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MX210001A
ジッタ解析ソフトウェア
取扱説明書
第５版
製品を適切・安全にご使用いただくために，製品をご使
用になる前に，本書を必ずお読みください。
本書は製品とともに保管してください。
アンリツ株式会社
管理番号： M-W3569AW-5.0
安全情報の表示について
当社では人身事故や財産の損害を避けるために，危険の程度に応じて下記のようなシグナルワードを用いて安全に関す
る情報を提供しています。記述内容を十分理解した上で機器を操作してください。
下記の表示およびシンボルは，そのすべてが本器に使用されているとは限りません。また，外観図などが本書に含まれる
とき，製品に貼り付けたラベルなどがその図に記入されていない場合があります。
本書中の表示について
危険
回避しなければ，死亡または重傷に至る切迫した危険があることを示します。
警告
回避しなければ，死亡または重傷に至る恐れがある潜在的な危険があることを示します。
注意
回避しなければ，軽度または中程度の人体の傷害に至る恐れがある潜在的危険，または，
物的損害の発生のみが予測されるような危険があることを示します。
機器に表示または本書に使用されるシンボルについて
機器の内部や操作箇所の近くに，または本書に，安全上および操作上の注意を喚起するための表示があります。
これらの表示に使用しているシンボルの意味についても十分理解して，注意に従ってください。
禁止行為を示します。丸の中や近くに禁止内容が描かれています。
守るべき義務的行為を示します。丸の中や近くに守るべき内容が描かれています。
警告や注意を喚起することを示します。三角の中や近くにその内容が描かれています。
注意すべきことを示します。四角の中にその内容が書かれています。
このマークを付けた部品がリサイクル可能であることを示しています。
MX210001A
ジッタ解析ソフトウェア
取扱説明書
2011年（平成23年）８月10日（初 版）
2015年（平成27年）９月４日（第５版）
・予告なしに本書の内容を変更することがあります。
・許可なしに本書の一部または全部を転載・複製することを禁じます。
Copyright © 2011-2015, ANRITSU CORPORATION
Printed in Japan
ii
品質証明
アンリツ株式会社は，本製品が出荷時の検査により公表機能を満足することを証
明します。
保証
・ アンリツ株式会社は，本ソフトウェアが付属のマニュアルに従った使用方法にも
かかわらず，実質的に動作しなかった場合に，無償で補修または交換します。
・ その保証期間は，購入から 6 か月間とします。
・ 補修または交換後の本ソフトウェアの保証期間は，購入時から 6 か月以内の残余
の期間，または補修もしくは交換後から 30 日のいずれか長い方の期間とします。
・ 本ソフトウェアの不具合の原因が，天災地変などの不可抗力による場合，お客
様の誤使用の場合，またはお客様の不十分な管理による場合は，保証の対象
外とさせていただきます。
また，この保証は，原契約者のみ有効で，再販売されたものについては保証しか
ねます。
なお，本製品の使用，あるいは使用不能によって生じた損害およびお客様の取引
上の損失については，責任を負いかねます。
当社へのお問い合わせ
本製品の故障については，本書（紙版説明書では巻末，CD 版説明書では別ファ
イル）に記載の「本製品についてのお問い合わせ窓口」へすみやかにご連絡くださ
い。
iii
国外持出しに関する注意
1. 本製品は日本国内仕様であり，外国の安全規格などに準拠していない場
合もありますので，国外へ持ち出して使用された場合，当社は一切の責
任を負いかねます。
2. 本製品および添付マニュアル類は，輸出および国外持ち出しの際には，
「外国為替及び外国貿易法」により，日本国政府の輸出許可や役務取引
許可を必要とする場合があります。また，米国の「輸出管理規則」により，
日本からの再輸出には米国政府の再輸出許可を必要とする場合があり
ます。
本製品や添付マニュアル類を輸出または国外持ち出しする場合は，事前
に必ず当社の営業担当までご連絡ください。
輸出規制を受ける製品やマニュアル類を廃棄処分する場合は，軍事用途
等に不正使用されないように，破砕または裁断処理していただきますよう
お願い致します。
iv
ソフトウェア使用許諾
お客様は，ご購入いただいたソフトウェア（プログラム，データベース，電子機器の動作・設定などを定めるシナリオ等，
以下「本ソフトウェア」と総称します）を使用（実行，複製，記録等，以下「使用」と総称します）する前に，本ソフトウェア
使用許諾（以下「本使用許諾」といいます）をお読みください。お客様が，本使用許諾にご同意いただいた場合のみ，
お客様は，本使用許諾に定められた範囲において本ソフトウェアをアンリツが推奨・指定する装置（以下，「本装置」と
いいます）に使用することができます。
第 1 条 （許諾，禁止内容）
1. お客様は，本ソフトウェアを有償・無償にかかわら
ず第三者へ販売，開示，移転，譲渡，賃貸，頒布，
または再使用する目的で複製，開示，使用許諾す
ることはできません。
2. お客様は，本ソフトウェアをバックアップの目的で，
1 部のみ複製を作成できます。
3. 本ソフトウェアのリバースエンジニアリングは禁止さ
せていただきます。
4. お客様は，本ソフトウェアを本装置 1 台で使用でき
ます。
第 2 条 （免責）
アンリツは，お客様による本ソフトウェアの使用また
は使用不能から生ずる損害，第三者からお客様に
なされた損害を含め，一切の損害について責任を
負わないものとします。
第 3 条 （修補）
1. お客様が，取扱説明書に書かれた内容に基づき
本ソフトウェアを使用していたにもかかわらず，本ソ
フトウェアが取扱説明書もしくは仕様書に書かれた
内容どおりに動作しない場合（以下「不具合」と言
います）には，アンリツは，アンリツの判断に基づい
て，本ソフトウェアを無償で修補，交換，または回
避方法のご案内をするものとします。ただし，以下
の事項に係る不具合を除きます。
a） 取扱説明書・仕様書に記載されていない使用目的
での使用
b） アンリツが指定した以外のソフトウェアとの相互干渉
c） 消失したもしくは，破壊されたデータの復旧
d） アンリツの合意無く，本装置の修理，改造がされた場合
間は本ソフトウェア購入後 6 か月もしくは修補後 30
日いずれか長い方の期間とさせていただきます。
第 4 条 （法令の遵守）
お客様は，本ソフトウェアを，直接，間接を問わず，
核，化学・生物兵器およびミサイルなど大量破壊兵
器および通常兵器およびこれらの製造設備等関連
資機材等の拡散防止の観点から，日本国の「外国
為替および外国貿易法」およびアメリカ合衆国「輸
出管理法」その他国内外の関係する法律，規則，
規格等に違反して，いかなる仕向け地，自然人もし
くは法人に対しても輸出しないものとし，また輸出さ
せないものとします。
第 5 条 （解除）
アンリツは，お客様が本使用許諾のいずれかの条
項に違反したとき，アンリツの著作権およびその他
の権利を侵害したとき，または，その他，お客様の
法令違反等，本使用許諾を継続できないと認めら
れる相当の事由があるときは，本使用許諾を解除
することができます。
第 6 条 （損害賠償）
お客様が，使用許諾の規定に違反した事に起因し
てアンリツが損害を被った場合，アンリツはお客様
に対して当該の損害を請求することができるものと
します。
第 7 条 （解除後の義務）
お客様は，第 5 条により，本使用許諾が解除され
たときはただちに本ソフトウェアの使用を中止し，ア
ンリツの求めに応じ，本ソフトウェアおよびそれらに
関する複製物を含めアンリツに返却または廃棄す
るものとします。
2. 前項に規定する不具合において，アンリツが，お客
第 8 条 （協議）
本使用許諾の条項における個々の解釈について
疑義が生じた場合，または本使用許諾に定めのな
い事項についてはお客様およびアンリツは誠意を
様ご指定の場所で作業する場合の移動費，宿泊
費および日当に関る現地作業費については有償と
させていただきます。
3. 本条第 1 項に規定する不具合に係る保証責任期
もって協議のうえ解決するものとします。
第 9 条 （準拠法）
本使用許諾は，日本法に準拠し，日本法に従って
解釈されるものとします。
e） 他の装置による影響，ウイルスによる影響，災害，そ
の他の外部要因などアンリツの責とみなされない要
因があった場合
v
特記事項
本製品に搭載されているすべてのソフトウェアの解析（逆コンパイル，逆アセ
ンブル，リバースエンジニアリングなど），コピー，転売，改造を行うことを禁止
します。
ウイルス感染を防ぐための注意
インストール時
本ソフトウェア，または当社が推奨，許諾するソフトウェアをインストールす
る前に，PC（パーソナルコンピュータ）および PC に接続するメディア（USB
メモリ，CF メモリカードなど）のウイルスチェックを実施してください。
本ソフトウェア使用時および計測器と接続時
・ ファイルやデータのコピー
次のファイルやデータ以外を PC にコピーしないでください。
・ 当社より提供するファイルやデータ
・ 本ソフトウェアが生成するファイル
・ 本書で指定するファイル
前記のファイルやデータのコピーが必要な場合は，メディア（USB メモ
リ，CF メモリカードなど）も含めて事前にウイルスチェックを実施してくだ
さい。
・ ネットワークへの接続
PC を接続するネットワークは，ウイルス感染への対策を施したネット
ワークを使用してください。
ソフトウェアを安定してお使いいただくための注意
本ソフトウェアの動作中に，PC 上にて以下の操作や機能を実行すると，ソフ
トウェアが正常に動作しないことがあります。
・ 当社が推奨または許諾するソフトウェア以外のソフトウェアを同時に実行
・ ふたを閉じる（ノート PC の場合）
・ スクリーンセーバ
・ バッテリ節約機能（ノート PC の場合）
各機能の解除方法は，使用している PC の取扱説明書を参照してください。
vi
はじめに
BERTWave シリーズには，5 冊の取扱説明書があります。
MP2100B BERTWave
取扱説明書 操作編 (M-W3772AW)
MP2100B BERTWave の設置方法と取扱上の注意，コネクタの接続方法，
パネル操作，保守，仕様，各種機能を説明します。
MP2100A/MP2101A/MP2102A BERTWave
取扱説明書 操作編 (M-W3349AW)
MP2100A/MP2101A/MP2102A BERTWave の設置方法と取扱上の注
意，コネクタの接続方法，パネル操作，保守，仕様，各種機能を説明します。
BERTWave シリーズ
リモート制御取扱説明書 (M-W3773AW)
BERTWave をリモート制御するためのコマンド，ステータスレジスタの構造，
サンプルプログラムを説明します。
MX210001A ジッタ解析ソフトウェア
取扱説明書 (M-W3569AW) (本書)
MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの操作方法，およびリモート制御するた
めのコマンドを説明します。
MX210002A 伝送解析ソフトウェア
取扱説明書 (M-W3571AW)
MX210002A 伝送解析ソフトウェアの操作方法，およびリモート制御するため
のコマンドを説明します。
BERTWave シ リ ー ズ の 起 動 方 法 ， パ ネ ル 操 作 に つ い て は ， 『 MP2100A
BERTWave MP2101A BERTWave PE MP2102A BERTWave SS 取扱説明
書 (W3349AW)』または『MP2100B BERTWave 取扱説明書 (W3372AW)』を
参照してください。
BERTWave のリモート制御方法については，『BERTWave シリーズ リモート制
御取扱説明書 (W3773AW)』を参照してください。
本書は，読者に次の知識と経験があることを前提として説明しています。
・ BERTWave の操作方法
・ ジッタに関する基礎知識
I
このマニュアルの表記について
本文中では，MX210001A ジッタ解析ソフトウェアを「本ソフトウェア」と呼びます。
パネルキーおよびファンクションキーの名称は，太字で記載します。
例 Power:
画面に表示されるボタン，タブの名称は角カッコでくくります。
例 [Jitter]，[Start]
II
1
目次
2
安全にお使いいただくために ............................
iii
はじめに .........................................................
I
3
第 1 章 概要 ......................................................... 1-1
4
MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの概要 .................... 1-2
特長 ............................................................................... 1-7
用語 ............................................................................... 1-8
付録
1.1
1.2
1.3
索引
第 2 章 ご使用になる前に ..................................... 2-1
2.1
2.2
インストール ................................................................... 2-2
制限事項........................................................................ 2-6
第 3 章 操作方法 ................................................. 3-1
3.1
3.2
3.3
3.4
画面説明........................................................................ 3-2
ジッタ解析 ...................................................................... 3-9
波形ひずみペナルティ (WDP) 測定 ............................ 3-26
測定結果の保存 ........................................................... 3-30
第 4 章 リモートコマンド ........................................ 4-1
4.1
4.2
4.3
4.4
メッセージの記述方法 ..................................................... 4-2
レジスタ .......................................................................... 4-3
パネル操作とメッセージの対応 ....................................... 4-4
メッセージの説明 .......................................................... 4-14
III
IV
付録 A
仕様 ...................................................
A-1
付録 B
初期設定値 ........................................
B-1
付録 C
サンプルプログラム ............................
C-1
付録 D
参考文献............................................
D-1
索引
.......................................................... 索引-1
1
コマンド目次
2
:SENSe:JITTer:COPY........................................................ 4-14
:SENSe:JITTer:GRAPh:BATHtub:SAMPle ......................... 4-14
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:{ALL|FALL|RISe}
:SAMPle ............................................................................ 4-14
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:{DDJ|RJPJ|TJ}:SAMPle 4-15
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:{ALL|FALL|RISe}................... 4-16
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ ............................ 4-16
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ ............................ 4-17
:SENSe:JITTer:GRAPh:PJ:CALCulation ............................ 4-17
:SENSe:JITTer:GRAPh:RJPJ:SAMPle ............................... 4-17
:SENSe:JITTer:GRAPh:TJ:SAMPle ................................... 4-18
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm ................................. 4-18
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor ................. 4-18
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold .................... 4-19
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe ................................. 4-19
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE .............................. 4-20
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer ....................................... 4-20
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer........................................ 4-21
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing .................... 4-21
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength ................................ 4-22
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern .................................... 4-22
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ ........................................... 4-22
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ ............................................. 4-23
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:PATTern ........................
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP ..............................
:SENSe:JITTer:RESult:DCD ..............................................
:SENSe:JITTer:RESult:DDJ ...............................................
4-29
4-29
4-29
4-30
索引
4-23
4-24
4-24
4-25
4-25
4-26
4-26
4-27
4-27
4-28
4-28
4-28
4
付録
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS.....................................
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe .................................
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue ..................................
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard .................................
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt .......................................
:SENSe:JITTer:MEASure:STATus .....................................
:SENSe:JITTer:MEASure:STOP ........................................
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ ..............................................
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMited:PATTern............
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMited:SAMPle .............
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMited:TIME .................
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMited:WAVeforms .......
3
:SENSe:JITTer:RESult:DDPWs ......................................... 4-30
V
VI.
:SENSe:JITTer:RESult:DJ .................................................
:SENSe:JITTer:RESult:DWDP ...........................................
:SENSe:JITTer:RESult:ERRor ...........................................
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening..................................
:SENSe:JITTer:RESult:ISI .................................................
:SENSe:JITTer:RESult:J2 ..................................................
:SENSe:JITTer:RESult:J9 ..................................................
:SENSe:JITTer:RESult:PJ..................................................
4-30
4-31
4-31
4-32
4-32
4-32
4-33
4-33
:SENSe:JITTer:RESult:PJ:FREQuency ..............................
:SENSe:JITTer:RESult:RJ .................................................
:SENSe:JITTer:RESult:RJ:RMS .........................................
:SENSe:JITTer:RESult:STOR:WDPI ..................................
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed........................................
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER .......................................
:SENSe:JITTer:RESult:WDP..............................................
:SENSe:JITTer:RESult:WDPI.............................................
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate .........................................
:SENSe:JITTer:SETup:CHANnel .......................................
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM..............................................
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging ...........................
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern................................
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle .................................
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME .....................................
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms ...........................
:SENSe:JITTer:SETup:MEASureing:LIMit ..........................
:SENSe:JITTer:SETup:SELect...........................................
:SENSe:JITTer:TARGet:BITRate .......................................
:SENSe:JITTer:TARGet:CHANnel......................................
:SENSe:JITTer:TARGet:DIVRatio ......................................
:SENSe:JITTer:TARGet:PATLength...................................
4-33
4-34
4-34
4-34
4-35
4-35
4-35
4-36
4-36
4-37
4-37
4-38
4-38
4-39
4-39
4-40
4-40
4-41
4-41
4-42
4-42
4-42
第1章 概要
この章では，本ソフトウェアの概要，特長，および用語を説明します。
構成，仕様については「付録 A 仕様」を参照してください。
概要
1.1
1.2
1.3
1
MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの概要.................... 1-2
特長 ............................................................................ 1-7
用語 ............................................................................ 1-8
1.3.1 用語 ................................................................ 1-8
1.3.2 省略語........................................................... 1-10
1-1
第 1 章 概要
1.1 MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの概要
本ソフトウェアは，MP2100A/MP2102A/MP2100B BERTWave のサンプリング
オシロスコープ機能を使用して，ジッタを解析と WDP の測定をするソフトウェアで
す。
ジッタ成分の表示
サンプリングオシロスコープのヒストグラム機能を使用すると，波形のジッタを測定
することができます。
しかしサンプリングオシロスコープで観測されるジッタは，発生要因が異なるジッタ
が合成された値です。実際に発生するジッタはさまざまなジッタ成分から構
成されています。
以下に実信号を構成する Jitter 成分の種類を説明します。
TJ
DJ
DDJ
DCD
RJ
BUJ
ISI
図1.1-1 ジッタの分類
表1.1-1 ジッタの種類
名称
トータルジッタ
（TJ: Total Jitter）
RJ， DJ が合成されたジッタ
単純に RJ，DJ の和になりません。
ランダムジッタ
(RJ: Random Jitter)
熱雑音などの外的要因によって発生するジッ
タです。無限に広がる性質をもっており，その
広がりはガウス分布に近似しています。無限
に広がるため，rms (root mean square) で
表現されます。
デターミニスティックジッタ
(DJ: Deterministic Jitter)
ランダムジッタに対して，ジッタ量に上限があ
るジッタです。
拘束非相関ジッタ
近接する信号ラインからのクロストーク影響な
どの外的要因によって発生するジッタです。ラ
ンダムジッタのようなランダム性をもちますが，
有 限 な 広 が り に な る た め ， p-p (peak to
peak) で表現されます。
(BUJ: Bounded
Uncorrelated Jitter)
1-2
説明
1.1
MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの概要
表1.1-1 ジッタの種類 (続き)
名称
説明
DJ であって，発生量がデータに依存するジッ
タです。
デューティサイクルひずみ
送受信回路のオフセットのズレなどで発生し
ます。Hi のパルス幅と Low のパルス幅の差
になります。
(DCD: Duty Cycle
Distortion)
相互符号間干渉
(ISI: Inter Symbol
Interference)
伝送路の帯域不足やインピーダンスミスマッ
チによる反射などで起きる現象で，データに
相関性のない成分を除去した上での，もっと
も早い立ち上がりと最も遅い立ち上がりの差，
あるいは立ち下がりの差になります。
周期ジッタ
(PJ: Period Jitter)
DJ であって，周期的に発生するジッタです。
SFF-8431＊などの通信規格では，10 ギガビット通信に使用されるトランシーバに
ついて，これらのジッタのほかに DDPWS (Data Dependant Pulse Width
Shrinkage)，WDP (Waveform Distortion Penalty) の仕様が決められていま
す。
＊： 正式名称は，「付録 C 参考文献」を参照してください。
本ソフトウェアは，ジッタ成分別に測定結果を次の形式で表示します。
・ 数値 (ps，UI 単位)
・ ヒストグラム
・ スペクトル
・ パターンのビットごとの表示
また，通信規格で公開されているアルゴリズムを使用して，EYE/Pulse Scope の波
形から WDP を計算します。
1-3
概要
データ依存ジッタ
(DDJ: Data
Dependant Jitter)
1
第 1 章 概要
図1.1-2 ジッタ測定結果の表示例
ヒストグラムの表示
ヒストグラムは，ジッタ量の発生分布を表示するグラフです。
EYE/Pulse Scope で測定した波形を解析した結果を表示します。
図1.1-3 ヒストグラムの表示例
1-4
1.1
MX210001A ジッタ解析ソフトウェアの概要
1
1
1
0
0
0
0
1
1
0
1
1
1
0
1
クロスポイント
ジッタ測定値
測定波形
クロック
図1.1-4 DDJ vs Bit の測定方法
1-5
1
概要
DDJ vs Bit
ジッタ量をパターンが変化するビットごとに測定した結果をグラフで表示します。
クロックと波形の時間差をクロスポイントのレベルで測定し，結果をパターンの位置
にプロットします。
クロックより波形の時間が遅い場合は正の値，クロックより波形が速い場合は負の
値になります。
第 1 章 概要
バスタブグラフの表示
アイパターン波形の評価方法の 1 つとして，時間を横軸，ビット誤り率を縦軸にとっ
て測定結果を表示するグラフがあります。グラフの左右の端は，アイパターン波形
の交差点の位置であり，ビット誤り率が大きくなります。グラフの中央部は，アイパ
ターン波形の中央部であり，ビット誤り率が小さくなります。このグラフの形状からバ
スタブ (Bathtub) グラフ，またはバスタブ曲線と呼びます。
本ソフトウェアは，トータルジッタのヒストグラムから推測したバスタブグラフを表示し
ます。通信規格に定められている 99%ジッタ (J2) BER，10–9 ジッタ (J9) や，
10–12 など指定したビット誤り率以下となる時間を表示します。
図1.1-5 バスタブ曲線の表示例
1-6
1.2
特長
形の SN 比の差が WDP です。
本ソフトウェアは，EYE/Pulse Scope で取得した波形に計算処理をして，WDP を
求めます。
注：
WDP の計算には，本ソフトウェアのほかに MathWorks 社の MATLAB
R2010b が必要です。
1.2 特長
本ソフトウェアの特長は，次のとおりです。
・ 通信規格で規定された，99%ジッタ，WDP，DDPWS などの評価項目に対応
・ パルスパターン発生器，サンプリングオシロスコープとの連動により操作の簡略
化 (MP2100A，MP2100B)
・ ヒストグラム測定では，PRBS31 を含む任意の波形を測定可能
・ 2 チャネル同時測定が可能 (ヒストグラム測定時)
・ EYE Mask 測定と同時にジッタ測定が可能
・ リモート制御可能
1-7
1
概要
WDP の表示
WDP (Waveform Distortion Penalty) は信号劣化の推定値で，波形データに
計算処理をして求めます。送信信号の劣化推定値のことを TWDP (Transmitter
Waveform and Distortion Penalty) と呼ぶこともあります。
通信路に送信した波形は，通信路を通過するとジッタが増加したり，波形がひずん
だりしてアイ振幅が劣化します。
SFF-8431 や IEEE802.3 では，この波形の劣化量を推定するアルゴリズムが公開
されています。このアルゴリズムを使って計算した波形の SN 比と，計算する前の波
第 1 章 概要
1.3 用語
1.3.1 用語
Dual Dirac Estimation
ジッタ成分に DJ が存在すると，波形のクロスポイントにおけるヒストグラムは複数の
ピークを持ちます。Dual Dirac Estimation は，このヒストグラムの近似曲線として
Dual Dirac 関数を使用して RJ と DJ を推定する方法です。
図1.3.1-1 DJ が存在するジッタのヒストグラム
Dual Dirac 分布は，2 つの正規分布を合成した式で表されます。
PDF ( x) =
(x − µL )2
exp −
2σ 2
2p σ
1
(x − µR )2
+ exp −
2σ 2
σ
µL
µR
図1.3.1-2 Dual Dirac 分布
1-8
1.3
用語
Dual Dirac 分布は RJ が正規分布，DJ が一定値であることを前提としています。
本ソフトウェアは，実測したヒストグラムから近似した Dual Dirac 分布の σ を RJ
(d-d) に，µR–µL を DJ (d-d) に表示します。
測定波形
S1
N1
劣化後の波形
S2
N2
図1.3.1-3 通信路の通過による波形の劣化
SFF-8431 や IEEE802.3 では，波形の劣化量を推定するアルゴリズムが公開され
ています。
本ソフトウェアは，測定した波形の S/N 比と計算して求めた波形の S/N 比の差を
WDP (Waveform Distortion Penalty) とします。
図 1.3.1-3の S1，N1，S2，N2 より次の式で WDP を求めます。
WDP = 10 * log(
S1
S
) − 10 * log( 2 ) (dB)
N1
N2
1-9
概要
WDP (Waveform Distortion Penalty)
通信路に送信した波形は，通信路を通過するとジッタが増加したり，波形がひずん
だりします。
1
第 1 章 概要
1.3.2 省略語
本ソフトウェア，または本書で使用する省略語の一覧を以下に示します。
表1.3.2-1 省略語
省略語
1-10.
正式名
BER
Bit Error Rate
CHA
Channel A
CHB
Channel B
DCD
Duty Cycle Distortion
d-d
dual dirac model estimation
DDJ
Data Dependant Jitter
DDP
Data Dependant Pulse
DDPWS
Data Dependant Pulse Width Shrinkage
DJ
Deterministic Jitter
dWDP
difference of Waveform Distortion Penalty
dWDPc
difference of Waveform Distortion Penalty of
an electrical cable assembly
HP
High Pass
ISI
Inter Symbol Interference
LP
Low Pass
PDJ
Pattern Dependant Jitter
PJ
Periodic Jitter
p-p
peak to peak
RJ
Random Jitter
rms
root mean square
TD
Time Domain
TJ
Total Jitter
TWDP
Transmitter Waveform Distortion Penalty
TWDPc
Transmitter Waveform Distortion Penalty of
host transmitter Supporting an electrical cable
assembly
WDP
Waveform Distortion Penalty
WDPc
Waveform Distortion Penalty of an electrical
cable assembly
wfms
waveforms
第2章 ご使用になる前に
ここでは，本ソフトウェアのインストール方法と制限事項について説明します。
2.1
2.2
インストール ................................................................... 2-2
2.1.1 MX210001A のインストール .............................. 2-2
2.1.2 WDP 計算プログラムのインストール .................. 2-6
制限事項........................................................................ 2-6
2
ご使用になる前に
2-1
第 2 章 ご使用になる前に
2.1 インストール
本ソフトウェアをインストールする前に，MX210000A BERTWave 制御ソフトウェ
アの Installer のバージョンが Ver. 3.00.00 以降であることを確認してください。
Installer のバージョンが Ver. 3.00.00 より前の場合は，最新版を入手して，
MX210000A BERTWave 制御ソフトウェアをバージョンアップします。バージョン
アップの方法は，『MP2100A/MP2101A/MP2102A BERTWave 取扱説明書
(W3349AW)』，または『MP2100B BERTWave 取扱説明書 (W3772AW)』の
「10.5 ソフトウェアを更新する」を参照してください。
MX210000A BERTWave 制御ソフトウェアの最新バージョンは，当社ホームペー
ジで確認できます。
http://www.anritsu.com/ja-JP/Services-Support/Downloads/index.aspx
2.1.1 MX210001Aのインストール
本ソフトウェアを MP2100A/MP2102A/MP2100B BERTWave にインストールす
る方法を説明します。
2-2
1.
アプリケーション起動後，[System Menu] をタッチします。
2.
[Exit] をタッチします。
3.
セレクタ画面の [Setup Utility] をタッチします。Setup Utility 画面が開き
ます。
2.1
4.
インストール
[License] をタッチします。License 画面が表示されます。
2
ご使用になる前に
MP2100B
MP2100A，MP2101A
エラーメッセージが表示された場合は，次を確認してください
・
0x00024: File cannot be read. License key is wrong.
ライセンスキーが正しくありません。
手順 4 のファイル名の内容をテキストエディタで確認し，ModelName，
SerialNumber，Key が記載されているか確認してください。
・
0x00025: File cannot be read. Serial number is wrong.
BERTWave のシリアル番号が正しくありません。
手順 4 のファイル名のシリアル番号と BERTWave のシリアル番号が
合っているか確認してください。
以上の処置をしてもエラーメッセージが表示される場合は，当社または販売
代理店へご連絡ください。
5.
MX210001A をタッチして選択します。
MX210001A が表示されない場合は，手順 4 のコピー先フォルダを確認して
ください。
Status には次のどれかが表示されます。
Register (赤字)：
ラ イ セ ン スが認 証 さ れ て い ま せん (MP2100A ，
MP2101A)。
UnRegistered (赤字)： ライセンスが認証されていません (MP2100B)。
ライセンスが認証されています。
Registered：
Certification Error： ライセンスが認証に失敗しました。
6.
Register (赤字) または UnRegistered (赤字) が表示されている場合は，
[Regiser]，または[Use License] をタッチします。
7.
MX210001A の Status に Registered が表示されると，インストール完了で
す。
2-3
第 2 章 ご使用になる前に
MX210001A の Status に [Certification Error] が表示される場合は，当
社または販売代理店へご連絡ください。
8.
[Exit] をタッチします。
インストールの確認
2-4
1.
Setup Utility 画面の [Information] をタッチします。Information 画面が
表示されます。
2.
ボタンに [Firmware/FPGA] が表示されている場合は，ボタンをタッチして
表示を [Software] にします。
MX210001A が表示されていることを確認します。
3.
Information 画面の [Exit] をタッチします。
4.
Setup Utility 画面の [Exit] をタッチします。
5.
セレクタ画面の [Main Application] をタッチします。
2.1
インストール
MX210001A をインストールすると，ソフトウェアの状態がバックアップ内容と
違うことを示す [Backup:Error] のメッセージが表示されます。
異常ではありませんので，[OK] をタッチしてください。
6.
アプリケーション画面のトップメニューに [Jitter] が表示されることを確認し
ます。
2
ご使用になる前に
2-5
第 2 章 ご使用になる前に
2.1.2 WDP計算プログラムのインストール
本ソフトウェアで WDP を表示するには，次の処理をします。
・ MATLAB のインストール
・ WDP 計算プログラムの作成とコピー
MATLAB のインストール
Windows 版 MATLAB バージョン R2010bSP1 を使用してください。
1.
MATLAB のマニュアルに従って，BERTWave に MATLAB をインストール
します。
イ ン ス ト ー ル 先 の フ ォ ル ダ は ， MATLAB イ ン ス ト ー ラ ー の 初 期 値
(C:\Program Files\MATLAB\R2010bSP1) を指定してください。
2.
BERTWave の Windows を再起動します。
WDP 計算プログラムの作成
1.
IEEE802.3-2008 を以下から入手します。
http://standards.ieee.org/about/get/802/802.3.html
2.
Clause 68.6.6.2 のソースコードをテキストファイルにコピーし，ファイル名
TWDP802_3clause68.m で保存します。
3.
SFF-8431 Revision 4.1 を以下から入手します。
ftp://ftp.seagate.com/sff/SFF-8431.PDF
4.
Appendix G のソースコードをテキストファイルにコピーし，ファイル名
SFF8431xWDP.m で保存します。
5.
手順 2 と 4 で作成したファイルを BERTWave のハードディスクにコピーしま
す。
コピー先フォルダ C:\Program
Files\Anritsu\MP2100A\MX210000A\UserData\MATLAB
2.2 制限事項
本ソフトウェアの使用には，以下の制限があります。
・ 本ソフトウェアは，MP2100A/MP2102A/MP2100B BERTWave にインストー
ルして使用します。パーソナルコンピュータにインストールして使用できません。
・ 本 ソ フ ト ウ ェ ア は ， ご 契 約 い た だ い た MP2100A/MP2102A/MP2100B
BERTWave のシリアル番号と異なる BERTWave にインストールして使用でき
ません。
・ MP2100A-001，MP2102A-021，または MP2100B-021 の場合，Channel
Math を [On] に設定すると，チャネル A とチャネル B の演算結果に対して
ジッタ解析をします。
画面に CHA と表示されますが，EYE/Pulse Scope のチャネル A に入力されて
いる波形ではありません。
・ MP2100A-001，MP2102A-021，または MP2100B-021 で，Channel Math
が [On] の場合，解析できるパターン長は 32768 (PRBS15 相当) 以下になり
ます。
2-6.
第3章 操作方法
ここでは，本ソフトウェアのパネル操作と測定手順について説明します。BERT
Wave の起動方法，パネル操作については，『MP2100A/MP2101A/MP2102A
BERT Wave 取扱説明書 (W3349AW)』または『MP2100B BERT Wave 取扱説
明書 (W3772AW)』を参照してください。
3.1
3.2
3.4
3
操作方法
3.3
画面説明........................................................................ 3-2
ジッタ解析 ...................................................................... 3-9
3.2.1 グラフの表示方法 ............................................ 3-11
3.2.2 ヒストグラム測定時の表示 ................................ 3-13
3.2.3 パターンサーチ測定のグラフ ............................ 3-15
3.2.4 測定手順 ......................................................... 3-22
波形ひずみペナルティ (WDP) 測定 ............................ 3-26
3.3.1 WDP 画面 ....................................................... 3-26
3.3.2 測定手順 ......................................................... 3-28
測定結果の保存 ........................................................... 3-30
3-1
第 3 章 操作方法
3.1 画面説明
本ソフトウェアが BERTWave にインストールされていると，ファンクションメニューに
[Jitter] が表示されます。
トップメニューの [Jitter] をタッチすると，本ソフトウェアの Jitter 画面が表示され
ます。
Setup
ダイアログ表示
Measure
ダイアログ表示
Limit type 測定回数/制限値
ジッタ解析 開始/停止
スクロールボタン
グラフ選択ボタン
波形表示
エリア
EYE/Pulse
Scope設定
表示エリア
測定結果
表示エリア
図3.1-1 Jitter ウィンドウ
[Setup]，[Measure] をタッチすると，ダイアログボックスが表示されます。
3-2
3.1
画面説明
Jitter Setup ダイアログ
図 3.1-1の [Setup] をタッチすると，Jitter Setup ダイアログが表示されます。
Measure SelectがJitterの場合
Measure SelectがWDPの場合
3
操作方法
図3.1-2 Jitter Setup ダイアログ (General タブ)
図3.1-3 Jitter Setup ダイアログ－Utility タブ (Jitter/WDP 共通)
3-3
第 3 章 操作方法
表3.1-1 Jitter Setup ダイアログの項目
タブ
名称
Measure Selection
説明
ジッタ解析方法を Jitter，または WDP に切り替えます。
こ の 設 定 に よ っ て ， Jitter Setup ダ イ ア ロ グ と Jitter
Measure ダイアログに表示される項目が異なります。
WDP は，MATLAB がインストールされている場合に選択で
きます。
Target Channel＊1
Measure Selection が WDP の場合に，解析対象とするチャ
ネルを選択します。
Measure Item＊1
Measure Selection が WDP の場合に，計算方法を設定し
ます。
General
表 3.3.1-2を参照してください。
Signal Bitrate＊1
Measure Selection が WDP の場合に，解析波形のビット
レートを設定します。＊2
Limit Type
Measure Selection が Jitter の場合は，サンプリング終了条
件を，時間 (Time)，パターンの繰り返し数 (Pattern)，サン
プル数 (Samples)，波形数 (Waveforms)，または無し
(None) から選択します。＊3
Measure Selection が WDP の場合は，Average 固定で
す。＊4
Time＊5
Pattern
Utility
Sample
サンプリングする時間を設定します。
＊5
パターンの繰り返し数を設定します。
＊5
サンプル数を設定します。
Waveform＊5
波形の数を設定します。
Averaging
平均化処理する波形の数を設定します。
＊1
Screen Copy
波形表示エリアおよび測定結果表示エリアの画面をファイル
に保存します。
＊1： Measure Selection が WDP の場合に表示されます。
＊2： EYE/Pulse Scope のビットレートの値が，ここで設定した値に変更されます。
PPG/ED1，PPG/ED2 のビットレートは，ここで設定した値に影響されませ
ん。
＊3： Measure Algorithm が Histogram のとき，ここで設定した Limit Type と，
EYE/Pulse Scope の Limit Type は独立して動作します。EYE/Pulse
Scope の Limit Type が指定されている場合は，その制限値に達するとジッ
タ解析が停止します。
連続してジッタ解析をする場合は，次のとおり設定します。
EYE/Pulse Scope の Accumulation Type：Limited 以外
Jitter Setup の Limit Type：None
Measure Algorithm が Pattern Search のとき，測定中は EYE/Pulse
Scope の Limit Type が Infinite に設定されます。
＊4： 測定中は，EYE/Pulse Scope の Limit Type が None に設定されます。
＊5： Measure Selection が Jitter の場合に表示されます。
3-4
3.1
画面説明
Jitter Measure ダイアログ
図 3.1-1の [Measure] をタッチすると，Jitter Measure ダイアログが表示されます。
Measure SelectionがJitterの場合
Measure SelectionがWDPの場合
3
操作方法
図3.1-4 Jitter Measure ダイアログ (Algorithm タブ)
Jitter Setup ダ イ ア ロ グ の Measure Selection が [Jitter] の 場 合 は ，
Algorithm タブに次の項目が表示されます。
表3.1-2 Jitter Measure ダイアログ (Algorithm タブ) の項目
名称
説明
Measure
Algorithm
ジッタ解析方法を Pattern Search，または Histogram 切り替えます。
PDJ
Measurement＊
PDJ 測定の実行を設定します。
Standard
PDJ 測定に使用するビットレート規格を次から設定します。
この設定と表示されるグラフの種類を表 3.1-4に示します。
＊
ON にすると，PDJ vs Bit グラフが表示できます。
STM-0，STM-1，STM-4，STM-16，
STM-64，STM-256
PDJ Filter＊
PDJ 測定に使用するフィルタの組み合わせを次から設定します。
LP，HP0+LP，HP1+LP，HP1'+LP，HP2+LP，HP+LP，HP'+LP，
LP'，HP0+LP'
フィルタ名と周波数範囲を表 3.1-5に示します。
Measurement
Edge Type＊
パターンデータのエッジ検出方法を，All，Falling，Rising から設定しま
す。
設定した名称がグラフに表示されます。
＊： Measure Algorithm が Pattern Search の場合に表示されます。
3-5
第 3 章 操作方法
Jitter Setup ダイアログの Measure Selection が [WDP] の場合は，Algorithm
タブに次の項目が表示されます。
表3.1-3 Jitter Measure ダイアログ (Algorithm タブ) の項目
名称
説明
Pattern
Pattern Length
[PRBS9]：
IEEE 802.3 Clause 68 ， ま た は
SFF-8431 に従って WDP 解析をする場
合に選択します。
[Variable]：
任意のパターン長で WDP 解析をする
場合に選択します。
Pattern が Variable の場合，パターン長を 64～2048
の範囲で設定します。
ここで設定した値が，EYE/Pulse Scope の Pattern
Length に設定されます。
パターン長は，PPG の出力パターン長と同じ値に設定し
ます。
表3.1-4 Measure Algorithm の設定とグラフ
Measure
Algorithm
表示されるグラフ
Histogram
Pattern Search
Bathtub (CHA)
Bathtub
TJ Histogram (CHA)
DDJ Histogram
Bathtub (CHB)
Composite Histogram
TJ Histogram (CHB)
DDJ vs Bit
PJ vs Frequency
RJ/PJ Histogram
TJ Histogram
表3.1-5 PDJ 測定で設定できる規格とフィルタの一覧 (単位 Hz)
PDJ Filter
3-6
Standard
HP0
HP1
HP1'
HP2
HP'
HP
LP
LP'
STM-0
10
100
–
20 k
–
12 k
400 k
–
STM-1
10
500
–
65 k
–
12 k
1.3 M
500
STM-4
10
1k
–
250 k
–
12 k
5M
1k
STM-16
10
5k
–
1M
–
12 k
20 M
5k
STM-64
10
20 k
10 k
4M
50 k
12 k
80 M
20 k
STM-256
–
80 k
20 k
16 M
–
–
320 M
–
3.1
画面説明
Jitter Setup ダイアログの Measure Selection が [Jitter] の場合は，Jitter
Measure ダイアログに Advanced タブが表示されます。
Jitter Measure ダイアログの Measure Algorithm が [Histogram] の場合は，
Advanced タブにチャネル A (Ch A) とチャネル B (Ch B) のタブが表示され，
チャネル別に Advanced タブの項目を設定できます。
Measure SelectがJitterの場合
3
操作方法
図3.1-5 Jitter Measure ダイアログ (Advanced タブ)
3-7
第 3 章 操作方法
表3.1-6 Jitter Measure ダイアログ (Advanced タブ) の項目
名称
TJ
BER
説明
Measurement Bathtub グラフでアイ開口を測定するビット誤り率を設
定します。
Fixed RJ
測定した波形から求めた RJ を使用してグラフ表示す
る場合は，[OFF] にします。
RJ に任意の値を設定して，TJ のグラフを表示する場
合は，[ON] にします。
RJ の値を変化させて，TJ がどう変化するかシミュレー
ションするときに使用します。
RJ Value
Fixed RJ が[ON] の場合，ここに入力した値を使って
TJ を計算します。
Correction Factor
Jitter 画面に [Start/Stop] のランプ が点灯している
ときに操作できます。
表示を [ON] にすると，DJ (Scale)，RJ (Scale)，RJ
(rms) の値を入力できます。また，これらの補正係数
で補正された値が測定結果表示エリアに茶色で表示
されます(図 3.1-1 Jitter ウィンドウ参照)。
DJ (Scale)
DJ の補正係数です。
波形から計算した値に対して，この数値を掛けた値が
測定結果に表示されます。
補正しないときは 1.00 を設定します。
RJ (Scale)
RJ の補正係数です。
波形から計算した値に対して，この数値を掛けた値が
測定結果に表示されます。
補正しないときは 1.00 を設定します。
RJ (rms)
RJ (d-d)，RJ (rms) の補正係数です。
次の計算式で補正します。
RJ m r
2
2
σm： 測定した RJ の標準偏差
σr： 補正係数
RJ： 補正後の RJ(d-d)，RJ(rms)
補正しないときは Correction Factor を [OFF] にし
ます。
3-8
Define Threshold
アイパターンの振幅に対する，クロスポイントの位置検
出方法を設定します。
自動検出する場合は [Auto] に，位置を指定する場
合は [Manual] に設定します。
Manual Crossing
Define Threshold が [Manual] の場合，クロスポイ
ントの位置を振幅の 30～70%の範囲で設定します。
Jitter Unit
グラフの横軸，および測定結果の表示単位を
[Time]，または [UI] に設定します。
3.2
ジッタ解析
3.2 ジッタ解析
ジッタ解析には，ヒストグラム測定とパターンサーチ測定の 2 種類があります。
ヒストグラム測定
EYE/Pulse Scope を EYE モードにして測定した波形をジッタ解析します。
チャネル A とチャネル B の TJ，および Bathtub を同時に測定できます。
また，EYE/Pulse Scope でアイマスクを同時に測定できます。
ただし，ジッタ解析中に EYE/Pulse Scope の操作はできません。
図3.2-1 ヒストグラム測定とアイマスク試験の表示例
3-9
3
操作方法
EYE/Pulse Scope の Channel Math が [Off] の場合，ヒストグラム測定では，パ
ターン長の制限無く波形をジッタ解析できます。
EYE/Pulse Scope の Channel Math が [On] の場合は，パターン長 32768 ま
での波形をジッタ解析できます
第 3 章 操作方法
パターンサーチ測定
EYE/Pulse Scope を Pulse モードにして測定した波形をジッタ解析します。
ビットの立ち上がり，立ち下がりのポイントごとにジッタを測定します。
このため，TJ，Bathtub に加えて，RJ/PJ ヒストグラム，DDJ ヒストグラム，複合ヒス
トグラム (Composite Histogram)，ジッタのスペクトル表示 (PJ vs Frequency)，
ビットごとのジッタ表示 (DDJ vs Bit) を測定できます。
パターンサーチ測定では，パターン長 32768 までの波形をジッタ解析できます。
Fall Edge
Rise Edge
図3.2-2 パターンサーチ測定の測定箇所と表示例
3-10
3.2
ジッタ解析
3.2.1 グラフの表示方法
ジッタ解析では，TJ，RJ，DJ などの測定値を表示し，ヒストグラム，バスタブ曲線，
スペクトルなどのグラフで解析結果を表示します。
スクロールバーに表示できるグラフの選択ボタンが表示されます。
グラフ選択ボタンをタッチすると，グラフ表示エリアにグラフが表示されます。
グラフ選択ボタン
3
操作方法
パターンサーチ測定時
ヒストグラム 測定時
図3.2.1-1 スクロールバーの表示例
グラフは拡大表示と縮小 (4 画面) 表示を切り替えられます。
グラフの表示サイズを切り替えるには，グラフをタッチします。
3-11
第 3 章 操作方法
図3.2.1-2 グラフの拡大表示
図3.2.1-3 グラフの縮小表示
3-12
3.2
ジッタ解析
3.2.2 ヒストグラム測定時の表示
TJ Histogram
スクロールバーの [TJ Histogram CHA]，または [TJ Histogram CHB] をタッ
チすると，チャネル A とチャネル B のヒストグラムが別画面に表示されます。
3
操作方法
図3.2.2-1 TJ Histogram CHA
表3.2.2-1 TJ Histogram CHA/CHB の項目
名称
Estimated
Histogram
Samples
説明
RJ/DJ ヒストグラム測定の場合に表示されます。
デュアルディラック関数で推定した RJ と DJ のヒ
ストグラム表示を切り替えます。
DJ の振幅が赤線で表示されます。
ヒストグラムのサンプル数です。
3-13
第 3 章 操作方法
Bathtub
スクロールバーの [Bathtub CHA]，または [Bathtub CHB] をタッチすると，
チャネル A とチャネル B のバスタブが別画面に表示されます。
図3.2.2-2 Bathtub CHA
表3.2.2-2 Bathtub CHA/CHB の項目
名称
説明
TJ Measurement TJ およびアイ開口を測定する BER を設定します。
BER
設定した BER の位置に，赤線とアイ開口が表示さ
れます。
測定結果エリアにアイ開口が表示されます。
TD data
Dual-Dirac
Bathtub
3-14
EYE/Pulse Scope で測定した BER 曲線です。
BER TD data から，デュアルディラック関数で近似した
BER 曲線です。
J2
BER が 2.5×10–3 の位置と，TJ を表示します。
J9
BER が 2.5×10–10 の位置と，TJ を表示します。
Samples
ヒストグラムのサンプル数です。
3.2
ジッタ解析
3.2.3 パターンサーチ測定のグラフ
パターンサーチ測定では，DDJ Histogram グラフを除いて，測定エッジの種類
(All ， Fall ， Rise) が グラ フ 名 に 表 示 さ れ ま す 。 測 定 エ ッ ジ の 種 類 は ， Jitter
Measure ダイアログの Algorithm タブで設定します。
TJ Histogram
スクロールバーの [TJ Histogram ] をタッチすると，TJ のヒストグラムが表示され
ます。
3
操作方法
図3.2.3-1 TJ Histogram
表3.2.3-1 TJ Histogram の項目
名称
Samples
説明
ヒストグラムのサンプル数です。
3-15
第 3 章 操作方法
Bathtub
スクロールバーの [Bathtub] をタッチすると，グラフが表示されます。
図3.2.3-2 Bathtub
表3.2.3-2
名称
3-16
Bathtub の項目
説明
TJ Measurement
BER
TJ およびアイ開口を測定する BER を設定します。
TD data
EYE/Pulse Scope で測定した BER 曲線です。
Dual-Dirac BER
Bathtub
TD data から，デュアルディラック関数で近似した
BER 曲線です。
J2
BER が 2.5×10–3 の位置と，TJ を表示します。
J9
BER が 2.5×10–10 の位置と，TJ を表示します。
Samples
ヒストグラムのサンプル数です。
設定した BER の位置に，赤線とアイ開口が表示さ
れます。
測定結果エリアにアイ開口が表示されます。
3.2
ジッタ解析
RJ/PJ Histogram
スクロールバーの [PJ/RJ Histogram] をタッチすると，TJ のヒストグラムが表示さ
れます。
Estimate RJ/PJ Histogram を [ON] にすると，デュアルディラック関数で近似
したヒストグラムが黄色で表示されます。
3
操作方法
図3.2.3-3 PJ/RJ Histogram
表3.2.3-3 PJ/RJ Histogram の項目
名称
説明
Estimate RJ/PJ
Histogram
デュアルディラック関数で推定した RJ と PJ のヒ
ストグラム表示を切り替えます。
PJ の振幅が赤線で表示されます。
Samples
ヒストグラムのサンプル数です。
3-17
第 3 章 操作方法
Composite Histogram
スクロールバーの [Composite Histogram] をタッチすると，TJ，RJ/PJ，および
DDJ のヒストグラムが表示されます。
図3.2.3-4 Composite Histogram
表3.2.3-4 Composite Histogram の項目
名称
TJ Samples
RJ/PJ Samples
DDJ Samples
3-18
説明
ヒストグラムのサンプル数です。
3.2
ジッタ解析
DDJ Histogram
スクロールバーの [DDJ Histogram] をタッチすると，DDJ のヒストグラムがエッジ
別に表示されます。
3
操作方法
図3.2.3-5 DDJ Histogram
表3.2.3-5 DDJ Histogram の項目
名称
All Edge
Rise Edge
説明
ボタン表示を [ON] にすると，各エッジでのヒ
ストグラムを表示します。
Fall Edge
All Samples
両エッジヒストグラムのサンプル数です。
Rise Samples
立ち上がりエッジヒストグラムのサンプル数で
す。
Fall Samples
立ち上がりエッジヒストグラムのサンプル数で
す。
3-19
第 3 章 操作方法
PJ vs Frequency
スクロールバーの [PJ vs Frequency] をタッチすると，ジッタのスペクトルが表示
されます。
PJ Frequency
図3.2.3-6 PJ vs Frequency
表3.2.3-6 PJ vs Frequency の項目
名称
3-20
説明
PJ Calculate
ジッタのピークスペクトルの周波数を計算します。
(PJ Frequency)
スペクトルのピーク周波数です。
3.2
ジッタ解析
DDJ vs Bit
スクロールバーの [DDJ vs Bit] をタッチすると，パターン，および DDJ のグラフ
が表示されます。
注：
PDJ measurement が [ON] の場合，[DDJ vs Bit] は [PDJ vs Bit]
に表示が変わります。
横軸の表示範囲が 193 ビット以上では，パターンのグラフ (白線) が表示さ
れません。
図3.2.3-7 DDJ vs Bit
表3.2.3-7 DDJ vs Bit の項目
名称
説明
Zoom In
グラフの表示範囲を半分にします。
Zoom Out
グラフの表示範囲を 2 倍にします。
< Offset
グラフの表示範囲を左へ移動します。
Center
グラフの全範囲を表示します。
Offset >
グラフの表示範囲を右へ移動します。
Latest Edge
ジッタ量が最大の位置を拡大表示します。
Earliest Edge
ジッタ量が最小の位置を拡大表示します。
Pattern
測定したパターン数と，取得率を表示します。
3-21
3
操作方法
DDJ が最大の位置には赤丸，DDJ が最小の位置には青丸のマーカが表示され
ます。
第 3 章 操作方法
3.2.4 測定手順
注意
本ソフトウェアのジッタ解析では，ビットレート (Bit Rate)，分周比
(Divide Ratio)，パターン長 (Pattern) を設定できません。
これらの値は，Eye/Pulse Scope で設定してください。
信号の入力
1.
EYE/Pulse Scope に測定する信号を入力します。
2.
EYE/Pulse Scope の Trigger Clk In にクロックを入力します。
PPG出力
トリガ入力
被測定物
EYE/Pulse
Scope入力
図3.2.4-1 MP2100A の PPG を使用するときの接続
クロック
出力
PPG出力
トリガ入力
被測定物
EYE/Pulse
Scope入力
図3.2.4-2 MP2102A で外部 PPG を使用するときの接続
EYE/Pulse Scope の設定
本ソフトウェアは，EYE/Pulse Scope で測定した波形を解析するソフトウェアです。
本ソフトウェアでジッタを解析する前に，EYE/Pulse Scope で解析したい波形を表
3-22
3.2
ジッタ解析
示してください。
EYE/Pulse Scope で設定が必要な項目は次のとおりです。
ヒストグラム測定時
測定するチャネル，Channel Math，Scale(Amplitude，Time)
Bitrate，Divide Ratio，Pattern Length
パターンサーチ測定時
測定するチャネル，Channel Math，Bitrate，Divide Ratio，Pattern
Length
3
測定するチャネル
操作方法
CHA ON，CHB OFF： CHA が測定チャネルとなります。
CHA OFF，CHB ON： CHB が測定チャネルとなります。
CHA ON，CHB ON：
ヒストグラム測定 CHA と CHB が測定チャネルとなります。
パターンサーチ測定 CHA が測定チャネルとなります。
CHA ON，CHB ON，CH Math ON：
Define Function の設定にかかわらず，CHB–CHA が測定対象
となります。
1.
[EYE/Pulse Scope] をタッチします。
2.
[Setup] をタッチして Sampling Mode を [EYE] にします。
3.
[Time] をタッチして Data Clock Rate，Pattern Length を設定します。
4.
[Sampling] をタッチしてボタンの表示を [Sampling Run] にします。
5.
[Auto Scale] をタッチします。
6.
EYE?エラーを確認するため，[Measure] をタッチして，Measure Item を
[Amp/Time] にします。
7.
画面中央にアイパターンが表示され，EYE?エラーが表示されていないことを
確認します。
8.
本ソフトウェアでヒストグラム測定をする場合は，[Measure] をタッチして，
Measure Item を測定したい項目にします。
図3.2.4-3 波形の表示例
3-23
第 3 章 操作方法
測定条件の設定
トップメニューの [Jitter] をタッチします。
1.
2.
[Setup] をタッチします。
3.
[General] タブをタッチします。
4.
Measure Selection のボタンをタッチして，表示を [Jitter] にします。
5.
[Measure] をタッチします。
6.
[Algorithm] タブをタッチします。
7.
Measure Algorithm のボタンをタッチして，アルゴリズムを設定します。
8.
[Setup] をタッチします。
9.
[General]タブをタッチします。
10.
Limit Type のボタンをタッチして，測定するデータの制限方法を設定しま
す。[None] を設定した場合は，手順 12 に進みます。
11.
Limit Type の 設 定 に よ っ て Time ， Pattern ， Sampling ， ま た は
Waveforms を設定します。
12.
[Measure] をタッチします。Measure Algorithm に [Histogram] を設定
した場合は，手順 18 に進みます。
13.
[Algorithm] タブをタッチします。
14.
PDJ 測定をする場合は，PDJ measurement のボタンをタッチして，表示を
[ON] にします。[OFF] に設定した場合は，手順 16.に進みます。
15.
Standard のボタンをタッチして，PDJ 測定に適用する規格を指定します。
16.
PDJ Filter のボタンをタッチして，PDJ 測定に適用するフィルタを指定しま
す。規格とフィルタの組み合わせは，「表 3.1-5 PDJ 測定で設定できる規格
とフィルタの一覧 (単位 Hz)」を参照してください。
17.
Measurement Edge Type のボタンをタッチして，ジッタを測定するエッジを
設定します。
ALL：立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ
Falling：立ち下がりエッジのみ
Rising：立ち上がりエッジのみ
18.
[Advanced] タブをタッチします。
19.
TJ Measurement BER のボタンをタッチして，Bathtub グラフでアイ開口を
測定する BER を指定します。
20.
Jitter Unit のボタンをタッチして，測定結果に使用する単位を指定します。
[Advanced] タブの以下の項目は必要に応じて設定します。
Fixed RJ，RJ Value，Correction Factor ，DJ (Scale)，RJ (Scale)，
RJ (rms)，Define Threshold，Manual Crossing
3-24
3.2
ジッタ解析
解析の開始と終了
ジッタ解析を開始するには，Jitter 画面の [Start/Stop] をタッチします。
解析中は，ボタンのランプが緑色に点灯します。
解析結果が表示されるまでの間，画面には"Processing" が表示されます。
解析中に，[Start/Stop] をタッチすると，ボタンのランプが消灯して解析を終了し
ます。
Jitter Setup タイアログ– General タブの Limit Type が [Pattern]，[Sample]，
[Time]，または [Waveforms] の場合は Jitter 解析データが制限値に達すると
解析を終了します。
ジッタ解析中は，System Menu の [Open]，[Save] の選択項目のうち，
[All]，[PPG/ED Ch1]，[O/E]，[EYE] の操作ができなくなります。
All Measurements：[■]
ボタンに
が表示されます。
解析エラーが発生した場合，以下のメッセージが表示されます。
表3.2.4-1 ジッタ解析のエラーメッセージ
メッセージ
内容
Illegal Error
予測していないエラーが発生しました。
EYE?
EYE/Pulse Scope で EYE?エラーが発生しています。
EYE?エラーが発生しないよう，EYE/Pulse Scope の設定を
変更してください。
Pattern Lost
設定したパターン長と実際のパターン長が合っていません。
EYE/Pulse Scope の Pattern Length を正しく設定してく
ださい。
TIE Error＊
ジッタが 1 UI を超えました。
Time Out
EYE/Pulse Scope からデータを取得できません。
EYE/Pulse Scope に波形が表示されていることを確認して
ください。
＊： Time Interval Error
3-25
操作方法
注：
3
第 3 章 操作方法
3.3 波形ひずみペナルティ (WDP) 測定
3.3.1 WDP画面
WDP 測定では，EYS/Pulse Scope で取得した波形の S/N の劣化量を計算しま
す。
Setup
ダイアログ表示
Measure
ダイアログ表示
Lock/
Unlock
WDP解析 開始/停止
回数表示
システム
表示エリア
メモリ1
メモリ2
メモリ3
EYE/Pulse
Scope設定
表示エリア
測定結果
表示エリア
図3.3.1-1 Jitter ウィンドウ (WDP)
表3.3.1-1 Jitter ウィンドウ (WDP) の項目
名称
Setup
説明
Jitter Setup ダイアログを表示します。
図 3.1-2 Jitter Setup ダイアログ (General タブ) を参照し
てください。
Measure
Jitter Measure ダイアログを表示します。
図 3.1-4 Jitter Measure ダイアログ (Algorithm タブ) を
参照してください。
3-26
Start/Stop
WDP 解析状態が表示されます。
[Start/Stop] をタッチして濃い灰色表示に変わると，WDP
解析を開始します。
解析中は，ランプが緑色に点灯します。
回数表示
波形解析の回数が表示されます。
システム表示
エリア
WDP 測定の処理ブロック図が表示されます。
3.3
波形ひずみペナルティ (WDP) 測定
表3.3.1-1 Jitter ウィンドウ (WDP) の項目 (続き)
名称
説明
MATLAB Process
計算処理をするブロックです。
Jitter Setup ダイアログの Measurement Item の設定に
よって，計算の準拠規格が変わります。
Store to WDPi
タッチすると，メモリ 1 の値をメモリ 2 にコピーします。
Lock/Unlock のアイコンが
Lock/Unlock
に変わります。
をタッチすると，Store to WDPi ボタンの操作をロッ
をタッチすると，Store to WDPi ボタンのロックが解
除されます。
メモリ 1
MATLAB Process の出力が保存されます。
Jitter Setup ダイアログの Measurement Item の設定に
よって表示される文字が変わります。
メモリ 2
[Store to WDPi] をタッチすると，メモリ 1 の値がコピーさ
れます。
メモリ 3
メモリ 1 の値とメモリ 2 の値の差が表示されます。
Jitter Setup ダイアログの Measurement Item の設定に
よって表示される文字が変わります。
測定結果表示
エリア
メモリ 1，メモリ 2，メモリ 3 の値が表示されます。
Jitter Setup ダイアログの Measurement Item の設定に対する，メモリ 1，メモリ
3 の表示文字と MATLAB 処理の準拠規格を次の表に示します。
表3.3.1-2 メモリ 1，メモリ 3 の表示文字と準拠規格
Measurement
Item の設定
表示文字
メモリ 1
メモリ 3
準拠規格
WDP
WDP
dWDP
SFF-8431
WDPc
WDPc
dWDPc
SFF-8431
TWDP
TWDP
dTWDP
IEEE 802.3 Clause 68
TWDPc
TWDPc
dTWDPc
SFF-8431
メモリ 3 は，フィルタなどの部品の評価に使用します。
最初に部品に入力する波形の WDP をメモリ 1 に表示して，その値をメモリ 2 に保
存します。
次に部品を通過した後の波形の WDP を測定すると，部品の通過したことによる
WDP の変化量がメモリ 3 に表示されます。
3-27
操作方法
クします。
3
第 3 章 操作方法
3.3.2 測定手順
注意
本ソフトウェアの WDP 測定では，分周比 (Divide Ratio) を設定で
きません。
Eye/Pulse Scope で設定してください。
信号の入力
1.
EYE/Pulse Scope に測定する信号を入力します。
2.
EYE/Pulse Scope の Trigger Clk In にクロックを入力します。
「図 3.2.4-1 MP2100A の PPG を使用するときの接続」，「図 3.2.4-2 MP2102A
で外部 PPG を使用するときの接続」を参照してください。
EYE/Pulse Scope の設定
本ソフトウェアで WDP を測定する前に， EYE/Pulse Scope で測定したい波形を
表示してください。
EYE/Pulse Scope で設定が必要な項目は次のとおりです。
Scale (Amplitude，Time)，Divide Ratio
「3.2.4 測定手順」のEYE/Pulse Scope の設定を参照して，画面中央にアイパ
ターンを表示します。EYE? エラーが表示されていないことを確認します。
WDP の測定
3-28
1.
[Setup] をタッチします。
2.
[General] タブをタッチします。
3.
Measure Selection のボタンをタッチして，表示を [WDP] にします。
4.
Target Channel のボタンをタッチして，測定するチャネルを設定します。
5.
Measurement Item のボタンをタッチして，WDP の種類を設定します。
6.
Signal Bitrate のテキストボックスをタッチして，ビットレートを設定します。
7.
Averaging のテキストボックスをタッチして，アベレージ回数を設定します。
8.
[Measure] をタッチします。
9.
Pattern のボタンをタッチして，パターンを設定します。
IEEE802.3aq，SFF-8431 準拠の測定では [PRBS9] を選択します。
外部に PPG を接続する場合は， [Variable] を選択します。
10.
Pattern を [Variable] に設定した場合は，Pattern Length を PPG のパ
ターン長と同じ値に設定します。
設定できる範囲は，64～2048 です。
11.
[Start/Stop] をタッチします。測定中は，ボタンのランプが緑色に点灯しま
す。
12.
解析が終了するまで画面に"Processing"が表示されます。解析が終了する
と，測定結果エリアに結果が表示されます。
3.3
波形ひずみペナルティ (WDP) 測定
注：
ジッタ解析中は，System Menu の [Open]，[Save] の選択項目のうち，
[All]，[PPG/ED Ch1]，[O/E]，[EYE] の操作ができなくなります。
"Processing" が表示されている間は，次の項目の操作に制限がかかりま
す。
System Menu ：[Save]，[Open]，[Screen Copy]，[Initialize]，[System
Alarm]，[Block Diagram]，[Exit]
All Measurements：[■]
ボタンに
3
が表示されます。
操作方法
解析エラーが発生した場合，以下のメッセージが表示されます。
表3.3.2-1 ジッタ解析のエラーメッセージ
メッセージ
内容
Illegal Error
予測していないエラーが発生しました。
EYE?
EYE/Pulse Scope で EYE?エラーが発生しています。
Time Out
EYE/Pulse Scope からデータを取得できません。
MATLAB Error
MATLAB 処理でエラーが発生しました。
WDP の変化量 (dWDP) の測定
基準とする信号を BERTWave に入力します。
1.
2.
「WDP の測定」の手順に従って，TWDP/TWDPc/WDP/WDP を測定しま
す。
3.
[Stored WDPi] をタッチします。測定結果エリアの WDPi に値が表示され
ます。
4.
比較する信号を BERTWave に入力します。
5.
「WDP の測定」の手順に従って，TWDP/TWDPc/WDP/WDPc を測定しま
す。
6.
測定結果エリアの dTWDP/dTWDPc/dWDP/dWDPc に WDP の変化量が
表示されます。
3-29
第 3 章 操作方法
3.4 測定結果の保存
テキストファイルの保存
1.
[System Menu] をタッチします。
2.
[Save] をタッチします。
3.
[Jitter] をタッチします。
4.
[Result] をタッチします。
5.
File Name "Module"ダイアログが表示されます。ファイル名を変更する場
合は [Screen Keyboard] をタッチして，ファイル名を入力します。
6.
File Name "Module"ダイアログの [OK] をタッチすると，測定結果がテキ
ストファイルと CSV ファイルに保存されます。
テキストファイルの例を図 3.4-1から図 3.4-3に示します。図の中の:は，行が省略さ
れていることを表します。
画像ファイルの保存
1.
Jitter 画面の [Setup] をタッチします。
2.
[Utility] タブをタッチします。
3.
[Screen Copy] をタッチします。
4.
Files ダイアログが表示されます。
保存先，ファイル名を指定して [OK] をタッチします。
[System Menu] の [Screen Copy] でも画像ファイルを保存できます。
3-30
3.4
測定結果の保存
Anritsu;MP2100A;01.00;TXT------------------------------------------------------- [TJ Histogram][CHB]
Option 01,05,90
Total Samples
1752767
Edge Deviation
Number Hits
[Setup]
-1.090000e-001
0
-1.068200e-001
0
Measure Selection
Jitter
Signal Bitrate
10312576 kbit/s
-1.046400e-001
0
-1.024600e-001
0
Divide Ratio
8
Pattern Length
32767
-1.002800e-001
0
-9.810000e-002
0
Target Channel
CHA&B
Measuring Limit
None
-9.592000e-002
0
Measure Algorithm
Histogram
-9.374000e-002
0
TJ Measurement BER (CHA)
1.00E-012
-9.156000e-002
0
TJ Measurement BER (CHB)
1.00E-012
-8.938000e-002
0
-8.720000e-002
0
Fixed RJ (CHA)
OFF
Fixed RJ (CHB)
OFF
-8.502000e-002
0
-8.284000e-002
0
RJ Value (CHA)
1.00 ps rms
RJ Value (CHB)
1.00 ps rms
-8.066000e-002
0
:
Correction Factor (CHA)
OFF
Correction Factor (CHB)
OFF
:
[Bathtub][CHA]
DJ(Scale) (CHA)
1.00
DJ(Scale) (CHB)
1.00
Measure Edge Type
Rising
Total Samples
1752767
RJ (Scale) (CHA)
1.00
RJ (Scale) (CHB)
1.00
Unit Interval
BER(Estimate)
BER(Actual)
0.000000e+000
3.398478e-005
1.085531e-005
RJ (rms) (CHA)
1.00 ps
RJ (rms) (CHB)
1.00 ps
1.000000e-002
4.442292e-005
1.538000e-005
2.000000e-002
5.775320e-005
2.160986e-005
Define Threshold (CHA)
Auto
Define Threshold (CHB)
Auto
3.000000e-002
7.467780e-005
3.011141e-005
4.000000e-002
9.604032e-005
4.160981e-005
Manual Crossing (CHA)
50 %
Manual Crossing (CHB)
50 %
5.000000e-002
1.228465e-004
5.702273e-005
6.000000e-002
1.562855e-004
7.749799e-005
Jitter Unit
UI
7.000000e-002
1.977526e-004
1.044542e-004
[Jitter Measurement Results]
8.000000e-002
2.488704e-004
1.396231e-004
9.000000e-002
3.115099e-004
1.850925e-004
TJ(1.0E-12) (CHA)
3.255751e-001
TJ(1.0E-12) (CHB)
4.190451e-001
1.000000e-001
3.878095e-004
2.433460e-004
1.100000e-001
4.801900e-004
3.172988e-004
TJ(1.00E-012) (CHA)
3.255751e-001
TJ(1.00E-012) (CHB)
4.190451e-001
1.200000e-001
5.913655e-004
4.103240e-004
1.300000e-001
7.243481e-004
5.262665e-004
DJ(d-d) (CHA)
3.011466e-002
DJ(d-d) (CHB)
7.199632e-003
:
:
RJ(d-d) (CHA)
2.100030e-002
RJ(d-d) (CHB)
2.927809e-002
[Bathtub][CHB]
Measure Edge Type
Rising
EYE Opening (CHA)
6.744249e-001
EYE Opening (CHB)
5.809549e-001
Total Samples
1752767
Unit Interval
BER(Estimate)
BER(Actual)
J2Jitter (CHA)
1.480081e-001
J2Jitter (CHB)
1.713838e-001
0.000000e+000
1.085531e-005
3.191090e-005
1.000000e-002
1.538000e-005
4.182492e-005
J9Jitter (CHA)
2.913236e-001
J9Jitter (CHB)
3.712829e-001
2.000000e-002
2.160986e-005
5.451969e-005
3.000000e-002
3.011141e-005
7.067959e-005
[TJ Histogram][CHA]
4.000000e-002
4.160981e-005
9.112915e-005
5.000000e-002
5.702273e-005
1.168540e-004
Total Samples
1752767
6.000000e-002
7.749799e-005
1.490228e-004
Edge Deviation
Number Hits
7.000000e-002
1.044542e-004
1.890103e-004
-9.600000e-002
0
8.000000e-002
1.396231e-004
2.384194e-004
-9.408000e-002
0
9.000000e-002
1.850925e-004
2.991035e-004
-9.216000e-002
0
1.000000e-001
2.433460e-004
3.731860e-004
-9.024000e-002
0
-8.832000e-002
0
1.100000e-001
3.172988e-004
4.630772e-004
1.200000e-001
4.103240e-004
5.714863e-004
-8.640000e-002
0
-8.448000e-002
0
1.300000e-001
5.262665e-004
7.014276e-004
1.400000e-001
6.694403e-004
8.562185e-004
-8.256000e-002
0
-8.064000e-002
59
:
:
-7.872000e-002
497
-7.680000e-002
85
-7.488000e-002
214
-7.296000e-002
1028
-7.104000e-002
437
:
:
3
操作方法
図3.4-1 Jitter 測定 (Histogram) で保存したテキストファイルの例
3-31
第 3 章 操作方法
Anritsu;MP2100A;01.00;TXT------------------------------------------------------- Measure Edge T ype
Option 01,05,90
Total Samples
Edge Deviation
[Setup]
-7.200000e-002
Measure Selection
Jitter
-7.056000e-002
Signal Bitrate
10312500 kbit/s
-6.912000e-002
Divide Ratio
8
-6.768000e-002
Pattern Length
32767
-6.624000e-002
Target Channel
CHA
-6.480000e-002
Measuring Limit
None
-6.336000e-002
Measure Algorithm
Pattern Search
-6.192000e-002
PDJ Measurement
OFF
-6.048000e-002
Standard
STM-0
(51.84M)
-5.904000e-002
PDJ Filter
LP
( - 400k)
-5.760000e-002
Measure Edge T ype
Rising
-5.616000e-002
TJ Measurement BER
1.00E-012
:
Fixed RJ
OFF
:
RJ Value
1.90 ps rms
[DDJ Histogram]
Correction Factor
OFF
Measure Edge T ype
DJ(Scale)
999.99
Total Samples
RJ (Scale)
500.01
Edge Deviation
RJ (rms)
999.99 ps
-1.000000e-001
Define Threshold
Auto
-9.780000e-002
Manual Crossing
50 %
-9.560000e-002
Jitter Unit
UI
-9.340000e-002
-9.120000e-002
[Jitter Measurement Results]
-8.900000e-002
TJ(1.0E-12)
2.656822e-001
-8.680000e-002
TJ(1.00E-012)
2.656822e-001
-8.460000e-002
DJ(d-d)
5.680618e-002
-8.240000e-002
RJ(d-d)
1.484610e-002
-8.020000e-002
RJ(rms)
1.050169e-002
-7.800000e-002
PJ(p-p)
2.900000e-002
:
DDJ(p-p)
1.499106e-001
:
DCD
5.867236e-003
[DDJ Histogram]
ISI(p-p)
1.499106e-001
Measure Edge T ype
EYE Opening
7.343178e-001
Total Samples
J2Jitter
1.401535e-001
Edge Deviation
J9Jitter
2.414684e-001
-1.000000e-001
DDPWS
8.112348e-002
-9.780000e-002
PJ Frequency
-9.560000e-002
-9.340000e-002
[TJ Histogram]
-9.120000e-002
Measure Edge T ype
Rising
-8.900000e-002
Total Samples
98304
-8.680000e-002
-8.460000e-002
Edge Deviation
Number Hits
-8.240000e-002
-1.220000e-001
0
-8.020000e-002
-1.195600e-001
0
-7.800000e-002
-1.171200e-001
0
:
-1.146800e-001
0
:
-1.122400e-001
0
[DDJ Histogram]
-1.098000e-001
0
Measure Edge T ype
-1.073600e-001
0
Total Samples
-1.049200e-001
0
Edge Deviation
-1.024800e-001
1
-1.000000e-001
-1.000400e-001
0
-9.780000e-002
-9.760000e-002
2
-9.560000e-002
-9.516000e-002
6
-9.340000e-002
-9.272000e-002
10
-9.120000e-002
:
-8.900000e-002
:
-8.680000e-002
-8.460000e-002
-8.240000e-002
-8.020000e-002
-7.800000e-002
:
:
Rising
65536
Number Hits
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
ALL
196608
Number Hits
0
0
0
0
1
2
1
2
5
5
21
RISE
98304
Number Hits
0
0
0
0
1
2
1
2
5
5
21
FALL
98304
Number Hits
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
図3.4-2 Jitter 測定 (Pattern Search) で保存したテキストファイルの例
3-32
3.4
Rising
98304
Number Hits
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
2
6
32751
32752
32753
32754
32755
32756
32757
32758
32759
32760
32761
32762
32763
32764
32765
32766
Rising
65536
Number Hits
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
Rising
98304
Number Hits
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
32767
Rising
1.200000e+001 patterns
DDJ
2.013448e-002
-6.493278e-003
1.502857e-003
:
1
1
0
0
1
0
1
0
0
0
1
1
1
0
0
1
-1.918428e-002
-2.396353e-002
1.438613e-002
3.045619e-002
-6.311832e-002
3
[Bathtub]
Measure Edge Type
Rising
Total Samples
98304
Unit Interval
BER(Estimate)
BER(Actual)
0.000000e+000
2.510852e-001
2.313659e-001
1.000000e-002
2.259852e-001
1.701407e-001
2.000000e-002
1.815823e-001
1.164434e-001
3.000000e-002
1.176519e-001
7.304605e-002
4.000000e-002
5.683967e-002
4.152552e-002
5.000000e-002
1.940395e-002
2.121036e-002
6.000000e-002
4.521348e-003
9.079257e-003
7.000000e-002
7.034841e-004
3.011160e-003
8.000000e-002
7.206772e-005
7.375306e-004
9.000000e-002
4.816242e-006
9.155553e-005
1.000000e-001
1.488224e-007
5.086418e-006
1.100000e-001
3.982300e-009
1.200000e-001
6.854109e-011
1.300000e-001
7.570607e-013
1.400000e-001
5.357015e-015
:
:
[PJ vs. Frequency]
Measure Edge Type
Rising
Frequency
PJ
0
-7.056575e+001
499
-8.971501e+001
998
-9.717738e+001
1498
-8.429145e+001
1997
-1.051295e+002
2496
-9.457721e+001
2995
-9.016926e+001
3494
-8.248915e+001
3993
-8.653555e+001
4493
-9.194856e+001
4992
-8.974889e+001
5491
-8.599299e+001
5990
-8.453524e+001
6489
-8.795926e+001
6988
-8.725369e+001
:
:
操作方法
[Composite Histogram(TJ)]
Measure Edge T ype
Total Samples
Edge Deviation
-1.220000e-001
-1.195600e-001
-1.171200e-001
-1.146800e-001
-1.122400e-001
-1.098000e-001
-1.073600e-001
-1.049200e-001
-1.024800e-001
-1.000400e-001
-9.760000e-002
-9.516000e-002
:
:
[Composite Histogram(RJ/PJ)]
Measure Edge T ype
Total Samples
Edge Deviation
-1.220000e-001
-1.195600e-001
-1.171200e-001
-1.146800e-001
-1.122400e-001
-1.098000e-001
-1.073600e-001
-1.049200e-001
-1.024800e-001
-1.000400e-001
-9.760000e-002
:
:
[Composite Histogram(DDJ)]
Measure Edge T ype
Total Samples
Edge Deviation
-1.220000e-001
-1.195600e-001
-1.171200e-001
-1.146800e-001
-1.122400e-001
-1.098000e-001
-1.073600e-001
-1.049200e-001
-1.024800e-001
-1.000400e-001
-9.760000e-002
:
:
[DDJ vs. bit]
Pattern Length
Measure Edge T ype
DDJ/PDJ vs Bit Current Pattern
Bit Number
Pattern
0
0
1
1
2
0
3
0
4
0
5
0
6
1
7
1
8
0
9
1
:
測定結果の保存
:
図3.4-2 Jitter 測定 (Pattern Search) で保存したテキストファイルの例 (続き)
3-33
第 3 章 操作方法
Anritsu;MP2100A;01.00;TXT------------------------------------------------------Option 01,05,90,55
[Setup]
Measure Selection
Signal Bitrate(WDP)
Pattern Length(WDP)
Pattern
Target Channel(WDP)
Measuring Limit
Averaging
[Jitter Measurement Results]
WDP
WDPi
dWDP
WDP
8500000 kbit/s
511
PRBS9
CHA
Averaging
1 wfms
1.024000e+001 dB
9.660000e+000 dB
5.800000e-001 dB
図3.4-3 WDP 測定で保存したテキストファイルの例
3-34.
第4章 リモートコマンド
ここでは，本ソフトウェアを，制御するコマンドについて説明します。
BERTWave と制御用コンピュータの接続方法，および動作確認方法は
『BERT Wave シリーズ リモート制御取扱説明書 (W3773AW)』の「第 2 章 ご使
用になる前に」を参照してください。
本ソフトウェアを制御するときは，:MODule:ID 6 を最初に送信します。
4.1
4.2
4.3
4.4
メッセージの記述方法 ..................................................... 4-2
レジスタ .......................................................................... 4-3
パネル操作とメッセージの対応 ....................................... 4-4
メッセージの説明 .......................................................... 4-14
4
リモートコマンド
4-1
第 4 章 リモートコマンド
4.1 メッセージの記述方法
メッセージの文法の記載に使用する記号と使用方法を次の表に示します。
表4.1-1 メッセージの記述方法
記号
使用方法
[]
角カッコで囲ったメッセージまたはパラメータは，省略でき
ます。
|
複数の選択肢から 1 つを選びます。
A|B|C|D の場合は A，B，C，D のどれか 1 つを選びま
す。
{}
選択肢をグループ化します。
A|B ({C|D}) の場合は，A，B (C)，B (D) のどれか 1 つ
を選びます。
<character>
短いアルファベットまたは英数字です。
<integer>
10 進数の整数値です。
例 –100，12500000
<numeric>
10 進数の数値です。
例 0，1.2E–6，2.35
チャネルの指定
リモート制御する対象として BERTWave のチャネルを指定する場合は，コマンドま
たはクエリの第 1 パラメータに CHA，または CHB を記載します。
例
チャネル A の Fixed RJ Factor を設定します。
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ CHA,ON
チャネル B の RJ(d-d)を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:RESult:RJ? CHB
文字の省略
ヘッダーの文字列には，省略できる部分があります。
省略できない部分は大文字，省略できる部分は小文字で記載します。
例: :SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing?
このヘッダーは，次のとおり記述できます。
:SENS:JITT:MEAS:MAN:CROS?
:SENS:JITT:MEAS:MANUAL:CROSSING?
:SENSE:JITTER:MEASURE:MAN:CROS?
:SENSE:JITT:MEAS:MANU:CROSS?
:SENSE:JITTER:MEASURE:MANUAL:CROSSING?
本器は，これらのメッセージを同じ意味に解釈します。
4-2
4.2
レジスタ
4.2 レジスタ
本ソフトウェアは，MX210000A BERTWave 制御ソフトウェアを経由して PPG，お
よび EYE/Pulse Scope を制御します。
本ソフトウェアを実行中の PPG，EYE/Pulse Scope の状態は，実行状態レジスタ，
または機器固有レジスタで確認できます。
レ ジ ス タ の 説 明 は ， 『 BERT Wave シ リ ー ズ リ モ ー ト 制 御 取 扱 説 明 書
(W3773AW)』の「2.6 機器の状態を調べる」を参照してください。
本ソフトウェアの実行状態 (周波数特性データの取得，波形予測処理の完了) は，
BERTWave の実行状態レジスタには反映されません。
本ソフトウェアのメッセージ処理は，BERTWave の標準イベントレジスタに反映さ
れます。
測定指示
リモートコマンド
標準イベント
ステータスレジスタ
MX210001A
ジッタ解析ソフトウェア
データ取得
MX210000A
BERTwave制御ソフトウェア
4
実行状態レジスタ，
機器固有レジスタ
図4.2-1 ソフトウェアとレジスタの関係
4-3
第 4 章 リモートコマンド
4.3 パネル操作とメッセージの対応
パネル操作に対応するメッセージを説明します。
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:PATTern
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:SAMPle
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:TIME
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:WAVeforms
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt
:SENSe:JITTer:MEASure:STOP
:SENSe:JITTer:TARGet:CHANnel
:SENSe:JITTer:TARGet:DIVRatio
:SENSe:JITTer:TARGet:PATLength
:SENSe:JITTer:TARGet:BITRate
図4.3-1 Jitter パネルに対応するメッセージ 1
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed
:SENSe:JITTer:RESult:DJ
:SENSe:JITTer:RESult:RJ
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER
:SENSe:JITTer:RESult:J2
:SENSe:JITTer:RESult:J9
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening
図4.3-2 測定結果に対応するメッセージ (Histogram)
4-4
4.3
パネル操作とメッセージの対応
:SENSe:JITTer:RESult:DDJ
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER
:SENSe:JITTer:RESult:DJ
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening :SENSe:JITTer:RESult:DCD
:SENSe:JITTer:RESult:RJ
:SENSe:JITTer:RESult:DDPWs
:SENSe:JITTer:RESult:ISI
:SENSe:JITTer:RESult:J2
:SENSe:JITTer:RESult:RJ:RMS
:SENSe:JITTer:RESult:J9
:SENSe:JITTer:RESult:PJ
:SENSe:JITTer:RESult:PJ
:FREQuency
4
リモートコマンド
図4.3-3 測定結果に対応するメッセージ (Pattern Search)
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ
図4.3-4 TJ Histogram (ヒストグラム測定) に対応するメッセージ
注：
ヒストグラム測定では，TJ Histogram のサンプル数を読み取ることができま
せん。
4-5
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:GRAPh:TJ:SAMPle
図4.3-5 TJ Histogram (パターンサーチ測定) に対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:GRAPh:BATHtub:SAMPle
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ
:SENSe:JITTer:RESult:J2
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening
:SENSe:JITTer:RESult:J9
図4.3-6 Bathtub に対応するメッセージ
4-6
4.3
パネル操作とメッセージの対応
:SENSe:JITTer:GRAPh:RJPJ:SAMPle
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ
4
リモートコマンド
図4.3-7 RJ/PJ Histogram 測定結果に対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:{ALL|FALL|RISE}
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:{ALL|FALL|RISE}:SAMPle
図4.3-8 DDJ Histogram 表示に対応するメッセージ
4-7
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:{DDJ|RJPJ|TJ}:SAMPle
図4.3-9 Composite Histogram 表示に対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:PATTern
図4.3-10 DDJ vs Bit 表示に対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:GRAPh:PJ:CALCulation
:SENSe:JITTer:RESult:PJ:FREQuency
図4.3-11 PJ vs Frequency 表示に対応するメッセージ
4-8
4.3
パネル操作とメッセージの対応
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt
:SENSe:JITTer:MEASure:STOP
:SENSe:JITTer:RESult:STOR:WDPI
4
リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging
:SENSe:JITTer:RESult:WDP
:SENSe:JITTer:RESult:WDPI
:SENSe:JITTer:RESult:DWDP
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate
図4.3-12 WDP 表示に対応するメッセージ
4-9
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:SETup:SELect
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms
図4.3-13 Jitter Setup ダイアログ (General-Jitter) に対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:SETup:SELect
:SENSe:JITTer:SETup:CHANnel
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging
図4.3-14 Jitter Setup ダイアログ (General-WDP) ダイアログに対応するメッセージ
4-10
4.3
パネル操作とメッセージの対応
:SENSe:JITTer:COPY
4
図4.3-15 Jitter Setup (Utility) ダイアログに対応するメッセージ
リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE
図4.3-16 Jitter Measure (Algorithm-Jitter) ダイアログに対応するメッセージ
4-11
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength
図4.3-17 Jitter Measure (Algorithm-WDP) ダイアログに対応するメッセージ
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer
図4.3-18 Jitter Measure (Advanced-Jitter) ダイアログに対応するメッセージ
以下のメッセージには，対応するパネル操作がありません。
:SENSe:JITTer:MEASure:STATus
:SENSe:JITTer:RESult:ERRor
4-12
4.3
パネル操作とメッセージの対応
以下のパネル操作に対応するメッセージは，『BERT Wave シリーズ リモート制御
取扱説明書 (W3773AW)』の「第 3 章 メッセージの詳細」を参照してください。
4
リモートコマンド
:MODule:ID
図4.3-19 トップメニューに対応するメッセージ
:SYSTem:MMEMory:STORe
:SYSTem:MMEMory:RECall
:SYSTem:MEMory:INITialize
図4.3-20 System Menu に対応するメッセージ
4-13
第 4 章 リモートコマンド
4.4 メッセージの説明
:SENSe:JITTer:COPY
機能
測定結果画面，およびグラフをファイルに保存します。
文法
:SENSe:JITTer:COPY
:SENSe:JITTer:GRAPh:BATHtub:SAMPle
機能
Bathtub グラフのサンプル数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:BATHtub:SAMPle? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999 990 (sample)
使用例
:SENSe:JITTer:GRAPh:BATHtub:SAMPle?
> 8688
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:{ALL|FALL|RISE}:SAMPle
機能
Composite DDJ Histogram グラフのサンプル数を問い合わせます。
ALL，FALL，RISE で対象エッジを指定します。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:{ALL|FALL|RISE}:SAMPle?
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999 990 (sample)
使用例
All サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:ALL:SAMPle?
> 7896
Fall サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:FALL:SAMPle?
> 3919
Rise サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:RISE:SAMPle?
> 3977
4-14
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:{DDJ|RJPJ|TJ}:SAMPle
機能
Composite Histogram グラフのサンプル数を問い合わせます。
DDJ，RJPJ，TJ で対象グラフを指定します。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:{DDJ|RJPJ|TJ}:SAMPle?
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999 990 (sample)
使用例
DDJ サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:DDJ:SAMPle?
> 220
4
リモートコマンド
RJ，PJ サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:RJPJ:SAMPle?
> 906
TJ サンプル数を問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:COMPosit:TJ:SAMPle?
> 1127
4-15
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:{ALL|FALL|RISE}
機能
DDJ Histogram グラフ画面の All Edge，Fall Edge または Rise Edge の状態を，
設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:{ALL|FALL|RISE} 0|1|OFF|ON
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:{ALL|FALL|RISE}?
0|OFF：
1|ON：
OFF
ON
レスポンスデータ
0|1
使用例
All Edge を設定/問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:ALL OFF
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:ALL?
> 0
Fall Edge を設定/問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:FALL 0
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:FALL?
> 0
Rise Edge を設定/問い合わせます。
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:RISE ON
:SENSe:JITTer:GRAPh:DDJ:RISE?
> 1
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ
機能
TJ Histogram 画面の Estimated RJ/DJ Histogram を，設定/問い合わせま
す。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ [{CHA|CHB},]0|1|OFF|ON
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ? [CHA|CHB]
0|OFF：
1|ON：
OFF
ON
レスポンスデータ
0|1
使用例
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ OFF
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJDJ?
> 0
4-16
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ
機能
RJ/PJ Histogram 画面の Estimated RJ/PJ Histogram を，設定/問い合わせま
す。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ 0|1|OFF|ON
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ?
0|OFF：
1|ON：
OFF
ON
レスポンスデータ
4
0|1
リモートコマンド
使用例
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ 1
:SENSe:JITTer:GRAPh:ESTimate:RJPJ?
> 1
:SENSe:JITTer:GRAPh:PJ:CALCulation
機能
PJ vs Frequency 画面の PJ Calculation を，実行します。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に実行できます。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:PJ:CALCulation
:SENSe:JITTer:GRAPh:RJPJ:SAMPle
機能
RJ/PJ Histogram 画面のサンプル数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:RJPJ:SAMPle?
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999 990 (sample)
使用例
:SENSe:JITTer:GRAPh:RJPJ:SAMPle?
> 0
4-17
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:GRAPh:TJ:SAMPle
機能
TJ Histogram 画面のサンプル数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:GRAPh:TJ:SAMPle? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999 990 (sample)
使用例
:SENSe:JITTer:GRAPh:TJ:SAMPle?
> 999999
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm
機能
Jitter Measure の Measure Algorithm を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm HIST|PATS
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm?
HIST：
PATS：
Histogram
Pattern Search
レスポンスデータ
HIST|PATS
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm PATS
:SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm?
> PATS
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor
Jitter Measure の Correction Factor を設定/問い合わせます。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor
[{CHA|CHB},]{0|1|OFF|ON}
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor? [CHA|CHB]
0|OFF：
1|ON：
OFF
ON
レスポンスデータ
1|0
4-18
4.4
メッセージの説明
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor CHA,ON
:SENSe:JITTer:MEASure:CORRection:FACTor? CHA
> 1
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold
機能
Jitter Measure の Sampling Level の Define Threshold を設定/問い合わせま
す。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold
[{CHA|CHB},]AUTO|MANual
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold? [CHA|CHB]
リモートコマンド
AUTO：
MANual：
4
Auto
Manual
レスポンスデータ
AUTO|MAN
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold AUTO
:SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold?
> AUTO
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe
機能
Correction Factor の DJ (Scale) を設定/問い合わせます。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe [{CHA|CHB},]<numeric>
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe? [CHA|CHB]
<numeric>：
0.01～999.99
レスポンスデータ
<numeric>：
0.01～999.99
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe CHA,5.00
:SENSe:JITTer:MEASure:DJ:SCALe? CHA
> 5.00
4-19
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE
機能
Jitter Measure の Measure Edge Type を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE ALL|FALL|RISE
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE?
ALL：
FALL：
RISE：
All
Fall
Rise
レスポンスデータ
ALL|FALL|RISE
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE ALL
:SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE?
> ALL
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer
機能
Jitter Measure の PDJ Measurement の PDJ Filter を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer 0|1|2|3|4|5|6|7|8
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer
0：
1：
2：
3：
4：
5：
6：
7：
8：
LP
HP0+LP
HP1+LP
HP1'+LP
HP2+LP
HP+LP
HP'+LP
LP'
HP0+LP'
レスポンスデータ
0|1|2|3|4|5|6|7|8
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer 0
:SENSe:JITTer:MEASure:FILTer?
> 0
4-20
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer
機能
Jitter Measure の単位を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer TIME|UI
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer?
TIME：
UI：
Time
UI
レスポンスデータ
TIME|UI
4
リモートコマンド
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer TIME
:SENSe:JITTer:MEASure:JITTer?
> TIME
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing
機能
Jitter Measure の Threshold Level の Manual Crossing を設定/問い合わせ
ます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing
[{CHA|CHB},]<integer>
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing? [CHA|CHB]
<integer>：
30～70%
レスポンスデータ
<integer>：
30～70
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing 55
:SENSe:JITTer:MEASure:MANual:CROSsing?
> 55
4-21
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength
機能
WDP 測定の Pattern Length User Define の値を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength <integer>
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength?
<integer>：
64～2048 ビット
レスポンスデータ
<integer>：
64～2048
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength 511
:SENSe:JITTer:MEASure:PATLength?
> 511
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern
WDP 測定の Pattern を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern PRBS9|VAR
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern?
PRBS9：
VAR：
PRBS9
Variable
レスポンスデータ
PRBS9|VAR
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern VAR
:SENSe:JITTer:MEASure:PATTern?
> VAR
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ
機能
Jitter Measure の PDJ Measurement を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ 0|1|OFF|ON
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ?
0|OFF：
1|ON：
4-22
OFF
ON
4.4
メッセージの説明
レスポンスデータ
1|0
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ ON
:SENSe:JITTer:MEASure:PDJ?
> 1
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ
Jitter Measure の Fixed RJ を設定/問い合わせます。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に設定できます。
4
0|OFF：
1|ON：
リモートコマンド
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ [{CHA|CHB},]{0|1|OFF|ON}
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ? [CHA|CHB]
OFF
ON
レスポンスデータ
1|0
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ CHA,ON
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ? CHA
> 1
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS
機能
Correction Factor の RJ (rms) の値を設定/問い合わせます。[Start/Stop] のラ
ンプが点灯している場合に設定できます。
Algorithm が [Pattern Search] の場合は，第 1 パラメータを省略します。
第 1 パラメータを指定しても，本ソフトウェアは第 1 パラメータを無視して第 2 パラ
メータのみを設定します。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS [{CHA|CHB},]<numeric>
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS? [CHA|CHB]
<numeric>：
0.01～999.99 (ps rms)
レスポンスデータ
<numeric>：
0.01～999.99
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS 2.50
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:RMS?
4-23
第 4 章 リモートコマンド
> 2.50
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe
機能
Correction Factor の RJ (Scale) を設定/問い合わせます。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe [{CHA|CHB},]<numeric>
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe? [CHA|CHB]
<numeric>：
0.01～999.99
レスポンスデータ
<numeric>：
0.01～999.99
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe 20.00
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:SCALe?
> 20.00
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue
機能
Jitter Measure の RJ Value を設定/問い合わせます。
Algorithm が [Pattern Search] で， [Start/Stop] のランプが点灯している場
合に設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue [{CHA|CHB},]<numeric>
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue? [CHA|CHB]
<numeric>：
0.01～999.99 (ps rms)
レスポンスデータ
<numeric>：
0.01～999.99
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue 2.50
:SENSe:JITTer:MEASure:RJ:VALue?
> 2.50
4-24
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard
機能
Jitter Measure の PDJ Measurement の Standard を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard 0|1|2|3|4|5
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard?
0：
1：
2：
3：
4：
5：
STM-0
STM-1
STM-4
STM-16
STM-64
STM-256
4
リモートコマンド
レスポンスデータ
0|1|2|3|4|5
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard 5
:SENSe:JITTer:MEASure:STANdard?
> 5
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt
機能
ジッタ測定を開始します。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:STARt
4-25
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:MEASure:STATus
機能
ジッタ測定状態を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:STATus?
レスポンスデータ
0|1
0：
1：
測定停止
測定中
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:STATus?
> 0
:SENSe:JITTer:MEASure:STOP
機能
ジッタ測定を停止します。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:STOP
4-26
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ
機能
Jitter Measure の TJ Measurement BER を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ [{CHA|CHB},]<character>
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ? [CHA|CHB]
<character>： ビットエラーレートを次から設定します。
ビットエラー
レート
<character>
<character>
ビットエラー
レート
10－1
E_10
10－10
E_2
10－2
E_11
10－11
E_3
10－3
E_12
10－12
E_4
10－4
E_13
10－13
E_5
10－5
E_14
10－14
E_6
10－6
E_15
10－15
E_7
10－7
E_16
10－16
E_8
10－8
E_17
10－17
E_9
10－9
E_18
10－18
4
リモートコマンド
E_1
レスポンスデータ
E_1|E_2|E_3|E_4|E_5|E_6|E_7|E_8|E_9|E_10|E_11|E_12|E_13|E
_14|E_15|E_16|E_17|E_18
使用例
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ E_9
:SENSe:JITTer:MEASure:TJ?
> E_9
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:PATTern
機能
Limit Type が Pattern の場合，測定したパターン数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:PATTern?
レスポンスデータ
<integer>：
1～2 147 483 647
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:PATTern?
> 1024
4-27
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:SAMPle
機能
Limit Type が Sample の場合，測定したサンプル数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:SAMPle?
レスポンスデータ
<integer>：
1～99 999 999 999 (k sample)
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:SAMPle?
> 62533
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:TIME
機能
Limit Type が Time の場合，測定した時間を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:TIME?
レスポンスデータ
<integer>：
1～99999 (s)
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:TIME?
> 35
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:WAVeforms
機能
Limit Type が Waveforms の場合，測定した波形数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:WAVeforms?
レスポンスデータ
<integer>：
1～999 999
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:LIMit:WAVeforms?
> 120
4-28
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:PATTern
機能
DDJ/PDJ vs Bit Current Pattern を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:PATTern?
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:PATTern?
> 1234567890
4
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP
リモートコマンド
機能
WDP 測定の解析回数を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP?
レスポンスデータ
<integer>：
0～99 999 999 999
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP?
> 1234567890
:SENSe:JITTer:RESult:DCD
機能
測定結果の DCD を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:DCD?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:DCD?
> 12.345678
4-29
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:DDJ
機能
測定結果の DDJ (p-p) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:DDJ?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:DDJ?
> 0.050505
:SENSe:JITTer:RESult:DDPWs
機能
測定結果の DDPWS を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:DDPWs?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:DDPWs?
> 55.360623
:SENSe:JITTer:RESult:DJ
機能
測定結果の DJ (d-d) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:DJ? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:DJ?
> 10.200569
4-30
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:RESult:DWDP
機能
WDP 測定結果 dTWDP/dTWDPc/dWDP/dWDPc の値を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:DWDP?
レスポンスデータ
<numeric>
–99.999～99.999 (dB)
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:DWDP?
> 22.356
4
:SENSe:JITTer:RESult:ERRor
リモートコマンド
機能
測定中に発生したエラーを問い合わせます。
エラー情報がある場合は，本ソフトウェアの画面に表示します。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:ERRor?
レスポンスデータ
エラー表示に対応する値の合計値
<integer>：
エラー表示
値
EYE?
1
TIE Error
2
Pattern Lost
4
Time Out
8
MATLAB Error
Illegal Error
256
32768
複数のエラーが同時に発生すると，各エラーの値が合計されます。
Pattern Lost と Illegal Error が 発 生 し た 場 合 ， レ ス ポ ン ス デ ー タ は
4+32768=32772 となります。
使用例
Pattern Lost が発生した場合
:SENSe:JITTer:RESult:ERRor?
> 4
4-31
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening
機能
測定結果の EYE Opening を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:EYEOpening?
> 653.890002
:SENSe:JITTer:RESult:ISI
機能
測定結果の ISI (p-p) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:ISI?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:ISI?
> 5.369925
:SENSe:JITTer:RESult:J2
機能
測定結果の J2 Jitter を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:J2? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:J2?
> 10.963702
4-32
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:RESult:J9
機能
測定結果の J9 Jitter を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:J9? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:J9?
> 21.871255
4
リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:PJ
機能
測定結果の PJ (p-p) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:PJ?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:PJ?
> 0.000153
:SENSe:JITTer:RESult:PJ:FREQuency
機能
PJ vs Freq 測定結果の PJ Frequency を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:PJ:FREQuency?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000000～999.999999 MHz 単位
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:PJ:FREQuency?
> 0.896100
4-33
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:RJ
機能
測定結果の RJ (d-d) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:RJ? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:RJ? CHB
> 33.089149
:SENSe:JITTer:RESult:RJ:RMS
機能
測定結果の RJ (rms) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:RJ:RMS?
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:RJ:RMS?
> 30.001066
:SENSe:JITTer:RESult:STOR:WDPI
機能
WDP 画面の Store to WDPi を実行します。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:STOR:WDPI
4-34
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed
機能
測定結果の TJ (1.0E–12) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:FIXed?
> 10.005566
4
リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER
機能
測定結果の TJ (TJ Measurement BER) を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER? [CHA|CHB]
レスポンスデータ
<numeric>
0.000001～999.999999
単位は:SENSe:JITTer:MEASure:JITTerの設定値です。
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER?
> 188.238965
:SENSe:JITTer:RESult:WDP
機能
WDP 測定結果 TWDP/TWDPc/WDP/WDPc の値を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:WDP?
レスポンスデータ
<numeric>
0.001～99.999 (dB)
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:WDP?
> 0.237
4-35
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:RESult:WDPI
機能
WDP 測定結果 WDPi の値を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:RESult:WDPI?
レスポンスデータ
<numeric>
0.001～99.999 (dB)
使用例
:SENSe:JITTer:RESult:WDPI?
> 0.033
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate
機能
Jitter Setup の Signal Bitrate を設定/問い合わせます。
WDP 解析のときに設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate?
<integer>：
100 000～60 000 000 (kbit/s)
レスポンスデータ
<integer>：
100 000～60 000 000
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate 10312500
:SENSe:JITTer:SETup:BITRate?
> 10312500
4-36
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:SETup:CHANnel
Jitter Setup の Measure Target を設定/問い合わせます。
WDP 解析のときに設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:CHANNel CHA|CHB|DIFF
:SENSe:JITTer:SETup:CHANNel?
CHA：
CHB：
DIFF：
Channel A
Channel B
Difference
MP2100A-001，MP2102A-021，MP2100B-021 のみ
4
レスポンスデータ
CHA|CHB|DIFF
リモートコマンド
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:CHANNel CHB
:SENSe:JITTer:SETup:CHANNel?
> CHB
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM
機能
Jitter Setup の Measurement Item を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM TWDP|TWDPC|WDP|WDPC
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM?
WDP：
WDPC：
TWDP：
TWDPC：
WDP
WDPc
TWDP
TWDPc
レスポンスデータ
TWDP|TWDPC|WDP|WDPC
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM WDP
:SENSe:JITTer:SETup:ITEM?
> WDP
4-37
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging
機能
Jitter Setup-Measuring Limit の Averaging を設定/問い合わせます。
WDP 解析のときに設定できます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging?
<integer>：
アベレージ回数 1～99
レスポンスデータ
<integer>：
1～99
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging 10
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging?
> 10
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern
機能
Jitter Setup-Measuring Limit の Pattern を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern?
<integer>：
パターン数 1～2 147 483 647
レスポンスデータ
<integer>：
1～2 147 483 647
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern 2147483647
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:PATTern?
> 2147483647
4-38
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle
機能
Jitter Setup-Measuring Limit の Sample を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle?
<integer>：
サンプル数 1～99 999 999 999 (k sample)
レスポンスデータ
<integer>：
1～99 999 999 999
4
リモートコマンド
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle 1000000
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:SAMPle?
> 1000000
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME
機能
Jitter Setup-Measuring Limit の Time を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME?
<integer>：
1～99999 (s)
レスポンスデータ
<integer>：
1～99999 (s)
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME 60
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME?
> 60
4-39
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms
機能
Jitter Setup-Measuring Limit の Waveforms を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms <integer>
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms?
<integer>：
1～999 999 波形
レスポンスデータ
<integer>：
1～999 999
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms 100
:SENSe:JITTer:SETup:LIMit:WAVeforms?
> 100
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit
機能
Jitter Setup の Limit Type を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit
NONE|PATT|SAMP|TIME|WAV
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit?
NONE：
PATT：
SAMP：
TIME：
WAV：
None
Pattern
Sampling
Time
Waveforms
レスポンスデータ
AVER|NONE|PATT|SAMP|TIME|WAV
AVER：
Averaging
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit SAMP
:SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit?
> SAMP
4-40
4.4
メッセージの説明
:SENSe:JITTer:SETup:SELect
機能
Jitter Setup の Measure Selection を設定/問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:SETup:SELect JITT|WDP
:SENSe:JITTer:SETup:SELect?
JITT：
WDP：
Jitter
WDP
レスポンスデータ
JITT|WDP
4
リモートコマンド
使用例
:SENSe:JITTer:SETup:SELect WDP
:SENSe:JITTer:SETup:SELect?
> WDP
:SENSe:JITTer:TARGet:BITRate
機能
Measure Selection が Jitter の場合に，Signal Bitrate を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:TARGet:BITRate?
<integer>：
100 000～60 000 000 (kbit/s)
レスポンスデータ
<integer>：
100 000～60 000 000
使用例
:SENSe:JITTer:TARGet:BITRate?
> 8500000
4-41
第 4 章 リモートコマンド
:SENSe:JITTer:TARGet:CHANnel
Measure Selection が Jitter の場合に，Measure Target を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:TARGet:CHANNel?
レスポンスデータ
CHA|CHB|CHAB|DIFF
CHA：
CHB：
CHAB：
DIFF：
Channel A
Channel B
Channel A & Channel B
Difference
MP2100A-001，MP2102A-021，MP2100B-021 のみ
使用例
:SENSe:JITTer:TARGet:CHANNel?
> CHA
:SENSe:JITTer:TARGet:DIVRatio
機能
EYE/Pulse Scope の Divide Ratio を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:TARGet:DIVRatio?
レスポンスデータ
<integer>：
1～99
使用例
:SENSe:JITTer:TARGet:DIVRatio?
> 8
:SENSe:JITTer:TARGet:PATLength
機能
Measure Selection が Jitter の場合に，Pattern 長を問い合わせます。
文法
:SENSe:JITTer:TARget:PATLength?
レスポンスデータ
<integer>：
2～32768
使用例
:SENSe:JITTer:TARGet:PATLength?
> 511
4-42.
付録 A 仕様
表A-1 構成
形名
品名
数量
備考
Z1557A
CD-ROM
1
ライセンスファイル，取扱説明書
W3569AW
MX210001A ジッタ解析
ソフトウェア 取扱説明書
1
PDF ファイル，CD-ROM に含まれます。
表A-2 動作環境
項目
仕様
ハードウェア
MP2100A，MP2102A，または MP2100B BERTWave
ソフトウェア
MX210000A Ver 3.00.00 以降
MATLAB R2010bSP1
付録
付録Ａ
A-1
付録 A 仕様
表A-3 ジッタ測定
項目
Limit Type
仕様
None，Pattern，Samples，Time，Waveforms
Pattern
1～2 147 483 647 patterns
Samples
1～99 999 999 999 k sample
Time
1～99 999 s
Waveforms
1～999 999 wfms
共通設定＊1
TJ Measurement BER
測定結果で TJ (User Define)， Eye Opening を測定する BER
1.0E–001～1.0E–018 まで 1.0E+001Step で選択可能
Fixed RJ
RJ の結果に User 指定の値を使用する機能
ON/OFF 切り替え可能
Fixed RJ Value
Fixed RJ が ON の場合に有効
0.01～999.99 ps rms / Step 0.01 ps rms
Correction Factor
User による結果の補正機能
ON/OFF 切り替え可能
DJ (Scale)
DJ の Scale 調整機能 DJ = DJ (Scale)＊1 測定結果
0.01～999.99 / Step 0.01
RJ (Scale)
RJ の Scale 調整機能
RJ = RJ (Scale)＊1 測定結果
0.01～999.99 / Step 0.01
RJ (rms)
RJ の rms 調整機能
RJ = sqrt (測定結果^2 – RJ (rms)^2)
sqrt は平方根，^2 は二乗を示す。
0.01～999.99 ps rms / Step 0.01 ps rms
Define Threshold
ジッタを測定する Crossing 値の定義
Auto：Scope の Crossing 値を使用し，自動で調整
Manual：測定する Crossing を User が入力
Manual Crossing
ジッタを測定する Crossing 値
30～70% / Step 1%
Jitter Unit
結果の単位
UI/Time 切り替え可能
Screen Copy
MX210001A の画面のみを画像保存する機能
保存先フォルダ，ファイル名を設定可能
＊1： ヒストグラム測定の場合は Channel A，Channel B 独立で設定可能
A-2.
付録 A 仕様
表A-3 ジッタ測定 (続き)
項目
測定アルゴリズム
仕様
ヒストグラム測定，パターンサーチ測定から選択
ヒストグラム測定
測定対象
EYE/Pulse Scope の下記測定チャネルを対象とする。
設定は EYE/Pulse Scope の設定に応じ，MX210001A からは設定不可
Channel A，Channel B，Channel A&B，Differential＊2
測定項目
TJ (1.0E-12)，TJ (User Define)＊3，RJ (d-d)，DJ (d-d)，J2 Jitter，J9
Jitter，Eye Opening＊3
グラフ
次のグラフの表示順序とサイズ変更 (1 分割または 4 分割) 切替可能
TJ Histogram CHA，TJ Histogram CHB，
Bathtub CHA，Bathtub CHB
設定項目
予測 DJ/RJ の Histogram の表示 ON/OFF 切替機能
付録
Estimated RJ/DJ
Histogram
ON の場合，TJ Histogram 上に表示
モニタ項目
EYE/Pulse Scope の Bitrate を表示
Divide Ratio
EYE/Pulse Scope の Divide Ratio を表示
Target
測定対象のチャネルを表示
付録Ａ
Bitrate
パターンサーチ測定
測定対象
EYE/Pulse Scope の下記測定チャネルを対象とする。
設定は EYE/Pulse Scope の設定に応じ，MX210001A からは設定不可
Channel A，Channel B，Differential＊2
測定項目
TJ (1.0E-12)，TJ (User Define)＊3，RJ(d-d)，RJ (rms)，DJ (d-d)，PJ
(p-p)， DDJ (p-p) ，DCD ， ISI (p-p)， Eye Opening ＊ 3 ， J2 Jitter ， J9
Jitter，DDPWS，PJ Frequency
グラフ
次のグラフの表示順序とサイズ変更 (1 分割または 4 分割) 切り替え可能
TJ Histogram ， RJ/PJ Histogram ， DDJ Histogram ， Composite
Histogram，DDJ vs Bit，Bathtub，PJ vs Frequency
＊2： MP2100A-001，MP2102A-021 または MP2100B-021 の場合のみ
＊3： 設定項目の TJ Measurement BER で指定した BER における値
A-3
付録 A 仕様
表A-3 ジッタ測定 (続き)
項目
仕様
パターンサーチ測定 (続き)
設定項目
PDJ Measurement
Pattern Dependent Jitter 測定時の測定切り替え機能
ON/OFF 切り替え可能
PDJ Standard
PDJ Filter
Pattern Dependent Jitter 測定時に使用するフィルタ
対応する規格およびフィルタは下記表のとおり 単位 Hz
PDJ Filter
Measurement
Type
Standard
HP0
HP1
HP1'
HP2
HP'
HP
LP
STM-0
10
100
–
20 k
–
12 k
400 k
–
STM-1
10
500
–
65 k
–
12 k
1.3 M
500
STM-4
10
1k
–
250 k
–
12 k
5M
1k
STM-16
10
5k
–
1M
–
12 k
20 M
5k
STM-64
10
20 k
10 k
4M
50 k
12 k
80 M
20 k
STM-256
–
80 k
20 k
16 M
–
––
320 M
––
Edge Jitter を測定する Edge の切り替え
All /Rise /Fall から選択可能
DDJ Histogram
All Edge/Rise Edge/Fall Edge のジッタをそれぞれ個別に表示し，それぞ
れ表示 ON/OFF 切り替え可能
PJ Calculate
PJ 成分が最大となる周波数を予測する機能
結果は PJ Frequency 画面上に表示＊4
対応パターン長
2～32768
EYE/Pulse Scope の Pattern Length パラメータと共通
モニタ項目
Bitrate
EYE/Pulse Scope の Bitrate を表示
Pattern Length
EYE/Pulse Scope の Pattern Length を表示
Divide Ratio
EYE/Pulse Scope の Divide Ratio を表示
Target
測定対象のチャネルを表示
＊4： Target が CHA，または CHB の場合のみ
A-4
LP'
付録 A 仕様
表A-4 WDP 測定
項目
測定対象
仕様
EYE/Pulse Scope の下記測定チャネルを対象とする。
Channel A，Channel B
測定項目
WDP/WDPc/TWDP/TWDPc
信号 Bitrate
0.1～12.5 Gbit/s (1 kbit/s step)
Average 回数
波形取得の際に行う Average 回数
1～99 wfms / 1 wfms step
Store WDPi 機能
測定結果を WDPi 入力に設定する機能
Store WDPi 機能の Enable/Disable 機能あり
入力パターン
PRBS9/Variable から選択
入力パターン長
Variable の場合，パターン長を設定
付録
64～2048 / Step 1
付録Ａ
A-5
付録 A 仕様
A-6.
付録 B 初期設定値
表B-1 Jitter Setup-General
項目
初期設定値
Jitter
Target Channel
CHA
Measurement Item
WDP
Signal Bitrate
8 500 000
Limit Type
None
Averaging
1 wfms
Time
1s
Pattern
1 patterns
Sample
1 k samples
Waveforms
1 wfms
付録
Measure Selection
表B-2 Jitter Measure-Algorithm
項目
初期設定値
Histogram
PDJ Measurement
OFF
Standard
STM-0
PDJ Filter
LP
Measurement Edge Type
ALL
Pattern
PRBS9
Pattern Length User Define
511
付録Ｂ
Measure Algorithm
表B-3 Jitter Measure-Advanced
項目
初期設定値
TJ Measurement BER
1.00E–012
Fixed RJ
OFF
RJ Value
1.00 ps rms
Correction Factor
OFF
DJ (Scale)
1.00
RJ (Scale)
1.00
RJ (rms)
1.00
Define Threshold
Auto
Manual Crossing
50%
Jitter Unit
Time
B-1
付録
初期設定値
表B-4 グラフ表示
項目
初期設定値
TJ Histogram CHA/CHB
Estimated RJ/DJ Histogram
ON
RJ/PJ Histogram
Estimated RJ/PJ Histogram
OFF
DDJ Histogram
B-2.
All Edge
ON
Rise Edge
ON
Fall Edge
ON
付録 C サンプルプログラム
ここでは，Tera Term のマクロ機能を使用したサンプルプログラムを説明します。
C.1 サンプルプログラムの実行方法
Windows のメモ帳などのテキストエディタを起動します。
2.
本書のサンプルプログラムをコピーします。
3.
コピーしたサンプルプログラムをテキストエディタに貼り付けします。
4.
Tera Term マクロファイルの形式 (拡張子 ttl) でファイルを保存します。
5.
Tera Term を起動します。
6.
『BERTWave シリーズ リモート制御取扱説明書 (W3773AW)』の「2.4.2
イーサネットの場合 (Windows 7/Vista)」を参照して，本器と通信できること
を確認します。
7.
Tera Term のメニューから [コントロール] - [マクロ] をクリックします。
8.
ファイル選択画面が開きます。
付録
1.
4.で保存したファイルを選択します。
C-1
付録Ｃ
このほかのマクロの実行方法については，Tera Term のヘルプを参照してくださ
い。
付録 C サンプルプログラム
C.2 例1:ジッタ解析
このサンプルプログラムは，Jitter Analysis の測定パラメータを設定し，測定状態
を問い合わせ，測定結果をファイルに保存します。
処理の流れ
1.
BERTWave トップメニューの [EYE/Pulse Scope] を制御対象とします。
2.
Measure Item を [Off] に設定します。
3.
Sampling Mode を [Pulse] に設定します。
4.
CHA を [ON] に設定します。
5.
Auto Scale を実行します。
6.
Measure Item を [Amp/Time] に設定します。
7.
BERTWave トップメニューの [Jitter] を制御対象とします。
8.
Measure Selection を [Jitter] に設定します。
9.
Limit Type を [Time]，10 秒 に設定します。
10.
Measure Algorithm を [Pattern Search] に設定します。
11.
PDJ measurement を [Off] にします。
12.
Measurement Edge Type を [All] にします。
13.
TJ Measurement BER を [E–15] にします。
14.
Define Threshold を [Auto] にします。
15.
ジッタ測定を開始します。
16.
Fixed RJ を [Off] にします。
17.
測定状態を 1 秒おきに問い合わせます。300 秒経過しても解析が終了しない
場合は，プログラムを終了します。
18.
TJ (1E–15)，RJ (d-d) を問い合わせます。
19.
測定結果データをファイルに保存します。
注：
Averaging を 10 に設定した場合，過去 10 回測定した波形データの WDP
平均値が表示されます。10 回測定しても測定は自動で停止しません。
C-2
C.2
例 1:ジッタ解析
; sample program for MX210001A ver 1.0
; Anritsu Corporation August,2011
;
; set local echo to on
setecho 1
flushrecv
; time out 3 second
timeout=3
; set top menu to EYE/Pulse Scope
sendln ':MOD:ID 5'
付録
; set Sampling Mode to Off
sendln ':CONFigure:MEASure:TYPe OFF'
call check_error_code
; set Sampling Mode to Pulse
sendln ':DISPlay:MODE PULSe'
call check_error_code
; set Channel A display to on
sendln ':INPut:CHA ON'
call check_error_code
messagebox 'Input signal to BERTWave.' 'Confirm connection'
; execute Auto Scale
sendln ':DISPlay:WINDow:AUTOscale'
call check_error_code
; set Sampling Mode to Amp/Time
sendln ':CONFigure:MEASure:TYPe AMPTIME'
call check_error_code
付録Ｃ
; set top menu to MX210001A
sendln ':MOD:ID 6'
; set Measure Selection to 'Jitter'
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:SELect JITT'
call check_error_code
; set Limit Type to Time
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:MEASuring:LIMit TIME'
call check_error_code
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:LIMit:TIME 10'
call check_error_code
; set Measure Algorithm to Pattern Search
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:ALGorithm PATS'
call check_error_code
; set PDJ measurement
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:PDJ OFF'
call check_error_code
C-3
付録 C サンプルプログラム
; set Measurement Edge Type
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:EDGE:TYPE ALL'
call check_error_code
; set TJ Measurement BER
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:TJ E_15'
call check_error_code
; set Define Threshold
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:DEFine:THReshold AUTO'
call check_error_code
; Start measuring
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:STARt'
call check_error_code
pause 1
; set Fixed RJ
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:RJ OFF'
call check_error_code
; query measurement status
for id 1 300
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:STATus?'
pause 1 ; wait 1 second
waitln '0' '1'
cal_stat=result
if result=0 goto _timeout
if result=1 break
call check_error_code
next
if cal_stat=2 then
messagebox 'Measurement did not stop within 300 seconds.' 'Time over !'
end
endif
; data acquisition
sendln ':SENSe:JITTer:RESult:TJ:USER?'
call check_error_code
sendln ':SENSe:JITTer:RESult:RJ?'
call check_error_code
sendln ':SYSTem:MMEMory:STORe "Jitter_sample_program.TXT",6,JIR,TXT'
call check_error_code
messagebox 'Macro end successfully' 'Finish'
End
;
C-4
------------ subroutines -----------
C.2
例 1:ジッタ解析
:_timeout
messagebox 'No response from BERTWave.' 'Time out!'
call check_error_code
End
return
:check_error_code
; query error
sendln ':SYSTem:ERRor?'
waitln 'No error'
付録
; in case of timeout
if result=0 goto _timeout
; in case of error occurring
if result=2 then
e_message='Error code = '
strconcat e_message inputstr
messagebox e_message 'Command Error occurred'
end
endif
付録Ｃ
; in case of no error
return
:check_response
;for debug
messagebox inputstr 'debug1'
int2str result_str result
messagebox result_str 'debug2'
return
C-5
付録 C サンプルプログラム
C.3 例2:WDP解析
このサンプルプログラムは，WDP 解析のパラメータを設定し，測定した結果をファ
イルに保存します。
処理の流れ
C-6
1.
BERTWave トップメニューの [Jitter Analysis] を制御対象とします。
2.
Measure Selection を [WDP] に設定します。
3.
Target Channel を [CHA] に設定します。
4.
Measurement Item を [WDP] に設定します。
5.
Averaging を 10 に設定します。
6.
Pattern を [PRBS9] にします。
7.
WDP 解析を開始します。
8.
取得した波形数を 1 秒おきに問い合わせます。10 回以上の場合は，WDP
測定を停止します。
300 秒経過しても 9 回以下の場合は，プログラムを終了します。
9.
測定した WDP を問い合わせます。
C.3
例 2:WDP 解析
; sample program for MX210001A ver 1.0
; Anritsu Corporation August,2011
;
; set local echo to on
setecho 1
flushrecv
; time out 3 second
timeout=3
; set top menu to MX210001A
sendln ':MOD:ID 6'
付録
; set Measure Selection to 'WDP'
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:SELect WDP'
call check_error_code
付録Ｃ
; set Target Channel to A
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:CHANNel CHA'
call check_error_code
; set Measurement Item to WDP
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:ITEM WDP'
call check_error_code
; set Averaging
sendln ':SENSe:JITTer:SETup:LIMit:AVERaging 10'
call check_error_code
; set Pattern
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:PATTern PRBS9'
call check_error_code
; Start measuring
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:STARt'
call check_error_code
pause 1
; query measurement status
for id 1 300
sendln ':SENSe:JITTer:RESult:CURRent:WDP?'
pause 1 ; wait 1 second
recvln
recvln
;call check_response
if result=1 then
str2int wdp_times inputstr
if wdp_times>9 then
sendln ':SENSe:JITTer:MEASure:STOP'
C-7
付録 C サンプルプログラム
call check_error_code
break
endif
endif
call check_error_code
next
if wdp_times<10 then
messagebox 'Measurement did not stop within 300 seconds.' 'Time over !'
end
endif
; data acquisition
sendln ':SENSe:JITTer:RESult:WDP?'
call check_error_code
messagebox 'Macro end successfully' 'Finish'
End
;
------------ subroutines -----------
:_timeout
messagebox 'No response from BERTWave.' 'Time out!'
call check_error_code
End
:check_error_code
; query error
sendln ':SYSTem:ERRor?'
waitln 'No error'
; in case of timeout
if result=0 goto _timeout
; in case of error occurring
if result=2 then
e_message='Error code = '
strconcat e_message inputstr
messagebox e_message 'Command Error occurred'
end
endif
; in case of no error
return
C-8
C.3
例 2:WDP 解析
:check_response
;for debug
messagebox inputstr 'debug1'
int2str result_str result
messagebox result_str 'debug2'
return
付録
付録Ｃ
C-9
付録 C サンプルプログラム
C-10.
付録 D 参考文献
(1) IEEE 802.3 Local and metropolitan area networks— Specific requirements
Part 3: Carrier sense multiple access with Collision Detection (CSMA/CD)
Access Method and Physical Layer Specifications
(2) SFF-8431 Specifications for enhanced Small Form Factor Pluggable Module
SFP+ Revision 4.1
(3) SFF-8461 Specifications for SFF+ Active Cable Specifications and Alternative
Test Methods Revision 0.1
(4) ITU-T G..825 The control of jitter and wander within digital networks which are
based on the synchronous digital hierarchy (SDH)
(5) ITU-T O.172 Jitter and wander measuring equipment for digital systems which
are based on the synchronous digital hierarchy (SDH)
(7) ANSI Fibre Channel - 10 Gigabit (10GFC)
(9) アンリツ株式会社 『28 Gbit/s 高速ディジタル信号におけるシグナルインティ
グリティ解析』
http://downloadfiles.anritsu.com/Files/ja-JP/Application-Notes/Application-Not
e/MP1800A_Signal_Integrity_JF1100.pdf
Anritsu Corporation Signal Integrity Analysis of 28 Gbit/s High-Speed Digital
Signal
http://downloadfiles.anritsu.com/Files/en-AU/Application-Notes/Application-N
ote/MP1800A_Signal_Integrity_EF1100.pdf
(10) Kuo, A. Farahmand, T. Ou, N. Tabatabaei, S. Ivanov, A Jitter models
and measurement methods for high-speed serial interconnects Test Conference,
2004. Proceedings. ITC 2004. International
(11) アンリツ株式会社 『ジッタ解析の基礎・サンプリングスコープによる TJ, DJ, RJ
分離解析』
http://www.anritsu.com/ja-JP/Downloads/Application-Notes/Application-Note/
DWL9655.aspx
D-1
付録Ｄ
(8) ANSI Fibre Channel – Methodologies for Signal Quality Specification Working
Draft Rev 3.2
付録
(6) ITU-T O.173 Jitter measuring equipment for digital systems which are based on
the Optical Transport Network (OTN)
付録 D 参考文献
D-2.
索引
参照先はページ番号です。
■アルファベット順
L
A
Latest Edge.................................................. 3-21
Limit Type ..................................................... 3-4
Advanced タブ ................................................ 3-7
Algorithm ............................................... 3-5, 3-7
All Edge ........................................................3-19
All Samples...................................................3-19
Averaging....................................................... 3-4
M
Bathtub................................................3-14, 3-16
Manual Crossing ........................................... 3-8
MATLAB Process......................................... 3-27
Measure ......................................................... 3-2
Measure Algolithm ........................................ 3-5
Measure Item ................................................ 3-4
Measure Selection ......................................... 3-4
C
O
Center ...........................................................3-21
Composite Histogram ...................................3-18
Correction Factor........................................... 3-8
Offset ........................................................... 3-21
B
DDJ Histogram ............................................3-19
DDJ vs Bit ....................................................3-21
Define Threshold ........................................... 3-8
DJ (Scale) ...................................................... 3-8
Dual-Dirac BER Bathtab ....................3-14, 3-16
E
Earliest Edge ................................................3-21
Estimate RJ/DJ Histogram ..........................3-13
Estimate RJ/PJ Histogram...........................3-17
F
Fall Edge ......................................................3-19
Fall Samples .................................................3-19
Fixed RJ ........................................................ 3-8
G
General .......................................................... 3-4
J
J2 .........................................................3-14, 3-16
J9 .........................................................3-14, 3-16
Jitter Measure ダイアログ........................... 3-5, 3-7
Jitter Setup ダイアログ .................................... 3-3
Jitter Unit...................................................... 3-8
Jitter ウィンドウ .................................3-2, 3-9, 3-26
Pattern............................................3-4, 3-6, 3-21
Pattern Length .............................................. 3-6
PDJ Filter ...................................................... 3-5
PDJ Measurement ......................................... 3-5
PDJ vs Bit.................................................... 3-21
PJ Calculate ................................................ 3-20
PJ vs Frequency .......................................... 3-20
PJ/RJ Histogram ......................................... 3-17
R
Rise Edge ..................................................... 3-19
Rise Samples ............................................... 3-19
RJ (rms) ......................................................... 3-8
RJ (Scale) ....................................................... 3-8
RJ Value ........................................................ 3-8
S
Sample ........................................................... 3-4
Screen Copy .......................................... 3-4, 3-30
Setup.............................................................. 3-2
Signal Bitrate ................................................ 3-4
Standard ........................................................ 3-5
Store to WDPi .............................................. 3-27
T
Target Channel .............................................. 3-4
TD data ................................................3-14, 3-16
Time ............................................................... 3-4
TJ Histogram.......................................3-13, 3-15
索引-1
索引
D
P
索引
TJ Measurement BER .................. 3-8, 3-14, 3-16
TWDP ...........................................................3-27
TWDPc..........................................................3-27
■50 音順
い
U
インストール ..................................................... 2-2
Utility ............................................................ 3-4
か
W
画像ファイルの保存 ........................................ 3-30
Waveform....................................................... 3-4
WDP ....................................................3-26, 3-27
WDPc ............................................................3-27
Z
Zoom In .........................................................3-21
Zoom Out ......................................................3-21
さ
参考文献 .........................................................D-1
し
省略語........................................................... 1-10
初期設定値...................................................... B-1
す
スクロールバー ................................................3-11
そ
測定条件の設定 ............................................. 3-24
測定手順 ....................................................... 3-28
測定の開始と終了 .......................................... 3-25
ち
チャネルの指定 ................................................ 4-2
て
テキストファイルの保存 .................................... 3-30
と
特長 ................................................................ 1-7
め
メッセージの記述方法 ....................................... 4-2
も
文字の省略 ...................................................... 4-2
よ
用語 ................................................................ 1-8
れ
レジスタ ........................................................... 4-3
索引-2.
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project
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