Symantec NetBackup™ ディス クの OpenStorage のソリュー ションガイド UNIX、Windows および Linux

Symantec NetBackup™ ディス クの OpenStorage のソリュー ションガイド UNIX、Windows および Linux
Symantec NetBackup™ ディス
クの OpenStorage のソリュー
ションガイド
UNIX、Windows および Linux
リリース 7.6
Symantec NetBackup™ ディスクの OpenStorage の
ソリューションガイド
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マニュアルバージョン: 7.6
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目次
第1章
ディスク装置のストレージソリューションの概要
.............. 7
ディスクへのバックアップのストレージソリューションについて ........................
NetBackup OpenStorage Option について ...........................................
ストレージの制御について .................................................................
OpenStorage デバイスへのレプリケーションについて ................................
第2章
配置の計画 ........................................................................... 10
OpenStorage の配置計画 ...............................................................
OpenStorage の要件と制限事項について ...........................................
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて ....................
OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて .................................
バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて .........................
OpenStorage プラグインについて ......................................................
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて ..........................
OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて ................
OpenStorage の最適化複製とレプリケーションについて ...........................
OpenStorage の最適化された合成バックアップについて ..........................
OpenStorage のストレージユニットグループについて ..............................
OpenStorage ダイレクトテープについて ..............................................
OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件につい
て ..................................................................................
OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件につ
いて ...............................................................................
OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項
について .........................................................................
OpenStorage ダイレクトテープの制限事項について .........................
OpenStorage ダイレクトテープの処理について ...............................
第3章
7
7
8
9
10
11
12
13
14
14
15
17
17
18
19
20
20
23
23
24
24
ストレージのプロビジョニング ............................................ 26
ディスクアプライアンスストレージのプロビジョニングについて ...................... 26
ディスク装置のプラグインのインストール ............................................... 27
目次
第4章
OpenStorage のライセンス ................................................ 29
OpenStorage のライセンスキーについて ............................................. 29
OpenStorage のライセンス ............................................................... 30
第5章
NetBackup での OpenStorage の構成 ............................ 31
OpenStorage ディスク装置のストレージの構成 ......................................
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成 .......................
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成 .............................
OpenStorage ディスクプールのプロパティ ......................................
OpenStorage ストレージユニットの構成 ...............................................
OpenStorage ストレージユニットのプロパティ ..................................
OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について ........................
OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 ............................
OpenStorage ダイレクトテープの構成 .................................................
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の
構成 .....................................................................................
同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製について ...................
NetBackup の最適化複製動作の構成 ..........................................
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構
成 ........................................................................................
NetBackup 自動イメージレプリケーションについて ............................
ストレージライフサイクルポリシーについて .............................................
自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーに
ついて ..................................................................................
ストレージライフサイクルポリシーの作成 ...............................................
[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]ダイア
ログボックスの設定 .............................................................
バックアップポリシーの作成 ..............................................................
既存の環境への OpenStorage 機能の追加 .........................................
第6章
31
33
33
34
35
38
40
43
43
45
47
48
51
52
62
63
64
67
70
72
OpenStorage の管理 .......................................................... 73
OpenStorage ストレージサーバーの管理 .............................................
OpenStorage ストレージサーバーの表示 .......................................
OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断 ..............................
OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更 .......................
OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定 ..............................
OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除 ..............................
プラグインの更新を反映するための OpenStorage ストレージサーバー
の更新 ............................................................................
OpenStorage ストレージサーバーの削除 .......................................
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理 ....................................
73
74
74
74
75
75
76
77
78
5
目次
OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認 ....
7
8
OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 ................................
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更 ..............................
データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削
除 ..................................................................................
OpenStorage のデータムーバーの管理 ..............................................
OpenStorage のデータムーバーの追加 ........................................
OpenStorage のデータムーバー機能の解除 ..................................
OpenStorage ディスクプールの管理 ...................................................
OpenStorage ディスクプールの表示 .............................................
OpenStorage ディスクプールの状態の判断 ....................................
OpenStorage ディスクプールの状態の変更 ....................................
OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断 ................................
OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更 ................................
OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更 .............................
OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加 ..........................
OpenStorage ディスクプールの結合 .............................................
OpenStorage ディスクプールからのボリュームの削除 ........................
プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディスクプールの
更新 ...............................................................................
OpenStorage ディスクプールの削除 .............................................
OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視 ..................................
OpenStorage ディスクレポートの表示 .................................................
自動イメージレプリケーションジョブに関するレポート ................................
OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについて .........................
バックアップコピーからのリストアについて .............................................
ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリストアについて ................
第7章
79
79
80
80
80
81
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83
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85
89
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91
91
92
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95
96
96
96
トラブルシューティング ........................................................ 98
統合ログについて .......................................................................... 98
vxlogview コマンドを使用した統合ログの表示について ...................... 99
vxlogview を使用した統合ログの表示の例 .................................... 100
レガシーログについて ................................................................... 101
NetBackup のログファイルディレクトリの作成 ................................. 102
NetBackup OpenStorage ログファイルについて .................................. 103
OpenStorage のクレデンシャル作成のトラブルシューティング .................. 105
索引 .................................................................................................................... 106
6
1
ディスク装置のストレージソ
リューションの概要
この章では以下の項目について説明しています。
■
ディスクへのバックアップのストレージソリューションについて
■
NetBackup OpenStorage Option について
■
ストレージの制御について
■
OpenStorage デバイスへのレプリケーションについて
ディスクへのバックアップのストレージソリューションにつ
いて
このガイドでは、NetBackup でバックアップ用にインテリジェントディスクアプライアンスを
構成し、使用する方法について説明します。ディスク装置は Symantec OpenStorage
API に準拠している必要があります。
p.7 の 「NetBackup OpenStorage Option について」 を参照してください。
ディスクアプライアンスストレージで、スナップショットを使用して NetBackup を構成し、使
用する方法に関する情報は、別のガイドで提供しています。
詳しくは次を参照してください。『NetBackup レプリケーションディレクタソリューションガ
イド』。
NetBackup OpenStorage Option について
OpenStorage は、Symantec API に準拠するストレージの実装との NetBackup の通信
を可能にする API です。ストレージベンダーは Symantec OpenStorage パートナープ
第 1 章 ディスク装置のストレージソリューションの概要
ストレージの制御について
ログラムに参加しています。シマンテック社は OpenStorage API 用の各社のストレージ
ソリューションを認定しています。
ストレージの実装に応じて、OpenStorage は次の機能を提供することがあります。
■
共有ディスク。複数の異機種のメディアサーバーが同じディスクボリュームへ同時にア
クセスできます。
■
負荷およびパフォーマンスの分散。NetBackup では、メディアサーバーとディスクプー
ル間でバックアップジョブとストレージの使用率が分散されます。バックアップジョブご
とに、最も空きの多いディスクボリュームと最もビジー状態でないメディアサーバーが
NetBackup によって選択されます。
■
ディスク装置の機能 (最適化されたオフホストの複製や重複排除された記憶域の機
能など) の使用。
■
ストレージの高速プロビジョニング。
■
ほとんど無制限のストレージ。
■
オフサイトの Vault 処理の代わり。
■
簡略化されたディザスタリカバリ。インターネット上のすべての場所からのデータへの
アクセス。
図 1-1 はディスク装置を使う OpenStorage の構成を示しています。
図 1-1
OpenStorage 装置の構成
負荷分散されたNetBackup メディア
サーバーがデータムーバーになって
います。ベンダーのプラグインが
インストールされています。
ネットワーク
任意の接続(直接接続、SAN、LAN)
ディスク装置がストレージサーバー
になっています。
ストレージの制御について
ストレージ形式と、ストレージ上のイメージの場所はベンダーのストレージの実装によって
制御されます。データ転送の方式はベンダーによって制御されます。したがって、パフォー
マンスとストレージの利用率は高度に最適化されています。
NetBackup ではバックアップイメージの格納方法は判断されません。また、シマンテック
社では、OpenStorage API を介してどの機能が使用されるかを管理しません。同様に、
8
第 1 章 ディスク装置のストレージソリューションの概要
OpenStorage デバイスへのレプリケーションについて
シマンテック社および NetBackup は、ベンダーのプラグインとストレージサーバー間の
通信を管理しません。プラグインとストレージサーバー間で使用する API またはプロトコ
ルは、ベンダーによって決定されます。
バックアップイメージの作成、コピーまたは削除が行われるタイミングは、NetBackup に
よって判断されます。NetBackup API を介して装置への命令が行われないかぎり、イメー
ジの移動、期限切れまたは削除は実行されません。
OpenStorage デバイスへのレプリケーションについて
NetBackup は、次のように、OpenStorage デバイスへの 2 つの形式のレプリケーション
を提供します。
バックアップ
別の NetBackup ドメインへのバックアップのレプリケーションは、自動イメージレプ
リケーションとよばれます。
このガイドを使用して、OpenStorage デバイスへのバックアップの自動イメージレ
プリケーションを構成します。
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を参照してくださ
い。
NetBackup 重複排除は自動イメージレプリケーションもサポートします。
次を参照してください。『NetBackup 重複排除ガイド』。
スナップショッ 同じドメイン内のスナップショットレプリケーション。
ト
この形式は、特定の OpenStorage デバイスから同じデバイスまたは同じベンダー
と形式の別のデバイスにスナップショットをレプリケートする場合に使います。
詳しくは、次を参照してください。『NetBackup レプリケーションディレクタソリュー
ションガイド』。
9
2
配置の計画
この章では以下の項目について説明しています。
■
OpenStorage の配置計画
■
OpenStorage の要件と制限事項について
■
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて
■
OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて
■
バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて
■
OpenStorage プラグインについて
■
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて
■
OpenStorage の最適化複製とレプリケーションについて
■
OpenStorage の最適化された合成バックアップについて
■
OpenStorage のストレージユニットグループについて
■
OpenStorage ダイレクトテープについて
OpenStorage の配置計画
表 2-1 は NetBackup OpenStorage の概要を示します。この概要と参照先トピックは配
置を計画するのに役立つことがあります。
表 2-1
OpenStorage の配置
手順
作業
手順の詳細
手順 1
要件と制限事項についての確認
p.11 の 「OpenStorage の要件と制限事項について」 を参照してください。
第 2 章 配置の計画
OpenStorage の要件と制限事項について
手順
作業
手順の詳細
手順 2
ストレージサーバー、データムー
p.12 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて」 を
バー、およびクレデンシャルについ 参照してください。
ての理解
p.14 の 「バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて」 を参照
してください。
p.13 の 「OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて」 を参照してく
ださい。
手順 3
ディスクプールについての理解
p.15 の 「バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて」 を参照
してください。
p.17 の 「OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて」 を参
照してください。
手順 4
最適化複製とレプリケーションにつ
いての学習
p.17 の 「OpenStorage の最適化複製とレプリケーションについて」 を参照
してください。
手順 5
最適化された合成バックアップにつ p.18 の 「OpenStorage の最適化された合成バックアップについて」 を参照
いての理解
してください。
手順 6
OpenStorage のストレージユニット p.19 の 「OpenStorage のストレージユニットグループについて」 を参照して
グループについての理解
ください。
手順 7
テープへのコピーについての理解
手順 8
ストレージのプロビジョニングについ p.26 の 「ディスクアプライアンスストレージのプロビジョニングについて」 を参
ての理解
照してください。
手順 9
ストレージユニットがトラフィックを制 p.40 の 「OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について」 を参照して
御するしくみについての理解
ください。
手順 10
構成の概要に関するトピックの参照 p.31 の 「OpenStorage ディスク装置のストレージの構成」 を参照してくださ
い。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
OpenStorage の要件と制限事項について
次に、OpenStorage Option を使う場合の要件を示します。
■
NetBackup OpenStorage Option のライセンスキー。
■
Symantec OpenStorage API に準拠するソフトウェアプラグインを通して NetBackup
に開示されるストレージ。
OpenStorage は次をサポートしていません。
■
ストレージユニットグループが複製のターゲットである場合の最適化複製。
■
自動イメージレプリケーションを使用する最適化複製。
11
第 2 章 配置の計画
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて
■
データムーバーとして機能するメディアサーバーのクラスタ化。
複数のデータムーバーは本質的にフェールオーバー機能を提供します。そのため、
フェールオーバーのためにクラスタ化する必要はありません。
サポート対象のシステムについての情報が利用可能です。
次を参照してください。『NetBackup リリースノート』。
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーにつ
いて
ストレージサーバーは、ストレージに対してデータの書き込みと読み込みを実行するエン
ティティです。これは、物理装置またはディスクアレイに対応している可能性があります。
複数のデバイス用のホスト型の管理ソフトウェアスイートのような高レベルの構造体である
可能性もあります。ストレージサーバーは、ストレージへの排他的なアクセス権を所有して
います。
バックアップ用にディスク装置を使う OpenStorage ソリューションの場合は、ディスク装
置のホストがストレージサーバーです。
何台ストレージサーバーを構成するかは、バックアップのストレージ要件によって決まりま
す。各ディスク装置に 1 台のストレージサーバーが設定されます。次のように、最適化さ
れた複製かレプリケーションを使う場合は、追加のストレージサーバーが必要になります。
同じ NetBackup ドメイン内での 同じドメインの最適化複製では以下のストレージサーバーが必要
最適化複製
になります。
■
■
バックアップストレージ用に 1 台のストレージサーバー。これ
が複製操作のソースになります。
バックアップイメージのコピーを保存するためのもう 1 台のス
トレージサーバー。このストレージサーバーは複製操作のター
ゲットであるストレージをホストします。
p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製につ
いて」 を参照してください。
12
第 2 章 配置の計画
OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて
異なる NetBackup ドメインへの 自動イメージレプリケーションでは以下のストレージサーバーが
自動イメージレプリケーション
必要になります。
■
■
レプリケート元のドメインのバックアップ用に 1 台のストレージ
サーバー。このストレージサーバーはストレージに NetBackup
クライアントのバックアップを書き込みます。これは複製操作
のソースになります。
バックアップイメージのコピーを収めるためにリモートドメイン
にもう 1 台のストレージサーバー。このストレージサーバーは
元のドメインで実行される複製操作のターゲットです。
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を
参照してください。
p.14 の 「バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて」 を参照してくださ
い。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて
[ストレージサーバーの構成ウィザード (Storage Server Configuration Wizard)]でスト
レージサーバーを構成する場合は、そのクレデンシャルを構成します。
NetBackup の機能は次の通りです。
■
メディアサーバーがストレージサーバーにログインできるように、クレデンシャルが保
存されます。
ストレージサーバーがダイレクトテープ操作での NDMP FSE ホストでもある場合は、
それら両方が同じログオンクレデンシャルを持たなければなりません。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
■
データムーバーとして選択する各メディアサーバーを構成します。
NetBackup は、データムーバーとストレージサーバー間の接続を監視しません。た
だし、クレデンシャルを構成すると、NetBackup はメディアサーバーとストレージサー
バー間にアクセスパスを構成し、保持します。
p.14 の 「バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて」 を参照してくだ
さい。
ストレージサーバーでログオンクレデンシャルが不要な場合は、NetBackupでメディア
サーバーがデータムーバーとして構成されるように仮のクレデンシャルを入力する必要が
あります。
13
第 2 章 配置の計画
バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて
バックアップ用の OpenStorage データムーバーについ
て
データムーバーは、クライアントをバックアップしてストレージサーバーにデータを転送す
る NetBackup メディアサーバーです。その後、データはストレージサーバーからストレー
ジに書き込まれます。また、データムーバーはリストア時にプライマリストレージ (クライア
ント) にデータを移動し、複製時にセカンダリストレージから三次ストレージにデータを移
動することもできます。
データムーバーは、ストレージの実装との通信に使用するソフトウェアプラグインをホスト
します。
ストレージサーバーを構成するとき、OpenStorage のプラグインをホストするメディアサー
バーも選択します。それらのメディアサーバーのデータムーバーには、ストレージサー
バーのクレデンシャルが割り当てられます。 これらのクレデンシャルによって、データムー
バーはストレージサーバーと通信できます。次に、NetBackup はこれらのメディアサー
バーをデータムーバーとして構成します。
NetBackup ストレージユニットを構成するときどのデータムーバーがバックアップと複製
のために使われるか制御できます。
p.12 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて」 を参照してくだ
さい。
OpenStorage プラグインについて
ソフトウェアのプラグインは、ストレージサーバーにバックアップデータを移動する
NetBackup メディアサーバーのそれぞれに存在する必要があります。プラグインは
Symantec OpenStorage API の仕様に準拠する必要があります。ベンダーはプラグイ
ンを通して NetBackup にストレージ機能を公開します。
ディスク装置の機能を判断するため、NetBackup はプラグインを使用してストレージ装置
への問い合わせを行います。機能には、重複排除された記憶域、最適化されたオフホス
トの複製などが含まれます。
ベンダーがプラグインを更新した場合、プラグインによって公開されている新しい機能ま
たは変更された機能で、NetBackup を更新する必要があります。
p.76 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ストレージサーバーの更新」
を参照してください。
ディスクアプライアンスストレージの場合、アプライアンスのベンダーがプラグインを提供
します。ベンダーはプラグインのインストール方法についての情報を提供する必要があり
ます。
14
第 2 章 配置の計画
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて
OpenStorage ディスクプールは OpenStorage API で NetBackup に開示されるディス
クストレージを表します。
バックアップ用のディスクアプライアンスストレージの場合、ベンダーは 1 つ以上のスト
レージユニット (つまり、ディスクボリューム) としてストレージを開示することがあります。ベ
ンダーはレプリケーションと関連しているボリュームプロパティを開示することもあります。
ディスクプールは 1 つ以上のボリュームを表すことがあります。ディスクプールが複数の
ボリュームを表している場合、NetBackup は利用可能な容量と予測されるバックアップの
サイズに基づいて、ディスクボリュームを選択します。NetBackup は、単一のボリューム
へのバックアップデータの書き込みを試行します。ストレージの実装がボリュームスパンを
サポートしていない場合を除き、必要に応じて、バックアップイメージはディスクプール内
の複数のボリュームにスパンします。バックアップイメージが、複数のディスクプールをま
たがることはありません。
p.17 の 「OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて」 を参照してくだ
さい。
いくつのディスクプールを構成するかは、ストレージ要件に依存します。次のように、最適
化複製とレプリケーションを使うかどうかにも依存します。
同じ NetBackup ドメイン内での 同じドメインの最適化複製では以下のディスクプールが必要にな
最適化複製
ります。
■
■
バックアップストレージ用に少なくとも 1 つのディスクプール。
これが複製操作のソースになります。ソースディスクプールは
1 つの装置にあります。
バックアップイメージのコピーを保存するためにもう 1 つのディ
スクプール。これが複製操作のターゲットになります。ターゲッ
トディスクプールは異なる装置にあります。
p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製につ
いて」 を参照してください。
15
第 2 章 配置の計画
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて
異なる NetBackup ドメインへの 自動イメージレプリケーションのディスクプールはレプリケーショ
自動イメージレプリケーション
ンソースにもレプリケーションターゲットにもなれます。 レプリケー
ションのプロパティは、ディスクプールの用途を示します。つまり、
ソースかターゲットです。ストレージ管理者はストレージデバイス
のボリュームのレプリケーショントポロジーを構成し、ユーザーは
そのトポロジーと一致するディスクプールを作成します。ディスク
プールは、ユーザーがそれに追加するボリュームからレプリケー
ションのプロパティを継承します。
p.57 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロ
ジーについて」 を参照してください。
自動イメージレプリケーションでは以下のディスクプールが必要
になります。
■
■
レプリケーションソースのドメインに、少なくとも 1 つのレプリ
ケーションソースディスクプール。レプリケーションソースディ
スクプールはバックアップの送信先となるディスクプールで
す。ソースディスクプールのバックアップイメージはリモートド
メインのディスクプールにレプリケートされます。
リモートドメインに、少なくとも 1 つのレプリケーションターゲッ
トディスクプール。レプリケーションターゲットディスクプールは
レプリケート元のドメインで実行される複製操作のターゲット
です。
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を
参照してください。
ディスクプールは、NetBackup ストレージユニットの宛先ストレージです。
図 2-1 はディスク装置のディスクプール構成を示します。
図 2-1
ディスク装置
OpenStorage ディスク装置のディスクプール
DP_Gold_OpenStorage
DP_Silver_OpenStorage
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成」 を参照してください。
16
第 2 章 配置の計画
OpenStorage の最適化複製とレプリケーションについて
OpenStorage ディスクプールでのスパンボリュームについて
ベンダーが公開することがある機能の 1 つに、イメージがディスクプール内の複数のボ
リュームにまたがるようにする機能があります。NetBackup は、この機能を使用して、ディ
スクストレージを最も効率的に使用します。完全イメージが使用可能な領域に収まらない
場合、NetBackup は、イメージをフラグメントに分割して、フラグメントを格納します。
NetBackup では、SpanImages 属性が、バックアップイメージがディスクプール内の複
数のボリュームをまたがることができることを指定します。SpanImages 属性は、ストレー
ジサーバーとディスクプールの両方に適用されます。
次のように、2 つの理由からボリュームのスパン機能を使うにはNetBackup を更新する必
要がある場合があります。
■
OpenStorage ベンダーのプラグインがボリュームのスパン機能をサポートしていま
す。
ボリュームのスパン機能は、ベンダーのプラグインによって表示されません。そのた
め、明示的にこれを使用するようにストレージサーバーを構成する必要があります。
■
OpenStorage ボリュームのスパンをサポートしない NetBackup リリースからサポート
するリリースにアップグレードします。
いずれの場合も、ストレージサーバーとディスクプールの両方で SpanImages 属性を設
定します。
p.75 の 「OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定」 を参照してください。
p.91 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディスクプールの更新」 を
参照してください。
OpenStorage の最適化複製とレプリケーションについて
ある装置のデータを同じ形式の別の装置へコピーする機能が OpenStorage ディスク装
置にある場合、NetBackup はその機能を使用できます。 次の表はその機能を使うことが
できる NetBackup の複製方式をリストしたものです。
表 2-2
NetBackup OpenStorage の複製とレプリケーションの方式
方式
説明
同じ NetBackup ドメイン内での複製
p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の
最適化複製について」 を参照してください。
リモート NetBackup ドメインへの複製
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケー
ションについて」 を参照してください。
17
第 2 章 配置の計画
OpenStorage の最適化された合成バックアップについて
OpenStorage の最適化された合成バックアップについ
て
ベンダーが公開する可能性がある機能の 1 つに、合成バックアップイメージを作成する
ディスク装置があります。 メディアサーバーは、合成バックアップを作成するときにどの完
全バックアップイメージと増分バックアップイメージを使うのかをメッセージを使ってストレー
ジサーバーに指示します。ストレージサーバーは、ディスクストレージで直接、バックアッ
プイメージを作成 (または合成) します。 NetBackup では、このように作成されるバック
アップは最適化された合成バックアップと呼ばれます。
OpenStorage の最適化された合成バックアップ方式には、次の利点があります。
■
合成バックアップより高速です。
通常の合成バックアップはメディアサーバー上に作成されます。それらは、ストレージ
サーバーからメディアサーバーへネットワークを介して移動され、1 つのイメージに合
成されます。その後、合成イメージがストレージサーバーに戻されます。
■
ネットワークを介したデータの移動が必要ありません。
通常の合成バックアップはネットワークトラフィックを使います。
■
ベンダーの実装によっては、使われるディスクリソースが少なくなります。
ストレージベンダーがストレージの実装を決定します。ディスク装置でデータ重複排
除が実行されると、重複したデータは作成、保存されません。
NetBackup では、Optimizedlmage 属性が最適化された合成バックアップを有効にしま
す。これは、ストレージサーバーとディスクプールの両方に適用されます。
元のベンダーのプラグインによって、最適化された合成バックアップ機能が使用できるよ
うにされていた場合、ストレージサーバーとディスクプールはその機能を継承します。ただ
し、OpenStorage ベンダーが、最適化された合成バックアップ機能を追加するためにプ
ラグインを更新した場合は、NetBackup を更新する必要があります。
p.72 の 「既存の環境への OpenStorage 機能の追加」 を参照してください。
次の表は OpenStorage の必要条件と制限事項を記述したものです。
18
第 2 章 配置の計画
OpenStorage のストレージユニットグループについて
表 2-3
OpenStorage の必要条件と制限事項
内容
説明
要件
最適化された合成バックアップの要件は次のとおりです。
■
■
■
■
■
制限事項
マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup バージョン 6.5.4
以上である。
NetBackup マスターサーバーに Data Protection Optimization Option
ライセンスキーがインストールされている。
ディスク装置のベンダーからのプラグインで、OpenStorage の
[OptimizedImage]属性がサポートされている。
ベンダーのプラグインがストレージ装置に接続する各メディアサーバー
にインストールされている。
ターゲットストレージユニットのディスクプールが、ソースイメージが存在
するのと同じディスクプールである。
NetBackup は最適化された合成バックアップの宛先としてストレージユニッ
トグループをサポートしません。
OpenStorage のストレージユニットグループについて
OpenStorage ストレージのバックアップ先としてストレージユニットグループを使うことが
できます。ストレージユニットグループはストレージ先として OpenStorage アプライアンス
の同じ種類を持つストレージユニットのみを含む必要があります。
ストレージユニットグループは、バックアップサービスを中断することがある単一障害を回
避します。
複数のディスクプールをまたがるのではなく、同じ重複排除の宛先ディスクプールにバッ
クアップポリシーがデータを保存すると、ストレージの節約は最も大きくなります。したがっ
て、[ストレージユニットの選択 (Storage unit selection)]の[フェールオーバー (Failover)]
方式は最小限の量のストレージを使います。他のすべての方式はバックアップが実行さ
れる度に異なるストレージを使うように設計されています。シマンテック社は[ストレージユ
ニットの選択 (Storage unit selection)]形式で[フェールオーバー (Failover)]方式を選
択することを推奨します。
表 2-4
ストレージユニットグループの必要条件および制限事項
内容
説明
要件
グループは 1 つのストレージ先の形式のみのストレージユニットを含む必要
があります。
19
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
内容
説明
制限事項
NetBackup のストレージユニットグループでは、以下はサポートされません。
■
■
重複排除されたデータの最適化複製。重複排除されたデータの最適化
複製の宛先としてストレージユニットグループを使うと、NetBackup は通
常の複製を使います。
p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製について」 を
参照してください。
最適化された合成バックアップ。NetBackup は、最適化された合成バッ
クアップを生成できない場合、よりデータの移動に特化した合成バック
アップを作成します。
p.18 の 「OpenStorage の最適化された合成バックアップについて」 を
参照してください。
OpenStorage ダイレクトテープについて
OpenStorage ダイレクトテープによって、NetBackup のバックアップイメージをディスク
装置からテープに直接コピーすることができます。このコピー操作は NetBackup メディ
アサーバーの I/O を使いません。
NetBackup は、ユーザーによって定義された保持期間に基づいてコピーされたイメージ
を管理します。
ダイレクトテープでは、ネットワークデータ管理プロトコル (NDMP) を使ってコピー操作を
行います。ダイレクトテープでは、NDMP の特定の機能とリリースレベルが必要です。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について」 を参照して
ください。
NetBackup メディアサーバーが操作を管理します。メディアサーバーでは、NetBackup
for NDMP ソフトウェアと特定の NetBackup リリースレベルが必要です。
p.23 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件について」 を
参照してください。
OpenStorage ダイレクトテープを構成する方法は他の場所に説明されています。
p.43 の 「OpenStorage ダイレクトテープの構成」 を参照してください。
OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について
NDMP の要件が満たされない場合でも、イメージは複製されます。ただし、このコピー操
作では、NetBackup メディアサーバーを通してイメージを読み込み、テープに書き込み
を行う従来の複製方式を使います。
20
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
表 2-5
OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件
NDMP の機能
説明
NDMP File Service
Extension
OpenStorage のディスク装置には、OpenStorage ダイレクトテープの仕様をサポートする NDMP
サーバーが必要です。Symantec OpenStorage パートナープログラムが仕様を公開しています。
ダイレクトテープ機能では、NDMP File Service Extension (FSE) コマンドのサブセットを使いま
す。
NDMP FSE 機能を提供するホストは、次のいずれかのエンティティです。
■
■
■
ディスク装置のストレージサーバー。
p.12 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて」 を参照してください。
ストレージサーバーの代替名 (インターフェース)。
ディスク装置と相互作用する別のホスト。ホストは、ディスク装置に直接接続されている必要があ
ります。
NDMP テープサーバー ダイレクトテープでは、宛先のテープライブラリに NDMP テープサーバーが必要です。NDMP テー
プサーバーは、NDMP v4 以上をサポートする必要があります。
NDMP テープサーバー機能を提供するホストは、次のいずれかのエンティティです。
■
■
■
クレデンシャル
(Credentials)
NDMP FSE 機能を提供するのと同じホスト。
1 つのホストで NDMP FSE 機能と NDMP テープサーバー機能が提供される場合、テープラ
イブラリはそのホストに直接接続されている必要があります。データはネットワーク経由で移動し
ません。
p.22 の 図 2-2 を参照してください。
テープライブラリに組み込まれたホスト。データはネットワーク経由で移動します。
p.22 の 図 2-3 を参照してください。
テープサーバーが直接接続された別のホスト。データはネットワーク経由で移動します。
p.22 の 図 2-4 を参照してください。
NDMP FSE サーバーは OpenStorage ストレージサーバーと同じクレデンシャルを使う必要があり
ます。
メモ: NDMP FSE ホストがストレージサーバーと同じホストの場合、ホストの DNS エイリアスを設定
する必要があります。そして NetBackup で NDMP クレデンシャルを設定する際にそのエイリアス
名を使用します。クレデンシャルはストレージサーバーに使用したクレデンシャルと同じである必要
があります。NetBackup では同じホスト名に複数のクレデンシャルを使用することはできません。
NDMP FSE サーバーを他の目的のために使う場合は、その目的のためにクレデンシャルを異なる
方法で構成しないでください。たとえば、NetBackup で NDMP FSE サーバーを VTL として使う場
合は、NetBackup でそれを構成するときに同じクレデンシャルを使ってください。
21
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
図 2-2
すべての NDMP 機能を提供する OpenStorage サーバー
ネットワーク
ディスク装置は NDMP
FSE 機能と NDMP テープ
サーバー機能の両方を
提供します
図 2-3
OpenStorage サーバー
に直接接続されている
テープライブラリ
組み込みの NDMP テープサーバーホストが付属するテープライブラ
リ
ネットワーク
組み込みの NDMP テープ
サーバーホストが付属する
テープライブラリ
ディスク装置は NDMP FSE
機能を提供します
図 2-4
NDMP テープサーバー機能を提供する別のホスト
ネットワーク
ディスク装置は NDMP
FSE 機能を提供します
NDMP テープ
サーバーホスト
NDMP ホストに直接接続
されているテープライブラリ
22
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件につい
て
I/O は NetBackup メディアサーバーで提供されませんが、操作の管理に使われます。
OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件
表 2-6
メディアサーバーの機能
説明
読み込み側のメディアサー
バー
この場合、読み込み側のメディアサーバーはバックアップイメージの読み込みまたは移動を行
いません。NDMP のコピー操作の読み込み側を管理します。
読み込み側のメディアサーバーでは、次のものが必要です。
書き込み側のメディアサー
バー
■
NetBackup 6.5.4 以上。
■
NetBackup for NDMP ソフトウェア。
■
ディスク装置のストレージサーバーと NDMP FSE ホストのログオンクレデンシャル。
NDMP FSE ホストの名前とストレージサーバーホストの名前が同じである場合、NetBackup
は NDMP ホストにログオンするのにストレージサーバーのクレデンシャルを使います。した
がって、NetBackup で NDMP クレデンシャルを構成する必要はありません。この NetBackup
の動作は、ディスク装置のストレージサーバーと NDMP FSE ホストに作成するクレデンシャ
ルは同じである必要があることを意味します。
NDMP FSE のホスト名がストレージサーバーのホスト名と異なる場合、NetBackup でその
NDMP ホストのログオンクレデンシャルを構成する必要があります。
この場合、書き込み側のメディアサーバーはバックアップイメージの移動または書き込みを行い
ません。NDMP のコピー操作の書き込み側を管理します。
書き込み側のメディアサーバーでは、次のものが必要です。
■
NetBackup 6.5 以上。
■
NetBackup for NDMP ソフトウェア。
■
NDMP テープサーバーホストのログオンクレデンシャル。
1 つのホストで NDMP FSE 機能と NDMP テープサーバー機能の両方が提供される場
合、1 つのメディアサーバーが読み込みサーバーと書き込みサーバーの両方として機能
します。
OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項に
ついて
OpenStorage の構成と管理を簡単にするには、すべての OpenStorage のアクティビ
ティに 1 つのメディアサーバーセットを使うことをお勧めします。メディアサーバーは、こ
の場合、ダイレクトテープ操作で読み込み側または書き込み側のいずれかのサーバーと
して機能することができます。また、その他の OpenStorage 操作ではデータムーバーと
しても機能することができます。
セット内の各メディアサーバーで、次の作業を行います。
23
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
■
OpenStorage ストレージサーバーへのログオンクレデンシャルを構成します。
■
NetBackup for NDMP ソフトウェアをインストールします。
■
必要に応じて、NDMP FSE ホストのログオンクレデンシャルを構成します。
■
NDMP テープサーバーホストのログオンクレデンシャルを構成します。
p.14 の 「バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて」 を参照してくださ
い。
OpenStorage ダイレクトテープの制限事項について
制限事項は次のとおりです。
■
宛先ストレージユニットは NDMP である必要があります。ストレージユニットグループ
は使うことができません。
■
1 回のコピー操作で複数のコピーを作成することはできません。
■
バックアップイメージは、テープへの書き込み時に多重化されません。
OpenStorage ダイレクトテープの処理について
テープへのダイレクトコピー処理の概要は次のとおりです。
■
NetBackup は、複製するイメージが OpenStorage デバイスに存在することを確認し
ます。
■
NetBackup は、ディスク装置の NDMP ホストが OpenStorage ダイレクトテープの仕
様をサポートすることを確認します。
■
NetBackup は書き込み側のメディアサーバー、宛先のテープドライブ、テープボリュー
ムを選択します。
NetBackup は、NDMP テープサーバーホストのクレデンシャルを備えているメディア
サーバーを選択します。NetBackup が対象とするメディアサーバーは、宛先ストレー
ジユニットに表示されます。
書き込み側のメディアサーバーでは次の処理が行われます。
■
■
NDMP テープサーバーとの NDMP セッションを確立し、NDMP v4 プロトコルが
サポートされることを確認します。
■
テープをマウントして開き、位置を設定してから、NDMP を使ってテープにヘッ
ダーを書き込みます。
■
NDMP テープサーバーで NDMP のムーバーのインターフェースを設定します。
また、NDMP 通知を待機して書き込み操作の進捗状況を監視します。
NetBackup は読み込み側のメディアサーバーを選択します。
24
第 2 章 配置の計画
OpenStorage ダイレクトテープについて
書き込みの側のメディアサーバーに NDMP FSE ホストのクレデンシャルがある場合、
NetBackup は読み込み側のサーバーとしてそのメディアサーバーを選択します。ク
レデンシャルがない場合、NetBackup は NDMP FSE ホストへのクレデンシャルを備
えたメディアサーバーを選択します。
読み込み側のメディアサーバーでは次の処理が行われます。
■
NDMP FSE ホストとの NDMP セッションを確立します。
■
コピーするファイルを開きます。
■
NDMP FSE ホストで NDMP のムーバーのインターフェースを設定します。また、
NDMP 通知を待機して読み込み操作の進捗状況を監視します。
■
NDMP プロトコルによって、ディスク装置のバックアップイメージはテープストレージに
コピーされます。
■
イメージがコピーされた後、読み込みと書き込みのメディアサーバーは、それぞれの
NDMP ホストへの接続を終了します。
■
NetBackup はイメージのコピーの有効性を確認します。有効な場合、NetBackup は
状態 0 (成功) で複製ジョブを終了します。
25
3
ストレージのプロビジョニン
グ
この章では以下の項目について説明しています。
■
ディスクアプライアンスストレージのプロビジョニングについて
■
ディスク装置のプラグインのインストール
ディスクアプライアンスストレージのプロビジョニングにつ
いて
ストレージ管理者は、環境にディスクストレージアプライアンスをインストールして、構成す
る必要があります。アプライアンスをバックアップや複製に使用するには、動作可能な状
態にしておく必要があります。
具体的には、次の作業を行います。
■
環境にアプライアンスをインストールします。
■
アプライアンスに接続するすべての NetBackup メディアサーバーに、ベンダーのソ
フトウェアパッケージをインストールします。
p.27 の 「ディスク装置のプラグインのインストール」 を参照してください。
■
アプライアンスを構成するためのベンダー固有の手順を実行します。ベンダーの処理
および手順に従って、使用する環境で動作するように装置を構成します。ストレージ
の構成では、次の処理が必要な場合があります。
■
装置に名前を割り当てます。NetBackup はこの名前を使用して装置を識別しま
す。
■
装置の領域を 1 つ以上の論理ユニットに分割します。NetBackup では、これらの
論理ユニットをディスクボリュームと呼びます。NetBackup では、ディスクボリュー
ムがディスクプールに統合されます。
第 3 章 ストレージのプロビジョニング
ディスク装置のプラグインのインストール
■
アプライアンスボリュームのレプリケーションプロパティを構成します。
プロビジョニングするアプライアンス数は、ストレージ要件によって異なります。次のように、
最適化複製とレプリケーションを使うかどうかにも依存します。
同じ NetBackup ドメイン内での 少なくとも 2 つのアプライアンスをプロビジョニングする必要があ
最適化複製
ります。
■
■
複製操作のソースとなるバックアップ用の 1 つのアプライアン
ス。
複製操作のターゲットとなるバックアップイメージのコピー用
のもう 1 つのアプライアンス。
p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製につ
いて」 を参照してください。
異なる NetBackup ドメインへの 少なくとも 2 つのアプライアンスをプロビジョニングする必要があ
自動イメージレプリケーション
ります。
■
■
元のドメイン内のバックアップ用の 1 つのアプライアンス。こ
れは NetBackup がクライアントバックアップを保存するアプ
ライアンスです。これは複製操作のソースになります。
バックアップイメージのコピー用のリモートドメイン内のもう 1
つのアプライアンス。このアプライアンスは元のドメインで動作
する複製操作のターゲットです。
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を
参照してください。
装置の設置および構成方法の説明は、NetBackup のマニュアルの対象外となります。
手順については、ベンダーのマニュアルを参照してください。
ディスク装置のプラグインのインストール
ストレージがディスク装置の場合、ストレージベンダーのリリースパッケージに NetBackup
と通信するためのプラグインが含まれています。プラグインは、ストレージサーバーに接
続する NetBackup メディアサーバーにインストールされます。
27
第 3 章 ストレージのプロビジョニング
ディスク装置のプラグインのインストール
ディスク装置のプラグインをインストールする方法
表 3-1
手順
作業
手順
1
装置に接続するすべての NetBackup メディ ベンダーのインストール手順を参照してくだ
アサーバーにプラグインをインストールしま さい。
す。
ベンダーのプラグインのインストール処理に
よって、ストレージサーバーが構成される場
合もあります。
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage
ストレージサーバーの構成」 を参照してくだ
さい。
2
プラグインをインストールする各メディアサー 次を参照してください。『NetBackup 管理者
バーで、NetBackup Remote Manager and ガイド Vol. 1』。
Monitor Service を再起動します。
プラグインのインストール後、新たに作成されたストレージサーバーとディスクプールは、
ベンダーがプラグインで公開するすべての機能を継承します。ただし、新しい機能を追
加するためにベンダーがプラグインを更新した場合、その新しい機能を使うには既存の
ストレージサーバーとディスクプールを更新する必要があります。
p.76 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ストレージサーバーの更新」
を参照してください。
ベンダーのプラグインは、32 ビットの場合がある Windows Server 2008 R2 を除いて
64 ビットである必要があります。
p.72 の 「既存の環境への OpenStorage 機能の追加」 を参照してください。
28
4
OpenStorage のライセンス
この章では以下の項目について説明しています。
■
OpenStorage のライセンスキーについて
■
OpenStorage のライセンス
OpenStorage のライセンスキーについて
OpenStorage は基本の NetBackup とは別ライセンスの機能です。NetBackup Data
Protection Optimization Option のライセンスにより OpenStorage が有効化されます。
NetBackup Data Protection Optimization Option のライセンスは、ダイレクトテープ機
能に使われる NetBackup for NDMP ソフトウェアも有効化します。ダイレクトテープ用に
使うメディアサーバーに NetBackup for NDMP ソフトウェアをインストールする必要があ
ります。また、それらのメディアサーバーでライセンスキーを入力する必要もあります。
マスターサーバー上、およびディスク装置に接続する各メディアサーバー上でライセンス
キーを入力します。
NetBackup と Data Protection Optimization Option の両方を有効にする単一のライセ
ンスキーを保持することができます。または、NetBackup を有効にする 1 つのライセンス
キーと Data Protection Optimization Option を有効にする別のキーを保持することが
できます。
p.30 の 「OpenStorage のライセンス」 を参照してください。
ライセンスキーは、NetBackup の機能を有効にするためだけに使用されます。ストレージ
ベンダーの製品を購入して、ストレージベンダーの NetBackup プラグインをインストール
する必要があります。
Data Protection Optimization Option ライセンスキーを削除した場合またはライセンス
キーが期限切れになった場合、次の制限が発生します。
■
ディスクプールまたはディスクプールを使用するストレージユニットを作成できません。
第 4 章 OpenStorage のライセンス
OpenStorage のライセンス
■
NetBackup ジョブで、ディスクプールまたはディスクプールに基づくストレージユニッ
トの使用を試みると失敗します。この機能のライセンスが取得されていないことを示す
エラーが表示されます。
ディスクプールまたはディスクプールに基づくストレージユニットは、NetBackup によって
は削除されません。有効なライセンスキーを入力すると、それらを再度使用できます。
OpenStorage のライセンス
NetBackup の OpenStorage コンポーネントに、特別なインストールは必要ありません。
ただし、ライセンスキーを入力する必要があります。
次の手順は、NetBackup 管理コンソールを使ってライセンスキーを入力する方法を記述
します。
メモ: NetBackup マスターサーバー上、およびディスク装置に接続する各メディアサー
バー上でライセンスキーを入力します。ダイレクトテープ機能を使う場合、ダイレクトテー
プで使う各 NetBackup メディアサーバー上でもライセンスキーを入力します。また、それ
らのメディアサーバーには、NetBackup for NDMP ソフトウェアがインストールされている
必要もあります。OpenStorage を有効にするライセンスキーによって、メディアサーバー
の NDMP ソフトウェアも有効になります。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
OpenStorage にライセンスを付与する方法
1
ライセンスを特定のサーバーに追加するには、[ファイル (File)]>[サーバーの変更
(Change Server)]を選択し、次にサーバーを選択します。
2
[NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)]ダイアログボックスで
は、[新規 (New)]をクリックしてください。
3
[新しいライセンスキーの追加 (Add a New License Key)]ダイアログボックスで、ラ
イセンスキーを入力し、[追加 (Add)]か[OK]をクリックします。
4
[閉じる (Close)]をクリックします。
5
NetBackup のすべてのサービスとデーモンを再起動してください。
30
5
NetBackup での
OpenStorage の構成
この章では以下の項目について説明しています。
■
OpenStorage ディスク装置のストレージの構成
■
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成
■
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成
■
OpenStorage ストレージユニットの構成
■
OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成
■
OpenStorage ダイレクトテープの構成
■
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
■
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
■
ストレージライフサイクルポリシーについて
■
自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについて
■
ストレージライフサイクルポリシーの作成
■
バックアップポリシーの作成
■
既存の環境への OpenStorage 機能の追加
OpenStorage ディスク装置のストレージの構成
表 5-1 は、Symantec OpenStorage API に準拠するサードパーティベンダーのディスク
装置を使うように NetBackup を構成するための作業について説明しています。
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ディスク装置のストレージの構成
『Symantec NetBackup 管理者ガイド』は基本の NetBackup 環境を構成する方法を記
述します。
次を参照してください。『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』。
表 5-1
OpenStorage ディスク装置の構成作業
手順
作業
手順の詳細
手順 1
配置の計画についての理解
p.10 の 「OpenStorage の配置計画」 を参照してください。
手順 2
レガシーログの有効化
p.102 の 「NetBackup のログファイルディレクトリの作成」 を参照してください。
手順 3
ストレージのプロビジョニングと プロビジョニングするデバイスの数は、ストレージ要件によって異なります。また、
プラグインのインストール
最適化された複製またはレプリケーションを使うかどうかにも依存します。
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を参照してくださ
い。
p.26 の 「ディスクアプライアンスストレージのプロビジョニングについて」 を参照し
てください。
p.27 の 「ディスク装置のプラグインのインストール」 を参照してください。
手順 4
1 つ以上のストレージサーバー 何台ストレージサーバーを構成するかは、ストレージ要件によって決まります。ま
た、最適化された複製またはレプリケーションを使うかどうかにも依存します。
の構成
p.12 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて」 を参照
してください。
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成」 を参照し
てください。
手順 5
ディスクプールの構成
いくつのディスクプールを構成するかは、ストレージ要件に依存します。また、最
適化された複製またはレプリケーションを使うかどうかにも依存します。
p.57 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーについて」 を
参照してください。
p.58 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーの表示」 を参
照してください。
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成」 を参照してく
ださい。
手順 6
ストレージユニットの構成
p.35 の 「OpenStorage ストレージユニットの構成」 を参照してください。
手順 11
最適化された合成バックアップ 最適化された合成バックアップは、必要に応じて行います。
の構成
p.43 の 「OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成」 を参照してく
ださい。
32
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成
手順
作業
手順の詳細
手順 10
テープへのコピーの構成
テープへのコピーは、必要に応じて行います。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
p.43 の 「OpenStorage ダイレクトテープの構成」 を参照してください。
手順 7
最適化された複製の構成
最適化複製は、必要に応じて行います。
p.45 の 「同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製
の構成」 を参照してください。
手順 8
レプリケーションの構成
レプリケーションは、必要に応じて行います。
p.51 の 「異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成」
を参照してください。
手順 9
バックアップポリシーの作成
イメージの複製やレプリケートを行うには、ソースドメインのバックアップポリシー
で、構成された SLP を[ポリシーストレージ (Policy storage)]の選択として示す
必要があります。
p.70 の 「バックアップポリシーの作成」 を参照してください。
バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構
成
ここで言う構成とは、ストレージホストをストレージサーバーとして NetBackup に追加する
ことを意味します。ストレージサーバーを構成するとき、データムーバーとして機能するメ
ディアサーバーも構成します。
ストレージホストでログオンクレデンシャルが不要な場合は、NetBackup でメディアサー
バーがデータムーバーとして構成されるように仮のクレデンシャルを入力する必要があり
ます。
NetBackup で OpenStorage ストレージサーバーを構成する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)] をクリックします。
2
右ペインで、 [ディスクストレージサーバーの構成 (Configure Disk Storage
Servers)] を選択します。
3
ウィザードの画面に従って、ストレージサーバーを構成します。
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成
ディスクプールの作成時に、次の項目を指定します。
33
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
バックアップ用の OpenStorage ディスクプールの構成
■
ストレージサーバー。
OpenStorage では、ディスク装置がストレージサーバーとなります。
■
プールに含めるディスクボリューム。
■
ディスクプールのプロパティ。
p.34 の 「OpenStorage ディスクプールのプロパティ」 を参照してください。
ディスクボリュームとディスクプールの名前は、企業全体にわたって一意にすることをお勧
めします。
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成」 を参照してくださ
い。
OpenStorage ディスクプールを構成する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)] を選択します。
2
右ペインのウィザードのリストで、 [ディスクプールの構成 (Configure Disk Pool)]
をクリックして、ウィザードの指示に従います。
OpenStorage ディスクプールのプロパティ
OpenStorage ディスクプールのプロパティはディスクプールの目的によって変更できま
す。次の表に、使用可能なプロパティを示します。
表 5-2
OpenStorage ディスクプールのプロパティ
プロパティ
説明
名前 (Name)
ディスクプールの名前。
ストレージサーバー (Storage
server)
ストレージサーバーの名前。
レプリケーションソース
(Replication source)
ディスクプールがレプリケーションのソースであることを示します。
レプリケーションターゲット
(Replication target)
ディスクプールがレプリケーションのターゲットであることを示します。
ディスクボリューム (Disk
volumes)
ディスク装置のストレージの場合、ディスクプールを構成するディスクボリューム。
合計サイズ (Total size)
ディスクプールで使用できる空き領域の合計。
ディスク装置のストレージの場合、ストレージサーバーはディスク装置のホストです。
合計最大物理容量 (Total raw ディスクプールのストレージの raw (未フォーマット) サイズの合計。
size)
ストレージのホストはストレージの最大物理容量を表示する場合としない場合があります。
34
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
プロパティ
説明
コメント (Comment)
ディスクプールに関連付けられているコメント。
高水準点 (High Water Mark)
[高水準点 (High water mark)] 設定は、次の処理をトリガするしきい値です。
■
■
■
ディスクプールの個々のボリュームが [高水準点 (High water mark)] に達すると、
NetBackup はボリュームに空きがないと見なします。 NetBackup は、バックアップイメー
ジを書き込むためにディスクプール内の異なるボリュームを選択します。
ディスクプールのすべてのボリュームが [高水準点 (High water mark)] に達すると、ディ
スクプールは空きがないと見なされます。 NetBackup は、ディスクプールに空きがない
ストレージユニットに割り当てられているバックアップジョブに失敗します。 また、NetBackup
は、ディスクプールに空きがないストレージユニットに新しいジョブを割り当てません。
NetBackup は、ボリュームが [高水準点 (High water mark)] に達するとイメージのク
リーンアップを始めます。イメージのクリーンアップは、もはや有効ではないイメージを期
限切れにします。空きがないディスクプールの場合、NetBackup は、イメージのクリーン
アップによってディスクボリュームの容量が [高水準点 (High water mark)] より少なくな
ると、再びジョブをストレージユニットに割り当てます。
デフォルトは 98% です。
低水準点 (Low Water Mark)
[低水準点 (Low water mark)] は NetBackup がイメージのクリーンアップを停止するしきい
値です。
[低水準点 (Low water mark)] 設定は、 [高水準点 (High water mark)] 設定以上にする
ことはできません。
デフォルトは 80% です。
I/O ストリーム数を制限 (Limit
I/O streams)
ディスクプールの各ボリュームの読み書きストリーム (つまり、ジョブ) の数を制限するために
選択します。ジョブはバックアップイメージを読み書きすることがあります。デフォルトでは、制
限はありません。
制限に達すると、NetBackup は書き込み操作に別のボリュームを (利用可能であれば) 選択
します。ボリュームが利用不能な場合、利用可能になるまで NetBackup はジョブをキューに
登録します。
ストリームが多すぎると、ディスクスラッシングのためにパフォーマンスが低下することがありま
す。ディスクスラッシングとは、RAM とハードディスクドライブ間でデータが過度にスワップす
ることです。ストリームを少なくするとスループットを改善でき、一定の期間に完了するジョブ
数を増やすことができます。
ボリュームごと (per volume)
ボリュームあたりの許可する読み書きストリームの数を選択または入力します。
多くの要因が最適なストリーム数に影響します。要因はディスク速度、CPU の速度、メモリ容
量などです。
OpenStorage ストレージユニットの構成
構成する各ディスクプールを参照するストレージユニットを 1 つ以上作成します。
35
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
ストレージユニットはディスクプールのプロパティを継承します。ストレージユニットがレプ
リケーションプロパティを継承する場合、プロパティによって、NetBackup ストレージライ
フサイクルポリシーに、ストレージユニットとディスクプールの意図されていた目的が通知
されます。自動イメージレプリケーションはストレージライフサイクルポリシーを必要としま
す。レプリケーションのプロパティが存在しないか、ベンダーのプラグインによって
NetBackup に公開されないことがあります。
p.15 の 「バックアップ用の OpenStorage ディスクプールについて」 を参照してください。
[ディスクプールの構成ウィザード (Disk Pool Configuration Wizard)] では、ストレージ
ユニットを作成することができます。したがって、ディスクプールを作成するときに、ストレー
ジユニットも作成できます。ディスクプールにストレージユニットが存在するかを判断する
には、 NetBackup 管理コンソール の [NetBackup の管理 (NetBackup Management)]
>[ストレージ (Storage)]>[ストレージユニット (Storage Units)] ウィンドウを参照します。
p.40 の 「OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について」 を参照してください。
36
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
[処理 (Actions)]メニューを使用してストレージユニットを作成する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [NetBackup の管理 (NetBackup
Management)]>[ストレージ (Storage)]>[ストレージユニット (Storage Units)] を
選択します。
2
[処理 (Actions)] > [新規 (New)]>[ストレージユニット (Storage Unit)] を選択し
ます。
3
[新しいストレージユニット (New Storage Unit)] ダイアログボックスのフィールドに
入力します。
4
[OK] をクリックします。
37
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
OpenStorage ストレージユニットのプロパティ
OpenStorage ディスクプールのストレージユニットの構成オプションは次の通りです。
表 5-3
プロパティ
OpenStorage ストレージユニットのプロパティ
説明
ストレージユニット名 新しいストレージユニットの一意の名前を入力します。名前でストレージ形式を示すことができます。スト
(Storage unit
レージユニット名は、ポリシーおよびスケジュールでストレージユニットを指定する際に使用される名前で
name)
す。ストレージユニット名は、作成後に変更できません。
ストレージユニット形 ストレージユニット形式として[ディスク (Disk)]を選択します。
式 (Storage unit
type)
ディスク形式 (Disk
Type)
ディスク形式には[OpenStorage (Solution)]を選択します。Solution は、ベンダー、ベンダーのデバイ
ス、または他に意味のあるものを表すストレージベンダーが提供する文字列です。
ディスクプール構成 ディスク形式には[バックアップ (Backup)]を選択します。
対象 (Disk pool
configured for)
レプリケーションソー レプリケーションソースボリュームを含んでいるディスクプールのみを表示するように利用可能なディスク
ス (Replication
プールをフィルタ処理する場合に選択します。
source)
レプリケーションター レプリケーションターゲットボリュームを含んでいるディスクプールのみを表示するように利用可能なディ
ゲット (Replication スクプールをフィルタ処理する場合に選択します。
target)
ディスクボリュームはレプリケーションソースとレプリケーションターゲットの両方にすることもできます。
ディスクプール
(Disk Pool)
このストレージユニットのストレージが含まれているディスクプールを選択します。
レプリケーションのプロパティを選択すると、NetBackup は[ディスクプール (Disk Pool)]リストに表示す
るディスクプールをフィルタ処理します。プロパティを選択しないと、指定した[ディスク形式 (Disk type)]
のすべてのディスクプールが表示され、ディスクプールが構成されていなければ、リストにディスクプー
ルが表示されません。
ディスクプールを選択した後、[プロパティの表示 (View Properties)]をクリックできます。
38
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
プロパティ
説明
メディアサーバー
(Media server)
このストレージユニットのストレージサーバーにデータを送信できる NetBackup メディアサーバーを指
定します。(OpenStorage の場合、NetBackup メディアサーバーはデータムーバーとして機能します。)
OpenStorage に実装するデータムーバーとして構成されたメディアサーバーのみが、メディアサーバー
のリストに表示されます。メディアサーバーがリストに表示されない場合は、ソフトウェアプラグインがイン
ストールされていて、ログオンクレデンシャルが作成されていることを検証します。
次のようにメディアサーバーを指定します。
■
■
メディアサーバーリストの任意のメディアサーバーがストレージサーバーにデータを送信できるように
するには、[任意のメディアサーバーを使用 (Use any available media server)]にチェックマーク
を付けます。
より多くのメディアサーバーのデータムーバーを将来構成する場合は、ストレージユニットを更新す
る必要がありません。プラグインをインストールし、クレデンシャルを構成すると、NetBackup はスト
レージユニットに送信されるバックアップで自動的にそのメディアサーバーを使います。
ストレージサーバーにデータを送信できるメディアサーバーを制限するには、[次のメディアサーバー
のみを使用 (Only use the following media servers)]にチェックマークを付けます。次に、データ
を送信できるメディアサーバーを選択します。
リストのどのメディアサーバーもストレージサーバーからデータを受信できます。選択する必要がありませ
ん。メディアサーバーはリストアジョブとストレージの監視を目的としてデータを受信します。
ポリシーの実行時に、使用するメディアサーバーが NetBackup によって選択されます。
最大フラグメントサイ NetBackup がバックアップを保存するために作成できる最大フラグメントサイズを指定します。
ズ (Maximum
ディスクストレージユニットのデフォルトの最大フラグメントサイズは、524,288 MB です。デフォルト以外
fragment size)
の最大フラグメントサイズを指定する場合、20 MB から 524,288 MB までの値を入力します。
ディスクへのバックアップは、バックアップがファイルシステムの最大使用可能サイズを上回ることがない
ようにするために、通常はフラグメント化されます。
バックアップでエラーが発生すると、バックアップ全体が破棄されます。バックアップは、エラーが発生し
たフラグメントからではなく、先頭から再度実行されます。(チェックポイントと再開の機能が有効になって
いるバックアップについては例外です。その場合、最後のチェックポイント以前のフラグメントは保持され
ますが、最後のチェックポイントより後のフラグメントは破棄されます。)
39
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
プロパティ
説明
最大並列実行ジョブ NetBackup でディスクストレージユニットへ一度に送信可能な最大ジョブ数を指定します。(デフォルト
数 (Maximum
は 1 つのジョブです。ジョブ数は 0 から 256 の範囲で指定できます。)
concurrent jobs)
ジョブは、ストレージユニットが利用可能になるまでキューに投入されます。ストレージユニットに 3 つの
バックアップジョブを送信する準備ができている場合、[最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent
jobs)]が 2 に設定されていると、NetBackup によって最初の 2 つのジョブが開始され、3 つ目のジョブ
はキューに投入されます。ジョブに複数のコピーが含まれる場合、各コピーが[最大並列実行ジョブ数
(Maximum concurrent jobs)]の数にカウントされます。
[最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)]は、バックアップジョブと複製ジョブの通信を制
御しますが、リストアジョブの通信は制御しません。カウントは、サーバーごとにではなく、ストレージユニッ
トのすべてのサーバーに適用されます。ストレージユニットの複数のメディアサーバーを選択し、[最大
並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)]で 1 を選択すると、一度に 1 つのジョブのみが実行
されます。
ここで設定する数は、利用可能なディスク領域、および複数のバックアップ処理を実行するサーバーの
性能によって異なります。
警告: [最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)]設定に 0 (ゼロ) を指定すると、ストレー
ジユニットは使用できなくなります。
OpenStorage ストレージユニットの推奨事項について
ストレージユニットのプロパティを使って、NetBackup がバックアップデータと複製データ
を移動する方法を制御できます。
たとえば、ストレージユニットの [メディアサーバー (Media Server)] の設定の使用によっ
て次の目的を達成できます:
■
重要なクライアントに適したクライアントとサーバーの比率を構成します。
p.41 の 「OpenStorage でのクライアントとサーバーの適切な比率の構成について」
を参照してください。
■
他の通信から SAN クライアントの通信を分割します。
p.41 の 「OpenStorage SAN クライアントの通信の分割について」 を参照してくださ
い。
また、ストレージユニットの [最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)] 設定
を使って、メディアサーバーに送信されるバックアップまたは複製の通信を制御すること
もできます。
p.42 の 「メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整について」 を参照
してください。
40
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
OpenStorage でのクライアントとサーバーの適切な比率の構成に
ついて
クライアントとサーバーの比率を最適にするには、1 つのディスクプールを使って、複数
のストレージユニットでバックアップ通信を分割するように構成できます。すべてのストレー
ジユニットが同じディスクプールを使うので、ストレージをパーティション化する必要はあり
ません。
たとえば、100 個の重要なクライアント、500 個の通常のクライアント、4 つのメディアサー
バーが存在すると想定します。最も重要なクライアントをバックアップするために 2 つのメ
ディアサーバーを使って、通常のクライアントをバックアップするのに 2 つのメディアサー
バーを使うことができます。
次の例では、クライアントとサーバーの比率を最適に構成する方法について記述します。
■
OpenStorage のメディアサーバーを構成し、ストレージを構成します。
■
ディスクプールを構成します。
■
最も重要なクライアントのストレージユニット (STU-GOLD など) を構成します。ディス
クプールを選択します。[次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following
media servers)]を選択します。重要なバックアップに使うメディアサーバーを 2 つ選
択します。
■
100 個の重要なクライアント用のバックアップポリシーを構成し、STU-GOLD ストレー
ジユニットを選択します。ストレージユニットで指定したメディアサーバーは、クライア
ントデータをストレージサーバーに移動します。
■
別のストレージユニット (STU-SILVER など) を構成します。同じディスクプールを選
択します。[次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media
servers)]を選択します。他の 2 つのメディアサーバーを選択します。
■
500 個の通常のクライアント用にバックアップポリシーを構成し、STU-SILVER スト
レージユニットを選択します。ストレージユニットで指定したメディアサーバーは、クラ
イアントデータをストレージサーバーに移動します。
バックアップ通信は、ストレージユニット設定によって目的のデータムーバーにルーティン
グされます。
メモ: NetBackup は、書き込み動作 (バックアップと複製) でのメディアサーバーの選択
に対してのみストレージユニットを使います。リストアの場合、NetBackup はストレージサー
バーに対するログオンクレデンシャルを備えているすべてのメディアサーバーから選びま
す。
OpenStorage SAN クライアントの通信の分割について
NetBackup ファイバートランスポートオプションを使えば、バックアップ通信を管理するの
に 1 つのディスクプールと複数のストレージユニットを使うことができます。通常の
41
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ストレージユニットの構成
NetBackup クライアントの通信と NetBackup SAN クライアントの通信を分割できます。
すべてのストレージユニットが同じディスクプールを使うので、ストレージをパーティション
化する必要はありません。
次の例は SAN クライアントの通信を分割する方法について記述します。
■
FT メディアサーバーそして OpenStorage のための通常のメディアサーバーを構成
し、ストレージを構成します。
■
ディスクプールを構成します。
■
ストレージユニットを定義します (STU-FT など)。ディスクプールを選択します。[次の
メディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)]を選択しま
す。SAN クライアントに接続する FT メディアサーバーを選択します。
■
SAN クライアント用のバックアップポリシーを作成し、STU-FT ストレージユニットを選
択します。
■
別のストレージユニットを定義します (STU-LAN など)。同じディスクプールを選択し
ます。[次のメディアサーバーのみを使用 (Only use the following media servers)]
を選択します。通常のクライアントに LAN 接続しているメディアサーバーを選択しま
す。
■
通常のクライアント用のバックアップポリシーを作成し、STU-LAN ストレージユニット
を選択します。
バックアップ通信は、ストレージユニット設定によって目的のデータムーバーにルーティン
グされます。
この例では、SAN クライアントが基本クライアントの一部であることを想定しています。ま
た、通常のクライアントに LAN 接続しているメディアサーバーが、ストレージに SAN 接続
していると想定しています。
メモ: NetBackup は、書き込み動作 (バックアップと複製) でのメディアサーバーの選択
に対してのみストレージユニットを使います。リストアの場合、NetBackup はストレージサー
バーに対するログオンクレデンシャルを備えているすべてのメディアサーバーから選びま
す。
メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整につい
て
ディスクプールのストレージユニットの[最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent
jobs)]設定を使って、メディアサーバーへの通信をスロットルで調整することができます。
また、同じディスクプールで複数のストレージユニットを使う場合、この設定によって、より
高い負荷には特定のメディアサーバーが効率的に指定されます。並列実行ジョブの数が
多いほど、数が少ない場合に比べて、ディスクはビジー状態になりやすくなります。
42
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成
たとえば、2 つのストレージユニットが同じセットのメディアサーバーを使用しているとしま
す。一方のストレージユニット (STU-GOLD) の[最大並列実行ジョブ数 (Maximum
concurrent jobs)]に、もう一方 (STU-SILVER) よりも大きい値が設定されています。[最
大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)]に大きい値が設定されているストレー
ジユニットでは、より多くのクライアントバックアップを実行できます。
OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成
次の手順を使用して、最適化された合成バックアップを構成します。
NetBackup は、最適化された合成バックアップを生成できない場合、よりデータの移動
に特化した合成バックアップを作成します。
p.18 の 「OpenStorage の最適化された合成バックアップについて」 を参照してくださ
い。
最適化された合成バックアップを構成する方法
1
[標準 (Standard)]または[MS-Windows]バックアップポリシーを構成します。
2
[スケジュールの属性 (Schedule Attributes)]タブで[合成バックアップ (Synthetic
Backup)]属性を選択します。
OpenStorage ダイレクトテープの構成
OpenStorage ダイレクトテープを構成するには、複数のコンピュータで複数の手順を実
行する必要があります。これらの手順はディスク装置と OpenStorage をインストールし、
構成する手順に加えて行います。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
表 5-4
OpenStorage ダイレクトテープの構成の概要
手順
処理
説明
手順 1
OpenStorage ダイレクトテープ p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープについて」 を参照してください。
について
手順 2
NDMP テープサーバーホストと 次を参照してください。『NetBackup for NDMP 管理者ガイド』。
ストレージデバイスをインストー
ルし、構成してください
手順 3
ストレージサーバーを再構成し Symantec OpenStorage テープへのコピーの仕様をサポートするようにディスク
ます
装置をアップグレードしたら、NetBackup のストレージサーバーを再構成する必
要があります。
p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーの構成」 を参照し
てください。
43
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
OpenStorage ダイレクトテープの構成
手順
処理
説明
手順 4
NetBackup for NDMP ソフト
ウェアをインストールします
ダイレクトテープに使う各メディアサーバーに NetBackup for NDMP ソフトウェア
をインストールします。
p.23 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの要件につ
いて」 を参照してください。
p.23 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関するメディアサーバーの推奨事項
について」 を参照してください。
次を参照してください。『NetBackup for NDMP 管理者ガイド』。
それらのメディアサーバーで NDMP を有効にするライセンスキーを入れなければ
なりません。OpenStorage を有効にするライセンスキーは NetBackup for NDMP
も有効にします。
手順 5
NDMP ホストクレデンシャルを
構成してください
NDMP ホストのためのログオンクレデンシャルを NetBackup に構成してください。
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について」 を
参照してください。
次を参照してください。『NetBackup for NDMP 管理者ガイド』。
手順 6
NetBackup ストレージユニット
を構成してください
ストレージユニットは NDMP ストレージユニットとして構成されなければならず、
NDMP テープストレージを宛先として使わなければなりません。
ストレージユニットに書き込み側のメディアサーバーを明示的に含める必要はあり
ません。[任意 (Any Available)]を設定すれば、ジョブの実行時に NetBackup
は NDMP テープサーバーのためのログオンクレデンシャルを備えているメディア
サーバーを選択します。
次を参照してください。『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』。
44
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
手順
処理
説明
手順 7
テープへのコピー処理を構成し 最初に、すべての要件が満たされていることを確認します。
ます
p.20 の 「OpenStorage ダイレクトテープに関する NDMP の要件について」 を
参照してください。
次に、ダイレクトテープに次のいずれかの方式を使用します。
■
■
■
■
自動的にバックアップの作成とバックアップイメージの複製を行うストレージラ
イフサイクルポリシーを作成します。
バックアップ先の[ストレージユニット (Storage unit)]には、ある装置のディス
クプールのストレージユニットを選択します。複製先の[ストレージユニット
(Storage unit)]には、NDMP ストレージユニットを選択します。
次を参照してください。『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』。
イメージを自動的にコピーする Vault ポリシーを作成します。
[プロファイル (Profile)]ダイアログボックスの[バックアップの選択 (Choose
Backups)]タブで、ある装置のソースディスクプール内のバックアップイメージ
を選択します。[複製 (Duplication)]タブの[宛先ストレージユニット
(Destination Storage Unit)]には、NDMP ストレージユニットを選択します。
次を参照してください。『NetBackup Vault 管理者ガイド』。
NetBackup 管理コンソールの[カタログ (Catalog)]ノードの[複製 (Duplicate)]
オプションを使います。
複製先として NDMP ストレージユニットを選択します。[複製変数の設定
(Setup Duplication Variables)]ダイアログボックスの[ストレージユニット
(Storage unit)]フィールドを使います。
次を参照してください。『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』。
NDMP ストレージユニットにディスク装置のイメージを複製するために
NetBackup の bpduplicate コマンドを使います。
次を参照してください。『NetBackup コマンドリファレンスガイド』。
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへ
の最適化複製の構成
あるディスク装置から同じ種類の別のディスク装置への最適化された複製を構成できま
す。
NetBackup メディアサーバーは、装置間の複製を開始および管理します。複製が完了
した後、イメージのコピーを確認するために、メディアサーバーは複製先の装置に接続し
ます。NetBackup では、イメージのコピーとそれらが保存されている場所のレコードが
NetBackup カタログに保持されます。
45
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
重複排除されたデータの最適化複製を構成する方法
表 5-5
手順
処理
説明
手順 1
すべての要件が満たされている p.47 の 「同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製について」 を参照し
ことを確認します。
てください。
手順 2
最適化複製の動作を構成しま
す。
必要に応じて、最適化された複製の動作を構成できます。
p.48 の 「NetBackup の最適化複製動作の構成」 を参照してください。
p.42 の 「メディアサーバーへの OpenStorage 通信のスロットル調整につい
て」 を参照してください。
手順 3
共通のメディアサーバーを選択 宛先ディスクプールのストレージユニットで、[次のメディアサーバーのみを使用
します。
(Only use the following media servers)]を選択します。次に、ソースストレー
ジサーバーと宛先ストレージサーバーの両方に共通のメディアサーバーを選択
します。
複数選択すると、NetBackup はそれらの間でジョブの負荷を分散します。
p.35 の 「OpenStorage ストレージユニットの構成」 を参照してください。
手順 4
複製のストレージライフサイクル イメージを複製するために使うときのみストレージライフサイクルポリシーを構成
ポリシーを構成します。
します。
ストレージライフサイクルポリシーはバックアップジョブと複製ジョブを両方管理
します。通常のバックアップを実行する OpenStorage 環境でライフサイクルポ
リシーを構成します。
ストレージライフサイクルポリシーを構成するとき、以下を行います。
■
■
バックアップ先に、バックアップのターゲットであるストレージユニットを選択
します。
ストレージユニットのディスク装置はプライマリバックアップコピーを含んでい
ます。それらは複製操作のソースイメージです。
複製先には、別の装置のディスクプールのストレージユニットを選択します。
各コピーに個別の保持期間を適用できます。たとえば、ソースイメージを 3 週
間保持して、複製先のコピーをそれより長い期間保持することができます。ソー
スイメージが削除されても、コピーは削除されません。
p.62 の 「ストレージライフサイクルポリシーについて」 を参照してください。
p.64 の 「ストレージライフサイクルポリシーの作成」 を参照してください。
手順 5
バックアップポリシーを構成しま バックアップポリシーはストレージライフサイクルポリシーを使って複製を管理す
す。
るときにのみ構成します。
クライアントをバックアップするためにポリシーを構成します。ストレージライフサ
イクルポリシーは、ポリシーの[属性 (Attributes)]タブの[ポリシーストレージ
(Policy storage)]フィールドで選択します。
p.70 の 「バックアップポリシーの作成」 を参照してください。
46
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
手順
処理
説明
手順 6
複製用に NetBackup Vault を イメージを複製するために NetBackup Vault を使うときのみ Vault 複製を構成
します。
構成します。
通常のバックアップを実行する重複排除環境で Vault を構成します。コピーを
含んでいる環境では構成しないでください。
Vault ポリシー。Vault のために、Vault プロファイルと Vault ポリシーを構成し
てください。
■
■
■
Vault の[プロファイル (Profile)]ダイアログボックスの[バックアップの選択
(Choose Backups)]タブで、ソースディスクプールのバックアップイメージを
選択します。
Vault の[プロファイル (Profile)]ダイアログボックスの[複製 (Duplication)]
タブにある[宛先ストレージユニット (Destination Storage Unit)]フィールド
で、宛先ストレージユニットを選択します。
複製ジョブをスケジュールするために Vault ポリシーを構成します。Vault
ポリシーは Vault ジョブを実行するために構成される NetBackup ポリシー
です。OpenStorage の複製ジョブのために作成したプロファイルを選択し
ます。
次を参照してください。『NetBackup Vault 管理者ガイド』。
手順 7
bpduplicate コマンドを使用 NetBackup の bpduplicate コマンドは、イメージを手動でコピーする場合
して複製します。
にのみ使います。
ソースストレージから宛先ストレージへ複製します。
次を参照してください。『NetBackup コマンドリファレンスガイド』。
同じドメイン内での OpenStorage の最適化複製について
同じドメイン内での別のディスク装置への複製によって、ディスク装置は重複排除を管理
します。 他の場所のストレージに (多くの場合、地理的に様々なサイトに渡って) バック
アップを複製する機能は、ディザスタリカバリを容易にするのに役立ちます。
最適化されたオフホストの複製には、次のような利点があります。
■
NetBackup メディアサーバーの作業負荷が軽減されます。さらに多くのバックアップ
を実行できます。
■
複製が高速になります。進行中のバックアップジョブと並行して、バックグラウンドで複
製を実行できます。
■
帯域幅が削減されます。装置が重複排除をサポートしている場合、コピー処理では
変更されたブロックのみが送信されます。
同じドメインでの、最適化された複製の要件と制限事項は次の通りです。
47
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
最適化された複製の要件
■
■
■
最適化された複製の制限事項 ■
オフホストのデータ移動の機能がベンダーのプラグインで使
用できるようになっている必要があります。
コピー元のディスクプールとコピー先のディスクプールは、同
じ OpenStorage ベンダーの形式である必要があります。
1 つ以上の NetBackup メディアサーバーを、コピー元の装
置とコピー先の装置に接続する必要があります。
最適化された複製が失敗すれば、ジョブは再試行されませ
ん。
最適化されたジョブが失敗した場合に通常の複製が実行さ
れるように NetBackup を構成するには、NetBackup マスター
サーバーの bp.conf ファイルに次のエントリを追加します。
RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE
■
■
■
コピー操作では、コピー先ストレージユニットの設定ではなく、
コピー元ストレージユニットの最大フラグメントサイズが使用さ
れます。最適化された複製では、イメージフラグメントがその
ままコピーされます。効率の向上を図るため、複製によってコ
ピー先ストレージユニット上でイメージのサイズが変更された
り、イメージが別のフラグメントセットに移動されることはありま
せん。
イメージのコピーを確認するには、メディアサーバーとコピー
先の装置が接続されている必要があります。
ストレージユニットグループは最適化された複製の宛先には
できません。宛先は、コピー元の装置と同じ形式の
OpenStorage 装置を表すストレージユニットである必要があ
ります。
NetBackup の最適化複製動作の構成
NetBackup の次の最適化複製動作を構成できます。
表 5-6
最適化複製の動作
動作
説明
最適化複製のフェールオー
バー
デフォルトでは、最適化された複製ジョブが失敗した場合、
NetBackup はジョブを再実行しません。
最適化複製が失敗した場合、通常の複製を使うように NetBackup
を構成できます。
p.49 の 「最適化複製のフェールオーバーを構成する方法」 を
参照してください。
48
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
動作
説明
最適化複製の試行回数
デフォルトでは、NetBackup は最適化複製ジョブに失敗するま
でに、ジョブを 3 回試行します。
ジョブに失敗する前に、NetBackup が最適化複製ジョブを再試
行する回数を変更できます。
p.49 の 「複製の試行回数を構成する方法」 を参照してください。
ストレージライフサイクルポリ
シーの再試行待機時間
ストレージライフサイクルポリシーの最適化複製ジョブが失敗する
と、NetBackup は 2 時間を待ってから、ジョブを再試行します。
デフォルトでは、NetBackup はジョブが失敗するまでにジョブを
3 回試行します。
待機期間の時間を変更できます。
p.50 の 「ストレージライフサイクルポリシーの待機時間を設定す
る方法」 を参照してください。
注意: これらの設定は、特定の NetBackup ストレージオプションに限定されず、すべて
の最適化複製ジョブに影響します。
最適化複製のフェールオーバーを構成する方法
◆
マスターサーバーで、次の設定オプションを追加します。
RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE
p.50 の 「コマンドラインの使用による NetBackup 構成オプションの設定」 を参照し
てください。
UNIX システムでは代わりに、NetBackup マスターサーバーの bp.conf ファイルに
エントリを追加できます。
複製の試行回数を構成する方法
◆
マスターサーバーで、NetBackup でジョブが失敗する前にジョブを再試行する回数
を指定する整数を含む OPT_DUP_BUSY_RETRY_LIMIT という名前のファイルを作成
します。
このファイルは (オペレーティングシステムに応じて) マスターサーバーの次のディレ
クトリに存在する必要があります。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/db/config
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥db¥config
49
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
同じ NetBackup ドメイン内の OpenStorage デバイスへの最適化複製の構成
ストレージライフサイクルポリシーの待機時間を設定する方法
1
NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、
[ホストプロパティ (Host Properties)]、[マスターサーバー (Master Servers)]の順
に展開します。マスターサーバーを選択し、[処理 (Actions)]メニューで[プロパティ
(Properties)]を選択します。
2
[SLP パラメータ (SLP Parameters)]を選択します。
3
[拡張されたイメージの再試行間隔 (Extended image retry interval)]を新しい値に
変更します。
4
[OK]をクリックします。
コマンドラインの使用による NetBackup 構成オプションの設定
シマンテック社は NetBackup 管理コンソールの[ホストプロパティ (Host Properties)]を
使って NetBackup のプロパティを構成することを推奨します。
ただし、プロパティによっては管理コンソールを使って設定できない場合があります。サー
バーの bpsetconfig コマンドまたはクライアントの nbsetconfig コマンドを使ってプロ
パティを設定できます。次の例に示すように、構成オプションはキーと値のペアです。
■
CLIENT_READ_TIMEOUT = 300
■
OLD_VNETD_CALLBACK = YES
■
RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE
■
SERVER = server1.symantecs.org
SERVER オプションのようなオプションを複数回指定できます。
bpgetconfig コマンドまたは nbgetconfig コマンドを使うと構成情報を表示できます。
50
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
コマンドラインを使って構成オプションを設定するには
1
プロパティを設定するホストのコマンドウィンドウまたはシェルウィンドウで、次のコマ
ンドの 1 つを呼び出します。
Windows NetBackup クライアントの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥nbsetconfig.exe
Windows NetBackup サーバーの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig.exe
UNIX NetBackup クライアントの場合: /usr/openv/netbackup/bin/nbsetconfig
UNIX NetBackup サーバーの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig
2
コマンドプロンプトで、設定する構成オプションのキーと値のペアを 1 行に 1 組ずつ
入力します。
追加する任意の新しいオプションの許可される値と形式を理解していることを確認し
てください。
既存のキーと値のペアを変更できます。
キーと値のペアを追加できます。
3
構成の変更を保存するには、オペレーティングシステムに応じて、次のコマンドを入
力します。
Windows の場合: Ctrl + Z Enter
UNIX の場合: Ctrl + D Enter
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリ
ケーションの構成
サードパーティベンダーのアプライアンスストレージの場合、NetBackup はベンダーがそ
の機能性を公開した場合にレプリケーションをサポートします。 ソースストレージおよび
ターゲットストレージは、同じアプライアンスの種類であることが必要です。
表 5-7では、ある OpenStorage ディスクアプライアンスから異なる NetBackup ドメインで
同じ種類の別の OpenStorage ディスクアプライアンスに、バックアップイメージをレプリ
ケートすることが必要なタスクを説明しています。
表 5-7
NetBackup OpenStorage レプリケーションタスク
手順
作業
手順
手順 1
NetBackup 自動イメージレプリ p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を参照してくだ
ケーションについて学習する
さい。
51
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
手順
作業
手順
手順 2
ドメイン間の関係を定義する
データの送信先がレプリケート元のドメインにわかるようにドメイン間の関係を定
義します。
p.57 の 「複製用のドメインの関係について」 を参照してください。
手順 3
ストレージライフサイクルポリ
シーを構成する
p.62 の 「ストレージライフサイクルポリシーについて」 を参照してください。
p.63 の 「自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリ
シーについて」 を参照してください。
p.64 の 「ストレージライフサイクルポリシーの作成」 を参照してください。
NetBackup 自動イメージレプリケーションについて
1 つの NetBackup ドメインで生成されたバックアップは、1 つ以上のターゲット NetBackup
ドメインのストレージにレプリケートできます。この処理は自動イメージレプリケーションと呼
ばれます。
さまざまな地理的なサイトにまたがる場合が多い、他の NetBackup ドメインのストレージ
にバックアップをレプリケートする機能は、次のようなディザスタリカバリのニーズへの対応
を容易にするのに役立ちます。
■
1 対 1 モデル
単一の本番データセンターは 1 つのディザスタリカバリサイトにバックアップできます。
■
1 対多モデル
単一の本番データセンターは複数のディザスタリカバリサイトにバックアップできます。
p.54 の 「1 対多の自動イメージレプリケーションモデル」 を参照してください。
■
多対 1 モデル
複数のドメインのリモートオフィスは単一ドメインのストレージデバイスにバックアップで
きます。
■
多対多モデル
複数のドメインのリモートデータセンターは複数のディザスタリカバリサイトをバックアッ
プできます。
表 5-8
NetBackup 自動イメージレプリケーションのストレージ形式
ストレージ形式
詳細情報へのリンク
OpenStorage ディスク装置
ストレージのベンダーの製品がレプリケーションをサポートし
ている場合、異なるマスターサーバードメインの類似のデバ
イスに自動的にバックアップイメージをレプリケートできます。
p.51 の 「異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレ
プリケーションの構成」 を参照してください。
52
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
自動イメージレプリケーションに関する注意事項
■
自動イメージレプリケーションはディザスタリカバリのソリューションですが、管理者は、
ターゲットマスタードメインからプライマリ (発生) ドメインのクライアントに直接リストアで
きません。
■
自動イメージレプリケーションは合成バックアップをサポートしません。
■
自動イメージレプリケーションは、ストレージユニットグループからのレプリケートをサ
ポートしません。 つまり、ソースコピーはストレージユニットグループにはありません。
■
ソースドメインとターゲットドメイン間のレプリケーションは、NetBackup のサポート対
象バージョン間で行う必要があります。 たとえば、ソースドメインの NetBackup 7.6 か
らターゲットドメインの NetBackup 7.0 にレプリケートするとデータを損失する場合が
あります。
■
準備ができたらすぐにターゲットドメインのマスターサーバーがイメージをインポートで
きるように、ソースドメインとターゲットドメインのマスターサーバーの時計を同期しま
す。 ターゲットドメインのマスターサーバーは、イメージの作成日時になるまでイメー
ジをインポートできません。 イメージは協定世界時 (UTC) を使うので、タイムゾーン
の違いを考慮する必要はありません。
処理の概要
表 5-9 は、発生ドメインとターゲットドメインのイベントの概要を説明する処理の概要です。
NetBackup は、自動イメージレプリケーション操作を管理するソースドメインとターゲット
ドメインでストレージライフサイクルポリシーを使います。
p.63 の 「自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについ
て」 を参照してください。
表 5-9
自動イメージレプリケーション処理の概要
イベント イベントが発生するドメイ イベントの説明
ン
1
元のマスターサーバー (ドメイ クライアントは[ポリシーストレージ (Policy storage)]の選択としてストレージライフサ
ン 1)
イクルポリシーを示すバックアップポリシーに従ってバックアップされます。SLP に
は、ターゲットドメインの類似ストレージに少なくともレプリケーション操作を 1 つ含め
る必要があります。
2
ターゲットマスターサーバー
(ドメイン 2)
ターゲットドメインのストレージサーバーはレプリケーションイベントが起きたことを認
識します。ターゲットドメインの NetBackup マスターサーバーに通知します。
3
ターゲットマスターサーバー
(ドメイン 2)
NetBackup は、インポート操作を含んでいる SLP に基づいてイメージをすぐにイン
ポートします。NetBackup は、メタデータがイメージの一部としてレプリケートされる
ので、イメージをすばやくインポートできます。(このインポート処理は、[カタログ
(Catalog)]ユーティリティで利用可能なインポート処理とは異なります。)
53
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
イベント イベントが発生するドメイ イベントの説明
ン
4
ターゲットマスターサーバー
(ドメイン 2)
イメージがターゲットドメインにインポートされた後、NetBackup はそのドメインのコ
ピーを管理し続けます。構成によっては、ドメイン 2 のメディアサーバーはドメイン 3
のメディアサーバーにイメージをレプリケートできます。
1 対多の自動イメージレプリケーションモデル
この構成では、すべてのコピーが並行して作成されます。コピーは 1 つの NetBackup
ジョブのコンテキスト内で作成されるのと同時に、レプリケート元のストレージサーバーの
コンテキスト内でコピーが作成されます。1 つのターゲットストレージサーバーが失敗する
と、ジョブ全体が失敗し、後で再試行されます。
すべてのコピーには同じ[ターゲットの保持 (Target Retention)]が設定されます。ター
ゲットのマスターサーバードメインごとに異なる[ターゲットの保持 (Target Retention)]を
設定するには、複数のソースコピーを作成するか、ターゲットのマスターサーバーに複製
をカスケードします。
自動イメージレプリケーションモデルのカスケード
レプリケーションはレプリケート元のドメインから複数のドメインにカスケードできます。スト
レージライフサイクルポリシーをドメインごとにセットアップして、レプリケート元のイメージ
を予想し、それをインポートしてから次のターゲットマスターにレプリケートするようにしま
す。
図 5-1 は、3 つのドメインに渡る次のようなカスケード構成を表します。
■
イメージはドメイン 1 で作成されたのち、ターゲットのドメイン 2 にレプリケートされま
す。
■
イメージはドメイン 2 でインポートされてから、ターゲットドメイン 3 にレプリケートされ
ます。
■
次に、イメージはドメイン 3 にインポートされます。
54
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
図 5-1
自動イメージレプリケーションのカスケード
ドメイン 1
SLP (D1toD2toD3)
バックアップ
ターゲットマスターへの
レプリケーション
インポート
すべてのコピーには、
ドメイン 1 に示され
ているものと同じ
ターゲットの保持が
設定されています。
ドメイン 2
SLP (D1toD2toD3)
インポート
ターゲットサーバーへの
レプリケーション
インポート
ドメイン 3
SLP (D1toD2toD3)
インポート
ローカルストレージへの
複製
このカスケードモデルでは、ドメイン 2 とドメイン 3 の元のマスターサーバーはドメイン 1
のマスターサーバーです。
メモ: イメージがドメイン 3 にレプリケートされると、レプリケーション通知イベントはドメイン
2 のマスターサーバーが元のマスターサーバーであることを示します。ただし、イメージが
ドメイン3に正常にインポートされると、NetBackup は元のマスターサーバーがドメイン 1
にあることを正しく示します。
カスケードモデルは、ターゲットのマスターにインポートされたコピーをレプリケートするイ
ンポート SLP の特殊な例です。(これは、一連のターゲットマスターサーバーの最初でも
最後でもないマスターサーバーです。)
インポート SLP には、[固定 (Fixed)]の保持形式を使う 1 つ以上の操作と、[ターゲット
の保持 (Target Retention)]形式を使う 1 つ以上の操作が含まれている必要があります。
したがって、SLP のインポートがこれらの要件を満たすように、レプリケート操作は[ター
ゲットの保持 (Target Retention)]を使う必要があります。
表 5-10 にインポート操作のセットアップの違いを示します。
表 5-10
インポートされたコピーをレプリケートするように構成された SLP にお
けるレプリケート操作の違い
インポート操作の基準
カスケードモデルでのインポート操作
最初の操作はインポート操作である必要がある。 同じ、相違なし。
55
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
インポート操作の基準
カスケードモデルでのインポート操作
ターゲットのマスターへのレプリケーションは[固 同じ、相違なし。
定 (Fixed)]の保持形式を使う必要がある。
1 つ以上のレプリケート操作が[ターゲットの保
持 (Target retention)]を使う必要がある。
違いは次のとおりです。
基準を満たすには、レプリケート操作は[ターゲッ
トの保持 (Target retention)]を使う必要がありま
す。
ターゲットの保持はレプリケート元のイメージに埋め込まれます。
インポート済みの複製がターゲットマスターサーバードメインに複製されるので、NetBackup
はソースコピーではなくターゲットの保持期間を使います。
図 5-1 に示されているカスケードモデルでは、ドメイン 1 に示されている[ターゲットの保
持 (Target Retention)]と同じ[ターゲットの保持 (Target Retention)]が設定されていま
す。
ドメイン 3 のコピーが異なるターゲット保持を持つようにするには、ドメイン 2 のストレージ
ライフサイクルポリシーに中間レプリケート操作を追加します。中間レプリケート操作は、
ターゲットのマスターへのレプリケーションのソースとして機能します。ターゲットの保持が
レプリケート元のイメージに埋め込まれているので、ドメイン 3 のコピーは中間レプリケー
ト操作に設定されている保持レベルを優先します。
さまざまなターゲットの保持によるターゲットのマスターサーバーへ
のレプリケーションのカスケード
図 5-2
ドメイン 1
SLP (D1toD2toD3)
バックアップ
ターゲットマスターへのレ
プリケーション
インポート
ドメイン 3 のコピーには、
ドメイン 2 のソースレプリ
ケーションで示された保持が
設定されています。
ドメイン 2
SLP (D1toD2toD3)
インポート
複製
ターゲットマスターへの
レプリケーション
インポート
ドメイン 3
SLP (D1toD2toD3)
インポート
複製
56
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
複製用のドメインの関係について
OpenStorage API によって開示されるサードパーティベンダーのストレージ装置の場合、
ディスク装置がストレージを管理します。元のドメインと (1 つまたは複数の) ターゲットドメ
イン間の関係はストレージベンダーのツールを使って構成されます。
元の NetBackup ドメインは、ターゲットドメインのストレージサーバーを知りません。装置
が正しく構成されると、元のディスク装置の NetBackup イメージはターゲットのディスク装
置に自動的にレプリケートされます。そのディスク装置は OpenStorage API を使って、
レプリケーションイベントが起きたことを NetBackup に通知します。その後、NetBackup
はそれらのイメージをインポートします。
NetBackup は、バックアップイメージのライフサイクルは管理しますが、ストレージは管理
しません。
ディスク装置のレプリケーション関係の設定は、NetBackup のマニュアルの範囲を超え
ています。
注意: ターゲットストレージサーバーは慎重に選択してください。ターゲットストレージサー
バーは元のドメインのストレージサーバーにならないようにする必要があります。
自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーについ
て
自動イメージレプリケーションの場合は、ディスクボリュームにボリューム間のレプリケー
ション関係を定義するプロパティがあります。ボリュームプロパティの認識が、デバイスの
レプリケーショントポロジーです。ボリュームに含めることができるレプリケーションのプロ
パティは、次のとおりです。
ソース
(Source)
ソースボリュームには、クライアントのバックアップが含まれます。このボリュームは、
NetBackup のリモートドメインにレプリケートされるイメージのソースです。元のドメ
インの各ソースボリュームでは、ターゲットドメインに 1 つ以上のレプリケーション
パートナーのターゲットボリュームがあります。
ターゲット
(Target)
リモートドメインのターゲットボリュームは、元のドメインにあるソースボリュームのレ
プリケーションパートナーです。
なし (None)
ボリュームにレプリケーション属性がありません。
ストレージ管理者は、ストレージデバイス内でボリュームのレプリケーショントポロジーを構
成します。ボリュームプロパティに基づいて、同質なディスクプールを作成します。つまり、
ディスクプール内のすべてのボリュームには同じプロパティが必要なため、そのトポロジー
と一致するディスクプールを作成します。ディスクプールは、ユーザーがそれに追加する
ボリュームからレプリケーションのプロパティを継承します。
57
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
トポロジーを理解して適切なディスクプールを作成するには、ストレージ管理者と連携し
てください。また、レプリケーショントポロジーに対する変更を理解するためにも、ストレー
ジ管理者と連携してください。
NetBackup はディスクプールの構成時にボリュームのトポロジーを検出します。
レプリケーション関係を設定すると、NetBackup はレプリケーショントポロジを発見します。
NetBackup は、[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスの[更
新 (Refresh)]オプションを使うときにトポロジーの変更を検出します。
p.85 の 「OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更」 を参照してください。
NetBackup には、レプリケーショントポロジーを理解するうえで役に立つコマンドが含ま
れます。次の状況では、このコマンドを使ってください。
■
レプリケーションターゲットを構成した後。
■
ストレージサーバーを構成した後、ディスクプールを構成する前。
■
ストレージを構成するボリュームに変更を加えた後。
p.58 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーの表示」 を参照して
ください。
自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーの表示
レプリケーションのソースであるボリュームは、レプリケーションのターゲットである少なくと
も 1 つ以上のレプリケーションパートナーが必要です。NetBackup では、ストレージのレ
プリケーショントポロジを表示できます。
p.57 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーについて」 を参照し
てください。
自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーを表示するには
◆
bpstsinfo コマンドを実行し、ストレージサーバー名とサーバーの形式を指定しま
す。コマンドの構文は次のとおりです。
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpstsinfo
-lsuinfo -storage_server host_name -stype server_type
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpstsinfo -lsuinfo
-storage_server host_name -stype server_type
コマンドのオプションおよび引数は次のとおりです。
-storage_serverhost_name
ターゲットストレージサーバーの名前。
-stype server_type
OpenStorage のディスク装置の場合、ベンダーは
server_type に文字列を提供します。
58
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
出力をファイルに保存して、現在のトポロジーを前のトポロジーと比較して変更箇所
を判断できるようにします。
p.59 の 「OpenStorage バックアップレプリケーション用ボリュームプロパティのサン
プル出力」 を参照してください。
OpenStorage バックアップレプリケーション用ボリュームプロパティのサンプル
出力
次の例は、2 台の OpenStorage デバイスに対する bpstsinfo コマンドからのサンプル
出力を示します。最初の例は、クライアントバックアップを含むソースディスクプールから
の出力です。2 番目の例は、リモートマスターサーバードメイン内にあるターゲットディス
クプールからの出力です。
2 つの例では、次の情報を示します。
■
ストレージサーバー pan1 のボリューム dv01 は、pan2 のボリューム dv01 のレプリ
ケーションソースです。
■
ストレージサーバー pan1 のボリューム dv02 は、pan2 のボリューム dv02 のレプリ
ケーションソースです。
■
両方のデバイスのボリューム dv03 には、レプリケーションプロパティがありません。
>bpstsinfo -lsuinfo -storage_server pan1 -stype Pan
LSU Info:
Server Name: pan1
LSU Name: dv01
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED | STS_LSUF_REP_ENABLED |
STS_LSUF_REP_SOURCE)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 0 ( )
Replication Targets: 1 ( Pan:pan2:dv01 )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
LSU Info:
Server Name: pan1
59
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
LSU Name: dv02
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED | STS_LSUF_REP_ENABLED |
STS_LSUF_REP_SOURCE)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 0 ( )
Replication Targets: 1 ( Pan:pan2:dv02 )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
LSU Info:
Server Name: pan1
LSU Name: dv03
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 0 ( )
Replication Targets: 0 ( )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
>bpstsinfo -lsuinfo -storage_server pan2 -stype Pan
LSU Info:
Server Name: pan2
LSU Name: dv01
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
60
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
異なるドメインでの OpenStorage デバイスへのレプリケーションの構成
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED | STS_LSUF_REP_ENABLED |
STS_LSUF_REP_TARGET)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 1 ( Pan:pan1:dv01 )
Replication Targets: 0 ( )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
LSU Info:
Server Name: pan2
LSU Name: dv02
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED | STS_LSUF_REP_ENABLED |
STS_LSUF_REP_TARGET)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 1 ( Pan:pan1:dv02 )
Replication Targets: 0 ( )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
LSU Info:
Server Name: pan2
LSU Name: dv03
Allocation : STS_LSU_AT_STATIC
Storage: STS_LSU_ST_NONE
Description: E:¥
Configuration:
61
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーについて
Media: (STS_LSUF_DISK | STS_LSUF_STORAGE_FREED)
Save As : (STS_SA_IMAGE)
Replication Sources: 0 ( )
Replication Targets: 0 ( )
Maximum Transfer: 2147483647
Block Size: 512
Allocation Size: 0
Size: 80525455360
Physical Size: 0
Bytes Used: 2285355008
Physical Bytes Used: 0
Resident Images: 0
ストレージライフサイクルポリシーについて
ストレージライフサイクルポリシー (SLP) は、一連のバックアップのストレージ計画です。
SLP は、[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policies)] ユーティリティ
で構成します。
SLP はストレージ操作の形の手順を含み、バックアップポリシーによってバックアップされ
るデータに適用されます。操作はデータがどのように保存、コピー、レプリケート、保持さ
れるかを決定する SLP に追加されます。 NetBackup は必要に応じて、すべてのコピー
が作成されるようにコピーを再試行します。
SLP によって、ユーザーはポリシーレベルでデータに分類を割り当てられるようになりま
す。データの分類は、一連のバックアップ要件を表します。データの分類を使用すると、
様々な要件でデータのバックアップを簡単に構成できるようになります。たとえば、電子
メールデータと財務データなどがあります。
SLP はステージングされたバックアップ動作を行うように設定できます。SLP に含まれる
すべてのバックアップイメージに所定の操作を適用することでデータ管理が簡略化され
ます。この処理によって、NetBackup 管理者は、ディスクを使用したバックアップの短期
的な利点を活かすことができます。また、テープを使用したバックアップの長期的な利点
を活かすこともできます。
NetBackup 管理コンソールのSLP パラメータプロパティによって、管理者は、SLP がど
のように維持され、どのようにSLP ジョブが実行されるかをカスタマイズできます。
SLP についてのベストプラクティスの情報は、次に挙げるドキュメントに記載されていま
す。
http://www.symantec.com/docs/TECH208536
詳しくは、次を参照してください。『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』。
62
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについて
自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフ
サイクルポリシーについて
ある NetBackup ドメインから別の NetBackup ドメインにイメージを複製するには、2 つ
のストレージライフサイクルポリシーが必要です。次の表は、ポリシーおよび必要条件を
記述したものです:
表 5-11
自動イメージレプリケーションの SLP 要件
ドメイン
ストレージライフサイクルポリシーの要件
ドメイン 1
ソースドメインの自動イメージレプリケーションの SLP は、次の基準を満たす必要があります:
(ソースドメイン) ■
最初の操作は、OpenStorage アプライアンスへのバックアップ操作である必要があります。
ドロップダウンリストから正確なストレージユニットを指定してください。[任意 (Any Available)]は選択し
ません。
メモ: イメージをインポートするためには、ターゲットドメインに同じストレージ形式が含まれている必要が
あります。
■
少なくとも 1 つの操作は、別の NetBackup ドメインのソースアプライアンスと同じタイプの OpenStorage
アプライアンスへのレプリケーション操作である必要があります。
自動イメージレプリケーションの SLP で、複数のレプリケーション操作を設定できます。[レプリケーショ
ン (Replication)]操作の設定で、バックアップがすべてのマスターサーバードメインのすべてのレプリケー
ションターゲットで複製されるか、特定のレプリケーションターゲットのみに複製されるかを決定します。
■
この SLP はドメイン 2 のインポート SLP と同じデータ分類である必要があります。
メモ: ソースマスターサーバーが 7.6 以前のバージョンの NetBackup にあり、ターゲットドメインのマス
ターサーバーが NetBackup 7.6 にある場合は、任意 (Any) のデータ分類を使わないでください。ソー
スドメインの異なるデータ分類を使うと、インポート (Import) ジョブは失敗します。
ドメイン 2
すべてのドメインのすべてのターゲットに複製する場合、各ドメインで、必要なすべての条件を満たすイン
ポート SLP が NetBackup で自動的に作成されます。
(ターゲットドメイ
メモ: 特定のターゲットに複製する場合、元のドメインで自動イメージレプリケーションの SLP を作成する前
ン)
にインポート SLP を作成します。
インポート SLP は次の基準を満たす必要があります。
■
■
■
SLP の最初の操作は[インポート (Import)]操作である必要があります。NetBackup は、ソースストレー
ジからの複製のターゲットとして宛先ストレージをサポートしていなければなりません。
ドロップダウンリストから正確なストレージユニットを指定してください。[任意 (Any Available)]は選択し
ません。
SLP には、[ターゲットの保持 (Target retention)]が指定された操作が 1 つ以上含まれている必要があ
ります。
この SLP はドメイン 1 の SLP と同じデータ分類である必要があります。データ分類の一致により、分類
に対して一貫した意味が保たれ、データ分類によるグローバルな報告が促進されます。
[レプリケーション (Replication)]操作の設定について詳しくは、次のトピックを参照してください。
63
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
元のマスターサーバードメインからのイメージがターゲットドメイン上の SLP 設定によって
レプリケーションされる例を図 5-3 に示します。
図 5-3
自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリ
シーのペア
ソースドメインのマスターサーバー上の SLP
レプリケーション操作では
ターゲットマスターを指定
します
インポート
インポート操作では
コピーをインポート
します
ターゲットドメインにコピーをインポートする SLP
メモ: SLP のあらゆる操作のための基本のストレージへ変更を加えた後で nbstserv を
再起動してください。
ストレージライフサイクルポリシーの作成
ストレージライフサイクルポリシー (SLP) は、一連のバックアップのストレージ計画です。
SLP の操作はデータのバックアップ指示です。複数のストレージ操作を含んでいる SLP
を作成するには、次の手順を使います。
64
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
ストレージ操作をストレージライフサイクルポリシーに追加する方法
1
NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]
>[ストレージ (Storage)]>[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle
Policy)]を選択します。
2
[処理 (Actions)]>[新規 (New)]>[新しいストレージライフサイクルポリシー (New
Storage Lifecycle Policy)] (Windows) または [処理 (Actions)]>[新規 (New)]>
[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)] (UNIX) をクリックし
ます。
3
[新しいストレージライフサイクルポリシー(New Storage Lifecycle Policy)]ダイア
ログボックスで、[ストレージライフサイクルポリシー名(Storage lifecycle policy
name)]を入力します。
65
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
4
SLP に 1 つ以上の操作を追加します。操作は、SLP が従う手順であり、バックアッ
プポリシーで定義されたデータに適用されます。
これが SLP に追加される最初の操作であれば、[追加 (Add)]をクリックします。
これが SLP の最初の操作でない場合は、階層的または非階層型のいずれかであ
る操作を追加します:
階層的な操作を作成するには、次の操作のソースとなる操作を選択して、[追加
(Add)]をクリックします。新しい操作は、選択した操作の子になります。子操作が親
操作の下で字下げして表示されます。
非階層的な操作を作成する場合は、操作を選択しないでください。非階層操作と
は、別の操作との親子関係がない操作を意味します。新しい操作は字下げされませ
ん。
5
[新しいストレージ操作 (New Storage Operation)]ダイアログボックスの[プロパティ
(Properties)]タブで、[操作 (Operation)]形式を選択してください。子操作を作成
している場合、SLP は選択した親操作に基づいて有効である操作だけを表示しま
す。
操作の名前は SLP での目的を反映します。
6
■
バックアップ (Backup)
■
複製 (Duplication)
■
インポート (Import)
■
レプリケーション (Replication)
p.52 の 「NetBackup 自動イメージレプリケーションについて」 を参照してくださ
い。
操作のプロパティを設定します。
66
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
7
[時間帯 (Window)]タブには、[スナップショットからのバックアップ (Backup From
Snapshot)]、[複製 (Duplication)]、[インポート (Import)]、[スナップショットからの
インデックス (Index From Snapshot)]および[レプリケーション (Replication)]の操
作形式が表示されます。二次操作をいつ実行するか制御したい場合は、操作のウィ
ンドウを作成します。
8
[プロパティ (Properties)]タブの[詳細 (Advanced)]ボタンをクリックして、ウィンドウ
が閉じられても複製操作が完了していない場合のウィンドウの動作についてのオプ
ションを表示します。
9
[OK]をクリックして、操作を作成します。
10 必要に応じて、追加の操作を SLP に追加します。(手順 4 を参照してください。)
11 必要に応じて、SLP の操作の階層を変更します。
12 [OK]をクリックして、SLP を作成します。NetBackup は SLP を、最初に作成された
とき、また変更されるたびに検証します。
13 バックアップポリシーを設定し、ストレージライフサイクルポリシーを Policy storage
として選択します。
p.70 の 「バックアップポリシーの作成」 を参照してください。
[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]ダイアロ
グボックスの設定
[新しいストレージライフサイクルポリシー (New Storage Lifecycle Policy)]ダイアログ
ボックスと[ストレージライフサイクルポリシーの変更 (Change Storage Lifecycle Policy)]
ダイアログボックスは、次の設定を含んでいます。
67
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
設定
図 5-4
[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]タブ
表 5-12
[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]タブ
説明
ストレージライフサイクルポ [ストレージライフサイクルポリシー名 (Storage lifecycle policy name)] は、SLP の説明です。
リシー名 (Storage
SLP が作成された後は、名前は変更できません。
lifecycle policy name)
68
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
ストレージライフサイクルポリシーの作成
設定
説明
データの分類 (Data
classification)
[データの分類 (Data classification)]は、SLP が処理できるデータのレベルや分類を定義しま
す。ドロップダウンメニューには定義済みの分類がすべて表示され、そこには SLP に固有の[任
意 (Any)]分類も含まれます。
[任意 (Any)]を選択すると、データの分類に関係なく、提出されるすべてのイメージを保存するよ
う SLP に指示します。SLP 設定のみに使用可能で、バックアップポリシーの設定には使用できま
せん。
マスターサーバードメインが異なるバージョンの NetBackup を実行する自動イメージレプリケー
ション構成については、次のトピックにある特別な考慮事項を参照してください。
p.63 の 「自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについて」 を参
照してください。
データ分類 は省略可能な設定です。
1 つのデータ分類は各 SLP に割り当て可能で、SLP のすべての操作に適用されます。
[任意 (Any)]以外のデータの分類を選択すると、SLP は、その分類に設定されたポリシーに含ま
れるイメージのみを格納します。データの分類を指定しない場合は、SLP はすべての分類のイメー
ジおよび分類が設定されていないイメージを受け入れます。
[データの分類 (Data classification)]を使用すると、NetBackup 管理者は相対的な重要度に基
づいてデータを分類できます。分類は、一連のバックアップ要件を表します。データが様々なバッ
クアップ要件を満たす必要がある場合は、様々な分類の割り当てを検討します。
たとえば、電子メールバックアップデータをシルバーのデータの分類に割り当て、財務データの
バックアップをプラチナの分類に割り当てる場合があります。
バックアップポリシーは、バックアップデータをデータ分類と関連付けます。ポリシーデータは同じ
データの分類の SLP でのみ保存できます。
データが SLP でバックアップされたら、データは SLP の構成に従って管理されます。SLP によっ
て、最初のバックアップからイメージの最後のコピーが期限切れになるまでに行われるデータへの
処理が定義されます。
セカンダリ操作の優先度
(Priority for secondary
operations)
[セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary operations)]オプションは、他のすべてのジョ
ブに対する、セカンダリ操作からのジョブの優先度です。優先度は、バックアップ操作とスナップ
ショット操作を除くすべての操作から派生するジョブに適用されます。範囲は、0 (デフォルト) から
99999 (最も高い優先度) です。
たとえば、データの分類にゴールドが指定されたポリシーの[セカンダリ操作の優先度 (Priority for
secondary operations)]を、データの分類にシルバーが指定されたポリシーよりも高く設定するこ
とができます。
バックアップジョブの優先度は、[属性 (Attributes)]タブのバックアップポリシーで設定されます。
69
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
バックアップポリシーの作成
設定
説明
操作 (Operation)
SLP の操作のリストを作成するには、[追加 (Add)]、[変更 (Change)]、および[削除 (Remove)]
ボタンを使います。SLP は 1 つ以上の操作を含む必要があります。複数の操作は複数コピーが
作成されることを意味します。
リストには、各操作の情報を表示する列もあります。デフォルトでは、すべての列が表示されている
わけではありません。
列の説明については、次の項を参照してください。
矢印
各コピーのコピー元のインデント (または階層) は、矢印を使って示します。1 つのコピーは他の多
くのコピーのソースである場合もあります。
有効 (Active)
[有効 (Active)]と[延期 (Postponed)]オプションは、[二次操作処理の状態 (State of Secondary
Operation Processing)]下に表示され、SLP でのすべての複製操作の処理を対象とします。
および
延期 (Postponed)
メモ: [有効 (Active)]と[延期 (Postponed)]オプションは、tar 書式付きのイメージを作成する複
製操作に適用されます。たとえば、bpduplicate で作成されるイメージなどです。[有効 (Active)]
と[延期 (Postponed)]オプションは、OpenStorage の最適化複製や NDMP の結果として複製さ
れたイメージには影響しません。また、1 つ以上の宛先ストレージユニットがストレージユニットグ
ループの一部として指定されている場合も影響しません。
これらのオプションは、ソースメディアサーバーまたは宛先メディアサーバーが NetBackup 7.6 に
なければ適用されません。
■
■
できるだけ早くセカンダリ操作を続行するには、[有効 (Active)]を有効にします。[延期
(Postponed)]から[有効 (Active)]に変更された場合、NetBackup はセカンダリ操作が無効
になったときに中断した位置から再開してイメージを処理し続けます。
[延期 (Postponed)]を有効にして、SLP 全体でセカンダリ操作を延期します。[延期
(Postponed)]は複製ジョブの作成は延期しませんが、イメージの作成を延期します。複製ジョ
ブは作成され続けますが、セカンダリ操作が再度有効になるまで実行されません。
SLP のすべてのセカンダリ操作は、管理者が[有効 (Active)]を選択するか、[終了 (Until)]オ
プションが選択され、有効化する日付が指定されるまで無期限に無効のままです。
[バックアップポリシー間の このボタンを使うと、この SLP への変更がこの SLP と関連付けられているポリシーにどのように影
検証 (Validate Across
響するかを確認できます。ボタンを押すとレポートが生成され、[検証レポート (Validation Report)]
Backup Policies)]ボタン タブに表示されます。
このボタンは nbstlコマンドと使われたとき、-conflict オプションと同じ検証を実行します。
バックアップポリシーの作成
バックアップポリシーを構成する最も簡単な方法は、ポリシーの構成ウィザードを使用す
ることです。このウィザードではセットアップ処理の手順が示され、ほとんどの構成の最適
な値が自動的に選択されます。
70
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
バックアップポリシーの作成
ポリシー構成オプションがすべてウィザードで表示されるわけではありません。たとえば、
カレンダーを基準としたスケジュールと[データの分類 (Data classification)]の設定がこ
れに当たります。ポリシーが作成された後、[ポリシー (Policies)]ユーティリティのポリシー
を修正して、ウィザードの一部ではないオプションを構成してください。
メモ: レプリケーションディレクタのポリシーを構成するために、ポリシーの構成ウィザード
を使わないでください。
バックアップポリシーを作成するポリシー構成ウィザードの使用
ポリシーの構成ウィザードを使ってポリシーを作成するには、次の手順を実行します。
ポリシーの構成ウィザードを使用してバックアップポリシーを作成する方法
1
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、NetBackup の管理をクリックします。
2
右ペインで、[ポリシーの作成 (Create a Policy)] をクリックして、ポリシーの設定ウィ
ザード を開始します。
3
ファイルシステム、データベース、アプリケーションを選択します。
4
[次へ (Next)] をクリックして、ウィザードを開始し、プロンプトに従います。
ウィザードの実行中にその詳細を確認するには、ウィザードパネルの [ヘルプ (Help)] を
クリックします。
バックアップポリシーの構成ウィザードを使わないバックアップポリ
シーの作成
ポリシー構成ウィザードを使用しないで NetBackup 管理コンソールのバックアップポリ
シーを作成するには、次の手順を使ってください。
ポリシーの構成ウィザードを使用せずにポリシーを作成する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [NetBackup の管理]> [ポリシー
(Policies)] を展開します。
2
[処理 (Actions)]メニューで[新規 (New)]>[ポリシー (Policy)]をクリックします。
3
新しいポリシー用の一意の名前を[新しいポリシーの追加 (Add a New Policy)]ダ
イアログボックスに入力します。
4
必要に応じて、[ポリシー構成ウィザードを使用する (Use Policy Configuration
Wizard)]チェックボックスのチェックを外してください。
5
[OK]をクリックします。
6
新しいポリシーの属性、スケジュール、クライアントとバックアップ対象を構成します。
71
第 5 章 NetBackup での OpenStorage の構成
既存の環境への OpenStorage 機能の追加
既存の環境への OpenStorage 機能の追加
OpenStorage ベンダーは、ディスク装置でより多くの機能を使用できるようにプラグイン
を更新することがあります。たとえば、ベンダーは、最適化された合成バックアップをサ
ポートするようにプラグインを更新することがあります。
ベンダーによって更新済プラグインが提供された場合は、次の手順を実行し、NetBackup
に新しい機能を統合する必要があります。
表 5-13
OpenStorage 機能を追加する方法の概要
作業
手順
更新済プラグインのインストー p.27 の 「ディスク装置のプラグインのインストール」 を参照してくだ
ル
さい。
ストレージサーバーの更新
NetBackup が新しい機能を使うことができるように、ストレージサー
バーを更新する必要があります。
p.76 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage スト
レージサーバーの更新」 を参照してください。
既存のディスクプールの更新 また、既存のディスクプールで新しい機能が認識されるように、それ
らのディスクプールも更新する必要があります。
p.91 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディ
スクプールの更新」 を参照してください。
ベンダーのプラグインとストレージサーバーの更新後に作成する
ディスクプールは、新しい機能を継承します。
72
6
OpenStorage の管理
この章では以下の項目について説明しています。
■
OpenStorage ストレージサーバーの管理
■
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理
■
OpenStorage のデータムーバーの管理
■
OpenStorage ディスクプールの管理
■
OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視
■
OpenStorage ディスクレポートの表示
■
自動イメージレプリケーションジョブに関するレポート
■
OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについて
■
バックアップコピーからのリストアについて
■
ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリストアについて
OpenStorage ストレージサーバーの管理
OpenStorage を構成した後、ストレージサーバーを管理する各種作業を実行できます。
p.74 の 「OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更」 を参照してください。
p.77 の 「OpenStorage ストレージサーバーの削除」 を参照してください。
p.74 の 「OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断」 を参照してください。
p.75 の 「OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除」 を参照してください。
p.75 の 「OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定」 を参照してください。
p.76 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ストレージサーバーの更新」
を参照してください。
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ストレージサーバーの管理
p.74 の 「OpenStorage ストレージサーバーの表示」 を参照してください。
OpenStorage ストレージサーバーの表示
すでに構成したストレージサーバーのリストを表示するには、NetBackup 管理コンソール
を使います。
OpenStorage ストレージサーバーを表示する方法
◆
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー
(Storage Server)] を展開します。
右側の [すべてのストレージサーバー (All Storage Servers)] ペインには、構成さ
れたすべてのストレージサーバーが表示されます。OpenStorage ストレージサー
バーでは、 [サーバー形式 (Server Type)] 列に、ストレージ形式を識別するベン
ダーの文字列が表示されます。
OpenStorage ストレージサーバーの状態の判断
OpenStorage ストレージサーバーの状態を判断するには、NetBackup の nbdevquery
コマンドを使います。
OpenStorage ストレージサーバーの状態を判断する方法
◆
次のコマンドを実行します。
nbdevquery -liststs -stype server_type -storage_server server_name
-U
nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
server_type には、ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供
されます。
State フィールドに、UP または DOWN が表示されます。
OpenStorage ストレージサーバーのプロパティの変更
OpenStorage ストレージサーバーのプロパティを変更できます。ストレージベンダーが公
開するプロパティは変更できます。
p.12 の 「バックアップ用の OpenStorage ストレージサーバーについて」 を参照してくだ
さい。
74
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ストレージサーバーの管理
重複排除ストレージサーバーのプロパティを変更する方法
1
NetBackup 管理コンソール で、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)] を展開します。
2
ストレージサーバーを選択します。
3
[編集 (Edit)] メニューで、 [変更 (Change)] を選択します。
4
[ストレージサーバーの変更 (Change Storage Server)] ダイアログボックスで、 [プ
ロパティ (Properties)] タブを選択します。
5
値を変更するには、 [値 (Value)] 列を選択し、次に値を変更します。
6
値の変更が完了したら、 [OK] をクリックします。
7
[OK] をクリックします。
OpenStorage ストレージサーバーの属性の設定
ストレージサーバー上で属性の設定または消去が必要になる場合があります。通常は、
機能を追加するか削除するために属性を設定します。
ストレージサーバーで属性を設定する場合は、既存のディスクプールでも同じ属性を設
定する必要があります。ストレージサーバーで属性を設定した後に作成したディスクプー
ルは新しい機能を継承します。
OpenStorage ストレージサーバーの属性を設定する方法
◆
NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで、次のコマンドを実行し
ます。
nbdevconfig -changests -storage_server hostname -stype server_type
-setattribute attribute
hostname には、ディスク装置のホストの名前を使用します。server_type には、
OpenStorage ベンダーからストレージ形式を識別する文字列が提供されます。
attribute には、設定する属性の名前を使用します。
nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
OpenStorage ストレージサーバーの属性の削除
ストレージサーバーから属性を削除することが必要になる場合があります。通常は、機能
を変更するか削除するために属性を削除します。
75
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ストレージサーバーの管理
ストレージサーバーで属性を削除する場合は、既存のディスクプールでも同じ属性を削
除する必要があります。ストレージサーバーを更新した後に作成したディスクプールはス
トレージサーバーの機能を継承します。
OpenStorage ストレージサーバーの属性を削除する方法
◆
NetBackup マスターサーバーまたはストレージサーバーで、次のコマンドを実行し
ます。
nbdevconfig -changests -storage_server hostname -stype server_type
-clearattribute attribute
hostname には、ディスク装置のホストの名前を使用します。server_type には、
OpenStorage ベンダーからストレージ形式を識別する文字列が提供されます。
attribute には、削除する属性の名前を使用します。
nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
プラグインの更新を反映するための OpenStorage ストレージサーバー
の更新
OpenStorage パートナーがプラグインを更新した場合、プラグインの新機能を反映する
ために NetBackup ストレージサーバーを更新します。
ストレージサーバーで OpenStorage プラグインを更新した場合は、NetBackup ストレー
ジサーバーの構成に反映するために次の手順で更新します。
NetBackup 管理コンソールで NetBackup OpenStorage ストレージサーバーを更新す
る方法
1
NetBackup 管理コンソール で、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)] を展開します。
2
右ペインで、ストレージサーバーを右クリックします。
3
[ストレージサーバーの詳細の更新 (Update Storage Server Details)] を選択しま
す。
4
既存のディスクプールを更新して、それぞれで新機能を使えるようにします。ストレー
ジサーバーが更新された後で作成されたすべてのディスクプールは、新機能を継
承します。
p.91 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディスクプールの更
新」 を参照してください。
76
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ストレージサーバーの管理
コマンドラインで NetBackup OpenStorage ストレージサーバーの構成を更新する方法
◆
マスターサーバーまたはメディアサーバーの 1 つで、次のコマンドを実行します。
Windows の場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbdevconfig -updatests
-storage_server storage_server -stype server_type -media_server
media_server
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbdevconfig -updatests
-storage_server storage_server -stype server_type -media_server
media_server
引数を必要とするオプションの次の説明を参照してください。
-storage_server
storage_server
ディスク装置の名前。
-stype server_type ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供
されます。
-media_server
media_server
ストレージサーバーに接続する NetBackup メディアサーバー。
メディアサーバーは、ストレージサーバーにその機能について
問い合わせます。ベンダーのプラグインはメディアサーバーに
インストールする必要があります。プラグインが複数のメディア
サーバーに存在する場合、任意の 1 台のメディアサーバーを
指定できます。
OpenStorage ストレージサーバーの削除
ストレージサーバーを削除すると、NetBackup によってそのストレージサーバーが構成
から削除されます。
警告: ストレージサーバーが管理するストレージに期限が切れていない NetBackup のイ
メージが含まれている場合は、そのストレージサーバーを削除しないでください。
OpenStorage ストレージサーバーを削除する方法
1
ストレージサーバーが現在ボリュームを管理している場合は、以下のタスクを実行し
ます。
■
ボリュームのイメージを期限切れにします。
77
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理
警告: 期限内のイメージが削除されると、データ損失が発生することがあります。
■
ディスクプールを含むストレージユニットを削除します。
■
ディスクプールを削除します。
2
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー
(Storage Servers)] を選択します。
3
削除するストレージサーバーを選択します。
4
[編集 (Edit)] メニューで、 [削除 (Delete)] を選択します。
5
確認のダイアログボックスで [はい (Yes)] をクリックします。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理
NetBackup で既存のクレデンシャルを管理する各種のタスクを実行できます。
p.79 の 「 OpenStorage サーバークレデンシャルの追加 」 を参照してください。
p.79 の 「OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更」 を参照してください。
p.80 の 「データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除」 を参照して
ください。
p.78 の 「OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認」 を参照してく
ださい。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルがあるかどうかの確認
どのメディアサーバーにストレージサーバー用に構成されているクレデンシャルがあるか
を確認できます。
ストレージサーバーのクレデンシャルがすでに構成されているかどうかを確認する方法
1
NetBackup 管理コンソールで、[メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)]を展開します。
2
ストレージサーバーを選択してから、[編集 (Edit)]>[変更 (Change)]を選択します。
3
[メディアサーバー (Media Servers)]タブを選択します。
クレデンシャルが構成されるメディアサーバーは[メディアサーバーの状態 (Media
Servers Status)]列で識別されます。
78
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの管理
OpenStorage サーバークレデンシャルの追加
OpenStorage 構成にデータムーバーとしてメディアサーバーを追加できます。その場合
は、そのメディアサーバーにストレージサーバーのクレデンシャルを追加する必要があり
ます。
p.80 の 「OpenStorage のデータムーバーの追加」 を参照してください。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルを追加する方法
1
NetBackup 管理コンソール で、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)] を展開します。
2
ストレージサーバーを選択してから、 [編集 (Edit)] >[変更 (Change)] を選択しま
す。
3
[メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します。
4
追加するサーバーを選択します。また、すでにクレデンシャルを与えられているサー
バーが選択されていることを確認します。
5
クレデンシャルを入力します。
6
[設定 (Set)] をクリックして、 [OK] をクリックします。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルの変更
データムーバーとして機能するメディアサーバーが使用するクレデンシャルを変更できま
す。クレデンシャルはストレージサーバー用です。
p.13 の 「OpenStorage サーバーのクレデンシャルについて」 を参照してください。
OpenStorage サーバーのクレデンシャルを変更する方法
1
NetBackup 管理コンソール で、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)] を展開します。
2
ストレージサーバーを選択してから、 [編集 (Edit)] >[変更 (Change)] を選択しま
す。
3
[メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します。
4
データムーバーとして機能するメディアサーバーを選択します。
5
クレデンシャルを変更します。
6
[設定 (Set)] をクリックして、 [OK] をクリックします。
79
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage のデータムーバーの管理
データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルの削除
データムーバーとしてメディアサーバーを削除する場合は、メディアサーバーのストレー
ジサーバークレデンシャルを削除する必要があります。
ホストに障害が発生して利用不能になった場合は、メニューモードで tpconfig デバイ
ス構成ユーティリティを使用して、クレデンシャルを削除することができます。ただし、UNIX
または Linux の NetBackup サーバーで tpconfig ユーティリティを実行する必要があ
ります。
手順については、『Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 2』を参照してください。
データムーバーの OpenStorage サーバークレデンシャルを削除する方法
1
NetBackup 管理コンソール で、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device
Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージサーバー (Storage
Server)] を展開します。
2
ストレージサーバーを選択してから、 [編集 (Edit)] >[変更 (Change)] を選択しま
す。
3
[メディアサーバー (Media Servers)] タブを選択します。
4
クレデンシャルを削除するメディアサーバーを選択します。
5
[削除 (Remove)] をクリックし、次に [OK] をクリックします。
OpenStorage のデータムーバーの管理
OpenStorage では、NetBackup メディアサーバーはデータムーバーとして機能します。
データムーバーは、プライマリストレージ (NetBackup クライアント) とストレージサーバー
の間でデータを移動するエンティティです。
NetBackup の既存の OpenStorage 環境では、次の操作を実行できます。
■
メディアサーバーをデータムーバーとして追加する。
p.80 の 「OpenStorage のデータムーバーの追加」 を参照してください。
OpenStorage のデータムーバーを追加するには、この項で後述する手順を参照し
てください。
■
メディアサーバーのデータムーバー機能を解除する。
p.81 の 「OpenStorage のデータムーバー機能の解除」 を参照してください。
p.14 の 「バックアップ用の OpenStorage データムーバーについて」 を参照してくださ
い。
OpenStorage のデータムーバーの追加
OpenStorage のデータムーバーを追加するには次の処理を行います。
80
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage のデータムーバーの管理
表 6-1
OpenStorage のデータムーバーを追加する処理
手順
作業
説明
手順 1
NetBackup メディアサーバーのソフトウェアをインストー 次を参照してください。『NetBackup インストールガイド
ルして構成します。
UNIX および Linux』。
手順 2
ディスクアプライアンスストレージの場合、メディアサー p.27 の 「ディスク装置のプラグインのインストール」 を参
バーに OpenStorage ベンダーソフトウェアのプラグイン 照してください。
をインストールします。
手順 3
ディスクアプライアンスストレージの場合、OpenStorage NetBackup マニュアルの対象外です。
装置に NetBackup メディアサーバーを接続します。
手順 4
メディアサーバーにストレージサーバーのログオンクレデ p.79 の 「 OpenStorage サーバークレデンシャルの追
ンシャルを追加します。
加 」 を参照してください。
手順 5
ストレージサーバーのディスクプールを指す各ストレージ
ユニットに、新しいメディアサーバーが表示されているこ
とを確認します。ストレージユニットのダイアログボックス
にメディアサーバーのリストが表示されます。
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup
の管理 (NetBackup Management)]>[ストレージ
(Storage)]>[ストレージユニット (Storage Units)]を選
択します。
利用可能なメディアサーバーを使用するように構成され
た各ストレージユニットでは、新しいデータムーバーが、
ストレージサーバーに自動的にアクセスできるようになり
ます。
手順 6
[選択したメディアサーバーのみ使用する (Use one of
the following media servers)]が指定されている各スト
レージユニットで、適切なデータムーバーを使用するよう
にストレージユニットを更新します。
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup
の管理 (NetBackup Management)]>[ストレージ
(Storage)]>[ストレージユニット (Storage Units)]を選
択します。
利用可能な任意のメディアサーバーを使用するようにス
トレージユニットが設定されている場合、この手順は必要
ありません。
OpenStorage のデータムーバー機能の解除
OpenStorage のデータムーバー機能を解除するには次の処理を行います。
81
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
表 6-2
OpenStorage のデータムーバー機能を解除する処理
内容
手順の詳細
そのデータムーバー (つまりメディアサーバー)
を指定するすべての NetBackup ストレージユ
ニットに対して、メディアサーバーを指定する
チェックボックスを外します。
次を参照してください。『NetBackup インストー
ルガイド UNIX および Linux』。
利用可能な任意のメディアサーバーを使用する
ようにストレージユニットが設定されている場合、
この手順は必要ありません。
機能を解除するメディアサーバーで、ストレージ p.80 の 「データムーバーの OpenStorage サー
サーバーのクレデンシャルを削除します。
バークレデンシャルの削除」 を参照してくださ
い。
OpenStorage ディスクプールの管理
OpenStorage を構成した後、OpenStorage ディスクプールを管理する各種作業を実行
できます。
p.89 の 「OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加」 を参照してください。
p.85 の 「OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更」 を参照してください。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の変更」 を参照してください。
p.84 の 「OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更」 を参照してください。
p.92 の 「OpenStorage ディスクプールの削除」 を参照してください。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の判断」 を参照してください。
p.83 の 「OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断」 を参照してください。
p.90 の 「OpenStorage ディスクプールの結合」 を参照してください。
p.91 の 「OpenStorage ディスクプールからのボリュームの削除」 を参照してください。
p.91 の 「プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディスクプールの更新」 を
参照してください。
p.82 の 「OpenStorage ディスクプールの表示」 を参照してください。
OpenStorage ディスクプールの表示
構成したディスクプールを表示するのに NetBackup 管理コンソールを使います。
82
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
ディスクプールを表示する方法
◆
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)] > [デバイス (Devices)] > [ディスクプール (Disk
Pools)] を展開します。
OpenStorage ディスクプールの状態の判断
ディスクプールの状態は、起動または停止です。
OpenStorage ディスクプールの状態を判断する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[デバイスモニター (Device Monitor)] を選択します。
2
右ペインの下部で、 [ディスクプール (Disk Pools)] タブを選択します。
3
ディスクプールを選択します。
4
状態は [状態 (Status)] 列に表示されます。
OpenStorage ディスクプールの状態の変更
ディスクプールの状態は、起動または停止です。
停止状態への変更は、ディスクプールがビジー状態でないときに行う必要があります。
バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合、状態の変更は失敗しま
す。バックアップジョブを取り消すか、ジョブが完了するまで待機します。
OpenStorage ディスクプールの状態を変更する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[デバイスモニター (Device Monitor)] を選択します。
2
右ペインの下部で、 [ディスクプール (Disk Pools)] タブを選択します。
3
ディスクプールを選択します。
4
[処理 (Actions)]> [起動 (Up)] または [処理 (Actions)]> [停止 (Down)] を選択
します。
OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断
NetBackup の nbdevquery コマンドを使って、OpenStorage ディスクプールのボリュー
ムの状態を判断します。
83
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
OpenStorage ディスクボリュームの状態を判断する方法
◆
次のコマンドを使ってディスクプールのボリュームの状態を表示します。
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbdevquery -listdv
-U -stype server_type -dp disk_pool_name
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbdevquery
-listdv -U -stype server_type -dp disk_pool_name
ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供されます。
コマンドはディスクプールのすべてのボリュームを表示します。 state には、UP また
は DOWN を指定します。
ベンダーのストレージのすべての OpenStorage ディスクプールのディスクボリュー
ムを表示するには、-dp オプションを省略します。
OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更
NetBackup の nbdevconfig コマンドを使用してディスクボリュームの状態を変更しま
す。状態は、起動または停止です。
停止状態への変更は、ボリュームが存在するディスクプールがビジー状態でないときに
行う必要があります。バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合、状
態の変更は失敗します。バックアップジョブを取り消すか、ジョブが完了するまで待機しま
す。
NetBackup ジョブでは、停止したボリュームがあるディスクプールに対しても読み取りお
よび書き込みが行われますが、停止したボリュームを使用することはできません。
OpenStorage ディスクボリュームの状態を変更する方法
1
ディスクボリュームの名前を確認します。
p.83 の 「OpenStorage ディスクボリュームの状態の判断」 を参照してください。
2
次のコマンド構文を使ってディスクボリュームの状態を変更します。
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbdevconfig
-changestate -stype server_type -dp disk_pool_name –dv vol_name
-state state
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbdevconfig
-changestate -stype server_type -dp disk_pool_name –dv vol_name
-state state
server_type には、ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供
されます。
-state には、[起動 (UP)] または [停止 (DOWN)] を指定します。
84
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更
ディスクプールのプロパティを変更し、レプリケーションのプロパティがある既存ボリューム
のトポロジーを管理できます。NetBackup がディスクプールのレプリケーションプロパティ
と一致する新しいボリュームを検出した場合は、そのボリュームを追加できます。
ディスクプールにボリュームを追加する別の方法があります。
p.89 の 「OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加」 を参照してください。
OpenStorage ディスクプールのプロパティを変更する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[デバイス (Devices)]>[ディスクプール (Disk Pools)]
を展開します。
2
右ペインで、変更するディスクプールを選択します。
3
[編集 (Edit)] > [変更 (Change)] をクリックします。
85
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
4
ストレージサーバーにクエリーしてディスクボリュームの変更を調べるには、 [ディス
クプールの変更 (Change Disk Pool)] ダイアログボックスの [更新 (Refresh)] をク
リックします。
NetBackup が変更を検出した後のユーザーの処理は、検出された変更によって異
なります。
p.86 の 「自動イメージレプリケーションのボリューム変更を解決する方法」 を参照し
てください。
5
必要に応じて他のプロパティを変更します。
p.34 の 「OpenStorage ディスクプールのプロパティ」 を参照してください。
6
[OK] をクリックします。
自動イメージレプリケーションのボリューム変更を解決する方法
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスを開くと、NetBackup
はディスクプールのプロパティをカタログからロードします。 [ディスクプールの変更
(Change Disk Pool)]ダイアログボックスの[更新 (Refresh)]ボタンをクリックするか、また
はストレージサーバーのための新しいディスクプールを構成すると、NetBackup はスト
レージサーバーに変更を問い合わせます。
シマンテック社では、ボリュームのトポロジーが変化したときに次の処置をとることを推奨
します。
■
ストレージ管理者と変更について話し合います。必要に応じてディスクプールを変更
して NetBackup がディスクプールを使い続けることができるようにするために、変更
を把握する必要があります。
■
NetBackup に変更が計画されていなかった場合、NetBackup が正しく機能するよう
に変更を元に戻すようにストレージ管理者に依頼します。
NetBackup は次のボリュームプロパティへの変更を処理できます。
■
ボリュームのレプリケーションソース (Replication Source)
■
レプリケーションターゲット (Replication target)
■
なし (None)
これらのボリュームプロパティが変化した場合、NetBackup はその変化と一致するように
ディスクプールを更新できます。NetBackup はそのディスクプールを使い続けることがで
きますが、ディスクプールはストレージユニットまたはストレージライフサイクルの目的に合
わなくなっている可能性があります。
次の表で、考えられる結果と、それらを解決する方法を説明します。
86
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
87
更新の結果
表 6-3
結果
説明
変更は検出されません。
変更は必要ありません。
NetBackup はディスクプールに追 新しいボリュームは[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスに表示さ
加できる新しいボリュームを検出しま れます。ダイアログボックスのテキストは、ディスクプールに新しいボリュームを追加できることを
す。
示す内容に変わります。
すべてのボリュームのレプリケーショ [ディスクプール構成の警告 (Disk Pool Configuration Alert)]ポップアップには、ディスクプー
ンプロパティは変わりましたが、一貫 ル内のすべてのボリュームのプロパティが変わったが、プロパティがすべて同じ (同質) である
性はまだ維持されています。
ことを知らせるメッセージが表示されます。
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスのディスクプールプロパティ
が新しいボリュームプロパティと一致するように更新された後は、警告ダイアログボックスで[OK]
をクリックする必要があります。
新しいプロパティと一致する新しいプロパティが利用可能になると、NetBackup は[ディスクプー
ルの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスにそれらのプロパティを表示します。ディス
クプールにそれらの新しいボリュームを追加できます。
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスでは、次の 2 つの選択肢か
ら 1 つを選択してください。
■
■
OK: ディスクプールの変更を受け入れるには、[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]
ダイアログボックスの[OK]をクリックします。NetBackup はディスクプールの新しいプロパ
ティを保存します。
NetBackup はディスクプールを使うことができますが、このディスクプールはストレージユ
ニットまたはストレージライフサイクルポリシーの意図した目的と合わなくなっている可能性
があります。レプリケーション操作で正しいソースとターゲットのディスクプール、ストレージ
ユニット、ストレージユニットグループが使われるようにするために、ストレージライフサイクル
ポリシー定義を変更してください。あるいは、管理者と協力してボリュームプロパティを元の
値に戻します。
キャンセル (Cancel): 変更を破棄するには、[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]
ダイアログボックスの[キャンセル (Cancel)]をクリックします。NetBackup は新しいディスク
プールプロパティを保存しません。NetBackup はディスクプールを使うことができますが、
このディスクプールはストレージユニットまたはストレージライフサイクルポリシーの意図した
目的と合わなくなっている可能性があります。
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
結果
88
説明
ボリュームのレプリケーションプロパ [ディスクプール構成エラー (Disk Pool Configuration Error)]ポップアップボックスには、ディ
ティが変更され、今は一貫性が失わ スクプール内の一部のボリュームのレプリケーションプロパティが変わったことを知らせるメッセー
れています。
ジが表示されます。ディスクプールのボリュームのプロパティが同質ではありません。
警告ダイアログボックスの[OK]をクリックする必要があります。
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスでは、ディスクプールのプロ
パティは変更されないままで、プロパティを選択することができません (つまり淡色表示されま
す)。ただし、個々のボリュームのプロパティは更新されます。
ボリュームプロパティが同質ではないので、NetBackup はストレージ構成が修正されるまでディ
スクプールを使うことができません。
NetBackup はディスクプール内の既存のボリュームが同質ではないので、(新しいボリューム
があったとしても) 新しいボリュームを表示しません。
変更されたボリュームを特定するには、ディスクプールプロパティとボリュームプロパティを比較
します。
p.58 の 「自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーの表示」 を参照してくださ
い。
管理者と協力してボリュームプロパティを元の値に戻します。
ディスクプールは、ディスクプール内の各ボリュームのプロパティが同種になるまで使用できま
せん。
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスで[OK]または[キャンセル
(Cancel)]をクリックすると、[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスが
終了します。
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
結果
89
説明
NetBackup はディスクプール内に [ディスクプール構成の警告 (Disk Pool Configuration Alert)]ポップアップボックスには、1 つ
あったボリュームを検出できません。 または複数の既存のボリュームがストレージデバイスから削除されたことを知らせるメッセージ
が表示されます。
NetBackup はディスクプールを使うことができますが、データが失われる可能性があります。
手違いによるデータ損失を避けるために、NetBackup ではディスクプールからボリュームを削
除することはできません。
ディスクプールを使い続けるには、次のことを実行してください。
■
■
■
bpimmediaコマンドまたは[ディスク上のイメージ (Images On Disk)]レポートを使って、
特定のボリュームのイメージを表示する。
ボリューム上のイメージを期限切れにする。
nbdevconfig コマンドを使って、ボリュームを停止状態に設定する。そうすることで、
NetBackup では使われません。
OpenStorage ディスクプールへのボリュームの追加
ストレージ装置にディスクボリュームを追加しても、NetBackup ではそれらのボリュームが
OpenStorage ディスクプールに自動的に追加されることはありません。既存のディスク
プールで追加のディスクボリュームを使用するには、ディスクプールにそれらのボリューム
を追加する必要があります。
(デフォルトで、基礎となるディスクボリュームの容量が増加した場合は、NetBackup の
ディスクプールの容量が自動的に増加します。同様に、基礎となるディスクボリュームの
容量が減少した場合は、NetBackup のディスクプールの容量が減少します。)
ディスクプールを使用する NetBackup ストレージユニットでは、追加したストレージ容量
が自動的に使用されます。ストレージユニットを変更する必要はありません。
[ディスクプールの変更 (Change Disk Pool)]ダイアログボックスの使用によってボリュー
ムを追加することもできます。
p.85 の 「OpenStorage ディスクプールのプロパティの変更」 を参照してください。
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
表 6-4
OpenStorage ディスクプールのボリュームを追加する処理
作業
手順
ストレージサーバーで、新しいディスクボリューム p.33 の 「バックアップ用の OpenStorage ディ
からディスクプールを構成します。
スクプールの構成」 を参照してください。
ディスクプールを結合します。
ディスクプールを結合するとき、プライマリディス
クプールとして元のディスクプールを指定します。
NetBackup によって、結合後にセカンダリディ
スクプールが削除されます。
p.90 の 「OpenStorage ディスクプールの結合」
を参照してください。
OpenStorage ディスクプールの結合
NetBackup の nbdevconfig コマンドを使用して既存のディスクプールを結合します。
NetBackup では、これらのディスクプールにあるバックアップイメージの場所を正しく示
すために、カタログレコードが更新されます。
前提条件は次のとおりです。
■
2 つのディスクプール内のボリュームには、一意の名前を付ける必要がある。
OpenStorage では、ベンダーがディスク装置内のディスクボリュームに一意の名前を
付ける必要がある。
■
すべてのボリュームが同じストレージサーバーのものである必要がある。
■
セカンダリディスクプールがストレージユニットによって参照される場合は、それらのス
トレージユニットを削除する必要がある。
OpenStorage ディスクプールを結合する方法
1
各ディスクプールの状態を停止に変更します。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の変更」 を参照してください。
バックアップジョブがディスクプールに割り当てられている場合、状態の変更は失敗
します。バックアップジョブを取り消すか、ジョブが完了するまで待機します。
2
ディスクプールを結合します。コマンドの構文は次のとおりです。プライマリディスク
プールは、保持対象のディスクプールです。nbdevconfig によって、結合後にセカ
ンダリディスクプールが削除されます。
nbdevconfig -mergedps -stypeserver_type -primarydp disk_pool_name
-secondarydpdisk_pool_name
nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
90
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
■
3
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
プライマリディスクプールの状態を起動に変更します。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の変更」 を参照してください。
OpenStorage ディスクプールからのボリュームの削除
NetBackup の nbdevconfig コマンドを使って、ディスクプールからボリュームを削除し
ます。前提条件は次のとおりです。
■
NetBackup のイメージフラグメントはディスクボリュームに存在できません。
■
NetBackup のジョブはディスクボリュームでアクティブにできません。
デフォルトでは、ディスクボリュームを削除すると、NetBackup は自動的にディスクプール
の容量を減らします。
OpenStorage ディスクプールからボリュームを削除する方法
1
ディスクボリュームの状態を停止に変更します。
p.84 の 「OpenStorage ディスクボリュームの状態の変更」 を参照してください。
2
ディスクプールの状態を停止に変更します。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の変更」 を参照してください。
3
nbdevconfig コマンドを使ってボリュームを削除します。コマンドの構文は次のとお
りです。
nbdevconfig -deletedv -stype server_type -dp disk_pool_name -dv
vol_name
nbdevconfig コマンドへのパスは次のとおりです。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
server_type には、ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提供
されます。
4
ディスクプールの状態を起動に変更します。
p.83 の 「OpenStorage ディスクプールの状態の変更」 を参照してください。
プラグインの更新を反映するための OpenStorage ディスクプールの更
新
OpenStorage パートナーがプラグインを更新したら、NetBackup ストレージサーバーを
更新した後で、プラグインの新機能を反映するために既存のディスクプールを更新しま
す。
91
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクプールの管理
ストレージサーバーが更新された後で作成されるすべてのディスクプールは、新機能を
継承します。
プラグインの更新を反映するために OpenStorage ディスクプールを更新する方法
◆
マスターサーバー上で次のコマンドを実行します。
Windows の場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbdevconfig -changedp -dp
disk_pool_name -stype server_type -setattribute attribute
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbdevconfig -changedp -dp
disk_pool_name -stype server_type -setattribute attribute
引数を必要とするオプションの次の説明を参照してください。
-changedp
disk_pool_name
ディスクプールの名前。
-stype server_type
ストレージベンダーからサーバー形式を識別する文字列が提
供されます。
-setattribute
attribute
attribute は、新しい機能を表す引数の名前です。
たとえば、OptimizedImage は、最適化された合成バックアッ
プを環境がサポートするように指定します。SpanImages は、
バックアップイメージがディスクアプライアンス上のボリューム
にまたがることができるように指定します。
OpenStorage ディスクプールの削除
ディスクプールを削除すると、NetBackup によってそのディスクプールが構成から削除さ
れます。
ディスクプールがストレージユニットの宛先ストレージである場合は、最初にストレージユ
ニットを削除する必要があります。
警告: 期限が切れていない NetBackup イメージが含まれるディスクプールは削除しない
でください。削除すると、データが消失する場合があります。
92
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視
OpenStorage ディスクプールを削除する方法
1
NetBackup 管理コンソール の左ペインで、 [メディアおよびデバイスの管理 (Media
and Device Management)]>[デバイス (Devices )]>[ディスクプール (Disk Pools)]
を選択します。
2
ディスクプールを選択します。
3
[編集 (Edit)]>[削除 (Delete)] をクリックします。
4
[ディスクプールの削除 (Delete Disk Pool)] ダイアログボックスで、削除対象のディ
スクプールが選択されていることを確認し、 [OK] をクリックします。
OpenStorage ストレージの容量と使用状況の監視
ストレージの容量と使用状況を監視するには、次のものを参照します。
NetBackup 管理コンソー [ディスクプール (Disk Pools)]ウィンドウには、NetBackup がディスクプールをポーリングしたと
ルの[ディスクプール (Disk きに保存された値が表示されます。この値は、[ストレージサーバー (Storage Server)]ウィンドウ
Pools)]ウィンドウ
に表示される最新値よりも古い場合があります。
このウィンドウを表示するには、NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[メディアおよびデバ
イスの管理 (Media and Device Management)]>[デバイス (Devices)]>[ディスクプール (Disk
Pools)]を選択します。
NetBackup ディスクプール p.94 の 「OpenStorage ディスクレポートの表示」 を参照してください。
の状態レポート
NetBackup 管理コンソー [ストレージサーバー (Storage Server)]ビューには、リアルタイムの値が表示されます。
ルの[ストレージサーバー
このウィンドウを表示するには、NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[メディアおよびデバ
(Storage Server)]ウィンド
イスの管理 (Media and Device Management)]>[クレデンシャル (Credentials)]>[ストレージ
ウ
サーバー (Storage Servers)]を選択します。
[NetBackup のライセンス [NetBackup のライセンスキー (NetBackup License Keys)]ダイアログボックスの[容量ベース
キー (NetBackup License の有効なライセンスを保有している機能の概略 (Summary of active capacity-based licensed
Keys)]ダイアログボックス features)]。概略には、ライセンスを取得しているストレージ容量と、使用中のストレージ容量が表
示されます。物理的なストレージ領域の量は表示されません。
このダイアログボックスを開くには、NetBackup 管理コンソールで、[ヘルプ (Help)]>[ライセンス
キー (License Keys)]を選択します。
NetBackup OpsCenter でも、ストレージの容量と使用状況についての情報が提供され
ます。
次を参照してください。『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』。
93
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage ディスクレポートの表示
OpenStorage ディスクレポートの表示
NetBackup のディスクレポートには、ディスクプール、ディスクストレージユニット、ディス
クのログ、ディスクメディアに格納されているイメージ、およびストレージ容量についての
情報が含まれています。
表 6-5 では、利用可能なディスクレポートについて説明します。
表 6-5
レポート
ディスクレポート
説明
ディスク上のイメージ [ディスク上のイメージ (Images on Disk)]レポートでは、メディアサーバー
(Images on Disk) に接続されているディスクストレージユニットに存在するイメージリストが生成
されます。このレポートは[メディア上のイメージ (Images on Media)]レポー
トの一部であり、ディスク固有の列のみが示されます。
このレポートは、ストレージユニットの内容の概略を示します。ディスクに問題
が発生した場合、またはメディアサーバーがクラッシュした場合にこのレポー
トを使用すると、消失したデータを把握できます。
ディスクのログ (Disk [ディスクのログ (Disk Logs)]レポートには、NetBackup のエラーカタログに
Logs)
記録されているメディアのエラーメッセージまたは情報メッセージが表示され
ます。このレポートは[メディアのログ (Media Logs)]レポートの一部であり、
ディスク固有の列のみが示されます。
ディスクストレージユ [ディスクストレージユニットの状態 (Disk Storage Unit Status)]レポートに
ニットの状態 (Disk は、NetBackup の現在の構成におけるディスクストレージユニットの状態が
Storage Unit
表示されます。
Status)
ディスクプールの容量を確認するには、[メディアおよびデバイスの管理
(Media and Device Management)]>[デバイス (Devices)]>[ディスクプー
ル (Disk Pools)]を選択して、表示されるウィンドウを参照してください。
複数のストレージユニットが同じディスクプールを指している場合があります。
レポートの問い合わせがストレージユニットごとに行われる場合、レポートで
は、ディスクプールストレージの容量が複数回カウントされます。
ディスクプールの状 [ディスクプールの状態 (Disk Pool Status)]レポートには、ディスクプール
態 (Disk Pool
のストレージユニットの状態が表示されます。このレポートは Data Protection
Status)
Optimization Option のライセンスがインストールされているときだけ表示さ
れます。
ディスクレポートを表示する方法
1
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup
Management)]>[レポート (Reports)]>[ディスクのレポート (Disk Reports)]を展
開します。
2
ディスクレポートの名前を選択します。
94
第 6 章 OpenStorage の管理
自動イメージレプリケーションジョブに関するレポート
3
右ペインで、レポートの設定を選択します。
4
[レポートの実行 (Run Report)]をクリックします。
自動イメージレプリケーションジョブに関するレポート
アクティビティモニターは、ターゲットのマスターサーバードメインにレプリケートする構成
の [レプリケーション (Replication)] ジョブと [インポート (Import)] ジョブの両方を表示
します。
表 6-6
ジョブ形式
アクティビティモニターに表示される自動イメージレプリケーションジョ
ブ
説明
レプリケーション ターゲットマスターへのバックアップイメージをレプリケートするジョブは、 [レプリケーション (Replication)]
ジョブとしてアクティビティモニターに表示されます。 [ターゲットマスター (Target Master)] ラベルは、この
(Replication)
形式のジョブの [ストレージユニット (Storage Unit)] 列に表示されます。
他の [レプリケーション (Replication)] ジョブと同様に、ターゲットマスターにイメージをレプリケートするジョ
ブは 1 つのインスタンス内の複数のバックアップイメージで実行できます。
このジョブの詳しい状態には、レプリケートされたバックアップ ID リストが含まれています。
インポート
(Import)
ターゲットマスタードメインにバックアップコピーをインポートするジョブは、 [インポート (Import)] ジョブとし
てアクティビティモニターに表示されます。 [インポート (Import)] ジョブは、1 つのインスタンスの複数コピー
をインポートできます。この [インポート (Import)] ジョブの状態の詳細には、処理されたバックアップ ID の
リストと失敗したバックアップ ID のリストが含まれます。
メモ: ソースとターゲットドメインのマスターサーバーが同じ NetBackup バージョンでない場合、次のエラー
が特定の状況下で生じる場合があります。「データの分類の自動作成に失敗しました。(Failed to auto create
data classification.)」
このエラーは、ソースドメインのマスターサーバーが NetBackup 7.6 よりも前のバージョンであり、データの
分類に [任意 (Any)] が使われている場合に発生します。ターゲットドメインのマスターサーバーが NetBackup
7.6 である場合、ソースドメインで異なるデータの分類を使わないと、インポートジョブは失敗します。
レプリケーションが成功しても、ターゲットのマスターにイメージがインポートされたかどうかはわかりません。
データの分類が両方のドメインで異なる場合、 [インポート (Import)] ジョブは失敗し、NetBackup はイメー
ジを再びインポートする試行をしていません。
[インポート (Import)] ジョブが状態 191 で失敗し、ターゲットのマスターサーバーで実行された時点で [問
題 (Problems)] レポートに表示されます。
イメージは [イメージクリーンアップ (Image Cleanup)] ジョブの間に期限切れになり、削除されます。レプリ
ケート元のドメイン (ドメイン 1) は失敗したインポートを追跡しません。
95
第 6 章 OpenStorage の管理
OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについて
OpenStorage デバイスへのカタログバックアップについ
て
NetBackup 6.5.4 から、ディスクストレージ上のプライマリホットカタログバックアップから
の完全カタログリカバリと部分的なカタログリカバリの両方が可能です。そのため、
OpenStorage ディスク装置にホットカタログバックアップを書き込み、プライマリコピーか
らカタログをリカバリできます。警告: リカバリはカタログが作成されたドメインにある必要が
あります。
また、NetBackup 6.5.4 以降は、ストレージライフサイクルポリシーを使用したカタログの
複製もサポートしています。ただし、カタログバックアップの非プライマリコピーからのリカ
バリ、または他のドメインにあるカタログコピーからのリカバリについては制限があります。
いくつかの TechNote で制限事項とカタログリカバリについて説明しています。
http://symantec.com/docs/TECH72098
http://symantec.com/docs/TECH72198
バックアップコピーからのリストアについて
デフォルトでは、NetBackup はイメージのプライマリコピーからリストアします。バックアッ
プイメージの最適化された複製のコピーまたはダイレクトテープのコピーからリストアする
場合は、そのコピーを指定する必要があります。
バックアップ、アーカイブおよびリストアのヘルプにある、特定のバックアップコピーからの
リストアに関する記述を参照してください。
ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリスト
アについて
ターゲットマスタードメインでイメージを使ってクライアントを直接リストアすることはできま
すが、これは、ディザスタリカバリ時にのみ行ってください。ここでは、ディザスタリカバリは
元のドメインがもはや存在せず、クライアントをターゲットのドメインからリカバリする必要が
あるという状況でのリカバリをいいます。
表 6-7
ディザスタリカバリの例でのクライアントのリストア
ディザスタリカバリの例 クライアントが存
在するか
説明
例1
はい
別のドメインでクライアントを構成し、そのクライアントに直接リストアします。
例2
いいえ
リカバリドメインにクライアントを作成し、そのクライアントに直接リストアしま
す。これは可能性が最も高い例です。
96
第 6 章 OpenStorage の管理
ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリストアについて
ディザスタリカバリの例 クライアントが存
在するか
説明
例3
リカバリドメインで代替クライアントへのリストアを実行します。
いいえ
クライアントをリカバリする手順は他のクライアントのリカバリと同じです。実際の手順はク
ライアントの形式、ストレージの形式、およびリカバリが代替クライアントのリストアであるか
どうかによって異なります。
個別リカバリテクノロジ (GRT) を使うリストアの場合は、アプリケーションインスタンスがリ
カバリドメインに存在する必要があります。アプリケーションインスタンスは、NetBackup
がリカバリ先を持つために必要となります。
97
7
トラブルシューティング
この章では以下の項目について説明しています。
■
統合ログについて
■
レガシーログについて
■
NetBackup OpenStorage ログファイルについて
■
OpenStorage のクレデンシャル作成のトラブルシューティング
統合ログについて
統合ログとレガシーログは、NetBackup で使われるデバッグログの 2 つの形式です。統
合ログ機能は、ログファイル名およびメッセージを共通の形式で作成します。NetBackup
のすべてのプロセスは統合ログかレガシーログを使います。
統合ログファイルは、レガシーログで書き込まれたファイルとは異なり、テキストエディタで
表示することはできません。統合ログファイルは、バイナリ形式のファイルで、一部の情報
は関連するリソースファイルに含まれています。
p.101 の 「レガシーログについて」 を参照してください。
サーバープロセスとクライアントプロセスは統合ログを使用します。
レガシーログとは違って、統合ログではログ用のサブディレクトリを作成する必要はありま
せん。オリジネータ ID のログファイルはログの構成ファイルで指定した名前のサブディレ
クトリに書き込まれます。 すべての統合ログは次のディレクトリのサブディレクトリに書き込
まれます。
UNIX の場合 /usr/openv/logs
Windows の
場合
install_path¥NetBackup¥logs
第 7 章 トラブルシューティング
統合ログについて
NetBackup 管理コンソールでログを管理できます。左ペインで、[NetBackup の管理
(NetBackup Management)]>[ホストプロパティ (Host Properties)]>[マスターサーバー
(Master Servers)]または[メディアサーバー (Media Servers)]を展開します。 変更する
サーバーをダブルクリックします。 ダイアログボックスの左ペインで、[ログ (Logging)]を
クリックします。
また、次のコマンドの使用によって統合ログを管理できます。
統合ログ機能の構成設定を変更します。
vxlogcfg
vxlogcfg コマンドの詳細について。
統合ログをサポートする製品が生成するログファイルを管理します。
vxlogmgr
vxlogmgr コマンドの詳細について。
統合ログによって生成されたログを表示します。
vxlogview
p.100 の 「vxlogview を使用した統合ログの表示の例」 を参照してください。
vxlogview コマンドの詳細について。
これらのコマンドの詳しい説明については、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』 を
参照してください。
これらのコマンドは次のディレクトリに存在します。
UNIX の場合 /usr/openv/netbackup/bin
Windows の
場合
install_path¥NetBackup¥bin
vxlogview コマンドを使用した統合ログの表示について
vxlogview コマンドを使用すると、統合ログ機能で作成されたログを表示できます。これ
らのログは次のディレクトリに保存されます。
UNIX の場合
/usr/openv/logs
Windows の場合
install_path¥logs
統合ログファイルは、レガシーログで書き込まれたファイルとは異なり、簡単にテキストエ
ディタで表示することはできません。統合ログファイルは、バイナリ形式のファイルで、一
部の情報は関連するリソースファイルに含まれています。vxlogview コマンドを使用した
場合だけ、ログの情報を正しく収集して表示することができます。
NetBackup ログファイルと PBX ログファイルを表示するために vxlogview を使うことが
できます。
99
第 7 章 トラブルシューティング
統合ログについて
vxlogview コマンドを使って PBX のログを表示するには次のことを行います。
■
権限があるユーザーであることを確認します。UNIX と Linux の場合は、root 権限を
持たなければなりません。 Windows の場合は、管理者権限を持たなければなりませ
ん。
■
PBX プロダクト ID を指定するには、vxlogview コマンドラインのパラメータとして -p
50936 を入力してください。
vxlogview はすべてのファイルを検索するため、低速の処理になる場合があります。特
定プロセスのファイルに検索を制限することによって結果をより速く表示する方法の例に
ついては、次のトピックを参照してください。
vxlogview を使用した統合ログの表示の例
次の例は、vxlogview コマンドを使って統合ログを表示する方法を示します。
表 7-1
vxlogview コマンドの使用例
項目
例
ログメッセージの全属性 vxlogview -p 51216 -d all
の表示
ログメッセージの特定の NetBackup (51216) のログメッセージの日付、時間、メッセージの種類
属性の表示
およびメッセージテキストだけを表示します。
vxlogview --prodid 51216 --display D,T,m,x
最新のログメッセージの オリジネータ 116 (nbpem) によって 20 分以内に作成されたログメッ
表示
セージを表示します。 -o 116 の代わりに、-o nbpem を指定するこ
ともできます。
# vxlogview -o 116 -t 00:20:00
特定の期間からのログ
メッセージの表示
指定した期間内に nbpem で作成されたログメッセージを表示します。
# vxlogview -o nbpem -b "05/03/05 06:51:48 AM"
-e "05/03/05 06:52:48 AM"
100
第 7 章 トラブルシューティング
レガシーログについて
項目
例
より速い結果の表示
プロセスのオリジネータを指定するのに -i オプションを使うことができ
ます。
# vxlogview -i nbpem
vxlogview -i オプションは、指定したプロセス (nbpem) が作成す
るログファイルのみを検索します。検索するログファイルを制限すること
で、vxlogview の結果が速く戻されます。一方、vxlogview -o オ
プションでは、指定したプロセスによって記録されたメッセージのすべて
の統合ログファイルが検索されます。
メモ: サービスではないプロセスに -i オプションを使用すると、
vxlogview によってメッセージ[ログファイルが見つかりません。(No
log files found)]が戻されます。 サービスではないプロセスには、ファイ
ル名にオリジネータ ID がありません。この場合、-i オプションの代わり
に -o オプションを使用します。
-i オプションはライブラリ (137、156、309 など) を含むそのプロセスの
一部であるすべての OID のエントリを表示します。
ジョブ ID の検索
特定のジョブ ID のログを検索できます。
# vxlogview -i nbpem | grep "jobid=job_ID"
jobid=という検索キーは、スペースを含めず、すべて小文字で入力し
ます。
ジョブ ID の検索には、任意の vxlogview コマンドオプションを指定
できます。この例では、-i オプションを使用してプロセスの名前 (nbpem)
を指定しています。このコマンドはジョブ ID を含むログエントリのみを返
します。jobid=job_ID を明示的に含まないジョブの関連エントリは欠落
します。
vxlogviewの詳しい説明は、次を参照してください。『NetBackup コマンドリファレンスガ
イド』。
レガシーログについて
レガシーログと統合ログは、NetBackup で使われるデバッグログの 2 つの形式です。レ
ガシーデバッグログの場合、各プロセスが個別のログディレクトリにデバッグアクティビティ
のログを作成します。 NetBackup のすべてのプロセスは統合ログかレガシーログを使い
ます。
p.98 の 「統合ログについて」 を参照してください。
101
第 7 章 トラブルシューティング
レガシーログについて
NetBackup サーバーでレガシーデバッグログを有効にするには、最初に各プロセスに
対して適切なディレクトリを作成する必要があります。
UNIX の場合
/usr/openv/netbackup/logs
/usr/openv/volmgr/debug
Windows の場合
install_path¥NetBackup¥logs
install_path¥Volmgr¥debug
ディレクトリが作成された後、NetBackup は各プロセスに関連付けられるディレクトリにロ
グファイルを作成します。デバッグログファイルは、プロセスの起動時に作成されます。
NetBackup 状態収集デーモン (vmscd) でデバッグログを有効にするには、nbemm を起
動する前に次のディレクトリを作成します。
または、次のディレクトリの作成後に nbemm を停止して再起動します。
UNIX の場合
/usr/openv/volmgr/debug/reqlib
Windows の場合
install_path¥Volmgr¥debug¥reqlib¥
作成する必要があるログディレクトリを示す表を参照できます。
メモ: Windows サーバーでは、バッチファイル
install_path¥NetBackup¥Logs¥mklogdir.bat を実行すると、
install_path¥NetBackup¥Logs の下階層に、デバッグログディレクトリを一度に作成
できます。
メディアサーバーのデバッグログは、bpbrm、bpcd、bpdm および bptm だけです。
NetBackup のログファイルディレクトリの作成
OpenStorage フレームワークを使う機能を構成する前に、NetBackup のコマンドがログ
ファイルを書き込むディレクトリを作成します。マスターサーバーと OpenStorage で使う
各メディアサーバーにディレクトリを作成します。ログファイルは次のディレクトリに存在し
ます。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥logs¥
NetBackup のログについて詳細情報を利用できます。
『Symantec NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX、Windows および Linux』
を参照してください。
102
第 7 章 トラブルシューティング
NetBackup OpenStorage ログファイルについて
p.103 の 「NetBackup OpenStorage ログファイルについて」 を参照してください。
NetBackup のコマンドのログディレクトリを作成する方法
◆
オペレーティングシステムに応じて、次のスクリプトの 1 つを実行します。
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/mklogdir
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥logs¥mklogdir.bat
tpconfig コマンドのログディレクトリを作成する方法
◆
オペレーティングシステムに応じて、debug ディレクトリと tpcommand ディレクトリを
作成します (デフォルトでは、debug ディレクトリと tpcommand ディレクトリは存在し
ません)。ディレクトリのパス名は次のとおりです。
UNIX の場合: /usr/openv/volmgr/debug/tpcommand
Windows の場合: install_path¥Veritas¥Volmgr¥debug¥tpcommand
NetBackup OpenStorage ログファイルについて
NetBackup のログファイルを表示して、NetBackup OpenStorage の動作と状態を監視
できます。
NetBackup の一部のコマンドまたは処理では、メッセージがそれぞれ固有のログファイ
ルに書き込まれます。それらのコマンドやプロセス用に、ユーティリティがログメッセージを
書き込むことができるようにログディレクトリが存在する必要があります。
p.102 の 「NetBackup のログファイルディレクトリの作成」 を参照してください。
他の処理では、Veritas Unified Log (VxUL) ファイルが使用されます。各プロセスに
VxUL オリジネータ ID が付けられます。VxUL のログファイルには、標準化された名前お
よびファイル形式が使用されます。VxUL のログファイルを表示するためには、NetBackup
の vxlogview のコマンドを使ってください。
VxUL のログファイルの表示方法と管理方法についての詳細情報が利用可能です。
次を参照してください。『NetBackup トラブルシューティングガイド』。
次に、ログメッセージのコンポーネント識別子を示します。
■
sts_ 接頭辞はストレージの読み書きを行うプラグインとの通信に関連しています。
OpenStorage では、ストレージの製造元がプラグインを提供します。
■
encrypt 接頭辞は暗号化プラグインとの通信に関連しています。
ほとんどの通信は NetBackup メディアサーバーで発生します。したがって、ディスク操作
に使うメディアサーバーのログファイルを最も参照することになります。
103
第 7 章 トラブルシューティング
NetBackup OpenStorage ログファイルについて
警告: ログレベルが高いほど、NetBackup のパフォーマンスに対する影響が大きくなりま
す。ログレベル 5 (最も高い) を使うのは、シマンテック社の担当者から指示された場合だ
けにしてください。ログレベル 5 はトラブルシューティングにのみ使います。
NetBackup のログレベルは、NetBackup マスターサーバーの[ログ (Logging)]ホストプ
ロパティで指定します。特定のオプションに固有の一部のプロセスについては、表 7-2 に
示すように構成ファイルでログレベルを設定します。
ログの説明を表 7-2 に示します。
NetBackup のログ
表 7-2
動作
OID
バックアップおよびリ N/A
ストア
プロセス (Processes)
次の処理のメッセージがログファイルに表示されます。
■
bpbrm(Backup Restore Manager)。
■
bpdbm(Database Manager)。
■
bpdm(Disk Manager)。
■
bptm(Tape Manager) の I/O 処理。
ログファイルは次のディレクトリに存在します。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/
■
Windows の場合: install_path¥NetBackup¥logs¥
バックアップおよびリ 117
ストア
nbjm(Job Manager)
イメージのクリーン
アップ、検証、イン
ポートおよび複製
bpdbm Database Manager のログファイル。
N/A
ログファイルは次のディレクトリに存在します。
■
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpdbm
■
Windows の場合:install_path¥NetBackup¥logs¥bpdbm
クレデンシャルの構 N/A
成
tpconfig ユーティリティ。tpconfig コマンドは tpcommand ディレクトリにログファイル
を書き込みます。
デバイスの構成
111
nbemm の処理
デバイスの構成
178
Enterprise Media Manager (EMM) プロセスで実行される Disk Service Manager プロセ
ス。
デバイスの構成
202
Remote Manager and Monitor Service で動作するストレージサーバーインターフェースの
処理。RMMS はメディアサーバー上で動作します。
デバイスの構成
230
Remote Manager and Monitor Service で動作する Remote Disk Service Manager
(RDSM) インターフェース。RMMS はメディアサーバー上で動作します。
104
第 7 章 トラブルシューティング
OpenStorage のクレデンシャル作成のトラブルシューティング
OpenStorage のクレデンシャル作成のトラブルシューティ
ング
NetBackup の tpconfig コマンドはストレージサーバーのクレデンシャルを作成します。
クレデンシャルの問題をトラブルシューティングする方法
◆
tpconfig コマンドのログファイルを調べます。
p.103 の 「NetBackup OpenStorage ログファイルについて」 を参照してください。
p.102 の 「NetBackup のログファイルディレクトリの作成」 を参照してください。
105
索引
B
V
bpstsinfo コマンド 58
vmscd 102
vxlogview コマンド 99
ジョブ ID オプション 101
M
mklogdir.bat 102
N
nbstserv プロセス 64
NDMP
ストレージユニット 70
O
OpenStorage
最適化された複製 70
ストレージサーバー、更新 76
プラグイン 14
ベンダーのプラグインのインストール 27
OpenStorage Disk Option 62
OpenStorage ストレージサーバーの更新 76
OpenStorage ディスクプール
更新 91
OpenStorage ディスクプールの更新 91
OpenStorage の最適化された合成バックアップ
概要 18
構成 43
OpenStorage の最適化された合成バックアップの構成 43
OpenStorage ボリュームのスパン
概要 17
R
reqlib ディレクトリ 102
S
SLP パラメータ 50
Storage Lifecycle Manager サービス (nbstserv) 64
U
UTC (協定世界時) 53
あ
インストール
OpenStorage ベンダーのプラグイン 27
インポート
操作 63
ウィザード
ポリシーの構成 70
延期されたセカンダリ操作 70
か
協定世界時 (UTC) 53
クレデンシャル
OpenStorage 13
検証レポートタブ 70
合成バックアップ
自動イメージレプリケーションのサポートなし 53
さ
最適化された合成バックアップ
OpenStorage 18
OpenStorage の構成 43
最適化された複製
OpenStorage 17
サーバー
NetBackup のデバッグログ 102
自動イメージレプリケーション
概要 52
ソースドメインのバックアップ処理 53
マスターサーバーの時計の同期 53
状態収集デーモン 102
ストレージサーバー
OpenSorage について 12
プラグインパートナーの更新を反映するための更
新 76、91
ストレージのトポロジー 57~58
索引
ストレージのライフサイクルのポリシー
ベストプラクティスのドキュメント 62
ストレージユニットグループ
およびストレージライフサイクルポリシー 70
自動イメージレプリケーション元でサポートされな
い 53
ストレージユニットの推奨事項
OpenStorage 40
ストレージユニットのプロパティ
OpenStorage 38
ストレージライフサイクルポリシー
延期されたセカンダリ操作 70
階層 66
ストレージライフサイクルポリシー名 (Storage
lifecycle policy name) 68
セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary
operations) 69
操作 64
データの分類設定 69
[バックアップポリシー間の検証 (Validate Across
Backup Policies)]ボタン 70
有効なセカンダリ操作 70
ユーティリティ 62
スナップショット
操作の種類 69
スパンボリューム
OpenStorage 17
セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary
operations) 69
た
ディスク装置
プラグイン 14
ディスクプール
プラグインパートナーの更新を反映するための更
新 76、91
データの分類
ストレージライフサイクルポリシー 62、69
[任意 (Any)]の使用 63
[任意 (Any)]の使用 95
統合ログ 98
場所 98
ファイルの形式 99
統合ログのジョブ ID 検索 101
ドメイン
別のドメインへのバックアップのレプリケーション。
「自動イメージレプリケーション」を参照
は
バックアップ
操作 69
複製
最適化 70
プラグイン
更新 76、91
ディスク装置の場合 14
別の NetBackup ドメインへのイメージの複製
概要 47
ポリシー
作成 70
プロパティの変更 71
ボリュームのスパン
OpenStorage 17
ま
[メディアサーバー (Media Server)]ストレージユニット設
定 39
や
有効なセカンダリ操作 70
ら
リモートマスターへの複製。 「自動イメージレプリケーショ
ン」を参照
レガシーログ 101
ディレクトリ 102
場所 102
レプリケーション
NetBackup ドメイン間。 「自動イメージレプリケーショ
ン」を参照
代替 NetBackup ドメインへ。 「自動イメージレプリ
ケーション」を参照
別の NetBackup ドメインへのイメージの複製につい
て 47
レプリケーションディレクタ
ポリシーの構成ウィザード、サポート外 71
ログ
「レガシーログ」を参照 101
107
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