取扱説明書 - エー・アンド・デイ

取扱説明書 - エー・アンド・デイ
RA2000A/
DL2800A/DF1000A
アンプユニット
APアンプシリーズ
取扱説明書
1AV7006462R01A
RA2000A/DL2800A/DF1000A
アンプユニット
APアンプシリーズ
取扱説明書
注意
・製品を使用する前に必ず本書をお読みください。
・本書は製品と共に保管してください。
はじめに
このたびは、オムニエースⅢ RA2000Aシリーズ(RA2300A,RA2800A)、ロガーステーションⅡ DL2
800A、SFSolutionアナライザ DF1100A(以降 本製品と記します)をお買い上げ頂き、誠にありがとうござ
います。
ご使用の際には、取扱説明書をよく読んでいただき、正しくお取扱いくださるようお願い申しあげます。
本取扱説明書は、下記のアンプユニットについて説明したものです。本製品で下記のアンプユニットを使用時
には、いつも一緒に置いて使用してください。
2CH 高分解能DCアンプユニット
2CH ACストレンアンプユニット
TC・DCアンプユニット
2CH DCストレンアンプユニット
2CH FFTアンプユニット
イベントアンプユニット
F/Vコンバータユニット
2CHゼロサプレッションアンプユニット
2CH 高速DCアンプユニット
2CH TC・DCアンプユニット
2CH 振動・RMSアンプユニット
また、本取扱説明書は本製品用アンプユニットの取扱上の注意,基本的な機能・操作方法等について説明し
ています。その他の取扱いに関しましては、別冊の取扱説明書をあわせてお読みください。
取扱説明書の内容について不明な点がございましたら、弊社セールスマンまでお問い合わせください。
《別冊の取扱説明書は以下の何れかになります》
対応製品
取扱説明書名称
RA2300A
RA2300A 本体取扱説明書
RA2800A
RA2800A 本体取扱説明書
DL2800A
DL2800A 本体取扱説明書
DF1100A
DF1100A 本体取扱説明書
■ご使用になる前に
 開梱の際には
冬期の寒い時期などに急に暖かい部屋で開梱いたしますと、本製品の表面に露を生じ、動作に異常をき
たす恐れがありますので、室温に馴染ませてから開梱するようお願いいたします。
 梱包内容の確認
アンプユニットは十分な検査を経てお客様へお届けいたしておりますが、ご受領後開梱しましたら、外観に
損傷がないかご確認ください。また、アンプユニットの仕様、付属品等についてもご確認をお願いいたしま
す。万一、損傷・欠品等がございましたら、ご購入先にご連絡ください。
 アンプユニットの交換方法
アンプユニットの交換方法については、「5.アンプの交換方法」をご覧の上、交換してください。
-ご注意-
● ご使用中に異常が起きた場合は、直ちに電源を切ってください。
異常の原因がどうしてもわからないときは、ご購入先または巻末に記載の支店・営業所にご連絡く
ださい(その際、異常現象・状況等を明記してFAXにてお問い合わせいただければ幸いです)。
● 本書の内容は、将来予告なしに変更することがあります。
● 本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。
● 本書の内容に関しては万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れ、ご意見などお
気づきの点がございましたら、お手数ですがご連絡ください。
1
■安全上の対策―警告・注意
 アンプユニットを安全にご使用いただく為に
アンプユニットは、安全に配慮して製造しておりますが、お客様の取扱いや操作上のミスが大きな事故に
つながる可能性があります。そのような危険を回避するために、必ず取扱説明書を熟読の上、内容を十分
にご理解頂いた上で使用してください。
アンプユニットのご使用にあたって、以下の事項を必ずお守りください。なお、取扱注意に反した行為によ
る障害については保証できません。
本取扱説明書ではアンプユニットを安全に使用していただくために、以下のような表示をしており、それぞ
れ次のような意味があります。
警告
注意
この内容を無視して取扱いを誤った場合、人が死亡または重傷を負う可能性が想
定される事項、及び、軽傷または物的損害が発生する頻度が高い事項が書かれ
ています。
この内容を無視して取扱いを誤った場合、人が傷害を負う危険が想定される事
項、及び、物的損害のみの発生が想定される事項が書かれています。
2
警告
本製品の警告・表示ラベルについて
 入力信号の接続 及び 同相許容入力電圧
本製品の保護接地端子を確実に接地してから被測定装置への接続を行ってください。保護接地について
は本体取扱説明書「AC電源を接続する前に」を参照して下さい。
アンプユニットと測定器等を接続するとき同相許容入力電圧範囲を超えないようにご注意ください。
故障の原因となり、たいへん危険です。同相許容入力電圧以下でご使用ください。
入力ユニット
2CH 高分解能DCアンプユニット
2CH FFTアンプユニット
2CH 高速DCアンプユニット
F/V コンバータユニット
2CH 振動・RMSアンプユニット
2CH ゼロサプレッションアンプユニット
2CH ACストレンアンプユニット
2CH DCストレンアンプユニット
2CH TC・DCアンプユニット
TC・DCアンプユニット
同相許容入力電圧
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(オプション)使用時 AC300V
AC300V
±42V (DCまたはACピーク値)
±300V (DCまたはACピーク値)
※ 同相電圧とは、下図の様に接地と2つの入力端子(+,-)の間に共通に加わる電圧をいいます。
ノイズの様なパルス性の同相電圧が印加されますと、同相分弁別比(CMRR)が悪くなる為、記録波形
にノイズが出る場合があります。
入力部
筐体
+
~ 入力信号
-
~ 同相電圧
●
AC電源コード(保護接地端子付)
接地
 信号入力ケーブル
入力端子がBNCタイプの場合、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用ケーブル0311-5175、BNCミノ虫
2m)を必ず使用してください。
金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となっており、信号源をつないだまま金属部分
に手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。絶縁BNCソケットとのかん合の不具合も生じます
ので使用しないで下さい。
3
警告
 感電警告 及び 許容入力電圧
高電圧入力時は、入力部の金属部分に絶対に触れないでください。感電の恐れがあります。また、各アン
プユニットの許容入力電圧を超えた電圧を入力すると故障の原因となりたいへん危険です。許容入力電
圧以下でご使用ください。
入力ユニット
2CH 高分解能DCアンプユニット
2CH FFTアンプユニット
2CH 高速DCアンプユニット
2CH 振動・RMSアンプユニット
2CH ゼロサプレッションアンプユニット
2CH TC・DCアンプユニット
TC・DCアンプユニット
F/Vコンバータユニット
2CH DCストレンアンプユニット
許容入力電圧
(DCまたはACピーク値)
レンジ及び設定条件
±100V
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2, 5 V・FS
±500V
10, 20, 50, 100, 200, 500 V・FS
±100V
±500V
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2 V・FS
5, 10, 20, 50, 100, 200, 500 V・FS
±50V
±100V
±8V
 感電警告 及び 本体損傷防止
感電防止および異物等の侵入による本体損傷防止のためアンプユニットの入っていないスロットには、
必ず空パネルを取り付けてください。
注意
 取り扱い上の注意
以下の事項に十分注意して、アンプユニットをお取扱いください。
誤った取扱いをしますと、誤動作や故障の原因となります。
1) アンプユニット及び本体の操作方法を理解している人以外の使用を避けてください。
2) アンプユニットの保管場所及び保存方法について
アンプユニットの保存温度は-10~70℃です。
特に、夏期は長時間日射の当たる場所や温度が異常に高くなる場所(自動車内等)での保管は避け
てください。
また、ユニット内部に使用している部品は静電気にたいへん弱いものです。
保管については静電気に充分注意して、静電防止処理がされている袋などに保管してください。
3) アンプの交換は必ず本体の電源をOFFにして、電源ケーブル・信号入力ケーブルを本体からはず
して行ってください。電源が入ったまま交換するとアンプ及び本体を破損するおそれがあります。
また、アンプユニット交換時は、内部の部品に触らないように注意してください。
身体に静電気を帯びた状態で内部の部品に触ると、破損する可能性があります。
故障の原因になりますのでアンプユニットを交換するときは、パネル以外触らないでください。
4) 本製品には作業者の安全をはかるため多くの配慮がなされていますが、高電圧を測定する場合は
被測定物、プローブ、出力端子周辺等に不用意に触れると感電の危険があります。
5) アンプユニットを輸送するときは最初にお届けした梱包箱・梱包材料を使用するか、それと同等以上
の梱包箱・梱包材料にて輸送してください。また本体に組み込みにて納入されたユニットを取り外し
輸送するときは、帯電防止用袋やエアパッキンを用いて落下等の衝撃でユニットが破損しないよう梱
包の上輸送して下さい。
6) アンプユニットの精度を維持するために、定期的な校正をお勧めします。
1年に一度定期校正(有償)を行うことにより、信頼性の高い測定が行えます。
4
■保証要項
弊社の製品は設計から製造工程にわたって、充分な品質管理を経て出荷されていますが、ご使用中に万一故
障だと思われた場合、弊社に修理の依頼をされる前に装置の操作、電源電圧の異常、ケーブル類の接続など
をお調べください。修理のご要求は最寄りの営業所、または販売店へご相談ください。その場合には、機器の
形式、製造番号、及び故障状況の詳細をお知らせください。なお、弊社の保証期間及び保証規程を以下に示
します。
■保証規程
1.保証期間 : 製品の保証期間は、納入日より1年です。
2.保証内容 : 保証期間内の故障については、必要な修理を無償で請け負いますが、次の場合は、弊社規
程によって修理費を申し受けます。
① 不正な取り扱いによる損傷、または故障。
② 火災、地震、交通事故、その他の天災地変により生じた損傷、または故障。
③ 弊社もしくは弊社が委嘱した者以外による修理、または改造によって生じた損傷、ま
たは故障。
④ 機器の使用条件を越えた環境下での使用、または保管による故障。
⑤ 定期校正。
⑥ 納入後の輸送、または移転中に生じた損傷、または故障。
3.保証責任 : 弊社製品以外の機器については、その責任を負いません。
5
■本取扱説明書中の表記について
本取扱説明書中で使用している表記及び記号には、以下のような意味があります。
表記及び記号
意 味
警告
この内容を無視して取扱いを誤った場合、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される
事項、及び、軽傷または物的損害が発生する頻度が高い事項が書かれています。
注意
この内容を無視して取扱いを誤った場合、人が傷害を負う危険が想定される事項、及び、
物的損害の発生が想定される事項が書かれています。
この内容を無視して取扱いを誤った場合、本製品が誤動作したり、測定データを消去したり
する可能性が想定される事項が書かれています。
NOTE
設定上の制約や補足説明が書かれています。
TIPS
参照頁を表します。
RA2000Aシリーズ(RA2300A,RA2800A)、DL2800A または DF1000Aシリーズ(DF1100A)本
体を指します。
本製品
RA2000Aシリーズ、DL2800A または DF1100Aの内部メモリを指します。
メモリ・マルチレコーダモードでの測定はこのメモリに測定データを収録します。
メモリ
数値の単位で、
・「10 kg」 というように小文字の k で表す場合は、1000 を表します。
・「4 Kデータ」 というように大文字のKで表す場合は、1024 を表します。
k(小文字)
K(大文字)
本取扱説明書の中では各アンプユニットを以下のように省略して記載する場合があります。
略称
HRDC
アンプユニット名称
型式
2CH 高分解能DCアンプユニット
AP11-101
2CH FFTアンプユニット
AP11-102
HSDC
2CH 高速DCアンプユニット
AP11-103
ACST
2CH ACストレンアンプユニット
FFT
EV
イベントアンプユニット
TCDC
TDC
AP11-104/104A
AP11-105
2CH TC・DCアンプユニット
AP11-106/106A
TC・DCアンプユニット
AP11-107
F/Vコンバータユニット
AP11-108
RMS
2CH 振動・RMSアンプユニット
AP11-109
DCST
2CH DCストレンアンプユニット
AP11-110
HRZS
2CH ゼロサプレッションアンプユニット
AP11-111
FV
設定画面
各種アンプの設定画面例はRA2300A またはDF1100A (レコーダモード時) を示していま
す。
RA2800A は表示スクロール方向によりボタンなどの配置が一部異なりますが、機能は同
等
です。
6
目次
はじめに ....................................................................................................................................................................... 1
■ご使用になる前に ....................................................................................................................................................................... 1
■安全上の対策―警告・注意 ..................................................................................................................................................... 2
■保証要項 ........................................................................................................................................................................................ 5
■保証規程 ........................................................................................................................................................................................ 5
■本取扱説明書中の表記について .......................................................................................................................................... 6
1. アンプユニットの使用方法 .......................................................................................................................... 1-1
1.1. 2CH
1.1.1.
1.1.2.
1.1.3.
1.1.4.
高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC ...............................................................................................1-2
入力信号との接続について .................................................................................................................................................... 1-2
2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDCの設定について ................................................................... 1-3
2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC仕様 .......................................................................................... 1-5
2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC外形図 ..................................................................................... 1-5
1.2. 2CH
1.2.1.
1.2.2.
1.2.3.
1.2.4.
1.2.5.
1.2.6.
1.2.7.
FFTアンプユニット(AP11-102):FFT ...................................................................................................................1-6
入力信号との接続について .................................................................................................................................................... 1-6
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 電圧測定モードの設定について....................................................... 1-7
入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定 ..................................................................................................................... 1-9
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 振動センサモードの設定について ................................................. 1-10
振動センサの設定..................................................................................................................................................................... 1-11
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 仕様 ............................................................................................................ 1-12
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 外形図 ....................................................................................................... 1-13
1.3. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC ........................................................................................................ 1-14
1.3.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-14
1.3.2. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC の設定について ............................................................................ 1-15
1.3.3. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC 仕様 ................................................................................................... 1-17
1.3.4. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC 仕様 ................................................................................................. 1-17
1.4. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST ................................................................................. 1-18
1.4.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-18
1.4.2. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST の設定について .................................................... 1-19
1.4.3. ゲージ率設定 .............................................................................................................................................................................. 1-21
1.4.4. ACブリッジ電源ユニット(RA23-143)の同期 ................................................................................................................... 1-22
1.4.5. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST 仕様 ........................................................................... 1-23
1.4.6. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST 外形図 .................................................................... 1-23
1.5. イベントアンプユニット(AP11-105):EV ....................................................................................................................... 1-24
1.5.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-24
1.5.2. イベントアンプユニット(AP11-105):EV の設定について............................................................................................ 1-25
1.5.3. イベント波形の調整 .................................................................................................................................................................. 1-26
1.5.4 イベントアンプユニット(AP11-105):EV 仕様 .................................................................................................................... 1-27
1.5.4. イベントアンプユニット(AP11-105):EV 外形図 .............................................................................................................. 1-28
1.6. 2CH
1.6.1.
1.6.2.
1.6.3.
1.6.4.
1.6.5.
TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC ......................................................................................... 1-29
入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-29
熱電対の種類と特長 ................................................................................................................................................................ 1-30
2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC の設定について............................................................. 1-31
2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC 仕様 ................................................................................... 1-33
2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC 外形図 .............................................................................. 1-34
7
1.7. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC .................................................................................................................... 1-35
1.7.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-35
1.7.2. 熱電対の種類と特長 ................................................................................................................................................................ 1-36
1.7.3. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC の設定について ........................................................................................ 1-37
1.7.4. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC の仕様 ........................................................................................................... 1-39
1.7.5. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC 外形図 ........................................................................................................... 1-40
1.8. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV ................................................................................................................... 1-41
1.8.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-41
1.8.2. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV の設定について ........................................................................................ 1-42
1.8.3. リップル率と応答時間について ............................................................................................................................................ 1-44
1.8.4. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV の仕様 .......................................................................................................... 1-45
1.8.5. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV 外形図 .......................................................................................................... 1-46
1.9. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS ..................................................................................................... 1-47
1.9.1. 入力信号との接続について .................................................................................................................................................. 1-47
1.9.2. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 電圧測定モード設定について ................................................. 1-49
1.9.3. 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定 ................................................................................................................... 1-51
1.9.4. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS振動センサモードの設定について ............................................... 1-52
1.9.5. 振動センサの設定..................................................................................................................................................................... 1-53
1.9.6. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 仕様................................................................................................. 1-54
1.9.7. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 外形図 ............................................................................................ 1-55
1.10. 2CH
1.10.1.
1.10.2.
1.10.3.
1.10.4.
1.10.5.
DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST.............................................................................................. 1-56
入力信号との接続について ................................................................................................................................................ 1-56
2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST の設定について ................................................................. 1-57
ゲージ率設定............................................................................................................................................................................ 1-59
2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST 仕様 ........................................................................................ 1-60
2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST 外形図 ................................................................................... 1-61
1.11. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS ................................................................................. 1-62
1.11.1. 入力信号との接続について ................................................................................................................................................ 1-62
1.11.2. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS の設定について ..................................................... 1-63
1.11.3. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS 仕様 ............................................................................ 1-66
1.11.4. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS 外形図 ....................................................................... 1-67
2. アンプ詳細画面の共通設定 ...................................................................................................................... 2-1
2.1. ON/OFF/GND、一括、アンプの初期化 ...................................................................................................................... 2-2
2.2. 各アンプの初期状態について ........................................................................................................................................ 2-4
2.2.1. 標準画面での初期状態について........................................................................................................................................ 2-4
2.2.2. アンプ詳細-物理量換算画面での初期状態 .................................................................................................................. 2-7
2.2.3. アンプ詳細-拡張画面での初期状態................................................................................................................................. 2-7
3. 拡張設定 ........................................................................................................................................................... 3-1
3.1. 記録波形の基線幅変更 ................................................................................................................................................... 3-2
4. 物理量換算 ...................................................................................................................................................... 4-1
4.1. 物理量換算の概要 ............................................................................................................................................................ 4-2
4.2. 物理量換算を行うには ..................................................................................................................................................... 4-3
4.3. 記録・表示範囲について .................................................................................................................................................. 4-4
5. アンプの交換方法 ......................................................................................................................................... 5-1
5.1. 交換例 .................................................................................................................................................................................... 5-2
8
1. アンプユニットの使用方法
1.アンプユニットの使用方法(2CH高分解能DCアンプユニット)
1.1. 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC
2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC は、電圧入力信号を16ビットの高分解能データに変換す
るユニットです。変換時間10μ s、1ユニットに2チャネル内蔵しており、ユニット内チャネル間は絶縁されていま
す。
1.1.1.入力信号との接続について
!
AP11-101
信号源
INPUT
A
ハイインピーダンス側
(+)
ローインピーダンス側
+
(-)
100V(0.1-5V)
500V(10-500V)
PK MAX
B
ハイインピーダンス側
42V
PK
MAX
(+)
ローインピーダンス側
(-)
High Resolution
DC AMP
警告
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。やむを得ず
金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許容入力電圧
は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケーブルではか
ん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れてしまうことが
ありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
NOTE
微小信号を記録する場合は、次の点にご注意ください。
・入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
NOTE
信号源抵抗は、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源抵抗は低ければ低いほど良
好な記録が得られます。
 入力信号について
注意 許容入力電圧
各感度で規定している許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損す
る等、故障の原因となります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
レンジ (V・FS)
0.1 , 0.2 , 0.5 , 1 , 2 , 5
10 , 20 , 50 , 100 , 200 , 500
許容入力電圧 (V)
100 V
500 V
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは約1 MΩ です。ただしDC結合時の 0.1 ~ 5 V・FSレンジでは、入力電圧が
±8 V以上になりますと入力インピーダンスが約 15 kΩ まで低下しますので注意してください。
注意
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V以
下でご使用ください。
NOTE
収録速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい測定データが得られませんのでご注意
下さい。(変換時間が10μ sのため)
例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-2
1.アンプユニットの使用方法(2CH高分解能DCアンプユニット)
NOTE
使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が 2 kV以上のものをご使用ください。
NOTE
同相許容入力電圧値以上の電圧が印加されますと誤動作及び故障の原因となりますので、印加
しないでください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズの影響が出る場合があります。
NOTE
AC結合でレンジが 0.1~5V・FSの場合、入力電圧は直流分を含め-30V~+30Vで使用してくださ
い。この範囲を超えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
1.1.2. 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDCの設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
⑨ オートレンジ
⑧ 入力結合
⑪ ワイド/ノーマル
⑩ レンジ表示
⑫ レンジ設定
⑬ 高感度の設定許可
⑭ フィルタ設定
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON]→[GND]→[OFF]→[ON]と切り替わります。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。
⑤ 基本-Lo V 表示
高感度レンジに設定可能なとき点灯します。
1-3
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH高分解能DCアンプユニット)
⑥ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
Couple: 入力結合の設定値を表示します。
⑦ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑧ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
TIPS
⑨ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑩ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑪ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑫ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
注意
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
例:100V 波形表示範囲 +40, -40 に設定し波形を拡大していたとき、再度100Vにレンジ設定す
ると波形表示範囲は+50, -50に初期化されます。(拡大表示ではなくなります)
レンジ設定を行う際は許容入力電圧にご注意ください。
許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損する等、故障の原因とな
ります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
⑬ 詳細-高感度の設定許可
高感度レンジ(5V~100mV)への設定を禁止、許可することができます。
高感度レンジを使う場合はチェックボックスにチェックをつけてください。
高感度レンジを使わない場合は安全性のため、チェックをつけず、高感度を禁止することをお勧めし
ます。
⑭ 詳細-フィルタ設定
ローパスフィルタ値を設定します。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-4
1.アンプユニットの使用方法(2CH高分解能DCアンプユニット)
1.1.3. 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
直線性
ローパスフィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH間-筐体間)
AC結合、DC結合
0.1,0.2,0.5,1,2,5V・FS(0.1~5V・FS AC結合時は,±30V以下)
入力レンジ
10,20,50,100,200,500V・FS
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応(±0.1~±500V・FS)
±0.3%・FS以内
確度
※500 V・FS のときは、±0.8% FS以内
±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
1MΩ 以上
±500 V (DCまたはACピーク値)
※0.1~5V・FSのときは,±100V(DCまたはACピーク値)
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
DC~60Hzにて、80 dB以上
DC結合時 DC
~ 50 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
AC結合時 0.3 Hz ~ 50 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
±0.1%FS以内
2ポールベッセル形 30Hz,300Hz,3kHz及びOFF
減衰特性 約-12 dB/oct
零 点 ±0.02%・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内
分解能
16 ビット
変換時間
10 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
-52dB以上(ワイドレンジ設定時)
約230g
1.1.4. 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC外形図
1-5
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
1.2. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT は、アンプ内蔵型圧電式加速度センサや圧電式加速度センサ(チャ
ージコンバータを併用)の出力、または電圧入力信号を高速フーリエ変換するためにアンチエリアジングフィル
タを内蔵した高分解能DCアンプユニットです。変換時間10μ s、1ユニットに2チャネル内蔵でチャネル間は絶
縁されています。
1.2.1.入力信号との接続について
!
AP11-102
信号源
INPUT
A
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
+
(+)
(-)
100V(0.1-5V)
500V(10-500V)
PK MAX
B
ハイインピーダンス側
42V
PK
MAX
(+)
ローインピーダンス側
(-)
FFT AMP
警告
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。やむを得ず
金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許容入力電圧
は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケーブルではか
ん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れてしまうことが
ありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
NOTE
微小信号を記録する場合は、次の点にご注意ください。
・入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
NOTE
信号源抵抗は、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源抵抗は低ければ低いほど良
好な記録が得られます。
 入力信号について
注意
許容入力電圧
各感度で規定している許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損す
る等、故障の原因となります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
レンジ (V・FS)
0.1 , 0.2 , 0.5 , 1 , 2 , 5
10 , 20 , 50 , 100 , 200 , 500
許容入力電圧 (V)
100 V
500 V
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは約1 MΩ です。ただしDC結合時の 0.1 ~ 5 V・FSレンジでは、入力電圧が
±8 V以上になりますと入力インピーダンスが約 15 kΩ まで低下しますので注意してください。
注意
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V以
下でご使用ください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-6
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
NOTE
収録速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい測定データが得られませんのでご注意
下さい。(変換時間が10μ sのため)
例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。
注意
振動センサモードでは、アンプの入力コネクタから 2mAを出力します。(18V以上出力可)
入力には、このアンプで使用できるセンサ以外は接続しないでください。接続機器を破損する恐
れがあります。
注意
振動センサモードでは、電圧を入力しないでください。誤って±30V以上の電圧を入力するとアン
プが故障する場合があります。
NOTE
使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が 2 kV以上のものをご使用ください。
NOTE
同相許容入力電圧値以上の電圧が印加されますと誤動作及び故障の原因となりますので、印加
しないでください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズの影響が出る場合があります。
NOTE
AC結合でレンジが 0.1~5V・FSの場合、入力電圧は直流分も含め-30V~+30Vで使用してくださ
い。この範囲を超えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
1.2.2. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 電圧測定モードの設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は電圧測定モード時のFFTアンプの表示内容です。
振動センサモードの場合は「1.2.3 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定」を参照し電圧測定モードに
変更してください。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
レンジ
ポジション
入力
情報
⑦ ポジション
⑨ オートレンジ
⑧ 入力結合
⑪ ワイド/ノーマル
⑩ レンジ表示
⑫ レンジ設定
⑬ 高感度の設定許可
⑭ フィルタ設定
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
1-7
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は電圧測定モード時の内容です。振動測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-Lo V 表示
高感度レンジに設定可能なとき点灯します。
⑥ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
「電圧」または「振動」の入力モードを表示します。
⑦ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑧ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
TIPS
⑨ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑩ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑪ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑫ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
注意
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
例:100V 波形表示範囲 +40, -40 に設定し波形を拡大していたとき、再度100Vにレンジ設定す
ると波形表示範囲は+50, -50に初期化されます。(拡大表示ではなくなります)
レンジ設定を行う際は許容入力電圧にご注意ください。
許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損する等、故障の原因とな
ります。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-8
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
⑬ 高感度の設定許可
高感度レンジ(5V~100mV)への設定を禁止、許可することができます。
高感度レンジを使う場合はチェックボックスにチェックをつけてください。
高感度レンジを使わない場合は安全性のため、チェックをつけず、高感度を禁止することをお勧めし
ます。
⑭ フィルタ設定
ローパスフィルタ値を設定します。
また、【アンチエリアジング】キーを押すと、収録速度にあわせたフィルタをかけ、エリアジングを除去
することができます。
1.2.3.入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定
FFTアンプの入力モードを切り替えることにより、測定対象を変更することができます。
FFTのアンプ詳細画面より「拡張」タブにある【入力モード】キーを押すと次の画面が表示され、入力モード
を変更することができます。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
NOTE
振動センサモードでは、センサ用に電源を供給するようになります。このためアンプの接続先
に振動センサ以外を接続すると信号源を破損する恐れがあります。
振動センサモードへの変更前にアンプ入力部の接続をご確認ください。
1-9
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
1.2.4. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 振動センサモードの設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は振動センサモード時のFFTアンプの表示内容です。
電圧測定モードの場合は「1.2.3. 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定」を参照し振動センサモードに
変更してください。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
⑨
⑩
⑪
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
レンジ表示
ワイド/ノーマル
レンジ設定
⑧ オートレンジ
⑫ 振動単位
⑬ フィルタ設定
操作に関しては「1.2.2. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 電圧測定モードの設定について」と同様
です。
以下に異なる部分の操作について説明します。
④ 基本-レンジ設定
電圧測定モードとは、表示内容は異なりますが、操作性は同じです。
⑪ 詳細-レンジ設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
レンジ値は「センサ感度」「コンバータ感度」「振動単位」より算出され表記されます。
⑫ 詳細-振動単位
振動系の単位を「m/s2」「G」から設定することができます。
TIPS
単位を変更すると「レンジ」「センサ感度」「コンバータ感度」に反映されます。
測定を開始する前に反映箇所を確認してください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-10
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
1.2.5.振動センサの設定
振動センサモードでは、FFTのアンプ詳細画面より「拡張」タブにある「センサ感度」により入力センサのタイ
プを「アンプ内蔵型センサ」「圧電センサ+チャージコンバータ」から設定することができます。
アンプ詳細画面「センサ感度」のキーを操作し、設定を変えることができます。センサ設定を変更するとセン
サ感度の設定画面が変更となります。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
センサ感度の設定によるレンジ値の関係を下記表に記します。
● 測定に使用する電圧レンジ
振動測定に使用する電圧レンジとして下記レンジを用意しています。
5V
2V
1V
500mV
200mV
100mV
● アンプ内蔵型センサの場合
センサ感度の設定により振動レンジの値が変化します。
振動レンジの算出式は次のようになります。
振動レンジ=電圧レンジ÷センサ感度
● アンプ内蔵型センサの場合
センサ感度、コンバータ感度の設定により振動レンジの値が変化します。
振動レンジの算出式は次のようになります。
振動レンジ=電圧レンジ÷(センサ感度×コンバータ感度)
● 振動レンジの単位
振動レンジの単位は振動単位の設定により[m/s2]または[G]と変化します。
1-11
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
1.2.6. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
AC結合、DC結合
※アンプ内蔵型圧電加速度センサ接続時は、AC結合となります。
入力レンジ
感度、確度
確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧
(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
直線性
ローパスフィルタ
アンチエリアジング
フィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
センサ用電源
耐電圧
S/N 比
質 量
電圧測定モード時
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2, 5V・FS(0.1~5V・FS AC結合時は±30V以下)
10, 20, 50, 100, 200, 500 V・FS
全レンジファイン機能付、
ワイドスケール対応(±0.1~±500V・FS)
振動センサモード時
5km/s2, 2km/s2, 1km/s2, 500m/s2, 200m/s2, 100m/s2・FS
単位設定 G に変更可能
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応
±0.3%・FS以内
※500 V・FS のときは、±0.8%・FS以内
±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
1MΩ以上
±500 V (DCまたはACピーク値)
※0.1~5V・FSのときは,±100V(DCまたはACピーク値)
ユニットのみ
±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
DC~60Hzにて、80 dB以上
DC結合時
DC
~ 50 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
AC結合時
0.3 Hz ~ 50 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
±0.1%・FS以内
2ポールベッセル形 30 Hz,300 Hz,3 kHz及びOFF
減衰特性 約-12 dB/oct
10Hz、20Hz、50Hz、100Hz、200Hz、500Hz、1kHz、
2kHz、5kHz、10kHz、 20kHz、 40kHz
降下特性 1.5fcにて-72dB(typ)
零 点 ±0.02%・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内
分解能
16 ビット
変換時間
10 μs MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
2mA、18V以上
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
約240g
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-12
1.アンプユニットの使用方法(2CH FFTアンプユニット)
1.2.7. 2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT 外形図
1-13
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法
(HSDC
2CH 高速DCアンプユニット)
1.3. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC
2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDCは電圧入力信号をサンプリング時間1μ sで高速にA/D変換す
るユニットです。1ユニットに2チャンネル内蔵し、チャネル間は絶縁されています。
1.3.1.入力信号との接続について
!
AP11-103
信号源
INPUT
A
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
+
100V(0.1-5V)
500V(10-500V)
PK MAX
(+)
(-)
B
42V
PK
MAX
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
(+)
(-)
High Speed
DC AMP
警告
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。
やむを得ず金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許
容入力電圧は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケー
ブルではかん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れて
しまうことがありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
NOTE
微小信号を記録する場合は、次の点にご注意ください。
・入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
NOTE
信号源抵抗は、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源抵抗は低ければ低いほど良
好な記録が得られます。
 入力信号について
注意
許容入力電圧
各感度で規定している許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損す
る等、故障の原因となります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
レンジ (V・FS)
0.1 , 0.2 , 0.5 , 1 , 2 , 5
10 , 20 , 50 , 100 , 200 , 500
許容入力電圧 (V)
100 V
500 V
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは約1 MΩ です。ただしDC結合時の 0.1 ~ 5 V・FSレンジでは、入力電圧が
±8V以上になりますと入力インピーダンスが約 6kΩ まで低下しますので注意してください。
注意
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V以
下でご使用ください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-14
1.アンプユニットの使用方法
(HSDC
2CH 高速DCアンプユニット)
NOTE
使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が 2 kV以上のものをご使用ください。
NOTE
同相許容入力電圧値以上の電圧が印加されますと誤動作及び故障の原因となりますので、印加
しないでください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズの影響が出る場合があります。
NOTE
AC結合でレンジが 0.1~5V・FSの場合、入力電圧は直流分を含め-30V~+30Vで使用してくださ
い。この範囲を超えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
1.3.2. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力結合
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
⑫ レンジ設定
⑬ 高感度の設定許可
⑭ フィルタ設定
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]と切り替わります。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。
⑤ 基本-Lo V 表示
高感度レンジに設定可能なとき点灯します。
1-15
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法
(HSDC
2CH 高速DCアンプユニット)
⑥ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
Couple: 入力結合の設定値を表示します。
⑦ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑧ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
TIPS
⑨ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑩ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑪ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑫ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
注意
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
例:100V 波形表示範囲 +40, -40 に設定し波形を拡大していたとき、再度100Vにレンジ設定す
ると波形表示範囲は+50, -50に初期化されます。(拡大表示ではなくなります)
レンジ設定を行う際は許容入力電圧にご注意ください。
許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損する等、故障の原因とな
ります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
⑬ 詳細-高感度の設定許可
高感度レンジ(5V~100mV)への設定を禁止、許可することができます。
高感度レンジを使う場合はチェックボックスにチェックをつけてください。
高感度レンジを使わない場合は安全性のため、チェックをつけず、高感度を禁止することをお勧めし
ます。
⑭ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-16
1.アンプユニットの使用方法
(HSDC
2CH 高速DCアンプユニット)
1.3.3. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC 仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
直線性
ローパスフィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
AC結合、DC結合
0.1,0.2,0.5,1,2,5V・FS(0.1~5V・FS AC結合時は,±30V以下)
10,20,50,100,200,500V・FS
入力レンジ
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応(±0.1~±500V・FS)
確度
±0.5%・FS以内 ※500 V・FS のときは、±1%・FS以内
±0.5%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
1MΩ 以上
±500 V (DCまたはACピーク値)
※0.1~5 V・FS のときは、±100V(DCまたはACピーク値)
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
DC~60Hzにて、80 dB以上
DC結合時
DC ~ 400 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
AC結合時 0.3 Hz ~ 400 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
±0.2%・FS以内
2ポールベッセル形 5Hz,50Hz,500Hz,5kHz,50kHz及びOFF
減衰特性 約-12 dB/oct
零 点 ±0.03%・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内
分解能
12 ビット
変換時間
1 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
約240g
1.3.4. 2CH高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC 仕様
1-17
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
1.4. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST
2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACSTは、ひずみゲージ式変換器の出力やひずみゲージを
接続し変化量をA/D変換するユニットです。ブリッジ電源がACのためノイズの少ない高精度な測定が可能で
す。1ユニットに2チャネル内蔵しており、チャネル間は絶縁されています。
1.4.1. 入力信号との接続について
NOTE

本アンプユニット使用の際はRA本体にACブリッジ電源ユニット(オプションRA23-143)が必要で
す。
接続の仕方
ACストレンアンプユニットの入力部は下図のようになっています。
入力コネクタにはひずみゲージ式変換器またはブリッジボックスを接続します。
!
AP11-104
コネクタ接続図
A INPUT
A +入力
A +BV
A
B
B -出力
C
C
-入力
D
+出力
F
G
D
B INPUT
C
コネクタピン配置
E 入力コモン
AC STR AMP
センサ側
B -入力
E
-BV
D +入力
E
コモン
アンプ側
正確で雑音の少ない測定を行うためには入力回路の接続が大変重要です。
以下に示す手順で本ユニットに入力信号を接続します。
1) 測定する場所にひずみゲージを貼ります。
2) ひずみゲージをブリッジボックスに接続します。この時、測定点と本ユニットとの接続ケーブルを
短くした方が線間抵抗による電圧降下が小さくなります。
3) ブリッジボックス、変換器を入力コネクタに接続します。
 ブリッジボックス、変換器使用上の注意
ブリッジボックスや変換器をご使用になる場合、次の点にご注意ください。
NOTE
変換器の固定が不安定であると、誤動作、雑音発生などの原因となりますので、変換器の取扱
説明書を参照してしっかり固定してください。
NOTE
使用する変換器は本製品のシールド(E)端子と他の端子(A、B、C、D)が接続されていないも
のを使用してください。
NOTE
変換器および接続ケーブルは強力な電界中や磁界中におかないでください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-18
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
NOTE
ブリッジボックスまたは変換器より本製品までのケーブルが長い場合には、ケーブルの導体抵
抗によりブリッジ電圧が降下し、降下分だけ測定値が小さくなります。
この誤差を補正するには、下表の降下率で測定値を補正します。
ブリッジ電圧
降下率(約%)
ブリッジ抵抗
(Ω )
120
350
500
1000
NOTE
本製品からブリッジボックスまでの長さ
(線材 AWG20 ,+20℃)
20 m
50 m
100 m
200 m
- 1.2
- 3.0
- 5.8
- 11.0
- 0.4
- 1.1
- 2.1
- 4.1
- 0.3
- 0.7
- 1.5
- 2.9
- 0.1
- 0.4
- 0.7
- 1.5
サンプル速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい波形が得られませんのでご注意
下さい。(例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。)
1.4.2. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
④
③
②
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
レンジ表示
ワイド/ノーマル
レンジ設定
⑩ フィルタ設定
⑪ キャリブレーション
⑫ バランス
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
1-19
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は電圧測定モード時の内容です。振動測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
CAL:
キャリブレーションの設定値を表示します。
Gauge: ゲージ率の設定値を表示します。
⑥ ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑦ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑧ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑨ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
⑩ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
⑪ 詳細-キャリブレーションの設定
校正値を設定し、+(プラス)または-(マイナス)でキャリブレーションを印加します。
+(プラス)はテンション、-(マイナス)はコンプレッションです。
測定の際は、OFFにしてください。
⑫ 詳細-バランス
【オートバランス】キーを押すと、C、Rバランスを自動的にとり、初期不平衡分(オフセット)をキャンセ
ルすることができます。
また合わせきれない場合は【R-Balance】キーを押し、ジョグダイアルを操作することでRバランスの微
調整を行うことができます。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-20
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
1.4.3. ゲージ率設定
入力モードがストレンの場合、ひずみゲージに合わせたゲージ率を設定することができます。
ゲージ率を設定すると本体の測定データは補正がかかった値となります。(デジタル表示、トリガレベル)
「アンプ詳細」画面「拡張」タブにある【ゲージ率】ジョグキーを押し、ジョグダイアルで設定またはウィンドウ
キーを押し、数値入力ウィンドウより設定することができます。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
設定範囲
分解能
初期値
1.50 ~ 2.50
0.01
2.00
ゲージ率
1-21
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
1.4.4. ACブリッジ電源ユニット(RA23-143)の同期
本製品を数台並列に使用する場合は、以下のようにしてACブリッジ電源ユニット(RA23-143)の同期をとっ
てください。全体で1台をマスターとし、マスターのACブリッジ電源ユニットのOSCスイッチをINT側にしま
す。それ以外のスレーブのOSCスイッチはEXT側にしてください。
以下はRA2300Aを例に説明していますが、RA2800A/DL2800Aの場合も同様です。ACブリッジ電
源ユニットは本体背面に実装します。
● 2台で同期をとる場合
EXT(外部)
(LED消灯)
INT(内部)
(LED点灯)
出力ケーブル(47226)
● 3台以上で同期をとる場合……BNCアダプタ 0243-2118が必要です。
マスター
スレーブ
INT(内部)
(LED点灯)
EXT(外部)
(LED消灯)
ケーブル
EXT(外部)
(LED消灯)
47226
BNCアダプタ
0243-2118
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-22
1.アンプユニットの使用方法(2CH ACストレンアンプユニット)
1.4.5. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST 仕様
※AP11-104AはAP11-104から内部回路構成が変更されておりますが、機能仕様は同等です。
チャネル数
入力形式
適用ひずみゲージ抵抗
ゲージ率
ブリッジ電 源
オートバランス
平衡調整範囲
電圧感度
測定レンジ
同相許容入力電圧(CMV)
キャリブレーション
(内部校正器)
周波数特性
直線性
ローパスフィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
120Ω ~1kΩ
2.0
正 弦 波 2Vrms,5kHz
※ブリッジ電 源 は別 ユニット ACブリッジ電 源 ユニット(RA23-116)
時 間
1秒以内/チャネル
残り電圧確度
±0.5%・FS以内
抵抗分 ±2%(10000×10 - 6 ひずみ)以 内 容量分 2000pF以内
500×10 -6 ひずみにて、フルスケール以 上
1k、2k、5k、10k、20k×10 - 6 ひずみ
AC300V
±500、1k、2k、3k、5k×10 - 6 ひずみ
確 度 ±0.5%・FS以 内
DC ~ 2 kHz(+1,-3 dB 以内)
±0.2%・FS以内
2ポールバターワース形 10Hz,30Hz,100Hz,300Hz及びOFF 減衰特性 –12dB/oct
零 点 ±0.05%・FS / ℃以内
レンジ ±0.05%・FS / ℃以内
分解能
16 ビット
変換時間
10 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
NDISひずみ入力コネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1kV 1分間
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
約285g
1.4.6. 2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST 外形図
1-23
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
アンプユニットの使用方法(イベントアンプユニット)
1.5. イベントアンプユニット(AP11-105):EV
イベントアンプユニット(AP11-105):EVは、電圧のレベル判定(Hレベル,Lレベル判定他)や接点の状態判定
(オープン・ショート)を測定するユニットです。1ユニットに8入力まで可能でユニット内は共通コモンです。
1.5.1. 入力信号との接続について
AP11-105
INPUT
1
6
1
8
4
7
3
4
2
5
5
8
(プラグを差し込む側より見る)
コネクタ1
ピン№
1
2
3
4
5
6
7
8
~ 4
信号名
1ch入力
2ch入力
3ch入力
4ch入力
GND
+15V出力
N.C
N.C
コネクタ5 ~ 8
ピン№
信号名
1
5ch入力
2
6ch入力
3
7ch入力
4
8ch入力
5
GND
6
+15V出力
7
N.C
8
N.C
EV AMP
● 入力信号について
入力電圧範囲
電 圧 入 力 検 出 レ ベ ル
入 力 電 流
接 点 入 力
検 出 レ ベ ル
負 荷 電 流
注意
0 ~ +24 V
Hレベル……約2.5 V以上
Lレベル……約0.5 V以下
1μ A以下
オープン…… 2 kΩ 以上
ショート…… 250Ω 以下
2 mA(MAX)
電圧入力時、入力電圧が入力電圧範囲を超えますと入力インピーダンスが約50 kΩ にまで低
下しますのでご注意ください。
● ロジック用ICプローブ
ロジック用ICプローブは、ロジックIC用コード,ICクリップ用コード,ミノ虫クリップ用コードにより構成さ
れます。ロジックIC用コードとの接続は、各線材色の同じものどうしを接続してください。
茶
黒
赤
橙
黄
茶・黒
ICクリップ用コード(0311-5008)
赤・黒
茶
黒
赤
黒
橙
黒
黄
黒
橙・黒
黄・黒
ロジックIC用コード(0311-5007)
ミノ虫クリップ用コード(0311-5009)
RA2000A,/DL2800A,/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-24
アンプユニットの使用方法(イベントアンプユニット)
(ロジック用ICプローブの続き)
イベントアンプユニット内ch
ロジックIC用コード
1
5
茶・黒
2
6
赤・黒
3
7
橙・黒
4
8
黄・黒
ICクリップ用コード
茶・黒
赤
橙
黄
ミノ虫クリップ用コード
茶・黒
赤・黒
橙・黒
黄・黒
1.5.2. イベントアンプユニット(AP11-105):EV の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図はEVアンプの表示内容です。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
② 信号設定
③ 信号タイプ
④ イベント波形印字
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-信号設定
信号タイプ及びイベント波形印字の設定をします。
V(電圧)、C(接点)、OFF(波形印字OFF)の3段階を設定します。
タッチすると各8信号毎に、V、C、OFFと切り替わります。
③ 詳細-信号タイプ
各8信号に対し、信号タイプを設定します。
タッチするとVolt(電圧)、Contact(接点)と切り替わります。
④ 詳細-イベント波形印字
各8信号に対し、イベント波形印字のON/OFFを設定します。
タッチするとON、OFFと切り替わります。
1-25
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
アンプユニットの使用方法(イベントアンプユニット)
1.5.3. イベント波形の調整
「アンプ詳細」画面、「拡張」タブにある、イベント波形の調整について説明します。
イベント波形の調整では、イベント波形のモニタ表示、波形記録の位置、信号間ピッチ、信号振幅、基線幅
の設定を変更することができます。
お使いの計測条件に合わせ、波形を見やすく調整することができます。
「アンプ詳細」画面「拡張」タブにある【記録位置】、【信号間ピッチ】、【信号振幅】、【基線幅】のジョグキーを
押し、ジョグダイヤルで設定またはウィンドウキーを押し、数値入力ウィンドウより設定することができます。
【自動調整】をタッチすると、イベント波形の記録がグリッドに一致するように自動的に調整します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
①
②
③
④
記録位置
信号間ピッチ
信号振幅
基線幅
⑤自動調整
①
記録位置
信号8のイベント波形位置を指定します。
信号1~8の位置は信号間ピッチで指定する間隔で上側に配置します。
②
信号間ピッチ
全8信号の波形位置の間隔を指定します。
③
信号振幅
全8信号の波形振幅(H ⇔ L変化時の波形振幅)の長さを指定します。
④
基線幅
H時の波形幅を指定します。
⑤
イベント波形の記録がグリッドに一致するように自動的に調整します。
NOTE
記録位置、信号間ピッチの設定を大きくしすぎると、有効記録幅を超えてしまうため、イベント波
形が印字できなくなります。
NOTE
DL2800Aの場合、使用するディスプレイによって波形サイズが変わります。これらの設定は目
安としてご使用ください。
RA2000A,/DL2800A,/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-26
アンプユニットの使用方法(イベントアンプユニット)
1.5.4 イベントアンプユニット(AP11-105):EV 仕様
チャネル数
入力形式
入力信号
応答時間
波形記録
データ記録
X-Y記録
絶 縁 抵 抗
耐電圧
質 量
8ch/ユニット
ロジック入力(絶縁:各ch-筐体間)、ユニット内ch間コモンは共通
電圧/接点入力をチャネル毎に設定可能
入力電圧範囲 0 ~ +24 V
電圧入力
Hレベル(H)… 約2.5 V以上
検出レベル
(Volt)
Lレベル(L)… 約0.5 V以下
入力電流
1 μ A以下
ショート(H)… 250 Ω 以下
検出レベル
接点入力
オープン(L)… 2 kΩ 以上
(Contact)
負荷電流
2 mA(MAX)
1 μ s
※入力”H”レベルを+5V以上とした時
ロジックレベル 'H'、'L'に対して太線・細線で記録
(接点入力時は入力ショート時、'H'レベルで記録)
[H/L レベル判断]
Hレベル
Lレベル
フルスケール1/1のとき、表示位置、信号間ピッチ、信号振幅、及び基線幅を変
更可能
表示位置
0.0 ~ 198.0mm
信号間ピッチ
2.0 ~ 25.0mm
信号振幅
2.0 ~ 25.0mm
基線幅
0.5 ~ 2.0mm
0.1mmピッチで設定可
ロジックレベル'H','L'に対して"1","0"で記録
無効
入力端子-アース間 100MΩ 以上
入力端子-アース間 AC 500V 1分間
約100g
 丸DINコネクタ8P (DIN45326に準拠)
AP11-105
INPUT
1
6
1
8
4
7
3
4
2
5
5
8
(プラグを差し込む側より見る)
コネクタ1
ピン№
1
2
3
4
5
6
7
8
~ 4
信号名
1ch入力
2ch入力
3ch入力
4ch入力
GND
+15V出力
N.C
N.C
コネクタ5 ~ 8
ピン№
信号名
1
5ch入力
2
6ch入力
3
7ch入力
4
8ch入力
5
GND
6
+15V出力
7
N.C
8
N.C
EV AMP
1-27
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
アンプユニットの使用方法(イベントアンプユニット)
<ロジックIC用プローブ……イベントアンプユニット用付属品>
イベントアンプユニットに接続し、電子回路・シーケンス回路などからの
デジタル信号、リレー接点信号を測定
線材色
対応入力ch
茶
1ch
5ch
赤
2ch
6ch
用途
橙
3ch
7ch
黄
4ch
8ch
黒
GND
GND
構成
ロジックIC用コード (0311-5007)
ICクリップ用コード (0311-5008)
ミノ虫クリップ用コード(0311-5009)
上記構成のものが2セットずつ付属
1.5m 1本
15cm 4本/袋
15cm 4本/袋
1.5.4. イベントアンプユニット(AP11-105):EV 外形図
179.8±0.5
(5)
7
28.8±0.3
AP11-105
INPUT
1
75±0.3
4
5
8
EV AMP
RA2000A,/DL2800A,/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-28
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
1.6. 2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC
2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDCは、熱電対(R、T、J、K、W)を直接入力端子に接続して
温度の計測を行うユニットです。DCアンプとしても使用することができます。1ユニットに2チャネル内蔵しチャ
ネル間は絶縁されています。
1.6.1. 入力信号との接続について
 接続の仕方
正確な雑音の少ない測定を行うためには入力回路の接続が大変重要です。
基本的には、以下に示すように接続してください。
・入力端子の+(プラス)側(赤) ←熱電対または信号源のハイインピーダンス側(H側:ホット側)
・入力端子の-(マイナス)側(灰)←熱電対または信号源のローインピーダンス側(L側:コールド側)
AP11-106
!
熱電対または
信号源(電圧出力)
INPUT
A
+
+(プラス)
ハイインピーダンス側
-(マイナス)
ローインピーダンス側
50V
PK
MAX
+
(+)
(-)
50V
PK
MAX
B
300V
PK
MAX
TC・DC AMP
NOTE
・
・
・
・
入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
磁気的雑音に対しては、入力ケーブルの+,-をより合わせてください。
信号源インピーダンスは、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源インピーダ
ンスは低ければ低いほど良好な記録が得られます。
◆ 温度・電圧アンプユニット使用上の注意事項
温度・電圧アンプユニットは、DCアンプとして使用することもできます。
以下に、温度アンプとして使用する場合と、DCアンプとして使用する場合の注意事項を示します。
● 温度アンプとして使用する場合
・ 入力端子には、熱電対の素線あるいは、補償導線を直接接続するか、または熱容量の
注意
小さい圧着端子(4φ )を使用してください。
・ 熱電対の極性を間違わないように入力端子に接続してください。間違えますと実際は温
度が高くなっても、記録上では温度が低くなってしまいます。
・ 熱電対を入力端子に直接接続する時は、(基準接点)温度補償を内部に設定してくださ
い。
・ (基準接点)温度補償を外部に設定した時は、外部にゼロコン等の基準接点の温度補償
が必要になります。
・ 安定な測定を行うために、電源投入後、30分以上のウォームアップを行ってから計測を
はじめてください。
・ 熱電対を接続した後、10分間程度の時間をおいてから測定してください。
・ 入力端子に直接、熱風や冷風が当たりますと端子部に温度勾配を生じ、精度の良い測
1-29
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
定を行うことができません。入力端子を囲う等の対策をしてください。
・ 温度アンプとして使用する場合、リニアライザ回路が内蔵されているため、一般の信号
の記録(電圧測定)には適しません。この場合には、「電圧を測定する」に設定してご使用
ください。
● DCアンプとして使用する場合
注意 ・ 許容入力電圧(±50 V DCまたはACピーク値)以上の電圧を誤って与えますと、本製品内
部の部品が 破損する等、故障の原因となります。許容入力電圧を超えないようにしてく
ださい。
・ 入力インピーダンスについて
電圧入力時の入力インピーダンスは100mV~2V・FSレンジの場合は約10MΩ です
が、入力電圧が±6V(DCまたはACピーク値)を超えますと低下します(最低値約5.6k
Ω )ので注意してください。(5~50V・FSは約1MΩ )
● 共通注意事項
・ 同相許容入力電圧(CMV)は、±42V(DCまたはACピーク値)以下でご使用ください。
NOTE
・ 使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が2kV以上のものをご使用ください。
・ 同相許容入力電圧値以上が印加されますと誤動作の原因となりますので、印加しないで
ください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズが出る場合があります。
・ サンプル速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい波形が得られませんので
ご注意下さい。(例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます)
1.6.2. 熱電対の種類と特長
JIS
K
J
T
R
W
特長
起電力の直線性が良い
酸化性雰囲気に適する
K熱電対より安価
感度が高い
非磁性
安価で入手が容易
低温特性がよい
還元性雰囲気に適する
精度が高くバラツキや劣化が少ない
耐薬品性、耐酸化性が良い
標準用として使用可能
還元性雰囲気、不活性ガス、水素ガスに適する
高温での特性が良い
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-30
欠点
還元性雰囲気に弱い
電気抵抗が高い
還元性雰囲気に弱い
電気抵抗が高い
最高使用温度が低い
熱伝導誤差が大きい
起電力特性の直線性が悪い
還元性雰囲気に弱い
0℃以下の低温測定が不可能
JISに規定されていない
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
1.6.3. 2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は摂氏測定モード時の表示内容です。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
④
③
②
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力モード
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
⑪ レンジ設定
⑫ フィルタ設定
⑬ 内部温度補償
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は温度測定モード時の内容です。電圧測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
RJC:
温度測定モード時の内部温度保証の設定値を表示します。(INT:内部、EXT:外部)
deg C: 入力モードの設定値を表示します。
摂氏温度測定モード
華氏温度測定モード
電圧測定モード
deg C
def F
電圧
1-31
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
⑥ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑦ 詳細-入力モードの設定
入力信号の測定モードを設定します。
設定を変更するとレンジの内容が変化します。
また、電圧測定にした場合、「温度補償」の設定は
無効となります。
⑧ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑨ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑩ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑪ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
レンジの内容は入力モードの設定により変化します。
TIPS
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
⑫ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
⑬ 詳細-内部温度補償
基準接点温度補償を内部にするか、外部にするかを設定します。
直接、熱電対を接続する場合は、ここをチェックして(初期状態)使用します。
ゼロコンを使用して温度補償する場合はチェックをはずします。
この設定は入力モードが温度測定時のみ有効です。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-32
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
1.6.4. 2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC 仕様
※AP11-106AはAP11-106から内部回路構成が変更されておりますが、機能仕様は同等です。
チャネル数
入力形式
入力結合
適用熱電対
測定レンジ
確 度
基準接点
基準接点補償確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
ローパスフィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質
量
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
DC結合
R, T, J, K, W
熱電対アンプとして使用時
測定温度範囲
レンジ
摂氏表示
R1800
1760 ℃(
0 ~ 1760℃)
T400
400 ℃(-200 ~ 400℃)
J1200
1100 ℃(-200 ~ 1100℃)
K500
500 ℃(-200 ~ 500℃)
K1400
1370 ℃(-200 ~ 1370℃)
W2400
2300 ℃(
0 ~ 2300℃)
全レンジファイン機能付
DCアンプとして使用時
100 mV・FS, 200 mV・FS, 500 mV・FS
1V・FS, 2V・FS, 5V・FS, 10V・FS, 20V・FS, 50V・FS
全レンジファイン機能付
熱電対アンプとして使用時、測定値に対し、±0.5%・FS以内
DCアンプとして使用時、
レンジ確度 ±0.3%・FS以内、直線性 ±0.1%・FS以内
内部、及び外部切り換え可能
確度 ±2 ℃以内(入力端子部温度平衡時)
DCアンプとして使用時 ±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
10MΩ 以上 ※DCアンプ時の5,10,20,50V・FSは約1MΩ
±50 V (DC又はACピーク値)
±42 V (DC又はACピーク値)
DC~60Hzにて、120dB以上
DC~40 kHz (+0.5、-3 dB以内)
3ポールベッセル形
1 Hz、30 Hz、500 Hz、5 kHz及びOFF
減衰特性 -18dB/oct
温度アンプとして使用時
レンジ
±0.04%・FS / ℃ 以内
DCアンプとして使用時
零 点
±0.03%・FS / ℃以内
レンジ
±0.01%・FS / ℃以内
分解能
15 ビット
変換時間
10μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
端子台 M4
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
DCアンプとして使用時
–52dB以上(ワイドレンジ設定時)
熱電対アンプとして使用時 –60dB以上(フィルタ5kHz、ワイドレンジ設定時)
約240g
1-33
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH TC・DCアンプユニット)
1.6.5. 2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC 外形図
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-34
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
1.7. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC
TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDCは、熱電対(R、T、J、K)を直接入力端子に接続して温度の計測を行う
ユニットです。高感度DCアンプとしても使用することができます。
1.7.1. 入力信号との接続について
AP11-107
熱電対または
信号源(電圧出力)
+
+(プラス
ハイインピーダン側
}-(マイナ
ス)
ローインピーダンス側
50V
(+)
PK
-
MAX
300V
(-)
PK
MX
TC・DC AMP
NOTE
・入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
・磁気的雑音に対しては、入力ケーブルの+,-をより合わせてください。
・信号源インピーダンスは、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源インピーダン
スは低ければ低いほど良好な記録が得られます。
 温度・電圧アンプユニット使用上の注意事項
温度・電圧アンプユニットは、DCアンプとして使用することもできます。
以下に、温度アンプとして使用する場合と、DCアンプとして使用する場合の注意事項を示します。
● 温度アンプとして使用する場合
注意 ・入力端子には、熱電対の素線あるいは、補償導線を直接接続するか、または熱容量の小
さい圧着端子(6φ )を使用してください。
・熱電対の極性を間違わないように入力端子に接続してください。間違えますと実際は温度
が高くなっても、記録上では温度が低くなってしまいます。
・熱電対を入力端子に直接接続する時は、(基準接点)温度補償を内部に設定してください。
・(基準設定)温度補償を外部に設定した時は、外部にゼロコン等の基準接点の温度補償が
必要になります。
・安定な測定を行うために、電源投入後、30分以上のウォームアップを行ってから計測をは
じめてください。
・熱電対を接続した後、10分間程度の時間をおいてから測定してください。
・入力端子に直接、熱風や冷風が当たりますと端子部に温度勾配を生じ、精度の良い測定
を行うことができません。入力端子を囲う等の対策をしてください。
・温度アンプとして使用する場合、リニアライザ回路が内蔵されているため、一般の信号の
記録(電圧測定)には適しません。この場合には、「電圧を測定する」に設定してご使用くだ
さい。
1-35
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
● DCアンプとして使用する場合
注意
・許容入力電圧±50V(DCまたはACピーク値)以上の電圧を誤って与えますと、本製品内部
の部品が破損する等、故障の原因となります。許容入力電圧を越えないようにしてくださ
い。
・入力インピーダンスについて
電圧入力時の入力インピーダンスは10mV~2V・FSのレンジでは約10MΩ ですが、入
力電圧が約±6V(DCまたはACピーク値)を超えますと低下しますので注意してください。
(最低値約5.6kΩ )(5~50V・FSは約1MΩ )
● 共通注意事項
・同相許容入力電圧(CMV)は、±300V(DCまたはACピーク値)以下でご使用ください。
・使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が2kV以上のものをご使用ください。
・同相許容入力電圧値以上が印加されますと誤動作の原因となりますので、印加しないでく
ださい。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比(CMRR)
が悪くなるため、記録にノイズが出る場合があります。
NOTE
・サンプル速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい波形が得られませんのでご
注意下さい。(例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。)
NOTE
1.7.2. 熱電対の種類と特長
JIS
K
J
T
R
特長
起電力の直線性が良い
酸化性雰囲気に適する
K熱電対より安価
感度が高い
非磁性
安価で入手が容易
低温特性がよい
還元性雰囲気に適する
精度が高くバラツキや劣化が少ない
耐薬品性、耐酸化性が良い
標準用として使用可能
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-36
欠点
還元性雰囲気に弱い
電気抵抗が高い
還元性雰囲気に弱い
電気抵抗が高い
最高使用温度が低い
熱伝導誤差が大きい
起電力特性の直線性が悪い
還元性雰囲気に弱い
0℃以下の低温測定が不可能
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
1.7.3. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は摂氏測定モード時の表示内容です。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
④
③
②
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力モード
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
⑪ レンジ設定
⑫ フィルタ設定
⑬ 内部温度補償
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は温度測定モード時の内容です。電圧測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
RJC:
温度測定モード時の内部温度保証の設定値を表示します。(INT:内部、EXT:外部)
deg C: 入力モードの設定値を表示します。
摂氏温度測定モード
華氏温度測定モード
電圧測定モード
deg C
def F
電圧
1-37
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
⑥ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑦ 詳細-入力モードの設定
入力信号の測定モードを設定します。
設定を変更するとレンジの内容が変化します。
また、電圧測定にした場合、「温度補償」の設定は
無効となります。
⑧ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑨ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑩ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑪ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
レンジの内容は入力モードの設定により変化します。
TIPS
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
⑫ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
⑬ 詳細-内部温度補償
基準接点温度補償を内部にするか、外部にするかを設定します。
直接、熱電対を接続する場合は、ここをチェックして(初期状態)使用します。
ゼロコンを使用して温度補償する場合はチェックをはずします。
この設定は入力モードが温度測定時のみ有効です。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-38
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
1.7.4. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC の仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
適用熱電対
測定レンジ
確 度
周波数特性
基準接点
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
基準接点補償確度
フィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質
量
1CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:CH間及びCH-筐体間)
DC結合
R, T, J, K
熱電対アンプとして使用時
測定温度範囲
レンジ
摂氏表示
R800
800 ℃(
0 ~ 800℃)
R1600
1600 ℃(
0 ~ 1600℃)
T200
200 ℃(-200 ~ 200℃)
T400
400 ℃(-200 ~ 400℃)
J200
200 ℃(-200 ~ 200℃)
J1000
1000 ℃(-200 ~ 1000℃)
K200
200 ℃(-200 ~ 200℃)
全レンジファイン機能付
K1200
1200 ℃(-200 ~ 1200℃)
DCアンプとして使用時
10 mV・FS, 20 mV・FS, 50 mV・FS, 100 mV・FS, 200 mV・FS, 500 mV・FS
1V・FS, 2V・FS, 5V・FS, 10V・FS, 20V・FS, 50V・FS
全レンジファイン機能付
熱電対アンプとして使用時、測定値に対し、±0.5%・FS以内
※200 ℃・FSレンジの ー200~0 ℃は、±1%・FS以内
DCアンプとして使用時、
レンジ確度 ±0.5%・FS以内、直線性 ±0.1%・FS以内
DC~40 kHz (+0.5、-3 dB以内)
内部、及び外部切り換え可能
DCアンプとして使用時 ±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
10 MΩ 以上 ※DCアンプ時の5V,10V,20V,50V・FSは約1MΩ
±50 V (DC又はACピーク値)
±300V (DC又はACピーク値)
120dB以上(入力ショート、60 Hzにて)
確度 ±2 ℃以内 (入力端子部温度平衡時)
※20℃、入力端子部温度平衡時は、±1 ℃以内
3ポールベッセル形
1 Hz、30 Hz、500 Hz、5 kHz及びOFF
減衰特性 –18dB/oct
R形熱電対 800 ℃、K,T,J形熱電対 200 ℃レンジにて
レンジ
±0.04 %・FS / ℃ 以内
DCアンプ10 mV・FSレンジにて
零 点
±0.03 %・FS / ℃以内
レンジ
±0.01 %・FS / ℃以内
分解能
14 ビット
変換時間
10μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
2連陸式ターミナル
入力端子-アース間 AC 1.5kV 1分間
DCアンプとして使用時
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
熱電対アンプとして使用時 –60dB以上(フィルタ5kHz、ワイドレンジ設定時)
約200g
1-39
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法((TC・DCアンプユニット)
1.7.5. TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC 外形図
179.8±0.5
(20)
28.8±0.3
14.4
7
19±0.1
75±0.3
AP11-107
50V
PK
MAX
300V
PK
MAX
TC・DC AMP
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-40
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
1.8. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV
F/Vコンバータユニット(AP11-108):FVは、入力信号の周波数をアナログ電圧に変換するユニットです。
本ユニットに、100 V(DC又はACピーク値)を超えた電圧を入力しますと、故障の原因となります。
必ず、100 V(DC又はACピーク値)以下でご使用ください。
注意
1.8.1. 入力信号との接続について
 接続の仕方
正確な雑音の少ない測定を行うためには入力回路の接続が大変重要です。
基本的には、以下のように接続してください。
・入力端子の+(プラス)側(赤)
・入力端子の-(マイナス)側(灰)
!
←信号源のハイインピーダンス側(H側:ホ ッ ト側)
←信号源のローインピーダンス側(L側:コールド側)
AP11-108
信号源
INPUT
+
100V
PK
MAX
ハイインピーダンス側
(+)
ローインピーダンス側
(-)
-
F/V
42V
PK
MAX
CONVERTER
注意
特に、微小信号を記録する時には、次の点にご注意ください。
・入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・静電気的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
注意
信号源抵抗は100 Ω 以下のなるべく低い値にしてください。
雑音などの点からも、信号源抵抗は低ければ低いほど良好な記録が得られます。
警告
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。やむを得ず
金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許容入力電圧
は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケーブルではか
ん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れてしまうことが
ありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
警告
非接地信号源の場合、同相信号(CMV)は300 V (DCまたはACピーク値)以下でご使用ください。
使用するケーブルは絶縁体の耐電圧が、2 kV以上あるものをご使用ください。
1-41
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
 入力信号について
警告
許容入力電圧は 100V(DC又はACピーク値)です。100V(DC又はACピーク値)以上の電圧を誤
って与えますとユニット内部に使用している部品が破損する等、故障の原因になります。
警告
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V以
下でご使用ください。
ノイズの様なパルス性の同相電圧が印加されますと、同相分弁別比(CMRR)が悪くなる為、正常
に入力周波数がアナログ量に変換されない場合があります。
また、同相許容入力電圧(CMV)の規定値AC300Vを超えないように注意してください。これを越え
ますと誤動作及び故障の原因になります。
注意
動作入力範囲及び周波数範囲
0.3~30 V pk-pkの範囲以外の入力電圧での動作は測定に誤りが出ますのでご注意ください。ま
た、周波数範囲は 1 Hz~10 kHzです。
注意
周波数の検出は、入力信号がトリガレベルの電圧を超えた瞬間に行われます。従って周波数の
測定には、入力信号の波形が約 0.1 Vの電圧レベルを上下していることが必要です。
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは常に約 100 kΩ です。
NOTE
AC結合の場合、入力電圧は-12V~+12Vで使用してください。
この範囲を越えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
1.8.2. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
④ レンジ
③ ポジション
② 入力
⑤ 情報表示
⑥ポジション
⑦入力結合
⑧ レンジ表示
⑨ レンジ設定
⑩ トリガレベル
⑪ フィルタ設定
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-42
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]と切り替わります。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。
⑤ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
FILT:
フィルタの設定値を表示します。
Couple: 入力結合の設定値を表示します。
T.LVL: トリガレベルの設定値を表示します。
⑥ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑦ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
TIPS
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
⑧ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑨ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
⑩ 詳細-トリガレベル
本ユニットでは入力信号の立ち上がりを検出して周波数をデータ変換しています。
この検出レベル電圧を変更することができます。初期状態は「0V」です。
⑪ 詳細-フィルタの設定
本ユニットは以下の2つからフィルタモードを選択することができます。
モード
リップル優先
応答優先
内容
リップルの大きさ(約 0.3%以下)を優先する
応答時間を優先する
リップルと応答時間の関係については「1.8.3 リップル率と応答時間について」を参照してください。
1-43
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
1.8.3. リップル率と応答時間について
● リップル率
出力信号に含まれる波状の波形をリップルと言い、フルスケールに対する % で表現します。
リップルの大きさは入力信号の周波数によって変化します。
● 応答時間
出力がフルスケール振れる入力信号(10 kHz・FSレンジの場合 10 kHzの入力信号)を入力したときに、
出力信号がフルスケールの 90 %に達するまでの時間です。
リッフ ゚ ル
90% FS
出力 信号
応 答時間
入 力信 号
リップルと応答時間の関係は以下の表のようになります。
リップル優先
レンジ(Hz・FS)
リップル
応答時間(ms)
100Hz
0.3%
約600
200Hz
0.3%
約300
500Hz
0.3%
約200
1kHz
0.3%
約200
2kHz
0.3%
約200
5kHz
0.3%
約30
10kHz
0.3%
約20
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-44
リップル
約3%
約3%
約2%
約2%
約1%
約1%
約1%
応答優先
応答時間(ms)
約200
約100
約50
約30
約20
約20
約5
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
1.8.4. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV の仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
入力周波数範囲
トリガレベル
入力パルス幅
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧
(CMV)
直線性
温度安定度
応答時間及びリップル
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
質 量
1CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:CH間及びCH-筐体間)
AC結合、DC結合
1 Hz~10 kHz
約0 Vまたは約2.5V選択可
20 μ s 以上
入力レンジ
100, 200, 500, 1k, 2k, 5k, 10k Hz・FS (7 段階)
確 度
±0.5%・FS 以内
±0.5%・FS以内 ※本体使用周囲温度 25℃時
100 kΩ 以上
±100 V (DCまたはACピーク値)
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
±0.3%・FS以内
零 点 ±0.03%・FS / ℃以内
レンジ ±0.02%・FS / ℃以内
リップル優先時は、リップルが、約0.3%・FS 以内になるよう自動設定
応答優先時は、応答時間を速くするよう自動設定
リップル優先時
応答優先時
レンジ
Hz・FS
応答時間
リップル
応答時間
リップル
100
約600ms
約0.3%・FS
約200ms
約5.0%・FS
200
約300ms
約0.3%・FS
約100ms
約4.0%・FS
500
約200ms
約0.3%・FS
約50ms
約3.0%・FS
1k
約200ms
約0.3%・FS
約30ms
約3.0%・FS
2k
約200ms
約0.3%・FS
約20ms
約3.0%・FS
5k
約30ms
約0.3%・FS
約20ms
約2.0%・FS
10k
約20ms
約0.3%・FS
約10ms
約2.0%・FS
応答時間:フルスケールの90%までの立ち上がり時間
分解能
16 ビット
変換時間
10μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
約125g
1-45
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(F/Vコンバータユニット)
1.8.5. F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV 外形図
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-46
1.アンプユニットの使用方法(2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS
2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS は、アンプ内蔵型圧電式加速度センサ出力をA/D変換する機
能と入力信号の実効値をA/D変換する機能を合わせもつユニットです。1ユニットに2チャネル内蔵し、チャネ
ル間は絶縁されています。
本ユニットに、下記の許容入力電圧を超えた電圧を入力しますと、故障の原因になります。必ず、
許容入力電圧以下でご使用ください。
注意
入力レンジ
許容入力電圧
(DCまたはACピーク値)
RMSモード
0.1 ~ 1 Vrms・FS
2 ~ 350 Vrms・FS
100V
500V
DCモード
0.1 ~ 5 V・FS
10 ~ 500 V・FS
1.9.1. 入力信号との接続について
!
AP11-109
信号源
INPUT
A
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
+
(+)
(-)
100V(0.1-5V)
500V(10-500V)
PK MAX
B
42V
PK
MAX
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
(+)
(-)
VIBRATION &
RMS AMP
警告
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。
やむを得ず金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許
容入力電圧は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケー
ブルではかん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れて
しまうことがありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
NOTE
微小信号を記録する場合は、次の点にご注意ください。
・ 入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・ 静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
NOTE
信号源抵抗は、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源抵抗は低ければ低いほど良
好な記録が得られます。
1-47
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法 (2CH 振動・RMSアンプユニット)
 入力信号について
注意
許容入力電圧
各感度で規定している許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損す
る等、故障の原因となります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
レンジ (V・FS)
0.1 , 0.2 , 0.5 , 1 , 2 , 5
10 , 20 , 50 , 100 , 200 , 500
許容入力電圧 (V)
100 V
500 V
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは約1 MΩ です。ただしDC結合時の 0.1 ~ 5 V・FSレンジでは、入力電圧が
±8 V以上になりますと入力インピーダンスが約 15 kΩ まで低下しますので注意してください。
注意
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V以
下でご使用ください。
NOTE
収録速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい測定データが得られませんのでご注意
下さい。(変換時間が10μ sのため)
例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。
注意
振動センサモード,振動RMSモードでは、アンプの入力コネクタから 2mAを出力します。(18V以上
出力可)入力には、このアンプで使用できるセンサ以外は接続しないでください。接続機器を破損
する恐れがあります。
注意
振動センサモードでは、電圧を入力しないでください。誤って±30V以上の電圧を入力するとアン
プが故障する場合があります。
NOTE
使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が 2 kV以上のものをご使用ください。
NOTE
同相許容入力電圧値以上の電圧が印加されますと誤動作及び故障の原因となりますので、印加
しないでください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズの影響が出る場合があります。
NOTE
AC結合でレンジが 0.1~5V・FSの場合、入力電圧は直流分も含め-30V~+30Vで使用してくださ
い。この範囲を超えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-48
1.アンプユニットの使用方法(2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.2. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 電圧測定モード設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は電圧測定モード時のRMSアンプの表示内容です。
振動センサモードの場合は「1.9.3. 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定」を参照し電圧測定モードに
変更してください。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力結合
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
⑫ レンジ設定
⑬ 高感度の設定許可
⑭ ローパスフィルタ設定
⑮ ハイパスフィルタ設定
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は電圧測定モード時の内容です。振動測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-Lo V 表示
高感度レンジに設定可能なとき点灯します。
⑥ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
Couple: 入力結合の設定値を表示します。
1-49
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法 (2CH 振動・RMSアンプユニット)
⑦ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑧ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
TIPS
⑨ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑩ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑪ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑫ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
注意
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
例:100V 波形表示範囲 +40, -40 に設定し波形を拡大していたとき、再度100Vにレンジ設定す
ると波形表示範囲は+50, -50に初期化されます。(拡大表示ではなくなります)
レンジ設定を行う際は許容入力電圧にご注意ください。
許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損する等、故障の原因とな
ります。
⑬ 詳細-高感度の設定許可
高感度レンジ(5V~100mV)への設定を禁止、許可することができます。
高感度レンジを使う場合はチェックボックスにチェックをつけてください。
高感度レンジを使わない場合は安全性のため、チェックをつけず、高感度を禁止することをお勧めし
ます。
⑭ 詳細-ローパスフィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
⑮ 詳細-ハイパスフィルタの設定
ハイパスフィルタ値を設定します。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-50
1.アンプユニットの使用方法(2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.3. 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定
RMSアンプの入力モードを切り替えることにより、測定対象を変更することができます。
RMSのアンプ詳細画面より「拡張」タブにある【入力モード】キーを押すと次の画面が表示され、入力モード
を変更することができます。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
NOTE
振動センサモードでは、センサ用に電源を供給するようになります。このためアンプの接続先
に振動センサ以外を接続すると信号源を破損する恐れがあります。
振動センサモードへの変更前にアンプ入力部の接続をご確認ください。
1-51
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法 (2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.4. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS振動センサモードの設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は振動センサモード時のRMSアンプの表示内容です。
電圧測定モードの場合は「1.9.3. 入力モード(電圧測定・振動センサ)の設定」を参照し振動センサモードに
変更してください。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
⑨
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
オートレンジ
⑩ レンジ表示
⑪ ワイド/ノーマル
⑫ レンジ設定
⑬ 振動単位
⑭ ローパスフィルタ設定
⑮ ハイパスフィルタ設定
操作に関しては「 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 電圧測定モード設定について」と同様で
す。
以下に異なる部分の操作について説明します。
④ 基本-レンジ設定
電圧測定モードとは、表示内容は異なりますが、操作は同じです。
⑫ 詳細-レンジ設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
レンジ値は「センサ感度」「コンバータ感度」「振動単位」より算出され表記されます。
⑬ 詳細-振動単位
振動系の単位を「m/s2」「G」から設定することができます。
TIPS
単位を変更すると「レンジ」「センサ感度」「コンバータ感度」に反映されます。
測定を開始する前に反映箇所を確認してください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-52
1.アンプユニットの使用方法(2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.5. 振動センサの設定
振動センサモードでは「センサ設定」により「アンプ内蔵型センサ」「圧電センサ+チャージコンバータ」から
設定することができます。
RMSのアンプ詳細画面より「拡張」タブにある【センサ感度】キーを押すと次の画面が表示され、入力センサ
のタイプを変更することができます。センサ設定を変更するとセンサ感度の設定画面が変更となります。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
センサ感度の設定によるレンジ値の関係を下記表に記します。
● 測定に使用する電圧レンジ
振動測定に使用する電圧レンジとして下記レンジを用意しています。
5V
2V
1V
500mV
200mV
100mV
● アンプ内蔵型センサの場合
センサ感度の設定により振動レンジの値が変化します。
振動レンジの算出式は次のようになります。
振動レンジ=電圧レンジ÷センサ感度
● アンプ内蔵型センサの場合
センサ感度、コンバータ感度の設定により振動レンジの値が変化します。
振動レンジの算出式は次のようになります。
振動レンジ=電圧レンジ÷(センサ感度×コンバータ感度)
● 振動レンジの単位
振動レンジの単位は振動単位の設定により[m/s2]または[G]と変化します。
1-53
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法 (2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.6. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧
(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
直線性
ローパスフィルタ
ハイパスフィルタ
センサ用電源
RMS出力機能
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
AC結合、DC結合
電圧測定モード・RMSコンバータモード時
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2, 5
V・FS(0.1~5V・FS AC結合時は,±30V以下)
10, 20, 50, 100, 200, 500 V・FS
(RMSコンバータモードの場合単位はVrms・FS)
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応(±0.1~±500V・FS)
入力レンジ
振動センサモード・振動センサRMS出力モード時
5km/s2, 2km/s2, 1km/s2, 500m/s2, 200m/s2, 100m/s2・FS
単位設定 G に変更可能
(振動センサRMS出力モードの場合単位はm/s2・FS、m/s2rms・FS)
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応
±0.3% FS以内
確 度
※500 V・FS のときは、±0.8% FS以内
感度表記変更機能あり(フルスケール 1/1のとき)
DCアンプとして使用時 ±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
1MΩ 以上
±500 V (DCまたはACピーク値)
※0.1~5V・FSのときは,±100V(DCまたはACピーク値)
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
DC~60Hzにて、80 dB以上
DC結合時
DC ~ 50 kHz(+1,-3 dB 以内)
AC結合時
1Hz ~ 50 kHz(+1,-3 dB 以内)
±0.1%・FS以内
4ポールバターワース形 30 Hz,100 Hz,300 Hz,1 kHz及びOFF(50 kHz)
減衰特性 約-24 dB/oct
4ポールバターワース形 10 Hz,30 Hz,100 Hz及びOFF
減衰特性 約-24 dB/oct
2mA、18V以上
0.1, 0.2, 0.5, 1.0, 2.0, 5.0, 10, 20, 50, 100, 200, 350Vrms・FS
確度 ±2%・FS以内
クレストファクタ 最大 5
(200Vrms・FS 350Vrms・FSレンジを除く)
零 点 ±0.02%・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内(但し、RMSコンバータモード時:±0.01%・FS / ℃以内)
分解能
16 ビット
変換時間
10 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
約270g
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-54
1.アンプユニットの使用方法(2CH 振動・RMSアンプユニット)
1.9.7. 2CH振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS 外形図
1-55
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
1.10. 2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST
2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST は、ひずみゲージ式変換器やひずみゲージを接続し変化量
をA/D変換する機能と微小電圧を16bitの高分解能データに変換するユニットです。1ユニットに2チャネル内
蔵し、チャネル間は絶縁されています。
1.10.1. 入力信号との接続について
 接続の仕方
DCストレンアンプユニットの入力部は下図のようになっています。
入力コネクタには、ひずみゲージ式変換器またはブリッジボックスを接続します。
DCアンプとして使用する場合はB(-入力),D(+入力),E(シールド)端子を使用します。
専用ケーブル(47228)を使用してください。
!
AP11-110
コネクタ接続図
A INPUT
A +入力
A +BV
A
B
B -出力
C
C
B INPUT
D
-入力
+出力
F
G
D
C
コネクタピン配置
E 入力コモン
B -入力
E
-BV
D +入力
E
コモン
アンプ側
DC STR AMP
センサ側
 変換器使用上の注意
変換器をご使用になる場合、下記の点にご注意ください。
・変換器の固定が不安定であると誤動作,雑音発生などの原因となりますので、変換器の取
NOTE
扱説明書を参照して安定な場所にしっかり固定してください。
・変換器,接続コネクタは一般には耐湿性ですが、水,雨などがかからないようにしてくださ
い。
・使用する変換器は、本製品のシールド( E )端子と他の端子( A , B , C , D )が接続しない
ものを使用してください。
・変換器及び接続ケーブルは強力な電界中や磁界中に置かないでください。
・ブリッジボックスまたは変換器より本製品までのケーブルが長い場合には、ケーブルの導体
抵抗により下記のようにブリッジ電圧が降下します。
ブリッジ抵抗
(Ω )
120Ω
350Ω
500Ω
1 kΩ
NOTE
-
-
-
-
およそのブリッジ電圧降下率(%)
本製品からブリッジボックスまでの長さ
(線材AWG20 ,+20℃)
20 m
50 m
100 m
200 m
1.2
- 3.0
- 5.8
-11.0
0.4
- 1.1
- 2.1
- 4.1
0.3
- 0.7
- 1.5
- 2.9
0.1
- 0.4
- 0.7
- 1.5
・サンプル速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい波形が得られませんのでご注
意下さい。(例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます)
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-56
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
1.10.2. 2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
下図は摂氏測定モード時の表示内容です。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
④
③
②
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力モード
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
レンジ設定
⑫ ブリッジ電圧
⑬ フィルタ設定
⑭ バランス
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]の切り替えができます。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。表
示内容は電圧測定モード時の内容です。振動測定モードとは、表示内容は異なります。
⑤ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
BV:
ブリッジ電圧の設定値を表示します。(電圧測定時は表示なし)
Gauge: ゲージ率の設定を表示します。(電圧設定時は表示しなし)
⑥ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
1-57
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
⑦ 詳細-入力モードの設定
入力信号の測定モードを設定します。設定を変更するとレンジの内容が変化します。
また、電圧測定にした場合、「ブリッジ電圧」の設定は無効となります。(表示なし)
⑧ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑨ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑩ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑪ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
レンジの内容は入力モードの設定により変化します。
TIPS
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
⑫ 詳細-ブリッジ電圧
入力モードを「ストレン」に設定した場合、ブリッジ電圧を設定することができます。
設定を変更するとレンジの内容が変化します。
⑬ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
⑭ 詳細-バランス
【オートバランス】キーを押すと、C、Rバランスを自動的にとり、初期不平衡分(オフセット)をキャンセ
ルすることができます。
また合わせきれない場合は【R-Balance】キーを押し、ジョグダイアルを操作することでRバランスの微
調整を行うことができます。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-58
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
1.10.3. ゲージ率設定
入力モードがストレンの場合、ひずみゲージに合わせたゲージ率を設定することができます。
ゲージ率を設定すると本体の測定データは補正がかかった値となります。(デジタル表示、トリガレベル)
「アンプ詳細」画面「拡張」タブにある【ゲージ率】キーを押し、ジョグダイアルで設定またはウィンドウキーを
押し、数値入力ウィンドウより設定することができます。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
設定範囲
分解能
初期値
1.50 ~ 2.50
0.01
2.00
ゲージ率キー
1-59
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
1.10.4. 2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST 仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
適用ひずみゲージ抵抗
ゲージ率
ブリッジ電圧(BV)
オートバランス
平衡調整範囲
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
直線性
周波数特性
ローパスフィルタ
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
DC結合
120Ω ~ 2kΩ (BV = 2V時)、350 ~ 2kΩ (BV = 5V時)
2.0
2V, 5V
時 間
0.5秒以内 / チャネル
残り電圧確度
±0.3%・FS以内
±3% (15000×10-6ひずみ) 以内
ストレンアンプとして使用時
BV = 2V
2k, 5k, 10k, 20k, 50k×10-6ひずみ・FS
BV = 5V
800, 2k, 4k, 8k, 20k×10-6ひずみ・FS
全レンジファイン機能付
DCアンプとして使用時
2, 5, 10, 20, 50mV・FS
全レンジファイン機能付
確 度
±0.3%・FS 以内
安定度
±0.01%/℃以内
DCアンプとして使用時 ±0.3%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
10MΩ +10MΩ 以上
±0.1%・FS 以内
DC ~50 kHz(+0.5,-3 dB 以内)
2ポールベッセル形
10 Hz, 30 Hz, 300 Hz, 1kHz及びOFF
減衰特性 約-12 dB/oct
±8 V (DCまたはACピーク値)
AC 300 V
DC ~ 60Hzにて、100 dB以上
零 点 ±0.1% ・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内
分解能
16 ビット
変換時間
10 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
NDISひずみ入力コネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1kV 1分間
-42dB以上(ワイドレンジ設定時)
約240g
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-60
1.アンプユニットの使用方法(2CH DCストレンアンプユニット)
1.10.5. 2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST 外形図
1-61
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
1.11. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS
2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS は入力信号に重畳しているDC電圧をキャンセルし、
入力信号の変化分のみを増幅することのできる直流増幅器です。本製品ではこのキャンセル電圧のことをゼロ
サプレッション電圧と表現しております。
1.11.1. 入力信号との接続について
!
AP11-111
信号源
INPUT
A
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
+
100V(0.1-2V)
500V(5-500V)
PK MAX
(+)
(-)
B
42V
PK
ハイインピーダンス側
ローインピーダンス側
(-)
Zero Suppression MAX
DC AMP
警告
(+)
接続ケーブルは、絶縁BNCケーブル(オプション:信号用入力ケーブル0311-5175、BNCミノ虫2
m)を必ず使用してください。金属タイプのBNCコネクタは外装が信号の-(マイナス)となってお
り、信号源をつないだままここに手を触れると感電する恐れがあり非常に危険です。
やむを得ず金属タイプのBNCコネクタを使用する場合、信号源について十分調査の上、同相許
容入力電圧は±42 V(DCまたはACピーク値)以下で使用してください。また一部の金属BNCケー
ブルではかん合の不具合が生じるものがあります。無理に接続すると絶縁BNCソケットが割れて
しまうことがありますのでスムーズにかん合できないものは使用しないで下さい。
NOTE
微小信号を記録する場合は、次の点にご注意ください。
・ 入力ケーブルは必要以上に長くしないでください。
・ 静電的雑音に対しては、シールド線を用いてください。
NOTE
信号源抵抗は、100Ω 以下のなるべく低い値にしてください。信号源抵抗は低ければ低いほど良
好な記録が得られます。
 入力信号について
注意 許容入力電圧
各感度で規定している許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損す
る等、故障の原因となります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
レンジ (V・FS)
0.1 , 0.2 , 0.5 , 1 , 2
5 , 10 , 20 , 50 , 100 , 200 , 500
許容入力電圧 (V)
100 V
500 V
注意
入力インピーダンス
入力インピーダンスは約1 MΩ です。ただしDC結合時の 0.1 ~ 2V・FSレンジでは、入力電圧が
±15V以上になりますと入力インピーダンスが約 15kΩ まで低下しますので注意してください。
注意
同相許容入力電圧(CMV)
オプションの絶縁BNCケーブルを使用してください。この場合、同相許容入力電圧はAC300 V 以
下でご使用ください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-62
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
NOTE
収録速度を10μ sより細かな単位で設定した場合、正しい測定データが得られませんのでご注意
下さい。(変換時間が10μ sのため)
例:5μ s、11μ s等では波形に歪みが生じます。
NOTE
使用するケーブルは、絶縁体の耐電圧が 2kV以上のものをご使用ください。
NOTE
同相許容入力電圧値以上の電圧が印加されますと誤動作及び故障の原因となりますので、印加
しないでください。また、ノイズのようなパルス性の同相電圧が印加されますと同相分弁別比
(CMRR)が悪くなるため、記録にノイズの影響が出る場合があります。
NOTE
AC結合でレンジが 0.1~2V・FSの場合、入力電圧は直流分を含め-30V~+30Vで使用してくださ
い。この範囲を超えた電圧を入力すると正常な測定ができません。
1.11.2. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS の設定について
操作パネル『アンプ』ボタンを押したときに表示されるアンプ基本画面、及びチャネルキーを押して表示する
アンプ詳細画面の操作性について説明します。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
① チャネル
⑤ Lo V
④
③
②
⑥
⑦
⑧
⑮
レンジ
ポジション
入力
情報
ポジション
入力結合
ゼロサプレッション電圧
⑨
⑩
⑪
⑫
オートレンジ
レンジ表示
ワイド/ノーマル
レンジ設定
⑬ 高感度の設定許可
⑭ フィルタ設定
① 基本-チャネル
チャネル番号、入力アンプユニットのタイプ、波形表示色を表します。
キーを押すと「アンプ詳細」画面を表示します。
② 基本-入力設定
入力の設定を表示します。キーを押すと[ON][GND][OFF]と切り替わります。
③ 基本-ポジション設定
0ポジション値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となりま
す。
④ 基本-レンジ設定
レンジ値を表示します。キーを押すと表示が変化し、ジョグダイアルにより設定が可能となります。
⑤ 基本-Lo V 表示
高感度レンジに設定可能なとき点灯します。
1-63
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
⑥ 基本-情報表示
基本画面では操作できない設定値を表示します。設定変更は詳細画面で行います。
Fc:
フィルタの設定値を表示します。
Couple: 入力結合の設定値を表示します。
ZSV:
ゼロサプレッション電圧の設定値を表示します。
⑦ 詳細-ポジションの設定
ゼロポジション(基線)の位置を設定します。ゼロポジションとは、0V入力(入力ショート)したときの波
形表示位置のことです。フルスケールを100%として、0.05ステップで設定することができます。
ポジション変更は「物理量換算-記録・表示範囲」の設定を使い実現しています。詳細は「4章 物理
量換算」を参照してください。
⑧ 詳細-入力結合の設定
入力結合を「AC結合」または「DC結合」から設定します。
AC結合の場合、入力端子にコンデンサを介した結合となります。
DC成分を除去し、交流電圧を測定することができます。
TIPS
⑨ 詳細-オートレンジ
入力信号にあわせたレンジ調整を自動的に行います。
⑩ 詳細-レンジの表示
現在のレンジ値を表示します。「物理量換算-記録・表示範囲」で設定を変更した場合、変更後のフ
ルスケール換算値が#付で表示されます。「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量
換算」を参照してください。
⑪ 詳細-ワイド/ノーマルの設定
「物理量換算-記録・表示範囲」の設定をワンタッチで行うことができます。
ワイド: 測定範囲全体を波形表示することができます。
ノーマル:測定範囲の半分を波形表示します。(初期値)
「物理量換算-記録・表示範囲」の詳細は「4章 物理量換算」を参照してください。
⑫ 詳細-レンジの設定
レンジをダイレクトタッチで設定することができます。
TIPS
注意
レンジを設定すると波形表示範囲の設定は初期化(設定レンジに対応した初期値)になります。
例:100V 波形表示範囲 +40, -40 に設定し波形を拡大していたとき、再度100Vにレンジ設定す
ると波形表示範囲は+50, -50に初期化されます。(拡大表示ではなくなります)
レンジ設定を行う際は許容入力電圧にご注意ください。
許容入力電圧以上の電圧を誤って与えますと、本体内部の部品が破損する等、故障の原因とな
ります。各感度において下記の入力電圧を越えないようにしてください。
⑬ 詳細-高感度の設定許可
高感度レンジ(2V~100mV)への設定を禁止、許可することができます。
高感度レンジを使う場合はチェックボックスにチェックをつけてください。
高感度レンジを使わない場合は安全性のため、チェックをつけず、高感度を禁止することをお勧めし
ます。
⑭ 詳細-フィルタの設定
ローパスフィルタ値を設定します。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-64
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
⑮ 詳細-ゼロサプレッション電圧
入力信号からキャンセルするDC成分の値を設定します。
下図はアンプ詳細画面からゼロサプレッション電圧の設定部を切り出したものです。
c)オート
b)電圧値
a)ON/OFF
a) ゼロサプレッションON/OFF
ゼロサプレッション電圧を印加するかどうかを設定します。
TIPS
「OFF」の場合、「ゼロサプレッション電圧値」「オートゼロ」キー表示は無効色となり操作は禁止さ
れます。設定を変更する場合は先ず「ON」にしてください。
b) ゼロサプレッション電圧値
ゼロサプレッション電圧値を設定します。ジョグダイアル、数値入力ウィンドウより設定することができ
ます。設定は入力レンジにより制限を受けます。
以下に入力レンジに対するゼロサプレッション電圧の設定可能範囲と分解能を記します。
入力レンジ
0.1~2V・FS
5~500V・FS
設定可能範囲
±13 V
±110 V
設定分解能
500μ V
5mV
NOTE
レンジ5~500Vの場合、ゼロサプレッション電圧は±130Vまで設定可能ですが、残り電圧範
囲の精度を保障できるのは±110Vまでです。
TIPS
レンジ変更によりゼロサプレッション電圧値が仕様範囲を超えた場合 “OVER” の表示をします。
c) オートゼロサプレッション
自動的にゼロサプレッション電圧を調整することができます。
1-65
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
1.11.3. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS 仕様
チャネル数
入力形式
入力結合
感度、確度
オフセット確度
入力インピーダンス
許容入力電圧
同相許容入力電圧(CMV)
同相分弁別比(CMRR)
周波数特性
ゼロサプレッション電圧
オートゼロ
サプレッション
直線性
ローパスフィルタ
温度安定度
A/D変換
入力コネクタ
耐電圧
S/N 比
質 量
2CH/ユニット
不平衡入力(絶縁:ユニット内CH間、各CH-筐体間)
AC結合、DC結合
0.1,0.2,0.5,1,2,V・FS(0.1~2V・FS AC結合時は,±30V以下)
5,10,20,50,100,200,500V・FS
入力レンジ
全レンジファイン機能付、ワイドスケール対応(±0.1~±500V・FS)
確度
±0.5%・FS以内 ※500 V・FS のときは、±1%・FS以内
±0.5%・FS以内 ※本体使用周囲温度 23℃時
1MΩ 以上
±500 V (DCまたはACピーク値)
※0.1~2 V・FS のときは、±100V(DCまたはACピーク値)
ユニットのみ ±42 V(DCまたはACピーク値)
※絶縁BNCケーブル(信号用ケーブル 0311-5175)使用時 AC300V
DC~60Hzにて、80 dB以上
DC結合時
DC ~ 10kHz(+0.5,-3 dB 以内)
AC結合時
0.3Hz ~ 10kHz(+0.5,-3 dB 以内)
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2V・FS ・・・・・・・・・・・・±13V
設定範囲
5, 10, 20, 50, 100, 200, 500V・FS・・・・±110V
設定精度
±13Vまたは±110V時、-0.5% ~ + 0%以内
0.1, 0.2, 0.5, 1, 2V・FS ・・・・・・・・・・・・500μ V
分解能
5, 10, 20, 50, 100, 200, 500V・FS・・・・5mV
温度安定度
±0.005%/℃以内(サプレッション電圧13V時)
処理時間 1s/ch以内
残り電圧 分解能の10倍以内
±0.2%・FS以内
2ポールベッセル形 30Hz,300Hz,3kHz及びOFF 減衰特性 約-12 dB/oct
零 点 ±0.02%・FS / ℃以内
レンジ ±0.01%・FS / ℃以内
分解能
16 ビット
変換時間
10 μ s MAX
変換方式
逐次比較方式
絶縁型BNCコネクタ
入力端子-アース間、CH間 AC 1.5kV 1分間
-46dB以上(ワイドレンジ設定時)
約250g
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
1-66
1.アンプユニットの使用方法(2CH ゼロサプレッションアンプユニット)
1.11.4. 2CHゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS 外形図
1 7 9 . 8 ±0 . 5
(7 . 5 )
2 8 . 8 ±0 . 3
7
14.4
AP11-111
!
INPUT
100V(0.1-2V)
500V(5-500V)
PK MAX
67
7 5± 0 . 3
A
B
42V
PK
Zero Suppression MAX
4
DC AMP
1-67
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2. アンプ詳細画面の共通設定
2.アンプ詳細画面の共通設定
2.1. ON/OFF/GND、一括、アンプの初期化
アンプ詳細画面では、以下の設定や表示を行います。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
③ 一括
② 初期化
① ON/OFF/GND
④ 一覧
① 詳細-ON/OFF/GND
各CHの表示や収録のON/OFFを設定します。
GNDにすると、入力0に相当するデータを出力します。
② 詳細-初期化
各CHの設定を初期状態にすることができます。
③ 詳細-一括
一括キーを押し、同じ種類のアンプCHを選択し、アンプ設定を変更することによって、選択CHの設定を
その設定内容にまとめて変更することができます。設定内容を変更することで、一括設定が実行されま
す。現状設定のままで一括キーを押しても設定されません。
④ 詳細-一覧
各CHの設定状態を、【標準】、【拡張】、【物理量換算】タブ毎にまとめて見ることができます。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2-2
2.アンプ詳細画面の共通設定
※一覧キーを押した時の表示画面
標準一覧
拡張一覧
物理量変換一覧
2-3
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2.アンプ詳細画面の共通設定
2.2. 各アンプの初期状態について
2.2.1. 標準画面での初期状態について
2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC
2CH FFTアンプユニット(AP11-102):FFT
2CH 高速DCアンプユニット(AP11-103):HSDC
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2CH ACストレンアンプユニット(AP11-104/104A):ACST
2-4
2.アンプ詳細画面の共通設定
イベントアンプユニット(AP11-105):EV
2CH TC・DCアンプユニット(AP11-106/106A):TCDC
TC・DCアンプユニット(AP11-107):TDC
F/Vコンバータユニット(AP11-108):FV
2-5
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2.アンプ詳細画面の共通設定
2CH DCストレンアンプユニット(AP11-110):DCST
2CH 振動・RMSアンプユニット(AP11-109):RMS
2CH ゼロサプレッションアンプユニット(AP11-111):HRZS
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
2-6
2.アンプ詳細画面の共通設定
2.2.2. アンプ詳細-物理量換算画面での初期状態
(例) 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC
2.2.3. アンプ詳細-拡張画面での初期状態
イベントアンプユニット(AP11-105):EV
(例) 2CH 高分解能DCアンプユニット(AP11-101):HRDC
2-7
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
3. 拡張設定
3.拡張設定
3.1. 記録波形の基線幅変更
アンプ詳細画面では、以下の設定や表示を行います。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
※DL2800Aはプリンタを実装していないため、設定は可能ですが記録への影響はありません。
① 記録波形の基線幅
① 拡張-記録波形の基線幅
波形記録をする場合、各CHの信号波形の太さを設定することができます。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
3-2
4. 物理量換算
~波形振幅及び単位変更~
4.物理量換算
~波形振幅及び単位変更~
4.1.物理量換算の概要
「アンプ詳細」画面「物理量換算」タブの操作について説明します。
「物理量換算」タブはアナログタイプに共通して存在する設定で、測定値を物理量に変換することや、波形表記
の振幅を変更することができます。
● 物理換算を行う
スケールを、希望の単位に自動的に換算してくれるので、いちいち換算する必要がありません。
+250 V
+100 Pa
+150 V
…
0V
…
+ 80 Pa
…
+ 50 Pa
…
-150 V
+ 20 Pa
-250 V
0 Pa
今はこのような
スケールだが…
このようなスケー
ルに自動的に換算
したい!
● 記録・表示範囲を変更する
波形の振幅を変更できるので、必要な部分の波形を拡大してみることができます。
フ
ル
ス
ケ
ー
ル
特にこの部分がみたい…
0 V
波形振幅を拡大!
下図はアンプ詳細設定画面の「物理量換算」タブを押した時の画面です。
※DL2800Aでこの操作を行う場合、ディスプレイとUSBマウスが必要です。
物理換算を行う
波形表記の記録表示範囲の変更を行う
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
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4.物理量換算
~波形振幅及び単位変更~
4.2.物理量換算を行うには
入力信号を物理量に換算し測定値として出力することができます。
下図はアンプ詳細画面-物理量換算タブの表示内容を切り出したものです。
① 物理換算のON/OFF
② 入力範囲の設定
③ 出力範囲の設定
④ 物理量単位の設定
①
物理換算を使用する
スケールの換算を行うか行わないかを設定します。物理換算を行う場合はチェックします。チェックす
ると②~③の設定が可能になります。
デジタル値表示部分には物理量換算が適用されていることを示す「*」マークが表示されます。
②
入力範囲の設定
基準となる測定範囲を最大値、最小値に分けて設定します。
③
出力範囲の設定
入力範囲に対する出力範囲を最大値・最小値に分けて設定します。
物理換算の基準となる測定範囲を最大値、最小値に分けて設定します。
④
物理量単位の設定
物理量単位を設定します。キーを押すと次の画面が表示されます。
b)選択単位の表示
a)単位キー
1)
単位キー
押すことで設定を変更することができます。
2)
選択単位の表示
現在の選択単位を表示します。
またこのキーを押すとキー入力画面を表示し、任意の文字列を設定することができます。
TIPS
入力する数値の単位は基準単位(m,k が付かない単位)となっています。これによりアンプレンジ
を変更しても物理換算はそのままご使用になれます。
TIPS
物理換算の数値入力時、操作を手助けするため次の動作をします。
● 入力値を変更した場合、出力値及び表示記録範囲に同じ値を設定する。
● 出力値を変更した場合、表示記録範囲に同じ値を設定する。
NOTE
入力最大・最小値の設定で次に記す設定を行った場合、測定値が正しく表示されません。
(入力信号が変化しても一定の値しか出力しなくなります)
● 最大値と最小値が等しい場合 (内部計算で0割り算が発生します)
● 入力最大・最小値の範囲が有効な測定範囲を含まない場合(振り切れた値となります)
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RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
4.物理量換算
~波形振幅及び単位変更~
4.3.記録・表示範囲について
現在のフルスケールの範囲で、必要な部分の最大及び最小値を設定して希望のフルスケールにすることがで
きます。
最大値
現在のフルスケール
この範囲がフルスケール
になります
必要な部分
最小値
TIPS
最大値<最小値とすることで波形を反転表示することができます。
例:最大値=-2.5000 最小値=+2.5000とすることで波形出力を反転することができます。
この場合、スケール表示も反転(上端 -2.5000 下端 +2.5000)となります。
波形ではなく、入力信号の符号を反転したい場合は入力または出力の何れか片方の設定を最
大値<最小値にしてください。
最小値を0として、最大値をジョグで設定することで連続的に波形の拡大/縮小が可能です。
拡大率を設定した後にポジションによって中心位置を変更してください。
RA2000A/DL2800A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
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5. アンプの交換方法
5.アンプの交換方法
アンプユニットはプラグイン方式のため、容易に交換することができます。
ただし、必ず本体の電源を切って電源ケーブルを本体よりはずして、アンプの抜き差しを行ってください。
本体の電源が入っている状態で抜き差しすると本製品を破損する恐れがあります。
電源が切れていることを確実に確認してから、交換を行ってください。
5.1.交換例
RA2300A 2スロット目のアンプ交換を例として説明します。
① 電源をOFFにします
② 電源ケーブルを抜きます
③ 各アンプに接続されている入力ケーブルを外します
④ アンプユニットを固定している両端の止めネジを外します
本体の電源が切れていることを確認します。
アンプユニットを固定する、両端のアンプ止めネジ2本をマ
イナスドライバで回します。
(マイナスドライバ:先端厚 0.65mm 以下)
止めネジは本体との接続がはずれるまで回してください。
(回しすぎるとアンプユニットからはずれてしまいます)
⑤ アンプユニットを引き抜きます
両端のアンプ止めネジ2本をつまんで、まっすぐアンプユ
ニットを引き抜いてください。このように簡単にアンプユニ
ットを取り外すことができます。
アンプユニットの取り付けは、この逆の手順となります。
ネジは必ずマイナスドライバで確実に締め付けてください。
この作業も、必ず本体の電源を切っている状態で行ってください。
警告
感電防止および異物の侵入による本体損傷防止のため、アンプユニットの入っていないスロッ
トには、必ず空パネルを取り付けてください。
RA2000A/DL280A/DF1100Aアンプ(7006462-R01A)
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末永くお使いいただくために
株式会社エー・アンド・デイ
当社製品をご購入いただきありがとうございます。
当社では、ご購入いただいた製品を末永くご使用いただくために、次のような保守サービス体制
でのぞんでおります。
1. 保証期間
ご購入いただいた日より一ヶ年を保証期間とし、 万一故障が発生した場合には無償で
修理させていただきます。(ただし、発生した故障が当社の責任の場合に限ります。)
2. 保証期間を過ぎた場合の保守サービス
保証期間を過ぎた場合には有償で修理サービスを承っております。
また、お客様のご要望によりオーバーホールも承っております。
3. 保守契約のおすすめ
当社ではご購入いただいた製品を常に安心して、ご使用いただくために定期点検保守も行って
おります。校正費用+αの料金にて、製品保証をさせていただいております。
詳しくは保守サービス料金表をご参照下さい。
お問い合わせ先
(1)本書の内容の全部または、一部を無断で転載することは固くお断り致します。
(2)本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
RA2000A/DL2800A/DF1000A
アンプユニット取扱説明書 7006462-R01A
2013年
2015年
3月
5月
第1版
第2版
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