Yamaha | EMX5016CF | EMX5016CF 取扱説明書

POWERED
POWERED MIXER
MIXER
取 扱 説明書
クイックガイド
7ページ∼11ページ
ミキサーの基礎知識
12ページ∼18ページ
JA
emx5016CF_j_01.fm Page 2 Monday, January 30, 2012 3:24 PM
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然
に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
∼しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■ 「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するため
に、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
この表示の欄は、
「死亡す
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、
「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
警告
電源 / 電源コード
接続
電源は必ず交流 100V を使用する。
接地接続を確実に行なう。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。誤って接続
すると、
感電や火災のおそれがあります。
電源コードに は、
感電 を防ぐための アース線が あります。電源プ
ラグをコンセントに差し込む前に、必ずアース線を接地接続して
必ず実行
必ず実行
いたあとで行なってください。
電源コードは、
必ず付属のもの を使用する。
また、付属の電源コー
ドを他の製品に使用しない。
故障、
発熱、火災などの原因になります。
くださ い。
確実 に接 地接続 しない と、
感 電の原 因にな ります。ま
た、
アース 線を外す場 合は、
必ず 電源プラグ をコンセント から抜
分解禁止
必ず実行
この 機器 の内 部を 開け たり、内部
の部品を分解 したり改造し たりし
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲げた
り、
傷つけたりしない。また、
電源コードに重いものをのせない。
禁止
電源コードが破損し、
感電や火災の原因になります。
ない。
感電や火災、けが、または故 障の原
因に なり ます。異常 を感 じた 場合
など、
点検 や修理は、必ずお 買い上
禁止
げの販売店ま たは巻末のヤ マハ修
理ご相談セン ターにご依頼 くださ
い。
(5)-7
2
EMX5016CF 取扱説明書
emx5016CF_j_01.fm Page 3 Thursday, January 26, 2012 6:54 PM
水に注意
異常に気づいたら
この機器の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。ま
た、
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。
電源コードやプラグがいたんだ場合、または使用中に音が出なく
なったり 異常な におい や煙が 出たり した場 合は、
す ぐに電 源ス
感電や火災、
または故障の原因になります。
イッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、
または故障のおそ れがあります。
至急、お買い上げの
必ず実行
禁止
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
販売店または 巻末のヤマハ 修理ご相談セ ンターに点検 をご依頼
ください。
感電のおそれがあります。
この機器を落とすなどして破損した場合は、すぐに電源スイッチ
を切り、
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、
または故障のおそ れがあります。
至急、お買い上げの
禁止
必ず実行
販売店または 巻末のヤマハ 修理ご相談セ ンターに点検 をご依頼
ください。
注意
電源 / 電源コード
直射日光のあ たる場所(日中の車内 など)
や ストーブの近 くなど
極端に温度が 高くなると ころ、
逆に 温度が極端 に低いところ、ま
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセ
ントから電源プラグを抜く。
感電や火災、
故障の原因になることがあります。
禁止
た、
ほこりや振動の多いところで使用しない。
この機器のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
必ず実行
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
電源プラグを 抜くときは、電源コー ドを持たず に、
必ず電 源プラ
グを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあります。
りする原因になります。
禁止
必ず実行
この機器の通風孔をふさがない。
内部の温度上昇を防ぐため、
この機器の前 面と背面には通風孔が
禁止
あります。特に、
この 機器をひっくり返したり、横倒しや前後逆さ
まにしたりし ない。
機 器内部に熱が こもり、故障や火災の 原因に
なることがあります。
設置
テレビやラジオ、ステレオ、携帯
電話など他の電気 製品の近くで
この機器を移動するときは、
必ず 電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行なう。
必ず実行
コードをいためたり、
お客様や他 の方々が転倒したりするおそれ
があります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
必ず実行
電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を感じた場合に
は、
すぐに 電源スイッ チを切り、電源プラグ をコンセント から抜
いてください。また、電源スイッ チを切った 状態でも微電 流が流
れています。この製品 を長時間使用 しないとき は、
必ず電 源プラ
グをコンセントから抜いてください。
禁止
などに雑音が生じ る場合があり
ます。
接続
他の機器と接 続する場合は、すべて の電源を切っ た上で行なう。
また、電源 を 入 れた り 切っ た り する 前 に、
必 ず 機器 の 音量(ボ
リューム)
を最小にする。
必ず実行
EIA 標準のラックにこの機器をマウントする場合は、ラックの背
場合は、
機器と機器の間を空けた り通風パネルなどを取り付けた
り、
この機器に熱がこもらないようにする。
必ず実行
その場合は、
この機器を重ねてマウントできます。放熱が不十分だと
機器内部に熱がこもり、故障や火災の原因になることがあります。
イコライザーやフェーダーをすべて最大には設定しない。
接続した機器によっては、
発振し たりスピーカーを破損したりす
る原因になることがあります。
感電、
聴力障害または機器の損傷になることがあります。
スピーカーの接続には、
スピーカ ー接続専用のケーブルを使用す
る。
面を開放して、
ラックを壁から10cm以上離す。
また、パワーアン
プなどの発熱 しやすい機器 といっしょに ラックにマウ ントする
必ず実行
使用しない。
この機器またはテ レビやラジオ
それ以外 のケー ブルを 使うと、火災の 原因に なるこ とがあ りま
す。
コネクターの ハンドル部(ハウジン グ)
に金 属が露出した スピー
カーケーブルを使用しない。
電位差によって感電するおそれがあります。ハンドル部が非金属
禁止
製のもの、
もしくはハンドル部に 絶縁処理がされているものをお
使いください。
禁止
(5)-7
EMX5016CF 取扱説明書
3
使用時の注意
スピーカーの 故障を防ぐ ために、
電 源を入れる ときは、
最 後にこ
の機器の電源を入れる。
また、電源を切るときは、最初にこの機器
の電源を切る。
大きな音量で長時間ヘッドフォ
ンやスピーカーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
必ず実行
この機器の通風孔やパネルのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
この機 器の 上に のっ たり 重い もの
をの せた り しな い。
ま た、ボタ ンや
スイッチ、入出力 端子など に無理な
禁止
この機器の通 風孔やパネル のすき間から 金属や紙片な どの異物
を入れない。
禁止
禁止
感電、
ショート、火災や故障の原因になることがあります。入った
場合は、
す ぐに電源ス イッチを切り、電源プ ラグをコンセ ントか
力を加えない。
この機器 が破損し たり、
お 客様や他
の方々 がけ がを した りす る原 因に
なります。
ら抜いた上で、
お買い上げの販売 店または巻末のヤマハ修理ご相
談センターに点検をご依頼ください。
XLR タイプコネクターのピン配列は、
以下のとおりです。
(IEC60268 規格に基づいています)
1:グラウンド
(GND)、2:ホット
(+)、3:コールド(−)
INSERT I/O 端子のフォーンジャックのピン配列は以下のとおりです。
Tip:OUT、
Ring:IN、
Sleeve:GND
スピコン型コネクターの接続には、
Neutrik プラグ(NL4)のスピーカーケーブルをお使いください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
必ず電源スイッチを切りましょう。
• 使用後は、
ボリ ュームコントロール、接続端子など の消耗部品は、使用時間により劣化 しやすいため、消耗に応じて部品の 交換が必要になります。消耗部品の交
• スイッチ、
換は、
お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
この製品は、
JIS C 61000-3-2 に適合しています。
取扱説明書について
この取扱説明書は、以下のセクションから構成されています
■ 基礎編(7 ページ)
ミキサーを使うのが初めての方でもすぐに使えるように、クイックガイドを掲載しています。さらにミキサーの知識を深めるように、ミ
キサーの基礎知識を紹介しています。
■ リファレンス編(19 ページ)
EMX の機能を知るために、各部の名称と機能、セットアップなどを紹介しています。
*
本文中では、EMX5016CF を「EMX」と表記することがあります。
*
この取扱説明書に掲載されているイラストはすべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
*
この取扱説明書に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標および商標です。
市販の音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など、著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することが禁じら
れています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
4
EMX5016CF 取扱説明書
このたびは、YAMAHA パワードミキサー EMX5016CFをお買い求めいただきまして、まことにありがとう
ございます。EMX5016CFの優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただくために、この
取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。お読みになったあとは、保証書とともに保管してください。
目次
特長 ..................................................................................................................................................................................... 6
ご使用前の準備 .................................................................................................................................................................. 6
■ 基礎編
クイックガイド............................................................................................................7
スピーカーから音を出す .................................................................................................................................................. 7
ボーカルにリバーブ(残響音) をかける .................................................................................................................... 10
ボーカルにコンプレッサーをかける ............................................................................................................................ 11
ミキサーの基礎知識 .................................................................................................. 12
知っておくと便利な知識 ............................................................................................................................................... 12
端子の形状 ............................................................................................................................................................. 12
バランスとアンバランスの違い .................................................................................................................................. 13
どうやってバランスはノイズを取り除くのか ? ......................................................................................................... 13
バランスケーブル .......................................................................................................................................................... 14
信号のレベルとデシベル ............................................................................................................................................... 14
より良いミックスにするノウハウ .............................................................................................................................. 15
ミックスのアプローチ―どこからスタートする ?―........................................................................................ 15
イコライザーは本当に使うべき ?....................................................................................................................... 16
音場作り ................................................................................................................................................................. 17
モジュレーションエフェクト : フェーザー、コーラス、フランジャー ......................................................... 17
コンプレッサー ..................................................................................................................................................... 18
■ リファレンス編
各部の名称と機能 ..................................................................................................... 19
チャンネル 1 から 15/16 ........................................................................................................................................... 19
デジタルエフェクト ....................................................................................................................................................... 22
マスターセクション ....................................................................................................................................................... 23
リアパネル ...................................................................................................................................................................... 28
スピーカーの接続 ..................................................................................................... 29
2 チャンネル接続 ................................................................................................................................................. 29
2 チャンネルパラレル接続 .................................................................................................................................. 29
FRC 機能を利用した GEQ の設定方法 ....................................................................... 30
ラックマウント......................................................................................................... 32
セットアップ............................................................................................................ 33
困ったときは ? ......................................................................................................... 34
仕様 ........................................................................................................................ 35
サービスについて ..................................................................................................... 40
EMX5016CF 取扱説明書
5
特長
入力チャンネル ............................................................................................. 19 ページ
最大 12のマイク入力 ( チャンネル 1から 15/16)、最大 4 つのステレオ入力( チャンネル 9/10か
ら 15/16) に対応しています。た とえば、マイク 8 本とステレオ機器 4 台を接続したり、マ イク
10 本とステレオ機器2 台を接続したりするなど、マイクからラインレベル機器、ステレオ出力の
シンセサイザーまで幅広い機器を組み合わせて使用できます。
高性能デジタルエフェクト ............................................................................. 22 ページ
ヤマハマルチエフェクター SPXシリーズと同クラスの内蔵エフェクト (2系統 )を使用して、EMX
だけでもバリエーション豊かな音作りができます。SEND EFF端子も装備してい ますので、外部
エフェクターも使用できます。
コンプレッサー ............................................................................................ 18 ページ
マイクや生楽器 (ギター )などの入力にコンプレッサーをかけると、 音声信号の ピークを圧縮して
音を歪ませずに全体の音量を 上げることができます。聴感上 の音圧が上がり迫力あるサウ ンドを
得ることができます。また、入力信号だけ でなく、ステレオバスの信号に3 バンドコンプレッサー
をかけて(MAXIMIZE 機能 )、出力信号全体の音圧を上げることもできます。
パワーアンプ内蔵 .......................................................................................... 25 ページ
パワーア ンプを内蔵してい ます。外部にパワーア ンプを接続しなく ても、スピーカー(アンプ な
し)をSPEAKERS端子に接続できます。SPEAKERS端子には、スピコン端子とフォーン端子の
2種類があります。
グラフィックイコライザー /FRC.................................................................... 30 ページ
9 バンドのグラフィ ックイコライザーで、ステレオバス の信号の周波数特性を 調整でき ます。ま
た、FRC機能 (Frequency Responce Correction System)で音場の周波数特性を測定し、測定
結果に合わせてグラフィックイコライザーを自動的に設定して、簡単に音場を補正することもでき
ます。
フィードバックサプレッサー .......................................................................... 25 ページ
ハウリングを検出して自動的に除去できます。
ご使用前の準備
■ 電源の準備
1
2
3
POWERスイッチが「OFF」になっていることを確認します。
[AC IN]端子に付属の電源コードを接続します。
電源コンセント(AC100V)にプラグを差し込みます。
■ 電源を入れる/切る
NOTE
• ス ピーカーから大 きなノイズが発 生しないように するため、音源に 近い機器から順 に電源を入れて ください。
例:
音源(外部 機器)→ EMX本体 → パワーアンプ(パワードスピーカー)
電 源をOFFにするときは、上 記の逆の順番に なります。
• 電 源を入れる前に 、チャンネル フェーダー、STマ スターフェーダ ー、AUX1/2フェーダー、ST SUB OUT コントロ ールなどを最小に しておいて
く ださい。
• POWERスイッチの ON/OFFを連 続して素早く切 り替えると、誤動作の原因に なることがあり ます。POWERスイッチを OFFにしてから 再度ONに
す る場合は、10秒以上の間隔を 空けてください。
POWERスイッチを押すと、電源が入ります。
GEQデ ィスプレ イに「EMX5016CF」と 表示さ れます。 電源を切 るには、 もう一 度POWERス イッチを 押します 。
GEQデ ィスプレ イが消灯 します 。
6
EMX5016CF 取扱説明書
基礎編
クイックガイド
基礎編
スピーカーから音を出す
お手持ちのスピーカーを EMXに接続して、音を出してみましょう。接続する機器によって手順や操作が異なり
ますが、ここでは2台のスピーカーを使ってステレオ出力してみます。
入力 端子
S PEAKERS 端子
1
スピーカー、マイク、楽器などを接続します。
正しい接続
SPEAKERS端 子 A/Bにそれ ぞれス ピーカー( 内蔵アン プなし)1
台ずつス ピーカー 専用ケ ーブルで 接続しま す。ギタ ーや楽器 などの
外部機器 を入力 端子に接 続しま す。33 ペー ジのセ ットアッ プを参
照してく ださい。
他の 機器(マイ クも含 む)と接続 する場 合は、すべ ての機器 の電源 を
切っ た状態で 行なって ください 。また電源 を入れ たり切っ たりする と
きは、必ずすべ ての機器の 音量(ボ リューム)を最小に してください 。
1 台のスピー カーにS PEAKERS 端子A /B の両方の入 力をしないで く
ださい 。EMX 本体が故障 する場合があ ります。
間違った接続
NOTE
エレキギター やエレキベー スなどを接続 する場合は、DI(ダイ レクトボック
ス)、プリア ンプ(ギター アンプ)、ア ンプシミュレ ーターなど を経由してミ
キサーに接続 することをお すすめします 。
EMX5016CF 取扱説明書
7
基礎編
クイックガイド
[2 6dB ]スイ ッチ
GAIN コントロ ール
POWER AMP
切り替え スイッチ
PHANTOMス イッチ
ONスイ ッチ
P EA Kイ ンジケー ター
STマス ターフェ ーダー
チャンネ ルフェー ダー
2
3
チャンネルフェーダーとSTマスターフェーダーを下げておき
ます。(最小に設定します。)
POWER AMP切り替えスイッチをL-Rにします。
POWER AMP 切り替え スイッ チについ て詳しく は、25 ペ ージを
ご覧くだ さい。
4
接続したチャンネルの[26dB] スイッチをオン(
はオフ(
)に設定します。
)また
キー ボー ドや オーデ ィオ 機器 など 入力 信号 のレ ベル が高 い機 器を
接続した チャンネ ルは、スイッ チをオ ン(
)にし ます。マイク
など入力 信号のレ ベルが 低い機器 を接続し たチャ ンネルは 、スイッ
チをオフ (
5
)にし ます。
コンデンサーマイクを使用する場合は、PHANTOMスイッ
チをオンにします。
• ファンタム電 源が不要なときは、必ずこのスイッチをオフにし ておい
てください。
• ファンタム電 源をオンにする場合は、コンデンサーマイク以外 の機器
が XLR タ イプの入力 端子に接続 されていな いことを確 認してくだ さ
い。外 部機器 の故障 の原因 になり ます。た だし、バ ランス 型ダイ ナ
ミックマイク は接続されていても問題ありません 。
• スピーカー保 護のために、パワ ーアンプ内蔵機器(EMX本体も 含む)
の電 源を切っ た状態で 、ファンタ ム電源を オン / オフし てくださ い。
また、 EMX 本体の チャン ネルフ ェーダー と STマ スターフ ェーダ ー
を、すべて最 小にしておくことをおすすめします 。
8
EMX5016CF 取扱説明書
POWERス イッチ
基礎編
クイックガイド
6
電源を入れます。
接続し た外部 機器の 電源を すべてオ ンにし たあと 、EMX 本 体の電
源をオン にします 。パワー アンプ(パワー ドスピー カー)を 接続し
ている場 合は、EMX本体 のあと に電源を オンにし ます。
NOTE
スピーカーか ら大きなノイ ズが発生しな いようにする ため、音 源に近い機器
から順に電源 を入れてくだ さい。
例: 音源 (外部機器)→ EMX本体 → パワーアンプ (パワード スピーカー)
7
楽器やマイクで音を出しながら、最大入力時にPEAKインジ
ケーターが一瞬点灯する程度にGAINコントロールを調整し
ます。
NOTE
ST/ AFL・P FL スイッ チを AFL ・PFL(
) にして、各 チャンネ ルの PFL
スイッチをオ ンにすると 、より正確な 信号のレベ ルを LEVEL メ ーターに表
示できます。 LEV EL メ ーターの“▼ ”(0) の位置 をときどき超 えるように、
入力信号を GAINコント ロールで調整 してください 。
また、P FL スイ ッチ をオン にした チャ ンネル の信 号を PHONES 端 子から
ヘッドフォン でモニターで きます。
8
9
10
ONスイッチをオンにします。
STマスターフェーダーを“0”に合わせます。
楽器やマイクで音を出しながら、各チャンネルのチャンネル
フェーダーを調整します。
スピーカ ーからの 出力を 聞きなが ら、各チ ャンネル のフェー ダーを
調整しま す。
NOTE
・ ST/AF L・PFL スイッチが ST(
) の状態 で、内蔵アンプ に入力される
信号が LEVELメ ーターに表示 されます。
・ SPEAKERS 端子から出力される信号 のクリッピングレベルは 、LIMITER
インジケー ターで確認してください 。レベルメーターの“PEAK”が点灯
する前に、 LIMITERインジ ケーターが点灯します。
11
STマスターフェーダーで全体の音量を調節します。
LIMITERイ ンジケーター が長く点灯し 続けると、内蔵 アンプやスピ ー
カーを 破損する原因 となりますの でご注意くだ さい。
EMX5016CF 取扱説明書
9
基礎編
クイックガイド
ボーカルにリバーブ(残響音)をかける
コンサートホールやライブハウスで演奏しているような臨場感を得ることができます。
P ROGRAM選 択ダイア ル
EFF 1 コント ロール
EFF 1 ONスイッ チ
EFF 1 RTNフェ ーダー
1
EFFECT1 のPROGRAM選択ダイアルでエフェクトを選びます。
たとえば 、リバー ブなら 1 から 5を選 びます。
1
2
3
4
2
HALL 1
ROOM 1
PLATE 1
LARGE STAGE 1
EFF1 ONスイッチをオン(
5
6
7
8
SMALL STAGE 1
VOCAL ECHO
KARAOKE
DELAY
)にします。
オンにす ると、スイッ チが点灯 します 。別 売のフッ トスイッ チFC5
をEFF1 ON/OFF端子に 接続す ると、内蔵エフ ェクトの オン /オフ
を足元で 切り替え ること ができま す。
3
4
5
EFF1 RTNフェーダーを“0”に合わせます。
エフェクトをかけたいチャンネルのEFF1コントロールでエ
フェクトのかかり具合を調節します。
EFF1 RTNフェーダーで全体のかかり具合を調節します。
PARAMETER コン トロール でリバー ブ / ディレイ タイムを 調整す
ることも できます 。
10
EMX5016CF 取扱説明書
9
0
A
B
CHORUS
EARLY REF.
GATE REVERB
REVERSE GATE
C
D
E
F
TREMOLO
SINGLE DELAY
DYNA FILTER
PITCH CHANGE
基礎編
クイックガイド
ボーカルにコンプレッサーをかける
サビなど強く歌っている部分は音量 を抑えたり、弱く歌っている部分 は音量を持ち上げたりするため、全 体的
に音が均等に聞こえるようになり ます。また、一つ一つの音がはっきり するので、歌詞も聴き取りやすく なり
ます。
C OMPコン トロール
1
コンプレッサーをかけたいチャンネルの COMPコントロールでかかり具合を調節します。
右に回す とコンプ レッサ ーが強く かかりま す。コ ンプレッ サーをか けすぎ るとハウ リングし やすく なります
ので、少 し抑えて 設定し ましょう 。コンプ レッサ ーについ て詳しく は、18 ページ をご覧く ださい 。
EMX5016CF 取扱説明書
11
基礎編
ミキサーの基礎知識
はじめに
ミキサーを手にして使う準備は万端、とりあえずミキサーにマイクや楽器などを接続してコントロール
を回してみたけど、「どうしたらいいのかわからない。」って思われるかもしれません。少しミキサーを
使った経験がある方でも、ミキサーを使うのが初めての方でも、このミキサーの基礎知識を読むと意外
と知らなかったことやミキシングのコツを知ることができます。
知っておくと便利な知識
端子の形状
初 めてミキサ ーに楽器な どを接続す るとき「な ぜミキサーの リアパネル には違うタ イプの端子 があるのだ ろう ?」
「端子
の 違いは何だろ う ?」とい う疑問がわき ませんでした か ? ここ では、よく使 われる端子 のタイプを紹 介します。
RCA ピン端子
長 い間 、家庭 用の オー ディ オ機 器に 多く 使わ れて いる お 馴染 みの 端子 です。
RCA ピン端子は、 アンバラン ス専用で標準 値 ( ノミナ ル ) − 10 dBV のラ
イ ンレベルの信 号を送りま す。CD プ レーヤーや ホームオーデ ィオ機器を ミキ
サ ーに接続する ときや、ミキサーの出 力信号をカ セットレコー ダーや録音 機器
に 接続するとき によく使い ます。
白
赤
Phone(フォーン)端子
Sleeve
「フォー ン端子」と いう名前は 、電話の交 換機にこの 形状の端子 が使われて い
た ことから来て います。フ ォーン端子 は、見ただ けではどのタ イプの信号 に対
応 しているかわ からないた め、少々やっか いな端子です 。つまり、アンバ ラン
ス のモノラ ル、アン バランス のステレ オ、バラ ンスのモ ノラル、Insert 端 子
に もなります。大抵の場合 は、ミキサ ーのパネル 上か取扱説明 書にどのタ イプ
の 信号に対応し ているか書 いてあります 。フォーン端子 の中でも TRS フ ォー
ン 端子と 言わ れてい る端子 は、バラ ンス信 号に 対応し ていま す。TRS とは、
フ ォーンプラグ の形状を表 した Tip-Ring-Sleeve の頭文 字を示して います。
Ring
Tip
ステレオタイプ
モノラルタイプ
XLR 端子
外 来ノイズに強 い 3 極 の端子で、バ ランス信号 を送ります。 接続先の回 路が
正 しく設計され ていれば、アンバラン ス信号でも問 題なく送れ ます。マイ クの
接 続やプロオー ディオ機器 の入出力など に、この XLR 端子を使い ます。
オス
メス
12
EMX5016CF 取扱説明書
基礎編
ミキサーの基礎知識
バランスとアンバランスの違い
キ ーワードは、「ノイ ズ」です。
バ ランス伝送方 式はノイズ を打ち消すこ とができま すが、アン バランス伝 送方
式 は打ち消すこ とができま せん。では ノイズの打 ち消しがなぜ 重要なのか と言
う と、私たちが絶 えずノイズに 囲まれて生 活しているか らです。たとえ ば、テ
レ ビや ラジオ から のノイ ズは もちろ ん、電線 、モー ター、電 灯、コ ンピュ ー
タ ーの画面など からもノイ ズは発生しま す。
そ のため、ど んな長さの ケーブルでも アンテナの ようにあらゆ るノイズを 拾っ
て しまいます。ケーブルが 長ければ長 いほどノイズ を拾いやす くなるため、長
い ケーブルを使 うときはバ ランスケーブ ルを選びま す。たとえ ば、ステー ジと
ミ キサー の位置 が遠い ライブ ハウ スなど はバラ ンスケ ーブル がノイ ズ対策 に
有 効ですが、部屋で使 う程度の距 離 (1 ∼ 2 メ ートル ) ならア ンバランス ケー
ブ ルでも問題な いでしょう 。
ま た、マイク 入力にもバラ ンスケーブ ルを使います 。マイクか らの出力は とて
も 小さい ため、 ミキサ ーのヘ ッドア ンプ で信号 を増幅 する ときに、 ノイズ も
い っしょに大き くなってし まいます。ノイズ対策 にはバランス ケーブルを 選ぶ
こ とをおすすめ します。
配線の目安
マイクの配 線
バランスが 適切
ラインレベ ルの
短い配線
比較的ノイ ズが少ない
環境であれ ば、アンバ
ランスで OK
ラインレベ ルの
長い配線
バランスが 適切
どうやってバランスはノイズを取り除くのか ?
バ ランスは、位相の打ち 消しの原理で 成り立って います。同 じ信号を正相 と逆相で送 ると、信号 が打ち消し 合ってフラッ
ト な信号になり ます ( 無音に なります )。この原理を使っ てノイズを 取り除いてい ます。
下 の図を見てく ださい。送信側では 、
元の 信号
「 ホット ( + )」に対して位 相を反転し た信号を「コールド ( − )」
に送り ます。
ケ ーブルにノイ ズが侵入す ると、
「ホット ( + )」と「コー ルド ( − )」の両方 に均等にノ イズが乗りま す。受信 側で「コー
ル ド ( − )」の信号を位相反転 し「ホット ( + )」の信号 と合成すると 、ノイズだ けが打ち消し 合ってノイ ズを取り除く
こ とができます 。
バランス伝送方式
ノイズ
ホット
(+ )
コールド
( −)
位相反転
送信側
合成された信号
位相
反転
ノイズだけが打ち消し合う
グラウン
ド (GND)
受信側
ケーブル
アンバランス伝送方式
ノイズ
送信側
受信側
ケーブル
EMX5016CF 取扱説明書
13
基礎編
ミキサーの基礎知識
バランスケーブル
バ ラン スケ ーブ ルの し くみ を少 し説 明し てお きま す。バ ラン スケ ーブ ルは、
「ホット ( + )」「コール ド ( − )」
「グ ラウンド」の 3 極の構 造になって いま
す 。ホット ( + ) は正相 のオーディ オ信号を送り 、コールド ( − ) は逆 相の
オ ーディオ信号 を送ります 。グ ラウンドは 、信 号を送りま せんが、外部ノ イズ
か ら信号を保護 します。
バランス
アンバランス
ホット
コールド
シールド
( グラウンド )
外皮
信号のレベルとデシベル
オ ーディオによ く使われる 単位「デシベ ル (dB)」について少 し覚えてお きましょう。
人 の耳に聞こえ るもっとも 小さな音を「 1」とすると 、人が聞く ことができる もっとも大き な音はおよ そ「1,000,000」
に もなります。 これでは桁 が多すぎて音 量を表すの に不便です。 そこでデシ ベル (dB) を使って 表してみる と「最小の音
と 最大の音の差 は 120 dB」に なります。
デ シベルと言っ ても、dBu, dBV, dBm な ど種類がたく さんありま すが、dBu が一般的です 。デ シベル (dBu) は、ある
基 準レベルを 0 dBu としたと きの相対的 な値です。こ こで言う基準 レベルは、「0 dBu =0.775 V」にな ります。たと
え ば、マイクの 出力が− 40 dBu(0.00775 V) と してミキサー のヘッドア ンプで 0 dBu (0.775 V) ま で信号を上げ
る と、100 倍の音 量になりま す。
ミ キサーで扱う 信号には、さまざまな レベルがあ るので、出 力レベルと入 力レベルの 標準値をでき るだけ合わ せます。大
抵 の場合は、ミ キサーのパ ネル上か取扱 説明書に標 準値 ( ノミナル ) が書いてあり ます。
+ 20 dBu
0 dBu
ミキサーやパワーアンプなどのプロ用の音響機器には、ノ
ミナル(標準)レベル+ 4 dBu のライン入出力端子があり
ます。
0.775 V
家庭用のオーディオ機器などには、ノミナル(標準)レベ
ル –10 dBu のライン入出力端子があります。
-20 dBu
-40 dBu
-60 dBu
14
EMX5016CF 取扱説明書
マイクの信号レベルは、音源によってさまざまです。
一般のスピーチでは –30 dBu 程度ですが、鳥のさえずり
などは –50 dBu 以下であったり、ドラムを間近で収音す
ると 0 dBu に達することもあります。
基礎編
ミキサーの基礎知識
より良いミックスにするノウハウ
ミックスのアプローチ―どこからスタートする ?―
ミ ックスは、適当 にコントロー ルを回して 音が出れば完 成と考える 人もいるでし ょうが、もっと 使用してい る機器などに
合 ったシステマ チックなア プローチが、手 早くより良い サウンドを 作る近道です 。もちろんミッ クスにルー ルはありませ
ん が、偶然で きたミック スよりもある 決まった手 順でミックス することが成 功の鍵です 。ここでは 、はじめ にいくつかの
ア イディアを紹 介します。
コントロールをすべて下げる
と ても簡単に聞 こえるかも しれませんが 、最 初にすべて のチャンネル の LEVEL コントロー ルを下げてお きましょう 。標
準 値 ( ノ ミナル ) の設定から 始めることも できますが 、ミックスの アプローチ がわからなく なってしま います。LEVEL
コ ントロールを 下げた状態 から、1 つ ずつコントロ ールを上げ ていきましょ う。
で は、どのチャ ンネルから 始めればいい のでしょう か ? 2 つ の例を基に紹 介します。
例1 : ピアノトリオがバックのバラードソング
ミ ックスの中で ボーカルが 曲の中心とな る場合は、ボーカルを 基準として ミッ
ク スしてみまし ょう。
ま ずボーカルの チャンネル を標準値 ( ノミ ナル ) まで上げ たあと、他の楽 器を
ミ ックスに加え ていきます 。ボーカル の次にどの楽 器を加えて いくかは、演奏
し ている楽器の タイプや曲 の方向性しだ いです。
た とえば、ピ アノトリオが バックのバ ラードソング の場合は、ピアノをボ ーカ
ル の次にミック スに加えて みましょう。ボーカル とピアノのバ ランスを調 整し
た あと、全体の バランスを 支えるベース やドラムな どを加えてい きます。
例 2: ファンキーな R&B
ノ リを重視した ファンキー な R&B ナンバー をミックスす る場合は、アプ ロー
チ が違っ てき ます。こ の場合 エンジ ニア の多く は、ドラ ムを基 準と して次 に
ベ ースを加え ていきます 。ドラムと ベースのバ ランスは 、
「ドラ イブ感」や そ
の 曲のノリを出 すのにとて も重要です。特に、ど のようにミッ クスすると バス
ド ラムとベース が効いてく るか注意深く 聴いてみて ください。
バ スドラムがパ ンチを与え て、ベース がピッチを 与えているひ とつの楽器 のよ
う に聞こえれば OK です。
EMX5016CF 取扱説明書
15
基礎編
ミキサーの基礎知識
イコライザーは本当に使うべき ?
一 般的に は、イコ ライザ ーの調 整は最 小限にす るのが いいで しょう 。ある周 波数帯 域をカ ットす ること がよくあ ります
が 、逆にブースト する場合は慎 重に控えめ に使ってくだ さい。音質の透 明感を出そ うと単純に高 音域や低音 域をブースト
し て、ひどい音に なるのは間違 ったイコラ イザーの使い 方です。ミック スしている 楽器と不自然 に飛び出し ている音の干
渉 を取り除くよ うにしまし ょう。
クリアなミックスにするためのカット
た とえば、シンバルの音 は低音域か ら中音域の範 囲に基
音 がある楽器で す。基音について 普段私たち が CD など
の 音楽を聞くと きは意識し ていませんが 、低音域 から中
音 域の 範囲 でほ かの 楽器の 明瞭 さを 干渉 する 場合 があ
り ます。基本的には 、シ ンバルの音 を入力してい るチャ
ン ネルの低音域 は、カットして おきます。ミック スした
音 はよりすっき りとした感 じになり、ほかの楽器 の低音
域 の音がより鮮 明に聞こえ るでしょう。同じよう にピア
ノ も低音域や中 音域に基音 がある楽器な ので、低 音域を
少 しカ ットす ること でほ かの楽 器の音 ( 特に ドラ ムや
ベ ース ) をより効 果的に引き 立てることが できます。た
だ し、ピアノを ソロで弾く 場合は、必要 ありません 。
逆 にキッ クドラ ムや ベース ギター の場合 は、基音 とな
る 低音域 以外に 中音域 から高 音域に わたっ て幅広 く倍
音 があります。楽器 の特性 ( 低音 域 ) をそのま ま活かし
て 、高音域 を下 げてミ ックス にスペ ースを 持たせ るこ
と があります。
基音
と倍音
のおおまかな分布
シンバル
ピアノ
バスドラム
スネアドラム
バス
ギター
トロンボーン
トランペット
20 50 100
200
500
1k 2k
5k
10 k
20 k (Hz)
基音 : 各楽器の音程感を与える周波数の音
倍音 : それ以外の周波数の音
周波数について
人 間の可聴範囲 は 20 Hz ∼ 20 kHz く らいとされて います。私た ちの会話は 3 00 Hz から 3 kHz く らいの間で行 なわれていま
す。
ギ ターのチュー ニングなどに 使われる音叉 の周波数は、 440 Hz で平均 律音階の「ラ (A)」にあ たります。た とえば、4 40 Hz を
基 準に、周波数が 2 倍(880 Hz)にな ると音程は 1 オクターブ上 がり、周波数 が半分(22 0 Hz)になると音程は 1 オクターブ
下 がります。
ブーストは慎重に
特 殊なエフェク トをかけた い場合は、好きなだけ ブース
ト してもかまい ませんが、良質なサ ウンドでミッ クスし
た い場 合は 、ほん の少 しだ けブ ース トし てみ てくだ さ
い 。た とえば、中音域を 少しブース トするとボー カルに
存 在感を与え、高音域を 少しブース トすると楽器 に生気
を 与えます。また、バス ドラムやベ ースのアタッ ク感を
強 調したい場合 は、高音 域を少しブ ーストしてみ るとい
い でしょう。クリアで洗 練されたサ ウンドではな い場合
は 、全体の ミックスをブ ーストして 明瞭にしよう とする
よ りも、音 を濁らせる周 波数帯域を 見つけてカッ トする
よ うにしましょ う。
ブ ースト しすぎ ると、 過大入 力にな ったり ノイズ を増
幅 したりするの で、気をつ けましょう。
16
EMX5016CF 取扱説明書
MID ブースト
(増幅)
信
号
レ
ベ
ル
MID フラット
LOW ブースト
(増幅)
HIGH ブースト
(増幅)
LOW
フラット
HIGH
フラット
LOW カット
(減衰)
HIGH カット
(減衰)
(dB)
MID カット
(減衰)
周波数帯域 (Hz)
基礎編
ミキサーの基礎知識
音場作り
モジュレーションエフェクト :
フェーザー、コーラス、フランジャー
リバーブやディレイなどのエフェクトをかけると、さらに
ミックスに磨きをかけることができます。EMX には、エ
フ ェ ク ト が 内 蔵 さ れて い ま す。内 蔵 の DSP(Digital
Signal Processor = デジタル信号処理装置 ) を使って、
外 部のエ フェク ターと同 じよう に各チ ャンネ ルにリ バー
ブやディレイをかけることができます。外部機器の配線も
外部接続のための音質劣化もありません。(22ページ参照)
た だし、エ フェク トを使 いすぎ ると、せ っかく ミック ス
し た音が 色あせ てしまい 全体的 に透明 感がなく なって し
ま います 。エフェ クトを うまく 使って 、臨場感 ある音 質
に 変えてみまし ょう。
リバーブ / ディレイタイム
リ バーブやディ レイの PROGRAM はさ まざまありま す
が 、ほとんどの PROGRAM に はリバーブ / ディレイ タ
イ ムを PARAMETER コン トロールで 調整できます 。リ
バ ーブ / ディ レイタ イム をほん の少し 工夫 するだ けで、
音 質に大 きな差 が生ま れます。 リバー ブタイ ムは、曲 の
テ ンポと 音の密 度しだ いですが 、バラー ドなど のテン ポ
が ゆっく りした 曲には リバーブ タイム を長め に、テン ポ
の 速い曲 や動き のある 曲には短 めに設 定しま す。ディ レ
イ タイム は、得よ うとし ている 効果に合 わせて 調整し ま
す 。ボーカ ルにデ ィレイ をかけ る場合 は、曲の テンポ に
合 わせて付点 八分音符 () の長 さなどに設 定すると、 心
地 よい効果が得 られるでし ょう。
基本 的には、こ れらのエ フェクト ( フェーザ ー、コーラ
ス、フ ラン ジャー ) は 同じ 原理で す。微妙 に遅ら せた信
号を 原音に 戻して ミック スしま す。どの くらい 遅らせる
かを LFO(Low Frequency Oscillator = 低周波発 振器 )
で変調 しています。
フェ ーザーは、位 相をズラし た ( シ フト ) した信号を原
音に ミックスしま す。LFO で変 調された信 号と原音の位
相 のズレは 、ある周 波数を 打ち消 して、ほ かの信 号を強
調 します。 信号が 「くし」の よう になる ことか ら、コム
フィ ルター と呼ば れてい ます。位 相のズ レ具合を 周期的
に 変化させ ること で“シュ ワー”と いった 感じの 独特の
うね りのあるサウ ンドを生み 出します。
コー ラスとフラン ジャーは、LFO でフェー ザーより長い
ディ レイタ イムを 変調し て原音 とミッ クスしま す。上記
で出 てきた コムフ ィルタ ーの特 長に加 えて、ディ レイタ
イム の変調 は原音 にミッ クスする ときに ピッチ をずらし
て、 倍音に豊 かなう ねりと クセの あるサ ウンドを 生み出
し ます。コ ーラスと フラン ジャー の違い は、ディ レイタ
イム とフィ ードバ ックの 量です。 フラン ジャーは コーラ
ス よ りも デ ィ レイ タ イ ム が長 く、コ ー ラ スは 一 般 的に
も っと複雑 な構成 をして います 。コーラ スは、1 人の演
奏を 2 人以上の合 奏のような厚 みのある音 にするエフェ
ク トです。 フランジ ャーは 、金属的 で強力 なうね りを加
える ときに使いま す。
リバーブトーン
リバ ーブ系の PROGRAM には、高音域と低音域の リバー
ブタ イムのバランスの違 いや、全体的な周波数特性 の違い
など さまざまなタイプが あります。自然に生じる 残響 ( リ
バー ブ ) は、時間が経つにつれ て低音域より高音域 が早く
減衰 していく傾向があり ます。高音域が強すぎる と、不自
然な サウンドになるだけ でなく、ミックスで調整し たほか
の高 音域と干渉してしま います。ミックスした原音 よりも
高音 域のリバーブが聞こ える場合は、PROGRAM を変え
てみ ましょう。原音の明瞭さを 保ちつつ臨場感を得 られる
タイ プを使うことをおす すめします。
リバーブレベル
ミ ックス の作業 を長時 間続けて いると 、音を聞 く感覚 が
麻 痺して きます。 加工し すぎの 色あせた ミック スを完 璧
な 作品と 思い込 んでし まうこ とがあ ります。 この「聴 覚
の 罠」に陥 らない ように 、一度リ バーブ レベル を下げ た
状 態から 音の変 化に気づ くまで リバー ブを徐々 に上げ て
み ま しょ う。リ バー ブを 上 げす ぎる と、「クセ のあ る エ
フ ェクト 」になっ てしま います 。お風呂 場みた いな音 の
効 果をね らって いるの でなけれ ば、少し 足らな いくら い
の 印象を受ける 程度にリバ ーブをかける のがコツで す。
EMX5016CF 取扱説明書
17
基礎編
ミキサーの基礎知識
コンプレッサー
「なぜ自 分の演奏とプ ロが作った CD の音は違う のだろうか。」と疑問に思っ たことがあ るかもしれま せん。もちろん理由
は たくさんあり ますが、1 つ の要因とし てはプロが作 った CD はほとん どコンプレ ッサーを通し た音になっ ていることで
す。
コ ンプレッサー とは、過大入力時 に歪みを生じ させること
な く入 力 信号 を適 切な レベ ルに 合わ せ るリ ミッ ター の役
割 と、ミ ックス の中で 音を より際 立 たせる ため に「音の
ツ ブをそろえて 」音質を良くす る役割があ ります。コンプ
レ ッサーを使う と、聴 覚上の音圧 が上がるだけ でなく音の
飽 和感を作るこ とができま す。具体的には 、アタック、リ
リ ース 、しき い値 (Threshold)、レベ ルな どの パラ メー
タ ーを調節する ことで、音のツ ブをそろえ ています。プロ
の エンジニアた ちは、これ らのパラメー ターを 1 つ 1 つ
苦 労して 設定 して音 を作っ ていま す。コ ンプレ ッサー は、
プ ロの音づくり には欠かせ ないツールで すが、使いこなす
に はかなりの知 識やノウハ ウが必要です 。
そ こでこの EMX のコ ンプレッサ ーは、使い慣 れていない
人 でも つ まみ 一つ で自 動的 にパ ラメ ー ター を適 切な レベ
ル に調節できる ように設計 されています 。特に 音質にこだ
わ っ て設 計さ れて い ます ので、 難解 でわ ずら わ しい パラ
メ ーターの設定 に悩むこと なく、プロ並みの音 質を得るこ
と ができます。
出力
(最小)
(最大)
入力
実 際の使用例と しては、ミックス を引き締める ためにダイ ナミックレン ジが極端に 広いボーカル に通常コン プレッサーを
か けます。コ ンプレッサ ーを程良く使 うと、さ さやくような 歌声も聞こえ るようにな ったり、歌 い手が大き な声で力強く
歌 ってもちょう どいい具合 に抑えられた りします。ベー スギターに もコンプレッ サーを使う と良い効果が 得られます。な
め らかなベース サウンドを 与えて全体の ミックスを まとまった感 じにします 。ま た、サステイン 効果を得る ためにギター
に もコンプレッ サーを使い ます。た だし、コンプレッサ ーを使いす ぎると、ハウリング しやすくなり ますので、少し抑え
て 使いましょう 。
まずは、曲がありき
根 本的なこ とですが、 ミックス を考えてか ら「曲」を 考えるの ではなく、「曲」 を考えてか らミック スを手段 と考えるこ
と をおすすめし ます。まず ミックスの 目的がどこに あるかを考 えましょう。たとえば、
「曲で 何を表現し ているのか」
「メッ
セ ージを伝える ためにどん な楽器やテク ニックを使 っているか」 などです。
高 度なツールに 頼ってミッ クスしてもミ ックス自体 は曲と同じ芸 術的な作業 なので、最終的に人 の心を惹き つけるモノに
な るかは作り手 の意志によ ります。ミッ クスは、ア プローチしだ いで曲の重 要な要素とな ります。
18
EMX5016CF 取扱説明書
リファレンス編
各部の名称と機能
リファレンス編
チャンネル 1 から 15/16
1
チャンネル
1∼8
(モノラル)
INPUT A/B 端子(チャンネル 1 から 8)
ギタ ーやマイクなど を接続します。入力 信号のレベルに応 じ
て [26 dB] スイッチ 4 を切り替えます。
チャンネル
9/10 ∼ 15/16
(ステレオ)
INPUT A: XLR タイプのバランス型マイク入力端子です。
(1: グ ラ ウ ン ド、2: ホッ ト、3: コ ー ル ド)
PHANTOM スイッチ c をオンにすると、コン
デンサーマイクを使用できます。
1
コールド(−)
2
グラウンド
ホット(+)
INPUT B:: TRS フォーンタイプのバランス型ライン入力端
子 です。(T: ホ ット、R: コー ルド、S: グラウ ン
ド)アンバランス型ライン入力としても使用でき
ます。
R: コールド(−)
S: グラウンド
T: ホット(+)
ファンタ ム電源をオンにする場合は、コンデンサーマ イク以
外の機器がXLR タイプの入力端子に接続されていないことを
確認し てください。外部機器の故障の原因になりま す。ただ
し、バランス 型ダイナミックマイクは接続されていて も問題
ありません。
NOTE
2
ひとつの入力チャンネルで INPUT A/B 端子を同時に使用
する ことはできませ ん。どちらか一方の 端子だけをご使 用
ください。
LINE/MIC 端子 ( チャンネル 9/10 から 15/16)
ステレオ信号 (LINE) やマイク (MIC) を入力します。シンセサ
イザーや CD プレーヤーなどステレオ信号で出力される機器
やマイクを接続します。
LINE:
フォーンタイプと RCA ピンタイプのステレオの
アンバランス型ライン入力端子です。
MIC:
XLR タイプのバランス型マイク入力端子です。
PHANTOM スイッチ c をオンにすると、コン
デンサーマイクを使用できます。
ファンタ ム電源をオンにする場合は、コンデンサーマ イク以
外の機器がXLR タイプの入力端子に接続されていないことを
確認し てください。外部機器の故障の原因になりま す。ただ
し、バランス 型ダイナミックマイクは接続されていて も問題
ありません。
NOTE
ひとつの入力チャンネルで LINE/MIC 端子を同時に使用す
ることはできますが、個別にレベルを調節できません。
EMX5016CF 取扱説明書
19
リファレンス編
各部の名称と機能
3
チャンネル
1∼8
(モノラル)
INSERT I/O 端子 ( チャンネル 1 から 8)
イ コラ イザ ーとフ ェー ダー の間 に設 けられ た入 出力 端子 で
す。お手持ちのグラフィックイコライザーやコンプレッサー、
ノ イズフ ィルター などを 各チャン ネルご とに接続 できま す。
INSERT I/O 端子は、TRS(チップ、リング、スリーブ)型
のフォーン端子を利用した双方向の接続となっています。
チャンネル
9/10 ∼ 15/16
(ステレオ)
NOTE
3
接続 には下図のよう な特殊なインサー トケーブルが必要 で
す。別売のヤマハインサートケーブル YIC025/050/070
などをご使用ください。
外部プロセッサーの
入力端子へ
4
5
6
7
5
スリープ(グラウンド)
6
外部プロセッサーの
出力端子へ
8
9
9
0
0
A
A
B
B
C
D
E
F
C
D
E
F
G
G
EMX5016CF 取扱説明書
[26dB] スイッチ ( チャンネル 1 から 8)
この スイッチを押し てオンにすると、各 チャンネルの入力 信
号のレベルを 26dB 減衰させます。
キー ボードやオーディ オ機器など入力信 号のレベルが高い 機
器を 接続したチャンネルは、[26dB] スイッチをオンに しま
す。マイ クなど入力信号 のレベルが低い 機器を接続したチ ャ
ンネルは、[26dB] スイッチをオフにします。
5
20
チップ:IN
リング:IN
リング:OUT
4
8
チップ:OUT
INSERT I/O 端子へ
GAIN コントロール
入力 信号のレベルに 応じて感度を調 整します。信号の最大 入
力時に PEAK インジケーター D が点灯する程度に設定する
と、S/N とダイナミックレンジのバランスがとれた良好な状
態になります。
− 60 ∼ − 16 は MIC 入力の調整レベルを表し、− 34 ∼ +
10 は LINE 入力の調整レベルを表します。
6
(ハイパスフィルター)スイッチ
ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。 スイッチ
を押すとハイパスフィルターがオンになり、80 Hz 以下の周
波数 帯域を減衰させ ます。ただしステレ オインプットチャ ン
ネルのライン入力では、ハイパスフィルターがかかりません。
7
COMP コントロール ( チャンネル 1 から 8)
コ ンプレッ サーのか かり具合 を調節し ます。COMP コン ト
ロールを右に回すと、圧縮効果だけでなく出力レベルも自動的
に調整されます。過大入力を圧縮して信号を歪ませずに全体の
音圧を上げることができます。ただし、コンプレッサーをかけ
すぎ るとハウリングし やすくなります ので少し抑えて設 定し
ましょう。
リファレンス編
各部の名称と機能
8
B
EQ(イコライザー : HIGH、MID、LOW)
3 バンドイコライザーで、各チャンネルの高域 、中域、低域
を調整します。高域 (HIGH) と低域 (LOW) は、ツマミを“▼”
の 位置にするとフラ ットな特性にな ります。ツマミを右 に回
すとその周波数帯域が増幅され、 左に回すと減衰されます。
中域 (MID) は、上のツマミで基本周波数を設定し、 下のツマ
ミ で可変幅を設 定します。下のツマ ミを“▼”の位置にす る
と フラットな特性に なります。ツマミを 右に回すとその 周波
数 帯域が増幅され、左 に回すと減衰さ れます。ステレオ チャ
ンネル 9/10 から 15/16 は、基本周波数 2.5 KHz 固定で
可変幅のみ設定します。
PAN コントロールは、各チャンネルの信号を、ステレオ L/R
バスのどの位置に定位させるかを決めます。
BAL コントロールは、左右チャンネルの音量バランスを決め
ます。INPUT L(奇数チャンネル)に入力された信 号はステ
レオ L バスに、INPUT R(偶数チャンネル)に入力された信
号はステレオ R バスに振り分けられます。
C
EQ タイプ
基本周波数
HIGH
シェルビング
10 kHz
MID
ピーキング
250 Hz から 5 kHz
可変 (CH:1 から 8)
2.5 kHz (CH:9/10
から 15/16)
LOW
9
シェルビング
最大可変幅
NOTE
±15 dB
各チャンネルから AUX 1/2 バスに送られる信号のレベルを
AUX1/2 コントロ ールで調整します。“▼”の位置を目 安に
ツマミを調整してください。 PRE スイッチ 0 でプリフェー
ダ ーまた はポスト フェー ダーに切 り替え ることが できま す。
ス テレオチ ャンネル の場合は、INPUT L(奇数 チャンネ ル)
と INPUT R
(偶数チャンネル)の信号がミックスされて AUX
1/2 バスに送られます。
0
イコ ライザー後のピ ークレベルを検 出し、クリッピングの 手
前 3 dB に達すると赤く点灯します。
E
SIGNAL インジケーター
各チャンネルに信号が入力されると点灯します。
F
PFL スイッチ(Pre-Fader Listen)
各チャンネルの信号を PFL バスに送り出すスイッチです。ス
イッ チをオンにする と、選択したチャン ネルのフェーダー 調
整前の信号を PHONES 端子でモニターできます。
NOTE
PRE スイッチ
EFF1/2 コントロール
ノイズ減少のために、使用しないチャンネルの ON スイッ
チはオフにしておいてください。
PEAK インジケーター
PRE スイッチをオンにした場合は、AUX1/2 バスに送ら
れる信号は、チャンネルフェーダーの影響を受けません。
AUX1/2 バスに送られる信号の取り出し位置を、プリフェー
ダ ーまたはポストフ ェーダーに切り 替えます。スイッチ をオ
ン にすると、プリフェ ーダー信号が送 られ、スイッチを オフ
にすると、ポストフェーダー信号が送られます。
A
D
100 Hz
AUX1/2 コントロール (PRE/POST)
NOTE
ON スイッチ
各チャンネルのオン / オフを切り替えます。ご使用になるチャ
ンネルをオンにします。スイッチをオンにすると、インジケー
ター が点灯します。ス イッチをオフに すると、そのチャン ネ
ルに入力された信号はステレオバス、AUX バス、EFFECT バ
スに一切送られません。
各帯域の EQ タイプ、基本周波数、 最大可変幅は下記のとお
りです。
バンド
PAN コントロール
(チャンネル 1 から 8)/BAL コン
トロール(チャンネル 9/10 から 15/16)
G
• PFL スイッチは、ON スイッチの影響は受けません。ON
スイッチがオフの状態でも、
各チャンネルの PFL 信号は、
PHONES 端子からモニターできます。
• PFL スイッチ (F 、 M、 i ) または、AFL スイッチ
j がオンになっている場合は、それらがミックスされて
PHONES 端子に出力されます。
チャンネルフェーダー
各チ ャンネルの出力 レベルを調節し、チ ャンネル間の音量 バ
ランスを調整します。
NOTE
ノイ ズ減少のために、使 用しないチャン ネルのフェーダ ー
は下げておいてください。
各チャンネルから EFFECT1/2 バスに送られる信号のレベル
を調整します。ステレオチャンネル(9/10 から 1 5/16)の
場合は、L と R の信号がミックスされて、EFFECT1/2 バス
に送られます。EFFECT1/2 バスの信号は、内蔵エフェクト
と SEND EFF1/2 端子 H の両方に送られます。
NOTE
EFFECT1/2 バスに送られる信号は、チャンネルフェーダー
G の影響を受けます。
EMX5016CF 取扱説明書
21
リファレンス編
各部の名称と機能
デジタルエフェクト
H
SEND 端子
・EFF1/2
フォーンタイプのアンバランス型出力端子です。 EFFECT
1/2 バスの信号が出力されます。外部エフェクターなどを接
続します。外部エフェクターからのリターン信号を LINE 端
子(チャンネル 9/10 から 15/16)に戻すことができます。
H
外部エフェクターから LINE 端子に信号を戻す場合は、リター
ン信号が入力されるチャンネルの EFFECT1/2コントロール
を“0”にして置いてください。
・AUX1、AUX2
フ ォ ー ンタ イ プの ア ン バラ ン ス型 出 力 端子 で す。AUX1、
AUX2 バスの信号が、それぞれの端子に出力されます。キュー
ボッ クスなどのモニタ ーシステムや外部 エフェクターなど を
接続します。
I
PROGRAM 選択ダイアル
内 蔵エフ ェク トの PROGRAM(タイ プ)を EFFECT1 と
EFFECT2 それぞれ 16 種類から選択します。 エフェクトの
詳細につきましては、37 ページをご覧ください。
J
PARAMETER コントロール
選択 したエフェクト タイプのパラメ ーター(エフェクトの 効
き具合や変化の速さなど)を調整します。
I
I
NOTE
J
J
K
K
L
M
L
K
AUX1/2 コントロール
AUX1/2 バス に送られ るエフェク ト音のレベ ルを調整し ま
す。
L
EFF1/2 ON スイッチ / インジケーター
スイ ッチをオンにす ると、内蔵エフェク トが有効になりイ ン
ジケーターが点灯します。
別売のフットスイッチ FC5 を EFF1/2 ON/OFF 端子 Q に
接続すると、内蔵エフェクトのオン / オフを足元で切り替え
ることができます。
M
NOTE
N
N
パラ メーターの値は、エ フェクトのタイ プごとに保存さ れ
ま す。エ フ ェ ク ト の タ イ プ を 切 り 替 え た と き は、
PARAMETER コ ントロールの位置に関係なく、前回 その
エフェクトで設定した値が有効になります。
M
電源をオフにしても、前回のオン / オフの設定は維持され
ます。
PFL スイッチ (Pre-Fader Listen)
内蔵エフェクトの信号を PFL バスに送り出すスイッチです。ス
イッチをオンにすると、EFF1/2 RTN フェーダー調整前の信
号を PHONE 端子でモニターできます。
NOTE
N
• 内蔵エフェクトがオフのときは、PFL バスに信号は送ら
れません。
• PFL スイッチ (F 、 M、 i ) または、AFL スイッチ
j がオンになっている場合は、それらがミックスされて
PHONES 端子に出力されます。
EFF1/2 RTN フェーダー
ス テレ オバ スに送 られ るエ フェ クト 音のレ ベル を調 整し ま
す。
22
EMX5016CF 取扱説明書
リファレンス編
各部の名称と機能
マスターセクション
O
O
Q
フ ォー ンタ イプ のア ンバ ラン ス型 出力 端子 です。ST SUB
OUT コントロール g でレベル調整したミックス信号が L と
R のステレオで出力されます。外部ミキサーや拡張 SR シス
テムなどを接続します。
T
P
R
S
ST SUB OUT 端子
P
REC OUT 端子
RCA ピンタイプのアンバランス型出力端子です。外部の DAT
レコーダーやカセットレコーダーを接続します。ST マスター
フェーダー l とグラフィックイコライザー W の調整前の信
号をステレオ出力します。
W
NOTE
U
Q
この端子から出力される信号は、グラフィックイコライザー
W、ST マスターフェーダー l の影響を受けません。録音
レベルの調整はレコーダー側で行なってください。
EFF1/2 ON/OFF 端子
フォ ーンタイプの入 力端子です。フット スイッチを接続し ま
す。別売のフットスイッチ FC5 をこの端子に接続すると、内
蔵エフェクトのオン / オフを足元で切り替えることができま
す。
V
R
ST OUT 端子
フォ ーンタイプのア ンバランス型出 力端子です。パワーア ン
プなどを接続します。ST マスターフェーダー l で調整した
後の信号をステレオ出力します。
S
PHONES 端子
ステ レオフォーンタ イプの出力端子 です。ヘッドフォンを 接
続します。
T
LAMP 端子
市販のランプを接続します。
XLR3 ピンタイプの出力端子です。
NOTE
U
LAMP 端子に適合するランプの仕様は、AC12V または
DC12V、最大 5W です。2 番ピンと 3 番ピンに 12V が供
給されます。
(1 番ピンは、どこにも接続されていません。)
GEQ ( グラフィックイコライザー ) ディスプレイ
GEQ の設定を表示します。9 バンドのグラフィックイコライ
ザ ー で、ST OUT 端 子 R、ST SUB OUT 端 子 O 、
SPEAKERS 端子 m から出力されるステレオバスの信号の
周波数特性を表示します。
V
GEQ + / − スイッチ
63、 125、250、500、1k、2k、4k、8k、16kHz の周
波数帯域をそれぞれの「+」「−」スイッチで± 12 dB まで
増幅 / 減衰させます。設定可能なゲイン値は、0dB、
± 1.5dB、
± 3dB、± 4.5dB、± 6dB、 ± 9dB、± 12dB で、目盛
りにない値のときは上下 2 つのインジケーターが点灯します
( たとえば、+ 1.5dB の場合は 0 と+ 3 のインジケーターが
点灯します )。
W
GEQ ON スイッチ
GEQ のオン / オフを切り替えます。スイッチをオンにすると、
インジケーターが点灯します。
EMX5016CF 取扱説明書
23
リファレンス編
各部の名称と機能
X
FRC 機能 (Frequency Response Correction System) を
使って、音場の周波数特性を測定して補正カーブを GEQ に自
動的に設定します。MEASURE モードで周波数特性を測定し
て、CORRECT モードで補正カーブを GEQ に設定します。
詳しい設定手順は、30 ページを参照してください。
・MEASURE モード
測定方法には 2 種類あり、MEASURE/CORRECT スイッチ
を 2 秒以上押すと EMX 本体から出力するノイズによる測定、
3 秒以上押すと CD プレーヤーなどで再生した楽音による測
定になります。
ノ イ ズ を 出 力 し て 周 波 数 特 性 を 測 定 す る 場 合 は、
MEASURE/CORRECT スイッチを 2 秒以上 (3 秒以内 ) 押
しま す。インジケータ ーが点灯から早 い点滅に変わる と、周
波数特性を測定し始めます。測定開始から約 5 秒ごとに、測
定結果が GEQ ディスプレイに表示されます。
楽 音 な ど を 出 力 し て 周 波 数 特 性 を 測 定 す る 場 合 は、
MEASURE/CORRECT スイッチを 3 秒以上押します。イン
ジケ ーターが点灯か ら遅い点滅に変 わると、周波数特性を 測
定し始めます。測定開始から約 5 秒ごとに、測定結果が GEQ
ディスプレイに表示されます。
・CORRECT モード
MEASURE モードで測定したあと、MEASURE/CORRECT
スイッチを 2 秒以上押し続けると、 測定した周波数特性に対
する補正カーブを GEQ に設定し、インジケーターが点灯しま
す。補正カーブは、もう一度 MEASURE モードで測定する
まで維持されます。GEQ ON スイッチをオフにしたり電源を
切 っ た り し た あと 設 定 を 呼 び 出 した い 場 合 は、も う 一 度
MEASURE/CORRECT スイッチを押します。
X
Y
Z
[
^
FRC MEASURE/CORRECT スイッチ
\
]
b
a
Y
VOCAL、DANCE、SPEECH スイッチ
VOCAL、DANCE、SPEECH スイッチのいずれかを押すと、
あらかじめ設定された GEQ の設定が呼び出されます。設定が
呼び出されると、GEQ ディスプレイ U に GEQ 設定が表示
され、 スイッチのイン ジケーターが点 灯します。設定を呼 び
出したあと GEQ の設定を変えると、スイッチのイ ンジケー
ター は消灯します。保 存されている設 定に戻す場合は、も う
一度スイッチを押します。
Z
USER1、USER2、USER3 スイッチ
グ ラ フ ィ ック イ コ ラ イザ ー の 設 定 を USER1、USER2、
USER3 のメモリーに保存したり、設定を呼び出した りしま
す。
・保存する場合
USER スイッチを 2 秒以上押します。スイッチのインジケー
ターが点滅するまで押し続けます。
・保存した設定を呼び出す場合
呼び出したいメモリーの USER スイッチを押します。設定が
呼び出されると、GEQ ディスプレイ U に GEQ 設定が表示
され、USER スイッチのインジケーターが点灯します。 設定
を呼び出したあと、
「+」
「−」スイッチで設定を変えると、ス
イッ チのインジケー ターは消灯しま す。保存されている設 定
に戻す場合は、もう一度 USER スイッチを押します。
NOTE
24
EMX5016CF 取扱説明書
MEASURE/CORRECT、VOCAL、DANCE、SPEECH、
USER の各スイッチで GEQ 設定を呼び出したあと、もう一
度そのスイッチを押すと、その設定を呼び出す前の GEQ 設
定が呼 び出されます。2 つの設定を比較する場合に 便利で
す。
リファレンス編
各部の名称と機能
[
FEEDBACK SUPPRESSOR
( フィードバック サプレッサー )
ステレオ L/R バスの信号のハウリングを検出して、
ハウリング
を消すためにノッチフィルター ( 特定の周波数だけを減衰させ
るフィルター ) 生成します。ハウリングを自動検出する AUTO
モードと、手動でハウリングを検出する MANUAL モードがあ
ります。AUTO モードと MANUAL モードを同時に使用する
ことも、片方のモードだけ使用することもできます。
・AUTO モード
AUTO ON スイッチを押すとインジケーターが点灯して、 常
に ハウリングを探し ます。ハウリングを 検出すると自動 的に
ノ ッチフィルター が生成されます。も う一度 AUTO ON ス
イッチを押すと、FEEDBACK SUPPRESSOR がオフ ( ノッ
チフィルターがオフ ) になって AUTO ON スイッチのインジ
ケーターが消灯します。
ノッチフィルターをクリアする場合は、 AUTO ON スイッチ
を 2 秒間以上押します。 ノッチフィルターがすべてクリアさ
れ ると、インジケータ ーが点滅します。ノ ッチフィルタ ーを
ク リアしない場合、ノッ チフィルターの 設定は電源を切 って
も維持されます。
NOTE
ノッチフィルターが生成されたあと 1分経過すると、
AUTO
モードで生成されたノッチフィルターは3dB緩和されます。
]
SPEAKERS 端子からの出力 ( パワーアンプの出力 ) が最大
に達 してリミッターが 作動するとインジ ケーターが点灯し ま
す。
LIMITER インジケーターが長時間点滅すると、パワーアンプ
に過大 な負荷がかかり、故障の原因となります。信号の 最大
入力時に一瞬点灯するレベル以下に、ST マスターフェーダー
l または、AUX1/2 フェーダーk で信号のレベルを下げて
ください。
^
• MANUAL DETECTスイッチを押してノッチフィルター
が生成されると、自動的に MANUAL ON スイッチがオ
ンになります。FEEDBACK SUPPRESSOR をオフに
す ると き は、MANUAL
ON スイ ッ チを 押 しま す。
MANUAL ONスイッチのインジケーターが消灯します。
• ノッチフィルターが生成されていない場合は、MANUAL
ON スイッチを押しても FEEDBACK SUPPRESSOR
はオンになりません。
ノッチフィルターをクリアする場合は、MANUAL ON スイッ
チを 2 秒間以上押します。 ノッチフィルターがすべてクリア
さ れると、インジケー ターが点滅しま す。ノッチフィル ター
を クリ アし ない 場合 は、ノッ チフ ィル ター の設 定は 電源 を
切っても維持されます。
\
最大出力切り替えスイッチ
2 チ ャンネルの内蔵パワーアンプの最大出力レベルを 切り替
えま す。会場の広さやス ピーカーの許容 入力に応じて選択 し
てください。
500W: 2 チャンネルで最大 500W + 500W/4Ω の出
力が得られます。
200W: 2 チャンネルで最大 200W + 200W/4Ω の出
力が得られます。
75W:
2 チャンネルで最大 75W + 75W/4Ω の出力が
得られます。
a
POWER AMP 切り替えスイッチ
SPEAKERS 端 子か ら ステ レオ L/R バ スの 信号、ま た は
AUX1/2 バスの信号を出力するかを選択します。
L/R:
SPEAKERS A/B 端子からステレオ L/R バスの信号がそれ
ぞれ出力されます。ST マスターフェーダーで全体の音量を調
整します。
AUX1/MONO:
SPEAKERS A 端子から AUX1 バスの信号が出力されます。
AUX1 フェーダーで音量を調整します。
SPEAKERS B 端子からステレオバスの L/R をミックスした
信号が出力されます。ST マスターフェーダーで音量を調整し
ます。
AUX1/AUX2:
SPEAKERS A 端子から AUX1 バスの信号が出力されます。
AUX1 フェーダーで音量を調整します。
SPEAKERS B 端子から AUX2 バスの信号が出力されます。
AUX2 フェーダーで音量を調整します。
・MANUAL モード
手動でハウリングを検出したいときは、 MANUAL DETECT
スイッチを押します。ハウリングを検出すると 1 つのノッチ
フィルターが生成されます。ハウリング検出中は、MANUAL
DETECT スイッチのインジケーターが点滅します。ハウリン
グが検出された場合、または約 5 秒間検出されなかった場合
は 測定が停止します。既 にノッチフィル ターが生成され てい
て ハウリングが検出 されなかった場 合は、インジケータ ーが
1 秒間消灯してから点灯に戻ります。
MANUAL モードは、AUTOモードよりも検出感度が高くなっ
て います。したがって、演 奏時には楽音を 誤検出してし まう
可 能性もありますが、セ ットアップ時に 意図的にゲイン を上
げ てハウリングポイ ントを検出してあ らかじめノッチフ ィル
ターを設定しておく場合に適しています。
NOTE
LIMITER インジケーター
b
YS Processing スイッチ
サブ ウーハーを使用 しないときなど に、スピーカーの低域 を
補正 します。ただし、使用 するスピーカー によって低域の バ
ランスは異なる場合があります。
MAXIMIZE ON スイッチ
MAXIMIZE ON スイッチをオンにすると、ステレオ L/R バ
スの信号に 3 バンドコンプレッサーがかかり、 全体の音圧レ
ベ ルを上げること ができます。スイッ チをオンにする と、イ
ンジケーターが点灯します。
NOTE
GEQ ON スイッチ W と MAXIMIZE ONスイッチ \ を押
しながら電源を入れ直すと、
GEQ、
エフェクト、
FEEDBACK
SUPPRESSOR、MAXIMIZE の設定が工場出荷時の状態に
戻ります。
EMX5016CF 取扱説明書
25
リファレンス編
各部の名称と機能
c
PHANTOM スイッチ / インジケーター
ファンタム電源をオン / オフするスイッチです。PHANTOM
スイッチをオンにすると、インジケーターが点灯します。XLR
タイプのマイク入力端子(INPUT A 端子、MIC 端子)に一
括し てファンタム電 源を供給します。コ ンデンサーマイク を
使用するときは、このスイッチをオンにしてください。
NOTE
スイッチをオンにすると、XLR 端子の 2 番および 3 番ピン
に DC + 48 V が供給されます。
• ファンタム電源が不要なときは、必 ずこのスイッチをオフ
にしておいてください。
• ファンタム電源をオンにする場 合は、コンデンサーマイク
以外の機器が XLR タイプの入力端子に接続されていない
ことを確認してください。外部機器 の故障の原因になりま
す。ただし、バランス型ダイナミック マイクは接続されて
いても問題ありません。
• スピーカー保護のために、EMX 本体も含むパワーアンプ
(パワードスピーカー)の電源がオフの状態で、ファンタム
電源をオン / オフしてください。また、チャンネルフェー
ダー、ST マスターフェーダー、AUX1/2 フェーダーなど
の出力コントロールは、すべて最小 にしておくことをおす
すめします。大音量が出て、聴力障害 または機器の損傷に
なることがあります。
d
c
LEVEL メーター
ST OUT 端子 R から出力される信号または、PHONES 端
子 S から出力される信号のレベルを表示します。ST/AFL・
PFL スイッチ e でどちらの信号を表示するか選択します。
d
NOTE
e
f
e
ST/AFL・PFL スイッチ
AFL・ PFL(
) にすると、PHONES 端子から出力される
PHONES コントロール調整前の信号を LEVEL メーターに表
示します。ST(
) にすると、ST OUT 端子から出力され
る S Tマスターフェーダー調整後の信号を LEVEL メーターに
表示します。
g
h
i
j
NOTE
f
k
SPEAKERS 端子 m から出力される信号は、ST OUT 端
子 の出力信 号が内 蔵パワー アンプ を通って 出力さ れます。
信号のクリッピングレベルは、LIMITER インジケーター]
でご確認ください。
l
PFL スイッチ ( F、 M 、 i) または、AFL スイッチ j
が オ ン に なっ て い る 場 合は、そ れ ら が ミッ ク ス さ れ て
PHONES 端子に出力されます。
PHONES コントロール
PHONES 端子から出力される信号のレベルを調整します。
g
ST SUB OUT コントロール
ST SUB OUT 端子から出力される信号のレベルを 調整しま
す。
NOTE
h
ST SUB OUTコントロールは、
ST OUT端子やSPEAKERS
端子から出力される信号には影響しません。
STANDBY スイッチ
チャンネル 1 から 8 の入力を一括してミュート(消音)する
スイッチです。STANDBY スイッチをオンにすると、インジ
ケーターが点灯します。ただし、チャンネル 9/10から15/1 6
は、ミュートされません。
NOTE
26
EMX5016CF 取扱説明書
チャンネル 9/10 から 15/16 に CD プレーヤーなどを接
続してチャンネル 1 から 8 の入力をミュートさせると、演
奏の合間に BGM を流すことができます。
リファレンス編
各部の名称と機能
i
PFL スイッチ (Pre-Fader Listen)
ST OUT 端子または、ST SUB OUT 端子から出力される信
号を PFL バスに送り出すスイッチです。スイッチをオンにす
ると、ST マスターフェーダーまたは、ST SUB OUT コント
ロール調整前の信号を PHONES 端子でモニターできます。
NOTE
j
• PFL バスに送られる信号のレベルは、ST マスターフェー
ダーまたは、ST SUB OUT コントロールの影響を受け
ません。
• PFL スイッチ (F 、 M、 i ) または、AFL スイッチ
j がオンになっている場合は、それらがミックスされて
PHONES 端子に出力されます。
AFL スイッチ (After-Fader Listen)
ST OUT 端子または、SEND AUX1/2 端子から出力される
信号を AFL バスに送り出すスイッチです。スイッチをオンに
すると、ST マスターフェーダーまたは、AUX1/2 フェーダー
調整後の信号を PHONES 端子でモニターできます。
NOTE
k
• AFL バスに送られる信号のレベルは、ST マスターフェー
ダーまたは、AUX1/2 フェーダーの影響を受けます。
• PFL スイッチ (F 、 M、 i ) または、AFL スイッチ
j がオンになっている場合は、それらがミックスされて
PHONES 端子に出力されます。
AUX1/2 フェーダー
SPEAKERS A 端子 m または、SEND AUX1 端子 H から
出力される信号のレベルを AUX1 フェーダーで調整します。
SPEAKERS B 端子 m または、SEND AUX2 端子 H から
出力される信号のレベルを AUX2 フェーダーで調整します。
l
ST マスターフェーダー
SPEAKERS 端子 m または、ST OUT 端子 R から出力さ
れる信号のレベルを調整します。
NOTE
• ST マスターフェーダーは、ST SUB OUT 端子から出力
される信号には影響しません。
POWER AMP
• SPEAKERS端子から出力される信号は、
切り替えスイッチ a の設定によって決まります。
EMX5016CF 取扱説明書
27
リファレンス編
各部の名称と機能
リアパネル
m
p
o n
m
o
SPEAKERS 端子
スピーカー を接続します。POWER AMP 切 り替えスイッチ
a の設定によって、出力される信号が決まります。
付属の電源コードを接続します。まず EMX 本体と電源コー
ドを接続し、次に電源プラグをコンセントに差し込みます。
A1, B1: NEUTRIK NL4 スピコン端子です。極性は、下記
の表を参照してください。
電源コー ドは付属のものをご使用ください。それ以外 のもの
を使用 すると、故障、発熱、火災などの原因になること があ
ります。
1-
1+
NEUTRIK プラグ
A1/B1 端子
1+
+
1–
–
2+
2+
2-
2–
A2, B2: フォーンタイプの出力端子です。
n
POWER スイッチ
EMX 本体の電源をオン / オフします。
EMX 本体の電源をオンにする前に、
必ず ST マスターフェー
ダー、AUX1/2 フェーダーなどを下げておいてください。
28
AC IN 端子
EMX5016CF 取扱説明書
p
アース用ネジ
安全にお使いいただくため、EMX 本体のアースを確実に取っ
てください。付属の電源コードにはアース線がありますので、
接地 されたコンセン トにアース線を 接続してください。コ ン
セン トからアースを 取れない場合は、こ のネジを利用して 確
実にアースを取ってください。また接地を正しく行なうと、ハ
ムノイズ、干渉ノイズなどを効果的に除去できます。
リファレンス編
スピーカーの接続
SPEAKERS 端子から 2 チャンネル接続、または 2 チャンネルパラレル接続をする場合は、スピーカーインピーダンスが
下記の最小値より下回らないようにしてください。接続方法や接続スピーカーの数に応じてスピーカーインピーダンスの条
件が異なります。
• 各機器を接続するときは、必ず適切な規格のケーブルおよびプラグを使用してください。
• スピーカー端子とスピーカーの接続には、スピーカー接続専用のケーブルのみをお使いください。
2 チャンネル接続
スピーカーを 2 チャンネル接続する場合は、
スピーカーのインピーダンス 4Ω から 8Ω のスピーカーを使用してください。
4Ω − 8Ω
4Ω − 8Ω
2 チャンネルパラレル接続
スピ ーカーをパラレル接続す る場合は、スピーカーの インピーダンス 8Ω から 16Ω のス ピーカーを使用してくだ さい。
8Ω − 16Ω
8Ω − 16Ω
8Ω − 16Ω
8Ω − 16Ω
EMX5016CF 取扱説明書
29
リファレンス編
FRC 機能を利用した GEQ の設定方法
FRC 機能 (Frequency Response Correction System) を使って、音場の周波数特性を測定して補正カーブを GEQ に設
定します。測定方法は、ピンクノイズによる測定と楽音などによる測定の 2 種類から選択できます。
ピンクノイズで周波数特性を測定して、適切な GEQ を設定する場合
ノイズジェネレーター
ここでは、スピーカーからピンクノイズ ( 測定用のノイズ ) を出力して、
マイクで集音した信号をチャンネル 1 に入力して周波数特性を測定する手順
を紹介します。
STEREO L
R
ST
OUT L
FRC
ノイズ測定
R
【ノイズ測定時のブロック図】
1
2
EMX 本体とスピーカーを接続します。マイクをチャンネル
1 の INPUT A または INPUT B 端子に接続して、ノイズ
を測定する場所に設置します。
チ ャンネ ル 1 を下記 のよう に設定し ます。ST マスタ ー
フェーダーは、最小にしておきます。
操作子
適切なレベル *
GAIN コントロール
適切なレベル *
スイッチ
OFF
HIGH
6
設定
[26dB] スイッチ
COMP コントロール
5
NOTE
0
−
MID
0dB
LOW
0dB
AUX1 コントロール
−
AUX2 コントロール
−
EFF1 コントロール
−
EFF2 コントロール
−
PAN コントロール
CENTER
ON スイッチ
チャンネルフェーダー
7
8
ON
−∞ ( → 0dB)*
* 手順 4 で調節します。
3
4
30
測定結果が安定したら、MEASURE/CORRECT スイッチ
を押して測定を一時停止させます。
一時停止しても、測定結果は維持されます。このとき、GEQ
ディスプレイの表示が点滅します。
一時 停止中はノイズ の出力もミュー トされるので、スピ ー
カ ー や マ イ ク の 位 置 を 直 す 場 合 な ど に も 便 利 で す。
MEASURE/CORRECT スイッチをもう一度押すと、測定
を再開します。
0dB
MID F
NOTE
測定開始から約 5 秒ごとに、測定結果が GEQ ディスプレ
イに表示されます。
ピンクノイズの出力レベルは、ST マスターフェーダーで調
整します。
チャンネル 1 の入力レベルは、PFL スイッチをオンにして、
LEVEL メーターの 0 がときどき点灯するように、[26dB]
スイッチと GAIN コントロールで調節します。
その後、チャンネルフェーダーを 0dB の位置に合わせます。
EMX5016CF 取扱説明書
MEASURE/CORRECT スイッチを 2 秒以上押して、測定
結果に対する補正カーブを GEQ に設定します。
MEASURE/CORRECTスイッチのインジケーターが点灯
に変わります。また、GEQ ON スイッチが点灯して GEQ
がオンになります。
NOTE
• チャンネル 1 以外のチャンネルには、フェーダーを最小
にして信号を入力しないことをおすすめします。
• POWER AMP 切り替えスイッチは、L/R に設定します。
MEASURE/CORRECT スイッチを 2 秒以上 (3 秒以内 )
押します。インジケーターが点灯から早い点滅に変わると、
周波数特性を測定し始めます。
チャンネル 1 の ONスイッチをオフにし、チャンネルフェー
ダーを下げます。
測定 用のレベル設定 のまま終了する と、ハウリングを起 こ
す原因になります。
9
補正 カーブは、極端なイ コライジングに よるパワーアン プ
のクリップを防止するため、± 6dB を超えては設定されま
せん。
必要に応じて、GEQ の設定を GEQ + / −スイッチで調整
します。
調整後は FRC のインジケーターは消灯します。測定直後の
補正カーブを呼び出すには、もう一度 FRC の MEASURE/
CORRECT スイッチを押してください。インジケーターは
点灯表示になります。
10
必要に応じて、GEQ の設定を USER スイッチに保存
します。
リファレンス編
FRC機能を利用したGEQの設定方法
CD プレーヤーなどの再生音を使って周波数特性を測定して、
適切な GEQ を設定する場合
音源
ここでは、チャンネル 15/16 に入力した CD プレーヤーなどの再生
EFFECT1
EFFECT2
FRC
ST OUT L
楽音測定
R
音をスピーカーから出力して、マイクで集音した信号をチャンネル 1
【楽音測定時のブロック図】
に入力して測定する手順を紹介します。
1
EMX 本体とスピーカーを接続します。マイクをチャンネル
1 の INPUT A または INPUT B 端子に接続して、再生音
を測 定する場所に設置しま す。CD プレーヤーをチャ ンネ
ル 15/16 に接続します。
2
チャンネル 1 と 15/16 を下記のように設定します。ST マ
スターフェーダーは、最小にしておきます。
4
CD プレーヤーの再生レベルは、チャンネル 15/16 の P FL
スイッチをオンにして、LEVEL メーターの 0 がときどき
点灯するように GAIN コントロールを調整してから、 チャ
ンネ ルフェーダーを 0dB の位置に合わ せ、ST マスタ ー
フェーダーで調整します。
チャンネル 1 の入力レベルは、PFL スイッチをオンにして、
LEVEL メーターの 0 がときどき点灯するように、[26dB]
スイッチと GAIN コントロールを調節してから、 チャンネ
ルフェーダーを 0dB の位置に合わせます。
5
測定開始から約 5 秒ごとに、測定結果が GEQ ディスプレ
イに表示されます。
6
測定結果が安定したら、MEASURE/CORRECT スイッチ
を押して測定を一時停止させます。
一時停止しても、測定結果は維持されます。このとき、GEQ
ディスプレイの表示が点滅します。
● チャンネル 1
操作子
設定
[26dB] スイッチ
適切なレベル *
GAIN コントロール
適切なレベル *
スイッチ
OFF
COMP コントロール
HIGH
0
0dB
MID F
−
MID
0dB
LOW
0dB
AUX1 コントロール
−
AUX2 コントロール
−
EFF1 コントロール
0
EFF2 コントロール
ノミナル▼
PAN コントロール
CENTER
ON スイッチ
ON
チャンネルフェーダー
設定
GAIN コントロール
適切なレベル *
スイッチ
OFF
HIGH
0dB
MID
0dB
LOW
0dB
AUX1 コントロール
−
EFF1 コントロール
ノミナル▼
EFF2 コントロール
0
PAN コントロール
CENTER
ON スイッチ
チャンネルフェーダー
ON
−∞ ( → 0dB)*
* 手順 4 で調節します。
NOTE
3
チャンネル 1 と 1 5/16 の ON スイッチをオフにし、チャ
ンネ ルフェーダーを 下げます。測定用の レベル設定のま ま
終了すると、ハウリングを起こす原因になります。
8
MEASURE/CORRECT スイッチを 2 秒以上押して、測定
結果に対する補正カーブを GEQ に設定します。
MEASURE/CORRECTスイッチのインジケーターが点灯
に変わります。また、GEQ ON スイッチが点灯してオンに
なります。
NOTE
−
AUX2 コントロール
• チャンネル 1 と 15/16 以外のチャンネルには、フェー
ダーを最小にして信 号を入力しないことをおすす めしま
す。
• POWER AMP 切り替えスイッチは、L/R に設定します。
一時 停止中は出力も ミュートされる ので、スピーカーや マ
イクの位置を直す場合などにも便利です。MEASURE/
CORRECT スイッチをもう一度押すと、
測定を再開します。
7
−∞ ( → 0dB)*
● チャンネル 15/16
操作子
NOTE
9
補正 カーブは、極端なイ コライジングに よるパワーアン プ
のクリップを防止するため、± 6dB を超えては設定されま
せん。
必要に応じて、GEQ の設定を GEQ + / −スイッチで調整
します。調整後は FRC のインジケーターは消灯します。測
定 直後 の補 正カ ーブ を呼 び出 すに は、もう 一度 FRC の
MEASURE/CORRECT スイッチを押してください。イン
ジケーターは点灯表示になります。
10
必要に応じて、GEQ の設定を USER スイッチに保存
します。
MEASURE/CORRECT スイッチを 3 秒以上押します。イ
ン ジケーターが点 灯から遅い点滅 に変わると、周波数 特性
を測定し始めます。
EMX5016CF 取扱説明書
31
リファレンス編
ラックマウント
別売のラックマウントキット RK5014 を使用して、EMX 本体をラックにマウントできます。
EMX 本体をラックにマウントする場合は、通風パネルなどを取り付けるなど EMX 本体に熱がこもらないようにしてください。特に、密閉され
たラックは避けてください。
NOTE
EMX 本体をラックにマウントする場合は、12U のスペースが必要です。
ラックマウントキット RK5014
ラックマウント金具の取り付け方
1
EMX 本体に取り 付けられてい るネジをド ライバーでゆ る
めて取り外します。
2
ラックマウントキット一式 ( 金具2枚) を使って、RK5014
に付属のネジ ( シルバー ) で本体に金具を取り付けます。
EMX 本体に取り付けられていたネジ ( 黒色 ) は、使用しない
でください。
3
32
EMX5016CF 取扱説明書
ラックにマウントして固定します。
パワーア ンプなど熱を発生する機器の近くにはこの機 器を設
置しないでください。
リファレンス編
セットアップ
フロントパネル
NOTE
シンセサイザー
ASSIGN A
PAN/SEND
ASSIGN
TONE
ASSIGN B
PAN
REVERB
CUTOFF
RESONANCE
SWING
GATE TIME
ASSIGN 1
CHORUS
ASSIGN 2
TEMPO
ATTACK
RELEASE
VELOCITY
UNITMULTIPLY
REMOTE
ON / OFF
ARPEGGIO
R-AUDIO
G-MIDI
Integrated Sampling Sequencer / Modular Synthesis Plug-in System / Real-time External Control Surface
ON / OFF
MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER
PRE 1
KNOB
CONTROL
FUNCTION
KN 1
LOW
KN 2
LOW MID
KN 3
HIGH MID
KN 4
HIGH
VOLUME 1
VOLUME 2
VOLUME 3
VOLUME 4
BYPASS
INSERTION SYSTEM
PRE 2
PRE 3
PRE 4
MODE
EFFECT
ÊARP FX
ギター
MASTER
EFFECT
VOICE
PERFORM
SLOT 1
DRUM KITS
MASTER
PRE 5
PRE 6
USER 1
USER 2
GM
PLG 1
GUITAR/
PLUCKED
BASS
STRINGS
SLOT 2
SLOT 3
PLG 2
PLG 3
BRASS
REED/PIPE
CATEGORY
SEARCH
BANK
EQ
FAVORITES
A. PIANO
KEYBOARD
ORGAN
SEQUENCER
ギター
SONG
PATTERN
INTEGRATED
SAMPLING
MIXING
EDIT
JOB
A
FILE
SEQ TRANSPORT
DEC/NO
INC / YES
SYN LEAD
DEMO
UTILITY
1
SCENE
SF2
SF1
LOCATE
1
SF3
SF4
B
C
SYN PAD/
CHOIR
SYN COMP
2
D
E
DRUM/
CHROMATIC
PERCUSSION PERCUSSION
3
F
G
H
SE
MUSICAL FX
COMBI
SECTION
4
5
6
7
8
TRACK
SELECT
12
13
14
15
16
MUTE
GROUP
INFORMATION
SF5
2
ELEMENT/PERF. PART/ZONE
COMMON
COMPARE
OCTAVE
DOWN
STORE
SCENE STORE
SET LOCATE
F1
F2
F3
F4
F5
F6
EXIT
ENTER
EXECUTE
9
10
11
NUMBER
SOLO
UP
MASTER
VOLUME
CS 1
CS 2
CS 3
CS 4
ZONE 1
ZONE 2
ZONE 3
ZONE 4
通常スピーカーは、リアパネルの SPEAKERS 端子
に接続します。ただし、もっと出 力が必要なときな
どは、
ST OUT 端子、
ST SUB OUT 端子、
AUX1/2
端子をパワーアンプと接続 して、パワーアンプ経由
でスピーカーから出力します。
レコーダー
モニター
スピーカー
フットスイッチ
(YAMAHA FC5)
CD プレーヤー
ランプ
DI
ベース
エフェクトプロセッサー
(ディレイ)
マイクロフォン
ヘッドフォン
マイクロフォン
パワーアンプ
エフェクトプロセッサー
(エキサイター)
ドラム
サブウーハー
リアパネル
パワーアンプ
スピーカー
EMX の設置
排気
30cm 以上
離す
吸気
EMX 本体の前面と背面には、通風孔があります。壁や物でふ
さがないように設置してください。
EMX5016CF 取扱説明書
33
emx5016CF_j_06.fm Page 34 Thursday, January 26, 2012 6:33 PM
リファレンス編
困ったときは ?
■ 電源が入らない
□ 付属の電源コードが電源コンセントに正しく接続されていますか ?
■ 突然、電源が切れた
□ 前面と背面の通風孔をふさいでいませんか ?
放熱が不十分のため EMX 本体に熱がこもると、電源が切れます。しばらくして
から電源を入れ直してください。
■ 突然、音が出なくなった
□ 前面と背面の通風孔をふさいでいませんか ?
放熱が不十分のため EMX 本体に熱がこもると、内蔵アンプの出力が切れます。
しばらくすると自動復帰します。
■ 音が出ない
□ 外部機器(マイクを含む)やスピーカーは、正しく接続されていますか ?
□ 各チャンネルの GAIN コントロール、チャンネルフェーダー、ST マスターフェー
ダー、AUX1/2 フェーダーなどは、適切に調節されていますか ?
□ POWER AMP 切り替えスイッチが、適切に設定されていますか?ステレオで出
力する場合は、L/R に設定してください。
□ スピーカーケーブルがショート ( 断線 ) していませんか ?
□ それでも音 が出ない場合は、取扱説明書(本書)に記載さ れているヤマハ修理ご
相談センターにご相談ください。
■ 音が小さい、音が歪む、
雑音が入る
□ 各チャンネルの GAIN コントロール、チャンネルフェーダー、ST マスターフェー
ダー、AUX1/2 フェーダーなどは、適切に調節されていますか ?
□ チャンネル 1 から 8 の [26dB] スイッチは適切に設定されていますか ?
□ チャンネル 1 から 8 の INPUT A(XLR タイプ)端子と INPUT B(フォーンタ
イプ)端子の両方に接続していませんか ?
どちらか一方の端子だけをご使用ください。
□ ミキサーに接続した機器からの入力信号のレベルは適切ですか ?
□ エフェクトをかけすぎていませんか ?
■ エフェクトがかからない
□ 各チャンネルの EFF1/2 コントロールは、適切に調節されていますか ?
□ デジタルエフェクトの ON スイッチは、ON になっていますか ?
□ EFF1/2 RTN フェーダーは適切に調節されていますか ?
■ スピーカーからの音に迫
力をつけたい
□ YS Processing スイッチは、ON になっていますか ?
□ MAXIMIZE ON スイッチは、ON になっていますか?
□ EQ(イコライザー :HIGH/MID/LOW)は、適切に調節されていますか ?
□ GEQ(グラフィックイコライザー)は、適切に調節されていますか ?
■ スピーチの声をはっきり
させたい
□
スイッチは、ON になっていますか ?
□ YS Processing スイッチが、OFF になっていますか ?
□ EQ(イコライザー :HIGH/MID/LOW)は、適切に調節されていますか ?
□ GEQ(グラフィックイコライザー)は、適切に調節されていますか ?
■ モニター用の信号を出力
したい
□ AUX1/2 端子にアンプ内蔵スピーカー(パワードスピーカー)を接続してくださ
い。AUX1/2 端 子の 出力信 号は、各 チャ ンネ ルの AUX1/2 コント ロー ルと
AUX1/2 フェーダーで調節してください。
□ POWER AMP 切り替えスイッチの AUX1/MONO を選択すると、リアパネルの
SPEAKERS A 端子からモニター信号が出力できます。
SPEAKERS B 端子からは、ステレオバスのミックス信号が出力されます。
■ GEQ やエフェクトなどの
設定を初期化したい
□ GEQ ON スイッチと MAXIMIZE ON スイッチを押しながら電源を入れ直すと、
GEQ、エフェ クト、FEEDBACK SUPPRESSOR、MAXIMIZE の設 定が工場
出荷時の状態に戻ります。
34
EMX5016CF 取扱説明書
リファレンス編
仕様
■ 一般仕様
* 測定時のレベルコントロールはすべてノミナル、シグナルジェネレーターの出力インピーダンスは 150Ω
条件
RL=4Ω A/B 両チャンネル駆動 , 1 kHz,
RL=8Ω THD + N ≦ 0.5%, 定格電圧 : 100V
最大出力 (SPEAKERS)
全高調波歪率 (THD+N) @
20Hz-20kHz
周波数特性
最大
ST, ST SUB, AUX, EFFECT 20Hz-20kHz, 1kHz 出力レベル , GAIN= 最小
SPEAKERS レベル , PAD= オフ , +4dBu, RL=8Ω, 1W
0.3
0.5
− 3.0
0.0
1.0
− 3.0
0.0
1.0
CH1-8 MIC GAIN= 最大レベル , 20Hz-20kHz
− 128
SPEAKERS
− 68
ST, ST SUB, AUX
− 95
入力チャンネル間
− 68
入出力チャンネル間
− 68
MIC → SPEAKERS
最大電圧ゲイン @1kHz
84
MIC → ST SUB OUT
80
MIC → AUX SEND (PRE)
80
MIC → AUX SEND (POST)
90
dBu
dBu
dB
dB
62.2
CH 9/10-15/16 LINE → ST OUT
58
CH 1-15/16 XLR 負荷なし
コンプレッサー (COMP)
dB
80
MIC → REC OUT
最大可変幅 : ± 15dB
シェルビングタイプのターン
オーバー / ロールオフ周波数 :
最大レベルの手前 3dB
%
109
MIC → ST OUT
MIC → EFFECT SEND
チャンネルイコライザー
単位
W
370
REC 0dBV 10kΩ 出力
クロストーク @ 1kHz
ファンタム電源
標準
ST, ST SUB, AUX, EFFECT +14dBu 600Ω 出力
入力換算ノイズ
残留ノイズ
最小
500
48
V DC
HIGH 10kHz ( シェルビングタイプ )
MID (MONO) 250Hz-5kHz ( ピーキングタイプ )
MID (ST) 2.5kHz ( ピーキングタイプ )
LOW 100Hz ( シェルビングタイプ )
CH1-8 各チャンネル 1 ∼ 8: 一つのコントロールで、 ゲイン、スレッショルド、レシオを同時に調整
PEAK インジケーター
各チャンネル : イコライザー後の信号のレベルが、クリップ手前 3dB に達すると点灯
SIGNAL インジケーター
各チャンネル : イコライザー後の信号のレベルが、− 10dB に達すると点灯
STANDBY スイッチ
チャンネル 1 ∼ 8 を一括してミュート
レベルメーター
グラフィックイコライザー
12 ポイント LED レベルメーター× 2 (PEAK, + 5, + 3, + 1, 0, − 1, − 3, − 5,
ST, PFL/AFL − 7, − 10, − 15, − 20 dB)
クリップ手前 3dB に達すると PEAK が点灯
ST OUT
9 バンド (63, 125, 250, 500, 1k, 2k, 4k, 8k, 16kHz), ± 12 dB ( 最大可変幅 )
プリセット× 3, ユーザープリセット× 3
FRC (Frequency Response Correction)
ピンクノイズ測定 / 楽音測定モード
フィードバックサプレッサー
AUTO/MANUAL モード
MAXIMIZE
3 バンドコンプレッサー On/Off
デジタルエフェクト
2 エフェクト , それぞれ 16 プログラム , PARAMETER コントロール
フットスイッチ ( エフェクト On/Off)
ランプ
XLR-3-31, 2 ピンと 3 ピン間に 12 V DC, 最大 5W
最大出力切り替えスイッチ
500W+500W, 200W+200W, 75W+75W
パワーアンプ切り替えスイッチ
ヤマハスピーカープロセシング
L/R, AUX1/MONO, AUX1/AUX2
SPEAKERS スピーカー EQ On/Off
POWER スイッチ On/Off ミュート
DC 検知 : 電源シャットダウン / 自動復帰なし
パワーアンプ保護回路
温度 / ヒートシンク温度≧ 90 ℃ : 出力ミュート / 自動復帰
Vl リミッター /RL ≦ 2 Ω
Clip リミッター /THD ≧ 1%: 圧縮 , インジケーター× 2
電源保護回路
温度 / ヒートシンク温度≧ 100 ℃ : 電源シャットダウン / 自動復帰なし
クーリング
連続可変式ファン ( デュアル )
消費電力
550
W
2500
mm
電源コード
長さ
高さ
155
最大外形寸法
奥行
493
幅
444
質量
11
mm
kg
EMX5016CF 取扱説明書
35
リファレンス編
仕様
■ 入力仕様
入力端子
PAD
GAIN
入力インピー
適合インピーダンス
ダンス
感度 *2
ノミナルレベル
最大ノンクリップ
レベル
− 60 dB
− 80 dBu
(0.078 mV)
− 60 dBu
(0.775 mV)
− 40 dBu
(7.75 mV)
− 16 dB
− 36 dBu
(12.3 mV)
− 16 dBu
(123 mV)
+ 4 dBu
(1.23 V)
− 34 dB
− 54 dBu
(1.55 mV)
− 34 dBu
(15.5 mV)
− 14 dBu
(155 mV)
+ 10 dB
− 10 dBu
(245 mV)
+ 10 dBu
(2.45 V)
+ 30 dBu
(24.5 V)
-60 dB
− 80 dBu
(0.078 mV)
− 60 dBu
(0.775 mV)
− 40 dBu
(7.75 V)
− 16 dB
− 36 dBu
(12.3 mV)
− 16 dBu
(123 mV)
+ 4 dBu
(1.23 V)
− 34 dB
− 54 dBu
(1.55 mV)
− 34 dBu
(15.5 mV)
− 14 dBu
(155 mV)
+ 10 dB
− 10 dBu
(245 mV)
+ 10 dBu
(2.45 V)
+ 30 dBu
(24.5 V)
− 60 dB
− 80 dBu
(0.078 mV)
− 60 dBu
(0.775 mV)
− 40 dBu
(7.75 mV)
− 16 dB
− 36 dBu
(12.3 mV)
− 16 dBu
(123 mV)
− 10 dBu
(245 mV)
− 34 dB
− 54 dBu
(1.55 mV)
− 34 dBu
(15.5 mV)
− 14 dBu
(155 mV)
− 10 dBu
(245 mV)
+ 10 dBu
(2.45 V)
+ 30 dBu
(24.5 V)
− 20 dBu
(77.5 mV)
0 dBu
(0.775 V)
+ 20 dBu
(7.75 V)
0 dB
CH INPUT A 1-8
3 kΩ
50-600 Ω Mics
26 dB
0 dB
CH INPUT B 1-8
10 kΩ
600 Ω Lines
26 dB
ST CH MIC INPUT
9/10-15/16
−
ST CH LINE INPUT
9/10-15/16
−
CH INSERT IN 1-8
−
*1
*2
*3
*4
*5
入力レベル
3 kΩ
50-600 Ω Mics
10 kΩ
600 Ω Lines
10 kΩ
600 Ω Lines
+ 10 dB
−
端子仕様
XLR-3-31 タイプ *3
フォーン端子 *4
XLR-3-31 タイプ *3
フォーン端子 *5
RCA ピン端子 *5
フォーン端子 *5
0dBu = 0.775Vrms.
入力感度 : すべてのフェーダーとレベルコントロールを最大位置にしたときに、+ 4dBu(1.23V) またはノミナル出力が得られる最小入力レベル
バランス型 XLR-3-31 タイプ端子
バランス型フォーン端子 (T=HOT, R=COLD, S=GND)
アンバランス型フォーン /RCA ピン端子
■ 出力仕様
出力インピー
ダンス
適合インピーダンス
ST OUT [L,R]
150 Ω
ST SUB OUT [L,R]
150 Ω
AUX SEND 1,2
出力端子
端子仕様
最大ノンクリップレベル
600 Ω Lines
+ 4 dBu (1.23 V)
+ 20 dBu (7.75 V)
600 Ω Lines
+ 4 dBu (1.23 V)
+ 20 dBu (7.75 V)
フォーン端子 *2
150 Ω
600 Ω Lines
+ 4 dBu (1.23 V)
+ 20 dBu (7.75 V)
フォーン端子 *2
EFF SEND 1,2
150 Ω
600 Ω Lines
+ 4 dBu (1.23 V)
+ 20 dBu (7.75 V)
フォーン端子 *2
CH INSERT OUT 1-8
600 Ω
10 kΩ Lines
0 dBu (0.775 V)
+ 20 dBu (7.75 V)
フォーン端子 *2
REC OUT [L,R]
600 Ω
10 kΩ Lines
− 10 dBV (316 mV)
+ 10 dBV (3.16 V)
RCA ピン端子
PHONES [L,R]
100 Ω
40 Ω Lines
3 mW
75 mW
フォーン端子 (TRS)
SPEAKERS
0.1 Ω
4 Ω Speakers
125 W
500 W
スピコン端子
フォーン端子 *2
*1 0dBu = 0.775Vrms、0dBV = 1Vrms
*2 アンバランス型フォーン端子
36
出力レベル
ノミナルレベル
EMX5016CF 取扱説明書
フォーン端子 *2
リファレンス編
仕様
■ デジタルエフェクト PROGRAM 一覧
● EFFECT 1
Parameter
可変範囲
エフェクト内容
1
HALL 1
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
コンサートホールなどの広い空間をシミュレートしたリバーブ ( 残響音 ) です。
2
ROOM 1
Reverb Time
0.3s ∼ 3.2s
小さな空間 ( 部屋 ) での響きをシミュレートしたリバーブです。
3
PLATE 1
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
鉄板エコーのシミュレーションです。硬めの残響感が得られます。
4
LARGE STAGE 1
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
広いステージをシミュレーションしたリバーブです。
5
SMALL STAGE 1
Reverb Time
6
VOCAL ECHO
Delay
30.0ms ∼ 743.0ms
ボーカル用を意識したエコーです。
7
KARAOKE
Delay
40.0ms ∼ 265.0ms
カラオケに使用するのを意識したエコーです。
8
DELAY
Delay
20.0ms ∼ 743.0ms
9
CHORUS
LFO Freq
10
EARLY REF.
Room Size
0.1 ∼ 10.0
11
GATE REVERB
Room Size
0.1 ∼ 10.0
残響音をカットして得られるエフェクトです。
12
REVERSE GATE
Room Size
0.1 ∼ 10.0
逆回転風の初期反射音を使ったエフェクトです。
13
TREMOLO
LFO
14
SINGLE DELAY
Delay
15
DYNA FILTER
Sensitivity
16
PITCH CHANGE
Pitch
No.
Program
0.3s ∼ 10.0s
0Hz ∼ 39.7Hz
0Hz ∼ 39.7Hz
0ms ∼ 743.0ms
小さめのステージをシミュレーションしたリバーブです。
遅延させた信号を複数付加する、いわゆるフィードバックディレイです。
信号の遅延時間を変化させて音に厚みを加えます。
残響の初期反射音 (ER) のみを取り出したエフェクトです。リバーブよりも派
手な効果が得られます。
信号にゆれるような効果を加えます。
遅延させた信号を付加する、いわゆるモノラルディレイです。
0 ∼ 127
信号に Low Pass Filter をかけたエフェクトです。
− 12 ∼+ 12
信号のピッチ ( 音程 ) を変化させた効果を加えます。
● EFFECT 2
Parameter
可変範囲
エフェクト内容
1
HALL 2
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
コンサートホールなどの広い空間をシミュレートしたリバーブ ( 残響音 ) です。
2
ROOM 2
Reverb Time
0.3s ∼ 3.2s
小さな空間 ( 部屋 ) での響きをシミュレートしたリバーブです。
3
PLATE 2
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
鉄板エコーのシミュレーションです。硬めの残響感が得られます。
4
LARGE STAGE 2
Reverb Time
0.3s ∼ 10.0s
広いステージをシミュレーションしたリバーブです。
5
SMALL STAGE 2
Reverb Time
6
VOCAL ECHO
Delay
30.0ms ∼ 743.0ms
ボーカル用を意識したエコーです。
7
KARAOKE
Delay
40.0ms ∼ 265.0ms
カラオケに使用するのを意識したエコーです。
8
DELAY
Delay
20.0ms ∼ 743.0ms
9
CHORUS
LFO Freq
No.
Program
0.3s ∼ 10.0s
0Hz ∼ 39.7Hz
小さめのステージをシミュレーションしたリバーブです。
遅延させた信号を複数付加する、いわゆるフィードバックディレイです。
信号の遅延時間を変化させて音に厚みを加えます。
10
PHASER
LFO Freq
0Hz ∼ 8.08Hz
音の位相を変化させ、うねりを加えます。
11
FLANGER
LFO Freq
0Hz ∼ 8.08Hz
音色が音程感をもったような効果を加えます。
12
SYMPHONIC
LFO Depth
0 ∼ 127
13
DOUBLER
Pitch Fine
0cent ∼ 50cent
14
AUTO WAH
LFO Freq
15
DISTORTION
Drive
0 ∼ 63
音を歪ませた、いわゆるディストーションの効果を加えます。
16
RADIO VOICE
Cutoff Offset
0 ∼ 63
信号を AM ラジオ風のローファイな感じにするエフェクトです。パラメーター
を調整することで、強調する周波数帯域を変更します。
0Hz ∼ 8.41Hz
音を多重化することで厚みのある響きを加えます。
二人で同じフレーズを歌っているような効果を加えます。
LFO で周波数を動かすワウ効果を加えます。
EMX5016CF 取扱説明書
37
リファレンス編
仕様
寸法図
444(440 ネジ頭を除く)
155
485
493
8
145
単位:mm
38
EMX5016CF 取扱説明書
6
R
BA
HA
ST CH LINE
GAIN Max. [-34dBu]
Clip Level
ST CH MIC
[-16dBu]
ST CH LINE
GAIN Min. [+10dBu]
Clip Level
YE
YE
ST CH IN
[-10dBu]
EFF 2 ON
PARAMETER
PROGRAM
EFFECT 2
EFF 1 ON
PARAMETER
PROGRAM
EFFECT 1
3-Stage EQ
PEAK
SIGNAL
GR
RE
[0dBu]
EFF1 OUT R
EFF1 OUT L
D/A
D/A
BA
BA
BA
BA
[-6dBu]
[-6dBu]
CH & ST CH to AUX/EFFECT [-6dBu]
CH & ST CH to ST [0dBu] (PAN,BAL hard left/right)
[-6dBu]
PFL
[-6dBu]
AUX2
[-10dBu]
[-6dBu]
[-6dBu]
[-10dBu]
AUX1
EFF 2RTN
PFL
AUX2
AUX1
CH fader [-10dBu]
EFF2 OUT R
EFF2 OUT L
PFL
EFF 2
EFF 1
2
[-6dBu]
[-6dBu]
PRE AUX
[0dBu]
1
PAN/BAL
PRE AUX
EFFE 1RTN
[0dBu]
EFF IN 1
A/D
EFF IN 2
A/D
D/A
D/A
BA
(ST CH Fader)
INSERT I/O [0dBu]
Clip Level
YE
ON
BA
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
AFL
PFL
SUM
SUM
SUM
SUM
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
AFL
[0dBu]
[0dBu]
AFL
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
SUM
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
A/D
A/D
PHONES
[-16dBu]
AUX1
[-10dBu]
AUX1
[-10dBu]
ST R
Multi
Band
Comp.
ST L
INV
INV
BA
BA
BA
BA
FBS
DSP
ST OUT L
D/A
ST OUT R
GEQ
+
FRC
D/A
BA
BA
BA
INV
[+4dBu]
R
MONO
AUX2
L
AUX1
AUX1
[12V]
LAMP
DR
DR
ST
AFL/PFL
ST
AFL/PFL
REC OUT [-10dBV]
ON
200W
500W
75W
INV
PA
PA
SPEAKERS
(+29.2dBu)
[125W/4ohms]
R
MONO
AUX2
L
AUX1
AUX1
-30dBu
-20dBu
-10dBu
0dBu
+10dBu
+20dBu
+30dBu
+40dBu
1
2
1
2
[500WMAX @ 4ohms]
(+35.2dBu)
SPEAKER OUT
MAXIMUM OUTPUT POWER [500W/4ohms]
LIMITER
RE
LIMITER
LIMITER
RE
LIMITER
[PHONES 3mW@40ohms]
Clip Level
(LED METER)
YSP
YE
75W
200W
500W
POWER AMP
ON
PHONES [-16dBu]
ST OUT, ST SUB OUT [+4dBu]
AUX SEND, EFFECT SEND [+4dBu]
YSP
YS PROCESSING
[3mW 40ohms]
PHONES
[+4dBu]
EFF 2
[+4dBu]
EFF 1
[+4dBu]
AUX2
[+4dBu]
SEND
[-10dBV]
REC OUT
[+4dBu]
ST OUT
AUX1
R
L
R
L
R
L/MONO
ST SUB OUT
(METER SELECT)
SUM
Clip Level
[-6dBu]
ST, AUX fader [-10dBu]
ST SUB level control
ST
[-10dBu]
BA
ST SUB OUT
[-6dBu]
-70dBu
-60dBu
CH INPUT (PAD OFF)
GAIN Max. [-60dBu]
ST CH MIC
[-60dBu]
-70dBu
-60dBu
-50dBu
HA
3-Stage EQ
[-10dBu]
PFL
ON
YE
[-6dBu]
[-6dBu]
[-6dBu]
EFF 1
EFF 2
[-6dBu]
PRE
AUX2
PAN
PRE
AUX1
COMP
(TH)
[0dBu]
3-Stage EQ
COMP
BA
[0dBu]
RE
STAND-BY
-40dBu
INV
[0dBu]
80
80
PEAK
SIGNAL
GR (CH Fader)
[-10dBu]
RE
ST L(NON-MUTE)
ST R(NON-MUTE)
AUX 1(NON-MUTE)
AUX 2(NON-MUTE)
EFFECT1(NON-MUTE)
EFFECT2(NON-MUTE)
-50dBu
CH INPUT (PAD ON)
GAIN Max. [-34dBu]
CH INPUT (PAD OFF)
GAIN Min. [-16dBu]
CH INPUT (PAD ON)
GAIN Min. [+10dBu]
INV
HPF
[0dBu]
GAIN
[-34dBu to +10dBu]
HA
HPF
GAIN
[-60dBu to -16dBu]
[-34dBu to +10dBu]
HA
[-30dBu to +14dBu]
26dB
PAD
+48V
PFL L/AFL L
PFL R/AFL R
-40dBu
-30dBu
-20dBu
-10dBu
0dBu
+10dBu
+20dBu
+30dBu
+40dBu
0dBu=0.775V
0dBV=1V
EFF2 ON/OFF
EFF1 ON/OFF
CH10R,12R,14R,16R
[-34dBu to+10dBu]
ST CH LINE
CH9L,11L,13L,15L
[-34dBu to +10dBu]
L
[-60dBu to -16dBu]
MIC
CH9/10,11/12,13/14,15/16
ST CH INPUT
[0dBu]
INSERT
[-34dBu to +10dBu]
INPUT B
[-60dBu to -16dBu]
INPUT A
RE
MID
PHANTOM
HIGH
CH1-8
LOW
ST L(MUTE)
ST R(MUTE)
AUX 1(MUTE)
AUX 2(MUTE)
EFFECT1(MUTE)
EFFECT2(MUTE)
LOW
Mid f
MID
HIGH
CH INPUT
B
A
リファレンス編
仕様
ブロック図
EMX5016CF 取扱説明書
39
emx5016CF_j_07.fm Page 40 Friday, February 3, 2012 4:07 PM
保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせの必要がございましたら、 お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターまでご連絡ください。
● 保証書
この製品には保証書が付属しています。 販売店印、お買い上げ日
などの記入をお確かめのうえ、 大切に保管してください。
● 補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造
終了後 8年です。
● 保証期間
保証書をご覧ください。
● 修理のご依頼
本書をもう一度お読みいただき、接続や設定などをご確認のうえ、
お買い上げの販売店またはヤマハ修理ご相談センターまでご連絡く
ださい。修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあ
わせて、製品の状態をできるだけ詳しくお知らせください。
● 保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。お客様に製品を
持ち込んでいただくか、サービスマンが出張修理にお伺いするのか
は、製品ごとに定められています。詳しくは保証書をご覧ください。
● 保証期間経過後の修理
ご要望により有料にて修理させていただきます。
下記の部品などについては、 使用時間や使用環境などにより劣化
しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となります。
有寿命部品の交換は、 お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談セン
ターまでご連絡ください。
寿命部品の例
フェーダー、ボリューム、スイッチ、接続端子など
● 損害に対する責任
この製品 (搭載プログラムを含む ) のご使用により、お客様に生じ
た損害 (事業利益の損失、事業の中断、事業情報の損失、 そのほ
かの特別損失や逸失利益 )については、当社は一切その責任を負
わないものとします。また、いかなる場合でも、当社が負担する
損害賠償額は、お客様がお支払になったこの商品の代価相当額を
もって、その上限とします。
● お客様ご相談窓口
アフターサービス以外で、製品に関するご質問・ご相談は、お客
様ご相談窓口までお問い合わせください。
● お客様ご相談窓口 : ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口
ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター
Tel: 03-5791-7678
Fax: 03-5488-6663 (電話受付=祝祭日を除く月∼金 /11:00 ∼ 19:00)
オンラインサポート : http://proaudio.yamaha.co.jp/
● 営業窓口
国内営業本部 EKB・LM 営業部 営業推進室
〒 108-8568
東京都港区高輪2-17-11
Tel: 03-5488-5430
● 修理に関するお問い合わせ
ヤマハ修理ご相談センター
0570-012-808※一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。
● ナビダイヤル
( 全国共通番号)
上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830
● 受付時間
月曜日∼金曜日 9:00∼ 18:00、土曜日 9:00∼17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く)
● FAX
東日本(北海道 /東北 /関東/甲信越) 03-5762-2125
西日本(沖縄 /九州 /中国/四国 /近畿/ 東海/北陸) 06-6465-0374
● 修理品お持込み窓口
● 受付時間
月曜日∼金曜日 9:00∼ 17:45(祝日および弊社休業日を除く)
* お電話は、ヤマハ修理ご相談センターでお受けします。
首都圏サービスセンター
〒 143-0006 東京都大田区平和島2丁目 1-1 京浜トラックターミナル内 14号棟A-5F
FAX 03-5762-2125
名古屋サービスステーション 〒 454-0832 名古屋市中川区清船町4丁目 1-11 ピアノ運送株式会社 名古屋営業所 1F
FAX 052-363-5903
大阪サービスセンター
〒 554-0024 大阪市此花区島屋6丁目 2-82 ユニバーサル・シティ和幸ビル 9F
FAX 06-6465-0374
九州サービスステーション
〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前2丁目 11-4 ヤマハビル 2F
FAX 092-472-2137
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*
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ヤマハマニュアルライブラリー :
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