取扱説明書 - Proceq

取扱説明書 - Proceq
®
取扱説明書
Design
Design Patent
Patent Pending
Pending
Swiss Precision since 1954
パッケージ内容
A
B
D
C
E
F
A
Punditタッチスクリーン
B
バッテリ
C
Punditパルスエコートランス
デューサ
D
Punditパルスエコーケーブル*
E
Punditパルスエコー接点テスター*
F
電源
G
USBケーブル
H
DVD(ソフトウェア付き)
I
マニュアル*
J
キャリーストラップ
K
校正テープ*
「
* Punditパルスエコートランスデュー
サ」パッケージ(商品番号327 40 130)
に同梱
G
H
I
J
K
© 2015 Proceq SA
2
Pundit PL-200PEの概要
31
33
32
331
34
3
8
310
3
339
3.2
2
35
3
7
36
3
© 2015 Proceq SA
目次
1.1
1.2
1.3
1.4
全般................................................................................................ 5
法的責任........................................................................................ 5
安全性について............................................................................. 5
正しい使用法................................................................................. 5
安全と法的責任.................................................... 5
6.
2.
技術仕様..................................................................... 6
7.
1.
3.
操作............................................................................. 7
3.1
3.2
3.3
3.4
3.5
3.6
はじめに......................................................................................... 7
メインメニュー.............................................................................. 8
設定:............................................................................................... 8
測定画面......................................................................................10
測定モード...................................................................................12
Pundit PL-200PEでの測定........................................................16
4.
エクスプローラ.........................................................17
5.
注文情報...................................................................18
6.1
6.2
6.3
6.4
7.1
7.2
7.3
7.4
7.5
7.6
メンテナンスとサポート...........................................19
メンテナンス................................................................................19
サポートの考え方........................................................................19
保証情報......................................................................................19
廃棄..............................................................................................19
PL-Linkソフトウェア.................................................19
PL-Linkの起動............................................................................19
データの表示 . ............................................................................20
設定の調整..................................................................................21
Bスコープの分析.........................................................................21
データのエクスポート.................................................................22
その他の機能..............................................................................23
4.1 Bスコープの分析.........................................................................17
5.1 単位..............................................................................................18
5.2 トランスデューサ.........................................................................18
5.3 付属品..........................................................................................18
© 2015 Proceq SA
4
1. 安全と法的責任
1.1 全般
1.3 安全性について
お子様、アルコール類を摂取している方、薬物、医薬品を服用中の方は、
本測定器を使用できません。 このマニュアルの内容をよく理解していない
方が本測定器を使用する場合は、監督指導を受ける必要があります。
このマニュアルには、Pundit PL-200PEの安全性、使用方法、
メンテナンス方
法に関する重要情報が記載されています。 本測定器を初めて使用するとき
は、
このマニュアルを事前によくお読みください。 お読みになったマニュア
ルは、大切に保管してください。
• メンテナンス作業の終了時に、機能チェックを実施してください。
1.2 法的責任
1.4 正しい使用法
当社の「販売と引き渡しの一般契約条件」はすべての訴訟に適用します。 人
身傷害や器物損傷による保証と法的責任の申し立ての原因が以下のひとつ
以上に該当する場合、当社はその申し立てを拒絶します。
• 本測定器は、
このマニュアルで解説した指定目的以外に使用しないでく
ださい。
このマニュアルに記載どおりの方法で測定器を使用しなかった。
• Proceqが承認を明示した以外の付属品を、測定器に取り付けたり、
接続しないでください。 他の付属品を測定器に取り付けや接続をすると
Proceqは法的責任を負わず、製品の保証は失われます。
• 測定器とその構成要素の操作とメンテナンスでパフォーマンスチェックを
正しく実施しなかった。
• 規定のメンテナンスを適切に、正しいタイミングで実施してください。
• 部品が故障した場合は、必ずProceqの純正部品と交換してください。
• 測定器とその構成要素の操作とメンテナンスにおいて、パフォーマンス
チェック関連のマニュアルの項目を守らなかった。
• 測定器とその構成要素に承認されていない変更を加えた。
• 異物、事故、破壊行為、不可抗力により、重大な損害を被った。
この文書に記載されている情報は全て、誠意を持って記され、正確と見なさ
れています。 Proceq SAはこの情報の完璧性や正確性に関して保証するも
のではなく、一切責任を負いません。
© 2015 Proceq SA
5
2. 技術仕様
測定器
使用温度
0°
C~30°
C(充電*、計器動作時)
0°
C~40°
C(充電*、計器電源オフ時)
-10°
C~50°
C(非充電時)
湿度
相対湿度95%未満、結露しないこと
IP分類
IP54
規格と指令
CE認証
バッテリ寿命
8時間未満(標準動作モードの場合)
汚染度
2
設置カテゴリ
2
範囲
0.1~7930 μs
分解能
0.1 μs(< 793 μs)、1 μs(> 793 μs)
ディスプレイ
7インチカラーディスプレイ、800x480ピクセル
パルス電圧UPV
100~450 Vpp
パルス電圧UPE
100~400 Vpp
受信機利得
1x~10’000x(0~80dB)[11ステップ]
受信機感度
10 µV
受信機入力インピーダンス
7 kΩ
電源
*充電機器は屋内専用です(IP区分なし)。
パルスエコー範囲
0.1~1200 μs
モデル
HK-AH-120A500-DH
トランスデューサ周波数
50 kHz
入力
100-240 V / 1.6 A / 50/60 Hz
開口部のサイズ
2x25 cm2
出力
12 V DC / 5 A
帯域幅
20~500 kHz
最大高度
海抜2,500 m
メモリ
内蔵8 GBフラッシュメモリ
湿度
< 95%
地域設定
メートル単位と英国単位、多言語をサポート
使用温度
0~40°
C
バッテリ
リチウムポリマー、3.6 V、14.0 Ah
環境
屋内使用のみ
商用電源
9 V~15 V / 2.0 A
汚染度
2
重量
約1525 g(バッテリ込み)
設置カテゴリ
2
寸法
250 x 162 x 62 mm
6
© 2015 Proceq SA
3. 操作
このマニュアルに記載されている情報は、パルスエコー用途のみを対象とし
たものです。 Pundit PL-200PEは、Pundit PL-200のすべての機能をサポートし
ています。標準のP波トランスデューサとともに動作させるには、BNCアダプタ
ケーブル(商品番号327 01 049)を購入する必要があります。 標準のトランス
デューサの一覧は、ProceqのWebサイトに掲載されています。 Pundit PL-200
の操作マニュアルは製品DVDに格納されています。
注: 付属の電源以外は使用しないでください。
• フル充電するには最長で9時間かかります(測定器が動作していない場合)。
• 測定器を使用しながら充電する場合、充電時間はさらに長くなります。
3.1 はじめに
• オプションのクイック充電器(商品番号327 01 053)は、機器から外したス
ペアバッテリを充電するときに使用します。 その場合、
フル充電の時間は
最長で4時間です。
バッテリの装着
省エネルギー
Punditタッチスクリーン(A)にバッテリ
(B)を装着するには、図のようにスタ 「システム/電源」設定では、省エネルギー、ディスプレイが暗くなるまでの時
ンドを持ち上げます。 所定の位置にバッテリを入れてネジで留めます。
間、ディスプレイがオフになるまでの時間などを必要に応じて設定できます。
トランスデューサの接続
(D)
パルスエコーケーブル(D)を使用して、パルスエコートランスデューサ(C)
をPunditタッチスクリーン(A)に接続します。
USBホスト: 
マウス、キーボードまたはUSBスティックを接続します。
ステータスLEDは3個あります 1 (7ページ参照)
。 充電中は中央のLEDが赤
く点灯し、完全に充電すると緑になります。 他のLEDは、用途によって異なり
ます。
USBデバイス: 
アプリケーション固有プローブとPCを接続します。
USBホスト
USBデバイス
イーサネット: 
イーサネット
電源
ファームウェアをアップグレードする際にイーサネッ
トに接続します。
電源: 
この接続端子に電源を接続します。
© 2015 Proceq SA
7
ボタン
保護バイザーを持ち上げます。
スクリーン右上にボタンが3個あります 2 (3ページ参照)
。
3.3 設定:
指で画面を上下すると、画面がスクロールアップ、スクロールダウンしま
す。 現在の設定値は、画面右に表示されます。 項目をタップして調整します。
電源オン/オフ – 押すと電源が入り、長押しすると電源が切れます。
トランスデューサ
ソフトキー – フルスクリーン表示モードをオン、オフしたり、取扱説
明書などのPDF文書を開きます。
接続したトランスデューサ
「戻る」ボタン – 前の画面に戻ります。
3.2 メインメニュー
パルスエコートランスデューサは、接続されると自動的に認識されます。
トランスデューサのテスト
乾燥したそれぞれの接点について、適切に機能するかテストすることができ
ます。
画面右側に図は、テスト対象のトランスデューサペアを示します(青色でハ
起動時にメインメニューが表示されます。 機能はすべてタッチスクリーンか イライト)。 写真のように、
トランスデューサのペアにパルスエコー接点テス
ら直接アクセスできます。 前のメニューに戻るには、
「戻る」ボタンを押すか、 ター(E)を押しつけます。
タッチスクリーン左上の「戻る」
アイコン
(矢印)
を押します。
テストに成功すると、
トランスデューサの
ペアが緑色にハイライトされます。
用途固有の測定画面です。 
測定: 
設定値:
次にテストするペアが青色にハイライト
されます。
用途固有の設定です。
エクスプローラ:  測定器に保存した測定値を確認するファイルマネー
ジャー機能です。
システム:
言語、表示オプション、省エネルギーなど、
システム設定
用です。
情報:
デバイス情報および取扱説明書用です。
終了:
電源を切ります。 
それぞれのトランスデューサのペアにつ
いてテストを行います。
1組の接点ペアがテストに失格した場合
には、続行する前にテストが繰り返され
ます。
Aスコープ分析
エコートラッキング
これは特に、
スラブの厚さを素早く読み取ることが必要な場合に便利です。
内部に欠陥、パイプ、鉄筋のある複雑な物体の場合には、完全なBスコープ
を実行して分析を行うことをお勧めします。
8
© 2015 Proceq SA
ゲートを有効化
ゲート機能は、Aスコープの特定のセクションで適切なエコーを検索するた
めに使用されます。距離、パルス速度およびエリアスキャンの測定モードで
使用されます。
「3.5 測定モード」を参照してください。
フィルタ
フィルタを使用して不要なノイズを除去し、適切なエコーを特定しやすくし
ます。
Bスコープ
測定間の距離
測定間の距離を設定します。 高い解像度の画像を得るためには、間隔は1
cmとすることが推奨されます。 最初に簡単にスキャンするために、たとえば
パルスエコートランスデューサ上の間隔マーカーに対応する2.5 cmのよう
な粗い間隔をしてもかまいません。 層間剥離や厚さの変動など、大きなオ
ブジェクトを探す場合、たとえば10 cm以上のような粗い格子間隔を使用し
てもかまいません。
• オフ-フィルタをかけません。 生の信号が表示されます。
2.5
• 標準-受信した信号に中程度のバンドフィルタをかけます。
cm
受信した信号はフィルタの適用後に保存されるため、後でフィルタを変更す
ることはできません。 フィルタをオフにすると、生のデータを表示できます。
時間利得補正
スイッチを入れると、
トランスデューサから遠く離れた信号が増幅されます。
エリアスキャン
ラスタX: X軸用の格子間隔を設定します。
ラスタY:Y軸用の格子間隔を設定します。
測定回数X: X方向で実行する測定の回数を設定します。
測定回数Y:Y方向で実行する測定の回数を設定します。
色スキーム: 色スキームを選択します(後でエクスプローラで調整できます)。
結果:表示する測定パラメータを選択します。
自動色範囲:「オン」
または「オフ」。 オンにしない場合、ユーザーが色範囲の
最小値および最大値設定を指定できます。
また、
これらの設定は後でエクス
プローラで調整することもできます。 最大値を最小値よりも小さい値に設定
して、色スキームを反転させることもできます。
© 2015 Proceq SA
SAFT
有効になっている場合には、合成開口法を生データに適用して、
よりはっき
りした画像を生成します。
SAFTは、経路の長さと位置の情報を使用して画像を補正します。 最終的な
画像の品質は、測定の間隔によって異なります。 
エンベロープ
この設定が有効になっているときには、Aスコープのエンベロープを使用し
てBスコープ画像を生成します。 よりはっきりしたBスコープ画像を得るのに
も役立つ場合があります。
9
色範囲および色スキーム
色範囲は自動または手動に設定できます。 手動に設定した場合には、測定
画面に色利得アイコン 9 が表示されます。
必要に応じて色スキームを選択できます。
3.4 測定画面
標準測定画面は10ページに示したとおりです。設定値はすべて測定画面か
ら直接アクセスできます。
ズーム
オリジナル – オリジナルの信号を使用してBスコープを生成します。
画面に置いた親指と人差し指を離すと、
ズームインできます。 測
定時にズームインは、水平方向と垂直方向のどちらにも使用でき
ます。
画面に離して置いた親指と人差し指でつまむ動作をするとズー
ムアウトできます。
エンベロープ – エンベロープ信号を使用してBスコープを生成します。
パン
ドラッグすると、左から右に画像がパンします。
測定画面のコントロール(3ページ参照)
1 ファイル名: ファイル名を入力し、
リターンを押します。 保存した測定値
はこのファイル名で保管されます。 同じファイル名で測定値を複数作成する
と、測定後に毎回接尾辞の値がひとつ増えます。
単位
メートル単位と帝国単位のいずれかを選択します。
2 測定モード: 実行する測定のタイプを選択します(「3.5 測定モード」参
照)。
3
画面右上角に、選択されている現在のトランスデューサ、現在時刻、バ
ッテリステータスが表示されます。
4
利得: 受信機利得を調整します。調整範囲は1xから最大10 000xです。
5 電圧: 送信機電圧を調整します。 送信機電圧と利得の設定値は、いずれ
も低い値から始めると良い結果が得られます。 安定した信号レベルに達す
るまでそのまま値を上げます。 信号クリッピングは避けてください。
6
10
設定: 設定メニューを呼び出します。
© 2015 Proceq SA
7
9
停止/保存(トランスデューサ右側のボタン):
現在の測定を停止します。
自動トリガリング
現在の測定値を保存します。
現在のシリーズを保存して、測定を続けます。
8
開始/スナップショット
(トランスデューサ左側のボタン): 
測定を開始します。
画面に表示されている現在の測定値を保存して、測定を
続けます。
L
カーソル選択
R
手動トリガリング。 カーソルを左右にドラッグして、位置を
手動で設定します。 トリガーの位置は、エクスプローラま
たはPL-Linkに保存した波形で後から調整できます。
伝送時間モードでのみ使用することができます。 2番目の
エコーにマーカーを設定し、2つのエコー間の差を表示す
ることができます。
色の強さを手動で調整します。
10 パルス速度の自動試算
この設定は、距離モードとBスコープモードで使用できま
す。 厚さが既知の物体で制御計測を行ってから、パルス速
度を手動で入力することができます。 もしくは、テスト対象
の物体の表面におけるパルス速度を直接推定することが
できます。 このボタンをタップして、
トランスデューサーを
測定する面の押し当てます。 何回か測定して平均値を計
算することができます。 
をタップして、パルス速度の
設定を適用します。 パルス速度は、後で調整してエクスプ
ローラまたはP-Linkでファイルに保存することができます。
注: コンクリートのせん断波パルス速度は、一般に2000~2500 m/s
の範囲となります。
© 2015 Proceq SA
11
3.5 測定モード
伝送時間
トランスデューサと受信機の間で測定した伝送時間。
距離:
テスト対象の物質のパルス速度を入力するか、前の章で説明した「パルス速
度の自動試算」を実行します。
結果はスラブの厚さまたはエコーの原因となっている内部の対象(たとえば
空洞や層間剥離)
となります。
パルス速度
テスト対象の物体の厚さを入力します。
これで、試験対象の素材の伝送速度とパルス速度が得られます。
#71
0.339 m
エリアスキャン
エリアスキャンでは、パルス速度、伝送時間または距離測定値に基づいて要
素を2D画像化することができます。
測定格子は「設定」で定義します。 測定されるパラメータの予想される変
動幅が不明の場合、
「自動色範囲」を選択します。 この設定は、後でエクス
プローラで調整することができます。
予想される範囲が既知の場合、最大値と最小値を設定して色範囲を定義す
ることができます。
たとえば、
トンネル内殻厚さの非破壊評価に関するドイツのガイドライン
RI-ZFP-TUでは、80
cmの測定格子を指定しています。
この試験の目的は、
トンネル殻で厚さが減少しているエリアを特定し、
トンネル殻と岩石表面の
間に空洞があればその位置を特定することにあります。
カーソル位置は、次の測定位
置を表します。 カーソル位置と
試験構造外に描画された格子
を整合させてください。 格子
上で測定を開始する位置にカ
ーソルをドラッグすることがで
きます。矢印は、測定の進行方
向を表します。
結果を距離に設定して、厚さが減少したエリアを容易に特定することができ
ます。
12
© 2015 Proceq SA
障害物等を避けるため、格子
上の別の位置にカーソルをド
ラッグすることができます。ま
た、前の測定にカーソルをド
ラッグして前の測定を消去す
るか、再測定することもできま
す。 下の例では、測定#71が指
定されており、削除または再測
定することができます。 スナッ
プショットボタンを押して測定
を繰り返した場合、前の値は
上書きされます。 測定する次
の位置にカーソルをドラッグ
すると、黒いエリアが除外され
ます。
Bスコープ
テスト対象の物体について、それぞれのAスコープが得られたスキャン面に
垂直な面の断面画像を示します。
開始アイコンまたはトランスデューサ左側のボタンを押し
て開始します。
最 初 の 測 定 結 果を記 録します。 測 定 結 果 は、
トランス
デューサ左側のボタンを押して記録することもできます。
• 測定が正常に行われると、
トランスデューサのLEDで確認することができ
ます。 ディスプレイ装置からの音でも確認できます。 音量はシステム設定
で調整できます。
• トランスデューサを次にスキャンするポイントに移動します。 2回目の測
定を行い、その後も同様に続行します。
• 現在のAスコープが画面右側に表示されます。
• Bスコープの現在の状態が画面の中央部に表示されます。
このアイコンまたはトランスデューサ右側のボタンを押
すと、現在のBスコープを保存します。 
このアイコンまたはトランスデューサ右側のボタンを押
すと、現在のBスコープを続行します。
このアイコンを押すと、前回の測定結果が削除されます。
このアイコンを押すと、現在の測定シリーズが保存され、
測定器が新しい測定シリーズにリセットされます。
Aスコープの間隔は「設定」
メニューで入力します。
トランスデューサを開始位置に置きます。
© 2015 Proceq SA
緑色のカーソル(十字)は、
ドラッグするだけでBスコープの任意の位置に移
動することができます。 実際のカーソル位置が軸上に表示されます。 選択
されている現在のAスコープがカーソル位置とともに変わります。 これは、
グラフ上部のAスコープ番号と、測定画面右側のAスコープ表示に示されま
す。 この機能は、エクスプローラまたはPL-Linkで保存したBスコープでも使
用できます。
13
ゲート機能
ゲート機能は、Aスコープの特定のセクションで適切なエコ
ーを検索するために使用されます。距離、パルス速度および
エリアスキャンの測定モードで使用されます。ゲート機能を
使用しない場合は、エコートラッキング機能によって検出さ
れたエコーが、試験対象の背面からのエコーではない可能
性があります。ゲート機能を有効化すると、測定画面に緑色
の帯として「ゲート」が表示され、エコートラッキング機能で
は、適切なエコーについて定義された領域のみが監視され
ます。
ゲートは、距離およびパルス速度モードでは、測定画面の一
番上にあります。エリアスキャンモードでは、画面右側のAス
コープウィンドウにあります。
ゲートのいずれかの端を押してドラッグして、範囲を調整し
ます。
14
© 2015 Proceq SA
適切な範囲を見つけるには、パルス速度の自動計算を実行
してからクイックBスコープを実行し、背面の範囲を特定する
ことをお勧めします。
この例では、背面は0.3 mにあり、伝送時間は255 µsとなりま
す。厚さの変動を確認する目的の場合は、200 µsから300 µs
の範囲にゲートを設定するのが妥当です。
距離モードでは、画面上部にある距離スケールを補助とし
て利用し、ゲートを設定することもできます。
© 2015 Proceq SA
15
3.6 Pundit PL-200PEでの測定
注: パルスエコー技術による試験には、試験対象と用途の特性
に関する深い知識が必要です。 Proceqでは、そのような知識と
ともに、Pundit計器の機能と特性を学習できる総合的な超音波
トレーニングセミナーを用意しています。 Pundit PL-200PEをご
使用のお客様には、
「上級超音波断層撮影法の用途トレーニン
グ」への登録をお勧めします。 詳細についてはProceqのWebサ
イトをご覧ください。 
準備
• パルスエコートランスデューサによる測定には、準備はほとんど必要あり
ません。
• ドライ接点トランスデューサなので、カップラントを使用しなくても音響
結合が行われます。
• 接点はバネ入りで、深さ7 mmまでの凹凸に対応できるため、表面をなめ
らかにする必要はありません。
• エリアスキャンおよびBスコープの場合、表面に試験格子を引いてくださ
い。 代わりにProceqがご用意している校正テープ(商品番号327 010 71)
をテスト対象の面に貼り付け、後で取り除くこともできます。
測定に対する物理的影響
コンクリート内の不均等性( 骨材粒子、ボイドなど)は、超音波パルスの伝播
に影響します。 不均等性があると、信号が散乱します。 骨材のサイズが超音
波信号の波長以上あると、影響は非常に大きくなります。 この影響は、波長
が骨材サイズの2倍以上になると大幅に小さくなります。 さらに、波長の半
分未満の場合、異常が非常に検出しづらくなります。
パルスエコートランスデューサは、50 kHzの周波数を使用するせん断波形ト
ランスデューサです。
一般的なパルス速度2500 m/sを仮定すると、波長は50 mmになります。 
つまり、25 mmよりも小さい異常は見えません。
サンプルサイズの影響
物体の形状は、良好な結果を得る上で非常に重要です。
• 最大侵入深さはコンクリートの品質と鉄筋の量によって異なります。 通常
の最大伝送深さは50 cm(19.7”)から1 m(39.4”)の間になります。
• 一般的に最小の縦寸法は物体の厚さ、つまり検出しようとする異常の深
さの2倍となります。 これは、物体が細すぎる場合には、側壁からの反射
が背面の壁面からのエコーと干渉してしまうためです。 
• 距離、パルス速度およびエリアスキャン測定で最高の結果を得るには、
「
設定」
で「エコートラッキング」および「ゲートを有効化」が有効化されてい
ることを確認します。
校正
テスト対象の材質に対して機器の校正を行うと、最も精度の高い結果を得
ることができます。
• 校正は、厚さが既知の構造物の断面についてパルス速度を測定すること
で行います。
• 代わりに、3.4章で説明したパルス速度の自動試算を行うこともできます。
16
© 2015 Proceq SA
4. エクスプローラ
4.1 Bスコープの分析
メインメニューで「エクスプローラ」
を選択して保存したファイルを検討します。
保存したファイルをタップして開きます。
「戻る」ボタンを押して、エクスプローラリストに戻ります。 ファイルを削除
するには、
ファイル左のチェックボックスをタップします。
フォルダの追加アイコンをタップして新しいフォルダを作成し、測定値を整
理して保存します。
測定値を特定のフォルダに保存するには、
フォルダを選択し、ハードウェア
ボタンを使用してエクスプローラを終了します。
その後の測定値は、
この選択したフォルダに保存されます。
フォルダから上位のディレクトリに戻るには、
© 2015 Proceq SA
を押します。
別冊のPundit PL-200PE
Bスコープの測定例を
参照してください。
エクスプローラにはBスコープの分析を支援するツールが多数あります。
• 十字線を目的の位置にドラッグします。
(たとえばここで示すようにサン
 
プルの背面にドラッグします)
• 対象物の厚さ
(たとえば0.3 m)がy軸に表示されます。
• スキャンの開始位置を基準とした対象物の位置がx軸に表示されます。
• 現在のAスコープ(たとえば#22)がBスコープの上およびAスコープウィン
ドウに示されます。
• 現在の伝送時間が画面右側に表示されます。
• カーソル位置は、位置表示ボックス上でドラッグしても調整することがで
きます。
• SAFTおよびエンベロープは設定でオン/オフを切り替えることができます。
• パルス速度を補正できます。
• 測定の間隔を修正できます。
• 色スキームを調整できます。
• スキャンに加えた任意の変更を保存できます。
• これらの項目は、すべて後でファイルをPCにダウンロードしてからPLLinkで調整することができます。
17
5. 注文情報
5.3 付属品
5.1 単位
商品番号
解説
商品番号
解説
327 01 043
キャリーストラップ一式
327 10 002
Punditタッチスクリーントランスデューサなし
構成 Punditタッチスクリーン、BNCアダプタケーブル、
電源、USBケーブル、
ソフトウェアDVD、マニュアル、
キャリーストラップ、キャリーケース
325 40 150
トランスデューサホルダー一式
327 01 049
Pundit PL-200用BNCアダプタケーブル
325 40 021
BNCプラグ付きケーブル、1.5 m(152.40 cm)
Pundit PL-200
構成 Punditタッチスクリーン、
トランスデューサ54 kHz
2個、
BNCケーブル1.5 m 2本、
カップラント、
校正棒、
BNCア
ダプタケーブル、
電源、
USBケーブル、
ソフトウェアDVD、
マニュアル、
キャリーストラップ、
キャリーケース
325 40 022
BNCプラグ付きケーブル、10 m(1,005.84 cm)
710 10 031
超音波カップラント、250 ml
325 40 048
S波カップラント、100 g
327 01 033
バッテリ一式
327 01 053
クイック充電器
710 10 028
Pundit PL-200用校正棒25 µs
710 10 029
Pundit PL-200用校正棒100 µs
327 01 070
BNCアダプタケーブル用スナップフェライト*
327 01 051
Punditパルスエコーケーブル
327 10 001
327 20 001
Pundit PL-200PE
構成 Punditタッチスクリーン、Punditパルスエコートラ
ンスデューサ、ケーブル、接点テスター、電源、USBケーブ
ル、
ソフトウェアDVD、マニュアル、キャリーストラップ、
キャリーケース
5.2 トランスデューサ
商品番号
解説
325 40 026S
トランスデューサ24 kHz、2台
327 00 027
Punditパルスエコー接点テスター
325 40 131S
トランスデューサ54 kHz、2台
327 20 002
325 40 141S
トランスデューサ150 kHz、2台
325 40 177S
トランスデューサ250 kHz、2台
Pundit PL-200PE UPVキット
(BNCアダプタケーブル、
BNCプラグ付きケーブル2本、L=1.5m(5ft)
、超音波カップ
ラント、250mlボトル、54 kHzトランスデューサ2台、
校正ロッド含む)
325 40 175S
トランスデューサ500 kHz、2台
327 01 071S
校正テープ(5巻組)
325 40 176
指数トランスデューサ54 kHz(校正棒付き)、2台
325 40 049
S波トランスデューサ250 kHz(カップラント付き)、2台
327 40 130
パルスエコートランスデューサ(ケーブルと接点テスター付き)
18
* 半径10m以内にある受信機器への干渉の恐れがある場合には、BNCアダプタケーブ
ルに取り付けるフェライトを注文することができます。 これにより、機器が発生させる電
磁放射をさらに軽減することができます。
© 2015 Proceq SA
6. メンテナンスとサポート
7. PL-Linkソフトウェア
6.1 メンテナンス
7.1 PL-Linkの起動
一貫性があり、信頼性の高い、正確な測定を行うため、測定器は毎年較
正してください。 ただし、自らの経験と使用法に従って、サービス期間を
ユーザーが決めてもかまいません。
測定器を水やその他の液体に浸けないでください。 筐体は常にきれいにし
ておいてください。 湿らせた柔らかい布で汚れを拭き取ります。 洗剤や溶媒
は使用しないでください。 測定器の筐体を開けないでください。
6.2 サポートの考え方
Proceqでは、当社のグローバルサービスサポート施設を利用して、本測定
器のサポートサービス一式の提供に取り組んでいます。 最新の利用可能な
アップデートを利用できるように、 www.proceq.comの製品登録をお勧め
します。
使用コンピュータかCDでファイル「PL-Link Setup.exe」
を探し
てクリックしてください。 画面の指示に従って操作してくださ
い。
「Launch USB Driver install(USBドライバのインス
トールを起動)」のチェックマークが選択されている
ことを確認してください。
USBドライバは、Punditタッチスクリーンユニットと
の通信に必要な仮想COMポートをインストールし
ます。
デスクトップのPL-Linkアイコンをダブルクリックするか、
スタートメニュー
でPL-Linkを起動します。
PL-Linkが起動して、空白リストが表示されます。 
6.3 保証情報
試験測定器のそれぞれに、当社の標準保証とさまざまなオプションを用意
しています。
•
•
機器の電気部分:  24ヶ月
機器の機械部分:  6ヶ月
6.4 廃棄
電気製品は、家庭ゴミと一緒に廃棄しないでください。 電気/電子機器
の廃棄物に関する欧州指令2002/96/EC、2006/66/EC、2012/19/EUとそ
の実施に関する国内法に従って、寿命がきた電気製品とバッテリは分別
収集し、環境条件を満たしたリサイクル施設に返却してください。
© 2015 Proceq SA
アプリケーションの設定
メニュー項目「ファイル – アプリケーション設定」
では、使用する言語と日時
を選択できます。
Punditタッチスクリーンユニットとの接続
PunditタッチスクリーンユニットをUSBポートに接続し、以下のアイコンを選択
してPunditタッチスクリーンユニットからデータをダウンロードしてください。
19
以下のウィンドウが表示されます。 通信タイプとして
「USB」を選択します。
ひとつ以上の測定を選択し、
「ダウンロード」をクリックします。
「次へ>」をクリックします。 Punditタッチ
スクリーンユニットが見つかったら、画面
にその詳細情報が表示されます。
「終了」
 
ボタンをクリックすると接続が成立します。
注: 「追加」ボタンをクリックするとコメントがオブジェクトに添
付されます。
フォルダ構造は左側に表示されます。 フォルダに保存されている測定値を
表示するには、
フォルダをクリックします。
7.2 データの表示
デバイスに保存されている測定ファイルが以下のウィンドウに表示されます。
ひとつ以上の測定を選択し、
「ダウンロード」をクリックします。
Punditタッチスクリーンユニットで選択した測定は画面に表示されます。
フォルダセクション内で右クリックし
て、新しいフォルダを作成します。
最初の列の二重矢印アイコンを選択すると詳細情報が表示されます。
20
© 2015 Proceq SA
切り取りと貼り付け機能を使用して、
シンボルをクリックして、
スキャンの拡大グラフィック表示を別ウィンドウ
フォルダ間で測定値を移動すること に表示します。
ができます。
測定またはフォルダを右クリックして、 7.3 設定の調整
使用可能なオプションを表示します。 測定シリーズの際にPunditタッチスクリーンユニットで使用する設定はPLLinkで続けて調整できます。 そのためには、適切な列で項目を直接右クリッ
クするか、測定オブジェクトの詳細ビューの青い設定項目をクリックします。
いずれの場合も、選択した設定とともにドロップダウン選択ボックスが表示
されます。
7.2.1 エリアスキャン
「1:1」チェックボックスがチェックされている場合、マウスホイールを使用し
てスキャンを拡大/縮小することができます。
7.4 Bスコープの分析
右マウスボタンをクリックして、
カーソルを新しい位置に移動させます。
左マウスボタンを押したままドラッグして、
ズームしたグラフィック内で移動
します。
PL-リンクにはBスコープの分析を支援するツールが多数あります。
• ズームボックスを使用して、Bスコープを拡大します。 別のズームボックス
を使用して、現在選択しているAスコープを拡大することもできます。
• マウスの左ボタンでドラッグして、Bスコープをxおよびy方向に移動します。
• マウスの左ボタンでドラッグして、Bスコープをy方向に移動します。
• マウスの右ボタンを使用して、十字線を目的の位置にドラッグします。 
右側に位置の詳細が表示されます。
• 現在のAスコープ(たとえば#22)が表に示されます。
© 2015 Proceq SA
21
日時の調整
「日時」列を右クリックします。
選択したシリーズの時間が調整されます。
「データログ」モードでは、測定を実施した日時です。
7.5 データのエクスポート
「グラフとしてエクスポート」
アイコンをクリックして以下のウィン
ドウを開きます。
このウィンドウでは、さまざまなエクスポートオ
プションを選択できます。 
PL-Linkでは、サードパーティプログラムで利用するために、選択したオブジ
ェクトやプロジェクト全体をエクスポートできます。エクスポートする測定オ
ブジェクトをクリックします。 図のようにオブジェクトがハイライト表示にな
ります。
いずれの場合も、
プレビューウィンドウに現在の出力選択による効果が表示
されます。
「CSVファイルとしてエクスポート」アイコンをクリックします。 こ
の測定オブジェクトのデータが、単独または複数のMicrosoft
Office Excelコンマ区切りファイルとしてエクスポートされま
す。 エクスポートオプションは以下のウィンドウで選択できます。
22
エクスポートをクリックしてファイルの位置を選択し、ファイルに名前を付
け、
グラフ出力の場合は、出力グラフ形式(png、.bmp、
または.jpg)を設定し
ます。
© 2015 Proceq SA
7.6 その他の機能
以下のメニュー項目は、画面上部のアイコンで利用できます。
「PQUpgrade」
アイコン – インターネットやローカルファイル
からファームウェアをアップデートできます。
「プロジェクトを開く」
アイコン – 以前に保存した .pqlプロジェ
クトを開きます。
「プロジェクトを保存」
アイコン – 現在のプロジェクトを保存し
ます。
「印刷」
アイコン – プロジェクトを印刷します。 すべてのデータ
を印刷するか、選択した読み取り値のみを印刷するかは、
プリ
ンタダイアログで選択できます。
「自動スケール」
では、波形表示のズームパラメータを最適な
設定値まで調整できます。
© 2015 Proceq SA
23
Proceq Europe
Ringstrasse 2
CH-8603 Schwerzenbach
電話
+41-43-355 38 00
Fax
+41-43-355 38 12
[email protected]
Proceq Middle East
P. O. Box 8365, SAIF Zone,
Sharjah, Vereinigte Arabische Emirate
電話
+971-6-557-8505
Fax
+971-6-557-8606
[email protected]
Proceq UK Ltd.
Bedford i-lab, Priory Business Park
Stannard Way
Bedford MK44 3RZ
イギリス
電話 +44-12-3483-4515
[email protected]
Proceq SAO Ltd.
South American Operations
Alameda Jaú, 1905, cj 54
Jardim Paulista, São Paulo
Brasil Cep. 01420-007
電話 +55 11 3083 38 89
[email protected]
Proceq USA, Inc.
117 Corporation Drive
Aliquippa, PA 15001
電話
+1-724-512-0330
Fax
+1-724-512-0331
[email protected]
Proceq China
Unit B, 19th Floor
Five Continent International Mansion, No. 807
Zhao Jia Bang Road
Shanghai 200032
電話 +86 21-63177479
Fax
+86 21 63175015
[email protected]
Proceq Asia Pte Ltd
12 New Industrial Road
#02-02A Morningstar Centre
シンガポール 536202
電話
+65-6382-3966
Fax
+65-6382-3307
[email protected]
Proceq Rus LLC
Ul. Optikov 4
Korp. 2, Lit. A, Office 410
197374 St. Petersburg
ロシア
電話/Fax + 7 812 448 35 00
[email protected]
予告なく変更になる場合があります。 Copyright © 2015 by Proceq SA, Schwerzenbach.(不許複製・禁無断転載)
82032703J ver 05 2015
Made in Switzerland
Was this manual useful for you? yes no
Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

Download PDF

advertisement