VSP2740B プリンタ装置 扱 説 明 書 取

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VSP2740B  プリンタ装置 扱 説 明 書 取 | Manualzz

VSP2740B プリンタ装置

扱 説 明 書

C145-E470-04

安全な使用のために

このマニュアルの取り扱いについて

このマニュアルには、当製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています。当製品を

ご使用になる前に、このマニュアルを熟読してください。特に、このマニュアルに記載されている『安全

上のご注意』をよく読み、理解された上で当製品をご使用ください。また、このマニュアルは、当製品の

使用中、いつでも参照できるように大切に保管してください。

富士通は、お客様の生命、身体や財産に被害を及ぼすことなく安全に使っていただくために細心の注意

を払っております。当製品をご使用する際は、本マニュアルの説明に従ってください。

● お願い

・本書を無断で他に転載しないようお願いします。

・本書は予告なしに変更されることがあります。

All Rights Reserved,Copyright

富士通株式会社 2006-2013

は じ め に

VSP2740B プリンタ装置は、グローバルサーバ、ビジネスサーバ(PRIMERGY6000、PRIMEPOWER、

富士通 S series)に加え Windows アプリケーションから印刷することが可能な VSP(Virtural System

Printer)の卓上型のシリアルインパクトプリンタです。

本書は、本装置を使用するシステム設計者およびオペレータの手引きにすることを目的として解説した

ものです。

本書の内容についてよくご理解いただいた上でご使用ください。特に、オペレータの方は「第 3 章 機

能と設定」をご一読の上ご使用ください。

2013 年 12 月

Microsoft、Windows、MS-DOS、Windows NT、Windows Server は、米国 Microsoft Corporation

の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

● 本文中の略語について

本文中では、Microsoft

Windows NT

Workstation operating system Version 4.0 日本語版およ

び Microsoft

Windows NT

Server operating system Version 4.0 日本語版を Windows NT 4.0、

Microsoft

Windows 2000 Professional 日本語版および Microsoft

Windows 2000 Server 日

本語版を Windows 2000、Microsoft

Windows

XP Professional/Home Edition 日本語版を

Windows XP、Microsoft

Windows

Server 2003 Standard Edition/Enterprise Edition 日本語

版を Server 2003 と表記しています。Windows NT 4.0 と Windows 2000 を同時に示す場合は

Windows NT 4.0/2000 と表記しています。

● VCCI 適合基準について

この装置は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こ

すことがあります。

この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。

VCCI-A

● 電源の瞬時低下について

この装置は、落雷等による電源の瞬時電圧低下に対し不都合が生じることがあります。電源の瞬

時電圧低下対策としては、交流無停電電源装置等を使用されることをお薦めします。

(社団法人電子情報技術産業協会のパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策ガイドラインに基づく表示) i

● 本製品およびオプション品のハイセイフティ用途について

本製品およびオプション品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用などの一般的

用途を想定したものであり、ハイセイフティ用途での使用を想定して設計・製造されたものでは

ありません。お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、

本製品を使用しないでください。ハイセイフティ用途とは、以下の例のような、極めて高度な安

全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を

伴う用途をいいます。

・原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにお

ける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など

● 事業系の使用済製品の引取りとリサイクルについてのお願い

・この製品の所有者が事業主の場合には、使用済後に廃棄される製品は産業廃棄物扱いとなり、

廃棄する際にはマニフェスト伝票(産業廃棄物管理表)の発行が必要となります。

・弊社では 1998 年より、法人のお客様から排出される弊社製品を「富士通リサイクルシステム」

(有料)にて回収、リサイクルし、資源の有効利用に取り組んでいます。製品所有者が弊社に

廃棄を依頼される場合には以下の Web サイトをご覧ください。 http://eco.fujitsu.com/jp/「富士通リサイクルシステム」

● 漏えい電流自主規制について

本製品は、日本工業規格(JIS C 6950)の漏えい電流基準に適合しております。

● コンピュータウィルスに関連する被害の免責について

コンピュータウィルスに感染することによって発生した障害については、当社はその責任を負い

かねますので、あらかじめご了承ください。 ii

● 警告表示マークについて

本書ではいろいろな絵表示をしています。これは製品を安全にかつ正しくお使いいただき、あなたや他

の人々に加えられる恐れのある危害や損害を未然に防止するための目印となるものです。その表示と意味

は次のようになっています。内容をよくご理解の上、本文をお読みください。

警告 注意

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が

死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を

示しています。

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が

損害を負う可能性が想定される内容、および物的損

害のみが想定される内容を示しています。

絵記号の例とその意味

△で示した記号は、警告、注意を促す事項があることを告げるものです。

記号の中には、具体的な警告内容を表す絵(左図の場合は感電注意)が描かれています。

で示した記号は、してはいけない行為(禁止行為)であることを告げるものです。記号の中

やその脇には、具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。

●で示した記号は、必ず従っていただく内容であることを告げるものです。

記号の中には、具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜いてください)

が描かれています。

高温による傷害の危険性について記述していることを示します。

発火する危険性について記述していることを示します。

触れることによって傷害が起こる可能性について記述していることを示します。

機器を分解することにより、感電などの傷害が起こる可能性について記述していることを示し

ます。

一般的な禁止事項を記述していることを示します。

一般的な注意事項を記述していることを示します。 iii

iv

安全上のご注意

● プリンタ設置および移動時のご注意

警告

プリンタの上または近くに「花びん・植木鉢・コップ」などの水の入った容器、金属物を置

かないでください。

感電・火災の原因となります。

湿気・ほこり・油煙の多い場所、通気性の悪い場所、火気のある場所におかないでください。

感電・火災の原因となります。

電源プラグは、交流 100V、15A 専用コンセント以外には差しこまないでください。また、タ

コ足配線をしないでください。

感電・火災の原因となります。

添付の電源コード以外は使用しないでください。

感電・火災の原因となります。

電源コンセントは平行 2 ピンアース極付きのタイプを使用してください。

アース接続しないで使用すると、万一漏電した場合に、感電・火災の原因となります。

風呂場、シャワー室など、水のかかる場所で使用しないでください。

火災や感電の原因となります。

オプション機器の取り付けや取り外しを行う場合は、プリンタ本体の電源スイッチを切り、

電源プラグをコンセントから抜いたあとに行ってください。

感電の原因となります。

オプション機器を接続する場合には、当社推奨品以外の機器は接続しないでください。

感電・火災または故障の原因となります。 v

注意

プリンタの開口部(通風孔など)をふさがないでください。

通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となることがあります。

プリンタの上に重いものを置かないでください。また、衝撃を与えないでください。

バランスが崩れて倒れたり、落下してけがの原因となることがあります。

振動の激しい場所や傾いた場所など、不安定な場所に置かないでください。

落ちたり、倒れたりしてけがの原因となることがあります。

直射日光の当たる場所や炎天下の車内など、高温になる場所に長時間放置しないでください。

高温によってカバーなどが加熱・変形・溶解する原因となったり、プリンタ内部が高温にな

り、火災の原因となることがあります。

プリンタを移動する場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。LAN ケーブ

ルもはずしてください。作業は足元に十分注意して行ってください。

電源コードが傷つき、感電・火災の原因となったり、本プリンタが落ちたり、倒れたりして

けがの原因となることがあります。

LAN ケーブルの抜き差しは、必ずプリンタの電源を切ってから行ってください。

電源を切らずに行うと、プリンタが故障する原因となることがあります。 vi

● プリンタ使用時のご注意

警告

異常音がするなどの故障状態で使用しないでください。故障の修理は担当営業および保守員

にご依頼ください。

そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。

プリンタに水をかけたり、濡らしたりしないでください。

感電・火災の原因となります。

電源コードを傷つけたり、加工したりしないでください。

重いものを載せたり、引っ張ったり、無理に曲げたり、ねじったり、加熱したりすると電源

コードを傷め、感電・火災の原因となります。

電源コードや電源プラグが傷んだり、コンセントの差し込み口がゆるいときは使用しないで

ください。

そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。

カバーを外した状態で電源プラグをコンセントに差したり、電源を入れたりしないでくださ

感電・火災の原因となります。

開口部(通風孔など)から内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込んだり、落と

したりしないでください。

感電・火災の原因となります。

プリンタ本体のカバーは、必要な場合を除いて取り外さないでください。内部の点検、修理

は担当営業および保守員にご依頼ください。

内部には電圧の高い部分があり、感電の原因となります。

プリンタをお客様自身で改造しないでください。

感電・火災の原因となります。

濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。

感電の原因となります。 vii

警告

万一、プリンタから発熱や煙、異臭や音がするなどの異常が発生した場合は、ただちにプリ

ンタ本体の電源スイッチを切り、その後、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。

煙が消えるのを確認して担当営業または保守員に修理を依頼してください。お客様自身によ

る修理は危険ですから絶対におやめください。

異常状態のまま使用すると、感電・火災の原因となります。

異物(水・金属片・液体など)がプリンタの内部に入った場合は、ただちにプリンタ本体の

電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。その後、担当営業また

は保守員にご連絡ください。

そのまま使用すると感電・火災の原因となります。

プリンタを落としたり、カバーなどを破損した場合は、プリンタ本体の電源スイッチを切り、

電源プラグをコンセントから抜いてください。その後、担当営業または保守員にご連絡くだ

さい。

そのまま使用すると、感電・火災の原因となります。

電源プラグの金属部分、およびその周辺にほこりが付着している場合は、乾いた布でよく拭

いてください。

そのまま使用すると、火災の原因となります。

注意

電源プラグはコンセントの奥まで確実に差し込んでください。

火災・故障の原因となることがあります。

プリンタが動作しているとき、給紙口や排紙口に髪やネクタイなどが巻き込まれないように

注意してください。

けがの原因となることがあります。 viii

注意

電源プラグをコンセントから抜くときは、電源コードを引っ張らず、必ず電源プラグを持っ

て抜いてください。

電源コードを引っ張ると、コードの芯線が露出したり断線して、火災・感電の原因となるこ

とがあります。

使用中のプリンタは布などでおおったり、包んだりしないでください。

熱がこもり、火災の原因となることがあります。

電源コードを束ねて使用しないでください。

発熱して、火災の原因となることがあります。

長期間プリンタを使用しないときは、安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜いてく

ださい。

感電・火災の原因となることがあります。

近くで雷が起きたときは、電源プラグを電源コンセントから抜いてください。

入れたままにしておくと、プリンタを破壊し、お客様の財産に損害を及ぼす原因となること

があります。

使用中や使用直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がるまで触らないでください。

やけど・けがの原因となることがあります。

プリンタが動作しているとき、給紙口や排紙口に手を触れないでください。

けがの原因となることがあります。

LAN ケーブルコネクタや印字ヘッドの金属部には触らないでください。

けがやプリンタの破壊の原因となることがあります。

印字ヘッドが動いているときは、印字ヘッドに触れないでください。

やけど・けがの原因となることがあります。

ギヤカバーを取り付けて、ギヤの露出部分に触れないようにしてください。

けがの原因となることがあります。 ix

x

注意

プリンタが動作しているときは、トップカバーを開けないでください。

カバーオープンを検知しても動作が停止せず、正しい印字結果が得られなくなることがあり

ます。

連帳用紙は、連続して逆送りをさせると用紙送りトラクタから外れることがありますので注

意してください。

用紙厚に対して手動用紙厚調整値を適正状態で取り扱ってください。

リボンカセットは、指定の純正品を使用してください。

リボンカセットはインク補給機構を内蔵し、濃い印字を長く持続します。

インクを使い切ると印字が薄くなり、そのまま使い続けるとリボンの布地がケバ立ち、繊維

クズが発生することがあります。この様な現象が見られたら早目にリボンカセットを交換し

てください。

なお、プリンタの内部やローラ部に繊維クズがたまっている場合は、定期的に清掃してくだ

さい。

リボン巻取りノブは、反時計方向に回さないでください

リボンがロックして回転できなくなります。

リボンがたるんだまま印字を開始すると、リボンがからまったり、リボンの巻取りがロック

することがあります。

使用済のリボンカセットは、不燃物として地方自治体の条例または規則に従って処理してく

ださい。

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。リボン交換時は温度が下がったことを確か

めてから、印字ヘッドをリボン交換位置に移動してください。

プリンタを廃棄するときは、地方自治体の条例または規則に従って処理ください。

目 次

安全な使用のために

は じ め に ......................................................................i

安全上のご注意 ....................................................................v

第 1 章 概 要 .................................................................. 1

1.1 装置概要 ............................................................ 1

1.2 接続形態 ............................................................ 2

1.3 各部の名称とはたらき ............................... 5

1.3.1

1.3.2

各部の名称 ........................................... 5

各部のはたらき.................................. 6

1.4 仕 様 ................................................................. 7

1.4.1 基本仕様 ................................................ 7

1.4.2 F66XX エミュレーション

機能仕様 ................................................ 8

1.4.3 F69XX エミュレーション

機能仕様 ................................................ 8

1.5 オプションの概要......................................... 9

1.6 Windows 環境で使用する

ソフトウェア................................................10

1.7 Unix 環境で使用するソフトウェア..10

1.8 機能面・運用面における注意事項....11

第 2 章 準 備 ...............................................................17

2.1 製品の確認 ....................................................17

2.2 使用上のお願い...........................................18

2.2.1

2.2.2

2.2.3

2.2.4

設置について ...................................18

電源について ...................................18

使用方法について..........................19

用紙について ...................................19

2.3 輸送用固定材の取り外し .......................20

2.4 単票テーブルのセット ............................21

2.5 単票テーブルの取り扱いについて....22

2.6 リアスタッカの取り付け .......................24

2.7 LAN ケーブルの接続 ..............................25

2.8 電源コードの接続......................................26

2.9 リボンカセットを取り付ける..............27

2.10 カットシートフィーダを

取り付ける ....................................................29

2.10.1 プリンタ前部に取り付ける ......29

2.10.2 プリンタ後部に取り付ける ......32

2.11 カットシートフィーダを取り外す ... 35

2.12 トラクタユニットの位置を決める ... 36

2.12.1 トラクタユニットの

着脱について................................... 37

2.13 電源の投入と切断 ..................................... 41

2.13.1 電源を入れる................................... 41

2.13.2 電源を切る........................................ 42

2.14 ソフトウェアのインストール ............. 43

第 3 章 機能と設定 ..................................................... 47

3.1 操作パネルの配置と機能....................... 47

3.1.1 操作パネルの配置 ......................... 47

3.1.2 操作パネルの機能 ......................... 47

3.2 セットアップ............................................... 50

3.2.1

3.2.2

セットアップの手順 .................... 50

セットアップの構成 .................... 52

3.2.3 セットアップの設定内容........... 54

3.3 装置立ち上げと印刷設定....................... 58

3.3.1

3.3.2

装置立ち上げ................................... 58

印刷設定(機能モード)........... 59

3.4 LAN 接続 ...................................................... 61

3.4.1 LAN 接続するための

3.4.2

基本設定............................................. 61

LAN 接続環境ごとの

3.4.3

設定内容............................................. 62

ゲートウェイについての補足. 69

第 4 章 用紙のセット ................................................ 71

4.1 用紙をセットする ..................................... 71

4.1.1 連続帳票用紙をセットする

4.1.2

(前トラクタ給紙の場合)...... 71

連続帳票用紙をセットする

4.1.3

4.1.4

4.1.5

(後トラクタ給紙の場合)...... 76

単票用紙をセットする

(単票セットフリーオン時). 81

単票用紙をセットする

(単票セットフリーオフ時). 84

単票用紙をセットする

(カットシートフィーダを

取り付けた場合) ......................... 86 xi

4.2 用紙厚を調整する......................................89

4.3 印字開始位置について ............................91

4.4 連続帳票用紙をカット位置に送る....93

第 5 章 リボンカセットの交換 .............................95

5.1 仕 様 ..............................................................95

5.2 リボンカセットの交換 ............................95

5.3 サブリボンカセットの交換 ..................97

5.4 消耗品の廃却について ............................98

第 6 章 異常発生時の操作 .......................................99

6.1 用紙づまりのとき......................................99

6.1.1 連続帳票用紙がつまったとき..99

6.1.2

6.1.3

単票用紙がつまったとき ....... 103

リアスタッカ部に用紙が

6.1.4

つまったとき ............................... 105

カットシートフィーダから吸入

した用紙がつまったとき ....... 107

6.2 プリンタがうまく動かないとき..... 110

6.2.1

6.2.2

6.2.3

6.2.4

6.2.5

6.2.6

6.2.7

電源投入時の不具合................. 110

単票用紙吸入時の不具合 ....... 111

連帳用紙吸入時の不具合 ....... 112

印字中の問題点........................... 113

印字結果の問題点...................... 114

カットシートフィーダ

使用時の不具合........................... 116

PrintWalker/PM の

6.2.8

エラーメッセージ...................... 117

PrintWalker/RS の

エラーメッセージ...................... 118

6.3 おもなエラーメッセージ

(LCD 表示) ......................................... 119

6.3.1 カバーオープン........................... 119

6.3.2

6.3.3

プログラムエラー...................... 119

手差し用紙除去待ち................. 119

6.3.4

6.3.5

6.3.6

6.3.7

セレクトミス ............................... 119

POC エラー ................................. 120

パターンタイムアウト ............ 120

上位装置電源断........................... 121

6.3.8

6.3.9

LAN 二重アドレスエラー..... 121

メカ系の異常 ............................... 121

6.3.10 ハードウェアの異常................. 122

第 7 章 用紙について............................................. 123

7.1 連続帳票用紙............................................ 123

7.1.1 一般用紙

7.1.2

(前・後トラクタ)................. 127

はがき用紙(前トラクタ) .. 128

7.1.3

7.1.4

封筒用紙(前トラクタ)........129

タック用紙

7.1.5

(前・後トラクタ) .................131

宅配伝票(前トラクタ)........133

7.2 手差しで使用する単票用紙...............134

7.2.1

7.2.2

7.2.3

7.2.4

一般用紙..........................................134

用紙のとじ方法 ...........................135

はがき ..............................................135

封筒 ...................................................136

7.2.5 宅配伝票..........................................137

7.3 カットシートフィーダ(オプション)で

使用する単票用紙 ..................................138

7.3.1 一般用紙..........................................138

7.3.2

7.3.3

用紙のとじ方法 ...........................139

はがき ..............................................139

7.3.4 封筒 ...................................................140

7.4 とじ穴の開けかた ..................................141

7.5 プレプリント用紙を使用するとき 141

7.6 用紙の形状について .............................143

7.7 取り扱い上のご注意 .............................144

第 8 章 清 掃............................................................145

第 9 章 設置諸元.......................................................147

9.1 設置仕様......................................................147

9.2 外観図 ..........................................................148

9.3 保守スペース............................................150

第 10 章 付 録 ........................................................151

10.1 メッセージ一覧 .......................................151

10.1.1 オフライン系................................151

索 引.......................................................................169

10.4.3 システム構成................................167

10.4.4 留意事項..........................................168

10.1.2 セットアップ系 ...........................152

10.1.3 コントローラ系エラー.............155

10.1.4 メカ系エラー................................157

10.2 文字コード.................................................159

10.3 PrintWalker/RS のご紹介...............164

10.4 PrintWalker/LXE のご紹介............166

10.4.1 PrintWalker/LXE の概要.....166

10.4.2 動作環境..........................................166 xii

第 1 章 概 要

1.1 装置概要

本装置は、グローバルサーバ、ビジネスサーバ(PRIMEPOWER、富士通 S series)に加え、

Windows パソコン(FMV シリーズ)のアプリケーションからの印刷が可能なネットワークプリンタ

装置です。また、オプションの拡張出力機構を使用すれば、ビジネスサーバ(PRIMERGY6000)

からの印刷が可能になります。LAN 接続された複数のクライアントサーバ混在のシステム環境にお

いて、それぞれのシステムのプリンタ装置として共有できます。

複写印刷の多い伝票業務に最適なプリンタ装置であり、連続帳票・カット紙・複写伝票の印刷はも

ちろんのこと、はがき・封筒・タック紙への印刷も可能です。また、単票セットフリー機能を使用す

ることにより、手差し単票給紙が便利です。

本装置の外観を図 1.1 に示します。

図 1.1 外 観

1

1.2 接続形態

本装置は、複数の異なるシステムと接続できます。それぞれのシステムとの接続形態について説明

します。

(1) Windows 2000/Server 2003 サーバ接続

GS/

ホスト

PRIMEFORCE

Windows

2000/

サーバ

Server 2003

HOST PRINT

DS-LINK

HOST PRINT

TCP/IP

エミュレーション

66XX

66XX

66XX

プリンタ

サポートサーバ/伝送経路

設定

サポートサーバ:

6680-NMC

伝 送 経 路:

DS-LINK

サポートサーバ:

HOST PRINT

伝 送 経 路:TCP/IP

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

PC

注 1)

Windows

2000/Server

2003

Windows

2000/

Server 2003

HOST PRINT

PrintWalker/

PM

TCP/IP

PrintWalker/

PM

TCP/IP

PrintWalker/

PM

TCP/IP

66XX

66XX

注 1)OS が Windows Server 2003/XP/2000 であること。

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

2

第 1 章 概 要

(2) PRIMEPOWER、富士通 S series 接続

GS/

ホスト

PRIMEFORCE

PRIME-

POWER

/S series

サーバ

Netcompo

NMC サーバ

DS-LINK

エミュレーション

66XX

PC

注 1)

PRIMEPOWER/

S series

PRIME-

POWER

/S series

Netcompo

NMC サーバ

TCP/IP

PrintWalker/

BPC,CJMS

TCP/IP

PrintWalker/

BPC

TCP/IP

PrintWalker/

BPC

TCP/IP

66XX

66XX

66XX

66XX

注 1)OS が Windows Server 2003/XP/2000 であること。

プリンタ

サポートサーバ/伝送経路

サポートサーバ:

6680-NMC

伝 送 経 路:

DS-LINK

サポートサーバ:

HOST PRINT

伝 送 経 路:TCP/IP

設定

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

3

(3) PRIMERGY6000 接続

ホスト サーバ

PRIMERGY-

6000

- LAN プリンタ制

御オプション

TCP/IP

エミュレーション

69XX

注 1)本接続形態時は拡張出力機構オプションが必須となります。

プリンタ

サポートサーバ/伝送経路

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

設定

(4) PC 接続

ホスト

Windows

XP

(5) Linux 接続

サーバ

PrintWalker/PM

TCP/IP

エミュレーション

66XX

プリンタ

サポートサーバ/伝送経路

設定

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

ホスト

PC (Linux) -

サーバ

PrintWalker/LXE

TCP/IP

エミュレーション

66XX

プリンタ

サポートサーバ/伝送経路

サポートサーバ:

PrintWalker

伝 送 経 路:TCP/IP

設定

4

第 1 章 概 要

1.3 各部の名称とはたらき

1.3.1 各部の名称

◆ 正 面

◆ 背 面

5

◆ 右側面

1.3.2 各部のはたらき

各 部 の 名 称

①トップカバー

②リアスタッカ

③用紙ガイド

④単票テーブル

(手差し口)

⑤フロントカットシート

フィーダコネクタ

⑥プラテンロール

⑦LAN ケーブルコネク

⑧操作パネル

は た ら き

オペレータが動作中の印字ヘッドに触れない様に保護します。また印

字ヘッドをホコリやチリから守ります。印字中にトップカバーを開け

るとプリンタは受信済データを印字終了後に動作を停止します。引き

続き印字を行う場合は、トップカバーを閉じてください。

単票用紙をスタックします。

単票セットフリーオフに設定した場合、単票手差し時に用紙の左端を

支えます。印字開始位置に対して用紙ガイドを移動することにより、

左端余白を調整できます。

単票セットフリーオンに設定した場合は使用しないので、左端に寄せ

ておきます。

単票用紙を手差し口に挿入するときのガイドです。単票用紙は 1 枚ず

つ挿入します。

オプションのカットシートフィーダを前部に取り付けて使用する場

合、ケーブルを接続するコネクタです。

印字時に用紙を支えます。

LAN ケーブルをここに接続して、プリンタとネットワークをつなぎま

す。

プリンタの状態を示すランプや液晶ディスプレイ、プリンタを操作す

るための各種スイッチがあります。(詳細は、「3.1.2 操作パネルの

機能」を参照)

⑨電源スイッチ

⑩サブガイド

⑪印字ヘッド

⑫カードガイド

⑬トラクタユニット

⑭電源コネクタ

⑮リアカットシート

フィーダコネクタ

⑯ブザー音量調整用

ボリューム

長い単票を使用するとき、引き伸ばして用紙が単票テーブルから落ち

ないようにするものです。

用紙に印字する部分です。

用紙を送るときの案内板です。また、カードガイド上の二本線は、行

方向の印字位置を合わせるための目安です。

連続帳票用紙をプリンタ内部へ送ります。プリンタの前部または後部

に取り付けることができます。

添付の電源コードを接続します。

オプションのカットシートフィーダを後部に取り付けて使用する場

合、ケーブルを接続するコネクタです。

保守時以外は操作しないでください。

お願い

・印字中は、トップカバーを開けないでください。

・万が一、トップカバーを開けた場合、受信済データを印字し終わるまで印字ヘ

ッドは動いているため、絶対に印字ヘッドに触れないでください。

6

第 1 章 概 要

1.4 仕 様

本装置の仕様について説明します。

1.4.1 基本仕様

本装置の基本仕様を表 1.1 に示します。

表 1.1 基本仕様

項 目

印字方式

ドット数

解像度

用紙厚調整

用紙送り方式

用 紙

注 1)

24 ドット(ピン径 0.2mm)

仕 様

インパクトドットマトリックス方式

160dpi(縦)×160dpi(横)

自動/手動 切換可能

単票 手挿入口からの手動給紙

カットシートフィーダからの自動給紙(オプション)

連帳 押し込みトラクタ方式

単票 種類 :上質紙、再生紙、はがき、封筒、タック紙、複写紙

用紙幅 :100mm~364mm

用紙長 :70mm~364mm

坪量 :52~157g/m 2 (連量:45~135kg)

用紙幅 :55mm~420mm

用紙長 :70mm~420mm

坪量 :52~157g/m

2

(連量:45~135kg)

用紙幅 :100mm~420mm(複写紙使用時は 182mm~420mm)

用紙長 :70mm~420mm

坪量 :52~157g/m

2

(連量:45~135kg)

印字速度(漢字)

注 2)

複写枚数

注 1)

給 紙

排 紙

プリンタ寿命 注 3)

印字ヘッド寿命 注 3)

消耗品寿命

インターフェース

LAN プロトコル

用紙幅 :100mm~420mm(複写紙使用時は 182mm~420mm)

用紙長 :100mm~420mm

坪量 :52~157g/m 2 (連量:45~135kg)

連帳 種類 :送り穴付き折り畳み用紙(上質紙、再生紙、タック紙、複写紙)

用紙幅 :101.6mm~406.4mm(4~16 インチ)

折り畳み長さ:前連帳 101.6mm 以上(4 インチ以上)

後連帳 127mm 以上(5 インチ以上)

坪量 :51~81g/m

2

(連量:45~70kg)

通常 89 字/秒(高複写モード時:64 字/秒)

高速 165 字/秒(高複写モード時:128 字/秒)

オリジナル+4 枚(通常モード)

オリジナル+7 枚(高複写モード)

約 120 枚(一般紙、坪量 64g/m

2

、1P 用紙)

※カットシートフィーダ装着時

最大 120 枚(一般紙、坪量 64g/m

2

、1P 用紙)

500 万行または 5 年の早いほう

3 億打/ピン

インクリボン:500 万字(ANK ドラフト文字)

LAN(Ethernet 100Base-TX、10Bese-T)

TCP/IP、DS-LINK

エミュレーション 注 4) JEF(F66XX、F69XX)

対応 OS Windows Server 2003/XP/2000

注 1)複写用紙に印字する場合、複写枚数によって連量が制限されてきます。詳細は「第 7 章 用紙

について」を参照してください。

注 2)接続の本体装置、ネットワークの状況または印刷内容によっては印刷速度が低下する場合があ

ります。

注 4)エミュレーションにおける JEF(F69XX)は、拡張出力機構オプションが必須となります。

7

1.4.2 F66XXエミュレーション機能仕様

本装置の F66XX エミュレーション機能仕様を表 1.2 に示します。

表 1.2 F66XX エミュレーション機能仕様

項 目

印刷文字種

印字桁数

文字間隔

仕 様

・明朝体

2 バイト文字:JIS 非漢字、第 1 水準/第 2 水準漢字、半角、書式文字

1 バイト文字:A/N 4 セット

・ゴシック体

未サポート

・漢字 : 90 桁(文字ピッチ 3/20 インチ時)

・A/N : 136 桁(文字ピッチ 1/10 インチ時)

・漢字 :1/5、1/6、3/20 インチ

・A/N :1/10、1/12、1/13.3、1/15 インチ

文字拡大

行間隔

イメージ印刷

長体、平体、倍角、ラベル文字(3~32 倍)

3、4、6、8 行/インチ

データ形式:非圧縮、MH、MR、MMR 形式

図形印刷 文字、線、円、面塗りなどの描画

バーコード印刷 種類 :NW-7、標準 JAN、短縮 JAN、CODE 3 of 9,

Industrial 2 of 5、Interleaved 2 of 5、物流系

〔注意〕

・Windows アプリケーションからの印刷では、デバイスフォントを指定する以外はイメージデータ

となります。

・プリンタドライバでイメージ圧縮を指定する場合は、拡張出力機構オプションが必要となります。

・Windows アプリケーションからバーコードを印刷する場合は、イメージデータとして印刷される

ため、読み取り保証はできません。運用に先立ち十分な読み取りテストが必要になります。

1.4.3 F69XXエミュレーション機能仕様

本装置の F69XX エミュレーション機能仕様を表 1.3 に示します。

表 1.3 F69XX エミュレーション機能仕様

項 目

印刷文字種

印字桁数

文字間隔

仕 様

・明朝体

2 バイト文字:JIS 非漢字、第 1 水準/第 2 水準漢字、半角、書式文字

1 バイト文字:A/N 4 セット

・ゴシック体

・漢字 : 90 桁(文字ピッチ 3/20 インチ時)

・A/N : 136 桁(文字ピッチ 1/10 インチ時)

・漢字 :1/5、3/20 インチ

・A/N :1/10、1/12 インチ

長体、平体、倍角、ラベル文字

6、8、12 行/インチ

文字拡大

行間隔

イメージ印刷

図形印刷

データ形式:非圧縮、MH、MR、MMR 形式

文字、線、円、面塗りなどの描画

バーコード印刷 種類 :NW-7、標準 JAN、短縮 JAN、CODE 3 of 9、

Industrial 2 of 5、Interleaved 2 of 5

〔注意〕

・本エミュレーション機能を使用する場合は、拡張出力機構オプションが必須となります。

8

第 1 章 概 要

1.5 オプションの概要

本プリンタには、次のオプションがあります。

◆ カットシートフィーダ(VSP2740BC)

単票用紙を一枚ずつ連続的に送る自動給紙装置です。プリンタの前部または後部に取り付けて使用

します。

◆ セカンドトラクタ(VSP2740BT)

連続帳票用紙をセットする装置です。プリンタに標準添付されているトラクタ同様にプリンタの前

方、後方のどちらにでも取り付けることができます。セカンドトラクタを追加することにより、同時

に 2 種類の連続帳票用紙をセットすることができます。セカンドトラクタの取り扱いについては、

「2.12 トラクタユニットの位置を決める」を参照してください。

◆ 拡張出力機構(VSPBEX2)

GS/M 連携時において、ラベル拡大文字、範囲指定バーコード(4 方向への回転が可能、物流標準

/物流拡張は範囲指定バーコードでのみ可能など)の印刷および図形、イメージ印刷機能を使用する

ために必要なオプションです。

PRIMERGY6000 連携時の必須オプションです。

Windows のプリンタドライバでイメージデータ圧縮を指定するときに必要なオプションです。

装置への取り付けは担当保守員にご依頼ください。

警告

感 電 オプション機器を接続する場合には、当社推奨品以外の機器は接

続しないでください。感電・火災または故障の原因となります。

9

1.6 Windows環境で使用するソフトウェア

本装置には、ネットワーク環境で信頼性の高い印刷と高度な機能を実現するため、以下の関連ソフ

トウェアが標準添付されています。Windows ネットワーク環境で本装置を使用する場合に有効なソ

フトウェアです。ぜひともこれらのソフトウェアをインストールして、ネットワークプリンタ機能を

ご利用ください。

(1) PrintWalker/PM

本装置へ印刷出力中に発生したエラー内容を Windows パソコンに表示し、信頼性の高いエラー

リカバリ機能および高度な印刷環境を実現するソフトウェアです。

インストール手順は「2.13 ソフトウェアのインストール」を参照してください。

(2) VSP プリンタドライバ

Windows パソコンから印刷を行う場合に必要なプリンタドライバです。

Windows Server 2003/XP/2000 用があります。

インストール手順は「2.13 ソフトウェアのインストール」を参照してください。

(3) VSP リクエスタ

Windows Server 2003/2000 サーバと本装置間の資源のやり取りを行うソフトウェアです。

Windows Server 2003/2000 サーバにインストールします。

詳しくは、添付の CD-ROM(PrintWalker)内の Kankyomo フォルダにあるテキストファイ

ルをご覧ください。VSP2730 用の VSP リクエスタが使用できます。

(4) PrintWalker/RS

VSP/VS シリーズのプリンタ運用管理をリモートで行うソフトウェアです。

詳しくは、添付の CD-ROM(PrintWalker)内の RemoteSV フォルダにある PrintWalker/RS

導入マニュアル(Manual.htm)および「10.3 PrintWalker/RS のご紹介」をご覧ください。

1.7 Unix環境で使用するソフトウェア

PrintWalker/BPC は、Unix 環境で使用する場合に有効な「ソフトウェア」です。

(1) PrintWalker/BPC(標準添付)

VSP プリンタへの出力中に発生したエラー内容を Solaris に表示し、信頼性の高いエラーリカバ

リ機能および高度な印刷環境を実現したソフトです。

10

第 1 章 概 要

1.8 機能面・運用面における注意事項

(1) 本プリンタは、MS-DOS からの直接印刷には対応していません。

(2) PRIMEPOWER、富士通 S series サーバ接続

本装置は、JEF プリンタであり、PRIMEPOWER、富士通 S series サーバに接続されている既

存プリンタとは互換の無い新しいプリンタであることに注意してください。

本装置は、PRIMEPOWER、富士通 S series サーバが既にサポートしている FM プリンタとは、

解像度/文字サイズ/文字の形/指定可能な文字ピッチや行ピッチの値などが異なります。特に

既設の FM のインパクトプリンタと併設する場合は注意が必要です。

・ANK、漢字のポイント指定はできません。ポイントを指定しても標準サイズ(10 ポイント相

当)で印刷されます。

・ANK の文字ピッチは、10/12/13.3/15cpi が指定できます。これ以外の指定がされた場

合、プリンタ装置の設定値に従って印刷されます。

・漢字の文字ピッチは、5/6/6.7cpi が指定できます。これ以外の指定がされた場合、プリン

タ装置の設定値に従って印刷されます。

・行ピッチは 6/81pi が指定できます。これ以外が指定された場合、プリンタ装置の設定値に

従って印刷されます。

・漢字基準線指定はできません。常に下端に合わせて印刷されます。

・上つき、下つき指定はできません。全角で印刷されます。

・ANK、漢字の縦書き指定はできません。横書きで印刷されます。

・書体指定はできません。明朝体で印刷されます。

・1 回の垂直タブで 1 改行します。

・1 回の水平タブで ANK8 文字分を右ヘシフトします。

(3) PRIMERGY6000 サーバ接続

① PRIMERGY6000 サーバと PC 端末の環境では互換機能をサポートしていますが、K1600

αシリーズ(SX/G)からの印刷はサポートしていません。

SX/G から印刷した場合はライタによって保留されます。

② 線画メディアサービスを使用したプログラムからの印刷はできません。

線画メディアサービスを使用したプログラムを実行した場合は、実行時にエラーになります。

③ リモートパワーオフ機能は、未サポートです。

1) 12LPI を指定した場合に次の制限があります。

・印字速度が遅くなります。

・強調印字(重ね打ち)ができません。

また、ラベル文字のスムージングは行われません。

3) バーコードの基本モジュール幅=1 はサポートしていません。(基本モジュール幅=2

で印刷)

バーコードは 1 行中に 14 項目まで有効です。

高速モードで印刷する場合は、バーコードも間引きされるため、読み取りは保証されま

せん。

4) イメージの拡大、縮小率が 1/8~8 倍のため、印字結果が表示ファイルの組み込みメデ

ィア項目の項目領域からはみ出る、または余白ができる場合があります。

5) 線画データ印刷では、表示ファイルの組み込みメディア項目にてファイル名の指定のみ

可能です。

⑤ PRIMERGY6000 と連携するには、拡張出力機構(VSPBEX2)が必須となります。

11

⑥ 単票印刷において、プリンタ装置の手差し口からの吸入ができるのは、利用者プログラムか

らのインサータ印刷で手差し口を指定した直接印刷の時のみです。

利用者プログラムからのインサータ印刷で手差し口を指定した場合でも、ライタを経由した

スプール印刷ではカットシートフィーダからの吸入となります。

よって単票用紙への印刷を行う場合は、カットシートフィーダオプション(VSP2740BC)

の導入を推奨します。

(4) NMC 代替接続

NMC 代替(Netcompo NMC サーバ、NMC-LAN ゲートウェイ、HOST PRINT など)によ

る接続を行うための設定を本プリンタに行った場合は、その接続形態の専用プリンタとしてのみ

動作します。他の接続を行うためには設定の変更が必要となります。

(5) CJMS 連携時の注意事項

セットアップ項目中の装置設定において、印字桁数設定を変更することにより、行の右端での折

り返し位置が変化します。その結果、PRIMEPOWER、富士通 S series 上の PrintWalker/BPC

とプリンタとの間でページの概念に相違が発生し、リカバリページが乱れるおそれがあるため、

注意が必要となります。

GS/M 上とプリンタの間で、行の折り返し位置の統一をとるようにしてください。

(6) JOB キャンセル時の注意事項

① NMC 代替(HOST PRINT、NMC-LAN ゲートウェイ、Netcompo NMC サーバ)による

接続

GS/M 上で JOB キャンセルを行った場合、プリンタは受信データを印刷後、その位置で止

ージ」スイッチを押すことにより、プリンタ装置内の行管理情報をページの先頭に戻してか

ら用紙位置に設定してください。

1 ページ内に 6/8lpi が混在しているデータを印刷時に JOB キャンセルを行い、その後「改

ページ」スイッチを押すと、用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため、注意が

注意が必要です。

② Windows 2000/Server 2003 上の HOST PRINT(帳票管理サービス)を使用した

PrintWalker/PM による接続(GS/M 連携の印刷)

PRIMEPOWER、富士通 S series サーバ上の CJMS を使用した PrintWalker/BPC による

接続(GS/M 連携の印刷)

1) オンライン状態での JOB キャンセル

PrintWalker/PM および PrintWalker/BPC から JOB キャンセルを行った場合、プリ

ンタは JOB キャンセルを認識した時点で受信データを破棄し、改ページ動作を行った

後に止まります。このため、次のデータを受信しても用紙位置を再設定することなく印

刷を再開することができます。

1 ページ内に 6/8lpi が混在しているデータを印刷時に JOB キャンセルを行った場合、

用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため、注意が必要となります。

2) オフライン状態およびエラー発生状態での JOB キャンセル

PrintWalker/PM および PrintWalker/BPC から JOB キャンセルを行った場合、プリ

ンタは受信データを破棄します。このため、次の印刷を開始する前に用紙位置を再設定

する必要があります。プリンタ内の行管理情報もクリアされています。

1 ページ内に 6/8lpi が混在しているデータを印刷時にオフライン状態にし、「改ペー

ジ」スイッチを押すと、用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため、注意が

必要となります。

12

第 1 章 概 要

③ Windows 上の PrintWalker/PM による接続

PRIMERPOWER、富士通 S series サーバ上の PrintWalker/BPC による接続

(PRIMERPOWER、富士通 S series サーバ上のアプリケーションからの印刷)

PRIMERGY6000 サーバ上の LAN プリンタ制御オプションによる接続

1) オンライン状態での JOB キャンセル

PrintWalker/PM、PrintWalker/BPC および LAN プリンタ制御オプションから JOB

キャンセルを行った場合、プリンタは JOB キャンセルを認識した時点で受信データを

破棄し、改ページ動作を行った後に止まります。このため、次のデータを受信しても用

紙位置を再設定することなく印刷を再開することができます。

2) オフライン状態およびエラー発生状態での JOB キャンセル

PrintWalker/PM、PrintWalker/BPC および LAN プリンタ制御オプションから JOB

キャンセルを行った場合、プリンタは受信データを破棄します。このため、次の印刷を

開始する前に用紙位置を再設定する必要があります。プリンタ内の行管理機能もクリア

されています。

(7) 操作パネルの用紙選択ランプについて

が、連帳/単票によって用紙パスが切り換わるタイミングは異なります。

前連帳 後連帳切り換え時も同様です。

前単票

するために用紙を吸入する時に用紙パスが切り換わります。

電源投入時の用紙選択ランプは、電源切断前に使用していた用紙にて立ち上がります。ただし、

用紙パスの切り換えが終了する前に電源切断すると、その前に使用していた用紙にて立ち上がり

ますので注意してください。

(8) 手差し口からの印刷について

手差し口からの印刷は、下記の接続形態では指定することが出来ませんので、注意が必要です。

1) GS/M 連携接続

・NMC 代替(HOST PRINT、NMC-LAN ゲートウェイ、Netcompo NMC サーバ)によ

る接続

・Windows 2000/Server 2003、サーバ上の HOST PRINT(帳票管理サービス)を使

用した PrintWalker/PM による接続

・PRIMERPOWER、富士通 S series サーバ上の CJMS を使用した PrintWalker/BPC に

よる接続

2) PRIMEPOWER、富士通 S series サーバ連携接続

・Simple、COBOL からの PrintWalker/BPC による接続

(9) GS/M から印刷時の注意事項

GS/M からの印刷時、接続形態により印刷後の「改ページ」スイッチの動作に違いがあるため注

意が必要です。

1) NMC 代替(HOST PRINT の VSP サービス、NMC-LAN ゲートウェイ、Netcompo NMC

サーバなど)による連携

・LU タイプ 1

従って動作します。

・LU タイプ 3

「改ページ」スイッチはプリンタ装置の設定値に従って動作します。

13

2) HOST PRINT の帳票管理サービス、PRIMERPOWER、富士通 S series の CJMS を使用

した連携

「改ページ」スイッチはプリンタ装置の設定値に従って動作します。

(10)プリンタに標準装備していない文字を使用する場合

プリンタに標準装備していない文字を帳票で使用した場合は、印刷処理中にプリンタ側から文字

フォント要求を通知し、上位装置から文字フォントのダウンロードが行われます。このため、性

能が低下しますので運用に先立ち十分な確認が必要です。

[GS/M 連携、PRIMEPOWER 連携、富士通 S series 連携]

・プリンタ内に標準装備している文字

JEF 非漢字、JEF 第一水準/第二水準、書式文字

・上位装置からダウンロードを行う文字

JEF 拡張非漢字/拡張漢字

ユーザ定義文字

[PRIMERGY6000 連携]

・プリンタ内に標準装備している文字

JEF 非漢字(明朝体)、JEF 第一水準/第二水準(明朝体)、書式文字

・上位装置からダウンロードを行う文字

JEF 拡張非漢字/拡張漢字(明朝体)

JEF 拡張非漢字/拡張漢字(ゴシック体)

ユーザ定義文字

(11)LAN-WAN-LAN 環境で使用する場合

VSP はサーバとの接続を維持するため、VSP~サーバ間で定期パケットを送受信することによ

ってポーリング処理やリトライ処理を行っています。

これらの定期パケットは VSP とサーバとの接続形態にもよりますが、約 30 秒間隔で送信され

るものや、約 2~3 分間隔で送信されるもの等いくつか存在します。

そのため VSP~サーバ間は常時接続状態が維持されることになるため、回線接続維持に課金がさ

れる WAN 等が、VSP~サーバ間のネットワーク環境に存在する場合は接続費用が発生します。

上記の課金を防止するためには、VSP~対象サーバ間は必ず課金のかからないネットワーク環境

(同一セグメント、専用線等)としてください。

なお、上記の定期パケットは 100~200 バイト程度であり、LAN トラフィックに大きな影響を

及ぼすことはありません。

(12)保護機能

1) 印字デューティが高い場合、3 分割印字により、印字ヘッドおよび電源を保護します。

2) 印字ヘッドの温度が規定値以上になると、3 分割印字により温度上昇を防止します。

3) メカエラー(モータ過電流、印字ヘッドファイヤなど)の発生後、その制御回路を停止して

もエラーが継続する場合、メカへの電源供給を停止することにより、メカを保護します。

(13)印字制限条件

1) 連続改行は、1 分間以上行わないでください。

2) 5 桁(パイカピッチ)以下の連続印字またはスペース動作は、5 分間以上行わないでくださ

い。

3) 50%デューティ以上のパターンの連続印字は、1 分以上行わないでください。

(14)印字速度(高速モード)

高速モードは、印刷すべきドットを単純に間引いて、高速性を実現しています。

従って通常モードと比較して、印字品質が粗くなりますので注意願います。

14

第 1 章 概 要

特に複写伝票に印刷する場合は、印刷濃度が低下しますので注意願います。

図形/イメージ印刷時は使用しないでください。

OCR、バーコード等の読み取りは出来ません。

(15)印刷可能領域について

1) 印刷可能領域外への印刷における印刷品質は保証でません。

2) 印刷可能領域外へ印刷を行うと、印字ヘッドの損傷等プリンタ装置の故障の原因となる恐れ

があります。

3) 下端近くに印刷を行いますと、プリンタ装置が用紙切れを検出し、印刷が失敗することがあ

りますので、印刷可能領域内に印刷してください。余白を設定できないアプリケーションの

場合は、以下の操作を行ってください。

OS が Windows 2000/XP/Server 2003 の場合:

『プリンタ』フォルダのメニューから『ファイル』メニューの『サーバーのプロパティ』

にて余白を考慮した用紙を作成し、ご使用ください。

(16)印字ヘッド動作方向設定について

印字ヘッド動作方向の初期値は、両方向印字になっています。

このため、バーコード、図形、イメージなどを印刷する場合、正逆印字ずれが発生することがあ

ります。

これらの印刷を行う場合は、セットアップの印字ヘッド動作方向設定で片方向印字に設定するこ

とを推奨します。

(17)単票テーブル(手差し口)上の用紙取り扱いについて

1) 手差し口から印刷を行う場合は、LCD に“テサシ ニ ヨウシ ヲ セット”と表示されて

から単票テーブルに用紙をセットしてください。

2) 単票テーブルに排出された用紙は、すみやかに取り除いてください。

放置された場合、装置内に吸入されてしまうことがあります。

3) 単票テーブル上には手差し口から印刷を行う場合以外、用紙を置かないでください。

(18)連帳用紙セット時の注意

オンライン状態で連帳用紙をプリンタから引き抜いてしまった後に再セットする場合、トラクタ

吸入してください。トラクタに用紙をセットしただけの状態で印刷を行うと、用紙が正しく吸入

されません。

/連帳退避」スイッチを押して印刷開始位置まで吸入する必要があります。

(19)プリンタドライバからの単票/連帳自動切替えについて

プリンタドライバの設定により、印刷起動時にプリンタの給紙口を単票/連帳間で切替えること

が可能になります。

1) 連帳から単票または他の連帳に切替える場合

現在選択されている連帳を用紙トラクタ位置まで退避させてから、給紙口の切替えを行いま

す。22 インチ連帳を退避させても用紙送りトラクタ位置まで戻らない場合は、用紙づまり

となります。

注 1)印刷済の用紙を切り取ってから、給紙口の切替えを行ってください。印刷済の用紙を

切り取っておかないと、退避時に用紙づまりとなります。用紙づまりとなった時は、

印刷済の用紙を切り取った後、現在の給紙口のままオンライン状態にするか、使用す

る給紙口に「用紙選択」スイッチを押して切替えてからオンライン状態にする必要が

あります。

注 2)22 インチ以内の印刷を行った後、印刷済の用紙を切り取らずに給紙口の切替えを行

15

っても正常に切替えが行われます。そのまま、元の給紙口に切替えて印刷を行うと、

前回に印刷した用紙に再度印刷されますので注意してください。

[単票/連帳自動切替えの使用例]

① 連帳へ印刷する。

② 「スタート/ストップ」スイッチを押してオフライン状態にする。

③ 「用紙カット」スイッチを押して横ミシン目を用紙カット位置に移動させる。

④ 用紙を切り取る。

⑤ 「用紙カット」スイッチを押して用紙を印刷開始位置に戻す。

⑥ 「スタート/ストップ」スイッチを押してオンライン状態にする。

⑦ 給紙口を切替える印刷データを起動する。

⑧ 連帳を用紙送りトラクタ位置に退避し、給紙口の切替えを行ってから印刷を開始する。

2) 単票から連続帳票に切替える場合

給紙口の切替えを行い、連帳を印刷開始位置まで吸入します。給紙口の切替え時に用紙パス

内に単票が残っていた場合は、連帳に切替わった時に用紙パス内の用紙は排出されます。

(20)単票から他の単票給紙口への切替えについて

用紙パス内に単票が残った状態で他の単票給紙口に切替えを行った場合、用紙パス内の用紙は排

出されません。また、他の単票給紙口に切替えてもその給紙口からの吸入は行われず、用紙パス

内の用紙に印刷されます。

印刷中に「スタート/ストップ」スイッチを押して印刷を停止させ、JOB のキャンセルを行った

時は、用紙パス内にある用紙を「改ページ」スイッチ押下により排出してからオンライン状態に

するよう注意してください。

(21)PrintWalker/PM の印刷ページ操作について

印刷中に「スタート/ストップ」スイッチを押して印刷を停止させ、PrintWalker/PM の「操作」

ボタンを押してから印刷ページを操作した場合、プリンタは受信済のデータを破棄します。この

ため、次の印刷を開始する前に以下の手順で用紙位置を再設定する必要があります。プリンタ内

の行管理情報もクリアされます。

[用紙位置の再設定手順]

16

第 2 章 準 備

2.1 製品の確認

お使いになる前に、以下の製品が揃っていることを確認してください。

なお、プリンタが入っていた箱は、プリンタの保管・輸送の際に必要になりますので捨てないでく

ださい。

プリンタ本体 電源コード つまみねじ

リアスタッカ リボンカセット(黒、1 個) ギヤカバー

CD-ROM 取扱説明書 保証書

お願い

・ 本プリンタに LAN ケーブルは含まれていませんので、別途用意してください。

なお、LAN ケーブルの購入方法、その他不明な点については、担当営業まで

お問い合わせください。

・ 保証書は大切に保管してください。

17

2.2 使用上のお願い

このプリンタを使用する際には、以下の点に十分留意されるようお願いします。不明な点について

は、担当営業および保守員にご相談ください。

2.2.1 設置について

・長時間直射日光の当たる場所や、エアコンの前など極端に温度や湿度が変わる場所には設置しない

でください。

温度と湿度が、以下の範囲内の場所に設置してください。

・周囲温度:5℃~35℃

・周囲湿度:20%~80%(結露しないこと)

・水平で安定した平面に設置してください。

・通風口をふさがないでください。

・振動のある場所には設置しないでください。

・落としたり、ぶつけたりして衝撃を与えないでください。

・ほこり、腐食性ガス、潮風にさらされる場所は避けてください。

・磁石はもちろん、テレビやスピーカなど磁気の強いものの近くに設置しないでください。

・プリンタを設置するときに必要なスペースは下図のとおりです。

2.2.2 電源について

次の電圧、周波数の範囲の電源を使用してください。

・電源電圧 :AC100V±10%

・電源周波数:50/60Hz +2%、-4%

十分なスペースがないと正しい設置や操作ができません。図を参考にしてゆとりのある設置場所を

確保してください。

18

第 2 章 準 備

2.2.3 使用方法について

注意

注意

注意

・プリンタの上に物を置かないでください。

・ 長時間プリンタを使用しないときは、電源コードのプラグを電

源コンセントから抜いてください。

・ 万が一、近くで雷が起きたときは、電源コードのプラグを電源

コンセントから抜いてください。

入れたままにしておきますと、機器を破壊し、お客様の財産に

損害をおよぼす可能性があります。

・ 用紙およびリボンカセットをセットしていない状態で、印字し

ないでください。

印字ヘッドやプラテンが傷みます。

・ プリンタが動作しているときは、トップカバーを開けないでく

ださい。

カバーオープンを検知して動作は停止しますが、正しい印字結

果が得られなくなることがあります。

印字ヘッドは高温になります。温度が下がるまで触らないでくだ

さい。

火傷、けがのおそれがあります。

・ ケーブルコネクタ、印字ヘッドの金属部には触らないでくださ

い。

・ 印字ヘッドが動いているときは、印字ヘッドに触れたり、電源

を切ったりしないでください。

2.2.4 用紙について

次のような用紙を使用しないでください。次のような用紙を使用すると、用紙送りが不安定になり、

用紙づまり、用紙折れ、および印字ずれの原因となります。最悪の場合には、印字ヘッドのピンが折

れる可能性もあります。

・極端に薄い紙または厚い紙(用紙規格を満たさないもの)

・小さすぎる紙または大きすぎる紙(用紙規格を満たさないもの)

・切り抜き部分や窓のある紙

・ピン、クリップ、ホッチキスの針など金属の付いている紙

・のり付け面が露出している紙、波打っている紙、はがれている紙

・浮き彫りのある紙

・連続帳票用紙の横ミシン目以外で折りたたんだ紙

・複写紙において、オリジナルと複写紙で大きさの異なる紙、または部分的に複写枚数が異なる紙

・端または角が破れていたり、折れている紙

・束のりとじの複写用紙

19

2.3 輸送用固定材の取り外し

輸送中の振動などから印字ヘッドを保護するため、輸送用固定材が取り付けられています。プリン

タを使用する前に、必ず取り外してください。

お願い

取り外した輸送用固定材は、箱と一緒に保管しておき、再びプリンタを輸送する

場合や保管する場合に使用してください。

1 カバー部品を固定しているテーピングを外す

2 つまみを持ち上げながらトップカバーを開けて、印字ヘッドを固定している輸送用固定材を抜き

取る

20

第 2 章 準 備

2.4 単票テーブルのセット

セット完了状態は下図のように、単票テーブルの先端がプリンタのガイドピンに挿入され単票テー

ブルのガイドピンがカバーの溝に入っていることを確認してください。

お願い

単票テーブルの操作の途中で、無理な力をかけないでください。破損の原因とな

ります。また、途中の状態で放置しないようにしてください。単票テーブルをセ

ットしている途中の状態で使用すると、用紙づまりの原因となります。

21

22

2.5 単票テーブルの取り扱いについて

カットシートフィーダをプリンタ前部に取り付けるときに、一旦開閉する必要があります。

◆ 通常時

通常は下図のような状態です。

◆ 単票テーブルを開く時

「単票」ランプと「前給紙」ランプが点灯している状態で単票テーブルを持ち上げると、用紙吸入

ローラが動作することがあります。これはプリンタ内のセンサが太陽光などを検出したためです。

注) 電源が入った状態で単票テーブルを開く時は、給紙口を「前単票」以外にしてから以下の操作を

行ってください。

1 単票テーブルを開く

2 単票テーブルを閉じる

第 2 章 準 備

23

2.6 リアスタッカの取り付け

下図の様にプリンタ背面のスタッカガイドの内側の穴にリアスタッカ両側の突起をはめます。

24

第 2 章 準 備

2.7 LANケーブルの接続

警告

感 電 LAN ケーブルを抜き差しするときは、必ず本プリンタの電源を

切り、電源プラグをコンセントから抜いたあとに行なってくだ

さい。感電の原因となります。

LAN ケーブルの接続は、次の手順で行います。

1 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

2 LAN ケーブルをプリンタに接続する

LAN ケーブルの一方を、プリンタ右側面の LAN ケーブル接続コネクタに差し込みます。

25

2.8 電源コードの接続

警告

感 電 添付の電源コード以外は使用しないでください。コンセントは

平行 2 ピンアース極付きのタイプを使用してください。

電源コードの接続は、次の手順で行います。

1 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

2 プリンタに電源コードを差し込む

プリンタ背面の電源コネクタに電源コードを接続します。

3 電源プラグをコンセントに差し込む

電源コンセントに接続します。

お願い

電源プラグは、根元まで確実に差し込んでください。

26

第 2 章 準 備

2.9 リボンカセットを取り付ける

リボンカセットの取り付けは、次の手順で行います。

1 リボンのたるみを取る

リボンカセットのローラ離反ツメのロックを外し(矢印①)、ローラを

”Free”側にします。リボン

巻取りノブを時計方向に回して(矢印②)、リボンのたるみを取ります。

お願い

リボン巻取りノブは、反時計方向に回さないでください。

2 印字ヘッドをリボン交換位置に移動させる

印字ヘッドの輸送用固定材が取り外されていることを確認した後、トップカバーを閉じた状態で

電源を投入します。オフライン状態にすると印字ヘッドが移動し、リボン交換位置に停止するこ

とを確認します。

ガイド

・トップカバーが開いていると印字ヘッドは動作しません。トップカバーを閉めて電源を

投入してください。

ッチを押してください。

3 つまみを持ち上げながらトップカバーを開ける

4 印字ヘッドがリボン交換位置(プリンタ本体に刻印があります)にあることを確認する

警告

使用中や使用直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下

がるまで触らないでください。

27

5 リボンカセットを取り付ける

印字ヘッドとカードガイドの間にリボンを通し、リボンカセットをゆっくり押し込みます。

28

6 リボンのたるみを取る

リボン巻取りノブを時計方向に回して、リボンのたるみを取ります。

7 トップカバーを閉める

第 2 章 準 備

2.10 カットシートフィーダを取り付ける

カットシートフィーダは、プリンタの前部または後部に取り付けて使用します。前後両方に取り付

けることもできます。本プリンタでは、カットシートフィーダ(VSP2740BC)を使用できます。

感 電

警告

カットシートフィーダを取り付けたり、取り外したりするとき

は、必ず本プリンタの電源スイッチを切り、電源プラグをコン

セントから抜いたあとに行なってください。感電の原因となり

ます。

ガイド

・プリンタの前側にカットシートフィーダを取り付けた場合は、トラクタユニットは取り

付けられません。取り外したトラクタユニットはプリンタの後方に取り付けられます。

2.10.1 プリンタ前部に取り付ける

1 プリンタの電源を切る

プリンタの電源が「○」側に倒れていることを確認します。

2 トラクタユニットを取り外す

単票テーブルを開いて、トラクタユニットの左右にあるロックレバーを押しながら、トラクタユ

ニットを取り外します。ギヤカバー1 が取り付いている場合は、つまみねじを外してから取り外

します。

ロックレバー

単票テーブル

シャフト

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

29

3 カットシートフィーダを取り付ける

カットシートフィーダの両側にある U 溝を、プリンタの奥の取り付けピン 1 に差し込み、ゆっ

くりと下ろします。

30

取り付けピン 2 にカットシートフィーダのフレームが正しく乗っていることを確認してください。

4 単票テーブルを元に戻す

確実に単票テーブルを戻してください。(「2.4 単票テーブルのセット」参照)

単票テーブルのセットが正しくないと、用紙づまりの原因となります。

第 2 章 準 備

5 ケーブルを接続する

カットシートフィーダのケーブルを、プリンタ前面の右側にあるコネクタに接続します。コネク

タの矢印を上にして挿入します。

6 使用する用紙サイズに合わせ、エクステンションおよびエクステンションワイヤを①、②の順に

展開する

31

2.10.2 プリンタ後部に取り付ける

プリンタ後部は、カットシートフィーダとトラクタユニットの同時搭載が可能です。

カットシートフィーダの取り付けは、プリンタの電源を切ってから行います。

1 プリンタの電源を切る

プリンタの電源が「○」側に倒れていることを確認します。

2 ギヤカバー3 をつまみねじを外してから取り外す

3 カットシートフィーダを取り付ける

リアスタッカを開きます。カットシートフィーダの両側を持ち、カットシートフィーダの両側に

矢印 B の方向に回転させるように下ろします。

32

第 2 章 準 備

取り付けピン 2 にカットシートフィーダのフレームが正しく乗っていることを確認してください。

4 リアスタッカを閉じる

5 ケーブルを接続する

カットシートフィーダのケーブルを、プリンタ後面に向かって右側にあるコネクタに接続します。

コネクタの矢印を上にして挿入します。

33

6 使用する用紙サイズに合わせ、エクステンションおよびエクステンションワイヤを①、②の順に

矢印の方向に展開する

34

第 2 章 準 備

2.11 カットシートフィーダを取り外す

カットシートフィーダを取り外すときは、ケーブルを抜いてから取り外してください。

取り外した後に、必ずギヤカバーを取り付けてください。

感 電

警告

カットシートフィーダを取り付けたり、取り外したりするとき

は、必ず本プリンタの電源スイッチを切り、電源プラグをコン

セントから抜いたあとに行なってください。感電の原因となり

ます。

プリンタ前部に取り付けた場合

注)トラクタユニットを取り付けない場合は、必ずギヤカバー1 を取り付けてください。

プリンタ後部に取り付けた場合

注)必ずギヤカバー3 を取り付けてください。

35

2.12 トラクタユニットの位置を決める

ガイド

本プリンタは前後共通の着脱式トラクタを使用しているため、設置条件、業務形態に応じ

てトラクタの前後の位置を選択して使用できます。工場出荷時は前側に搭載されています

が、必要に応じて後ろに付け替えてご使用ください。なお、オプションのセカンドトラク

タ(VSP2740BT)を追加すれば、前後にトラクタを取り付けて使用することができま

す。

◆ トラクタを前に搭載したときの特長

トラクタ

手前側より連続用紙を交換することができ、頻繁に用紙を交換する業務に適しています。

◆ トラクタを後に搭載したときの特長

36

トラクタ

手前側で用紙のカットが行いやすく、頻繁に用紙をカットするような業務に適しています。用紙の

カット方法は「4.4 連続帳票用紙をカット位置に送る」を参照してください。

第 2 章 準 備

2.12.1 トラクタユニットの着脱について

◆ 前側のトラクタユニットの場合

【取り外しかた】

1 単票テーブルを開く(「2.5 単票テーブルの取り扱いについて」参照)

2 トラクタユニットの左右にあるトラクタフレーム部のロックレバーを押しながら、トラクタユ

ニットを上方に持ち上げて外す

ロックレバー

単票テーブル

シャフト

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

3 添付品のギヤカバー1 をつまみねじで取り付ける

37

【取り付けかた】

1 ギヤカバー1 が取り付けてある場合は、つまみねじを外してから取り外す

2 トラクタユニット左右の U 溝をプリンタの取り付けピン 1 に合わせる(トラクタユニットの

3 トラクタユニット手前側のシャフトをカチッと音がするまで押し下げてロックする

取り付けピン 1

ロックレバー

U溝

シャフト

取り付けピン 1

U溝

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

4 下図のように取り付けピン 2 にトラクタユニットの左右のロックツメがしっかりかかっている

ことを確認する

取り付けピン1

取り付けピン2 ロックツメ

38

第 2 章 準 備

◆ 後側のトラクタユニットの場合

【取り外しかた】

1 トラクタユニットの左右にあるトラクタフレーム部のロックレバーを押しながら、トラクタユ

ニットを上方に持ち上げて外す

ロックレバー

ロックレバー

トラクタユニット

2 トラクタユニットを取り付けるときに外したギヤカバー2 をつまみねじで取り付ける

39

【取り付けかた】

1 ギヤカバー2 が取り付けてある場合は、つまみねじを外してから取り外す

2 トラクタユニット左右の U 溝をプリンタの取り付けピン 1 に合わせる(トラクタユニットの

3 トラクタユニット手前側のシャフトをカチッと音がするまで押し下げてロックする

ロックレバー

取り付けピン 1

U溝

シャフト

取り付けピン 1

U溝

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

4 下図のように取り付けピン 2 にトラクタユニットの左右のロックツメがしっかりかかっている

ことを確認する

取り付けピン1

取り付けピン2 ロックツメ

40

第 2 章 準 備

2.13 電源の投入と切断

プリンタの電源の入れかたと切りかたについて説明します。

2.13.1 電源を入れる

お願い

購入後初めてプリンタに電源を入れるときは、次の点を確認してください。

- 輸送用固定材(印字ヘッド部保護用固定材)が取り外してあること

- 電源コンセントの電源電圧が 100V、周波数が 50 または 60Hz であるこ

プリンタの前面にある電源スイッチを(|)側に倒します。

「電源」ランプが点灯します。

41

2.13.2 電源を切る

お願い

・電源の切断は、必ず電源スイッチで行ってください。電源コンセントを抜いて

電源を切ると、プリンタ内の回路を傷めたり、印字データを壊したりする場合

があります。

・印字ヘッドが動いているときは、電源を切らないでください。

・電源を切った後、再び電源を入れる場合は、4 秒以上待ってください。間隔を

開けずに電源を入れると、故障の原因になります。

「電源」ランプが点灯しているときは、電源スイッチを(○)側に倒します。

「電源」ランプが消灯します。

42

第 2 章 準 備

2.14 ソフトウェアのインストール

ソフトウェアのインストールはご使用の OS 環境によって異なります。ご使用の OS に合わせたイ

ンストール手順をご覧になり、正しく行ってください。

注) Windows のアップグレードは、インストールされている PrintWalker/PM をアンインストー

ルしてから行ってください。

すでに旧版(CD-ROM 版数:E05V03 以前)の VSP/VS プリントモニタ(PrintWalker/PM

の旧名称)がインストールされている場合、アンインストールしてから PrintWalker/PM をイ

ンストールしてください。

インストール時は[Spooler]サービスが起動されている必要があります。

● Windows2000/XP/Server2003 へのインストール手順

Step1. PrintWalker/PM のインストール

1 Windows を起動し、管理者グループのユーザーとしてログオンして装置添付の CD-ROM

(PrintWalker)を CD-ROM ドライブにセットします。

2 Autorun が 有 効 の 場 合 、“ PrintWalker Install Selector ” の 画 面 が 表 示 さ れ ま す の で 、

[PrintWalker/PM-Windows2000/XP/Server2003 版のインストール]を選択してから[イ

します。

Autorun が無効の場合、3 項の手順を行ってください。

3 アプリケーションの追加を手動で行います。

(1) タスクバーから[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]を選択し[コントロールパ

(2) [プログラムの追加]→[CD またはフロッピー]ボタンをクリックします。

へ]ボタンをクリックします。

D:\PRINTMON\W2SERVER\SETUP.EXE (D は CD-ROM ドライブ名)

4 インストールを開始します。

(1) インストール初期画面“PrintWalker/PM Install”が表示されますので、[次へ]ボタンをク

リックします。

ストール”を選択してから[次へ]ボタンをクリックします。

インストール先を変更したい場合は[ディレクトリ]ボタンをクリックしてからディレクトリ

名を入力します。

注) インストール先変更にあたって、下記条件があります。

・ディレクトリ名は 8 文字以内の英数字で指定してください。

・指定するドライブ内に存在しないディレクトリ名を入力してください。

・ディレクトリはドライブ直下に作成してください。

43

(3) “カスタムインストール”を選択した場合はインストールするコンポーネントの選択画面が表

示されますので、Web メッセージ管理を使用したい時はチェックしてから[次へ]ボタンをク

リックします。

注) Web メッセージ管理とは、Web ブラウザ上でプリンタに発生したエラーなどを表示する

機能です。

詳細は、CD-ROM 内の\PRINTMON フォルダにあるテキストファイル

(Rdwebmsg.txt)をご覧ください。

(5) コピー経過表示画面が表示されます。

リックします。

(6) インストール終了後、コンピュータを再起動してください。

以上で、PrintWalker/PM のインストールは終了です。

引き続き、VSP プリンタドライバをインストールしてください。

Step2. VSP プリンタドライバのインストール

1 プリンタが LAN に接続されていることを確認して、プリンタの電源を入れます。

2 プリンタの追加を行います。

(1) タスクバーから[スタート]→[設定]→[プリンタ]を選択して[プリンタ]フォルダ

のアイコンをダブルクリックします。

(2) “プリンタの追加ウィザードの開始”画面が表示されますので[次へ]ボタンをクリックしま

す。

3 手動設定を行います。

の IP アドレス)を入力します。

[OK]ボタンをクリックします。

ックします。

Windwos2000 は D:\PRINTDRV\VSP27XX\WIN2000

(D は CD-ROM ドライブ名)

WindowsXP は D:\PRINTDRV\VSP27XX\WINXP

WindowsServer2003 は D:\PRINTDRV\VSP27XX\WIN2003

リックします。

をクリックします。

44

第 2 章 準 備

ックします。プリンタドライバがコピーされます。

このとき、Windows2000 の場合は「デジタル署名が見つかりませんでした」、Windows

XP/Server2003 の場合は「互換性を検証する Windows ロゴテストに合格していません」

行してください。

(10)コピーが終了しますとプリンタの追加ウィザードが完了します。

4 プリンタのプロパティを変更します。

ーの[プロパティ]をクリックします。

(3) [OK]ボタンをクリックして“プロパティ”画面を閉じます。

以上で、VSP プリンタドライバのインストールは完了です。

注) VSP プ リ ン タ ド ラ イ バ の 詳 細 は 、 CD-ROM 内 の \PRINTDRV\VSP27XX\WIN2000

(WINXP, WIN2003)フォルダにあるテキストファイルをご覧ください。

45

46

第 3 章 機能と設定

3.1 操作パネルの配置と機能

で構成されています。

液晶ディスプレイには、装置の状態やエラーが発生したときのメッセージが表示されます。

3.1.1 操作パネルの配置

本装置の操作パネルの配置を図 3.1 に示します。

図 3.1 操作パネルの配置

3.1.2 操作パネルの機能

操作パネルの機能について、以下に説明します。

(1) スタート/ストップ(スイッチとランプ)

● 本スイッチは常に有効であり、押下するたびにオフライン→オンライン→オフライン→・・・

ンプが点滅している場合は、チェック要因のリセットを行います。

● 印刷動作中に本スイッチを押下すると、現在印刷中の行または次行の内容を完全に印刷後、

停止します。停止した後に、オフライン状態になります。サポートサーバ設定が PrintWalker

の時、印字データを装置内に保持している場合は、LCD に印字データが残存している旨の表

● 「スタート」ランプが消灯する要因は、以下の通りです。

・チェック要因発生

・停止タイムアウト(サポートサーバ設定が PrintWalker 時を除く)

・セットアップの起動

イミングで吸入動作を行います。

紙の吸入動作を行います。

47

48

● プリンタまたは印字ヘッドが寿命になると、電源投入後最初のオンライン状態で、「スター

(2) 高速(スイッチとランプ)

● 本スイッチを押下するたびに印字速度が、高速→通常→高速→・・・に切り替わります。高

速モード時は「高速」ランプが点灯します。

● 高速モードでは、ドットの連続印刷をしないことにより、印字スピードを速くします。

● 本スイッチは、オンライン/オフライン状態で有効です。

(3) 高複写(スイッチとランプ)

● 本スイッチを押下するたびに複写濃度が、高複写→通常→高複写→・・・に切り替わります。

高複写モード時は「高複写」ランプが点灯します。

● 高複写モードでは、印字ヘッドのインパクト力を上げることにより、複写用紙での複写濃度

をアップします。本モードでは、通常モードに比べ、印字速度が遅くなります。

● 本スイッチは、オンライン/オフライン状態で有効です。

(4) 用紙選択(スイッチとランプ)

● 前連帳→後連帳→前単票(手差し、前カットシートフィーダ)→後単票(後カットシートフ

ィーダ)の順で用紙(給紙口)を選択します。選択されている用紙(給紙口)は、下記のラ

用紙選択

(給紙口)

『前連帳』

ランプ状態 ○単 票

●連 帳

●前給紙

『後連帳』

○単 票

●連 帳

○前給紙

『前単票』

●単 票

○連 帳

●前給紙

『後単票』

●単 票

○連 帳

○前給紙

● 『後単票』は後カットシートフィーダ搭載時のみ選択可能となります。

● 『前連帳』は前カットシートフィーダ搭載時には選択できません。

● 「用紙選択」スイッチを押下すると、現在の選択用紙を除去(連帳は退避、単票は排出)し、

続けて「スタート/ストップ」スイッチを押下することにより、選択された用紙を吸入しま

す。なお、連帳が 22 インチ退避動作を行ってもプリンタ内に残った場合、LCD に

“ER10-01:ヨウシツ゛マリ”と表示されます。

● 単票はホスト側の指示で自動給紙ありを選択している場合に、カットシートフィーダから印

字・改行オーダを受信してから吸入します。自動給紙なしの場合は、吸入指示を受信してか

ら吸入します。

● 手差し口からの吸入は、ホスト側からの指示に依存し、操作パネルからは選択できません。

● 本スイッチは、オフライン状態で印字データを保持していない場合のみ有効です。

(5) 用紙カット/ブザーOFF(スイッチ)

● 用紙カット動作は連帳選択時で、オフライン状態のみ有効です。

● 用紙カット動作は、連帳用紙をカット位置まで送ります。再度押下で元の位置に戻します。

● 本スイッチは、鳴動中のブザーを停止するときに押下します。

(6) 用紙セット/連帳退避(スイッチ)

● 連帳選択時で、ヘッド位置に用紙がある場合に用紙後退動作を行い、用紙がない場合は用紙

セット動作を行います。

● 本スイッチは、オフライン状態で印字データを保持していない場合のみ有効です。

● 本スイッチは、単票選択時は動作しません。

● 連帳が 22 インチ退避動作を行ってもプリンタ内に残った場合、LCD に“ER10-01:ヨウ

シツ゛マリ”と表示されます。

(7) 微調送り△/▽、選択▲/▼(スイッチ)

● 用紙セット時に、用紙の先頭を合わせるときに使用します。

● 本機能による用紙の移動は、用紙のページ長管理に影響を与えません。

● 本スイッチは以下の場合に有効です。

・オフライン状態

・用紙なし状態

・停止状態(サポートサーバ設定が PrintWalker 時を除く)

第 3 章 機能と設定

連帳選択時はこれらの逆の動作を行います。

● 機能モード時は、設定値の変更を「選択▲/▼」スイッチにより行います。

(8) 改ページ/決定・次項(スイッチ)

● 連帳選択時に、用紙あり時は 1 回の操作で、印刷位置を次ページの第 1 行、左マージン位置

● 単票選択時は、現在の単票を排出します。

● サポートサーバが PrintWalker で未印刷データが装置内にある場合は、未印刷データは消去

されます。

● 機能モード時は、項目の選択、設定値の決定を行います。

(9) 手前排出(スイッチとランプ)

● 単票(手差し口/カットシートフィーダ)の排出方向を手前に設定します。手前排出設定時

● 本スイッチは、単票選択時のみ有効です。

● オフライン状態で、印字データを保持していない場合のみ有効です。

(10) 機能(停止)(スイッチとランプ)

<サポートサーバ設定が 6680-NMC、HOST PRINT の場合>

ペーパアジャスト画面に遷移します。この状態が 10 分間以上継続すると、オフライン状態

となり、テイシタイムアウト画面に遷移します。

次項」 “テストインジ”での「スタート/ストップ」スイッチ以外

は無効となります。

連帳/単票の各モード毎に独自に設定可能です。

印字データを保持していないときのみ有効です。

電源投入時は、セットアップ値が設定されます。

<サポートサーバ設定が PrintWalker の場合>

● オンライン状態では無効です。

次項」 “テストインジ”での「スタート/ストップ」スイッチ以外

は無効となります。

連帳/単票の各モード毎に独自に設定可能です。

印字データを保持していないときのみ有効です。

電源投入時は、セットアップ値が設定されます。

(11) 電源ランプ(ランプ)

● 電源投入状態で点灯します。

(12) チェック(ランプ)

● 本装置に何らかの操作・介入が必要なときに点滅します。

49

3.2 セットアップ

本装置は、導入する LAN 環境やシステム接続形態に応じたセットアップが可能です。セットアッ

プの手順と、セットアップの構成およびセットアップの設定内容を説明します。

3.2.1 セットアップの手順

セットアップは操作パネルを使ってプリンタの各種設定を行います。

セットアップの操作手順と LCD の表示内容を以下に示します。

50

第 3 章 機能と設定

前ページより

セットアップツウシン  1/6

セットアップシーケンス

(次頁参照)

セットアップカキコミ

セットアップメニューは、以下の6項目からなります.

「選択▲/▼」スイッチで選択し、「決定・次項」スイッチ

で決定します.戻る場合は「用紙カット/ブザーOFF」

スイッチを押します.

1 ツウシン

2 ソウチ

3 ヨウシ

4 ジュミョウ

5 インサツ

6 ペーパーアジャスト

各項目選択後の遷移は、「3.2.2セットアップの構成」

を参照してください.セットアップが必要な項目は、1

ツウシン,2 ソウチ,3 ヨウシ,4 ジュミョウです.これからの

設定値については「3.2.3セットアップの設定内容」を参照して

ください.

1 ツウシン,2 ソウチ,3 ヨウシ,4 ジュミョウの設定が

完了したら,設定した内容を有効にするため,セットアップ

メニューの「ツウシン」を選択し,「用紙カット/ブザーOFF」

スイッチを押します.

シテイチ カキコミ  1/2

「決定・次項」スイッチを押し,次に「スタート/ストップ」

スイッチを押すと,設定がプリンタに保存されます.

ローディング      1/2

設定の保存が正常終了するとローディング選択画面に移り

ます.「決定・次項」スイッチを押すと,電源投入後の

画面に移ります.

電源投入後の画面

51

3.2.2 セットアップの構成

以下にセットアップメニューのツリー構成を示します。

セットアップ

通信設定

書き込み処理

サポートサーバ

PrintWalker

指定値書き込み

デフォルト書き込み

MACアドレス

IPアドレス設定

セットアップメニューから

抜ける時に実行する

グローバルアドレス表示

ネットマスク設定

ゲートウェイ1∼4設定

デフォルトルータ設定

宛先アドレス設定

ゲートウェイアドレス設定

6680-NMC アドレス選択

相手先アドレス設定

タイムアウト値設定

再送数設定

HOST PRINT A

LANインターフェース

装置名設定

装置設定

サーバIPアドレス設定

EBCDIC FF有効位置

印刷動作

印刷モード

右端+NL

左端+CR

未定義文字

次ページへ

グローバルアドレス表示

ローカルアドレス設定

ANコード

印刷桁数設定

用紙終了時

印字ヘッド動作

データカットモード

・サポートサーバ設定がPrintWalker時は   のみ有効です.

・未定義文字:サポートサーバ設定がHOST PRINT時は無効となります.(常時空白設定)

・ANコード,印字桁数設定:サポートサーバ設定がPrintWalker時は,GS/M連携時のみ

 設定値が有効です.

52

第 3 章 機能と設定

前ページより

3

用紙設定 前連帳

後連帳

前単票

左マージン 改行ピッチ

後単票

ページ長

ロード位置

改行間隔

用紙厚調整

漢字ピッチ

手前排出

ANピッチ 単票セットフリー

・連帳,単票各々について設定が可能です.

・    :Windowsクライアントからの印刷時は無効となります.

・手前排出:前/後単票選択時のみ有効です.

・単票セットフリー:前単票選択時のみ有効です.

4

消耗品設定

5

セットアップ印刷

6

用紙微調送り↑↓

リボンライフ

リボンカウント

53

3.2.3 セットアップの設定内容

セットアップメニューの設定内容を表 3.1 に示します。

項目の選択と設定の変更は「選択▲/▼」スイッチ押下で、桁の移動は「用紙セット/連帳退避」

スイッチ押下で、決定は「決定・次項」スイッチ押下で行います。また、戻る場合は「用紙カット/

ブザーOFF」スイッチを押します。

して選択した給紙口に用紙をセットしてから「スタート/ストップ」スイッチを押下すると、現在の

現在の設定情報と実際の使用環境とを比較して、セットアップの設定内容を変更する必要がありま

す。表 3.1 を見ながら、セットアップメニューで使用環境に応じた設定値に変更してください。

してください。

表 3.1 セットアップ設定内容(続く)

セットアップ情報種類

1 サポートサーバ設定

2 LAN インターフェース

3 装置名設定

オート

不定

初期値

設 定 内 容

設定可能値

PrintWalker

備 考

PrintWalker

6680-NMC

HOST PRINT

本機能でのみ

設定可能

オート/100M/10M 同上

“-”、“0”~“9”、“A”~

“Z”、“_”、“a”~“z”

上記文字を用いて 45

同上

(文字の変更

は「選択▲/

文字以内が入力可能 ▼」スイッチ、

桁 の 移 動 は

「用紙セット

/連帳退避」

ス イ ッ チ と

「機能」スイ

ッチ)

サポートサーバが PrintWalker、HOST PRINT の場合

4 MAC アドレス グローバルアドレス グローバルアドレス 本機能でのみ

設定可能

5 IP アドレス設定

6 ネットマスク設定

7 ゲートウェイ 1~4 設定

(宛先アドレス)

8 ゲートウェイ 1~4 設定

( ゲ ー ト ウ ェ イ ア ド レ

ス)

不定

不定

不定

不定

XXX.XXX.XXX.XXX

XXX.XXX.XXX.XXX

XXX.XXX.XXX.XXX

XXX.XXX.XXX.XXX

同上

同上

同上

同上

9 デフォルトルータ設定 不定

10 サーバ IP アドレス設定 不定

XXX.XXX.XXX.XXX 同上

XXX.XXX.XXX.XXX 同上

サポートサーバが 6680-NMC の場合

11 アドレス選択 グローバルアドレス グローバルアドレス 本機能でのみ

12 ローカルアドレス設定 不定

ローカルアドレス

XXXXXXXXXXXX

ビット 2

1

、2

0

B‘01’固定

設定可能

同上

13 相手先アドレス設定

14 タイムアウト値設定

15 再送数設定

不定

2 秒

7 回

XXXXXXXXXXXX 同上

XX.X: 同上

0.1~25.5 秒

XX:1~15 回 同上

54

第 3 章 機能と設定

表 3.1 セットアップ設定内容(続き)

セットアップ情報種類

1 EBCDIC フォント

初期値

設 定 内 容

設定可能値

標準/OCR-B

備 考

標準 本機能でのみ

設定可能

同上 2 印刷動作で JEF コード

のサポートの有無

3 印刷モード

4 FF 有効位置

5 右端+NL

6 右端+CR

7 未定義 JEF コード

8 AN コード設定

9 印字桁数設定

(10cpi 時)

JEF&AN

通常

ANY

2LF

1LF

空白

カナアリ

136 桁

10 用紙終了時の中断/継続 中断

11 印字ヘッド動作方向設定 両方向

12 データカットモード オフ

JEF&AN :JEF コー

AN

ド有り

:JEF コー

ド無し

通常/高速

通常+高複写

高速+高複写

ANY

( ど こ で も 有 効 )

FIRST

(行の先頭のみ有効)

2LF/1LF

1LF/0LF

空白

HEX(16 進数印刷)

カナアリ(カナ付き)

カナナシ(カナ無し)

ASCII

(EBCDIC ASCII)

US(US ENGLISH)

136 桁(10cpi 時)

132 桁(10cpi 時)

桁長無制限

中断: ホストからの

再送必要

継続: 本装置で継続

印刷

両方向/片方向

オフ/オン

操作パネルか

ら設定可能

本機能でのみ

設定可能

注 1)

同上 注 1)

同上 注 1)

同上 注 2)

同上

同上

同上 注 1)

同上

同上 注 3)

注 1) サポートサーバ設定が PrintWalker の時、本設定はセットアップメニューとして表示されませ

ん。

また、以前に設定された値が残っている場合は、その値は無視され、制御上何ら影響しません。

注 2)サポートサーバ設定が PrintWalker、HOST PRINT の時、本設定はセットアップメニューと

注 3) データカットモードオンの時、プリンタにセットされた用紙の幅を越えた印字データを受信す

ると、自動的に用紙外への印字をカットします。

ただし、カットシートフィーダおよび連帳使用時は、データカットモードオンの場合でも、114

桁を越える用紙(約 A4 横以上の単票、約 11 インチ幅以上の連帳)では、用紙外への印字が

カットされませんので、注意してください。

55

表 3.1 セットアップ設定内容(続き)

3 ロード位置

セットアップ情報種類

1 左マージン

2 ページ長

1

66

初期値

設 定 内 容

設定可能値

1~99 カラム

1~99 行

備 考

操作パネルか

らも設定可能

同上

4 漢字ピッチ

5 AN ピッチ

6 改行ピッチ

7 改行間隔

8 用紙厚調整

9 手前排出

10 単票セットフリー

1 リボンライフ 注 4)

2 リボンカウント

セットアップ印刷

用紙微調送り

単票 7.6mm

連帳 6.4mm

6~38mm

(0.2 ごとに設定可

能)

同上

(用紙先端か

ら第 1 行目の

文字中心まで

の距離)

1/5” 同上

1/10”

6LPI

1LF

自動

オフ

オン

500 万字 50万~700 万字

(5 万ごとに設定可

能)

0000000000 文字 現 在 の リボ ンカ ウ ン

_____________

ト値を表示

セ ッ ト アッ プ情 報 を

印刷

_____________

1/6”(6cpi)

3/20”(6.7cpi)

1/10”(10cpi)

1/12”(12cpi)

3/40”(13.3cpi)

1/15”(15cpi)

6LPI/8LPI

1LF/2LF

微 調 送 り△ /▽ 押 下

で 用 紙 の位 置を 微 調

同上

同上

同上

自動/1~9、A~D 同上

オフ/オン 同上

(単票選択時

オン/オフ

のみ有効)

同上

(前単票選択

時のみ有効)

本機能でのみ

設定可能

操作パネルか

らも確認可能

「用紙選択」

スイッチ押下

で給紙口(前

/後連帳、前

/後カットシ

ー ト フ ィ ー

ダ)切替可能

注 4)本装置には、インクリボンの交換時期を通知する機能(LCD に“*”を表示)があります。

工場出荷時は、インクリボン寿命の仕様値が設定されていますが、お客様の運用によって交換

時期を変更することができます。

・印刷結果を常に濃い状態でインクリボンを交換する場合は、交換時期を小さい値に設定

・印刷結果が薄くなってもよいから、インクリボンを長く使用する場合は、交換時期を大きい

値に設定

56

セットアップ印刷 印刷結果例

第 3 章 機能と設定

注)印刷形式は、実際の印字と異なる場合があります。

図 3.2 現在の設定情報

57

3.3 装置立ち上げと印刷設定

3.3.1 装置立ち上げ

本装置のセットアップが完了すれば、IPL もしくは電源投入で本装置をネットワークプリンタとし

て利用できます。以下に本装置に立ち上がるまでの操作パネルの遷移を示します。

58

このオンライン状態で、ホストからの印刷が可能となります。

第 3 章 機能と設定

3.3.2 印刷設定(機能モード)

オンライン状態から「スタート/ストップ」スイッチを押しオフライン状態にしてから「機能」ス

イッチを押すことで、各種機能設定やテスト印字を行えます。

以下に、オンライン/オフラインからの印刷設定の遷移図を示します。

印刷設定の内容と設定値の有効範囲は、表 3.2 とおりです。

なお、機能モードで設定した値は、電源再投入後セットアップモードでの設定値に戻りますのでご

注意ください。

オンライン

PAキー   1/2

「機能」スイッチ押下

(設定後,「機能」スイッチ

 押下で抜ける.)

「決定・次項」

スイッチ押下

ペーパーアジャスト2/2

「決定・次項」

スイッチ押下

セットアップ設定でサポートサーバが

6680-NMC,HOST PRINT時でLU1モード時のみ有効

「選択▲/▼」スイッチで項目を選択し,

「決定・次項」スイッチで決定

セットアップ設定でサポートサーバが

6680-NMC,HOST PRINT時のみ有効

「選択▲/▼」スイッチで用紙位置調整

オフライン

「機能」スイッチ押下

(設定後,「機能」スイッチ

 押下で抜ける.)

セットアップ設定で

サポートサーバが

6680-NMC,HOST PRINT時 PrintWalker時

ヒダリマージン

ヒダリマージン

ページチョウ ページチョウ

「選択▲/▼」スイ

ッチで設定値を変更

し,「決定・次項」

スイッチで項目の選

択・設定値の決定

ロードイチ

ロードイチ

カンジピッチ

カンジピッチ

ANピッチ

カイギョウピッチ

ANピッチ

カイギョウピッチ

カイギョウカンカク

ヨウシアツ

カイギョウカンカク

ヨウシアツ

リボンカウント

リボンカウントリセット

リボンカウント

リボンカウントリセット

タンピョウセットフリー

注)

テストインジ

タンピョウセットフリー

注)

テストインジ

注)前単票選択時のみ設定可能

Windowsクライアントか

らの印刷時は無効となり

ます.

59

表 3.2 機能モードの設定内容

設定項目

左マージン

ページ長

ロード位置

注)

漢字ピッチ

AN ピッチ

改行ピッチ

改行間隔

用紙厚

初期値

設 定 内 容

設定可能値

セットアップモードで

の設定値

0

1~99 桁

1~99 行

備 考

設定する用紙の種類

(単票/連帳)は現在選択され

ている用紙

6~38 ㎜

( 0.2 ご と に 設 定 可

能)

1/5”、1/6”、3/20”

1/10 ”、 1/12 ”、

3/40”、1/15”

6LPI、8LPI

1LF、2LF

ジドウ

1~9、A~D

_____________ 現在のカウント値を表示 リ ボ ン カ ウ ン

リ ボ ン カ ウ ン

トリセット

単 票 セ ッ ト フ

リー

テスト印字

シナイ シナイ、スル

セットアップモードで

の設定値

オン、オフ

――――――――――――――――――

スルでカウント値リセット

前単票選択時のみ設定可能

“X”を 64 桁印字

60

第 3 章 機能と設定

3.4 LAN接続

3.4.1 LAN接続するための基本設定

本装置を LAN 接続するための基本設定例を示します。

本装置の LAN 設定は、セットアップメニューの「通信」で「サポートサーバ」の設定を行います。

てください。

導入する LAN 環境や接続形態によって、プリンタの設定内容は異なってきます。

以下に、導入するホストとサーバ接続環境の組合せ毎に、プリンタの設定内容(サポートサーバの

設定値)を示します。これを参考にしてセットアップメニューの「通信」で「サポートサーバ」を設

定してください。なお、設定した値は装置の IPL または電源再投入により有効となります

注)IP アドレスは必ず“0.0.0.0.”以外の値に設定してください。

項番

ホスト

ハード

Windows

2000/

Server2003

サーバ

サーバ

ソフト

HOST PRINT

プリンタの設定

プロトコル

 サポートサーバ

TCP/IP

 HOST PRINT

① GS/

PRIME-

FORCE

PRIMEPOWER

S series サーバ

HOST PRINT

PrintWalker/PM

NMC-LAN ゲート

ウェイ

または

Netcompo NMC

サーバ

PrintWalker/BPC,

CJMS

DS-LINK

TCP/IP

TCP/IP

DS-LINK

TCP/IP

PrintWalker/BPC TCP/IP

 6680-NMC

 PrintWalker

 HOST PRINT

 6680-NMC

 PrintWalker

⑦ PRIMEPOWER

S series サーバ

PRIMERGY6000 サーバ

Windows

2000/

Server20

03

Windows

XP

⑮ PC(Linux)

Windows

2000/

Server2003

サーバ

PRIMEPOWER

S series サーバ

Windows

2000/

Server2003

サーバ

PRIMEPOWER

S series サーバ

Windows

2000/

Server2003

サーバ

LAN プリンタ制御

オプション

PrintWalker/PM

PrintWalker/BPC

PrintWalker/PM

PrintWalker/BPC

PrintWalker/PM

PrintWalker/PM

TCP/IP

TCP/IP

TCP/IP

TCP/IP

TCP/IP

TCP/IP

TCP/IP

PrintWalker/LXE TCP/IP

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

 PrintWalker

(注) PrintWalker/BPC(装置添付):PRIMEPOWER/S series 上で動作するソフト

61

3.4.2 LAN接続環境ごとの設定内容

本装置を LAN 接続するには本装置側の設定と上位装置側(サーバ装置側)の設定が必要です。

本装置側の設定は、セットアップメニューの「通信」で行います。

サポートサーバの設定では運用するサーバを選択して、そのサーバに関するネットワークアドレス

などの設定を行います。

上位装置側の設定は、上位装置に組み込むソフトウェア(HOST PRINT、NMC-LAN ゲートウェ

イ、Netcompo NMC サーバ、PrintWalker/BPC、LAN プリンタ制御オプション、PrintWalker/PM)

の設定を行う必要があります。

(1) グローバルサーバをホストとして運用する場合:上記表の項番①~⑥のケース

(1)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

サーバを選択して、そのサーバに関するネットワークアドレス等の設定を行います。 a) サポートサーバの選択

運用するサーバの選択をします。

・プロトコルを TCP/IP(HOST PRINT、NMC-LAN ゲートウェイまたは

Netcompo NMC サーバ使用)で運用する場合

・プロトコルを DS-LINK で運用する場合

をそれぞれ選択します。

「HOST PRINT」を選択した場合、TCP/IP 通信を行うために以下の必要な設定を行います。 b) MAC アドレスの設定 c) IP アドレスの設定 d) ネットマスクの設定 e) ゲートウェイの設定 f) デフォルトルータの設定 g) サーバ IP アドレスの設定

「PrintWalker」を選択した場合、TCP/IP 通信を行うために以下の必要な設定を行います。 b) MAC アドレスの設定 c) IP アドレスの設定 d) ネットマスクの設定 e) ゲートウェイの設定 f) デフォルトルータの設定

「6680-NMC」を選択した場合、DS-LINK 通信を行うために以下の必要な設定を行いま

す。 h) アドレスの設定 i) 相手先アドレスの設定 j) タイムアウト値の設定 k) 再送数の設定

62

第 3 章 機能と設定 b) MAC アドレスの設定

本装置のグローバルアドレスが表示されます。 c) IP アドレスの設定

本装置の IP アドレスを設定します。 d) ネットマスクの設定

ネットマスクを設定します。 e) ゲートウェイの設定

ゲートウェイを介した通信を行う場合に、そのゲートウェイアドレスを設定します。

本設定では、本装置の接続されているネットワークに存在するゲートウェイを 4 つまで設定

でき、次項のデフォルトルータの設定を合わせると最大 5 つまで設定できます。

ゲートウェイアドレスの設定項目には以下の設定があります。

・宛て先アドレス

・ゲートウェイアドレス

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。 f) デフォルトルータの設定

デフォルトとするゲートウェイのアドレスを設定します。同じゲートウェイの設定でも、前

項のゲートウェイアドレスの設定とは意味が異なります。

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。 g) サーバ IP アドレスの設定

サポートサーバの IP アドレスを設定します。 h) アドレスの設定

グローバルアドレスを使用するか、ローカルアドレスを使用するかを設定します(デフォル

カルアドレス選択時はローカルアドレスを設定します。 i) 相手先アドレスの設定 j) タイムアウト値の設定

DS-LINK 通信をする場合に、タイムアウト値を設定します。デフォルト値のままでも特に

問題はありませんが、もし設定する場合には、NMC 代替サーバ側でのタイムアウト値も合

わせる必要があります。 k) 再送数の設定

DS-LINK 通信をする場合に、再送数を設定します。デフォルト値のままでも特に問題はあ

りませんが、もし設定する場合には、NMC 代替サーバ側での再送数も合わせる必要があり

ます。

(1)-2 上位装置側の設定

上 位 装 置 に は 、 NMC 代 替 と し て 動 作 す る Windows 2000/Server 2003 サ ー バ と

PRIMEPOWER、富士通 S series がそれぞれ接続できます。

Windows 2000/Server 2003 サーバと PRIMEPOWER、富士通 S series 接続では、プロ

トコルは「TCP/IP」または「DS-LINK」のどちらかが設定可能です。

HOST PRINT の帳票管理サービスを使用する場合は、Windows 2000/Server 2003 サー

63

バに本装置添付のソフトウェア(VSP リクエスタ)をインストールする必要があります。

上位装置の設定は、上位装置に組み込むソフトウェア(HOST PRINT,NMC-LAN ゲートウェ

イ、Netcompo NMC サーバ、PrintWalker/PM、PrintWalker/BPC)の設定を行う必要が

あります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・Windows 2000/Server 2003 サーバ(HOST PRINT) :HOST PRINT 説明書

・Windows 2000/Server 2003 サーバ(PrintWalker/PM)

:添付の CD-ROM の README.TXT

・PRIMEPOWER、富士通 S series(Net compo NMC サーバ)

:Net compo NMC サーバ説明書

・PRIMEPOWER、富士通 S series(PrintWalker/BPC)

:添付の CD-ROM の README.TXT

(2) PRIMEPOWER、富士通 S series をホストとして運用する場合:

(2)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

ーバを選択して、そのサーバに関するネットワークアドレスなどの設定を行います。 a) サポートサーバの選択

運用するサーバの選択をします。

プロトコルを TCP/IP(PrintWalker/BPC 使用)で運用するので、「PrintWalker」を選択

します。

「PrintWalker」を選択した場合、TCP/IP 通信を行うために以下の必要な設定を行います。 b) MAC アドレスの設定 c) IP アドレスの設定 d) ネットマスクの設定 e) ゲートウェイの設定 f) デフォルトルータの設定 b) MAC アドレスの設定

本装置のグローバルアドレスが表示されます。 c) IP アドレスの設定

本装置の IP アドレスを設定します。 d) ネットマスクの設定

ネットマスクを設定します。

64

第 3 章 機能と設定 e) ゲートウェイの設定

ゲートウェイを介した通信を行う場合に、そのゲートウェイアドレスを設定します。

本設定では、本装置の接続されているネットワークに存在するゲートウェイを 4 つまで設定

でき、次項のデフォルトルータの設定を合わせると最大 5 つまで設定できます。

ゲートウェイアドレスの設定項目には以下の設定があります。

・ 宛先アドレス

・ ゲートウェイアドレス

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。 f) デフォルトルータの設定

デフォルトとするゲートウェイのアドレスを設定します。同じゲートウェイの設定でも、前

項のゲートウェイアドレスの設定とは意味が異なります。

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。

(2)-2 上位装置側の設定

上位装置は、PRIMEPOWER、富士通 S series となります。

PRIMEPOWER、富士通 S series 接続では、プロトコルは「TCP/IP」のみが設定可能です。

上位装置側の設定は、上位装置に組み込むソフトウェア(PrintWalker/BPC)の設定を行う

必要があります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・PRIMEPOWER、富士通 S series(PrintWalker/BPC)

:添付の CD-ROM の README.TXT

(3) PRIMERGY6000 をホストとして運用する場合:項番⑧のケース

(3)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

ーバを選択して、そのサーバに関するネットワークアドレスなどの設定を行います。 a) サポートサーバの選択

運用するサーバの選択をします。

を選択します。

「PrintWalker」を選択した場合、TCP/IP 通信を行うために以下の必要な設定を行います。 b) MAC アドレスの設定 c) IP アドレスの設定 d) ネットマスクの設定 e) ゲートウェイの設定 f) デフォルトルータの設定 b) MAC アドレスの設定

本装置のグローバルアドレスが表示されます。 c) IP アドレスの設定

本装置の IP アドレスを設定します。

65

d) ネットマスクの設定

ネットマスクを設定します。 e) ゲートウェイの設定

ゲートウェイを介した通信を行う場合に、そのゲートウェイアドレスを設定します。

本設定では、本装置の接続されているネットワークに存在するゲートウェイを 4 つまで設定

でき、次項のデフォルトルータの設定を合わせると最大 5 つまで設定できます。

ゲートウェイアドレスの設定項目には以下の設定があります。

・ 宛先アドレス

・ ゲートウェイアドレス

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。 f) デフォルトルータの設定

デフォルトとするゲートウェイのアドレスを設定します。同じゲートウェイの設定でも、前

項のゲートウェイアドレスの設定とは意味が異なります。

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。

(3)-2 上位装置側の設定

上位装置は、PRIMERGY6000 となります。

PRIMERGY6000 接続では、プロトコルは「TCP/IP」のみが設定可能です。

上位装置側の設定は、上位装置に組み込むソフトウェア(LAN プリンタ制御オプション)の

設定を行う必要があります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・PRIMERGY6000(LAN プリンタ制御オプション):ASP システム導入手引書

ASP システム説明書

(4) Windows 2000/Server 2003 をホストとして運用する場合:項番⑨~⑩のケース

(項番⑪は、⑥と⑧と同様であり、同じように設定します)

(4)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

サーバを選択して、そのサーバに関するネットワークアドレスなどの設定を行います。 a) サポートサーバの選択

運用するサーバの選択をします。

定します。

「PrintWalker」を選択した場合、TCP/IP 通信を行うために以下の必要な設定を行います。 b) MAC アドレスの設定 c) IP アドレスの設定 d) ネットマスクの設定 e) ゲートウェイの設定 f) デフォルトルータの設定 b) MAC アドレスの設定

本装置のグローバルアドレスを表示します。

66

第 3 章 機能と設定 c) IP アドレスの設定

本装置の IP アドレスを設定します。 d) ネットマスクの設定

ネットマスクを設定します。 e) ゲートウェイの設定

ゲートウェイを介した通信を行う場合に、そのゲートウェイアドレスを設定します。

本設定では、本装置の接続されているネットワークに存在するゲートウェイを 4 つまで設定

でき、次項のデフォルトルータの設定を合わせると最大 5 つまで設定できます。

ゲートウェイアドレスの設定項目には以下の設定があります。

・宛先アドレス

・ゲートウェイアドレス

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。 f) デフォルトルータの設定

デフォルトとするゲートウェイのアドレスを設定します。同じゲートウェイの設定でも、前

項のゲートウェイアドレスの設定とは意味が異なります。

設定およびその意味については、「3.4.3 ゲートウェイについての補足」を参照願います。

(4)-2 上位装置側の設定

上位装置には、Windows 2000/Server 2003 サーバと PRIMEPOWER、富士通 S series

がそれぞれ接続できます。

Windows 2000/Server 2003 サーバと PRIMEPOWER、富士通 S series 接続では、プロ

トコルは「TCP/IP」のみが設定可能です。

上 位 装 置 側 の 設 定 は 、 上 位 装 置 に 組 み 込 む ソ フ ト ウ ェ ア ( PrintWalker/PM 、

PrintWalker/BPC)の設定を行う必要があります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・Windows 2000/Server 2003 サーバ(PrintWalker/PM)

:添付の CD-ROM の README.TXT

・PRIMEPOWER、富士通 S series、(PrintWalker/BPC)

:添付の CD-ROM の README.TXT

(5) Windows XP をホストとして運用する場合:項番⑪~⑬のケース

(項番⑪は⑨と、項番⑫は⑥、⑦、⑩と同様であり、同じように設定します)

(5)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

(4)-1 の設定と同様です。

(5)-2 上位装置側の設定

上位装置には、Windows 2000/Server 2003 サーバと PRIMEPOWER、富士通 S series

および Windows XP がそれぞれ接続できます。

Windows 2000/Server 2003 サーバと PRIMEPOWER、富士通 S series および Windows

XP 接続では、プロトコルは「TCP/IP」のみが設定可能です。

上 位 装 置 側 の 設 定 は 、 上 位 装 置 に 組 み 込 む ソ フ ト ウ ェ ア ( PrintWalker/PM 、

PrintWalker/BPC)の設定を行う必要があります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・Windows 2000/Server 2003 サーバ(PrintWalker/PM)

:添付の CD-ROM の README.TXT

・PRIMEPOWER、富士通 S series、(PrintWalker/BPC)

:添付の CD-ROM の README.TXT

67

・Windows XP(PrintWalker/PM) :添付の CD-ROM の README.TXT

(6) Windows 2000/Server 2003 サーバからダイレクトに運用する場合:項番⑭のケース

(項番⑭は⑨、⑪と同様であり、同じように設定します)

(6)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

(4)-1 の設定と同様です。

(6)-2 上位装置側の設定

上位装置には、Windows 2000/Server 2003 サーバが接続できます。

Windows 2000/Server 2003 サーバ接続では、プロトコルは「TCP/IP」のみが設定可能

です。

上位装置側の設定は、上位装置に組み込むソフトウェア(PrintWalker/PM)の設定を行う必

要があります。

これらソフトウェアの設定については、以下のマニュアルを参照願います。

・Windows 2000/Server 2003 サーバ(PrintWalker/PM)

:添付の CD-ROM の README.TXT

(7) Linux をホストとして運用する場合:項番⑮のケース

(7)-1 本装置側の設定(サポートサーバの設定)

(4)-1 の設定と同様です.

(7)-2 上位装置側の設定

上位装置には,Linux が接続できます.

Linux 接続では,プロトコルは「TCP/IP」のみが設定可能です.

上位装置側の設定は,上位装置に組み込むソフトウェア(PrintWalker/LXE)の設定を行う必

要があります.

これらソフトウェアの設定については,以下のマニュアルを参照願います.

・Linux サーバ(PrintWalker/LXE) :添付の CD-ROM の README.TXT

68

第 3 章 機能と設定

3.4.3 ゲートウェイについての補足

LAN①に接続されている装置が、LAN①に接続されている(同一 LAN 上)その他の装置と、LAN

通信を行う場合は、ゲートウェイは必要ありませんが、他の LAN(LAN②~⑥)の装置と通信を行

う場合には、ゲートウェイが必要となります。

本装置では、最大 5 つまでのゲートウェイをサポートしています。

本装置のセットアップでは、ゲートウェイの設定と、デフォルトルータの設定があり、ゲートウェ

イ設定は 4 つまで、デフォルトルータ設定は 1 つとなります。

また、ゲートウェイ設定には、宛先アドレスとゲートウェイアドレスの設定があります。

“ゲートウェイアドレス 1~4”と“デフォルトルータ設定”について説明します。

(1) 本装置が LAN②上の装置と通信を行う場合には、ゲートウェイの設定は必要ありません。

(2) 本装置がホスト A と通信を行う場合、本装置のゲートウェイアドレスの設定は以下のようになり

ます。

・宛先アドレス :ホスト A の接続されているネットワークアドレスを設定します。

・ゲートウェイアドレス:GateWay1 のアドレス(IP アドレス)を設定します。

(3) 本装置がホスト B と通信を行う場合、本装置のゲートウェイアドレスの設定は以下のようになり

ます。

・宛先アドレス :ホスト B の接続されているネットワークアドレスを設定します。

・ゲートウェイアドレス:GateWay2 のアドレス(IP アドレス)を設定します。

(4) 本装置がホスト C と通信を行う場合、本装置のゲートウェイアドレスの設定は以下のようになり

ます。

・宛先アドレス :ホスト C の接続されているネットワークアドレスを設定します。

・ゲートウェイアドレス:GateWay1 のアドレス(IP アドレス)を設定します。

69

(5) デフォルトルータは、仮に装置に上記(1)~(4)のような設定がなされていた場合に、設定し

てあるゲートウェイ先ネットワークアドレスのどれにもあてはまらないようなデータを処理する

場合に使用されるゲートウェイのことです。そのようなデータは、デフォルトルータに設定され

ているゲートウェイとデータ通信を行うこととなります。

ただ、ここに設定できるアドレスは、本装置の接続されている LAN②に接続されているゲー

トウェイアドレス(GateWay1 または GateWay2)だけであり、GateWay3 などのアドレス

は指定できません。

※ゲートウェイアドレス 1~4 の設定は、本装置と通信を行う相手が接続されているネットワー

クアドレスと、そのネットワ-クへの経路となるゲートウェイアドレスが明確になっている場

合に設定します。

※デフォルトルータは、ゲートウェイアドレス 1~4 に設定されているネットワークアドレスの

どれにも該当しないデータを処理する場合に使用されます。

該当なしデータはデフォルトルータに設定されているゲートウェイに対してデータ通信が行

そのデータは破棄されます。

また、本装置の接続されているネットワークに、ゲートウェイが 1 つしか接続されていなか

った場合、デフォルトルータにそのゲートウェイアドレスを設定しておくことで、特にゲート

ウェイアドレス 1~4 を設定しなくても、他の複数ネットワークと通信を行うことができます。

(例:前ページの接続にて、本装置の接続されている LAN②に GateWay1 しかなかった場合、

デフォルトルータに GateWay1 のアドレスを設定することによって、ゲートウェイアド

レス 1~4 を設定しなくてもホスト A やホスト C と通信を行うことができます。)

70

第 4 章 用紙のセット

4.1 用紙をセットする

このプリンタでは、連続帳票用紙および単票用紙が使用できます。

ガイド

トラクタユニットは、着脱式でプリンタの前後に取り付け可能です。

オプションのセカンドトラクタを追加することにより、前後同時搭載が可能となります。

4.1.1 連続帳票用紙をセットする(前トラクタ給紙の場合)

連続帳票用紙のセットは、次の手順で行います。

1 プリンタの電源を入れる

電源スイッチが「|」側に倒れていることを確認します。

2 オフライン状態にする

にします。

3 「用紙選択」スイッチを押して、前連帳状態(「連帳」ランプと「前給紙」ランプ点灯)にする

4 単票テーブルを上に開く(「2.5 単票テーブルの取り扱いについて」参照)

5 用紙送りトラクタのロックを外し、用紙押さえを開く

71

6 用紙送りトラクタに用紙をはさむ

用紙送りトラクタのピンに用紙送り穴を通し、用紙押さえを閉じます。

お願い

・用紙送りトラクタの用紙押さえを開いたまま単票テーブルを倒さないでくださ

い。用紙送りトラクタおよび単票テーブルの破損の原因となります。

・用紙づまりを防ぐために、次の点に注意してください。

・用紙を用紙送りトラクタにセットするとき、用紙を張りすぎないように用紙

送りトラクタの幅を調整してください。(用紙送りトラクタのピンと用紙の

・用紙がたるんでいると、用紙づまりの原因となりますので注意してください。

72

第 4 章 用紙のセット

7 左側の用紙送りトラクタを用紙基準位置(桁スケール)に合わせ、右側の用紙送りトラクタを用

紙が軽く張るくらい右へ動かし、ロックレバーを矢印方向に倒して固定する

用紙の左端を「0」の位置に合わせると、左端余白が最小 11.43mm(用紙左端からの余白)とな

り、第 1 ドットが「▼」の位置となります。

8 単票テーブルを倒す

お願い

単票テーブルを上方向に開いたまま連帳用紙を吸入させると、用紙づまりを起こ

す場合があります。必ず、単票テーブルを正しくセットしてから用紙を吸入させ

てください。

73

9 印字開始位置に用紙をセットする

「用紙セット/連帳退避」スイッチを押します。

用紙が印字開始位置まで送られます。

お願い

・用紙吸入時に用紙づまりが発生した場合、吸入動作失敗としてブザーが鳴りま

す。

用紙を取り除き再度用紙をセットし直してください。

・単票テーブルに用紙が残ったまま連帳用紙を吸入させると、単票テーブルの用

紙も同時に吸入してしまう場合があります。連帳使用時には、単票テーブルの

上に用紙をセットしないでください。

・プリンタ内に用紙が残ったままの状態で連帳用紙を吸入させると、正しいセッ

ト位置に吸入されない場合があります。

プリンタ内の用紙をすべて排出してからセットしてください。

10 オンライン状態にする

にし、印字データを送ります。

注)用紙を排出するには、次の方法があります。

・印字ヘッドがページの先頭印字位置にあるときは、オフライン状態にして

「用紙カット」スイッチを押すと、用紙がカット位置まで送られます。

・オフライン状態にして「改ページ」スイッチを押します。

1 回押すたびに 1 ページ分の用紙が送られます。

ガイド

にすると用紙を自動的に印字位置(元の位置)に引き込みます。

74

第 4 章 用紙のセット

◆ 前連続帳票用紙の置きかた

連続帳票用紙は、下図(○印)のように置いてください。用紙が机の角などに当たって妨げられる

と、正しく用紙が送られないので注意してください。

○ ×

プリンタの用紙出口と、用紙の置く位置のズレ

をなくしてください。

用紙を置く位置が下図のようにずれていると正

しく用紙が送られない場合がありますので、注

意してください。

お願い

連帳用紙は、連続して逆送りをさせると用紙送りトラクタから外れることがあり

ますので注意してください。

◆ 連帳用紙セット時の注意

オンライン状態で連帳用紙をプリンタから引き抜いてしまった後に再セットする場合、トラクタに用

ください。トラクタに用紙をセットしただけの状態で印刷を行うと、用紙が正しく吸入されません。

帳退避」スイッチを押して印刷開始位置まで吸入する必要があります。

75

4.1.2 連続帳票用紙をセットする(後トラクタ給紙の場合)

連続帳票用紙のセットは、次の手順で行います。

1 トラクタユニットをプリンタの後面にセットする

前トラクタユニットを後トラクタとして使用する場合は、単票テーブルを開いて、トラクタユニ

ラクタユニットの着脱について」参照)

オプションのセカンドトラクタを後トラクタとして使用する場合は、前トラクタユニットを外す

必要はありません。

ロックレバー

単票テーブル

シャフト

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

次にギヤカバー2 をつまみねじを外してから取り外します。トラクタユニットの左右の U 溝を、

ロックレバー

取り付けピン 1

U溝

シャフト

取り付けピン 1

U溝

ロックレバー

トラクタユニット

シャフト

76

第 4 章 用紙のセット

下図のように取り付けピン 2 にトラクタユニットの左右のロックツメがしっかりかかっているこ

とを確認します。

取り付けピン1

取り付けピン2 ロックツメ

2 プリンタの電源を入れる

電源スイッチが「|」側に倒れていることを確認します。

3 オフライン状態にする

にします。

77

5 用紙送りトラクタのロックを外し、用紙押さえを開きます

左右の用紙トラクタにあるロックレバーを、矢印方向に動かして(①)トラクタ左右のロックを

6 用紙送りトラクタに用紙をはさむ

左右の用紙送りトラクタの用紙押さえを開きます。用紙送りトラクタのピンに用紙送り穴を通し、

用紙押さえを閉じます。

78

第 4 章 用紙のセット

7 左側の用紙送りトラクタを用紙基準位置(桁スケール)に合わせ、右側の用紙送りトラクタを用

紙が軽く張るくらい右へ動かし、ロックレバーを矢印の方向に倒して固定する

用紙の左端を「0」の位置に合わせると、左端余白が最小 11.43mm(用紙左端からの余白)とな

り、第 1 ドットが「▼」の位置となります。

お願い

用紙づまりを防ぐために、次の点に注意してください。

・用紙を用紙送りトラクタにセットするとき、用紙を張りすぎないように用紙ト

ラクタの幅を調整してください。(用紙送りトラクタのピンと用紙の用紙送り

穴の中心が一致するようにします。

・用紙がたるんでいると、用紙づまりの原因となりますので注意してください。

8 印字開始位置に用紙をセットする

「用紙セット/連帳退避」スイッチを押します。

用紙が印字開始位置まで送られます。

お願い

・用紙吸入時に用紙づまりが発生した場合、吸入動作失敗としてブザーが鳴りま

す。

用紙を取り除き再度用紙をセットし直してください。

・プリンタ内に用紙が残ったままの状態で連帳用紙を吸入させると、正しいセッ

ト位置に吸入されない場合があります。

プリンタ内の用紙をすべて排出してからセットしてください。

9 オンライン状態にする

にし、印字データを送ります。

79

注)用紙を排出するには、次の方法があります。

・印字ヘッドがページの先頭印字位置にあるときは、オフライン状態にして「用紙カット」ス

イッチを押すと、用紙がカット位置まで送られます。(詳細については、「4.4 連続帳票用

・オフライン状態にして「改ページ」スイッチを押します。1 回押すたびに 1 ページ分の用紙

が送られます。

ガイド

にすると用紙を自動的に印字位置(元の位置)に引き込みます。

◆ 後連続帳票用紙の置きかた

連続帳票用紙は、下図(○印)のように置いてください。用紙が机の角などに当たって妨げられる

と、正しく用紙が送られないので注意してください。

○ ×

プリンタの用紙出口と、用紙の置く位置のズレ

をなくしてください。

用紙を置く位置が下図のようにずれていると正

しく用紙が送られない場合がありますので、注

意してください。

お願い

連帳用紙は、連続して逆送りをさせると用紙送りトラクタから外れることがあり

ますので注意してください。

◆ 連帳用紙セット時の注意

オンライン状態で連帳用紙をプリンタから引き抜いてしまった後に再セットする場合、トラクタに用

ください。トラクタに用紙をセットしただけの状態で印刷を行うと、用紙が正しく吸入されません。

帳退避」スイッチを押して印刷開始位置まで吸入する必要があります。

80

第 4 章 用紙のセット

4.1.3 単票用紙をセットする(単票セットフリーオン時)

単票セットフリー機能を使用すると、単票テーブルの中央に用紙を差し込むと自動的に吸入されま

す。なお、単票用紙は一枚ずつ差し込んでください。使用できる用紙サイズは、はがき~B4 です(詳

リーオフにして使用してください。(「4.1.4 単票用紙をセットする(単票セットフリーオフ時)」

参照)

1 プリンタの電源を入れる

スイッチが「|」側に倒れていることを確認します。

2 オフライン状態にする

にします。

3 「用紙選択」スイッチを押して前単票状態(「単票」ランプと「前給紙」ランプ点灯)にする

このとき連帳用紙が吸入されたままの場合は、連帳用紙の退避動作を行ってから、単票用紙に切

り替わります。

お願い

連帳用紙の退避動作が終了する前に単票テーブルに用紙をセットすると、前単票

状態に切り替わらない場合があります。

連帳用紙の退避動作が終了し、前単票状態に切り替わった後に単票をセットする

ようにしてください。

4 用紙ガイドを左端に寄せる

81

5 用紙サイズに応じてサブガイドを引き出す

6 オンライン状態にしてから印字データを送る

LCD に“テサシ ニ ヨウシ ヲ セット”と表示されます。

注)単票テーブルに排出された用紙がないことを確認してからオンライン状態にしてください。

7 単票用紙をセットする

自動的に吸入され、印字を開始します。

印字開始位置は、用紙左端より 5.08mm の位置になります。

82

注)印字開始位置を帳票に合わせて細かく設定したい場合は、単票セットフリーをオフにして用

紙ガイドで調整してください。

第 4 章 用紙のセット

◆ 用紙左端位置に関する注意

手差し挿入口のラベル

を下記の×で示す位置にセットした場合、用紙は吸入後排出されます。○で示す位置にセットしてく

ださい。

◆ 用紙右端位置に関する注意

手差し挿入口のラベル 部(『単票セットフリー』の用紙セット範囲)に対して、用紙の右端

を下記の×で示す位置にセットすると、印字データがカットされることがあるので、○の位置にセッ

トしてください。

◆ 用紙に関するご注意

・用紙の先端や先端のコーナー部に折れや曲がりがあると、うまく吸入できないことがあります。折

れや曲がりのない用紙を使用してください。

・単票セットフリーで使用できる用紙は下記のサイズです。

用紙幅 100~364mm(はがき~B4 サイズ)

用紙長さ 70~364mm(はがき~B4 サイズ)

詳細は「第 7 章 用紙について」を参照してください。

・束のりとじの単票は、とじ部分が分離しやすくジャムが発生するので、使用を避けてください。

束とじ:単票の厚み部分だけでのりとじを行っているものです。

・単票セットフリーで、宅配便伝票などの連続帳票用紙を 1 枚ごと手切りでご使用になる場合は、用

紙先端のカールなどにより、うまく吸入できないことがあります。用紙のカールなどを取り除いて

からご使用ください。

83

4.1.4 単票用紙をセットする(単票セットフリーオフ時)

単票用紙は一枚ずつセットしてください。

単票用紙のセットは、次の手順で行います。

1 プリンタの電源を入れる

スイッチが「|」側に倒れていることを確認します。

2 オフライン状態にする

にします。

3 「用紙選択」スイッチを押して前単票状態(「単票」ランプと「前給紙」ランプ点灯)にする

このとき連帳用紙が吸入されたままの場合は、連帳用紙の退避動作を行ってから、単票用紙に切

り替わります。

お願い

連帳用紙の退避動作が終了する前に単票テーブルに用紙をセットすると、前単票

状態に切り替わらない場合があります。

連帳用紙の退避動作が終了し、前単票状態に切り替わった後に単票をセットする

ようにしてください。

(2) 「決定・次頁」スイッチを押していき、LCD に“タンピョウセットフリー”を表示させます。

注)機能モードで設定した値は、電源再投入後セットアップモードの設定値に戻りますのでご注

意ください。

84

第 4 章 用紙のセット

5 印字開始位置に合わせて用紙ガイドを移動してからロックレバーを下側に倒して固定する

用紙ガイドの左端を単票テーブルの目盛り 0(mm)の位置に合わせると第 1 ドット目が用紙の

左端より 5.08mm の位置に印字します。

6 オンライン状態にしてから印字データを送る

LCD に“テサシ ニ ヨウシ ヲ セット”と表示されます。

注)単票テーブルに排出された用紙がないことを確認してからオンライン状態にしてください。

7 単票用紙をセットする

印字する面を上にし、単票用紙の左端を用紙ガイドに当てて、一枚ずつ差し込みます。

用紙が奥に軽く突き当たるまで、まっすぐに差し込んでください。

用紙が自動的に印字開始位置まで送られ、印字を開始します。

注 1) 幅のせまい媒体(100mm 未満の媒体)をセットする場合は、用紙ガイドを目盛り 0(mm)

の位置に合わせます。

注 2) 単票セットフリーオフ時に、単票用紙の左端を用紙ガイドに当てずに、単票テーブルの中

央などに差し込んだ場合、LCD にエラーメッセージ“ER8B-01:APTC エラー”と表

示されることがあります。

「スタート/ストップ」スイッチを押してオンライン状態に戻してから、単票用紙を正し

く差し込んでください。

85

4.1.5 単票用紙をセットする(カットシートフィーダを取り付けた場合)

オプションのカットシートフィーダをプリンタに取り付け場合に用紙をセットする方法について説

明します。

照してください。

ガイド

・セットするときは、図のように用紙をさばき、机の上などで用紙の上下、左右をきちん

と揃えてください。

・用紙はカールを取り除いた上でセットしてください。用紙は、湿度などの影響でカール

していることがあります。カールした用紙を補充する場合や別梱包の用紙を合わせてセ

ットする場合、カールを取り除いた上、カール方向を合わせてセットしてください。(背

中合わせでセットすると複数枚数が同時に吸入される場合があります。)また、少しカー

ルのある場合は、カール方向を下図のようにセットしてください。

・紙質は同一種類のものをセットしてください。

銘柄や連量(紙厚)などが異なるものを一緒にしてセットしないでください。

1 プリンタの電源を入れる

電源スイッチが「|」側に倒れていることを確認します。

2 オフライン状態にする

にします。

3 「用紙選択」スイッチを押して「単票」ランプを点灯させる(前カットシートフィーダ給紙の場

4 カットシートフィーダがプリンタ前部に取り付けられている場合は単票テーブルを、プリンタ後

部に取り付けられている場合はリアスタッカを開く

86

5 カットシートフィーダのセットレバーを「FREE」の位置にする

【カットシートフィーダがプリンタ前部に取り付けられている場合】

第 4 章 用紙のセット

【カットシートフィーダがプリンタ後部に取り付けられている場合】

6 左側(後カットシートフィーダの場合は右側)の用紙ガイドに沿って用紙を載せる

用紙を揃え、用紙ガイドに沿って用紙を載せます。用紙ガイドの赤線が、一度にセットできる用

紙の高さを示します。

お願い

・ 左側(後カットシートフィーダの場合は右側)の用紙ガイドは通常の場合、

「△」の位置(最も内側)に寄せてご使用ください。

・ A3 用紙を横にセットするときは、「→」の位置に左側(後カットシートフィ

ーダの場合は右側)の用紙ガイドを移動してください。

ガイド

連量 55kg の上質紙の場合、最大セット総枚数が 120 枚となります。

7 長い用紙をセットする場合は、エクステンション、エクステンションワイヤを展開する

87

8 右側(後カットシートフィーダの場合は左側)の用紙ガイドの位置を、セットする用紙に合わせ

【カットシートフィーダがプリンタ前部に取り付けられている場合】

【カットシートフィーダがプリンタ後部に取り付けられている場合】

ガイド

用紙と用紙ガイドとの間に隙間がある場合は、用紙ガイドを動かして隙間をなくしてくだ

さい。なお、ガイドを用紙に押しつけ過ぎますと、吸入不良を起こすことがありますので

ご注意ください。

9 カットシートフィーダのセットレバーを「SET」の位置に戻し、単票テーブル、リアスタッカを

元に戻す

10 単票テーブルに用紙がないことを確認してから、オンライン状態にする

「スタート/ストップ」スイッチを押して、プリンタをオンライン状態(「スタート」ランプ点灯)

にし、印字データを送ります。

お願い

リアスタッカへ印字後の用紙をスタックしすぎると用紙づまりなどが発生しま

す。スタック可能枚数は 120 枚(連量 55kg の上質紙でカットシートフィーダ

にセット可能な枚数)を目安に適度に取り除いてください。

88

第 4 章 用紙のセット

4.2 用紙厚を調整する

用紙厚の調整とは、印字ヘッドとプラテンの間隔を使用する用紙の厚みに合わせることです。

本プリンタは、使用する用紙の厚さ、複写枚数に応じて自動的に印字ヘッドの位置を上下に調整す

る機能を装備しており、通常は手動で用紙厚を調整する必要はありません。

宅配伝票などの段差のある用紙に印字するときなど、自動用紙厚調整ではうまく印字できない場合

にのみ、操作パネルで手動用紙厚調整値を設定してください。

調整値を設定するときは、次表を参考にしてください。

も広くなります。

手動用紙厚調整値は各給紙口ごとに設定できます。

手順は以下のとおりです。

1 オフライン状態で「用紙選択」スイッチを押して、給紙口を選択します。

2 「機能」スイッチを押して、機能モードに入ります。(「機能モード」ランプ点灯)

3 「決定・次項」スイッチを押していき、“ヨウシアツ:ジドウ”を LCD に表示させます。

4 「選択▲/▼」スイッチを押して、手動用紙厚調整値を選択します。

5 「機能」スイッチを押して、機能モードを終了します。(「機能モード」ランプ消灯)

LCD に現在の調整値が表示されます。

1 枚紙

用紙の種類と厚さ

複写紙

推奨厚さ

(mm)

連量 40

~70kg

連 量 70

~110kg

連量 110

~135kg

一般的な 1P

(連量 34kg)

一般的な 2P

一般的な 3P

0.08

0.13

0.18

1

2

3

4 5

手動用紙厚調整値

6 7 8 9 A B C D

ハガキ

各種封筒

特殊紙

など

一般的な 4P

一般的な 5P

一般的な 6P

一般的な 7P

一般的な 8P

各 種 宅 配 伝 票

(ゆうパックな

ど)

0.23

0.28

0.33

0.38

0.43

0.48

0.53

0.58

0.63

0.68

注)機能モードで設定した値は、電源再投入後セットアップモードの設定値に戻りますのでご注意く

ださい。

89

お願い

手動でお使いになる場合は、用紙の厚さに対して下記の目安に沿って手動用紙厚

調整値を設定してください。

調整値の目安

手動用紙厚調整値は数字 1~9、英字 A~D の 13 段階あり、1 番の位置から 1

目盛増す毎に約 0.05mm 単位で用紙と印字ヘッドの間隔が広くなります。おお

よその目安として 1~2 番の設定で 1 枚、1 目盛増すごとに用紙 1 枚分間隔が広

使用する用紙の複写枚数、厚さに応じて適切な印字品質となるように手動用紙厚

調整値を設定してください。

使用する用紙に対して、手動用紙厚調整値の設定が適切でないときは、次のよう

な現象が起こることがあります。

用紙厚に対して手動用紙厚調整値が広すぎるとき

印字抜けが生じることがあります。

用紙厚に対して手動用紙厚調整値が狭すぎるとき

・印字中にリボンがはずれたり、たるんだりして印字ヘッドの故障の原因になる

ことがあります。

・用紙の端面が切れたり、しわになったりすることがあります。

・リボンによって用紙が汚れることがあります。

・用紙の送りが悪くなることがあります。

・印字ヘッドが正常に動かなくなることがあります。

この場合、下記メッセージが LCD に表示されることがあります。

◆ 用紙厚調整の動作タイミングについて

・用紙厚調整が自動のとき

印字動作を開始するときに、自動的に用紙厚が調整されます。

・用紙厚調整が手動のとき

設定後、次の印字動作を開始するときに、設定した用紙厚に調整されます。

90

第 4 章 用紙のセット

4.3 印字開始位置について

必要に応じてセットした連帳用紙の行方向の印字開始位置を変えます。(通常はセットアップモー

ドまたは機能モードで設定してください)

印字開始位置を調整するとき、印字ヘッドの右側窓のラインが文字の上下端を示しているので、こ

れを目安にして用紙を合わせます。

操作パネルの操作で行方向の印字位置を微調整できます。

オフライン状態であれば、トップカバーを開けた状態でも閉めた状態でも調整することができます。

注意

トップカバーを開けた状態で「微調送り△/▽」スイッチを押

すと、印字ヘッドが動く場合があります。

印字ヘッドに触れないでください。

やけど・けがの原因となることがあります。

◆ 正方向(用紙を送り出す方向)に微調整するとき

押します。

正方向に 1/120 インチ改行します。

押し続けると連続して正改行します。

91

◆ 逆方向(用紙を戻す方向)に微調整するとき

押します。

逆方向に 1/120 インチ改行します。

押し続けると連続して逆改行します。

ガイド

連帳用紙の印字開始位置を「微調送り△/▽」スイッチを押して変更した場合は、変更し

た分が次ページでも加減されます。また、1 インチカット(ミシン目カット)機能につい

ても用紙の繰り出し量は加減した値になります。

92

第 4 章 用紙のセット

4.4 連続帳票用紙をカット位置に送る

印刷終了後、連続帳票用紙のミシン目がカットしやすい位置(カット位置)にくるように、用紙を

送る機能です。

次の手順で、連続帳票用紙をカット位置に送ります。

1 オフライン状態で「用紙カット」スイッチを押す

ミシン目が用紙カット位置まで送られます。

〈連続帳票用紙を前方からセットした場合〉

〈連続帳票用紙を後方からセットした場合〉

93

印字ヘッドの位置が次のページの先頭行にあるときには、ミシン目がカット位置まで送られま

す。

印字済のページ

印字ヘッドが

次ページの先頭行

にある状態

次のページ

注)ページ長設定が正しくないとき、および「微調送り△/▽」スイッチで用紙を移動させた場

合はカット位置が合わなくなります。

2 用紙を切り取る

3 もう一度、「用紙カット」スイッチを押す

用紙が印字開始位置に戻ります。

94

第 5 章 リボンカセットの交換

5.1 仕 様

このプリンタで使用するリボンカセットは、下表のとおりです。

商品名

リボンカセット

DPK3800(黒)

サプライ番号 備考

0325210 黒色インクリボンが入ったリボンカセット

です。

サブカセット

DPK3800(黒)

0325220 つめかえ用インクリボンです。

注意

インクリボンをお子様が口に入れたりなめたりしないようにし

てください。健康を損なう原因となることがあります。

お願い

・リボンカセットは、指定の純正品を使用してください。

指定以外のリボンカセットを使用すると、インクリボンがからまったり、印字

ヘッドが傷んだりしてプリンタの故障を引き起こすことがあります。

・インクリボンがたるんだ状態で使用しないでください。たるんだまま印字を開

始すると、インクリボンがからまったり、巻きとりがロックすることがありま

す。

・使用済みのリボンカセットは、産業廃棄物として処理してください。

5.2 リボンカセットの交換

リボンカセットの交換は、次の手順で行います。

リボンカウント値が、設定されているリボンライフ値を超えると、LCD に“*”が表示されます。

(セットアップモード参照)

00 オンライン

ヨウシアツ :ジドウ

* 90 オフライン

ヨウシアツ :ジドウ

印字結果に問題がある場合は、すみやかにリボンカセットを交換してください。

95

1 印字ヘッドをリボン交換位置に移動する

トップカバーを閉じて電源を投入するもしくは「スタート/ストップ」スイッチを押してオフラ

イン状態にすると、印字ヘッドがリボン交換位置に移動します。

お願い

印字ヘッドが移動可能となりますが、印字ヘッドを手で移動させないでくださ

い。ハードウェアエラーが発生するおそれがあります。

2 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開ける

3 リボンカセットの両脇を押して、プリンタから取り外す

4 新しいリボンカセットを取り付ける

い。

注意

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がった

ことを確かめてから、リボンを交換してください。やけどの原因

となることがあります

5 リボンカウントリセットを行う

点灯)

させます。

次項」スイッチを押します。

96

第 5 章 リボンカセットの交換

5.3 サブリボンカセットの交換

リボンカセットは、インクリボン(サブカセット)を 4 回まで詰め替えることができます。

サブカセットの交換は、次の手順で行います。

1 リボンカセットの表と裏にあるストッパを持って「LOCK」側に引き、ローラ B を離反させる

ストッパ

2 カセットフタを固定している 3 つのフックを外してフタをあけ、使用済のリボンとインクカー

トリッジを取り出す

3 ローラ A を矢印の方向に傾けながら、新しいインクカートリッジを装着する

4 サブカセットケースを逆さにセットし、保護フィルムを静かに引き剥がす

5 リボン反転部で反時計方向にひねりながら、リボンをリボンカセットに通す

6 「PUSH」部を押しながら、サブカセットケースをゆっくりと引き上げる

7 元の様にカセットフタを閉めてストッパを解除します。ローラ A を 2~3 回転まわし、リボン

がスムーズに送られることを確認する

8 使用済のリボンとインクカートリッジは、袋などに入れて廃却する

97

5.4 消耗品の廃却について

使用済みの消耗品は、法令・条例に従って産業廃棄物としてお客様にて処分をお願いします。

ェスト伝票(産業廃棄物管理表)への記載が必要となった場合に、下記に本消耗品の種類・特性など

を示しますので、伝票記載時の参考にしてください。

産業廃棄物処理マニフェスト情報

消耗品内訳 マニフェスト情報

名 称 形 状 重金属等有無 特 性

リボンカセット

種 類

廃プラスチック

繊維くず

金属くず

固 形 無 し -

98

第 6 章 異常発生時の操作

6.1 用紙づまりのとき

6.1.1 連続帳票用紙がつまったとき

用紙づまりを起こしたときは、用紙を無理に引っ張らず、ゆっくり取り除きます。

まず、はじめに取り出しやすいように連続帳票用紙をミシン目でカットします。

その後、用紙づまりの状態に合わせて次の手順で用紙を取り除きます。

つまった用紙を取り除いたら、プリンタの電源を投入し、印刷する用紙をセットします。

◆ 前トラクタから吸入した用紙がつまったとき

1 オフライン状態にする

にします。

動作が停止し、印字ヘッドとプラテンとのすきまが最大となります。

2 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

3 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開く

トップカバーを開き、装置内部の用紙づまりの状況を確認します。

4 必要に応じて操作パネルを手前に倒す

99

100

5 トラクタの左右の用紙押さえを開き、トラクタから用紙を外す

単票テーブルを上側に開き、用紙送りトラクタ左右用紙押さえを開いて、トラクタから用紙を外

します。

6 用紙を取り除く

プリンタの前もしくは後から出ている用紙の端をゆっくり引いて、取り除きます。

第 6 章 異常発生時の操作

用紙が印字部につまってうまく取り除けない場合や、小さな紙片が残ってしまった場合は、用紙

り除きます。また、印字ヘッド先端付近の用紙が取り除きにくい場合は、リボンカセットを取り

7 操作パネルを手前に倒した場合は元に戻し、トップカバーを閉じる

注意

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がっ

たことを確かめてから、印字ヘッドを動かしてください。やけ

どの原因となることがあります。

◆ 後トラクタから吸入した用紙がつまったとき

1 オフライン状態にする

にします。

2 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

3 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開く

トップカバーを開き、装置内部の用紙づまりの状況を確認します。

101

4 必要に応じて操作パネルを手前に倒す

5 トラクタの左右の用紙押さえを開き、トラクタから用紙を外す

用紙送りトラクタ左右用紙押さえを開いて、トラクタから用紙を外します。

102

6 用紙を取り除く

プリンタの前もしくは後から出ている用紙の端をゆっくり引いて、取り除きます。

用紙が印字部につまってうまく取り除けない場合や、小さな紙片が残ってしまった場合は、用紙

を取り除きやすいように印字ヘッドを適当な位置に手で動かし、残った用紙を手で取り除きます。

また、印字ヘッド先端付近の用紙が取り除きにくい場合は、リボンカセットを取り外してから用

注意

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がっ

たことを確かめてから、印字ヘッドを動かしてください。やけ

どの原因となることがあります。

7 操作パネルを手前に倒した場合は元に戻し、トップカバーを閉じる

第 6 章 異常発生時の操作

6.1.2 単票用紙がつまったとき

用紙づまりを起こしたときは、用紙を無理に引っ張らず、ゆっくり取り除きます。

用紙づまりの状態に合わせて、次の手順で用紙を取り除きます。

つまった用紙を取り除いたら、プリンタの電源を投入します。

◆ 手差しで吸入した単票用紙がつまったとき

1 オフライン状態にする

にします。

動作が停止し、印字ヘッドとプラテンのすきまが最大となります。

2 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

3 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開く

トップカバーを開き、装置内部の用紙づまりの状況を確認します。

4 必要に応じて操作パネルを手前に倒す

103

5 用紙を取り除く

プリンタの前もしくは後から出ている用紙の端をゆっくり引いて、取り除きます。

用紙が印字部につまってうまく取り除けない場合や、小さな紙片が残ってしまった場合は、用紙

を取り除きやすいように印字ヘッドを適当な位置に手で動かし、残った用紙を手で取り除きます。

また、印字ヘッド先端付近の用紙が取り除きにくい場合は、リボンカセットを取り外してから用

注意

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がっ

たことを確かめてから、印字ヘッドを動かしてください。やけ

どの原因となることがあります。

6 操作パネルを手前に倒した場合は元に戻し、トップカバーを閉じる

104

第 6 章 異常発生時の操作

6.1.3 リアスタッカ部に用紙がつまったとき

1 オフライン状態にする

にします。

動作が停止し、印字ヘッドとプラテンのすきまが最大となります。

2 スタッカユニットを取り外す

スタッカガイドのロックレバーを押し下げながら、後方に取り外します。

装置内部の用紙づまりの状況を確認します。

3 用紙を取り除く

105

4 スタッカユニットを取り付ける

スタッカユニット左右の溝 1 をガイドピン 1 に合わせ、ガイドピン 2 が溝 2 にロックされるま

でスタッカユニットを押し込みます。

106

第 6 章 異常発生時の操作

6.1.4 カットシートフィーダから吸入した用紙がつまったとき

1 オフライン状態にする

にします。

2 プリンタの電源を切る

電源スイッチが「○」側に倒れていることを確認します。

3 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開く

トップカバーを開き、装置内部の用紙づまりの状況を確認します。

◆ カットシートフィーダユニット内での用紙づまりの場合

1 カットシートフィーダをプリンタ本体から取り外す

カットシートフィーダのケーブルをプリンタ本体のコネクタから抜いて、カットシートフィーダ

をプリンタ本体から取り外します。

警告

感 電 ケーブルを外すときは必ず電源を切ってください。電源を切ら

ずに作業すると感電の原因となることがあります。

プリンタ前部から取り外す場合

107

プリンタ後部から取り外す場合

2 セットレバーを「FREE」の位置にする

カットシートフィーダ側面のセットレバーを「FREE」の位置にします。

3 用紙を取り除く

カットシートフィーダの前もしくは後から用紙の端をゆっくり引いて取り除きます。

108

4 カットシートフィーダをプリンタ本体に装着し、プリンタの電源を入れる

第 6 章 異常発生時の操作

◆ プリンタ装置内部まで用紙が送られた後の用紙づまりの場合

カットシートフィーダのケーブルをプリンタ本体のコネクタから抜いて、カットシートフィーダを

つまった用紙を取り除いたら、カットシートフィーダをプリンタ本体に装着し、プリンタの電源を

入れます。

【つまった用紙がカットシートフィーダ側に残った場合は…】

1 セットレバーを「FREE」の位置にする

カットシートフィーダの側面のセットレバーを「FREE」の位置にします。

2 用紙を取り除く

カットシートフィーダの前もしくは後から用紙の端をゆっくり引いて取り除きます。

【つまった用紙がプリンタ装置に残った場合は…】

1 用紙を取り除く

プリンタの前もしくは後から出ている用紙の端をゆっくり引いて、取り除きます。

用紙が印字部につまってうまく取り除けない場合や、小さな紙片が残ってしまった場合は、用

紙を取り除きやすいように印字ヘッドを適宜な位置に手で動かし、残った用紙を手で取り除き

ます。また、印字ヘッド先端付近の用紙が取り除きにくい場合は、リボンカセットを取り外し

注意

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がっ

たことを確かめてから、印字ヘッドを動かしてください。やけ

どの原因となることがあります。

お願い

一度用紙づまりを起こした用紙の再使用はしないでください。

109

6.2 プリンタがうまく動かないとき

プリンタが動かなくなったり、きれいに印字できなくなったりした場合の処置方法を説明します。

処置を行っても機能が回復しない場合は、担当営業または保守員にご相談ください。

6.2.1 電源投入時の不具合

その際の異常動作に対する処置方法を説明します。

現象

電源を投入後「電源」ランプが

点灯せず、プリンタが動作しな

い。

電源を投入後、いったん「電源」

ランプが点灯するが消灯する。

原因

電源コードの接続が正しくな

い。

電圧異常を検出し、電源が自動

的に停止した。

っかかているものを取り除いて

ください。

処置

プリンタの電源を切り、電源コ

ードの接続を確かめてくださ

い。(「2.8 電源コードの接続」

参照)

電源を切って、5 分間放置後、

再度電源を投入し、再現する場

合は、修理を依頼してください。

電源を切って、印字ヘッドにひ 電源投入後プリンタがイニシャ

ル動作をしない。

または LCD にエラーメッセー

ジを表示する。

用紙やリボンが印字ヘッドにひ

っかかっているため、電源投入

時の印字ヘッドの左右動作(イ

ニシャル動作)が正常にできな

い。

印字ヘッドを固定している輸送

用固定材が取り外されていない

ため、電源投入時の印字ヘッド

の左右動作(イニシャル動作)が

正常にできない。

モータやセンサ、回路の故障、

その他を検出した。

電源を切って、輸送用固定材を

取り外してください。(「2.3

輸送用固定材の取り外し」参照)

LDC に表示された内容を記録

してから、電源を切って、修理

を依頼してください。

カバーを閉じてください。

プが約 10 秒間点滅する。

カバーが開いているため、動作

を停止している。

プリンタ装置または印字ヘッド

が寿命になった。

引き続きご使用にはなれます

が、担当営業または保守員に連

絡してください。

110

第 6 章 異常発生時の操作

6.2.2 単票用紙吸入時の不具合

単票用紙吸入がうまくできない場合の、処置方法を説明します。

現象

吸入しない。

原因

カバーが開いているため、動作

を停止している。

プリンタがオフライン状態であ

る。

吸入途中で排出される。

吸入後キャリアが移動したのち

に排出される。

給紙口の選択が、連帳になって

いる。

LCD に“テサシジョキョ”と表

示されている。

前回吸入した用紙を、手で引き

抜いたため、プリンタの状態が

紙有り状態となっている。

プラテン直前直後の用紙ガイド

(斜面)上に紙粉がたまり、セン

サが誤検出している。

単票セットフリーオフのとき

に、用紙のセットをゆっくり行

なったため、規定時間内に吸入

動作が完了しなかった。

用紙が斜めに給紙された(吸入

斜行)を検出した。

プレプリントによりセンサが誤

検出している(プレプリントの

ない用紙は問題無い)。

単票セットフリーオンのとき、

用紙幅に問題がある。

単票セットフリーオンのとき、

セット位置に問題がある。

処置

カバーを閉じてください。

「スタート/ストップ」スイッ

チを押してオンライン状態にし

てください。

「用紙選択」スイッチを押して、

単票を選択してください。

一度用紙を抜き取り、1 秒待っ

てから再吸入してください。

「改ページ」スイッチを押し、

一度排出動作をさせてから、再

吸入してください。

紙粉を清掃してください。(「第

8 章 清掃」参照)

より素早く用紙をセットしてく

ださい。

用紙を傾かない様に再セットし

てください。

プ レ プ リ ン ト に 関 し て は 、

「7.5 プレプリント用紙を使

用するとき」を参照してくださ

い。

幅 100 ~ 364mm( は が き ~

B4) の 用 紙 を使 用 し て く ださ

い。

幅 55~99mm 未満、365~

420mm の用紙は単票セット

フリーオフにして使用してくだ

さい。

「4.1.3 単票用紙をセットす

用紙の形状に問題があり、吸入

斜行を誤検出している。

を参照し、セット位置を修正し

てください。

用紙の形状に関しては、「7.6

用紙の形状について」を参照し

てください。

111

6.2.3 連帳用紙吸入時の不具合

連帳用紙がうまく吸入できない場合の処置方法を説明します。

現象

吸入しない。

原因

カバーが開いているため、動作

を停止している。

給紙口が正しく選択されていな

い。

処置

カバーを閉じてください。

「用紙選択」スイッチを押して、

正しい給紙口(「前連帳」または

「後連帳」)を選択してくださ

い。

単票テーブル上に放置された用

紙を取り除いてください。

吸入途中で排出される。

吸入途中で用紙づまりとなる。

LCD に“テサシジョキョ”と表

示されている。

(単票テーブル上に放置された

用紙を検出している)。

前回吸入した用紙を、手で引き

抜いたため、プリンタが紙有り

状態となっている。

プラテン直前直後の用紙ガイド

(斜面)上に紙粉がたまり、セン

サが誤検出している。

左右のトラクタ間で用紙が弛ん

でいる。

「改ページ」スイッチを押し、

一度排出動作をさせてから、再

吸入してください。

紙粉を清掃してください。

前トラクタ給紙時、単票テーブ

ルを開いている。

用紙の上端部に損傷、折れ曲が

りがある。

トラクタへのセットで、左右で

穴がズレている。

左右のトラクタ間隔を軽く用紙

が張る程度に調整してくださ

い。

単票テーブルを閉じてくださ

い。

損傷したり、折れ、曲がりのあ

る連帳を使用しないでくださ

い。

正しくセットし直してくださ

い。

112

第 6 章 異常発生時の操作

6.2.4 印字中の問題点

印字中の問題点に対する対処方法を説明します。

現象

プリンタが動作しない。

印字が始まらない。

原因

カバーが開いているため、動作

を停止している。

「スタート」ランプが消えてい

る。

処置

カバーを閉じてください。

「スタート/ストップ」スイッ

オンライン状態であるのに、印

字できない。

印字開始前に用紙パスが切り替

わってしまう。

ドライバのプロパティまたは上

位装置で設定した用紙パスが正

しくない。

印字音はするのに印字しない。 リボンカセットを取り付けてい

ない。

プリンタ動作中に「チェック」

ランプが点滅し、プリンタが停

印字ヘッドの左右動作に異常が

発生した。

<要因>

ージ表示) 1. 段差のある用紙を使用してい

る。

2. 用紙厚設定が正しくない。

プリンタ動作中に突然電源が切

断される。

3. 用紙づまりが発生した。

4. リボンが印字ヘッドにひっか

かった。

電圧異常を検出し、電源が自動

的に停止した。

印字開始直前にアラームとな

る。

LAN ケーブルの接続が正しく

ない。

プリンタの上位装置のネットワ

ークに異常がある。

用紙が厚過ぎる。

段差のある用紙を使用している

ため、正常に自動用紙厚検出が

できない。

を点灯させてください。

プリンタの電源を切り、LAN ケ

ーブルの接続を確かめてくださ

い。

IP アドレスの設定などネットワ

ークについて確認してくださ

い。

ドライバのプロパティまたは上

位装置で正しく設定してくださ

い。

リホンカセットを取り付けてく

ださい。

電源を切って、用紙仕様、用紙

厚設定を見直してください。

電源を切って、5 分間放置後、

再度電源を投入し、再現する場

合は修理を依頼してください。

「第 7 章 用紙について」を参

照し用紙を確認してください。

手動用紙厚調整で印字してくだ

さい。

113

6.2.5 印字結果の問題点

印字結果の問題点に対する処置方法を説明します。

現象

リボン汚れが出る。

原因

手動用紙厚調整のとき、設定が

適正値に対して狭くなってい

る。

段差のある用紙を使用してい

る。

処置

広めに設定し直してください。

印字を構成するドットが横一列

に欠ける。

前給紙の場合、印字の上側が欠

ける。

後給紙の場合、印字の下側が欠

ける。

印字が所々でよじれたように欠

け る ( 用 紙 を 変 え て も 発 生 す

る)。

自動紙厚調整機構の故障。

リボンカセットの交換時期が近

づいている。リボン生地の波う

ちが激しくなっている。

手動用紙厚調整にて印字してく

ださい。

(「4.2 用紙厚を調整する」参

照)

応急処置として、手動用紙厚調

整に切り替えて使用することが

できます。

新しいリボンカセットと交換し

てください。

(「第 5 章 リボンカセットの

交換」参照)

広めに設定し直してください。 縦棒のつなぎの左右方向にズレ

が大きい(行間ズレが大きい)。

印字がうすい。

手動用紙厚調整のとき、設定が

適正値に対して狭いため、印字

ヘッドの左右動作の精度が悪く

なっている。

段差のある用紙の段差部分で印

字ヘッドの左右動作の精度が悪

くなっている。

手動用紙厚調整のとき、設定が

適正値に対して広い。

段差のある用紙を使用してい

る。

自動紙厚調整機構の故障。

手動用紙厚調整にて印字してく

ださい。

(「4.2 用紙厚を調整する」参

照)

狭めに設定し直してください。

(狭くし過ぎると故障の原因と

なるので注意してください。)

手動用紙厚調整で印字してくだ

さい。

(「4.2 用紙厚を調整する」参

照)

応急処置として、手動用紙厚調

整に切り替えて使用することが

できます。

新しいリボンカセットと交換し

てください。

修理を依頼してください。

リボンカセットの交換時期が近

づいている。リボン生地の印字

跡部の黒さが薄くなっている。

印字ヘッドのピンが折れていま

す。

リボンカセットが正しく取り付

けられていません。

リボンがたるんだり、よじれた

りしています。

印字を中止して、リボンカセッ

トを正しく取り付けてくださ

い。(「2.9 リボンカセットを

取り付ける」参照)

印字を中止して、リボンカセッ

トを点検してください(リボン

つまみを回してリボンのよじれ

が無いか確認します)。

114

第 6 章 異常発生時の操作

現象

印字開始位置が上、または下に

ズレる。

単票セットフリー使用時に印字

の左右の位置がズレる。

連帳用紙の印字位置がページに

よってズレる。

原因

ドライバでの給紙方法選択、プ

リンタの上端余白の設定がアプ

リケーションに適合していな

い。

ソフトウェアによっては上端余

白の設定を変更する必要が有り

ます

用紙上端のプレプリント禁止領

域にプレプリントがある。

用紙の左端部に面取、プレプリ

ントがあるために、用紙左端を

正しく認識できない。

仕様外用紙を使用しているた

め、正しく搬送できない。

連帳用紙の置きかたが悪く、正

しく搬送できない。

用紙のページ長さと、ソフトウ

ェアのページ長設定値が異な

る。

処置

アプリケーションに合わせて、

ドライバの給紙方法、プリンタ

の機能設定を正しく設定してく

ださい。

アプリケーションソフトの説明

書で確認してみてください。

プレプリントを修正するか、吸

入後用紙の位置合わせを行なっ

て印字してください。

用紙を修正するか、単票セット

フリーをオフにして使用してく

ださい。

「第 7 章 用紙について」を参

照し、仕様にあった用紙を使用

してください。

連帳用紙はプリンタ給紙口の下

に置き、斜めになったり、途中

に引っかかりのない様にしてく

ださい。また、箱からスムーズ

に引きだされない用紙は、箱か

ら出して設置してください。

ソフトウェアのページ長指定に

合う用紙を使用してください。

115

6.2.6 カットシートフィーダ使用時の不具合

カットシートフィーダ使用時の不具合点に対する処置方法を説明します。

現象

カットシートフィーダが動作し

ない。

用紙が吸入しない。

複数枚の用紙が同時に送られて

しまう。

紙づまりが起きる。

原因

カットシートフィーダのコネク

タがプリンタに接続されていな

い。

左右の用紙ガイドで用紙をきつ

くはさんでいる。

用紙が厚すぎる。

処置

コネクタを接続してください。

用紙に対して適正なゆとりを持

って、用紙ガイドをセットして

ください。

仕様にあった用紙を使用してく

ださい。

セットした用紙が多すぎる(赤 用紙ガイドの赤線以内にセット

してください。

用紙つまりが発生している。 つまった用紙を取り除いてくだ

さい。

セットレバーが「FREE」にな

っている。

操作パネルのランプの表示が

「連帳」になっている。

セットレバーを「SET」にして

ください。

操作パネルの「用紙選択」スイ

ッチを操作し「単票」ランプを

点灯させてください。

用紙を十分にさばいていない。 用紙を十分にさばいてからセッ

トしてください。

用紙が薄すぎる。

用紙に折れ曲がりがある。

左右の用紙ガイドの隙間が狭す

ぎるか、広過ぎる。

紙置台内の用紙が不揃いの状態

でセットされている。

種類の異なった用紙が混在して

いる。

仕様にあった用紙を使用してく

ださい。

折れ曲がりの無い用紙を使用し

てください。

用紙カイドを用紙幅に合わせて

正しくセットしてください。

用紙を揃えて紙置台内に正しく

セットしてください。

用紙の種類は一種類にして紙置

台へセットしてください。

左右の用紙ガイドの隙間が狭す

ぎるか広過ぎる。

仕様以外の用紙を使用してい

る。

用紙カイドを用紙幅に合わせて

正しくセットしてください。

仕様にあった用紙を使用してく

用紙に折れ曲がりがある。

種類の異なった用紙が混在して

いる。

セットした用紙が多すぎる(赤

420mm)

折れ曲がりの無い用紙を使用し

てください。

用紙の種類は一種類にして紙置

台へセットしてください。

用紙ガイドの赤線以内にセット

してください。

116

第 6 章 異常発生時の操作

6.2.7 PrintWalker/PMのエラーメッセージ

パソコン画面上に表示されるエラーメッセージに対する対処方法を説明します。

表示

番号

表示内容

1001 プリンタ装置がストップ状態で

す。

プリンタ装置をスタート状態に

し、印刷を再開してください。

1010 カバーが開いています。

開口部のカバーを閉じて、プリ

ンタ装置をスタート状態にして

ください。

1020 用紙詰まりが発生しました。

用紙を取り除いた後、用紙の再

設定を行い、プリンタ装置をス

タート状態にしてください。

1029 単票用紙抜き取り待ち状態で

1060 用紙がありません。プリンタ装

置に用紙をセットし、プリンタ

装置をスタート状態にしてくだ

さい。

1076 指定した給紙方法にあやまりが

あります。

指定した給紙方法およびプリン

タ装置の状態を確認してくださ

い。

3020 プリンタ装置との通信ができま

せん。

消灯)

原因

プリンタ装置がオフライン状

トップカバーが開いていま

す。

プリンタ装置内で、用紙詰ま

りが発生しました。

手差し口に用紙がある状態で

印刷データを受信しました。

印刷していた用紙がなくなり

ました。

指定した給紙口に用紙があり

ません。

受信した印刷データとプリン

タ装置の状態が合っていませ

ん。

(給紙口など)

プリンタ装置の電源断、LAN

の異常のため、プリンタ装置

との通信ができません。

処置

「スタート/ストップ」スイ

ッチを押して、オンライン状

態にしてください。

トップカバーを閉じてから、

「スタート/ストップ」スイ

ッチを押して、オンライン状

態にしてください。

「6.1 用紙づまりのとき」

を参照して、装置内から用紙

を取り除いた後、用紙を正し

くセットし直してから、「ス

タート/ストップ」スイッチ

を押して、オンライン状態に

してください。

手差し 口の用 紙を取 り除く

と、正常に印刷が開始されま

す。

プリンタ内の用紙をすべて排

出し、印刷する用紙をセット

してから、「スタート/スト

ップ」スイッチを押して、オ

ンライ ン状態 にして くださ

い。

正常に印刷されなかったペー

ジから印刷されます。

受信した印刷データとプリン

タ装置 の状態 を合わ せてか

イッチを押して、オンライン

状態にしてください。

電源を投入してください。

またはネットワークについて

を確認してください。

ハードエラーが発生しまし

ーブルの状態や IP アドレス

の設定など)

詳細コードを含めたメッセー

ジ内容を記録してください。

その後、修理を依頼してくだ

さい。

5000 プリンタ装置に復旧不可能なエ

ラーが発生しました。当メッセ

ージと操作内容を記録した後、

システム管理者に連絡してくだ

さい。

(詳細コード:xxxx-xx

-x)

5010 プリンタ装置に異常が発生しま

した。異常原因を取り除き、プ

リンタ装置をスタート状態にし

てください。

(詳細コード:xxxx-xx

-x)

ハードエラーが発生しまし

た。

異常原因を取り除いてから、

「スタート/ストップ」スイ

ッチを押して、オンライン状

態にしてください。再度エラ

ーが発生する場合は、詳細コ

ードを含めたメッセージ内容

を記録してください。その後、

修理を依頼してください。

117

6.2.8 PrintWalker/RSのエラーメッセージ

パソコン画面上に表示されるエラーメッセージに対する対処方法を説明します。

表示内容

プリンタ停止中

カバーオープン

用紙詰まり

用紙無し(単票用紙)

用紙無し(連帳用紙)

セレクトミス

手差し用紙除去待ち

原因

手差し口に用紙がある状態で印

刷データを受信しました。

CE-CALL(xx-xx 詳細情報) ハードエラーが発生しました。

(CE コール)

処置

プリンタ装置がオフライン状態

です。 ランプ消灯)

「スタート/ストップ」スイッ

チを押して、オンライン状態に

してください。

トップカバーが開いています。 ト ッ プ カ バ ー を 閉 じ て か ら 、

プリンタ装置内で、用紙づまり

が発生しました。

「スタート/ストップ」スイッ

チを押して、オンライン状態に

してください。

「6.1 用紙づまりのとき」を

参照して、装置内から用紙を取

り除いた後、用紙を正しくセッ

トし直してから、「スタート/

印刷していた用紙がなくなりま

した。

指定した給紙口に用紙がありま

せん。

ストップ」スイッチを押して、

オンライン状態にしてくださ

い。

プリンタ内の用紙をすべて排出

し、印刷する用紙をセットして

イッチを押して、オンライン状

態にしてください。

正常に印刷されなかったページ

から印刷されます。

受信した印刷データとプリンタ

装置の状態が合っていません。

(給紙口など)

印刷データとプリンタ装置の状

態を合わせてから、「スタート

/ストップ」スイッチを押して、

オンライン状態にしてくださ

い。

手差し口の用紙を取り除くと、

正常に印刷が開始されます。

詳細コードを含めたメッセージ

内容を記録してください。

その後、担当営業または保守員

に修理を依頼してください。

注)単票テーブルへの用紙セット位置や手動用紙厚調整値が正しくないと、LCD に下記エラーメッセ

ージが表示される場合がありますので、確認してください。

118

第 6 章 異常発生時の操作

6.3 おもなエラーメッセージ(LCD表示)

6.3.1 カバーオープン

(1) 表示内容

ブザー音を鳴動します。

ER09-01:カハ゛ー

(2) 復旧操作 b) カバーを正しく閉めます。

6.3.2 プログラムエラー

(1) 表示内容

この異常が発生すると、印刷は中断されます。

ER07-01:フ゜ロク゛ラム

(2) 復旧操作 a) プログラムの管理者とご相談の上、エラー要因を除去してください。 b) 「スタート/ストップ」スイッチを押し、オンライン状態に戻します。

6.3.3 手差し用紙除去待ち

(1) 表示内容

ンプが点滅して、ブザー音を鳴動します。

ER13-03:テサシシ゛ョキョ

(2) 復旧操作 b) 手差し口の用紙を取り除きます。

6.3.4 セレクトミス

(1) 表示内容

装置が連帳を選択している状態で、ホストから単票データを受信すると、下記メッセージを表示

ER34-01:セレクトミス

119

装置にカットシートフィーダが装着されていない状態で、ホストからカットシートフィーダ吸入

します。

ER34-02:セレクトミス

装置にカットシートフィーダが装着されていない状態で、ホストからカットシートフィーダへの

切り換えデータを受信したり、前カットシートフィーダを装着した状態で前連帳への切り換えデ

す。

ER34-03:セレクトミス

(2) 復旧操作

ライン状態にします。

6.3.5 POCエラー

(1) 表示内容

Windows から印刷する場合、プリンタドライバで指定する用紙サイズ(用紙長、用紙幅)がプ

リンタでサポートしている用紙サイズ外であると、本エラーが発生することがあります。

動します。

ER32-01:POC イシ゛ョウ

(2) 復旧操作 a) 「スタート/ストップ」スイッチを押し、オフライン状態に戻します。 b) プリンタドライバで指定している用紙サイズを確認してください。

6.3.6 パターンタイムアウト

(1) 表示内容

点滅して、ブザーが鳴動します。

ER89-0X:パターン

エラーコード 発生理由

ER89-01 上位装置に要求した非常駐文字に対する応答がない(文字内文字)

ER89-02 上位装置に要求した非常駐文字に対する応答がない(グラフ内文字)

(2) 復旧操作 a) ブザー音を停止する場合は、「ブザーOFF」スイッチを押下します。 b) 電源を切断後、再投入してください。 c) 上位装置の管理者とご相談の上、エラー要因を取り除いてください。

120

第 6 章 異常発生時の操作

6.3.7 上位装置電源断

(1) 表示内容

下記メッセージを表示します。

この異常が発生すると、印刷は中断されます。

ER27-01:シ゛ョウイソウチ

(2) 復旧操作 a) 上位装置の電源を投入してください。 b) データ送信を再開すると、復旧します。

6.3.8 LAN二重アドレスエラー

(1) 表示内容

ネットワーク上に同一の MAC アドレスまたは IP アドレスが存在すると、本エラーが発生します。

ブザーが鳴動します。

ER43-01:LAN XXXX

(2) 復旧操作 a) 電源を切断します。 b) プリンタの設定ミスが考えられますので、セットアップの情報を確認してください。

6.3.9 メカ系の異常

(1) 表示内容

します。

ER8X-0X:XXXXXXXX ← 表示内容

(2) 復旧操作 b) メッセージを記録の上、電源を切断し、装置内の用紙をすべて取り除いてから、電源を再投

入します。 c) 電源を再投入しても同じメッセージが表示される場合には、担当保守員にご連絡願います。

注 1)単票セットフリーオフ時に、単票用紙の左端を用紙ガイドに当てずに、単票テーブル

の中央などに差し込んだ場合、LCD にエラーメッセージ“ER8B-01:APTC エラ

ー”と表示されることがあります。

「スタート/ストップ」スイッチを押してオンライン状態に戻してから、単票用紙を

正しく差し込んでください。

注 2)手動用紙厚調整時に調整値より厚い用紙をセットした場合や、用紙づまりが発生した

場合、LCD にエラーメッセージ“ER85-01:スペースエラー”または“ER85-02:

スペースエラー”と表示されることがあります。

装置内の用紙をすべて取り除いてから、調整値を正しく設定してください。

121

6.3.10 ハードウェアの異常

(1) 表示内容

ー音を鳴動します。

ER4X-XX:XXXXXXXX

(2) 復旧操作 b) 表示されたメッセージを記録の上、電源を切断し、装置内の用紙をすべて取り除いてから、

電源を再投入します。 c) 電源を再投入しても同じメッセージが表示される場合には、担当保守員にご連絡ください。

122

第 7 章 用紙について

7.1 連続帳票用紙

このプリンタで使用できる連続帳票用紙は、次のとおりです。

◆ 用紙の寸法

連続帳票用紙の寸法を下図に示します。

単位 mm

記号

Y

(用紙幅)

寸 法

101.6

T

(折畳み長さ)

406.7

(4~16 インチ)

前連帳:101.6 以上(4 インチ以上)

後連帳:127 以上(5 インチ以上)

123

◆ 用紙の構成枚数

オリジナルを含む用紙の構成枚数と用紙の厚さ(連量)の組合わせは、下表のとおりです。下表以

外の用紙の組み合わせでは、用紙送り精度の乱れなどがより発生しやすくなります。

用紙の構成枚数

一枚用紙

ノンカーボン紙

用紙種類

カーボン紙

カーボン紙

5P

6P

7P

8P

2P

3P

4P

5P

6P

7P

8P

2P

3P

4P

枚数

1P

2P

3P

4P

連量(kg)

45,55,70

34,43,55,(70)

34,43,(55,70)

34,(43,55,70)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,45,55,(70)

34,45,(55,70)

34,(45,55,70)

34,(45,55)

34,(45,55)

34,(45,55)

34,(45,55)

30,40,45,(55,70)

30,40,(45,55)

30,40,(45,55)

前連帳 後連帳

連量 70kg を超える用紙については、はがき用紙を参照してください。

備考

の用紙は、複

数つづりの一

番下の用紙の

み使用可能で

す。

・前連帳/後連

帳での使用可

能用紙は、左

記○印により

ます。

注 1) 連量とは、四六判(788×1091mm)の用紙 1000 枚の重量を kg で示した値です。

注 2) ノンカーボン紙および裏カーボン紙の連量は、用紙メーカによって多少異なる場合がありま

す。その場合、表の数値に近いものを選んでください。なお、裏カーボン紙は、多湿環境で

使用しないでください。

注 3) 中カーボン紙は、間に挿入されるカーボン紙を用紙 1 枚に相当するものとして数え、複写枚

数は 4P までです。(後連帳は 3P までです。)

中カーボン紙に使用するカーボン紙の厚さは、0.03mm 以下としてください。

注 4) 用紙の種類および保管状況により、印字品質に差が出る場合があります。不具合が発生する

用紙については、その度合いが容認出来るものであるかどうか判断の上ご使用ください。

注 5) 全体の用紙厚さは、0.57mm 以下にしてください。

注 6) とじられた用紙の大きさは、各層とも互いに同一になるようにしてください。

124

第 7 章 用紙について

◆ 用紙のとじかた

ろいろありますが、折り曲げやすいように点のりで、各層間で交互の位置にのり付けする方法をおす

すめします。

綴じ方法

適用する

用紙枚数

備 考

本プリンタに最も適

したとじ方です。

8 枚まで

用紙枚数が多くなる

ほど、用紙層ズレが

出やすくなります。

8 枚まで

一列 二列

8 枚まで

用紙のしなやかさが

失われ堅くなってし

まうので、用紙ジャ

ム等が出やすくなり

ます。

注 1) 上記説明図では帳票の片側のみ示していますが、実際には両側をのり付けしてください。

注 2) 完成した用紙の折畳み部分を平らに伸ばしたときのふくらみは、下図に示すように 1mm 以

下になるようにしてください。

注 3) プリンタ故障の原因になるので、金属ホチキスとじは使用しないでください。

注 4) 帳票の用紙送り穴の層間でのズレは、0.4mm 以下のものを使用してください。

125

◆ ミシン目の入れ方

ミシン目の入れ方によっては、用紙送りに悪影響を与えることがあります。特に 1 枚用紙の場合、

ミシン目を強く入れると使用中にミシン目から破けることがあります。

ミシン目の入れ方は、次のようにしてください。

・1 枚用紙のミシン目(縦、横ミシン目共)のカット(切る部分)およびアンカット(切らない部分)

の比率は、約 3:1 にしてください。

・横ミシン目のアンカット寸法(両端部 C)は、1mm 以上にしてください。

・複写用紙についても同様の注意が必要です。あらかじめ確認の上、使用してください。

注 3

注 1) 縦ミシン目と横ミシン目の交点がカットされている(交点カット(a))とき、下図に示す斜

線部には印字しないでください。これを守らないと、用紙にキズがついたりプリンタの故障

となることがあります。

注 2) 印字を伴わない印字ヘッドの移動の際にも悪影響が発生しますので紙面全体に上記のミシン

目の入れ方を適用してください。

禁止領域の制限はありません。

(a)

記号

寸法

A

28 以上

(b)

単位 mm

B

3 以上

126

第 7 章 用紙について

7.1.1 一般用紙(前・後トラクタ)

連続帳票用紙の印字領域を下図に示します。

◆ 用紙サイズおよび印字領域

連続帳票用紙の印字領域を下図に示します。

項 目

A 上端余白

B 横打ち出し

C 最終印字

D 下端余白

E PE 検出(注 3)

F 下端余白

G 上端余白

T 折り畳み長さ

Y 用紙幅

寸 法(mm)

前連帳 後連帳

4.2以上

11.43以上(注 1)

(注 2)

約 101

4.2以上

4.2以上

4.2以上

157

4インチ以上 5インチ以上

4~16インチ

注 1) B 値は用紙幅 15 インチ以下の場合です。16 インチの場合は、14~30mm となります。

注 2) C 値については用紙幅と印字桁数によりますが、最小 11.43mm とします。

注 3) E 値の範囲はトラクタから用紙が外れた領域であり、改行が乱れることがあります。また、

逆改行は禁止とします。

127

7.1.2 はがき用紙(前トラクタ)

◆ 用紙サイズおよび印字領域

項 目 寸法(mm)

A

B

C

D

Y

T

横打ち出し

最終印字

縦打ち出し

(注 1)

縦打ち出し(推

奨値)

用紙幅

折り畳み長さ

5.08 以上

(1/5 インチ)

5.08 以上

(1/5 インチ)

8.46 以上

(1/3 インチ)(注 2)

25.4

(1 インチ)(注 2)

228.6~330.2

(9~13 インチ)

203.2~355.6

(8~14 インチ)

注 1) C 領域では印字ユニットの横移動はさせないでください。

(用紙のふくらみなどにより、リボン汚れおよび用紙引っ掛けの原因になります。)

注 2) E の印字領域内では、多少改行が乱れることがあります。

注 3) 印字領域内にミシン目がある場合、印字はそのミシン目から 5.08mm 以上離してください。

ただし、折畳み部以外のミシン目は、カットおよびアンカット比を 2:1 にしてください。

◆ 連量

135kg 以下とし、枚数は 1 枚のみとします。

◆ ミシン目の入れ方

一般連続帳票用紙と同様です。

128

第 7 章 用紙について

7.1.3 封筒用紙(前トラクタ)

◆ 用紙サイズおよび印字領域

点のり 上紙 中紙

注 2

寸法(mm)

A

B

C

D

E

19 以上

(3/4 インチ)

1 以上

(1/25 インチ)

8.46 以上

(1/3 インチ)

5.08

(1/5 インチ)

21.7

(5/6 インチ)

両面テープ

のり付け 下紙

注 1) 改行精度の保証範囲は、25.4mm 以上です。

注 2) ミシン目の寸法は、右図をおすすめします。

注 3) のり付けの幅は、1/6 インチ以下とします。

注 4) のり付けによる厚み増加は、0.1mm 以下とします。

注 5) 穴ズレは、0.3mm 以下とします。

◆ 紙質構成および連量

紙質

連量(kg)

上紙

裏カーボン紙

33.5

中紙 下紙

ノンカーボン紙 ノンカーボン紙

70 70

129

130

◆ 形状および構造

(a)大きさ

記号

T

Y

Y1

Y2

Y3

寸法(mm)

127(5 インチ)

254(10 インチ)

254(10 インチ)

254(10 インチ)

228.6(9 インチ)

(b)とじ方法

とじ方法 上紙/下紙

種類

位置

点のり

両端

中紙/下紙

棒のり

左端・上下端

1/6 インチ幅

(※印)

両面テープ使用(※※印)

銘柄 アスコットテープ

(mm)

はくり紙

肉のり

12

10

第 7 章 用紙について

7.1.4 タック用紙(前・後トラクタ)

◆ 用紙サイズおよび印字領域

寸法(mm)

A

B

C

D

2.54 以上

(1/10 インチ)

6.35 以上

(1/4 インチ)

2.54 以上

(1/10 インチ)

25.4

(1 インチ)(注)

用紙サイズ(台紙)は、一般連続

帳票用紙と同じです。

注)D 範囲内での印字領域では、多少改行が乱れる場合があります。

(改行量が 1/6 インチ以上の場合は、となり合う印字行の文字同士が重なり合うことは有りま

◆ 用紙厚さ

・用紙厚さは、ラベル+台紙が 0.2mm 以下となるようにしてください。

・台紙の厚さは、0.1mm 以下としてください。

・ラベルの厚さは、0.1mm 以下としてください。

◆ ラベルの貼付け強度

・次の条件で、ラベルが台紙からはがれないものを使用してください。

ラベルのめくれのあるもの、折れ曲がりのあるものは使用しないでください。

項 目

巻付ドラム径

巻付角度

巻付時間

周囲温度

周囲湿度

条 件

φ27

180°

24 時間

40℃

30%RH

131

◆ 用紙の形態

・ラベルのはがれによる用紙送行不能、または印字ヘッドの損傷など、重大なトラブルを防止するた

めに下記用紙形態をおすすめいたします。

1) カストリは行わず、ラベルの四角および他の四辺に切込みを残した用紙。

※カストリとは、台紙全体に張られた粘着シールをラベルの部分だけを残してはぎ取ることを言い

ます。

132

※この形態は、ほぼ完全にラベルのはがれを防止することができ、最もおすすめするものです。で

きる限りこの形態を使用するようにしてください。

2) カストリを行う場合、必ずラベルの四角に丸みを付けてください。

第 7 章 用紙について

7.1.5 宅配伝票(前トラクタ)

ここでは宅配伝票としての代表的な郵便小包ラベル(ゆうパック B、B-2、B-3)について規定し

ます。

他の宅配伝票を使用する場合は、十分確認の上ご使用願います。

◆ 印字領域

郵便小包ラベル

注 1) 印字領域内の用紙段差は、最大 0.15mm 以下としてください。

注 2) 用紙厚段差のある伝票を印字すると、自動用紙厚調整機構(APTC)の故障の原因となりま

すので、手動用紙厚調整に切り替えて使用してください。

注 3) 印字領域外への印字は禁止します。

133

7.2 手差しで使用する単票用紙

7.2.1 一般用紙

◆ 用紙サイズおよび印字領域

項 目

A 上端余白

B 下端余白

C

左端余白

(注 3)

D 右端余白

寸法(mm)

単票セットフリ 単票セットフリ

ーオフの場合

4.2 以上

ーオンの場合

4.2 以上

4.2 以上 4.2 以上

5.08 以上 5.08

E 用紙長さ

F 用紙幅

5.08 以上 5.08 以上

70~420

70~364

(注 4)

55~420

100~

364

注 1) 印字領域以外への印字は禁止します。

注 2) B4 横より幅の大きな用紙を使用する場合は、C 値と D 値は同時に実現できません。

注 3) A3 横を使用する場合は、C 値は 33~38.5mm となります。

注 4) 単票セットフリーオフの場合、前カットシートフィーダ取り付け時の E 値は 90~420mm

となります。

◆ 用紙枚数

用紙種類

一枚用紙

ノンカーボン

注 2)

裏カーボン紙

注 2)

枚数

6P

7P

8P

2P

3P

4P

1P

2P

3P

4P

5P

5P

6P

7P

8P

連量(kg)注 1)

45,55,70,90,110,135

34,43,55,(70)

34,43,(55,70)

34,(43,55,70)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,(43,55)

34,44,55,(70)

34,44,(55,70)

34,(44,55,70)

34,(45,55)

34,(45,55)

34,(45,55)

34,(45,55)

複数つづりの一番下の

用 紙 の み 使 用 可 能 で

す。

備考

注 1) 連量とは、四六判(788mm×1091mm)の用紙 1000 枚の重量を kg で示します。

注 2) ノンカーボン紙および裏カーボン紙の連量は、メーカによって多少異なる場合がありますが、

その場合は表の数値に近いものを選んでください。

注 3) 中カーボン紙は、単票用紙の場合使用しないでください。

134

7.2.2 用紙のとじ方法

とじ方法は、必ず下図のように天のりとじにしてください。

1mm 以上

第 7 章 用紙について

注 1) のり付け部が波打ったり硬くなったりしないように、のりの量と種類に注意してください。

注 2) 束のりとじの用紙はとじ力が弱いことから分離したり、のりがはみ出したりしてジャムが発

生する可能性がありますので、使用を避けてください。

7.2.3 はがき

◆ 用紙サイズおよび印字領域

記号

A

B

E

F

C

D

項 目

上端余白

下端余白

左端余白

右端余白

用紙長さ

用紙幅

寸法(mm)

4.2 以上

4.2 以上

5.08 以上

5.08 以上

100,148,200

100,148,200

注) 往復はがきは、折り目のないものを使用してください。

私製はがきを使用する場合は、十分に確認を行ってから使用してください。

135

7.2.4 封筒

◆ 用紙サイズおよび印字領域

◆ 封筒サイズおよび坪量

記号 項 目

A 上端余白

B 下端余白

C 左端余白

D 右端余白

寸法(mm)

7.38 以上

7.38 以上

12 以上

12 以上

封筒の種類

寸法

E(mm) F(mm)

長形 2 号

長形 3 号

長形 4 号

長形 5 号

角形 2 号

角形 3 号

角形 4 号

角形 5 号

角形 6 号

角形 7 号

角形 8 号

洋形 1 号

洋形 2 号

洋形 3 号

洋形 4 号

洋形 5 号

洋形 6 号

洋形 7 号

US10

ジャーマンタイプ

277

235

205

185

332

277

267

240

229

205

197

176

162

148

235

217

190

165

239

220

注 1) 印字領域以外への印字を禁止します。

119

120

90

90

240

216

197

190

162

142

119

120

114

98

105

95

98

92

105

111

70,85

50,60,70,85

70,85

50,60,70,85

50,60,70,85

81 以下

坪量(g/m

クラフト紙

2

その他の紙

最大

用紙厚

(mm)

70 以上 85 以下 0.48

55 以上 85 以下 0.48

70 以上 85 以下 0.48

55 以上 85 以下 0.48

70 以上 85 以下 0.46

81 以下 0.46

注 2) 封筒印字時は、印字汚れ・かすれなどが発生しやすくなりますので、十分確認の上使用して

ください。また、自動用紙厚調整機構(APTC)の故障の原因となりますので、手動用紙厚

調整に切り替えて使用してください。

注 3) 印字領域内の用紙の段差は、最大 0.15mm 以下としてください。

注 4) のり付け部の上およびその周辺 5mm 以内への印字を禁止します。

136

第 7 章 用紙について

注 5) フラップ部破線の食込みが封筒肩より 12mm 以上の場合は、破線部の右側で印字してくだ

さい。

注 6) フラップ部などがのり付け加工された封筒は、使用しないでください。

注 7) 切手およびシールなどを貼付けた封筒は、使用しないでください。

注 8) 斜線部への印字は、リボン汚れが発生し易いのでさけてください。

注 9) 封筒は単票セットフリーオフにして印字してください。単票セットフリーオンで印字すると、

封筒のフラップ部(斜めの部分)を用紙端面と判断し、印字開始位置がズレることがあります。

注10) 封筒のフラップ部(斜めの部分)は第一ドットの左側となるように用紙ガイドを移動して使

用してください。

7.2.5 宅配伝票

ここでは宅配伝票としての代表的な郵便小包ラベル(ゆうパック)について規定します。他の宅配

伝票を使用する場合は、十分確認の上ご使用願います。郵便小包ラベル(普通用 A、C)

◆ 印字領域

注 1) 印字領域以外の印字は禁止します。

注 2) 用紙厚段差のある伝票を印字すると、自動用紙厚調整機構(APTC)の故障の原因となりま

すので、手動用紙厚調整に切り替えて使用してください。

注 3) 印字領域内の用紙の段差は、最大 0.15mm 以下としてください。

注 4) 用紙の最大厚さは、ゆうパック伝票(Max 0.6mm)以下としてください。

注 5) 折れ曲がりのある用紙は、斜行、角折れ、および用紙づまりの原因になります。

137

7.3 カットシートフィーダ(オプション)で使用する単票用紙

7.3.1 一般用紙

◆ 用紙サイズおよび印字領域

項 目 前カットシート

フィーダ

A 上端余白 4.2 以上

寸法(mm)

後カットシート

フィーダ

4.2 以上

B 下端余白 4.2 以上 4.2 以上

C 左端余白 5.08 以上

D 右端余白 5.08 以上

E 用紙長さ 70~420

100~420

F 用紙幅

注 4)

5.08 以上

5.08 以上

100~420

100~420

注 4)

注 1) 印字領域以外への印字は禁止します。

注 2) B4 横より幅の大きな用紙を使用する場合は、C 値と D 値は同時に実現できません。

注 3) A3 横を使用する場合は、C 値は約 37.3mm となります。

注 4) 複写紙を使用する場合は、F 値は 182mm~420mm となります。

◆ 用紙枚数

用紙種類

一枚用紙

ノンカーボン

注 2)

裏カーボン紙

注 2)

枚数

1P

2P

3P

4P

5P

2P

3P

4P

5P

連量(kg) 注 1)

45,55,70,90,135

34,43,55,(70)

34,43,(55,70)

34,(43,55,70)

34,(43,55)

34,44,55,(70)

34,44,(55,70)

34,(44,55,70)

34,(45,55)

備 考

は、複数つづりの一

番下の用紙のみ使用

可能です。

注 1) 連量とは、四六判(788mm×1091mm)の用紙 1000 枚の重量を kg で示します。

注 2) ノンカーボン紙、裏カーボン紙の連量は、メーカによって多少異なる場合がありますが、そ

の場合表の数値に近いものを選んでください。

注 3) 中カーボン紙は、単票用紙の場合使用しないでください。

138

7.3.2 用紙のとじ方法

とじ方法は、必ず下図のように天のりとじにしてください。

1mm 以上

第 7 章 用紙について

注 1) のり付け部が波打ったり硬くなったりしないように、のりの量と種類を注意してください。

注 2) 束のりとじの用紙はとじ力が弱いことから分離したり、のりがはみ出したりしてジャムが発

生する可能性がありますので、使用を避けてください。

◆ ホッパ容量

(1) 一般用紙(55kg、1P) ・・・・・120 枚

(2) 5P(34kg)用紙 ・・・・・・・・・・・25 枚

(3) 官製はがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・40 枚

7.3.3 はがき

◆ 用紙サイズおよび印字領域

D

E

F

記号

A

B

C

項 目

上端余白

下端余白

左端余白

右端余白

用紙長さ

用紙幅

寸法(mm)

4.2 以上

4.2 以上

5.08 以上

5.08 以上

100,148,200

100,148,200

注 1) 往復はがきは、折り目のないものを使用してください。

注 2) 私製はがきを使用する場合は、十分に確認を行ってから使用してください。

139

7.3.4 封筒

◆ 用紙サイズおよび印字領域

◆ 封筒サイズおよび坪量

封筒の種類

長形 3 号

長形 4 号

長形 5 号

角形 6 号

角形 7 号

寸 法

E(mm)

235

205

185

229

205

F(mm)

120

90

90

162

142

使用可否

前カット

シート

フィーダ

後カット

シート

フィーダ

×

×

70

坪量(g/m

クラフト

50,

60,70

2 )

その他の

最大用紙

厚(mm)

55 以上

70 以下

70 以下

0.40

0.40

角形 8 号 197

洋形 3 号

洋形 4 号

148

235

US10 239

ジャーマンタイプ 220

119

98

105

105

111

50,

60,70

50,

60,70

81 以下

70 以下

70 以上

81 以下

81 以下

0.40

0.46

0.46

注 1) カットシートフィーダで封筒を使用する場合は、封筒の種類などの条件を十分に確認して

から使用してください。

注 2) 印字領域以外への印字を禁止します。

注 3) 封筒印字時は、印字汚れ・かすれなどが発生しやすくなりますので、十分確認の上使用し

てください。また、自動用紙厚調整機構(APTC)の故障の原因となりますので、手動用

紙厚調整に切り替えて使用してください。

注 4) 印字領域内の用紙の段差は、最大 0.15mm 以下としてください。

注 5) のり付け部の上およびその周辺 5mm 以内への印字を禁止します。

注 6) フラップ部破線の食込みが封筒肩より 12mm 以上の場合は、印字領域破線部の右側で印

字してください。

注 7) フラップ部などがのり付け加工された封筒は、使用しないでください。

注 8) 切手およびシールなどを貼付けた封筒は、使用しないでください。

注 9) 印字領域斜線部への印字は、リボン汚れが発生し易いのでさけてください。

注 10) 封筒のフラップ部(斜めの部分)は第一ドットの左側となるように用紙ガイドを移動して

使用してください。

140

第 7 章 用紙について

7.4 とじ穴の開けかた

印字領域内にとじ穴をあけないでください。やむを得ず印字領域内にとじ穴をあけるときは、とじ

穴部と印字が重ならないようにしてください。

7.5 プレプリント用紙を使用するとき

あらかじめ文字や枠などを印刷してある用紙(プレプリント用紙)を作成したり、使用したりする

ときは、次の点に注意してください。

◆ 単票セットフリーオン時の手差し単票のプレプリント禁止領域

(1) A 部、E 部は光反射率 60%以下の色(例えば黒)は使用しないでください。

(2) D 部に反射率 60%以下の色(例えば黒)を使用する場合は、次ページに示す幅の条件に従ってく

ださい。

◆ 単票セットフリーオフ時の手差し単票、カットシートフィーダで使用する単票、連帳の場合

のプレプリント禁止領域

(1) A、B、C、E 部は光反射率 60%以下の色(例えば黒)は使用しないでください。

(2) D 部に反射率 60%以下の色(例えば黒)を使用する場合は、次ページに示す幅の条件に従ってく

ださい。

141

◆ プレプリント禁止領域に印刷するとき

やむを得ず D 部内に印刷するときは、次のようにしてください。

(1) 斜線内に印刷する横線の太さは、下図に示すように 8mm 以下にしてください。

(2) (1)の横線が連続するときは、下図に示すようにすきまを 8mm 以上あけてください。

注) 線の太さが 0.5mm 以下のときは、すきまが 4mm 以上でも可能です。

やむを得ず A、B、C、E 部内に印刷するときは、線の太さを 0.5mm 以下とし、すきまを 4mm

以上あけてください。

142

第 7 章 用紙について

7.6 用紙の形状について

◆ 単票セットフリーオン時の用紙上端について

このような用紙はセット位置によって打ち出し位置が

ズレることがありますので、単票セットフリーオフで

使用してください。

用紙右上部の切り欠きは 8mm 以下としてください。

◆ 単票セットフリーオフ時の用紙上端について

左端部の面取は第 1 ドットの左側となるように用紙ガ

イドを移動して使用してください。

143

7.7 取り扱い上のご注意

◆ 用紙の保管および取扱いについて

用紙を保管したり、取り扱ったりするときは、変形、破損が生じないように注意してください。湿

気の多い所での保管は、絶対に避けてください。

◆ 特殊用紙について

・この章に記述した仕様と異なる特殊用紙を使用するときは、用紙づまりなどのトラブルを予防する

・再生紙の種類によっては、インクリボンの寿命が短くなったり、用紙づまりが起きたりすることが

あります。このときは、使用を中止し、紙質の良いものに変更してください。

◆ 使用できない用紙

つまり、折れ、および印字ずれの原因となります。最悪の場合には、印字ヘッドのピンが折れる可能

性もあります。

・極端に薄い紙または厚い紙(用紙規格を満たさないもの)

・小さすぎる紙または大きすぎる紙(用紙規格を満たさないもの)

・切り抜き部分や窓のある紙

・ピン、クリップ、ホッチキスの針など金属の付いている紙

・のり付け面が露出している紙、波打っている紙、はがれている紙

・浮き彫りのある紙

・連続帳票用紙の横ミシン目以外で折りたたんだ紙

・複写紙において、オリジナルと複写紙で大きさの異なる紙、または部分的に複写枚数が異なる紙

・端または角が破れていたり、折れている紙

144

第 8 章 清 掃

プリンタを良好な状態で使用できるように、定期的に清掃してください。

感 電

注意

プリンタの清掃を行う場合は、電源スイッチを切り、必ず電源

プラグをコンセントから抜いてください。電源スイッチを切ら

ずにプリンタの清掃を行うと、感電の原因となることがありま

す。

印字した直後は、印字ヘッドが高温になります。温度が下がった

ことを確かめてから、清掃してください。やけどの原因となるこ

とがあります。

お願い

・シンナーやベンジンなど、揮発性の薬品は使用しないでください。プリンタの

表面が変質したり、変形したりする恐れがあります。

・ゴム材料部品の清掃用薬品は使用しないでください。ゴムが変形する恐れがあ

ります。

・プリンタの内部を濡らさないでください。電気回路がショートする恐れがあり

ます。

・プリンタに潤滑油を補給しないでください。プリンタの故障の原因となる場合

があります。潤滑油の補給が必要な場合は、担当保守員までご連絡ください。

清掃は、次の手順で行います。

1 プリンタの電源を切り、電源プラグを抜く

2 つまみを持ち上げながら、トップカバーを開ける

3 プリンタを清掃する

印字した用紙が汚れたり、カバー部が汚れたりしているときは、中性洗剤を薄めた水に清潔な軟

らかい布を浸し、よく絞ってカバー表面やプリンタ内部を拭いてください。プリンタ内の紙粉は

除去してください。

お願い

印字ヘッドなどの壊れやすい部品には触らないように注意してください。破損の

原因となります。

4 トップカバーを閉じて、電源を入れる

145

146

第 9 章 設置諸元

本章では,本装置の設置仕様,外形寸法および保守スペースについて説明します.

9.1 設置仕様

本装置の設置仕様を表 9.1 に示します.

表 9.1 設置仕様

項 目

外形寸法(mm)

質量(kg)

電圧

相数

入力電源

所要電力量

発熱量

温度,湿度

許容範囲

稼働音

周波数

装置状態

温度(℃)

湿度(%RH)

最高湿球

温度(℃)

仕 様

600

奥 行

350

(576)

*1

約 17

AC100V±10%

単 相

高 さ

290

(307)

*1

50/60Hz +2%

-4%

最大 0.23KVA

待機時 15W 以下

電源 OFF 時 0W

最大 0.6MJ/h

稼動中 休止中

5~35

20~80

0~60

5~95

29 以下

60 dB (A)

雑音電界強度

雑音端子電圧

添付ケーブル

VCCI クラス A

電源ケーブル

備 考

・奥行はカバー部を示す.

・*1 は単票テーブル,スタッカ

部を含む.

温度勾配 15 ℃/時間以下

湿度勾配 30 %/RH/日以下

結露のないこと

ISO 7779 準拠

Bystander Position-Front

工事側電源コンセント仕様 125V/15A,2 極接地型

電源ケーブル 3m

神 保 1136/1132

松 下 WF3002

アメリカン電器 20/120 など

147

148

9.2 外観図

■ 標準外観図

■ カットシートフィーダ(オプション)取り付け時の外観図

◆ カットシートフィーダを前面と後面に取り付けたときの外観図

第 9 章 設置諸元

149

9.3 保守スペース

本装置の保守スペースを図 9.2 に示します.

150

図 9.2 保守スペース

第 10 章 付 録

本章では、本装置の液晶ディスプレイに表示されるメッセージの一覧および文字コードについて示

します。

10.1 メッセージ一覧

10.1.1 オフライン系

オフライン系のメッセージ一覧を表 10.1 に示します。

表 10.1 オフライン系のメッセージ一覧(続く)

状態 スタート チェック ブザー

00 点灯 消灯

LCD メッセージ

鳴らない 00 オンライン

※1

※1

※1

※1

※1

※1

※1

90

90

90

98

99

※1 08

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

点灯

点灯

点灯

点灯

点灯

点灯

点灯

消灯

点灯

点灯

点灯

(消灯)

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない 90 オフライン ヨウシイチ

鳴らない 90 オフライン テ゛ータアリ

鳴らない 90 オフライン

鳴らない 98 → → → → →

鳴らない 99 → →

鳴らない 08 テイシタイムアウト

鳴らない PAキー 1/2

鳴らない ナシ

鳴らない キャンセル

鳴らない PA1

鳴らない PA2

鳴らない ヘ゜ーハ゜ーアシ゛ャスト 2/2

鳴らない ヘ゜ーハ゜ーアシ゛ャスト

鳴らない ヨウシ ハンソウチュウ

鳴らない ハ゜ターンカキコミチュウ

鳴らない テサシ ニ ヨウシ ヲ セット

鳴らない テサシ ヨウシ ノ シ゛ョキョ

消灯 消灯 鳴らない ヨウシ キリカエ ショリチュウ

※1 サポートサーバ設定が PrintWalker の場合、表示されません。

内 容

オンライン状態

・動作可能

オフライン画面

・N-Ready

・エラーからの戻り画面

オフライン画面

・N-Ready

・未印刷データ有り

復旧方法

(不要)

用紙位置確認

または調整後

スタート SW

押下

スタート SW

押下

PrintWalker

設定

スタート SW

押下

(不要)

オフライン画面

・N-Ready

ローディング中(制御プ

ログラムを RAM 上に読

込中)

初期診断中(内部ハード

ウェアのチェック中)

停止タイムアウト

(約10分間)

機能 SW 選択

(不要)

任意の SW 押

再度機能 SW

押下

機能 SW 選択無し

機能 SW キャンセル機

能選択

機能 SW PA1 キ ー 機

能選択

再度機能 SW

押下

再度機能 SW

押下

再度機能 SW

押下

機能 SW PA2 キ ー 機

能選択

再度機能 SW

押下

機能 SW 用紙調整機能 再度機能 SW

押下

機能 SW 用紙調整機能 再度機能 SW

押下

用紙セット/後退動作中

(用紙セット SW 押下)

(不要)

SEND CG 実行中

オンライン状態

・手差し口用紙セット要

(不要)

手差し口に用

紙をセット

手差し口用紙除去要求

・オンライン状態:印刷

ジョブ途中で発生

・オフライン状態:印刷

ジョブ起動時に発生

用紙切換え処理中

(用紙選択 SW 押下)

手差し口の用

紙を除去

(不要)

151

表 10.1 オフライン系のメッセージ一覧(続き)

状態 スタート チェック ブザー

消灯 消灯

LCD メッセージ

鳴らない ヒタ゛リマーシ゛ン :××

※2

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない ヘ゜ーシ゛チョウ :××

鳴らない ロート゛イチ :×××

鳴らない カンシ゛ヒ゜ッチ :××

鳴らない ANヒ゜ッチ :××

鳴らない カイキ゛ョウヒ゜ッチ: ×LPI

鳴らない カイキ゛ョウカンカク :×LF

鳴らない ヨウシアツ:×××××

鳴らない リホ゛ン:××××××××××

鳴らない リホ゛ンカウントリセット:×××

鳴らない タンヒ゜ョウセットフリー:××

鳴らない テストインシ゛

鳴らない シ゛ッコウチュウ

※2 前単票時のみ表示されます。

10.1.2 セットアップ系

セットアップ系のメッセージ一覧を表 10.2 に示します。

表 10.2 セットアップ系のメッセージ一覧(続く)

内 容

左端設定

ページ長

ロード位置

漢字ピッチ

AN ピッチ

改行ピッチ

改行間隔

復旧方法

再度機能 SW

押下

同上

同上

同上

同上

同上

同上

用紙厚調整

リボンカウント

同上

同上

リボンカウントリセット 同上

単票セットフリー

テスト印字

テスト印字中

同上

同上

(不要)

状態 スタート チェック ブザー

98 消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

98 → → → → →・

97 消灯 消灯 鳴らない 97 → → → → →・

内 容

電源投入時、5 番目の→

が表示されてから 6 番目

の → が 表 示 さ れ る ま で

に、セットアップ遷移用

SW を押下するとセット

アップ初期化処理画面に

遷移する。

セットアップ受付後の初

期化処理画面。

復旧方法

(不要)

(不要)

(1) セットアップメニュー遷移

状態 スタート チェック ブザー

消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

セットアッフ゜ツウシン

内 容

1/6 セットアップメニュー

(1/6)

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で初

期診断確認画

面へ遷移

同上 消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない セットアッフ゜ソウチ 2/6 セットアップメニュー

(2/6)

鳴らない セットアッフ゜ヨウシ 3/6 セットアップメニュー

(3/6)

鳴らない セットアッフ゜シ゛ュミョウ 4/6 セットアップメニュー

(4/6)

鳴らない セットアッフ゜インサツ 5/6 セットアップメニュー

(5/6)

鳴らない ヘ゜ーハ゜ー アシ゛ャスト 6/6 セットアップメニュー

(6/6)

(2) IPL カクニン

状態 スタート チェック

消灯 消灯

ブザー LCD メッセージ

鳴らない セットアッフ゜カキコミ

内 容

セットアップ情報書込み

確認画面

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない ローテ゛ィンク゛

鳴らない セットアッフ゜メニュー

1/2 初期診断確認画面

(1/2)

2/2 初期診断確認画面

(2/2)

同上

同上

同上

同上

復旧方法

決定 SW 押下

で書込み処理

へ遷移

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で初

期診断確認画

面へ

決定 SW 押下

で初期診断へ

遷移

決定 SW 押下

でセットアッ

プメニューへ

遷移

152

第 10 章 付 録

(3) ツウシンセットアップ

状態 スタート チェック

消灯 消灯

ブザー

鳴らない

LCD メッセージ

サホ゜ートサーハ゛

内 容

1/3 通信関連セットアップ

(1/3)

選択▲▼SW で選択

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で通

信セットアッ

プ 画 面 に 戻

る。

同上 消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない

鳴らない

鳴らない

LAN インターフェース

ソウチメイ セッテイ

2/3 通信関連セットアップ

(2/3)

選択▲▼SW で選択

3/3 通信関連セットアップ

××××××××××××××××

(3/3)

選択▲▼SW で選択

装置名設定

同上

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない

鳴らない

LAN インターフェース:××××

PrintWalker 1/3

LAN インターフェース

設定

サポートサーバ設定

(1/3)

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で装

置名設定へ戻

る。

用 紙 カ ッ ト

SW 押 下 で

LAN イ ン タ

フェース画面

へ戻る。

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でサ

ポートサーバ

画面に戻る。

同上 消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない

鳴らない

鳴らない

6680-NMC

HOST PRINT

LANアト゛レス 1/5 LAN アドレス設定

同上

PrintWalker および HOST PRINT 選択時

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない MAC アト゛レス

鳴らない IPアト゛レス

鳴らない ネットマスク

鳴らない ケ゛ートウェイ1

鳴らない ケ゛ートウェイ2

鳴らない ケ゛ートウェイ3

1/8 通信設定(1/8)

2/8 通信設定(2/8)

3/8 通信設定(3/8)

4/8 通信設定(4/8)

5/8 通信設定(5/8)

6/8 通信設定(6/8)

鳴らない ケ゛ートウェイ4

鳴らない テ゛フォルトルータ

7/8

8/8

鳴らない ×××.×××.×××.×××

通信設定(7/8)

通信設定(8/8)

アドレス設定

同上

同上

同上

鳴らない MAC ク゛ローハ゛ル

鳴らない アテサキアト゛レス

グローバルアドレス表示 同上

1/2 ゲートウェイ設定 同上

(1/2)

鳴らない ケ゛ートウェイアト゛レス 2/2 ゲートウェイ設定

(2/2)

同上

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でサ

ポートサーバ

設定へ戻る。

同上

同上

同上

同上

同上

6680-NMC 選択時

消灯 消灯

2/3 サポートサーバ設定

(2/3)

3/3 サポートサーバ設定

(3/3)

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でサ

ポートサーバ

設定へ戻る

同上

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない ク゛ローハ゛ルアト゛レス 2/5 LAN グローバルアドレ

ス表示

鳴らない ローカルアト゛レス 2/5 LAN ローカルアドレス

設定

鳴らない アイテサキアト゛レス 3/5 LAN 相手先アドレス設

鳴らない タイムアウト:××.×S 4/5 LAN タイムアウト値設

鳴らない サイソウスウ:××カイ 5/5 LAN 再送数設定

同上

同上

同上

同上 消灯 消灯

HOST PRINT 選択時

消灯 消灯 鳴らない サーハ゛IPアト゛レス 9/9 サーバアドレス設定 同上

153

(4) 装置設定セットアップ

状態 スタート チェック ブザー

PrintWalker 選択時

消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

EBCDIC :×××××××

※1

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない インサツト゛ウサ :××××××

鳴らない インサツモート゛ :××××××

鳴らない ツウシ゛ョウ

コウソク

ツウシ゛ョウ+コウフクシャ

コウソク+コウフクシャ

鳴らない ANコート゛ :×××××

鳴らない インシ゛ケタスウ :××× ケタ

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない

鳴らない

6680-NMC 及び HOST PRINT 選択時

ヘット゛ト゛ウサ :××××××

テ゛ータカットモート゛ :××

消灯 消灯 鳴らない EBCDIC :×××××××

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない インサツト゛ウサ :××××××

鳴らない インサツモート゛ :××××××

鳴らない ツウシ゛ョウ

コウソク

ツウシ゛ョウ+コウフクシャ

コウソク+コウフクシャ

鳴らない FFユウコウイチ :×××××

鳴らない ミキ゛ハシ+NL : × LF

鳴らない ミキ゛ハシ+CR : × LF

鳴らない ミテイキ゛モシ゛ :××××

鳴らない ANコート゛ :×××××

鳴らない インシ゛ケタスウ :××× ケタ

鳴らない ヨウシシュウリョウ:××××××

鳴らない ヘット゛ト゛ウサ :××××××

鳴らない テ゛ータカットモート゛ :××

内 容 復旧方法

EBCDIC フォント設定

印刷動作設定

印刷モード設定

選択▲▼SW で印刷モー

ド選択

AN コード設定

印字桁数設定

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る

同上

同上

同上

同上

同上

印字ヘッド動作方向設定 同上

データカットモード設定 同上

EBCDIC フォント設定

印刷動作設定

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

同上

印刷モード設定

選択▲▼SW で印刷モー

ド選択

FF(Form Feed)

有効位置設定

右端+NL 設定

右端+CR 設定

未定義文字設定

同上

同上

同上

同上

同上

同上

AN コード設定

印字桁数設定

用紙終了時

(中断/継続)

同上

同上

同上

印字ヘッド動作方向設定 同上

データカットモード設定 同上

※1 サポートサーバ設定が HOST PRINT 時は未定義文字は無効で表示しない。

(5) 用紙設定セットアップメニュー

状態 スタート チェック ブザー

消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

マエレンチョウ

消灯 消灯

内 容

1/4 用紙設定画面

前連帳

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

同上

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない

鳴らない

ウシロレンチョウ

マエタンヒ゜ョウ

2/4 用紙設定画面

後連帳

3/4 用紙設定画面

前単票

鳴らない ウシロタンヒ゜ョウ 4/4 用紙設定画面

後単票

鳴らない ヒタ゛リマーシ゛ン : ×× 左端設定

同上

同上

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない ヘ゜ーシ゛チョウ : ××

鳴らない ロート゛イチ :×××

鳴らない カンシ゛ヒ゜ッチ : ××

鳴らない ANヒ゜ッチ : ××

鳴らない カイキ゛ョウヒ゜ッチ :×LPI

ページ長

ロード位置

漢字ピッチ

AN ピッチ

改行ピッチ

鳴らない カイキ゛ョウカンカク :×LF 改行間隔

鳴らない ヨウシアツ :××××× 用紙厚調整

鳴らない テマエハイシュツ : ×× 手前排出

鳴らない タンピョウセットフリー: ×× 単票セットフリー

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で連

帳/単票画面

へ戻る。

同上

同上

同上

同上

同上

同上

同上

同上

同上

154

第 10 章 付 録

(6) 書き込み処理

状態 スタート チェック ブザー

消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

シテイチ カキコミ

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

鳴らない テ゛フォルト カキコミ

鳴らない スタート SW ヲ オス

鳴らない シ゛ッコウチュウ

(9) 用紙微調整

状態 スタート チェック ブザー

消灯 消灯 鳴らない

LCD メッセージ

ヘ゜ーハ゜ーアシ゛ャスト

内 容

1/2 書込み処理選択

(指定値書込み)

2/2 書込み処理選択

(デフォルト書込み)

・実行前

・ ス タ ー ト / ス ト ッ プ

SW 押下で実行

・実行中

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

同上

同上

正常終了で書

込み処理選択

画面へ遷移。

(7) 消耗品処理

状態 スタート エラー

消灯 消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

ブザー

鳴らない

LCD メッセージ

リボンライフ

鳴らない リボンカウント

鳴らない リボンライフ:××××マン

消灯 消灯 鳴らない ××××××××××モジ

(8) セットアップ印刷

状態 スタート チェック

消灯 消灯

ブザー LCD メッセージ

鳴らない スタート SW ヲ オス

内容 復旧方法

1/2 リボンライフ設定画面 用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

2/2 リボンカウント設定画面 同上

リボンライフ設定

リボンカウント表示

用 紙 カ ッ ト

SW 押下で消

耗品選択画面

へ戻る。

同上

消灯 消灯 鳴らない シ゛ッコウチュウ

内 容

・実行前

・ ス タ ー ト / ス ト ッ プ

SW 押下で実行

・実行中

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

正常終了でセ

ットアップ印

刷 画 面 へ 遷

移。

内 容

用紙微調整開始画面

復旧方法

用 紙 カ ッ ト

SW 押下でセ

ットアップ画

面へ戻る。

10.1.3 コントローラ系エラー

コントローラ系のエラーメッセージ一覧を表 10.3 に示します。

表 10.3 コントローラ系のエラーメッセージ一覧(続く)

エラーコード スタート チェック ブザー

40-01 消灯 点滅 間欠鳴動

LCD メッセージ

ER40-01:メモリエラー

40-02 消灯 点滅 間欠鳴動 ER40-02:メモリエラー

41-01

41-02

42-09

消灯

消灯

消灯

点滅

点滅

点滅

間欠鳴動 ER41-01:メモリエラー

間欠鳴動 ER41-02:メモリエラー

間欠鳴動 ER42-09:PCB XXXX

内 容

ROM SUM チェック

エラー

LAN グローバルアド

レス用 ROM SUM チ

ェックエラー

SD RAM W/R チェッ

クエラー

ブート部のコンペアチ

ェックエラー

LANCE オープンエラ

ーまたはシステムエラ

復旧方法

電源 OFF

→再投入

155

43-07

43-08

43-09

43-10

45-01

46-01

47-0X

48-01

48-02

48-03

49-01

49-02

49-03

49-04

49-05

49-06

49-07

49-08

49-09

49-10

49-11

49-12

49-13

49-14

49-15

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

表 10.3 コントローラ系のエラーメッセージ一覧(続き)

エラーコード スタート チェック ブザー

43-01 消灯 点滅 間欠鳴動

LCD メッセージ

ER43-01:LAN XXXX

43-02

43-03

消灯

消灯

点滅

点滅

間欠鳴動

間欠鳴動

ER43-02:LAN XXXX

ER43-03:LAN XXXX

43-04

43-05

43-06

消灯

消灯

消灯

点滅

点滅

点滅

間欠鳴動 ER43-04:LAN XXXX

間欠鳴動 ER43-05:LAN XXXX

間欠鳴動 ER43-06:LAN XXXX

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

間欠鳴動 ER43-07:LAN XXXX

間欠鳴動 ER43-08:LAN XXXX

間欠鳴動 ER43-09:LAN XXXX

間欠鳴動 ER43-10:LAN XXXX

間欠鳴動 ER45-01:FLASH エラー

間欠鳴動 ER46-01:ハート゛エラー

間欠鳴動 ER47-0X:ソケットエラー

間欠鳴動 ER48-01:システムエラー

間欠鳴動 ER48-02:システムエラー

間欠鳴動 ER48-03:システムエラー

間欠鳴動 ER49-01:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-02:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-03:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-04:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-05:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-06:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-07:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-08:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-09:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-10:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-11:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-12:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-13:PCF XXXX

間欠鳴動 ER49-14:PCF . .

間欠鳴動 ER49-15:PCF . .

内 容

LAN 二重アドレス(設

定ミス)エラー

相手ノードウインド長

エラー

相手受信情報部長エラ

LAN 用 DP-RAM エ

ラー

アンダーフローエラー

LAN 用 S-RAM にお

いて、ファームの設定

ミス OR アンダーフ

ローエラー

伝送路異常(エラー未

検出)

(LAN コネクタ抜け)

伝送路異常(エラー検

出)

(LAN コネクタ抜け)

LANCE OPEN 不可

(ローカルアドレス未

設定)

LANCE OPEN 不可

(他ノードアドレス未

設定)

FLASH アクセスエラ

通信ボードエラー(通

信ボード接続不良)

ファーム(ソケット)

内部矛盾

※X は 1~9

整合性チェックエラー

(LAN ファーム)

整合性チェックエラー

(メカコンファーム)

ExxVxxLxx の形式エ

ラー

ファーム処理で内部矛

盾の検出

TLB 変更例外

TLB 不一致例外

(ロード命令または命

令フェッチ)

TLB 不一致例外

(ストア命令)

アドレスエラー

(ロード命令又は命令

フェッチ)

アドレスエラー

(ストア命令)

バスエラー

(命令フェッチ)

バスエラー

(データロード命令ま

たはストア命令)

システムコール例外

ブレークポイント例外

予約命令例外

コプロセッサ使用不可

例外

算術オーバフロー例外

NMI 例外 Write バスエ

ラー

UTLB 不一致

復旧方法

電源 OFF

→再投入

156

第 10 章 付 録

表 10.3 コントローラ系のエラーメッセージ一覧(続き)

エラーコード スタート

49-16

49-17

80-01

89-01

消灯

消灯

消灯

消灯

チェック

点滅

点滅

点滅

点滅

ブザー

間欠鳴動

LCD メッセージ

ER49-16:PCF . .

内 容

ベクタアドレス

(0xBFC00180)へ

の割り込み

間欠鳴動 ER49-17:PCF . . デバック例外

間欠鳴動 ER80-01:ハ゜リティエラー SDRAM パリティエ

間欠鳴動 ER89-01:ハ゜ターン

ラー

上位装置に要求した非

常駐文字に対する応答

がない。

(文字内文字)

89-02 消灯 点滅

27-01

07-01

32-01

消灯

消灯

消灯

消灯

点滅

点滅

間欠鳴動

間欠鳴動

ER89-02:ハ゜ターン

ER32-01:POC イシ゛ョウ

上位装置に要求した非

常駐文字に対する応答

がない。

(グラフ内文字)

鳴らない ER27-01:シ゛ョウイソウチ 上位装置との接続が切

断された

鳴らない ER07-01:フ゜ロク゛ラム プログラムエラー

(OP-CHK)

コマンド/オーダの異

POC エラー

復旧方法

電源 OFF

→再投入

通信再開で復旧

スタート SW 押下

プログラムエラー

要因除去後、再実

スタート SW 押下

でオフライン遷移

10.1.4 メカ系エラー

メカ系のエラーメッセージ一覧を表 10.4 に示します。

(1) オペレータコール

表 10.4 メカ系のエラーメッセージ一覧(続く)

※1

エラーコード スタート

01-01

09-01

10-01

13-03

31-01

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

チェック

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

ブザー

間欠鳴動

間欠鳴動

間欠鳴動

LCD メッセージ

ER01-01:ヨウシキ゛レ

ER09-01:カハ゛ー

ER10-01:ヨウシ ツ゛マリ

内 容

用紙切れ

・Busy(停止)

・発生後、1分時間監

視でタイムアウト時

は ER31-01 に遷

移。

カバーが開けられた

用紙づまり

間欠鳴動 ER13-03:テサシシ゛ョキョ 手差し口に単票または

連帳用紙がある状態で

データを受信

間欠鳴動 ER31-01:ヨウシキ゛レ 用紙切れ

34-01 消灯 点滅 間欠鳴動 ER34-01:セレクトミス 元帳(単票)データを

連帳選択時に受信

※1 連帳を 22 インチ退避させてもプリンタ内に残った場合に表示されます。

復旧方法

機能 SW 押下後、

ブザーが停止して

タイムアウト時間

を 10 分に延長。

用紙セットし、用

紙セット SW 押下

で用紙吸入。機能

SW 押下でオンラ

イ ン 画 面 に 遷 移

し、継続印刷。

カバー閉後、スタ

ート SW 押下

・サポートサーバ

が PrintWalker

で 印 刷 中 の 場

合、カバー閉で

印刷再開

用紙交換後、スタ

ート SW 押下

手差し口の単票ま

たは連帳用紙を除

用紙セット後、

(1) 用 紙 セ ッ ト

SW 押下で用

紙吸入後、ス

タート SW 押

下。

(2) ス タ ー ト

SW 押 下 で

用紙吸後、オ

ン ラ イ ン 状

態。

単票選択後、

スタート SW 押下

157

表 10.4 メカ系のエラーメッセージ一覧(続き)

エラーコード スタート チェック ブザー

34-02 消灯 点滅 間欠鳴動

LCD メッセージ

ER34-02:セレクトミス

34-03 消灯 点滅 間欠鳴動 ER34-03:セレクトミス

内 容

CSF なし時に CSF か

らの吸入を実行した

上位からの連単切替指

示に対する切替不可

復旧方法

CSF 接続後スタ

ート SW 押下

スタート SW 押下

でオフライン状態

(上位の切替指示

確認)

(2) サービスマンコール

エラーコード スタート チェック ブザー

81-01 消灯 点滅 間欠鳴

81-02 消灯 点滅

間欠鳴

81-03

84-01

消灯

消灯

点滅

点滅

間欠鳴

間欠鳴

84-02 消灯 点滅

間欠鳴

85-01 消灯 点滅

85-02 消灯 点滅

間欠鳴

間欠鳴

87-01 消灯 点滅 間欠鳴

87-02 消灯 点滅 間欠鳴

LCD メッセージ

ER81-01:ROM/RAM

ER81-02:システムデータ

ER81-03:サムチェック

内 容

ROM/RAM エラー

システムデータ形式エ

ラー

サムチェックエラー

ER84-01:デンゲン

ER84-02:デンゲン

ER85-01:スペースエラー

ER85-02:スペースエラー

電源エラー

(低電圧)

電源エラー

(過負荷)

スペースエラー

(LES アラーム)

スペースエラー

(スペース脱調)

ER87-01:メカ ムオウトウ メカ応答異常

メカ部からの応答が無

い 約 30 秒

ER87-02:メカ ムオウトウ メカ応答異常

ER8B-01:APTC エラー

ER8B-02:HCPP エラー

電源投入時、メカ部か

らの応答が無い

APTC エラー

(紙厚調整異常)

HCPP エラー

復旧方法

電源 OFF

→再投入

・スタート SW 押

下によりオフラ

イン状態

・再度エラー発生

時は再表示

電源 OFF

→再投入

※2 8B-01

8B-02

8B-03

8B-04

8E-01

8E-02

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

消灯

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

点滅

間欠鳴

間欠鳴

間欠鳴

間欠鳴

間欠鳴

間欠鳴

ER8B-03:シャコウホセイ

ER8B-04:APTC エラー

ER8E-01:センスエラー

ER8E-02:センスエラー

斜行補正機構エラー

APTC エラー

(ポジション異常)

メカからの応答が未定

(DMA 転送以外)

メカからの応答が未定

(DMA 転送)

ニブルセンス異常

スタート SW 押下

によりオフライン

状態

電源 OFF

→再投入

8E-03 消灯 点滅 間欠鳴

ER8E-03:ニブルエラー

※2 APTC センサが、プラテンと用紙の段差で動作した場合、本エラーメッセージが表示されること

があります。

(単票セットフリーオフ時に単票用紙が正しくセットされていない場合など)

158

第 10 章 付 録

10.2 文字コード

本装置で扱う文字コードは、表 10.5、表 10.6、表 10.7、表 10.8、および表 10.9 に示す 1 バ

イトの EBCDIC 系コード(いずれか 1 つ)と、2 バイトの JEF 漢字コードです。

表 10.5 国内一般カナ付コード表(Japanese KANA)

0 1

0 NUL

2 3 4 5

SP &

6

7

8

1

2

3

4

5

6

9

A

SBA

EUA

IC

VCS ENP INP

PT/

HT

NL LF TRN ・ ョ

BS

EM

Ks

As LDEL ゥ

B VT

SFE

/F

FMT

Kl

. ェ

, ュ

ヲ ッ

LINS £

C FF DUP MF RA < *

7 8

9

イ チ

A

ウ ツ

エ テ

B

C D E

F

0

A J 1

B K S 2

C L T 3

D M U 4

E N V 5

F O W 6

G P X 7

I

H Q Y 8

R Z 9

D CR SF

E SA

FM/

IRS

F SFE BEL

( )

+ ;

_

'

| ¬ ? " セ フ ル ゜

(注 1) 未定義コードは[-]ハイフンで印刷し、プログラムに対しては[X‘60’]で通知します。

(注 2) DUP、FM は各々[*],[;]で印刷します。

プログラムに対しては、各々[X‘1C’],[X‘1E’]で通知します。

159

表 10.6 国内一般カナなしコード表(Japanese English)

1

2

7

8

0 1

0 NUL

3

9

SBA

EUA

IC

EM

2

Ks

3 4 5

SP &

6

4 VCS ENP INP

5

6

PT/

HT

NL LF TRN

BS

Kl

As LDEL

A LINS £ !

B VT

SFE

/F

FMT . ¥

C FF DUP MF RA < *

, #

7

% @ h i f g

8 9 a b j c d m k l

 ̄ e n s t u v

A B o w p x q r y z

C D E F

{ } $ 0

A J 1

B K S 2

C L T 3

D M U 4

E N V 5

F O W 6

G P X 7

I

H Q Y 8

R Z 9

D CR SF

E SA

FM/

IRS

F SFE BEL

( )

+ ;

_

'

| ¬ ? "

(注 1)未定義コードは[-]ハイフンで印刷し、プログラムに対しては[X‘60’]で通知します

(注 2)DUP、FM は各々[*],[;]で印刷します。

プログラムに対しては、各々[X‘1C’],[X‘1E’]で通知します。

160

第 10 章 付 録

表 10.7 海外コード表 I(US English)

1

2

7

8

0 1

0 NUL

3

9

SBA

EUA

IC

EM

2

Ks

3 4 5

SP &

6

4 VCS ENP INP

5

6

PT/

HT

NL LF TRN

BS

Kl

As LDEL

A LINS ¢ !

B VT

SFE

/F

FMT . $

C FF DUP MF RA < *

, #

7

% @ h i f g

8 9 a b j c d m k l

~ e n s t u v

A B o w p x q r y z

C D E F

{ } \ 0

A J 1

B K S 2

C L T 3

D M U 4

E N V 5

F O W 6

G P X 7

I

H Q Y 8

R Z 9

D CR SF

E SA

FM/

IRS

F SFE BEL

( )

+ ;

_

'

| ¬ ? "

(注 1)未定義コードは[-]ハイフンで印刷し、プログラムに対しては[X‘60’]で通知します。

(注 2)DUP,FM は各々[*],[;]で印刷します

プログラムに対しては、各々[X‘1C’],[X‘1E’]で通知します。

161

表 10.8 海外コード表Ⅱ(EBCDIC-ASCII)

1

2

7

8

0 1

0 NUL

3

9

SBA

EUA

IC

EM

2

Ks

3 4 5

SP &

6

4 VCS ENP INP

5

6

PT/

HT

NL LF TRN

BS

Kl

As LDEL

A LINS [ ]

B VT

SFE

/F

FMT . $

C FF DUP MF RA < *

, #

7

% @ h i f g

8 9 a b j c d m k l

~ e n s t u v

A B o w p x q r y z

C D E F

{ } \ 0

A J 1

B K S 2

C L T 3

D M U 4

E N V 5

F OP W 6

G P X 7

I

H Q Y 8

R Z 9

D CR SF

E SA

FM/

IRS

F SFE BEL

( )

+ ;

_

'

= ゛

! ^ ? " ゜

(注 1)未定義コードは[-]ハイフンで印刷し、プログラムに対しては[X‘60’]で通知します。

(注 2)DUP,FM は各々[*],[;]で印刷します

プログラムに対しては、各々[X‘1C’],[X‘1E’]で通知します

162

第 10 章 付 録

表 10.9 ASCII コード(サポートサーバが PrintWalker の場合のみ)

0 1

0 NUL

2 3 4 5

SP &

6

7

8 9 A

1

2

7

8

As

゛ a b j k l

3

4 VCS

5

6

PT/

HT

NL LF TRN

BS

9

A

B VT

SFE

/F

Ks

C FF DUP

Kl

、 ェ

@ c d e

[ ]

ョ `

. $

# ア f g h i

イ m n o

キ w

シ s t u v p x q r y z

B C

B

C

E

G

H

I

D

K

L

D M

N

F O

P

Q

R

E

S

T

V

Y

Z

F

{ } \ 0

A J 1

2

3

U 4

5

W 6

X 7

8

ナ ハ マ ラ

9

ニ ヒ ミ リ

D CR

E SA

FM/

IRS

F BEL

( )

+ ;

_

'

ヌ フ ム ル

ネ へ メ レ

! ^ ? " オ コ ソ ト ノ ホ モ ロ

(注 1)未定義コードは[-]ハイフンで印刷し、プログラムに対しては[X‘60’]で通知します。

(注 2)DUP、FM は各々[*],[;]で印刷します。

プログラムに対しては、各々[X‘1C’],[X‘1E’]で通知します。

(注 3)実際の出力との対応は、PC 等のコード表を参照してください。

163

10.3 PrintWalker/RSのご紹介

PrintWalker/RS(Remote Service)は、VSP/VS シリーズネットワークプリンタの運用管理を

リモートで行うソフトウェアです。

本ソフトウェアには次の特長があります。

(1) Windows 2000/NT4.0 上で動作する WWW ベースのクライアント/サーバシステム

(2) クライアント側は WWW ブラウザ以外に特別なソフトウェアは不要

(3) ブラウザで自席の PC から遠くのプリンタの状態を参照、遠隔操作

(4) プリンタ状態をメールで管理者に通知

詳しくは、添付の PrintWalker CD-ROM の導入マニュアル、README をご覧ください。

導入マニュアルの格納場所→CD-ROM ドライブ:\RemoteSV\manual.htm

Readme の格納場所→CD-ROM ドライブ:\RemoteSV\Readme.txt

《PrintWalker/RS をご利用のお客様へ》

PrintWalker/RS プロパティ画面表示について

メカコンファームウェア版数は変更できません。

なお、プリンタのオペレーションパネル表示と PrintWalker/RS プロパティ画面表示の現在状態表示

は下記対応表のとおりになっております。

[VSP2740B オペパネ-PrintWalker/RS 状態表示 対応表]

34-03

40-0X

41-0X

42-09

43-XX

45-01

46-01

47-0X

48-0X

49-XX

80-01

81-01

81-02

81-03

エラーコード

01-01

07-01

09-01

10-01

13-03

27-01

31-01

32-01

34-01

34-02

プリンタ装置オペパネ表示

ER01-01:ヨウシギレ

ER07-01:プログラム

ER09-01:カバー

ER10-01:ヨウシヅマリ

PrintWalker/RS 状態表示

用紙無し(****)

なし

カバーオープン

用紙詰まり

ER13-03:テサシジョキョ 手差し用紙除去待ち

ER27-01:ジョウイソウチ なし

ER31-01:ヨウシギレ 用紙無し(****)

ER32-01:POC イジョウ

ER34-01:セレクトミス

ER34-02:セレクトミス

なし

セレクトミス

セレクトミス

ER34-03:セレクトミス

ER40-0X:メモリエラー

ER41-0X:メモリエラー

ER42-09:PCB XXXX

ER43-XX:LAN XXXX

ER45-01:FLASH エラー

ER46-01:ハードエラー

セレクトミス

なし

なし

なし

なし

なし

なし

ER47-0X:ソケットエラー なし

ER48-0X:システムエラー なし

ER49-XX:PCF XXXX なし

ER80-01:パリティエラー なし

ER81-01:ROM/RAM CE-CALL(81-01 ROM/RAM エラー)

ER81-02:システムデータ CE-CALL(81-02 システムデータ形式エラー)

ER81-03:サムチェック CE-CALL(81-03 サムチェックエラー)

164

第 10 章 付 録

エラーコード

84-01

84-02

85-01

85-02

87-0X

89-0X

8B-01

8B-02

8B-03

8B-04

8E-0X

8E-03

プリンタ装置オペパネ表示

ER84-01:デンゲン

ER84-02:デンゲン

PrintWalker/RS 状態表示

CE-CALL(84-01 電源エラー 低電圧)

CE-CALL(84-02 電源エラー 過負荷)

ER85-01:スペースエラー CE-CALL(85-01 スペースエラー LES アラ

ーム)

ER85-02:スペースエラー CE-CALL(85-02 スペースエラー スペース脱

調)

ER87-0X:メカ ムオウトウ なし

ER89-0X:パターン

ER8B-01:APTC エラー

なし

CE-CALL(8B-01 APTC エラー 紙厚調整異

ER8B-02:HCPP エラー

常)

CE-CALL(8B-02 HCPP エラー)

ER8B-03:シャコウホセイ CE-CALL(8B-03 斜行補正機構エラー)

ER8B-04:APTC エラー CE-CALL(8B-04 APTC エラー ポジション

異常)

ER8E-0X:センスエラー

ER8E-03:ニブルエラー

なし

なし

※ PrintWalker/RS 状態表示で「なし」となっているものは、PrintWalker/RS 側では表示されま

せん。

165

10.4 PrintWalker/LXEのご紹介

10.4.1 PrintWalker/LXEの概要

(1) 概要

PrintWalker/LXE は,Linux システムから LAN(Ethernet TCP/IP)接続された VSP2740B プ

リンタ装置の印刷制御を行うソフトウェア製品です。

本ソフトウェアは、装置添付の CD-ROM(PrintWalker)に格納されています。

(2) 機能

① 操作性

詳細なメッセージを Windows パソコンの Web ブラウザ上に表示し、プリンタ装置側の処

- PrintWalker/LXE の Web アラート機能では、印刷中に異常が発生したジョブの削除を指定

することが可能です。

- バナーページの排紙口指定が可能です。バナーページに色紙などを使用することで、仕分け

が簡単になります。

- VSP シリーズは、他の弊社サーバ(GS/PRIMEFORCE、PRIMEPOWER、S series、

PRIMERGY/GRANPOWER6000、PRIMERGY/GRANPOWER 5000)、またはパソコ

ン(FMV シリーズ)プリンタとして共用が可能です。

② NetCOBOL,PowerCOBOL97 シリーズと Meft との連携

- 本ソフトウェエアは、NetCOBOL、PowerCOBOL97 シリーズと Meft との連携印刷が可

能です。フォームオーバレイ印刷、バーコード(カスタマコードを含む)印刷、用紙コード

の指定、給紙口指定、用紙サイズ指定等、きめ細やかな印刷制御が可能です。

③ サポートデータ形式

PrintWalker/LXE から VSP2740B 装置などのインパクトプリンタや多目的プリンタへの印刷

で使用できるデータ形式は、以下のとおりです。

- simple 出力

- cobol(UVPI)

10.4.2 動作環境

PrintWalker/LXE は、以下の動作環境で動作するソフトウェアです。

(1) サポート OS

<PRIMEGY>

- Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86

- Red Hat Enterprise Linux ES v.3 for x86

<PRIMEQUEST>

- Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for Itanium

(2) 対応印刷システム

- CUPS 1.1.17 以降を対象

166

第 10 章 付 録

(3) Web アラータの動作環境

- OS:Windows98、WindowsMe、Windows2000、WindowsXP、

Windows Server 2003、Windows NT4.0(ServicePack 6 以降)

- ブラウザ:Microsoft Internet Explore 5 以降

- JAVA VM:1.5 以降

(4) 必須ソフトウェア

- Interstage CharasetMGR-A SE V10.0 以上

詳細は添付の CD-ROM を参照してください。

10.4.3 システム構成

注1)標準コード変換は、Interstage/CharasetMGR に含まれており、別途購入して頂くことが

必要です。

167

10.4.4 留意事項

(1) PrintWalker/LXE の Web アラート機能では、印刷中に異常が発生したジョブの保留、ページ指

定の印刷再開および出力先の変更ができません。

(2) PrintWalker/LXE では、Interstage Charaset Manager Standard Edition Agent は必須製

品ですので、必ず購入してください。

(3) 本製品には環境ファイルが 1 個ありますが、環境ファイルを変更している時のみメジャーアップ

時にその退避/復元が必要です。

(4) 直打ち印刷(イミデート印刷)は、未サポートです。

(5) PrintWalker/LXE は、1 サーバ(プリントサーバ)におけるプリンタ接続台数の制限を設けて

おりません。ただし、印刷性能など十分考慮し、接続するプリンタ台数など運用システムの構築

を行ってください。

(6) PrintWalker/LXE での印刷時、プリンタ装置側の設定は、“サポートサーバ”を PrintWalker

に設定してください。

(7) 印刷中にサーバ側のプリンタ定義の変更を行わないでください。印字完了後に設定変更を行って

ください。

168

索 引

F66XX エミュレーション機能仕様....................... 8

F69XX エミュレーション機能仕様....................... 8

LAN ケーブルコネクタ ................................................ 6

LAN ケーブルの接続 ................................................. 25

LAN 接続 ......................................................................... 61

PrintWalker/BPC ...................................................... 10

PrintWalker/LXE のご紹介 ...............................166

PrintWalker/PM ......................................................... 10

PrintWalker/PM のエラーメッセージ .........117

PrintWalker/RS.......................................................... 10

PrintWalker/RS のエラーメッセージ ..........118

PrintWalker/RS のご紹介 ..................................164

VSP プリンタドライバ............................................. 10

VSP リクエスタ ........................................................... 10

一般用紙

単票・カットシートフィーダ.........................138

手差し単票 ...............................................................134

前・後トラクタ......................................................127

印刷設定(機能モード) .......................................... 59

印字開始位置について............................................... 91

印字結果の問題点......................................................114

印字中の問題点 ..........................................................113

印字ヘッド ........................................................................... 6

印字領域

一般用紙 ....................................................................127

一般用紙

(単票・カットシートフィーダ) ..........138

一般用紙(手差し単票) ..................................134

宅配伝票(手差し単票) ..................................137

宅配伝票(前連帳) ..................................................133

タック用紙 ...............................................................131

はがき(単票・カットシートフィーダ) 139

はがき(手差し単票)....................................... 135

はがき用紙............................................................... 128

封筒(単票・カットシートフィーダ)..... 140

封筒用紙.................................................................... 129

後連続帳票用紙の置きかた......................................80

うまく動かないとき ................................................ 110

オプションの概要 .............................................................9

おもなエラーメッセージ(LCD 表示) ....... 119

カードガイド.......................................................................6

外観図

カットシートフィーダ取り付け時 .............. 149

標準 ............................................................................. 148

拡張出力機構.......................................................................9

各部のはたらき..................................................................6

各部の名称............................................................................5

カットシートフィーダ ...................................................9

カットシートフィーダ使用時の不具合.......... 116

カットシートフィーダの取り付け

プリンタ後部..............................................................32

プリンタ前部..............................................................29

カットシートフィーダの取り外し .......................35

紙厚調整の動作タイミング......................................90

サブガイド............................................................................6

サブリボンカセットの交換......................................97

仕様 ..........................................................................................7

使用上のお願い..............................................................18

使用方法について .........................................................19

消耗品の廃却について ...............................................98

169

索 引

清掃...................................................................................145

セカンドトラクタ............................................................. 9

接続形態................................................................................ 2

設置仕様.........................................................................147

設置場所について......................................................... 18

セットアップ .................................................................. 50

線のりとじ ....................................................................125

操作パネル ........................................................................... 6

操作パネルの機能......................................................... 47

装置立ち上げ .................................................................. 58

ソフトウェアのインストール ................................ 43

宅配伝票(手差し単票) .......................................137

宅配伝票(前連帳).................................................133

タック用紙(前・後トラクタ).........................131

ダブルギャザー ..........................................................125

単票(カットシートフィーダ).........................138

単票テーブル ...................................................................... 6

単票テーブルのセット............................................... 21

単票テーブルの取り扱い .......................................... 22

単票用紙がつまったとき .......................................103

単票用紙吸入時の不具合 .......................................111

単票用紙のセット

カットシートフィーダ取り付け時.................. 86

単票セットフリーオフ時 ..................................... 84

単票セットフリーオン時 ..................................... 81

手差し単票用紙 ..........................................................134

電源コードの接続......................................................... 26

電源コネクタ ...................................................................... 6

電源スイッチ ...................................................................... 6

電源投入時の不具合.................................................110

電源について .................................................................. 18

電源を入れる .................................................................. 41

電源を切る ....................................................................... 42

点のりとじ ....................................................................125

とじ穴の開けかた......................................................141

トップカバー ...................................................................... 6

トラクタユニット............................................................. 6

取り外しかた ............................................................. 37

トラクタユニットの位置を決める....................... 36

はがき

単票・カットシートフィーダ.........................139

手差し単票 ...............................................................135

はがき用紙(前トラクタ) ..................................128

封筒

手差し単票............................................................... 136

単票・カットシートフィーダ ........................ 140

封筒用紙(前トラクタ)....................................... 129

プラテンロール..................................................................6

プリンタがうまく動かないとき ........................ 110

プレプリント用紙を使用するとき ................... 141

フロントカットシートフィーダコネクタ.............6

前連続帳票用紙の置きかた......................................75

メッセージ一覧.......................................................... 151

文字コード.................................................................... 159

輸送用固定材の取り外し...........................................20

用紙厚の調整...................................................................89

用紙ガイド............................................................................6

用紙サイズ

一般用紙

(単票・カットシートフィーダ).......... 138

一般用紙(手差し単票).................................. 134

一般用紙(前・後連帳)........................................ 127

タック用紙............................................................... 131

はがき

手差し単票.......................................................... 135

はがき

(単票・カットシートフィーダ).......... 139

はがき用紙............................................................... 128

封筒(単票・カットシートフィーダ)..... 140

封筒(手差し単票) ........................................... 136

封筒用紙.................................................................... 129

用紙づまりのとき .........................................................99

後連続帳票用紙 ..................................................... 101

カットシートフィーダ....................................... 107

手差し単票............................................................... 103

前連続帳票用紙 .........................................................99

リアスタッカ部 ..................................................... 105

用紙に関するご注意

単票セットフリーオン時......................................83

用紙について...................................................................19

用紙の形状.................................................................... 143

用紙のセット...................................................................71

単票用紙

(カットシートフィーダ取り付け時) ..........86

170

単票用紙(単票セットフリーオフ時) .............. 84

単票用紙(単票セットフリーオン時) .............. 81

連続帳票用紙(後トラクタ給紙の場合) ... 76

連続帳票用紙 (前トラクタ給紙の場合) ....... 71

用紙のとじ方法

単票(カットシートフィーダ)....................139

手差し単票 ...............................................................135

用紙の取り扱い上のご注意 ..................................144

用紙枚数

手差し単票 ...............................................................134

ラベルの貼付け強度.................................................131

リアカットシートフィーダコネクタ...................... 6

リアスタッカ ...................................................................... 6

リアスタッカの取り付け .......................................... 24

索 引

リアスタッカ部に用紙がつまったとき.......... 105

リボンカセットの交換 ...............................................95

リボンカセットを取り付ける.................................27

連続帳票用紙............................................................... 123

ミシン目の入れ方 ................................................ 126

用紙の構成枚数 ..................................................... 124

用紙の寸法............................................................... 123

用紙のとじかた ..................................................... 125

連続帳票用紙がつまったとき.................................99

連帳用紙吸入時の不具合....................................... 112

連続帳票用紙のセット

(後トラクタ給紙の場合) .......................................76

連続帳票用紙のセット

(前トラクタ給紙の場合) .......................................71

連続帳票用紙をカット位置に送る .......................93

171

172

VSP2740B プリンタ装置

取扱説明書

2006 年 8 月 1 版

2009 年 3 月 2 版

2012 年 1 月 3 版

2013 年 12 月 4 版

All Rights Reserved, Copyright

© 富士通株式会社 2006-2013

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その他の権利,損害については,当社はその責を負いません.

●落丁,乱丁本は,お取り替えいたします.

このマニュアルは再生紙を使用しています。

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