空間光伝送装置 取扱説明書 東洋電機株式会社


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空間光伝送装置 取扱説明書 東洋電機株式会社 | Manualzz
DS4-2523B
空間光伝送装置
SOT-ES500
取扱説明書
東洋電機株式会社
-1-
DS4-2523B
目
次
1.はじめに
3
2.概
要
3
3.構
成
3
4.主な仕様
4
5.各部の名称及び機能
5
6.取り付け
6
7.接続と配線
7
8.設定スイッチ
8
9.光軸調整
9
10.動
作
10
11.信号インタ-フェィス
11
12.保守点検
12
13.使用上の注意点
12
14.外形図
13
15.保
証
14
16.連 絡 先
15
17.改訂覆歴
16
-2-
DS4-2523B
1.はじめに
このたびは、空間光伝送装置 SOT-ES500 シリーズをご採用頂き、ありがとうございます。
ご使用前には、本書をよくお読み頂き、正しくお使い下さるようお願い致します。
2.概
要
この装置は、赤外線を利用した高速の光無線 LAN 装置です。
①IEEE802.3 CSMA/CDイーサーネットの10BASE-Tセグメント間を光で連結します。
LANシステムの10BASE-Tケーブルを、空間を利用した光通信に置き換えることができます。
②市販の10BASE-T用イーサネットカードやスイッチングハブに接続できます。
③電波方式と違い外部に漏洩しにくいため、セキュリティに優れています。
④10BASE-T専用です。
(100Mbps専用の機器とはスイッチングハブを経由して接続して下さい。)
外部機器との接続は、コネクタ方式のためメンテナンスが容易です。
この装置は、AC100V 電源仕様です。
3.構
成
(1)形式
SOT- ES
500□
送信搬送
周波数
A:
B:
31MHz
45MHz
伝送距離
500:500m MAX
シリーズ型式
ES:10Mbps 10BASE-T
(2)組み合せ
①本機は、AタイプとBタイプを1組としてご使用下さい。
②SOT-ES500 シリーズは、他の空間光伝送装置との光通信側の互換性はありません。
電源
補助出力
10BASE-T入出力
10BASE-T入出力
補助出力
電源
Bタイプ
Aタイプ
-3-
DS4-2523B
4.主な仕様
項
目
型 式
利用環境
伝送速度
電源電圧
インターフェース
伝送方式
通信制御方式
接続先
伝送距離
指向性
変調方式
投光素子
受光素子
補助出力
接
続
表示灯
チェック端子
設定スイッチ
(ケース内部設定)
使用周囲照度
使用周囲 温 度
使用周囲 湿 度
耐振動性
耐衝撃性
保護構造
外形 寸 法
質
量
付 属 品
内
容
SOT-ES500A
SOT-ES500B
IEEE802.3(Ethernet)
ケーブル側 10Mbps
定格電圧:AC100V(50/60Hz) 消費電力 10VA 以下
使用電圧範囲:AC85V~132V
10BASE-T(オートネゴシエーション、AutoMDIX 対応)
全二重双方向
ビットフォワード
ネットワークカード又はスイッチングHUB
1 ~ 500 m
水平、垂直共に 1.0 度以上(伝送距離 500m 時の初期値)
FSK
近赤外発光ダイオード(発光波長 820 nm )
PINフォトダイオード
CDO:通信可能時 「O N」
ALM:受光量低下時「OFF」
出力形式:フォトカプラ絶縁形 NPN 形オープンコレクタ出力
出力定格:DC30V 50mA MAX
信 号 用:RJ-45 モジュラージャック
カテゴリー3 以上ツイストペアケーブル 100mまで対応
電源用 3極メタルコネクタ
補助出力用 9極Dサブコネクタ ソケット端子
POW :電源表示灯
電源 ON で赤色点灯
LINK :リンク表示灯 イーサーネット接続正常で緑色点灯
SD
:送信表示灯
データ送信入力時赤色点灯
RD
:受信表示灯
データ受信出力時緑色点灯
FDX :全二重表示灯 全二重接続時赤色点灯
自局 CD :受光表示灯通信可能な自局受光量で赤色点灯
自局 LEVEL:受光量表示灯(4 点) 自局受光量に応じて緑色点灯
相手局 CD :受光表示灯 通信可能な相手局受光量で赤色点灯
相手局 LEVEL:受光量表示灯(4 点) 相手局受光量に応じて緑色点灯
受光量に応じた DC 電圧を出力します。
(10KΩ/V 以上のテスタ-にて DC 電圧レンジを使用して下さい。)
4ピンディップスイッチ
SW1:オートネゴシエーション ON/OFF SW3:遮光時の 10BASE-T リンク ON/OFF
SW2:通信モード全二重/半二重
SW4:未使用
太陽光:10,000lx 以下
蛍 光灯、 白 熱 電 球 :3,000l x 以下
但 し、直接外 乱 光 が 受光部に入光しない こ と 。
-10 ~ 55 ゚ C 但 し、 氷 結 しない こ と
10 ~ 85 %RH 但 し、 結 露 しない こ と 。
周波 数 :10 ~ 55 Hz 複 振 幅 :1.5 ㎜ , 掃 引 :5 分 X ・Y・Z
3方向 各2 20 サイクル (JIS C0040 準 拠 )
500m/s X・Y・Z 3 方向 各 10 回 (JIS C0041 準 拠 )
IP40 但 し、コネクタ 装 着 時
外形 図 参 照
約7㎏
本体部分のみ
電源用プラグ(1 個 ),補助出力用プラグ(1 個 ),補助出力用フード(1 個 )
信号用コネクタ(1 個 ),信号コネクタ用フード(1 個 )
取 付 用 六 角 穴 付 ボ ルト(M8 x 15 4 本 )
-4-
DS4-2523B
5.各部の名称及び機能
16
15
18
自
自 局
局
受光
受光表
受
光
光表示
表
表示灯
示
示灯
灯
相手
相手局
相
手
手局
局
受光
受光表
受
光
光表示
表
表示灯
示
示灯
灯
10
CD
CCDD
LL11
SD
SSDD
RRDD
CCDD
LL11
LL22
LL22
LL33
LL44
LI
LLIINNKK
FFDDXX
LL33
LL44
PPOW
OOWW
13
14
11
SO
SSOT
OOTTT-E
--ES
EES5
SS50
5500
000□
00□
□
TO
TTOY
OOYO
YYOO EL
EELE
LLEC
EECT
CCTR
TTRI
RRIC
IICC CO
CCOR
OORP
RRP.
PP..
12
17
①電源表示灯(POW)
本体に電源を印加すると(赤色)点灯します。
②自局受光表示灯(CD)
伝送装置が受信可能になると(赤色)点灯します。
③自局受光量表示灯(LEVEL1~4)
受光量に応じて(緑色)点灯します。
④相手局光表示灯(CD)
対向側に設置した伝送装置が受信可能になると(赤色)点灯します。
自局受光表示灯が点灯している場合のみ動作します。
⑤相手局受光量表示灯(LEVEL1~4)
対向側に設置した受光量に応じて(緑色)点灯します。
自局受光表示灯が点灯している場合のみ動作します。
⑥送信表示灯(SD)
送信データ入力時に(赤色)点滅します。
⑦受信表示灯(RD)
受信データ出力時に(緑色)点滅します。
⑧リンク表示灯(LINK)
10BASE-T リ ン ク 確 立 時 に ( 緑 色 ) 点 灯 し ま す 。
⑨全二重表示灯(FDX)
10BASE-T リ ン ク が 全 二 重 動 作 時 に ( 緑 色 ) 点 灯 し ま す 。
⑩補助出力コネクタ
補助出力及び受光量チェック出力の接続を行います。
対応コネクタ Dサブ9ピンオスコネクタ
⑪信号用(イーサネット)コネクタ
10BASE-T 対 応 機 器 と の 通 信 を 行 い ま す
対 応 コ ネ ク タ RJ45 プ ラ グ (カ テ ゴ リ 3 以 上 )
⑫ 設 定 ス イ ッ チ (ケ ー ス 内 部 設 定 )
10BASE-T 側 の 設 定 の 切 替 を 行 い ま す 。
⑬ ヒ ュ ー ズ (250V/1A)
⑭電源コネクタ
商 用 電 源 よ り AC100V 電 源 を 供 給 し て 下 さ い 。
⑮赤外線投光部
⑯赤外線受光部
⑰光軸調整ノブ
光軸の上下角の調整に使用します。
⑱アース用ターミナル
アース線の接続を行います。
-5-
2
3 1
7
6
CD L1 L2 L3 L4 POW
5
4
SD RD
LINK FDX
CD L1 L2 L3 L4
8
9
DS4-2523B
6.取り付け
(1) 取 付 穴 加 工 寸 法 図
300
90
51
30
120
45
15
74
光軸調整用
基準溝
6゚
08
2
05
2
68
1
オプション固定板
取付孔
4-M8タップ貫通
51
光軸調整用取付孔
4-R4.5 長穴
取付孔
4-φ9
74
(2)設 置 場 所 の 留 意 点
伝送装置の性能を損なわないために屋内で使用して下さい。
また次のような環境下では使用できません。
①水・油・塵・埃・薬品などが直接飛散する場所。
②水蒸気・煙・腐食性ガスなどで光信号が減衰する場所。
尚、投受光面は樹脂材料を使用しておりますので清掃にはシンナー系の溶剤は使用しない
で下さい。
③定格を超える温度・湿度・振動・衝撃が加わる場所。
定格内で
て 、振動 衝撃が 時加わる場合は、 振対 を
して下さい。
④
・ ータなどの
を
する機器及びイン ータなどの いノイズを
する機器
電力線が い場所。
⑤本体の光軸
1
以内に い赤外光を
光・
電 などが受光部に入光
する場所。
⑥伝送装置 の光
を
す
となる ・ の の
が接 したり水蒸気 煙など
により光信号が減衰する場所。
⑦伝送装置が、光
を
す
となる
は の光電スイッチの光線が本装置の光
上に る場所。
⑧ 動体と伝送を行う場合、 動体の 行・振動・衝撃により光軸
が 1.0 以 上 と な る 場 所 。
あっ も
や
常
防 策 実施
磁石 モ
強磁界 発生
バ
強
発生
や
近
中心から 0°
強
含む太陽 白熱 球
間 路遮断 起こ 要因
人 そ 他 障害物 近
や
学干渉 起こ 要因
反射物又 他
路
あ
移
移
蛇
づれ
°
( 3 )外 乱 光 の 入 射防止
本 体 の 光 軸 中心から 1 0° 以 内 に 強 い 赤 外 光 を 含む太陽 光 ・ 白熱 電 球 な ど が 受 光 部 に 入 光 し な い
ようにして下さい。
(4)設 置
間隔
2セ ッ ト 以 上 設 置 す る 場 合 、 又 は 他 の 光 電 セ ン サ を 近く で 使 用 す る 場 合 な ど で は 、
光 学干渉 し な い よ う に 、 設 置 間隔 に 余裕 を も た せ て 下 さ い 。
伝送装置を
(5)取 付
移動体と伝送を行う場合、対向する装置は移動方向と平行になるように取付けて下さい。
又 、 移 動 体 の 蛇 行 ・ 振 動 に よ る 光 軸 ずれ は 、 1 .0° 以 内 に し て 下 さ い 。
※注 意 .設 置 間隔 は 、光 軸 調 整・振 動 及 び 衝 撃 等 に よ る 光 軸 ずれ で 光 学干渉 の 影響 度 合 い が 変 わ り ま す 。
本 装 置 を 移 動 台車等 に 設 置 さ れ る 場 合 に は 、 9 項. 光 軸 調 整 を 参照 し て 光 軸 調 整 を 行 い 、
ご 使 用 前 に 通 信 範囲 全 域 に お い て 正常 に 通 信 で き る こ と を ご 確 認 下 さ い 。
-6-
DS4-2523B
7.接続と配線
(1)信号用コネクタ(モジュラージャック)
信
号
名
送信入力
略 号
TD+
TD-
D+
D-
-
-
-
-
R
R
受信出力
未 使用
送信入力と受信出力、及び
適合コネクタ
端子番号
1
2
3
6
4
5
7
8
: VS-0 8 -ST-RJ45(フェニックスコンタクト製)1 個 付 属
又 は 、 カ テ ゴ リ ー 3 以 上 RJ-45 プ ラ グ
フ ー ド: VS-0 8 -T-RJ45/ IP67 (フェニックスコンタクト製)
1個付属
フ ー ド 使用時は、 上記プラグ
(VS-0 8 -ST-RJ45)を ご 使 用 下 さ い 。
プラグ
極 性は、接続ケーブルに合 わ せて入れ 替わ る 場 合があります。
(2)電源用コネクタ
信
号
電
(3)
名
源
略 号
A
A
C
C
FG
補助 出力用コネクタ
信
号
名
略
号
C DO
補助 出力 A LM
COM
自局 受光 量 RCV +
チェック出力 RCV -
-
-
-
-
未 使用
(4)
適 合コネクタ
プラグ: J MS P 1303 F (DD K 製 )1 個 付 属
端子番号
1
3
2
注意点
ド
適 合コネクタ
プラグ : XM2A-0 9 01(OM R ON 製 )1 個 付 属
又 は 相当品
フード : XM2S-0 9 11(OM R ON 製 )1 個 付 属
端子番号
4
5
3
6
7
1
2
8
9
KΩ
チ ェ ッ ク 出 力 は 、 10
/V 以 上 の テ ス タ
にてDC ン を 使用下さい。
Vが、
です。
レ ジ ご
最大値
約5
れ
ド編
空間
G端子
仕様 っ も ご
D3 , m も
誘導 負荷
逆 圧保護 ダ
又
-
① シ ー ル ケ ー ブ ル を 使 用 さ る 場 合 、 シ ー ル ( 線 )は 本 機 側 (
光伝送装置) は
外部機器側のど
のF
に接続し下さい。
②電源装置には、本機の電源
に合 た のを 使用下さい。
③補助出力の
に は 、 本 機 の 出 力 定 格 内 ( C 0V 50 A) の の を 接 続 し て 下 さ い 。
、補助リ ーなどの
性
を接続する場合は、 電
用の イオー
などを付 て下さい。
又
ちらか一方
け
負荷
レ
内部回路
CDO
IL
X
IL
X
ALM
COM
負荷
DC30V MAX
負荷電流(IL)は、50mA以内として下さい。
-7-
ド
DS4-2523B
や ジ誘導 け
注
a.主回路や高圧
負荷
近 や束
ず ㎜ 離 単独 配
b.
中継 つ も同様 配慮
c.
同一配管
空間
特
フレ ム 失 破 発生
あ
ワ
ロ
P等 再
も
ハ
れ
ハ 推奨
④ケーブルは、ノイズ サー
を受 ないよう次の点に 意して下さい。
電源・
線との 接
線をせ
100
以上 し
で 線して下さい。
ケーブル
部に いて
の
をして下さい。
電源線・信号線・補助出力線を
に通さないで下さい。
⑤
を伝送する 性上、データ
ー の損 ・ 損の
する可能性が ります。
ネ ッ ト ー ク の 通 信 プ ト コ ル に は 、 TC
の 送対応した のを使用して下さい。
⑥ ブと接続さ る場合には、スイッチング ブを
します。
8.設定スイッチ
(1)イーサーネット設定(ケース
ディップスイッチ
No.
1
機
内 部設定)
能
オ ート
ゴ シ エ ーシ ョ ン
全二重/半二重
遮光時
ネ
2
3
10BASE-T リンク
未 使用
4
変更
フ
FF
有効
無効
(出 荷時 設定)
半二重 (出 全二重
荷時 設定)
接続 継 続
切断 (出 荷時 設定)
出 荷時 設定(O FF )で
ON
O
ご使用下さい
①設定
時は、ケース タを外して下さい。
② 下 図 に 示 す 設 定 ス イ ッ チ ( S 1)の 設 定 を
して下さい。
③光伝送装置を んで 対側に接続している機器と、全二重
が じになるように設定して下さい。
同
挟
反
DW
変更
/半 二 重 の 通 信 モ ー ド
※注 1 . ケ ー ス 内 部 の 光 学ユニ ッ ト 部 ( 斜 線 部 ) は 、 触ら な い で 下 さ い 。
※注2. オ ー ト ネ ゴ シ エ ー シ ョ ン に 対 応 し て い な い 装 置 と 接 続 し た 場 合 や 、 設 定 で
無効 に 設 定 し た 場 合 に は 、 特 に 注 意 が 必要 で す 。
同 じ 設 定 で な い 場 合 に は 、 デ ー タ フレ ー ム の 損 失 が 起 き る 恐れ が あ り ま す 。
※注 3 . 設 定 を 変更 し た 場 合 に は 、 一 度 電 源 を 切 っ て 再起 動 し て 下 さ い 。
1
1
W
S
D
-8-
4
3
2
1
1
W
S
D
4
3
2
1
DS4-2523B
9.光軸調整
中
破
こ
あ
から
か
ワ へ破
流れ も支障
こ
認
業 始
(1) 配 線 に 間違 い の な い こ と を 確 認 し 、 本 体 に 電 源 を 投 入 し て 下 さ い 。
電 源 表 示 灯 ( POW )が 、 [ 赤 色 点 灯 ] し ま す 。
(2)本 体 及 び 取 付 具 の 取 付 ビ ス を 緩 め 上 下 ・ 左右 に 動 か し 、 相 手 機 の 受 光 表 示 灯 (C D )が
[赤 色 点 灯 ]す る よ う に し て 下 さ い 。
<注 意 > 本 体 上 の 相 手 局 の 受 光 量 表 示 は 、 自 局 受 光 量 が CD 以 上 で な い と 表 示 さ れ ま せ ん 。
始 め は 、 相 手 機 上 の 受 光 量 表 示 を 見 て あ わ せ て くだ さ い 。
( 3 )さ ら に 微 調 整 を 行 い 、 相 手 機 の 受 光 量 表 示 灯 の L EVE L3 以 上 ま で [ 緑 色 点 灯 ] す る よ う
にします。
詳細 な 受 光 量 は 、 相 手 機 の チ ェ ッ ク 出 力 に テ ス タ ー を 接 続 し て 確 認 し ま す 。
テ ス タ ー (D C 電 圧レ ン ジ: 10V 程 度 で 入 力 抵抗 10 kΩ /V 以 上 )に て 測 定 し ま す 。
(4)チ ェ ッ ク 端子 電 圧 は 、 約5 V が 、 最大値 で す 。
ご 使 用 に 際 し て は 、 最大 伝 送 距離 に て 2 .5 V 以 上 を 目安 と し 、 ほぼ最大 電 圧 と な る 位 置
で固定して下さい。
(5)相 手 機 も 、 同様 に 調 整 し て 下 さ い 。
( 6 )ス タ ッ カ ー ク レ ー ン な ど の 移 動 体 に 搭載 す る 場 合 は 、 移 動 側 ・ 固 定 側 共 に 移 動 範囲 内 の
全 域 で 、 受 光 量 表 示 灯 の L EVE L3 以 上 ま で [ 緑 色 点 灯 ] し て い る こ と を 確 認 し て 下 さ い 。
光 軸 調 整 は 、 信 号 用 (イ ー サ ネ ッ ト ) コ ネ ク タ よ り 損 し た デ ー タ が 出 る と が
ります。
コネクタ
ケーブルを外す 、ネット ーク
損データが
て
がない
とを確 した上で調整作 を めて下さい。
Bタイプ
Aタイプ
-
+
-
(6°)
(6°)
( ±3°)
( ±3°)
-9-
+
DS4-2523B
10.動
作
から
フレ ー ム を 入 力 す る と 直 ぐ に 相 手 機 へ 送 り ま す 。
フレ ム分
蓄積 す る 機 能 は あ り ま せ ん 。
(2)相 手 機 から 伝 送 さ れ た デ ー タ フレ ー ム は 、 受 信 す る と 直 ぐ に 外 部 機 器 へ 送 り ま す 。
( 3 )送 信 表 示 灯 (S D )、 受 信 表 示 灯 (R D ) の 機 能
送 信 表 示 灯 (S D )は 、 送 信 入 力 が ア ク テ ィ ブ 時 に [ 赤 色 点 滅 ] し ま す 。
受 信 表 示 灯 (R D )は 、 受 信 入 力 が ア ク テ ィ ブ 時 に [ 緑 色 点 滅 ] し ま す 。
(4)光 路 を 遮断 す る と 受 光 表 示 灯 が 消 灯 し 、 デ ー タ 伝 送 で き な く な り ま す 。
相手局の受光量も表示されなくなります。
(5)リ ン ク 表 示 灯 ( LINK )の 機 能
リ ン ク 表 示 灯 ( LINK )は 、 信 号 用 コ ネ ク タ に 接 続 し た 外 部 機 器 と の ネ ッ ト ワ ー ク 接 続 が
正常 時 に [ 緑 色 点 灯 ] し ま す 。
( 6 )全 二 重 表 示 灯 ( FDX )の 機 能
全 二 重 表 示 灯 ( FDX )は 、 信 号 用 コ ネ ク タ に 接 続 し た 外 部 機 器 と の ネ ッ ト ワ ー ク 接 続 が
全 二 重 モ ー ド 時 に [緑 色 点 灯 ]し ま す 。
光 伝 送 装 置 を 挟 ん で 反 対 側 に 接 続 し て い る 機 器 と 、 全 二 重 /半 二 重 の 通 信 モ ー ド が 同 じ
になるようにして下さい。
※注 1 . オ ー ト ネ ゴ シ エ ー シ ョ ン に 対 応 し て い な い 装 置 と 接 続 し た 場 合 や 、 設 定 で 無効
に 設 定 し た 場 合 に は 、 特 に 注 意 が 必要 で す 。
同 じ 設 定 で な い 場 合 に は 、 デ ー タ フレ ー ム の 損 失 が 起 き る 恐れ が あ り ま す 。
( 7 )補 助 出 力 は 、 次 の 様 に 動 作 し ま す 。
① C D O : 受 光 表 示 灯 (自 局 C D ) [ 赤 色 点 灯 ] 時 に ト ラ ン ジ ス タ [O N]
② A L M: 受 光 量 表 示 灯 (自 局 L EVE L 1) 消 灯 に て ト ラ ン ジ ス タ [OFF]
(1)外 部 機 器
本機に伝送するデータ
本機内部に1
ー
のデータを
- 10 -
DS4-2523B
11.信号インタ-フェィス
端子番号 略号
(1)
(2)
(3)
(6)
TD+
TD-
RD+
RD-
信号用
コネクタ
(4) CDO
39V
(5) ALM
39V
補助出力用
コネクタ
(3) COM
(6) RCV+
(7) RCV-
+
AC100V
AC100V
0V
(1)
(3)
(2)
AC
AC
FG
ケース
※注 1 : 信 号 線 の 接 続
カ テ ゴ リ ー 3 以 上 の U T P ( 非 シ ー ル ドツ イ ス ト ペ ア )ケ ー ブ ル 又 は
ST P (シ ー ル ドツ イ ス ト ペ ア )ケ ー ブ ル を 使 用 し て 下 さ い 。
ケ ー ブ ル 総延長 は 、 100 m 以 内 に し て 下 さ い 。
※注2: 電 源 線 の 接 続
ケ ー ブ ル 総延長 は 、 50 m 以 内 で 0 .3 ㎜ 2 以 上 を 使 用 し て 下 さ い 。
※注 3 : C DO - C OM, A LM - C OM 間 の 接 続
ケ ー ブ ル の 総延長 は 、 100 m 以 内 で 0 .3 ㎜ 2 以 上 を 使 用 し て 下 さ い 。
OFF 時 D C3 0V 以 下 、 ON 時 の 残 電 圧 は 、 約 2V で す 。
※注 4 : RCV+ - RCV-間 の 接 続
ケ ー ブ ル の 総延長 は 、 10 m 以 内 で 0 .3 ㎜ 2 以 上 を 使 用 し て 下 さ い 。
- 11 -
電源用
コネクタ
DS4-2523B
12.保守点検
期 検 実施
期的 前 バ
汚れ ひ
(1)定 点 の
①定
に 面カ ーの
を確 して下さい。
本機は、光でデータ伝送を行 ており、 面カ ーの
は 動作の
となります。
が どい場合には、 いた
で き取 て下さい。
尚、投受光面は樹脂材料を使用しております。清掃には、トル ン系の溶剤は使用し
ないで下さい。
汚れ 認
っ
前 バ
乾 布等 拭 っ
汚れ 誤
原因
エ
けネジの緩み・ガタを確認して下さい。
通 信 性 能 に 影響 し ま す の で 定 期的 に 取 り 付 け 部 の 緩 み ・ ガ タ を 点 検 し 、 必要 に 応 じ て
増し締めして下さい。
②取付
13.使用上の注意点
注意
仕様 に 合 っ た も の を ご 使 用 下 さ い 。
(2)電 源 リ セ ッ ト に 対 す る 注 意
本 機 に 電 源 を 投 入 後 、 約 500 ms の 間 は デ ー タ 伝 送 が 出 来 ま せ ん 。
( オ ー ト ネ ゴ シ エ ー シ ョ ン 有効 時 に は 、 オ ー ト ネ ゴ シ エ ー シ ョ ン 動 作 に よ り さ ら に
約2秒間 デ ー タ 伝 送 が 出 来 ま せ ん 。 )
( 3 )光 軸 調 整 の 実施
本 機 の 取 付 時 に は 、 光 軸 調 整 を 必ず 行 っ て 下 さ い 。
デ ー タ 伝 送 は 、 受 光 表 示 灯 (C D )が 点 灯 し て い れば 可 能 で す が 、 受 光 量 表 示 灯 ( L EVE L 1)
が 点 灯 し な い と 、 受 光 量 低 下 出 力 (A LM ) が 出 力 さ れ ま す 。
(4)電 源 配 線
電 源 ケ ー ブ ル の 長 さ は 、 50 m 以 内 と し て 下 さ い 。
電 源 ケ ー ブ ル に は 、 配 線 経路 上 の 各種 電 気 機 器 や 、 他 の 機 器 の 電 源 ケ ー ブ ル な ど から
い ろ い ろ な 形 で 電 気 ノ イ ズ が 誘導 し て き ま す 。
電 源 ケ ー ブ ル の 長 さ が 50 m 未満 で あっ て も誤 動 作 の 原因 と な る こ と が あ り ま す 。
電 源 ケ ー ブ ル の 配 線 経路 上 に 、 こ の よ う な 障害 を 発生 す る 要因 が あ る 場 合 は 、 以 下 の
対策を行って下さい。
① 電 源 ケ ー ブ ル ユニ ッ ト の 直 近 設 置
② 電 源 ケ ー ブ ル 長 の 短縮 ・ 単独配 線
③電磁シールド対策を施したケーブルの使用
(1)電 源 リ ッ プ ル に 対 す る
電源には、本機の電源
造 禁止
内 部 回路 の改 造 を 絶対 に 行わ ないで下さい。
(5)改 の
本装置の
- 12 -
DS4-2523B
14.外 形 図
6
16 17 15 14
12
13
自 局
受光表示灯
相手局
受光表示灯
5
CCDD
LL11
SSDD
RRDD
CCDD
LL11
LL22
LL22
LL33
LL44
LLIINNKK
FFDDXX
LL33
LL44
PPOOWW
3
2
4
SOT-ES500□
TOYO ELECTRIC CORP.
6
1
18
8
7
9
207.2
19
11 10
1
280
58
38
03
1
)0
02
(
06
)0
7(
)
2
1
(
220
品番
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
名
称
ケース
電源コネクタ
ヒューズ
イーサネットコネクタ
補助出力コネクタ
設定スイッチ
投光レンズ
受光レンズ
光通信部カバー
取付座
20
材 質
個数
備
考
鋼板製
1 t1.6 塗装色:マンセル 5Y7/1
亜鉛ダイカスト 1 3P
1 φ5.2X20 1A/250V
ガラス
ポリアミド
1 RJ-45
鋼板製
1 D-sub 9P メス
耐熱樹脂
1 SW1(ケース内部)
ガラス
1 φ50 透明
アクリル
1 可視光カットフィルタ材入り
ガラス
1 t3.0 透明
鋼板製
1 t3.2 塗装色:マンセル 5Y7/1
)
°
3
±
(
9
2
120
品番
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
- 13 -
名
称
光軸調整ノブ
表示窓
アース用ターミナル
電源表示灯
受光表示灯(自局)
受光表示灯(相手局)
通信表示灯
十字穴付六角ボルト
六角穴付ボルト
オプション固定板
120
材 質
ナイロン6
アクリル
黄銅
ステンレス
ステンレス
鋼板製
個数
1
1
1
1
5
5
4
4
4
1
備
考
上下方向の光軸調整用
t3.0 ブルースモーク
ツマミ取り外し不可、φ2.1孔付
POW
CD,L1,L2,L3,L4
CD,L1,L2,L3,L4
SD,RD,LINK,FDX
4-M6用xL20(SW+HW付)
4-M8用xL15(SW+HW付)
t12 塗装色:マンセル 5Y7/1
60
DS4-2523B
15.保
期
証
(1)保証 間
ご 定
指 場所 に 納 入 後 1 年 と致します。
(2)保証 範囲
上 記 保証 期 間 中 に 当社 の 責 により 故障 を 生 じた 場 合は、 故障 部 分 の 交 換、 又 は 修理 を
当社 の 責任 において 行 います。 但 し、次に 該当 する 場 合は、この保証の 対象範囲から
除 外させて頂きます。
① ユ ー ザ ー側の 不適当 な取 扱 い、 並 びに使用による 場 合
② 故障 の 原因 が本装置 以 外の 事 由による 場 合
③ 当社以 外の改 造 、 又 は 修理 による 場 合
④ そ の他 天災・災害 な ど の 当社 の 責 にあ ら ざる 場 合
尚 、ここでいう保証は、本装置 単体 の保証を意 味 するので、本装置の 故障 により 誘発
される 損害 はご容 赦 頂きます。
16.連 絡 先
製品 に つ いてのお 問 い合 わ せは、最寄 りの 営業所又 は、神屋工場
東洋電機株式会社
社事務所
/神屋工場
本
機器
事業 部にご連絡下さい。
機器事業部
〒 480-0393 愛知県春日井 市 神屋町字引沢 1-39 番 地
TEL < 05 6 8 > 88-1181 ㈹ F AX < 05 6 8 > 88-308 6
ホ ーム ペ ージ: URL http://www.toyo-elec.co.jp
※ 本仕様及び外形 等 は性能改 善 のため、 予告 なく 変更 する 場 合があります。
予 めご 了承 下さい。
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17.改訂
DS4-2523B
履歴
日 付
改
200 7 .02.02 新規発行
200 7 .11.14 図 面 番号 [ A ]版発行
2008.0 9 .1 6 図 面 番号 [ B ]版発行
以 下 余白
定
内
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容
備
開
開
開
考
発
発
発

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