マニュアル全文 - 高齢・障害者雇用支援機構

マニュアル全文 - 高齢・障害者雇用支援機構
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はじめに
障害者施策推進本部が、平成19年12月に決定した「重点施策実施5か年計画」におい
て、障害者職業能力開発校(以下「障害者校」という。)では、「職業訓練上特別な支援
を要する障害者(以下「特別支援障害者」という。)に重点を置いた支援を実施する」と
されています。
しかしながら、特別支援障害者である重度視覚障害者に対する職業訓練をみると、平成
21年度に1校、22年度に2校と、徐々に受入れを開始する障害者校は増えていますが、現
状では19校中10校にとどまっています。
また、重度視覚障害者を対象とした障害者校の訓練職種は、事務的職種が大半です。平
成20年度の就職率をみると、障害者校全体では41.7%となっており、そのうち、高齢・障
害者雇用支援機構が運営する障害者校が50.0%、
その他の障害者校が33.3%となっています。
他方、
平成20年度に就職した重度視覚障害者のうち、
事務的職種に占める割合は11.9%と、
他の重度身体障害者の約3分の1となっています(厚生労働省「平成20年度における障害
者の職業紹介状況等」)。
今後、重度視覚障害者の就職促進を図るためには、事務的職種の訓練内容や就職支援の
充実を図ることが重要になると考えられます。
以上のような現状を踏まえ、国立職業リハビリテーションセンター(以下「当センター」
という。)では、「職業訓練実践マニュアル(重度視覚障害者編Ⅰ)作成検討委員会」を
設置し、これまでに開発した指導技法等のより一層の普及を図ることとしました。
本マニュアルは、取組み状況が異なる障害者職業能力開発施設等(以下「訓練施設」と
いう。)において、幅広くご活用いただけるよう、訓練生の受入れ前の準備から、指導技
法等までを取り纏めました。(既に重度視覚障害者に対する職業訓練を実施している訓練
施設は、第4以降の活用をお奨めします。)
本マニュアルにより、指導技法等に関する理解を深めていただき、訓練施設での受入拡
大の一助となれば幸いです。
なお、重度視覚障害者の受入れ企業の拡大、とりわけ事務的職種での就職促進を図るた
めの支援方法等について、引き続き検討して行く所存です。
平成 23 年 2月
職業訓練実践マニュアル(重度視覚障害者編Ⅰ)作成検討委員会
目
次
第1 視覚障害と職業上の課題について .......................................... 1
1 視覚障害とは ........................................................... 1
2 職業上の課題 ........................................................... 2
(1)移動 ................................................................. 2
(2)情報 ................................................................. 2
(3)事業所の重度視覚障害者雇用への理解 ................................... 3
第2 職業訓練の開始に向けて .................................................. 4
1 先行施設の見学・情報収集 ............................................... 4
2 設備改修について ....................................................... 4
(1)改修箇所等 ........................................................... 4
(2)設備環境面の配慮事項 ................................................. 4
(3)訓練施設周辺の環境改善 ............................................... 5
3 職員研修又は各種講習を実施している機関・施設について ................... 6
(1)職業能力開発総合大学校 ............................................... 6
(2)視覚障害者情報提供施設(点字図書館) ................................. 7
(3)その他 ............................................................... 7
4 支援機器等の情報収集 ................................................... 9
5 支援機器・ソフトについて ............................................... 9
(1)支援機器 ............................................................. 9
(2)支援ソフト .......................................................... 12
(3)使用機器・ソフトの設定・調整について ................................ 14
6 関係機関との支援ネットワークの構築 .................................... 16
(1)各機関のサービス内容 ................................................ 17
(2)訓練生の募集に係る連携 .............................................. 17
(3)機能訓練(生活訓練)に係る連携 ...................................... 18
第3 円滑な職業訓練実施のために ............................................. 19
1 入所時における留意事項 ................................................ 19
(1)移動能力の確認(訓練施設等までの通所) .............................. 19
(2)作業環境の確認 ...................................................... 19
(3)障害状況の確認 ...................................................... 20
(4)障害原因の確認 ...................................................... 20
(5)医学的留意事項の確認 ................................................ 20
(6)基礎学力の確認 ...................................................... 21
2 入所後の配慮事項 ...................................................... 21
(1)オリエンテーションの進め方 .......................................... 21
(2)訓練環境の整備および変更の周知 ...................................... 22
i
(3)配慮事項の確認 ...................................................... 22
第4 職業訓練の実施 ......................................................... 23
1 職業訓練の内容 ........................................................ 23
(1)支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得 ................ 23
(2)アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得 .......... 24
(3)事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得 ............................ 24
参考・重度視覚障害者が従事可能な職務内容について .......................... 26
2 訓練カリキュラム ...................................................... 27
(1)職業訓練の流れ ...................................................... 27
(2)訓練カリキュラムの例 ................................................ 28
(3)障害状況や技能習得状況に応じた個別訓練カリキュラムの設定 ............ 28
(4)より高度な訓練実施に向けて .......................................... 31
3 指導上の留意事項 ...................................................... 31
(1)指導の基本的な考え方 ................................................ 31
(2)指導にあたっての留意すべきポイント .................................. 33
(3)技能習得状況の把握と訓練生へのフィードバック ........................ 39
(4)生活指導 ............................................................ 42
第5 訓練教材の作成 ......................................................... 45
1 訓練教材作成の考え方と作成上の留意点 .................................. 45
(1)理解を促すような仕組み .............................................. 45
(2)テキストの検索のしやすさ ............................................ 45
(3)時間を有効活用できるような仕組み .................................... 46
(4)訓練生が独力でできるような作業の流れ ................................ 46
2 訓練教材の例 .......................................................... 47
(1)Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い) ........................... 47
(2)Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備 ....................... 50
引用・参考文献 .............................................................. 56
資料編 ...................................................................... 57
資料1
視覚障害者を対象に実施している能力開発施設 .................... 58
資料2
関係機関一覧 .................................................. 60
資料3
訓練カリキュラムの詳細 ........................................ 72
資料4
訓練カリキュラムの流れ ........................................ 82
資料5
訓練カリキュラムの詳細・応用 .................................. 86
資料6
訓練教材一覧 .................................................. 93
資料7
支援機器・ソフト一覧 .......................................... 94
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本マニュアルについて
本マニュアルは、重度視覚障害者の事務的職種での訓練機会の拡大と就職促進を図
ることを目的に、障害特性や配慮事項、支援機器の整備、設備改修、関係機関との連
携方法といった受入準備において必要になる情報から、就職の可能性を高めるための
企業ニーズを踏まえたより実践的な訓練方法等までを取りまとめています。
重度視覚障害者の受入れを検討している訓練施設は第1から、すでに受入れを行っ
ている訓練施設は第4以降を参考にしてください。
なお、別添のCDには、本文中や資料編に掲載している職業訓練を実施する際に、
当センターで使用している訓練教材等を全て収録していますので、そのまま、あるい
は必要な加工を加えてご活用ください。
重度視覚障害者の受け入れを検討している
第1へ
重度視覚障害者をすでに受け入れている
第4へ
第1 視覚障害と職業上の課題について
1 視覚障害とは
「視覚」の機能には、視力、視野、色覚、光覚があります。
「視力」とは、空間におい
て2点または2線を見分ける能力のことをいいます。
「視野」とは見える範囲のことを
いいます。色の区別をするのが「色覚」、光の刺激に対する感覚を「光覚」といいます。
これらの機能が永続的に低下した状態で、機能の改善が困難であるものが一般的に障害
と呼ばれています。身体障害者福祉法では、このうち視力または視野に障害がある場合
を視覚障害と定めています。通常、複数の症状を抱えていることが多く、個人により見
え方に大きな差異があります。障害等級は1級から6級まであり、1級、2級に該当す
る人を重度視覚障害者といいます。障害特性の詳細については「視覚障害者の職場定着
推進マニュアル」を参照してください。
一般的に視覚障害は、視覚の機能を利用できない「全盲」と、光を感じるなど、何か
しらの保有機能を有する「弱視」または「低視力」に分けられます。職業訓練を実施す
るにあたっては、紙媒体等での文字の読み書きが可能か否かで指導方法が異なります。
本マニュアルでは、支援機器等の利用により、視覚機能を介しての紙媒体等での文字の
読み書きが可能な状態を「弱視」とし、支援機器等の使用によっても、視覚機能を介し
ての紙媒体等での文字の読み書きが困難である状態を「全盲等」と定義します。
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一般的には
視覚の機能を利用できない状態
保有機能を有する状態
全盲
弱視または低視力
本マニュアルでは
支援機器等の使用によっても、
視覚機能を介しての
全盲等
紙媒体等での文字の読み書きが困難
支援機器等の使用により、
視覚機能を介しての
弱視
紙媒体等での文字の読み書きが可能
図1-1 全盲と弱視
2 職業上の課題
(1)移動
自宅から訓練施設等まで通えるかどうかは、視覚障害者を受け入れる上で重要な課
題です。視覚障害者の多くは、歩行訓練を受けることによって、公共交通機関を利用
して単独で移動しています。歩行技術を身に付けた人は、事前に数回の経路の確認を
行うことで、その後は単独で通所するようになります。施設内では、事前に環境認知
のオリエンテーションで、間取り、部屋のレイアウトと同時に移動の手がかりとなる
ものも確認しておくことで、誘導に頼らず単独での移動ができるようになります。
単独での移動が可能であれば、雇用する事業所にとっても不安の解消となります。
初めての場所に移動する時や、迅速な移動が必要な時には、誘導といった支援が必要
になりますが、常時、そのような支援が必要ではないことを事業所に理解してもらう
ことが重要です。周囲の配慮や施設改修によって、さらに安全な移動が可能となりま
す。配慮事項や施設改修、歩行訓練の実施機関については、第2を参照してください。
(2)情報
一般に情報の 80~85%が視覚から得られるといわれ、視覚による情報が不足してい
る視覚障害は、情報の障害ともいわれています。
情報提供には口頭による連絡方法があげられますが、常時マンツーマンの読み上げ
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による支援には限界があり、就職を考える上でも大きな課題です。近年のIT化によ
り情報が電子データ化され、パソコンや支援機器を使用し、電子メールをはじめとし
て口頭によらない情報伝達が可能になり、さらに、自らインターネットにより情報を
入手できるようになりました。このように、情報に関する課題は一定程度解消された
といえますが、重度視覚障害者が就職するためには自身の障害特性に応じた支援機器
や支援ソフトの活用によるパソコン操作技能の習得が必須であり、これらのニーズに
応えることが能開施設の重要な役割となっています。これらの職業訓練の内容や方法
については、第4において説明します。
(3)事業所の重度視覚障害者雇用への理解
視覚障害者の事務的職種での就職は、按摩マッサージ指圧、鍼、灸の「三療」に比
べれば依然として少数となっています。事務的職種は、その職務の多くが紙媒体と結
びついており、雇用経験のない多くの事業所では、重度視覚障害者(特に全盲等の人)
に対してどのような職務が可能かを想定しづらいことが、雇用に結び付かない理由と
して考えられます。
このため、職業訓練により知識・技能を習得するだけでなく、どのような職務に対
応できるかを事業所に対してアピールすることも必要となります。事業所が対応可能
な職務を想定しやすいように、指導者には広く事業所で行われている職務を意識した
より実践的な職業訓練を実施することが求められます。訓練内容については第4を参
照してください。
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第2 職業訓練の開始に向けて
1 先行施設の見学・情報収集
重度視覚障害者の受入れが決まると、できるだけ早く先行施設の見学を行い、使用さ
れている設備・機器、必要となる職員研修、訓練教材、訓練生の募集方法、関係機関と
の連携方法等について情報収集を行うことをおすすめします。
たとえば、研修に関しては、どんな内容の研修を受講する必要があるのか、その研修
はどこで実施されているのかなど、先行施設の指導者が受講された研修内容、受講機関
名、実施時期、費用等、より具体的に研修先の情報を把握すると良いでしょう。
また、訓練開始までの期間に、支援機器等の準備、実習室の整備等、多くの準備が必
要となりますので、時間的制約がある中、効率的に訓練カリキュラムや訓練教材の整備
を進める必要があります。職業訓練を円滑に開始するためには、できるだけ先行施設で
使用しているこれらの提供を依頼すると良いでしょう。
なお、先行施設等については、巻末資料1(p.58)を参照ください。
2 設備改修について
(1)改修箇所等
施設の設備等により異なりますが、
改修箇所としては、
訓練生の行動経路に沿って、
玄関から教室・実習室、そして訓練生が日常使用する食堂やトイレ等までの範囲が挙
げられます。設備改修の具体的な例については、表2-1を参照してください。
なお、
全ての対応が難しい場合については、
『◎』
を付している必須項目のみ改修し、
その他については必要に応じて指導者が支援を行う方法も考えられます。
(2)設備環境面の配慮事項
受入れに当たって設備環境面に配慮すべき点として、次のような内容が挙げられま
す。
・視覚障害者が通常利用する通路に物を置かないように心がける必要があります。
また、カウンターの端等に体をぶつけて怪我をしないように、危険な場所には
クッション材を貼ることも必要です。
・通路全体に点字ブロックを設置することが困難な場合は、実習場の出入口や曲
がり角など、特定のポイントに点字ブロックを設置するだけでも効果が得られ
ます。このような改修を行った場合は、入校当初に施設内での歩行を指導者が
支援することにより、訓練生はスムーズに移動できるようになります。なお、
点字ブロックを設置する際には、車椅子利用者のスムーズな移動を阻害する可
能性もあります。そのため、設置に際しては十分に検討する必要があります。
・点字ブロックが、視覚障害者にとって移動時の最も重要な手がかりですが、テ
ーブルや壁、その他のものでも一定の補完は可能です。施設内、特に訓練室内
でレイアウトの変更がある場合は、その都度訓練生に具体的に説明することが
必要です。
4
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・光が認識できる訓練生は、明るさの状況により作業効率が大きく異なります。
個人により光の感じ方が異なりますので、照明や採光は訓練生と相談を行い、訓
練環境を調整する必要があります。具体的には、次のようなことが挙げられます。
・
「窓はブラインドを下げる。
」
、
「窓側の席は避ける。
」
・
「蛍光灯にシェードをかけて光をやわらかくする。
」
・
「ディスプレイに遮光フード、反射低減フィルムを付ける。
」
・
「デスクスタンドを利用する。
」
表2-1 主な改修箇所と改修内容
改修箇所
玄関・扉
主な改修内容
チャイムの設置(○)
エレベータ 点字表示(○)
段差が事前にわかるようマットを敷く(◎)
通路・階段
各段差には黄色いカラーテープを貼る(◎)
通路に設置された消火器といった物品の設置場所の変更(◎)
点字ブロック(△)
、手すりの設置(△)
、段差はスロープに改装(△)
事務室
出入口のドアを引き戸に改装(△)
直線的に歩行できるよう机などの備品の配置を考慮(◎)
実習室・
更衣室
物品や資料の保管場所の徹底・整理整頓(◎)
窓のブラインド設置(◎)
照度調整(◎)
出入口のドアを引き戸に改装(△)
トイレ
食堂
補助パイプの設置(△)
直線的に歩行できるようテーブルなどの備品の配置を考慮(◎)
注)◎:必須、○:推奨、△:可能なら実施
(3)訓練施設周辺の環境改善
訓練生がより安全に通所するためには、例えば最寄り駅から訓練施設までの点字ブ
ロックの敷設や音響信号の設置等も望まれますが、必ずしも必要ということではあり
ません。多くの重度視覚障害者はこれらの設置等がなされていない環境でも、歩行訓
練により単独で移動しています。
なお、これらの環境改善を行う場合は、能力開発施設だけで対応できるものではあ
りませんので、地元の警察署や国土交通省の各地方整備局などと連携を図ることが必
要となります。
5
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3 職員研修又は各種講習を実施している機関・施設について
(1)職業能力開発総合大学校
指導者が視覚障害者の職業訓練を担当するためには、障害特性や指導方法の理解、
点字の知識、職業訓練に必須な支援機器等の知識・技能が必要となります。
これらについて、総括的な研修を実施している機関・施設は残念ながら少ないとい
えます。こうした状況の中、職業能力開発総合大学校では、視覚障害者就労生涯学習
支援センターなどの協力を得て、全国の視覚障害者の職業訓練に携わる指導者を対象
に「視覚障害者に対する職業訓練指導員研修」を実施しています。対象者は、都道府
県が研修の受講を必要と認めた人で、障害者校のほか民間で障害者の能力開発を行う
施設や障害者の態様に応じた多様な委託訓練受託先の担当者も対象としています。な
お、
問い合わせについては都道府県職業能力開発主幹部(局)を通じて行ってください。
研修内容については、表2-2を参照してください。
表2-2 職業能力開発総合大学校指導員研修の具体例
コース名
研修のねらい
重度視覚障害者の理解と 重度視覚障害者の職業訓練を実施する上で必
職業能力開発
要な基本的知識を習得する。
実施時期
7 月頃
重度視覚障害者がパソコンを活用して事務作
重度視覚障害者のための
職業能力開発技法
業を行うために必要な技能(画面読み上げソフ
トやキー操作によるオフィスソフト活用)の指
8 月頃
導技法を習得する。
(指導技法の習得に特化した研修内容)
重度視覚障害者の職業訓練実施状況と就職状
重度視覚障害者の
職業訓練と就労支援
況及び関係支援機関等の業務について理解し、
重度視覚障害者の就職を可能にするための支
援手法を習得するとともに職域を開発・拡大す
るための方策を検討する。
重度視覚障害者の職業訓練を新たに実施する
重度視覚障害者
指導者研修
(フォローアップ研修)
ため、訓練用機器等を整備した訓練施設におい
て、指導者が、整備した機器等を活用するため
に必要な知識・技能を習得する。
(研修を必要とする訓練施設の要望に応じた
内容の研修を企画し、現地にて研修を実施)
6
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1 月頃
(2)視覚障害者情報提供施設(点字図書館)
各地の視覚障害者情報提供施設では、IT指導員の資質向上を図ることを目的とし
て「情報機器等の支援者講習会」を、福祉・教育・医療・研究機関等の職員(事務・
庶務関係職員も含む)を対象に「視覚障害リハビリテーション基礎講習会」をそれぞ
れ開催しています。
「情報機器等の支援者講習会」については、ボランティア養成のた
めの講習が無料で実施されていますが、それ以外の人を有料で受け入れている施設も
あります。これらの情報は、社会福祉法人「日本盲人社会福祉施設協議会」
、NPO 法人
「全国視覚障害者情報提供施設協会」
(全視情協)等の Web サイトで検索できます。
なお、これらの施設では視覚障害者向けの定期刊行物の発行を行っているところも
ありますので、訓練生から各種図書情報の収集方法等について相談を受けた際に対応
できるよう、事前にサービス内容を確認しておくと良いでしょう。
(3)その他
視覚障害者特別支援学校(盲学校)においては、教員の専門性が特に重要であるた
め、各学校における研究・研修活動、各都道府県・地区等の盲学校教育・視覚障害教
育の研究会、
各教科の研究会等が主催する研究・研修活動が活発に展開されています。
指導者に対する研修を実施する施設ではありませんが、視覚障害に関する高い専門性
を有する教育機関ですので、職業訓練の実施にあたり協力をお願いできれば、非常に
心強い連携機関となるでしょう。
また、筑波技術大学の障害者高等教育研究支援センターは、視覚・聴覚障害者に対
する教育方法等のシンクタンクの役割を担っています。同センターでは、視覚・聴覚
障害者が在学する全国の大学等に対して、適切な相談支援を実施するとともに、障害
者支援研究部では、各種講習会、講演会の開催やボランティアの養成等の事業を行な
っていますので、必要に応じて協力を要請すると良いでしょう。
以上、3(1)から(3)までに掲げた機関・施設等を表2-3にまとめましたので、
参照してください。
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研究機関
視覚障害者支援機関・団体
養成等機関
職業訓練指導員
機関名
研究支援センター
筑波技術大学障害者高等教育
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視覚・聴覚障害者が在学する大学等
IT 指導に携わるボランティア等
(点字図書館)
視覚・聴覚障害者に対する教育方法等
可能な講習会あり。詳細は実施機関に確認。
※ボランティア活動による IT 支援目的でなくても、参加
その他情報機器の操作方法、視覚障害者への対応
IT 指導員、
視覚障害者情報提供施設
OS の操作方法、画面読み上げソフトとアプリケーショ
(アイマスクによる体験)
。
視覚障害者への接し方の基本について、講義および実技
の初歩からの基本的な知識、
視覚障害・視覚障害福祉・視覚障害リハビリテーション
発の一般研修を実施。
その他各障害(精神・発達・知的)にかかる職業能力開
関連支援技術・訓練法・作業環境整備等。
重度視覚障害者の職業訓練に必要な障害特性の理解・IT
講習・研修の内容
ンソフト(Word、Excel)の操作方法、
(事務・庶務関係職員等含む)
盲学校等教育機関、福祉機関等職員
視覚障害等障害・福祉関係機関、
訓練指導員等
全国の障害者職業能力開発校等の
対象者
日本盲人社会福祉施設協議会、 地域の視覚障害者情報提供施設の
日本ライトハウス養成部
日本盲人職能開発センター、
職業能力開発総合大学校
実施機関
表2-3 研修および情報収集機関
4 支援機器等の情報収集
視覚障害者を担当する指導者にとって、支援機器・ソフトの知識は欠かせません。ま
た、技術革新の進展も速いことから、これらの製造・販売を行っている企業の製品情報
を収集しておく必要があります。視覚障害者用の支援機器等の製造・販売を専門に行っ
ている企業は国内だけでも 60 数社あり、Web サイトで検索ができます。各企業の Web サ
イトには、視覚障害者関連のサイトが数多くリンクされていますので、視覚障害者関連
の情報を収集する際にも便利です。
5 支援機器・ソフトについて
近年、情報通信技術の進展により視覚障害者、特に全盲等の人の文字処理能力が向上
し、電子化された情報であれば、支援機器やソフトを活用して点字や音声に変換して、
独力で「読む」ことができる人が多くなっています。障害の状況に応じて、支援機器や
ソフトを活用することにより、視覚障害者は「できる」幅が広がり、職務を効率的に遂
行できるようになりました。視覚障害者は、これらの支援機器・ソフトを活用して職業
訓練を受講することにより、プログラム開発からシステム管理、そして一般事務といっ
たより幅広い職域での就職が可能となります。
ここでは、事務職での就職に向けた職業訓練に必要な支援機器・ソフトの中から、当
センターで使用している代表的なものを紹介します。
(1)支援機器
現在では、各メーカーにおいて各種の支援機器が開発されています。障害の状況や
訓練内容に合わせて、これらの支援機器を必要に応じて組み合わせて使用することに
より、高い訓練効果を得ることができます。
重度視覚障害者が使用している支援機器を以下により紹介しますが、写真は市販さ
れている支援機器の一例です。
イ 拡大読書器
弱視の人のために、ズーム式のカメラで本や
書類を写し、
モニタ画面に拡大表示する装置で、
写真2-1は卓上型の拡大読書器ですが、持ち
運びが容易な携帯型の拡大読書器もあります。
「読む」ためだけでなく、文字等を「書く」際
にも使用されています。
拡大倍率は2~40 倍程度で任意に設定す
ることができ、白黒・カラー表示、白黒反転機
能、
コントラスト強調機能、
オートフォーカス、
画面上に縦・横のラインの設定、周囲の文字を
隠したマスキング設定といった機能があります。
網膜色素変性症、糖尿病網膜症、白内障に起
因する視覚障害の場合、まぶしさを強く感じる
写真2-1 卓上型拡大読書器
人が多く、このような場合は黒地に白文字という白黒反転機能によってまぶしさを軽
9
-9-
減することで文字が見やすくなります。
また、コントラスト強調機能によって、淡い色の文字でもはっきり見ることができ
るようになります。
ロ 点字ディスプレイ
点字ディスプレイは、画面の情報、テキスト・データ、点字データ等をリアルタイム
に点字として表示する機器で、パソコンの操作やデータの入力を点字ディスプレイの
点字入力キーを使って行うこともでき、
主に点字を使用する全盲等の人が利用します。
ディスプレイは1行 40 文字程度で、
点字対応の画面読み上げソフトが出力した情報を
点字で表現します。
写真2-2 点字ディスプレイ
写真2-3 点字ディスプレイ表示面
ハ 点図ディスプレイ
文書のレイアウトや図表の作成等、点字や音
声だけでは表現できない図形情報を点図の形で
表示する機器です。訓練生は、一方の手でディ
スプレイ画面を触りながら、カーソル操作を行
うことにより、図形情報をより深く理解するこ
とができます。表示部は高速にリフレッシュで
きるので、スクロールや拡大・縮小等の操作も
できます。
写真2-4 点図ディスプレイ
写真2-5 点図ディスプレイの使用例
10
-10-
写真2-6 点図ディスプレイ表示面
ニ レーズライター
訓練生への説明の際、文字や図形を書いて理解を深めてもらう必要があるときに使
用する筆記用具セットです。クリップボードのような外見をしていますが、プラスチ
ック板の上に薄いゴムが貼り付けてありま
す。使用する際には、特殊なセロファンを
上部の紙おさえで固定し、ボールペンを使
ってセロファンに文字や図形を書き込みま
す。通常は凹状に残る筆跡が凸状となって
浮き上がり、視覚障害者は触覚を使い、書
かれた内容を確認することができます。な
お、セロファンの上にケント紙をのせ、ボ
ールペンを使って、図形等が書けるセット
写真2-7 レーズライター
もあります。
ホ 音声電卓
ボタンを押すと、数字や演算記号を読み上
げる電卓です。
写真2-8 音声電卓
へ 立体コピー機
点字原稿、印刷物、手書き資料等を立体的にコピーできる機器です。立体コピー専
用の用紙を使用しますが、黒いトナー部分
の紙表面が浮き上がりますので、地図やグ
ラフなど図形情報の資料を複数枚コピーす
る際に有用です。
写真2-9 立体コピー機
写真2-10 立体コピー例
11
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ト 点字プリンタ
パソコンを使って入力したデータを点字
用紙に点字で出力するプリンタです。点字
プリンタは、出力の際にやや騒音が出るた
め、防音キャビネットを活用すると良いで
しょう。なお、この機器は、主に指導者が
訓練教材の作成で使用しますが、訓練生が
点字出版社等に就職が内定した場合は、就
職後に想定される職務内容に合わせて、こ
の機器の操作訓練を行うと良いでしょう。
写真2-11 点字プリンタ
(2)支援ソフト
現在では、各メーカーにおいて各種の支援ソフトが開発され、市販されています。
障害の状況や訓練内容に合わせて、これらのソフトを使用することにより、高い訓練
効果を得ることができます。
重度視覚障害者が使用している支援ソフトの例を以下により紹介します。
イ 画面読み上げソフト
重度視覚障害者の多くは、パソコンの画面情報を視覚的に得ることが困難なため、
パソコンの画面情報を音声で読み上げさせながら、その操作をします。パソコンの画
面情報を音声で読み上げさせるソフトが「画面読み上げソフト」です。画面読み上げ
、
「XP Reader」等があります。
ソフトの例として、
「Focus Talk」
、
「JAWS」
、
「PC-Talker」
また、インターネット閲覧に特化した音声ブラウザもあります。
パソコンに画面読み上げソフトをインストールすることにより、重度視覚障害者は、
パソコンの操作が可能になります。ファイルのオープンやクローズ、メニューやダイ
アログ項目、アプリケーションが表示するメッセージ、漢字や文字種の違い、入力内
容やデータ等、画面上のさまざまな情報を、画面読み上げソフトにより音声化するこ
とができます。
また、文書処理ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、電子メールソ
フト、ウェブブラウザ、グループウェアにも対応が可能ですが、画面読み上げソフト
ごとに、読み上げ対応可能なアプリケーションソフトは異なります。特定のアプリケ
ーションソフトについて、A社の画面読み
上げソフトでは画面情報を音声化できても、
B社の画面読み上げソフトでは、全く音声
化できないといった状況は多くあります。
画面読み上げソフトの対応アプリケーショ
ンソフト情報は、各 Web サイト(資料6参
照)等にも掲載されています。読み上げに
ついての不安をなくすためにも、対応アプ
リケーションソフトを使用した職業訓練の
12
-12-
写真2-12 画面読み上げソフト
実施をおすすめします。
ロ 画面拡大ソフト
パソコンの画面の一部または全体を拡大して表示するためのアプリケーションソフ
トです。拡大倍率は、2倍から 36 倍程度に
設定することができます。また、色の反転
表示機能も有しており、白地に黒文字が見
にくい場合に有効です。
画面拡大ソフトの例として、
「Zoom Text」
や「MAGIC」があります。また、Windows に
はユーティリティソフト「拡大鏡」が標準
装備されています。OS のバージョンアップ
により、拡大倍率が向上(Windows Vista
および Windows 7 では、最大拡大倍率 16
倍)し、特定の範囲のみの拡大表示だけで
なく、全画面の拡大も選択可能になりまし
た。また、拡大倍率の変更がショートカッ
トキーで可能になるなど、操作性も向上し
写真2-13 画面拡大ソフト使用例
てきています。
ハ 点訳ソフト
点訳ソフトには、点字または仮名文字を用いて点字データを作成する「点字エディ
タ」と、漢字仮名交じり文を点字に変換する「自動点訳ソフト」があります。
「点字エディタ」は、点字の形を知らなくても、キーボードから文字を打ち込めば、
点字データに変換できるソフトです。画面には仮名文字及び点字が表示され、一般の
テキストエディタの持つ機能の多くをサポートしていますので、極めて能率的に点字
の入力や編集ができます。点字の訓練教材や資料を作成する際に有効です。
「自動点訳ソフト」は、漢字仮名交じり文を仮名あるいは点字に自動的に変換する
ソフトです。100%正しく変換されるわけで
はありませんが、かなり正確に変換されます。
修正が必要な場合は、点字エディタを使用し
ます。ソフトの例としては、「EXTRA」があ
ります。
なお、点字ディスプレイ「ブレイルメモ」
の付属ソフトには、簡易的な自動点訳ソフト
が含まれています。ただし、漢字仮名交じり
写真2-14 点訳ソフト
文を直接点字に変換するため、仮名での編集はできません。
ニ OCRソフト
活字をスキャナで読み込み、文字情報を電子データに変換するソフトです。電子化
13
-13-
された文字情報は、画面読み上げソフトを使用することにより、音声読み上げが可能
になります。
ただし、印刷物の文字の具合やスキャナ読み込み精度によって、電子化された文字
情報の精度が異なりますので、正確な読み込みが行われているかは注意が必要です。
また、最近の書籍は、視覚的効果を狙って吹き出しや図などが多用されています。O
CRソフトでは、こういった紙面のレイアウトを常に正確に認識することは困難です。
OCRソフトについては、一定程度の文字の誤認識があるため、これを活用して、
単純なレイアウトの文書に関してその概略を理解し、より正確な把握が必要な部分に
ついては、視覚的な確認をするといった使い分けが必要になってくるでしょう。その
ため、全盲等の人の場合には、正確な把握が必要な時は、周囲の支援(目視)による
対応が求められます。
また、弱視の人でも、目の負担を考え、上記のようにOCRソフトを利用して、音
声読み上げにより概略を把握し、必要な部分のみ目視による確認をする、といった使
い方をしてもいいでしょう。ただし、複雑
なレイアウトであったり、紙面が汚れてい
たり、かすれているといった場合には、読
み込みがうまくいかず、概略の把握も困難
なこともあります。
なお、使用する機器やソフトにより必要
な動作環境が異なりますので、既存のパソ
コンとの対応状況を事前に確認する必要が
写真2-15 OCRソフト
あります。
(3)使用機器・ソフトの設定・調整について
イ 支援機器・ソフトの利用区分
障害の状況によって、使用する支援機器等や訓練教材は異なります。全盲等の人は、
文字情報を聴覚、あるいは触覚により得ることができます。また、弱視の人は、文字
を拡大することで情報を得ることができます。
訓練場面では、全盲等の人は画面読み上げソフトを使用します。弱視の場合、拡大
読書器や画面拡大ソフトを使用すると同時に、これを補完するため、画面読み上げソ
フトを併用することもあります。このように支援機器・ソフトの活用に当たっては、
障害の状況や訓練状況を考慮する必要があります。主な支援機器・ソフトの利用区分
は表2-4のとおりです。
14
-14-
表2-4 支援機器・ソフトの利用区分
利用区分
支援機器・ソフトの種類
全盲等
弱視
拡大読書器
支援機器
○
点字ディスプレイ
○
点図ディスプレイ
○
レーズライター
○
音声電卓
○
○
立体コピー機
○
点字プリンタ
○
画面読み上げソフト
支援ソフト
教材作成
○
○
画面拡大ソフト
○
点訳ソフト
○
OCRソフト
○
○
○
ロ 支援ソフトの対応状況
インストールしようとする支援ソフトは、OS によって正しく機能しない場合があり
ます。使用しているパソコンの OS やその他の状況を確認のうえ、支援ソフトを選択す
ることをおすすめします。
先に紹介した画面読み上げソフト・画面拡大ソフトを使用する場合は、その対応 OS
は Microsoft Windows となっています。ただし、その中でもバージョンごとに対応状
況は異なります。その対応状況を表2-5に示しますので、参考にしてください。
表2-5 Windows と代表的な画面読み上げソフト・画面拡大ソフトの対応状況
Windows
Windows
Windows
Windows
2000
XP
Vista
7
Ver2.0
×
○
○
×
V3
×
×
◎
◎
V3 for Braille
×
×
◎
◎
Ver10.0
×
○
○
○
XP5
×
○
×
×
VistaⅡ
×
×
○
×
7Ⅱ
×
×
×
◎
XPReader(95reader)
Ver.6.0
○
○
×
×
画面拡大
ZoomText
9.1 Magnifier
○
◎
◎
◎
ソフト
Magic
Ver11.0
×
○
○
×
ソフト名
FocusTalk
画面読み上げ
JAWS
ソフト
PC-Talker
バージョン
(◎64bit も対応 ○32bit 対応 ×未対応)
15
-15-
ハ 訓練用パソコンのネットワーク化と支援ソフト
情報通信技術の進展に伴い、事業所などではネットワーク環境を構築し、業務の効
率化を図ってきています。訓練生が事業所に就職した際は、まずネットワーク環境に
慣れて仕事をすることになります。そのため、訓練場面でも訓練用パソコン端末のネ
ットワーク化を図り、より就労場面に近づけたネットワーク環境を実習室内に構築す
ることが、訓練生の就職促進や定着につながります。時間割やスケジュールの管理、
設備予約等をグループウェアソフトにより行うことで、訓練生のネットワーク活用の
習熟が高まります。また、就職支援に係る求人情報や事業所情報等の訓練生への周知
にも有効活用できます。
ここでは、グループウェアソフトと支援ソフトとの対応例について表2-6に示し
ます。
表2-6 グループウェアと支援ソフトとの対応例(H22/11 月現在)
画面拡大
画面読み上げソフト
グループウェアの
種類
ソフト
XP Reader
Focus Talk
JAWS
PC-Talker
(95Reader
ZoomText
ver.6.0)
Lotus Note
(日本 IBM)
×
○
×
×
○
(未確認)
○
(未確認)
×
○
TeamWARE
Office TM
(富士通)
Microsoft
Outlook
2003 までなら
(未確認)
○
○
(マイクロソフト)
サイボウズ
(Cybozu)
Destnet’s
(ネオジャパン)
○
○
(一部制限有)
○
○
○
○
○
(未確認)
○
(一部制限有)
○
○
○
6 関係機関との支援ネットワークの構築
視覚障害者の職業訓練を開始するためには、職業訓練の実施だけでなく生活支援や就
職支援等も必要になります。これら全ての支援を訓練施設だけで実施することは難しく、
地域で視覚障害者を対象に支援・サービスを実施している関係機関と連携体制を構築し、
16
-16-
職業訓練の開始に備えることが大切です。
そのため、関係機関に参加を求め職業訓練の開始に向けた連絡会議の開催や既に地域
で連絡会議等が開催されている場合については参加させてもらうことをとおして、支援
ネットワークを構築していくことが有効と考えられます。
(1)各機関のサービス内容
ここでは、地元で視覚障害者に支援・サービスを実施している主な機関等とそのサ
ービス概要について表2-7に紹介します。
表2-7 各機関のサービス内容
機関名
特別支援学校
(盲学校)
自治体の
社会福祉担当課
サービス概要
学校教育および職業教育(理療等)
、教育相談および指導など
生活面における相談、支援サービス
視覚障害者の相談、援護および指導、
社会福祉協議会
点字図書館などの情報提供施設の設置、更正援護、
ガイドヘルパー派遣事業、ボランティア養成事業など
求職手続(求職申込み、職業相談、職業紹介)
、
ハローワーク
就労支援チームによる個別支援、雇用保険手続、人材紹介、
雇用保険の適用、助成金・給付金の支給、雇用管理サービスなど
地域障害者
職業センター
障害者就業・
生活支援センター
職業リハビリテーションの実施・助言・援助等、
職業評価・職業指導、職業準備支援、ジョブコーチ支援など
障害者への個別相談・指導・援助等、
職業準備訓練および職場実習の斡旋、就職後の定着支援など
(視覚障害者を中心とした支援センターは少ない。
)
(2)訓練生の募集に係る連携
労働局またはハローワーク、特別支援学校、各自治体の社会福祉担当課等関係機関
との連携を図り、職業訓練へのニーズ、各機関の利用者数と障害状況等、視覚障害者
の現況を把握すると共に、
各機関に訓練生の確保への協力依頼をすることが重要です。
訓練生を確保する上で、連絡会議等を通して各関係機関等に依頼をすると共に、直
接訪問し、募集要項等を配布するのも効果的です。特に、ハローワーク、地域障害者
職業センター、社会福祉協議会、特別支援学校等には積極的に依頼する必要がありま
す。募集要項は印刷物だけでなく、視覚障害者に直接情報が伝わるよう点字訳や電子
データも併せて作成し、配布することをおすすめします。
17
-17-
また、各自治体の社会福祉担当課や社会福祉協議会等では定期刊行物を配布してお
り、訓練内容や募集内容などの記事掲載を依頼することも効果的です。
募集活動に際しては、募集期間、訓練内容、訓練期間などできるだけ具体的な情報
を早めに決めて、情報提供を行うことが必要です。障害の程度(例えば、重度視覚障
害者(身体障害者手帳1・2級)
)
、募集スケジュール、訓練定員、訓練時期、訓練内
容等を決めて、広報の段階から明記しておく必要があります。また、訓練内容につい
ては、どんな内容に重点を置いて職業訓練を実施するのか、主な訓練内容(例えば、
Windows の基本、タッチタイピング、支援機器の習熟等)を明記することも重要です。
(3)機能訓練(生活訓練)に係る連携
職業訓練を受講する前提として、日常生活動作等が習得されていることが欠かせま
せん。しかしながら、特に中途障害者の中には日常生活動作等を十分に習得しないま
ま職業訓練を受講する訓練生もいます。その際は、職業訓練と並行して機能訓練(生
活訓練)を実施する必要があります。
機能訓練(生活訓練)には、主として歩行、コミュニケーション(点字訓練、パソ
コン訓練等)
、
日常生活動作の訓練があります。
これらの訓練を提供する施設としては、
視覚障害者更生施設、身体障害者福祉センター、障害者生活支援センター、視覚障害
者情報提供施設
(点字図書館)
、
そして当事者団体である視覚障害者協会等があります。
この中には、職員が視覚障害者の自宅へ出向き、歩行訓練や日常生活訓練を提供して
いる施設もあります。
このような各地域での社会資源を活用して、通勤を考慮した歩行訓練、身の回りの
日常生活動作の訓練等を行うことは、視覚障害者が職業訓練を受講する際にも、また
就職活動をする際にも必要です。
指導者が障害特性の理解を深めるためにも、これらの社会資源についての名称や連
絡先、サービス内容等、意識的に情報を収集しておく必要があるとともに、職業訓練
を行う上で必要なときには、これらの関係機関との連携により支援を行う必要があり
ます。
18
-18-
第3
円滑な職業訓練実施のために
1 入所時における留意事項
円滑な職業訓練の実施のため、入所時において以下の点に留意すべきでしょう。
(1)移動能力の確認(訓練施設等までの通所)
(2)作業環境の確認
(3)障害状況の確認
(4)障害原因の確認
(5)医学的留意事項の確認
(6)基礎学力の確認
(1)移動能力の確認(訓練施設等までの通所)
就職を考えた場合には、単独で移動可能であることが好ましいでしょう。
既述のとおり、多くの視覚障害者は歩行訓練を受けているため、公共交通機関を利
用して単独移動することは可能であり、そのような場合には、事前に数回の経路の確
認を行い、安全を確認すれば、その後は、1 人で通うことができます。安全に通所す
ることが最優先されるべきことなので、歩行訓練士による歩行訓練の有無、白杖の使
用状況を確認し、必要に応じ、第2の6(3)
「機能訓練(生活訓練)に係る連携」
(p.18)
でも述べたように関係機関と連携して、歩行訓練についての情報提供をすべきでしょ
う。
(2)作業環境の確認
入所後(入所試験を実施する場合には試験時)の作業環境を調整するために、事前
に以下の点について確認し、必要な機器やソフトを準備する必要があります。
・文字拡大により、視覚的にその読み書きができるか(例えば、拡大コピーの利用)
・拡大読書器やルーペの使用により、視覚的に文字の読み書きができるか
・パソコンを使用した経験があるか
・どのような支援機器・支援ソフトを使用しているか
・点字の対応は可能か
・その他の配慮事項
これらは申請書類が自筆か否かも重要な手がかりになります。訓練生から特定の支
援機器等による職業訓練の実施について要望が出されることもありますが、準備でき
る機器やソフトは、各施設により限界があるため、その場合には事情を説明し、個別
に対処方法を検討する必要があります。
また、入所試験を実施する場合には、どのような媒体で試験を実施するかによって、
別途、作業環境や時間の調整が必要です。
19
-19-
(3)障害状況の確認
全盲等の人であっても、明暗が認識できる、人のシルエット程度ならば認識できる、
といったように見え方はそれぞれで全く異なります。状況を把握するために以下の点
を確認すべきでしょう。
・光を認識できるか
・具体的にどのように見えているか(視力)
(1m程度の距離で … 明暗がわかる・輪郭がわかる・人の顔立ちがわかる)
・どの範囲で見えているか(視野)
(中心しか見えない・周辺しか見えない・一部が欠けている)
・普段でもまぶしさを強く感じるか
・夜盲(暗いところでは視力が著しく衰える症状)があるか
・補助具は使っているか(遮光眼鏡を使用している、机に黒い布を敷いている等)
見え方によって、環境設定、支援の程度も変わってくるので、具体的に把握すべき
でしょう。
普段でも
ディスプレイのかさ上げ
→拡大読書器と高さを合わせ、
目線の移動を抑える
まぶしさ
を強く感
じている
場合は、
窓側から
離れた座
席を準備
机に黒い布を敷く
→光の反射を抑える
するとい
った配慮
が必要になります。
図3-1 環境設定の一例
(4)障害原因の確認
障害原因により障害の進行状況も大きく異なります。進行性か否かによって、訓練
内容や支援機器・ソフトも異なってくるため、
以下の点について確認すべきでしょう。
・障害原因(身体障害者手帳や健康診断書からも確認できる)
・これまでの障害の進行状況
・今後予想される状況
(5)医学的留意事項の確認
継続的な職業訓練の実施にあたって問題がないか確認するため、健康上の配慮事項
をはじめ、以下の点について確認すべきでしょう。
20
-20-
・服薬の状況(服薬管理ができているか)
・通院の状況(頻度、訓練への影響)
・疾病(糖尿病等)に関わる体調管理の状況
・他の障害の有無
・既往歴
・健康上の配慮事項
糖尿病による視覚障害の場合、疲れやすく、身体面への配慮が必要になってくるこ
ともあります。継続的な職業訓練の実施にあたって大きな影響を及ぼす場合もあるた
め、視覚の状況のほかに配慮すべき内容がないか、あらかじめ把握する必要がありま
す。
(6)基礎学力の確認
職業訓練においては、Excel による作表や Word によるビジネス文書作成といった内
容を実施していくため、円滑な訓練実施のためには、以下の内容を習得していること
が望まれます。
・基本的な算数の知識(割合や百分率の理解)
・漢字力(同音異義語の理解)
2 入所後の配慮事項
円滑な職業訓練の実施のため、入所後において以下の点に留意すべきでしょう。
(1)オリエンテーションの進め方
(2)訓練環境の整備および変更の周知
(3)配慮事項の確認
(1)オリエンテーションの進め方
オリエンテーションでは、他の訓練生と説明する内容は同様です。他の訓練生と一
緒に実施しても問題ありませんが、以下の点について配慮が必要です。
【オリエンテーションにあたっての配慮事項】
・オリエンテーション資料の事前提供、および事前確認の依頼
・必要があれば、別途、説明の時間を設定
… オリエンテーション時に「資料にあるように~」といった説明をした場合
・用紙への記入が必要な場合は、オリエンテーション後に別途対応
21
-21-
・職員の同行による所内の場所確認
… 手すりや点字ブロック、壁の切れ目、物の位置を基準に場所を確認
(点字ブロックがなくても、他に手がかりとなるものがあれば移動は可能)
実習場外:トイレ、休憩室、玄関、健康管理室(保健室)
、喫煙所、売店、食堂、
玄関から実習場までの経路 のほか本人の要望に応じて
実習場内:実習場内の通路、自席、指導員席 のほか本人の要望に応じて
※トイレについては…
同性の指導者が同行し、個室、流しの配置、洋式・和式の違いと
その向き、流しボタン、トイレットペーパーの位置を確認
※昼食については…
食堂を利用する場合、その場所の確認だけでなく、対応方法についても確認(必
要に応じて事前に食堂職員にも支援の依頼・連絡)
昼食を各自で準備し、休憩室といった特定の場所を利用する場合、その場所や
室内備品の配置を確認(食事の対応は単独で概ね可能)
(2)訓練環境の整備および変更の周知
前述のとおり、視覚障害者が利用する通路には、物品を置かないようにし、レイア
ウト変更時や工事等で使用不可の設備がある場合には速やかに連絡すべきでしょう。
(3)配慮事項の確認
入所時に配慮事項はすでに確認していますが、状況の変化により、新たに配慮すべ
き内容があるかもしれません。要望があれば申し出るよう事前に周知して、必要に応
じて声かけしていくのが望ましいでしょう。要望についてはできる範囲で対応し、対
応が難しい場合には、その都度説明をすべきでしょう。
22
-22-
第4
職業訓練の実施
1 職業訓練の内容
重度視覚障害者の事務職での就職を目指した職業訓練において実施すべき内容は、以
下の3点から構成されます。
(1)支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
(2)アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
(3)事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
(1)支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
事務職として勤務されている重度視覚障害者は、パソコンを活用してその業務のほ
とんどを行っています。そのため、就職にあたって必要とされる知識・技能の習得に
は、
パソコンを利用するための基本的操作の習得がその前提となります。
具体的には、
Windows の基本的な操作、タッチタイピング(文字入力・変換を含む)や支援機器・
ソフトの利用といった内容を習得することが求められます。
イ Windows の基本的な操作
視覚の状態によっては、重度視覚障害者であってもマウスによるパソコン操作が可
能な訓練生もいますが、視力低下の懸念がある場合が多く、また、マウスポインタを
追うことで目の疲労にもつながることから、マウスではなく、キーボードによるパソ
コンの基本的な操作を習得しておいた方が、訓練生の将来を考えた場合には有益です。
全盲等の人だけでなく、弱視の人でもキーボードによる操作を習得すべきでしょう。
第 2 で挙げている支援ソフトの対応 OS は Windows であるため、その操作の習得が求め
られます。
また、Windows をはじめとするパソコンの各種設定は、キーボード操作をスムーズ
に行うため、それに合った設定変更が必要になってきます。これらの設定は、複雑な
手順となることが多く、訓練生のパソコンスキルが把握できない段階では、これらの
設定を訓練生が実施することによりかなりの負荷がかかる場合もあるため、訓練開始
時については、指導者があらかじめ行っておくべきでしょう。訓練生がパソコン操作
に慣れてきた段階で、Windows をはじめとするパソコンの設定に関する指導を実施す
ることにより、段階的に理解することができ、混乱を避けることにつながります。
ロ タッチタイピング(文字入力・変換を含む)
全盲等の人の場合には当然ですが、弱視の人であっても、文字入力・変換を含め、
確実なタッチタイピングの習得を図るべきでしょう。タッチタイピングを習得してい
ないと、誤入力による操作ミスの頻発も予想され、そのような状況では、次のステッ
プでの訓練内容も円滑に進めていくことが難しくなります。指導者は、その習得がそ
の後の技能習得の基礎となるとの認識のもと、訓練生がその必要性を感じていない場
23
-23-
合には、説明や相談を通じてその理解を図り、タッチタイピングを習得できるような
訓練内容を設定すべきでしょう。
訓練施設の入所前に一定の期間があり、タッチタイピングを習得していないことが
あらかじめわかっている場合には、音声付きタイピングソフト(オトタイプ・フリー
ソフト)の情報提供を通じて、入所前に練習を促しても良いでしょう。こうすること
で、よりスムーズな職業訓練の実施が可能となります。
なお、
「オトタイプ・フリーソフト」については、以下を参照してください。
http://tfusvsun.tfu.ac.jp/mko/zemi4nen/t_onsei.html
ハ 支援機器・ソフトの利用
重度視覚障害者の場合、支援機器・ソフトを利用せずにパソコンの操作をすること
はできません(一部の例外を除き)
。そのため、Windows の基本的な操作と支援機器・
ソフトの利用については、どちらか一方のみを指導するということが難しい場合が多
く、これらについては一体的に指導していく必要があります。
特にパソコンの経験のない(あるいは少ない)訓練生には、より多くの訓練時間を
費やし、また、はじめから多くの情報を提供せず、複数の支援機器・ソフトの中から
パソコンを操作するために最低限必要な組み合わせで指導を始め、必要に応じて使用
する支援機器・ソフトの種類を増やしていくべきでしょう。
上記のイと同様に、各種設定についても訓練生の状況に応じてはじめは指導者が行
い、訓練生が操作に慣れた段階で、これらの設定に関しての指導を実施していくこと
が好ましいでしょう。
このとき、全盲等と弱視という区分だけでなく、弱視の人の中でも見え方は個々に
異なるので、パソコン経験の有無も加味して、個々の訓練生に応じた対応が必要にな
ります。
(2)アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
重度視覚障害者の事務職での就職において求められるスキルは、以下のものが挙げ
られます。
【求められるスキル】
・Excel によるデータ加工
・ビジネスメールへの対応
・インターネットへの対応
・Word による文書作成
例えば、メールにおいてはその操作方法の習得が必要であると同時に、その文章表
現等付随して必要とされる知識・技能の習得が求められる場合もありますので、この
ことを踏まえて指導を行う必要があります。
(3)事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
事務職での就職を目指す重度視覚障害者にとって、上記(1)や(2)は重要な内
容ですが、より就職の可能性を高めていくためには、これらに加えて事業所ニーズに
24
-24-
即した実践的な技能の習得が必要でしょう。
重度視覚障害者については事務職として雇い入れている事業所は少なく、雇用経験
のない事業所にとっては対応可能な職務を想定することが難しいという現実がありま
す。しかし、重度視覚障害者が事業所ニーズに即した実践的な技能を習得し、事業所
に対して職務への具体的な対応力をアピールすることができれば、職務内容の検討を
含めた、採用について踏み込んだ検討を促すことにもつながるでしょう。
これらを実現するためには、重度視覚障害者が雇用されている事業所への訪問等を
通じて、多くの事業所で一般的に行われる職務内容のうち、職業訓練の実施により重
度視覚障害者が習得可能な職務内容の把握に努め、それらを訓練カリキュラムに盛り
込むことが必要となります。
なお、当センターが事業所訪問により収集した重度視覚障害者が従事している職務
内容を「参考・重度視覚障害者が従事可能な職務内容について」
(p.26)に取り纏め
ましたので、参考にして下さい。
職
業
訓
練
の
内
容
事業所ニーズを
踏まえた
実践的な技能の習得
職務の具体的な対応力を
アピールできる
+
アプリケーションソフト
利用にあたって
必要な知識・技能の習得
事業所は対応可能な職務を
イメージしやすくなる
+
支援機器・ソフトを
利用した基本的な
パソコン操作の習得
就労可能性の向上
図4-1 職業訓練の内容と就労可能性の向上
25
-25-
参考・重度視覚障害者が従事可能な職務内容について
当センターでの重度視覚障害者の就職状況は、他の障害群と比べてもとりわけ深刻でした。そ
こで、新たな訓練カリキュラムの作成のため、重度視覚障害者を事務職として受け入れている事
業所を訪問し、実際に従事している職務を聴取し、職業訓練として実施可能な内容を精査しまし
た。事業所訪問(3 社)により、重度視覚障害者が現在従事している、あるいはかつて従事して
いた職務内容は以下のとおりです。
【情報通信会社の総務・人事部に所属するAさん】
中途採用に係る業務を総合的に行いつつ、それに付随する以下の事務処理を担当
・応募者ごとの管理表の作成(Excel による作成)
・Web での適性テストのデータ出力、合否判定(Excel による作成)
・応募者との連絡(電話・メール)
【製薬会社の総務・人事グループに所属するBさん】
給与に関わるデータ集計や人事データ更新等を主に担当
・給与データ(700 名分)の集計(Excel による作成、メールによるデータの授受)
・組合費データの集計(Excel による作成)
・残業データの集計(Excel による作成)
・人事データベースの更新(Access による更新、駅すぱあとによる交通費検索)
・社内向け発送用封筒へのラベル作成・貼り付け
・電報の発信(インターネットによる対応)
・社内研修における座席表・名札・資料の準備(Word 等による作成)
・電話対応
・朝礼司会
【精密機器会社の人事部に所属するCさん】
新規学卒者及び障害者採用業務を担当
・採用サイトから応募者(2万人)のデータ出力、一覧表の作成(Excel による作成)
・採用試験結果データから合否判定(Excel による作成、メールによるデータ授受)
・応募者との連絡・問い合わせへの対応(電話・メール)
・部内の消耗品発注(インターネットによる対応)
上記の内容をほぼ単独で実施しており、重度視覚障害者であっても、一定のスキルレベルを有
していれば、事務職での就職が可能と考えられます。これらには共通する内容も多く、就職に向
けて求められるスキルとして、2(2)
「訓練カリキュラムの例」
(p.28)で紹介するものが挙
げられます。
26
-26-
2 訓練カリキュラム
(1)職業訓練の流れ
重度視覚障害者に限らず、訓練生の多くは、一度学んだだけでは、その内容を理解
できてもそれを使いこなすことは難しく、習得できた内容もそれを使わなければその
多くを忘れてしまうものです。指導者は、職業訓練の実施にあたってこのことを常に
念頭に置かなければなりません。重度視覚障害者の場合には、内容を視覚的に確認す
ることができない(あるいは容易でない)ため、必要な情報を調べる際にもより多く
の時間を必要とします。訓練カリキュラムにおいては前節で紹介した3つの内容を訓
練生の状況に応じて組み立てていくことになりますが、その実施にあたっては、習得
した内容をいつでも使いこなせるように、次のステップに進んだ後も継続的に実施す
る仕組みがより必要となります。
訓練実施のイメージは以下のとおりです。
【基本の訓練実施イメージ】
支援機器・ソフト
を利用した
基本的な
パソコン操作の
習得
次の
ステップで
実施
アプリケーション
ソフト利用にあたって
次のステップで
実施
事業所ニーズを
踏まえた実践的な
作業の繰り返し実施
必要な
知識・技能の習得
演習課題の継続実施
図4-2 基本の訓練実施イメージ
27
-27-
(2)訓練カリキュラムの例
ここでは、重度視覚障害者の事務職での就職にあたって求められるスキルのうち、
いくつかの内容に絞った訓練カリキュラムを紹介します。
この訓練カリキュラムでは、
一定の知識・技能の習得と、この習得した内容を活用して、事業所ニーズを踏まえた
実践的な技能の習得を目指します。
【訓練カリキュラム】
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-① Windows の基本的な操作
1-② タッチタイピング
1-③ 支援機器・ソフトの利用
1-④ 文字入力・変換
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-① メールの利用
2-② インターネットの利用(情報収集、検索)
2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)
2-④ Word の利用(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作成)
2-⑤ 社内文書・社内メールへの対応
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-① インターネットによる経路検索を利用した集計表の作成
3-② Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備
3-③ 帳票の仕分け・Excel を利用したデータ入力(弱視のみ)
ここで紹介する訓練カリキュラムは一例です。すべての内容の習得が必須ではなく、
担当する訓練生の状況や訓練期間に応じて、上記のうち特定の内容を組み合わせて実
施します。このとき、より就職の可能性が高められる実践的な技能が習得できるよう
な内容の選択が求められます。上記の訓練カリキュラムの詳細については、資料3
(p.72~)を参照してください。
(3)障害状況や技能習得状況に応じた個別訓練カリキュラムの設定
イ 全盲等と弱視による差異
1(1)
「支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得」
(p.23)で述
べたように、弱視の人でもキーボードによるパソコン操作によって技能を習得すべき
であり、この点は全盲等の人でも弱視の人でもその訓練内容にほとんど差異はないと
いえますが、以下の点については、全盲等の人と弱視の人では、実施できる訓練内容
に差異があります。
○目視による作業について
自身で印刷した資料をファイルに綴じ込むといったことは、全盲等の人にも職業
28
-28-
訓練により可能となります。しかしながら、すでにある書類等の内容を目視で確認
して、これを整理していくファイリングや、この内容を正確に入力していくデータ
入力といった内容は、全盲等の人には困難な作業です。弱視の人については紙媒体
等の目視による確認が可能であるため、事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習
得訓練の中には、これらの内容も盛り込むと良いでしょう。事務職の職務は紙媒体
と結びついた内容が多く、就職に備えてこういった技能も習得し、訓練生の対応可
能な職務の幅を広げることが望まれます。
○使用する支援機器・ソフトの差異について
全盲等の人と弱視の人では使用する支援機器やソフトが異なるため、その点につ
いても訓練内容に差異があります。例えば、支援ソフトについては、全盲等の人は
画面読み上げソフトを使用しますが、弱視の人はこれに加え、画面拡大ソフトを使
用するというように、両者で異なります。詳細は、第2の表2-4(p.15)を参照
してください。
ロ 知識・技能の習得状況による差異
パソコン操作を中心とした重度視覚障害者に対する職業訓練では、入所段階でのパ
ソコンスキルが、訓練内容の実施範囲に大きな影響を与えます。
○知識・技能の習得が順調な訓練生の場合
入所段階でのパソコンスキルが高く、職業訓練の進捗状況も順調な場合、基本的
技能の習得に多くの時間をかける必要がなくなるため、その分、さらに高度な知識・
技能の習得に向けた職業訓練を実施し、就労可能性の向上を図るべきでしょう。ま
た、事業所ニーズを踏まえた実践的な作業についても繰り返し実施する中で、一定
の正確性や作業効率を達成し、さらなる知識・技能習得が見込める場合には、これ
らの訓練時間を抑え、高度な知識・技能の習得に充ててもいいでしょう。ただし、
事業所ニーズを踏まえた実践的な作業については、その作業内容を忘れないよう、
訓練時間を抑えても継続的に実施すべきです。
○知識・技能の習得に時間を要する訓練生の場合
その一方で、入所段階でパソコンスキルがほとんどない場合には、タッチタイピ
ングの習得といった基本的な技能の習得に多くの時間をかけるべきでしょう。
また、
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得にも十分な時間を
かけるべきですが、基礎学力の不足から知識・技能の習得に課題が見られる場合に
は、知識・技能の習得を一定範囲に絞り、事業所ニーズを踏まえた実践的な作業や
演習課題を繰り返し実施し、その正確性や作業効率の向上に多くの時間をかけても
いいでしょう。
基本の訓練実施イメージと、知識・技能の習得が順調な訓練生の訓練実施イメージ、
知識・技能の習得に時間を要する訓練生の訓練実施イメージは、次のとおりです。
29
-29-
【基本の訓練実施イメージ】
支援機器・ソフト
を利用した
基本的な
パソコン操作の
次の
ステップで
実施
習得
アプリケーション
ソフト利用にあたって
事業所ニーズを
次の
ステップで
実施
踏まえた実践的な
作業の繰り返し実施
必要な
知識・技能の習得
演習課題の継続実施
図4-2 基本の訓練実施イメージ
【知識・技能の習得が順調な訓練生の訓練実施イメージ】
必要に応じて訓練時間圧縮
次のステップで
実施
事業所ニーズを踏まえた
実践的な作業の繰り返し実施
支援機器・
アプリケーション
ソフトを
次の
利用した ステップで ソフト利用にあたって
演習課題の継続実施
必要な
実施
基本的な
知識・技能の習得
パソコン操作の
さらに高度な
次のステップで
習得
実施
知識・技能の習得
訓練時間圧縮
訓練内容の追加圧
図4-3 知識・技能の習得が順調な訓練生の訓練実施イメージ
【知識・技能の習得に時間を要する訓練生の訓練実施イメージ】
支援機器・ソフトを
利用した
基本的な
パソコン操作の
次の
ステップで
実施
習得
訓練時間増加
次の
ステップで
ソフト利用にあたって 実施
アプリケーション
必要な
訓練時間増加
事業所ニーズを
踏まえた実践的な
作業の繰り返し実施
知識・技能の習得
↓
訓練内容の限定
訓練時間圧縮
演習課題の継続実施
訓練時間増加
図4-4 知識・技能の習得に時間を要する訓練生の訓練実施イメージ
30
-30-
(4)より高度な訓練実施に向けて
前述したように、知識・技能の習得が順調で、さらに高度な知識・技能習得が見込
める場合には、就労可能性を高めるため、所定の訓練カリキュラムに加え、より高度
な内容の職業訓練を実施すべきでしょう。
ただし、これらについては、それぞれの内容がいずれも高度で、理解するまでに時
間を要すため、複数の内容を同時に開始すると混乱し、訓練生が自信を失う場合もあ
ります。そのため、どんなに知識・技能の習得が順調な訓練生であっても、特定の内
容についてある程度理解が進んでから別の内容を開始するというように、段階的に進
めることが大切です。
【訓練カリキュラム・応用】
高度な知識・技能の習得
4-① 社外文書・社外メールへの対応
4-② Excel を使用した非定型的なデータ加工
4-③ Access を使用したデータ加工
4-④ インターネットによる情報収集・とりまとめ
4-⑤ ホームページの簡易な保守
4-⑥ 電話対応
4-⑦ PowerPoint の活用
4-⑧ Windows 等の設定確認
4-⑨ OCR の利用(スキャナの利用、PDF 保存も含む)
上記は応用的な内容であり、指導者がすべての内容に精通しているわけではありま
せんし、訓練期間の長短によっても実施できる内容は異なりますので、選択的に実施
することが適当でしょう。上記の訓練カリキュラムの詳細については、資料5(p.86
~)を参照してください。
3 指導上の留意事項
(1)指導の基本的な考え方
集団指導を中心に複数の障害種別の訓練生に対して職業訓練を実施している指導者も
多くいらっしゃるかもしれませんが、パソコン操作を中心とした重度視覚障害者の職業
訓練においては、以下の点から集団指導はなじみません。
・集団指導のスタイルであるホワイトボードやプロジェクターで内容を例
示しながら指導することが困難
・重度視覚障害者はマウスを使用せず(一部の弱視の人を除く)
、キーボー
ドを使用して全てのパソコン操作を行うため、他の人とは操作手順が全
く異なり、同一の指示のもとで指導することが困難
31
-31-
重度視覚障害者のみを対象にした集団指導においても、訓練生の多くは、自身の作業
状況を画面読み上げソフトを使用して音声で確認(あるいは、点字ディスプレイで確認)
しつつ、口頭で説明される内容を聞き取ることになるため、指示を聞きながら作業する
ことが難しく、指導者は個々の訓練生の進捗状況を確認しながら作業能力や速度に応じ
て職業訓練を進める必要があります。そのため、小集団で実施することは可能ではあり
ますが、訓練生個々の作業能力や速度は同一ではないため、一定程度の個別指導は求め
られます。
ただし、
指導する上で常時マンツーマン指導が必要ということではありません。
当然、
特定の段階ではマンツーマン指導も必要となりますが、訓練生が頻繁に支援を必要とせ
ず、自律的に職業訓練に取り組めるような仕組みを指導者側が作ることで、限られた指
導体制の下でも、一定の水準を保って職業訓練を実施できるようになります。
中には、常時マンツーマン対応に近い指導体制をとることができる訓練施設もあるか
もしれませんが、実際の職場でそういった体制を整えることは困難である場合が多く、
重度視覚障害者に限らず、新入社員は、はじめこそ細かな指導を受けられるかもしれま
せんが、時間の経過とともに、要所、要所で指導を受けながらも、少しずつ単独で仕事
を行っていくのが一般的です。
また、就職経験のある訓練生であれば、職場の状況も理解していますが、そうでない
訓練生にとっては、このような状況を想像することは難しく、頻繁に支援を求めてくる
訓練生もいるかもしれません。それが、訓練生の意識の問題だけであれば、相談により
改善を図っていくべきですが、職業訓練の進め方(仕組み)に問題があることも考えら
れるため留意が必要です。
このような仕組みづくりのためには、訓練教材の充実が不可欠で、これが重要な役割
を果たしていきます。本節では、この訓練教材を活用したもとでの指導にあたっての留
意すべきポイントについて説明し、第5において訓練教材作成の詳細を説明します。
重度視覚障害者の職業訓練では、集団指導はなじまない
… 一定程度の個別指導は必要
↓ただし
常時マンツーマン指導でなくても、
訓練生が自律的に職業訓練に取り組めるような仕組みにより、
重度視覚障害者に対する職業訓練の実施は可能であり、スキル習得も見込める
⇒ これにより、就労環境に近い職業訓練も実現できる
この仕組みづくりのためには…
訓練教材の充実が不可欠
この訓練教材を活用した指導にあたっての留意すべきポイントは?
32
-32-
(2)指導にあたっての留意すべきポイント
訓練生が自律的に職業訓練に取り組めるようになるため、留意すべきポイントは以
下のとおりです。
【指導にあたっての留意すべきポイント】
イ 訓練教材(テキスト)の提供
ロ 内容を細分化した段階的な指導
ハ 独力で対応できるような方法への変更
ニ 質問への適切な対応
ホ 技能定着を図るための時間割の設定
へ 具体的な表現と音声での読み上げ状況を考慮した説明
イ 訓練教材(テキスト)の提供
口頭説明だけでは、訓練生が指導された内容の確認や復習は難しく、指導された内
容のメモをとることで一定の対応は可能であるかもしれませんが、限界があるといえ
ます。例えば、Excel の操作方法を学ぶときに、何の知識もない場合、ひととおり口
頭で説明されてもそのすべてを理解することは難しく、操作について完全なメモを作
成することも困難です。これは、重度視覚障害者でなくても、多くの人が想像できる
でしょう。ただ、重度視覚障害者(一部を除く)の場合には、マウスを使用せずキー
ボードのみでパソコン操作を行うため、マウスの使用を前提とした市販の書籍を使用
することも難しく、わからなくなっても自身で調べることができず、指導者の説明を
待つような受け身の姿勢になってしまいます。その結果、指導者はその都度説明が必
要となり、マンツーマン指導に近い状態になってしまいます。訓練生に自律的な職業
訓練を促すために、初めに訓練教材(テキスト)を提供し、指導者がそれに沿って指
導を行い、その後、わからなくなったときに訓練生が調べられるようにしておくべき
でしょう。
また、訓練教材(テキスト)を準備することで、指導者ごとに指導内容に大きな差
異が生じず、均一な指導が可能になるでしょう。指導者により指導内容に大きな差異
があると、訓練生の中には、不満や不安を持つ場合もあります。訓練教材(テキスト)
の提供は、訓練生の心理的な問題の解消にも効果を発揮するといえます。
訓練教材(テキスト)の提供 + 訓練教材(テキスト)に沿った指導
わからなくなっても訓練生自身で調べられる
→ 訓練生が自律的に訓練できる
+ 均一な指導が可能
→ 指導内容の差異による訓練生の不安や不満の解消
33
-33-
ロ 内容を細分化した段階的な指導
複数の内容をまとめて指導しても、多くの訓練生はすべてを理解できず、混乱して
しまうこともあります。このことは、経験のある指導者の多くが認識していることで
しょう。指導しても理解が進まなければ、訓練生が自力で訓練課題に取り組むことは
できず、理解できなかった点を補うために指導者はさらに個別に対応しなければなら
なくなります。
理解を進めていくためには、内容をできるだけ細分化し、段階的に習得していける
ような仕組みを作ることが必要です。
例えば、Excel には多くの関数がありますが、10 種類の関数の使用方法をまとめて
説明され、
そのあとでこの 10 種類の関数すべてが盛り込まれた例題や問題を取り組ん
でも、これまで経験がなければ、重度視覚障害者に限らず、多くの人がいずれの関数
をどのように使用したらいいかわからず、独力で対応することは困難といえます。関
数の種類を1~2種類に絞って『説明』し、
『例題』の実施により訓練生自身がその内
容を理解した上で、ここで学んだ1~2種類の関数を組み込んだ『演習課題』を実施
して理解の定着を図ることで、新たな内容を無理なく理解することができるようにな
ります。
このように内容をいくつかのステップに分け、この『説明』→『例題』→『演習課
題』といった流れが数多くあるテキストのもとで指導することは訓練生の理解を促す
ためには必要です。
テキストを視覚的に確認しながら作業を進めることが難しい重度視覚障害者にとっ
ては、作業を進める上で記憶に頼る部分が多く、理解をしながら段階的に進めていく
ことがより重要です。
このような形式のテキストであれば、はじめはマンツーマン指導も必要ですが、訓
練生がその流れに慣れてくれば、自身で読み(聞き)進めていくこともできるように
なります。これは、多くの訓練の中で訓練生が感じている「他の訓練生が終わるのを
待たなければならない。
」
、
「他の訓練生を待たせている。
」といった不満や不安を解消
することにもつながります。
テキストを準備していたとしても、訓練生がその内容をうまく理解できず、活用で
きなければ、職業訓練を実施していく上では意味のないものとなってしまいます。教
材作成のポイントについては、次章において詳細を説明していきます。
内容を細分化して説明
+ その内容をより多くの場面で実践する仕組み
→
新たな内容を無理なく理解できる
= 訓練生は自力で課題に取り組んでいける
34
-34-
ハ 訓練生が独力で対応できるような方法への変更
重度視覚障害者の場合、先入観から「できない。
」と思われている作業であっても、
対応できるものはあり、また、工夫次第で対応可能になるものもあります。
その1つの例が訓練日誌です。訓練日誌は、日々の訓練内容を記録するもので、通
常は手書きですが、当センターでは手書きが困難な重度視覚障害者等の場合には、電
子ファイル形式の訓練日誌を使用しています。訓練生は、これに必要事項を入力して
印刷した後、パンチで穴を開け、ファイルに綴じ込むようにしています。これらの作
業は、重度視覚障害者(特に全盲等の人)には経験がほとんどないため、できないと
感じている人も多くいますが、全盲等の人も含め、指導を工夫することによりこうい
った作業にも対応できるようになります。
印刷の向きは、
印刷面が下面、手前側が文書の左、奥側が文書の右、
この文書の左側にパンチで穴をあける
図4-5 視覚障害者への説明の一例
35
-35-
電子ファイル形式の訓練日誌についても、重度視覚障害者は全体像を視覚的に確認
することが難しいため、入力項目を探すのにも時間を要してしまいます。はじめのう
ちは指導者が訓練生の状況を見ながら説明していきますが、入力項目についての説明
文を同一シート上に記載することで、指導者がいなくても、訓練生が確認しながら作
業を進められるようにもなります。
入力項目
内容説明部分
説明部分は印刷されないように
印刷範囲を設定しておく
図4-6 電子ファイル形式の訓練日誌
また、ラベルライターもそれ単体では重度視覚障害者が使うことは困難ですが、特
定の機種であれば、パソコンに接続し、専用のソフトを使用することで、重度視覚障
害者でもパソコン経由で操作でき、指導により訓練生も独力で使用できるようになり
ます。詳細は第5を参照してください。
このように訓練生が独力で実施できる内容を増やしていくことで、自律的に様々な
作業に取り組んでいけるようになります。ただし、独力で実施できるようになるまで
には、訓練生が理解できるような一定の指導が必要であることを指導者は常に念頭に
おかなければなりません。指導者は、
「できない。
」として、安易に支援するのではな
36
-36-
く、
「できるようにするにはどうしたらいいか。
」という思考のもと、訓練生が独力で
対応できる方法を常に模索する必要があるでしょう。
ニ 質問への適切な対応
常時マンツーマン指導ではないので、わからない部分が出てきた際には、訓練生は
指導者に声を掛けなければなりません。これは職場においても同様の状況が考えられ
ます。訓練生の作業状況や課題の提出状況を見つつ、訓練生が受け身の姿勢にならな
いよう、訓練生からの声かけを待って、指導者は対応すべきでしょう。
これは、重度視覚障害者に限らず、指導にあたっては重要な点であるといえます。
訓練生は試行錯誤しながらわからない点を調べている場合もあり、安易に手助けはせ
ず、訓練生の様子を見ながら指導すべきです。また、質問に対してもすぐに解答を教
えるのではなく、テキストの該当箇所を指摘するといったヒントを与えて、できるだ
け自身で調べるように促し、訓練生が自己解決能力を高めていけるようにすべきでし
ょう。こうすることで、訓練生は、まず自分が調べて、それでもわからないときに質
問するという姿勢を持つようになります。
このとき、訓練教材(テキスト)は重要な役割を果たし、これが調べやすいもので
あれば、訓練生は自己解決能力を身につけていきますが、そうでなければ頻繁に質問
をして、指導者への依存度は高まっていくでしょう。訓練教材作成のポイントについ
ては、第5において詳細を説明していきます。
また、訓練生から質問を受けるときには、必要に応じて事業所での就労場面を意識
した適切な言葉遣いについても指導する必要があります。
常時マンツーマン指導ではないので、
わからない部分について訓練生は質問しなければならない
指導担当者は
訓練生が受け身の姿勢にならないよう
訓練生からの声かけを待って、質問に対応する
質問に対してすぐに解答を教えるのではなく、
ヒントを与えて、自身で調べるよう促す
→ 訓練生の検索能力向上
質問にかかる言葉遣いも必要に応じて指導する
ことが必要
37
-37-
ホ 技能定着を図るための時間割の設定
基礎的内容を習得しているからこそ、より高度な内容を理解できるのであり、その
習得を維持できるように職業訓練を実施していかなければなりません。テキストの内
容が終了したからといって、それに関する職業訓練を一定の期間実施しなければ、訓
練生の多くがその内容を忘れてしまいます。
2「訓練カリキュラム」
(p.27)でも述べましたが、習得した内容をいつでも使い
こなせるように、それを活用した職業訓練を短時間であっても週1回以上は実施する
ように時間割を調整すべきでしょう。そのためにも演習課題は多く準備し、継続した
訓練実施を図るべきでしょう。
ヘ 具体的な表現と音声での読み上げ状況を考慮した説明
これは、重度視覚障害者に対して指導する場合の留意事項であり、訓練生による自
律的な訓練実施に限らず、あらゆる場面で留意しなければなりません。
説明をする場合には、
「あれ」
、
「それ」といった指示語は使わず、左、右、上、下、
手前、奥といった具体的な言葉を使わなければなりません。Excel の場合は、画面読
み上げソフトの使用により、訓練生はセル番地とその内容を併せて確認することがで
きるので、指導者はセル番地を使って説明するのもわかりやすいでしょう。
また、電子ファイルによるテキストを提供している場合には、訓練生の多くは画面
読み上げソフトの音声で内容を確認しながら作業を進めることになります。指導者は
その読み上げ状況も考慮し、その読み上げと重ならないように追加説明を行うべきで
しょう。
重度視覚障害者に説明する場合
「あれ」
、
「それ」といった指示語は使用しない
左、右、上、下、手前、奥といった具体的な表現をする
(Excel では、セル番地を使って説明するのもよい)
画面読み上げソフト使用時は
読み上げ状況を考慮しながら、追加説明等を行う
上記のイ~ヘが、重度視覚障害を有する訓練生が自律的に取り組んでいけるような
職業訓練を実施するために留意すべき内容です。実際に職業訓練を実施していく中で、
どのような指導をするのが望ましいか悩んだときにも、上記の点を念頭において対処
していけばいいでしょう。ただし、機器のトラブルといった作業の内容からして訓練
生にとって独力では対応が難しいものもあります。こういった内容については、必要
に応じて支援することは当然のことです。
38
-38-
(3)技能習得状況の把握と訓練生へのフィードバック
常時マンツーマン指導ではないので、指導者は訓練生の技能習得状況を把握し、そ
の状況を訓練生にフィードバックするような仕組みを作るべきでしょう。
これにより、訓練生は自身の課題を認識し、適当な評価を受けることで技能習得へ
の自信を深めることにもつながります。指導者は職業訓練の進捗管理も可能となりま
す。
様々な方法で指導者は訓練生に対してフィードバックを実施し、訓練生の技能習得
を図ります。フィードバックの方法としては、以下の内容が考えられます。
【訓練生へのフィードバック方法】
イ 訓練教材にフィードバックの仕組みを組み込む
ロ 紙媒体による課題提出とそれに対するフィードバック
ハ メールによる課題提出とそれに対するフィードバック
ニ 成果物の提出とそれに対するフィードバック
イ 訓練教材にフィードバックの仕組みを組み込む
例えば、Excel シートに入力課題を作成し、訓練生が入力した解答の正誤を同一シ
ートの別のセルに表示させるよう関数を設定すれば、即時に結果をフィードバックで
きます。
同様の形式の訓練課題を複数準備し、
繰り返し実施できるようにすることで、
訓練生は作業の流れを理解すれば、独力で訓練課題に取り組むことができるようにな
ります。進捗状況を記録できる実施結果記録表を準備し、その都度これに訓練生が記
録することで、次回実施時に進捗を確認して訓練課題に取り組むことができ、指導者
もこれを参照することにより進捗状況を確認できます。
図4-7は当センターで使用している同音異義語課題で、正確に文字入力や漢字変
換を行えるようにするための訓練課題です。紙媒体等で視覚的に文字の読み書きが困
難な重度視覚障害者にとっては、漢字を自筆で書くことはないため、ワープロ等を利
用する際に同音の漢字をうまく使い分けられるかが重要であり、漢字力の習得のため
にも有用です。
39
-39-
課 題(1課題に 20 問程度)
5行目以降のB列の文章を
同音異義語2
C列に入力されている部分を漢字に変えてD列に入力しましょう。
ミスは1個あります
A列にはカタカナで入力されています。
ミスを修正しましょう
読み上げがうまくできない場合には、A列で確認しましょう。
ヤヲマトニアテル
矢を的にあてる
あ
矢を的に当てる
ムスコニアテテニモツヲオクル
息子にあてて荷物を送る
あ
息子に宛てて荷物を送る
テアテヲセイカツヒニアテル
手当てを生活費にあてる
あ
手当てを生活費に充てる
コウカイシテモアトノマツリダ
後悔してもあとの祭りだ
あと
後悔しても後の祭りだ
ムスメガアトヲツグ
娘があとを継ぐ
あと
娘が後を継ぐ
フビヲミトメテアヤマル
不備を認めてあやまる
あやま
パソコンノツカイカタヲアヤマル
手順①
手順②
波があらく、危険だ
入力する文章の確認
漢字に変える
コーヒーノヒキカタガアライ
コーヒーの引き方があらい
必要な場合には
箇所の確認
ゲンバニスガタヲアラワス
現場に姿をあらわす
カタカナも確認
コトバニアラワスコトハムズカシイ
言葉にあらわすことは難しい
パソコンの使い方をあやまる
あやま
ホンヲアラワス
本をあらわす
あらわ
サイノウガアル
才能がある
あ
ヨーロッパニアルクニ
ヨーロッパにある国
あ
ヤヲマトニイル
矢を的にいる
い
カネヲセイドウデイル
鐘を青銅でいる
い
リョウシンハイエニイル
両親は家にいる
い
シンセイニハホショウニンガイル
申請には保証人がいる
い
ナミガアラク、キケンダ
あら
あら
あらわ
あらわ
まちがい
未実施
手順③
文章の入力
わからない場合のみ、
指導者に確認
未実施
未実施
未実施
未実施
未実施
未実施
正答
未実施
→空白
未実施
誤答
未実施
→「まちがい」と表示
未実施
未入力
未実施
→「未実施」と表示
未実施
ミスがないか確認しましょう。
セルE2を確認しましょう。
④ 1 課題が終わるごとに訓練生は実施結果記録表に記入
記入後、次の課題へ
実施結果記録表
名前
所沢太郎
実施結果を記録すること。わからなかった漢字がある場合には併せて記入すること。
日にち
課題番号
漢字
読み
6月10日
1
遭った
あった
6月11日
2
跡
あと
わからなかった
漢字は記録
次回実施時に訓練生は進捗を確認でき、指導者もこれを参照し、進捗管理できる
図4-7 同音異義語課題
問題は1行に1問となっています。まず、手順①として訓練課題の文章を確認し、
手順②として漢字に変換する箇所を確認します。その後手順③で文脈から考えて解答
を入力します。正しく入力された場合は正誤を示すセルは空白ですが、誤りの場合は
自動的に「まちがい」と表示されるように設定しています。修正すべき漢字の変換部
分だけでなく、文章の一部に入力ミスがあった場合も「まちがい」と表示されます。
この「まちがい」が表示されたら、自身の解答をもう一度確認して内容を修正してい
きます。試行錯誤しながら正答を求め、どうしてもわからない場合にのみ質問をし、
指導者が対応していきます。1つの演習課題(20 問前後)が終了したら、実施結果記
録表に課題番号を入力し、次の演習課題へ進んでいきます。
40
-40-
このほか、タイピングソフトも訓練課題実施後に入力速度やミス数が表示されるも
のであり、訓練教材の中にフィードバックの仕組みが組み込まれているものといえま
す。訓練生が入力速度やミス数を時系列に記録していけるような仕組みを作れば、進
捗管理も可能となります。ただし、パソコン操作に慣れてない段階でこういった作業
が付加されると、訓練生にかなりの負担がかかる場合もあります。タッチタイピング
の習得が主たる目的であることを考えると、はじめはパソコンの操作に慣れていくた
めに、時間を区切ってタイピングの練習をして、ある程度、操作に慣れてきたら、記
録の仕組みを付加するというように段階的に実施する方が適当でしょう。
ロ 紙媒体による訓練課題提出とそれに対するフィードバック
Excel や Word の技能習得にあたっても、3(2)ロ「内容を細分化した段階的な指
導」
(p.34)でのべたように訓練内容を細分化し、
『説明』→『例題』→『演習課題』
といった流れですることが効果的ですが、これだけでは適切に技能習得が図られてい
るか、指導者は把握できません。そのため、演習課題の部分については訓練生に提出
を求め、この内容から技能習得状況を把握します。また、提出の時期は、1つの演習
課題が終了した都度ではなく、Excel や Word の訓練時間終了時に、その訓練時間に実
施した演習課題のすべてをまとめて提出するようにします。指導者は、提出されたそ
れらを添削し、次回の Excel や Word の訓練時間開始時に訓練生に口頭でフィードバッ
クをします。ミスが多くある場合には、その傾向をメモし自己認識を深められるよう
指導する場合も必要です。
訓練生の中には、演習課題終了の都度チェックを希望する人もいますが、実際の就
労場面では常にそういった対応を期待することはできません。また、その都度添削し
ミスを指摘することで、訓練生がしっかり確認せずに提出するようになる傾向も見ら
れます。複数の演習課題を提出し、それぞれにミスがあると、ミスのあるものすべて
を再確認しなければならず、訓練生はより多くの時間と労力を要することになります。
こういった経験の中で、
提出前の確認の重要性を認識するようになります。
そのため、
提出の時期も訓練生の技能習得や意識づけにおいては、重要な意味を果たしているこ
とを指導者は認識すべきでしょう。
ただし、操作に慣れていないため自信のない訓練生については、例題の実施状況を
指導者が確認してから段階的に実施してもいいでしょう。この場合にも、訓練生が受
け身の姿勢にならないよう、訓練生からの声かけを待って、対応すべきでしょう。
なお、
Excel や Word で作成した一覧表やビジネス文書は、
通常印刷して使用します。
そのため、これらの訓練内容をとおして印刷するまでの工程を多く実践し、その作業
に慣れることが重要です。また、印刷した結果をファイリングした状態で提出しても
らうことで、結果をいかに1枚の用紙におさめるかといった意識の向上や事務用具の
取り扱いに慣れるといった効果も期待できます。
41
-41-
訓練時間終了時
訓
訓練時間に実施した演習課題を
まとめて提出
練
提出された演習課題すべての結果を
口頭でフィードバック
次回訓練開始時
生
指
導
者
問題終了の都度、フィードバックしない
→ 問題ごとに指導者がミスを指摘するためか、
訓練生が確認せずに提出してしまう
図4-8 紙媒体による課題提出とそれに対するフィードバック
ハ メールによる課題提出とそれに対するフィードバック
重度視覚障害者(特に全盲等の人)の場合は、紙媒体での情報伝達が困難である(点
字による場合を除く)ため、連絡手段が限定されてきます。この場合に重要な役割を
果たすのがメールで、その習得は必須です。
そのため、ロの紙媒体による課題提出に代えて、一部、メールによる課題提出も実
施すべきでしょう。その場合には、訓練生は、課題を添付ファイルにしてメールで提
出し、指導者からのフィードバックもメールで実施します。ロの考え方から、メール
での提出であっても、印刷の設定はしっかりするよう指導し、問題ごとのメール送信
でもかまいませんが、その都度、添削する必要はなく、次回の訓練時間開始時にまと
めてメールでフィードバックすると良いでしょう。
メールの利用に関する職業訓練は実施しますが、それだけではメールを使いこなす
というところまで訓練生は習得できません。メールの使い方について指導しても、そ
れを使わなければ、その多くを忘れてしまうものであり、そうならないために、メー
ルの利用についてはこれまでに述べた演習課題の提出とできるだけ組み合わせて実施
することが必要でしょう。
(4)生活指導
職業経験のない訓練生等については、障害の有無に関わらず、挨拶や報告・連絡・
相談の重要性を必要に応じて指導していかなければなりません。
就職を考えた場合に、
特に周囲とのコミュニケーションは欠かせないものであり、訓練生が自身の行動につ
いて問題ないか考えさせるように指導すべきで、日々の指導とあわせて職業人として
のマナーについての事業所採用担当者による講話や事業所に勤務している先輩からの
体験談を聞く機会をとおして自身の行動について振り返りを行うことも効果的でしょ
42
-42-
う。
なお、重度視覚障害者に対する生活指導については、その障害特性を踏まえ以下に
留意して行うことが望まれます。
イ 挨拶の指導
重度視覚障害者は人の存在を認識することが不得手なため、挨拶のタイミングがと
ても難しくなります。そのため、朝や帰りの実習場への入退室時は必ず挨拶するよう
に指導すべきでしょう。事業所ごとに重度視覚障害者に対する理解の仕方は異なりま
すが、このような習慣をつけておいた方が、職場において周囲に良い印象を与え良好
な人間関係構築の一助になります。職場における人間関係の重要性について説明すれ
ば、訓練生の理解も得られるでしょう。また、このとき指導者側も積極的な挨拶を心
がけるのは当然のことです。
また、訓練生が訓練中に離席する場合にも、
「○○へ行ってきます。
」というように
声をかけるように指導するのが好ましいでしょう。指導者側も訓練中に会議等で離席
する場合に、担当する訓練生にはその旨と戻る時間、実施している訓練課題終了時の
対応を伝えます。指導者の所在の有無が訓練生にはわからないため、当然、このよう
な対応は必要ですが、こうすることで、訓練生の連絡の必要性の意識も高まっていく
でしょう。
ロ 報告・連絡・相談の対応 ~メールの活用~
朝礼等での連絡事項は口頭で行い、訓練生には必要に応じてメモをとるよう指導す
ることが多いと思いますが、重度視覚障害者については、メモをとる方法を習得、習
慣化し実用レベルに達するまでにかなりの時間を要します。訓練生がその連絡内容を
忘れてしまった場合に、それを単独で確認する方法がなく、受け身の姿勢になってし
まうことも考えられます。連絡の行き違いを防ぐためも、メモのとり方の指導とあわ
せてメールを活用すべきでしょう。前述したように、メールは職場での重要な連絡ツ
ールとなりますので、その習得は必須で、訓練生がメール操作にいち早く慣れるため
にも、日々の連絡等において使用すべきでしょう。
なお、重度視覚障害者に限ったことではありませんが、訓練生が口頭では伝えづら
いと感じている内容でも、メールを利用することで、伝えられることもあります。ま
た、相談の時間がうまく取れないときも、メールを活用することで、それを補完する
ことができ、訓練生の不安や不満を取り除くことができるでしょう。そういった意味
でも重要なツールといえます。
・メール活用例 ①
例えば、あらかじめわかっている欠席・遅刻等は指導者全員にメール連絡するよう
に事前に周知し、また、口頭で欠席・遅刻等の事前報告を受けても、これとは別にメ
ール連絡するように指導します。口頭では行き違いが発生する可能性もあり、メール
による確実な連絡を習慣づけるべきでしょう。体調不良といった急な欠席や遅刻の場
合には、訓練生全員に電話連絡するように指導するのは当然ですが、連絡がない場合
43
-43-
にはすぐに指導者側から訓練生に連絡を入れ、連絡の重要性を伝えるべきでしょう。
・メール活用例 ②
指導者側も、連絡の行き違いを防ぐために職業訓練の時間割や所内行事については
メールを利用して連絡すべきでしょう。また、時間割を送信することで、訓練生は自
身で予定を確認して、それぞれの職業訓練に取り組んでいけます。職業訓練は週間ス
ケジュールを特定の期間で区切って固定して実施するというスタイルをとってもいい
ですが、毎週、訓練生に 1 週間の時間割を添付ファイルで送付すると、指導者は多少
の手数がかかるものの、毎週、訓練生はその添付ファイルを保存し、毎朝それを確認
するという流れが身につき、メール利用の訓練にもつながります。
指導者側が、報告・連絡・相談の重要性を指導しておきながら、掲示されている情
報が周知されない、といった連絡がおろそかになることがないよう十分配慮が必要で
す。
ハ 訓練課題等提出時の対応
訓練課題を綴ったファイルや訓練日誌の提出といった場合も、訓練生が受け身の姿
勢にならないように、指導者が訓練生のところへ行くのではなく、訓練生が指導者の
ところへ行くような機会をより多く作ると良いでしょう。指導者が自席にいるかわか
らない場合も、訓練生はそこまで行き、指導員の名前を呼ぶ、といった対応をするよ
うに指導します。はじめは戸惑う訓練生もいますが、指導者の名前を呼んだ時点で、
指導者も対応をするため、訓練生も概ね実施できるようになります。また、提出物の
向きを変える、両手を添える、といった提出の方法も、必要に応じて指導する必要が
あります。
このようなやりとりの中で、就職後における他者とのコミュニケーションもスムー
ズに対応していけるようになるでしょう。
44
-44-
第5
訓練教材の作成
1 訓練教材作成の考え方と作成上の留意点
これまで説明した訓練内容について必要な訓練教材は別添CDに収録しています(資
料6(p.93)参照)
。この作成にあたっては、重度視覚障害者の特性を考慮し、以下の
点を留意しています。
【訓練教材作成の留意点】
(1)理解を促すような仕組み
(2)テキストの検索のしやすさ
(3)時間を有効活用できるような仕組み
(4)訓練生が独力でできるような作業の流れ
(1)理解を促すような仕組み
どのようなテキストもわかりやすさはとても重要な要素です。ただ、重度視覚障害
者の多くは、テキストに沿って作業を進めていくときに、その内容を画面読み上げソ
フトで聞きながら、記憶していかなければなりません。また、視覚的にテキストを確
認することは困難であるため、音声を聞きながら、その内容を整理して理解していく
必要があります。わかりやすくするために、訓練内容をいくつかのステップに分けて
設定し、段階的に進めていけるような仕組みがより重視されるといえます。また、テ
キストの使用方法にいち早く慣れるよう、訓練科目ごとにその構成は統一したものに
すべきでしょう。
(2)テキストの検索のしやすさ
前述のとおり、重度視覚障害者はテキ
ストの内容を視覚的に確認することがで
きないため、わからない点を調べるのに
もより多くの時間を要してしまいます。
そのため、検索しやすさは、訓練教材を
作成する上で、留意しなければならない
でしょう。
具体的には、訓練生に配布するテキス
トのファイル名には、その内容がすぐに
認識できるようにわかりやすい名前をつ
ける(図5-1参照)
、目次を設定して、
その目次からすぐに該当個所へ移動でき
るようにハイパーリンクを設定する(2
(1)ハ「ハイパーリンクを設定した目
ファイル名が、テキストの内容を
あらわしているので、さがしやすい
次の作成」
(p.49)参照)
、といったこと
が挙げられます。
図5-1 ファイル名の例
45
-45-
(3)時間を有効活用できるような仕組み
所期の習得目標のために必要な内容であれば、時間をかけても実施すべきですが、
そうでないのであれば、省力化する仕組みを作る必要があります。
例えば、Excel の問題を実施する場合、新規のシートからすべて自身で入力してい
くと、入力作業に多くの時間を費やされ、関数をはじめとする Excel の技能習得に注
力できなくなることがあります。ここでの目的が、入力作業でなく、Excel の知識・
技能の習得にある場合には、単純な入力の部分はあらかじめ提供し、作業を省力化す
るような仕組みを設けるべきでしょう。
(4)訓練生が独力でできるような作業の流れ
重度視覚障害者にとって困難であると思われる内容であっても、作業内容を工夫す
ることで対応可能となるものも多くあります。どのような配慮をすれば、訓練生が独
力で実施できるようになるかを考え、その技能習得が図られるよう教材を作成すべき
です。
例えば、封筒へのラベル貼り付けは重度視覚障害者にとっては困難な作業であると
思われがちですが、補助具を使用することで対応できるようになります。ただ、すぐ
に対応可能となるわけではなく、また、対応可能となっても、しばらく実施しないと
忘れてしまうこともあり、繰り返しの職業訓練を実施できるような仕組みにする必要
があります。
クリアファイルを
ラベルの大きさに合わせて
切り取って窓をあける
周りに
テープを貼り付け、
指先でその凹凸が
わかるようにする
凹凸を確認して、
ラベルを貼り付ける
図5-2 補助具を使用した作業例
46
-46-
2 訓練教材の例
前章において、訓練内容の構成要素として
・支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
・アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
・事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
を挙げていますが、
『支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得』につ
いては、すでに説明している(図4-7(p.40)参照)ため、ここでは、
『アプリケー
ションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得』と『事業所ニーズを踏まえた実
践的な技能の習得』に関する職業訓練においての当センターで使用している訓練教材を
紹介します。
(1)Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)
Excel は、事務職として就労している重度視覚障害者が多くの場面で活用している
ソフトの1つで、Excel の利用は、就職にあたって必要とされる知識・技能であり、
その習得が求められることは、前述のとおりです。
この訓練教材は、電子ファイル(Excel 形式)のテキストで、Excel の起動、終了か
ら各種関数の利用、ワークシートの取り扱いまでの内容の習得を目指します。はじめ
はマンツーマン指導を要しますが、訓練生がその流れに慣れてくれば、自身で読み(聞
き)ながら、段階的に理解できるような仕組みになっています。特徴として以下の点
が挙げられます。
イ 『説明』→『例題』→『演習課題』といった流れで作成
内容を細分化して、段階的に指導する必要性はすでに説明しました(第4の3(2)
ロ「内容を細分化した段階的な指導」
(p.34)
)が、訓練生が確実に理解していけるよ
う、このテキストについても『説明』→『例題』→『演習課題』といった流れで作成
しています。
『説明』では、多くの内容を詰め込まず、関数であれば、1~2種類に絞って解説
しています。その後、訓練生は『例題』により、その関数の使用方法を理解していき
ます。続けて、
『演習課題』により、理解した内容を正しく活用できるか、実践してい
きます。また、この『練習問題』では、新たな内容だけでなく、過去に習得した内容
も盛り込み、これまでに習得した内容を忘れないような仕組みになっています。テキ
ストの使用方法にいち早く慣れるよう、この流れで構成されています。
また、訓練生からの『演習課題』の提出により、フィードバックが可能となり、訓
練生の適切な技能習得が促されます。
47
-47-
-48-
関数は、
1~2 種類に絞って
解説
説 明
解法の例示
具体的な
関数を使った
問題文の提示
48
図5-3 テキストの流れ
= 例示から使用方法の理解
これに沿って操作するだけで、解答が出せる
例 題
次へ
= 理解の定着
→正しく活用できるか実践
自身で解法を導き出す
これまで理解した内容から
演習課題
が組み込まれた
+ 新たな内容
過去に習得した内容
演習課題
ロ 1 行の文字数を短めに設定
画面読み上げソフトは1行ずつ内容を読み上げていきますが、テキスト各行の文字
数を短めに設定しているため、音声が情報として入ってきたときに、情報量が多すぎ
ず、その内容を整理して理解していけます。また、弱視向けに印刷した場合にも、拡
大読書器の画面に
おさまるため、目
1 行の文字数を短めに
線の動きを抑えら
れ、スムーズに読
み進められます。
拡大読書器上の表示
図5-4 テキストの作成状況
ハ ハイパーリンクを設定した目次の作成
テキストの検索のしやすさを図るため、目次を設定します。その目次にハイパーリ
ンクを設定すると、特定の内容にすぐ移動できるため、より検索のしやすさは高まり
ます。
また、目次はその概要をつかみやすくさせるため、内容の理解を促す仕組みとして
有益です。
リンク先へ移動
図5-5 ハイパーリンクを設定した目次の作成
49
-49-
ニ 準備データの提供
時間を有効活用するため、準備データを提供します。これにより、訓練課題を実施
するにあたって必要なデータの作成に時間を費やすことなく、Excel の知識・技能習
得に集中できます。
また、
テキストの該当箇所にハイパーリンクを設定しているため、
容易に準備データを開くことができます。
リンク先へ移動
図5-6 準備データの提供
(2)Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備
これは、
「事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得」のための教材の 1 つであり、
支援機器や補助具使用によりパソコン操作以外にも重度視覚障害者の職務の幅が広が
るよう、一連の流れの中で様々な作業ができる仕組みとなっています。売上のデータ
から得意先別の売上一覧表を作成し、これをもとに得意先別請求書の発送準備をする
といった業務を想定し、郵便物の発送準備や、集計や請求書作成において必要な Excel
のデータ加工だけでなく、これらの作業に付随して組み込まれているコピー・ラベル
ライター操作、ファイルへの綴じ込みといった作業の習得を目指した訓練教材です。
特徴として以下の点が挙げられます。
イ 補助具や支援機器の使用により様々な作業に対応
ラベルライターやコピーの操作、封書へのラベル印刷・貼り付け、封入作業といっ
た作業が、補助具や支援機器の使用により、視覚的な情報に頼らず作業できるように
しているため、訓練生が独力で対応できるようになります。それぞれの作業の流れは
以下のとおりです。
50
-50-
点字機能付テプラ、パソコンの準備
専用ソフトを
インストール(無償)
USBケーブルで
接続
画面読み上げソフトが
インストールされた
パソコン
点字機能付テプラ
通常のテプラとして使用可能
テプラ単体で使用する場合には、点訳機能あり、
点字がわからなくても点字印刷可能
文字と点字を入力
文字の印刷
画面読み上げソフトを聞きながら
Tabキーで印刷ボタン選択、
エンターキーで実行
入力すると音声ソフトが読み上げ
(入力方法は通常のPC操作と同様)
キーボードの
「F」
、
「D」
、
「S」
、
「J」
、
「K」
、
「L」
点字の1点~6点に対応し、
打刻したいキーを
同時に押すことで入力
文字を印刷
点字の打刻
テープを
セット
選択キーを
押す
点字付ラベルテープ
図5-7 ラベルライター操作の流れ
51
-51-
点字を打刻
コピー機、パソコンの準備
富士ゼロックス社製
複合機
これまでと同様に
タッチパネルでの
操作も可能
コピー機とパソコンは
USB ケーブルで接続
パソコンに専用ソフトをインストール
ソフト名:ボイスアシスタント
(有償)
富士ゼロックス社製の
複合機等に対応(未対応機種もあり)
コピーの種設定を
パソコンから入力
コピー
画面読み上げソフトを聞きながら
Tabキーでボタン選択
方向キー↑↓で設定
以下のように設定できます
部数: 必要な枚数を設定
カラーモード:
自動、フルカラー、白黒 から設定
両面/片面選択:
片面→片面、片面→両面、
両面→片面、両面→両面 から設定
画面読み上げソフトを聞きながら
Tabキーでスタートを選択
用紙選択:
自動、トレイ1、トレイ2、
トレイ3、トレイ4、手差し から設定
倍率選択:
100%、自動、141%、122%、115%、
86%、81%、70%、50% から設定
仕分け/ホチキス:
自動仕分け、ソート(一部ごと)
、
スタック(ページごと)
、
ソート+ホチキス左上1ヵ所、
ソート+ホチキス右上 1 ヵ所
から設定
図5-8 コピー操作の流れ
52
-52-
関数を使って、所定のフォームへ入力・印刷
関数を使って
所定のフォームへ
まとめて角を切るなど
しておけば、
プリンタへのセットも可能
補助具を使用し、ラベル貼り付け
クリアファイルを
ラベルの大きさに合わせて
切り取って窓をあける
周りに
テープを貼り付け、
指先でその凹凸が
わかるようにする
凹凸を確認して、
ラベルを貼り付ける
書類を四つ折りし、封入
書類を
封入
図5-9 郵便物の発送準備の流れ
ロ 繰り返し実施できるよう、課題準備
ラベルライターやコピー操作、郵便物の発送準備は事務業務においては必須の内容
といえますが、
重度視覚障害者にとってこれらの作業をする機会はほとんどないため、
その手順を説明しただけでは作業が定着していかないことが多々あります。作業定着
に向け、一連の流れの中で、繰り返し、これらの作業を実施できるようにするため、
1ヶ月分のデータを1単位として、複数月のデータを準備します。
53
-53-
ハ 一連の流れの中での作業の組み立て
1ヶ月分の売上データから得意先別の売上額を集計し、これもとに取引先別請求書
を作成し、その発送準備をするという業務を想定し、この一連の流れの中に Excel の
データ加工、コピー・ラベルライター操作、ファイルへの綴じ込み、郵便物の発送準
備といった内容を組み込みました。さまざまな作業を経験でき、対応可能な作業の幅
が広がります。
①売上データの読み込み、関数を使った売上計算
売上データ(CSV形式)
1 ヶ月ごと提供
翌月のデータへ
②取引先別集計表・取引先別請求書の
作成・印刷
⑥提出・チェック
⑤宛名ラベル作成・印刷・貼付、
請求書の封入
〒100-0001
東京都千代田区千代田1-2
ジャパン商事 御中
関数を使って所定のフォームへ
補助具を使って
ラベル貼付
③控え用にコピー、ラベルテープ作成
関数を使って
所定のフォームへ
PC 経由でコピー機や
ラベルライターを操作
④チューブファイルに綴じこみ
自身で管理できるよう
点字付ラベルテープ貼付
補助具
図5-10 作業の流れ
54
-54-
作業①では、CSV 形式で保存されている売上データ(1ヶ月・100 件分)を Excel
で読み込み、取引先別売上を計算するために必要な関数を設定していきます。
作業②では、作業①で加工したデータをさらに取引先別に集計します。取引先別集
計表および取引先別請求書の所定のフォームに必要なデータを表示させるため関数を
設定し、これを印刷します。作業①、②では定型的な Excel のデータ加工スキルの習
得を図ります。
作業③では、取引先別請求書の発送準備前に控え用にコピーをとり、コピーした請
求書控えが自身で識別できるように点字付ラベルテープを作成します。
作業④では、作業③でコピーした請求書控えをチューブファイルに綴じ込み、これ
に点字付ラベルテープを貼り付けます。作業③、④では、コピー・ラベルライター操
作、ファイルへの綴じ込み作業の習得を図ります。
作業⑤では、宛名ラベル印刷用フォームに必要なデータを入力し、補助具を使用し
て宛名ラベルを封筒に貼り付け、これに請求書を封入します。作業⑤では、郵便物の
発送準備作業の習得を図ります。
ニ 進捗管理表への記録
自身で進度管理もしているため、次に実施する際も、自ら確認して、作業に取り掛
かれます。また、指導者も進捗管理表を参照することで、進捗状況を把握できます。
2006 年 7 月分のデータのうち、
宛先ラベルの印刷までが 8 月 2 日に終了
次回は、
ここから開始
図5-11 進捗管理表
ホ 成果物の提出とフィードバック
重度視覚障害者の多くが封筒や宛名ラベルといった紙を扱うことには慣れていない
ため、はじめのうちは補助具を使用しても、うまく対応できない場合がほとんどで、
こういった作業は、繰り返しの訓練の中で作業に慣れていく必要があります。その成
果物(文書が封入された封書)の提出により、指導者は作業の正否を確認し、それを
訓練生にフィードバックすることで、訓練生の適切な技能習得が促されるものであり、
この教材では、
訓練生へフィードバックするような流れをあらかじめ設定しています。
55
-55-
【引用・参考文献】
1 「視覚障害者の職場定着推進マニュアル」 (独)高齢・障害者雇用支援機構 雇用開
発推進部 H22 年3月
2 「視覚障害者受入拡充に関する検討プロジェクト報告書」 (独)高齢・障害者雇用支
援機構 国立職業リハビリテーションセンター H20 年1月
3 「日本の視覚障害者 2008 年版」 社会福祉法人 日本盲人福祉委員会 H20 年9月
◆Windows は、米国マイクロソフト社の登録商標です。
® は明記しておりません。
※本文中では、
56
-56-
資料編
資料1
視覚障害者を対象に実施している能力開発施設
資料2
関係機関一覧
資料3
訓練カリキュラムの詳細
資料4
訓練カリキュラムの流れ
資料5
訓練カリキュラムの詳細・応用
資料6
訓練教材一覧
資料7
支援機器・ソフト一覧
57
-57-
資料1
視覚障害者を対象に実施している能力開発施設
訓練施設名
訓練科
訓練内容
宮城障害者職業能力 開発校
パソコン基礎科
支援機器(音声読み上 げソフト、画面
ソコンの基本的操作、 文書作成・表計
基本的操作を習得。
国立職業リハビリテ ーション
センター
情報技術科
視覚障害者情報アク セスコース
支援機器(拡大読 書器・点字ディスプレ
フト・画面拡大ソフト 等)を活用し、パ
利用を中心とした事務 処理に必要な知
OA実務科
支援機器を使用して、 OA機器を使用
※東京障害者職業能 力開発校委託訓練 成・データ処理・通信 等の実務的な知
事務処理科
継続雇用コース
コンピュータ概論、支 援機器(音声、
等)の利用、ワープロ ・表計算・OCR
ネット操作、簿記、速 記技術(録音デ
等を習得。
事務処理科
新規採用者委託コー ス
コンピュータ概論、支 援機器(音声、
等)の利用、ワープロ ・表計算・OCR
ネット操作、簿記、速 記技術(録音デ
等を習得。
神奈川障害者職業能 力開発校
オフィスインフォメ ーションコース
オフィスで必要とされ るOA機器操作
実践的な事務応対に必 要なビジネスマ
大阪障害者職業能力 開発校
オフィス実践科
パソコンデータ入力、 資料作成、メー
伝票整理、ファイリン グ、インターネ
等の事務補助業務に必 要なスキルを習
社会福祉法人
日本盲人職能開発セ ンター
電話交換業務を主な業 務とした仕事に
ビジネス科(電話交 換コース)
得。
※大阪障害者職業能 力開発校委託訓練 「電話オペレータ技能 認定証」((財
取得を目指す。
日本ライトハウス
視覚障害リハビリテ ーション
センター
ビジネス科(会計・ 経営コース)
経理事務や金融知識・ データ分析手法
※大阪障害者職業能 力開発校委託訓練 (Excel・Word等)の活用 技術を習得
訓練では、ビジネス文 書の作成、表計
ログラミング、Accessでのデ ータベー
ビジネス科(パソコ ン活用コース)
成とCGIプロ グラミング、PowerPoin
※大阪障害者職業能 力開発校委託訓練
どを、支援機器(読み 上げソフトや画
コンスキルを習得。
ビジネス科(販売実 務コース)
小売店舗運営の基本的 な仕組み、小売
※大阪障害者職業能 力開発校委託訓練 庫管理、仕入れ業務) などにかかる知
国立吉備高原職業リ ハビリ
テーションセンター
システム設計科
システムの設計技術者 またはシステム
得。
福岡障害者職業能力 開発校
ネットビジネス科
販売の基礎知識、コン ピュータの基礎
計の帳簿処理に関する 知識など幅広く
上記以外に、障害者 の態様に応じた多様な委託訓練において、視覚障害者 向けの職業訓練を実施してい る場合が
詳細については、各 都道府県で選定している拠点となる職業能力開発校、 もしくは最寄りのハローワー クへお問
58
-58-
容
訓練
期間
所在地
電話
ホーム ページアドレス
面文字拡大ソフ ト)を活用し、パ
〒981-0911
計算ソフト(ワード・エクセル)の 6ヶ月 仙台 市青葉区
台原 5-15-1
022-233-3124
http://www.pref.miyagi.jp/miyashou/
レイ)及び支援 ソフト(音声化 ソ
〒359-0042
3ヶ月
パソコン によるビジネスソフトの
所沢 市
+1年
知識・技能を習 得。
並木 4-2
04-2995-1711
http://www.nvrcd.ac.jp
した事務処理に 必要な文書作
知識・技能を習 得。
点字、拡大表 示、オプタコン
R等のソフ トの操作、インター
データの文字化 )、ビジネス概論
点字、拡大表 示、オプタコン
R等のソフ トの操作、インター
データの文字化 )、ビジネス概論
1年
3ヶ月
ないし 〒160-0003
6ヶ月 新宿 区
本塩 町10-3
03-3341-0900
http://www.os.rim.or.jp/~moushoku/
3ヶ月
ないし
6ヶ月
作やビジネスソ フト操作スキル、
ナー等を習得 。
1年
〒228-0815
相模 原市南区
桜台 13-1
042-744-1243
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/06/1460
/index.html
ル・FAXの送受 信、電話応対、
ネット検索など 、総務・経理部門
習得。
1年
〒590-0137
堺市 南区
城山 台5-1-3
072-296-8311
http://www12.ocn.ne.jp/~tc-handi/
に就くために必 要なスキルを習
財)日本電信電 話ユーザ協会)の
法等の専門知識 、ビジネスソフト
得。
計算ソフトlの 基本操作とVBAプロ
ス操作基礎、ホーム ページ作成
によるプレゼ ンテーションなど
面拡大ソフト) を活用してパソコ
売店の販売支援 業務(品だし、在
知識・技能を習 得。
ム管理者に必要 な技能・知識を習
礎、Webデ ザインの知識、簿記会
習得。
1年
1年
〒538-0042
大阪 市鶴見区
今津 中2-4-37
1年
06-6961-5521
http://www.lighthouse.or.jp/rehab2.html
1年
2年
〒716-1241
0866-56-9000
加賀 郡吉備中央町
http://www.kibireha.ac.jp/
吉川 7520
1年
〒808-0122
北九 州市若松区
蜑住 1728-1
があります。
問い合わせ下さい。
59
-59-
093-741-5431
http://www.fukuoka-kunren.net/cgibin/fukuoka_kunren/annai.cgi?school_id=08
資料2
関係機関一覧
●地域障害者職業センター
機関名
〒
北海道障害者職業センター 001-0024
所在地
札幌市北区北24条西5-1-1
札幌サンプラザ5階
旭川市四条通8丁目右1号
北海道障害者職業センター
070-0034
ツジビル5階
旭川支所
TEL
FAX
011-747-8231 011-747-8134
0166-26-8231 0166-26-8232
青森障害者職業センター
030-0845
青森市緑2-17-2
017-774-7123 017-776-2610
岩手障害者職業センター
020-0133
盛岡市青山4-12-30
019-646-4117 019-646-6860
宮城障害者職業センター
983-0836
仙台市宮城野区幸町4-6-1
022-257-5601 022-257-5675
秋田障害者職業センター
010-0944
秋田市川尻若葉町4-48
018-864-3608 018-864-3609
山形障害者職業センター
990-0021
山形市小白川町2-3-68
023-624-2102 023-624-2179
福島障害者職業センター
960-8135
福島市腰浜町23-28
024-522-2230 024-522-2261
茨城障害者職業センター
309-1703
笠間市鯉淵6528-66
0296-77-7373 0296-77-4752
栃木障害者職業センター
320-0865
宇都宮市睦町3-8
028-637-3216 028-637-3190
群馬障害者職業センター
379-2154
前橋市天川大島町130-1
027-290-2540 027-290-2541
埼玉障害者職業センター
338-0825
さいたま市桜区下大久保136-1
048-854-3222 048-854-3260
千葉障害者職業センター
261-0001
千葉市美浜区幸町1-1-3
043-204-2080 043-204-2083
東京障害者職業センター
110-0015
台東区東上野4-27-3
上野トーセイビル3階
03-6673-3938 03-6673-3948
東京障害者職業センター
多摩支所
190-0012
立川市曙町2-38-5
立川ビジネスセンタービル5階
042-529-3341 042-529-3356
神奈川障害者職業センター 228-0815 相模原市桜台13-1
042-745-3131 042-742-5789
新潟障害者職業センター
950-0067
新潟市東区大山2-13-1
025-271-0333 025-271-9522
富山障害者職業センター
930-0004
富山市桜橋通り1-18
住友生命富山ビル7階
076-413-5515 076-413-5516
石川障害者職業センター
920-0856
金沢市昭和町16-1
ヴィサージュ1階
076-225-5011 076-225-5017
福井障害者職業センター
910-0026
福井市光陽2-3-32
0776-25-3685 0776-25-3694
山梨障害者職業センター
400-0864
甲府市湯田2-17-14
055-232-7069 055-232-7077
長野障害者職業センター
380-0935
長野市中御所3-2-4
026-227-9774 026-224-7089
岐阜障害者職業センター
502-0933
岐阜市日光町6-30
058-231-1222 058-231-1049
静岡障害者職業センター
420-0851
静岡市葵区黒金町59-6
大同生命静岡ビル7階
054-652-3322 054-652-3325
愛知障害者職業センター
453-0015
名古屋市中村区椿町1-16
井門名古屋ビル4階
052-452-3541 052-452-6218
愛知障害者職業センター
豊橋支所
440-0888
豊橋市駅前大通り1-27
三菱UFJ証券豊橋ビル6階
0532-56-3861 0532-56-3860
60
-60-
機関名
所在地
〒
TEL
FAX
三重障害者職業センター
514-0002
津市島崎町327-1
059-224-4726 059-224-4707
滋賀障害者職業センター
525-0027
草津市野村2-20-5
077-564-1641 077-564-1663
京都障害者職業センター
600-8235
京都市下京区
西洞院通塩小路下る東油小路町803
075-341-2666 075-341-2678
大阪障害者職業センター
541-0056
大阪市中央区久太郎町2-4-11
クラボウアネックスビル4階
06-6261-7005 06-6261-7066
大阪障害者職業センター
南大阪支所
591-8025
堺市北区長曽根町130-23
堺商工会議所5階
072-258-7137 072-258-7139
兵庫障害者職業センター
657-0833
神戸市灘区大内通5-2-2
078-881-6776 078-881-6596
奈良障害者職業センター
630-8014
奈良市四条大路4-2-4
0742-34-5335 0742-34-1899
和歌山障害者職業センター 640-8323 和歌山市太田130-3
073-472-3233 073-474-3069
鳥取障害者職業センター
680-0842
鳥取市吉方189
0857-22-0260 0857-26-1987
島根障害者職業センター
690-0877
松江市春日町532
0852-21-0900 0852-21-1909
岡山障害者職業センター
700-0821
岡山市北区中山下1-8-45
NTTクレド岡山ビル17階
086-235-0830 086-235-0831
広島障害者職業センター
732-0052
広島市東区光町2-15-55
082-263-7080 082-263-7319
山口障害者職業センター
747-0803
防府市岡村町3-1
0835-21-0520 0835-21-0569
徳島障害者職業センター
770-0823
徳島市出来島本町1-5
088-611-8111 088-611-8220
香川障害者職業センター
760-0055
高松市観光通2-5-20
087-861-6868 087-861-6880
愛媛障害者職業センター
790-0808
松山市若草町7-2
089-921-1213 089-921-1214
高知障害者職業センター
781-5102
高知市大津甲770-3
088-866-2111 088-866-0676
福岡障害者職業センター
810-0042
福岡市中央区赤坂1-6-19
ワークプラザ赤坂5階
092-752-5801 092-752-5751
福岡障害者職業センター
北九州支所
802-0066
北九州市小倉北区萩崎町1-27
093-941-8521 093-941-8513
佐賀障害者職業センター
840-0851
佐賀市天祐1-8-5
0952-24-8030 0952-24-8035
長崎障害者職業センター
852-8104
長崎市茂里町3-26
095-844-3431 095-848-1886
熊本障害者職業センター
862-0971
熊本市大江6-1-38-4階
096-371-8333 096-371-8806
大分障害者職業センター
874-0905
別府市上野口町3088-170
0977-25-9035 0977-25-9042
宮崎障害者職業センター
880-0014
宮崎市鶴島2-14-17
0985-26-5226 0985-25-6425
鹿児島障害者職業センター 890-0063 鹿児島市鴨池2-30-10
沖縄障害者職業センター
900-0006
那覇市おもろまち1-3-25
沖縄職業総合庁舎5階
61
-61-
099-257-9240 099-257-9281
098-861-1254 098-861-1116
●生活訓練(入所・通所・在宅)を実施している施設
機関名
所在地
〒
TEL
札幌市 視覚障害者福祉協会
063-0802
札幌市西区24軒2条6-1-1
身体障害者福祉センター内
011-644-8310
国立函館視力障害センター
042-0932
函館市湯川町1-35-20
0138-59-2751
公益法人 北海道盲導犬協会
005-0030
札幌市南区南30条西8-1-1
011-582-8222
日本盲導犬協会 仙台訓練センター
982-0263
仙台市青葉区茂庭字松倉12-2
022-226-3910
福島県 障がい者総合福祉センター
960-8065
福島市杉妻町5-75
024-521-7649
茨城県立視覚障害者福祉センター
310-0055
水戸市袴塚1-4-64
029-221-0098
国立塩原視力障害センター
329-2921
那須塩原市塩原21-1
0287-32-2934
全国ベーチェット協会 江南施設
360-0105
熊谷市板井1696
048-536-5421
埼玉県
総合リハビリテーションセンター
362-8567
上尾市西貝塚148-1
048-781-2222
国立障害者リハビリテーション
センター
359-8555
所沢市並木4-1
04-2995-3100
視覚障害者総合支援センターちば
284-0005
四街道市四街道1-9-3
043-424-2582
荒川区立 心身障害者福祉センター
116-0002
荒川区荒川1-53-20
03-3891-6824
財団法人 世田谷区保健センター
156-0043
世田谷区松原6-41-7
03-5376-3414
東京都 視覚障害者生活支援センター
162-0054
新宿区河田町10-10
03-3353-1277
東京都盲人福祉協会
169-0075
新宿区高田馬場1-9-23
03-3208-9001
国分寺市障害者センター
185-0024
国分寺市泉町2-3-8
042-321-1212
特定非営利活動法人
東京ライトハウス
202-0022
西東京市柳沢2-14-15-418
070-6632-6110
神奈川県ライトセンター
241-8585
横浜市旭区二俣川1-80-2
045-364-0024
光友会 藤沢障害者生活支援センター
252-0825
藤沢市獺郷1008-1
0466-48-4586
川崎市盲人図書館 視覚障害訓練担当
210-0024
川崎市川崎区日進町5-1
044-211-3181
横浜訓盲院 生活訓練センター
231-0847
横浜市中区竹之丸181
045-641-3939
七沢ライトホーム
243-0121
厚木市七沢516
046-249-2401
長野県立
総合リハビリテーションセンター
381-8577
長野市大字下駒沢字横丁618-1
026-296-3953
上田点字図書館
386-0014
上田市材木町1-2-5
0268-22-1975
石川県 視覚障害者情報文化センター
920-0862
金沢市芳斎1-15-26
076-222-8781
とやまライトセンター
930-0077
富山市磯部町3-8-8
076-425-6761
62
-62-
機関名
所在地
〒
TEL
静岡光の家 生活訓練ホーム
422-8063
静岡市駿河区馬渕4-10-18
054-285-5473
静岡県 視覚障害者協会
422-0856
静岡市葵区駿府町1-70
静岡県総合社会福祉会館
054-251-8090
名古屋市総合リハビリテーション
センター 視覚支援課
467-8622
名古屋市瑞穂区弥富町字密柑山1-2
052-835-3523
聖霊病院
466-8633
名古屋市昭和区川名山町56
052-832-1181
特定非営利活動法人
愛知視覚障害者援護促進協議会
465-0024
名古屋市名東区本郷2-144
TD L本郷内
052-774-0658
豊田市障害者福祉会館
471-0062
豊田市西山町5-2-6
0565-34-2940
視覚障害者生活情報センターぎふ
500-8815
岐阜市梅河町1-4
058-263-1310
特定非営利活動法人 アイパートナー
514-0027
津市大門7-15 津センターパレス3階 津
059-229-0072
市市民活動センター
四日市市 障害者福祉センター
510-0085
四日市市諏訪町2-2
059-354-8275
滋賀県立 視覚障害者センター
522-0002
彦根市松原1-12-17
0749-24-7238
京都ライトハウス 鳥居寮
603-8302
京都市北区紫野花ノ坊町50
075-463-6455
特定非営利活動法人
視覚障害者リハビリテーションセン
ター
621-0011
亀岡市大井町土田1-23-17-1405
0771-24-7347
豊中市立 障害福祉センターひまわり
561-0854
豊中市稲津町1-1-20
06-6866-1011
日本ライトハウス きらきら
538-0042
大阪市鶴見区今津中2-4-37
06-6961-5521
日本ライトハウス わくわく
538-0042
大阪市鶴見区今津中2-4-37
06-6961-5521
日本ライトハウス養成部
(在宅指導係)
538-0042
大阪市鶴見区今津中2-4-37
06-6961-5521
大阪府 視覚障害者福祉協会
543-0072
大阪市天王寺区生玉前町5-25
大阪府 盲人福祉センター内
06-6772-1766
大阪市 身体障害者団体協議会
543-0021
大阪市天王寺区東高津町12-10 市社会福
06-6765-5636
祉センター内
国立神戸視力障害センター
651-2134
神戸市西区曙町1070
078-923-4670
関西盲人ホーム
662-0833
西宮市北昭和町3-15
0798-66-7397
神戸市 視力障害者福祉協会
650-0016
神戸市中央区橘通3-4-1
078-371-6245
神戸アイライト協会
651-0067
神戸市中央区神若通5-3-26
中山記念会館内 神戸ライトセンター
078-252-1912
社会福祉法人 兵庫盲導犬協会
651-2212
神戸市西区押部谷町押部24
078-995-3481
島根ライトハウス
ライトハウスライブラリー
690-0884
松江市南田町141-10
0852-24-8169
島根県
西部視聴覚障害者情報センター
697-0016
浜田市野原町1826-1
0855-24-9334
広島市 総合リハビリテーション
センター 自立訓練施設
731-3168
広島市安佐南区伴南1-39-1
082-849-2868
社団法人 広島市視覚障害者福祉協会
730-0052
63
広島市中区千田町1-9-43
広島市社会福祉センター内
-63-
082-249-7177
機関名
所在地
〒
TEL
山口県 身体障害者福祉センター
753-0092 山口市八幡馬場36-1
083-925-2345
徳島県立障害者交流プラザ
視聴覚障害者支援センター
770-0005 徳島市南矢三町2-1-59
088-631-1400
香川県 視覚障害者福祉センター
790-0017
愛媛県 視聴覚福祉センター
790-0811 松山市本町6-11-5
089-923-9093
高知県 ルミエールサロン
780-0926
高知市大善町6-32
高知県立盲学校内
088-823-8820
高知市役所 元気いきがい課
780-8571 高知市本町5-1-45
088-823-9378
国立福岡視力障害センター
819-0165 福岡市西区今津4820-1
092-806-1361
福岡市立 心身障がい福祉センター
810-0072 福岡市中央区長浜1-2-8
092-721-1611
北九州市立 介護実習・普及センター
802-8560
社会福祉法人 慶明会
880-1111 東諸県郡国富町大字岩知野字明久355
0985-75-2020
長崎こども・女性・障害者支援センター
障害者支援部 更生相談課 地域支援班
852-8114 長崎市橋口町10-22
095-846-8905
長崎県 視覚障害者協会
852-8114
三島眼科
859-3808 東彼杵郡東彼杵町蔵本郷1716-6
社団法人
佐賀県視覚障害者団体連合会
840-0815
佐賀市天神1-4-16
佐賀県立点字図書館内
095-229-7326
鹿児島県 身体障害者福祉協会
890-0021
鹿児島市小野1-1-1 鹿児島県視聴覚障
害者情報センター内
099-220-5896
沖縄県 視覚障害者福祉協会
900-0014 那覇市松尾2-15-29
高松市番町1-10-35
香川県社会福祉総合センター
北九州市小倉北区馬借1-7-1
総合保健福祉センター1階
長崎市橋口町10-22 長崎こども・女性・
障害者支援センター内
087-812-5563
093-522-8721
095-846-9021
095-746-0340
098-863-2997
●点字図書館等
機関名
所在地
〒
TEL
札幌市 視聴覚障がい者情報センター
060-0042 札幌市中央区大通西19丁目
011-631-6747
北海点字図書館
080-0802 帯広市東2条南11-3
0155-23-5886
釧路市点字図書館
085-0003
小樽市総合福祉センター
点字図書館
047-0033 小樽市富岡1-5-10
日本赤十字社北海道支部
点字図書センター
060-0002
旭川点字図書館
070-0037 旭川市7条通14-66-15
千歳市点字図書館
066-0042
千歳市東雲町2-34
千歳市総合福祉センター内
0123-27-3921
函館視覚障害者図書館
040-0063
函館市若松町33-6
函館市総合福祉センター内
0138-23-2580
釧路市川北町4-17
釧路市身体障害者福祉センター内
札幌市中央区北2条西7-1
道民活動センタービル5階
64
-64-
0154-24-7471
0134-25-7401
011-271-1323
0166-23-5555
機関名
所在地
〒
TEL
青森県 視覚障害者情報センター
038-8585 青森市大字石江字江渡5-1
岩手県立 視聴覚障害者情報センター
020-0045
宮城県 視覚障害者情報センター
980-0011 仙台市青葉区上杉6-5-1
022-234-4047
秋田県点字図書館
011-0943 秋田市土崎港南3-2-58
018-845-0031
山形県立点字図書館
990-0031 山形市十日町1-6-6
023-631-5930
福島県点字図書館
960-8002 福島市森合町6-7
024-531-4950
茨城県立点字図書館
310-0055 水戸市袴塚1-4-64
029-221-0098
とちぎ視聴覚障害者情報センター
320-8508
宇都宮市若草1-10-6
とちぎ福祉プラザ2階
028-621-6208
群馬県立点字図書館
371-0843
前橋市新前橋町13-12
群馬県社会福祉総合センター3階
027-255-6567
桐生市立点字図書館
376-0006 桐生市新宿3-3-19
0277-45-0086
埼玉県視覚障害者福祉センター
埼玉点字図書館
330-0852 さいたま市大宮区大成町1-465
048-652-4824
埼玉県立 熊谷点字図書館
360-0012 熊谷市大字上之2026-2
048-525-0777
千葉点字図書館
(視覚障害者総合支援センターちば)
284-0005 四街道市四街道1-9-3
043-424-2588
豊島区立中央図書館 ひかり文庫
170-8442
大田区立新蒲田福祉センター
声の図書館
144-8580 大田区新蒲田1-18-23
03-3734-0763
日本点字図書館
169-8586 新宿区高田馬場1-23-4
03-3209-0241
東京ヘレン・ケラー協会 点字図書館
169-0072 新宿区大久保3-14-20
03-3200-0987
ぶどうの木ロゴス 点字図書館
135-8585
江東区潮見2-10-10
日本カトリック会館内
03-5632-4428
霊友会 法友文庫点字図書館
106-0041
港区麻布台1-11-4
いんなあとりっぷ7階
03-3586-5755
横須賀市 点字図書館
238-0041
横須賀市本町2-1
総合福祉会館4階
046-822-6712
横浜市社会福祉協議会 情報センター
231-8482
横浜市中区桜木町1-1
横浜市健康福祉総合センター
045-681-1211
川崎市盲人図書館
210-0024
川崎市川崎区日進町5-1
川崎市福祉センター内
044-211-3181
神奈川県ライトセンター
241-8585 横浜市旭区二俣川1-80-2
藤沢市 点字図書館
252-0804
相模原市立あじさい会館 福祉図書室
229-0036 相模原市富士見6-1-20
新潟県 点字図書館
950-0121
富山県 視覚障害者福祉センター
930-0077 富山市磯部町3-8-3
盛岡市盛岡駅西通り1-7-1
いわて県民情報交流センター4階
豊島区東池袋4-5-2
ライズアリーナビル5階
藤沢市湘南台7-8-12
総合市民図書館内
新潟市亀田向陽1-9-1
新潟ふれ愛プラザ内
65
-65-
017-782-7799
019-606-1743
03-3983-7864
045-364-0022
0466-44-2662
0427-59-3963
025-381-8111
0764-25-6761
機関名
所在地
〒
TEL
石川県 視覚障害者情報文化センター
920-0862 金沢市芳斎1-15-26
076-262-5855
福井県視覚障害者福祉協会
情報提供センター
910-0026 福井市光揚2-17-8
0776-23-4647
山梨ライトハウス 盲人福祉センター
400-0064 甲府市下飯田2-10-1
055-222-3502
長野県 上田点字図書館
386-0014 上田市材木町1-2-5
0268-22-1975
視覚障害者生活情報センターぎふ
500-8815 岐阜市梅河町1-4
058-263-1310
静岡県点字図書館
420-0856
静岡改革派 キリスト教
盲人伝道センター
422-8041 静岡市駿河区中田1-5-21
054-285-0496
フィラデルフィア会・声の文庫
466-0835 名古屋市昭和区南山町6
052-834-0803
名古屋市鶴舞中央図書館 点字文庫
466-0064 名古屋市昭和区鶴舞1-1-155
052-741-3132
点字図書館 明生会館
440-0874 豊橋市東松山町37
0532-52-2614
名古屋 盲人情報文化センター
455-0013 名古屋市港区港陽1-1-65
052-654-4521
三重県 視覚障害者支援センター
514-0003 津市桜橋2-131
059-228-6367
四日市市立図書館 点字図書室
510-0821 四日市市久保田1-2-42
0593-52-5108
伊賀市社会事業協会 上野点字図書館
518-0851 伊賀市上野寺町1184-2
0595-23-1141
滋賀県立視覚障害者センター
522-0002 彦根市松原1-12-17
0749-22-7901
丹後視力障害者福祉センター
点字図書館
629-3101 京丹後市網野町字網野3081
0772-72-0609
京都ライトハウス 情報ステーション
603-8302 京都市北区紫野花ノ坊町11
075-462-4579
日本ライトハウス 情報文化センター
550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
06-6441-0015
大阪市立早川福祉会館 点字図書室
546-0033 大阪市東住吉区南田辺1-9-28
06-6622-0123
大阪府盲人福祉センター 点字図書館
543-0072 大阪市天王寺区生玉前町5-25
06-6772-0024
堺市立点字図書館
590-0078
堺市南瓦町2-1
堺市総合福祉会館内
0722-21-2012
神戸市立点字図書館
650-0016
神戸市中央区橘通3-4-1
神戸市立総合福祉センター内
078-351-0942
西宮市 視覚障害者図書館
662-0913
西宮市染殿町8-17
西宮市総合福祉センター内
0798-34-5554
兵庫県点字図書館
651-0062
神戸市中央区坂口通2-1-18
兵庫県福祉センター内
078-221-4400
天理教 点字文庫
632-0015 天理市三島町271
奈良県 視覚障害者福祉センター
634-0061
橿原市大久保町320-11
奈良県社会福祉総合センター3階
0744-29-0123
和歌山点字図書館
640-8034
和歌山市駿河町35 和歌山県身体障害者総
合福祉会館内
073-423-2665
静岡市葵区駿府町1-70
静岡県総合社会福祉会館内
66
-66-
054-253-0228
07436-3-1511
機関名
所在地
〒
TEL
鳥取県ライトハウス 点字図書館
683-0001 米子市皆生温泉3-18-3
0859-22-7655
島根ライトハウス
ライトハウスライブラリー
690-0884 松江市南田町141-10
0852-24-8169
島根県
西部視聴覚障害者情報センター
697-0016 浜田市野原町1826-1
0855-24-9334
岡山県 視聴覚障害者センター
700-0927 岡山市西古松268-1
086-244-1121
金光図書館
719-0111 浅口郡金光町大谷320
08654-2-2054
広島県立点字図書館
732-0009 広島市東区戸坂千足2-1-5
082-229-7878
徳山点字図書館
745-0844
山口県点字図書館
753-0083 山口市大字後河原松柄150-1
083-922-0375
宇部市立図書館 点字資料室
755-0033 宇部市琴芝町1-1-33
0836-21-1966
山口県盲人福祉協会 点字図書館
750-0032 下関市関西町1-10
0832-31-7114
香川県 視覚障害者福祉センター
760-0017
愛媛県 視聴覚福祉センター
790-0811 松山市本町6-11-5
089-923-9093
高知点字図書館
780-0870 高知市本町5-1-30
088-823-9488
福岡市立点字図書館
814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
092-852-0555
北九州市立点字図書館
806-0066 北九州市八幡西区若葉1-8-1
093-645-1210
福岡点字図書館
816-0804
佐賀県立点字図書館
840-0815 佐賀市天神1-4-16
0952-26-0153
声の奉仕会・マリア文庫
850-0804 長崎市彦見町1-3
095-847-5134
長崎県 視覚障害者情報センター
852-8114 長崎市橋口町10-22
095-846-9021
熊本県点字図書館
861-8039 熊本市長嶺南2-3-2
096-383-6333
大分県点字図書館
870-0026 大分市金池町3-1-75
097-538-0399
都城市点字図書館
885-0077 都城市松元町4街区17号
0986-26-1948
宮崎県立視覚障害者センター
880-0051 宮崎市江平西2-1-20
0985-22-5670
延岡ライトハウス 点字図書館
882-0055 延岡市山下町1-7-9
0982-32-2973
鹿児島県 視聴覚障害者情報センター
890-0021
沖縄点字図書館
900-0014 那覇市松尾2-15-29
周南市速玉町3-17
周南市徳山社会福祉センター内
高松市番町1-10-35
香川県社会福祉総合センター4階
春日市原町3-1-7
クローバープラザ3階
鹿児島市小野1-1-1
ハートピアかごしま3階
67
-67-
0834-22-8706
087-812-5563
092-584-3590
099-220-5896
098-866-0222
●点字出版所
機関名
所在地
〒
TEL
視力障害者福祉研究会
359-0042
所沢市並木4-1
国立障害者リハビリテーションセンター内
0429-59-3100
信愛福祉協会 点字出版部
157-0067
世田谷区喜多見9-6-2
03-3489-4049
桜雲会
169-0075
新宿区高田馬場4-11-14-102
03-5337-7866
日本点字図書館 出版事業部
169-8586
新宿区高田馬場1-23-4
03-3209-0241
六点漢字協会
176-0024
練馬区中村3-37-13
03-3998-4936
東京ヘレン・ケラー協会 点字出版局
169-0072
新宿区大久保3-14-4
03-3200-1310
東京点字出版所
181-0013
三鷹市下連雀3-32-10
0422-48-2221
メディアミューズ
162-0808
新宿区天神町71
ウノビル3階
03-3266-7292
武蔵野点字社
187-0042
小平市仲町546-2
0423-43-0437
視覚障害者支援総合センター
167-0043
杉並区上荻2-37-10
03-5310-5051
視覚障害者 食生活改善協会
106-0044
港区東麻布1-3-8
八束ビル
03-3583-9395
カトリック点字図書館 出版部
135-0052
江東区潮見2-10-10
日本カトリック会館内
03-5632-4428
日本愛盲協会
178-0063
練馬区東大泉7-29-9
03-3924-0627
雑草の会
116-0011
荒川区西尾久1-3-8
03-3810-1241
神奈川ワークショップ
252-0825
藤沢市獺郷1008
0466-48-1500
石川県 視覚障害者情報文化センター
920-0862
金沢市芳斎1-15-26
076-222-8781
名古屋ライトハウス
盲人情報文化センター 用具部
455-0013
名古屋市港区港陽1-1-65
052-654-4521
エスケービー
482-0043
岩倉市本町南廻間27-1
0587-66-7662
京都ライトハウス 点字出版部
603-8302
京都市北区紫野花ノ坊町11
075-462-4446
オフィスリエゾン
610-0121
城陽市寺田市ノ久保2-63
0774-56-3907
紫野点字社
610-1111
京都市西京区大枝東長町1-67
075-333-0171
日本ライトハウス
点字情報技術センター
577-0061
東大阪市森河内西2-14-34
06-6784-4414
点字民報社
558-0011
大阪市住吉区苅田5-1-22
06-6697-9053
毎日新聞社 点字毎日部
530-0001
大阪市北区梅田3-4-5
06-6346-8386
日本漢点字協会
565-0875
吹田市青山台3-41-9
06-6831-4565
アイフレンズ 点字情報サービス
554-0012
大阪市此花区西九条5-4-4
06-6462-1594
68
-68-
機関名
所在地
〒
TEL
天理教 点字文庫
632-0015 天理市三島町271
0743-63-1511
柿本 点字出版所
639-1042 大和郡山市小泉町3545-10
07435-3-5659
岡山ライトハウス 点字出版所
700-0975 岡山市今1-7-25
086-241-4226
平井点字社
760-0005 高松市宮脇町2-7-22
087-861-4897
佐賀ライトハウス 六星館
840-0815 佐賀市天神1-4-16
0952-29-6621
●盲学校(視覚特別支援学校)
機関名
所在地
〒
TEL
北海道 旭川盲学校
070-0832 旭川市旭町2条15
0166-51-8101
北海道 帯広盲学校
080-2475 帯広市西25条南2-9-1
0155-37-2028
北海道 札幌盲学校
069-0841 江別市大麻元町154-1
011-386-1444
北海道 函館盲学校
040-0081 函館市田家町19-12
0138-42-3220
北海道 高等盲学校
064-8629 札幌市中央区伏見4-4-21
011-561-7107
青森県立盲学校
030-0936 青森市矢田前字浅井24-2
017-726-2239
青森県立八戸盲学校
031-0081 八戸市柏崎6-29-24
0178-43-3962
岩手県立 盛岡視覚支援学校
020-0061 盛岡市北山1-10-1
019-624-2986
秋田県立盲学校
011-0943 秋田市土崎港南3-2-72
018-846-2540
宮城県立 視覚支援学校
980-0011 仙台市青葉区上杉6-5-1
022-234-6333
山形県立山形盲学校
999-3103 上山市金谷字金ヶ瀬1111
023-672-4116
福島県立盲学校
960-8002 福島市森合町6-34
024-534-2574
茨城県立盲学校
310-0055 水戸市袴塚町1-3-1
029-221-3388
栃木県立盲学校
321-0342 宇都宮市福岡町1297
028-652-2331
群馬県立盲学校
371-0805 前橋市南町4-5-1
027-224-7890
埼玉県立特別支援学校
はなわ ほきいち学園
350-1175 川越市笠幡85-1
049-231-2121
熊谷理療技術高等盲学校
360-0018 熊谷市中央1-88
048-521-0164
筑波大学附属 視覚特別支援学校
112-8684 文京区目白台3-27-6
03-3943-5421
東京都立文京盲学校
112-0004 文京区後楽1-7-6
03-3811-5714
69
-69-
機関名
所在地
〒
TEL
東京都立 久我山盲学校
157-0061 世田谷区北烏山4-37-1
03-3300-6235
東京都立 葛飾盲学校
124-0006 葛飾区堀切7-31-5
03-3604-6435
東京都立 八王子盲学校
193-0931 八王子市台町3-19-22
042-623-3278
千葉県立 千葉盲学校
284-0001 四街道市大日468-1
043-422-0231
神奈川県立 平塚盲学校
254-0047 平塚市追分10-1
0463-31-0948
横浜市立 盲特別支援学校
221-0005 横浜市神奈川区松見町1-26
045-431-1629
学校法人 横浜訓盲学院
231-0847 横浜市中区竹之丸181
045-641-2626
山梨県立盲学校
400-0064 甲府市下飯田2-10-2
055-226-3361
長野県 松本盲学校
390-0802 松本市旭2-11-66
0263-32-1815
長野県 長野盲学校
381-0014 長野市北尾張部321
026-243-7789
新潟県立 新潟盲学校
950-0922 新潟市中央区山二ツ3-8-1
025-286-3224
新潟県立 新潟盲学校 高田分校
943-0861
富山県立盲学校
930-0922 富山市大江干144
076-423-8417
石川県立盲学校
920-0942 金沢市小立野5-3-1
076-262-9181
静岡県立 静岡視覚特別支援学校
422-8006 静岡市駿河区曲金6-1-5
054-283-7300
静岡県立 沼津視覚特別支援学校
410-0046 沼津市米山町6-20
055-921-2099
静岡県立 浜松視覚特別支援学校
433-8111 浜松市中区葵西5-9-1
053-436-1261
愛知県立 名古屋盲学校
464-0083 名古屋市千種区北千種1-8-22
052-711-0009
愛知県立 岡崎盲学校
444-0875 岡崎市竜美西1-11-5
0564-51-1270
岐阜県立 岐阜盲学校
500-8807 岐阜市北野町70-1
058-262-1255
三重県立盲学校
514-0819 津市高茶屋4-39-1
059-234-2188
福井県立盲学校
910-0825 福井市原目町39-8
0776-54-5280
滋賀県立盲学校
522-0054 彦根市西今町800
0749-22-2321
京都府立盲学校
花ノ坊校地(中・高等部)
603-8302 京都市北区紫野花ノ坊町1
075-462-5083
京都府立盲学校
大徳寺校地(幼・小・中・高等部)
603-8231 京都市北区紫野大徳寺27
075-492-6733
京都府立盲学校 舞鶴分校
624-0853 舞鶴市大字南田辺小字大内口下83
0773-75-1094
和歌山県立 和歌山盲学校
649-6338 和歌山市府中949-23
073-461-0322
上越市大和6-4-3-7
県立上越養護学校内
70
-70-
025-523-3257
機関名
所在地
〒
TEL
奈良県立盲学校
639-1122
大和郡山市丹後庄町222-1
0743-56-3171
大阪府立 視覚支援学校
558-0023
大阪市住吉区山之内1-10-12
06-6693-3471
大阪市立盲学校
533-0013
大阪市東淀川区豊里7-5-26
06-6328-7000
兵庫県立 視覚特別支援学校
655-0884
神戸市垂水区城が山4-2-1
078-751-3291
兵庫県立 淡路視覚特別支援学校
656-0053
洲本市上物部2-1-17
0799-22-1766
神戸市立盲学校
650-0044
神戸市中央区東川崎町1-4-2
078-360-1133
鳥取県立 鳥取盲学校
680-0151
鳥取市国府町宮下1265
0857-23-5441
島根県立盲学校
690-0122
松江市西浜佐陀町468
0852-36-8221
岡山県立 岡山盲学校
703-8235
岡山市原尾島4-16-53
086-272-3165
広島県立 広島中央特別支援学校
732-0009
広島市東区戸坂千足2-1-4
082-229-4134
山口県立 下関南総合支援学校
751-0828
下関市幡生町1-1-22
0832-32-1431
香川県立盲学校
760-0013
高松市扇町2-9-12
087-851-3217
愛媛県立 松山盲学校
791-8016
松山市久万ノ台112
089-922-3655
徳島県立盲学校
770-8063
徳島市南二軒屋町2-4-55
088-622-6255
高知県立盲学校
780-0926
高知市大膳町6-32
088-823-8721
福岡県立 福岡盲学校
818-0014
筑紫野市大字牛島114
092-924-1101
福岡県立 北九州盲学校
805-0016
北九州市八幡東区高見5-1-12
093-651-5419
福岡県立 柳河盲学校
832-0023
柳川市三橋町今古賀170
0944-73-2263
福岡県立 福岡高等盲学校
818-0014
筑紫野市大字牛島151
092-925-3053
佐賀県立盲学校
840-0851
佐賀市天祐1-5-29
0952-23-4672
熊本県立盲学校
862-0901
熊本市東町3-14-1
096-368-3147
長崎県立盲学校
851-2101
西彼杵郡時津町西時津郷873
095-882-0020
大分県立盲学校
870-0026
大分市金池町3-1-75
097-532-2638
宮崎県立 明星視覚支援学校
880-0121
宮崎市大字島之内1390
0985-39-1021
鹿児島県立 鹿児島盲学校
890-0005
鹿児島市下伊敷1-52-27
099-220-0441
沖縄県立 沖縄盲学校
901-1111
島尻郡南風原町兼城473
098-889-5375
71
-71-
資料3
訓練カリキュラムの詳細
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-① Windows の基本的な操作
実施時期
訓練前期(習得済みの者については確認程度で終了)
実施内容
Windows、アプリケーションの起動・終了操作の理解
ダイアログボックスの理解
タスクの切り替え
ファイル、フォルダの理解
拡張子の理解
ショートカットの作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→ 演習課題は単独で実施
実施期間の目安 10 時限程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・パソコン使用時全般
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-② タッチタイピング
実施時期
訓練前期(習得済みの者については実施しない)
実施内容
タッチタイピング
訓練の流れ
タイピングソフト(オトタイプ)の操作方法を個別に説明
→時間を区切って、単独で実施
(実施するメニューは、訓練生の習得状況により決定・変更)
実施期間の目安 習得できるまで
(重度視覚障害者の場合には、すべてキーボードによりパソコンを操作
するため、タッチタイピング習得は必須)
習得後も、毎朝時間を設定して(10 分程度)実施してもよい
継続実施の方策 タイピングソフトの継続実施(毎日 10 分程度)
他のステップでの訓練内容を通じて実施
・パソコン使用時全般
72
-72-
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-③-1 支援機器・ソフトの利用(画面読み上げソフト)
実施時期
訓練前期(習得済みの者については確認程度で終了)
実施内容
画面読み上げソフト(1 種類)について操作および各種設定の理解
他ソフトについては必要に応じて実施。
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→ 演習課題は単独で実施
このとき、オリエンテーション資料を確認してもよい
実施期間の目安 4 時間程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・パソコン使用時全般
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-③-2 支援機器・ソフトの利用(画面拡大ソフト) 弱視者のみ
実施時期
訓練前期(習得済みの者については確認程度で終了)
実施内容
画面拡大ソフトについて操作
および、自身の状況に合わせた設定の理解(Windows 設定も含む)
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→訓練生が自身の状況に応じて設定
(設定は、本人の状況を確認して、相談しながら選択しても可)
実施期間の目安 2 時間程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・パソコン使用時全般
73
-73-
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-③-3 支援機器・ソフトの利用(拡大読書器) 弱視者のみ
実施時期
訓練前期(習得済みの者については確認程度で終了)
実施内容
拡大読書器を利用した読み書き
訓練の流れ
操作方法を個別に説明
→訓練生が自身の状況に応じて設定(明るさとコントラスト)
(設定は、本人の状況を確認して、相談しながら選択しても可)
→訓練日誌の記入など、短時間での使用から開始
※目の負担を考え、操作に慣れていない場合には、毎日短時間ずつ実施
実施期間の目安 2 時間程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・訓練日誌の記入
・テキスト(墨字)の確認 等
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-④ 文字入力・変換
実施時期
訓練前期~中期~後期
実施内容
文字の入力・変換
ファイルの保存方法(上書き保存、名前を付けて保存)の理解
同音異義語の理解
訓練の流れ
課題(電子ファイル)の実施方法を個別に説明
→操作の流れに慣れてきたら、時間を区切って、単独で実施
わからない点については、質問に対応
進捗も実施結果記録表(電子ファイル)に記録するよう指導
(指導員は課題の状況および実施結果記録表(電子ファイル)により
進捗状況確認)
実施期間の目安 訓練前期
… 訓練生のタイピングスキルにより異なる(全 24 課題を 2 回転実施)
訓練前期~中期~後期
… 全 24 課題を 2 回転終了後も毎朝 1 課題ずつ実施
継続実施の方策 課題の継続実施(毎日 1 課題)
他のステップでの訓練内容を通じて実施
・パソコン使用時全般
74
-74-
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-①-1 メールの利用(メールの送受信のみ)
実施時期
訓練前期
実施内容
メールの受信
受信した添付ファイルの保存
メールの送信(+添付ファイル)
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→ 演習課題は単独で実施
(指導員はメールの送受信により習得状況確認+フィードバック)
実施期間の目安 4 時間程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・訓練予定表のメール受信(週 1 回・添付ファイル付きメールを送付)
・連絡事項のメール受信(訓練生への連絡事項はメールで送付)
・課題の提出や添削指導にメールを利用
メール操作の定着のため、様々な場面でメールを活用
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-①-2 メールの利用(メールの送受信以外の機能)
実施時期
訓練中期
(メール操作に慣れてきたら
…訓練生とのメールのやりとりの中で確認)
実施内容
署名の作成
メールの返信、転送
メールの検索、ヘルプの利用
フォルダの作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→ 演習課題は単独で実施
(指導員はメールの送受信により習得状況確認+フィードバック)
実施期間の目安 4 時間程度(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他のステップでの訓練内容を通じて実施
・課題の指示、提出や添削指導にメールを利用
メール操作の定着のため、様々な場面でメールを活用
75
-75-
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-② インターネットの利用(情報収集、検索)
実施時期
訓練前期~中期
(支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得後)
実施内容
インターネットを使った情報検索能力の向上
・ホームページの検索(路線検索、時刻表検索、辞書の活用など)
・会社情報の収集
※ 画面読み上げソフトの操作方法(ブラウザ(Internet Explorer)
利用にあたって必要な内容)の理解も併せて実施
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
→ 演習課題は単独で実施 演習課題はメールにより提出
(指導員はメールによる課題提出で習得状況確認
+メールによるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-① インターネットによる経路検索を利用した集計表の作成
(就職活動やその他不明な内容についても積極的活用するよう促す)
76
-76-
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)
実施時期
訓練中期~後期(支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の
習得後)
実施内容
Excel の機能(各種関数、シートの取り扱い)理解により、
蓄積されたデータの加工スキル習得のための土台作り
・Excel の基本操作
・表作成の流れ(文字装飾や書式の理解)
・絶対参照・相対参照の理解
・基本的な関数(SUM、AVERAGE、MAX、MIN、COUNT、COUNTA、RANK、ROUND、
ROUNDUP、ROUNDDOWN)
・並べ替え
・論理関数(IF、AND、OR)
・関数の入れ子
・ワークシートの連携
・検索関数①(VLOOKUP、HLOOKUP)
・ワークシート間の計算
・印刷
・データベースの利用(オートフィルタ、フィルタオプション)
・検索関数②(MATCH、INDEX)
・算術関数(INT、MOD、SUMIF、COUNTIF)
・日付関数(TODAY、NOW、DATE、YEAR、MONTH、DAY、
WEEKDAY、DATEDIF)
・文字列関数(LEFT、RIGHT、MID、VALUE、LEN、FIND、
PHONETIC、ASC、JIS、LARGE、SMALL、REPT)
・&演算子
・CSV 形式の読み込み
・検索と置換
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
演習課題の部分のみ、訓練生が印刷、ファイルし、指導員に提出
(指導員は提出されたファイルと保存データにより習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-② Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備
77
-77-
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-④ Word の利用(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作成)
実施時期
訓練中期~後期(支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の
習得後)
実施内容
Word の基礎的機能の理解
・行数・文字数・余白の設定
・中央揃え、右揃え、左揃え
・下線、フォントサイズの変更、文字種の変更、文字色の変更
・用紙の向き・ヘッダー・フッターの設定
・検索と置換
ビジネス文書体裁の理解
簡易な表作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
演習課題の部分のみ、訓練生が印刷、ファイルし、指導員に提出
(指導員は提出されたファイルと保存データにより習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-⑥ 社内文書・社内メールへの対応
実施時期
訓練中期~後期
(2-④ Word の利用(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作成) の
実施後)
実施内容
メモからその趣旨を理解し、
ビジネス文書(社内文書)の作成
ビジネスメール(社内メール)の作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、ビジネス文書(社内文書)の概要
を個別に説明
→概要説明後、単独で演習課題実施 演習課題はメールにより提出。
わからない点については、質問に対応
(指導員はメールによる課題提出で習得状況確認
+メールによるフィードバック)
引き続き、ビジネスメール(社内メール)も同様の流れで実施
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
78
-78-
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-① インターネットによる経路検索を利用した集計表の作成
実施時期
訓練後期
(2-② インターネットの利用(情報収集、検索)
2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)の
ワークシートの連携 実施後)
実施内容
旅行命令伺(Excel 形式)から必要なデータを取り出し、
個人別集計表(Excel 形式)を作成・該当の経路検索(インターネット
の利用)
これらを 1 ヶ月分のデータを 1 単位として、
一連の流れの中で繰り返し実施(複数月のデータを準備)
訓練の流れ
手順書(電子ファイル)に沿って、作業手順確認
訓練生の操作を補完するように指導員が支援
数件の作業状況を確認し、問題なければ、その後は単独で実施
わからない点については、質問に対応
→1 ヶ月分の個人別集計表をメールにより提出
(指導員はメールによる課題提出で習得状況確認
+メールによるフィードバック)
↓
次の月からは、単独で実施
(指導員は繰り返しの実施の中で、それぞれの作業の定着、正確性、作
業効率の向上を促す)
実施期間の目安 継続して(週1回以上)実施
79
-79-
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-② Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備
実施時期
訓練後期
(2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)
、
2-⑤ コピー・ラベルライターの利用 の実施後)
実施内容
Excel を活用したデータ集計・請求書作成
発送準備(宛名ラベルの作成、封筒への貼り付け、文書の封入、閉封)
コピー機、ラベルライター操作、ファイル作業
これらを 1 ヶ月分のデータを 1 単位として、
一連の流れの中で繰り返し実施(複数月のデータを準備)
訓練の流れ
手順書(電子ファイル)に沿って、作業手順確認
訓練生の手順を補完するように指導員が支援
→1 ヶ月分作業終了時に成果物(請求書の封書)を指導員に提出
(指導員は提出された成果物により習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
↓
次の月からは、単独で実施
わからない点については、質問に対応
(指導員は繰り返しの実施の中で、それぞれの作業の定着、正確性、作
業効率の向上を促す)
実施期間の目安 継続して(週1回以上)実施
80
-80-
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-③ 帳票の仕分け・Excel を利用したデータ入力(弱視者のみ)
実施時期
訓練後期
(2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)の
ワークシートの連携 実施後)
実施内容
伝票のパンチ、インデックスの貼り付け、顧客別の仕分け
Excel を活用したデータ集計・請求書作成
発送準備(宛名ラベルの作成、封筒への貼り付け、文書の封入、閉封)
伝票の紐とじ
これらを 1 ヶ月分のデータを 1 単位として、
一連の流れの中で繰り返し実施(複数月のデータを準備)
訓練の流れ
手順書(電子ファイル)に沿って、作業手順確認
訓練生の操作を補完するように指導員が支援
→1 ヶ月分作業終了時に成果物(伝票、請求書の封書)を指導員に提出
(指導員は提出された成果物により習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
↓
次の月からは、単独で実施
わからない点については、質問に対応
(指導員は繰り返しの実施の中で、それぞれの作業の定着、正確性、作
業効率の向上を促す)
実施期間の目安 継続して(週1回以上)実施
81
-81-
資料4
訓練カリキュラムの流れ
○全盲等向け
訓練前期
《Windowsの基礎》
・Windows、アプリケーションの
起動・終了
・ダイアログボックスの理解
・タスクの切り替え
・ファイル、フォルダの理解
・拡張子の理解
・ショートカットの作成
訓練
《インターネットの利用(情報収集検索)》
インターネットを使った情報検索能力の向上
・ホームページの検索
(路線、時刻表、辞書の活用など)
・会社情報の収集
→ 演習課題の実施
《支援機器・ソフトの利用
(画面読み上げソフト)》
画面読み上げソフトについての
操作および各種設定理解
《Wordの利用
(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作
Wordの基礎的機能
・行数・文字数・余白の設定
・中央揃え、右揃え、左揃え、
・下線、フォントサイズの変更、
文字種、文字色の変更
・用紙向き、フッターヘッダーの設定
・検索と置換
ビジネス文書体裁の理解
簡易な表作成
→ 演習課題
《タッチタイピング》
タッチタイピングの習得
タイピングソフト(オトタイプ)
《文字入力・変換》
文字の入力・変換、ファイル保存の理解
同音異義語課題を毎日1課題程度、継続して実施
同音異義語の理解
《メールの利用
(メールの送受信のみ)》
・メールの受信
・受信した添付ファイルの保存
・メールの送信(+添付ファイル)
→演習課題へ
訓練予定表のメール受信
(週1回・メール受信+添付ファイル保存)
連絡事項等のメール受信
課
《メールの利用(メールの送受信以外
・署名の作成
・メールの返信・転送
・メールの検索、ヘルプの利用
・フォルダの作成
《Excelの利用
(各種関数、シートの取り扱い)》
Excelの機能理解による
蓄積データの加工スキル習得
・関
のための土台づくり
・ワー
・Excelの基本操作
・印
・表作成の流れ
・検
(文字装飾や書式の理解)
(V
・絶対参照・相対参照の理解
・ワー
・基本的な関数(SUM等、10種) ・デ
・並べ替え
(オ
・論理関数(IF、AND、OR)
・検
82
-82-
練中期
訓練後期
《インターネットによる
経路検索を利用した集計表の作成》
旅行命令伺から必要なデータを取り出し、
個人別集計表を作成・該当の経路検索
1ヶ月分のデータを1単位として、
一連の流れで繰り返し実施
継続して(週1回以上)実施
… メールによる課題提出、添削
※ インターネットの利用、及び
Excelの利用(ワークシートの連携)
を実施してから
作成)》
題実施
演習課題(総合問題)の継続実施
… 課題の印刷、ファイルによる課題提出、添削
《社内文書・社内メールへの対応》
演習課題の継続実施
ビジネス文書
ビジネスメール
… メールによる課題提出、添削
(社内文書)の作成
(社内メール)の作成
メモからその趣旨を
メモからその趣旨を
理解し、文書を作成
理解し、文書を作成
→ 演習課題実施
→ 演習課題実施
課題提出・添削はメールを利用
外の機能)》
《Excelを利用した
請求書の作成およびその発送準備》
Excelを活用したデータ集計・請求書作成
発送準備
コピー機、ラベルライター操作
ファイル作業
1ヶ月分のデータを1単位として、
一連の流れで繰り返し実施
関数の入れ子
・算術関数(INT、MOD、
※ Excelの利用(ワークシートの連携)
ークシートの連携
SUMIF、COUNTIF)
を実施してから
印刷
・日付関数(TODAY等、8種)
継続して(週1回以上)実施
検索関数①
・文字列関数(LEFT等12種)
…成果物(封書)による課題提出、添削
VLOOKUP、HLOOKUP)
・&演算子
ークシート間の計算
・CSV形式の読込み
データベースの利用
・検索と置換
演習課題の継続実施
オートフィルタ、フィルタオプション)
… メールによる課題提出、添削
検索関数②(MATCH、INDEX)
→ 演習課題実施
83
-83-
○弱視向け
訓練前期
《Windowsの基礎》
・Windows、アプリケーションの
起動・終了
・ダイアログボックスの理解
・タスクの切り替え
・ファイル、フォルダの理解
・拡張子の理解
・ショートカットの作成
訓練
《インターネットの利用(情報収集検索)》
インターネットを使った情報検索能力の向上
・ホームページの検索
(路線、時刻表、辞書の活用など)
・会社情報の収集
→ 演習課題の実施
《支援機器・ソフトの利用
(画面読み上げソフト)》
画面読み上げソフトについての
操作および各種設定理解
《支援機器・ソフトの利用
(画面拡大ソフト)》
画面拡大ソフトについての操作
自身に合わせた設定理解
《Wordの利用
(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作
Wordの基礎的機能
・行数・文字数・余白の設定
・中央揃え、右揃え、左揃え、
・下線、フォントサイズの変更、文字種、
・用紙向き、フッターヘッダーの設定
ビジネス文書体裁の理解
簡易な表作成
→ 演習課題
《タッチタイピング》
タッチタイピングの習得
タイピングソフト(オトタイプ)
《文字入力・変換》
文字の入力・変換、ファイル保存の理解、同音異義語の理解 同音異義語課題を毎日1課題程度、継続
《支援機器・ソフトの利用(拡大読書器)》
訓練日誌の記入・ テキスト(紙媒体)の確認
拡大読書器を利用した読み書き
《メールの利用
(メールの送受信のみ)》
・メールの受信
・受信した添付ファイルの保存
・メールの送信(+添付ファイル)
→演習課題へ
訓練予定表のメール受信 (週1回・メール受信+添付ファイル
連絡事項等のメール受信
《メールの利用(メールの送受信以外
・署名の作成 ・メールの返信・転送
・メールの検索、ヘルプの利用
・フォルダの作成
《Excelの利用
(各種関数、シートの取り扱い)》
Excelの機能理解による
蓄積データの加工スキル習得
・関
のための土台づくり
・ワー
・Excelの基本操作
・印
・表作成の流れ
・検
(文字装飾や書式の理解)
(V
・絶対参照・相対参照の理解
・ワー
・基本的な関数(SUM等、10種) ・デ
・並べ替え
(オ
・論理関数(IF、OR、AND)
・検
84
-84-
練中期
訓練後期
《インターネットによる
経路検索を利用した集計表の作成》
※ インターネットの利用、及び
旅行命令伺から必要なデータを取り出し、
Excelの利用(ワークシートの連携)
個人別集計表を作成・該当の経路検索
を実施してから
1ヶ月分のデータを1単位として、
継続して(週1回以上)実施 … メールによる課題提出、添削
一連の流れで繰り返し実施
《帳票の仕分け・Excelを利用したデータ入力》
伝票のパンチ・インデックス貼り付け・伝票の仕分け
Excelを活用したデータ集計・請求書作成
※ Excelの利用(ワークシートの連携)
発送準備・伝票の紐とじ
を実施してから
1ヶ月分のデータを1単位として、
継続して(週1回以上)実施 … 成果物(伝票等)による課題提出、添削
一連の流れで繰り返し実施
作成)》
演習課題(総合問題)の継続実施 … 課題の印刷、ファイルによる課題提出、添削
《社内文書・社内メールへの対応》
演習課題の継続実施
… メールによる課題提出、添削
ビジネス文書
ビジネスメール
文字色の変更 (社内文書)の作成
(社内メール)の作成
・検索と置換 メモからその趣旨を
メモからその趣旨を
理解し、文書を作成
理解し、文書を作成
題実施
→ 演習課題実施
→ 演習課題実施
続して実施
ル保存)
課題提出・添削はメールを利用
外の機能)》
送
《Excelを利用した
請求書の作成およびその発送準備》
Excelを活用したデータ集計・請求書作成
発送準備、ファイル作業
コピー機、ラベルライター操作
1ヶ月分のデータを1単位として、
一連の流れで繰り返し実施
関数の入れ子
・算術関数(INT、MOD、
※ Excelの利用(ワークシートの連携)
ークシートの連携
SUMIF、COUNTIF)
を実施してから
印刷
・日付関数(TODAY等、8種)
継続して(週1回以上)実施
検索関数①
・文字列関数(LEFT等12種)
…成果物(封書)による課題提出、添削
VLOOKUP、HLOOKUP)
・&演算子
ークシート間の計算
・CSV形式の読込み
データベースの利用
・検索と置換
オートフィルタ、フィルタオプション)
演習課題の継続実施
… メールによる課題提出、添削
検索関数②(MATCH、INDEX)
→ 演習課題実施
85
-85-
資料5
訓練カリキュラムの詳細・応用
高度な知識・技能の習得
4-① 社外文書・社外メールへの対応
実施時期
任意(2-⑥ 社内文書・社内メールへの対応 の実施後)
実施内容
メモからその趣旨を理解し、
ビジネス文書(社外文書)の作成
ビジネスメール(社外メール)の作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、ビジネス文書(社外文書)の概要
を個別に説明
→概要説明後、単独で演習課題実施 演習課題はメールにより提出。
わからない点については、質問に対応
(指導員はメールによる課題提出で習得状況確認
+メールによるフィードバック)
引き続き、ビジネスメール(社外メール)も同様の流れで実施
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
86
-86-
高度な知識・技能の習得
4-② Excel を使用した非定型的なデータ加工
実施時期
任意(2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い) の実施
後)
実施内容
Excel を使用した実践的なデータの加工スキルの習得
・日付関数(NETWORKDAYS、WORKDAY)
・文字列関数(SUBSTITUTE)
・時刻関数(TIME、HOUR、MINUTE、SECOND)
・ピボットテーブル
・リスト集計
・入力規則
・グラフ作成(必要に応じて実施)
※ グラフ作成の場合には、画面読み上げソフト(JAWS)の操作方法
の理解も併せて実施
→ 操作するにあたって、画面読み上げソフト(JAWS)の利用が
不可欠(他のソフトでは実施不可の部分がある)
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作実施
訓練生の状況により個別対応
わからない点については、質問に対応
演習課題の部分のみ、訓練生が印刷、ファイルし、指導員に提出
(指導員は提出されたファイルと保存データにより習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
(ここでは、課題提示・提出・添削はメールで実施)
87
-87-
高度な知識・技能の習得
4-③ Access を使用したデータ加工
実施時期
任意(4-② Excel を使用した非定型的なデータ加工 の実施後)
実施内容
Access を使用したデータ加工スキルの習得(クエリを中心に)
・Access の基礎知識・構成要素・全体像
・Excel からのデータ移行
・テーブルの基礎知識
・リレーションシップの作成
・クエリによるデータ抽出・集計
・パラメータクエリ
・関数の利用①(SUM、Month、Day、Year、DateSerial、Date、IIf、Avg、
Count、Max、Min、Int、Round、IsNull)
・さまざまなクエリ(不一致クエリ、重複クエリ、クロス集計クエリ、
更新クエリ、追加クエリ、テーブル作成クエリ、削除クエリ)
・データシートビューの操作(並べ替え、フィルタ、検索と置換)
・Access データの Excel への移行
・関数の利用②(Left、Right、Mid、Val、DateDiff、Format)
※ 画面読み上げソフト(JAWS)の操作方法の理解も併せて実施
→ 操作するにあたって、画面読み上げソフト(JAWS)の利用が
不可欠(他のソフトでは実施不可の部分がある)
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
訓練時間終了の都度、訓練生は進捗状況を報告
(指導員は報告内容と保存データにより習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
88
-88-
高度な知識・技能の習得
4-④ インターネットによる情報収集・とりまとめ
実施時期
任意
(2-② インターネットの利用(情報収集、検索)
2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)の
ワークシートの連携 実施後)
実施内容
特定業界における売上シェア 1~3 位の企業情報の収集
必要なデータを収集し、所定のフォーム(Excel 形式)にまとめる
訓練の流れ
手順書(電子ファイル)に沿って、作業手順確認
必要に応じて、訓練生の操作を補完するように指導員が支援
作業状況を確認し、問題なければ、その後は単独で実施
わからない点については、質問に対応
→特定の業界ごとにフォームをメールにより提出
(指導員はメールによる課題提出で習得状況確認
+メールによるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
(課題提示、提出、添削はメールで実施)
高度な知識・技能の習得
4-⑤ ホームページの簡易な保守
実施時期
任意(4-④ インターネットによる情報収集・とりまとめ におおむ
ね対応可能になった後)
実施内容
HTML の基本的内容の理解
・HTML の基礎知識
・タグの概要
・文字装飾
・リンク
・テーブル
・CSS
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
演習課題の部分のみ、訓練生が印刷、ファイルし、指導員に提出
(指導員は提出されたファイルと保存データにより習得状況確認
+口頭によるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施
89
-89-
高度な知識・技能の習得
4-⑥ 電話応対
実施時期
任意
実施内容
電話応対スキル(電話時のメモ取りを含む)の習得
・電話応対の基本とマナー
・好印象を与える声
・印象よくなる言い回し
・正しい言葉遣い
・電話のかけ方
・電話の受け方
・クレーム応対の基本
※ メモの取り方についての指導も併せて実施
【メモ取りの定着のために】
電話応対実施前に訓練生の状況に応じたメモ取りの方法を決める(パ
ソコンへの入力、点字ディスプレイの利用、点字の打刻など)
。
+
朝礼時などの連絡事項を、毎朝、メモをとり、その内容を指導員宛に
メールを送信する。
… 継続的に実施することで、要約したメモの取り方に慣れてくる
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、電話応対に必要な内容を説明(小
集団で実施可)
→ロールプレイを繰り返し実施。
電話の受発信についてのロールプレイでは、メモ取りも併せて実施。
(指導員は、実施の都度、受け答えとメモ取りの内容から習得状況確認
+口頭でフィードバック実施)
実施期間の目安 12 時限(1 時限:50 分)
継続実施の方策 さまざまなパターンでのロールプレイの継続実施
90
-90-
高度な知識・技能の習得
4-⑦ PowerPoint の活用
実施時期
任意
実施内容
PowerPoint の利用方法の習得
・PowerPoint の概要
・プレゼンテーション資料作成のポイント
・プレゼンテーション資料作成の流れ
・スライドの体裁調整(レイアウト、デザイン、行間の調整)
・スライドの修正
・印刷
・他形式へのファイル変換
・画像の挿入(簡易な方法)
※可能であれば、自身のプレゼン資料の作成
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
演習課題の部分のみ、メールにより提出(一部、印刷物により提出)
(指導員はメール、印刷物により習得状況確認
+メールによるフィードバック)
実施期間の目安 訓練生の状況により異なる
継続実施の方策 演習課題の継続実施(課題提示、提出、添削はメールで実施)
演習課題で作業に慣れてきたら、自身のプレゼン資料の作成
91
-91-
高度な知識・技能の習得
4-⑧ Windows 等の設定確認
実施時期
任意
実施内容
Windows の設定理解
・スタートメニューの設定
・ファイル・フォルダの設定(拡張子の表示も)
・システムのプロパティ設定
・地域と言語、ユーザー補助の設定
・電源管理の設定
・画面の設定(全盲等・弱視共通)
・画面の設定(弱視用)
Microsoft Office の設定理解
・Microsoft Office 共通の設定
・Microsoft Word の設定、Microsoft Excel の設定
※その他の設定については、個々の訓練実施時に併せて行う
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)に沿って、操作方法を個別に説明
→テキストの流れに慣れてきたら、単独で実施
わからない点については、質問に対応
実施期間の目安 4 時限(1 時限:50 分)
継続実施の方策 -(これらの設定は記憶する必要はなく、テキスト(電子ファイル)に
沿って作業できればよい。訓練生のスキル状況に応じて対応)
高度な知識・技能の習得
4-⑨ OCR の利用(スキャナの利用、PDF 保存も含む)
実施時期
任意
実施内容
OCR ソフトを利用した文書のテキスト化および PDF 化
・スキャナの利用→OCR ソフトの利用→テキスト保存(あるいは PDF 形
式での保存)の流れで各操作の理解
訓練の流れ
テキスト(電子ファイル)の内容を訓練生自身が確認
→テキスト(電子ファイル)に沿って、訓練生が作業を進めていくので、
その状況を確認しながら、必要に応じて、助言
※スキャナの利用、OCR ソフトの利用のいずれについても、訓練生の
多くは操作に慣れていないため、個別での指導が必要。
実施期間の目安 4 時限(1 時限:50 分)
継続実施の方策 他の訓練内容の演習課題(2-⑥ 社内文書・社内メールへの対応 の
演習課題など)を紙媒体で提供し、これをスキャナ利用によりテキスト
化(あるいは PDF 化)
→これをもとに演習課題の実施(OCR ソフトは完全な認識率ではないた
め、必要に応じて質問に対応)
92
-92-
資料6
訓練教材一覧
【訓練カリキュラム】
支援機器・ソフトを利用した基本的なパソコン操作の習得
1-① Windows の基本的な操作
1-② タッチタイピング
1-③ 支援機器・ソフトの利用
1-④ 文字入力・変換
アプリケーションソフト利用にあたって必要な知識・技能の習得
2-① メールの利用
2-② インターネットの利用(情報収集、検索)
2-③ Excel の利用(各種関数、シートの取り扱い)
2-④ Word の利用(ビジネス文書の体裁理解・簡易な表作成)
2-⑤ 社内文書・社内メールへの対応
事業所ニーズを踏まえた実践的な技能の習得
3-① インターネットによる経路検索を利用した集計表の作成
3-② Excel を利用した請求書の作成およびその発送準備
3-③ 帳票の仕分け・Excel を利用したデータ入力(弱視のみ)
【訓練カリキュラム・応用】
高度な知識・技能の習得
4-① 社外文書・社外メールへの対応
4-② Excel を使用した非定型的なデータ加工
4-③ Access を使用したデータ加工
4-④ インターネットによる情報収集・とりまとめ
4-⑤ ホームページの簡易な保守
4-⑥ 電話対応
4-⑦ PowerPoint の活用
4-⑧ Windows 等の設定確認
4-⑨ OCR の利用(スキャナの利用、PDF 保存も含む)
93
-93-
資料7
用途
卓上型カ
ラー拡大
読書器
支援機器・ソフト一覧
機器名
ポケット MAX
(\208,000)
機能
会社名
・リモコンによるカメラ向き(左右、上下)の
(株)おんでこ
操作、倍率(16 倍パワーズーム)
、オート・マ
http://www.
●仕様
ニュアルフォーカス切替、明るさ等のコントロ
ondeko.co.jp
【カメラ部】
ール。
/
1/4 型CCD41 万画素、水平解像度:460
・カメラの向きを変え、遠方(黒板等)の文字
TV本、倍率:0.8~12.8 倍、本体重量:375
等をリモコンボタンによる追尾。モニターのミ
g
ラー機能による鏡と同じ状態での撮像。
【モニター部】
画面サイズ:約 26.5(幅)×20(高さ)×
33(対角)[㎝]、本体重量:約 3.2 ㎏
VS-5000LCD
(\380,000)
・オートフォーカス、電動ズーム
(株)西澤電機計
・カラー表示/白黒表示/白黒反転表示/コント
器製作所
●仕様
ラスト強調
http://www.
【カメラ部】
・外部カメラ接続端子付
nisic.co.jp/
撮像素子:1/4 インチカラーCCD、総画素数: ・すべて手許操作可能
41 万画素、水平解像度:470TV 本 、倍率: ・折り畳式で、移動・収納可能
約 1.6 倍~55 倍(15 インチ液晶モニタにて)
・黒板を見る時などに使う遠方視のための外部
【モニター部】
カメラ入力が標準装備
液晶モニター、
画素数:15 インチ XGA(1024
×768 ドット)
アラジン・エーペックス
・液晶フラットパネル
(株)インサイ
(17 インチ型\228,000/20 インチ ・モニターサイズ:17 インチ、20 インチの ト
型\268,000)
2種類
http://www.
●仕様
・ピント合わせ:オート、マニュアル両方式
s-insight.jp/
拡大倍率:17インチ型/3.2 倍~46 倍
・ライン・マスキング機能
20 インチ型/4.4 倍~65 倍
・「白黒画面」「白黒反転画面」
寸法(モニターを折りたたんだ状態)17イン
・「2色画面」(文字を読むとき、背景の色と
チ型:幅 40.6、奥行 52、高さ 47[cm]、
文字の色を 24 通りの色の組合せから選択可
20 インチ型:50.8、奥行 54.6、高さ 47[c
能)
m]
・モニター・本体一体型
重量:17 インチ型:21.4kg、20 インチ型:
23.5kg
ヴェルテックス
(¥298,000)
・カバン型に収納可能(キャリングケース付) (株)インサイト
・ライン・マスキング機能
http://www.
●仕様
・17インチフラットパネル液晶モニター
s-insight.jp/
倍率:3.5 倍~48 倍
・
「カラー24 色」
「白黒反転」
寸法:
「使用時」 W39.6×D46.4×
・フルカラーオートフォーカス機能
H62.0[cm]
・ライン・マスキング機能
重量:12kg
94
-94-
用途
卓上型カ
ラー拡大
読書器
機器名
クリアビュープラス
(ClearView+)
液晶モニターアームタイプ
(¥198,000)
機能
会社名
テーブル手前のボタン一つで拡大/縮小、カラ
(株)タイムズコ
ーモードの変更が可能。
ーポレーション
・カラーモードは、カラー、白黒、白黒反転の
http://www.t
3パターンから選択可能
imes.ne.jp/
●仕様
・テーブル手前下に電動ブレーキ装着
フォーカス:オートフォーカス、焦点固定可能
・可動式液晶モニター
倍率:3.2~70 倍(18.5 型モニタ使用時)
、
テーブルサイズ:44×50cm
重さ:18.5 型:16.7kg
Acrobat CD
(アクロバット LCD)
・白バランス調節の機能
(株)日本テレソ
・ラインマーカー(2 本横線)機能
フト
(¥298,200)
・対象位置表示機能
http://www.
●仕様
・自動焦点設定機能(起動時に)
nipponteleso
画面サイズ:インチ
ft.com/
重さ:.2kg
サイズ:8.1(奥)20.32(横)53.34(高)
/cm
倍率:.8~68 倍
VS-3000AFD
(¥218,000)
・LED 照明採用により電球交換不要
(株)西澤電機計
・カラー、白黒、反転モードにピクチャーモー
器製作所
カメラ部●仕様
ド
http://www.
映像素子:1/6 インチカラーCCD
・フォーカスロック機能でピント位置を固定
nisic.co.jp/
倍率:2.1 倍~43 倍(15 インチテレビにて) ・紙面にピント固定しておけばペン先、指先に
架台:積載荷重 約 15kg(15 インチモニタ
フォーカスされることなく書字が可能
相当)
照明:フォームホワイト LED 2 灯
質量:約 14kg
外形寸法:360mm(W)×457mm(D)×
305mm(H)
AV-100CP
(¥198,000)
・17 インチ液晶モニター
(株)タイムズコ
・可動式アームで画面の位置を調整
ーポレーション
●仕様
・オートフォーカス機能
http://www.t
外形寸法:W416×D500×H520 ~
805[mm]
カメラ:オートフォーカス 41 万画素
拡大率:2.3 倍~43.5 倍(17 インチサイズ
LCD モニタ)
PC接続用:RGB 端子 1 系統
95
-95-
imes.ne.jp/
用途
卓上型カ
ラー拡大
読書器
機器名
機能
会社名
オニキス
(¥198,000)
・前方、手元、自分の 3 方向の拡大が可能
・コントラスト調整機能
ト
●仕様
・明るさ調整機能
http://www.
拡大倍率:手元の拡大率:1.5~85 倍、前方
・静止画像撮影機能
s-insight.jp/
の拡大率:21.3 倍
・XY テーブルのない省スペース設計
重量:本体の重さ:2.58kg
・マスキング機能とマーカー機能
(株)インサイ
カメラの重さ:420g、モニター:別売
携帯型カ
ラー拡大
読書器
オリンピア
(¥198,000)
・携帯に便利なポータブルタイプ
・付属の筆記台付き
(株)インサイ
ト
●仕様
http://www.
画面色:白黒・白黒反転・原色カラー・青背景
s-insight.jp/
黄色文字の 4 パターン
拡大倍率:4.3~26 倍までの 8 パターン切替
可能(コード(線)1 本を TV に繋げば、より
大きく映し出し可能。
)
パワードアイ
(¥198,000)
・画面が 135 度可動、見やすい角度に固定可
(有)パワードア
能
イ
●仕様
・白黒、ハイコントラスト、ネガポジ反転など
http://www.
本体サイズ:W225×D135×H55
画面切替可能
powered-eye
本体重量:1.1kg
・遠方を固定ボタンで画面に固定し、手元で確
.com/
画面サイズ:液晶7インチワイド(17.5 ㎝)
認可能
倍率:4倍ワイド~23 倍望遠。無段階ズーム
・筆記用折り畳み脚と作業用ライト装備
フォーカス、LE 照明内蔵。
・TV画面にも接続可能
バッテリー:4時間連続使用可能(充電3時間
AMIGO(アミーゴ)
(¥198,000)
・小型で、携帯型(キャリーバック付)
(株)日本テレソ
・ディスプレイ
フト
●仕様
精微な画面、角度を自由に変更可能、側面から
http://www.
画面サイズ:6.5 インチ
も歪みなく読書可能、一時的に静止状態が保て
nipponteleso
サイズ:16.5cm(L)×9.8cm(W)×4.3cm(H)
る。
ft.com/
重さ:550g 、倍率:3.5 倍~14 倍の 5 レベ
文字黒、白抜き、背景を青色などに 6 モード選
ル
択可能
電源:AC アダプターとバッテリー2 個
バッテリー使用時間:1.75 時間
バッテリー充電時間:2.5 時間~3.5 時間
センスビューP430(筆記用カメ
ラ付)
(¥168,000)
・軽量な携帯型
(株)タイムズコ
・4.3 インチの液晶画面に最大 22.5 倍拡大可
ーポレーショ
能
ン
●仕様
・シャッターボタン:映像の静止と拡大ボタン
http://www.t
液晶画面:4.3 インチ WQVGA TFT-LCD
・カラーモード:カラー、白黒、白黒反転、黒
imes.ne.jp/
ズーム:スタンド未使用時 6.7 倍~22.5 倍
黄、青黄、白青
バッテリー:3 時間充電 4.5 時間連続使用可
能
サイズ:W 幅 146×高さ 83×厚さ 22.5 ス
タンド使用時(厚さ 25mm)
、重さ:221g
96
-96-
用途
機器名
携帯型カ
ラー拡大
読書器
アッシュズーム(ASH ZOOM)
(¥148,000)
・3~18 倍まで9段階倍率調節可能
(株)タイムズコ
・カラー、白黒、白黒反転、カラーモード選択
ーポレーショ
●仕様
(50 通り以上の組み合わせ可能)
ン
液晶画面:4 インチ(10.2 cm) カラーTFT 高
・シャッター機能で画像を静止可能
http://www.t
画質
・カメラを傾けると筆記も可能
imes.ne.jp/
コンパクトプラス
(¥139,000)
・被写体から離してもピントが合うので高い位
(株)タイムズコ
置から全体を撮影、文字の筆記にも使用可能
ーポレーショ
●仕様
・画像静止機能
ン
液晶:4.3 インチ
・カラー、白黒、白黒反転、青黄、照明 OFF
http://www.t
倍率:3段階(約5倍・約7倍・約 10 倍)
カラーの6種類のモード切替可能
imes.ne.jp/
外寸:横 13.5×横 7.7×厚 3.2cm
・5・7・10 倍の倍率調整が可能。
機能
会社名
倍率:3~18 倍
バッテリー:充電式リチウムイオンバッテリ
(連続仕様4~7時間充電時間3時間)
サイズ:幅 170mm×高さ 95mm×厚さ
28mm、重さ:250g
充電池:ニッケル水素充電池 (本体内で充電
できます)
使用時間:連続使用時間 2.5 時間、充電時間5
時間
画面モード:カラー、白黒、白黒反転、青黄、
黒黄、照明OFFカラー
フォーカス:オートフォーカス
重さ:300g
センスビューM430(デュオ)
(¥168,000)
・
「望遠用」と「手元用」の二つのカメラを搭
(株)タイムズコ
載
ーポレーショ
●仕様
・遠用カメラで読書可能
ン
画面:4.3 インチ ワイドタイプ
・静止画を拡大スクロール可能
http://www.t
本体サイズ:146(横)×22.5(厚)mm 25
・近用カメラで筆記可能
imes.ne.jp/
mm(スタンド使用時)
重量:221g
ズーム:4~28 倍(光学 4 倍・7 倍・デジタ
ル 1~4 倍)
、4~16 倍(スタンド使用時)
、7
~28 倍(スタンド未使用時)
表示モード:6 種類(カラー、白黒、白黒反転、
黄青、黄黒、白青)
97
-97-
用途
携帯型カ
ラー拡大
読書器
機器名
アッシュフォーカス
(ASHFOCUS)
(¥168,000)
機能
会社名
・ワンプッシュ式オートフォーカスカメラ搭載
(株)タイムズコ
・3~18 倍まで 9 段階調整可能
ーポレーショ
・カメラを回転させて、筆記可能
ン
●仕様
http://www.t
画面:4.3 インチ(10.9cm)カラーTFT 液
imes.ne.jp/
晶モニター
倍率:3~18 倍
モード切替:カラー、白黒、白黒反転、その他
50 通り以上の組み合わせ可能
重量:250g
サイズ:170×95×28mm
バッテリー:100-240V 50/60Hz 充電
式リチウムイオンバッテリ(連続使用 4~7 時
間 充電時間 3 時間)
サファイア
(¥198,000)
・読みたいものの上に平らに置いて使用
㈱インサイト
・手元のスライドバーで倍率調整
http://www.
●仕様
s-insight.jp/
画面:7インチ
倍率:3.4 倍から 16 倍
サイズ:4.6×13.7×20.3 ㎝
重さ:879g
カメラ:フルカラー、白黒、白黒反転など、23
種類の文字と背景の色設定が可能。静止画撮影
機能。
バッテリー:充電式バッテリーで 4 時間連続使
用が可能
アクティブビュー
(¥198,000)
・遠くの文字も拡大可能
(株)タイムズコ
・撮影画像最大 100 枚記録可能
ーポレーショ
●仕様
・RGB 入力モニターやテレビに接続可能
ン
カメラ有効画素数:約 700 万画素
・パソコン接続による撮影画像データ転送可能
http://www.t
画面:4.3 インチワイド液晶モニター(約 13
万画素)
倍率:手元拡大 3 ~ 12 倍(スタンド使用時)
6.5~26 倍(スタンド非仕様)
遠方拡大 最大 42 倍、カメラズーム:光学ズ
ーム 2.7 倍、電子ズーム最大 15.5 倍
重量:290 グラム
サイズ:約 160mm 幅×約 80mm 高×約
24mm 奥
電池連続使用可能時間:約 240 分(再生モー
ド時)
、約 150 分(ライブビューモード時)
98
-98-
imes.ne.jp/
用途
PC接続
型カラー
拡大読書
器
機器名
機能
会社名
アラジン・ジニープロ
(¥218,000)
・3種類のビデオ出力(SVGA、S映像、N
(株)インサイト
TSC)を装備(テレビやパソコン用モニタを
http://www.
●仕様
利用可能)
s-insight.jp/
拡大倍率:17 インチモニタ使用の場合
・アラジン・ジニープロとパソコンで、1台の
(3倍~47 倍)
、20 インチSビデオモニタの
モニタを共用可能
場合(4.4 倍~65 倍)
・フルカラー、白黒標準、白黒反転の3つのゾ
寸法(モニタを除く)
:W39.6×D60.7×H
ーンに切替可能
33[cm]
・マスキング機能(縦・横のライン表示)を内
重量:12.3kg
蔵
モニター:別売り
・ピントは「オート」
「マニュアル」対応
画面モード:フルカラー、白黒標準、白黒反転、
24 種類の2色画面
アトラス710
(¥198,000)
・フルカラー・白黒・白黒反転の3種類
(株)インサイト
・背景・文字の色を 24 通りの組合せから選択
http://www.
●仕様
可能。
s-insight.jp/
拡大倍率:17 インチモニタ使用の場合
・SVGA方式、またはVGA方式のモニター
(3倍~50 倍)
を使用可能。
寸法(モニタを除く)
:W39.6×D60.7×H
・オートフォーカス(全自動焦点合せ機能)
33[cm]重量:12.3 ㎏
音声・拡大 よむべえ
読書器
(¥198,000)
・印刷物読み上げ機能
(株)アメディア
印刷物をセットして読み取りキーを押すだけ
http://www.
●仕様
で内容を読み上げる。
amedia.co.jp/
読み上げ又は再生できるパソコン用ファイル
・拡大読書機能
・テキストファイル (txt 形式, csv 形式, html
印刷物を最大 40 倍まで 16 段階で拡大表示で
形式)、PDF 文書 (PDF 形式)、Microsoft ワ
きます。
ード文書 (doc 形式, rtf 形式)、 Microsoft エ
・CD読書機能
クセル文書 (xls 形式) 、音声ファイル (wav
CD をセットすれば音楽 CD かデイジー図書か
形式, mp3 形式, wma 形式, ogg 形式, aiff 形
を判別して再生、文書 CD やプログラム CD で
式)、 音楽ファイル (midi 形式)、 動画ファイ
もファイル一覧を音声化できる。
ル (mpeg 形式, wmv 形式, avi 形式)、 画像フ
ァイル (.jp/eg 形式, tiff 形式, bmp 形式, gif 形
式
外形寸法:幅 260mm×奥行き 420mm×高
さ 100mm、重量:7.8kg、消費電力:60
ワット
99
-99-
用途
点字ディ
スプレイ
機器名
ブレイルメモBM32
(¥357,000)
機能
・点字の左手読み(両手読み)
、右手読みの切
ケージーエス
替は、スイッチ1つで可能。
(株)
●仕様
・点字表示の送り/戻しキーが手前に配置。
点字表示部:32 マス
・点字プリンタに直接接続をして印字可能。
(シ
キースイッチ:30 個
リアルインターフェース使用時)
バッテリー:着脱式バッテリーパック 1 個、 ●対応ソフトウェア Windows 用
使用時間約 12~17 時間
XP Reader
メモリ容量:8MB ユーザー使用可能
PC-Talker XP・PC-Talker Vista
6.5MB
VDMW300
メモリドライブ 2GB
JAWSForWindowsProfessionalVersion6.
インターフェース:シリアル×1
2 以降
(RS-232C)、USB×1(Ver2.0)
、ブルー
Windows eyes Version7(英語版)
トゥース Bluetooth×1(Ver2.0)
、外付け
JAWS For Windows Professional(英語版)
会社名
http://www.
kgs-jpn.co.jp
/
USB メモリポート×1、
外形寸法:266W×129D×40H(mm)
重量:約 1.0(kg)
ブレイルメモBM24
(¥250,000)
・ブルートゥースを搭載、パソコン、ブレイル
ケージーエス
メモ(BM24)間がワイヤレスで接続可能。
(株)
●仕様
(注:パソコンと接続するにはパソコン側にブ
点字表示部:8 点ピン突出方式 24 マス
ルートゥースアダプタが必要。
)
http://www.
入力キー:点字入力キー、編集キー、矢印キー
・パソコンと接続し点字ディスプレイとしての
28 個。各表示マスに対応 24 個。
使用可能。
メモリ:6MB 最大 256 件の文書を保存可能
・ブレイルメモ内の文書をパソコン内の画面読
インターフェース:ブルートゥース
み上げソフトで音声出力。
Bluetooth X 1 (Ver1.1) USB X 1(Ver1.1)
・点字情報の電子配信サービスに対応
シリアル :X 1(D-SUB 9 ピン オス)
有料配信:点字毎日、ニュースがわかる、視覚
バッテリー:内蔵バッテリー 使用時間約 20
障害その研究と情報
時間
無料配信:日盲連 JB ニュース(厚生労働省事
外形寸法:216W X 164D X 41H [mm]
業)
重量:約 1.0[kg]
・6点・8点の点字編集が可能
kgs-jpn.co.jp
/
・電卓、時計、アラーム、カウントダウンタイ
マー、ストップウォッチ 、カレンダー、スケ
ジュール帳等の機能あり。
ブレイルメモポケット
(¥249,000)
・USB・ブルートゥースを装備し、パソコン
●仕様
点字表示部:8 点ピン突出方式 24 マス
入力キー:17キー
しての使用も可能。
・点字での読み書き、保存などの編集機能に加
内蔵メモリ:4MB(ユーザーエリア 3.5MB) え電卓時計スケジュール帳などの機能あり。
インターフェース:内蔵ブルートゥース
・6 点・8 点の点字編
Bluetooth X 1 (Ver1.2)、USB mini B タ
・対応ソフトウェア
イプ 1(Ver1.1)
Windows 用:
連続使用時間:約8時間、USB 使用時は、パ
スクリーンリーダー:XPReader、
ソコンから電源供給。
PC-TalkerXP、VDMW300、JAWS For
外形寸法:168W×80D×20H[mm]
Windows Professional Version 6.2 以降
重量:約 300[g]
点訳ソフト:ブレイルスターforWindows
点訳辞書:Windic 集が可能
100
-100-
ケージーエス
と接続し点字ディスプレイとして使用が可能。 (株)
・点字表示マス数 16 マスで、ディスプレイと http://www.
kgs-jpn.co.jp
/
用途
点字ディ
スプレイ
機器名
精華 Version3
(¥198,000)
日本で販売されているすべてのスクリーンリ
(株)日本テレソ
ーダーソフトに原則対応。
フト
●仕様
○点字編集ソフト:Win-BES99
http://www.
表示方式:8点、表示マス数:40 マス、カー
点字編集システム 4.0 for Windows XP
nipponteleso
ソルキー:8キー、タッチカーソルキー:40
ブレイルスター for Windows ver2.15
ft.com/
キー、
○スクリーンリーダー:PC-Talker XP
機能
会社名
キャラクターコード:オリジナル8点コード、 ver3.0
インターフェース:USB、電 源:バスパワ
PC-Talker Vista 、95Reader ver6.0(XP
ー方式、
Reader) 、Win-Voice ver2.01
外形寸法:330(W)91(D)25(H)m
○ワープロソフト:でんぴつ for Windows
m
ver4.5
重量:640g
点図ディ
スプレイ
ドットビュー DV-1
(¥680,000)
パソコン画面に表示されている画像パターン
ケージーエス
をそのまま点字の浮き出しでリアルタイムに
(株)
●仕様
表示するポータブルな点図ディスプレイ。
http://www.
外形寸法:
静止画、ANK、漢字、動画、点字を表示。
kgs-jpn.co.jp
約 220W×150D×90H[mm]
/
重量:約 2.1[Kg](本体のみ) 約 0.2[Kg](AC
アダプター)
点図表示部:24 ドット×32 ドットスクロー
ル、拡大/縮小機能。
携帯情報
端末
ブレイルセンス 日本語版
(¥600,000)
電子メールやインターネット等ができるWi
有限会社
ndows CE搭載のPDA。
エクストラ
●仕様
6点入力キーボード、32 マス点字ディスプレ
http://www.
サイズ:横 25.5cm、奥行 15.5cm、高さ
イ、音声出力機能を装備し、ワードプロセッサ、 extra.co.jp/
3.0cm、重さ:1.2kg、OS:Windows
電子メール、インターネットブラウザ、DAISY
CE.NET、フラッシュメモリー:64MB、メモ
プレイヤー、メディアプレイヤ、ファイルマネ
リ拡張:コンパクトフラッシュ(CF)あるいは
ージャ、スクリーンリーダーターミナル、
USB スティックメモリーで拡張可能、RAM: ActiveSync 機能などを有する Windows CE
64MB、CPU:Intel X-Scale(PXA255)
、 搭載の PDA(携帯情報端末)
。ネットワーク接
バッテリー:リチウムイオン(着脱式)、バック
続機能を搭載し、視覚障害者や盲ろう者にアク
アップバッテリー内蔵、キーボード:点字キー
セシブルなモバイル情報環境を提供
(6 点、スペースバー、2 つの機能キー)、4 つ
の拡張キー、2 つのスクロールキー、点字ディ
スプレイ:32 マスのセル、32 個のタッチカ
ーソルキー、ビデオ出力:内蔵液晶、VGA、
インターフェース:CF スロット、USB マス
ター、USB スレーブ、LAN ポート、赤外線通
信ポート、シリアルポート、パラレルポート、
アナログ RGB、ネットワーク:10Base-T
Ethernet、CF タイプの無線 LAN、CF タイ
プの PHS カード、サウンド:内蔵ステレオス
ピーカ、ヘッドホンジャック、音声録音:内蔵
マイク、外付けマイクジャック
点字ディスプレイ内蔵の携帯情報端末
101
-101-
用途
点字プリ
ンタ
機器名
ESA721ver'95
(¥1,018,500)
機能
会社名
日本最初の点字プリンタとして登場。
(株)ジェイ・テ
日本の点字サイズ(B5 版、32 マス 22 行)
ィ・アール
●仕様
を守って、多くの点字図書館や盲学校に納入。 http://www.j
・印字速度:毎秒 10~20 点字(印字圧調整
大中小の 3 点方式による点作図プロッタ機構
スイッチにて可変)通常文章 1 ページあたり
(世界初)搭載。
30 秒(20 字/秒)
プリンタ打ち出しのためのデータは汎用性の
・印字方式:シリアル・ドット・インパクト方
高いコードを使用し、日本の点字用ソフトはほ
式(6 点同時往復印字)
とんどこのプリンタを標準に作られている。代
・紙送り方式:トラクタ・フィード方式
表例(コータクン、Win-BES、点字編集シス
・用紙幅:8 インチ×10 インチ 10 インチ
テム3、ブレイルスター、BASE、EXTRA、
×11 インチ
他多数)
tr-tenji.co.jp/
・用紙厚さ:55Kg~150Kg 印字圧調整ス
イッチ
・印字数:32 字 22 行(紙幅 8 インチ)40
字 24 行(紙幅 10 インチ)
・形状寸法:幅 50 センチ 奥行き 36 センチ
高さ 43 センチ
・重量:21Kg
DOG Multi Super
(ドッグマルチスーパ)
(¥1,365,000)
・静粛性あり。
(株)日本テレソ
・点字と墨字の同時印刷。両面、点字・墨字が
フト
可能。
(2度通し方式)
http://www.
サイズ:455(W)×410(D)×295(H)mm
・小型・軽量
nipponteleso
重量:24kg
・インクジェットによる耐久性の向上
ft.com/
MyWord Ⅴ Pro
(\92,400)
・毛筆体やゴシック体などのフォント指定が可
(株) 高知シス
能。
テム開発
●動作環境
・書式文例集を標準装備
http://www.
下記のいずれかのスクリーンリーダーが動作
・キーボードの6つのキーを点字タイプライタ
aok-net.com
している環境が必須。
のキーに見立てた点字入力が可能。
/
印字方式:点字=偏心圧力方式によるライン印
字、墨字=インクジェット方式
音声ガイ
ド付きワ
ープロ
PC-Talker Ver.4.0 以上、PC-Talker XP、
VDM100W Ver.4.0 以上、VDMW300
ポータブ
ルレコー
ダー
プレクストーク・ポータブルレコ
ーダー[PTR2]
(\85,000)
デイジー録音・再生機。
シナノケンシ
・デイジーの特長であるページ、見出、グルー
(株)
プなど、区切り目の度合いに応じたマーキング
http://www.
●仕様
個所への移動。
plextalk.com/
外形寸法:W167×D205×H50[mm]
・録音機能及び、図書制作モードでの編集。
重さ:940 グラム
・録音メディアとして、CD-RW または CD-R
ヘッドフォン端子:3.5 ステレオ・ミニプラグ
及び CF カードが使用可能。
ライン入力端子:3.5 ステレオ・ミニプラグ
・MP3 形式で、1 枚の CD に最大 90 時間ま
外付けマイク入力端子:3.5 ステレオ・ミニプ
で録音可能。
ラグ
・内蔵マイクで、記録しておきたいことをその
・音声電卓機能付き、USB でパソコンとつな
場でメモ録音が可能。
ぐと、CD-RW ドライブとして使用可能。
102
-102-
用途
活字文書
読上げ装
置
機器名
スピーチオプラス
(¥49,800)
機能
会社名
スピーチオプラスは、高齢者や視覚障害者に向
●動作環境
紙に印刷されているSP コードを読み取ること
http://www.
メモリ:512MB 以上
で、記録されている情報を音声で聞くことがで
kosaido.co.jp
ハードディスク空き容量:1GB 以上
きる。
/
対応 OS:Windows 2000 以上
「視覚障害者用活字
平成 21 年 9 月 5 日より、
その他:USB 2.0
文書読上げ装置」として重度障害者(児)日常
寸法(単位:mm):幅 50×奥行 51×高さ
生活用具の指定品目となり、給付金の範囲内で
80mm
購入できる。
廣済堂スピー
けて開発された SP コード専用読み取り装置。 チオ販売(株)
重量(単位:g):約 105g
立体コピ
ー機
PartnerVision bizhub 360
(¥1,940,000)
・通常の業務から立体コピーまで、用途を選ば
コニカミノル
ず活用が可能
タホールディ
型式:デスクトップ
・グラフや絵なども立体で伝達可能
ングス株式会
読取り解像度:600dpi×600dpi
・複雑なものも複数枚作成可能
社
書き込み解像度:1200dpi 相当×600dpi
○点字カード
http://konica
階調:256 階調
・点字名刺やオリジナルカードなどの点字印刷
minolta.jp
メモリ:ページメモリー:192MB
物の作成が可能
システムメモリー:384MB
○触地図
複写原稿:シート、ブック、立体物(厚さ最大
・地図を立体的にし、視覚障害者用の触地図の
30mm、重さ最大 6.8Kg まで)
作成が可能
最大原稿サイズ:A3
○点字楽譜の作成も可能
立体コピー作成機ビアフ(PIA
F)
(¥220,000)
・用紙は最大 A3 判まで利用可能
ケージーエス
・像スピードは約 10 秒(A4 用紙)
(株)
利用可能用紙:用カプセルペーパー A4、B4、 ・ビープ音で用紙挿入スタート OK を知
http://www.
A3
らせる音ガイド付。
kgs-jpn.co.jp
カプセルペーパーA4 判/200 枚/1 組:
・持ち運びが簡単な小型軽量・堅牢ボディ
/
\16,800(税込み)
・オーバーヒートや用紙詰まりなどが起き
B4 判/200 枚/1 組\21,000(税込み)
た場合、直ちにシャットダウンする安全装
A3 判/100 枚/1 組\16,800(税込み)
置付
温度調節:段階電子コントロール
・通メンテナンスや紙詰まり除去が簡単な
安全装置:イマー制御方式、温度制御方式
外カバー取り外し構造。
紙詰り除去:ローラ取外し方式
使用温度範囲:~30[℃]
電源:00[V] 50/60[Hz]]
消費電流:10[A](最大)
外形寸法:500W×148D×190H[mm](収
納時) 500W×510D×190H[mm](使
用時)
重量 6[Kg]
103
-103-
用途
音声電卓
触図手書
き用具
機器名
時計付き小型音声電卓(9902)
(¥3,150)
機能
会社名
・四則演算(+、-、×、÷)とメモリ計算がで
発売元:社会福
きる 10 桁の小型音声電卓
祉法人日本点
大きさ:
(幅)132×(奥行)180×(高
・音声は棒読み、位取り(千、万などの位を読
字図書館
さ)55mm
み上げる)の選択ができる。
http://yougu.
重さ:約 193g
・時刻報知機能やアラーム機能があり、音声で
nittento.or.jp
点字の取扱説明書
確認しながら設定する事が可能。
レーズライター
(¥3,000)
・触図を手書きできる用具
発売元:社会福
・ビニール製の作図用紙の表面に、ボールペン
祉法人日本点
板部:幅 300mm、奥行 200mm、厚さ5
で書いた図形や文字がそのままの形で浮き上
字図書館
mm
がるため、描きながら指先でたどることができ
http://yougu.
紙押さえ部分の厚さ:13mm
る
nittento.or.jp
EXTRA for Windows
(¥79,800)
対応言語:点訳対象言語は日本語と英語
有限会社エク
墨点印刷:編集中の点字データを、通常のイン
ストラ
●動作環境
クジェット・プリンターやレーザー・プリンタ
http://www.
パソコン:各社Windows対応パソコン
ーで墨点字(インク印刷した点字)として印刷
extra.co.jp/
(Windows Vista の場合は動作条件としてメ
可能。
モリ 512MB 以上)
点字印刷:ESA919、BASIC-D、エベレスト、
OS:Windows 7, Windows Vista,
ジュリエットなどでの両面同時印刷が可能。
Windows XP, Windows 2000(SP3 以上)
・JAWS や PC-Talker での音声読み上げが可
日本語版の各エディション
能
必要メモリ容量:256MB
・HTML ファイル、PDF ファイルのテキスト
必要ハードディスク容量:40MB
抽出が可能
ZoomText 9.1 Magnifier
(ズームテキスト)
(\62,790)
Windows の画面表示を拡大するソフト。
(株)NEC
・Windows Vista では、OS のログイン画面
http://121w
も拡大することが可能。
are.com/soft
●動作環境
・1 台のパソコンに 2 台のモニターを接続し
ware/zoomt
対象機種:Windows Vista Home Basic、
ている環境での動作に対応。
ext/
Windows Vista Home Premium、Windows
・両方に拡大した画面を表示する、片方に拡大
重さ:460g
付属品:ボールペン(インク無し)
自動点訳
ソフトウ
ェア
画面拡大
ソフトウ
ェア
Vista Business、Windows Vista Ultimate、 画面もう片方には等倍の画面を表示する、2 つ
Windows XP Professional、Windows XP
の画面をつなげて 1 つの画面として拡大表示
Home Edition、Windows
する、などの表示が可能。
2000Professional
・メニューやダイアログの、フォーカス部分に
対応OS:タッチパネルによる入力には対応し
色の付いた枠やブロックを表示することで、フ
ていない。
ォーカス部分を見つけやすくすることが可能。
Windows Media Center との併用はできな
い。
64bit 版の OS には対応していない。
Windows Aero、Windows Dream Scene
には対応していない。
必要メモリ:Windows Vista は 1GB 以上、
それ以外のOS は256MB 以上(512MB 以
上推奨)
必要ハードディスク:25MB 以上
104
-104-
用途
画面拡大
ソフトウ
ェア
機器名
MAGic for Windows Version
9.5 日本語版
(\49,350)
機能
マウスポインタやカーソルの強調表示や、画面
会社名
有限会社エク
の配色を見やすくするカスタマイズ機能あり。 ストラ
色の変更、反転・白黒表示・明るさの調整など
http://www.
●動作環境
が可能。
extra.co.jp/
MAGic 日本語版を使用するには、次の機能を
5 つの拡大方法の中から好みのスタイルを選
備えた PC が必要。
択可能。拡大された部分のサイズや位置の調整
Windows 2000/XP Home Edition,
が可能。
Professional Edition 日本語版
拡大部分をキーボードにより移動可能。
最低 100MB のディスク空き容量
マウスやカーソルの動きに応じて、拡大されて
メモリ 256MB 以上
いる部分が自動的に変更される。
800×600 以上の画面解像度と 16 ビットカ
拡大したい部分を指定するロケータ機能、画面
ラー以上のディスプレイアダプタ
の特定の部分を常に拡大表示するクイックビ
(1024×768 の画面解像度と 32 ビットカラ
ューフレーム機能あり。
ー推奨)
画面読み
上げソフ
トウェア
95Reader Ver.6.0
(\36,540)
・Microsoft Word、Excel、IME に対応
(株)システムソ
・コントロールパネル読み上げ
リューション
●動作環境
・Adobe(R) Acrobat(R)6.0 日本語版対応
センターとち
CPU:Pentium 200MHz 以上。
・Adobe Acrobat(R) Reader(R)6.0 日本語
ぎ
メモリ:128MB 以上を推奨
版対応
http://www.
ハードディスクの空容量:インストール時に約
・点字ディスプレイ対応
ssct.co.jp/
300MB 以上の空き領域を推奨
・読み上げ辞書交換機能、音量調整機能
音源ボード:Wave 音が再生可能な装置が必
・6点入力(Windows XP/2000 を除く)
要。
Macromedia Flash Player 6.0 読み上げ
インストール時:CD-ROM ドライブが必要
対応 OS:Windows XP/2000/98SE/98
対応
PC-Talker 7Ⅱ
(¥39,900)
に対応。
ム開発
●動作環境
・Acrobat Reader がインストールされてい
http://www.
CPU:Pentium III 以上(Pentium 4以上推
れば、PDF ファイルを読み上げ可能。
aok-net.com
奨
・IBM 翻訳の王様 4 がインストールされてい
/
メモリ:256 メガバイト以上(1 ギガバイト
れば、英語の文書やホームページをリアルタイ
以上推奨
ムに翻訳・読み上げ可能。
ハードディスク:約 2 ギガバイトの空き容量が
・点字入力アプリケーション「KTOS」付属。
Microsoft Word、Excel、
Internet Explorer
必要
OS:Windows 7 32 ビット版・64 ビット
版
日本語変換:ATOK2006 以上、MS-IME
2002(8.1)以上
PCM音源:パソコン内蔵 PCM 音源、または
サウンドブラスタ16以上の PCM 音源
105
-105-
(株)高知システ
用途
画面読み
上げソフ
トウェア
機器名
JAWS for Windows
Version10 日本語版
(¥149,100)
●動作環境
を搭載し、普通なら読めない特殊なアプリケー
extra.co.jp/
JAWS for Windows 日本語版を使用するに
ションでも、独自のスクリプトを作成すること
は、次の機能を備えた PC が必要。
により、個別の対応が可能。
32 ビット版 Windows
・Internet Explorer の見出しジャンプをはじ
プロセッサ Intel Pentium 4 以上(Intel
めとして有用な機能を独自に搭載し、ホームペ
Core 2 以上推奨)
ージ読み上げに特化した 音声読み上げブラウ
OS Windows XP 日本語版/Windows
ザ「ボイスサーフィン」と匹敵する操作性を保持。
Vista 日本語版 /Windows 7 日本語版の各
・Firefox 対応
エディション
Internet Explorer と同等の読み上げが可能
メモリ :Windows XP:512MB(1GB 以
・Microsoft Office 2007/2003 に対応
上推奨)
Word、Excel、Outlook、Outlook Express、
Windows Vista:1GB(2GB 以上推奨)
Access、PowerPoint などが使用可能。
Windows 7:1GB(2GB 以上推奨)
Word でもクイックナビゲーション機能使用
最低 250MB のディスク空き容量
可能。
機能
会社名
・Microsoft Word、 Excel、Access、
有限会社エク
PowerPoint,Internet Explorer に対応。
ストラ
・高機能な JAWS スクリプト・インタプリタ
http://www.
800×600 以上の画面解像度と 16 ビットカ ・Skype, Windows Media Player、Windows
ラー以上のディスプレイカード
Live Messenger iTunes も使用可能
(1024×768 の画面解像度と 32 ビットカラ
・画面やウィンドウに表示されている情報を読
ー推奨)
み取り可能
サウンドカード
キーコマンドが使えない場合でも JAWS カー
注: 64 ビット版 Windows には、インスト
ソルを合わせてマウスクリック可能
ールできない。
・強力なスクリプティング機能
・点字ディスプレイへの対応
ほとんどの点字ディスプレイ、
点字PDA に対応。
Focus Talk Ver2.0
(\39,000)
・Internet Explorer 読み上げ機能
(株)スカイフィ
・マウスカーソル読み:マウスのカーソルが当
ッシュ
●動作環境
たっている部分の内容とツールチップの読み
http://www.
Windows Vista/Windows XP に対応。
上げ可能。
skyfish.co.jp/
対応 OS
・Excel(エクセル)の行列項目読み
Windows Vista Ultimate、Windows Vista
・テキスト録音機能:文章を、音声ファイルと
Business、Windows Vista Home
して保存が可能。
Premium、Windows Vista Home Basic、
・メールソフト:
「MM メール」
、
「Voice
Windows XP Home (SP2)、Windows XP
Popper」
「Win biff」
、
「Becky!」
、
「nPOP」
、
Professional (SP2)
「電信八号」
、
「Ultra-Simple Mailer」に対応。
※対応は 32 ビット版のみとなります。
・Adobe Reader に対応。
※Windows XP で使用する場合には、
・感情表現音声を搭載
Windows Update により、パソコンを最新の
・話速変換機能
状態にしてから使用可能。※Windows 2000
・詳細読みに田町読みを採用
/Windows Me/ Windows 98 は、未対応
※田町読みとは、国立特殊教育総合研究所「理
OS。※日本語版のみの対応。
解しやすい漢字詳細読み」研究グループで開発
HDD:500MB 以上の空き必要。
された辞書のこと。
その他条件:WAVE 出力が可能なサウンド機
能を有している事、CD-ROM ドライブを有し
ていること。
106
-106-
用途
音声対応
拡大読書
ソフトウ
ェア
機器名
機能
会社名
MYREAD5
(\92,400)
スキャナにセットされた原稿(活字)を音声にす
(株) 高知シス
る。
テム開発
●動作環境
・用紙認識機能
http://www.
対応 OS: Windows 7、Windows Vista、
FAX の送信時など、用紙の裏表を確認。
aok-net.com
Windows XP
・拡大読書器機能
/
PC-Talker、PC-Talker 7/Vista/XP または、 カラー画像のスクロールや拡大ができ、音声ガ
VDMW シリーズが動作する環境が必要。
イドつき拡大読書器として利用可能。
※ADF には対応していない。
・自動書籍朗読システム
読みとった画像の文字部分を自動的に読み上
げる。
よみとも Ver.6.5
(\74,800)
日常生活に必要な「活字文書」
・
「点字文書」
・
「お
(株)アイフレン
札判別」
・
「テキスト編集」
・
「拡大読書」
・
「点
ズ
●動作環境
訳」
・
「点図化」
・
「印刷」の 8 機能
http://www.
パソコン: Windows XP、Windows Vista
・読み上げた内容は「テキストデータ」として
eyefriends.jp/
Windows7(32bit 版限定/一部機能制限あ
保存・編集・印刷したり自動点訳して点字ファ
り)
イルに保存・点字印刷・ブレイルメモに送信可
メモリ:1GB 以上を推奨
能。
HDD:ユーザーエリアとして 5GB 以上を推
・読み上げながら連続読み取り可能。
奨
・
「お好みの音声種類(
「よみとも」または
スキャナ: A4 サイズのエプソン製(推奨)
・
「SAPI」
)を選択可能
キャノン製(点字文書の読み取りおよび「お札
・HTMLやPDFからテキストのみを抽出・
判別」は機種限定)
読み上げ可能
OCR:日本語、6~60 ポイント(2 ミリ~20
・英日混在文書の読み取り可能
ミリ角)、400 DPI
・操作ガイダンスや読み上げた内容を点字ディ
英語:6~64 ポイント(2 ミリ~23 ミリ角)、 スプレイに出力可能。
300 DPI
・読み取った画像や JPEG・TIF ファイルを点
日本語 4,304 文字、100 字/秒
図に変換し、点図印刷・保存可能
点字ディスプレイ: KGS 製ブレイルテンダ
・読み上げ英文の日本語翻訳可能。
ーBT46、ブレイルノート BN46C/D/X、ブ
レイルメモ BM46/32/24、ブレイルメモポ
ケット BMPK
プリンタ 点字プリンタ:JTR 製 ESA721
またはその互換機
(NABCC コード出力可能な
機種)
音声出力:言語辞書 日本語(114,000 語)
、
英語・その他(SAPI 音声ソフトウェアによる)
107
-107-
用途
音声対応
拡大読書
ソフトウ
ェア
宛名書き
住所録ソ
フトウェ
ア
機器名
らくらくリーダー2(アカデミー
パック)
(\84,000)
機能
会社名
ルビを自動認識して削除して漢字の後に挿入
アイネット(株)
できるので、漢字の無駄な二度読みが無い。
http://www.
・パージ割付
ainet-jp.net/
●動作環境
認識した文書に自動的にページ番号を付し、好
対応 OS:Microsoft Windows
みのページを選んで読み上げ・編集が可能。
Me/2000/XP/Vista(日本語)
・PDF ファイル対応
必要メモリ:128MB 以上(推奨 256MB 以
PDF ファイルの文字情報を取り出し読み上げ
上)
可能。
必要 HD 空き容量:128MB 以上(推奨
・翻訳
256MB 以上)
IBM インターネット翻訳の王様バイリンガル
必要な周辺機器:CD-ROM ドライブ
に対応。
TWAIN 規格対応イメージスキャナ
・英語読み
音声出力用ソフトウェア:95Reader(XP
英語読み上げ音声(SAPI)に対応。
Reader) 、PC-Talker、VDM、JAWS for
・拡大読書
Windows、Focus Talk、xpNavo、各種 SAPI
マーキング機能やカラー・モノクロ・反転モー
対応音声エンジン
ド切替機能、画像表示位置の設定機能。
アドボイス5
(\39,900)
住所録ソフト。
(株) 高知シス
・自動レイアウト宛名書き機能
テム開発
●動作環境
・住所から郵便番号を、また逆に郵便番号簿か
http://www.
対応 OS:Windows 7、Windows Vista、
ら住所を入力可能。
aok-net.com
Windows XP、PC-Talker 7/Vista/XP また
・Windows 標準の様々なフォント(たとえば
/
は VDMW シリーズが動作する環境
毛筆体)を利用可能。
・点字入力、拡大機能、音声ガイドなどの機能
が利用可。
・住所録や名簿管理として利用可能。
・Microsoft Access のデータ形式に対応。
スケジュ
ール管理
ソフトウ
ェア
らくらく予定帳2(法人向け、3ライセ
カレンダー機能(白黒反転&祝祭日表示機能付
アイネット(株)
ンスパック)
き)
http://www.
(\54,600)
音声読み上げ機能、予定登録機能(件数制限無
ainet-jp.net/
●動作環境
し)
、ファイルの添付機能、予定の重要度設定
対応 OS:Microsoft Windows XP/Vista(日
機能(3段階)
、予定の削除・複製・移動機能
本語)
予定の繰り返し設定機能(毎日・毎週・毎月・
必要 CPU クロック数:600MHz 以上(推奨
毎年)
、表示順序の並べ替え機能、日めくり機
1GHz 以上)
、テンプレート機
能(1日・1週間・1ヶ月)
必要メモリ:128MB 以上(推奨 256MB 以
能(作成・編集・削除・並び替え等)
、検索機
上)
能
必要 HD 空き容量:384MB 以上(推奨
全件一覧機能、エクスポート機能(CSV形式
512MB 以上)
またはテキスト形式、電子メールソフトとの連
必要なハードウェア:CD-ROM ドライブ
携機能、日記機能、アラーム、アニバーサリー、
対応音声化ソフトウェア:95Reader(XP
時報機能、表示書式選択機能(日付や曜日、時
Reader) 、PC-Talker XP/Vista、
刻などの表示形式を選択可能)
VDMW300-PC-Talker XP/Vista、Focus
文字拡大機能(10段階)
、バックアップ機能
Talk、xpNavo
108
-108-
用途
機器名
機能
会社名
インター
MyDic(マイディック)
・インターネット辞書の検索が可能
(株) 高知シス
ネット辞
(\21,000)
・EPWING 規格の辞書に対応
テム開発
書検索ソ
●動作環境
・対応ネット辞書
http://www.
フトウェ
対応 OS:Windows 7, Windows Vista ,
ヤフー 国語辞典(小学館 大辞泉)、ヤフー 英
aok-net.com
ア
Windows XP
和・和英辞典(三省堂 新グローバル辞典)、医学
/
PC-Talker、PC-Talker 7/Vista/XP また
辞典、アスキー デジタル用語辞典、インフォ
は、VDMW シリーズが動作する環境が必要。
シーク 日英翻訳・英日翻訳
マルチメディアコンテンツの再生には
・対応CD辞書
Windows Media Player 7 以上が必要。
電子ブック CD(EB、EBXA)、
EPWING(EP-Wing) V1 から V6 規約 CD
インター
MyNews(マイニュース)
インターネットのニュースを読みあげること
(株) 高知シス
ネットニ
(\21,000)
ができるソフト。
テム開発
ュース検
●動作環境
・対応チャンネル
http://www.
索ソフト
対応 OS :Windows 7, Windows Vista ,
主要新聞社: 朝日、産経、毎日、読売の各記
aok-net.com
ウェア
Windows XP
事とコラム、全国のローカル新聞社の記事とコ
/
PC-Talker、PC-Talker 7/Vista/XP また
ラム、天気、趣味、テレビ、ラジオ、期間限定
は、VDMW シリーズが動作する環境が必要。
など。
マルチメディアコンテンツの再生には
・機能
Windows Media Player 7 以上が必要。
目次、ニュース検索、お気に入り、保存ボック
ス、未読ニュース、弱視者向け拡大画面(補助者
やボランティア向けに晴眼者用の標準画面も
装備)、自動アップデート
名刺管理
名刺の助っ人
・名刺の取り込み
アイネット(株)
ソフトウ
(\29,400)
手のひらサイズの小型専用スキャナで、名刺に
http://www.
ェア
●動作環境
書かれた内容を自動的に取り込む。
ainet-jp.net/
対応 OS:Microsoft Windows XP
・データベース化
CPU クロック数:600MHz 以上(推奨 1GHz
取り込んだ名前・会社名・住所・電話番号・U
以上)
RL・メールアドレス等を保存。
メモリ:128MB 以上(推奨 256MB 以上)
・データの活用
HD 空き容量:384MB 以上(推奨 512MB
名刺データの検索・編集、ホームページ閲覧、
以上)
メール送信が可能。
ハードウェア:CD-ROM ドライブ、USB ポ
・宛名書きソフトに対応
ート
面倒な入力なしに、はがきや封筒の宛名書きが
対応音声化ソフトウェア:95Reader(XP
できる。
Reader)
、PC-Talker XP、
VDMW300-PC-Talker XP、Win Voice、
JAWS for Windows、Focus Talk
109
-109-
用途
カルテ管
理ソフト
ウェア
機器名
機能
会社名
カルテ名人(法人向け、3ライセンスパッ
あらかじめ用意された予診表、初診カルテ(病
アイネット(株)
ク)
歴表)
、再診カルテ(経過表)
、支給申請書(は
http://www.
(\59,600)
り・きゅう用)
、支給申請書(マッサージ用)
ainet-jp.net/
●動作環境
の項目に入力してカルテを作成できる。
対応 OS:Microsoft Windows XP/Vista/7
・エクセル形式に対応
(32bit 版)
カルテや支給申請書、領収書や宛名ラベルをマ
CPU クロック数:1.3GHz 以上
イクロソフト エクセル形式で編集・保存や印
メモリ:512MB 以上(Windows Vista は
刷ができる。
1GB 以上)
・カレンダー
HD 空き容量:512MB 以上
年・月・日ごとにカレンダーをめくって、今ま
なハードウェア:・CD-ROM ドライブ
での施術やこれからの予定を確認できる。
(CD-ROM 版ご使用の方)
・検索機能
・USB 接続ポート(USB メモリ版ご使用の方) 各カルテの項目別の検索の他、患者データの検
対応音声化ソフトウェア:XP Reader、
索、金額の集計機能など蓄積されたデータの活
PC-Talker、VDMW、Focus Talk、xpNavo、 用ができる。
JAWS Ver8.0 以上
・拡大表示と音声ガイド
10段階に表示倍率を設定できる。
Windows 音声化ソフト(スクリーンリーダ
ー)に対応している。
受付業務
支援ソフ
トウェア
受付名人
・簡単な導入準備
アイネット(株)
※業務内容に応じたカスタマイズにより注文
CSV ファイル等に対応しているので、商品・
http://www.
生産
顧客・自社データの登録が簡単。
ainet-jp.net/
●動作環境
・豊富な対応案件
対応 OS:Microsoft Windows XP
見積・注文・伝言・問合せ・サポート・クレー
CPU クロック数:600MHz 以上
(推奨 1GHz
ム等の案件に対応。
以上)
・各種帳票出力
メモリ:128MB 以上(推奨 256MB 以上)
入力した案件を基に見積書・請求書・宛名ラベ
HD 空き容量:384MB 以上(推奨 512MB
ルを印刷可能。
以上)
・電子メール対応
ハードウェア:CD-ROM ドライブ
・データの共有
対応音声化ソフトウェア:95Reader(XP
データをマイクロソフトエクセル等に移して、
Reader)
社内でデータを共有できる。
PC-Talker XP、VDMW300-PC-Talker
XP、JAWS for Windows、Focus Talk
モバイル
読書ソフ
トウェア
らくらくボイス2
・音楽CDデータの取り込み
アイネット(株)
(法人向け、3ライセンスパック、プレイヤー
・国内全てのスクリーンリーダーに対応
http://www.
ainet-jp.net/
1台付き)
対応音声化ソフトウェア:95Reader(XP
(\59,430)
Reader)
●動作環境
PC-Talker XP/Vista 、
対応 OS:Windows XP/Vista(日本語)
VDMW300-PC-Talker XP/Vista 、Focus
CPU クロック数:1.3GHz
Talk 、xpNavo
HD 空き容量:512MB
ハードウェア:CD-ROM ドライブ、USB ポ
ート
110
-110-
用途
点字入力
ソフト
機器名
WinBRL(ウィンブレイル) Ver.
2
(法人用:¥31,500)
機能
会社名
・6点漢字、8点漢字の入力可能なソフト入力
ニュー・ブレイ
方式の切替えがいつでも可能
ル・システム
・パーキンスキー、ライトキーの点字入力と、 (株)
●動作環境
フルキー入力とをいつでも切替え可能
http://www.
対応機種:NEC PC-9821 シリーズパソコン
・点字キーによる片手入力が可能
nbs.co.jp/
イージーパッド
メーラー、ブラウザ、エディタ統合型ソフトウ
NPO法人
フリーソフト
ェア
視聴覚二重障
各社 DOS/V パソコン
対応 OS:Windows95/98/ME/2000/XP
メモリ :32M 以上(64MB 以上推奨)
ハードディスク 必須
統合型ソ
フトウェ
ア
http://www.deafblind-smile.org/softwar
害者福祉セン
e.html
ターすまいる
ALTAIR for Windows(アルティ
ア)
・文書作成(エディター)
財団法人
・インターネット(ブラウザ)
日本障害者リ
エディタ、テキストブラウザ、メーラーを装備
・電子メール(メーラー)
ハビリテーシ
した統合型ソフトウェア
・シェル機能
ョン協会
倍率:2倍~10 倍
yukiya
フリーソフト
http://www.normanet.ne.jp/~altair/
画面拡大
ソフト
老眼マウス
フリーソフト
ma.net
http://yukiyama.net/rougan/
でかポインタ
フリーソフト
http://www.cs.k.tsukuba-tech.ac.jp//lab
o/koba/software/dpointer.php
・
「でかポインタ」
、
「でかポインタミニ」
、
「で
筑波技術大学
かポインタミドル」の三種類の大きさ。
保健科学部情
報システム学
科准教授
小林 真
上記、視覚障害者用支援機器・ソフトの一覧は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機
構が一定の要件を満たす事業主や事業主団体を対象として貸し出している、貸出し支援機
器の一覧表に基づいて作成しています。ただし、一覧表にない機器で職業訓練の実施に必
要とされる点字プリンタや点訳ソフト、その他音声電卓等については、追加して記入して
います。また、視覚障害者がパソコンで作業をする場合に利用できるフリーソフトを幾つ
か記載しています。当然のことですが、当該表に記載してある支援機器・ソフトは(フリ
ーソフトも含めて)
、数多くある国内外メーカー、販売会社の一部を示したに過ぎません。
当該表に記載の支援機器・ソフトの種類等に関する情報を出発点として、訓練科・コース
の訓練内容に適した支援機器・ソフトを広く探索していただくことをお願いします。
なお、
表中に記載してある製品の価格(税込)は、平成 22 年 10 月末現在で確認したものです。
111
-111-
おわりに
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が運営する国立職業リハビリテーションセンタ
ー(中央障害者職業能力開発校)及び国立吉備高原職業リハビリテーションセンター(吉備
高原障害者職業能力開発校)では、
これまで職業訓練の受入れが十分に進んでいない障害を
有する人の受入れを積極的に行い、それらの人に対する職業訓練等の技法を開発し、普及
していくことを役割としています。
本マニュアルはその一環として作成したものであり、重度視覚障害者に対する事務的職
種の職業訓練について、事業所ニーズに即したより実践的な訓練カリキュラムとそれに関
係する指導方法、
訓練教材を中心に取り纏めました。
障害者の職業能力開発に携わる施設、
又は今後受入れを検討している施設において広く活用され、重度視覚障害者の職業訓練機
会の拡大や雇用の促進に繋がるよう願っています。
本マニュアルに関する問い合わせや重度視覚障害者の職業訓練に関する個別の相談に
ついては、当センターまで遠慮なくお問い合わせください。
なお、視覚的に紙媒体等による文字の読み書きが困難な視覚障害者の事務的職種での雇
用については、事業所の多くが、職務のイメージを持てていないのが現状であり、就職促
進に向け事業所側の理解の拡大を図ることが今後の大きな課題であると考えています。そ
のため、次回(平成 23 年度)作成を予定している職業訓練実践マニュアル(重度視覚障害
者編Ⅱ)については、重度視覚障害者の就職促進を図るための取組みとして、効果的な就
職活動支援や障害者の採用を検討している事業所との連携による職業訓練等の技法につい
て取り纏め、発行したいと考えております。
重度視覚障害者の職業訓練等に関するお問い合わせ
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構
国立職業リハビリテーションセンター 職業訓練部
〒359-0042 埼玉県所沢市並木 4-2
TEL:04-2995-1713 / FAX:04-2995-1052
URL:http://www.nvrcd.ac.jp/
本マニュアルを作成するにあたって、外部の専門委員から貴重なご助言、ご協力をいた
だきました。
記して謝意を表します。
「職業訓練実践マニュアル(重度視覚障害者編Ⅰ)作成検討委員会」委員(敬称略)
<専門委員>
筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター
障害者支援研究部 教授
長岡 英司
宮城障害者職業能力開発校 訓練担当班長
新妻 幹也
小松原秀樹※
NTT クラルティ株式会社
メディア開発部 営業企画担当課長
小高 公聡
視覚障害者就労生涯学習支援センター 代表
井上 英子
<委員>
国立職業リハビリテーションセンター
次長(委員会座長)
塚田 滋
田口 晶子※
職業訓練部 部長
長谷部 敏美
職業訓練部 訓練第一課長
住田 律夫
職業訓練部 訓練第三課長
福元 基
職業訓練部 訓練第三課主任職業訓練指導員
大内 朋恵
職業訓練部 訓練第三課職業訓練指導員
石田 透
職業訓練部 訓練第三課職業訓練指導員
長谷川 秀樹
職業訓練部 訓練第一課
菅原 廣司
職業指導部 職業指導課主任障害者職業カウンセラー
松本 伸一
職業指導部 職業評価課主任障害者職業カウンセラー
佐川 謙治
職業指導部 職業指導課上席障害者職業カウンセラー
刎田 文記
障害者職業総合センター
職業リハビリテーション部 指導課
※印は委嘱期間途中で交代した委員
(所属は平成 23 年2月現在)
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* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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