第7号(平成21年1月)【PDF:7.43MB】

第7号(平成21年1月)【PDF:7.43MB】
 ●表紙について●
紙片はマドリッド国立図書館に残されている 「マドリッド手稿」 と
呼ばれるもので、多くの分野に天才的な才能を発揮したレオナルド・
ダ ・ ヴィンチが残した手書きのメモです。 その図譜に懐中時計を組
み込みました。
生活安全ジャーナル
C
O
N
T
E
N
T
S
特集 乗物の事故と安全 ▼特集に向けて…………………………………………………………………………………3
▼ NITE データベースにみる ~乗物の事故と安全…………………………………4
▼自転車の製品安全確保に向けて 製品安全協会 三枝 繁雄…11
▼電動アシスト自転車を安全にご利用いただくために
電動アシスト自転車安全普及協議会 轟 寛…19
▼有限要素法による応力解析
製品評価技術基盤機構九州支所 清水 寛治…23
▼ NITE ハンドル形電動車いすの安全性調査結果…………………………………26
NITE安全の視点
平成 19 年度事故情報収集結果…………………………………………………………30
社告・リコール情報(平成 19 年 4 月~平成 20 年 3 月)……………………………43
R-Map ( リスクマップ ) の実践研究~ NITE 受付事故情報を試行的にリスク分析する
製品評価技術基盤機構生活・福祉技術センター 松本 浩二…74
NITE サンダルのエスカレーター巻き込まれ事故に関する調査結果報告書
(製品安全テスト)の概要…79
NITE 視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズに
関する調査結果(概要)について…92
安全研究だより
安全設計入門-その3:安全設計を行う 和歌山大学 山岡 俊樹…97
PL研究
化学製品による事故を防ぐために 化学製品PL相談センター 藤田 真弓…104
平成 19 年度製品安全対策優良企業表彰各社の取り組み
日立アプライアンス セイコーエプソン ビックカメラ イオン 大塚製靴……108
コラム 数字でみる事故情報「20,000」…96 セーフティふぁいる………………114
事故情報収集制度とNITE………………115
編集後記………………………………………116
特集
乗物の事故と安全
乗物は、日常生活において行動範囲を広げてくれるなど生活を豊かにしてく
れます。しかしその反面、速度を伴うために事故というリスクも常に抱えてい
ます。
今号の特集では、「乗物の事故と安全」をテーマにして、乗物の安全性確保
について考えてみたいと思います。NITEの事故情報データベースにみる「乗
物・乗物用品」の事故情報をはじめ、自転車の生産・輸入状況や認証制度など
自転車をめぐる最近の動向や、普及台数が増加傾向にある電動アシスト自転車
については、安全な利用に向けたその製品特徴などを関係団体からそれぞれ執
筆していただきました。
また、NITE九州支所が行っている乗り物などの破損原因調査に用いる「有
限要素法による応力解析」手法についての説明やNITEによる「平成 19 年
度ハンドル形電動車いすの安全性調査結果」の概要及び報告書なども掲載して
います。
特集 乗物の事故と安全
乗物の事故と安全の特集に向けて
生活安全ジャーナル編集事務局
乗物は、 日常的な交通手段として利用され
ています。 通勤 ・ 通学などで広く使われる自転
乳幼児用品 226 件
レジャー用品 276 件
保健衛生用品 230 件
車、 体力の負担を軽減してくれる 「電動アシス
繊維製品 58 件
その他 2 件
身のまわり品
1,735 件
ト自転車」、 身体能力を補う 「電動車いす」 な
乗物 ・ 乗物用品
537 件
ど多くの年代層で活用されています。
平 成 15 年 度 か ら 平 成 19 年 度 の 5 年 間 に
NITE が収集した事故情報 14,765 件のうち、「乗
物 ・ 乗物用品」 に分類される品目による事故
14,765 件
家具 ・ 住宅用品
631 件
家庭用電気製品
6,093 件
燃焼器具
4,715 件
情報件数は 537 件ありました。 なお、 今号の
特集のデータベースの数字とする 14,765 件は、
台所 ・ 食卓用品
262 件
平成 19 年5月 14 日に施行された改正消費生
図1 製品区分別事故情報収集件数
活用製品安全に基づく重大製品事故情報報
告 ・ 公表制度により NITE で収集対象外となっ
や 「身のまわり品」 と同様、「家庭用電気製品」
た自動車及び自動車部品 ・ 用品等を除いたも
「燃焼器具」 に続いて事故情報件数が多くなっ
のです (4ページ下参照)。
ています。
NITE に寄せられる事故情報は 「家庭用電
製品区分別の被害状況の割合を図2で示し
気製品」 と 「燃焼器具」 が例年多い傾向にあり、
ます。 「乗物 ・ 乗物用品」 の事故で人的被害
この5年間でもこの2品目で全体の約 73%を占
が発生した割合が高いことがうかがわれます。
めています (図1)。 年度により差違はあります
今号では、 「乗物の事故と安全」 をテーマに
が、 「乗物・乗物用品」 は、 「家具・住宅用品」
広い年代層で利用されている 「自転車」 をは
じめ、 事故件数が
01.家庭用電気製品
増加している 「電
02.台所・食卓用品
動車いす」 と 「電
03.燃焼器具
動アシスト自転
04.家具・住宅用品
死亡
05.乗物・乗物用品
重傷
06.身のまわり品
軽傷
な被害が発生して
拡大被害
いることから、 これ
製品破損
らに焦点をあてて
07.保健衛生用品
08.レジャー用品
被害なし
データベースを検
09.乳幼児用品
証します。
10.繊維製品
11.その他
0%
車 」 に は、 重 篤
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
図2 製品区分別被害状況の割合
80%
90%
100%
NITE データベースにみる乗物の事故
生活安全ジャーナル編集事務局
平成 15 年度から平成 19 年度の5年間に NITE が収集した事故情報は 14,765 件(注)です。
その中で「乗物・乗物用品」の製品事故は 537 件ありました。この事故情報をもとに、
「乗
物・乗物用品」の中から「自転車」の事故のほか、特に最近、事故情報が多く寄せられ
る「電動アシスト自転車」及び「電動車いす」などの事故原因や被害状況などを詳細に
分析します。
乗物の事故
れています。 平成 19 年度は平成 18 年度に比
べて 63 件から 153 件と大幅に事故情報が増え
平成 15 年度から平成 19 年度の5年間に収
ています。 これは、 平成 19 年度に施行された
集した 「乗物 ・ 乗物用品」 の事故情報 537 件
重大製品事故情報報告 ・ 公表制度により製造
中で、 「製造事業者」 から報告があったのは
事業者からの通知が大幅に増えたこと、 また過
249 件、「販売事業者」 が 25 件、「輸入事業者」
去の事故情報が寄せられたことによるものです。
が 19 件と、 事業者等からの報告が計 293 件で
品目別事故件数を図 2 で示します。 最も多い
全体の約 55%を占めています。 重大製品事故
のは 「自転車」 303 件で、 次いでは 「電動ア
については、「製造事業者」からの通知が 29 件、
シスト自転車」 71 件となっており、 この2品目
「輸入事業者」 は8件で計 27 件でした。
だけで全体の約70%を占めています。
乗物 ・ 乗物用品の年度別事故件数を図1に
被害状況を図3で示します。 「死亡」 が 43
示します。 年々増加傾向にありますが、 平成
件で、 「重傷」 107 件と 「軽傷」 194 件を合わ
16 年度の 206 件の事故情報は、 特定事業者
せてると人的被害は 344 件、 約 64%に達して
による社告 ・ リコール対象製品の 86 件が含ま
います。 なお、 自転車は手軽な乗物ですが、
250
被害なし 6 件
200
ヘルメット 17 件
歩行補助
車 19 件
150
死亡
その他
61 件
43 件
電動車いす
66 件
重傷
107 件
製品破損
178 件
100
537 件
537 件
自転車 303 件
50
電動アシスト
自転車 71 件
0
18
年度
17
年度
16
年度
年度
年度
15
拡大被害
9件
19
図1 乗物 ・ 乗物用品の事故件数
図2 品目別事故件数
軽傷
194 件
図3 被害状況
(注) 自動車及び自動車部品・用品等については、 消費生活用製品安全法改正の際に道路運送車両
法の 「自動車の装置」 に該当すると定義されたことから消費生活用製品安全法の適用から除外され、
国土交通省で取り扱うことになり、 NITEでは、 平成 19 年度から事故情報収集制度の対象外となりまし
た。 そこで、 自動車及び自動車部品 ・ 用品等の事故情報 477 件を除外した件数としています。
特集 乗物の事故と安全
表1 年度別事故件数が多かった 5 品目
平成 15 年度
56 件
自転車
35 62.5%
ヘルメット
8 14.3%
電動車いす
7 12.4%
スプレー缶 ( クリー
ナー )、三輪自転車、
各
自転車用幼児座席、
1.8%
1
車いす、 電動アシ
スト車、 歩行補助車
合計
56 100.0%
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
206 件
59 件
63 件
自転車
161 78.2% 自転車
32 54.2% 自転車
30
電動車いす
20 9.7% 電動車いす
9 15.3% 電動車いす
6
車いす
7 3.4% 電動アシスト車
7 11.9% 歩行補助車
5
バッテリー
4
自転車用幼児
ヘルメット、 自転 各
座席、 幼児用 各
2.9%
3.4%
車用幼児座席
6
自転車、 自転
2
電動アシスト車 3
車用空気入れ
合計
200 97.1%
合計
54 91.6%
合計
47.6%
9.5%
7.9%
6.3%
4.8%
平成 19 年度
153 件
電動アシスト車 58 37.9%
自転車
45 29.4%
電動車いす
24 15.7%
歩行補助車
10 6.5%
車いす、 自転
車用空気入れ
48 76.1%
各
5
合計
3.3%
147 96.1%
死亡事故など重篤な被害が発生しています ( 詳
りましたが、 これらに次いでは 「誤使用や不注
細は6ページ 「自転車の事故」 参照)。 年代
意によるもの」 が 51 件で全体の 12%となって
別被害状況を図4に示しますが、 年齢が高くな
います。
るほど 「死亡」 が多くみられるなど、 被害が重
年度別に事故件数が多かった5品目を表1に
篤になる傾向がみられました。 示します。 平成 15 年度から平成 18 年度は「自
「乗物 ・ 乗物用品」 の事故情報 537 件のう
転車」 が最も多く、 平成 19 年度は 「電動アシ
重大製品事故 26 件
ち、 調査が終了した 421 件についての事故原
因区分による事故件数を図5、 年代別事故原
因別事故件数を図6に示します。 421 件の事故
中で、 最も被害が多い年代層は 「10 歳代」 で
原因不明の
もの 142 件
44 件、 次いでは 「20 歳代」 の 34 件で、 「不
設 計、 製 造 又
は表示等に問
421 件 題があったもの
165 件
明」 の 204 件を除くとそれぞれの割合は、 約
20%、 約 16%となります。 30 歳代以降の年代
誤使用や
不注意によ
るもの 51 件
層でほぼ同様の事故件数を示しています。 事
その他製品に起因し
ないもの 20 件
故原因については、 「設計、 製造又は表示等
に問題があったもの」 が最も多く 165 件で全体
製品及び使い方に問
題があったもの 9 件
経年劣化によるもの 2 件
施工、 修理又は輸送等
に問題があったもの 6 件
図5 調査が終了した乗物の事故原因
の約 39%、 「原因不明」 が 142 件で約 34%あ
250
300
設計、 製造又は表示等に
重大
問題があったもの
製品及び使い方に問題が
G
あったもの
被害なし
250
製品破損
200
200
拡大被害
経年劣化によるもの
f
軽傷
施工、 修理又輸送等に問
E
題があったもの
重傷
死亡
150
D
誤使用や不注意によるもの
150
その他製品に起因しないもの
C
原因不明のもの
B
100
重大製品事故
A
100
50
50
10 10 20 30 40 50 60 70 80
不明
歳以上
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳未満
図4 年代別被害状況 (537 件)
5歳未満
00
3歳未満
10 10 20 30 40 50 60 70 80
不明
歳以上
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳代
歳未満
5歳未満
3歳未満
0
図6 調査が終了した年代別事故原因 (421 件)
スト自転車」 が最も多なりました。 平成 16 年度
す。 被害状況を図7で示しますが、 「死亡」 「重
の 「自転車」 161 件については、 「社告」 の
傷」 「軽傷」 の人的被害があった事故が 303
対象製品が多く含むためです。
件中 183 件で全体の 60%を占めています。 年
重大製品事故 2 件
死亡 11 件
自転車の事故
重傷
43 件
自転車は「乗物・乗物用品」
製品破損
119 件
の中で常に事故が多い品目
303 件
で、 303 件 の 事 故 情 報 が 寄
軽傷
129 件
せられています。 表1の年度
別事故件数が多かった品目
で平成 19 年度以外では最も
拡大被害
1件
図7 自転車の被害状況
多くの事故が報告されていま
150
設計、 製造又
は表示等に問
260 件 題があったも
の 103 件
原因不明の
もの 119 件
製品及び使い方に問題が
あったもの 6 件
その他製品に起因
しないもの 2 件
誤使用や不注意によるもの 24 件
150
製品破損
経年劣化によるもの 1 件
図9 調査が終了した自転車の事故原因
120
重大製品事故
原因不明のもの
拡大被害
120
施工、 修理又は輸送等に問題が
あったもの 3 件
その他製品に起因しないもの
軽傷
90
90
誤使用や不注意によるもの
施工、 修理又輸送等に問
題があったもの
重傷
経年劣化によるもの
60
死亡
60
30
30
70
歳以上
60
歳代
50
歳代
40
歳代
30
歳代
20
歳代
10
歳代
歳代
歳未満
図8 年代別被害状況 (303 件)
10
80
不明
0
5歳未満
80
不明
70
歳以上
60
歳代
50
歳代
40
歳代
30
歳代
20
歳代
10
歳代
10
歳代
歳未満
5歳未満
0
製品及び使い方に問題が
あったもの
設計、 製造又は表示等に
問題があったもの
図 10 調査が終了年代別事故原因 (260 件)
【事例①】 操作を誤って事故に至った事例
自転車 (2007 年7月) 死亡
事故内容 自転車に乗っていた男性が、 県道脇の水路に転落し、 首を強打して死亡した。
事故原因 夜間、 ライトを点灯して県道を走行中、 道路の凸凹でバランスを崩し、 運転を誤って道路脇の
水路に自転車ごと転落したものと推定される。
【事例②】 車輪に異物が挟まって事故に至った事例
自転車 (2006 年 10 月) 軽傷
事故内容 自転車で走行中に、突然、自転車の前輪のスポークが折れて男児が転倒し、前歯2本を折った。
事故原因 走行中に前輪右側面から異物が入り込んだことから、 前ホークとスポークとの間に挟まって前
輪がロックしたため、 転倒したものと推定される。 なお、 前ホーク及びスポークの変形は異物
の挟み込みや転倒時の衝撃によるものと推定される。 特集 乗物の事故と安全
代別被害状況を図8で示します。 最も事故件数
件中8件、3件は 「原因不明」 によるものでした。
が多い年代は 10 歳代の 47 件で、 次いで 20
自転車の誤使用や不注意による事故の内容
歳代 28 件となります。 303 件から年齢が「不明」
は、 「操作の誤り」 (事例①)、 「車輪の異物の
の 150 件を除いて、 その割合をみるとそれぞれ
はさまり」 (事例②) が多くみられますが、 「点
全体の 31%、 18%となり、 この年代層だけで
検を受けずに使用」 (事例③) や 「タイヤの空
全体の 49%に達します。
気圧が低かった」 (事例④) などが原因の事故
調査が終了した 260 件中の事故原因につい
がありました。
て図9及び図 10 で示します。 「原因不明」 が
また、 調査が終了した自転車の事故のうち、
119 件で最も多くなっていますが、 次いで多い
折り畳み自転車の事故が 36 件ありました。 そ
のは 「設計、 製造又は表示等に問題があった
の中で、 「車体が折れて転倒」 など 21 件が製
もの」 103 件でした。 「原因不明」 119 件を除
品に起因する事故でした (事例⑤)。
いた事故原因の判明している 141 件中で、 製
電動アシスト自転車
品に起因する事故は 110 件あり、 78%に達し
ています。 なお、 260 件の事故件数の中で再
発防止措置のため 「社告」 を行った件数は
「乗物・乗物用品」の事故情報 537 件中、「電
133 件ありました。 「死亡」 の原因についてみ
動アシスト自転車」 は 71 件で全体の約 13%で
てみると、 「誤使用や不注意によるもの」 が 11
した。 年度別で事故件数が多かった表1をみる
【事例③】 点検を受けずに使用していたため事故に至った事例
自転車 (2005 年9月) 軽傷
事故内容 自転車で立ちこぎをしていたところ、 突然チェーンが外れてペダルから足を踏み外し、 バラン
スを崩して転倒し、 右腕に裂傷などを負った。
事故原因 購入後8年経過し、 その間定期点検を受けず使用していたためチェーンに伸び、 たるみが生
じ、 外れやすい状況になり、 走行時の振動等の条件が重なり外れたものと推定される。 なお、
取扱説明書には、 チェーンの点検等が記載されている。
【事例④】 タイヤの空気圧が低かったために事故に至った事例
自転車 (2002 年 12 月) 軽傷
事故内容 女児が自転車で走行中、 前輪タイヤからリムバンド (リムの内側、 タイヤとの間に巻き、 タイヤ
をスポークの頭などから保護するもの) がはみ出して車軸に絡まり転倒し、 左手小指にけがを
負った。
事故原因 タイヤの空気圧が非常に少ない状態で走行していたため前輪タイヤがリムから外れ、 さらにリム
バンドが切れることによりタイヤの外に押し出され、 前ブレーキ等に引っ掛かり引き出されたた
め、 車軸に絡まって転倒したものと推定される。 なお、 取扱説明書には 「自転車に乗る前に
タイヤの空気圧が十分か点検する」 旨が記載されている。
【事例⑤】 車体が折れて転倒した事例
折り畳み自転車 (2007 年6月) 軽傷
事故内容 折り畳み式自転車で走行中、 車体が真ん中で折れて前方に転倒し、 けがを負った。
事故原因 前パイプと前部ヒンジ板との溶接部において、 溶け込み不良及び融合不良の溶接欠陥があり
強度が不足していたため、 使用に伴って生じる応力により、 当該溶接部の溶接金属が前部ヒ
ンジ部母材の境界部分から、 剥離するように破断したものと推定される。
と、 「乗物 ・ 乗物用品」 の中で、 平成 15 年度
調査が終了した 54 件中、 電動アシスト自転
から平成 18 年度までは 「自転車」 が最も多い
車の事故原因を図 12 で示します。 最も多いの
品目でしたが、 平成 19 年度は 「電動アシスト
は、 「設計、 製造又は表示等に問題があったも
自転車」 が約 38%と、 最も多くなっています。
の」 19 件で、 次いで 「重大製品事故」 18 件
「電動アシスト自転車」 は、 女性や高齢者を中
と続きます。
心に利用が増加していますが、 使用方法が自
「誤使用や不注意によるもの」 には、 いわゆ
転車と異なるため、 普及拡大とともに事故が増
る 「ケンケン乗り」 (事例⑥) によるものがあり
えていると推測されます。
ます。 「ケンケン乗り」 とは、 片足でペダルをこ
電動アシスト自転車の被害状況を図 11 で示
ぎながら助走し、 反動をつけてサドルに座ると
します。 「重傷」 が 37 件で過半数以上を占め、
いう乗り方ですが、 電動アシスト自転車は、 ペ
「死亡」 「軽傷」 を含む人的被害に及んだもの
ダルが強く踏まれたときにモーターがそれに応
が 71 件中 60 件となっており、 約 85%におよ
じて強いアシスト力 (補助動力) を出すという
んでいます。
仕組みになっています。 そのため、 「ケンケン
被害なし 3 件
拡大被害 1 件
死亡 2 件
製品破損
7件
重大製品事故
18 件
71 件
54 件
重傷 37 件
原因不明
5件
軽傷 21 件
設計、 製造又は
表示等に問題が
あったもの 19 件
製品及び使い方に問
題があったもの 1 件
誤使用や不注意
によるもの 4 件
その他製品に起因しないもの 7 件
図 11 電動アシスト自転車の被害状況
図 12 調査が終了した電動アシスト自転車の事故原因
【事例⑥】 ケンケン乗りで急発進して事故に至った事例
電動アシスト自転車 (2006 年 12 月) 重傷
事故内容 片足乗りで電動アシスト自転車を発進し、 左足をペダルに乗せて踏み出した瞬間、 自転車が
自走し、 体が取り残され転倒し、 左手を負傷し 12 針縫った。
事故原因 事故品の電動アシスト機構部品やハンドル等部品に異常はなかった。 急加速した原因は、 片
足乗り (ケンケン乗り) の際、 ペダルに強い踏み込み力が加わったことにより強いアシスト力が
発生したためと考えられ、 取扱説明書でも禁止されている乗り方をした使用者の誤使用と推定
される。
【事例⑦】 取扱説明書通りの積載条件を守らなかったために不具合を起こした事例
電動アシスト自転車 (2006 年 11 月) 被害なし
事故内容 自転車を使用するうちにモーター音が大きくなり、 子ども (体重約 20 ㎏) を載せていると、 ア
シストの状態が悪く運転ができないほど揺れるようになった。 5度修理してもらっても揺れが直ら
ない。
事故原因 取扱説明書の積載条件 (フロントバスケット、 リヤキャリア合わせて 15 ㎏まで) を超える重量
の子どもをリヤキャリヤに乗せた場合、 子どもの位置によっては、 重心が後方よりにかかってし
まい、 自転車に共振が発生して、 運転者の予想以上に揺れが生じたものと推定される。
特集 乗物の事故と安全
乗り」 で強く踏み込みんだことで、 急発進して
いては、 26 ページの 「NITEハンドル形電動
事故に至っています。
車いすの安全性調査結果」 で紹介しています。
「電動アシスト自転車」 は、取扱説明書で 「ケ
「乗物 ・ 乗物用品」 の事故 537 件中、 「電
ンケン乗り」 について注意喚起を行っています
動車いす」 は 66 件で全体の 12%となってい
が、 他にも取扱説明書に 「積載条件」 の記載
ます。 電動車いすの事故の被害者を年代別に
があり、 それを守らなかったために製品に不具
図 13 で示します。 多くは 「不明」 ですが、「70
合が発生 (事例⑦) した事例もあります。
歳代」 9件、 「80 歳代」 8件となっています。
被害状況を図 14 で示します。 「製品破損」
電動車いすの事故
が最も多く 30 件でしたが、次いで多いのは 「死
亡」 18 件で、 「重傷」 「軽傷」 を含めると合計
電動車いすは、 主に高齢者が利用する 「ハ
34 件の重篤な人的被害が発生しています。 「死
ンドル形電動車いす」 と、 障害を持つ人の利
亡」 18 件については、 調査中が4件あります
用が多い 「ジョイスティック形電動車いす」 に
が、 調査が終了した 14 件で、 製品に起因する
大別できますが、 ここでは両タイプを 「電動車
事故はありませんでした。
いす」 として事故の傾向などを分析します。 な
年代別の被害状況を図 15 でみると、 「80 歳
お、 高齢社会の進展とともに事故件数が増加し
以上」 は、「死亡」 が5件で、「重傷」 1件、「軽傷」
ているハンドル形電動車いすの安全性等につ
1件と、 8件の事故中7件が人的被害に及んで
40
30 歳代 1 件
40 歳代 1 件
50 歳代 4 件
35
被害なし 2 件
被害なし
製品破損
軽傷
重傷
死亡
30
60 歳 4 件
25
死亡 18 件
不明
39 件
66 件
70 歳代
9件
製品破損
30 件
20
15
66 件
重傷 7 件
80 歳代
8件
10
5
70
歳以上
60
歳代
図 14 電動車いすの被害状況
50
歳代
図 13 電動車いすの年代別の事故件数
40
歳代
30
歳代
歳代
0
80
不明
軽傷 9 件
図 15 電動車いすの年代別の被害状況(66 件)
【事例⑧】 操作を誤り転落した事例
電動車いす (2007 年5月) 死亡
事故内容 舗装された里道で、 電動車いすを運転していた女性が2m下の市道に転落して死亡した。
事故原因 狭い上り坂を走行中に操作を誤り、 2m下の市道に転落し、 ふたのないU字溝に頭から落ちた
ため、 死亡したものと推定される。
【事例⑨】 踏切内で事故に至った事例
電動車いす (2007 年3月) 重傷
事故内容 電動車いすに乗った女性が踏切で立ち往生し、 電車にはねられ、 両脚などを骨折した。
事故原因 電動車いすの操作を誤り、 踏切の砂利部分に入り、 立ち往生したため、 電車にはねられたも
のと推定される。
重大製品事故 1 件
います。 「70 歳代」 についても 「死亡」 が5件、
「重傷」 2件、 「軽傷」 1件であり、 9件の事故
原因不明のもの
10 件
中8件で人的被害が発生しています。「70 歳代」
と 「80 歳代」 の事故の原因は、 「誤使用や不
47 件
注意によるもの」 がそれぞれ3件ありましたが、
設計、 製造又は
表示等に問題が
あったもの 24 件
誤使用や不注意
によるもの 11 件
70 歳代は3件すべて 「死亡」、80 歳代では 「死
亡」 2件、「重傷」 1件とすべて重篤な被害となっ
ています。
施工、 修理又輸送等に問題があったもの 1 件
調査が終了した 47 件の事故原因を図 16、
図 16 調査が終了した電動車いすの事故原因
年代別に区分したものを図 17 に示します。 「設
25
計、 製造又は表示等に問題があったもの」 が
重大製品事故
最も多く 24 件ありましたが、 「誤使用や不注意
20
原因不明のもの
によるもの」 が次いで多く 11 件ありました。 「設
誤使用や不注意によるもの
施工、 修理又輸送等に問
題があったもの
設計、 製造又は表示等に
問題があったもの
15
計、 製造又は表示等に問題があったもの」 24
件については、 すべて社告等で措置がとられ
10
ていますが、 この中で人的被害が発生したもの
5
は、 「重傷」 2件、 「軽傷」 2 件となっています。
例⑨) ありました。 また、 慣れない操作が原因
と推測される 「代車」、 「試乗中」 での事故も
70
歳以上
60
歳代
50
歳代
40
歳代
30
歳代
歳代
0
例⑧) のほか、「踏切」 で起こった事故が4件 (事
80
不明
電動車いすの事故事例は、「操作の誤り」 (事
図 17 調査が終了した電動車いすの年代別の事故原因 (47 件)
品に問題があって発生した事故が多いといえま
みられました。
す。
まとめ
また、 事故原因が 「誤使用や不注意による
もの」 では、 「死亡」 「重傷」 など被害が重篤
NITE に寄せられる乗物の事故の原因は、「設
である傾向がみられ、 62%が人的被害に及ん
計、 製造又は表示等に問題があったもの」 が
でいます。 「誤使用や不注意によるもの」 の事
多い傾向にありました。 4ページの図5 「事故
故は、 電動車いすでは操作ミスが多く、 電動ア
原因別事故件数」 では、 「設計 ・ 製造又は表
シスト自転車では取扱説明書通りの使用方法を
示等に問題があったもの」 165 件、 「製品およ
行っていなかったことが原因のものが多くみられ
び使い方に問題があったもの」 9件、 「経年劣
ます。
化によるもの」 2件で、 事故原因が 「製品に起
乗物の事故については、 特に重篤な事故に
因するもの」 が合計 176 件、 4割を超えていま
いたることが多いことから、 製造事業者等に設
す。 「平成 19 年度事故情報収集結果による事
計、 製造又は表示等に問題がないよう安全な
故動向」 の図 7 「年度別事故原因別事故情報
製品作りが求められます。 また、 利用者は取
収集割合」 (36 ページ) の平成 17 年度、 18
扱説明書をよく読み、 操作 ・ 使用方法を確実
年度、 19 年度については、 「製品に起因する
に習得して事故を起こさないように安全な運転
事故」 は全体の約2割となっており、 乗物は製
をする必要があります。
10
特集 乗物の事故と安全
自転車の製品安全確保に向けて
財団法人製品安全協会
上席調査役
三枝 繁雄
自転車は生産の海外移転が進み、2007 年では国産品は約 1 割となっています。自転車
にかかる製品関連事故情報は増加傾向にあり、また、試買テストの結果からは強度面で
の改善傾向は認められるものの、組み付けの確実さ等についての安全確保の充実が求め
られています。自転車の安全確保のために各種の認証制度が運用されており、最近では、
幼児・児童のヘルメット着用努力義務が導入されるとともに、幼児2人同乗用自転車の
開発等が行われるようになってきています。
輸 入 製 品 の 96.6 % ( 国 内 向 け 出 荷 数 量 の
はじめに
85.7% ) が中国製品になってきており、 さらに
自転車は幼児から高齢者まで日常の交通手
自転車生産の中国への移転が進むような状況
段やレジャー ・ スポーツとして広範に使用され
となっています。
ているものですが、 自転車は2輪の外枠がない
また、 2006 年の車種別に出荷数量を見る
不安定な乗物であり、 製品に問題があったり使
と、 軽快車が 48.0%で最も多く、 子供車 ・ 幼
用を間違えると転倒等により乗員に深刻な被害
児車 (32.1% ) を加えると 80.1%となっています。
が生じることがあり、 自転車にかかる製品関連
なお、 国内生産を見ると、 軽快車 (65.6% ) と
事故も発生しています。
電動アシスト車 (17.7% ) が多く、 この2車種で
このような状況から、 自転車の生産 ・ 輸入状
83.3%となっています。
況、 製品事故の発生状況を含む我が国で販売
なお、 我が国では自転車部品の生産が行わ
されている自転車の安全性の現状、 自転車の
れているものの、 輸出されているものも多く、 他
製品安全にかかる認証制度を中心とした製品
表1 自転車の生産・輸入・出荷の状況
安全対策の現状等について述べるとともに、 自
転車を巡る最近の動向についても述べることと
します。
自転車の生産・輸入等の現状
我が国における自転車生産数量は電動アシ
スト自転車を除くと減少傾向にあり、 2007 年で
は 1,138 千台と 2003 年に比べて約 55%減とな
り、 国内向け出荷製品に占める国産製品の割
合は 10.5%となっています。
輸 入 先 国 が 中 国 に 集 中 す る 傾 向 に あ り、
11
( 単位:千台 )
年
2003
2004
2005
2006
2007
生産数量
輸入数量 *2
*1
2,520(209)
2,455(233)
1,926(224)
1,335(236)
1,136(248)
8,703
9,138
9,143
9,339
9,603
中国製品の内数
( 輸入に占める割合 )
8,050(92.5%)
8,604(94.2%)
8,813(96.4%)
8,948(95.8%)
9,276(96.6%)
国内向出荷数量 *3
11,222
11,593
11,070
10,674
10,739
輸入品が占
める割合
77.6%
78.8%
82.6%
87.5%
89.4%
( 財 ) 自転車産業振興協会 「 自転車生産動態・輸出入統計 」
(2008 年 7 月 ) 等により作成
( 注 )*1:( ) 内の数量は電動アシスト自転車の内数を示す。
*2:輸入統計品目表には電動アシスト自転車だけを区分したもの
はなく、電動アシスト自転車の輸入数量は含まれていない。
*3:一般に生産数量には輸出分が含まれるが、我が国の自転車の
輸出のほとんどがアジア ( カンボジア、ベトナム、中国、北
朝鮮、タイ等 ) 及びアフリカ ( ガーナ、タンザニア等 ) 等向
けの中古車 ( 再生車 ) であることから、輸出数量を無視して
生産数量と輸入数量の合計を出荷数量としている。(2007 年
の輸出数量は 2,096 千台で平均単価は 1,445 円である。)
表2 車種別の生産・輸入・出荷の状況
車種
軽快車
子供車 ・ 幼児車
ミニサイクル
マウンテンバイク
電動アシスト車
特殊車
計
輸入数量
生産数量
876(65.6%) 4,248(45.5%)
52( 3.9%) 3,370(36.1%)
82( 6.1%)
263( 2.8%)
24( 1.8%)
376( 4.0%)
236(17.7%)
*
65( 4.9%) 1,081(11.6%)
1,335(100%) 9,339(100%)
( 単位:千台 )
表3 自転車部品の生産及び輸出入の状況
( 単位:百万円 )
生産金額 輸出金額 輸入金額
計
年
5,124(48.0%)
3,422(32.1%)
345( 3.2%)
400( 3.7%)
236( 2.2%)
1,146(10.7%)
10,674(100%)
2003
62,621
2004
73,162
2005 -- *
2006
-2007
--
65,364
80,552
74,197
61,913
77,019
11,676
12,305
11,518
13,486
14,837
中国製部品の内数
( 輸入金額に占める割合 )
6,272(53.7%)
6,919(56.2%)
6,575(57.1%)
7,790(57.8%)
8,303(56.0%)
( 財 ) 自転車産業振興協会の 「 自転車生産動態・輸出入統計 」
(2008 年 7 月 ) により作成
( 注 ) *:2005 年から機械統計の品目から削除された。
( 財 ) 自転車産業振興協会 「 自転車統計要覧 第 41 版」
(2007 年 11 月 ) 等により作成
( 注 ) *:輸入統計品目表には電動アシスト自転車だけを区分した
ものはなく、電動アシスト自転車の輸入数量は含まれていない。
業省重大事故報告 ・ 公表制度のほか、 独立
方、 自転車部品の輸入も多くなっており、 我が
行政法人製品評価技術基盤機構の事故情報
国で生産されている自転車にも多くの輸入部品
収集制度や独立行政法人国民生活センターの
が使用されているものと考えられます。
危害情報システムにより収集がなされており、 こ
れらの制度による製品事故情報は経済産業省
自転車の製品事故等の現状
重大事故報告 ・ 公表制度の導入に伴って、 大
きく増加しており、 特に、 電動アシスト自転車
1.自転車の製品事故の現状
の製品事故が顕著に増加しています。
経済産業省では、 近年の製品事故の状況等
また、 被害者の適正な権利行使 ・ 被害救済
を考慮して製品事故の未然 ・ 再発防止の観点
を図る観点から、 財団法人製品安全協会が実
から消費生活用製品安全法の改正を行って、
施するSGマーク制度や消費生活用製品PLセ
2007 年5月に重大製品事故にかかる製品事故
ンターによる紛争処理が実施されています。
情報報告 ・ 公表制度を導入しました。 この制
これらの制度による最近の自転車の製品事
度の導入により、 事業者には重大製品事故に
故にかかる受付件数等は表4のとおりです。
かかる主務大臣への報告が義務化され、 主務
大臣は収集された情報を公表しています。
2.試買テストによる自転車の安全性の現状
自転車の製品事故については、 この経済産
財団法人自転車産業振興協会では、 2000
表4 各種の制度における自転車にかかる製品事故等の受付件数等
年度
2003
2004
2005
2006
2007
経済産業省重大
製品事故情報報
告 ・ 公表制度 ( 受
付件数 )*1
--
--
--
--
41 (32)
製 品 評 価 技 術 国民生活センター危害情報 製品安全協会
基 盤 機 構 事 故 システム ( 消費生活センター SG マーク制度
情 報 収 集 制 度 情報/受付件数 )*3
( 事故発生届
危害情報
危険情報 受理事案 )*4
( 受付件数 ) *2
37 (1)
73
31
6
165 (2) *6
69
33
2
44 (8)
77
57
5
38 (4)
89
58
1
101 (57)
95
96
0
消費生活用製
品 PL セ ン タ ー
(製品事故事
案 )*5
10(0)
7(0)
4(0)
6(1)
5(3)
注 :( ) 内の数値は、電動アシスト自転車の内数を示す。
*1:経済産業省 「 消費生活用製品の重大事故に係る公表 」 情報による。
*2:独立行政法人製品評価技術基盤機構発行 「 事故情報収集制度報告書 」 による。なお、2007 年度のデータは、「 最近の製品事故情報
(NITE 速報 )」 による。
*3:独立行政法人国民生活センターのホームページ (http://www.kokusen.go.jp) の 「 消費生活相談データベース 」 の検索による ( 自
転車と電動アシスト自転車の区分はなされていない。)。また、この制度では、具体的な事故事例の公表は行われていない。
*4:財団法人製品安全協会の資料による(電動アシスト自転車はSGマーク制度の対象となっていない。)。
*5:消費生活用製品PLセンター発行 「 PLセンターダイジェスト 」 による。
*6:2004 年度の受付件数が多いのは、チタンフレームの不具合によるリコールがなされた際の製品破損等の報告が多数含まれている
ことによるものである。
12
特集 乗物の事故と安全
年度より国内で流通している自転車の品質を確
自転車の製品安全対策の
認するため、 関東・関西地区の自転車専門店・
現状と課題
量販店で実際に販売されている自転車を購入
(一部はインターネット販売により購入) して自
1. 自転車の製品安全にかかる各種認証制
転車のJIS規格に準じたテストを行って、 規格
度について (18 ページ 「自転車の製品安全に
基準に適合しない製品の製造 ・ 輸入業者等に
かかる各種認証制度」 参照 )
改善要請等を行うとともに、 そのテスト結果を公
自転車 ( 一般用自転車 ・ 幼児用自転車 ) の
表しています。
安全性確保のため、 工業標準化法に基づくJIS
テスト結果については、 利用者の身体に危
マーク制度のほか、 製品安全協会が実施して
害を及ぼすおそれが特に高い項目として 「フ
いるSGマーク制度、 自転車協会が実施してい
レーム強度」、「スポーク張力」、「各部の固定力」
るBAAマーク制度があり、 消費者の商品選択
及び 「リヤリフレクタの固定強度」 の4項目 ( 以
に際して重要なものとなっています。 また、 自
下 「安全性に係わる4項目」 という。 ) に着目
転車販売店において使用過程車の道路交通法
して評価しています。
に基づく規則への適合性を自転車安全整備士
我が国で販売されている自転車の約半数を
が点検 ・ 整備したことを示す制度として日本交
占めるシティ車の試買テスト結果をみると、 フ
通管理技術協会が実施しているTSマーク制度
レーム強度不足が減少しており、 2004 年度ま
があります。
で見られた輸入品のフレーム強度不足が 2005
電動アシスト自転車については、 日本交通
年度以降には見られず、 輸入品も含めて部品
管理技術協会が道路交通法に基づく型式認定
の強度等が確保されるようになってきているもの
制度を実施しているほか、 自転車協会が実施
と思われます。 しかしながら、 スポーク張力及
するBAAマーク制度の対象にもなっています。
びリヤリフレクタの固定強度には改善傾向が見
また、 自転車産業振興協会では、 2008 年度
られますが、 各部の固定には顕著な改善は見
末の規格化を目指して電動アシスト自転車のJI
られず、 製造業者による適正な組み立てととも
S規格 ( 設計指針 ) 案の検討を行っています。
に、 自転車販売時の自転車技士等の有資格
者による最終組立調整等が重要であるものと考
2.製品事故の内容及びSGマーク制度に
えられます。 なお、 その他の基準不適合には、
おける製品安全対策
鋭い角部やバリ等の存在、 フロントリフレクタ ・
製品安全協会では自転車のSGマーク制度
サイドリフレクタの未装着等が見られています。
を実施しており、 この制度では自転車の基準適
表5 財団法人自転車産業振興協会の自転車試買テスト結果 ( シティ車 )
テスト
対象車 4 項目
年度
数(台) に 適
合
2003 24( 6) 6(2)
2004 15( 4) 5(1)
2005 15( 3) 3(0)
2006 15( 0) 2
2007 15( 3) 5(0)
5 年計 84(20) 21(3)
安全性に係わる 4 項目
不適合の内容
フ レ ー ム ス ポ ー ク 各部の固
強度不足 張力不足 定力不足
1(0)
6(2) 6(3) 3(0)
2(0) 1(0)
0(0)
4(3) 12(3)
0
1
11
0(0)
3(0) 6(2)
4(0) 16(5) 36(8)
そ の 他 すべて
の 基 準 の項目
リヤリフレクタ固 不適合 に適合
定強度不足
11(3) 17( 3)
2(1)
7(3) 6( 3)
3(0)
3(1) 15( 3)
0(0)
3
14
0
3(2) 10( 2)
3(0)
27(9) 62(11) 8(1)
注:( ) 内は原産国が 「 日本 」 の製品の内数を示す。
13
合性の認証に加えて、 SGマー
ク付自転車の製品事故が発生
した際に消費者の申し出を受
けて事故原因調査等を行って、
製品の欠陥により人身被害が発
生した際に賠償措置を行う被害
者救済制度を実施しています。
また、 製品安全協会内の独立
の組織として消費生活用製品P
Lセンターを設置して製品事故に係る紛争解決
にロックするため、 自転車が前方に回転すると
等を実施しています。
ともに、 乗員が前方に投げ出されるために顔面
こ れ ら の 制 度 の 運 営 に よ り 1995 年 度 か ら
から路面に衝突することになり、 重篤な被害を
2007 年度までの間に自転車 ( 電動アシスト自
生じることが多くなります。
転車等を除く。 ) の製品事故として 138 件受け
被害者の申出内容や事故品の観察からは、
付けており、 その製品事故を分析すると、 「前
一部を除いて前車輪に挟み込まれた異物の特
車輪への異物の挟み込み」 が 39 件 (28.3% )
定はできないものの、 自転車の変形状況等か
と最も多く、 次いで 「組み付け部の外れ ・ 緩
らは、 少なくとも表面は金属等に傷を付けない
み (24 件 )」、 「急制動ないし不意の急制動 (18
ような柔らかい物体であり、 靴や手に持ったりハ
件 )」 となっています。
ンドルに掛けたバック等の荷物と推察されるもの
製品安全協会では、 製品事故の発生状況、
です。
内外の規格基準の動向、 製品の現状等を踏ま
買い物や通学に際して、 荷物を手に持ったり
え、 適時 ・ 適切な基準の見直し等によるさらな
ハンドルにかけることは日常的に行われており、
る安全性確保を通じて、 SGマークの信頼性確
かつ、 事故の蓋然性や事故の際の被害が重
保に努めており、 2004 年に基準の改正を行い
篤となることが多いという事情もあり、 2004 年の
(2005 年 4 月実施 )、 また、 近時の事故の発生
改正においては、 フールプルーフの観点から、
状況やJISの改正状況を考慮しつつ、 後述の
事故の多いシティ車に範囲を限定した上で、 S
幼児2人同乗用自転車を含めた基準の改正を
Gマークを表示する条件として前車輪の両側面
予定しています。 以下に 2004 年の基準改正の
にガード ( 前車輪ガード ) を取り付けることを規
考え方を以下に述べることとします。
定することとしました。
①前車輪への異物の挟み事故の防止
しかしながら、 前車輪への異物の挟み込み
消費者相談機関等に申し出のある自転車の
の事故は依然として発生しているものの、 使用
事故を分析すると、 前車輪の前ホーク後方に
者側の不注意の要因が大きいとの理解もあって
何らかの異物が挟み込まれる事故が多くなって
前車輪ガードは普及しておらず、 今後は、 この
います。 製品安全協会及び消費生活用製品P
ような事情を考慮して、SG基準での前車輪ガー
Lセンターへの申し出のあった事案では、 この
ドの取扱いを見直すとともに、 前車輪ガードの
ような事故が全体の3割程度となっており、 買い
普及促進のための情報提供に重点を置く方向
物や通学に使用されるシティ車に集中していま
で検討することとしています。
す。
②各部の組み付け等の確実さ
このような事故の特徴として、 前車輪が急激
組み付け部の外れ ・ 緩み等はネジ精度や組
み付け方法の改善により対応する必要があるこ
表6 製品安全協会に届出があった
自転車製品事故の内容
とから、 積極的に工場の事後調査 ( 立入検査 )
件 数
事故の内容
前車輪への異物の挟み込み
39
組み付け部の外れ ・ 緩み
24
急制動時ないし不意の急制動
18
チェーンの外れ
11
制動不良
9
前車輪の外れ
5
小径車の走行安定性
4
その他
28
を実施することにより、 受入検査の充実や工程
の改善等を進めるとともに、 販売に際して自転
車技士等の配置により確実な取り付け ・ 調整が
行われるような体制整備を求めています。
また、 前車輪の外れについてはクイックレリー
ズハブによるものであり、 二次的車輪保持具の
14
特集 乗物の事故と安全
装着を規定することにより、 構造的に外れにく
このため、 商品の選択 ・ 購入の際に容易に
い対応をしています。
参照できるような形式での制動性能の高いブ
③選択 ・ 購入に際しての適切な情報提供
レーキの特性等に係る情報提供について規定
自転車の製品事故について考察すると、 以
しています。
下に示すような小径車の走行安定性や制動性
能が高いブレーキによる急制動時の前車輪ロッ
3.自転車の安全確保を目指して
クに関係すると推察される事故が目立っていま
自転車の安全性の確保 ・ 向上のためには、
す。 これらの事故は、 自転車の乗員が当該自
適時 ・ 適切な基準の見直し、 適正な試験 ・ 検
転車の特性を十分に理解していないことにより
査の実施が必要となりますが、 自転車について
発生するものと推察されます。
は生産拠点の中国への移転を考慮した対応も
a) 小径車 ( コンパクト車 ) の走行安定性
重要となります。
小径の折り畳み自転車は一般の自転車に比
生産拠点の中国への移転に伴って第三者機
べて走行安定性が劣るものの、 折り畳むことに
関での適切な試験・検査に係る問題が生じてお
よる収納 ・ 運搬の容易さ等の有用性に着目し
り、製品安全協会では生産工場の事後調査 ( 立
て開発されたものですが、 製品事故の実態等
入検査 ) の充実等を通じて生産工場の品質管
を踏まえて検討すると、 多くの場合、 製品事故
理体制の整備を進めるとともに、 中国において
は購入ないし使用開始から間もない時期に発
我が国の規格・基準を十分に理解した上で適切
生しており、 被害者である乗員が小径車特有
な試験 ・ 検査が実施できる体制の整備を進め
の走行安定性や乗車感覚について十分な理解
ており、 2006 年に江蘇検験検疫自行車検測中
を有していないことが事故原因の大きな要因の
心 ( 上海郊外の昆山市に所在し、 自転車等の
1つであるように解されます。
輸出検査 ・ 製品認証等を実施している機関 ) と
このため、 商品の選択 ・ 購入の際に容易に
の契約を締結して自転車 ( SG基準に基づく自
参照できるような形式での小径車の特性等に係
転車 ・ 自転車部品 ) の試験・検査が適切に実
る情報提供について規定しています。
施できることにしました。 しかしながら、 現時点
b) 制動性能が高いブレーキによる前車輪ロッ
では一部の地域に限定されたものであり、 自転
ク
車生産地域を考慮しつつ、 他の地域でも同様
自転車の前車輪のロックにかかる事案の中に
に適切な試験 ・ 検査が実施できることが重要で
は、 制動性能が高いブレーキを備えた自転車
あり、 現在、 他の公的機関と同様の契約を締
によるものが見られます。 制動性能が高いこと
結するための準備を進めています。
は危険等を回避する際に急停止が可能となる
自転車の安全を巡る最近の動向
反面、 前車輪がロック状態となって慣性力によ
り自転車が前方に回転して乗員が前方に投げ
出されることにもなり、 重篤な被害につながるこ
1.自転車乗員のヘルメット着用について
ともあります。
自転車の交通事故による被害状況を見ると、
制動性能が高いブレーキを備えた自転車に
他の乗物と比べて深刻な被害を生じるおそれの
乗車するためには、 制動性能が高いことが危
ある頭部損傷の割合が高く、 ヘルメットの着用
険に結びつくことがあることを理解し、 ブレーキ
は重要になっています。 とりわけ、 幼児 ・ 児童
操作に習熟することが必要になります。
については、 頭部の質量比率の高いことから転
15
倒時に頭部損傷の割合が高くなっており、また、
と規定し、 「自転車安全利用五則」 (2007 年 7
頭骨が十分に形成されていないこともあって、
月 10 日交通対策本部決定 ) には 「子どもはヘ
ヘルメットの着用が重要と考えられます。 ちな
ルメット着用」 と明記されています。
みに、 「平成 19 年中の交通事故の発生状況
このような背景もあり、幼児・児童向けヘルメッ
( 警察庁交通局/ 2008 年 2 月 )」 によると、 6
トが広く普及するようになり、 2008 年 1 月の自
歳未満の幼児では、 他の年齢層と比べて頭部
転車同乗幼児を対象とした調査 ( 警察庁 ) では、
を負傷する割合が 44.2%と一番高くなっており、
約3割の幼児がヘルメットを着用するようになっ
6歳~ 15 歳でも 15.9%と他の年齢層に比べて
ています。
高くなっています。
なお、「平成 19 年中の交通事故の発生状況」
幼児 ・ 児童向けの自転車用ヘルメットについ
によると、 65 歳以上の高齢者では 18.6%と他
ては、 2004 年に自転車同乗幼児の頭部傷害
の年齢層に比べて頭部負傷割合が高くなって
等について国会等での指摘を受け、 幼児 ・ 児
おり、 また、 「交通統計 ( 平成 19 年版 )」 によ
童向けヘルメットの評価を行うために 「小さなサ
ると、 死者に占める 65 歳以上の高齢者の割合
イズの人頭模型」 を使用した試験方法を採用
は 58.5%と高くなっています。 これは、 転倒時
することによりSGマークの対象としました。
の受傷防御機転の低下に加えて、 頭蓋骨が弾
その後、 警察庁で自転車利用の現状、 自
力性に乏しく脆くなっていることなどが関係して
転車関連の交通事故の状況、 自転車安全対
いるものと考えられ、 高齢者のヘルメット着用
策の現状等を踏まえた検討が行われ、
表7 自転車乗車中の死傷者数の推移
2007 年6月に 「児童 ・ 幼児の自転車
乗車時のヘルメットの着用」 を含む 「道
年
1998
路交通法の一部を改正する法律」 が 1999
公布され、 2008 年6月1日に施行され 2000
2001
ました。 法施行に際して 「交通方法に 2002
関する教則」 では、「子供の保護者は、 2003
2004
子供が自転車を運転する時や、 幼児 2005
を幼児用座席に乗せるときは、 子供に 2006
ヘルメットをかぶらせるようにしましょう」
2007
死 者 数
死傷者数
合計 ~ 6 歳 7-12 歳 65 歳~
合計 ~ 6 歳 7-12 歳 65 歳~
988
12
35
564 145,259
4,461 14,468 22,483
1,032
9
32
597 157,110
4,602 15,062 24,579
984
9
23
533 176,163
5,131 15,942 26,909
992
10
30
585 177,811
5,486 16,206 27,704
991
8
30
578 180,573
5,643 16,274 29,332
973
10
24
609 184,206
5,491 17,414 29,896
859
6
30
511 190,251
5,441 18,345 31,412
846
9
23
508 185,532
4,768 17,818 30,990
812
7
21 475 175,453 3,992 16,039 30,559
745
4
16
495 171,923
3,604 15,666 30,794
( 交通統計 平成 10 年版~平成 19 年版により作成)
表8 自転車乗員の年齢層別・損傷主部位別死傷者数
損傷主部位
全損
頭部
顔部
頸部
胸部
腹部
背部
腰部
腕部
脚部
その他
合計
6 歳未満
0( - )
798 (44.2%)
215 (11.9%)
73 ( 4.0%)
24 ( 1.3%)
9 ( 0.5%)
14 ( 0.8%)
44 ( 2.4%)
192 (10.6%)
43 (24.2%)
0( - )
1,805 (100.0%)
6 ~ 15 歳
3 ( 0.0%)
5,112 (15.9%)
2,170 ( 6.7%)
1,649 ( 5.1%)
1,178 ( 3.7%)
504 ( 1.6%)
235 ( 0.7%)
1,524 ( 4.7%)
5,875 (18.2%)
13,961 (39.3%)
8 ( 0.0%)
32,219 (100.0%)
16 ~ 24 歳
2 ( 0.0%)
3,901 (10.7%)
1,804 ( 4.9%)
3,229 ( 8.9%)
1,205 ( 3.3%)
336 ( 0.9%)
300 ( 0.8%)
2,859 ( 7.8%)
6,384 (17.5%)
16,417 (45.0%)
11 ( 0.0%)
36,448 (100.0%)
25 ~ 64 歳
34 ( 0.0%)
7,517 (10.6%)
3,102 ( 4.4%)
7,215 (10.2%)
3,947 ( 5.6%)
545 ( 0.8%)
662 ( 0.9%)
7,620 (10.8%)
13,277 (18.8%)
26,742 (37.8%)
23 ( 0.0%)
70,657 (100.0%)
( 平成 19 年中の交通事故の発生状況による)
16
65 歳以上
計
34 ( 0.1%)
46 ( 0.0%)
5,719 (18.6%)
23,047 (13.4%)
1,365 ( 4.4%)
8,656 ( 5.0%)
1,828 ( 5.9%)
13,994 ( 8.1%)
2,625 ( 8.5%)
8,979 ( 5.2%)
262 ( 0.9%)
1,656 ( 1.0%)
277 ( 0.9%)
1,488 ( 0.9%)
3,473 (11.3%)
15,520 ( 9.0%)
5,205 (16.9%)
30,933 (18.0%)
9,990 (32.4%)
67,546 (39.3%)
16 ( 0.1%)
58 ( 0.0%)
30,794 (100.0%) 171,923 (100.0%)
特集 乗物の事故と安全
が重要になってきています。 このような事情は、
幼児2人同乗用自転車は道路交通法及び各
電動車いす等の高齢者乗物にも共通する問題
都道府県公安委員会規則で認められていない
です。
ために開発が遅れていたこともあり、 財団法人
自転車産業振興協会が新商品 ・ 新技術開発
2.幼児2人同乗用自転車について
事業として 「安全性に配慮した幼児2人同乗用
警察庁では、 自転車での幼児2人同乗の実
自転車」 を公募により試作することとし、 現在、
態等を踏まえ、 安全性に配慮した幼児2人同
11 企業 ・ 1個人の 12 件について試作が開始
乗用自転車について、 その求められる条件や
され、 2009 年2月末までに試作品が提出され
開発の可能性、 安全な利用 ・ 普及に必要な事
ることになっています。 また、 これらの試作品を
項等について検討を行うこととし、 2008 年 4 月
考慮しつつ、 2009 年度において 「安全性に配
に 「幼児2人同乗用自転車検討委員会」 を設
慮した幼児2人同乗用自転車」 の具体的な基
置して検討を開始し、 2008 年 7 月に中間とりま
準を作成することになっています。
とめが公表され、 2009 年 3 月を目途に最終報
なお、 安全性に配慮した自転車が開発され
告がとりまとめられることになっています。
ても、 自転車の特性等を考慮すると走行安定
2008 年 7 月の中間とりまとめでは、 「自転車
性の低下、 転倒の危険等を排除することは困
及び幼児用座席は、 国内の規格 ・ 基準に適
難であり、 転倒時の幼児の保護も重要なものと
合することが望ましい」 とした上で、 次の6つの
の指摘もあります。 また、 幼児2人を同乗させ
事項を要件とすることが適当としています。
ることによる質量の増加に加えて、 幼児2人同
・ 幼児2人を同乗させても十分な強度を有す
乗を考慮した強度の確保による自転車質量の
増加によって総質量が増大することになり、 こ
ること
れに伴う運転特性の変化、 歩行者・障害物等と
・ 幼児2人を同乗させても十分な制動性能を
の衝突時の衝撃の増大等が想定され、 幼児2
有すること
人同乗の際には、 とりわけ自転車利用者の交
・ 駐輪時の転倒防止のための操作性及び安
通ルールとマナーの遵守及び運転能力の向上
定性が確保されていること
が不可欠なものと考えられます。
・ 自転車のフレーム及び幼児用座席が取り
製品安全協会では、 上述のような事情を踏
付けられる部分 ( ハンドル、 リヤキャリヤ等 )
まえつつ、 「安全性に配慮した幼児2人同乗用
は十分な剛性を有していること
自転車」 の試作状況等を考慮して自転車のS
・ 走行中にハンドル操作に影響の出るような
G基準の見直しを行う予定です。 また、 幼児座
振動が発生しないこと
席については、 幼児2人同乗用自転車検討委
・ 発進時、 走行時、 押し歩き時及び停止時
員会での審議内容や各種調査の結果等を考慮
の操縦性、 操作性及び安定性が確保され
して幼児座席のSG基準の見直しを進める予定
ていること。
であり、 その中では、 各種調査等で指摘され
また、 開発される自転車の利用に当たって
ている 「着座時の幼児の移動制限 ( 幼児の動
は、 走行環境に加え、 同乗幼児のヘルメット着
きによる走行安定性を阻害する要因の排除 )」
用、 適切な運転のため必要な講習の実施、 対
や 「転倒時の幼児保護」 などを考慮することを
人賠償保険への加入等安全利用のための環境
検討しています。
整備が促進されることが望まれるとしています。
17
まとめ
を実施できる事業者が中心となった製品供給体
制が重要になってきているものと考えられ、 SG
製品の安全性確保を進めるためには、 製品
マークの認証制度の中で種々の工夫を行って
の設計からアフターケアまでの各段階の対応が
いくこととしています。
求められるものの、 自転車では生産拠点の中
また、 我が国で販売される自転車で前述の
国への移転が進んでおり、 生産とアフターケア
製品安全にかかる認証を得ているものは限定さ
を含む販売が分離するような状況となってきて
れており、 SGマーク制度の普及促進を図るとと
おり、 一部では事故やクレームを含む市場の情
もに、 中国の機関等に我が国の製品事故情報
報の生産現場へのフィードバックが円滑に進ま
や試買テスト結果等を提供することなどを通じ
ないような状況も生じています。
て、 中国の機関等とも連携して中国から我が国
このような事情からは、 製品の設計からアフ
に輸出される自転車の安全性確保に努めてい
ターケアの各段階について適切なマネジメント
くことにしています。
自転車の製品安全にかかる各種認証制度
認証制度
JISマーク制度
SGマーク制度
BAAマーク制度
TSマーク制度
1981 年 5 月
2004 年 9 月
1979 年 10 月
( 財 ) 製品安全協会
( 社 ) 自転車協会
( 財 ) 日本交通管理技術
協会
表示される
マーク
認証開始時期
新制度 2005 年 10 月
経済産業省
運営主体
認証機関 : ( 財 ) 日本車
( 認証主体 )
両検査協会
国内試験機関 ( 財 ) 日本車両検査協会
海外試験機関
--
JIS D9301: 一般用自転車
規格 ・ 基準 JIS D9302: 幼児用自転車
①国際規格 (ISO) を満た
しているほか、 安全性を
確保するための追加事項
( フレームの繰返荷重試
規格 ・ 基準の 験等 ) を追加して規定
内容等
② 完 成 車 の 他、 自 転 車
部品等についても規定
( 自転車関係で 38 規格を
制定 )
備考
改正工業標準化法が
2005 年 10 月に施行され
ているが、 従前の JIS 認
定工場は 2008 年 9 月末
まで旧 JIS マーク の表示
が可能となっている。
( 財 ) 日本車両検査協
会
江蘇検験検疫自行車検
測中心 ( 中国 ) 他
自転車の認定基準及び
基準確認方法 /検査マ
ニュアル
① JIS を満たしているほ
か、 事故の未然再発防
止の観点から、 異物挟
み込み事故を防止する
ための前車輪ガードの取
り付け、 適切な情報提供
について規定
②自転車の他、 ヘルメッ
ト、 幼児座席及び空気ポ
ンプについても規定
被害者救済制度を有して
おり、 SGマーク表示製
品の欠陥による人身被
害 に つ い て、 製 品 安 全
協会が円滑な賠償措置
を実施している。
18
( 財 ) 日本車両検査協会 自転車安全整備店で自
( 財 ) 自転車産業振興協 転車安全整備士が点検
会技術研究所
整備を実施
--
--
自転車安全基準
普通自転車の点検整備
基準
① JIS を満たしているほ
か、 ドイツ規格等を参考
に必要な規定を追加して
規定
②電動アシスト自転車も
対象
①道路交通法により定め
られている普通自転車の
大きさ、 構造、 性能等に
ついて規定
②電動アシスト自転車
( 駆動補助機付自転車 )、
自転車用反射器材等の
道路交通法に基づく型式
認定制度を実施
表 示 事 業 者 に は 生 産 物 マークの有効期限は 1 年
賠償責任保険 ( PL保険 ) ごとの更新であり、 傷害
の付保を条件としている。 保 険 及び 賠償 責 任 保険
が付いている ( マークの
種類により保険の内容が
異なる。 )。
特集 乗物の事故と安全
電動アシスト自転車を安全に
ご利用いただくために
電動アシスト自転車安全普及協議会
会長
轟 寛
電動アシスト自転車は商品化されて以来 14 年が経過し、その利便性が次第に評価され
て市場規模が伸びてきており、今後も普及拡大が見込まれます。しかし、なかには製品
特性などの正しい知識を持たなかったために事故に至った事例などが報告されおり、製
品に対する正しい知識を持ってご利用いただくことが大変重要になってきています。こ
こでは、電動アシスト自転車の安全な利用方法の要点とともに関連する制度や、類似製
品との相違点などについて紹介します。
電動アシスト自転車とは
障が生じるおそれがないこと、
とされています。
電動アシスト自転車は、 人の力を補う駆動補
また、 「人の力に対する電動機を用いて人の
助装置と電池等を備え、 上り坂や向かい風など
力を補う力の比率」 についても、 図2のように
自転車をこぐのに大きな力を必要とするときに、
走行速度区分により、上限が定められています。
乗り手の体力の負担を軽減する機能を備えた
自転車です。
電池
図2 電動機を用いて人の力を補う力の比率
駆動補助装置は、 人がペダルをこぐ力と車
速等を検出する手段、 及びそれらの情報を得
て電動機の出力をコントロールするためのマイ
駆動補助装置
コンによる制御回路を備え、 上記の速度区分
図1 電動アシスト自転車の一例
に応じた電動機の出力の大きさを管理し、 さら
道路交通法施行規則により、 「人の力を補う
に出力の円滑性も実現しています。
ため原動機を用いる自転車」 としてその基準が
電動アシスト自転車の利用状況
定められており、
・ 原動機として 「電動機」 を用いること、
・ 人の力を補う機能が円滑に働き、 かつ当該
電動アシスト自転車は、 平成6年に商品化さ
機能が働くことにより安全な運転の確保に支
れて以来徐々にその利便性が認知されてきて、
19
平成 20 年度には国内の年間出荷台数が 30 万
を検査します。 さらに、 駆動補助装置以外の
台強となりました。 ことに、 坂道などで楽にこぐ
自転車部品がJIS規格に適合していること及び
ことができ、 環境にもよい点が評価され、 最近
生産や品質保証のための組織体制がしっかりと
6年間は連続して伸長を見ることができました。
敷かれていることも求められます 。
電動アシスト自転車の主なユーザー層は、
それらの条件をクリアして型式認定を受けた
50 ~ 70 歳代の女性および 60 ~ 70 歳代の男
製品には、 図3に示す例のように、 型式認定番
性の方々です。 最近では、 子育て中の女性な
号とともに型式認定標章 (TS マーク) を貼付
ども着実に増え、 さらには通勤、 通学、 業務
して、 ユーザーが安心して商品を選択していた
用などにも徐々に広がりを見せており、 今後も
だける目印としています。
普及拡大が見込まれます。
しかし、 なかには製品特性などの正しい知識
を持たなかったために事故に至った事例などが
TSマーク
報告されています。 女性や高齢者のユーザー
が多いため、 交通安全とともに、 電動アシスト
自転車に対する正しい知識を持ってご利用い
型式認定番号
ただくことが大変重要になってきています。 図3 型式認定番号と TS マークの表示例
電動アシスト自転車を安全に ご利用いただくために
また、 電動アシスト自転車は、 社団法人自
転車協会が推進するBAAマーク制度の対象製
国内の電動アシスト自転車メーカー9社で構
品となっています。 図4のBAAマークを付した
成している 「電動アシスト自転車安全普及協議
自転車は、 自転車協会が定めた自転車安全基
会」 は、 平成8年度に設立されて以来、 電動
準を満たしています。 自転車安全基準は、 JIS
アシスト自転車の健全かつ安全な普及をめざし
規格に加え欧州のEN規格、 ドイツのDIN規格
て活動を推進してきました。
等を参考にレベルの高い強度 ・ 耐久性などの
その活動の中で、 電動アシスト自転車を安全
規定を追加したものです。
にご利用いただくために主として取り組んでいる
当協議会メンバー各社の製品は、 いずれも
ことは、 次の2点です。
型式認定検査基準および自転車安全基準をク
リヤし、 TSマーク及びBAAマークを付すことを
1.型式認定制度への理解を広げること
電動アシスト自転車には国家公安委員会に
よる型式認定制度があり、 その制度を活用する
ことで、 製品の法令適合と基本的な安全性の
確保を図ることを徹底しています。
型式認定を受けるには、 入力と出力を測定
できる専用の検査器を用い、 電動機の出力が
人力に相当する入力に対し速度区分に応じて
定められた比率以内に制御されているかどうか
図4 自転車協会の BAA マーク
20
特集 乗物の事故と安全
徹底しています。
チを入れた際に知らずに力がかかってしまい、
2.安全利用啓発チラシの配布
電動機が働いて思わず動き出してしまうことがあ
電動アシスト自転車の安全な利用方法の要
るためで、 必ず守っていただきたいことです。
点を、 直接ユーザーへ訴求するために、 図5.1
また、 サドルにまたがらずに発進すると、 体
~5.2のような業界統一の広報啓発チラシを制
重の大部分がペダルにかかることとなり、 予想
作し、 会員各社の製品に添付し、 配布してい
外の急発進につながることがあります。
ます。
ii. こぎだし方
このチラシの内容をご理解いただくことによ
けんけん乗り ( 片足でペダルをこぎながらサド
り、 実際に起こりがちな、 誤った使用方法によ
ルにまたがる乗り方 ) はしないでください。 この
る事故の未然防止につながるものと考えていま
ような乗りかたをすると、 電動機から思わぬ力が
す。
発生して転倒などにつながるおそれがあります
チラシの中で、 電動アシスト自転車に特有の
ので、 絶対に避けていただきたい乗り方です。
事項として特に知っておいていただきたい内容
iii. ブレーキのかけ方
は、 以下の3点です。
電動アシスト自転車は電動機の補助力がある
i. 乗るときの注意点
ため、 普通の自転車より早く加速します。 余裕
スイッチを入れる際には、 ペダルに足をかけ
を持ってブレーキ操作をしましょう。
ないようにしましょう。 また、 発進の際は、 必ず
また、 信号待ちの間も、 前後のブレーキをか
サドルにまたがってからこぎ出しましょう。
けておきましょう。 その際、 ペダルには足を乗
これは、 ペダルに足をかけていると、 スイッ
せないで下さい。 ブレーキをかけず、 ペダル
図5. 1 業界統一の安全利用啓発チラシ(二つ折りの表紙、裏表紙)
21
に足を乗せていて知らずに力をかけてしまうと、
当協議会では、 関連団体等と共同し、 電
電動機が働いて、 思わず動き出してしまうこと
動アシスト自転車の安全な利用促進のための
があります。
活動をさらに継続して行きますが、 もう一方で、
特に電動アシスト自転車に初めて乗る方に
電動アシスト自転車の健全な普及のための活
は、 以上のⅰ~ⅲのような注意点をご理解いた
動にも取り組んでいます。
だいたうえで、 安全な場所で予め練習をして電
一例として、 中国では日本の電動アシスト自
動アシストの感覚をつかんでから、 ご利用いた
転車とは異なる、 いわゆるフル電動の自転車が
だくことをお奨めしています。
多数流通しており、 それらの一部が日本にも輸
入されています。 フル電動の自転車は、 原動
電動アシスト自転車の健全な
機付自転車としての要件を備えること、ナンバー
普及に向けて
プレートが必要なことに加え、 利用者には免許
証の携行やヘルメットの着用が義務付けられて
ここ数年来の環境意識の高まりや健康増進
います。 電動アシスト自転車とは異なるこれらの
への意欲により自転車を再評価する声が高まり
製品については、 法令への適合性が疑わしく、
つつあり、 さらにはガソリン価格の高騰もあって、
安全性にも疑問があるような商品が存在します。
より、 自転車の利用機会が増える傾向もみられ
そのような製品と電動アシスト自転車の区別を
ます。 そのような環境下で、 電動アシスト自転
明確にし、 安全性に対する注意を喚起していく
車の需要も着実に伸びて行くと予測されていま
ような取り組みも続けて行きます。
す。 図5. 2 業界統一の安全利用啓発チラシ(二つ折りの見開き面)
22
特集 乗物の事故と安全
有限要素法による応力解析
独立行政法人製品評価技術基盤機構
九州支所
清水 寛治
製品の破損原因調査にはいくつかの調査手法を組み合わせて行いますが、九州支所で
は有限要素法による応力解析を取り入れ、乗り物などの破損原因調査の高度化に取り組
んでいます。有限要素法と応力解析の概要、有限要素法を用いるメリット、解析の手順、
注意点などについて、まだまだ活用例は少ないですが取り組みの現状についてご紹介し
ます。
はじめに
してあげれば、 あとはコンピューターに計算さ
せることで応力や変位を求めることができるとい
大型コンピューターでなければ利用できな
う仕組みです。
かった有限要素法による数値解析が、 パーソ
ナルコンピューターの性能向上及び解析ソフ
2. 事故原因調査に活用するメリット
トのユーザーインターフェースの向上によって
有限要素法による応力解析では、 コンピュー
身近なものになってきました。 現在の製造業で
ター上に現物と同じモデル
は、 3次元CADで設計図を描き、 引き続きコ
さえ作ってしまえば自由に
ンピューター上で強度解析を行って試作に入る
荷 重 の 大 き さ、 方 向 な ど
ことが多くなりました。 この強度解析によく用い
を変えて何度もシミュレー
られる数値解析手法が有限要素法 (FEM) を
ションすることができます。
用いた応力解析と呼ばれるものです。
事故の原因調査において
は、 壊れた事故品しか入
図1
1. 有限要素法による応力解析の概要
手できない場合、 壊れたときの荷重がはっきり
有限要素法による応力解析の仕組みを簡単
しない場合などが多々ありますが、 有限要素法
にお話しします。 金属の棒などは、 力学的に
による応力解析を取り入れることで、 様々な荷
は連続体とみなしますが、 複雑な構造物を連
重条件のもとで強度の検討が可能になり、 調査
続体として応力や変位を計算することは非常に
精度の向上及び調査期間の短縮につながると
難しいものがあります。 そこで、 連続体である
考えています。
構造物を有限の小さな要素に分割し、 隣り合う
要素を接点で結合することで近似的に構造物
3. 事故原因調査における有限要素法の位置
を表現します。 そうすると個々の要素はマトリク
づけ
ス (行列) で表すことができるようになりますの
自転車などの機械的な破損原因を調べるとき
で、 構造物全体を組み合わせたマトリクスで表
には、 通常以下の項目について調査します。
23
1. 使用期間
ルを再現します。 設計図面が手に入れば相当
2. 破損時の使用状況
効率化できますが、 現物と異なることがありま
3. 変形状態など外観上の異常箇所
すので、 主な寸法はやはり実測する必要があ
4. 破損部品の成分及び硬さ
り、 モデル作成に相当な時間を要します。 実
5. 破断している場合は、 破面解析
際に作成した自転車のCADモデルを図2に示
6. 可能であれば実走行によるひずみ測定
します。 CADモデルが完成すれば、 ソフトウェ
これらの調査結果から、 破損部品の強度、
アに要素分割を指示し、 きれいに分割できてい
大きな荷重による破壊なのか繰返し荷重による
れば荷重の大きさ及び方向、 実際の自転車の
疲労破壊なのか、 荷重の大きさと方向などを調
動きに合わせた固定条件を設定し、 応力解析
べ、 なぜ破損したのかを推定します。 このとき
を実行します。 応力解析結果の例を図3に示し
よく問題となるのが、 申し出のあった使用状況
ます。
において破損をもたらす応力が実際に破損部
分に生じていたのかです。 実走行によるひず
み測定ができれば応力がわかりますが、 事故
品と同じものが入手できない場合やひずみゲー
ジを貼れない場合には、 有限要素法を用いて
破損部分の応力を計算する必要が出てきます。
また、 有限要素法を用いれば、 荷重を変える
ことで大人や子どもが乗った場合、サドルに座っ
た状態又は立ちこぎの状態などをシミュレーショ
図2 自転車のCADモデル
ンすることで、 使用状態ごとに破損部の応力の
大きさを計算させることもできます。 使用状態で
の応力の大きさがわかれば、 部品の強度と比
較し、 部品の強度に近い応力が発生していれ
ば設計不良、 対して応力が十分に小さければ
使用に問題があったか、 又は溶接欠陥などの
製造不良の可能性が高くなります。
図3 応力解析結果例
4. 作業手順
有限要素法を用いた応力解析の大まかな流
最後に結果の検討を行いますが、 ここで気を
れは、 3次元CADモデルの作成→要素分割
付けないといけないのは、 コンピューターは間
(メッシュを切る) →解析条件の設定 (荷重の
違った条件設定をしても、 もっともらしい解析結
設定、 モデルの固定方法) →応力解析→結
果が得られるところです。 私どもでは結果の妥
果の検討となります。 要素分割から応力解析ま
当性について、 ①可能であれば実際の走行試
では、 ほとんどの部分をソフトウェアが自動的に
験から得られたひずみ測定の結果とよく一致す
処理 ・ 計算してくれます。
るか、 ②解析で得られた変形状態が現物の変
モデルの作成は、 現物をノギス、 マイクロメー
形状態と似ているか、 ③簡素化したモデルで
ター、 分度器などで寸法を測定し、 CADモデ
得られた解析結果とかけ離れていないかなどを
24
特集 乗物の事故と安全
確認しています。
ど大きいものではなく、 強度的に問題ないレベ
ルでした。 倒してぶつけた場合等を想定し、 ブ
5. 解析事例
レーキレバーの上から荷重を加える設定で解析
有限要素法を自転車の事故原因調査に利
したところ図6に示すように約5倍の応力が発生
用した例を2つご紹介します。 1例目は、 自転
することがわかり、 このためき裂が生じて徐々に
車フレームの立てパイプと横パイプがろう付けさ
亀裂が進展し破断したものと推定しました。
れている製品で、 このろう付け部分のパイプが
破断したものです。 破断した原因として一部ろ
今後の予定
うが回ってまわっていない個所がありました。 有
限要素法による応力解析の結果を図4に示しま
有限要素法を用いた応力解析を事故調査
すが、 ろうがまわっている部分とまわっていない
に導入することで、 再現試験の回数を減らした
部分との境界に応力が集中しており、 この応力
り、 再現試験が困難な事故調査でも応力など
が疲労破壊を発生させる応力より大きかったた
を定量的に検討することができます。 また、 解
め、 破断したものと推定しました。
析結果はグラフィックで表示されるため応力分
布の把握がしやすく、 色の変化など視覚的に
訴えられるレポートを作ることができるため、 強
力なツールとなりつつあります。 反面、 エンド
ユーザーからみるとブラックボックスに近く、 間
違った解析結果を導かないためにも構造力学、
材料力学、 有限要素法などの知識が必要とな
るなど、 奥が深い調査手法です。 私どもでは、
有限要素法による応力解析を事故調査に導入
図4 ろうが回っていないパイプ
したばかりであり、 試行錯誤の連続ですがこれ
2例目は、 自転車のブレーキレバーの取り
から実績を積み上げていき、 事故原因の調査
付け部が破損したものです。 普通にブレーキ
精度を向上させていきたいと考えています。
レバーを握る設定の解析結果を図5に示します
が、 発生する応力は材料強度に比べてそれほ
図5 普通に握った条件の解析例
図6 上から荷重を加えた条件の解析例
25
NITE ハンドル形電動車いすの安全性調査結果
高齢社会に伴い、電動車いすの需要が高まっています。しかし、NITEには、電動
車いすの事故情報が増加傾向にあります。そこで、NITEは広く普及しているハンド
ル形電動車いすの安全性調査に着手し、「平成 19 年度ハンドル形電動車いすの安全性調
査結果」の概要及び報告書(ともにNITEホームページよりダウンロード可能)を平
成 20 年3月 28 日に公表しました。概要は以下のとおりです。
調査を実施することとなった経緯
このような状況から、 経済産業省の平成 19 年
度消費生活用製品の試買テスト事業を、 NIT
高齢化の進展にともなって足腰の筋力が低
Eが受託することとなり、 NITEに電動車いす安
下して、 日常の生活での移動に不自由をきたし
全研究会を設置してハンドル形電動車いすの
た高齢者等が、 生活圏を確保するために屋外
安全性の調査を実施することとなりました。
等における移動手段として、 ハンドル形の電動
車いすが広く普及するようになりました。
調査目的
製品評価技術基盤機構 (以下、 「NITE」)
には 1986 年から 20 年 1 月末までに 96 件の電
現在、 市販されているハンドル形電動車い
動車いすの事故情報が寄せられており、 2002
すを試買して、 JIS T9203:2006 (電動車いす)
年以降、 増加傾向にあります。 このうち、 死亡、
に規定されている安全性能項目及び道路交通
重傷にいたる重大事故が 53% を占めています。
法に規定されている項目への適合性を調査し、
市販品の安全性能の実態を把握することにしま
す。 また、 製品事故を想定した試験条件を設
定して再現し、 電動車いすに求められる評価
特性を調査します。 本調査の結果から製品事
故の未然 ・ 再発防止を図るため、 製品の機械
(件数)
的安全性に課題があるかどうかを確認し、 改善
16
16
14
14
不明
ジョイスティック形
12
12
10
10
三輪ハンドル形
四輪ハンドル形
88
66
44
22
00
〈電動車いす安全普及協会調べ〉
85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08
出展 : NITEが受け付けた事故情報による
26
(年)
特集 乗物の事故と安全
5. 製品破損 1%
4. 拡大被害 1%
1. 死亡1%
点等を明らかにすることを目的に調査を実施し
3. 軽傷 1%
ます。
2. 重傷1%
2. 重傷
4%
6. 被害なし1%
1. 死亡1%
ジョイスティック形 14%
不明 25%
1.JIS規格への適合性調査
JIS T9203:2006 (電動車いす) の走行性・
1. 死亡 24%
5. 製品破損
6%
ハンドル形 61%
安定性試験を実施した結果、 JIS基準を満足し
ていない製品が約半数ありました。
5. 製品破損 27%
このうち、降坂性能試験ではJIS基準以下 (6、
2. 重傷
5%
7、 8度) の勾配で基準の 10 度勾配のときより
3. 軽傷 4%
も速くなる製品がありました。 また、 斜面での旋
図 5.2 ー 3 種別被害分類
的にロックし、 転倒する機
で車輪が浮く不安定な製品がありました。
種が存在しました。
・ 一方で、 斜面上でクラッ
チが解除されている場合、
適合性調査
全く動かない機種も存在し
道路交通法上の基準寸法を満たさない製品
ました。 このことは、 バッテ
が3機種ありました。
リー切れなど斜面上で立ち
ハンドル形
2.道路交通法に規定されている項目への
種別
ジョイスティック形
回動的安定試験において傾斜角度0度、 3度
往生した場合に、 危険を
伴うおそれがあります。
査
・ 脱輪から復帰しようとした
・ 電動車いすのクラッチを解除して前方へ降坂
際、 その底面が段差の角
した場合、 自由降坂で坂道を降下したものがあ
などに乗り上げることによ
りました。
り、 立ち往生した試料があ
また、 条件により後方へ降坂時に後輪が瞬間
りました。
不明
3.事故状況を想定した条件設定の再現調
合計
出展:NITEが受け付けた事故情報による
調査内容及び調査結果
3. 軽傷
4% 5. 製品破損
6%
被害状況 件数
1. 死亡
1
2. 重傷
1
3. 軽傷
4
5. 製品破損
6
6. 被害なし
1
合計
13
1. 死亡
23
2. 重傷
5
3. 軽傷
4
5. 製品破損
25
6. 被害なし
2
合計
59
1. 死亡
17
2. 重傷
4
3. 軽傷
1
4. 拡大被害
1
5. 製品破損
1
合計
24
96
JIS T9203:2006 (電動車いす) 機能試験の項目及び結果 (抜粋)
試験名\ 試料
最高速度試験
登坂性能試験
降坂性能試験
平たん路制動性能試験
降坂制動性能試験
傾斜停止力試験
静的安定性試験
段差乗越試験
溝踏破走行性試験
坂道走行性試験
斜面直進走行試験
回転性能試験
1
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
3
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
4
○
○
×
○
○
○
×
○
○
○
○
○
27
5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
6
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
7
○
○
×
○
○
○
×
○
○
○
○
○
8
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
9
○
○
×
×
○
○
×
○
○
○
○
○
10
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
注) ○ : 適合、
× : 不適合
提言
4.安全設計調査(操作性・安全機能)
a) アクセルレバーの分類
どちらのレバーでも同
一方向に走行できるも 4銘柄
左右連動したアク
の
セルレバーを操作
操作するレバーによっ
するもの
て進行方向が異なる 4銘柄
もの
1.電動車いすの基準適合性を示す第三者
左右どちらか一方にあるアクセルレバーを
2銘柄
操作するもの
第三者認証機関の整備も必要です。
製品認証制度を導入すること。
JIS規格に適合しない製品が見られました。
基準に適合した製品であることが明示されるよ
う、 第三者による製品認証が必要です。 また、
・ アクセルレバーの操作では、 試料間で操作
2.電動車いすのJIS規格の技術的内容
方法が異なり、 故障等によって以前とは異なる
の改善点
機種を使用する際に誤操作するおそれがありま
(1) 操縦装置の作動方法を統一化すること。
す。
(2) 降坂速度が平坦路最高速度を上回らない
b) 前進 ・ 後退の切替の分類
こと。
前後進切替ス
イッチによって
進行方向を切り
替えるもの
ダイヤル式のもの
3銘柄
押しボタン式、 または
パネルスイッチ式のも
の
2銘柄
(3) 降坂速度試験で 10 度以下の全ての傾斜
角度でも平坦路最高速度以下とすること。
(4) 安定性について
a) 斜面旋回時の安定性を確保すること。
レバー操作によって進行方向が異なるもの 2銘柄
b) 重心位置を車体中心へ設定すること。
・ 前後進切替のある試料では、 視認性の問題
c) 障害物に乗り上げた際の衝撃を緩和する
で反対方向に走行してしまうことがありました。
措置をおこなうこと。
c) クラッチレバーの分類
d) 下り勾配における後退走行時の制動安定
外観上確認でき
るもの
レバー式のもの
8銘柄
性を確保すること。
解除ボタン式のもの
1銘柄
(5) 電気的な制御が切られた場合の安全性
1銘柄
a) クラッチ解除走行時の安全性を確保する
外観上確認できないもの
・ クラッチを解除した場合に、 条件によっては、
こと。
手動ブレーキがなく自動的に制動する機能が
b) 手動ブレーキを設置すること。
作動しないものがありました。
(6) 脱輪からの復帰動作のしやすさ
・ 緊急避難時の対応者が不特定のため、 外観
a) 脱輪したときに引っ掛からない底面高さを
上確認しやすい位置にクラッチレバーを配置す
確保すること。
るとともに、 簡潔な操作方法を記載することが
望まれます。
d) 各試料の主な安全機能
手動ブレーキ
5銘柄
緊急停止機能
6銘柄
旋回時減速機能
6銘柄
着座スイッチ
1銘柄
転倒防止装置
3銘柄
28
NITE 安全の視点
平成 19 年度事故情報収集結果
による事故動向
生活安全ジャーナル編集事務局
平成 19 年度 (平成 19 年4月~平成 20 年
集件数は、 7,298 件で、 前年度比約 1.8 倍の
3月) に収集した事故情報の収集状況、 平成
増加となっています。
19 年度に調査が終了し公表した事故情報 (平
平成 19 年度における事故情報の情報源別
成 20 年3月 31 日現在) の調査内容、 その調
収集件数は、 「製造事業者」 による収集が最も
査結果の分析、 事故動向等についてとりまとめ
多く収集件数全体の約 40%を占めており、 前
ました。
年度比では約 2.4 倍増でした。
次いで多くの割合を占めた 「重大製品事故」
事故情報収集結果とその動向
については、 重大製品事故情報報告 ・ 公表制
度に基づき経済産業省へ報告され、公表を行っ
1. 事故情報の情報源別収集件数
たものを受け付けましたが、 全体の約 15%とな
事故情報の年度別情報源別収集件数及び
りました。
収集件数割合を表1及び図1に示します。
情報源別事故情報収集件数は、 「新聞情報
平成 19 年度における情報源別事故情報収
等」 を除くすべての情報源で増加しました。 特
表1 情報源別事故情報収集件数
に 「消費者」 からの収集件数は、 102 件から
情報源
製造事業者等
自治体等 (消防機関含む)
消費生活センター等
重大製品事故情報
国の機関
その他
消費者
その他
小 計
新聞情報等
合 計
281 件となり、 前年度比約 2.8 倍の増加となり
平成 19 年度
件数及び割合
2,948 件
40.4%
408 件
5.6%
783 件
10.7%
1,126 件
15.4%
252 件
3.5%
281 件
3.8%
84 件
1.2%
5,882 件
80.6%
1,416 件
19.4%
7,298 件
100.0%
ました。 次いで、 「消費生活センター等」 から
の収集件数が 379 件から 783 件の約 2.1 倍増、
「自治体等」 からは 268 件から 408 件の約 1.5
倍増となっています。
「製造事業者等」 が大幅に増加した要因とし
ては、 社告 ・ リコールを行ったことにより事故報
告が増加したデスクマットが約 1,000 件含まれ
84
平成 19 年度
1416
281
1126
252
60
平成 18 年度
102
42
1916
0
1000
新聞等
その他
408
計 7,298 件
2948
268
379
1821
平成 17 年度
783
計 4,084 件
1235
219
135
計 2,952 件
575
42 46 196
2000
3000
消費者
4000
5000
6000
7000
国の機関
消費生活センター等
(重大製品事故)
国の機関
(その他)
図1 年度別、情報源別事故情報収集件数
30
8000
製造事業者等
自治体
(消防機関含む)
NITE安全の視点
表 2 製品区分別事故情報収集件数
(件)
製品区分 家庭用電 台所 ・ 食 燃 焼 器 家具 ・ 住 乗物 ・ 乗 身のまわ 保 健 衛 レ ジ ャ ー 乳 幼 児 繊 維 製 その他
気製品 卓用品 具
宅用品 物用品 り品
生用品 用品
用品
品
製造事業者等
1,126
35
313
147
55 1051
59
56
99
7
0
自治体等 ( 消防機関 )
292
2
84
4
3
17
4
0
1
1
0
消費生活センター
416
75
70
50
27
80
12
28
20
4
1
国の 重大製品事故情報
582
7
320
61
59
71
9
12
4
1
0
10
0
239
1
0
0
0
2
0
0
0
機関 その他
消費者
173
10
27
19
19
14
2
9
8
0
0
その他
5
1
0
1
2
43
30
0
1
1
0
新聞等
376
2
951
24
7
13
14
15
2
9
3
合計
2,980
132 2,004
307
172 1,289
130
122
135
23
4
情報源
その他 5 件
合計
2,948
408
783
1,126
252
281
84
1,416
7,298
についても併せて報告があったこと
消費者 173 件
新聞等
376 件
製造事業者等 313 件
製造事業者等
1126 件
国の機関 239 件
自治体等 292 件
消費生活センター
416 件
消費生活
センター 70 件
新聞情報等
2,004 件
951 件
重大製品事故 2,980 件
情報 582 件
国の機関 10 件
も増加の要因となっています。 また、
自治体等 84 件
家庭用電気製品
からの通知が大幅に増加した要因
は、 重大製品事故情報報告 ・ 公表
制度が施行されたことに伴い、 製品
重大製品事故
情報 320 件
消費者 27 件
「消費者」、 「消費生活センター等」
事故について NITE がマスコミに取り
燃焼器具
上げられる機会が増えたことにより、
図2 家庭用電気製品と燃焼器具の情報源別事故情報収集割合
製品の安全 ・ 安心に対する関心がよ
り一層高まってきていることが考えられます。
ていることと、 重大製品事故情報報告 ・ 公表制
情報源別に寄せられた事故情報の製品区分
度の施行により、 事業者の安全意識が向上し、
2500
別を表2、 また事故情報の中で収集件数の多
特に製造事業者等からは過去に起こった事故
い 「家庭用電気製品」 と 「燃焼器具」 について、
2163
製造事業者等
2000
2000
自治体
消費生活センター等
消安法
1500
1500
国の機関
1220
消費者
1104
その他
1000
1000
新聞情報
786
576 620
451
460
500
500
324
730
559
431
315
363
220
176
172
307
169
148
70
00
北海道
423
407
297
247
232
275
425
341
170
109
13 31
東北
関東
東海 甲信越
九州・ その他
沖縄
図3 年度別情報源別事故情報収集件数(左から17年度:2,952 件、18 年度:4,084 件、19 年度:7,298 件)
31
北陸
近畿
中国
四国
それぞれ情報源別の割合を図2で示します。
この中には、 重大製品事故情報が 319 件含ま
参考までに事故発生地域別事故情報収集件
れています。 「身のまわり品」 は 1,261 件で全
数を図3で示します。 平成 17 年度の事故情報
体の約 20%を占めましたが、 このうち 1,010 件
収集件数は 2,952 件、平成 18 年度が 4,084 件、
はデスクマットの皮膚障害に関するものでした。
平成 19 年度は 7,298 件と件数そのものが大幅
また、 製品区分別事故情報収集件数の推移
に増加しています。
をみると、 平成 19 年度は、 重大製品事故情
報報告・公表制度が施行されたことから 「乗物・
2. 事故情報の製品区分別収集件数
乗物用品」 及び 「繊維製品」 を除いた製品区
収集された 7,298 件の事故情報のうち、 同
分で大幅に増加しています。
一の製品事故に対して複数の情報源から通知
平成 18 年度は 「レジャー用品」 を除くすべ
されたもの、 調査の結果、 製品が事故発生に
ての製品区分で増加しており、 その年にはガス
関係していないことが判明したもの及び事故品
瞬間湯沸器による一酸化炭素中毒事故やシュ
が経済産業省所管製品以外の製品であるもの
レッダーによる幼児指切断事故等の発生によ
を除いた事故情報件数は 6,371 件です (以下、
り、 製品安全への社会的関心の高まりから大幅
6,371 件を事故情報件数とします)。
に増加したものと推定されます。
事故情報の年度別製品区分別収集件数及
また、 平成 17 年度は 「燃焼器具」 の収集
び収集件数割合を表3及び図4に示します。 平
件数が最も多くなっていましたが、 平成 18 年
成 19 年度における製品区分別収集件数は、
度は 「燃焼器具」 より 「家庭用電気製品」 の
「家庭用電気製品」 の 2,555 件が最も多く、 収
収集件数が多くなりました。
集した事故情報の約 40%を占め、 前年度比で
平成 19 年度においては、「家庭用電気製品」
は約 2.1 倍の増加でした。 この中には、 重大
が約 40%、 「燃焼器具」 が約 25%と 「家庭用
製品事故情報が 582 件含まれていますが、 そ
電気製品」 の割合が大きくなりました。 「家庭
れを除いても前年度比で約 1.6 倍増加していま
用電気製品」 は、 元々 「製造事業者等」 から
す。
の報告が多い傾向にありましたが、 そこに重大
次いで 「燃焼器具」 が 1,613 件で全体の約
製品事故情報報告 ・ 公表制度やNITEへの事
25%を占め、 前年度比で約 1.4 倍増でした。
故情報提供に関する事業者団体等への経済産
表3 年度別製品区分別事故情報収集件数
平成 17 年度
平成18 年度
平成 19 年度
製品区分
件数及び割合 件数及び割合
件数及び割合
01 家庭用電気製品 748 件 36.4% 1,221 件 39.3% 2,555(582) 件 40.1%
02 台所 ・ 食卓用品
22 件 1.1%
71 件
2.3%
122( 7) 件
1.9%
03 燃焼器具
853 件 41.5% 1,144 件 36.9% 1,613(319) 件 25.3%
04 家具 ・ 住宅用品
73 件 3.6% 155 件
5.0%
285( 60) 件
4.5%
05 乗物 ・ 乗物用品 187 件 9.1% 194 件
6.3%
154( 59) 件
2.4%
06 身のまわり品
83 件 4.0% 220 件
7.1%
1,261( 73) 件 19.8%
07 保健衛生用品
17 件 0.8%
26 件
0.8%
117( 9) 件
1.8%
08 レジャー用品
59 件 2.9%
31 件
1.0%
113( 11) 件
1.8%
09 乳幼児用品
6 件 0.3%
21 件
0.7%
131( 4) 件
2.1%
10 繊維製品
7 件 0.3%
20 件
0.6%
18( 2) 件
0.3%
11 その他
0 件 0.0%
0件
0.0%
2( 0) 件
0.0%
2,055 件 100.0% 3,103 件 100.0% 6,371 (1,126) 件 100.0%
合 計
※調査の結果、 重複情報や収集対象外情報であることが判明したものを除いたものです。
32
01 家庭用電気製品
平成 19
年度
03 燃焼器具
40.1%
平成 18
年度
25.3%
01 家庭用電気製品
03 燃焼器具
36.9%
39.3%
平成 17
年度
01 家庭用電気製品
03 燃焼器具
41.5%
36.4%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
図4 年度別製品区分別事故情報収集件数割合
NITE安全の視点
2000
2000
1943
家庭用電気製品
台所 ・ 食卓用品
燃焼器具
1500
1500
家具 ・ 住宅用品
乗物 ・ 乗物用品
身のまわり品
保健衛生用品
1027
1000
1000
レジャー用品
887
乳幼児用品
繊維製品
663
644
その他
498
500
500
281
352
338
427
411
330
235
160
107
132
52
00
北海道
323
257 252
172
163
361
202
114
304
267 243
124
113
107
11 29
東北
関東
東海
甲信越
北陸
近畿
中国
四国
九州 ・ その他
沖縄
図5 年度別事故発生地域別製品区分収集件数(左から17年度:2,055 件、18 年度:3,103 件、19 年度:6,371 件)
業省からの協力要請などを受けて大幅に増え
皮膚炎を発症したものです。
たと考えられます。
「デスクマット」 を除くと3年間ともに 「ガスこ
社告 ・ リコール情報をみても、 平成 17 年度
んろ」、 「電気ストーブ」、 「石油ストーブ」 が常
は 103 件 で し た が、 平 成 18 年 度 が 189 件、
に多くを占めています。 平成 19 年度に 179 件
平成 19 年度は 192 件と、 平成 18 年度以降大
の収集件数のあった 「電気衣類乾燥機」 につ
幅に増えました。 平成 18 年度以降、 身近な製
いては、 平成 17 年度は4件、 平成 18 年度は
品による事故が次々に明るみになり、 社会問題
10 件だけであり、 大幅に増加しました。
として大きく取り上げられたことから、 事業者が
「ガスふろがま」 については、 平成 17 年度
積極的に社告 ・ リコールを行うようになってきた
は 7 件、 平成 18 年度が 77 件、 平成 19 年度
ものと思われます。
には 128 件あり、 平成 18 年度以降大幅に増
参考までに年度別事故発生地域別製品区分
加しています。 平成 19 年度に 113 件の収集
別収集件数を図5に示します。
件数のあった 「照明器具」 については、 平成
17 年度 31 件、 平成 18 年度 53 件であり、 平
3. 製品別事故情報収集件数
成 19 年度には、 大きく増えています。 「エアコ
平成 17 年度から平成 19 年度までの3年間
ン」 は、 例年収集件数の多い品目ですが、 平
について事故情報の収集件数が多かった 10
成 17 年度 46 件、 平成 18 年度 73 件、 平成
品目を表4、 年度別で事故情報が多かった品
19 年度に 108 件と毎年増加傾向にあります。
目の件数の推移を図6で示します。
平成 19 年度に 104 件の収集件数のあった 「カ
平成 19 年度で最も件数の多かった 「デスク
ラーテレビ」 については、平成 17 年度は 35 件、
マット」 は、 抗菌剤が原因でアレルギー性接触
平成 18 年度には 53 件で大幅に増えました。
33
800
「自転車 (電動アシスト自転車含む)」 は、
平成 17 年度 41 件、 平成 18 年度 34 件で
したが、 平成 19 年度には 102 件となり大幅
700
1000
600
に増加しましたが、 これは普及に伴うものと
推測されます。 平成 18 年度に 94 件の収集
件数のあった 「石油給湯器」 は、 平成 17
デスクマット
ガスこんろ
500
500
電気ストーブ
400
400
石油ストーブ
電気衣類乾燥機
年度には 24 件でしたが、 平成 19 年度には
ガスふろがま
照明器具
エアコン
カラーテレビ
自転車
300
300
101 件の収集件数がありました。
200
200
4. 製品区分別被害状況
年度別の製品区分別被害状況を表5に示
石油給湯器
100
100
します。 平成 19 年度に収集した事故情報を
製品区分別にみる、 「繊維製品」 を除くす
べての製品区分で前年度に比べて増加して
います。
00
17 年度
18 年度
19 年度
図6 年度別事故情報が多かった品目の件数の推移
死亡事故は、 「燃焼器具」 で最も多く発生し
しました。 「レジャー用品」 では、 潜水具 (シュ
ており、 次いで 「家庭用電気製品」、 「家具 ・
ノーケル) による水死事故等が多数発生してい
住宅用品」、 「乗物 ・ 乗物用品」、 「レジャー用
ます。
品」 の順に多くなっています。 「燃焼器具」 で
事故情報調査結果の分析とその動向
は、石油ストーブやガスこんろ等による火災、「家
庭用電気製品」 では、 電気ストーブ、 電気こ
たつ、 電気こんろ等による火災が多数発生しま
1. 事故原因別事故情報件数
した。 「家具 ・ 住宅用品」 では、 介護ベット用
年度別の事故原因別事故情報件数とその割
てすりによる窒息死事故や除雪機の下敷きにな
合を図7に示しました。
り死亡した事故等、 「乗物 ・ 乗物用品」 では、
平成 17 年度から 19 年度の3年間に収集し
電動車いすによる転落死事故などが多数発生
た事故情報 (11,529 件) のうち、 調査の終了
表4 年度別の品目別事故情報収集件数
平成 17 年度
( 事故情報収集件数 2,055 件 )
品目
件数 割合%
ガスこんろ
317
15.4
石油ストーブ
228
11.1
電気ストーブ
154
7.5
四輪自動車
108
5.3
配線器具 (延長コード)
47
2.3
エアコン
46
2.2
直流電源装置
45
2.2
まきふろがま
44
2.1
まきストーブ
42
2.0
自転車 (電動ア
41
2.0
シスト車含む)
合計
1,072
52.1
平成 18 年度
( 事故情報収集件数 3,103 件 )
品目
件数 割合%
ガスこんろ
386
12.4
電気ストーブ
194
6.3
石油ストーブ
181
5.8
四輪自動車
125
4.0
石油給湯器
94
3.0
ゆたんぽ
88
2.8
ガスふろがま
77
2.5
エアコン
73
2.4
配線器具 (延長コード)
63
2.0
バッテリー
59
1.9
合計
1,340
34
平成 19 年度
( 事故情報収集件数 6,371 件 )
品目
件数
割合%
デスクマット
1010( 45)
15.9
ガスこんろ
511( 61)
8.0
電気ストーブ
353( 37)
5.5
石油ストーブ
233( 38)
3.7
電気衣類乾燥機
179( 6)
2.8
ガスふろがま
128( 35)
2.0
照明器具
113( 24)
1.8
エアコン
108( 68)
1.7
カラーテレビ
104( 27)
1.6
自転車 (電動ア
102( 41)
1.6
シスト車含む)
43.1
合計
2,841(382)
44.6
NITE安全の視点
表5 製品区分別被害状況
各欄内の数値は、 平成 19 年度、 (平成 18 年度)、 (平成 17 年度) の順に表記 (件) 人的被害が発生した事故
死 亡
重 傷
軽 傷
被害状況
製品区分
合計
人的被害の発生しなかった事故
拡大被害
製品破損
特に被害なし
01 家庭用電気製品
2,555
(1221)
(748)
76
(71)
(49)
50
(35)
(21)
223
(158)
(82)
979
(623)
(470)
1,191
02 台所 ・ 食卓用品
122
(71)
(22)
0
(0)
(0)
9
(6)
(1)
51
(39)
(8)
18
(6)
(5)
36
(15)
1,613
(1,144)
(853)
150
(73)
(86)
45
(46)
(33)
293
(251) (216)
734
(563)
(487)
352
04 家具 ・ 住宅用品
285
(155)
(73)
16
(10)
(7)
64
(20)
(36)
81
(41)
(16)
14
(40)
(6)
107
05 乗物 ・ 乗物用品
154
(194)
(187)
13
(13)
(7)
56
(16)
(8)
46
(40)
(44)
5
(27)
(24)
1,261
(220)
(83)
5
(3)
(1)
66
(20)
(5)
1,043
(89)
(44)
55
(65)
07 保健衛生用品
117
(26)
(17)
2
(2)
(0)
9
(3)
(2)
76
(11)
(8)
14
08 レジャー用品
113
(31)
(59)
12
(7)
(12)
16
(5)
(8)
30
(13)
(25)
09 乳幼児用品
131
(21)
(6)
1
(0)
(0)
7
(1)
(1)
41
(11)
18
(20)
(7)
3
(4)
(0)
3
(1)
(0)
10
2
(0)
(0)
1
(0)
(0)
0
(0)
(0)
1
(3,103) (2,055)
279
(183) (162)
325
(153) (115)
1,895
03 燃焼器具
06 身のまわり品
10 繊維製品
11 その他
総計
6,371
36
(29)
(2)
(7)
8
(5)
(1)
(151)
(24)
39
(60)
(7)
(41)
(8)
3
(3)
(0)
31
(97) (104)
3
(1)
(0)
(17)
78
(37)
(16)
14
(6)
(0)
(8)
(7)
9
(2)
(0)
7
(0)
(0)
4
(2)
(2)
49
(3)
(10)
2
(1)
(2)
(2)
25
(1)
(1)
19
(5)
(1)
38
(3)
(1)
(14)
(6)
0
(0)
(0)
0
(0)
(1)
2
(1)
(0)
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
(0)
(667) (451)
1,848
(1,335) (1,019)
1,872
(656) (295)
152
(109)
(13)
(305) (124)
(注) 1. 各欄内の数値は年度毎に収集した事故情報の調査結果に基づき、 事故原因別の被害状況を集計したもの
2. 被害状況については、 製品の問題の有無を問わずにみた件数
3. 重傷とは、 全治1カ月以上のけが
4. 拡大被害は、 製品以外に他の物的被害に及んだもの
した 7,221 件についてみると、 「製品に起因す
で約 40%でした。
る事故」 2,696 件と経済産業省が 「重大製品
また、「製品に起因する事故」 のうち、「設計、
事故 (製品起因による事故及び事故原因が不
製造又は表示等に問題があったもの (個別不
明と判断した)」 とした 329 件の計 3,025 件で、
良も含む)」 が 2,190 件で 「製品に起因する事
調査の終了した事故情報全体の約 42%を占め
故」 の約 81%を占めています。 「製品に起因
ました。 「製品に起因しない事故」 は 2,887 件
しない事故」 では、 「誤使用や不注意による事
平成 19 年度 6371 件
1571
329
平成 18 年度 3103 件
724
製品に起因する事故
3582
645
244
重大製品事故
1157
591
製品に起因しない事故
631
原因不明
平成 17 年度 2055 件
401
0%
474
1085
20%
40%
60%
80%
95
調査中
100%
図7 年度別事故原因別事故情報件数割合
「製品に起因する事故」 とは、 「A: 専ら設計上、 製造上又は表示に問題があったと考えられるもの」 「B: 製品自体に
問題があり、 使い方も事故発生に影響したと考えられるもの」 「C: 製造後長期間経過したり、 長期間の使用により性能
が劣化したと考えられるもの」 を指します。
「製品に起因しない事故」 とは、 「D: 業者による工事、 修理又は輸送中の取り扱い等に問題があったと考えられるもの」
「E: 専ら誤使用や不注意な使い方と考えられるもの」 「F: その他製品に起因しないと考えられるもの」 を指します。
35
故」 が 2,540 件で 「製品に起因しない事故」
205 件) となっています。
の約 88%に達しています。
収集件数が次に多い 「燃焼器具」 の事故
2. 製品区分別事故原因
原因をみると、 「製品に起因する事故」 が 「燃
平成 17 年度から平成 19 年度までの年度別、
焼器具」 全体 ( 平成 17 年度 843 件、 平成 18
製品区分別事故原因を表6に示します。
年度 1,021 件 ) の平成 17 年度が約3% (24
なお、 平成 19 年度に収集した事故情報の調
件)、 平成 18 年度が約 15% (152 件 ) ですが、
査は、 当該年度に収集した事故情報 6,371 件
「製品に起因しない事故」 については、 平成
中、 2,789 件の約 44%しか終了していないこと
17 年度が約 82% (692 件 )、 平成 18 年度が約
から、 平成 17 年度、 平成 18 年度に収集し、
72% (737 件 ) となっています。 「製品に起因し
調査の終了した事故情報の調査結果に基づい
ない事故」 のうち 「誤使用や不注意による事
て製品区分別の事故原因をみることにします。
故」 が最も多く、 「燃焼器具」 全体で、 平成
平成 18 年度において収集件数が最も多かっ
17 年度が約 79% (666 件)、 平成 18 年度が
た 「家庭用電気製品」 の事故原因をみると、
約 68% (690 件) を占めています。
「製品に起因する事故」 が 「家庭用電気製品」
参考までに当該年度に収集した事故情報
全体 ( 平成 17 年度 702 件、 平成 18 年度 861
の約 44%しか終了していない平成 19 年度の
件 ) の平成 17 年度が約 33% (229 件)、 平成
2,789 件についてみると、 「家庭用電気製品」
18 年度が約 35% (302 件 ) となり、 「製品に起
では調査の終了した 974 件中、 「製品に起因
因しない事故」 のうち平成 17 年度は約 81%、
する事故」 502 件と 「重大製品事故」 193 件
平成 18 年度が 76%が 「誤使用や不注意によ
を合わせて、 695 件で約 71%となり、 「製品に
る事故」 (平成 17 年度 203 件、 平成 18 年度
起因しない事故」 は 169 件で、 約 17%にすぎ
表6 製品区分別事故原因
各欄内の数値は、 平成 19 年度、 (平成 18 年度)、 (平成 17 年度) の順に表記 (件) 製品区分
又は表示等に 使い方に問 によるもの
問 題 が あ っ た 題があった
もの
もの
01 家庭用電気製品
429
02 台所 ・ 食卓用品
16
(12)
(13)
1
(2)
(1)
2
(1)
(0)
0
03 燃焼器具
43
(101)
(10)
1
(1)
(5)
14
(50)
(9)
20
04 家具 ・ 住宅用品
78
(94)
(7)
1
(5)
(4)
4
(2)
(1)
6
(1)
(0)
20
(24)
05 乗物 ・ 乗物用品
10
(14)
(47)
3
(0)
(2)
1
(6)
(0)
0
(10)
(5)
11
811
(22)
(48)
3
(86)
(0)
1
(0)
(2)
0
(0)
(0)
07 保健衛生用品
2
(1)
(1)
25
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
08 レジャー用品
37
(5)
(14)
3
(2)
(0)
1
(0)
(7)
0
09 乳幼児用品
8
(7)
(0)
2
(1)
(0)
0
(0)
(0)
10 繊維製品
2
(10)
(1)
0
(0)
(0)
0
(0)
11 その他
0
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
(454) (300)
68
(144) (35)
67
06 身のまわり品
合 計
1,436
(188) (159)
29
(47) (23)
44
理又は輸送 注 意 に よ る も 品 に 起 因 し のもの
等に問題が の
ないもの
あったもの
(67) (47)
25
(31) (22)
121
(0)
7
(28) (22)
336
(205) (203)
23
(34) (27)
110
重大製品事故
事故原因 A: 設計、 製造 B: 製品及び C: 経年劣化 D: 施工、 修 E: 誤使用や不 F: そ の 他 製 G: 原 因 不 明
[ 小計 ] 調査が終 H: 調査中のも
了したもの
の
193
974
(861)
(702)
1,581
(1)
2
38
(35)
(21)
84
(132) (127)
65
568
(1 021)
(843)
1,045
(289) (221)
合 計
,
2,555
(1 221)
(748)
(1)
122
(71)
(22)
(123) (10)
1,613
(1,144)
(853)
(360) (46)
(5)
1
(5)
(1)
9
(690) (666)
11
(19)
(4)
78
(48)
1
(2)
(1)
6
(15)
(7)
23
139
(143)
(68)
146
(12)
(5)
285
(155)
(73)
(47)
(34)
8
(3)
(3)
3
(79)
(88)
26
62
(159)
(179)
92
(35)
(8)
154
(194)
(187)
14
(23)
(15)
3
(5)
(1)
17
(45)
(10)
8
857
(181)
(76)
404
(39)
(7)
1,261
(220)
(83)
(0)
11
(11)
(12)
1
(2)
(0)
11
(4)
(1)
6
56
(18)
(14)
61
(8)
(3)
117
(26)
(17)
(0)
(0)
6
(3)
(12)
13
(3)
(4)
7
(11)
(14)
4
71
(24)
(51)
42
(7)
(8)
113
(31)
(59)
0
(0)
(0)
3
(2)
(0)
0
(1)
(0)
2
(2)
(4)
2
17
(13)
(4)
114
(8)
(2)
131
(21)
(6)
(0)
0
(0)
(0)
3
(4)
(0)
0
(0)
(0)
1
(3)
(1)
0
6
(17)
(2)
12
(3)
(5)
18
(20)
(7)
(0)
1
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
(0)
(0)
0
1
(0)
(0)
1
(0)
(0)
2
(0)
(0)
(126) (66)
52
(70) (49)
532
(1 013) (995)
61
(74) (41)
244
(2 472) (1 960)
3,582
(631) (95)
6,371
(0)
(4)
,
(11)
(591) (474)
329 2,789
,
,
,
(36)
( 注) 1. 各欄内の数値は年度毎に収集した事故情報の調査結果に基づき、 事故原因別の被害状況を集計したもの
2. 重大製品事故とは、 経済産業省に報告された重大製品事故情報のうち、 経済産業省が製品に起因する事故及び原因不明であると判断したもの
36
,
,
(3 103) (2 055)
NITE安全の視点
表 7 年度別にみる「製品に起因する事故及び重大製品事故」が多かった品目
平成 17 年度
(401 件)
品目名
件数 割合 %
直流電源装置
45 11.2
電気ストーブ
35
8.7
自転車
23
5.7
電気こんろ
18
4.5
履物
16
4.0
合計
137 34.1
平成 18 年度
(724 件)
品目名
ゆたんぽ
石油給湯器
いす
ガスふろがま
電気こんろ
合計
件数 割合 %
85 11.7
66
9.1
46
6.4
42
5.8
35
4.8
274 37.8
平成 19 年度
(1900 件)
非重大製品事故 (1571 件) 重大製品事故 (329 件)
品目名
件数 割合 %
品目名
件数 割合 %
デスクマット
799 50.9 電気こんろ
41 12.5
電気衣類乾燥機 171 10.9 石油給湯器
28
8.5
草刈機
56
3.6 扇風機
25
7.6
洗面化粧台
53
3.4 自転車
20
6.1
電気ストーブ
39
2.5 石油ふろがま
19
5.8
合計
1118 71.3
合計
133 40.5
(注) 表に示す件数は、 平成 20 年度3月 31 日現在のものです。 重大製品事故とは、 経済産業省に報告された重大製品事故情報のうち、 経済産業省が製品に起因する事
故及び原因不明であると判断したものであり、 非重大製品事故とは、 それ以外のものです
ません。 一方、 「燃焼器具」 では調査の終了
た 「電気衣類乾燥機」、 強度不足で丁番のカ
した 568 件中、 「製品に起因する事故」 58 件
シメピンが外れて扉が脱落した 「洗面化粧台」
と重大製品事故 65 件を併せて、 123 件で約
に関する事故が多数報告されましたが、 これら
22%であり、 「製品に起因しない事故」 は 367
は特定の製品によるものでした。
件で、 燃焼器具全体の約 65%となります。 こ
「電気こんろ」 については3年間、 多くの事
のように 「燃焼器具」 では、 平成 17 年度、 平
故がみられますが (平成 19 年度は重大製品
成 18 年度同様、 「製品に起因する事故」 より
事故)、 その多くは飛び出したスイッチに身体
も 「製品に起因しない事故」 が多くの割合を示
やカバン等が触れて気がつかないうちにスイッ
したものの、 「家庭用電気製品」 では、 誤使用
チが入ってしまって火災等が発生したものでし
や不注意が大半の事故の原因となる 「製品に
た。
起因しない事故」 が少なく、 かなり異なった傾
「誤使用や不注意による事故」 が多かった品
向を示しています。
目をみると、 最近3年間では 「ガスこんろ」 「石
年度ごとに 「製品に起因する事故」 が多かっ
油ストーブ」 「電気ストーブ」 による事故が多数
た品目を表7に、また 「製品に起因しない事故」
報告されています。 「ガスこんろ」 については、
の中で 「誤使用や不注意による事故」 が多かっ
天ぷら油の過熱による火災事故、 「石油ストー
た品目を表8に示します。
ブ」 は消火せずに給油を行った際にふたの締
「製品に起因する事故」 が多かった5品目を
め付けが不十分だったために漏れた灯油に引
みると、 平成 19 年度では、 皮膚障害の発生し
火したという事故など、また「石油ストーブ」と「電
た 「デスクマット」 をはじめ、 電子ユニット回路
気ストーブ」 はともに洗濯物の落下などの可燃
基板のはんだ付け不良による焼損事故が起き
物接触等の火災事故が多くみられます。 こうし
表 8 年度別にみる「製品に起因しない事故(誤使用や不注意による事故)」が多かった品目
平成 17 年度
(995 件)
品目名
件数 割合 %
ガスこんろ
291 29.2
石油ストーブ
181 18.2
電気ストーブ
83
8.3
まきふろがま
36
3.6
まきストーブ
36
3.6
合計
627 62.9
平成 18 年度
(1,013 件)
品目名
件数 割合 %
ガスこんろ
326 32.2
石油ストーブ
139 13.7
電気ストーブ
70
6.9
四輪自動車
37
3.7
石油ふろがま
31
3.1
合計
603 59.6
平成 19 年度
(532 件)
品目名
件数 割合 %
ガスこんろ
197 37.0
石油ストーブ
33
6.2
まきふろがま
16
3.0
電気ストーブ
15
2.8
ガスふろがま
14
2.6
合計
275 51.6
(注) 表に示す件数は、 平成 20 年度3月 31 日現在のものです。 平成 19 年度の括弧内件数は、 重大製品事故のうち、 経済産業省が製
品に、 起因しない事故と判断したものです
37
た 「誤使用や不注意による事故」 についてN
3. 被害状況
ITEは、 消費者用 「身 ・ 守りハンドブック」 や
事故原因区分別被害状況を表9に示します。
リーフレットを作成 ・ 配布して注意喚起を行いま
平成 17 年度から平成 19 年度までの3年間
した。
において、 収集した事故情報は 11,529 件で、
最も事故の多い 「ガスこんろ」 では天ぷら油
そのうち調査の終了した 7,221 件について、「製
の過熱による火災事故などが一向に減少しない
品に起因する事故」 によって発生した死亡事
ことから、 家庭用ガスこんろは 「ガス事業法」、
故は2件、 重傷 ・ 軽傷を負った事故はそれぞ
「液化石油ガス法」 の規制対象品目に指定さ
れ 47 件、 1,142 件でした。
れ、 技術基準省令において、 全口バーナーに
「製品に起因しない事故」 で死亡事故は 238
「調理油加熱防止装置」 及び 「立ち消え安全
件、 重傷 ・ 軽傷を負った事故はそれぞれ 177
装置」 の装着が義務付けられました (平成 20
件、 679 件でした。 「製品に起因しない事故」
年 10 月施行)。
で人的被害のあった事故 1,094 件のうち 994 件
また、 平成21年4月1日から、 石油燃焼機
は 「誤使用や不注意による事故」 によるもので、
器3製品が消費生活用製品安全法の特定製品
死亡又は重傷の人的被害の大半を占めており、
に指定されます。 製品は 「石油給湯機 (灯油
年度ごとの発生件数をみても毎年同様の傾向
の消費量が 70 キロワット以下で、 熱交換器容
を示しています。
量が 50 リットル以下)」、 「石油ふろがま (灯油
また、 「製品に起因する事故」 で軽傷を含め
の消費量が 39 キロワット以下 ) 」、 「石油ストー
た人的被害のあった事故 1,191 件のうち 1,055
ブ (灯油の消費量が 12 キロワット (開放燃焼
件は 「設計、 製造又は表示等に問題があった
式で自然通気形は、7 キロワット) 以下)」 となっ
もの」 で、 人的被害の大半を占めており、 年
ています。
度ごとの発生件数をみても毎年同様の傾向と
表9 事故原因区分別被害状況
各欄内の数値は、 平成 19 年度、 (平成 18 年度)、 (平成 17 年度) の順に表記 (件) 事故原因
人的被害の発生した事故
死 亡
重 症
軽 傷
被害状況
合計
人的被害の発生しなかった事故
拡大被害
製品破損
特に被害なし
A: 設計、 製造又は表示
等に問題があったもの
1,436
(454)
(300)
0
(1)
(1)
10
(6)
(4)
863
(85)
(85)
90
(149)
(112)
460
(174)
(94)
13
(39)
(4)
B: 製品及び使い方に問
題があったもの
68
(144)
(35)
0
(0)
(0)
0
(18)
(3)
32
(49)
(3)
11
(52)
(23)
21
(25)
(4)
4
(0)
(2)
C: 経年劣化によるもの
67
(126)
(66)
0
(0)
(0)
1
(3)
(2)
4
(11)
(10)
22
(46)
(28)
40
(64)
(26)
0
(2)
(0)
D: 施工、 修理又は輸送
等に問題があったもの
52
(70)
(49)
0
(2)
(1)
2
(1)
(1)
7
(13)
(7)
22
(33)
(29)
18
(19)
(10)
3
(2)
(1)
E: 誤使用や不注意によ
るもの
532
(1013)
(995)
24
(86) (102)
34
(55)
(71)
127
(261) (234)
269
(530)
(546)
61
(67)
(40)
17
(14)
(2)
F: その他製品に起因し
ないもの
61
(74)
(41)
11
(8)
(4)
10
(3)
(0)
11
(11)
(8)
24
(38)
(24)
3
(8)
(5)
2
(6)
(0)
G: 原因不明のもの
244
(591)
(474)
10
(58)
(52)
6
(28)
(23)
55
(105)
(77)
105
(272)
(223)
42
(113)
(95)
26
(15)
(4)
重大製品事故
329
ー
ー
15
ー
ー
58
ー
ー
20
ー
ー
134
ー
ー
102
ー
ー
ー
ー
ー
(2,472) (1,960)
60
(155) (160)
121
(114) (104)
1,119
(535) (424)
677
(1,120)
(985)
747
(470) (274)
65
(78)
(13)
(215)
(34)
1,125
(186)
(21)
87
(31)
(0)
(1,335) (1,019)
1,872
(656) (295)
152
(109)
(13)
[ 小計 ] 調査が終了した
もの
2,789
H: 調査中のもの
3,582
合 計
6,371
(95)
219
(3,103) (2,055)
279
(631)
(2)
204
(183) (162)
325
(28)
(11)
776
(153) (115)
1,895
(39)
(27)
1,171
(667) (451)
1,848
(132)
(注) 1. 各欄内の数値は年度毎に収集した事故情報の調査結果に基づき、 事故原因別の被害状況を集計したもの
2. 重大製品事故とは、 経済産業省に報告された重大製品事故情報のうち、 経済産業省が製品に起因する事故及び原因不明であると判断したものである
3. 製品に起因する事故等の定義は 35 ページを参照
38
NITE安全の視点
表 10 製品区分別再発防止措置等の実施状況(製品に起因する事故)
各欄内の数値は、 平成 19 年度、 (平成 18 年度)、 (平成 17 年度) の順に表記 (件) 製品の交換、 部品の
交換、 安全点検等を
行ったもの
再発防止措置
の実施状況
製品区分
措置
実施件数
01 家庭用電気製品
439
17
03 燃焼器具
43
04 家具 ・ 住宅用品
80
05 乗物 ・ 乗物用品
12
06 身のまわり品
814
07 保健衛生用品
27
08 レジャー用品
38
09 乳幼児用品
10
10 繊維製品
2
総計
1,482
02 台所 ・ 食卓用品
(228) (184)
(13)
(14)
(120)
(14)
(101)
(10)
(12)
(49)
(107)
(47)
(1)
(1)
(7)
(21)
(8)
(0)
(10)
(1)
(607) (341)
391
11
35
71
5
808
26
32
5
1
1,385
(155) (138)
(7)
(10)
(106)
(10)
(89)
(6)
(9)
(39)
(78)
(43)
(1)
(0)
(5)
(18)
(5)
(0)
(7)
(1)
(462) (265)
製 品 の 製 造、 販 売
又は輸入を中止した
もの
9
8
10
4
3
2
26
5
4
1
72
(18)
(17)
(7)
(7)
(3)
(1)
(57)
(0)
(2)
(1)
(12)
(8)
(1)
(0)
(2)
(1)
(3)
(0)
(0)
(0)
(105)
(35)
製 品 の 改 良、 製 造
工 程 の 改 善、 品 質
管理の強化等を行っ
たもの
329
16
22
75
8
11
2
35
10
1
509
(163) (122)
(7)
(9)
(80)
(9)
(91)
(7)
(8)
(40)
(15)
(31)
(1)
(0)
(4)
(11)
(5)
(0)
(10)
(1)
(384) (230)
表 示 の 改 善、 取 扱
説明書の見直し等を
行ったもの
9
1
1
2
2
3
0
1
2
1
22
(10)
(3)
(2)
(2)
(5)
(1)
(6)
(3)
(2)
(2)
(80)
(0)
(0)
(1)
(2)
(0)
(2)
(0)
(0)
(1)
(109)
(13)
政府、 団体、 事業者
等の広報等により消
費者に注意を喚起し
たもの
被害者への措置
損害賠償、 製品交換
等、 個別的な措置
400
10
34
67
3
807
26
33
6
2
1,388
413
15
27
75
10
802
26
34
8
2
1,412
(192) (154)
(6)
(8)
(102)
(9)
(64)
(6)
(8)
(39)
(78)
(41)
(1)
(0)
(4)
(19)
(4)
(0)
(8)
(0)
(467) (276)
(196) (144)
(8)
(10)
(105)
(9)
(77)
(9)
(6)
(43)
(88)
(39)
(1)
(1)
(6)
(20)
(6)
(0)
(8)
(1)
(501) (276)
(注) 1、 収集された事故に関して複数の措置が取られたものは、 措置ごとに集計
2、 各欄内の数値は年度毎に収集した事故情報の調査結果に基づき、 製品区分別再発防止措置等の実施状況を集計したもの
3, 個別措置のみのものを除く
なっています。
表 11 製品に起因する事故における
年度別再発防止措置実施状況
死亡、 重傷の人的被害が発生した事故の原
因をみると、 「誤使用や不注意によるもの」 が
事故情報
収集年度
ほとんどであり、 最近3年間において変化が見
19 年度に調査 製品に起因する 再発防止措
が終了した件数 事故情報件数 置実施件数
平成 16 年度まで
平成 17 年度
平成 18 年度
平成 19 年度
合計
られない結果となっています。
重大製品事故 329 件については、 「人的被
害が発生した事故」 中で死亡事故 15 件、 重
12
66
1,411
2,349
3,838
9
26
397
1,571
2,003
7
15
303
1,482
1,807
(注 ) 事故による被害者対応のみを実施した事故を除く
傷事故と軽傷事故がそれぞれ 58 件と 20 件、「人
的被害が発生しなかった事故」 で拡大被害は
残りの 196 件は、 火災等で製品の製造事業
134 件、 製品破損は 102 件です。
者等が特定できず対応が不可能であったもの、
4. 再発防止措置
経年劣化で発生した事故で、 市場や家庭にお
平成 19 年度中に事故原因等の調査が終了
ける当該製品の残存数も少なく同種の事故情
し、 事故動向等解析専門委員会の審議を終え
報が収集されていないことから措置がとられて
たものは 3,838 件で、 内訳は平成 16 年度まで
いないもの等です。
が 12 件、平成 17 年度 66 件、平成 18 年度 1,411
その他の単品不良と考えられる事故、 表示
件、 平成 19 年度 2,349 件でした。
や使用方法の問題で発生した事故等について
平成 19 年度中に調査が終了した事故情報
は、 事業者は販売店においてポスター掲示に
のうち最近3年間の製品区分別再発防止措置
よる告知や、 事業者のホームページ等での消
等の実施状況を表 10 に、 事故原因が製品に
費者への注意喚起、 製造工程の改善、 品質
起因する事故における製品に起因する事故年
管理の徹底 ・ 強化、 取扱説明書や表示の改
度別再発防止措置等の実施状況を表 11 に示
善等の再発防止措置がとられています。
します。
「製品に起因する事故」 2,003 件のうち、 約
90% の 1,807 件の事故に対して製造事業者等
により再発防止措置が講じられました。
39
注目事故
NITEでは、 同一型式製品で同種事故が多発した事故等、 再発の蓋然性が高い事故等注視する必要
がある事故は、第一報のみならず、その後の調査等で得た情報についても入手次第、調査を進めています。
製品事故の拡大、 再発防止のための措置に資する観点から、 事故原因に注目し 平成19年度に調査
を行い、 結果を公表した主な事故は以下の通りです。
製品名
事故内容及び調査概要
調査結果に基づく対応
電気洗濯機 洗濯中、臭いにおいがし、洗濯機から発煙したとの通知 平 成 19 年 10 月 15 日 付 の ホ ー ム
があった。
ページで社告を行い、無償で点検・
調査を行った結果、モーター運転用コンデンサーの絶縁 修理を行うとともにダイレクトメールを
耐力低下のため内部温度が上昇し、内部フイルムがショー 発送する。
トするとともに、内部充填物(エポキシ樹脂)が熱せられ なお、起動コンデンサーのメーカー
膨張してケースから流出し、発煙したものと推定される。 を変更する。
電 気 ス タ ン 使用中の電気スタンドから発煙し、蛍光灯差し込み部付 平成 20 年1月 29 日付新聞及びホー
ムページに社告を掲載し、注意喚起
ド ( 蛍光灯 ) 近の樹脂カバーが溶けて変形したとの通知があった。
調査を行った結果、当該機は、蛍光管が使用末期にな を行っている。
るとフィラメント周辺が高温になる場合があるため、樹脂 なお、当該機は既に製造を終了し
製のかさが溶融したものと推定される。
ており、後継機種については、蛍光
管の発熱温度を検知し、蛍光管への
通電を停止する保護回路を追加して
いる。 ハロゲンヒーターのスイッチを入れて数秒後に、
「パン」
製品の輸入・販売を中止する。
電気ストー
ブ ( ハ ロ ゲ と音がしてガラス管の破片が飛び、じゅうたんが溶けたと
の通知があった。
ンヒーター )
調査を行った結果、ガラス管が部分的に結晶化し、使用
を続けるうちに結晶が析出成長し、微少なクラックが発生
して、変質した薄肉層を起点として破壊に至ったものと推
定される。なお、結晶化した要因は、製造時にNa化合物(汗
など)等の不純物が付着したため、化学反応を起こしたも
のと推定される。
脚立の下から1段目の踏みざんに左足、2段目に右足を 輸入事業者は倒産(平成 12 年)し
脚立
( 金属製 ) 乗せ、作業をしていたところ、2段目の踏みざんを留めて ているため、措置はとれなかった。
いるリベットが破損して脚立から落下し、右足踵を骨折した
との通知があった。
調査を行った結果、当該品の踏みざん固定穴にリベット
が食い込んで破断しており、踏みざん側面とステー取り付
け部の間の合成樹脂製スぺーサーが回収されなかったこと
から、スぺーサーが購入当初からなかったか、途中で割れ
る等して、締結部位にがたつきが生じたため、使用時に繰
り返し負荷がかかり、 リベットが破損したものと推定され
る。
40
NITE安全の視点
液晶テレビ 液晶テレビから異音がし、発煙したとの通知があった。 平成 19 年 10 月 11 日にプレスリリー
調査を行った結果、当該機の電源ユニット部に使用して スするとともに同日付ホームページに
いるバリスターに絶縁性能の低いものが混入し、電源を入 社告を掲載し、無償点検・修理を行っ
れた際に生じるサージ電圧が繰り返し加わったことにより、ている。
バリスターが絶縁破壊して故障し、発煙等が生じたものと また、平成 18 年3月から、電源回
推定される。
路の保護方式をバリスターを使用しな
い方式に変更している。
電気玩具 ゲーム機のコントローラーから発煙し、異臭がしたとの 平成 19 年8月 23 日にプレスリリー
スを行うとともに、同日及び10月17
(ゲーム機) 通知があった。
調査を行った結果、電源用基板上に表面実装された 日付のホームページに社告を掲載し、
チョークコイルに亀裂のあるものが混入し、振動等により 無償で交換を行っている。
次第にはんだ付け部にも亀裂が広がって過熱し、近傍の部
品・樹脂等を焼損し、発煙したものと推定される。
太陽熱温水 太陽熱温水器のガラスを押さえている金具とガラスが外 販売業者は平成 19 年2月6日付の
れ、落下したとの通知があった。
新聞及びホームページに社告を掲載
器
調査を行った結果、当該器ステンレス枠の微少な隙間か するとともにユーザーにダイレクトメー
ら浸入した雨水が、集熱器内部に滞ったため、カバーガラ ルを送付し、無償点検・修理を実施
ス押さえ(ステンレス製)を固定しているリベット(アルミ製)している。
が湿潤状態になり、ステンレスとアルミの異種金属の電位 なお、平成8年 11 月以降の集熱器
差により腐食が進行し、リベットが外れ、カバーガラスが ケースに水抜き穴を追加し、リベット
落下したものと推定される。
の材質をアルミからステンレスへ変更
している。 食器棚の上下スライド式の扉(アクリル製)を使用して 平成 19 年8月7日付のホームペー
食器棚
いたところ、扉が落下し親指を挟み、打撲を負ったとの通 ジに社告を掲載し、無償点検・修理
を行っている。
知があった。
調査を行った結果、扉を上下させるワイヤーのローラー また、ローラ部分を脱輪しにくい形
を介して2本に分岐した部分の長さが違うため、ワイヤーに 状にし、ワイヤーも切れにくいものに
かかる荷重が異なり、ワイヤーがローラー部分から脱輪し、変更するとともに、製造工程上でのバ
さらに先にあるローラー部分からも脱輪したことにより、ワ ラツキをなくすための基準を作成する
イヤー同士が接触し摩擦が生じ、ワイヤーの外皮に傷がつ こととした。
き、切断に至ったものと推定される。
コピー機のインターフェースケーブルの差し込み口に 平成 19 年 12 月5日付の新聞及び
コピー機
ケーブルを差し込もうとした際に、差し込み口とケーブルの ホームページに社告を掲載し、電源
間で火花が発生したとの通知があった。
コードや電源コネクターの取り扱い方
調査を行った結果、当該機は電源プラグ接続コネクター 法について注意喚起を図るとともに、
が基板上に直接はんだ付けする構造であり、電源プラグの ユーザーへの戸別訪問により、ACイ
抜き差しによる機械的ストレスが加わるため、はんだクラッ ンレットへの外的ストレスを軽減するよ
クを生じて、接触不良となり発煙したものと推定される。 うに改善した電源コードセットに無償
交換している。
ノートパソコ パソコンの電源が切れ、本体の右下部が焦げたとの通知 平成 19 年7月 13 日付のホームペー
があった。
ジで告知し、無償修理を行っている。
ン
調査を行った結果、使用されていたコンデンサーの中に、 なお、今後の商品については、部
耐湿性の低いものがあり、通常の使用環境での温・湿度 品の信頼性試験を強化し、経時的不
の影響により内部に微少なクラックが発生し、吸湿して絶 具合の検出をさらに強化することとし
縁破壊が発生したため、過電流が生じて一時的に発熱し、た。
コンデンサーの0.5ミリメートル下にある本体の底面ケース
に数ミリ程度の穴が開いたものと推定される。
41
温水洗浄便 温水洗浄便座から発煙したとの通知があった。
平成 19 年4月 17 日付の新聞及び
調査を行った結果、コントローラー基板上の温水ヒーター ホームページに社告を掲載し、無償
座
用コネクター接続部において、ある期間の部品メーカー で修理・点検を行っている。
製コネクターがメッキ不良を起こしやすい製品であったた
め、使用中の熱衝撃及び振動によりメッキが剥がれてコネ
クター部分が接触不良となり発熱し、発熱の影響により基
板とのはんだ付け部で、はんだクラックを生じ、火花・発
熱により基板が炭化し絶縁不良となり、異極間でスパーク・
発火したものと推定される。
両手なべ ステンレス製両手なべの縁にき裂が入ったとの通知が 販売を中止するとともに、平成 19
年 10 月 26 日付のホームページで社
(ステンレス あった。
調査を行った結果、製造の際に、誤って試作中の海外 告を行い、無償交換を実施している。
製)
製新材料(オーステナイト系ステンレス)を使用し、更に当 なお、今後の生産に当たっては、
該材料に対して適当な加工方法を採用せず、従来のステン 日本製の新材料を使用するとともに、
レス製品の加工方法のまま製造したことによって、加工硬 製造工程の見直しを行う。
化と残留ひずみが発生し、これらを除去するための「焼き
鈍し処理」をしなかったことも影響してき裂が発生したも
のと推定される。
カ ラ ー テ レ テレビの電源を入れたところ、発煙したとの通知があっ 発煙のみで発火等の拡大被害が生
じる可能性は低いとみられることか
ビ ( ブ ラ ウ た。
調査を行った結果、部品製造時の作業ミスにより、偏向 ら、措置はとらなかった。
ン管)
ヨークのコイル部分に傷が付き、通電時にレイヤショートが なお、既に当該機は販売を終了し
発生し、発煙が生じたものと推定される。
ている。
電気洗濯機 使用中の洗濯機から焦げ臭いにおいがし、ふたを開けた 平 成 19 年 10 月 15 日 付 の ホ ー ム
ページで社告を行い、無償で点検・
(全自動) ら煙が出ていたとの通知があった。
調査を行った結果、モーター運転用コンデンサーの絶縁 修理を行うとともにダイレクトメールを
耐力低下のため内部温度が上昇し、内部フイルムがショー 発送する。
トするとともに、内部充填物(エポキシ樹脂)が熱せられ なお、運転コンデンサーのメーカー
膨張してケースから流出し、発煙したものと推定される。 を変更する。
ガ ス ふ ろ が ふろがまから出火し、機器の一部を焼損したとの通知が 平成 19 年4月 19 日付の新聞及び
ホームページに社告を掲載し、無償
ま (都市ガ あった。
調査を行った結果、当該機のガス通路部に設置されたガ で点検・部品交換を行っている。
ス 用、 B F
バナの設計不良により、ガスの圧力変動に応じて動くダイ
式 ) 【 ガ ス ヤフラム(ゴム製)の動く範囲が許容値を超えたことから、
バーナー付 機器の使用を繰り返す間に過大な力が加わり、ダイヤフラ
ふろがま】 ムに亀裂が生じ、燃焼時にガバナフタの大気孔を通じ、漏
洩したガスにバーナーの火が引火し、機器内部を焼損した
ものと推定される。
42
NITE安全の視点
社告・リコール情報
社告情報はリスクアセスメントの観点から、 事故等が発生後、 事業者が事故の被害の大きさと事故の
発生確率が社会に許容されるかどうか、 検討 ・ 判断し、 最終的に社告に至ったとみることができるもの
であり、 大変参考になる情報です。 NITE が収集している社告情報を関係者が使いやすいように品目
別に整理しました。
社告情報は NITE ホームページ (http://www.jiko.nite.go.jp) にも掲載しています。
平成 20 年1月~平成 20 年 11 月
平成 20 年1月~平成 20 年 11 月の間に NITE で収集した社告情報は 195 件です。 当社告情報は、
平成 20 年1月~平成 20 年 11 月まで、 新聞等に社告を掲載し、 製品の回収 ・ 交換等を実施している
もの (再社告情報含む) の中から、 事故情報収集制度における対象製品で、 事故が発生したか事故
の起こる可能性の高い製品の社告を収集したものです。
平成 20 年1月~平成 20 年 11 月の社告情報品目別内訳
乳幼児用品 10 繊維製品 12
レジャー用品 9
保健衛生用品 4
身のまわり品 25
家庭用電気製品 84
乗物 ・ 乗物用品 10
家具 ・ 住宅用品 18
燃焼器具 13
台所 ・ 食卓用品 10
平成 20 年1月~平成 20 年 11 月の社告回収一覧
【家庭用電気製品】
品名
製造事業者名等
ホ ッ ト グ ル ㈱カインズ (発売元)
大丸興業㈱ (輸入
-ガン
元)
型式等
ホットグル-ガン (HM-10)
ホットグル-ガン ・ 大 (HM-20)
0120-87-7111
全自動洗濯 日本サムスン㈱
機(再社告) hs atmt spu n: /g . /c owmw/ jwp /.
presscenter/japan/
japan_20071015_
0000381094.asp
全自動洗濯機 (SW-50A 1 S)
販売等期間
社告日 ( 平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H15 年 05 月上 20 年 01 月 02 日 連続長時間使用の際、 焼損 代 金 の 払
旬~
< HP >
する可能性があることが判 戻し
H19 年 12 月
明。
17 日
H12 年 10 月~ 20 年 01 月 08 日
H14 年 09 月 < 新聞 >
製造
H12 年 10 月~
H15 年 11 月 輸入販売
43
一部製品において、 電気部
品 ( コンデンサ- ) の劣化に
より発煙に至る場合がある
事が判明。
(2007 年 10 月 15 日 に 行 っ
た社告の再社告)
対象機種に
関して無償
点検 ・ 修理
(コンデン
サ-交換)
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
全自動洗濯 三菱電機㈱/
日本建鉄㈱
機
0120-775-582
http://www.
MitsubishiElectric.
co.jp/oshirase/
sentakuki0801/
イ ン バ - タ ㈱永泰産業
(LONG-LING
- デ ス ク ス ㈲隆利
CORPORATION)
タンド
㈱山善
㈱永泰産業インバー
ターデスクスタンド
お客様相談窓口
0120-70-5254
洗濯乾燥機 三洋電機㈱
エスコ-ト
ライト (充
電式携帯電
灯)
型式等
三菱 全自動洗濯機
(MAW-V8QP / MAW-V7QP)
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H11 年 07 月~ 20 年 01 月 22 日 制御基板上の電気部品 (コ 無料にて部
H12 年 07 月
<HP ・ 新聞> ン デ ン サ ) の 劣 化 に よ り、 品交換
制御基板から発煙 ・ 発火に
至る可能性があることが判
明。
インバ-タ-デスクスタンド
H12 年 11 月~ 20 年 01 月 29 日
隆利 (LONG-LING CORPORATION) H13 年 06 月
<HP ・ 新聞>
< DS-027 ・ DS-127 ・ IS-270 >
隆利< YSS-V5 >
山善< YSS-V5 >
三洋電機製 洗濯乾燥機
H16 年 01 月~ 20 年 01 月 30 日
洗濯乾燥機相談室 (AWD-X1 ・ AWD-U1)
0120-34-3976
http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/
info/080130.html
<HP ・ 新聞>
エスコ-トライト (充電式携帯電灯)
松下電工㈱
CS 部統合コンタクト WH1201
センター
0120-62-8930
20 年 02 月 01 日
<HP>
ハ ロ ゲ ン ヒ ㈱日本ビネガーボト
ラーズ
-タ-
V-700SF
V-700DX
V-700SL-800DX
ハ ロ ゲ ン ヒ ㈱日本ビネガーボト
ラーズ
-タ-
パラソ-ラ-
本体スタンド背面のステッカ-に次の
型番が表示されている商品が対象
(1) 型番 V-800-GR-I-WH (製造番
号 0218090001 ~ 0218124352)
(2) 型番 V-800ST
20 年 02 月 01 日
<HP>
(1) H14 年 10 20 年 02 月 01 日
月~ H15 年 01
<HP>
月 輸入
(2) H13 年 07
月~ H13 年 12
月 輸入
44
一部に蛍光管の寿命が近付 注意喚起
いた際 (蛍光管の根元が黒
くなる)、 通常よりも蛍光管
の発熱温度が高くなる事が
あり、 蛍光管根元部分の傘
部が熱変形し、 発煙するこ
とが判明。 蛍光管の根元が
黒ずんだり、 蛍光管がちら
つきましたら、 蛍光管の交
換をお願い致します。
蛍光管寿命は、 約 6000 時
間 (1 日 5 時間のご使用で、
約 3 年が目安となります。
電源配線の接続工程での作 無料にて点
業ミスで不具合品が出荷さ 検・修理
れ、 それを原因として 発火
事故が 1 件発生しました。
万が一、 同様な不具合品が
出荷されていて使用されま
すと、 運転中にその接続部
が発熱し発煙 ・ 発火する可
能性があります。
・ 保管されているお客様へ 保 管 さ れ
長 時 間 ( 約 2 年 以 上 )、 コ ているお客
ンセントに差し込まないで保 様 ・ 引 き 続
きご使用さ
管されている場合、 内蔵電
れるお客様
池が液もれしている可能性 は、 取り替
があります。液もれしたまま、 え用電池価
コンセントに差しますと発煙・ 格にて代替
発火のおそれがあります。 品と交換。
・ ご使用中のお客様へ
コンセントに差し込んでお使
いの場合、 電池の液もれは
発生しません。 電池交換の
目安は約 2 年です。 製品の
販売終了から約 5 年以上経
過しているため、 お使いに
なっている製品も電池の取り
替え時期が近づいている可
能性があります。
耐 久 年 数 ( 毎 日 4 ~ 5 時 注意喚起
間使用において約 4 ~ 5 年
(3000 時間)) を過ぎた一部
製品に焼損事故発生が判
明。
約 800℃の高温になるヒ-タ
-部は、 また高電流が流れ
る部品でもあります。 この様
な部品は、劣化が早い為に、
些細なことから事故につな
がる可能性があるので、 安
全面を考慮して使用停止を
お願いします。
内部の部品が発熱し、 発煙・ 対象商品
焼損の恐れがあることが判 (買い取り)
明した。
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
㈱インターセントラル 遠 赤 外 線 輻 射 電 気 パ ネル ヒー ター H15 年 01 月~ 20 年 02 月 01 日 当製品において、 ガラス発 点検および
H18 年 05 月
03-3258-1271( 電 「グラスヒート」 SPW-1202C
<HP>
熱体の不具合によるガラス 制 御 器 基
製造事業者名等
型式等
遠赤外線暖
房器
話)
03-3258-1270(FAX)
http://www.
i-central.co.jp/img/
pdf/080201.pdf
TH-20LA20、 TH-20LB3、
20 型 液 晶 松下電器産業㈱
TH-20LB30、 TH-20LB30V、
0120-878-630
テレビ
TH-20LB600、 TH-20LW30
洗濯乾燥機 日立アプライアンス
(再-社告) ㈱
( 旧 社 名 日 立 ホ ー
ム&ライフソリュー
ション㈱)
0120-667-220
0120-887-980( フ
リーダイヤル : FAX)
http://kadenfan.
hitachi.co.jp/nw2/
東京ガス㈱
0120-483-460
http://www.tokyogas.co.jp/
大阪ガス㈱
0120-0-94817
http://www.
osakagas.co.jp/
卓上型食器 TOTO㈱
洗い乾燥機 0120-950-310
(携帯 ・ PHSから利
用可 )
http://www.toto.
co.jp
遠赤外線ヒ ㈱デンソー
0120-181-103
卓上タイプ
食器洗い乾
燥機
卓上型食器
洗い乾燥機
-タ- (再
-社告 )
洗濯乾燥機 三洋電機㈱
0120-34-1199
0120-34-3258( フ
リーダイヤル : FAX)
http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/
info/080226.html
関連情報
http://www.
nite.go.jp/jiko/
shakoku_index/
20040907a.html
(1) 2004 年及び 2007 年お知らせ分
NW - D 8BX 2000501 ~2075501、
3000001 ~3043988
NW - D 6BX 2000001 ~2029989、
3000001 ~301 0520
NW - D 6BXAJ 2000001 ~2000500、
3000001 ~3000550
(2) 2005 年及び 2007 年お知らせ分
NW-D 8AX 全数
NW-CSD 80A 全数
NW-D 8BX 2000001 ~2068302
NW-D 6BX 2000001 ~202821 8
卓上タイプ食器洗い乾燥機
(TO-D503B/TO-D503C)
の溶融損事故が発生。
盤装置の
取り付け
H16 年 01 月~ 20 年 02 月 19 日 一部の電解コンデンサの不 無償で点検
H17 年 10 月
<HP>
具合により、 まれに電源が と部品交換
入らない症状が発生する可
能性のあることが判明。
H13 年 08 月~ 20 年 02 月 19 日 コ ン ト ロ ー ル 基 板 の コ ネ ク 無料点検 ・
H15 年 04 月
<新聞 ・ HP> ター部分の接触不良とヒー 修理
ターのリード線が断線する可
能性があり場合によっては、
ヒーター通電中に発煙 ・ 発
火し、 火災に至る恐れがあ
ると判明。
(2004 年 01 月 27 日、 2005
年 12 月 21 日、 2007 月 27
日の再々社告)
H13 年 02 月~ 20 年 02 月 26 日 基板上の電源コネクタ部の 無償にて点
H16 年 06 月
<HP>
発熱により、 まれに発煙に 検 ・ 部品交
至る恐れのあることが判明。 換
卓上型食器洗い乾燥機
(11 5- 1 056型)
H12 年 ~ H16 20 年 02 月 26 日 板上の電源コネクタ部の発 無料にて点
年
<新聞 ・ HP> 熱により、 まれに発煙に至 検 ・ 部品交
る恐れのあることが判明。
換
卓上型食器洗い乾燥機
EUD300/EUD31 0/
EUD320/EUD330/
EUD350/EUD31
0HM/EUD31 0HS
H12 年 09 月~ 20 年 02 月 26 日 基板上の電源コネクタ部の 無料にて点
H17 年 03 月
<新聞 ・ HP> 発熱により、 まれに発煙に 検 ・ 部品交
遠赤外線ヒ-タ-
(1) 【1 2FD】
479000-0290/
479000-2050/
479000-2090/
479000-2091
(2) 【1 2F】 479000-0280/
479000-2040/
479000-2080/
479000-2081
(3) 【7FX】
479000-2200/
479000-2230
機種名
(1) AWD-A845Z
(対象製造番号 : 全数対象)
(2) AWD-B860Z
(対象製造番号 :
200001 ~262570/
900001 ~900481)
(3) AWD-U860Z
(対象製造番号 :
200001 ~202700)
(4) AWD-S8260Z
(対象製造番号 :
200001 ~205060 )
(1)(2)S57 年 09 20 年 02 月 27 日
月~
<新聞 ・ HP>
S63 年 01 月
(3)S64 年 09 月
~ H2 年 03 月
【1 2FD ・ 1 2F】 電流制御 回 収 (1 台
部品のはんだ付け部分に亀 に つ き 2 万
裂が生じること、 【7FX】 で 円で引き取
り)
は、 自動首振り機能を長時
間使用された場合に電気
配線に断線が生じることが
原 因 で、 発 煙 ・ 発 火 す る
可 能 性 が あ る こ と が 判 明。
(2007 年 03 月 28 日、 2007
年 11 月 06 日に行った社告
の再-社告)
(1)H14 年 04
20 年 02 月 27 日
月~ H15 年 10 <新聞 ・ HP>
月
(2)(4)H15 年 06
月~
(3)H15 年 08
月~
※ 再 度 巡 回 点 検 の お 願 い 点検 ・ 修理
2004 年 09 月に発煙 ・ 発火 箇 所 の 見
の可能性があるとして、 無 直し ・ 確認
料点検 ・ 修理を実施してい
たが、 サ-ビス技術員の作
業ミスにより、 一部不十分
な処理があったことが判明。
(2004 年 09 月 07 日 に 行 っ
た社告の再社告)
至る恐れのあることが判明。 換
45
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
型式等
小形キッチンユニット用電気こんろ
0120-126-174 http://
cleanup.jp/ ○ サ ン 【前面操作一口電気こんろ ※1】
ウ エ ー ブ 工 業 ㈱ : ○ サ ン ウ エ ー ブ 工 業 / SBE-1010120-190-530 http:// 100V,SBE-101-200V,FHS-31A,FHSwww.sunwave.co.jp/ ○ 31B ○東芝コンシューママーケティン
三協立山アルミ㈱ : グ / BHP-111,BHP-121 ○ 日 立 ア プ
0120-202-436 (http:// ラ イ ア ン ス / HT-1250,HT-1550,HTwww.sankyotateyama- 1250T ○ 日 立 ハ ウ ス テ ッ ク / HKal.co.jp/ ○ タ カ ラ 1102,HK-2102,HT-1250C ○富士工業
ス タ ン ダ ー ド ㈱ : /FH-31A,FH-31B (品番表記がなく、
0120-200-805 http:// 100V、 200Vのみを表示している
www.takara-standard. 製品もあります。)
co.jp/ ○ 東 芝 コ ン ○ 松 下 電 器 産 業 / NK-1101,NKシューママーケティン 1102,NK-2101,NK-2102 ○ 三 菱 電 機
グ ㈱ : 0120-668-401 /CR-1201,CR-1201A,CR-1202,CRh t t p : / / w w w . to s h i b a. 1501,CR-1501A,CR-1501B
co.jp/tcm/
○ 日 【 上 面 操 作 一 口 電 気 こ ん ろ ※
立 ア プ ラ イ ア ン ス 1】 ○ サ ン ウ エ ー ブ 工 業 / HT㈱ : 0 1 2 0 - 2 5 6 - 5 5 7 1290,HT-1500 ○日立アプライアンス
http://www.hitachi- / HT-1290,HT-1290T,HT-1500
ap.co.jp/ ○ ㈱ 日 【 複 数 口 電 気 こ ん ろ ※ 2】 ○ サ
立 ハ ウ ス テ ッ ク : ン ウ エ ー ブ 工 業 / SBE-2G,SBE0120-524-852http:// 3G,SBE-3T ○東芝コンシューママー
w w w . h i t a c h i - h t . ケティング/ HP-2000,HP-2000J,HPcom/ ○ 富 士 工 業 2000T,HP-3000,UHP-S36A,UHP㈱ : 0 1 2 0 - 5 0 0 - 6 2 1 S36AT,BHP-361T,BHP-365,BHPhttp://www.fjic.co.jp/ 461,BHP-461N,BHP-461W ○ 日 立
○ 松 下 電 器 産 業 ア プ ラ イ ア ン ス / HT-3000G,HT㈱ : 0120-391-391 3010G,HT-3310,HT-3510,HThttp://panasonic.co.jp/ 3 5 1 1 A , H T - 4 5 1 0 , H T - D 3 4 5 1 , H T ○ 松 下 電 工 ㈱ : D4451,HT-D4451SS ○ 富 士 工 業 /
0120-116-484(http:// FH-62,FH-621,FH-63,NSH-621,SBAw w w . m e w . c o . j p / 201,SBA-211,SBA-211A,SBA○ ㈱ ミ カ ド : 301,SBA-311, SBA-311L ○ 松 下 電
0120-358-186 http:// 器 産 業 / NK-2220,NK-2251,NKw w w . m i c a d o . c o . j p / 2252,NK-2306,HNT-2200 ( ※
○ 三 菱 電 機 ㈱ : 3) ,NK-2201,NK-2202,NK-2203,NK0120-099-506 http:// 2301,NK-2302,NK-2303,NK-2204,NKm i t s u b i s h i e l e c t r i c . 2204CM,NK-2204M,NK-2304,NKco.jp/ ○ 小 形 キ ッ 2305,NK-2307
チ ン ユ ニ ッ ト 用 電 タカラスタンダード / キッチンユニット
気 こ ん ろ 協 議 会 : 品番表記はありません。 組み込まれ
0120-355-915
ている各社の電気こんろ品番を確認
小形キッチンユニット ください。 ※1. キッチンユニット (冷
用電気こんろ協議会 蔵庫付タイプ ・ 扉仕様タイプ等もあり
0120-355-915
ます) に組み込まれています。 ※2.
ホームページ :
据置き型・ビルトイン型があります。 ※
http://www.
3. ブランド名はHEC。 ※上記電気
denki-konro.jp/
こんろは、 下記協議会加盟キッチン
メールアドレス :
ユニットメーカー他のキッチンまたは
[email protected]
キッチンテーブル等に組み込まれて
-konro.jp
いる場合があります。
【関連情報】
(クリナップ㈱、 三協立山アルミ㈱、
http://www.
タカラスタンダード㈱、 松下電工㈱、
denki-konro.jp/
㈱ミカド)
pdf/
leaflet20080229
.pdf
電気こんろ ○ ク リ ナ ッ プ ㈱ :
脚温器 「足の助」
AS-180
(製造番号 : 068851 ~ 069999、
610000 ~ 619495)
ヤンマー農機㈱お客 家庭用生ごみ処理機 (屋外設置型)
○Re5 (100001~107790)
様コールセンター
○Re6 (100001~103715)
0120-310-309
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H9 年 ~ H16 20 年 02 月 29 日 小 型 キ ッ チ ン ユ ニ ッ ト の 製 無償改修
年 製造
<新聞 ・ HP> 品 に お い て、 身 体 や 物 が
接触し、 意図せずスイッチ
が 「入」 となる可能性があ
る構造であったために、 電
気こんろの上や周囲に可燃
物が置かれていた場合に、
火災に至ることがあります。
協議会加盟会社が 1990 年
から事故防止のため改修
を 実 施 し て き ま し た が、 改
修を終えていない製品か
ら 事 故 が 多 発 し て い ま す。
※報道発表の内容
協議会加盟会社が事故防止
のため改修を実施してきまし
たが、 改修を終えていない
製品から製品事故が多発し
ています。 再発防止のため、
100 % 改 修 を 目 指 し、 各 事
業者においてつまみ (スイッ
チ部) の無償改修を実施し
ておりますが、 改修率が伸
び悩んでいること、引き続き、
火災事故が発生しているこ
とから、 協議会及び加盟各
社 は、 3 月 03 日 に 新 聞 折
り込みチラシを行いました。
(2007 年 07 月 04 日、 2007
年 08 月 01 日に行なった社
告の加速取組)
脚温器 「足 ㈱MTG
0120-585-227
の助」
http://www.mtg.gr.jp
H18 年 12 月~ 20 年 02 月 29 日 側面ヒーターの一部が発熱 無 償 点 検
H19 年 10 月
<新聞 ・ HP> し、 発煙に至る可能性があ ならびに修
家庭用生ご
み処理機
H11 年 05 月~ 20 年 03 月 05 日 処理槽底部に穴が開き、 漏 無料で点検
H13 年 05 月
<新聞・HP> れた内容物によりヒーターが ・修理
ることが判明。
理 ・ 交換等
劣化した場合、 ごく稀に発
煙・発火するおそれがある事
が判明。
○松下電工㈱
H15 年 ~ H18 20 年 03 月 06 日 機器内部に配線されたヒー 代替品と交
デ ス ク ヒ ー 松下電工㈱ /
(デスクヒータ DR2456)
年
松下電器産業㈱
<新聞・HP> ター線が異常加熱を起こし、 換 (無料)
タ
○松下電器産業㈱ (デスクヒーター 0120-875-665
発煙・発火に至る可能性が
http://panasonic. DC-2456P/DC-PD1)
あることが判明。
co.jp/appliance/dh/
http://www.yanmar.
co.jp
46
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
電子レン ジ 岩谷産業㈱
(再社告) 0120-009-930
http://www.iwatani.
co.jp/
ポータブル
DVDプレー
ヤー (再社
告
長瀬産業㈱
0120-181-655
http://www.axionvisual.com/
オ イ ル ヒ ー ㈱セラヴィ
0120-665-326
ター
http://www.selavi.
エスコート
ライト (充
電式携帯電
灯) (再社
告)
型式等
イワタニ単機能電子レンジ
(1) IM - 574 ・ IM - 574S
(2) IM - 575 ・ IM - 575S
( 製造 : ㈱千石 )
店)
住友商事㈱ (輸入
元)
㈱インターコンプ
「ハロゲンヒーター回
収専用ダイヤル」
0120-485-448
社告等の内容
対処方法
使用中にマイクロスイッチの 無 償 で 点
不具合により、 発煙 ・ 発火 検 ・ 修理
の恐れがあることが判明し
た。
※製造時期ラベル横に (検)
シールが貼ってあるものは
点 検 済 み な の で、 ご 連 絡
いただく必要はありません。
(2003 年 09 月 02 日 に 行 っ
た社告の再社告)
20 年 03 月 13 日 一部商品にて、 稀に使用中 自 主 回 収、
<新聞・HP> に液晶画面のフレーム部分 返金
が高熱により変形や発煙に
至った事例が発生したことが
あると判明。 (2007 年 07 月
11 日 に 行 っ た 社 告 の 再 社
告)
(1) ポータブルDVDプレーヤー
(1)H15 年 06
axion AXN2548、 axion AXN2588、 月~
axion AXN3539、 axion AXN3588、 (2)H17 年 01
axion AXN3589、 axion AXN3709、 月~ H18 年 09
axion AXN3808、 axion AXN4109、 月
axion AXN4709、 axion AXN4809、 (3)H19 年 01
axion AXN5109、 axion AXN5429、 月~
axion AXN5709、 axion AXN5807、
axion AXN5909、 axion AXN6109、
axion AXN6608、 axion AXN6705、
axion AXN6709、
ROSSINI RPD7100、
ROSSINI RPD7700、
AUDIOVOX D1708、
INSIGNIA NS-7PDVDA
(2) 液晶テレビ+DVDプレーヤー
axion AXN31005
(3) デジタル写真立て
axion AXN700PF
(4) ポータブルDVDプレーヤー
(販売元 : バンダイビジュアル㈱)
Char MODEL Portable DVD Player
BCHW-0001
(5) ポータブルDVDプレーヤー (販売
元 : ㈱ベスト電器)
AXN2708WB
オイルヒーター (CLV - 065)
H18 年 10 月~ 20 年 03 月 15 日 一部に電源コード接続部の 自主回収 ・
H19 年 02 月
<新聞・HP> 発熱により、 発煙に至る恐 点検修理
co.jp
エスコートライト (充電式携帯電灯)
松下電工㈱
CS 部 統合コンタク WH1201
トセンター
0120-628-930
http://www.mew.
co.jp/
ハ ロ ゲ ン ㈱インターコンプ (発
売元)
ヒーター
㈱ベスト電器 (販売
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
(1)H9 年、 H10 20 年 03 月 12 日
年、 H11 年 製 <新聞・HP>
造
(2)H10 年、
H11 年、 H12
年 製造
㈱インターコンプハロゲンヒーター
BJH-800
れがあることが判明。
H8 年 04 月 ~ 20 年 03 月 18 日 ○保管されている方
取り替え用
H14 年 09 月
<新聞・HP> 長時間 (約 2 年以上)、 コ 電池価格に
ンセントに差し込まないで保 て代替品と
交換。
管されている場合、 内蔵電
池が液もれしている可能性
があります。液もれしたまま、
コンセントに差しますと発煙
・発火のおそれがあります。
○ご使用中の方
コンセントに差し込んで使
用している場合、 電池の液
もれは発生しません。 電池
交換の目安は約 2 年です。
製品の販売終了から約 5 年
以上経過しているため、 電
池の取り替え時期が近づい
て い る 可 能 性 が あ り ま す。
(2007 年 02 月 01 日 に 行 っ
た社告の再社告)
H14 年 09 月~ 20 年 03 月 21 日 一部機種においてヒーター 製品引取 ・
<新聞・HP> 後部のコネクタ部より発煙 ・ 返金
発火等の事故の発生する可
能性があることが判明。
47
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
42 型プラズ バイ ・ デザイン㈱
0120-935-257
マテレビ
0120-935-752( フ
型式等
42 型プラズマテレビ
PE-4202DFK / PE-4200AR
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H18 年 12 月~ 20 年 03 月 24 日 一部の製品において、 稀に 製品引取 ・
H19 年 10 月末
<HP>
発煙を伴い、 電源が入らなく 返金
なる場合があることが判明。
※製品には安全回路を装備
しており、 難燃性の素材を
採用しているので、 発火に
いたる恐れはありません。
※本体のシリアル番号の横
に青色シールが付いている
製品は既に処置済みです。
20 年 03 月 25 日 ホームシアター用スピーカー 無償で点検
<新聞・HP> システムに取付金具 (壁 ・
天井用) を固定する時、 斜
めにネジ締めした場合に強
度が不足し、 落下する危険
性があることが判明。 (2003
年 02 月 19 日に行った社告
の再社告)
リーダイヤル : FAX)
ヤマハホームシアター用スピーカーシ
ステム
○対象となるスピーカーとの取付金
具の組み合わせ
0120-808-523
(1) スピーカー 「NS-10MT」 と
ナビダイヤル :
取付金具 「SPM-5」
0570-01-1808
(全国どこからでも市 (2) スピーカー 「NSX-F1」 と
取付金具 「SPM-5」
内通話料金)
http://www.yamaha. (3) スピーカー 「NS-2HX」 と
取付金具 「SPM-6」
co.jp/service/
ス ピ ー カ ー ヤマハ㈱ AV 機器事
部 AV お 客 様 ご
(再社告) 業
相談センター
KY- YEA/ KY- YFA/
KY- YGA/ KY- YHA/
KY- YIA/ KY- YJA/
KY- YKA/ KY- XDA/
料無料)
KY- XEA/ KY- XFA/
・ 一般電話から :
077-7-111 ( 通 話 料 KY- XGA/ KY- XIA/
KY- XLA/ KY- WAA
無料)
携帯電話用 KDDI㈱
: (局
電池パック ・番au電話から
な し ) 157 ( 通 話
http://www.
au.kddi.com/
news/information/
au_info_20080328.
html
京セラ㈱ 「W 42 K」
お客様窓口
0120-600-924
http://www.kyocera.
co.jp/information/
2008/0328w42k.html
品名 : 過電流警報装置
過電流警報 河村電器産業㈱
品番 : KKS1L
0120-860-814
装置
0561-86-9206(FAX)
http://www.
k a w a m u r a .
co.jp/news/
kks1l_20080401.htm
エアーコン
プレッサー
ワインクー
ラー / 小型
冷蔵庫
ドラム式洗
濯乾燥機
H18 年 06 月
01 日~
H19 年 09 月
31 日
H11 年 10 月
01 日~
H14 年 12 月
30 日
20 月 03 月 29 日 リ コ ー ル 実 施 の 理 由 電 池 無償交換
<新聞・HP> パックにキズやへこみがつく
程度の力が加わった場合、
電池の内部に微細な損傷が
生じ、 その後の充放電の繰
り返しにおいて損傷が拡大し
て電池の内部でショートが発
生し、 電池パックが異常発
熱し、 場合によっては発煙
や破裂に至る可能性がある
ことが判明したため。
20 年 04 月 01 日 当製品の一部において、 絶
<新聞 ・ HP> 縁性能の低いダイオードが
混入したことにより、 環境 ・
気象条件等により、 製品内
部に使用しているダイオード
の絶縁性能が低下して、 発
熱 ・ 焼損する恐れがあるこ
とが判明。
なお、 焼損は過電流警報装
置の内部で止まり、 火災に
至ることはありません。
HX- 4004 ・ HL 9104 ・ HX 4007 H19 年 4 月 ~ 20 年 04 月 01 日 対象商品において細い線径
アネスト岩田
H19 年 12 月
キャンベル㈱
<新聞 ・ HP> の延長コードのご使用等に
0120-591-708
より電圧降下が発生した場
合、 モータの保護装置が正
常に作動せず、 モータが発
火する問題が発生しました。
エレクトラックス社製
H3 年~ H6 年 20 年 04 月 08 日 長期間 (およそ 15 年以上)
ドメティック㈱
ワインクーラー RD2000/
お客様窓口
<新聞>
の使用にともない , 発火にい
小型冷蔵庫EA0601 ・ RA212
0120-050-106
たる可能性があることが判
明。
H14 年 08 月~ 20 年 04 月 16 日 東芝製ホームランドリー (ド
東芝ホームアプライ TW-742EX / TW-742MX /
TW-742V5
H15 年 08 月
アンス㈱
<HP. 新聞> ラム式洗濯乾燥機) におい
0120-710-508
て、 本体内に垂れ落ちた液
http://www.
体洗剤がリード線部に付着
toshiba.co.jp/tha/
し、 リード線皮膜の絶縁が
info/080415.htm
劣化して、 製品のご使用時
に発煙 ・ 発火の可能性があ
ることが判明。
48
無償交換
(交換作業
は、 8 月 1
日以降に順
次対応)
無 償 点 検、
部品交換
回収 ( 1台
につき2万
円で引き取
り)
無料点検 ・
修理
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
ハ ロ ゲ ン
ヒーター
販売等期間
(製造時期)
H14 年 09 月
エスケイジャパン㈱ シーケー販売㈱ (OEM製品) ・ ・
「タウンパートナー」 ・ ・ EK40DⅠ/ H16 年 09 月
0102-816-107
H17 年 09 月
http:// エスケイジャ EK40DⅡ/EK-40SⅠ
製造事業者名等
パン .jp/ (IE7.0)
http://xn-eckh1a3ac1m3eof.
jp/ (IE7.0 以外)
カ ー ボ ン 燦坤 (サンクン)
ヒ ー タ ー 日本電器㈱
0120-600-527
/ ハロゲン・ h t t p : / / w w w .
tsannkuen.jp
ヒーター
電気温水器
型式等
カーボン ・ ヒーター
燦坤 (サンクン) 2005 ・ 2006 年製
型式 ・ 販売期間 TSK-5328CT ・
2005 年 9 月 ~ 2008 年 2 月、 T S K -
5328CRI ・ 2005 年 9 月~ 2008 年 2 月
㈱バルス 2005 年製
型式 ・ 販売期間 TSK-5328CRI
(BW) ・ 2005 年 9 月~ 2008 年 2 月
ハロゲン ・ ヒーター
㈱フィフティ 2006 ・ 2007 年製
型式 ・ 販売期間 FS -900T ・ 2006
年 9 月~ 2008 年 2 月 ユノカ電気温水器 丸型D3 : 品番
㈱キューヘン
SM830DB-C177/SM837DB-C178/
0120-048-500
http://www.kyuhen. SM846DB-C179/SM855DB-C180
角型D3 : 品番 SM830DB-F01/
jp/
SM837DB-F02/SM846DB-F03
角形R2 : 品番 SM830RB-F04/
SM837RB-F05/SM846RB-F06
床下用 : 品番 SM846D-G01 社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
20 年 04 月 18 日 混入している可能があること 無償にて点
<HP>
検もしくは
が判明。
交換
H17 年 09 月~ 20 年 04 月 21 日 部品の不具合により、 発煙・ 回 収 ( 交
H20 年 02 月
<新聞 ・ HP> 発火に至る可能性があるこ 換) H17 年 09 月~
とが判明。 H20 年 02 月
H8 年 09 月 ~ 20 年 04 月 26 日 「ユノカ電気温水器」 の中で、 無料点検 ・
H12 年 10 月
<HP>
ヒーターリレーの配線接続部 修理 (部品
のソケット取付状況と経年劣 交換)
化の進展具合によっては 、
ごく稀にソケット接続部分か
ら焼損に進展する可能性が
あることが判明。 電 気 カ ー 東レ 0120-545-115 対象 ・ 品名 : 東レ電気カーペット 「ダ S 51 年~S 58 20 年 05 月 14 日 電気回路の一部が過熱し、 注意喚起
http://www.toray. ンポッポ」 「だんぽっぽ」 「ほかにか」 年頃 <新聞 ・ HP> 焦げる事故が発生。 ペット
対象型番 : 全ての型番 co.jp/
ビルトイン型食器洗い乾燥機 (ウォッ H18 年 07 月~ 20 年 05 月 19 日 当製品の一部において、 温 無料点検 ・
ビ ル ト イ ン TOTO ㈱
シュアップ エコ) 対象型式 : EUF100 H19 年 06 月
<新聞 ・ HP> 水ヒータ接続部の発熱によ 修理
型食器洗い 0120-950-961
h t t p : / / w w w . t o t o . 067******2A /068******2A/
り、 まれに製品の内部損傷
069******2A/06X******2A/
乾燥機
co.jp/
にいたる発煙 ・ 発火事故の
06Y******2A/ 06Z******2A/
恐れがあることが判明。
071******2A/072******2A/
LAN 接 続
ハードディ
スク
073******2A/074******2A/
075******2A/ 076******2A
注 ・ ・ * には数字が入ります。 ○製
品番号及び製造番号の確認方法 最
初に 「製品番号」 を確認し、 該当し
た場合に 「製造番号」 をご確認くだ
さい。 1 製品番号をご確認ください。
操作パネル左側 : 電源入 / 切上部
に 「TOTO WASHUP EUF100」 と 表
示しています。 注 (EUF100R と記載
した商品は対象外です。) 2. 製品番
号が該当していた場合、 「製造番号」
をご確認ください。 「製造番号」 の確
認は上記 「対象製造番号」 を参考に
してください。 3. 「製品番号」 及び 「製
造番号」 が該当した場合、 ご使用を
お控えいただき、 上記の問い合わせ
先までご連絡をお願い申し上げます。
H16 年 03 月~ 20 年 05 月 21 日
㈱アイ・オー・データ 製品 : HDL-120U
YWB0006001xx ~ YWB0007500xx
H17 年 01 月
機器
<HP>
YWB0011501xx ~ YWB0013000xx
0120-977-345
http://www.iodata. YWB1013501xx ~ YWB1015000xx
製品 : HDL-160U
jp/hdlu1/
YWC0006001xx ~ YWC0006500xx
YWC0006899xx ~ YWC0008500xx
YWC0015199xx ~ YWC0017705xx
YWC1018711xx ~ YWC1020210xx
YWC0020211xx ~ YWC0020710xx
製品 : HDL-160UR
Y3E0000001xx ~ Y3E0000100xx
製品 : HDL-250U
YWD0002801xx ~ YWD0004000xx
YWD0007501xx ~ YWD0008500xx
YWD1010001xx ~ YWD1012500xx
製品 : HDL-250UR
Y3F0000001xx ~ Y3F0000100xx
製品 : HDL-300U <BR>
YZE1003301xx ~ YZE1005300xx
製品 : HDL-300UR
Y3G0000001xx ~ Y3G0000100xx
49
「HDL-U シリーズ」 (2006 年 無償点検 ・
10 月生産終了) の生産製 部品交換
品の一部におきまして、 電
源ユニット故障の際、 故障
状態によっては 若干の発
煙を伴う可能性のあることが
判明。
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
型式等
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H4 年 08 月 ~ 20 年 06 月 02 日 当製品において、 長年の使用に 無償点検 ・
H11 年 09 月
<HP>
よる電子部品の経年劣化および 部品交換
テ レ ビ ド ア アイホン㈱
ホン
対象機種 : MY-2CD/MY-2C/
MYH-2CD/MYH-2C/MY-1ED/
MY-1E
書画カメラ ㈱エルモ社
製造元 ) :
( 再社告 ) (0800-222-1110
㈱ エ ル モ 社 EV-500AF ( す べ て )
1993 年 10 月 ~ 2001 年 10 月、 EV501AF ( す べ て ) 1998 年 01 月 ~
2003 年 04 月、 EV-400AF ( す べ
て ) 1995 年 07 月 ~ 1999 年 09 月、
EV-401AF (すべて) 1998 年 01 月
~ 2003 年 03 月、 EV-601AF (すべ
て ) 1998 年 02 月 ~ 2003 年 02 月、
HV-700SX ( す べ て ) 2000 年 03 月
~ 2004 年 01 月、 EV-701AF ( す べ
て ) 1999 年 07 月 ~ 2002 年 08 月、
HV-800SX ~ 450538 ・ 2002 年 11
月 ~ 2004 年 02 月、 EV-602AF ~
256850 ・ 2002 年 01 月 ~ 2004 年 06
月、 HV-600XG ~ 551159 ・ 2003 年
10 月~ 2004 年 05 月
㈱ 学 習 研 究 社 GV-418AF ( す べ
て ) 1995 年 10 月 ~ 1998 年 03
月、 GV-428AF ( す べ て ) 1998
年 04 月 ~ 2003 年 02 月、 GV600AF ( す べ て ) 1994 年 09 月 ~
1996 年 05 月、 GV-612MC ( す べ
て ) 1998 年 04 月 ~ 2005 年 05 月
セイコーエプソン㈱ ELPDC02 (すべ
て) 2000 年 10 月~ 2002 年 05 月
日本ビクター㈱ AV-P500 (すべて)
1994 年 06 月~ 1997 年 09 月
型番に関しては、 製品本体底面の装 H15 年 05 月~ 20 年 06 月 10 日
置銘板 (「NEC パーソナルコンピュー H18 年 03 月
<HP>
タ」 と記載) または保証書にて確認
して下さい。 (※型番中の 「*」 には
任意の英数字 1 文字が入ります。)
●個人向け店頭販売モデル (出荷時
期 : 2003 年 5 月~ 2004 年 4 月)
・ 「LaVie L」 PC-LL9*06D
PC-LL9006D1*L / PC-LL9*07D
PC-LL9*08D / PC-LL9008D1K
PC-LL7*06D / PC-LL7706DT
PC-LL7*07D / PC-LL7707DT
PC-LL7*07D1* / PC-LL7*08D
PC-LL7708D / TPC-LL7*08D1*
・ 「LaVie F」 PC-LF750*D
PC-LF7506D1FL / PC-LF7508D1T
●個人向け Web 直販専用モデル (出
荷時期:2003 年 5 月~ 2004 年 8 月)
・「LaVie G タイプ L」「LaVie G タイプ F」
PC-LG18*L**E / PC-LG22HLF*G
PC-LG2*HLC*F / PC-LG2*HLC*G
PC-LG***LY*E / PC-LG***LY*F
PC-LG***LY*G / PC-LG**HF*EE
PC-LG**HF*EF / PC-LG**HF*EG
●法人向けモデル (出荷時期 : 2003
年 5 月~ 2006 年 3 月)
・ 「VersaPro」 PC-VA18SWX*J
PC-VA18X***J / PC-VA1*FD**J
/ PC-VA18SWX****J /
PC-VA18X******J / PCVA1*FD*****J / PC-VA2*SR**J
/ PC-VY1*FD**L
/ PCVY1*FD**M / PC-VA2*SR*****J
/ PC-VY1*FD*****L / PCVY1*FD*****M / PC-VY22*R**L
/ PC-VY22*D**L / PCV***FD**R / PC-VY22*R*****L
/ PC-VY22*D*****L /
PC-V***FD*****R / PCV*13MDF*R / PC-V*22*R**M
/ PC-V*13MDF****R
/ PCV*22*R*****M
http://www.
elmo.co.jp/ ㈱学習研究社 (販
売元) :
0120-25-2133
http://www.gakken.
co.jp/
セイコーエプソン㈱
(販売元) :
0120-92-6940
http://www.epson.
jp/
日本ビクター㈱ (販
売元) :
0120-55-3923
http://www.jvc.
co.jp/ ノートパソコ 日本電気㈱
NECパーソナルプロ
ン
ダクツ㈱
0120-362-886
http://121ware.com/
navigate/support/
lvl/
内部配線処理の影響によって、
ごく稀に絶縁不良が発生して発
煙に至る可能性のあることが判
明。
20 年 06 月 02 日 ㈱エルモ社製 「書画カメラ」 無償点検 ・
<新聞 ・ HP> の一部において 資料照明 回収 (2007
用ランプ (蛍光灯) を正しく 年 8 月 よ り
実施)
装着されていない状態で使
用した場合、 発煙及び発火
に至る可能性があることが
判明。
50
ノ ー ト パ ソ コ ン 「LaVie L」、 点検 ( 点検
「LaVie G タイプ L」、 「LaVie 結 果 に 応
F」、 「LaVie G タ イ プ F」、 じて無償修
理)
「VersaPro」 の 一 部 製 品
に お い て、 液 晶 デ ィ ス プ レ
イの画面が表示されなくな
ることや左側の液晶ディス
プレイ取り付け部の内側
からわずかな異臭や煙が
稀 に 発 生 す る こ と が 判 明。
なお、 これによって発火など
の被害に至ることはないこと
を確認しています。
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
インターホ
ン用直流電
源ユニット
製造事業者名等
型式等
PS-24N
アイホン㈱
0120-234-889
http://www.
aiphone.co.jp/info/
customer_info8.html
扇風機 (再 三洋電機㈱
0120-34-0979
社告)
http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/
info/080430.html
冷凍冷蔵庫 ㈱富士通ゼネラル
0120-623-667
http://www.fujitsugeneral.com/jp/
i_info/ref0806/index.
html
P H S 電 話 セイコーインスツル
㈱ 0120-211-477
機
http://speed.sii.
SANYOブランド扇風機の品番…
「EF-XXX (3 ~ 5 桁の数字とアルファ
ベットの組み合わせ)」
新日本電気ブランド扇風機の品番…
「NF-XXX (3 ~ 6 桁 の 数 字 と
ア ル フ ァ ベ ッ ト の 組 み 合 わ せ )」
ゼネラルブランド扇風機の品番…
「EF も し く は F -XXX (3 ~ 5 桁 の
数字とアルファベットの組み合わせ」
下記のURLよりお手元の扇風機が
1977 年 (昭和 52 年) 以前の販売機
種か否かがチェックできます。
品番検索ページ : http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/info/search.html ER-387VM-H ER-D380V-G ERD380V-H ER-D429V-G ER-D429V-H
ER-V38KD-G ER-V38KD-H ERV38KE-G ER-V38KE-H ER-V38KELH
ER-V38KF-C ER-V38MC-G ERV38MC-H ER-V38MD-G ERV38MD-H ER-V38ME-G ERV38ME-H ER-V38MELH ERV42JC-H ER-V42KC-G ERV42KC-H ER-V42KD-H ERV42MC-G ER-V42MC-H
セイコーインスツル製電話機
「X PLATE (テンプレート)」
型番 : WX130S
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
S61 年 01 月~ 20 年 06 月 10 日 インターホン用直流電源ユ 無償点検 ・
H7 年 06 月
<HP>
ニット 「PS-24N」 において、 交換
S 52 年以前
長年の使用による故障の際
に稀に発煙を伴う可能性の
あることが判明。
20 年 06 月 10 日 販売年が 1977 年 (昭和 52 注意喚起
<新聞 ・ HP> 年) 以前の扇風機について、
モーター、 コード、 コンデン
サー等の電気部品の経年劣
化により発煙 ・ 発火のおそ
れがあることが判明。
H9 年 ~ H14 20 年 06 月 10 日 平 成 9 年 ~ 13 年 に 製 造 し 無償点検 ・
年
<新聞 ・ HP> た一部の電気冷凍冷蔵庫に 修理
おいて、 庫内に食品汁等を
こぼした場合、 電装部へ流
れ込み、 「発煙 ・ 発火」 す
る恐れがある事が判明。
H20 年 02 月~ 20 年 06 月 13 日 当製品の一部において、 背 交換
H20 年 06
<HP>
面スピーカー部の絶縁不良
により、 着信音鳴動が約1
分間程度継続した場合、 電
話機本体が発熱する不具合
があることが判明。
co.jp/pub/corp/
pr/newsDetail.
jsp?news=50184
(㈱ウイルコム)
http://www.
willcom-inc.com/
ja/corporate/
press/2008/06/13/
index.html
オ ー ブ ン レ 三洋電機コンシュー
マエレクトロニクス㈱
ンジ
0120-34-1105
http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/
info/080620.html
●全数対象の機種
H12 年 06 月~
下記の機種は、 本体前面右下の機 H19 年 09 月
種名をご確認ください。
EMO-BC8、 EMO-CH10、 EMOMVP7、 EMO-SJ9、 EMO-CH4、
EMO-H40、 EMO-S4、 EMO-T5、
EMO-CH5、 EMO-H60、 EMO-S5、
EMO-T6、 EMO-CH6、 EMO-KDH1、
EMO-S6、 EMO-T7、 EMO-CH7、
EMO-ME5、 EMO-S7、 EMO-TH5、
EMO-CH8、 EMO-MVP5、 EMO-S8、
EMO-TH6、 EMO-CH9、 EMOMVP6、 EMO-S9、 EMO-CH8FF ※
●製造番号により一部対象の機種
下記の機種は、 本体右側面の機種
名、 製造番号をご確認ください。
EMO-CH3(HW) 023001 ~ 025000
EMO-S3(HL) 043501 ~ 051500
EMO-SH1(H) 006001 ~ 009000
※ Francfranc ブランドのオーブンレン
ジ 「EMO-CH8FF」 は、 弊社で製造
しておりますので、 同じく点検 ・ 修理
させていただきます。
㈱萬品電機製作所 MDS-113RE,MDS-113REB, H15 年 03 月~
小松法律特許事務所 MDS-218RE, MDS-218REB H20 年 01 月
1口ラジエ
ントヒーター 破 産 者 ㈱ 萬 品 電 機
製作所 破産管財人室
電話 : 06-6221-3358
FAX : 06-6221-3344
http://www.manpin.
co.jp/
51
20 年 06 月 20 日 当製品において、 電源コー 無償点検 ・
<新聞 ・ HP> ド (本体内) の不具合により、 修理
オーブン ・ グリル運転コース
の使用時に部品の一部が発
煙 ・ 発火する可能性のある
ことが判明。
20 年 06 月 24 日 一 部 の 1 口 ハ イ ラ ジ エ ン ト
<新聞 ・ HP> ヒーターにおいて、 外部か
らの大きなノイズが流入し
たり、 多量の水分が製品内
に侵入した場合、 「誤作動」
する恐れがあることが判明。
注意喚起
(2008 年
8月1日以
降)
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
スポットライ イケア ・ ジャパン㈱
0120-151-870
ト
IKEA.RECALL
蛍光替球
(32W)
浴槽用電気
温水循環浄
化器
( 通 称 : 24
時間風呂)
型式等
FEMTON / フェムトン ウォール /
クランプ スポットライト
サプライヤー番号 : 17796
製造国名 : 中国
(上記情報は商品のパッケージに記
載)
@japan.ikea.com
http://www.ikea.
com/ms/ja_JP/
recall/recall_barnslig_
femton.html
SHIBATA 蛍光替球32W SF-32
㈱シバタ
販売等期間
(製造時期)
H16 年~
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
20 年 06 月 25 日 構造上の問題があり、 過熱 回収 ( 商品
<HP>
事故を引き起こすおそれが 代金払い戻
し)
あることが判明。
H17 年 09 月 20 年 06 月 27 日 インバーター部に一部不具合 無償点検ま
07 日~ H20 年 <新聞 ・ HP> があり、 一部の商品において たは代品交
04 月 02 日
換
発熱による点灯不良が起こる
可能性があることが判明。
S64 年 07 月~ 20 年 07 月 01 日 当製品の一部において、 本 無償点検 ・
㈱ ブリヂストン (販 ●発火のおそれのある機種
製造 : コロナ工業㈱
H9 年 03 月
売元)
<新聞 ・ HP> 体内部の部品が発熱 ・ 発煙 修理
㈱ デンソー (製造 常 湯 手 段 (BS-4126) 1989 年 7 月
し、 機種によっては発火に
~ 1995 年 6 月、泡湯家族(BS-1126)
元)
至る恐れがあることが判明。
コロナ工業㈱ (製造 1990 年 1 月 ~ 1995 年 10 月、 シ エ
ス タ (DWEE1001) 1991 年 11 月 ~
元)
0120-721-290 (ブリ 1996 年 6 月、常湯手段 II (BS-4128)
ヂストン 24 時間風呂 1993 年 4 月~ 1996 年 4 月、 常湯家
専用コールセンター) 族 (BS-1127) 1993 年 2 月 ~ 1995
h t t p : / / w w w . 年 8 月、 新 常 湯 手 段 (BS-4127)
bridgestone.co.jp/ 1993 年 3 月~ 1994 年 7 月
customer/20080630. ●発熱 ・ 発煙の恐れのある機種
製造 : ㈱デンソー
html
常 湯 讃 歌 (BS-5126) 1994 年 2 月
~ 1994 年 12 月、 (BS-5128) 1995
年 1 月 ~ 1996 年 4 月、 (BS-5130)
1996 年 4 月~ 1997 年 3 月
ヤマハミュージックト マーシャル純正 4 × 12” スピーカー・ H13 年 01 月~ 20 年 07 月 08 日 ハンドル部 切り込み位置が 無 償 部 品
キャビネット ・ カバー COVR-00022 H20 年 01 月
レーディング㈱
<HP>
ずれている製品があること 交 換 ( カ
スピーカー
キャビネット 03-5641-1031
カバー
http://www.
ペンダント
ライト
電気シェー
バー付属
AC ア ダ プ
ター
遠赤外線
ヒーター
インターホ
ン用直流電
源ユニット
( 再社告 )
yamahamusictrading.
com/support/
information.html
トヨスター㈱
0120-104-336
E-mail : [email protected]
toyostar.co.jp
http://www.toyostar.
co.jp/page007.html
プロクター ・ アンド ・
ギャンブル ・ ジャパ
ン㈱
0120-530-621
(PHS ・ 携帯電話か
らも利用可)
http://www.braun.
co.jp/image/
important_news_over.
gif
が判明。
商品名 : コルシカ ペンダント
ライト (KORSIKA pendant)
型番 : MA-81106
H17 年 09 月~ 20 年 07 月 10 日 当製品において、 周囲温度 回収 ・ 返金
H19 年 02 月
<HP>
や使用時間によって発煙事
故につながる可能性がある
ことが判明。
ア ク テ ィ ベ ー タ ー X BS 8795、 BS H15 年 06 月~
8790、 BS 8785、 BS 8783、 BS 8781 H17 年 02 月
シ ン ク ロ BS 7680、 BS 7650、 BS
7630、 BS 7514、 BS 751、 BS 7497
ア ク テ ィ ベ ー タ ー BS 8595、 BS
8590、 BS 8585、 BS 8581
フリーグライダー BS 6680、 BS 6620
フレックス XP II BS 5795、 BS 5790、
BS 5775、 BS 5770、 BS 5765、 BS
5763、 BS 5761
フ レ ッ ク ス XPS BS5791、 BS 5776、
BS 5774、 BS 5771
フレックス XP BS 5691、 BS 5614
フレックス インテグラル BS 5442
ト ラ イ コ ン ト ロ ー ル S BS 4776、 BS
4747、 BS 4746
トライコントロール BS 4739
クルーザー BS 2865、 BS 2675
機種名 10FA
S62 年 09 月~
㈱デンソー
販売期間 :1987 年 9 月~ 1997 年 12 H9 年 12 月
0120-181-103
http://www.denso. 月
c o . j p / j a / n e w s / 機種名 10FC
notice/080722-01. 販売期間 :1988 年 9 月~ 1997 年 11
月
html
PS-24N
アイホン㈱
0120-234-889
http://www.
aiphone.co.jp/info/
customer_info7.html
バー)
20 年 07 月 23 日 当製品の一部において、 ア
<新聞 ・ HP> ダプター本体が過熱し、 発
煙 ・ 発火を引き起こす事象
が判明。
無償交換
( 送料着払
いにて送
付。 な お、
小売店での
交換は不
可。 )
20 年 07 月 23 日 当製品において、 発煙事故
<新聞 ・ HP> が発生し、 社内で調査した
結果、 発煙 ・ 発火するおそ
れがあることが判明。
回収 (1台
につき2万
円で引き取
り)
S61 年 01 月~ 20 年 07 月 29 日 当製品において、 長年の使 無償点検 ・
H7 年 06 月
<新聞 ・ HP> 用による電子部品の経年劣 部品交換
化が原因で、 基盤が発熱し
発煙に至る事故が発生。
52
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
対 象 機 種 : MY-2CD/MY-2C/MYH- H4 年 08 月 ~ 20 年 07 月 29 日 当製品において、 長年の使 無償点検 ・
アイホン㈱
2CD/MYH-2C/MY-1ED/MY-1E
H11 年 09 月
0120-234-889
<新聞 ・ HP> 用による電子部品の経年劣 部品交換
(製造)
http://www.
化 が 原 因 で、 基 盤 が 発 熱
製造事業者名等
型式等
テレビドア
ホン ( 再社
告)
aiphone.co.jp/info/
し発煙に至る事故が発生。
また内部配線処理の影響に
よる絶縁不良の可能性のあ
ることも判明。
暖吉くんMEシリーズ型番(製造期間) H18 年 05 月~ 20 年 08 月 01 日 当製品の一部において、 本 無償点検 ・
蓄熱式電気 北海道電気㈱
2000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、 H19 年 07 月
0120-881-935
<HP>
体内部にある部品の不具合 改修
暖房機
(北海道地区及び関 3000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、 ( 製造 )
により、 発煙 ・ 発火に至る
東地区のお客様) 4000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
おそれがあることが判明。
5000(2006 年 5 月~ 2007 年 7 月)、
0120-494-115
(上記地区及び東北 6000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
地区以外のお客様) 7000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)
h t t p : / / w w w . 蓄暖王HHKⅢシリーズ
h o k k a i d o - d e n k i . 2000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
co.jp/index_kinkoku. 3000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
4000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
html
customer_info7.html
扇風機 (再 三洋電機㈱
0120-34-0979
社告)
http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/
info/080430.html
ふとん乾燥 ㈱ 泉精器製作所
0120-959-590
機
http://www.izumiproducts.co.jp/info/
fk_650/
電 気 ス ト ー 松木技研㈱
0120-223-715
ブ
http://www.matsukigiken.jp/st-l900/
st-l900.html
5000(2006 年 5 月~ 2007 年 7 月)、
6000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)、
7000(2006 年 5 月~ 2006 年 12 月)
・SANYOブランド扇風機の品番… 「E 昭 和 52 年 以 20 年 08 月 18 日 販売年が 1977 年 (昭和 52 注意喚起
F-XXX (3~5桁の数字とアルファ 前
<HP>
年) 以前の扇風機について、
ベットの組み合わせ)」
モーター、 コード、 コンデン
・ 新日本電気ブランド扇風機の品番
サー等の電気部品の経年劣
… 「NF-XXX (3~6桁の数字とア
化により発煙 ・ 発火のおそ
ルファベットの組み合わせ)」
れがあることが判明。
・ゼネラルブランド扇風機の品番… 「E
F もしくは F-XXX (3~5桁の数
字とアルファベットの組み合わせ)
・ 全日電商事㈱ブランド扇風機の品
番・・・ 「JF-30A」
・ ㈱全日電チェーンブランド扇風機の
品番 ・ ・ ・ 「JF-31A」
・ シンガーブランド扇風機の品番 ・ ・ ・
「630」 「635」 「630D」
下記のURLよりお手元の扇風機が
1977 年 (昭和 52 年) 以前の販売機
種か否かがチェックできます。
品番検索ページ : http://www.sanyo.
co.jp/koho/doc/j/info/search.html
※全日電商事㈱、 ㈱全日電チェーン、
シンガーの3ブランドの扇風機につき
ましては、 検索できませんので、 ご
注意ください。
対象品型番 : FK -650
H19 年 11 月上 20 年 08 月 20 日 当製品の一部において、 輸 無料点検
対象製造符号 : 本体底面部に、 数 旬~ H20 年 02
<HP>
送途上及び取り扱い上の大 または、
字及びアルファベットで 4 桁刻印
月中旬
きな衝撃によって、 モーター 無料交換
11A7/ 11B7/ 11C7/ 12A7/ 12B7/ 12C7/
が起動せず送風しない場合
01A8/ 01B8/ 01C8/ 02A8/ 02B
があることが判明。
8
本体背面の定格シール内下部に記 H14 年 09 月~ 20 年 08 月 21 日 当 製 品 の 一 部 製 品 に お い 無償点検 ・
載されている、 【製造番号】 を確認し H15 年 03 月
<HP>
て、 電源切替スイッチが経 修理
てください。
年変化することによりスイッ
・ ST-L900(S) : 22700001 ~ 22718200
チを 「切」 にしても、 電源
・ ST-L900(G) :
が切れない状態が発生する
22700001 ~ 22707000
おそれがあることが判明。
型番 製造期間
RVーHA60 0120-950-600
http://www.zojirushi. 2006 年 2 月~ 2007 年 1 月
c o . j p / t o i a w a s e / RV-HS60 2006 年 3 月~ 2007 年 9 月
rvh_kinkoku.html
除湿乾燥機 象印マホービン㈱
H18 年 02 月~ 20 年 08 月 22 日 製品の使用に伴い、 製品内 無償修理
H19 年 09 月
<新聞 ・ HP> 部に吸着された可燃性物質 ( ま た は 無
(製造)
償交換)
により、 除湿 ・ 乾燥運転中に
部品の一部が発煙 ・ 発火す
る可能性があることが判明。
カフェケトル ㈱大石アンドアソシ 品名 : ラッセルホブス ・ カフェケトル H17 年 02 月~ 20 年 08 月 25 日 内部配線が過熱し本体底面 無償修理 ・
品番 : 7100JP
H19 年 12 月
エイツ
<HP>
の 樹 脂 が 破 損 す る 不 具 合 交換 (2005
0120-520-227
年製、 2006
が、 一部の製品で発生。
http://www.oanda.
年製、 2007
co.jp/russell-hobbs/
年製に於い
7100osirase.html
て、 上記不
具合の発
生したもの
が対象)
53
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
ハ ロ ゲ ン ユアサプライムス㈱
東部サービスセン
ヒーター
ター 03-5600-8845
型式等
扇風機型ハロゲンヒーター
・ YA-817VT
に至る事象が発生。 下記の
症状があった場合は、 直ちに
使用を中止し、 連絡をお願い
します。 1、 400 W (弱) /
800 W (強) の運転切替がで
きない。 または、 弱運転が出
来ない。 2、 焦げくさいにお
いがする。 3、 煙が出てきた。
H19 年 05 月~ 20 年 09 月 04 日 製造上の不備および、 一部 無償点検 ・
H20 年 07 月
<HP>
の部品の不具合が原因で、 修理
当 該 機 種 の 一 部 で、 ま れ
に 本体の電源差込口 (DC
ジ ャッ ク) 周辺、 または液
晶画面の枠部分が異常発熱
し、 外装が変形する恐れの
あることが判明。
FAX : 03-5600-8819
西部サービスセン
ター 0568-74-1428
FAX : 0568-74-1429
http://www.yuasa-p.
co.jp/company/
pdf/20080901.pdf
ノートパソコ ソニー㈱
ソニーマーケティング
ン
㈱
ソニーカスタマー
サービス㈱
0120-899-773
(携帯電話 ・ PHS か
らも利用可)
http://vcl.vaio
.sony.co.jp/iforu/
hotnews/2008/
09/001/index.html
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H14 年 09 月~ 20 年 09 月 01 日 電子部品 (ダイオード) に不 注意喚起
H15 年 03 月
<HP>
具合が発生し、 使用中に発煙
「VAIO TZ」 シリーズの下記のモデル
2007 年 5 月発売 : VGN-TZ90HS、
VGN-TZ90NS、 VGN-TZ90S、 VGNTZ50B 2007 年 9、 10 月発売 :
VGN-TZ91HS、 VGN-TZ91NS、
VGN-TZ91S、 VGN-TZ71B 2008
年 2 月 発 売 : VGN-TZ92HS、 VGNTZ92NS、 VGN-TZ92S、 VGN-TZ72B
2008 年 5 月発売 : VGN-TZ93NS
※、 VGN-TZ93S ※、 VGN-TZ93US
※、 VGN-TZ73B ※オーバーシーズ:
VGN-TZ37GN/B ※、 VGN-TZ27GN/
B、 VGN-TZ17GN/B ※一部が対象。
日本電気ホームエレクトロニクス製 H2 年 ~ H4 年 20 年 09 月 11 日
(2001 年 2 月解散 )
(製造)
<新聞 ・ HP>
ビデオカセットレコーダー
(1)VC-BS750
1990 年~ 1991 年
(2)VC-BS770
1991 年~ 1992 年
(3)VC-BS1000 1990 年~ 1991 年
日本電気㈱
0120-502-795
(携帯、PHS 利用可)
http://www.
nec.co.jp/news/
info/20080910.html
Stadler Form OTTO サーキュレーター H17 年 05 月製 20 年 09 月 12 日
サ ー キ ュ ㈱アントレックス
造
電話 03-5368-1830 モデルⅠ型
<HP>
レーター
http://www.entrex.
co.jp/bcl/docs/
otto_bcl20080911.pdf
ビ デ オ カ
セットレコー
ダー
デジタルカ
メラ用充電
器
富士フイルム㈱
0120-611-277
http://fujifilm.jp/
important/
20080919/index.
html
デ ジ タ ル カ メ ラ FinePix F100fd / H20 年 03 月
F50fd 用 「 バッテリーチャージャー ( 充 (製造)
電器 )BC-50」
製造ロット番号 : WCAA又はWCAB
20 年 09 月 19 日
<新聞 ・ HP>
iPhone 3G 用 超コンパクト USB 電 H20 年 07 月 20 年 09 月 20 日
源アダプタ (付属品) 下記の国で販 11 日~ H20 年
<HP>
売され製品が対象になります。 また、 09 月 20 日
https://supportform. 初代 iPhone または iPhone 3G に付
apple.com/200809/ 属 の USB 電 源 ア ダ プ タ は 対 象 外。
米国 、 日本 、 カナダ、 メキシコ、 中
南米諸国
U S B 電 源 アップルジャパン㈱
電話 : 03-5334-2000
アダプタ
シリアル番号確認 :
コンパクトス ㈱オーディオテクニカ
0120-997-139
ピーカー
042-739-9120(FAX)
・ ATーSP250 BK (ブラック)
・ ATーSP250 RD (レッド)
・ ATーSP250 WH (ホワイト)
[email protected]
http://www.audiotechnica.co.jp/info/
at-sp250.html
Dimension 2400c
デスクトップ デル㈱
及び Dimension 4600c
0120-198-499
パソコン
http://supportapj.
dell.com/support/
topics/topic.aspx/
jp/shared/support/
news/2008/
20080930?c=
jp&l=ja&s=gen
H20 年 04 月
18 日~
20 年 09 月 29 日
<HP>
長年のご使用による故障の 注意喚起
際、 きわめてまれに発火に ( 使 用 の 中
至る可能性があることが判 止)
明。
当該製品に使用しているコ 無償点検 ・
ンデンサーに耐久性の劣る 修理
物があることが判明し、 切
替えスイッチボックスが熱く
なったり異臭や煙がでる場
合があるので、 スイッチが作
動しなくなった際は使用を中
止してください。
一部の製造ロットにおいて、 無償交換
AC プラグ部分の強度が十
分でないために、 まれにひ
び割れが生じたり、 AC プラ
グ部分が脱落するなどの恐
れがあることが判明。
特 定 の 状 況 下 に お い て 無償交換
Apple 超コンパクト USB 電 (iPhone 3G
源アダプタのプラグ部分 ( 金 の シ リ ア ル
番号が必
属製の差し込み部分 ) が外
要)
れて電源コンセント内に残
り、 それが感電の原因とな
る可能性があることが判明。
電池を交換する際、 まれに 無償交換
バッテリーケースの端子が
発熱して変形し、 電源が入
らなくなってしまう恐れがあ
ることが判明。
H15 年 05 月~ 20 年 09 月 30 日 基板上の部品の半田付け接 無償修理
H16 年 11 月
<新聞 ・ HP> 続部が機械的疲労により接 ( 障 害 が 発
続不良となることがあり、 電 生 し た 場
合)
源 装 置 (PSU- 電 源 供 給 ユ
ニット) が機能しなくなり、 そ
の結果、 システムが停止また
は起動しないという症状を引
き起こす場合があることが判
明。 もしこの障害が発生した
場合は、 電源装置から稀に
発煙がみられることがある。
54
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
全自動洗濯 三菱電機㈱
日本建鉄㈱
機
0120-775-582
全自動洗濯
機
電気冷温水
給湯器
ジューサー
遠赤外線
ヒーター
http://www.
MitsubishiElectric.
co.jp/oshirase/
sentakuki0801/
三菱電機㈱
日本建鉄㈱
0120-775-582
http://www.
MitsubishiElectric.
co.jp/oshirase/
sentakuki0801/
㈱中京医薬品アクア
マジック事業部
0569-29-6660
http://www.
chukyoiyakuhin.
co.jp/
象印マホービン㈱
0120-770-286
http://www.zojirushi.
co.jp/toiawase/
bmj_kinkoku.html
㈱デンソー ( 旧 日本
電装㈱ )
GAC ㈱ ( 旧 ゼ ネ ラ
ルエアコン㈱)
・ デンソーエンセキ
回収受付センター
0120-181-103
http://www.denso.
co.jp/ja/news/
notice/081014-01.
html
http://www.gacjp.
com/new/heater.
html
ド ラ ム 式 洗 日本サムスン㈱
日本サムスン㈱ お
濯機
客様ご相談ダイヤル
0120-327-527
http://www.
samsung.com/jp/
news/newsList.do?n
ews_group=imporant
noticeaboutproducts
ルームエア
コン ( 再社
告)
ダイキン工業㈱
0120-330-696
http://www.d A ikin.
C o.jp/t A isetsu/
2004/041019_r/
index.html
型式等
(MAW-V8QP / MAW-V7QP)
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H11 年 07 月~ 20 年 10 月 07 日 制御基板上の電気部品 (コ 部品交換
H12 年 07 月
<HP>
ン デ ン サ ) の 劣 化 に よ り、 ( 無料 )
( 製造 ・ 販売 )
制御基板から発煙 ・ 発火に
至る可能性があることが判
明。
三菱 全自動洗濯機
(MAW-V8QP / MAW-V7QP)
H11 年 07 月~ 20 年 10 月 07 日 制御基板上の電気部品 (コ 部品交換
H12 年 07 月
<新聞>
ン デ ン サ ) の 劣 化 に よ り、 ( 無料 )
( 製造 ・ 販売 )
制御基板から発煙 ・ 発火に
至る可能性があることが判
明。
ウォーターサーバー YCH-720W H17 年 01 月 20 年 10 月 07 日 水 漏 れ が 原 因 で 温 度 セ ン
20 日~
<新聞 ・ HP> サー部品が漏電したことによ
H20 年 09 月
る事故が発生。
20 日
無料点検
及び修理
(無償部品
交換を含
む)
商品名 対象型名
H18 年 ~ H20 20 年 10 月 11 日 使用中にフィルターの樹脂 無償部品
ジューサー BM-JE08型
年 販売
<新聞 ・ HP> 部分が破損し、 場合によっ 交換
ミルつきジューサーミキサー BM-
ては怪我に至る恐れがある
JS08型
ことが判明。
「エンセキ」
7FX( ホワイト :479000-2200)
( グレー :479000-2230)
10FA ( ホワイト 479000-2170/479000
-2171/479000-2172/479000-2370/4
79000-2490
( グレー 479000-2220/479000-2221/
479000-2380/479000-2500
10FC( ホ ワ イ ト 479000-2190/479000
-2191/479000-2192/479000-2390/4
79000-2470)
( グレー 479000-2280/479000-2400/
479000-2480)
12F ( 樹脂スタンド
479000-2080/479000-2081)
( 金属スタンド
479000-0280/479000-2040)
12FD ( 樹脂スタンド
479000-2090/479000-2091)
( 金属スタンド
479000-0290/479000-2050)
「スキニー セラミック ヒーター」
ERF121VAA/ERF121VAB/
ERF121VDA
( レッド 479000-5020/479000-5021/
479000-5030)
商品名 : トップオープンドラム式洗濯
乾燥機
機種名 (型番)
(1)AWD-A845Z
類似機種名 (型番)
(2)AWD - B860Z/AWD - U860Z/
AWD - S8260Z
(3)AWD - X1/AWD - U1
(4)AWD - GT960Z/AWD - S9260Z
(5)AWD - ST86Z
(1) 販売期間 20 年 10 月 16 日 当製品の一部において、 発
S64 年 09 月~ <新聞 ・ HP> 煙 ・ 発火するおそれがある
H2 年 03 月
ことが判明。
(2) 販売期間
S62 年 09 月~
H9 年 12 月
(3) 販売期間
S63 年 09 月
~ H9 年 11 月
(4) 販売期間
S57 年 09 月~
S63 年 01 月
(5) 販売期間
S57 年 09 月~
S63 年 01 月
(6) 販売期間
S59 年 10 月~
S62 年 12 月
(1)H14 年 04 20 年 10 月 21 日
月~ H15 年 10
<HP>
月 ( 製造 )
(2)H15 年 06
月~ H16 年 11
月 ( 製造 )
(3)H16 年 01
月~ H16 年 12
月 ( 製造 )
(4)H16 年 06
月~ H17 年 03
月 ( 製造 )
(5)H16 年 11
月~ H18 年 01
月 ( 製造 )
対象室外機機種 (6 ~ 10 桁 )
A R 2 2 0 5 X/ A R 2 2 8 HDX/ A R
○○*6*~*/AR○○*7
*~*/AR○○*8*~*/
R A 2 2 5 G * ~ */ R A ○ ○ 6 *
~ * / R A ○ ○ 7* ~ */ R A ○ ○
8*~* / RA J ○○8*~* /
RAZ225*~* / RAZ△△6*~
*
55
回収 (1台
につき2万
円で引き取
り)
当製品の一部において、 部 無料部品
品の不具合により使用中に 交換
異臭、 発煙に至る可能性が
あることが判明。
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
つづき
ルームエア
コン ( 再社
告)
FireWire&
USB接続
ポータブル
HDD
電気スタン
ド
電気温水器
(再社告)
洗濯乾燥機
(再社告)
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
※○○は22,25,28,32のいずれ H7 年 01 月~ 20 年 10 月 22 日
ダイキン工業㈱
かの数字 /* 印は数字またはアルファ H10 年 03 月
0120-330-696
<HP>
( 製造 )
http://www.d A ikin. ベット
C o.jp/t A isetsu/ △△は22,25,28のいずれかの数
2004/041019_r/ 字
※室外機の機種名表示が確認できな
index.html
い場合、 リモコン型番から該当機種
を確認できます。
・ 表示場所 : リモコン裏面
対象機種リモコン型番
○に入る数字 : 赤色 (対策が必要)
黒色 (調査が必要)
ARC408A○ :
赤色=10,13,20,30
黒色=14,15,24,25,28,29
ARC409A○ : 赤色=6,11
黒色=1,8,15,17,21
ARC411A○ : 赤色=1,2,3,8
黒色=4,6,9
ARC418A○ : 赤色=1,2
ARC402A6
H20 年 05 月~ 20 年 10 月 24 日
三菱化学メディア㈱ Verbatim ブランド FireWire & USB
接 続 ポ ー タ ブ ル HDD ( 1 2 0 G B、 H20 年 10 月
0120-34-4160
<HP>
(出荷)
メ ー ル http://www. 160GB、 250GB、 320GB)
m c m e d i a . c o . j p / ・ 対象製品型番 :
japanese/faq/info. H D P C 1 2 0 G V S 、 H D P C 1 6 0 G V S 、
HDPC250GVS、 HDPC320GVS
html
・ 対象製造番号 :
ホームページ
h t t p : / / w w w . JA008509****、 JA008611
****、 JA108509****、
mcmedia.co.jp/
JA108611****、 JA108719
****、 JA108723****、
JA208605****、 JA208717
****、 JA308605****、
JA308723****
型番 ( 回収対象製造番号 ) 製造期間 (1)H18.11.01 ~ 20 年 11 月 06 日
㈱オーム電機
(1)ODS-27S( 6012001~
H19.03.25
0120-963-006
<新聞 ・ HP>
6049136)2006.10.11 ~ 2007.01.09 (2)H18.06.15 ~
048-992-2735
H19.02.25
( 携 帯 電 話 ・ PHS ・ (2)ODS-27S-AG( 6012001~
一 部 の IP 電 話 か ら 6049136)2006.05.20 ~ 2007.01.09 (3)H18.08.25 ~
(3)KDS-27N-AG( 6013641~
H19.03.15
通話可 : 有料)
h t t p : / / w w w . 6022606)2006.08.03 ~ 2006.12.10 (4)H18.03.10 ~
H18.03.31
o h m - e l e c t r i c . (4)KDS-27N-BK( 6013641~
c o . j p / s h o w c a s e / 6022606)20060.2.11 ~ 2006.02.15 (5)H18.05.10 ~
H19.01.30
a r m _ l i g h t 2 7 / (5)OAL-27N( 6017203~
6039187)2006.03.27 ~ 2007.01.09 (6)H18.05.15 ~
arm_light27.html
(6)OAL-27N-AG( 6017203~
H18.12.25
6039187)2006.04.11 ~ 2006.12.01 (7)H18.12.10 ~
(7)KAL-27( 6003188~
H18.12.25
6008971)2006.11.16 ~ 2006.11.25
形態 : 丸形D3 ・ 角形D3 ・ 角形R2 H8 年 09 月 ~ 20 年 11 月 11 日
㈱キューヘン
SM830DB-C177 300L /
H12 年 10 月
0120-048-500
<新聞 ・ HP>
お問い合わせフォー SM837DB-C178 370L/
ム : h t t p : / / w w w . SM846DB-C179 460L /
kyuhen.jp/inquiry2/ SM855DB-C180 550L
http://www.kyuhen. SM830DB-F01 300L / SM837DB-F02
jp/pr/backnumber/ 370L / SM846DB-F03 460L /
SM830RB-F04 300L / SM837RB-F05
bn2008_1003/
370L / SM846RB-F06 460L
形態 : 床下形 SM846D-G01 460L
機種名 (型番)
(1)H14 年 04 月 20 年 11 月 18 日
三洋アクア㈱
(1)AWD-A845Z
~ H15 年 10 月 <新聞 ・ HP>
0120-34-3226
( 製造 )
http://www.sanyo. 類似機種名 (型番)
co.jp/koho/doc/j/ (2)AWD - B860Z/AWD - U860Z/ (2)H15 年 06 月
~ H16 年 11 月
info/081118-02.html AWD - S8260Z
(3)AWD - X1/AWD - U1
( 製造 )
(4)AWD - GT960Z/AWD - S9260Z (3)H16 年 01 月
(5)AWD - ST86Z
~ H16 年 12 月
( 製造 )
(4)H16 年 06 月
~ H17 年 03 月
( 製造 )
(5)H16 年 11 月
~ H18 年 01 月
( 製造 )
製造事業者名等
型式等
56
社告等の内容
対処方法
室外機のプリント基板のは 無償点検 ・
んだ部分に亀裂が生じてス 修理
パ ー ク、 発 煙 ・ 発 火 す る
事 故 が、 国 内 に お い て 極
め て ま れ に 発 生 し て い る。
(2004 年 10 月 18 日 に 行 っ
た社告の再社告)
一 部 の コ ン ピ ュ ー タ に 無償交換
FireWire ケーブルで接続して
使用した際に、 本ポータブ
ル HDD が損傷して使用でき
なくなる可能性のあることが
判明。
一部製品に使用しておりま 無償回収 ・
したインバーター基板内に、 交換 ・ 返品
仕様の異なるトランジスタを
使用したため、 当該部品が
故障した際に、 非不燃性の
抵抗に過電流が流れ、 周辺
が焼損し、 最悪の場合製品
が発火するおそれのあるこ
とが判明。
ヒーターリレーの配線接続部 無料点検 ・
のソケット取付状況と経年劣 修理 ( 部品
化の進展具合によっては 、 交換 )
ごく稀にソケット接続部分か
ら焼損に進展する可能性が
あることが判明。
「AWD - A845Z」 において、 無料点検 ・
温度ヒューズ端子の接触不 修理 (類似
良と、 ヒーターリード線の屈 する製品に
つきまして
曲疲労により、 乾燥運転中
も、 よ り 安
に発煙 ・ 発火事故が発生。 全にご使用
いただくた
めに、 無料
点検 ・ 修理
をいたしま
す。)
NITE安全の視点
【家庭用電気製品 (つづき)】
品名
電子レン ジ
(再々社告)
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H9 年 03 月 ~ 20 年 11 月 25 日 使用中にマイクロスイッチの 無償点検 ・
岩 谷 産 業 ㈱ ( 販 売 イワタニ単機能電子レンジ
IM - 574 ・ IM - 574S (97 ・ 98 ・ H12 年 10 月
元)
<新聞 ・ HP> 不具合により、 発煙 ・ 発火 修理
99 年製)
㈱千石 ( 製造元 )
の恐れがあることが判明。
IM - 575 ・ IM - 575S (98 ・ 99 ・
0120-00-9930
※製造時期ラベル横に (検)
http://www.iwatani. 2000 年製)
製造事業者名等
型式等
シールが貼ってあるものは
点検済みなので、 連絡する
必要はありません。
20 年 11 月 26 日 使 用 開 始 よ り 10 年 以 上 の 注意喚起
<新聞 ・ HP> 長期間が経過した温水洗浄
便座において、 故障したま
ま使い続けると、 内部の電
気部品が断線 ・ 発熱したり
して、 発煙 ・ 発火にいたる
場合があります。
co.jp/
・ INAX プランドで販売されたもの
(1)S63 年~
(1) シャワートイレ 500 シリーズ
H3 年
(2) シャワートイレ 100 シリーズ
(2)S63 年~
ブラザー工業㈱ (販 (3) シャワートイレ CII、 CIIF、 CIIFX、 H10 年
CIIX
(3)S57 年~
売元)
S63 年
旧 松 下 電 工 ㈱ ( 販 (4) シャワートイレ DI、 DIF、 DIK
(5) シ ャ ワ ー ト イ レ EII、 EIIC、 EIICF、 4)S59 年~
売元)
EIIF
S64 年
0120-179-427
h t t p : / / w w w . (6) シャワートイレ FIII、 FIIIF、 FIIIK (5)S61 年~
i n a x . c o . j p / (7) シ ャ ワ ー ト イ レ HI、 HIF、 HIK、 S63 年
HIN、 HIR、 HIS
(6)S58 年~
warnings/081126/
・ INAX 以外のブランドで販売されたも S63 年
の
(7)S61 年~
(8) 日本総合住生活㈱ JS() シャワー S63 年
トイレ
(8)H6 年~
(9) ブ ラ ザ ー 工 業 ㈱ 温 水 洗 浄 便 座 H9 年
WS-101
(9)S61 年~
(10) 旧松下電工㈱クリーンシャワレ S61 年
HA CH5462
(10)S61 年~
(11) 旧松下電工㈱クリーンベンザ H S63 年
CH5452
(11)S61 年~
S61 年
アイシン精機㈱ (製 販売会社名 / モデルまたは製品名 S57 年 ~ H10 20 年 11 月 26 日
造、 販売)、 積水化 ・ ア イ シ ン 精 機 ㈱ /18、 18F、 28、 年
<HP>
学 工 業 ㈱ ( 販 売 )、 28F
㈱ 長 府 製 作 所 ( 販 ・ 積水化学工業㈱ /ASB01、 ASE01
売)、 ㈱マキタ電機 ・ ㈱長府製作所 /S-1、 S-2、 S-11、
製作所 ( 現在は㈱マ S-21 S-31、 S-32、 S-41、 S-42
・ ㈱ マ キ タ 電 機 製 作 所 /( 現 在 は
キタ ) (販売)
㈱ マ キ タ ) ST100、 ST110、 ST200
0120-330-056
h t t p : / / w w w . ST210、 ST300、 ST400
温水洗浄便 ㈱INAX (販売元)
座(再社告) 日本総合住生活㈱
(販売元)
温水洗浄便
座
使 用 開 始 よ り 15 年 以 上 の 注意喚起
長期間が経過した温水洗浄
便座において、 故障したま
ま使い続けると、 内部の電
気部品が断線 ・ 発熱したり
して、 発煙 ・ 発火にいたる
場合があります。
aisin.co.jp/news/
oshirase/081126.html
【台所 ・ 食卓用品】
品名
フライパン
木目調ガス
キャビネット
ピ ザ カ ッ
ター
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
生活協同組合コープ フライパン (20 ㎝、 26 ㎝、 28 ㎝)、 H19 年 03 月以 20 年 01 月 14 日 一部商品において、 ハンドル 回収
深型フライパン (20 ㎝)、
降
こうべ
<HP>
(取っ手) の強度が不足した製
炒め鍋 (28 ㎝)
0120-443-100
品が混入した可能性があること
※リベット部分に 「0↑7」 と刻印の
により、 取っ手部分が折れるこ
あるもの
とによる、 火傷や怪我、 火災
※鍋裏面中央に 「コ-プスマ-ク」
等の可能性があることが判明。
の表示のあるもの
・ ビルトイン型ガスキャビネット
H5 年 04 月 ~ 20 年 03 月 04 日 製造時の不具合により発煙 無償改修
アイオ産業㈱
電話 : 03-3995-8811 ナチュラルオーク・シリーズ750GL H9 年 10 月
<新聞・HP> に至る可能性があることが
(ビルトイン2口グリル付タイプ)
判明。
幅 750 ㎜×奥行 550 ㎜×高さ (805
+ 90) ㎜
※一都三県 (東京都・千葉県・埼玉
県・神奈川県) のみ販売。
㈱ ヒ ガ ・ イ ン ダ ス ト 「チーズリストランテ」付属品「ピザカッ H19 年 12 月 20 年 03 月 28 日 一部製品で、 柄にある 「通し穴 注意喚起
ター」
11 日~ H20 年 < 新聞 ・ HP> の緑部分」 に接触し、 指を負
リーズ
02 月 25 日
製造事業者名等
㈱唐峰
0572-59-1376
http://www8.
p l a l a . o r . j p /
UTSUWANOMORI/
ス テ ン レ ス コーナン商事㈱
卓上ポット 0120-041-910
http://www.
hc-kohnan.com/
pdf/0808211600.pdf
マグカップ
型式等
傷する事故が確認されました。
清流マグカップ
H18 年 07 月~ 20 年 04 月 16 日 「清流マグカップ」 に、 熱湯 回収 (1個
H20 年 02 月 <HP>
を入れると破損する可能性 に つ き 525
があることが判明。 ステンレス卓上ポット
1.8L KOK05-6734
本体サイズ 幅 14.1 ㎝ 高さ 22.7 ㎝
円で引き取
り)
H19 年 03 月~ 20 年 08 月 21 日 極めて稀にポット上部が抜 回収 (引き
H20 年 01 月
<HP>
け、 ボトル部分が落下する 取り返金)
恐れがある事が判明。
57
【台所 ・ 食卓用品 (つづき)】
品名
鍋
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
・
赤い両手鍋
:
H20
年
01
月~
㈱ニッセン
20 年 08 月 29 日
(管理番号 : 1321-4891-111) H20 年 02 月
0120-772-000
<HP>
(発送)
http://www.nissen. ・ ホーロー鍋セット :
c o . j p / o s h i r a s e / (管理番号 : 1281-7281-111)
oshirase_080829.htm ・ ホーロー鍋DX :
(管理番号 : 1281-7291-111)
製造事業者名等
3層式ステ
ンレスパス
タパン
イオン㈱
0120-28-4196
http://www.aeon.
info/ks
冷水筒/ア
クリル冷水
筒
㈱良品計画
0120-64-0964
http://ryohink e i k a k u . j p /
news/2008_0930_02.
html.
パール金属㈱
0120-922-932
http://www.
p-life.co.jp/pearl/
news_view.asp?id=39
茶 こ し 付 ケ コーナン商事㈱
0120-04-1910
トル
http://www.hckohnan.com/pdf/
info_081028.pdf
圧力鍋
型式等
社告等の内容
対処方法
プレゼント品の鍋におきまし 注意喚起
て、 一部の 「フタ」 に問題が ( フ タ の 廃
あり、 破損し怪我をする可能 棄案内)
性があることが判明。 ※鍋の
「フタ」 は強化ガラスですが、
絶対に割れないものではな
く、 非常に強い衝撃 ・ 表面の
小さな傷 ・ 加熱や急冷による
急激な温度変化に弱いのが
特徴です。 万一、 破損した
場合、 細かく鋭利なかけらと
なって飛び散り、 怪我をする
危険性があります。 尚、 鍋を
お送りしたお客様へは別途連
絡済みですが、 使用又は保
有している場合は直ちに 「フ
タ」 を廃棄してください。
H15 年 06 月~ 20 年 09 月 27 日 一 部 製 品 の 製 造 不 良 で リ 回収
H16 年 12 月
<新聞 ・ HP> ベットの腐食がすすみ取っ
手が外れた為、 熱湯による
火傷事故が発生。
・ ブランド名 : 「トップバリュ」 ・ ロット
番号 : 0306~0411/0411a~
0412c ・ サイズ : 22 ㎝ ・ 販売店舗 :
「ジャスコ」 「マックスバリュ」 「イオン
スーパーセンター」 「メガマート」 「ザ・
ビッグ」 「イオンショップ (Web)」
4548076710349 (冷水筒2L) 2 H18 年 05 月~ 20 年 09 月 30 日 熱湯を入れてすぐに栓をす 注意喚起
L、 4945247029062 (アクリル冷
<HP>
ると、 製品が破損するという
水筒) 大 2L、 4945247029079
事例が発生。
( ア ク リ ル 冷 水 筒 ) 小 1. 2 L、
※当製品は冷水用として製
4945247236927 (アクリル冷水
造されておりますので、 熱
筒) M 2L、 4945247236934 (
湯を入れないでください。
アクリル冷水筒) S 1.2L
H - 4526 バリュープライス ステン H17 年 08 月 20 年 10 月 10 日 鍋の蓋が外れ内容物が飛び 注意喚起
レス製 3 層底圧力鍋 3 リットル (4 合 01 日~ H19 年 <新聞 ・ HP> 出した事象が発生。
炊)
09 月 01 日
茶こし付ケトル3L KOK 05-6031 H19 年 04 月~ 20 年 10 月 28 日
(193 ㎜)
H20 年 06 月
<HP>
茶こし付ケトル4L KOK 05-6048
(209 ㎜)
茶こし付ケトル5L KOK 05-6055
(227 ㎜)
当製品の一部において、 「ふ
た」 の不具合 (サイズ不均
一) のため、 茶こしをはず
して使用した場合に 「ふた」
が本体内部に入り込んでし
まう可能性のある事が判明。
無償交換
( 点 検 の
上、 不具合
の発生した
製品のフタ
のみ)
社告等の内容
対処方法
【燃焼器具】
製造事業者名等
テ-ブルコ
ンロ
ビルトインコ
ンロ
パロマ工業㈱
0120-758-373
http://www.paloma.
co.jp/
○テ-ブルコンロ 器種名
(1) PA - TB306WG
(2) PA - KN306WG
(3) PA - M336W
(4) PA - M336WA
(5) PA - M5WF
(6) PA - M306WG
○ビルトインコンロ器種名 /
(1) PD - D51 WV
(2) PD - N51 WV
(3) PD - N51 AV
(4) PD - N51 W
灯油用ポリ
エチレン容
器
野外用携
帯石油バー
ナー
エース商事㈱
お客様窓口
0120-555-300
灯油用ポリエチレン容器
H18 年度製造 20 年 01 月 15 日 安全性確認試験で不適合品 自主回収
※青色 18、 20 リットル容器の側面に
<新聞>
が一部にあり、 安全性に欠
製造年月 「06」 と 「AS」 という記
けているものがあると判明。
号が刻印
シ ャ ト ル フ ァ イ ヤ ー ( ア サ バ、 ホ ー
20 年 01 月 27 日 使用中に蝶ナットが緩んで 無償交換 (6
ム ク ラ フ ト ) ・ SF-60、 SFG-60、・
<HP ・ 新聞> 油漏れによる引火等の恐れ 角 ナ ッ ト 式
SFA-70、 HSF-70、 SFA-701、
ホース )
があることが判明。
HSF-701、・ SFA-701N、 HSF-701N
・ SF-80、 SFA-801、 SFA-801N、
HSF-801N
・ JB-50 (初田) ㈱麻場
型式等
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
○テ-ブルコン 20 年 01 月 12 日
ロ (1)H18 年 09 <HP ・ 新聞>
月 ~ H19 年 08
月 (2)H19 年 05
月 ~ H19 年 11
月 (3)H19 年 09
月 ~ H19 年 10
月 (4)(5)(6)H18
年 09 月 ~ H19
年 12 月 ○ ビ
ルトインコンロ
(1)(2)(3)(4)H18
年 08 月 ~ H19
年 08 月
品名
58
部品において、 ご使用中に 無料点検
気密不良となるものがみつ
かったと判明。
※ご使用中にガスの臭いが
したら、 ただちにご使用を中
止してください。
NITE安全の視点
【燃焼器具 (つづき)】
品名
製造事業者名等
石 油 ス ト - ㈱コロナ
0120-623-238
ブ
http://www.corona.
灯油缶
型式等
石油スト-ブ (よごれま栓タンク)
co.jp/
○ 1 8L 灯油缶
山宗㈱
(0405001 ~041 9000、
0120-331-352
http://www.yamaso. 4220545~428351 4)
○20L 灯油缶
co.jp/
(4233001 ~4348000)
ガスふろ給
湯器 (再社
告)
LPガス容
器
フィールド
チャッカー
販売等期間
(製造時期)
社告日(平成)
H18 年 01 月~ 20 年 02 月 22 日 【18L 灯油缶】 一部表示材料 回収
H20 年 01 月
<HP>
と違うグレ-ドの材料が使用さ
れていたことが判明。 【20L 灯
油缶】 一部重量不足の製品
が出荷されていることが判明。
S64 年 08 月~ 20 年 03 月 17 日 一部部品の不具合によりガ 無償部品
H6 年 05 月
<新聞・HP> ス漏れが生じ、 機器内部が 交換
焼損することが判明。 (2007
年年 06 月 09 日に行った社
告の再社告)
co.jp/index.html
該当製品の機器型式一覧
S55 年 ~ S64 20 年 07 月 05 日
※下記型式末尾 ( ) 付を含む
年
<新聞 ・ HP>
PH-81F、 PH-82F、 PH-101
http://www.paloma. F、 PH-102F、 PH-131F、 PH
-132F、 PH-161F、
co.jp/
PA-108FE (東京ガスブランド)、
PA-113FE (東京ガスブランド)、
PICM-250 (東邦ガスブランド)、
KPA-608F (北海道ガスブランド)、
KPA-610F (北海道ガスブランド)、
KPA-613F (北海道ガスブランド)
屋内型湯沸 ㈱パロマ / パロマ工
器(再社告) 業㈱
0120-314-552
石油直圧式 TOTO ㈱
http://www.toto.
給湯機
co.jp
サンポット㈱
http://www.sunpot.
co.jp
長州産業㈱
http://www.choshu.
co.jp
ネポン㈱
http://www.nepon.
co.jp
㈱パロマ
http://www.paloma.
co.jp
長府工産㈱
http://www.
chofukosan.com
0120-444-309
髙木産業㈱
http://www.purpose.
co.jp
0120-575-399
対処方法
20 年 02 月 20 日 油タンクの給油口が閉まった 注意喚起
<新聞・HP> と誤認される可能性があると
判明。
○ ㈱ ノ ー リ ツ GRQ-161/A/SA (1989
年 08 月 ~ 1994 年 02 月 ) GRQ-201/
A/SA (1989 年 08 月~ 1994 年 03 月)
GRQ-162/SA/F/SAF (1989 年 12 月~
1994 年 05 月 ) GRQ-163A (1993 年
08 月~ 1994 年 05 月) GRQ-203A/SA
(1993 年 08 月~ 1994 年 05 月) GRQ204SA (1993 年 12 月~ 1994 年 05 月)
○㈱日立ハウステック KZ-161A/FE/SA
(1992 年 11 月 ~ 1994 年 05 月 ) KZ162A (1994 年 02 月 ~ 1994 年 05 月 )
KZ-201A/SA (1992 年 12 月~ 1994 年
02 月) KZ-202A/SA (1994 年 02 月~
1994 年 05 月) ★当時の発売元は日立
化成工業㈱です。
住 商 液 化 ガ ス ㈱ 中 LPガス容器 (2KG/3KG/5KG/
20 年 03 月 17 日
8KG) ※一般家庭の戸外においている10
央
<新聞・HP>
KG ・ 20KG ・ 50KGのLPガス容器は該当
0120-997-600
容器ではありません。 対象地域は、 東京 ・
千葉・神奈川・埼玉・茨城・群馬・栃木のみ。
H20 年 03 月 20 年 05 月 31 日
新富士バーナー㈱ フィールドチャッカー ST-Y 419B
フィールドチャッカー ST-L 10E
07 日~ H20 年
0120-75-5000
<HP>
05 月 20 日
http://www.shinfuji.
㈱ノーリツ (製造 ・
販売元)
0120-257-026
http://www.noritz.
co.jp/
㈱日立ハウステック
(販売元)
0120-551-654
http://www.hitachiht.com/
社告等の内容
● TOTO ㈱ (旧東陶機器㈱) TOTO H12 年 05 月~ 20 年 09 月 02 日
RPE33*/RPE43*/ RPH33*/RPH43* H18 年 03 月
<新聞 ・ HP>
2000 年 5 月~ 2004 年 8 月製造
( 製造 )
● サ ン ポ ッ ト ㈱ sunpot HMGQ405ASO/HMG-Q405FSO/HMGQ405MSO 2001 年 9 月~ 2004 年 8 月製造
●長州産業㈱ CIC
PDF-412D-Z/PDF-322D/PDF-412D/
PDX-322V/PDX-412D/DX-412D 2000 年 9 月~ 2004 年 8 月製造
●ネポン㈱ NEPON
URA326B/URB326B/URB406B/
UR326B/UR326BS/UR406B 2001 年
1 月~ 2004 年 8 月製造
●㈱パロマ Paloma OFH-30*/
OFH-40*/OPH-30*/OPH-40* 2000
年 8 月~ 2003 年 11 月製造
●長府工産㈱ CHOFUKOSAN
CKX-430AF/CKX-430AF II/CKX430AE/CKX-430AE II/CBX-430F/
CBX-430E 2001 年 4 月~ 2006 年 3 月製造
●髙木産業㈱ パーパス
AX-321ARD/AX-401ARD/AS-401RD
2001 年 3 月~ 2004 年 8 月製造
59
一部LPガス容器について、 回収、 交換
法律 (高圧ガス保安法) で
定められている検査を適正に
実施していないことが判明。
燃焼によるバルブの温度上昇 回収 ・ 交換
により火口部分を固定する六角
穴付き止めねじが緩み、 その
際に火口部分に継続的な振動
や衝撃が加わることで火口部分
が脱落する可能性があることが
判明。 (燃焼中に火口部分が脱
落した場合、 炎は脱落と同時に
消火し、 使用できなくなります。)
正常な状態の当製品において 無償点検 ・
は、 使用中に排気ガスを屋外に 回収
排出するための機能が 正常に
作動しない場合、 自動的に燃焼
を停止させる安全装置が働く。
しかし、 何らかの理由で安全装
置が働いた場合にも、 燃焼を
停止させないように改造された
当製品においては、 事故に至
る危険性がある。
当製品の一部において、 油 無料点検 ・
通路に使用しているシール 交換 (部品
部 (パッキン部分) の不具 ユニット)
合により、 微量の油が漏れ、
器具内部が焦げる事象が発
生。
【燃焼器具 (つづき)】
品名
製造事業者名等
ガス衣類乾 松下電器産業㈱
0120-870-696
燥機
東邦ガス㈱
型式等
販売元 品番 対象製造期間
松下電器産業㈱
NH-G40A3
1997 年 9 月~ 1999 年 11 月
東京ガス㈱ (OEM 納入製品)
MA-040C-S
1997 年 3 月~ 1999 年 7 月
大阪ガス㈱ (OEM 納入製品)
60-017
1998 年 2 月~ 1999 年 11 月
東邦ガス㈱ (OEM 納入製品)
LAD-4F
1998 年 1 月~ 1999 年 4 月
(OEM 納入製品)
0120-870-696
東京ガス㈱ (同)
0120-486-522
大阪ガス㈱ (同)
0120-0-94817
http://panasonic.
co.jp/corp/news/
official.data/data.
dir/jn080909-2/
jn080909-2.html
石油ストーブ (よごれま栓タンク)
石 油 ス ト ー ㈱ コロナ
0120-623-238
ブ
http://www.corona.
co.jp/report/
oshirase.html
開放式小
型湯沸器
( 再々社告 )
リンナイ㈱
0120-885-587
http://www.rinnai.
co.jp/
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H9 年 03 月 ~ 20 年 09 月 09 日 当製品の一部において、 ド 無償点検お
H11 年 11 月
<HP>
ラムが過熱して、 乾燥中の よび部品の
(製造)
取り付け
衣類の一部が焦げる可能性
があることが判明。
*この現象が発生した場合
でも、 機器に搭載している
安全装置 (温度ヒューズ)
が働き、 運転を停止するた
め、 発火や延焼に至ること
はありません。
H8 年~ H12 年 20 年 09 月 18 日 当製品の一部において、 給油 無償点検 ・
(製造)
<新聞 ・ HP> 時に消火をしないで、 確実に 修理
(1)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
リンナイ㈱ RUS-5RX、
(1)H3 年 07 月
ー1) RUS-51BT
~ H6 年 03 月
東京ガス㈱ RN-405SD
製 造 (1)-1)H6
東邦ガス㈱ RI-5SH
年 05 月 ~ H9
西部ガス㈱ RUS-5RX
年 01 月 製 造
北海道ガス㈱ KRN-685C
(2)H3 年 09 月
京葉ガス㈱ KRN-0111
~ H6 年 06
北陸ガス㈱ HRN-395A
月 製 造 (3)H3
東芝設備機器㈱
年 10 月 ~ H6
現 : 東芝キヤリア㈱ HPG-52S、 年 03 月 製 造
HPG-52DS、 HPG-52S-K、 HPG- (4)H4 年 03 月
52DS-K
~ H6 年 04
(9) ㈱日立ホームテック
月 製 造 (5)H4
現 : 日 立 ア プ ラ イ ア ン ス ㈱ GCD- 年 06 月 ~ H6
508S
年 06 月 製 造
(10) タカラスタンダード㈱ TUS-5RX (6)H3 年 09 月
~ H6 年 02
月 製 造 (7)H3
年 08 月 ~ H5
年 12 月 製 造
(8)H3 年 09 月
~ H6 年 06
月 製 造 (9)H5
年 03 月 ~ H7
年 01 月 製 造
(10)H3 年 09 月
~ H5 年 06 月
製造
ロックするまで押さず、 ロックの
確認をおこなわなかった場合、
給油口がロックされたと誤認し、
取扱い中不意に給油口が開き、
油がこぼれるなどして、 火災に
至る可能性があることが判明。
20 年 10 月 07 日 開放式小型湯沸器の一部に 無 償 点 検、
<新聞>
おいて死亡事故が発生した。 注意喚起
当該製品の安全なご使用を
お願いするとともに、 無償で
当該製品の点検作業を実施
します。 (平成 19 年 2 月 12
日と平成 19 年 10 月 9 日に
行った社告の再々社告)
【家具 ・ 住宅用品】
品名
製造事業者名等
車庫用はね 東洋エクステリア㈱
あげ門扉 0120-601-852
0120-823-733( フ
(再社告) リーダイヤル : FAX)
http://www.toex.
co.jp
手すり
パラマウントベッド㈱
0120-33-5872
http://www.
paramount.co.jp/
notice/sakbst2.html
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
車庫用はねあげ門扉 「オ-バ-ドア」 H9 年 10 月 ~ 20 年 02 月 13 日
○オ-バ-ドア電動直昇タイプ
H19 年 05 月
<新聞 ・ HP>
○ワイドオ-バ-ドア電動直昇タイプ
○オ-バ-ドア R 電動タイプ
○ワイドオ-バ-ドア R 電動タイプ
※オ-バ-ドアには、 門扉本体およ
び柱に 「TOEX」 または 「東洋エク
ステリア」 のシ-ルが貼付されていま
す。 該当商品の電動タイプは、 リモコ
ンや柱スイッチで操作する商品です。
スイングアーム介助バー (KA-095 シ H13 年 08 月~ 20 年 02 月 15 日
リーズ)
H19 年 05 月
<HP>
型式等
60
社告等の内容
対処方法
回転軸部分で指を挟む事故 無償改修
が 発 生 (2007 年 05 月 29
日に行った社告の再社告)
当製品において、 使用に伴
うロックレバー部の磨耗と手
すりに掴まることでロックレ
バーに負荷が掛かっていた
ことにより、 固定されていた
ロックが解除されてしまい転
倒事故に至った可能性があ
るため。
注意喚起
及び無償
提供 (ストッ
パー)
NITE安全の視点
【家具 ・ 住宅用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
型式等
戸建住宅用
ユニットバ
ス
松下電工㈱
松下電工バス&ライ
フ㈱
松下電工バス&ライ
フ㈱ サービス部
0120-120-703
FAX : 06-6908-1947
戸建住宅用ユニットバス
(Eシリーズ・バリアフリータイプ)
(注) 浴室内床面四周に目隠し形状
のフタ付き溝のあるタイプ
ア プ ロ ー チ アロン化成㈱
用手すり
刈払機
㈱ニッカリ
0120-923-367
http://www.nikkari.
co.jp/info/index.html
木製ゲート ㈱野中製作所
アプローチ用手すり
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H11 年 03 月~ 20 年 03 月 04 日 床周囲に設置されている溝 無償交換
H11 年 09 月
<HP>
フ タ の 端 部 を 踏 ん だ 際 に、 ( 溝フタ )
溝フタが傾き足の小指部分
にひびが入るという事故が
発生。 溝フタを外して手入れ
がしやすいように溝とフタの
隙間を大きく設けた形状にし
たことにより、 溝とフタのガタ
ツキが生じ、 溝フタの端部を
踏んだ際に、 ごくまれに溝フ
タが傾くことが原因。
H18 年 03 月~ 20 年 03 月 11 日 端部の施工方法によっては、 無償部品
<HP>
まれに片持ち端部に過度な 交換および
力が加わった場合、可変コー 修理
ナーブラケットのツメが破損
し手すりが外れる可能性が
あることが判明。
20 年 05 月 04 日 一部の刈払機において、 使 無償交換
<HP>
用条件および清掃 ・ 点検状 ( ギ ヤ ケ ー
況によってはギヤケース部 ス)
分の磨耗の進行が原因で、
ギヤケースの部品が緩み最
悪の場合ギヤシャフトごと刈
刃が脱落する恐れがあるこ
とが判明。
㈱ニッカリ SM2200 :000001 ~ 002340
両
手、 ル ー プ、 2 グ リ ッ プ ハ ン ド ル ・
SM2200H:002091 ~ 002140 両 手 ハ
ン ド ル ・ SXD2000:000001 ~ 004950
両手、 ループ、 2 グリップハンドル ・
SXD2000H :003851 ~ 003900 両手ハ
ンドル ・ JX2000:000001 ~ 000480 両
手、 ループ、 2 グリップハンドル
・ NBD233:130561 ~ 140620 背 負
式 草 刈 機 ・ NBD2300: 140921 ~
150860 背負式草刈機
㈱ IHI シバウラ
BS23D 024540 ~ 025039
両手、 ループ、 2 グリップハンドル
027887 ~ 028086 両手、 ループ、 2
グリップハンドル、 034824 ~ 035020
両手、 ループ、 2 グリップハンドル
㈱スチール
FS 2200 55637000 ~ 60030992 両
手、 ループ、 2 グリップハンドル
有光工業㈱
AWA -201 000001 ~ 000320 両 手、
ループ、 2 グリップハンドル
初田工業㈱ ・ SA201:000001 ~ 001330
両
手、 ル ー プ、 2 グ リ ッ プ ハ ン ド ル ・
HNK231B:133161 ~ 135060 背 負 式
草 刈 機 ・ NK231C :142931 ~ 151660
背負式草刈機
品番 9370 「木製あんしんゲート」
H19 年 10 月~ 20 年 06 月 19 日 当製品において、 ゲート扉と 無償交換
品番 9330 「木製ダブルロックベビー
<新聞 ・ HP> ゲート本体を接続している上
ゲート」
部の回転軸部分のボルトと
ナットが緩み、 回転軸部分
に内蔵しているバネの反発
でボルトが上部に飛び出す
不具合が発生。
T18、 T19、 T51、 T53、 T61、 T H12 年 01 月 20 年 06 月 30 日 当製品において、 座部傾斜 無償交換
シ ス テ ム ㈱内田洋行
63
29 日~ H17 年
0120-077-266
<HP>
機構の溶接に不具合があ
チェア
04 月 30 日
http://www.
り、 座部がぐらついたり外れ
uchida.co.jp/
たりする可能性があることが
company/news/
判明。
customer_080630.
html
KB-100SL、 KB-100NL、 KB- H12 年 01 月~ 20 年 07 月 01 日 当製品の一部において、 座 点 検 ・ 交
マ ネ ー プラス㈱
101SL、 KB-101NL、 KB-110 H14 年 04 月
0120-945-636
<新聞 ・ HP> 面と脚部をつなぐ箇所に不 換
ジ ャ ー チ ェ h t t p : / / w w w . p l u s . SL、 KB-110NL、 KB-111SL、
具合のあることが判明。
ア
co.jp/news/080701. KB-111NL、 KB-200NL、 KB-
html0102-660-273 202NL、 KB-203NT、 KB-205
h t t p : / / w w w . NL、 KB-591NL、 KB-592NL
(製造番号)
agatsuma.co.jp/
Z-000001~Z-081994、
A-000001~A-082992、
B-000001~B-033312
61
【家具 ・ 住宅用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
オフィスチェ タマリビング㈱
0120-993-302
ア
http://www.
刈払機
ユニットバ
ス ・ トイレ
ユニット用ド
アレバーハ
ンドル
エアゾール
式簡易消火
具
ガラスダイ
ニングテー
ブル
型式等
オフィスチェア 「コーク」 BR
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H17 年 09 月 20 年 07 月 04 日 当製品の一部において、 脚 回 収 ・ 交
01 日~ H18 年 <新聞 ・ HP> ベースに不具合があり破損 換
07 月 31 日
に至る可能性がある事が判
明。
tamahome-living.
jp/recall_info.html
新ダイワ工業㈱
0120-033-146
http://www.
s h i n d a i w a .
co.jp/important/
RM270_080710.pdf
モデル名 (MODEL) 製造番号 (SER.
No.)
RM270 ‐ S2BY /0017907 ~ 0019804
RM270 ‐ S2BYD/0017807 ~ 0019956
RM270 ‐ S2AY/0019307 ~ 0019454
RM270 ‐ S2AYD/0018007 ~ 0019206
RM270 ‐ S2AWY/0018407 ~ 0019550
RM270 ‐ S2AWYD/0017729 ~
0019306
R26 ‐ 2A(H ‐ 135)/2008 年販売分
R26 ‐ 2B(H ‐ 136)/2008 年販売分
R35F ‐ 2B(H ‐ 11)/2008 年販売分
RM350 ‐ 2(H ‐ 35)/2008 年販売分
※R26/R35F/RM350の対象号
機は下記の問い合わせ窓口まで連絡
して下さい。
対象ドアレバーハンドル
㈱ブリヂストン
型式番号
ドア種類
0120-281-294
h t t p : / / w w w . YL-F-65B フラッシュドア
bridgestone.co.jp/ YL-K-65B 中桟框ドア
H19 年 12 月
27 日~
H20 年
06 月 11 日
20 年 07 月 24 日 当製品の付属品の肩掛けバ 無償部品
<新聞 ・ HP> ンドの緊急離脱用ノブに異 交 換 ( 肩
品が混入し、 ノブがカシメ部 掛 け バ ン ド
のブラケッ
分からはずれる恐れがある
ト)
ことが判明。
H8 年 02 月 ~ 20 年 08 月 12 日 当製品の一部おいて、 ドア 無償交換
H11 年 08 月
<HP>
ロック部品の設計不良及び
組立不良により、 施錠したド
アロックが開錠できずに浴室
内に閉じ込められる可能性
のあることが判明。
20 年 08 月 20 日 当製品の一部において、 製
<新聞 ・ HP> 造工程上の不具合が原因で
設置環境によっては缶内面
に腐食が起こり、 液漏れや
亀裂 ・ 破裂の可能性がある
事が判明。
customer/20080812.
html
[ ヤマトボーイ KT] (台所用)
無償回収
製造ロット番号 (品質保証期間)
(1000 円 分
KO331 (2005.01)、KN326 (2005.02)、
の金券を進
KD317 (2005.03)、K1426 (2005.04)、
呈)
K2407 (2005.05)、K2420 (2005.05)、
K3407 (2005.06)、K3419 (2005.06)、
K4422 (2005.07)、K7424 (2005.10)
[FM ボーイ K] (ファイヤーマンボーイ)
製造ロット番号 (品質保証期間)
KN301 (2005.02)、KN322 (2005.02)、
KD319 (2005.03)、K1425 (2005.04)、
K2408 (2005.05)、K2421 (2005.05)、
K3406 (2005.06)、K3418 (2005.06)、
K4423 (2005.07)、 K7425 (2005.10)
H17 年 03 月~ 20 年 09 月 24 日 強化ガラス製天板が自然破 無償交換(ガ
東洋プライウッド㈱ トーヨーファニチュア
TT07145-CG
H20 年 07 月
0120-839-100
<HP>
ラス飛散防
損する事故が発生。
h t t p : / / w w w . 幅 135 ×奥行 80 ×高さ 72 (㎝)
止フィルムを
toyoplywood.co.jp/ NB (ネイビー) ・ WT (ホワイト) ・ R
貼付けした
pdf_news/080924.pdf D (レッド)・YG (イエローグリーン)・
強化ガラス
OR (オレンジ) ・ YL (イエロー)
天板のみ)
ヤマトプロテック㈱
0120-801-084
http://www.
yamatoprotec.co.jp/
important.html
イケア ・ ジャパン㈱ クヴィビー チェスト (引き出し× 4) ~ H20 年 04 20 年 10 月 01 日
月 26 日
0120-151-870
<HP>
http://www.ikea.
com/ms/ja_JP/
recall/recall_kviby.
html
家庭用真空式ソーラー温水器 「サン S63 年~
20 年 10 月 03 日
太陽熱温水 日本電気硝子㈱
ファミリー」
0120-305-324
<HP>
器 (再々社 h t t p : / / w w w . n e g .
告)
co.jp/solar/
本製品の組み立て中や使用 無償交換
中にガラス製のノブが破損 (交換用キッ
ト (引き出
する事象が発生。
し ノ ブ × 6、
取り付け用
ネジ× 6))
長期使用や厳冬期の凍結等によ 安 全 対 策
りガラス管が破損し、 極めてまれ の実施 ( 無
に破損したガラスが屋根から落 料 )
下する可能性があることが判明。
(平成 18 年3月 29 日と 10 月 26
日に行った社告の再々社告)
20 年 10 月 07 日 当製品の一部において、 製 無償回収
<新聞 ・ HP> 造工程上の不具合が原因で (1000 円 分
設置環境によっては缶内面 の金券を進
呈)
に腐食が起こり、 液漏れや
亀裂 ・ 破裂の可能性がある
事が判明。
クヴィビー
チェスト (整
理タンス)
エアゾール
式簡易消火
具(再社告)
ヤマトプロテック㈱
0120-801-084
エアゾール式消火具
お問合せフォーム :
http://www.
yamatoprotec.co.jp/
contact/callin.html
ホームページ :
http://www.
yamatoprotec.co.jp/
important.html
[ ヤマトボーイ KT] (台所用)
製造ロット番号 ( 品質保証期間 )
KO331 (2005.01)、 KN326 (2005.02)、
KD317 (2005.03)、K1426 (2005.04)、
K2407 (2005.05)、K2420 (2005.05)、
K3407 (2005.06)、K3419 (2005.06)、
K4422 (2005.07)、K7424 (2005.10)
[FM ボーイ K] (ファイヤーマンボーイ)
製造ロット番号 (品質保証期間)
KN301 (2005.02)、KN322 (2005.02)、
KD319 (2005.03)、K1425 (2005.04)、
K2408 (2005.05)、K2421 (2005.05)、
K3406 (2005.06)、K3418 (2005.06)、
K4423 (2005.07)、 K7425 (2005.10)
62
NITE安全の視点
【家具 ・ 住宅用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
エアゾール
式簡易消火
具(再社告)
ヤマトプロテック㈱
0120-801-084
エアゾール式消火具
お問合せフォーム :
http://www.
yamatoprotec.co.jp/
contact/callin.html
ホームページ :
http://www.
yamatoprotec.co.jp/
important.html
電動便座昇 小糸工業㈱ 環境ア
メニティー営業部 お
降機
客様窓口
0120-511-027
http://www.koito-ind.
co.jp/pdf/080717.pdf
ア ロ ン 化 成 ㈱ お 客
様相談室
0120-86-7735
http://www3.
aronkasei.co.jp/
anjyu/info/info.php#4
型式等
販売等期間
(製造時期)
社告日(平成)
[ ヤマトボーイ KT] (台所用)
20 年 10 月 08 日
製造ロット番号 (品質保証期間)
<新聞 ・ HP>
KO331 (2005.01)、KN326 (2005.02)、
KD317 (2005.03)、K1426 (2005.04)、
K2407 (2005.05)、K2420 (2005.05)、
K3407 (2005.06)、K3419 (2005.06)、
K4422 (2005.07)、K7424 (2005.10)、
[FM ボーイ K] (ファイヤーマンボーイ)
製造ロット番号 品質保証期間
KN301 (2005.02)、KN322 (2005.02)、
KD319 (2005.03)、K1425 (2005.04)、
K2408 (2005.05)、K2421 (2005.05)、
K3406 (2005.06)、K3418 (2005.06)、
K4423 (2005.07)、 K7425 (2005.10)
小糸工業㈱ : 便座昇降装置 「便座 (1)(2)(3)
20 年 10 月 22 日
プラス」
H17 年 04 月~
<HP>
(1) KJ101
便座昇降装置 『便座 H20 年 06 月
プラス』
(4)(5)
(2) KJ1011 便座プラス』 +専用肘 H17 年 04 月~
掛1本セット
H20 年 04 月
(3) KJ1012 『便座プラス』 +専用
肘掛2本セット
アロン化成㈱ : 安寿シリーズ
(4) 534-090 電動便座昇降機N
(5) 871-200 電動便座昇降機2H
社告等の内容
対処方法
当製品の一部において、 製
造工程上の不具合が原因で
設置環境によっては缶内面
に腐食が起こり、 液漏れや
亀裂 ・ 破裂の可能性がある
事が判明。
無償回収
(1000 円 分
の金券を進
呈)
繰り返しの使用により、グリッ 無償交換
プ部分が折れる可能性があ (グリップの
み)
ることが判明。
【乗物 ・ 乗物用品】
品名
製造事業者名等
電動車いす ○スズキ㈱お客様相
談室 0120-402-219
○シーケー販売㈱お
客様相談室
0120-989-615
○パナソニック サイ
クルテック㈱
(旧社名 ナショナル
自転車工業㈱) お
客様センター
0120-781-603
カ - ワ ッ ク オカモト産業㈱
0120-801-248
ス 「流水力
光沢耐久コ
-ト」 「流
水 力 超 低
摩擦シ-ル
ド」
ヤマハ電動 ヤマハ発動機㈱
ハイブリッド 0120-045-707
自転車 PAS
型式等
販売等期間
(製造時期)
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
○スズキ㈱
【スズキセニアカ- ET4A】
ET4A-100018 ~ 118177 /
ET4A-200007 ~ 216376 /
ET4A-300003 ~ 300552
○シ-ケ-販売㈱
【タウンパ-トナ- EK40】
EK40-100009 ~ 100258
○パナソニック サイクルテック㈱
【リラクルカ-ト RC41】
RC41-100011 ~ 100260
20 年 01 月 16 日 一部製品に構造上の不具合 無償修理
<HP ・ 新聞> があり、 クラッチの噛み合い
が外れることで、 走行不能
及び惰性で後退するおそれ
があることが判明。
カ-ワックス
「流水力 光沢耐久コ-ト」
「流水力 超低摩擦シ-ルド」
製品番号がC 1 9で始まる下記商品
(製造番号はスプレ-缶底面に記載)
流水力 光沢耐久コ-ト(JANコ-ド:
4976363110594)
流水力 低摩擦シ-ルド (JANコ-
ド : 4976363107181)
20 年 02 月 08 日 商品の一部で、 スプレー缶 回収
<HP ・ 新聞> の不具合によるガス ・ 液漏
れが判明し、 最悪の場合、
引火による火災の原因とな
るおそれがあることが判明。
○ PZ26LS / PAS リチウム
(X231-6010401 ~ 6010800 /
X231-6012801 ~ 6013000 /
X231-6013401 ~ 6013475 /
X231-6013726 ~ 6013875 /
X231-6014376 ~ 6014525 /
X231-6015476 ~ 6015500 /
X231-6015551 ~ 6015575)
○ PZ26LL / PAS リチウム L
(X231-7001476 ~ 7003125)
○ PZ24LL / PAS リチウム L
(X232-7001276 ~ 7001725)
○ PZ20C / PAS コンパクトリチウム
(X301-2002101 ~ 2002175 /
X301-3001001 ~ 3001100)
○ PZ27CS / PAS シティ S リチウム
(X235-2001451 ~ 2002125)
○ PZ27CSL / PAS シ テ ィ S リ チ ウ
ム L (X313-1001301 ~ 1001950)
H19 年 04 月
01 日~
H19 年
06 月 30 日
63
20 年 02 月 13 日 一 発 二 錠 機 能 の ハ ン ド ル 無償点検 ・
<HP>
ロック部に精度の悪い部品 修理
が一部混入している可能性
があり、 精度の悪い部品が
装着された車両においては、
後輪サークル錠を解除した
際にハンドルロックの解除が
不完全となり、 場合によって
はハンドルの引っ掛かりが
発生し、 最悪の場合、 転倒
して怪我をするおそれがある
と判明。
【乗物 ・ 乗物用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
電動アシス サンスター技研㈱
インテリジェントバイ
ト自転車
ク 「お客様センター」
0120-454-245
http://www.sunstarengineering.com/
電動車いす スズキ㈱
0120-402-219
http://www.suzuki.
co.jp/about/recall/
シーケー販売㈱
0120-989-615
http://www.calsonic.
jp/
電動車いす スズキ㈱
0120-402-219
http://www.suzuki.
co.jp/about/recall/
シーケー販売㈱
0120-989-615
http://www.calsonic.
jp/
電動アシス ヤマハ発動機㈱
0120-173-217
ト自転車
http://www.yamahamotor.jp/pas/
crankrepair/index.
html
ブリヂストンサイクル
㈱
0120-934-181
http://www.bscycle.
co.jp/
宮田工業㈱
0120-381-113
http://www.gear-m.
co.jp/
㈱タカラトミー
0120-173-217
(ヤマハ発動機㈱共
通)
http://www.
takaratomy.co.jp/
support/owabi/
b-plus.html
販売等期間
(製造時期)
サンスターインテリジェントバイク対象 H17 年 10 月
モデル AL-14 0116-00562 ~ 01252、 17 日~
DS-20Li 0113-00001 ~ 00222、 H19 年
BX-20 0117-00567 ~ 00754、 BX- 2 月 23 日
20Li 0117-01004 ~ 01347、 HS-20
0118-00173 ~ 00383、 SP-16
0120-00001 ~ 00504
OEM製品の対象モデル
UGO UGOFDB20-0499 ~ 0909
UGO-Li UGOFDB20-0913 ~ 1012
モバイリー MDFDB16-0116 ~ 0155
ローバー GI-166RV-0200 ~ 0648
スズキ㈱ : 「スズキセニアカー」 H14 年 12 月~
ET4D /ET4E/ET4F/ET4FS
H16 年 5 月
シーケー販売㈱ (OEM製品) : 「タ H16 年 4 月~
ウンパートナー」 ・ ・ EK40DⅠ/E H18 年 3 月
K40DⅡ/EK-40SⅠ
H18 年 2 月~
H19 年 5 月
H14 年 9 月~
H16 年 4 月
H16 年 4 月~
H18 年 3 月
H18 年 4 月~
H19 年 4 月
H15 年 4 月~
H16 年 5 月
H16 年 6 月~
H18 年 2 月
H18 年 2 月~
H19 年 5 月
H18 年 7 月~
H19 年 5 月
H15 年 4 月~
H16 年 5 月
H16 年 6 月~
H16 年 9 月
H15 年 2 月~
H15 年 2 月
・ スズキ㈱ ・ ・ 「スズキセニアカー」 ・ ・ H14 年 05 月~
E T 4 D - 1 0 0 0 0 1 - 1 0 8 6 0 9、 E T 4 H19 年 09 月
D - 2 0 0 0 0 1 - 2 1 1 5 7 5、 E T 4 D 300001-300897、 ET4D - 400001
- 4 0 7 2 8 4、 E T 4 D - 5 0 0 0 0 1 -
500492、ET4E - 100001-101373、
E T 4 E - 2 0 0 0 0 1 - 2 0 1 0 4 1、 E T 4
E - 3 0 0 0 0 1 - 3 0 0 6 4 2、 E T 4 F 100001-100974、 ET4F - 200001
- 2 0 0 9 1 5、 E T 4 F - 3 0 0 0 0 1 -
300647、 ET4F - 400001-400140
・シーケー販売㈱ (OEM製品)・ ・「タ
ウンパートナー」 ・ ・ EK40D- 100001
- 1 0 0 0 3 1、 E K 4 0D- 2 0 0 0 0 1 -
200040、 EK40S - 100001-100051
ヤマハ発動機㈱
H15 年 04 月~
X211/ X212/ X215/ X216/ X H17 年 02 月
217/ X231/ X232/ X233/ X234
2003 年 4 月~ 2004 年 10 月
ブリヂストンサイクル㈱
ATL63/ ATL43/ A63NP / A43
NP / A60NPA / A40NPA / ATL
63D / ATL43D / A63DNP / A43
DNP / ASL63/ ASL43/ A63SL
P / A43S LP / A63LP / A43LP
/ AL63LP / AL43LP / A183SL
130401~141130
2003 年 4 月~ 2004 年 11 月
宮田工業㈱
VAU434F / VAU634F / VSU
434F / VSU634F / VSU434D
/ VSU634D / VSU435L / VSU
635L / VSU435LL / VSU635LL
FI~ FX/GA ~ GX/HA ~ HD
2003 年 5 月~ 2005 年 2 月
㈱タカラ (現㈱タカラトミー)
B-PLUS/B-PLUS DT
2003 年 12 月~ 2004 年 9 月
型式等
64
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
20 年 04 月 09 日 一部製品で走行中にクラン 無償改修 ・
< HP >
ク軸が折れる事象が発生。 点検作業
20 年 04 月 10 日 スズキ㈱が生産した電動車 無償修理 <HP>
いすに、 造上の不具合によ
り、 モーターの耐久性が低
下する恐れがあることが判
明。 20 年 05 月 20 日 スズキ㈱が生産した電動車 無償修理
<新聞 ・ HP> いすに、 構造上の不具合が
あり、 電動モーター内のモー
ターブラシが早期に摩耗す
ることで接触不良を起こし、
走行不能に陥ることが判明。
20 年 07 月 08 日 当製品において、 ドライブユ 無償交換
<新聞 ・ HP> ニット内のクランク軸の強度 (ドライブユ
に十分な余裕がないため、 ニット)
想定を上回る踏力が繰り返
し発生する使用状況におい
て、 クランク軸が折損するお
それがあることが判明。
NITE安全の視点
【乗物 ・ 乗物用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
折 り た た み ㈱ケーヨー
0120-34-0110
自転車
http://www.keiyo.
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
BURROWELL 20インチ折りたたみ H18 年 04 月~ 20 年 07 月 29 日 ケーヨーグループ店舗 (ケー 点検 ・ 部品
シルバー
H18 年 07 月
<HP>
ヨーデイツー、本久デイツー、 交換
型式等
co.jp/image/folding%
20bicycle%20apologiz
e.pdf
オ フ ロ ー ド MOTO VARESE (販
) /中国上海東
ヘルメット 売
光億 有限公司 (製
造)
0120-963-814
http://www.motovarese.com/Recall/
Recall.html
自転車ペダ ㈱ユーロスポーツイ
ンテグレーション
ル
03-3329-1065
http://www.
eurosports.co.jp/
look-keo.pdf
FLYオフロードヘルメット FL-606
ニックホビーショップ他) に
て販売された折りたたみ自
転車の一部にペダルが破損
する事故が発生。
H20 年 01 月~ 20 年 08 月 05 日 当製品について、 SG安全 回収 ・ 返金
H20 年 05 月
<新聞 ・ HP> 規格に適合していないことが
( 製造 )
判明。
※ LOOK KEO (ケオ) クロモリアクス H16 年~
ルペダル
H17 年 12 月
1 ケオ クラシック
2 ケオ スプリント (レッド、 グレイ)
3 ケオ カーボンクロモリ
4 ケオ HMクロモリアイアンマン
20 年 10 月 15 日 クラックが発生し破断する恐 無償交換
<HP>
れがあることが判明。
【身のまわり品】
品名
製造事業者名等
婦人用ブ- ㈱丸井
0120-84-0101
ツ
http://www.0101.
co.jp/info080108/
婦人用パン ㈱卑弥呼
0120-033-792
プス
シ-ルはが コクヨS&T㈱
し ( 強 力 タ 0120-662730
イプ) 180m
ゆたんぽ
(電子レン
ジ用) (再
社告 )
型式等
ブランド名 : ア-ルユ-・ジ-ンズ
商品名 : ウエスタンブ-ツ
型番 : DZ 67R010 カラ- : 黒・白・茶
※中敷に 「ru jeans」 のロゴプリント
がある合成皮革ウエスタンブ-ツ。
※くるぶし部分に飾りベルトあり。
型番:11 756 (カラ-:クロ・ノウチャ)
型番:11 757 (カラ-:クロ・ノウチャ・
ボルド- ・ グリ-ン) ※型番はかか
との内側に印字されています。
シ-ルはがし(強力タイプ)1 80ml(T
W-P202)
対象ロット : 5GBN/6AAN/
6EA N /6GAN/ 7AAN/
7EA N /7YAN
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H18 年 09 月~ 20 年 01 月 08 日 ヒ-ル部分の強度不足の商 回収
H19 年 12 月
< 新聞・HP > 品があることが判明。
H19 年 09 月 20 年 01 月 19 日 ヒ - ル の 強 度 不 足 に よ り、 無償修理
27 日~
<HP ・ 新聞> 着用中にヒ-ルが折れる可
H20 年 01 月
能性があることが判明。
15 日
20 年 02 月 26 日 製造工程上の不具合により 回収 ・ 交換
<新聞・HP> 容器内面が腐食して可燃性
のガス ・ 液が漏れ、 ごく稀
に引火の原因となる可能性
があることが判明。
20 年 02 月 27 日 加熱し過ぎにより商品 (1998 使用中止と
<HP>
年製造販売中止) の容器が 商 品 回 収
破損して中身の高温の液体
が飛散し、 やけどを負う事
故が発生している。
電子レンジで温める湯たんぽ
○夢暖 (旭電化工業㈱)
○安眠物語 (㈱バイオスインコ-ポ
レ-ション)
○あったまり-な (山甚物産㈱)
○レンジで湯たんぽ・チビ暖くん (ビッ
プトウキョウ㈱)
※ ( ) 内は、 販売元
レンジでチン ハロ-キティホット2フ H10 年 ~ H12 20 年 02 月 27 日 加熱し過ぎにより容器が破 製品回収
㈱タカラトミー
レンド
年 販売
0120-35-1031
<HP>
損して中身の高温の液体が
h t t p : / / w w w . (L サイズ・ M サイズ)
飛散し、 やけどの原因とな
㈱ADEKA
(旧社名 : 旭電化工
業㈱)
0120-963-240
ゆたんぽ
(電子レン
ジ 用 ) ( 再 takaratomy.co.jp
社告 )
「VIVAYOU (ビバユー)」 婦人用パ
ンプス
品番 : 011-185204
http://www.sanei. カラー : ブラック ・ ベージュ ・ イエロー ・
net/recall/0311vy. コーラルピンク ・ ネイビー ・ グリーン
婦人用パン ㈱サンエー・インター
ナショナル
プス
0120-303-188
シューズ
php
プーマジャパン㈱
お客様サービス課
0120-449-004
H20 年 01 月
30 日~
H20 年
03 月 06 日
プーマシューズ 「917 ロウ V イン H20 年 02 月
ファント (12 ~ 16 ㎝)」
15 日~
○品番 : 346094 01 ブラック
○品番 : 346094 03 レッド
○品番 : 346094 04 ライトブルー
65
ることが判明したため、 2000
年 04 月および同 11 月、 新
聞広告等により商品の回収
を実施してきたが、 現時点
において未回収の商品があ
り、 2006 年 09 月、 当 該 商
品加熱時にやけどを負う事
故の発生が判明した。
20 年 03 月 11 日 ヒール強度不足により、 着 回収
<新聞・HP> 用中にヒールが折れる可能
性があることが判明。
20 年 03 月 26 日 面ファスナーの接着強度に 自主回収
<新聞・HP> 不足があり、 使用時に面ファ
スナーが剥がれ、 シューズ
が脱げる恐れがあることが
判明。
【身のまわり品 (つづき)】
品名
婦人用パン
プス
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
(製造時期)
㈱ リ ー ガ ル コ ー ポ ・ 商品ブランド : 「ピンキー&ダイアン」 H20 年 01 月~ 20 年 05 月 21 日 「Pinky & Dianne( ピンキー・
・ 商品番号 : 「SW28」
レーション
<新聞 ・ HP> アンド ・ ダイアン )」 の婦人
・ カラー : クロ、 コールド、 シルバー、
0120-012-110
用パンプスにおいて、 ヒー
http://www.regal. ライトグリーン
製造事業者名等
型式等
co.jp/20080521/
ハロゲンラ
イト用バッ
テリー
・ パワーハロゲンライトTL-404
㈱オーム電機
0120-963-006
http://www.
ohm-electric.
co.jp/showcase/
halogen_battery/
halogen_battery.html
吸殻入れ 日本たばこ産業㈱
(たばこ用
景品)
婦人用サン ㈱サンエー・インター
ナショナル / ㈱ラスト
ダル
コール
TEL : 03-5467-1932
http://www.sanei.
net/recall/0627ks.
php
ビ ー チ サ ン ミスタードーナツ (㈱
ダスキン) 「配布元」
ダル
㈱ヒロモリ 「製造元」
カゴバッグ
0120-112-020
http://www.
misterdonut.jp/info/
rs_080718/index.html
㈱ジュン
0120-333-871
(携帯電話からも利
用可)
http://www.
r o p e p i c n i c .
com/popup/
080725important.
html
「マイルドセブン ロゴ入り オリジナル
吸殻入れ」
北海道 ・ 青森県 ・ 岩手県 ・ 秋田県 ・
宮城県 ・ 山形県 ・ 福島県 ・ 鳥取県 ・
島根県 ・ 広島県 ・ 岡山県 ・ 山口県 ・
香川県 ・ 徳島県 ・ 愛媛県 ・ 高知県 ・
福岡県 ・ 佐賀県 ・ 長崎県 ・ 大分県 ・
熊本県のローソン各店舗 (たばこ取
扱店に限定。)
商品名 : LOREL
品番 : : 024-185259
カラー : ブラックキッド / ホワイトキッド
商品名 : : FLEUR
品番 : : 024-185271
カラー : ネイビーサテン / ホワイトフィッ
シュネットファブリック
H14 年 ~ H20 20 年 06 月 10 日
年
<新聞 ・ HP>
キャンペーン実 20 年 06 月 24 日
施期間
<新聞 ・ HP>
H20 年 05 月
05 日 か ら ( 本
景品が無くなり
次第終了)
66
無償修理
又は商品
代金の返
金
ル部分に強度不足の製品が
あることが判明。
当製品において規格違いの 回 収 ・ 交
バッテリーが混入していること 換 ・ 返品
が判明。 このバッテリーの一
部において充電時に異常発
生した水素ガス等に充電直
後の点灯スイッチの操作によ
る電気スパークにより引火し、
場合によっては本体が破裂
する恐れのあることが判明。
当景品において、 火がつい 自主回収
たままの吸い殻を本景品に
入れ放置した場合に、 本景
品が加熱され変形する場合
があることが判明。
国内店舗 :
20 年 06 月 27 日 当製品において、 着用によ
H19 年 03 月
<HP>
り足を傷つけてしまう可能性
16 日~ 08 月
があることが判明。
08 日 (販売)
アウトレット店
舗 : H20 年 2
月 19 日~ 6 月
20 日 (販売)
ミスドクラブ景品 : 「ポン ・ デ ・ ライオ H20 年 07 月 20 年 07 月 18 日 当景品において、 鼻緒が切
ン夏休みグッズ ビーチサンダル」
09 日~ H20 年 <新聞 ・ HP> れるという事象が発生。
07 月 18 日
カゴバッグ回収対象商品
H20 年 02 月~ 20 年 07 月 26 日
【プーラ フリーム】
H20 年 07 月
<新聞 ・ HP>
1 ハ ン ド ル コ ー ン バ ッ グ BPX-1829
(ブラウン)、 編み変化ビッグバッグ
BPX-1830 (ブラウン、 ホワイト)
【ギャミヌリィ】
ストローラメ入りトート GLX-0863 (ホ
ワイト、 ブラウン)、 ストローロープハ
ンドルトート GLX-0864 (ブラウン)
【ロペピクニック】
ビーズ付ミックスバスケット GDX-0823
(グリーン ・ パープル)、 メタリックツ
イストバスケット GDX-0824 (マスター
ド ・ ベージュ ・ カーキ)、 レースコン
ビ プ チ バ ス ケ ッ ト GDX-0826 ( イ エ
ロー)、ペーパーフラワープチバスケッ
ト GDX-0827 (グリーン)、 カラーコ
ン ビ プ チ バ ス ケ ッ ト GDX-0828 ( ピ
ンク)、 フリルレースプチバスケット GDX-0829 (ピンク)、 フラワーコサー
ジ ュ プ チ バ ス ケ ッ ト GDX-0830 ( ブ
ルー)、 ロペピクニックパサージュ メタリックテープバスケット GIX-1809
(レッド ・ ブルー)
【ロペピクニックパサージュ】
ギンガムコンビライナー付バスケット
GIX-1810 (レッド・グリーン)、 メタリッ
クツイストバスケット GIX-1811 (イエ
ロー ・ パープル)
なお、 VIS ショップでのロペピクニック
取り扱い店舗は下記の通りです。
仙台エスパル店、 ステラプレイス店、
FKD ショッピングモール宇都宮イン
ターパーク店、 三井アウトレット ジャ
ズドリーム長島店
対処方法
回収 ・ 返金
同ポイント
のプレミア
ム景品と交
換またはポ
イント返還
ロペピクニック、 ロペピクニッ 回収 ・ 再検
クパサージュ及び VIS 店舗 査 (または
にて販売したカゴバッグ商品 返金)
において手縫い針が混入し
ている可能性があることが
判明。
NITE安全の視点
【身のまわり品 (つづき)】
品名
トートバッグ
電子レンジ
加熱温熱器
具
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
(製造時期)
spring 9 月 号 特 別 付 録 ラ ン チ ト ー ト H20 年 07 月 20 年 08 月 14 日 臭いの強いものが一部混入
㈱宝島社
バッグ
23 日~ H20 年
0120-397-231
<HP>
していることが判明。
08 月 22 日
http://tkj.jp/spring/
「ピップホッとパッドシリーズ」
H10 年 11 月 20 年 08 月 29 日 誤った取扱いをした場合、 ご
ピップトウキョウ㈱
ピップ肩らくホッとパッド カバーなし、 10 日~ H16 年
ピップフジモト㈱
<HP>
く稀に製品の一部が焦げる
ピップトウキョウ㈱お ピップ肩らくホッとパッド大きめ、 ピッ 06 月 24 日
可能性があることが判明。
プ肩らくホッとパッド、 ピップ首らくホッ
客様相談室
とパッド、ピップ腰らくホッとパッド、ピッ
03-3252-6546
ピップフジモト㈱お客 プ腰らくホッとパッドマタニティー、 ピッ
プヒザらくホッとパッド、 ピップ背中らく
様相談室
ホッとパッド
06-6945-4427
製造事業者名等
http://www.pip-club.
com/info080829.html
婦人用サン ㈱サンエー・インター
ナショナル
ダル
0120-302261
http://www.sanei.
net/recall/0906tc.
php
エコバッグ ㈱サンエー・インター
ナショナル
0120-305221
http://www.
sanei.net/recall/
080911apd.php
電子レンジ
加熱式湯た
んぽ
㈱ほんやら堂
0120-635-376
http://www.
honyaradoh.com/
00e00ca/recall.html
モリト㈱ (製造)
ラックヘルスケア㈱
(販売)
0120-996-036
http://www.morito.
co.jp/syohin/pdf/
L-2000.pdf
ア ル カ リ 乾 ポップリベット ・ ファ
電池 ( 付属 スナー㈱
0120-577-194
品)
E-mail : [email protected]
http://www.
blackanddeckerjapan.com/company/
info/HP_Recall_info.pdf
ステッキ
型式等
対処方法
無償交換
注意喚起
(「 使 用 上
の注意事
項」 をよく
お読み下さ
い。)
ブランド名 : 「TO & CO. (トゥーアン
ドコー)」 品番※ :112-156006 (0083)
・ カラー : ブラウン×シルバー / キャ
メル×ブロンズ / サーモンピンク×ピ
ンク ・ 品番※ : 112-156003 (0082)
・ カラー : ブラック / ブラウン
(TO & CO. 直営店では取り扱ってい
ない商品です。)
ブランド:& by P & D(アンドバイピー
アンドディー)
品番 : 442-193363 ・ 442-293163
カラー : ブラック / ホワイト / ピンク
品番 : 442-293178 カラー : ブラック
/ ホワイト / イエロー / ピンク
品番 : 442-293181 カラー : ブラック
/ ホワイト / イエロー / ピンク
・ AMR84384(4991936843846)
抱き枕ポカタンおやすみ羊
AMR84383(4991936843839)
お昼寝ポカタンおやすみ羊
AMR84385(4991936843853)
足先ポカタンおやすみ羊 /
AMR84386(4991936843860)
ショルダーポカタンおやすみ羊
・ CUU57054(4991936570544)
抱き枕ポカタンくたねこたま
CUU57053(4991936570537)
お昼寝ポカタンくたねこたま
CUU57055(4991936570551)
足先ポカタンくたねこたま
CUU57056(4991936570568)
ショルダーポカタンくたねこたま
・ RLK27300(4991936273001)
抱き枕ポカタンハート
RLK27299(4991936272998)
お昼寝ポカタンハート
RLK27301(4991936273018)
足先ポカタンハート /
RLK27304(4991936273049)
お昼寝ポカタンぽかぱんだ
RLK27305(4991936273056)
抱き枕ポカタンぽかぱんだ
RLK27306(4991936273063)
足先ポカタンぽかぱんだ /
RLK27307(4991936273070)
ショルダーポカタンぽかぱんだ 商品名 : 伸縮ステッキ 「ドレスステッ
キ ウォーキーL2000」
製造番号 : MRT8021
製造番号はステッキ本体パイプの上
部、 SGマークの下に貼ってあるシー
ルに記載されています。
H20 年 02 月 20 年 09 月 06 日 ヒール取り付け部分の中底 回収 (代金
01 日~ H20 年
<HP>
の強度不足により、 亀裂が 返還)
09 月 08 日
型番 (商品名) 販売期間
LZR1 (水平 ・ 垂直レベラー)
2001 年 8 月~、
BDL300S (360°水平レーザーレベ
ラー) 2004 年 2 月~、
BDL400S (水平 ・ 垂直レベラー)
2004 年 3 月~、
BDSM400 ( デ ジ タ ル 距 離 計 ) 2004
年 11 月~
20 年 10 月 06 日 レーザー製品の付属品であ 無償交換
<HP>
る 9ボルトアルカリ乾電池が ( 付 属 電 池
破損し、 内部部品が飛び散 のみ )
るという事象が発生。
入る可能性があることが判
明。
H20 年 05 月 20 年 09 月 12 日 製品の一部に、 針の断片が 回収 ( 代金
26 日~ H20 年
<HP>
混入している可能性がある 返還 )
08 月 10 日
ことが判明。
H20 年 08 月 20 年 09 月 20 日 「ポカタン」 に使用されてい 回収及び代
18 日~ H20 年
<HP>
る 「 あ た た か パ ッ ク 」 が、 金返金
09 月 18 日
水を十分に含ませずに電子
レンジで加熱した場合、 規
定時間内の加熱でも高分子
ポリマー、 不織布及び安全
袋が高温となり、 発火する
場合があることが判明。
H20 年 02 月~ 20 年 09 月 22 日 使用中にアルミパイプが折 回収
H20 年 05 月
<HP>
れる不具合が発生。
67
【身のまわり品 (つづき)】
品名
アルカリ乾
電池 ( 付属
品)
販売等期間
社告日(平成)
(製造時期)
(1)
形状
:
四角柱
(1)H13
年
08
月
ポップリベット ・ ファ
20 年 10 月 06 日
(2)BLACK&DECKER のロゴ入り
~
スナー㈱
<HP>
(2)H16 年 02 月
ブ ラ ッ ク ア ン ド デ ッ (3) 電圧 : 9V
~
カー事業部 「9 ボル (4) 型式 : 6LR61
※ 上記乾電池を付属品としている商 (3)H16 年 03 月
ト電池リコール係」
品
~
0120-577-194
(4)H16 年 11 月
03-5979-5860(FAX) (1)LZR1 水平 ・ 垂直レベラー
~
E-mail : http://www. (2)BDL300S 360°
b l a c k a n d d e c k e r - 水平レーザーレベラー
japan.com/support/ (3)BDL400S 水平 ・ 垂直レベラー
(4)BDSM400 デジタル距離計
contact.html
製造事業者名等
GNネットコムジャパ
ン㈱
0120-498-565
http://www.jabra.
com/sites/Jabra/jpjp/campaigns/BR/
Pages/index.aspx
ノートパソコ ㈱東芝
ン 用 バ ッ テ 0120-359-286
(海外からのお電話
リーパック の場合 :
043-303-1705)
FAX 番号 :
0120-554-811
http://dynabook.
com/assistpc/info/
battery4/index_j.htm
リチウムイ
オンバッテ
リー
デル㈱
0120-198-437
E- メ ー ル ア ド レ ス :
JP_CS_Battery_Repla
[email protected]
ホームページ :
https://www.
dellbatteryprogram.
com/Default.
aspx?LN=ja-JP
自主回収対象バッテ
リーの確認ページ
https://www.
dellbatteryprogram.
com/batterymodels.
aspx
ノートパソコ 日 本 ヒ ュ ー レ ッ ト ・
ン 用 バ ッ テ パッカード㈱
0120-589-455
リー
e-Mail :
JPN_HP_Mobile_
[email protected]
http://www.hp.com
/jp/battery-replace
-081030
ノートパソコ
ン用バッテ
リーパック
型式等
社告等の内容
対処方法
F177 レーザー製品の付属品 無償交換
である 9ボルトアルカリ乾電 ( 付 属 電 池
池が破損し、 内部部品が飛 のみ )
び散るという事象が発生。
GN9120 ワイヤレスヘッドセット用内蔵 H17 年 01 月~ 20 年 10 月 16 日 稀に、 過剰発熱が原因で、 無償交換
リチウムイオンバッテリー (ATL P/N H20 年 09 月
<新聞 ・ HP> 発火する恐れがあることが
603028) 社製)
判明。
・ 製造コードが 10/08 またはそれ以
降の製品
機種名 型番
H17 年 04 月~ 20 年 10 月 31 日 発火事故の発生が判明。
無償交換
dynabook PX/
H17 年 06 月
<HP>
(バッテリー
410MLBB PAPX410MLBB
(製造)
パ ッ ク の
dynabook PX/410DL PAPX410DL
み)
dynabook TX/550LS PATX550LS
dynabook TX/550LSK PATX550LSK
dynabook TX/570LSB PATX570LSB
dynabook TX/570LSBB
PATX570LSBB
dynabook TX/570LSBI PATX570LSBI
dynabook TX/570LSJ PATX570LSJ
dynabook Satellite
AW3 PSAW314C4HA1H
dynabook Satellite
AW3 PSAW314C4HA1K
dynabook Satellite
AW3 PSAW314C5HA1K
dynabook Satellite
AW3 PSAW316L5HA1K
・ L a t i t u d e : 110L, D530、 D410、 H16 年 04 月 20 年 10 月 31 日 2006 年 8 月に開始したリチ 無償交換
D500、 D505、 D510、 D520、 D600、 01 日~
<HP>
ウムイオンバッテリ自主交
D610、 D620、 D800、 D810、 D530、 H18 年
換 プ ロ グ ラ ム の 追 加 情 報。
D620ATG
07 月 18 日
該当バッテリは稀ではある
・ Inspiron : 1100, 1150, 5100, 5150,
が、 使用中に発熱 ・ 発火の
5160, 500M、 510M、 600M、 700M、
可能性がある。
710M、 6000、 6400、 8500、 8600、
9100、 9200、 9300、 9400、 E1505、
E1705
・ P r e c i s i o n : M20、 M60、 M70、
M90
・ X P S : XPS、 XPS Gen2、 XPS
M170、 XPS M1710
・ 日本発売
H16 年 12 月~ 20 年 11 月 01 日
HP Compaq nx4800 Notebook PC H18 年 06 月
<新聞 ・ HP>
HP Compaq nx4820 Notebook PC ( 製造期間 )
HP Compaq nc6120 Notebook PC
HP Compaq nc6220 Notebook PC
HP Compaq nc6230 Notebook PC
HP Compaq nx6110 Notebook PC
HP Compaq nx6120 Notebook PC
・ 日本未発売
HP Compaq nc6110 Notebook PC
HP Compaq nc6140 Notebook PC
HP Compaq nx9600 Notebook PC
HP Pavilion dv1000 Notebook PC
HP Pavilion dv8000 Notebook PC
HP Pavilion zd8000 Notebook PC
Compaq Presario V2000 Notebook PC
Compaq Presario V2400 Notebook
PC
68
不具合のため、 バッテリパッ 無料交換
クの過熱、 発火、 火傷の危
険などの可能性があること
が判明。
NITE安全の視点
【保健衛生用品】
品名
製造事業者名等
シック・プロ シック・ジャパン㈱
0120-335-994
テクタ-
3D の替刃
シック・プロ
テクタ-3D
DIA プ ラ ス
の替刃
ライオン㈱
殺虫剤
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
シック・プロテクタ-3D の替刃 (8コ H19 年 11 月中 20 年 02 月 02 日 大阪府・滋賀県の一部の小 無償で製品
入) : P3D-8
旬~
<HP ・ 新聞> 売店店頭において、 刃の部 交換 (何ら
シック・プロテクタ-3D DIA プラスの H20 年 01 月中
分が一部損傷しているもの か の 不 具
替刃 (8コ入) : PDIAA-8
旬前後
合が認めら
型式等
が少量、 発見された。 該当
れた場合)
製品を大阪府・滋賀県また
は近隣府県で購入した場合
は、 使用前に損傷の有無を
確認。
バルサン飛ぶ虫氷殺ジェット /
H19 年 03 月~ 20 年 05 月 19 日 当製品を火気のある場所で 自主回収
バルサン這う虫氷殺ジェット
0120-670-225
http://www.lion.co.jp
うじ駆除剤 エステー㈱
<新聞 ・ HP> 使用したり、 噴射ガスが残
留 し た 状 態 で、 ガ ス コ ン ロ
や風呂釜などに点火すると、
引火事故につながる危険性
があります。
20 年 05 月 30 日 殺蛆剤 (うじ駆除剤) 「エス 回収 ・ 商品
<新聞 ・ HP> ゾール」 の一部製品におい 代金返送
て、 ガラスビンの口元の口
径不良により、 キャップを取
る際に散布用中栓がビンか
ら外れる可能性があることが
判明。
製 品 名 : 「 エ ス ゾ ー ル 」 ( 内 容 量 H20 年 01 月
25 日~
H20 年 05 月
29 日
JC402、 JC502、 JC602、 JC702、
JDL02、 JDP02、 JDR02、 JDS02、
JDW02、 JDX02、 JDY02、 JD402、
JD502、 JD802、 JEA02、 JEB02、
JEG02、 JEH02、 JEY02、 JE402、
JE602
販売名:アースマットCH (アースマッ H20 年 01 月~ 20 年 06 月 16 日 当製品の一部において、 規 回収 ・ 返金
トマイルド 34 枚、 34 枚2個パックお H20 年 04 月
<新聞 ・ HP> 定量以上の薬剤を含んだ製
よび 68 枚)
品があることが判明。
製造番号 UA01Y/UB01Y/UB
02Y/UB03Y/UB04Y
550g)
0120-988-336
h t t p : / / w w w . s t - c . JAW02、 JA802、 JA002、 JBD02、
JBE02、 JB602、 JCT02、 JCW02、
co.jp/
電気蚊取り アース製薬㈱
器用マット 0120-48-7661
http://www5.
mediagalaxy.co.jp/
CGI/earth-chem/
whatsnew/list.
cgi?mode=
detail&seq=166
【レジャー用品】
品名
運動器具
バ ス ケ ッ
ト ボ ー ル
シューズ
スノーボー
ド 用 バ イ
ンディング
パーツ
バ ス ケ ッ
ト ボ ー ル
シューズ
寝袋
製造事業者名等
㈱ジョイナス
お客様相談窓口
048-997-1533
http://www.
joinus1980.com/
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
「バランスビート」 (製造番号J07- H19 年 08 月 20 年 03 月 03 日 「バランスビート」 の一部製 無償点検 ・
22、 J07- 36)
01 日~ H19 年
<HP>
品におきまして、 回路基盤 交換
09 月 01 日
型式等
部品の一部に不適合により
使用中に発熱 ・ 発煙に至る
商品があることが判明。
アディダス ジャパン㈱ ・ 製品名 : アディストライク (サイズ H20 年 01 月~ 20 年 05 月 13 日 靴底 (アウトソール) の一 回収 ・ 返金
展開 : 23.0 ㎝~ 31.0 ㎝)
0120-006-564
<新聞 ・ HP> 部に剥離が発生する可能性
(携帯 ・ PHS 利用可) ・ ART No. (商品番号)
が判明。
h t t p : / / 3 s t r i p e s . No. 070234 白×藍×銀
adidas.co.jp/owabi/ No. 070236 白×赤×黒
adidas_owabi0512_08. No. 099082 白×銀×黒
No. 679945 黒×銀×黒
pdf
2007 年度K2 「AUTOモデル」
H19 年 08 月~ 20 年 05 月 22 日 2007 年度K2 「AUTOモデ 無償交換
㈱K 2 ジャパン
0120-626-665
<HP>
ル」 の一部においてストラッ
http://www.k2japan.
プケーブルが切れるという不
com/
具合が判明。
㈱アシックス
6 月 16 日 (月) ~
7 月 15 日 (火)
0120-601-873
7 月 16 日 ( 水 ) 以降
06-6496-5151
イケア ・ ジャパン㈱
0120-151-870
E メ ー ル : IKEA.
[email protected]
japan.ikea.com
http://www.ikea.com
/ms/ja_JP/recall/
recall
_barnslig_femton.html
・ 製品名 : バスケットボールシューズ H20 年 04 月~ 20 年 06 月 16 日 当製品において、 外底 (ア 回収 ・ 返金
GELBURSTRSLA
<新聞 ・ HP> ウターソール)のサイド側 ( 小
SH ( ゲルバーストスラッシュ )
指あたり ) が部分的に剥が
・ 品番 : TBF097/TBF652
れてしまう事が判明。
BARNSLING / バーンスリグ 寝袋 H18 年 04 月~ 20 年 06 月 18 日
日付スタンプ 0745 ~ 0824
H20 年 06 月
<HP>
※日付スタンプ=寝袋の内側の縫い
込みラベルに表示された ( 製造年と
週を 4 桁の数字で表したもの )
69
ジ ッ パ ー の 止 め 具 が ジ ッ 回収 ( 商品
パーから外れ、 さらにジップ 代金払い戻
スライダーも外れてしまった し )
との事象が判明。
【レジャー用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
ラ ジ コ ン 電 ㈱スルッとKANSAI
KANSAI
車
06-6258-3636
型式等
スルッと KANSAI どこでも電車
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
H20 年 07 月 20 年 08 月 22 日 コントローラー部の電池の消 無償交換
05 日~ (販売)
<HP>
耗が異常に早い、 熱を持つ ( ま た は 代
http://www.surutto.
com/about/release/
s080822.pdf
商品ナンバー : No.879
H18 年 07 月
へ ん し ん ジ ローヤル㈱
商品名 : へんしんジム&滑り台 (ロッ 20 日~
0120-101-982
ム&すべり http://www.toyroyal. ク機構未装着型)
H19 年 02 月
10 日
台
co.jp/annai/index.
html
ステッパー ㈱ニシ ・ スポーツ
・電話 03-3637-3352
・FAX 03-3637-3588
http://www.nishi.
com/T6922C.pdf
振動ベルト ヤーマン㈱ (輸入元)
ヤーマンコールセン
ター
0120-776-282
http://www.ya-man.
com/mega.html
などの不具合を持つ商品が 金返却)
あることが判明。
20 年 08 月 23 日 「すべり台」 の中央部にある
<新聞 ・ HP> 折り曲げ部を完全に伸ばさ
ない未完成の状態での誤使
用が原因で、 児童が指を怪
我する事故が発生。
商品名 : プライオメトリックステッパー H18 年 06 月~ 20 年 11 月 13 日 傾斜ボードの蝶番金具及び
品番 : T6922C
<HP>
蝶番の溶接の不具合によ
り、 角度調節ステップ台が
外れてしまう可能性があるこ
とが判明。
振動+EMSマシン ・ メガシェイク
H20 年 07 月~ 20 年 11 月 21 日 2つの本体を結ぶ中継ケー
(MK-208)
H20 年 08 月
<HP>
ブルの差込が不完全だ っ
た場合に、 端子間に短絡が
起こり、 本来流れる微弱な
電流より強い電流が流れる
可能性があり、 使用状況に
よっては火傷等の肌トラブル
につながる恐れがあることが
判明。
「すべり台」
部分を無償
交換
回収 (2009
年度発売
予定品との
交 換 (3 月
末予定))
無償交換
【乳幼児用品】
品名
電子レンジ
スチ-ム消
毒バッグ 出
し入れ簡単
マスコットウ
ルフ/マグ
ネットウルフィ
製造事業者名等
ピジョン㈱
0120-74-1887
販売等期間
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
(製造時期)
電子レンジスチ-ム消毒バッグ 出し H10 年 03 月~ 20 年 02 月 29 日 正しく使用しない場合、 バッ 商品回収
入れ簡単
H20 年 01 月
<新聞 ・ HP> グが破裂してやけどやケガ
型式等
につながるおそれがあると
判明。
○マスコットウルフィ
(頭部にスプリングストラップ付) ・約
10 cm
○マグネットウルフィ
(手足部分にマグネット付) ・約 10 c
m
佐々木デザインイン SDI Fa nt a s ia New BAMBINI のオ H17 年 10 月
プション
01 日~
ターナショナル㈱
『b a by s ea t (SNC- 02)』 のベビー
ガード (幅 405mm 以下のもの)
問い合わせ
名古屋テレビ放送㈱
(代表) :
052-331-8111
20 年 03 月 02 日 「スプリングストラップ付マス 検針検査
<HP>
コットウルフィ」 1 体から手
縫い針が見つかりました。
20 年 03 月 06 日 木材の変形 (乾燥による収
<HP>
縮) 等により、 極めて稀にベ
ビーガードの固定強度に不具
合が発生する可能性があるこ
とが判明。 ※この問題は、 天
然素材の特徴上、 経年劣化
及び、 木材の乾燥による収縮
によって十分な強度が得られ
なくなる可能性がある為です。
ベ ビ ー カ ー 三起商行㈱ (ミキハ ミキハウスファースト 「ソフトプレイジ H16 年 08 月~ 20 年 04 月 17 日 当製品において、 クマとヒヨ
ム」
H20 年 04 月
<HP>
コの目 (フェルト素材) が本
用ソフトプレ ウス)
(46-1124-501)
0120-230-755
体から脱落するおそれのあ
イジム
h t t p : / / w w w . 色 ・ ・ ・ マルチ
る商品が混入している可能
mikihouse.co.jp/jp/
があることが判明。
news/new_080417.
html
商品名 : ぬいぐるみ (動物 4 種類) H20 年 06 月 20 年 06 月 20 日 当 商 品 の 在 庫 商 品 か ら ス
ぬいぐるみ ゼビオ㈱
(大きさ 10cm 程度のもの)
14 日~
0120-842-550
<新聞 ・ HP> テープラーの芯が確認され
H20 年 06 月
http://www1.xebio. 品番 : 939XET99STC2731
た。
939XET99STC2732
20 日
co.jp/
ベビーシー
ト
らくがきデ
スク
939XET99STC2734
939XET99STC2735
㈱アガツマ (販売元) 商品名 : アンパンマンらくがきデスク
㈱ ト コ ム コ ー ポ レ ー 対象商品ロットNo :
No . 071030/
ション (製造元)
No . 071110/ No . 071125
0102-660-273
h t t p : / / w w w . JAN コード : 4971404301221
H19 年 10 月
20 日~
H19 年 11 月
25 日
agatsuma.co.jp/
70
幅 405mm
以下の部
品 (ベビー
ガード) の
無償交換
無償点検 ・
補強加工
回収 ・ 返金
20 年 07 月 04 日 金属プレートが剥離し、 けが 回収 ・ 交換
<新聞 ・ HP> をする事故が発生。
NITE安全の視点
【乳幼児用品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
ベビーカー アップリカ ・ チルドレ
ンズプロダクツ㈱
0120-545-370
http://www.aprica.
jp/hm/html/news/
support3.html
ベビーカー VCJコーポレーショ
ン㈱
0120-700-790
http://www.vcj.
co.jp/
ベビーカー アップリカ ・ チルドレ
ンズプロダクツ㈱
0120-545-370
http://www.apricainfo.jp/html/info/
info_19.html
バストイ
パイロットインキ㈱
パイロットインキ㈱
「 メ ル ち ゃ ん バ ス
タブ交換受付セン
ター」
0120-498-633
http://www.
mellchan.com/
info081014.html
型式等
販売等期間
(製造時期)
カルッコベッドメディカルアイtoアイシ
リーズ (両対面)、超軽量ふわっとベッ
ドアイtoアイシリーズ (両対面)、 W
な、 Mini アイtoアイシリーズ (両対
面)、VERY ベリー Mini シリーズ (両
対面)、ベビークルーザーシリーズ (両
対面)、 ミラノライト両対面シリーズ、
ロイヤルプラムシリーズ (両対面)、
ユーロプラスシリーズ (両対面)、 M
edic Rev (メディックレヴ) シリーズ
(両対面)、 ベビーカー工房シリーズ
(両対面)、 マワール 4WF シリーズ
(両対面)、ショコラシリーズ(両対面)
「ベルベ (ベビーカー)」
H19 年 06 月~
ブライタックス ベルベ マーズレッド H20 年 06 月
( 赤 )、
ブライタックス ベルベ アンスラサイ
トブラック ( 黒 )
P12-060710-3 / P12-061028-1 /
P12-061028-2 / P12-061028-3 /
P12-070710-3 / P12-070806-1 /
P12-071005-4 / P12-080121-1
●追加対象製品
・ カルッコライト シリーズ (両対面)
70455 カルッコライト /
ティラミスベージュ BE
・ ドッチモターン シリーズ (両対面)
92820 ドッチモターン820 / エク
セレントベージュ BE、、 92829 ドッチモ
ターン820 / エクセレントブラック BK
●対象製品
・ カルッコベッドメディカルアイtoア
イ シ リ ー ズ ( 両 対 面 ) http://www.
aprica-info.jp/html/info/_info_07.html
・ 超軽量ふわっとベッドアイtoアイシ
リーズ (両対面) http://www.apricainfo.jp/html/info/_info_13.html ・ W
な、 Mini アイtoアイシリーズ (両対
面 ) http://www.aprica-info.jp/html/
info/_info_08.html ・ VERY ベリー M
ini シリーズ (両対面) http://www.
aprica-info.jp/html/info/_info_09.
html ・ ベ ビ ー ク ル ー ザ ー シ リ ー ズ
( 両 対 面 ) http://www.aprica-info.
jp/html/info/_info_14.html ・ ミ ラ ノ
ラ イ ト 両 対 面 シ リ ー ズ http://www.
aprica-info.jp/html/info/_info_16.
html ・ ロイヤルプラムシリーズ (両対
面 ) http://www.aprica-info.jp/html/
info/_info_18.html・ユーロプラスシリー
ズ (両対面) http://www.aprica-info.
jp/html/info/_info_17.html ・ Medic R
ev (メディックレヴ) シリーズ (両対
面 ) http://www.aprica-info.jp/html/
info/_info_06.html ・ ベビーカー工房シ
リーズ (両対面) http://www.apricainfo.jp/html/info/_info_05.html・マワー
ル 4WF シリーズ (両対面) http://
www.aprica-info.jp/html/info/_info_15.
html ・ シ ョ コ ラ シ リ ー ズ ( 両 対 面 )
http://www.aprica-info.jp/html/info/
_info_11.html
(1) いっしょにおふろにはいろうパーツ (1)H12 年 02 月
セット
H17 年 12 月
(2) いっしょにおふろにはいろう
(2)H12 年 02 月
(3) メルちゃんの2かいだてのおうち H19 年 12 月
デラックスセット
(3)H17 年 10 月
(4) メルちゃんのバスタブセット
H18 年 12 月
(5) メルちゃんの白い
(4)H17 年 12 月
おうち デラックスセット
H20 年 04 月
(6) メルちゃんのいちごのバスタブ
(5)H19 年 09 月
(7) メルちゃんのいちごのおうち デ H19 年 12 月
ラックスセット
(6)H20 年 07 月
H20 年 09 月
(7)H20 年 09 月
H20 年 10 月
71
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
20 年 07 月 08 日 当製品の一部において、 ネ 部品交換
<新聞 ・ HP> ジがゆるむ製品があること
が判明致しました。
これらの製品をネジが
ゆるんだまま使用した場
合、 ネ ジ の 脱 落 等 に よ り、
背もたれが傾くなどして、 幼
児の安全に支障をきたす恐
れがあります。
20 年 07 月 22 日 当製品において、 一部の製 無償点検 ・
<新聞 ・ HP> 品で前輪部分を固定する金 補修
具の装着が不十分であった
ため、 前輪部分 (下図ご参
照) がご使用中に脱落する
可能性があることが判明。
20 年 07 月 26 日 当製品の一部において、 ネ 部品交換
<新聞 ・ HP> ジがゆるむ製品があること
が判明したため、 2008 年 7
月 8 日の新聞社告等にて告
知したが、 その後の社内精
査により、 「カルッコライト シ
リーズ」 及び 「ドッチモター
ンシリーズ」 が新たに対象
製品であることが判明。
20 年 10 月 11 日 シ ャ ワ ー ヘ ッ ド が は ず れ た 無償回収 ・
<新聞 ・ HP> シャワーホルダーにより怪我 交換 (バス
タブ部分)
をする事故が発生。
【繊維製品】
品名
製造事業者名等
デニムパン ㈱オンワード樫山
お客様相談室
ツ
0120-586-300
ストール
婦人用レギ
ンス
婦人用ワン
ピース
キルティン
グスウェット
パーカー
キルティン
グスウェット
ドレス
キルティン
グスウェット
スカート
マ リ ン
シューズ
/女性用T
シャツ
型式等
ポ-ル バイ ポ-ル ・ スミス
PR-PS-YS 0003
PR-PS-YS 0004
PR-PS-YS 0005
PR-PS-YS 0006
PR-PS-YS 0007
販売等期間
(製造時期)
H19 年 11 月
21 日~
H19 年 12 月
26 日
社告等の内容
対処方法
20 年 01 月 04 日 商品の製造過程で前ボタン 注意喚起
< HP >
を取り付ける際、 本来、 ボ
タン本体の内部に挿入され
るべき裏ボタンの 「 ツメ 」 が
外側に突出している商品が
発見されました。
㈱ 良 品 計 画 お 客 様 無印良品 あったか大判授乳もできる H19 年 10 月~ 20 年 02 月 07 日 当製品の一部において、 ボ 注意喚起
室 「 授 乳 ス ト ー ル 」 ストール
<HP>
タンの取れ易いものがある
係
事が判明。
0120-640-772
http://ryohink e i k a k u . j p /
news/2008_0207.
html.
H20 年 01 月 20 年 05 月 04 日 「Barbie (バービー)」 婦人 回収 (商品
㈱サンエー・インター [製 ・ 品名及び型式]
ナショナルバービー ・ Barbie (バービー) 婦人用デニム 19 日~
<新聞 ・ HP> 用デニムレギンスにおいて、 の 交 換 又
レギンス
H20 年 04 月
事業部 お客様係
一部商品に針の断片が混入 はお買上代
・ 品番 : 361 - 199246
28 日
0120-301172
金の返還)
した可能性のあることが判
http://www.sanei. 361 - 199249
明。
361 - 199252
net/recall/0504bb.
・ カラー : 黒 ・ グレー ・ 紺
php
H20 年 05 月 20 年 05 月 19 日 ㈱サンエー ・ インターナショナ 回収 (商品
㈱サンエー・インター [対象商品]
・商品名 : 「Private Label (プライベー 09 日~
ナショナル
<新聞 ・ HP> ル 「Private Label (プライベー 代 金 の 返
トレーベル)」 婦人用ワンピース
05 月 13 日
0120-302161
トレーベル)」 の下記の婦人 還)
http://www.sanei. ・ 品番 : 032-140054
用ワンピースを 店頭で検品
net/recall/0516pl. ・ カラー : ベージュ ・ ブラウン ・ パー
していた際に、 商品1点から
プル
php
待ち針1本が発見された。
販売点数:36 点(うち 18 点回収済み)
㈱ ユ ナ イ テ ッ ド バ ン ・ 品名 : キルティングスウェットパー H20 年 02 月 20 年 05 月 24 日 ユナイテッドバンブー” 及び 商品回収
カー
21 日~
ブー
<新聞 ・ HP> “アダム エ ロペ” の店舗に ( 返 金 ま た
品番 : UMM-3812
H20 年 04 月
0120-298-493
て販売いたしました一部商 は交換)
12 日
h t t p : / / w w w . カラー : 生成り ・ グレー
品に、 待ち針が混入してい
a d a m e t r o p e . c o m ・ 品名 : キルティングスウェットドレス
る可能性があることが判明。
http://www.jun.co.jp 品番 : UMM-3813
h t t p : / / w w w . カラー : 生成り ・ グレー
unitedbamboo.com/ ・ 品名 : キルティングスウェットスカー
ト
品番 : UMM-3814
カラー : 生成り ・ グレー
ゼビオ㈱
0120-842-550
http://www1.xebio.
co.jp/
乳 幼 児 用 T ゼビオ㈱
0120-842-550
シャツ
http://www1.xebio.
co.jp/
商 ・ 品名 : XERESブランド マリン
シューズ3型
品番 : MSAQ039 ・ MSAQ 016 ・ Y
F036
サイズ :15 ㎝~ 28 ㎝
商品名 : next ブランド 女性 T シャツ
品番 : AG-08HK 011 KHK-J
サイズ :6 号・8 号・10 号・12 号・14 号・
16 号
商 ・ 品名 : next ブランド
乳幼児用 「花柄 T シャツ」
品番 : MD418205
サイズ :9-12 ヶ月 ・ 12-18 ヶ月
・ 18-24 ヶ月幼児用
マリンシューズ : 20 年 06 月 14 日
H19 年 04 月
<新聞 ・ HP>
01 日~
H20 年 5 月 25
日
女性用Tシャツ :
H20 年 03 月
20 日~
H20 年 06 月
12 日
H20 年 02 月 20 年 06 月 14 日
13 日~
<HP>
H20 年 03 月
21 日
当製品の一部において金属 回収 ・ 返金
片の混入している事が判明
明。
当 製 品 の お い て 一 部 厚 生 回収 ・ 返金
省令第 34 条に定める基準
(0.05) を超えた遊離ホルム
アルデヒド (0.06) が検出さ
れたことが判明。
20 年 06 月 20 日 当 商 品 の 在 庫 商 品 か ら ス 回収 ・ 返金
<新聞 ・ HP> テープラーの芯が確認され
た。
商品名 : ぬいぐるみ (動物 4 種類) H20 年 06 月
14 日~
H20 年 06 月
20 日
939XET99STC2734
939XET99STC2735
カナヤママシナリー㈱ KAH020-000003~003373 H19 年 01 月~ 20 年 08 月 01 日 当製品の一部において、 ホ 無 償 部 品
H19 年 06 月
0102-573-060
<HP>
イールが破損するケースが 交換
( 製造 )
http://www.
ぬいぐるみ ゼビオ㈱
(大きさ 10cm 程度のもの)
0120-842-550
http://www1.xebio. 品番 : 939XET99STC2731
939XET99STC2732
co.jp/
歩行器
社告日(平成)
確認された。
kanayama-m.com/
noppo/top.html
製造番号による確認
方法 :
http://www.
kanayama-m.com/
noppo/number_list.
html
72
NITE安全の視点
【繊維製品 (つづき)】
品名
製造事業者名等
型式等
携帯用膝掛
け / 室内用
上履き
㈱ユニクロ
0120-760-296
http://www.uniqlo.
com/jp/corp/
pressrelease/2008/
09/092917_recall.
html
ジーンズ
㈱ユニクロ
商品名 (品番)
ボアフリースブランケット+バッグ
(無地柄) (812-053350)、
フリースブランケット+バッグ
(チェック柄) (812-053349)、
フリースブランケット+バッグ
(幾何学柄) (812-053348)、
フリースブランケット+バッグ
(パターン柄) (812-053347)、
ボアフリースルームシューズ
(812-054216)、
・ 商品名 : 女児向けジーンズ
「KIDS ( GIRLS ) ストレッチスリムス
トレートジーンズ」
・ 品番 : 121-052666 (洗濯ラベ
ルに表示)
靴下
商品名 : ジャガード鹿柄クルー
タビオ㈱
品番 : 45563
0120-315-924
http://tabio.com/
jp/corporate/news/
detail/1479.html
販売等期間
(製造時期)
H20 年 07 月
28 日~
H20 年
09 月 26 日
H20 年 04 月
21 日~
H20 年
11 月 12 日
H20 年 10 月
16 日~
H20 年
11 月 12 日
73
社告日(平成)
社告等の内容
対処方法
20 年 09 月 30 日 起毛針 (起毛ブラシ) の金 回収 ( 商品
<新聞 ・ HP> 属片の混入が判明。
代金払い戻
し)
20 年 11 月 14 日 ハート型リベット (飾り金具) 回収 ( 代金
<新聞 ・ HP> 取 り 付 け の 不 具 合 に よ り、 の 払 い 戻
内側の金具の一部が突起し し )
た商品が 11 件確認された。
(販売総数 64,998 枚の内2
件 / 在 庫 数 量 16,145 枚 の
内9件)
20 年 11 月 21 日 『靴下屋』 及び 『マイティソ 回収 (代金
<HP>
クサー』 の店舗にて販売さ 払戻)
れた商品に、 縫い針の混入
が 1 足確認されことが判明。
R-Map ( リスクマップ ) の実践研究
NITE 受付事故情報を試行的にリスク分析する
独立行政法人製品評価技術基盤機構
生活・福祉技術センター
松本 浩二
日本では、
『消費生活用製品のために必要な施策の充実、事故の未然防止及び再発防止
に資すること』を目的として、昭和 49 年 10 月 (1974/10) に事故情報収集制度が発足し
ました。当時は、通商産業省及び関連機関で情報が収集されましたが、国民生活センター
や消費生活センターを含めた情報の流れは、今日の情報収集、分析手法の基礎となって
います。2007.5.14 から施行された改正消安法によって、消費生活用製品に対する重大
製品事故報告が義務付けられましたが、その後1年間で、1,346 件の重大製品事故が経
済産業省に報告されました。重大製品事故とは、消安法施行令によれば、死亡、治療に
要する期間が 30 日以上かかるか、省令で定める障害が残る負傷又は疾病、CO中毒それ
に火災の発生です。
なぜリスクアセスメントなのか
メントはどのように違うのでしょうか。 実は、 消安
法の重大製品事故の定義には、 「発生し、 又
消費生活用製品に対する年間の製品事故情
は発生するおそれがある危害が重大」 とあり
報報告件数及びリコール件数は、 日米欧とも増
ます。 この 「おそれ」 がリスクに関係します。
加傾向にあり、 公的な技術基準だけでは製品
1990 年に国際安全規格 ISO/IEC Guide 51(JIS
の安全が確保できないという現状に直面してい
Z 8051) が安全の定義を統一しました。 これは、
ます。 自由競争による新製品の開発速度に法
消費生活用製品を含む全ての製品に適用され
規制が追いつかない、 マイコン制御に関わる新
る、安全規格を作るための指針となる規格です。
たな問題の発生、 誤使用 ・ 誤操作の問題、 さ
安全とは、 「受け入れ不可能なリスクがないこと
らに、 価格競争にあおられて安全性軽視の製
(freedom from unacceptable risk)」 と 定 義 さ れ
品が一部流通してきています。
ています。 また、 リスクとは、 「危害の発生確率
欧州では、 リスクアセスメントのガイドライン作
及びその危害の重大さの組合せ」 となっていま
りに着手し、 現在、 ドラフトが公表されている状
す。
況です。 日本においては、 2008.7.3 のNHK
ガイド 51 では、 「絶対的な安全というものは
ニュースでも公表されましたように、 経済産業
ありえない。 安全は、 リスクを許容可能なレベ
省が企業にリスクアセスメントの実施を求めるた
ルまで低減させることで達成される。 その許容
めに、 数値基準の入ったリスクアセスメントの導
可能なリスクは、 様々な要件とのバランスで決
入を検討しています。
定されるため、 時代と共に許容可能なレベルを
重大事故発生後の情報収集と、 リスクアセス
見直す必要がある。」 と、 明記されています。
74
NITE安全の視点
実際に発生した障害を基に重大事故の定義
す。 現代社会の求める安全レベルに、 開発し
を決めることは、 被害者救済、 賠償額算定の
た製品が達しているかどうか、 リスクを 「見える
観点からは必要です。 一方、 リスクアセスメント
化」 すること、 安全原則として、 リスクの除去や
は、 社会が決める受け入れ可能なリスクが基準
リスクの低減という、 製品そのものに設計段階
で、 まだ発生していない重大事故がどの程度
から本質安全対策を適用してゆくこと、 この目
の確率で発生するおそれがあるか、 そのリスク
的を達成するために、R-Map( リスクマップ。 アー
は低減可能か、 技術的、 経済的実現性を開発
ルマップとも呼ぶ ) 手法が ( 財 ) 日科技連の
当時の技術水準で判断します。 前者の裁定基
「R-Map 実践研究会」 で開発されました。 この
準はPL法や不法行為法等が関係します。 報
手法は、 すでに家電製品、 事務用機器、 医
告義務は消安法等の法律で定められています。
療機器、 部品メーカー等、 多くの企業で採用
後者のリスクアセスメント基準については、 市場
されはじめています。
にある製品に対してはリコール実施基準 ( 再発
受 け 入 れ 可 能 な リ ス ク を 推 定 す る た め に、
防止 )、 市販前については、 消費生活用製品
R-Map ではリコール判断事例、 すなわち A 領
にはまだありませんが、 リスクアセスメント実施
域と B 領域の境界に対する社会あるいは行政
基準 ( 再発防止、 未然防止 ) が該当します。
機関の判断を検証しました。 米国の事例も少し
含まれています。 そこから発生頻度ゼロレベル、
R - Map(リスクマップ)
手法について
社会が重大な危害であっても受け入れ可能な
発生頻度を推定しています。 図 1 は、 消費生
活用製品の R-Map で、 ゼロレベルは 10-8 件
国際安全規格における安全の概念は、 ガイ
/ 台 ・ 年 (0.01ppm) です。 電動車いすや電動
ド 51 が提示する 「受け入れ可能なリスク」 で
アシスト自転車等は自動車と同じ 10-7 と推定し
5
(件/台・年)
10-4 超
4
10-4 以下
~10-5超
発
生 3
頻 2
度
1
0
10-5 以下
~10-6超
10-6以下
~10-7超
10-7以下
~10-8超
10-8 以下
頻発する
C
B3
A1
A2
A3
しばしば
発生する
時々
発生する
起りそうに
ない
まず
起り得ない
考えられ
ない
C
B2
B3
A1
A2
C
B1
B2
B3
A1
C
C
B1
B2
B3
C
C
C
B1
B2
C
C
C
C
C
無傷
軽微
中程度
重大
致命的
なし
軽傷
通院加療
重傷
入院治療
死亡
なし
製品発煙
製品発火
製品焼損
火災
火災
(建物焼損)
0
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
危 害 の 程 度
図1 消費生活用製品に用いる R-Map
75
Ⅳ
A領域: 許容できない(耐えられない)リス
A領域
: 許容できない (耐えられない) リ
ク領域。ハザードがもたらす危害の程度や
スク領域。
ハザードがもたらす危害の程度
その発生頻度を減少することにより、他の他
やその発生頻度を減少することにより、
リスク領域までリスクを低減することが求め
のリスク領域までリスクを低減することが求
られる。リスクが低減できない場合は、製
められる。
リスクが低減できない場合は、
品化を断念すべき領域。市場に製品があ
製品化を断念すべき領域。
市場に製品が
る場合は、リコール領域と考えられる。
ある場合は、
リコール領域と考えられる。
B領域
危険/効用基準あるいはコストを
B領域:: 危険/効用基準あるいはコストを
含めて、
リスク低減策の実現性を考慮しな
含めて、リスク低減策の実現性を考慮しな
がらも、 最小限のリスクまで低減すべき領
がらも、 最小限のリスクまで低減すべき領
域。
ALARP 領域 (AsLow
LowASASReasonably
Reasonably 域。ALARP領域(As
Practicable
Practicable Region)。
Region)。
C領域:: 受入れ可能なリスクレベル
C領域
安全領域。
安全領域。
ています。 B 領域でも、 一定の条件を満たせ
該当しますが、 98 件 (23.8% ) です。 発生し
ば許容可能と判断されます。
た危害は重大ではなくても、 Ⅱ -5-A1 のリスク
はリコールを検討しなければならない程大きい
NITE受付情報のリスク分析
ものです。 Ⅰ -5-B3 のリスクは報告件数が 176
件 (42.8% ) と最大ですが、 リコール領域に接
1.危害の程度 / 発生頻度のリスク分析
する B3 領域ですから、 今回の事故は軽微だっ
NITE では、 2008.3.27 以降受け付けた製品
たとしても、 再発した場合に重大事故につなが
事故情報について、 R-Map によるリスク評価を
るおそれはないか検討すべき領域です。
実施しています。 2008.5.27 までの 2 カ月間に
現在の分析は、 発生した危害をベースに
859 件受け付け、 その内、 リスク評価に必要な
検討していますが、 本来のリスクアセスメント
情報が記載されていた 580 件について製品と
は、 同種の事故が再発した場合の最悪の状態
の係わりを分析し、 「調査中」 の 168 件と類焼
を想定して、 重大事故発生の可能性を評価す
火災で、 製品事故ではないと判明している1件
るものです。 図2のⅡ -5-A1、 Ⅰ -5-B3、 Ⅱ
を除いた 411 件について試行的にマクロ分析を
-4-B3 の事故情報 (223 件、 54.3% ) は、 主に
試みました。 NITE としての正式見解は、 学識
NITE が収集しますが、 重大事故の予備軍とし
経験者等により構成される事故動向等解析専
て優先的に取り扱う必要があります。
門委員会による審議・評価を経た上で、 定期的
にその結果が公表されていますが、 ここでは、
2.ハザード別のリスク分析
新しい分析手法導入効果を概観する目的でとり
図3は、 消費生活用製品に関係の深いハ
まとめています。
ザードを中心に分析しています。 発煙 ・ 発火
図2において、 危害の程度ⅣとⅢが重大製
は危害の一種ですが、 火災の要因として件数
品事故の定義のうち、 実際に発生した部分に
も多く、特別に取り上げています。発煙・発火は、
B3
A1
C
B2
C
B1
C
C
C
B3
B2
B1
C
A1
A2
A2
B3
B2
A1
B3
B1
図2 危害の程度と発生頻度から求められるリス
クによる分類
図3 ハザード別報告件数とリスク分類
76
NITE安全の視点
B3 領域の件数が際立って多く報告されていま
安全機能からアプローチしても、 安全な製品を
すが、 196 件の内、 特定メーカーの AC アダプ
作るための共通要素に出会います。
ター、 電気湯沸かし器、 電動工具用バッテリー
バッテリーは、 携帯電話、 ノートパソコン、
だけで 80%を超えます。
シェーバーや電動工具、 さらには充電式の湯
この問題に対して、 製品ごとにアプローチし
たんぽやマッサージ器からも危害報告が寄せら
ても、 次には違う製品で集中的に発煙事故が
れています。 充電可能な二次電池そのものの
発生する可能性があります。 軽微な発煙事故
問題や、 充電器側の問題があります。
で止まるような共通的な技術基準 ( 国際安全規
直流電源装置は AC アダプターです。 暖房
格の階層化構造の B 規格相当 ) 等が提案でき
機能は各種製品がありますが、ハロゲンヒーター
れば有効と思われます。
のように安価で便利な新製品が品質、 安全面
発煙 ・ 発火関連事故が目立ちますが、 A 領
での不完全さを露呈しています。
域のリスクだけをみると、 桁違いまでの差はあり
現象としては、発煙から発火、火災に至るケー
ません。 非重大な傷害情報は、 重大事故の未
スが多く、 警報機能としての火災報知機の設置
然防止のために必要です。 少なくとも B3 レベ
が義務付けられましたが、 共通安全機能として
ルの傷害報告 ( 通院レベル ) はマネジメントす
効果が期待できます。
る仕組みの構築が必要です。
4.社告回収とリスクの関係
3.機能別のリスク分析
消費生活用製品は販売台数が多く、 回収
図4は、 機能別に分類したものです。 リスク
となった場合の企業への金銭的なダメージは、
アセスメントは人への危害を中心に考えるので、
たびたび経営を揺るがすこととなります。 それだ
機能、 構造が異なる製品に共通する概念を多
けに、 回収判断は消費者の安全と、 企業の健
く扱います。 前述のハザードが代表例ですが、
全な生産活動の両立を図る重要なマネジメント
となります。
図5は、 図1の報告件数と比較してみるとそ
A1
A1
C
C
A2
B2
B1
B2
C
B1
B3
A1
B2
図 5 社告回収件数とリスク分類
図4 機能別報告件数とリスク分類
77
の差が明確になります。 回収件数 / 報告件数
今回、 初めて体系的にリスク評価しましたが、
で見てみると、 A 領域では7割程度になります
図 6 のように原産国でみると、 特異的なデータ
が、 B3 領域では1割以下となっています。 この
となります。 安全問題はもはやグローバル化し
数値は6月 10 日現在のデータで、 報告後 1 カ
ており、 消費生活用製品ついていえば、 中国
月も経過していないものも多く、 その後状況が
や台湾から出荷し、 日本に輸入され、 消費者
進展しますが、 A 領域と B 領域の社告回収率
が購入するプロセスに、 日本国内の流通プロセ
の差は、 経済産業省と NITE がリスクを社告回
スと同等の改善が必要であることを示唆してい
収の判断材料として採用していることの一端を
ます。
示しています。
件数からみると中国は電気湯沸かし器やバッ
C 領域でも社告回収があるのは、 頻度5の事
テリー、 台湾はハロゲンヒーターや AC アダプ
例は品質不良の問題で、 他はすでに社告して
ター、 日本は様々ですが、 電気湯沸かし器は
いる中で発生した潜在事故です。 また、 A1 領
共通です。 ここに上がっていない大半の製品の
域であっても使用者の不適切な使用方法に大
リスクは低く、 安全と推定されます。 その一部
きく依存していた場合は考慮されます。
の不安全な製品をどのようにして識別するか、
表示等の法律違反の場合は、 リスクが C 領
それがリスクアセスメントです。
域であって回収が必要となる場合があります。
5.原産国とリスクの関係
リスクは生産台数、 使用期間、 事故件数か
ら求める発生頻度と危害の程度から求めます。
一方、 危害の程度だけから求める件数は、 多
く生産し、 長く使用された製品ほど条件が不利
になります。 換言すると、 製品の安全性はリス
クで評価すべきです。
図 6 原産国別件数とリスク分類
78
NITE安全の視点
サンダルのエスカレーター巻き込まれ事故に
関する調査結果報告書(製品安全テスト)の概要
平成 19 年8月に樹脂製サンダル*を履いた子どもがエスカレーターに巻き込まれて足の
指を骨折する重大事故が発生し、事業者から経済産業省に重大製品事故報告が行われまし
た。また、NITEにも、平成 19 年8月以降、サンダルの巻き込み事故が相次いで報告
され、NITEは平成 19 年9月6日に特記ニュース(№ 82)を発行し、注意喚起を行い
ました。その後も事故報告が続き、同様の事故情報は平成 20 年3月末現在までに計 66 件
と多数の事故報告がNITEに寄せられています。このように事故が多発していることか
ら、NITEでは、サンダル等の安全性を調査するため、試買テストを行いました。
*履き心地が良いという評判
調査について
で近年流行した、 軟らかい樹
脂製で、 右の絵に示す形状
1. 調査の内容
をした足の甲まで覆う形のサン
①エスカレーターに巻き込まれるかどうかの
ダルのことを、 本報告書にお
いては、 「樹脂製サンダル」 ということにします。
再現テスト②軟らかさ、 伸びやすさ等の材質の
物性、 及びこれらとエスカレーターに巻き込ま
2.調査対象製品
れやすさとの関連についての調査
調査対象製品は、 市場から広く購入し、 樹
ステップ中央端部
ステップ端部
ステップ端部
黄色い線
(デマケーションライン)
黄色い線 (デマケーションライン)
黄色い線
(デマケーションライン)
黄色い線の内側
踏段 (ステップ)
保護板
スカートガード
安全装置 ( 内蔵)
下部インレットガード
( スイッチ内蔵)
登り防止用仕切板
操作盤
黄色注意襟色
踏段ライザー
踏段チェーン
非常停止ボタン
図1 エスカレーターの各部の名称
デッキボード
出典:社団法人日本エレベーター協会
くし
黄色注意襟色
79
脂製サンダル7社7銘柄 (サイズ違いを含め 11
ター巻き込まれ事故の事故内容を分析すると次
点)、 長靴5社5銘柄、 ビーチサンダル5社5銘
のとおりです ( 図2~8参照)。
柄及びズック4社5銘柄、 合計 20 社、 22 銘柄、
4.エスカレーターによる再現試験方法と
26 点です。
結果
3.事故の発生状況
エスカレーター4機 (3施設) を用いて、 そ
NITEに報告された合計 66 件のエスカレー
れぞれ上り、 下りについて、 事故と同様に巻き
込まれ現象が再現されるか、 次のとおり試験を
長靴 1 件
(1.5%)
樹脂製サンダ
ル (甲部分
が覆われたタ
イ プ ) 33 件
(50.8%)
詳細不明
31 件
(47.7%)
実施しました。
(1) 再現試験方法
①試料の接触部位 (図9参照)
イ ) つま先、 ロ) 親指側つま先、 ハ ) 小指側つ
サンダル 65 件
(98.5%)
つま先が覆わ
れていないタイ
プ 1 件 (1.5%)
図 2 巻き込まれた
履物の種類別分類
図 3 巻き込まれた
履物の構造別分類
ま先、 ニ ) 側面、 ホ ) かかと、 ヘ ) かかと斜め後
ろ
②接触条件 (角度)
試料を、 ステップに乗せた状態で水平及び
45 度の角度で、 手により1Kgf 程度の力で押し
つけました。
③エスカレーターの接触個所 (図 10 参照)
イ ) スカートガード、 ロ ) ステップ中央の踏段ラ
甲部分が覆われたタイプ
イザー、 ハ ) 上り ・ 下りの降り口のくし板
つま先が覆われていないタイプ
図4 サンダルの分類図
④エスカレーター
詳細不明
11 件 (16.7%)
くし板部分
4 件 (6.1%)
の4機の条件
ステップ端
部とスカー
トガードの
間 37 件
(56.1%)
ステップとライザーの間
14 件 (21.2%)
図5 履物が巻き込まれた
エスカレーターの個所別分類
重傷 2 件
(3.0%)
親指先
軽傷
15 件
(22.7%)
ケガはない
49 件 (74.3%)
図7 被害の程度別分類
詳細不明
28 件
(42.4%)
つま先
ESⅠ : スカート
つま先
28 件
(42.4%)
ガードにシリコンオ
イルが塗布された
小指先
条件
側面
5 件 (7.6%)
かかと
5 件 (7.6%)
側面
かかと
図9 接触部位
図6 巻き込まれた
履物の部位別分類
詳細不明
10 件 (15.2%)
大人
7 件 (10.6%)
子ども
49 件(74.2%)
図8 大人・子ども別分類
80
図 10 上りエスカレーターの接触個所
NITE安全の視点
ESⅡ : スカートガードにシリコンオイルが塗布
(2) 再現試験の結果
されていない条件
表1に示すとおり、 樹脂製サンダルは、 ほと
ESⅢ : スカートガードにシリコンオイルが塗布
んどが巻き込まれました。 長靴は1銘柄のみ巻
されていない条件
き込まれましたが、 ビーチサンダル及びズック
ESⅣ : スカートガードにシリコンオイルが塗布
は巻き込まれることはありませんでした。
されていない条件
また、 エスカレーターのコンディション (スカー
(ESⅠ以外は、 滑りを良くするシリコンオイル
トガードのシリコンオイル塗布) にも影響を受け
が塗布されていない条件で行いました)
ていると思われ、 エスカレーターによって異なる
傾向を示しました。
区分
サイズ (㎝)
試料№
(銘柄番号)
表1 再現試験の結果
14
(1)
18
24
24
(3)
18
(4)
17
樹脂製サンダル
18
(2)
18
(5)
(6)
19
18
(7) 24.5
17
(9)
18
(10)
18
(11)
18
(12)
18
(13)
18
(14)
18
(15)
(16)
ビーチサンダル
(8)
エスカレーター現場調査結果
ES Ⅰ
ES Ⅱ
ES Ⅲ
(スカートガードにシリコン油を (スカートガードにシリコン油を (スカートガードにシリコン油を
塗布された条件)
塗布されていない条件)
塗布されていない条件)
上りのサイドで親指先 (傾
巻き込まれなし
巻き込まれなし
斜)、 つま先で巻き込んだ。
上りのサイドで親指先 (傾
巻き込まれなし
巻き込まれなし
斜)、 つま先で巻き込んだ。
ES Ⅳ
(スカートガードにシリコン油を
塗布されていない条件)
上り、 下りのサイド、 ステップ
で巻き込んだ。
上り、 下りのサイド、 ステップ
で巻き込んだ。
上 り の サ イ ド で 巻 き 込 ん だ。
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
下りのサイドでつま先が巻き
込んだ。
下りの中央で、 側面 (傾斜) 上 り の サ イ ド で 親 指 先 ( 傾 上り、 下りのサイドで巻き込
巻き込まれなし
を巻き込んだ。
斜)、 つま先で巻き込んだ。 んだ。
上り、 下りのサイドで巻き込
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
んだ。
上 り の サ イ ド で 親 指 先 ( 傾 上り、 下りのサイドで巻き込
巻き込まれなし
巻き込まれなし
斜)、 つま先で巻き込んだ。 んだ。
下りのサイドで、 つま先が挟
上 り の サ イ ド で 親 指 先 ( 傾 上り、 下りのサイドで巻き込
巻き込まれなし
まりかけた。
斜)、 つま先で巻き込んだ。 んだ。
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
上りのサイドで親指先を巻き
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
込んだ。
上りのサイドでつま先、 親指
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
先を巻き込んだ。
下りのステップで小指先が
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
ひっかかった。
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(17)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(18)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(19)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(20)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(21)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
(22)
18
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
長靴
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
上り、 サイドで小指先 (傾斜)
巻き込まれなし
で挟まりかけた。
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
巻き込まれなし
ズック
※背景色がピンク色がかかったのは試料が巻き込まれかけた、 青色は試料が巻き込まれたことを示します。
81
巻き込まれなし
上り、 下りのサイドで側面を
巻き込んだ。
巻き込まれなし
巻き込まれなし
5.物性試験方法と結果
ニルでした。
5-1 組成分析
④ズックは、 甲部分が綿、 ポリウレタン、 底
(1) 試験方法
部はポリ塩化ビニル、 クロロプレン系ゴム、 スチ
組成分析の対象部位は、 樹脂製サンダル及
レンブタジエンゴムでした。
び長靴は甲部分、 ビーチサンダルは甲部分が
5-2 断面観察
無いため底 (ソール) 部分、 ズックは甲部分と
(1) 試験方法
底部分とし、赤外分光光度法によるATR法 (多
断面観察の対象部位は、 樹脂製サンダル及
重反射方式) 等で行いました。
び長靴は甲部分、 ビーチサンダル、 ズックは
(2) 試験結果
底部分とし、 走査型電子顕微鏡により倍率 100
①樹脂製サンダルは、 7銘柄中6銘柄がEV
倍で断面を観察しました。
A (ポリエチレン ・ 酢酸ビニル共重合体)、 1銘
(2) 試験結果 (図 11、 12)
柄が低結晶性ポリエチレンでした。
①樹脂製サンダルは、 いずれも発泡性樹脂
②ビーチサンダルは、 EVA (ポリエチレン ・
材のものでした。
酢酸ビニル共重合体)、 ポリ塩化ビニル、 及び
②ビーチサンダルは、 底部が発泡性樹脂材
ポリブタジエン系ゴムでした。
のものが4銘柄、 発泡性ではない樹脂材のもの
③長靴は、 クロロプレン系ゴム、 ポリ塩化ビ
が1銘柄でした。
テスト方法等の概要一覧
テスト項目
テスト方法
赤外分光光度法
組成分析
ATR法 (多重反射方式)
樹脂製サンダル及び長靴は甲部分、 ビーチサンダル、 ズック
断面の形状 は底部分を観察対象部位とし、 走査型電子顕微鏡により 100
倍で断面を観察した。
引張荷重 JIS K 7113 プラスチックの引張試験方法による。 測定個所は、
(破壊時の荷 樹脂製サンダル、 長靴及びズックは甲部分を、 ビーチサンダ
重)
ルは甲部分がなく、 底部分を測定した。
JIS K7181 プラスチック-圧縮特性の試験方法による。 測定個
所は、 樹脂製サンダル、 長靴及びズックのつま先甲部分を圧
圧縮荷重 縮して甲部分が底部に接触する手前まで圧縮したときの押圧
荷重を測定した。 なお、 ビーチサンダルは甲部分がないため
実施していない。
JIS K6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法による。
硬さ
測定個所は、 樹脂製サンダル、 長靴及びズックは甲部分を、
甲部分がないビーチサンダルは底部分を測定した。
JIS K7113 プラスチックの引張試験方法による。 測定個所は、
10%引張荷
樹脂製サンダル、 長靴及びズックは甲部分を、 ビーチサンダ
重
ルは底部分を測定した。
JIS Z1711 ポリエチレンフィルム製袋 厚さ測定方法による。 測
定個所は、 樹脂製サンダル、 長靴及びズックは甲部分を、 ビー
チサンダルは甲部分が無いことから底部分を測定した。
JIS K7113 プラスチックの引張試験方法による。 測定個所は、
伸び率
樹脂製サンダル、 長靴及びズックは甲部分を、 ビーチサンダ
ルは底部分を測定した。
JIS K7125 プラスチック-フィルムシート及びシートの摩擦係数
試験方法による。 測定個所は樹脂製サンダル、 長靴及びズッ
クは甲部分を、 ビーチサンダルは底部分について動摩擦係数
動摩擦係数 を測定した。 測定では、 スカートガードに使用されているフッ素
樹脂加工を施したステンレス板を使用し、 シリコンオイルをステ
ンレス板に塗布した場合と塗布しない場合の動摩擦係数を測
定した。
厚さ
82
試験のねらい
基礎的な性質を把握するため組成を確認した。
基礎的な性質を把握するため断面を確認した。
各種物性を測定する前の基礎試験として、 試料の破壊時の強
度特性を確認した。
小さい力で押しつぶされやすいほど、 エスカレーターの隙間に
引き込まれやすいという想定から、 圧縮荷重 (押しつぶされや
すさ) を測定し、 巻き込まれやすさの要因の1つであるかどう
かを検証した。
材質が軟らかく変形しやすいほど、 エスカレーターの隙間に引
き込まれやすいとの想定から、表面硬さ (軟らかさ) を測定し、
巻き込まれやすさの要因の1つであるかどうかを検証した。
弱い力で初期の伸びが起こるほど、 エスカレーターに引き込ま
れやすいという想定から、 伸び率 10%時の引張り応力 (この
値が小さいと、 初期段階の伸びに必要な力が小さいことを示す
が、 逆に小さい力で伸びることでもあり、 伸びやすさをも示す。)
を測定し、 初期の伸びに必要な力が、 巻き込まれやすさの要
因の1つであるかどうかを検証した。
素材が薄いほど、 エスカレーターの隙間には巻き込まれやす
いとの想定から、 材質の厚さが、 巻き込まれやすさの要因の1
つであるかどうかを検証した。
素材が伸びるほど、 エスカレーターの隙間に巻き込まれやす
いという想定から、 伸び率が、 巻き込まれやすさの1つである
かどうかを検証した。
履物が接触するスカートガードとの摩擦係数が大きいほど、 巻
き込まれやすいという想定から、 動摩擦係数の大きさが、 巻き
込まれやすさの要因の1つであるかどうかを検証する。 併せて、
シリコンオイルを塗布することで動摩擦係数がどの程度低下す
るかを検証した。
NITE安全の視点
③長靴、 ズックは、 いずれも発泡性ではな
い樹脂材でした。
5-3 引張荷重(破壊時の荷重)
(1) 試験方法
JIS K7113 プラスチックの引張試験方法によ
るものです。
測定個所は、樹脂製サンダル、長靴及びズッ
樹脂製サンダル
(ポリエチレン)
図 11 発 泡 性 樹 脂
材の断面形状の例
クは甲部分を、ビーチサンダルは甲部分がなく、
底部分を測定しました。 ビーチサンダルのうち1
銘柄 (№ 12) は底部分が硬すぎたため測定で
長靴
(塩化ビニル)
図 12 発泡性でない樹
脂材の断面形状の例
きませんでした。
引張荷重が小さくなりました。
この試験は、 各種物性を測定する前の基礎
なお、 引張荷重は、 製品破損と関係する数
試験として、 試料の破壊時の強度特性を確認
値であり、 巻き込みやすさと直接的な関連性は
するために行いました。
ないと考えられます。
(2) 試験結果及び考察
5-4 圧縮荷重
図 13 に示します。
(1) 試験方法
①樹脂製サンダルは、 ビーチサンダル、 長
JIS K7181 プラスチック-圧縮特性の試験方
靴に比べて引張荷重が小さい値でした。
法によるものです。
②樹脂製サンダルにおいて、 サイズが大き
測定個所は、樹脂製サンダル、長靴及びズッ
いほど、引張荷重が大きい傾向が見られました。
120
③ビーチサンダルは厚みのある底部分を測
クの甲のつま先部分を製品のまま圧縮して、 そ
定したため引張荷重は大きい値でした。
圧荷重を測定しました。
100
なお、 ビーチサンダルは甲部分がないため
の部分が底部に接触するまで圧縮したときの押
④ズックは1銘柄を除き、 樹脂製サンダルより
単位 N
120
80
120
111.
80
引張荷重(N)試験結果
105.
00
100
60
100
60
51.
76
80
40
樹脂製サンダル
平均値 18.57
40
60
20
20
40
0
30.
57
20.
52
20.
44
21.
64
16.
34
20.
30
22.
54
20.
08
13.
28
16.
16
15.
22
0
27.
76
27.
22
16.
76
21.
62
24.
22
29.
30
12.
42
12.
65
15.
77
16.
50
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
20
29.
22
ビーチサンダル
図 13 引張荷重(破壊時の荷重)
83
長靴
ズック
実施しませんでした。
検証しました。
この試験では、 小さい力で押しつぶされやす
(2) 試験結果及び考察
いほど、 エスカレーターの隙間に引き込まれや
結果を図 15 に示します。
すいという想定から、 圧縮荷重 (押しつぶされ
①樹脂製サンダルは、 長靴、 ズックに比して
やすさ) を測定し、 巻き込まれやすさの要因の
硬さが小さい値 (軟らかいこと) を示し、 軟ら
1つであるかどうかを検証しました。
かい材質であることが分かりました。
(2) 試験結果及び考察
②樹脂製サンダル間において、 サイズによる
結果を図 14 に示します。
硬さの違いは見られませんでした。
樹脂製サンダルは、 長靴、 ズックに比べて
③ビーチサンダルは底部分が樹脂製サンダ
大きい値を示しており、 圧縮荷重と巻き込まれ
ルと同程度の硬さのものも見られますが、 底材
やすさとの関連性は見出せない結果となりまし
の厚みがあるため、 エスカレーターでの再現試
た。
験では巻き込まれるものがなかったものと思わ
5-5 硬さ
れました。
(1) 試験方法
樹脂製サンダルが他の試料と比べ軟らかい
JIS K6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ
材料特性を持っており、 素材の硬さ (軟らかさ)
試験方法によるものです。
は巻き込まれやすさとの関連性がうかがえまし
測定個所は、樹脂製サンダル、長靴及びズッ
た。
クは甲部分を、 甲部分がないビーチサンダル
5-6 10%引張荷重
は底部分を測定しました。
(1) 試験方法
この試験では、 材質が軟らかく変形しやすい
JIS K7113 プラスチックの引張試験方法によ
ほど、 エスカレーターの隙間に引き込まれやす
るものです。
いとの想定から、表面硬さ (軟らかさ) を測定し、
測定個所は、 樹脂製サンダル、 長靴及びズッ
80
巻き込まれやすさの要因の1つであるかどうかを
クは甲部分を、 ビーチサンダルは底部分を測
単位 N
70
70
圧縮荷重 試験結果
樹脂製サンダル
平均値 46.8
60.5
60
60
61.6
56.3
52.8
53.3
51.9
50
50
40
40
37.9
35.4
33.9
32.3
30
39.2
31
30
24.5
21.4
20
23.2
22.8
24.4
20
30.1
28.3
23.7
18.2
10
10
0
0
(1)
14 ㎝
(1)
18 ㎝
(1)
24 ㎝
(2)
18 ㎝
(2)
24 ㎝
(3)
18 ㎝
(4)
17 ㎝
(5)
18 ㎝
(5)
19 ㎝
(6)
(7)
(13)
18 ㎝ 24.5 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
(14)
18 ㎝
(15)
18 ㎝
長靴
図 14 圧縮荷重
84
(16)
18 ㎝
(17)
18 ㎝
(18)
18 ㎝
(19)
18 ㎝
(20)
18 ㎝
ズック
(21)
18 ㎝
(22)
18 ㎝
NITE安全の視点
定しました。 ビーチサンダルのうち1銘柄 (№
(1) 試験方法
12) は底部分が硬すぎたため測定できません
JIS Z1711 ポリエチレンフィルム製袋 厚さ測
でした。
定方法によるものです。
この試験では、 弱い力で初期の伸びが起こ
測定個所は、樹脂製サンダル、長靴及びズッ
るほど、 エスカレーターに引き込まれやすいと
クは甲部分を、 ビーチサンダルは甲部分が無
いう想定から、 伸び率 10%時の引張荷重 (こ
いことから底部分を測定しました。
の値が小さいと、 初期段階の伸びに必要な力
この試験では、 素材が薄いほど、 エスカレー
が小さいことを示しますが、 逆に小さい力で伸
ターの隙間には巻き込まれやすいとの想定か
びることでもあり、 伸びやすさをも示します。) を
ら、 材質の厚さが、 巻き込まれやすさの要因の
測定し、 初期の伸びに必要な力が、 巻き込ま
1つであるかどうかを検証しました。
れやすさの要因の1つであるかどうかを検証しま
(2) 試験結果及び考察
した。
結果を図 17 に示します。
(2) 試験結果及び考察
①樹脂製サンダルの厚さは、 長靴、 ズックに
結果を図 16 に示します。
比べて比較的大きい値を示しました。
①樹脂製サンダルは、 長靴と同じ程度の値
②樹脂製サンダルではサイズが小さいほど厚
でした。
さが小さい (薄い) 値を示しました。
②樹脂製サンダルは、 ビーチサンダル、 ズッ
③ビーチサンダルは、 底部分測定のためか
クと比べるとかなり小さい値を示しました。
なり厚くなりました。 これは、 伸びる材質であり
ビーチサンダル等と比べ、 樹脂製サンダル
ながらも再現試験で巻き込まれなかったことの1
は 10%引張荷重が小さく、 10%引張荷重は巻
つ要因と推測されました。
き込まれやすさとの関連性がうかがえました。
100
材質の厚さは、 子ども用の薄いサンダルで
5-7 厚さ
単位
(IRHD)
84
硬さ 試験結果
8080
69
67
66.4
69.2
70
66
65
62
60
62
60
4040
36.8
34
35.2
34.2 34.4
31.8
30
33.4
54.8
52.2
樹脂製サンダル
平均値 33.9
35.6
36
36.6
36
32
30
2020
00
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
図 15 硬さ
85
長靴
ズック
事故が多いこと (上記②)、 ビーチサンダルに
JIS K7113 プラスチックの引張試験方法によ
関する推測 (上記③) から、 巻き込まれやす
るものです。
さとの関連性がうかがえました。
測定個所は、 樹脂製サンダル、 長靴及び
5-8 伸び率
ズックは甲部分を、 ビーチサンダルは底部分を
(1) 試験方法
測定しました。 ビーチサンダルのうち1銘柄 (№
単位 N
60
56.95
5050
10%引張荷重(N)試験結果
46.55
4040
3030
2020
15.82
10.30
1010
9.81
5.64
5.02
8.19
0
3.48
3.5
樹脂製サンダル
平均値 1.92
3.03
2.65
2.5
2.02
2.56
2.28
2.2
2.06
1.85
1.51
1.5
1.63
1.79
2.47
2.08
1.99
1.65
1.64
1.44
1.24
1.01
0.5
0.0
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
長靴
ビーチサンダル
ズック
図 16 10%引張荷重
20
単位 ㎜
18.7
厚さ 試験結果
15.52
15.5
1515
14.35
1010
樹脂製サンダル
平均値 3.50
55
3.95
2.83
3.01
3.56
4.02 3.78
3.95
5.43
3.9
4.01
3.12
2.36
2.21
2.3
2.44
1.93
1.95
2.02
1.89
1.05
00
2.65
1.24
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
図 17 厚さ
86
長靴
ズック
NITE安全の視点
12) は底部分が硬すぎたため測定できません
因が相互に関連していることがうかがえました。
でした。
5-9 動摩擦係数
この試験では、素材が伸びるほど、エスカレー
(1) 試験方法
ターの隙間に巻き込まれやすいという想定から、
JIS K7125 プラスチック-フィルムシート及び
伸び率が、 巻き込まれやすさの要因の1つであ
シートの摩擦係数試験方法によるものです。
るかどうかを検証しました。
測定個所は樹脂製サンダル、 長靴及びズッ
(2) 試験結果及び考察
クは甲部分について、 ビーチサンダルは底部
結果を図 18 に示します。
分について動摩擦係数を測定しました。 測定
①樹脂製サンダルは大きい伸び率を示し、
では、 スカートガードに使用されているフッ素樹
長靴も比較的伸び率が大きく、 ほとんどが 200
脂加工を施したステンレス板を使用し、 シリコン
~ 400%伸びるものでした。
オイルをステンレス板に塗布した場合と塗布し
②樹脂製サンダルではサイズが小さいほど、
ない場合の動摩擦係数を測定しました。
伸び率が高い傾向が見られました。
この試験では、 履物が接触するスカートガー
③ビーチサンダル及びズックともに、 低い伸
ドとの摩擦係数が大きいほど、 巻き込まれやす
び率でした。
いという想定から、 摩擦の大きさが、 巻き込ま
樹脂製サンダルは伸び率が高く、 伸びやす
れやすさの要因の1つであるかどうかを検証しま
さはエスカレーターに巻き込みやすさとの関連
した。 併せて、 シリコンオイルを塗布することで
性がうかがえました。
動摩擦係数がどの程度低下するかを検証しまし
しかし、 長靴の試料 ( № 14)、 試料 ( № 15)
た。
が非常に高い伸び率を示しているものの、 エス
(2) 試験結果及び考察
カレーターによる再現試験で、 長靴で唯一巻き
試験結果を図 19 及び図 20 に示します。
込まれたものは伸び率が比較的低い試料 ( №
①樹脂製サンダル及び長靴は、 全体的に動
13) であり、 巻き込まれる現象には、 種々の要
摩擦係数は比較的大きい値でした。
単位
500
(%)
480
伸び率(%)試験結果
450
430
430
400
400
樹脂製サンダル
平均値 299
310
310
300
300
280
290
280
270
230
240
230
210
230
240
210
200
200
100
100
83
56
49
38
19
00
29
28
19
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
図 18 伸び率
87
長靴
ズック
②ズック、 ビーチサンダルは一部を除き全般
においても巻き込まれたものは、 長靴の1例を
的に比較的小さい値でした。
除き、 樹脂製サンダルであったことから、 樹脂
③再現試験で、 長靴で唯一巻き込まれた試
製サンダルは、 各銘柄とも、 黄色い線を踏ん
料 ( № 13) は、 動摩擦係数が最も大きい値を
でスカートガードや踏段ライザーに押しつけるよ
示しました。
うにエスカレーターに乗った場合、 巻き込まれ
樹脂製サンダルの動摩擦係数は比較的大き
やすいと考えられます。
く、 動摩擦係数は巻き込まれやすさとの関連性
(2) この樹脂製サンダルは、 今回の物性測定
がうかがえました。
において、 他の試料と比べ、 総じて、 ①軟ら
また、 シリコンオイルを塗布した場合と塗布し
かい (硬さの測定値が小さい)、 ②伸びやすい
ない場合との摩擦係数の比較は、 試験結果を
(10%引張荷重が小さい、 伸び率が大きい)、
図 19 に示すとおり、 シリコンオイルを塗布した
③滑りにくい (動摩擦係数が大きい)、 という特
場合、 動摩擦係数が小さい値となっていること
徴を共通的に持っていることが分かりました。 こ
から、 シリコンの塗布は巻き込まれのリスク軽減
のことから、 これらの材料特性を合わせ持って
に効果的であると考えられます。
いることが、 エスカレーターに巻き込まれやす
い要因の1つであると推定されます。
試験結果のまとめ
(3) また、 同じ樹脂製サンダルにおいても、
サイズが小さい方が、 薄くかつ伸びやすいこと
1.樹脂製サンダルのエスカレーターへの
も判明しました。
巻き込まれやすさとその材料特性
(4) 更に、 動摩擦係数試験において、 シリコ
(1) 巻き込まれ事故のうち、 サンダルの種類が
ンオイルを塗布すると摩擦力が低下しました。
判明しているものでは、 ほとんどが樹脂製サン
(5) 樹脂製サンダルは5つの材料特性で共通
ダルの事故であること、 また、 今回の再現試験
性がある旨上記 (2) で述べたところですが、
1.0
摩擦係数
動摩擦係数(シリコン塗布前)
試験結果
0.879
0.833
0.8
0.800
樹脂製サンダル
平均値 0.654
0.763
0.752
0.708
0.702
0.638
0.775
0.73
0.673
0.661
0.62
0.651
0.615
0.587 0.585
0.600
0.6
0.525
0.508
0.455
0.429
0.402
0.4
0.400
0.402
0.4
0.352
0.29
0.251
0.200
0.2
0.000
0.0
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
長靴
図 19 動摩擦係数(シリコンオイルを塗布しない場合 )
88
ズック
NITE安全の視点
この共通性を概括的に見るため、 これら5つの
②巻き込まれるメカニズム
材料特性 (動摩擦係数、 10%引張荷重、 伸
イ ) 樹脂製サンダルを履いてステップ端部の
び率、 硬さ、 厚さ) を、 試料ごとにプロットした
黄色い線を踏み、 サンダルの甲部分をスカート
ものを図 21、 樹脂製サンダル等の種類ごとに
ガードに押しつけるように接触します。
平均した値をプロットしたものを図 22 に示しま
ロ ) 材質の動摩擦係数が大きいことから、 サ
す。
ンダルとスカートガードとの間には比較的大きな
摩擦力が生じます。
2.樹脂製サンダルの巻き込まれるメカニ
ハ ) この摩擦力によって、 伸びやすい性質で
ズム
あるサンダルが引き伸ばされ、 厚さが薄くなり、
樹脂製サンダルがエスカレーターに巻き込ま
ステップ端部の隙間に甲部分から引き込まれま
れる個所は次の3通りあり、 そのメカニズムは次
す。
のとおりと推定されます。
ニ ) 隙間に挟み込まれたサンダルは、 材質の
(1) ステップの左右端部とスカートガードの隙
伸びやすさ等から、 更に、 隙間に引き込まれ、
間で巻き込まれるケース
時には足の指までもが挟まれることもあると推定
①巻き込まれる可能性のあるエスカレーター
されます。
の位置
(2) ステップと前 (又は後) 踏段ライザーの隙
イ ) 上りエスカレーターでは、 ステップ端部と
間で巻き込まれるケース
スカートガードとの隙間。
ステップの黄色い線を踏み、 サンダルの甲部
ロ ) 下りエスカレーターでは、 ステップ端部の
分を、 上りでは前 (又は下りでは後) の踏段ラ
垂直部分 (踏段ライザーの端部) とスカートガー
イザーに押しつけるように接触すると、 降り口で
ドとの隙間。
徐々に段差が水平となっていく過程で、 上りで
1.0
摩擦係数
動摩擦係数比較 ( シリコン塗布前
-シリコン塗布後)試験結果
左 動摩擦係数
0.8
0.800
右 シリコン塗布後
動摩擦係数
0.6
0.600
0.4
0.400
0.2
0.200
0.0
0.000
(1) (1) (1) (2) (2) (3) (4) (5) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22)
14 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 24 ㎝ 18 ㎝ 17 ㎝ 18 ㎝ 19 ㎝ 18 ㎝ 24.5 ㎝17 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝ 18 ㎝
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
長靴
図 20 動摩擦係数(シリコンオイルを塗布した場合と塗布しない場合の比較)
89
ズック
は前 (又は下りでは後) の踏段ライザーとステッ
(3) くし板で巻き込まれるケース
プとの隙間に挟み込まれます。 巻き込まれる過
少数の事故報告はあるものの、 再現試験
程は、 上記 (1) と同様です。
では、 再現しなかったこと等から、 詳細不明で
す。
動摩擦係数
10%引張荷重(N)
1.0
-1.0
0.9
0.0
0.8
1.0
伸び率(%)
硬さ(IRHD)
20
600
厚さ(㎜)
-1.0
550
0.0
500
25
450
1.0
400
30
350
0.7
2.0
3.0
250
0.6
35
200
3.0
4.0
150
0.5
2.0
300
40
5.0
100
4.0
50
0.4
5.0
0.3
6.0
6.0
45
0
-50
7.0
-100
50
8.0
-150
0.2
-200
7.0
0.1
8.0
9.0
55
-250
10.0
-300
樹脂製サンダル
ビーチサンダル
長靴
ズック
図 21 試料別に5つの材料特性をプロットした図
動摩擦係数
0.7
10%引張荷重(N)
1.0
伸び率(%)
350
硬さ(IRHD)
30
300
2.0
2.0
35
250
0.6
3.0
200
3.0
4.0
40
150
0.5
4.0
5.0
45
100
6.0
7.0
50
0.4
5.0
50
0
8.0
-50
6.0
9.0
55
0.3
10.0
-100
7.0
60
-150
0.2
11.0
-200
12.0
65
8.0
13.0
-250
0.1
厚さ(㎜)
1.0
9.0
樹脂製サンダル
14.0
70
-300
ビーチサンダル
長靴
図 22 履物の種類ごとの平均値をプロットした図
90
ズック
NITE安全の視点
カレーターで正しい乗り方がなされなかった場
結論及び要望
合に備えて、 今後、 巻き込まれのリスク低減の
1.結論
ため、 動摩擦係数を低下させる、 硬さを強化
(1) 事故報告件数や再現試験の結果から、 樹
する、 伸びにくくする等の材質の改良 ・ 変更を
脂製サンダルは、 各銘柄とも、 巻き込まれやす
図る、 甲部分が直接エスカレーターに接触しに
い傾向にある製品であるといえます。 このことか
くいようにする等、 形状 ・ 構造の改善を図る等
ら、 その材質の共通特徴である 「滑りにくい」、
の商品設計の工夫を要望します。
「軟らかい」 及び 「伸びやすい」 の3つの性質
(2) エスカレーターの保守事業者、 エスカレー
を併せ持っていることが巻き込まれの要因の一
ター設置者に向けて
つとなっていると推定されます。
①事故防止の1つとして、 エスカレーターの
(2) 他の要因としては、 履物の形状、 スカート
スカートガードの動摩擦係数を低下させることが
ガード (又は踏段ライザー) への履物の押しつ
有効と考えられます。 このため、 エスカレーター
け程度、エスカレーターのコンディション (スカー
の日常の保守において、 スカートガードにシリ
トガード部への潤滑剤の塗布状況) 等種々の
コンオイル等の潤滑剤を塗布することを要望し
要因が相互に影響し合って事故が発生してい
ます。
るものと考えられます。
②黄色い線の内側に立つ等正しい乗り方に
(3) しかし、 こうした巻き込まれ事故は、 エスカ
ついて、 注意表示ステッカーの貼付 ・ 設置、
レーターの正しい乗り方を理解し守っていれば、
注意放送等を、 今後とも徹底することを要望し
防げることはいうまでもありません。
ます。
(4) また、 今回の事故は、 子どもにおいて多
(3) 消費者に向けて
く発生していることが、 特徴的です。
①エスカレーターに乗る時は、エスカレーター
これは、 サンダルのサイズが小さいと素材が
に貼られている注意表示や、 エスカレーター乗
薄くなり、 より伸びやすくなることなども考えられ
降時にアナウンスされている注意放送に従い、
ますが、 子どもには正しい乗り方や危険性を認
正しい乗り降りをして下さい。
識できていないことも影響していると推定されま
特に、 「黄色い線」 を踏まず、 「黄色い線」
す。
の内側に立つように注意して下さい。
(5) シリコンを塗ると摩擦が低下することから、
②子どもで事故が多く発生していることから、
スカートガードにシリコンオイルを塗布すると、
保護者の方は、 子どもがエスカレーターを使用
巻き込まれのリスク低減に効果的であると考えら
する際は、 危険な乗り方、 遊び乗りなどをしな
れます。
いよう、 エスカレーターの正しい乗り方を教える
とともに、 子どもの安全な乗り降りに注意して下
2.NITEからの提案・要望
さい。
(1) サンダルの製造 ・ 輸入事業者に向けて
③樹脂製サンダルを履いてエスカレーターに
①樹脂製サンダルについては、 製品のタグ
乗る時には、 特に上記①②に注意して頂くとと
やパッケージなどで、 子どもが見てもわかりや
もに、 当該サンダル以外であっても、 ゴム製の
すい方法で注意喚起を徹底して行うことを要望
履物、 ビニル製の履物、 靴紐、 裾丈が長い衣
します。
服などでも、 巻き込まれる可能性がありますの
②樹脂製サンダルについては、 万一、 エス
で注意して下さい。
91
視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズ
に関する調査結果(概要)について
視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズを装用したところ、眼傷害を被った
という事故情報がNITEに寄せられています。そこで、NITEはその流通・安全性
評価の実態などについて実態調査を行い「視力補正を目的としないカラーコンタクトレ
ンズに関する調査」結果の報告書及び概要(ともにNITEホームページよりダウンロー
ド可能)を7月 10 日に公表しました。概要については以下のとおりです。
経緯
ズの流通実態、 安全性評価等を把握するため
に調査を行った結果は次のとおりです。
視力補正を目的としないカラーコンタクトレン
①材料として HEMA(2 -ヒドロキシエチルメ
ズ ( 以下 「おしゃれ用カラーコンタクトレンズ」
タクリレート 2-Hydroxyethylmetha-crylate) が使
という。 ) については、 平成 18 年 2 月に独立
用されています。 着色方法は、 環状着色が行
行政法人国民生活センター ( 以下 「国民生活
われており、 表面 ( 眼球側に接する側、 まぶた
センター」 ) が 「おしゃれ用カラーレンズのテス
に接する側のいずれか ) に着色剤を印刷したも
ト結果-おしゃれ用コンタクトレンズ-視力補正
のが存在します。 着色剤を HEMA 材料の間に
を目的としないものを対象に-」 において、 眼
挟みサンドイッチ構造にして包み込んでいるも
粘膜刺激が起こりうる程度の細胞毒性が認めら
のなどがあります。
れるものや、 着色剤の溶出が確認されたもの、
②おしゃれ用カラーコンタクトレンズの安全性
夜間の自動車等の運転等に注意が必要なもの
評価の実態
など、 安全性、 品質に問題があるとしています。
多くの輸入事業者は、 海外の製造事業者か
また、製品評価技術基盤機構 ( 以下 「NITE」
ら医療機器分野での製造 ・ 管理マネージメン
という。 ) の事故情報収集制度において、おしゃ
ト体制の確認を行っていますが、 輸入されるお
れ用カラーコンタクトレンズの事故情報が寄せら
しゃれ用カラーコンタクトレンズの製品自体の安
れているところです。
全性を確認している輸入事業者はいませんでし
このようなことから、 NITE内に 「視力補正を
た。
目的としないカラーコンタクトレンズに関する調
以上の結果から、 視力補正用コンタクトレンズ
査委員会」 を設置し、 以下、 おしゃれ用カラー
と同様に、 眼の粘膜に直接装用するものである
コンタクトレンズの流通 ・ 安全性評価の実態、
にもかかわらず、 輸入事業者において、 安全
被害状況、 品質、 海外規制等についての実態
性の確認が十分に行われていないことが明らか
調査を行いました。
となりました。
実態調査結果
2.おしゃれ用カラーコンタクトレンズの
装用被害、使用実態状況
1.おしゃれ用カラーコンタクトレンズの
おしゃれ用カラーコンタクトレンズの使用により
製造、流通等
生じた眼障害について、 社団法人日本眼科医
市場におけるおしゃれ用カラーコンタクトレン
会会員を対象に眼科医及び受診者にアンケー
92
NITE安全の視点
トを行った結果は次のとおりです。
手入れ不良
42 件
25%
① 眼科医アンケート結果
不明
51 件
30%
原因が推定される眼障害の多くは、 「手入れ
不良」 (25% )、 「長時間装用」 (10% )、 「使用
方法を理解していない」 (10% )、 「装用したま
不明
51 件
30%
ま就寝」 ( 4% ) など、 使用方法の問題により
生じたものである場合が多くありました。
また、 「品質が悪い」 (13% )、 「着色剤のは
着色材はげ落ち
・ 漏出 7 件 4%
使用方法
88 件
53%
TOTAL
167 件
長時間装用
16 件
10%
品質
28 件
17%
げ落ち ・ 漏出」 ( 4% ) による、 いわゆる品質
使用方法を理解していない
16 件
10%
品質が悪い
21 件
13%
の問題と考えられるものがありました。
以上の結果から、 おしゃれ用カラーコンタクト
レンズの手入れの仕方、 装用時間などの使い
使い回し
1 件 1%
方に関する理解が不十分であることに加え、 品
装用したまま就寝
無理な装用 7 件 4%
6 件 3%
図2. 眼障害の原因
質の問題についても眼障害の原因である可能
性が明らかになりました。
ていない」 (84% )、 「取扱説明書をもらってい
②受診者アンケート結果
ない」 (34% ) 等、 受診者が十分な情報提供を
眼障害報告 98 件を分析すると、 受診者は、
受けていませんでした。
10 代後半から 20 代前半までの女性が約 9 割
また、 使用頻度については、 「ほぼ毎日使
を占めています。
用している」 60 人 (61% ) と、 常時おしゃれ用
また、 おしゃれ用カラーコンタクトレンズの購
カラーコンタクトレンズを装用していることが少な
入先は、 「販売店」 (47% )、 「インターネット ・
くない実態が明らかになりました。
雑誌」 (47% ) となっています。
以上の結果から、 おしゃれ用カラーコンタク
普段、 おしゃれ用カラーコンタクトレンズ以外
トレンズは、 おしゃれ目的に 10 代後半から 20
に、 「コンタクトレンズを使用していない」 人は、
代前半までの女性を中心に使用されており、 眼
回答のあった 93 人のうち 85 人 (91% ) である
障害を生じた要因として、 使用者が視力補正
にも関わらず、 「購入する前に医者 ( 眼科医 )
用コンタクトレンズの使用経験もなく、 また、 お
の診断を受けていない」 (99% )、 「販売店、 イ
しゃれ用カラーコンタクトレンズの購入時にコン
ンターネットなどで購入したが使用説明を受け
タクトレンズが有する危険性 (ハザード) の説
明が行われていない実態が明らかとなりました。
18
16
その他
2 人 2%
14
不明 4 人 4%
男性
12
女性
10
8
販売店
インターネット、 46 人 47%
雑誌
46 人 47%
6
4
2
0
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
26
28
31
32 不明
図2. 年齢 ・ 性別分布
図3. 購入先
93
その他 2 人、 2%
不明 4 人、 4%
ほとんど使用
していない 5 人、 5%
診断を受けた
1 人、 1%
受けた
14 人、
16%
診断を受けていない 83 人、 99%
受けていない 75 人、 84%
図4. 眼科医の診断
図5. 使用説明
も ら っ て い な い 30 人、 34%
時々
27 人、 28%
もらった
59 人、 66%
図6. 取扱説明書の入手
ほぼ毎日
60 人、 61%
図7. 使用頻度
3.おしゃれ用カラーコンタクトレンズの
以上の結果から、 おしゃれ用カラーコンタクト
製品の品質・表示調査結果
レンズの品質が安定しておらず、 加えて、 眼障
おしゃれ用カラーコンタクトレンズの物理的特
害を防ぐための表示が十分に行われていない
性に対する規制は現在存在しませんが、 おしゃ
ことが明らかとなりました。
れ用カラーコンタクトレンズ 10 銘柄 ( A~J ・ 各
10 枚 ) 及び視力補正用コンタクトレンズ 2 銘柄
4.おしゃれ用カラーコンタクトレンズの
( K、 L ・ 各 10 枚 ) について、 視力補正用コン
海外規制
タクトレンズの承認基準承認基準を参考として、
米国では、 おしゃれ用カラーコンタクトレンズ
物理的事項、 表示等について調査を行った結
について、 販売前製品承認、 販売において視
果は次のとおりです。
力補正用コンタクトレンズと同様に規制が行わ
①物理的事項
れています。 また、 英国では、 販売前製品認
レンズの外観に傷や割れが確認され、 直径、
証規制はないが販売規制が視力補正用コンタ
厚さ、 ベースカーブ及び頂点屈折力の測定値
クトレンズと同様に行われています。
が許容範囲に入っていないもの、 度なしである
おしゃれ用カラーコンタクトレンズの安全性及
はずのレンズに度が入っているもの等がありまし
び品質を確認する試験項目については、 米国
た。 また、 同一銘柄における直径、 厚さ、 ベー
では視力補正用コンタクトレンズと同様の確認
スカーブ及び頂点屈折力の測定値について、
が行われている実態が明らかとなりました。
おしゃれ用カラーコンタクトレンズは視力補正用
提言
コンタクトレンズに比べてばらつきが大きく品質
が一定していないものが多数みられました。 加
えて、 おしゃれ用カラーコンタクトレンズで最も
おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて
厚いものは、 視力補正用コンタクトレンズに比
は、 医療機器としての視力補正用コンタクトレン
べて約2倍の厚さがありました。
ズと同様、 使用方法をみれば、 眼の粘膜に直
②表示
接接触するものであり医療機器としての視力補
レンズデータ ( ベースカーブ、 頂点屈折力、
正用コンタクトレンズが有する危険性 ( ハザード )
直径 ) について、 表示がないものが一部にあり
の質の面において同様であると考えられます。
ました。
さらに、 品質不良や着色剤に関する危険性 ( ハ
また、 眼障害原因の一つと考えられる交換
ザード ) が追加されます。
スケジュール、 警告及び注意事項、 レンズの
以下、 おしゃれ用カラーコンタクトレンズの実
装用時間の表示のないもの等が一部にありまし
態調査結果を踏まえ、 眼障害を防止するため
た。
に次の事項について提言します。
94
NITE安全の視点
1.販売事業者の対応について
・ メンテナンスの仕方
おしゃれ用カラーコンタクトレンズ使用による
以上の対応が担保される仕組み作りが必要
眼障害の実態では、 レンズの手入れ不足によ
です。
る角膜炎症、 装用したまま就寝したことによる角
(2) 製造 ・ 輸入基準
膜障害が明らかとなり、 不適切な使用による危
おしゃれ用カラーコンタクトレンズは、 視力補
険性が店頭で説明されなかったことに起因する
正用コンタクトレンズと同様、 眼の粘膜に直接
と考えられる感染症の発生等がみられました。
接触するものであり、 また、 視力補正用コンタ
これらのことから、 販売事業者は販売の責任
クトレンズに比べて多量の着色剤が使用されて
を有する者を置くことによって、 販売時に購入
いることから、 視力補正用コンタクトレンズに求
者に対し、 リスクを含めた適切な情報提供を行
められている臨床要求事項、 化学的要求事項、
うべきであり、 こうした対応が担保される仕組み
生物学的要求事項等について、 同等の安全性
作りが必要です。
を確保するための基準を設け、 その基準に適
なお、 インターネットを通じて販売されるもの
合したもののみ製造 ・ 輸入されるべきです。
についても同様の情報提供が行われるようにす
以上について、 製造事業者、 輸入事業者が
べきです。
扱うおしゃれ用カラーコンタクトレンズの品質が
担保される仕組みが必要です。
2.製造事業者、輸入事業者の対応について
(3) 市販前の事前チェック体制の必要性
(1) 適切な情報提供
製造 ・ 輸入事業者が上記に示す要求事項
おしゃれ用カラーコンタクトレンズの販売事業
に合致した製品を製造 ・ 輸入することを担保す
者が、 レンズの購入者に対して装用等に伴うリ
るために市販前の製品をチェックする体制を整
スクや適切な使用方法等について説明できるよ
備する必要があります。
う、 製造事業者や輸入事業者は販売事業者に
対し、 必要な情報提供を行うことが重要です。
3.規制の在り方について
説明を行う際に、 当該説明の適切性を確保す
おしゃれ用カラーコンタクトレンズは、 現在、
る観点から、 レンズの性状を正確に認識するた
消費生活用製品に位置づけられており、 今回
めにおしゃれ用カラーコンタクトレンズの仕様を
の実態調査結果を踏まえ、 消費生活用製品安
適切に表示するとともに、 その仕様に適合した
全法に基づく特別特定製品への指定などにより
レンズが製造、 輸入されるようにすべきです。
規制の強化が図られるべきものと考えられます。
また、 装用する使用者自らの注意を促す観
しかしながら、 同法による規制では、 製造段階
点から、次の事項について表示する、あるいは、
の品質管理、 販売業者に対する規制、 市販後
取扱説明書に記載し添付すべきです。
安全対策などの点で必ずしも十分な規制となら
・ 適切な装用時間の目安と長時間装用の ないおそれがあることから、 角膜に接触させて
危険性
使用する視力補正用コンタクトレンズの規制を
・ 保存等の方法
行っている薬事法に、新たに本品を取り込んで、
・ 眼障害を生じた場合には眼科医の診察の
視力補正用コンタクトレンズと同様の規制を行う
必要性
方策を検討すべきです。 ・ 夜間運転等に不向きであること
以上
・ 使用方法 ( 着脱の仕方 )
95
数
字で見る事故情報
20,000!?
NITEは事故情報収集制度に基づき、日常生活の中で起こった消費生活用製品に関する
事故情報の収集を行っています。収集した事故情報の事故原因を調査究明し、結果を公表す
ることによって事故の未然・再発防止を図ることが目的です。
この結果を公表する有効なツールが、NITEホームページ上の「事故情報データベース」
です。データベースは、平成8年度(1996 年度)以降に収集し、調査が終了した事故情報
を掲載しており、平成 20 年8月に 20,000 件に達しました。
ホームページ上の「事故情報の検索」を開くと調べることができます。データベースは、
「キーワード」
「検索項目」
「製品名」などの検索条件により絞り込み検索が可能となっており、
約 20,000 件の事故情報の中から簡単に検索を行うことができます。 「事故情報データベー
ス検索の手引き」には、Q&A方式で絞り込み検索を分かりやすく紹介しています。
NITEは、消費者、全国の消費生活センター、製造事業者、行政機関など幅広くから事
故情報の通知を受け付けています。事故の未然防止・再発防止の観点から、多くの事故情報
を収集して、迅速かつ的確な情報提供を行うことが必要と考えており、消費生活用製品によ
る事故情報の提供をお願いしています。「事故情報データベース」で 20,000 件の事故情報の
共有し、事故の未然・再発防止に役立てていただきたいものです。
96
安全研究だより
安全設計入門
その 3:安全設計を行う
国立大学法人 和歌山大学
システム工学部 教授
山岡 俊樹
今回は安全設計する方法について述べます。第1回目は、人間の特性、HMI(ヒュー
マン・マシン・インタフェース)の5側面について、第2回目は、直接観察、タスク分析、
誤操作と使いにくさ、分かりにくさの関係、多様なユーザーについて述べました。今回の
設計方法は、過去2回述べた様々な方法により得られた情報をもとに設計する方法を述べ
ます。
タスク分析の実施
間-機械系の狭い範囲に限定して、 問題点を
探る方法です。 しかし、 安全性はその狭い範
第2回目に述べたタスク分析は、 ユーザーの
囲でなく人間-機械系を運用する側面や置か
情報処理プロセスの情報入手→理解 ・ 判断→
れる環境なども検討しなくてはいけない場合が
操作の3つのステップから問題点を抽出あるい
あります。 例えば、 森ビルの回転ドアの事故の
と呼んで
場合、 それを運用する体制にも問題があったよ
います。 このタスク分析の方法は、 あくまでも人
うです。 3Pタスク分析よりも運用的側面なども
1,2)
は予測する方法で、 3Pタスク分析
シーン:電気ポットを流し台の上で使う
タスク
----
①身体的側面
・ 作業姿勢
・ フィット性
・ トルク
②頭脳的側面
・ メンタルモデ
ル
・ 分かりやすさ
・ 見やすさ
④環境的側面
・ 照明
・ 空調
・ 温度/湿度
・ 騒音
・ 振動
安全設計チェック項目
------蓋のロックボタ
ンが前方にある
蓋を開ける
ので開けたとき
蒸気が当たる
---------ロック解除 ・ ボタンのフィッ ・ ロック解除ボ
ボタンを押 ト性が悪い
タンの意味が
す
分からない
・ 表示灯が見
にくい
出湯ボタン ・ ボタンのフィッ
を押してお ト性が悪い
湯を出す
---------- ③時間的側面
・ 最適な作業
時間と休息時
間
⑤運用的側面
解決 (リクアイアメント)
・ 方針
・ 危険の除去
・ 情報の共有化 ・ フール ・ プルーフ 設計
・ モチベーション ・ タンパー ・ プルー設計
・ 保護装置
・ インターロック 設計
・ 警告表示
----
----
----
---蓋のロック解除ボタンを
本体中央付近に設ける
----
---・ 明るいところ
では, 表示灯
が見にくい
----
---・ ボタンのフィット性を向
上させる
・ ロック解除ボタンと出湯
ボタンの関係を矢印や表
示灯等で明確にする
・ ボタンのフィット性を向
上させる
---- ---- ----
---- 図1 5Pタスク分析
97
含めた広い視点で問題点を抽出あるいは予測
する方法が5Pタスク分析
3,4)
で食事の後、 デザートとしてオレンジが出てき
です。
ましたが、 お皿の上にただ置いてあるだけでし
この方法は第1回目で説明したHMI (ヒュー
た。 皮が固いので十字の切れ目を包丁で入れ
マン ・ マシン ・ インタフェース) の 5 側面から
れば、 食べやすくなるのになぜこのようなことを
問題点を抽出あるいは予測するという方法です
行わないのか不思議でした。 よくよく考えてみる
(図 1)。 この5側面は、 人間と機械の適合性の
と、 この旅館にはお客を満足させる方針がなく、
面から①身体的側面、 ②頭脳的 (情報的) 側
ただ漫然と経営をしているようでした。 このよう
面、 ③時間的側面、 ④環境的側面、 ⑤運用
なことは企業でも見受けることができます。 学生
的側面に分けた分類です。 3Pタスク分析は、
に誤操作をした経験のアンケートをしたところ、
主に①身体的側面、 ②頭脳的 (情報的) 側
電気ポットで 「ロックボタンが解除されたのかど
面に特化した方法です。 この5Pタスク分析から
うか分からず、 お湯が突然出てきたので火傷
HMIを運用する側面もチェックすることができま
した。」 という回答がありました。 これはロック解
す。 つまり、 設計段階でメンテナンスやどういう
除ボタンのLED点灯が目に入らず (あるいは、
人たちがどのように運用するのか等の運用側面
表示灯が無いのかもしれない)、 誤って出湯ボ
を検討するのです。 特に、 システム製品の場
タンを押したものと推測されますが、 これなどは
合、 運用的側面を十分検討しておく必要があり
ロックボタンと出湯ボタンをリンクさせて、 点灯さ
ます。 例えば、 大規模な空港に行くと案内係り
せて分かりやすくするべきでしょう。
の人が配置され、 HMIの標識だけでは分から
従来のよく行われる設計方法は、 設計コン
ないことなどを説明して、 空港全体の円滑化、
セプト (あるいは製品コンセプト) が甘いまま、
安定化に寄与しています。
要素技術を積み上げていく方法が多いようで
す (図2)。 安全設計でも同様のやり方が行わ
構造化コンセプトの構築
れているように思われます。 危険個所を特定し
て、 それに対応した設計対策を積み上げてい
設計を行う時に限らず、 われわれが何をす
くのです。 しかし、 この方法だとどの個所を優
るにも方針 : コンセプトが必要です。 この方針
先して設計したらよいのか不明となります。 例え
がないと、 われわれは何を基準にして行動して
ば、 ユニバーサルデザインと安全設計を行う場
いいのか分からないからです。 某温泉の旅館
合、 それらの設計要素を積み上げてしまったら、
かなり高価なものとなる可能性が高いのです。
そこで、 優先順位つまり設計項目のウエイト付
けが必要で、 つまり厳密に決めた方針の明確と
なった構造化コンセプトが必要になるのです。
構造化コンセプトとは、 製品や設計の方針を階
層にして、 その方針を詳しく明確化したもので
す (図3)。 その深さは3階層程度が分かりや
すく扱いやすいのです。 最上位の項目は全体
と一言で言える用語あるいは文にします。 下の
階層に行くほど具体的表現にして、 何をすべき
か分かるようにします。 そして、 主に2階層目の
図2 積み上げ方式と構造化コンセプト
98
安全研究だより
項目にウエイト値を付けます。 このウエイト付け
決めます。
により方向が定まります。 例えば、 電気掃除機
(2) ボトムアップ方式 (図4)
のコンセプトで、 その項目として 「コンパクト性」
抽出したユーザーリクアイアメントに基づい
「消音設計」 「――」 ――と設計項目がある場
て、 ボトムアップ的にコンセプト項目を積み上げ
合、 「コンパクト性」 を重視してウエイトが高い
てコンセプトを構築する方法です。 ただ、 この
場合と 「消音設計」 を重視した場合では、 全
リクアイアメントは、 現状や予測される問題点の
く異なる製品が生まれます。 安全設計の場合、
反映なので、 場合によっては不足する設計条
製品あるいはシステム全体のコンセプトの一部
件 (例えば、 製品の必要十分条件など) や設
となり、 全体の設計に対しどの程度のウエイトで
計したい項目を付け加えるのが必要です。 具
設計するのか検討しなければなりません。 設計
体的には、 以下のようにします。
する製品の特性によりそのウエイト値は変わり、
①リクアイアメントの抽出
それはコスト費とも考えることができます。 但し、
②リクアイアメントのグループ化
廉価品だから、 安全設計のウエイト費 : コスト
③階層化する
費を低くしてもいいとは限りません。 人間が使う
3階層程度にします。 最上位の第1層はコン
ものである以上、 業界で認められている安全性
セプト全体を表す表現にします。 第2層は、 第
は確保しなければなりません。
1層を構成する項目にし、 最下位の第3層は製
構造化コンセプトの作り方は下記の2通りの
品の各部分をイメージできる表現にします。
方法があります。
④追加コンセプト項目の有無とウエイト付け
(1) トップダウン式
追加するコンセプト項目があれば追加しま
設計者が自分の経験や過去に抽出したユー
す。 最後に、 第2層のコンセプト項目にウエイ
ザーリクアイアメント他を参照して、 演繹的に最
ト付けを行う。 このウエイト付けで設計の方針が
上位コンセプト項目を決める方法です。 最上位
決定されます。
コンセプト項目を決めたら、 それをブレイクダウ
図4では、 5Pタスク分析 (または、 3Pタスク
ン (分解) して、 その下の階層の項目を決め
分析) をした後、 抽出された安全設計にかか
ます。 このようにして最下位のコンセプト項目を
わるユーザーリクアイアメントをグループ化して、
図3 構造化コンセプトとその可視化6)
99
第3階層の安全設計に関するコン
セプト項目にしています。 このよ
(25%)
うなボトムアップ式の方法によって
(35%)
す。
安全設計を行う
D
1.安全設計項目
以上述べたユーザーリクアイア
メントを満足するように、 著者が提
唱している 70 設計項目5)のうちの
安全設計6項目を活用して設計を
行います。 以下に安全設計6項
目とそれ以外の項目を示します。
タスク
タスク1
タスク2
タスク3
タスク4
タスクn
C
多 様 な ユー
ザ ー に ついて
配慮する
ユー ザ ー の無
意 識 の操 作 に
も対応できる
上位のコンセプト項目が作られま
安全に使用できる
最上位コン
セプト項目
(40%)
第二層コン
セプト項目
B
第三層コン
セプト項目
A
具体的設
計案
身体的 頭脳的 時間的 環境的 運用的 解決案 (ユーザー
側面
側面
側面
側面
側面 リクアイアメント)
A
a
B
b
C
c
D
d
N
n
図4 構造化コンセプト
<安全設計6項目>
①危険の除去を行う ③特別の専門用語を用いない
②フール ・ プルーフ (fool proof) 設計を行う
→製品の想定ユーザーを考えて、 このユー
③タンパー ・ プルーフ (tamper proof) 設計を
ザーがわかる用語を使います
行う
(3) 操作ステップ
④保護装置 ( 危険隔離 ) を設ける
①使い易いようにする
⑤インターロック機能を考えた設計を行う
→適正な作業姿勢の確保、 操作具とのフィッ
⑥警告表示を行う
ト性と最適操作力の確保、 操作が簡単なことが
<それ以外の項目>
重要な要素です
(1) 情報入手ステップ
②フィードバックの確保
①重要な情報に気がつくように設計する
→重要な設計項目で、 ユーザーは自分のし
→重要な情報には色や枠線などを使って強調
た操作が機械に伝わっているのか確認するた
します
めに必要です。
②情報間の関係を明確にする
③危険個所の除去
→矢印を使うなどしてその関係が即理解できる
→危険な個所が露出してあったり、 使用する
ようにします (操作手順が分かる)
と危険な個所が出てくる場合、 対策を検討しま
(2) 理解 ・ 判断ステップ
す
①動作原理がわかるようにする
(4) 作業時間のチェック
→製品がどうやって動いているのが分かれば、
長時間作業の場合、 休息時間を設けるよう
ある程度のその危険性の予測が可能となります
にします
②現在の操作状況を知らせる
(5) 使用環境のチェック
→設定状況や全体に対する現在の状況を分
現場でのチェック (照度、 作業スペース、 騒
かるようにします
音、 他) を行います
100
安全研究だより
(6) 運用面のチェック
つまみを逆から
見たところ
大型のシステムの場合、 運用面まで検討す
4
6
る必要があります。
8
①HMIを運用する方針を決める
0
10
→方針 ( コンセプト ) を決めて、 すべきことの
10
明確化とその優先順位 ( ウエイト付け ) を決め
ます
②メンバー間での情報の共有化を図る
0
15
→メンバー間で必要情報の共有化が図れる
図5 使用環境に対応したつまみの設計
ような組織、 風土を検討します
安全設計-その2 ③メンバーのモチベーションが上がるように
誤認混同を起こさせない
配慮をする
つまみを逆から見たところ
→モチベーションが上がるような職場の風土、
4
前述した (1) 情報入手ステップや (2) 理解 ・
6
文化を検討します
判断ステップでの共通のポイントは、 誤認混同
基本的に前述の項目だけでなく、 ユーザー
を起こさせないことです。 紛らわしい言葉の排
8
0
インタフェースデザイン項目やユニバーサルデ
ザイン項目などの項目と安全設計と関わる場合
5
10
を起こさせないポイントは、
設計者のメンタルモ
デルとユーザーのメンタルモデルを一致させる
もあるので、 70 設計項目も検討項目に入れる
ことです。 メンタルモデルとはシステムや機械に
のが良いでしょう。
以下、 安全設計にかかわる重要な視点を述
10
除や文字を大きくして見やすくする。 誤認混同
0
15
対する操作イメージと定義しますが、 簡単に言
えば 「どう操作したら機械がちゃんと動くのか」
べます。
というモデルです。
ユーザーの持っているメンタルモデルをイン
安全設計-その1 タビューなどで大まかに把握して設計するか、
その使用環境を考える
常に使われる環境を考えて設計することで
あるいはユーザーをうまく誘導して操作をしても
す。 例えば、 病院で使用する医療機器で、 あ
らいながら設計者の考え方 (メンタルモデル)
る治療条件に設定して患者に治療を行う場合、
をユーザーに覚えてもらうやり方があります。
治療条件を設定するボタンが図5( 左) のような
ユーザーには前者の方が負担はありません。
設計になっていました。 看護師が患者に器具
それ以外、 ポピュレーション ・ ステレオタイ
を設定して数分間治療を受けるのですが、 看
プやコーディングなどを活用すると良いでしょ
護師が医療機器に対して斜めから向かって患
者に設定を行うので、 場合によっては設定条件
の数値が見えない場合が考えられます。 そこで
このようなボタンの設計ではなく、 図5( 右) の
ような回転つまみの設計にすればいいのです。
この設計案だとどの位置からも示す方向が分か
るので、 万が一つまみが所定の位置からずれ
図6 操作方向が逆
ているもそれがすぐ分かるのです。
101
う。 ポピュレーション ・ ステレオタイプとは、 操
作の方向と表示の方向に関する関係をいいま
ユーザーの無意識の行為にも対応できる
ンジの4つのバーナーがあり、 前面の操作部に
は4つのつまみがある場合、 どのようにレイアウ
トすると一番分かりやすいのか、 これもステレオ
タイプの問題です。 コーディングとは形や色彩
などに意味付けすることで、 例えば、 赤のラン
蓋のロック解放つまみを
ヒンジ側にずらす
が、 逆に左に回す構造でした (図6)。 ガスレ
蓋があくとある角度で
ロックされる
に点火させて、 ノブを右に回そうとしたのです
お湯が出ないように常に
ロック状態にする (使用する
ときロック解放ボタンを押す)
本体に接続する電源プラ
グを磁石でつなぐ
す。 ある焼肉屋でプレートを温めるためにガス
プは危険、 青のランプは安全のように決めるこ
とです。
安全設計 - その3 ユーザーの無意識の行動に対応できる
拡大図
第2回目に述べたフールプルーフ設計やイン
ターロック設計を行い、 ユーザーの無意識な行
為にも安全であるよう設計します。 エレベーター
の閉ボタンを押そうとしたら非常通報ボタンを押
図 7 安全設計のコンセプト例
してしまったという誤操作の例がありますが、 重
要なボタンを誤って押されないようにするため
・ 問題点 : 電源コードのひっかけ→本体に接
に、 ボタンの上に透明カバーをつけて、 誤操
続する電源プラグを磁石でつなぐ
作を防ぐ方法があります。
・ 問題点 : 開閉時の蒸気の吹き出し→蓋のロッ
ク解放つまみをヒンジ側にずらす
2.安全設計方法
・ 問題点 : 急に蓋が閉まる→一旦蓋が開くとあ
構造化コンセプトを構築して、 その方針に対
る角度でロックされる
応した安全設計項目を当てはめて設計します。
・ 問題点 : 出湯ボタンの誤操作防止→お湯が
例として、 電気ポットの安全設計にかかわるコン
出ないように常にロック状態にし、 使用するとき
セプトをボトムアップ的に構築する方法を述べま
ロック解放ボタンと出湯ボタンを押す
す。 まず、 3Pタスク分析を行い、 問題点から
次に、 解決案をまとめて2層目のコンセプト
ユーザーリクアイアメントを抽出します。 問題点
項目を決めます。 最後に全体をまとめて最上
として、①ユーザーが電源コードを足で引っ張っ
位項目を決定します ( 図 7)。
たりするおそれがある、 ②蓋をあけた際、 蒸気
コンセプトから可視化をする際、 モノづくりの
が出てきたり、 ③急に蓋が閉まり手にぶつかっ
70 設計項目5)を活用します。 設計するとき安全
たとか、 ④お湯を出す際に出湯ボタンが1つだ
設計だけでなく他の項目も検討しなくてはなりま
と誤って押してしまうとお湯が出て危険である、
せん。 以下に 70 設計項目を表に示します。 詳
などが抽出されます。 そこで、 それらの解決案
細は参考文献で確認してください。
(ユーザーリクアイアメント) を以下に示します。
①ユーザーインタフェースデザイン項目 (29
102
安全研究だより
項目 )
p23-29、 森北出版、 2003
②ユニバーサルデザイン項目 ( 9項目 )
2) 山岡俊樹編著、 ヒット商品を生む観察工学、 p29-31、
③感性デザイン項目 ( 9項目 )
共立出版、 2008
3) 山岡俊樹、 ヒューマンデザインテクノロジー入門、 ④安全性デザイン項目 ( 6項目 )
p30-32、 森北出版、 2003
⑤エコロジーデザイン項目 ( 5項目 )
4) 山岡俊樹編著、 ヒット商品を生む観察工学、 p31-32、
⑥ロバストデザイン項目 ( 5項目 )
共立出版、 2008
⑦メンテナンスデザイン項目 ( 2項目 )
5) 山岡俊樹、 ヒューマンデザインテクノロジー入門、 ⑧その他 ( マン ・ マシン ・ インタフェースデ
p101-141、 森北出版、 2003
ザイン項目 )( 5項目 )
6) 山岡俊樹、 デザインに役立つ人間工学再入門- 第 3 回 人間工学に基づいてデザインを行う、 p25、 DESIGN P ROTECT、 ( 社 ) 日本デザイン保護協会、 <参考文献>
Vol。 20-4、 No。 76、 2007
1) 山岡俊樹、 ヒューマンデザインテクノロジー入門、 表 70設計項目
(1) ユーザインタフェースデザイン項目 (29 項目 )
<ユーザーにとって良い UI システムの構築>
①寛容性 ・ 柔軟性 ②習熟度対応 ③ユーザーの保護 ④ユニバーサルデザイン ⑤異文化対応
<ユーザーのやる気の醸成>
⑥楽しさ ⑦達成感 ⑧ユーザーの主体性の確保 ⑨信頼感
(1) ユーザインタフェー
スデザイン項目 (29 項
目)
<効率の良いインタアクションの構築>
a. 効率の良い情報入手
⑩手がかり ⑪簡潔性 ⑫検索容易性 ⑬一覧性 ⑭マッピング ⑮識別性
b. 理解 ・ 判断の容易化
⑯一貫性 ⑰メンタルモデル ⑱情報の多面的提供 ⑲適切な用語 ・ メッセージ ⑳記憶負担の軽減
c. 快適な操作
21 身体的負担の軽減 22
操作感
23
操作の効率
<共通手段>
24
強調
25 アフォーダンス 26
メタファ 27 動作原理
28
ヘルプ
29
フィードバック
(2) ユニバーサルデザ ①調整 ②冗長度 ③仕様, 機能が見える ④フィードバック ⑤エラーに対し寛容 ⑥情報の入手
イン項目 (9 項目 )
⑦情報の理解 ・ 判断 ⑧操作 ⑨情報や操作の連続性
(3) 感性デザイン項目 ①デザインイメージ ②色彩 ③フィット性 ④形態 ⑤機能性 ・ 利便性 ⑥雰囲気
(9 項目 )
(4) 安全性デザイン項
目 (6 項目 )
⑦新しい組み合わせ ⑧質感 ⑨意外性
①危険の除去 ②フール ・ プルーフ (fool proof) 設計を行う ③タンパー ・ プルーフ (tamper proof) 設
計を行う ④保護装置 ( 危険隔離 ) ⑤インターロック機能を考えた設計
⑥警告表示 : エスカレータの注意ラベル表示
(5) エコロジーデザイン ①耐久性があること ②リサイクリングが可能 ③材料を少なくする ④最適な材料の選定 項目 (5 項目 )
⑤フレキシビリティのあるデザイン (部品の交換など)
(6) ロバストデザイン項 ①材料を変える ②形状に配慮する ③構造を検討する ④応力に対し逃げのデザインをする 目 (5 項目 )
⑤ユーザーの無意識な行動に対応したデザイン
(7) メンテナンスデザイ ①近接性の確保 ②修復性の確保
ン項目 (2 項目 )
(8) その他 ( ヒューマン・ ①身体的側面 ②頭脳的側面 ③時間的側面 ④環境的側面 ⑤運用的側面
マシン ・ インタフェース
デザイン項目 )(5 項目 )
103
化学製品による事故を防ぐために
化学製品PL相談センター
課長
藤田 真弓
化学製品による事故は、体質や取り扱い方法にからむケースも多いため、PL法に基
づく被害者の事後救済は困難になりがちです。そこで化学製品PL相談センターでは、
事故の未然防止・再発防止に向けた取り組みをより重視し、当センターに寄せられた相
談事例を通じて消費者の意向や製品安全問題の実態を業界関係者、関係省庁等に伝える
ために、相談内容および対応結果を毎月ホームページで公開しています。
化学製品PL相談センター
よび会員団体の職員 14 名からなる 「サポーティ
設立の経緯
ングスタッフ」 が、相談対応のための情報提供、
相談処理方法の検討などによって事務局をサ
平成6年7月1日に日本で製造物責任法 (P
ポートします。
L法) が制定され、 その審議の過程で 「裁判
当センターは一方当事者の代理人として交
によらない迅速公平な被害救済システムの有効
渉にあたるのではなく、 まずは問題点を整理し
性に鑑み、 裁判外の紛争処理体制を充実強化
て、 交渉にあたってのポイントなどを相談者に
すること」 とする国会の付帯決議が採択されま
助言します。 当事者間での交渉が行き詰まっ
した。 それにともなう具体的な取組みにおいて、
たときは、 両当事者の了解のもとに双方の主張
製品分野ごとの専門的な知見を活用した紛争
の調整を行って解決を促します (当センターか
処理体制の整備が必要とされたことから、 PL
ら解決案は示しません)。 いずれの場合も相談
事故だけでなく、 広く消費者からの化学製品に
費用は無料です。 原因究明のための検査を希
関する相談に応じる機関として、 平成7年6月、
望された場合は、 独立行政法人製品評価技術
社団法人日本化学工業協会 (日化協) 内の
基盤機構のホームページに掲載されている 「原
独立組織として当センターが設立されました。
因究明機関ネットワーク総覧」 などをご紹介し
ます (ただし、 検査費用は依頼者本人の負担
業務の概要
となります)。
相談は、 当センターの事務局職員が電話、
相談受付概況
FAX、手紙、来訪などでお受けし (インターネッ
平成 19 年度に当センターが受け付けた相
トでの相談は受け付けていません)、 日化協お
連絡先 〒 104-0033 東京都中央区新川 1-4-1 住友六甲ビル7F
TEL : 03-3297-2602 FAX : 03-3297-2604
受付時間:9:30 ~ 16:00 (土日祝日を除く)
消費者専用フリーダイヤル : 0120-886-931
※ ご来訪の折は事前にご一報いただければ幸いです。
104
PL研究
グラフ1 受付件数の推移(相談者別)
平成(総受付件数)
19 年度(366 件)
164
18 年度(379 件)
114
178
17 年度(451 件)
85
224
219
15 年度(508 件)
275
89
333
12 年度(864 件)
350
19
211
50
210
274
50
332
45
476
222
45
504
160
47
748
121
0
0
41
190
270
116
28
110
204
7 年度 (918 件)
32
126
276
307
メディア ・ その他
132
10 年度(1002 件)
8 年度(1080 件)
事業者 ・ 事業者団体
25
11 年度(857 件)
9 年度(1080 件)
消費生活 C ・ 行政
20
101
69
242
消費者 ・ 消費者団体
113
81
13 年度(694 件)
9
97
94
16 年度(426 件)
14 年度(485 件)
79
56
681
200
200
400
400
66
600
600
800
800
1000
1000
1100
1200
(件)
談の総件数は 366 件で、 18 年度 (379 件) と
せられ、 平成 18 年度 (85 件) よりも 34%増
比較すると約 3%減少しました。 当センター設
加しました。
立後しばらくは 「事業者 ・ 事業者団体」 からP
相談内容 (表 1 参照) 別では、 例年、 「一
L法の解釈 ・ PL対応などに関する相談も多く、
般相談等」 が最も多く寄せられ、 平成 19 年度
年間 1,000 件を超える相談が寄せられた年もあ
は 193 件で総件数の 52%を占めています。 ク
りましたが、 近年は概ね 400 件前後にとどまっ
レーム関連相談は、平成 19 年度に「事故クレー
ています。 各企業においてPL対応 ・ 消費者
ム関連相談」 が 125 件、 「品質クレーム関連相
対応の体制が整備・充実されたことや、 インター
談」 が 46 件寄せられ、 平成 18 年度よりもそれ
ネットを利用した情報提供 ・ 情報収集が進展し
ぞれ2~3割程度増加し、 総件数に占める割合
たことなどによって、 当センターへの相談件数
も近年は増加傾向にあります。 製品に対する消
が減少してきたものと推察されます。
グラフ3 相談内容別構成比(H 19 年度)
相談者別では、 当センター設立後しばらくの
間を除いては、 例年、 「消費者 ・
意見・報告等 2 件(1%)
グラフ2 相談者別構成比(H 19 年度)
消費者団体」 からの相談が最も多
メディア・その他
9 件(2%)
く、 平 成 19 年 度 は 164 件 で 総 件
数の 45%を占めています。 その中
には、 「消費生活センターから紹介
された」 という人も少なからず含ま
れています。 「消費生活センター ・
行政」 からの相談は、 平成 19 年
事業者・事
業者団体 79
件(22%)
消費生活セ
ンター・行政
114 件(31%)
消費者・消費
者団体 164 件
(45%)
クレーム関連意見・
報告等 0 件(0%)
度に 114 件 (総件数の 31%) 寄
表1 相談内容区分
事故クレーム関連相談
品質クレーム関連相談
クレーム関連意見 ・ 報告等
一般相談等
意見 ・ 報告等
一般相談等
193 件(52%)
事故クレーム
関連相談
125 件(34%)
品質クレーム
関連相談 46
件(13%)
・ 製品の欠陥や誤使用などによって人的 ・ 物的な拡大被害が発生したもの
・ 拡大被害を伴わない、 製品そのものの品質や性能に対する苦情
・ 事故の報告やクレームに関する意見 ・ 要望などで、 当センターからコメントを出さないもの
・ 一般的な相談 ・ 問い合わせ等
・ 一般的な意見 ・ 報告 ・ 情報の提供を受けたもの
105
費者の目がより厳しくなってきていることを反映
れています (表2参照)。
しているのではないかと推察されます。 これらの相談について
表 2 商品群別クレー
ム関連相談件数
(平成 19 年度)
も、 当センターの可能 順
最近の傾向など
な範囲で、 一般的な製
造物責任等の考え方
位
1
2
3
4
商品群
生活用品
家具
洗剤・洗浄剤
建材
接着剤・粘着
剤、 家電製品、
その他
繊維製品
芳香剤・消臭剤
オートケミカル、
紙 製 品、 抗 菌
剤、 殺 虫 剤、
住 宅 設 備、 除
湿剤、 漂白剤、
防虫剤
金 属 製 品、 工
業薬品、 食品・
飲料、 染毛剤、
塗料、 入浴剤
ヘアケア品
カビ取り剤、 化
粧品、 柔軟剤
エステティック
サービス、 おも
ちゃ、ゴム製品、
肥料、 防水剤、
不明
件
数
31
23
17
7
化学物質の臭いによる体調不良、 また、 体
に も と づ き、 助 言 ・ 情
調不良にはいたらないものの臭いが気になると
報提供等を行っていま
いうクレームが増えています。 臭いの感じ方に
す。 しかし、 化学業界
は個人差もあるため、 相談者と事業者等との間
としての知見だけではカ 8
で見解が異なったり、 相談者の家族は臭いや
バーできない案件もある
体調の異常を感じていなかったりするケースも
上、 業界外の企業に対
見られます。 必ずしも臭いがするから有害性が
し て、 情 報 を 収 集 し た
高く、 臭いがしないから有害性が低いとは限ら
り、 解 決 に 向 け た 働 き
ないのですが、 化学物質に対する潜在的な不
かけを行ったりすること
安、 昨今の清潔志向なども反映したものか、 全
は、困難が伴います。「P 18
般に臭いに対して敏感になってきていることがう
Lセンター」 が設けられ
かがい知れます。
ていない分野を含めた 25
一方、 改正消費生活用製品安全法 (平成
横断的な相談対応 ・ 紛
19 年5月 14 日施行) に基づき重大製品事故
報告 ・ 公表制度が設けられたことや、 輸入製
争解決については、 平 28
成 21 年度に創設される
品の安全性が問われる問題が相次いだことなど
「消費者庁 (仮称)」 を
をきっかけに、 製品の安全に対する消費者の
中心とする一元的な相談窓口の設置、 独立行
意識が高まりつつあるとみえ、 さまざまな製品
政法人国民生活センターや消費生活センター
について、 「分析して (臭いなどの) 原因を知
等の行政型ADR機関における紛争解決機能
りたい」、 また、 「基準はないのか」 「回収すべ
の拡張等に期待しています。
5
10
6
5
4
3
2
1
きではないか」 「同様の相談が他にも寄せられ
相談事例を活かして
ているのではないか」 などの声もしばしば聞か
れます。
実際のところ、 当センターが対象とする 「化
化学製品による事故の特徴の一つに、 火傷
学製品」 というものに必ずしも明確な範囲がな
や開放創などに比べ体調不良や皮膚障害など
く、 また、 すべての製品分野において 「PLセ
の身体被害をうったえるケースが多いことがあげ
ンター」 が設けられているわけではないという
られます (表3参照)。 しかし、 化学物質に対
事情もあって、 さまざまな生活用品をはじめ、
する感受性には個人差があるため、 因果関係
家具、 建材、 家電製品、 繊維製品、 紙製品、
が定かになりにくかったり、 因果関係が明らか
住宅設備・・・等々、 極めて広範にわたる製品に
であってもPL法上の 「欠陥」 と認められなかっ
ついて、 臭い等による体調不良等に関する相
たりする可能性があります。 また、 化学製品は、
談が、 原材料として化学製品 ・ 化学物質が使
取り扱いによっては思わぬ事故につながること
用されているという理由から当センターに寄せら
もありえますが、 そのような場合、 誤使用か表
106
PL研究
示の不備かの判断は容易ではなく、 やはりPL
製品の特性や取り扱い等に関する消費者啓発
法に基づく被害者の事後救済が困難になりが
情報を提供したり、 当センターに寄せられた相
ちです。 談事例をもとに、 化学製品による事故を防ぐた
そ こ で、 当 セ ン タ ー で は、 事 故 の 未 然 防
めの生活上の注意点等についてお話しする出
止 ・ 再発防止に向けた取り組みをより重視し、
前講座を行ったり (日時 ・ 費用 ・ その他の詳
当センターに寄せられた相談事例を通じて消
細につきましては、 お気軽に当センターまでご
費者の意向や製品安全問題の実態を業界関
相談ください) もしています。
係 者、 関 係 省 庁 等 に 伝
当センターのこれらの活動が、 消費者にとっ
表3 被害内容別ク えるために、 相談内容お
レーム関連相談件
(平成 19 年度)
よび対応結果をまとめた
数
ては、 化学製品についての正しい理解を深め、
被害内容
件数
身体被害
死亡
体調不良
皮膚障害
眼
腹痛
火傷
頭髪
開放創
家財
自動車
衣類
動植物
身の回り品
拡大被害なし
(品質・性能)
合 計
財産被害
0
59
21
11
0
3
0
2
22
2
2
3
0
46
171
事故を未然に防止するための助けとなり、 企業
『アクティビティーノート』
にとっては、 より安全性の高い商品開発に役立
(※) を毎月ホームペー
つことを心から願っています。
ジ (http://www.nikkakyo.
( 記事は平成 20 年8月に執筆して頂いたものです )
org/plcenter/) で 公 開 し
※ 『アクティビティーノート』 最新号の発行に際しては、
ています (相談事例の公
あらかじめ登録された方にはニュースメールを送信し
開にあたっては、 プライバ
てお知らせしております。 お申し込みは E-mail ([email protected]
シー保護および企業秘密
jcia-net.or.jp) ま た は FAX (03-3297-2604) で、 ご
保護のために、 当事者の
氏名・E-mail アドレス・お勤め先・ご連絡先 (所在地・
名称が特定できないように
TEL ・ FAX) 等をお知らせ下さい。 (ご登録いただい
留 意 し て い ま す )。 ま た、
た個人情報は、 当センターのプライバシーポリシーに
毎月の相談事例のなかか
則り適正に管理いたします)
ら テ ー マ を 選 ん で、 化 学
PL センター等連絡先一覧
● 医薬品 PL センター
0120-876-532
● 家電製品 PL センター
0120-551-110
● 塗料 PL 相談室
03-3443-2074
● WACOA カスタマーセ
ンター(壁紙等)
03-3403-7897
● 自動車製造物責任相談
センター
0120-028-222
● 日本玩具協会 PL セン
ター
0120-152-117
● 化学製品 PL 相談セン
ター
0120-886-931
● 住宅部品 PL センター
03-3556-5147
● 日本化粧品工業連合会
PL 相談室
03-5472-2530
● ガス石油機器 PL セン
ター
0120-335-500
● 消費生活用製品 PL セ
ンター
0120-115-457
● 生活用品 PL センター
0120-090-671
107
● 防災用品 PL センター
0120-553-119
製品安全対策優良企業表彰
製品安全に対して積極的に取り組み、かつ消費者からも高く評価された企業を選
考する「製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰」が平成 19 年度からスタートし
ました。第1回目にあたる 19 年度は、「大企業製造事業者・輸入事業者部門」等で、
計6企業が受賞し、第2回目の平成 20 年度は、計8企業が受賞しています。ここ
に第1回目受賞企業の製品安全に対する取り組みを紹介していただきます。
平成 19 年度製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰受賞企業
大企業製造事業者 ・ 輸入事業者部門
大企業小売販売事業者部門
中小企業製造事業者 ・ 輸入事業者部門
金賞
銀賞
銅賞
金賞
銀賞
銅賞
金賞
銀賞
銅賞
日立アプライアンス株式会社
株式会社アシックス
セイコーエプソン株式会社
株式会社ビックカメラ
イオン株式会社
該当企業なし
大塚製靴株式会社
該当企業なし
該当企業なし
平成 20 年度製品安全対策優良企業経済産業大臣表彰受賞企業
大企業製造事業者 ・ 輸入事業者部門
大企業小売販売事業者部門
中小企業製造事業者 ・ 輸入事業者部門
金賞
銀賞
銅賞
特別賞
金賞
銀賞
銅賞
金賞
銀賞
銅賞
株式会社バンダイ
富士ゼロックス株式会社
三菱電機株式会社
IDEC 株式会社
上新電機株式会社
株式会社ニトリ
該当企業なし
該当企業なし
株式会社ハート
日本宅配システム株式會社
「製品安全対策優良企業経済産業大臣表
広報すること、 ならびに製品安全をイメージした
彰」 は、 製品安全に対して積極的に取り組み、
特定ロゴマーク 「製品安全対策優良企業」 を
消費者からも高く評価された企業の自主的取り
使用することができます。
組みについて、 「製品安全文化」 の定着に向
けた観点から審査し、「製品安全対策優良企業」
「製品安全対策優良企業」 ロゴマーク
として表彰するものです。 制度を通じて、 「製品
製品 (Product) の 『P』 と安全 (Safety) の 『S』
安全文化」 の醸成 ・ 定着が図られ、 製品安全
を表し、四角 (製品、安全) を、
が持続的に向上するような安全 ・ 安心な社会が
葉 (人の手、 企業) で包むよ
構築されることを目的としています。
うに大切にしているということを
なお、 受賞した企業は 「製品安全対策優良
表現しています。
企業」 として決定後2年間、 広く消費者に宣伝・
平成 19 年度受賞企業の取り組みにつきましては、ご寄稿にご協力いただけた5社の掲載とさせていただきます。
108
大企業製造事業者・輸入事業者部門金賞
日立アプライアンス㈱
2) 不良発見表彰制度の奨励
日立アプライアンスは、 2006 年に日立製作
製造部門では、 重大な社外事故につなが
所より分社発足した、 業務用空調および白物
るような場内不良を発見した従業員を表彰する
家電品を製造している会社です。 当社は経済
「不良発見表彰
産業省主催による 「第1回製品安全対策優良
制 度 」 を 設 け、
企業表彰」 においては、 ①経営理念 ②消費
社員の安全意識
者保護 ③製品安全管理体制 ④法令遵守、
の 醸 成 と と も に、
情報収集の体制 ・ 実施 の総合力を評価され
事故の未然防止
ましたが、 特に、 ①製品安全性に関するリスク
を図っています。
が許容できるか否かを決定するリスクアセスメン
3) 製品安全事故実体感教育の実施
トの実施、 ②実体験による製品安全意識の向
事故品の展示や強制着火による最悪時の製
上、 ③消費者意見の活用など総合的な取り組
品焼損実演などを行い、 各部門の従業員に現
みが主な受賞理由となりました。
実の事故を体感してもらい、 製造者としての安
全意識を高めてもらうよう努めています。
■ 製品安全への取り組みについて
1) 製品リスクアセスメントの設定 ・ 運用
■ 消費者保護への取り組みについて
当社では、 家電品を開発、 製品化するにあ
お客様からのご意見等については、 社内
たり、 社会から見て許容できる安全レベルを達
トップが参加する 「VCS (Voice of Customer
成するため、 残留リスクを必要なレベルまで低
経理
減するよう努めています。 具体的には、 消費者
設計
生技
ゼ
ロ
視点から製品安全性リスクを評価する手法であ
Solution) 会議」 を
生管
情シ
海推
る 「PSリスクアセスメント」 を導入し実践すると
資材
品証
製造
ともに、 製品内部に火を付け外部に延焼しない
総務
ことを確認する 「死に様試験」 等を行い、 製
品安全を確保しています。
知財
毎月17日はPS事故反省の日
品質強調月間のマーク
日立家電品における安全確保フロー
3-7
定期的に開催し 、
トップを含めての社
内共有体制を構築
するとともに、 製品
や取扱説明書等の
改善活動へもつな
げています。
また、 「消費者関連室」 による消費者関連情
常日頃からの見直し実施
製品安全設計仕様書の作成
報誌 「センター ・ レポート」 の発行など、 積極
安全規格/指針
PS分析表による解析
(PSリスクアセスメント)
的な消費者への情報発信にも心がけています。
家電品安全指針
死に様検討書の作成
製品安全規格
PS-デザインレビュー
(製品安全設計審査)
■ おわりに
教育、PS意識向上
製品安全検討項目確認書
による確認
死に様実体感教育
これからも、 安心してご使用いただける家電
品質講演会
死に様試験
品を提供するとともに、 お客様の声を尊重し、
事故品展示、事故事例集
実機又はデータによる検証
PS監査/総点検
お客様へ向けた情報発信を積極的に行ってま
PS工程の確立
ヒヤリハット事例
(ハインリッヒの法則)
製品の全数検査
製品出荷
PS;Product Safety
いります。
事故発生
事故?
事故?
お客様等からの情報
PTA;Potential Tree Analysis 109
製品安全実体感教育の実施
■ はじめに
大企業製造事業者・輸入事業者部門銅賞
セイコーエプソン㈱
より迅速な事故の再発防止、 未然防止に役立
はじめに
てられています。 また、 製品事故を含めたあら
当社では、 全ての CS (お客様満足) の原
ゆる製品不具合を迅速かつ適切に検証できる
点は 「安心 ・ 安全」 にあると位置づけ、 製品
専門技術者の育成機関としての役割も担ってい
安全の取り組みを推進しております。 その中で
ます。
「製品安全対策優良企業表彰」 は、 当社の製
品安全に対する取り組みの実態について客観
③製品評価施設設置による評価対策の実施
的に評価して頂き、 ご指摘頂いた内容を今後
お客様に重篤な被害を及ぼしうる火災事故を
の改善項目に盛り込むことでさらなる取り組みの
防止するため、 「製品解析施設」 とともに 「燃
強化につなげる機会と位置づけ、 応募致しまし
焼実験施設」 も設置し、 燃焼再現試験による
た。 ここでは、 主な受賞理由となった取り組み
延焼防止のための試験を積み重ね、 安全性の
及び今後の課題について紹介します。
高い商品づくりに役立てています。
また最近では、 火災事故以外にも、 シックハ
ウス原因物質などが製品から放散されることによ
受賞理由となった取り組み
る人体への影響も懸念されております。 これを
① QCM システムの構築
受け、 当社ではシックハウス原因物質等、 製品
当社では、 国内外を問わず、 市場で発生し
から放散する化学物質を測定 ・ 分析するため
た製品事故の情報を、 経営層を含めた全社の
の装置も導入し、検証・改善を通じお客様に 「安
関係者へ速やかに配信 ・ 共有し、 迅速かつ適
心 ・ 安全」 を提供するために、 より多角的な安
切な対応が可能な体制が構築されております。
全性評価を推進しております。
さらに、 改正消安法の製品事故情報報告制度
今後の取り組み
を受け 「緊急連絡網」 も整備し、 重大な事故
については夜間 ・ 休日を問わず確実に情報伝
達ができる体制を構築しました。 これらの体制
「製品安全対策優良企業表彰」 を通じ、 客
は、 迅速な事故原因解析に結びつけるための
観的に評価された内容がある一方で、 当社とし
重要な位置づけともなっています。
て今後取り組むべき課題も明確になってきまし
た。 それが 「お客様視点」 での具体的な改善
②製品事故原因解析施設の設置と専門技術
です。 例えばホームページで、 リコール情報
者の育成
やお問い合わせ連絡先の掲載場所の分かりや
市場での製品事故発生を受け、 お客様のも
すさにつき、 お客様の立場で再検証するなど
とで起こった現象を検証し、 原因究明を行う施
の取り組みも合わせて推進しております。
設として 2005 年に 「製品解析施設」 が設置さ
以上の取り組み及び継続的な改善を通じ、
れ、 翌年より実質的な運用が開始されました。
当社の CS の原点である 「安心 ・ 安全」 の確
この施設では製品事故について、 X 線 CT 装
保に積極的に取り組み、 「製品安全文化」 の
置等の各種分析装置で原因究明をおこない、
定着に寄与できるよう努めてまいります。
110
製品安全対策優良企業表彰
大企業小売販売事業者部門金賞
㈱ビックカメラ
1.ごあいさつ
頭POPを用いてお客様にご連絡していますが、 人
ビックカメラは創業以来 「お客様第一主義」 を掲
の生命 ・ 身体若しくは財産に重大な影響を与えか
げ営業を行っております。 「こだわりある専門店の集
ねない情報については、 関係機関に、 製品事故等
合体」 として、 商品選びはもちろんのこと、 ご購入
の届出の有無、 詳細な事実関係を確認し、 助言を
後の使用方法 ・ 修理などすべてのご相談を承って
求めながら迅速かつ適切に行動する様心掛けてお
おります。
ります。
第1回製品安全対策優良企業の金賞受賞は、 こ
(具体的な対応例)
うした日々の積み重ねをご評価いただいたものと考
①DMサービス
えております。
製品事故等に関する情報を確認したときは、 直
ちに 2000 万人を超えるビックポイントカード会員の
2.ビックカメラでの取組み
購入履歴から当該製品をご購入されたお客様を抽
(1) 経営方針の明確化
出し、 DMを発送します。
当社は 「ビックカメラ企業行動憲章」 を平成 18
製造事業者等より公表された情報、 報道を確認
年7月に取締役会で決議し、 制定しました。 同憲章
し、 お客様の性別 ・ 年齢層 ・ 使用環境などを十分
をホームページ、 店舗等に掲示し、 製品安全に関
に想定し、 「何をお願いしたいのか」、 「使い続ける
する理念及び方向性を対外的に明示しております。
とどうなるのか」 を分かり易さに配慮して記載するよ
同憲章では、「商品・サービス」 を 「安全に」 「十
う心掛けております。
分配慮して提供」 することを明示し、 同憲章の精神
②店頭での対応
の実現は経営者の責任であり、 率先垂範の上、 社
製品事故等が発生したとの情報を入手した場合、
内に徹底するとともに、 グループ企業やお取引先
当該製品を直ちに店頭から下げ、 又製品事故等の
に周知させることを明らかにしました。
情報を店頭でPOPを掲示し注意喚起を図っており
また、 平成 19 年8月に 「ビックカメラ製品安全自
ます。
主行動指針」 を社長名で制定し同憲章の理念を具
③製品安全相談窓口の設置
現化し、 全社員が迅速かつ正確な対応を執れるよ
製品事故等情報は各店舗のほか、 専用回線を
うにしました。
設置して電話での相談も受け付けております。
(2) 社内への周知、 啓発活動について
④経年劣化対策への取組み
同憲章、 同指針等の製品安全に関する行動基
経年劣化に起因する製品事故の防止のため扇風
準を収録したハンドブックを制作、 全社員に配布し、
機、 エアコン、 テレビなど 「いつ、 どこでお買い上
朝礼等で読合せを行うなど、 その徹底を図っており
げになった商品でも」 ビックカメラの 「お客様ご相
ます。 さらに、 管理職に対しては全員に対しコンプ
談カウンター」 にてご相談を承っております。
ライアンス研修を実施しております。
また、 所有者票の店頭回収など来年4月より開始
(3) 製品不具合 ・ 製品事故 (製品事故等) 対応
される長期使用製品安全点検 ・ 表示制度に全面的
製品事故等に係る情報を入手した場合、 当該製
に協力致します。
造事業者等に情報提供するだけでなく、 経済産業
省及び nite 等 (関係機関) への報告を促し、 適
3.結び
切な対応が執られていないと判断した場合、 当社
ビックカメラは今後ともお客様にご安心いただける
から関係機関に報告しております。 又、 当該事故
製品安全のトップランナーとして精進して参る所存
等については、 主にダイレクトメール (DM) と店
でございます。
111
大企業小売販売事業者部門銀賞
イオン㈱
イオンは、 お客さまへの貢献を永久の使命と
ライベートブランド 「トップバリュ」 の製造委託先・
し平和を追求し人間を尊重し地域のくらしに根
工場に対しその遵守を求めるとともに監査を実
ざし地域社会に貢献し続ける企業集団であるこ
施しています。
とを企業理念としています。
商品の製造に当たっては、 初回の製造現場
お客さまに提供する商品は大別して、 自社
に立ち会うことを基本とするとともに仕入れ前の
の責任の下で開発しグループや友好企業のみ
規格基準適合性検査を行い、 商品の品質や安
で販売しているプライベートブランド商品と、 ナ
全性を確認した上で販売を行っています。
ショナルブランド商品に区分されます。 いずれ
これらの製造委託先審査や商品検査は初回
の商品についても、 基準を設け、 仕入先の選
のみではなく毎年継続して実施し、 製造委託
定や仕入れ前の品質チェックを実施しています
先のレベルの向上 ・ 商品品質の向上を目指し
が、 とりわけ、 プライベートブランド商品につい
ています。
ては、 各法令遵守は当然のこと、 お客さまの声
販売後についても、 店頭でのお客さまからの
を反映した自社基準を設定し管理を行っていま
ご意見賜りに加え、 「トップバリュお客さまサー
す。
ビス係」 のフリーダイヤルをはじめ、インターネッ
プライベートブランド商品の製造委託先の選
トでの承り、 各店への電話承りなど各種のお客
定は重要なポイントであり、 その選定について
さまの声承りルートを通じてお客さまの声を収集
は独自の基準を設け、 安全な商品を製造でき
しています。 これらの声は、 社内のお客さまの
る先の選定を行っています。 製造委託先の品
声データベース 「クリエイト」 に登録され、 社
質保証能力や製造設備 ・ 製造工程管理の適
内の全員が共有できる仕組みとなっています。
正評価はもちろんのこと、 安全で安心な商品は
緊急時の対応は当然のことですが、 大きな事
適切な製造環境から生まれるとの考え方から、
故が発生する前にその予兆を発見し事故防止
人権 ・ 労働環境 ・ 企業倫理 ・ 環境保全に関
するための会議が、 お客さまサービス部の主催
する 13 項目の要求事項を設けた 「イオンサプ
によって商品開発部署 ・ 品質管理部署などが
ライヤーCoC (取引行動規範)」 を制定し、 プ
参加し毎週開催されています。
イオンでは今後一層の安全 ・ 安心を実現す
イオンはお客さまへの貢献を
るため、 従来の取り組みに加え、 仕入れ担当
永遠の使命とし、
者や取引先を対象とした勉強会や、 プライベー
最もお客さま志向に徹する企業集団です
トブランドの製造委託先や商品開発担当者を対
象とした専門家によるセミナーの開催など、 イ
オンと取引先 ・ 製造委託先の双方がお互いに
レベルアップできるような取り組みを行なってい
ます。 また、 経営のトップから全従業員を含め
「平和」:イオンは事業の繁栄を通じて、 た全社的な製品安全体制の構築と製品事故へ
平和を追求し続ける企業集団です。
の迅速かつ適切な対応を一層強化するため、
「人間」:イオンは人間を尊重し、人間的な 2007 年 10 月に 「イオン製品安全自主行動規
つながりを重視する企業集団です。
定」 を制定し、 「消費者重視」 「製品安全」 に
「地域」:イオンは地域の暮らしに根ざし、 向けての取り組みも行っています。
地域社会に貢献し続ける企業集団です。
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製品安全対策優良企業表彰
中小企業製造事業者・輸入事業者部門金賞
大塚製靴㈱
当社は明治5年2月4日に初代大塚岩次郎が
開発当初に気づかなかったこともありますが、 イ
東京 ・ 新橋に大塚商店を創業し、 昭和 25 年
タリアではこのような芯材を使用することが多く
に大塚製靴株式会社に改組、 今年創業満 136
あるとのことで、 輸入品には視点の違いにも気
年を迎えました。
を配る必要があります。
当社の自社工場は神奈川県横浜市と千葉県
当社では一昨年、 靴専用X線異物検査機を
匝瑳市にあり、 販売足数の約 30%を生産し、
導入し、 国内生産品は重欠点となる危険度の
残り 70%を協力工場と輸入品で賄っておりま
高いもの、 さらに輸入品は全数この検査機によ
す。
り検査する
靴 に は、 発 火 や 爆 発 と い っ た 類 の 事 故
ように致し
が 無 い 反 面、 密 か な 危 険 性 が 潜 ん で い ま
ました (仮
す。 最 も 危 険 と さ れ る の が 釣 込 み 工 程 で
止め釘抜き
靴型底面に中底を仮止めした釘を抜き忘
忘れ検出
れ る 事 例 で す。 こ の 様 な 不 適 合 品 が 製 品
/ 上写真参
検査の目をすり抜けて出荷されてしまった場合、
照)。
店頭でお客様が試し履きの際にケガをされる
この検査機の導入により、 上記事例のサンダ
ケースもあることから、 当社では不適合の最重
ルでもバックベルトに金属が挿入されていること
点項目に指定しています。 仮止め釘は抜き取
が判別出来るようになりました。 また、 この検査
る際、 稀にその先端部分が折れて中底の中間
機は通例1台の液晶モニターで確認しますが、
層に残留し、 残留した釘は歩行中の煽り運動
当社ではモニター1台を増設し、 検査機に挿入
で徐々に中底上面に突出するため、 抜き取る
する検査員と受け取る検査員の2名が同時に確
際も丁寧に抜かなければなりません。 靴のほと
認することで、 見落としを無くす対策としており
んどの製法に仮止め釘が使用されるので注意
ます。 さらに、 従来の触診検査では発見出来
が必要です。
なかった途中で折れた仮止め釘、 縫製時の異
仮止め釘の抜き忘れによる不適合品は国内
物混入、 踵部分等の釘の打ち忘れも検出でき
生産品にはほとんど無く、 輸入品に多くなって
る様になりました。
います。
また、 裏材に天然皮革を使用した場合には、
また、 異物の混入として、 甲材料の縫製中
着用時に色が落ちる可能性があり、 デメリット
に折れたミシン針を表と裏の間に置き忘れるこ
シール (色落ちに関するシール) にて注意を
とも非常に危険です。 ミシン針が折れた場合、
喚起しております。 更に、 靴の手入れ方法を
折れた部分が見つかるまで新しい針に交換しな
製品に関する表示と伴に靴箱の底面に表示し、
い事を全ての縫製所に徹底しており、 これによ
快適な着用をお薦めしております。
る問題は近年発生しておりません。
当社は平成 19 年度第 1 回製品安全対策優
当社は 2005 年5月にイタリア製のサンダル
良企業表彰の中小企業 製造 ・ 輸入事業者部
のバックベルトに芯材として用いられたワイヤー
門で金賞を受賞致しましたが、 製品安全、 品
が突出して、 お客様が足を傷められる危険性
質管理は常に向上のみとの観点によりそれに努
が発覚し、 新聞リコールを行いました。 これは、
めたいと考えております。
113
セーフティふぁいる
ハンドル形電動車いすの安全性
高齢社会を迎え、ハンドル形電動車いす(以下、「電動車いすといいます」)の一層の利用が見込
まれています。今号では、
「乗り物の事故と安全」をテーマに特集を組み、
「NITEのデータベース」
では電動車いす(電動車いす全般)の事故の現状、「ハンドル形電動車いすの安全性報告書」では
ハンドル形電動車いすの安全性等の調査結果を紹介しました。
さて、報告書の中で安全性において非常に不安な結果がみられました。電動車いすの「斜面自由
降坂試験」におけるクラッチ及び電源解除時の降坂速度で、JISの降坂性能試験で最大限許容さ
れる速度の 6.9㎞ /h の倍にあたる 12.8㎞ /h、また 12.6㎞ /h が計測されました。クラッチだけを切っ
た場合でもそれぞれ 12.6㎞ /h、12.4㎞ /h が計測されており、クラッチを解除するとほぼ自由滑走
の状態で坂路を降下する可能性がありました。人間の歩行時速は約㎞ /h といわれますが、これの
3倍にあたる数字であり、自転車並みの速度です。電動車いすは、歩道を通行することが義務づけ
られていますが、自転車並みの速度では電動車いす利用者にとっても歩行者にとっても危険が伴う
ことになります。電源・クラッチを切って坂を下りるのは誤使用です。しかし、バッテリー容量に
不安がある場合などには、想定される走行かもしれません。
また、数々の不安材料が浮き彫りになりました。坂道を後ろ向きに降りるのは、進行方向に対し
て後ろ向きになるため、視覚的に不安が伴われるものです。この後退降坂試験中、実際に転倒が発
生しました。後退降坂試験で電源を切ると後輪のギヤが突然かみ合い、後輪がロックした状態にな
り、そのため後輪の接地点を支点として降坂による慣性力から電動車いすが後転してしまったので
す。この結果、被験者も電動車いすとともに転落しています。危険を予見しながらの試験で、しか
も被験者は健常な 30 歳代の男性でしたが、転倒を避けられませんでした。
電動車いすの事故報告は年々増加傾向にあります。JIS基準を超える機種の改良はもちろんの
こと、機種によって操作方法が異なるのも危険を招きます。アクセルやブレーキの位置が異なるの
は不慣れな「新車」「代車」などの操作の時に危険を生じる可能性があります。
電動車いすは、高齢者などの社会参加の場を広げてくれるなど、今後も活用が見込まれます。高
齢者等の身体特性等をふまえたより安全を追求した製品開発が望まれます。
114
事故情報収集制度とNITE
事故情報収集制度とNITE
◎暮らしの中で起こった製品の事故情報を集めています。
独立行政法人製品評価技術基盤機構 (NITE) は、 経済産業省の製品安全行政の一環として、
暮らしの中で使用する製品で起こった事故の情報を集めています。 平成 19 年5月改正消安法が施行
され、 重大製品事故の発生を知った製造 ・ 輸入事業者は、 国へ事故の情報を報告することが義務づ
けられました。 この消安法に基づいて国へ報告される重大製品事故以外の事故は NITE で収集して
います。
NITE は、 昭和 49 年 10 月から事故情報を収集しています。
◎集めた事故情報を調査し、 その結果を公表して製品事故の未然 ・ 再発防止
に役立てています。 (被害者救済のための調査等は行っておりません)
NITE は、集めた事故情報のうち、重大製品事故を除くすべての事故についての内容を調査・分析し、
必要な場合には原因究明のためのテスト等を実施しています。 調査結果は、 学識経験者や消費者代
表等により構成される事故動向等解析専門委員会による審議 ・ 評価を経た上で、 事故原因や事業者
の再発防止措置を含め、 定期的に公表しています。
また、国へ報告された重大製品事故のうち、安全性に関する技術上の調査が必要なものについては、
経済産業省の指示により、 NITE が調査を行っています。
◎必要な場合、 経済産業省から行政上の措置が講じられます。
集めた事故情報や調査 ・ 分析状況は、 随時、 経済産業省に報告し、 必要な場合には、 経済産業
省から事業者や事業者団体に対して行政上の措置が講じられます。
115
●編集後記
◇今号より、「生活安全ジャーナル」は紙媒体での発行を中止し、NITEホームページ上のみの公開となり
ます。それに伴い、カラーでご覧頂くことができるようになるなど、新たなメリットもあります。どんどんご
意見やご要望を寄せて頂ければ、それらを反映して、より充実した「生活安全ジャーナル」を作り上げていき
たいと考えています。
◇今号の特集は「乗物の事故と安全」として、自転車や電動車いす等の現状をまとめてみました。特に電動車
いすは、介護保険の対象で、これからも普及拡大すると思われるだけに、より安全な製品開発が望まれるとこ
ろです。ただ、新車・代車等の不慣れが原因の誤操作で事故に至るケースも散見されるだけに、安全走行に対
するより一層の情報提供が必要です。
◇ NITE では、消費生活センターとの意見交換、交流の場として毎年「ブロック会議」を全国9カ所で開催し
ています。こうした交流の積み重ねからか、最近は消費生活センターからの講師依頼や消費生活展での事故品
のパネルの貸与などの申し入れが多くなっています。特に事故品のパネルはインパクトが強く、また子どもで
も視覚で理解できるので啓発効果に期待が寄せられています。
◇ �������������������������������������������������
NITE が発行した「身・守りハンドブック」がマスコミで報道されたことなどから、多くの方から送付申し
込みのご連絡を頂きました。また、学校などの教育現場や図書館などからも連絡を頂き、多くの方に製品安全
についての情報提供ができたものと思っています。ホームページからもダウンロードできますのでぜひとも活
用して頂きたいものです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 編集者
************************
○生活安全ジャーナル編集委員会
○生活安全ジャーナル編集事務局
長田 敏 佐々木 茂 小田 泰由 新井 勝己 山田 秀和 山田 幸子 用貝 成子 厚東 理可
ヒ ニ
「第二火曜日は火二注意」
経済産業省では、 平成 19 年3月より、 毎月第2火曜日を製品安全点検日と定め、 製品安全
についてのセミナーを開催したり、 消費者へは情報提供や注意喚起を行っています。
平成 21(2009)年 1 月第7号発行
〈編集・発行〉
生活安全ジャーナル編集事務局
〒 540 ー 0008
大阪市中央区大手前 4 ー 1 ー 67 大阪合同庁舎第2号館別館
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE:ナイト)
生活・福祉技術センター 製品安全企画課
電話:06 ー 6942 ー 1113 FAX:06 ー 6946 ー 7280
116
NITE生活・福祉技術センター(製品安全担当部門)、
各支所のご案内
北海道支所
東北支所
北陸支所
生活・福祉技術センター(大阪)
中国支所
北関東支所
九州支所
中部支所
四国支所
生活・福祉技術センター(東京)
生活・福祉技術センター
生活・福祉技術センター(大阪)
〒 540-0008 大阪府大阪市中央区大手前 4-1-67 大阪合同庁舎第2号館別館
製品安全企画課 電話 06-6942-1113 FAX 06-6946-7280 (事故情報に関する照会)
製品安全技術課 電話 06-6942-1114 FAX 06-6946-7280 (事故の報告 ・ 通知等の問い合わせ)
フリーダイヤルファックス 0120-23-2529 (事故の報告 ・ 通知)
生活・福祉技術センター(東京)
〒 151-0066 東京都渋谷区西原 2-49-10
技術業務課
電話 03-3481-1820 FAX 03-3481-1934
北海道支所 〒 060-0808 北海道札幌市北区北八条西 2-1-1 札幌第一合同庁舎
電話 011-709-2324 FAX 011-709-2326
東北支所
〒 983-0833 宮城県仙台市宮城野区東仙台 4-5-18
電話 022-256-6423 FAX 022-256-6434
北関東支所 〒 376-0042 群馬県桐生市堤町 3-7-4
電話 0277-22-5471 FAX 0277-43-5063
中部支所
〒 460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸 2-5-1 名古屋合同庁舎第2号館
電話 052-951-1931 FAX 052-951-3902
北陸支所
〒 920-0024 石川県金沢市西念 3-4-1 金沢駅西合同庁舎
電話 076-231-0435 FAX 076-231-0449
中国支所
〒 730-0012 広島県広島市中区上八丁堀 6-30 広島合同庁舎第3号館
電話 082-211-0411 FAX 082-221-5223
四国支所
〒 760-0023 香川県高松市寿町 1-3-2 高松第一生命ビルディング5F
電話 087-851-3961 FAX 087-851-3963
九州支所
〒 815-0032 福岡県福岡市南区塩原 2-1-28
電話 092-551-1315 FAX 092-551-1329
117
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Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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