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TSL20S
取付・取扱説明書
車速連動オートドアロックシステム
この度はTSL20S車速連動オートドアロックシステムをお買い上げいただき誠にありがとうござ
います。ご使用前に必ずこの取扱説明書をお読みいただき、正しい取扱い方法によりご使用い
ただきますようお願いします。
この取扱説明書は大切に保管してください。
Ver.25912
製造元 株式会社キラメック
〒475-0936 愛知県半田市板山町9丁目183番地1
お問い合わせ先 : 0120-504-980
( )
使用上の注意
ご使用の前に下記の注意事項を必ずお読みください。
■本製品の動作
危険
下記の状態や場所での使用は避けてください。事故・火災等の危険性があり
ます。
本製品に付属している専用ハーネスおよびコネクターはTSL20S専用です。TSL20以外の接
続目的で電源や信号をTSL20S専用ハーネスから分岐すると、車両故障や車両火災の原因
となることがありますので、絶対にやめてください。
○
車速が20km/hに達すると自動でドアを施錠(ロック)します。
※ロック時には停車中に純正キーレスを使用してロックした場合と同様に
ハザードが1回点滅すると同時にブザー音が1回鳴ります。
※スズキLAPINでは車速が35km/hに達するとドアを施錠(ロック)します。
警告
取り扱いを誤った場合、人体に影響を及ぼす可能性があります。
■本製品は、あくまでも手動でのドアロックやアンロックを補助する装置です。
本製品は、衝撃感応式アンロック機能は装備されていません(エアバッグが作動するよう
な事故でもドアは自動でアンロックされません)。
■本製品は本説明書に記載された適合車種のオートマチック車にのみ取付可能です。
それ以外の車両へ取り付けを行うと、車両または本製品の故障・損傷のみならず人体に
も危険が及ぶ可能性がありますので絶対にやめてください。
■本製品の設置・固定は、車両の機器や他の機器と干渉する場所やそれら機器に影響を及
ぼすような場所には行わないでください。特に車両の機器の性能を損なうような取付を
行うと、本製品の故障・損傷のみならず人体にも危険が及ぶ可能性がありますので絶対
にやめてください。
■本製品を改造すると、本製品や車両の故障・損傷のみならず人体にも危険が及ぶ可能性
がありますので絶対にやめてください。
■本製品の取り付けは、本書に従っておこなってください。正しい手順が守れなかった場合、
本製品や車両の故障及び事故の原因のみならず人体にも危険が及ぶ可能性があります。
■本製品は防水・防滴仕様ではありません。水分・油分などが浸入すると、車両又は本製品
の故障・破損のみならず人体にも危険が及ぶ可能性がありますので水分・油分が浸入す
る可能性がある場所への設置は絶対にやめてください。
■配線類が可動部やカバー等に挟み込まれないようにしてください。断線やショートし、本
製品や車両の故障の原因のみならず人体にも危険が及ぶ可能性があります。
■配線類は、ステアリングシャフトやペダル類の可動部付近に配線しないでください。運転
の妨げになり、事故の原因となります。
○
車両停止後シフトレバーをパーキング(P)ポジションに戻すと
ドアを自動で解錠(アンロック)します。
※アンロック時には停車中に純正キーレスを使用してアンロックした場合と
同様にハザードが2回点滅すると同時にブザー音が2回鳴ります。
※本製品は、あくまでも手動でのドアロックやアンロックを補助する装置です。
本製品は、衝撃感応式アンロック機能は装備されていません(エアバッグが作動するよう
な事故でもドアは自動でアンロックされません)。
※TSL20Sが車両ドアロックを行う条件は、シフトポジションがパーキング「P」からドライブ
「D」にされた後最初に車速が20km/hを検知した場合のみです。シフトポジションが「P」
に戻されない状態で社内ロックスイッチや手動でアンロックした場合には、その後車速
が20km/hに達してもドアはロックされません。
■取り付け可能車種
○本製品は下記車種に取り付け可能です。下記リスト以外の車両へは取り付けしないでく
ださい。リスト以外の車両へ取り付けを行うと、車両または本製品の故障・損傷のみなら
ず人体にも危険が及ぶ可能性がありますので絶対にやめてください。
注意
下記の使用には十分注意してください。車の故障又は本製品の機能面に支障
を起こす可能性があります。
■本製品は日本国内のみで使用できます。海外では使用しないでください。
■本製品を水、湿気、熱、湯気、ほこり、油等の多い場所に保管すると火災、感電、故障の原
因になりますので絶対にやめてください。
■日本国内正規ディーラー車のみの対応となります。
■本製品の動作の有無に関わらず弊社では交通事故等の責任は一切負いません。
■本製品の仕様、デザインは改良のため予告無く変更する場合があります。
■本製品の取り付けは、必ず専門知識・設備のある取扱業者で行ってください。
動作に関する注意
■本製品は、あくまでも手動でのドアロックやアンロックを補助する装置です。
本製品は、衝撃感応式アンロック機能は装備されていません(エアバッグが作動するよう
な事故でもドアは自動でアンロックされません)。
■TSL20Sが車両ドアロックを行う条件は、シフトポジションがパーキング「P」からドライブ
「D」にされた後最初に車速が20km/hを検知した場合のみです。シフトポジションが「P」
に戻されない状態で車内ロックスイッチや手動でアンロックした場合には、その後車速
が20km/hに達してもドアはロックされません。
■TSL20Sが検知する車速は車両のCAN-BUS通信から取得しています。したがって車両メー
ターが表示している車速と一致しない場合があります。
■TSL20Sはマニュアルトランスミッション車にはご利用いただけません。
■本製品の動作の有無にかかわらず交通事故、盗難被害等の責任は一切負いません。
■本製品が作動した際、車載テレビの画像に稀にノイズが入る場合があります。これはドア
ロック時の車両特有のノイズによるものであり本製品を装着したことによる影響ではあり
ません。
■本製品によるロック/アンロック動作時には車両の構造上、純正キーレスによるロック/
アンロックと同様にハザードとブザー音が連動して動作します。
● SUZUKI:
・ アルト (HBD-HA25V、DBA-HA25S)
・ パレット (DBA-MK21S、CBA-MK21S)
・ ワゴン R (DBA-MH23S、CBA-MH23S)
・ MRワゴン (DBA-MF33S)
・ ラパン (DBA-HE22S、CBA-HE22S)
● NISSAN:
・ ルークス (DBA-ML21S、CBA-ML21S)
・ モコ (DBA-MG33S)
● MAZDA:
・ キャロル (DBA-HB25S)
・ フレアワゴン (DBA-MM21S)
・ AZ-ワゴン (DBA-MJ23S)
※ スズキラパンでは車速が35km/hに達すると施錠(ロック)します。
※ 適合車であっても、マイナーチェンジ等で車両データが変化した場合には動作しない事
があります。
最新の適合車種は当社ホームページ http://www.kiramek.com でご確認ください。
■主な仕様
定 格 電 圧
作 動 電 圧 範 囲
消 費 電 流
動作周囲温度範囲
(結露無き事)
取付方法は本書裏面を参照
DC +12V
DC +9V ∼ DC+30V
約 4.5mA以下(車両CAN通信スリープ時)
-25℃ ∼ +85℃
1: 本製品の保証期間はお買い上げ日より1年間です。
2: 取扱説明書の注意事項にしたがった正常な使用状態で保証期間中に万一故障した場合は、お買い上げの販売店にて無料修理
いたします。 ただし、出張修理の場合は実費を申し受けます。
3: 保証期間内に故障して無料修理をご依頼になる場合には、製品と本書をご持参の上お買い上げの販売店にてご依頼ください。
保証書のない場合には保証対象外となります。又、必ずご購入レシートを添付してください。
4: ご転居、ご贈答品等で本保証書に記入してあるお買い上げの販売店に修理がご依頼できない場合には、当社へ直接お送りくだ
さい。
5: 本製品は持ち込み修理品です。製品をお送りいただく際の送料および取りはずし、取付費用は、お客様のご負担となります。
6: 保証期間内でも次の場合は有償となります。
●製品内への水・油分、ホコリなどの異物の混入による故障及び損傷
●使用上、取付上の誤り、不注意による故障及び損傷
●不当な修理、改造による故障及び損傷
●お買い上げ後の落下等による故障及び損傷
●火災、地震、水害、落雷、その他天災地変、公害、塩害等による故障及び損傷
●指定車両以外に使用された場合の故障及び損傷
●自動車事故による故障及び損傷
●本製品の盗難
●本書のご提示がない場合または保証書記載事項に不備のある場合
●本書にお買上げ日、購入者名、販売店名の記入のない場合、字句を書き換えた場合
7: 本書は日本国内においてのみ有効です。(This warrenty is valid only in Japan)
8: 本書は再発行は致しませんので、紛失しないように大切に保管してください。
ご注意
この保証書は、本書に明示した期間、条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。したがって、この保証書によってお客様
の法律上の権利を制限するものではありません。
保証期間経過後の修理等についてご不明な点は、お買上げの販売店へお問い合わせください。
各記入欄に必要事項の記載のない保証書は無効となりますので、記入の有無をご確認ください。万が一記入漏れ事項がある場合
は、直ちにお買上げの販売店にてお申し付けください。
■取り付けの流れ
1 車種の選択
・DIP SWを取り付けを行う車種に合わせて設定します。
2 OBD II専用カプラの接続
・専用OBDカプラを差し込みます。
3 車両信号の認識
・DIP SW6の下げ-上げにより車両信号を認識させます。
2 OBD II専用カプラの接続
OBD2 専用接続カプラの電線引き出し方法
工場出荷時
① ③
電線をのばし、フタを
逆向きにかぶせます。
ケーブルは必要に応じてど
ちら側からも引き出せます。
工場出荷時には結束バンドは
掛かっていません。使用前に必
ず結束バンドで止めてください。
② フタをスライド
させて一旦外し
ます。
9
1
写真の位置にある診断カプラへ接続します。
※ フタを閉じたら結束バンド等で
電線とフタを固定してください。
ヒント!: 車両診断カプラがすでに使用されている場合には、別売のOBD分岐ハーネス
(OB-23)を使用するか、診断カプラ裏の電線に直接配線することで取り付けが
可能です。
※ 直接配線を行いたい場合は付属の専用カプラを切断し、下図に示す端子位置に接続
している電線へ直接接続してください。この作業を行う場合は必ず別売のネジタップ
NT-4(下記参照)を使用してください。
専用ハーネス内各電線色と役割
電線色 役 割
赤 +12V電源
黒
茶/赤
茶
GND
CAN HI
CAN LO
ボディアース
4番
CAN HI
6番
14番
CAN LO
16番
常時12V
1 車種の選択
取り付けを行う車種を下記リストから選び、
それぞれの車種に対応したDIP SWの設定
を行ってください。
※ DIP SWの場所は上記図を参照してください。
スイッチはこの面です
グループ
A
車 両 型 式
● SUZUKI:
・ アルト (HBD-HA25V、DBA-HA25S)
・ パレット (DBA-MK21S、CBA-MK21S)
・ ワゴン R (DBA-MH23S、CBA-MH23S)
・ MRワゴン (DBA-MF33S)
● NISSAN:
・ ルークス (DBA-ML21S、CBA-ML21S)
・ モコ (DBA-MG33S)
● MAZDA:
・ キャロル (DBA-HB25S)
・ フレアワゴン (DBA-MM21S)
・ AZ-ワゴン (DBA-MJ23S)
B
● SUZUKI:
・ ラパン (DBA-HE22S、CBA-HE22S)
※ この車両では車両速度メーターが35km/h付近で
ロックされます。
DIP SW 設定
3 車両信号の認識
コントローラー(カプラのある面の反対側)にあるDIPスイッチ6を使用して、車両の通信
信号をTSL20Sに認識させます。
1
車両のIGスイッチをON位置にします。
1 2 3 4 5 6
ON
2
1
ON
2 3 4 5 6 6 DIPスイッチ6番をONにします。
3
6 DIPスイッチ6番をOFFに戻します。
1 2 3 4 5 6
ON
取付手順1∼3が終了したらコントローラーを運転の邪魔になら
無い場所に納めて、取り付け完了です。
■製品構成
コントローラー
長さ:1m
OBD2専用カプラ付
ハーネス
※ メインカプラの両横およびDIP SW横のカプラは使用しません。
※
認識作業は一度を行うと点検等でOBD2カプラを外した場合や
バッテリーを交換した場合でも再度行う必要はありません。
(他の車両へ移設する場合は認識作業が必要です。)
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project