にじいろの風44号2012 そよ風号

にじいろの風44号2012 そよ風号
にじいろの風 Vol.44
2012 年度・3 月
CAP(キャップ)とは、Child Assault Prevention の略です。
「子どもへの暴力防止」を目的にしたプログラムです。
すべての子どもに安心して、自信をもって、自由に生きる
「子どもに特に大切な3つの権利」があります。
なぜなら、あらゆる暴力は子どもから「安心・自信・自由」を奪うからです。
CAP は、子ども自身に自分の大切なこころと身体を守るための
知識とスキルを提供する人権教育プログラムです。
そして……
「にじいろCAP」は“豊かで魅力的なまちづくり” のために働いています。
子どもが暴力を受けずに、発達成長していける地域をコーディネートします。
CAPプログラムと、CAP哲学を応用したさまざまなプログラム、
ワークショップ、講演会等を提供しています。
地域行政やNPOとのネットワークを大切にしています。
2011 年度は約 400 回のワークショップや研修を行いました。
まずは、ご要望を私たちにお聞かせください。
NPO 法人にじいろ CAP
さがエリア CAP 連合事務局
≪久留米事務所≫〒830-0037 久留米市諏訪野町 1926-1-506
[email protected]
http://www.niji-cap.html.tv/
FAX:0942-39-7405(fax 番号が変わりました!)
≪三潴事務所≫〒830-0416
≪佐賀事務所≫〒849‐0202
三潴郡大木町八町牟田 38-2
佐賀県三養基郡みやき町蓑原 1771-4(笹川様気付)
1
日本の子どもの貧困率
未だ私たちの中には
日本は豊かな国だという思い込みがあるようです。
現実は OECD 加盟 34 か国の先進国の
貧困な子ども数の 10 人に 1 人は日本の子どもです。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/122784.html
私たちは何のために働いているのでしょうか?
私たちは何のために学ぶのでしょうか?
目の前の小さなことではなく
孫や、その子ども達が暮らす日に備えて
自分を活かしていきましょう!
NPO 法人にじいろ CAP では
これからの「人づくりまちづくり」を
コーディネートも考えています。
豊かで魅力的なまちづくりには
子どもや子育てを周辺化させないことが
必要だからです。
目次
にじいろ日記 .............................................................................. 3
私のフェミニズム .......................................................................... 8
施設でのワークショップ ................................................................... 11
ひとり親家庭のママのホンネ ............................................................... 12
福島の現状を知って ....................................................................... 13
暴力は“川の水が上流から下流に流れるように”女性に、子どもに .............................. 14
読んでみてみて!! 『ありがとう、フォルカーせんせい』.................................... 15
子どもワークショップ風景 ................................................................. 16
2
にじいろ日記
八女市立黒木小学校:福岡県事業「保護者と学ぶ児童生徒の規範授業」防犯
11 月
清心慈愛園子どもワークショップ
就学前子ども2グループ
小城市保護者向け子育て支援ワークショップ
小城市立晴田小学校
保護者ワークショップ
小城市立晴田小学校
4 年子どもワークショップ 2 クラス
福岡市南区筑紫丘中学校
保護者ワークショップ
福岡市舞鶴公民館・男女共同参画推進委員会主催講演会
小城市立晴田小学校 5 年子どもワークショップ 2 クラス
筑後市主催 教職員のための虐待防止ワークショップ
三潴郡大木町主催
上牟田口お茶の間学級にておとなワークショップ
小城市児童センターにて
保護者向け子育て支援ワークショップ゚
小郡市立小郡小学校保護者ワークショップ
小郡市立大原小学校保護者ワークショップ
小郡市立大原小学校 5 年子どもワークショップ 2 クラス
佐賀県私立幼稚園連合会
全体研修会にて講演
小城市立砥川小学校4年子どもワークショップ・5 年子どもワークショップ
鹿島市主催 児童虐待防止研修会 市職員・保育園・幼稚園職員
小郡市立石小学校保護者ワークショップ
小郡市立立石小学校 3 年子どもワークショップ1クラス
築上町主催 児童虐待防止講演会
多久市立西渓中学校
1 年中学生ワークショップ 2 クラス
小城市立芦刈小学校
5 年子どもワークショップ 2 クラス
佐賀市立春日北小学校保護者ワークショップ
佐賀市立春日北小学校 4 年子どもワークショップ 2 クラス
佐賀市立春日北小学校 5 年子どもワークショップ 2 クラス
小城市就学前保護者ワークショップ゚
小城市立芦刈小学校 4 年子どもワークショップ 2 クラス
子どもの居場所のための研修
朝倉高校保護者会
セミナー
★11 月は児童虐待防止月間ということもあり、たくさんの方たちと「子どもの人権」についてお話さ
三日月小学校
こどもワーク
4 年 4 クラス・5 年 4 クラス
せてもらったり、ご意見を頂戴したりすることができました。
小郡市役所主催:DV 被害者支援パネルディスカッション
また自治体が子育て・子育ち支援事業全体をどのようにコーディネートしたらよいのか、とご相談い
ただくことも多くなり光栄であり、身が引きしまる思いをしています。スタッフ一同、学び続けます
<(_ _)>
3
12 月
子どもにやさしいまちづくりネットワーク「第 11 回市民フォーラム」
武雄市杵藤保健福祉事務所主催
児童虐待防止研修会
佐賀家庭教育相談員研修会(あばんせ)
清心慈愛園・乳児園
職員ワークショップ
JsPCAN(日本子どもの虐待防止
福岡県事業
龍馬高知大会)
保護者と学ぶ児童生徒の規範意識授業
東花畑小
5 年生
CAS-K サポーターズ養成講座
久留米市事業
みやま市人権の集いくすのき館
児童虐待防止ワークショップ
伊万里市保健福祉事務所 母子保健福祉事業 児童虐待防止研修会
福岡市城南区要保護児童支援地域協議会主催の「虐待防止研修会」
佐賀市立松梅小学校保護者ワークショップ
佐賀市立松梅小学校・3・4 年複式学級子どもワークショップ
福岡県事業
保護者と学ぶ児童生徒の規範事業
朝倉市蜷城小学校5~6年
沖縄県宮古島市
児童養護施設漲水学園
職員ワークショップ
沖縄県宮古島市
児童養護施設漲水学園
子どもワークショップ
(幼児・小学生・中学生)
沖縄県宮古島市事業
沖縄県宮古島市
宮島市立久松中学校
沖縄県宮古島市
宮古総合実業高校
宮古市
デートDV予防ワークショップ
デート DV 予防ワークショップ
デート DV 予防ワークショップ1・2・3年
保護者・支援者ワークショップ
佐賀市立

宮古島市立北中学校
春日北小学校
教職員ワークショップ
12 月は人権月間です。多くの地域に「子どもへの虐待防止」ということで講演依頼も多くなりまし
た。久留米市子ども未来部
家庭子ども相談課の委託事業として数年間取り組んできた CAS サポ
ーターズ養成講座は、口コミもあって楽しみに受講してくださる方も増えました。以前受講なさっ
た方が改めて受講したいとリピーターとして受講くださることもありました。私たちは「子どもを
育てる仲間」として、安心して話せる人たちとの時間を本当に大切にしたいと考えています。感謝
してもしきれないほどの応援を頂いています。

12 月は沖縄県宮古島市保健福祉センターからの委託事業として、デート DV 予防ワークショップを
届けにいきました。12 月というのに 25℃という日もありました。温かいのは気温だけではありま
せんでした。人が本当に温かいのです。決して裕福な自治体ではありませんし、産業も厳しい土地
です。だからこそ、宮古島の人たちは互いを支え合う仕組みを知恵として持っています。オトーリ
文化もその 1 つでしょう。子どもたちと語っていると、人への尊敬の念と、多くの大人との接点が
数多くあることがうかがえました。

みやま市の「くすのき館」というコミュニティセンターの館長さんは素晴らしいおじい様でした。
小学校校長をなさっていたそうです。温かで賢く、地域のおじ様おば様たちが館長さんのことを心
から尊敬していらっしゃいました。その館長さんが数十歳も若い重永に対して敬意を払い学ぼうの
なさる立派さに恐縮しました。こんな年齢の重ね方をしなければ、と強く決意した瞬間でした。
4
CAP センター・JAPAN 事業 CAP スペシャリスト資格更新のためのトークタイム研修(久留米)
久留米市立船越小学校 教職員ワークショップ(WAM 事業)
児童養護施設 荒尾シオン園 職員ワークショップ
久留米市事業
CAS 子育て応援講座「乳幼児編」
久留米市事業
CAS 子育て応援講座「思春期編」
1月
福岡市城南区事業 民生委員虐待防止研修
多久市事業 保育士向けワークショップ①グループ
福岡県事業 保護者と学ぶ生徒児童の規範授業 八女市立中広川小学校 5 年
福岡大学付属大濠高校 デート DV 予防ワークショップ
第 4 回 子ども理解を深めるための連続講座 IN KURUME 村瀬嘉代子氏(共催事業)
佐賀市立三瀬小学校保護者ワークショップ
佐賀市立三瀬小学校 4 年子どもワークショップ・5 年子どもワークショップ
基山町私立基山小学校 5 年子どもワークショップ 3 クラス
佐賀県放課後児童クラブ連絡会主催「家庭教育相談員研修」
佐賀市立中川副小学校保護者ワークショップ
佐賀市立中川副小学校 4 年子どもワークショップ・5 年子どもワークショップ
福岡市西区内浜保育園 保護者ワークショップ
佐賀市立思斉小学校保護者ワークショップ
佐賀市立思斉小学校 4 年子どもワークショップ3クラス

今年で第 4 回目を迎えた「子ども理解を深めるための連続講座 in KURUME」を実施できました。
福岡県久留米児童相談所と、久留米市子ども未来部家庭子ども相談課と、親と子のこころの対話研
究会、
そして NPO 法人にじいろ CAP の 4 団体が官民の領域を超えて、
子どものことを理解しよう、
そのために共に学ぼうと開催している事業です。この講座自体も全国的にも有名な方たちをお迎え
して誇らしいのですが、この事業を行うために官民が集まり、おしゃべりし、時にはご飯を囲んで
活動できていることが更に誇らしいところです。そんなつながりがあって「子どもへの虐待」をな
くしたい、という思いを共有できるからです。まだまだ未熟ですが確実に良い方向に進めたい、そ
の一心で事業を通した活動を行っています。来年度もいい企画を立てます、ご期待ください。

右の写真は福岡市西区にある内浜保育園の園庭の写真で
す。先生たちがイキイキと働いていらっしゃって潔いの
です。子どもたちは言葉が豊富で、表情豊かでワークシ
ョップをやっていても本当に楽しい楽しい時間でした。
幼児期の子どもにもっともっと CAP を届けたい。

CAS 子育て応援講座には会場に入りきれないほどの方
にお集まりいただきました。来年度はもっと具体的にも
っと楽しくお届けしますね!乞うご期待。
5
佐賀市立思斉小学校 5 クラス年子どもワークショップ 3 クラス
小郡市立御原小学校保護者ワークショップ
2月
小郡市立御原小学校 1 年・4 年子どもワークショップ
久留米市立船越小学校 保護者ワークショップ
久留米市立船越小学校 1 年・3 年・5 年子どもワークショップ
部落解放同盟筑紫地区協議会 南支部保護者会・育成会合同 子育て学習会
多久市保育士向けワークショップ②
飯塚市男女共同参画DV・子育て支援ワークショップ
佐賀市立高木瀬小学校 4 年子どもワークショップ 3 クラス
佐賀市立高木瀬小学校 5 年子どもワークショップ 2 クラス
佐賀県有田町 児童虐待防止対策研修会
大川市三又幼稚園こどもワーク
高木瀬小学校 おとな・4 年×3・5 年×2
久留米市立西牟田小学校教職員ワークショップ(WAM 事業)
豊かで魅力的な人づくり町づくりのための地域ワークショップ in みやき町
部落解放同盟筑紫地区協議会 美咲・岡田・永岡 3 支部合同 子育て学習会
第4回子ども理解を深める連続講座 in KURUME 西澤哲氏
大木町大溝小学校保護者ワーク
福岡県事業 保護者と学ぶ児童生徒の規範授業 香椎第三中学校 1 年生
大木町立大溝小 4 年生子どもワークショップ 3 クラス
福岡県情緒障がい児短期治療施設いずみ園 小学生・中学生ワークショップ
佐賀県 DV 総合対策センター・相談員スーパーバイズ
多久市保育士向けワークショップ③
いずみ園(福岡県情緒障がい児短期治療施設)職員研修
福岡市南区事業「子育て教室」

2 月と言えば節分です。いろんなところで鬼にふんした人たちが子どもたちの前に現れます。幼児
期の子どもたちが鬼を恐れて大人のいう事をよく聞くということを利用したアプリがあることをご
存知ですか?「鬼電アプリ」と言います。親の言うことを聞かない子どもに「鬼さんが怒るよ」と
脅かして、大人の思い通りにしようとするアプリです。何度も言っていると「鬼さんなんて来ない
もん」というものなら「じゃ鬼さんにかけよう」といってこのアプリ登場です!
子どもは泣いて親の言うことを聞かざるを得ないっていう魂胆です。大人は面白
がっているのかもしれません。いや、何とか子どもを寝かせつけたい一心かもし
れません。でも、幼児期の子どもたちの発達に決してよい影響はありません。幼
児期の子どもにとって本当に怖いのです。自分を守ってくれる人だと学習してい
る親子の関係で、恐がらせる必要はありません。それに興奮しちゃったら余計に
眠れないですものね。しつけは「子どもが自分のコントロールできるように援助
すること」です。楽しい方法をみつけましょうね。
6
3月
鹿児島県教職員組合北薩支部女性部統一学習会
Support of child サポーターズ養成講座 CAP おとなワークショップ
福岡市西区内浜保育園子どもワークショップ4グループ(3 日間)
佐賀県有田町事業 児童虐待防止対策研修会
児童養護施設 荒尾シオン園子どもワークショップ
福岡市立城原小学校 5 年子どもワークショップ3クラス
保護者と学ぶ児童生徒の規範授業 みやま市立開小学校 4 年
部落解放同盟筑紫地区協議会 京町支部 共に育つ会 子育て学習会
15 年後のまちを活性化させるためのちょっと長い目プロジェクト(福岡市)
佐賀市 VOISS 事業 子ども家庭支援員研修会
小郡市教育委員会 人権・同和教育課主催 講演会
沖縄県那覇市 「思春期プログラム・さくらんぼプレゼンテーター養成講座」

児童養護施設荒尾シオン園さんで CAP プログラムを行いました。職員研修を 3 回、中学生ワーク
ショップを 2 グループに、小学生低学年ワークショップ、高学年ワークショップ、3~4 歳児ワーク
ショップ・5 歳児ワークショップを実施しました。子どもたちが職員の懐の深さに安心感を持って
いることが良く伝わりました。いろいろあるけど心から自分のすることなすことを喜び悲しみ励ま
してくれる人がいることを児童養護施設で学んでいるのだと思います。私たちも大いに学ばせても
らいました。感謝です。

今年は部落解放同盟筑紫野地区協議会の方たちにお招きを頂いて 3 支部にて子育て応援ワークショ
ップを行いました。ここには日本が失いかけている「地域」がありました。世代を超えて子どもを
育てている関係性がありました。60~70 代の方たち、50 代の人たち、子育て中の人たち、若い人
たち、そして子どもたちが 1 つの場所に集まり他人事ではなく共に考えてくださっていました。差
別という理不尽な暴力に対する怒りがエネルギーかもしれませんが、そこで作り出される温かいつ
ながりはかならずや若い世代につながっていくんじゃないかと思いました。もし、私たち CAP グ
ループが世代をつなぐ通訳者になれるのであれば本当にうれしいです。そんなお仕事をやっていき
たいと願っています。

福岡市中央区にあるボランティアセンターあすみんにて大学
生や若者を中心にした講座「15 年後のまちを活性化するため
のプロジェクト」を行いました。企画案を“みなみやん”の
愛称の久保さんに投げかけたら、あれよあれよという間に企
画を再構築して、ご自分がファシリテーターをする「志ワー
クショップ」と組み合わせて実施してくれました。熱気あふ
れる時間でした。若い人たちをもっと頼ろうっと!!(^○^)
7
私のフェミニズム
松﨑 玲子
長い長いつぶやき
~最近感じて考えたこと~
●女性の社会進出のニュースを見ていた時、
「権利、権利って言うから、女性の力が大きくなって社会が
変わるのが怖い」と私に言った人がいた。身近な人だっただけに、驚いて言葉を失い、とっさにその場
を離れたが、悔しくて泣きそうになった。これは私の地雷原だ!
なぜ、こんなに悔しくて、涙がでるんだろう?
この悔しい気持ちをたどってみた……
「女子のくせに」
と言われた時、
「女性の仕事じゃない」
と反対され進路をあきらめた時の悔しかった気持ち、結
婚、出産によって当たり前のように中断してきた夢、パ
ートナー優先の転勤転居によって苦労して馴染む努力を
した環境の変化、介護のために費やした私のエネルギー
と時間など、女性としての周囲の期待に応えるために、
あきらめたり失ってきたりしたものがよみがえってきた。
その時々に、
「選んでいるのは自分だから」と言い聞かせてきたが、本当にそうだったのかな?本当に
あの選択肢は対等だったのかな?
女性というだけで感じてきた、心の奥底に普段は眠っている不平等感が瞬時に蘇って、
「女性というだ
けで、私はこんなに我慢させられてきたのよ!あきらめてきたのよ!わからないの?」と叫びたくなっ
たのだと、気づいた。おまけに身近な人に想定外につぶやかれたから、防ぎ
ようがなかったのだ。これが私の地雷原だ。
同じ女性でも 100 人いたら 100 通りのストーリーがある。多かれ少なかれ、
女性という共通項だけで皆それぞれに、踏まれると爆発しそうになる地雷原
があるのかもしれない。
地雷を抱えて生きていると、扱い方によっては様々なトラブルに発展しか
ねない。決して安全ピンを抜くことなく、自分で健全にその状況をコントロ
ールすることは、自分の安心のためにも必要だが、取扱説明書があるわけで
もない。
●さて、世の中ではどうだろう。
女性同士のパワハラ、いざこざ、トラブルを見る、聴く。実際、職場での女性上司によるハラスメン
トや理不尽な要求の話をよく耳にする。
私は、参加者が女性だけの研修の場においてさえ「いやな気持ち」になることがある。研修テーマが
「女性と子どもの人権」であるにも関わらず、
「いやな気持ち」にさせられるものが、そこにはある。社
会運動をしている者の一人として、女性同士の対立や足の引っ張り合いは、何だか情けなくて、うんざ
りしてしまう。
8
いったいどうして、こんなことが起こるのだろう?
本当は、
「つらかったね」
「悔しかったね」「腹が立ったね」「よく頑張ったね」って、とにかく「認め
てほしい誰か」に認めてもらえなかったという地雷原があるからではないだろうか。その地雷原に気づ
かないように、なかったふりをしてやり過ごそうと思うと、逆に思わぬところで安全ピンを引いてしま
うのかもしれない。
「認めてほしい」
「認められたかった」
、それにつきるのではないだろうか?
たとえば、
「対等であること」を「平等であらねばならない」と頑張り続けている内に、自分の中にあ
る「弱み(と思い込んでいるもの)」を悟られたくない気持ちになるのかもしれない。
にじいろ CAP のグループ内研修で、短所を長所に言い換えるという作業を行う。何年も繰り返しト
レーニングしているうちに、私の短所は探さないと浮かばないほどに、自分の中で小さくなってしまっ
た(笑)。
「弱み」は、強みであり、素晴らしいことだ。自分が「自分の弱み」をオープンにすることで、
仲間がカバーしてくれたり、自らのカバー力がついたりする。うまく開き直れば物事は好転することも
この数年間で経験してきた。
それに、皆違うストーリーを生きてきたのだから、そこで培われた物事の捉え方や感じ方は、人それ
ぞれに癖があって当たり前だと思う。自分の感覚に自信がなくなったら、誰かと語り合うことで自分の
癖にも気づくし、自信を持つこともできる。
まずは、自分を信じる、人を信じる力を持とうよ!と思う。
自分の中にある不平等感を子どもで解消しようとしてしまうケースに遭遇することもある。これも援
助者が陥りやすい話でもある。
CAP は、
「本来子どもが持っている力をエンパワメントする」ことが目的だ。あくまでも、子どもの
権利が最優先だ。そうすることで社会構造の中で生まれる力の不均衡を是正し、エンパワメントできる
ようにするとの意図がある。
ところが、子どもに関わる援助者が、
「子どものためだから」
「子ど
もを守るべきだから」という命題を使って、自分の中に抱えている「認
めてほしい」
「認められたかった」問題を解決するための手段にしてい
るような行動をとってしまうことも大いに起きる。
子どもは大人の期待に一生懸命応えようとしてくれる順応力を持っ
ているから、大人がついつい甘えたくなってし
まうのだろうが、どんな地雷原を抱えていたからといって、大人の安心を子ども
に守ってもらってはいけないのだ。
大人が抱えている不安や不満は、
自分自身で、
それが無理なら大人同士で解消しよう!大人なんだから。
●「力の不均衡から暴力が起こる」と CAP おとなワークショップで必ず話す。
もちろん、力の差はどこにも存在する。力を持っていることや、力があることが悪いのではない。力
を持っていることを自覚して、力を持っているほうが、あえて、力を持たされていないものを優先的に
尊重する姿勢が、力の不均衡を是正する。つまりその姿勢こそが、暴力を予防することになる。大人の、
「決して力を乱用しない」という揺るがない姿勢を、子どもたちは見て、感じて、学んでいくのだと思
う。
9
それなのに、世の中では「力の乱用」がなくならない。
差別は差別を生みやすい。小さな力を持つと、自分のあきらめてきた事
や、不平等に扱われてきたという、もやもやとした自分でも気づかなかっ
た羨望や妬みが怒りとなって、ついついその小さな力をより弱い立場の人
に向けてしまいやすい。
自分の力を認めてもらいたくなる、認めさせようとする。それも、何度
も何度も。
本当は誰に認められたいのか、誰に認めてもらえば自分の怒りが収まるの
か、周囲の人にはわからないし、本人だってわからないから、対象を変え
ながらいつまでも続いていく。
暴力の構造はいたってシンプルで、強者の問題をうまく弱者の問題で
あるかのようにすり替えられてしまうので、弱者は自己感覚(本当の自分の気持ち)を奪われてしまう
ことになる。これが暴力の罠だ。
そう考えていくと、女性というだけで理不尽な状況におかれたり、不平等感を「自分が選んだ」と無
理やり受け入れなければならなかったというような女性差別があるからこそ、女性同士に力関係が発生
しやすいと言えるのかもしれない。
最初の話に戻るが、私は自分の地雷原にあらためて気づいた。そして、自分のストーリーそのものが、
現在の私の活動の推進力になっていることを、
今更ながら確信することができた。
この十数年間の私は、
女性や子どもが感じてきた不平等感は、もはや一人の問題ではないことを学んできた。社会に向けて健
全な形で発信していくべきことで、決して、女性同士、ましてや子どもを乱用して怒りや不満足感を解
消することではない。
多かれ少なかれ、女性というだけで不平等感を感じて、知らないうち
に怒りがたまっているとすれば、私たち女性は、暴力の罠にはまらずに、
怒りを健全な形で発信することで、社会を変革する大きな力になるのに。
もったいない!
暴力は差別を固定化させる。これは、女性と子どもの人権を社会運動
にしている以上、忘れてはいけない。
大きな目標を成し遂げようとしたら、たくさんの力が必要になる。
「スイミー」の絵本を思い出そう!
●こんなことを思いつくままにつぶやいていたら、私の身近な仲間には、
「怒り」の健全な扱い方を心得
ている人たちがとても多いことに気づいた。
彼女たちのストーリーにもまた、理不尽な出来事はあるだろう。しかし毅然として、決して暴力の罠
にはまらない。だから、それぞれが感じる不安や理不尽さや怒りを、安心して語ることができる。
「察し
てほしい」
「認めてほしい」という行動は、にじいろCAP内では必要がない。
どんなことであれ、
自分が感じた理不尽さは言葉にすると、皆に共有されて意味を持つものになると、
私は常々思っている。「Personal is Political」だ。1960 年代の北米の女性たちが見出した言葉
そのものだ。
自分のストーリーに誇りを持とう!
10
施設でのワークショップ
伊東みさき
ある入所型児童福祉施設での小学生ワークショップ・中学生ワークショップに久しぶりに参加した。
この園では、いつも年度末に CAP プログラムが行われる。だからなのか、1年間の学校をベースに行
なってきたワークショップの総決算みたいな意味合いがある。
施設でのワークショップは、気を抜くことができない。数年前に初めて行ったときには、目の前の子
どもたちがつぶやく言葉に動揺し、入所間もない子どもが躊躇なく自分や他人に暴力をふるう行動に驚
愕した。翌年に行くと同じ子どもの顔が柔らかくなり、三角だった目が丸くなっていることにまた驚か
される。1年ぶりに行くからだろうけれど、その変化は子どもの育ちに必要なものは何なのか、教えて
くれる。また、施設職員さんの頑張りも感じられる。
施設で行う子どもワークショップは3場面を1日ずつ、計3日間行くことになる。中学生ワークは2
日間だ。
毎年行って顔見知りの CAP メンバーには、
“また来た!”ということで知っている子どもは初日から
テンションが上がる。
「CAP の人に、話をきいてもらう!」と意気込んでやって来る。初めてワークシ
ョップを受ける子どもは 1 日目は様子見。本領発揮(?)は2日目から。3日間を通してその場の“安
心”
“自信”
“自由”を保障する姿勢をファシリテーターが取り続けると、3日目にはこれまた子どもた
ちの様子が変わる。
今回は、さらにうれしいサプライズがあった。まず、小学生低学年の男女4人。ワークショップが終
了した後、歌を披露しようという相談が延々と続いた。
「AKB のあの歌知っとる?」
「歌詞知らん」
「じゃ、踊る?」
「踊れん」
「う~ん、何にしようか」……
こんな調子で相談が続いた。その場にいた CAP スタッフと施設職員や先生方は聞こえてないふりし
ながら、ちょっとワクワク。そろそろ時間が気になりだす頃、口ずさむように1人が歌いだすと他の子
も歌いだした。それは毎日、園で朝に歌っているなじみのある全員が知っている曲だった。歌い始めと
同じようにさりげなく歌い終わって拍手喝采の中帰っていった。何気ない一コマだったけれど、極めて
平和的(!?)にみんなで相談している姿に感激!
お次は高学年の男の子。ワークショップ終了後、部屋から出ていくときに“今私の願い事がかなうな
らば~♪”と朗々と「翼をください」を歌いだした。それがきれいなボーイソプラノで、声量もあり自
信を持って歌っていることがわかった。歩きながら、時にはドアの陰に
隠れながら最後まで歌って満場の拍手と喝采をあびて退場していった。
その時の担当の先生の得意げな顔もまた印象的だった。誰かから言われ
たわけでもなく、彼らの自発的なパフォーマンスに心から感動した。
施設ワークショップではいろんなサプライズに出会える。
11
ひとり親家庭のママのホンネ
高田美紀
「これが今朝届いた FAX です」
そう言って勉強会開始と同時にふじばやしさん(※久留米市市議会議員)から公開されたのが、当日参加予定
だった先輩シングルママの厳しい家計簿。
のっけから、釘付けだった。
この日、参加予定の方々にそれぞれのご事情があり、欠席者が複数、これ
もシングル親の現実。
だって、代わりをしてくれるサポーターの絶対人数が最初から少ないのだ
から。
家計簿の内訳もそうだが、赤裸々に語られることの少ない実情を、ちょうどその頃放送されていた
NHK のドラマ「シングルマザーズ」とかぶせて話は進んでいく。
「泣いてる暇なんて、ない!」
そう、おっしゃるとおり。
現在日本では約 124 万人のシングルマザー。働いて働いて、平均就労収入は 200 万未満。
子どもとの時間も犠牲にして、頑張って働いて、昇給があれば児童扶養手当は減らされる。
しかも養育費が遅れる、減る、なくなる事はざらでも、増えることはまずない。昇給したから養育費を
増額したなんて、残念ながら聞いたことがない。
そんな状況を声高に言うこともなければ、知る人も少ない。
だって、言ってる暇もないのだから。
5 組に 1 組は離婚している現実、未婚や別居は含まないの
で、ひとり親は、潜在的にはもっと多い。
久留米市のひとり親家庭の子どもの数は 9506 人、市全体の
子ども数に対して 22%余、未就学児に到ってはその出現率は
27%余、約 3 割。
私たちは、果たしてマイノリティなのだろうか?
コソコソ生きていかなきゃならない時代があったのならば、
もう終わりにしよう。
誰もがひとり親家庭になることを前提に、子育て施策を考え
る段階だともう気付いているでしょう。
弱者に優しいということは、あらゆる人への優しさにつながる。
「いいよね、手当もらって税金払わずしかも自由で」
そんなやっかみとも妬みとも言い難いお言葉に、なぜか同性に見舞われることが少なくないが、問題を
すり替えないで欲しい。
その裏に隠されたメッセージはなんなのか?社会の仕組みは?制度は?そして
そんなあなたの生き様は?
と、問いたい気持ちを抑えつつ「いや~これでも大変なんですよ」なんて、たとえ見下されても応え続
けている。
12
久留米市の「母子・寡婦・父子福祉のしおり」の作成意図を問いたい。
「‐母子・寡婦・父子家庭にしあわせを‐」と表紙に毎年書いてあるのだが、ひとり親家庭とは不幸で
あることが前提なのか?
法務省の面会交流のリーフレットにも問いたい。
デリケートなことだからこそ、リーフレットの作成をされたはずなのに、何故に親子四人が仲良く手を
つなぐ写真が表紙なのか?
誰かのスタンダード、価値観、思い込みで、そして神話で二次被害を生み出さないで欲しい。
ほんとうに、誰かのしあわせを望むなら。
地獄の中で結婚生活を送っていることがしあわせだと、これ以上勘違いを起こさせないためにも。
孤立しているひとり親、言い換えるならば結婚していようといまいと、ひとりひとりそれぞれの親が、
何か困り感を持った時や問題を抱えてしまう前に、孤立せずに相談できることが大切だ。
相談相手を尋ねた調査で「自分で解決している」
「相談相手がいない」という割合が、母子家庭よりも父
子家庭がかなり高い結果だという。
問題をこじらせる前に、誰かに話ができていたらと思うことが私にも沢山
ある。
その必要とされている相談先を、見誤らないようにすることも重要なのだ
が・・・今のところ、自分が相談された時に適切な機関へとつなげること
ができるように、もっぱら勉強中であり、その選択肢を探し続けている。
福島の現状を知って
中園節子
辛淑玉さんのスピーチを聴きました。
http://www.youtube.com/watch?v=bXziUjc3b2U&feature=share
報道されない現実…福島に取り残された
辛淑玉さんのスピーチです。
辛辣ですが、やさしさからくる辛辣さです。
胸が苦しくなりますが、最後まで聴いてみてください。
これが現実なのだから。by
重永
ペットや家畜のことは報道されても、数多
くの外国人妻たちが放置されていたことな
どを二年も経って今日やっと知ったことに
愕然としました。
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それで思い出したことがあります。1980 年代後半、長崎市内の勤務先で従業員の成人病検診の受付を
していた時のこと。従業員の中には「被爆者検診を先月受けたから会社のは受けない」と言う人が結構
いる、と東京から来た検診担当者(50 歳くらいの男性)に話したところ、「えっ?生きている被爆者の方
って、まだいらっしゃるんですか!?」と驚かれ、その言葉にもっと驚いた私は「たくさんいますよ!
私の同年代には被爆二世もたくさんいます!」と言ったのですが、若い人ならまだしも終戦前後生まれ
と思われる世代の、しかも医療関係者がそんな認識なのかと悲しくなりました。
原爆から 70 年後の今でも長崎新聞に「原爆」
「被爆者」の文字が載らない日はありません。
被災地に思いを寄せていても、現実を知らないということだけで、被災地の方を傷付けてしまうかも
しれないんだ、と思いました。
暴力は“川の水が上流から下流に流れるように”女性に、子どもに
辛淑玉さんのスピー
チにもあった。たばこ
税をあげてほしくない
という切なる願いの話。
それは暴力をふるう夫
が喫煙のために一時の
間、外に出るそのわず
かな時間だけが安堵で
きる時間だから、とい
う切なる願い。
被災者の方たちがピ
ンチをご家族で乗り越
えている美談は聞きた
いし、涙を誘う。しか
し報道されていない現
実もある。
これが女性差別の現
実なのだ。子ども差別
の現実なのだ。憂うだ
けで世の中を知ったよ
うな気になろうと思っ
ている訳ではない。ただ、
事実を受け入れてからしか前向きに離れない。事実を見らずに、いいところだけ見て前向きにな
ろうとするのは解離だ。ストレスが DV の直接的な原因ではない。被災によるストレスが元来あ
った特権意識を行動化させているのだ。そして地域にそれを抑止するパワーが弱っているのだ。
どんな状況になろうとも他者に、家族に、子どもに攻撃して許されてよいはずがない。私たちは
安易に「ストレスフルだろうからね」とか「仕事がないからだよね」と問題をすり替えてはいけ
ない。どんな理由も暴力を許す理由にはならないのだから。 (重永)
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読んでみてみて!!
『ありがとう、フォルカーせんせい』
中園 節子
今回ご紹介するのは、LD(学習障害)だった子ども時代のことを絵本
にした、作者の自伝的作品『ありがとう、フォルカーせんせい』
(パトリ
シア・ポラッコ 作・絵/香咲弥須子 訳)岩崎書店 2001年刊)で
す。
絵を描くのが大好きで、お話を読んでもらうのが大好きなトリシャ
は自分で本を読めるようになるのをとても楽しみにしていました。
ところが、トリシャにとって、字も数字もくねくねした形にしか見
えず、1年生になってもどうしても読むことができないのです。クラスの子どもたちがトリシャ
のことをばかにして笑います。
悩み苦しむトリシャを、大好きなおばあちゃんが支えてくれます。
おばあちゃんがトリシャにかける言葉が本当に素敵なのですよ。
進級しても全く読めるようにならないトリシャは、
「自分は頭が悪いんだ」
「みんなと違うんだ」
という思いに苦しみます。それを打ち消してくれていた優しいおばあちゃんは亡くなってしまい
ました。ますます苦しみを深めるトリシャに読んでいて胸が詰まりますが、5年生になったとき
転機が訪れます。新しくやってきたフォルカー先生は、トリシャの描く絵をよくほめ、トリシャ
をいじめる子たちには厳しい目を向けます。そうして、今まで先生たちが気づかなかった、トリ
シャが読めないということに気付き、手を差し伸べます。
「きみは必ず読めるようになる。約束す
るよ」そう言って国語の先生とともに、放課後に字を読む訓練を続けてくれたのです。
様々な方法で訓練を繰り返し、何ヶ月もたったある日、フォルカー先生が差し出した本をトリ
シャは開いてみます。まるで魔法のように、頭の中にぱーっと光が差し込んで、トリシャが読め
るようになるシーンは、何度読んでも感動で胸がいっぱいになります。ヘレン・ケラーがサリバ
ン先生の手によって言葉を獲得するあのシーン(
「ウォーター!」ですね)を思い出しますが、言
葉の獲得、そして字が読めるようになる、ということは本当に魔法を手に入れるようなものだと
思います。本を読み、想像力の翼を広げ、物語世界が頭の中にどんどん広がっていくその喜び。
見返しに訳者の香咲さんが書いているように、
それは生きる喜びそのものなのでしょう。どうぞ、
本が読める喜びをトリシャとともにかみしめてくださいね。
エピローグに30年後のトリシャとフォルカー先生の再会の場面が書いてあります。
「どんな仕
事をしているの?」と尋ねる先生にトリシャは答えます。
「信じられますか?
子どもの本を書い
ているんですよ」この事実が素敵だし、再会した最初、先生がトリシャのことをすぐに思い出せ
ないのもまたいいです。きっと先生は教師として当たり前のことをしたから、そういう意味で先
生にとって特別な生徒ではなかったのだと思います。
この本が日本で出版された当時はようやく LD について教育現場で認識され始めた頃で、あと
がきにおとな向けの解説が載っています。アメリカでは早いうちから普及していた言葉ですが、
本文中には学習障害という特別な障害を持っていたということは語られていません。おそらく原
書にはこのような解説もないのでしょう。日本では「LD を理解する絵本」として紹介されます
が、もっと広く深いテーマがあると思うし、そういう限定をせずに、多くの方に読んで欲しい本
です。
6年生に読みましたが、読み手の私の方が、子どもたちから心震える時間をもらいました。子
どもの共感性はすばらしいです。
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子どもワークショップ風景
ワークショップ
楽しかったね~。
私、この絵を描けるよ。
ほら?うまくない?
みんなの特別な叫び声、上手だった!
それに一杯の意見を聞かせてくれて
ありがとう(*^。^*)
じゃあ、気持ちを落ち着けて…
お話をするよ、いい?!
知らない人とあったら、このくらい。
手と手を伸ばしても、くっつかない位
離れておくといいんだよ。
これを「安全な距離」と言います。
このくらい離れていると挨拶もできるし、
恐いと思った時に逃げることもできるよ。
【編集後記】

2012 年度もワークショップを精一杯、子ども視点で行いました。
「どんな理由も暴力を肯定する理由
にはならない」という社会正義をもってこれからも活動を続けます。皆様と共に歩みたいと考えてい
ます。皆様の熱い応援を「お金と人脈と仕事」に変えて私たちにくださると、私たちもっともっと働
きます。どうぞ 2013 年度もよろしくお願いします<(_ _)> by Y・S

初めて編集を任されてパソコンの操作に戸惑いながらも、紙面を見てくださっている皆様にわかりや
すくお伝えする喜びを知ることができました。by E・Y
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* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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