LE303 SB | Instruction manual | アテックス LE303 LB, SB 電動米袋リフタ 取扱説明書

LE303 SB | Instruction manual | アテックス LE303 LB, SB 電動米袋リフタ 取扱説明書

電動米袋リフタ LE303 LB, LE303 SB は、米袋を安全かつ簡単に持ち上げるためのリフトです。この取扱説明書は、製品を安全かつ適切に操作するための情報、メンテナンスに関する情報を提供します。

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LE303 SB | Instruction manual | アテックス LE303 LB, SB 電動米袋リフタ 取扱説明書 | Manualzz
電動米袋リフタ
取扱説明書
LE303−LB
LE303−SB
ご使用前に必ずお読みください。
は じ め に
●このたびは、電動米袋リフタをお買い上げいただき、まことにありがとうございま
す。
●この取扱説明書は、電動米袋リフタを使用する際にぜひ守っていただきたい安全作
業に関する項目、電動米袋リフタを最適な状態で使っていただくための正しい作業
・調整・整備に関する技術的事項を中心に構成されています。
●電動米袋リフタを初めて運転される時はもちろん、日頃の運転・取扱いの前にも取
扱説明書を熟読され、十分理解の上、安全・確実な作業を心がけてください。
●この取扱説明書は、いつでも取り出して読むことができるよう大切に保管してくだ
さい。
●電動米袋リフタを貸与、または譲渡される場合は、相手の方に取扱説明書の内容を
十分理解いただき、この取扱説明書を電動米袋リフタに添付してお渡しください。
●この取扱説明書を紛失、または損傷された場合は、速やかにお買い上げいただいた
販売店・特約店にご注文ください。
●なお、品質・性能向上あるいは、安全性の向上のため使用部品の変更を行うことが
あります。その際は、本書の内容及びイラストなどの一部が本電動米袋リフタと一
致しないことがありますので、ご了承ください。
●もし、おわかりにならない点がございましたら、ご遠慮なくお買い上げいただいた
販売店・特約店にご相談ください。
重要
●取扱説明書の中の 表示は、次のような安全上、取扱い上の重要なこと
を示しています。よくお読みいただき、必ず守ってください。
表 示 重 要 度
危険
その警告に従わなかった場合、死亡又は重傷を負うことにな
るものを示しております。
警告
その警告に従わなかった場合、死亡又は重傷を負う危険性が
あるものを示しております。
その警告に従わなかった場合、ケガを負うおそれがあるもの
を示しております。
注意
商品の性能を発揮させるための注意事項を説明しております。
よく読んで製品の性能を最大限発揮してご使用ください。
重要
目 次
重要安全ポイントについて 1
安全表示ラベルの注意 1∼ 3
安全のポイント 4
安全な作業をするために 4∼13
保証とサービス 14
各部の名称とはたらき 15
各部の名称 15∼16
スイッチの名称とはたらき 17
その他の名称とはたらき 18∼22
作業の準備 23
使用前の点検について 23
作業のしかた 24
作業前の確認 24∼25
各設定のしかた 26∼28
作業のしかた 29∼33
緊急時の対応 34
保守・点検 35
保守のしかた 35∼38
点検について 39
不調時の対応のしかた 40
不調時の対応のしかた 40
電源ランプ確認のしかた 41
電源ランプ表示一覧 42
不調時の確認場所と対応方法 43∼48
農作業を安全に行うために 49
一般共通事項 49∼51
サービス資料 52
主要諸元 52
配線図 53
主な消耗部品 54
注文部品の紹介 55
修理記録 56
重要安全ポイントについて
1.運転・作業をするときは、
安全カバー類が取り付けられていることを確認してください。
2.点検・調整をするときは、
必ず電源スイッチを「OFF」位置にし、コンセントを抜いてください。
3.補助者と共同作業を行なうときは、
合図をし、安全を確認してください。
この機械をお使いになるときは復唱してください。
安全に作業していただくため、ぜひ守っていただきたい重要安全ポイントは
上記の通りですが、これ以外にも本文の中で安全上是非守っていただきたい
事項を を付して説明の都度取りあげております。
重要
よくお読みいただくとともに、必ず守っていただくようお願い致します。
安全表示ラベルの注意
■本機には、安全に作業していただくため、安全表示ラベルが貼付してあります。
必ずよく読み、これらの注意に従ってください。
■安全表示ラベルを破損・紛失したり、記載文字が読めなくなった場合は、新しい
ラベルに貼りかえてください。安全表示ラベルは、お買い上げいただいた販売店・
特約店へ注文してください。
■汚れた場合は、きれいにふき取り、いつでも読めるようにしてください。
■安全表示ラベルが貼付してある部品を交換する場合は、同時に安全表示ラベルも
お買い上げいただいた販売店・特約店へ注文してください。
■ラベルは、洗浄時に直接圧力水をかけないでください。
-1-
安全表示ラベル貼付位置
0329−910−034−0
警 告
運転中又は回転中
に回転部(ベルト、
チェン、プ−リ)に
触れると、ケガをし
ます。
触れないでくださ
い。
0329−910−034−0
警 告
1.米袋専用リフタです
人は乗らないでください。
2.下降中はテーブル下へ足等を
入れないでください。
最大積載量 35Kg
0270−910−021−0A
0270−910−021−0A
-2-
安全表示ラベル貼付位置
4201−910−029−0
注 意
運転する時には、必ず取扱説明書をよくお読みください。
1.運転する時は、周囲の安全を確認してください。
2.運転する前には必ず点検・整備をしてください。
3.点検・整備する時は必ず電源を切ってから行なってください。
4.モータの点検・整備は、モータが冷えてから行なってください。
5.点検・整備で取り外したカバー類は必ず元の通りに取り付けて
ください。
6.長期格納する時は、電源コンセントを抜いておいてください。
7.ねずみが入らないように、カバー類を正しく取り付けてください。
4201−910−029−0
警 告
運転中又は回転中
に回転部(ベルト、
チェン、プ−リ)に
触れると、ケガをし
ます。
触れないでくださ
い。
0329−910−034−0
0329−910−034−0
-3-
安全のポイント
安全な作業をするために
本章では、機械を効率よく安全にお使いいただくために、必ず守っていただきたい
事項を説明しております。十分に熟読されて、安全な作業を行なってください。
お読みになった後も必ず製品に近接して保存してください。
■作業の条件
(1) 服装は作業に適したものを着てください。
だぶついた服装は、衣服が回転部に巻き込ま
れたり、靴がスリップしたりして大変危険で
す。また、はちまき・首タオル・腰タオルも
機械に巻き込まれたりして、ケガをする恐れ
があります。ヘルメットや適正な保護具も着
用してください。
(2) 飲酒時や過労ぎみの時、また妊娠している
人、子供など未熟練者は絶対に作業をしては
いけません。作業を行なうと、思わぬ事故を
引き起こします。作業するときは、必ず心身
とも健康な状態で行なってください。
-4-
酒
安全のポイント
■作業を開始する前に
(1)
作業をする前に、本書の「取扱説明書」を参
考に必要な点検を必ず行なってください。点
検を怠ると作業中の思わぬ事故につながりま
す。
(2) 安全カバー類が外されたままになっていな
いか確認しましょう。外されたまま作業を行
なうと、危険な部分が露出してケガの原因と
なり大変危険です。
(3) 潤滑油の給油をするときは、必ず電源スイ
ッチ「OFF」位置の状態で行ない、くわえタ
バコなどの火気は厳禁です。守らなかった場
合、火災の原因となり大変危険です。
-5-
安全のポイント
■作業は
安全を確かめてから電源スイッチを「ON」
位置にして作業してください。
■作業するときは
(1) いかなる場合も、テーブルに人や動物を乗
せないでください。急旋回、重心移動等によ
り大変危険です。
スヤスヤ
(2) 凹凸の激しい所・軟弱地盤や両側が傾斜し
ている場所などで作業するときは、ジャッキ
でテーブルを水平にして作業してください。
転倒する恐れがあり大変危険です。
-6-
安全のポイント
(3) 設置場所は広く硬い所を選んでください。
また、ジャッキでテーブルを水平にしてくだ
さい。作業中に機体が動きだすなど大変危険
です。
(4) わき見作業や無理な姿勢で作業をしてはい
けません。障害物やテーブルにはさまれる恐
れがあり大変危険です。
■移動するときは
(5) 傾斜地は、まっすぐに登り降りしてくださ
い。斜面をよこぎったり、旋回をすると転倒
する恐れがあり大変危険です。
-7-
安全のポイント
(6) ゆっくり移動してください。 転倒する恐
れがあり大変危険です。
■積込み・積降ろし
(1) トラックはエンジンを止め、動かないよう
駐車ブレーキ・車止めをしてください。これ
を怠ると積込み・積降ろし時にトラックが動
いて転倒事故を引き起こし、ケガをする恐れ
があります。
歯止め
(2) 積込み・積降ろしは、強度・幅・長さの十
分あるスリップしないアユミ板を使用し、直
長さ
幅
進性を見定めて行なってください。アユミ板
上での方向修正は転倒事故の原因となり大変
危険です。アユミ板の長さは車の荷台高さの
4倍以上を使用してください。
アユミ板を使用しない積込み・積降ろしは
必ず二人以上で作業を行なってください。
-8-
高さ
安全のポイント
■作業中は
(1) 積載制限を守り、米袋以外の物を積載しな
でください。過積載は、操作ミスを引き起こ
し、破損等により思わぬ事故を引き起こし大
変危険です。
(2) 作業中は、回転部やチェン・モータなど危
険な箇所には手や体を触れないでください。
傷害事故の原因となり大変危険です。
(3) ペダルを軽く踏んでください。力を入れす
ぎると、けがや破損により思わぬ事故を引き
起こし大変危険です。
-9-
安全のポイント
(4) 荷を積むときは、重心がテーブルの中央に
なるよう、また重心が高くならないようにしま
しょう。重心が高くなったり、かたよると転
倒の原因となり大変危険です。
■点検整備は
(1) 電源スイッチを「OFF」位置にしてすぐに、
点検整備をしてはいけません。モータなどの
過熱部分が完全に冷えてから行なってくださ
い。怠ると、火傷などの原因となり大変危険
です。
(2) 点検整備は、必ず電源スイッチを「OFF」
位置にし、コンセントを抜いて行なってくだ
さい。怠ると感電の危険性がある上、万一電
源スイッチが入ったとき、回動部などに手や
衣服が巻き込まれケガの原因となり大変危険
です。
- 10 -
安全のポイント
(3) 点検整備で取り外した安全カバー類は、必
ず元の通りに取り付けてください。回転部や
過熱部がむき出しになり、傷害事故の原因と
なり大変危険です。
(4) 機械の改造は絶対にしないでください。機
械の故障や事故の原因になり大変危険です。
(5) 水洗いしないでください。コントローラの
破損や漏電の原因になり大変危険です。
- 11 -
安全のポイント
■保管・格納は
(1) 動力を停止し、機体に付着したホコリやゴ
ミ等をきれいに取り除いてください。特にモー
タなど電装品のゴミは故障や火災の原因とな
ります。必ず取り除いてください。
(2) 長期間格納する場合は、コンセントを抜い
ておいてください。抜いておかないと、ネズ
ミ等がかじって、ケーブルがショートし、発
火して火災の原因となり大変危険です。
(3) 子供などが容易にさわれないようにカバー
をするか、格納庫に入れて保管してください。
カバー類をかける場合は、高温部が完全に冷
えてから行なってください。熱いうちにカバー
類をかけると火災の原因となります。
- 12 -
ガジガジ
安全のポイント
■電装品の取扱い
(1) 電気配線の点検および配線接続部の点検は
必ず電源スイッチ「OFF」位置にして、コン
セントを抜いて行なってください。これを怠
ると火花が飛んだり感電したり思わぬ事故を
引き起こす恐れがあります。
(2) アースを必ず取ってください。誤動作や漏
電などの原因となり大変危険です。
- 13 -
保証とサービス
■製品の保証
この製品には、保証書が添付されております。詳しくは、保証書をご覧ください。
■サービス
ご使用中の故障やご不明な点、及びサービスに関するご用命は、お買い上げい
ただいた販売店・特約店または指定サービス工場へお気軽にご相談ください。
その際、型式・製造番号を併せてご連絡ください。
機械の種類 米袋リフタ
型 式
LE303−SB
製造 番号
販売 会社
株式会社 アテックス
MADE IN CHINA
■補修用部品供給年限
この製品の補修用部品の供給年限(期間)は製造打ち切り後9年といたしま
す。ただし、供給年限内であっても、特殊部品につきましては、納期などに
ついてご相談させていただくこともあります。
補修用部品の供給は、原則的には、上記の供給期限で終了いたしますが、供
給年限経過後であっても、部品供給のご要望があった場合には、納期及び価
格についてご相談させていただきます。
- 14 -
各部の名称とはたらき
各部の名称 LE303−SB
- 15 -
各部の名称とはたらき
各部の名称 LE303−LB
- 16 -
各部の名称とはたらき
スイッチの名称とはたらき
■電源スイッチ
・電源の「入・切」に使用します
「ON」位置……作業するとき
「OFF」位置……作業終了、保守点検時、格納時
■上昇スイッチ
・スイッチが押されると、リフトテーブルが上昇
します。
■原点スイッチ
・リフトテーブルを米袋載せ位置で停止させます。
■腰スイッチ
・腰の辺りで上昇を停止させます。
■肩スイッチ(LE303−LBのみ)
・肩の辺りで上昇を停止させます。
■切換スイッチ(LE303−LBのみ)
・停止位置の切換をします。
(腰位置または肩位置)
- 17 -
各部の名称とはたらき
その他の名称とはたらき
■ハンドル
・機体を移動させる時の持ち支えに使用します。
■キャスタ
・機体を移動させる際、ハンドルを持ち機体を
後傾させていくと、キャスタが地面に接し
移動できます。
■リフトテーブル
・米袋を載せ上昇させる台です。
■リフトテーブル調整ネジ
・リフトテーブルの角度調整を行ないます。
- 18 -
各部の名称とはたらき
■メインローラ、セカンドローラ
・リフト部を支え、上昇・下降時回転します。
■フロントフレーム
・脱着可能で、取り外せば収納時
場所を取りません。
■ジャッキ
・機体を水平に調整します。
- 19 -
各部の名称とはたらき
■チェンテンションSP
・チェンの伸び、たわみを吸収します。
■ペダル
・上昇を開始させるペダルです。
手結び位置で停止させた後、再び上昇させる
ときに使用します。
・テーブルに米袋を載せると、ペダルが上昇
スイッチを押し、テーブルが上昇します。
- 20 -
各部の名称とはたらき
■アウトリガー(LE303−LBのみ)
・機体の転倒防止装置です。
■アウトリガー調整ネジ(LE303−LBのみ)
・ジャッキで機体を安定させた後、このネジ
を地面に接するように調整し、アウトリガー
の性能を十分に出す為のものです。
■モータ
・リフトの動力源です。
- 21 -
各部の名称とはたらき
■コントロール BOX
・基板が収納されており、上昇・下降の
制御を行ないます。
この上に乗ったり、物を載せたりしないで
ください。
注意
●トラブル時以外はコントロールカバーを外したり
外した状態での使用はしないでください。
感電や漏電の原因となります。
- 22 -
作業の準備
使用前の点検について
■始業点検
故障を未然に防ぐには、機械の状態をよく知っておくことが大切です。始業点検
は毎日欠かさず行なってください。
点検は次の順序で行なってください。
(1) 前日、異常があった箇所
(2) 機体を確認して
・テーブル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥P35
・ローラ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥P35
・ジャッキ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥P36
・スイッチ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥P37
・チェン ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥P37
・機体各部の損傷及びナットの緩み
(3) 操作して
・ペダルの操作
・異常音
- 23 -
作業のしかた
作業前の確認
●転倒する恐れがありますので、必ず平坦な場所で
注意
作業してください。
(1) 電源スイッチが「OFF」位置になっている
か確認してください。
電源スイッチが「ON」位置になっている
と、作業準備の時にペダルを踏んでしまった
り、テーブルの上に物を載せた場合テーブルが
動いてしまう恐れがあります。
(2) ジャッキを回して機体を水平かつグラつか
ないように調整してください。
- 24 -
作業のしかた
(3) 袋載台のピン部をフレームの穴に確実に
入れてください。
重要
袋載台は左右どちらにも取付け可能です。
(4) 上昇位置を確認してください。
機体後面のノブボルトを緩め適切な
位置で固定してください。
LE303−SB;腰位置
LE303−LB;腰位置、又は肩位置
重要
LE303−LBは切換スイッチで
腰、肩位置を選択してください。
- 25 -
作業のしかた
各設定のしかた
〈下降時間(タイマー)変更のしかた〉
出荷時はテーブルは腰位置、肩位置まで上昇
した後、10秒後に下降します。
この下降までの時間を3秒、6秒、タイマー解除
(足踏み操作)に変更することができます。
■変更要領
注意
LE303−LBは切換スイッチを「腰」に
して行なってください。
①ペダルを踏みテーブルを腰位置まで
上昇させてください。
②電源を一旦「OFF」にしてください。
③ペダルを踏んだまま電源を「ON」に
してください。
(ペダルは下記④まで踏み続
けてください)
④テーブルが下降し原点まで戻り、3秒後
再度上昇します。腰位置まで上昇したら
ペダルをはなしてください。
⑤希望の秒数を選択し下記要領にて設定してください。
3秒停止後下降させる
4回ペダルを踏む。
6秒停止後下降させる
3回ペダルを踏む。
10秒停止後下降させる(出荷状態)
タイマー解除(足踏み操作)
2回ペダルを踏む。
1回ペダルを踏む。
⑥電源を「OFF」にしてください。
⑦これで設定完了です。再度電源「ON」で作業できます。
●テーブル裏にマークを貼付していますので御参照ください。
(P.28)
- 26 -
作業のしかた
各設定のしかた
〈手結び位置設定のしかた〉
テーブルを原点と腰位置の間(任意の位置)で
一旦停止させることができます。
腰をかがめず袋の紐を結べる手結び位置を
自由に設定することができます。
*出荷時は手結び位置設定は解除しています。
■変更要領
注意
LE303−LBは切換スイッチを「腰」に
して行なってください。
①ペダルを踏みテーブルを腰位置まで
上昇させてください。
②電源を一旦「OFF」にしてください。
③ペダルを踏んだまま電源を「ON」に
してください。
(ペダルは下記④まで踏み続
けてください)
④テーブルが下降し原点まで戻ったら
ペダルをはなしてください。
ペダルは3秒以内にはなしてください。
⑤ペダルを踏むとテーブルは上昇し、もう1度踏むと停止します。
希望の位置でテーブルを停止させてください。
⑥電源を「OFF」にしてください。
⑦これで設定完了です。再度電源「ON」で作業できます。
●設定を解除するには⑤でテーブルを途中で止めず、腰位置まで上昇させれば
解除できます。
●テーブル裏にマークを貼付していますので御参照ください。
(P.28)
- 27 -
作業のしかた
〈マーク貼付位置〉
手結び位置設定のしかた
停止時間設定のしかた
- 28 -
作業のしかた
作業のしかた
●転倒の恐れがあります。
注意
・作業する前に、周囲の安全とレバーやスイッチの位置を十分
確認してください。
・機体の水平、及び安定を十分に確認してください。
■リフトアップのしかた
(1)
電源を「ON」にしてください。
●テーブルが原点位置以外で電源スイッチを「ON」位置
警告
にすると、突然原点まで下降して大変危険です。電源ス
イッチを「OFF」にする時は原点位置でしてください。
●最大積載量は35Kgです。過積載はしないでください。
●本機は米袋専用リフトです。人や動物などは乗せないで
警告
ください。
●下降中はテーブル下には身体(足等)入れないでください。
- 29 -
作業のしかた
(2) 米袋を袋載台からテーブル中央へ
倒します。
注意
●運転中は本機内部には手など入れない
でください。
●テーブルには過度の衝撃がかからない
ように米袋を載せてください。
(3)
上昇スイッチが米袋を感知しテーブル
が自動上昇します。
重要
●手結び位置設定をしている場合は
停止後、ペダルを再度踏んで上昇
させてください。
- 30 -
作業のしかた
注意
●力を入れすぎるとケガや破損により思わぬ事故を引き
起こします。
■下降のしかた
(1) 設定位置で10秒停止後、自動的に原点
まで下降します。(出荷状態)
設定位置での停止時間を変更したい場合は
P.26の要領で変更してください。
重要
●テーブルが下降し停止してから次の米袋を
載せてください。
(2) 設定位置停止中でもペダルを踏めば
テーブルは下降します。
注意
●下降が始まったら速やかに足をはずして
ください。
●下降中は絶対にテーブル下へ足を入れないで
ください。
- 31 -
作業のしかた
(3) 下降中にペダルを踏むと、一度
停止をして、設定位置まで上昇します。
重要
●下降中にペダルを踏むと、すぐに停止し、上昇をはじめ
ます。あわてず操作してください。
- 32 -
作業のしかた
■設定位置切替のしかた(LE303−LBのみ)
・テーブルを原点位置にし、切替スイッチの
上下で肩か腰を選びます。
肩まで
腰まで
重要
●原点位置でのみ、切替操作ができます。
- 33 -
作業のしかた
緊急時の対応
■緊急停止のしかた
・上昇下降中に電源スイッチを「OFF」に
にすると緊急停止します。
OFF
●急停止し、転倒など思わぬ事故をまねく恐れがあります。
注意
緊急時以外は緊急停止の操作をしないでください。
- 34 -
保守・点検
●保守・点検は、必ずテーブルを原点に戻し電源スイッチを
「OFF」位置にしコンセントを抜いて行なってください。
注意
・改造は、事故・故障の原因となりますのでしないで
ください。
・部品交換は、必ず純正部品を使用してください。
保守のしかた
■リフトテーブル調整ネジ
・調整ネジでテーブル角度を調整できます。
上昇スイッチの反応が悪い場合は調整ボルト
をねじ込みテーブルをやや下向きに調整して
ください。
調整後は必ずロックをしてください。
■ローラテンショナー
セカンドローラをポストに押し付け
テーブルの左右のガタを少なくします。
締付ナットを指で回し、回らなくなったら
ロックしてください。
強く締めすぎると、負荷が大きくなり
異音や破損の原因となります。
- 35 -
保守・点検
■ジャッキ
左右のジャッキを回し、機体を水平に調整
してください。
また、前後左右にガタつきの無いように
調整してください。
■レバー調整ネジ(オプション)
上昇レバーをたたいても上昇しないときは
ストッパボルトをねじ込み、プレート部が
確実にスイッチを押すように調整してくだ
さい。
■アウトリガー調整ネジ(LE303−LBのみ)
アウトリガーを取付け、ジャッキで機体を
安定させた後、調整ネジが地面に接するよう
に調整してください。
調整後は確実にロックしてください。
- 36 -
保守・点検
■原点、肩、腰スイッチ
それぞれの位置で停止しない時は、スイッチ
を長穴の調整範囲内で前方へ移動させ、確実
にスイッチが作動する位置で固定してください。
ただし、前へ寄せ過ぎると上昇・下降時に
スイッチを破損させてしまうことがあります
ので適切な位置で固定してください。
■チェン
●たるみがでてきたら
・ロッドを上方へ調整しチェンテンション
SPを張ってください。
目安はスプリングの隙間が1∼2mm です。
●スプリングが伸びたら
・スプリングを交換してください。
機体を横にし、ロッドを固定している
ナットを緩めチェンテンションSPを
外してください。緩めても外れない場合
はロッドを抜いて外してください。
交換後は逆の手順で行なってください。
ロッドのロックは確実に行なってください。
- 37 -
保守・点検
■モータコード結線要領
●コントロールBOX側
モータコードの各端子をコントロールキバン
端子台にリード線色別に接続してください。
モータコード
コントロール
キバン
赤
白
黒
茶
黄
緑
コントロールBOX
●モータ側
モータ端子台
モータコードの各端子をモータ端子台にリー
赤(U)
白(X)
黒(Y)
茶(V)
緑
ド線色別に接続してください。
黄(B2)
モータコード
モータ端子台
●モータ製造ロットにより端子台
重要
刻印文字が違う場合があります。
緑
端子台に右図のリード線色順に
接続してください。
赤(U1)
白(Z1)
黒(Z2)
茶(U2)
黄(B2)
モータコード
- 38 -
保守・点検
■お手入れについて
機体の汚れは、絞った濡れ布で拭き取ってくだ
さい。汚れがひどいときは、中性洗剤を使って
拭き取り、その後乾いた布でよく拭き取ってく
ださい。
重要
●モータやコントローラなどの電装品には、水をかけないで
ください。
●故障や破損につながりますので機体に水をかけたり、
注意
ガソリン・シンナー・ベンジン等で拭いたりしない
でください。
■保管について
故障や機体の破損を防ぐため、直射日光や雨・
露を受けない風通しの良い場所で保管してくだ
ザーザー
さい。
重要
●保管する時は、必ずコンセントを抜いてください。
- 39 -
保守・点検
点検について
■安全に使用いただくために、下表にしたがって点検してください。
異常がある場合や定期点検については、お買い上げの販売店にご相談ください。
●長期間使用しなかった場合でも、必ず定期点検を受けてください。
点検個所
テーブル
ペダル
スイッチ
チェン
ローラ
配線
全般
点検内容
点検時期
使用前点検
定期点検
・ボルトの緩みはありませんか?
○
○
・操作はスムーズに行なえますか?
○
○
・正常に動作しますか?
○
○
・ゆるみ、あそびはありませんか?
○
○
・ガタはありませんか?
○
○
・ケーブルの破損はありませんか?
○
・コネクタの緩みはありませんか?
○
・異常な音はありませんか?
○
○
・ボルト・ナットの緩みはありませんか?
○
○
・変形・損傷はありませんか?
○
○
●点検・整備する時は、必ず電源スイッチを「OFF」
位置にし、コンセントを抜いて行なってください。
●点検・整備で取り外したカバー類は、必ず元の通り組
注意
付けてください。
●運転直後のモータは高温となっていますので、点検・
整備する時は、モータが完全に冷めてから行なってく
ださい。
- 40 -
不調時の対応のしかた
不調時の対応のしかた
■使用中に異常が生じた時は、下表に従って点検してください。それでも異常が
みられるときは、使用を中止し、お買い上げの販売店にご相談ください
症状
点検内容
テーブルが水平でない
ジャッキ、リフトテーブル調整ネジ、ローラ部を確認
テーブルにガタがある
P35、36参照
動作した時に機体が揺れる
ジャッキで機体を垂直、リフトテーブル調整ネジでテ
ーブルを水平にする。
P35、36参照
動作した時に音がする
ローラ部の汚れ、調整、チェンの張りを確認する。
P35、37参照
バネの交換し、スイッチ・ケーブルなどの点検する。
バネが伸びた
P37参照
上昇しない
下降しない
電源ランプの表示を確認後スイッチ・ケーブルなど
を点検する。
P42∼48参照
- 41 -
不調時の対応のしかた
電源ランプ確認のしかた
(1) コントロールBOXにある電源ランプの
の表示を確認してください。
Lift Controller
電源ランプ
(2) 電源ランプの点滅回数によりエラー原因を
知ることができます。
チカチカ
Lift Controller
電源ランプ
注意
●コネクタやコントロールキバンにはAC100Vが
通電されています。感電しないよう不調時の対応は、
コンセントを抜いて作業してください。
- 42 -
不調時の対応のしかた
電源ランプ表示一覧
表示
状態
原因
点灯
正常動作状態
ペダルを踏むと上昇します。
0.1 秒点滅
実演モード
展示会の実演専用に上昇下降を行な
います。
1回点滅
マイコンエラー
キバン異常状態に発生します。
2回点滅
上昇時間オーバー
上昇時間が肩設定時8秒、腰設定時5
秒を越えると発生します。
3回点滅
下降時間オーバー
下降時間が肩設定時8秒、腰設定時5
秒を越えると発生します。
4回点滅(※)
上昇スイッチ時間オーバー
上昇スイッチが20秒以上押されて
いたら発生します。
5回点滅
肩スイッチ時間オーバー
肩スイッチが15秒以上押されてい
たら発生します。
6回点滅
腰スイッチ時間オーバー
腰スイッチが15秒以上押されてい
たら発生します。
7回点滅(※)
原点スイッチオーバー
原点位置停止中に原点スイッチから
ズレると発生します。
8回点滅
スイッチ同時ON
肩、腰、原点スイッチの2個以上が同
時に押されると発生します。
※4回点滅は上昇スイッチが一度離れると上昇操作が可能です。また、腰・肩・手
結び位置まで上昇すると表示が点灯に変わります。
※7回点滅は原点スイッチのズレをなおすと上昇操作が可能です。また、腰・肩・
手結び位置まで上昇すると表示が点灯に変わります。
重要
●電源を切ると表示が消えてリセットさせます。不具合発生時に表示を
確認してください。
- 43 -
不調時の対応のしかた
不調時の確認場所と対応方法
■上昇しない
表示
消灯
点灯
1回点滅
2回点滅
3回点滅
確認場所
対応方法
コンセントの抜け
コンセントを差してください。
電源スイッチ「ON」
電源スイッチを「ON」にしてください。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ヒューズ溶断
ヒューズを交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
上昇スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
モータ破損
モータ交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
モータ破損
モータ交換してください。
- 44 -
不調時の対応のしかた
表示
4回点滅
5回点滅
6回点滅
7回点滅
8回点滅
確認場所
対応方法
上昇スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを差してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
- 45 -
不調時の対応のしかた
■下降しない
表示
消灯
点灯
1回点滅
2回点滅
3回点滅
確認場所
対応方法
コンセントの抜け
コンセントを差してください。
電源スイッチ「ON」
電源スイッチを「ON」にしてください。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ヒューズ溶断
ヒューズを交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
上昇スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
モータ破損
モータ交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
モータ破損
モータ交換してください。
- 46 -
不調時の対応のしかた
表示
4回点滅
5回点滅
6回点滅
7回点滅
8回点滅
確認場所
対応方法
上昇スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
ローラ調整
ローラ調整してください。
キバン破損
キバン交換してください。
原点スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
肩、腰スイッチの確認
(P48参照)
スイッチ端子の接続、調整、交換してくださ
い。
コネクタの抜け
コネクタを接続してください。
ケーブル断線
断線したケーブル交換してください。
キバン破損
キバン交換してください。
- 47 -
不調時の対応のしかた
■スイッチ確認のしかた
(肩、腰、原点、上昇スイッチ)
(1) サイドカバーを外して、肩・腰・原点スイ
ッチ(肩はLE303−LBのみ)が見える
状態にしてください。ペダルを開き、上昇ス
イッチが見える状態にしてください。
(2) スイッチ端子と中継コードがしっかりと
さされているか、確認してください。
(3) リフトベースでスイッチが押されるか確認
してください。
「カチッ」と音がするまで押さ
れているか確認してください。
押されていない場合は、スイッチを調整して
ください。
(P37参照)
- 48 -
カチッ
農作業を安全に行なうために
農林水産省より、安全に農作業に従事できるように、農業機械を使用するときの注意
事項が「農作業安全基準」として定められています。ここに、電動米袋リフタを使用さ
れる方のために特に重要な項目を「農作業安全基準」より抜粋しております。熟読の上、
事故のない楽しい農作業をするためにお役立てください。
一般共通事項
1.適用範囲
一般共通事項は、農業機械を使用して行なう作業に従事する者が農作業の安全
を確保するため注意すべき事項を示すものである。
2.就業の条件
(1) 安全作業の心得
農業機械を使用して行なう作業(以下「機械作業」という。
)に従事するも
のは、機械の操作の熟練に努め、自己の安全を図るとともに、補助作業者お
よび他人に危害を及ぼさないように、機械を正しく運転することに努めるこ
と。
(2) 就業者の条件
ア 次に該当する者は、危険を伴う機械作業に従事しないこと。
●精神病者
●酒気をおびた者
●若年者
●未熟練者
●過労・病気・薬物の影響その他の理由により、正常な運転操作ができない者。
イ はげしい作業が続く場合には、特に健康に留意し、適当な休けいと睡
眠をとること。妊娠中の者は振動を伴う機械作業に従事しないこと。
(3) 特殊温湿度環境下の安全
暑熱、寒冷および高湿の環境における作業に際しては、安全を確保するた
め作業時間および方法等を十分に検討すること。
3.子供に対する安全配慮
機械には、子供を同乗させないこと。また、機械には、子供を近寄らせないよ
う注意すること。
- 49 -
農作業を安全に行なうために
4.安全のための機械管理
(1) 日常の点検整備
農業機械は、使用の前後に日常の点検整備を行ない、常に機械を安全な状
態に保つこと。
(2) 防護装置の点検
ア 機械作業に従事する者は、機械の操縦装置、制動装置、防護装置等危
険防止のために必要な装置を点検整備してつねに正常な機能が発揮で
きるようにしておくこと。
イ 機械に取り付けられた防護装置等を機械の点検整備または修理等の
ために取りはずした場合は、必ず復元しておくこと。
(3) 掲げ装置の落下の防止
作業機を上げた位置で点検調整等を行なう場合には、ロック装置のあるも
のについて、必ずこれを使用し、かつ、ロック装置の有無にかかわらず作業
機について落下防止の措置を講じること。
(4) 整備工具の管理
点検整備に必要な工具類を適正に管理し、正しく利用すること。
5.火災・爆発の防止
(1) 引火・爆発物の取扱い
引火または爆発の恐れのある物質の貯蔵・補給等にあたっては、その取扱
いを適正にすること。とくに火気を厳禁すること。
(2) 火災予防の措置
火災の恐れがある作業場所には、消化器を備え、喫煙場所を決める等、火
災予防の措置を講じること。
6.服装および保護具の使用
次の農作業に際しては、適正な服装および保護具を用い危険のないよう作業に
従事すること。
(1) 頭の傷害防止の措置
機械からの墜落および落下物の恐れの大きい場合、交通頻繁な道路での運
行の場合等では、頭部保護のために適正な保護具を用いること。
(2) 巻き込まれによる傷害防止の措置
原動機もしくは、動力伝導装置のある作業機または駆動する作業機を使用
する場合には、衣服の一部、頭髪、手拭等が巻込まれないように適正な帽子
および作業衣等を使用すること。
- 50 -
農作業を安全に行なうために
(3) 足の傷害およびスリップ防止の措置
機械作業において、作業機等の落下、土礫の飛散、踏付け、踏抜きおよび
スリップ等の恐れのある場合は、これらの事故を防止するために適正な履物
を用いること。
(4) 粉塵および有害ガスに対する措置
多量の粉塵および有害ガスが発生する作業にあっては、粉塵および有害ガ
スによる危害防止のための適正な保護具を使用すること。
(5) 農薬に対する措置
防除作業においては、呼吸器、眼、皮膚等からの農薬による障害防止のた
めに適正な保護具(保護衣を含む。)を使用すること。
(6) 激しい騒音に対する措置
激しい騒音の伴う作業にあっては、耳を保護するための適正な保護具を使
用すること。
(7) 保護具の取扱い
安全保護具をつねに正常な機能を有するように点検し、正しく使用するこ
と。
- 51 -
サービス資料
主要諸元
●この主要諸元は、改良のため予告なく内容変更する場合があります。
型 式
LE303−SB
LE303−LB
寸法 (mm)
(全長×全幅×全高)
720×420×1260
720×420×1850
55
64
機体質量 (kg)
諸 揚 程 (mm)
元
35
最大揚量 (kg)
モータ
リフト操作
腰;600∼800
肩;1250∼1450
AC100V200W
600∼800
上昇
自動
下降
自動
リフトテーブル (mm)
(長さ×幅)
417×355
-52-
サービス資料
配線図
■ LE303−SB
コントローラ
原点スイッチ
腰スイッチ
タンラクコードASSY
上昇レバー用(OPT)
黒
白
上昇スイッチ
黒
白
J1
1 黒
2 白
3 黒
4 白
5 黒
6 白
7 青
8 青
ACアダプタ
コンセントコードASSY
黒
CN1
電源タップ
エンチョウコードASSY
10A
白
黒
白
1 白
TB1
オートセンサコードASSY
チュウケイコード(S)ASSY
CN2
2 白
白
3
黒
4 赤
(U1)
5 白
(Z1)
6 黒
(Z2)
7 茶
(U2)
8 黄
(B2)
緑
(E)
電源スイッチ
電源プラグ
デンゲンコードSET
M
モータ
モータコードASSY
■ LE303−LB
コントローラ
原点スイッチ
J1
ACアダプタ
コンセントコードASSY
腰スイッチ
タンラクコードASSY
上昇レバー用(OPT)
上昇スイッチ
黒
白
黒
白
1 黒
2 白
3 黒
4 白
5 黒
6 白
7 黒
8 白
9 黒
10 黒
黒
10A
CN1
白
TB1
切替スイッチ
CN2
チュウケイコード(L)ASSY
黒
白
1 白
肩スイッチ
オートセンサコードASSY
電源タップ
エンチョウコードASSY
2 白
白
3
黒
4 赤
(U1)
5 白
(Z1)
6 黒
(Z2)
7 茶
(U2)
8 黄
(B2)
緑
(E)
モータコードASSY
-53-
電源スイッチ
電源プラグ
デンゲンコードSET
M
モータ
サービス資料
主な消耗品
●消耗部品のご注文は、部品番号をお確かめの上、お買い上げいただきました販
売店にご注文ください。
部品名称
使用箇所
部品番号
C メインローラ
リフトフレーム
0270-312-011-1A
C セカンドローラ
リフトフレーム
0270-312-012-1A
R.B.B
メイン・セカンドローラ
V600-130-620-1
チェン(ローラ/35×354)
LE303-LB用チェン
0270-215-011-0
チェン(ローラ/35×226)
LE303-SB用チェン
0270-210-011-0
ツギテリンク(35)ASSY
チェン
0270-210-012-0
C スプリング(HE64)
チェン
0270-211-015-0
-54-
サービス資料
注文部品の紹介
●本電動米袋リフトには、各種様々な注文部品をご用意しております。部品注文
の際は、部品番号をお確かめの上、お買上げいただきました販売店にご相談く
ださい。
部品名称
部品の説明
部品番号
スライダ SET
袋を楽にスライドできます
0270-810-200-0
スライダプラス(500)SET
スライダ SET を 500mm 延長
0270-810-500-1A
スライダプラス(1000)SET
スライダ SET を 1000mm 延長
0270-810-600-1A
ターンテーブル SET
パレットが軽く回ります
0270-820-200-0
マニュアルレバー SET
上昇下降を手動操作できます
0270-830-200-0
ハカリコンベア SET
秤上の袋をスライドできます
0270-840-200-0
スライドコンベア SET
袋を楽にスライドできます
0270-840-300-0
プラスコンベア SET
スライドコンベア SET を 400mm 延長
0270-840-400-0
-55-
修理記録
販売店様へ
●修理を行なった際、下記表に記録してください。
修理年月日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
不具合症状
修理内容
-56-
交換部品
メモ
-57-
□本
社 愛媛県松山市衣山 1 丁目2−5 〒791-8524
TEL(089)924-7161(代) FAX(089)925-0771
TEL(089)924-7162(営業直通)
□東 北 営 業 所 岩手県紫波郡矢巾町広宮沢第11地割北川505−1
〒028-3621
TEL(019)697-0220(代) FAX(019)697-0221
□関 東 支 店 茨城県猿島郡五霞町元栗橋6633 〒306-0313
TEL(0280)84-4231(代) FAX(0280)84-4233
□中 部 営 業 所 岐阜県大垣市本今5−128 〒503-0931
TEL(0584)89-8141(代) FAX(0584)89-8155
□中 四 国 支 店 愛媛県松山市衣山1丁目2−5 〒791-8524
TEL(089)924-7162 FAX(089)925-0771
□九 州 営 業 所 熊本県菊池郡菊陽町大字原水1262−1 〒869-1102
TEL(096)292-3076(代) FAX(096)292-3423
□部 品 セ ン タ ー 愛媛県松山市馬木町899−6 〒799-2655
TEL(089)979-5910(代) FAX(089)979-5950
0270−943−001−0

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主な特徴

  • 米袋を持ち上げるリフト
  • 安全で簡単な操作
  • 上昇位置の調整
  • 下降時間の変更
  • 手結び位置の設定
  • 緊急停止機能
  • メンテナンスガイド

よくある質問と回答

電動米袋リフタ LE303 を水平に調整するにはどうすればいいですか?
ジャッキを回して機体を水平に調整してください。
電動米袋リフタ LE303 の上昇位置を調整するにはどうすればいいですか?
機体後面のノブボルトを緩め、適切な位置で固定してください。
電動米袋リフタ LE303 の下降時間を変更するにはどうすればいいですか?
電源を一旦「OFF」にしてから、ペダルを踏んだまま電源を「ON」にして、希望の秒数に合わせてペダルを踏む回数で設定できます。
電動米袋リフタ LE303 の手結び位置を設定するにはどうすればいいですか?
電源を一旦「OFF」にしてから、ペダルを踏んだまま電源を「ON」にして、希望の位置でテーブルを停止させます。
電動米袋リフタ LE303 の緊急停止方法は?
上昇下降中に電源スイッチを「OFF」にすることで緊急停止できます。

関連マニュアル

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