第3章 細則 - 東京都水道局

第3章 細則 - 東京都水道局

第 3 章 細 則

第 1 節 掘 削 ・ 埋 戻 し 工 事

1 一 般 事 項

掘 削 に 当 た っ て は 、 設 計 図 等 に 基 づ き 次 の 事 項 を 確 認 す る 。

( 1 ) 設 計 図 に 基 づ く 、 施 工 位 置

( 2 ) 施 工 位 置 で の 他 の 埋 設 管 等 の 有 無

( 3 ) 道 路 管 理 者 、 警 察 署 等 の 許 可 条 件

2 掘 削 工 事

( 1 ) 掘 削 に 当 た っ て は 、あ ら か じ め 保 安 設 備 、土 留 、排 水 、覆 工 、残 土 処 理 方 法 及 び そ の 他 必

要 な 準 備 を 整 え た 上 、 着 手 す る 。

( 2 ) 舗 装 切 断 を す る 場 合 は 、あ ら か じ め 設 計 図 に 基 づ き 路 面 に ス プ レ ー 等 で 切 断 箇 所 を 表 示 す

る 。

( 3 ) 舗 装 切 断 は 、 舗 装 種 別 ご と に 定 め が あ る の で 、 設 計 図 の 指 示 に 従 う 。

( 4 ) 舗 装 切 断 は 、 カ ッ タ ー 等 を 使 用 し て 、 表 層 ・ 基 層 ま で 完 全 に 行 い 直 線 に 施 工 す る 。

な お 、 冷 却 用 の 処 理 水 に つ い て は 適 切 な 措 置 を 講 じ る 。

( 5 ) 舗 装 を 取 り 壊 わ す 場 合 は 、 周 囲 の 舗 装 に 影 響 を 与 え る こ と の な い よ う 注 意 す る 。

( 6 ) 掘 削 深 さ 及 び 幅 員 は 、 障害物があるなど、やむを得ない場合を除き原 則 と し て 次 に よ り 掘

削 す る 。

ア 掘 削 深 さ

( ア ) 分 岐 部

ステンレス製サドル付分水栓等の取付けを考慮し、配水小管の下端から0.2m(二受T

字管による分岐の場合は0.3m、割T字管による分岐の場合は0.4m)下げて掘削する。

た だ し 、 分 水 栓 分 岐 に お け る 撤 去 工 事 の 場 合 は 配 水 小 管 の 上 端 ま で と す る 。

( イ ) 布 設 部

布 設 す る 給 水 管 が 、本 章「 第 3 節 給 水 装 置 工 事 4 配 管 工 事( 2 )埋 設 深 さ 」の

規 定 を 満 た す 深 さ に な る よ う 掘 削 す る 。

イ 掘 削 幅 員

掘 削 幅 員 は 表 -1 の と お り と す る 。た だ し 、表 -1に 示 す 幅 員 以 上 を 必 要 と す る 場 合 は 、

10㎝ を 単 位 と し て 広 げ る 。

な お 、 コ ン ク リ ー ト 平 板 舗 装 の 場 合 は 、 平 板 2 枚 分 の 掘 削 幅 員 を 最 小 限 度 と し 、 そ れ

以 上 の 幅 員 を 必 要 と す る 場 合 は 、 平 板 1 枚 分 を 単 位 と し て 広 げ る 。

表 − 1

給 水 管 口 径

13∼ 50㎜

75∼150㎜

200∼300㎜

350㎜

削 箇 所

道 路 宅 地

60㎝ 30㎝

60㎝ 60㎝

70㎝

80㎝

70㎝

80㎝

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. . .

( 7 ) 掘 削 は 、 表 層 切 断 面 よ り 垂 直 に 仕 上 げ 、 え ぐ り 掘 り を し な い 。

( 8 ) 掘 削 床 面 は 、 平 坦 に 仕 上 げ 、 転 石 、 凹 凸 等 の な い よ う に す る 。

( 9 ) 掘 削 す る 場 合 は 、 施 工 区 域 全 般 に わ た る 地 上 の 埋 設 物 に 十 分 注 意 す る 。

ま た 、地 下 の 埋 設 物 に お い て は 、刃 先 を 確 認 す る 者 を 配 置 し 、先 堀 り を 行 い な が ら 埋 設 物

の 埋 設 位 置 、 深 度 等 を 十 分 確 認 の 上 、 慎 重 に 掘 削 す る 。

3 水 替 工 事

工 事 区 域 内 に 湧 水 、 滞 留 水 等 が あ る 場 合 は 、 適 切 な 方 法 に よ り 排 水 す る 。

な お 、 排 水 に 当 た っ て は 、 必 ず 沈 砂 ま す を 設 け て 土 砂 の 流 出 を 防 止 す る 。

ま た 、 現 場 付 近 居 住 者 及 び 通 行 人 に 迷 惑 に な ら な い よ う に 行 う 。

4 土 留 工 事

土 被 り の 深 い も の 又 は 軟 弱 地 盤 に お け る 掘 削 で 、 当 局 が 指 示 し た 場 合 は 、 土 留 工 事 を 施 す 。

た だ し 、 現 場 に お い て 必 要 な と き は 、 適 切 な 措 置 を 講 じ る 。

(1 ) 土 留 は 原 則 と し て 、 矢 板 土 留 に よ る 。

(2 ) 涌 水 等 に よ り 土 留 基 礎 が 不 安 定 な 場 合 は 、 土 留 基 礎 の 周 囲 に 土 の う 、 麻 袋 等 に よ り 仮 締

め を 行 い 、 土 留 め を 強 固 に す る 。

(3 ) く い 、 矢 板 等 を 引 き 抜 く 場 合 は 、 埋 設 物 に 影 響 を 与 え な い よ う 注 意 し 、 引 き 抜 き 跡 の 空

げ き に は 、 砂 等 を 完 全 に 充 填 す る 。

(4 ) 切 梁 は 、 図 -1 に 示 す 土 留 標 準 図 を 参 考 に し 、 矢 板 に 対 し て 直 角 に 取 り 付 け る 。

・ 切 梁 取 付 け 位 置

1、 掘削深さ1.5m以下、掘削幅2.0m以内に適用

切梁

矢板

腹起し

2、掘削深さ1.5mを超え2.5m以下に適用

軽量鋼矢板

切梁

腹起し

1.5m

2.5m

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・矢板間隔(a) a a

木矢板

型式

木矢板

0型 Ⅰ型

軽量

鋼矢板

切梁

腹起し a 1.5m 1.0m

全面

図 − 1 土 留 標 準 図

5 覆 工

(1 ) 覆 工 は 、 当 局 か ら 指 示 さ れ た 場 合 に 行 う 。

な お 、 警 察 か ら 特 別 に 指 示 が あ っ た 場 合 は 、 監 督 員 に 連 絡 し 指 示 を 受 け る 。

(2 ) 覆 工 板 は 、現 地 の 立 地 条 件 、規 模 に よ り 一 般 交 通 の 車 両 重 量 に 十 分 耐 え 得 る 構 造 と す る 。

(3 ) 覆 工 板 は 、 表 面 に 十 分 な す べ り 止 め を 施 し た 鉄 製 覆 工 板 又 は コ ン ク リ ー ト 製 覆 工 板 を 使

用 す る 。 特 に 、 交 差 点 及 び 横 断 歩 道 前 部 か ら 30m 以 内 の 部 分 、 曲 が り 角 並 び に こ う 配 の 急

な 坂 道 に 使 用 す る 覆 工 板 は 、 雨 天 時 在 来 路 面 と 同 程 度 の 摩 擦 係 数 を 有 す る 滑 り 止 め の 措 置

を 講 じ る 。

(4 ) 覆 工 板 と 在 来 路 面 の 取 付 け 部 は 、 段 差 又 は す き 間 を 生 じ な い よ う ア ス フ ァ ル ト 合 材 を 円

滑 に す り 付 け 、特 に 覆 工 板 は 、ば た つ き 及 び ず れ の な い よ う 完 全 に 取 り 付 け る と と も に 常 時

巡 回 点 検 し 交 通 の 安 全 に 努 め る 。

や む を 得 ず 段 差 が 生 じ る 場 合 は 、 「 す り 付 け 舗 装 」 の 措 置 を 十 分 に 行 う と と も に 、 「 段

差 あ り 」 の 表 示 板 を 設 置 す る 。

6 残 土 処 分

(1 ) 残 土 は 、 特 に 運 搬 箇 所 を 指 定 す る も の の ほ か は 、 全 て 受 注 者 の 責 任 に お い て 処 分 す る 。

(2 ) 運 搬 に 当 た っ て は 、 荷 台 に シ ー ト を か ぶ せ る 等 、 残 土 を ま き 散 ら さ な い よ う 措 置 す る 。

7 埋 戻 し 工 事

(1 ) 埋 戻 し は 、 設 計 図 等 に 指 定 す る 土 砂 を 用 い 、 片 埋 め に な ら な い よ う に 注 意 し な が ら 、 厚

さ 20㎝ ご と に ラ ン マ ー 等 に よ り 十 分 な 締 め 固 め を 行 う 。

な お 、管 等 埋 設 物 の 周 囲 と そ の 上 端 10cmま で は 、そ の 保 護 等 を 考 慮 し 、突 き 棒 や 電 動 式 振

動 締 固 め 機 械 等 を 併 用 し て 締 固 め を 行 わ な け れ ば な ら な い 。

(2 ) 管 そ の 他 構 造 物 に 損 傷 を 与 え た り 、 管 の 移 動 を 生 じ た り し な い よ う に 注 意 す る 。

ま た 、 土 留 め の 切 梁 等 の 取 り 外 し 時 期 、 方 法 は 周 囲 の 状 況 に 応 じ 適 宜 処 置 す る 。

(3 ) 一 部 砂 埋 の 場 合 は 、 管 上 場 10㎝ ま で し ゃ 断 層 用 砂 を 使 用 し て 埋 戻 す 。

(4 ) 埋 戻 し 箇 所 に 湧 水 又 は 滞 水 な ど が あ る 場 合 に は 、 施 工 前 に 排 水 す る 。

(5 ) 埋 戻 し の 施 工 に 当 た っ て は 、 適 切 な 含 水 比 の 状 態 で 行 う 。

(6 ) 給 水 管 の 分 岐 部 分 に ポ リ エ チ レ ン シ ー ト が 被 覆 し て あ る 場 合 、 埋 戻 し の 際 に シ ー ト を 破

損 し な い よ う に 注 意 す る 。

(7 ) 明 示 シ ー ト の 敷 設

設 計 図 に 基 づ き 、配 水 小 管 の 上 部 30㎝ の 位 置 に 管 に 沿 っ て ビ ニ ル シ ー ト を 敷 設 す る 。た だ

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し 、 道 路 管 理 者 又 は 監 督 員 か ら 別 途 指 示 が あ っ た 場 合 は 、 給 水 管 の 上 部 に も 敷 設 す る 。

(8 ) 埋 戻 し 復 旧 後 の 検 査

ア 当 局 は 、 埋 戻 し 路 床 工 の 試 験 を 必 要 に 応 じ 指 示 す る 。

試 験 は 、 30箇 所 に 1 件 を 標 準 と す る 。

イ 試 験 は 、 土 研 式 円 錐 貫 入 試 験 と し 、 路 床 面 か ら 試 験 を 行 い 、 土 質 別 に は 補 正 し な い 。

ウ 合 否 の 判 定 は 、 貫 入 度 法 に よ る 場 合 に は 、 貫 入 度 1.2以 下 を も っ て 合 格 と し 、 打 撃 回 数

法 に よ る 場 合 ( 貫 入 約 10㎝ に 要 す る 打 撃 回 数 ) に は 、 打 撃 回 数 16回 以 上 を も っ て 合 格 と

す る 。 た だ し 、 合 格 基 準 及 び 試 験 方 法 に つ い て 、 道 路 管 理 者 が 別 途 定 め る 場 合 は 、 そ の

定 め に よ る 。

8 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 抜 工 事

(1 ) 擁 壁 の 安 全 性 を 阻 害 さ せ る こ と の な い よ う 、 十 分 注 意 し て 行 う 。

(2 ) 擁 壁 内 に 管 を 通 す 場 合 は 、 必 ず 防 護 管 に よ り 管 を 防 護 す る 。

9 敷 石 起 こ し 工 事

配 管 工 事 等 に 当 た り 、 宅 地 内 配 管 位 置 に 敷 い て あ る 石 塊 を 移 動 す る 場 合 は 、 敷 石 の 取 扱 い を

慎 重 に 行 う 。

10 コ ン ク リ ー ト 工 事

(1 ) コ ン ク リ ー ト 工 及 び 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 工 は 、 設 計 図 等 に 指 定 さ れ る も の を 除 き 、 土 木 学

会 制 定 の コ ン ク リ ー ト 標 準 示 方 書 に 準 拠 す る 。

(2 ) コ ン ク リ ー ト 壊 し 工 は 、 構 造 物 及 び 埋 設 物 等 に 影 響 を 与 え な い よ う 十 分 注 意 す る 。

(3 ) コ ン ク リ ー ト は 、 打 設 中 十 分 締 固 め 、 隅 々 に 行 き わ た る よ う に す る 。

(6 ) 打 設 後 の コ ン ク リ ー ト は 、 十 分 養 生 し 保 護 す る 。

11 鉄 筋 工

(1 ) 鉄 筋 の 加 工 組 立 、 継 手 は 、 土 木 学 会 制 定 の コ ン ク リ ー ト 標 準 仕 方 書 に 準 拠 す る 。

(2 ) 鉄 筋 は 、 原 則 と し て 常 温 で 加 工 す る 。

(3 ) 鉄 筋 は 、 組 み 立 て る 前 に 、 鉄 筋 と コ ン ク リ ー ト と の 付 着 を 害 す る 浮 き さ び 等 を 取 り 除 く

な ど 十 分 に 清 掃 す る 。

(4 ) 鉄 筋 は 、 コ ン ク リ ー ト 打 設 中 に 動 か な い よ う 十 分 堅 固 に 組 み 立 て る 。

12 型 枠 工

型 枠 工 は 、 コ ン ク リ ー ト の 形 状 及 び 寸 法 が 正 確 に 確 保 さ れ る よ う 施 工 す る 。

13 下 水 抜 工 事

(1 ) 掘 り 抜 き 穴 は 、 管 の 挿 入 に 支 障 の な い 大 き さ と し 、 過 大 と な ら な い よ う に す る 。

(2 ) 他 の 構 造 物 ( U 形 溝 、 L 形 溝 等 ) に 支 障 を 与 え な い よ う 施 工 す る 。

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第 2 節 舗 装 工 事

1 一 般 事 項

(1 ) 舗 装 工 事 は 道 路 復 旧 標 準 図 に よ り 施 行 す る 。 た だ し 、 当 局 か ら 別 途 指 示 す る 場 合 は 、 そ

の 指 示 に 従 う 。

(2 ) 仮 復 旧 は 埋 戻 し 完 了 後 直 ち に 行 う 。

な お 、 本 復 旧 ま で の 間 、 仮 復 旧 箇 所 を 常 に 巡 回 し 、 路 盤 の 沈 下 、 そ の 他 不 良 箇 所 が 生 じ

た と き は 、 直 ち に 補 修 す る 。

(3 ) 舗 装 工 事 は 、 路 床 面 の 不 陸 を 補 正 し た 後 、 着 手 す る 。

(4 ) 復 旧 工 事 が 完 了 し た 場 合 は 、 速 や か に 交 通 を 開 放 す る 。

な お 、 不 陸 が 生 じ た 場 合 は 、 同 質 の 材 料 で 直 ち に 補 修 す る 。

(5 ) 工 事 の 施 行 に 伴 い 受 注 者 の 責 任 に よ る 既 設 舗 装 の き 損 影 響 部 分 に つ い て は 、 受 注 者 の 負

担 で 復 旧 す る 。

(6 ) 受 注 者 は 、 責 任 期 間 中 、 当 局 が 点 検 及 び 補 修 を 指 示 し た 場 合 は 、 直 ち に こ れ を 行 い 、 そ

の 結 果 を 当 局 に 報 告 す る 。

(7 ) 舗 装 工 事 の 施 行 に つ い て は 、 特 に 指 示 す る も の を 除 き 次 の 要 綱 に よ り 施 行 す る 。

ア 共 通

( ア ) ア ス フ ァ ル ト 舗 装 要 綱 ( 日 本 道 路 協 会 )

( イ ) セ メ ン ト コ ン ク リ ー ト 舗 装 要 綱 ( 日 本 道 路 協 会 )

( ウ ) 簡 易 舗 装 要 綱 ( 日 本 道 路 協 会 )

( エ ) コ ン ク リ ー ト 標 準 示 方 書 ( 土 木 学 会 )

( オ ) 道 路 維 持 修 繕 要 綱 ( 日 本 道 路 協 会 )

イ 国 道

( ア ) 道 路 占 用 工 事 共 通 指 示 書 ( 建 設 省 )

( イ ) 道 路 占 用 の 取 扱 い に つ い て ( 建 設 省 )

ウ 都 道

( ア ) 東 京 都 土 木 工 事 標 準 仕 様 書 ( 東 京 都 )

( イ ) 土 木 材 料 仕 様 書 ( 東 京 都 建 設 局 )

( ウ ) 標 準 構 造 図 集 ( 東 京 都 建 設 局 )

エ 区 ( 市 ・ 町 ) 道

各 区 ( 市 ・ 町 ) の 道 路 工 事 施 工 基 準 等

2 路 盤 工

(1 ) 共 通 事 項

ア 路 盤 の 締 固 め は 、 路 床 、 路 盤 材 料 及 び 使 用 機 材 の 種 類 な ど に 応 じ て 適 当 な 含 水 量 の 状

態 で 作 業 を 行 う 。

イ 締 固 め 作 業 は 、 均 一 な 支 持 力 が 得 ら れ る よ う 十 分 に 締 め 固 め る 。

ウ 路 盤 の 転 圧 は 、 ロ ー ラ 、 タ ン パ 等 で 行 い 、 所 定 の 支 持 力 、 密 度 が 得 ら れ る よ う に 仕 上

げ る 。

エ 締 固 め 機 械 は 、 そ の 通 過 軌 跡 を 十 分 に 重 ね 合 わ せ る も の と し 、 仕 上 げ 面 に 浮 石 や 結 合

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材 の 過 不 足 の た め 、 不 安 定 な 箇 所 が な い よ う に す る 。

オ 路 盤 各 層 の 施 工 に 先 立 ち 、 浮 石 、 木 片 、 ご み 等 を 取 り 除 き 、 清 掃 す る 。

カ 各 層 の 仕 上 が り 面 は 、 平 坦 に な る よ う に す る 。

キ プ ラ イ ム コ ー ト を 施 す 場 合 は 、 転 圧 完 了 後 直 ち に 行 う 。

ク 施 工 継 目 又 は 在 来 舗 装 部 分 と の 接 合 は 在 来 舗 装 部 分 に 損 傷 を 与 え な い よ う に す る 。

(2 ) 砂 路 盤 層

砂 は 、 均 一 な 厚 さ に 敷 き な ら す 。

な お 、 厚 さ が 15㎝ を 超 え る 場 合 は 、 15㎝ ご と に 転 圧 す る 。

(3 ) 砕 石 マ カ ダ ム 層 ( 単 粒 度 砕 石 )

ア 路 盤 工 の 厚 さ が 主 骨 材 料 粒 径 の 2 倍 以 上 に な る 場 合 は 、 2 層 に 分 け て 転 圧 す る 。

イ 転 圧 は 、 主 骨 材 を 空 締 め し て か ら 、 所 定 の 目 つ ぶ し 材 を 加 え な が ら 散 水 し て 砕 石 が 十

分 に か み 合 う ま で 行 う 。

ウ 目 つ ぶ し 材 の 散 布 に 当 た っ て は 、 主 骨 材 の 隙 間 を 一 様 に 満 た す よ う に し 、 不 陸 の 整 正

を 行 う た め 、 部 分 的 に 厚 く 散 布 し な い 。

(4 ) ク ラ ッ シ ャ ラ ン 層 及 び ク ラ ッ シ ャ ラ ン ス ラ グ 層

路 盤 材 料 は 、 分 離 し な い よ う 十 分 注 意 し て 、 均 一 な 厚 さ に な ら し て 転 圧 す る 。

な お 、 転 圧 の 厚 さ は 10㎝ 以 下 と す る 。

ま た 、 ク ラ ッ シ ャ ラ ン ス ラ グ 層 の 場 合 は 、 転 圧 時 に 適 量 の 散 水 を 行 う 。

(5 ) 粒 度 調 整 砕 石 層 及 び 粒 度 調 整 ス ラ グ 層

施 工 に 当 た っ て は 、下 層 路 盤 面 を 損 傷 し な い よ う 十 分 注 意 し 、均 一 な 厚 さ に 敷 き な ら し て

所 定 の 密 度 が 得 ら れ る ま で 転 圧 す る 。

な お 、転 圧 の 厚 さ は 10㎝ 以 下 と し 、粒 度 調 整 ス ラ グ 層 の 場 合 は 、転 圧 時 に 適 量 の 散 水 を 行

う 。

(6 ) セ メ ン ト 処 理 混 合 物 ( プ ラ ン ト 混 合 方 式 に よ る 場 合 )

ア 混 合 物 は 、 所 定 の 仕 上 が り 厚 さ が 得 ら れ る よ う に 一 様 に 敷 き な ら し 、 一 層 ご と に 転 圧

す る 。

イ 転 圧 の 一 層 の 厚 さ は 、10㎝ 以 下 と し 、主 と し て タ イ ヤ ロ ー ラ を 用 い 、仕 上 げ 転 圧 に は 、

鉄 輪 ロ ー ラ を 使 用 す る 。 転 圧 は 混 合 物 を 敷 き な ら し た 後 、 直 ち に 行 う 。

な お 、 材 料 の 混 合 開 始 後 、 2 時 間 以 内 に 完 了 す る よ う に す る 。

縁 部 等 ロ ー ラ の き か な い 箇 所 は タ ン パ 等 で 転 圧 し 、全 体 が 所 定 の 密 度 に な る よ う に 仕 上

げ る 。

ウ 上 下 2 層 と し て 施 工 す る 場 合 は 、 下 層 の 転 圧 完 了 後 引 続 き 上 層 を 施 工 し 、 同 日 内 に 2

層 を 仕 上 げ る よ う に す る 。

エ 施 工 継 目 は 、 在 来 舗 装 部 分 を 垂 直 に 切 り 取 り 突 き 合 わ せ る 。

ま た 、 上 層 と 下 層 は 同 一 箇 所 で 施 工 継 目 を 設 け な い 。

オ 締 固 め 完 了 後 は 、 直 ち に 所 定 の ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 を 用 い て 養 生 す る 。

(7 ) ア ス フ ァ ル ト 処 理 混 合 物

ア 材 料 の 運 搬

( ア )混 合 物 の 運 搬 は 、舗 設 作 業 の 進 捗 に 応 じ 過 不 足 の な い よ う に 現 場 に 搬 入 す る 。現 場

搬 入 の 温 度 は 一 車 ご と に 検 温 し 、工 場 発 送 時 の 温 度 よ り 15℃ 以 上 低 下 し な い よ う に 保

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温 設 備 を し た ダ ン プ カ ー を 使 用 す る 。

ま た 、 普 通 ト ラ ッ ク で も シ ー ト 類 で 覆 う な ど の 措 置 を す る 。

( イ )混 合 物 の 運 搬 に 使 用 す る 自 動 車 は 、荷 台 を 清 掃 し 、雑 物 が 付 着 し な い よ う に 注 意 す

る 。

( ウ ) 混 合 物 を 運 搬 車 か ら 積 み お ろ す 場 合 は 材 料 分 離 を 起 こ さ な い よ う に 注 意 す る 。

イ 舗 設

( ア ) 舗 設 は 、 原 則 と し て 雨 天 又 は 気 温 5℃ 以 下 の 場 合 は 行 わ な い 。

( イ )舗 設 に 先 立 ち 、下 層 路 盤 の 表 面 を 入 念 に 清 掃 し て 、湿 っ て い る 場 合 は 乾 燥 さ せ 破 損

箇 所 が あ れ ば 補 修 す る 。

ま た 、 敷 き な ら し 完 了 後 、 そ の 表 面 が 均 一 な 状 態 で あ る か ど う か を 点 検 し て か ら

転 圧 を 開 始 す る 。

( ウ )混 合 物 の 敷 き な ら し 前 に 分 離 を 起 こ し た り 、部 分 的 に 固 ま っ た り し て い る 混 合 物 は

使 用 し な い 。

( エ ) 混 合 物 の 敷 き な ら し 厚 さ は 、 締 固 め 後 の 厚 さ が 所 定 の 値 に な る よ う に 調 整 す る 。

( オ )転 圧 開 始 時 の 混 合 物 の 温 度 は 、ア ス フ ァ ル ト の 粒 度 、温 度 曲 線 に よ り 決 め た 温 度 を

標 準 と し て 転 圧 終 了 時 の 温 度 は 90℃ を 下 ら な い よ う に 平 ら に 仕 上 げ る 。

( カ )混 合 物 の 接 着 す べ き 縁 石 、マ ン ホ ー ル 等 の 側 面 及 び 接 合 部 は 、加 熱 し た 瀝 青 材 を 一

様 に 薄 く 塗 布 す る 。

( キ )転 圧 1 層 の 厚 さ は 、10㎝ 以 下 と し 、締 固 め に は 主 と し て タ イ ヤ ロ ー ラ を 用 い 、仕 上

げ 転 圧 に は 鉄 輪 ロ ー ラ を 使 用 す る 。

な お 、 転 圧 速 度 は 、 毎 時 2 ∼ 3 ㎞ 以 内 と し て 、 縁 部 等 ロ ー ラ の き か な い 箇 所 は タ

ン パ 等 で 転 圧 し 、 全 体 が 所 定 の 密 度 に な る よ う に 仕 上 げ る 。

( ク ) 締 固 め 完 了 後 、 厚 さ 及 び に 密 度 を 測 定 す る 。

な お 、密 度 は 標 準 値( マ ー シ ャ ル 安 定 度 試 験 法 に よ る 締 固 め 度 )の 96% 以 上 と す る 。

3 基 層 工

(1 ) 共 通 事 項

ア 路 盤 面 は 、破 損 し な い よ う に 注 意 し て 施 工 す る 。損 傷 を 生 じ た と き は 、施 工 前 に 手 直 し

を 行 う 。

イ 混 合 物 の 運 搬 は 、 工 事 の 施 行 に 支 障 な く 配 車 す る 。

ま た 、 材 料 の 分 離 が 起 こ ら な い よ う に 注 意 す る 。

ウ 降 雨 そ の 他 工 事 の 施 行 に 有 害 な と き は 、 施 行 を 避 け る 。

エ 締 固 め は 、均 一 に な る よ う に 十 分 行 い 、仕 上 が り 面 は 平 坦 で あ っ て 規 定 の 縦 横 断 勾 配 を

設 け る 。

オ 交 通 開 放 に 当 た っ て は 、 安 全 対 策 に 十 分 留 意 す る と と も に 、 交 通 開 放 後 も 随 時 巡 回 し 、

欠 陥 を 生 じ た 場 合 は 速 や か に 復 旧 す る 。

カ 仕 上 げ が 終 わ っ た と き は 、 所 定 の 点 検 を 行 う 。

(2 ) セ メ ン ト コ ン ク リ ー ト 層

(1 ) 及 び 「 4 表 層 工 」 の 各 規 定 の う ち 、 同 一 工 種 に 係 る も の を 準 用 し て 施 工 す る 。

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(3 ) ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 層

ア (1 )及 び 「 4 表 層 工 」 の 各 規 定 の う ち 、 同 一 工 種 に 係 る も の を 準 用 し て 施 工 す る 。

イ 施 工 継 目 は 、既 設 部 分 を 垂 直 に 切 り 取 り 、必 要 に 応 じ て ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 を 薄 く 塗 布 す

る 。

ま た 、 上 層 と 下 層 は 同 一 箇 所 で 施 工 継 目 が 重 な ら な い よ う に 施 工 す る 。

4 表 層 工

(1 ) 共 通 事 項

ア 舗 設 は 、晴 天 の 日 を 選 ん で 行 い 、気 温 は 原 則 と し て 、表 − 1 に よ る が 、そ の 場 合 で も 風

の 強 い 日 、 そ の 他 施 工 に 支 障 が あ る と き は 行 わ な い 。

表 − 1

舗 装 種 別 気 温

セ メ ン ト コ ン ク リ ー ト

ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト

ア ス フ ァ ル ト 乳 剤

4 ℃ 以 上

5 ℃ 以 上

7 ℃ 以 上

イ 舗 設 に 先 立 ち 、 基 層 又 は 路 盤 の 表 面 を 入 念 に 清 掃 す る 。

ウ 路 盤 面 又 は 基 層 表 面 は 、 損 傷 し な い よ う に 注 意 し て 施 工 す る 。

な お 、 損 傷 を 生 じ た と き は 、 施 工 前 に 手 直 し を 行 う 。

エ 仕 上 げ が 終 わ っ た と き は 、 所 定 の 点 検 を す る 。

オ 舗 装 転 圧 作 業 は 、 ま ず 縦 断 方 向 を 行 い 、 次 に 横 断 方 向 を 行 う 。

カ 舗 装 の 転 圧 は 、ま ず 初 期 転 圧 を ロ ー ド ロ ー ラ で 、次 に 二 次 転 圧 を タ イ ヤ ロ ー ラ で 、行 う

こ と 。

ま た 、 仕 上 げ 転 圧 タ ン デ ム ロ ー ラ 、 マ カ ダ ム ロ ー ラ で そ れ ぞ れ 行 う こ と を 原 則 と す る 。

た だ し 、 せ ま い 箇 所 又 は 構 造 物 と の す り 付 け は タ ン パ 等 で 十 分 転 圧 す る 。

キ 転 圧 機 械 は 、そ の 通 過 軌 跡 を 十 分 に 重 ね 合 わ せ 、在 来 路 面 と の す り 付 け は 、不 陸 の な い

よ う 転 圧 す る 。

ク 舗 装 各 層 の 施 工 に 先 立 ち 、 浮 石 、 木 片 、 ご み 等 を 取 り 除 き 、 各 舗 装 面 を 清 掃 す る 。

ケ 施 工 継 目 又 は 在 来 舗 装 部 分 と の 接 合 は 、在 来 舗 装 部 分 に 害 を 与 え な い よ う に か き 起 こ し

新 規 材 料 を 補 充 す る 。

(2 ) セ メ ン ト コ ン ク リ ー ト 層

ア 型 枠

( ア ) 型 枠 に は 、 原 則 と し て 鋼 製 で 堅 固 な も の を 用 い る 。

( イ )型 枠 は 、所 定 の 位 置 に 正 し く 据 付 け 、コ ン ク リ ー ト に 接 す る 面 は 、十 分 清 掃 し 油 そ

の 他 適 当 な は く 離 剤 を 塗 布 す る 。

イ 舗 設

( ア )コ ン ク リ ー ト は 、分 離 し な い よ う 迅 速 に 敷 き な ら し 、舗 設 面 の 隅 角 部 、目 地 、路 面

構 造 物 な ど の 付 近 は 入 念 に 行 う 。

( イ )路 盤 上 、基 礎 上 及 び 構 造 物 接 触 面 に 瀝 青 剤 を 塗 布 又 は 路 盤 紙 を 敷 く と き は 、一 様 か

つ 丁 寧 に 行 う 。

( ウ )舗 設 中 は 、絶 え ず 舗 装 面 積 と コ ン ク リ ー ト 量 を 対 照 し 均 一 で 所 定 の 厚 さ で あ る こ と

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を 確 か め る 。

( エ )相 接 す る コ ン ク リ ー ト 版 の 表 面 は 、同 じ 高 さ に 仕 上 げ る 。目 地 の 付 近 は モ ル タ ル ば

か り に な ら な い よ う 、 均 一 な コ ン ク リ ー ト に 仕 上 げ る 。

( オ )コ ン ク リ ー ト を 敷 き な ら し 後 、速 や か に 平 面 及 び 棒 状 バ イ ブ レ ー タ で 一 様 に 十 分 締

め 固 め る 。ス リ ッ プ バ ー 及 び タ イ バ ー 付 近 は 、バ ー の 位 置 が 移 動 し な い よ う 注 意 し て

締 め 固 め る 。

( カ )締 固 め が 完 了 し た ら 、直 ち に 荒 仕 上 げ を 行 い 、更 に フ ロ ー ト で 表 面 仕 上 げ を 行 い 仕

上 り 面 は 「 は け び き 」 な ど で 粗 面 と す る 。

( キ )鉄 筋 又 は 鉄 鋼 を 入 れ る と き は 、正 し い か ぶ り を 保 持 す る よ う 入 念 に 敷 き な ら し 、締

め 固 め る 。

( ク ) 目 地 の 中 間 で 、 コ ン ク リ ー ト 打 ち を 中 止 し な い 。

( ケ )型 枠 は 、コ ン ク リ ー ト の 舗 設 後 、2 0 時 間 以 上 経 過 後 に 取 り 外 す 。た だ し 、型 枠 を

取 り 外 し た 後 交 通 車 両 が 直 接 に コ ン ク リ ー ト 版 に 当 た る よ う な 懸 念 が あ る 場 合 や 気 温

が 低 い 場 合 に は 、 取 り 外 し 時 期 を 遅 く す る 。

( コ ) コ ン ク リ ー ト 版 の 仕 上 げ 面 は 、 長 さ 3 m の 直 線 定 規 で 測 定 す る 。 横 断 方 向 は 、 所

定 の こ う 配 が と れ て い る か を チ ェ ッ ク す る 。

( サ ) 舗 装 機 械 の 運 転 に 際 し 、 型 枠 の 縁 な ど コ ン ク リ ー ト を か き 込 ま な い よ う 注 意 す る 。

( シ ) 機 械 仕 上 げ 後 、 フ ロ ー ト で 表 面 の 仕 上 げ を す る 。

ウ 目 地

( ア ) 目 地 の 位 置 は 、 あ ら か じ め 型 枠 の 上 に 表 示 す る 。

( イ ) 目 地 は 、 進 行 方 向 に 直 角 で 、 路 面 に 垂 直 に な る よ う 施 工 し 、 等 深 、 等 厚 に す る 。

( ウ )注 入 目 地 材 は 、目 地 内 の ゴ ミ そ の 他 の 雑 物 を 除 去 し た 後 、隙 間 の な い よ う 注 入 す る 。

エ 養 生

( ア )コ ン ク リ ー ト は 、表 面 仕 上 げ 後 、交 通 に 開 放 で き る ま で 、日 光 の 直 射 、風 雨 、乾 燥 、

気 温 、 荷 重 、 衝 撃 等 に よ る 有 害 な 影 響 を 受 け な い よ う 養 生 を 行 う 。

( イ )表 面 仕 上 げ 後 、約 12時 間 は 初 期 養 生 と し て 、湿 っ た む し ろ 、帆 布 そ の 他 の 被 覆 養 生

な ど で 表 面 の 乾 燥 を 防 ぐ 。

( ウ )初 期 養 生 に 引 き 続 き 、現 場 養 生 で コ ン ク リ ー ト の 曲 げ 強 度 が 3.5MPa以 上 に な る ま で

後 期 養 生 を 行 う 。強 度 試 験 を 行 わ な い 場 合 の 後 期 養 生 の 最 小 の 期 間 は 、普 通 ポ ル ト ラ

ン ド セ メ ン ト の 場 合 で 2週 間 、 早 強 ポ ル ト ラ ン ド セ メ ン ト の 場 合 で 1 週 間 、 中 庸 熱 ポ

ル ト ラ ン ド セ メ ン ト 、高 炉 セ メ ン ト B 種 の 場 合 で 3 週 間 と す る 。期 間 中 は 、コ ン ク リ

ー ト を 常 に 湿 潤 に 保 っ て お く 。

(3 ) ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 層

ア ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 の 運 搬 は 、 2 (7 )ア に 準 拠 し て 行 う 。

イ ア ス フ ァ ル ト 混 合 物 の 舗 設 は 、 2 (7 )イ に 準 拠 し て 行 う 。

(4 ) 混 合 式 ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 処 理 層

ア 材 料 の 運 搬

( ア ) 混 合 物 の 温 度 は 、 運 搬 車 1台 ご と に 測 定 し 、 混 合 所 発 送 時 の 温 度 よ り 15℃ 以 上 低 下

し な い よ う 、 保 温 に 留 意 し 、 シ ー ト で 覆 う 等 適 切 な 措 置 を す る 。

( イ ) 混 合 物 の 運 搬 は 、 舗 装 工 事 の 進 捗 に 応 じ 過 不 足 の な い よ う に 現 場 に 搬 入 す る 。

- 28 -

( ウ )混 合 物 の 運 搬 に 使 用 す る 自 動 車 は 、荷 台 を 常 に 清 掃 し 、雑 物 が 付 着 し な い よ う に 注

意 す る 。

( エ ) 混 合 物 を 運 搬 車 か ら 積 み 降 し す る 際 は 、 材 料 分 離 を 起 こ さ な い よ う に 注 意 す る 。

イ 舗 装

( ア )混 合 物 の 敷 き な ら し は 、特 に 熟 練 者 を あ て 迅 速 に 行 い 、一 様 な 組 成 と 正 し い 厚 さ に

な る よ う に す る 。

( イ ) 舗 設 に 先 立 ち 、 基 層 又 は 路 盤 が 湿 っ て い る 場 合 は 乾 燥 さ せ る 。

( ウ ) 街 き ょ 、 軌 道 境 界 石 な ど の 路 盤 構 造 の 接 触 面 に は 、 瀝 青 材 を 一 様 に 塗 布 す る 。

( エ ) タ ッ ク コ ー ト は 、 一 様 に な る よ う に 入 念 に 行 う 。

( オ ) 混 合 物 の 、 敷 き な ら し 厚 さ は 、 締 固 め 後 の 厚 さ が 所 定 の 値 に な る よ う に 調 整 す る 。

( カ )混 合 物 は 、敷 き な ら し 前 に 分 離 を 起 こ し た り 、温 度 が 所 定 温 度 の 範 囲 外 で あ っ た り

又 は 部 分 的 に 固 ま っ た り し て い る 場 合 は 使 用 し な い 。

( キ ) 混 合 物 の 敷 き な ら し 後 、 点 検 を し て か ら 転 圧 を 開 始 す る 。

( ク )転 圧 は 一 層 の 厚 さ は 、7 ㎝ 以 下 と し 、主 と し て タ イ ヤ ロ ー ラ を 用 い 、仕 上 げ 転 圧 に

は 鉄 輪 ロ ー ラ を 使 用 す る 。 た だ し 、 せ ま い 箇 所 又 は 構 造 物 と の す り 付 け は 、 タ ン パ

等 で 十 分 転 圧 す る 。

( ケ )転 圧 開 始 時 の 混 合 物 の 温 度 は 、ア ス フ ァ ル ト の 粘 度・温 度 関 係 で 決 め た 温 度 を 標 準

と し 、 転 圧 終 了 時 の 温 度 は 90℃ を 下 ら な い よ う に す る 。

( コ )仕 上 げ 面 は 、3 m の 定 規 あ る い は 3 m の プ ロ フ ィ ロ メ ー タ で 道 路 中 心 線 に 平 行 に 測

定 す る 。 横 断 方 向 は 、 所 定 の こ う 配 が と れ て い る か を 定 規 等 に よ り チ ェ ッ ク す る 。

( サ ) 仕 上 げ 後 は 、 所 定 の 割 合 で 厚 さ 及 び 密 度 の 測 定 を す る 。

な お 、 監 督 員 が 必 要 と 認 め た と き は 、 組 成 に つ い て も 試 験 を 行 う こ と が あ る 。

(5 ) 混 合 式 ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 層

ア 混 合 物 の 製 造 は 、 原 則 と し て ミ キ サ ー を 使 い 、 常 温 で 混 合 す る 。

イ 混 合 物 の 運 搬 は 、 施 工 に 支 障 な く 配 車 す る 。

ま た 、 材 料 の 分 離 が 起 こ ら な い よ う に 注 意 す る 。

ウ 舗 設 は 、原 則 と し て 晴 天 の 日 を 選 ん で 行 い 、気 温 7 ℃ 以 下 又 は 風 の 強 い 日 は 施 工 し な い 。

エ 舗 設 に 先 立 ち 路 盤 の 表 面 を 入 念 に 清 掃 す る 。

オ 混 合 物 の 敷 き な ら し は 、 特 に 熟 練 者 を 充 て 、 一 様 な 組 成 と 正 し い 厚 さ に な る よ う に す

る 。

カ 混 合 物 の 敷 き な ら し 後 、 点 検 し て か ら 転 圧 を 開 始 す る 。

キ 二 層 に 分 け て 舗 設 す る 場 合 に は 、 下 層 が 十 分 安 定 し た こ と を 確 か め て か ら 上 層 を 施 工

す る 。

ク 街 き ょ 軌 道 境 界 石 な ど 路 面 構 造 物 の 接 触 面 に は 、 瀝 青 剤 を 一 様 に 塗 布 す る 。

ケ 施 工 継 目 は 、 既 設 部 分 を 垂 直 に 切 り 取 り 、 凹 凸 の な い よ う に 仕 上 げ る 。

コ 仕 上 げ 面 は 、 3 m の 定 規 で 測 定 す る 。

横 断 方 向 は 、 所 定 の こ う 配 が と れ て い る か を 定 規 等 に よ り チ ェ ッ ク す る 。

サ 仕 上 げ 後 は 、 所 定 の 割 合 で 厚 さ の 測 定 を す る 。

な お 、 監 督 員 が 必 要 と 認 め た と き は 、 組 成 に つ い て も 試 験 を 行 う こ と が あ る 。

(6 ) 浸 透 式 ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 層

- 29 -

ア 砕 石 及 び ク ラ ッ シ ャ ラ ン 砕 石 は 、 JIS A 5001( 道 路 用 砕 石 ) の 規 定 に 適 合 し た も の を

使 用 す る 。

イ ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 は 、ス プ レ ヤ 、デ ィ ス ト リ ビ ュ ー タ 等 を 用 い 、所 定 量 を 均 等 に 散 布 す

る 。

ウ 各 層 の 砕 石 は 均 等 に 敷 き な ら し 、 各 層 の 転 圧 が 十 分 か み 合 う ま で 行 う 。

エ 街 き ょ 等 の 路 面 構 造 物 の 接 触 面 に は 、 あ ら か じ め 乳 剤 を 一 様 に 塗 布 す る 。

オ 乳 剤 の 散 布 、 流 出 に よ り 縁 石 類 、 人 家 な ど を 汚 さ な い よ う に 適 切 な 処 置 を す る 。

カ 施 工 継 目 は 、 既 設 部 分 を 垂 直 に 切 り 取 り 、 凹 凸 の な い よ う に 仕 上 げ る 。

キ 仕 上 げ 面 に つ い て は 、 規 定 を 準 用 す る 。

ク 仕 上 げ 後 、 所 定 の 割 合 で 厚 さ の 測 定 を す る 。

な お 、 監 督 員 が 必 要 と 認 め た と き は 、 組 成 に つ い て も 試 験 を 行 う こ と が あ る 。

ケ 表 面 に 遊 離 し た 骨 材 は 、 交 通 開 放 す る 前 に 掃 き 取 る 。

(7 ) 常 温 混 合 物 層

ア 材 料 の 運 搬

混 合 物 の 運 搬 は 、 施 工 に 支 障 な く 配 車 す る 。

ま た 、 材 料 の 分 離 が 起 こ ら な い よ う に 注 意 す る 。

イ 舗 設

( ア ) 舗 設 に 先 立 ち 路 盤 の 表 面 を 入 念 に 清 掃 す る 。

( イ )混 合 物 の 敷 き な ら し は 、特 に 熟 練 者 を あ て 、一 様 な 組 成 と 正 し い 厚 さ に な る よ う に

す る 。

( ウ ) 混 合 物 の 敷 き な ら し 後 、 点 検 を し て か ら 、 転 圧 を 開 始 す る 。

(8 ) プ ラ イ ム コ ー ト 、 タ ッ ク コ ー ト

ア プ ラ イ ム コ ー ト は 適 当 な 散 布 機 を 用 い 、 舗 装 タ ー ル を む ら な く 散 布 す る 。

イ タ ッ ク コ ー ト は 、前 項 に 準 じ て 行 う が 、過 剰 な 散 布 は さ け 、散 布 後 あ ま り 乾 か し 過 ぎ た

り 、 異 物 が 付 着 し た り し な い よ う 、 な る べ く 早 く 表 層 を 舗 装 す る 。

(9 ) シ ー ル コ ー ト 工

ア 施 工 は 、晴 天 の 日 を 選 ん で 行 い 、気 温 7 ℃ 以 下 の 風 の 強 い 日 そ の 他 施 工 に 有 害 な と き は

避 け る 。

イ 舗 設 に 先 立 ち 、 舗 装 表 面 を 入 念 に 清 掃 す る 。

ウ 瀝 青 材 料 は 、 ス プ レ ヤ 、 デ ィ ス ト リ ビ ュ ー タ 等 を 用 い 、 所 定 量 を 均 等 に 散 布 す る 。

エ 瀝 青 材 料 の 散 布 、 流 出 に よ り 、 縁 石 類 、 人 家 な ど を 汚 さ な い よ う に 適 切 な 処 置 を す る 。

オ 瀝 青 材 料 の 散 布 温 度 は 、 使 用 す る 材 料 の 粘 度 ・ 温 度 関 係 で 決 め た 温 度 を 標 準 と す る 。

カ 砕 石 又 は 砂 は 、 瀝 青 材 料 散 布 後 均 等 に 散 布 す る 。

砕 石 を 使 用 す る 場 合 は 、 砕 石 が 破 砕 し な い 程 度 に 十 分 転 圧 す る 。

キ 転 圧 が 終 了 し 、瀝 青 材 料 の 温 度 が 気 温 ま で 下 が る か 又 は 分 離 が 終 了 す る ま で は 交 通 開 放

を し て は な ら な い 。

ク 表 面 に 遊 離 し た 骨 材 は 、 交 通 開 放 前 に 掃 き 取 る 。

(10) 滑 り 止 め 舗 装

ア 舗 装 に 先 立 ち 、 在 来 路 面 を 入 念 に 清 掃 し 十 分 乾 燥 さ せ る 。

ま た 、 区 画 線 及 び 道 路 標 示 は 、 マ ス キ ン グ 処 理 を 行 う 。

- 30 -

イ 樹 脂 骨 材 の 散 布 に 当 た っ て は 、歩 行 者 に 十 分 注 意 す る と と も に 、縁 石 類 、人 家 な ど を 汚

さ な い よ う に 適 切 な 処 置 を 採 る 。

ウ 表 面 に 遊 離 し た 骨 材 は 、 交 通 開 放 前 に 掃 き 取 る 。

ま た 、 交 通 開 放 後 剥 離 し た 骨 材 は 速 や か に 掃 き 取 る 。

5 歩 道 舗 装 工

(1 ) コ ン ク リ ー ト 平 板 舗 装 工

ア 敷 砂 は 、 所 定 の 厚 さ に 敷 き な ら し 、 十 分 転 圧 を し 、 平 板 張 り 立 て 前 に 適 当 に 散 水 す る 。

イ 平 板 の 配 列 、目 地 幅 、目 地 通 り 、高 さ な ど は 、在 来 路 面 に な ら い 、所 定 の 勾 配 を 確 保 し 、

誤 差 、 く ぼ み が な い よ う 安 定 よ く 平 坦 に 張 り 立 て る 。

ウ 平 板 の 張 り 立 て が 完 了 し た ら 砂 を 竹 ぼ う き 等 で 目 地 内 に 掃 き 込 み 完 全 に 充 填 す る 。

エ 場 所 打 ち コ ン ク リ ー ト を 必 要 と す る 歩 道 上 の マ ン ホ ー ル 付 近 、巻 き 込 み 部 分 、異 形 部 分

は 、平 板 と 同 程 度 の コ ン ク リ ー ト を 使 用 し 、化 粧 目 地 に な ら い 舗 装 が 一 体 と な る よ う 仕 上

げ る 。

(2 ) ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 舗 装 工 及 び ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 舗 装 工

ア 舗 装 工 は 、 「 4 表 層 工 」 の ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 舗 装 工 及 び ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 舗

装 工 を 準 用 す る 。

イ 路 盤 工 は 、 「 2 路 盤 工 」 の 各 規 定 の う ち 同 一 工 種 に 係 る も の を 準 用 す る こ と と す る 。

た だ し 、 路 盤 工 に 粒 度 調 整 砕 石 層 を 使 用 す る 場 合 の 密 度 試 験 は 省 く こ と が で き る 。

(3 ) 透 水 性 ア ス フ ァ ル ト コ ン ク リ ー ト 舗 装

ア 路 床 は 障 害 物 及 び 不 良 土 を 取 り 除 き 転 圧 す る 。

イ フ ィ ル タ 層 は 、 所 定 の 厚 さ に 敷 き な ら す 。

ウ 路 盤 は 、 「 2 路 盤 工 」 の 各 規 定 の う ち 同 一 工 種 に 係 る も の を 準 用 す る こ と と す る 。 た

だ し 、 プ ラ イ ム コ ー ト を 使 用 し て は な ら な い 。

(4 ) ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 表 面 処 理 工

ア 舗 設 は 、 そ の 日 の う ち に 表 層 ま で 完 了 し な け れ ば な ら な い 。 乳 剤 の 散 布 に 当 た っ て は 、

縁 石 類 、 人 家 な ど を 汚 さ な い よ う に 適 切 な 処 置 を す る 。

イ 表 層 工 は 、 4 (6 )浸 透 式 ア ス フ ァ ル ト 乳 剤 層 に 準 ず る 。

(5 ) 切 下 げ 舗 装

車 道 と の す り 付 け 部 分 は 、歩 車 道 境 界 か ら 約 50∼ 90㎝ の 間 で 、周 囲 の 状 況 を 考 慮 し て 勾 配

を 付 け る こ と 。

ま た 、歩 車 道 境 界 ブ ロ ッ ク 及 び す り 付 け の 隅 角 部 は 段 差 を 付 け ず 適 当 な こ う 配 に よ り 調 整

す る 。

6 砕 石 道

路 床 の 埋 戻 し が 路 面 か ら 12㎝ に 達 し た と き 、粒 度 調 整 砕 石( M − 40)又 は 単 粒 度 砕 石 を 敷 き な

ら し 、 十 分 転 圧 す る 。

- 31 -

7 区 画 線 及 び 道 路 表 示 工

(1 ) 施 工 路 面 は 、 水 分 、 泥 、 砂 じ ん 等 を 取 り 除 き 入 念 に 清 掃 し 、 路 面 が 5 ℃ 以 下 の と き は 、

路 面 を 予 熱 し て 施 工 す る 。

(2 ) 施 工 に 当 た っ て は 、 歩 行 者 、 通 行 車 両 等 に 危 険 の な い よ う 適 切 な 保 安 措 置 を 講 じ る 。

(3 ) 焼 付 樹 脂 に よ る 場 合 は 、 塗 料 温 度 は 、 180℃ ∼ 220℃ の 範 囲 と し 、 設 置 幅 は 、 均 一 に し て

凹 凸 の な い よ う 丁 寧 に 施 工 す る 。

(4 ) 常 温 式 に よ る 場 合 は 、 貼 付 式 又 は 反 射 性 の ト ラ フ ィ ッ ク ペ イ ン ト を 使 用 す る 。

(5 ) 本 復 旧 ま で の 間 、 一 時 的 に 施 工 し た も の は 、 交 通 等 に よ り 消 え な い よ う 巡 回 に 努 め る 。

8 舗 装 検 査

(1 ) 舗 装 の 各 工 種 の 品 質 及 び 出 来 形 規 格 値 は 表 − 2 の と お り と す る 。

な お 、 監 督 員 が 指 示 し た 場 合 は 、 品 質 管 理 に 必 要 な 資 料 採 取 を 行 う 。

(2 ) コ ア ー 採 取 跡 は コ ン ク リ ー ト を 充 填 す る 。こ の 場 合 、道 路 管 理 者 が 別 途 指 示 す る 場 合 は 、

そ の 指 示 に 従 う 。

- 32 -

工種

下層

路盤

高さ

厚さ

表−2 品 質 及 び 出 来 形 規 格 値

項 目

クラッシャラン

クラッシャランスラグ

厚さ

粒度調整砕石

セメント処理混合物

粒度調整スラグ

アスファルト処理混合物

個々の測定値

±40㎜以内

−45㎜以内

−25㎜以内

−15㎜ 〃

締 固 め 度

厚さ

アスファルトコンクリート層

セメントコンクリート層

締 固 め 度

(セメントコンクリート層を除く。)

厚さ

アスファルトコンクリート層

セメントコンクリート層

締 固 め 度

(セメントコンクリート層を除く。)

平坦性

(標準偏差)

アスファルトコンクリート層

セメントコンクリート層

高さ

粒 度 調 整 砕 石

厚さ

アスファルトコンクリート層

締 固 め 度(粒度調整砕石を除く。)

しゃ断層用砂

厚さ クラッシャラン

アスファルトコンクリート層

締 固 め 度(表層のみ)

透 水 量

−9㎜以内

−10㎜以内

−7㎜以内

−10㎜以内

−5㎜以内

96.5%以上

−3㎜以内

−3.5㎜以内

96.5%以上

−2㎜以内

−3.5㎜以内

96.5%以上

直読式(3m)で1.75㎜以内

3mプロフィルメーターで2.4㎜以内

3mプロフィルメーターで2.0㎜以内

手仕上げの場合2.5㎜以内

±30㎜以内

−20㎜以内 −8㎜以内

−5㎜以内 −2㎜以内

93%以上

−20㎜以内

−20㎜以内

−5㎜以内

400 m/15s

以上

平 均 値

−15㎜以内

−8㎜以内

−8㎜以内

−8㎜以内

−2㎜以内

93%以上

(注−1)粒度調整砕石・セメント処理混合物及び粒度調整スラグの締固め度は最大乾燥密度に対する

百分率で表す。

(注−2)アスファルト混合物の締固め度は、基準密度に対する百分率で表す。

(注−3)試料の採取箇所は当局が指示する。

(注−4)締固め度は、試料3個の測定値の平均値X

を標準としており、規格値を外れた場合は、アス

ファルト舗装要綱等X

、X

10

によることができる。

(注−5)上表の厚さの規格値は、各層に対するもので、舗装の総厚は設計図を満足するものとする。

- 33 -

第3節 給水装置工事

1 施 工 基 本

こ の 工 事 は 、 東 京 都 指 定 給 水 装 置 工 事 事 業 者 規 程 ( 平 成 10年 3月 31日 東 京 都 水 道 局 管 理 規

程 第 13号 )第 6 条 に 基 づ き 選 任 さ れ た 給 水 装 置 工 事 主 任 技 術 者 の 監 理 の 下 に 施 行 し な け れ ば

な ら な い 。

2 給 水 管 分 岐 工 事

(1 ) 一 般 事 項

ア 給 水 管 の 分 岐 は 、 必 ず 目 的 の 配 水 小 管 又 は 給 水 管 で あ る こ と を 確 認 し て 行 う 。

イ 配 水 小 管 か ら 分 岐 す る 場 合 、そ の 位 置 は 、他 の 給 水 装 置 の 分 岐 位 置 か ら 30㎝ 以 上 離

す 。 給 水 管 か ら 分 岐 す る 場 合 も こ れ に 準 ず る 。 ま た 、 配 水 小 管 へ の 給 水 管 取 付 口 の 位

置 を 、 維 持 管 理 等 を 考 慮 し て 、 配 水 小 管 の 継 手 部 端 部 か ら 30㎝ 以 上 離 す こ と 。

ウ 異 形 管 等 直 管 以 外 の 管 か ら 分 岐 し て は な ら な い 。

エ 設 計 図 及 び 工 事 施 行 通 知 書 と 施 工 現 場 の 状 況 が 不 一 致 の 場 合 は 、 監 督 員 と 協 議 し 、

そ の 指 示 に 従 う 。

オ 断 水 等 に よ り 施 工 時 間 が 決 ま っ て い る 工 事 に つ い て は 、事 前 に 監 督 員 と 打 合 せ を 行

い 、 綿 密 な 工 程 管 理 の 下 に 時 間 内 に 工 事 を 完 成 さ せ る 。

(2 ) サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 に よ る 分 岐

ア サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 は 、配 水 小 管 の 管 種 、口 径 及 び 給 水

管 の 分 岐 口 径 に 適 合 し た も の を 使 用 す る 。

表 − 1 都 仕 様 の ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 の 種 類 及 び 呼 び 径

種 類 呼 び 径

被分岐管

鋳鉄(ミリ)管

記号

D 又は C

給 水 管

取出口の

口 径

25

50

給水管の

口 径

20,25

30,40,50

被分岐管の適用口径

75,100,150,200,250,300,350

硬質塩化ビニル管 V

鋼 管 S

VS

(兼用)

25

50

25

50

20,25

30,40,50

20,25

30,40,50

50,75,100,150

(鋼管用と兼用しても良い。)

50,75,100,150,200,250,300,350

(50∼150 は硬質塩化ビニル管用と兼用

しても良い。)

備 考 : 呼 び 径 等 に つ い て は 、 鋳 出 し 又 は 容 易 に 消 え な い 方 法 で 表 示 し て い る 。

表 − 2 都 規 格 の サ ド ル 分 水 栓

(㎜)

被分岐管の種類 サドル記号 被分岐管の適用口径 給水管取出口の口径 備 考

鋳鉄(インチ)管

石綿セメント管

CB

300∼350

(250以下はCAを使用)

50,125∼350

(75,100はCAを使用)

25又は50

ただし、石綿セメント

管における、取付管の

適用口径50のものに

ついては25のみ

サドルの表示及

び口径は、サド

ル分水栓本体に

鋳出し表示され

ている。

- 34 -

イ サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 の 取 り 付 け 箇 所 の 管 肌 を 十 分 清 掃 す

る 。

ウ 配 水 小 管 に ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ が 被 覆 し て あ る 場 合 は 、サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ

ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 取 り 付 け 位 置 の 中 心 線( 管 軸 に 対 し て 直 角 の 線 )よ り 20㎝ 程 度 離 れ

た 両 位 置 を ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ 固 定 用 ゴ ム バ ン ド ( 以 下 「 ゴ ム バ ン ド 」 と い う 。 ) で

固 定 し て か ら 、中 心 線 に 沿 っ て ス リ ー ブ を 切 り 開 き 、ゴ ム バ ン ド の 位 置 ま で 折 り 返 し 管

肌 を あ ら わ し 、サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 取 付 け 後 、折 り 返 し て い

た ス リ ー ブ を 元 に 戻 し て か ら サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 用 防 食 シ

ー ト を 取 付 け 、 防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー プ を 使 用 し て ス リ ー ブ 及 び シ ー ト を 密 封 す る 。

エ サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 は 、配 水 小 管 の 管 軸 頂 部 に そ の 中 心 が

く る よ う に 据 え 付 け る 。 た だ し 、 障 害 物 等 に よ り や む を 得 な い 場 合 は 、 中 心 よ り 45°以

内 の 範 囲 に 限 っ て 据 え 付 け る こ と が で き る 。

な お 、据 え 付 け の 際 、パ ッ キ ン の 離 脱 を 防 止 す る た め サ ド ル の ボ ル ト を 締 め 付 け た 状

態 で 配 水 小 管 に 沿 っ て 前 後 に 移 動 さ せ て は な ら な い 。

オ 配 水 小 管 が ビ ニ ル 管 の 場 合 、 管 頂 部 に 沿 っ て 管 探 知 用 の 銅 線 が 配 線 さ れ て い る の で 、

据 え 付 け に 当 た っ て は 、こ の 銅 線 を 左 右 い ず れ か の 方 向 に ず ら し 、ビ ニ ル テ ー プ 等 で 固

定 さ せ る 。

カ サ ド ル 部 分 の 締 付 け ボ ル ト は 、 所 定 の ト ル ク で 全 体 に 均 一 に な る よ う に 締 め 付 け る 。

( 注 )ビ ニ ル 管 か ら の サ ド ル 分 水 栓( V タ イ プ )又 は ステンレス製サドル付分水栓(種類:V)

に よ る 分 岐 の 場 合 は 、 ビ ニ ル 管 専 用 の ト ル ク レ ン チ を 使 用 し て 締 め 付 け る 。

キ サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 の 頂 部 の キ ャ ッ プ を 取 り 外 し 、ボ ー ル

弁 ( 又 は ス ラ イ ド 弁 ) を 開 く 。

ク 分 岐 口 径 及 び 規 格 に 応 じ た カ ッ タ ー 又 は ド リ ル を せ ん 孔 機 の ス ピ ン ド ル に 取 り 付 け

る 。

なお、内面エポキシ樹脂粉体塗装管のせん孔については、次のものを使用する。

(ア) せん孔機: 切り粉及び切断塗膜を確実に排出する必要があることから、電動式せ

ん孔機を使用する。

(イ) ド リ ル: 粉体塗装管対応ドリル(先端角90°∼100°)を使用する。

また、ビニル管及び石綿セメント管をせん孔するときは、専用のカッ

ターを使用する。石綿セメント管については、口径ごとに25、30、40

及び50㎜の4種類のカッターがあるので注意する。

エポキシ樹脂粉体塗装管用ドリル

先端角 90°∼100°

目印線

モルタルライニング管用ドリル

先端角 118°

図 − 1 せ ん 孔 ド リ ル の 種 類

( 注 ) せ ん 孔 の 注 意 事 項

1) せ ん 孔 カ ッ タ ー 又 は ド リ ル は 2 0 回 程 度 使 用 し た ら 研 磨 、取 替 え 等 の 措 置 を 採

- 35 -

る 。

2) せ ん 孔 機 の 芯 ぶ れ が 大 き く な る 前 に 、 定 期 的 に せ ん 孔 機 メ ー カ の 点 検 を 受 け 、

調 整 、 修 理 、 取 替 等 の 措 置 を 採 る 。

3) サ ド ル を 配 水 小 管 に 固 定 す る と き は 、 パ ッ キ ン と 管 の 密 着 面 に お い て 、 異 物 の

噛 込 み 等 が な い こ と を 確 認 す る と と も に 、せ ん 孔 時 に 動 か な い よ う 十 分 注 意 す

る 。

4) せ ん 孔 す る 前 に 、挿 入 工 具 の ガ イ ド 部 分 を サ ド ル 分 水 栓 又 は ステンレス製サドル

付分水栓に 通 し 、 弁 体 部 分 を 工 具 が 通 過 す る こ と を 確 認 す る 。

5) せ ん 孔 時 に 芯 ぶ れ さ せ な い よ う に 注 意 す る 。 特 に 、 せ ん 孔 時 の 動 力 に エ ン ジ ン

を 使 用 す る 場 合 に は 、シ ャ フ ト に よ る 振 動 が 大 き い こ と か ら 芯 ず れ が 起 こ り や

す い 。

6) 粉体塗装管のせん孔は、樹脂塗膜を細かく切り取ることが重要なポイントになること

から、ドリルが鉄部を貫通した後は、ドリルの回転を低下させないよう、ゆっくりし

た送り負荷で切削することできれいに塗膜部を切削する。

ケ キャップを取り外したサドル分水栓又はステンレス製サドル付分水栓頂部に、せん孔機取り

付け用アダプタ(25㎜と50㎜用の二種類がある。)を取り付けた後、アダプタの上にせん孔機

を静かに載せ、袋ナットを締め付けてサドル分水栓と一体となるように固定する。

コ サドル分水栓又はス テ ン レ ス 製 サドル付分水栓の吐水部へ排水用ホースを連結させ、ホース

先端はバケツ等で受ける(下水溝等へ直接排水してはならない。)。

サ 刃先が管面に接するまで手動送りハンドルを静かに回転し、到達した時点でハンドルを半回

転戻しておく。

シ せん孔機とエンジンをフレキシブルシャフトにより連結したら、エンジンを始動し、手動送

りハンドルを静かに回転しながらせん孔を開始する。

ス 穴が開き始めると、せん孔に伴う切りくずが排水用ホースを通して水と一緒に排出されるが、

このまません孔を続ける。

セ せん孔中はハンドルの回転が重く感じられ、せん孔が終了するとハンドルの回転は軽くなる。

このため、ハンドルの重さに注意しながらせん孔を行う。

ソ せん孔が終了したらエンジンを止め、ハンドルを逆回転して刃先をボール弁(又はスライド

弁)の上部まで確実に戻す。このときスピンドルは最上部まで引き上げる。

タ ボール弁(又はスライド弁)を閉め、せん孔機及び排水用ホースを取り外す。

チ 都規格型のサドル分水栓の場合には、シールテープを巻いた止水プラグを吐水部に取り付け、

日本水道協会規格型のサドル分水栓の場合には、吐水部オネジにシールテープを巻いて、止水

キャップを仮取り付けする。

ツ 鋳 鉄 管 又 は 鋼 管 か ら 分 岐 し た 場 合 、 せ ん 孔 部 に 防 食 コ ア (以 下 「 コ ア 」 と い う 。 ) を

取 り 付 け る 。

な お 、 コ ア は サ ド ル 分 水 栓 に 同 梱 さ れ て い る 同 一 製 造 会 社 の も の を 使 用 し 、 せ ん 孔 口

径 に 適 し た も の を 使 用 す る 。

(ア)サドル分水栓又はス テ ン レ ス 製 サ ドル付分水栓の吐水部に止水プラグが取り付けられ

ていることを確認する。

(イ)スピンドル先端にコア取り付け用の各呼び径に応じた共通先端ストレッチャーヘッド

をスパナ等の必要な工具を使用して取り付ける。

(ウ)コ ア 挿 入 機 に 各 呼 び 径 に応じたアタッチメント又はアダプタを取り付ける。

(エ)共 通 先 端 ストレッチャーヘッドに該当する呼び径のコアを差し込む。

(オ)スピンドルを最上部に引き上げた状態で挿入機及びアタッチメントをサドル分水栓又

- 36 -

はステンレス製サドル付分水栓に装着する。

(カ)ボール弁(又はスライド弁)を開く。

(キ)各製造メーカの取扱説明書に基づきコアを取り付ける。

図−2

呼び径 50 ㎜用

呼び径 25 ㎜用

取り付け工具及び共通先端ストレッチャー

(3 ) ス テ ン レ ス 製 サドル付分水栓用ソケット等の取付け

サドル分水栓の規格又はス テ ン レ ス 製 サドル付分水栓の仕様、給水管の種類及び口径に応

じた継手(表−4又は表−5参照)をサドル分水栓又はステンレス製サドル付分水栓の給水

管分岐ロ(吐水部)に取り付ける。取付けの際、青銅製サドル分水栓の場合は、表-3に示す

とおりネジ部にシールテープを巻きつける。

ステンレス製サドル付分水栓の場合は、平行ネジのためシールテープの巻付けは不要である。

表 − 3 シ ー ル テ ー プ 巻 き 付 け

ね じ 部 口 径 ( ㎜ ) 巻 き 量 ( ㎝ ) 巻 き 付 け 方 法

25

50

約 25

約 40

1/2重 ね 巻 き

口径

表 − 4 青 銅 製 サ ド ル 分 水 栓 の ステンレス鋼管との接続継手

日本水道協会規格(JWWA G 116)

水道用ステンレス鋼管継手伸縮可とう式

分水栓ソケットB(25×20) 又は

おねじ付ソケット(30 ㎜)

分水栓ソケットB(25×25) 又は ※ おねじ付ソケット(30 ㎜)

20

25

30

40

50

※ おねじ付ソケット(50㎜)

※ 漏水時等の応急修繕用に使用する場合にのみ、使用が可能

- 37 -

表−5 都 仕 様 の ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 用 ソ ケ ッ ト 及 び プ ラ グ の 種 類 、 呼 び 径 等

ステンレス製サドル付分水栓用

種 類

ソケット

呼び径

ステンレス製サドル付分水栓用

プラグ

種 類 呼び径

ステンレス製サドル付分水栓

分岐部の形状

ねじ形状 長さ(㎜)

25×20

タイプ−A タイプ−A 25 G1 1/4 15

タイプ−A

25×25

50×30

50×40

50×50

25×20

タイプ−A 50 G2 1/2 22

タイプ−B タイプ−B 25 M50×2 10

タイプ−B

25×25

50×30

50×40

50×50

タイプ−B 50 M72×2 10

※ 呼 び 径 等 に つ い て は 、 鋳 出 し 又 は 容 易 に 消 え な い 方 法 で 表 示 し て い る 。

※ 仮設時にHIVPと接続する場合は、ステンレス製サドル付分水栓タイプ−Aを使用し、メネジアダ

プタにより接合する。

(4 ) 既 設 の サ ド ル 分 水 栓 を 使 用 す る 場 合

サ ド ル 分 水 栓 用 シ モ ク 又 は ソ ケ ッ ト を 取 り 外 し た 後 、 水道用ステンレス鋼管継手(日本

水道協会規格)を (3 )の 方 法 に よ り 取 り 付 け る 。

(5 ) 既 設 の 集 中 分 岐 管 か ら ソ ケ ッ ト 付 絶 縁 フ ラ ン ジ 継 手 に て 分 岐 す る 場 合

ア 管 末 に ソ ケ ッ ト 付 絶 縁 フ ラ ン ジ 継 手 ( 以 下 、 「 絶 縁 フ ラ ン ジ 」 と い う 。 ) を 設 置 し

て 50㎜ ス テ ン レ ス 鋼 管 ( 配 水 小 管 ) を 布 設 し 、 伸 縮 可 と う 式 チ ー ズ 及 び キ ャ ッ プ を 使

用 し て 分 岐 す る 。 分 岐 口 径 が 40㎜ 以 上 の 場 合 は 、 絶 縁 フ ラ ン ジ か ら 直 接 給 水 管 を 分 岐

す る 。

ま た 、 必 要 が あ る 場 合 に は 、 三 フ ラ ン ジ T 字 管 を 設 置 す る 。

イ 既 設 の 集 中 分 岐 管 か ら ソ ケ ッ ト 付 絶 縁 フ ラ ン ジ 継 手 に て 分 岐 し た 場 合 は 、 1 m ま で

は 水 道 用 波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管 を 使 用 す る 。

ウ 分 岐 し た 給 水 装 置 の 道 路 部 分 に は 仕 切 弁 を 設 置 し な い 。

エ 分 岐 部 直 近 で の 耐 震 配 管 用 伸 縮 可 と う 式 ソ ケ ッ ト の 取 付 け は 省 略 す る 。

オ 集 中 分 岐 管 に ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ が 被 覆 し て あ る 場 合 は 、 ス リ ー ブ の 絶 縁 フ ラ ン

ジ 取 付 け 位 置 に 必 要 最 小 限 の 穴 を あ け 、 絶 縁 フ ラ ン ジ 取 付 け 後 、 絶 縁 フ ラ ン ジ の 上 に

ス リ ー ブ を た ぐ り 寄 せ 、そ の 上 か ら 防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー プ を 巻 い て ス リ ー ブ を 密 封

す る 。

カ 水 質 等 の 維 持 管 理 の 面 か ら 、 可 能 な 限 り 簡 易 排 水 栓 を 設 置 す る 。

(6 ) 耐 震 形 割T字管(以下「割T字管」という。)に よ る 分 岐

ア 割T字管による分岐工法

分岐給水管の口径が75㎜∼150㎜で配水小管が鋳鉄管の場合、原則として、割T字管により

分岐する。割T字管は、可とう部、止水弁が組み込まれた構造であり、給水管との継手構造

は、GX形挿し口になっている。

配水小管へのせん孔は、割T字管用のせん孔機を使用して行う。

な お 、施 工 時 の 掘 削 寸 法 は 、指 定 給 水 装 置 工 事 事 業 者 施 行 要 領「 20 土 工 事 」の 20.1.2、

20.3.2を 参 照 す る 。

- 38 -

種 類

被分岐管

鋳鉄(ミリ)管

記 号

D又はC

表−6 割T字管の種類及び呼び径 (㎜)

呼 び 径

止水機構

75

継手機構

75

割T字機構

100,150,200,250,300,350

100

150

100

150

150,200,250,300,350

200,250,300,350

イ 分 岐 工 事

( ア )割 T 字 管 を 配 水 小 管 に 取 り 付 け る 際 、割 T 字 管 の パ ッ キ ン と 配 水 小 管 の 水 密 性 を 保

つ た め 、 配 水 小 管 の 管 は だ を 十 分 清 掃 す る 。

( イ ) 鋳 鉄 管 の 口 径 に 応 じ た 割 T 字 管 を 配 水 小 管 に 取 り 付 け る 。

( ウ ) 割 T 字 管 の 止 水 弁 を 開 け る 。

( エ ) 分 岐 口 径 に 応 じ た カ ッ タ ー を 取 り 付 け る 。

( オ ) 割 T 字 管 の 止 水 機 構 に せ ん 孔 用 ア ダ プ タ を 取 り 付 け る 。

( カ ) 割 T 字 管 用 せ ん 孔 機 を せ ん 孔 用 ア ダ プ タ に 取 り 付 け る 。

( キ )各 製 造 メ ー カ の 取 扱 説 明 書 に 基 づ き 、せ ん 孔 す る 。せ ん 孔 時 、切 り く ず 排 出 用 コ ッ

ク を 開 き 、 切 り く ず が 排 出 さ れ て い る か 確 認 す る 。

( ク ) 止 水 弁 を 閉 め 、 せ ん 孔 機 を 取 り 外 す 。

( ケ ) 割 T 字 管 用 コ ア 挿 入 機 を せ ん 孔 用 ア ダ プ タ に 取 り 付 け る 。

( コ ) 各 製 造 メ ー カ の 取 扱 説 明 書 に 基 づ き 、 防 食 コ ア を 取 り 付 け る 。

( サ ) 止 水 弁 を 閉 め 、 コ ア 挿 入 機 を 取 り 外 す 。

( シ ) せ ん 孔 用 ア ダ プ タ を 取 り 外 す 。

( ス ) 継 手 機 構 を 接 合 す る 。

( セ )配 水 小 管 に ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ が 被 覆 し て あ る 場 合 は 、割 T 字 管 取 付 位 置 の 中 心

線 か ら そ れ ぞ れ 40㎝ 程 度 離 れ た 両 位 置 を ゴ ム バ ン ド で 固 定 し 、割 T 字 管 取 付 位 置 の 中

心 線( 管 軸 に 対 し て 直 角 の 線 )に 沿 っ て ス リ ー ブ を 切 り 開 き 、ゴ ム バ ン ド の 位 置 ま で

折 り 返 し て か ら( ア )か ら( ス )の 作 業 を 行 い 、配 管 工 事 終 了 後 、( 12)に 定 め る 防

食 処 理 を 行 う 。

ウ 取 り 付 け 及 び 操 作 に 当 た っ て の 注 意 事 項

( ア )掘 削 穴 は 、せ ん 孔 機 の 取 付 け や 割 T 字 管 を 取 り 付 け る た め の ボ ル ト・ナ ッ ト の 締 め

付 け 作 業 が 十 分 に で き る よ う 掘 削 す る 。

( イ )取 付 け は 、配 水 小 管 に 対 し て 水 平 に 取 り 出 す こ と を 原 則 と す る が 、障 害 等 が あ り 水

平 に 取 り 出 せ な い 場 合 で も 1 5 °を 限 界 と し て 上 向 き に 取 り 出 す こ と が で き る 。た だ

し 、 可 と う 部 を 曲 げ て 配 管 し て は な ら な い 。

( ウ )止 水 弁 を 閉 め た ま ま せ ん 孔 し た り 、埋 め 戻 し す る 際 に 開 け る の を 忘 れ な い よ う 注 意

す る 。

( エ ) 必 要 に 応 じ て 、 せ ん 孔 時 に 可 と う 部 を ボ ル ト 等 で 固 定 す る 。

な お 、 埋 め 戻 し す る 際 に ボ ル ト 等 を 取 り 外 す の を 忘 れ な い よ う 注 意 す る 。

( オ ) ボ ル ト の 締 付 ト ル ク は 、 メ ー カ の 取 扱 説 明 書 に よ る 。

( カ )施 工 後 、( 15)道 路 内 埋 設 水 道 管 及 び 工 業 用 水 道 管 の 明 示 に 定 め る 明 示 シ ー ト の 標

示 を 行 う 。

( キ )埋 設 深 度 が 確 保 で き な い 場 合 は 、割 T 字 管 の 止 水 弁 を 横 向 き に す る 等 の 措 置 を 講 ず

る 。

- 39 -

(7 ) 二 受 T 字 管 に よ る 分 岐

ア 二 受 T 字 管 に よ る 分 岐 工 法

GX形 二 受 T 字 管 等 で 分 岐 す る 場 合 は 、 以 下 の 配 管 に よ り 施 工 す る 。

GX 形受口切管(ライナ)

既設

G

・ ・

G

G

・ ・

G

既設

・ ・

二受T字管

(GX形)

・ ・

GX 形継ぎ輪」

図 − 3

NS形 二 受 T 字 管 等 で 分 岐 す る 場 合 は 、 以 下 の 配 管 に よ り 施 工 す る 。

(ア) 既設管に溝切り及び挿し口加工が可能な場合。

既 設 管 に 溝 切 り 及 び 挿 し 口 加 工 を 行 い NS形 継 ぎ 輪 に よ り 接 合 す る 。

NS 形受口切管(ライナ)

NS 形既設

NS 挿し口加

・ ・

・ 二受T字管

NS 形)

NS 形継ぎ輪」

NS 形継ぎ輪用特殊押輪」

NS 形既設

図 − 4

(イ) 既設管の溝切り及び挿し口加工が不可能な場合。

NS 継手による接合が不可能な場合には、K 形継ぎ輪及び K 形特殊押輪により接合する。この場合

の施工条件は下記のとおりとする

1、特殊押輪の性能は、耐震性を有する3DkN(離脱阻止力)以上とする。

2、特殊押輪の確認は、現地において製品証明書と照合し行う。

NS形既設

NS 形受口切管(ライナ)

・ 二受T字管

NS 形)

NS形既設

NS 形継ぎ輪」

NS 継ぎ輪用特殊押輪」

NS 挿し口加

「K形継ぎ輪」

K 型特殊押輪(離脱阻止力 3DkN 以上)」

図 − 5

掘削寸法については、表−7「NS・GX形二受T字管設置時の標準掘削寸法」を参照する。

なお、上図は標準的な配管方法であり、既設配水小管の配管状況によっては、配管方法を変更する

必要があるので状況に応じて判断する。

- 40 -

イ 分 岐 工 事

( ア )配 水 小 管 に 取 り 付 け る 二 受 T 字 管 の 芯 出 し を 行 う 。(( 8 )「 鋳 鉄 管 の 芯 出 し 」

参 照 )

( イ ) 二 受 T 字 管 の 芯 出 し が 決 定 し た ら 、 芯 か ら 受 口 部 と 挿 し 口 部 の 長 さ 、 そ れ に 接

合 部 分 の 付 合 せ 間 隔 を 考 慮 し て 、 配 水 小 管 の 切 断 箇 所 に チ ョ ー ク 等 で 印 を 付 け る 。

( ウ ) 配 水 小 管 を 断 水 す る 。

( エ ) 配 水 小 管 を 管 軸 に 対 し て 直 角 に 切 断 す る 。

( オ ) 配 水 小 管 切 断 部 の 土 砂 、 鉄 さ び な ど を 取 り 除 き 、 配 水 小 管 に 二 受 T 字 管 及 び 継

ぎ 輪 を 取 り 付 け る 。

( カ )各 接 合 部 の ゴ ム 輪 の 挿 入 が 完 全 で あ る こ と を 確 認 し た 後 、ボ ル ト ナ ッ ト を 締 め

付 け る 。

( キ ) 配 水 小 管 の 通 水 を 行 い 、 水 替 え を 行 う 。

( ク )配 水 小 管 に ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ が 被 覆 し て あ る 場 合 は 、取 付 け 予 定 の 二 受 T

字 管 の 分 岐 管 部 中 心 に 当 た る 位 置( 配 水 小 管 の 管 軸 に 直 角 の 線 )に 沿 っ て ス リ ー ブ

を 切 り 開 き 、 分 岐 工 事 に 支 障 の な い と こ ろ ま で 引 き 寄 せ る 。

配 管 工 事 終 了 後 、 ( 13) の 防 食 処 理 を 行 う 。

ウ 二 受 T 字 管 取 り 付 け 上 の 注 意 点

( ア ) 鋳 鉄 管 に は 、 ミ リ メ ー ト ル 管 と イ ン チ 管 が あ り 、 そ れ ぞ れ 適 合 し た 二 受 T 字 管

を 使 用 し な い と 施 工 で き な い 場 合 が あ る の で 、コ ン パ ス な ど を 使 っ て そ の 外 径 を 正

確 に 測 定 す る 。

( イ )配 水 小 管 内 の 戻 り 水 が 掘 削 穴 に 集 中 す る の で 、排 水 ポ ン プ を 使 え る よ う 準 備 す

る 。

(8 ) 鋳 鉄 管 の 芯 出 し

鋳 鉄 管 を 布 設 す る 場 合 は 、小 口 径 の 布 設 と 比 較 し て 、屈 曲 し て 配 管 す る こ と が 困 難 な

た め 、布 設 す る 管 の 管 軸 中 心 線 を 常 に 念 頭 に お き 、そ の 管 軸 の 角 度 、高 低 差 、距 離 な ど

を 正 確 に 測 定 す る こ と が 必 要 で あ り 、こ の た め の 芯 出 し 作 業 と 有 効 長 の 測 定 が 非 常 に 大

切 で あ る 。

ア 芯 出 し 作 業

芯 出 し 作 業 は 、 鉄 管 布 設 定 規 、 水 平 器 、 下 げ 振 り 、 水 糸 な ど を 使 用 し 、 次 に よ り 行

う 。

管軸中心線

布掘り幅員の中心

P K

※ 例 と し て 、 本 節 2 − ( 7) の 図 を 用 い る 。

図 − 6

( ア ) 給 水 管 の 据 え 付 け 位 置 を 決 定 す る 。

口 径 75㎜ 以 上 の 工 事 の 場 合 、布 掘 り の 幅 員 は 布 設 口 径 毎 に 異 な る が 、い ず れ の 場 合

も 分 岐 給 水 管 の 管 軸 中 心 線 は 、 布 掘 り 幅 員 の 中 心 に 合 わ せ る 。

( イ ) 分 岐 給 水 管 の 管 軸 中 心 線 と 配 水 小 管 の 接 点 Z を 求 め る 。 こ の 接 点 を 芯 と い う 。

( ウ ) 芯 Z 点 に チ ョ ー ク で 印 を つ け る 。

( エ )Z 点 よ り 、T 字 管 の 受 側 有 効 長 H 、T 字 管 と N S 継 ぎ 輪 の 間 の 切 り 管 寸 法 K( 最

- 41 -

低 1.0m ) 、 N S 継 ぎ 輪 の P 寸 法 ( 口 径 ご と に 異 な る 。 ) 、 N S 継 ぎ 輪 と K 形 継 ぎ

輪 の 間 の 切 り 管 寸 法 K

’及 び K 形 継 ぎ 輪 の P ’寸 法 を プ ラ ス し た Y 点 に 印 を 付 け る 。

(オ) 同じくZ点よりT字管の挿し口側有効長J、ライナによる伸びA、切り管寸法N(最低1.0

m)、NS継ぎ輪のP寸法、N S 継 ぎ 輪 と K 形 継 ぎ 輪 の 間 の 切 り 管 寸 法 N

’及 び K 形 継

ぎ 輪 の P

’寸 法 をプラスしたX点に印を付ける。

(カ)Y点及びX点が切断位置となる。

※ なお、各部の寸法については「管弁類寸法質量表」を参照する。

表−7 NS形・GX形二受T字管設置時の標準掘削寸法表

配水小管口径×布設給水管口径

100×75

150×100 以下

150×75

150×100

GX

200×100

200×150

250×100

200×150 以下

250×150 以下

250×200 以上

300×150 以下

300×200 以上

350×300 以下

100×75

250×150

5.90

6.10

6.10

6.15

6.25

6.15

6.20

6.25

3.90

4.00

4.05

4.10

4.10

4.10

4.10

(参考)

1.0

1.0

1.0

1.2

1.2

1.2

1.2

1.2

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.20

1.20

2.75

2.85

2.85

2.90

2.90

2.90

2.90

2.90

1.80

1.85

1.85

1.90

1.90

1.90

1.90

0.60

0.60

0.60

0.60

0.70

0.60

0.70

0.70

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60

2

2.55

2.65

2.65

2.65

2.65

2.65

2.60

2.65

1.50

1.55

1.60

1.60

1.60

1.60

1.60

L

1

B

2

布設方向

L

2

B

1

さし口側

二受T字管

- 42 -

受口側

イ 有 効 長

直 管 及 び 異 形 管 の 管 軸 中 心 線 に お け る 長 さ ( 受 口 の 呑 込 み 寸 法 を 除 く 。 ) を

管 の 有 効 長 と い う 。

この長さを

有効長という

表 − 8 N S ・ G X 形 T 字 管 の 有 効 長

図−7

形 状

(mm)

150×75 (NS)

200×100 (NS)

250×100 (NS)

300×150 (NS)

150×75 (GX)

200×100 (GX)

250×100 (GX)

受口側(H)

(m)

0.150

0.200

0.140

0.145

0.100

0.120

0.120

挿し口側(J)

(m)

0.300

0.350

0.320

0.345

0.350

0.380

0.380

岐 管(I)

(m)

0.200

0.250

0.205

0.345

0.140

0.170

0.190

( T字管 ) d

H

図−8 ℓ

R R

乙字管の有効長=

L+F+F3

J

I

(乙字管)

3

な お 、 曲 管 や 乙 字 管 な ど 曲 部 を 有 す る も の

の 据 え 付 け 作 業 な ど 施 工 に 当 た っ て は 、 こ の

有 効 長 で な く 平 面 延 長 を 使 用 す る 。

図−9

(9 ) 分 岐 工 事 施 行 上 の 注 意

現 場 の 状 況 に よ り 、埋 設 物 が 輻 輳 し て い る こ と も あ る の で 、必 ず 目 的 の 配 水 小 管 又 は

給 水 管 で あ る こ と を 確 認 し て か ら 分 岐 工 事 を 行 う 。

ま た 、ダ ク タ イ ル 鋳 鉄 管 内 面 エ ポ キ シ 樹 脂 粉 体 塗 装 管 の 切 断 面 は 、専 用 の 防 食 ゴ ム( G

X形 は 防 食 キ ャ ッ プ ) 又 は 防 食 塗 料 に よ り 補 修 を 行 う 。

(10) サ ド ル 分 水 栓 の 防 食 処 理 ( ポ リ エ チ レ ン シ ー ト 工 法 )

分 岐 配 管 完 了 後 、漏 水 等 の 異 常 が な い こ と を 確 認 し た 後 、ポ リ エ チ レ ン シ ー ト を 使 用

し て サ ド ル 分 水 栓 を 被 覆 し 腐 食 を 防 止 す る 。

な お 、既 設 の サ ド ル 分 水 栓 を 使 用 す る 場 合 は 新 し い ポ リ エ チ レ ン シ ー ト に 取 り 替 え て

施 工 す る 。

D

- 43 -

ア シ ー ト の 形 状 、 寸 法 等

シ ー ト は 、被 覆 銅 線 付 シ ー ト 本 体 と 被 覆 銅 線 単 体 に よ っ て 構 成 さ れ て い る 。シ ー ト

の 形 状 、 寸 法 は 、 配 水 小 管 の 口 径 及 び サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付分 水 栓

の 分 岐 口 径 に よ っ て 区 分 さ れ て い る の で 、 適 合 す る も の を 使 用 す る 。

イ 施 工 方 法

( ア ) シ ー ト を サ ド ル 分 水 栓 の 中 央 下 に 敷 き 広 げ る 。

な お 、 シ ー ト 本 体 の 銅 線 は 給 水 管 側 に 置 く 。

( イ ) シ ー ト 本 体 の 銅 線 を サ ド ル 分 水 栓 の 胴 部 に

結 び 付 け る 。

( ウ ) シ ー ト を 配 水 小 管 の 下 端 か ら 、 サ ド ル 分 水 栓

全 体 を 覆 う よ う に し て 包 み 込 む 。

( エ ) シ ー ト の 先 端 を 給 水 管 部 で 付 き 合 わ せ て 包 み

込 み 、 そ の 部 分 を 銅 線 単 体 ( 短 尺 も の ) で 縛 り

つ け る 。

図−10

( オ ) サ ド ル 分 水 栓 を 中 心 に 、 配 水 小 管 の 両 側 の シ ー ト を 銅 線 単 体 ( 長 尺 の も の ) で

密 着 す る よ う に 固 定 す る 。

( カ ) 配 水 小 管 に ス リ ー ブ を 被 覆 し て あ る 場 合 は 、 サ ド ル 分 水 栓 取 付 け 前 に 折 り 返 し

て い た ス リ ー ブ を 元 に 戻 し て か ら( ア )以 降 の 作 業 を 行 い 、防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー

プ を 使 用 し て シ ー ト を 密 封 す る 。

( キ ) 埋 戻 し は 、 シ ー ト を 破 損 し な い よ う 慎 重 に 行 う 。

( ク )ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付分 水 栓 に は 、防 食 材 料 (亜 鉛 製 犠 牲 陽 極 )の 取 付 け は 不 要 で

あ る 。

(11) 配 水 小 管 ゴ ム バ ン ド 取 付 け 工

配 水 小 管 に ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ が 被 覆 し て あ る 場 合 は 、下 記 に よ り ポ リ エ チ レ ン ス

リ ー ブ 固 定 用 ゴ ム バ ン ド を 取 り 付 け る 。

ア サ ド ル 分 水 栓 取 付 け 位 置 の 中 心 線( 管 軸 に 対 し て 直 角 の 線 )よ り 20㎝ 程 度 離 れ た 両

位 置 を 配 水 小 管 固 定 用 ゴ ム バ ン ド で 固 定 し て か ら 、中 心 線 に 沿 っ て ス リ ー ブ を 切 り 開

く 。

イ サ ド ル 分 水 栓 取 り 付 け 後 、折 り 返 し て い た ス リ ー ブ を 元 に 戻 し て か ら 、サ ド ル 分 水

栓 防 食 シ ー ト を 取 り 付 け 、防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー プ を 使 用 し て ス リ ー ブ 及 び シ ー ト を

密 封 す る 。

(12) 鋳 鉄 管 の 防 食 処 理 ( ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ に よ る 被 覆 )

鋳 鉄 管 を 埋 設 す る 場 合 は 、 ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ に よ る 管 の 被 覆 防 護 を 行 う 。

な お 、内 面 エ ポ キ シ 樹 脂 粉 体 塗 装 管 に つ い て は 、「 水 道 用 粉 体 塗 装 管 」の 表 示 が さ れ

た も の を 使 用 す る 。

ア ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ の 被 覆 方 法

( ア ) 直 管

(1)ス リ ー ブ を 管 の 挿 し 口 部 か ら か ぶ せ 直 管 全 体 に 広 げ る 。

( 2)ゴ ム バ ン ド を 用 い て ( 約 1 m の ピ ッ チ で ) 管 頂 部 に 三 重 部 が く る よ う に ス リ ー

ブ を 固 定 す る 。

(注 ) 管 明 示 テ ー プ と ゴ ム バ ン ド は 、 重 な ら な い よ う に 施 工 す る 。

(3)ス リ ー ブ の 受 口 部 、挿 し 口 部 を ゴ ム バ ン ド で 固 定 し 、ス リ ー ブ の 両 端 を 折 り 返 す 。

(4)接 合 後 、折 り 返 し た ス リ ー ブ を 元 に 戻 し て 接 合 部 に か ぶ せ 、ス リ ー ブ の 端 を ゴ ム

バ ン ド で 固 定 す る 。 他 方 の ス リ ー ブ も 同 様 に 十 分 た る ま せ て ス リ ー ブ 端 を ゴ ム バ

ン ド で 固 定 す る 。

- 44 -

約1m 約1m 約1m

ゴムバンド(管明示テープと

重ならないようにする。)

図−11

ゴムバンド

ポリエチレンスリーブ

(十分たるませる)

図−12

ゴムバンド

(イ )曲 管

( 1)ス リ ー ブ を 曲 管 の L 寸 法 よ り 1 メ ー ト ル 長 く 切 断 し 、 曲 管 の 挿 し 口 部 か ら か ぶ

せ て 全 体 に 広 げ る 。

スリーブ

図−13

呼び径D

( 2)管 頂 部 に 三 重 部 が く る よ う に テ ー プ で ス リ ー ブ を 固 定 し 、 以 下 直 管 と 同 じ 要 領

で ス リ ー ブ を 固 定 す る 。

(ウ ) T 字 管 及 び 割 T 字 管

( 1)T 字 管 の 本 管 ( 呼 び 径 D ) 用 ス リ ー ブ を L 寸 法 よ り 1 メ ー ト ル 長 く 切 断 し 、 枝

管 部 分 を 容 易 に 被 覆 で き る よ う に 切 れ 目 を 入 れ る 。

呼び径d

図−14

T字管の各部寸法

(L+1)m

H d d

呼 び 径

D用ス リーブ

- 45 -

( 2)枝 管 ( 呼 び 径 d ) 用 ス リ ー ブ に 分 岐 管 部 分 を 容 易 に 被 覆 で き る よ う に 切 れ 目 を

入 れ る 。

な お 、 割 T 字 管 の 場 合 は 、 呼 び 径 350㎜ の 分 岐 管 用 ス リ ー ブ を 使 用 す る 。

端部からD/2の長さの切込みを6か所(等分点)に入れる。

D/2

呼 び 径 d 用 ス リ ー ブ

I (I+1)m

図−15

(3)本 管 用 ス リ ー ブ を 管 に か ぶ せ 、 直 管 と 同 様 の 方 法 で 管 に 固 定 す る 。

(4)枝 管 用 ス リ ー ブ を 分 岐 管 部 分 に か ぶ せ ゴ ム バ ン ド で 管 に 固 定 す る 。

( 5)本 管 用 ス リ ー ブ と 枝 管 用 ス リ ー ブ と を 防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー プ で 完 全 に シ ー ル

し 、 T 字 管 を 接 合 後 直 管 と 同 様 に 継 手 部 分 の ス リ ー ブ を 管 に 固 定 す る 。

粘着テープ

図−16

(エ ) 仕 切 弁 類

(1)ス リ ー ブ を 切 り 開 き 、 仕 切 弁 、 短 管 を 包 み 込 み T 字 管 と 同 様 に ス リ ー ブ を 固 定

す る 。

図−17

( 2)仕 切 弁 を 容 易 に 被 覆 で き る よ う 切 れ 目 を 入 れ た ス リ ー ブ を 仕 切 弁 の キ ャ ッ プ 側

か ら か ぶ せ 、 防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 用 テ ー プ で 完 全 に シ ー ル す る 。

- 46 -

(3)仕 切 弁 を 接 合 後 、 直 管 と 同 様 に 継 手 部 の ス リ ー ブ を 管 に 固 定 す る 。

図−18

イ 施 工 上 の 注 意

(ア )被 覆 に 用 い る ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ 、防 食 用 ビ ニ ル 粘 着 テ ー 及 び 、固 定 用 ゴ ム バ

ン ド は 、JWWA K 158( 水 道 用 ダ ク タ イ ル 鉄 管 用 ポ リ エ チ レ ン ス リ ー ブ )の 規 定 に 適

合 し た 品 質 も の を 使 用 す る 。

(イ )ス リ ー ブ を 被 覆 し た 管 、異 形 管 等 を 移 動 、据 え 付 け 及 び 接 合 す る 場 合 は 、ス リ ー

ブ に 傷 を 付 け な い よ う に 注 意 す る 。

(ウ )管 路 が 傾 斜 し て い る 場 合 は 、ス リ ー ブ の 継 目 か ら 地 下 水 等 が 流 入 し な い よ う に 施

工 す る 。

流向に対して、地下水等が侵入

しないように重ね合わせる

地下水流

図−19

( 13) 異 形 管 の 抜 け 出 し 防 護

大 口 径 の 配 管 工 事 に お い て は 、 異 形 管 の 抜 け 出 し を 防 止 す る た め 、 次 の 措 置 を 採 る 。

ア 鋳 鉄 管 の 撤 去 工 事 で 、 栓 を 使 用 し た 場 合 は 、 撤 去 部 を コ ン ク リ ー ト で 防 護 す る 。

イ 75㎜ 以 上 の ビ ニ ル 管 か ら チ ー ズ に よ り 分 岐 す る 場 合 は 、分 岐 部 を コ ン ク リ ー ト で 防 護

す る 。

ウ 前 項 以 外 の 場 合 に お い て も 、必 要 と 認 め た 場 合 は 、特 殊 押 輪 の 取 付 け 又 は 鋼 材 防 護 を

行 う 。

エ 防 護 コ ン ク リ ー ト 打 設 に 当 た っ て は 、管 の 表 面 を よ く 洗 浄 し 、型 枠 を 設 け 、所 定 の 配

筋 を 行 い 、 入 念 に コ ン ク リ ー ト を 打 設 す る 。

オ 給 水 管 分 岐 部 の 異 形 管 防 護 の 方 法 は 、 ラ イ ナ に よ る 防 護 を 原 則 と す る 。

- 47 -

(14) 分 岐 番 号 標 の 取 付 け

給 水 管 の 分 岐 箇 所 に は 、 当 該 給 水 装 置 の 水 道 番 号 を 明 示 し た 分 岐 番 号 標 を 取 り 付 け る 。

取 付 け に 当 た っ て は 、 埋 戻 し 、 掘 削 等 の 際 に 容 易 に 取 れ な い よ う 確 実 に 結 び 付 け る 。

ア 分 岐 番 号 標

(ア )分 岐 番 号 は 、 当 該 給 水 装 置 の 水 道 番 号 と し 、 テ ー プ ラ イ タ ー で 刻 印 す る 。

(イ )分 岐 番 号 標 は 、 テ ー プ ラ イ タ ー 専 用 の 塩 化 ビ ニ ル 製 テ ー プ 及 び 塩 化 ビ ニ ル 被 覆 銅 線

を 使 用 し 、 形 状 寸 法 等 は 次 に よ る 。

(1) 分 岐 番 号 標

折り曲げ線(山折 )

塩化ビニル製テー

テープの色は赤色又は橙

55

1 2 3 4 5 mm

図−20

12 mm

(2) 塩 化 ビ ニ ル 被 覆 銅 線

銅 線 は 複 線 に な っ て い る の で 、 裂 い て 単 線 に し て 使 用 す る 。

線 の 外 径 φ 2.0㎜

長 さ 約 25㎝

塩化ビニル被覆銅線

図−21

分岐番号標

表側

(ウ )分 岐 番 号 標( 図 − 20)の 一 方 に 、テ ー プ ラ イ タ ー 等 に 付 帯 す る パ ン チ 等 で 穴 を 開 け 、

塩 化 ビ ニ ル 被 覆 銅 線 ( 図 − 21) を 結 び 付 け る 。

イ 分 岐 番 号 標 の 取 付 位 置

分 岐 番 号 標 は 、 防 食 処 理 を 施 し た 後 、 次 の 位 置 に 取 り 付 け る 。

(ア )サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓

サ ド ル 分 水 栓 又 は ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 に 近 接 し た ス テ ン レ ス 鋼 管 に 取 り 付

け る 。

(イ )既 設 の 集 中 分 岐 管 か ら の 分 岐

ソ ケ ッ ト 付 絶 縁 フ ラ ン ジ 継 手 や ス テ ン レ ス 製 チ ー ズ 等 で 分 岐 し た 先 の ス テ ン レ ス 鋼

管 に 取 り 付 け る 。

ウ そ の 他 注 意 事 項

(ア )分 岐 番 号 標 の 取 り 付 け に 当 た っ て は 、 埋 戻 し 、 掘 り 起 し 等 の 際 に も 、 容 易 に と れ な

い よ う 確 実 に 結 び 付 け る 。

(イ )改 造 工 事 等 の 場 合 は 、 既 設 分 岐 番 号 標 を 再 使 用 す る こ と が で き る 。

(15) 道 路 内 埋 設 水 道 管 及 び 工 業 用 水 道 管 の 明 示

道 路 を 掘 削 す る 各 種 工 事 に 伴 い 、 各 企 業 施 設 の 損 傷 や こ れ に 関 連 し て 発 生 す る 事 故

- 48 -

等 を 防 止 す る た め 、 昭 和 46年 3月 29日 付 建 設 省 令 第 6 号 及 び 昭 和 51年 11月 12日 付 東 国 管

第 362号 に よ り 、道 路 内 の 埋 設 物 を 管 理 者 別 及 び 埋 設 年 次 別 に 明 示 す る こ と に な っ て い る 。

こ れ に 基 づ き 、 給 水 装 置 工 事 に お い て も 、 次 の と お り 明 示 す る 。

1 明 示 テ ー プ の 標 示

ア 対 象 工 事

(ア )口 径 75㎜ 以 上 の 給 水 管 で 、 道 路 の 縦 方 向 10m 以 上 布 設 す る も の

(イ )給 水 管 分 岐 工 事 の 際 等 で 発 見 し た 水 道 管 標 示 の な い 配 水 小 管

イ 標 示 方 法

(ア )新 設 ま た は 再 使 用 の も の

(1) 明 示 テ ー プ は 、直 接 管 に 貼 り 付 け 、管 の 中 心 線 に 対 し 直 角 方 向 に 1.5回 巻 き と し 、

上 部 を ラ ッ プ さ せ る 。

(2) 直 管 … … 管 の 端( 挿 し 口 部 )よ り 0.5m の と こ ろ か ら 1 m 間 隔 に 巻 き 、管 天 端 に

も 明 示 テ ー プ を 貼 り 付 け る 。

(3) 異 形 管 … … 受 口 部 に 巻 く 。

(イ )既 設 の も の

各 種 工 事 の 際 、明 示 の 対 象 工 事 と な っ て い る も の を 掘 り 現 し た 場 合 は 、上 記 イ (ア )

に 準 じ て 行 う 。

ウ そ の 他 注 意 事 項

(ア )分 水 栓 撤 去 工 事 等 で 、 管 下 場 の 掘 削 を 必 要 と し な い 場 合 は 、 管 天 端 に 標 示 す る 。

(イ )工 業 用 水 道 の 場 合 は 、弁 き ょ う 及 び 鉄 蓋 の 裏 面 に 黄 色 螢 光 塗 料 で 枠 ど り し 、「 工 水 」

の 文 字 を 書 き 入 れ る 。

2 明 示 シ ー ト の 標 示

ア 対 象 工 事

配 水 小 管 か ら 分 岐 又 は 撤 去 す る 工 事

イ 標 示 方 法

(ア )配 水 小 管 の 管 面 上 部 3 0 ㎝ の 位 置 に 明 示 シ ー ト を 布 設 す る 。

(イ )布設範囲は、配水小管分岐部(又は撤去部)の掘削箇所内に現れた配水小管の平行延

長とする。割T字管による分岐の場合は、給水管延長1m程度についても行う。

(ウ )改 造 工 事 等 に お い て 、 既 に 当 該 箇 所 に 明 示 シ ー ト が 布 設 さ れ て い る 場 合 は 、 こ れ

を 再 使 用 す る こ と が で き る 。

(16) 宅 地 内 の 工 業 用 水 道 管 へ の 明 示

ア 宅 地 内 の 工 業 用 水 道 管 に は 次 の と お り 明 示 す る 。

な お 、 第 1 バ ル ブ 先 1 m ま で は 道 路 内 に 準 ず る も の と す る 。

(ア )管 の 中 心 線 に 対 し 、 直 角 方 向 に 1.5回 巻 き と し 、 上 部 を ラ ッ プ さ せ る 。

(イ )直 管 に は 、 0.5m 間 隔 に テ ー プ を 巻 く 。

(ウ )管 天 端 テ ー プ を 貼 っ て か ら 、 胴 巻 き テ ー プ ( 赤 色 ) を 巻 き 付 け る 。

(エ )防 寒 装 置 に も 同 様 の 明 示 を 行 う 。

イ 工 業 用 水 道 管 に 取 り 付 け た 給 水 器 具 に 工 業 用 水 道 で あ る こ と を 明 示 す る 。

(17) NS形 又 は SⅡ 形 ソ フ ト シ ー ル 仕 切 弁 の 操 作

ア 水 道 用 仕 切 弁( J I S B 2062)と 比 較 し て 、全 閉 時 の 操 作 力 の 変 化 が 緩 慢 で あ る の で 、

締 め 込 み 過 ぎ な い よ う に す る 。

イ 異 物 の か み 込 み に よ り 止 水 で き な い 場 合 に は 、 無 理 に そ の ま ま 締 め 込 ま ず 、 一 度 開 操

作 を 行 い 、 異 物 を 下 流 へ 流 し た 後 、 再 度 閉 操 作 を 行 う よ う に す る 。

- 49 -

3 給 水 管 撤 去 工 事

給 水 装 置 を 分 岐 部 ( メ ー タ 分 岐 部 を 含 む 。 ) か ら 撤 去 す る 場 合 、 分 岐 形 態 に 応 じ 次 に よ り 施

工 す る 。

な お 、 工 事 完 了 後 は 、 完 全 に 止 水 し た か ど う か 必 ず 確 認 す る 。

表−9

分 岐 形 態 撤 去 用 材 料 撤 去 方 法

サ ド ル

都 規 格 サドル分水栓用プラグ

①サドル分水栓のボール弁を閉止する。

②サドル分水栓用シモク(又は伸縮可とう式分水栓ソケット

分 水 栓

日本水道

協会規格

サドル分水栓用プラグT形

B)を取り外し、サドル分水栓用プラグ(又はサドル分水

栓用プラグT形)を取り付ける。

③ポリエチレンシート工法による防食処理を行う。

ステンレス製

サドル付

分 水 栓

都仕様

ステンレス製

サドル付分水栓用プラグ

①ステンレス製サドル付分水栓のボール弁(又はスライド弁)を閉

止する。

②ステンレス製サドル付分水栓用ソケットを取り外し、ステンレス

製サドル分水栓用プラグを取り付ける。

③ポリエチレンシート工法による防食処理を行う。

分 水 栓

(旧工法)

集 中 分 岐 管

分水栓止水板又は埋金

分水栓を閉止し、分水栓止水板を取り付ける。分水栓が止

水不良等の場合は、分水栓を取り外し、埋金を取付ける(注

サドル分水栓用プラグ

①サドル分水栓用シモク(ソケット付絶縁フランジ継手)を

取り外し、サドル分水栓用プラグ(フランジ止水版)を取

(フランジ止水版)

付ける。(注1)

②ポリエチレンスリーブの穴を防食テープで密封する。

割T字管

(旧工法)

フランジ止水板

①短管1号又は割T字管取り付け金物を取り外し、フランジ止

水板を取付ける(注1)。

②ポリエチレンシート工法による防食処理を行う(注5)。

耐震形

割T字管

耐震形

割T字管用栓

①継手機構を取り外し、耐震形割T字管用栓を取付ける

(注2)。

②ポリエチレンシート工法による防食処理を行う(注5)。

栓 (K形)

配水小管の断水を行い、二受T字管の岐管部に栓を取り付け

る。

鋳 鉄 管 用

二 受 T 字 管

切り管

配水小管から二受T字管を撤去し、切り管を継ぎ輪で接合する

(SⅡ形、NS形、GX形)

(注3、注5)。

チ ー ズ

ビニル管用

キャップ

銅 管 用

管を5㎝程度切り残し、キャップをする。

ステンレス鋼管用 チーズの岐管部にキャップを取り付ける。

鉛 管 分 岐

地上式メータ

ユニット

複式メータ

ボックス

複式メータ

ボックス

プラグ(ライニング鋼管用) チーズの岐管部にプラグを取り付ける(注4)。

鉛管用ハンダに

よるチャンブル

鉛管を5㎝程度切り残し、管端部を押しつぶした後ハンダ

接合する。

メータユニット用プラグ

①メータユニットのボール弁を閉止する。

②メータを取り外し、メータユニットプラグを取付ける。

ネジ式

圧着式

メータプラグ

メータユニット

用プラグ

①メータユニットのボール弁を閉止する。

②メータを取り外し、メータプラグを一次側、二次側の

両方に取り付ける。なお、二次側の配管を撤去する場

合は土砂等の流入を防止する措置を講ずる。

①メータユニットのボール弁を閉止する。

②メータを取外し、メータユニットプラグを取付ける。

なお、二次側の配管を撤去する場合は土砂等の流入を

防止する措置を講ずる。

(注1)止水板の取付けには専用のパッキンを使用する。

(注2)メーカにより使用する栓が異なることに注意する。

- 50 -

(注3)切り管による撤去の場合、施工時の標準掘削寸法は「配水管工事標準図の付図−1(№.21連

絡工(小管))」のT字管連絡を参考とする。

(注4)ステンレス製サドル付分水栓以外へのプラグ取付けは、ねじ部にシールテープを巻きつけて行

う。

(注5)分水栓、割T字管及び二受T字管の撤去部をポリエチレンスリーブで被覆してある場合は、撤

去工事施工後、防食テープ等を用いて防食処理を行う。

- 51 -

4 配 管 工 事

(1 ) 道 路 下 に 使 用 す る 給 水 管

ア 配 水 小 管 又 は 道 路 に 布 設 さ れ た 他 の 給 水 装 置 か ら の 分 岐 部 分 か ら 当 該 分 岐 部 分 に 最 も

近 い 止 水 栓( 当 該 止 水 栓 が 道 路 に あ る と き は 、道 路 以 外 の 部 分 に あ る 止 水 栓 で 分 岐 部 分 に

近 い も の )ま で は 、 原 則 と し て 水 道 用 波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管 B( JWWA G 119 SUS316) を 使

用 し て 施 工 を 行 い 、 当 局 が 指 定 す る 工 事 に つ い て は 、 水 道 用 ス テ ン レ ス 鋼 管 B ( JWWA G

115 SUS316) を 使 用 す る 。

ま た 、75mm以 上 の 給 水 管 は 、JWWA G 113 水 道 用 ダ ク タ イ ル 鋳 鉄 管 又 は こ れ と 同 等 以 上

の 規 格 に 適 合 す る G X 形 ダ ク タ イ ル 鋳 鉄 管 を 使 用 す る 。

な お 、 給 水 管 の 取 付 替 工 事 等 で 、 仮 配 管 を 行 う 場 合 は 、 JISK 6742「 耐 衝 撃 性 硬 質 塩 化

ビ ニ ル 管 」 を 使 用 す る 。

イ 波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管 B( SUS316)及 び ス テ ン レ ス 鋼 管 B( SUS316)の 使 用 が 規 定 さ れ て

い る 道 路 の 配 管 に は 、 当 局 が 指 定 し た 伸 縮 可 と う 式 継 手 を 使 用 す る 。

ウ 波状ステンレス鋼管B(SUS316)に関する配管上の注意

(ア) 配管延長が4m以下の場合は、原則としてソケット等を使用しない。

(イ) 曲げ配管が必要のない直線的配管においては、ステンレス鋼管Bを使用する。

(ウ) 配管延長が特に長い場合においては、直線部分にステンレス鋼管Bを使用し、経済的になるよ

う配管する。その場合、継手は伸縮可とう式継手を使用する。

エ NS形ダクタイル鋳鉄管の配管に使用する継手

ダクタイル鋳鉄管(NS形)の配管には、当局が指定したNS形の異形管を使用する。

オ GX形ダクタイル鋳鉄管の配管に使用する継手

ダクタイル鋳鉄管(GX形)の配管には、当局が指定したGX形の異形管を使用する。

(2 ) 埋 設 深 さ

給 水 管 を 地 中 に 埋 設 す る 場 合 は 、自 動 車 等 の 走 行 に よ る 荷 重 や 衝 撃 、道 路 管 理 者 が 行 う

道 路 改 修 工 事 等 に よ る 影 響 を 防 止 す る た め 、障 害 物 が あ る な ど 技 術 上 や む を 得 な い 場 合 を

除 き 、 次 表 の 「 給 水 管 の 埋 設 深 さ 」 を 保 持 す る よ う 、 必 要 な 深 さ に 掘 削 す る 。

表 − 1 0 給 水 管 の 埋 設 深 さ

深 さ

舗装厚+0.3m

備 考

必要に応じて各道路管理者の取扱いを

車道

埋設場所

国道

都道

区市町道

歩道

国道

都道

区市町道

各区市町の取扱いによる。

0.5m以上

0.6m以上

各区市町の取扱いによる。

私道

口径75㎜未満

口径75㎜以上

0.5m以上

0.75m以上

公道に準ずる道路又は車の出入りの激

しい場所においては、車道に準ずる深さ

とする。

宅地 0.3m以上

メータの設置位置が公私境界から1.5m

以内でメータ上流側の給水管の保全が

確保される場合は、メータ上流側の埋設

深さをメータ取付け位置の深さに合わ

せることができる。

- 52 -

な お 、 国 道 上 に お い て や む を 得 ず 標 準 土 被 り を 確 保 で き な い 場 合 (車 道 は 60cm以 下 、 歩

道 は 40cm以 下 )は 、 は 、 当 該 国 道 出 張 所 と 協 議 の 上 、 次 の と お り 給 水 管 の 防 護 を 行 う 。

ア 給 水 管 上 5 cm程 度 ま で し ゃ 断 層 用 砂 に て 埋 戻 し た 後 、 溝 型 鋼 (表 − 8 参 照 )を 給 水 管

の 真 上 に 覆 い 被 せ る よ う に 布 設 す る 。

イ 溝 型 鋼 の 真 上 に 明 示 シ ー ト を 布 設 す る 。

ウ し ゃ 断 層 用 砂 に て 埋 戻 し た 後 、 規 定 の 舗 装 構 造 を 築 造 す る 。

表 − 1 1 給 水 管 口 径 別 使 用 溝 型 鋼 一 覧 表

給水管口径

φ20∼φ50

φ75、φ100

φ150以上

溝 型 鋼

幅125mm×高さ65mm×厚さ6mm

幅200mm×高さ80mm×厚さ7.5mm

幅300mm×高さ90mm×厚さ9mm

明示シート 地色(青) 文字(白)

水 道 管 注 意

東 京 都 水 道

水 道 管 注 意

東 京 都 水 道

図−22

参 考 図

歩道:40cm以下

車道:60cm以下

溝型鋼

配水小管

国 道

明示シート

支障構造物

明示シート

溝型鋼

官民境界

断面部

40cm

詳細断面図

約5cm

給水管

(3) 曲 げ 配 管

配 管 上 、 曲 げ 配 管 を 必 要 と す る と き は 、 次 に よ る 。

ア ス テ ン レ ス 鋼 管 の 場 合

工 場 加 工 で 製 造 さ れ た ベ ン ダ ー 加 工 管 又 は 現 地 で 加 工 し た 管 を 使 用 す る 。

- 53 -

な お 、 現 地 で 加 工 す る 場 合 は 、 次 の 点 に 留 意 す る 。

(ア )管 の 曲 げ 加 工 は 、 パ イ プ ベ ン ダ ー を 使 用 し 、 加 熱 に よ る 焼 曲 げ 加 工 等 は 行 わ な い 。

(イ )原 則 と し て 曲 げ の 最 大 角 は 90度 と し 、 曲 げ 部 分 に し わ 、 ね じ れ 等 が な い よ う に す る 。

(ウ )曲 げ の 曲 率 半 径 は 、 管 軸 延 長 上 に お い て 4 D 以 上 と す る 。

( D : 加 工 前 の 管 外 径 を い う 。 )

イ 波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管

(ア)給水管の埋設深さ調整、立上がり部等の曲げ配管は波状部で行うこととし、配管場所の状況に

合わせて仮曲げを行う。

(イ)波状部は、滑らかなカーブで各山が均等になるように曲げる。

(ウ)曲げ角度は、90度以内とし、過度な繰返し曲げは行わない。

(エ)管端直近の波状部や口径の大きな波状部などは、専用の曲げ工具を使用する。

ウ 硬 質 塩 化 ビ ニ ル 管 の 場 合

曲 げ 角 度 6 度 以 内 で 曲 げ る こ と と し 、 バ ー ナ で 加 熱 す る 等 の 手 段 を 講 じ て は な ら な い 。

エ 銅 管 の 場 合

断 面 が 変 形 し な い よ う に 、 で き る だ け 大 き な 半 径 で 少 し ず つ 曲 げ る 。

オ 鋳 鉄 管 の 場 合

大 口 径 接 続 の 際 に 、施 工 上 ど う し て も 接 続 部 で ひ ね り や 配 管 や 少 し の 角 度 だ け 曲 げ る 場

合 が あ る が 、あ ま り 曲 げ 過 ぎ た り す る と 、離 脱 や 漏 水 の 原 因 と な る の で 、次 に 示 す 範 囲 内

で 施 工 す る 。

表 − 1 2

メ カ ニ カ ル 形 鋳 鉄 管

7 5 5 °以 内

1 0 0 5 °以 内

N S ・ G X 形 鋳 鉄 管

7 5

1 0 0

4 °以 内

4 °以 内

1 5 0

2 0 0

2 5 0

3 0 0

5 °以 内

5 °以 内

4 °以 内

3°20′ 以 内

1 5 0

2 0 0

2 5 0

3 0 0

4 °以 内

4 °以 内

4 °以 内

3 °以 内

3 5 0 3°20′ 以 内 3 5 0 3 °以 内

(4 ) 振 動 、 膨 張 、 た わ み 等 に 対 す る 防 護 ( ス テ ン レ ス 鋼 管 )

ア ス テ ン レ ス 鋼 管 B を 使 用 す る と き は 、分 岐 部 か ら 30∼ 60㎝ の と こ ろ に 伸 縮 可 と う 式 ソ ケ

ッ ト を 使 用 す る 。

な お 、ソ ケ ッ ト ま で の 短 管 に は 、ベ ン ダ ー に よ る 曲 げ 管 を 使 用 す る こ と が で き る 。た だ

し 、 波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管 B に お い て は 、 曲 げ 管 及 び ソ ケ ッ ト を 使 用 す る 必 要 は な い 。

イ ス テ ン レ ス 鋼 管 B を 使 用 す る と き は 、公 私 境 界 部 の 宅 地 内 上 部 で エ ル ボ 返 し 配 管 を 行 う 。

た だ し 、 公 私 境 界 点 か ら お お む ね 1.6m 以 内 の 配 水 小 管 か ら 分 岐 配 管 す る 場 合 は 、 軟 弱 地

盤 又 は 地 盤 沈 下 の お そ れ の あ る 場 所 を 除 き 、 宅 地 内 で の エ ル ボ 返 し 配 管 を 省 略 す る 。

また、波状ステンレス鋼管Bを使用するときは、公私境界部の宅地内で波状部を曲げて、管を立

ち上げ、埋設深度を調整し配管する。

(5 ) 管 の 切 断

ア ス テ ン レ ス 鋼 管

(ア )管 の 切 断 は 、 パ イ プ 万 力 、 パ イ プ グ リ ッ プ 等 で 管 を し っ か り と 固 定 し て か ら 行 う 。

- 54 -

(イ )管 の 切 断 面 は 、 真 円 を 保 持 し 、 管 軸 に 対 し 直 角 に な る よ う 切 断 す る 。

(ウ )切 断 面 の バ リ は 、 ヤ ス リ 等 で 完 全 に 除 去 す る 。

(エ )波 状 ス テ ン レ ス 鋼 管 を 切 断 す る 場 合 は 、継 手 の 呑 み 込 み 部 分 を 考 慮 し て 直 管 部 を 約 1

0cm以 上 確 保 す る 。

イ 鋳 鉄 管 の 切 断

(ア )管 の 切 断 は 、設 計 図 書 及 び 配 管 箇 所 の 測 量 に よ り 、切 管 長 及 び 切 断 箇 所 を 決 め 、切 断

線 を 全 周 に わ た り 表 示 し た 上 で 管 軸 に 対 し て 直 角 に 行 う 。

(イ )管 の 切 断 は 、低 騒 音 の 切 断 機 を 使 用 し て 行 う 。特 に 、夜 間 の 切 断 に つ い て は 、騒 音 の

発 生 を 抑 制 し 、 現 場 付 近 居 住 者 の 生 活 環 境 の 保 全 に 努 め る 。

(ウ )粉 体 塗 装 管 の 切 断 面 に は 防 食 ゴ ム( G X 形 は 防 食 キ ャ ッ プ )を 施 す 。防 食 ゴ ム を 使 用

し な い 場 合 は 、清 掃 の 上 、JWWA K 139( 水 道 用 ダ ク タ イ ル 鋳 鉄 管 合 成 樹 脂 塗 料 )に 適 合

し た 塗 料 を 塗 布 す る 。

(エ )切 管 の 有 効 長 は 、 原 則 と し て 100㎝ 以 上 と し 、 異 形 管 は 切 断 し て は な ら な い 。

(6 ) 仕 切 弁 ( 制 水 弁 ) き ょ う の 設 置

仕 切 弁 ( 制 水 弁 ) き ょ う は 、 そ の 設 置 及 び 仕 切 弁 の 口 径 に 適 し た も の を 設 置 す る 。

ア 仕 切 弁 ( 制 水 弁 ) き ょ う の 使 用 区 分

(ア )仕 切 弁 口 径 50㎜ 以 下 の 場 合

表 − 1 3

設置箇所 使用する仕切弁きょうの高さ 備 考

車道

歩道

私道

宅地

60㎝以上

50㎝以上

30㎝

仕切弁の口径に応じ、13∼25㎜

用と30∼50用㎜がある。

(イ)仕切弁(制水弁)口径75㎜以上の場合

表−14

仕切弁口径

75∼350㎜

75㎜(参考)

頭部の形状

制 水 弁 き ょ う の 形 状 等

材 質 備 考

円 形

六 角 形

ダクタイル鋳鉄

配水管用と共用(注)

行き止まりの場合に使用

イ 設 置 上 の 注 意

(ア )仕 切 弁 の 開 閉 操 作 に 支 障 の な い よ う 正 し い 位 置 に 設 置 す る た め 、下 図 の よ う に 施 工 す

る 。

(イ )ず れ 、 沈 下 等 が 生 じ な い よ う 仕 切 弁 ( 制 水 弁 ) き ょ う の 周 囲 を 十 分 つ き 固 め る 。

(ウ )仕 切 弁 ( 制 水 弁 ) き ょ う 頭 部 が 地 表 面 と 同 じ レ ベ ル に な る よ う に 垂 直 に 設 置 す る 。

(エ )仕 切 弁 B に ス テ ン レ ス 製 ボ ー ル 止 水 栓 を 設 置 し た 場 合 、仕 切 弁 き ょ う の 蓋 裏 又 は 胴 の

内 側 に「 ス テ ン レ ス 製 ボ ー ル 止 水 栓 」の 標 示 シ ー ル を 目 視 に て 容 易 に 確 認 で き る 箇 所 に

貼 り 付 け る 。

(オ )仕 切 弁 き ょ う の 下 部 に 底 板 又 は 受 板 を 設 置 す る 。

な お 、 制 水 弁 き ょ う の 場 合 は 、 下 部 に 制 水 弁 き ょ う 用 基 礎 ブ ロ ッ ク 等 を 設 置 す る

( 「 配 水 管 工 事 標 準 図 」 を 参 照 す る 。 ) 。

- 55 -

ステンレス鋼

仕 切 弁

防寒材等を巻くことにより隙

間がなくなり仕切弁が弁きょ

うの中心に設置される。

図−23 仕切弁きょうの設置

防寒材等を上と下から給水管に

巻き結束バンドで固定する。

仕切弁きょうを設置する場合は、

必ずこの措置を施す。

ウ 制 水 弁 き ょ う 標 示 板 の 取 付 け

給水管と配水小管との仕切弁の誤認操作を防止するため、次により給水管用制水弁きょう

にこれを区別する標示板を取り付ける。

(ア )対 象

(1)道路内に新設する口径75mm以上の給水管用制水弁きょう

(2)昭和61年度以前に道路上に設置された口径75∼200㎜の給水管用制水弁きょうで

標示板が未設置のもの

(イ ) 使 用 材 料

(1)標示板

下図のとおり

40

100

給 水 弁

側面図

100

図−24 標示板の形状

(2)塩化ビニル被覆銅線

給水管分岐番号標取付け用被覆銅線を使用する。

(ウ ) 取付け方法

(1) 標示板は、新設工事等に伴い制水弁きょうを設置する場合及び漏水修理等の際に取り付

ける。

(2)取付けは、制水弁きょうのクサリ取り付けフック、蝶番部等に塩化ビニル被覆銅線で堅

く結び付ける。

- 56 -

制水弁きょう中蓋

フック

塩化ビニル被覆銅線

標示板

制水弁きょう

図−25 標示板の取

(8 ) メ ー タ ま す の 設 置

メ ー タ ま す は 次 の 点 に 注 意 し 、給 水 装 置 の 維 持 管 理 及 び 計 量 に 支 障 の な い よ う に 設 置 す る 。

ア メ ー タ の 口 径 に 適 合 し た 所 定 の ま す を 使 用 す る 。

イ ず れ 、 沈 下 等 が 生 じ な い よ う 、 ま す の 周 囲 を 十 分 つ き 固 め る 。

ウ 特 に 通 路 等 に 設 置 す る 場 合 は 、 コ ン ク リ ー ト 等 で 周 囲 を 保 護 す る 。

エ メ ー タ ま す の 上 部 が 地 表 面 と 同 じ レ ベ ル に な る よ う 設 置 し 、 ま す の 中 に 雨 水 等 が 流 入

し な い よ う に 考 慮 す る 。

(9 ) メ ー タ の 取 付 け

メ ー タ の 取 付 け を 行 う 場 合 は 、メ ー タ の 向 き や 設 置 位 置 を 取 り 違 え る こ と( 逆 取 付 や メ

ー タ ク ロ ス )の な い よ う に 、開 始 メ ー タ 取 付 票 等 の 記 載 内 容 と 施 工 前 の メ ー タ 番 号 、現 地

お 客 さ ま 識 別 標 を 確 認 す る と と も に 、 取 付 後 の メ ー タ 番 号 、 指 針 等 の 誤 記 入 が な い よ う 、

細 心 の 注 意 を 払 っ た 上 で 施 工 す る 。

ま た 、 メ ー タ を 仕 切 弁 に 取 り 付 け る 場 合 、 次 の 点 に 注 意 す る 。

ア 40㎜ 以 下 の 場 合

(ア )施 工 に 当 た っ て は 、上 流 側 に 新 し い 通 常 の メ ー タ パ ッ キ ン 、下 流 側 に は 逆 止 弁 付 メ

ー タ パ ッ キ ン を 水 平 に 取 り 付 け る 。 た だ し 、 メ ー タ ユ ニ ッ ト 及 び メ ー タ バ イ パ ス ユ ニ

ッ ト が 設 置 さ れ て い る 場 合 は 、 上 下 流 と も に 通 常 の メ ー タ パ ッ キ ン 又 は 0 リ ン グ を 使

用 す る 。

な お 、 逆 止 弁 付 メ ー タ パ ッ キ ン の 設 置 対 象 は 、 当 局 か ら メ ー タ を 受 領 す る 際 に 逆 止

弁 付 メ ー タ パ ッ キ ン の 支 給 を 受 け た も の の み と す る 。

(イ )仕 切 弁 A の メ ー タ 連 結 部 は 、 伸 縮 構 造 ( 伸 縮 量 約 10㎜ ) と な っ て い る の で 、 伸 縮 機

能 を 適 正 に 確 保 す る た め 、 メ ー タ の 取 り 付 け 後 、 ソ ケ ッ ト に 表 示 さ れ て い る 確 認 線 が

見 え る よ う に メ ー タ を 取 り 付 け る 。

(ウ )集 合 住 宅 等 一 建 物 に 複 数 の メ ー タ が 設 置 し て あ る 場 合 は 、メ ー タ 設 置 箇 所 に「 お 客 さ

ま 識 別 標 」を 取 り 付 け る 。取 付 け 方 法 に つ い て は 、後 述 の「 集 合 住 宅 等 に お け る メ ー タ

設 置 環 境 の 整 備 」 を 参 照 す る 。

- 57 -

ステンレス鋼管

メータパッキン

メ−タ

仕切弁A

確認線

図−26

イ メ ー タ ユ ニ ッ ト 及 び メ ー タ バ イ パ ス ユ ニ ッ ト 設 置 箇 所 の 場 合

逆止弁付メータパッキン

向きに十分注意

(ア )メ ー タ の 取 付 け は 、 ス ラ イ ド ハ ン ド ル の 回 転 等 で メ ー タ 接 続 部 を 伸 縮 さ せ 、 メ ー タ

を 圧 着 し て 取 り 付 け る 。

(イ )施 工 に 当 た っ て は 、当 局 の 指 定 す る メ ー タ パ ッ キ ン 又 は O リ ン グ を 使 用 す る(「 6

メ ー タ 引 換 工 事 パ ッ キ ン 図 」 参 照 ) 。

(ウ )メ ー タ を 取 り 付 け た 後 、 ス ラ イ ド ハ ン ド ル を 結 束 バ ン ド で 固 定 し 、 回 転 を 防 止 す る 。

(エ )メ ー タ バ イ パ ス ユ ニ ッ ト の 管 路 切 替 弁 の 操 作 は 、当 局 か ら 専 用 の ハ ン ド ル を 借 り て 行

う 。

支 持

スライドハンドル

メータユニット

支 持

メータ室床面

図−27

ウ 50㎜ 以 上 の 場 合

(ア )メ ー タ 補 足 管 の フ ラ ン ジ 接 合 部 は 、所 定 の ガ ス ケ ッ ト( 又 は ゴ ム パ ッ キ ン )及 び ボ ル

ト ナ ッ ト を 使 用 す る 。

(イ )ず れ 、沈 下 等 が 生 じ な い よ う 、メ ー タ 補 足 管 の 下 部 に は レ ン ガ 又 は ブ ロ ッ ク 等 に よ り

受 け 台 を 設 け る 。

(ウ )屋 内 ( 地 下 室 な ど ) に 取 り 付 け る 場 合 、 メ ー タ 補 足 管 と メ ー タ 本 体 の 両 端 フ ラ ン ジ

部 は 、 特 に ず れ 等 が 生 じ な い よ う 、 通 し ボ ル ト 等 で 堅 固 に 固 定 す る 。

(10) メ ー タ の 取 り 外 し

メ ー タ の 取 り 外 し に 当 た っ て は 、 作 業 に 支 障 の な い よ う 周 囲 の 障 害 物 等 を 取 り 除 き 、 取

り 外 す メ ー タ の 番 号 と 水 道 番 号 、 メ ー タ 引 上 票 等 の 記 載 内 容 、 現 地 の お 客 さ ま 識 別 標 等 の

内 容 が 一 致 し て い る か 確 認 し て か ら 行 う 。

ま た 、 仕 切 弁 、 ボ ー ル 止 水 栓 等 に よ り メ ー タ 上 流 側 の 水 を 完 全 に 止 水 し て か ら 着 手 し 、

- 58 -

給 水 管 内 の 戻 り 水 等 の 処 理 を 適 切 に 行 う 。

な お 、 メ ー タ 取 り 外 し 後 は 、 メ ー タ 上 流 、 下 流 側 の 接 続 部 及 び 管 の 状 態 を 確 認 し 、 漏 水

等 の 事 故 防 止 に 努 め る 。

当 該 給 水 装 置 を 既 に 新 使 用 者 が 使 用 し て い る 場 合 は 、メ ー タ 取 り 外 し を 中 止 し 、「 6 メ

ー タ 引 換 え 工 事 (3 )ア ( オ ) 」 に 準 じ 、 新 使 用 者 に 関 す る 所 定 事 項 を 控 え 、 監 督 員 へ 連 絡

す る 。

ア 40㎜ 以 下 の 場 合

(ア )仕 切 弁 A の ソ ケ ッ ト 部 及 び 下 流 側 メ ー タ 連 結 部 を 固 定 し 、給 水 管 の 管 軸 方 向 に ね じ れ

や た わ み を 生 じ さ せ な い よ う に す る 。

(イ )ナ ッ ト を 反 時 計 方 向 に 回 転 さ せ 、 メ ー タ を 取 り 外 す 。

(ウ )取 り 外 し た 仕 切 弁 ソ ケ ッ ト 部 及 び 下 流 側 連 結 部 に は 止 水 用 プ ラ グ を 取 り 付 け る 。

イ メータユニット及びメータバイパスユニット設置箇所の場合

(ア)スライドハンドルを固定する結束バンドを切断後、スライドハンドルの回転等でメータ

接続部を緩ませ、メータを取り外す。

(イ)施工に当たっては、当局の指定するメータパッキン又はOリングを使用する(「 6 メ ー

タ 引 換 工 事 パ ッ キ ン 図 」 参 照 ) 。

(ウ)メータを取り外したメータユニット、又はメータバイパスユニットに専用の止水用プラ

グを取り付ける(13∼25㎜)。

(エ )メ ー タ バ イ バ ス ユ ニ ッ ト の 流 路 切 替 弁 の 操 作 は 、当 局 か ら 専 用 の ハ ン ド ル を 借 り て 行

う 。

ウ 50㎜ 以 上 の 場 合

(ア )管 及 び メ ー タ 等 に ず れ 、沈 下 等 が 生 じ な い よ う 、メ ー タ 補 足 管 の 下 部 に は レ ン ガ 、ブ

ロ ッ ク 等 を 置 き 固 定 す る 。

(イ )補 足 管 フ ラ ン ジ 部 の ボ ル ト は 、対 角 線 上 交 互 に 少 し ず つ ゆ る め 、一 点 に 力 が 作 用 し な

い よ う に す る 。

(ウ )メ ー タ 、 補 足 管 の 取 り 外 し 後 、 フ ラ ン ジ 部 に は フ ラ ン ジ 止 水 板 を 取 り 付 け る 。

な お 、 取 付 け は 、 5 (7 )と 同 様 の 方 法 で 行 う 。

(11) 給 水 管 引 込 み 位 置 の 明 示

ア 使 用 材 料

(ア )明 示 杭

(イ )明 示 鋲

イ 使 用 材 料 の 材 質 及 び 寸 法 等

(ア )明 示 杭

(1) 材 質 … … ポ リ エ チ レ ン 製

(2) 寸 法

30∼45 300

30∼45

図 − 2 8

(単位

㎜)

- 59 -

(3) 色

頭 部 は 青 色 、 足 部 は 黒 色

(4) 表 示 マ ー ク

頭 部 表 面 に 水 マ ー ク

(イ ) 明 示 鋲

(1) 材 質 … … 特 殊 鋼 ( 熱 処 理 済 )

(2) 寸 法

70∼85

25

10

(単位

㎜)

5

図 − 2 9

(3) 表 示 マ ー ク

頭 部 表 面 に 青 色 の 水 マ ー ク

ウ 設 置 場 所

道 路 部 分 ( 私 道 含 む 。 ) 等 か ら 給 水 管 が 引 き 込 ま れ て い る 宅 地 内 の 公 私 境 界 直 近 に 設

置 す る 。 ( 図 − 30∼ 32)

家 屋 家 屋

設置位置 宅地

公道

図−30

家 屋

設置位置 宅地

既設給水管

私道

図−32

設置位置 宅地

公道

障害物により取り出し位置を変更

図−31

- 60 -

5 接 合 工 事

(1 ) 一 般 事 項

接 合 に 先 立 ち 、 挿 入 を 伴 う 接 合 に つ い て は 、 さ し 口 部 外 面 、 受 口 部 内 面 等 を 乾 い た ウ エ

ス 等 で き れ い に ふ き 、 油 、 砂 そ の 他 の 異 物 を 完 全 に 取 り 除 い て お く 。

(2 ) ス テ ン レ ス 鋼 管 接 合

ア 伸 縮 可 と う 式 継 手 の 接 合 法

(ア ) 継 手 に は 、 一 継 手 当 り の 部 品 が 多 い の で 、 挿 入 順 序 を 誤 ら な い よ う に す る 。

(イ ) 接 合 箇 所 に は 、 継 手 の 部 品 等 の 設 定 位 置 を 示 し た け が き 線 及 び 接 合 後 、 管 の の み 込

み 状 態 が 容 易 に 判 断 で き る よ う 確 認 線 を 表 示 し 、 接 合 す る 。

イ プ レ ス 式 管 継 手 接 合 法

共 回 り す る お そ れ の あ る 場 所 に 配 管 す る 場 合 は 、 共 回 り 防 止 措 置 を 施 す 。 接 合 に は 専

用 締 め 付 け 工 具 を 使 用 す る 。

(3 ) 銅 管 接 合

ア ト ー チ ラ ン プ 又 は 電 気 ヒ ー タ ー に よ り は ん だ 接 合 を す る 場 合 は 、 熱 不 足 や 不 均 一 な 加

熱 と な ら な い よ う に 注 意 す る 。

イ ト ー チ ラ ン プ の 使 用 に 当 た っ て は 、 火 気 防 止 に 十 分 注 意 す る 。

ウ 鉛 管 及 び 銅 管 の 接 合 に 使 用 す る は ん だ は 、 そ れ ぞ れ 専 用 の も の と す る 。

(4 ) 硬 質 塩 化 ビ ニ ル ラ イ ニ ン グ 鋼 管 接 合

ア 切 断 す る と き 、切 断 部 が 局 部 的 に 加 熱 さ れ 、ラ イ ニ ン グ 部 又 は 被 覆 部 の 変 質 、は く 離 、

ず れ な ど の 欠 陥 を 招 き や す い の で 、 切 断 速 度 や 切 断 角 度 に 注 意 を 払 う 。 自 動 金 の こ 盤 、

旋 盤 な ど で 行 い 、 切 断 部 が 高 温 に な り 易 い ガ ス 切 断 、 ア ー ク 切 断 、 高 速 と 石 及 び パ イ プ

カ ッ タ ー は 使 用 し て は な ら な い 。

イ ね じ 立 て す る ね じ は 、 JIS B 0203「 管 用 テ ー パ ね じ 」 の テ ー パ お ね じ と す る 。

ま た 、 ね じ 加 工 す る と き は 、 日 本 水 道 協 会 規 格 ( JWWA K 137) 適 合 の ね じ 切 り 油 剤 を

使 用 す る 。

な お 、 管 内 に 流 入 し た 切 削 油 は 十 分 水 洗 い す る 。

ま た 、 管 端 内 面 ラ イ ニ ン グ 部 は 面 取 り を 行 う 。

ウ 管 端 部 及 び 継 手 ね じ 部 に は 、 防 食 処 理 を 施 す 。

エ シ ー ル 剤 は 、 日 本 水 道 協 会 規 格 ( JWWA K 146) 「 水 道 用 シ ー ル 剤 」 等 を 使 用 す る 。

オ 継 手 は 次 の い ず れ か を 使 用 す る 。

(ア )JWWA K 150「 水 道 用 ラ イ ニ ン グ 鋼 管 用 管 端 防 食 継 手 」 に 規 定 す る 継 手 。

(イ )(ア )以 外 の 管 端 防 食 継 手 。

カ V A 管 を 配 管 す る 場 合 は 、 そ の 管 外 面 全 面 に わ た っ て 、 日 本 工 業 規 格 に 基 づ く 樹 脂 塗

料 、 又 は 調 合 ペ イ ン ト 等 に よ る 防 食 処 理 を 行 う 。

キ V D 管 の 取 扱 い は 、 以 下 の と お り と す る 。

(ア )被 覆 の 傷 を 極 力 避 け る た め 、1 層 被 覆 鋼 管 用 専 用 治 工 具( チ ャ ッ ク 、チ ェ ー ザ 、パ イ

プ レ ン チ 又 は 万 力 歯 ) を 使 用 す る 。

(イ )ね じ 込 み は 、そ の 管 径 に 適 合 し た 1 層 被 覆 鋼 管 用 パ イ プ レ ン チ を 使 用 し 、無 理 な ね じ

込 み を し て は な ら な い 。

(ウ )外 面 樹 脂 被 覆 継 手 を 使 用 す る 場 合 は 、 管 と 継 手 の 間 に パ テ な ど で 十 分 に シ ー ル す る 。

- 61 -

外 面 ラ イ ニ ン グ に 原 管 に 達 す る よ う な 著 し い 傷 を 与 え た 場 合 は 、 防 食 テ ー プ な ど に よ

り 補 修 す る 。

(5 ) ポ リ エ チ レ ン 粉 体 ラ イ ニ ン グ 鋼 管 接 合

ア 上 記 (4 )ア ∼ エ に 準 拠 す る も の と す る 。

イ 使 用 す る 継 手 は 、 JWWA K 150「 水 道 用 ラ イ ニ ン グ 鋼 管 用 管 端 防 食 継 手 」 等 の 管 端 防 食

継 手 を 用 い る 。

ウ P A 管 を 配 管 す る 場 合 は 、 上 記 (4 )カ に 準 拠 す る も の と す る 。

エ P C 管 又 は P D 管 を 配 管 す る 場 合 は 、 上 記 (4 )キ に 準 拠 す る も の と す る 。

(6 ) ビ ニ ル 接 合

ア 管 の 接 続 部 外 面 及 び 継 手 内 面 に 接 着 剤 を 塗 り 、 直 ち に 管 を 継 手 に 挿 し 込 み 、 口 径 50㎜

以 下 の も の に お い て は 30秒 間 以 上 、 同 75㎜ 以 上 の も の に お い て は 60秒 以 上 そ の ま ま 保 持

す る 。

イ は み だ し た 接 着 剤 は 直 ち に ふ き と る 。

ウ 接 合 直 後 に 、 接 合 部 に 曲 げ 応 力 な ど 無 理 な 力 を 加 え な い 。

(7 ) 水 道 用 ポ リ エ チ レ ン 管 の 接 合

ア 継 手 は 、 管 種 ( 1 種 ・ 2 種 ) に 適 合 し た も の を 使 用 す る 。

イ イ ン コ ア が 入 り や す い よ う に 内 面 の 面 取 り を 行 う 。

ウ 継 手 を 分 解 し 、 管 に 袋 ナ ッ ト 、 リ ン グ の 順 に セ ッ ト す る 。

エ 管 に プ ラ ス チ ッ ク ハ ン マ ー 等 で 、 イ ン コ ア を 根 元 ま で 十 分 に た た き 込 む 。

オ 管 を 継 手 本 体 に 差 し 込 み 、 リ ン グ を 押 し 込 み な が ら 袋 ナ ッ ト を 十 分 に 締 め 付 け る 。

カ 締 め 付 け は 、 パ イ プ レ ン チ 等 を 2 個 使 用 し 、 確 実 に 行 う 。

(8 ) フ ラ ン ジ 継 手 の 接 合

ア フ ラ ン ジ 面 の パ ッ キ ン 溝 を き れ い に 清 掃 し た 後 、 両 フ ラ ン ジ 面 が 平 行 に な る よ う に 付

き 合 わ せ 、 そ の 間 に パ ッ キ ン を は さ む 。

イ ボ ル ト の 締 め 付 け は 、 上 下 の ナ ッ ト 、 両 横 の ナ ッ ト 、 対 角 の ナ ッ ト の 順 に そ れ ぞ れ 少

し ず つ 締 め 、 片 締 め に な ら な い よ う に す る 。

( 9 ) 鋳 鉄 管 の 接 合

口 径 75㎜ 以 上 の 鋳 鉄 管 の 接 合 に つ い て は 、 「 配 水 管 工 事 標 準 仕 様 書 」 に 準 じ て 行 う も の

と す る 。

6 メ ー タ 引 換 工 事

メ ー タ 引 換 工 事 は 、 当 局 か ら 交 付 す る メ ー タ 引 換 票 ( 以 下 「 引 換 票 」 と い う 。 ) に 基 づ い て

次 に よ り 行 う 。

な お 、 別 途 指 示 が あ る 場 合 は お 客 さ ま 識 別 標 の 取 付 け を 行 う 。 そ の 際 、 識 別 標 裏 側 の 施 工 者

名 は 記 入 し な い 。

(1 ) 事 前 に 引 換 票 の メ ー タ 状 況 種 別 欄 ( 発 見 指 針 欄 左 側 の 内 ) で 使 用 中 か 中 止 中 ( 使

用 中 は 空 欄 、 中 止 中 は 施 保 中 止 と 印 字 さ れ て い る 。 ) か を 確 認 す る 。

(2 ) メ ー タ 引 換 工 事 は 、 当 該 給 水 装 置 の 使 用 者 等 ( 集 合 住 宅 の 場 合 は 管 理 人 等 ) の 了 解 を 得

て か ら 施 工 す る 。

(3 ) メ ー タ 引 換 工 事 は 、 必 ず 止 水 し て 行 う 。

- 62 -

な お 、止 水 栓 の 不 良 や メ ー タ 前 後 配 管 に 漏 水 等 の 危 険 が あ る と 判 断 し 引 換 え で き な い 場 合

は 、 直 ち に 監 督 員 へ 連 絡 す る 。

ア 使 用 中 の も の

(ア )受 水 タ ン ク 以 下 装 置 の 場 合 は 、戻 り 水 の 水 受 け や 、濁 水 に 対 し て の 排 水 作 業 等 の 被 害

を 防 止 す る た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ て か ら 行 う 。

(イ )メ ー タ の 引 換 を 行 う 場 合 は 、メ ー タ の 向 き や 設 置 位 置 を 取 り 違 え る こ と( 逆 取 付 や

メ ー タ ク ロ ス )の な い よ う に 、メ ー タ 引 換 票 の 記 載 内 容 と 施 工 前 の メ ー タ 番 号 、現 地

の お 客 さ ま 識 別 標 を 確 認 す る と と も に 、 引 換 後 の メ ー タ 番 号 、 指 針 等 の 誤 記 入 が な い

よ う 細 心 の 注 意 を 払 う 。

ま た 、水 流 の 方 向 と メ ー タ に 表 示 し て あ る 矢 印 を 確 認 の 上 、上 流 側 に 新 し い 通 常 の

メ ー タ パ ッ キ ン 、 下 流 側 に は 逆 止 弁 付 メ ー タ パ ッ キ ン を 水 平 に 取 り 付 け る 。 た だ し 、

メ ー タ ユ ニ ッ ト 及 び メ ー タ バ イ パ ス ユ ニ ッ ト が 設 置 さ れ て い る 場 合 は 、 上 下 流 と も に

通 常 の メ ー タ パ ッ キ ン 又 は 0 リ ン グ を 使 用 す る 。

(ウ )取 付 け メ ー タ に 付 い て い た キ ャ ッ プ は 、 取 り 外 し メ ー タ の ね じ 部 保 護 の た め に 取 り

付 け る 。

(エ )受 水 タ ン ク 以 下 装 置 で 、メ ー タ 伸 縮 ソ ケ ッ ト が 使 用 さ れ て い る 場 合 は 、伸 縮 部 の パ ッ

キ ン を 新 し い も の に 取 り 替 え る 。

(オ )施 工 後 、 引 換 票 の 所 定 欄 に 、 取 外 指 針 、 取 付 け メ ー タ の 種 別 、 実 口 径 、 メ ー タ 番 号 、

取 付 年 月 日 、 有 効 期 限 、 指 針 等 を 記 入 し て 、 使 用 者 の 認 印 を 受 け る 。

な お 、引 換 票 の 右 半 分( 水 道 メ ー タ の 取 替 え が 終 了 し ま し た )に も 必 要 事 項 を 記 入 し 、

使 用 者 に 渡 す 。た だ し 、使 用 者 が 不 在 の 場 合 は 、郵 便 受 け 又 は 紛 失 の お そ れ の な い 場 所

に 置 い て く る 。

イ 使 用 中 止 中 の も の

(ア )施 工 前 に 止 水 栓 の 開 閉 状 態 を 確 認 し 、開 い て い れ ば「 開 」、閉 ま っ て い れ ば「 閉 」と

引 換 票 の 摘 要 欄 に 記 入 す る 。

(イ )止 水 栓 が 閉 ま っ て い る 場 合 は 、メ ー タ を 外 す 前 に 止 水 栓 を 開 き 、給 水 装 置 に 異 常 が な

い こ と を 確 認 し て か ら 、 メ ー タ を 引 き 換 え る 。

な お 、 給 水 装 置 に 漏 水 等 の 異 常 が あ る 場 合 は 、 直 ち に 監 督 員 へ 連 絡 す る 。

(ウ )メ ー タ の 引 換 は 、 ア 使 用 中 の も の (ア )∼ (ウ )と 同 様 に 行 う 。

(エ )施 工 後 、引 換 票 の 所 定 欄 及 び 右 半 分 に 必 要 事 項 を 記 入 し 、未 入 居 の と こ ろ に も 引 換 票

の 右 半 分 を 郵 便 受 け 又 は 紛 失 の お そ れ の な い 場 所 に 置 い て く る 。

な お 、 未 入 居 及 び 使 用 者 不 明 の 場 合 に は 、 引 換 票 の 右 半 分 に 使 用 者 名 を 記 入 し な い 。

(オ )当 該 給 水 装 置 を 既 に 新 使 用 者 が 使 用 中 で あ っ た 場 合 、施 工 後 、引 換 票 に 新 使 用 者 の 認

め 印 を 受 け 、 引 換 票 の 右 半 分 を 新 使 用 者 に 渡 す と と も に 、 新 使 用 者 が 既 に 水 道 開 始 の

申 込 み を 済 ま せ て い る か 否 か を 確 認 し 、 否 の 場 合 、 引 換 票 の 摘 要 欄 に 新 使 用 者 の 氏 名

及 び 電 話 番 号 を 記 入 す る 。

(4 ) メ ー タ 取 付 け 後 、 止 水 栓 を 開 い て 漏 水 の な い こ と 及 び メ ー タ が 正 常 に 作 動 す る こ と を 確

認 す る 。 た だ し 、 水 道 使 用 中 止 中 の メ ー タ を 取 り 替 え た と き は 、 引 換 票 摘 要 欄 の 「 開 」 か

「 閉 」 を 確 認 し 、 止 水 栓 を 元 の 状 態 に 戻 し て お く 。

(5 ) 取 外 し メ ー タ は 、 水 洗 い し た 後 、 当 局 に 返 納 す る 。

- 63 -

(6 ) メ ー タ の 運 搬 等 に 当 た っ て は 、 シ ョ ッ ク を 与 え な い よ う 十 分 注 意 す る 。

(7 ) メ ー タ ユ ニ ッ ト 及 び メ ー タ バ イ パ ス ユ ニ ッ ト 設 置 箇 所 の メ ー タ 取 付 け 、 取 り 外 し に つ い

て は 、 「 4 配 管 工 事 ( 9 ) メ ー タ の 取 付 け 、 ( 10) メ ー タ の 取 り 外 し 」 に 準 じ て 行 う 。

- 64 -

a a

「 パ ッ キ ン 図 」

メータパッキン(都ねじ用) t

ゴムの規格/種類 材 質

JIS K 6353/Ⅰ類A70 EPDM

硬 さ

70±5 d D

口径

13

20

25

30

40

23.0

30.5

36.0

46.5

53.0

14.5

21.0

26.0

31.0

41.0

4.25

4.75

5.00

7.75

6.00

単位:㎜ t

3 a

メータ伸縮ソケットの伸縮部パッキン t1

ゴムの規格/種類

JIS K 6353/Ⅲ類80

材 質

NBR

硬 さ

83±3 t2 d1

口径

内径 d1

(±許容差)

太さ d2

(±許容差)

※JIS K 6353:水道用ゴム a t3

口径

13

20

25

30

40

23.4

32.4

37.4

43.6

53.9

16.0

24.0

29.0

35.0

45.0

3.7

4.2

4.2

4.3

4.45

Oリング

A−Aの拡大図 d2 t1

3

4

5 t2

4

5

6 t3

0.5

ゴムの規格/種類

JIS K 6353/Ⅰ類A70

材 質

NBR

硬 さ

70±5

0.15㎜

以下

0.10㎜

以下

13

15.8

±0.20

20

23.3

±0.24

2.4±0.09

25

29.7

±0.29

30

35.7

±0.34

3.5±0.10

40

44.7

±0.41

50

69.6

±0.61

単位:㎜

75

104.6

±0.87

5.7±0.13

- 65 -

7 凍 結 工 事

(1 ) こ の 工 事 は 、 当 局 が 指 示 し た 場 合 に 限 り 施 行 す る 。

(2 ) こ の 工 事 に 必 要 な 器 具 及 び 材 料 ( 人 口 液 体 空 気 、 凍 結 容 器 、 注 入 容 器 、 運 搬 容 器 、 パ テ 及

び 当 て 板 ) は 、 受 注 者 持 ち 単 価 適 用 の 場 合 を 除 き 当 局 か ら 支 給 す る 。

(3 ) 運 搬 容 器 の 取 扱 い は 次 に よ る 。

ア 運 搬 容 器 先 端 の 空 気 流 通 口 は 、 容 器 内 に あ る 液 の 量 に 関 わ ら ず 密 封 し て は な ら な い 。

イ 運 搬 容 器 を 作 業 場 所 ま で 運 搬 す る と き は 、 容 器 を 直 接 車 に 置 か ず 、 フ ォ ー ム ポ リ エ チ レ

ン 又 は 毛 布 な ど を 使 用 し て 荷 台 に 固 定 す る 。

車 か ら 降 ろ す 場 合 も 慎 重 に 取 り 扱 い 、 急 激 に 振 動 を 与 え な い よ う に す る 。

(4 ) 液 の 注 入 作 業 に は 皮 手 袋 を 使 用 す る 。

(5 ) 作 業 中 、 液 が 皮 膚 及 び 衣 服 に 触 れ な い よ う 注 意 す る 。

パ テ の 塗 り こ み が 不 完 全 で 液 が 漏 れ た 場 合 は 、 工 業 用 練 石 け ん 、 又 は ゆ る い 粘 土 を 漏 え い

部 分 に 塗 り 込 む よ う に す る 。 こ の 作 業 は 、 必 ず 皮 手 袋 を し て 行 う 。

な お 、 漏 れ が 止 ま ら な い 場 合 は 、 凍 結 容 器 を 外 し 最 初 か ら や り 直 す 。

(6 ) 液 使 用 中 は 、 火 気 に 十 分 注 意 す る 。

目 的 の 作 業 が 完 了 し た と き は 、 給 水 管 内 の 氷 を 溶 か し て 通 水 す る 。

冬 期 は 、 氷 が 自 然 に 溶 け る ま で 長 時 間 を 要 す る の で 凍 結 容 器 に 湯 を 入 れ て 溶 解 さ せ る 。

8 水 質 の 確 認

給 水 管 取 り 出 し 工 事 等 の 完 成 時 に 、 水 道 水 で あ る こ と を 確 認 す る た め 、 全 て の 路 線 に お い て 水

質 検 査 を 実 施 す る ( 配 水 小 管 布 設 と 同 時 に 、 当 該 配 水 小 管 か ら 分 岐 を 行 っ た も の を 除 く 。 ) 。

(1 ) 工 業 用 水 道 、 下 水 再 生 水 管 又 は 口 径 350㎜ 以 下 の 導 水 管 と の 併 設 路 線 に お け る 水 質 確 認

設 計 図 に 「 工 業 用 水 道 管 布 設 路 線 」 、 「 下 水 再 生 水 管 布 設 路 線 」 又 は 「 口 径 350㎜ 以 下 の

導 水 管 布 設 路 線 」 の 表 示 が あ る 場 合 は 、 給 水 管 取 り 出 し 工 事 等 完 了 後 、 対 照 水 に よ り 遊 離 残

留 塩 素 の 測 定 を 行 い 、 両 方 を 対 比 し て 判 断 し 、 水 道 水 で あ る こ と を 確 認 す る 。

【 工 業 用水 道 管布 設 地区】

区 部: 墨 田区 、 江東区 、 北 区、 荒 川区 、 板橋区 、 足 立区 、

葛 飾 区 、江 戸 川区 及 び練馬 区 の 一部

多 摩 地 区: 青 梅市 、 羽村市 及 び 瑞穂 町 の一 部

【 下 水 再生 水 管布 設 地区】

港 区 、 新 宿 区 、 中 野 区 、 千 代 田 区 、 中 央 区 及 び 品 川 区 の 一 部 ( 品 川 駅 東 口 、 汐 留 、 臨 海

副 都 心 、西 新 宿・ 中 野坂上 、 大 崎、 永 田町 及 び霞ヶ 関 、 東品 川 及び 八 潮地区 等 に 供給 )

ア 水 質 検 査 方 法

検 査 水 は 、取 り 出 し 工 事 完 了 後 の 給 水 管 及 び 対 照 水 と し て 付 近 の 直 結 栓 か ら 採 水 し 、両

方 を 対 比 し て 判 定 す る 。

イ 遊 離 残 留 塩 素 の 検 査 方 法

D P D 法 に よ り 検 査 を 行 う 。

( 2 ) 全 給 水 区 域 ( ( 1 ) 以 外 )

給 水 管 取 り 出 し 工 事 完 了 後 、 遊 離 残 留 塩 素 が あ る こ と を 調 査 し 、 水 道 水 で あ る こ と を 確 認

す る 。

- 66 -

ア 水 質 検 査 方 法

検 査 水 は 、 取 り 出 し 工 事 完 了 後 の 給 水 管 か ら 採 水 し 判 定 す る 。

イ 遊 離 残 留 塩 素 の 検 査 方 法

( 1 ) と 同 様 に 行 う 。

9 耐 圧 試 験

( 1 ) サ ド ル 分 水 栓 か ら 第 一 止 水 栓 ま で 施 工 す る 場 合

施 工 完 了 後 、 テ ス ト ポ ン プ に よ っ て 水 圧 を か け 、 漏 水 の な い こ と を 確 認 す る 。

な お 、テ ス ト ポ ン プ に は 手 動 式 と 動 力 式 と が あ る が 、こ こ で は 一 般 的 に 使 用 さ れ て い る 手 動

式 テ ス ト ポ ン プ に よ る 耐 圧 試 験 方 法 に つ い て 述 べ る 。

ア サ ド ル 分 水 栓 の 弁 を 閉 め 、仕 切 弁 A 又 は B ( ス テ ン レ ス 製 ボ ー ル 止 水 栓 ) の 口 径 に 適 合 し

た ア ダ プ タ を 使 用 す る 。

イ 仕 切 弁 A 又 は B( ス テ ン レ ス 製 ボ ー ル 止 水 栓 ) に 該 当 す る ア ダ プ タ を 取 り 付 け 、テ ス ト ポ

ン プ に 連 結 す る 。

な お 、 接 続 箇 所 は 水 が 漏 れ な い よ う に 締 め 付 け る 。

ウ テ ス ト ポ ン プ 取 付 け 後 、 仕 切 弁 を 開 け て 給 水 管 及 び テ ス ト ポ ン プ の 水 槽 内 に 充 水 す る 。

エ 充 水 の 際 、 管 内 の 空 気 を 排 除 す る 。

オ 空 気 が 完 全 に 抜 け た ら 、 バ ル ブ を 閉 め 、 ポ ン プ を 加 圧 し て い く 。

カ 水 圧 が 0.75MPa( 7.5kgf/c㎡ ) に 達 し た ら 、 テ ス ト ポ ン プ の バ ル ブ を 閉 め 1 分 間 以 上 そ の

状 態 を 保 持 す る 。

キ こ の 間 、 被 耐 圧 区 間 の 配 管 状 況 を 点 検 し 、 漏 水 の な い こ と を 確 認 す る 。

漏 水 の な い こ と が 確 認 で き た と き は 、テ ス ト ポ ン プ の バ ル ブ を 開 け 、圧 力 を 下 げ て か ら テ

ス ト ポ ン プ を 取 り 外 す 。

ク 試 験 終 了 後 、 サ ド ル 分 水 栓 の ボ ー ル 弁 を 開 け る 等 適 正 な 状 態 に 戻 し て お く 。

( 2 ) 既 設 給 水 管 が ス テ ン レ ス 鋼 管 で 付 替 え を 施 工 す る 場 合

配 水 管 動 水 圧 に て 通 水 後 、 サ ド ル 分 水 栓 か ら 新 設 給 水 栓 と 既 設 給 水 栓 と の 配 管 及 び 接 合 箇 所

に つ い て 、 目 視 に て 漏 水 の な い こ と を 確 認 す る 。

10 通 水 確 認

受 注 者 は 施 工 後 通 水 し 、 施 工 部 分 に 漏 水 の な い こ と を 確 認 す る と と も に 、 管 内 に 異 物 が 残 存 し

な い よ う に 排 水 し な け れ ば な ら な い 。

ま た 、 メ ー タ の ス ト レ ー ナ 及 び ボ ー ル タ ッ プ に 異 物 の 付 着 が な い こ と を 確 認 す る 。

11 共 同 溝 内 に お け る 分 岐 工 事

(1 ) 安 全 対 策

ア 入 溝 前 に 必 ず 酸 素 濃 度 及 び 有 毒 ガ ス の 有 無 を 測 定 器 で 確 認 す る 。

イ 共 同 溝 で の 作 業 は 、 換 気 を し な が ら 行 う 。 発 電 機 は 溝 外 に 設 置 し 、 排 気 が 溝 内 に 入 ら な

い よ う 十 分 注 意 す る 。

ウ 共 同 溝 で は 、 火 気 及 び 火 気 を 発 生 さ せ る お そ れ の あ る も の は 使 用 し て は な ら な い 。

(2 ) 施 工 上 の 注 意

ア 共 同 溝 の 壁 穴 を コ ン ク リ ー ト (モ ル タ ル )で 充 填 す る 場 合 は 、 防 水 性 の も の を 使 用 す る 。

- 67 -

イ 共 同 溝 の 側 壁 か ら 宅 地 内 へ 引 き 込 む 給 水 管 は 、 鋼 管 等 の サ ヤ 管 で 防 護 す る 。

ウ 壁 内 の サ ヤ 管 と 給 水 管 と の 隙 間 は 、 充 填 材 等 で 密 封 す る 。

エ 振 止 金 具 の バ ン ド と 給 水 管 が 直 接 接 触 し な い よ う 、 給 水 管 を ゴ ム 板 な ど で 被 覆 す る 。

12 メ ー タ 隔 測 化 工 事

(1 ) 設 計

メ ー タ 隔 測 化 工 事 の 設 計 は 、 別 図 「 メ ー タ 隔 測 化 工 事 設 計 例 (設 計 調 書 記 入 例 )」 に よ る 。

な お 、 隔 測 表 示 器 の 設 置 箇 所 が 判 断 し に く い 場 合 は 、 監 督 員 に 相 談 す る 。

ま た 、 設 計 に 当 た っ て は 、 以 下 の こ と に つ い て 確 認 の 上 、 着 手 す る 。

ア メ ー タ 隔 測 化 工 事 の 設 計 は 、 当 該 メ ー タ の 使 用 者 の 承 諾 を 得 た 後 、 表 示 器 設 置 箇 所 、 隔

測 ケ ー ブ ル 配 線 箇 所 等 の 選 定 を 行 う 。

な お 、 隔 測 表 示 器 設 置 は 、 原 則 と し て 壁 掛 式 と し 、 メ ー タ ま す か ら 最 短 距 離 に あ る 壁 又

は 塀 に 取 り 付 け る も の と す る 。

イ 隔 測 表 示 器 を 壁 掛 式 に す る 場 合 は 、 ケ ー ブ ル プ ロ テ ク タ 、 防 護 管 等 の 設 置 が 容 易 で 、 か

つ 検 針 し や す い 場 所 を 選 定 す る 。

ウ 隔 測 表 示 器 を ス タ ン ド 式 に す る 場 合 は 、 支 柱 用 コ ン ク リ ー ト の 打 設 が 容 易 で 、 か つ 検 針

し や す い 場 所 を 選 定 す る 。

エ 隔 測 ケ ー ブ ル が 長 距 離 に な る と 予 想 さ れ る 場 合 、 あ ら か じ め 監 督 員 に 相 談 し 最 適 な 施 工

方 法 を 決 定 す る ( 最 長 距 離 は お お む ね 25m ) 。

(2 ) 施 工

施 工 に 当 た っ て は 、 家 屋 内 で の 作 業 等 を 考 慮 し て 、 あ ら か じ め 当 該 メ ー タ 使 用 者 及 び 監 督

員 と 施 工 日 時 等 を 決 定 す る 。

ま た 、 支 給 さ れ た 材 料 の 現 場 へ の 搬 入 等 に 際 し 、 隔 測 表 示 器 、 ケ ー ブ ル 、 電 子 メ ー タ 等 に

損 傷 を 与 え な い よ う 十 分 な 注 意 を す る 。

な お 、以 下 の 規 定 に な い も の は 、監 督 員 に 相 談 の 上 決 定 す る 。施 工 例 に つ い て は 、別 図「 メ

ー タ 隔 測 化 工 事 標 準 図 」 を 参 照 の こ と 。

ア 旧 メ ー タ と 電 子 メ ー タ の 引 換 え 作 業 は 、「 6 メ ー タ 引 換 工 事 」に 準 じ て 行 う 。こ の と

き 、 電 子 メ ー タ に 異 常 等 が 見 ら れ る 場 合 は 、 速 や か に 監 督 員 に 連 絡 を す る 。

ま た 、 隔 測 ケ ー ブ ル の 断 線 、 表 示 器 の 接 触 不 良 、 感 度 不 良 等 に つ い て も 同 様 に 扱 う 。

イ 壁 抜 き 、コ ン ク リ ー ト は つ り 等 の 塵 煙 の 発 生 が 予 想 さ れ る 工 事 に つ い て は 、工 事 箇 所 の

回 り を 覆 う な ど し て 塵 煙 の 飛 散 に 対 す る 策 を 講 じ る 。

ウ 隔 測 表 示 器 の 取 付 け 高 さ は 、 120㎝ ∼ 150㎝ を 標 準 と す る 。

エ 壁 掛 式 隔 測 表 示 器 を 取 り 付 け る 際 、 表 示 器 背 面 に 取 付 板 を 取 り 付 け る 。

オ 隔 測 ケ ー ブ ル 接 続 用 圧 着 端 子 及 び 防 水 接 続 材 料 は 、 清 浄 な も の を 使 用 し 、 施 工 前 に 砂 、

水 等 で 汚 さ な い よ う 取 扱 い に 十 分 注 意 す る 。

ま た 、 接 続 時 も 端 子 部 に 異 物 が 付 着 し な い よ う 注 意 す る 。

カ 隔 測 ケ ー ブ ル を 地 中 に 埋 設 す る 場 合 は 埋 設 深 さ を 30㎝ 確 保 す る 。

ま た 、 自 動 車 、 そ の 他 衝 撃 等 の お そ れ が あ る と こ ろ に つ い て は 深 く 埋 設 す る 。

キ 原 則 と し て 、 隔 測 ケ ー ブ ル に は 防 護 処 理 を 施 す も の と し 、 地 中 配 線 に つ い て は 16㎜ 以 上

の 合 成 樹 脂 性 可 と う 電 線 管 又 は 硬 質 塩 化 ビ ニ ル 電 線 管 等 、 地 上 配 線 に つ い て は ケ ー ブ ル プ

ロ テ ク タ を 使 用 す る 。

ま た 、維 持 管 理 上 必 要 と 思 わ れ る 場 合 、配 線 箇 所 に か か わ ら ず 最 適 な 防 護 処 置 を 講 ず る 。

- 68 -

ク 地 中 か ら の 立 上 り 部 分 以 降 の 防 護 管 は 、 壁 又 は 塀 に 固 定 す る 。

ケ コ ン ク リ ー ト 等 復 旧 を 要 す る 箇 所 に つ い て は 、使 用 者 等 の 了 解 を 得 て か ら 後 日 施 工 す る 。

○設計例

○標準図

メ ー タ 室

メータ隔測化工事設計例及び標準図

増築部分

防護管

1.5m

宅地内掘削

コンクリートこわし

10 ㎝

プロテクタ

2.0m

立ち上がり

2.0m

壁抜き

10 ㎝ モルタル 1 箇所

プロテクタ

7m

階上布設加算

プロテクタ

1.0m

下がり

1.0m

便

発 信 器

コ ー ド

表 示 器

1,200

∼ 1,500

16mm以 上 合 成 樹 脂 製 可 と う 電 線 管

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