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もくじ
もくじ .......................................................................................................................1
安心してお使いいただくために .............................................................................4
安全上のご注意 ........................................................................................................ 6
ご使用上のお願い ................................................................................................. 11
はじめに ................................................................................................................ 13
1 章 スピーチレコグナイザー SR-1 とは
15
1 スピーチレコグナイザー SR-1 でできること ......................................... 16
2 各部の名前 .................................................................................................... 19
1 前面図 ...................................................................................................... 19
2
背面図 ...................................................................................................... 20
3 側面図と底面図 ....................................................................................... 22
4
同梱物 ...................................................................................................... 23
3 バッテリについて ........................................................................................ 24
1
バッテリの充電方法 ............................................................................... 25
2 充電が必要なとき ................................................................................... 28
3 バッテリパックの取りはずし/取り付け ............................................ 29
4 マイクを接続する ........................................................................................ 31
5 スピーチレコグナイザー SR-1 を装着する ............................................. 32
6 電源を入れる/切る .................................................................................... 33
1 電源を入れる ........................................................................................... 33
2 電源を切る .............................................................................................. 33
2 章 パソコンと接続する
35
1 パソコンの準備 ............................................................................................ 36
1 Bluetooth Stack for Windows by Toshiba のインストール ..... 36
2 パソコンの設定 ....................................................................................... 39
3 接続方法 .................................................................................................. 50
4 切断方法 .................................................................................................. 52
2 音楽を楽しむ ................................................................................................ 55
3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う .................................................. 60
もっとステップアップ 1
3 章 携帯電話を使う
63
1 携帯電話の準備 ............................................................................................ 64
2 携帯電話をワイヤレスで使う ..................................................................... 65
4 章 スピーチレコグナイザー SR-1 を使いこなす
71
1 音楽を聴いているとき ................................................................................. 72
2 電子会議に参加しているとき ..................................................................... 75
3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる ........................................ 78
5 章 困ったときは
83
1 Q&A 集 ......................................................................................................... 84
Q 電源が入らない ....................................................................................... 84
Q パソコンと接続できない ....................................................................... 84
Q パソコンで再生している音楽が聴こえない ........................................ 86
Q 接続が切れてしまう ............................................................................... 87
Q 携帯電話と接続できない ....................................................................... 88
Q 雑音が多い/音がひずむ/音が途切れる ............................................ 89
Q 音声コマンドが認識されない ................................................................ 90
Q テレビ/ラジオの調子がおかしい ........................................................ 90
Q 電源を入れたとき、または電源が入っているとき、
ステータス LED がすばやく点滅したままになった ....................... 91
Q スピーチレコグナイザー SR-1 と接続中に
メッセージが表示され、切断されてしまう .................................... 91
Q 「東芝オーディオマネージャ」を実行中に、
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続しようとすると、
メッセージが表示され、接続できない ............................................ 91
Q Bluetooth は健康に影響ありませんか? ........................................... 91
2
取扱説明書
付録
93
1 本製品の仕様 ................................................................................................ 94
2 技術基準適合について ................................................................................. 96
3 Bluetooth について ................................................................................... 97
4 アフターケアについて .............................................................................. 100
さくいん ............................................................................................................. 101
もっとステップアップ 3
安心してお使いいただくために
お買い求めいただいた製品(本製品)のご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みく
ださい。
本書には、ご使用の際の重要な情報や、お客様や他の人々への危害や財産への損害
を未然に防ぎ、製品を安全にお使いいただくために、守っていただきたい事項が示
されています。
本書は、必要なときにすぐに参照できるように、お手元に置いてご使用ください。
お子様がお使いになるときは、保護者のかたが取扱説明書の中身をお読みになり、
正しい使いかたをご指導ください。
本書では、本製品を安全にお使いいただくための注意事項を次のように記載してい
ます。
表示の説明
表示
危険
表示の意味
“取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(*1)を負うこと
があり、その切迫の度合いが高いこと”を示します。
警告
“取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(*1)を負うこと
が想定されること”を示します。
注意
“取扱いを誤った場合、使用者が傷害(*2)を負うことが想定され
るか、または物的損害(*3)の発生が想定されること”を示します。
*1 :重傷とは失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、後遺症が残るものおよ
び治療に入院・長期の通院を要するものをさします。
*2 :傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さないけが・やけど・感電などをさします。
*3 :物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害をさします。
図記号の例
図記号 図記号の意味
は、禁止(してはいけないこと)を示します。
具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や文章で示します。
禁止
は、指示する行為の強制(必ずやること)を示します。
具体的な指示内容は、図記号の中や近くに絵や文章で示します。
指示
は、注意を示します。
具体的な注意内容は、図記号の中や近くに絵や文章で示します。
注意
4
取扱説明書
免責事項について
• 地震、雷、当社の責任以外の火災、第三者による行為、その他の事故、お客
様の故意または過失、誤用、その他異常な条件下での使用により生じた損害
に関して、当社は一切責任を負いません。
• 本製品の使用または使用不能から生じた損害、逸失利益、および第三者から
のいかなる請求等について、当社は一切責任を負いません。
• 本製品に付属の取扱説明書の記載内容を守らないことにより生じた損害に関
して、当社は一切責任を負いません。
• 当社が関与しない接続機器、ソフトウェアなどとの意図しない組み合わせに
よる誤動作やハングアップなどから生じた損害に関して、当社は一切責任を
負いません。
・ 本製品の保証条件は、同梱されている当社所定の保証書の規定をご覧ください。
・ 本製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
もっとステップアップ 5
安全上のご注意
●本体、AC アダプタの取り扱いについて
警告
もし、異常な音や臭いがしたり、過熱、発煙したときは、すぐ
に本体の電源スイッチを切ること
そのまま使用すると、火災・やけど・感電のおそれがあります。
点検・修理はお買い求めの販売店またはお近くの保守サービスに依
頼してください。
もし、内部に水や異物等が入った場合は、すぐに本体の電源ス
イッチを切ること
そのまま使用すると、火災・感電・故障のおそれがあります。
点検・修理はお買い求めの販売店またはお近くの保守サービスに依
頼してください。
分解・改造・修理しないこと
火災・感電・故障・ケガのおそれがあります。
点検・修理はお買い求めの販売店またはお近くの保守サービスに依
頼してください。
航空機内で使用するときは航空会社の指示に従うこと
指示に従わずに使用すると、運航装置に影響を与え、事故につなが
るおそれがあります。
運転中は使用しないこと
自動車やオートバイ、自転車などの運転中に使用すると事故の原因
となります。
雷が鳴り出したら AC アダプタには触れないこと
感電の原因となります。
通電中の本体や AC アダプタにふとんをかけたり、暖房器具の
近くやホットカーペットの上に置かないこと
内部の温度が上がり、火災・やけど・故障のおそれがあります。
指示
指示
分解禁止
指示
禁止
接触禁止
禁止
6
取扱説明書
注意
ふろ場、シャワーなど水がかかったり、湿度の高い場所あるい
は屋外などの雨や霧が入り込む場所では使用しないこと
火災・感電の原因となります。
ぐらついた台の上、かたむいたところなど不安定な場所に置か
ないこと
落ちたり、たおれたりしてケガをするおそれがあります。
濡れた手で AC アダプタに触れないこと
感電の原因となります。
通電中の AC アダプタに長時間素肌が直接触れないようにする
こと
表面温度が高くなるため、長い間触れていると、低温やけどになる
おそれがあります。肌の弱い方は、特にご注意ください。
音量を上げすぎないよう注意すること
耳を刺激するような大きな音量を長時間続けて聞くと、聴力に悪い
影響を与えるおそれがあります。
また、周りの人の迷惑にならないように気をつけてください。
本体の電源を入れ耳にあてる前に、本体のボリュームを最小に
すること
突然大きな音が出て耳を痛めることがあります。
日本国内で使用すること
本製品は国内仕様です。電波規格違反となるので海外では使用しな
いでください。
強い衝撃を与えないこと
そのまま使用すると、火災、故障のおそれがあります。点検・修理
は、お買い求めの販売店またはお近くの保守サービスに依頼してく
ださい。
水場での禁止
禁止
禁止
禁止
注意
注意
強制
禁止
もっとステップアップ 7
皮膚に異常を感じたときは、すぐに使用を中止し、必ず皮膚科
専門の医師へ相談すること
本製品には、以下に記載の材料の使用や表面処理を施しております。
これにより、まれに、お客様の体質・体調によっては、かゆみ・か
ぶれ・湿疹などを生じる場合があります。
1
2
3
4
使 用 箇 所
ヘ
ヘ
ハ
ハ
ッ
ッ
ン
ウ
ド
ド
ガ
ジ
バ
パ
ー
ン
ン
ッ
グ
ド
ド
、
、
カ
ア
バ
ン
ー
テ
、
ナ
ホ
カ
ル
バ
ダ
ー
ー
使 用 材 料 、 表 面 処 理
P P 樹 脂
エ ラ ス ト マ ー 樹 脂
A B S 樹 脂
A B S 樹 脂 / ア ク リ ル 系 塗 装 処 理
5
6
バ ッ フ ル 、 オ サ エ
ス ペ ー サ ー
A B S 樹 脂
P C 樹 脂
7
8
9
イ ヤ ー パ ッ ド
1 0 マ イ ク ア ー ム
ポ リ ウ レ タ ン 樹 脂
シ ャ ト ル ス イ ッ チ 、 プ ッ シ ュ ス イ ッ チ 、
ス ラ イ ド ス イ ッ チ
マ イ ク ハ ウ ジ ン グ
A B S 樹 脂
A B S 樹 脂
エ ラ ス ト マ ー 樹 脂
1 1 プ ラ グ モ ー ル ド エ ラ ス ト マ ー 樹 脂
指示
1
3
6
8
5
2
3
8
7
4
9 11
10
*使用しているネジはニッケルメッキ(下地銅)です。
●電源コード・充電用 USB ケーブルの取り扱いについて
注意
電源コード・充電用 USB ケーブルを本体に接続した状態で、
電源コード・充電用 USB ケーブルを持ってヘッドホンを振り
回したり引っ張ったりしないこと
本体から電源コード・充電用 USB ケーブルがはずれ、本体や電源
コード・充電用 USB ケーブルが破損するおそれがあります。
禁止
8
取扱説明書
●バッテリパックの取り扱いについて
危険
バッテリパックを取り扱うときは次の点を守ること
・分解・改造しない
・水の中に入れない
・加熱しない
・強い衝撃を与えない
・指定された充電方法以外で充電しない
・火のそばや炎天下などで充電したり、放置しない
・クギで刺したりしない
・金属製のネックレスやヘアピンなどと一緒に携帯、
保管しない
・熱器具に近づけない
・幼児の手の届くところに置かない
守らないと、火災・破裂・発熱の原因となります。
警告
バッテリパックから漏れた液が目に入った場合は、きれいな水
で洗った後、ただちに医師に相談すること
バッテリパックの使用中、保管時に異臭・発熱・変形など異常
が発生した場合は、すぐに本体の電源スイッチを切り、安全を
確認してからバッテリパックを本体からはずすこと
AC 電源を使用して充電しているとき、異臭・発熱・変形など異常
が発生した場合は、すぐに本体から AC アダプタのケーブルを抜い
てください。
充電用 USB ケーブルを使用して充電しているとき、異臭・発熱・
変形など異常が発生した場合は、すぐに本体から充電用 USB ケー
ブルを抜いてください。
バッテリパックのコネクタコードを引っ張ったり、傷つけたり
しないこと
火災、故障のおそれがあります。
指示
指示
指示
禁止
もっとステップアップ 9
●無線通信について
警告
付近に心臓ペースメーカを装着されている方がいる可能性があ
る場所では、本体の電源を切ること
電波によりペースメーカの動作に影響を与えるおそれがあります。
心臓ペースメーカの装着部から 22cm 以上離すこと
電波によりペースメーカの動作に影響を与えるおそれがあります。
病院などの医療機関内、医療用電気機器の近くでは本体の電源
を切ること、また、医療用電気機器を近づけないこと
電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあり
ます。
自動ドア、火災報知器などの自動制御機器の近くでは本体の電
源を切ること
電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあり
ます。
航空機内および周辺に電波障害などが発生する場所では、本体
の電源を切ること
電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあり
ます。
本体を使用中に他の機器に電波障害などが発生した場合は本体
の電源を切ること
電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあり
ます。
禁止
禁止
禁止
禁止
禁止
禁止
10
取扱説明書
ご使用上のお願い
●本体の使用環境、保管場所および取り扱いについて
直射日光が当たる場所、しめ切った車の中、暖房機器の近くなど、温度が高くなる
ところに置かないでください。
故障・誤動作の原因となります。
極端に低温になるところに置かないでください。
故障・誤動作の原因となります。
急激な温度変化を与えないでください。
けつろ
結露が生じ、故障・誤動作の原因となります。
磁石、スピーカ、テレビ、磁気ブレスレットなど磁気を発するものの近くで使用し
ないでください。
故障・誤動作の原因となります。
製品の上に物を乗せたり、物を落としたりしないでください。
破損・故障の原因となります。
お手入れするときは、ベンジン、シンナーなどを使用しないでください。
変質・変形・変色の原因となります。
システムに大きな負荷がかかった場合、音飛びすることがあります。
(例)
・別のアプリケーションを起動させているとき
・常駐のアプリケーションが多いとき
・ウィンドウをドラッグして移動させたとき
・ウィンドウをスクロールして移動させたとき
・他の無線機器と同時に接続しているとき
●無線通信について
電子レンジ付近、静電気や電波障害の発生する場所、金属ドアで遮断された部屋な
どでは、ご使用にならないでください。
使用環境により、電波が届かない場合があります。
もっとステップアップ 11
用途制限について
● 本製品は人の生命に直接関わる装置等 (*1) を含むシステムに使用できるよう開
発・製作されたものではないので、それらの用途に使用しないこと。
* 1
: 人の生命に直接関わる装置等とは、以下のようなものを言います。
・生命維持装置や手術室用機器などの医療用機器
・有毒ガスなど気体の排出装置および排煙装置
・消防法、建築基準法など各種法律を遵守して設置しなければならない装置 など
● 本製品を、人の安全に関与し、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置等を含
むシステム (*2) に使用する場合は、システムの運用、維持、管理に関して、特
別な配慮 (* 3) が必要となるので、当社営業窓口に相談してください。
* 2 : 人の安全に関与し、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置等を含むシステム
とは、以下のようなものを言います。
(原子力発電所の主機制御システム、原子力施設の安全保護系システム、その他
安全上重要な系統およびシステム)
(集団輸送システムの運転制御システムおよび航空管制制御システム)
* 3
: 特別な配慮とは、当社技術者と十分な協議を行い、安全なシステム(フール・
プルーフ設計、フェール・セーフ設計、冗長設計する等)を構築することを言
います。
12
取扱説明書
はじめに
本書は、次の決まりに従って書かれています。
記号の意味
危 険
警 告
注 意
お願い
メモ
参照
“取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(*1)を負うことが
あり、その切迫の度合いが高いこと”を示します。
“取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(*1)を負うことが
想定されること”を示します。
“取扱いを誤った場合、使用者が傷害 (*2)を負うことが想定される
か、または物的損害(*3)の発生が想定されること”を示します。
データの消失や、故障、性能低下を起こさないために守ってほしい内
容、仕様や機能に関して知っておいてほしい内容を示します。
知っていると便利な内容を示します。
Windows XP システムに固有の操作や機能名称などを示します。
このマニュアルや他のマニュアルへの参照先を示します。
このマニュアルへの参照の場合 …「 」
他のマニュアルへの参照の場合 …『 』
*1 重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、後遺症が残るものお
よび治療に入院・長期の通院を要するものをさします。
* 2 傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さないけが・やけど・感電などをさします。
* 3 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害をさします。
もっとステップアップ 13
用語について
本書では、次のように定義します。
システム 特に説明がない場合は、使用しているオペレーティングシステム
(OS)を示します。本製品に対応しているシステムは Windows XP
です。
アプリケーションまたはアプリケーションソフト
アプリケーションソフトウェアを示します。
Windows XP 次のものを示します。
・Microsoft ® Windows ® XP Professional operating system
日本語版
Windows
・Microsoft ® Windows ® XP Home Edition operating system 日
本語版
・Microsoft ® Windows ® XP Tablet PC Edition operating system 日本語版
・Microsoft ® Windows ® XP Media Center Edition operating system 日本語版
Windows XP を示します。
記載について
・本書に記載している画面やイラストは一部省略したり、実際の表示とは異なる場
合があります。画面は Windows XP の場合の表示例です。
Trademarks
・Microsoft、Windows、Windows Media、MSNは、米国Microsoft Corporation
の米国およびその他の国における登録商標です。
・Bluetooth は、その商標権者が所有しており、東芝はライセンスに基づき使用して
います。
・LaLaVoice は、株式会社東芝の登録商標です。
・InterVideo、WinDVD はインタービデオの商標です。
・BeatJam は、株式会社ジャストシステムの商標または登録商標です。
・BeatJamは、株式会社ジャストシステムの著作物であり、BeatJamにかかる著作
権、その他の権利は株式会社ジャストシステムおよび各権利者に帰属します。
取扱説明書に掲載の商品の名称は、それぞれ各社が商標および登録商標として使用し
ている場合があります。
14
取扱説明書
1 章
スピーチレコグナイザー SR-1とは
1 スピーチレコグナイザー SR-1 でできること
16
2 各部の名前
19
3 バッテリについて
24
4 マイクを接続する
31
5 スピーチレコグナイザー SR-1 を装着する
32
6 電源を入れる/切る
33
1 スピーチレコグナイザー SR-1でできること
本製品は Bluetooth 通信を利用したスピーチレコグナイザー SR-1 です。
Bluetooth とは無線通信方式の1つですので、Bluetooth 対応機器同士では、ケー
ブルを使わずにデータや音声をやりとりすることができます。
スピーチレコグナイザー SR-1 は、それぞれ次のプロファイルをサポートした
Bluetooth 機能搭載のパソコン/携帯電話と Bluetooth 通信を行うことができます。
●
パソコン:ジェネリックアクセスプロファイル(GAP)
サービスディスカバリーアプリケーションプロファイル(SDAP)
アドバンストオーディオディストリビューションプロファイル(A2DP)
オーディオ/ビデオリモートコントロールプロファイル(AVRCP)
ジェネリックオーディオ/ビデオディストリビューションプロファイル(GAVDP)
●
携帯電話:ジェネリックアクセスプロファイル(GAP)
サービスディスカバリーアプリケーションプロファイル(SDAP)
ヘッドセットプロファイル(HSP)
ハンズフリープロファイル(HFP)
本製品は、次のような場面で利用できます。
なお、接続する機器、使用できるアプリケーションなどには制限があります。詳細
は「本節 - 本製品の対応機器と対応システム」を確認してください。
●
パソコンの音楽をワイヤレスで楽しむ
パソコンで再生している音楽を楽しめます。スピーチレコグナイザー SR-1 からパ
ソコン上の音楽/ビデオ再生用アプリケーションを操作できるので、スイッチ/ボ
タン操作で簡単に再生、停止などが行えます。
また、同梱されているマイクを使えば、「ボリュームアップ」「ボリュームダウン」
などのキーワード(音声コマンド)を話すことによって音楽/ビデオ再生用アプリ
ケーションを操作できます。
参照
詳細について「2 章 2 音楽を楽しむ」
16
取扱説明書
1 スピーチレコグナイザー SR-1 でできること
●
パソコンの電子会議ソフトや音声認識ソフトをワイヤレスで使う
電子会議にワイヤレスで参加できます。また音声認識ソフトを使えば、声による文
章入力やパソコン操作をワイヤレスで行うことができます。
参照
詳細について「2 章 3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う」
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
●
携帯電話をワイヤレスで使う
携帯電話にかかってきた電話とワイヤレスで通話できます。
参照
詳細について「3 章 携帯電話を使う」
もっとステップアップ 17
本製品の通信範囲
本製品と接続する機器の通信可能範囲は見通し 10m(最大) * 1 以内です。
10m 10m
* 1 周囲の電波環境、障害物、設置環境、通信接続相手の機器性能などにより異なります。
本製品の対応機器と対応システム
本製品と接続する機器については、株式会社東芝の製品を推奨します。詳細につい
ては、次のホームページで確認してください。
URL http://dynabook.com/
また、本製品に対応しているシステムは Windows XP です。
本製品を Windows XP Professional または Home Edition で使用する場合は
SP1 以上がインストールされている必要があります。ご使用のパソコンにインス
トールされているかどうかを確認してください。
18
取扱説明書
2 各部の名前
ここでは、スピーチレコグナイザー SR-1 の各部の名前と機能、付属品について説
明します。
1
前面図
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
<右耳側> <左耳側>
イヤースピーカ
取りはずし可能なパッドが
取り付けられています。
もっとステップアップ 19
2
背面図
ステータスLED
現在の状態を示します。
電源オン時は青色点灯します。
Bluetooth通信中には
青色点滅します。
充電LED
バッテリの状態を示します。
オレンジ色に点灯…充電中
青色に点灯…………フル充電
バッテリパック
内部にバッテリパック
が格納されています。
(
➲
P.24)
<左耳側>
<右耳側>
[HSP]ボタン
携帯電話接続に切り替え
ます。
(
➲
P.65、73、76)
左シャトルプッシュスイッチ
次ページの拡大図Aをご覧く
ださい。
右シャトル
プッシュスイッチ
次ページの拡大図
Bをご覧ください。
[Push to Talk]ボタン
音楽モード( )の
ときは音声コマンドの入力可
能状態に切り替えます。会話
モード( )のときは
マイクのオン/オフを切り替
えます。
(
➲
P.56、61)
20
取扱説明書
2 各部の名前
【拡大図 A −左シャトルプッシュスイッチ】
[BWD-Skip]ボタン
音楽モードや会話モードでオー
ディオコントロールボタンとして
矢印①の方向にスライドして使
用します。
(
➲
P.56、61)
①
③
②
[PLAY/PAUSE]ボタン
音楽モードや会話モードでオー
ディオコントロールボタンとし
て矢印②の方向に押して使用し
ます。
(
➲
P.56、61)
[FWD-Skip]ボタン
音楽モードや会話モードでオーディオコントロールボ
タンとして矢印③の方向にスライドして使用します。
(
➲
P.56、61)
【拡大図 B −右シャトルプッシュスイッチ】
[Volume(+)]ボタン
矢印④の方向にスライドすると
音量が上がります。
④
⑥
⑤
[POWER/STOP]ボタン
矢印⑤の方向に1秒以上押すと電
源のオン/オフが切り替わります。
(
➲
P.33)
音楽モードや会話モードではオー
ディオコントロールボタンとして
使用します。
(
➲
P.56、61)
[Volume(−)]ボタン
矢印⑥の方向にスライドすると音量が下がります。
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
もっとステップアップ 21
3
側面図と底面図
マイクソケット
付属のマイクを接続します。
(
➲
P.31)
<左耳側>
<右耳側>
モード切り替えスイッチ
音楽モード( )
と会話モード( )
を切り替えます。
(
➲
P.55、60、72、75)
電源コネクタ1
AC電源を使用して充電する
ためのコネクタです。付属の
ACアダプタ、電源ケーブル
を使ってAC電源と接続します。
(
➲
P.25)
電源コネクタ2
パソコンを使用して充電する
ためのコネクタです。付属の
充電用USBケーブルを使って
パソコンのUSBコネクタと接
続します。
(
➲
P.26)
22
取扱説明書
4
同梱物
●
マイク
●
AC アダプタ
2 各部の名前
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
●
電源コード
●
取扱説明書(本書)
●
保証書
●
アプリケーションインストール用 CD-ROM
●
ステッカー
●
充電用 USB ケーブル
【 電源コードの仕様 】
本製品に同梱されている電源コードは、日本の規格にのみ準拠しています。
その他の国・地域では使用できません。
※取得規格は、電気用品安全法です。
【 AC アダプタの仕様 】
入力:AC100-240V ∼、0.36A-0.2A、50-60Hz
出力:DC5V 3A
もっとステップアップ 23
3 バッテリについて
スピーチレコグナイザー SR-1 にはバッテリパックが内蔵されています。内蔵バッ
テリを利用して、バッテリ駆動で使います。
使用する前に、必ずバッテリの充電を行って、フル充電にしてください。
危 険
●
バッテリパックは、必ず本製品に付属の製品を使用してください。また寿命など
で交換する場合は、お買い求めの販売店または、お近くの保守サービスに相談し
てください。指定以外の製品は、電圧や端子の極性が異なっていることがあるた
め火災・破裂・発熱のおそれがあります。
警 告
●
取りはずしたネジは、幼児の手の届かないところに置いてください。誤って飲み
込むと窒息のおそれがあります。万一、飲みこんだ場合は、ただちに医師に相談
してください。
注 意
●
バッテリパックの充電温度範囲内(10 ∼ 30℃)で充電してください。充電温度
内で充電しないと、液もれや発熱、性能や寿命が低下するおそれがあります。
●
バッテリパックの取り付け/取りはずしをする場合は、必ず本製品の電源コネク
タから電源コードや充電用 USB ケーブルを抜いてから作業を行ってください。
お願い
●
充電中はスピーチレコグナイザー SR-1は動作しません。絶対に使用しない
でください。
●
ACアダプタを使用して充電するときは、必ず本製品に付属のACアダプタを
使用してください。指定以外のACアダプタの使用は故障の原因となります。
●
USB ケーブルを使用して充電するときは、必ず本製品に付属の充電用
USB ケーブルを使用してください。その際接続するパソコンは、必ず本製
品の対応機器を使用してください。指定以外の USB ケーブルやパソコン
の使用は故障の原因となります。
本製品の対応機器については、次のホームページで確認してください。
URL http://dynabook.com/
●
充電LEDが青色とオレンジ色が同時に点灯した場合は、故障している可能性
があります。お買い求めの販売店またはお近くの保守サービスにご相談の上、
必要に応じて交換してください。
●
バッテリパックを取りはずすと、前回接続した相手機器の情報やボリューム
の設定が消去されます。必要に応じて設定しなおしてください。
24
取扱説明書
3 バッテリについて
1
バッテリの充電方法
バッテリ残量がなくなって作業を中断してしまうことのないよう、バッテリはこま
めに充電してください。
バッテリを充電する方法には、AC 電源を使用する方法とパソコンのバスパワーサ
ポートされている USB コネクタと接続する方法があります。
充電中はスピーチレコグナイザー SR-1 を使用できません。
【バッテリ充電時間】
バッテリの充電が完了するまでには、次の時間がかかります。
充電方法
AC 電源からの充電
パソコンからの充電
時間
約 2.5 時間以上
約 2.5 時間以上
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
1 AC電源を使用して充電する
付属の AC アダプタと電源コードを接続して AC 電源から充電します。
1
電源コードを AC アダプタに接続する
2
AC アダプタのコードを右耳側前面の電源コネクタ 1 に接続する
もっとステップアップ 25
つづく
3
電源コードの電源プラグをコンセントに差し込む
充電 LED がオレンジ色に点灯します。
充電が完了し、フル充電状態になると、充電 LED がオレンジ色から青色に
変わります。
充電 LED が青色になったら、AC アダプタ、電源ケーブルをはずしてくだ
さい。
2 パソコンを使用して充電する
充電用 USB ケーブルをパソコンに接続して充電します。
パソコンを使用して充電する場合、パソコンの電力が消費されるため、パソコンは
AC アダプタと電源コードを接続することを推奨します。パソコンに電源が入ってい
ない場合や省電力機能が働いている場合(スタンバイ、休止状態など)は、充電で
きません。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
1
パソコンの電源を入れ、Windows を起動する
パソコンには AC アダプタと電源コードを接続してください(推奨)。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
2
充電用 USB ケーブルのミニ B コネクタを右耳側底面の電源コネク
タ 2 に差し込む
26
取扱説明書
3
A コネクタをパソコンの USB コネクタに差し込む
充電 LED がオレンジ色に点灯します。
3 バッテリについて
電源コネクタ2
2
ミニBコネクタ
3
Aコネクタ
充電が完了し、フル充電状態になると、充電 LED がオレンジ色から青色に
変わります。充電 LED が青色になったら、充電用 USB ケーブルをはずし
てください。
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
もっとステップアップ 27
2
充電が必要なとき
バッテリ残量が少なくなると、スピーチレコグナイザー SR-1 はステータス LED と
通知音で知らせます。通知音は「ピーピピピーピピピーピピピーピピピーピピピー」
と鳴ります。
ステータス LED が点滅し、通知音が鳴ったらバッテリを充電してください。
さらに充電量が少なくなると、もう 1 度ステータス LED が点滅し通知音が鳴った
後、自動的に電源が切れます。1 度目の通知後、すみやかに充電してください。
充電量 ステータス LED 通知音
通知しない フル 青色点灯
1 度目の通知 少ない 青色点滅
2 度目の通知 なし 青色点滅
鳴らない
鳴る
鳴る
状態
充電不要、通常動作
充電が必要(動作は可能)
充電が必要、動作は不可能
(自動的に電源オフ)
【使用できる時間】
バッテリ駆動で使用できる時間は、使用方法や環境よって変動する場合があります。
次の時間は、フル充電の状態で使用した場合の目安にしてください。
測定方法
音楽モードでの連続再生
動作時間
約 6 時間(常温)
【 バッテリパックの寿命 】
充電・放電を繰り返すうちに使用できる時間は徐々に短くなります。
フル充電にもかかわらず、バッテリ駆動での使用時間が極端に短くなった場合は、
バッテリパックの寿命が短くなっている可能性があります。お買い求めの販売店ま
たは、保守サービスにご相談の上、必要に応じて交換してください。
メモ
●
本製品を使わないで放置していても、バッテリ充電量は少しずつ減ってい
きます。
長時間放置しておいた場合は、使用する前に必ずバッテリの充電を行って
フル充電にしてください。
28
取扱説明書
3 バッテリについて
3
バッテリパックの取りはずし/取り付け
スピーチレコグナイザー SR-1 は前回接続した Bluetooth 機器の情報を各モードで
1 つずつ(合計 3 組)記憶しています。バッテリパックを取りはずすと、その設定
情報やボリュームの設定が消去されます。
1 取りはずし/取り付け
1
電源が入っている場合、右シャトルプッシュスイッチの中央部分
[POWER/STOP]ボタンを 1 秒以上押す
電源が切れます。
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
2
右耳側のカバーをはずす
カバーを右シャトルプッシュスイッチの方
にスライドして取りはずします。
3
ネジを 1 本はずし①、バッテリカバーをはずす②
②
①
もっとステップアップ 29
つづく
4
ケーブルを抜き①、バッテリパックを取りはずす②
②
ケーブルを抜くときは必ずコネクタを持っ
てまっすぐ上へ抜いてください。
①
5
バッテリパックを差し込み①、ケーブルをコネクタに差し込む②
①
②
交換する場合は新しいバッテリを差し込ん
でください。
ケーブルは、コネクタの形状をよく見て差し
込む方向を間違えないようにしてください。
また、奥までしっかり差し込んでください。
6
バッテリカバーを取り付け①、手順 3 ではずしたネジ 1 本でとめる②
ケーブルをはさみこまないようにバッテリ
カバーを取り付けてください。
②
①
7
カバーを取り付ける
30
取扱説明書
4 マイクを接続する
本製品にはマイクが同梱されています。マイクをスピーチレコグナイザー SR-1 に
取り付けると、音声コマンドを入力したり、通話することができます。
1 取り付け
1
マイクのプラグを左耳側前面のマイクソケットに差し込む
奥までしっかり差し込んでください。
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
2 取りはずし
1
マイクのプラグを左耳側前面のマイクソケットから抜く
マイクの音量調節
マイクの音量は、接続しているパソコンまたは携帯電話で調節してください。
詳細については『パソコンまたは携帯電話に付属の説明書』を参照してください。
もっとステップアップ 31
5 スピーチレコグナイザー SR-1を装着する
スピーチレコグナイザー SR-1 は、下の図のように頭部に装着して使います。落ち
ないように長さを調節し、しっかり装着してください。
【サイズの調節 】
スピーチレコグナイザー SR-1 の長さを変えることができます。
左右イヤースピーカの上の部分をスライドし、スピーカが耳の上に正しくくるよう
に調節してください。
アーム
【 マイクの位置 】
先端に 3 本の溝があり、ネジがある方が口元にくるようにアームを曲げて調整して
ください。
32
取扱説明書
6 電源を入れる/切る
ここでは、スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を入れかたと切りかたについて説
明します。
1
電源を入れる
1
右シャトルプッシュスイッチの中央部分[POWER/STOP]ボタン
を 1 秒以上押す
ステータス LED が点滅するまで押してくだ
さい。
1
章
ス
ピ
ー
チ
レ
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
と
は
電源が入ると、モード切り替えスイッチで設定されているモードの待ち受
け状態になります。音楽モードの場合は「ピー」、会話モードの場合は
「ピーピー」と通知音が鳴ります。
待ち受け状態とは、パソコンや携帯電話から接続可能な状態のことです。
電源を入れた後、3 分間何も操作しない状態が続くと、自動的に電源が切れ
ます。
2
電源を切る
1
右シャトルプッシュスイッチ中央部分[POWER/STOP]ボタンを
1 秒以上押す
ステータス LED が点滅し、「ピッピッピッ
ピッ」と通知音が鳴るまで押してください。
接続状態によっては通知音が鳴るまで 10
秒ほどかかる場合があります。
スピーチレコグナイザー SR-1 がパソコンや携帯電話と接続している場合
は、切断処理を行った後に電源が切れます。
もっとステップアップ 33
2 章
パソコンと接続する
1 パソコンの準備
36
2 音楽を楽しむ
55
3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う
60
1 パソコンの準備
スピーチレコグナイザー SR-1 を使ってパソコンをワイヤレスで操作するには、あ
らかじめパソコンで設定をしておく必要があります。
ここでは、パソコン側の設定方法と、スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンの
接続/切断方法について説明します。
【 本製品を使用できるパソコン 】
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続できるのは Bluetooth Ver1.1 と次のプロ
ファイルをサポートした Bluetooth 機能を搭載しているパソコンです。
●
ジェネリックアクセスプロファイル(GAP)
●
サービスディスカバリーアプリケーションプロファイル(SDAP)
●
アドバンストオーディオディストリビューションプロファイル(A2DP)
●
オーディオ/ビデオリモートコントロールプロファイル(AVRCP)
●
ジェネリックオーディオ/ビデオディストリビューションプロファイル(GAVDP)
添付の「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」をインストールして使用
します。
使用できるパソコンについての詳細は、次のホームページで確認してください。
URL http://dynabook.com/
1
Bluetooth Stack for Windows by Toshibaのインストール
ダウンロードしたファイルから「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」
をインストールします。
1 インストールの準備
【 Bluetooth ユーティリティのアンインストール 】
すでに Bluetooth 用のユーティリティを使用している場合、そのユーティリティを
アンインストールしてから同梱の「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」
をインストールしてください。
パソコンにプレインストールされている「Bluetooth Stack for Windows by
Toshiba」を使用している場合も、コントロールパネルでアンインストール後、ダ
ウンロードしたファイルから「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」を
インストールしてください。
36
取扱説明書
1 パソコンの準備
お願い
●
「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」のインストール前に設定
した内容は、消失します。インストール後、必要に応じて設定しなおしてく
ださい。
【 スピーチレコグナイザー SR-1 本体の充電 】
スピーチレコグナイザー SR-1 本体を充電しておいてください。充電しながら使用
することはできません。
参照
充電方法「1 章 31 バッテリの充電方法」
【 ドライバのセットアップ 】
*東芝製「Bluetooth SD カード 2」を使用している場合
SD カードドライバのセットアップを行ってください。
参照
ドライバのセットアップ方法
『Buletooth SD カード 2 に付属の説明書』
2 インストール方法
1
ダウンロードした最新の「Bluetooth Stack for Windows by
Toshiba」モジュールの、Menu.exe を実行する
インストール画面が表示されます。
2
[インストール]ボタンをクリックする
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
もっとステップアップ 37
つづく
パソコン本体に「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」が用意さ
れている場合は、次の画面が表示されます。古いバージョンの場合には、
[OK]ボタンをクリックしてアップデートしてください。
3
画面上のメッセージに従ってインストールする
表示される画面の説明をよく読んで操作してください。
[インストール]ボタンをクリックすると、すでに「Bluetooth Stack for
Windows by Toshiba」がインストールされている場合は、バージョンが
表示されます。新しいバージョンがすでにインストールされている場合は、
インストールし直す必要はありません。
インストールが完了すると、再起動をうながす画面が表示されます。
4
[はい]ボタンをクリックする
パソコンが再起動します。
38
取扱説明書
1 パソコンの準備
2
パソコンの設定
ダウンロードした「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」をインストール
したら、次にパソコンの設定を行います。
スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンをはじめて接続するまでの流れは、次の
とおりです。
Bluetooth通信が可能な状態にする
スピーチレコグナイザー SR-1を
検出する
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
リンクを確立する
1 度接続したパソコンとは別のパソコンを接続する場合も、この操作を行ってくだ
さい。
設定時にパソコンで PIN コード入力をする必要がある場合は、「付録 1-1 製品仕様」
に記載されているコードを入力してください。
1 Bluetooth通信が可能な状態にする
Bluetooth 通信が可能な状態にする前に、巻頭の「安全上のご注意 - ●無線通信に
ついて」を確認してください。
警 告
●
本体を航空機に持ち込む場合、必ず電源を切ってください。電源を入れたまま持
ち込むと、電波により、計器に影響を与える場合があります。また、航空機内で
の本体のご使用は、必ず航空会社の指示に従ってください。
もっとステップアップ 39
Bluetooth 機能の起動方法
1
パソコンの電源を入れ、Bluetooth 機能をオンにする
Bluetooth 内蔵パソコン本体にワイヤレスコミュニケーションスイッチが
ある場合、On 側にスライドしてください。
東芝製「Bluetooth SD カード 2」を使用する場合は、パソコン本体の SD
カードスロットに「Bluetooth SD カード 2」をセットしてください。
参照
ワイヤレスコミュニケーションスイッチの位置、
「Bluetooth SD カード 2」のセット方法について
『パソコンに付属の説明書』
2
[スタート]→[すべてのプログラム]→[TOSHIBA]→
[Bluetooth]→[Bluetooth 設定]をクリックする
40
取扱説明書
1 パソコンの準備
① 次のような画面が表示されたら、[次へ]ボタンをクリックする
[新しいハードウェアの検索ウィザード]画面は、使用環境によって数回
表示されます。操作完了後に表示された場合は、手順①∼③を行ってく
ださい。
② 次のような画面が表示されたら、[OK]ボタンをクリックする
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
③ 次のような画面が表示されたら、[続行]ボタンをクリックする
④ 次のような画面が表示されたら、[完了]ボタンをクリックする
もっとステップアップ 41
つづく
「Bluetooth Manager」が起動し、タスクバーに[Bluetooth Manager]
アイコン( )が表示されます。以降常駐し、次回 Windows を起動した
ときには自動的にアイコンが表示されます。
セットアップ直後は起動に時間がかかる場合があります。
[Bluetooth Manager]アイコン
( )はサービスの状態によって表
示が異なります。詳細については、
ヘルプを確認してください。
Bluetooth の電源が入っていない場合には、[Bluetooth Manager]アイ
コン( )を右クリックして表示されたメニューから、[パワー ON]を
選択して電源を入れてください。
メモ
●
Bluetooth 内蔵 PC 以外では、[パワー ON]メニューは表示されません。
デバイス名の設定
使用するパソコンに名前をつけます。他の機器で検出されたときに、ここで設定した
名前が表示されます。1 度設定した名前を使用するときは、この操作は必要ありま
せん。
1
タスクバーの[Bluetooth Manager]アイコン( )を右クリッ
クする
2
表示されたメニューから[デバイスプロパティ]をクリックする
[デバイスプロパティ]画面が表示されます。
42
取扱説明書
つづく
1 パソコンの準備
3
[デバイス名]に名前を入力し①、
ここでは、名前を「ToshibaBt なか
た」と入力しています。
①
②
デバイス名が設定されます。
Bluetooth 設定の起動
「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」の「Bluetooth 設定」は、他の
Bluetooth 対応機器との通信を管理するユーティリティです。
「Bluetooth 設定」を起動したい場合は、次のように操作してください。
1
Bluetooth 通信が可能な状態にする
2
タスクバーの[Bluetooth Manager]アイコン( )をダブルク
リックする
「Bluetooth 設定」が起動します。
はじめて起動するとき、または、通信を行うことができる他の Bluetooth
対応機器が登録されていないときは、[新しい接続の追加ウィザード]画面
が表示されます。
参照
[新しい接続の追加ウィザード]画面について
「本項 2 スピーチレコグナイザー SR-1 を登録する」
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
もっとステップアップ 43
2 スピーチレコグナイザー SR-1を登録する
「Bluetooth 設定」で、新しい接続の検出を行うと、その時点で通信可能な他の
Bluetooth 対応機器がわかります。また、その Bluetooth 対応機器が、どのような
サービス(Bluetooth での通信の種類)を実行できるのかを調べます。
新しい接続の検出を行って、スピーチレコグナイザー SR-1 を「Bluetooth 設定」
に登録しましょう。
参照
登録を行う前に、スピーチレコグナイザー SR-1 を充電しておいてください。
参照
充電方法「1 章 31 バッテリの充電方法」
1
パソコンの「Bluetooth 設定」が起動していない場合は、起動する
参照
「本項 1- Bluetooth 設定の起動」
2
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を入れる
参照
詳細について「1 章 61 電源を入れる」
スピーチレコグナイザー SR-1 は、電源を入れてから操作しない時間が 3 分
間続くと自動的に電源が切れます。すみやかに手順 3 に進んでください。
3
パソコンの[Bluetooth 設定画面]の[新しい接続]ボタンをクリック
する
[新しい接続の追加ウィザード]画面が表示されます。
44
取扱説明書
つづく
1 パソコンの準備
4
[エクスプレスモード]がチェックされていることを確認し①、
ボタンをクリックする②
①
②
近くにある Bluetooth 機器を検索し、[デバイスの選択]画面が表示されま
す。
5
「SR-1_XXXX」を選択し、
周辺に他の Bluetooth 機器がなければ "SR-1_XXXX" のみが表示されます。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
メモ
●
「SR-1_XXXX」が表示されない場合、スピーチレコグナイザー SR-1 の電
源が入っていることを確認してください。電源が入っているのに表示されな
い場合は、手順 4 を繰り返してください。
もっとステップアップ 45
つづく
[サービス検索]画面が表示され、スピーチレコグナイザー SR-1 のサービ
スの検索が開始されます。
メモ
●
「サービスの検出に失敗しました」というメッセージが表示された場合、ス
ピーチレコグナイザー SR-1 の電源が入っていることを確認してください。
電源が入っているのに表示されない場合は、手順 5 を繰り返してください。
サービスの検索が終了すると、[会話モードの設定]画面が表示されます。
6
スピーチレコグナイザー SR-1 のモード切り替えスイッチを
[COM]側にスライドする
7
[次へ]ボタンをクリックする
46
取扱説明書
1 パソコンの準備
8
次のように操作する
[新しいハードウェアの検出ウィザード]画面が表示されます。[次へ]をク
リックしてください。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
[ハードウェアのインストール]画面が表示されます。
9
[続行]をクリックする
インストール完了を知らせる画面が表示されます。
10
[完了]をクリックする
[音楽モードの設定]画面が表示されます。
11
スピーチレコグナイザー SR-1 のモード切り替えスイッチを
[AUDIO]側にスライドする
もっとステップアップ 47
つづく
12
[次へ]ボタンをクリックする
[接続名称の設定]画面が表示されます。
13
[次へ]ボタンをクリックしてください。
スピーチレコグナイザー SR-1 の設定が完了し、設定完了の画面が表示さ
れます。
14
[完了]ボタンをクリックする
48
取扱説明書
1 パソコンの準備
メモ
●
スピーチレコグナイザー SR-1は、パソコンと接続していない状態が3分以
上続くと自動的に電源を切ります。設定中に電源が切れたら、手順 4 から操
作をやり直してください。
「Bluetooth 設定」画面
「新しい接続の追加ウィザード」が完了すると、[Bluetooth 設定]画面が表示され、
スピーチレコグナイザー SR-1 の接続アイコンが表示されます。
画面は音楽モードと会話モードの両方をセットし
た場合の例です。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
スピーチレコグナイザー SR-1 が登録され、これでスピーチレコグナイザー SR-1
で通信を行う準備ができました。
続けて、スピーチレコグナイザー SR-1 と接続してみましょう。
もっとステップアップ 49
3
接続方法
パソコンの設定が終了したら、パソコンからもスピーチレコグナイザー SR-1 から
も接続できます。
接続中は、次の動作を行わないでください。
●
パソコンに内蔵されている Bluetooth 機能起動中にワイヤレスコミュニケーショ
ンスイッチを Off 側へスライドする
●
[Bluetooth Manager]のメニューから[パワー OFF]を行う
●
[Bluetooth Manager]を終了する
1 パソコンから接続するとき
1
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
2
スピーチレコグナイザー SR-1 のモード切り替えスイッチを
[AUDIO]または[COM]側にスライドする
[AUDIO].... 音楽モードで接続します。
[COM]........ 会話モードで接続します。
3
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を入れる
4
パソコンの「Bluetooth 設定」で、接続するモードのアイコンをダ
ブルクリックする
画面は音楽モードで接続する場合の表示例
です。
50
取扱説明書
つづく
1 パソコンの準備
アイコンが次のようになったら、接続完了です。
接続していることを
示すマ−ク
接続が確立すると、選択したモードのアイコンが接続状態に変わります。
スピーチレコグナイザー SR-1 では、ステータス LED が点滅します。
これでスピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンが接続されました。
接続後のスイッチやボタンの操作は、接続しているモードによって異なります。
参照
音楽モードについて「本章 2 音楽を楽しむ」
会話モードについて「本章 3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う」
接続できなかった場合は、スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンが通
信可能範囲内にあるかどうかを確認してから操作しなおしてください。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
2 スピーチレコグナイザー SR-1から接続するとき
前回接続したパソコンに接続する場合は、スピーチレコグナイザー SR-1 から接続
できます。
1
パソコンの電源を入れ、Bluetooth 通信が使用可能な状態にする
電源スイッチ、ワイヤレスコミュニケーションスイッチをオンにしてくださ
い。
2
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
3
スピーチレコグナイザー SR-1 のモード切り替えスイッチを
[AUDIO]または[COM]側にスライドする
[AUDIO].... 音楽モードで接続します。
[COM]........ 会話モードで接続します。
4
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を入れる
もっとステップアップ 51
つづく
5
左シャトルプッシュスイッチの中央部分[PLAY/PAUSE]ボタン
を押す
ステータス LED が点滅し、パソコンと接続します。
接続後のスイッチやボタンの操作は、接続しているモードによって異なります。
参照
音楽モードについて「本章 2 音楽を楽しむ」
会話モードについて「本章 3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う」
4
切断方法
スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンの切断方法は次のとおりです。
1 スピーチレコグナイザー SR-1から切断する
1
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
2
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を切る
ステータス LED が点滅し通知音が鳴った後、パソコンとの通信を切断し、
電源が切れます。
2 パソコンから切断する
1
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
2
パソコンの「Bluetooth 設定」で、接続しているモードのアイコンを
右クリックし①、表示されたメニューから[切断]をクリックする②
画面は音楽モードの接続を切断する場
合の表示例です。
①
②
確認メッセージが表示されます。
52
取扱説明書
1 パソコンの準備
3
[はい]ボタンをクリックする
接続が切断されると、選択したモードのアイコンが切断状態に変わります。
このようにアイコンが変わったら、スピーチレコグナイザー SR-1 はパソ
コンから切断されています。
「[OK]ボタンを押すと、スピーチレコグナイザー SR-1 をお使いになる前
のオーディオ設定に戻ります。」というメッセージが表示される場合があり
ます。音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音声
認識など)が起動されている場合は、終了してから[OK]ボタンをクリッ
クしてください。
4
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を切る
ステータス LED が点滅し通知音が鳴った後、電源が切れます。
ヘルプの起動
「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」のオンラインヘルプには『クイッ
【 クイックスタートガイド 】
『クイックスタートガイド』では、Bluetooth の基本的な使用方法について説明して
います。
1
[スタート]→[すべてのプログラム]→[TOSHIBA]→
[Bluetooth]→[クイックスタートガイド]をクリックする
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
もっとステップアップ 53
【 Bluetooth Toshiba Utility User's Guide 】
『Bluetooth Toshiba Utility User's Guide』では、「Bluetooth Stack for
Windows by Toshiba」について説明しています。
1
「Bluetooth Manager」を起動する
2
タスクバーの[Bluetooth Manager]アイコン( )を右クリッ
クし、表示されたメニューから[ヘルプ]をクリックする
参照
「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」の問い合わせ
「東芝 PC ダイヤル(巻末)」
54
取扱説明書
2 音楽を楽しむ
スピーチレコグナイザー SR-1 を使って、パソコン上の音楽/ビデオ再生用アプリ
ケーションを操作し、音楽を楽しむことができます。
音楽/ビデオ再生用アプリケーションを操作する場合、スピーチレコグナイザー
SR-1 は「音楽モード」に設定します。音楽モードとは、モード切り替えスイッチが
[AUDIO]側にある状態をさします。
ここでは、音楽モードでの操作について説明します。
スピーチレコグナイザー SR-1 が接続されているのに音が聞こえない場合は、「5 章
1-Q パソコンで再生している音楽が聴こえない」を参照してください。
メモ
●
Microsoft
®
Windows
®
XP Media Center Edition operating system 日
本語版を使用している場合、Media Center を起動した状態では、スピーチ
レコグナイザー SR-1 からの操作に制限があります。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
1 モードの設定
1
モード切り替えスイッチを[AUDIO]側にスライドする
音楽モードに設定されます。パソコン上の、音声に関するアプリケーション
(音楽/ビデオ再生、電子会議、音声認識など)が起動されている場合は終
了してください。この状態で電源を入れパソコンに接続すると、音楽モード
で接続します。
参照
パソコンへの接続方法について「本章 1- 3 接続方法」
2 スイッチ/ボタンの機能(オーディオコントロール)
音楽モードで使用できるスピーチレコグナイザー SR-1 のスイッチ/ボタンと機能
は次のとおりです。音楽モードでは、東芝製パソコンに搭載されている音楽/ビデ
オ再生用アプリケーション(「BeatJam」や「Windows Media Player 9」、
「InterVideo WinDVD」)をスイッチ/ボタンで操作できます。
もっとステップアップ 55
スイッチ/ボタンでの操作対象となるアプリケーションの設定は、次の手順で行う
ことができます。
① タスクバーの[Bluetooth Manager]アイコン( )をダブルクリックする
「Bluetooth 設定」が起動します。
② メニューバーから[Bluetooth]→[AV プレーヤの選択]をクリックする
[AV プレーヤの選択]画面が表示されます。
③ アプリケーションを選択し、[OK]ボタンをクリックする
操作できるスイッチ/ボタンと機能は、音楽/ビデオ再生用アプリケーションやそ
のバージョンによって異なる場合があります。
詳細は次のホームページを参照してください。
URL http://dynabook.com/
スイッチ/ボタン名 機能
PLAY/PAUSE
FWD-Skip 短く押す
長く押す
(1 秒以上)
現在セットされている CD / DVD を再生する
再生中の曲/チャプターを一時停止する
次の曲/チャプターへ進む
曲/チャプターの早送りをする
BWD-Skip 短く押す 前の曲/チャプター、または再生中の曲/チャプター
の先頭に戻る
長く押す
(1 秒以上)
曲/チャプターの巻き戻しをする
POWER
/STOP
短く押す
長く押す
(1 秒以上)
再生中の曲/チャプターの停止
接続を切断後、電源を切る
モード切り
替えスイッチ
COM 会話モードへ切り替える
参照
「4 章 1-1 音楽モードから会話モードへ切り替える」
HSP
Push to Talk
携帯電話接続へ切り替える
音声コマンドを入力可能な状態に切り替える
56
取扱説明書
2 音楽を楽しむ
3 音声コマンド
音楽モードでは、マイクから入力した音声(音声コマンド)で音楽/映像再生用ア
プリケーションを操作できます。
音声コマンドの使用方法は、次のとおりです。
1
マイクを接続する
参照
マイクの接続について「1 章 4 マイクを接続する」
2
[Push to Talk]ボタンを通知音(ピ)が鳴るまで押す
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
3
音声コマンドのキーワードを読み上げる
ステータス LED が点滅し通知音が鳴ると、音声コマンドが利用できる状態
になります。
音声コマンドをキャンセルする場合は、ステータス LED が点滅し通知音が
鳴る前にもう 1 度[Push to Talk]ボタンを押してください。
音声コマンドの認識処理が終了し、そのコマンドが有効な場合は、通知音が
「ピ」と鳴ります。認識処理が正常に終了しなかった場合や、入力されたコ
マンドが無効な場合は、通知音が「ピピ」と鳴ります。音声コマンドが入力
できる状態になると音楽は一時的に聴こえなくなります。
メモ
●
使用環境、発声方法、発声内容などによっては、入力した音声コマンドを誤
認識する場合や認識しない場合があります。音声コマンドが誤認識された場
合や認識されない場合、認識処理が正常に終了しなかった場合は、手順 2 か
ら操作しなおしてください。
もっとステップアップ 57
【音声コマンドとキーワード】
本製品で使用できる音声コマンドとキーワードは次のとおりです。
音声コマンド
再生(play) * 1
停止(stop)
一時停止(pause) * 1
次の曲/チャプターへ進む
(skip forward)
前の曲/チャプターへ戻る
(skip backward)
早送り(fast forward) *2
巻き戻し(rewind)
*3
ボリュームを上げる
(volume up) *4
ボリュームを下げる
(volume down) *4
消音(mute)
*4
消音解除(mute) *4
↑(up) *5
↓(down)
*5
←(left) *5
→(right) *5
選択(select) *5
メニュー(root menu) *5
アングル切り替え
(angle)
*6
パソコンに接続を試みる
(connect) *7
キーワード
さいせい、ぷれい
ていし、すとっぷ
いちじていし、ぽーず
つぎ、つぎのきょく、つぎのちゃぷたー
まえ、まえのきょく、まえのちゃぷたー
はやおくり
まきもどし
ぼりゅーむあっぷ
ぼりゅーむだうん
みゅーと
みゅーとかいじょ
うえ、うえにいどう
した、したにいどう
ひだり、ひだりにいどう
みぎ、みぎにいどう
せんたく、けってい
めにゅー
あんぐる
せつぞく
58
取扱説明書
2 音楽を楽しむ
*1 ... 音楽/ビデオ再生用アプリケーションおよび再生状態によっては、「再生」と「一時
停止」が逆の動作になることがあります。その際はもう 1 度同じコマンドを入力して
ください。
*2 ...「InterVideo WinDVD」および「Windows Media Player 9」では早送りを行いま
す。「BeatJam」では再生している曲を 5 秒進ませます。
*3 ...「InterVideo WinDVD」および「Windows Media Player 9」では巻き戻しを行い
ます。「BeatJam」では再生している曲を 5 秒戻します。
*4 ... スピーチレコグナイザー SR-1 を制御するコマンドです。
*5 ...「InterVideo WinDVD」以外のアプリケーションでは使用できません。
*6 ... マルチアングル対応の DVD ソフト専用のコマンドです。「InterVideo WinDVD4」
以外のアプリケーションでは使用できません。
*7 ... パソコンに接続している状態では使用できません。
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
もっとステップアップ 59
3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う
スピーチレコグナイザー SR-1 を使って、パソコン上の電子会議ソフト(Windows
Messenger V4.7 や NetMeeting V3.01 など)や音声認識ソフト(LaLaVoice)
を操作することができます。
電子会議ソフトや音声認識ソフトを操作する場合、スピーチレコグナイザー SR-1
は「会話モード」に設定します。会話モードとは、モード切り替えスイッチが
[COM]側にある状態をさします。
会話モードでもパソコン上の音楽/ビデオ再生用のアプリケーションからの音楽を
楽しむことができますが、その場合は音楽モードの利用を推奨します。
ここでは、会話モードでの操作について説明します。
1 モードの設定
1
モード切り替えスイッチを[COM]側にスライドする
会話モードに設定されます。パソコン上の、音声に関するアプリケーション
(音楽/ビデオ再生、電子会議、音声認識など)が起動されている場合は終
了してください。この状態で電源を入れパソコンに接続すると、会話モード
で接続します。
参照
パソコンへの接続方法について「本章 1- 3 接続方法」
60
取扱説明書
3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う
2 スイッチ/ボタンの機能
会話モードで使用できるスピーチレコグナイザー SR-1 のスイッチ/ボタンと機能
は次のとおりです。
操作できるスイッチ/ボタンと機能は、音楽/ビデオ再生用アプリケーションやそ
のバージョンによって異なる場合があります。
詳細は次のホームページを参照してください。
URL http://dynabook.com/
スイッチ/ボタン名
PLAY/PAUSE
FWD-Skip
機能
現在セットされている CD / DVD を再生する
再生中の曲/チャプターを一時停止する
短く押す 次の曲/チャプターへ進む
長く押す 曲/チャプターの早送りをする
(1 秒以上)
BWD-Skip 短く押す 前の曲/チャプター、または再生中の曲/チャプター
の先頭に戻る
長く押す 曲/チャプターの巻き戻しをする
(1 秒以上)
短く押す 再生中の曲/チャプターの停止 POWER
/STOP
長く押す 接続を切断後、電源を切る
(1 秒以上)
モード切り替え AUDIO
スイッチ
音楽モードへ切り替える
参照
「4 章 2-1 会話モードから音楽モードへ切り替える」
HSP
Push to Talk
携帯電話接続へ切り替える
マイクをオン/オフする
2
章
パ
ソ
コ
ン
と
接
続
す
る
もっとステップアップ 61
3 章
携帯電話を使う
1 携帯電話の準備
64
2 携帯電話をワイヤレスで使う
65
1 携帯電話の準備
スピーチレコグナイザー SR-1 を携帯電話に接続すると、携帯電話にかかってきた
電話に出て、通話することができます。
【 本製品を使用できる携帯電話 】
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続できるのは、ヘッドセットプロファイル
(HSP)またはハンズフリープロファイル(HFP)をサポートした Bluetooth 機能
を搭載している携帯電話です *1 。
*1 ... スピーチレコグナイザー SR-1 はヘッドセットプロファイルとハンズフリープロファ
イルに対応しています。使用するプロファイルは接続する携帯電話の仕様によって決
定されます。
本製品が使用できる携帯電話の詳細については、次のホームページで確認してくだ
さい。
URL http://dynabook.com/
1 携帯電話の設定
スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話をはじめて接続する場合は、あらかじめ携
帯電話で設定を行ってください。設定方法は次のとおりです。
1
携帯電話の Bluetooth 機能をオンにする
2
スピーチレコグナイザー SR-1 の電源を入れる
3
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続できるように携帯電話で設定
を行う
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
携帯電話と接続するときに PIN コード入力をうながされた場合は、スピー
チレコグナイザー SR-1 の PIN コードを入力してください。PIN コードは
「付録 1-1 製品仕様」を参照してください。
1 度接続した携帯電話とは別の携帯電話と接続する場合も、この方法で携帯電話の
設定を行ってください。
64
取扱説明書
2 携帯電話をワイヤレスで使う
携帯電話にかかってきた電話をスピーチレコグナイザー SR-1 で受けたり、切った
りすることができます。
このような使いかたは、「音楽モード」と「会話モード」の両方で利用できます。
携帯電話をワイヤレスで使う場合、あらかじめスピーチレコグナイザー SR-1 と携帯
電話を接続します。
ここでは、ヘッドセットプロファイル(HSP)またはハンズフリープロファイル
(HFP)の使いかたについて説明します。携帯電話の操作方法についての詳細は、
『携帯電話に付属の説明書』を参照してください。
1 スピーチレコグナイザー SR-1と携帯電話を接続する
スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話を接続する方法には次の二つがあります。
いずれかの方法で接続します。
A
携帯電話を操作して接続する
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
B
スピーチレコグナイザー SR-1 を操作して接続する *1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを短く押すと、携帯電話
と接続します。
接続すると、スピーチレコグナイザー SR-1 のステータス LED は点滅しま
す。
3
章
携
帯
電
話
を
使
う
*1 ... 接続する携帯電話の種類によっては、「音楽モード」または「会話モード」と併
用できない場合があります。
もっとステップアップ 65
2 電話を受ける
携帯電話に電話がかかってきたときにスピーチレコグナイザー SR-1 で着信音が鳴
ります。携帯電話にかかってきた電話をスピーチレコグナイザー SR-1 で受ける方
法は次のとおりです。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを短く押す
[HSP]ボタンは着信音が鳴っている間に押してください。
スピーチレコグナイザー SR-1 を使って、相手と通話できます。
メモ
●
る場合があります。その場合は[HSP]ボタンを押す必要はありません。
3 着信を拒否する
携帯電話にかかってきた電話をスピーチレコグナイザー SR-1 で拒否する方法は次
のとおりです。この操作はハンズフリープロファイル(HFP)が使用される場合に
有効です。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを長く押す
[HSP]ボタンは着信音が鳴っている間に押してください。
4 電話を切る
電話をスピーチレコグナイザー SR-1 で切る方法は次のとおりです。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを短く押す
*1
メモ
●
携帯電話の操作でも電話を切ることができます。
*1 ... 接続する携帯電話の種類によっては、電話が切れない場合があります。
5 電話をかける
携帯電話を操作して電話をかけます。呼び出し中、接続する携帯電話の種類によっ
ては、呼び出し音がスピーチレコグナイザー SR-1 で聞こえる場合があります。
66
取扱説明書
6 リダイアルする
携帯電話のリダイアル発信をスピーチレコグナイザー SR-1 で操作する方法は次の
とおりです。この操作はハンズフリープロファイル(HFP)が使用される場合に有
効です。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを長く押す
メモ
●
接続する携帯電話の機種によっては、呼び出し音がスピーチレコグナイザー
SR-1 で聞こえる場合があります。
3
章
携
帯
電
話
を
使
う
7 発信をキャンセルする
携帯電話の発信キャンセルをスピーチレコグナイザー SR-1 で操作する方法は次の
とおりです。この操作はハンズフリープロファイル(HFP)が使用される場合に有
効です。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを長く押す *1
[HSP]ボタンは携帯電話が発信している間に押してください。
*1 ... 接続する携帯電話の種類によっては、発信がキャンセルできずに通話状態になる
場合があります。
8 音声を切り替える
携帯電話とスピーチレコグナイザー SR-1 との間で通話中の音声を切り替えること
ができます。
【 ハンズフリープロファイル(HFP)の操作 】
携帯電話で通話中にスピーチレコグナイザー SR-1 へ音声を切り替える場合、ス
ピーチレコグナイザー SR-1 で通話中に携帯電話へ音声を切り替える場合
*2
、いず
れの場合も操作方法は次のとおりです。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを長く押す
*2 ... 接続する携帯電話の種類によっては、携帯電話の画面で確認操作をうながされ
る場合があります。
もっとステップアップ 67
つづく
【 ヘッドセットプロファイル(HSP)の操作 】
携帯電話で通話中にスピーチレコグナイザー SR-1 へ音声を切り替える場合の操作
は次のとおりです。
1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[HSP]ボタンを短く押す
スピーチレコグナイザー SR-1 で通話中に携帯電話へ音声を切り替える場合は、携
帯電話を操作して切り替えます。
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
9 スピーチレコグナイザー SR-1と携帯電話を切断する
スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話を切断する方法には次の二つがあります。
いずれかの方法で切断します。
A
携帯電話を操作して切断する
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
B
スピーチレコグナイザー SR-1 を操作して切断する *1
スピーチレコグナイザー SR-1 の[POWER/STOP]ボタンを1秒以上押
すと、携帯電話を切断して、電源が切れます。
ステータス LED が点滅し、「ピッピッピッピッ」と通知音が鳴るまで押し
てください。接続状態によっては通知音が鳴るまで 10 秒ほどかかる場合が
あります。
*1 ... 通話中に切断する場合、接続する携帯電話の種類によっては、電話が切れない場
合があります。
68
取扱説明書
10 スイッチ/ボタンの機能
スピーチレコグナイザー SR-1 のスイッチ/ボタンと機能は次のとおりです。表に
記載されていないスイッチ/ボタンを押すと、エラーを表す通知音(ピピ)が鳴り
ます。
操作成功の場合は「ピ」または「ピー」の通知音が、操作失敗の場合は「ピピ」ま
たは「ピピピ」の通知音が鳴ります。
スイッチ/ボタン名 機能
POWER
/ STOP
モード切替
スイッチ
長く押す スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話を切断し、
(1 秒以上) 電源を切る
AUDIO
COM
携帯電話に接続したまま音楽モードに切り替える
携帯電話に接続したまま会話モードに切り替える
* 1
* 1
HSP ボタン 短く押す スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話を接続する
/電話を受ける/電話を切る/音声を切り替える * 2
長く押す 着信を拒否する * 3 /リダイアルする * 3
(1 秒以上) ンセルする
* 3
/音声を切り替える
* 3
/発信をキャ
Volume(+)、Volume(−) スピーチレコグナイザー SR-1 の音量を調整する
*1 ... モード切り替えスイッチは、音楽モードと会話モードの切り替えのみ行ないます。
*2 ... ヘッドセットプロファイル(HSP)が使用される場合に有効です。
*3 ... ハンズフリープロファイル(HFP)が使用される場合に有効です。
3
章
携
帯
電
話
を
使
う
もっとステップアップ 69
70
取扱説明書
4 章
スピーチレコグナイザー SR-1 を使いこなす
1 音楽を聴いているとき
72
2 電子会議に参加しているとき
75
3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる
78
1 音楽を聴いているとき
音楽を聴いているときや DVD-Video を観ているときは、音楽モードで接続しています。
このとき、音楽モードから次の切り替えができます。
1 音楽モードから会話モードへ切り替える
音楽モードから会話モードへの切り替えができます。
切り替え方法は次のとおりです。
1
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
2
モード切り替えスイッチを[COM]側にスライドする
音楽モードでの接続が切断されます。
「[OK]ボタンを押すと、スピーチレコグナイザー SR-1 をお使いになる前
のオーディオ設定に戻ります。」というメッセージが表示される場合があり
ます。音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音声
認識など)が起動されている場合は、終了してから[OK]ボタンをクリック
してください。[OK]ボタンをクリックしなくても、会話モードで接続す
るとメッセージは自動的に消えます。
次の手順は接続操作を行う機器によって異なります。使用する機器に応じて
操作してください。
【 パソコンから接続するとき 】
パソコンの「Bluetooth 設定」で[SR-1_XXXX[COM]]アイコンをダブルク
リックしてください。
【 スピーチレコグナイザー SR-1 から接続するとき 】
[PLAY / PAUSE]ボタンを押してください。
72
取扱説明書
1 音楽を聴いているとき
メモ
●
通知音(ピピッピピッピピッピピッ)が鳴った場合には、モード切り替え
スイッチを[COM]側にスライドしてください。
なお、接続がうまくいかなかった場合は、次の手順で接続してください。
参照
詳細について「2 章 1-
3
接続方法」
会話モードについて「2 章 3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う」
2 音楽モードから携帯電話接続へ切り替える
携帯電話からの呼び出しがあると、通常、通知音(ピピピピピピピピ)または電話
の呼び出し音が鳴ります。通知方法は携帯電話の設定によって異なります。
参照
通知方法について『携帯電話に付属の説明書』
切り替え方法は次のとおりです。
1
[HSP]ボタンを押す
4
章
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
ス
ピ
ー
チ
レ
を
使
い
こ
な
す
携帯電話へ接続し通話ができます。音楽モードでの接続は通話中は切断され、
通話終了後に自動的に再接続されます。
参照
携帯電話接続について「3 章 2 携帯電話をワイヤレスで使う」
メモ
●
る場合があります。その場合は[HSP]ボタンを押す必要はありません。
もっとステップアップ 73
3 音楽モードから他のパソコンとの会話モードへ切り替える
他のパソコンからの呼び出しがあると、通知音(ピピッピピッピピッピピッ)が鳴
ります。
切り替え方法は次のとおりです。
1
モード切り替えスイッチを[COM]側にスライドする
呼び出しのあったパソコンと、会話モードで接続します。
他のパソコンからの音楽モードでの呼び出しは拒否されます。
モード切り替えスイッチを数秒間以内に切り替えなかった場合は、接続に失
敗します。その場合は、もう 1 度接続してください。
74
取扱説明書
2 電子会議に参加しているとき
電子会議に参加しているときは、会話モードで接続しています。このとき、会話
モードから次の切り替えができます。
1 会話モードから音楽モードへ切り替える
会話モードから音楽モードへの切り替えができます。
切り替え方法は次のとおりです。
1
音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音
声認識など)が起動されている場合は終了する
2
モード切り替えスイッチを[AUDIO]側にスライドする
会話モードでの接続が切断されます。
「[OK]ボタンを押すと、スピーチレコグナイザー SR-1 をお使いになる前
のオーディオ設定に戻ります。」というメッセージが表示される場合があり
ます。音声に関するアプリケーション(音楽/ビデオ再生、電子会議、音声
認識など)が起動されている場合は、終了してから[OK]ボタンをクリック
してください。[OK]ボタンをクリックしなくても、音楽モードで接続す
るとメッセージは自動的に消えます。
次の手順は接続操作を行う機器によって異なります。使用する機器に応じて
操作してください。
【 パソコンから接続するとき 】
パソコンの「Bluetooth 設定」で[SR-1_XXXX[AUDIO]]アイコンをダブルク
リックしてください。
【スピーチレコグナイザー SR-1 から接続するとき 】
[PLAY / PAUSE]ボタンを押してください。
を
使
い
こ
な
す
4
章
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
ス
ピ
ー
チ
レ
もっとステップアップ 75
メモ
●
通知音(ピピッピピッピピッピピッ)が鳴った場合には、モード切り替え
スイッチを[AUDIO]側にスライドしてください。
なお、接続がうまくいかなかった場合は、次の手順で接続してください。
参照
詳細について「2 章 1-
3
接続方法」
音楽モードについて「2 章 2 音楽を楽しむ」
2 会話モードから携帯電話接続へ切り替える
携帯電話からの呼び出しがあると、通常、通知音(ピピピピピピピピ)または電話
の呼び出し音が鳴ります。通知方法は携帯電話の設定によって異なります。
参照
通知方法について『携帯電話に付属の説明書』
切り替え方法は次のとおりです。
1
[HSP]ボタンを押す
携帯電話へ接続し通話ができます。会話モードでの接続は通話中は切断さ
れ、通話終了後に自動的に再接続されます。
参照
携帯電話接続について「3 章 2 携帯電話をワイヤレスで使う」
メモ
●
る場合があります。その場合は[HSP]ボタンを押す必要はありません。
76
取扱説明書
2 電子会議に参加しているとき
3 会話モードから他のパソコンとの音楽モードへ切り替える
他のパソコンからの呼び出しがあると、通知音(ピピッピピッピピッピピッ)が鳴
ります。
切り替え方法は次のとおりです。
1
モード切り替えスイッチを[AUDIO]側にスライドする
呼び出しのあったパソコンと、音楽モードで接続します。
他のパソコンからの会話モードでの呼び出しは拒否されます。
モード切り替えスイッチを数秒間以内に切り替えなかった場合は、接続に失
敗します。その場合は、もう 1 度接続してください。
4
章
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
ス
ピ
ー
チ
レ
を
使
い
こ
な
す
もっとステップアップ 77
3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる
本製品と東芝製パソコンにインストールされている「LaLaVoice」を使うと、音声
による文章入力や入力した文章の読み上げ、音声でパソコンを操作することができ
ます。
ここでは「LaLaVoice」の 1 ツールである「LaLaVoice テキスト」を使って、マ
イクの音声で文章入力をしたり、入力した文章を読み上げる方法について簡単に紹
介します。使いかたの詳細については、『LaLaVoice テキストのヘルプ』を参照し
てください。
1 「LaLaVoiceテキスト」の起動方法
1
パソコンとスピーチレコグナイザー SR-1 を会話モードで接続する
参照
接続方法について「2 章 パソコンと接続する」
2
[スタート]→[すべてのプログラム]→[LaLaVoice]→
[LaLaVoice メニュー]をクリックする
「LaLaVoice」のメインメニューが表示されます。
参照
各メニューの詳細について『LaLaVoice ヘルプ』
78
取扱説明書
3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる
3
[声で入力 & 読上げ]をクリックする
「LaLaVoice テキスト」が起動し、メッセージが表示され
ます。
4
[OK]ボタンをクリックする
[マイクレベルの調整]画面が表示されます。
4
章
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
ス
ピ
ー
チ
レ
を
使
い
こ
な
す
もっとステップアップ 79
つづく
5
画面の指示に従って、マイクの入力レベルの調節と話者を設定する
詳細は[ヘルプ]ボタンをクリックし、『マイクレベルの調整のヘルプ』を
参照してください。
示されます。この画面で、音声による文章入力、文章の読み上げを行います。
音声入力を行うには
あらかじめ、スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンを会話モードで接続しておき
ます。
1
[音声入力の開始/終了]ボタン( )をクリックする
2
マイクを使って文章を入力する
入力した音声が文章となって画面に表示されます。
3
入力が終わったら、 )をク
リックする
入力した文章を読み上げるには
1
[読み上げ開始]ボタン( )をクリックする
画面に表示されている文章が読み上げられます。
80
取扱説明書
3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる
ヘルプの起動
「LaLaVoice テキスト」のヘルプの起動方法は次のとおりです。
1
メニューバーから[ヘルプ]→[トピックの検索]をクリックする
メモ
●
「LaLaVoice」のメインメニューで[LaLaVoice のヘルプ]をクリック
すると、「LaLaVoice」の各ツールの詳細や操作方法を確認できます。
4
章
コ
グ
ナ
イ
ザ
ー
ス
ピ
ー
チ
レ
を
使
い
こ
な
す
もっとステップアップ 81
5 章
困ったときは
1 Q&A 集
84
1 Q&A 集
電源が入らない
A
バッテリの残量が少なくなっている可能性があります。
バッテリを充電してください。
参照
充電方法について「1 章 31 バッテリの充電方法」
A
[POWER/STOP]ボタンを押す時間が短かった可能性があります。
もう 1 度[POWER/STOP]ボタンを 1 秒以上押してください。
参照
詳細について「1 章 61 電源を入れる」
A
バッテリパックのケーブルがコネクタに正しく差し込まれていない可能性があり
ます。
バッテリパックのケーブルをコネクタに正しく差し込んでください。
参照
詳細について「1 章 33 バッテリパックの取りはずし/取り付け」
パソコンと接続できない
A
パソコンの電源が入っていない可能性があります。
電源を入れ、Bluetooth 通信が可能な状態にしてください。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
A
Bluetooth 機能がオフになっている可能性があります。
パソコンの電源を入れ、Bluetooth 通信が可能な状態にしてください。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
A
「ピッピッピーピーピー」と通知音が鳴り、それにあわせてステータス LED が点
滅している場合、スピーチレコグナイザー SR-1 と接続するための設定がされてい
ない可能性があります。
はじめてパソコンと接続する場合、パソコン側で設定が必要です。「Bluetooth
Stack for Windows by Toshiba」で設定してください。
参照
詳細について「2 章 1 パソコンの準備」
84
取扱説明書
1 Q&A 集
A
スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンの間に遮断物がある、または距離が
遠い可能性があります。
遮断物を取り除くか、別の場所で接続してください。また、使用可能範囲内で接
続してください。
参照
詳細について「1 章 1- 本製品の通信範囲」
A
パソコンに Bluetooth Stack for Windows by Toshiba がインストールされ
ていない、または「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」のバージョ
ンが対応していない可能性があります。
本製品に添付の「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」をパソコンに
インストールし、パソコンの設定を行ってください。
参照
詳細について「2 章 1 パソコンの準備」
A
他のパソコンと接続している可能性があります。
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続できるパソコンは 1 台だけです。また、
スピーチレコグナイザー SR-1 から接続できるのは前回接続したパソコンのみ
です。接続したいパソコンで「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」
を使って、接続しなおしてください。
参照
詳細について「2 章 13
接続方法」
A
パソコンから接続できない場合、スピーチレコグナイザー SR-1 のモードが違っ
ている可能性があります。
モード切り替えスイッチが、接続するモードに設定されているか確認してください。
参照
詳細について「2 章 13
接続方法」
A
携帯電話と接続して通話する間は、音楽モードまたは会話モードの接続はできま
せん。
通話終了後に接続しなおしてください。
参照
詳細について「2 章 13
接続方法」
5
章
困
っ
た
と
き
は
もっとステップアップ 85
パソコンで再生している音楽が聴こえない
A
何らかの理由で接続が切断された可能性があります。
もう 1 度接続してください。
参照
詳細について「2 章 13
接続方法」
A
スピーチレコグナイザー SR-1 のボリュームが最小になっている可能性があり
ます。
スピーチレコグナイザー SR-1 の右シャトルプッシュスイッチの[Volume
(+)]ボタンでボリュームを上げてください。
参照
詳細について「1 章 22 - 拡大図 B −右シャトルプッシュスイッチ」
A
パソコン側の出力音量が最小、またはミュートに設定されている可能性があります。
スピーチレコグナイザー SR-1 を接続し、パソコンのタスクバーの[音量]アイ
コンをダブルクリックして表示される画面で、ミュート解除および音量調節を
行ってください。
特に、スピーチレコグナイザー SR-1 を接続中に「InterVideo WinDVD」で
ミュートに設定し、スピーチレコグナイザー SR-1 を切断してから
「InterVideo WinDVD」を終了すると、次回接続したときにはミュートに設定
されている可能性があります。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
A
音声コマンドでミュートに設定されている可能性があります。
音声コマンドで「みゅーとかいじょ」を入力してください。
参照
詳細について「2 章 2-3 音声コマンド」
A
パソコンに他の Bluetooth 対応機器が接続されている可能性があります。
他の Bluetooth 対応機器との接続を切断してください。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
86
取扱説明書
1 Q&A 集
A
サウンドデバイスが異なっている可能性があります。
Bluetooth 通信を接続した状態で、次の手順で設定してください。
①[コントロールパネル]を開き、[サウンド、音声、およびオーディオデバイ
ス]をクリックする
②[サウンドとオーディオデバイス]をクリックする
③[オーディオ]タブの[音の再生]で[TOSHIBA Bluetooth Wave]を選
択する
④[OK]ボタンをクリックする
A
パソコン側の[ボリュームコントロール]で、出力音声がミュートに設定されて
いる可能性があります。
次の手順で操作してください。
①
[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[エンターテイメ
ント]→[ボリュームコントロール]をクリックする
② 各[ミュート]または[全ミュート]がチェックされている場合は、チェック
をはずす。または、音量が最小になっている場合は、適切な音量に調整する
接続が切れてしまう
A
スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンとの間に遮断物がある、または距離
が遠い可能性があります。
遮断物を取り除くか、別の場所で接続してください。また、使用可能範囲内で接
続してください。
参照
詳細について「1 章 1- 本製品の通信範囲」
A
[POWER/STOP]ボタンを押した、またはモード切り替えスイッチでモードを
切り替えた可能性があります。
接続中に[POWER/STOP]ボタンを 1 秒以上押すとそれまでの接続が切断さ
れ、電源が切れます。またモード切り替えスイッチでモードを切り替えると、別
のモードに切り替わるため現在の接続は切断されます。もう 1 度接続しなおし
てください。
参照
詳細について「2 章 13 接続方法」
5
章
困
っ
た
と
き
は
もっとステップアップ 87
A
音楽モードまたは会話モード接続時に携帯電話と接続して通話する場合は、音楽
モードまたは会話モードは切断されます。この場合、音楽モードまたは会話モー
ドは通話終了後に自動的に再接続されます。
参照
詳細について「2 章 1-
3
接続方法」
携帯電話と接続できない
A
携帯電話の電源が入っていない可能性があります。
電源を入れ、Bluetooth 通信が可能な状態にしてください。
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
A
スピーチレコグナイザー SR-1 と携帯電話の間に遮断物がある、または距離が
遠い可能性があります。
遮断物を取り除くか、別の場所で接続してください。また、使用可能範囲内で接
続してください。
参照
詳細について「1 章 1- 本製品の通信範囲」
A
音楽モードまたは会話モードとの接続中は、携帯電話の接続に失敗する場合があ
ります。
もう一度接続しなおしてください。
参照
詳細について『携帯電話に付属の説明書』
「3 章 携帯電話を使う」
88
取扱説明書
1 Q&A 集
雑音が多い/音がひずむ/音が途切れる
A
接続したパソコンの出力音量が小さすぎる可能性があります。
パソコン側の出力音量を調節してください。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
A
スピーチレコグナイザー SR-1 とパソコンの距離が遠い可能性があります。
距離を近づけてください。
A
パソコンで負荷の高い処理が実行されている可能性があります。
パソコン上の不要なアプリケーションを終了してください。
A
パソコンに他の Bluetooth 対応機器が接続している可能性があります。
他の Bluetooth 対応機器との接続を切断してください。
参照
詳細について『パソコンに付属の説明書』
A
使用環境により電波が届きにくくなっている可能性があります。
別の場所で使用してください。また、音楽モードの場合は、次の手順で音質を変
更してください。
①[Bluetooth 設定]画面で音楽モードのアイコンを選択し、[詳細]ボタンを
クリックする
② 表示された画面で[音質]を調整する
③[OK]ボタンをクリックする
音質の変更は、次回パソコンから再接続したときに有効になります。
A
音楽モードまたは会話モードを使用中に携帯電話接続を行った場合、接続する携
帯電話の種類によっては、音楽モードまたは会話モードの再生音やマイク入力音
が乱れる場合があります。
携帯電話を切断するか、使用中のアプリケーションを終了してください。
5
章
困
っ
た
と
き
は
もっとステップアップ 89
音声コマンドが認識されない
A
音楽モード(モード切り替えスイッチが[AUDIO]側)に設定されていない可
能性があります。
モード切り替えスイッチを[AUDIO]側にスライドし、音楽モードに設定して
ください。
参照
詳細について「2 章 2 音楽を楽しむ」
A
次の場合、認識されない場合があります。
●
声が小さすぎる
●
読み上げが遅すぎる、または早すぎる
●
周囲に雑音が多い
●
マイクに口が近づきすぎている
音声コマンドのキーワードは、マイクから口を少し離し、大きくはっきりと発音
してください。また、雑音の多い場所では使用しないでください。
A
[Push to Talk]ボタンを押す前から発声してしまった可能性があります。
[Push to Talk]ボタンを押し、通知音(ピ)を確認した後に発声してください。
A
マイクが正しく取り付けられていない可能性があります。
マイクは正しく接続してください。
参照
詳細について「1 章 4 マイクを接続する」
A
上記すべての対応を行っても音声コマンドが認識されない場合、 [POWER/
STOP]ボタンを押して電源を切り、もう 1 度電源を入れなおしてください。
テレビ/ラジオの調子がおかしい
A
スピーチレコグナイザー SR-1 とテレビ/ラジオが干渉している可能性があり
ます。
次の方法で調整してください。
●
テレビ、ラジオに対するスピーチレコグナイザー SR-1 の向きを変える
●
スピーチレコグナイザー SR-1 をテレビ/ラジオから離す
●
テレビの平行フィーダを同軸ケーブルに変える
90
取扱説明書
1 Q&A 集
電源を入れたとき、または電源が入っているとき、
ステータス LED がすばやく点滅したままになった
A
システムエラーが発生しています。
[POWER/STOP]ボタンを押して電源を切り、もう 1 度電源を入れなおしても
同様の症状が発生する場合には、お買い求めの販売店または、保守サービスにご
相談ください。
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続中に
「東芝オーディオマネージャー」を起動すると、
メッセージが表示され、切断されてしまう
A
この場合、メッセージは「東芝オーディオマネージャーと、スピーチレコグナイ
ネージャー」を終了してから、スピーチレコグナイザー SR-1 に再接続してく
ださい。
スピーチレコグナイザー SR-1 に備えられている著作権保護機能は、「東芝オー
ディオマネージャー」の著作権保護機能と異なるため同時に使用することができ
ません。
5
章
困
っ
た
と
き
は
「東芝オーディオマネージャー」を実行中に、
スピーチレコグナイザー SR-1 と接続しようとすると、
メッセージが表示され、接続できない
A
この場合、メッセージは「東芝オーディオマネージャーと、スピーチレコグナイ
ネージャー」を終了してから、スピーチレコグナイザー SR-1 に再接続してく
ださい。
スピーチレコグナイザー SR-1 に備えられている著作権保護機能は、東芝オー
ディオマネージャーの著作権保護機能と異なるため同時に使用することができま
せん。
Bluetooth は健康に影響ありませんか?
A
本製品の動作は無線周波に関する安全基準と勧告に記載のガイドラインにそって
おります。
参照
参照について「付録 3-3- 健康への影響」
もっとステップアップ 91
付録
1 本製品の仕様
94
2 技術基準適合について
96
3 Bluetooth について
97
4 アフターケアについて
100
1 本製品の仕様
1 製品仕様
項目
Bluetooth バージョン
通信方式
無線周波数帯
変調方式
仕様
Ver1.1規格準拠
ACL,SCOリンク方式
2.4GHz(2402∼2480MHz)
周波数ホッピング方式
2値FSK
最大+4dBm(Power Class2)
−70dBm
出力
*1
受信感度
*1
動作電圧範囲
PINコード
通信距離
サポートプロファイル
見通し10m
*2
(最大)
GAP(Generic Access Profile)
SDAP(Service Discovery Application Profile)
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)
GAVDP(Generic Audio/Video Distribution Profile)
HSP(Head Set Profile)
HFP(Hands-Free Profile)
誘導体アンテナ アンテナ
入出力
音声認識
コーデック
電源
ACアダプタ
バッテリ
外形寸法(本体)
質量
使用環境条件
スピーカ
マイク
機能/言語
オーディオコーデック
ヘッドフォンスピーカ
エレクトレット・コンデンサマイクロフォン
単語認識/日本語
SBC
通話コーデック
CVSD、μ-law
AC100-240V∼(50Hz、または60Hz)
バッテリパックLi-Ion 3.7V/790mAh
約180 × 196 × 76 mm(突起部含まず)
約200 g以下
温度:5∼35℃ 湿度:20∼80%
(但し、結露しないこと)
3.4∼4.2V
1048
* 1 アンテナの効率は含まれません。
* 2 周囲の電波環境、障害物、設置環境、通信接続相手の機器性能などにより異なります。
94
取扱説明書
1 本製品の仕様
【 電源コードの仕様 】
本製品に同梱されている電源コードは、日本の規格にのみ準拠しています。
その他の国・地域では使用できません。
※取得規格は、電気用品安全法です。
【 AC アダプタの仕様 】
入力:AC100-240V ∼、0.36A-0.2A、50-60Hz
出力:DC5V 3A
【 使用できる国、地域について 】
本製品は次の国、地域で使用できるように無線規格を取得しています。
日本
(2003 年 10 月現在)
メモ
●
ヘッドバンド頂上部のアンテナ近くに金属面や高密度の固体があると、無線
デバイスの通信範囲に影響を及ぼすことがあります。
●
無線信号の伝送路上に無線信号を吸収または反射し得る " 障害物 " がある場
合も、通信範囲に影響を与えます。
付
録
もっとステップアップ 95
2 技術基準適合について
【 電波障害自主規制について 】
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づ
くクラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的
としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用され
ると、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
96
取扱説明書
3 Bluetooth について
1 本製品を日本でお使いの場合のご注意
日本では、本製品を第二世代小電力データ通信システムに位置付けており、その使
用周波数帯は 2,400MHz ∼ 2,483.5MHz です。この周波数帯は、移動体識別装
置(移動体識別用構内無線局及び移動体識別用特定小電力無線局)の使用周波数帯
2,427MHz ∼ 2,470.75MHz と重複しています。
【 ステッカー 】
この機器の使用周波数帯は 2.4GHz帯です。この周波数では電
子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか、他の同種無線局、工
場の製造ライン等で使用されている免許を要する移動体識別用 の
構内無線局、免許を要しない特定小電力無線局、アマチュア 無線
局等(以下「他の無線局」と略す)が運用されています。
1. この機器を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されてい
ないことを確認してください。
2. 万一、この機器と「他の無線局」との間に電波干渉が発生した
場合には、速やかにこの機器の使用チャンネルを変更するか、使
用場所を変えるか、又は機器の運用を停止(電波の発射を停
止)してください。
3. その他、電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのこと
が起きたときは、東芝PCダイヤルへお問い合わせください。
付
録
【 現品表示 】
(1)2.4
(2)FH
(3)1
(4)
(1) (3)
2 . 4 F H 1
(4)
:2,400MHz 帯を使用する無線設備を表す。
:変調方式が FH-SS 方式であることを示す。
:想定される与干渉距離が 10m 以下であることを示す。
:2,400MHz ∼ 2,483.5MHz の全帯域を使用し、かつ移動体識
別装置の帯域を回避不可であることを意味する。
【 東芝 PC ダイヤル 】
受付時間 / 9:00 ∼ 19:00(年中無休)
ナビダイヤル / 0570-00-3100
もっとステップアップ 97
2 機器認定表示について
本製品は、電波法に基づく小電力データ通信システムの無線局として、以下の技術基
準適合証明を受けた無線設備を内蔵しています。したがって、本製品を使用するとき
に無線局の免許は必要ありません。
無線設備名:PABWC001
財団法人 テレコムエンジニアリングセンター 認証番号 01NYCA1115
本製品に組み込まれた無線設備は、本製品に実装して使用することを前提に、小電
力データ通信システムの認証を取得しています。したがって、組み込まれた無線設
備を他の機器へ流用した場合、電波法の規定に抵触する恐れがありますので、十分
にご注意ください。
3 お客様に対するお知らせ
【 無線製品の相互運用性 】
本製品は、Frequency Hopping Spread Spectrum (FHSS)無線技術を使用す
るあらゆる Bluetooth ワイヤレステクノロジを用いた製品と相互運用できるように
設計されており、次の規格に準拠しています。
●
Bluetooth Special Interest Group 策定の Bluetooth Specification Ver.1.1
●
Bluetooth Special Interest Group の定義する Bluetooth ワイヤレステクノロ
ジの Logo 認証
お願い
●
本製品はすべての Bluetooth ワイヤレステクノロジを用いた機器との接続
動作を確認したものではありません。
ご使用にあたっては、Bluetooth ワイヤレステクノロジを用いた機器対応
の動作条件と接続の可否情報を取扱元にご確認ください。
また下記の取り扱い上の注意点があります。
(1)本製品は Bluetooth Version1.1 仕様に準拠しております。
Bluetooth Version1.0B 仕様の Bluetooth TM ワイヤレステクノロジを用いた
機器とは互換性がありません。
(2)Bluetooth 接続においては、無線 LAN その他の無線機器の周囲、電子レンジ
など電波を発する機器の周囲、障害物の多い場所その他、電波状態の悪い環境
で使用した場合、接続が頻繁に途切れたり、通信速度が極端に低下したり、エ
ラーが発生したりする可能性があります。
98
取扱説明書
3 Bluetooth について
(3)本製品と Wireless-LAN 製品は、同じ無線周波数帯を使用するため、同時に使
用すると電波が干渉し合い、通信速度の低下やネットワークが切断される場合
があります。接続に支障がある場合は、今お使いの Bluetooth、Wireless-
LAN のいずれかの使用を中止してください。
(4)本製品は、無線通信時のセキュリティ対策として Buetooth の標準仕様に準拠
したセキュリティ機能を搭載しています。
しかし、本製品の使用環境によっては、上記セキュリティが十分ではない場合
があリます。このため、お客様ご自身でも、Bluetooth によるデータ通信の際
は十分にご注意いただき、セキュリティ対策を施されますよう、お願いいたし
ます。弊社は、Bluetooth によるデータ通信時に発生したデータおよび情報の
漏洩について、一切の責任を負いません。
【 健康への影響 】
Bluetooth TM ワイヤレステクノロジを用いた製品は他の無線製品と同様、無線周波
の電磁エネルギーを放出します。しかしその放出エネルギーは、携帯電話などの無
線機器と比べるとはるかに低いレベルに抑えられています。
本製品の動作は無線周波に関する安全基準と勧告に記載のガイドラインにそってお
り、安全にお使いいただけるものと東芝では確信しております。この安全基準およ
び勧告には、学会の共通見解と、多岐にわたる研究報告書を継続的に審査、検討し
ている専門家の委員会による審議結果がまとめられています。
ただし周囲の状況や環境によっては、建物の所有者または組織の責任者が Bluetooth
ワイヤレステクノロジの使用を制限する場合があります。以下にその例を示します。
●
飛行機の中で Bluetooth ワイヤレステクノロジを用いた製品を使用する場合
●
他の装置類またはサービスへの電波干渉が認められるか、有害であると判断され
る場合
個々の組織または環境(空港など)において無線機器の使用に関する方針がよくわ
からない場合は、Bluetooth ワイヤレステクノロジを用いた装置の電源を入れる前
に、管理者に使用の可否について確認してください。
付
録
もっとステップアップ 99
4 アフターケアについて
消耗品について
バッテリパックは消耗品です。
長時間の使用により消耗し、充電機能が低下します。
充電機能が低下した場合は、お買い求めの販売店または、お近くの保守サービスに
相談してください。
廃棄について
本製品を廃棄するときは、地方自治体の条例または規則に従って処理してください。
詳しくは、各地方自治体に問い合わせてください。
バッテリパックについて
不要になったバッテリパックは、貴重な資源を守るために廃棄しな
いで充電式電池リサイクル協力店へお持ちください。その場合、
ショート防止のため電極にセロハンテープなどの絶縁テープを貼っ
てください。
●
バッテリパック(充電式電池)の回収、リサイクルおよびリサイク
ル協力店に関するお問い合わせ先
社団法人 電池工業会
TEL:03-3434-0261
ホームページ:http://www.baj.or.jp
100
取扱説明書
さくいん
A
AC アダプタ ...................................... 23
B
Bluetooth Stack for Windows by Toshiba のインストール ..... 36
Bluetooth について ........................ 97
[BWD-Skip]ボタン ....................... 21
F
[FWD-Skip]ボタン ........................ 21
H
[HSP]ボタン .................................. 20
L
LaLaVoice ....................................... 78
LaLaVoice テキスト ....................... 78
P
[PLAY/PAUSE]ボタン ............... 21
[POWER/STOP]ボタン .............. 21
[Push to Talk]ボタン .................. 20
V
[Volume(+)]ボタン .................. 21
[Volume(−)]ボタン .................. 21
イ
イヤースピーカ ................................. 19
オ
音楽モード ......................................... 55
音声コマンド ..................................... 57
カ
会話モード ......................................... 60
キ
切り替え方法(音楽モードから
会話モード)................................. 72
切り替え方法(音楽モードから
携帯電話接続)............................. 73
切り替え方法(音楽モードから
他のパソコン)............................. 74
切り替え方法(会話モードから
音楽モード)................................. 75
切り替え方法(会話モードから
携帯電話接続)............................. 76
切り替え方法(会話モードから
他のパソコン)............................. 77
ケ
携帯電話の設定 ................................. 64
携帯電話を使う ................................. 65
サ
サイズの調節 ..................................... 32
シ
充電 LED ........................................... 20
充電方法(AC 電源使用)................. 25
充電方法(パソコン使用)................ 26
充電用 USB ケーブル ...................... 23
使用できる携帯電話 ......................... 64
使用できるパソコン ......................... 36
消耗品 ............................................. 100
ス
スイッチ/ボタンの機能
(音楽モード)............................... 55
スイッチ/ボタンの機能
(会話モード)............................... 60
もっとステップアップ 101
さ
く
い
ん
スイッチ/ボタンの機能
(携帯電話接続)........................... 66
ステータス LED ................................ 20
セ
製品仕様 ............................................. 94
接続方法(パソコン)....................... 50
切断方法(パソコン)....................... 52
ソ
装着方法 ............................................. 32
タ
対応機器 ............................................. 18
対応システム ..................................... 18
ツ
通信範囲 ............................................. 18
テ
電源コード ......................................... 23
電源コネクタ 1 ................................. 22
電源コネクタ 2 ................................. 22
電源を入れる ..................................... 33
電源を切る ......................................... 33
ハ
廃棄 ................................................. 100
パソコンの設定 ................................. 39
バッテリ駆動 ..................................... 24
バッテリ駆動時間 ............................. 28
バッテリ充電時間 ............................. 25
バッテリパック ..................... 20, 100
バッテリパックの
取りはずし/取り付け ............... 29
ヒ
左シャトルプッシュスイッチ ... 20, 21
フ
プロファイル ..................................... 16
ヘ
ヘルプの起動(Bluetooth Stack for Windows by Toshiba)..... 53
ヘルプの起動
(LaLaVoice テキスト)............. 81
マ
マイク ................................................ 23
マイクソケット ................................. 22
マイクの位置 ..................................... 32
マイクの音量調節 ............................. 31
マイクの取り付け ............................. 31
マイクの取りはずし ......................... 31
ミ
右シャトルプッシュスイッチ .. 20, 21
モ
モード切り替えスイッチ .................. 22
102
取扱説明書
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project
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Table of contents
- 4 安心してお使いいただくために
- 6 安全上のご注意
- 11 ご使用上のお願い
- 16 1 スピーチレコグナイザー SR-1 でできること
- 19 2 各部の名前
- 22 側面図と底面図
- 24 3 バッテリについて
- 25 バッテリの充電方法
- 28 充電が必要なとき
- 29 バッテリパックの取りはずし/取り付け
- 31 4 マイクを接続する
- 32 5 スピーチレコグナイザー SR-1 を装着する
- 33 6 電源を入れる/切る
- 33 電源を入れる
- 33 電源を切る
- 36 1 パソコンの準備
- 36 Bluetooth Stack for Windows by Toshiba のインストール
- 39 パソコンの設定
- 55 2 音楽を楽しむ
- 60 3 電子会議ソフトや音声認識ソフトを使う
- 64 1 携帯電話の準備
- 65 2 携帯電話をワイヤレスで使う
- 72 1 音楽を聴いているとき
- 75 2 電子会議に参加しているとき
- 78 3 音声認識ソフト(LaLaVoice)を使ってみる
- 84 1 Q&A 集
- 84 Q 電源が入らない
- 84 Q パソコンと接続できない
- 86 Q パソコンで再生している音楽が聴こえない
- 87 Q 接続が切れてしまう
- 88 Q 携帯電話と接続できない
- 89 Q 雑音が多い/音がひずむ/音が途切れる
- 90 Q 音声コマンドが認識されない
- 90 Q テレビ/ラジオの調子がおかしい
- 91 ステータス LED がすばやく点滅したままになった
- 91 メッセージが表示され、切断されてしまう
- 91 メッセージが表示され、接続できない
- 91 Q Bluetooth は健康に影響ありませんか