TOLINE V-ENIF 取扱説明書

TOLINE V-ENIF 取扱説明書
Ethernet I/Fユニット
型式
V-ENIF
取 扱 説 明 書
東朋テクノロジー株式会社
はじめに
このたびは、当社製品をお買上げいただきまして誠にありがとうございます。
本製品の使用時は、この取扱説明書を熟読した上で正しくご使用ください。
本製品についてのご注意
●本製品のご使用にはハードウェア・ソフトウェアの専門知識が必要です。
●本製品を使用したシステムを設計される場合、システム側にてフェイルセーフとなるよう
に万一の故障に対する適切な処置を講じた上でご使用願います。
●本製品は人命に係わるシステムや医療機器など極めて高い信頼性が必要とされる用途には
使用しないでください。
●本取扱説明書は現場保全担当者の手に渡るようにし、この取扱説明書をよく読んでから使
用するようにご指導ください。
●本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。
安全上のご注意
! 注意
禁止
:取扱を誤った場合に、危険な状況が起こりえて、中程度の傷害や軽傷を受
ける可能性が想定される場合及び物的損害の発生が予想される場合。
:禁止(してはいけないこと)を示します。
①付について
! 注意
・取扱説明書に記載の環境で使用してください。
高温、多湿、じんあい、腐食性ガス、振動、衝撃がある環境で使用すると感電、
火災、誤動作の原因になることがあります。
・電線くずなどの異物を入れないでください。
火災、故障、誤動作の原因になることがあります。
②保守について
禁止
・分解、改造はしないでください。
火災、故障、誤動作の原因となります。
! 注意
・モジュールの着脱は電源をOFFしてから行ってください。
感電、誤動作、故障の原因となることがあります。
目次
1. 概 要 .......................................................................... 1
1.1 V-ENIFとは ............................................................. 1
1.2 システム構成 ................................................................. 1
1.3 基本仕様 ..................................................................... 1
1.4 伝送方式 ..................................................................... 2
1.5 入出力仕様 ................................................................... 2
1.6 Ethernet対応PLC ................................................... 3
2. 各部名称とその機能 .............................................................. 4
3. V-ENIFの機能と動作 ........................................................ 6
3.1 動作概要 ..................................................................... 6
3.2 データの流れ ................................................................. 7
3.3 マスターコントロール機能 ..................................................... 8
4. セットアップ .................................................................... 9
4.1 外部接続 ..................................................................... 9
4.2 ユニットの内部設定 .......................................................... 10
5. データ内容 ..................................................................... 16
5.1 ステータス情報 .............................................................. 16
5.2 送信データ .................................................................. 19
5.3 システムレジスタ ............................................................ 20
5.4 コマンドレジスタ ............................................................ 21
6. 表示と操作 ..................................................................... 28
7. 異常表示一覧と対応 ............................................................. 29
8. 外形寸法図 ..................................................................... 30
9. 保 証 ......................................................................... 30
10. サービスの範囲 ............................................................... 30
V-ENIF
1. 概 要
1.1 V-ENIFとは
V-ENIFは、Ethernetを介してシーケンサ及びパソコン等とTOLINE-V
シリーズの多重伝送装置とのインターフェイスを行うことを目的としたユニットです。
1.2 システム構成
シーケンサ
R 終端抵抗
TOLINE-V 多重伝送路
子 局
子 局
V-ENIF
子 局
子 局
R
Ethernet
or
RS-422,485
1.3 基本仕様
項目
仕様
使用温湿度範囲
0℃~55℃、30~85%RH(非結露)
保存温湿度範囲
-20℃~75℃、20~90%RH(非結露)
使用電源
メモリバックアップ方式
DC24V±10%
EEPROM方式
消費電流
DC24V 0.3A
外形寸法
85mm(W)×98mm(H)×102mm(D)(コネクタ、ネジ等の突起物を除く)
重量
700g
-1-
R
V-ENIF
1.4 伝送方式
項目
伝送フォーマット
伝送方式
最大伝送信号数
誤りチェック
仕様
TOLINE-V 多重伝送フォーマット
時分割サイクリック多重伝送方式
デジタル 4096点(16点ユニットで256セット)
アナログ
256点(分解能12bit)
2連送照合 及び パリティチェック
伝送線
0.75SQ 以上のツイストペアシールド線
※注 推奨ケーブル:日立電線 KPEV-S 0.75SQ 相当品
KPEV-S 0.75SQ の電気的特性
導体抵抗:25Ω/km
静電容量:60nF/km
インダクタンス:0.69mH/km
動作応答速度
H-type 2連照合有り
0.512ms/16点
2連照合無し
0.256ms/16点
C-type 2連照合有り
2.048ms/16点
2連照合無し
1.024ms/16点
L-type 2連照合有り 16.384ms/16点
2連照合無し
8.192ms/16点
最大伝送距離
H-type 2km(渡り方式のみ)
C-type 4km(渡り方式)
,4km(分岐方式)
L-type 9km(渡り方式)
,7km(分岐方式)
マスターコントロール機能
内蔵(サポートツールにて設定)
1.5 入出力仕様
項目
Ethernet
USB
仕様
100BASE-TX/10BASE-T
RJ-45コネクタ
USB2.0 フルスピード(12Mbps)
通信速度:300~19200bps
データ長:7,8bit
RS-422
,無
[オプション機能] パリティ:有(奇数/偶数)
ストップビット:1,2bit
接点出力
DC24V,50mA(抵抗負荷)
,フォトMOSリレー出力
-2-
V-ENIF
1.6 Ethernet対応PLC
V-ENIFのシリアル番号により対応PLCが異なります。
対応PLC
三菱シーケンサ MELSEC Qシリーズ(*1)
オムロンPLC CJ1,CJ2シリーズ(*2)
V-ENIF
シリアル番号
全番号
134001 以降
(*1)MCプロトコル3Eフレームに対応。
(*2)FINS UDPに対応。
各PLCに対する設定は「4.2ユニットの内部設」の(4)
、
(5)を参照ください。
シリアル番号の確認方法
シリアル番号はV-ENIFユニット側面の銘板で確認できます。
EtherNet Interface
MODEL
Power Supply
Serial No.
V-ENIF
DC24V 0.3A
134001
Toho Technology Corp.
Made in Japan
-3-
シリアル番号
V-ENIF
2. 各部名称とその機能
②電源及び出力端子
①動作状態表示 LED
V-ENIF
PWR
CPUE
CPURUN
+ DC24V
-
LINE
RUN
LINERUN
ERR
SERR
RERR
SD+
SDSG
RD+
RD-
④RS422 接続コネクタ
TM
⑦数字表示 LED
⑤USB コネクタ
SG
SC
SE
FG
DISP
SEL
⑥Ethernet コネクタ
ERR
CLR
⑧押しボタンスイッチ
③多重伝送線接続コネクタ
① 動作状態表示 LED
PWR(緑) :パワーランプです。電源ON時点灯します。
CPUE(赤):本ユニットの異常時点灯します。
RUN(緑) :多重伝送が正常に動作している時点灯します。
ERR(赤) :多重伝送が動作していない時点灯します。
SERR(赤):子局異常の表示モードの時、送信局が正常動作していないとき点灯します。
RERR(赤):子局異常の表示モードの時、受信局が正常動作していないとき点灯します。
② 電源及び出力端子
DC24V(+)
(-)
:電源接続端子です。DC24Vを供給してください。
CPURUN :本ユニットが正常動作時にONする接点です。
(極性無し)
LINERUN:本ユニットの多重伝送が正常動作時ONする接点です。
(極性無し)
-4-
V-ENIF
③ 多重伝送接続端子
本ユニットと信号伝送するユニットとを接続します。
SCはSC同士、SEはSE同士を接続し、SGはシールド線を接続します。
但し、シールド線は伝送路上の一ヶ所のみで接地してください。
④ RS422 接続コネクタ
RS-422 通信を行う場合はここに接続します。
⑤ USBコネクタ
本ユニットの設定を行うときにサポートツールソフトをインストールしたパソコンを接続
し設定します。
⑥Ethernetコネクタ
シーケンサあるいはパソコン等と Ethernet ケーブルで接続します。
⑦ 数字表示LED
本ユニットの状態表示、及びエラー表示を行います。
⑧ 押しボタンスイッチ
DISP SEL:数字表示 LED の表示切替用押しボタンです。
ERR CLR :異常クリア押しボタンです。
コネクタ(②~④)と適合端子(スリーブ)について
電源及び出力端子コネクタ型番:BLZF3.5/06/180F 3.2SN OR BX(メーカー:ワイドミュラー)
RS422 接続コネクタコネクタ型番:BLZF3.5/07/180F 3.2SN OR BX(メーカー:ワイドミュラー)
【参考スリーブ型式と品番】
(メーカー:ワイドミュラー)
接続方法
・H0.5/16
(9025870000)
・H0.75/16
(9025860000)
・H1/16
(9025950000)
穴の狭いほうにマ
イナスドライバー※
を差し込み,広いほ
うに端子を差し込
みます。
マイナス
ドライバー
端子
※ワイドミュラー推奨ドライバー型式:9009030000
多重伝送接続端子コネクタ型番:BLF5.08/04/180F SN BX BX(メーカー:ワイドミュラー)
【参考スリーブ型式と品番】
(メーカー:ワイドミュラー)
・H0.75/16
(9025860000)
接続方法
・H1/16
(9025950000)
・H1.5/16
(0635100000)
橙色のレバーを押
し下げて穴に端子
を差し込みます。
・H2.5/16
(9019170000)
・H0.75/17
(9037240000)
[2本接続用]
端子
レバー
端子(スリーブ)は同等寸法であれば他メーカーのものでもよいです。
上記端子のメーカー推奨圧着工具はワイドミュラー製、型式PZ4(品番 9012500000)です。
-5-
V-ENIF
V-ENIFの機能と動作
2.1 動作概要
(1) 本モジュールとTOLINE-Vの各入出力ユニット(以下 子局)は、下記システム
構成に示すように一対のツイストペア線でマルチドロップに接続されます。
この中でマスターコントローラが伝送ライン上のコントローラの機能を持ち、子局はマ
スターコントローラから送られてくる制御パルス信号に応答して2バイト(16ビット)
データの送受信を行います。子局はアドレス番号で区別され、ディップスイッチにて0~
255のいずれかの番号を割り当てます。本モジュールも子局と同様にデータの送受信を
行います。
本モジュールは、入力子局からのデータを受信し、出力子局に対して任意のデータを送信
します。これらの入出力データの受渡しは Ethernet 通信を意識することなくシーケンサ
(1:1接続 )の内部出力の読み書きで行うことができます。
(2) 本モジュールは同一伝送路上に複数台接続することができます。
(3) 本モジュールのマスターコントロール機能をONにすることにより外部のマスターコ
ントロールを無くすことができます。
(本モジュールが複数台接続されている時はどれか
1台のみマスターコントロール機能をONにできます。
)
[システム構成]
シーケンサ
R
M
マスターコントローラ
データの流れ
子 局
子 局
子 局
Ethernet
(1:1接続 )
子 局
V-ENIF
(0ch)
(1ch)
(1ch)
(n ch)
入力
入力
出力
出力
-6-
R
V-ENIF
2.2 データの流れ
(1) 送信局からV-ENIFを経由してシーケンサへのデータ入力
V-ENIFの該当するアドレスの子局機種に受信局が指定されているとV-ENIF
に接続された送信局から送信されるデータを多重伝送により受信します。
受信されたデータは Ethernet 通信によりシーケンサの該当する内部出力に出力されます。
シーケンサ
内部
出力
Ethernet
V-ENIF
送信局
入力
(2) シーケンサからV-ENIFを経由して受信局へのデータ出力
V-ENIFの該当するアドレスの子局機種に送信局が指定されているとV-ENIF
は Ethernet 通信によりシーケンサの該当する内部出力からデータを読み取ります。
読み取ったデータは多重伝送により送信局に送信されます。
シーケンサ
内部
出力
Ethernet
V-ENIF
受信局
出力
(3) 同一アドレスに送信局と受信局がある場合
同一伝送線上に同じアドレスの送信局と受信局がある場合、このアドレスに該当するV-
ENIFの子局機種にモニター局が設定されていると、その送受信局が送受信しているデ
ータをV-ENIFで読み取ることができます。
読み取ったデータは Ethernet 通信によりシーケンサの該当する内部出力に出力されます。
シーケンサ
内部
出力
Ethernet
V-ENIF
送信局
受信局
-7-
出力
入力
V-ENIF
2.3 マスターコントロール機能
V-ENIFはサポートツールからの設定により、マスターコントロール機能を持たせるこ
とができます。この場合外部のマスターコントロールユニットは不要です。
【注意】
マスターコントロールユニットに付属されている終端抵抗ユニット(型式V-R)が本機
では付属していません。別途購入ください。
同一回線にV-ENIFを複数台接続している場合、マスターコントロール機能をONす
るのは1台のみとしてください。
(2台以上ONすると正常に動作しなくなります。
)
マスターコントロール機能をONしているV-ENIFの電源がOFFになるとそれに接
続されている子局ユニットは全てエラーになり、再度電源がONになるまで復帰しませ
ん。
このような状態を発生させたくない場合には、V-ENIFのマスターコントロール機能
の設定をOFFとし、外部にマスターコントローラを設置してください。
-8-
V-ENIF
3. セットアップ
3.1 外部接続
(1) 接点出力
CPU RUNとLINE RUNの出力回路の仕様は次の通りです。
・出力仕様:フォトMOSリレー出力
・出力電圧:maxDC30V
・出力電流:max50mA(抵抗負荷)
・ON抵抗:max2Ω
・出力回路
L負荷時
負荷
CPU RUN
極性任意
フォトMOSリレー
負荷
極性任意
LINE RUN
フォトMOSリレー
負荷の接続は上記のようにしてください。
出力回路には保護回路が入っていないためL負荷を接続する場合には負荷に
並列に還流ダイオードを接続してください。
(2) RS422
内部回路は次の通りです。
SD+
送信端子
SD-
SG
4.7kΩ
RD+
受信端子
RD-
4.7kΩ
120Ω
-9-
TM
終端抵抗端子
ショートにて受信側に接続
V-ENIF
4線式の場合の外部接続例
相手装置
受信端子(+)端子へ
受信端子(-)端子へ
グランド端子へ
送信端子(+)端子へ
送信端子(-)端子へ
終端抵抗接続時端子間をショート
2線式の場合の外部接続例
相手装置
送受信端子(+)端子へ
送受信端子(-)端子へ
グランド端子へ
終端抵抗接続時端子間をショート
3.2 ユニットの内部設定
本ユニットのセットアップは、サポートツールソフトをパソコンにインストールしUSBケ
ーブルで接続して行います。セットアップ方法については、サポートツールの取扱説明書をご
覧下さい。
設定パラメータ
・多重通信設定
・子局機種設定
・多重データ監視設定
・Ethernet通信設定
・シーケンサ設定
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V-ENIF
(1)多重通信設定
◎モード
マスターコントロール機能の無効
マスターコントロール機能の有効
オフラインモード
オフラインモードでは本ユニットは多重通信ラインと切り離され、サポートツー
ルで多重通信ラインの模擬動作をさせることが出来ます。シーケンサソフトのデバ
ックや問題の切分け等が容易に行なえます。
◎最終子局チャネル
アクセス可能な多重子局ユニットの最終アドレスを指定します。
多重子局チャネル 0ch ~指定した最終子局チャネルまでがアクセス対象の多重
ユニットとなります。
◎伝送速度設定
多重通信の速度設定を【H-Type】
【C-Type】
【L-Type】の中から選択します。
◎子局回線確立設定
多重通信スキャン回数を指定します(1スキャンは 0ch~最終子局チャネル)
。
接続されている多重ユニットの確立待ちとして通信開始後、指定多重スキャン回
数の間は、多重ユニットの異常検知及び多重情報のデータ更新を行ないません。
注意:子局機種設定(自動)を行なう場合、子局回線確立設定が短いと、接続
されている多重子局ユニットを正しく認識出来ない可能性があります。
子局回線確立設定を(512÷最終子局チャネル)+5 以上に設定す
ることを推奨します。
◎多重通信運転方法
「常時運転」または「システムレジスタで制御」を指定します。
・「常時運転」は本ユニットの電源がONになり正常に起動すると多重通信の
運転を開始します。システムレジスタからの「多重通信停止要求」
,
「多重通
信運転要求」は無視されます。
・「システムレジスタで制御」はシーケンサからシステムレジスタの「多重通
信停止要求」
,
「多重通信運転要求」を制御し、多重通信の運転/停止を行な
います。本ユニットの電源ON後は、多重通信は停止状態となります。
「常時運転」から「システムレジスタで制御」に設定が変更された場合は多重通
信停止状態となります。
- 11 -
V-ENIF
(2)子局機種設定
◎子局機種設定(手動)
接続されている多重ユニットに対応する機種を設定します。本情報に従って多
重伝送制御が行なわれる為、接続されている子局と矛盾が生じている場合には子
局エラーが発生します。
【機種選択】
機 種
アイドル
受信局
送信局
フラグ出力局
モニタ局
内
容
伝送ラインに対して何も行いません。
(エラー検出も
行ないません)
接続された送信局のデータを受信します。
接続された受信局へデータを出力します。
データの扱いは無く、主に空きアドレスに設定します。
送受信フラグを出力し子局エラーを発生させません。
接続された送信局のデータを受信しますが、受信フラ
グの出力は行ないません。
【照合設定】
受信局、又はモニタ局に設定した場合に設定有効です。
照合設定
照合なし
2連照合
内
容
受信データをそのまま受け渡しします。
ビット単位に2連照合を行い、その結果を受信データ
として受け渡しします。
【保持/クリア設定】
受信局、モニタ局に設定時、相手となる送信局がエラーになった場合、該当受
信データをどのように扱うかの設定となります。マスタエラー、多重伝送異常、
多重電源異常、EEPROM 異常時も本設定が反映されます。
照合設定
保持
クリア
内
容
受信データは直前のデータを保持します。
受信データを0クリアします。
送信局に設定時、Ethernet通信異常(E21,E22)が発生した場合送信
データをどのように扱うかの設定となります。
照合設定
保持
クリア
内
容
送信データは直前のデータを保持します。
(*1)
送信データを0クリアします。
*1 E22 では、Ethernet 通信で送信データが正常に通信している場合はそのデ
ータを使用します。
- 12 -
V-ENIF
◎子局機種設定(自動)
0チャネル~最終子局チャネルまでの接続されている多重ユニットの機種を
自動的に判別して設定します。モード設定、最終子局チャネル設定、伝送速度設
定、子局回線確立設定を行なってから実行してください。
接続されている多重ユニット
送信局のみ
受信局のみ
送信局と受信局
何も接続されていない
自動的に設定される子局機種設定
受信局,照合無し,クリア
送信局,クリア
モニタ局
フラグ局
注意事項:
1.接続されている機種を判別する為、多重通信は運転/停止を繰り返し
します。また、子局機種設定(自動)を実行中は一時的にエラーを検
出する場合があります。
2.動作していない(電源が入っていない)ユニットがあるとそのユニッ
トは認識されません。
3.運用時のシステムに於いては子局機種設定(手動)にて確実な機種設
定を行なって下さい。
4. ◎子局回線確立設定の注意をご確認ください。
(3)多重データ監視設定
最大255個のデータ監視が行なえます。監視内容として、ビットデータの立上り
/立下り/変化、ワードデータの一致/超過/未満、マスタエラー、子局エラーを選
択できます。
監視条件を検出した場合「5.1 ステータス情報」の「データ監視条件成立ステー
タス」の対応ビットがONし、接続されているシーケンサへ知らせます。
注意:・ビットデータの監視で複数ビット選択の場合は、どれか1つでも検出で監視
条件検出となります。
・ワードデータの比較は 1 チャネル当り8個を上限とします。8 個を超えた場
合は 9 個目からは無視されます。
・マスタエラー、同じチャネルの子局エラー監視を重複設定しないでください
データ監視フラグクリアと条件検出が同時に起こった場合、検出できないこ
とがあります。
・ ビットデータの比較で同じ条件(同じチャネルで同じビットの同じ検出方
法を重複設定しないでください。データ監視フラグクリアと条件検出が同
時に起こった場合、検出できないことがあります。
・ 多重通信停止の場合、データ監視条件成立ステータスはクリアされます。
- 13 -
V-ENIF
(4)Ethernet通信パラメータ
◎Ethernet通信プロトコル
接続されているシーケンサに対応するプロトコルを選択してください。
設定は起動時に読み込みます。設定を変更した場合は、必ず電源を再投入してく
ださい。
◎IPアドレス,サブネットマスク,ポート番号
多重ユニット、シーケンサのIPアドレス、ポート番号を設定してください。
重複するIPアドレスは設定しないでください。
多重ユニットのポート番号は「6000(10進数)
」固定となります。
設定は起動時に読み込みます。設定を変更した場合は、必ず電源を再投入してく
ださい。
◎送信間隔
本ユニットがシーケンサへ全多重データを送受信完了してから次の多重デー
タを送受信開始するまでの待機時間を設定します。
設定範囲は10ms~60sです。
◎タイムアウト
本ユニットがシーケンサからの応答を待つ時間を設定します。
・Ethernetの接続先が三菱シーケンサの場合
設定範囲は250ms~10sで、250msの倍数で設定します。
・Ethernetの接続先がオムロンシーケンサの場合
設定範囲は100ms~10sで、10ms単位で設定します。
設定は起動時に読み込みます。設定を変更した場合は、電源を再投入してくだ
さい。
(5)シーケンサ設定
◎コマンドレジスタ
コマンドレジスタの「使用しない」
,
「使用する」を設定します。
「使用しない」
に設定した場合、コマンドレジスタはシーケンサとの通信から削除されます。
◎リトライ回数
・Ethernetの接続先がオムロンシーケンサの場合に使用します。
シーケンサとの通信が失敗した場合、リトライを繰り返します。設定回数連
続して失敗した場合は Ethernet 通信異常(E21)を検出します。
- 14 -
V-ENIF
◎自局ノード番号
・Ethernetの接続先がオムロンシーケンサの場合に使用します。
本体(ENIF)のFINSノードアドレスを設定します。
(自ネットワークに対応しております。ネットワーク越えは不可です。
)
◎相手ノード番号
・Ethernetの接続先がオムロンシーケンサの場合に使用します。
接続先シーケンサのFINSノードアドレスを設定します。
(自ネットワークに対応しております。ネットワーク越えは不可です。
)
◎シーケンサ CPU デバイス割付
「5.データの内容」のデータ一覧の項目ごとにシーケンサCPUのデバイス
と開始デバイス番号を指定できます。
・Ethernetの接続先が三菱シーケンサの場合
デバイスは、内部リレーM,データレジスタ(ワード)D が使用できます。
設定例
多重データ
項目
ステータス情報
多重受信データ
/異常来歴
多重送信データ
システムレジスタ
データ長
(Byte)
164
524
256
8
開始デバイス
番号
割付エリア
M0
D0
M0~M1317
D0~D261
D1000
D2000
D1000~D1127
D2000~D2003
・Ethernetの接続先がオムロンシーケンサの場合
デバイスは、内部補助リレー W,データメモリ D が使用できます。
設定例
多重データ
項目
ステータス情報
多重受信データ
/異常来歴
多重送信データ
システムレジスタ
データ長
(Byte)
164
524
256
8
- 15 -
開始デバイス
番号
割付エリア
W0
D0
W0~W82
D0~D0262
D1000
D2000
D1000~D1128
D2000~D2004
V-ENIF
4. データ内容
本ユニットとシーケンサ間のデータの内容を説明します。
データ一覧
項目
ステータス情報
(292Byte)
多重受信データ
/異常来歴
(1036Byte)
多重送信データ
(512Byte)
システムレジスタ
(8Byte)
コマンドレジスタ
(1030yte)
*1
サイズ
(Byte)
2
2
32
内容
ユニットステータス
生存確認用カウンタ
データ監視条件成立
ステータス
子局ステータス
多重受信データ
多重受信ラッチデータ
現在発生異常(フラグ)
256
512
512
2
異常来歴1(エラーコード)
異常来歴2(エラーコード)
異常来歴3(エラーコード)
異常来歴4(エラーコード)
異常来歴5(エラーコード)
多重送信データ
2
2
2
2
2
512
制御レジスタ
多重ラッチデータクリアチャネル
条件成立フラグクリアNo
応答レジスタ
コマンド要求レジスタ
コマンド応答レジスタ
データエリア
2
2
2
2
2
2
1026
*1:コマンドレジスタを「使用しない」に設定した場合、本エリアはシーケンサとの
通信から削除されます。
4.1 ステータス情報
◎ユニットステータス
b15
b8
b0
bit0:ボードレディ
bit1:イニシャルレディ
bit2:マスタ機能 ON
bit4:多重通信運転
bit5:多重通信 RUN
bit3,bit6~bit15 はリザーブで0固定。
- 16 -
V-ENIF
ボードレディ
多重通信が運転し多重子局回線確立でこのビットが1となります。
①
イニシャルレディ
本ユニットのイニシャル処理が終わり正常に起動するとこのビットが1となります。
0: 起動中又は機器異常。
1: 正常起動。
②
マスタ機能ON
マスターコントロール機能がONの場合にこのビットが1となります。
③
多重通信運転
多重通信が運転している時1となります。
④
多重通信 RUN
多重通信が正常に動作している時1となります。
◎生存確認用カウンタ
10ms単位でカウントアップするカウンタです。H‘FFFFまでカウントアップ
するとH’0000に戻ります。
◎子局ステータス
子局のエラー状態が格納されます。エラーの場合このビットが1となります。
奇数アドレス局
チャネル1ch/0ch
b15
偶数アドレス局
b8 b7
b0
チャネル 3ch/2ch
bit0,8:送信フラグエラー
~
~
~
~
bit1,9:受信フラグエラー
bit2,10:パリティエラー
チャネル 253ch/252ch
チャネル 255ch/254ch
bit3,11:ゼロエラー
bit4~bit7, bit12~bit15 はリザーブで0固定。
- 17 -
V-ENIF
◎データ監視条件成立ステータス
データ監視条件成立フラグが格納されます。
データ監視条件成立でこのビットが1とな
ります。
データ監視設定
No1~No16
データ監視設定
No17~No32
b15
b8 b7
b0
bit0:No1 データ監視
bit1:No2 データ監視
~
~
~
~
データ監視設定
No235~No240
データ監視設定
No241~No255
bit14:No15 データ監視
bit15:No16 データ監視
4.2 ユニットの内部設定(3)多重データ監視設定の注意をご確認ください。
4.1.1 受信データ/異常来歴
◎多重受信データ
多重受信データ:0ch
多重受信データ:1ch
多重受信データ:2ch
b15
受信データ
~
~
~
~
b0
多重受信データ:253ch
対象チャネルの子局設定が受信局、モニタ局の場合、受信デ
多重受信データ:254ch
ータが格納されます。送信局、フラグ出力局、アイドル局の
多重受信データ:255ch
場合はデータは格納されません。
*多重通信停止の場合、多重受信データはクリアされます。
◎多重受信ラッチデータ
多重受信データと基本的に同様です。
違いは受信データの内容が受信データ各ビットの
「0→1」の立上がりを保持したデータとなります。多重受信ラッチデータのクリアはシス
テムレジスタで行ないます。また、多重通信停止の場合多重受信ラッチデータはクリアさ
れます。
- 18 -
V-ENIF
◎異常来歴
現在発生異常:現在発生している異常に対応するビットに1が格納されます。
異常来歴1~5:発生した異常のエラーコードが時系列で格納されます。
例)E01→01,E42→42
現在発生異常(フラグ)
b15
b8 b7
b0
異常来歴1(エラーコード)
異常来歴2(エラーコード)
異常来歴3(エラーコード)
異常来歴4(エラーコード)
異常来歴5(エラーコード)
bit0
bit1
bit2
bit3
bit4
bit5
bit6
bit7
bit8
bit9
bit10
bit11
bit12~15
E01
E02
E03
E04
E11
E12
E13
E21
E22
E31
E41
E42
-
機器異常(ROM,多重GA)
機器異常(EEPROM)
機器異常(ウォッチドックエラー)
機器異常(多重電源異常)
マスターエラー
多重伝送異常
子局エラー
Ethernet 通信異常(接続)
Ethernet 通信異常(コマンド)
USB通信異常
RS422通信異常
RS485通信異常
リザーブ
4.2 送信データ
◎多重送信データ
多重送信データ:0ch
多重送信データ:1ch
多重送信データ:2ch
~
~
~
~
多重送信データ:253ch
多重送信データ:254ch
多重送信データ:255ch
b15
b0
送信データ
送信データが格納されます。対象チャネルの子局設定が送
信局の場合、データが送信されます。それ以外の設定の場
合は本データは無視されます。
- 19 -
V-ENIF
4.3 システムレジスタ
「制御レジスタ」
、
「多重ラッチデータクリアチャネル」
、
「条件成立フラグクリアNo」は
ユーザ(シーケンサ)から設定、クリアを行ないます。
「制御レジスタ」で指定された要求を
本ユニットが実行完了で応答フラグに1をセットします。それを確認して「制御レジスタ」、
「多重ラッチデータクリアチャネル」
、
「条件成立フラグクリアNo」をクリアしてください。
「制御レジスタ」の要求に0がセットされると応答レジスタの完了フラグも0となります。
◎制御レジスタ
b15
b8
b0
bit0:多重通信停止要求
bit1:多重通信運転要求
bit8:多重ラッチデータクリア要求
bit9:条件成立フラグクリア要求
bit14:エラーリセット要求
①多重通信停止要求:0→1で多重通信を停止します。
②多重通信運転要求:0→1で多重通信を運転(開始)します。
③多重ラッチデータクリア要求:0→1で「多重ラッチデータクリアチャネル」で指定
された多重ラッチデータをクリアします。
④条件成立フラグクリア要求:0→1で「条件成立フラグクリアNo」で指定されたデ
ータ監視条件成立フラグをクリアします。
⑤エラーリセット要求:0→1で現在発生している異常をクリアします。
*同時に多重通信停止要求と運転要求が発生した場合は停止要求が優先されます。
◎多重ラッチデータクリアチャネル
多重ラッチデータのクリアしたいチャネルを指定します。
「制御レジスタ」の bit8:多重ラ
ッチデータクリアが0→1の時に取り込まれます。
【内容】
0~255:多重子局チャネル指定
H‘FFFF :全チャネル指定
- 20 -
V-ENIF
◎条件成立フラグクリアNo
データ監視条件成立フラグのクリアしたい設定 No を指定します。
「制御レジスタ」の 9bit:
条件成立フラグクリアが0→1の時に取り込まれます。
【内容】
1~255:データ監視条件設定No指定
H‘FFFF :全データ監視条件設定指定
◎応答レジスタ
b15
b8
b0
bit0:多重通信停止受付完了
bit1:多重通信運転受付完了
bit8:多重ラッチデータクリア完了
bit9:条件成立フラグクリア完了
bit14:エラーリセット完了
4.4 コマンドレジスタ
コマンドを使用しシーケンサから設定パラメータの設定、読み出しを行ないます。
設定パラメータの内容は「4.2ユニットの内部設定」を参照ください。
コマンドレジスタを「使用しない」に設定した場合、本エリアはシーケンサとの通信
から削除されます。
【使用方法】
1.データエリアにコマンドに対応したデータをセットします。
2.コマンド要求レジスタにコマンドをセットします。
3.コマンド応答レジスタが「0000」で無い場合は「0000」をセットしま
す。コマンド応答レジスタが「0000」かつコマンド要求レジスタにコマン
ドが設定されている(
「0000」でない)場合に、コマンドが実行されます。
4.コマンド応答レジスタにコマンド実行結果がセットされます。
コマンドH‘0001~H‘0004は、多重通信運転中の場合一旦多重通信を停止
し設定パラメータを更新します。更新後、多重通信運転を再開します。多重通信停止中
の場合はそのまま設定パラメータが更新されます。コマンドH‘0005は多重通信運
転中の場合、運転を継続したまま設定パラメータを更新します。
- 21 -
V-ENIF
◎コマンド要求レジスタ
設定又は読み出ししたい設定パラメータに対応したコマンドを設定します。コマンド
はコマンド一覧表を参照ください。
設定パラメータの設定コマンド一覧表
コマンド
設定項目
設定内容
多重モード
多重最終局アドレス
多重伝送速度
H‘0001
多重通信設定
多重子局回線確立
多重運転方法
H‘0002
多重子局設定(自動) 多重子局設定(自動)の開始
H‘0003
多重子局設定(手動) 子局機種設定
H‘0004
多重データ監視設定
多重データ監視設定
多重子局設定
子局機種設定
H‘0005
(手動:運転中設定)
設定パラメータの読込みコマンド一覧表
コマンド
読込み項目
読込み内容
H‘0031
設定情報読込み1
設定情報1
H‘0032
設定情報読込み2
設定情報2
◎コマンド応答レジスタ
コマンドの実行結果が格納されます。
応答レジスタ内容
0001
0002
0003
内容
正常終了
異常終了
- 22 -
詳細内容
正常完了
コマンド未定義
データ設定範囲外
V-ENIF
◎データエリア
コマンドに対応した設定パラメータを設定します。
【コマンドH‘0001:多重通信設定】
オフセット
(Word)
+0
+1
+2
+3
+4
設定データ(データエリア)
サイズ
設定内容
設定詳細
(Word)
0:マスタ機能無効
1
多重モード設定 1:マスタ機能有効
2:オフライン
多重最終局
0 ~ 255ch
1
アドレス
0:H-Type
多重伝送
1:C-Type
1
速度設定
2:L-Type
多重子局回線
0~1000
1
確立設定
0:常時運転
1
多重運転方法
1:システムレジスタで制御
【コマンドH‘0002:多重子局設定(自動)】
設定データは有りません。コマンドH‘0002を実行すると、多重子局設定(自
動)が開始されます。
多重子局設定
(自動)
の開始を受付た時点でコマンド応答レジスタに正常終了
「0
1」がセットされます。多重子局設定(自動)が完了したわけではありません。
多重子局設定(自動)の作業状態は「コマンド0031:設定情報読込み1」の
「子局機種設定(自動)の作業状態」を確認してください。
- 23 -
V-ENIF
【コマンドH‘0003:多重子局設定(手動)
】
設定データ(データエリア)
オフセット
(Word)
+0
サイズ
(Word)
1
+1
+2
1
1
設定内容
子局機種設定:1ch /0ch
子局機種設定:3ch /2ch
子局機種設定:5ch /4ch
~
~
~
~
+126
+127
子局機種設定:253ch /252ch
子局機種設定:255ch /254ch
1
1
◎子局機種設定内容
奇数アドレス
b15
偶数アドレス
b8 b7
b0
bit2~0, bit10~8:機種データ
000:アイドル
001:受信局
010:送信局
011:フラグ局
100:モニタ局
bit6, bit14:2 連照合有無
0:無し
1:有り
bit7, bit15:子局エラー時のデータ保持
0:クリア
1:保持
【コマンドH‘0004:多重データ監視設定】
オフセット
(Word)
+0
+2
+4
設定データ(データエリア)
サイズ
設定内容
(Word)
2
データ監視設定:No1
2
データ監視設定:No2
2
データ監視設定:No3
~
~
~
~
+506
+508
2
2
データ監視設定:No254
データ監視設定:No255
- 24 -
V-ENIF
◎データ監視設定内容
b15
+0
b8 b7
監視条件
+1
b0
監視子局ch
監視内容
監視子局ch:監視する子局チャネルを指定します。監視条件がマスターエラーの
場合は設定不要です。
監視条件: 0:条件無し
1:マスターエラー
2:子局エラー(ch)
3:bit監視(立上り)
4:bit監視(立下り)
5:bit監視(変化)
6:データ比較(以下)
7:データ比較(一致)
8:データ比較(以上)
監視内容:監視条件がbit監視の場合、監視する対象 bit を ON します。複数 bit
設定の場合は or で条件検出フラグが ON します。
b15
b0
16 15 1413 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
監視条件がデータ比較の場合、監視するデータを指定します。
【コマンドH‘0005:多重子局設定(手動:運転中設定)
】
設定データは【コマンドH‘0003:多重子局設定(手動)】と同様です。
本コマンドは多重通信運転中の場合、運転を継続したまま多重子局設定を再設定し
ます。ご使用の際は、運用システムで十分ご確認の上ご使用ください。
注意事項:
1.受信局又はモニタ局から機種変更した場合は、変更前の対象チャネルの受
信データはクリアされます。
2.子局機種設定後は動作が安定するまで 2 スキャン以上待つことを推奨しま
す。
3.運転中に子局機種設定が変わるので子局エラーが発生することが考えられ
ます。
4.データ監視設定を使用する場合は上記1~3を考慮する必要があります。
- 25 -
V-ENIF
【コマンドH‘0031:設定情報読込み1】
多重伝送速度設定
多重子局回線確立設定
多重運転制御方法
子局機種設定(自動)の作業状態
子局機種設定
通信プロトコル
送信間隔
タイムアウト
ステータス情報CPUデバイス割付(*1)
受信データCPUデバイス割付(*1)
多重送信データCPUデバイス割付(*1)
システムレジスタCPUデバイス割付(*1)
コマンドレジスタCPUデバイス割付(*1)
予備CPUデバイス割付(*1)
コマンドレジスタの使用/未使用
自局 IP アドレス(*2)
自局サブネットマスク(*2)
自局ポート番号
相手局 IP アドレス(*2)
相手局ポート番号
リトライ回数
自ノード番号/相手ノード番号(*3)
Ethernet通信設定
1
1
1
1
128
1
1
1
2
2
2
2
2
2
1
2
2
1
2
1
1
1
多重設定
オフセット
(Word)
+0
+1
+2
+3
+4
+5
+6
+134
+135
+136
+137
+139
+141
+143
+145
+147
+149
+150
+152
+154
+155
+157
+158(*4)
+159(*4)
読込みデータ(データエリア)
サイズ
読込み内容
(Word)
1
多重モード
多重最終アドレス
1
子局機種設定(自動)の作業状態
コマンドH‘0002を実行すると「子局機種設定(自動)の作業状態」は
「0」にクリアされます。子局機種設定(自動)完了で「1」がセットされます。
*1:データ構造は以下のようになります。
+0
+1
b16
b8
先頭デバイス:LH
デバイスコード
b7
b0
先頭デバイス:LL
先頭デバイス:HL
*2:データ構造は以下のようになります。
例:192.168.1.2
b16
+0
+1
b8
b7
168
2
b0
192
1
- 26 -
V-ENIF
*3データ構造は以下のようになります。
+0
b16
b8
相手ノード番号
b7
b0
自ノード番号
*4 +158, +159のデータは、Ethernetのプロトコル選択設定がオ
ムロンシーケンサの場合に付加されます。その他の設定の場合は+157ま
でとなります。
【コマンドH‘0032:設定情報読込み2】
オフセット
(Word)
+0
+2
+4
読込みデータ(データエリア)
サイズ
読込み内容
(Word)
2
データ監視設定:No1
2
データ監視設定:No2
2
データ監視設定:No3
~
~
~
~
+506
+508
2
2
データ監視設定:No254
データ監視設定:No255
- 27 -
V-ENIF
5. 表示と操作
◆操作:押しボタンSW
DISPSEL SW :表示内容を切り替えます。3秒長押しの場合は表示モードを切替えます。
ERRCLR SW:現在発生している異常をクリアします。複数ある場合は一括でクリアされ
ます。また、異常来歴モードで3秒長押しすると異常来歴をクリアしま
す。
◆表示:7seg
異常表示モードと異常来歴表示モードがあります。DISPSEL SW を3秒長押しでモード切
替します。表示モードに関係なく30秒間SWの操作が無い場合は異常表示モードの先
頭の表示に戻ります。
【異常表示モード】
・ 異常が発生していない場合は「__0」表示となります。
・ 異常が発生している場合は次のように表示します。
NO.
1
名称
現在発生異常
2
子局異常表示
内容
現在発生中のエラーコード
表示例)
「E01」
複数ある場合は[DISPSEL]SW を押すたびに次のエラー
コードを表示。
子局エラー(E13)の場合異常子局チャネルを表示。
1chの表示例)
「001」
複数ある場合は[DISPSEL]SW を押すたびに次の異常子
局チェンネルを表示。
DISPSEL SW を押すたびに次の表示に切り替わります。子局エラー(E13)が発生
している場合は現在発生異常表示の次に子局異常表示に切替わります。
【異常来歴モード】
過去に発生したエラーコードを5来歴記録しています。
NO.
1
2
3
4
5
名称
異常来歴1
異常来歴2
異常来歴3
異常来歴4
異常来歴5
内容
最新エラーコード
+1回前のエラーコード
+2回前のエラーコード
+3回前のエラーコード
+4回前のエラーコード
表示例)
「1.01」
表示例)
「2.01」
表示例)
「3.01」
表示例)
「4.01」
表示例)
「5.01」
DISPSEL SW を押すたびに次の表示に切り替わります。
異常来歴1→異常来歴2・・・→異常来歴5→異常来歴1→・・・
- 28 -
V-ENIF
6. 異常表示一覧と対応
表示
E01
内容
機器異常(ROM,多重GA)
E02
機器異常(EEPROM)
E03
機器異常(ウォッチドックエラー)
E04
機器異常(多重電源異常)
E11
マスターエラー
E12
多重伝送異常
E13
子局エラー
E21
Ethernet 通信異常(接続)
E22
Ethernet 通信異常(コマンド)
E31
USB通信異常
E41
RS422通信異常
E42
RS485通信異常
復旧方法
①本ユニットの再起動
② ユニット交換(①で復帰しない場合)
①サポートツールでユニットの再設定を行
い再起動
② ユニット交換(①で復帰しない場合)
ノイズの影響により異常となった可能性が
あります。ノイズ発生源が無いか確認下さ
い。
①本ユニットの再起動
②本ユニット交換(①で復帰しない場合)
①多重伝送路のケーブル接続を確認
②ERRCLR SW を押す。
③ ユニット交換(②で復帰しない場合)
①多重伝送路のケーブル接続を確認
②マスターユニットの接続、設定確認
①発生子局の接続、設定を確認
②子局割付を確認
①ケーブルの接続を確認
②IPアドレス、ポート番号の設定確認
③シーケンサのEthernet設定確認
① ーケンサのエラーコードを確
認
①ケーブルの接続を確認
②サポートツールの状態を確認
③ERRCLR SW を押す。
④パソコンの再起動と本ユニットの再起動
(③で復帰しない場合)
①ケーブルの接続を確認
②相手機器の状態を確認
② ERRCLR SW を押す。
①ケーブルの接続を確認
②相手機器の状態を確認
③ERRCLR SW を押す。
・複数異常があった場合、表示番号の小さい異常が先に表示されます。
・E12~E22は異常の要因が取り除かれ通信が正常復帰した場合、自動でエラーが解除
されます。
・E12,E13は、多重通信停止中は ERRCLR SW を押すとエラーが解除されます。
E13のエラー解除の場合、子局ステータスもクリアされます。
異常の要因が取り除かれていない場合は、多重通信運転で再度エラーが検出されます。
- 29 -
V-ENIF
7. 外形寸法図
102
20
85
V-ENIF
PWR
CPUE
CPURUN
LINERUN
ERR
SERR
RERR
SD+
SDSG
RD+
RDTM
98
+
DC24V
-
LINE
RUN
SG
SC
SE
FG
DISP
SEL
ERR
CLR
注)ネジ等の突起物は表示していません
8. 保 証
【保証期間】
納入品の保証期間は、ご注文主のご指定場所に納入後1ヶ年とさせていただきます。
【保証範囲】
上記の保証期間中に当社側に原因があると判断した故障については、故障部分の修理、又は
交換を無償にて行います。
但し、次に該当する内容については上記保証範囲外とさせていただきます。
(1) 不適切な取扱いによる故障の場合
(2) 故障の原因が納入品以外の事由による場合
(3) 当社以外で修理・改造が行われた場合
(4) その他、天災など当社の責にあらざる場合
また、納入品の故障により発生した損害については、当社はその責を負いかねますのでご了
承願います。
9. サービスの範囲
納入品の価格には技術者派遣等のサービスは含んでいませんので、次の場合は個別に費用を
申し受けます。
(1) 取付、調整及び試運転立会い
(2) 保守点検及び上記保証範囲外の修理、調整
(3) 技術指導及び技術教育
- 30 -
2012 年 1 月 初版
2013 年 7 月 第8版
おことわり
記載内容の一部を予告なく変更する場合がありますので
予めご了承願います。
東朋テクノロジー株式会社
稲沢事業本部
〒492-8501 愛知県稲沢市下津下町東5丁目1番地
TEL (0587)24-1214
FAX (0587)24-1221
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Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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