA sum of checksums
New LSAs originated
New LSAs received
RIP
Number of active areas
Logging
Debugging
AS external default route
4-20
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ルーター ID です。
OSPF のステータスです。Enabled/Disabled で表示します。
エリア境界ルーターか否かです。Yes/No で表示します。
AS 境界ルーターか否かです。Enabled/Disabled で表示します。
トポロジーデーターベースの外部(External)
LSA の数です。
外部 LSA チェックサムの合計値です。このチェックサムは 2 つ
のルーターでトポロジーデーターベスの違いを検証するために使
用されます。
このルーターが作成した新しい LSA の数です。
このルーターが受信した新しい LSA の数です。
OSPF AS に対して RIP のインポート・エクスポートを行うか否
かです。None | Import | Export | Import/exportで表示します。
定義されているエリアの数です。
OSPFイベントのログ記録(ENABLE OSPF LOGコマンド)のス
テータスです。Enabled/Disabled で表示します。
OSPF のデバッグ機能
(ENABLE OSPF DEBUG コマンド)のス
テータスです。Enabled/Disabled で表示します。
デフォルトルート(0.0.0.0)の外部 LSA に関する情報です。
Status
Type
Metric
デフォルトルート(0.0.0.0)の AS 外部 LSA を作成するか否かで
す。Enabled/Disabled で表示します。
デフォルトルート(0.0.0.0)の AS 外部 LSA のタイプです。1
(Type 1)/2(Type 2)で表示します。
デフォルトルート(0.0.0.0)の AS 外部 LSA のメトリックです。
OSPF ホストのスタティック登録
ルーティングテーブルに OSPF ホストをスタティック登録することができます。
スタティック OSPF ホストは次のコマンドで追加・削除します。
ADD OSPF HOST=ipadd [METRIC=0..65535]
DELETE OSPF HOST=ipadd
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
ipadd
METRIC
: ホストの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入
力します。ホストのIPアドレスはルーターに設定したネットワーク
範囲内である必要があります。
: メトリック。ホストまでの経路に対する基準値(コスト)です。デ
フォルトは 1 です。
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
スタブネットワークのスタティック登録
ルーティングテーブルにスタブネットワーク(OSPFルーターが1台だけ接続されて
いるネットワーク)をスタティック登録することができます。
スタブネットワークは次のコマンドで追加・削除します。
ADD OSPF STUB=ipadd MASK=ipadd [METRIC=0..65535]
DELETE OSPF STUB=ipadd MASK=ipadd
各パラメーターの意味とデフォルト設定は次のとおりです。
ipadd
MASK
METRIC
: スタブネットワークの開始IPアドレス。レンジの先頭となるIPアド
レスを指定します。スタブネットワークのIPアドレスはルーターに
設定したネットワーク範囲内である必要があります。X.X.X.Xの形式
で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: サブネットマスク。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力
します。デフォルトはネットワークマスクかIPアドレスのアドレス
クラスになります。
: メトリック。スタブネットワークまでの経路に対する基準値(コス
ト)です。デフォルトは 1 です。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-21
1
IP ルーティング
ルーティングテーブルの表示
ルーティングテーブルは次のコマンドで表示します。
スタティックルートとダイナミックルートの両方の経路情報が表示されます。
コマンドに宛先ネットワークアドレスを指定すると、指定した経路情報のみを表示
します。
SHOW IP ROUTE[=ipadd] [{GENERAL|CACHE|COUNT}]
Manager > show ip route
IP Routes
----------------------------------------------------------------------------Destination
Mask
NextHop
Interface
Age
DLCI/Circ.
Type
Policy Protocol
Metrics
Preference
----------------------------------------------------------------------------192.168.10.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan10
17057
direct 0
interface
1
0
192.168.100.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan100
17057
direct 0
interface
1
0
-----------------------------------------------------------------------------
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Destination
Mask
NextHop
Interface
Age
Type
Policy
Protocol
Metrics
Preference
4-22
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
宛先ネットワークの IP アドレスです。
ルートのサブネットマスクです。
NEXT ホップの IP アドレスです。
経由するインターフェース名です。
経路情報取得後の経過時間
(秒)です。
ルートエントリーのタイプです。remote/direct/otherで表示し
ます。
ルートのサービスタイプ(ルーティングポリシー)
です。
ルーティングプロトコルです。static(スタティック)
/rip(RIP)
/
egp
(EGP)
/ospf
(OSPF)
で表示します。
宛先ネットワークに到達するまでのメトリックです。
宛先までのルートが複数ある場合の優先度です。
VLAN 間ルーティングの設定例
ここでは、VLAN をルーターインターフェースに設定する方法を説明します。
下図のネットワーク構成では、2 つの VLAN、Sales VLAN と Marketing VLAN が
定義されています。ポート 1 とポート 2 が Sales VLAN、ポート 5 とポート 6 が
Marketing VLAN に所属しています。Sales VLAN の IP ネットワークアドレスは
「192.168.10.0」、ルーターインターフェースの IP アドレスは「192.168.10.1」に
設定されています。M a r k e t i n g
V L A N の I P ネットワークアドレスは
「192.168.20.0」、ルーターインターフェースは「192.168.20.1」に設定されていま
す。
同一 VLAN 間のトラフィックは、MAC アドレスを使用してスイッチングされます。
一方、異なるVLAN 間のトラフィックはIPアドレスを使用してルーティングされま
す。
192.168.10.1
192.168.20.1
4
1
2
5
6
Sales VLAN
Marketing VLAN
192.168.10.0/24
192.168.20.0/24
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
AT-A35/SX
TX
8624XL
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK /
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK /
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
STATUS
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
AT-A35/SX
FAULT
TX
192.168.10.11
26
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
192.168.10.12
100M LINK /
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK /
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
LINK
RPS
PWR
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
192.168.20.13
RESET
192.168.20.14
# =ポート番号
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ENABLE IP
ENABLE IP FORWARDING
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-23
1
IP ルーティング
パラメーター
vlanname
VID
PORT
interface
IPADDRESS
MASK
: VLAN名。1 ∼15文字の半角英数字で入力します。数字のみ、およ
び「DEFAULT」、「ALL」の使用はできません。大文字・小文字の属
性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映されま
す。
: VALN ID。2 ∼ 4094 の半角数字で入力します。
: ポート番号。半角数字で入力します。全ポートを指定する場合は、
「ALL」
を入力します。連続する複数のポートを指定する場合は、
「15」
のようにハイフンを使用します。連続しない複数のポートを指定
する場合は、
「1,3,5」のようにカンマを使用します。
: インターフェース名。VLAN IDを使用する場合はVLANn の形式で、
VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の形式で入力します。
: IPアドレス。X.X.X.Xの形式で、0∼255の半角数字を入力します。
: サブネットマスク。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力
します。
VLAN 間ルーティングの設定
1
4
Sales VLAN と Marketing VLAN を作成します。VLAN ID は、それぞれ 2 と
3 を設定します。
Manager > create vlan=Sales vid=2
Manager > create vlan=Marketing vid=3
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
2
Sales VLAN にポート 1 とポート 2、Marketing VLAN にポート 5 とポート 6
を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=sales port=1,2
Manager > add vlan=marketing port=5,6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
4
Sales VLAN に IP アドレス「192.168.10.1/24」を設定します。
Manager > add ip interface=vlan-sales ipaddress=192.168.10.1
mask=255.255.255.0
4-24
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
次のように設定内容が表示されます。
Interface
Type
IP Address
Bc Fr PArp Filt RIP Met. SAMode IPSc
Pri. Filt
Pol.Filt Network Mask
MTU VJC GRE OSPF Met. DBcast Mul.
-------------------------------------------------------------vlan2
Static 192.168.10.1
1 n --- 01
Pass
No
----255.255.255.0
1500 --- 0000000001 No
Rec
--------------------------------------------------------------
5
Marketing VLAN に IP アドレス「192.168.20.1/24 」を設定します。
Manager > add ip interface=vlan-marketing ipaddress=192.168.20.1
mask=255.255.255.0
次のように設定内容が表示されます。
Interface
Type
IP Address
Bc Fr PArp Filt RIP Met. SAMode IPSc
Pri. Filt
Pol.Filt Network Mask
MTU VJC GRE OSPF Met. DBcast Mul.
-------------------------------------------------------------vlan3
Static 192.168.20.1
1 n --- 01
Pass
No
----255.255.255.0
1500 --- 0000000001 No
Rec
--------------------------------------------------------------
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-25
1
IP ルーティング
スタティックルートの設定例
下図のようなネットワーク構成例において、9606-Aにスタティックルートを設定す
る方法を説明します。WAN 側にはデフォルトルートを設定します。
WAN
ルーター
AR720
STATUS
POWER
RUN
SYSTEM
SECURITY
ACCESS
Multi-Functional Remote Router
192.168.100.254
VLAN Blue VID=100
192.168.100.0/24
6
192.168.100.1
9606-A
4
192.168.10.1
1
2
4
192.168.20.1
VLAN Orange VID=20
192.168.20.0/24
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
192.168.20.254
9606-B
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
17X
19X
21X
23X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
1
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
FULL DPX
5
7
9
11
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
13
15
17
19
21
TERMINAL PORT
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
STATUS
23
RS-232
FAULT
RPS
PWR
2
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
3
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
RESET
24
24X
VLAN Green VID=10
192.168.10.0/24
192.168.50.1
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
VLAN Yellow VID=50
192.168.50.0/24
# =ポート番号
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ENABLE IP
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
ADD IP ROUTE=ipadd INTERFACE=interface NEXTHOP=ipadd
SHOW IP ROUTE
各パラメーターの意味については「スタティックルートの設定」の項を参照してく
ださい。
参照 4-5 ページ「スタティックルートの設定」
4-26
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
スタティックルートの設定
1
VLAN Green、VLAN Orange、VLAN Blueの各VLANを作成します。VIDは
それぞれ、10、20、100 とします。
Manager > create vlan=Green vid=10
Manager > create vlan=Orange vid=20
Manager > create vlan=Blue vid=100
2
VLAN Green にポート 1 とポート 2、VLAN Orange にポート 4、VLAN Blue
にポート 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=green port=1,2
Manager > add vlan=orange port=4
Manager > add vlan=blue port=6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
4
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Manager > enable ip
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Green → IP アドレス「192.168.10.0/24」
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.20.0/24」
VLAN Blue → IP アドレス「192.168.100.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-green ipaddress=192.168.10.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.20.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-blue ipaddress=192.168.100.1
mask=255.255.255.0
5
9606-B 配下にあるネットワーク「192.168.50.0/24」へのスタティックルー
トを設定します。
Manager > add ip route=192.168.50.0 mask=255.255.255.0
interface=vlan-orange nexthop=192.168.20.254
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-27
1
IP ルーティング
6
デフォルトルートを設定します。ルーティングテーブルに登録されていない
ネットワークへの IP パケットはこの経路に送られます。
Manager > add ip route=0.0.0.0 mask=0.0.0.0
interface=vlan-blue nexthop=192.168.100.254
7
ルーティングテーブルの内容を確認します。
Manager > show ip route
IP Routes
----------------------------------------------------------------------------Destination
Mask
NextHop
Interface
Age
DLCI/Circ.
Type
Policy Protocol
Metrics
Preference
-----------------------------------------------------------------------------0.0.0.0
0.0.0.0
192.168.100.254
vlan100
877
direct 0
static
1
360
192.168.10.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan10
1398
direct 0
interface
1
0
192.168.20.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan20
1377
direct 0
interface
1
0
192.168.50.0
255.255.255.0
192.168.20.254
vlan20
1004
direct 0
static
1
60
192.168.100.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan100
1354
direct 0
interface
1
0
-----------------------------------------------------------------------------
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-28
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ダイナミックルート /RIP の設定例
4-26 ページと同様のネットワーク構成例で、9606-A に RIP を設定する方法を説明
します。
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ENABLE IP
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
ADD IP RIP INTERFACE=interface
SHOW IP ROUTE
各パラメーターの意味については「ダイナミックルート・RIP の設定」の項を参照し
てください。
参照 4-6 ページダイナミックルート /RIP の設定」
4
RIP の設定
1
VLAN Green、VLAN Orange、VLAN Blueの各VLANを作成します。VIDは
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
それぞれ、10、20、100 とします。
Manager > create vlan=Green vid=10
Manager > create vlan=Orange vid=20
Manager > create vlan=Blue vid=100
2
VLAN Green にポート 1 とポート 2、VLAN Orange にポート 4、VLAN Blue
にポート 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=green port=2
Manager > add vlan=orange port=4
Manager > add vlan=blue port=6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-29
1
IP ルーティング
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Green → IP アドレス「192.168.10.0/24」
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.20.0/24」
VLAN Blue → IP アドレス「192.168.100.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-green ipaddress=192.168.10.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.20.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-blue ipaddress=192.168.100.1
mask=255.255.255.0
5
VLAN Orange と VLAN Blue のインターフェースに RIP の設定をします。こ
れにより指定したインターフェースで RIP
(バージョン 1)パケットの送受信が
行われるようになります。
Manager > add ip rip interface=vlan-orage
Manager > add ip rip interface=vlan-blue
4
6
ルーティングテーブルの内容を確認します。
Manager > show ip route
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
IP Routes
----------------------------------------------------------------------------Destination
Mask
NextHop
Interface
Age
DLCI/Circ.
Type
Policy Protocol
Metrics
Preference
----------------------------------------------------------------------------0.0.0.0
0.0.0.0
192.168.100.254
vlan100
4573
remote 0
rip
2
100
192.168.10.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan10
17057
direct 0
interface
1
0
192.168.20.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan20
17057
direct 0
interface
1
0
192.168.50.0
255.255.255.0
192.168.20.254
vlan20
4573
remote 0
rip
2
100
192.168.100.0
255.255.255.0
0.0.0.0
vlan100
17057
direct 0
interface
1
0
192.168.200.0
255.255.255.0
192.168.100.254
vlan1
4573
remote 0
rip
2
100
192.168.210.0
255.255.255.0
192.168.100.254
vlan1
4573
remote 0
rip
3
100
-----------------------------------------------------------------------------
4-30
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ダイナミックルート /OSPF の設定例
本製品に OSPF を設定する方法を説明します。
本製品は OSPF と RIP の併用が可能です。OSPF と RIP のように、異なるルーティ
ングプロトコルを使用するネットワーク間に位置するルーターを AS 境界ルーター
(ASBR)といいます。ここでは、9606-BをAS境界ルーターとして使用するための
設定例を示します。
VLAN Yellow VID=10
OSPF AS
192.168.10.0/24
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
1∼3
192.168.10.1
9606-A
192.168.20.1
4
4∼6
VLAN Blue VID=20
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
192.168.20.0/24
192.168.20.2
1∼3
9606-B
ASBR
AS境界ルーター
192.168.30.1
4∼6
VLAN Orange VID=30
192.168.30.0/24
192.168.20.0/24
1∼3
192.168.30.2
9606-C
192.168.40.1
4∼6
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
RIP AS
100M LINK/
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
VLAN Green VID=40
192.168.40.0/24
# =ポート番号
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-31
1
IP ルーティング
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ENABLE IP
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
ADD OSPF AREA={BACKBONE|area-number}
ADD OSPF RANGE=ipadd AREA={BACKBONE|area-number} [MASK=ipadd]
ADD OSPF INTERFACE=interface AREA={BACKBONE|area-number}
SET OSPF [ASEXTERNAL={ON|OFF}] [RIP={OFF|EXPORT|IMPORT|BOTH}]
ENABLE OSPF
ADD IP RIP INTERFACE=interface
各パラメーターの意味については該当の項を参照してください。
参照 4-6 ページ「ダイナミックルート /RIP の設定」
参照 4-8 ∼ 4-19 ページ「ダイナミックルート /OSPF の設定」
OSPF(RIP)の設定
4
□ 9606-A の設定
1
VLAN Yellow、VLAN Blueの各VLANを作成します。VIDはそれぞれ10、20
とします。
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Manager > create vlan=Yellow vid=10
Manager > create vlan=Blue vid=20
2
VLAN Yellow にポート 1 ∼ 3、VLAN Blue にポート 4 ∼ 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=yellow port=1-3
Manager > add vlan=blue port=4-6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
4-32
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Yellow → IP アドレス「192.168.10.0/24」
VLAN Blue → IP アドレス「192.168.20.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-yellow ipaddress=192.168.10.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-blue ipaddress=192.168.20.1
mask=255.255.255.0
5
OSPF のバックボーンエリア(0.0.0.0)を作成します。
Manager > add ospf area=0.0.0.0
6
バックボーンエリアのネットワーク範囲を設定します。
Manager > add ospf range=192.168.10.0 mask=255.255.255.0
area=0.0.0.0
Manager > add ospf range=192.168.20.0 mask=255.255.255.0
area=0.0.0.0
7
4
バックボーンエリアに属するインターフェースを設定します。
Manager > add ospf interface=yellow area=0.0.0.0
Manager > add ospf interface=blue area=0.0.0.0
8
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
OSPF を有効にします。
Manager > enable ospf
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-33
1
IP ルーティング
□ 9606-B の設定
1
VLAN Blue、VLAN Orangeの各VLANを作成します。VIDはそれぞれ20、30
とします。
Manager > create vlan=Blue vid=20
Manager > create vlan=Orange vid=30
2
VLAN Blue にポート 1 ∼ 3、VLAN Orange にポート 4 ∼ 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=blue port=1-3
Manager > add vlan=orange port=4-6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
4
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Blue → IP アドレス「192.168.20.0/24」
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.30.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-blue ipaddress=192.168.20.2
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.30.1
mask=255.255.255.0
5
VLAN Orange のインターフェースに RIP の設定をします。
Manager > add ip rip interface=vlan-orange
6
OSPF のバックボーンエリア(0.0.0.0)を作成します。
Manager > add ospf area=0.0.0.0
7
バックボーンエリアのネットワーク範囲を設定します。
Manager > add ospf range=192.168.10.0 mask=255.255.255.0
area=0.0.0.0
Manager > add ospf range=192.168.20.0 mask=255.255.255.0
area=0.0.0.0
8
バックボーンエリアに属するインターフェースを設定します。
Manager > add ospf interface=blue area=0.0.0.0
4-34
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
9
9606-B を OSPF と RIP の AS 境界ルーターとして設定します。
Manager > set ospf asexternal=on rip=both
10 OSPF を有効にします。
Manager > enable ospf
□ 9606-C の設定
1
VLAN Orange、VLAN Green の各 VLAN を作成します。VID はそれぞれ 30、
40 とします。
Manager > create vlan=Orange vid=30
Manager > create vlan=Green vid=40
2
VLAN Orange にポート 1 ∼ 3、VLAN Green にポート 4 ∼ 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=orange port=1-3
Manager > add vlan=green port=4-6
3
4
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.30.0/24」
VLAN Green → IP アドレス「192.168.40.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.30.2
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-green ipaddress=192.168.40.1
mask=255.255.255.0
5
VLAN Orange のインターフェースに RIP の設定をします。
Manager > add ip rip interface=vlan-orange
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-35
2
ハードウェア IP フィルター
ハードウェア IP フィルターの設定
本製品は、あらかじめ指定した条件にマッチするIPパケットのフィルターをハード
ウェアで行うハードウェア IP フィルター
(L3 フィルター)機能を備えています。
ソフトウェア IP フィルターでは、サブネット
(VLAN)単位でフィルター設定を行い
ますが、ハードウェアIPフィルターでは、フィルターの適用範囲をポート単位で指
定することができます。また、ハードウェアIPフィルターでは、同一サブネット内
のIPパケットに対してもフィルターか可能です。さらに、フィルタリング処理をハー
ドウェアで行うため、パフォーマンスの面でも有利です。
下表は、ハードウェアIPフィルターとソフトウェアIPフィルターで設定可能なフィ
ルター条件の比較です。
フィルター条件
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
ハードウェアIPフィルター ソフトウェアIPフィルター
IPヘッダーの送信元IPアドレス
○
○
IPヘッダーの宛先IPアドレス
○
○
TCP/UDPヘッダーの送信元ポート
○
○
TCP/UDPヘッダーの宛先ポート
○
○
ICMPメッセージのタイプ
─
○
ICMPメッセージのコード
─
○
イングレス(入力)ポート
○
─
イーグレス(出力)ポート
○
─
TCPヘッダーの制御フラグ
(SYN, ACK, FIN)
○
○
フラグメントの再構成サイズ(上限値)
─
○
ハードウェアIPフィルターは、本体宛のパケット、および送信元MACアドレ
ス未学習のユニキャストパケットに対しては適用されません。
ハードウェア IP フィルターとソフトウェア IP フィルターを混在させて設定す
ることはできません。
4-36
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ここでは、ハードウェア IP フィルターの基本的な設定方法について説明します。
フィルター設定の流れは次のようになります。
STEP 1 マッチ条件を作成する
ADD SWITCH L3FILTER MATCH
パケットのどのフィールドを該当条件として使用するかを指定します。
STEP 2 マッチ条件の番号を確認する
SHOW SWITCH L3FILTER
エントリーを作成するため、マッチ条件のフィルター番号
(filter-id)
を確認しま
す。
STEP 3 エントリーを作成する
ADD SWITCH L3FILTER ENTRY
マッチ条件で指定したパケットフィールドの値を設定します。また、該当する
パケットに対するアクションも指定します。
STEP 4 フィルターを有効にする
STEP 5 フィルターの設定内容を確認する
ENABLE SWITCH L3FILTER
4
SHOW SWITCH L3FILTER
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
マッチ条件を作成する
パケットのどのフィールドを該当条件として使用するかを指定します。条件は最大
8 個(IGMP Enable 時は 7 個)まで作成することができます。マッチ条件には自動的
にフィルター番号(filter-id)
が振られます。この番号は、エントリーを作成するとき
にマッチ条件を指定するために使用されます。
マッチ条件は次のコマンドで作成します。
ADD SWITCH L3FILTER MATCH={TOS|TTL|PROTOCOL|SIPADDR|DIPADDR|
TCPSPORT|TCPDPORT|TCPSYN|TCPACK|TCPFIN|UDPSPORT|UDPDPORT}[,...]
[SCLASS={A|B|C|HOST}] [DCLASS={A|B|C|HOST}]
[IMPORT={TRUE|FALSE}] [EMPORT={TRUE|FALSE}]
各パラメーターの意味は次のとおりです。
MATCH
: パケットフィールド。以下のリストから指定します。
TOS = IP ヘッダーの Type of Service
(サービスタイプ)
。
TTL = IP ヘッダーの Time-to-Live(生存時間)
。
PROTOCOL = IP ヘッダーの Protocol
(プロトコル)。
SIPADDR=IPヘッダーのSource IP Address
(送信元IPアドレス)。
DIPADDR=IPヘッダーのDestination IP Address(宛先IPアドレス)。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-37
2
4
ハードウェア IP フィルター
SCLASS
:
DCLASS
:
IMPORT
:
EMPORT
:
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
TCPSPORT = TCP ヘッダーの Source Port(送信元ポート)。
TCPDPORT = TCP ヘッダーの Destination Port
(宛先ポート)。
TCPSYN = TCP ヘッダーの制御フラグ SYN。
TCPACK = TCP ヘッダーの制御フラグ ACK。
TCPFIN = TCP ヘッダーの制御フラグ FIN。
UDPSPORT = UDP ヘッダーの Source Port
(送信元ポート)。
UDPDPORT = UDP ヘッダーの Destination Port
(宛先ポート)。
TCPxxx/UDPxxx を指定する場合は、PROTOCOL も同時に指定し
ます。
マスク。SIPADDR を指定した場合に、A
(クラス A)/B
(クラス B)/
C
(クラス C)
/HOST(255.255.255.255)の中から指定します。
マスク。DIPADDR を指定した場合に、A
(クラス A)/B
(クラス B)/
C
(クラス C)
/HOST(255.255.255.255)の中から指定します。
イングレス
(入力)
ポートのフィルター適用範囲。TRUE
(エントリー
で指定したイングレスポートのみに適用する)
かFALSE
(すべてのイ
ングレスポートに適用する)
かを指定します。TRUEを指定した場合
は、ADD SWITCH L3FILT ENTRYコマンドのIPORTパラメーター
で、ポート番号を設定します。デフォルトは FALSE です。
イーグレス
(出力)
ポートのフィルター適用範囲。TRUE
(エントリー
で指定したイーグレスポートのみに適用する)か FALSE(すべての
イーグレスポートに適用する)
かを指定します。TRUEを指定した場
合は、ADD SWITCH L3FILT ENTRY コマンドの EPORT パラメー
ターで、ポート番号を設定します。デフォルトは FALSE です。
マッチ条件の番号を確認する
エントリーを作成するため、マッチ条件のフィルター番号
(filter-id)を確認します。
マッチ条件のフィルター番号(filter-id)は次のコマンドで表示します。
SHOW SWITCH L3FILTER
Manager > show switch l3filter
Hardware based filtering.... Disabled
Software filtering bypass .. Disabled
Filter ...............
Matched fields .......
Source address mask ..
Dest. address mask ...
Ingress port mask ....
4-38
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
1
dip, sip
255.255.255.0
255.255.255.0
false
エントリーを作成する
マッチ条件で指定したパケットフィールドの値を設定します。また、該当するパケッ
トに対するアクションも指定します。エントリーは最大 127 個
(IGMP Enable 時は
125 個)まで作成することができます。エントリーには自動的にエントリー番号
(entry-id)が振られます。
エントリーは次のコマンドで作成します。
ADD SWITCH L3FILT=filter-id ENTRY [TOS=number] [TTL=number]
[PROTOCOL={TCP|UDP|ICMP|IGMP|protocol}] [SIPADDR=ipadd]
[DIPADDR=ipadd] [TCPSPORT=port-id] [TCPDPORT=port-id]
[TCPSYN={TRUE|FALSE}] [TCPACK={TRUE|FALSE}] [TCPFIN={TRUE|FALSE}]
[UDPSPORT=port-id] [UDPDPORT=port-id] [IPORT=port-number]
[EPORT=port-number] [PRIORITY=0...7] [PORT=port-number]
[NEWTOS=number] [ACTION={SETPRIORITY|SENDCOS|SETTOS|
DENY|SENDEPORT|SENDMIRROR}[,...]]
各パラメーターの意味は次のとおりです。
filter-id
TOS
TTL
PROTOCOL
SIPADDR
DIPADDR
TCPSPORT
TCPDPORT
4
: フィルター番号。1 ∼ n の半角数字を入力します。n は作成された
マッチ条件の最終番号。
: IP ヘッダーの Type of Service(サービスタイプ)の値。0 ∼ 7 の半
角数字で入力します。
: IP ヘッダーの Time-to-Live
(生存時間)
の値。1 ∼ 255 までの半角数
字で入力します。
: IPヘッダーのProtocol
(プロトコル)。TCP/UDP/ICMP/IGMPの中
から指定します。
: IPヘッダーの Source IP Address
(送信元 IP アドレス)。X.X.X.X の
形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: IP ヘッダーの Destination IP Address
(宛先 IP アドレス)。X.X.X.X
の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: TCPヘッダーのSource Port
(送信元ポート)
番号、またはポート
(ア
プリケーション)名。0 ∼ 65535 の半角数字、または半角英字を入
力します。
: TCPヘッダーのDestination Port
(宛先ポート)番号、またはポート
(アプリケーション)
名。0∼65535の半角数字、または半角英字を
入力します。
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
参照 4-43 ページ「ポート
(アプリケーション)
名一覧」
TCPSYN/ACK/FIN: TCPヘッダーの制御フラグの値。TRUE
(該当フラグが設定されてい
る場合にマッチ)/FALSE(該当フラグが設定されていない場合に
マッチ)で指定します。
─例─
TCPSYN=TRUE TCPACK=FALSE
(SYN パケット)
→ SYN フラグが立っていて、ACK フラグが立っていない場合にマッチ
TCPSYN=TRUE TCPACK=TRUE
(SYN+ACK パケット)
→ SYN フラグと ACK フラグの両方が立っている場合にマッチ
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-39
2
ハードウェア IP フィルター
UDPSPORT
UDPDPORT
: UDPヘッダーのSource Port
(送信元ポート)
番号、またはポート
(ア
プリケーション)名。0 ∼ 65535 の半角数字、または半角英字を入
力します。
: UDPヘッダーのDestination Port
(宛先ポート)
番号、またはポート
名。0 ∼ 65535 の半角数字、または半角英字を入力します。
参照 4-43 ページ「ポート
(アプリケーション)
名一覧」
TCPxxx/UDPxxx を指定する場合は、PROTOCOL=TCP/UDP も同時に指定します。
IPORT
: フィルターを適用するイングレス
(入力)
ポート番号。ADD SWITCH
L3FILTER MATCHコマンドのIMPORTパラメーターでTRUEを指
定した場合に、このパラメーターでポート番号を設定します。
EPORT
: フィルターを適用するイーグレス
(出力)
ポート番号。ADD SWITCH
L3FILTER MATCH コマンドの EMPORT パラメーターで TRUE を
指定した場合に、このパラメーターでポート番号を設定します。
IPORT/EPORT パラメーターで一度に指定できるポート数は 1 ポートのみです。複数の
ポートを指定する場合は、再度コマンドを実行してください。
PRIORITY
: ユーザープライオリティー値。A C T I O N パラメーターで
SETPRIORITY、またはSENDCOSを指定した場合に使用される値
です。0 ∼ 7 の半角数字を入力します。
PORT
: イ ー グ レ ス( 出 力 )ポ ー ト 番 号 。 A C T I O N パ ラ メ ー タ ー で
SENDEPORTを指定した場合に使用される値です。イーグレスポー
トは、イングレスポートと同じ VLAN になるようにします。
NEWTOS
: IP ヘッダーの Type of Service(サービスタイプ)
の値。ACTION パ
ラメーターで SETTOS を指定した場合に使用される値です。
ACTION
: パケットが条件に一致した場合のアクション
(処理動作)
。以下のリ
ストから指定します。デフォルトは SENDCOS です。
SETPRIORITY=PRIORITYパラメーターで指定されたユーザープ
ライオリティー値をフレームに設定(または上書き)します。
SENDCOS=PRIORITYパラメーターで指定されたユーザープライ
オリティー値に対応するキューにキューイングします。PRIORITY
パラメーターの値はフレームに設定されるわけではなく、送信
キューを決定するために使用されます。
SETTOS = NEWTOS パラメーターで指定された Type of Service
(サービスタイプ)
の値を設定
(または上書き)
します。
DENY =破棄します。
SENDEPORT = PORT パラメーターで指定されたポートをイーグ
レス
(出力)
ポートとして設定
(または上書き)
します。
(該当パケット
をこのポートから出力します。)
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
SENDEPORTの指定で、パケットをルーティングさせることはでき
ません。
SENDMIRROR =ミラーポートに転送します。
フィルターを有効にする
ハードウェア IP フィルターは次のコマンドで有効・無効にします。
デフォルトは無効です。
ENABLE SWITCH L3FILTER
DISABLE SWITCH L3FILTER
4-40
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
フィルターの設定内容を確認する
エントリーの内容を確認する場合は、次のコマンドを使用します。
SHOW SWITCH L3FILTER=filter-id ENTRY
Manager > show switch l3filter=1 entry
Hardware based filtering.... Enabled
Software filtering bypass .. Disabled
Filter ...............
Matched fields .......
Source address mask ..
Dest. address mask ...
Ingress port mask ....
Egress port mask .....
1
dip, sip
255.255.255.0
255.255.255.0
false
false
Ent. S-Address
D-Address
Prot TTL TOS NewTOS Priority
S-Mask
D-Mask
Iport Eport
Port
Syn/Ack/Fin
S-Port
D-Port
Action
-------------------------------------------------------------1 192.168.10.0
192.168.50.0
0
0
0
0
0
255.255.255.0
255.255.255.0
0/0/0
dn
--------------------------------------------------------------
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Hardware based filtering
Filter
Matched fields
Source address mask
Dest. address mask
Ingress port mask
Egress port mask
ハードウェアIPフィルターのステータスです。Enabled(有効)/
Disabled
(無効)で表示します。
フィルター番号です。
マッチ条件となるパケットフィールドです。t o s / t t l / p r o t
(protocol)/sip(sipaddr)/dip(dipaddr)/tcps
(tcpsport)/tcpd
(tcpdport)
/tcpsy(tcpsyn)/tcpa(tcpack)/tcpf(tcpfin)/udps
(udpsport)/udpd
(udpdport)で表示します。
SIPADDR で指定した Source IP Address
(送信元 IP アドレス)
に対して適用されるマスクです。
DIPADDRで指定したDestination IP Address(宛先IPアドレス)
に対して適用されるマスクです。
イングレス(入力)ポートのフィルター適用範囲。true(エント
リーで指定したイングレスポートのみに適用する)
/false(すべて
のイングレスポートに適用する)
で表示します。
イーグレス(出力)ポートのフィルター適用範囲。true(エント
リーで指定したイーグレスポートのみに適用する)
/false(すべて
のイーグレスポートに適用する)
で表示します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-41
2
ハードウェア IP フィルター
Ent.
S-Address, S-Mask, Sport
D-Address, D-Mask, Dport
Prot
Iport
Action
TTL
Eport
TOS
NewTOS
Port
4
Priority
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Syn/Ack/Fin
4-42
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
エントリー番号です。
Source IP Address
(送信元 IP アドレス)、Source Mask(送信
元マスク)、Source Port(送信元ポート)番号です。
Destination IP Address(宛先 IP アドレス)、Destination Mask
(宛先マスク)、Destination Port
(宛先ポート)番号です。
IP ヘッダーの Protocol(プロトコル)コードです。6(TCP)/17
(UDP)/1
(ICMP)
/2(IGMP)で表示します。
フィルターを適用するイングレス
(入力)ポート番号です。
パケットが条件に一致した場合のアクション
(処理動作)
です。sp
(SETPRIORITY)
/sc
(SENDCOS)
/st
(SETTOS)
/dn
(DENY)
/sp
(SENDEPORT)/sm(SENDMIRROR)で表示します。
IP ヘッダーの Time-to-Live(生存時間)
の値です。
フィルターを適用するイーグレス
(出力)ポート番号です。
IP ヘッダーの Type of Service(サービスタイプ)
の値です。
IPヘッダーのType of Service
(サービスタイプ)
の値です。条件
が一致したパケットにこの値を設定(または上書き)します。
イーグレス
(出力)
ポート番号です。条件が一致したパケットにこ
のポートをイーグレス
(出力)
ポートとして設定
(または上書き)
し
ます。
(該当パケットをこのポートから出力します。
)
ユーザープライオリティー値です。条件が一致したパケットにこ
の値を設定(または上書き)します。
TCP ヘッダーの制御フラグの値です。1(該当フラグが設定され
ている)/0
(該当フラグが設定されていない)で表示します。
TCP/UDP ポート名一覧
T C P / U D P のウェルノウンポート番号とエントリーのパラメーター(T C P /
UDPSPORT, TCP/UDPDPORT)
に使用されるポート(アプリケーション)名の対応
一覧です。
ポート名
BOOTPC
BOOTPS
DOMAIN
FINGER
FTP
FTPDATA
GOPHER
HOSTNAME
IPX
KERBEROS
LOGIN
MSGICP
NAMESERVER
NEWS
NNTP
NTP
RTELNET
SFTP
SMTP
SNMP
SNMPTRAP
SYSTAT
TELNET
TCTP
TIME
UUCP
UUCPRLOGIN
WWWHTTP
XNSTIME
ポート番号
68
67
53
79
21
20
70
101
213
88
49
29
42
144
119
123
107
115
25
161
162
11
23
69
37
540
541
80
52
プロトコル
UDP
UDP
TCP/UDP
TCP
TCP
TCP
TCP
TCP/UDP
TCP/UDP
UDP
UDP
TCP/UDP
UDP
TCP
TCP
TCP
TCP/UDP
TCP/UDP
TCP
UDP
UDP
TCP
TCP
UDP
TCP/UDP
TCP
TCP/UDP
TCP
TCP/UDP
内容
Bootstrap Protocol Client
Bootstrap Protocol Server
Domain Name Server
Finger
FTP(Control)
FTP(Default Data)
Gopher
NIC Host Name Server
IPX
Kerberos
Login Host Protocol
MSG IP
Host Name Server
NewS
Network News Transfer Protocol
Network Time Protocol
Remote Telnet Service
Simple File Transfer Protocol
Simple Mail Transfer
SNMP
SNMPTRAP
Active Users
Telnet
Trival File Transfer
Time
uucpd
uucp-rlogin
World Wide Web HTTP
XNS Time Protocol
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-43
2
ハードウェア IP フィルター
ハードウェア IP フィルターの設定例
例として、次のようなフィルターの設定について説明します。
□ VLAN Green と VLAN Yellow の通信を遮断する。
□ VLAN Green と VLAN Yellow から VLAN Blue への通信は許可する。
192.168.100.254
VLAN Blue VID=100
GO
6
192.168.100.1
9606-A
192.168.10.1
4
GO
192.168.100.0/24
1
2
9606-B
4
192.168.20.1
192.168.20.254
4
1
192.168.50.1
2
VLAN Orange VID=20
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
192.168.20.0/24
8624XL
AT-A35/SX
TX
LINK
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
4X
6X
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
100M LINK /
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK /
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
LINK
26
ACTIVITY
2X
1000BASE-SX/SC
8624XL
STATUS
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
RS-232
LINK
25
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
17X
19X
21X
23X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK /
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
100M LINK /
1
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RS-232
TX
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
21X
23X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
FAULT
RPS
RESET
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
STOP
100M LINK/
3
5
7
2
4
6
8
10M LINK /
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
9
11
13
15
10
12
14
16
TERMINAL PORT
17
19
21
23
18
20
22
24
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
8624XL
AT-A35/SX
TX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
10BASE-T/100BASE-TX NETWORK PORTS
1X
3X
5X
7X
9X
11X
13X
15X
17X
19X
21X
23X
2X
4X
6X
8X
10X
12X
14X
16X
18X
20X
22X
24X
LINK
/ACT
COL
/DPX
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35/SX
TX
LINK
26
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
100M LINK /
ACTIVITY
FULL DPX
10M LINK/
ACTIVITY
HALF DPX/
COL
TERMINAL PORT
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
24X
RS-232
STATUS
FAULT
RPS
PWR
RESET
VLAN Green
Gr
VID=10
VLAN Yellow
Yellow VID=50
192.168.10.0/24
192.168.50.0/24
VLAN GreenとVLAN Yellowは通信不可
VLAN Green/YellowはVlan Blueと通信可
# =ポート番号
使用コマンド
CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094
ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL}
ENABLE IP
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS={ipadd|DHCP} [MASK=ipadd]
ADD IP RIP INTERFACE=interface
ADD SWITCH L3FILTER MATCH={SIPADDR|DIPADDR}[,...]
[SCLASS={A|B|C|HOST}] [DCLASS={A|B|C|HOST}]
ADD SWITCH L3FILT=filter-id ENTRY [SIPADDR=ipadd]
[DIPADDR=ipadd] [ACTION={SETPRIORITY|SENDCOS|SETTOS|
DENY|SENDEPORT|SENDMIRROR}[,...]]
ENABLE SWITCH L3FILTER
SHOW SWITCH L3FILTER=filter-id ENTRY
各パラメーターの意味については該当の項の説明を参照してください。
4-44
ACTIVITY
FULL DPX
1
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
RESET
STATUS
PWR
25
AT-A35/SX
FAULT
RPS
PWR
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
1000BASE-SX/SC
RX
ACTIVITY
3
2
8624XL
AT-A35/SX
TX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
1000BASE-SX/SC
1
LINK
/ACT
COL
/DPX
LINK
/ACT
COL
/DPX
RX
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
TX
LINK
25
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
TX
AT-A35/SX
IEEE 802.3/802.3u 10BASE-T/100BASE-TX
LAYER 3 FAST ETHERNET SWITCH
RX
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ハードウェア IP フィルターの設定
□ 9606-A の設定
1
VLAN を作成します。
Manager > create vlan=Green VID=10
Manager > create vlan=Orange VID=20
Manager > create vlan=Blue VID=100
2
VLAN Green にポート 1 とポート 2、VLAN Orange にポート 4、VLAN Blue
にポート 6 を所属させます。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=green port=1,2
Manager > add vlan=orange port=4
Manager > add vlan=blue port=6
3
ENABLE IP コマンドを使用して、IP モジュールを有効にします。
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
4
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
Manager > enable ip
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Green → IP アドレス「192.168.10.0/24」
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.20.0/24」
VLAN Blue → IP アドレス「192.168.100.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-green ipaddress=192.168.10.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.20.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-blue ipaddress=192.168.100.1
mask=255.255.255.0
5
VLAN Orange と VLAN Blue のインターフェースに RIP の設定をします。
Manager > add ip rip interface=vlan-orage
Manager > add ip rip interface=vlan-blue
6
フィルターのマッチ条件を作成します。該当条件とするパケットフィールドに
IP ヘッダーの送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスを指定します。
Manager > add switch l3filter match=sipaddr,dipaddr sclass=c
dclass=c
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-45
2
ハードウェア IP フィルター
7
フィルターのエントリーを作成します。手順 6 で指定した該当条件に対して、
実際の値を設定します。さらに、値が一致した場合のアクションを指定します。
ここでは、送信元 I P アドレスに「1 9 2 . 1 6 8 . 1 0 . 0 」、宛先 I P アドレスに
「192.168.50.0」
、アクションにパケットの破棄(DENY)
を設定します。また、
手順 6 で作成したマッチ条件のフィルター番号(filter-id)は 1 とします。
Manager > add switch l3filt=1 entry sipaddr=192.168.10.0
dipaddr=192.168.50.0 action=deny
8
フィルターを有効にします。
Manager > enable switch l3filter
9
フィルターの設定内容を確認します。
Manager > show switch l3filter=1 entry
□ 9606-B の設定
1
VLAN を作成します。
4
Manager > create vlan=Yellow VID=50
Manager > create vlan=Orange VID=20
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
2
VLAN Yellow にポート 1 とポート 2、VLAN Orange にポート 4 を所属させま
す。
VLAN の指定は、VLAN 名の他 VLAN ID でも可能です。
Manager > add vlan=yellow port=1,2
Manager > add vlan=orange port=4
3
ルーティング機能が無効になっている場合は、ENABLE IP FORWARDINGコ
マンドを使用して有効にします。(デフォルトは有効に設定されています。
SHOW IP コマンドを使用して設定を確認してください。)
Manager > enable ip
4
各 VLAN のインターフェースに IP アドレスを設定します。
VLAN Yellow → IP アドレス「192.168.50.0/24」
VLAN Orange → IP アドレス「192.168.20.0/24」
Manager > add ip interface=vlan-yellow ipaddress=192.168.50.1
mask=255.255.255.0
Manager > add ip interface=vlan-orange ipaddress=192.168.20.254
mask=255.255.255.0
4-46
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5
VLAN Orange のインターフェースに RIP の設定をします。
Manager > add ip rip interface=vlan-orage
6
フィルターのマッチ条件を作成します。該当条件とするパケットフィールドに
IP ヘッダーの送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスを指定します。
Manager > add switch l3filter match=sipaddr,dipaddr sclass=c
dclass=c
7
フィルターのエントリーを作成します。手順 6 で指定した該当条件に対して、
実際の値を設定します。さらに、値が一致した場合のアクションを指定します。
ここでは、送信元 I P アドレスに「1 9 2 . 1 6 8 . 5 0 . 0 」、宛先 I P アドレスに
「192.168.10.0」
、アクションにパケットの破棄(DENY)
を設定します。また、
手順 6 で作成したマッチ条件のフィルター番号(filter-id)は 1 とします。
Manager > add switch l3filt=1 entry sipaddr=192.168.50.0
dipaddr=192.168.10.0 action=deny
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4-47
4
ル
ー
テ
ィ
ン
グ
機
能
4-48
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5
その他機能
この章では、DHCPやSNMPエージェントなどの機能の概要と
基本的な設定例を説明しています。
1
DHCP/BOOTP
DHCP/BOOTP に関する設定を行います。
DHCP サーバー
DHCPとは、クライアントに対してIPアドレスを動的に割り当てる機能です。ネッ
トワークにDHCPサーバーを置くことによって、管理者はIPアドレスを集中管理し、
各クライアントの構成パラメーターを定義することができます。
DHCPサーバーは、クラアントのためにあらかじめプールされたIPアドレスを、一
定期間リースするという形でランダムに割り当てます。
また、IPアドレス以外に、サブネットマスク、デフォルトルート、DNSサーバーな
ど、同一サブネット内で共通に用いられるパラメーターを提供することもできます。
DHCP
(BOOTP)モジュールは次のコマンドで有効・無効にします。
BOOTP オプションを指定した場合は、BOOTP モジュールのみが対象となります。
ENABLE DHCP [BOOTP]
DISABLE DHCP [BOOTP]
DHCP ポリシーは次のコマンドで作成・消去します。
ポリシーはクライアントに提供する基本的な構成パラメーターです。
5
ADD DHCP POLICYコマンドを使用すると、ポリシーに様々な構成パラメー
てください。
ターを追加することができます。詳しくは「コマンドリファレンス」を参照し
そ
の
他
機
能
CREATE DHCP POLICY=name LEASETIME={lease-time|INFINITY} [INHERIT=name]
DELETE DHCP POLICY=name
各パラメーターの意味は次のとおりです。
name
LEASETIME
INHERIT
5-2
: ポリシー名。1 ∼15 文字の半角英数字を入力します。大文字・小文
字の属性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映
されます。この名前は他のコマンドでポリシーを識別する際に使用
します。
: リース期限
(秒)
。3600
(秒)
以上の半角数字を入力します。BOOTP
の場合は、INFINITY
(無期限)を指定してください。
: 継承するポリシー名。既存のポリシーと同様の設定内容を持つポリ
シーを新規に作成する場合に、もととなるポリシー名を指定します。
同じようなポリシーを複数作成する場合に使用すると、コマンドの
省略になります。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
DHCP レンジは次のコマンドで作成・消去します。
レンジはクライアント用にプールする IP アドレスの範囲です。
CREATE DHCP RANGE=name POLICY=name IP=ipadd NUMBER=number [GATEWAY=ipadd]
DELETE DHCP RANGE=name IP=ipadd
各パラメーターの意味は次のとおりです。
name
POLICY
IP
NUMBER
GATEWAY
: レンジ名。1 ∼ 15文字の半角英数字を入力します。大文字・小文字
の属性は無視されますが、表示には大文字・小文字の区別が反映さ
れます。
: ポリシー名。このレンジに提供するデフォルトのポリシー名を指定
します。
: 開始 IP アドレス。レンジの先頭となる IP アドレスを指定します。
X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
: プールする IP アドレス数。開始 IP アドレスから何個分の IP アドレ
スをプールするかを指定します。
: DHCP/BOOTPリレーエージェントのIPアドレス。指定したレンジ
のIPアドレスが、ローカルインターフェースにない場合に指定しま
す。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入力します。
DHCP
(BOOTP)サーバーの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW DHCP
Manager > show dhcp
5
DHCP Server
そ
の
他
機
能
State .................. enabled
BOOTP Status ........... disabled
Debug Status ........... disabled
Policies ............... GreenNET
Ranges ................. GreenIP ( 192.168.10.240 - 192.168.10.249 )
In Messages ............ 0
Out Messages ........... 0
In DHCP Messages ....... 0
Out DHCP Messages ...... 0
In BOOTP Messages ...... 0
Out BOOTP Messages ..... 0
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5-3
1
DHCP/BOOTP
各パラメーターの意味は次のとおりです。
State
BOOTP Status
Debug Status
Policies
Ranges
In Messages
Out Messages
In DHCP Messages
Out DHCP Messages
In BOOTP Messages
Out BOOTP Messages
DHCP サーバーのステータスです。enabled/disabled で表示し
ます。
BOOTPサーバーのステータスです。enabled/disabledで表示し
ます。
ポリシー名です。
レンジ名です。
DHCP/BOOTP メッセージの受信総数です。
DHCP/BOOTP メッセージの送信総数です。
DHCP メッセージの受信総数です。
DHCP メッセージの送信総数です。
BOOTP メッセージの受信総数です。
BOOTP メッセージの送信総数です。
DHCP ポリシーの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW DHCP POLICY
Manager > show dhcp policy
DHCP Policies
5
Name: GreenNET
Base Policy: none
01 subnetmask .......
03 router ...........
06 dnsserver ........
51 leasetime ........
そ
の
他
機
能
255.255.255.0
192.168.10.1
192.168.10.253
7200
192.168.10.254
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Name
Base Policy
Options
5-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ポリシー名です。
もととなるポリシー名です。他のポリシーを継承している場合に
表示されます。
リース期間、およびADD DHCP POLICYコマンドで追加したオ
プションのリスト表示です。
DHCP レンジの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW DHCP RANGE
Manager > show dhcp range
DHCP Ranges
Name: GreenIP
Policy ..................... GreenNET
Start Address .............. 192.168.10.240
End Address ................ 192.168.10.249
Used Address(es) ........... none
Free Address(es) ........... 192.168.10.240 192.168.10.241 192.168.10.242
192.168.10.243 192.168.10.244 192.168.10.245
192.168.10.246 192.168.10.247 192.168.10.248
192.168.10.249
Reclaiming Address(es) ..... none
In DHCP Messages ........... 0
In Discover Messages ....... 0
In Request Messages ........ 0
In Decline Messages ........ 0
In Release Messages ........ 0
Out DHCP Messages .......... 0
Out Offer Messages ......... 0
Out Ack Messages ........... 0
Out Nak Messages ........... 0
In BOOTP Messages .......... 0
Out BOOTP Messages ......... 0
5
そ
の
他
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Name
Policy
Start Address
End Address
Used Address(es)
Free Address(es)
Reclaiming Address(es)
レンジ名です。
デフォルトのポリシー名です
開始 IP アドレスです。
終了 IP アドレスです。
現在クライアントに割り当てられている IP アドレスです。
現在空いている IP アドレスです。
現在クライアントから回収されている IP アドレスです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5-5
1
DHCP/BOOTP
DHCP/BOOTP リレーエージェント
DHCP/BOOTPリレーエージェントとは、受信したDHCP/BOOTPリクエストメッ
セージを DHCP/BOOTP サーバーに中継する機能です。
通常 DHCP/BOOTP リクエストメッセージはブロードキャストで送信されるため、
DHCP/BOOTPサーバーとDHCP/BOOTPクライアントは同一のネットワークセグ
メントにある必要があります。
DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を使用すれば、DHCP/BOOTPサーバーと
DHCP/BOOTPクライアントが異なるセグメント上ある場合でも、DHCP/BOOTP
を利用することができます。
DHCP/BOOTP リレーエージェントは次のコマンドで有効・無効にします。
ENABLE BOOTP RELAY
DISABLE BOOTP RELAY
DHCP/BOOTPリクエストメッセージの中継先は次のコマンドで追加・削除します。
ADD BOOTP RELAY=ipadd
DELETE BOOTP RELAY=ipadd
DHCP/BOOTP メッセージ内 Hops フィールドの上限しきい値は次のコマンドで 1
5
∼ 16 の範囲で設定します。
Hops フィールドは DHCP/BOOTP メッセージが経由したホップ
(ルーター)数を記
そ
の
他
機
能
録するために使用されます。Hopsフィールドの上限しきい値を設定すると、しきい
値を超えたDHCP/BOOTPメッセージはリレーエージェントによって破棄されます。
デフォルトは 4 です。
SET BOOTP MAXHOPS=1..16
5-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
DHCP/BOOTP リレーエージェントの設定内容は次のコマンドで表示します。
SHOW BOOTP RELAY
Manager > show bootp relay
BOOTP Relaying Agent Configuration.
Status
: ENABLED
Maximum Hops : 4
BOOTP Relay Destinations
-----------------------192.231.35.29
------------------------
BOOTP Counters
--------------InPackets
OutPackets
0000000000
0000000000
InRejects
0000000000
InRequests
0000000000
InReplies
0000000000
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Status
Maximum Hops
BOOTP Relay Destinations
InPackets
OutPackets
InRejects
InRequests
InReplies
5
DHCP/BOOTP リレーエージェントのステータスです。ENABLED/DISABLED で表示します。
DHCP/BOOTPメッセージ内Hopsフィールドの上限しきい値で
す。
DHCP/BOOTP リクエストメッセージの転送先となる IP アドレ
スです。
DHCP/BOOTP メッセージの受信総数です。
DHCP/BOOTP メッセージの送信総数です。
エラーにより受信を拒否された DHCP/BOOTP メッセージの総
数です。
DHCP/BOOTP リクエストメッセージの受信総数です。
DHCP/BOOTP リプライメッセージの受信総数です。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
そ
の
他
機
能
5-7
1
DHCP/BOOTP
DHCP クライアント
VLANインターフェースにIPアドレスを設定する場合、IPアドレスを手動で設定す
るのではなく、DHCP クライアントとして動的に割り当てることができます。
VLAN インターフェースを DHCP クライアントに設定すれば、IP アドレス以外に、
サブネットマスク、デフォルトルート、DNSサーバーなど、同一サブネット内で共
通に用いられるパラメーターを取得することができます。
DHCP クライアント機能を使用する場合は、次のコマンドで IP パラメーターのリ
モートアサインを有効にします。
ENABLE IP REMOTEASSIGN
VLAN インターフェースを DHCP クライアントに設定するには次のコマンドを使用
します。
ADD IP INTERFACE=interface IPADDRESS=DHCP
ADD IP INTERFACE コマンドを実行しただけでは、VLAN インターフェー
スに IP パラメーターは割り当てられません。必ず、ADD IP INTERFACE コ
マンド実行前に、ENABLE IP REMOTEASSIGNコマンドを実行し、IPパラ
メーターのリモートアサインを有効にしておいてください。
5
DHCP クライアントの設定内容は次のコマンドで表示します。
そ
の
他
機
能
SHOW DHCP
Manager > show dhcp
DHCP Client
Interface ..............
State ..................
Server .................
Assigned Domain ........
Assigned IP ............
Assigned Mask ..........
Assigned Gateway .......
Assigned DNS ...........
Assigned Lease .........
5-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
vlan10
bound
192.168.10.1
marketing.allied-telesis.co.jp
192.168.10.230
255.255.255.0
192.168.10.32
192.168.10.1 192.168.10.10
259200
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Interface
State
Server
Assigned Domain
Assigned IP
Assigned Mask
Assigned Gateway
Assigned DNS
Assigned Lease
DHCP によって IP パラメーターを取得するように設定されたイ
ンターフェース(VLAN)名です。
パラメーターの取得状況です。init
()selecting(取得中)/bound
(取得済み)
で表示します。
DHCP サーバーの IP アドレスです。DHCP リプライメッセージ
未受信の場合は 0.0.0.0 で表示します。
DHCP によって割り当てられたドメイン名です。
DHCP によって割り当てられた IP アドレスです。DHCP リプラ
イメッセージ未受信の場合は 0.0.0.0 で表示します。
DHCP によって割り当てられたサブネットマスクです。
DHCPによって割り当てられたゲートウェイ
(ルーター)
アドレス
です。
DHCP によって割り当てられた DNS サーバーの IP アドレスで
す。DHCPリプライメッセージ未受信の場合は0.0.0.0で表示し
ます。
リース期限
(秒)
です。DHCPリプライメッセージ未受信の場合は
0 で表示します。
5
そ
の
他
機
能
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5-9
2
ARP
ARP に関する設定を行います。
スタティック ARP は次のコマンドで追加・削除します。
ADD IP ARP=ipadd INTERFACE=interface ETHERNET=macadd PORT=port-list
DELETE IP ARP=ipadd
各パラメーターの意味は次のとおりです。
ipadd
INTERFACE
ETHERNET
PORT
: ホストの IP アドレス。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字を入
力します。
: インターフェース名。VLAN IDを使用する場合はVLANn の形式で、
VLAN 名を使用する場合は VLAN-vlanname の形式で入力します。
: ホストのMACアドレス。XX-XX-XX-XX-XX-XXの形式で16進数を
入力します。
: ポート番号。半角数字で入力します。
ARP テーブルの内容は次のコマンドで表示します。
SHOW IP ARP
Manager > show ip arp
Interface
IP Address
Physical Address
ARP Type
Status
-----------------------------------------------------------------------vlan1
172.16.28.148
00-05-02-77-24-c7
Dynamic
Active
vlan1
172.16.28.255
ff-ff-ff-ff-ff-ff
Other
Active
vlan1
172.16.28.1
08-03-50-37-00-00
Static
Active
vlan1
255.255.255.255 ff-ff-ff-ff-ff-ff
Other
Active
------------------------------------------------------------------------
5
そ
の
他
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Interface
IP Address
Physical Address
ARP Type
Status
ホストが所属する VLAN 名です。
ホストの IP アドレスです。
ホストの MAC アドレスです。
ARPエントリーの種類です。Dynamic(ARPリクエスト・リプラ
イメッセージの交換によるダイナミックエントリー)
/Static
(スタ
ティックエントリー)
/Other
(ブロードキャストアドレスなど本体
によって自動的に生成されたエントリー)で表示します。
現在のステータスです。Active/Inactive で表示します。
プロキシー ARP は次のコマンドで ON/OFF を設定します。
デフォルトはすべてのルーターインターフェースで ON に設定されています。
ADD IP INTERFACE=interface [PROXYARP={ON|OFF}]
5-10
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3
SNMP エージェント
本製品はSNMP対応のネットワークマネージャーによる管理が可能です。ここでは、
SNMP による管理を行う上で必要な設定について説明します。
SNMP エージェントへのアクセス
本製品内の SNMP エージェントにアクセスするためには、少なくとも 1 つの VLAN
にIPアドレスが割り当てられている必要があります。本製品のデフォルト設定では、
すべてのポートが 1 つの VLAN「default VLAN(VLAN ID = 1)」に所属しています。
IP アドレスの設定方法については「3 Telnet でログインする」を参照してください。
参照 2-12 ページ「IP アドレスを設定する」
サポートする MIB
SNMPによる管理を行うには、管理ステーションに適切なMIBがインストールされ
ている必要があります。本製品は、次の MIB をサポートしています。
□
□
□
□
□
□
□
MIB II
イーサネット MIB
ブリッジ MIB
RMON MIB
(1,2,3,9)
インターフェース拡張グループ MIB
ホストリソース MIB
プライベート MIB
RFC
RFC
RFC
RFC
RFC
RFC
1213
1643
1493
1757
1573
1514
5
そ
の
他
機
能
SNMP の設定
基本的な SNMP パラメーターの設定例を示します。
以下の説明は、次のような仮定で行います。
□
□
□
□
□
□
認証 Trap の発行:有効
コミュニティー名:public
コミュニティー「public」のアクセスレベル:読み出しのみ
(read-only)
ネットワーク管理ステーション・Trap ホストの IP アドレス:192.168.11.5
コミュニティー「public」の Trap 発行:有効
LinkUp/Down Trap の発行:ポート 1 で有効
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5-11
3
SNMP エージェント
使用コマンド
ENABLE SNMP
ENABLE SNMP AUTHENTICATE_TRAP
CREATE SNMP COMMUNITY=name [ACCESS={READ|WRITE}] [TRAPHOST=ipadd]
[MANAGER=ipadd] [OPEN={ON|OFF|YES|NO|TRUE|FALSE}]
ENABLE SNMP COMMUNITY=name [TRAP]
ENABLE INTERFACE={ifIndex|interface} LINKTRAP
パラメーター
name
ACCESS
TRAPHOST
MANAGER
OPEN
5
name
そ
の
他
機
能
TRAP
ifindex|interface
: コミュニティー名。1∼15文字の半角英数字で入力します。コミュ
ニティー名は大文字・小文字を区別します。
: アクセスレベル。READはMIBオブジェクトの読み出しのみ(readonly)、WRITE は MIB オブジェクトの読み書き可能(read-write)で
す。デフォルトは READ です。
: Trap ホストの IP アドレス。Trap を受信するネットワーク管理ス
テーションを指定します。X.X.X.X の形式で、0 ∼ 255 の半角数字
を入力します。
: ネットワーク管理ステーションのIPアドレス。X.X.X.Xの形式で、0
∼ 255 の半角数字を入力します。SNMP マネージャーは最大 16 個
設定することができます。
: ネットワーク管理ステーションからアクセス。すべてのネットワー
ク管理ステーションからのアクセスを許可する場合は ON(YES/
TRUE)、MANAGER パラメーターで指定したネットワーク管理ス
テーションのみのアクセスを許可する場合はOFF
(NO/FALSE)
を指
定します。デフォルトは OFF です。
: コミュニティー名。1∼15文字の半角英数字で入力します。コミュ
ニティー名は大文字・小文字を区別します。
: Trap の発行。指定したコミュニティーで Trap を発行するか否かを
指定します。コミュニティーは CREATE SNMP COMMUNITY コ
マンドで作成した場合デフォルトで有効となっていますが、Trapの
発行はデフォルトで無効です。
: LinkUp/Down Trapの発行。ifIndexの場合は半角数字、interfaceの
場合は portn
(n はポート番号)の形式で半角数字を入力します。
SNMP の設定
1
ENABLE SNMP コマンドで、SNMP エージェントを有効にします。
不正なSNMPアクセスを監視するため、認証失敗時のTrapの発行も有効にし
ます。
Manager > enable snmp
Manager > enable snmp authenticate_trap
5-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
2
CREATE SNMP COMMUNITY コマンドで、コミュニティー「public」を作成
します。
Manager > create snmp community=public access=read
traphost=192.168.11.5 manager=192.168.11.5 open=no
3
ENABLE SNMP COMMUNITYコマンドで、コミュニティー「public」のTrap
発行を有効にします。
Manager > enable snmp community=public trap
4
ENABLE INTERFACE LINKTRAP コマンドで、ポート 1 の LinkUp/Down
Trap の発行を有効にします。
Manager > enable interface=port1 linktrap
5
SHOW SNMP COMMUNITY コマンドで、SNMP の設定を確認します。
Manager > show snmp community=public
SNMP community information:
Name ............................
Access ..........................
Status ..........................
Traps ...........................
Open access .....................
Manager .........................
Trap host .......................
public
read-only
Enabled
Enabled
No
192.168.11.5
192.168.11.5
5
そ
の
他
機
能
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Name
Access
Status
Traps
Open access
Manager
Trap host
コミュニティー名です。
アクセスレベルです。read-only
(読み出しのみ)
/read-write
(読み
書き可能)で表示します。
コミュニティーのステータスです。Enabled/Disabled で表示し
ます。
Trap 発行の有無です。Enabled/Disabled で表示します。
ネットワーク管理ステーションからのアクセスです。Yes(すべ
てのネットワーク管理ステーションからのアクセスを許可)
/No
(指定したネットワーク管理ステーションからのアクセスのみ許
可)で表示します。
ネットワーク管理ステーションの IP アドレスです。
Trap ホストの IP アドレスです。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
5-13
5
そ
の
他
機
能
5-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6
付 録
この章では、トラブルシューティング、オプションの拡張モ
ジュールの仕様と装着手順、製品仕様について説明しています。
1
トラブルシューティング
本製品を使用中になんらかのトラブルが発生したときの対処方法について説明します。
セルフテストについて
本製品は、セルフテスト機能
(自己診断機能)を備えており、万一異常が発生したと
きには、そのテスト結果をソフトウェアのCLI画面に表示し、異常の内容に応じて動
作を制御します。
セルフテストの実行
セルフテストは次の場合に実行されます。
□
□
□
□
電源を投入したとき
本体前面リセットボタンを押して再起動したとき
RESTART REBOOT コマンドを使用して再起動したとき(Cold スタート)
致命的エラーによって自動的に再起動したとき
メッセージ表示
正常な起動時には次のようなメッセージが表示されます。
INFO:
INFO:
PASS:
INFO:
PASS:
INFO:
INFO:
Force
INFO:
INFO:
INFO:
6
Self tests beginning.
RAM test beginning.
RAM test, 32768k bytes found.
BBR tests beginning.
BBR test, 128k bytes found.
Self tests complete.
Downloading switch software.
EPROM download (Y) ?
Initial download successful.
Executing configuration script <ud001114.cfg>
Switch startup complete
付
録
セルフテスト時のメッセージは以下の 4 つの項目で順に表示されます。
□
□
□
INFO
PASS
ERROR
□
FAIL
本体の動作状況を表示します。
テストが問題なく終了したことを意味します。
テストでエラーが発生し、その内容を表示しますが、本体はそのまま動
作を続けます。
テストで致命的なエラーが発生し、本体は動作を停止します。
セルフテストの内容は、本体内蔵のソフトウェアに Telnet 経由でアクセスし
ている場合は表示されません。
6-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
ブートオプション
セルフテスト終了直後、画面に EPROM から強制ブートを実行するためのオプショ
ンが表示されます。
Force EPROM download (Y) ?
このメッセージが表示されている間に
キーを押すと、初期状態のEPROM
(パッチ
なし)をロードして、本体を起動することができます。
表示内容と対処方法
INFO: Self tests beginning.
コードローダーのテストが開始されます。
INFO: RAM tests beginning.
RAM のテストが開始されます。
PASS: RAM test, 32768k bytes found.
RAM テストが問題なく終了しました。本体で使用されるメモリー容量が表示
されます。
ERROR: RAM test 5. Error address = 00345678
上記のアドレスでRAMテストにエラーが発生しました。RAMテストは成功す
るまで繰り返されます。上記の例では、5 回目の RAM テストを実行していま
す。エラーが続く場合は、メモリーシステムに欠陥がありますので、アライド
テレシス サポートセンターまでご連絡ください。
INFO: BBR tests beginning.
バッテリーのテストが開始されます。
PASS: BBR test, 128k bytes found.
バッテリーのサイズ・ロケーションテストが問題なく終了しました。バッテ
リーサイズが表示されます。
6
FAIL: BBR test, Error address = 12345678
上記のロケーションで、バッテリーのサイズ・ロケーションテストにエラーが
発生しました。
付
録
バッテリーシステムを交換する必要がありますので、アライドテレシス サポー
トセンターまでご連絡ください。
FAIL: BBR test, only 16k bytes found
バッテリーのサイズ・ロケーションテストは終了しましたが、ソフトウェアを
動作させるために必要な最小値を下回っています。
INFO: Self tests complete.
セルフテストが終了しました。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-3
1
トラブルシューティング
INFO: Downloading switch software.
ROM からソフトウェアとベクトルテーブルのダウンロードが開始されます。
ERROR: Code load retried.
FAIL: Code load failed.
ROMからRAMへのコードのロード中にエラーが発生しました。ロードは数回
繰り返されます。各回でエラーが発生すると、ERRORが表示されます。再試
行が最大回数に達した場合は FAIL が表示されます。
INFO: Initial download successful.
セルフテストおよびダウンロードが完了し、ソフトウェアが起動します。
INFO: Executing configuration script <ud001114.cfg>
<script-name>に格納された設定コマンドの実行が開始されます。スクリプト
上で異常が検出された場合は、ERROR メッセージが表示されます。
INFO: Switch startup complete
起動時のすべてのプロセスが終了しました。この時点で本体は基本的なスイッ
チングの動作を行うことができます。
6
付
録
6-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
トラブルと思ったら
トラブルが発生したときは、まず発生したトラブルやLEDの状態を確認のうえ、該
当の説明をお読みください。
LED 表示の確認
□ ポート LED
2 種類の LED ランプで各ポートの状態を表します。
LED
色
COL
/DPX
表示内容
点灯
1000Mbpsでリンクが確立しています。
点滅
1000Mbpsでパケットを送受信しています。
点灯
10Mbps、または100Mbpsでリンクが確立しています。
点滅
10Mbps、または100Mbpsでパケットを送受信しています。
─
消灯
リンクが確立されていません。
緑
点灯
Full duplexで通信しています。
点灯
Half duplexで通信しています。
点滅
コリジョンが発生しています。
消灯
リンクが確立されていません。
緑
LINK
/ACT
状態
橙*
橙
─
* LINK/ACT LED の橙色は 9606T のみ
□ ステータス LED
3 種類の LED ランプで本体全体の状態を表します。
LED
FAULT
RPS
PWR
色
赤
状態
点灯
本体、または内蔵ソフトウェアが故障しています。
6
点滅
ファンに障害があります。
または、リダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」
から電源が供給されています。
付
録
消灯
システムに異常はありません。
点灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでONが指定されて
いて、かつ、リダンダント電源装置「CentreCOM
RPS8000」のDC電源ケーブルが接続されています。
消灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでOFFが指定されて
いるか、ONが指定されている場合は、リダンダント電源装置
「CentreCOM RPS8000」のDC電源ケーブルが接続され
ていません。
点灯
本体に電源が供給されています。
消灯
電源ケーブルが正しく接続されていないか、指定した電源電圧
が使用されていません。
緑
緑
表示内容
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-5
1
トラブルシューティング
電源を投入したが、PWR LED が点灯しない
電源ケーブルが、正しく接続されていますか。
電源ケーブルに断線等はありませんか。
AC100V、50/60Hzの電源電圧で使用する場合は、必ず、同梱の電源ケーブルを使用して
ください。
指定された電源電圧を使用していますか。
ネットワークケーブルを接続しても LINK LED が点灯しない
正しいケーブルを使用していますか。
1000BASE-SXポートのケーブルはマルチモード光ファイバーケーブルで、コア/クラッ
ド径が 50/125μm、もしくは 62.5/125μm のものを使用してください。
1000BASE-Tポートのケーブルは10BASE-Tの場合カテゴリー3以上、100BASE-TXの
場合カテゴリー 5 以上、1000BASE-T の場合エンハンスド・カテゴリー 5(および同等仕
様)の UTP ケーブルを使用してください。
ケーブルの長さが制限を越えていませんか。
ケーブル長は 1000BASE-SX の場合最大 550m、1000BASE-T の場合最大 100m と規定
されています。ただし、1000BASE-SXの場合、使用する光ファイバーケーブルの「コア
径」や「伝送帯域」によって最大距離が異なりますので、ご注意ください。
接続先の機器に電源は投入されていますか。
6
ネットワークインターフェースカードに障害はありませんか。
通信モードは接続先の機器と通信可能な組み合わせに設定されていますか。
付
録
FAULT LED は点灯していませんか。
本体に異常が発生した場合は、FAULT LED は点灯したままになります。
本体前面のリセットボタンを押す、ソフトウェアの RESTART REBOOT コマンドを使用
する、電源ケーブルを接続し直すなどして本体を再起動してください。
6-6
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
コンソールターミナルに文字が入力できない
RS-232 ケーブルは正しく接続されていますか。
ターミナルソフトを 2 つ以上同時に起動していませんか。
同一の COM ポートを使用するソフトウェア(主に通信ソフトウエア)を複数起動すると、
COMポートにおいて競合が発生し、通信できない、または不安定になるなどの障害が発生
します。
ターミナルソフトの設定内容(通信条件)は正しいですか。
RS-232ケーブルで本製品を接続しているCOMポート名と、ターミナルソフトで設定して
いる COM ポート名が一致しているかを確認してください。
また、通信速度が本製品とターミナルソフトで一致しているかを確認してください。本製
品の通信速度はデフォルトで 9,600bps に設定されています。
コンソールターミナルで文字化けする
ターミナルソフトの通信速度は正しいですか。
ターミナルソフトでシリアルポートの速度が9,600bpsに設定されているかを確認してく
ださい。本製品の通信速度がデフォルトの設定で、ターミナルソフトの通信速度が
9,600bps 以外に設定されていると文字化けを起こします。
文字入力モードは英数半角モードになっていますか。
全角文字や半角カナは、入力しないでください。通常、DOS/V機では
ら
キーを押しなが
キーを押して入力モードの切り替を行います。
6
以上の処置をしても正常に動作しないときは、アライドテレシス サポートセンター
までご連絡ください。
付
録
参照 7-2 ページ「サポート連絡先」
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-7
2
ソフトウェアのバージョンアップ
最新ソフトウェアの入手方法
最新のソフトウェア
(ファームウェアファイルやパッチファイル)
は、弊社ホームペー
ジから入手することができます。
ホームページからソフトウェアのダウンロードを行う際に、お客様を認証するため、
本製品の「シリアル番号」の入力を要求されます。ダウンロードを行う前に、あら
かじめ本製品のシリアル番号を調べておいてください。シリアル番号は、製品に同
梱されている
(本体底面に貼付されている)
シリアル番号シールに記載されています。
ホームページからのダウンロード
1
Microsoft Internet Explorer、Netscape Navigator などの Web ブラウザーを使
用して、アライドテレシスのホームページ
「http://www.allied-telesis.co.jp/」
にアクセスします。
2
「サポート」をクリックします。
3
「ダウンロード・マニュアル・FAQ」の項で「Switch」を選択し、
[GO!]ボタン
をクリックします。
4
製品リストの中から「CentreCOM 9606SX/SC」/「CentreCOM 9606T」の
「Download」を選択します。
以後、表示される画面の指示にしたがい、ご希望のバージョンのソフトウェア
をダウンロードしてください。
ソフトウェアは、セットアップツールとソフトウェアセットの 2 つのダウンロード
6
モジュールで提供されます。
付
録
□
セットアップツール
本製品にソフトウェアをダウンロードするためのツール
(fwinst.exe)
を内包し
た圧縮ファイルです。このツールは、TFTP サーバー機能を内蔵しており、
Windows 95/98/2000 Professional、および Windows NT 4.0 上での使用
が可能です。ツールは全バージョン共通のため、一度PCにインストールすれ
ば、次回バージョンアップ時には、ソフトウェアのみをホームページからダウ
ンロードすればよいことになります。
□
ソフトウェアセット
以下のファイルを圧縮してひとつのファイルにしたものです。場合によっては、
パッチファイル(.PAZ/PAT)のみの提供となります。
□ ファームウェアファイル(.REZ/REL)
□ パッチファイル(.PAZ/PAT)
□ ヘルプファイル(.HLP)
6-8
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
バージョンアップ方法
セットアップツールは、本製品にロードされている古いソフトウェアの削除、本製
品への最新のソフトウェアのダウンロード、ダウンロードされたファームウェアへ
のライセンスの付与
(ファームウェアは、本製品にダウンロードしただけでは動作し
ません。基板のシリアル番号と認証キーによりファームウェアにライセンスを与え
る必要があります)を自動的に行うプログラムです。
セットアップツールの詳しい使用方法については、ダウンロードのページに掲載さ
れている「バージョンアップ手順書」
(PDF)を参照してください。
バージョンアップの手順
1
ダウンロードした圧縮ファイルを展開(解凍)します。
2
セットアップツール
(fwinst.exe)
を起動します。
3
最初に表示される[製品の選択]ダイアログで「Switch」を選択し、ソフトウェ
アファイルが格納されているフォルダを指定します。
(セットアップツールは、弊社ルーター製品「AR シリーズ」と共通です。
)
4
以後、表示されるダイアログの指示にしたがって、バージョンアップを行いま
す。
セットアップツールの使用によって、設定ファイルが削除されることはありま
せんが、念のためバージョンアップ作業の前に、設定ファイルのバックアップ
を作成しておくことをお勧めします。バックアップは、アップロード機能を使
存することによって作成することができます。
6
セットアップツールを使用してバージョンアップを行う場合は、ファイルの転
付
録
用するか、SHOW FILEコマンドで設定ファイルを表示し、ログ情報として保
送が終了し、本体が自動的に再起動するまで、電源ケーブルの抜き差しを行わ
ないでください。セットアップツールが本製品のメモリーにアクセスしている
最中に電源を切ると、フラッシュメモリーの内容が不正になり、ブートできな
くなる可能性があります。
セットアップツールを、単体のTFTPサーバーとして使用することはできませ
ん。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-9
2
ソフトウェアのバージョンアップ
ファイルのバージョン表記
ファームウェアファイル
ファームウェアファイルのバージョンは、ピリオドで区切られた 3 桁の数字
「major.minor.interim」(例えば「2.2.3」)の形式で表されます。「major」はメジャー
バージョン番号、「minor」はマイナーバージョン番号です。
「interim」は、不具合修
正などのために提供されていたパッチがファームウェアに反映された時点で加算さ
れます。
ファームウェアは、
「86s-rrr.REL」または「86s-rrr.REZ」というファイル名で提供
されます。
「86s-」で始まり、
「rrr」は「major.minor.interim」からピリオドを取り除
いた3桁の数値、拡張子「.REL」は圧縮されていない形式のファームウェアのリリー
ス、「.REZ」は圧縮された形式のリリースであることを示します。
参照 2-32 ページ「ファイル名の指定」
パッチファイル
パッチファイルは、ファームウェアに対する暫定的な不具合修正のために使用され、
「86rrr-pp.PAT」または「86rrr-pp.PAZ」というファイル名で提供されます。
「86-」
で始まり、
「rrr」はパッチの対象となるリリースのバージョン番号、
「pp」はパッチ
番号を示します。パッチ番号は「01」から始まります。
例えば「86s-223.REZ」に対して、初めて提供されるパッチは「86223-01.PAZ
(.PAT)」となります。最新のパッチファイルは、パッチ番号「01」から不具合修正
された内容のすべてを含む形式で提供されます
(対象となるファームウェアに適用可
能なパッチファイルは 1 つだけです)。拡張子「.PAT」は圧縮されていない形式の
パッチファイル、「.PAZ」は圧縮された形式のパッチファイルであることを示しま
す。
6
参照 2-32 ページ「ファイル名の指定」
付
録
セットアップツールにおけるバージョン表記
セットアップツールでは、バージョンを「major.minor.interim plpp」のように表し
ます。各数値は上記の各ファイル説明での項目と同様です。ただし、「pp」の 10 の
桁の「0」は表記されません。
(例えば「2.2.3 pl2」)
6-10
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
3
拡張モジュール
本製品には、オプション
(別売)で、拡張モジュールが用意されています。
前面にある2つの拡張スロットにどのような組み合わせでも装着が可能なため、様々
なメディアと速度に対応し、ネットワークを柔軟に構成・拡張することができます。
AT-A35SX/SC・AT-A35LX/SC
AT-A35SX/SCは1000BASE-SXポートを1ポート、AT-A35LX/SCは1000BASELX ポートを 1 ポート装備しています。
AT-A35SX/SC
TX
RX
LINK
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
ACTIVITY
1000BASE-SX/SC
AT-A35SX/SC
1000BASE-SX × 1ポート
AT-A35LX/SC
TX
RX
LINK
CLASS 1
LASER PRODUCT
DO NOT STARE
INTO BEAM
ACTIVITY
1000BASE-LX/SC
AT-A35LX/SC
1000BASE-LX × 1ポート
項目
外形寸法
仕様
81.0mm (W) x 25.5 mm (H) x 127.0 mm (D)
6
LED 表示
LED
LINK
色 状態
LINK
ACTIVITY
ACTIVITY
表示内容
緑
点灯
リンクが確立しています。
―
消灯
リンクが確立されていません。
橙
点灯
パケットを送受信しています。
―
消灯
パケットを送受信していません。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
付
録
6-11
3
拡張モジュール
仕様(AT-A35SX/SC)
項目
仕様
規格
IEEE 802.3z 1000BASE-SX
コネクター
SC 2芯
通信モード
Auto negotiate I Full duplex
ケーブル
項目
仕様
波長(nm)
850
ファイバータイプ
MMF
コア径(μm )
50
62.5
伝送損失(dB/km)
3.5
3.75
伝送帯域(MHz・km)
400
500
160
200
伝送距離(m)
2∼500
2∼550
2∼220
2∼275
仕様(AT-A35LX/SC)
6
項目
仕様
規格
IEEE 802.3z 1000BASE-LX
コネクター
SC 2芯
通信モード
Auto negotiate I Full duplex
ケーブル
項目
付
録
仕様
波長(nm)
1300
1310
ファイバータイプ
MMF
SMF
コア径(μm )
50
62.5
10
伝送損失(dB/km)
1.5
1.5
0.5
伝送帯域(MHz・km)
400 or 500
500
N/A
伝送距離(m)
2∼550
2∼550
2∼5000
MMF:Multi Mode Fiber
(マルチモードファイバー)
SMF: Single Mode Fiber
(シングルモードファイバー)
6-12
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
AT-A39/T
AT-A39/Tは、1000BASE-T
(10BASE-T/100BASE-TX)ポートを1ポート装備し
ています。
AT-A39/T
1000M LINK
100M LINK
ACTIVITY
FULL DPX
1000BASE-T
COL
HALF DPX
AT- A39/T
1000BASE-T × 1ポート
項目
外形寸法
仕様
81.0mm (W) x 25.5 mm (H) x 127.0 mm (D)
LED 表示
LED
色 状態
緑
1000M LINK
1000M LINK
100M LINK
ACTIVITY
FULL DPX
HALF DPX
COL
100M LINK
1000Mbpsでリンクが確立しています。
点滅
1000Mbpsでパケットを送受信しています。
点灯
ACTIVITY
橙
点滅
FULL DPX
COL
表示内容
点灯
10Mbps、または100Mbpsでリンクが確立
しています。
10Mbps、100Mbpsでパケットを送受信し
ています。
―
消灯
リンクが確立されていません。
緑
点灯
Full duplexで通信しています。
点灯
Half duplexで通信しています。
点滅
コリジョンが発生しています。
消灯
リンクが確立されていません。
橙
HALF DPX
―
6
仕様
項目
通信方式
コネクター
通信モード
ケーブル
最大ケーブル長
その他
付
録
仕様
IEEE 802.3 10BASE-T
IEEE 802.3u 100BASE-TX
IEEE 802.3ab 1000BASE-T
RJ-45
Auto negotiate | 10Mbps/100Mbps/1000Mbps |
Full duplex/Half duplex | Master/Slave
10BASE-T
:カテゴリー3以上
100BASE-TX :カテゴリー5以上
1000BASE-T :エンハンスド・カテゴリー5(カテゴリー5E)
100m
MDI/MDI-X自動切替機能サポート
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-13
3
拡張モジュール
拡張モジュールの取り付けかた
拡張モジュールの取り付け/取りはずし作業は、必ず、本体の電源ケーブルを
抜いて、電源を切ってから行ってください。感電の恐れがあります。
拡張モジュールは、静電気に非常に敏感な部品を使用しています。静電気に
よって、電子部品が損傷する恐れがありますので、取り扱いの際は、アースス
トラップを使用するなどの静電防止対策をして、ボード部分にはできるだけ手
を触れないようにしてください。
また、保管するときは、拡張モジュールが梱包されていた静電防止袋に入れて、
静電気のある場所を避けてください。
拡張モジュールの取り付け
1
本体の電源ケーブルを抜きます。
2
本体前面拡張モジュール用スロットのカバーパネルのネジをドライバーでゆる
めて、カバーパネルをはずします。
3
拡張モジュールのボード部分を、スロットのボードガイドにそって差し込みま
す。このとき、ボード部分には手を触れず、前面パネルを持って取り付けてく
ださい。
6
拘束ネジ
付
録
25
26
ボードガイド
6-14
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
4
拡張モジュールの前面パネルが本体の前面パネルとそろう位置まで、拡張モ
ジュールを押し込みます。
5
拡張モジュールの拘束ネジをドライバーでしめます。
6
電源ケーブルを接続します。
参照 1-15 ページ「電源ケーブルを接続する」
7
以上で、拡張モジュールの装着が完了しました。
拡張モジュールを取りはずす場合は、拘束ネジをドライバーでゆるめ、前面パネル
を持ってゆっくりと引き抜きます。
拡張モジュールを装着していないときは、拡張モジュール用スロットにカバー
パネルを付けておいてください。
1000BASE-SXポートには、ほこりなどからコネクターを保護するダストカ
バーが付いています。光ファイバーケーブルを接続していないときは、コネク
ターにダストカバーを付けておいてください。
LASECLAS
S
DO R PROD1
NO
INTOT ST UCT
AR
BEAM
E
AT-A
TX 35/SX
RX
100
0BA
ダストカバー
LINK
SE-S
X/S
C
ACTI
VITY
25
6
26
付
録
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-15
4
リダンダント電源装置
本製品には、オプション
(別売)で、リダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000
(以下、RPS8000 と略します)
」が用意されています。
RPS8000の使用により、停電や電源ケーブルの断線・接続不良、本体の電源ユニッ
トの故障といった電源障害による本体の機能停止を防ぎます。
RPS8000
RPS8000 の接続のしかた
RPS8000 の接続
1
DC 電源ケーブル(RPS8000 の同梱品)を使用して、本体背面の RPS コネク
ターと、RPS8000 の DC 電源出力コネクター(OUTPUT 1)を接続します。
このとき、本体の電源を切る必要はありません。
ラック
RPSコネクター
9606
6
付
録
DC電源出力コネクター
(OUTPUT 1)
DC電源ケーブル(RPS8000の同梱品)
AC電源ケーブル
6-16
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
RPS8000
2
AC 電源ケーブル
(RPS8000 の同梱品)のソケット側を RPS8000 本体背面の
AC 電源コネクターに接続します。
次に、AC 電源ケーブルのプラグ側を電源コンセントに接続します。
9606
RPS8000
AC電源ケーブル
(RPS8000の同梱品)
→本製品の電源ケーブルと別系統のAC電源コンセントに接続
サーキットブレーカーの遮断などによる商用電源の供給停止に対応するには、
RPS8000 の電源ケーブルは本製品の電源ケーブルと別系統の電源コンセン
トに接続してください。
3
RPS8000 の電源スイッチをオンにします。
正しく電源が供給されると、PWR8000 の POWER LED(緑)が点灯します。
6
付
録
POWER LED
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-17
4
リダンダント電源装置
RPS8000 のモニター
RPS8000 の状態表示には、LED の表示と CLI での表示があります。
どちらも、SET SYSTEM RPSMONITOR コマンドによるモニターの有効化が必要
です。
使用コマンド
SET SYSTEM RPSMONITOR={ON|OFF}
パラメーター
RPSMONITOR
: RPS8000のモニター。ON
(有効)
/OFF
(無効)
で指定します。デフォ
ルトは OFF です。OFF の場合、LED や CLI で RPS8000 の状態を
表示することはできません。
LED の表示
本体前面ステータス LED で、本体と RPS8000 の電源状態を表示します。
LED
FAULT
RPS
色
状態
表示内容
点滅
リダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」から電源
が供給されています。
消灯
リダンダント電源装置「CentreCOM RPS8000」から電源
が供給されていません。
点灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでONが指定されて
いて、かつ、リダンダント電源装置「CentreCOM
RPS8000」のDC電源ケーブルが接続されています。
消灯
SET SYSTEM RPSMONITORコマンドでOFFが指定されて
いるか、ONが指定されている場合は、リダンダント電源装置
「CentreCOM RPS8000」のDC電源ケーブルが接続され
ていません。
赤
緑
6
付
録
6-18
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
CLI の表示
SHOW SYSTEM コマンドで、本体と RPS8000 の電源状態を表示します。
Manager > show system
Switch System Status
Time 21:15:28 Date 24-Aug-2001.
Board
ID Bay Board Name
Rev Serial number
-------------------------------------------------------------Base
86
8624XL
M3-1 40896093
-------------------------------------------------------------Memory - DRAM : 32768 kB
FLASH : 6144 kB
-------------------------------------------------------------SysDescription
CentreCOM 8624XL version 2.2.2-01 11-Jul-2001
SysContact
SysLocation
SysName
blackhoge
SysDistName
SysUpTime
11737570 ( 1 days, 08:36:15 )
Software Version: 2.2.2-01 11-Jul-2001
Release Version : 2.2.2-00 20-Jun-2001
Patch Installed : Release patch
Territory
: japan
Help File
: help.hlp
Main PSU
RPS Monitor
RPS PSU
: On
: On
: On
Main Fan
RPS Connected
6
: On
: YES
付
録
∼以下、省略∼
各パラメーターの意味は次のとおりです。
Main PSU
RPS Monitor
RPS Connected
RPS PSU
本体の電源状態です。On
(電源オン)/Off
(電源オフ)で表示しま
す。
RPS8000のモニターのステータスです。On
(有効)
/Off
(無効)
で
表示します。
本製品と RPS8000 の DC 電源ケーブルによる接続状態です。
YES
(接続)/NO
(未接続)で表示します。
RPS8000の電源状態です。On
(電源オン)
/Off
(電源オフ)
で表示
します。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-19
5
仕 様
ここでは、本製品に関する詳細な情報を必要とする方を対象に、本製品の動作条件
や、コネクターのピンアサインなどを説明します。
コネクター・ケーブル仕様
1000BASE-SX インターフェース
2 連 SC コネクターを使用しています。
項目
波長
送信光パワー
受光感度
1000BASE-SXインターフェース
850nm
-5.5dBm∼-9.5dBm
-17.0dBm以下
ケーブルは、GI(Graded Index)型マルチモード光ファイバーケーブルで、コア/ク
ラッド径が 62.5/125μm(推奨)、もしくは 50/125μm のものを使用します。
項目
波長(nm)
コア径(μm )
伝送損失(dB/km)
伝送帯域(MHz-km)
伝送距離(m)
6
付
録
6-20
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
GI型マルチモード光ファイバーケーブル
850
50
62.5
3.5
3.75
400
500
160
200
2∼500
2∼550
2∼220
2∼275
1000BASE-T インターフェース
RJ-45 型のモジュラージャックを使用しています。
12345678
コンタクト
MDI
MDI-X
1
BI_DA+
BI_DB+
2
BI_DA−
BI_DB−
3
BI_DB+
BI_DA+
4
BI_DC+
BI_DD+
5
BI_DC−
BI_DD−
6
BI_DB−
BI_DA−
7
BI_DD+
BI_DC+
8
BI_DD−
BI_DC−
ケーブルの結線は下図のとおりです。
CentreCOM 9606T
接続機器
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
1 BI_DA+
2 BI_DA-
BI_DB+ 1
BI_DB- 2
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
3 BI_DB+
6 BI_DB-
BI_DA+ 3
BI_DA- 6
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
4 BI_DC+
5 BI_DC-
BI_DD+ 4
BI_DD- 5
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
7 BI_DD+
8 BI_DD-
BI_DC+ 7
BI_DC- 8
ハ
イ
ブ
リ
ッ
ド
6
RS-232 インターフェース
DSUB 9Pin
(メス)タイプのコネクターを使用しています。
5 4 3 2 1
9 8 7 6
付
録
RS-232
DCE
信号名
(JIS規格)
信号内容
1
NOT USED
未使用
2
TXD(TD)
送信データ
3
RXD(RD)
受信データ
4
DSR(DR)
データセットレディ
5
SG(SG)
信号用接地
6
DTR(ER)
データ端末レディ
7
CTS(CS)
送信可
8
RTS(RS)
送信要求
9
NOT USED
未使用
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
6-21
6
付
録
6-22
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
7
保証とユーザーサポート
この章では、本製品の保証と、障害の際のユーザーサポート、調
査依頼書のご記入方法について説明します。
1
保証とユーザーサポート
保証
本製品に添付されている「製品保証書」の「製品保証規定」をお読みになり、「ユー
ザー登録カード」に必要事項をご記入の上、弊社「ユーザー登録係」までご返送く
ださい。
「ユーザー登録カード」が返送されていない場合、保証期間内の無償での修理や、障
害発生時のユーザーサポートなどが受けられません。
保証の制限
本製品の使用または使用不能によって生じたいかなる損害
(人の生命・身体に対する
被害、事業の中断、事業情報の損失またはその他の金銭的損害を含み、またこれら
に限定されない)については、弊社は、その責を一切負わないこととします。
ユーザーサポート
ユーザーサポートを受けていただく際には、このマニュアルの調査依頼書を
(拡大)
コピーしたものに必要事項をご記入の上、下記サポート連絡先までFAXしてくださ
い。
記入内容などについては、
「2 調査依頼書のご記入にあたって」を参照してくださ
い。
サポート連絡先
アライドテレシス株式会社 サポートセンター
Tel:
Fax:
7
0120-860-772
祝・祭日を除く月∼金曜日
0120-860-662
年中無休 24 時間受付
保
証
と
ユ
ー
ザ
ー
サ
ポ
ー
ト
7-2
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
9:00 ∼ 12:00
13:00 ∼ 18:00
2
調査依頼書のご記入にあたって
本依頼書は、障害の原因をできるだけ早く見つけるためにご記入いただくものです。
ご提供いただく情報が不十分な場合には、原因究明に時間がかかったり、最悪の場
合には、問題が解決できないこともあります。
迅速に問題の解決を行うためにも、弊社担当者がお客様の環境を理解できるよう、以
下の点にそってご記入ください。
記入用紙に書ききれない場合は、プリントアウトなどを別途添付してください。
なお、状況によりご連絡が遅れることもございますが、あらかじめご了承ください。
使用しているハードウエアについて
□
製品名、シリアル番号
(S/N)
、リビジョン
(Rev)
を調査依頼書に記入してくだ
さい。
シリアル番号、リビジョンは、製品に同梱されている
(本体底面に貼付されてい
る)シリアル番号シールに記載されています。
(例)
□
拡張モジュールを使用している場合は、拡張モジュール名を記入してください。
□
ソフトウェアバージョンを記入してください。
ソフトウェアバージョンは、SHOW SYSTEMコマンドを実行して表示される
「Software Version」の項で確認することができます。
お問い合わせ内容について
□
どのような症状が発生するのか、それはどのような状況で発生するのかを出来
る限り具体的に(再現できるように)記入してください。
□
エラーメッセージやエラーコードが表示される場合には、表示されるメッセー
ジの内容のプリントアウトなどを添付してください。
7
ネットワーク構成について
□
保
証
と
ユ
ー
ザ
ー
サ
ポ
ー
ト
ネットワークとの接続状況や、使用されているネットワーク機器がわかる簡単
な図を添付してください。
□
他社の製品をご使用の場合は、メーカー名、機種名、バージョンなどをご記入
ください。
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
7-3
7
保
証
と
ユ
ー
ザ
ー
サ
ポ
ー
ト
7-4
CentreCOM 9606SX/SC・9606T
ユーザーマニュアル
調査依頼書(CentreCOM 9606)
年 月 日 一般事項
1. 御社名:
部署名:
ご担当者名:
ご連絡先住所:〒
TEL: ( )
FAX: ( )
2. 購入先:
TEL: ( )
購入先担当者:
購入年月日:
ハードウェアとネットワーク構成
1. 製品名、シリアル番号(S/N)、リビジョン(Rev)、拡張モジュール名、ソフトウェアバージョン
製品名:CentreCOM □ 9606SX/SC □ 9606T
S/N
Rev
拡張モジュール名:□ AT-A35SX/SC □ AT-A35LX/SC □ AT-A39/T ソフトウェアバージョン:
2. お問い合わせ内容
□設置中に起こっている障害
3. ネットワーク構成図
□別紙あり
□別紙なし
□設置後、運用中に起こっている障害
□別紙あり
□別紙なし
簡単な図で結構ですからご記入をお願いします。
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Thank you for your participation!

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