PNOZmulti

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PNOZmulti | Manualzz

モジュラ安全コントローラ

PNOZmulti

PNOZmulti コンフィグレータ

入門編 - 資料番号 20 886-03

この取扱説明書の全権利はピルツ GmbH & Co に帰属します。必要に応じて内部使用の目的での

複製は許可されています。

この取扱説明書の情報は可能な限り正確に書かれていますが、本書に含まれる不正確な記述や情報

の脱落に関して、ピルツ GmbH & Co はなんら責任を負うものではありません。

この取扱説明書の内容は予告なしに変更されることがあります。本書の内容に関するご意見、ご感想

をお待ちしています。

使用されている製品名、商品名、技術名は各会社の登録商標です。

目次

はじめに

取扱説明書の概要

記号の定義

概要

PNOZmulti

コンフィグレータ

ソフトウェアパッケージの内容

安全

用途

安全ガイドライン

有資格者の採用

保証と責務

アプリケーションガイドライン

インストール

システム要件

PNOZmulti

コンフィグレータのインストール

PNOZmulti

コンフィグレータのライセンス登録

PNOZmulti

コンフィグレータのアンインストール

PNOZmulti

コンフィグレータの起動

タスク

PNOZ m1p

ベースユニットの配線

プロジェクトの作成

プロジェクトの保存とパスワードの設定

プロジェクトを開いてパスワードを入力

入門書 :PNOZmulti コンフィグレータ

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目次

コンフィグレータユーザインタフェース

回路の作成または編集

入力ファンクションのコンフィグレーション

安全扉入力ファンクションのコンフィグレーション

イネーブルスイッチ入力ファンクションのコンフィグレーション

非常停止入力ファンクションのコンフィグレーション

ロジックファンクションのコンフィグレーション

リレー出力ファンクションのコンフィグレーション

ファンクション間の接続

フィードバックとリセット回路の挿入

ユーザテキストの入力

プロジェクトの認証

プロジェクトの印刷

プロジェクトの保存

PNOZ m1p へのプロジェクトの転送

準備

ベースユニットへのプロジェクトのダウンロード

コンフィグレータの終了

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入門書 :PNOZmulti コンフィグレータ

はじめに

この入門編マニュアルでは、 PNOZmulti コンフィグレータの概要について説明

します。具体的には、ソフトウェアのインストール方法と、提供されるアイテム

の構成内容について説明します。第 5 章では、例に基づいてソフトウェアの機能

を順を追って説明します。小規模なプロジェクトをコンフィグレーションして、

ソフトウェアの主要なファンクションを理解することができます。

すべての機能の詳細については、 PNOZmulti コンフィグレータのオンラインヘル

プを参照してください。

この取扱説明書は、操作手順を示すものであり、後で参照できるように保管して

おいてください。

取扱説明書の概要

1 はじめに

この入門編マニュアルの内容、構造、順序について説明します。

2 概要

ソフトウェアの最も重要な機能と、提供されるアイテムの構成内容について

説明します。

3 安全

この章は、安全規則と用途に関する重要な情報について説明しているため、

必ずお読みください。

4 インストール

ハードウェアとソフトウェアの要件、およびソフトウェアのインストール方法

について説明します。

5 操作

簡単な例に基づいて、

PNOZmulti

コンフィグレータを使用してプロジェクト

を作成する際の最も重要な手順について説明します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 1-1

はじめに

記号の定義

この取扱説明書に記載されている重要な情報は、次のように区別されています。

注意

この記号は、製品またはユニットがある周辺環境では損傷する可能性がある状況

について説明しています。また、実施可能な予防措置についても説明しています。

インフォメーション

この記号は、アプリケーションに関するアドバイスを示し、特殊な機能に関する

情報を提供します。また、文の中の特に重要な個所を強調表示しています。

1-2 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

概要

PNOZmulti

コンフィグレータ

PNOZmulti コンフィグレータは、 PNOZmulti モジュラ安全コントローラのユ

ニットをコンフィグレーションおよびプログラミングするためのグラフィック

ツールです。安全回路のファンクションは、コンフィグレータユーザインタフェー

スにアイコンで表示されます。安全回路は、ドラッグアンドドロップですばやく

簡単に作成できます。完成した安全回路は、 PNOZmulti コンフィグレータから

モジュラ安全コントローラ PNOZmulti のベースユニットに直接またはチップ

カード経由で転送されます。ハードウェアには、ベースユニットと増設モジュー

ルが含まれています。

PNOZmulti

入力

PNOZmulti コンフィグレータ

入力

ファンクション

• 非常停止

• 安全扉

• ライトカーテン

• 両手操作スイッチ

• イネーブルスイッチ

• モードスイッチ

ロジックファンクション

• AND

• OR

• XOR

• NOT ゲート

• RS フリップフロップ

• 時間

• イベントカウンタ

• 速度監視

• リセットファンクション

• 接点

例 : フィードバック、リセットボタン

出力

ファンクション

• リレー

• 半導体

PNOZmulti

出力

図 2-1:PNOZmulti コンフィグレータの概略図

ソフトウェアパッケージは、 Windows 2000 または Windows XP を実行してい

るコンピュータ上で使用できます。

ソフトウェアパッケージの内容

ソフトウェアパッケージの内容は、以下のとおりです。

• ソフトウェアパッケージのファイル (CD に収録 )

• この入門編マニュアル

• アプリケーション例

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 2-1

概要

CD に収録されているソフトウェアパッケージの内容は、以下のとおりです。

• setup.exe

• プログラム例

• アプリケーション例

2-2 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

安全

用途

「 PNOZmulti コンフィグレータ」ソフトウェアパッケージは、 PNOZmulti 製品

レンジのユニットを、 EN 60204-1 (VDE 0113-1) 、 11/98 および IEC 60204-1 、

12/97 に適合した非常停止システムおよび電気安全回路で使用できるようにコン

フィグレーションするためのものです。

安全ガイドライン

安全ガイドラインは、マニュアル、オンラインヘルプ、および PNOZmulti コン

フィグレータの重要な部分です。

以下の安全ガイドラインに従わない場合、当社のすべての保証および責務が無効

になります。

また、アプリケーションの特定の領域の事故防止に関するすべての規則および規

制に従う必要があります。特に、 VDE と安全対策に関するすべての地域規制に

従う必要があります。また、お使いの PNOZmulti モジュールの取扱説明書に記

載されている使用方法にも従ってください。

有資格者の採用

企業の所有者は、次の条件を満たす作業者に業務を担当させる責任があります。

• 安全衛生および事故防止の基本的な規制に習熟している

• このマニュアルで説明している安全ガイドラインを読み、理解している

プログラミングと試運転は、必ず有資格者が実施する必要があります。

保証と責務

次の場合、すべての保証請求および賠償請求は無効になります。

• マニュアルおよびオンラインヘルプに記載されているガイドラインに従わな

かったことが原因で損傷が発生したと考えられる場合

• 作業者が適格な有資格者ではない場合

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 3-1

安全

アプリケーションガイドライン

• ソフトウェアを使用した場合も、お客様の設備、機械、およびソフトウェアに

適切な安全コンセプトを設計することはお客様の責任の範囲です。

• 詳細なリスク分析を実施して、アプリケーションの要件を判断することはお客様

の責任の範囲です。適用される規制や規格を必ず考慮してください。

3-2 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

インストール

システム要件

PNOZmulti コンフィグレータをインストールするのに必要なシステム要件は、

以下のとおりです。

• Pentium II

• オペレーティングシステム :Windows 2000 または Windows XP

• RAM: 最小 64 MB

• ハードディスク : 約 64 MB の空き領域

• CD-ROM ドライブ

• グラフィックカード : 最小解像度 800x600 ピクセル、 65,536 色以上

( 小さいフォントに設定 )

• キーボード

• マウス

• プリンタ

• シリアルポート RS 232

PNOZmulti

コンフィグレータのインストール

重要

コンピュータに古いバージョンの PNOZmulti コンフィグレータがインストール

されている場合は、新しいバージョンをインストールする前に古いバージョンを

アンインストールする必要があります ( 「 PNOZmulti コンフィグレータのアンイ

ンストール」を参照 ) 。

PNOZmulti コンフィグレータソフトウェアは、次の手順に従ってハードディスク

にインストールする必要があります。

• 実行中のプログラムをすべて終了します。

• CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

• CD が自動的に起動しない場合は、 の [ スタート ] メニューから [ ファ

イル名を指定して実行 ] を選択します。「 x:¥setup.exe

」と入力し ( 「 x 」は

CD-ROM ドライブのドライブ文字 ) 、 [OK] をクリックします。インストール

が開始します。

• 画面上の指示に従ってインストールを終了します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 4-1

インストール

• PNOZmulti コンフィグレータは、標準では C:¥Program Files¥Pilz¥Pilz

PNOZ Configurator ディレクトリにインストールされます。 setup.exe

プロ

グラムは、 java V1.4.1

と Towitoko チップカードリーダ用のドライバもイン

ストールします。

PNOZmulti

コンフィグレータのライセンス登録

インストール後にはソフトウェアのデモバージョンが使用できるようになります。

デモバージョンの機能は、ライセンスバージョンよりも制限されています。

ソフトウェアのライセンスを購入した場合は、ソフトウェアとともに、または郵

送 / ファックスでソフトウェア製品証書が提供されます。このソフトウェア製品

証書には、ソフトウェアをライセンス登録する際に入力する必要があるライセン

スデータが記載されています。

ソフトウェアをライセンス登録するには、ソフトウェアを起動して、 [ ヘルプ ]

メニューから [ ライセンスマネージャ ] を選択し、画面上の指示に従います。

PNOZmulti

コンフィグレータのアンインストール

Uninstall PNOZmulti Configurator.exe

プログラムは、コンフィグレータをアン

インストールする場合にのみ使用してください。プログラムは、インストールディ

レクトリの UninstallerData フォルダにあります。

PNOZmulti

コンフィグレータの起動

Windows の [ スタート ] メニューから、 [ プログラム ] > [Pilz] > [PNOZmulti

Configurator] > [PNOZmulti Configurator] の順に選択します。

または画面上の [PNOZmulti Configurator] アイコンをクリックします。

4-2 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

タスク

簡単な例を使用して、プロジェクトの作成方法を順を追って説明します。これに

より、 PNOZmulti コンフィグレータの最も重要な機能を理解することができます。

例に示している手順の終了後には、オンラインヘルプを使用してお客様のプロ

ジェクトを作成できるようになります。

お客様のコンピュータで各手順を実行できます。プロジェクトをダウンロードする

には、 PNOZmulti ベースユニットが必要です。

• 危険領域にある駆動源は、安全扉で保護します。

• 近接タイプの磁気式安全扉スイッチにより、安全扉が閉まっていることを保証

します。

• 安全扉スイッチは、同期時間を使用して監視します。

• 安全扉の開状態は、イネーブルスイッチで無効にすることができます。危険

領域にある駆動源は、イネーブルスイッチを使用して直接起動することはで

きません。危険領域にある駆動源の起動は、別のスタート入力で行います。

• 安全扉スイッチとイネーブルスイッチは、テストパルス信号を使用して、入力

接点の短絡を検出する必要があります。

• 駆動源をシャットダウンするための安全接点は冗長構成になっています。

• 駆動源スイッチング用外部コンタクタの接点は、フィードバックに組み込ま

れています。

リセット

スタート

安全扉スイッチ

非常停止

図 5-1: 安全扉アプリケーション

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-1

PNOZ m1p

ベースユニットの配線

例の制御には、 9 つの入力と 4 つの出力が必要です。図 5-2 に、 PNOZ m1p ベー

スユニットを使用してこれを実現する方法を示します。

テストパルス

�� ��

�������

� �

��

�� ��

��

��

��

� �

�� ��

安全扉

スイッチ

�� ��

イネーブル

スイッチ

�� �� �� ��

非常停止 リセット スタート

��

フィードバック

��

��

�� ��

��

リレー出力

��

図 5-2:PNOZ m1p ベースユニットの配線

��

プロジェクトの作成

1. PNOZmulti コンフィグレータの起動

「インストール」の章の説明に従って PNOZmulti コンフィグレータを起動し

ます。

2. 新しいプロジェクトの作成

[ ファイル ] -> [ 新規 ] を選択します。

[OK] をクリックします。

[ ベースユニットと増設モジュールの選択 ] ウィンドウが表示されます。

5-2 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

図 5-3:[ ベースユニットと増設モジュールの選択 ] ウィンドウ

ベースユニットは必ず最初に挿入する必要があります。この例では、 PNOZ m1p ベースユニットのみ接続されています。装置 ID A1 を指定します。 [ 装置

ID] フィールドは、必ず入力する必要があります。この名前は、装置 ID として使

用されます。この名前は、 1 ∼ 16 文字でなければなりません。

3. モジュールのオプションの定義

[ モジュール名 ] フィールドをクリックして、 PNOZmulti ベースユニット

[PNOZm1p] を選択します。

[ 装置 ID] フィールドをクリックして「 A1 」と入力します。 [ 追加 ] ボタンを

クリックします。

ベースユニットは、 [ 選択したモジュールのリスト ] の一番上の位置 1 に表示

されます。

[OK] をクリックして、選択を終了します。

最初のプロジェクトを編集する前に、コンフィグレータユーザインタフェースの

操作方法を習得する必要があります。

プロジェクトを保存します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-3

プロジェクトの保存とパスワードの設定

1. プロジェクトの保存

[ ファイル ] メニューで [ 名前を付けて保存 ] オプションを選択します。プロ

ジェクトを保存するためのウィンドウが表示されます。

[ 保存する場所 ] フィールドをクリックして、プロジェクトを保存するのに使

用するパスを選択します。 [ ファイル名 ] フィールドをクリックして、プロジェ

クトの名前を入力します。 [ 保存 ] ボタンをクリックします。

プロジェクトを初めて保存するときには、パスワードを設定するウィンドウが自

動的に表示されます。

5-4

図 5-4:[ パスワード設定 ] ウィンドウ

各プロジェクトは、 3 つのパスワードレベルで不正アクセスから保護されます。

各パスワードレベルに異なるパスワードを指定して、特定の機能を使用できるよ

うに設定できます。

• パスワードレベル 1 では、すべての編集機能を使用できます。

• パスワードレベル 2 では、プロジェクトを変更することはできません。プロ

ジェクトの表示のみ可能です。

• パスワードレベル 3 では、一部のダイアログウィンドウの値を変更できます

( オンラインヘルプを参照 ) 。

インフォメーション

パスワードは異なっている必要があります。また、必ず書きとめて安全な場所に

保管してください。パスワードを忘れた場合、それを確認する方法はありません。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

2. パスワードの入力

[Level 1 パスワード ] フィールドをクリックして、 5 文字以内のパスワードを

入力します。 [Level 1 確認 ] フィールドをクリックして、同じパスワードを

入力します。異なるパスワードを使用して、 [Level 2] および [Level 3] でこ

れらの手順を繰り返します。

3. [OK] をクリックして入力を終了します。

インフォメーション

レベル 1 でファイルを開いた場合にのみ、パスワードを変更できます。レベル 2

では、ファイルは、読み取り専用として表示されます。

プロジェクトを開いてパスワードを入力

プロジェクトを開くとウィンドウが表示され、レベルとパスワードの入力が求め

られます。

• [ レベルの選択 ] フィールドをクリックして、パスワードレベルを選択します。

[ パスワードの入力 ] フィールドをクリックして、パスワードを入力します。

[OK] をクリックします。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-5

コンフィグレータユーザインタフェース

コンフィグレータユーザインタフェースを使用して、新しいプロジェクトの作成、

既存のプロジェクトの編集、ハードウェアへのプロジェクトの転送などを行うこ

とができます。

メニューバー タイトルバー 入力ファンクション ツールバー ロジックファンクション 出力ファンクション

① ② ③

ワークスペース、 1 ページ

③ ④ ⑤

ページ設定

情報ウィンドウ

図 5-5: コンフィグレータユーザインタフェース

5-6 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

コンフィグレータユーザインタフェースは、次の領域で構成されています。

• タイトルバー

タイトルバーには、ソフトウェアの名前 (PNOZmulti Configurator) と現在

編集しているプロジェクトの名前が表示されます。

• メニューバー

メニューバーには、 [ ファイル ] 、 [ 編集 ] 、 [ 表示 ] 、 [ ツール ] 、 [ オンライン ] 、

[ ウィンドウ ] 、 診断 ] [ ヘルプ ] の 8 つのメニューが表示されます。各メニュー

をクリックすると、利用可能なオプションが表示されます。

• ツールバー

頻繁に使用するオプションは、ツールバーにアイコンとして表示されます。

これらはマウスでアイコンをクリックして選択できます。ツールバー上にア

イコンで表示されているすべてのオプションは、メニューバーにもあります。

• ファンクション用のツールバー

ファンクション用のツールバーは 3 つあります。

- 入力ファンクションツールバー

- ロジックファンクションツールバー

- 出力ファンクションツールバー

ファンクションは、各ツールバーにアイコンで表示されます。これらはマウ

スでアイコンをクリックして選択できます。

• ワークスペース

ワークスペースは、回路を作成する領域です。ワークスペースは、次の 5 つ

の領域に分かれています。

① 左端の領域は、入力セルに分割されています。

ここで PNOZmulti モジュールに入力を割り付けます。

② この領域には入力ファンクションのみを配置できます。

③ この領域にはロジックファンクションのみを配置できます。

④ この領域には出力ファンクションのみを配置できます。

⑤ 右端の領域は、出力セルに分割されています。

ここで PNOZmulti モジュールに出力を割り付けます。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-7

ワークスペースは複数のページに分割されています。接続線などをページ間

でドラッグすることはできません。

• 情報ウィンドウ

情報ウィンドウには、次のタブが表示されます。どのタブが表示されるかは、

設定されているモードによって異なります。

- メッセージ ( オフラインおよびオンラインモード )

- 診断ワード

- 問題

- 不正なループ

- ページに関するユーザテキスト

- ログデータ

回路の作成または編集

この例の回路は、コンフィグレータユーザインタフェースで作成および編集します。

この小規模なプロジェクトを通じて、 PNOZmulti コンフィグレータの主な機能

を理解することができます。

• 入力ファンクションのコンフィグレーション

• ロジックファンクションのコンフィグレーション

• リレー出力ファンクションのコンフィグレーション

• ファンクション間の接続

• ユーザテキストの入力

• プロジェクトの認証

• プロジェクトの印刷

• プロジェクトの保存

• PNOZ m1p へのプロジェクトの転送

• コンフィグレーションの終了

入力ファンクションのコンフィグレーション

PNOZmulti コンフィグレータの入力ファンクションは、 PNOZmulti モジュール

の可能な入力を表します。安全出力は、入力の状態に応じて切り替えられます。

サンプルプロジェクトでは、安全扉、イネーブルスイッチ、非常停止入力ファン

クションが必要です。

5-8 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

安全扉入力ファンクションの設定については、順を追って説明します。

安全扉入力ファンクションのコンフィグレーション

この例では、次のように安全扉入力ファンクションをコンフィグレーションします。

• 同期時間を使用して監視される 2 チャンネル安全扉スイッチ

PNOZ m1p の I0 に N/O 接点、 I1 に N/C 接点

• テストパルスを使用した入力接点の短絡の検出 : I0 にテストパルス T0 、 I1 に

テストパルス T1 を割り付け

• スタートアップテスト機能を備えた安全扉

• モニタリングリセット リセット入力 I8

1. 安全扉の選択

入力ファンクションツールバーで、 アイコンをクリックします。

2. 安全扉入力ファンクションの配置

中央のワークスペースの左端の空のセルにアイコンをドラッグします。

図 5.6: 安全扉入力ファンクションの配置

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-9

マウスボタンを離すと、入力ファンクションをコンフィグレーションするための

ウィンドウが表示されます。

5-10

図 5-7: 安全扉入力ファンクションのコンフィグレーション - [ 入力 ] タブ

3. スイッチタイプの選択

[ 入力 ] タブで [ スイッチタイプ ] フィールドをクリックします。各種スイッ

チタイプのリストが表示されます。

スイッチタイプ [Type 2同期 ] を選択します。安全扉スイッチの N/C 接点と

N/O 接点の組み合わせは、同期監視でコンフィグレーションされます。

4. PNOZ m1p の接続の定義

[ 入力 1] フィールドをクリックします。 PNOZ m1p の利用可能な入力のリス

トが表示されます。 PNOZ m1p の入力 I0 として [A1.i0] を選択します。

次に、 PNOZ m1p の入力 I1 として [ 入力 2] フィールドで [A1.i1] を選択し

ます。

5. 入力回路の接点間の短絡検出の定義

パルス入力により、 PNOZmulti は入力接点間の短絡を検出できます。この例

では、入力をパルス化します。

[ 接続 ] フィールドで、 入力回路の接点の短絡検出 ] オプションを選択します。

これにより、システムは入力接点間の短絡を検出するようになります。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

6. 接点間の短絡検出用の入力のパルス割り付け

[ 接続 ] の右下で、 PNOZ m1p のどのテストパルスをどの入力に接続するか

を定義する必要があります。合計 4 つのテストパルスを利用できます。

右側のフィールドをクリックして、入力 0 に [ テストパルス 0] を選択し、入力

1 に [ テストパルス 1] を選択します。これで PNOZmulti コンフィグレータは、

テストパルス T0 が入力 I0 に接続され、テストパルス T1 が入力 I1 に接続さ

れると判断します。

7. スタートアップテスト機能を備えた安全扉の選択

スタートアップテスト機能を備えた安全扉では、イネーブルを発行するには、

電源を入れた後に安全扉を開閉する必要があります。これにより、安全扉が

正しく機能することがテストされます。

図 5-8: 安全扉入力ファンクションのコンフィグレーション - [ リセット ] タブ

スタートアップテストを有効化するには、 [ リセット ] タブで [ スタートアップ

テスト ] オプションを選択します。

8. リセットモードの選択

自動、モニタリング、モニタリングなしの 3 つのリセットモードから選択で

きます。

[ リセットモード ] フィールドで、 [ モニタリングリセット ] を選択します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-11

9. リセット回路の接続の定義

[ リセット回路 ] フィールドをクリックします。 PNOZ m1p の利用可能な入力

のリストが表示されます。 PNOZ m1p のリセット回路として [A1.i6] を選択

します。

リセット回路ではテストパルスを使用しません。 [ リセット回路の接点の短絡

検出 ] オプションは選択しないでください。

10.

入力ファンクションのコンフィグレーションの終了

[OK] をクリックして、コンフィグレーションを終了します。

イネーブルスイッチ入力ファンクションのコンフィグレーション

この例では、次のようにイネーブルスイッチ入力ファンクションをコンフィグ

レーションします。

• 2 チャンネルイネーブルスイッチ

PNOZ m1p の I2 および I3 に N/C 接点

• テストパルスを使用した入力接点の短絡の検出 :I2 にテストパルス T0 、 I3 に

テストパルス T1 を割り付け

1. イネーブルスイッチの選択

入力ファンクションツールバーで、 アイコンをクリックします。

2. イネーブルスイッチ入力ファンクションの配置

アイコンを安全扉入力ファンクションの下のセルにドラッグします。

入力ファンクションをコンフィグレーションするためのウィンドウが表示さ

れます。

5-12

図 5-9: イネーブルスイッチ入力ファンクションのコンフィグレーション - [ 入力 ] タブ

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

図からわかるように、イネーブルスイッチをコンフィグレーションするための

ウィンドウは、安全扉用のウィンドウとまったく同じように構成されています。

このため、安全扉の場合と同じコンフィグレーション手順に従うことができます。

3. イネーブルスイッチのコンフィグレーション

この例では、次のようにコンフィグレーションします。

- [ スイッチタイプ ] で [3] を選択します。

- [ 入力回路の接点の短絡検出 ] を選択します。

- 入力 I2 をテストパルス 0 に接続し、入力 I3 をテストパルス 1 に接続します。

イネーブルスイッチでリセット回路を設定することはできません。

4. 入力ファンクションのコンフィグレーションの終了

[OK] をクリックして入力を終了します。

非常停止入力ファンクションのコンフィグレーション

この例では、次のように非常停止入力ファンクションをコンフィグレーションし

ます。

• 2 チャンネル非常停止ボタン

I4 および I5 に N/C 接点

• テストパルスを使用した入力接点の短絡の検出 : I4 にテストパルス T0 、 I5 に

テストパルス T1 を割り付け

• 自動リセット

1. 非常停止の選択

入力ファンクションツールバーで、 アイコンをクリックします。

2. 非常停止入力ファンクションの配置

アイコンをイネーブルスイッチ入力ファンクションの下のセルにドラッグし

ます。入力ファンクションをコンフィグレーションするためのウィンドウが

表示されます。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-13

図 5-10: 非常停止入力ファンクションのコンフィグレーション - [ 入力 ] タブ

3. 非常停止のコンフィグレーション

この例では、次のようにコンフィグレーションします。

- [ スイッチタイプ ] で [3] を選択します。

- [ 入力回路の接点の短絡検出 ] を選択します。

- 入力 I4 をテストパルス 0 に接続し、入力 I5 をテストパルス 1 に接続します。

[ リセット ] タブの設定を変更する必要はありません。 [ 自動リセット ] オプショ

ンはすでに選択されています。

4. 入力ファンクションのコンフィグレーションの終了

[OK] をクリックして入力を終了します。

ロジックファンクションのコンフィグレーション

ロジックファンクションは、入力ファンクションやロジックファンクションの出

力に接続します。これらは入力ファンクションやロジックファンクションの状態

を AND 、 OR 、 XOR 、 NOT ゲート、 RS フリップフロップ、速度監視、時間ファ

ンクション、イベントカウンタ、またはリセットファンクションにリンクします。

ワークスペースにロジックファンクションを挿入するには、ロジックファンク

ションを選択し、配置して、コンフィグレーションする必要があります。

5-14 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

この例では、次のロジックファンクションが必要です。

• 2 つの入力がある AND ゲート

• 2 つの入力がある OR ゲート

• モニタリングリセットのあるリセットファンクション

AND

OR

XOR

NOT ゲート

RS フリップフロップ

リセット

ファンクション

時間

イベントカウンタ

速度監視

フラグ

図 5-11: ロジックファンクション

1. AND ゲートロジックファンクションの選択

ロジックファンクションツールバーで、 AND ゲートのアイコンをクリックし

ます。

2. ロジックファンクションの配置

図 5-12 に示しているようにロジックファンクションを配置します。

図 5-12: ロジックファンクションの配置

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-15

ロジックファンクションをコンフィグレーションするためのウィンドウが表示さ

れます。

図 5-13: ロジックファンクションのコンフィグレーション

3. 入力の数の選択

ロジックファンクションの入力の数として 2 ∼ 5 を選択できます。ロジック

ファンクションの [ 入力数 ] で [2] を選択します。

4. ロジックファンクションのコンフィグレーションの終了

[OK] をクリックして入力を終了します。

5. OR ゲートロジックファンクションをまったく同じ手順で設定します

( 図 5-12 を参照 ) 。

6. リセットファンクションの選択

リセットファンクションにより、スイッチを使用して安全回路全体を手動で

イネーブルにすることができます。まず、個別の入力ファンクションをイネー

ブルにする必要があります。これにより、停電の後や非常停止ボタンを復帰

した後に機械が自動的に起動するのを防止できます。

このスイッチを監視するかどうかを選択できます。

[ リセットタイプ ] フィールドで、 [ モニタリングリセット ] オプションを選択

して、モニタリングリセットを有効にします。

リレー出力ファンクションのコンフィグレーション

出力ファンクションは入力ファンクションまたはロジックファンクションに接続

します。これらは PNOZmulti モジュール上の出力を表し、アプリケーションに

適したコンフィグレーションする必要があります。

5-16 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

ワークスペースに出力ファンクションを挿入するには、出力ファンクションを選

択し、配置して、コンフィグレーションする必要があります。コンフィグレーショ

ンには、 PNOZmulti の出力タイプの情報が含まれます。

この例では、次のようにリレー出力ファンクションをコンフィグレーションします。

• 出力 : リレー、 2 個の安全接点、冗長

• フィードバック

• PNOZ m1p の出力 :O4 と O5

1. リレー出力ファンクションの選択

出力ファンクションツールバーで、 アイコンをクリックします。

2.

出力ファンクションの配置

中央のワークスペースの右端の空のセルにアイコンをドラッグします。

出力ファンクションをコンフィグレーションするためのウィンドウが表示さ

れます。

図 5-14:[ リレー出力の設定 ] ウィンドウ

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-17

3.

出力のコンフィグレーション

[ 冗長出力 ] 、および [ フィードバックループ使用 ] オプションを選択します。

4.

出力の割り付け

PNOZ m1p の出力を、 [ 接続 ] の下のボックスで選択する必要があります。

[ 出力 1] フィールドをクリックして、 [o4] を選択します。

冗長出力を選択したため、 [ 出力 2] フィールドをクリックして、 [o5] を選択

します。

5.

出力ファンクションのコンフィグレーションの終了

[OK] をクリックして入力を終了します。

ファンクション間の接続

ワークスペース内のファンクションを接続する必要があります。特に、入力ファ

ンクションをロジックファンクションに接続するかどうかと、入力ファンクショ

ンをどの出力に接続するかを定義する必要があります。

図 5-15: ファンクション間の接続

5-18 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

ファンクションの接続部は、小さな四角形 ( 接続スクエア ) で表されます。

• 接続スクエアをクリックし、マウスボタンを押したまま、接続を次のファン

クションの接続スクエア上にドラッグします ( 図 5-15 を参照 ) 。

インフォメーション

PNOZmulti コンフィグレータでは、ワークスペースの 2 つのページ間でファン

クションを直接接続することはできません。 2 つのページ間でファンクションを

接続するには、フラグを使用する必要があります。フラグは、ロジックファンク

ションツールバーから利用できます。

内部コイル

内部接点

たとえば、 2 番目のページにフィードバックを配置するには、 2 つの内部フラグ

を配置する必要があります ( 図 5-16 を参照 ) 。内部接点を配置する際には、ウィ

ンドウ内で内部コイルの番号を選択する必要があります。

図 5-16: フラグの配置

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-19

フィードバックとリセット回路の挿入

この例では、フィードバックを出力ファンクションに接続して、リセットボタン

をリセットファンクションに接続する必要があります。

• PNOZ m1p の I7 を出力ファンクションに接続

• PNOZ m1p の I8 をリセットファンクションに接続

1.

フィードバック用の入力の挿入

ワークスペースの左端を右クリックして ( 非常停止の入力の下。図 5-15 を

参照 ) 、 [ 起動 ] を選択します。

入力をコンフィグレーションするためのウィンドウが表示されます。

2.

フィードバックの入力の選択

[I/O] フィールドをクリックして、 [A1.i7] を選択します。

[OK] をクリックして、選択を終了します。

3.

フィードバックを入力に接続

入力の接続スクエアをクリックし、マウスボタンを押したまま、接続を出力

ファンクション上のフィードバックの接続スクエアにドラッグします。

同じ手順に従って、リセットボタンをコンフィグレーションします。ただし、 [I/O]

フィールドで [A1.i8] を選択します。

ユーザテキストの入力

挿入した各ファンクションで、ファンクションに表示されるユーザテキストを入

力できます。

この例では、入力と出力、つまり左端と右端のセルにラベル付けします。

入力 :

• A1.io:Safety_gate_NO

• A1.i1:Safety_gate_NC

• A1.i6:Start

• A1.i2:Enable_NC_1

• A1.i3:Enable_NC_2

• A1.i8:Start_Enable

• A1.i7:RFK_K1_K2

5-20 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

出力

• A1.04:K1

• A1.05:K2

1. ユーザテキストを割り付ける入力と出力をダブルクリックします。ユーザ

テキストを入力するためのウィンドウが表示されます。

2. [ 装置 ID] フィールドをクリックして、テキストを入力します。たとえば、

入力 A1.i1 の Safety_gate_NC と入力します。

3. [OK] をクリックして、ユーザテキストを適用します。

プロジェクトの認証

プロジェクトを認証すると、変更できないように保護したことになります。

必要に応じてプロジェクトを認証できます。ただし、次のことに注意してください。

インフォメーション

プロジェクトを認証すると、ファンクションの挿入、編集、移動や、パスワード

の変更が行えなくなります。

プロジェクトは、通常、承認が義務付けられている装置で認証します。プロジェ

クトをさらに変更する場合は、認証する前に別の名前でファイルを保存してくだ

さい。

• [ ファイル ] メニューで [ 変更禁止 ] オプションを選択するか、 アイコン

をクリックします。確認メッセージが表示されます。 [ はい ] ボタンをクリッ

クしてプロジェクトを認証します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-21

プロジェクトの印刷

プロジェクトを印刷プレビューで表示するには、 アイコンをクリックします。

図 5-17: 印刷プレビュー

これでプロジェクトを印刷することができます。

• [ 印刷 ] を選択します。

[ ファイル ] メニューで [ 印刷 ] オプションを選択するか、 アイコンをクリック

します。

5-22 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

プロジェクトの保存

次に、プロジェクトを保存します。

既存のプロジェクトを最新バージョンで上書きするか、プロジェクトを別の名前

で保存します。

プロジェクトの上書き保存

• [ ファイル ] メニューで [ 保存 ] オプションを選択するか、 アイコンを

クリックします。

別の名前でプロジェクトを保存

• [ ファイル ] メニューで [ 名前を付けて保存 ] オプションを選択します。プロ

ジェクトを保存するためのウィンドウが表示されます。 [ 保存する場所 ] フィー

ルドをクリックして、プロジェクトの保存先のパスを選択します。 [ ファイル

名 ] フィールドをクリックして、プロジェクトの名前を入力します。 [ 保存 ]

ボタンをクリックします。

PNOZ m1p へのプロジェクトの転送

PNOZmulti コンフィグレータのプロジェクトは、 RS 232 インタフェースを使

用してベースユニットに直接保存できます。このプロジェクトはベースユニット

によって使用されます。

インフォメーション

プロジェクトを外付けのチップカードリーダに挿入されているチップカードに保

存できます。チップカードリーダは、 Towitoko スタータキットに付属されてい

ます。ドライバは、 PNOZmulti コンフィグレータのインストール時にインストー

ルされます。

準備

コンピュータへのベースユニットの接続

• ベースユニットとコンピュータを RS 232 インタフェースを使用して接続し

ます。

インタフェースの設定

1. [ 編集 ] メニューで [ インタフェースの設定 ] オプションを選択します。接続

されている装置へのインタフェースを割り付けるためのウィンドウが表示さ

れます。

2. [PNOZmulti] フィールドをクリックして、適切なインタフェースを選択し

ます (COM1 、 COM2 など ) 。

3. [OK] をクリックして入力を終了します。

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-23

インフォメーション

ベースユニットのホルダにチップカードが挿入されていることを確認してくだ

さい。

ベースユニットへのプロジェクトのダウンロード

[ ハードウェアへダウンロード ] の選択

• [ オンライン ] メニューで [ オンライン ] オプションを選択するか、アイコン

をクリックします。

• [ オンライン ] メニューで [ ハードウェアへダウンロード ] を選択するか、ツー

ルバーのアイコンをクリックします。

ベースユニット内の現在のプロジェクトを上書きするかどうかを確認するメッ

セージが表示されます。ベースユニット内の現在のプロジェクトを上書きする場

合は、 [ はい ] を選択します。

[ ダウンロード ] ウィンドウが表示されます。

ベースユニットへのプロジェクトの転送

[ ダウンロード ] ウィンドウには、チップカードとベースユニットに転送する

データに関する情報が表示されます。

これらのデータは参考情報です。装置 ID 、ファンクションコメント、 コメント、

ページコメント、ロケーションの概要を転送するかどうかを選択できます。

1. Optional から、装置 ID 、ファンクションコメント、 I/O コメント、ページ

コメント、ロケーションの概要を選択します。

2. [OK] をクリックしてダウンロードを開始します。

プロジェクトがベースユニットとチップカードに転送されます。ダウンロード

の終了を示すメッセージが表示されます。

3. [OK] をクリックしてダウンロードを終了します。プロジェクトがチップカード

とベースユニットに転送されます。

コンフィグレータの終了

インフォメーション

PNOZmulti コンフィグレータを閉じると、保存されていないすべてのデータが

失われます。後でプロジェクトにアクセスする場合は、プロジェクトを保存して

ください。

• [ ファイル ] メニューで [ 終了 ] オプションを選択します。

5-24 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

メモ

入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ 5-25

メモ

5-26 入門編 :PNOZmulti コンフィグレータ

AT (オーストリア)

Pilz Ges.m.b.H.

Sichere Automation

Modecenterstraße 14

1030 Wien

Austria

Telephone: +43 1 7986263-0

Telefax: +43 1 7986264

E-Mail: [email protected]

AU (オーストラリア)

Pilz Australia

Safe Automation

Suite C1, 756 Blackburn Road

Clayton, Melbourne VIC 3168

Australia

Telephone: +61 3 95446300

Telefax: +61 3 95446311

E-Mail: [email protected]

BE (ベルギー)

LU (ルクセンブルグ)

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BR (ブラジル)

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Rua Ártico, 123 - Jd. do Mar

09726-300

São Bernardo do Campo - SP

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Telephone: +55 11 4337-1241

Telefax: +55 11 4337-1242

E-Mail: [email protected]

CH (スイス)

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Gewerbepark Hintermättli

Postfach 6

5506 Mägenwil

Switzerland

Telephone: +41 62 88979-30

Telefax: +41 62 88979-40

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CN (中国)

Pilz Industrial Automation

Trading (Shanghai) Co., Ltd.

Safe Automation

Rm. 704-706

No. 457 Wu Lu Mu Qi (N) Road

Shanghai 200040

China

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Telefax: +86 21 62491300

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Ellegaardvej 25 L

6400 Sonderborg

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Telephone: +45 74436332

Telefax: +45 74436342

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ES (スペイン)

Pilz lndustrieelektronik S.L.

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Camí Ral, 130

Polígono Industrial Palou Nord

08400 Granollers

Spain

Telephone: +34 938497433

Telefax: +34 938497544

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FI (フィンランド)

Pilz Skandinavien K/S

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00400 Helsinki

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Telephone: +358 9 27093700

Telefax: +358 9 27093709

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FR (フランス)

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1, rue Jacob Mayer

BP 12

67037 Strasbourg Cedex 2

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Willow House, Medlicott Close

Oakley Hay Business Park

Corby

Northants NN18 9NF

United Kingdom

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Telefax: +44 1536 460866

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IE (アイルランド)

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KR (韓国)

Pilz Korea Ltd.

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9F Jo-Yang Bld. 50-10

Chungmuro2-Ga Jung-Gu

100-861 Seoul

Republic of Korea

Telephone: +82 2 2263 9541

Telefax: +82 2 2263 9542

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MX (メキシコ)

Pilz de Mexico, S. de R.L. de C.V.

Automatización Segura

Circuito Pintores # 170

Cd. Satelite

C.P. 53100

Naucalpan de Juarez, Edo. de Mexico

Mexico

Telephone: +52 55 5572 1300

Telefax: +52 55 5572 4194

E-Mail: [email protected]

NL (オランダ)

Pilz Nederland

Veilige automatisering

Postbus 186

4130 ED Vianen

Netherlands

Telephone: +31 347 320477

Telefax: +31 347 320485

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NZ (ニュージーランド)

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5 Nixon Road

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Auckland

New Zealand

Telephone: +64 9 6345350

Telefax: +64 9 6345352

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PT (ポルトガル)

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R. Eng Duarte Pacheco, 120

4 Andar Sala 21

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