取扱説明書

取扱説明書
警告表示の意味
注意
形式
JPN
MDC5 電源ユニット
JPN 安全上の要点
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、時に軽傷・中程度の傷害を
負ったり、あるいは物的損害を受ける恐れがあります。
・警告表示
注意
取扱説明書
エム・システム技研の製品をお買い上げいただき
ありがとうございます。
この製品を安全に正しく使用していただくため
に、お使いになる前にこの取扱説明書をお読みに
なり、十分にご理解してください。お読みになっ
た後も、いつも手元に置いてご使用ください。
MDC5-06024A-M2使用時は、「操作に関するご
説明」をあわせて必ずお読みください。
・軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。分解したり、内部に触れたりしな
いでください。
・軽度の火傷が稀に起こる恐れがあります。通電中や電源を切った直後は電
源本体に触らないでください。
・軽度の発火が稀に起こる恐れがあります。端子ネジは緩まないよう締め付
けトルクは 1.08N・m としてください。
・操作時に軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。端子カバーを装着して
使用してください。
・製品の破損が稀に起こる恐れがあります。取り付け加工中に切粉が製品内
に入らないようにしてください。
JPN ご使用に際してのご承諾事項
下記用途に使用される場合、当社営業担当者までご相談のうえ仕様書などによりご
確認いただくとともに、定格・性能に対し余裕を持った使い方や、万一故障があっ
ても危険を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。
a) 屋外の用途、潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途または仕様書、
取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用
b) 原子力制御設備、焼却設備、鉄道・航空・車両設備、医用機械、娯楽機械、安全
装置、および行政機関や個別業界の規制に従う設備
c) 人命や財産に危険が及びうるシステム・機械・装置
d) ガス、水道、電気の供給システムや24時間連続運転システムなど高い信頼性が必
要な設備
e) その他、上記 a)∼ d)に準ずる、高度な安全性が必要とされる用途
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(1) 設置・保管環境について
1.温度− 25 ∼+ 65°C, 相対湿度 25 ∼ 90% で保管してください。
2.交換時期お知らせ機能の性能を維持する
ため、長期の保管は次の条件を満足するようにしてください。
・保管が 3ヶ月を超える場合は、温度− 25 ∼+ 30°C, 相対湿度 25 ∼ 70% で
保管してください。
3.取り付け状態により放熱性が悪化し、稀に内部部品が劣化・破損したり、交換時期お知らせ機能が正しく働かない恐れがありま
す。標準取り付け以外で使用しないでください。
Fig.3
4.UL508 Listing のための周囲温度(Surrounding Air Temperature) 25℃
5.相対湿度 25 ∼ 85% の場所で使用してください。
6.直射日光の当たる場所では使用しないでください。
7.製品内に液体や異物、腐食性ガスが入る可能性がある場所では使用しないでください。
8.振動・衝撃の激しい場所では使用しないでください。特にコンタクタなどの装置は振動源になりますので、周囲か
ら極力離して設置してください。
9.強い高周波ノイズを発生する機器から離して取り付けてください。
10. 放熱性の悪化により稀に内部部品が劣化・破損する恐れがあります。本体側面のネジを緩めないでください。
(2)設置・配線について
1.軽度の感電が万一の場合起こる恐れがあります。アースは完全に接続してください。
2.軽度の発火が万一の場合起こる恐れがあります。入出力端子など誤配線のないようにご注意ください。
3.負荷の異常による配線材の発煙・発火を防ぐために下表の線材をご使用
ください。
推奨使用線径
推奨使用線径
AWG14∼20 (断面積 0.517∼2.081mm2)
4.端子締め付け時に 100N 以上の力で端子台を押さえつけないでください。
5.通電前には、加工時に覆ったシートなどを必ず取り外して放熱に支障が
ないことをご確認ください。
(3)出力電圧調整について
1.出力電圧調整トリマ(V.ADJ)の破損が万一の場合起こる恐れがあります。必要以上に強い力を加えないでくださ
い。
2.調整後の出力容量 , 出力電流は、定格出力容量 , 定格出力電流以下にしてください。
(4)詳細は仕様書を参照してください。
JPN 各部の名称
Fig. 1 各部の名称
1
2
6
7
① 供給電源端子(L),(N)
(ヒューズは(L)側に挿入されています)
② グランド端子( )
③ 直流出力端子(ー V),(+ V)
④ 出力表示灯(DC ON:緑)
⑤ 出力電圧調整トリマ(V.ADJ)
⑥ メイン表示部
⑦ 動作表示部
⑧ モードキー
Fig.1
8
JPN 安全規格
4
5
1. 直流出力端子(③)は、供給電源端子(①)
と電気的に分離されています。
2. 過電圧カテゴリ III
3. 機器は保護クラス 1
4. 気候条件:3K3 以上 EN50178(=VDE 0160)に従います。
CSA レベル 3
3
MDC5-06024A-M2
Fig.1
JPN 使用上の注意
■取り付けについて
Fig.2
・DIN レール取り付け
DIN レールに取り付ける場合は、レールストッパがカチッと音がするまで下げ、
A 部をレールの一端にひっかけ○
B 方向に押し込んでレールストッパを上げて
○
ロックしてください。
C 部に ○
− ドライバを差し込み、引き外してください。
取り外す場合は、○
・取り付け方向
Fig.3
標準取り付け
上向き取り付け Fig.4
その他の取り付け
可
不可
不可
Fig.5
・取り付けスペース
取り付けにあたっては機器の長期信頼性を向上させるために、放熱に十分留意
してください。
自然対流方式ですので、電源ユニット周囲の大気が対流するように取り付けて
ください。
* 1 空気の対流
* 2 75(mm)以上
* 3 75(mm)以上
* 4 20(mm)以上
■供給電源電圧について
100 ∼ 240VAC
■並列運転
並列運転はできません。
Fig.6
■出力電圧調整について
出荷時:定格電圧にセットしています。
調整範囲:前面の「V.ADJ」
(⑤)により定格電圧の− 10% ∼ +15% の範囲で調整が
可能です。
右に回すと出力電圧は上がり、左に回すと出力電圧は下がります。
注:
20V 以下にセットすると、不足電圧検出機能が動作することがあります。
■耐電圧試験
電源ユニットの<入力一括①>と<出力一括③>間は 3000VAC、1 分間に耐えるよう
に設計されています。
試験を実施する場合、耐電圧試験機のカットオフ電流は 20mA に設定して実施してく
ださい。
注:
1. 試験機のスイッチでいきなり 3000V を印加または遮断すると発生するインパル
ス電圧により万一の場合、電源ユニットが破壊することがあります。印加電圧は
試験機のボリュームで徐々に変化させてください。
2. 試験時は出力端子は破損防止のため、必ずすべての端子を短絡してください。
■絶縁抵抗試験
絶縁抵抗試験を実施する場合は、DC 絶縁抵抗計(DC500V)をご使用ください。
注:
試験時は出力端子は破損防止のため、必ずすべての端子を短絡してください。
■過電流保護機能
過電流保護回路(定格電流の 105% 以上で動作)により、短絡・過電流に対して自
動的に出力電圧を低下させ、機器を保護します。過電流状態が解除されると、電源
ユニットは自動的に正常運転に復帰します。
注:
1. 短絡および過電流状態での使用が継続されますと稀に内部部品の劣化・破損とな
る場合があります。20 秒以上継続して使用しないでください。
2. 万一の場合、内部部品の劣化・破損が考えられますので、負荷側突入電流、過負荷
状態が頻繁に発生するアプリケーションには使用しないでください。
■過電圧保護機能
定格出力電圧の約 130% 以上の電圧を出力した場合、出力電圧を遮断し、過電圧に
よる負荷の破損を防止します。
復帰は入力電源を OFF し、3 分以上放置後、入力電源を再投入してください。
注:
1. 入力電源の再投入は、必ず原因を取り除いた後に行ってください。
2.不足電圧検出機能、交換時期お知らせ機能については「操作に関するご説明」をご
覧ください。
■出力電圧が出ない場合
過電流保護または、過電圧保護が機能している可能性があります。また、入力に雷
サージなどの大きなサージ電圧が印加された場合は、ラッチ保護回路が機能してい
る可能性も考えられます。
以下の 2 点を確認後も出力電圧が出ない場合は、当社までお問い合わせてくださ
い。
・過電流保護の確認方法
負荷が過電流状態(短絡含む)になっていないかを(負荷線を外して)確認し
てください。
・過電圧保護、ラッチ保護の確認方法
いったん入力電源を OFF し、3 分以上放置後、入力電源を再投入してください。
■ EC 指令への適合について
EMC 指令に適合するためのご使用条件については、仕様書、この取扱説明書を参
照ください。
警告:本製品は Class A です。住居、商業もしくは軽工業の環境では無線妨害を引
き起こす可能性があります。本製品は商用電源と接続する住居環境や商業及び軽工
業環境での使用は意図しておりませんので、ご使用者側で無線妨害に対する十分な
遮断対策を施してください。
標準取り付け状態
DIN レール取り付け
上向き取り付け状態
取り付け方法について
1
並列運転
2
A
AC(L)
AC(N)
B
AC(L)
30mm以上
C
1
レールストッパ
3
AC(N)
4
Fig. 2
Fig. 3
Fig. 4
Fig. 5
Fig. 6
JPN
形式
MDC5
JPN
電源ユニット
操作に関するご説明
エム・システム技研の製品をお買い上げいただき
ありがとうございます。
この製品を安全に正しく使用していただくため
に、お使いになる前にこの「操作に関するご説
明」をお読みになり、十分にご理解してくださ
い。お読みになった後も、いつも手元に置いてご
使用ください。
「MDC5取扱説明書」もあわせて必ずお読みくだ
さい。
交換時期お知らせ機能(表示)
Fig.3
■ 交換時期お知らせ機能とは
電源ユニットには電解コンデンサが内蔵されています。
電解コンデンサは、製造された時点(※ 1)から、含浸された電解液が封止ゴムを透過し、時間とともに内部の電解液の蒸発が進み、静電容量の減少(※ 2)をはじめ
とする特性の劣化が生じます。
この電解コンデンサの特性劣化により、電源ユニットは時間とともに、十分な性能を発揮することができなくなります。
交換時期お知らせ機能は、電源ユニットが電解コンデンサの特性劣化により、十分な性能を発揮できなくなるまでの目安期間を表示します。また、残り時間が 0.5 年
を下回るとアラームを表示します。
電源ユニット本体の交換時期を知る目安として、この機能がお使いいただけます。
注:
交換時期お知らせ機能は、電解コンデンサの劣化により電源が十分な性能を発揮できなくなる目安を示すもので、他の要因により発生する故障は含みません。
■動作原理
電解コンデンサの劣化速度は周囲温度により大きく変化します(一般的には 10℃2 倍則、アレニウスの法則に従います)
。MDC5-06024A-M2 は、通電中の電源内部の
温度を監視し、稼働時間と内部温度から電解コンデンサの劣化量を演算します。そして、交換時期に達すると表示でお知らせします。
注:
1.電子部品の耐久性より、交換時期お知らせ表示の有無にかかわらず、ご購入後 15 年程度を目安に交換してください。
2.交換時期はご使用条件の変化により増減します。定期的に表示をご確認ください。
3.交流入力の ON/OFF を繰り返すアプリケーションでは交換時期お知らせ機能の精度が悪化する場合があります。
■表示
ご購入時は ful(※ 3)が表示されます。ご使用により電解コンデンサの劣化が進むと hlf(※ 4)表示になります。交換までの残り時間が 2 年を下回ると自動的に数
値表示(※ 5)に変わり稼働時間につれ 1.5、1.0、0.5、0.0(年)と減少していきます。
残り時間が 0.5 年を下回ると、アラーム(a02)と残り時間(0.0)とを交互に表示します。
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交換時期までの残り時間が 0.5 年を下まわりアラームが出た場合
注:
1.残り時間は無通電時間を含まない値です。
2.稼働時間の累計が約 1ヶ月に達するまでは、劣化速度推定のため表示は ful に固定されます。
Fig. 2 不足電圧検出機能
Fig. 1 各部の名称
Fig. 3
1
交流入力
6
3
不足電圧検出値
出力電圧
7
2
8
4
5
メイン表示部⑥
運転モード a01 ⇔出力電圧の下限値
(選択した表示)
電圧表示
コンデンサ容量 メイン表示部 ⑥
交換時期までの残り時間 T
MDC5-06024A-M2
■各部の名称と働き
名称
Fig.1
働き
6 メイン表示部 計測値を表示します。
V
7 動作
表示部
出力電圧表示中に点灯します。
A 出力電流表示中に点灯します
Apk ピークホールド電流表示中に点灯します。
Yrs
8 モードキー
交換時期お知らせ表示中に点灯します。
表示するパラメータを切り替えるときや
ピークホールド電流値をリセットするとき
使用します。
JPN 操作方法と機能
■出力電圧・電流表示機能
電源ユニットの出力電圧と電流を監視し、表示します。
注:
本体通電から約 3 秒経過後に作動を始めます。
■ピークホールド電流表示機能
出力電流の最大値を記憶し、表示します。
出力電流の最大値は表示モードに関らず常に更新されます。また、ピー
クホールド電流値は入力を遮断しても保持されます。
注:
本体通電から約 3 秒経過後に作動を始めます。
■ピークホールド電流値リセット
3秒以上
■運転モード
電源ユニットの各種状態を表示します。
出力電圧
運転モード
動作表示部(⑦)の
● は点灯状態です。
リセット
2秒経過
ピークホールド
電流値測定開始
Fig.2
■不足電圧検出機能(表示)
出力電圧の低下を検出すると、アラーム(a01)と出力電圧の下限値と
を交互に表示します。
(検出電圧は 20.0V に固定)
出力電流
ピークホールド電流
出力電圧が検出電圧以下(19V)に低下
しアラームが出た場合
交換時期お知らせ
注:
工場出荷時は出力電圧表示で起動します。
以降は、入力遮断前の状態で起動します。
注:
1.本体通電から約 3 秒経過後に作動を始めます。
2.出力電圧低下が回復した後に M(⑧)を押せばアラーム表示は解除
されます。
3.不足電圧検出機能は、電源ユニットの出力端子部の電圧を監視して
います。正確な電圧状態を確認する場合は、負荷端の電圧を測定し
てください。
4.交流入力の 20ms 以上の電断復帰においても不足電圧検出機能が働
く場合があります。
5.起動時、定格を超える出力電流が流れた場合においても不足電圧検
出機能が働くことがあります。
6.不足電圧検出後は、自動的に出力電圧表示に変わります。
JPN 自己診断機能
6 メイン表示部
内容
電圧または電流値に
ノイズの混入を検出
本体異常過熱
その他のメモリ異常
復帰方法
外部からのノイズが除去されると
自動復帰します。
過熱状態が解除されると
自動復帰します。
入力電源を再投入してください。復帰し
ない場合はご購入店へご相談ください。
注:
1.---、e03の発生要因として、外部からのノイズ侵入が考えられます。
2.h,tの発生要因として、ディレーティング曲線を超える条件での使用や、通風異常、取り付け方向の間違い等が
考えられます。
3.h,tの状態がおよそ3時間以上継続すると、交換時期お知らせ機能は無効となります。過熱状態が解除されても
交換時期お知らせ表示はh,t表示を継続します。
正常に直流出力が出ている場合でも、内部部品が劣化している可能性がありますので、本体の交換をしてくださ
い。
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Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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