プラグイン式 デュアルトランスデューサ CDHP−2 取 扱 説 明

プラグイン式 デュアルトランスデューサ CDHP−2 取 扱 説 明
TH−0194
2011年 9月
プラグイン式
デュアルトランスデューサ
CDHP−2
取 扱 説 明 書
!注意
安全上の注意
・本製品の取扱いは、製品を正しくご使用いただくため、十分な知識と
技能を有する人が行って下さい。
・結線は接続図を十分に確認のうえ、誤接続のないように接続して下さ
い。
・ネジは確実に締めて下さい。ネジの緩みは、発熱、焼損の原因になり
ます。
・定格を超えた仕様で使用しないで下さい。故障、事故の原因になりま
す。
・充電部には触れないで下さい。保守、点検時には必ず回路を断路して
下さい。
・本体をソケットから外すとき、また取り付けるときは、必ず電源、入
力信号を遮断してから作業して下さい。
東洋計器株式会社
取扱説明書
TH−0194−2
【1】製品の概要
本器は、測温抵抗体を温度センサとして温度−DC信号変換を行う変換器と、直流電圧・電流信号を絶縁して
伝達するアイソレータを組み合わせた、プラグイン構造のデュアルトランスデューサです。
入力、出力、補助電源は相互に AC 2000V、1分間の絶縁耐力でアイソレートされています。
【2】形名の構成
C D H P − 2
機能
C:測温抵抗体変換器
D:アイソレータ
形状
HP:14ピンプラグインケース
補助電源
【3】仕
2:AC
DC
80∼264V(50/60Hz)
80∼143V
様
入力、出力、補助電源の仕様は、製品に表示してあります。御要求の仕様と一致していることを確認して
下さい。尚、入力、出力、補助電源の製作仕様は、以下のとおりです。
3.1 入力仕様
(1) 測温抵抗体温度変換器(C)
・使用可能な測温抵抗体 …… 白金(Pt,JPt) 100Ω(0℃)
※ JIS C 1604−1997(測温抵抗体)に準拠
・入力方式 …………………… 3線式(許容導体抵抗一線当たり 200Ω)
・センサ規定電流 …………… DC 2mA
・製作可能範囲 ……………… −200 ∼ 650℃ の温度範囲内で、50℃以上の入力スパン
(2) アイソレータ(D)
・入力抵抗 ………… 電圧入力:約1MΩ (入力範囲が100mV以下の仕様では約100kΩ)
電流入力:入力範囲の上限の電流値で、約0.1Vの電圧降下が得られる値として
います。但し、入力範囲の上限値が10mA以上の仕様は、入力抵抗は
10Ωとしています。
・製作可能範囲 …… 電圧入力:DC 10mV ∼ 50V
電流入力:DC 0.1mA ∼ 100mA
3.2 出力仕様(C,D共通)
(1) 電圧出力
・負荷抵抗範囲 …… 600Ω∼ ∞ (出力範囲が10V以上の仕様では2kΩ∼∞)
・製作可能範囲 …… DC 10V以下
(2) 電流出力
・負荷抵抗範囲 …… 0∼(10V÷出力範囲の上限値)Ω (4∼20mAの仕様では0∼750Ω)
・製作可能範囲 …… DC 20mA以下
3.3 補助電源仕様
動作範囲
定格周波数
消費電力
AC 80∼264V
50/60Hz
4.5VA以下
DC 80∼143V
−
東洋計器株式会社
3W以下
TOYO KEIKI CO.,LTD.
取扱説明書
TH−0194−3
3.4 性能
測温抵抗体温度変換器(C)
アイソレータ(D)
許容差
0.3%
0.2%
※
温度の影響
0.2%
0.2%
※
補助電源電圧の影響
0.1%
0.1%
出力負荷の影響
0.05%
0.05%
応答時間
0.5秒
0.5秒
商用周波耐電圧
入力、出力、補助電源、外箱(G端子)の各相互間、
AC 2000V、1分間
絶縁抵抗
入力、出力、補助電源、外箱(G端子)の各相互間、
DC 500Vメガーで100MΩ以上
過負荷耐量
出力
出力は、電圧出力・電流出力のいずれも連続の短絡、又は
開放に耐えます。
補助電源
<共通>
<AC電源>
<DC電源>
動作範囲の上限値の1.5倍を10秒間、
10秒間隔で10回。
使用定格の120%で連続2時間
動作範囲の上限値の120%で連続2時間
(注1) %は出力スパンに対する百分率です。
(注2) 入力範囲、又は出力範囲が50mV未満の場合、「※」の項目は2倍の数値になります。
3.5 付属機能(C側のみ)
(1) リニアライザ …………………… 直線性 ±0.2%以内
(2) バーンアウト …………………… 標準機能は、上方振り切れ
バーンアウト時の出力値:出力最大値+出力スパンの10∼15%
3.6 使用条件
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
3.7 材
使用温度範囲 ……………………
保管温度範囲 ……………………
相対湿度 …………………………
標 高 ……………………………
取付位置 …………………………
−10 ∼ 55℃
−30 ∼ 70℃
85%以下
1000m以下
制限なし
質
(1) ケース …………………………… PC樹脂(ガラス入り)
(2) 端子部 …………………………… PC樹脂
(3) ソケット(14ピン) ………… ノリル樹脂(ガラス入り)
3.8 質
量
(1) 本 体 …………………………… 約500g
(2) ソケット(14ピン) ………… 約100g
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取扱説明書
TH−0194−4
【4】外形図
CDHP本体
ソケット
ソケットを取り付けた状態
【5】結線図
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取扱説明書
TH−0194−5
【6】設置方法
6.1 設置環境
設置環境は、製品の寿命に直接影響します。以下を参考にして設置環境を選定して下さい。
(1) 周囲の温度、湿度
製品の保管時、輸送時、及び使用時のいずれにおいても、「3.6 使用条件」の範囲内で、できるだけ
高温、高湿、急激な変化等を避けるように配慮して下さい。
(2) 硫化ガス、アンモニアガスなどの腐食性ガスの発生する場所、油・水などのかかる場所は避けて下さい。
(3) 使用状態での連続的な振動・衝撃は避けて下さい。振動・衝撃の耐量として、下記条件で試験して異常
のないことを確認しておりますので、輸送時などの目安として下さい。
(この条件は、JIS C 1111 AC−DCトランスデューサによるものです。)
・振動 ………… 振動数 16.7Hz、複振幅 4mmの振動をX、Y、Z方向に各1時間。
・衝撃 ………… 490m/S2 の衝撃をX、Y、Z方向に正逆各3回。
(4) 上記以外の特殊な環境で使用される場合は、あらかじめご相談下さい。
6.2 取付寸法
※取付ネジはM4をご使用下さい。隣接して取り付ける時は、通風のため10mm以上、
間隔をおいて下さい。
※DINレールに取り付けることも可能です。この場合、スペーサを用いて10mm
以上の間隔を確保して下さい。
6.3 接 続
結線図に従って、正しく接続して下さい。接続の際の注意事項を次にまとめます。
(1) 測温抵抗体の接続ケーブルの導体抵抗は、一線当たり200Ω以下で御使用下さい。
(2) 入力、及び出力の配線は、電源ケーブルからできるだけ離して配置するのが、ノイズ対策の面から有利
です。必要に応じてシールド線やツイストペア線を使用して下さい。
(3) 出力回路は、できるだけ製品の近く又は、相手方機器側のどちらか一方で、接地又は特定の電圧レベル
に固定して使用して下さい。フローティング状態ですと、ノイズの影響を受けやすい場合があります。
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取扱説明書
TH−0194−6
【7】使用範囲外の条件での動作について
7.1 バーンアウト時の出力状態(C側のみ)
測温抵抗体が断線した場合に変換器の出力値は、出力最大値 + 出力スパンの10∼15%となります。
7.2 負 荷
負荷抵抗が「負荷抵抗範囲」内であれば、出力は定電圧又は、定電流動作をしますので、負荷抵抗の変化に
よる変動は極めて小さくなっています。
電圧出力……負荷抵抗が「負荷抵抗範囲」より小さい値になると、出力は飽和し、誤差は大きくなります。
電流出力……「負荷抵抗」には接続するケーブルの導線抵抗を含めて考えて下さい。負荷抵抗が「負荷抵抗
範囲」より大きな値になると、出力端子間の電圧が約16Vまでは正常な出力電流が流れます
が、それ以上では、飽和して誤差が大きくなります。
電圧出力、電流出力にかかわりなく、出力を短絡又は開放しても機器に悪影響を与えることはありません。
電圧出力を短絡した場合は、最大30mA程度の電流が出力端子間に流れます。また、電流出力を開放した
場合、最大20V程度の電圧が出力端子間に生じます。
7.3 補助電源
使用範囲外での動作は、故障の原因になります。必ず、使用範囲内でご使用願います。
【8】保守、校正
8.1 特に、定期的な保守、点検を必要とするところはありません。
8.2 表面パネルに「SPAN」、「ZERO」の調整器を、C側とD側に1セットづつ備えています。
「ZERO」、「SPAN」ともに出力スパンの約±5%の範囲で調整が可能です。
製品は出荷時に調整しておりますが、再調整の必要なときは、入力信号及び出力信号の測定可能な標準計器
を用意したうえで以下の手順で調整して下さい。
①入力、出力に標準計器を接続し、補助電源を加えて15分以上、ウォーミング・アップします。
②入力に入力範囲の下限に相当する信号を加え、対応する出力になるように「ZERO」を操作します。
③入力に入力範囲の上限に相当する信号を加え、対応する出力になるように「SPAN」を操作します。
④②、③をくり返して、完全に調整できたことを確認します。
⑤入力範囲内の各点で入出力特性を確認します。
以上の手順をC側、D側のそれぞれで行い、調整は終了です。
8.3 製品が正常な動作をしない場合は、以下を確認のうえ、当社まで御一報下さい。
①補助電源の電圧は使用範囲内ですか?
・・・・電圧計で計って下さい。
②センサに異常はありませんか?
種類、抵抗値は入力仕様と合っていますか?
接続ケーブルの導体抵抗は許容範囲内でしょうか?
③負荷抵抗は使用範囲内ですか?
負荷側に接続される機器に異状はありませんか?
尚、御連絡の際は、動作異常の状況とともに、形名、入力、出力、製造番号をお伝え下さい。
東洋計器株式会社
TOYO KEIKI CO.,LTD.
取扱説明書
TH−0194−7
■お問い合わせは、営業担当者又は下記へどうぞ。
関東(東京事業所技術課)
関西(大阪工場技術課)
045(542)3452
06(6328)1700
東洋計器株式会社
本
社 ●〒533-0021 大阪市東淀川区下新庄3丁目10番17号
東京事業所 ●〒223-0056 横浜市港北区新吉田東8丁目47番27号
名古屋営業所●〒460-0003 名古屋市中区錦町1丁目7番32号 名古屋SIビル6F
TEL 06(6329)2441
TEL 045(542)8201
TEL 052(219)7780
FAX 06(6328)4112
FAX 045(541)3989
FAX 052(219)7781
大阪工場
富山工場
TEL 06(6328)1700
TEL 076(455)2003
FAX 06(6321)2953
FAX 076(455)2005
●〒533-0021 大阪市東淀川区下新庄3丁目10番17号
●〒939-2366 富山市八尾町保内2−6−1
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