取扱説明書


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取扱説明書 | Manualzz
アフターサービス
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様
相談室(ミシン119番)」にお問い合わせください。
■ 保証書について
● ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の
上、販売店で受け取ってください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切
に保管してください。
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年間保有してい
ます。性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● 修理については、お買い上げの販売店、または下記の「お客様相談室(ミシン
119番)」にお問い合わせください。
■ お客様相談室(ミシン119番)0120-340-233
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明の場合は、 お買い上げ
の「販売店」または「お客様相談室(ミシン119番)」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
お客様相談室(ミシン119番)
Tel:0120-340-233
Fax:052-824-3031
受付時間:月曜日∼金曜日 9:00 ∼17:30
休 業 日:土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
コンピューターミシン
付属品を確認してください
取扱説明書
各部の名前とはたらき
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損している
ときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
CPS52シリーズ
必
ず
お
読
み
く
だ
さ
い
1
はじめに
ぬう前の準備
確認してください
ぬう前に必要な準備を説明します。
付属品
箱の中には以下のものが入っています。
■ 本体・ハードケース
補助テーブル内付属品
前面
補助テーブルの中には、次のものが収納されていま
す。
機種名
機械番号
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記
「お客様相談室(ミシン119番)」にご連絡ください。
● 上記の電話番号、住所および受付時間は、都合により変更する場合があります
ので、ご了承ください。
お必
読要
みに
く応
だじ
さて
い
2 糸案内カバー
ミシン本体です。ミシンを使用しないときは、
1 糸案内板
ケースに入れて収納してください。
2 ぬい方の基本
いろいろなぬい方とその使い方を
説明します。
6 下糸巻き装置
B 糸通しレバー
■ 取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
A 糸切り
上糸をセットするときに使用します。
糸こまの大
きさによって大/中/小を使い分けます。
糸こま
7 表示パネル
押え(中)は、購入時にミシンの糸たて棒にセッ
トされています。
8 スピードコントロールレバー
0 補助テーブル
4 付録
■ かんたん操作ガイド
下糸の準備から上糸を通すまでの手順が確認で
9 操作スイッチ
■ ドライバー
ミシン針を交換するときなどに使用します。
1 糸案内板/ 2 糸案内カバー
きます。
ミシンのお手入れ方法と困ったとき
の対処方法などを紹介します。
上糸を通すときに糸をかけます。
3 糸たて棒
糸こまを差し込みます。
■ ホームページ
ブラザーのホームページでは、家庭用ミシンに関する様々な情報を掲載しております。
http://www.brother.co.jp/
■ はとめ穴パンチ
はとめ穴(ひもなどを通すための丸い穴)をあける
■ 取扱説明 DVD
ときに使用します。
ミシンの基本的な使い方をDVDで紹介していま
す。
ブラザーソリューションセンターでは、家庭用ミシンに関するサポート情報を掲載
しております。
http://solutions.brother.co.jp/sewing_support/index.html
■ 保証書
XC2698-1216
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
5 上ふた
このふたを開いて糸をセットします。
6 下糸巻き装置
■ ミシンブラシ
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に
保管してください。
114-S50/S51
Printed in China
4 下糸巻き案内
下糸をボビンに巻くときに使用します。
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1 〒467-8561
● ご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みになり、正しくお使いください。
● 取扱説明書はなくさないように大切に保管し、いつでも手にとって見られる
ようにしてください。
5 上ふた
C 糸調子ダイヤル
基本のぬい方と上手にぬうコツなど
を説明します。
3 いろいろなぬい方
3 糸たて棒
4 下糸巻き案内
■ 糸こま押え
● お客様相談室(ミシン119番)は、ブラザー販売株式会社が運営しています。
● 機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と
「機械番号」をご連絡いただきますと、スムーズにお答えすることができます。
ミシン背面の定格ハリマーク(銀色シール)の下記部分をご確認ください。
ここでは、ミシンの各部の名前とはたらきを説明します。ミシンを使用する前に、よく読んで名前を覚
えておきましょう。
表紙 A
釜などの細かい部分のほこりを取り除くときに
使用します。
7 表示パネル
ぬい方を選択します。
(→表紙 E)
8 スピードコントロールレバー
ぬう速さを調節します。
表紙 B
9 操作スイッチ
ミシンをスタートさせたり、自動で糸を切るときに
使用します。
(→表紙 D)
0 補助テーブル
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口など
の筒ものをぬうときは、ここを外します。
A 糸切り
ここに引っかけて糸を切ります。
B 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
C 糸調子ダイヤル
上糸調子を調節します。
アフターサービス
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様
相談室(ミシン119番)」にお問い合わせください。
■ 保証書について
● ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の
上、販売店で受け取ってください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切
に保管してください。
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年間保有してい
ます。性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● 修理については、お買い上げの販売店、または下記の「お客様相談室(ミシン
119番)」にお問い合わせください。
■ お客様相談室(ミシン119番)0120-340-233
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明の場合は、 お買い上げ
の「販売店」または「お客様相談室(ミシン119番)」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
お客様相談室(ミシン119番)
Tel:0120-340-233
Fax:052-824-3031
受付時間:月曜日∼金曜日 9:00 ∼17:30
休 業 日:土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
コンピューターミシン
付属品を確認してください
取扱説明書
各部の名前とはたらき
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損している
ときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
CPS52シリーズ
必
ず
お
読
み
く
だ
さ
い
1
はじめに
ぬう前の準備
確認してください
ぬう前に必要な準備を説明します。
付属品
箱の中には以下のものが入っています。
■ 本体・ハードケース
補助テーブル内付属品
前面
補助テーブルの中には、次のものが収納されていま
す。
機種名
機械番号
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記
「お客様相談室(ミシン119番)」にご連絡ください。
● 上記の電話番号、住所および受付時間は、都合により変更する場合があります
ので、ご了承ください。
お必
読要
みに
く応
だじ
さて
い
2 糸案内カバー
ミシン本体です。ミシンを使用しないときは、
1 糸案内板
ケースに入れて収納してください。
2 ぬい方の基本
いろいろなぬい方とその使い方を
説明します。
6 下糸巻き装置
B 糸通しレバー
■ 取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
A 糸切り
上糸をセットするときに使用します。
糸こまの大
きさによって大/中/小を使い分けます。
糸こま
7 表示パネル
押え(中)は、購入時にミシンの糸たて棒にセッ
トされています。
8 スピードコントロールレバー
0 補助テーブル
4 付録
■ かんたん操作ガイド
下糸の準備から上糸を通すまでの手順が確認で
9 操作スイッチ
■ ドライバー
ミシン針を交換するときなどに使用します。
1 糸案内板/ 2 糸案内カバー
きます。
ミシンのお手入れ方法と困ったとき
の対処方法などを紹介します。
上糸を通すときに糸をかけます。
3 糸たて棒
糸こまを差し込みます。
■ ホームページ
ブラザーのホームページでは、家庭用ミシンに関する様々な情報を掲載しております。
http://www.brother.co.jp/
■ はとめ穴パンチ
はとめ穴(ひもなどを通すための丸い穴)をあける
■ 取扱説明 DVD
ときに使用します。
ミシンの基本的な使い方をDVDで紹介していま
す。
ブラザーソリューションセンターでは、家庭用ミシンに関するサポート情報を掲載
しております。
http://solutions.brother.co.jp/sewing_support/index.html
■ 保証書
XC2698-1216
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
5 上ふた
このふたを開いて糸をセットします。
6 下糸巻き装置
■ ミシンブラシ
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に
保管してください。
114-S50/S51
Printed in China
4 下糸巻き案内
下糸をボビンに巻くときに使用します。
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1 〒467-8561
● ご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みになり、正しくお使いください。
● 取扱説明書はなくさないように大切に保管し、いつでも手にとって見られる
ようにしてください。
5 上ふた
C 糸調子ダイヤル
基本のぬい方と上手にぬうコツなど
を説明します。
3 いろいろなぬい方
3 糸たて棒
4 下糸巻き案内
■ 糸こま押え
● お客様相談室(ミシン119番)は、ブラザー販売株式会社が運営しています。
● 機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と
「機械番号」をご連絡いただきますと、スムーズにお答えすることができます。
ミシン背面の定格ハリマーク(銀色シール)の下記部分をご確認ください。
ここでは、ミシンの各部の名前とはたらきを説明します。ミシンを使用する前に、よく読んで名前を覚
えておきましょう。
表紙 A
釜などの細かい部分のほこりを取り除くときに
使用します。
7 表示パネル
ぬい方を選択します。
(→表紙 E)
8 スピードコントロールレバー
ぬう速さを調節します。
表紙 B
9 操作スイッチ
ミシンをスタートさせたり、自動で糸を切るときに
使用します。
(→表紙 D)
0 補助テーブル
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口など
の筒ものをぬうときは、ここを外します。
A 糸切り
ここに引っかけて糸を切ります。
B 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
C 糸調子ダイヤル
上糸調子を調節します。
アフターサービス
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様
相談室(ミシン119番)」にお問い合わせください。
■ 保証書について
● ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の
上、販売店で受け取ってください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切
に保管してください。
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年間保有してい
ます。性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● 修理については、お買い上げの販売店、または下記の「お客様相談室(ミシン
119番)」にお問い合わせください。
■ お客様相談室(ミシン119番)0120-340-233
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明の場合は、 お買い上げ
の「販売店」または「お客様相談室(ミシン119番)」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
お客様相談室(ミシン119番)
Tel:0120-340-233
Fax:052-824-3031
受付時間:月曜日∼金曜日 9:00 ∼17:30
休 業 日:土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
コンピューターミシン
付属品を確認してください
取扱説明書
各部の名前とはたらき
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損している
ときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
CPS52シリーズ
必
ず
お
読
み
く
だ
さ
い
1
はじめに
ぬう前の準備
確認してください
ぬう前に必要な準備を説明します。
付属品
箱の中には以下のものが入っています。
■ 本体・ハードケース
補助テーブル内付属品
前面
補助テーブルの中には、次のものが収納されていま
す。
機種名
機械番号
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記
「お客様相談室(ミシン119番)」にご連絡ください。
● 上記の電話番号、住所および受付時間は、都合により変更する場合があります
ので、ご了承ください。
お必
読要
みに
く応
だじ
さて
い
2 糸案内カバー
ミシン本体です。ミシンを使用しないときは、
1 糸案内板
ケースに入れて収納してください。
2 ぬい方の基本
いろいろなぬい方とその使い方を
説明します。
6 下糸巻き装置
B 糸通しレバー
■ 取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
A 糸切り
上糸をセットするときに使用します。
糸こまの大
きさによって大/中/小を使い分けます。
糸こま
7 表示パネル
押え(中)は、購入時にミシンの糸たて棒にセッ
トされています。
8 スピードコントロールレバー
0 補助テーブル
4 付録
■ かんたん操作ガイド
下糸の準備から上糸を通すまでの手順が確認で
9 操作スイッチ
■ ドライバー
ミシン針を交換するときなどに使用します。
1 糸案内板/ 2 糸案内カバー
きます。
ミシンのお手入れ方法と困ったとき
の対処方法などを紹介します。
上糸を通すときに糸をかけます。
3 糸たて棒
糸こまを差し込みます。
■ ホームページ
ブラザーのホームページでは、家庭用ミシンに関する様々な情報を掲載しております。
http://www.brother.co.jp/
■ はとめ穴パンチ
はとめ穴(ひもなどを通すための丸い穴)をあける
■ 取扱説明 DVD
ときに使用します。
ミシンの基本的な使い方をDVDで紹介していま
す。
ブラザーソリューションセンターでは、家庭用ミシンに関するサポート情報を掲載
しております。
http://solutions.brother.co.jp/sewing_support/index.html
■ 保証書
XC2698-1216
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
5 上ふた
このふたを開いて糸をセットします。
6 下糸巻き装置
■ ミシンブラシ
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に
保管してください。
114-S50/S51
Printed in China
4 下糸巻き案内
下糸をボビンに巻くときに使用します。
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1 〒467-8561
● ご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みになり、正しくお使いください。
● 取扱説明書はなくさないように大切に保管し、いつでも手にとって見られる
ようにしてください。
5 上ふた
C 糸調子ダイヤル
基本のぬい方と上手にぬうコツなど
を説明します。
3 いろいろなぬい方
3 糸たて棒
4 下糸巻き案内
■ 糸こま押え
● お客様相談室(ミシン119番)は、ブラザー販売株式会社が運営しています。
● 機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と
「機械番号」をご連絡いただきますと、スムーズにお答えすることができます。
ミシン背面の定格ハリマーク(銀色シール)の下記部分をご確認ください。
ここでは、ミシンの各部の名前とはたらきを説明します。ミシンを使用する前に、よく読んで名前を覚
えておきましょう。
表紙 A
釜などの細かい部分のほこりを取り除くときに
使用します。
7 表示パネル
ぬい方を選択します。
(→表紙 E)
8 スピードコントロールレバー
ぬう速さを調節します。
表紙 B
9 操作スイッチ
ミシンをスタートさせたり、自動で糸を切るときに
使用します。
(→表紙 D)
0 補助テーブル
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口など
の筒ものをぬうときは、ここを外します。
A 糸切り
ここに引っかけて糸を切ります。
B 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
C 糸調子ダイヤル
上糸調子を調節します。
各部の名前とはたらき
表示パネル
操作スイッチ
針・押え部
右側面・背面
オプション品として、以下の製品を用意しています。
前面右側の表示パネルには、ぬい方を選択するスイッチが付いています。
ミシンの基本的な操作が手もとでできます。
2 返しぬいスイッチ
■ フットコントローラー
1 ボタン穴かがりレバー
2 糸案内皿
3 針棒糸かけ
2 ジグザグの振り幅調節レバー
3 ジグザグの振り幅
3 針上下スイッチ
ミシンを足で操作するときに使用します。
1 ハンドル
2 プーリー
マニュアルスイッチ
3 換気口
5 スピードコントロールレバー
4 ぬい目の長さ調節レバー
1 スタート/ストップスイッチ
型式:MODEL P
4 針板
4 糸切りスイッチ
1 警告表示
■ ウォーキングフット
5 ぬい目の長さ
ビニールや皮など、ぬいにくい布地をぬうときに使用します。
マニュアルスイッチ
6 プログラム糸切りスイッチ
7 自動止めぬいスイッチ
6 押えレバー
1 スタート/ストップスイッチ 8 模様選択スイッチ
針の位置を上または下に切り替えます。続けて押すと、1 針分ぬえます。
4 糸切りスイッチ ぬい終わったときにこのスイッチを押すと、上糸と下糸が切れます。詳細は「糸を切る」
(→ P.38)で説明します。
5 スピードコントロールレバー
ミシンの進む速度を調節します。
6 押えレバー
押えを上げ下げします。
2 糸案内皿
糸通し装置を使って針に糸を通すときに、ここに糸
を通します。
3 針棒糸かけ
上糸をかけます。
4 針板
1 警告表示
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
間違った操作をしたときなどにランプが赤く点滅して知らせます。詳細は「警告表示と電子音について」
(→P.86)
で説明します。
2 ジグザグの振り幅調節レバー/ 3 ジグザグの振り幅マニュアルスイッチ
模様の幅や針の位置を調節します。ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
4 ぬい目の長さ調節レバー/ 5 ぬい目の長さマニュアルスイッチ
○ ○ ○
● 糸を切ったあとは、糸切り操作をくり返し行わないでください。針折れや糸がら
み、故障の原因となります。
5 針板ふた
ここを開けてボビンをセットします。
6 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
7 押え
ぬい目の長さを調節します。ぬい目の長さマニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
布地を押さえます。5 種類の押えが付属しているの
で、ぬい方に合った押えをセットします。
6 プログラム糸切りスイッチ
ぬい終わりで自動的に糸を切るときに使用します。
8 押えホルダー
7 自動止めぬいスイッチ
注意
5 針板ふた
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
2 返しぬいスイッチ 3 針上下スイッチ 6 送り歯
5 フットコントローラー
ジャック
6 電源コード
1 ボタン穴かがりレバー
緑:ミシンがスタートできる状態、またはぬっているとき
赤:ミシンがスタートできない状態のとき
オレンジ:下糸巻き軸が右側になっているとき
返しぬいまたは止めぬいをします。返しぬいの場合はスイッチを押している間、ぬった方向の逆にぬいます。止めぬ
いの場合は、同じ場所で 3 ∼ 5 針分ぬってから止まります。詳細は「返しぬいをする」
(→ P.36)で説明します。
7 ドロップレバー
4 電源スイッチ
8 押えホルダー
7 押え
ミシンをスタートまたは停止します。スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止すると、針は下がった
(布地に刺さった)状態で止まります。詳細は「ミシンをスタートさせる」
(→ P.35)で説明します。
ミシンの状態によって、スイッチの色が緑・赤・オレンジに点灯します。
別売オプション
押えを取り付けます。
ぬい始めとぬい終わりで自動的にほつれ止めをするときに使用します。
■ キルト押え
1 ハンドル
ミシンを移動するときは、ここを持って持ち上げま
す。
フリーモーションキルトをするときに使用します。
2 プーリー
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするとき
に手前に回します。
3 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを設置するとき
は、ここをふさがないようにしてください。
4 電源スイッチ
お知らせ
電源を入れるスイッチです。
5 フットコントローラージャック
ここに別売のフットコントローラーの接続ジャック
を差し込みます。
● オプション品・部品については、お買い上げの販売店、または「ミシン 119 番」
(フリーダイヤル 0120-340233)にお問い合わせください。
6 電源コード
家庭用電源コンセント(AC100V)に接続します。
7 ドロップレバー
送り歯を下げるときに使用します。
8 模様選択スイッチ
スイッチを押してぬいたい模様を選択します。16 種類の模様があります。各スイッチの上には、使用する押えの記
号(A・G・J・R)が示されています。詳細は「模様を選ぶ」
(→ P.48)で説明します。
お知らせ
● 表紙B または表紙 D・E を開いた状態でページを
めくっていくと、
操作しながら各部の名前などが
確認できます。
お願い
● 布地がない状態やミシンが動いているときは、糸切りスイッチを押さないでください。
● ナイロン糸など特殊な糸を切るときは、本体側面の糸切りを使用してください。詳細は、
「糸を切る」
(→ P.38)
で説明します。
表紙 D
表紙 E
表紙 C
表紙 F
各部の名前とはたらき
表示パネル
操作スイッチ
針・押え部
右側面・背面
オプション品として、以下の製品を用意しています。
前面右側の表示パネルには、ぬい方を選択するスイッチが付いています。
ミシンの基本的な操作が手もとでできます。
2 返しぬいスイッチ
■ フットコントローラー
1 ボタン穴かがりレバー
2 糸案内皿
3 針棒糸かけ
2 ジグザグの振り幅調節レバー
3 ジグザグの振り幅
3 針上下スイッチ
ミシンを足で操作するときに使用します。
1 ハンドル
2 プーリー
マニュアルスイッチ
3 換気口
5 スピードコントロールレバー
4 ぬい目の長さ調節レバー
1 スタート/ストップスイッチ
型式:MODEL P
4 針板
4 糸切りスイッチ
1 警告表示
■ ウォーキングフット
5 ぬい目の長さ
ビニールや皮など、ぬいにくい布地をぬうときに使用します。
マニュアルスイッチ
6 プログラム糸切りスイッチ
7 自動止めぬいスイッチ
6 押えレバー
1 スタート/ストップスイッチ 8 模様選択スイッチ
針の位置を上または下に切り替えます。続けて押すと、1 針分ぬえます。
4 糸切りスイッチ ぬい終わったときにこのスイッチを押すと、上糸と下糸が切れます。詳細は「糸を切る」
(→ P.38)で説明します。
5 スピードコントロールレバー
ミシンの進む速度を調節します。
6 押えレバー
押えを上げ下げします。
2 糸案内皿
糸通し装置を使って針に糸を通すときに、ここに糸
を通します。
3 針棒糸かけ
上糸をかけます。
4 針板
1 警告表示
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
間違った操作をしたときなどにランプが赤く点滅して知らせます。詳細は「警告表示と電子音について」
(→P.78)
で説明します。
2 ジグザグの振り幅調節レバー/ 3 ジグザグの振り幅マニュアルスイッチ
模様の幅や針の位置を調節します。ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
4 ぬい目の長さ調節レバー/ 5 ぬい目の長さマニュアルスイッチ
○ ○ ○
● 糸を切ったあとは、糸切り操作をくり返し行わないでください。針折れや糸がら
み、故障の原因となります。
5 針板ふた
ここを開けてボビンをセットします。
6 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
7 押え
ぬい目の長さを調節します。ぬい目の長さマニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
布地を押さえます。5 種類の押えが付属しているの
で、ぬい方に合った押えをセットします。
6 プログラム糸切りスイッチ
ぬい終わりで自動的に糸を切るときに使用します。
8 押えホルダー
7 自動止めぬいスイッチ
注意
5 針板ふた
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
2 返しぬいスイッチ 3 針上下スイッチ 6 送り歯
5 フットコントローラー
ジャック
6 電源コード
1 ボタン穴かがりレバー
緑:ミシンがスタートできる状態、またはぬっているとき
赤:ミシンがスタートできない状態のとき
オレンジ:下糸巻き軸が右側になっているとき
返しぬいまたは止めぬいをします。返しぬいの場合はスイッチを押している間、ぬった方向の逆にぬいます。止めぬ
いの場合は、同じ場所で 3 ∼ 5 針分ぬってから止まります。詳細は「返しぬいをする」
(→ P.36)で説明します。
7 ドロップレバー
4 電源スイッチ
8 押えホルダー
7 押え
ミシンをスタートまたは停止します。スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止すると、針は下がった
(布地に刺さった)状態で止まります。詳細は「ミシンをスタートさせる」
(→ P.35)で説明します。
ミシンの状態によって、スイッチの色が緑・赤・オレンジに点灯します。
別売オプション
押えを取り付けます。
ぬい始めとぬい終わりで自動的にほつれ止めをするときに使用します。
■ キルト押え
1 ハンドル
ミシンを移動するときは、ここを持って持ち上げま
す。
フリーモーションキルトをするときに使用します。
2 プーリー
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするとき
に手前に回します。
3 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを設置するとき
は、ここをふさがないようにしてください。
4 電源スイッチ
お知らせ
電源を入れるスイッチです。
5 フットコントローラージャック
ここに別売のフットコントローラーの接続ジャック
を差し込みます。
● オプション品・部品については、お買い上げの販売店、または「ミシン 119 番」
(フリーダイヤル 0120-340233)にお問い合わせください。
6 電源コード
家庭用電源コンセント(AC100V)に接続します。
7 ドロップレバー
送り歯を下げるときに使用します。
8 模様選択スイッチ
スイッチを押してぬいたい模様を選択します。16 種類の模様があります。各スイッチの上には、使用する押えの記
号(A・G・J・R)が示されています。詳細は「模様を選ぶ」
(→ P.48)で説明します。
お知らせ
● 表紙B または表紙 D・E を開いた状態でページを
めくっていくと、
操作しながら各部の名前などが
確認できます。
お願い
● 布地がない状態やミシンが動いているときは、糸切りスイッチを押さないでください。
● ナイロン糸など特殊な糸を切るときは、本体側面の糸切りを使用してください。詳細は、
「糸を切る」
(→ P.38)
で説明します。
表紙 D
表紙 E
表紙 C
表紙 F
各部の名前とはたらき
表示パネル
操作スイッチ
針・押え部
右側面・背面
オプション品として、以下の製品を用意しています。
前面右側の表示パネルには、ぬい方を選択するスイッチが付いています。
ミシンの基本的な操作が手もとでできます。
2 返しぬいスイッチ
■ フットコントローラー
1 ボタン穴かがりレバー
2 糸案内皿
3 針棒糸かけ
2 ジグザグの振り幅調節レバー
3 ジグザグの振り幅
3 針上下スイッチ
ミシンを足で操作するときに使用します。
1 ハンドル
2 プーリー
マニュアルスイッチ
3 換気口
5 スピードコントロールレバー
4 ぬい目の長さ調節レバー
1 スタート/ストップスイッチ
型式:MODEL P
4 針板
4 糸切りスイッチ
1 警告表示
■ ウォーキングフット
5 ぬい目の長さ
ビニールや皮など、ぬいにくい布地をぬうときに使用します。
マニュアルスイッチ
6 プログラム糸切りスイッチ
7 自動止めぬいスイッチ
6 押えレバー
1 スタート/ストップスイッチ 8 模様選択スイッチ
針の位置を上または下に切り替えます。続けて押すと、1 針分ぬえます。
4 糸切りスイッチ ぬい終わったときにこのスイッチを押すと、上糸と下糸が切れます。詳細は「糸を切る」
(→ P.38)で説明します。
5 スピードコントロールレバー
ミシンの進む速度を調節します。
6 押えレバー
押えを上げ下げします。
2 糸案内皿
糸通し装置を使って針に糸を通すときに、ここに糸
を通します。
3 針棒糸かけ
上糸をかけます。
4 針板
1 警告表示
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
間違った操作をしたときなどにランプが赤く点滅して知らせます。詳細は「警告表示と電子音について」
(→P.86)
で説明します。
2 ジグザグの振り幅調節レバー/ 3 ジグザグの振り幅マニュアルスイッチ
模様の幅や針の位置を調節します。ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
4 ぬい目の長さ調節レバー/ 5 ぬい目の長さマニュアルスイッチ
○ ○ ○
● 糸を切ったあとは、糸切り操作をくり返し行わないでください。針折れや糸がら
み、故障の原因となります。
5 針板ふた
ここを開けてボビンをセットします。
6 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
7 押え
ぬい目の長さを調節します。ぬい目の長さマニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
布地を押さえます。5 種類の押えが付属しているの
で、ぬい方に合った押えをセットします。
6 プログラム糸切りスイッチ
ぬい終わりで自動的に糸を切るときに使用します。
8 押えホルダー
7 自動止めぬいスイッチ
注意
5 針板ふた
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
2 返しぬいスイッチ 3 針上下スイッチ 6 送り歯
5 フットコントローラー
ジャック
6 電源コード
1 ボタン穴かがりレバー
緑:ミシンがスタートできる状態、またはぬっているとき
赤:ミシンがスタートできない状態のとき
オレンジ:下糸巻き軸が右側になっているとき
返しぬいまたは止めぬいをします。返しぬいの場合はスイッチを押している間、ぬった方向の逆にぬいます。止めぬ
いの場合は、同じ場所で 3 ∼ 5 針分ぬってから止まります。詳細は「返しぬいをする」
(→ P.36)で説明します。
7 ドロップレバー
4 電源スイッチ
8 押えホルダー
7 押え
ミシンをスタートまたは停止します。スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止すると、針は下がった
(布地に刺さった)状態で止まります。詳細は「ミシンをスタートさせる」
(→ P.35)で説明します。
ミシンの状態によって、スイッチの色が緑・赤・オレンジに点灯します。
別売オプション
押えを取り付けます。
ぬい始めとぬい終わりで自動的にほつれ止めをするときに使用します。
■ キルト押え
1 ハンドル
ミシンを移動するときは、ここを持って持ち上げま
す。
フリーモーションキルトをするときに使用します。
2 プーリー
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするとき
に手前に回します。
3 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを設置するとき
は、ここをふさがないようにしてください。
4 電源スイッチ
お知らせ
電源を入れるスイッチです。
5 フットコントローラージャック
ここに別売のフットコントローラーの接続ジャック
を差し込みます。
● オプション品・部品については、お買い上げの販売店、または「ミシン 119 番」
(フリーダイヤル 0120-340233)にお問い合わせください。
6 電源コード
家庭用電源コンセント(AC100V)に接続します。
7 ドロップレバー
送り歯を下げるときに使用します。
8 模様選択スイッチ
スイッチを押してぬいたい模様を選択します。16 種類の模様があります。各スイッチの上には、使用する押えの記
号(A・G・J・R)が示されています。詳細は「模様を選ぶ」
(→ P.48)で説明します。
お知らせ
● 表紙B または表紙 D・E を開いた状態でページを
めくっていくと、
操作しながら各部の名前などが
確認できます。
お願い
● 布地がない状態やミシンが動いているときは、糸切りスイッチを押さないでください。
● ナイロン糸など特殊な糸を切るときは、本体側面の糸切りを使用してください。詳細は、
「糸を切る」
(→ P.38)
で説明します。
表紙 D
表紙 E
表紙 C
表紙 F
付属品を確認してください
■ 糸こまネット
腰が強い糸をセットするときに使用します。
■ リッパー
ぬい目をほどいたり、
ボタン穴を切り開くとき
に使用します。
■ 押え(5 種)
ぬい方に合った押えが用意されています。押
えには A・G・I・J・R の記号が記されていま
す。
□ ボタン穴かがり押え <A>
■ ボビン
下糸を巻いて使用します。本機専用のものが
4 個付属しています。そのうちの 1 個は、購
入時に釜にセットされています。
■ ミシン針(HA × 1)
□ たち目かがり押え <G>
□ 片押え <I>
□ ジグザグ押え <J>
4 種類(計 6 本)の針が付属しています。糸
の太さや布地によって使い分けます。
詳細は「針の種類と使い分け」
(→ P.25)で
説明します。
黄 # 11(2 本)
赤 # 14(2 本)
緑 # 16(1 本)
ニット用・金 # 11(1 本)
■ ネジ回し
針板を開閉するときに使用します。
購入時は、押えホルダーに取り付けられてい
ます。
□ まつりぬい押え <R>
1
はじめに
このたびは、当社の製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
お使いになる前に「安全にお使いいただくために」
(→ P.6)をよくお読みの上、この取扱説明書をご
覧になり各機能の正しい使い方を十分にご理解の上、末永くご愛用ください。
また本書は、読み終わったあとも、いつでもご覧になれるところに保管してください。
製品の特長
■ 上糸通しが簡単です
糸こまを本体前側にセットするので、
上糸通しが簡単です。また針に糸を
通すのも一発でできます。(→P.20)
■ 下糸巻きが簡単です
下糸巻きが簡単で早くでき
るようになりました。
(→P.14)
■ 自動糸調子
糸調子が自動になりました。
■ 自動糸切り
ぬい終わりは自動で糸
を切ることができます。
(→P.46)
■ 模様の選択が簡単です
すべての模様が直接選択でき
ます。(→P.48)
■ ワンタッチで下糸準備が完了
下糸を引き上げなくてもぬうことが
できます。(→P.18)
2
目次
もくじ
付属品を確認してください ........................................................................................ 表紙 A
付属品 ......................................................................................................................................................... 表紙 A
補助テーブル内付属品 .............................................................................................................................. 表紙 A
各部の名前とはたらき ................................................................................................ 表紙 B
前面 ............................................................................................................................................................. 表紙 B
針・押え部 ................................................................................................................................................. 表紙 C
右側面・背面 ............................................................................................................................................. 表紙 C
操作スイッチ ............................................................................................................................................. 表紙 D
表示パネル ................................................................................................................................................. 表紙 E
はじめに ................................................................................................................................ 2
製品の特長 ............................................................................................................................ 2
安全にお使いいただくために ............................................................................................. 6
警告ラベルについて ......................................................................................................... 10
1 ぬう前の準備 ............................................................................. 11
電源を入れましょう ......................................................................................................... 12
電源に関する注意 ............................................................................................................................................ 12
電源を入れる ................................................................................................................................................... 13
電源を切る ....................................................................................................................................................... 13
下糸をセットしましょう .................................................................................................. 14
ボビンに関する注意 ........................................................................................................................................ 14
下糸を巻く ....................................................................................................................................................... 14
下糸をセットする ............................................................................................................................................ 18
上糸を通しましょう ......................................................................................................... 20
針に糸を通す ................................................................................................................................................... 23
腰が強い糸を使うとき .................................................................................................................................... 24
下糸を引き出してからぬうとき .................................................................................................................... 24
針を交換するには ............................................................................................................. 25
針に関する注意 ............................................................................................................................................... 25
針の種類と使い分け ........................................................................................................................................ 25
正しい針の見分け方 ........................................................................................................................................ 26
針を交換する ................................................................................................................................................... 27
押えを交換するには ......................................................................................................... 28
押えに関する注意 ............................................................................................................................................ 28
押えを交換する ............................................................................................................................................... 28
押えホルダーを外すとき ................................................................................................................................ 29
2 ぬい方の基本 ............................................................................. 31
ぬってみましょう ............................................................................................................. 32
ミシンかけの手順 ............................................................................................................................................ 33
布地をセットする ............................................................................................................................................ 34
ミシンをスタートさせる ................................................................................................................................ 35
返しぬいをする ............................................................................................................................................... 36
糸を切る ........................................................................................................................................................... 38
3
上手にぬうコツ ................................................................................................................. 39
糸調子を調節する ............................................................................................................................................ 39
ぬい目の長さと幅を調節する ........................................................................................................................ 40
試しぬいをする ............................................................................................................................................... 42
ぬう方向を変える ............................................................................................................................................ 42
カーブをぬう ................................................................................................................................................... 42
厚い布地をぬう ............................................................................................................................................... 42
薄い布地をぬう ............................................................................................................................................... 43
伸びる布地をぬう ............................................................................................................................................ 43
ぬいしろの幅をそろえる ................................................................................................................................ 44
便利な機能 ......................................................................................................................... 45
自動で止めぬいをする .................................................................................................................................... 45
自動で糸を切る ............................................................................................................................................... 46
3 いろいろなぬい方 ....................................................................... 47
ぬい方を選びましょう ...................................................................................................... 48
模様を選ぶ ....................................................................................................................................................... 48
ぬい方一覧 ....................................................................................................................................................... 49
ぬいしろを始末する ......................................................................................................... 50
ジグザグ
/点線ジグザグ
/
たち目かがり
........................................................................................................................ 50
....................................................................................................................................... 50
地ぬいをする ..................................................................................................................... 51
すそ上げをする ................................................................................................................. 52
ボタン穴をかがる ............................................................................................................. 55
ファスナーを付ける ......................................................................................................... 59
つき合わせ ....................................................................................................................................................... 59
片返し ............................................................................................................................................................... 60
伸びる布地やゴムテープをぬう ...................................................................................... 63
伸縮ぬい
........................................................................................................................................................ 63
ゴムテープ付け
............................................................................................................................................ 63
アップリケやパッチワーク(クレイジーキルト)をする ............................................ 65
アップリケ
/ ............................................................................................................................................ 65
パッチワーク(クレイジーキルト)............................................................................................................... 66
ファゴティング
............................................................................................................................................ 66
丈夫にしたいところをぬう .............................................................................................. 67
三重ぬい
....................................................................................................................................................... 67
かんどめ
........................................................................................................................................................ 67
その他のぬい方 ................................................................................................................. 69
筒ものをぬう ................................................................................................................................................... 69
フリーモーションキルトをする .................................................................................................................... 69
4
4 付録 .......................................................................................... 71
設定 .................................................................................................................................... 72
模様設定一覧 ................................................................................................................................................... 72
針停止位置の変更 ............................................................................................................................................ 73
お手入れ ............................................................................................................................. 74
本体表面の掃除 ............................................................................................................................................... 74
注油に関して ................................................................................................................................................... 74
ミシンを保管するときのご注意 .................................................................................................................... 74
釜の掃除 ........................................................................................................................................................... 74
困ったとき ......................................................................................................................... 76
よくあるご相談 ............................................................................................................................................... 76
上糸がつる ....................................................................................................................................................... 76
布裏で糸がからまる ........................................................................................................................................ 77
糸調子が合わない ............................................................................................................................................ 79
布がミシンに入り込んでとれなくたった ..................................................................................................... 80
こんなときには ............................................................................................................................................... 84
警告表示と電子音について ............................................................................................................................ 86
上ふたが外れたとき ........................................................................................................................................ 86
アフターサービス ............................................................................................................................................ 87
仕様 .................................................................................................................................... 88
本体仕様 ........................................................................................................................................................... 88
索引 .................................................................................................................................... 89
別売オプション ............................................................................................................ 表紙 F
5
安全にお使いいただくために
本書および本機で使われている表示や絵文字は、本機を安全に正しくお使いいただき、お使いになる方
や他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
その表示や意味は次のとおりです。
警告
● この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険が想定される
内容を示しています。
注意
● この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定される内容および
物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
本書で使用している絵文字の意味は次のとおりです。
特定しない禁止事項
特定しない危険通告
分解してはいけません
感電の危険があります
水に濡らしてはいけません
特定しない義務行為
火災の危険があります
針の下に指を入れないでください
電源プラグを抜いてください
本製品を安全にお使いいただくために、以下のことがらを守ってください。
6
○ ○ ○ ○ ○ ○
● 一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用
しないでください。火災・感電・故障の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
警告
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを
抜いてください。火災・感電・故障の原因となります。
・
・
・
・
・
ミシンのそばを離れるとき
ミシンを使用したあと
運転中に停電したとき
接触不良、断線などで正常に動作しないとき
雷が鳴りはじめたとき
○ ○ ○ ○ ○ ○
● 延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線は
しないでください。火災・感電の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。
感電の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ず
プラグの部分を持って抜いてください。電源コードを
引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因と
なります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無
理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、たばねたり
しないでください。また、重い物を載せたり、加熱した
りすると電源コードが破損し、火災・感電の原因となり
ます。電源コードまたは電源プラグが破損したときはミ
シンの使用をやめて、お近くの販売店または「ミシン
119 番」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡く
ださい。
○ ○ ○ ○
● 長期間ご使用にならないときは、必ず電源プラグをコン
セントから抜いてください。火災の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 直射日光の当たるところや、ストーブ、アイロンのそば
など温度の高いところでは使用しないでください。ミシ
ンの使用温度は 0 ∼ 40℃です。ミシン内部の温度が上
がったり、ミシン本体や電源コードの被膜が溶けて火
災・感電の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○
● スプレー製品などをご使用の部屋では使用しないでくだ
さい。スプレーへの引火によるやけどや火災の原因とな
ります。
○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に
は置かないでください。バランスが崩れて倒れたり、落
下などしてケガをする原因となります。
7
8
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体の換気口をふさがないでください。
換気口は、
必ず壁から 30cm 以上離してお使いください。また、換
気口やフットコントローラーに糸くずやほこりがたまら
ないようにしてください。火災の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどし
て、ミシン本体に水をこぼさないでください。万一、内部
に水などが入った場合は、電源スイッチを切り、電源プラ
グをコンセントから抜いて販売店または「ミシン119番」
フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡ください。そ
のまま使用すると火災・感電の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し
込まないでください。高圧部に触れて感電のおそれがあ
ります。万一、異物が入った場合は、使用をやめてお近
くの販売店または「ミシン 1 1 9 番」フリーダイヤル
0120-340-233 にご連絡ください。
○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体の重さは約7.5kgあります。ミシン本体を持
ち運びする際は急激、または不用意な動作をしないでく
ださい。腰や膝を痛める原因となります。
○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体は、必ずハンドルを持って持ち運びをしてく
ださい。他の部分を持つとこわれたりすべって落とした
りして、ケガの原因となります。
○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体には取扱説明書に記載されている正規の部品
を使用してください。他の部品を使用するとケガ・故障
の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでく
ださい。火災・感電・ケガの原因となります。指定以外
の内部の点検・調整・掃除・修理は、お近くの販売店ま
たは「ミシン119番」フリーダイヤル0120-340-233
にご依頼ください。
○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○
● ミシン操作中は、針の動きに十分ご注意ください。また、
針、プーリー、天びんなど、動いているすべての部品に
手を近づけないでください。ケガの原因となります。
● 縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないで
ください。ケガ・針折れの原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 上糸、下糸等に関する操作については、取扱説明書の指
示に従って正しく行ってください。取り扱いを誤ります
と、縫製中、糸がらみ等が発生し、針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
○ ○ ○ ○ ○ ○
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原
因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 針の下などに指を入れないでください。ケガをするおそ
れがあります。
● 万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障した
りした場合は、ただちに使用をやめてお近くの販売店ま
たは「ミシン119番」フリーダイヤル0120-340-233
にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原
因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○
● 取扱説明書に記載されている整備は、必ず電源プラグを
コンセントから抜いて行ってください。ケガ・感電の原
因となります。
○ ○ ○ ○
注意
● 万一、煙が出ている、変な臭いがする、異常音がするな
どの状態のときはすぐに電源プラグをコンセントから抜
いて、お近くの販売店または「ミシン 119 番」フリーダ
イヤル 0120-340-233 にご連絡ください。そのまま
使用すると火災・感電の原因となります。お客様による
修理は危険ですから絶対に行わないでください。
9
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● ミシン本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばな
いように、お子様の手の届かないところに保管するか廃
棄してください。かぶって遊ぶと窒息のおそれがありま
す。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● お子様の玩具として使用しないでください。お子様がご
使用になるときや、
お子様の近くでご使用になるときは、
お子様がケガをしないよう十分ご注意ください。
お願い
● このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。
This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になった場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
● 仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
● 本書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
● 本書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
● 本書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたらご連絡ください。
警告ラベルについて
ミシンには下記の警告ラベルが表示されています。
警告表示の注意事項を守って作業を行ってください。
ラベルの場所
10
1
ぬう前の準備
ここでは、ぬう前に必要な準備を説明します。
電源を入れましょう ..............................................................................................12
下糸をセットしましょう .......................................................................................14
上糸を通しましょう ..............................................................................................20
針を交換するには ..................................................................................................25
押えを交換するには ..............................................................................................28
11
ぬう前の準備
電源を入れましょう
ミシンの電源を入れます。
まず、電源について気をつけなければいけないことを説明します。
電源に関する注意
12
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
● 一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火
災・感電・故障の原因となります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
警告
● 延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火
災・感電の原因となります。
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・
感電・故障の原因となります。
・
・
・
・
・
ミシンのそばを離れるとき
ミシンを使用したあと
運転中に停電したとき
接触不良、断線などで正常に動作しないとき
雷が鳴りはじめたとき
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、
必ずプラグの部分を持って抜
いてください。電源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原
因となります。
● 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張っ
たり、ねじったり、たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加
熱したりすると電源コードが破損し、火災・感電の原因となります。電源コード
または電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめて、
お近くの販売店また
は「ミシン 119 番」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡ください。
● 長期間ご使用にならないときは、
必ず電源プラグをコンセントから抜いてくださ
い。火災の原因となります。
電源を入れる
電源を切る
す。
ミシンを使い終わったら、電源を切ります。また、ミ
シンを移動するときは、必ず電源を切ってから移動
してください。
電源プラグを持って引っ張ってください。
1 ミシンが止まっていることを確認します。
1 本体右側面から電源コードを引き出しま
(○側)
2 本体右側面の電源スイッチの左側
を押します。
赤のテープ
● 電源コードの端には、赤のテープが巻い
てあります。この印が見えたら、電源コー
ドをそれ以上引き出さないでください。
2 電源プラグを家庭用電源コンセント
(AC100V)に差し込みます。
電源が切れ、ランプが消えます。
3 電源プラグをコンセントから抜きます。
電源プラグを持って抜いてください。
4 電源コードを 1 ∼ 5cm ほど引いてから
手を離します。
電源コードが本体に収納されます。
お願い
(I側)
3 本体右側面の電源スイッチの右側
を押します。
● 電源コードをしまうときは、手で電源プラグを
しっかりと持ち、コードを少し(1 ∼ 5cmほど)
引っ張ってミシン本体の方へゆっくりと戻してく
ださい。
● 運転中に停電が発生したときは、
電源スイッチを
切ってから電源プラグを抜いてください。再度ミ
シンを動かす場合は、手順に従って正しく操作し
てください。
電源が入り、手もとランプと表示パネルのラ
ンプが点灯します。
お知らせ
● 電源が入ると針や送り歯が動く音がしますが、
故
障ではありません。
13
ぬ
う
前
の
準
備
電
源
を
入
れ
ま
し
ょ
う
ぬう前の準備
下糸をセットしましょう
下糸用の糸をボビンに巻いてから、ミシンにセットします。
まず、ボビンに関して気をつけなければいけないことを説明します。
ボビンに関する注意
○ ○ ○
注意
● 必ず専用ボビンをご使用ください。他のボビンを使用すると、ケガ・故障の原因
となります。
お願い
● 付属のボビンは本機専用のものです。従来品を使用すると、正しく動作しません。必ず付属品、または専用ボビ
ンをご使用ください。
実物大
11.5mm
専用品
従来品
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。糸とボビンを用意してください。
下糸巻き装置
お知らせ
● 下糸を巻くときの糸を通す順番が、本体に点線で示されています。そちらもあわせて見てください。
14
1 電源を入れます。
●「電源を入れる」
(→ P.13)を参照してく
ださい。
6 下糸用の糸こまを糸たて棒に差します。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が
出る向きにして差します。
2 上ふたを上に開けます。
● 正しい向きにセットしないと、糸たて棒
に糸がからまることがあります。
3 ボビンのミゾと下糸巻き軸バネの位置を
合わせて、ボビンを軸に差し込みます。
ミゾ
7 糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
糸こま押えは少し丸みをおびている平ら
な面を左側にして、糸こまが糸たて棒の
右端までいくように右いっぱいまで差し
込みます。
下糸巻き軸バネ
4 軸にセットしたボビンを右側に押します。
● 糸こま押えは大/中/小の3種付属してい
ます。糸こまの直径より大きい糸こま押え
を使用してください。購入時は、糸たて棒
に糸こま押え中がセットされています。
糸こま押え大
糸こま押え中
糸こま
5 糸たて棒に差し込んである糸こま押えを
抜きます。
糸たて棒
● 綾巻き(チーズ巻き)の糸こまを使用する
ときは、糸こま押え小を使用し、糸こまか
ら少し離してセットします。
すき間
糸こま
糸こま押え小
糸こま押え
15
ぬ
う
前
の
準
備
下
糸
を
セ
ッ
ト
し
ま
し
ょ
う
ぬう前の準備
0 糸を右に引いて下糸巻き案内の凸部に向
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 糸こまの向きや糸こま押えが
正しくセットされていないと、
糸たて棒に糸がからまり、糸
切れや故障の原因となります。
● 糸こま押え大/中/小は糸こ
まの大きさに合わせてご使用
ください。糸こまより小さい
糸こま押えを使用すると、糸
こまの切り欠きなどに糸が
引っかかり、故障の原因とな
ります。
こう側から糸をかけ、皿の間に左回りに
糸をかけます。
凸部
奥まで入れる
皿
下糸巻き案内
お願い
● 糸が皿の奥までしっかり入っていることを確認し
てください。奥までしっかり入っていないと、糸
をきれいに巻くことができません。
a 下糸巻き案内にかけた糸を左手で押さえ、
引き出した糸を右手でボビンに時計回り
に 4 ∼ 5 回巻き付けます。
8 糸こまを右手で押さえながら左手で糸を
引き出し、糸案内カバーの後ろ側から手
前に糸をかけます。
糸案内カバー
b 糸の端をボビン受け座のガイドミゾに
引っかけて、右に引きます。
9 糸案内板の右側から下を通して糸をかけ
ます。
糸が適切な長さで切れます。
糸案内板
16
ガイドミゾ(カッター付)
f 巻き終わりの糸をはさみで切ります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 必ず前ページの方法で糸を
切ってください。ガイドミゾ
のカッターで糸を切らずに下
糸を巻くと、糸量が少なく
なったときにボビンに糸がか
らまり、針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
ぬ
う
前
の
準
備
、ボビンを軸
g 下糸巻き軸を左に戻し(①)
から外します(②)。
下
糸
を
セ
ッ
ト
し
ま
し
ょ
う
c スピードコントロールレバーを右(はや
く)に動かします。
d
(スタート/ストップスイッチ)を
1 回押します。
スタート/ストップスイッチ
ボビンが回転し、下糸巻きがスタートします。
h スピードコントロールレバーをもとに戻
しておきます。
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
スピードコントロールレバー
● 下糸は正しく巻かれたものを
ご使用ください。下糸の巻き
方が悪いと、針折れや糸調子
不良の原因となります。
巻き終わるとボビンの回転が止まります。
e
(スタート/ストップスイッチ)を
1 回押します。
ミシンがストップします。
お知らせ
● 下糸を巻いたあとにミシンをスタートさせたり
プーリーを回すと、
「ガチャ」という音がするこ
とがありますが、故障ではありません。
● 下糸巻き軸が右側に押された状態のときは、針は
動きません。(縫製できません。
)
17
ぬう前の準備
2 針板ふたを取り外します。
下糸をセットする
下糸を巻いたボビンを釜にセットします。
の糸を持ちます。
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
3 右手でボビンを持ち、左手で巻き終わり
● 下糸は正しく巻かれたものを
ご使用ください。下糸の巻き
方が悪いと、針折れや糸調子
不良の原因となります。
● ボビンを落とさないように注意してくだ
さい。
4 糸が左巻きになるように、右手でボビン
下糸をセットするときや交換す
るときは、必ず電源スイッチを
切ってから行ってください。万
一、スタート/ストップスイッ
チまたは、他のスイッチが押さ
れると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
を釜に入れ、左手で巻き終わりの糸を図
のようにしっかりツメに引っかけた後、
ミゾにそって糸を軽く引っ張ります。
お願い
● 付属のボビンは本機専用のものです。従来品を使
用すると、正しく動作しません。必ず付属品、ま
たは専用ボビンをご使用ください。
実物大
11.5mm
専用品
ツメ
従来品
1 針板ふたの右側にあるつまみを右に動か
● 糸の方向に注意してください。
します。
つまみ
針板ふたが開きます。
18
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
針板ふた
● ボビンは必ず指で押さえ、正
しい方向から糸が出るように
セットしてください。万一、
ボビンを逆の方向にセットす
ると、針折れや糸調子不良の
原因となります。
5 図のように、右手でボビンを軽く押さえ
ながら、ミゾにそって糸を通します。(
①、② )このとき、ボビンが左回
りに軽く回ることを確認してください。
そのあと、手前に引きカッターで糸を切
ります。( ③ )
● このとき、ボビンが左回りに軽く回るこ
とを確認してください。
6 針板ふたをもとに戻します。
針板ふたの左下の部分を本体に差し込ん
でから、右側を上から押します。
ぬ
う
前
の
準
備
2
1
下糸のセットが完了します。
次に上糸を通します。
「上糸を通しましょ
う」(→次ページ)に進みます。
ミゾ
カッター
(カッターで糸
を切ります。)
お知らせ
お願い
● 糸が確実に内釜の板バネの間に入っていることを
確認してください。入っていない場合は、もう一
度糸をかけ直してください。
● 下糸は引き出さずに、このままぬい始めることが
できます。下糸を引き出してからぬう場合は、上
糸を通してから「下糸を引き出してからぬうと
き」
(→ P.24)を参照してください。
板バネ
19
下
糸
を
セ
ッ
ト
し
ま
し
ょ
う
ぬう前の準備
上糸を通しましょう
上糸用の糸をセットし、針に通します。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 上糸通しは指示に従って、
正し
く行ってください。
糸が正しく
通されていない場合、
糸がから
んで針が折れたり、
曲がったり
するおそれがあります。
1 電源を入れます。
●「電源を入れる」
(→ P.13)を参照してく
ださい。
2 押えレバーを上に上げます。
お知らせ
● 上糸を通す順番が、本体に実線( ― )で示され
ています。そちらもあわせて見てください。
押えレバー
押えが上がります。
● 押えが下がっていると、上糸を通すこと
ができません。
20
3
(針上下スイッチ)を 1 回または 2
回押して、針を上に上げます。
6 上糸用の糸こまを糸たて棒に差します。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が
出る向きにして差します。
ぬ
う
前
の
準
備
針上下スイッチ
● 針が正しく上がっていないと、上糸を通す
ことができません。プーリーを確認して、
プーリーのしるしが上側になっていない場
合は、針上下スイッチを押して針を上げて
から、以降の操作をしてください。
プーリーのしるし
4 上ふたを上に開けます。
● 正しい向きにセットしないと、糸たて棒
に糸がからまることがあります。
7 糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
糸こま押えは少し丸みをおびている平ら
な面を左側にして、糸こまが糸たて棒の
右端までいくように右いっぱいまで差し
込みます。
● 糸こま押えは大/中/小の3種付属してい
ます。糸こまの直径より大きい糸こま押え
を使用してください。購入時は、糸たて棒
に糸こま押え中がセットされています。
糸こま押え大
5 糸たて棒に差し込んである糸こま押えを
抜きます。
糸たて棒
糸こま押え中
糸こま
● 綾巻き(チーズ巻き)の糸こまを使用する
ときは、糸こま押え小を使用し、糸こまか
ら少し離してセットします。
すき間
糸こま
糸こま押え小
糸こま押え
21
上
糸
を
通
し
ま
し
ょ
う
ぬう前の準備
0 糸案内板に引っかけた糸を右手で押さえ、
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 糸こまの向きや糸こま押えが
正しくセットされていないと、
糸たて棒に糸がからまり、糸
切れや故障の原因となります。
● 糸こま押え大/中/小は糸こ
まの大きさに合わせてご使用
ください。糸こまより小さい
糸こま押えを使用すると、糸
こまの切り欠きなどに糸が
引っかかり、針折れの原因と
なります。
ミゾにそって上→左→下→上→下の順に
糸を通します。
シャッター
このとき押えが下がっていると図の
シャッターが閉まった状態になるため、
上糸を通すことができません。必ず押え
を上げてシャッターが開いている状態で
上糸を通してください。
シャッター
8 糸こまを右手で押さえながら左手で糸を
引き出し、糸案内カバーの後ろから手前
に糸をかけます。
a 針の根もとにある針棒糸かけに糸をかけ
糸案内カバー
ます。
図のように、左手で糸を保持し、右手で
糸かけを行うと糸がかけやすくなります。
9 糸案内板の右側から下を通して糸をかけ
ます。
糸案内板
22
針棒糸かけ
このあと、糸通し装置を使って糸を針に
通します。
「針に糸を通す」
(→次ページ)
に進みます。
「ガチャ」
と
4 本体左側面の糸通しレバーを
針に糸を通す
音がするまで下げます。
糸通し装置は 11 ∼ 16 番のミシン針を使うときに
使用できます。針についての詳細は「針の種類と使
い分け」(→ P.25)で説明します。
糸通しレバー
1 針棒糸かけにかけた糸の端を左に引き、
ぬ
う
前
の
準
備
ガチャ!
糸ガイドのミゾに糸をかけます。
(①)
糸案内皿のすき間に手前から糸をしっか
り奥まで入れます。( ② )
糸が針穴に通ります。
5 糸通しレバーをゆっくりと上に戻します。
6 通った糸の輪の部分をゆっくりと引き、
糸の端を引き出します。
糸の輪
糸案内皿
糸ガイドのミゾ
2 本体左側面の糸切りに糸を引っかけて切
ります。
7 押えレバーを上に上げ、糸の端を押えの
間に通して後ろ側に 5cm ほど引き出し
ます。
糸切り
5
5cm
3 押えレバーを下に下げます。
上糸のセットが完了します。
これで下糸と上糸の準備ができました。
お願い
押えレバー
● 針が正しく上に上がっていないと、
糸通し装置で
糸を通すことができません。
必ず針上下スイッチ
で針を上に上げてから操作してください。
押えが下がります。
23
上
糸
を
通
し
ま
し
ょ
う
ぬう前の準備
3 左手で上糸を軽く持ち、
腰が強い糸を使うとき
ナイロン透明糸やメタリック糸などの腰が強い糸を
使用する場合は、付属の糸こまネットを糸こまに付
けてから糸たて棒にセットします。
ネットが長い場合は、糸こまの大きさに合わせて
折って使用します。
糸こまネット
(針上下ス
イッチ)を 2 回押します。
針上下スイッチ
糸こま
糸こま押え
下糸が針穴から輪になって引き出されます。
糸たて棒
4 上糸をゆっくりと上に引きます。
下糸を引き出してからぬうとき
ギャザーやフリーモーションキルトをぬう場合など、
あらかじめ下糸を引き出しておくときは、以下の操
作を行います。
1 ボビンを釜に入れます。
●「下糸をセットする」(→ P.18)の
∼ 5 を参照してください。
1
2 引き出した糸をミゾにそって通します。
5 下糸を10cmほど引き出し、上糸とそろ
えて押えの下を通します。
このとき、カッターで糸を切らないでく
ださい。
6 針板ふたをもとに戻します。
針板ふたの左下の部分を本体に差し込ん
でから、右側を上から押します。
2
1
24
針を交換するには
ここでは、ミシン針について説明します。
まず、針について気をつけなければいけないことを説明します。
ぬ
う
前
の
準
備
針に関する注意
針を取り扱うときの注意を説明します。以下の注意を守らないと、針が折れて飛び散るなど大変危険です。よ
く読んで必ず守ってください。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 針の交換は必ず電源スイッチを切って行ってください。万一、スタート/ストッ
プスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
● 針は必ず家庭用ミシン針(HA × 1)をご使用ください。その他の針を使用する
と針折れや故障の原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
針の種類と使い分け
ミシン針は布地や糸の太さによって使い分けます。次の表を参考にして、布地に合った糸と針を選んでくだ
さい。
布地の特徴・種類
ミシン糸
種類
太さ
ブロード
綿糸
タフタ
合繊糸
フラノ
ギャバシン
絹糸
ローン
綿糸
ジョーゼット
合繊糸
ポーラ
絹糸
デニム
綿糸
針の種類
60∼90
普通地
11∼14
50
60∼90
薄地
9∼11
50
30
16
50
厚地
コーデュロイ
14∼16
合繊糸
50∼60
ツィード
ジャージ
のびる布地
トリコット
絹糸
ニット用糸 50∼60 HG針ニット用
#11∼14
綿糸
50∼90
ほつれやすい布地
合繊糸
絹糸
ステッチ糸の場合
合繊糸・絹糸
9∼14
50
30
16
50∼60
11∼14
25
針
を
交
換
す
る
に
は
ぬう前の準備
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 布地と糸と針の組み合わせ
は、前ページの表に従ってく
ださい。組み合わせが適切で
ない場合、特に厚い布地(デ
ニム等)を細い針(9 ∼ 11
番)でぬうと、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあり
ます。また、ぬい目がふぞろ
いになり、ぬいじわや目とび
の原因にもなります。
お願い
正しい針の見分け方
針が曲がった状態で使用すると、途中で折れてしま
うことがあり非常に危険です。
使用する前に、針の平らな面を平らな板に合わせ、
針と板のすき間が平行かどうかを確認します。
平らな面
針の種類が刻印
されています
■ 良い針
● 20 番以下の太い糸を使用しないでください。故
障の原因となります。
.
平らな板
お知らせ
■ 悪い針
● 糸は数字が小さいほど太く、
針は数字が大きいほ
ど太くなります。
● ゴールデン針は伸縮性のある布地や目がとびやす
い布地に使用します。
● ナイロン透明糸は、布地や糸にかかわらず14∼
16 番の針を使用してください。
すき間が平行でない場合は、針が曲がっていま
す。その針は使用しないでください。
平らな板
26
4 左手で針を持ちながら、右手でドライ
針を交換する
針を交換します。
「正しい針の見分け方」で確認した
まっすぐな針と付属のドライバーを用意してください。
バーを手前に回して針の止めネジをゆる
め、針を抜きます。
ぬ
う
前
の
準
備
ドライバー
(針上下スイッチ)を 1 回または 2
1
回押し、針を上に上げます。
止めネジ
針上下スイッチ
● 止めネジをゆるめたりしめたりするとき
に、無理な力を加えないようにしてくだ
さい。故障の原因となります。
2 電源を切ります。
5 新しい針の平らな面を後ろ側に向けて、
ストッパーにあたるまで差し込みます。
ストッパー
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 針の交換は、必ず電源スイッ
チを切ってから行ってくださ
い。万一、スタート/ストップ
スイッチまたは、他のスイッ
チが押されると、ミシンが作
動してケガの原因となります。
3 押えレバーを下に下げます。
6 針を左手で押さえたまま、ドライバーで
止めネジをしめます。
押えレバー
○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 針を交換する前に、押えの下
に布や紙を置いて、針が針板
の穴から下へ落ちないように
してください。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 針は必ずストッパーに当たる
まで差し込み、止めネジを付
属のドライバーで確実にしめ
てください。針が十分に差し
込まれていなかったり、ネジ
のしめ方がゆるいと、針折れ
や故障の原因となります。
27
針
を
交
換
す
る
に
は
ぬう前の準備
押えを交換するには
押えとは、布が浮かないように押さえる部品のことをいいます。
まず、押えについて気をつけなければいけないことを説明します。
押えに関する注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当
たったり、折れたり、曲がったりするおそれがあります。
● 押えは必ず本機専用の押えをご使用ください。その他の押えを使用するとケガ・
故障の原因となります。
3 押えレバーを上に上げます。
押えを交換する
押えの取り外し方と取り付け方を説明します。
1
(針上下スイッチ)を 1 回または 2
回押し、針を上に上げます。
押えレバー
針上下スイッチ
押えが上がります。
4 押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを押
します。
針が上に上がります。
2 電源を切ります。
黒いボタン
押えホルダー
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
28
● 押えの交換は、必ず電源スイッ
チを切ってから行ってくださ
い。万一、スタート/ストップ
スイッチまたは、他のスイッチ
が押されると、ミシンが作動し
てケガの原因となります。
押えが押えホルダーから外れます。
5 新たに取り付ける押えのピンの部分と押
えホルダーのミゾが合う位置に押えを置
きます。
押えに記されている A・G・I・J・R の押
え記号が読める向きに置きます。
押えホルダーを外すとき
お手入れをするときや別売のキルト押えなどを取り
付けるときは、押えホルダーを外します。付属のド
ライバーを用意します。
■ 押えホルダーを外すとき
押えホルダー
1 押えを外します。
J
押え記号
ピン
ミゾ
●「押えを交換する」(→前ページ)を参照
してください。
2 ドライバーで押えホルダーのネジをゆる
めます。
6 押えレバーをゆっくり下げて、押えホル
ダーのミゾを押えのピンにはめます。
ドライバー
■ 押えホルダーを取り付けるとき
押えレバー
1 押えホルダーを押え棒の左側と下側に合
わせます。
押えホルダー
ミゾ
ピン
押えが取り付けられます。
7 押えレバーを上げて、押えが取り付けら
れていることを確認します。
29
ぬ
う
前
の
準
備
押
え
を
交
換
す
る
に
は
ぬう前の準備
2 押えホルダーを右手で押さえ、左手でド
ライバーを回してネジをしめます。
ドライバー
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えホルダーのネジは確実に
しめてください。ネジのしめ
方がゆるいと、押えホルダー
が外れ、針が押えに当たって
折れたり、曲がったりするお
それがあります。
お願い
● 押えホルダーが正しく取り付けられていないと、
正しい糸調子にならないことがあります。
30
2
ぬい方の基本
ここでは、基本のぬい方と上手にぬうコツなどを説明します。
ぬってみましょう ..................................................................................................32
上手にぬうコツ ......................................................................................................39
便利な機能 ..............................................................................................................45
31
ぬい方の基本
ぬってみましょう
ここでは、基本のぬい方を説明します。
ミシンをかける前に、注意事項を説明します。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
32
● ミシン操作中は、針の動きに十分ご注意ください。また、針、プーリー、天びん
など、動いているすべての部品に手を近づけないでください。ケガの原因となり
ます。
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
● 縫製中は布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。ケガ・針折れ
の原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
● ぬう際には、まち針などが針に当たらないように注意してください。針が折れた
り、曲がったりするおそれがあります。
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えにあ
たって折れたり、曲がったりするおそれがあります。
● ぬい目が詰まる場合は、ぬい目の長さをあらくしてください。ぬい目が詰まった
状態でぬい続けると、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
ミシンかけの手順
ミシンをかけるときの基本の手順は次のとおりです。
1
電源を入れる
ミシンの電源を入れます。
「電源を入れる」(→P.13)を参照してください。
↓
2
模様を選ぶ
ぬう箇所に合わせた模様を選びます。
模様の詳細は、「模様を選ぶ」(→P.48)で説明します。
ぬ
い
方
の
基
本
↓
3 押えを取り付ける
模様に合った押えを取り付けます。
「押えを交換する」(→P.28)を参照してください。
ぬ
っ
て
み
ま
し
ょ
う
↓
ぬう箇所をミシンにセットします。布地の表・裏や、ぬう
4 布地をセットする 順番に注意しましょう。
詳細は「布地をセットする」(→次ページ)で説明します。
↓
5
スタート
ミシンをスタートさせます。
詳細は「ミシンをスタートさせる」(→P.35)で説明しま
す。
↓
6
糸切り
ぬい終わった糸を切ります。自動で切ることもできます。
詳細は「糸を切る」(→P.38)で説明します。
33
ぬい方の基本
5 押えレバーを下に下げます。
布地をセットする
布地の表・裏や、ぬう順番に注意して布地をセット
します。
1 電源を入れます。
押えレバー
布地がセットできました。
このとき、模様は「直線(左)」が自動的
に選択されます。
2
(針上下スイッチ)を 1 回または 2
回押し、針を上に上げます。
針上下スイッチ
3 押えの下に布地を置きます。
ぬいしろが右側になるように置くと、
まっすぐにぬいやすく、余分な布地が
じゃまになりません。
4 左手で糸と布地を押さえ、右手でプー
リーを手前に回して布地に針を刺します。
返しぬいをする場合は、その分手前の位
置に針を刺します。
34
ミシンをスタートさせる
準備ができたら、ミシンをスタートさせます。
ミシンをスタートさせるには、
指で操作する方法と、
別売のフットコントローラーを使って足で操作する
方法があります。
■ 足で操作する
別売のフットコントローラーを使って足で操作
します。
■ 指で操作する
操作スイッチの
型式:MODEL P
(スタート/ストップス
イッチ)を押して操作します。
1 スピードコントロールレバーを左右に動
かして、速度を調節します。
1 電源を切ります。
フットコントローラーを接続するときに、
あやまってミシンが動作しないよう、必
ず電源を切っておきます。
左にすると遅く、
右にすると速くなります。
2 本体右側面のフットコントローラー
ジャックに、フットコントローラーのプ
ラグを差し込みます。
フットコントローラージャック
スピードコントロールレバー
2
(スタート/ストップスイッチ)を
1 回押します。
3 電源を入れます。
4 スピードコントロールレバーを左右に動
かして、速度を調節します。
スタート/ストップスイッチ
左にすると遅く、
右にすると速くなります。
ミシンがスタートします。
● スタート直後とスタート/ストップスイッチ
を押し続けている間は、ゆっくり進みます。
3 ぬい終わりまで進んだら、もう一度
スピードコントロールレバー
(スタート/ストップスイッチ)を1回押
します。
針が下がった(布地に刺さった)状態でミ
シンが止まります。
● スピードコントロールレバーで設定した速度が、
フットコントローラーの最高速度になります。
35
ぬ
い
方
の
基
本
ぬ
っ
て
み
ま
し
ょ
う
ぬい方の基本
5 ぬう準備ができたら、フットコントロー
返しぬいをする
ラーをゆっくり踏み込みます。
深く踏み込むと速く、浅く踏むと遅くな
ります。
他のぬい目と重ならないところやあき止まりなどの
直線ぬいのときに、糸の端がほつれないように返し
ぬいをします。
1 ぬう端から 3 ∼ 5 針分手前に針を刺しま
す。
遅い
速い
● 強く踏むとミシンが速く進んでしまうの
で注意してください。
ミシンがスタートします。
6 ぬい終わりまで進んだら、踏むのをやめ
ます。
針が下がった(布地に刺さった)状態でミ
シンが止まります。
2
(返しぬいスイッチ)を押します。
返しぬいスイッチ
お知らせ
● フットコントローラージャックにフットコントロー
ラーのプラグが差し込まれていると、
操作スイッチ
のスタート/ストップスイッチは使用できません。
● ミシンを止めると、針は下がった状態になりま
す。ミシンを止めたときに針が上になるように設
定を変更することもできます。詳細は「針停止位
置の変更」
(→ P.73)を参照してください。
返しぬいスイッチを押している間、後ろに向
かって針が進みます。
3 3 ∼ 5 針ほどぬったら、返しぬいスイッ
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
36
● フットコントローラーに糸く
ずやほこりなどがたまらない
ようにしてください。火災・
感電の原因となります。
● フットコントローラーの上に
物を置かないでください。ケ
ガ・故障の原因となります。
● 長期間ご使用にならないとき
は、フットコントローラーの
プラグをジャックから抜いて
ください。火災・感電の原因
となります。
チから手を離します。
ミシンが止まります。
4
(スタート/ストップスイッチ)を
押すか、またはフットコントローラーを
踏みます。
ぬい始め
ぬい終わり
スタート/ストップスイッチ
■ 模様をぬうとき
● スタートの手順は、
「ミシンをスタートさ
せる」
(→ P.35)を参照してください。
直線・ジグザグ以外の模様でぬっていた場合に
(返しぬいスイッチ)を押すと、止めぬい
になります。止めぬいは、その位置で 3 ∼ 5 針
重なります。
ぬ
い
方
の
基
本
通常の向きに針が進みます。
ぬ
っ
て
み
ま
し
ょ
う
■ ぬい始めとぬい終わりが重なる場合
5 ぬい終わりまできたら、
(返しぬい
スイッチ)を押します。
筒ものなどぬい目が 1 周するものの場合は、返
しぬいをしないでぬい始めて、1周したらぬい始
めのぬい目に 3 ∼ 5 針重ねてぬいます。
返しぬいスイッチを押している間、後ろに向
かって針が進みます。
ぬい始め
ぬい終わり
6 3 ∼ 5 針ほどぬったら、
(返しぬい
スイッチ)から手を離します。
ミシンが止まります。
37
ぬい方の基本
お知らせ
糸を切る
ぬい終わったら糸を切ります。糸を切るには、2 つ
の方法があります。
■ 糸切りスイッチ
1 ぬい終わった位置で、操作スイッチの
(糸切りスイッチ)を1回押します。
● ぬい終わったときに自動的に糸を切るように設定
することもできます。詳細は「自動で糸を切る」
(→ P.46)を参照してください。
■ 糸切り
ナイロン糸、メタリック糸などの特殊な糸を使
用しているときは、糸切りを使って糸を切りま
す。
1 ぬい終わってミシンを止めたら、
糸切りスイッチ
(針上下スイッチ)を 1 回押します。
糸が切れ、針が上に上がります。
針上下スイッチ
2 押えレバーを上に上げて、布地を取り出
します。
針が上に上がります。
2 押えレバーを上げます。
押えレバー
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 糸を切ったあとは、糸切り操
作をくり返し行わないでくだ
さい。針折れや糸がらみ、故
障の原因となります。
押えレバー
3 布地を左に引き、本体左側面の糸切りに
上糸と下糸を引っかけて切ります。
糸切り
お願い
● 布地が押えの下にない状態やミシンが動いている
ときは糸切りスイッチを押さないでください。こ
のようなときに糸切りスイッチを押すと、故障の
原因となります。
38
上手にぬうコツ
ここでは、上手にぬうためのコツを説明します。ミシンかけをするときの参考にしてください。
糸調子を調節する
お願い
上糸と下糸の強さのバランス(糸調子)を調整します。
「針の種類と使い分け」(→P.25)で記載している組み合
わせでぬった場合は、自動的に適切な糸調子になりま
す。思い通りの糸調子にならないときや、特殊な糸や
素材をぬう場合などは、上糸の調子を強く、または弱
くして調節します。上ふた内の、糸調子ダイヤルを使
用します。
● ぬい終わったとき、
針板ふたを外して糸が下図の
ように見えることを確認してください。糸が下図
のようにならないときは、内釜の板バネの間に下
糸が入っていません。下糸を正しく入れなおして
ください。(→ P.18)
ぬ
い
方
の
基
本
お知らせ
● 本ぬいをする前に、
布の端などで試しぬいをする
ことをお勧めします。
上
手
に
ぬ
う
コ
ツ
■ 正しい糸調子
上糸と下糸が布の中央でまじわります。布地の
表には上糸、裏には下糸だけが見える状態です。
■ 上糸調子が弱いとき
布地の裏に上糸が見えている状態です。
裏
お願い
表
上糸
下糸
■ 上糸調子が強いとき
● 上糸が正しくセットされていないと、上糸が弱く
なることがあります。上糸が弱いときは、上糸の
セットを再度行ってください。「上糸を通しま
しょう」(→ P.20)を参照してください。
布地の表に下糸が見えている状態です。
お願い
裏から上糸
が見える
裏
● 下糸が正しくセットされていないと、
上糸が強く
なることがあります。上糸が強いときは、下糸の
セットを再度行ってください。
「下糸をセットす
る」 (→ P.18)を参照してください。
表
上糸
下糸
糸調子ダイヤルを右に回し、数字を大きく(上糸
を強く)します。
裏
表
上糸
下糸
表から下糸
が見える
自動
糸調子ダイヤルを左に回し、数字を小さく(上糸
を弱く)します。
自動
39
ぬい方の基本
ぬい目の長さと幅を調節する
■ ぬい目の幅
模様の幅(ジグザグの振り幅)を調節します。
ぬい目の長さ(1 針が進む長さ)と幅(ジグザグの
振り幅)を調節します。
通常は、模様を選択すると自動的に適切な長さと幅
が設定されます。
■ ぬい目の長さ
1 表示パネルのぬい目の長さマニュアルス
イッチを 1 回押します。
1 表示パネルのジグザグの振り幅マニュア
ルスイッチを 1 回押します。
ジグザグの振り幅マニュアルスイッチが点
灯します。
2 ジグザグの振り幅調節レバーを上下に動
かします。
ぬい目の長さマニュアルスイッチが点灯し
ます。
レバーを上にすると幅が広くなり、下に
するとせまくなります。
2 ぬい目の長さ調節レバーを上下に動かし
ジグザグの振り幅
調節レバー
ます。
レバーを上にするとあらくなり、下にす
ると細かくなります。
ぬい目の長さ
調節レバー
直線 ジグザグ
ジグザグの振り幅
マニュアルスイッチ
ぬい目の長さ
マニュアルスイッチ
模様が「直線(左) 」または「三重ぬ
い 」の場合は、針の位置が調節できま
す。レバーを上にすると針位置が右にな
り、下にすると左になります。
● 模様に合った適切な値に自動設定すると
きは、もう一度ぬい目の長さマニュアル
スイッチを押します。
40
● ぬい目が詰まる場合は、ぬい
目の長さをあらくしてくださ
い。ぬい目が詰まった状態で
ぬい続けると、針が折れた
り、曲がったりするおそれが
あります。
● 模様に合った適切な値に自動設定すると
きは、もう一度ジグザグの振り幅マニュ
アルスイッチを押します。
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 振り幅を調節したときはプー
リーをゆっくりと手前に回
し、針が押えに当たらないこ
とを確認してください。針が
折れたり、曲がったりするお
それがあります。
■ 模様別設定値
模様によって設定できるぬい目の長さと幅が異なります。模様を選択した直後とマニュアルスイッチ
を押していないときは、「自動」の値になります。単位は mm です。
ぬい目の長さ
模様
振り幅
模様 押え
左
手動
2.5
0.2∼5.0
J
直線
中
自動
J/I
自動
手動
0
0∼7.0
−
−
伸縮ぬい
J
2.5
1.0∼4.0
1.0
1.0∼3.0
ジグザグ
J
1.4
0∼4.0
3.5
2.5∼5.0
G
2.0
たち目かがり
3.5
1.0∼4.0
G
ぬ
い
方
の
基
本
2.5
上
手
に
ぬ
う
コ
ツ
2.5∼5.0
5.0
R
まつりぬい
2.0
1.0∼3.5
0
+3.0∼−3.0
R
点線ジグザグ
J
1.0
0.2∼4.0
5.0
1.5∼7.0
三重ぬい
J
2.5
1.5∼4.0
0
0∼7.0
アップリケ
J
2.5
1.6∼4.0
3.5
2.5∼5.0
ファゴティング
J
2.5
1.0∼4.0
5.0
0∼7.0
かんどめ
A
0.4
0.3∼1.0
2.0
1.0∼3.0
0.4
0.2∼1.0
5.0
3.0∼5.0
0.5
0.3∼1.0
7.0
3.0∼7.0
A
ボタン穴かがり
A
A
41
ぬい方の基本
試しぬいをする
本機は、布地に合わせて糸や針を選んで模様を選択
すると、それに合わせて自動的に糸調子やぬい目の
長さ・幅が適切に設定されるようになっています。
しかし、布の種類やぬい方によっては必ずしも思い
通りにならないことがあるので、試しぬいをするよ
うにしましょう。
試しぬいは、
実際の布地のはぎれと糸を使用して糸調
子やぬい目の長さ・幅を確認します。ぬい方や布を何
枚重ねてぬうかによってもぬった結果は異なるので、
実際にぬうものと同じ状態で試しぬいをします。
カーブをぬう
左手で布地の向こう側(ぬい終わった方)を少し
引っ張って方向を変えながら進めます。
「ぬいしろの
幅をそろえる」
(→ P.44)を参考にして、ぬいしろ
と平行になるようにゆっくりとぬいます。
ぬう方向を変える
1 角までぬったら、ミシンを止めます。
ジグザグ模様をぬうときは、ぬい目の長さを短めに
するときれいに仕上がります。
このとき、針が下がった(布地に刺さっ
た)状態にしておきます。
もし針が上がっ
ている場合は、
(針上下スイッチ)
を押します。
布を持って回します。
2 押えレバーを上げ、
針位置を基点に回転させます。
厚い布地をぬう
■ 押えの下に布地が入らないとき
押えレバーをさらに上に上げると、押えがもう
一段階上がります。
3 押えレバーを下げ、続きをぬいます。
42
■ ぬい始めに段差があって布地が送らないとき
ジグザグ押え <J> には、押えを水平にする機能
が付いています。
ぬう方向
薄い布地をぬう
薄い布地の場合、ぬい目がつれてしまったり、布が
うまく送れないことがあります。
その場合は布地の下にハトロン紙などの薄い紙を敷
いて、布地と一緒にぬいます。ぬい終わったら、紙
をやぶいて取り除きます。
1 押えレバーを上げます。
ハトロン紙など
2 ぬい始めの位置を合わせて、布地をおき
ぬ
い
方
の
基
本
ます。
3 ジグザグ押え<J> を水平に保持して左側
の黒いボタンを押したまま、押えレバー
を下げます。
伸びる布地をぬう
あらかじめしつけをして、布地を引っ張らないよう
にぬいます。
押え固定ピン
(黒いボタン)
しつけ
4 ボタンから手を離します。
押えが水平になり、布地が送られるように
なります。
ぬい進めると、押えはもとに戻ります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 6mm以上の厚物をぬったり、
無理に布地を押しこんだりす
ると、針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
43
上
手
に
ぬ
う
コ
ツ
ぬい方の基本
ぬいしろの幅をそろえる
ぬいしろと平行にまっすぐぬうときは、ぬいしろの
端が右側になるようにぬい始め、押えの右端か針板
の目盛りを見ながらぬいます。
■ 押えを基準にする場合
押えの右端を参考にしてぬいます。
ぬい目
押え
■ 針板を基準にする場合
直線(左)のぬい目の基点から針板は 15mm 離
れています。針板に刻まれている目盛りを参考
にしてぬいます。上側の目盛りは1/8インチ(約
3mm)単位、下側の目盛りは 5mm 単位になっ
ています。
針板
インチ
cm
ぬい目
押え
15mm
44
便利な機能
ここでは、覚えておくと役に立つ機能について説明します。
自動で止めぬいをする
ぬい始めとぬい終わりに自動で止めぬいをするよう
に設定します。直線の場合は、返しぬいが自動的に
行われます。
4 ぬい終わりの位置まできたら、
(返
しぬいスイッチ)を 1 回押します。
ボタン穴かがりやかんどめなど、止めぬ
いが含まれている模様を選択したときは、
この操作は必要ありません。
1 模様を選びます。
● 模様については、
「模様を選ぶ」
(→P.48)
で説明します。
2 表示パネルの
止めぬい(直線の場合は返しぬい)をしてか
ら、ぬい始めます。
返しぬいスイッチ
(自動止めぬいスイッ
ぬ
い
方
の
基
本
便
利
な
機
能
チ)を押します。
ボタン穴かがりやかんどめなど、止めぬ
いが含まれている模様を選択したときは、
この操作は必要ありません。
止めぬい(直線の場合は返しぬい)をしてか
ら、ミシンが止まります。
自動止めぬいスイッチ
自動止めぬいスイッチが点灯します。
● 自動止めぬいスイッチをもう一度押すと、
自動止めぬいは解除されます。
3 布地をセットし、
(スタート/ストッ
プスイッチ)を 1 回押します。
スタート/ストップスイッチ
45
ぬい方の基本
自動で糸を切る
ぬい終わりで自動で糸を切るように設定します。こ
れを「プログラム糸切り」といいます。
プログラム糸切りを設定すると、自動止めぬいも一
緒に設定されます。ボタン穴かがりやかんどめを選
択したときに設定すると便利です。
4 ぬい終わりの位置まできたら、
(返
しぬいスイッチ)を 1 回押します。
ボタン穴かがりやかんどめなど、止めぬ
いが含まれている模様を選択したときは、
この操作は必要ありません。
止めぬい(直線の場合は返しぬい)をしてか
ら、ミシンが止まって糸が切れます。
1 模様を選びます。
● 模様については、
「模様を選ぶ」
(→P.48)
で説明します。
2 表示パネルの
(プログラム糸切りス
イッチ)を 1 回押します。
プログラム糸切りスイッチ
プログラム糸切りスイッチが点灯します。
● プログラム糸切りスイッチをもう一度押
すと、プログラム糸切りは解除されます。
3 布地をセットし、
(スタート/ストッ
プスイッチ)を 1 回押します。
スタート/ストップスイッチ
止めぬい(直線の場合は返しぬい)をしてか
ら、ぬい始めます。
46
ここで糸が切れる
3
いろいろなぬい方
ここでは、いろいろなぬい方とその使い方を説明します。
ぬい方を選びましょう ...........................................................................................48
ぬいしろを始末する ..............................................................................................50
地ぬいをする ..........................................................................................................51
すそ上げをする ......................................................................................................52
ボタン穴をかがる ..................................................................................................55
ファスナーを付ける ..............................................................................................59
伸びる布地やゴムテープをぬう ...........................................................................63
アップリケやパッチワーク(クレイジーキルト)をする .................................65
丈夫にしたいところをぬう ...................................................................................67
その他のぬい方 ......................................................................................................69
47
いろいろなぬい方
ぬい方を選びましょう
ぬう模様を選択します。
模様を選ぶ
本体前面右側の表示パネルのスイッチで模様を選択します。模様は 16 種類あります。電源を入れた直後は、
「直線(左)」が選択されています。
直線
伸縮ぬい
使用する押え
ジグザグ
たち目かがり
点線ジグザグ
まつりぬい
三重ぬい
ファゴティング
アップリケ
かんどめ
ボタン穴かがり
1 使用する模様を決めます。
● 各模様の用途は「ぬい方一覧」
(→次ペー
ジ)を参照してください。
2 選んだ模様に合った押えを用意します。
5 選んだ模様のスイッチを押します。
スイッチがオレンジ色に点灯します。
各模様のぬい方はそれぞれのページを参
照してください。
押えは補助テーブルに収納されています。
3 押えを取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
4 電源を入れます。
「直線(左)
」スイッチがオレンジ色に点灯し
ます。
48
お知らせ
● 模様のぬい目の長さや幅を調節する場合は、
「ぬ
い目の長さと幅を調節する」
(→P.40)を参照し
てください。
ぬい方一覧
各模様の用途は以下のとおりです。ぬう箇所や布地によって模様を使い分けてください。
左
中
中
)
(
直
線
)
模様
(
直
線
伸
縮
ぬ
い
た
ち
目
か
が
り
ジ
グ
ザ
グ
点
線
ジ
グ
ザ
グ
ま
つ
り
ぬ
い
三
重
ぬ
い
ア
ッ
プ
リ
ケ
フ
ァ
ゴ
テ
ィ
ン
グ
ボ
タ
ン
穴
か
が
り
か
ん
ど
め
用途
ぬいしろの始末
(→P.50)
地ぬい
(→P.51)
○
○
○
○
○
○
○
すそ上げ
(→P.52)
○
○
ボタン穴かがり
(→P.55)
ファスナー付け
(→P.59)
伸びる布地・ゴムテープ
(→P.63)
アップリケ・パッチワーク
(→P.65)
○
○
○
○
○
○
○
○
補強ぬい
(→P.67)
○
○
○
厚地
普通地
○
薄地
○
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
○
○
○
○
○
○
ぬ
い
方
を
選
び
ま
し
ょ
う
○
49
いろいろなぬい方
ぬいしろを始末する
裁断した布端がほつれないようにたち目かがりをします。たち目かがりは、次の4つの模様から選択し
ます。
名称
模様
ジグザグ
点線ジグザグ
用途
ぬい目の長さ
振り幅
通常のほつれ止め
0∼4.0
(自動:1.4)
2.5∼5.0
(自動3.5)
厚地や伸びる布地をほつれ止めするとき
0.2∼4.0
1.5∼7.0
(自動:1.0) (自動:5.0)
普通地または薄地をほつれ止めするとき
1.0∼4.0
2.5∼5.0
(自動:2.0) (自動:3.5)
押え
J
G
たち目かがり
厚地やほつれやすい布地をほつれ止めす
1.0∼4.0
2.5∼5.0
るとき
(自動:2.5) (自動:5.0)
それぞれ以下の点に注意してぬってください。
ジグザグ
/点線ジグザグ
たち目かがり
1 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
2 模様スイッチの
または
を押します。
3 布端より少し外側に針を落としてぬいま
す。
/
1 たち目かがり押え <G> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
2 模様スイッチの
または
を押します。
3 押えのガイドと布地の端が合うように布
地をセットし、押えを下げます。
針落ち位置
ガイド
針落ち位置
4 プーリーをゆっくりと手前に回し、針が
押えに当たらないことを確認します。
50
5 布地の端を押えのガイドにそわせてぬい
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ます。
針落ち位置
● 振り幅を調節したときはプー
リーをゆっくりと手前に回
し、針が押えに当たらないこ
とを確認してください。針が
折れたり、曲がったりするお
それがあります。
地ぬいをする
基本となる直線ぬいをします。地ぬいは、次の 3 つの模様から選択します。
名称
模様
用途
ぬい目の長さ
直線(左)
地ぬい、ギャザー、ピンタックなど
0.2∼5.0
(自動:2.5)
直線(中)
三重ぬい
押え
0∼7.0
(自動:0)
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
J
−
ぬい目を丈夫にしたいとき、伸びる布地
1.5∼4.0
のとき
(自動:2.5)
1 ぬい合わせるところを、しつけまたはま
ち針で止めます。
2 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
3 模様スイッチの
振り幅
または
、
のいず
れかを押します。
0∼7.0
(自動:0)
5 ミシンをスタートさせます。
●「ミシンをスタートさせる」
(→ P.35)を
参照してください。
6 ぬい終わったら糸を切ります。
●「糸を切る」
(→ P.38)を参照してくださ
い。
■ ぬい目の長さや針位置を変えるとき
「ぬい目の長さと幅を調節する」
(→ P.40)を参
照してください。
4 返しぬいが必要な場合は、ぬい始めの位
置より 3 ∼ 5 針分手前に針を刺して返し
ぬいをします。
●「返しぬいをする」
(→ P.36)を参照して
ください。
51
ぬ
い
し
ろ
を
始
末
す
る
/
地
ぬ
い
を
す
る
いろいろなぬい方
すそ上げをする
スカートやズボンのすそをまつります。まつりぬいは、次の 2 つの模様から選択します。
名称
模様
用途
ぬい目の長さ
押え
振り幅
普通地をすそ上げするとき
1.0∼3.5
+3.0∼−3.0
(自動:2.0) (自動:0)
まつりぬい
R
伸びる布地をすそ上げするとき
以下の手順でまつりぬいをします。
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
お知らせ
● ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから、ジグザグの振り幅調節レバーを上(ひろい)に動かすと、針
落ちは右に移動します。反対に、ジグザグの振り幅調節レバーを下(せまい)に動かすと、針落ちは左に移動し
ます。
● 筒の大きさがアームに入らないほど小さいときや、筒の長さが短いときは、布地がうまく送られず、きれいに仕
上がらないことがあります。
1 すそ上げをするスカートやズボンを裏返
します。
3 布端から約 5mm のところにチャコペン
で印をつけ、しつけをします。
表
裏
しつけ
5mm
布端
すそ側
2 できあがり線で布を表に返し、アイロン
をかけます。
裏
表
裏
表
厚い布地
<横から見た図>
裏
表
裏
表
厚い布地
普通地
<横から見た図>
52
普通地
4 しつけをしたところから、内側へ折り込
みます。
9 アームに布地を入れ、布地を回すことが
できるのを確認します。
アーム
5mm
布端
しつけ
裏
裏
厚い布地
表
普通地
<横から見た図>
0 押えのガイドと布地の折り山が合うよう
5 布端を開いて裏返します。
に布地をセットし、押えを下げます。
布端
裏
R
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
裏
しつけ
裏
表
ガイド
裏
厚い布地
普通地
<横から見た図>
折り山
a ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを
押します。
6 まつりぬい押え <R> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
7 模様スイッチの
または
を押します。
8 ミシンをフリーアームにします。
●「筒ものをぬう」
(→ P.69)を参照してく
ださい。
53
す
そ
上
げ
を
す
る
いろいろなぬい方
b プーリーをゆっくり手前に回して針を下
げ、針が折り山に少しかかる位置にある
か確認します。
■ 針がかかっていないとき
針が右側にいきすぎています。
ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから
振り幅を広くして、針が折り山にわずかにかかるよ
うに調節します。
厚い布地
R
裏
表
裏
表
針落ち位置
針落ち位置を変更するときは、針を上げてから
普通地
ジグザグの振り幅を変更します。
ジグザグの振り幅
厚い布地
普通地
●「ぬい目の長さと幅を調節する」
(→P.40)
を参照してください。
c 折り山に押えのガイドをそわせてぬいま
■ 針がかかりすぎているとき
針が左側にいきすぎています。
ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから
振り幅をせまくして、針が折り山にわずかにかかる
ように調節します。
厚い布地
裏
d しつけをほどきます。
表
裏
普通地
裏
54
す。
表
表
ボタン穴をかがる
ボタンホールを作ります。ボタン穴かがりは、次の 3 つの模様から選択します。
名称
模様
用途
パジャマ・シャツなどのボタンホールを
作るとき
ボタン穴かがり
ブラウス・シャツなどで横向きのボタン
ホールを作るとき
ぬい目の長さ
押え
振り幅
0.2∼1.0
3.0∼5.0
(自動:0.4) (自動:5.0)
A
スーツやコートなどのボタンホールを作
0.3∼1.0
3.0∼7.0
るとき
(自動:0.5) (自動:7.0)
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
「ボタンの直径+厚み」が 30mm 以下のボタンホールが作れます。
ボタン穴かがりは次の順でぬわれます。
止めぬい
ボ
タ
ン
穴
を
か
が
る
止めぬい
ボタン穴かがりで使用するボタン穴かがり押え
<A> の各部の名称は次のとおりです。
台皿
押えスケール
5mm
ピン
しるし
A
55
いろいろなぬい方
1 ボタン穴かがりをする位置にチャコペン
などでしるしを付けます。
5 押えの赤のしるしと布地のしるしの手前
側を合わせ、押えを下げます。
布地のしるし
できあがり図
しるし
A
赤のしるし
上糸は押えの穴から押えの下に通してお
きます。
2 ボタン穴かがり押え <A> の台皿を引き
出し、ボタンをのせてはさみます。
● 押えを下げるときに、押えの手前部分を
押さないでください。ボタン穴かがりの
大きさが正確にぬえません。
■ ボタンが台皿にのらないとき
「ボタンの直径+厚み」を、押えスケールの目盛り(1
目盛り 5mm)に合わせて、大きさを決めます。
押えスケール
すきまをなくさない
6 ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一
ボタン穴の寸法
(ボタンの直径+厚み)
番下まで引き下げます。
5mm
ボタン穴かがりレバー
例:直径 15mm、厚み 10mm のボタン
→スケールを 25mm に合わせる
10mm
15mm
ボタン穴かがりの大きさが決まります。
3 ボタン穴かがり押え <A> を取り付けま
このとき、ボタン穴かがりレバーが押え
の突起部の後ろ側になるようにします。
ボタン穴かがりレバー
す。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
突起
4 模様スイッチの
れかを押します。
56
または
、
のいず
7 左手で上糸を軽く持ち、ミシンをスター
トさせます。
はとめ穴 の場合は、付属のはとめ穴パ
ンチで穴をあけてから、リッパーで切り
開きます。
はとめ穴パンチ
ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止ま
ります。
ます。
9 ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
0 ぬった部分を切らないように、かんぬき
止めの内側にまち針を刺します。
● はとめ穴パンチを使用するときは、布地
の下に厚紙などを敷いて穴をあけてくだ
さい
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
8 糸を切り、押えを上げて布地を取り出し
● リッパーで穴を開ける方向に、
手や指を置かないでください。
すべったときにケガをするお
それがあります。
まち針
■ ぬい目のあらさを変えるとき
ぬい目の長さマニュアルスイッチを押してから、
ぬい目の長さ調節レバーで調節します。
ぬい目の長さ
調節レバー
a 付属のリッパーでボタン穴を切り開きま
す。
ぬい目の長さ
マニュアルスイッチ
リッパー
● 厚地の場合などで布地が進まないときは、
ぬい目をあらくします。
57
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
ボ
タ
ン
穴
を
か
が
る
いろいろなぬい方
■ 振り幅を変えるとき
ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してか
ら、ジグザグの振り幅調節レバーで調節します。
ジグザグの振り幅
調節レバー
ジグザグの振り幅
マニュアルスイッチ
お知らせ
● ボタン穴かがりをするときは、ぬい目のあらさや
振り幅の調子を確認するため、必ず試しぬいをし
ましょう。
58
ファスナーを付ける
ファスナーをぬい付けます。
名称
模様
直線(中)
用途
ぬい目の長さ
ファスナーをぬい付けるとき
0.2∼5.0
またはおとしミシンやピンタックをぬう
(自動:2.5)
とき
振り幅
押え
I
−
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
ファスナーの付け方によってぬい方が異なります。ここでは、つき合わせと片返しの場合のぬい方を説
明します。
3 ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけ
つき合わせ
ます。
つき合わせた布地の両方にステッチが入ります。
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
ステッチ
表
あき止まり
1 ジグザグ押え <J>を取り付けて、あき止
まりの位置まで地ぬいをします。
4 ぬい目とファスナーの中央を合わせて、
しつけをします。
布地は表どうしを合わせ、あき止まり部
分は返しぬいをします。
しつけ
裏
● 地ぬいについては、「地ぬいをする」(→
P.51)を参照してください。
ファスナー
2 ファスナーを付ける部分のでき上がり線
にしつけをします。
しつけ
裏
返しぬい
あき止まり
59
フ
ァ
ス
ナ
ー
を
付
け
る
いろいろなぬい方
5 片押え <I> のピンの右側を押えホルダー
注意
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
に取り付けます。
ピン右側
I
針落ち位置
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
6 模様スイッチの
を押します。
● ぬう際には、ファスナーに針が
当たらないように注意してくだ
さい。針が折れたり、曲がった
りするおそれがあります。
8 しつけをほどきます。
片返し
布地の片側にステッチが入ります。脇あきや後ろあ
きのときに使用します。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 片押え < I > を使用するとき
は、必ず直線(中)を使用し、
プーリーをゆっくりと手前に
回して針が押えに当たらない
ことを確認してください。他
の模様を使用すると、針が押
えに当たり、折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
7 布地の表からステッチをかけます。
ステッチ
表
あき止まり
ここでは、図のように左側にステッチを入れる場合
を例に説明します。
1 ジグザグ押え<J> を取り付けて、あき止
まりの位置まで地ぬいをします。
布地は表どうしを合わせ、あき止まり部
分は返しぬいをします。
ステッチ
しつけ
表
あき止まり
● 地ぬいについては、「地ぬいをする」(→
P.51)を参照してください。
2 ファスナーを付ける部分のでき上がり線
にしつけをします。
しつけ
裏
返しぬい
あき止まり
60
3 ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけ
ます。
7 模様スイッチの
を押します。
4 右側(ステッチが入らない方)のぬいし
ろを 3mm 出してアイロンをかけます。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● 片押え < I > を使用するとき
は、必ず直線(中)を使用し、
プーリーをゆっくりと手前に
回して針が押えに当たらない
ことを確認してください。他
の模様を使用すると、針が押
えに当たり、
折れたり、
曲がっ
たりするおそれがあります。
8 3mm 出した折り山部分を、あき止まり
の方からぬいます。
裏
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
3mm
5 3mm 出した折り山とファスナーのむし
の端を合わせて、しつけまたはまち針で
止めます。
フ
ァ
ス
ナ
ー
を
付
け
る
しつけ
むし
6 片押え <I> のピンの右側を押えホルダー
に取り付けます。
例とは反対側をぬう場合は、左側のピン
を取り付けます。
ピン右側
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● ぬう際には、
ファスナーに針が
当たらないように注意してく
ださい。針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
9 残り 5cm ほどまでぬったらいったんミ
シンを止めて針を下げたまま押えを上げ、
ファスナーを開いて続きをぬいます。
I
針落ち位置
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
61
いろいろなぬい方
0 ファスナーをとじて表に返し、反対側を
しつけします。
しつけ
a 片押え <I> のピンの逆側を押えホルダー
に取り付けます。
6 で右側に付けた場合は、
左側に付け替
えます。
ピン左側
I
針落ち位置
b 布地の表からステッチをかけます。
あき止まり側から返しぬいをし、押えの
端をファスナーのむしにそわせてぬいま
す。
返しぬい
あき止まり
ぬい始め
表
しつけ
c 残り 5cm ほどまでぬったらいったんミ
シンを止めて針を下げたまま押えを上げ
ます。
62
d でき上がり線のしつけをほどいてファス
ナーを開き、続きをぬいます。
伸びる布地やゴムテープをぬう
伸びる布地をぬったり、ゴムテープをぬい付けます。
名称
模様
伸縮ぬい
点線ジグザグ
用途
ぬい目の長さ
振り幅
伸びる布地をぬうとき
1.0∼4.0
1.0∼3.0
(自動:2.5) (自動:1.0)
ゴムテープをぬい付けるとき
0.2∼4.0
1.5∼7.0
(自動:1.0) (自動:5.0)
押え
J
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
それぞれ以下の点に注意してぬってください。
伸縮ぬい
ゴムテープ付け
1 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
2 模様スイッチの
を押します。
3 布地を伸ばさないようにぬいます。
そで口やウエストなどにゴムテープをぬい付ける場
合は、ゴムテープが縮んでいる状態ができ上がり寸
法になります。必要な長さのゴムテープを用意しま
す。
1 まち針で布地の裏側にゴムテープを止め
ます。
布地とゴムテープが均等になるように数
か所止めます。
ゴムテープ
まち針
2 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
3 模様スイッチの
を押します。
63
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
伸
び
る
布
地
や
ゴ
ム
テ
ー
プ
を
ぬ
う
いろいろなぬい方
4 ゴムテープが布地と同じ長さになるよう
に伸ばしながらぬいます。
左手で後ろ側の布地を引っ張り、右手で
押えに一番近いまち針のところを引っ張
ります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
64
● ぬう際には、
まち針などが針に
当たらないように注意してく
ださい。針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
アップリケやパッチワーク(クレイジーキルト) をする
アップリケやパッチワークをするときに使用します。次の 3 つの模様から選択します。
名称
模様
用途
ぬい目の長さ
0∼4.0
(自動:1.4)
ジグザグ
アップリケなどの布をぬい付けます。
1.6∼4.0
(自動:2.5)
アップリケ
ファゴティング
振り幅
2.5∼5.0
(自動3.5)
押え
J
布地と布地の間を離してかがったり、飾
1.0∼4.0
0∼7.0
りぬいをします。
(自動:2.5) (自動:5.0)
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
アップリケ
4 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
/
1 アップリケ布は 3 ∼ 5mm のぬいしろを
付けて裁断します。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
5 模様スイッチの
または
を押します。
ぬいしろ
6 プーリーを手前に回し、アップリケ布の
2 アップリケ布の裏に厚紙の型紙をあてて、
端から少し外側に針が刺さるようにして
ぬい始めます。
アイロンででき上がり線を折ります。
3 アップリケ布を表に返し、土台になる布
にしつけまたはまち針で止めます。
しつけ
65
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
ア
ッ
プ
リ
ケ
や
パ
ッ
チ
ワ
ー
ク
︵
ク
レ
イ
ジ
ー
キ
ル
ト
︶
を
す
る
いろいろなぬい方
ファゴティング
布地と布地の間を離して、糸でかがるぬい方を「ファ
ゴティング」といいます。ブラウスや子供服などに用
います。太い糸を使用するときれいに仕上がります。
1 布地をでき上がり線で折ってアイロンを
かけておきます。
2 ハトロン紙などの薄い紙に 4mm の間隔
をあけて、布地をしつけします。
4mm
急な角度をぬうときは、アップリケ布の
外側に針を刺したまま、押えを上げて少
しずつ方向を変えながらぬいます。
ハトロン紙など
しつけ
3 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
パッチワーク(クレイジーキルト)
1 上になる布地の端を折って下側の布地と
重ねます。
4 模様スイッチの
を押します。
5 押えの中心を布と布の中心に合わせてぬ
います。
2 両方の布地に模様がまたがるようにぬい
ます。
6 ぬい終わったら、紙をやぶいて取り除き
ます。
66
丈夫にしたいところをぬう
そで付けなどのぬい目を丈夫にしたり、
ポケット口などのあき止まり部分を補強するときに使用します。
名称
模様
用途
ぬい目の長さ
押え
振り幅
J
三重ぬい
そでや股下など、ぬい目を丈夫にしたい
1.5∼4.0
とき
(自動:2.5)
0∼7.0
(自動:0)
かんどめ
ポケット口などのあき止まりを補強する
0.3∼1.0
1.0∼3.0
とき
(自動:0.4) (自動:2.0)
A
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガ
の原因となります。
1 かんどめぬいをする長さを決めます。
三重ぬい
1 針あたり 3 回重ねてぬいます。
1 ジグザグ押え <J> を取り付けます。
ボタン穴かがり押え<A>の押えスケール
の目盛り(1 目盛り 5mm)に合わせて、
長さを決めます。
押えスケール
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
2 模様スイッチの
を押します。
でか
きん
上ど
がめ
りの
寸
法
5mm
かんどめ
かんどめは止めぬいの一種で、ポケット口やあき止ま
りなど、力のかかる部分を補強するときに用います。
ここでは、ポケット口にかんどめをする場合を例に
説明します。
67
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
丈
夫
に
し
た
い
と
こ
ろ
を
ぬ
う
いろいろなぬい方
2 ボタン穴かがり押え <A> を取り付けま
す。
このとき、ボタン穴かがりレバーが押え
の突起部の後ろ側になるようにします。
ボタン穴かがりレバー
●「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
3 模様スイッチの
を押します。
突起
4 ポケット口が手前になる向きでポケット
口より 2mm 手前に針が刺さる位置に布
地を置き、押えを下げます。
6 左手で上糸を軽く持ち、ミシンをスター
トさせます。
2mm
上糸は押えの穴から押えの下に通してお
きます。
● 押えを下げるときに、押えの手前部分を
押さないでください。かんどめの大きさ
が正確にぬえません。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止ま
ります。
7 糸を切り、押えを上げて布地を取り出し
ます。
8 ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
お知らせ
すきまをなくさない
5 ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一
番下まで引き下げます。
ボタン穴かがりレバー
68
● 厚地などで布地が進まないときは、
ぬい目を長く
(ぬい目をあらく)してぬいます。詳細は、
「ぬい
目の長さと幅を調節する」
(→P.40)を参照して
ください。
その他のぬい方
筒ものをぬう
そで口やズボンのすそなどの筒状になっているとこ
ろをぬうときは、フリーアームを使うと便利です。
1 補助テーブルを左に引きます。
フリーモーションキルトをする
フリーモーションキルトをするときに、送り歯を下
げて布地を送らないようにすることができます。こ
れを「ドロップフィード」といいます。
フリーモーションキルトをするときは、別売のキル
ト押えが必要です。
1 押えホルダーを外します。
補助テーブルが外れてフリーアームの状態に
なります。
2 ぬうところをアーム部分に通して外側か
らぬいます。
●「押えホルダーを外すとき」を参照してく
ださい。(→ P.29)
2 キルト押えを押え棒の左側と下側に合わ
い
ろ
い
ろ
な
ぬ
い
方
せます。
このときキルト押えの棒が、針の止めネ
ジの上になるようにします。
3 キルト押えを右手で押さえ、左手でドラ
イバーを回して押えホルダーのネジをし
めます。
3 フリーアームを使い終わったら、補助
キルト押えの棒
テーブルをもとに戻します。
押えホルダー
のネジ
針の止めネジ
69
そ
の
他
の
ぬ
い
方
いろいろなぬい方
7 ぬ い終わったらドロップレバーを元の位
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● ネジは、付属のドライバーで
確実にしめてください。ネジ
のしめ方がゆるいと針が押え
に当たり、折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
置
に戻し、プーリーを1回転させて
送り歯をもとに戻します。
ドロップレバー
(背面から見た図)
4 本体背面下側にあるドロップレバーを下
図の位置
す。
にして、送り歯を下げま
● 通常送り歯は上げておきます。
ドロップレバー
(背面から見た図)
送り歯が下に下がります。
模様スイッチの
5 電源を入れ、
または
を押します。
6 両手で布地を張ってたるまないようにし、
下絵をなぞるように布地を動かします。
ぬい始めとぬい終わりは、返しぬいをし
ます。
下絵
70
4
付録
ここでは、ミシンのお手入れ方法と困ったときの対処方法を紹介します。
設定 .........................................................................................................................72
お手入れ ..................................................................................................................74
困ったとき ..............................................................................................................76
仕様 .........................................................................................................................88
索引 .........................................................................................................................89
71
付録
設定
模様設定一覧
名称
模様
押え
ぬい目の長さ
自動
手動
自動
振り幅
手動
返しぬい
スイッチ
プログラム
糸切り
左
J
2.5
0.2∼5.0
0
0∼7.0
返しぬい
返しぬい
+糸切り
中
J/I
2.5
0.2∼5.0
−
−
返しぬい
返しぬい
+糸切り
伸縮ぬい
J
2.5
1.0∼4.0
1.0
1.0∼3.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
ジグザグ
J
1.4
0∼4.0
3.5
2.5∼5.0
返しぬい
(自動の場合
は止めぬい)
止めぬい
+糸切り
G
2.0
1.0∼4.0
3.5
2.5∼5.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
G
2.5
1.0∼4.0
5.0
2.5∼5.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
R
2.0
1.0∼3.5
0
+3.0∼−3.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
R
2.0
1.0∼3.5
0
+3.0∼−3.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
点線ジグザグ
J
1.0
0.2∼4.0
5.0
1.5∼7.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
三重ぬい
J
2.5
1.5∼4.0
0
0∼7.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
アップリケ
J
2.5
1.6∼4.0
3.5
2.5∼5.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
ファゴティング
J
2.5
1.0∼4.0
5.0
0∼7.0
止めぬい
止めぬい
+糸切り
かんどめ
A
0.4
0.3∼1.0
2.0
1.0∼3.0
自動止めぬい
糸切り
A
0.4
0.2∼1.0
5.0
3.0∼5.0
自動止めぬい
糸切り
A
0.4
0.2∼1.0
5.0
3.0∼5.0
自動止めぬい
糸切り
A
0.5
0.3∼1.0
7.0
3.0∼7.0
自動止めぬい
糸切り
直線
たち目かがり
まつりぬい
ボタン穴かがり
72
針停止位置の変更
通常、ミシンを止めたときは針が布地に刺さった状態になるように設定されています。針を上げた状態でミ
シンが止まるように設定を変更することができます。
1 電源を切ります。
2 表示パネルの模様スイッチの
(直線左)を押したまま、電源を入れます。
直線(左)を
押しながら
付
録
針の停止位置が上に変更されます。
設
定
● もう一度同じ操作をすると、針停止位置は下に戻ります。
73
付録
お手入れ
簡単なミシンのお手入れ方法を説明します。
本体表面の掃除
本体表面の汚れを取るときは、中性洗剤を薄めて布
に浸して固くしぼり、ふき取ります。洗剤でふいた
あとは、乾いた布でふき取ります。
お願い
● 本製品を末永くご愛用いただくために、ときど
き電源を入れて、縫製してください。
長期間保管したまま使用しない状態が続くと、
ミシンの性能を損なうおそれがあります。
● 必ず電源プラグをコンセント
から抜いてください。ケガ・
感電の原因となります。
注油に関して
お客様ご自身による本製品への注油は行わないでく
ださい。故障の原因となります。
本製品の動作に必要な油はあらかじめ十分に塗布さ
れて出荷されていますので、定期的に注油する必要
はありません。
万一、プーリーを回すと重い、異常な音がするなど
の症状が発生した場合は、ただちに使用をやめて、
お買い上げの販売店またはお客様相談室(ミシン
119 番)にご相談ください。
ミシンを保管するときのご注意
以下の場所にミシンを保管しないでください。結露
によるさびの発生など、故障の原因となります。
● 温度が著しく高くなる場所
● 温度が著しく低くなる場所
釜の掃除
針板の下にある釜を掃除します。
釜には糸くずやほこりがたまりやすいく、縫製不良
になる場合があります。
定期的に掃除してください。
1 電源を切ります。
注意
○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 必ず電源プラグをコンセント
から抜いてください。ケガ・
感電の原因となります。
2 針板カバー の向こう側に指を引っかけ、
手前にスライドさせます。
● 急激に温度が変化する場所
● 湿気、湯気の多い場所
● 火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
● 屋外や直射日光の当たる場所
● ほこり、油煙の多い場所
針板カバー
針板カバー が外れます。
74
3 プーリーを手前に回し、外釜の切欠部と
内釜ツノ部を合わせます。
△印
○印
外釜切欠部
外釜
内釜ツノ部
内釜押え
内釜
△印と○印を
合わせます。
● プーリーは必ず手前に回してください。
逆方向に回すと、故障の原因となります。
● 内釜押えは絶対に取り外さないでくださ
い。取り外すと、故障の原因になります。
4 内釜を取り出します。
内釜を奥側に押しながら上に持ち上げま
す。
内釜
● 合わせる位置を確認してから、
取り付けを
行ってください。
7 針板カバー のツメの部分を針板に差し込
んでから、奥側にスライドさせます。
内釜
5 付属のミシンブラシや掃除機で、外釜周
辺の糸くずやほこりを取り除きます。
付
録
ミシンブラシ
外釜
● 外釜や内釜に油をささないでください。
6 内釜の△印と外釜の○印が合うように、
内釜を取り付けます。
△印
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● キズが付いた内釜は使用しな
いでください。万一、使用する
と上糸がからみ、
針折れや縫製
不良の原因となります。
内釜は
最寄りの販売店でお買い求め
ください。
● 内釜は正しい位置に取り付け
てください。針折れの原因と
なります。
○印
75
お
手
入
れ
付録
困ったとき
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を依頼する前に次の項目および弊社サポートページ、ブラ
ザーソリューションセンター( http://solutions.brother.co.jp )の Q&A を確認してください。
それでも改善されない場合は、お買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン119 番)」
(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談ください。
よくあるご相談
以下のよくあるご相談については、詳しい原因と対処方法を記載しております。お問い合わせの前にご確認
ください。
n 上糸がつる
(→P.76)
n 布裏で糸がからまる
(→P.77)
n 糸調子が合わない
(→P.79)
n 布がミシンに入り込んでとれなくなった
(→P.80)
上糸がつる
■ 対処方法/確認内容
■ こんなとき
1 電源を切ります。
下糸を正しくセットしなおします。
・ 上糸がピンと一本線になっている。
・ 布地の上側の面に下糸がポツポツと出ている(イラ
スト参照)。
・ 上糸がつっていて、引くと抜けてしまう。
・ 上糸がつっていて、布にしわがよってしまう。
・ 上糸が強く、糸調子を調節してぬい直してもまっ
たく変わらない。
布地の
下側の面
布地の上側の面に
下糸が出ている
2 いったんボビンを内釜から取り出します。
3 糸が正しい方向から出るように、ボビン
を内釜にセットします。
上糸
布地の
上側の面
・ 糸が必ず左巻きになるように、右手でボ
ビンを持ち、左手で糸端を持ちます。その
まま右手でボビンを内釜に入れます。
下糸
■ 原因
下糸のセットがまちがっている
下糸のセットがまちがっていると、下糸に適正
な張力が加わらず、上糸が引き上げられる際に
布地まで一緒に引っぱられてしまいます。その
ため、布地の上に糸が出てしまいます。
糸が逆方向から出た状態でボビンをセッ
トすると、正しい糸調子でぬうことがで
きません。
76
4 ボビンを指で押さえながら糸を針板のミ
ゾに通します。
・ 右手でボビンを押さえ、左手で巻き終わ
りの糸をツメに引っかけます。糸を引っ
ぱりながら針板のミゾにそって糸を通し、
最後に手前に引いてカッターで糸を切り
ます。
・ ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進まなく
なる。
・ 布地の下側を見ると、かまの中まで糸が何重にも
からまっている。
右手でボビンを
押えます
■ 原因
ツメ
上糸のセットがまちがっている
上糸のセットがまちがっていると、布地を貫通
した上糸をしっかりと引き上げることができず、
かまの中に上糸がたまり、グチャグチャにから
んでしまいます。
■ 対処方法/確認内容
からんだ糸を取り除き、上糸をセットしなおし
ます。
取れない場合は、
1 からんだ糸を取ります。
はさみで糸を切ります。
ミゾ
●「釜の掃除」(→P.74)を参照してくださ
い。
カッター
2 いったん上糸をミシンから取り外します。
3 以下の手順に従って、上糸をもう一度
セットしなおします。
内釜にボビンの糸を正しくセットしなければ、
正しい糸調子でぬうことができません。
布裏で糸がからまる
・ ボビンを内釜から取り出した場合は、
「下
糸をセットしましょう」(→P.14)と「上
糸がつる」 (→ P.76)の「対処方法/確
認内容」を参照して、セットしなおしてく
ださい。
4 押えレバーを上げます。
■ こんなとき
・ 布の下側で糸がグチャグチャにからんでしまう。
押えレバー
押えを上げると、シャッターが開きます。
77
付
録
困
っ
た
と
き
付録
8 糸案内板に引っかけた糸を右手で押さえ、
ミゾにそって上→左→下→上→下の順に
糸を通します。
シャッター
シャッター
押えが下がった状態では、上糸を正しく
セットできません。
5
(針上下スイッチ)を 1 回または 2
回押し、針を上に上げます。
針上下スイッチで針を上に上げていなけ
れば、上糸を正しくセットできません。
このとき押えが下がっていると図の
シャッターが閉まった状態になるため、
上糸を通すことができません。必ず押え
を上げてシャッターが開いている状態で
上糸を通してください。
シャッター
針上下スイッチ
6 糸こまを右手で押さえながら左手で糸を
引き出し、糸案内カバーの後ろから手前
に糸をかけます。
9 針の根もとにある針棒糸かけに糸をかけ
ます。
糸案内カバー
図のように、左手で糸を保持し、右手で
糸かけを行うと糸がかけやすくなります。
針棒糸かけ
7 糸案内板の右側から下を通して糸をかけ
ます。
糸案内板
78
(→P.23)に従って針に
0「針に糸を通す」
糸を通します。
糸調子が合わない
■ こんなとき
・
・
・
・
・
症状①
症状②
症状③
症状④
症状⑤
布地の上側にポツポツと下糸が出ている。
布地の上側で上糸が直線になる。
布地の下側にポツポツと上糸が出ている。
布地の下側で下糸が直線になる。
布地の下側のぬい目がゆるい、またはたるむ。
□ 症状①
布地の
下側の面
□ 症状③
布地の上側の面に
下糸が出ている
上糸
上糸
布地の
下側の面
布地の下側の面に
上糸が出ている
布地の
上側の面
下糸
布地の
上側の面
下糸
■ 原因/対処方法/確認内容
□ 原因 2
□ 原因 1
糸が正しくミシンにセットされていない。
<上記の症状①、②に該当する場合>
下糸が正しくセットされていません。
糸調子ダイヤルを標準に戻し、「上糸がつる」
(→ P.76)を参照してセットし直します。
<上記の症状③∼⑤に該当する場合>
上糸が正しく通っていません。
糸調子ダイヤルを標準に戻し、
「布裏で糸がから
まる」(→P.77)を参照して糸をかけ直します。
布地に合った糸や針を使用していない。
ミシン針は布地の種類や糸の太さによって使い
分けが必要です。
布地に合った糸と針を使用しないと、糸調子が
合わなかったり、布地にしわが寄ったり、目とび
の原因になったりします。
「針の種類と使い分け」(→P.25)の一覧表を参
照して、布地に合った糸と針を使用しているか
確認してください。
付
録
□ 原因 3
糸調子ダイヤルの数値が適正でない。
糸調子ダイヤルを回して、適正な糸調子になるように調節します。
使用する布地/糸の種類やぬい方によって、適正な糸調子は異なります。
※ 実際にお使いになる布地の端切れで試しぬいをして、糸調子を調節してください。
困
っ
た
と
き
お願い
● 上糸の通し方や下糸のセットが正しくされていない場合は、糸調子ダイヤルを回しても糸調子の調節が正しく
行えません。上糸かけ、下糸セットの確認を先に行ってから、糸調子の調節を行ってください。
● 布地の上側に下糸が見える場合
糸調子ダイヤルを数字が小さくなる方向(左方向)
に回します。
(糸調子を弱くします。)
自動
● 布地の下側に上糸が見える場合
糸調子ダイヤルを数字が大きくなる方向(右方向)
に回します。(糸調子を強くします。)
自動
79
付録
布がミシンに入り込んで
とれなくなった
7 からんだ糸を切ってボビンを取り出しま
す。
布がミシンに入り込んでとれない場合、糸が針板の
下でからんでいることがあります。以下の手順で、
布をミシンから取り外してください。
操作が手順どおりに進まない場合は、無理に作業を
続けず、お買い上げの販売店、または「お客様相談
室(ミシン119 番)」
(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
■ 布をミシンから取り外す
1 直ちにミシンを停止させます。
8 内釜を取り出します。
内釜に糸が残っている場合は、取り除い
てください。
2 電源を切ります。
3 針を取り外します。
針が布に刺さっている場合は、プーリー
を奥側に回して針を布から外してから、
針を取り外してください。
●「針を交換する」(→P.27)を参照してく
ださい。
4 押えレバーを上げて、押えと押えホル
ダーを取り外します。
●「押えを交換する」
(→ P.28)
、
「押えホル
ダーを外すとき」(→ P.29)を参照して
ください。
内釜
9 付属のミシンブラシや掃除機で、外釜周
辺の糸くずやほこりを取り除きます。
布の下の糸を切ります。
5 布を持ち上げて、
ここで布を取り外すことができる場合は、
取り外してください。かまの掃除をする
ために引き続き、次の手順へお進みくだ
さい。
6 針板カバー を外します。
針板カバー
80
ミシンブラシ
外釜
ここまでの手順で布を取り外せた場合
→手順f
に進む
ここまでの手順で布を取り外せない場合
→手順0
に進む
0 付属のネジ回しを使って、針板の二つの
ネジを取り外します。
お願い
● 取り外したネジを、ミシンの中に落とさないよ
うに注意してください。
e 針板の右側のネジを手で軽く締めます。
次に、左側のネジをネジ回しでしっかり
締めます。最後に右のネジもしっかり締
めます。
プーリーを回して、送り歯が針板のミゾ
の端に当たらず、スムーズに動くことを
確認してください。
絡んだ糸を切って、
a 針板を少し持ち上げ、
針板を取り外します。
針板から布と糸を取ります。
正しい送り
歯の位置
正しくない送り
歯の位置
お願い
ここまでの手順を終えても布が取り外せ
ない場合は、お買い上げの販売店、また
は「お客様相談室(ミシン 119 番)」
(フ
リーダイヤル0120-340-233)にご相
談ください。
● 取り外したねじを、
ミシンの中に落とさないよう
に注意してください。
f 下図のように△印と○印が合うように、
内釜を取り付けます。
困
っ
た
と
き
b かまや送り歯のまわりの糸を取り除きま
す。
付
録
△印
c プーリーを回して、送り歯を上に上げま
す。
○印
d 針板の2つのネジ穴を針板取付け部の 2
つの穴に合わせながら、ミシンに針板を
はめ込みます。
81
付録
△印
○印
h 針の状態を確認して、針をミシンに取り
付けます。
曲がっているなど針が悪くなっている場合は、
必ず新しい針を取り付けてください。
△印と○印を
合わせます。
●「正しい針の見分け方」
(→ P.26)
、
「針を
交換する」(→ P.27)を参照してくださ
い。
内釜
● 合わせる位置を確認してから、
取り付けを
行ってください。
g 針板カバー のツメの部分を針板に差し込
んでから、奥側にスライドさせます。
○ ○ ○ ○ ○
注意
● 曲がった針は絶対に使用しな
いでください。
針折れの原因に
なります。
お願い
● ここまでの手順を終えたあとは、
ミシンが正しく
動くように、以降の「ミシンの動作を確認する」
の手順を続けてください。
お知らせ
● 布がミシンに入り込んだ際に、
針が損傷している
恐れがありますので、新しい針に交換することを
お勧めします。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意
● キズが付いた内釜は使用しな
いでください。万一、使用する
と上糸がからみ、
針折れや縫製
不良の原因となります。
内釜は
最寄りの販売店でお買い求め
ください。
● 内釜は正しい位置に取り付け
てください。針折れの原因と
なります。
■ ミシンの動作を確認する
いったん針板を取り外したあとは、正しく取り
付けられていることを確認するために、ミシン
の動作確認をしてください。
1 電源を入れます。
2 中基線の模様
を選択します。
お願い
● 押えと糸は、
まだミシンにセットしないでくださ
い。
82
3 プーリーをゆっくりと手前に回し、針が
針穴の中央に落ちることを左右前後から
見て確認します。
針が針板に当たる場合は、もう一度針板
を取り外し、「布をミシンから取り外す」
の手順 (→P.81)からやり直してくだ
さい。
7 上糸をかけなおします。
● 上糸のかけ方については、
「上糸を通しま
しょう」
(→ P.20)を参照してください。
c
プーリー
針穴
お願い
● 上糸が正しくセットされていなければ、糸がらみ
の原因になります。
正しく上糸をセットしてくだ
さい。
8 普通地で試しぬいをします。
4
お願い
ジグザグ模様
を選択します。このと
き、ぬい目の長さと振り幅を最大にして
ください。
設定の変更については、
「ぬい目の長さと
幅を調節する」(→P.40)を参照してく
ださい。
● 正しくぬえない場合、原因として、上糸が正しく
セットされていないことや薄い布地を使用してい
ることが考えられます。
試しぬいの仕上がりが良
くない場合は、
上糸のかけ方やお使いの布地を確
認してください。
5 プーリーをゆっくりと手前に回し、針棒
と送り歯が正しく動くことを確認します。
付
録
針や送り歯が針板に当たる場合は、ミシ
ンの故障が考えられますので、お買い上
げの販売店、または「お客様相談室(ミ
シン 119 番)
」
(フリーダイヤル 0120340-233)にご相談ください。
困
っ
た
と
き
6 電源を切ってから、ボビンと押えをセッ
トします。
●「下糸をセットしましょう」(→ P.14)、
「押えを交換する」
(→ P.28)を参照して
ください。
83
付録
こんなときには
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を依頼する前に以下の項目を確認してください。
それでも改善されない場合は、お買い上げの販売店、または「ミシン119番」
(フリーダイヤル0120340-233)にご相談ください。
参照ページ
対処の仕方
P.13
電源を入れます。
スタート/ストップスイッチを押しま
P.35
す。
−
押えレバーを下げます。
ミシンが動かない
フットコントローラーを接続していると
フットコントローラーを接続した状態 きは、スタート/ストップスイッチは使
P.35
で、スタート/ストップスイッチを押し 用できません。スタート/ストップス
イッチを使用する場合は、フットコント
ている。
ローラーを取り外します。
こんなとき
原因
電源が入っていない。
スタート/ストップスイッチを押してい
ない。
押えレバーが上がっている。
針が正しく取り付けられていない。
針の止めネジがゆるんでいる。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
る。
針が布地や糸に合っていない。
模様に合った押えを使用していない。
上糸調子が強すぎる。
布地を無理に引っ張っている。
糸こまが正しく取り付けられていない。
針が折れる
針板の穴の周囲に傷がある。
押えの穴の周辺に傷がある。
内釜に傷がある。
本機専用のボビンを使用していない。
上糸が切れる
上糸の通し方がまちがっている。(糸こ
まが正しくセットされていない、糸こま
押えの大きさが合っていない、針棒糸か
けから糸が外れているなど)
糸に結び目やこぶがある。
針が糸に合っていない。
上糸調子が強すぎる。
糸がからまって、釜などに詰まってい
る。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
る。
針が正しく取り付けられていない。
針板の穴の周囲に傷がある。
押えの穴の周辺に傷がある。
84
針を正しく取り付けます。
ドライバーを使って止めネジをしっかり
しめます。
P.27
新しい針に交換します。
布地に合った糸と針を使用します。
模様に合った押えを取り付けます。
上糸調子を弱くします。
布地は軽く押さえます。
糸こまを正しく取り付けます。
針板を交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
押えを交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
内釜を交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
従来品では正しく動作しません。本機専
用ボビンを使用してください。
P.25
P.72
P.39
−
P.21
−
−
−
P.14
上糸を正しく通します。
P.20
その部分を取り除きます。
糸に合った針を使用します。
上糸調子を弱くします。
からんだ糸を取り除きます。釜に詰まっ
ていた場合は、掃除します。
−
P.25
P.39
新しい針に交換します。
針を正しく取り付けます。
針板を交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
押えを交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
P.74
P.27
−
−
こんなとき
上糸が切れる
下糸がからまる
下糸が切れる
糸調子が合わない
布地にしわがよる
ぬい目がとぶ
ぬっているときの
音が高い
ガタガタと音がす
る
自動糸通しができ
ない
模様がきれいにぬ
えない
布地を送らない
手もとランプが点
灯しない
参照ページ
対処の仕方
内釜を交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
−
内釜に傷がある。
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
従来品では正しく動作しません。本機専
P.14
本機専用のボビンを使用していない。
用ボビンを使用してください。
P.18
下糸のセットの仕方がまちがっている。 下糸を正しくセットします。
ボビンに傷があり、回転がなめらかでな
−
ボビンを交換します。
い。
からんだ糸を取り除き、釜を掃除しま
P.74
糸がからまっている。
す。
従来品では正しく動作しません。本機専
P.14
本機専用のボビンを使用していない。
用ボビンを使用してください。
P.20
上糸の通し方がまちがっている。
上糸を正しく通します。
P.18
下糸のセットの仕方がまちがっている。 下糸を正しくセットします。
P.25
布地に糸や針が合っていない。
布地に合った糸と針を使用します。
押えホルダーが正しく取り付けられてい
P.29
押えホルダーを正しく取り付けます。
ない。
P.39
糸調子が合っていない。
糸調子を調節します。
従来品では正しく動作しません。本機専
P.14
本機専用のボビンを使用していない。
用ボビンを使用してください。
上糸の通し方または下糸のセットの仕方
P.18, 20
上糸、下糸を正しくセットします。
がまちがっている。
P.21
糸こまが正しく取り付けられていない。 糸こまを正しく取り付けます。
P.25
布地に糸や針が合っていない。
布地に合った糸と針を使用します。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
P.27
新しい針に交換します。
る。
ぬい目を細かくします。または布地の下
P.43
薄地の場合に、ぬい目があらすぎる。
にハトロン紙などを敷いてぬいます。
P.39
糸調子が合っていない。
糸調子を調節します。
P.20
上糸の通し方がまちがっている。
上糸を正しく通します。
P.25
布地に糸や針が合っていない。
布地に合った糸と針を使用します。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
新しい針に交換します。
る。
P.27
針の取り付け方がまちがっている。
針を正しく取り付けます。
針板の下や釜にほこりなどがたまってい
針板カバー を外して釜を掃除します。
る。
P.74
送り歯や釜にほこりがたまっている。
釜を掃除します。
P.20
上糸の通し方がまちがっている。
上糸を正しく通します。
内釜を交換します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
−
内釜に傷がある。
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
従来品では正しく動作しません。本機専
P.14
本機専用のボビンを使用していない。
用ボビンを使用してください。
P.21
針が上に上がっていない。
針上下スイッチを押します。
P.27
針の取り付け方がまちがっている。
針を正しく取り付けます。
P.72
模様に合った押えを使用していない。
模様に合った押えを取り付けます。
P.39
糸調子が合っていない。
糸調子を調節します。
糸がからまって、釜などに詰まってい からんだ糸を取り除きます。釜に詰まっ
P.74
る。
ていた場合は、掃除します。
P.70
送り歯が下がっている。
ドロップレバーを左に動かします。
P.40
ぬい目が細かすぎる。
ぬい目の長さを長くします。
P.72
模様に合った押えを使用していない。
模様に合った押えを取り付けます。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
P.27
新しい針に交換します。
る。
糸がからまって、釜などに詰まってい からんだ糸を取り除きます。釜に詰まっ
P.74
る。
ていた場合は、掃除します。
お買い上げの販売店、または「ミシン
−
ランプが切れた。
119番」(フリーダイヤル0120-340233)にご相談ください。
原因
85
付
録
困
っ
た
と
き
付録
警告表示と電子音について
ミシンが正しく準備できていない状態で、スタート
/ストップスイッチまたは返しぬいスイッチが押さ
れたときや、まちがった操作をしたときは、警告表
示と電子音でお知らせします。
■ 警告表示
上ふたが外れたとき
本体上のふたが外れたときは、以下の手順で取り付
けます。
1 上ふたを水平に持ちます。
1 押えレバー表示ランプ
2 上ふたを上から押して、本体に取り付け
ます。
2 ボタン穴かがり
レバー表示ランプ
1 押えレバー表示ランプ
押えレバーが上がった状態で、スタート/ストップ
スイッチ・返しぬいスイッチ・糸切りスイッチのい
ずれかを押したときに赤く点滅します。押えレバー
を下げるとランプは消えます。
2 ボタン穴かがりレバー表示ランプ
ボタン穴かがりまたはかんどめを選択し、ボタン穴
かがりレバーが上がった状態で、スタート/ストッ
プスイッチ・返しぬいスイッチ・糸切りスイッチの
いずれかを押した場合に、赤く点滅します。ボタン
穴かがりレバーを下げてください。
または、ボタン穴かがりレバーが下がった状態で、
ボタン穴かがりまたはかんどめ以外の模様を選択し
て、スタート/ストップスイッチ・返しぬいスイッ
チ・糸切りスイッチのいずれかを押した場合に、赤
く点滅します。ボタン穴かがりレバーを上げてくだ
さい。
■ 電子音
● 正しい操作をしたとき
「ピッ」と鳴ります。
● まちがった操作をしたとき
「ピッピッ」または「ピッピッピッピッ」と鳴ります。
● 糸がからむなど、ミシンがロックしたとき
「ピッピッピッ・・・」と 4 秒間鳴り続けます。ミシ
ンは自動的に止まり、4秒経過すると操作可能な状態
に戻ります。
必ず原因を確認して改善した上で、再開してくださ
い。
86
アフターサービス
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン119番)
」
にお問い合わせください。
■ 保証書について
● ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の上、販売店で受け取っ
てください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切に保管してください。
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年間保有しています。性能部品とは、
その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● 修理については、お買い上げの販売店、または下記の「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い合
わせください。
■ お客様相談室(ミシン 119 番)0120-340-233
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明の場合は
お買い上げの「販売店」または「お客様相談室(ミシン 119 番)
」までお問い合わせください。
〒 467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町 15-1
お客様相談室(ミシン 119 番):TEL :0120-340-233
Fax :052-824-3031
受付時間:月曜日∼金曜日 9:00 ∼ 17:30
休 業 日 :土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
お願い
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望がございましたら、お買い上げの販売店、または上記「お客様相談室(ミ
シン 119 番)」にご連絡ください。
● 上記の電話番号および住所は、都合により変更する場合がございますのでご了承ください。
付
録
困
っ
た
と
き
87
付録
仕様
本体仕様
項目
本体寸法
仕様
幅435mm×高さ287mm×奥行201mm
ケースセット寸法 幅468mm×高さ306mm×奥行225mm
製品質量
7.5kg(ケース付き:9kg)
ぬい速度
毎分70∼850針
使用ミシン針
家庭用ミシン針HA×1
定格電圧/消費電力 100V (50 / 60Hz) / 45W
ランプ
搭載模様数
88
白色LEDランプ
16種類
索引
P
PL ............................................................................................. 6
Q
Q&A ...................................................................................... 84
ア
カ
カーブをぬう ........................................................................ 42
ガイドミゾ ............................................................................ 16
返しぬい ................................................................................ 36
返しぬいスイッチ ................................................. 表紙 D, 36
片返し ................................................................................... 60
角をぬう ................................................................................ 42
アーム ................................................................................... 69
釜 .................................................................................. 18, 74
換気口 ............................................................................. 表紙 C
あき止まり ............................................................................ 67
アップリケ ............................................................................ 65
かんたん操作ガイド ...................................................... 表紙 A
かんどめ ................................................................................ 67
厚地をぬう ............................................................................ 42
アフターサービス ................................................................ 87
綾巻き .......................................................................... 15, 21
安全にお使いいただくために ................................................ 6
イ
糸案内カバー ................................................ 表紙 B, 16, 22
糸案内皿 ................................................................. 表紙 C, 23
糸案内板 ........................................................ 表紙 B, 16, 22
糸切り .................................................................... 表紙 B, 38
糸切りスイッチ ..................................................... 表紙 D, 38
糸こま押え .................................................... 表紙 A, 15, 21
糸こまネット .................................................................. 1, 24
糸たて棒 ........................................................ 表紙 B, 15, 21
糸調子 ................................................................................... 39
糸調子ダイヤル ..................................................... 表紙 B, 39
糸通し装置 ............................................................................ 23
糸通しレバー ......................................................... 表紙 B, 23
ウ
上ふた ............................................................ 表紙 B, 21, 86
ウォーキングフット ....................................................... 表紙 F
受け座 ................................................................................... 16
薄地をぬう ............................................................................ 43
内釜 ....................................................................................... 75
上糸 ....................................................................................... 20
上糸調子 ................................................................................ 39
オ
キ
曲線をぬう ............................................................................ 42
キルト押え .............................................................. 69, 表紙 F
ク
クレイジーキルト ................................................................ 66
ケ
ケース ............................................................................. 表紙 A
警告表示 .................................................................. 表紙 E, 86
コ
腰が強い糸 ............................................................................ 24
ゴムテープ付け .................................................................... 63
コンセント ............................................................................ 13
付
録
サ
三重ぬい ....................................................................... 51, 67
シ
ジグザグ ....................................................................... 50, 65
ジグザグの振り幅調節レバー ............................... 表紙 E, 40
ジグザグの振り幅マニュアルスイッチ ............... 表紙 E, 40
下糸 ....................................................................................... 14
下糸巻き案内 ......................................................... 表紙 B, 16
下糸巻軸バネ ........................................................................ 15
お客様相談室 ........................................................................ 87
送り歯 ............................................................................. 表紙 C
下糸巻き装置 ......................................................... 表紙 B, 14
下糸を引き出す .................................................................... 24
押え .................................................................. 表紙 C, 1, 28
押えホルダー ......................................................... 表紙 C, 28
自動 糸切り ......................................................................... 46
自動返しぬい ........................................................................ 45
押えレバー ...................................................................... 表紙 D
押えレバー表示ランプ ........................................................ 86
自動止めぬい ........................................................................ 45
自動止めぬいスイッチ .......................................... 表紙 E, 45
お手入れ ................................................................................ 74
地ぬい ................................................................................... 51
シャッター ............................................................................ 22
仕様 ....................................................................................... 88
伸縮ぬい ................................................................................ 63
89
仕
様
/
索
引
付録
ス
すそ上げ ................................................................................ 52
スタート ................................................................................ 35
スタート/ストップスイッチ .............................. 表紙 D, 35
ストッパー ............................................................................ 27
スピードコントロールレバー ........................ 表紙 B, 表紙 D
セ
前面 ................................................................................. 表紙 B
ソ
操作スイッチ ................................................... 表紙 B, 表紙 D
掃除 ....................................................................................... 74
速度 ....................................................................................... 35
側面 ................................................................................. 表紙 C
そで付け ................................................................................ 67
タ
たち目かがり ........................................................................ 50
試しぬい ................................................................................ 42
チ
チーズ巻き ................................................................... 15, 21
直線ぬい ................................................................................ 51
ツ
つき合わせ ............................................................................ 59
筒もの ................................................................................... 69
テ
電源 ....................................................................................... 12
電源コード ............................................................. 表紙 C, 13
電源コンセント .................................................................... 13
電源スイッチ ......................................................... 表紙 C, 13
電源プラグ ............................................................................ 13
電子音 ................................................................................... 86
点線ジグザグ ............................................................... 50, 63
ト
特長 .......................................................................................... 2
止めぬい ....................................................................... 37, 45
止めネジ ................................................................................ 27
ドライバー ............................................................. 表紙 A, 27
トラブル ................................................................................ 84
取扱説明書 ...................................................................... 表紙 A
取扱説明 DVD ................................................................ 表紙 A
ドロップフィード ................................................................ 69
ドロップレバー ..................................................... 表紙 C, 70
90
ナ
長さ ....................................................................................... 40
ヌ
ぬいしろの始末 .................................................................... 50
ぬいしろの幅をそろえる ..................................................... 44
ぬい目の長さ調節レバー ....................................... 表紙 E, 40
ぬい目の長さマニュアルスイッチ ....................... 表紙 E, 40
布地のセット ........................................................................ 34
布地を送らない .................................................................... 69
ノ
伸びる布地 ................................................................... 43, 63
ハ
ハードケース .................................................................. 表紙 A
背面 ................................................................................. 表紙 C
パッチワーク ............................................................... 65, 66
はとめ穴パンチ ..................................................... 表紙 A, 57
幅 ........................................................................................... 40
針 ........................................................................................... 25
針板 ........................................................................ 表紙 C, 44
針板ふた ................................................................. 表紙 C, 18
針位置 ................................................................................... 40
針上下スイッチ .............................................................. 表紙 D
針停止位置 ............................................................................ 73
針の交換 ................................................................................ 27
針棒糸かけ ............................................................. 表紙 C, 22
ハンドル .......................................................................... 表紙 C
ヒ
表示パネル ........................................................ 表紙 B, 表紙 E
フ
プーリー ................................................................. 表紙 C, 34
ファゴティング .................................................................... 66
ファスナー付け .................................................................... 59
付属品 ............................................................................. 表紙 A
フットコントローラー .......................................... 35, 表紙 F
フットコントローラージャック ................................... 表紙 C
フリーアーム ........................................................................ 69
フリーモーションキルト ..................................................... 69
振り幅 ................................................................................... 40
プログラム糸切り ................................................................ 46
プログラム糸切りスイッチ ................................... 表紙 E, 46
ヘ
別売オプション ............................................................... 表紙 F
ホ
方向を変える ........................................................................ 42
補強 ....................................................................................... 67
ポケット口 ............................................................................ 67
保証書 .................................................................... 表紙 A, 87
補助テーブル .................................................................. 表紙 B
ボタン穴かがり .................................................................... 55
ボタン穴かがり押え ............................................................ 55
ボタン穴かがりレバー ................................ 表紙 C, 56, 68
ボタン穴かがりレバー表示ランプ ..................................... 86
ボタンホール ........................................................................ 55
ほつれ止め ............................................................................ 50
ボビン ............................................................................. 1, 14
ボビン受け座 ........................................................................ 16
本体 ................................................................................. 表紙 A
マ
まつりぬい ............................................................................ 52
ミ
ミシン 119 番 ..................................................................... 87
ミシンの名称 .................................................................. 表紙 B
ミシン針 .......................................................................... 1, 25
ミシンブラシ ......................................................... 表紙 A, 75
モ
模様設定一覧 ........................................................................ 72
模様選択スイッチ .................................................. 表紙 E, 48
模様の選択 ............................................................................ 48
付
録
模様の幅 ................................................................................ 40
模様別設定値 ........................................................................ 41
リ
リッパー .......................................................................... 1, 57
索
引
91
92
各部の名前とはたらき
表示パネル
操作スイッチ
針・押え部
右側面・背面
オプション品として、以下の製品を用意しています。
前面右側の表示パネルには、ぬい方を選択するスイッチが付いています。
ミシンの基本的な操作が手もとでできます。
2 返しぬいスイッチ
■ フットコントローラー
1 ボタン穴かがりレバー
2 糸案内皿
3 針棒糸かけ
2 ジグザグの振り幅調節レバー
3 ジグザグの振り幅
3 針上下スイッチ
ミシンを足で操作するときに使用します。
1 ハンドル
2 プーリー
マニュアルスイッチ
3 換気口
5 スピードコントロールレバー
4 ぬい目の長さ調節レバー
1 スタート/ストップスイッチ
型式:MODEL P
4 針板
4 糸切りスイッチ
1 警告表示
■ ウォーキングフット
5 ぬい目の長さ
ビニールや皮など、ぬいにくい布地をぬうときに使用します。
マニュアルスイッチ
6 プログラム糸切りスイッチ
7 自動止めぬいスイッチ
6 押えレバー
1 スタート/ストップスイッチ 8 模様選択スイッチ
針の位置を上または下に切り替えます。続けて押すと、1 針分ぬえます。
4 糸切りスイッチ ぬい終わったときにこのスイッチを押すと、上糸と下糸が切れます。詳細は「糸を切る」
(→ P.38)で説明します。
5 スピードコントロールレバー
ミシンの進む速度を調節します。
6 押えレバー
押えを上げ下げします。
2 糸案内皿
糸通し装置を使って針に糸を通すときに、ここに糸
を通します。
3 針棒糸かけ
上糸をかけます。
4 針板
1 警告表示
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
間違った操作をしたときなどにランプが赤く点滅して知らせます。詳細は「警告表示と電子音について」
(→P.78)
で説明します。
2 ジグザグの振り幅調節レバー/ 3 ジグザグの振り幅マニュアルスイッチ
模様の幅や針の位置を調節します。ジグザグの振り幅マニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
4 ぬい目の長さ調節レバー/ 5 ぬい目の長さマニュアルスイッチ
○ ○ ○
● 糸を切ったあとは、糸切り操作をくり返し行わないでください。針折れや糸がら
み、故障の原因となります。
5 針板ふた
ここを開けてボビンをセットします。
6 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
7 押え
ぬい目の長さを調節します。ぬい目の長さマニュアルスイッチを押してから、調節レバーで変更します。
布地を押さえます。5 種類の押えが付属しているの
で、ぬい方に合った押えをセットします。
6 プログラム糸切りスイッチ
ぬい終わりで自動的に糸を切るときに使用します。
8 押えホルダー
7 自動止めぬいスイッチ
注意
5 針板ふた
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
2 返しぬいスイッチ 3 針上下スイッチ 6 送り歯
5 フットコントローラー
ジャック
6 電源コード
1 ボタン穴かがりレバー
緑:ミシンがスタートできる状態、またはぬっているとき
赤:ミシンがスタートできない状態のとき
オレンジ:下糸巻き軸が右側になっているとき
返しぬいまたは止めぬいをします。返しぬいの場合はスイッチを押している間、ぬった方向の逆にぬいます。止めぬ
いの場合は、同じ場所で 3 ∼ 5 針分ぬってから止まります。詳細は「返しぬいをする」
(→ P.36)で説明します。
7 ドロップレバー
4 電源スイッチ
8 押えホルダー
7 押え
ミシンをスタートまたは停止します。スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止すると、針は下がった
(布地に刺さった)状態で止まります。詳細は「ミシンをスタートさせる」
(→ P.35)で説明します。
ミシンの状態によって、スイッチの色が緑・赤・オレンジに点灯します。
別売オプション
押えを取り付けます。
ぬい始めとぬい終わりで自動的にほつれ止めをするときに使用します。
■ キルト押え
1 ハンドル
ミシンを移動するときは、ここを持って持ち上げま
す。
フリーモーションキルトをするときに使用します。
2 プーリー
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするとき
に手前に回します。
3 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを設置するとき
は、ここをふさがないようにしてください。
4 電源スイッチ
お知らせ
電源を入れるスイッチです。
5 フットコントローラージャック
ここに別売のフットコントローラーの接続ジャック
を差し込みます。
● オプション品・部品については、お買い上げの販売店、または「ミシン 119 番」
(フリーダイヤル 0120-340233)にお問い合わせください。
6 電源コード
家庭用電源コンセント(AC100V)に接続します。
7 ドロップレバー
送り歯を下げるときに使用します。
8 模様選択スイッチ
スイッチを押してぬいたい模様を選択します。16 種類の模様があります。各スイッチの上には、使用する押えの記
号(A・G・J・R)が示されています。詳細は「模様を選ぶ」
(→ P.48)で説明します。
お知らせ
● 表紙B または表紙 D・E を開いた状態でページを
めくっていくと、
操作しながら各部の名前などが
確認できます。
お願い
● 布地がない状態やミシンが動いているときは、糸切りスイッチを押さないでください。
● ナイロン糸など特殊な糸を切るときは、本体側面の糸切りを使用してください。詳細は、
「糸を切る」
(→ P.38)
で説明します。
表紙 D
表紙 E
表紙 C
表紙 F
アフターサービス
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様
相談室(ミシン119番)」にお問い合わせください。
■ 保証書について
● ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の
上、販売店で受け取ってください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切
に保管してください。
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年間保有してい
ます。性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● 修理については、お買い上げの販売店、または下記の「お客様相談室(ミシン
119番)」にお問い合わせください。
■ お客様相談室(ミシン119番)0120-340-233
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明の場合は、 お買い上げ
の「販売店」または「お客様相談室(ミシン119番)」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
お客様相談室(ミシン119番)
Tel:0120-340-233
Fax:052-824-3031
受付時間:月曜日∼金曜日 9:00 ∼17:30
休 業 日:土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
コンピューターミシン
付属品を確認してください
取扱説明書
各部の名前とはたらき
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損している
ときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
CPS52シリーズ
必
ず
お
読
み
く
だ
さ
い
1
はじめに
ぬう前の準備
確認してください
ぬう前に必要な準備を説明します。
付属品
箱の中には以下のものが入っています。
■ 本体・ハードケース
補助テーブル内付属品
前面
補助テーブルの中には、次のものが収納されていま
す。
機種名
機械番号
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記
「お客様相談室(ミシン119番)」にご連絡ください。
● 上記の電話番号、住所および受付時間は、都合により変更する場合があります
ので、ご了承ください。
お必
読要
みに
く応
だじ
さて
い
2 糸案内カバー
ミシン本体です。ミシンを使用しないときは、
ケースに入れて収納してください。
1 糸案内板
2 ぬい方の基本
いろいろなぬい方とその使い方を
説明します。
6 下糸巻き装置
B 糸通しレバー
■ 取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
A 糸切り
上糸をセットするときに使用します。
糸こまの大
きさによって大/中/小を使い分けます。
糸こま
押え(中)は、購入時にミシンの糸たて棒にセッ
トされています。
7 表示パネル
8 スピードコントロールレバー
0 補助テーブル
4 付録
■ かんたん操作ガイド
下糸の準備から上糸を通すまでの手順が確認で
きます。
9 操作スイッチ
■ ドライバー
ミシン針を交換するときなどに使用します。
1 糸案内板/ 2 糸案内カバー
ミシンのお手入れ方法と困ったとき
の対処方法などを紹介します。
上糸を通すときに糸をかけます。
3 糸たて棒
糸こまを差し込みます。
■ ホームページ
ブラザーのホームページでは、家庭用ミシンに関する様々な情報を掲載しております。
http://www.brother.co.jp/
■ はとめ穴パンチ
■ 取扱説明 DVD
はとめ穴(ひもなどを通すための丸い穴)をあける
ときに使用します。
ミシンの基本的な使い方をDVDで紹介していま
す。
ブラザーソリューションセンターでは、家庭用ミシンに関するサポート情報を掲載
しております。
http://solutions.brother.co.jp/sewing_support/index.html
■ 保証書
XC2698-1216
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
5 上ふた
このふたを開いて糸をセットします。
6 下糸巻き装置
■ ミシンブラシ
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に
保管してください。
114-S52
Printed in China
4 下糸巻き案内
下糸をボビンに巻くときに使用します。
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1 〒467-8561
● ご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みになり、正しくお使いください。
● 取扱説明書はなくさないように大切に保管し、いつでも手にとって見られる
ようにしてください。
5 上ふた
C 糸調子ダイヤル
基本のぬい方と上手にぬうコツなど
を説明します。
3 いろいろなぬい方
3 糸たて棒
4 下糸巻き案内
■ 糸こま押え
● お客様相談室(ミシン119番)は、ブラザー販売株式会社が運営しています。
● 機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と
「機械番号」をご連絡いただきますと、スムーズにお答えすることができます。
ミシン背面の定格ハリマーク(銀色シール)の下記部分をご確認ください。
ここでは、ミシンの各部の名前とはたらきを説明します。ミシンを使用する前に、よく読んで名前を覚
えておきましょう。
表紙 A
釜などの細かい部分のほこりを取り除くときに
使用します。
7 表示パネル
ぬい方を選択します。
(→表紙 E)
8 スピードコントロールレバー
ぬう速さを調節します。
表紙 B
9 操作スイッチ
ミシンをスタートさせたり、自動で糸を切るときに
使用します。
(→表紙 D)
0 補助テーブル
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口など
の筒ものをぬうときは、ここを外します。
A 糸切り
ここに引っかけて糸を切ります。
B 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
C 糸調子ダイヤル
上糸調子を調節します。

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