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ServoTechno Ver.1-5 Date 2007.7.24 GPIB対応(RS232C対応予定) 2軸モータコントロールボード GPC28 取扱説明書 GPC28 サーボテクノ株式会社 〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原6-2-18 TEL:042-769-7873 FAX:042-769-7874 目 次 1.GPC28の概要 ....................................................................................................................................2 2.特長 .........................................................................................................................................................2 3.用途 .........................................................................................................................................................2 4.ブロック図...............................................................................................................................................2 5.コネクタ接続表........................................................................................................................................3 6.GPIB インターフェース ..........................................................................................................................6 7.モーションコマンド.................................................................................................................................7 8.GPC28 の操作例(INTERFACE 社の GPIB ユーティリティーによる)...............................................33 9.コマンドとステータスバイト.................................................................................................................35 10.GPC28外形図...............................................................................................................................37 11.無償保証期間と無償保証範囲 .............................................................................................................38 1 1.GPC28の概要 GPC28は、GPIBインターフェースを持つ2軸モータコントローラです。(RS232C対 応予定)高速パルス(8.191MHzMAX)を出力しますので高分解能エンコーダのモータを高 速に移動することが可能です。 1ボードで2軸のサーボモータを各軸独立に位置決め制御または速度 制御することができます。 2.特長 1)最高10Mppsの高速制御 2)外部ホストPCとコマンド送受の為に GPIB インターフェースを装備。 モーションコマンドは、すべてこの GPIB インターフェースによって、外部PCから本コント ローラに送られ、逐次実行されます。 3.用途 半導体製造装置、検査装置、ロボット、自動機などの制御に最適です。 4.ブロック図 U10A 1 2 /PULX TC74AC04F X軸出力 GPIBインターフェイス IEEE-488規格準拠 μPD7210(相当品) CPU HD64F7044F28 コントローラ PMC610 U12A 1 2 /PULY TC74AC04F Y軸出力 VCC 1 CN1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 /DIRX /SVONX /RESX /GLOX /STPX /DIRY /SVONY /RESY /GLOY /STPY RM1 M6-1-472J 2 U7A 1 2 3 4 5 6 TC74HC14AF /ALMX /INPX /INAX /INBX /INZX VCC RC10-24R-LNA U8A Y軸入力 RM8A 1 *M6-3-331J RM8B CN5 1 *M6-3-331J 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 PC1 4 2 *TLP521 1 *M6-3-331J PC3 *TLP521 4 I/O 4 EEPROM 2 *TLP521 PC4 1 3 2 *TLP521 PC6 /ZX HOT-2608R /AX HOT-2608R /BX HOT-2608R 1 3 2 *TLP521 0.1u-C 0.1u-C GND TXD RXD GND U11 2 6 16 15 14 7 13 8 Vs+ VsVCC GND T1OUT T2OUT R1IN R2IN B4P-SHF-1AA C1+ C1C2+ C2T1IN T2IN R1OUT R2OUT 1 2 3 +C1 470u16V-U ZE1 05AZ5.6Y B3P-SHF-1AA GND GND HT-0920-4 VCC /PULY VCC 0.1u-C 1 RM3 M7-1-471J POWER LE1 TLR102A 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 XG4C-1431 RM6A 2 M8-3-102J 3 RM6B 4 M8-3-102J CN2 R5 R1/4W 1.5K CN3 /DIR /SVON /RESET /GAIN-LOW /予備 /STOP /INP /ALARM /Z相入力 /A相入力 /B相入力 +5V 電源出力 0V CNY 0.1u-C C7 MAX3232CSE VCC +5V 電源入力 1 3 4 5 11 10 12 9 1 C11 C8 /L1X 2 3 4 5 6 7 C10 0.1u-C GND CN4 /PULS XG4C-2631 C9 VCC 1 2 3 4 VCC 5 /SVONX 6 VCC 7 /RESX 8 VCC 9 /GLOX 10 VCC 11 12 VCC 13 /STPX 14 /INPX 15 GND 16 /ALMX 17 GND 18 /INZX 19 GND 20 /INAX 21 GND 22 /INBX 23 GND 24 VCC 25 GND 26 VCC /DIRX GND 1 3 *XG4C-1431 CNX VCC /PULX GND 4 3 *TLP521 PC5 /ALMY /INPY /INAY /INBY /INZY X軸I/Oインターフェース 3 2 4 水晶発信器 32.768MHz GND 4 2 RM8C 水晶発信器 7MHz 3 PC2 1 2 3 4 5 6 2 1 2 3 4 RM2 M6-1-472J TC74HC14AF GPIB用コネクタ RS232C 1 X軸入力 5 6 M8-3-102J /L2X 1 /L3X RM7A 2 M8-3-102J 3 VCC /L1Y RM7B 4 M8-3-102J /L2Y 5 RM7C M8-3-102J /L3Y VCC +C36 47u 25V RM6C R0V 6 C22 1 GND *220P-C 3 C23 GND *220P-C 5 C24 GND *220P-C 9 C33 GND *220P-C 11 C34 GND *220P-C 13 C35 GND *220P-C U9A 2 TC74HC14AF U9B 4 TC74HC14AF U9C 6 TC74HC14AF U9D 8 TC74HC14AF U9E 10 TC74HC14AF U9F 12 TC74HC14AF L1 ZBF113T-01 GND 1 2 3 4 VCC 5 /SVONY 6 VCC 7 /RESY 8 VCC 9 /GLOY 10 VCC 11 12 VCC 13 /STPY 14 /INPY 15 GND 16 /ALMY 17 GND 18 /INZY 19 GND 20 /INAY 21 GND 22 /INBY 23 GND 24 VCC 25 GND 26 VCC /DIRY リミットスイッチ入力 /ZY HOT-2608R /AY HOT-2608R /BY HOT-2608R /PULS /DIR /SVON /RESET /GAIN-LOW /予備 /STOP /INP /ALARM /Z相入力 /A相入力 /B相入力 +5V 電源出力 0V XG4C-2631 Y軸I/Oインターフェース GND 2 5.コネクタ接続表 CN2 リミットセンサ入力(14P) PIN# 信号名 1 /LSF-X 2 GND 3 /LIM-X 4 GND 5 /LSR-X 6 GND 信号 GND 7 +5V リミット用電源 +5V出力 8 /LSF-Y Y軸Fリミット入力 TTL 9 GND 10 /LIM-Y 11 GND 12 /LSR-Y 13 GND 信号 GND 14 +5V リミット用電源 +5V出力 CN5 信号説明 X軸Fリミット入力 TTL 信号 GND X軸原点近傍入力 TTL 信号 GND X軸Rリミット入力 TTL 信号 GND Y軸原点近傍入力 TTL 信号 GND Y軸Rリミット入力 TTL 汎用入出力(14P) PIN# 信号名 信号説明 1 +5V +5V 電源入力 2 IN1 信号入力1 3 +5V +5V 電源入力 4 IN2 信号入力 2 5 +5V +5V 電源入力 6 IN3 信号入力 3 7 OUT1(C) 信号出力 1(コレクタ側) 8 OUT1(E) 信号出力 1(エミッタ側) 9 OUT2(C) 信号出力 2(コレクタ側) 10 OUT2(E) 信号出力 2(エミッタ側) 11 OUT3(C) 信号出力 3(コレクタ側) 12 OUT3(E) 信号出力 3(エミッタ側) 13,14 NC 未接続 3 CN3 端子# 1 2 3 制御電源入力(3P) 主回路接続 +5V 0V E 備考 制御電源入力端子 アースに接続。 CN4 パソコン用(4P) PIN# 信号名 1 2 3 4 GND TXD RXD GND 信号説明 パソコン通信用RS232C CPU ソフトのバージョンアップ及びインターフェースに利用 します。 接続ケーブルは、オプションです。 CNXコネクタ接続表(26P) PIN# 信号名 1 +5V +5V出力 X 軸指令パルス出力 XPUL2 3 +5V +5V出力 XDIR-(PUL-) X 軸指令パルス出力 4 5 +5V +5V出力 X 軸サーボオン出力 XSVON6 7 +5V +5V出力 X 軸アラームリセット出力 XRES8 9 +5V +5V出力 X 軸ゲインロー出力 XGLOW10 11 +5V +5V出力 X 軸予備出力 XEXT112 13 +5V +5V出力 XSTP14 X 軸ストップ出力 XALARM 15 X 軸アラーム入力、 16 GND 0V側 XINP 17 X 軸インポジション入力 18 GND 0V側 XZ 19 X 軸Z相入力 20 GND 0V側 XA 21 X 軸 A 相入力 22 GND 0V側 XB 23 X 軸 B 相入力 24 GND 0V側 +5V OUT 25 +5V電源出力 26 GND 5V電源の0V側 4 信号説明 (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) CNYコネクタ接続表(26P) PIN# 信号名 信号説明 1 +5V +5V出力 2 YPUL- Y 軸指令パルス出力 3 +5V +5V出力 4 YDIR-(PUL-) Y 軸指令パルス出力 5 +5V +5V出力 6 YSVON- Y 軸サーボオン出力 7 +5V +5V出力 8 YRES- Y 軸アラームリセット出力 9 +5V +5V出力 10 YGLOW- Y 軸ゲインロー出力 11 +5V +5V出力 12 YEXT1- Y 軸予備出力 13 +5V +5V出力 14 YSTP- Y 軸ストップ出力 15 YALARM Y 軸アラーム入力、 16 GND 0V側 17 YINP Y 軸インポジション入力 18 GND 0V側 19 YZ Y 軸Z相入力 20 GND 0V側 21 YA Y 軸 A 相入力 22 GND 0V側 23 YB Y 軸 B 相入力 24 GND 0V側 25 +5V OUT +5V電源出力 26 GND 5V電源の0V側 (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (TTL74AC04) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) (74HC14) (アクティブ LOW) コネクタ品種表 コネクタ# プラグ型番 ヘッダー型番 コンタクト型番 メーカー 備考 CN1 *GPIB RC10-24R-LNA - ヒロセ *オプション CN2 *XG4M-1430 XG4C-1431 - OMRON *オプション CN3 H3P-SHF-AA BS3P-SHF-1AA BHF-001T-0.8BS 日本圧着端子 付属品 CN4 H4P-SHF-AA BS4P-SHF-1AA BHF-001T-0.8BS 〃 〃 CN5 *XG4M-1430 XG4C-1431 - OMRON *オプション CNX *XG4M-2630 XG4C-2631 - 〃 〃 CNY *XG4M-2630 XG4C-2631 - 〃 〃 5 6.GPIB インターフェース GPC28は、外部ホストPCとコマンド送受の為に GPIB インターフェースを装備しています。 モーションコマンドは、すべてこのGPIBインターフェースによって、外部PCから本コントロー ラに送られ、逐次実行されます。 6-1、GPIBデバイスアドレス 工場出荷時のデバイスアドレスは1に設定されています。 デバイスアドレスの設定は、コントローラ側面(GPIB接続コネクタ横)S1-1~S1 -5のディジスイッチで行います。 6-2、適応GPIB機能 GPC28は以下のGPIB機能をサポートしています。 SH1 Source Handshake AH1 Acceptor T6 Basic Talker L4 Basic Listener SR1 Service Request Capabilities RL2 Remote Local PP1 Parallel Poll DC1 Device Clear DT1 Device Trigger C0 No Controller E1/2 Tri-state driver for Parallel Poll 6-3、SRQ について 基本的なオペレーションは、R コマンドによりシステムの状態をチェックしながらモーションコ マンドを実行します。 例えば、 コマンド 応答 応答内容 XG 1000 なし 応答なし YG 1000 なし 応答なし XR XB+000100.2 XAXIS BUSY YR YB+000101.5 YAXIS BUSY XR XB+000250.5 ― YR YB+000252.0 ― ― ― ― ― ― ― XR XD+001000.0 XAXIS DONE YR YD+001000.0 YAXIS DONE 6 このように、R コマンドによって、位置決めの完了を知ります。 GPIB インターフェースで、ホスト PC のオペレーションに負担をかけずに、高速な処理を実現 することが、SRQ の使用で可能となります。 コマンド 応答 応答内容 SSRQCTL $EF なし SRQ イネーブル XG 1000 なし 応答なし YG 1000 なし 応答なし SERIAL POLL の発生 $80 XAXIS DONE SEEIAL POLL の発生 $81 YAXIS DONE このように、SRQ を使用することによって、SERIAL POLL の受取で位置決め完了を知ることが でき、わざわざ R コマンドを発行する必要もなく、ホスト PC のオペレーションに負担をかけませ ん。 6-4、DIPSW 設定 DIPSW S1 のビットスイッチの内容は次の通りです。 スイッチ番号 内 容 出荷時の設定 S1-1 S1-1 から S1-5 の5ビットは ON S1-2 GPIB のアドレス設定です。 OFF S1-3 1~31まで指定可能です。 OFF S1-4 出荷時の設定は1です。 OFF S1-5 OFF S1-6 予約 OFF S1-7 予約 OFF(必ず OFF で使用) S1-8 フラッシュロム書換え時に使用 OFF(必ず OFF で使用) 7.モーションコマンド 移動パターンについてとコマンドの関係は下図の通りです。 速度は、FVコマンドにて指定 移動距離 G、MRコマンドで指定 加減速レート ACCELコマンドにて指定 7 3-1、コマンド一覧表 コマンド名称 概 略 説 明 ページ ACCEL 加減速レートの設定を行います 10 EESTAT 実行エラー状態の読み出し 11 ESTAT エラーレジスタの読み取り 12 F 原点に移動 13 G 指定された絶対位置に移動 15 MR 指定された相対位置に移動 16 M モータオフ 17 NSLIM マイナス側のソフトウェアリミットの設定 18 PSLIM プラス側のソフトウェアリミットの設定 19 R 現在座標の表示および状態の表示 20 SAVE パラメータのセーブ 21 SCUM 通信モードの選択 22 SDEFEE EEPROMの初期化 23 SENAINT GPIBの通信設定 24 SESTAT システムエラーレジスタの表示 12 SRSTART システムのリスタート 26 SSRQCTL SRQシリアルポールの設定 27 T モータオン 28 FV 移動速度の設定 39 JA JOG 運転時の加減速レートの設定 30 JV JOG 運転時の移動速度の設定 31 J JOG 運転 31 L スローダウン停止 32 E 瞬時停止 32 P 現在位置の設定 33 UNIT 位置分解能の設定 34 ERST アラームの解除 34 8 ACCEL コマンド コマンドシンタックス [N]ACCEL 加減速レート パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の最高速までの加速時間を msec 指定します。 最高速はパルス出力換算で約8Mppsです。 このパラメータによってコントロールボードから出力される指令パ ルスの加減速レートが指定されます。 実際の加減速レートは、負荷によって決まります。 戻り値 なし 設定範囲 10msec~10000msec 例 XACCEL 10.0 X 軸の加減速時間を10msec YACCEL 20.0 Y 軸の加減速時間を20msec ただし、最高速(8Mpps)までの時間 設定値はSAVEコマンドにより EEPROM に保存されます。 初期値 初期値は、100msec 9 EESTAT コマンド コマンドシンタックス [N]EESTAT パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 実行エラーレジスタの内容を表示します。表示は、16 進数です。 エラーに対応するビットは以下の通りです。 ビット 0~7 Reserved ビット モータストールエラー 8 ドライバアラーム発生時に本ビットが1 になります 原因としては、過負荷、モータまたはド ライバ過熱、エンコーダ断線等が考えら れます。 ビット 9~17 Reserved ビット 18 リミットエラー ハードウェアリミットを検知すると、本 ビットが1になります。 ビット 19~22 Reserved ビット 23 NA 戻り値 上記のビットデータを 16 進数で返します。 例 XEESTAT 戻り値:XE$000100 X 軸モータストールエラー その他 ESTAT コマンドの実行時に、戻り値のビット23が1(実行時エラ ー)となっていた場合は、本コマンドにてその詳細を確認してくださ い。 10 SESTAT コマンド ESTAT コマンド コマンドシンタックス [N]ESTAT パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定し、S はシステムを指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 エラーレジスタの内容を表示します。 本コマンドは、R コマンドで‘E’が返されたとき(エラー有り)に、 エラー内容の確認および、内部エラーフラグのクリアのために使用し てください。 表示は、16 進数で表示されます。 エラーに対応するビットは以下の通りです。 ビット 0~1 Reserved ビット コマンドパラメータの値が無効 2 16 進数で設定すべき、パラメータを10 進数で設定したり、本システムで、SCUM コマンドの次に1がこなかった場合にも、 このビットが1となります。 ビット 3~11 Reserved ビット 12 軸指定が無かったり、コマンドとして認 識 できないとこのビットが1になります。 ビット 13~22 Reserved ビット 23 実行エラーがあると、このビットが 1になります。 詳細は、EESTAT コマンドにて確認して 下さい。 11 戻り値 上記のビットデータを 16 進数で返します。 例 XESTAT 戻り値:XE$000004 X 軸コマンドでパラメータデータに無効データがあった。 F コマンド コマンドシンタックス [N]F パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラー となります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定された軸の原点に移動します。 原点近傍信号 エンコーダ Z 信号 パターン A P1 P0 P3 パターン B P1 P3 12 P2 P0 本コマンドを受けたときの位置により、上図のように 2 通りの 原点移動となります。 パターン A は、コマンドを受け取った位置の原点近傍信号レベルが H レベル場合で、まず+方向に原点近傍信号の下りエッジを探しなが ら 10.0mm/sec の速度で移動し、下りエッジによって減速停止します。 次に-方向に 2.5mm/sec の速度で移動しエンコーダ Z 信号下りエッ ジを検知して停止しここが原点となります。 パターン B はコマンドを受けたときの位置が原点近傍信号レベルが L レベルの場合で、まず-方向に原点近傍信号の上がりエッジを探し ながら 10.0mm/sec の速度で移動し、上がりエッジによって減速停止 します。 次にパターン A と同様に原点近傍の下りエッジを探しながら+方向 に移動したあと、-方向に 2.5mm/sec の速度で移動しエンコーダ Z 信号下りエッジを検知して停止しここが原点となります。 原点を検知すると座標は0にクリアされます。 戻り値 上記のビットデータを 16 進数で返します。 例 XF X 軸の原点移動を行います。 G コマンド コマンドシンタックス [N]G 目標位置 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 パラメータで指定された軸をパラメータで指定された目標位置に移 動します。 目標位置は、絶対位置でμm単位で指定します。 絶対値とは、原点からの距離です。 13 戻り値 戻り値はありません。 例 XG 1000.0 X 軸を原点から1000.0μm(1mm)位置に移動します。 MR コマンド コマンドシンタックス [N]MR 移動量 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 パラメータで指定された軸をパラメータで指定された移動量分移動 します。 移動量は、μm単位で指定します。 戻り値 戻り値はありません。 例 YMR 10.5 Y 軸を現在位置から10.5μmの位置に移動します。 14 M コマンド コマンドシンタックス [N]M パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸のモータの励磁を切ります。 本コマンドにより、モータフリーとなりステージはマニュアルで動 作可能となります。 モータはフリーですが、エンコーダは動作していますので、位置情 報は R コマンドで読み取ることが可能です。 M コマンド発行後、再度モータに励磁をかけるには、‘T’コマンド を使用してください。 また、モータアラームが発生してモータフリーになった状態から、 復帰する際には、本コマンドを発行後、‘T’コマンドにて励磁をかけ てください。 戻り値 戻り値はありません。 例 XM X 軸をモータフリー状態にします。 15 NSLIM コマンド コマンドシンタックス [N]NSLIM 座標値 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 -側のソフトウェアリミットの設定を行います。 ソフトウェアリミットの設定単位はμmです。 ソフトウェアリミットを越えて移動しようとした場合、移動命令は 無視されます。 戻り値 戻り値はありません。 例 YNSLIM -10000.0 -10000.0μmの位置を Y 軸-側ソフトウェアリミットとします。 16 PSLIM コマンド コマンドシンタックス [N]PSLIM 座標値 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 +側のソフトウェアリミットの設定を行います。 ソフトウェアリミットの設定単位はμmです。 ソフトウェアリミットを越えて移動しようとした場合、移動命令は 無視されます。 戻り値 戻り値はありません。 例 XPSLIM 10000.0 10000.0μmの位置を X 軸+側ソフトウェアリミットとします。 17 R コマンド コマンドシンタックス [N]R パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の現在座標値と現在の状態を読み出します。 戻り値 軸 ID に続いて、軸の状態と現在座標値が出力されます。 軸状態は B:移動中 E:アラーム有り D:位置決め完了 M:モータオフ L:リミット で表示されます。 例 XR 戻り値 XD+002000.0 X の座標と状態を読み取ります。 18 SAVE コマンド コマンドシンタックス SAVE パラメータ なし 機能 パラメータを EEPROM に保存します。 EEPROM の値を初期値に戻すには、SDEFEE コマンドを実行して ください 戻り値 戻り値はありません。 例 SAVE パラメータを EEPROM に保存します。 19 SCUM コマンド コマンドシンタックス SCUM モード パラメータ コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 機能 システムの通信モードを指定します。 本システムでは、モードは1のみ指定可能です。 1以外を指定するとコマンドエラーとなります。 戻り値 戻り値はありません。 例 SCUM 1 20 SDEFEE コマンド コマンドシンタックス SDEFEE 機能 EEPROM の内容を初期値に戻します。 ただし、本コマンド実行後には必ず SRSTART コマンドを実行する 必要があります。 本システムの EEPROM 初期値は X 軸+ソフトウェアリミット 1000mm X 軸-ソフトウェアリミット -1000mm Y 軸+ソフトウェアリミット 1000mm Y 軸-ソフトウェアリミット -100mm X 軸速度 10.0mm/sec Y 軸速度 10.0mm/sec X 軸加減速レート 100msec Y 軸加減速レート 100msec 戻り値 戻り値はありません。 例 SDEFEE SRSTART EEPROM の内容を初期化しシステムをリスタートします。 21 SENAINT コマンド コマンドシンタックス SENAINT 設定値 パラメータ コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 機能 GPIB 通信モードの設定を行います。 設定値は16進数で設定されます。 ビットマップは次の通りです。 ビット 説明 0 リミット停止条件 設 定 0:リミットに到達したら、すべての軸を停止 1:リミットに到達した軸のみ停止 1 ― 2 エコー条件 0:問い合わせコマンドに対して、コマンドのエコー及び数値を表示 1:ステータスキャラクタのみ表示する D:Done E:Error L:Limit M:Motor off 3 ― 4 アスキーコマンド 0:コマンドに対してアクノリッジキャラクタを返さない 1:アスキーキャラクタ <軸 ID>A 又は SA をコマンド受取毎に返す 5,6 ― 7 CR コマンド 0:コマンドの終わり文字は8,9,10,11ビットにてユーザが指定 1:コマンドの終わりは CR 文字とする。レスポンスもまた CR 文字で終 わるものとする。 8 LF コマンド 0:コマンドの終わり文字は7,9,10,11ビットにてユーザが指定 1:コマンドの終わりは LF 文字とする。レスポンスもまた LF 文字で終わ るものとする。 9 EOI コマンド 0:EOI コマンドなし 1:CR/LF/EOI をコマンドの終わりとする。 EOI は、このビットに関係なくコマンドの終わりを意味する。 10 CR/LF コマンド 0:コマンドの終わり文字は7,9,10,11ビットにてユーザが指定 1:コマンドの終わりは CR/LF 文字とする。 11 CR コマンド 0:コマンドの終わり文字は7,9,10,11ビットにてユーザが指定 CR/LF レスポンス 1:コマンドの終わりは CR 文字とし、レスポンスの終わりは CR/LF 文字 とする。 12 16 進フォーマット 0:通常は10進数表示、$をつけて 16 進数表示 1:すべての数字は 16 進数とする。 22 ビット 説明 13 シリアルポール 0:旧仕様のシリアルポールビット 仕様 1:新仕様のシリアルポールビット 14 SQR仕様 設 定 0:SRQは使用されない。(MAVビットオフ) 1:SRQを使用する。(MAVビットオン) 戻り値 戻り値はありません。 例 SENAINT $6207 23 SRSTART コマンド コマンドシンタックス SRSTART 機能 システムをリスタートします。 SDEFEE コマンド実行後に本コマンドを使用してください。 戻り値 戻り値はありません。 例 SDEFEE SRSTART EEPROM の内容を初期化しシステムをリスタートします。 24 SSRQCTL コマンド コマンドシンタックス SSRQCTL 設定値 パラメータ コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 機能 GPIB(SRQ)サービスリクエストの設定を行います。 設定値は16進数で設定され、GPIB のシリアルポールレジスタのマ スクに使用されます。 ビットマップは当然シリアルポールレジスタと同様で、次の通りです。 シリアルポールビット 名 称 備 考 0 AXIS 1でY軸、0でX軸 1 HARDLIMIT 1でリミットスイッチエラー 2 EEPROM データセーブエラー 3 SOFTLIMIT ソフトウェアリミットエラー 4 MAV MessageAValable バッファにメッセージがある 5 FAULT 0~3ビットで故障状態の軸を表示 6 SRQ NOT MASKABLE 7 DONE/ACK 処理の終わりの表示 本システムでは、$EF に設定することを推奨します。 例 SSRQCTL $EF 25 T コマンド コマンドシンタックス [N]T パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーと なります。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸のエンコーダ位置を位置レジスタに読み込みます。 また、モータに励磁をかけます。 M コマンドによりモータに励磁をきり、手動でステージを動かした あと‘T’コマンドにより移動した位置からモータを励磁させることが できます。 戻り値 戻り値はありません。 例 XT X 軸の現在位置を位置レジスタによみこみ X 軸をモータオン状態にします。 26 FV コマンド コマンドシンタックス [N]FV 速度 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーとな ります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の PTP 運転時の速度 mm/sec 単位で指定します。 このパラメータによってコントロールボードから出力される指令パ ルスの速度が指定されます。 戻り値 なし 設定範囲 パルス出力の最大値は約8MPPSです。 設定の最大値は8000000×位置分解能 となります。 たとえば、0.04μm の場合は 8000000×0.04 = 320000μm/sec = 320mm/sec となります。 例 XFV 10.0 PTP 運転時の X 軸の速度を10.0mm/sec YFV 20.0 PTP 運転時の Y 軸の速度を20.0mm/sec 設定値は SAVE コマンドで EEPROM に保存されます。 初期値 初期値は、10.0mm/sec 27 JA コマンド コマンドシンタックス [N]JA 加減速レート パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーとな ります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の最高速までの加速時間を msec 指定します。 最高速はパルス出力換算で約8Mppsです。 このパラメータによってコントロールボードから出力される指令パ ルスの加減速レートが指定されます。 実際の加減速レートは、負荷によって決まります。 戻り値 なし 設定範囲 10msec~10000msec 例 XJA 10.0 JOG 運転時の X 軸の加減速時間を10msec YJA 20.0 JOG 運転時の Y 軸の加減速時間を20msec ただし、最高速(8Mpps)までの時間 設定値はSAVEコマンドにより EEPROM に保存されます。 初期値 初期値は、100msec 28 JV コマンド コマンドシンタックス [N]JV 速度 パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーとな ります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の JOG 運転時の速度 mm/sec 単位で指定します。 このパラメータによってコントロールボードから出力される指令パ ルスの速度が指定されます。 戻り値 なし 設定範囲 パルス出力の最大値は約8MPPSです。 設定の最大値は8000000×位置分解能 となります。 たとえば、0.04μm の場合は 8000000×0.04 = 320000μm/sec = 320mm/sec となります。 例 XJV 10.0 JOG 運転時の X 軸の速度を10.0mm/sec YJV 20.0 JOG 運転時の Y 軸の速度を20.0mm/sec 設定値は SAVE コマンドにより EEPROM に保存されます。 初期値 J 初期値は、10.0mm/sec コマンド コマンドシンタックス [N]J[±] パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 [±]は、+,-で方向を指定します。 軸の指定が省略されると XY 軸を対象軸とします。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸をジョグ運転させます。 戻り値 なし 例 XJ+ X 軸を+方向にジョグ運転させます。 29 L コマンド コマンドシンタックス [N]L パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されると XY 軸を対象軸とします。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸をスローダウン停止させます。 戻り値 なし 例 XL X 軸をスローダウン停止させます。 E コマンド コマンドシンタックス [N]E パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されると XY 軸を対象軸とします。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸を瞬時停止させます。 戻り値 なし 例 XE X 軸を瞬時停止させます。 30 P コマンド コマンドシンタックス [N]P 設定位置[μm] パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーとな ります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸の座標値を設定位置に置き換えます。 戻り値 なし 設定範囲 設定可能パルス座標は±16777215なので 設定範囲はこの値に位置分解能をかけたものになります。 たとえば0.02μmが位置分解能であった場合 設定範囲は±335544.3μmとなります。 例 XP 1000.0 X 軸の現在位置を1000.0μmに設定します。 31 UNIT コマンド コマンドシンタックス [N]UNIT 位置分解能[μm] パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとコマンドは実行されず、コマンドエラーとな ります。 コマンドとパラメータのスペースは省略可能です。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸のエンコーダ1パルス当たりの距離を指定します。 この値によって各軸の位置(mm)とパルスとの換算が行われます。 戻り値 なし 設定範囲 設定範囲は0.01μm~327.67μmです。 例 XUNIT 0.05 X 軸はエンコーダ1パルスあたり0.05μmとして位置⇔パルス の 換算が行われます。 ERST コマンド コマンドシンタックス [N]ERST パラメータ [N]は、X,Yで軸を指定します。 軸の指定が省略されるとXY軸にを対象軸とします。 軸指定文字とコマンドの間にスペースを置くことは出来ません。 機能 指定した軸のアラームをリセットし、ドライバに対してもアラームリ セット 信号を発行します。 アラームリセット信号は 100msec 間出力されます。 戻り値 なし 例 XERES X 軸のアラームをリセット(クリア)します。 32 8.GPC28 の操作例(Interface 社の GPIB ユーティリティーによる) 1、ボードのオープン ファイルメニューの中のボードのオープンを選択し、デリミタ CRLF+EOI にてボードをオープンし ます。 2、IFC の実行 IFC ボタンにてインターフェースクリアを実行します。 3、Data Send の実行(コマンドの送出) DataSend を選択した後 Exec ボタンを押すと テキストボックスが現れますので ここにコマンドを入力してリターンキーにて 改行するとコマンドが GPC28に送られます。 プライマリアドレスを設定してください。 出荷時は、ディップスイッチの1~5の設定が ビット1のみ OFF(1)、その他は ON(0)と なっているので変更していなければ プライマリアドレスは1となります。 セカンダリアドレスはありません。(空白) 右図では、XF コマンドが送られて X 軸が原点に移動します。 33 4、シリアルポールの実行 X 軸が原点に移動すると、移動完了を知らせるために SRQ 信号が送出されます。 コントローラ側は、これに対しシリアルポールを実行 しなければなりません。 まず、プライマリアドレスをセットし シリアルポールを実行すると GPC28よりステータスバイトが送出されます。 ステータスバイトのビットの意味は ビット0:軸の表示 0:X 軸 1:Y 軸 ビット4:リードデータの有無 0:リードデータ無し 1:リードデータ有り ビット6:常に1 ビット7:アクノリッジ データ設定コマンド等の終了で1となる 5、R コマンド(軸状態、座標読み込みコマンド)等 GPC28からデータを送出するコマンドの場合 Data Send によって X 軸の状態と座標値を読み込む コマンド XR を送信します。 コマンドが実行されると、SQR 信号がアクティブに なるのでコントローラは、シリアルポールを実行し ます。 34 シリアルポールを実行すると、 ステータスバイトが GPC28から送出されますが このステータスバイトは、ビット4が1となって いて読み込みデータがあることを示していますか ら、ここで Data Receive を実行します。 このボタンでデータが読み込まれ 表示されます。 9.コマンドとステータスバイト ステータスバイト 40 41 コ マ ン ド 備 考 XF X 軸原点移動 XG X 軸絶対座標移動 XMR X 軸相対座標移動 XL X 軸減速停止 XE X 軸減速停止 XT X 軸サーボ ON XM X 軸サーボ OFF/アラームクリア YF Y 軸原点移動 YG Y 軸絶対座標移動 YMR Y 軸相対座標移動 YL Y 軸減速停止 YE Y 軸減速停止 35 ステータスバイト コ マ ン ド 備 考 YT Y 軸サーボ ON YM Y 軸サーボ OFF/アラームクリア XPSLIM X 軸+側ソフトウェアリミット設定 XNSLIM X 軸-側ソフトウェアリミット設定 XFV X 軸 PTP 運転速度の設定 XJV X 軸 JOG 運転速度の設定 XJA X 軸 JOG 加速度の設定 XP X 軸座標値の置き換え XUNIT X 軸位置分解能の設定 XERST X 軸アラームクリア YPSLIM Y 軸+側ソフトウェアリミット設定 YNSLIM Y 軸-側ソフトウェアリミット設定 YFV Y 軸 PTP 運転速度の設定 YJV Y 軸 JOG 運転速度の設定 YJA Y 軸 JOG 加速度の設定 YP Y 軸座標値の置き換え YUNIT Y 軸位置分解能の設定 YERST Y 軸アラームクリア D0 XR X 軸状態、座標値読み込み D1 YR Y 軸状態、座標値読み込み C4 SAVE パラメータの保存 なし XJ+ X 軸 JOG 運転+側 XJ- X 軸 JOG 運転-側 YJ+ Y 軸 JOG 運転+側 YJ- Y 軸 JOG 運転-側 41 C0 C1 本ボードマニュアル掲載のコマンドのうち、上表以外のコマンドは、現在実行上制限がかけられてい たり、動作不可となっていますので使用しないで下さい。 またアラーム時のステータスバイトは下表のビット5の FAULT ビットが1となり、 ビット0~3でその要因を示す。 たとえば、スタータスバイトが62H であれば、移動中にリミットスイッチを検知したことになる。 36 シリアルポールビット 名 称 備 考 0 AXIS 1でY軸、0でX軸 1 HARDLIMIT 1でリミットスイッチエラー 2 EEPROM データセーブエラー 3 SOFTLIMIT ソフトウェアリミットエラー 4 MAV バッファにメッセージがある 5 FAULT 0~3ビットで故障状態の軸を表示 6 SRQ NOT MASKABLE 7 DONE/ACK 処理の終わりの表示 25 10.GPC28外形図 90 135 15 100 20 140 160 127 (23) 7.5 10 17.5 2-M4 37 11.無償保証期間と無償保証範囲 【無償保証期間】 ☆納入品の保証期間は納入後1年です。 【無償保証範囲】 ☆上記保証期間中に納入者側の責により故障を生じた場合、ご返送して頂ければ、その機器の故障 部分の交換、又は修理を納入者側の責任において行います。 ただし、下記に該当する場合は、この保証の対象範囲から除外させて頂きます。 (1)需要者側の不適当な取扱い、並びに使用による場合。 (2)故障の原因が納入品以外の事由による場合。 (3)納入者以外の改造、又は修理による場合。 (4)その他、天災、災害などで、納入者側の責にあらざる場合。 なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味するもので、納入品の故障により誘発さ れる損害はご容赦いただきます。 *製品改良等の理由により予告なしに仕様変更をする場合がありますので、予めご了承願います。 38 サーボテクノ株式会社
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project