ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアル
- SDS 200 - SoftScope PC基盤のデジタルオシロスコープ
www.softdsp.com
Copyright softDSP Co., Ltd. All rights reserved.
本使用マニュアルは、(株)softDSPが著作権を所有しており、一部または全部を無
断でコピー、配布することを禁じます。
SDS200/SoftScopeは、(株)softDSPの登録商標です。
SoftScopeの著作権は、(株)softDSPが所有しており、
(株)softDSPの同意なしに配布・商業的利用はできません。
また製品の仕様は、予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。
1
FCC NOTICE
THIS DEVIDE COMPLIES WITH PART 15 OF THE FCC RULES.
OPERATION IS SUBJECT TO THE FOLLOWING TWO CONDITION:
(1) THIS DEVICE MAY NOT CAUSE HARMFUL INTERFERENCE, AND
(2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE RECEIVED, INCLUDING
INTERFERENCE THAT MAY CAUSE UNDERSIRED OPERATION.
This equipment has been tested and found to comply with the limits for a
Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits
are designed to provide reasonable protection against harmful interference
in a residential installation. This equipment generates, uses and can
radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance
with the instructions, may cause harmful interference to radio
communication. However, there is no guarantee that interference will not
occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful
interference to radio or television reception, which can be determined by
turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct
the interference by one or more of the following measures:
- Reorient or relocate the receiving antenna.
- Increase the separation between the equipment and receiver.
- Connect the equipment into an outlet on a circuit difference from that
to which the receiver is connected.
- Consult the dealer of an experienced radio/TV technician for help.
NOTE: The manufacturer is not responsible for any radio or TV interference
cause by unauthorized modifications to this equipment. Such modifications
could void the user’s authority to operate the equipment.
2
Declaration
of
Conformity
Reference Report No.: SKTCE-010524-109T
Regarding the Certification of products which are in the scope of the
Council directive(s) 89/336/EEC
the Manufacturer
softDSP Co., Ltd.
504,Jungil Bldg., 552-1, Sungnae-Dong,
Kangdong-Ku, Seoul, Korea
has demonstrated successfully that its product
PC Based Digital Oscilloscope
SDS 200
is in compliance with
EN 61326:1997 +A1:1998
Electrical equipment for measurement, control
and laboratory use-EMC requirements
EN 55011:1998 +A1:1999 Group II Class B (EMI)
EN 50082-1:1997(EMS) (EN 61000-4-2:1995 +A1:1998,
EN 61000-4-3 :1996+A1:1998, EN 61000-4-4:1995,
EN 61000-4-5:1996, EN 61000-4-6:1996, ENV 50204:1995)
We, the undersigned, hereby declare above equipment conforms
to the 89/336/EEC Directive(s)
‘
‘
Cho, Sung Min
Chief Engineer & Quality Assurance Manager
3
品質保証書
( 株 ) softDSPは本製品の製作、及び部品・製品上の問題に責任を負い、お買い上
げ日から1年間、お客様の正常的なご使用によって発生した故障及び損傷については無償
で修理または交換させていただきます。
しかし、お客様の不注意や不十分なお取り扱い、または天災地変によって生じた故障及び
破損については、保証期間に関係なく有償で修理または交換いたします。
( 株 ) softDSPが保証期間中にお買い上げの販売店や本店に受付けられた製品に限
り、弊社の判断に従って有・無償修理及び購入価格の返還などを提供いたします。お客様
が保証サービスを要請する場合には、
本製品を本店や販売店にご連絡下さるか、問題点
に対する詳しい説明をご記載の上、適切に包装してお客様負担で発送料及び保険料をお支
払いになってお近くの販売店にお送り下されば、修理完了後に弊社負担で製品をお客様に
返送いたします。
しかし、保証修理除外の事項と判断される場合には、修理費に対する見積書をお客様にお
送りし、事前に許可を得た後に作業させていただきます。この場合には、修理した製品を
返送する際必要な輸送費は弊社が負担しますが、修理費と輸送費を含む計算書をお客様に
請求させていただきます。
お客様の不注意や、注意及び警告事項を無視した非正常的なご使用、天災地変によって発
生した被害に対する弊社の法的責任はなく、たとえそのような危険性について事前に通知
を受けたとしても、(株)softDSPは責任を負いません。
4
品質保証についてのご案内
本製品を長期間安全にご使用になるために、 「 安全なご使用のための注意事項 」 を詳しく
お読み下さい。
本製品は徹底した品質管理と検査を経た製品で、正常的なお取り扱いの状態で問題が生じ
た場合には、取扱説明書に含まれている 「 品質保証書 」 の約款に基づいて修理させていた
だきます。
取扱説明書に品質保証書がない場合や、故障が発生した場合には、現地の ( 株 ) soft
DSPの本店やお買い上げの販売店にご連絡下さい。
5
安全なご使用のための注意事項
使用環境
*
動作時
周囲温度:0℃∼40℃
相対湿度:10∼90%、固定状態で使用する場合
*
非動作時
周囲温度:20℃∼60℃
相対湿度:5∼95%、固定状態で使用する場合
電源について
*
PCのUSB端子とSDS 200をUSBケーブルで接続し、PCからDC+5Vが供給されます。その他
の外部電源は必要ありません。
電圧入力について
*
電気ショック及び火災発生防止のために本体の入力電圧は、次のように指定されてい
ます。 下記以上の電圧使用を禁じます。
<オシロスコープ最大入力電圧:CH1、CH2、EXT all 42Vpk、AC 30Vrms、DC 60V>
*
使用しないプロブやテストリードは、周りの高圧部位に触れないよう除去してくださ
い。
*
コンピュータの電源は必ずアースした状態で使用してください。
取扱注意及びA/S
直接カバーを開けて整備すると、感電やその他の事故が発生する恐れがありますので、絶
対におやめください。
カバーを直接開けた後にはアフターサービスが受けられませんの
で、特にご注意下さい。必ずアフターサービスセンターに整備をお任せ下さい。
6
注意!)
*
装備内にはお客様がお取り替えできる部品はありません。電気的ショックの危険があ
りますので、必ず有資格者及び整備士にお任せ下さい。
*
プロブや信号入力ケーブルをテスト中の回路に接続する場合には、プロブや信号入力
ケーブルのアース側を信号ソースのアース側に接続する必要があります。フローティング
状態では他の装置やアースと関連して電位差が発生し、装備やプロブまたは別の測定機器
に被害が生じる恐れがあります。
使用場所について
*
製品の穴に伝導性固体や液体が流入すると、危険な電流が流れたり、部品がショート
して火災や感電の恐れがありますので、本装備を湿気や水、
ほこり等から遠ざけて下さ
い。
*
*
周辺にガス、その他の引火及び爆発の可能性のある環境では使用しないでください。
不安定なカートやスタンド、三角台、テーブルなどに製品を置かないでください。製
品が落ちて人命被害の発生や、破損の原因になります。
管理及び保管
装備の理想的な保管温度及び相対湿度は摂氏25℃、80%です。
7
SoftScopeを使用するためのハードウェア(PC)
の必須仕
Operating System
Windows 98/ME/2000/XP
CPU/Mainboard
ペンティアム200MHz、USBポートを備えたMainboard
Memory
32Mbyte
HDD
20Mbyte
Graphic Card
マイクロソフトDirectX対応
解像度:800x600
8
目
次
1章.概要 ......................................................................................................... 1
1.SDS200/ SoftScopeとは?....................................... 1
2.仕様.................................................................................................... 3
3.SoftScopeのインストール.................................................. 5
4.SDS200のデバイスドライバのインストール ............................ 9
5.手動でのSDS200.infのインストール..................................... 10
6.プローブ補正 ................................................................................... 12
2章.アプリケーションの例題 ....................................................................... 13
1.簡単な測定....................................................................................... 13
2.信号の細部分析................................................................................ 15
3.データの保存及び出力 ..................................................................... 31
3章.高級トリガ機能 ..................................................................................... 37
1.高級トリガ機能................................................................................ 37
2.FFT機能....................................................................................... 39
3.Math機能 ................................................................................... 44
4章.ツールバー、メニュー、アイコンの説明 .............................................. 46
1.ツールバー......................................................................................... 46
2.画面表示の情報................................................................................ 48
3.オプションの説明 ............................................................................ 50
4.メニュー .......................................................................................... 51
付録 .................................................................................................................. 55
1.オシロスコープの作動モード.............................................................. 55
2. SoftScopeのバッファ構造 .................................................................. 57
3. SoftScopeとの通信プログラミング .................................................... 63
4. 零点補正............................................................................................. 66
9
1章.概要
1.SDS200/ SoftScopeとは?
1.SDS 200
(株)softDSPで開発されたSDS200は、小型/軽量で携帯可能であり、USB
ポートでPCに接続し各種の電子回路の設計及びにデバッグに有効です。
高性能
アナログ帯域幅200MHz、有効サンプリング5GS/s、リアルタイム・サンプリング
100MS/sと高性能で、高い周波数帯域が必要な各種システムの設計に使用できます。
使い勝手のよさ
SDS200は、通信速度が12MbpsであるUSBを利用し、オシロスコープから得
た大量のデータをPCに高速伝送・処理します。また、省電力設計により、アダプターな
ど外部から電力供給を受けずにUSBの電力を利用することで、携帯性も優れています。
高級トリガ機能
既存の高性能のオシロスコープにしかなかった各種の高級トリガ機能を備えているため、
単純な信号だけではなく、複雑な信号からお望みの波形だけを選択して見ることができま
す。
優れたコストパフォーマンス
これまで、広帯域独立型のデジタル・オシロスコープは価格が高いという問題を、PC基
盤のデジタル・オシロスコープは、性能が低く専門エンジニアリングに適していないとい
う問題を抱えていました。(株)softDSPは、高速デジタル信号処理とソフトウェア開発
で蓄積された技術に基づき、価格と性能の両面で満足できるPC基盤のオシロスコープ・
SDS200を開発しました。
1
2.SoftScope
SoftScopeはSDS200を制御するソフトウェアであり、GUI方式を利用し
て直観的で使いやすく、マウス及びキーボードを利用して簡単にSDS200を制御でき
るソフトウェアです。
便利なインターフェース
直観的で使いやすいGUI方式で、マウスとキーボードだけで簡単にSDS200を制御
できます。
解像度
一般的な500x200より大きい500x400の大型画面を使用し、波形をきめこま
かく観察できます。
各種のデータのフォーマット処理
テキストファイルやJPG/BMPなどの画像ファイルでの保存だけでなく、外部プログラ
ムであるExcel/Wordとのデータ交換が可能です。
高速画面処理
マイクロソフトのDirectX技術を利用し、高速な画面のアップデートが可能です。
多様な測定機能
出力波形に対し、時間及び電圧に対する各種の測定が可能です。
アナログ オシロスコープ効果
パーシスタンス(残像)効果とヒストグラム技術を使用し、アナログ・オシロスコープで
波形を見ているような自然さが感じられます。
2
2.仕様
入力段
最高サンプリング・レ サンプリング速度:100MS/s(1Ch),
ート
50MS/
s(2Ch)
等価サンプリング(サンプル/s):5GS/s
チャンネル数
2
周波数帯域
200 MHz (−3dB)
50Ω 時
シングルショット帯域: 50MHz
垂直軸分解能
9 ビット、各チャンネル独立に同時サンプル可能
垂直軸感度
(10mV, 20mV, 50mV, 100mV, 200mV,
500mV, 1V, 2V, 5V, 10V/div)
10mV
10V/div @ x1 プローブ
100mV
1V
100V/div @ x10
プローブ
1000V/div @ x100 プローブ
10V
10KV/div @ x1000 プローブ
範囲
8 divs
オフセット設定範囲
+/−4 divs
カップリング
AC, DC
オフセット変化率
0.02 div
入力インピーダンス
1M Ohm
DC精度(代表値)
+/−3%
最大入力電圧
42Vpk (DC + peak AC < 10 kHz)
タイムベース
タイムベース・レンジ
2ns/div
10s/div
( 2ns, 4ns, 10ns, 20ns, 40ns,
100ns, 200ns, 400ns, 1us, 2us,
4us, 10us, 20us, 40us, 100us,
200us, 400us, 1ms, 2ms, 4ms,
10ms, 20ms, 40ms, 100ms, 200ms,
400ms, 1s, 2s, 4s, 10s/div)
波形取り込みモード
等価サンプリング(RIS) モード
: 2ns/div
4us
/div
レアルタイム
モード : 10us/div
400ms/d
iv
ロール モード
: 1s/div
3
10s/div
範囲
10 divs
プリ/ポストトリガ
0%
補間分解能
200ps
最大メモリ長
10K
1000%
トリガの仕様
トリガの種類
エッジ : 正・負スロープ
ロジック : AND, NAND, OR, NOR, XOR, XNOR
パルス : 設定値より短長 (10ns
167ms)
デレーイ : イベントによりトリガ (1 16、777、215),
時間によりトリガ(10ns
モード
オート、ノーマル、シングル
自動設定
可能
範囲
10 divs
レベル
+/−4 divs
設定可能度
0.02 div 増加
167ms)
演算
自動測定パラメータ
振幅, 最大値,最小値,平均値, 負のデュティ比, 負のオーバ
シュート, 負のパルス幅, ロー, ハイ, 周波数, 入下り時間
(0% 90%),サイクル実効値, サイクル平均値, ピークピーク,周期,
正のデュティ比, 正のオーバシュート, 正のパルス幅, 入上り
時間(10% 90%), 実効値, 上位スレシホルド,中位スレシ
ホルド,下位スレシホルド
カ-ソルで自動測定
時間・周波数差, 電圧差自動測定
FFT 動作時周波数測定
波形演算
加減乗除
高速フーリエ変換
方形窓、Hamming窓、Hanning窓、
Blackman窓
一般仕様
インターフェース
Universal Serial Bus (USB)
電源
USBからの電源供給
寸法
5.1" x 4.4" x 1.5"
4
3.SoftScopeのインストール
(注意!)SDS200をPCに接続する前に、必ずSoftScopeをインストール
してください。SDS200を接続した状態でSoftScopeをインスト
ールした場合、異常な作動をする恐れがあります。
1.インストールCDをCD−ROMドライブに入れます。
2.CDを入れると、自動的にインストールがスタートします。
もし自動的にスタートしない場合は、ウィンドウズのエクスプローラを利用し、
インストールCDのSetup.exeファイルを実行します。
3.SoftScopeのインストールがスタートします。
Nextボタンを押します。
4.プログラム使用権の契約に同意する場合は、YESボタンを押します。
5
5. 使用者情報と製品番号を入力した後、Nextボタンを押します。
6. インストールする経路を指定し、Nextボタンを押します。
7. 言語の設定を指定し、Nextボタンを押します。
6
8. グラフィックのモードを指定し、Nextボタンを押します。
9. インストール情報を確認した後、Nextボタンを押します。
10. インストールの進行状況が表示されます。
7
11. 必要なファイルのインストールが終わると、自動的にユーザーのシステムの
.DirectXのバージョンを確認します。
―
インストールされているDirectXのバージョンが6.0以上の場合、自動的に
10番の過程に移行します。
―
インストールされているDirectXのバージョンが6.0以下の場合、
自動的にDirectXのインストールがスタートします。
―
順番通りに、DirectX をインストールします。
―
DirectXのインストールの最後の過程である再起動(Rebooting)
をうながすダイアログボックスで確認を押します。
この後、再起動されずに 10 番の過程に移行します。
(注意!)SoftScopeを正しく利用するためには、6.0以上のDirectXが
必要です。
12. インストールが終わり、再起動をうながすダイアログボックスが表示されます。
Yesを選択しFinishボタンを押します。
(注意!)プログラムの使用前に再起動しなければ、正しくプログラムを利用できません。
13.すべてのインストールが完了しました
8
4.SDS200のデバイスドライバのインストール
(注意!)SDS200をPCに接続する前に、必ずSoftScopeをインストール
してください。次のインストール過程のうち、3番の過程はPCに最初に接続
する場合に限り一度だけ行われます。
1.
USBケーブルのA-TypePlugをPCのUSBポートに接続します。
2. ケーブルの反対側(B-TypePlug)をSDS200のUSBポートに
接続します。
3. PCが自動的に認識し、ディバイスドライバをインストールします。
9
5.手動でのSDS200.infのインストール
SDS200.infファイルが自動的に検出されない時は、以下のようなダイアログボ
ックスが画面に表示されます。
この場合、手動でSDS200.infファイルをインストールしてください。
1.Search
for a suitable driver for my device ボタンを押して下さい。
2. Specify a location を選択してください。
3. SDS200.infファイルは、提供されるCD-ROMのルートディレクトリにあるので、そこを指定し
て下さい。
10
4. SDS200.infが自動的に検出され、インストールされます。.
5. Finish ボタンを押します。
11
6.プローブ補正
SDS 200補正
1. 前回の補正時と周囲の温度差が10oC以上ある場合、補正する必要があります。
2. 補正の方法は附録を参照して下さい。
プローブ補正
1.
正しく作動させるためには、200MHz以上の帯域幅を持つプローブを使用してく
だ
.さい。
2. プローブを入力チャンネルに取り付ける度に、プローブを補正してください。
3. プローブの端をSDS200のCAL0.5ボルト出力端子につなげます。
4.
AUTOSETボタンを押します。
5. 補正過大や補正不足がある場合、理想的な矩形波が表示されるよう、
プローブの調整ねじで調節してください。
(正確に補正)
(過度に補正)
12
(補正不足)
2章.アプリケーションの例題
1.簡単な測定
1. SoftScopeを起動します。
2.
SoftScopeプログラムは、自動的にSDS200の内部状態及びUSBポー
ト
.でのPCとの接続状態を点検し、初期化データを読み込みます。
3. SDS200の左側にある信号端子にチャンネル1を接続します。
4.
5.
AUTOSETボタンを押します。
SoftScopeは、垂直、水平スケール及びトリガの数値を自動的に設定します
。
13
6. ドットを連結し線で表示
A. LINE-JOINボタンを押します。
B. さらに確実に波形を観測できます。
7. パーシスタンス効果の利用
A.
パーシスタンス効果は、アナログ・オシロスコープに似せるための技術です。波形の
以前の軌跡を保存し、頻繁に発生する波形をさらに正しく観測できます。
B. パーシスタンス・スクロールバーを移動します。
8. 波形の輝度の変更
A. 上記のパーシスタンスと同じ方法で使用します。
B. 輝度スクロールバーを移動します。
14
2.信号の細部分析
垂直スケールの変更(Volt/div)
電圧変更パネルの使い方
画面上の電圧変更パネルをクリックします。 ( チャンネル2も
1.
同じ方法で利用します。)
2. 変更するVolt/divを選択します
3. 目盛り当たりの電圧が変わります。
マウスの使い方
1.
電圧変更アイコンをクリックします。
15
A.カーソルの形が、チャンネル1を意味する「1」という数字で表示されます。
B.マウスの左ボタンを押すと、Volt/divの数値が大きくなります。
マウスの右ボタンを押すと、Volt/divの数値が小さくなります。
スクロールボタンがある場合、スクロールボタンを回すと電圧オフセットが移動します。
メニューの使い方
1.チャンネル Æ Ch1 Æ 垂直軸スケール設定
2.パネルとマウスの使い方と同じ方法で進めます。
キーの使い方
1.F1キーを押します。
2.パネルとマウスの使い方と同じ方法で進めます。
水平スケールの変更(Time/div 変更)
電圧変更パネルの使い方
1.
画面上の時間変更パネルをクリックします。
16
2.変更するTime/divを選択します。
目盛り当たりの時間が変わります。
マウスの使い方
1.
時間変更アイコンをクリックします。
17
A. カーソルの形が、Timeを意味する「T」という文字で表示されます。
B. マウスの左ボタンを押すと、Time/divの数値が大きくなります。
C. マウスの右ボタンを押すと、Time/div数値が小さくなります。
D.
スクロールボタンがある場合、スクロールボタンを押すとトリガポイントの位置が移
動します。
メニューの使い方
1.チャンネル
Æ タイムベース設定
2.パネルとマウスの使い方と同じ方法で進めます。
キーの使い方
1.F4キーを押します。
2.パネルとマウスの使い方と同じ方法で進めます。
カーソルを利用した測定機能
1.
アイコンをクリックすると、
にカーソルが変わります。
2 . 画面にカーソルを置いてマウスの左ボタンを押すと、測定を始めるポイントが定めら
れます。
18
3 . その状態でドラッグして、測定を終えるポイントでマウスの左ボタンを放すと、四角
形の領域が表示されます。
この四角形の領域を時間及び電圧軸として表示します。
アイコンを利用した測定機能
パーシスタンス(Persistence)
波形に残像効果を与え、以前の波形から現在の波形の変化を目で確認できます。黒白モー
ドでは256段階の明暗で表示され、カラーモードでは選択されたカラー領域に合わせて
19
表示されます。波形の色の選択は、オプションダイアログボックスで調節でき、時間を設
定して残像を残す時間を調節できます。
輝度(Intensity)
Track barを左右に動かし、画面に表示される波形の明暗を調節します。
各波形の明暗を調節することで、発生頻度による臨界値を設定できます。
AC/DC カップリング(Coupling)
ACまたはDCの出力波形を選択して画面に表示します。
ドット連結(Line Join)
SoftScopeは、基本的に波形を点として処理しており、Line
Joinを選
択すれば点の間を線で連結できます。この機能は、高周波成分を含んだ波形の観測などに
有効です。ただし、RISモードでは、Line Joinを実行できません。
カーソル
カーソルは、一般カーソルとFFTカーソルに分けられます。一般カーソルは、スタート
位置と終了位置を基準に波形の周波数と電圧を測定でき、高速フーリエ変換 ( FFT ) カ
ーソルは波形の主周波数を測定できます。
設定保存機能
SoftScopeの各環境は、プログラムが起動する際に環境ファイルから読み取って
環境を設定し、プログラムが終了する際に現在の環境を環境ファイルに保存します。
波形測定機能
波形を測定するアイコンを選択すると、ウィンドウが活性化・表示され、そこで選択され
た測定値が表示されます。10の数値を同時に測定できます。
20
波形測定ソフトウェアは、測定値を得るために内部的にヒストグラムを作り、データ値が
もっとも多く集まる数値を特定します。
Scale Factorの設定
各チャンネルのScale Factor値を設定します。
このScale Factor値はDisplayには適用されず、測定とDATファイルに保存される出力電圧
の値にのみかけられて表示されます。
21
上/下限(Upper/Lower Level)の設定
上/下限(Upper/Lower)の比率を設定します。
Rising Time 及び Falling Time を求めるためには、上/下限(Upper/Lower)の基準値を決めな
ければなりません。この機能を利用して全体の波形に対する上/下限の割合(%)し、この値
は入上下り時間を計算するのに使用されます。
22
最大値−最小値
ピーク・ピーク
最大振幅電圧
最大値
最小振幅電圧
最小値
ハイ−ロー
振幅
100%振幅として使用される値。ヒストグラム法を使
ハイ
用して一番頻度が高い値を使います。
0%振幅として使用される値。ヒストグラム法を使用
ロー
して一番頻度が高い値を使います
ローとハイの中でローから90%の電圧。
上位スレシホルド
ローとハイの中でローから50%の電圧。
中位スレシホルド
ローとハイの中でローから10%の電圧。
下位スレシホルド
平均電圧値
平均値
実效値電圧
失效値
1周期の平均電圧値
サイクル平均値
23
1周期の実効値
サイクル実効値
(最大値 − ハイ)/ 振幅 x 100%
正のオーバシュート
(ロー − 最小値)/ 振幅 x 100%
負のオーバシュート
1サイクルに要する時間。
周期
1/周期
周波数
10%振幅から90%振幅に要する立ち上がり時間。
入上り時間
90%振幅から10%振幅に要する立ち下がり時間。
入下り時間
1周期に含まれる、正極性パルス幅の比をパーセン
正のデュティ比
トで表示。
正のパルス幅/周期 x 100%
1周期に含まれる、負極性パルス幅の比をパーセン
負のデュティ比
トで表示。
負のパルス幅/周期 x 100%
50%振幅における正のパルス幅
正のパルス幅
50%振幅における負のパルス幅
負のパルス幅
24
トリガの調節
トリガチャンネルソースの選択
1.一つのチャンネルだけを使用する場合は、使用されるチャンネルが自動的にトリガ ソ
ースになりますが、二つのチャンンネルを使用する場合は、CH1/CH2の中からトリ
ガソースを選択します。
トリガソース選択ラジオボタンで該当するチャンネルを選
2.
択します。
3.メニューを利用して変更できます。
トリガ
Æ トリガソース CH1 or CH2
4.Ctrl+Tキーを利用して変更できます。
レベルの変更
1.
画面の右側にあるトリガレベルを移動すると、現在トリガしている位置を移動でき
ます。
キーボードを利用して直接数値を入力できます。
2.
ポイントの変更
1.
画面上部にあるトリガポイントの位置を表示するマーカーを移動すれば、現在の
トリガポイントの位置を移動できます。
2.
キーボードを利用して数値を入力できます。
トリガがかけられる条件の選択
1.
トリガが、正・負スロープのうちどのような条件でかけらるか選択するためには、
トリガアイコンをクリックしてください。
2. メニュー(トリガ Æ トリガ正・負スロープ)及びショートカットキー
(Shift+Ctrl+F3)も利用できます。
25
Delayがオンの状態でのTime/divの変更
1.
Delayアイコンをクリックして、Deleyをオンにします。
2.
その状態でTime/divを変更します。
3 . Deleyがオンの状態では、トリガポイントが同じ時間を表わすため、ポイントが
移動します。
Deleyがオフの状態でのTime/divの変更
1.
Delayアイコンを押してDelayをオフにします。
2.
その状態でTime/divを変更します。
3.Delayがオフの状態では、トリガポイントが同じ位置(画面上の%位置)を表わ
すため、トリガの位置が変わりません。
停止信号の処理/単発取り込み
停止信号
1.
停止信号ボタンか、単発取り込みボタンをクリックした後、トリガ条件に合うデ
ータが入力されれば停止状態となります
2 . 停止信号で電圧及び時間を変えるのは、前述のリアルタイム情報の分析方法と同様で
26
す。
3.停止信号の処理中には、トリガの位置を変えられません。
単発取り込み機能
1.単発取り込み機能は、特定のトリガ条件が満たされた場合に限り、1回データを収集す
る機能です。この機能は、リアルタイムモードの時だけ可能です。
2.
単発取り込み機能を使用するためには、単発取り込みボタンをクリックします。
ボタンをクリックすると、設定されたトリガ条件に合えば波形を収集して画面に表示し、
停止状態になります。
3.停止状態になった後、収集された信号を分析します。
4 . 停止状態で再び単発取り込みボタンを押すと前の動作が繰り返され、再び停止状態に
なります。
画面上のラベル記入
ラベル機能
波形が表示されたウィンドウにさまざまな情報を入力し、効果的に波形を分析できるよう
にします。波形のウィンドウにラベルを入力する方法は以下の通りです。
1.
ラベルアイコンをクリックします。
2.ラベル機能が選択されると、波形ウィンドウでのカーソルの形が「I」になります。
3.この波形ウィンドウで、お望みの位置でマウスの左ボタンをクリックします。
4.ダイアログボックスが表示されるので、エディタに記入したい内容を入力します。
27
5. フォントの色を変えたい場合は、カラーボックスをクリックします。
6.カラーボックスでお望みの色を選択し確認を押すと、色が変わります。
7.キーボードのEnterキーを押すと、入力が完了します。
ラベルの修正方法
1.ラベルアイコンをクリックします。
2.修正するラベルの上部でマウスの右ボタンを押します。
3.ラベルダイアログボックスが表示されるので、ラベルを修正します。
4.キーボードのEnterキーを押すかEditボタンを押せば、修正が完了します。
28
XY Plot
XY Plot の機能
XY Plotは2つのチャンネルのデータに関する相互関係を分析する作業をします。XY Plot
を利用すると、画面上にリサージュ(Lissajous)図形が表示されますが、これを利用して基
準波形に対する相対波形の周波数、振幅、位相などを比較するようにします。これで入出
力間の周波数、振幅、位相などを比較分析することができます。
平均(Average)機能
取得された波形を平均の数字の分だけ加えて平均を出して出力します。最低 2 つの波形か
ら最高 256 の波形までを移動平均(Moving Average)して画面に表示し、現在平均される波形
29
の個数は画面の右側の上段に表示されます。
Average 機能はリアルタイムモード及び ETS モードにのみ適用され、ロールモード及び
ETS モードを OFF した場合は、この機能を利用することができません。
30
3.データの保存及び出力
データの保存
現在画面に表示されているデータは、様々な種類のファイルで保存できます。
保存アイコンをクリックすると、以下のようなダイアログボックスが表示されます。
保存できるファイル形式
* テキストファイル
* jpg画像ファイル
* bmp画像ファイル
* excelファイル
* wordファイル
31
データファイルでの出力
波形をASCIIデータ形式で出力します。ASCIIデータで出力する方法は以下の通
りです。
1.メニュー
Æ ファイル
Æ 名前を付けて保存ツールバーで
をクリックします。
2.Directoryでデータファイルを保存する位置を選択します。
3.File Nameにデータファイルの名前を入力します。
4.OptionのTypeでDATを選択します。
5.Saveボタンを押すと、保存されます。
画像ファイルでの出力
波形をBMP、JPG形式の画像ファイルとして出力します。画像は波形だけではなく、波形に
対する各種の情報も出力できます。画像で出力する方法は以下の通りです。
32
1.メニュー
Æ ファイル
Æ 名前を付けて保存ツールバーで
をクリックします。
2.Titleを選択して、お望みのタイトルを入力します。
3.Includeで出力する情報を選択します。
4.Directoryで画像ファイルを保存する位置を選択します。
5.File Nameに画像ファイルの名前を入力します。
6.OptionのTypeで、Typeを BMP/JPGから選択します。
7.OptionのFormatで、画像ファイルの色を
Color/Black&Whiteから選択します。
8 . OptionのInvertBackgrondで、波形が出力される背景を反転す
るか選択します。Saveボタンを押すと、保存されます。
Ex)次は、Black WhiteのBMPで保存したファイルの例です。
33
クリップボードへのコピー
波形を画像としてクリップボードにコピーし、様々な用途に活用できます。
クリップボードにコピーする方法は以下の通りです。
1.メニュー
Æ ファイル
Æ コピーを選択します。
2.現在の波形に対する情報が、画像としてクリップボードにコピーされます。
3.お望みの場所で貼り付け(Ctrl+V)を実行すると、
画像ファイルが貼り付けられます。
4.貼り付けが可能な場所は、画像ファイルが入力可能なEditorプログラムです。
(Ex: MS Word、MS Excel、アレアハングル、
Paint Shop Pro、PhotoShopなど)
次は、MS Wordにクリップボードを利用して波形をコピーした画面です。
Excelファイルでの出力
波形をExcelファイルで出力し、Excelでの様々な作業を迅速に行えます。
Excelファイルで出力する方法は以下の通りです。.
1.メニュー
Æ ファイル
Æ Excelファイルで保存を選択します。
2.Excelファイルとして情報が出力されます。
3.情報は、ASCIIデータとグラフとして出力されます。
4.次は MS Excelに情報が出力された画面です。
34
Wordファイルでの出力
波形をWordファイルで出力し、Wordでの様々な作業を迅速に行えます。
Wordファイルで出力する方法は以下の通りです。
1.メニュー
Æ ファイル
Æ Wordファイルを選択します。
2.Wordファイルとして情報が出力されます。
情報は、基本的な情報と波形画像として出力されます。
プリンタを利用した出力
波形をプリンタで出力します。プリンタでの出力は以下の通りです。
1.メニュー Æ ファイル Æ 印刷、またはツールバーのアイコン
2.印刷プレビューアイコン
をクリックします。
をクリックすると、印刷される画面を見ることができます
。
3.確認ボタンを押すと、出力されます。
印刷プレビュー画面は、次の通りです。
35
36
3章.高級トリガ機能
1.高級トリガ機能
高級トリガ機能から普通のトリガ機能に戻すためには、高級トリガダイアログボックスで
エッジ、ロジック、パルス、ディレイの中からチェックされている部分を削除します。
エッジ(Edge)トリガ
エッジトリガは、ソース信号が正あるいは負の方向に通過する時にトリガをかけます。こ
の方式は、一般的にアナログ・オシロスコープで使用されます。エッジトリガの作動には
、ソース、スロープ、レベルの設定が必ず必要です。
Source:CH1/CH2
― ソースを選択します。
スロープ:
―
正・負スロープエッジ
ソースのスロープを選択します。
レベル:(+、ー)4垂直スクリーン分割(全体的なスクリーン範囲)
―
エッジトリガがかけられた場所で入力信号のレベルを選択します。レベルは、トリガ
レベルポイントで選択でき、画面の右側にあります。ソースは、ツールバーで選択できま
す。
37
ロジック(Logic)トリガ
ロジックトリガは、二つの入力チャンネルの間にトリガをかけます。AND、NAND、
OR、NOR、XOR、XNORを使用し、選択されると二つの入力が取り消されます。
CH1の状態:High/Low
― ロジックトリガの入力のため、チャンネル1を選択します。
CH2の状態:High/Low
― ロジックトリガの入力のため、チャンネル2を選択します。
ロジックの形態:AND、NAND、OR、NOR、XOR、XNOR
― ロジックの形態を選択します。
パルス(Pulse) トリガ
パルストリガは、入力信号がプリセット時間より短いか長い時にトリガをかけます。
条件:設定値より短長(Less than/More than)
―
パルストリガがプリセット時間より短い時にかけるか、長い時にかけるかを選択しま
す。
時間:10ns-167ms
― パルス時間を設定します。
デレーイ(Delay) トリガ
ディレイトリガは、二番目のトリガソースから一番目のトリガソースがキャッチされた時
、エッジ、ロジック、パルストリガの組み合わせから一番目のトリガがかけられたあと、
プリセット時間によってトリガがかけられます。
条件:イベントによるトリガ、時間によるトリガ(By Time/By Event)
―
必要な形態のディレイ条件を選択します。
ディレイ: By Time(10n∼167ms)、
.By Event(1-16777215
event)
二番目のトリガソース:CH1/CH2
―
二番目のトリガのソースを選択します。
二番目のトリガのスロープ :正・負スロープ
―
二番目のトリガのスロープを選択します。
38
2.FFT機能
FFT(Fast Fourier Transform、高速フーリエ変換)
現在表示される波形の周波数成分を分析する機能を行います。
1.
[FFT]アイコンをクリックすると、各種のFFT分析ができるダイアログボックスが
表示されます。
<FFT変換された電圧成分の場合、Voltで表示され、演算及びログ値に変換される場合には
、 rms(root mean square)値で表示されます。>
2. 画面左側のメニュー設定値についての説明は次のとおりです。
Channel
CH1/CH2のうち、どちらの信号を分析すべきかを決定します。
39
Window Type
どのフィルターを使って画面に表示するかを決定します。
No. of Freq Bins
フィルターのウィンドウサイズを決定し、ディスプレイされる
スペクトルのサイズを指定します。
Scale Type
表示されるY軸が線形か、またはログかを決定します。
Vertical Scale
表示されるY軸のVolt/DivまたはdBの単位のサイズを決定しま
す。
Frequency Scale
表示されるx軸の大きさを決定します。
x1、x2、x4、x8、x16は各倍数倍で画面に表示します。情報量
が画面より多ければ、画面上部のスクロールバーを動かして見
ることができます。
3. 画面上部のメニューバーに対する説明は次のとおりです。
:FFT情報を様々な形態で保存します。
Save As Text:FFT情報を周波数帯別の大きさで、テキスト形態で記録・保存します。
Save As Excel:FFT情報をMS Excelに記録して表を描きます。
Save As Bmp:FFT情報をBitmap形態で保存します。
Save As Jpg:FFT情報をJpeg形態で保存します。
:FFTの表示ウィンドウ内でカーソルをOn/Offします。
:FFTの表示ウィンドウ内のカーソルに対する情報を表示します。
上の例では、カーソルが指す位置の周波数が6.99kHzで、大きさが‐26.50dBであることを
意味します。
4. 画面下部の情報ウィンドウに対する説明は次のとおりです。
:基本周波数のハーモニクスに対する情報を表示します。
40
:FFTに関する各種の演算された情報を表示します。
上の値を次のような公式によって演算しました。
: 主周波数の大きさの値
: 全体のハーモニクスの大きさの値(主周波数を除く)
: 全体のノイズの大きさの値
(主周波数とハーモニクス、DC、Nyquistのbinにある値を除く)
: 全体のbinの個数
: 全体のハーモニクスbinの個数
: 全体のノイズbinの個数
SNR(Signal to Noise Ratio):ノイズと主周波数に対する大きさの比較値を表します。
ENOB(Effective Number of Bits) : 理想的な変換のためのbit数を表します。
SINAD(Signal to Noise and Distortion):ハーモニック成分が含まれたノイズと主周波数
に対する大きさの比較値を表します。
SNRと同じですが、ノイズ成分で見る点とハーモニックを含む点が異なります。
THD(Total Harmonic Distortion) : 主周波数のrms値に対するハーモニックのrms合計との
比率を表します。
41
SFDR(Spurious Free Dynamic Range):主周波数に対する、主周波数を除いて最も大きいサ
イズの周波数に対する比較値を表します。
: 主周波数を除いた、最も大きいサイズの周波数rms値
Total Power : 全体の周波数成分の大きさを表します。
: DCとNyquistを除いた全てのノイズ値
5. FFTの表示ウィンドウに対する情報は次のとおりです。
42
: 緑色の十字架はハーモニックを表し、赤色の十字架はカーソルの位置をそれぞれ表しま
す。
X軸は周波数を表し、Y軸はdBまたはVoltを表します。
縦横のスクロールバーは、X軸及びY軸の基準点を移動します。
43
3.Math機能
Math機能
Math機能は、二つのソースの波形信号から波形を演算して表示します。足し算
き算、
、引
掛け算、割り算の演算が可能で、その結果をお望みのサイズで見ることができま
す。
1. メニュー
Æ 波形演算/FFT
Æ 波形演算またはツールバーでアイコン
をク
リックします。
2.Src1で一番目のソースを選択し、Src2で二番目のソースを選択します。
3.Operatorで四つの演算のうち、一つを選択します。
4.Vertical ScaleでVolt/Divを調節します。
5.Zero Positionで結果を出力する位置を調節します。
これらの数値に関する説明は以下の通りです。
Src1/Src2
演算する波形のソースを決めます。
Operator
どのような演算をするか表示します。
Vertical Scale
表示されるY軸のVolt/Divを決めます。
Zero Position
表示される演算結果波形の基準位置を変更します。
次の画面は二つの波形を合わせた例です。
44
45
4章.ツールバー、メニュー、アイコンの説明
1.ツールバー
細部内容
1. 上書き保存
Bmp、jpg、datファイルで保存
2. 設定の呼出
State.iniファイルからの呼び出し
3. 設定の保存
State.iniファイルに現在設定を保存
4. 印刷
画像データのプリント
5. 印刷プレビュー
画像データの印刷プレビュー
6. オプション
画像データ及び画面オプションを設定
7. ドット連結
波形を線で連結
8. ラベル
画像データ及び画面にLabelを入力
9. パーシスタンス
パーシスタンス常数の設定
10. 輝度
波形の明暗の調節
11. 高速フーリエ変換
波形のFFT変換
12. 波形演算
波形の演算
13. カーソル
測定カーソルのオン・オフ選択
14. チャンネル1オン・オフ
チャンネル1のオン・オフ選択
15. チャンネル1入力カップリングAC/DC
チャンネル1の入力カップリングの
AC/DC選択
16. チャンネル1垂直軸スケール
チャンネル1のVolt/divの選択
17. チャンネル2オン・オフ
チャンネル2のオン・オフ選択
18. チャンネル2入力カップリングAC/D チャンネル2の入力カップリングの
C
AC/DC選択
19. チャンネル2垂直軸スケール
チャンネル2のVolt/divの調節
20. 水平軸スケール
Time/divの選択
21. 遅延取り込みオン・オフ
Delayのオン/オフ選択
22. トリガソース
トリガソースの選択
23. トリガ正・負スロープ
トリガのアップ/ダウンの選択
46
24. トリガオート・ノーマル
トリガのオート・ノーマルの選択
25. 高級トリガ
高級トリガ機能を選択
26. 開始・停止
波形取り込みの開始・停止
27. 単発取り込み
セットした条件が満たされれば停止
28. オートセット
自動で垂直・垂平軸をセット
47
2.画面表示の情報
SoftScopeには、現在の設定及び状態を表示する以下のようなウィンドウがあり
ます。
:
チャンネル1情報ウインドウ
* マウスでクリックし、設定された数値を変更できます。
* Volt/Div ― 現在の垂直軸スケールを表示します。
* カップリング情報ウィンドウ ― ACカップリングなのかDCカップリングなのかを表
示します。
* プローブ情報
―
1:1プローブでセットされているか、10:1プローブでセット
されているかを表示します。
: チャンネル2情報ウィンドウ
* チャンネル1と同様
: 時間情報ウィンドウ
* マウスでクリックすれば、電圧設定を変更できます。
* Time/div −
現在の水平軸スケールを表示します。
: ポイント表示ウィンドウ
* Delayがオンの場合は現在のトリガポイントを時間の基準にして表示し、Dela
yがオフの場合は%で表示します。
数値を入力すれば、入力値にしたがってトリガポイントが変更されます。
: bufferのトリガ位置表示ウィンドウ
:獲得したデータの中でのトリガの位置を示します。
:全体の獲得データを表示します。
:[ ]で表示された部分は画面上に見えるデータの大きさです。
:出力データの中のトリガの位置です。
:Time/divを変更した場合、画面を拡大/縮小する基本位置です。
48
:トリガ状況表示ウィンドウ
: トリガソースのチャンネルを表示します。
: トリガモードがオート(Auto)なのか、ノーマル(Normal)なのかを
表示します。
: 現在、トリガ正・負スロープなのか、高級トリガ状態なのかを表示します。
: 現在のトリガの設定、レベルの数値を表示します。
(数値の入力が可能です。)
: 現在の波形のトリガ状態の表示ウィンドウ
Auto trig‘d―現在トリガが入力されないため、自動的にトリガかけられます。
Waiting―現在トリガを待っています。
Trig‘d―現在トリガしています。
RIS waiting―RIS状態でトリガを待っています。
49
3.オプションの説明
Title
画像保存/印刷の時、タイトルを出力するための入力ウィンドウとタイトルを表
示するかを選択します。
Format
画像保存/印刷時のファイル形式をColor/Black&Whiteから選
択します。
Include : 画像保存/印刷時、各種の情報を出力するためのオプションを選択するウィンド
ウです。
Include Date
保存時間を出力するかを選択します。
Include Setup Information 波形の各種の情報を出力するかを選択します。
Invert Background
波形出力ウィンドウ背景を反転するかを選択します。
Grid View : 画像画面の出力/保存/印刷時、波形画面背景のスケールを選択します。
Boundary On
波形画面背景のスケールを表示します。
Cross On
波形画面背景の十字の基準線を表示します。
Grid On
波形画面背景のグリッドを表示します。
Channel Color Level
― 波形のColor Levelを選択します。
― チェックされた状態のチャンネルは、Colorレベルで画面に表示されます。
― チェックされていないチャンネルは、CH1は緑で表示され、CH2は黄色で表示され
.ます。
上の絵の状態で多数発生波形の色は赤い色です。
Up/Downボタンを利用してChannel Color Levelを調節できます
。
50
4.メニュー
File
Name
Sub
Menu
Load State
Operation
State.iniファイルからの呼び出
Short
Cut
F2
し
Save State
State.iniファイルに現在の設定
F3
を保存
Save As
bmp、jpg、datファイルで保存
Ctrl +S
Save As Word
Word文書で波形を保存
F4
Save As Excel
Excel文書で波形を保存
F5
Copy
波形をクリップボードにコピー
Ctrl + C
Option
画像データ及び画面オプションの設定
F6
Preview
画像データの印刷プレビュー
F7
Print
画像データのプリント
Ctrl + P
Exit
プログラムを終了
Ctrl + X
View
Name
Sub
Menu
Operation
Short
Cut
File Toolbar
ファイルツールバー表示のオン・オフ
Ctrl + F1
Display Toolbar
ディスプレイツールバー表示のオン・オ
Ctrl + F2
フ
FFT/Math Toolbar
FFT/波形演算ツールバー表示のオン・
Ctrl + F3
オフ
Channel Toolbar
チャンネルツールバー表示のオン・オフ
Ctrl + F4
Trigger Toolbar
トリガツールバー表示のオン・オフ
Ctrl + F5
Run/Stop Toolbar
開始・停止ツールバー表示のオン・オフ
Ctrl + F6
51
Channel
Name
Sub Menu
Operation
ShortCut
CH1
On/Off
チャンネル1のオン・オフ
Shift + F1
AC/DC
カップリングのAC/DC選択
Shift + F2
Volt/Div‘+’
Volt/div増加
Shift + F3
Volt/Div‘-’
Volt/div減少
Shift + F4
Select Volt/Div
Volt/div設定
Shift + F5
Probe Attenuation
プローブ減殺比設定
Shift + F6
On/Off
チャンネル2のオン・オフ
Shift + F7
AC/DC
カップリングのAC/DC選択
Shift + F8
Volt/Div‘+’
Volt/div増加
Shift + F9
Volt/Div‘-’
Volt/div減少
Shift + F10
Select Volt/Div
Volt/div設定
Shift + F11
Probe Attenuation
プローブ減殺比設定
Shift + F12
‘+’
Time/div増加
Shift + Ins
‘-’
Time/div減少
Shift + Del
Select Time
タイムベース設定
Ctrl + T
Delay On/Off
遅延取り込みのオン・オフ
Ctrl + d
Cursor
測定カーソルのオン・オフ
Ctrl + U
Set Scale Factor
CH2
Set Scale Factor
Time Scale
XY Plot On/Off
Ctrl + Y
Display
Name
Sub Menu
Operation
ShortCut
Line Join
波形を線で連結
Ctrl + J
Label
画像データ及び画面にラベルを入力
Ctrl + L
Persistenc
パーシスタンス常数の設定
Ctrl + E
輝度の増加
Ctrl + Inc
輝度の減少
Ctrl + Del
e
Intensity
+
Intensity
-
52
MATH/FFT
Name
Sub
Operation
ShortCu
Menu
t
Math
加減乗除の波形演算
Ctrl + m
FFT
高速フーリエ変換
Ctrl + F
Run/Stop
Name
Sub
Operation
ShortCut
Run/Stop
波形取り込みの開始・停止
Ctrl + R
Single Shot
セットした条件が満たされれば停
Ctrl + H
Menu
止
Auto Set
自動で垂直・垂平軸をセット
Ctrl + A
Operation
ShortCut
Trigger Source CH1
トリガソースをCH1に
Shift+Ctrl+F1
Trigger Source CH2
トリガソースをCH2に
Shift+Ctrl+F2
Trigger Up/Down
トリガのアップ/ダウンの選択
Shift+Ctrl+F3
Auto/Normal
トリガのオート・ノーマルの選択
Shift+Ctrl+F4
Advanced Trigger
高級トリガ機能を選択
Shift+Ctrl+F5
Trigger
Name
Sub
Menu
Measure
Name
Sub Menu
Operation
ShortCut
Volt
Peak To Peak
電圧のピーク・ピーク測定
Ctrl+Alt + P
Maximum
電圧の最大値測定
Ctrl+Alt + X
Minimum
電圧の最小値測定
Ctrl+Alt + N
Amplitude
電圧の振幅測定
Ctrl+Alt + A
Top
電圧のハイ測定
Ctrl+Alt + T
Base
電圧のロー測定
Ctrl+Alt + B
53
Time
Upper
電圧の上位スレシホルド測定
Ctrl+Alt + U
Middle
電圧の中位スレシホルド測定
Ctrl+Alt + m
Lower
電圧の下位スレシホルド測定
Ctrl+Alt + L
Mean
電圧の平均値測定
Ctrl+Alt + E
Cycle mean
電圧のサイクル平均値測定
Ctrl+Alt + C
RMS
電圧の実効値測定
Ctrl+Alt + R
Cycle RMS
電圧のサイクル実効値測定
Ctrl+Alt + Y
Positive Overshot
電圧の正のオーバシュート測定 Ctrl+Alt + S
Negative Overshot
電圧の負のオーバシュート測定 Ctrl+Alt + G
Period
波形の周期測定
Ctrl+Alt + I
Frequency
波形の周波数測定
Ctrl+Alt + F
Rise Time
波形の入上り時間測定
Ctrl+Alt + R
Fall Time
波形の入下り時間測定
Ctrl+Alt + Z
Positive Duty Cycle
波形の正のデュティ比測定
Ctrl+Alt + E
Negative Duty Cycle
波形の負のデュティ比測定
Ctrl+Alt + d
Positive Pulse Width
波形の正のパルス幅測定
Ctrl+Alt + W
Negative Pulse Width
波形の負のパルス幅測定
Ctrl+Alt + H
Set Uppe
r/Lower
Level
Util
Name
Sub Name
Operation
ShortCut
零点をセッティング
Shift+Ctrl+F6
Operation
ShortCut
Help
ヘルプファイルをオープン
F1
About
SoftScopeの情報
F9
Zero Calibration
ヘルプ
Name
Sub Name
54
付録
1.オシロスコープの作動モード
リアル(Real)モード
一度の波形取り込みで得たデータを直ちに画面に表示する方法です。実際の波形にもっと
も近い波形を得られますが、最大サンプリング・レートがA/Dコンバータの最大サンプ
リング・レートと同じであるため、入力信号が高周波数の場合は測定に限界があります。
RIS(Random Interleaved Samp
ling)モード
一つの波形を構成するデータを一度に得るのではなく、数回に分けて取り込んだ後、これ
らを組み合わせて波形を作り出す方式です。正確な組み合わせのため、TDC回路で発生す
るタイムオフセット値が必要です。最大サンプル周期より小さい信号を測定するTDC回
路を使用して、リアルタイムモードのサンプリング・レートの限界を克復できます。
次の例を見ると、最初のデータ収集が1番と表示され、次のデータ収集は2番と表示されて
います。このとき時間間隔「T」は、任意に定められます。こうした作業を繰り返しサンプ
リングデータ間のデータを収集し、高いサンプリング・レートを持つA/Dコンバータを
使用した場合と同様の効果を発揮します。
SDS200は、200ps(ピコセコンド、10-12)の時間解像度を持つRISモードで作
動します。
<RIS波形取り込の例>
55
ロール(Roll)モード
低周波の信号の表示は、データの収集と表示に多くの時間がかかるため、不便な作業を強
いられてきました。これを解決するために、リアルタイム波形取り込みから得たデータを
デッドタイムなしに画面の右側から左側へと移動しながら表示します。
これでデータが流れるように表示され、時間の遅延なしに低周波の信号を観測できます。
SDS200は、時間の領域によって以下の作動モードでデータをサンプリングします。
Time/div
2ns 4us
10us 400ms
1s 10s
サンプリングモード
RISモード
リアルタイムモード
ロールモード
56
2. SoftScopeのバッファ構造
SoftScopeのバッファ及びデータ構造
基本的に SDS 200 は一度に 10,000 点のデータを収集して PC に伝達します。しかしこの値
は ETS モード、RIS/RT モード、Roll モードに対して少しずつ変わります。SoftScope はこ
れに関係なく全てのデータを受け取ることができるように、16bit unsigned の type を持つ
10,000 のデータを保存することができるメモリーが 2 個あります。
10,000
バッファ 1
バッファ 2
SDS200 から来るデータは 12 ビットになっており、このデータにキャリブレーション情報
がかけられて正確なデータが作られます。このデータをもう一度現在の volt/div の設定に従
って一定の値をかけてはじめて物理的な信号が作られます。SoftScope は基本的に 12 ビッ
トのデータ(0 – 4095)を利用し、画面にデータを出力し、外部にデータを伝達する時にのみ
電圧値に変換されます。
MMFバッファーの構造
SoftScope は Win32 で提供される MMF(Memory Mapped File)を使用して、外部プログラム
と通信することができます。このために現在 9 つの情報データと、上の 2 つのバッファー
を処理するための 20,000 点のデータを共有メモリーとして持ちます。このデータは不動小
数点の形で保存されます。
ヘッダ(9 つ)
データ(20,000)
*(pCounter)
*(pCounter + 9)
57
9 つのデータは次のような意味を持ち、pCounter という float * のポインタでアクセス可能
です。
ア) *(pCounter+0) : CH1 On/Off.
イ) *(pCounter+1) : CH2 On/Off
ウ) *(pCounter+2) : 現在の波形のデータサイズを意味。
エ) *(pCounter+3) : 現在の保存されたデータの時間間隔を意味。
オ) *(pCounter+4) : トリガーソース
カ) *(pCounter+5) : トリガー状態 – AUTO(0)/NORMAL(1)
キ) *(pCounter+6) : トリガーのUp/Down 状態 – DOWN(0)/UP(1)
ク) *(pCounter+7) : トリガー電圧レベル値
ケ) *(pCounter+8) : 画面 X 軸上のトリガー位置
このうち *(pCounter + 3) に保存された数字は次のような意味を持ちます。
リアルタイムモード(Real Time Mode) - Time/Div : 10us ‐
400ms
SDS 200 は一度にデータを 10,000 点収集して PC に伝達します。2つのチャンネルを同時
に使用する場合、バッファを半分に分けて、最初の部分は 1 番チャンネルが、2番目の部
分は 2 番チャンネルが使われます。
これから使用する変数は、次のように定義されています。
#define DATA_SIZE 10000
// 全体のデータサイズ
#define HALF_DATA_SIZE 5000
// データサイズの 1/2
#define RESERVE 9
// 9 つのヘッダ情報
1. 1チャンネルのみ使用する場合(10,000点使用)
58
SoftScope のバッファ
10,000
CH 1
バッファ 1
バッファ 2
不使用
MMF のバッファ
ヘッダ
10000 点使用
不使用
2. 2チャンネルを使用する場合(1チャンネル当り5,000点使用)
SoftScope のバッファ
5,000
CH 1
バッファ 1
バッファ 2
5,000
CH 2
不使用
MMF のバッファ
ヘッダ
1 チャンネル当り 5000 点
1 チャンネル当り 5000
不使用
EX) チャンネル1、2にバッファを割り当てる場合
*(pCounter + RESERVE ) = CH 1 データの開始
*(pCounter + RESERVE + HALF_DATA_SIZE) = CH 2 データの開始
ロールモード(Roll Mode) - Time/Div : 1s ‐ 10s
ロールモードはTime/div が非常に遅い場合に全てのデータを一度に受け取るのに非常に時間が
59
かかるので、少しずつデータをリアルタイムで受け取り、これを画面に流れるようにまくモード
のことをいいます。結果的に画面が右側から左側に流れるように見えます。
ロールモードは1チャンネル当り3000点のデータを受け取るので、リアルタイムモードが1 x
軸当り20点を写すのとは違って1 x 軸当り6点のデータを出力します。
バッファの使用も1チャンネルを使用する時、リアルタイムモードはCH1/CH2と関係なく全ての
バッファを使用するのとは違って、ロールモードではCH1の場合は 0 – 2999 番目のバッファ
を、CH2の場合は5000 – 7999番目のバッファを使用します。.
1. 1チャンネルのみつけた場合 (1チャンネル当り3000点のみ使用)
SoftScope のバッファ (CH1 使用する場合)
5,000
バッファ 1
CH 1
5,000
CH 2
不使用
バッファ 2
不使用
SoftScope のバッファ (CH2使用する場合)
5,000
バッファ 1
5,000
CH 1
不使用
CH 2
バッファ 2
不使用
2. 2チェンネル同時に使用する場合(1チャンネル当り3000点のみ使用)
5,000
5,000
CH 1
CH 2
60
*(pCounter + RESERVE ) = CH 1 開始点;
*(pCounter + RESERVE + HALF_DATA_SIZE) = CH 2 開始点;
ヘッダ
CH1
CH2
不使用
Equivalent Time Sampling Mode (ETS Mode) - Time/Div :
100ns ‐ 2ns
ETSモードは2つのチャンネルを同時に使う時にも1チャンネル当り10,000点のデータを使用
します。
200ns/div 以下はソフトウェア的な処理でハードウェア的には同一です。
3. 1チャンネルのみつけた場合(10,000点使用)
SoftScope のバッファ (CH1 使用する場合)
10,000
CH 1
バッファ 1
バッファ 2
不使用
SoftScopeのバッファ(CH2を使用する場合)
バッファ 1
不使用
10,000
バッファ 2
CH 2
MMF のバッファ
ヘッダ
10000 点使用
不使用
EX) チャンネル 1 にバッファを割り当てる場合
*(pCounter + RESERVE) = CH 1 の開始
61
4. 2チャンネルをつける場合
10,000
CH 1
バッファ 1
10,000
バッファ 2
CH 2
MMF のバッファ
ヘッダ
10,000 点使用(CH1)
10,000 点使用(CH2)
チャンネル 1、2 にバッファを割り当てる場合
*(pCounter + RESERVE) = CH 1 の開始
*(pCounter + RESERVE + DATA_SIZE) = CH 2 の開始
RIS-RT Mode - Time/Div : 100ns ‐ 2ns
ETS モードと時間の領域では同じですが、ETSモードがデータを部分的に受け取って波形
を再構成する一方、RIS-RTモードは1回に受け取ったデータをSinc インターポレーション
します。
62
3. SoftScopeとの通信プログラミング
メッセージを利用したSoftScope制御
SoftScopeに命令を下すために、Win32のSendMessage APIを利用すればいいです。この時、命
令を下す側や、命令を受け取る側の全ての共通したMESSAGEフォーマットを持たなければなり
ませんが、次のようなメッセージが定義されています。
SendMessage APIの使い方は次の通りです。
各々のメッセージに対する説明
1.
2.
3.
Channel On/Off
Message
WM_CHANGE_ONOFF
Parameter
上位 16bit => Channel、下位 16bit => On/Off
Channel
CH1 = 0, CH2 = 1
On/Off
Off = 0, On = 1
Channel AC/DC Coupling
Message
WM_CHANGE_ACDC_COUPLING
Parameter
上位 16bit => Channel、下位 16bit => AC/DC Coupling
Channel
CH1 = 0, CH2 = 1
AC/DC Coupling
DC_COUPLING = 0, AC_COUPLING = 1
Channel Volt/Div
Message
WM_CHANGE_VOLT_DIV
Parameter
上位 16bit => Channel、下位 16bit => Volt/Div
Channel
CH1 = 0, CH2 = 1
Volt/Div
10mV/Div = 1, 20mV/Div =2, 50mV/Div = 3,
100mV/Div = 4, 200mV/Div = 5, 500mV/Div = 6,
1V/Div = 7, 2V/Div = 8, 5V/Div = 9, 10V/Div = 10
4.
Channel Offset(Display)
Message
WM_CHANGE_VOLT_OFFSET
63
Parameter
上位 16bit => Channel、下位 16bit => Offset
Channel
CH1 = 0, CH2 = 1
Offset
Display で Y の座標サイズが 400 の時 Offset 0V である場合は
200 を基準とします。従って 0 の時は、Offset Volt が現在設定
された Volt/Div の–4 倍の値になり、400 の時は Volt/Div の 4
倍の値になります。
例) Volt/Div が 1V/Div の時 Offset は
0 : -4V, 200 : 0V, 400 : 4V
5.
Change Time/Div
Message
WM_CHANGE_TIME_DIV
Parameter
Time/Div
Time/Div
2ns/Div = 0, 4ns/Div = 1, 10ns/Div = 2,
20ns/Div = 3, 40ns/Div = 4, 100ns/Div = 5,
200ns/Div = 6, 400ns/Div = 7, 1us/Div = 8,
2us/Div = 9, 4us/Div = 10, 10us/Div = 11,
20us/Div = 12, 40us/Div = 13, 100us/Div = 14,
200us/Div = 15, 400us/Div = 16, 1ms/Div = 17,
2ms/Div = 18, 4ms/Div = 19, 10ms/Div = 20,
20ms/Div = 21, 40ms/Div = 22, 100ms/Div = 23,
200ms/Div = 24, 400ms/Div = 25, 1s/Div = 26,
2s/Div = 27, 4s/Div = 28, 10s/Div = 29
6.
7.
8.
Change Trig Source
Message
WM_CHANGE_TRIG_SOURCE
Parameter
Channel
Channel
CH1 = 0, CH2 = 1
Change Trig Slope
Message
WM_CHANGE_TRIG_SLOPE
Parameter
Slope
Slope
DOWN_EDGE = 0, UP_EDGE = 1
Change Trig Position
Message
WM_CHANGE_TRIG_POSITION
Parameter
Trig Position
64
Trig Position
Display で Y の座標サイズが 400 の時、Trig Position 0V の場
合には 200 を基準とします。従って 0 の時は Trig Position が
現在設定された Volt/Div の–4 倍の値になり、400 の時は
Volt/Div の 4 倍の値になります。
例) Volt/Div が 1V/Div の時、Trig Position は
0 : -4V, 200 : 0V, 400 : 4V
9.
Change Trig Auto/Normal
Message
WM_CHANGE_TRIG_AUTO_NORMAL
Parameter
Trig Auto/Normal
Trig Auto/Normal
AUTO = 0, NORMAL = 1
10. Change Delay On/Off
Message
WM_CHANGE_TIME_DELAY
Parameter
Delay On/Off
Delay On/Off
OFF = 0, ON = 1
Memory Mapped Fileを検索してデータを読む
* Memory Mapped File の Handle を検索して開く
* Memory Mapped File でデータを読む
(例題)
res = *(pCounter + RESERVE + 0);
具体的なプログラミングに対する例題は、インストール時に提供されるプログラムを参考
にしてください。
現在 Visual C++/MFC 及び C++ Builder/VCL で例題が提供されます。
次は例題プログラムを実行した時の画面です。
65
4. 零点補正
1.CH1のアース端子をテスト端子に接続します。
2. メニューから、ユーティリティー → 零点補正を選択します。
66
3. 自動的に零点補正が行われます。
67
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