資料4-2 2009年度 商品テスト公表の概要

資料4-2 2009年度 商品テスト公表の概要
資料4-2
参考資料
2009年度 商品テスト公表の概要
SNO
テーマ
犬用リードの強度
1
2
テスト結果の概要
様々なリードについて、強度を調べるとと ロープ又はナスカンが破断するまでの最大荷重は銘柄間で
もに強度に関連する表示の内容を調べた。 差があり、犬の適用体重が同じものでも破断するまでの最
大荷重にはばらつきがあった。取扱説明書等に記載されて
いる強度に関連する表示内容は銘柄間で違いがあり、ほつ
れなどがあった場合には使用を中止する旨が表示されてい
ない銘柄もあった。
公 道 走 行 で き る と 公道走行できることがうたわれた四輪バ
い う 四 輪 バ ギ ー の ギーをインターネットで購入し、商品受け
取り時の状態、保安基準への適合、品質な
安全性
どを調査した。
歩行補助車(シル
バーカー)の安全
性
3
4
目的
保安基準に適合しない内容が全銘柄にあり、また小回りが
滑らかにできないため、速度が速い状態で左右に曲がると
車体が外側に倒れてしまう危険性があった。灯火類の性能
や仕様が不十分なものや、車両が小さすぎて安全な乗車姿
勢をとれない、上り坂で発進する時に前輪が浮き上がりや
すい、発進できないなどの銘柄もあった。 一部が未完成の
状態で販売・配送されたものの中には一人で組み立てるの
が難しいと思われるものがあり、組立説明書が添付されて
使用状況を想定したモニターテストを実施 小さい段差等に車輪が引っかかり、バランスを崩して危険
するとともに歩行補助車の構造、安全性、 な状態となる銘柄があった。組み立て後にフレームのロッ
クが必要な銘柄ではロックを忘れることがあり、使用中に
耐久性などを調べた。
不意に折りたたまれて転倒する危険があった。さらに、ハ
ンドルの高さ調節が困難な銘柄も見受けられた。また、外
観が類似している歩行補助車とショッピングカーを調べた
ところ安定性などが異なっていた。
水 槽 用 ヒ ー タ ー の サーモスタットが不要なオートヒーターを 水槽用ヒーターが空気中に放置され空焚き状態となり、新
空 焚 き に よ る 火 災 対象として、水槽用ヒーターが空焚き状態 聞などの可燃物に接すると焦げたり、条件によっては発火
になった時のヒーターの温度などについて することがあった。また、水槽用ヒーターを空気中に出し
に注意!
空焚き状態にしたところ、8銘柄中7銘柄で、ヒーター部の
調べた。
表面温度が通電後3~5分で400℃前後まで上昇した。なお、
全銘柄に空焚き状態で使用しない旨の注意表示があった。
自転車の荷台の強
度
自転車の荷台に幼児座席を取り付けて使用
したとき、荷台の強度に問題が発生しない
かテストするとともに、荷台の強度に関す
る表示内容を調べた。
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6
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22kgのダミー人形を幼児座席に乗せ横方向の振動試験を
行ったところ、積載荷重の上限が18kgである荷台の多くは
破損した。JIS規格に基づき荷台の強度試験を行ったとこ
ろ、ほとんどの銘柄で基準を満たしていたが、1銘柄は基準
を満たしていなかった。自転車や荷台を見ただけでは、幼
児座席が使用できるかわからず、積載荷重の上限もわから
ないものが多かった。幼児座席を取付可能としている自転
車は、太いステンレス鋼を用いているか、パイプ式の構造
にしているなど荷台に工夫がみられた。
体 に 良 い と う た う 高純度のゲルマニウムを使用した旨の表示 高純度のゲルマニウムを使用しているという表示で、ごく
ゲ ル マ ニ ウ ム 使 用 があり、体に良いとイメージさせる販売価 わずかな量しかゲルマニウムが含まれていない銘柄が12銘
格15,000円未満のゲルマニウムブレスレッ 柄中8銘柄あった。また、全ての銘柄に、ゲルマニウムが健
のブレスレット
トについて、ゲルマニウムの含有量の他、 康に対する何らかの効果を示す旨の表示がみられたが、科
金属や鉛等の溶出がないか調べた。また、 学的根拠を示す文献は確認できなかった。商品として効
うたい文句に関する科学的根拠も調査し 能・効果があると受け取れ、薬事法に抵触するおそれがあ
るインターネット上の広告もみられた。
た。
睡 眠 時 の 冷 却 効 果 ジェル入りマットには冷却効果が長続きす 蒸し暑い室温30℃の環境下では、冷たく感じるのは最初の
を う た っ た ジ ェ ル ることを期待させる表示がみられることか 30分程度であり、長時間の効果は期待できない。冷却効果
ら、暑くて寝苦しい夜を想定した室内で、 が朝まで続く旨の表示がみられるものもあったが、誤認さ
入りマット
モニターによる評価を中心に冷却効果とそ れる表示であると思われた。また、ジェル入りマットは薄
さのわりに重く10kg近いものもあり、移動時などは取り扱
の持続性を調べた。
いが楽ではない。
調 理 器 具 の 安 全 性 電気ミキサーで手指にけがを負うという事 容器と容器台座が分割できるもののうち、カッターが露出
そ の 1 「 電 気 ミ キ 故事例が寄せられている。電気ミキサーに した状態で作動した4銘柄のうち3銘柄には安全装置が付い
ついて、手指のけがを防止するための安全 ていなかった。また、残りの1銘柄は安全装置が本体上には
サー」
性に着目したテストを行った。
付いているが、容器台座上にはなく不十分であった。電源
スイッチの種類は全8銘柄ともプッシュボタン式であった。
また、使用直前に誤ってスイッチが押されないように、複
数の操作を経ないとスイッチを押せないような工夫をした
ものはなかった。
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テーマ
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テスト結果の概要
調 理 器 具 の 安 全 性 スライサーで手指にけがを負うという事故 スライサーは刃が露出している構造のため、そもそも危険
そ の 2 「 ス ラ イ 事例が寄せられている。スライサーについ なものであるが、たわみが大きいものは持っている野菜が
て手指のけがの危険性に着目したテストを より早く小さくなり、手指が刃に近づきやすくさらに危険
サー」
であった。たわみに関するモニターテストでは、プレート
行った。
中央のたわみが大きかった1銘柄は、「思ったよりも持って
いる野菜が早く小さくなった」と回答した人が最も多かっ
た。小さくなった野菜をスライスする際に使用する安全ホ
ルダーは、野菜の種類や大きさによってはうまくスライス
できなかった。
家 庭 用 オ ゾ ン 発 生 オゾンは酸化力が強いため、高濃度のオゾ 空気中、水中で使用できる4銘柄は、室内で30分間運転する
器の安全性
ンに曝露されると身体への影響も大きい。 と室内環境基準や労働環境における許容濃度を超えて危険
家庭用のオゾン発生器(空気中と水中の両 であった。また少量の水に使用する場合、水中に通したオ
方で使用できるタイプ、空気中のみで使用 ゾンのほとんどは溶けずに空気中に放散されるため、室内
できるタイプ)を対象に、使用時に周囲の のオゾン濃度が高くなり危険であった。空気中のみで使用
オゾンが高濃度にならないか、また、表示 できる3銘柄のオゾン濃度には大きな差があった。表示につ
が適切であるかも調べた。
いては、高濃度のオゾンを吸い込むような危険な使用方法
やオゾンに関する注意事項がほとんどないものがあった。
オゾンの表示値と実測値がかけ離れているもの、治療効果
をうたうなど薬事法に抵触するおそれのあるものもあっ
た。
電 子 レ ン ジ や IH
ヒーター等で加熱
する湯たんぽの安
全性
電子レンジやIHヒーター等で加熱できる湯
たんぽについて、どのような使用状況で事
故となるのか、また、製品に事故を防止す
るための対策があるのかなどを調べた。
電子レンジで、オート加熱を行うと加熱時間が長くなり、
高温の内容物が外へ漏れ出ることがあり危険であった。IH
ヒーター等で直接加熱できるタイプは間違って口金をした
まま直接加熱すると、湯たんぽが爆発したり、高温になっ
ているときに口金を外すと、高温の水蒸気が噴出し危険で
あった。
ウ イ ル ス 対 策 を う 「ウイルス99%カット」など、ウイルス対 ウイルス対策をうたっているにもかかわらず、フィルター
たったマスク
策をうたった商品が多く見受けられる。マ の捕集効率が低いものがあった。さらに、フィルターの捕
スクのフィルター部の性能や着用時にでき 集効率が低いにもかかわらず、3銘柄でN95マスクの基準を
る顔とマスクの隙間から空気がどの程度漏 満たしていると受け取れる表記があり、景品表示法上問題
があるおそれがあった。また、すべての銘柄で平均漏れ率
れるのか等を調べた。
が40%以上であり、フィルターの捕集効率が高いもので
も、顔との隙間からの漏れがあるため、ウイルス等の微粒
子を完全に遮断することはできなかった。
ソフトコンタクト
レンズ用消毒剤の
アカントアメーバ
に対する消毒性能
コンタクトレンズ装用による眼障害の中で
近年増加しているとされるのがアカントア
メーバ角膜感染症である。ソフトコンタク
トレンズ用消毒剤のアカントアメーバにつ
いての消毒効果を調べるとともに、ソフト
コンタクトレンズの使用実態と衛生状態の
調査を行った。
消毒効果は、MPSよりも過酸化水素タイプやポビドンヨード
タイプのほうが高かったが、消毒剤の消毒効果のみでは、
アカントアメーバを完全に消毒できないことが分かった。
ソフトコンタクトレンズの衛生状態調査では、全体の約
10%にあたる人にアカントアメーバ汚染の痕跡があった。
注意点を守ってレンズケアを行っていた人は注意点を守っ
ていなかった人に比べてアカントアメーバ汚染率、細菌検
出率ともに低かった。
折りたたみ自転車
(スポーツタイ
プ)のハンドルの
固定力不足に注
意!
重大事故が発生した折りたたみ自転車と同
様の構造の5銘柄をインターネット通信販
売で購入し、ハンドルステムの固定につい
て調査して、消費者へ情報提供することと
した。
ハンドルステムの固定にレバーを用いているものは、十分
な締め付け力が得られずハンドルが緩み重大な事故につな
がるおそれがあった。ハンドルステムを最も下げた状態で
は、ハンドルバーが左右に回転するような外力が加わると
固定力が低下することがあった。
子どもが使用する
ことのあるアクセ
サリーに関する調
査結果
消費者庁から輸入品の子どもが身につける
可能性のある金属部分を含むアクセサリー
について、カドミウムの溶出量に関する調
査依頼があったためテストを実施した。さ
らに、鉛についても併せて調べることとし
た。
カドミウムの溶出は、調べた中では国際標準化機構の玩具
規格を超えるものはなかった。鉛の溶出については、食品
衛生法の金属製アクセサリー玩具の方法で調べたところ、
法令違反ではないが、9銘柄で一定量(90μg/g)を超える
溶出が認められた。
乗用車用フロア
マットのアクセル
ペダル等への影響
に関する調査結果
消費者庁からフロアマットがアクセルペダ
ル等にどのように干渉するのか、干渉した
場合の危険性についての調査依頼があった
ためテストを実施した。
純正マットは全て固定できる構造になっている。固定して
使用する場合はアクセルペダルへの干渉は認められなかっ
た。固定していない純正マットや市販マットがずれた場合
には、アクセルペダルがマットに干渉することがあった。
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目的
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