施工説明書

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施工説明書 | Manualzz
施工説明書
03C48
2007.4
シャワーバー
TMX95A型
シングルレバーシャワー金具
商品の機能が十分に発揮されるように、この施工説明書の内容に沿って正しく取り付けてください。取り付け後は、お客様にご使用方法を十分にご説明ください。
安全上の注意
(安全のために必ずお守りください)
取り付け前に、この「安全上の注意」をよくお読みのうえ、正しく取り付けてください。
●この説明書では商品を安全に正しく取り付けていただ
き、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然
に防止するために、いろいろな表示をしています。
その表示と意味は次のようになっています。
警告
この表示の欄の内容を無視して誤った取り
扱いをすると、人が死亡または重傷を負う
可能性が想定される内容を示しています。
注意
この表示の欄の内容を無視して誤った取り
扱いをすると、傷害または物的損害が発生
する可能性があることを示しています。
注 意
●お守りいただく内容の種類を、次の
絵表示で区分し、説明しています。
強い力や衝撃を与えない
破損して、水漏れにより家財などをぬらす財産損害発生のおそ
れがあります。
は、してはいけない「禁止」
内容です。
左図は、
「分解禁止」を示します。
は、必ず実行していただく
「強制」内容です。
左図は、
「必ず実行」を示します。
禁 止
凍結が予想される場所に設置しない
部品が破損し、水漏れにより家財などをぬらす財産損害発生の
おそれがあります。
必ず強度のある壁・建築構造体に取り付ける
警 告
土壁・石膏ボード壁などの強度の無い壁に直接取り付けると、
シャワーバーが外れたり、壁が壊れたりして使用される方が転
倒し、けがをするおそれがります。
湯水を逆に配管しない
給
水を出そうとしても、湯が出てやけどをすることがあります。 水
側
給
湯
側
禁 止
この説明書に記載された項目以外は、分解・改造しない
シーリング剤を塗布しないと、壁裏へ水が浸入し、シャワーバ
ーが外れたり、壁が壊れたりして使用される方が転倒し、けが
をするおそれがあります。
必ず実行 各下地の取付方法をよく読み、十分な下地の厚さ、
破損して、やけど・けがをしたり、水漏れにより家財などをぬ
らす財産損害発生のおそれがあります。
および補強が有ることを確認する
分解禁止
下地に十分な厚み・補強がないと、シャワーバーが外れたり、
壁が壊れたりして、けがをするおそれがあります。
給湯温度は60℃にて使用する
必ず実行
取り付ける穴の周囲に必ずシーリング剤を塗布する
60℃より高温でご使用になると、水栓の寿命が短くなり、破
損して、やけどしたり、水漏れにより家財などをぬらす財産損
害発生のおそれがあります。
取り付け完了後、シャワーバーにガタツキがないこ
とを確認する
60℃
シャワーバーにガタツキがあると、シャワーバーが外れたり、
壁が壊れたりして、けがをするおそれがあります。
補強
仕様
給水・給湯圧力
部品の確認
最低必要水圧
0.15MPa(流動圧)
最高水圧
0.75MPa(静水圧)
使用最高温度
60℃以下
使用可能水質
水道水および飲用可能な井戸水
使用環境温度
1∼40℃
用 途
パブリックおよび一般住宅浴室用
次の部品があることを確認してください。
本 体 部
埋込本体部
ハンドシャワー部
パッキン
ユニオン
(2個)
給水本体
逆止弁ユニット部
取り付け前に
逆止弁ユニット
ねじ
(2個)
取付金具部
●給水圧力が0.75MPaを超える場合は、市販の減圧弁で0.2∼0.3MPa
程度に減圧してください。
快適に水栓をお使いいただくためには、0.2∼0.3MPa程度の圧力をお
すすめします。
●誤操作などによるやけど防止のため、給水圧力と給湯圧力は必ず同圧に
なるようにしてください。
切替レバー
ハンドシャワー
座金
樹脂プラグ
シングルレバー
コーチねじ
●誤操作などによるやけど防止のため、60℃給湯にて使用してください。
ねじ
(4個)
ばね座金
●給湯機からの給湯管は、抵抗を少なくするため最短距離で配管し、配管
には必ず保温材を巻いてください。
取付金具
そ の 他
●梱包前に通水検査をしていますので、商品内に水が残っている可能性が
ありますが、商品には問題ありません。
必ずお客様にお渡しください
●シャワーバーを取り付ける壁に十分な強度があることを確認してください。
●固定方法は建物の構造に応じて適切な方法を選んでください。
シャワーバーには木下地用・コンクリート下地用のコーチねじを同梱し
ています。
また、コンクリート下地の場合には同梱の樹脂プラグを使用してください。
施工説明書
つかいかた 六角棒レンチ 六角棒レンチ
取扱説明書 ラベル (細:2mm) (太:4mm)
※品番によっては、図と現品の形状が一部異なります。
ドライバー
下準備
完成図
※品番によっては、図と現品の形状が一部異なります。
15
44
下記寸法で水栓金具の設置場所を確保する。
358
300
278
り
よ
58
面
げ
上
仕 00
1
約
取付金具用穴
°
8
9
約200
12
(890)参考
使用者に合わせて高さを決めてください
R1/2
95
95
55±10
125
83
(890)
R1/2
(732)
0
65
158 105
(2002)
454
5
約
30
壁面
●給水管・給湯管は仕上げ面と
平行になるように設置してく
ださい。
給湯管
125
給水管
床
面
床面
平行
( )内寸法は参考寸法です。使用者に合わせて取り付けてください。
仕上げ面
454
約100
り
よ
面
げ 0
上
仕 ±1
55
1007
1270
658
給水本体位置
施工手順
2 給水・給湯管の接続
①給水・給湯管に同梱のユニオンを
接続する。
給水本体
注意
●給湯管には、保温材を巻いて
ください。
●ユニオンの高さが同じレベル
になるように取り付けてくだ
さい。
7 本体の固定
3 壁の仕上げ
4 取付金具の位置決め
5 取付金具の取り付け
ユニオン
給湯管
保温材
8 シャワーホースの取り付け
●ユニオンは仕上げ面と平行に
なるように取り付けてくださ
い。
給水管
6 逆止弁ユニットの
取り付け
2 給水・給湯管の接続
1 給水・給湯管内の掃除
1 給水・給湯管内の清掃
取り付ける前に 必ず給水・給湯管内のごみ、砂などを完全に
洗い流す。
重
要
②給水本体をユニオンのナットで締
め付ける。
注意
モルタルなどによる埋め戻しを
しない場合、給水・給湯管およ
び各配管はホルダーなどを用い
て十分に固定してください。
また、給水本体も補強材などに
固定して、動かないようにして
ください。
③配管接続後、埋め込み配管部に通水し、接続部分から
重
要
水漏れがないことを確認する。
裏面へつづく
3 壁の仕上げ
5-1 取付金具の取り付け
①モルタルなどで埋め戻す。
取付金具の取付方法は取り付ける壁によって異なります。
取り付ける壁に応じた方法にしたがって、正しく取り付けてください。
注意
養生カバーの内側にモルタルな
どが入り込まないように注意し
てください。
コンクリート下地:プラグ固定の場合
養生カバー
木下地:コーチねじ固定の場合
上限
コンクリート下地:プラグ固定の場合
樹脂プラグ
②養生カバーに表示してある仕上げ範囲
内に納まるように壁の仕上げをする。
注意
●仕上げ範囲を超えるとシャワ
ーバーの正常な取り付けがで
きませんので、壁仕上げにつ
いては十分に打ち合わせして
おいてください。
①φ10mmの樹脂プラグ用の下穴を
約70mmの深さにあける。
下限
②樹脂プラグを下穴に軽く打ち込む。
③取付金具のねじ穴を下側にして
図Aの順序にて取り付ける。
仕上げ面
座金
ばね座金
コーチねじ
樹脂プラグ
図A
●養生カバーは壁の仕上げが終
わるまでかぶせたままにして
おいてください。
下穴
(φ10)
壁
側
本
体
側
約70
取付金具
ねじ穴
コンクリート
下穴
4 取付金具の位置決め
座金
ばね座金
取付金具用穴
取付金具
モルタル
コーチねじ
454
シャワーバーの取付位置を決め、穴開け
位置を決める。
給水本体部
注意
●コーチねじをねじ込む前に、穴の周囲にシーリング剤を必ず塗布してください。
●コンクリートにφ10mm、深さ70mmの下穴をあけることのできる適切な
ドリルを使用してください。
ドリルの刃サイズが大きすぎたり、芯振れを起すと取付金具の確実な固定ができな
いことがあります。
●コーチねじを強く締めすぎてタイルを割らないように注意してください。
5-2 取付金具の取り付け
6 逆止弁ユニットの取り付け
木下地:コーチねじ固定の場合
①配管部の元栓を閉める。
②取付金具のねじ穴を下側にして
図Aの順序にて取り付ける。
元栓
約60
①下穴をφ6mmのドリルであける。
(タイル壁の場合は、タイル部のみ
取付金具
通し穴をφ9mmのドリルであけ
ばね座金
てください)
コーチねじ
φ9
補強木
モルタル
ねじ穴
給水本体
プラグ
プレート
給水本体
15mm以内
コンパネなど
図A
下穴
座金
ばね座金
給水本体の埋め込み深さは、
仕上げ面から凹15mm、
凸5mmの間に入っているこ
とを確認してください。
養生カバー
30以上
タイル
壁
側
元栓
注意
座金
本
体
側
②養生カバー、プレート、プラグを
取り外す。
取付金具
コーチねじ
ねじ
仕上げ面
仕上げ面
逆止弁ユニット
給水本体
5mm以内
ねじ
(長さ40mm)
注意
●30mm以上の補強木を必ず取り付けてください。
補強木を取り付けないと、シャワーバーがガタついたり、外れたりすることがあ
ります。
③逆止弁ユニットのねじ穴を下側に
して差し込み、付属のねじで固定
する。
●φ6mmの下穴をあけることのできる適切なドリルを使用してください。
ドリルの刃サイズが大きすぎたり、芯振れを起こすと取付金具の確実な固定ができ
ないことがあります。
●コーチねじをねじ込む前に、穴の周囲にシーリング剤を必ず塗布してくだ
さい。
●コーチねじを強く締めすぎてタイルを割らないように注意してください。
ねじ穴
注意
●逆止弁ユニットは上下の方向性がありますので、注意してください。
●逆止弁ユニットと壁間にすき間が出来ないように、押し込んでください。
●ねじを強く締めすぎて、タイルを割らないように注意してください。
●Oリングを傷つけないように注意してください。
施工後の調節
7 本体の固定
1.水出し確認
①取付金具と逆止弁ユニットを本体に
差し込むようにして、本体を壁に強
く押し付け、取り付ける。
②取付金具部、逆止弁ユニット部にそ
れぞれ下側から六角棒レンチ(太:
4mm)を使って固定ねじをねじ込
み固定する。
取付金具
取り付けが完了したあと、配管部の元栓を開け、オーバーヘッドシャワー・ハン
ドシャワーから水が出るか確認してください。
固定ねじ
六角棒レンチ
(太:4mm)
オーバーヘッド
シャワー
ハンド
シャワー
切替レバー
注意
●逆止弁ユニット挿入部と壁に
すき間が出ないように本体を
壁に強く押し付けてください。
●取付金具、逆止弁ユニットが
本体にうまく入らない場合は、
取付金具部のコーチねじを少
しゆるめ、取付金具を動かし
てみてください。
●Oリングを傷つけないように
注意してください。
シングルレバー
逆止弁
ユニット
出る
固定ねじ
止まる
六角棒レンチ
(太:4mm)
2.シングルレバー作動規制の確認
●固定ねじは落下などで紛失し
ないように注意してください。
急に熱湯が出ることを防ぐため、シ
給湯温度そのままの高温を出さないた
ングルレバーは 止水状態では湯側へ
めシングルレバーの角度は 水側より湯
動かせない ことを確認してください。 側の方が小さい ことを確認してくださ
い。
8 シャワーホースの取り付け
●熱い湯を出したいと
きは水を出した状態
でレバーを湯側へ動
かしてください。
シャワーホースを図のように手締めに
て取り付ける。
注意
パッキンが入っていることを確
認してください。
右側
(水)
左側
(湯)
パッキン
シャワーホース
止水状態では
湯側へ動かない
●レバーを湯側へ動か
した状態では、湯を
止めることができま
せん。
湯を止めるときはレ
バーを中央より水側
へ動かしてから止め
てください。
注意
湯側(小)
約27.5°
レバー作動規制が
あっても熱湯が出
る可能性はありま
す。
必ず手で湯の温度
を確認してからシ
水側(大) ャワーを浴びてく
約50°
ださい。
点検項目
3.温度調節
給湯温度が低く、どうしても適温より低い温度しか出せない場合は、シングルレ
バー作動規制のストッパーを取り外すことができます。
ただし、ストッパーを取り外した場合、給湯温度そのままの湯を急に吐水する場
合がありますので、給湯温度は必ず 45℃以下 の適温給湯を行ってください。
取り付けが完了したあと、次の項目を確認してください。
ガタツキの確認
ガタツキがないか確認してください。
注 意
1 取付金具部のガタツキはないですか?
ストッパーを取り外した場合、給湯温度は45℃より高温で使用しない
− 5 「取付金具の取り付け」参照
やけどをするおそれがあります。
禁 止 熱湯が出て、
2 逆止弁ユニット部のガタツキはないですか?
1. 配管部の元栓を閉める。
2. 付属の六角棒レンチ(細:2
mm)をシングルレバー裏側
の小穴に差し込み、止めねじ
を取り外す。
3. 再度、六角棒レンチを小穴に
差し込み、中にあるねじをゆ
るめる。
小穴
5. 付属のドライバーにて小ねじ
(2個)を取り外し、ストッ
パーを取り外す。
六角棒レンチ
(細:2mm)
シングルレバーにて適温に調節できるか確認し
てください。
適温に調節できない場合
B
小穴
給水本体
水漏れの確認
以下の3点を確認のうえ、再度取り付け直して
ください。
・本体は壁とのすき間が無いよう取り付けられているか?
・差し込み部のOリングにゴミかみ、傷などがないか?
・給水本体の埋め込み深さが、深すぎないか?
A
シングル
レバー
給湯温度は60℃になっているか確認してくだ
さい。
Aから水漏れがある場合
CH表示リング
6. CH表示リングの方向に注意
して、シングルレバーとCH
表示リングを取り付ける。
7. 六角棒レンチにて、小穴の中
のねじを締め、止めねじを固
定する。
吐水温度の確認
止めねじ
ねじが回らなくなった場合は、少
し戻しておいてください。
4. シングルレバーを止水状態で
手前に強く引き、シングルレ
バーとCH表示リングを取り
外す。
− 7 「本体の固定」参照
シングルレバー
シングル
レバー
ストッパー
Bから水漏れがある場合
小ねじ
ドライバー
逆止弁
ユニット
パッキンが入っているか確認後、再度シャワー
ホースを取り付け直してください。
※同梱の取扱説明書などは、必ずお客様にお渡しください。
再生紙を使用しています。

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Key Features

  • シングルレバー操作
  • シャワーバー
  • 水圧調整
  • 温度調整
  • 安全機能
  • 取付簡単
  • 耐久性
  • 信頼性

Frequently Answers and Questions

シャワーバーの取り付けはどの壁にもできますか?
このシャワーバーは、強度のある壁にのみ取り付け可能です。土壁や石膏ボード壁などの強度のない壁に直接取り付けると、シャワーバーが外れたり、壁が壊れたりして使用される方が転倒し、けがをするおそれがあります。
取り付け前に注意すべきことはありますか?
取り付け前に必ず給水・給湯管内のごみ、砂などを完全に洗い流す必要があります。また、給湯機からの給湯管は抵抗を少なくするため最短距離で配管し、配管には必ず保温材を巻いてください。
シャワーバーの温度調節はどのように行いますか?
シングルレバーを操作することで、水温を調節することができます。レバーを湯側へ動かすと、湯を出し、水側へ動かすと水を出すことができます。
シャワーバーの取り付けが完了した後、確認すべきことはありますか?
取り付け完了後、シャワーバーにガタツキがないこと、水漏れがないこと、シングルレバーの角度が適切であることなどを確認してください。
シャワーバーを使用する際の注意点は何ですか?
給湯温度は60℃以下でご使用ください。60℃より高温でご使用になると、水栓の寿命が短くなり、破損して、やけどしたり、水漏れにより家財などをぬらす財産損害発生のおそれがあります。
シャワーバーの分解や改造は可能ですか?
この説明書に記載された項目以外は、分解・改造しないでください。破損して、やけど・けがをしたり、水漏れにより家財などをぬらす財産損害発生のおそれがあります。
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