取扱説明書

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取扱説明書 | Manualzz

RT223J.book 1 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

オペレーションマニュアル

© 株式会社 ズーム

本マニュアルの一部または全部を無断で複製/転載

することを禁じます。

RT223J.book 2 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

安全上のご注意/使用上のご注意

安全上のご注意

この取扱説明書では、誤った取り扱いによる事故を未然に防ぐための

注意事項を、マークを付けて表示しています。マークの意味は次の通

りです。

改造について

ケースを開けたり、改造を加えることは、故障の原因となりま

すので絶対におやめください。改造が原因で故障が発生しても

当社では責任を負い兼ねますのでご了承ください。

音量について

RT-223を大音量で長時間使用しないでください。難聴の原因

となることがあります。

亡または重傷 を負う可能性が想 定される内容を示 してい

ます。

内容を示しています。

本製品を安全にご使用いただくために、つぎの事項にご注意ください。

電源について

本製品は、消費電流が大きいため、ACアダプターのご使用をお

薦めしますが、電池でお使いになる場合は、アルカリ電池をご

使用ください。

● ACアダプターによる駆動

・ ACアダプターは、必ずDC9Vセンターマイナス300mA

(ズームAD-0006)をご使用ください。指定外のACアダ

プターをお使いになりますと、故障や誤動作の原因となり

危険です。

・ AC アダプターの定格入力 AC電圧と接続するコンセント

のAC 電圧は必ず一致させてください。

・ AC アダプターをコンセントから抜く時は、必ず AC アダ

プター本体を持って行ってください。

・ 長期間ご使用にならない場合や雷がなっている場合は、

ACアダプターをコンセントから抜いてください。

●乾電池による駆動

・ 市販の1.5V 単三乾電池×4 をお使いください。

・ RT-223は充電機能を持っていません。乾電池の注意表示

をよくみてご使用ください。

・ 長期間ご使用にならない場合は、乾電池を RT-223から取

り出してください。

・ 万一、乾電池の液もれが発生した場合は、電池ケース内や

電池端子に付いた液をよく拭き取ってください。

・ ご使用の際は、 必ず電池ブタを閉めてください。

使用環境について

RT-223をつぎのような場所でご使用になりますと、故障の原

因となりますのでお避けください。

● 温度が極端に高くなるところや低くなるところ

● 暖房器具など熱源の近く

● 湿度が極端に高いところや、水滴のかかるところ

● 砂やほこりの多いところ

● 振動の多いところ

取り扱いについて

・ RT-223の上に、花瓶など液体の入ったものを置かないでく

ださい。感電などの原因となることがあります。

・ RT-223の上に、ロウソクなど火気のあるものを置かないで

ください。火災の原因となることがあります。

・ RT-223は精密機器ですので、スイッチ類には無理な力を加

えないようにしてください。必要以上に力を加えたり、落と

したりぶつけるなどの衝撃は故障の原因となります。

接続ケーブルと入出力ジャックについて

ケーブルを接続する際は、各機器の電源スイッチを必ずオフに

してから行なってください。本製品を移動するときは、必ずす

べての接続ケーブルとACアダプターを抜いてから行なってく

ださい。

使用上のご注意

他の電気機器への影響について

RT-223 は、安全性を考慮して本体からの電波放出および外部からの

電波干渉を極力抑えております。しかし、電波干渉を非常に受けやす

い機器や極端に強い電波を放出する機器の周囲に設置すると影響が出

る場合があります。そのような場合は、RT-223 と影響する機器とを

十分に距離を置いて設置してください。

デジタル制御の電子機器では、RT-223 も含めて、電波障害による誤

動作やデータの破損、消失など思わぬ事故が発生しかねません。ご注

意ください。

お手入れについて

パネルが汚れたときは、柔らかい布で乾拭きしてください。それでも

汚れが落ちない場合は、湿らせた布をよくしぼって拭いてください。ク

レンザー、ワックスおよびアルコール、ベンジン、シンナーなどの溶

剤は絶対に使用しないでください。

故障について

故障したり異常が発生した場合は、すぐにACアダプターを抜いて電源

を切り、他の接続ケーブル類もはずしてください。

名前、ご住所、お電話番号」をお買い上げの販売店またはズームサー

ビスまでご連絡ください。

保証書の手続きとサービスについて

保証期間は、お買い上げいただいた日から1年間です。ご購入された店

舗で必ず保証書の手続きをしてください。

保証期間内の製造上の不備による故障は無償で修理いたしますので、

保証書を提示して修理をご依頼ください。

ただし、つぎの場合の修理は有償となります。

1.

保証書のご提示がない場合。

2.

保証書にご購入の年月日、販売店名の記述がない場合。

3.

お客様の取り扱いが不適当なため生じた故障の場合。

4.

当社指定業者以外での修理、改造された部分の処理が不適当で

あった場合。

5.

故障の原因が本製品以外の、他の機器にある場合。

6.

お買い上げ後に製品を落としたり、ぶつけるなど、過度の衝撃に

よる故障の場合。

7.

火災、公害、ガス、異常電圧、および天災(地震、落雷、津波な

ど)によって生じた故障の場合。

8.

消耗品(電池など)を交換する場合。

9.

日本国外でご使用になる場合。

保証期間が切れますと修理は有償となりますが、引き続き責任を持っ

て製品の修理を行ないます。

このマニュアルは将来必要となることがありますので必ず参照しやす

いところに保管してください。

* MIDIは社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

* 文中のその他の商標および登録商標は、各所有者に属します。文

中のすべての商標および登録商標は、それらの識別のみを目的と

して記載されており、各所有者の著作権を侵害する意図はありま

せん。

2 ZOOM RT-223

RT223J.book 3 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

安全上のご注意/使用上のご注意 . . . . . . . 2

はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

各部の名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

フロントパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

リアパネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

電池で使用する場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . 7

演奏前の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7

クイックガイド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

クイックガイド 1

 デモ曲を聴いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

クイックガイド 2

 パッドを叩いて音を鳴らしてみよう . . . . . .10

クイックガイド 3

 パターンを演奏しよう . . . . . . . . . . . . . . . . .12

クイックガイド 4

 パッドを叩いて曲を組み立てよう . . . . . . . .14

クイックガイド 5

 グルーブプレイを楽しもう . . . . . . . . . . . . .16

パッドを使って音を鳴らす

(マニュアル演奏) . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

パッドを使って演奏する . . . . . . . . . . . . . . . . .18

キット/プログラムを切り替える . . . . . . . . . .19

パターンを演奏する

(パターンモード). . . . . . . . . . . . . . . . . . 20

パターンを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20

パターン再生時のテンポを変える . . . . . . . . . .21

パターンをリアルタイム入力する . . . . . . 22

ドラムトラックをリアルタイム入力する . . . . .22

ベーストラックをリアルタイム入力する . . . . .25

パターンをステップ入力する . . . . . . . . . 27

ステップ入力について . . . . . . . . . . . . . . . . . .27

ドラムトラックをステップ入力する . . . . . . . .28

ベーストラックをステップ入力する . . . . . . . .29

パターンを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . 32

パターンをコピーする/工場出荷時の

 パターンに戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .32

パターンを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33

パターンに名前を付ける . . . . . . . . . . . . . . . . .33

ソングを作る(ソングモード) . . . . . . . . 34

ソングについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34

ソングをステップ入力する . . . . . . . . . . . . . . .34

ソングをリアルタイム入力する . . . . . . . . . . .36

ソングを FAST 入力する . . . . . . . . . . . . . . . .39

イベントを入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .42

ソングを再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .44

ソングを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . 45

特定範囲の小節をコピーする. . . . . . . . . . . . . 45

目次

ソングをコピーする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46

ソングを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47

ソングに名前を付ける . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47

パッドを使ってパターンを鳴らす

( グルーブプレイモード) . . . . . . . . . . . . 48

ドラムキットの各種操作

( キットモード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50

オリジナルのキットを作る . . . . . . . . . . . . . . . 50

ドラムキットをコピーする/

 工場出荷時のドラムキットに戻す . . . . . . . . 52

ドラムキットに名前を付ける . . . . . . . . . . . . . 53

エフェクトを使う

( エフェクトモード). . . . . . . . . . . . . . . . 54

エフェクトについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54

パッチについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54

COMP EQ エフェクトを使用する . . . . . . . . . 55

REVERB エフェクトを使用する . . . . . . . . . . 55

エフェクトのパッチを編集する . . . . . . . . . . . 57

エフェクトパッチの保存(入れ替え)/

 初期化を行う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58

エフェクトのパッチに名前を付ける . . . . . . . . 59

メトロノーム機能を使う

( メトロノームモード). . . . . . . . . . . . . . 60

RT-223 の各種設定を変更する . . . . . . . 63

ファンクションの基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . 63

ファンクションの各項目 . . . . . . . . . . . . . . . . 64

その他の機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68

ジャム機能を利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68

外部 MIDI 機器と RT-223 を

 同期させる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69

MIDI 機器から RT-223 の音を鳴らす . . . . . . 70

メモリーの残量を表示する . . . . . . . . . . . . . . . 71

バックライトを消灯する . . . . . . . . . . . . . . . . . 71

RT-223 を工場出荷時の状態に戻す

(イニシャライズ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71

故障かな?と思われる前に . . . . . . . . . . . 72

RT-223 資料 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73

RT-223 製品仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73

REVERB モジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74

COMP EQ モジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . 75

パッチリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76

DRUM KIT リスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77

BASS PROGRAM リスト . . . . . . . . . . . . . . 78

DRUM PAD NOTE# 対応表 . . . . . . . . . . . . 78

MIDI NOTE# 対応表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78

インストゥルメントリスト . . . . . . . . . . . . . . . 79

プリセットパターンリスト . . . . . . . . . . . . . . . 80

Preset Song PAD パラメーター . . . . . . . . . 85

MIDI インプリメンテーション. . . . . . . . . . . . . 86

MIDI インプリメンテーションチャート . . . . . . 87

ZOOM RT-223 3

RT223J.book 4 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

はじめに

とうございます。RT-223は次のような特徴をそなえた製品です。

●コンパクトなサイズのドラム/ベースマシン

ギターケースのポ ケットに入るコ ンパクトなボ

ディながら、リアルなドラム/ベース音色を使っ

たリズム伴奏の再生が可能。電池駆動にも対応し

ており、個人練習のメトロノーム代わりに、ある

いはライブ演奏やデモテープ制作用のリズムセク

ションとして利用できます。

●シンプルな操作を徹底追求

ドラムマシンやシーケンサーを使った経験のない

方でも、簡単にお使いいただけます。

●豊富なプリセットパターン

RT-223には合計511種類のパターン(お客様ご

自身により作成されたパターンを含む)が保存可

能です。工場出荷時には、代表的なパターンが多

数収録されていますので、すぐにご利用いただけ

ます。

●1 曲分の伴奏をプログラム可能

複数のパターンを演奏順に並べて、1曲分のリズ

ム伴奏(ソ ング)を作成可能。ソングの入力には、

パターン番号、音量、テンポなどの要素を1 つ 1

つ指定する ステップ入 力に加え、簡単 な数式を

使って1曲分のパターンを指定するZOOM独自の

FAST入力にも対応。

●DJ感覚でパターン演奏ができるグルーブプ

レイモードに対応

パネル 上の各 パッド にパ ターン を割り 当てて、

パッドを叩いてパターンを切り替えながら演奏す

プレイに最適です。

●オリジナルキットの作成が可能

さまざまなジャン ルに対応したド ラムキット/

ベースプログラムを搭載。内蔵されたドラム音色

を組み合わせて、オリジナルのドラムキットを作

成することも可能です。

●2 系統のエフェクトを装備

ドラムキット/ベースプログラムの音色を2系統

のエフェクト(COMP EQエフェクトとREVERB

4

エフェクト)で加工することが可能。REVERB エ

フェクトでは、ドラム音色ごとの効果の深さを調

節できます。

● フットスイッチ操作でパターンを切り替える

ジャム機能を搭載

フットスイッチを使って、演奏の開始/停止やパ

ターンの切り替えを操作するジャム機能を搭載。

楽器を演奏しながらフィルインやブレイクの位置

を指定したり、任意の長さのインプロビゼーショ

ンが終わってから曲に戻ったりするなど、ジャム

セッションのような楽しみ方ができます。

● メトロノーム機能を搭載

スケール練習やリズム練習に便利なメトロノーム

機能を搭載。標準的な拍子に加え、5 拍子、7拍子

などの混合拍子も利用できます。

● 外部音源を入力するライン入力端子を装備

ZOOM GFX-1などのマルチエフェクターを通し

た楽器音と、RT-223の演奏をミックスして出力

できます。

● フットスイッチによる各種操作の切り替えが

可能

フットスイッチを接続すれば、パターンのスター

ト/ストップやテンポ変更を足元でコントロール

できます。さらにフットスイッチを踏んだときに

バ スドラムの 音色を鳴ら したり、ハイハ ットの

オープン/クローズを切り替えたりすることも可

能です。

● MIDIによる同期に対応

[MIDI IN] 端子を装備。MIDI キーボードなどの外

外部MIDI シーケンサーからMIDI クロックを受信

し、同期走行が行えます。

RT-223の機能を十分に理解し、末永くご愛用い

ただくために、このマニュアルをよくお読みくだ

さい。また、一通り読み終わった後も、保証書と

共に大切に保管してください。

ZOOM RT-223

RT223J.book 5 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

各部の名称

フロントパネル

[INSERT/COPY]キー

[DELETE/ERASE]キー

[BASS MUTE]キー

ディスプレイ

VALUE [+]/[−]キー

カーソルキー

[SONG]キー

[TEMPO]キー

[PATTERN]キー

[COMP EQ]キー

[REVERB]キー

[EXIT]キー

[METRONOME]キー

[EDIT]キー

REC [●]キー

PLAY [

R]キー

STOP [■]キー

[BANK]キー

[BASS]キー

[REPEAT/STEP]キー

[KIT/PROG]キー

[DRUM]キー

パッド

リアパネル

[FUNCTION]キー

[VOLUME]コントロール

[PHONES]端子

[R OUT]端子

[DC IN]端子

[POWER]スイッチ

[LINE IN]端子

[FOOT SW]端子

[L/MONO OUT]端子

[MIDI IN]端子

ZOOM RT-223 5

RT223J.book 6 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

モノラ ル で 再 生 する場 合 は 、

[L/MONO OUT]端子のみに

ケーブルを接続します。

接続

別売のFS01(フットスイッチ)を接続す

れば、足元の操作でバスドラムの音色を

鳴らしたり、ハイハットのオープン/クロ

ーズを切り替えたりできます。

FS01

ミキサー、オーディオシステム

などの再生装置

ACアダプター

ヘッドフォン

GFX-5などのエフェクター

6

[LINE IN]端子はステレオ入力となっており、

GFX-5などのステレオ出力のエフェクターを

介して楽器を接続したり、CDプレーヤーなど

を接続すれば、RT-223本体の音とミックスし

た状態で[L/MONO OUT]端子/[R OUT]端

子から出力できます。

ギター/ベースなど

MIDI OUT

MIDIシーケンサー/コンピューターの

MIDIインターフェース

RT-223と外部シーケンサーなどを同

期させたり、外部MIDI機器からRT-

223の内蔵音色を鳴らしたりするには、

外部MIDI機器のMIDI OUT端子とRT-

223の[MIDI IN]端子を接続します。

ZOOM RT-223

RT223J.book 7 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

電池で使用する場合

RT-223は、単3 乾電池×4 本で駆動することも可能です。次の手順で電池を入れてください。

1

RT-223 を裏返しにして、電池ケースのフ

タを 開けて くだ さい。

3

電池ケースのフタを閉めてください。

2

電池ケースに、新品の単 3 乾電池× 4 本を

入れ てくだ さい。

NOTE

RT-223 を電池 で駆動 してい るとき に、デ ィスプ

レイ 上に“BATT”マ ークが 点灯 した ら、乾電池

が消耗 してい ます。す ぐに乾 電池を 交換し てくだ

さい。

ツメ

OPEN

BATTERY:R6(SUM-3)or"AA"SIZEx4

電池ブタ

RT-223裏面

電池ケース

単3乾電池4本

乾電池の向きは、すべて同じ方向です。

演奏前の準備

接続が済んだら、次の要領で音量を調節します。

1

オーディ オシステ ムの電源 を切り、音量 を

完全 に絞っ た状 態で、各 機器 が正し く接 続

され ている こと を確認 して くだ さい。

3

RT-223の [POWER]スイッチをオンにし

てから、オーデ ィオ シス テムの 電源 を入れ

てくだ さい。

2

ACアダプター (別売)でご使用になるとき

は、RT-223の[DC IN] 端子 にアダ プタ ー

を接続し、[VOLUME]コントロールを 最小

レベ ルまで 下げ て下さ い。

4

パッドを 叩いて音 を出し ながら、RT-223

の [VOLUME] コン トロ ールと オー ディオ

システムの 音量を適切 な値に調 節してくだ

さい。

ZOOM RT-223 7

RT223J.book 8 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

ここでは、RT-223 をすぐに使ってみたいというお客様のために、RT-223 の楽しみ方をいくつか紹介

します。また、RT-223で使用する基本用語についても説明しておきます。

クイックガイド1 デモ曲を聴いてみよう

まずは、RT-223の内蔵音色を活かしたデモ曲を聴

いてみましょう。 q

RT-223をモニター用オーディ

オシステムに接続し、電源を入

れる

w

[FUNCTION]キーを押す

[FUNCTION]キーが点滅していることを

確認してください。 e

[SONG]キーを押す

デモ演奏が始まります。

まるで生のバンドを聴いているような、迫

力あるバッキング演奏ですね。さまざまな

ドラム音色、パーカッション音色、ベース音

色が使われている点にも注目してください。

このようにドラム、パーカッション、ベース

によるリアルなバッキング演奏を1台でこ

デモ演奏を止めたいときは

r

[PATTERN]キーまたは

[SONG]キーを押す

8 ZOOM RT-223

RT223J.book 9 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

ドラムキットと

ベースプログラム

について

スプログラム”から構成されています。

ドラムキットとは、バスドラム、スネアドラム、タムなど

のドラムセット、コンガ、ボンゴなどのパーカッション、

効果音などの音色を音楽ジャンルや用途に応じて組み

合わせたものです。RT-223には127種類のドラムキ

ット(うちプログラム済みは70種類)が内蔵されてい

ます(オリジナルのドラムキットを作成することも可能

です)。

また、ベースプログラムとは、エレクトリックベース、ア

のことで、12種類のベースプログラムのうちいずれか

1つを選択して演奏できます。

ベース

プログラム

ドラムキット

[PATTERN]キーを押した場合

RT-223がパターンモード(パターンを

演奏したり記録したりするモード)になります。

[SONG]キーを押した場合

RT-223がソングモード(パターンを並べて1曲

分のバッキング演奏を作るモード)になります。

ZOOM RT-223 9

RT223J.book 10 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

クイックガイド2 パッドを叩いて音を鳴らしてみよう

音を鳴らしてみましょう。 q

電源を入れる

w

[PATTERN]キーを押す

[PATTERN]キーが点灯し、RT-223がパター

ンモードとなります。 e

[DRUM]キーを押す

[DRUM]キーが点灯します。これでパッドを使

ってドラムキットを演奏できるようになります。 r

パッドを叩く

さあ、パッドを叩いてみましょう。パッドに応じて

異なるドラム音色が聞こえるはずです。RT-

223の13個のパッドには、現在選ばれているド

ラムキット/ベースプログラムに応じて、さまざ

まな音色が割り当てられています。例えば次の

り当てられるドラム音色の例です。

10

Hi Tom

Mid Tom

Low Tom

Crash Cymbal

Ride Cymbal

Extra Cymbal

SNARE

Kick

Snare

KICK

Closed Hat

Open Hat

Rim Shot

Cowbell

Tambourine

ド ン ・ タ ン ・ ド ・ ド ・ タ ン

試しにパッド0(KICK)とパッド2(SNARE)を上の図のように叩

けば、バスドラムとスネアドラムによるリズムが演奏できます。

ZOOM RT-223

RT223J.book 11 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

ベースプログラムをパッドで演奏したいときは

t

[BASS]キーを押す

[BASS]キーが点灯し、ベースプログラムをパッドで演奏できるようになります。パッドを

叩くと、パッドごとに音高(ピッチ)の異なるベース音が聞こえるはずです。

ベースプログラムは、同じベース音色の音高の異なる音を

パッドに割り当てたもので、13個のパッドを鍵盤に見立てて

演奏できます。

次の図は、ベースプログラムを選んだときにパッドごとに割

り当てられた音高の例です。

ドラムキット/ベースプログラムを

変えたいときは

y

[DRUM]/[BASS]キーに続いて

[KIT/PROG]キーを押す

ているドラムキット名またはベースプログラム名が表示

されます。 u

VALUE [+]/[−]キーの

いずれか一方を押す

VALUE [+]キー

1つ上のキット/プログラム

番号が選ばれます。

VALUE [−]キー

1つ下のキット/プログラム

番号が選ばれます。 i

BASIC

[EXIT]キーを押す

0

変更したドラムキット/ベースプログラム

をパッドで演奏するには、[EXIT]キーを押

してパターンモードに戻ります。

ZOOM RT-223 11

RT223J.book 12 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

クイックガイド3 パターンを演奏しよう

が内蔵されています。ここではパターンの演奏を聴いてみましょう。 q

電源を入れる

w

[PATTERN]キーを押す

[PATTERN]キーが点灯し、RT-223がパター

ンモードになります。ディスプレイには、現在選

ばれているパターン名とそのパターン番号が表

示されます。

POPS1VA

025

パターン名 パターン番号 e

PLAY [

R]キーを押す

現在選ばれているパターンの演奏が開始され

ます。

プログラムを使った演奏を記録したものです。

この演奏を記録する場所を“トラック”と呼び

ます。

RT-223のパターンにはド

ラムトラック、ベーストラッ

クという2本のトラックがあ

パターン

ドラム

トラック

ムキットの演奏が、ベースト

ラックにベースプログラム

の演奏が記録されています。

ベース

トラック

パターンを変えたい

ときは

r

VALUE [+]/[−]キー

のいずれか一方を押す

12 ZOOM RT-223

RT223J.book 13 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

テンポを変えたいときは

t

[TEMPO]キーを押しながら...

[TEMPO]キーを押している間、ディスプレイにテンポ

の値が表示されます。

TEMPO

120

テンポの値

VALUE [+]/[−]キーのいずれか一方を押す

VALUE [+]キー

テンポの値が

上がります。

TEMPO

125

VALUE [−]キー

テンポの値が下がります。

HINT

希望するテンポに合わせて[TEMPO]キーを2

回以上叩き、テンポを指定することも可能です

(→P21)。

ベース音を消したいときは

y

[BASS MUTE]キーを押す

もう一度[BASS MUTE]キーを押すと、元の状態に

戻ります。

パターンの演奏を止めたいときは

u

STOP [■]キーを押す

VALUE [+]キー

1つ上のパターン番号が選ばれます。

VALUE [−]キー

1つ下のパターン番号が選ばれます。

POPS1VA

パターン名

026

パターン番号

ZOOM RT-223 13

RT223J.book 14 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

クイックガイド4 パッドを叩いて曲を組み立てよう

ソングモードでは、あらかじめパッドに好きなパターンを割り当てておき、パッドを叩いてパターンを

ターンをリアルタイムに組み立てることが可能です。 q

電源を入れる

w

[SONG]キーを押す

[SONG]キーが点灯し、RT-223がソングモ

ードになります。ディスプレイには、現在選ばれ

ているソング名とそのソング番号が表示され

ます。

RCK TMP

00

ソング名 ソング番号 e

VALUE [+]/[−]キーで

ソングを選ぶ

14

ましょう

VALUE [+]キー

1つ上のソング番号が選ばれます。

VALUE [−]キー

1つ下のソング番号が選ばれます。

これらのソングは、工場出荷時に、それぞれの

パッドに対してパターンが割り当てられていま

す。 r

パッド0を押す

パッド0(INTRO)を叩くと、イント

ロ用のパターンが演奏された後で、

自動的にパッド2(VERSE A)の

パターンに切り替わります

ZOOM RT-223

RT223J.book 15 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド t

パッド1∼9、[+]、[×]を押す

それぞれのパッドに割り当てられたパターンが演奏されます。

レイクを演奏してから、自動的に別のパッドのパターンに切り替わります。これらのパッドを

押したときは、たとえ直前のパターンが演奏中でも、拍の変わり目でパターンが切り替わり

ます(その他のパッドでは、現在のパターンを最後まで演奏してから切り替わります)。

4/4

小節番号

1

VERSE A

2

VERSE A FILL A

3

VERSE B

4

ソング番号0∼9のほとんどのソングでは、それぞれのパッ

ドに次のようなパターンが割り当てられています。

VERSE Bのバリエーション

VERSE Aのバリエーション

BRIDGE

INTRO

VERSE A

FILL A

VERSE B

FILL B

BREAK

ENDING y

パッド[()]を押す

パッド[()](ENDING)を押すと、エ

ンディング用のパターンが演奏され

た後で、自動的に演奏が停止します。

このようにソングモードでは、パッドを使って1

曲分のバッキング演奏をリアルタイムに組み立

てることができます。

HINT

パッドの操作をソングとして記録する

ことも可能です(→P36)。

パターンの割り当てや切り替え方法は

お客様ご自身が指定できます(→P37)。

ZOOM RT-223 15

RT223J.book 16 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

クイックガイド5 グルーブプレイを楽しもう

“グルーブプレイ”とは、パッドを押すだけでさまざまなパターンを切り替えて演奏できる、RT-223

ならではの機能です。DJ気分でさまざまなパターンをつなげて演奏してみましょう。 q

電源を入れる

w

[SONG]キーと[PATTERN]キー

を同時に押す

[SONG]キーと[PATTERN]キーが点灯し、

RT-223がグルーブプレイモードになります。 e

パッドを押す

パッドを押している間、そのパッドに割り当て

られたパターンが演奏されます。各パッドに

どんなパターンが割り当てられているのか

を試してみましょう。

HINT

パッドに割り当てられたパターンは

変更できます(→P48)

押し続ける

パッド

パッドに

割り当てられた

パターン

16

パッド

放す

ZOOM RT-223

RT223J.book 17 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

クイックガイド

複数のパターンを同時に鳴らしたいときは

t

複数のパッドを同時に押す

グルーブプレイモードでは、同時に4つまでのパターンを演奏できます。ベーシックなドラム

パターンを鳴らしながら別のパッドを押さえ、ベースパターンやスネアのフィルインを重ね

てみましょう。

グルーブプレイを止めたいときは

y

[SONG]キーまたは[PATTERN]キー

を押す

RT-223がパターンモードになります。

RT-223がソングモードになります。

パッドに

割り当てられた

パターン

パッド

パッドを放してもパターン演奏を続けたい

ときは

r

[REPEAT/STEP]キーを押したままパッドを

押す

こうすれば、パッドを放してもパターンはそのまま演奏を続け

ます。例えば、ベーシックなドラムパターンを常に鳴らしてお

きたいときに便利なテクニックです。

パターン演奏を止めたいときには、

もう一度同じパッドを

パッド

押します。

パッド

放す

ZOOM RT-223 17

RT223J.book 18 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パッドを使って音を鳴らす (マニュアル演奏)

RT-223 は、パターンやソングを再生するだけでなく、パッドを叩いて音を鳴らすマニュアル演奏も楽

しめます。ここではマニュアル演奏の方法について説明します。

パッドを使って演奏する

RT-223のパッドには、現在選ばれているドラム

キット/ベースプログラムに応じて、それぞれ異

なる音色や音高が割り当てられます。パッドを叩

いてRT-223のリアルな音色を演奏してみましょ

う。

1

[PATTERN]キーを押してください。

HINT

手順 2 で [BASS] キーを 押した ときは、ベ ースプ

ログラ ムの音 色を演 奏で きます。ド ラムキ ットで

はパ ッド を すぐ 放し て も音 が最 後ま で 鳴り ます

が、ベース プロ グラム の場合 はパッ ドを放 したと

きに音 が止ま ります。

4

[BANK]キーを押してください。

[PATTERN] キーが点灯して、RT-223 がパター

ンモードになります。

2

[DRUM]キーを押してください。

[BANK] キーを押すたびに、パッドに割り当てら

れた音色の設定(パ ッドバンク)が切り替わりま

す。RT-223は3 つのパッドバンクを切り替えて

演奏できます。

HINT

ベースプログ ラムが選ばれて いるときは、[BANK]

キーで ベース 音色の 音域 を切り 替えら れます。

5

あ るパ ッ ド の 音 色 を 連 打 し た い と き は、

[REPEAT/STEP] キー を押し なが らパッ

ドを押 して くださ い。

パッド

[DRUM] キーが点 灯し、パッドを使 ってドラム

キットを演奏できるようになります。

マニュアル演奏 を行うときは、[DRUM] キー/

[BASS]キーを使って、ドラムキットまたはベー

スプログラムを選びます(選ばれたキーが点灯し

ます)。

3

お好きなパッドを叩いてください。

パッド

連打の速さはテンポに応じて変化します。

HINT

連打の 間隔は クオン タイ ズ(→P65)で調節でき

ます。

パッドを叩くと、そのパッドが短い時間点灯し、

割り当てられたドラム音色が発音します。このと

パッドを叩く強弱に応じて音量が変化します。

18 ZOOM RT-223

RT223J.book 19 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パッドを使って音を鳴らす(マニュアル演奏)

キット/プログラムを切り替える

RT-223では、127 種類のドラムキット(うちプ

ログラム済み70種類)と12種類のベースプログ

ラムが利用できます。これらの音色を切り替えて

みましょう。

1

[PATTERN]キーを押してください。

3

VALUE [ + ] / [ − ] キーを使ってドラム

キット/ベ ースプログ ラム番号 を選んでく

ださい。

[PATTERN] キーが点灯して、RT-223 がパター

ンモードになります。

2

[DRUM]キー/[BASS]キーに続き、

PROG]キ ーを 押して くだ さい。

ディスプレイに表示されたキット/プログラム番

号が1 つずつ上下し、キット/プログラムが切り

替わります。

REZROCK

1

ディスプレイには、現在選ばれているドラムキッ

ト(ま たはベースプログラム)の名前/番号が表

示されます。

BASIC

0

HINT

選択 可能な ドラム キット の種類 は、パネ ル上に 印

字さ れてい ます。

HINT

・VALUE [ + ]/ [ −] キーの一方を押し続けると、

値 を連続 的に可 変でき ます。

・VALUE [ + ] / [ − ] キーの一方を押しながらも

う 一方を 押せば、数 値を素 早く 増減で きます。

4

[PATTERN] キーを押してパターンモード

に戻っ てく ださい。

新しいキット/プログラムの音色が、パッドで演

奏できます。

ZOOM RT-223 19

RT223J.book 20 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンを演奏する (パターンモード)

ここではRT-223のパターンを再生する方法を説明します。

パターンを再生する

RT-223には、511 種類の伴奏パターンが含まれ

ています。初期状態では、パターン番号0 ∼439

にパターンがプログラムされています。

1

[PATTERN]キーを押してください。

[PAT TERN ] キーが点灯し、RT-223 がパター

ンモードとなります。ディスプレイには現在選ば

れているパターン名とパターン番号が表示されま

す。

POPS1VA

025

奏されます。このとき [TEMPO] キーは、テンポ

に合わせて点滅します。

また、ディスプレイはパターンの現在位置(小節

/拍)の表示になります。

001-04

025

小節 拍

パターン番号

HINT

・パ ターン 再生中で もパッ ドを使 ったマ ニュアル

演 奏が行 えます。

・再 生中に パターン 番号を 切り替 えるこ とも可能

で す。

4

ベースト ラックの みをミ ュート(消音)し

くださ い。

パターン名 パターン番号

2

VALUE [ +] /[ −] キーを使って再生した

いパ ターン 番号 を選ん でく ださ い。

3

PLAY [

R]キーを押してください。

[BASS MUTE]キーが点灯してベーストラックが

ミュートされます(ドラムトラックのみの演奏と

な り ま す)。元 に 戻 す に は、もう 一 度 [BASS

MUTE]キーを押してください。

HINT

ベース トラッ クのミ ュー ト操作 は、パター ンが停

止して いると きでも 行え ます。

5

パターンの再生を停止するには、STOP

[■] キーを 押し てく ださい。

PLAY [

R]キーが点灯してパターンが繰り返し演

20 ZOOM RT-223

RT223J.book 21 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンを演奏する(パターンモード)

3

マニュ アル 操作 でテ ンポ を設 定する には、

前記の よう に“TEMPO”と表 示さ れてい

る間に、[TEMPO] キー を 2 回 叩い てくだ

STOP [ ■]キーの代わりにPLAY [

R]キーを押す

とポーズ(一時停止)状態となり、PLAY [

R]キー

が点滅し ます。この状態 でもう一 度 PLAY [

R]

キーを押すと、止めた位置から再生を再開します。

続けて2回叩く

パターン再生時のテンポを変え

パターンモードでパターンを演奏するときのテン

ポは、40 ∼ 250BPM(BPM =テンポを表す単

位。1 分間に演奏される4 分音符の数を表す)の

範囲で調節できます。

1

[TEMPO]キーを押してください。

ディスプレイに現在のテンポが約2秒間表示され

ます。

TEMPO

120

テンポ

2

VALUE [ +] /[ −] キーを使ってテンポを

設定 してく ださ い。

を押して“TEMPO”と表示させ、さらに[TEMPO]

キーを2 回叩けば、その間隔を4 分音符としたテ

ンポが設定されます。ある曲にパターンのテンポ

を合わせるときは、その曲に合わせて [TEMPO]

キーを叩くだけで簡単にテンポの設定ができます。

NOTE

パター ンモー ドのテ ンポ は、すべて のパタ ーンに

共通で す。

TEMPO

125

テンポの値

[EXIT]キーを押すか、しばらく待つと、[TEMPO]

キーを押す前の状態に戻ります。

ZOOM RT-223 21

RT223J.book 22 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをリアルタイム入力する

RT-223 では、お客様ご自身で伴奏パターンを作成できます。パターンの作成方法には、実際にパッド

を叩いた演奏をそのまま記録する“リアルタイム入力”と、演奏を止めた状態で 1 音 1 音入力していく

“ステップ入力”の2 種類があります。ここでは、ドラムトラックとベーストラックのリアルタイム入力

を説明します。

ドラムトラックをリアルタイム

入力する

パッドを使ってドラムトラックをリアルタイム入

力する方法を説明します。

1

[PATTERN]キーを押してください。

[DRUM] /[BASS]の各キーは、それぞれドラム

トラック/ベーストラックを選ぶのに使用します。

4

[KIT/PROG]キーを押してください。

ディスプレイには、現在選ばれているドラムキッ

ト名/ドラムキット番号が表示されます。

PUNCH

9

ドラムキット名

ドラムキット番号

5

VALUE [+]/ [−]キーを使ってドラムキ

ットを 選ん でくだ さい。

[PATTERN] キーが点灯し、RT-223 がパターン

モードになります。ディスプレイには、現在選ば

れているパターン名とパターン番号が表示されま

す。

2

VALUE [ + ] / [ − ] キーを使って空のパ

ター ンを選 んで くださ い。

空の パ ター ン が選 ば れる と、デ ィス プ レイ に

“EMPTY”と表示されます。

HINT

空の パター ンがな いとき は、不要 なパタ ーンを 削

除し てくだ さい(→P33)。

3

[DRUM]キーを押してください。

22

EMPT

500

HINT

・VALUE [ + ]/ [ −] キーの一方を押し続けると、

値 を連続 的に可 変でき ます。

・VALUE [+]/ [−]キーの一方を押しながらもう

一 方を押 すと、数値 を素早 く増 減でき ます。

・ト ラック ごとのド ラムキ ット/ ベース プログラ

・パ ターン のドラム キット /ベー スプロ グラムを

変 更する と、自動的 に新し いドラ ムキッ ト/ベ

ース プログラムがそ のパターンに保存 されます。

6

[EXIT]キーを押してパターンモードに戻っ

てくだ さい。

新 しく選んだ ドラムキッ トの音色が、パ ターン

モードで演奏できるようになります。

7

[ F U N C T I O N ] キ ー → パ ッ ド 5

ZOOM RT-223

RT223J.book 23 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

(QUANTIZE)の順に 押して くだ さい。

ディスプレイに現在のクオンタイズの値が表示さ

れます。

パターンをリアルタイム入力する

アド ラム を 4 分音 符 単位 で入 力し た後 で、ハイ

ハット を16分 音符単 位で入 力で きます。

11110000....

REC [● ]キーを押しながらPLAY [

R]キ

ーを押 して くださ い。

QNTIZE

16

クオンタイズの値

“クオンタ イズ”とは、記録する音符の最小単位

を決める要素です。これによって、入力時に多少

タイミングがずれても、設定した最小単位の音符

に自動的にそろえられます。なお、クオンタイズ

の値を一番細かくすれば、リアルタイム入力なら

ではの人間的なノリを残して記録できます。

HINT

[FUNCTION]キーはRT-223の各 種設定を行う た

めの キーで す。詳しく はP63 をご参 照くだ さい。

8

VALUE [ +] /[ −] キーを使って、クオン

タイ ズの値(記 録す る最 小単位 の音 符)を

次の 中から 選ん でくだ さい。

4...........4分音符

16........16分音符

24 ........16分3連音符

8...........8分音符 32 ........32分音符

12........8分3連音符 48 ........32分3連音符

Hi ..........1チック(4分音符

の1/96)

9

もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ

さい。

クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻

ります。

HINT

一度 リアル タイム 入力を 行った 後、クオ ンタイ ズ

の値を 変更して 再び同じト ラックに 重ねて入力 を

行う ことも 可能で す。例え ば、バ スドラ ムとス ネ

ZOOM RT-223

001-04

パッド

500

小節数 拍数

REC [ ●]キーとPLAY [

R] キーが点灯し、

カッ・カッ・カッ”とメトロノーム音が鳴り始め

ます。このとき、[TEMPO] キーは現在設定され

ているテンポに従って点滅します。

HINT

空のパ ターン を呼び 出す と、直前に 操作し ていた

空のパタ ーンの拍子 /小節数 を変更す る方法につ

いては、P64、65 をご参 照くだ さい。

11111111....

メトロノー ムに合わせ てパッド を叩いてく

ださい。

叩いたパッドの音色が鳴り、クオンタイズの値に

従って演奏が記録されます。パターンの最後まで

到達すると自動的に先頭に戻り、何度でも追加入

力が行えます。なお、パターンの現在位置はディ

スプレイで確認できます(小節/拍単位)。

HINT

・パターンの入力中に [BANK]キーを使えば、パッ

ド に割り 当てられ たドラ ム音色 を切り 替えなが

ら 入力で きます。

23

RT223J.book 24 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをリアルタイム入力する

・ リアル タイ ム入 力中に R EC [ ● ] キーを 押す

と、キーが 点滅に 変わり、パター ンの記 録が一 時

的に解 除され ます。この 状態で パッド を叩い て

も音は 鳴りま すが、何も記 録され ません。フレ ー

ズや音 色の確 認に便 利です。記 録可能 な状態 に

戻すに は、もう 一度R EC [ ●] キ ー を押し ます。

11112222....

特 定 の パ ッ ド の 演 奏 を 消 去 す る に は、

[DELETE/ERASE]キー を押しながら該 当

する パッド を押 してく ださ い。

[DELETE/ERASE]キーとパッドを押している間、

そのパッドの演奏 がパターンから 消去されます

(下図1 参照)。

ドラム トラッ ク全体 の演 奏を消 去する 場合は、

[DELETE/ERASE] キーを押しながら、[DRUM]

キーを押してください。両方のキーを押している

間、ドラムトラックのすべての演奏が消去されま

す(下図2 参照)。

11113333....

連打音を入力するには、[REPEAT/STEP]

キー を 押し な がら パ ッ ドを 押 して く ださ

い。

リアルタイム入力中に[REPEAT/STEP]キーを押

パッド

11114444....

ドラムトラックのリアルタイム入力が終わ

図1 特 定のパッドの演奏を消去する場合

スネアドラム

バスドラム

ドラムトラック

スネアドラム

バスドラム

図2 ドラムトラックの演奏をすべて消去する場合

スネアドラム

バスドラム

ドラムトラック

スネアドラム

バスドラム

24 ZOOM RT-223

RT223J.book 25 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンが停止します。

NOTE

・ MIDI ク ロック の受信 がオ ンにな ってい るとき

は、リアル タイム 入力 ができ ませ ん。詳しく は

P67を ご参照 くださ い。

パターンをリアルタイム入力する

3

[EXIT]キーを押してパターンモードに戻っ

てくだ さい。

新しく選んだベースプログラムの音色が、パター

ンモードで演奏できるようになります。

4

[F UN CTI ON ] キー → パ ッ ド 0( B A SS

KEY)の順に押 して くださ い。

ベーストラックをリアルタイム

入力する

「ドラムトラックをリアルタイム入力する」で記

録したドラムのパターンにベースを重ねる手順を

説明します。

1

[BASS]キーを押してください。

BASSKE

E

ベーストラックが選択されます。

2

[KIT/P ROG] キ ーを 押し、 次に VAL UE

[+]/[−]キ ーを使っ てベース プログラ ム

を選ん でくださ い。

ベーストラックが選ばれているとき、それぞれの

パッドは、例えばC、C ♯、D、D ♯、…B、C の

ように、音高が半音ずつ高くなる配置になってい

ます。必要ならば、使用する音域に合わせて、一

番下のパッド(パッド 0)に割り当てる音名を変

更できます(下図参照)。

HINT

ここで最後に選択した音名が、そのパターン固有の

ルートとして記憶されます。ソングモードでルート

情報を指 定すると、ここで 選択した 音名を基 準に、

ベース トラッ クの演 奏が 上下に 移調さ れます。

5

VALUE [+ ] /[ −] キーでパッド 0に割り

当てる 音名 を選ん でく ださい。

HINT

BASSKEY の設 定は パタ ーン ごと に保 存さ れま

す。

BASSKEYを

“E”にした場合の例

ZOOM RT-223 25

RT223J.book 26 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをリアルタイム入力する

6

設定が終わったら、もう一度 [FUNCTION]

キー を押し てく ださい。

[FUNCTION]キーが消灯してパターンモードに戻

ります。

7

REC [●]キーを押したままPLAY [

R]キ

ーを 押して くだ さい。

REC [●] キーとPLAY [

R] キーが点灯し、

カッ・カッ・カッ”とメトロノーム音が鳴り始めま

す。すでにドラムトラックに演奏が入力されてい

キーが現在のテンポに従って点滅します。

8

メトロノ ーム音に 合わせて、入 力したい フ

レーズの 音高に相当 するパッ ドを押して く

ださ い。

そのパッドの演奏がパターンから消去されます。

ベ ースト ラック 全体 の演奏 を消去 する場 合は、

[DELETE/ERASE] キーを押しながら[BASS]キ

ーを押してください。両方のキーを押している間、

ベーストラックのすべての演奏が消去されます。

● 特定のパッドの演奏を消去する場合

B2のパッド

ッドを押さえている長さも記録されます。例えば

次の譜例を記録するには、A2のパッドとE2のパ

ッドをそれぞれ4分音符の長さだけ押し続けます。

● ベーストラックの演奏をすべて消去する場合

A2のパッド E2のパッド

押さえ続ける 押さえ続ける

HINT

・ パターンの入力中に[BANK]キーを使えば、パッ

ドに割 り当てら れたベ ースの 音域を切 り替え な

がら入 力でき ます。

・ リア ル タイ ム 入力 中 に R EC [● ] キ ーを 押 す

と、キ ーが点 滅に変 わり、パタ ーンの 記録が 一

時的に 解除さ れます。こ の状態 でパッ ドを叩 く

ズや音 色の確 認に便 利です。記 録可能 な状態 に

戻すに は、もう一 度REC [●] キーを 押しま す。

9

特定 のパ ッド の演奏 を消 去し たい 場合 は、

[DELETE/ERASE]キー を押しながら該 当

する パッド を押 してく ださ い。

[DELETE/ERASE]キーとパッドを押している間、

26

11110000....

ベーストラックのリアルタイム入力が終わ

ったら STOP [■ ]キー を押し てく ださい。

パターンが停止します。

HINT

必要な らば、入 力した ベース フレー ズに応 じてパ

ターン のルー トを指 定し てくだ さい。パタ ーンの

ルー ト 情報 は、BASS KEY(P64)で設定 しま

す。ただ し、ソン グで 利用し ないパ ターン や、ベー

ストラ ックが 空のパ ター ンでは、設 定を行 わなく

てもか まいま せん。

ZOOM RT-223

RT223J.book 27 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをステップ入力する

ここでは、パターンを入力するもう1つの方法として、ステップ入力を説明します。

ステップ入力について

ステップ入力とは、RT-223を停止させた状態で

ドを叩くのが苦手という方でも、ステップ入力を

使えば複雑なドラムパターンやベースパターンが

簡単に入力できます。

ドラムトラックのステップ入力では、まず最小単

位となる音符(1 ステップの長さ)を選びます。

次に、パッドを叩いて入力するドラム楽器を指定

し、[REPEAT/STEP] キーを押すと、音符が入力

されて1 ステップ進みます。また、パッドを押さ

となります。

例えば次のようなパターンのバスドラムをステッ

プ入力する場合は、最小単位として8 分音符を選

び、

[KICK]→[STEP]→[STEP]→[STEP]→[KICK]→

→ [STEP] → [STEP] → [STEP] → [STEP] →

[KICK]→[STEP]

パターンの最後まで進んだら自動的に先頭に戻り

ますので、同じようにスネア、ハイハットと個別

に入力し、1 つのパターンを完成させます。また、

同時に2 つのパッドを叩けば、2 つの音色を同じ

位置に入力できます。

ベーストラックのステップ入力には、ドラムトラ

ックにはない“音 高”と“音 の長さ”という要素が

加わります。ドラムトラックではパッドごとに異

な る楽器が割 り当てられ ていますが、ベ ースト

ラックの場合はどのパッドを押すかでベース音の

音高が決まります。

パッ ドを押したときに 最小単位の音符 が入力さ

れ、[REPEAT/STEP]キーを押したときに1ステ

ップ進むのはドラムトラックと同じですが、音符

を入力するときに“デュレーション”と呼ばれる

パラメーターを使って、実際に音が鳴る長さを指

定できる点が異なります。このパラメーターを使

え ば、ステップ の長さ は同じで も、実際に 音が

鳴っている長さを1 音1音細かく指定できます。

例えば下図2のようなベースのフレーズを入力す

るときは、最小単位として8 分音符を選び、デュ

レーションを切り替えながら下図2のように入力

します。

図1

図2

バスドラム

[KICK] [STEP]

[STEP] [STEP]

[KICK] [STEP]

[STEP] [STEP] [STEP]

[KICK] [STEP]

1ステップ

ZOOM RT-223

デュレーション 8分音符

[A2] [STEP]

[STEP] [STEP]

16分音符

[STEP]

4分音符

[STEP]

[E2] [STEP] [E2] [STEP]

[STEP]

27

RT223J.book 28 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをステップ入力する

ドラムトラックをステップ入力

する

ここでは、ドラムトラックにステップ入力する方

法を説明します。

1

パターン モードで 空のパタ ーンを選 び、必

要に応じ てドラムキ ットを選 択してくだ さ

い。

パターン/ドラムキットの選択方法は、リアルタ

空の パ ター ン が選 ば れる と、デ ィス プ レイ に

“EMPTY”と表示されます。

HINT

空の パター ンがな いとき は、不要 なパタ ーンを 削

除し てくだ さい(→P33)。

2

[ F U N C T I O N ] キ ー → パ ッ ド 5

(QUANTIZE)の順に 押して くだ さい。

現在のクオンタイズの設定値が表示されます。ス

テップ入力時の最小単位となる音符は、この値で

決定されます。

4........... 4分音符

8........... 8分音符

24........16分3連音符

32........32分音符

12........ 8分3連音符 48........32分3連音符

16........ 16分音符 Hi..........1チック(4 分音符

の1/96)

4

もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ

さい。

クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻

ります。

5

REC [● ]キーを押してください。

REC [ ● ] キーが点灯し、パターンのステップ入

力が可能になります。

6

音符を入力 するには、そ の音色に 相当する

ーを押 して くださ い。

パッド

QNTIZE

16

クオンタイズの値

3

VALUE [ +] /[ −] キーを使ってクオンタ

イズ の値(1 ステ ップの 長さ)を次 の中 か

ら選 んでく ださ い。

音符が入力され、1ステップ先へ進みます。

HINT

パターンの現在位置は、ディスプレイで確認できま

7

休 符 を 入 力 し た い と き は、[REPEAT/

STEP]キー のみ を押し てく ださ い。

28

パッドを押さずに [REPEAT/STEP] キーを押し

ZOOM RT-223

RT223J.book 29 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをステップ入力する

た場合は、音符が入力されずに1 ステップ進みま

す。

パターンの最後まで進むと自動的に先頭に戻り、

引き続き入力が行えます。

8

特 定 の パ ッ ド の 音 を 消 去 し た い 場 合 は、

[REPEAT/STEP] キー を使 って目 的の 位

置ま で進み、[DELETE/ERASE] キ ーを 押

しな が ら 該当 す るパ ッ ドを 押 し てく だ さ

い。

パッド

[REPEAT/STEP]キーで位置を進めていくと、現

在位置に入力されている音に対応するパッドが点

灯します。[DELETE/ERASE]キーを押しながら

パッドを押して音符を消去すると、そのパッドが

消灯します。

REC [ ● ] キーが消灯し、ステップ入力が終了し

ます。

ベーストラックをステップ入力

する

「ドラムトラックをステップ入力する」で記録し

たドラムのパターンに、ベーストラックをステッ

プ入力で重ねてみましょう。ベーストラックには

“音高”と“音の長さ”という要素があるため、ド

ラムトラックとは若干操作が異なります。

1

パターンモードで [BASS] キーを押してく

ださい。

スネア

ドラム

ドラムトラック

バス

ドラム

スネア

ドラム

バス

ドラム

NOTE

ステ ップ入 力では、ト ラッ ク全体 の演奏 を一度 に

消去 するこ とはで きませ ん。

9

ドラムト ラックのス テップ入 力が終わっ た

ら、STOP [■] キー を押し てく ださい。

ベーストラックが選択されます。ベースプログラ

ム の選択方法 は、リアルタイ ム入力と同 じです

(→P25)。

2

[ F U N C T I O N ] キ ー → パ ッ ド 5

(QUANTIZE)の順に押 して くださ い。

QNTIZE

16

クオンタイズの値

クオンタイズの値を設定できるようになります。

ZOOM RT-223 29

RT223J.book 30 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをステップ入力する

3

VALUE [ +] /[ −] キーを使ってクオンタ

イズ の値(1 ステ ップの 長さ)を選 んで く

ださ い。

クオンタイズの値については P23 をご参照くだ

さい。

4

もう一度 [FUNCTION] キーを押してくだ

さい。

クオンタイズの値が確定し、パターンモードに戻

ります。

5

REC [●]キーを押してください。

表示が次のように変わり、ステップ入力が可能な

状態となります。

7

カーソルキ ーを使って デュレー ションの値

を選ん でく ださい。

8

音符を入力 するには、そ の音高に 相当する

パッ ドを 押し、[REPEAT/STEP] キ ーを

押して くだ さい。

パッド

001-01

D=1/2

00

6

左右のカ ーソルキー のうちど ちらか一方 を

押し てくだ さい。

表示が次のように変わります。ここではデュレー

ションの値が変更できます。

音符が入力され、1ステップ先に進みます。入力

された音は、デュレーションで指定した長さとな

り ます。パターン 内の現在位 置はディス プレイ

(小節/拍/チック単位)で確認できます。

NOTE

入力した 音符のデュ レーショ ンがパタ ーンの長さ

を越え た場合、パター ンの終 わりま での長 さが有

効とな ります。

9

ステップを進めるには [REPEAT/STEP]

キーを 押し てくだ さい。

選択できる値と対応する音符の長さは次の通りで

す。

1∼8......... 4分音符×1∼8に相当する長さ

3/2......... 付点4分音符

3/4......... 付点8分音符

1/2......... 8分音符

1/3......... 8分3連音符

1/4......... 16分音符

1/6......... 16分3連音符

1/8......... 32分音符

30

パッドを押さずに [REPEAT/STEP] キーを押し

た場合は、音符が入力されずに1 ステップ進みま

す。

11110000....

特 定の パ ッ ド の 音 を 消 去 し た い 場 合 は、

[REPEAT/STEP] キー を使っ て目 的の位

置まで 進み、[DELETE/ERASE] キ ーを押

しな が ら該 当 する パ ッ ドを 押 して く ださ

い。

ZOOM RT-223

RT223J.book 31 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンをステップ入力する

[REPEAT/STEP] キーでステップを進めていく

と、現在位置に入力されている音に対応するパッ

ドが点灯します。[DELETE/ERASE] キーを押し

ながらパッ ドを押して 音符を消去 すると、その

パッドは消灯します。

BASSトラック

11111111....

クオンタ イズやデュ レーショ ンの値を変 更

しな がら手 順 8 ∼ 10 を 繰り返 し、パタ ー

ンの 最後ま で入 力して くだ さい。

パターンの最後まで到達すると、自動的に先頭の

小節に戻ります。

11112222....

ベースト ラックのス テップ入 力が終わっ た

ら、STOP [■] キー を押し てく ださい。

REC [ ● ] キーが消灯し、ステップ入力が終了し

ます。

HINT

必要 ならば、入 力した ベー スフレ ーズに 応じて パ

ター ンのル ートを 指定し てくだ さい。パ ターン の

ル ート 情報 は、BASS KEY(P64)で設定 し ま

す。た だし、ソ ングで 利用し ない パター ンや、ベ ー

スト ラック が空の パター ンでは、設定を 行わな く

ても かまい ません。

ZOOM RT-223 31

RT223J.book 32 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンを編集する

ここでは、パターンの編集方法について説明します。

パターンをコピーする/工場出

荷時のパターンに戻す

現在選択しているパターンを、別の位置にコピー

します。既存のパターンを利用し、ドラムトラッ

クの演奏はそのままでベーストラックのみフレー

ズを変えるときなどに便利です。

また、工場出荷時にプログラムされているパター

ン(パターン番号0∼439)については、以下で

説明するコピー操作を使って、工場出荷時の状態

に戻すことができます。

NOTE

コピ ーを実 行する と、コピ ー先の パター ン番号 に

登録 されて いたパ ターン は失わ れま す。この操 作

は慎 重に行 ってく ださい。

1

[PATTERN]キーを押してください。

[INSERT/COPY] キーが点滅し、現在のパターン

がコピー元として選ばれます。

4

VALUE [+]/ [−]キーでコピー先のパタ

ーン番 号を 選んで くだ さい。

TO 500E

コピー先のパターン番号

HINT

空のパ ターン を選ぶ と、パター ン番号 の右に“E”

が表示 されま す。

工場出荷時にプログラムされているパターン番号

(0 ∼439)を元のパターンに戻したいときは、コ

RT-223がパターンモードになり、パターンの選

択画面が表示されます。

2

VALUE [ +] /[ −] キーを使ってコピー元

とな るパタ ーン を選ん でく ださ い。

3

[INSERT/COPY]キーを押してください。

進みます。

5

コピーを実行するには、[INSERT/COPY]

キーを 押し てくだ さい。

● コピー先として空のパターンを選んだ場合

[INSERT/COPY] キーを押すと、コピーが実

行されます。

● コピー先として既存のパターンを選んだ場合

と表示されます。コピーを 実行するには、も

う一度[INSERT/COPY]キーを押します。

● コピー元とコピー先に、同じパターン番号

(0 ∼439)を選んだ場合

32 ZOOM RT-223

RT223J.book 33 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パターンを編集する

と“REVERT”が交互に表 示されます。現在

操作しているパターンを工場出荷時の状態に

戻すには、もう一度 [INSERT/COPY] キーを

押します。

コピー/工場出荷時のパターンへの復帰が実行さ

れると“DONE”と表示され、パターンモードに

戻ります。なお、[INSERT/COPY]キーの代わり

に[EXIT] キーを押せば、操作を中止してパターン

モードに戻ります。

パターンに名前を付ける

空のパターンを選んで新しいパターンを作成した

ります)という名前が自動的に付けられます。こ

の名前は必要に応じて変更できます。

1

パターンモ ードで名前 を変更し たいパター

ンを選 んで くださ い。

パターンを削除する

記録されたパターンの内容をすべて削除して空の

状態にします。メモリーの空き容量を確保したい

ときに利用します。

NOTE

削除 したパ ターン は二度 と復活 でき ません。こ の

操作 は慎重 に行っ てくだ さい。

1

パターン モードで削 除したい パターンを 選

んで くださ い。

2

[DELETE/ERAS E]キー を押 してく ださ

い。

POPS1VA

パターン名

025

パターン番号

2

[EDIT]キーを押してください。

パターン名の選択中の文字が点滅します。

POPS1VA

025

3

左右のカー ソルキーを 使ってカ ーソル位置

を移動 し、VALUE [+ ]/ [−] キー を使っ

て文字 を選 んでく ださ い。

利用可能な文字は次の通りです。

数字:0∼9

英字:A∼Z

ン名/パターン番号”と“DELETE”の文字が交

互に表示されます。

3

削除を実行するには[DELETE/ERASE] キ

ーを 押して くだ さい。

削除 が実行 され ると“DONE”と 表示 され、パ

タ ー ン モ ー ド に 戻 り ま す。な お、[DELETE/

ERASE]キーの代わりに[EXIT] キー押せば、操作

を中止してパターンモードに戻ります。

4

手順 3 を繰り返して、希望する名前を付け

てくだ さい。

5

名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押

してく ださ い。

入力した名前が確定し、パターンモードに戻りま

す。

ZOOM RT-223 33

RT223J.book 34 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る (ソングモード)

ここでは、ソングの仕組みと作成方法について説明します。

ソングについて

・ソ ング には、パ ターン 情報 以外 に、テンポ、拍

子、音 量な どの 各種情 報(イベ ント)が 含まれ

て います(→ P42)。これ らのイ ベント を入力

す るには、ス テップ 入力を 使い ます。

ソングとは、パターン(ドラムトラックとベース

トラックから構成される数小節の演奏)を演奏順

RT-223では、100曲のソングが作成できます。

ソングをステップ入力する

ソングを入力するには、次の3種類の方法があり

ます。

● ステップ入力

の先頭から 1 つずつパターンを並べていく方

法です。ソングを細かく作り込みたいときに

向いています。

● リアルタイム入力

パッドに任意のパターンを割り当てて、パター

ンの演奏順をリアルタイムに記録していく方

法です。直感的で素早くソングを作成したい

ときに向いています。

● FAST 入力

簡単な数式を使って、1 曲分のパターンの演

奏順を一括して書き出す方法です。パターン

の繰り返しが多いときや、あらかじめ曲の構

成が決まっているときに向いています。

ここでは、パターンを1つずつ並べてソングを作

るステップ入力の方法を説明します。

1

[SONG]キーを押してください。

[SONG] キーが点灯し、RT-223がソングモード

になります。ディスプレイには、現在選ばれてい

るソング名とソング番号が表示されます。

2

RCK TMP

ソング名

00

ソング番号

VALUE [+]/ [−]キーを使い“EMPTY”

と表示 され るソン グを 選んで くだ さい。

HINT

・ どの入 力方法で も作成 される ソングの 内容は 変

わりま せん。FAST 入力 やリア ルタイ ム入力 で

ソング を作成 した後 に、ステッ プ入力 で細か い

部分を 作り込 むこと も可能 です。

パターンA

パターンB

パターンC

パターンD

パターンE

HINT

・空 のソン グがな いとき は、不要な ソング を削除

し てくだ さい(→P47)。

・VALUE [ + ]/ [ −] キーの一方を押し続けると、

値 を連続 的に変 化でき ます。

・VALUE [ + ] / [ − ] キーの一方を押しながらも

う 一方を 押すと、数 値を素 早く 増減で きます。

ソング

パターンA

ドラムトラック

ベーストラック

パターンB

ドラムトラック

ベーストラック

パターンC

ドラムトラック

ベーストラック

34 ZOOM RT-223

RT223J.book 35 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

3

REC [●]キーを押してください。

REC [ ● ] キーが点灯し、表示が次のように変わ

ります。この画面でステップ入力が行えます。

ソングを作る(ソングモード)

設定した小節数だけパターンが入力され、ディス

プレイにはソングの終了位置が表示されます。ま

た、終了位置を示す“End”は最後の小節へ移動

します。

001-01

END

005-01

END

ZOOM RT-223

小節 拍 チックまたはEnd

“End”の 表示は、ソングの終了位 置を表してい

ます。空のソングはまだ何も入力されていないの

で、先頭に“End”があります。

現在位置

(小節番号)

1

空のソング

End

4

[INSERT/COPY]キーを押してください。

表示が次のように変わり、パターンの入力が可能

になります。

POPS1VA

4

小節数

5

VALUE [ +] /[ −] キーを使って入力した

いパ ターン を選 んでく ださ い。

選んだパターン名がディスプレイに表示されます。

6

左右 の カ ーソ ル キー を 使っ て 入 力す る パ

ター ンの小 節数 を設定 して くだ さい。

パターン本来の小節数よりも大きい値を選んだ場

合は、同じパターンが繰り返されます。本来の小

節数よりも小さい値を選んだ場合は、パターンの

途中で次のパターンに切り替わります。

7

設定が終わったら [INSERT/COPY] キー

を押 してく ださ い。

(小節番号)

1 2 3

入力したパターン

4

現在位置

5

End

なお、ソングのステップ入力中は、次の操作で入

力位置を移動できます。

● イベント単位で移動するには

VALUE [+]/[ −]キーを操作します。キーを

押すたびに、現在位置の前後にあるイベント

に移動します。

● 小節単位で移動するには

左右のカーソルキーを操作します。キーを押

すたびに、現在位置の前後にある小節の先頭

へ移動します。

● 16分音符単位で移動するには

[REPEAT/STEP] キーを操作します。キーを

押すたびに16分音符単位ずつ先に進みます。

8

手順 4 ∼ 7 を繰り返して、パターンを最後

まで入 力し てくだ さい。

なお、入力したパターンを修正するには、次のよ

うに操作します。

● パターンを選び直すには

左右のカーソルキーを使って目的のパターン

情報が入力されている位置まで移動し、[EDIT]

キーを押します(イベントの編集画面に切り

替わります)。次に、左右のカーソ ルキーで

てパターン番号を選び直します。ステップ入

力の画面に戻るには、[EXIT]キーを押します。

をご参照ください。

35

RT223J.book 36 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

小節の途中でパターンを切り替えた場合、通

常はその位置で新しいパターンが先頭から始

まります。し かし、必要ならば、パ ターンが

切り替わるときに、新しいパターンを途中か

ら始めることも可能です。例えば、1小節の3

拍目から新しいパターンのフィルを入れたい

ときなどに便利です。

これを行うには、新しいパターン番号が表示

されているときに [REPEAT] キーを押し、パ

ます。

消去

PATTERN A PATTERN B PATTERN C

PATTERN A PATTERN C

ROCK1FA

65

ドット

● 特定の小節を削除するには

削除したい小 節の先頭に移動 し、[DELETE/

ERASE] キーを押してください。その小節が

削除され、それ以降のイベントが 1 小節ずつ

手前にずれます。

1小節削除

PATTERN A PATTERN B PATTERN D PATTERN C

ト)が消え、パターンが先頭から始まります。

● ソングの途中に新規のパターンを挿入するに

パターンを挿入したい位置まで移動し、手順

4∼7 を実行します。現在位置にパターンが挿

PATTERN A PATTERN B PATTERN C

9

ソ ン グ の ス テ ッ プ 入 力 を 終 え る に は、

STOP [ ■]キ ーを 押し てくだ さい。

挿入

PATTERN D

PATTERN A PATTERN B PATTERN C

REC [ ● ] キーが消灯し、ソングのステップ入力

が終了します。

PATTERN A PATTERN B PATTERN D PATTERN C

● 入力したパターン情報を消去するには

左右のカーソルキーを使って消去したいパター

ン 情報 が 入力 さ れて い る位 置 まで 移 動し、

[EDIT] キーを押してイベントの編集画面に切

り 替え ま す。次に、左 右 のカ ー ソル キ ーで

“PTN”を選び、[DELETE/ERASE] キーを押

の表示が“← PTN”に 変わります。この表示

は、直前のパターン情報が引き続き有効であ

ることを表します。イベントについては P42

をご参照ください。

36

ソングをリアルタイム入力する

ンを割り当てて、パッドを使ってパターンを演奏

できます。パッドを叩いてパターンを切り替えな

がら、1曲分のバッキング演奏を行うことも可能

です。ここでは、この機能を利用してソングをリ

アルタイム入力する方法について説明します。

HINT

ソング モード のパッ ドの 動作は、グ ルーブ プレイ

モード(P48)とよく 似てい ます。しかし、ソン

ZOOM RT-223

RT223J.book 37 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

グモー ドでは複 数のパター ンを同時 に演奏する こ

とは できま せん。ま た、パ ターン の切り 替えを 小

節ま たは拍 単位で しかで きない 点も、グ ルーブ プ

レイ モード とは異 なりま す。

■ パターンをパッドに割り当てる

ここでは、ソングに使用するパターンをパッドに

割り当てる方法を説明します。

NOTE

ソ ング モ ード で行 う パタ ー ンの 割 り当 て と、グ

ルー ブプレ イモー ド(→P48)で行 うパタ ーン

の割 り当て は、独 立して います。これ らの設 定は、

お互 いに影 響しま せん。

1

[SONG] キーを押してソングモードに切り

替え、VALUE [ + ] / [ − ] キーを 使っ て

ださ い。

HINT

・ 工場出荷時のソング番号0 ∼9 では、それぞれの

パッド に、あ らかじ めパ ターン が割り 当てら れ

ていま す。

と表示 されま す)では、そ れぞれ のパ ッドに 最

後に選 択したソ ングと 同じパ ターンが 自動的 に

割り当 てられ ます。

2

[BANK]キーを押してください。

パッドの各種設定を行う画面が呼び出されます。

PADFUNC

3

パターン 割り当てた いパッド を押してく だ

さい。

パッドが点灯し、パターンを割り当て可能な状態

となります。

パッド

INTRO01

PADFUNC

400

4

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使ってパッドに

割り当 てる パター ンを 選んで くだ さい。

5

手順 3 ∼ 4 を繰り返して、他のパッドも同

じよう にパ ターン を割 り当て てく ださい。

6

設定が終わったら [BANK] キー、または

[EXIT]キー を押 してく ださ い。

手順1 の画面に戻ります。

HINT

パッド に割り 当てた パタ ーンの 情報は、ソ ングご

とに保 存され ます。

■ パッドごとにパターンの演奏方法を変

更する

必要ならば、ソングモードでパッドに割り当てた

パターンのベーストラックを移調したり、パター

ン切り替え時の動作を指定できます。

1

ソングモー ドでパッド の設定を 行いたいソ

ングを 選び、[BANK]キ ーを押 して くださ

い。

パッドの各種設定を行う画面が呼び出されます。

2

設定を行いたいパッドを押してください。

ZOOM RT-223 37

RT223J.book 38 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

パッド

パッドが点灯し、そのパッドが操作の対象として

選ばれます。

3

左右のカ ーソルキー を使って パラメータ ー

を選 んでく ださ い。

パッドごとに設定できるパラメーターの種類と設

定範囲は次の通りです。

パラメーターの

種類

内容 設定範囲

PATTERN

ROOT

NEXT

パッドに割り当てる

パターン番号と名前

ベーストラックの

ルート

000 ∼ 511

E ∼ D ♯

パターン切り替え時

の動作

P00 ∼ P12

F00 ∼ F12

StP

BASS KEY(P64)で 設定したパターン固有の

ルートと、ソングで指定したルートが異なる場合

は、ソングに入力されたルートに合わせてベース

のフレーズ が移調され ます。例えばパ ターンの

ルートをC に設定したフレーズ“ソ →ラ→シ”は、

ソングのルートをDに設定すると“ラ→シ→ド#”

となります。

NEXTパラメーターは、パッドを押してパターンが

切り替わるときの動作や、パターン終了後の動作

を指定するパラメーターです。

・ P00∼P12

∼09:パッド0 ∼9、10:パッド[ +]、11:

パッド[×]、12:パッド[()])のパターンに移

行します。

・ F00∼F12

ン終了後は指定したパッドのパターンに移行

します。

・ StP

パターン終了後に演奏を停止します。

4

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って設定値を

変更し てく ださい。

手順2 ∼4 を繰り返して、同じように各パッドの

設定を行ってください。

5

設定が終わったら [BANK] キー、または

[EXIT]キー を押 してく ださ い。

ソングモードに戻ります。

■ パッドを使ってソングをリアルタイム

入力する

ここでは、パターンが割り当てられたパッドを叩

いて、ソングをリアルタイム入力する方法を説明

します。

1

ソングモー ドでリアル タイム入 力を行いた

いソン グを 選んで くだ さい。

HINT

・ソング番号 0∼ 9には、あらかじめパッドにパタ

ー ンが割 り当て られて いま す。

・お 客様ご 自身でパ ッドに パター ンを割 り当てる

こ とも可 能です。詳 しくは P37を ご参照 くださ

い。

2

REC [● ]キーを押しながらPLAY [

R]キ

ーを押 して くださ い。

38

グのリアルタイム入力の待機画面になります。

ZOOM RT-223

RT223J.book 39 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

3

最初のパ ターンが割 り当てら れたパッド を

叩い てくだ さい。

パッドを叩くと同 時にリアルタイ ム入力が始ま

り、パターンの再生が行われます。ディスプレイ

には現在の小節と拍、現在のソング番号が表示さ

れます。

005-04

00

現在の小節 現在の拍

ソング番号

ソングを作る(ソングモード)

目では なく、拍 の変わ り目で パター ンが切 り替わ

ります。

5

手順 4 と同じ要領で、パターンを最後まで

入力し てく ださい。

6

ソング のリ アル タイ ム入 力を 終える には、

STOP [ ■]キ ーを 押し てくだ さい。

REC [ ●]キーとPLAY [

R] キーが消灯し、ソング

のリアルタイム入力が終了します。

HINT

・エ ンディ ング用パ ターン をパッ ドに割 り当てる

と きは、NEXT パ ラメ ーター を“StP”にして

お き、自 動的 にリア ルタイ ム入力 を停止 させる

と 便利で す。

・リ アルタ イム入 力で作 成した ソング は、後から

ス テップ 入力を 使って 細か く編集 できま す。

4

パターン を切り替 えるとき は、直前の小 節

内で、別 のパ ター ンが割 り当 てられ たパ ッ

ドを 叩いて くだ さい。

パッドに割り当てられたパターンが待機状態とな

り、次の小節の先頭から切り替わります。このと

き、待機状態のパッドは点滅します。

2

ソングに

記録される

パターン

パターン

A

3 4

パターン

A

5 6

パターン

B

7 8

パターン

B

パッド

パッド

パターンAを割り当てた

パッドを叩く

パターンBを

割り当てたパッドを叩く

NOTE

NEXTパ ラメー ター(→ P38)が“F00 ∼F12”

に設 定され ている パッド を叩け ば、小節 の変わ り

ソングをFAST 入力する

ZOOM 独自の FAST(Formula Assisted Song

Translator)入力を使えば、簡単な数式を使って

1 曲分のパターンの並び順を指定し、ソングとし

て書き出すことができます。

数式 の入力には、13 個のパッ ドを利用します。

FAST入力を行うときは、各パッドの機能が下図

のように変化します。

パッド[×]

パターンの繰り返しを指定

します。

パッド[+]

複数のパターンを順番に並べるときに

パッド0∼9

各パッドは0∼9の数字に

対応し、パターン番号や繰り返し回数を

入力できます。

入力します。

ZOOM RT-223

パッド[()]

複数パターンの連結を指定する

入力します。パッドを1回押すと“(”、

2回押すと“)”が入力されます。

39

RT223J.book 40 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

FAST入力でパターンを演奏順に並べるための基

本的なルールは次の通りです。

● パターンを並べる

“+”(加 算記号)を使ってパタ ーン同士を結

例えば、0 +(1 +2)×3という数式を入力する

には、次のように操作します。

0_

0+_

PATTERN 0 PATTERN 1 PATTERN 2

● パターンを繰り返す

“×”(乗 算記号)を使ってパタ ーンを繰り返

します。通常の数式と同じように“×”は“+”

2”とい う数式を入 力すると、次の 順番でパ

ターンが演奏されます。

0+(

0+(1_

PATTERN 0 PATTERN 1 PATTERN 1 PATTERN 2

0+(1+_

0+(1+2_

返した いパタ ーンの 組み 合わせ を指定 します。

カッコでくくられた数式は、他の数式よりも優先

う数式を入力すると、次の順番でパターンが演奏

されます。

PATTERN 0 PATTERN 1 PATTERN 2

PATTERN 1 PATTERN 2 PATTERN 3

2回押す

0+(1+2)

(1+2)X_

1+2)X3_

HINT

表示が 7 桁を越 える場 合、先 に入力 した数 字/記

号はス クロー ルしま す。スク ロール して見 えなく

なった 部分は、左右の カーソ ルキー を使っ て再び

表示で きます。

40 ZOOM RT-223

RT223J.book 41 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

NOTE

・ FAST入力では、必ずソングの先頭から最後まで

を一括 して書 き出し ます。FAST 入力 を使っ て

ソング の途中か らパタ ーンを 作成する ことは で

きませ ん。

・ FAST 入力で 作成したソング の一部分のみを 修

正した いとき は、数 式を 修正し てもう 一度ソ ン

グを書 き出す か、ス テッ プ入力 を使っ て修正 し

ます。

1

[SONG] キーを押してソングモードに切り

替え、VALUE [ + ] / [ − ] キーを 使っ て

ださ い。

NOTE

既存 のソン グを選 んだ場 合は、FAST入 力を使 っ

てソ ングを 書き出 したと きに、以 前に入 力され て

いた パター ンがす べて消 去され ます ので、ご注 意

くだ さい。

2

[FUNCTION]キーを押し、続いてREC

[● ]キー を押 してく ださ い。

“FAST”としばらくの間表示された後、ディス

プレイの1 文字目に下線が表示されて、FAST入

力が可能となります。

FAST

ソングを作る(ソングモード)

3

各パ ッ ドを 使 って 数 式 を入 力 して く ださ

い。

入力方法についてはP40をご参照ください。

112+(2_

入力をミスしたときは次の方法で数式を修正でき

ます。

● 数字/記号を削除するには

左右のカーソルキーを使って削除したい数字

/記 号に下 線を 合わせ、[DELETE/ERASE]

キーを押してください。

● 数字/記号を挿入するには

左右のカーソルキーを使って数字/記号を挿

入したい位置に下線を合わせ、新しい数字/

記号を入力してください。

4

数式 の 入力 が 終わ っ た ら、[FUNCTION]

キーを 押し てくだ さい。

ソングの書き出しが実行され、FAST入力が終了

します。

NOTE

入力し た数式 に誤り があ ると、[FUNCTION]キー

を押し たとき に“SYTXERR”と表示 され、ソン

グの書 き出し ができ ませ ん。しばら くする と数式

の入力 画面に 戻るの で、間違 ってい る部分 を修正

して、もう 一度書 き出し 操作 を行っ てくだ さい。

下線

_

ZOOM RT-223 41

RT223J.book 42 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

イベントを入力する

ソングにはパターン情報以外にも、テンポ、拍子、

音量などの各種情報(イベント)を入力できます。

例えば、音量を徐々に下げてソングをフェードア

ウトさせた り、ソングの途 中でドラム キット/

ベースプログラムの音色を切り替えたりすること

も可能です。既にパターン情報が入力されたソン

グにイベントを入力するには、ステップ入力を使

います。

1

ソングモ ードでイベ ントを入 力したいソ ン

グを 選んで くだ さい。

2

REC [●]キーを押してください。

REC [ ● ] キーが点灯し、ソングのステップ入力

が可能な状態となります。

3

イベント を入力した い位置ま で移動して く

ださ い。

現在位置の移動方法については、P35 をご参照

ください。

パターン情報を含め、何らかのイベントが入力さ

“EVENT”マーク

012-01

48

“EVENT”マーク

HINT

ソングのステップ 入力中にVALUE [+]/[−]キー

を操作 すると、前後に あるイ ベント の位置 に直接

移動で きます。

4

[EDIT]キーを押してください。

入力/修正するイベントの種類を選択可能になり

ます。

DR VOL

現在選ばれている

イベント名

“EVENT”マーク

15

イベントの

設定値

“EVENT”マーク

パターン番号

拍子

ベーストラックのルート

テンポ

ドラムトラックの音量

ベーストラックの音量

ドラムキット番号

ベースプログラム番号

15

15

0

0

000

4/4

E

120

001

10

2

135

42 ZOOM RT-223

RT223J.book 43 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

5

左右のカ ーソルキ ーを使っ て、入力した い

イベ ントの 種類 を選ん でく ださ い。

TEMPO

---

イベント名

入力可能なイベントの種類は次の通りです。

イベントの

種類

PTN

TIMSIG

ROOT

TEMPO

DR VOL

BS VOL

DR KIT

BS PRG

内容 設定範囲

パターン番号

拍子

000 ∼ 511

1 ∼ 8

(1 / 4 ∼ 8 / 4)

ベーストラックの

ルート

テンポ

ドラムトラックの

音量

ベーストラックの

音量

E ∼ D ♯

40 ∼ 250

0 ∼ 15

0 ∼ 15

ドラムキット 0 ∼ 126

ベースプログラム 0 ∼ 11

既に現在位置に入力されているイベントを選んだ

場合、イベント 名とその設 定値が表示 されます

(この状態でVALUE [+]/[ −]キーを押せば、設

HINT

・ソ ング の先 頭に テン ポ情 報を 入力 して おけ ば、

現 在のテ ンポ設 定とは 無関 係に、毎回同 じテン

ポ で演奏 が行え ます。

・BASS KEY(P64)で設定したパターン固有の

ル ートと、ソ ングで 指定し たルー トが異 なる場

合 は、ソ ン グに 入 力 され た ル ー トに 合 わ せて

ベ ー ス のフ レ ー ズが 移 調 さ れま す。例 え ばパ

タ ーンの ルート を C に 設定し たフレ ーズ“ソ→

ラ →シ”は、ソン グのル ートを D に設定 すると

“ラ→ シ→ド #”となり ます。

6

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って設定値を

入力し てく ださい。

VALUE [ +] / [ −] キーで設定値を指定すると、

が、イベント名のみの表示に変わります。これは、

現在位置に新規のイベントが入力されたことを表

します。

TEMPO

125

DR VOL

15

イベント名

イベントの設定値

現在位置に入力されていないイベントを選んだ場

合は、“←xxx”(xxx にはイベント名が入ります)

と表示されます。これは、直前に入力されている

同種のイベントが引き続き有効であることを表し

ています。例えば次の図は、TEMPO イベントを

選んだ場合のディスプレイです。

イベント名 入力された値

7

現 在 位 置 に イ ベ ン ト が 入 力 で き た ら、

[EXIT] キー を押 して ソン グの ステッ プ入

力の画 面に 戻って くだ さい。

必要ならば、手順3∼ 7を繰り返してイベントの

入力を行います。

ZOOM RT-223 43

RT223J.book 44 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを作る(ソングモード)

なお、既に入力されているイベントを修正するに

は、次のように操作します。

● イベントを消去するには

消去したい イベントを表示 させ、[DELETE/

ERASE] キーを押します。

● イベントの設定値を変更するには

変更したいイベントを表示させ、VALUE [ +]

/[−] キーを押します。

8

イベントの入力を終えるには、STOP [■]

キー を押し てく ださい。

ソングを再生する

作成したソングの中から1つを選び、再生します。

1

[SONG]キーを押してください。

[SONG] キーが点灯し、RT-223がソングモード

になります。ディスプレイには、現在選ばれてい

るソング名とソング番号が表示されます。

REC [ ● ] キーが消灯し、ソングのステップ入力

が終了します。

JGLEMAN

01

ソング名 ソング番号

2

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って演奏した

いソン グを 選び、

R]キーを押して

くださ い。

44

選択したソングが再生されます。

3

ソングを停止させるには STOP [ ■ ] キー

を押し てく ださい。

HINT

ソング が停止 してい る間 は、左右の カーソ ルキー

を使っ て、小節単 位の移 動が 行えま す。

ZOOM RT-223

RT223J.book 45 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを編集する

ここでは、作成したソングを編集する方法について説明します。

3

REC [● ]キーを押してください。

特定範囲の小節をコピーする

小節単位で範囲指定したソングの一部分をコピー

し、他の部分に挿入できます。ソングの一部分を

繰り返し演奏したいときに便利です。

コピー

1 2

PATTERN A

3 4 5 6

PATTERN A PATTERN A

7 8

PATTERN B

1 2 3 4 5 6 7 8

PATTERN A PATTERN B PATTERN A PATTERN A

9 10

PATTERN B

コピー

1 2 3 4

PATTERN A PATTERN B

1 2 3 4 5 6 7 8

PATTERN A PATTERN B PATTERN A PATTERN B

キーが点灯し、ソングのステップ入力が可能な状

態になります。

4

[I NS ER T/ CO P Y ] キ ー を 押 し なが ら

[EDIT]キ ーを 押して くだ さい。

ディスプレイに次のように表示されます。この画

面では、コピー元の開始位置となる小節を指定で

きます。

1

[SONG]キーを押してください。

123-01

STR

RT-223がソングモードになり、ソングの選択画

面が表示されます。

2

VALUE [ +] /[ −] キーを使って編集した

いソ ングを 選ん でくだ さい。

コピー元の開始位置となる小節

5

VALUE [+]/[−]キーを使って、

の開始 位置 となる 小節 を選び、[INSERT/

COPY]キー を押 して くださ い。

ディスプレイに次のように表示されます。この画

面では、コピー元の終了位置となる小節を指定で

きます。

124-01

END

コピー元の終了位置となる小節

ZOOM RT-223 45

RT223J.book 46 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを編集する

6

VALUE [+]/[−]キーを使って、

の終 了位置 とな る小節 を選 び、[INSERT/

COPY]キ ーを 押して くだ さい。

ディスプレイに次のように表示されます。この画

面では、コピーした範囲を挿入する位置が指定で

きます。

125-01

TO

ます。この 操作は 慎重に 行っ てくだ さい。

1

ソングモー ドでコピー 元となる ソングを選

んでく ださ い。

2

[INSERT/COPY]キーを押してください。

コピーした範囲を挿入する小節

7

VALUE [+]/[−]キーを使って、

た範 囲を挿 入す る位置 を選 んで くださ い。

8

コピーを実行するには、[INSERT/COPY]

キー を押し てく ださい。

が後 ろ に移 動 しま す。なお、[INSERT/COPY]

キーの代わりに[EXIT] キーを押せば、操作を中止

して1 つずつ手前の手順に戻せます。

9

編集を終えるにはSTOP [■]キーを押して

くだ さい。

ソングのステップ入力が終わり、ソングモードに

戻ります。

ソングをコピーする

現在選択されているソングを、別の番号のソング

にコピーします。あるソングのバリエーションを

作りたいときに便利です。

NOTE

コピ ーを実 行する と、コピ ー先の ソング は失わ れ

[INSERT/COPY] キーが点滅し、現在のソングが

コピー元として選ばれます。

3

VALUE [+ ]/ [− ]キーでコピー先のソン

グ番号 を選 んでく ださ い。

TO 50E

コピー先のソング番号

HINT

空の ソン グを選 ぶと、ソ ング 番号 の右 に“E”が

表示さ れます。

NOTE

現在操作 しているソ ング番号 にコピー することは

できま せん。

4

コピーを実行するには [INSERT/COPY]

キーを 押し てくだ さい。

● コピー先として空のソングを選んだ場合

[INSERT/COPY] キーを押すと、コピーが実

行されます。

● コピー先として既存のソングを選んだ場合

と表示されます。コピーを実行するには、もう

46 ZOOM RT-223

RT223J.book 47 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ソングを編集する

一度[INSERT/COPY] キーを押します。

コピーが実行されると“DONE”と表示され、ソン

の代わりに[EXIT]キーを押せば、操作を中止して

ソングモードに戻ります。

ソングを削除する

現在選択されているソングの内容をすべて削除し

て、空の状態に戻します。

NOTE

削除 したソ ングは 二度と 復活で きま せん。この 操

作は 慎重に 行って くださ い。

1

ソングモ ードで削除 したいソ ングを選ん で

くだ さい。

2

[DELETE/ERASE]キーを押してください。

ソングに名前を付ける

空のソングを選んで新しいソングを作成したとき

す)という名前が自動的に付けられます。この名

前は必要に応じて変更できます。

1

ソングモー ドで名前を 変更した いソングを

選んで くだ さい。

JGLEMAN

1

ソング名 ソング番号

2

[EDIT]キーを押してください。

ソング名の選択中の文字が点滅します。

JGLEMAN

1

ング番号”と“DELETE”の文字が交互に表示さ

れます。

3

削除を実行するには[DELETE/ERASE] キ

ーを 押して くだ さい。

削除が実行されると“DONE”と表示され、ソン

グモードに戻ります。なお、[DELETE/ERASE]

キーの代わりに[EXIT] キー押すと、操作を中止し

てソングモードに戻ります。

3

左右のカー ソルキーを 使ってカ ーソル位置

文字を 選ん でくだ さい。

入力可能な文字については P33 をご参照くださ

い。

4

手順 3 を繰り返して、希望する名前を付け

てくだ さい。

5

名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押

してく ださ い。

ZOOM RT-223 47

RT223J.book 48 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パッドを使ってパターンを鳴らす

(グルーブプレイモード)

ここではグルーブプレイモードの操作について説明します。グルーブプレイモードでは、13個のパッド

に任意のパターンを割り当てて、パッドを使ってパターンを切り替えながら演奏できます。最大 4 つの

パターンを同時に再生でき、拍子の異なる2 つのパターンを鳴らしたり、同じ拍子のパターンを1拍ずら

して鳴らしたりして、複雑なリズムを作成できます。

1

[SONG]キーと [PATTERN] キーを同時に

押し てくだ さい。

3

パッドに割 り当てるパ ターンを 変えたいと

きは、パッド を押 さえ たまま VALUE [+ ]

/[−]キーでパターンを選択してください。

パッド

キーと[PATTERN]キーの両方が点灯します。ディ

スプレイには、現在選ばれているソング名とソン

グ番号が表示されます。

NOTE

現在選 ばれてい るソングの テンポに 合わせて演 奏

され ます。必要 ならば ソン グの先 頭に希 望する テ

ンポ 情報を 入力し てくだ さい(→P42)。

2

お好きなパッドを押してください。

パッド

RT-223が初期状態のとき、あらかじめ13 個の

パッドにパターンが割り当てられています。パッ

ドを押し続けると、そのパターンが繰り返し再生

されます。このとき、パッドを叩く強さに応じて

パターン全体の音量が変化します。またパッドを

押している間は、そのパッドに割り当てられたパ

ターン名/パターン番号がディスプレイに表示さ

れます。

ま た、パタ ーン 番 号“0”が表 示さ れた とき に

VALUE [ −]キーを押すと(あるいは“510”が

表示されたときに VALUE [ + ] キーを押すと)、

デ ィス プレ イの 表示 が“PAD”に変 わり ます。

“PAD”を選択したパッドは、パターンの代わり

にそのパッド本来の音色(キックやスネアなど単

発の音色)を演奏できます。

NOTE

・グ ルーブ プレイモ ードで 行うパ ターン の割り当

て と、ソ ング モード で行う パター ンの割 り当て

(→ P37)は、独立 して いま す。これ らの 設定

は、お 互いに 影響し ません。

・パ ッ ド ごと の パ ター ン の 割 り当 て は、電 源を

切 っても 記憶さ れます。

4

パッドを放 した後もパ ターンを 繰り返し再

生し たい 場合 は、[REPEAT/STEP] キー

を押し なが らパッ ドを 押して くだ さい。

パッド

POPS1VA

025

パッドに割り当てられたパターン

48

パターン番号

パッドを放した後も、そのパターンがループ再生

されます。再度同じパッドを押せばループ再生が

解除されます。

ZOOM RT-223

RT223J.book 49 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

パッドを使ってパターンを鳴らす(グルーブプレイモード)

5

複数 の パ ター ン を同 時 に鳴 ら し たい と き

は、複数 のパッ ドを 押さえ てく ださ い。

ターンを同時に演奏できます。

パッド

パッド

HINT

パター ンの再 生中に は、同時 に鳴ら す他の パター

ンやソ ングと タイミ ング が合う ように、ク オンタ

イズで 設定さ れた間 隔(最 小単位 の音符)でパッ

最大4 つのパターンを同時に演奏できます。それ

ぞれのパターンは、同じテンポで再生されます。

パッドを押すタイミングをずらして演奏させるこ

とも可能です。

このた め、速い テン ポで演 奏する ときは、クオン

タイズ の値(最 小単 位の音 符)を大 きめに 設定す

ると、タ イミ ング が合 いや すく なり ます。ま た、

微妙なタ イミングの ズレを楽 しむには 最小単位の

音符を 小さく 設定す ると いいで しょう。

NOTE

5 つ以 上のパ ッドを 押した 場合は、後か ら押し た

パッ ドが優 先され ます。

NOTE

グルー ブプレ イモー ドで は、ソング の編集 はでき

ません。

6

グルーブ プレイのバ ックでソ ングを再生 し

たい ときはVALUE [+]/[−]キー を使 っ

てソ ングを 選び、PLAY [

R] キーを押して

くだ さい。

7

グ ル ー ブ プ レ イ モ ー ド を 終 え る に は、

[SONG]キーまた は[PATTERN]キーを押

してく ださ い。

または

RT-223がソングモードまたはパターンモードに

なります。

グルーブプレ イモードで は、PLAY [

R] キー/

STOP [■]キーを使って現在選ばれているソング

の再生/停止が行えます。ソングを再生している

ときでも、最大4 つのパッドに割り当てられたパ

クオンタイズで設定

されている最小単位

押す

パッド

放す

パッド

再生 停止

ソングを再生

ZOOM RT-223 49

RT223J.book 50 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ドラムキットの各種操作 (キットモード)

RT-223では、70種類のドラムキットが利用できます。ここでは、お客様ご自身のドラムキットを作成

する方法や、既存のドラムキットを編集する方法について説明します。

パッドごとの各種設定を行うメニューが表示され

ます。

オリジナルのキットを作る

ドラムキットで使用するパッド(13 個のパッド

ン音色やパンなどの要素を設定して、オリジナル

のドラムキットを作成します。

1

[PATTERN]キーを押してください。

STD-BD3

B0

設定値

選択されている項目(この例では音色名)

4

[BANK] キーと 13 個のパッドを使って、

パッド を選 んでく ださ い。

選択されたパッドが点灯し、設定が可能な状態に

なります。

5

左右のカー ソルキー を使って、次 の中から

設定し たい 項目を 選ん でくだ さい。

[PATTERN] キーが点灯し、RT-223 がパターン

モードとなります。

2

[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]

キー を押し てく ださい。

ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。

● 音色名

RT-223 音色番号に内蔵されている単体のド

ラム/パーカッション音色の中から、パッド

に割り当てる音色を選択します。選択可能な

BASIC

0

ドラムキット名 ドラムキット番号

3

VALUE [ +] /[ −] キーでドラムキットを

選び、[EDIT] キ ーを押 して くださ い。

50

● PITCH(ピッチ)

パッドごとにドラム音色のピッチを微調節し

ます。−7.9∼0(基準ピッチ)∼7.9の範囲を

0.1(半音の1 /10)単位で調節します。

● INSTLVL(音量)

パッドごとの音量を0∼15の範囲で調節しま

す。

● PAN(パン)

パッドごとにステレオで鳴らしたときの左右の

位置(パン)を調節します。設定範囲は、L63

(左端)∼0(中央)∼R63(右 端)です。

ZOOM RT-223

RT223J.book 51 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

● VGROUP(ボイスグループ)

同じパッドを連続して叩いたときの鳴り方(PL

/MN)と、パッドが所属するグループ(0∼

7)を設定します。設定範囲は、PL0 ∼PL7、

MN0 ∼MN7です。

同じパッドを連続して叩いたとき、PLが選ば

れているパッドでは、前の音が消えずに新し

は、前の音が消音されて新しい音が鳴ります。

GROUP=PL GROUP=MN

ドラムキットの各種操作(キットモード)

NOTE

REVERB エフ ェク トの現 在選 ばれて いる パッチ

で“KICKDRY”パラ メータ ーが オンの とき、キッ

クの音 色が割 り当て られ たパッ ド(パッド バンク

1 / 2 のパ ッド 0)の センド レベル を変え ても効

で説明 する手 順で切 り替 えます。

● KITNAME(ドラムキット名)

ドラムキットの名前を変更します(→P53)。

6

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って、値を調

節して くだ さい。

0 ∼7 の数値は、パッドグループ(0 =所属グ

ループなし、1∼7=指定した番号のグループ

プに設定したパッド同士は、同時に発音しませ

ん。オープンハイハットとクローズハイハット

を割り当てた2つのパッドを同じグループに所

属させておけば、クローズハイハットを鳴らし

たときにオープンハイハットの音色が消音され

るため、よりリアルな演奏となります。

の両方に共通します。例えば、PL1とMN1を

設定したパッド同士は同時に鳴りません。

● SENDLVL(センドレベル)

パッドごとに、REVERBエフェクトに送られ

る信号の量(センドレベル)を設定します。設

定範囲は0 ∼127 です。

なお、パッドごとのセ ンドレベルは、エフェ

クトモードで設定するドラムキット全体のセ

ンドレベル(P56)とは独立しています。パッ

ドごとにエフェクトの深さを変えたい場合は、

エフェクトモードのセンドレベルは 0 に設定

しておき、パッドごとにセンドレベルを調節

するといいでしょう。

7

手順 4 ∼ 6 を繰り返して他のパッドも同じ

ように 設定 してく ださ い。

8

設定が終わったら [EXIT] キーを押してく

ださい。

設定内容が自動的に保存され、ドラムキットを選

ぶ画面に戻ります。パターンモードに戻るには、

[PATTERN] キーを押して下さい。

ZOOM RT-223 51

RT223J.book 52 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ドラムキットの各種操作(キットモード)

ドラムキットをコピーする/工場

出荷時のドラムキットに戻す

現在選んでいるドラムキットを他のドラムキット

番号にコピ ーします。プロ グラム済み のドラム

キットを別の番号にコピーして必要な部分だけを

編集すれば、簡単にオリジナルのドラムキットを

作成できます。

また、コピー元とコピー先に同じドラムキット番

号を指定すれば、その番号のドラムキットを工場

出荷時の状態に戻すことができます。

NOTE

コピ ーを実 行する と、コピ ー先に 登録さ れてい た

ド ラム キ ット は失 わ れま す。こ の操 作 は慎 重 に

行っ てくだ さい。

1

[PATTERN]キーを押してください。

[PATTERN] キーが点灯し、RT-223 がパターン

モードとなります。

2

[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]

キー を押し てく ださい。

ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。

3

VALUE [ +] /[ −] キーでコピー元となる

ドラ ムキッ トを 選んで くだ さい。

4

[INSERT/COPY]キーを押してください。

TO 50

コピー先のドラムキット番号

なお、特定のドラムキットを工場出荷時の状態に

戻 したいとき は、コピー元と コピー先の ドラム

キット番号を一致させ(デ ィスプレイに“COPY”

6

コピーを実行するには、[INSERT/COPY]

キーを 押し てくだ さい。

● コピー元とコピー先に、異なるドラムキット

番号を選んだ場合

[INSERT/COPY] キーを押すと、コピーが実

行されます。

● コピー元とコピー先に、同じドラムキット番

号を選んだ場合

と“REVERT”が交互に表示さ れます。現在

選ばれているドラムキットを工場出荷時の状

を押します。

コピーが実行されると“DONE”が表示され、ド

ラムキットを選ぶ画面に戻ります。

なお、[INSERT/COPY] キーの代わりに [EXIT]

キーを押せば、操作を中止してドラムキットを選

ぶ画面に戻ります。

[INSERT/COPY] キーが点 滅し、現在の ドラム

キットがコピー元として選ばれます。

5

VALUE [ +] /[ −] キーでコピー先のドラ

ムキ ット番 号を 選んで くだ さい。

52 ZOOM RT-223

RT223J.book 53 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

ドラムキットに名前を付ける

ドラムキットに任意の名前を付けます。

1

[PATTERN]キーを押してください。

[PATTERN] キーが点灯し、RT-223 がパターン

モードとなります。

2

[DRUM]キーを押し、続いて[KIT/PROG]

キー を押し てく ださい。

ドラムキットを選ぶ画面が表示されます。

BASIC

0

ドラムキットの各種操作(キットモード)

選択可能な文字については P33 をご参照くださ

い。

6

手順 5 を繰り返して希望する名前を付けて

くださ い。

7

名前の入力が終わったら、[EXIT] キーを押

してく ださ い。

変更した名前が確定し、ドラムキットを選ぶ画面

に戻ります。

パターンモードに戻るには、[PATTERN] キーを

押して下さい。

3

VALUE [ +] /[ −] キーで名前を変更した

いド ラム キッ トを 選び、[EDIT] キ ーを 押

して くださ い。

パッドごとの各種設定を行うメニューが表示され

ます。

4

左右のカ ーソルキ ーを使っ て、ディスプ レ

イに“KITNAME”と表 示さ せてく ださ い。

“KITNAME”がしばらく表示された後、現在のド

ラムキット名が表示されます。ドラムキット名の

選択中の文字が点滅します。

BASIC

0

HINT

“KITNAME”はすべ ての パッド に共通 します。

5

左右のカ ーソルキー を使って カーソル位 置

を移 動し、VALUE [ +]/ [− ]キー を使 っ

て文 字を選 んで くださ い。

ZOOM RT-223 53

RT223J.book 54 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う (エフェクトモード)

ここでは、ドラムキット/ベースプログラムに使用するエフェクトについて説明します。

エフェクトについて

RT-223には、ドラムキット/ベースプログラム

全体の音色を直接加工する“COMP EQエフェク

ト”と、ドラムキット/ベースプログラムの原音

にエフェクト音をミックスする“REVERBエフェ

クト”という2 種類のエフェクトが搭載されてい

ます。これら2 系統のエフェクトは同時に使用す

ることも、個別にオン/オフを切り替えることも

可能です。それぞれのエフェクトの特徴は、次の

通りです。

■ COMP EQエフェクト

COMP EQエフェクトは、ドラムキット/ベース

プログラムの信号の出力位置に挿入されるタイプ

のエフェクトで、コンプレッサーやローファイエ

フェクトなどが利用できます。

[L/MONO OUT]/

[R OUT]端子

センド

センドレベルを調節

REVERB

エフェクト

[L/MONO OUT]/

[R OUT]端子

ドラム

キット

ベース

プログラム

リターン

HINT

エフェ クトモ ードで は、ドラ ムキッ ト/ベ ースプ

ログラ ム全体 のセン ドレ ベルを 調節し ます。ドラ

ムキット の楽器音ご とにセン ドレベル を変えたい

ときは、キ ット モード でパッ ドごと のセン ドレベ

パッチについて

ベース

プログラム

ドラムキット

COMP EQ

エフェクト

■ REVERBエフェクト

RT-223のREVERBエフェクトでは、ドラムキッ

トとベースプログラムからエフェクトへ送る信号

の量(センドレベル)を設定することで、効果の

深さを個別に調節できます。REVERB エフェク

トで加工された信号は、最終的なステレオ信号に

加えられます。また、ドラムキットに限り、楽器

音ごと(パッドごと)にセンドレベルを変えるこ

とができます。

COMP EQエフェクトとREVERB エフェクトは、

効果の種類を決める要素(エフェクトタイプ)と、

効果のかかり具合を決める要素(エ フェクトパラ

メ ーター)から 構成さ れていま す。使用す るエ

フェクトタイプを選び、エフェクトパラメーター

を調節することで、さまざまな効果が作れます。

として保存されます。パッチを切り替えることで、

異なるエフェクトの設定を即座に呼び出せます。

RT-223 では COMP EQ エフェクトとREVERB

エフェクトのパッチを、それぞれ40 種類ずつ利

用できます。

54 ZOOM RT-223

RT223J.book 55 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う(エフェクトモード)

(オフ)に する には、 [COMP EQ] キ ーを

押して キー を消灯 させ てくだ さい。

COMP EQエフェクトを使用す

ここではCOMP EQエフェクトの使用方法を説明

します。

1

パター ン、ソング、グル ーブプ レイのい ず

れか のモー ドで、[COMP EQ]キー を何 度

か押 して点 灯さ せてく ださ い。

RT-223 がエ フ ェ ク ト モ ー ド に 切 り 替わ り、

COMP EQエフェクトがオンになります。ディスプ

レイは、次のように変わります。

COMP EQ エフ ェクト を再 びオン にする には、

[COMP EQ] キーをもう一度押して点灯させてく

ださい。

4

COMP EQエフェクトのパッチ選択が終わ

ったら、[EXIT] キー を押し てく ださ い。

エフェクトモードを抜け出て以前のモードに戻り

ます。

BOTTOM

1

COMP EQエフェクトのパッチ名

COMP EQ

エフェクトの

パッチ番号

2

VALUE [ +] /[ −] キーを使って、利用し

たい パッチ を選 んでく ださ い。

即座に新しいパッチが呼び出されます。

HINT

・ 空 の パ ッ チ が 選 ば れ る と、デ ィ ス プ レ イ に

“EMPTY”と表示 されま す。こ れを選 んでも 効

果はか かりま せん。

・ パター ンモード やソン グモー ドで再生 可能な パ

ターン /ソン グが 選ばれ てい れば、PLAY [

R]

クトの 効果を 確認で きます。

3

COMP EQ エフェクトを一時的にバイパス

ZOOM RT-223

REVERBエフェクトを使用する

ここでは、REVERB エフェクトの使用法につい

て説明します。REVERB エフェクトでは、パッチ

を選択してから、ドラムキットとベースプログラ

ムのセンドレベルを個別に調節します。

1

パターン、ソ ング、グルー ブプレ イのいず

押して 点灯 させて くだ さい。

RT-223 が エ フ ェ ク ト モ ー ド に切 り 替 わ り、

REVERB エフェクトがオンとなります。ディス

プレイは、次のような表示に変わります。

STUDIO

25

REVERBエフェクトのパッチ名

REVERB

エフェクトの

パッチ番号

2

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って、利用し

たいパ ッチ を選ん でく ださい。

55

RT223J.book 56 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う(エフェクトモード)

即座に新しいパッチが呼び出されます。

HINT

空 の パ ッ チ が 選 ば れ る と、デ ィ ス プ レ イ に

“EMPTY”と表示され ます。これ を選ん でも効 果

はか かりま せん。

3

[EDIT]キーを押してください。

[REVERB]キーが点滅し、パッチ編集画面に切り

替わります

です)。KICKDRY の オン/ オ フにつ いては、次

の項目“エフェ クト のパッ チを編 集する”をご参

照くだ さい。

6

左右のカー ソルキーを 使ってデ ィスプレイ

に“BS SEND”と表 示さ せてく ださ い。

ここでは、ベースプログラムのセンドレベルが調

節できます。

7

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使ってベースプ

ログラムの センドレベ ルを調節 してくださ

い。

EFFECT

ON

4

左右のカ ーソルキー を使って ディスプレ イ

に“DR SEND”と表示 させ てく ださい。

この画面では、ドラムキット全体のセンドレベル

が調節できます。

8

センドレベルの調節が終わ ったら、[EXIT]

キーを 押し てくだ さい。

手順1 の画面に戻ります。

9

現在操作し ているパッ チを保存 してくださ

い。

エフェクトパッチの保存については、P58 をご

参照ください。

DR SEND

5

ドラムキット全体のセンドレベル

HINT

ドラ ムキッ トは、ドラ ム/ パーカ ッショ ン音色 ご

とに センド レベル を変え ること も可 能です。こ れ

を行 うには、キ ットモ ード でパッ ドごと のセン ド

レベ ルを調 節しま す(→P51)。

5

VALUE [+]/ [−]キーを使ってドラムキ

ット のセン ドレ ベルを 調節 して くださ い。

センドレベルは0∼100の範囲で調節できます。

HINT

REVERB エ フェ クト には、ドラ ムキ ット のキ ッ

ク の 音 色 の み を エ フ ェ ク ト か ら 除 外 す る

“KICKDRY”パ ラメー ターが ありま す。このパ ラ

メー ターが オンに 設定さ れてい ると きは、セン ド

レベ ルを上 げても パッド バンク 1 /2 のパッ ド0

には エフェ クトが かかり ません(キット モード で

パッド ごとにセ ンドレベル を調節し た場合も同 じ

NOTE

ドラムキ ット/ベー スプログ ラムのセ ンドレベル

は、パッ チの一 部と して保 存され ます。セ ンドレ

ベルを調 節したパッ チを保存 せずに他 のパッチに

切り替 えると、編集内 容が失 われま すので ご注意

くださ い。

9

REVERB エフェ クトを 一時的 にバイ パス

(オフ)にす るに は、[REVERB] キ ーを押

してキ ーを 消灯さ せて くださ い。

REVERB エフェクトがバイパスされ、ディスプ

レ イに“BYPASS”と 表示されます。REVERB

エ フェク トを再 びオン にする には、[REVERB]

キーをもう一度押して点灯させてください。

11110000....

REVERB エフェ クトの 操作が 終わっ たら

[EXIT]キー を押 してく ださ い。

エフェクトモードを抜け出て以前のモードに戻り

ます。

56 ZOOM RT-223

RT223J.book 57 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う(エフェクトモード)

し、パッチ編集画面に切り替わります。

エフェクトのパッチを編集する

EFFECT

ON

類を決定するエフェクトタイプを選び、次にエフ

ェクトパラメーターを使って効果のかかり具合を

調節します。それぞれのエフェクトタイプには固

有のエフェクトパラメーターがあり、エフェクト

タイプを切り替えるとそれに応じてパラメーター

の内容も変化します。例えばCOMP EQエフェク

トを使用する場合、エフェクトタイプに応じてエ

フェクトパラメーターが次のように変わります。

MLT COMP

XOVER L

XOVER H

SENS H

SENS M

エフェクトタイプ

LO-FI

CHARA

COLOR

DIST

TONE

RESONNC

DEPTH

FREQ

RATE

TYPE

エフェクトパラメーター

HINT

ディス プレイに“EFFECT”が表 示され ていると

きは、VALUE [+]/[−]キーを使 ってエフェクト

のオン/オフ を切り替えられま す。

4

右のカーソルキーを 1 回押して、ディスプ

レイにエフ ェクトタイ プを表示 させてくだ

さい。

MLTCOMP

エフェクトタイプ名

ここでは、COMP EQ エフェクトと REVERB エ

フェクトのパッチを編集する方法を説明します。

1

[COMP EQ]キー(COMP EQ エフェクト

を編 集す る場 合)また は [REVERB] キ ー

(REVERBエフェクトを編集する場合)を何

度か押して、点灯させてください。

RT-223がエフェクトモードに切り替わり、パッ

チ選択画面が表示されます。

2

VALUE [+]/[−]キーを使って、

いパ ッチを 選ん でくだ さい。

HINT

REVERB エ フェク トの 効果の 深さ を変更 した い

ときは、左右のカーソルキ ーを使って“DR SEND”

を表 示させ、セ ンドレ ベルを 調節し ます。

3

[EDIT]キーを押してください。

[COMP EQ] キーまたは[REVERB] キーが点滅

ZOOM RT-223

5

VALUE [+]/[−]キーを使って、

いエフ ェク トタイ プを 選んで くだ さい。

HINT

パタ ーン モ ード やソ ン グモ ード で再 生 可能 なパ

ター ン / ソン グ が 選ば れ て いれ ば、PLAY [

R

]

6

左右のカー ソルキーを 使って変 更したいエ

フェク トパ ラメー ター を選ん でく ださい。

表示されるエフェクトパラメーターは、選択され

ているエフェクトタイプによって異なります。

次の図は、COMP EQエフェクトのエフェクトタ

イプとして MLTCOMP を選び、“XOVER H”パ

ラメーターを表示させた場合の例です。

XOVER H

125

エフェクトパラメーター名 設定値

57

RT223J.book 58 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う(エフェクトモード)

7

VALUE [ +] /[ −] キーを使って設定値を

変更 してく ださ い。

エフェクトタイプやエフェクトパラメーターの内

容については、巻末の資料をご参照ください。

8

必要に応じて手順6 ∼7 を繰り返し、他のエ

フェ ク ト パラ メ ータ ー も調 節 し てく だ さ

い。

態に初期化することもできます。

1

COMP EQ エフェクト、または REVERB

エフェ クト のパッ チ選 択画面 で、保 存や入

れ替 え を行 い たい パ ッ チを 選 んで く ださ

い。

HINT

・ COMP EQ エフェ クトを 編集 してい るとき は、

“LEVEL”と表 示さ せれ ば、パッ チ の最 終的 な

音量が 調節で きます。

LVL”を表 示させ れば、エフ ェク ト音の ミッ ク

ス量が 調節で きます。

・ R E V E R B エ フ ェ ク ト を 使 用 し て い る 場 合 、

“KICKDRY”を表 示させ れば、パッド バンク 1 /

2の パッド0(通常 キック の音色 が割り 当てら れ

個別に 切り替 えでき ます。

9

パッチの編集が終わったら、[EXIT]キーを

押し て下さ い。

パッチ選択画面に戻ります。もう一度[EXIT]キー

を押すと、エフェクトモードが終了します。

NOTE

編集し たパッチ を保存せず に他のパ ッチに切り 替

える と、編集内 容が失 われ ますの でご注 意くだ さ

い。パッ チの 保存 方法 につ いて は、次 の 項 目 を

ご 参照 くださ い。

HINT

・こ れらの 操作は、パ ッチ編 集画面 からも 行えま

す。この とき 編集中 のパッ チが操 作の対 象とな

り ます。

・パ ッチを 初期化 すると きは、工場 出荷時 の状態

に 初期化 したい パッチ を選 びます。

2

[INSERT/COPY]キーを押して下さい。

[INSERT/COPY] キーが点滅し、保存先の“パッ

チ 名/パッチ番 号”と“STORE >”の文 字が交

互に表示されます。

3

STORE )

左右のカーソルキーを使って“STORE >

“FACTORY(工場 出荷 時の パッ チに 初期

“SWAP >”を選んだ場合は、入れ替え先の“パッ

チ名/パッチ番号”と“SWAP >”の文字が交互

に表示されます。

エフェクトパッチの保存(入れ替

え)/初期化を行う

SWAP )

ここでは、COMP EQ エフェクトと REVERB エ

フェクトのパッチを保存する方法を説明します。

すでに保存されているパッチを別の位置に保存し

直せば、パッチのコピーを作成できます。必要な

らば、パッチ同士を入れ替えることも可能です。

また、同じ手順を使ってパッチを工場出荷時の状

58

と“REVERT”が交互に表示されます。初期化を

行う場合は、そのまま手順5 へお進みください。

4

“STORE >”または“SWAP >”を選んだ

ときは、VALUE [+] /[ −]キ ーを 使って

ZOOM RT-223

RT223J.book 59 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

エフェクトを使う(エフェクトモード)

保存/入 れ替え先の パッチ番 号を選んで く

ださ い。

保存を行う場合、ここで選んだパッチ番号に現在

のパッチの内容が保存されます。

入れ替えを行う場合は、現在選ばれているパッチ

とここで選択したパッチの内容が入れ替わります。

5

操作を実行するには[INSERT/COPY]キ

ーを 押して くだ さい。

保存(入れ替え)/初期化が実行され、パッチ選

択画面に戻ります。なお、[INSERT/COPY]キー

の代わりに [EXIT] キーを押せば保存(入れ替え)

/初期化を中止できます。

パッチ編集画面に切り替わります。ディスプレイ

には、エフェクトタイプが表示されます。

3

左右のカー ソルキーを 使ってデ ィスプレイ

に“PATNAME”と表 示させ てく ださい。

“PATNAME”としばらく表示された後、現在の

パッチ名が表示されます。パッチ名の選択中の文

字が点滅します。

エフェクトのパッチに名前を付け

現在選ばれている COMP EQ エフェクトまたは

REVERB エフェクトのパッチに新しい名前を付

けます。

1

COMP EQ エフェクト、またはREVERBエ

フェ クトの パッ チ選択 画面 で、名前 を変 更

した いパッ チを 選んで くだ さい。

パッチ名/パッチ番号が表示されます。

MIDHALL

4

左右のカー ソルキーを 使ってカ ーソル位置

を移動 し、VALUE [+ ]/ [−] キー を使っ

て文字 を選 んでく ださ い。

選択可能な文字については P33 をご参照くださ

い。

5

手順 4 を繰り返して希望する名前を付けて

くださ い。

6

名前の入力が終わったら、[EXIT]キーを押

して下 さい。

パッチ選択画面に戻ります。もう一度[EXIT]キー

を押すと、エフェクトモードが終了します。

MIDHALL

NOTE

保存操 作を行 わずに パッ チを切 り替え ると、変更

したパ ッチ名 が無効 とな ります ので、ご注 意くだ

さい。パッ チの保 存方法 につ いては、1 つ 手前の

項目を ご参照 くださ い。

2

[EDIT]キーを押してください。

ZOOM RT-223 59

RT223J.book 60 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

メトロノーム機能を使う

(メトロノームモード)

RT-223には、練習用のガイドリズムに最適なメトロノームが搭載されています。3 +2拍子や4+3 拍

子といった、混合拍子(種類の異なる拍子を組み合わせた拍子)も利用できます。

■ 拍子の種類について

RT-223のメトロノームは、4 分音符または8 分

音符を分母(単位音符)にした拍子に対応してお

り、それぞれ次の分子(拍数)が選択できます。

● C5

分母 (単位音符)

4分音符

8分音符

分子 (拍数)

1、2、3、4、2 + 3、3 + 2、

3 + 3、3 + 4、4 + 3

6/8、7/8、12/8

4分音符を分母とする拍子では、さらに強弱の組

み合わせやカウントの細かさを最大5種類の英数

字(C1、C2、C3、C4、C5)の中から選択でき

ます。例えば4/4拍子を選んだとき、C1∼C5の

強弱の組み合わせは、次のように変化します。

● C1

NOTE

・拍 子の種 類によ っては、利 用でき ない強 弱の組

み 合わせ もあり ます。

・8 分音符を分母とする拍子(6/8、7/8、12/8)

で は、強弱の 組み合 わせは 変更 できま せん。

■ 混合拍子について

メトロノームを5/4拍子で利用したい場合、分子

(拍数)として2+3または3+2 の混合拍子を選

ぶ方法があります。

● 2+3 C1

● C2

● 3+2 C1

● C3

同じように、メトロノームを7/4 拍子で利用した

い場合は、拍数として 3+4、4 +3 が選択でき、

それぞれ1小節の数え方が異なります。

● C4

60 ZOOM RT-223

RT223J.book 61 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

● 3+4 C1

メトロノーム機能を使う(メトロノームモード)

2

VALUE [+ ]/ [− ]キーで使用したいメト

ロノー ムの パター ンを 選んで くだ さい。

1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7

● 4+3 C1

1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7

メトロノーム機能の利用方法は、次の通りです。

1

パター ン、ソング、グル ーブプ レイのい ず

れか のモー ドで、[METRONOME]キー を

押し てくだ さい。

[METRONOME]キーが点灯し、RT-223がメトロ

ロノームのパターン名とパターン番号が表示され

ます。

パターン名は、拍子の種類を表す数字/記号と、

強弱の組み合わせを表す英数字で表されます。利

用できる拍子や強弱の組み合わせについてはP60

をご参照ください。

3

メ ト ロ ノ ー ム の 音 色 を 変 え た い と き は

[KIT/PROG]キー を押し、左右 のカ ーソル

キーを 使っ て音色 を選 んでく ださ い。

メトロノームの音色は次の中から選択できます。

ディスプレイ表示

M-BELL

M-CLICK

STICK

COWBELL

HIGH-Q

音色の説明

メトロノームの音色

メトロノームの音色

(クリック音のみ)

スティックを叩く音色

カウベルの音色

シンセのクリック音色

COWBELL

2+3/4C1

23

パターン番号

パターン名(拍子の種類+強弱の組み合わせ)

HINT

・ RT-223がメトロノームモードのとき、すべての

エフェ クトは バイパ スされ、無 効とな りま す。

4

音色の変更が終わったら[EXIT]キーを押し

てくだ さい。

手順1 の画面に戻ります。

5

テンポを設定するには、[TEMPO]キーを押

し、続いて VALUE [+ ]/ [−] キー を使っ

て調節 して くださ い。

ZOOM RT-223 61

RT223J.book 62 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

メトロノーム機能を使う(メトロノームモード)

HINT

[TEMPO]キー を続け て2 回叩 けば、その間 隔を4

分音 符とし たテン ポが設 定でき ます(タ ップテ ン

8

メ ト ロ ノ ー ム モ ー ド を 終 了 す る に は、

[PATTERN]キーまた は[SONG]キーを押

してく ださ い。

6

メトロノームを再生するにはPLAY [

R]キ

ーを 押して くだ さい。

または

メトロノームが動作します。このときディスプレ

現在の拍がリアルタイムに表示されます。

メトロノームモードを終了すると、エフェクトの

バイパスが解除され、フットスイッチの設定も元

に戻ります。

また、この手順で[EXIT]キーを押した場合は以前

のモードに戻ります。

4/8 BPM

120

現在の拍 テンポの値

NOTE

RT-223に フットス イッチが 接続され ていると き

にメ トロノ ームモ ードに 切り替 える と、フット ス

イ ッチ の機 能が“TAP”に 設定 さ れ てい る 場 合

を除 き、自動的 にメト ロノ ームの 再生/ 停止を 行

う機 能が割 り当て られま す。

HINT

メトロ ノームの 再生中でも メトロノ ームの音色 や

テン ポの変 更が行 えます。

7

メトロノームを止めるには、STOP [■]キ

ーを 押して 下さ い。

62 ZOOM RT-223

RT223J.book 63 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223 の各種設定を変更する

[FUNCTION]キーは、RT-223 の各種設定を行うためのキーです。ここでは、[FUNCTION]キーの基本

操作や、設定可能な項目について説明します。

ファンクションの基本操作

[FUNCTION]キーの操作方法は、どの項目でもあ

る程度共通しています。基本的な操作方法は、次

の通りです。

1

[FUNCTION]キーを押してください。

[FUNCTION]キーが点滅し、設定する項目を選択

可能な状態となります。

NOTE

項目 によっ ては、[FUNCTION]キ ーを押 す前に 対

象 とな るパ ター ン を選 んで お く必 要が ある も の

や、再生 を停止 してお く必 要があ るもの があり ま

す。詳し くは、各項 目の説 明をご 参照く ださ い。

2

設定したい要素に応じて、[PATTERN]キ

ー、また は 13 個 のパ ッドか ら 1 つ を選 ん

で押 してく ださ い。

フロントパネルの 13 個のパッドと [PATTERN]

キーには、それぞれ次の項目が割り当てられてい

ます(カッコの中はパッドの下部に印字された文

● パッド3(TIME SIG)

パターンの拍子を設定します。

● パッド4(PRE COUNT)

前カウントのオン/オフや拍数を設定します。

● パッド5(QUANTIZE)

クオンタイズの値を設定します。

● パッド6(CLICK VOL)

リアルタイム入力時のクリックの音量を設定し

ます。

● パッド7(BAR LENGTH)

パターンの小節数を設定します。

● パッド8(FOOT SW)

フットスイッチの機能を設定します。

● パッド9(SWING)

再生時のスイング量を設定します。

● パッド[+](PAD SENS)

パッドの感度を設定します。

● パッド[×](SHIFT)

再生タイミングを前後にずらす量を設定しま

す。

● パッド[()](MIDI)

同期用 MIDI メッセージの受信のオン/オフを

切り替えたり、トラックごとのMIDIチャンネル

を設定したりします。

● [PATTERN]キー

メモリー残量を表示するのに使用します。

● パッド0(BASS KEY)

ベースプログラムの基準となる音高と、パター

ンのルートを同時に設定します。

● パッド1(MIX)

ドラムトラック/ベーストラックの音量を設定

します。

● パッド2(BASS TUNE)

ベースプログラムのチューニングを設定しま

す。

ZOOM RT-223

NOTE

項目に よって は、パッ ドを押 して項 目を選 んだ後

で、操作の 対象 となる 音色や トラッ クなど を選択

するも のもあ ります。

3

VALUE [+ ]/ [− ]キーを使って設定値を

変更し てく ださい。

HINT

・VALUE [ + ]/ [ −] キーの一方を押し続けると、

値 を連続 的に可 変でき ます。

63

RT223J.book 64 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223の各種設定を変更する

・ VALUE [ + ] / [ − ] キーの一方を押しながらも

う一方 を押す と、値を素 早く増 減でき ます。

・ ファン クショ ンの設 定中は、変 更した 設定値 が

即座に 有効に なりま す。設定値 を元に 戻した い

ときは、再 度設定 し直し てくだ さい。

4

[F U NCT IO N] キ ー を も う 一 度 押す か 、

[EXIT]キ ーを押 して くだ さい。

RT-223のファンクション設定が終了します。

HINT

[FUNCTION] キ ー は、この 他 にデ モ 演 奏(P8)

や、FAST入 力(P39)などに も使用 しま す。

ファンクションの各項目

ここでは、各ファンクションの設定範囲と機能に

ついて説明します。

■ ベースプログラムの基準となる音高を設

定する(BASS KEY)

設定範囲 C∼B

パッド0 に割り当てる音高をC ∼B の範囲で設定

します。また、ここで選択した音名はパターンの

ルートを表します。

VALUE [+] /[ −] キーを使ってパッド0の音高

を変更すると、それに伴ってパッド1∼9、[+]、

[×]、[()]の音高も平行移動します。

なお、 ”

(o は♯を表します)のように表示されます。

HINT

この 項目は パター ンごと に記憶 され ます。

■ ドラムトラック/ベーストラックの音量

を設定する(MIX)

設定範囲 0∼15

パターンのトラックごとの音量を0 ∼ 15の範囲

で調節します。

この項目を選んだときは、[DRUM]、[BASS] の

各キーでトラックを選択してから、VALUE [ +]

/[−]キーで設定値を変更してください。

64

HINT

この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。

■ ベースプログラムのチューニングを設定

する(BASS TUNE)

設定範囲 435 ∼445(初期設定値:440)

ベースプログラムのチューニングをA=435Hz∼

A=445Hz の範囲で調節します。

■ パターンの拍子を設定する(TIME SIG)

設定範囲 1、2、3、4、5、6、7、8

パターンの拍子を1 ∼8(1 /4 ∼8 /4拍子)の

中から選択します。

すでに記録されたパターン(ディスプレイに“*”

の拍子は変更できません。

HINT

この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。

■ 前カウントのオン/オフや拍数を設定す

る(PRE COUNT)

設定範囲 oFF、1∼8、SP(初期設定値:4)

パターンのリアルタイム入力時の前カウント(入

力開始前のクリック音)のオン/オフや、小節数

などを設定します。この設定はすべてのパターン

に共通です。各設定値の内容は次の通りです。

● oFF

前カウントがオフになります。

● 1∼8

数字に対応する拍数が鳴ってからリアルタイム

入力が始まります。

● SP

次のような特殊な前カウントが鳴ってから入力

が始まります。

ZOOM RT-223

RT223J.book 65 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

■ クオンタイズの値を設定する

(QUANTIZE)

設定範囲 4、8、12、16、24、32、48、Hi

(初期設定値:16)

パターンのクオンタイズの値(最小単位となる音

符)を設定します。クオンタイズの値は、次の 4

つの機能に影響します。

● リアルタイム入力で最小単位となる音符

● ステップ入力で最小単位となる音符

● [REPEAT/STEP]キーを押しながらパッドを

押さえたときの連打音の間隔

● グルーブプレイでパッド操作を検出するタイミ

ング

クオンタイズの値は、次の8種類の中から選択で

きます。

4 ................ 4分音符

8 ................ 8分音符

12 ............. 8分3連音符

16 ............. 16分音符

24 ............. 16分3連音符

32 ............. 32分音符

48 ............. 32分3連音符

Hi ............... 1チック(4分音符の1/96)

NOTE

・ ク オ ン タ イ ズ を H i に 設 定 し た 場 合 で も 、

[REPEAT/STEP] キー によ る 連打 音 の間 隔 は

32分3 連 音符と なりま す。

・“ フ ァ ン ク シ ョ ン の 基 本 操 作 ” の 手 順 4 で 、

[FUNCTION]キーの代わりにREC [●]キーを 押

■ リアルタイム入力時のクリックの音量を

設定する(CLICK VOL)

設定範囲 0∼15(初期設定値:15)

リアルタイム入力時に鳴るクリック音の音量を調

節します。

この設定はすべてのパターンに共通です。

ZOOM RT-223

RT-223の各種設定を変更する

■ パターンの小節数を設定する

(BAR LENGTH)

設定範囲 1∼99

パターンの長さを 1 ∼99 小節の範囲で設定しま

す。パターンの長さを決めたら、[FUNCTION]キ

ーを押して設定を確定してください。空パターン

の初期状態の小節数が変更されます。

可能です。これを行うには、小節数を変更したい

順 4 で、[FUNCTION] キーの代わりに REC [ ● ]

キーを押します。この場合、演奏内容は次のよう

に変化します。

● 現在の小節数よりも長くする場合

現在のパターンの後ろに、空白の小節が追加さ

れます。

● 現在の小節数よりも短くする場合

指定した小節数を越える部分は削除されます。

HINT

この項 目はパ ターン ごと に記憶 されま す。

■ フットスイッチの機能を設定する

(FOOT SW)

設定値 PAD00∼PAD38、TAP、COUNT、

START、MUTE、REPEAT、JAM

(初期設定値:JAM)

リアパネルの[FOOT SW] 端子に接続したフット

スイッチ(FS01)の機能を設定します。

[FUNCTION] キー→パッド8(FOOT SW)の 順

に押すと、ディスプレイに“FOOT SW”と しば

ら く表示され た後、現在選ば れているフ ットス

イッチの機能が表示されます。この状態でフット

スイッチの機能が設定可能となります。

選択可能なフットスイッチの機能と、その設定方

法は次の通りです。

● FS01でパッドのドラム音色を鳴らす

選択したパッドに割り当てられたドラム音色を

FS01 で演奏します。例えばバスドラムを足元

で演奏したいときに便利です。この機能を利用

するには、[FUNCTION]キー→パッド 8(FOOT

SW)を押した後で、13個のパッド×3パッド

バンクのうち 1 つを押します(叩いた強さも記

65

RT223J.book 66 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223の各種設定を変更する

∼PAD38の値が表示されます。

● FS01でパッドのドラム音色を切り替える

パッドに割り当てられたドラム音色をFS01 で

切 り 替え ま す。こ の 機 能を 利 用 す る には、

[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を押

した後で、FS01 を踏みながら最初の音色に相

当するパッドを押し、次に FS01 を放して 2番

目の音色に相当するパッドを押します。このよ

うに設定すれば、最初に押したパッドの音色を

FS01 で切り替えることができるようになりま

す。FS01を踏んでいるときは最初に選んだパ

ッドの音色、フットスイッチを放すと 2 番目に

選んだパッドの音色が演奏されます。ディスプ

レイの左3桁には最初に押したパッド番号、右3

桁には次に押したパッド番号が表示されます。

例えば、フットスイッチを踏んでいるときにク

ローズハイハット、放したときにオープンハイ

ハットを鳴らしたいときは、FS01 を踏みなが

らパッド4(CLOSED HAT)を押し、FS01を

放してからパッド6(OPEN HAT)を押します。

● FS01でテンポを設定する

FS01 を踏 んで テンポ を指 定する 機能 です

[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を

押した後で、[TEMPO]キーを押します(ディス

プレイに“TAP”と表示されます)。

● FS01でスタート/ポーズをコントロールする

FS01を踏むたびに、PLAY [

R] キーを押した

ときと同じように“再生開始”→“一時停止”

→“停止位置から再生開始”を繰り返します。

この機能を利用するには、[FUNCTION]キー→

パッド 8(FOOT SW)を押した後で、PLAY

[

R] キーを押してください(ディスプレイに

“COUNT”と表示されます)。

● FS01でスタート/ストップをコントロール

する

FS01を踏むたびに、PLAY [

R]とSTOP [■]

キーを交互に押したときと同じように“再生開

始”→“停止”→“先頭から再生開始”を繰り

返 し ま す。こ の 機 能 を 利 用 す る に は、

[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を

押した後で、STOP [■]キーを押してください

(ディスプレイに“START”と表示されます)。

66

● FS01で任意のトラックをミュートする

FS01 を 踏 ん で い る 間、現 在 [DRUM] /

[BASS] キーで選ばれているトラックがミュー

ト さ れ ま す。こ の 機 能 を 利 用 す る に は、

[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を

押した後で、VALUE[−]キーを押してください

(ディスプレイに“MUTE”と表示されます)。

● FS01で連打音をコントロールする

FS01 を踏みながらパッドを押すことで、連打

音が演奏できます。この機能を利用するには、

[FUNCTION]キー→パッド8(FOOT SW)を

押した後で、[REPEAT/STEP]キーを押してく

ださい(ディスプレイに“REPEAT”と表示さ

● FS01でジャム機能を利用する(ソングモード

のみ)

RT-223がソングモードのときに、FS01を踏

むだけで複数のパターンを切り替えながら演奏

できるジャム機能が利用できます。この機能を

利用するには、[FUNCTION] キー→パッド 8

(FOOT SW)を押した後で、[SONG]キーを

押してください(ディスプレイに“JAM”と表

示されます)。ジャム機能については、P68 を

ご参照ください。

■ 再生時のスイング量を設定する

(SWING)

設定範囲 8th、16th/50∼75

(初期設定値:8th/50)

パターンを再生するときのスイング量(リズムの

跳ね具合)を設定します。

[FUNCTION] キー→パッド 9(SWING)の順に

押すと、しばらくの間ディスプレイに“SWING”

と表示されます。画面が切り替わったら、左右の

を選び、VALUE [ +] /[−] キーを使って数値を

変更します。数値は“50”で変化なし、値が大き

くなるほど跳ね具合が大きくなります(数値の単

位はパーセント)。なお、この項目はパターンの

再生時のタイミングを変えるだけで、入力された

演奏データには影響しません。

ZOOM RT-223

RT223J.book 67 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223の各種設定を変更する

■ パッドの感度を設定する(PAD SENS)

設定範囲 SOFT、MEDIUM、LOUD、LIGHT、

NORMAL、HARD、EX HARD(初期

設定値:NORMAL)

パッドを叩く強さに対する感度を設定します。

各設定値の内容は次の7 種類です。

● SOFT

叩く強さに関係なく、小さな音量となります。

● MEDIUM

叩く強さに関係なく、中程度の音量となります。

● LOUD

叩く強さに関係なく、大きな音量となります。

● LIGHT

最も感度の高い設定です。弱く叩いても大きな

音量となります。

● NORMAL

中程度の感度の設定です。

● HARD

感度の低い設定です。強く叩かないと大きな音

量が得られません。

● EX HARD

最も感度の低い設定です。かなり強く叩かない

と大きな音量が得られません。

● MIDIクロック

● スタート/ストップ/コンティニュー

● ソングセレクト

NOTE

この 項目 が“Ext”のとき、リ アル タイ ム入 力は

行えま せん。

■ トラックごとのMIDIチャンネルを設定

する(MIDI)

設定範囲 oFF、1∼16、AUt(ベーストラック

10/ベーストラック=9)

各トラックの受信MIDIチャンネルを設定します。

ドラムトラックは oFF(受 信しない)、1 ∼ 16

(チャンネル1∼16)の中から選択できます。ま

(チャンネル1 ∼16)、AUt(自動受信)の中から

選択できます。

“AUt”は市販の演奏データ(GM 音源対応のスタ

ンダードMIDI ファイル)でRT-223 を演奏すると

きに、ベーストラックの MIDI チャンネルを自動

的に演奏データに合わせる特殊な設定です。GM

音源のベース音色を選ぶメッセージを受信したと

きに、自動的にベーストラックがその MIDI チャ

ンネルに切り替わります。

■ 再生タイミングを前後にずらす量を設定

する(SHIFT)

設定範囲 −192∼+192(初期設定値:0)

現在選択されているパターンに入力された、特定

トラックの再生タイミングを1 チック(4分音符

NOTE

・ 設定を確定してしまうと、やり直しはできません

のでご 注意く ださい。

・ トラックの再生タイミングをずらしたとき、前後

にずれ た音符 は削除 されま す。

[FUNCTION] キー→パッド[()](MIDI)の順に押

すと、同期用 MIDI メッセージの受信をオン/オ

フ する画面が 表示されま す。ドラム/ベ ースト

ラック の受信 MIDI チャ ンネルを変更するには、

[DRUM] キーまたは [BASS] キーを押しながら

(ディスプレイに押したトラックの現在の設定値

が表示されます)VALUE [+] /[ −]キーを使っ

て設定値を変更してください。

■ メモリ残量を表示する([PATTERN]

キー)

■ 同期用MIDIメッセージの受信をオン/

オフする(MIDI)

設定範囲 int、Ext(初期設定値:int)

この項目を Ext に設定 すると、RT-223 が外部

MIDI機器から次のメッセージを受信できます。

[FUNCTION]キー→[PATTERN]キーの順に押す

と、使用可能なメモリの残量がパーセント単位で

表示されます。この数値は表示のみで、変更はで

きません。

ZOOM RT-223 67

RT223J.book 68 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

その他の機能

ここではRT-223をオプションや外部機器と組み合わせた場合の応用例を紹介します。

ジャム機能を利用する

ド4 のパターンとパッド8のパターンが交互に切

り替わります。また、演奏中にフットスイッチを

踏み続けると、パッド [()] のパターンに切り替わ

ジャム機能とは、ソングモードで各パッドに割り

当てられた複数のパターンを、フットスイッチで

切り替えながら演奏する機能です。この機能が有

効のときは、楽器演奏で手がふさがっていても、

フットスイッチを使ってパターンの演奏を開始し

たり、好きな位置でパターンを切り替えたりでき

ます。

(P38)を指定することで、それ以外のパッドの

パ ターンを組 み合わせて 鳴らしたり、特 定のパ

ターンを鳴らしたところで演奏を停止させたりで

きます。

NOTE

ジャ ム機能 は、RT-223 が ソング モード のとき に

のみ 利用で きます。

例えば、パッド0 に INTRO、パッド 2 にVERSE

A のパターンを割り当てて、パッド0 のNEXT パ

ラメーターを“P02”に設定しておけば、フット

ジャム機能を使って直接操作できるのは、パッド

0、パッド4、パッド8、パッド[()] の 4 つのパッ

ドに割り当てられたパターンです。

RT-223が停止しているときにフットスイッチを

踏むと、パッド0のパターンの演奏が開始します。

それ以降は、フットスイッチを踏むたびに、パッ

ド 4に FILL A、パッド 6に VERSE Bのパターン

を割り当てて、パッド4 のNEXT パラメーターを

F06 に設定しておけば、フットスイッチを踏んだ

直後の拍からフィルインを演奏し、VERSE B に

図1

踏む

フットスイッチ

踏む 踏む 踏む 踏み続ける

図2

パッド0の

パターン

踏む

フットスイッチ

パッド0の

パターン

パッド4の

パターン

パッド8の

パターン

パッド4の

パターン

図3

パッド0のパターン

NEXT=P02

(INTRO)

パッド2のパターン

NEXT=P02

(VERSE A)

踏む

フットスイッチ

パッド2のパターン

NEXT=P02

(VERSE A)

パッド2の

パターン

NEXT=P02

パッド4の

パターン

NEXT=F06

(VERSE A) (FILL A)

68

パッド4の

パターン

パッド2のパターン

NEXT=P02

(VERSE A)

パッド6のパターン

NEXT=P06

(VERSE B)

パッド[()]の

パターン

ZOOM RT-223

RT223J.book 69 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

また、パッド[()] に ENDINGのパターンを割り当

てて、NEXT パラメーターを“StP”に 設定して

おけば、フットスイッチを踏み続けることでパッ

ド[()]のパターンを演奏してから停止させるといっ

た使い方ができます。

HINT

あらか じめ各パ ッドにパタ ーンが割 り当てられ て

いる ソング(ソ ング番 号 0 ∼ 9)で は、パッド ご

とのNEXTパラ メータ ーが次の 表のよ うに設定 さ

れて います。

パッド

0

2

4

6

8

[()]

NEXTパラメーター

P02

P02

F06

P06

F02

STP

1

FS01 をリアパネルの [FOOT SW] 端子に

接続 してく ださ い。

JAM

その他の機能

4

[SONG]キーを押してください。

ディスプレイに“JAM”と表示されます。

NOTE

フットス イッチにジ ャム機能 が割り当 てられてい

るとき、ソングモ ード以 外のモー ドでは、フットス

イッチの 機能はソン グ/パタ ーンの再 生/停止に

切り替 わりま す。

5

[FUNCTION]キーを押してください。

フットスイッチの設定が確定します。この状態で

ジャム機能が利用できます。

6

必要ならば、パッドごとの NEXT パラメー

2

[SONG]キーを押してRT-223をソングモ

ード に切り 替え てくだ さい。

7

フットスイッチを踏んでください。

パッド 0 に割り当てられたパターンの演奏が開始

します。それ以降は、フットスイッチを踏むたび

に、パッドのNEXTパラメーターに従ってパターン

が切り替わります。また、演奏中にフットスイッチ

を踏み続けると、パッド[()]のパターンに切り替わ

ります(パッド[()]のNEXT パラメーターが“Stp”

に設定されていれば、パターン終了後に停止しま

す)。

3

[FUNCTION]キー→パッド8

の順 に押し てく ださい。

ディスプレイに“FOOT SW”としばらく表示さ

れた後、現在選ばれているフットスイッチの機能

が表示されます。

この状態でフットスイッチの機能が設定可能とな

ります。

ZOOM RT-223

外部MIDI機器とRT-223を同期

させる

RT-223 は、MIDI ク ロックを受信 して、MTR、

シーケンサー、リズムマシンなどの外部機器と同

期走行させることが可能です。同期走行中は、外

部機器側で設定されたテンポに合わせてRT-223

のパターンやソングが再生されます。

1

MTR やリズムマシンなどの外部 MIDI 機器

端子をMIDI ケーブ ルで接続 してく ださい。

69

RT223J.book 70 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

その他の機能

NOTE

ロッ ク、スタ ート、スト ップ、コ ンティ ニュー)の

送信が可能になってい ることを確認してください。

2

[FUNCTION]キー→パッド[()](MIDI)の

順に 押して くだ さい。

MIDI機器からRT-223の音を鳴

らす

MIDIキーボードやシーケンサーなどの外部MIDI機

同期用 MIDI メッセージの受信をオン/オフする

画面が表示されます。

3

VALUE [ +] /[ −] キーを使って、ディス

プレ イに“Ext”と 表示さ せて くださ い。

1

MIDIキーボードなど外部 MIDI 機器のMIDI

OUT端子 と、RT-223の [MIDI IN] 端子を

MIDIケ ーブ ルで接 続し てく ださい。

2

[FUNCTION]キー→パッド[()](MIDI)の

順に押 して くださ い。

同期用 MIDI メッセージの受信をオン/オフする

画面が表示されます。

3

[DRUM]キー(または [BASS]キー)を押

してく ださ い。

MIDI

E T

4

[FUNCTION]キーを押してください。

が可能となります。

5

同期演奏 したいパタ ーンまた はソングを 選

んで くださ い。

6

外部機器をスタートさせてください。

外部機 器で設 定され たテン ポに追 従して、RT-

223 のパターンまたはソングの演奏が始まりま

す。

ディスプレイには、選んだトラックの現在の設定

値が表示されます。

4

手順3で選んだキーを押したまま、VALUE

[+]/[−]キー を使っ てトラ ックご との受

信MIDI チャ ンネル を、外 部MIDI機 器の送

信MIDI チャ ンネル に合 わせ てくだ さい。

MIDI チャンネルの設定値についてはP67 をご参

照ください。

5

[FUNCTION]キーを押してください。

トラックごとの受信 MIDI チャンネルの設定が確

70 ZOOM RT-223

RT223J.book 71 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

その他の機能

定します。この状態で外部 MIDI 機器を演奏すれ

ば、受信したノートナンバーに応じてRT-223の

音が鳴ります。

また、プログラムチェンジを使ってRT-223のド

ラムキットやベースプログラムを切り替えること

も可能です。プログラムチェンジナンバーとドラ

ムキット/ベースプログラムの割り当てについて

は、巻末の資料をご参照ください。

メモリーの残量を表示する

RT-223のメモリー残量を表示します。

1

[FUNCTION] キー→ [PATTERN] キーの

順に 押して くだ さい。

RT-223を工場出荷時の状態に

戻す(イニシャライズ)

RT-223に記録されているすべてのデータを初期

化し、工場出荷時の状態に戻します。

NOTE

イニシ ャライ ズを実 行す ると、新た に記録 したパ

ター ンやソ ング は永久 に復 帰でき なく なり ます。

この操 作は慎 重に行 って くださ い。

1

REC [ ● ] キーを押したまま RT-223の電

源を入 れて くださ い。

ディスプレイに“ALLINIT”という文字が点滅した

状態で表示されます。

使用可能な メモリーの 残量が表示 されます(単

位:パーセント)。この項目は表示のみで、変更

できません。

HINT

メモ リー残 量を増 やすに は、不要 なパタ ーンや ソ

ング を削除 してく ださい。

2

以前のモードに戻るには[FUNCTION]キ

ー、ま たは[EXIT] キー を押 してく ださ い。

バックライトを消灯する

RT-223をバックライトが消灯した状態で使用し

ます。

1

VALUE[ − ] キーを押したまま RT-223 の

電源 を入れ てく ださい。

バックライトを消灯させたままでRT-223を使用

でき、電池の消耗を抑えることが可能で、電池残

量が少ないときには、特に効果的です。

ALLINIT

2

イニシャラ イズを実行 する場合 はもう一度

REC [ ●]キ ーを、取り消 す場 合は [EXIT]

キーを 押し てくだ さい。

イニシャライズを実行した場合には、内部のデー

タが工場出荷時の状態に戻り、RT-223が再起動

します。

取り消した場合には、通常電源を入れたときと同

じ状態でRT-223が起動します。

HINT

必要な らば、単 体のパ ターン(→P32)や単体の

ZOOM RT-223 71

RT223J.book 72 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

故障かな?と思われる前に

RT-223の動作がおかしいと思われたときは、まず次の項目をご確認ください。

症 状

音 が出ない、 もしくは非常

に小さい

確 認 対策

適切 なACアダプターが正 し

く接 続されています か?

RT-223 の[R OUT]端子、

[L/MONO OUT]端子と、

再生 装置が正しく接 続され

てい ますか?

ご使 用のケーブルは 正常で

すか?

接続 している再生装 置は正

常に 動作しています か?

RT-223 の音量は適切 です

か?

適 切なACアダプ ターと電池が使 用されているこ

と を確認してくだ さい。

正 しい接続を行っ てください。接続に ついては

P6 をご参照くださ い。

他 のケーブルに交 換してください。

各 装置の動作を確 認して、適切な音量 に調節して

く ださい。

[VOLUME] コントロールを 適切な音量に調 節し

て ください。

パ ッドを叩い ても音が 鳴ら

な い、もしくは非 常に小さ

パッ ドの設定は適切 です

か?

[FUNCTION]キー とパッド[+ ](PAD SENS)

音 が歪む、割 れる

ソング/パターンが記 録で

きな い

FS01の 効果がない

MIDI 機器と同期走行 でき

な い

RT-223 の出力信号が 大き

すぎ ませんか?

COMP EQエフェクトの出

力信 号が大きすぎま せん

か?

メモ リーを使い切っ ていま

せん か?

RT-223 の [VOLUME]コントロール を適切な音

量 に調節してくだ さい。

COMP EQエフェクトの エフェクトパラ メー

タ ー“LEVEL”を適切な値に調節し てください。

不 要なパターンや ソングを削除し てください。

FS01が[FOOT SW]端子に

正し く接続されてい ます

か?

フッ トスイッチの設 定は適

切で すか?

MIDI受 信がオンになっ てい

ます か?

正 しい接続を行っ てください。接続に ついては

P6 をご参照くださ い。

[FUNCTION]キー とパッド8(FOOT SW)を

使 って設定を行っ てください(→P65)。

[FUNCTION]キー とパッド[()](MIDI)を使って

“Int”(MIDIクロッ クを受信しない)か ら“Ext”

(MIDIクロ ックを受信する)に 切り替えてくだ さ

い。

72 ZOOM RT-223

RT223J.book 73 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

RT-223製品仕様 

サンプリング周波数

D/A変換

同時発音数

分解能

テンポ

録音可能ノート・イベント数

ドラム音色

ベース音色

ドラムキット

リズムパターン

ソング

PAD

表示

ディスプレイ

外部端子

外部コントロール端子

MIDI

入出力

LINE IN

OUTPUT

ラインアウト(L/MONO)

ラインアウト(R)

ヘッドフォーン

外形寸法

重量

電源

付属品

44.1kHz

24ビット8倍オーバーサンプリング

18

96クロック/4分音符

40∼250

32,000音

213

12

127

511

100

13PAD(ベロシティーセンサ付)

128 セグメントカスタムLCD

FS01入力

IN

ステレオ標準フォーンジャック

(入力インピーダンス:10kΩ)

(定格入力レベル :-10dBm)

標準フォーンジャック

標準フォーンジャック

(出力インピーダンス:1kΩ以下)

(定格出力レベル:-10dBm)

ミニステレオフォーンジャック

50mW(32Ω負荷時)

217.9(W)x182.6(D)x35.5(H)

680g(電池含まず)

DC9V300mA ACアダプター AD-0006

電池 :単3x4 電池連続使用8 時間以上

取扱説明書

ZOOM RT-223 73

RT223J.book 74 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

REVERB モジュール

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

HALL

ROOM

SPRING

PLATE

DELAY

CHORUS

FLANGER

PRE DLY DECAY EQ H

パラメーター

EQ L DAMP E/R MIX KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

コンサートホール風の残響音が得られます。

PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP E/R MIX KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

室内の残響音が得られます。

PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

スプリングリバーブのシミュレーションです。

PRE DLY DECAY EQ H EQ L DAMP KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

プレートリバーブのシミュレーションです。

TIME FB DAMP PAN KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

最大700msのディレイタイムを得られるディレイです。

LFO TYP DEPTH RATE PRE DLY KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

揺れと広がり感を加えます。

DEPTH RATE FB LFO SFT KICKDRY DR SEND BS SEND EFX LVL

強烈なクセとうねりを加えます。

パラメータ説明

パラメータ名

EFFECT ON/OFF

パラメータ説明

各パッチにおけるエフェクトのON/OFFを設定します。

TYPE

LFO TYP

LFO SFT

DEPTH

RATE

PRE DLY

TIME

ON, OFF

設定範囲

HALL, ROOM , SPRING,

PLATE, DELAY , CHOR US ,

FLANGER

Mn, St

0 ∼180

0 ∼10

CHORUS : 1 ∼30

FLANGER : 1 ∼30, t0 ∼t9, M1∼ M4

CHORUS : 1 ∼30

HALL, ROOM, SPRING,

PLATE : 1 ∼100

1 ∼700, t0 ∼t7

7タイプの中から使用するものを設定します。

LFOの位相をMn (モノラル), St (ステレオ)から選択します。

左右の位相差を設定します。

効果の深さを設定します。

効果の速さを設定します。"tx", "Mx"にするとリズムのテンポと同期します(次

プリディレイタイムを設定します。

ディレイタイムを1ms単位で設定します。"tx"にするとリズムのテンポと同期し

FB

DAMP

PAN

DECAY

EQ H

EQ L

E/R MIX

KICKDRY

DR SEND

BS SEND

EFX LVL

DELAY : 0 ∼10

FLANGER : −1 0 ∼10

0 ∼10

L10∼L1, 0, r1∼ r10

1 ∼30

−1 2 ∼6

−1 2 ∼6

0 ∼30

ON, OFF

0 ∼100

0 ∼100

0 ∼30

フィードバック量を設定します。

リバーブの残響音及びディレイ音の高域の減衰量を設定します。

ディレイ音の定位を設定します。

リバーブタイムを設定します。

エフェクト音の高域の音量を設定します。

エフェクト音の低域の音量を設定します。

初期反射の音量を設定します。

KICK ( BassDrum ) のエフェクト音のON/OFFを設定します。

ドラムのエフェクト音のセンド量を設定します。

ベースのエフェクト音のセンド量を設定します。

エフェクト音のミックス量を設定します。

74 ZOOM RT-223

RT223J.book 75 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

COMP EQモジュール

EFFECT

ON/OFF

MLT CMP

EFFECT

ON/OFF

EFFECT

ON/OFF

LO-FI

RESONN

C

XOVER

L

XOVER

H

SENS

H

SENS

M

パラメーター

SENS

L

MIX

H

MIX

M

MIX

L

EQ

H

EQ

M

音質を意図的にローファイ化します。+3バンドイコライザー

DEPTH FREQ RATE TYPE RESO

EFX

LVL

DRY

LVL

EQ H EQ M EQ L

LFO付きのレゾナンスフィルター。+3バンドイコライザー

EQ

L

BASS

ON/OFF

BASS

ON/OFF

LEVEL

LEVEL

3つの周波帯域に分割してそれぞれにコンプリッサーとミックス量を設定できます。+3バンドイコライザー

CHARA COLOR DIST TONE

EFX

LVL

DRY

LVL

EQ H EQ M EQ L

BASS

ON/OFF

LEVEL

パラメーター説明

XOVER L

XOVER H

SENS H

SENS M

SENS L

MIX H

MIX M

MIX L

CHARA

COLOR

DIST

TONE

DEPTH

FREQ

パラメーター名

EFFECT ON/OFF

ON, OFF

設定範囲

TYPE

MLT CMP, LO-FI,

RESONNC

50 ∼1 6000

50 ∼1 6000

0 ∼24

0 ∼24

0 ∼24

0FF, −24 ∼6

0FF, −24 ∼6

0FF, −24 ∼6

0 ∼10

1 ∼10

0 ∼10

0 ∼10

0 ∼10

1 ∼30

RATE

1 ∼30, t0 ∼t9, M1 ∼M4

TYPE

RESO

EFX LVL

DRY LVL

EQ H

EQ M

EQ L

BASS ON/OFF

LEVEL

HPF, LPF, bPF

1 ∼30

0 ∼30

0 ∼30

− 12 ∼ 12

− 12 ∼ 12

− 12 ∼ 12

ON, OFF

1 ∼30

パラメータ説明

各パッチにおけるエフェクトのON/OFFの設定をします。

3タイプの中から使用するものを設定します。

低域と中域を分ける周波数を設定します。

中域と高域を分ける周波数を設定します。

高域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。

中域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。

低域にかかるコンプレッサーの感度を設定します。

高域のMIX音量を設定します。

中域のMIX音量を設定します。

低域のMIX音量を設定します。

フィルターの特性を設定します。

音色を設定します。

歪み具合を設定します。

音質を調整します。

効果の深さを設定します。

LFOのオフセットを設定します。

効果の速さを設定します。"tx","Mx"にするとリズムのテンポと同期します(別表

フィルターのタイプを設定します。

効果にクセを付けます。

エフェクト音のミックス量を設定します。

原音のミックス量を設定します。

高音域をブースト/カットします。

中音域をブースト/カットします。

低音域をブースト/カットします。

ベースのエフェクト ON/OFFを設定します

パッチの出力レベルを設定します。

【別表 TIME、RATEパラメータの同期設定】

設定値 t0 t1 t2 t3

周期

32分音符

16分音符

4分3連音符

付点16分音符

設定値 t4 t5 t6 t7

周期

8分音符

2分3連音符

付点8分音符

4分音符

設定値 t8 t9

M1

M2

周期

付点4分音符

2分音符

全音符

全音符×2

設定値

M3

M4

周期

全音符×3

全音符×4

ZOOM RT-223 75

RT223J.book 76 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

パッチリスト

■ COMP EQ

NO. SECTION パッチ名

0

1

2

3

4

5

6

COMP

コメント

STANDRD

スタンダードなコンプ

BOTTOM

低域を強調したコンプ

FULLRG

CRUSH

フルレンジに対し強いコンプ

レッションをかける

中域を強烈にコンプレッション

する

POWER

全体的にパワー感が付加される

コンプ

EQBOOST

ミッドレンジを強調したEQ的

なコンプ

EQHIBST

高域に強調したEQ的なコンプ

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

LO-FI

RESONNC

EQHICUT

EQLIGHT

EQTIGHT

LO&HI

高域をカットするイコライジン

サウンド体重を軽くするイコラ

イジング

全体的に引き締まったサウンド

をクリエイト

低域&高域を強調したEQ的な

コンプ

NATURAL

幅広い用途を持つEQ的なコン

FATDRUM

深胴ドラムの鳴りをシミュレー

トしたエフェクト

LO-FI

RETRO

8-Bit

ANGRY

ローファイ・サウンド

1930年代風サウンドにリメ

イクするレトロサウンド

初期のドラムマシン風の音をシ

ミュレート

全体にざらついた雰囲気を付加

する

RAVEREZ

強力なフィルターをスイープさ

せる

HiPASS

レゾナンスの効いたハイパス

フィルター

RAY-GUN

レーザーガン風FXサウンド

■ REVERB

NO. SECTION パッチ名

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

コメント

ROOM

STUDIO

リハーサルスタジオの残響シ

ミュレーション

BRIGHT

GATE 1

硬めの音質のルームリバーブ

DARK

やわらかめの音質のルームリ

バー

TUNNEL

トンネルの残響をシミュレート

ゲートリバーブ

GATE

HALL

PLATE

DELAY

CHORUS

FLANGER

DEMO

GATE 2

SM HALL

MIDHALL

BIGHALL

FLANGER

BIGVERB

MINVERB

ディープ・フィールなゲートリ

バーブ

小ホールの残響シミュレーショ

ミッドサイズのホールシミュ

レーション

大ホールの残響シミュレーショ

CLEAR

SOFT

BUDOKAN

PLATE

明るい残響のコンサートホール

シミュレーション

やわらかめの音質のホールリ

バーブ

武道館の響きのシミュレーショ

プレートリバーブのシミュレー

ション

SHARPPL

まとわりつかない歯切れの良い

リバーブ

SHORTPL

SLAP

SHORT

REPEAT

短いリリースをつけるリバーブ

タイムの短い汎用ショートディ

レイ

テンポに同期する16分音符

ディレイ

テンポに同期する8分音符ディ

レイ

TRIPLET

JAMMING

SYNCHRO

ACCENT

テンポに同期する付点16分音

符ディレイ

テンポに同期する付点8分音符

ディレイ

テンポに同期する付点8分音符

ディレイ

テンポに同期する4分3連ディ

レイ

RHYTHM

テンポに同期する2分3連ディ

レイ

AIR-CHO

空気感があるコーラスサウンド

ドラム用のオーソドックスなフ

ランジャー

デモソングに使われている

ディープなリバーブ

デモソングに使われているかか

りの浅いリバーブ

76 ZOOM RT-223

RT223J.book 77 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

R&B

Funk

Category

Rock

Voice

ZOOM Classic

HipHop

Dance

BEATBX5

SUPRFLY

FUNKY

DRYFUNK

FUNKSTR

FUNKIFY

BIGFUNK

CRACKER

LIVE ZM

EPIC ZM

REAL ZM

SNAP ZM

MOD ZM

FUNK ZM

HIPHOP

STREET

NAME

BASIC

REZROCK

LIVE

MODERN

ROCKET

SNAPPY

ROOM

ACUSTIK

STUDIO

PUNCH

AMBIENT

BEATBX1

BEATBX2

BEATBX3

BEATBX4

HOMIE

RAPPER

SYNTECH

POWER

ELECTRO

KICKER

REZNANZ

DRUM KIT リスト

27

28

29

30

23

24

25

26

19

20

21

22

15

16

17

18

35

36

37

31

32

33

34

11

12

13

14

7

8

9

10

5

6

3

4

No.

0

1

2

Jazz

Pop

Category

Hard Rock

Fusion

World

65

66

67

68

69

61

62

63

64

57

58

59

60

53

54

55

56

49

50

51

52

45

46

47

48

41

42

43

44

No.

38

39

40

HEAVY

B-FUSON

L-FUSON

X-FUSON

S-FUSON

T-FUSON

D-FUSON

LATIN 1

LATIN 2

METAL

REGGAE

AFRICAN

TURKISH

INIDAN

ASIAN

SFX 1

SFX 2

NAME

BRUSH1

BRUSH2

BRUSH3

BRUSH4

BRUSH5

POPROCK

LITEPOP

DRY POP

HIT POP

AMBIPOP

SUPRPOP

HARDROK

RESOROK

BIGBEAT

HARD RM

RT-223資料

ZOOM RT-223 77

RT223J.book 78 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

BASS PROGRAM リスト MIDI NOTE # 対応表

No.

0

1

2

3

4

5

6

7

8

PC#

0,12,24,34,41,53,65,77,

89,101,113,125

1,13,25,35,42,54,66,78,

90,102,114,126

2,14,26,37,43,55,67,79,

91,103,115,127

3,15,27,33,44,56,68,80,

92,104,116

4,16,28,38,45,57,69,83,

93,105,117

5,17,29,36,46,58,70,84,

94,106,118

6,18,30,39,47,59,71,85,

95,107,119

7,19,31,40,48,60,72,86,

96,108,120

8,20,32,49,61,73,87,97,

109,121

9,21,50,62,74,88,98,11

0,122

10,22,51,63,75,81,99,1

11,123

11,23,52,64,76,82,100,

112,124

FINGER

BRIGHT

SLAP

ACUSTIK

MUTE

DARK

表示

SYNTH1

SYNTH2

HARMONX

DRUM KIT

Note No INST No INST NAME

32

33

34

35

28

29

30

31

36

37

38

24

25

26

27 349

290

358

359

275

318

321

329

HighQ

Slap

Scratch1

Scratch2

ShortStk

SquarClk

MetroClk

MtrBell

39

66

PAD BANK 1

PAD BANK 3

BASS

Programs

Note 0から

BASS発音域

9

10

11

LO-SINE

SQUARE

SAW

DRUM PAD NOTE # 対応表

PAD No

PAD1

PAD2

PAD3

PAD4

PAD5

PAD6

PAD7

PAD8

PAD9

PAD10

PAD11

PAD12

PAD13

PAD NAME

KICK

TOM1

SNARE

TOM2

CLOSED HAT

TOM3

OPEN HAT

CRASH

EXTRA 1

RIDE

EXTRA 2

EXTRA CYMBAL

EXTRA 3

BANK

1

36

50

38

47

42

43

46

49

37

51

39

53

56

BANK

2

35

48

40

45

44

41

54

57

70

59

52

55

58

BANK

3

61

64

60

62

68

63

67

66

71

65

72

69

73

79

80

81

82

75

76

77

78

71

72

73

74

67

68

69

70

83

84

85

86

87

88

74

75

76

77

78

79

80

81

82

83

84

85

86

87

GuiroL1

Claves1

WoodBlkH

WoodBlkL

CuicaHi

CuicaLo

MtTrangl

OpTrangl

Shaker1

JBell1

Belltre1

Castnet1

MtSurdo

OpSurdo

ベースプログラムはプログラムによって発音上限Note#が変わります。

PAD BANK 1∼3のINST No, INST NAMEはKITの内容によって変わります。

本体のパッドで発音可能なベースノートNoはNote# 12∼63です。

78 ZOOM RT-223

RT223J.book 79 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

インストゥルメントリスト

Category AbsNo

TIGHT

Kick

Snare

HUGE

STAGE

DEEP-BD

HARD-BD

BEND-BD

BD-DRY1

BD-DRY2

VO-BD1

VO-BD2

VO-BD3

LIVE-SD

HIGHSD1

TIGHT

ANALOGM

ANALOGS

DIGALGM

ACO-BD1

ACO-BD2

CLASSC1

CLASSC2

STD-BD1

STD-BD2

STD-BD3

PUNCH

ATTK-BD

ANALOG1

ANALOG2

DIGALG1

DIGALG2

LIVE-BD

STDO-BD

RESO-BD

DIGALGS

POWER

ROOM

SNAP1

SNAP2

FUNK

STD-SD

REGAE

ATTK-SD

DRY-SD

DRY-SDH

RESO-SD

DEEP-SD

BASIC

BRSTAP

BRSSWIP

BRSSWEP

BRSSMT

BRSSSLP

SD-DRY1

SD-DRY2

No.

14

15

16

17

10

11

12

13

6

7

8

9

2

3

4

5

22

23

24

25

26

18

19

20

21

0

1

25

26

21

22

23

24

17

18

19

20

13

14

15

16

9

10

11

12

5

6

7

8

2

3

4

0

1

ZOOM RT-223

Category AbsNo

ROLL1

Snare

Toms

HiHat

ACO-TM2

ACO-TM3

SYNTH

POPHI1

POPHI2

POPMID

POPLO

STDOTM1

STDOTM2

STDOTM3

AMBI1

AMBI2

AMBI3

HARDTM1

HARDTM2

HARDTM3

ROLL2

VO-SD1

VO-SD2

VO-SD3

VO-SD4

VO-SD5

LIVETM1

LIVETM2

LIVETM3

DRY-TM1

DRY-TM2

DRY-TM3

808_1

808_2

808_3

ACO-TM1

BENDTM1

BENDTM2

BENDTM3

GATE1

GATE2

GATE3

ELECTO1

ELECTO2

ELECTO3

BRSHTMH

BRSHTMM

BRSHTML

CLS14'

CLS14'2

CLSLIVE

OPLIVE

CLCLEAR

OPCLEAR

CLSANLG

CLSDGAN

OPDGAN

No.

34

35

36

37

30

31

32

33

26

27

28

29

22

23

24

25

6

7

8

4

5

0

1

2

3

18

19

20

21

14

15

16

17

10

11

12

13

6

7

8

9

2

3

4

5

0

1

32

33

27

28

29

30

31

Category AbsNo

OPANLG1

HiHat

Cymbal

Extra

Global

CUP2

CRSH-B

RIDE-B

CHINA

VO-CYM

EXRIM1

EXRIM2

EXRIM3

EXCWBL1

EXCWBL2

EXCLAP1

EXCLAP2

EXSN909

EXTMBRB

EXCLAPB

C'MON

OPANLG2

CLSSTDO

CLSBEND

OPBEND

PEDACO

CLSHMN

OPHMN

LIVECYM

CRSH'17

CRSH'20

CRSH3

SPLASH1

SPLASH2

RIDE1

RIDE2

CUP1

SCRATCH

H RIM01

DJEMBE1

DJEMBE2

DJEMBE3

DUMBEK1

DUMBEK2

DUMBEK3

TABLA1

TABLA2

TABLA3

TABLA4

HIGH Q

SLAP

SCRCH1

SCRCH2

STICKS

SQRCLK

MTRCLK

MTRBELL

TAMBRIN

No.

19

20

21

22

15

16

17

18

11

12

13

14

7

8

9

10

6

7

8

4

5

0

1

2

3

3

4

5

6

1

2

13

0

9

10

11

12

5

6

7

8

1

2

3

4

14

15

16

0

9

10

11

12

13

Category AbsNo

VIBSLAP

Global

SFX

CLAVES

WDBLKH

WDBLKL

MTCUICA

OPCUICA

MTTRAGL

OPTRAGL

SHAKER

JGBELL

BELLTR

CSTNET

MTSRDO

OPSRDO

FLITSWP

GAMELAN

BASSSLD

HIBONGO

LOBONGO

MTHICNG

HICNG1

HICNG2

LOCNG

HITIMBA

LOTIMBA

HIAGOGO

LOAGOGO

CABASA

MARACAS

WHISL1

WHISL2

GUIROS

GUIROL

BELL

OODAIKO

CUDAIKO

OEDO

TEMPLE

MOKUGYO

CLOCK

UFO

D-CLOSE

D-OPEN

KISHIMI

SLIDING

ENGINE

SONAR

SPACE

SQENCE

MAJOR7

MINOR7

No.

11

12

13

14

7

8

9

10

3

4

5

6

1

2

38

0

15

16

17

18

19

20

34

35

36

37

30

31

32

33

26

27

28

29

22

23

24

25

18

19

20

21

14

15

16

17

9

10

11

12

13

79

RT223J.book 80 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

プリセットパターンリスト

DemoPattern

3

4

5

6

No.

0

1

2

Name

ROCK

DrKit BassPG

0

HARDROK 23

RnB 26

0

1

5

BPM

120

120

138

POP

FUNK

44

19

HIP 32

BEATBOX 11

0

2

7

9

120

112

98

84

7

8

HOUSE

FUSION

9 DnB

10 BLUS

11 BRUSH

12 JAZZ

13 AFRO

14 MIDEAST

36

48

33

25

42

41

64

65

7

4

1

4

3

3

5

5

120

120

123

122

120

124

150

120

15 8BEAT01

16 8BEAT02

17 8BEAT03

18 8BEAT04

19 8BEAT05

20 8BEAT06

21 8BEAT07

22 8BEAT08

23 8BEAT09

24 8BEAT10

25 8BEAT11

26 8BEAT12

27 16BEAT1

28 16BEAT2

29 16BEAT3

30 16BEAT4

31 16BEAT5

32 16BEAT6

33 16BEAT7

34 16BEAT8

35 16BEAT9

36 ROCK01

37 ROCK02

38 ROCK03

39 ROCK04

40 ROCK05

41 ROCK06

4

4

57

4

55

55

55

57

19

19

19

54

54

54

54

2

2

2

57

1

1

1

2

0

0

0

1

0

1

1

1

0

1

1

0

1

1

1

0

0

0

0

1

1

1

0

0

0

0

1

1

5

1

0

--

120

140

107

--

--

--

--

136

120

115

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

SONG

SONG

SONG

SONG

No.

Name

42 ROCK07

43 ROCK08

44 ROCK09

45 ROCK10

46 ROCK11

47 ROCK12

48 ROCK13

49 ROCK14

50 ROCK15

51 ROCK16

52 ROCK17

53 ROCK18

54 ROCK19

55 ROCK20

56 ROCK21

57 ROCK22

58 ROCK23

59 ROCK24

60 ROCK25

61 ROCK26

62 ROCK27

63 ROCK28T

64 ROCK1VA 0

65 ROCK1FA 0

26

2

66 ROCK1VB 0

67 ROCK1FB 0

68 ROCK2VA 49

69 ROCK2FA 49

27

27

26

26

53

53

27

27

1

2

53

4

28

28

7

10

DrKit BassPG BPM

19 1 117

5

50

28

1

1

1

117

120

136

1

1

1

1

1

1

0

1

120

120

116

92

112

140

120

120

0

0

1

1

1

1

0

0

1

1

1

1

0

0

1

1

120

120

110

110

132

120

120

120

103

120

99

96

96

96

137

112

70 ROCK2VB 49

71 ROCK2FB 49

72 ROCK3VA 25

73 ROCK3FA 25

74 ROCK3VB 25

75 ROCK3FB 25

76 ROCK4VA 0

77 ROCK4FA 0

78 ROCK4VB 0

79 ROCK4FB 0

80 ROCK4BR 0

81 HRK 01 49

82 HRK 02

83 HRK 03

49

10

0

0

0

1

1

1

4

4

0

0

1

1

4

4

130

130

130

130

113

96

124

124

130

130

110

110

124

124

80 ZOOM RT-223

RT223J.book 81 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

SONG

SONG

SONG

SONG

SONG

48

48

48

44

44

44

44

7

18

18

55

48

35

26

43

21

48

0

44

7

21

21

21

23

21

21

7

59

23

23

23

53

24

24

24

49

53

53

53

59

49

49

49

DrKit BassPG BPM

4 1 120

52

24

1

1

121

136

1

1

1

1

120

120

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81

RT223J.book 82 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

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SONG

SONG

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124

124

82 ZOOM RT-223

RT223J.book 83 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

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ZOOM RT-223

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SONG

SONG

SONG

RT-223資料

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No.

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144

132

83

RT223J.book 84 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

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SONG

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373 LATIN09

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--

--

No.

Name

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--

--

--

--

416 ENDING1

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420 ENDING5

421 ENDING6

422 ENDING7

423 ENDING8

33

43

61

43

0

16

10

7

7

1

5

3

0

2

2

4

424 ENDING9 7

425 ENDNG10 9

5

7

--

--

No.

Name DrKit BassPG PAD#

426 GRVARP1 8 PAD2

427 GRVARP2 -

428 GRVBAS1 -

429 GRVBAS2 -

430 GRVBAS3 -

8

0

1

4

PAD4

PAD13

PAD9

PAD12

--

--

--

--

--

--

--

--

431 GRVBAS4 -

432 GRVPRC1 60

433 GRVPRC2 64

434 GRVDRM1 22

435 GRVDRM2 18

436 GRVDRM3 35

437 GRVDRM4 0

438 GRVSNFL 0

439 ALLMUTE -

-

-

-

-

-

2

-

-

-

PAD11

PAD6

PAD10

PAD1

PAD5

PAD7

PAD8

PAD3

--

84 ZOOM RT-223

RT223J.book 85 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

Preset Song PAD パラメーター

No.0

RCK TMP

Pattern ROOT Next

407

64

E

A

P02

P01

64

64

65

66

66

66

E

B

E

A

E

B

P02

P03

F06

P05

P06

P07

67

0

80

0

416

E

E

G

F

E

F02

P09

F02

P11

Stp

No.1

FNK TMP

Pattern ROOT Next

408

159

159

D

G

D

P02

P01

P02

161

162

148

417

159

160

161

161

148

417

A

D

G

D

A

D

D

D

G

D

P03

F06

P05

P06

P07

F02

P11

P02

P09 stp

No.2

HIP TMP

Pattern ROOT Next

415

189

E

E

P02

P01

189

189

190

191

191

191

E

E

E

E

E

E

P02

P03

F06

P05

P06

P07

192

193

190

194

420

E

E

E

E

E

F02

P09

F02

P11 stp

ZOOM RT-223

No.3

HRK TMP

Pattern ROOT Next

403

88

A

D

P02

P01

88

88

89

90

90

90

A

E

A

D

A

E

P02

P03

F06

P05

P06

P07

91

70

418

70

418

A

E

G

F

A

F02

P09

P02

P11 stp

No.4

LTN TMP

Pattern ROOT Next

414

376

376

G

A#

G

P02

P01

P02

379

379

375

377

376

377

379

378

375

422

C

G

A#

G

C

G

F

G

G

G

P03

F06

P05

P06

P07

F02

P09

F12

P11 stp

No.5

SHL TMP

Pattern ROOT Next

405

338

C

D

P02

P01

338

338

339

340

340

340

C

D#

C

D#

C

F

P02

P03

F06

P05

P06

P07

341

333

333

333

419

D

C

F

D#

C

F02

P09

P10

P11 stp

No.6

JZZ TMP

Pattern ROOT Next

411

329

F#

D#

P02

P01

329

329

330

331

331

331

F#

F

F#

D#

F#

F

P02

P03

F06

P05

P06

P07

332

322

322

322

423

F#

D#

F#

E

F#

F02

P09

P10

F11 stp

No.7

RnB TMP

Pattern ROOT Next

410

144

144

F#

A

F#

P02

P01

P02

146

147

144

145

144

145

146

146

419

419

B

F#

A

F#

B

F#

E

B

F#

F#

P03

F06

P05

P06

P07

F02

P09

F11

P00 stp

No.8

BLS TMP

Pattern ROOT Next

413

306

E

A

P02

P01

306

306

307

308

308

308

E

B

E

A

E

B

P02

P03

F06

P05

P06

P07

309

306

307

306

424

D

G

E

D

E

F02

P11

F02

P09 stp

No.9

RLL TMP

Pattern ROOT Next

400

131

A

D

P02

P01

131

131

132

133

133

133

A

E

A

D

A

E

P02

P03

F06

P05

P06

P07

134

123

124

123

421

A

E

A

D

A

F02

P09

F02

P11 stp

85

RT223J.book 86 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

MIDI インプリメンテーション

ZOOM Corporation TOKYO, JAPAN

1. Recognized Messages

Status 1st 2nd Description

-----------------------------------------------------------------------------------

8nH kk vv Note Off kk: note number

vv: velocity will be ignored

9nH kk 00H Note Off kk: note number

9nH kk vv Note On kk: note number

vv: velocity

BnH 07H vv Channel Volume vv: volume value

BnH 0BH vv Channel Expression vv: expression value

BnH 78H xx All Sounds Off

BnH 7BH xx All Notes Off

CnH pp Program Change pp: program number (See Note 1)

EnH ll hh Pitch Bend Change hhll: pitch bend value

F2H sl sh Song Position Pointer shsl: song position (See Note 2)

F3H ss Song Select ss: song number 0-99

F8H Timing Clock

FAH Start

FBH Continue

FCH Stop

NOTE: n = MIDI Channel Number ( 0000 - 1111 )

1. Relationship between Program Numbers and Kit Numbers are assigned as

"Kits and Program List" attached.

2. SongPositionPointer for a pattern , new location is wrapped around

the bar length of the pattern.

3. Note On messages can be recorded into a pattern.

2. Transmitted Messages

NONE.

3. System Exclusive Messages

No SysEx messages are recognized/transmitted.

86 ZOOM RT-223

RT223J.book 87 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

RT-223資料

MIDI インプリメンテーションチャート

[MultiTrack Rhythm Machine ] Date : 30.Nov.,2004

Model RhythmTrak RT-223 MIDI Implementation Chart Version :1.00

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

| | Transmitted | Recognized | Remarks |

| Function ... | | | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Basic Default | | 1-16 | Memorized |

|Channel Changed | | 1-16 | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

| Default | | 3 | |

|Mode Messages | | | |

| Altered | ****************** | | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Note | | 0-127 | |

|Number | True voice | ****************** | | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Velocity Note ON | | o | |

| Note OFF | | x | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|After Key's | | x | |

|Touch Ch's | | x | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Pitch Bend | | o | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

| | | 7 | Volume |

| | | 11 | Expression |

|Control | | | |

|Change | | | |

| | | | |

| | | | |

| | |120 | All Sounds Off |

| | | | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Prog | | o 0-127 | |

|Change | True # | ****************** | | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|System Exclusive | | x | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|System | Song Pos | | o | |

| | Song Sel | | o | |

|Common | Tune | | x | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|System | Clock | | o | |

|Real Time | Commands | | o | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Aux | Local ON/OFF | | x | |

| | All Notes OFF| | o | |

|Mes- | Active Sense | | x | |

|sages | Reset | | x | |

+---------------------+--------------------+--------------------+---------------------+

|Notes No messages will be transmitted. |

| |

| |

| |

+-------------------------------------------------------------------------------------+

Mode 1 : OMNI ON, POLY Mode 2 : OMNI ON, MONO o : Yes

Mode 3 : OMNI OFF, POLY Mode 4 : OMNI OFF, MONO x : No

ZOOM RT-223 87

RT223J.book 88 ページ 2005年5月26日 木曜日 午前11時33分

株式会社ズーム

〒101-0032

東京都千代田区岩本町2-11-2 イトーピア岩本町二丁目ビル2階

ホームページ http://www.zoom.co.jp

RT-223-5010-4

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