Sibelius 7 チュートリアル

Sibelius 7 チュートリアル
チュートリアル
7.0 版
2011 年 7 月
チュートリアル著作:Tom
Clarke
ソフトウェア開発チーム全員のリストおよび謝辞については、
[バージョン情報]ダイアログをご覧ください。
開発に際して Sibelius とそのマニュアルについてさまざまな貴重
なご意見をいただいた多くの方々に、ここであらためてお礼を申
し上げます。
法律に基づく通告
この製品はソフトウェア使用許諾契約の条件に従います。
©2011 このガイドの著作権は Avid Technology, Inc.(以下 “Avid”)
に帰属します。不許複製。著作権法に基づき、Avid の書面による
同意なくして本書の一部または全部を複製することはできません。
Avid, Sibelius, Scorch は , USA, UK, その他の国において
Avid Technology, Inc. の登録商標です。その他すべての商標は
それぞれの所有者に帰属します。
製品の機能、仕様、システム要件、可用性は予告なく変更される
ことがあります。
取扱説明書に対するご意見
弊社は常に取扱説明書の改善に努めています。弊社の説明書に関す
るご意見、
訂正、
またはご提案がありましたら、[email protected]
まで E メールをお送りください。
目次
. はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
. プロジェクトについて . . . . . . . . . . . . . . . 8
プロジェクト 1
1.1 スコアを開く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1.2 音符の入力と編集 . . . . . . . . . . . . . . . .
1.3 楽譜の選択とコピー . . . . . . . . . . . . . .
1.4 フレキシタイム入力 . . . . . . . . . . . . . .
1.5 アルファベット入力とステップ入力 . .
1.6 再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1.7 テキストと強弱記号 . . . . . . . . . . . . . .
9
11
18
24
28
31
37
40
プロジェクト 2
45
2.1 新規スコアの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . 47
2.2 スキャニング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
2.3 音部記号、調号、連音符 . . . . . . . . . . 56
2.4 スコアへの記号の追加 . . . . . . . . . . . . 59
2.5 レイアウトとフォーマット. . . . . . . . 65
2.6 ダイナミックパート . . . . . . . . . . . . . . 69
2.7 エクスポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
プロジェクト 3
75
3.1 キーボードの楽譜. . . . . . . . . . . . . . . . . 77
3.2 ギターの楽譜 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
3.3 アイデアとドラムの楽譜 . . . . . . . . . . 81
3.4 コード記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
3.5 リピートとコーダ. . . . . . . . . . . . . . . . . 94
3.6 アレンジと再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
プロジェクト 4
103
4.1 ワークシートの設定 . . . . . . . . . . . . 105
4.2 スケールとアルペジオ . . . . . . . . . . 110
4.3 レイアウトとフォーマット . . . . . . 113
4.4 クラスルームコントロール . . . . . . 117
プロジェクト 5
121
5.1 ビデオの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 123
5.2 画に合わせた作曲. . . . . . . . . . . . . . . 125
5.3 サウンドトラックのビデオへの追加 . . 129
索引
131
3
目次
4
はじめに
はじめに
はじめに
注意!
Sibelius プログラムの使用を開始する前に、必ずこの セクションを通してお読みください。
Sibelius を使って独自の楽譜作成を始める前に、5 つのチュートリアルプロジェクトのうち少
なくとも最初の 3 つに目を通すことを強くおすすめします。Sibelius は、分かりやすく、ほと
んどの操作について説明を要しませんが、これらのプロジェクトに目を通さないで作業を進
めると、いくつかの基本的な機能を理解することのないまま使用することになる危険があり
ます。特に、これまで別の楽譜作成ソフトウェアを使用していた場合は、Sibelius とは動作が
異なることがあるため、その可能性が高まります。プロジェクトの所要時間は数時間です。プロ
ジェクトに目を通せば、一般的な楽譜の入力、編集、再生、印刷の操作を理解することができ、
より複雑な楽譜の扱いについても学ぶことができます。
これらのチュートルアルは、コンピュータの基本操作(マウスやキーボード、メニュー、ファイ
ルなどについて)をご理解いただいていることを前提として説明しています。
オンスクリーンリファレンスガイド
より高度なトピックについては、Sibelius リファレンスガイドで個別に説明しています。
リファレンスガイドでは、各機能を詳しく(専門用語について説明した用語集とともに)
説明しています。画面上に『リファレンスガイド』を開くには、ツールバーのボタン
(右図)をクリックするか、
[ファイル]  [ヘルプ]を選択し、[Sibelius リファレンスガイド]
ボタン(ショートカットは F1 または ?)をクリックします。
リファレンスガイドは、最初から最後まで通してお読みいただく必要はありません。多くの
ユーザーにとって、実際に必要となるのは記譜法のほんの一部だけである場合が多いからです。
時間があるときに、リファレンスの関心のある部分に目を通してください。
印刷版の『リファレンスガイド』もあります。印刷版は Avid オンラインストア(shop.avid.com)
またはお気に入りのオンライン書店でご購入いただけます。
『リ フ ァ レ ン ス ガ イ ド』
の囲み記事
『リファレンス』の随所
に置かれているこのよ
うなコラムは、さまざ
まな記譜ルールについ
て説明しています。
タイポグラフィーと相互参照
コンピューターのキーの名前、メニュー、ダイアログなどは次のように
表記されます。
Sibelius のコマンドは、コマンドボタンの帯であるリボンから実行します。
リボンは、[ファイル] や[ホーム] をクリックしたときに画面の一番上
に表示されるます。各タブにはコマンドの種類([音符の入力]、[記譜]、
[テキスト]
、
[レイアウト]など)が表記されています。タブをクリックす
ると、これらのコマンドを実行するためのボタンが表示されます。リボン
の各タブには関連コマンドの複数のグループが含まれています。
コマンドの選択方法を簡単に記述するため、このチュートリアルでは以下の表記法を用います。
「[ホーム] [楽器] [追加または削除] を選択」は、
[ホーム] タブをクリックし、
[楽器] グループ
の[追加または削除] ボタンをクリックすることを意味します。
リボンについては以下のページで詳しく説明します。今はまだよく分からなくても心配しな
いでください。
5
はじめに
 2.1 臨時記号は、
「『Sibelius リファレンスガイド』の臨時記号のトピックをご参照ください」
という意味です。
([ファイル]  [ヘルプ]  [Sibelius 7 リファレンスガイド] を選択して画面に表
示するか、またはオプションの印刷版『リファレンスガイド』を参照してください。
)
基本的な用語
以下のコンピュータ用語はほとんどがよく知られているものですが、一部にはあまり知られてい
ないものもありますので、念のため説明しています。
 コンピュータのキーによっては、Mac と Windowsで名称が異なるものがあります。このチュー
トリアルでは、以下の表記方法を用います。
Mac の記号
Mac の名前
Windows 同等
Ctrl (“Control”)



Command
Shift
Option
Shift
Alt


Return
Enter
Return(メインキーボード上)
Enter (テンキー上)
 Sibelius の操作方法は、Windows 上でも Mac 上でもほとんど同じですが、違いがある場合には
(主にキーボード ショートカット)
、Windows 上での操作が先に記載されます。Mac と Windows
のキーボードショートカットの違いについて詳しくは、リファレンスガイドの  キーボード
ショートカットをご参照ください。すべてのショートカットの一覧が記載されています。キー
ボードショートカットはメニューにも表示されます。
 「Ctrl + A または A」は、
「Ctrl キー(Windows)または  キー(Mac)を押さえたまま A を押す」
ことを意味します。A が大文字で書かれていても、特に指示がない限り Shift キーは押さな
いでください。同様に、同じキー上に / と ? がある、Ctrl + ? または ? の様な標準のショート
カットは、実際には Shift を押さずに Ctrl + / または / をタイプします。
 同様に、
「Alt +クリックまたは - クリック」は Alt(Windows)キーまたは  キー(Mac)を押
さえたままクリックすることを意味します。
 Windows の場合、クリックとは、マウスポインタを対象に置き、マウスの左ボタンでクリッ
クすることを指します。右クリックとは、マウスポインタを対象に置き、マウスの右ボタ
ンでクリックすることを指します。
 Mac の場合、クリックとは、マウスポインタを対象に置き、左ボタンがある場合は左ボタン
でクリックするか、旧型の 1 つボタンのマウスの場合はそのボタンでクリックすることを指
します。Control+ クリックとは、キーボードの Control(Ctrl と表記されることもある)
キーを押したまま、左クリック(1 つボタンではそのボタンをクリック)することを指します。
ただし、マウスに右ボタンがある場合は右ボタンをクリックします。
 ドラッグとは、マウスポインタを対象に置き、マウスの左ボタン(Mac の 1 つボタンではそ
のボタン)でクリックし、ボタンを押したままマウスを動かすことを指します。目的の位
置まで動かしたら、マウスボタンを放します。
 ダイアログとは、各種選択ボタンを含むウィンドウです。ダイアログによっては、複数の
ページから構成され、ダイアログのページを切り換えるためのポップアップコンボボックス
(Mac)
、上部のタブ、リストボックスなどがあるものもあります。
6
はじめに
 Return キーは、文字キーの右の大きなキーです。キーボードによっては Enter や特別な矢印
が表記されているものがありますが、本書では常に Return と呼びます。
 Enter キーは、テンキーの右下の大きなキーです。キーボードによってはキーに表記がない
こともありますが、その場合も Enter キーを意味します。
リファレンスガイドの最後の用語集では、あまり一般的でない用語について説明しています。
アメリカ英語とイギリス英語
Sibelius とチュートリアルはアメリカ英語を用います。しかし、その他各国のユーザーのために、
アメリカ英語以外の表現を()内に示すこともあります。
アメリカ英語とイギリス英語の表現の違いは、日本語の翻訳には反映されません。また、アメリ
カ英語とイギリス英語のつづりの違いも、日本語の翻訳には反映されません。
ご意見
弊社は、常にチュートリアルと『リファレンスガイド』の改善に努めています。弊社の説明
書に対するご感想、ご指摘、ご意見がございましたら、[email protected] まで電子メールを
お送りください。
Sibelius プログラムへのご意見もお待ちしております。Sibelius ウェブサイトのチャットページへ
ご掲示いただくか、テクニカルヘルプまでご連絡ください。
7
はじめに
 テンキーとは、コンピュータキーボードの右端にあるキーブロックで、数字や記号が割り
当てられています。
(ノートブック(ラップトップ)コンピューターは、通常は独立したテン
キーを持っていません。
詳しくはリファレンスガイドの  キーボードショートカットを参照。
)
はじめに
プロジェクトについて
このチュートリアルは、5 つのプロジェクトから構成されています。最初から最後まで通して
取りかかった場合の所要時間は約 8 時間です。少なくとも、最初の 3 つのプロジェクトだけで
も目を通すことをおすすめします。これらのプロジェクトでは、Sibelius の基本コンセプトと
重要な機能について説明しています。4 番目と 5 番目のプロジェクトでは、特定の機能に焦点
を当てて説明しています。時間のあるときに目を通してください。
プロジェクト 1(2 時間)
このプロジェクトでは、スコアを開く方法について説明しています。また、
[ナビゲーター]
パネルとキーボードショートカットおよびマウスショートカットの組み合わせ、選択、コピー&
ペーストを使った操作方法についても説明しています。英国のバラード「Scarborough Fair」
のアレンジを使って、マウス、コンピュータキーボード、MIDI キーボードで音符を入力また
は編集する方法、および、歌詞を入力する方法について説明しています。再生方法、テキス
トと強弱記号をスコアに記入する方法についても説明しています。
プロジェクト 2(2 時間)
このプロジェクトでは、PhotoScore Lite を使って 4 つのパート譜をスキャンし、スキャン内容
を新規スコアへとコピー&ペーストして、エルガーの「弦楽四重奏曲ホ短調、作品 83」の抜
粋を再構築する方法について説明しています。音部記号と調号の変更、連音符などのより高
度な音符入力、アーティキュレーション、ライン、タイ、スラー、テキストなどのスコアに
記入されるさまざまなオブジェクトについても説明しています。ダイナミックパートについて、
Sibelius からのグラフィックのエクスポートについても説明しています。
プロジェクト 3(2 時間)
このプロジェクトでは、キーボード、ギター、ドラム用の記譜の基本について説明しています。
また、コード記号とリピート(1 番括弧、2 番括弧、D.S. al Coda など)の作成方法についても
説明しています。
[ミキサー]パネルを使って再生を調整する方法、Sibelius の[アイデア]パ
ネルを使って楽譜の一部分を保存し再利用する方法についても説明しています。
プロジェクト 4(1 時間)
このプロジェクトは、Sibelius を使って授業を行ったり、生徒用の教材を作成する場合に特に
役立ちます。また、楽譜のレイアウトやフォーマットに関するより高度なテクニックを身につ
けたい場合にも有益です。このプロジェクトでは、音階のワークシートを作成し、譜表のイン
デント方法、空の譜表を非表示にする方法、テキストフォントの変更方法などについて説明し
ています。
プロジェクト 5(1 時間)
このプロジェクトでは、
[ビデオ]ウィンドウについて説明しています。また、タイムコード、
ヒットポイント、楽譜の一部分の長さを調整するプラグインなど を操作して、映像の画に合
わせて作曲するテクニックについても説明しています。アニメシリーズ「Mr. Bean」のビデオ
を使って、Avid Studio などの動画編集ソフトウェアでサウンドトラックとして使用できる
オーディオトラックを Sibelius からエクスポートする方法についても説明しています。
8
1. プロジェクト 1
プロジェクト 1
プロジェクト 1
10
1.1 スコアを開く
1.1 スコアを開く
このプロジェクトの最初のセクションでは、Sibelius でスコアを開いて操作する方法について
説明します。また、これ以降のセクションで作成するアレンジのコピーを印刷する方法につ
いても説明します。
ファイルを開く
Sibelius には、プログラムのさまざまな機能を示すサンプルスコアが多数含まれています。これ
[クイックスタート] ダイアログの[最近使用] タブを選択して[プロジェクト 1] をクリックし、
[開く] をクリックします。
または、以前の様に[ファイル] [ 開く](ショートカット Ctrl + O または O)を選択して
ファイルを開きます。
[開く] ダイアログが表示されます。
Windows の場合、[スコア]というフォルダが表示されます。このフォルダ内に[Sibelius サン
プルスコア] へのショートカットが含まれています。これをダブルクリックして[プロジェクト
ファイル] フォルダへ進み、
[プロジェクト 1] というスコアを選択してから[開く] をクリックし
ます。これは、
「スカボロー・フェア(Scaborough Fair)
」という伝統的バラッドのアレンジです。
また、Sibelius が起動していない状態でも、パソコン内にあるスコアファイルを直
接ダブルクリックしてファイルを開くことができます(その場合、Sibelius が自動
的に起動します)
。Sibelius のスコアファイルのアイコンは、右図のように表示され
ます。
[Scarborough Fair]スコアを開くと、楽譜が表示され、次のような画面が表示されます。
タイトルバー
リボン最小化ボタン
ウィンドウボタン
リボンのタブ
ヘルプボタン
リボン
タブを切り
替える
ドキュメン
トタブ
新しいタブ
を開く
情報表示
ステータスバー
ドキュメント
表示ボタン
ズームコン
トロール
11
プロジェクト 1
らのサンプルスコアのオリジナルファイルは、Sibelius のインストール DVD-ROM にも収録さ
れていますので、自由に変更してかまいません。それではスコアを開いてみましょう。
プロジェクト 1
リボンの導入
リボンは Sibelius のウィンドウの一番上に表示されるコマンドボタンの帯で、プログラムのす
べての機能がタスク別に分けられています。
[ファイル]タブは他のタブとは異なり、異なるフォー
リボン自体は 11 のタブに別れています。
マットのファイルのインポートとエクスポート、印刷、特別な学習機能へのアクセス、詳し
いヘルプの表示が行えます。これらについては『リファレンスガイド』の  1.[ファイル]タ
ブ全体を通して説明しています。
他のタブは、スコアを作成するときに一般的にタスクを実行する順に従って並んでおり、
プロジェクトの開始から終了へ向かってリボンのタブを左から右へ進むことになります。
後の 10 のタブには以下の種類のコマンドが含まれており、それぞれのグループに分かれてい
ます。
 ホーム:楽器(譜表)と小節の追加や削除などの基本的なスコアの設定、およびクリップボー
ド操作と Sibelius のパワフルなフィルターを含む主な編集操作(『リファレンスガイド』の
 2.[ホーム]タブ参照)。
 音符入力:アルファベット入力、ステップ入力、フレキシタイム入力に関するコマンド、お
よび声部の切り替え、エクスプロード / リダクションなどの作曲ツール、逆行 / 反行などの
変換等を含む音符の編集操作(
『リファレンスガイド』の  3.[音符入力]タブ参照)
。
 記譜:音部記号、調号、拍子記号、特別な小節線、ライン、シンボル、符頭タイプなど音符
ではない基本的な記号のすべて。
『リファレンスガイド』の  4.[記譜]タブ参照。
 テキスト:フォントのスタイルとサイズのコントロール、および歌詞、コード記号、リハー
サルマーク、小節番号とページ番号のオプション(
『リファレンスガイド』の  5.[テキス
ト]タブ参照)
。
 再生:再生設定の選択、トランスポートコントロール、ライブテンポ、ライブプレイバック、
再生中に Sibelius がスコアの記号をどの様に解釈するかのオプション(
『リファレンスガイド』の
 6.[再生]タブ参照)。
 レイアウト:ぺージと譜表のサイズ、譜表の間隔、譜表の非表示、マグネティックレイアウト
のオプションなどのドキュメント設定オプション、およびフォーマットのコントロール
(
『リファレンスガイド』の  7.[レイアウト]タブ参照)
。
 外観:ハウススタイルの選択、音符の間隔と楽器名、およびスコアのオブジェクトのデザイン、
位置、その他のプロパティをリセットするコマンドなど、スコアの視覚的外観に作用する
オプション(
『リファレンスガイド』の  8.[外観]タブ参照)
。
 パート:個々の楽器パートに関するオプション(『リファレンスガイド』の  9.[パート]タ
ブ参照)
。
 レビュー:貼り付くノートコメントの追加とレビュー、スコア内の複数のバージョンの管理、
バージョンの比較、様々な校正プラグインへのアクセス(
『リファレンスガイド』の
 10.[レビュー]タブ参照)。
 表示:「非表示」(印刷されないがスコアの設定に関する情報を提供するために役立つ記号)
の外観の関する設定の変更、高度な操作のためのパネルの表示と非表示、開いているドキュ
メントの配置や切り替え(
『リファレンスガイド』の  11.[表示]タブ参照)
。
リボンについて詳しくは、
『リファレンスガイド』の  リボンの操作をご参照ください。ここ
ではスコア内の移動方法を学びましょう。
12
1.1 スコアを開く
スコア内の移動
スコア内を移動する方法にはいくつかありますが、最も簡単な方法は、マウスを使って画面上の
用紙をドラッグすることです。用紙の空の部分をクリックしてドラッグします。その際、左下隅
にある灰色の四角形内の表示も同時に移動します。この四角形は「ナビゲーター」と呼ばれ、
複数のページが縮小されて表示されます。ナビゲーター内の白いボックスの部分には、現在
画面に表示されているスコア部分が表示されます。
[ナビゲーター]が表示されていない場合は、
[表示]  [パネル]  [ナビゲーター]
(ショートカッ
トは Ctrl + Alt + N または N)を選択してオンにします(以下のパネルの表示と非表示参照)
。
あるいは、白いボックスをクリックしてドラッグすると、ウィンドウがスムーズにスコア内
を移動します。この動作は、まるでビデオカメラを使ってスコアを写しているような感覚を
与えます。
数ページにわたる長いスコアの場合、ナビゲーターの白いボックスをナビゲーターの左方向
や右方向にドラッグすると、スコア表示が左方向や右方向に移動していきます。速くドラッ
グすればスコアも速く移動します。こうして、ページを順に移動することができます。
ナビゲーターを使ってスコア内を移動すると、青色いデスクの上に各スコアのページが横並
びに置かれているのがわかります。長いスコアでは、ページはスコアを広げた見開きの形に
なっているので、ページがどこで切り替わるかが分かります。スコアのページのレイアウト
を変更し、縦方向または横方向に、および、単一ページまたは見開きに表示させることがで
きます(
『リファレンスガイド』の  11.[表示]タブを参照)
。
白いボックスは、ナビゲーターの上端または下端、あるいは、最初のページの左端または最後の
ページの右端を越えてドラッグすることはできません。しかし、用紙の端をクリックして、画面
端を超えてスコアをドラッグすることができます。この操作を行った場合は、ナビゲーター
をクリックして、スコアをもう一度表示します。
画面のスコアの動きが遅いときには、フルスコアとパート譜の紙質や模様を無地に変えてみ
てください。Sibelius の表示の変更に関するヒントについては、
『リファレンスガイド』の
 1.25 表示設定をご参照ください。
ホイールボタン付のマウスをお持ちの場合、ホイールを使ってスコアをスクロールすること
もできます。
 ホイールを上下にスクロールすると、ページを上下に移動できます。一度に画面全体を左右へ
移動するには、Alt または  キーを押しながら操作します。
 Shift キーを押しながらマウスのホイールを上へ動かすとページが左に、下に動かすと右に
移動します。また、一度に画面全体を左右へ移動するには Alt または  を同時に押しながら
左右へ動かします。
 画面を拡大 / 縮小するには、Ctrl または  キーを押しながらホイールを操作します。下のズーム
を参照してください。
キーボードショートカットを使用してスコア内を移動することもできます。Sibelius にはたく
さんのキーボードショットカットが用意されていますので、マウスを使用するよりもキーを
押す方が便利です。最も一般的な操作に使用されるショートカットだけでも覚えておくとよ
いでしょう。これらは『リファレンスガイド』の  キーボードショートカットに記載されてい
ます。
13
プロジェクト 1
ナビゲーターをクリックすると、クリックした部分にスコア表示が移動します。
プロジェクト 1
スコア内の移動に使用する次のショートカットを試してみましょう。
 Page Up(Mac では )と Page Down(Mac では )は、画面全体を上または下に移動します。
 Home(Mac では )と End(Mac では )は、画面全体(ページ幅全体が表示されている
場合はページ全体)を左または右に移動します。
 Ctrl + Home または  で最初のページに、Ctrl + End または  で最後のページに移動し
ます。
(一部の Mac キーボードには (End)キーがありません。この場合、代わりに 
で右に移動し、 で最後のページに移動できます。)
Sibelius では、Ctrl または  キーを別のキーと使用する場合、通常「操作を大きなステップで
実行」することを意味しています。つまり、Ctrl または  を押さないで別のキーを押すと、通常
の操作が実行できます。Ctrl または  キーを押したまま別のキーを押すと、大きなステップ
で操作が実行できます。Sibelius では、さまざまな操作(テキストなどのオブジェクトの移動
や音符間隔の増減など)を大きなステップで実行する場合に Ctrl または  キーが使用されます。
Sibelius で使用されるキーで最も重要となるのは、Esc キーです。Esc キーを押すと、現在選
択されている対象の選択が解除されます。誤って音符(またはスコア内のその他のオブジェ
クト)をクリックして選択してしまった場合、Esc キーを押して選択を解除することができ
ます。Sibelius の操作をキャンセルまたは停止したい場合、Esc キーを押します。
パノラマ
Sibelius には、スコアの操作をより簡単にするさまざまなツールが内蔵されています。スコア
を使って作業を行う際、より作業しやすい状態で表示するには、パノラマを使用します。
[表示]  [ドキュメント表示]  [パノラマ]
(ショートカッ
パノラマへ切り替えるには、
トは Shift-P)を選択するか、ウィンドウの下のステータスバーの[パノラマ] ボタン
をクリックします。ボタンは右に表示されます。
スコアが無限長の単一の大譜表として表示されます。
14
1.1 スコアを開く
パノラマを使用すると、スコアは左から右にのみスクロールするため、Sibelius 内でページを
上下に移動する面倒なく楽譜入力ができます。これまでに説明した操作方法は、標準の表示
でもパノラマ表示でも同じように動作します。ただし、ナビゲーターはパノラマでは表示さ
れません(パノラマではスコアがページ単位で表示されないため)
。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  11.1 ドキュメント表示をご参照ください。
ズーム
スコアの拡大率を調整する方法はいくつかありますが、最も簡単な方法は、キーボードショー
トカットを使用することです。Ctrl + + または + キーで拡大し、Ctrl +− または  − キー
で縮小します。音符または他のオブジェクトが選択されている場合、選択されているものが
拡大表示されます。
[Scarborough Fair]スコアのボーカル譜表の最初の音符をクリックし、拡
大表示してみましょう。ツールバーのドロップダウンリストに表示される倍率が操作に合わ
せて変化します。リストから特定の倍率を選択したり、タイプ入力して指定することもできます。
ホイールボタン付のマウスをお持ちの場合、Ctrl または  を押しながらホイールを上下させ
ることで、スムーズに拡大 / 縮小が行えます。
画面に 1 ページ全体が表示されるように縮小してみてください。次に、拡大率を 100% に戻し
てみましょう。これが Sibelius の作業で一番使いやすい大きさです。
パネルの表示と非表示
画面が乱雑になってきた場合は、
[表示]  [パネル] のチェックボックスを使って、すでに説
明した[ナビゲーター]などの Sibelius のパネルを非表示にできます。
画面の右下のテンキーは、音符、臨時記号、アーティキュレーション、タイ、その他の記号の
[表示]  [パネル]  [テンキー] をオンまたはオフにすることに
入力に欠かせないツールで、
よって表示と非表示を切り替えられます。
また[表示] [パネル] [すべて非表示]を選択すると、Sibelius のすべてのパネルを非表示にでき
ます。ボタンをもう一度クリックすると、開いていたウィンドウが表示されます。
バージョン
音楽を作成する際、同一のスコアの異なるバージョンを保存しておくと非常に便利です。特に、
実験的な試みを行う場合や、ある作品のアレンジを作成したい場合などに役立ちます。Sibelius
では、同一のファイル内に異なるバージョンすべてを保存することができますので、スコア
のバージョンをさかのぼる(または先へと進む)ことができます。
このチュートリアルで扱うすべてのプロジェクトファイルには、それぞれ異なるバージョン
がいくつか含まれています。各バージョンは見出し番号に対応していますので、どこでどの
バージョンを使用するのかがすぐに分かります。
15
プロジェクト 1
このような表示方法は、他社のプログラムでは「スクロールビュー」や「ギャラリービュー」
と呼ばれることもあります。パノラマを再びオフにするには、
[表示] [ドキュメント表示] 
[パノラマ] を選択するか、ステータスバーのボタンをもう一度クリックします。パノラマ表
示の左マージンに重ねて表示される青色のマジックマージンには、各譜表の音部記号、調号、
楽器名が常に表示されます。
プロジェクト 1
リボンの下のドキュメントタブを参照すると、現在表示されているバージョンを確認(また
はファイル内の別のバージョンを表示)できます。これらは、単一のウィンドウ内に同じド
キュメントの複数の異なるビューを開くことを可能にします。
ドキュメントタブバーの右側の[+] ボタン(右図)を使うと、新しいタブを開くこ
とができます。これは、各バージョンを含む現在のスコアのすべてのビューを示すメ
ニューを開きます。このメニューはドキュメントタブバーの任意の場所を右クリック
(Mac では Ctrl- クリック)して開くこともできます。
[現在のバージョン] を除くすべてのバージョンは編集不可となっており、スコアに変更を加え
ることはできませんが、再生、印刷、音符その他のオブジェクトの選択、スコアからの楽譜
のコピーは可能です。別のバージョンを見るには、そのバージョンをメニューから選択して
新しいドキュメントタブに開きます。
このプロジェクトを完了するには、
[Scarborough Fair]の完成アレンジのプリントアウトが必要
となりますので、1 部印刷しましょう。
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し
て[バージョンを編集]ダイアログを開きます。バージョンのリストから、
[1 ファイルを開く]を選
択し、[現在のバージョンにする] をクリックします。このバージョンを現在のバージョンにす
るかを尋ねるメッセージが表示され、新しい編集不可のバージョンが作成されます。
[はい]
をクリックします。弦楽器譜表が非表示の状態で、
[Scarborough Fair]の完成アレンジが表示
されます。
詳しくは、『リファレンスガイド』 10.3 バージョンをご参照ください。
譜表にフォーカス
先ほど現在のバージョンにしたスコアでは、Sibelius の[譜表にフォーカス]機能を使って、
現在作業を行っていない譜表を非表示にしています。このプロジェクトでは弦楽器のパート
譜で作業を行う必要はありませんので、非表示にして、プリントアウトに使用される用紙を
節約しましょう。
[レイアウト] [譜表の非表示] [譜表にフォーカス]
(ショートカットは Ctrl + Alt + F または F)
を選択して[譜表にフォーカス]をオフにします。
直ちに非表示だった弦楽器パートが表示されます。これらはここでは必要はありませんので、
[レイアウト] [譜表の非表示] [譜表にフォーカス] を選択して[譜表にフォーカス]をオンに
しておきましょう。(この機能がオンのときは[譜表にフォーカス]がウィンドウの下のス
テータスバーに表示されますので、この方法で非表示になっている譜表があるかどうかは一
目で分かります。
)
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  7.4 譜表にフォーカスをご参照ください。
16
1.1 スコアを開く
スコアの印刷
[ファイル] [印刷]
(ショートカットは Ctrl + P または P)を選択して[印刷] パネルとプレ
ビューを見ます。すべてのオプションについて心配する必要はありません。単に[印刷] をク
リックしてスコアを印刷してください。
しばらくすると、高画質の[Scarborough Fair]スコアが印刷されます。このプリントアウトは、
以降の音符入力で使用しますので、そのままお手元に置いておいてください。
問題が発生した場合には、
『リファレンスガイド』の  1.10 印刷をご参照ください。
このプロジェクトの次のセクションでは、別のバージョンを編集する必要があります。もう一度、
[2 音符の編集と入力] を選択し、
[現在のバージョンにする] をクリックします。このバージョン
を現在のバージョンにするかを尋ねるメッセージが表示され、新しい編集不可のバージョン
が作成されます。
[はい]をクリックします。
[Scarborough Fair]の不完全なアレンジが表示さ
れます。
17
プロジェクト 1
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択します。バージョンのリストから、
プロジェクト 1
1.2 音符の入力と編集
プロジェクトのこのセクションを完了するためには、
[2 音符の編集と入力]バージョンを[現在
のバージョン] にしておく必要があります(前項参照)。まだ行っていない場合は、[レビュー] 
[バージョン][バージョンを編集]を選択し、リストからこのバージョンを選択して[現在のバージョ
ンにする] をクリックします。
Sibelius での操作のほとんどは、音符の入力と編集に関連しています。Sibelius では、印刷さ
れた楽譜をスキャンしたり、MIDI キーボードやギターを演奏したり、マウスを使って音符を
配置したり、他のプログラムで作成したファイルを開いたりと、さまざまな方法で記譜する
ことができますが、最も簡単な方法は、コンピュータのキーボードを使ってタイプ入力し、
適宜編集していくことです。
Esc キーの使用
スコアに音符を入力し編集する方法を説明する前に、Esc キーについてもう一度説明してお
きましょう。Sibelius で記譜を行う際、最も重要となるのが Esc キーです。次のような状況で
使用することができます。
 マウスを使って音符を追加した場合、これ以降音符を追加しない場合は Esc キーを押します。
 コンピュータキーボードを使って音符を入力した場合、これ以降音符を追加せず、最後に
入力した音符が選択された状態にする場合には Esc キーを押します。
 テキストを編集した場合、これ以降テキストを入力または削除せず、オブジェクトが選択
された状態にするには Esc キーを押します。
 何かが選択されている場合、その選択を解除するには Esc キーを押します。
 Sibelius がスコアを再生している場合、再生を停止するには Esc キーを押します。
テンキーレイアウトの左上のボタン(マウスポインタの画が描かれたもの)をクリックする
こともできます(下のテンキーを参照)
。
音符間の移動
Sibelius では、音符をクリックして選択することができます(選択すると青色に変化し、編集
や変更が行えるようになります)。音符間を移動する最も簡単な方法は、コンピュータキー
ボードを使用することです。 と  キーを使用して、ある音符または休符から別の音符また
は休符へと前後に移動することができます。ある小節内の最初の音符または休符へ移動する
には、Ctrl +  または Ctrl +  を押します。もうお気づきでしょうか。これもまた、
「操作を
大きなステップで実行」する一例です。
Tab キー(コンピュータキーボードの Caps Lock キーの上)を使用して、ある特定の譜表に
添付されているオブジェクトを順に移動することもできます。Tab キーを押すと、ページの最
初のオブジェクトが選択されますので、マウスを使用する必要はありません。
[Scarborough Fair]
スコアで試してみましょう。
(Esc キーを押して)何も選択されていないことを確認してから、
Tab キーを押します。ボーカル譜表の最初の音符が青色に変わります。Tab を続けて押すと、
音符、休符、強弱記号、歌詞などを順に移動していきます。同じ要領で逆方向に進むには、
Shift+Tab キーを押します。
18
1.2 音符の入力と編集
テンキー
画面右下のテンキーウィンドウでは、作成または編集する音符の音価、 臨時
記号、アーティキュレーション、タイ、その他の記号を選択することがで
きます。
(アーティキュレーションとは、音符の上または下に付加される、
スタッカート、テヌート、アクセントなどの記号をいいます。音価とは、
音符の長さのことです。これらの用語を含む専門用語については、
『リファレ
ンスガイド』の用語集で説明しています。
)
プロジェクト 1
コンピュータキーボードの右端にあるテンキーは、テンキーウィンドウに
対応しています。 これらのキーを使用すれば、マウスクリックと同じ操作
が素早く簡単に行えます。ノートブック型(ラップトップ)コンピュータ
をご使用の場合、下記のノートブック(ラップトップ)のショートカットを参照
してください。
「テンキー」と書かれたバーの下に配置された 6 つの小さなタブでは、6 つの異なる音楽記号
のレイアウトを選択することができます。レイアウトは、それぞれ第 1 レイアウト、第 2 レイ
アウトなどと呼ばれます。レイアウトを変更するには、マウスでタブをクリックするか、F7–F12
を押すか、 ボタン(ショートカットは +)をクリックしてレイアウトを順に選択します。 ボ
タン(ショートカットは F7(Windows)またはテンキーの−(Mac))をクリックすると第 1 レ
イアウトに戻ります。
他のレイアウトがどのようなものか確認してみましょう。見慣れない記号も含まれています。
使用頻度が最も高いのは第 1 レイアウトです。
一番下の数字の列は、
「声部」に関する入力や編集を行うものです。こうして、1 つの譜表に
複数のリズムを加えることができます。これについては、後で説明します。
Sibelius ではテンキーが特別な機能に対して使用されているため、Sibelius 使用中は、Num Lock
機能をオフにしてテンキーを数字キーや矢印キーとして使用することはできません。
テンキーの各レイアウトの左上隅のボタン(左図)は、Esc キーの代用として使用で
きます。教室のインタラクティブホワイトボード上で Sibelius を使用する場合に、Esc
キーを押すためにだけキーボードを持ち運ぶ必要がないので便利です。
ノートブック(ラップトップ)のショートカット
それでは、テンキーが付いていないノートブック型(ラップトップ)コンピュータをご使用
の場合、どのように音符を入力するのでしょうか。マウスを使って音符をひとつひとつ入力
する必要も、入力中に誰かに Fn キーを押してもらう必要もありません。
Sibelius には、代用できるシングルキーショートカットが用意されています。シングルキー
ショートカットを使用すれば、同じように素早く簡単に音符が入力できます。これらを使用
するには、
[ファイル]  [環境設定](ショートカットは Ctrl +または ) を選択し、
[キーボー
ドショートカット]ページを選択します。ダイアログの一番上の[現在の機能セット]メニューから
[ノートブック(ラップトップ)ショートカット] を選択してから、
[OK] をクリックします。
テンキーの数字を使用する代わりに、テンキーと同じ数字に対応するメインキーボード上の
数字キーを使うことができます。この機能を使用する場合、Shift-1 から Shift-9 キーを使用して、
音符の上に音程を入力することができます(『リファレンスガイド』の  .2 キーボードショート
カットを参照)
。
外付けの USB テンキーを購入すれば、Sibelius の標準ショートカットを使用することができます。
19
プロジェクト 1
作業内容の保存
音符の入力と編集の方法について詳しく説明する前に、まずはスコアを保存しましょう。作業内
容は、定期的に保存するようにしましょう。また、CD-R や USB フラッシュメモリスティック
(「ペンドライブ」とも呼ばれる)などのリムーバブルメディアにバックアップを保存するよ
う心がけましょう。
[ファイル]  [保存]
(ショートカットは Ctrl + S または S)
スコアを初めて保存する場合は、
を選択またはツールバーボタン(右図)をクリックしてから、適切な保存場所([Scores]
フォルダなど)を選択し、スコアに名前を付けてから[保存]をクリックします。Windows では、
[スコア] フォルダは[マイドキュメント] フォルダの中にあります。Mac では、
[スコア]フォル
ダはログオンしているユーザーアカウントの[書類] フォルダにあります。
[ファイル] 
しかし、ここではすでに名前の付いた既存のスコアを使って作業をしていますので、
[名前を付けて保存]
(ショートカットは Ctrl + Shift + S または  S)を選択し、新しい名前を
付けてスコアを保存します。
[Scarborough]などの名前を付けて、デスクトップに保存しま
しょう。
Sibelius は、数分ごとにスコアのコピーを特殊なフォルダに自動保存します。停電やクラッ
シュが生じた場合でも、次回の Sibelius 起動時に失われた作業内容を復元することができます。
スコアのバージョンはいつでも保存できます。保存したバージョンは、下書き、アレンジの
確認、大きな変更を行う前の念のための保存、作業の進行状況を示すログのエクスポートな
[レビュー]  [バージョン]  [新しいバージョン] を選択します。
どに使用できます。
[ファイル]  [保存] でスコアを保存するたびに、Sibelius は、番号付きのバックアッ
さらに、
プファイルを作成し、それを[Scores] フォルダの[Backup Scores] フォルダに保存します。
たとえば、スコアを誤って削除してしまった場合や、スコアに大幅な変更を行ったがそれが気に
入らない場合、
[Backup Scores] フォルダから最近のバージョンを取り出すことができます。
これらの便利な機能について詳しくは、『リファレンスガイド』の  10.3 バージョンと
 1.1 ファイルの操作を参照してください。
テンキーを使用した音符の編集
テンキーのすべてのキーでは、現在選択されている音符をすぐさま変更することができます。
音符の長さを変更したり、音符に臨時記号を追加するには、音符をクリックして選択してから、
対応するテンキーのボタンを選択します。テンキーと矢印キーの使用方法を学べば、マウス
でボタンをクリックするよりもずっと素早く簡単に操作することができます。
それでは試してみましょう。
 [Scarborough Fair]スコアで、小節 11 のボーカルパートの 2 番目の音符(B ナチュラルの4 分音符)
を選択します。
 3(テンキー)を押し、これを 8 分音符に変更しましょう。小節の長さが変更前と同じにな
るよう、8 分音符の後に 8 分休符が Sibelius によって自動追加されます。
 4 分音符の長さに戻し、9(テンキー)を押してナチュラル をフラットに変更しましょう。
もう一度 9 を押すと、Sibelius により余分な臨時記号が削除されますが、音符は Bb で再生さ
れます(調号に Bb があるため)
。確認するには、Esc キーを押して音符の選択を解除してから、
もう一度音符をクリックして選択します。すると、Bb が再生されます。もう一度 7 キーを
押し、音符をナチュラルに戻しましょう。
20
1.2 音符の入力と編集
以上の操作が正しく動作しない場合は、テンキーウィンドウのレイアウトが第 1 レイアウト
になっていないことが考えられます。第 1 レイアウトを選択して(または F7 キーを押して)
から、もう一度試してみてください。
キーボードの矢印キーを使って、選択されている音符の音高を変更することもできます。B ナ
チュラルが選択されている状態で、 を押してみましょう。音高が D に変わるまで押し続け
ます。Ctrl+/ または / を押すと、選択されている音符の音高がオクターブ単位で移動
します。Ctrl+ または  を押して、D を 1 オクターブ上に移動してみましょう。
最後にはこのようになります。
他の楽譜作成 i プログラムから Sbelius へ移行した方は、5 が 4 分音符に相当する、音価に対す
るテンキーショートカットの配置に慣れているかもしれません。お好みに合わせて Sibelius の
キーボードのレイアウトをこの配置に変更することもできます。また通常とは逆に音価の前
に音高を指定して音符を入力することもできます。その方法については、このプロジェクト
の後半で説明します。34 ページの音価の前に音高を指定するをご参照ください。
元に戻す / 繰り返し
誤って入力した場合や、入力結果に不満がある場合、元に戻ってスコア
を手動で修正する必要はありません。たとえば、D の 4 分音符を選択し、
テンキーの 5 を押して 2 分音符へと変更します。小節内の次の音符が上
書きされます。Windows ではクイックアクセスツールバーの左矢印ボタン(右図)をクリッ
クし、Mac では[編集]  [元に戻す](ショートカットは Ctrl + Z または Z)を選択します。
こうして、最後に行った操作を元に戻すことができ、削除した音符を再表示させることがで
きます。Sibelius では、複数回にわたって元に戻す作業が行えます。Ctrl+Z または Z を繰り
返し押して、編集を始める前の状態にスコアを戻してみましょう。音符が再び B ナチュラル
になるまで戻します。
Windows ではクイックアクセスツールバーの右矢印ボタンをクリックし、Mac では[編集] 
[繰り返し](ショートカットは Ctrl + Y または Y)を選択します。
Sibelius には、最近行った操作を一覧表示する「元に戻すの履歴」があり、いくつかの前の操作
まで一気に戻ることができます。詳しくは、
『リファレンスガイド』の  元に戻す / 繰り返しを参
照してください。
この機能は、Sibelius で実行した操作のみに適用されます。コンピュータキーボードにコー
ヒーをこぼしてしまった場合には、この機能は役に立ちません。
21
プロジェクト 1
  
プロジェクト 1
マウス入力とキーボードパネル
Sibelius でのマウスを使った音符の入力は簡単ですが、かなり時間がかかります。先ほど説明
したショートカットを使用すると、作業時間を短縮することができます。
音符の入力を始める前に[表示]  [パネル]  [キーボード] を選択して[キーボード]パネル
を開きます。これは画面上に表示される仮想ピアノキーボードで、7 オクターブにわたって 3 つ
の異なるサイズで表示されます。再生される音を聞くには、マウスで鍵盤をクリックします。
クラリネット譜表の先頭から、ボーカル旋律を引き立たせる対旋律の部分を入力していきます。
まず、テンキーで最初の音を選択します。Esc キーを押し(またはテンキーの左上のボタン
をクリックし)、スコア内で何も選択されていないことを確認します。4(テンキー)を押し、
4 分音符を選択します。マウスポインタが紺青色に変化し、音符を入力できる状態であること
を示します。
[.]
(テンキー)を押し、4 分音符に付点を追加します。マウスポインタをスコ
ア上に移動すると音符がグレーの影になり、クリックした場所に付点 4 分音符が入力されます。
五線の上下に移動すると、それに応じて加線が現れるので、高音と低音を正確に入力するこ
とができます。
次に、クラリネット譜表の先頭近くで A の位置にマウスポイントを置いてクリックします。
  


間違った場所をクリックしてしまった場合には、 または  キーを使用して、入力後に音高
を調整できます。
入力した音符は濃い青色で表示され、この音符が選択されていることを示しています。音符
の右には、濃い青色の縦線(カーソル)が表示されます。
カーソルは、続けて音符を入力する準備ができていることを意味しています。このカーソルは、
ワープロソフトなどで見かけるカーソルと同じものと考えると分かりやすいでしょう。カーソ
ルは、後で説明するアルファベット入力に特に便利です。カーソルについて、詳しくはそこ
で説明します。
テンキーの 3 を押して 8 分音符を選択し、第 2 線をマウスでクリックして G を追加してから、
4 を押して 4 分音符をもう一度選択し、第 1 間をクリックして F を追加します。
22
1.2 音符の入力と編集
テンキーウィンドウでは 4 分音符が選択された状態になっているので、マウスをクリックするこ
とで、さらに音符を追加できます。4 分音符ボタンを再び選択する必要はありません。次の小節
に 4 分音符を 3 つ追加しましょう。マウスポインタをクリックして、G、F、E を追加します。
  

 



次の小節は 4 分休符から始まりますので、テンキーの 0 を押し、休符を作成します(4 分音符
がまだ選択された状態である必要があります)
。
  

 




  

  
コンピュータキーボードを使用してキーボードウィンドウを「演奏」することもできます
(
『リファレンスガイド』の  3.5 キーボードウィンドウを参照)
。
テンキーを使用したアーティキュレーションとタイの追加
演奏者のためのアーティキュレーションを追加して、対旋律を完成させましょう。Sibelius でス
コアを再生する際も、これらのアーティキュレーションに従って再生されます。
選択されている音符の長さや臨時記号を変更する方法と同じく、テンキーボタンを使えば、
アーティキュレーションやタイを簡単に追加または削除することができます。いずれかの音
符をクリックしてからテンキーボタンを選択すると、音符にオブジェクトが追加され、同じ
キーをもう一度押すと削除されます。
それでは試してみましょう。
 クラリネット譜表の小節 3 の D の 4 分音符を選択します。
 テンキーの一番上の列のボタンの[.]
(スタッカートの点)に対応するテンキーのキーを押
します。音符にスタッカートが追加されます。
 次の小節の D の 4 分音符にもこれを繰り返します。
  

 




  

  
次の大譜表の先頭へと移動し、タイを追加しましょう。
 クラリネット譜表の小節 9 の A の 2 分音符を選択します。
 Enter(テンキー)を押し、タイを音符の後に追加します。
 矢印キーとテンキーを使って、アーティキュレーションとタイをクラリネットの対旋律の
残りの部分に追加しましょう。
23
プロジェクト 1
[キーボード]パネルを使って、対旋律の入力を続けましょう。鍵盤とテンキーをクリックし
[キーボード]パネルを使ってその下に
て音価を変更します。3 を押して 8 分音符を選択し、
旋律を入力します。4 分音符を追加する必要がある場合は、[キーボード]パネルの鍵盤をク
リックする(またはスコア内をクリックする)前にテンキーの 4 を押して音符を追加します。
最後にはこのようになります。
プロジェクト 1
1.3 楽譜の選択とコピー
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 1] を開き、
[3 楽譜の選択とコピー]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[レビュー] [バージョン] [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
既存の音符を編集する方法と、キーボードショートカットを使ってより素早く編集を行う方
法にについてはすでに説明しましたが、ここでは、パッセージを選択して音符やその他のオ
ブジェクトをまとめて操作、コピー、削除する方法について説明します。
選択とパッセージ
スコア内のオブジェクトを選択すると、オブジェクトがカラー表示され、マウスとキーボー
ドでそれらのオブジェクトに対して作業ができることを示します。Sibelius のスコアを変更す
る操作のほとんどは何かを選択して実行します。
選択には次の 3 種類があります。
 単一選択:1 つのオブジェクトだけを選択。
 複数選択:いくつかの個別のオブジェクトを選択。
 パッセージの選択:連続したフレーズの一部分を選択。選択したパッセージは、青色のボッ
クス(譜表パッセージの場合)または紫色のボックス(大譜表パッセージの場合)で囲ま
れます。
この 3 種類の選択はすべて、ほぼ同じ操作で行えます。主な違いは、オブジェクトの選択方
法です。
それぞれどのように選択するか、またどのように使用するか、
[Scarborough Fair]スコアで見
てみましょう。1 つのオブジェクトを選択する方法は、音符を選択する方法と同じです。マウ
スでクリックするか、Tab キーを押して選択します。
複数のオブジェクトを選択するには、あるオブジェクトを選択してから、別の 1 つまたは複
数のオブジェクトを Ctrl +クリックまたは - クリック(Ctrl または  キーを押したままマウ
スの左ボタンをクリック)し、これらのオブジェクトを選択に追加します。
[Scarborough Fair]
スコアのクラリネット譜表の最初の音符を選択して試してみましょう。次の音符を Ctrl+ ク
リックまたは + クリックします。テキストや他のオブジェクトもこの方法で選択できます。
タイトルを Ctrl+ クリックまたは + クリックしてみましょう。この方法であるオブジェクト
を誤って選択に加えてしまった場合、そのオブジェクトを Ctrl+ クリックまたは + クリック
すれば削除できます。タイトルを選択から削除してみましょう。
複数選択では、特定のオブジェクトに編集を加えることができます。 と  キーを使って、
選択されている音符を上下に移動してみましょう。複数選択は、音符、コード、休符ではな
い複数のオブジェクト(アーティキュレーションやテキスト)をまとめて選択する場合など
に便利です。
パッセージを選択する方法について説明する前に、Esc キーを押し(またはテンキーの左上
のボタンをクリックし)
、現在選択されているオブジェクトの選択を解除しましょう。
24
1.3 楽譜の選択とコピー
パッセージとは、楽譜の連続的なまとまりのことで、数ページにまたがることもあります。1 つ
の譜表または複数の譜表にまたがることもあります。パッセージの選択は、ある楽器のパー
ト譜を別の楽器のパート譜へとコピーする場合にしばしば使用されます。パッセージでは、複数
の音符をまとめて編集、コピー、削除することができます。
譜表パッセージを選択するには、まず、クラリネット譜表の最初の小節にある最初の音符を
クリックします。アコースティックギター譜表の小節 4 の空の部分を Shift- クリックします。
すると、選択されている範囲内を囲む青色いボックスが表示されます。
特定の種類の譜表パッセージを素早く選択するには、さまざまな方法があります。
 小節内の空白の部分をクリックすると、譜表上のその小節が選択されます(小節をコピー
する場合など)
。
 小節内の空白の部分をダブルクリックすると、大譜表の長さ分だけその譜表が選択されます。
 小節内の空白の部分をトリプルクリックすると、スコア全体にわたってその譜表が選択さ
れます。
 クリック、ダブルクリック、トリプルクリックしてから別の譜表を Shift+ クリックすると、
その間にある譜表がすべて選択に追加されます。また、Ctrl+ クリックまたは + クリック
すると、譜表を個別に追加または削除できます。
大譜表パッセージを選択するには、ボーカル譜表の小節 1 の空白の部分を Ctrl +クリックまた
は - クリックします。すべての譜表のこの小節を囲む紫色の二重線ボックスが表示されます。
 Ctrl または  を押したままクリック、ダブルクリック、トリプルクリックすると、それぞ
れ 1 小節分、その大譜表の長さ分、スコア全体にわたって大譜表パッセージを選択すること
ができます。
 一度にスコア全体を選択するには、[ホーム]  [選択]  [すべて] を選択します(ショート
カットは Ctrl + A または A)
。これは、スコア全体を移調する場合、スコア全体のフォー
マットを変更する場合、スコア内である特定の種類のオブジェクトだけを選択する場合な
どに特に便利です。
選択について、
詳しくは
『リファレンスガイド』
の  2.1 選択とパッセージを参照してください。
25
プロジェクト 1
この譜表に添付されているオブジェクトは、すべてパッセージ範囲内で選択されています。こう
すれば、この譜表に添付されているアーティキュレーション、強弱記号、テキスト、その他のオ
ブジェクトすべてもコピーすることができるため、楽譜のコピーに非常に便利です。もう一度、
 と  キーを使って、選択されている音符を上下に移動してみましょう。ナビゲーターにも、
選択範囲が縮小表示されます。
プロジェクト 1
音符とその他のオブジェクトの削除
さまざまなオブジェクトを選択してから、Delete キーで削除してみましょう。
 テキスト(最初のページの一番上にある編曲者テキストなど)を削除してみましょう。
 音符を削除してみましょう。拍数が保たれるよう、音符が休符に変化します。
休符を削除することもできます。削除すると休符は非表示となり、リズムが保たれます。休符
を削除すると、灰色表示に変化し、休符が非表示であることが示されます。休符の選択を解
除すると、全く表示されなくなります。通常、休符を非表示にすることは避けるべきですが、
特殊な記譜の場合には非表示にした方が便利なこともあります。同じように、他のオブジェ
クトも非表示にすることができます。非表示オブジェクトは、
[表示][非表示][非表示オブジェ
クト](ショートカットは、Ctrl + Alt + H または H)をオンにすると、グレー表示で見る
ことができます。
Backspace を使ってオブジェクトを削除することもできます。
[ホーム] [クリップボード] [切り取り]
(ショートカットは Ctrl + X または X)は、Delete キー
に似ていますが、オブジェクトを切り取ってクリップボードへと保存し、
[ホーム][クリップ
ボード] [貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + V または  V)で別の場所に貼り付けることが
できます。Sibelius ではあまり使用されることのない操作ですので、ここで試す必要はありま
せん。
[元に戻す] や[繰り返し] が使えることを覚えて
削除してしまったものを復元したい場合は、
おきましょう。
小節の削除
スコアから 1 つまたは複数の小節(空または記譜済み)を削除する方法について説明します。
重要な操作ですので覚えておきましょう。Sibelius では、2 種類の方法で小節を削除すること
ができます。
最も簡単な方法は、削除したい小節が含まれるようにパッセージを選択(上の選択とパッセージ
参照)してから、
[ホーム]  [小節]  [削除]
(ショートカットは Ctrl + Backspace または
Backspace)を選択する方法です。続けるかどうかを確認するメッセージが表示されます。
[はい] をクリックします。次回以降、確認メッセージを表示させたくない場合は[次回から表
示しない] のチェックボックスをオンにします(いつでも[元に戻す] ことができます)
。
[次回
から表示しない]を選択した警告メッセージを再び表示させるには、
[ファイル]  [環境設定] の
[その他] ページの[すべてのメッセージを表示] をクリックします。
小節を削除するもうひとつの方法は、大譜表パッセージを選択してから Delete キーを押す方
法です。
[元に戻す]をクリックするか、
[編集] 
[Scarborough Fair]スコアの最後の 3 小節を削除してから、
[元に戻す] を選択して小節を復元させてみましょう。
26
1.3 楽譜の選択とコピー
コピー
Sibelius では、小節、譜表、その他さまざまなファイルを簡単にコピーすることができます。
それでは試してみましょう。クラリネット譜表の小節 5 にあるスタッカートの 4 分音符をク
リックしてから、
アコースティックギター譜表の空の小節 6 を Alt +クリックまたは - クリッ
クします。音符はそのままコピーされますが、コピー先の五線上のどの線または間にマウス
ポインタを合わせてクリックするかによって、音符の音高は変更されます。スタッカートも
コピーされます。音符に追加されているアーティキュレーションはすべてこのようにコピー
されます。
先ほど小節 6 に置いた音符の前の空白部分を Alt +クリックまたは - クリックすると、次の
ようになります。
先ほど置いた音符が上書きされます。Alt +クリックまたは - クリックを使えば、単一選択、
複数選択、パッセージ選択してスコア内の複数のオブジェクトをコピーすることができます。
Windows では、ご使用のマウスに 3 つ目(中央)のボタンまたはクリック可能なスクロール
ホイールがある場合、Alt +クリックの代わりにこのボタンを使ってコピー&ペーストするこ
とができます。ご使用のマウスに 2 つしかボタンがない場合でも、右と左のマウスボタンを
同時に押す複合クリックで、3 つ目の中央ボタンをクリックするのと同じ操作が行えます。
Sibelius では、[音符入力]  [音符入力]  [リピート](ショートカットは R)を選択し、スコア
内の音符またはその他のオブジェクトを複製してオリジナルのすぐ後に追加することができ
ます。Alt+ クリックまたは + クリックを使って先ほど入力した低音の 4 小節を選択し、R を
押すと、選択した小節のすぐ後に小節が追加されます。こうして、音符、和音、テキスト、
パッセージ、その他のオブジェクトを後に追加していくことができます。
クリップボードを利用してコピー&ペーストするには、
[ホーム]  [クリップボード]  [コピー]
(ショートカットは Ctrl + C または C)を選択してから、
[ホーム]  [クリップボード]  [貼り
付け](ショートカットは Ctrl + V または V)を選択します。この方法は、異なるスコア間で
のコピーに使用すると便利です(Alt+ クリックまたは - クリックでは、同じスコア内でしかコ
ピーができません)
。
[コピー] と[貼り付け] 機能は、どちらもコンテキストメニューで使用できます。コンテキス
トメニューは、1 つまたは複数のオブジェクトが選択されている際に右クリック(Windows)
または Control- クリック(Mac)して選択します。
ここまでで説明したさまざまなコピー方法を使って、先行する小節(1 つまたは複数)をア
コースティックギター譜表の空の小節へとコピーし、ギターのパート譜の足りない小節を完
成させましょう。
27
プロジェクト 1
この操作は、楽譜の一部分を比較的大きめに選択してまとめてコピーするのに適しています。
まず、アコースティックギター譜表の小節 5 を選択します。
プロジェクト 1
1.4 フレキシタイム入力
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 1]を開き、
[4 フレキシタイム入力]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択
してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
ここまでで、マウスを使って譜表をクリックしたり、キーボードウィンドウを使って行う音
符入力について説明しました。他にも、より素早く音符を入力する方法があります。すべて
を試してみて、一番自分に合った方法で入力するとよいでしょう。さまざまな入力方法を組
み合わせて使用してもかまいません。このセクションでは、Sibelius 独自のリアルタイム音符
入力システム「フレキシタイム」について説明します。
「リアルタイム」入力とは、演奏内容をコンピュータプログラムに取り込み、その音高とリズ
ムをプログラムに読み取らせる入力方法です。理論上ではこのように機能します。しかし実
際には、どのプログラムを使用しても、演奏したリズムを正確に認識することは非常に難しく、
演奏後に音楽を分析したり、さまざまな機能を使用する必要があります。一般的に、メトロノー
ムのクリック音に合わせてできるだけ正確に演奏し、演奏後に「クオンタイズ(タイミング
修正)
」してリズムを修正することが必要となります。
しかし、Sibelius は独自のアプローチを採用しているため、比較的自由に演奏しても、優れた
結果が得られます。
MIDI キーボードまたは MIDI ギターをお持ちでない場合は、31 ページの 1.5 アルファベット入
力とステップ入力 に進んでください。
MIDI デバイスの使用
フレキシタイムを使用するには、ご使用のコンピュータに接続されている MIDI キーボードま
たは MIDI ギターが必要です。
ご使用の MIDI デバイスが正しくインストールされていれば、Sibelius での入力と再生を設定
することができます。これを行うには[音符入力]  [設定]  [入力デバイス] を選択します。
28
1.4 フレキシタイム入力
ページ最上部の表からご使用のデバイスの名前(M-Audio Oxygen 8 など)を探し、[使用]
チェックボックスがオンになっていることを確認します。MIDI ギターをご使用の場合、ドロッ
プダウンメニューをクリックして([キーボード] ではなく)[ギター] を選択し、
[タイプ] を変
更する必要があります。
このセクションでは、MIDI キーボードを使用します。MIDI デバイスの入力と再生の設定方
法について、詳しくは『リファレンスガイド』の  3.13 入力デバイスを参照してください。
フレキシタイムのオプション
単音のメロディを弾いてみるのが一番簡単です。まずは試してみましょう。画面には、これ
プロジェクト 1
まで作業を行ってきた[Scarborough Fair]スコアが表示されているはずです。
クラリネットパートの 1 番をレコーディングしていきます。最良の結果が得られるよう、
[音符入力]  [フレキシタイム] のダイアログランチャーボタン(ショートカットは Ctrl +
Shift + O または O)をクリックします。
[テンポの柔軟性]
別の楽器に合わせて、1 つのメロディラインのみをレコーディングしますので、
ドロップダウンリストから[なし(ルバートなし)] を選択し、
[複数の声部に入力] チェックボッ
クスをオフにします。
[OK] をクリックしてスコアに戻ります。
試してみましょう
このプロジェクトの最初に印刷したスコアのプリントアウトを参照しながら進めていきます。
[トランスポート]
[トランスポート]パネルでは、Sibelius の再生の表示と操作が行えます。
パネルが表示されていない場合は、
[表示] [パネル] [トランスポート](ショートカットは
Ctrl + Alt + Y または Y)を選択してオンにします。
再生
巻き戻し
早送り
停止
フレキシタイム
再生ラインを
最後へ移動
ライブテンポを
レコーディング ライブプレイバック
ライブテン
ポを再生
再生ラインを
先頭へ移動
クリック
(オン / オフ)
タイムライン
スライダー
MIDI イン /MIDI
アウトインジケータ
タイムコード
表示
現在の
テンポ
テンポ
スライダー
必要に応じて、再生コントロールの多くは[再生]  [トランスポート] からも操作できます。
フレキシタイムを使って、小節 43 から小節 61(1 番の終わり)までの音符を入力していきます。
クラリネット譜表の小節 43 を選択する(またはこの小節の小節休符を選択する)と、この小
節が薄い青色のボックスで囲まれ、レコーディングを開始する小節が設定されます。
29
プロジェクト 1
用意ができたら、[音符の入力]  [フレキシタイム]  [フレキシタイム入力](ショート
カットは Ctrl + Shift + F または F)を選択するか、
[トランスポート]パネルのレ
コードボタンをクリックします。すると 1 小節分のカウントが再生されたあと、レコー
ディングが開始されます。それでは試してみましょう。
 標準設定では、フレキシタイムのカウントインは 1 小節です。この場合、カウントインのク
リック音が 3 回聞こえます。
(メトロノームのクリック音が聞こえない場合、再生デバイス
がオンであることを確認してから、
『リファレンスガイド』の  3.14 フレキシタイムまたは
 6.1 再生の操作を参照してください。)
 カウントインの後、クリック音に合わせて、続く 2、3 小節をスムーズに演奏してみましょう。
 演奏を続けましょう。演奏から少し遅れて、画面に音符が表示されていきます。演奏中は
画面を見ないほうが簡単かもしれません。
 レコーディングを停止するには、再生ウィンドウの四角い停止ボタンを押すか、スペース
キーを押します。
入力結果を確認しましょう。結果に満足できない場合は、入力した小節を選択してから Delete
キーを押し、もう一度小節 43 を選択します。満足できる結果が得られるまでレコーディング
を繰り返します。レコーディング中の Sibelius のスコア再生スピードを落としたい場合は、下記
のレコーディングテンポの調整を参照してください。
このチュートリアルのプロジェクト 3 では、2 つの譜表に同時に入力する方法について説明して
います。ルバート(テンポの柔軟性)、メトロノームクリック音のスピードや音色、カウント
イン、3 連符やその他の連音符の認識方法など、さまざまなオプションを変更することもでき
ます(
『リファレンスガイド』の  3.14 フレキシタイム参照)
。
レコーディングテンポの調整
キーボードの操作に慣れていなくても、心配する必要はありません。Sibelius を使えば、名演
奏家である必要はありません。まず、フレキシタイムレコーディングをより簡単に行う方法
について説明し、その後、入力内容の修正方法について説明します。
[トランスポート]パネルのテンポスライダーでは、スコアの再生スピードを調整することが
できます。この操作は、フレキシタイム入力のレコーディングにも適用されます。スライダー
を右に動かすとクリック音がゆっくりになり、慎重に演奏したい場合に便利です。
テンポスライダーは、スコア全体の再生スピードを変更する場合にのみ使用してください。テン
ポの変更には、テンポテキストとメトロノーム記号を使用してください(40 ページの 1.7 テキス
。
トと強弱記号 参照)
パフォーマンスの再表記
不要な休符、重複した音符、間違った長さの音符がある場合は、これらを読みやすく修正す
ることができます。パッセージを選択し、
[音符入力]  [フレキシタイム]  [パフォーマンスの
再表記] を選択すると、ダイアログが開きます。レコーディングした楽譜では 8 分音符より短
い音符を使っていないので、
[クォンタイズの単位(最小音価)] ドロップダウンを[標準:8 分音符]
へ設定して、
[OK] をクリックします。フレキシタイムの入力内容が再計算され、リズムと
表記が単純化されます。
間違いがあれば、これまでに学んできた編集テクニックを使って、音価や音高を修正しま
[音符入力] [プラグイン] [プラグイン] メニューから特に[記譜の簡略化]の下
しょう。また、
のプラグインを試してみてください。
30
1.5 アルファベット入力とステップ入力
1.5 アルファベット入力とステップ入力
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 1] を開き、
[5 アルファベット入力とステップ入力] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。
これを行うには、
[レビュー] [バージョン] [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリ
ストから選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
アルファベット入力
コンピュータ キーボードの A から G の英字を使って音高を、
(テンキーではなく)メインキー
ボードの 1 から 9 の数字を使って和音を Sibelius に入力することができます。マウスで音符を
選択し、
[音符入力]  [音程]  [上] と[音符入力]  [音程]  [下] を選択して和音を作成す
ることもできます。この方法に慣れると、マウスよりもコンピューターのキーボードを使っ
た方が速く音符が入力できます。
クラリネットパートの小節 66 から小節 68 に音符を追加してみましょう。
 クラリネット譜表の小節 66 の小節休符をクリックすると濃い青色に変化します。こうして開始
小節を設定します。ここから先は、マウスを使わないで操作してみましょう。
 N キー(これは[音符入力]  [音符入力]  [音符入力] のショートカット)を押すとカーソ
ルが表示されます。
 F7キーを押してテンキーの第 1レイアウトを表示し、テンキーの 3キーを押して 8分音符を選
択します。こうして、入力される音符の音価をあらかじめ指定しておきます。
 F をタイプします。Sibelius は、前の音との音程が最小限になるように音高を自動的に入力し
ますが、
この場合は F が 1 オクターブ低すぎるので Ctrl+ または  をタイプして音を 1 オ
クターブ上に移動します。
 C A とタイプし、Ctrl +  または  を押して A を 1 オクターブ上に移動させます。音符が追
加されるたびにカーソルが移動し、次の音符が追加される位置が示されます。
 F C A とタイプします(Ctrl+ または  を押して C を 1 オクターブ上に移動させます)。
 テンキーの 5 キーを押し、2 分音符を選択します。
 D 4(4 はテンキー)C A とタイプ入力します。D の 2 分音符、C と A の 4 分音符が入力されます。
 B ナチュラルを入力するために、テンキーの 7 を押してナチュラルを選択します。
 B G とタイプ入力し、B ナチュラルと G の 4 分音符を入力します。
 これ以降はしばらく入力作業は行わないので、Esc キーを 2 回押し、音符入力を停止し、
最後に入力した音符の選択を解除します。
31
プロジェクト 1
クラリネット譜表への音符入力を完成させましょう。Sibelius で音譜を作成する方法をさらに 2 つ
説明します。このプロジェクトの最初に印刷したスコアのプリントアウトを参照しながら進
めていきます。
プロジェクト 1
最後にはこのようになります。
 
 

  
マウス入力の場合、マウスでスコアをクリックしてはじめて音符が入力されるのと同じように、
アルファベット入力の場合、A から G の文字をタイプ入力してはじめて音符がスコアに入力
されます。テンキーでボタンを選択しても、A から G のキーをタイプ入力またはマウスをク
リックしなければ音符は入力されません。また、マウス入力の場合と同じように、アルファ
ベット入力の場合も、A から G のキーをタイプ入力する前に、臨時記号、アーティキュレー
ション、その他の記号をテンキーで選択しておく必要があります。
(この操作を忘れて入力し
てしまった場合も、後で音符を編集することができます。
)唯一の例外は、
(Enter キーを使った)
タイの入力です。
一方の手でテンキーを使って長さを変更し、もう一方の手で A から G と R を使って音高を入力す
るこの方法に慣れれば、非常に素早く簡単に音符を作成することができるようになります。
既存の音符のアーティキュレーション、臨時記号、その他の属性は、音符を選択してからテン
キーの対応するボタンを選択するだけで編集できることを覚えておきましょう。音符の音高を
変更するのは簡単です。音符を選択し、文字 A から G を使って新しい音高をタイプします。音符
の長さを変更する方法についてはすでに説明しました。音符を選択し、テンキーで音価を選択
します。
アルファベット入力を使って、クラリネットパートから小節 69 以降のスコアへと足りない部
分を入力しましょう。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  3.1 音符入力についてをご参照ください。
アルファベット入力による和音の作成
アルファベット入力で和音を作成する方法には 2 つあります。通常の入力方法で和音内の音
符を 1 つ入力してから、次のように行います。
 [音符入力] [音程] [上] または[音符入力] [音程] [下] を選択し、メニューから音程を
選択します。
 通常のキーボードでは、(テンキーではなく)メインキーボードの 1-9 を押して、入力した
音符の上に音符を追加するか、Shift-1-9 を押して、入力した音符の下に音符を追加します。
たとえば、1 を押すとユニゾンで、3 を押すと 3 度上に、Shift-6 を押すと 6 度下に音符が追
加されます。これらは[音符入力] [音程] [上] と[音符入力] [音程] [下] メニューア
イテムのキーボードショートカットです。
 Shift-A-G のキーで元になる音高を指定し、選択されている音符の上に音符を追加します。
(入力した音符の下に音符を追加するショートカットはありません。
)
このように、音符を和音に追加していきます。
ノートブック型(ラップトップ)コンピュータのキーボード(19 ページのノートブック(ラップ
トップ)のショートカットを参照)では、Shift-1–9 を押して、入力した音符上に音符を追加しま
す。たとえば、Shift+4 を押すと 3 度上に音符が追加されます。
パッセージを選択してから 1–9 または Shift+1–9 を押すと、パッセージに含まれるすべての
音符の上または下に一度に音符を追加することができ、便利です。
32
1.5 アルファベット入力とステップ入力
ステップ入力
MIDI デバイスを演奏することによって Sibelius に楽譜を入力する方法については、すでに説
明しました。アルファベット入力に似た方法で、MIDI キーボード(または MIDI ギター)
を使って音符を入力することもできます。
コンピュータに接続されている MIDI デバイスをお持ちでない場合、先ほど説明したアルファ
ベット入力を使ってこのセクションを進めてください。また、キーボードウィンドウを仮想
MIDI キーボードとして使用することもできます。(『リファレンスガイド』の  3.5 キーボード
)
ウィンドウ参照。
 音符の作成を開始する小節内の休符を選択してから N を押すと、カーソルが表示されます。
 テンキーで音価を選択します(この手順を忘れないようにしましょう)。
 MIDI キーボードで音符を演奏します。アルファベット入力と同様に、音符を作成する前に
アーティキュレーションやその他の記号を選択します。選択されたテンキーのキーは、別の
キーが選択されるまで、選択されたままの状態となります。
 音価を変更するには、音符を作成する前にテンキーで新しい音価を選択します。
 休符を入力するには、テンキーの 0 を押します。テンキーで選択されている音価の休符が入
力されます。
アルファベット入力との違いは次の点です。
 黒鍵を演奏すると、それが黒鍵であることが認識されるため、臨時記号を入力する必要は
ありません。黒鍵音符の表記(F# となるのか、Gb となるのかなど)は、調号と内容に基づ
いて判断されます。また、音符を作成した後で[音符入力] [音符入力] [異名同音] 選択す
るか、Return キー(メインキーボード上)を押して異名同音に変更することができます。
 同じように、音符のオクターブも正しく認識されます。
 和音は、演奏するだけで入力することができます(アルファベット入力のように、1 つの音
符を入力してから次の音符を入力していく必要はありません)
。
これらの違いにより、ステップ入力を行う方が、アルファベット入力を行うよりも少し時間
を短縮できます。ステップタイム入力を使って、アコースティックギター譜表の小節 69 以降
に足りない部分を入力していきましょう。
 まず、アコースティックギター譜表のの小節 69 の小節休符を選択します(濃い青色に変化
します)
。
 次に、テンキーで 8 分音符(クエーヴァー)を選択します。
 音符を演奏します。テンキーで音符の長さを変更しながら演奏していきます。
間違えた場合や、変更したい場合は、いつでも矢印キーで戻ることができます。アルファベッ
ト入力の場合と同じように、音符または和音の音高を修正するには、音符を選択してから
MIDI キーボードで演奏します。間違えても、[元に戻す] で修正できます。
コードを作成するには、マウスで音符をクリックしたり、コンピュータキーボードを使って
入力するよりも、MIDI キーボード(または MIDI ギター)を使うとすばやく簡単に入力でき
ます。詳しくは、
『リファレンスガイド』の  3.1 音符入力についてをご参照ください。
楽譜をコピーするには Alt- クリックまたは - クリック、音符または小節を繰り返すには R を使
用できることを覚えておきましょう。
33
プロジェクト 1
ステップ入力は、MIDI 入力デバイスを使い、実際の音高、音程を入力していくので、作業は
少し速くなります。次のように行います。
プロジェクト 1
音価の前に音高を指定する
別の楽譜作成プログラムから Sibelius へ移行された方は、Sibelius の標準設定の音符入力方法が
「シンプル入力」と呼ばれる方法と同じであることにお気づきになったでしょう。
音高の前にではなく、音高の後に音符や和音の長さを指定する入力方法に慣れている方は、
[ファイル]  [環境設定]を選択し、
[音符の入力]ページへ切
Sibelius でも同じことができます。
り替えます。ダイアログの一番上の[音符入力プリセット] メニューから[音価の前に音高] を選
択し、
[OK] をクリックします。
以後は、他の記譜プログラムの音価のショートカットと同じ配列のボタンが[テンキー]の
第 1 レイアウト上に表示され、例えば 4 分音符は 4 ではなく 5 を押して入力します。入力を開
始する場所を選択し N を押すと、音符や和音を演奏するに従って、演奏した音がシャドー音
符で示されます。ただし Sibelius が音符や和音を入力するのは、テンキーの音価をタイプする
と同時に MIDI キーボードで音符や和音を押さえたときだけです。
[環境設定] ダイアログの[音符の入力] ページのオプションは自由に組み合わせられますので、
いろいろな設定を試して最も快適な入力方法を見つけてください。
このチュートリアルでは Sibelius の標準設定の音符入力方法を使用することを前提として進
めますので、
[音価の前に音高] を使用する場合はテンキーのショートカットが異なることに注
意してください。
『リファレンスガイド』の  3.12 音符の入力オプション
Sibelius の音符入力について詳しくは、
をご参照ください。
スコアの移調
標準設定では、実音(コンサートピッチ)で表示されます。演奏者に分かりやすいよう、移調譜
へ切り替えてクラリネット譜表を正確な音高で表示させるには、
[ホーム]  [楽器]  [スコアを移
調する]
(ショートカットは Ctrl + Shift + T または T)を選択します。それでは試してみま
しょう。クラリネット譜表の音符と調号すべてが、クラリネットのコンサートピッチにすぐさま
変更されます。Sibelius では、移調楽器によって生じる複雑な問題すべてが自動処理されます。
移調楽器のスコアを再生すると、Sibelius は移調楽器を正しく読み取って、正しい音高に置き
換えて再生します。移調楽器の間でコピーすると、同じ音程になるよう移調されます。
(実音
スコアからパート譜表示に切り換える場合も、移調楽器が自動移調されます。下を参照して
ください。
)
表示されているスコアが実音か移調された音高かは、ウィンドウの一番下のステータスバーに
[コンサートピッチ]または[移調スコア]が表示されるので一目で分かります。
Sibelius の音符入力方法では、[ホーム]  [楽器]  [スコアを移調する] がオンの場合にもスコ
アに音符を入力することができます。A–G の文字を使って音符を入力する場合、対応する記
譜音が譜表に表示されます。
 まだの場合は[ホーム] [楽器] [スコアを移調する]を選択して移調スコアへ切り替えます。
 クラリネット譜表の最初の 2 小節を選択し、Delete キーを押して音符をクリアします。
 N を押してカーソルを表示させ、テンキーで音価を選択します。
 A B C D とタイプ入力し、譜表に音高 A、B、C、D を入力します。
34
1.5 アルファベット入力とステップ入力
 [ホーム] [楽器] [スコアを移調する]を選択するか、ツールバーボタンをクリックして、実音
へと切り替えます。音高がそれぞれ G、A、Bb、C へと移調されます。
しかし、MIDI デバイスを使って実音で音高を演奏する場合は、実音が譜表に表示されます。
 [ホーム] [楽器] [スコアを移調する] を選択して移調スコアへ切り替えます。
 クラリネット譜表の最初の 2 小節を選択し、Delete キーを押して音符をクリアします。
 N を押してカーソルを表示させ、テンキーで音価を選択します。
 ご使用の MIDI デバイスで、A、B、C、D を演奏します。
[元に戻す] をクリックするか、
[編集]  [元に戻す](Mac)を選択し、変更を取り消してクラ
リネットの対旋律を復元させましょう。
パート譜での作業
スコア内の楽器の自動移調に加え、Sibelius では、各楽器のパート譜を作成することができます。
パート譜には、その楽器 に関連する記譜のみが表示されます。フォーマット、移調、レイア
ウトは、Sibelius により自動処理されます。
Sibelius では画期的なアプローチが導入されており、スコアに変更を加えると変更内容がパー
ト譜に反映され、逆に、パート譜に変更を加えると変更内容がスコアに反映されます。この
機能を「ダイナミックパート」(Dynamic Parts™)と呼んでいます。
ダイナミックパートは、スコアを編集するのとまったく同じ方法で編集することができます。
音符の移動、追加、削除、スラーや発想記号の追加など、すべて通常どおりに行えます。スコア
(またはパート譜)に加えた変更は、パート譜(またはスコア)にすぐさま反映されます。ダイ
ナミックパートを別ファイルに書き出す必要はありません。Sibelius では、パート譜はフルス
コアと同じファイルに保存されるため、管理も簡単です。
リボンの下のドキュメントタブを使うと、任意のパート(保存したバージョンなどの他のド
キュメントビュー)を簡単に表示できます。これによって 1 つのウィンドウ内に同じスコア
の複数のパートを開くことができます。
パート譜は、スコアを開始すると自動的に作成されるため、特別な操作は必要ありません。
[Scarborough Fair]スコア内の楽器のパート譜を確認してみましょう。
 ドキュメントタブバーの右側の[新しいタブを開く]ボタンをクリックするか、またはドキュ
メントタブバーの任意の場所を右クリック(Mac では Ctrl- クリック)して選択可能なパー
トを表示します。
 リストから[クラリネット Bb]を選択します。パート譜のみ表示されるよう画面表示が変更
されます。スコアとパート譜の違いがひと目で分かるよう、クリーム色の用紙上にレイア
ウトされます。
このパート譜は、このまま演奏者に提供することができます。タイトルと音符はスコアと同
じです(ただし、正しい記譜音で表示されます)。パート譜には、演奏者がこのパートを演奏
するために必要なすべての情報が含まれている一方、必要でない情報はすべて省かれています。
35
プロジェクト 1
音高 B、C#、D、E が譜表に入力されます。詳しくは、
『リファレンスガイド』の  2.4 楽器をご
参照ください。
プロジェクト 1
Ctrl +  または  を押して小節を 1 オクターブ上へ移調してから、フルスコアを表示し
たドキュメントタブに戻るか、または右の[タブ切り替え]ボタンをクリックし、メニュー
から[フルスコア](ショートカットは W)を選択します。
フルスコアの同じパッセージが、1 オクターブ上へ移調されます。Ctrl+ または  を押し、
パッセージを元のオクターブへ戻します。
このチュートリアルでは、ダイナミックパートを使った作業についてもう少し説明してい
きます。詳しくは、『リファレンスガイド』の  9.1 パート譜での作業を参照してください。
36
1.6 再生
1.6 再生
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 1]を開き、
[6 再生]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[レビュー] 
[バージョン] [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択してから[現在
のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius の最もパワフルな機能のひとつに、スコアを再生する機能があります。
始まります(始まらない場合は下記を参照してください)。この機能は[再生] [トランスポート] 
[再生] にもあります。
Sibelius では、再生時にはテンキー(プロパティウィンドウが開いている場合はこのウィンド
ウも)が非表示に切り替えられ、楽譜のページ全体が表示されます。緑色の縦線(再生ライン)
が表示され、再生位置が示されます。スコアは、進行に合わせて移動します。
[Scarborough Fair]のアレンジを通して聴いてみましょう。再生を停止するには、[トランス
ポート]パネルの[停止] ボタンをクリックするか、もう一度スペースキーを押します。
スコアを巻き戻したり早送りするには、
[トランスポート]パネルのそれぞれのボタンを使うか、
キーボードショートカット [(巻き戻し)と ](早送り)を使います。
[再生]ボタンをクリックするか、スペースキーを押すと、再生を停止した位置から再生が再
開されます。再び最初から再生するには、スコアの先頭まで巻き戻す必要があります。スコ
アの最初または最後まですばやく巻き戻しまたは早送りするには、Ctrl + [/] または [/] を押
します。
特定の位置から再生させるには、
再生を開始させたい位置の音符をクリックして選択し、
P キー
をクリックします。スコアを最初から再生するには、Esc キーを押してすべての選択を解除し
てから P を押すのが最も簡単です。
再生に問題がある場合は、下記の何も聴こえない!を参照してください。
ミキサーパネル
Fair]を再生すると、それぞれの楽器がそれぞれのステレオ位置で演奏されて
いるように聞こえます。これは、Sibelius のサウンドステージ(SoundStage™)機能によるも
のです。サウンドステージ機能は、コンサートステージで演奏されているかのような立体的
な音響効果を生み出します。
[Scarborough
各楽器の位置とボリューム(および、リバーブやその他のエフェクトの適用)は、Sibelius のパ
ワフルな[ミキサー]パネルを使って手動で調整することができます。
[ミキサー]を表示す
るには、[再生]  [設定]  [ミキサー] を選択するか、ショートカット M を押します。
ミキサーは、色付けされたストリップに分類されています。スコア内の各譜表は、それぞれ
薄い青色の譜表ストリップで表示されます。アコースティックギター譜表ストリップを探して、
ボリュームフェーダーを右へドラッグして再生中のギターのサウンドを大きくしてみま
しょう。ボリュームフェーダーを 118 までドラッグします。
37
プロジェクト 1
再生コントロール
[トランスポート]パネルの[再生]ボタンをクリックするか、スペースキーを押すと、楽譜の再生が
プロジェクト 1
それでは、ドラムのステレオ位置を変更してみましょう。これを行うには[ミキサー]のす
べてのコントロールを表示する必要がありますから、サイズ変更ボタン(
)をクリックし
てミキサーを最大にします。
[リバーブ] と[コーラス] のスライダーなど、より多くのコントロールが表示されます。ドラ
ムセット譜表ストリップを見つけ、つまみが中央にあることを確認します。スペースキーを押し、
Sibelius がスコアを再生しているときに、このつまみをクリック&ドラッグして左一杯へ回し
てみましょう。ドラムのサウンドが左へ「移動」したように聴こえましたか?
ミキサーを使って、リバーブやコーラスなどのエフェクトをスコア内の楽器へと加える方法
を見てみましょう。
 ギター譜表ストリップを見つけます。
 [Reverb] と表記されたスライダーをクリックします。
 マウスでスライダーをドラッグし、ギターに適用されるエフェクトの量を調整します。サウン
ドがどのように変わるか聴いてください。[Scarborough Fair]スコアは、パワフルな内蔵
Sibelius Player と驚くほどリアルなサウンドを生み出す Sibelius 7 Sounds サウンドライブラ
リーを使用します。ギターサウンドにリバーブをミックスしていくと、大きなコンサート
ホールでギターを演奏しているように聞こえてきます。
38
1.6 再生
ミキサーで操作したボリューム、エフェクト、ステレオ位置(パン)の変更は、スコアを保
存する際(またはスコアのバージョンを保存する際)に保存され、次にスコアを開いたとき
に再現されます。
『リファレンスガイド』の  6.[再生]タブをご
Sibelius の再生とミキサーについて詳しくは、
参照ください。
何も聴こえない!
[再生] ボタンを押しても何も聞こえない場合、次の点を確認してください。
Windows:
 [スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択してから、
[ハードウェアとサウンド]を選
択します。
 [サウンド] 内の[システム音量の調整] を選択します。
 [アプリケーション] 内の[Sibelius] 音量と、メインの[デバイス] 音量が正しく設定されて
おり、
[ミュート]が選択されていないことを確認します。
Mac OS X:
 Apple メニューから[システム環境設定] を選択します。
 [サウンド] を選択してから、[出力] タブをクリックします。
 [主音量] が正しく設定されており、[消音] が選択されていないことを確認します。
これでもまだ再生が聞こえない場合、Sibelius が正しく設定されているかどうかを確認します。
 右の[再生]  [設定] のダイアログランチャーボタンをクリックし、[再生デバイス]
ダイアログを開きます。
 [設定] ドロップダウンメニューから[Sibelius Sounds] を選択します。
 右列の[Sibelius Player] を選択してから、[テスト] ボタンをクリックします。
 何も聞こえない場合、ダイアログの一番下の[オーディオエンジンのオプション]をクリックし
ます。
 推奨インターフェース(Windows では可能であれば ASIO、
そうでない場合は[プライマリ サウン
ド ドライバ]
)が選択されていることを確認し、[閉じる] をクリックします。
 右列の[Sibelius Player]を選択してから、[テスト] ボタンをクリックします。
これでもまだ Sibelius の再生内容が聞こえない場合、テクニカルヘルプまでご連絡ください。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  6.2 再生デバイスをご参照ください。
39
プロジェクト 1
まず、コンピュータのスピーカー、MIDI キーボード、その他の再生機器をチェックし、接続
されていること、オンになっていること、ボリュームが正しく設定されていることを確認し
ます。次に、コンピュータのオペレーティングシステムが Sibelius のオーディオを再生するよ
う設定されているかどうか確認します。次のオペレーティングシステム別の手順を参照して
ください。
プロジェクト 1
1.7 テキストと強弱記号
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 1]を開き、
[7 テキストと強弱記号]バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー] [バージョン] [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
スコアに記載される音符以外の演奏者への指示は、多くがテキスト形式で記入されています。
Sibelius のスコアでは、多くのテキスト(ページ番号、小節番号、楽器名など)が自動的に表
示されます。しかし、強弱記号、歌詞、メトロノーム記号、テンポテキストなどのさまざま
な記号を自由に追加することができます。テキストによる指示は、そのほとんどが再生に反
映されます。Sibelius でスコアを再生すると、作成された強弱記号やテンポ記号などの指示に
従って再生されます。
テキストについて
Sibelius で作成できる各種のテキストは「テキストスタイル」と呼ばれています。これは、フォ
ントやサイズ、位置またはその他の特性を指定するものです。テキストスタイルには、タイ
トル、歌詞、テンポなど、その内容を示す名前が付けられています。テキストのフォントや
サイズを変更する場合、テキストに直接変更を適用することもできますが、テキストスタイ
ルを編集するのが一番です。テキストスタイルを編集すると、スコア内の同じ種類のテキス
トをまとめて変更することができます(
『リファレンスガイド』の  5.6 テキストスタイルの編集)
。
テキストを編集する際は、次の点に注意しましょう。
 ごく一部のテキストの属性を変更したい場合は、リボン上の[テキスト][フォーマット]グルー
プのオプションを使用します。
 ある特定のテキストスタイルで入力されたテキストをすべて変更したい場合、テキストスタ
イルそのものを変更します(
『リファレンスガイド』の  5.6 テキストスタイルの編集)
。テキ
ストスタイルを変更すると、既存のテキストも、変更後にそのテキストスタイルで入力し
た新しいテキストも、すべて自動的に変更されるからです。たとえば、歌詞のフォントを変
更したい場合、既存の歌詞を手作業で変更するよりも、テキストスタイルを編集する方が簡
単です。
歌詞の追加
[Scarborough Fair]スコアのボーカル譜表には歌詞がありません。
歌詞を追加しましょう。
 ボーカル譜表の小節 5 をクリックして選択します。
 [テキスト]  [歌詞]  [歌詞](ショートカットは Ctrl + L または L)を選択します。
 最初の音符の下に点滅カーソルが表示されます。
 最初の歌詞ラインをタイプ入力します。
40
1.7 テキストと強弱記号
音節の分割位置を指定するには、– (ハイフン)をタイプ入力します。音節が分割され、
カーソルが次の音符の位置に移動します。1 つの音節が 2 つ以上の音符にまたがる場合、カーソ
ルが次の音節の入力位置に来るまで、ハイフンを繰り返し入力します(1 音符につき 1 つ)
。語と
語の間を空けるには、スペースキーを押します。入力した単語の最後の音節が 2 つ以上の音符
にまたがる場合、カーソルが次の語の入力位置に来るまで、スペースキーを繰り返し入力します。
メリスマとなる場合、その音節が終了する位置までラインが自動的に追加されます。
次の図のようになります。
5
mf

Are

you
 

 
go - ing
to Scar - bo -rough Fair?

 

テキストファイルからの歌詞のインポート
歌詞を手動でタイプ入力するのは大変です。特に、音節の分割を行うにはかなりの手間がか
かります。Sibelius では、歌詞をテキストファイルとしてインポートし、曲に合わせて音節を
自動分割させることができます。
[Scarborough Fair]の歌詞を含むテキストファイルは、
[プロ
ジェクトファイル] フォルダにあります。
歌詞をインポートしましょう。
 ボーカル譜表をトリプルクリックし、譜表全体が含まれるようパッセージを選択します。
 [テキスト]  [歌詞]  [テキストファイルから] を選択します。
 [参照] をクリックし、[開く] ダイアログを表示させます。Windows の場合、[スコア] とい
うフォルダが表示されます。このフォルダ内に[Sibelius サンプルスコア]へのショートカッ
トが含まれています。これをダブルクリックして[プロジェクトファイル] フォルダへ進み、
[プロジェクト 1 歌詞] というテキストファイルを選択してから[開く] をクリックします。
 [OK]をクリックして歌詞をインポートします(先ほど手動で入力した最初のラインが上書
きされます)。
他のプログラム(ワープロソフトなど)から歌詞をコピーしたり、複数番の歌詞を作成したり、
外観やフォーマットをコントロールすることもできます(『リファレンスガイド』の
 5.7 歌詞)。
強弱記号
「強弱記号」という用語は、mp ヘアピン(cresc./dim. を示す V 字の ライン)の両方を意味してい
ます。Sibelius でスコアを再生すると、これらの指示が反映されます。強弱記号は、
「発想記号」
と呼ばれるテキストスタイルで書き込まれます。
[テキスト]  [スタイル]  [スタイル] ギャラリーに一覧表示
選択可能なテキストスタイルは、
されています。このギャラリーはリボンに直接組み込まれており、ギャラリーを開かなくても
最初のいくつかのアイテムが見られます。この様なリボン内のギャラリーは右側の矢印ボタン
を使ってリストを上下にスクロールでき、ドロップダウンメニューとしてギャラリーを開くこ
ともできます。
41
プロジェクト 1

プロジェクト 1
曲の先頭にテキストの強弱記号を作成してみましょう。
 クラリネット譜表の最初の音符を選択します。
 [テキスト] [スタイル] [スタイル] ギャラリーを開きます。
 [共通]カテゴリーから[発想記号]を選択します(ショートカットは Ctrl + E または E)。最初
のカテゴリーである[使用] には、現在のスコアですでに使われているテキストスタイルが
表示されます。最も重要なカテゴリーは[共通] で、一番上に表示されます。このカテゴ
リーには、最もよく使われるテキストスタイルのプリセットが含まれています。
 最初の音符の下に点滅カーソルが表示されます。
 Ctrl または  を押したまま、F をタイプします。Ctrl または  を押したまま文字をタイプ入力
すると、強弱記号に使用される特殊な太字で入力されます。右クリック(Windows)または
Control- クリック(Mac)すると、役立つ用語のメニューが表示されます。このメニューは、
「用語メニュー」と呼ばれます。
 Esc キーを押し、テキストの作成を終了します。
次の図のようになります。
  
f

 
このプロジェクトの最初に印刷した[Scarborough Fair]のプリントアウトを参考に、ボーカ
ル譜表、クラリネット譜表、アコースティックギター譜表に残りのテキストを追加していき
ましょう。このアレンジの強弱記号はすべて、特殊な太字で表示されるよう Ctrl または  を押
したまま文字をタイプ入力するか、用語メニューを使って書き込むことができます。
テンポテキスト
テンポテキストは、スコアの先頭と、音楽のテンポが劇的に変化する位置に記入されます。
Sibelius でスコアを再生すると、テンポテキストの指示が再生に反映されます。前のセクショ
ンでスコアを再生した際、再生スピードが少し遅いことに気づきましたか。気づかなかった
場合は、スペースキーを押してもう一度聴いてみましょう。
テンポテキストをいくつか追加し、テンポを変更させましょう。
 Ctrl+Home または  を押してスコアの先頭に戻り、最初の小節を選択してテンポ記号を
記入する場所を指定します。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[テンポ]を選択
します(ショートカットは Ctrl + Alt + T または T)。
 音符の上に点滅カーソルが表示されます。この種類のテキストは譜表の上に自動配置され
ます。
 右クリック(Windows)または Control+ クリック(Mac)して、テンポ記号の用語メニューを
表示します。
 メニューから[Allegro]を選択してクリックします。メニューが消え、スコアに[Allegro]
の文字が表示されます。
 Esc キーを押し、テキストの作成を終了します。
42
1.7 テキストと強弱記号
次の図のようになります。
Allegro
声部
& b43
·
スコアを先頭まで巻き戻し、スペースキーを押してスコアを再生してみましょう。正しいス
ピードで再生されるよう、
[トランスポート]パネルのテンポスライダーが中央に配置されて
いることを確認してください。
テンポを試してみましょう。
[Prestissimo]や
[Maestoso]を用語メニューから選択し、サウン
ドがどのように変化するか聴いてみましょう。
[スイング]または[ストレート]をタイプすることによって、テンポテキストスタイルを使ってス
コアや特定のパッセージのリズムのノリをか変えることもできます。
テクニックテキスト
テクニックテキストは、楽器のサウンドを変化させるよう、または、特定の演奏テクニック
や部品を使用するよう演奏者に指示を出すのに使用します。Sibelius でスコアを再生すると、
ミュート、ピッチカート、トレモロ、ディストーション、その他のエフェクトなどが再生に
反映されます(反映される程度はご使用の再生機器に依存します)
。
テクニックテキストは発想記号テキストに似ていますが、譜表の上に表示され、標準設定では斜
体では表示されません。テクニック記号を作成するには、
[テキスト] [スタイル] [スタイル]
ギャラリーの[共通] カテゴリーから[テクニック] を選択します(ショートカットは Ctrl + T
または T)
。
発想記号、テンポ、テクニックの各テキスト、およびその他の共通のテキストスタイルにつ
いて詳しくは、
『リファレンスガイド』の  5.2 一般的なテキストスタイルをご参照ください。
既存のテキストの編集
すでにスコア内にあるテキストを編集するには、そのテキストをダブルクリックするか、選択し
てからメインキーボードの Return キーを押します。この方法で楽器名を変更してみましょう。
 最初の大譜表の先頭にある楽器名[ドラムセット] を選択します。
 テキストをダブルクリックして編集します。
 テキストを削除し、[ドラムキット] とタイプ入力します。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
この操作はスコア内のどのテキストにも行えますので、タイトル、歌詞、強弱記号、その他
の指示を簡単に変更することができます。
43
プロジェクト 1
[Allegro]記号を削除してからギャラリーの[共通]カテゴリーから[テンポ]を選択し、他の
プロジェクト 1
マグネティックレイアウト
編集中、音符の移動に合わせてスコア内のテキストやその他のオブジェクトが移動している
のに気づきましたか。オブジェクトによっては、選択するとオブジェクトの下に影が表示さ
れることもあります。
これは「マグネティックレイアウト」の効果です。マグネティックレイアウトは、Sibelius の画
期的な衝突防止および検出機能です。楽譜の作成と編集に合わせて、スコアを自動的にレイ
アウトしてくれる楽譜作成ソフトは他にはありません。マグネティックレイアウトは、他の
オブジェクトと重ならないよう、また、音符が読みにくくならないよう、譜表に置かれたオ
ブジェクトの位置を調節します。
マグネティックレイアウトがどの様に機能するかは[プロジェクト 2] で学びます。詳しくは
『リファレンスガイド』の  7.5 マグネティックレイアウトをご参照ください。
44
2. プロジェクト 2
プロジェクト 2
プロジェクト 2
46
2.1 新規スコアの作成
2.1 新規スコアの作成
このプロジェクトでは、新規のスコアを作成したり、
Sibelius に音楽をスキャンしたり、演奏者
に見やすくかつ美しくスコアを表示する方法について説明します。
このプロジェクトの最初のセクションでは、弦楽四重奏用スコアを作成して音符を入力する
方法を説明します。楽譜を書き始めるのに必要なものすべてが含まれる「譜面用紙」をすば
やく設定する方法について説明します。
プリントアウト
弦楽四重奏用スコアの作成を始める前に、作成する音楽の完成版スコアを印刷する必要があり
ます。このプロジェクトでは、印刷したこのスコアを参照しながら進めていきます。
[ファイル] 
[開く]
(ショートカットは Ctrl + O または O)を選択し、[サンプルスコア]フォルダ内に
ある[プロジェクトファイル] フォルダの[プロジェクト 2] と名前の付いたサンプルスコアを見つ
けます。このスコアを開き、ドキュメントタブバーの右側の[新しいタブを開く]ボタンをクリッ
クし、ツールバーのバージョンドロップダウンリストから[1 新規スコアの作成] を選択します。
[ファイル]  [印刷]
(ショートカットは Ctrl + P または P)を選択し、
[印刷]ボタンをクリッ
クしてスコアを印刷します。弦楽四重奏曲ホ短調のスコアが印刷されます。印刷されたスコア
は、これ以降のアレンジの編集で使用しますので、そのままお手元に置いておいてください。
新規スコアの設定
新規スコアを設定するには、
[ファイル]  [新規] を選択します(ショートカットは Ctrl + N
または N)。
[クイックスタート] が表示されます。
[新規スコア] タブを開くと、5 つの簡単な
ステップでスコアを作成できます。
まず、あらかじめ設定された[譜面用紙]のリストの 1 つを選択するか、独自の楽器編成を
作成します。以下の通り、スコアの様々な外観をカスタマイズできる設定オプションが表示さ
れます。
 ページのサイズと向きを選択し、伝統的な楽譜やて手書きの楽譜などのスコアの外観を決
めます。
 スコアの先頭の拍子記号とテンポを設定します。
 スコアの先頭の調号を設定します。
 最後に、スコアのタイトルや作曲者名などを入力し、必要に応じてタイトルページを作成
します。
これらの変更がどの様にスコアに作用するかをプレビューが示します。ステップの途中で
あっても、
[作成] をクリックすれば設定を終了することができます。この段階ですべてを設
定しなくてもかまいません。
ダイアログは非常にシンプルで使いやすくなっています。ここでは、各設定をひとつずつ紹
介しながら、特定の種類のスコアを設定していきましょう。
47
プロジェクト 2
エドワードエルガーの「弦楽四重奏曲ホ短調、作品 83、第三楽章アレグロモルト」からの抜
粋の弦楽四重奏のアレンジが表示されます。
プロジェクト 2
譜面用紙
[クイックスタート]ダイアログの[新規スコア]タブには多くの種類の楽器編成のリストがあり、
[バンド]、
[室内楽団]、
[合唱と歌] などのカテゴリーに分けれられています。
標準的なアンサンブルを書いている場合、自分でスコアを定義するよりも、Sibelius にあらか
じめ用意された譜面用紙のひとつを使った方が良いでしょう。なぜなら特殊な楽器名の
フォーマットや最適な譜表サイズなどが、あらかじめ標準設定として用意されているからです
(譜面用紙を独自に設定する方法については後ほど説明します。
)
弦楽四重奏用スコアを開始するには[室内楽団]カテゴリーの[弦楽四重奏]譜面用紙を使うのが最
も簡単ですが、ここでは、どのように楽器を追加するかを学ぶために[カテゴリーなし]の[空白]
を選択してみましょう。その名が示すとおり、まったく何もない空白の譜面用紙です。
サムネールをクリックすると、スコアのプレビューとスコアをカスタマイズするための設定
オプションが表示されます。
48
2.1 新規スコアの作成
使用する楽器の追加
新しい楽器はいつでも追加できますので、使用したい楽器をすべて最初に決めておく必要はあ
りませんが、最低でも 1 つの楽器を選んでおかなければ楽譜を書くことができません。
右の[楽器変更] ボタンをクリックして[楽器を追加 / 削除] ダイアログを開きます。
示されます。クイントファゴット、オンドマルトノ、ハーディーガーディーといった特殊な
楽器の楽譜を書く場合には、
[すべての楽器]をクリックすると、登録されているすべての楽器
が表示されます。特にバンド、ジャズ、オーケストラなどの編成の楽譜を書く場合には、その
アンサンブルで使われている標準的な楽器をリストの中から選択します。特定の珍しい楽器
が見つからなくても心配はありません。Sibelius では、楽器の譜表を独自にデザインすること
もできます(
『リファレンスガイド』の  2.6 楽器の編集)。
楽器は標準的な順序でリストされており、スコアにもその順序で表示されますが、好みに応
じてこの順序を変更することもできます。
エルガーの弦楽四重奏ホ短調の抜粋を入力していきますので、バイオリンを 2 つ、ビオラと
チェロをそれぞれ 1 つずつ追加する必要があります。左の小さな矢印をクリックして楽器ファ
ミリーのリストから[弦楽器] グループを拡張し、
[楽器]リストから[バイオリン(ソロ)] を
選択し、
[スコアに追加] を 2 回クリックして 2 つのソロバイオリン譜表を一番右の[スコア内の
譜表]リストに追加します。同じように、
[ビオラ(ソロ)]と[チェロ(ソロ)
]を追加して、
[OK]
をクリックします。バイオリンの楽器名が正しくありませんが、これは後で修正できます。
[ホーム]  [楽器]  [追加または削除]を選択するか、シングルキーショー
(このダイアログは、
トカットの I キーを押していつでも開くことができます。楽器を追加する他にも、スコアから
楽器を削除したり、楽器の順番を変更することもできます。
)
49
プロジェクト 2
Sibelius には、650 を超える楽器が登録されています。ダイアログ左上にある[セクション]リスト
には、その中から用途に適した楽器が表示されます。標準設定では、約 90 の一般的な楽器が表
プロジェクト 2
ドキュメントセットアップ
これでプレビューのページへ戻り、これから作成する楽譜の用紙の形とサイズを選択したり、
ハウススタイルを設定したりできます。
ハウススタイルは、スコアの「見た目」または外観と考えるとよいでしょう。ハウススタイ
ルは出版社によって異なります。Sibelius では、使用するフォント、譜表や音符の大きさ、終止
線の太さの微調整など、スコアの外観のあらゆる要素を調整することができます。
ここでは詳細を調整する必要はありませんので、リストで[(変更なし)] が選択されている状
態のままにしておきます。画面上に表示されている、あらかじめ定義されているハウススタ
イルを見てみましょう。リストのハウススタイルをクリックすると、スコアのプレビュー表示が
更新されます。Opus はこのハウススタイルで使用される音楽フォント(音符とその他の記号の
デザイン)を、Times は主に使用されるテキストフォントを表しています。
(他のハウススタ
イルも試してみるとよいでしょう。Reprise と Inkpen2 音楽フォントを使用しているハウスス
タイルは手書き風で、特にジャズに合います。また、Helsinki 音楽フォントを使用しているハ
ウススタイルは、クラシックな浄書スタイルとなっています。
)
拍子記号のセットアップ
設定オプションでは、拍子記号の選択とスコアのテンポの設定が行えます。
リストの[4/4] を選択してこの拍子記号を選択し、アウフタクト小節を作成するため[開始す
る小節の長さ] をオンにします。16 分音符分のアウフタクト用の小節が必要なので、メニュー
から 16 分音符を選択します。もちろん、スコアの作成中には、いつでもどこでも拍子やその
他の設定を変更することができます。ここでは、先頭の拍子記号だけを設定します。
[メト
テンポ記号を追加する必要がありますので、テンポテキストに[Allegro molto] と入力し、
ロノーム記号] をオンにして特定のテンポを追加します。テンポは 1 分あたり 4 分音符で 132 拍で
すので、メニューから 4 分音符を選択して[132] を入力します。
50
2.1 新規スコアの作成
調号のセットアップ
調号も選択できます。ドロップダウンメニューから[マイナーシャープキー] を選択し、リス
トから[E マイナー] を選択します。
スコア情報のセットアップ
設定オプションの最後のセクションでは、スコアのタイトル、作曲者 / 作詞者の名前、著作権
に関する情報などのテキストを入力します。これらのテキストは、楽譜の最初のページに追
加されます。また、
[タイトルページを作成]がオンの場合、別のタイトルページが作成され、タイ
トルと作曲者名がそこに追加されます。ここでは、このオプションをオフにしておきましょう。
タイトルページの追加については後で説明します。
[タイトル]に[QUARTET FOR STRINGS]
、
[作曲者]に[Edward Elgar、作品 83]と入
ここでは、
力し、
[作成] をクリックします。
(先に説明したとおり、ステップの途中で[作成] をクリッ
クして、残りのステップを省略することもできます。
)
すぐさまスコアが作成され、音符を入力するための準備が整いました。
プロジェクト 2
最後に、1 つ目のバイオリン譜表の楽器名[Violin]をダブルクリックして[Violin I]に、2 つ目
のバイオリン譜表も同じようにダブルクリックして[Violin II]に書き換えます。
スコアの保存
ここでスコアを必ず保存しましょう。次のセクションでは、スキャンした楽譜をこのスコア
に入力していきます。
[ファイル]  [保存]
(ショートカットは Ctrl + S または S)を選択し、
適切な場所(デスクトップの[スコア]フォルダなど)を選択してスコアに[エルガー] などの名
前を付けたら[保存]をクリックします。Windows では、
[スコア]フォルダは[マイ ドキュメント]
フォルダの中にあります。Mac では、[スコア] フォルダはログオンしているユーザーアカウ
ントの[書類] フォルダにあります。
51
プロジェクト 2
2.2 スキャニング
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2]を開き、
[2 スキャニング] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー] [バージョン] [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius には PhotoScore Lite という無償のスキャニングプログラムが付属しています。PhotoScore
Lite を使えば、印刷された楽譜をスキャンし、Sibelius に読み込むことができます。印刷され
た楽譜や PDF ファイルをお持ちの場合、これらをスキャンして Sibelius に読み込ませ、独自に入
力したスコアと同じように編集、移調、再生、パート譜の作成、印刷などを行うことができます。
このセクションでは、弦楽四重奏のパート譜を使って、新規スコアから指揮者用のフルスコアを
作成する方法について説明します。
(このセクションでは PDF ファイルをスキャンしますので、
コンピュータに接続されているスキャナをお持ちでない場合も、このセクションを通してお
読みいただけます。
)
PhotoScore Lite でのスキャニング
先へと進む前に、Sibelius DVD-ROM から PhotoScore Lite がインストールされていることを確
認してください。
PhotoScore をインストールしたら、Sibelius で[ファイル]  [新規]を選択して[クイックスタート]
を開きます。
[インポート] タブへ切り替え、PhotoScore を起動します。
PhotoScore プログラムが起動したら、ツールバーの[Open PDF] ボタンをクリックします。
[開く]ダイアログが表示されます。
[サンプルスコア]フォルダの[プロジェクトファイル]フォ
ルダで、
[弦楽四重奏 - バイオリン I.pdf] ファイルを選択し、
[開く] をクリックします。
PhotoScore が PDF ファイルをスキャンし処理する前に、解像度を dpi 単位で選択できます。解像
度が高いほど詳細までスキャンすることができますが、処理にはより時間がかかります。解像度
のテキストフィールドに[600] を入力し、[OK] をクリックします。
PhotoScore がファイルの処理を開始します。スキャンされたページは自動的に読み込まれ、音符
とその他の記号が解読されます。
52
2.2 スキャニング
スキャンした楽譜の編集
PhotoScore を使った楽譜の読み込みが完了すると、バイオリンパートの 1 ページ目の読み込
み結果がメインウィンドウに表示されます。PhotoScore Lite による読み取りに間違いがあれば、
ここで修正することができます。
ウィンドウ下部の大きな部分(背景がグレーの部分)には、PhotoScore Lite がこのスキャン
画像から読み取ったものが表示されます。すなわち、楽譜の最初のページに書いてあるもの
が表示されます。そのため、この部分にはまだ PhotoScore Lite による読み取り間違いが含ま
れている可能性があります。
PhotoScore Lite の右下隅にはテンキーがあり、Sibelius のテンキーとほぼ同様に機能しますが、
PhotoScore Lite に必要でない機能が省かれています。
ウィンドウ上部のスキャン画像と下部の読み取り結果を見比べて、間違いを修正していきま
しょう。
パート譜の先頭のアウフタクト小節には、譜表の上と下に赤色の点線が付けられています。
その
後には、小節線の上に青色の音符が並んでおり、足りない拍または多すぎる拍の数を示して
います。これは、PhotoScore Lite は拍子記号を 4/4 として読み込んでおり、この小節が 16 分音
符分の長さしかないため、つじつまが合わないことを示しています。
[Create] [Time
出力ウィンドウの拍子記号を選択し(選択すると薄い青色に変化します)
、
Signature](ショートカットは T)を選択して、別の拍子記号を選択します。[Other] をク
[Invisible (for pick-up and irregular
リックし、ドロップダウンリストから[1/16]を選択します。
]
がオンであることを確認します。
こうすると、
拍子記号が
PhotoScore に表示されません。
bars)
53
プロジェクト 2
ウィンドウ上部(背景が淡黄色の部分)に、ページのスキャン画像が表示されます。全詳細表示
画面の上部右隅にマウスで選択したスキャン画像の一部分を拡大表示します。
プロジェクト 2
残りの小節が赤色に変化し、小節線の上に青色の音符が表示されます。これを修正するには、
最初の完全小節の先頭に 2 つ目の拍子記号を追加します。
 もう一度 T を押して拍子記号を作成し、
[4/4]を選択して、
[Invisible (for pick-up and irregular
bars)] がオフになっていることを確認し、[OK] をクリックします。
 マウスポインタが青色に変化し、オブジェクトを入力できる状態であることが示されます。
 最初の完全小節の先頭をクリックして拍子記号を配置すると、赤色の点線が消えます。
音高などは Sibelius でも修正できますが、調号と拍子記号 の修正は PhotoScore Lite で行う方
がはるかに簡単ですので、スコアを Sibelius に送信する前にここで修正しておくことをおすす
めします。
PhotoScore の出力の編集について、詳しくは『リファレンスガイド』の  1.7 PhotoScore Lite
をご参照ください。
Sibelius への送信
スコアのすべてのページの編集が完了したら、スコアを Sibelius に送信します。[File ] 
[Send to] [Sibelius](ショートカットは Ctrl + D または D)を選択するか、出力ウィン
ドウ上部の[Save score] ボタンの隣にある Sibelius アイコン( )をクリックします。
[PhotoScore/AudioScore ファイルを開く]ダイアログが Sibelius に表示されます。ここではオ
プションを操作しないで、
[OK] をクリックしてファイルを開きます。バイオリンのパート
譜が Sibelius の新規スコア内に表示されます。これを、このプロジェクトの先のセクションで
準備したスコアに転送します。
 PhotoScore Lite からインポートしたバイオリンのパート譜の最初の小節をトリプルクリッ
クし、この譜表のすべての音楽を選択します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [コピー](ショートカットは Ctrl + C または C)を選択し、
楽譜をクリップボードにコピーします。
 [表示]  [ウィンドウ]  [ウィンドウを切り替え] メニューから以前に用意したスコアを選択
します。
 [Violin I]譜表のアウフタクト小節の 16 分休符を選択します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + V または V)を選択し、
インポートされたスコアから準備したスコアへ楽譜を貼り付けます。
適切な臨時記号、スラー、タイをすべて含む楽譜がスコアに挿入されます。小節がスコアに
自動追加され、コピーした楽譜に埋められます。PhotoScore により音符の上のスラーが短縮
されていますが、これは後で修正しますので、今は気にしなくてもかまいません。
54
2.2 スキャニング
残りの楽譜の追加
それでは、PhotoScore Lite を使って、残りの弦楽器パートをスキャンして読み込み、Sibelius に送
信しましょう。
[弦楽四重奏 - バイオリン II.pdf]
、
[弦楽四重奏 - ビオラ .pdf]
、
[弦楽四重奏 - チェロ .pdf]
です。
これらの PDF ファイルは、
先にスキャンしたパート譜と同じフォルダに保存されています。
[Violin I]譜表での操作と同じように、Sibelius に送信したら、あらかじめ用意しておいたス
コア内の適切な譜表にコピー&ペーストします。
バージョンの保存
ここで[レビュー]  [バージョン]  [新規バージョン]を選択してください。バージョン名を付
けるかどうか、また後で見分けやすいようコメントを追加するかどうかを尋ねるメッセージ
が表示されます。このバージョンに[バージョン 1 - スキャン済み入力]などの分かりやすい名前
を付けたら、[OK] をクリックします。
このバージョンは、後でスコアやバージョンをすばやく比較する方法を説明する際に使用し
ます。
プロジェクト 2
55
プロジェクト 2
2.3 音部記号、調号、連音符
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2] を開き、
[3 音部記号、調号、連音符] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行
うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストか
ら選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
先のセクションで作成したスコアをアレンジしていきましょう。
[クイックスタート] を使って
スコアを設定する方法についてはすでに説明しましたが、スコアに音楽を入力した後に情報
を追加し、スコアを後から変更することができます。このセクションでは、音部記号、調号、
連音符(ここでは 3 連符)の変更を既存のスコアに追加する方法について説明します。
音部記号の変更
Sibelius でスコアを作成すると、大譜表の先頭に音部記号が自動的に追加されるため、音部記
号について意識する必要はありません。しかし、状況によっては、音部記号の変更を譜表に
追加したい場合があります。通常の音部記号で表示される譜表から上下に音符が大きく離れ
て記譜される場合などは、音部記号の変更を挿入すると、演奏者にとって読みやすくなります。
音部記号の変更は、短いパッセージ(1 小節程度)に使用する場合や、挿入位置以降ずっとそ
の音符記号を使用する場合もあります。
チェロのパート譜の小節 15 を見ると、小節の後半部分に非常に高い音符が 2 つ(Ab と G の 8 分
音符)あります。これらの音符の前に音部記号の変更を加えて、チェロの演奏者にとって読
みやすい楽譜になるようにしましょう。
 Ab の 8 分音符を選択します。
 G の 8 分音符のすぐ後を Shift+ クリックしてパッセージを選択します。
 [記譜]  [共通]  [音部記号] ギャラリー(ショートカットは Q)を開きます。
 リストの一番上の列のテノール記号をクリックします。
 小さなテノール記号が追加されます。また、選択されているパッセージ以降は、元の音部
記号に戻ります。音部記号のためのスペースを確保するために、音符が離れて配置されます。
小節 26 に、テノール記号への変更をもう 1 つ加えましょう。今度は、マウスを使って操作します。
 Esc キーを押し、何も選択されていない状態であることを確認します。
 [音部記号] ギャラリーを開きます。
 テノール記号を選択します。
 マウスポインタが紺青色に変化し、オブジェクトを入力できる状態であることが示されます。
 [Violoncello]譜表の小節 26 の先頭の空白部分をクリックします。
 小さなテノール記号が追加されますが、ここでは前の大譜表の小節 25 の最後に追加されます。
各大譜表の先端にある標準の音部記号は、これ以降テノール記号に変わります。
同じように、小節 28 の最初の 4 分音符の後で譜表をバス記号に戻します。フルアレンジの印
刷されたスコアを参考に、
[Viola]譜表と[Violoncello]譜表の小節 43-44 に対して残りの音
部記号の変更を行います。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  4.1 音部記号をご参照ください。
56
2.3 音部記号、調号、連音符
調号
この抜粋の最後に近づくにつれて、調が A メジャーへと 転調しているのに気づきましたか。
音符にシャープの臨時記号がたくさん付けられています。小節 53 に調号を追加し、転調を表
示しましょう。
 Esc キーを押し、何も選択されていない状態であることを確認します。
 [記譜]  [共通]  [調号] ギャラリー(ショートカットは K)を開きます。
 リストから[A メジャー]を選択します。
 マウスポインタが紺青色に変化し、オブジェクトを入力できる状態であることが示されます。
 小節 53 の先頭をクリックします。
 複縦線と 3 つのシャープによる調号が作成されます。新しい調号によって無用となったそれ
以降の小節のシャープ臨時記号は自動的に削除されます。
音部記号変更と調号は、選択、コピー、削除、移動することができます。音部記号変更また
は調号をドラッグすると、ドラッグ前とドラッグ後で同じ音で鳴るよう、移動に合わせて音
符が上下にずれ、臨時記号が削除または追加されます。
3 連符とその他の連音符
連音符とは、音符を一定の割合で分割して演奏することで、最も一般的なのは 3 連符です。
スキャンしたパート譜にない 3 連符を、
[Violin II]譜表の小節 30 に作成しましょう。
 小節休符を選択し、3(テンキー)を押して 8 分音符を選択します。
 8 G Shift-6 を入力します(テンキーではなくメインキーボードの 6 を使います)。G# の 8 分音
符と、その 6 度下に音符が入力され、二和音が作成されます。
(譜表の下に B を入力し、8(テ
ンキー)と G を入力してシャープを選択し、B の上に G を追加することもできます。
)
 [音符入力]  [音符入力]  [3 連符]ボタン(ショートカットは Ctrl + 3 または 3)の上部を
クリックすると、3 連符の括弧と番号が表示されます。
 3
   

 残りの 2 つの音符(第 4 間の E と別の G#)を入力して、3 連符を完成させます。
括弧が自動的に消え、この場合の標準的な記譜法で表記されます。
3



 
Sibelius では、連音符の括弧は、連音符内の音符が連桁でつながると自動的に非表示となります。
また、連音符の括弧は(表示されている場合)
「マグネティック」となり、連音符の音高が変
わると音符にくっつきます。
57
プロジェクト 2
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  4.2 調号をご参照ください。
プロジェクト 2
この小節の残りの音符を追加しましょう。その他の種類の連音符を作成するには、
[音符入力] 
[音符入力]  [3 連符]ボタンの下部をクリックしてリストから選択するか、Ctrl または  と任
意の数字(5 連符なら 5、6 連符なら 6)をタイプします。
73:51 といったさらに複雑な連音符を作成するには、[音符入力]  [音符入力]  [3 連符] ボタン
の下部をクリックし、
[音符入力]  [音符入力]  [3 連符]  [その他] を選択して[連音符] ダイ
アログを開きます。詳しくは、
『リファレンスガイド』の  3.10 3 連符とその他の連音符をご参
照ください。
58
2.4 スコアへの記号の追加
2.4 スコアへの記号の追加
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2] を開き、
[4 スコアへの記号の追加] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行う
には、
[レビュー] [バージョン][バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから
選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
ここまでの過程で、空のスコアを作成し、PDF ファイルからパート譜をスキャンしスコアへとコ
ピーして、エルガーの「弦楽四重奏曲ホ短調、作品 83、第三楽章アレグロモルト」からの抜粋
を作成しました。ここに、強弱記号、テクニックテキスト、テンポ記号、スラー、アーティキュ
レーションなどの記号を追加して、精彩を加えていきましょう。
このセクションでは、さまざまな記号を追加する方法と、それらの記号に Sibelius の革新的な衝
突防止システム「マグネティックレイアウト」がどのように作用するのかについて説明します。
発想記号テキスト
このチュートリアルの最初のプロジェクトでは、強弱記号、テクニック、テンポ記号の各テ
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[発想記号]
(ショー
トカットは Ctrl + E または E)を選択して強弱記号テキストを追加します。
 Ctrl または  キーを押したまま入力すると、f、p、sf、rfz などの強弱記号の太字テキスト
が作成されます。Ctrl または  キーを押したままにすることで、強弱記号用の特殊な太字
文字が使用されます。
 右クリック(Windows)または Control +クリック(Mac)すると、使用されることの多い
強弱記号の用語メニューが表示されます(espress.、dolce、poco、cresc.、dim などはここに
表示されます)
。
 用語メニューに表示されない用語(risoluto、rubato、brilliante、appassionato など)は、Sibelius
上で直接入力すると、標準の斜体テキストで表示されます。
強弱記号テキストをある譜表から別の譜表へとコピーすると、スコアのマークアップ処理が
簡単になります。最初のプロジェクトで説明したコピー方法すべてを使用できます。最も簡
単な方法は、コピーしたいテキストを選択してから、表示させたい場所を Alt+ クリックまたは
+ クリックする方法です。マウスポインタが置かれている位置ではなく、その標準設定位置
(音符が選択されている状態でテキストオブジェクトを作成すると表示される場所)にテキス
トオブジェクトをコピーしたい場合は、Shift+Alt+ クリックまたは + クリックを使用します。
59
プロジェクト 2
キストを追加する方法について説明しました。先に印刷したスコアを使って、強弱記号テキ
ストを追加していきましょう。前回同様、以下のように行います。
プロジェクト 2
オブジェクトの複数コピー
スコア内のすべての譜表に同じ強弱記号がある場合(小節 43 の先頭のフォルテッシモ、小節 53
のスフォルツァンドなど)
、強弱記号をすべての譜表にわたって複数コピーすることで作業時
間を短縮できます。
 [Violin I]譜表に(上記同様)発想記号テキストを使って強弱記号を作成します。
 強弱記号を選択し、
[ホーム]  [クリップボード]  [コピー]
(ショートカットは Ctrl + C ま
たは C)を選択して強弱記号をクリップボードへコピーします。
 Esc を押して選択を解除します。
 残りの 3 つの譜表の同じ小節の周辺にパッセージを選択します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + V または V)を選択し、
パッセージの先頭へ譜表ごとに貼り付けます。
いくつかのオブジェクトを複数コピーし、いくつかの譜表にわたって同時に貼り付けることもで
きます。こうすることにより、スコアへの記号の追加の作業時間を大幅に短縮できます。
テクニックテキスト
強弱記号テキストをすべて追加できたら、テクニックテキストを追加していきましょう。
 [テキスト][スタイル][スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[テクニック](ショー
トカットは Ctrl + T または T)を選択してテクニックの指示を追加します。
 右クリック(Windows)または Control- クリック(Mac)すると、使用されることの多いテ
クニックテキストの用語メニューが表示されます(senza sord などはここに表示されます)
。
 用語メニューに表示されない用語(colla parte や ten. など)は、Sibelius 上で直接入力すると、
標準の斜体テキストで表示されます。
テンポテキスト
テクニックテキストをスコアにすべて追加できたら、テンポ記号を追加しましょう。その前に、
譜表テキストと大譜表テキストの違いを理解しておく必要があります。
発想記号テキストとテクニックテキストのスタイルは、どちらも譜表テキストです。譜表テ
キストは単一の譜表にのみ適用されます。同様の効果をスコア内の他の楽器にも適用させた
い場合、そのテキストを別の譜表にも複製する必要があります。
それに対して、大譜表テキストはスコア内のすべての譜表に適用されます。テンポテキスト
をスコアに追加すると、大譜表の上に 1 回だけ表記されます(楽器がたくさん含まれている
スコアでは、スコア内のずっと下の別の譜表の上に表示されることもあります)が、楽器の
パート譜それぞれに適用されます。
それでは、テンポ記号を追加しましょう。まず、
[A tempo]を小節 7 に追加します。
 [Violin I]譜表の小節 7 を選択します。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[テンポ]
(ショー
トカットは Ctrl + Alt + T または T)を選択してテンポ記号を追加します。
 右クリック(Windows)または
ニューが表示されます。
Control+ クリック(Mac)すると、テンポ記号の用語メ
 [A tempo] をクリックし、スコアに追加します。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
[A tempo] 記号を小節 20、56、60 に追加します。
同様に、
60
2.4 スコアへの記号の追加
ヘアピンと他のライン
印刷されたスコアにあるもので、まだスコアに追加していない強弱記号とテンポ記号があり
ます。ヘアピン(クレッシェンドとディミヌエンド)
、スラー、リタルダンドを示すさまざま
なラインです。
ラインを追加するには、スコアで音符または他のオブジェクトを選択し、ラインの開始位置
を指定し、L をタイプして[記譜]  [ライン]  [ライン] ギャラリーを開きます。
記号の追加を行っている抜粋に、ヘアピンとスラーを作成していきましょう。それぞれショー
トカットを使用できます。クレッシェンドのヘアピンには H、ディミヌエンドのヘアピンには
Shift+H、スラーには S を使用します。
[Violin I]譜表の抜粋の 2 番目の完全小節にクレッシェンドのヘアピンを追加しましょう。
 [Violin I]譜表の(アウフタクト小節の後の)2 番目の小節の 2 番目の音符を選択します。
 H キーを押して、音符の下にクレッシェンドのヘアピンを追加します。
 スペースキーを 4 回押し、小節の中央の E の 16 分音符までヘアピンを伸ばします(一度押すごと
に 1 音符分だけヘアピンが伸びます)
。伸ばしすぎた場合は、Shift+ スペースを押すと縮みます。
p
 ここで、同じ小節の 9 番目の音符(と E の 16 分音符)を選択し、小節の最後の音符を Shift+
クリックして、選択範囲を小節の最後まで伸ばします。
 Shift-H をタイプしてディミヌエンドを追加します。ディミヌエンドは選択した範囲と同じ
長さで作成されます。こうすることで作業時間を短縮できます。
 
 
       
 


p
スコアの残りの部分にもヘアピンを追加していきましょう。強弱記号で行った方法で、ヘアピ
ンを複数の譜表へ複数コピーすることができます。
不足しているテンポラインを追加しましょう。
 [Violin I]譜表の小節 19 を、小節の空白部分をクリックして選択します。
 L を押して[ライン] ギャラリーを開きます。
 [リタルダンド / アッチェレランド]カテゴリーから[poco rit. (テキストのみ)]を選択します(この
ラインではテキストの後に長さを示す点線が表示されません)
。
同じように[poco rit.]を小節 59 に加えますが、今回は、小節中央あたりの 8 分音符を選択し、
L を押します。
最後に[rit.]ラインを抜粋の最後の小節に追加します。前回同様、テキストの後に長さを示す
点線が表示されないよう[リタルダンド / アッチェレランド]カテゴリーの[rit. (テキストのみ)]を選
択します。
ラインについて詳しくは、
『リファレンスガイド』の  4.6 ラインをご参照ください。
61
プロジェクト 2
 
 
       
 


プロジェクト 2
スラー
スラーとフレーズマークは、ヘアピンと同じように特殊な種類のラインです。頻繁に使用される
ため、覚えやすいショートカット S が用意されています。Sibelius では、どちらも「スラー」
と呼びます。フレーズマークは、実質的に大きなスラーとして描画されるためです。
弦楽四重奏のパート譜の PDF ファイルをスキャンする際、PhotoScore Lite ではパート譜のス
ラーが認識されません(フルバージョンの PhotoScore Ultimate を使用すると認識されます)。
そのため、認識されなかったスラーを追加する必要があります。
スラーを配置するには、スラーを開始させたい音符を選択し、S を押します。間違った位置に
スラーを作成してしまった場合は、スラーを選択して Delete キーを押し、スラーを開始させた
い音符または休符を選択してから S を押します。ヘアピンを伸ばすときと同じように、スペース
キーを押すとスラーが伸び(一度押すごとに 1 音符分だけ伸びます)
、Shift+ スペースキーを押
すと縮みます。
スラーのどちらかの端にある音符を選択して、上下に移動させてみてください。スラーは「磁
石」のように音符の片方の端にくっついてくることに注目してください(これをマグネティッ
クスラーと呼びます)。スラーを選択すると、6 つのボックスからなる細い枠がスラーの周り
に表示されます。ハンドルと呼ばれるこれらのボックスを使えば、スラーの形状を詳細にコ
ントロールすることができます。ドラッグすると、特定の方向に向かって形状を変化させる
ことができます。
タイとスラーを混同しないよう十分に注意しましょう。タイはスコア内の音符と音符の間に
置かれ、テンキーを使って追加します(下を参照)
。また、タイの操作はスラーの操作とは大
きく異なります。
スラーについて詳しくは、『リファレンスガイド』の  4.8 スラーをご参照ください。
アーティキュレーション
このチュートリアルの最初のプロジェクトでは、スタッカート、テヌート、アクセント、タイ
などのアーティキュレーションをテンキーを使って音符に追加する方法を説明しました。F10 を
押す(またはテンキーの[アーティキュレーション] タブをクリック)すると、テンキーの第 4 レ
イアウトのアーティキュレーションが表示されます。ここでは、楔、運弓マーク、マルカート、
スタッカーティシモ、さまざまな長さのフェルマータを追加することができます。
複数の音符やパッセージにアーティキュレーションを追加することができます。こうすること
で、
記号を記入する作業時間を大幅に短縮できます。たとえば、
[Violin I]と[Violin II]譜表の
小節内のすべての音符はスタッカートで演奏されます。
 [Violin I]譜表の小節 3 の空白部分をクリックし、
[Violin II]譜表の小節 3 を Shift+ クリック
してパッセージを選択します。
 F7 を押し、テンキーの第 1 レイアウトが表示されていることを確認します。
 テンキーの一番上の列の[.](スタッカートのドット)に対応するキーを押します。これで、
両譜表の小節内のすべての音符にスタッカートが追加されます。
62
2.4 スコアへの記号の追加
残りのアーティキュレーションを追加していきましょう。追加する必要のあるアーティキュ
レーションのほとんどはテンキーの第 1 レイアウトに表示されていますが、以下の記号はテ
ンキーの第 4 レイアウトを使用する必要があります。
 [Violin I]譜表の小節 8 および 38 のマルカート
 [Violin II]譜表の小節 20、22、29、40 のマルカート
 [Viola]譜表の小節 9、10、21、23、40、49-52 のマルカート
 [Violoncello]譜表の小節 49-52 のマルカート
 すべての譜表の小節 48 のスタッカーティシモ
 [Violin II]譜表の小節 49 のスタッカーティシモ
アーティキュレーションについて詳しくは、『リファレンスガイド』の  4.22 アーティキュ
レーションをご参照ください。
バージョンの比較
作曲者、編曲者、浄書者にとって、新たに記号を追加したバージョンと記号を追加する前の
[比較]ウィンドウを表示するには、
[レビュー]  [比較]  [比較] を選択します。
[比較]ウィンドウ最上部には 2 つのドロップダウンメニューがあり、スコアとスコアに含ま
れるバージョンを選択できます。現在の状態と以前保存した状態とでスコアを比較してみま
しょう。
 1 番目のドロップダウンメニューから、スコアのタイトル([エルガー] など保存した際に付
けた名前)を選択します(これが現在のバージョンのスコアと比較されます)
。
 2 番目のドロップダウンメニューから、
[バージョン 1 – スキャン済み入力]
(バージョンを保存
した際に付けた名前)を選択します。
(前のセクションをとばしてプロジェクトファイルをこの時点で開いた場合、
2 番目のリストに
[3 音部記号、調号、連音符] バージョンを選択する必要があります。
)
 ドロップダウンメニューの隣の[比較] ボタン(
)をクリックします。
 バージョンが分析され、スコアの相違点を簡単にまとめたダイアログが表示されます。
 [閉じる] をクリックすると、[比較]ウィンドウに詳細な相違点が表示されます。
63
プロジェクト 2
バージョンのスコアを比較することができれば非常に便利です。Sibelius の[比較]ウィンド
ウでは、2 つのスコア(または同じスコアの 2 つのバージョン)を比較し、
相違点の概要を作成す
ることができます。好みに応じて、すべての相違点を詳しく比較することもできます。校正や、
楽譜作成の過程を記録するのに非常に便利です。
プロジェクト 2
[比較]ウィンドウに表示された相違点のいずれかをダブルクリックすると、両方のウィンド
ウにその相違点が表示されるよう表示位置が移動します。また、オブジェクトの背景がその
状態に応じて色づけされ、追加されているものは緑色、移動されているものは赤色、変更さ
れているものはオレンジ色で表示されます。
プロジェクトスコア内の異なるバージョンを比較し、相違点がどれほど詳細に表示されるか
を確認してみましょう。
このパワフルなツールを使えば、ご使用のワープロソフトで開くことのできる、スクリーン
ショットやスコアを用いた詳細なレポートを作成することができます。バージョンとスコア
の比較について、詳しくは『リファレンスガイド』の  10.3 バージョンをご参照ください。
64
2.5 レイアウトとフォーマット
2.5 レイアウトとフォーマット
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2]を開き、
[5 レイアウトとフォーマット] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを
行うには、
[レビュー] [バージョン] [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストか
ら選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
スコアに音符を入力し、記号を記入できたら、楽譜が問題なく表示されるよう調整します。
Sibelius では、楽譜、楽器、テキスト、その他のオブジェクトが追加されるとスコアが自動調
整されるため、スコアがほぼ完成の状態になってから行うとよいでしょう。さもないと、せっ
かくの調整をやり直すことになります。
Sibelius に搭載されている衝突防止および検出機能「マグネティックレイアウト」の効果につ
いては少し説明しました。楽譜の作成と編集中にスコアを自動調整してくれる機能です。
Sibelius には、楽譜のフォーマットを調整することのできるさまざまなツールと機能が搭載さ
れています。フォーマットとは、ページに楽譜をレイアウトする処理のことをいいます。
マグネティックレイアウト
まず、音符の重なりや分かりにくさを解消するために、どのようにマグネティックレイアウ
トが機能し、譜表上のオブジェクトの位置が再計算されるのかを見てみましょう。どの様に
機能するか見てみましょう。
 [Violoncello]譜表の最初の完全小節の最後にある F# の 16 分音符を選択します。
  を使って音高を下げます。
 音高を下げると、譜表下の強弱記号が下に移動し、音符との衝突が避けられます。
強弱記号全体がまとめて大譜表の下に移動し、水平方向の相対位置が維持されます。強弱記号
(ヘアピンなど)のいずれかをクリックして選択すると、強弱記号がグループにまとめられて
いることを示す薄い青色の点線が表示されます。これは、衝突を避けるため強弱記号のいず
れかを移動させる必要がある場合、強弱記号すべてがまとめて移動されることを示しています。
灰色のシャドー付の強弱記号は、その強弱記号が通常置かれる位置に大譜表全体にわたって
表示されます。
(ズームインすると、よりはっきりと見ることができます。
)
これは、すべてのテキストオブジェクト、記号、ライン、その他のオブジェクト(コード記
号など)でも同様です。
譜表上のオブジェクトをドラッグすると、オブジェクトが重なり合わないよう、使用可能な空
きスペースが利用されます。この場合、重要なオブジェクト(音符、臨時記号、休符、アー
ティキュレーションなど)は、あまり重要でないオブジェクト(テキスト、ライン、記号など)
に優先して配置されます。重要なオブジェクトの位置が維持され、譜表により近い部分に表示
されます。
65
プロジェクト 2
このセクションでは、ブレークを作成したり、ページの向き、譜表サイズ、譜表の間隔を変
更したり、タイトルページを作成し、美しく洗練されたスコアを作成する方法について説明
します。
プロジェクト 2
また、オブジェクトごとにマグネティックレイアウトのオンとオフを切り換えることができる
ため、レイアウトが完了したら、それ以降マグネティックレイアウトにより移動することがな
いようオブジェクトの位置をスコア内で固定することができます。その方法については、
『リファ
レンスガイドの  7.5 マグネティックレイアウトをご参照ください。
それではここで、Sibelius で使用可能なフォーマットの操作について見ていきましょう。
改行
作曲、アレンジ、楽譜の複写など、いずれの作業においても、すでに書き終えた楽譜に小節
を付け加えるなど、後から変更を加えたい場合があります。Sibelius では、このような場合にも、
楽譜が即座に再フォーマットされます。
自動再フォーマットの利点は、大譜表やページを新たに追加する必要がないことです。変更
に合わせて、自動的に再フォーマットが行われます。
しかし、場合によっては、特定の位置で大譜表やページが終わるよう調整する必要があるこ
ともあります。たとえば、エルガーの弦楽四重奏の抜粋の小節 7 にある[A tempo] は、そこ
に改行が追加されているため、新しい大譜表の先頭に記入されています。
改行を挿入するには、小節線を選択して [ レイアウト ]  [改行]  [大譜表の改行] を選択する
か、ショートカットの Return キー(メインキーボード)を押します。ある大譜表が混み合っ
ているように感じられたら、このようにして間隔を空けます。逆に、前の大譜表に比べて間隔が
空きすぎているように感じられたら、前の大譜表に改行を挿入して、前の大譜表 の小節の 1 つを
次の大譜表に移動させます。スコアに改行を挿入してみてください。
Sibelius では改ページを挿入することもできます。通常、改ページは、セクションの最後(複
数の楽章を含む楽曲など)や、次のセクションの先頭に新しいタイトルがある場合にのみ使
用されます。改ページについて、および、パッセージが再フォーマットされないよう「ロック」
する方法について詳しくは、
『リファレンスガイド』の  7.9 レイアウトとフォーマットをご参
照ください。パート譜では、改行や改ページを便利な位置に自動挿入させることもできます
(『リファレンスガイド』の  7.6 自動改行)
。
ドキュメントセットアップ
自動再フォーマットのもうひとつの利点は、すでに入力した楽譜に対して、用紙の変更など
の大きな変更を加えることができることです。加えられた変更に合わせて、スコア全体のレ
イアウトが即時に更新されます。
66
2.5 レイアウトとフォーマット
この種類の再フォーマットでしばしば行われる例として、スコアの用紙の向きを縦置きから
横置きに変更してみましょう。
[レイアウト]  [ドキュメントセットアップ]  [向き]  [横置き]
を選択します。スコアの表示はこのようになります。
楽譜がより少ないページ数に収まるようになります。
別のプリセットの用紙サイズと余白はリボン上の[レイアウト] [ドキュメントセット
アップ]グループから選択できます。独自の用紙サイズと余白を設定したい場合は、右に
表示されている[レイアウト]  [ドキュメントセットアップ] のダイアログランチャーボ
タンをクリックして[ドキュメントセットアップ] ダイアログを開きます。
これらの設定について詳しくは、
『リファレンスガイド』の  7.1 ドキュメントセットアップを
ご参照ください。
譜表の間隔
スコアに音楽を追加していくと、ページが混み合ってきますので、音符やその他のオブジェ
クトがうまく配置されるよう、譜表の間隔を広げる必要があります。譜表の間隔は、いろい
ろな方法で広げることができます。それではスコアで試してみましょう。
譜表と大譜表の標準設定の間隔は、
[レイアウト]  [譜表の間隔]グループの[スペース、譜表間]
の設定で操作できます。この設定では、スコアの外観を 1 回の操作で変更できます。個々の
譜表の調整を行う前に、この値を調整してみてください。
場合によっては、大譜表内の譜表の間隔を広げることで、高音と低音の音符の衝突を避ける
[レイアウト]  [譜表の間隔]  [最適化]を選択すると、設定されている間隔
ことができます。
に合わせて、譜表と大譜表の間隔が自動的に最適化されます。譜表上のオブジェクトが別の
譜表のオブジェクトと衝突しない程度の最小間隔が計算され、譜表が移動されます。それでは、
スコアの最初のページで試してみましょう。
 [Violin I]譜表のアウフタクト小節をクリックして選択します。
 最初のページの一番下の大譜表にある[Violoncello]譜表を Shift+ クリックします。
 [レイアウト]  [譜表の間隔]  [最適化] を選択します。
 ある譜表のオブジェクトが他の譜表のオブジェクトと衝突しないよう、最良の方法が試み
られます。
67
プロジェクト 2
[レイアウト]  [ドキュメントセットアップ]  [譜表サイズ]を[4mm]に変更してみましょう。
プロジェクト 2
最終手段として、大譜表内の譜表をドラッグして、大譜表内の衝突を手動で解決しなければ
ならない場合もあります。
[Violin II]譜表の空白部分をクリックして小節を選択してから上
下にドラッグするか、ショートカット Alt + / または / を使用します(大きなステッ
プで移動させるには Ctrl または  を押したまま操作します)
。譜表の動きに合わせて、楽譜が
再フォーマットされます。
この方法で、スコア全体、1 つの大譜表、選択したその他のパッセージの間隔が変更できます。
間違えた場合は、
[レイアウト]  [譜表の間隔]  [上の間隔をリセット]/[下の間隔をリセット] オプ
ションを使えば標準設定の間隔にリセットできます。
譜表の間隔をより細かく操作するには、右に表示されている[レイアウト]  [譜表の間隔]
のダイアログランチャーボタンをクリックし、
[記譜ルール] ダイアログの[譜表] ペー
ジを開きます。
これらについて詳しくは、『リファレンスガイド』の  7.3 譜表の間隔をご参照ください。
タイトルページの作成
[クイックスタート] の[新規スコア] タブの設定オプションの[タイトルページを作成] をオンに
すると、スコアを作成する際(このプロジェクトの最初の章で行ったように)にタイトルペー
ジを作成できます。
タイトルページはいつでも作成できます。それでは作成してみましょう。
[レイアウト] [ドキュ
メントセットアップ]  [タイトルページ] を選択すると、スコアの最初に追加される空白ページ
の数と他の追加事項を選択できるダイアログが表示されます。
(新規スコア設定オプションに
タイトルと作曲者名を追加しているため、これらは自動的に入力され、そのままタイトルペー
ジに追加できます。
)
[パート名を含める] オプションをオンにしてページの先頭に[フルスコア]と表示されるよう
にしてから[OK] をクリックすると、タイトル名と作曲者名が追加されたタイトルページが
作成されます。
タイトルページの削除
[レイアウト]  [ドキュメントセットアップ]  [タイトルページ]を選択するか、新規スコ
ア設定オプションの 1 つを追加してタイトルページを作成すると、スコアの先頭に特
殊なレイアウト記号(左図)が表示されます。これが表示されない場合は、[表示] 
[非表示]  [レイアウト記号] がオンになっているかどうか確認してください。
作成したタイトルページを削除するには、レイアウト記号をクリックして選択してから
(この操作を行うと、スコアの先頭からすべての空白ページが削除さ
Delete キーを押します。
れます。空白ページを 1 ページだけ削除したい場合の操作については、
『リファレンスガイド』の
 7.7 ブレークをご参照ください。)
Sibelius の他の編集機能と同じく、タイトルページに対して行なった変更はすべて元に戻すこ
とができます。
[元に戻す]をクリックするか、
[編集]  [元に戻す]
(Mac)を選択すると、たっ
た今削除したタイトルページが復元されます。
68
2.6 ダイナミックパート
2.6 ダイナミックパート
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2]を開き、
[6 ダイナミックパート]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
最初のプロジェクトでは、ダイナミックパートについて説明しました。ダイナミックパート
とは、各スコアに対して作成される楽器のパート譜のことで、1 つの楽器に関連する記譜が表
示され、フルスコアと一致するよう自動更新されます。フルスコアに対して行った編集や移
動はすべてパート譜に反映されることに注意してください。しかし、パート譜で音符やコー
ド以外のものを移動しても、スコアには反映されません。移動した部分はオレンジ色に変化し、
パート譜とスコアで異なることを示します。このため、スコアのレイアウトに影響を与えずに、
パート譜の中で記号の位置を微調整することができます。
[パート]タブ
リボンの[パート] タブでは、個別のパート譜、すべてのパート譜、または指定の複数のパー
ト譜に対してさまざまな変更を行うことができます。
[パート] タブでは、複数のパート譜の
印刷、パート譜の自動レイアウトの調整、新しいパート譜の作成、パート譜中の譜表の削除
や追加などが行えます。
ドキュメントタブバーの右側の[新規タブを開く]ボタン(下図)を使うと、任意のパー
トが表示できます。このボタンは、現在のスコアのすべてのダイナミックパートとそ
の他のビューをリストにしたメニューを開きます。このメニューは、ドキュメントタ
ブバーの任意の場所を右クリック(Mac では Ctrl- クリック)して開くこともできます。
通常は、スコアが完成に近づくまでは[パート] タブを使う必要はありません。しかし、パー
ト譜の自動レイアウトの調整や、またはパート譜に 2 つ以上の楽器を含ませる必要がある場
合(楽器のダブリングや合唱曲など)の処理に使用すると非常に便利です。詳しくは、『リ
ファレンスガイド』の  9.[パート]タブをご参照ください。
69
プロジェクト 2
このセクションでは、キューを作成したり、パート譜のレイアウトを編集したり、新しい楽
器のパート譜を作成したり、弦楽四重奏アレンジのピアノリダクションを作成する方法につ
いて説明します。
プロジェクト 2
キュー
キュー音符は、演奏者が音符の位置を把握できるよう記入される小さい音符で、実際には演
奏されません。また、キューのパッセージは代用の楽器を示すためにも使用されます。たと
えば、ハーモニカのソロをキューサイズでクラリネットのパート譜に含め、
「ハーモニカのな
い場合は演奏」と指示することができます。
Sibelius では、パート譜にキューを簡単に加えることができます。それではやってみましょう。
 フルスコアが表示されていることを確認します。
 [Violin I]譜表の小節 8 を、譜表の空の部分をクリックして選択します。
 [ホーム] > [クリップボード]  [コピー](ショートカットは Ctrl + C または C)を選択し、
楽譜をクリップボードにコピーします。
 [Violin II]譜表の対応する空の小節を選択します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [貼り付け] ボタンの下部をクリックし、[キューとして貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + Shift + Alt + V または V)を選択してキューを作成します。
W キーを押すと、[Violin II]のパート譜が表示されます。Esc キーを押すと、キューの選択
が解除され、小さなキューサイズの音符とその他の記号が作成されます。また、別個の声部
に小節休符が追加され(フルスコアではキューは非表示となります)
、譜表の上にキューが付
けられた楽器が示されます。必要に応じて、自動音部記号の変更やオクターブの移調が追加
され、譜表タイプ(ギタータブ譜)が変更され、歌詞がコピーされます。
W をもう一度押すとフルスコアに戻ります。[Violin II]譜表の同じ小節は、キューが非表示
になっているため、空として表示されます。
パート譜のレイアウト
一般的に、スコアを編集する場合には、まずパート譜ではなくフルスコアを作成し、その後、
最終調整の過程で、パート譜中のさまざまなオブジェクトの位置やデザインを微調整します。
しかし、譜表を移動する、改行や改ページを調節する、音符の間隔を変えるといったレイア
ウトの変更は、それぞれのパート譜で自由に行うことができます。これらの変更はオブジェ
クトの移動とは見なされません。スコアとパート譜でレイアウトが非常に異なったとしても
問題にはならないためです。
Sibelius では、自動レイアウト機能を使って、パート譜を自動的にレイアウトすることができ
ます。演奏者に便利な位置での改ページや、テンポ変更あるいはセクションの区切り場所での
改行、基本的なオブジェクトの適切な配置などが、適切に処理されます。これらはすべて Sibelius
の[レイアウト]  [改行]  [自動改行] 機能で行えます。また、自動レイアウトを適用させるレ
イアウト項目と適用させないレイアウト項目を任意に選択することもできます。自動レイアウト
をまったく使用したくたい場合は、すべてのレイアウト項目をオフにします。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  7.6 自動改行をご参照ください。
70
2.6 ダイナミックパート
新規パートの作成
さまざまな楽器に合わせて楽譜を再アレンジする必要がある場合、既存の楽譜から新規パー
ト譜を作成すれば、時間を大幅に短縮することができます。ここでは、チェロ譜表からファ
ゴットのパート譜を作成してみましょう。
 まず、新しいドキュメントタブに既存のチェロのパートを開きます。
 [パート] [セットアップ] [楽器をコヒーと変更] を選択します。
 ダイアログが表示され、新しいパートを作成するために楽器を選択できます。
 [検索] テキストボックスに「ファゴット」とタイプし、Return を押してリストのファゴッ
トを選択し、[OK] をクリックします。
新しいファゴットのパートが自動的に作成され、ページの左上の楽器名と[新規タブを開く]リス
トのパート名が更新されます。
また、複数の楽器を含む別のパートを作成したい場合もあるでしょう。
 [パート]  [セットアップ]  [新規パート] を選択します。
 表示されるダイアログで、新しいパート譜が含まれる譜表を選択します。
 左側のリストから[チェロ] を選択し、[パートに追加] をクリックしてから[OK] をクリッ
クします。
新しいドキュメントタブに 2 番目のパート[ビオラ]、[チェロ] が表示されます。
このスコアの楽器は、楽器の変更を追加することによっていつでも変更できます。楽器の変
更はスコアのパートへ追加したり(楽器の持ち替え)
、既存の楽譜を維持したまま別の楽器と
置き換えたりすることができます。
 新たに作成したパートが開いた状態で[ホーム]  [楽器]  [変更](ショートカットは Ctrl +
Shift + Alt+I または I)を選択します。
 もう一度[検索]テキストボックスに「ファゴット」とタイプし、Return を押してリストの
ファゴットを選択し、[OK] をクリックします。
 マウスのポインターが紺青色に変わり、オブジェクトを「持っている」ことを示します。
 一番下の譜表の最初の小節線の左、パートの楽譜の最初の大譜表が始まる前をクリックし
ます。
譜表がファゴットに自動的に変わり、ページの左上の楽器名と[新規タブを開く]リストのパー
ト名が更新されます。
71
プロジェクト 2
 左側のリストから[ビオラ] を選択し、[パートに追加] をクリックします。
プロジェクト 2
ピアノリダクション(要約)の作成
エルガーの抜粋のシンプルなピアノリダクションがいかに簡単に作成できるかをお見せしま
しょう。
 W を押し、フルスコアを表示します。
 [ホーム]> [楽器]  [追加または削除](ショートカットは I)を選択し、[ピアノ] 楽器をス
コアに追加します。
 [Violin I]譜表をトリプルクリックして譜表全体をパッセージとして選択してから、
[Violin II]
譜表を Shift+ クリックして両譜表のすべての小節を選択します。
 [音符入力]  [配置]  [リダクション] を選択します。
 表示されるダイアログで、
[既存の譜表を移動先に使用]を選択し、ドロップダウンリストから
[ピアノ] を選択します。
 [OK] をクリックすると、[リダクション] プラグインにより、2 つのバイオリン譜表が右手
用ピアノ譜表へと要約されます。
 [Viola]譜 表 を ト リ プ ル ク リ ッ ク し て 譜 表 全 体 を パ ッ セ ー ジ と し て 選 択 し て か ら、
[Violoncello]譜表を Shift+ クリックして両譜表のすべての小節を選択します。
 もう一度[音符入力]  [配置]  [リダクション] を選択します。
 今回は、ダイアログのドロップダウンリストから[ピアノ ~(2)] を選択します。
 [OK] をクリックすると、[リダクション] プラグインにより、[Viola]譜表と[Violoncello]
譜表が左手用ピアノ譜表へと要約されます。
これまでに学んだスキルを使ってピアノのパート譜を修正したり、
[音符入力][フレキシタイム] 
[パフォーマンスを再表記] を使用してパッセージを修正してみてもよいでしょう。
[新規タブを開く] リストを見ると、両方のピアノ譜表が含まれた楽譜と共に新しい[ピアノ]
パートが作成されていることが分かります。
[音符入力]  [配置]  [リダクション] は、100 を超える便利なプラグイン(Sibelius の内蔵プ
ログラム言語「ManuScript」で記述された特別機能)の 1 つです。プラグインを使えば、普通な
ら非常に時間のかかる作業が自動で行われるため、繰り返しの多い作業をすばやく処理する
ことができます。
リボンのタブのほとんどに、そのタブ上のタスクに関連したプラグインを実行できる[プラグ
イン]グループがあり、コード記号の追加、旋律へのハーモニーの追加、ハープのペダルの変更、
楽譜の校正など、様々な処理が自動で行えます。また、独自のプラグインを記述することも
可能です。
72
2.7 エクスポート
2.7 エクスポート
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 2]を開き、
[7 エクスポート] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius では、ファイル、スコアのページ、ページ中の一部分を、PDF またはさまざまなグラ
フィックフォーマットでエクスポートすることができます。スコアを MusicXML ファイルと
して共有し、他の楽譜作成プログラムで開くこともできます。また Sibelius からグラフィック
を直接コピー&ペーストすることもできます。さらに、他の人が Sibelius の無償の Scorch プラ
グインを使って楽譜を閲覧、再生、移調、楽器変更、印刷できるようインターネットで楽譜
を公開することもできます。
このセクションでは、Sibelius から別のプログラム(Microsoft Word など)へグラフィックを
コピーしたり、他の楽譜作成プログラムで開くために MusicXML ファイルをエクスポートす
る方法を説明します。
する方法を学びましょう。
 楽譜の最初の大譜表全体が含まれるようパッセージを選択します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [グラフィックを選択](ショートカットは Alt + G または G)
を選択します。楽譜の周りに、ハンドルの付いた点線の枠が表示されます。
 必要に応じて、枠端のハンドルをドラッグして選択範囲を調節します。
 [ホーム]  [クリップボード]  [コピー](ショートカットは Ctrl + C または C)を選択し、
枠内の内容をクリップボードにコピーします。
 Esc キーを押して選択を解除します。
 ペースト先のアプリケーションソフト(Microsoft Word など)を開きます。
 [ホーム] [クリップボード] [貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + V または V)を選択します。
これで完了です。貼り付けたグラフィックが思ったより鮮明でなかった場合は、
[ファイル] 
[環境設定] の[その他] ページで[画像解像度(dpi)] の設定を変更してから上記の操作をやり
直してみてください。
また Sibelius はグラフィックを EPS、SVG、PNG、TIFF、BMP フォーマットのファイルとして
エクスポートできます。詳しくは、
『リファレンスガイド』の  1.12 グラフィックのエクスポート
をご参照ください。
73
プロジェクト 2
他のプログラムへのグラフィックのコピー
それでは、単純なコピー&ペーストを使って楽譜の一部をグラフィックとしてエクスポート
プロジェクト 2
他のプログラムへ MusicXML をエクスポートする
まだ他の楽譜作成プログラムを使っている人と仕事をしている場合は、スコアを MusicXML
ファイルとしてエクスポートすると楽譜を共有できます。
 [ファイル]タブをクリックし、
[エクスポート]を選択し、
[MusicXML]を選択してください。
 次に[圧縮]または[非圧縮]の MusicXML ファイルのどちらをエクスポートするかを選択し
ます。
 [エクスポート] ボタンをクリックして MusicXML ファイルを保存します。
 標準の[保存] ダイアログが表示されますので、ファイルに名前を付けて[保存] をクリッ
クします。
ほとんどの楽譜作成プログラムが、非圧縮 MusicXML ファイルよりも小さくてメールしやす
い圧縮 MusicXML ファイルを開くことができます。もちろん Sibelius は MusicXML ファイルを
エクスポートできるだけではなく、圧縮と非圧縮 MusicXML ファイルをインポートできます。
74
3. プロジェクト 3
プロジェクト 3
プロジェクト 3
76
3.1 キーボードの楽譜
3.1 キーボードの楽譜
このプロジェクトでは、ジャズや商業音楽の作曲に便利な、いくつかの重要な機能について
説明します。複雑なキーボード用の曲の入力、ギター用の記譜、
[アイデア]パネルを使った
楽譜の断片の保存と再利用、テキストと MIDI 入力を使ったコード記号の作成、リピートの使
用とホーンアレンジの作成、オーディオ録音に備えてスコアのサウンドをよりリアルにする
方法などについて説明します。
このプロジェクトの最初のセクションは、このチュートリアルのプロジェクト 1 で説明した
音符の入力方法に基づいて進められます。
Sibelius のフレキシタイム入力を使用して MIDI キー
ボードでより複雑な鍵盤音楽を入力する方法について説明します。
印刷されたスコア
はじめに、
[ファイル]  [開く]
(ショートカットは Ctrl + O または O)を選択し、
[サンプルス
コア]フォルダ内にある[プロジェクトファイル] フォルダの[プロジェクト 3] と名前の付いた
サンプルスコアを見つけます。このスコアを開きます。
「Urbane Filigree」と名前の付いたファ
ンクチューンの完全なアレンジが表示されます。
[ファイル] 
このプロジェクトを通してこのアレンジのプリントアウトが必要となりますので、
[印刷]
(ショートカットは Ctrl + P または P)を選択し、[印刷] ボタンをクリックしてスコ
アを印刷します。
「Urbane Filigree」が印刷されます。印刷されたスコアは、これ以降のアレンジの編集で使用
しますので、そのままお手元に置いておいてください。
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択してから、リストから[1 キーボードの楽譜]
MIDI キーボードを使う
フレキシタイムを使用するには、ご使用のコンピュータに接続されている MIDI デバイスが必要
です。Sibelius での入力と再生を設定するには、
[ファイル]  [環境設定]を選択し、
[入力デバイス]
ページに進みます。
このセクションでは、MIDI キーボードを使用します。MIDI デバイスの入力と再生の設定方
法について、詳しくは『リファレンスガイド』の  3.13 入力デバイスをご参照ください。
フレキシタイムのオプション
ここでは、フレキシタイム入力を使用して、MIDI キーボードを使って複雑な楽曲を Sibelius
で再生する方法について説明します。Sibelius にリアルタイムで音楽を録音したくない場合は、
このチュートリアルのプロジェクト 1 で説明したでステップタイム入力を使用して音楽を入
力することができます。MIDI キーボードをお持ちでない場合、3.2 ギターの楽譜の 77 ページに
進んでください。
[Electric Stage Piano]パート譜の欠けている部分をレコーディングしていきましょう。
最良の結果が得られるよう、右に表示されている[音符入力] [フレキシタイム]
(ショー
トカットは Ctrl + Shift + O または O)のダイアログランチャーボタンクリックし
て[フレキシタイムのオプション] を開きます。
77
プロジェクト 3
バージョンを[現在のバージョンにする] を選択します。[はい] をクリックしてこれを現在の
バージョンにしてから、
[閉じる]をクリックします。
[Electric Stage Piano]と[Electric Guitar]
のパート譜にない楽譜アレンジが表示されます。
プロジェクト 3
[テンポの柔軟性] ドロップダウンリストから[なし(ルバートなし)
] を選択し、
[複数の声部に入力]
チェックボックスをオフにします。
[OK] をクリックしてスコアに戻ります。レコーディン
グしやすいようテンポを落としたい場合は、
[トランスポート]パネルのテンポスライダーを
左端へドラッグします。
両手によるフレキシタイム入力
[Electric Stage Piano]譜表の楽譜がはっきりと読める位置にプリントアウトを置きます(プリント
アウトの譜表の上のコード記号の後に続けて独自のパートを即興で演奏してもかまいません)。
その後、スコア内の隣り合う 2 つの[Electric Stage Piano]譜表の最初の小節を選択します。
上の譜表をクリックしてから、下の譜表を Shift +クリックして両方の譜表を選択します。こう
して、どこからどの楽器をレコーディングするのかを指定します。次のように行います。  [トランスポート]パネルの赤い[レコード]ボタンをクリックするか、
[音符入力][フレキシタ
イム] [レコード](ショートカットは Ctrl + Shift + F または F)を選択します。
 フレキシタイムでは、標準設定では少なくとも 1 小節分のカウントインが挿入されます。です
ので、この場合は 1 小節と 3 拍分のカウントインがアウフタクト小節の前に挿入されます。
 カウントが終わったら、クリックのスピードに合わせて次の 2、3 小節分をスムーズに弾い
てみましょう。演奏するに従い、画面に音符が表示されていきます。
 上の譜表の小節 9 に到達したら、右手の演奏を止めます。
 小節 17 で、[Electric Stage Piano]パート譜の右手の演奏を再開します。
 録音を停止するには、
[トランスポート]パネルの四角い[停止]ボタンをクリックするか、
スペースキーまたは Esc キーを押します。
フレキシタイム入力のレコーディングについて詳しくは、
『リファレンスガイド』の
 3.14 フレキシタイムをご参照ください。
記譜の簡略化プラグイン
フレキシタイムによる記譜が複雑すぎると感じる場合、記譜を簡略化するには、以下の 2 つのプ
ラグインが便利です。
 [音符入力]  [フレキシタイム]  [パフォーマンスの再表記] では、必要のない休符、重複して
いる音符、正確でない音符の長さを修正することができます。プロジェクト 1 で行ったように、
両方の譜表でパッセージを選択してプラグインを実行することにより、フレキシタイム採
譜を再計算し、リズムと見た目においてより簡単なバージョンを作成することができます。
 [音符入力]  [プラグイン]  [プラグイン]  [記譜の簡略化]  [分割点の変更]では、キーボー
ドの譜表の右手と左手の譜表の間で音符が分割される位置を変更することができます。録音さ
れた入力にパッセージがあり、音符が別の譜表にある方が都合がよい場合は、両方の譜表
の楽譜を選択してプラグインを実行します。
間違いがあったら、これまでに学んできた編集テクニックを使って、音価や音高を修正しま
しょう。また、
[音符入力] タブの最後の[プラグイン] メニューから他のプラグインを試して
みることもできます。
プラグインについて詳しくは、
『リファレンスガイド』の  1.22 プラグインの操作をご参照くだ
さい。
78
3.2 ギターの楽譜
3.2 ギターの楽譜
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3]を開き、
[ 2 ギターの楽譜] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー][バージョン][バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択して
から[現在のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius には、ギターの記譜が簡単に行えるようデザインされた数多くのツールと機能が搭載
されています。そのひとつが、ギターのタブ譜を使用した記譜機能です。Sibelius には、タブ
譜を使った記譜が可能な種類の弦楽器すべての情報が含まれており、一般的なギター、4/5/6
弦のベースギター、リュート、バスバラライカなど、楽器の種類に関わらず、記譜する楽器
の正確な弦の数と適切なチューニングが表示されます。音符譜表からギタータブ譜表へ(または
その逆)とコピーすることができます。また、大譜表の途中で標準的な音符譜表からタブ譜
表へと変更することもできます。
このセクションでは、標準的な記譜譜表として楽譜を Sibelius に記録してギタータブ譜へと変
更したり、ギタータブを入力する方法について説明します。
(MIDI ギターをお持ちの場合、Sibelius への音符の入力に MIDI ギターを使用して、このセク
ションを進めてください。その他の場合、MIDI キーボードか、プロジェクト 1 で学んだアル
ファベット入力方法を使用することができます。
)
MIDI ギターを使用する
[使用]チェックボックスがオンになっ
ページ最上部の表からご使用のデバイスの名前を探し、
ていることを確認します。ドロップダウンリストメニューをクリックして[タイプ]値を変更し、
([キーボード] ではなく)
[ギター] を選択してから、弦の数を選択する必要があります。
MID I ギターの入力と再生を設定する方法について詳しくは、『リファレンスガイド』の
 3.13 入力デバイスをご参照ください。
ギターパートの入力
印刷したスコアを参照しながら、楽譜を入力していきます。
ご使用のコンピュータに接続されている MIDI デバイスをお持ちの場合、フレキシタイム入力
を使って小節 20 までのギターパートを録音します。譜表の最初の小節を選択し、
[音符入力] 
[フレキシタイム]  [レコード] を選択するか、
[トランスポート]パネルの赤色の[レコード]
ボタンをクリックします。
その他の場合、任意の音符入力の方法(マウス入力、アルファベット入力、ステップタイム
入力、
[キーボード]パネル、
[フレットボード]パネル)を使用して、小節 20 までの楽譜を
入力します。これらは、オンとオフを切り換える必要のある記譜モードではありません。入力
方法はいつでも変更することができます。
79
プロジェクト 3
このセクションで使用するコンピュータに接続されている MIDI ギター(またはディバイデッド・
ピックアップを持つギターとギター MIDI インターフェイス)をお持ちの場合、Sibelius での
入力と再生を設定する必要があります。これを行うには、
[ファイル]  [環境設定] を選択し、
[入力デバイス] ページに進みます。
プロジェクト 3
ギターのパートが入力できたら、ミュートされている符頭(クロス符頭)を使用するために
音符と和音を変更する必要があります。これを行うには、音符または和音(和音をダブルク
リックするとその和音に含まれるすべての音符が選択できます)を選択し、
[記譜]  [符頭] 
[タイプ] ボタンの上部をクリックして符頭をクロス符頭に変更します。符頭の変更については、
このプロジェクトでさらに説明しています。また、
『リファレンスガイド』の  4.12 符頭をご
参照ください。
タブ譜への変換
Sibelius では、楽器の変更を使って通常の楽譜をタブ譜へと簡単に変換することができます。
 [ホーム] [楽器] [変更]
(ショートカットは Ctrl + Shift + Alt + I または I)を選択します。
 [エレキギター、スタンダードチューニング[タブ]] を選択し、[OK] をクリックします。
 マウスのポインターが紺青色に変わり、オブジェクトを「持っている」ことを示します。
 最初の大譜表の先頭の[Electric Guitar]譜表の最初の小節線の左をクリックします。
音符譜表が 6 弦のタブ譜表に自動的に変更され、すべての楽譜がタブ譜に変わります。Alt+ ク
リックまたは + クリックを使用して、楽譜とこのタブ譜の間でコピーすることができます。
Sibelius では、コピーされた楽譜が譜表タイプに合う記譜に変換されます。
タブ譜の記譜
Sibelius で通常の音符譜表をタブ譜表に変換する方法について説明しました。ここでは、一か
ら楽譜を入力してみましょう。
 ギター譜表の小節 21 の小節休符を選択します。
 Nを押して音符の入力を開始します。テンキーの第 1レイアウトが表示されていることを確認
します(F7 を押して確認します)
。
 [3 0] を(テンキーで)タイプ入力し、8 分休符を入力します。
  を 1 回押し、第 4 弦へと移動して[4]を(今度はメインキーボードで)タイプ入力します。
 テンキーからスタッカートのアーティキュレーションを追加します。
  をタイプ入力して次の位置へと進んでから、
[4]を(テンキーで)タイプ入力して 4 分音
符へ変更します。
  を 2 回押し、第 2 弦へと移動して[1]を(今度はメインキーボードで)タイプ入力します。
 第 1 弦へと移動し、[1] をもう一度タイプ入力します。
次のように表示されます。


1
1
4

4
ここで、最後の 4 小節の覚え書きをタブ譜として入力します。次のように表示されます。


4
1
1
0
0
1
1
4
3
4



X
X
X


X
X
X

1
1
0
0
1
1
4
3
4


X
X
7
5
5
4


0
6
6
4
5
5
3
6
6
4



X
X
X


X
X
X


6
6
4
5
5
3
6
6
4


7
7
6
5
6
6
5
4
ギター譜表を通常の音符譜表へと戻してみましょう。楽器の変更を使用して、譜表を[エレキギ
ター[記譜]] に戻します。
80
3.3 アイデアとドラムの楽譜
3.3 アイデアとドラムの楽譜
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3]を開き、
[3 アイデアとドラムの記譜] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行
うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストか
ら選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このセクションでは、Sibelius の最も強力なクリエイティブツールである[アイデア]パネル
について説明します。このパネルでは、
「アイデア」と呼ばれる任意の長さの音楽の断片を保
存し、後で検索して再使用できます。後で見つけやすくなるよう、アイデアごとに「タグ」
(キーワード)を付けることができます。
Sibelius では、独自のクリエイティビティを簡単にキャプチャすることができるだけなく、さま
ざまな楽器と音楽ジャンルを網羅した 1500 以上の内蔵のアイデアを活用することができます。
インスピレーションや創造力を刺激する斬新な楽想を求めたりするときにぴったりのアイデ
アがすぐに見つかることでしょう。
ここまでにキーボードとギター用の記譜を説明しましたが、このセクションでは、ドラム用
の記譜方法について説明します。パーカッションの記譜を簡単にする[アイデア]パネルを
使用すれば、作業時間を大幅に短縮することができます。
ドラム譜表のスコアへの追加
これまで作業してきたスコアにはドラム譜表がありません。それではドラム譜表を加えてい
きましょう。
 [ホーム]  [楽器]  [追加または削除] を選択するか、ショートカット I を押します。
 [スコア内の譜表] リストに[ドラムセット(ロック)] が表示されます。これをクリックして選
択します。
 [下へ] ボタンを使用して、[ドラムセット(ロック)] が[5 弦ベースギター] と[シンセサイザー]
の間になるよう、順序を変更します。
 [OK] をクリックしてスコアに戻ります。
スコアに追加されたパーカッション譜表が表示され、ドラムパートを記譜することができます。
81
プロジェクト 3
 [ドラムセット(ロック)] を選択し、[スコアに追加] をクリックします。
プロジェクト 3
ドラムのアイデアの試聴
[表示]  [パネル]  [アイデア](ショートカットは Ctrl + Alt + I または I)を選択して、
[アイデア]ウィンドウを表示します。[アイデア]パネルには「簡略」と「詳細」の 2 つの
表示画面があります。標準設定では簡略表示で開かれ、次のように表示されます。
[ライブラリ]
、
[スコア]
、および[すべて]の間で切り替えてみてください。
[ライブラリ]ボタンを
オンにすると、あらかじめ用意されている 2000 以上ものアイデアにアクセスできます。リス
トを上下にスクロールしてみてください。
それぞれのアイデアには、楽譜やその他のオブジェクトの小さなプレビューが表示されます。
通常、1 つの譜表の 2、3 小節分が表示されます(しかし、アイデアに含まれる小節や楽器の
数には制限はありません)。左上にはアイデアの名前、右上には「L」 の文字(アイデアが現
在のスコアにではなくライブラリにある場合)
、左下にはアイデアの拍子記号、右下にはアイ
デアのテンポがそれぞれ表示されます。
アイデアがどのように聴こえるかを試聴する場合は、アイデアをクリックしたままにします。
アイデアはマウスを放すまで繰り返し再生されます。
ウィンドウ上部にさまざまなタグをタイプ入力して、特定のスタイルやジャンルのアイデア
を検索することができます。こうすれば、アイデアのリストから適切なアイデアをすばやく
絞り込むことができます。
タグをいくつか入力してみてください。モータウン、ファンク、ハッピー、メロディー、スローな
ど、いかにさまざまなスタイルとジャンルのアイデアが Sibelius に含められているかがおわか
りになるでしょう。ここで、作成したスコアに適したアイデアをいくつか使用してみましょう。
ウィンドウ上部に入力したタグをクリアし、
[スコア] ボタンをクリックします。リストの最
上部近くに[Urbane Funky Drum Loop 1] が表示されています。
82
3.3 アイデアとドラムの楽譜
アイデアの貼り付け
それでは、このアイデアを使用してみましょう。まず、
[アイデア]パネルの[Urbane Funky
Drum Loop 1] を選択します。このアイデアが枠で囲まれ、選択されていることが分かります。
Ctrl + C または C を押すか、ウィンドウの下部の[コピー] ボタンを押し、これをクリップ
ボードにコピーします。
アイデアをスコアに貼り付ける作業は、他の種類の貼り付け作業と同じ方法で行います。アイデ
アを表示したい場所をスコア内で選択してから[ホーム]  [クリップボード]  [貼り付け]
(ショートカットは Ctrl + V または V)を選択するか、何も選択されていないことを確認し
てから[ホーム]  [クリップボード]  [貼り付け] を選択し、アイデアを貼り付けたいスコア
内の位置をクリックします。また、
[アイデア]パネルの一番下にある[貼り付け]ボタンをク
リックすることもできます。スコアの[Drum Set]譜表の最初の完全小節を選択し、Ctrl+V
または V を押して貼り付けます。
貼り付けたアイデアは、印刷されたスコアのドラム譜表の(アウフタクト小節に続く)最初
の 4 小節に一致しています。
同じ方法で[Urbane Funky Drums 2]アイデアを小節 5 に貼り付け、次の小節を追加するこ
とができます。
ドラム記譜の入力
パーカッション譜表へ入力する際は、これまでに学んだどの音符入力方法を使ってもかまい
ませんが、ドラムの記譜(異なる種類の符頭を使用します)には、ステップタイム入力やフ
レキシタイム入力を使うと、より入力が簡単になります。
小節 6 にドラムパターンを入力していきましょう。
 小節 6 の小節休符を選択し、N を押して音符入力を開始します。
 テンキーの 3 を押し、8 分音符を選択します。
 MIDI キーボードで、譜表上の G を再生します。この音高は、クローズドハイハットに対応
しています。
 符頭がクロス符頭に変わります。

  
 他 3 つの 8 分音符のハイハットを入力します。
 テンキーの 2 を押し、16 分音符を選択します。
 MIDI キーボードで G を 2 回再生し、16 分音符のハイハットを 2 つ入力します。
83
プロジェクト 3
ご使用のコンピュータに接続されている MIDI キーボードをお持ちの場合、(高音部譜表の)
譜表上のラインまたはスペースに対応している音符を再生すると、自動的に正しい符頭が選
択されます。
(接続されている MIDI キーボードをお持ちでない場合、アルファベット入力を
使用して音符を入力し、下の符頭の変更を参照して手動で変更します。
)
プロジェクト 3
この方法で、小節内に残りのハイハットを入力していきます。オープンハイハットを示す○記号
を追加するには、F10 を押してテンキーの第 4 レイアウトを選択してから、
(テンキーの)
[.]を
押します。この[.]キーは、
[ハーモニック / オープン] ボタンに対応しています。[.]キーをも
う一度押すと、○記号が削除されます。音符の入力を続ける前には、F7 を押してテンキーの
第 1 レイアウトに戻すことを忘れないようにしましょう。
Sibelius では、4 つの個別の声部、つまり 4 パート分の音符または和音をひとつの譜表に書き
込むことができます。声部 1(これまで使用してきたもの)は濃い青、声部 2 は緑、声部 3 はオ
レンジ、声部 4 はピンクです。2 つ以上の声部を同時に使用する必要はほとんどありません。
バスドラムとスネアの符尾は常に下向きに、ハイハットは上向きになるよう、バスドラムと
スネアのパターンを加えるために、声部 2 を使用します。
 まず、Esc キーを押し、何も選択されていない状態であることを確認します。
 次に[音符入力]  [声部]  [声部]  [2]
(ショートカットは Alt + 2 または 2)を選択して
声部を切り替えるか、テンキーの一番下のボタンの列の[2] をクリックします。
 テンキーの[2] をクリックして 16 分音符を選択します。
 マウスのポインターが緑色に変わり、声部 2 へ入力されるオブジェクトを「持っている」こ
とを示します。
 次に、小節 6 の先頭の F の位置(譜表上の一番下のスペース)にマウスポインタを置いてク
リックします。

     
   


前回と同じように MIDI キーボードを使用して、小節 6 にバスドラムとスネアドラムのパター
ンを追加します。
声部について、詳しくは『リファレンスガイド』の  3.15 声部をご参照ください。
符頭の変更
アルファベット入力を使用してパーカッション譜表に音符を入力する場合、Sibelius では符頭
が自動的に変更されます。それでは、今度はコンピュータのキーボードを使用して同じパター
ンを小節 7 に入力してみましょう。
 小節 7 の小節休符を選択し、N を押して音符入力を開始します。
 テンキーの 3 を押し、8 分音符を選択します。
 コンピュータのキーボードで G を入力します。譜表の上になるよう確認しましょう。
 R を押して、他 3 つの 8 分音符を入力します。
 テンキーの 2 を押し、16 分音符を選択します。
 コンピュータのキーボードで G を 2 回押し、16 分音符を 2 つ入力します。
残りのハイハットを追加し、バスドラムとスネアのパターンを声部 2 に入力します。

       
        

84
3.3 アイデアとドラムの楽譜
Sibelius では、選択対象をフィルターすることができます。「フィルター」とは、特定の属性
を持つオブジェクトだけを選び出す機能です。それでは試してみましょう。
 小節全体が青色の枠で囲まれるよう小節 7 を選択します。
 [ホーム]  [選択]  [フィルター] を選択し、[声部] カテゴリーの[声部 1] を選択します
(ショートカットは Ctrl + Shift + Alt + 1 または 1)
。
 声部 1 の音符だけ(ハイハットなど)が複数選択されます。
これで、声部 1 内の選択されている音符にのみ編集が適用されるようになります。それでは、
符頭を変更しましょう。
 [記譜]  [符頭]  [タイプ]ボタンの上部をクリックして(ショートカットは Shift + Alt + 1
または 1)
、符頭を変更します。
 すべての音符がクロス符頭に変更されて表示されます。

       
        

別のタイプの符頭を使いたい場合は、
[符頭]  [符頭]  [タイプ]
ボタンの下部をクリックして
[符頭] ギャラリーを開いてください。
符頭について詳しくは、
『リファレンスガイド』の  4.12 符頭をご参照ください。
アイデアのキャプチャ
それではここで、新しいアイデアを作成してみましょう。
[アイデア]パネル内にアイデアを
置く操作を、アイデアの「キャプチャ」と呼びます。
 [ホーム][クリップボード][アイデアをキャプチャ]
(ショートカットは Shift-I)を選択するか、
[アイデア]パネル下部の[アイデアをキャプチャ] ボタン( )をクリックします。
選択した楽譜が[アイデア]パネルにすぐさま表示され、後で再利用することができます。
アイデアの編集
楽譜とタグの両方を編集できます。
アイデアのタグを編集するには、
[アイデア]パネルからキャプチャしたアイデアを選択し、
パネル下部の[アイデア情報の編集] ボタン( )をクリックします(または、リストのアイ
デアを右クリック(Windows)または Control- クリック(Mac)し、表示されたコンテキス
トメニューから[アイデア情報の編集] を選択します)
。ダイアログが表示されます。
 アイデアに新しい名前を付けます。[Urbane Funky Drums 1] と入力しましょう。
 [タグ] ボックスにタグをいくつか入力することもできます。タグの内容や字数に制限はあ
りませんので、アイデアを探すときに見つけやすくなるようなキーワードを書き込んでお
きましょう。
 [カラー]をクリックしてカラーピッカーを表示し、アイデアの新しい背景色を選択します。
ここでも、アイデアを探すときに見つけやすくなるように配色しておきましょう。
 すべての選択が完了したら[OK]をクリックし、
[アイデア情報の編集]ダイアログを閉じます。
85
プロジェクト 3
 小節 7 を選択します。小節が青色の枠で囲まれます。
プロジェクト 3
アイデアの楽譜を編集するには、アイデアを[アイデア]パネルから選択し、ウィンドウ最下
部の[アイデアの編集] ボタン(
)をクリックします(または、コンテキストメニューの
[アイデアの編集]を選択します)
。新しいドキュメントタブが表示されます。アイデアは、スコ
アのように編集することができます。音符 / 小節の追加 / 削除、テキスト / ライン / その他の
マークの追加などの操作を行うことができます。アイデアの編集を終えたら、
[ファイル]  [保存]
(ショートカットは Ctrl + S または S)を選択して保存してから、タブの右の十字をクリッ
クするか、Ctrl+W または W)をタイプしてをタブを閉じ、元のスコアに戻ります。
アイデアに保存されていない変更を破棄する場合は、単にタブを閉じ、変更の保存を確認す
るダイアログが表示されたら[いいえ] をクリックします。
既存のウィンドウ内に新しいドキュメントタブを開
ライブラリーのアイデアの 1 つを開くと、
く代わりに、新しい Sibelius ウィンドウが開きます。これは、別のスコア(この場合はライブ
ラリーのアイデア)用の別のウィンドウを保持しながら、同じスコアの別のビューをタブと
していっしょにしておくためです。
ここで紹介したものは、アイデアに関する操作のほんの一部に過ぎません。ぜひ、
『リファレ
ンスガイド』の  2.3 アイデアをご参照ください。
リピート小節
ドラムや他のパーカッションのパートは、1 小節か 2 小節の長さで繰り返されるパターンに
よって構成されていることがよくあります。このような場合、編曲者は、小節を繰り返しコ
ピーするのではなく、リピート小節記号を記入することが多いのです。こう表記することで、
演奏者は、前の小節とまったく同じパターンを演奏するということを理解することができます。
Sibelius では、演奏者が演奏するようにリピート小節が再生されます。
タンバリンのパートをスコアに加えて、どのように動作するのか見てみましょう。
 [ホーム]  [楽器]  [追加または削除] を選択するか、ショートカット I を押します。
 [パーカッションとドラム] ファミリーの[タンバリン] を選択します。
 [スコアに追加] をクリックします。
 [スコア内の譜表] リストから[タンバリン] を選択し、[下へ] ボタンを使って[ドラムセット
(ロック)] と[シンセサイザー(a)] の間に表示されるよう順序を変更します。
 [OK] をクリックしてスコアに戻ります。
この時点で、楽譜がページに収まるよう楽譜の大きさを変更するか尋ねられます(楽器が増
えたため)
。タンバリンはあまり場所を取らないので、
[いいえ] をクリックします。
スコアに追加されたパーカッション譜表が表示され、ドラムパートを記譜することができます。
次に、
[アイデア]パネルの[スコア]ボタンをクリックし、リストから[Urbane Tambourine 1]
アイデアを見つけます。このアイデアを、小節 9 へコピー & ペーストします。
リピート小節記号を追加するには、タンバリン譜表の小節 10 を選択し、F11 を押してテンキー
の第 5 レイアウトを表示させます。ここで(テンキーの)1 を押して、リピート小節を 1 つ追
加します。小節 16 に到達するまで、1 を何度か押します。
テンキーの第 5 レイアウトからは、2 小節および 4 小節のリピート小節も追加することができ
ます。Sibelius では、さまざまな種類のリピートを再生することができます。
リピート小節について詳しくは、
『リファレンスガイド』の  4.25 リピート小節をご参照くだ
さい。
86
3.3 アイデアとドラムの楽譜
パーカッションのパートの完了
印刷されたスコアを参考に、楽譜の[Drum Set]と[Tambourine]のパートに覚え書きを入
力します。
[アイデア]パネル、リピート小節、複数の声部を使用して、パーカッションの
パートの入力を完了します。
プロジェクト 3
87
プロジェクト 3
3.4 コード記号
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3]を開き、
[ 4 コード記号] バージョンを [現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius では、コード記号は、楽譜のその位置における和音を示す、コードテキストとコード
ダイアグラムの 2 部分から構成されています。コードダイアグラムは、演奏者がどの指でギ
ターのどのフレットのどの弦を押さえるべきなのかを示しており、ときにコードボックス、フ
レットボードグリッド、ギターフレームなどとも呼ばれます。
コード記号は、2 つの方法で入力することができます。スコアに直接入力するか、MIDI デバ
イスで和音の音符を演奏します。その後、コード記号の 2 部分の一方または両方を表示する
かどうかを選択できます。
このセクションでは、コード記号をタイプ入力で入力・編集したり、MIDI コード記号入力を
再生・修正したり、コード記号プラグインを使用する方法について説明します。コード記号
について詳しくは、
『リファレンスガイド』の  5.8 コード記号をご参照ください。
タイプしてコード記号を作成する
Sibelius では、タイプ入力するだけでコード記号をスコアに追加することができます。
 コード記号を置きたい音符または和音の上をクリックします。この例では、
[Electric Stage Piano]
譜表の最初の完全小節を選択します。
 [テキスト] [コード記号] [コード記号]
(ショートカットは Ctrl + K または K)
を選択します。
 選択した音符の上に、点滅カーソルが表示されます。
 表示させたい和音を英語でタイプ入力します。Sibelius では、コード記号が首尾一貫し読み
やすいものになるよう、必要に応じて特殊な記号が自動作成されます。Ab13(#11)を入力
してみましょう。
 スペースキーを押して次の音符または拍へと進むか、Tab キーを押して次の小節の先頭へと移
動します。
特殊なシャープとフラット記号および特殊文字を使って適切なコード記号が作成されます。
この例では、Ab13(#11) と表示されます。
コード記号を入力する一番簡単な方法は、MIDI デバイスで和音を再生して Sibelius に読み取
らせる方法です。
88
3.4 コード記号
演奏してコード記号を作成する
Sibelius では、コードに含まれる音符から 750 以上のコードタイプを認識することができるため、
MIDI キーボード(またはギター)を使用して、コード記号をスコアにすばやく入力すること
ができます。
(和音を演奏して Sibelius に入力するには、ご使用のコンピュータに接続されている MIDI デバ
イスが必要です。接続されている MIDI デバイスをお持ちでない場合、上記の方法でコード記
号をスコアへタイプ入力します。
)
それでは試してみましょう。
 [Electric Stage Piano]譜表の 3 番目の完全小節を選択します。
 [テキスト]  [コード記号]  [コード記号] を選択します。
 最初の音符の上に点滅カーソルが表示されます。
 MIDI キーボードで C メジャーを演奏します。
 C のコード記号が入力され、次の拍へと移動します。
シンプルな三和音から非常に複雑な拡張和音まで、さまざまな和音を演奏することができます。
演奏した和音に対して最も適切なコード記号が、Sibelius により記譜されます。さまざまな組
み合わせの音符を MIDI キーボードで演奏し、どのように記譜されるのか確認してみましょう。
標準設定では、コードのボイシングにより、コードの種類だけではなくコードの記譜の方法
も決まります。たとえば、このコードを転回形で演奏すると、別のベース音を使用するコー
ド記号(D/F# など)が作成されます。Sibelius の和音認識のカスタマイズについて詳しくは、
『リ
ファレンスガイド』の  5.9 コード記号の編集をご参照ください。
プロジェクト 3
89
プロジェクト 3
先ほど作成したコード記号を Ctrl または  を押したまま選択して削除するか、
[元に戻す]を使っ
てスコアから削除します。それでは、「Urbane Filigree」で使用されている和音のコード記号
を入力していきましょう。これらの和音は非常に複雑です。対応するコード記号を書き込む
ために再生する必要のある音符は次のとおりです。
A¨13(#11)









D¨13(#11)



F7½

  























D¨7½



F©Ø7

G¨13(#11)



B¨‹7
A¨Ø7







 






 











E¨13(#11)







 


 

 
















A¨13[áÁ]



B13(b9)







E‹9
G¨/A¨
B7(#5)







A13(#11)











F13(#11)



E13(#11)

 






印刷されたスコアを参考に、コード記号のスコアへの追加を完了させます。MIDI キーボード
で和音を再生するか、和音名をタイプ入力するか、好みの方法で追加します。
90
3.4 コード記号
既存の音高からコード記号を作成する
同様に、Sibelius は既存の音符を分析することによって和音を認識できます。音符を含む範囲
を選択すると、
ウィンドウの一番下のステータスバーに選択された音符(一定の範囲の楽譜を
選択した場合は最初の音符または和音)の音高が表示されます。また、選択範囲の最初のすべ
ての音符(必要に応じて複数の譜表にわたる)から成る和音がコード記号として表示されます。
それでは試してみましょう。
 5 弦ベースギター譜表の 9 の最初の音符を選択します。
 Shift を押さえ、エレキギターのパートの小節の最初の和音を選択します(エレクトリック
ステージピアノ譜表のすべても選択されます)
。
 ウィンドウの一番下のステータスバーの[和音] 情報に[Bbm7]が表示されます。
この同じ分析結果を使ってスコアにコード記号を追加することもできます。パッセージを選
択して[テキスト]  [コード記号]  [音符から追加]を選択すると、選択された音符から計算され
たコード記号の頻度と場所に対する様々なオプションが選択できるダイアログが表示されます。
同等のコードテキスト
Sibelius では、音高の組み合わせに対して最適なコード記号が自動的に選択されますが、別の
コードタイプを表示させたい場合があるかもしれません。同じ音程のパターンで他にどのよ
うな和音があるのかどうかを確認するには、変更したいコード記号(1 つまたは複数)を選択
してから[テキスト]  [コード記号]  [同等のコードテキスト](ショートカットは Ctrl + Shift + K
または K)を選択するか、右クリック(Windows)または Control +クリック(Mac)し、
[コード記号] サブメニューから[同等のコードテキスト] を選択します。
たとえば G#7 を Ab7 へ変更する方法については、下のコード記号の異名同音を参照してください。
プロジェクト 3
以下を試してみましょう。
 [Electric Stage Piano]譜表の最初の小節の和音 Ab13(#11) を選択します。
 Ctrl+Shift+K または K を入力して、次の同等のコードテキストへと変更します。
 コードタイプが D7[ïíî Î]/G# へと変更されます。
 Ctrl+Shift+K または K を入力して、次のコード記号へと変更します。
 コードタイプが Ab7[#11'13] へと変更されます。
 この方法で、Ab13(#11) へと再び戻るまでコードテキストを変更していきます。
このように、Sibelius により好みのコードテキストが選択されなかった場合や、再生したボイ
シングにより別の種類の和音が推奨された場合にも、コード記号のコードテキストを簡単に
変更することができます。
ここで、入力した和音がすべて正確に記譜されているかどうかを確認する必要があります。必要
に応じて、Ctrl+Shift+K または K を入力して変更します。既存のコード記号を編集する
には、コード記号をダブルクリックするか、変更したいコード記号を選択してから(メイン
キーボードの)Return キーを押します。その後、MIDI デバイスで和音を再生するか、正しい
テキストを英語で入力します。
91
プロジェクト 3
コード記号の異名同音
Sibelius では、直前の調号に従って和音が自動的に「表記」されますが、ときに、あるコード記
号の異名同音のコードタイプを変更しないでコード記号のルートを変更したい場合があります。
どの様にするか見てみましょう。
 異名同音に書き換えたいコード記号を選択します。
 [テキスト]  [コード記号]  [コード記号の異名同音] を選択します。
 コード記号のルート(および、スラッシュを付けて表記される和音の場合、いずれかの交
互ベース音)が、異名同音で書き換えられます。
コード記号のコピー
ここまで、コード記号をキーボード譜表に表示する方法を見てきましたが、Sibelius では、コー
ド記号を他の楽器にコピーすると、コードダイアグラムを表示するかどうかが判別され、移調す
るスコアに正確な移調が表示されるよう、コードダイアグラムが自動更新されます。
先ほど入力したコード記号をコピーしてみましょう。
 [Electric Stage Piano]の一番上の譜表をトリプルクリックし、スコア全体を通してこの譜表
を選択します。
 [ホーム]  [選択]  [フィルタ] を選択し、[テキスト] カテゴリーの[コード記号] を選択し
てコード記号だけを選択します。
 [Electric Guitar]譜表の最初の完全小節の先頭を Alt+ クリックまたは + クリックし、コー
ド記号をギター譜表へとコピーします。
 [4-string Bass Guitar]譜表の最初の完全小節の先頭を Alt+ クリックまたは + クリックし、
コード記号をベースギター譜表へとコピーします。
コード記号は、複数の譜表にわたって複数コピーすることができます。Ctrl+C または C を
押し、複製したいコード記号をクリップボードへコピーしてからコピー先の譜表を選択し、
Ctrl+V または V を押します。
コードダイアグラムのリボイス
Sibelius では、ギター譜表に表示されているコード記号のすべてにコードダイアグラムが自動
的に割り当てられます。6 弦ギターのスタンダードチューニングに対してあらかじめ用意され
ているコードダイアグラムから演奏しやすいものが選択されるか、和音に含まれる音符に合
わせて自動計算されます。つまり、特殊なギターチューニングを使用する場合でも、Sibelius
では特定のコードタイプに対する演奏可能なダイアグラムを幅広く選択できます。
標準設定で選択されるコードダイアグラムは、任意に変更できます。MIDI デバイスを演奏す
る際に選択されるコード記号も、同じように変更できます。これを行うには、コードダイア
グラムを変更したい 1 つまたは複数のコード記号を選択し、
[テキスト]  [コード記号]  [コード
ダイアグラムをリボイス]
(ショートカットは Ctrl + Shift + Alt + K または K)を選択するか、
右クリック(Windows)または Control- クリック(Mac)して、
[コード記号] サブメニューから
[コードダイアグラムをリボイス] を選択します。
92
3.4 コード記号
以下を試してみましょう。
 [Electric Guitar]譜表の最初の小節の和音 Ab13(#11) を選択します。
 Ctrl+Shift+Alt+K または K を押し、表示されているコードダイアグラムのボイシング
を変更します。何度か繰り返し試してみて、どのようなボイシングが選択できるか確認し
てみましょう。
標準設定のコードタイプまたはコードダイアグラムを設定する方法、および、コード記号の
外観を変更する方法について、詳しくは『リファレンスガイド』の  5.8 コ ー ド 記 号 と
 5.9 コード記号の編集をご参照ください。
コード記号プラグイン
Sibelius には、コード記号を操作するのに非常に便利なプラグインがいくつか搭載されています。
これらは、リボンの[テキスト] タブの最後の[プラグイン] ギャラリーの[コード記号] カテゴ
リーにあります。
既存のコード記号から簡単な伴奏を追加するには、
[プラグイン]  [コード記号]  [コード記号
の音符化] を動作させます。このプラグインは、スコア内のコード記号を使用して、さまざま
なスタイルのピアノまたはギター伴奏を作成します。
プロジェクト 3
93
プロジェクト 3
3.5 リピートとコーダ
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3] を開き、
[5 リピートとコーダ]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このセクションでは、リピート小節線、1 番括弧、2 番括弧、コーダを使用して楽譜の表記を
変更する方法について説明します。Sibelius では、スコアを再生すると、これらの一般的なリ
ピート指示すべてが演奏者が演奏するとおりに再生されます。
リピート小節線
リピート小節線を使って、この楽曲の最初の 4 小節をリピートさせてみましょう。まずは、リ
ピートされる部分の最後にリピート小節線を追加します。
 小節 4 の最後の小節線をクリックします。紫色に変化し、選択されていることが示されます。
 [記譜]  [共通]  [小節線] ギャラリーを開きます。
 リストから[リピート終了] を選択します。
 小節線がリピート小節線に変化し、リピートされる部分の終了位置を示します。
この場合、演奏者はここからスコアの先頭へと戻り、繰り返して演奏します。リピートには、
アウフタクト小節も含まれます。リピートされる部分の開始位置を作成するには、別のリピー
ト小節線を作成する必要があります。
 [記譜]  [共通]  [小節線] ギャラリーから[リピート開始] を選択します。
 マウスのポインターが紺青色に変わり、オブジェクトを「持っている」ことを示します。
 最初の小節の先頭の小節線をクリックし、リピート開始小節線を配置します。
 Esc キーを押してすべての選択を解除してから P を押し、スコアを先頭から再生します。
これで、小節 4 まで再生されると、小節 1 へと戻って再生されるようになります。
1番括弧と2番括弧
作曲者や編曲者は、より複雑なリピートには 1 番括弧と 2 番括弧を使用します。1 番括弧は 1
回目のリピート時のみ、2 番括弧は 2 回目のリピート時にのみ演奏されます。Sibelius では、1 番
括弧と 2 番括弧のラインは大譜表ラインとなり、
プロジェクト 2 で使用したテンポラインと同じ
ように動作します。
1 番括弧と 2 番括弧を使ったリピートを作成してみましょう。1 回目のリピートの終止として
使用するために、小節を 1 つ挿入する必要があります。
 先ほど追加したリピート終了小節線を選択し、Delete キーを押して削除します。
 いずれかの譜表の小節 4 を Ctrl+ クリックまたは + クリックして大譜表を選択します。すべ
ての譜表を囲む紫色の二重の枠が表示されます。
 Ctrl + C または C をタイプして、その小節のすべての楽器の楽譜をコピーします。
 [Trumpets in Bb]譜表の小節 8 を選択します。この小節を、2 回目のリピートの終止として
使用します。
94
3.5 リピートとコーダ
 Ctrl + V または V をタイプして、コピーした小節をスコアに貼り付けます。新しい小節が既
存の小節の間に挿入され、小節 8 になります。
 この小節が選択されている状態で L を押し、[記譜]  [ライン]  [ライン] ギャラリーを開
きます。
 [共通] カテゴリーの[1 番括弧] ラインを選択して小節 8 へラインを追加します。
1.


 
   
 
f
 

 
  


  
f
ラインはスコアの一番上に追加されましたが、それぞれのパートの小節 8 の上に表示されます。
それでは、リピート終了小節線と 2 番括弧追加して、リピートを完成させましょう。
 小節 8 の最後の小節線をクリックします。紫色に変化し、選択されていることが示されます。
 [記譜]  [共通]  [小節線] ギャラリーから[リピート終了] を選択します。
 小節線がリピート小節線へと変化します。
 [Trumpets in Bb]小節 9 を選択します。
 L を押して[記譜]  [ライン]  [ライン] ギャラリーを開きます。
 [共通] カテゴリーの[2 番括弧] ラインを選択して小節 8 へラインを追加します。
ライン同士が重なり合わないよう縮めるには、マウスを使ってラインの端をドラッグするか、
 または  キーを使用します(より大きなステップでドラッグするには、Ctrl キーまたは 
キーを押しながら操作します)
。


 
   
 
f
 

 
f
 


 
2.
  
 


     

     


     
      
プロジェクト 3
1.
    


  
  

コーダとダルセーニョ(D.S.)のリピート
コーダとダルセーニョ(D.S.)を使ったリピートを作成してみましょう。小節 22-25 をコーダ
部分に変化させます。
 小節 22 の先頭の小節線を選択します。
 [記譜]  [共通]  [小節線] ギャラリーの[複縦線] を選択して複縦線を追加します。複縦
線は、ある部分の終了位置を示します。
 [レイアウト] [ブレーク] [大譜表の分割]を選択し、複縦線の後に間隔を空けます。Sibelius により、音部記号、調号、括弧が自動的に再記述されます。
 [Trumpets in Bb]譜表の小節 22 の先頭の休符を選択します。
 [テキスト] [改行] [大譜表を分割]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[テンポ]を選択します。
 右クリック(Windows)または Control+ クリック(Mac)して、用語メニューを表示します。
 推奨される用語と記号のリストから、2 つのセーニョ記号のうち最初の記号(Ø)を選択します。
 Coda とタイプ入力し、Esc キーを押します。
95
プロジェクト 3
それでは、ダルセーニョを追加しましょう。こうして、小節 21 の末尾に到達したら小節 1 へ
と戻ることを演奏者に指示します。
 小節 21 の末尾の複縦線を選択します。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[リピート(D.C./
D.S./To Coda)] を選択します。
 右クリック(Windows)または Control+ クリック(Mac)して、用語メニューを表示します。
 推奨される用語と記号のリストから、[D.S. al Coda] を選択します。
 Esc を押して選択を解除します。
 いずれかの譜表の小節14をCtrl+クリックまたは-クリックして大譜表を選択します。すべて
の譜表を囲む紫色の二重の枠が表示されます。
 Z を押して[記譜]  [シンボル]  [シンボル] ギャラリーを開きます。
 [共通] カテゴリーからセーニョ($)を選択してスコアにシンボルを作成します。
 譜表の上のシンボルを、小節の末尾の適切な位置へとドラッグします。
(シンボルと他のオ
ブジェクトの違いは、シンボルでは Sibelius の配置ルールを無視してその位置を自由に変更
することができる点です。
)
最後に「To Coda」指示を追加しましょう。こうして、小節 4 の末尾に到達したら小節 1 へと
戻ることを演奏者に指示します。
 小節 4 の最後の小節線を選択します。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル]ギャラリーの[共通]カテゴリーから[リピート(D.C./
D.S./To Coda)] を選択します。
 右クリック(Windows)または Control+ クリック(Mac)して、用語メニューを表示します。
 推奨される用語と記号のリストから、[To Coda] を選択します。
 Esc を押して選択を解除します。
スコアを再生すると、追加されたリピートに従って再生されます。リピートの使い方につい
て詳しくは、
『リファレンスガイド』の  6.9 リピートをご参照ください。
96
3.6 アレンジと再生
3.6 アレンジと再生
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3]を開き、
[6 アレンジと再生] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択し
てから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このセクションでは、Sibelius のアレンジツールについて説明します。アレンジ機能は、別の
楽器に対して楽譜を自動的に再アレンジする機能です。スコアの再生に使用されるサウンド
を変更したり、エフェクトを追加したり、スコアからオーディオファイルを作成する方法に
ついても説明します。
弦楽器の伴奏の追加
「Urbane Filigree」スコアの[Synthesizer]パートを使って、弦楽器の伴奏を作成してみましょう。
 [ホーム]  [楽器]  [追加または削除](ショートカットは I)を選択し、弦楽器パートをスコ
アへ追加します。
 [弦楽器]カテゴリーの[Violin 1]をクリックして選択し、Ctrl または  を押さえて[Violin 2]、
[Viola]、
[Violoncello] を選択します。
 [スコアに追加] をクリックして、選択されているすべての楽器をスコアに追加します。
 [OK] をクリックしてスコアに戻ります。
 この時点で、楽譜がページに収まるよう楽譜の大きさを変更するか尋ねられます(楽器が
増えたため)。
[Synthesizer]譜表はすぐに削除しますので[いいえ]をクリックしてください。
多くの時間を節約することができます。この機能を使えば、どのような種類の音楽も素早く
簡単に作曲できます。
 [Synthesizer]譜表の小節 10 の空の部分をクリックして選択します。
 次に、別の[Synthesizer]譜表の最後の小節を Shift- クリックし、両方の譜表が青色の枠で
囲まれるようにします。
 Ctrl + C または C をタイプしてクリップボードへ楽譜をコピーします。
 [Violin 1]譜表の小節 10 を、譜表の空の部分をクリックして選択します。
 [Violoncello]譜表の小節 10 を Shift+ クリックして、弦楽器譜表をすべて選択します。
 [音符入力]  [配置]  [配置]ボタン(ショートカットは Ctrl + Shift + V または V)の上
部をクリックします。
 表示されるダイアログで[標準アレンジ] を選択し、[OK] をクリックします。
スコア内の弦楽器譜表で楽譜がアレンジされ、パートが楽器に振り分けられます。
アレンジ機能を使えば、任意の数の譜表からなる音楽を、別の任意の数の譜表へとコピーす
ることができます。ピアノのパートを要約(ピアノリダクション)したり、和音を複数の譜
表へと拡散(エクスプロード)させたりすることができます。なによりも、アレンジの優れ
た機能を使用すれば、さまざまなスタイルやアンサンブルのアレンジや楽器編成が簡単に行
えるようになります。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  3.16 アレンジをご参照ください。
97
プロジェクト 3
Sibelius のアレンジ機能は、編曲やオーケストレーションの手助けするために設計されており、
プロジェクト 3
スコアのミキシング
プロジェクト 1 で説明したとおり、
[ミキサー]パネルは、スコアの再生をコントロールする非
常にパワフルなツールです。スコア内の各楽器の再生に使用されるサウンドを変更したり、
リバーブやコーラスなどのエフェクトを追加したり、特定のパラメータを編集して各楽器の
サウンドやスコア全体のミックスを調整することができます。
こ こで はまず、先ほど 弦楽器 セクシ ョン のアレ ンジに 使用し、もう必 要の なくな った
[Synthesizer]譜表を、ミキサーを使ってミュートしてみましょう。
 M を押して[ミキサー]パネルを開きます。
 [Synthesizer (a)] と[Synthesizer (b)] 譜表ストリップを見つけます。
 各ストリップの中程にある[ミュート] ボタン( )をクリックすると、その譜表がミュー
トされます([ミュート] ボタンが表示されていない場合は、
[ミキサー]パネルがフルサイ
ズで表示されているか確かめてください)
。
 もう一度クリックすると完全にミュートされます。
スコアを再生してみましょう。弦楽器のパートが[Synthesizer]サウンドに置きかわっている
のが聞き取れるはずです。
譜表ストリップのボリュームを調整し、弦楽器の各パートのバランスを調整します。弦楽器
セクション全体のボリュームを変更したい場合は、
[ミキサー]パネルの右側のグループスト
リップを使います。スコア内の楽器の各ファミリーに対してグループストリップがあります。
これらを調整すると、その楽器ファミリー全体の相対的なボリュームとパンを変更すること
ができます。
グループストリップが表示されていない場合は、
[ミキサー]パネルの左側の[グループ表示 /
非表示] ボタン(
)をクリックしてオンにしてください。
98
3.6 アレンジと再生
楽器のサウンドの変更
Sibelius でそれぞれの楽器を再生するのに、ご使用のコンピュータで使用可能なサウンドのうち、
どのサウンドを使用するかを選択することができます。アンサンブルではなくソロ楽器を使
用するよう、弦楽器のサウンドすべてを変更してみましょう。こうすることで、より小さな
スコアとなり、くつろいだ雰囲気になります。
 [ミキサー]パネルがフルサイズで表示されていることを確かめます。
 [Violin 1] 譜表ストリップを見つけます。
 ストリップ上部の 3 つのディスプレイの中央に Sibelius Player 再生デバイス(S. Play)が表示
されていることを確かめます。
 現在の表示([Violins])の隣の矢印をクリックします。
 表示されるメニューには、Sibelius で使用可能な再生デバイスが表示されます。ここでは、
Sibelius 7 Sounds を使用しましょう。
 [Sibelius 7 Sounds] [Strings] [Violin] [Violin 1 Solo] を選択し、ソロバイオリンのサ
ウンドへ変更します。
プロジェクト 3
[Violin 2]
、
[Viola]
、
[Violoncello]譜表を同じように変更します。それぞれ、
[Violin 2 Solo]、
[Viola 1 Solo]、
[Cello 1 Solo] の各サウンドを使用します。
スコアを再生して違いを聴いてみましょう。新しいサウンドに合うよう、バランスを調整す
るとよいでしょう。
99
プロジェクト 3
エフェクトのパラメーター
それぞれの楽器のサウンドには、最大 6 つのパラメーターがあります。パラメーターは、譜
表ストリップを拡大表示すると表示されるフェーダーでコントロールします。楽器がその他
のパラメーターを持っている場合は、譜表ストリップの一番下に矢印ボタン( )が表示さ
れます。このボタンをクリックすると、エフェクトのその他のパラメーターが表示されます。
いずれかの矢印ボタンを Shift- クリックすると、
[ミキサー]パネルのすべての譜表ストリッ
プが拡大表示されます。
フェーダーを調整し、さまざまなエフェクトを変更して、Sibelius での再生がどのように変化す
るのか聴いてみましょう。標準設定に戻すには、フェーダーをダブルクリックします。
(これは
パンつまみ、ボリュームフェーダー、リバーブとコーラスのスライダーに対しても行うこと
ができて便利です。
)
ミキサーを使って Sibelius の再生を変更する方法について詳しくは、
『リファレンスガイド』の
 6.3 ミキサーをご参照ください。
スコアから楽器を削除する
弦楽器のパートを追加したため、このスコアには[Synthesizer]が不要になりましたので削
除します。スコアから楽器を削除する方法は 2 つあります。
 楽器の譜表をトリプルクリックしてスコアの初めから終わりまで選択し、Delete を押します
(これは単一の譜表の楽器を削除するときに手軽な方法です)
。
 [ホーム]  [楽器]  [追加または削除]を選択し、
[スコア内の譜表]リストから削除するすべての
楽器(この場合は[Synthesizer (a)] と[Synthesizer (b)]) を選択します。
[スコアから削除]
をクリックしてこれらを削除し、本当に削除してよいか尋ねられたら[はい]をクリックします。
[OK] をクリックしてスコアに戻ります。
後者は複数の楽器を一度に削除したい場合に便利です。
100
3.6 アレンジと再生
オーディオファイルのエクスポート
Sibelius 7 Sounds などの VST/AU バーチャルインストゥルメントを使えば、クリック 1 つでス
コアをオーディオファイルとしてエクスポートすることができます。オーディオファイルは、
CD に直接書き込んだり、MP3 などの他のフォーマットに変換することができます。これらを
利用すれば、楽曲の雰囲気を伝えたり、練習時の伴奏として使用するために、指揮者や演奏
者に録音物を提供することができます。
「Urbane Filigree」のオーディオファイルをエクスポートしてみましょう。
 [ファイル]  [エクスポート]  [オーディオ] を選択します。
 [オーディオのエクスポート] パネルの[再生ライン] オプションの下の[先頭からエクスポート]
が選択されていることを確かめます。
 [エクスポート] ボタンをクリックします。
 オーディオファイルのファイル名を選択し、[保存] をクリックします。
 スコアがオーディオファイルとして録音され、スコアと同じフォルダ内に保存されます。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  1.11 オーディオファイルのエクスポートをご参照くださ
い。
プロジェクト 3
101
プロジェクト 3
102
4. プロジェクト 4
プロジェクト 4
プロジェクト 4
104
4.1 ワークシートの設定
4.1 ワークシートの設定
このプロジェクトでは、Sibelius の教育機関用の機能の使用方法について説明します。この機
能では、ワークシートや教材を作成し、Sibelius の教室での使用を管理することができます。
このプロジェクトの最初のセクションでは、Sibelius でワークシートを設定し、後で活用でき
るようにテンプレートとして保存します。スコア全体に使用されるテキストフォントを変更
したり、さまざまな種類のテキストのプロパティを編集する方法についても説明します。
ワークシートクリエータ
広範な領域をカバーするワークシートクリエータ機能(
『リファレンスガイド』の
 1.20 ワークシートクリエータ参照)では、あらゆるレベルの生徒用のワークシート、練習問
題、ポスター、フラッシュカード、参考資料などの教材を作成することができます。ワーク
シートを作成する際は、用途に適したワークシートがワークシートクリエータにすでに用意
されていないかどうか、作成を始める前に確認してください。
適したワークシートがない場合は、ワークシートクリエータのテンプレートを利用しましょう。
さまざまなフォーマットのテンプレートが用意されており、空の小節に音符などを入力して
いくだけでワークシートを作成することができます。これだけで大幅に作業時間を短縮でき
ますので、適したテンプレートがある場合は、新しいワークシートをゼロから作成するので
はなく、テンプレートを活用しましょう。
(テンプレートを使用するには、
[ファイル]  [教育]を選択し、
[ワークシートクリエータ]ボタンを
クリックすると表示されるダイアログで[テンプレート] を選択し、
[次へ] をクリックします。
使用可能なワークシートテンプレートのリストが左側に表示されます。ここでは独自のワー
クシートを作成していきますので、
[キャンセル] をクリックしましょう。
)
新規ワークシートの作成
テンプレートを使わずワークシートをゼロから作成したい場合、Sibelius で使用可能なレイア
ウトツールについて知っておく必要があります。レイアウトツールでは、主に譜表間隔、改行、
改ページを調整します(これらについてはプロジェクト 2 で詳しく説明しています)
。
まず、新規スコアを設定します。
 [ファイル]  [新規] を選択します。
 [クイックスタート] が表示され、[新規スコア] タブが表示されます。
 [空白] 譜面用紙を選択し、[楽器の変更] をクリックします。
 表示されたダイアログで、使用できる楽器のリストから[名前なし(高音部譜表)] を見つけます。
これは[その他] カテゴリーにあります。
 [スコアに追加] をクリックしてから[OK] をクリックします。
 [作成] をクリックして[クイックスタート] ダイアログを閉じ、スコアを作成します。
105
プロジェクト 4
これまでに学んだスキルと、ここで新しく学ぶスキルを使って、ワークシートテンプレート
のサンプルを作成し、ワークシートクリエータにテンプレートとして追加しましょう。
プロジェクト 4
次のように表示されます。
それでは、小節をいくつか追加して、最初のページレイアウトを作成しましょう。
 [ホーム]  [小節]  [追加]ボタンの下部をクリックし、
[複数または変則的な小節を追加]
(ショー
トカットは Alt + B または B)を選択します。
 表示されるダイアログで、[小節数] を[43] に設定し、[OK] をクリックします。
 マウスのポインターが紺青色に変わり、オブジェクトを「持っている」ことを示します。
 スコア内の任意の位置をクリックし、新しい小節を追加します。
 Esc キーを押し、すべての選択を解除します。
 [レイアウト]  [改行]  [自動改行] を選択します。
 表示されるダイアログで、
[自動改行を使用する]をオンにし、
[改行の単位 : 4 小節ごと]を選択
します。
 [OK] をクリックすると、スコアのレイアウトがすぐさま更新されます。
ここでは、2 点を調整する必要があります。
 リボンの[テキスト] タブの[番号付け] グループで、[小節番号を付けない] に設定します。こう
設定すると、小節番号がワークシートに表示されなくなります。
次に[記譜ルール] ダイアログの[譜表] ページを開きます。右に表示されている [レイア
ウト] [譜表の間隔]のダイアログランチャーボタンをクリックします。表示される[記
譜ルール] ダイアログでは、スコア内の設定をさまざまに変更することができます。1 つ
の音符またはオブジェクトに変更を加えると、スコア内にある同じ種類の音符または
オブジェクトすべてにその変更が適用されます。
 [ページが少なくとも全体の n% になったら譜表を揃える]を[100%]に設定します。ページ
が埋まるとページ全体にわたって譜表が垂直方向に等間隔で自動配置されるため、このよ
うに設定するとワークシートのレイアウトを行う際、譜表の水平位置を完全にコントロー
ルすることができます。
106
4.1 ワークシートの設定
垂直位置の均等配置は、ここで行ったようなワークシート、試験用紙、その他の特殊な楽譜
例を作成する場合にのみオフにしてください。その他の種類のスコアを作成する場合には、垂直
位置の均等配置を常にオンにしておきましょう。時間があれば『リファレンスガイド』の
 7.3 譜表の間隔のアドバイスをお読みください。
[OK] をクリックし、
[記譜ルール] ダイアログを閉じます。
すべての小節が 1 枚の A4 用紙に収まるよう、譜表のサイズを調整することもできます。
 [レイアウト]  [ドキュメントセットアップ]  [譜表サイズ] の値を 6mm に変更します。
テキストの追加
タイトルと、生徒が自分の名前を書き込むためのプレースホルダテキストを追加してみま
しょう。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル] ギャラリーの[共通] カテゴリーから[タイトル] を選
択します。
 マウスのポインターが紺青色に変わり、オブジェクトを「持っている」ことを示します。
 最初のページの最上部をクリックし、「SCALES AND ARPEGGIOS」とタイプします。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
 ギャラリーの[共通] カテゴリーから[サブタイトル] を選択します。
 最初のページの最上部をクリックし、「ワークシート 1」とタイプします。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
 ギャラリーの[ヘッダーとフッター]カテゴリーから[ワークシートのヘッダ(先頭ページ、右)](この
カテゴリーの最後のテキストスタイル)を選択します。
 最初のページの最上部をクリックし、
「名前 : __________」とタイプ入力し、Return キーを
押して改行します。
 「クラス : __________」とタイプ入力します。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
次のように表示されます。
氏名: __________
クラス名: __________
音階とアルペジオ
プロジェクト 4
ワークシート1
&
∑
∑
∑
∑
107
プロジェクト 4
テキストフォントを変更する
分かりやすく読みやすいフォントが使用されるよう、このワークシートのテキストを変更し
ましょう。スコアのすべてのテキストの基本的なプロパティを変更するには、
[単純テキスト]
テキストスタイルを編集します。他のすべてのテキストスタイルは、このフォントのサイズ、
位置、その他の特徴を継承します。
 [テキスト] [スタイル] [スタイル]のダイアログランチャーボタンをクリックします。
これで[テキストスタイルの編集] ダイアログ開きます。
 [スタイル] リストの[単純テキスト] を選択し、[編集] をクリックします。
 ドロップダウンリストから[Verdana]を選択してフォントを変更し、
[OK]をクリックし、
[閉じる] をクリックしてスコアに戻ります。
テキスト表示がこのように変化します。
氏名: __________
クラス名: __________
音階とアルペジオ
ワークシート1
&
·
·
·
·
テキストスタイルの編集
特定の種類のテキストのプロパティを変更したい場合、テキストスタイルを編集する必要が
あります。これにより、ある種類のテキストのフォント、サイズ、位置、その他の特性が特
定されます。
これまで設定してきたワークシートの[タイトル]と[サブタイトル]のテキストスタイル
を編集し、テキストがページの左に揃えられるようにします。
 タイトルをクリックして選択します。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル] のダイアログランチャーボタンをクリックして[テキ
ストスタイルを編集] ダイアログを開きます。
 テキストスタイルの一覧で[タイトル] が選択されていることを確認してから[編集] をク
リックします。
 [水平位置] ページで、[ページに揃える] から[左] を選択し、[OK] をクリックします。
 テキストスタイルの一覧から[サブタイトル] を選択し、[編集] をクリックします。
 [一般] ページで、[斜体] をオンにします。
 [水平位置] ページで、[ページに揃える] から[左] を選択し、[OK] をクリックします。
 [閉じる] をクリックしてスコアに戻ります。
氏名: __________
クラス名: __________
音階とアルペジオ
ワークシート1
&
108
·
·
·
·
4.1 ワークシートの設定
ワークシートテンプレートへの追加
このスコアを、ワークシートクリエータのテンプレートに加えましょう。テンプレートに加
えれば、後で使用することができ、テンプレートを準備する時間を短縮することができます。
 [ファイル]  [教育] を選択し、[ワークシートを追加] ボタンをクリックします。
 [タイプ] オプションから[テンプレート] を選択し、ワークシートに名前([スケールとアルペ
ジオ] など)を付けます。
 どのようなテンプレートなのかが後でも分かりやすいよう、その他の情報を付け加えたい
場合は、[説明(教師用)] ボックスにタイプ入力します。
 [OK] をクリックし、ワークシートをテンプレートリストに追加し、スコアに戻ります。
次に[ワークシートクリエータ]を開き、テンプレートのリストを表示すると、作成した[スケー
ルとアルペジオ] テンプレートがリスト内に表示されます。
プロジェクト 4
109
プロジェクト 4
4.2 スケールとアルペジオ
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 4]を開き、
[2 スケールとアルペジオ]バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行う
には、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから
選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このセクションでは、プラグインを使用して、同じ種類のスケールを簡単に作成する方法に
ついて説明します。作成したスケールは、練習、校正、評価に使用できます。音高を G# から Ab
へ異名同音に変更したり、音高を再入力してスケールの種類を変更する方法についても説明
します。これらのツールすべてを使用することで、さまざまなスケールシートを簡単に作成
することができます。
スケールの追加
Sibelius のパワフルなプラグインを使えば、ほんの数クリックであらゆる調のスケールシートを
作成することができます。この作業は、このプロジェクトで作成するワークシート練習の基
本となります。すべての調の長音階を追加してみましょう。
 [ホーム]  [プラグイン]  [プラグイン]  [その他]  [スケールとアルペジオ] を選択します。
 表示されるダイアログで、
[スケールとアルペジオを現在のスコアに追加]が選択されていること
を確認してから[次へ] をクリックします。
 ドロップダウンメニューから[長音階] を選択し、[次へ] をクリックします。
 スコアに追加されるスケールのさまざまなオプションを選択するダイアログが表示されます。
スケールの表示方法(上行または下行)
、オクターブの幅、開始音、音符の長さなど、さま
ざまなオプションを選択することができます。
 [スケールタイプ]が[長調]に設定されており、
[調号を含む]オプションがオンになっている
ことを確認します。
 [スケールまたはアルペジオの数]ドロップダウンリストから[すべてのオクターブを除く]を選択し、
[開始音の音程]ドロップダウンリストから[半音階]を選択します。これで、C から B までの
すべての音で開始する長音階が追加されます。
 [完了] をクリックすると、スケールがスコアに追加されます。
長音階が上行と下行の 2 オクターブにわたって表示されます。枠で囲まれたテキストは各ス
ケールを示しています。Sibelius により、各スケールの前に調号が追加されます。また、次の
スケールは新たに別の大譜表の上に表示されます。
110
4.2 スケールとアルペジオ
臨時記号の異名同音
臨時記号の異名同音は、音符(1 つまたは複数)を選択し、Return キー(メインキーボード)
を押すことで、簡単に変更することができます。D# メジャーを Eb メジャーに変更してみま
しょう。
 D# メジャーの 4 小節を選択します。
 Return キーを押し、すべての臨時記号の異名同音を変更します。
 Esc を押して音符の選択を解除します。
調号が正しくありませんので、変更しましょう。
 K を押して[記譜]  [共通]  [調号] ギャラリーを開きます。
 [メジャーフラットキー] カテゴリーから[ Eb メジャー]を選択します。
 マウスポインタが青色に変化します。
 新しい Eb メジャースケールの最初の小節の先頭をクリックし、そこに調号を作成します。
 譜表の上のラベルをダブルクリックし(または選択してから Return キーを押し)、テキスト
を Eb メジャーに変更します。

Eb Major
          





    
       
 
前の大譜表の調号が変更されますが、作業中のワークシートには必要ありませんので、非表
示に切り替えましょう。
 前の大譜表の最後の小節にある調号の変更(複縦線の後)を選択すると、紫色に変化し、
選択されていることが示されます。
 [ホーム]  [編集]  [表示 / 非表示]ボタン(ショートカットは Ctrl + Shift + H または H)
の上部をクリックして調号の変更を非表示にします。
 音符と複縦線の間隔を元に戻すには、小節全体を選択し、
[外観]  [音符をリセット]  [音符間
隔をリセット]
(ショートカットは Ctrl + Shift + N または N)を選択します。
音符とその他のオブジェクトの表示と非表示について、詳しくは『リファレンスガイド』の
 2.10 オブジェクトの非表示をご参照ください。
111
プロジェクト 4
ここで、E# メジャースケールを F メジャーに書き換え(Fb の音高を E へ再び変更します)、A#
メジャースケールを Bb メジャーに変更し、同じ方法で調号の変更を非表示にします。ラベル
を変更することを忘れないようにしましょう。
プロジェクト 4
スケールの変更
既存のスケールを別の種類のスケールに変更したい場合、Sibelius では 2 つの方法で簡単に行
えます。同じリズムを使用しながら音高を再入力するか、別のプラグインを使用して行います。
E# メジャースケールを異名同音へ変更し、2 つの F メジャースケールができあがりました。音高
を再入力して、2 つ目の F メジャースケールを F# メジャースケールに変更しましょう。
 まず、調号を F# メジャーへ変更し、前のように調号の変更を非表示にします。
 F のスケールの最初の音符を選択します。
 [音符入力]  [音符入力]  [音高の再入力]
(ショートカットは Ctrl + Shift + I または I)
を選択します。
 通常の直線ではなく、点線のカーソルが表示されます。これは、リズムではなく音高のみ
が書き換えられる ことを示しています。
 MIDI キーボードで上下 2 オクターブにわたって F# メジャーのスケールを再生するか、F G A
B C D E F G A B C というふうにタイプ入力していきます(調号に従って、必要に応じて音
符にシャープが自動的に付けられます)
。
 枠に囲まれたテキストを、F# メジャーに変更します。
次のように表示されます。
F# Major
           


 


   
  
       
たとえばメジャーからハーモニックマイナーへスケールを変換したい場合、Sibelius にはこれ
を行う便利な機能があります。
 D メジャーの 4 小節を選択します。
 [音符入力]  [変換]  [その他]  [スケールの変換] を選択します。
 表示されるダイアログで、[現在のスケール] を[D イオニアン(長調)] に設定されていること
を確認します。
 [新規のスケール] ドロップダウンリストを[F ハーモニックマイナー] へと変更し、[OK] をク
リックします。
音符は、全く異なる種類のスケールに変換されます(ただし、ラベルと調号を変更する必要があ
ります)
。
       
   
   




    
     
F Harmonic Minor
生徒がスケールについて学べるよう、譜表の下に音符名を追加することもできます。音符名を追
加したい小節を選択し、
[テキスト]  [プラグイン]  [プラグイン]  [テキスト]  [音符名の追加]
を選択すると、譜表の上または下に音符名が自動的に追加されます。
Sibelius のパワフルなプラグインについて詳しくは、『リファレンスガイド』の  1.22 プラグイ
ンの操作をご参照ください。
112
4.3 レイアウトとフォーマット
4.3 レイアウトとフォーマット
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 4]を開き、
[3 レイアウトとフォーマット] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを
行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリスト
から選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このセクションでは、生徒が記入して完成させることのできる未完成のワークシートの作成
に使用する、より複雑なレイアウトやフォーマットの操作方法について説明します。生徒が
スケールを完成させ、異なる音部記号を持つ譜表へスケールをコピーし、スケールの種類を
見分ける練習問題を設定する方法についても説明します。
別の譜表の追加
まず、アルト記号の付いたビオラ譜表を追加します。
 [ホーム]  [楽器]  [追加または削除] を選択します。
 [弦楽器] ファミリーから、[ビオラ] を選択して[スコアに追加] をクリックします。
 右側のリストから[ビオラ] を選択し、
[下へ] ボタンを使って[名前なし(高音部譜表)] の下へ
と移動させます。
 [OK] をクリックしてスコアに戻ります。
[外観]  [楽器名] グループの設定を変更して、各大譜表の最初に表示されている楽器名を非表
示ににします。
[先頭]と[以降]と表記されたドロップダウンメニューから[なし]を選択します。
[Viola]譜表の大譜表の最後に作成される注記の調号を非表示にしたい場合があります。これ
を行うには、大譜表の最後の調号を選択し、
[ホーム]  [編集]  [表示 / 非表示] ボタンの上
部をクリックします。
不完全なスケール
生徒の手で完成させる、未完成のスケールの練習問題をいくつか作成しましょう。まず、高音部
 [ビオラ]譜表のハーモニックマイナースケールの最後の 3 小節を選択し、Delete キーを押
して削除します。
 小節が選択されている状態で、Ctrl+Shift+H または H を押して小節休符を非表示に
します。
(印刷物として生徒に配布するためのワークシートを作成している場合、音符を削
除せず非表示に切り替えます。非表示にすれば、音符は印刷されません。また、こうする
ことで、生徒が正しい音符を書き込むための十分なスペースを確保することができます。
)
 Esc キーを押し、すべての選択を解除します。
113
プロジェクト 4
譜表をトリプルクリックしてすべて選択してから、ビオラ譜表を Alt- クリックまたは - ク
リックして譜表全体にわたってすべてのスケールをコピーし、Ctrl +  または  を押して
音高を 1 オクターブ下げます。これで、生徒の手で完成させるスケール部分の素材をスコア
から削除することができます。
プロジェクト 4
高音部譜表には完全形の F ハーモニックマイナースケールが、またビオラ譜表には最初の 8 つ
の音符だけが表示されます。

            





   
     
 
F Harmonic Minor
       

F Harmonic Minor
それでは、Eb メジャースケールで同じ操作を行ってみましょう。今回は、高音部譜表全体を
非表示にします。
 上記と同じ手順で、Eb メジャースケールの不完全なビオラバージョンのレイアウトが完了
したら、同じスケールの高音部譜表バージョンの 4 小節を選択します。
 Delete キーを押してすべての音符を削除します。
 [レイアウト]  [譜表を非表示]  [空の譜表を非表示]
(ショートカットは Ctrl + Shift + Alt + H
または H)を選択します。
 高音部譜表が非表示となり、ビオラ譜表だけが表示されます。
 
Eb Major
   
   
この方法で、未完成のスケールを完成させるためのヒントを提供したり、生徒が書き込むこ
とができるよう音符の一部を削除することができます。
このレイアウトスキルを使って、いくつかのスケールを練習問題へと変えてみましょう。
 両方の譜表の E メジャーの下行音階を削除し、休符を非表示にします。
 ビオラ譜表の F メジャースケールの中央の 2 小節を削除し、小節休符を非表示にし、高音部
譜表からスケールを削除し、高音部譜表を完全に非表示にします。
 [レイアウト] [改行] [改ページ]を選択して E メジャースケールと F メジャースケールの間に
改ページを追加します(改ページは、
[レイアウト]  [改行]  [改ページ]をもう一度選択する
と削除することができます)
。
 G# メジャースケールと A メジャースケールの間にもう 1 つ改ページを追加します。
 F# メジャースケール、G メジャースケール、G# メジャースケールを高音部譜表から削除し、
小節休符を非表示にします。
 A メジャースケール、Bb メジャースケール、B メジャースケールをビオラ譜表から削除し、
小節休符を非表示にします。
114
4.3 レイアウトとフォーマット
譜表のドラッグとインデント
ワークシートにはまだ質問が書かれていません。これを完成させるためにいくつかの課題を
加えていきましょう。それにはまず、大譜表を移動またはインデントして、テキストの入る
スペースを確保する必要があります。
例として、C メジャースケールと C# メジャースケールを使用してみましょう。大譜表の左に
テキストが配置できるよう、大譜表をインデントします。
 [表示]  [非表示]  [ハンドル] を選択します(譜表、
小節線、音符の符尾などのオブジェクト
上に、ドラッグして移動可能であることを示す小さな四角形が表示されます)
。
 高音部譜表の最初の小節の先頭にある四角形をクリックします。
 最初の小節線が、先に追加したタイトルの「と」の部分と同じ位置に並ぶように譜表をド
ラッグします。
音階とアルペジオ
ワークシート1
C Major
C Major
同じように、C# メジャースケールの大譜表の先頭を同じ位置へドラッグします。
氏名: __________
クラス名: __________
音階とアルペジオ
ワークシート1
C Major
C Major
プロジェクト 4
C# Major
C# Major
F Harmonic Minor
F Harmonic Minor
115
プロジェクト 4
テキストを追加する前に、F ハーモニックマイナースケールの高音部譜表を下へドラッグし、
この譜表とその上の譜表の間の間隔を空けます。これを行うには、譜表の空の部分をクリック
してドラッグします。
同じように、Eb メジャースケールのビオラ譜表と E メジャースケールの高音部譜表をドラッ
グして、その上のスペースを広げます。
ワークシートへのテキストの追加
ワークシートへ追加するテキストにはさまざまな種類(問題、引用、例、説明など)があります
ので、テキストの追加には Sibelius の単純テキストスタイルを使用することをおすすめします。
ワークシートに追加された単純テキストは、主なテキストフォント(前に Verdana に変更しました)
で表示されます。特殊文字や特殊記号はありませんので、ワープロソフトを使って入力する
ときのように書き込むことができます。
先ほどインデントした最初の 2 つのスケール例の左に、説明を追加してみましょう。
 [テキスト]  [スタイル]  [スタイル] ギャラリーの[共通] カテゴリーから[単純テキスト]
を選択します。
 マウスポインタが青色に変化します。
 テキストをクリックして配置すると、最初の譜表の一番上と同じ高さの位置にタイトルに
沿って点滅するカーソルが表示されます。
 単に以下をタイプします。
長音階は、クラシック音楽において最も重要なスケールのひとつです。
このワークシート内の未完成のスケールをすべて完成させなさい。高音部譜表とアルト譜表の欠けてい
る音符を書き込みなさい。
 Esc キーを 2 回押し、編集を終了してテキストの選択を解除します。
テキストボックスが楽譜の上に配置されます。テキストボックスの隅のハンドルをドラッグ
して大きさを変え、楽譜の最初の大譜表の左に作成したスペースに配置します。
単純テキストを作成し、スケールの上に説明を追加しましょう。同じ方法で、F ハーモニック
マイナースケールの上に次のようにタイプ入力します。
ハーモニックマイナースケールも、クラシック音楽および他の多くの伝統的音楽において非常に重要な
スケールです。音符をアルト譜表へとコピーして、下の F ハーモニックマイナースケールを完成させな
さい。
その後、Eb メジャースケールの上に次のようにタイプ入力します。
アルト譜表の Eb メジャースケールを完成させなさい。
最後に、次のようにタイプ入力します。
高音部譜表およびアルト譜表の E メジャースケールを完成させなさい。
単純テキストはマウスのポインターをクリックした場所に正確に表示されるため、様々な状
況において便利です。ページの任意の場所にテキストを配置でき、用意されたスペースにテ
キストが収まるようテキストボックスの大きさが変えられるからです。
116
4.4 クラスルームコントロール
4.4 クラスルームコントロール
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 4]を開き、
[4 クラスルームコントロール] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを
行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリスト
から選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
Sibelius ライセンスサーバー上で動作するネットワークライセンス版の Sibelius をお持ちの場
合、Sibelius の教室での活用度を高める教師用の機能を使用できます。このセクションでは、
生徒に課題を配布したり、生徒が作業したスコアを回収する方法について説明します。また、
生徒の作業内容を解答用紙と比較する方法についても説明します。
Sibelius ライセンスサーバーを使用した課題の配布
Sibelius のクラスルームコントロール機能を使用するには、[ファイル]  [教育] を選択し、
[クラスルームコントロール] ボタンをクリックしてライセンスサーバーコントロールパネルで
設定した教師用のパスワードを入力します。表示されるダイアログに、ライセンスサーバー
と現在作業中のスコアに接続されているコンピュータの一覧が表示されます。
これまでに作成してきたワークシートを教室の生徒全員に送信してみましょう。
 [すべて選択] をクリックし、リストされている生徒全員を選択します。
 [現在のスコアを送る] をクリックします。
Sibelius により、ネットワークに接続しているコンピュータすべてにスコアが配布されます。
この方法で、教室全体にスコアを送信することができます(別のスコアを送信する場合は
[他のスコアを送る] をクリックします)。特定の生徒に対して個別に送信したい場合は、リス
トから生徒の名前を選択し、
[現在のスコアを送る] /[他のスコアを送る] をクリックします。
Sibelius ライセンスサーバーを使用した課題の回収
ネットワークを経由して課題を配布する場合と同じように、ボタンクリックひとつで生徒のス
コアを回収することができます。作業の終わったワークシートを生徒全員から回収してみま
しょう。
 ダイアログ右側の[回収したスコアを保存して開く] ラジオボタンが選択されていることを確
認します。
 [スコアを取得する] をクリックします。
ネットワークに接続されている各コンピュータからスコアが回収されます。回収されたスコ
アは教師用コンピュータに保存され、個別に開かれます。
スコアを見るには、
[スコア] フォルダを開きます。
[生徒のスコア] フォルダには、生徒ごとに
フォルダが作成されており、フォルダ内には各生徒のスコアが保存されています。
リストから生徒の名前を選択してから[スコアを取得する]をクリックし、特定の生徒から個別
にスコアを回収することもできます。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  1.19 クラスルームコントロールをご参照ください。
117
プロジェクト 4
 [すべて選択] をクリックし、リストされている生徒全員を選択します。
プロジェクト 4
スコアの切り替え
生徒全員のスコアを開くと、どれがどの生徒のスコアなのかが分かりにくく感じられること
があります。Sibelius では、生徒のユーザー名がスコアのファイル名の末尾に追加されるため、
[表示] [ウィンドウ] [ウィンドウを切り替え] メニューをクリックすると、どれが誰のスコア
であるかをひと目で判別することができます。
作業済みワークシートの比較
Sibelius の[比較]ウィンドウを使えば、生徒による作業の完了したワークシートと解答用紙
の差異を表示させることができます。
[レビュー]  [比較]  [比較]
(ショートカットは
[比較]ウィンドウが表示されていない場合、
Ctrl + Alt + C または C)を選択してオンにします。
生徒のスコアと解答を比較してみましょう。
(生徒のスコアを回収していない場合、ご自身で
ワークシートを完成させてもかまいません。その場合、相違を確認できるよう、誤答をいく
つか含めておきましょう。
)
 [プロジェクト 4] サンプルスコアを開きます。
 [比較]ウィンドウの[比較] ドロップダウンリストから、生徒が完成させたワークシート
を選択します。
 [以下と]ドロップダウンリストから、
[プロジェクト 4]ファイルの[完了したワークシート]バー
ジョンを選択します。
 [比較] ボタン(
)をクリックします。
 両方のスコアが並んで表示され、相違の概要が表示されます。相違から、生徒が正確にワー
クシートを完成させたかどうかを確認することができます。
 [閉じる] をクリックしてスコアに戻ります。[比較]ウィンドウに、2 つのワークシート間
の相違が一覧表示されます。
118
4.4 クラスルームコントロール
相違をダブルクリックすると、対応する小節が両方のスコア内に表示されます。また、オブ
ジェクトの背景がその状態に応じて色づけされ、追加されているものは緑色、移動されてい
るものは赤色、変更されているものはオレンジ色で表示されます。
このパワフルなツールを使えば、練習問題を答えることができなかった生徒をすばやく確認
することができ、 ご使用のワープロソフトで開くことのできるスクリーンショットやスコア
を用いた詳細なレポートを作成することができます。バージョンとスコアの比較について詳
しくは、『リファレンスガイド』の  10.3 バージョンをご参照ください。
プロジェクト 4
119
プロジェクト 4
120
5. プロジェクト 5
プロジェクト 5
プロジェクト 5
122
5.1 ビデオの使用
5.1 ビデオの使用
Sibelius では、スコアにビデオを追加して同期再生させたり、ビデオ用にスコアを書いたりす
ることができます。SMPTE、LTC、ストリッピングなどの難解な同期再生に関する技術を気
にする必要はありません。学校、自宅、スタジオなど、ロケーションに関係なく、コンピュー
タさえあればどこででも操作が行えます。
このプロジェクトでは、プラグインを使ったヒットポイントの作成、タイムコードのスコア
上への表示、音楽とビデオの合わせ方など、Sibelius でのビデオの使用方法について説明します。
また、Avid Studio などの動画編集ソフトウェアで動画用サウンドトラックとして使用する
オーディオを Sibelius からエクスポートする方法についても説明します。
このプロジェクトの最初のセクションでは、ビデオを既存のスコアへ添付する方法について
説明します。
Sibelius でのビデオ再生には、Windows では Windows Media Player または QuickTime(インス
トールされている場合)が、Mac では QuickTime が使用されます。したがって、ご使用のオ
ペレーティングシステムで再生できるビデオはすべて、Sibelius でも再生できます。ご使用の
オペレーティングシステムが対応しているフォーマットの一覧については、
『リファレンスガ
イド』の  6.10 ビデオをご参照ください。
[ファイル]  [開く]
(ショートカットは Ctrl+O または O)を選択し、[サンプルスコア]
まず、
フォルダ内にある[プロジェクトファイル] フォルダの[プロジェクト 5] と名前の付いたサンプ
ルスコアを見つけます。このスコアを開きます。
このスコアは、有名なコメディ・キャラクターである Mr. ビーンが登場する TV アニメシリー
ズの抜粋に対して書かれた、ハワード・グッドオール作曲のオリジナルスコアです。
[1 ビデオ機能を使う] バージョンを[現在のバー
このスコアにビデオファイルを追加する前に、
ジョン]にする必要があります。
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集]を選択し、リスト
からこのバージョンを選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
スコアへのビデオの追加
スコアにビデオを追加するには、次のように操作します。
 [再生]  [ビデオ]  [ビデオ]  [ビデオを追加] を選択します。
 [Mr. Bean]ビデオファイルは、
[プロジェクト 5]スコアと同じフォルダ内にあります。この
ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
Sibelius の[ビデオ]ウィンドウが開き、緑色の再生ラインが現在置かれている位置のフレー
ムが表示されます。
テンポスライダーをドラッグして再生スピードを変えても、ビデオとスコアは常に同期再生
されます。また、
[トランスポート]パネルのタイムラインスライダーを動かしても、同期再
生がとぎれることはありません。
123
プロジェクト 5
ビデオを添付した状態で、スペースキーを押すと再生が開始されます。このプロジェクトの後
半では、音楽をキャラクターの動きに合わせる操作を行いますので、このスコアと[Mr. Bean]
クリップがどのようなものか、ここでよく確認しておきましょう。
プロジェクト 5
[ビデオ]ウィンドウ
[ビデオ]ウィンドウの表示と非表示を切り替えるには、
[ウィンドウ]  [パネル]  [ビデオ]
を選択するか、ショートカット Ctrl + Alt + V または V を使用します。
ビデオには会話が含まれていますが、スコアのボリュームに合うよう、会話のボリュームを
設定することができます。設定には、
[ビデオ]ウィンドウのボリュームスライダーを使用し
ます。最も左へ動かすと、ビデオのサウンドトラックは聴こえなくなります。
[ビデオ]ウィンドウのサイズは、
[ビデオ]ウィンドウのボリュームスライダーの左にある 4 つ
のボタンから選択することができます。オリジナルサイズの 50%、100%、200%、全画面表示
から選択できます。また、
[再生]  [ビデオ]  [ビデオ] メニューのメニュー項目を使って選
択することもできます。
ビデオを探す
作曲対象となるビデオを探すなら、インターネットが便利です。映画の広告や予告編がダウ
ンロードできるウェブサイトが多数ありますので、生徒用の作曲課題素材として利用すると
よいでしょう。
ご自身で制作されたビデオに対して作曲することもできます。このプロジェクトの後半では、
Sibelius のスコアを使って、動画編集ソフトウェアのサウンドトラックを作成する方法につい
て説明します。
124
5.2 画に合わせた作曲
5.2 画に合わせた作曲
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 5]を開き、
[2 画
[レ
に合わせた作曲] バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。これを行うには、
ビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し、このバージョンをリストから選択して
から[現在のバージョンにする] をクリックします。
このバージョンにビデオを追加するには、
[再生]  [ビデオ]  [ビデオ]  [ビデオを追加] を
選択し、
[プロジェクト 5]スコアと同じフォルダから[Mr. Bean]ビデオファイルを選択します。
Sibelius の[ビデオ]ウィンドウが開き、緑色の再生ラインが現在置かれている位置のフレー
ムが表示されます。
このセクションでは、タイムコードツール、ヒットポイントツール、プラグインを使用して
音楽を画に合わせる方法について説明します。
タイムコードとデュレーションの追加
タイムコードとは、スコアやビデオ内の位置を経過時間で表したものです。通常、スコアの
先頭から計測していきます。映画やテレビ用の音楽では、リールの先頭やその他の任意の位
置から計測します。スコアを再生すると、現在のテンポ(単位は BPM(1 分あたりの拍数))
とともにタイムコードの値が[トランスポート]パネルに表示されます(
『リファレンスガイド』
の  6.1 再生の操作参照)
。
ヒットポイントとは、スコア内の時間の参照符で、映画やビデオ内の重要なイベントの位置を示
しています。こうすることで、これらの位置に合わせてより簡単に作曲することができます。
Sibelius では、テキストとしてタイムコードがスコア内に自動表示されます。その位置までの
小節数、小節の長さ、メトロノーム記号に基づいて、小節線の時間位置が算出されます。タイ
ムコードは、音楽の特定のパッセージの正確なタイミングを取る場合や、音楽のイベントと
ヒットポイント ( 映画のイベント ) を同期させる場合に特に便利です。
プロジェクト 5
125
プロジェクト 5
スコア内のすべての大譜表の上に表示されるタイムコードと、算出されたデュレーションを
示すマーカーを追加していきましょう。
 [再生]  [ビデオ]  [タイムコード] を選択します。
 [各大譜表の先頭]ラジオボタンを選択し、各大譜表にタイムコードが表示されるようにします。
 [スコアの経過時間] をオンにします。
 [単位]で[フレーム(01:23:04:15)]を選択し、1 秒あたりのフレーム数単位でタイムコード
が算出されるようにします。
(映画 / テレビ用の作曲の標準フォーマットです。
)
 1 秒あたりのフレーム数が[24] に設定されていることを確認したら、[OK] をクリックし
てスコアに戻ります。
スコアの各大譜表の上にタイムコード値が表示されます。テンポを変更したり、小節を削除し
たり、小節の長さを変更したりすると、タイムコードが再計算されます。
ヒットポイントの追加
スコアにヒットポイントを追加すると、再生ラインが置かれている位置に追加されます。ヒット
ポイントを追加するには、
[ビデオ]ウィンドウの[ヒットポイントを追加]ボタン( )をクリッ
クするか、
[再生]  [ビデオ]  [ヒットポイント]ボタンの上部をクリックします。ヒットポイ
ントがスコア内のその位置に追加されます。タイムコード同様、テンポを変更したり、小節
を追加または削除したり、小節の長さを変更したりすると、ヒットポイントの位置が再計算
されます。
[Mr. Bean]クリップ内の特定のポイントを指定していきましょう。作業員がピアノを落とす
シーンで、ピアノを落とすたびに動作と音楽を合わせる必要があります。
 再生ラインがスコアの先頭にあることを確認したら、スペースキーを押して再生を開始します。
 [Mr. Bean]クリップで作業員がピアノを落とすたびに、[ヒットポイントを追加] ボタンをク
リックします。
126
5.2 画に合わせた作曲
スコアを通して、合計 5 つのヒットポイントを作成します。ヒットポイントはほぼ次の位置
になります。





ヒット 01
– 00:00:27:00
– 00:00:40:01
ヒット 03 – 00:00:50:12
ヒット 04 – 00:01:00:19
ヒット 05 – 00:01:07:23
ヒット 02
追加したヒットポイントが上記の位置ちょうどになかったり、ヒットポイントが多すぎたり
しても、気にする必要はありません。ヒットポイントの調整や削除については、この後で説
明しています。
ヒットポイントの編集
[再生]  [ビデオと時間]  [ヒットポイント](ショートカットは Shift + Alt + P または P)
をクリックして先ほどスコアに追加したヒットポイントを編集しましょう。
 表示されたダイアログには、先ほど追加したヒットポイントのリストが表示されています。
 ヒットポイントのタイムコードを変更するには、[タイムコード] 値を 1 回クリックして選択
してから、もう 1 回クリックして上記の値をタイプ入力します。
 Return キー(メインキーボード)を押し、変更を確定します。
ヒットポイントの名前も同じ方法で編集することができます。
[ヒット 01]を[Piano Drop 01]
へというふうにすべてのヒットポイント名を変更してみましょう。
[新規]
また、ヒットポイントを選択してから Delete キーを押してヒットポイントを削除したり、
をクリックして新しいヒットポイントを作成することもできます。編集が完了したら、
[OK]
を押してスコアに戻ります。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  6.11 タイムコードとヒットポイントをご参照ください。
既存の音楽を画に合わせる
スコアのテンポを変更することで、ビデオクリップ内のシーンに音楽を合わせることができ
ますが、これにはプラグインを使うと便利です。
 [ファゴット]譜表の小節 8 の先頭から小節 12 の最初の音符までのパッセージを選択します。
 [音符入力]  [プラグイン]  [プラグイン]  [作曲ツール]  [選択部分を時間に合わせる] を選
択します。
 [選択部分の終わりを設定] オプションを[選択したヒットポイントの時間] に変更します。
 ドロップダウンリストから[Piano Drop 01] を選択し、[OK] をクリックします。
 音楽中の間隔にヒットポイントを合わせるために必要なテンポの変更が計算され、なされ
た変更の概要が表示されます。[閉じる] をクリックしてスコアに戻ります。
 同じように、小節 12 の 2 拍目から小節 16 の 3 拍目までのパッセージを作成してから、
[Piano
Drop 02]ヒットポイントに合うように[選択部分の終わりを設定]オプションを変更します。
127
プロジェクト 5
 スコアを再生すると、小節 12 の 2 拍目で作業員がピアノを落として以降、ビデオとサウンド
が完全に同期再生されます。
プロジェクト 5
最後の3つのヒットポイントにも同じように行います。
 [Piano Drop 03] を小節 20 の 2 拍目に
 [Piano Drop 04] 小節 23 の最後の拍の前の 8 分休符に
 [Piano Drop 05] 小節 26 の 2 拍目の前の 8 分休符に
最後に、Mr. Bean が笑うとエンディングが始まるようにします。
 小節 26 の 8 分休符から小節 29 の最初の拍までのパッセージを選択します。
 [音符入力] [プラグイン] [プラグイン] [作曲ツール] [選択部分を時間に合わせる]を選択します。
 [選択部分の終わりを設定] オプションを[新規の終了時間] に変更します。
 [0 時間 1 分 17 秒] を入力し、[OK] をクリックします。
スコア全体を再生し、結果を確認します。
128
5.3 サウンドトラックのビデオへの追加
5.3 サウンドトラックのビデオへの追加
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 3] を開き、
[3 サウンドトラックのビデオへの追加]バージョンを[現在のバージョン] にする必要があります。
これを行うには、
[レビュー]  [バージョン]  [バージョンを編集] を選択し、このバージョンを
リストから選択してから[現在のバージョンにする] をクリックします。
このバージョンにビデオを追加するには、
[再生]  [ビデオ]  [ビデオ]  [ビデオを追加] を
選択し、
[プロジェクト 5]スコアと同じフォルダから[Mr. Bean]ビデオファイルを選択します。
このセクションでは、Sibelius からスコアをオーディオファイルとしてエクスポートする方法
について説明します。エクスポートしたオーディオファイルは、動画編集プログラムを使用
することでサウンドトラックとしてビデオに追加できます。
オーディオファイルのエクスポート
Sibelius 7 Sound などのバーチャルインストゥルメントを使用して、1 回のクリック操作だけで、
スコアをオーディオファイルとしてエクスポートすることができます。オーディオファイルは、
CD に直接書き込んだり、MP3 などの他のフォーマットに変換することができます。これらを
利用すれば、楽曲の雰囲気を伝えたり、練習時の伴奏として使用するために、指揮者や演奏
者に録音物を提供することができます。
Mr.Bean のサウンドトラックのオーディオファイルをエクスポートしてみましょう。
 [再生]  [トランスポート]  [再生ラインを最初へ移動]
(ショートカットは CtrlL +[または ])
を選択するか、
[トランスポート]パネルのボタンをクリックします。
 [ファイル] [エクスポート] [オーディオ]を選択し、
[エクスポート]ボタンをクリックします。
 オーディオファイルのファイル名を選択し、[保存] をクリックします。
 スコアがオーディオファイルとして録音され、スコアと同じフォルダ内に保存されます。
詳しくは、
『リファレンスガイド』の  1.11 オーディオファイルのエクスポートをご参照ください。
動画編集プログラムでムービーを開く
動画編集ソフトウェアを起動します。ここでは、Avid Studio(Windows のみ)を使用したビ
デオ編集方法を見ていきますが、iMovie、Windows Movie Maker などの他のプログラムを使
用することもできます。
サウンドトラックを追加するムービーを開きます。
サウンドトラックを Avid Studio に追加します。
[インポート] ボタンをクリックします。
Sibelius からエクスポートしたオーディオファイルをブラウズし、サムネールをクリックして
129
プロジェクト 5
選択し、
[インポート開始]をクリックしてそのコピーをライブラリーに追加します。
[ムービー]
タブに切り替え、ライブラリーのオーディオファイルをタイムタイン上の任意のトラックへ
ドラッグします。
プロジェクト 5
Avid Studio のムービーを完了します。
[エクスポート] ボタンをクリックします。
ウェブサイト、E メール、またはプレゼンテーション用かを選択してムービーを保存します。
ディスクを焼いたり、直接 YouTube へ公開することもできます。
ブルーレイまたは DVD を焼くには、記録可能ディスクを挿入して[ディスク]タブをクリック
します。
[ディスク作成] をクリックしてムービーを DVD に書き込みます。
130
索引
この索引はチュートリアル用です。Sibelius
の機能について詳しくは『Sibelius リファ
レンス ガイド』に記載されていますので、
この索引で見つからない項目は『リファレ
ンス ガイド』で検索してください。
数字
1 番括弧と 2 番括弧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
3 連符 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
A
ASIO . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
D
D.S. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
DirectSound . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
I
Inkpen2 フォント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
M
MIDI ギター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
MIDI 入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28, 33
コード記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
O
Opus フォント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
P
PDF ファイル
PhotoScore を使って開く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
PhotoScore Lite . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Pinnacle Studio . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
R
Reprise フォント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
S
Sibelius Player . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
Sibelius ライセンスサーバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
Sibelius リファレンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
あ
アーティキュレーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23, 62
アイデアウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
アイデアをキャプチャする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
アウフタクト小節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
アッチェレランド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
アルファベット入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
アルペジオ
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110
アンサンブル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
い
移調する
オクターブ単位で . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
楽器 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
移調するス
スコア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
移調ピッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
異名同音の変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110
印刷する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
う
ウィンドウ
切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 118
え
エクスポートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
オーディオトラック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101, 129
グラフィック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
エフェクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
演奏テクニック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
お
オーディオエンジンのオプション . . . . . . . . . . . . . . . 39
オーディオトラック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101, 129
オブジェクト
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
音階
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110
音高
記譜音(移調された). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
実音(コンサート) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
音高の再入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
音節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
131
索引
音符
アーティキュレーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
移調する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21, 31
異名同音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110
大きくする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
音符名を追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 112
間隔をリセットする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
コピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
タブ譜への変換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
小さくする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
非表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113
符頭タイプを変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
連音符 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
音符間隔をリセット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
音部記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56
か
カーソル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
カーソル . . . . . . . . . . . . . . . 再生、入力、テキスト参照
改行
自動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
大譜表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
改善点 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
囲みテキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . ヒットポイント参照
歌詞 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
エクステンダー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
テキストファイルからインポートする . . . . . . . . 41
ハイフン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
ライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
楽器
移調する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
音部記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113
変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
楽器のパート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35, 69
楽器編成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
楽器名 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
空の譜表を非表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 114
間隔
譜表の . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
環境設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
き
キーボードウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
キーボードショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6, 19
キーボードリダクション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
132
ギター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .79
ギターフレーム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . コード記号参照
記譜音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
キュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .70
キューとして貼り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .70
休符
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .26
非表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113
強弱記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41, 59
ヘアピン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .41
く
空白ページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .68
クォンタイズ . . . . . . . . .再表記、フレキシタイム参照
クラスルームコントロール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
グラフィック
エクスポートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .73
フォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .73
繰り返し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21
クリック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .30
クレッシェンド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41, 61
こ
コーダ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .94
コード記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .88
異名同音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .91
演奏して作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .89
コードダイアグラムをリボイス . . . . . . . . . . . . . . .92
コピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .92
タイプして作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .88
同等のコードテキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .91
コードボックス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . コード記号参照
ご意見 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7
コピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .27
アイデア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .83
歌詞 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .41
グラフィックを Word へ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .73
コード記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .92
テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .59
複数のオブジェクトを同時に . . . . . . . . . . . . . . . . .60
マウスを使って . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .27
コンサートピッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
コンテクストメニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .59
さ
サイズ
譜表の . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .66
ページの . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .66
索引
再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
開始する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
楽器のサウンドを変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
停止する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
早送り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
ボリューム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
巻き戻し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
ライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
再表記 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30, 72
サウンドトラック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
小節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
タイトルページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
作成する
楽器 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49, 113
パート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
し
次回から表示しない . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
実音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
自動レイアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70, 106
弱起小節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
小節
アウフタクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
コピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
リピート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
小節線
リピート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
衝突防止 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
上拍 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
す
ズーム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
スキャニング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
スコア
あちこち移動する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 118
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
バックアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
比較する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63, 118
開く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
複数のバージョン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
スコア情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
スコアを比較する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
ステップ入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
ステレオ位置 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
ストリップ . . . . . . . . . . . . . . . ミキサーウィンドウ参照
スラー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61, 62
せ
声部 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
全経過時間をスコアの最後に表示 . . . . . . . . . . . . . . 125
選択
グラフィック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
大譜表のパッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
パッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
複数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
た
ダイアログ
定義された . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
タイトルページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51, 68
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
ダイナミックパート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35, 69
大譜表
改行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
パッセージの選択 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
分割する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
大譜表の分割 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
タイムコード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125
縦置き . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
タブラチュア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
ダルセーニョ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
ち
注記
調号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
調号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51, 57
非表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
つ
ツールウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
て
ディミヌエンド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41, 61
テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
音符名 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 112
楽器名 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
強弱記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
コピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
せいれつする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65
テクニックテキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43, 60
テンポ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
テンポテキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
発想記号テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
テクニックテキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43, 60
テンキーウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
133
索引
テンポ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50, 60
テキストを使って設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
フレキシタイムの調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
と
トラブルシューティング
印刷する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
ドラムセット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
トランスポートウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29, 37
な
ヒットポイント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125, 126
編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 127
ビデオ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 123
ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 124
サウンドトラック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
非表示にする
音符と休符 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113
記入済みの譜表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
ちょうごう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
譜表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 114
拍子記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50
表示する
パート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .36
ナビゲーター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
に
入力する
2 つの譜表に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
MIDI を使ってリアルタイムで . . . . . . . . . . . . . . . 28
音高のみ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
ギターのタブ譜 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
コード記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
ステップで . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
ドラムセットの記譜 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
和音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
の
ノートブック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
は
パーカッション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
バージョン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
比較する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
パート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35, 69
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
レイアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
バックアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
パッセージの選択 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
発想記号テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
パノラマ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
早送り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
バランス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
貼り付ける . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . コピーする参照
パン位置 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
ハンドル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115
ひ
ピアノ
キーボード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
ピアノリダクション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
比較ウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 118
134
ふ
ファイル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . スコア参照
フィルター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .85
フォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65, 113
複数コピー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .60
複数選択 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24
符頭 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .84
譜表
インデントする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115
大きくする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .67
間隔を変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67, 107
再生サウンドを変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .99
作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .49
追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113
非表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16, 114
ミュートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .98
譜表サイズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66, 107
譜表にフォーカス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
譜表をインデントする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115
譜面用紙 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .48
プライマリサウンドドライバ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .39
ブレーク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .66
フレーズマーク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . スラー参照
フレキシタイム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28
2 つの譜表に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .78
フレットボードのグリッド . . . . . . . . . コード記号参照
分割位置
変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .78
へ
ページ
空白 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .68
表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13
ヘアピン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41, 61
ヘルプ . . . . . . . . . . . . . . .トラブルシューティング参照
編集する
テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .43
変則リズム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .57
索引
ほ
ボリューム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
強弱記号も参照
ミュートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
ま
マウスホイール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
巻き戻し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
マグネティックレイアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44, 65
み
ミキサーウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
楽器のサウンドを変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
緑色のライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
ミュート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
め
メトロノームのクリック音 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
も
元に戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21, 26, 35, 68
よ
用語 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
用語メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59, 96
用紙サイズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
横置き . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
より大きな譜表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
ら
ライン
1 番括弧と 2 番括弧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
rit./accel. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
歌詞の後 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
再生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
大譜表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
ヘアピン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
緑色 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
ラップトップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
ラレンタンド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
り
リダクション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
リダクションプラグイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
リタルダンド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
リバーブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
リピート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
括弧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
リピート小節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
リファレンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
れ
レイアウト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65, 113
音符の間隔 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
パートの . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
譜表の間隔 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67, 107
レイアウト記号 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
連音符 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
練習問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 音階、アルペジオ参照
わ
ワークシート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
ライセンスサーバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
135
索引
136
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