安全にお使いいただくために

安全にお使いいただくために
ポルシェジャパン株式会社
〒153 -0064 東京都目黒区下目黒 1- 8 -1
アルコタワー16 F
DM5069PAT10300
WKD 948 170 06
Cayenne Turbo
56423_Cayenne Turbo_06MY 06.1.27 2:47 PM ページ1
Cayenne Turbo
56423_Cayenne Turbo_06MY 06.1.27 2:48 PM ページ2
お客様各位
この度はポルシェ・カイエンをご購入
いただき誠にありがとうございます。
カイエンはひとつのカテゴリーに収ま
るモデルではありません。オンロード
のパフォーマンスは純粋なポルシェそ
のものです。しかもオフロードのパフ
ォーマンスは肩を並べるものすらあり
ません。その走りに対するはコンセプ
トの具現化です。もちろん、ハイレベ
ルの快適性と総合的な実用性も忘れて
はいません。そう、これがポルシェで
す。
50年もの長きにわたるスポーツカーの
歴史を背負った車。数多くのラリーで
のポルシェの成功の軌跡を受け継いだ
車。そのテクノロジーはほとんど一か
ら開発したものです。
そして・・・
保証期間が終了した後も、推奨された
今だかつて見たこともないような車が 間隔で整備を受けることをお薦め致し
誕生しました。
ます。正規ポルシェ販売店でサービス
第3のポルシェです。
を受けると、品質が保たれるだけでは
この取扱説明書には、カイエンについ なく、再販価格や下取り価格がいっそ
て必要なあらゆる情報が含まれていま う有利なものになります。
す。
すべてのポルシェが表現するもの、
また、それぞれ警告、注意、知識とい 「純粋な駆け抜ける歓び」を心ゆくま
う、お車を取扱う上で特に重要なこと でお楽しみください。
が記載されています。ご使用前に必ず カイエンとともに走り、ともに年を重
しっかりとお読みください。
ねて。
別冊の整備手帳には、お客様がお車を
正規ポルシェ販売店で整備を行ってい
ただく上で、有益な情報が盛込まれて
います。
お客様のポルシェは、世界中でアフタ
ポルシェ ジャパン株式会社
ーサービスを受けることができます。
Dr.Ing.h.c.F.Porsche AG
WKD 948 170 06
1/05
「ポルシェ」
、ポルシェのロゴ、
「カイエン」
、
「ティプトロニック」
、
「テクイップメント」
は、ポルシェ社の登録商標です。
Printed in Japan
本書の一部または全部の複製は、ポルシェ
社の許可がない限り禁止致します。
 Dr.Ing.h.c.F.Porsche AG
ポルシェ ジャパン株式会社
2
車載マニュアル
ご質問・ご提案
取扱説明書など、車内に装備されている印
刷物は常に備えておき、お車を売却される
場合には、次の購入者にお渡しください。
車両、マニュアルに関するご質問、ご提案
等ございましたら、下記までご連絡くださ
い。
装備について
東京都目黒区下目黒1-8-1
ポルシェジャパン株式会社
アフターセールス部サービスグループ
当社の製品については絶えず開発作業をつ
づけているため、装備品および仕様が本マ
ニュアル掲載または記載の内容と異なるこ
とがありますのでご了承ください。
オプション装備品や、国や法的基準によっ
て本マニュアルの記載内容と異なっている
装備には項目にアスタリスク*が付いてい
ます。
本マニュアルに記載した一部の装備品はオ
プションです。オプション装備品の後付け
については、正規ポルシェ販売店にご相談
ください。お車の装備品で本マニュアルに
記載のないものについては、正規ポルシェ
販売店にご相談いただければ、操作とメイ
ンテナンスについてご説明致します。
目次
各章の目次には、項目とページ番号が記載
されています。
さく引
巻末にさく引(あいうえお順)を用意しま
したので、お読みになりたい項目を直接探
すときにご利用ください。
国によって法的基準が異なりますので、お
車の装備品が本マニュアルの記載内容とわ
ずかながら異なっている場合があります。
3
環境保護について
製品
環境に優しい車
環境保護の手引き
製造や修理において、ポルシェ社は常に環
境に優しい技術を採用しています。ウォー
ター・ベースのペイントなどがその例で
す。ウォーター・ベースのペイントと新し
い塗装方法によって、溶剤の放出が70%減
少されます。また、塗装で使用される水は、
循環されています。排水は、適切な処理が
施された後で、工場から排出されます。
最新の環境保護技術により、世界中すべて
の排出ガス規制に適合しています。
ポルシェ社は、環境に優しく安全性に優れ
た技術と、人を引きつける強い魅力を合わ
せ持つ、他に類のない車両を開発、製造し
ています。
ポルシェ社の環境保護の方針は、次の信
念に基づいています。
− 環境保護と安全性の技術を可能な限り
使用します。
− エネルギーと資源を節約します。
− 関連業者にもポルシェ社の環境保護の
取組みに参加してもらいます。
− すべての社会団体と対談を行います。
4
廃棄物管理計画を導入し、廃棄物の量を減
少させるとともに、再生利用の割合を増加
させています。
触媒コンバータの特徴
− 触媒コンバータが素早く作動状態にな
るため、短距離の走行でも排気ガスが
低減されます。
− 長期にわたり、信頼性のある作動と排
気ガスの制御が保たれます。
環境に優しい運転
リサイクル
排ガス制御を採用しています
運転を楽しみながら、環境に配慮すること
も可能です。
以下の点に注意していただくと、騒音や燃
料消費量を抑えることができます。
現在までに製造された全ポルシェ車の3分
の2以上がまだ現役です。
高いエンジン性能と環境保護を両立させた
エンジン技術を導入しています。
ただ、万一リサイクルが必要になった場
合に備えて、次の対策がとられています。
エンジン診断システムは、排気ガスに関係
する部品とシステムを電子的にモニターし
ています。
常に燃料消費量を確認してください。
必要な時以外はエンジン暖機のための
アイドリングは避けてください。
アクセルを一杯に踏込まないでくださ
い。状況にあわせて高いギヤにシフト
してください。
信号待ちや渋滞などで比較的長い間停
車する場合は、エンジンを停止してく
ださい。
− 再利用しやすい設計にしてあります。
− すべての素材を識別できるようにして
あります。
この継続的なモニターと不具合の記録によ
って、迅速で信頼性のある診断と不具合の
検知を可能にしています。
− リサイクル可能な素材を使用していま
す。
不具合は、エミッション・コントロール警
告灯によって示されます。
− 再使用可能な部品は容易に取外せるよ
うに設計しています。
「エミッション・コントロール警告灯」
(71ページ)を参照してください。
必要でない電装品は電源を切ってくだ
さい。
定期的にタイヤ空気圧を確認してくだ
さい。
エアコンは必要時のみお使いください。
ルーフ・ラックを使用しないときは、
車両から取外してください。
「保証とメインテナンス」に定められ
た期間に従って点検を受けてください。
運転の際には、エンジン回転数が低いほど
燃料消費量および騒音が減少することを念
頭においてください。
5
セーフティ・ノート
お車にはポルシェ純正部品、またはポ
ルシェ社の要求する性能、品質規準を
満たす同等部品を使用してください。
これらの部品は、正規ポルシェ販売店
にご注文ください。
安全に関するアクセサリは、ポルシ
ェ・テクイップメント部品、もしくは
ポルシェ社によりテスト、認証された
もののみを使用してください。これら
の部品、アクセサリについては正規ポ
ルシェ販売店にお問い合わせください。
ただし、ポルシェ純正部品またはポル
シェ推奨以外の部品もしくはアクセサ
リを使用するとお車の安全性に支障を
きたす恐れがありますから、この結果
として生じた損害または損傷に対して
ポルシェ社は責任を負いかねることが
あります。
その他のアクセサリまたは部品の供給元
が許可を受けている場合でも、これらの
製品を装備することによって、お車の安
全性に好ましくない影響をこうむること
があります。アクセサリのマーケットに
は相当数の製品が出回っていることか
ら、ポルシェ社ですべての製品を検査な
らびに推奨することはできません。
また、ポルシェ純正部品以外または推
奨部品以外の部品の交換、もしくはア
クセサリの使用は、お車の保証に対し
ても好ましくない結果を招く恐れがあ
りますのでご注意ください。
6
お車に損傷の兆候がないか定期的に点
検してください。損傷したり、失われ
たエアロ・パーツ(スポイラーやアン
ダー・サイド・パネル)は運転状態に
影響を与えますので、ただちに交換し
てください。
フィルムおよびカバー
ヘッドライトやエア・インテーク部分
をフィルムまたはストーン・ガードな
どで覆わないでください。温度が高く
なり過ぎて損傷する恐れがあります。
ヘッドライトは温度や湿度によって曇る場
合があります。
最適な換気を行うために、ヘッドライ
トと車体の隙間にカバーをしないでく
ださい。
改良作業
ポルシェによって承認された場合にのみ、
改良が行われます。
これにより、お客様のポルシェ車は運転の
信頼性と安全を確保し、損傷を防ぐことに
なります。
正規ポルシェ販売店がご相談をお受け致し
ます。
運転時の装備の設定および操作
警 告
事故を起こす恐れがあるので、運転中にマ
ルチ・ファンクション・ディスプレイ、ラ
ジオ、ナビゲーション・システム、電話等
の操作や設定を行わないでください。
運転以外に気をとられ、車両のコントロー
ルを失う恐れがあります。
運転中に装備を操作する場合は、安全
に操作できる交通状況のときのみ行っ
てください。
複雑な操作や設定は車両を静止した状
態で行ってください。
スポーツ・デザイン・パッケージ
装着車
警 告
スポーツ・デザイン・パッケージ装着車の
フロント、リア、サイド下部の各部品は塗
装され、低くデザインされています。オフ
ロード走行を行うとこれらの部品を損傷す
る恐れがあります。
オフロード走行時、これらの部品を損
傷しないよう十分注意して運転してく
ださい。
車両の下面と障害物との間に十分な空
間があることを確認してください。
水たまりや浅瀬の走行は避けてくださ
い。
サイド・メンバ・トリムを足掛けとし
て使用しないでください。
7
8
安全にお使いいただくために
11 - 196
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
197 - 234
車のお手入れ
235 - 258
万一のときのために
259 - 324
車両の識別、テクニカル・データ
325 - 339
さく引
340 - 349
9
10
安全にお使いいただくために
お出かけの前に…………………………… 12
慣らし運転………………………………… 12
キー………………………………………… 14
リモート・コントロール …………………16
ポルシェ・エントリー&ドライブ……… 18
セントラル・ロッキング………………… 20
ドア………………………………………… 22
盗難を防止するために…………………… 23
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサ………………………………… 24
パワー・ウィンドウ……………………… 27
フロント・シート………………………… 30
フロント・シート・メモリー…………… 31
イージー・エントリー機能……………… 33
ヘッドレスト……………………………… 34
リア・シート……………………………… 35
シート・ヒータ(フロント&リア) …… 38
チャイルド・シート……………………… 43
エアバッグ・システム…………………… 48
ステアリング……………………………… 50
マルチ・ファンクション・ステアリング … 52
ルーム・ミラー…………………………… 54
ドア・ミラー ………………………………55
自動防眩ミラー…………………………… 57
イグニッション・ロック/
ステアリング・ロック…………………… 58
エンジンの始動と停止…………………… 60
パーキング・ブレーキ…………………… 61
フット・ブレーキ………………………… 62
メータ・パネル…………………………… 64
油温計……………………………………… 66
クーリング・システム…………………… 67
燃料………………………………………… 68
オドメータ………………………………… 69
スピードメータ…………………………… 69
バッテリ/オルタネータ………………… 70
エミッション・コントロール…………… 71
マルチ・ファンクション・ディスプレイ … 72
警告灯および警告メッセージ ………… 104
ランプ・スイッチ ……………………… 112
メータ・パネル・ランプ ……………… 114
ヘッドランプ自動高さ調整 …………… 114
方向指示灯/ハイビーム/
パッシング・レバー …………………… 115
ハザード・ランプ ……………………… 115
フロント・ワイパー/ウォッシャ・レバー… 116
クルーズ・コントロール
(自動車速制御装置)…………………… 119
吹き出し口 ……………………………… 122
外気導入口 ……………………………… 122
リア・ウィンドウ・ヒータ …………… 123
オートマチック・コントロール
2ゾーン・エアコン …………………… 124
オートマチック・コントロール
4ゾーン・エアコン …………………… 128
パーキング・ヒータ …………………… 134
サンバイザ ……………………………… 138
サン・ブラインド(リア・サイド・
ウィンドウ用) ………………………… 139
ルーム・ランプ ………………………… 140
コンフォート・ランプ ………………… 142
スライディング/チルティング・ルーフ… 144
パーキング・アシスタント …………… 154
ガレージ・ドア・オープナー ………… 159
灰皿(フロント) ……………………… 162
シガー・ライタ ………………………… 162
自動車電話、無線機 …………………… 164
ポルシェ・コミュニケーション・
マネージメント(PCM) ……………… 164
ラジオ …………………………………… 165
消火器 …………………………………… 165
収納スペース …………………………… 166
カップ・ホルダ ………………………… 170
リア・リッド …………………………… 172
リア・ウィンドウ ……………………… 174
ロード・スペース ……………………… 175
荷物の積載 ……………………………… 176
トノ・カバー …………………………… 177
エンジン・フード ………………………178
ラゲッジ・セーフティ・ネット ……… 180
スキー・バッグ ………………………… 182
ルーフ・トランスポート・システム … 184
トレーラー・カップリング …………… 185
着脱式ボール・ヒッチ付きトレーラー・
カップリング …………………………… 187
電動可倒式トレーラー・カップリング 193
安全にお使いいただくために
11
お出かけの前に
慣らし運転
安全のため、お出かけの前に次の点検を行
ってください。
エンジンの性能を最高の状態に高めるため
に、慣らし運転をお薦め致します。
最新鋭の精密な製造技術をもってしても、
作動部分が馴染むために摩滅するのを完全
に防ぐことはできません。この摩滅は主に
最初の3,000kmまで起こります。
タイヤの空気圧および状態は正常で
すか?
ヘッドランプ、テールランプ、方向指
示灯のレンズ、およびウィンドウは汚
れていませんか?
ヘッドランプ、ブレーキ・ランプお
よび方向指示器は、イグニッショ
ン・スイッチONの状態で正常に作動
しますか?
従って、走行距離が3,000kmに達するま
では、次の事に注意してください。
なるべく長距離運転を行ってください。
冷間始動および短距離運転の繰り返し
は避けてください。
エンジンを停止した状態で、イグニッ
ション・スイッチをONにした場合に、
各種警告灯が正常に作動しますか?
自動車レース、スポーツ・ドライビン
グ・スクール等に参加しないでくださ
い。
ガソリンは十分ありますか?
エンジン回転数を高回転域まで上げな
いでください。エンジン冷間時には特
に気を付けてください。
ルーム・ミラーおよびドア・ミラーは、
後方がきちんと確認できる位置にあり
ますか?
運転者、同乗者共にシートベルトを締
めていますか?
各種オイル・レベルは、指定された点
検時期以外でも、定期的に点検するよ
うにしてください。
12
安全にお使いいただくために
オイル消費量/燃費
慣らし運転中は、オイルと燃料の消費量が
通常の場合よりも若干多くなります。
「エンジン・データ」(328ページ)を
参照してください。
新しいブレーキ・パッドとブレー
キ・ディスクの慣らし方
新しいブレーキ・パッドおよびブレーキ・
ディスクもエンジンと同様に慣らしをお薦
め致します。最初の数百kmはブレーキ性能
がフルに発揮されません。このときは、わ
ずかながらブレーキの効きが減少するの
で、通常よりも少し強めにペダルを踏む必
要があります。ブレーキ・ディスクを新し
いものと交換した場合も同様に慣らしが必
要です。
新しいタイヤの慣らし方
新しいタイヤは、最初はそのグリップ
性能を十分に発揮できませんので、ご
注意ください。従って、始めの100km
から200kmの間は、ゆっくりしたスピ
ードで慣らしてください。
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2
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4
5
6
7
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11
12
13
14
15
16
17
18
パワー・ウィンドウ
インナー・ドア・ハンドル
ドア・ミラー調節スイッチ
エンジン・フード・リリース
パーキング・ブレーキ
ダイアグノーシス・ソケット
パーキング・ブレーキ・リリース
イグニッション・スイッチ/
ステアリング・ロック
ステアリング調節
シート調節
インストルメント・ランプ調節
ダイアル
ランプ・スイッチ
方向指示器/ハイビーム、
ロービーム/パッシング・レバー
クルーズ・コントロール操作レバー
ティプトロニック用ロッカー・
スイッチ
ホーン・ボタン
ハザード・ランプ・スイッチ
グローブ・ボックス
安全にお使いいただくために
13
キーの紛失や盗難にあった場合やスペ
ア・キーを作ったりキーを交換した場
合は、ご契約された保険会社にお知ら
せください。
たとえ短い時間でも、お車を離れると
きはキーを抜いてステアリング・ロッ
クを確実にかけてください。
キーを出す場合
ボタンBを押すと、収納されたキーが
出てきます。
キーを収納する場合
A - キー
B - リリース・ボタン
車体番号とキー番号をお知らせください。
新しいキーは正規ポルシェ販売店でお求め
いただくことができます。
新しいキーを入手するには大変時間がかか
るので、スペア・キーを常に利用可能にし
ておくことをお薦め致します。スペア・キ
ーは安全な場所に携帯し、決して車内に置
かないでください。
新しいキーのコードは正規ポルシェ販売店
で必ず車両コントロール・ユニットに登録
する必要があります。車両に付属している
すべてのキーも再登録する必要がありま
す。
知識:
キーを紛失した場合は、紛失したキーのコ
ードを無効にし、新しいコードを設定して
ください。第3者に使用される可能性があ
ります。
キー
お車には2本のリモート・コントロール付
きのキーが付属しています。キーは折りた
たみ式になっています。
これらのキーを使用して、全てのドアをロ
ックすることができます。
キーの取扱いには十分注意してくださ
い。
キーは例外を除いて、放置しないでく
ださい。
14
ボタンBを押しながら、キーを折りた
たみます。
新しいキーの入手
安全にお使いいただくために
緊急操作 − イグニッション・キー
の抜き取り
車両のバッテリが上がった場合、緊急操作
を実行すると、イグニッション・ロックか
らキーを抜き取ることができます。
1. イグニッション・キーを反時計方向に
回します。
2. ボールペンなど先が尖ったものを使用
して、イグニッション・ロック横の穴
Aを押します。
緊急操作− ドア・ロッキング
セントラル・ロッキングが故障した場合、
緊急操作をすると、ドアをロックすること
ができます。
1. 助手席ドアを開けます。
2. カバーAを取り外します。
3. キーの先を使用して、赤いスライド・
コントロールBを矢印の方向に押しま
す。
4. カバーAを取り付けます。
5. リア・ドアでも同じ手順を実施します。
6. すべてのドアを閉じます。
7. キーを運転席ドア・ロックに差し込み、
ロックします。
3. イグニッション・キーを抜き取ります。
安全にお使いいただくために
15
ドアロック解除
リモート・コントロールのスイッチ1を
短く押します。
ハザード・ランプが1回点滅します。警
報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサがOFFになります。
リア・リッド、リア・ウィンドウ、
スペア・タイヤ・ブラケットのロ
ックを解除する
リモート・コントロール
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドアとリ
ア・リッドのロック/ロック解除機能、お
よびハザード・ランプの点滅パターンを設
定できます。設定した内容は、そのとき使
用しているリモート・コントロールに記憶
されます。
「ドア開」
(99ページ)を参照してくだ
さい。
イグニッションをOFFにして車両をロック
すると、そのとき使用していたエアコンの
設定が、リモート・コントロールに記憶さ
れます。また、送風OFFの設定を約60分間
維持し、内気循環モードの設定を約20分間
維持します。
16
安全にお使いいただくために
リモート・コントロールのスイッチ3を
短く押します。
ハザード・ランプが1回点滅します。対
応するロック解除スイッチを押すと、
リア・リッド、リア・ウィンドウ、ス
ペア・タイヤ・ブラケットを開けるこ
とができます。
「リア・リッド」(172ページ)を参照
してください。
「スペア・タイヤ」(284ページ)を参
照してください。
知識:
リア・リッドのロックを解除した後も、ド
アはロックされています。
リア・ウィンドウを開けなかった場合、リ
ア・リッドおよびリア・ウィンドウは両方
とも30秒後に自動的にロックされます。
リア・ウィンドウを開く
リモート・コントロールのスイッチ3を
約2秒間押します。
リア・ウィンドウが開きます。
車両のロック
車両のロックには、2種類の方法がありま
す。
車両ロックの方法により、警報システム、
室内モニタ・システム、傾斜センサの作動
が異なります。
警 告
リモート・コントロールのスイッチを1回
だけ押して車両をロックすると、緊急時に
室内からドアロックを解除することができ
ません。
リモート・コントロールのスイッチ2を
短く2回押して、車両をロックすると、
インナー・ドア・ハンドルで室内から
ドアロックを解除できるようになりま
す。
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサのセット
リモート・コントロールのスイッチ2を
短く1回押します。
ハザード・ランプが2回点滅します。
ドアがロックされます。この状態では、
インナー・ドア・ハンドルを引いても
ドアロックが解除できません。
室内モニタ・システムと傾斜センサの一
時的な解除
リモート・コントロールのスイッチ2を
短く2回押します。
ハザード・ランプが4回点滅します。
ドアがロックされます。このときは、
インナー・ドア・ハンドルを引くと、
ドアロックが解除されます。
インナー・ドア・ハンドルを引くと、次の
ようにドアロックが解除されます:
1. インナー・ドア・ハンドルを1回引きます。
ドアロックが解除されます。
2. もう1度、インナー・ドア・ハンドルを
引きます。
ドアが開きます。
ドアを開けると、警報システムが作動
します。乗員を室内に残して車から離
れるときは、注意を促してください。
リモート・コントロールの作動不良
使用地域の電波の状況により、リモート・
コントロールが正常に作動しないことがあ
ります。この場合は、ドアがロックされま
せん。
ドアが正常にロックされたかどうかは、ド
アロックの作動音と、ハザード・ランプの
点滅で確認できます。
作動した警報システムのセット解
除
ドアロックを解除します。または
イグニッション・スイッチをONにしま
す。
イモビライザー(キー内蔵型盗難
防止装置)
キーのグリップ部に、コードを記憶した発
信器(トランスポンダー)が内蔵されてい
ます。イグニッションをONにすると、イ
グニッション・ロックがコードを照合しま
す。あらかじめ設定されているキーによっ
てのみ、イモビライザーをセット解除して
エンジンを始動することができます。
イモビライザー解除
イグニッション・ロックにキーを差込
むと自動的に解除されます。
イモビライザー作動
イグニッション・キーを抜くと、イモ
ビライザーは自動的にセットされます。
リモート・コントロールでロックでき
ないときは、ドア・ロックにキーを差
し込んでロックします。
安全にお使いいただくために
17
れます。
また、送風OFFの設定を約60分間維持し、内
気循環モードの設定を約20分間維持します。
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドアとリ
ア・リッドのロック/ロック解除機能、お
よびハザード・ランプの点滅パターンを設
定できます。設定した内容は、そのとき使
用しているリモート・コントロールに記憶
されます。
「ドア開」
(99ページ)を参照してくだ
さい。
ドアのロック解除
ポルシェ・エントリー&ドライブ
ポルシェ・エントリー&ドライブは、車両
のドア、リア・リッド、リア・ウィンドウ
をキー操作なしにロック解除およびロック
するシステムです。このシステムは、リモ
ート・コントロール付き車両キーを身につ
けてさえいれば使用できます。
車両キーを高レベルの電磁波にさらさ
ないでください。ポルシェ・エントリ
ー&ドライブに悪影響を及ぼすおそれが
あります。
イグニッションをOFFにして車両をロック
すると、そのとき使用していたエアコンの
設定が、リモート・コントロールに記憶さ
18
安全にお使いいただくために
ドア・ハンドルをしっかり握ってくだ
さい。
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサが解除されます。
リア・リッド、リア・ウィンドウ、
スペア・タイヤ・ブラケットのロ
ック解除
注 意
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は、締め出されるおそれがあります。
車両をロックし、リア・リッドまたは
リア・ウィンドウから出入りする場合、
車両にキーを残さないようにしてくだ
さい。
車両は、リア・リッドまたはリア・ウ
ィンドウが閉じられてから約30秒後に
自動的にロックされます。
この場合、車両はスペア・キーでなけ
ればロック解除できません。
車両キーを身につけて車両後部に近づく
と、リア・リッド、リア・ウィンドウ、ス
ペア・タイヤ・ブラケットのロックが解除
され、開くことができます。
「リア・リッド」(172ページ)を参照
してください。
「スペア・タイヤ」(284ページ)を参
照してください。
リア・リッド、リア・ウィンドウ、
スペア・タイヤ・ブラケットのロ
ック
リア・リッド、リア・ウィンドウ、ス
ペア・タイヤ・ブラケットを閉じます。
リモート・コントロール付き車両キー
が範囲外に出ると、リア・リッド、リ
ア・ウィンドウ、スペア・タイヤ・ブ
ラケットがロックされます。
車両のロック
車両のロックには、2種類の方法があります。
車両ロックの方法により、警報システム、
室内モニタ・システム、傾斜センサの作動
が異なります。
警 告
ドア・ハンドルのボタンを1回だけ押して
車両をロックすると、緊急時に室内からド
アロックを解除することができません。
ドア・ハンドルのボタンAを短く2回押
して、車両をロックすると、インナ
ー・ドア・ハンドルで室内からドアロ
ックを解除できるようになります。
知識:
− リモート・コントロール付き車両キーが
範囲外にあるときは、ドアをロックした
後に、ドアを開くことができません。
− ドアをロックするときは、車両にキーを
残さないようにしてください。キーを残
したままでは、ドアをロックできません。
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサのセット
ドア・ハンドルのボタンAを短く1回押します。
ハザード・ランプが2回点滅します。
ドアがロックされます。この状態では、
インナー・ドア・ハンドルを引いても
ドアロックが解除できません。
室内モニタ・システムと傾斜センサの一
時的な解除
ドア・ハンドルのボタンAを短く2回押
します。
ハザード・ランプが4回点滅します。
ドアがロックされます。このときは、
インナー・ドア・ハンドルを引くと、
ドアロックが解除されます。
インナー・ドア・ハンドルを引くと、次の
ようにドアロックが解除されます:
1. インナー・ドア・ハンドルを1回引きます。
ドアロックが解除されます。
2. もう1度、インナー・ドア・ハンドルを
引きます。
ドアが開きます。
ドアを開けると、警報システムが作動
します。乗員を室内に残して車から離
れるときは、注意を促してください。
ポルシェ・エントリー&ドライブの作動不良
使用地域の電波の状況により、ポルシェ・
エントリー&ドライブが正常に作動しない
ことがあります。この場合は、ドアがロッ
クされません。
ドアが正常にロックされたかどうかは、ド
アロックの作動音と、ハザード・ランプの
点滅で確認できます。
ロックできないときは、ドア・ロック
にキーを差し込んでロックします。
作動した警報システムのセット解除
リモート・コントロールでドアロック
を解除します。または
イグニッション・スイッチをONにしま
す。
作動待機の解除
3日以内に車両をロック解除しなかった場
合、ポルシェ・エントリー&ドライブの作
動待機が解除されます。
ドア・ハンドルを1回引くと、作動待機
になります。
もう1度ドア・ハンドルを引くと、ドア
が開きます。
イモビライザー
イモビライザーの解除
イグニッション・スイッチをONにしま
す。
イモビライザーの作動
イグニッション・スイッチをOFFにし
ます。
安全にお使いいただくために
19
セントラル・ロッキング
自動再ロック
ハザード・ランプによる合図
車両のドアは両方ともセントラル・ロッキ
ング・システムにより、またはリモート・
コントロールによりロックできます。
アームレストのセントラル・ロッキング・
ボタンを作動させた場合、すべてのドアが
ロックまたはロック解除されます。
リモート・コントロールでドアのロック解
除を行った後、30秒以内にいずれのドアも
開かれなかった場合、自動的に再ロックさ
れます。
ドアのロックまたはロック解除を行うと、
ハザード・ランプが次のように点滅します。
運転席ドアが完全に閉じていない場合、車
両をロックすることはできません。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は締め出される恐れがあります。
ドア・ロックをキーでロック解除した場合
は、運転席ドアのみ開きます。警報システ
ムの作動を防止するために、ドアを開いて
から15秒以内にイグニッションをONにし
てください。
作動した警報システムのセット解除
リモート・コントロールでドア・ロッ
クを解除します。または
イグニッション・スイッチをONにします。
注 意
車両をロックし、リア・リッドまたは
リア・ウィンドウから出入りする場合、
車両にキーを残さないようにしてくだ
さい。
車両はリア・リッドまたはリア・ウィ
ンドウが閉じられてから約30秒後に自
動的にロックされます。
この場合、車両はスペア・キーでなけ
ればロック解除できません。
知識:
室内モニタ・システムおよび傾斜センサが
作動していない場合(盗難防止装置制限状
態)、自動再ロックが作動した場合、イン
ナー・ドア・ハンドルを2回引くとドアを
開くことができます。
その後ロックを行うと、室内モニタ・シス
テムおよび傾斜センサが作動します。
リモート・コントロールによるロック解除
− ハザード・ランプが1回点滅します。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
で、ドア・ハンドルのボタンを押してロ
ック解除
− ハザード・ランプは点滅しません。
ロック
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサのセット
− ハザード・ランプが2回点滅します。
ロック
室内モニタ・システムと傾斜センサを一
時的に解除
− ハザード・ランプが4回点滅します。
メータ・パネルのマルチ・ファンクション・
ディスプレイを使用して、ハザード・ランプ
の点滅パターンを設定することができます。
設定した内容は、そのとき使用しているリモ
ート・コントロールに記憶されます。
「シグナル」(101ページ)を参照して
ください。
20
安全にお使いいただくために
セントラル・ロッキング・ボタン
緊急時の操作
アームレストにあるセントラル・ロッキン
グ・ボタンを押すと、電気的にロックおよ
びロック解除を行います。
車両をロックする場合は、ドア・ロッ
クにキーを差込んで行ってください。
セントラル・ロッキング・システムに不具
合がある場合、緊急作動によってセントラ
ル・ロッキング・システムの全ての機能を
ロックします。
ロッキング
ボタンAのシンボルを押します。
すべてのドアがロックされます。
ドアはインナー・ドア・ハンドルを1回
引くとロックが解除され、2回引くと開
くことができます。
不具合は正規ポルシェ販売店で直ちに
修理してください。ポルシェ車に関す
る全ての整備点検につきましては、正
規ポルシェ販売店での実施を推奨致し
ます。十分なトレーニングを受けた経
験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確か
な整備をお約束いたします。
ロック解除
ボタンAのシンボルを押します。
リア・ドアから操作した場合は、その
ドアのみロック解除されます。
知識:
キーまたはリモート・コントロールにより
車両をロックした場合、セントラル・ロッ
キング・ボタンではロック解除できませ
ん。
セーフティ・ボタン
リア・ドアのパワー・ウィンドウ、セントラ
ル・ロッキング・ボタンおよびエアコンのリ
ア・コントロール・パネルは運転席ドアのア
ームレストにあるセーフティ・ボタンBを使
用して、作動を解除することができます。
作動解除
セーフティ・ボタンBを押します。
セーフティ・ボタンのシンボルが点灯
します。
作動
知識:
警報システム、室内モニタ・システムおよ
び傾斜センサはONになります。
警報システムの作動を防止するために、ド
ア・ロックにキーを差込んでドアを開けた
場合は、ドアを開けてから15秒以内にイグ
ニッション・スイッチをONにしてください。
作動した警報システムのセット解除
ドア・ロックを解除します。または
イグニッション・スイッチをONにします。
再度セーフティ・ボタンBを押します。
セーフティ・ボタンのシンボルが消灯
します。
安全にお使いいただくために
21
オートマチック・ドアロッ
ク・システム
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、オートマチ
ック・ドアロック (AUTO LOCK) およびオ
ートマチック・ドアロック解除 (AUTO
UNLOCK) の機能を設定することができま
す。
「ドア開」
(99ページ)を参照してくだ
さい。
知識:
オ ー ト マ チ ッ ク ・ ド ア ロ ッ ク (AUTO
LOCK) でロックしたドアは、インナー・ド
ア・ハンドルを2回引くと、開くことがで
きます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は、イグニッション・スイッチをOFFにす
ると、ドアロックが解除されます。
ドア
ロックされていないドアを車外か
ら開く
ドア・ハンドルを引きます。
22
安全にお使いいただくために
ロックされていないドアを室内か
ら開く
インナー・ドア・ハンドルを引きます。
ロックされているドアを室内から
開く
盗難を防止するために
お車を離れるときは、必ず次のことを守っ
てください。
警 告
窓を閉めてください。
ドア・ハンドルのボタンを1回だけ押して
車両をロックすると、緊急時に室内からド
アロックを解除することができません。
スライディング/チルティング・ルー
フまたはパノラマ・ルーフ・システム
を閉めてください。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車:
ドア・ハンドルのボタンAを短く2回押
して、車両をロックすると、インナ
ー・ドア・ハンドルで室内からドアロ
ックを解除できるようになります。
イグニッション・キーを抜いてくださ
い。
(ポルシェ・エントリー&ドライブ装着
車はイグニッション・スイッチをOFF
にしてください。
)
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着車:
リモート・コントロールのスイッチ2を
短く2回押して、車両をロックすると、
インナー・ドア・ハンドルで室内からド
アロックを解除できるようになります。
グローブ・ボックスをロックしてくだ
さい。
リア・ドア・チャイルド・ロック
次の場合に限り、インナー・ドア・ハンド
ルを引いてドアを開けることができます。
リア・ドアにはチャイルド・ロックが取り
付けられています。
チャイルド・ロックをかけると、ドアは車
内から開くことができません。
− オートマチック・ドアロック (AUTO
LOCK) でドアをロックしたとき、または
ロッキング
− 室内モニタ・システムと傾斜センサを
一時的に解除した状態でドアロックし
たとき
インナー・ドア・ハンドルを2回引きます。
「室内モニタ・システムおよび傾斜セ
ンサの一時的な作動解除」(25ページ)
を参照してください。
小物入れの蓋を閉めてください。
貴重品、車両登録書類、電話、家のキ
ーなどを車内に残さないでください。
トノ・カバーを閉めてください。
リア・リッドおよびリア・ウィンドウ
を閉めてください。
ドアをロックしてください。
セーフティ・キャッチをA位置に回し
ます。
ロックの解除
セーフティ・キャッチをB位置に回し
ます。
安全にお使いいただくために
23
警報システム、室内モニタ・
システム、傾斜センサ
以下のコンポーネントがモニタさ
れます。
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、室内モニ
タ・システムと傾斜センサをそれぞれ一時
的に解除することができます。
− ドア
「警報」(98ページ)を参照してください。
− エンジン・フード
− リア・リッド
− リア・ウィンドウ
− 車室内
誤作動を防止するために
スライディング/チルティング・ルー
フまたはパノラマ・ルーフ・システム
およびすべてのドア/ウィンドウは必
ず閉じてください。
電源を入れたまま、携帯電話をルー
フ・コンソールの眼鏡ケース内に放置
しないでください。
トレーラーを連結する前には、必ず警
報システムをセット解除してください。
傾斜センサにより不意に警報が作動す
るおそれがあります。
作動した警報システムのセット解除
ドアのロックを解除します。または
イグニッションをONにします。
24
安全にお使いいただくために
− 車体の傾き
システムの接続が妨害された場合は、警告
音が約30秒間鳴ります。同時に、ハザー
ド・ランプが点滅します。その後、5秒間
の中断の後再び作動します。この動作を10
回繰り返します。
作動
車両をロックします。
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサが作動します。
「セントラル・ロッキング」
(20ページ)
を参照してください。
作動解除
車両を解錠します。
警報システム、室内モニタ・システム、
傾斜センサが自動的にセット解除され
ます。
知識:
ドア・ロックにキーを差し込んでドアを開
けた場合は、警報システムの作動を防止す
るために、ドアを開けてから15秒以内にイ
グニッションをON(イグニッション・キ
ーが1の位置)にしてください。
室内モニタ・システムおよび傾斜
センサの一時的な作動解除
ロックした車両に人または動物を残す場合
や、鉄道や船舶で車両を輸送する場合など
には、室内モニタ・システムと傾斜センサ
の作動を解除しておく必要があります。
知識:
再度ロックすると、室内モニタ・システム
と傾斜センサが再び作動します。
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着車
リモート・コントロールのスイッチ2を
短く2回押して、車両をロックします。
ハザード・ランプが4回点滅します。
ドアがロックされます。このとき、イ
ンナー・ドア・ハンドルを引くと、ド
アロックを解除できます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
ドア・ハンドルのボタンAを短く2回押
して、車両をロックします。
ハザード・ランプが4回点滅します。
ドアがロックされます。このとき、イ
ンナー・ドア・ハンドルを引くと、ド
アロックを解除できます。
1. インナー・ドア・ハンドルを1回引きます。
ドアロックが解除されます。
2. もう1度、インナー・ドア・ハンドルを
引きます。
ドアが開きます。
1. インナー・ドア・ハンドルを1回引きます。
ドアロックが解除されます。
2. もう1度、インナー・ドア・ハンドルを
引きます。
ドアが開きます。
ドアを開けると、警報システムが作動
します。乗員を室内に残して車から離
れるときは、注意を促してください。
ドアを開けると、警報システムが作動
します。乗員を室内に残して車から離
れるときは、注意を促してください。
安全にお使いいただくために
25
室内モニタ・システム、傾斜センサの作動
発光ダイオードが2秒間すばやく点滅
し、その後ゆっくり点滅します。
室内モニタ・システム、傾斜センサの作
動解除
発光ダイオードが2秒間すばやく点滅
し、続く28秒間は消灯します。その後、
ゆっくり点滅します。
セントラル・ロッキング・システムと警
報システムの故障
A - 警報システムの発光ダイオード
(例:運転席ドア)
機能表示
車両をロックすると、フロント・ドアの警
報システムの発光ダイオードAがすばやく
点滅して知らせます。
車両のロックを解除すると、発光ダイオー
ドが消灯します。
26
安全にお使いいただくために
発光ダイオードが2秒間すばやく点滅
し、続く28秒間は常時点灯します。そ
の後、ゆっくり点滅します。
パワー・ウィンドウ
警 告
ウィンドウを自動で閉める場合は十分に注
意してください。怪我をする恐れがありま
す。
ウィンドウが閉じるとき、同乗者が怪
我をしないように十分注意してくださ
い。
お車を離れるときは、必ずキーを抜い
てください。ポルシェ・エントリー&
ドライブ装備車はイグニッション・ス
イッチをOFFにしてください。お車を
離れるときは、必ずキーを持ってくだ
さい。
お子様などがパワー・ウィンドウを操
作して怪我をする恐れがあります。
危険な場合はただちにキーまたはポル
シェ・エントリー&ドライブ装着車は
運転席ドアのロッカー・スイッチで解
除してください。
お子様を残して、お車から離れないで
ください。
パワー・ウィンドウの作動条件
− イグニッションON
または
− ドアを閉め、イグニッション・キーを
抜き取ってから10分以内。ただし運転
席ドアまたは助手席ドアを開けるまで。
ドア・ウィンドウのワンタッチ閉作動
は、イグニッションがONの場合のみ可
能となります。
A - 運転席側パワー・ウインドウ・スイッチ
B - 助手席側パワー・ウィンドウ・スイッチ
C - セーフティ・スイッチ
D - 左側リア・パワー・ウィンドウ・スイッチ
E - 右側リア・パワー・ウィンドウ・スイッチ
パワー・ウィンドウの開閉
ウィンドウを開く
ウィンドウが好みの位置になるまでロ
ッカー・スイッチの前側を押してくだ
さい。
知識:
悪路を走行するときは、常にドア・ウィン
ドウを閉じてください。
ウィンドウを閉じる
ウィンドウが好みの位置になるまでロ
ッカー・スイッチの前側を引き上げて
ください。
安全にお使いいただくために
27
フロント・ウィンドウのワンタッチ作動
運転席ドアのロッカー・スイッチを最終位
置まで押す、または引きます。
ウィンドウは全閉または全開位置まで作動
します。
再度押すか、または引いて、ウィンドウを
好みの位置まで開閉します。
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着
車のコンフォート機能
ウィンドウの開閉
助手席側および後部席側パワー・ウィンドウ・スイッチ
知識:
運転席ドアのロッカー・スイッチAおよび
Bは2段階で作動します。
− ロッカー・スイッチを最初の位置まで
押す、または引くと、フロント・ウィ
ンドウは好みの位置まで開閉できます。
− ロッカー・スイッチをいっぱいに押す、
または引くと(2番目の位置)、フロン
ト・ウィンドウは自動的に開閉します
(ワンタッチ作動)
。
28
安全にお使いいただくために
キーをドア・ロックに差し込み、ウィ
ンドウが好みの位置になるまで、ロッ
クまたはロック解除位置に回して保持
します。
ドア・ロックにキーを差し込んでドアをロ
ック解除した場合は、運転席ドアのみ開き
ます。警報システムの作動を防止するため
に、ドアを開いてから15秒以内にイグニッ
ションをONにしてください。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
のコンフォート機能
ウィンドウの開閉
キーをドア・ロックに差し込み、ウィ
ンドウが好みの位置になるまで、ロッ
クまたはロック解除位置に回して保持
します。
ドア・ロックにキーを差し込んでドアをロ
ック解除した場合は、運転席ドアのみ開き
ます。警報システムの作動を防止するため
に、ドアを開いてから15秒以内にイグニッ
ションをONにしてください。
ウィンドウを閉じる
車両をロックするときに、ウィンドウ
およびパノラマ・ルーフ・システムが
好みの位置になるまで、ドア・ハンド
ルのボタンを押したまま保持します。
知識:
コンフォート機能は車両をロックして
から約30秒間使用することができます。
知識:
ドア・ウィンドウを閉じている途中で抵抗
を感じると、ウィンドウは停止し、数セン
チ下がります。
しかし、以下の場合は例外です:
ドア・ウィンドウ停止位置の記憶
セーフティ・ボタン
ー ウィンドウが停止した後、ロッカー・ス
イッチを10秒以内に再度押す。および
バッテリを切り離し再度接続すると、ド
ア・ウィンドウの停止位置は消去されます。
したがって、ウィンドウのワンタッチ作動
は解除されます。
すべてのドアに対して、以下の操作を実施
してください。
リア・ドアのパワー・ウィンドウ、セント
ラル・ロッキング・ボタンおよびエアコン
のリア・コントロール・パネルは、運転席
ドアのアームレストにあるセーフティ・ボ
タンCを使用して、作動を解除できます。
ー 車両キーでドアをロックする(コンフ
ォート機能)
。
1. ロッカー・スイッチを引いて、ウィン
ドウを一度全閉位置にします。
作動解除
ウィンドウは最大の力で閉じようとしま
す。
2. ロッカー・スイッチを押して、ウィン
ドウを一度全開位置にします。
警 告
ウィンドウが抵抗を感じてから、ロッカ
ー・スイッチを10秒以内に再度引き上げる
と、ウィンドウは最大の力で閉じようとし
ます。
安全のため、挟まれることのないように十
分注意をしながら操作してください。怪我
をする恐れがあります。
3. 再 度 ロ ッ カ ー ・ ス イ ッ チ を 引 い て 、
ウィンドウを一度全閉位置にします。
セーフティ・ボタンCを押します。
セーフティ・ボタンのシンボルが点灯
します。
作動
再度セーフティ・ボタンCを押します。
セーフティ・ボタンのシンボルが消灯
します。
ウィンドウが閉じるとき、同乗者が怪
我をしないように十分注意してくださ
い。
ドア・ウィンドウが抵抗を感じて停止
した後、10秒間はワンタッチ作動によ
るウィンドウの操作が行えません。
安全にお使いいただくために
29
フロント・シート
A 座面前部の高さ調節
シート位置
B 座面後部の高さ調節
C シートの前後調節
安全で疲れにくい運転をするには、シート
を正しい位置に調節することが必要不可欠
です。シートはお客様の希望の位置に調節
することができます。次の要領で調節して
ください。
D バック・レスト調節
E ランバーサポート
シートの調節、硬さをお好みに合わせ
水平方向と垂直方向に連続的に調節す
ることができます。
1. シートを好みの高さに調整してくださ
い。
スイッチを矢印の方向に押すと、お好
みの位置に調整できます。
2. シートを前後に動かし、足を自然に伸
ばしながらアクセル・ペダルが十分に
踏込める位置に調節してください。
3. ステアリングの上の部分を握りながら、
ステアリング操作が楽にでき、バッ
ク・レストから離れないようにバッ
ク・レストの角度とステアリングの位
置を調節してください。
4. 必要があれば、前後の調節を再度行っ
てください。
5. ヘッド・レストの上端が目の高さにな
るようにヘッド・レストの高さを調節
してください。
30
安全にお使いいただくために
シート調節
警 告
走行中にシートを調節するとシートが予期
せず大きく移動し、運転を誤り事故を起こ
す恐れがあります。
安全のため、走行中に運転席シートの
調節は絶対に行わないでください。
警 告
メモリーを制御不能な呼出し方で操作した
場合、メモリー機能が損傷する恐れがあり
ます。
自動調節をキャンセルしたい場合は、
その他のシート調節スイッチを押して
ください。
誤って作動させ、怪我をする恐れがあ
りますのでお子様を車内に残さないで
ください。
メモリーオプション
− シート位置
フロント・シート・メモリー
運転者に合わせて、シート、ドア・ミラー、
ステアリング、シートベルト高さ調整をメ
モリーに保存し、パーソナル・ボタンAお
よび車両キーによりそれらを呼び出すこと
ができます。
キーによるメモリー呼出し、
またはポルシェ・エントリー&
ドライブ装着車のメモリー呼出し
運転席ドアを開きます。
運転席シートのメモリーが自動的に呼
び出されます。
メモリー・キャンセル
自動メモリーは運転席シート・メモリー・
ボタンのいずれかを押すとただちにキャン
セルできます。
パーソナル・ボタン1∼3(運転席お
よび助手席)によるメモリー呼出し
− ドアミラー位置
1. 車両のロックを解除し、運転席ドアを
開きます。
コンフォート・メモリーオプション
2. メモリー位置にくるまで対応するパー
ソナル・ボタンを押します。
または
イグニッション・キーが差し込まれて
いる、またはONになっている場合(ポ
ルシェ・エントリー&ドライブ装着
車)
、パーソナル・ボタンに軽く触れま
す。各シートのメモリー位置が自動的
に呼び出されます。
− シート位置
− ドアミラー位置
− ステアリング、シートベルト位置
自動調節キャンセル
自動調節はシート・メモリー・ボタンのいず
れかを押すとただちにキャンセルできます。
安全にお使いいただくために
31
助手席ミラーが下向きになります。
運転席シート・メモリー
6. 助手席ミラーを好みの位置に調整しま
す。
パーソナル・ボタンおよび車両キーによ
るメモリー
3. ドアを閉めます。
7. 「SET」メモリー・ボタンを短く押し、
10秒以内に設定を保存したいパーソナ
ル・ボタンを押し、確定ブザーが鳴る
まで保持します。
4. シート、ミラー、ステアリング、シー
トベルトを好みの位置に調整します。
助手席シートのメモリー
1. パーキング・ブレーキをかけます。
2. イグニッションをONにします。
5. 「SET」メモリー・ボタンを短く押し、
10秒以内にパーソナル・ボタン(1, 2,
3)のいずれかを押し、確定ブザーが鳴
るまで保持します。
設定がパーソナル・ボタンに保存され
ます。
6. 車両キーを抜き取るか、イグニッショ
ンをOFF(ポルシェ・エントリー&ド
ライブ装着車)にします。
7. 10秒以内に「SET」メモリー・ボタン
を押し、確定ブザーが鳴るまで保持し
ます。
これで設定が車両キーに登録されまし
た。
1. パーキング・ブレーキをかけます。
2. イグニッションは必ずONにしてくださ
い。
A - ドア・ミラー調節
C - 助手席ドア・ミラー調節
パーキング・エイドによる助手席
ミラーのメモリー
リバース・ギアを選択したとき、助手席ミ
ラーが下向きになるように、運転席シート
のメモリーに保存することができます。
1. パーキング・ブレーキをかけます。
2. イグニッションをONにします。
3. 該当するパーソナル・ボタンを押します。
4. リバース・ギアを選択します。
5. ミラーのコントロール・スイッチAを
助手席側Cにセットします。
32
安全にお使いいただくために
3. シート位置およびベルト高さを調整し
ます。
4. 「SET」メモリー・ボタンを短く押し、
10秒以内にパーソナル・ボタン(1, 2,
3)のいずれかを押し、確定ブザーが鳴
るまで保持します。
自動メモリー − 運転席シート
運転席ドアを開いてからメモリーを変更し
た場合、車両をロックしたときに新しい設
定が一時的に保存されます。このメモリー
は車両を登録済みキーでロック解除し、運
転席ドアを開いた場合に消去されます。
この場合、登録済みキーを使用して、設定
を呼び戻せます。
警 告
設定を呼び出したときに運転席の後ろに人
がいる場合押しつぶされて怪我をする恐れ
があります。
またリア・シートを前方に倒している場合
は損傷する恐れがあります。
運転席の後ろに人がいる場合またはリ
ア・シート・ベンチを前方に倒してい
る場合は、イージー・エントリー機能
をOFFにしてください。
イージー・エントリー機能の作動/
解除
スイッチAを押します。
車両に乗る
運転席ドアを開くと、運転席シートが後ろ
に動きます。
運転席ドアを閉じ、イグニッション・キー
を差し込むか、イグニッションをONにす
ると(ポルシェ・エントリー&ドライブ装
着車)、シートおよびステアリングがメモ
リー位置に動きます。
車両から降りる
イージー・エントリー機能
以下の場合にステアリングが最前、最上位
置に動きます。
イージー・エントリー機能により車両が乗
り降りしやすくなります。
− イグニッション・キーを抜き取ったと
き
または
− ポルシェ・エントリー&ドライブ装着
車ではイグニッションをOFFにし、運
転席ドアを開いたとき
または
− ステアリング・コラムがロックしたと
き
運転席ドアを開くと、運転席シートが後ろ
に動きます。
安全にお使いいただくために
33
リア・シート
ボタンBを押し、ヘッドレストをしっ
かり押し込みます。
ボタンAを押したまま、ヘッドレスト
を完全に引き出します。
調整
フロント・シートのヘッドレストおよびリ
ア・シートの両外側ヘッドレストは高さが
調整できます。
上昇
取付け
知識:
リア・シート中央席用のヘッドレストは、
リア・シートの中央にのみ取付けてくださ
い。
1. ヘッドレストをガイドに差し込みます。
フロント・シート
ヘッドレスト
取外し
フロント・シート
ボタンAを押したまま、ヘッドレスト
を完全に取外します。
34
安全にお使いいただくために
2. ボタンBを押したまま、ヘッドレスト
を押し込み、好みの位置に合わせます。
リア・シート中央席用のヘッドレスト
をリア・シート中央に取付け、しっか
り押し込みます。
ヘッドレストを押し上げ、好みの位置
に合わせます。
リア・シート・ヘッドレストの場合は、
さらにボタンBも押します。
下降
ボタンBを押したまま、ヘッドレスト
を押し下げ、好みの位置に合わせます。
オートマチック・コントロール4ゾーン・
エアコン装着車の場合:
リア・シート
リア・シートは分割式なので、個々に倒し
て収納スペースを広げることができます。
セーフティ・ボタン
注 意
リア・シートを倒す前に運転席ドアの
アームレストにあるセーフティ・ボタ
ンを押してください。
エアコンのリア・コントロール・パネ
ルの機能が停止し、エアコンの不意な
調節を防ぐことができます。
スイッチのシンボルが点灯します。
シート・クッション、バックレストおよび
シートベルトは、両方一緒に倒さないと損
傷する恐れがあります。
シート・クッションおよびバックレス
トは必ず一緒に倒してください。
1. ヘッドレストをバックレストから取り
外します。
「ヘッドレスト」(34ページ)を参照し
てください。
リア・シートを倒す
2. フロント・シートを前に動かします。
ラゲッジ・セーフティ・ネットが取り付け
られている場合は、まず、左のシート・ク
ッションをまっすぐ起こし、左シート・バ
ックレストを前方に倒します。
3. シート・クッションのループA部を引
き上げます。
4. シート・クッションを前に引きます
(矢印B)
。
安全にお使いいただくために
35
5. シート・クッションをまっすぐ起こし
ます。
36
安全にお使いいただくために
6. リリース・レバーAを引き、バックレ
ストを倒します。
7. バックレストの小穴をシート・クッシ
ョンのマウント・フックに差し込みま
す。
(矢印)
8. ヘッドレストBをシート・クッション
のガイドに差し込みます。
(矢印)
リア・シートを戻す
1. ヘッドレストをシート・クッションか
ら取り外します。
2. シートベルトを引っ掛けないように気
をつけてください。バックレストを起
こし、ロック音を確認します。赤い
「確認フラグ」Aが完全に下がっている
ことを確認してください。
3. シート・クッションを戻します。
4. シート・クッションをバックレストの
下に押し込みます。
5. シート・クッションの前側を押し下げ
ます。バックルに手が届くことを確認
します。
6. ヘッドレストをバックレストに差し込
みます。
「ヘッドレスト」(34ページ)を参照し
てください。
安全にお使いいただくために
37
A - フロント・シート・ヒータ(左側)
B - フロント・シート・ヒータ(右側)
シート・ヒータ
(フロント&リア)
イグニッションをONにすると、シート・
ヒータを作動させることができます。ヒー
タの強さは調整ダイヤルで調整できます。
C - リア・シート・ヒータ(左側)
D - リア・シート・ヒータ(右側)
作動
調整ダイヤルを回し、好みの位置に合
わせます。
停止
調整ダイヤルを0に合わせます。
38
安全にお使いいただくために
A - シート・ヒータ・スイッチON
B - シート・ヒータ・スイッチOFF
C - 左側シート温度調節
D - 右側シート温度調節
リア・シート・ヒータ
(4ゾーン・エアコン装着車)
温度の調整
ボタンCまたはボタンDを上または下に
動かし、好みの温度に調整します。
停止
ボタンBを押します。
作動
ボタンAを押します。
シート・ヒータを作動すると、エアコン・
ディスプレイが約10秒間シート・ヒータ・
モードに切り替わります。
安全にお使いいただくために
39
シートベルト
身長が150cm以下の人が乗車される場合
は、シートベルトを使用せずポルシェ社指
定のチャイルド・シートを必ず使用してく
ださい。
セーフティ・ノート
車に乗車したら、安全のため乗員は必
ずシートベルトを着用するように義務
付けられています。同乗者の方にもこ
のページの内容をよく理解してもらっ
てください。
同時に2人で1本のシートベルトを使う
ことは、絶対に避けてください。シー
トベルトの機能が十分に発揮できず衝
突時、致命的な怪我をする恐れがあり
ます。
だぶついた衣服は、シートベルトが正
しくフィットしない上に、動作の自由
を奪うことになるので、乗車時には必
ず脱ぐようにしてください。
硬い物や壊れやすい物(眼鏡、ボールペ
ン、パイプなど)の上に、ベルトがかか
らないようにしてください。衝突の際に
怪我をする可能性が高くなります。
シートベルトはねじれたり、たるんだ
状態で装着しないでください。
シートベルトを定期的に点検し、ベル
トの帯が損傷していないか、またバッ
クルと取付け部が正常な状態にあるか
40
安全にお使いいただくために
どうか確認してください。
シートベルト・テンショナ
安全性を維持するため、事故などでベ
ルトに強く負荷がかかった場合は、ベ
ルトを交換してください。またアンカ
ー部分も点検してください。
事故時に発生する衝撃力の大きさにより作
動して、シートベルトを押さえつけ乗員を
保護します。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
シートベルト・テンショナは以下の場合
に作動します。
ベルトを使用しないときは汚れや損傷
を防ぐため完全にリトラクターに巻き
取らせてください。
知識:
シートベルト警告灯
シートベルトの装着を促すために、以下の
警告がベルトのプレートがバックルに挿入
されるまで持続します。
ベルトのプレートがバックルに挿入される
と、警告は解除されます:
ー イグニッション・スイッチをONにする
と、インストルメントパネルのシート
ベルト警告灯が点灯します。
ー マルチ・ファンクション・ディスプレ
イに警告が表示されます。
ー シートベルト未装着のままで走行し、
時速10km/hを超えたときに警告音が鳴
ります。
− 前後方向から強い衝撃を受けたとき。
− 横方向から衝撃を受けたとき(フロン
ト・シートベルト・テンショナ)
シートベルト・テンショナは、一度しか作
動しません。作動後は、システムを交換す
る必要があります。シートベルト・テンシ
ョナ・システムの交換は、必ず正規ポルシ
ェ販売店で行ってください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店での実施を
推奨致します。十分なトレーニングを受け
た経験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整
備をお約束いたします。シートベルト・テ
ンショナは作動したときに、若干の煙を発
生することがありますが、火災などの心配
はありません。
知識:
車両が傾いているときやベルトに負荷がか
かったとき、シートベルトはロックされます。
カーブを曲がったり急な坂道を登ると
きなど、急加速や急減速を行っている
場合には、ベルトを引き出すことがで
きません。
プレートをシート内部にあるバックル
の中に、カチッと音がするまで差込み
ます。
ベルトがひっかかったり、ねじれたり、
鋭い物にこすれたりしないように注意
してください。
フロント・シートを最適の位置に調節
してください。ショルダー・ベルトが
常に身体の上および肩の中央部にくる
ように、バックレストを調整してくだ
さい。
ベルトの水平部分は必ず腰の低い位置
(骨盤)にぴったりとかかるようにして
ください。
プレートをバックルに差込んで、ベル
トの斜め部分を上に引っ張ってくださ
い。
妊娠中の人は、ベルトを骨盤のできる
だけ低い位置にかけ、腹部を圧迫しな
いように注意してください。
ベルトのプレートを持って、ゆっくり
と一定の速度でリトラクターから引き
出し、胸と腰にかかるようにします。
走行中にもベルトの斜め部分を上に引
っ張る調整を繰り返し、ラップ・ベル
トがゆるまないようにしてください。
シートベルトの装着
リア・シートも同様に正しく装着して
ください。
ベルトの外し方
ベルトのプレートを持ちます。
バックルにある赤いボタン(矢印)を
押します。
リトラクターに近付け、ベルトを巻き
取らせてください。
安全にお使いいただくために
41
シートベルトの高さ調整
運転席、助手席およびリア・シート外側の
シートベルトの高さは調整することができ
ます。
シートベルトの高さを調整し、首ではなく、
肩の中央部にかかるようにします。
調整方法
上方向に移動 ― ベルト・デフレクタを
上へ押上げます。
下方向に移動 ― ボタンAを押し、ベル
ト・デフレクタを下方
向へ押し下げます。
42
安全にお使いいただくために
電動ベルト高さ調整
ロッカー・スイッチBを好みの方向に
押し、最適なベルト高さに調整します。
コンフォート・メモリー装着車では、シー
トベルトの高さをパーソナル・ボタンと車
両キーに記憶させ、または呼び出すことが
できます。
「フロント・シート・メモリー」
(31ペ
ージ)を参照してください。
チャイルド・シート
危 険
セーフティ・ノート
チャイルド・シートの取付け説明書を
参照してください。
助手席エアバッグによって致命的な怪我を
する恐れがあります。
チャイルド・シートは、必ず国の法規
に適合するものを使用してください。
助手席にチャイルド・シートを取付け
ないでください。エアバックが作動す
ると非常に危険なため、必ず後部座席
に取付けてください。
必ずポルシェ社指定のチャイルド・シ
ートのみを使用してください。ポルシ
ェ社指定のチャイルド・シートは、ポ
ルシェ車の内装状態とあらゆる年齢の
お子様にマッチするようテストを繰り
返されています。
指定外の製品はテストにより安全性が
実証されていないため、怪我をする可
能性が高くなります。
お車に取り付けることのできるポルシ
ェ社指定チャイルド・シートを正しく
選び、必ず後部座席に取付けてくださ
い。
チャイルド・シートは必ず後部座席に
取付けてください。
安全にお使いいただくために
43
9ヶ月未満のお子様
3歳∼6歳のお子様
6歳∼12歳のお子様
9ヶ月未満のお子様の場合、チャイルド・
シートを進行方向に対して後ろ向きに取付
けます。
3歳∼6歳のお子様の場合、チャイルド・シ
ートを前向きに取付けます。
チャイルド・シートは必ず後部座席に取付
けてください。
6歳∼12歳のお子様の場合、チャイルド・
シートを前向きに取付けます。
チャイルド・シートは必ず後部座席に取付
けてください。
チャイルド・シートは必ず後部座席に
取付けてください。
9ヶ月∼3歳のお子様
9ヶ月∼3歳のお子様の場合、チャイルド・
シートを前向きに取付けます。
チャイルド・シートは必ず後部座席に取付
けてください。
44
安全にお使いいただくために
推奨チャイルド・シート
年齢
9ヶ月未満
9ヶ月∼3歳
体重
13 kg未満
9∼18 kg
シート・タイプ
ポルシェ・ベビー・シート 0+ISOFIXユニバーサル
ポルシェ・ベビー・シート 0+ISOFIXスペシャル
ポルシェ部品番号
955.044.800.42
ジュニア・シート ISOFIX グループⅠユニバーサル
ジュニア・シート ISOFIX グループⅠスペシャル
ポルシェ部品番号
認可番号
外側リア・シートおよび
中央リア・シート上で
シート・ベルトのみでの使用
E1 3030011
E1 3030012
可能
E1 3030013
E1 3030014
可能
3歳∼6歳
16∼25 kg
ジュニア・シート ISOFIX グループⅡユニバーサル
ポルシェ部品番号
955.044.800.44
E1 3030015
可能
6歳∼12歳
15∼36 kg
ポルシェ・キッズ・プラス
ポルシェ部品番号
955.044.801.02
E1 03301169
可能
知識:
チャイルド・シートは必ず後部座席に取付けてください。
安全にお使いいただくために
45
46
安全にお使いいただくために
ISOFIXチャイルド・シート・
システム
危 険
助手席側エアバッグによって致命的な怪我
をする恐れがあります。
ISOFIX対応のチャイルド・シート・システ
ムはポルシェ推奨のチャイルド・シートの
み使用することができます。ポルシェ推奨
のISOFIXチャイルド・シートはポルシェに
よってテストされ、ポルシェ車の内装とお
子様の年齢に最適なように調整されていま
す。他銘柄のISOFIXチャイルド・シートを
使用しますと衝突時、怪我をする恐れがあ
ります。
助手席にチャイルド・シートを取付け
ないでください。エアバッグが作動す
ると非常に危険なため、必ず後部座席
に取付けてください。
ISOFIX対応のチャイルド・シートは正規ポ
ルシェ販売店でお求めになれます。
チャイルド・シートに付属の取扱説明
書を必ず遵守してください。
ISOFIXチャイルド・シートの取付け
左右のISOFIXチャイルド・シート固定ポイ
ントのマーキングはリア・シートのバッ
ク・レストにあります。
ISOFIXチャイルド・シート固定用突起Aは
マーキングの下のバック・レストとクッシ
ョンの間にあります。
1. チャイルド・シートの取扱説明書に記
載のとおり、チャイルド・シートを固
定用突起Aに取付けます。
2. チャイルド・シートを引いて、両方の
固定ポイントが正しく固定されている
か確認します。
安全にお使いいただくために
47
エアバッグ・システム
セーフティ・ノート
エアバッグ装着車でもシートベルトを
必ず締めてください。軽度な衝撃や角
度によっては、エアバッグが作動しな
い場合もあるので非常に危険です。
運転席と助手席の間あるいは乗員とエ
アバッグの間に幼児を座らせたり、ペ
ット、その他の品物を置かないように
してください。事故の時、致命的な怪
我をする恐れがあります。
同乗者の方にもこのページの内容をよ
く理解してもらってください。
運転中、足はつねに足下の空間に置い
てください。足をダッシュボードやシ
ートに置かないでください。
機能
エアバッグは、シートベルトと併用するこ
とで、衝突時の乗員の負傷を最小限に抑え
るように設計されています。
ステアリングは必ず外側のリムを持つ
ようにしてください。
エアバッグは、前面または側面衝突時の運
転手及び助手席乗員の顔面と上半身の動き
を瞬時に吸収し、保護します。
効果的にエアバッグが作動するには、
一定の空間が必要です。運転席と助手
席に座わる人は、座わる位置に気をつ
けてください。サイド・エアバッグの
装備されている車はドアに寄り掛から
ないで下さい。万一の時エアバッグの
作動の妨げとなります。
運転席側のフロント・エアバッグはステア
リングのパッドの中にあり、助手席側はダ
ッシュボードの中にあります。
フロント・シートの側部エアバッグはシー
ト・バック・レストの横にあります。
ヘッド・エアバッグは左右のドアの上のル
ーフ部分にあります。
ドアの小物入れの扉は常に閉じ、中身
がはみ出ないようにしてください。万
一の時サイド・エアバッグの作動の妨
げとなります。
それぞれのエアバッグは衝突の角度および
衝撃力に応じて作動します。
安全のため、重たい荷物を助手席や助
手席の前側に置かないでください。
48
安全にお使いいただくために
フロント・エアバッグは膨張後、わずかに
視界が妨げられますが、すぐに収縮します。
また、エアバッグ膨張時の作動音は事故の
雑音によってかき消されます。
セーフティ・ノート
エアバッグ・システムに故障が生じた
場合、必ず正規ポルシェ販売店にご相
談してください。
エアバッグは再使用不可のためエアバ
ッグが作動した後は、直ちに正規ポル
シェ販売店で点検または交換を受けて
ください。
エアバッグ配線や構成部品は変更を加
えないでください。
ステアリングや助手席側のエアバッグ、
側部エアバッグ、ヘッド・エアバッグ
付近には、小物やステッカーなどを取
付けないでください。
エアバッグ・ワイヤ・ハーネス付近の
補助電装品のケーブルを通さないでく
ださい。
エアバッグ構成部品の分解(ステアリ
ング・ホイール、フロント・シート、
ルーフ・トリムなど)は、正規ポルシ
ェ販売店でのみ行うことができます。
お車を売却される場合は、この車がエ
アバッグ装着車であることを次の購入
者に知らせた上で、取扱説明書の「エ
アバッグ・システム」のページを読む
ことを薦めてください。
機能点検は、規定された間隔で正規ポ
ルシェ販売店で行ってください。
チャイルド・シートを取り付ける場合
は、
「チャイルド・シート」
(43ページ)
を参照してください。
警告灯および警告メッセージ
少しでも異常がある場合は、タコメータの
警告灯およびマルチ・ファンクション・デ
ィスプレイに警告メッセージが表示されま
す。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
処分について
未点火のガス発生器や車両、あるいはエア
バッグ・ユニットなどは、通常のスクラッ
プやごみと同じように処分することはでき
ないため、エアバッグ関連部品の処理は全
て正規ポルシェ販売店にお任せください。
処分に関する詳しい情報については、正規
ポルシェ販売店にお問い合わせください。
次のような場合は、正規ポルシェ販売
店で直ちに不具合を修理してください。
− イグニッションをONにしても警告灯が
点灯しない場合または、
− エンジン始動後に警告灯が消灯しない
場合または、
− エアバッグ警告灯が走行中に点灯した
場合
安全にお使いいただくために
49
ステアリングのロッカー・スイッチAを使
用すれば、一時的にマニュアル・モードに
切り替えることができます。
「ティプトロニックS」
(198ページ)を
参照してください。
ホーン
ボタンBを押すとホーンが鳴ります。
エアバッグ・ユニット
エアバッグ・ユニットCはステアリング中
央のクッション裏に取り付けられていま
す。
ステアリング
ティプトロニック・ロッカー・ス
イッチ
ポルシェ・ティプトロニックは6速トラン
スミッションで、「オートマチック」およ
び「マニュアル」のギアシフト・モードが
備えられています。
50
安全にお使いいただくために
エアバッグはシートベルトとの併用によ
り、万一の事故の際、ドライバーおよび乗
員を最大限保護するように設計された保安
システムです。
「エアバッグ・システム」(48ページ)
を参照してください。
ステアリング・ヒータ
室内温度が12℃より低くなると、イグニッ
ションをONにしたときにステアリング・
ヒータが自動的に作動します。
このとき、ステアリングの温度は23℃に調
整されます。
エンジンが作動しているとき室内温度が
22℃を超えると、ステアリング・ヒータは
自動的に停止します。
ステアリング調整
警 告
走行中にステアリングを調整すると、ステ
アリングが予期せず大きく移動し、運転を
誤り、事故を起こす恐れがあります。
安全のため、走行中にステアリングの
調整を行なわないでください。
メモリーを制御不能な呼出し方で操作した
場合、メモリー機能が損傷する恐れがあり
ます。
過って作動させ、怪我をする恐れがあ
りますのでお子様を車内に残さないで
ください。
手動調整
1. ロック・レバーAを押し下げます。
2. ステアリングをバックレスト角度およ
びシート位置に合わせて設定します。
ステアリングを好みの位置に動かしま
す。
3. ロック・レバーAを戻し、固定します。
電動調整
コントロール・スイッチBを調整する
方向に押し、好みの位置に合わせます。
ステアリングの設定はシート・メモリーに
記憶されます。
「フロント・シート・メモリー」
(31ペ
ージ)を参照してください。
安全にお使いいただくために
51
マルチ・ファンクション・
ステアリング
警 告
事故を起こす恐れがあるので、運転中にマ
ルチ・ファンクション・ディスプレイ、ラ
ジオ、ナビゲーション・システム、電話な
どの操作や設定を行なわないでください。
運転以外に気をとられ、車両のコントロー
ルを失う恐れがあります。
運転中に装備を操作する場合は、安全
に操作できる交通状況のときのみ行っ
てください。
複雑な操作や設定は車両を静止した状
態で行ってください。
マルチファンクション・ステアリングには
ファンクション・キーが備えられ、ドライ
バーが交通から気を逸らさずにさまざまな
操作を簡単に行うことができます。ファン
クション・キーにより車両の装備に応じて
以下のポルシェ・コミュニケーション・シ
ステム*が操作できます。
− 電話
− ラジオおよびCD
− CDチェンジャ
− TVチューナ
52
安全にお使いいただくために
マルチ・ファンクション・ステア
リングの作動条件
− イグニッションON
および
− ポルシェ・コミュニケーション・シス
テムON
ファンクション・キーを操作する前にポル
シェ・コミュニケーション・システムの操
作説明書をお読みください。
知識:
ポルシェ・コミュニケーション・システム
はマルチ・ファンクション・ステアリング
からはON/OFFできません。
*日本仕様に設定はありません。
ファンクション・キーの操作
ステアリングのファンクション・キー(矢
印)は押し引きして操作します。
このキーを何回か押し引きすることによ
り、さまざまな機能を好みの設定に調整す
ることができます。
電話に出る
− 電話を受けます。
電話を切る
− 通話を終了するか、拒否します。
該当するコミュニケーション・シス
テムの音量を上げます。
該当するコミュニケーション・シス
テムの音量を下げます。
音源を切ります。
次のラジオ局/曲
ステアリング照明ボタン
ランプ・スイッチを操作したとき、自動的
に照明が点灯します。
ステアリングの裏面のボタン(矢印)を使
用して、ファンクション・キーとロッカ
ー・スイッチの照明をON/OFFすること
ができます。
照明OFF
ボタンを押します。
電話操作機能付きマルチ・ファン
クション・ステアリング*
ファンクション・キーを操作する前に、
ポルシェ・コミュニケーション・シス
テムに付属の取扱説明書をお読みくだ
さい。
− 次のラジオ局または曲を選択し
ます。
前のラジオ局/曲
− 前のラジオ局または曲を選択し
ます。
オーディオ選択
*日本仕様に設定はありません。
− オーディオを選択します。車両
の装備に応じて以下のオーディ
オが選択できます。
・ラジオ
照明ON
ボタンをもう一度押します。
・CDS(シングルCDプレーヤ)
・CDC(CDチェンジャ)
安全にお使いいただくために
53
手動調整
− ラジオ局を手動で設定します。
曲/ラジオ局のスキャン
− 曲/ラジオ局を短時間にスキャン
します。
該当するコミュニケーション・シス
テムの音量を上げます。
該当するコミュニケーション・シス
テムの音量を下げます。
次のラジオ局/曲
電話操作機能無しマルチ・ファン
クション・ステアリング
ファンクション・キーを操作する前に、
ポルシェ・コミュニケーション・シス
テムに付属の取扱説明書をお読みくだ
さい。
− 次のラジオ局または曲を選択しま
す。
前のラジオ局/曲
防眩位置:レバーは後方
道路交通情報を選択します。
知識:
オーディオ選択
ミラーを調整するとき、防眩機能のレバー
Aを前方に向けてください。
・ラジオ
・CDS(シングルCDプレーヤ)
・CDC(CDチェンジャ)
安全にお使いいただくために
基本位置:レバーは前方
− 前のラジオ局または曲を選択しま
す。
− オーディオを選択します。車両の
装備に応じて以下のオーディオが
選択できます。
54
ルーム・ミラー
警 告
ドア・ミラーは映る車や物が実際の大きさ
より小さく、距離が離れているように見え
ますので十分注意してください。思わぬ事
故を起こす恐れがあります。
後続車との距離を判断する場合や、駐
車時に後退する場合は十分注意してく
ださい。
A - ドア・ミラー調節(運転席側)
B - ドア・ミラー・ヒータ・スイッチ
C - ドア・ミラー調節(助手席側)
D - ドア・ミラー開閉スイッチ
ドア・ミラー調整の同期
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドア・ミラ
ー位置を記憶させることができます。
「ミラー」(101ページ)を参照してく
ださい。
ドア・ミラーの格納
距離を判断する場合は、ルーム・ミラ
ーも併用してください。
イグニッション・スイッチをONにしま
す。
洗車機で洗車するとき、ドア・ミラーを損
傷する恐れがあります。
コントロール・スイッチをDの位置に
すると、両方のドア・ミラーが自動的
に格納します。
洗車機を使用する場合は、ミラーを格
納してください。
電動調節が故障した場合は
ドア・ミラーの調整
ドア・ミラー
1. イグニッション・スイッチをONにしま
す。
ドア・ミラーは、助手席側は凸面、運転席
側は視野が広くなるよう非球面になってい
ます。
2. コントロール・スイッチを回して、A
の位置(運転席側)またはCの位置
(助手席側)を選択します。
3. コントロール・スイッチを操作して、
ドア・ミラーを適切な位置に調整しま
す。
ドア・ミラーを手で格納してください。
ドア・ミラーの復帰
イグニッション・スイッチをONにしま
す。
コントロール・スイッチをAの位置ま
たはCの位置にすると、両方のドア・
ミラーが自動的に復帰します。
電動調節が故障した場合は
電動調節が故障した場合は
鏡面を手で押して調節してください。
ドア・ミラーを手で復帰してください。
安全にお使いいただくために
55
助手席側ドア・ミラーの自動調整は、下
記の条件のときに作動します。
ドア・ミラー・ヒータ
ドア・ミラー・ヒータはイグニッション・
スイッチをONにしたときに、作動可能に
なります。
− 車両にはシート・メモリーが装備され
ている。
− ドア・ミラー調節スイッチAが助手席
側Cにセットされている。
スイッチON
− リバース・ギヤを選択している。
コントロール・スイッチをBの位置に
回します。
両方のドア・ミラー・ヒータがONにな
ります。
ドア・ミラーを通常の位置に戻すときは:
− ギヤをリバース以外にシフトします。
または
− ドア・ミラー調節スイッチの位置を変
更します。
スイッチOFF
コントロール・スイッチをその他の位
置にします。
A - ドア・ミラー調節スイッチ
C - 助手席ドア・ミラー調節スイッチ
ドア・ミラー位置の記憶
シート・メモリー装着車では、ドア・ミラ
ーの位置をシート・メモリーのパーソナ
ル・ボタンと車両キーに記憶させ、または
呼び出すことができます。
「フロント・シート・メモリー」
(31ペ
ージ)を参照してください。
「パーキング・エイドによる助手席ミ
ラーのメモリー」
(32ページ)を参照し
てください。
56
安全にお使いいただくために
駐車時の助手席ミラーの下向き自
動調整
後退時にリバース・ギヤを選択すると、助
手席側ドア・ミラーが自動的に下向きにな
り、助手席側の後方下部の縁石などが確認
しやすくなります。
警 告
自動防眩ミラーのガラスが破損すると防眩
機能の液体が流れ出すことがあります。こ
の液体はものを腐食させる性質があります
ので、皮膚や目に直接触れないように十分
に注意してください。
液体が目や皮膚に触れた場合は、速や
かにきれいな水で洗い流し医師の診断
を受けてください。
車の塗装面、レザー部分、プラスチック部
分や布部分に液体が垂れると、損傷する恐
れがあります。液体が乾かないうちに、速
やかに洗浄してください。
E - 発光ダイオード(LED)
F - 自動防眩操作スイッチ
G - ランプ・センサ
自動防眩ミラー
ルーム・ミラーの前後に取付けられたセン
サが、ミラーに投射する光を測定します。
光の度合に応じてミラーは自動的に暗くな
ったり、明るくなったりします。
水または湿らせたウエスで洗浄してく
ださい。
知識:
センサGの感知を妨げるステッカーなどを
フロント・ウィンドウに貼らないでくださ
い。
自動防眩OFF
自動防眩操作スイッチFを押します。
発光ダイオードEが消灯します。
知識:
自動防眩自動OFF
− リバース・ギヤが選択されているとき、
または
− ルーム・ランプや読書灯のスイッチが
ONのときは、自動防眩機能は作動しま
せん。
自動防眩ON
自動防眩操作スイッチFを押します。
発光ダイオードEが点灯します。
安全にお使いいただくために
57
イグニッション・ロック位置0
初期位置
イグニッションをONにする、またはエン
ジンを始動すると、イグニッション・キー
は抜き取れなくなります。
イグニッション・キーを抜き取るには:
車両を停止します。
セレクタ・レバーをP位置にシフトします。
イグニッションをOFFにします。
イグニッション・キーを抜き取ります。
注意:
0
1
2
3
- 初期位置
- イグニッションON
- エンジン始動
- イグニッションOFF
イグニッション・ロック/
ステアリング・ロック
イグニッション・ロックには全部で4つの
ロック位置があります。
知識:
キーは各ロック位置から初期位置に戻りま
す。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は、キーをイグニッション・ロックに差し
58
安全にお使いいただくために
ポルシェ・エントリー&
ドライブ・コントロール・ユニット
込む必要はありません。ただ、身につけて
いればいいのです。イグニッション・キー
はイグニッション・ロックのコントロー
ル・ユニットに変わりました。このコント
ロール・ユニットはけん引時を除いて常時
イグニッション・ロックに差し込まれた状
態になっています。
コントロール・ユニットのイグニッショ
ン・ロックからの抜き取り
ボタンAを押し、コントロール・ユニ
ットを抜き取ります。
イグニッション・キーを差し込んだままに
しておくと、バッテリが消耗します。
バッテリの電圧が低下したときは、イグニ
ッション・キー抜き取りの緊急操作をした
ときだけ、イグニッション・ロックからキ
ーを抜き取ることができます。
「緊急操作−イグニッション・キーの抜き
取り」
(15ページ)を参照してください。
イグニッション・ロック位置1
イグニッションON
イグニッション・キーをロック位置1に回
します。イグニッションがONになります。
知識:
すべての電装品が作動可能になります。警
告灯が点灯し、ランプ点検を行います。
「メータ・パネル」
(64ページ)を参照
してください。
イグニッション・スイッチをONにして
から10分以上、電装品をONにしなかっ
たときは、再度イグニッションをONに
する必要があります。はじめにイグニ
ッション・キーをロック位置3(イグニ
ッションOFF)に回します。
イグニッション・ロック位置2
エンジン始動
フット・ブレーキを踏み込みます。
セレクタ・レバーをPまたはN位置にシ
フトします。
アクセル・ペダルは踏まないでください。
エンジン・コントロール・ユニットによ
り、適切な始動時燃料補正が行われます。
イグニッション・キーをロック位置2に
回します。
エンジンが始動しないときは、約10秒
間たってから始動を再度試みてくださ
い。その場合はまずイグニッション・
キーをロック位置3(イグニッション
OFF)に戻してください。
停車状態で暖機運転を行わないでくだ
さい。
すぐに発進してください。
エンジンが作動温度に達するまでは、
高回転域およびスロットル全開での運
転は行わないでください。
バッテリが上がりかけている場合、ジ
ャンパー・ケーブルを使用してエンジ
ンを始動してください。
「ジャンパー・ケーブルによる始動」
(309ページ)を参照してください。
知識:
エンジンが始動すると、スタータは自動的
に停止します。エンジンが始動しなかった
場合、次回スタータは自動的には停止しま
せん。
エンジンが始動すると、警告灯は消灯します。
イグニッション・ロック位置3
ステアリング・ロック
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着車
イグニッション・キーをイグニッション・
ロックから抜き取ると、ステアリングは自
動的にロックされます。
イグニッション・キーをイグニッション・
ロックに差し込むと、ステアリングは自動
的にロック解除されます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
イグニッション・キーをOFFにして車両を
ロックすると、ステアリングは自動的にロ
ックされます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
のマニュアル・ステアリング・ロック
イグニッション・スイッチをOFFにし、
コントロール・ユニットを再度ロック
位置3に回し、2秒以上保持します。
ステアリングがロックされます。
イグニッション・キーをロック位置0から
回すと、ステアリングは自動的にロック解
除されます。
イグニッションOFF
イグニッション・キーをロック位置3に
回します。
この位置にキーを約10秒以上保持しな
いでください。
安全にお使いいただくために
59
エンジンの始動と停止
「イモビライザー(キー内蔵型盗難防
止装置)」(17ページ)を参照してくだ
さい。
「エミッション・コントロール・システ
ム」
(251ページ)を参照してください。
警 告
排気ガスは少量ですが有毒な無色無臭の一
酸化炭素を含んでいます。
換気の悪い場所では、エンジンを始動
し長時間のアイドリングをしないでく
ださい。
排気システムは高温になり、引火する恐れ
があります。
可燃物(乾燥した草や枯れ葉など)が
ある場所には、絶対に駐車しないでく
ださい。引火する恐れがあります。
始動
イグニッション・スイッチをONにしてい
フット・ブレーキを踏んでください。
るときや、エンジン回転速度が低いとき
セレクタ・レバーを“P”または“N” (渋滞時など)は、バッテリ上がりを防止
の位置に入れてください。
し、エンジンの始動性を確保するためにも、
不要な電装品の電源を切ってください。
電子制御部品がガソリンと空気の混合
状態を最適に調節しているので、エン
補助バッテリでの始動
ジン始動時はアクセル・ペダルを踏ま
ないでください。
ラゲージ・コンパートメントに補助バッテ
リが装着されている場合、バッテリが上が
イグニッション・キーを2の位置まで回
っている場合でもイグニッション・キーで
してください。
エンジンを始動することができます。
スターターを10秒以上は回さないでく
ださい。エンジンがかからない場合は、 ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車
10秒程度、間をおいてから再始動させ
1. ポルシェ・エントリー&ドライブ・コ
てください。スターターを再度回す場
ントロール・ユニットをイグニッショ
合は、キーをいったん0の位置まで戻し
ン・ロックから抜き取ります。
てください。
「コントロール・ユニットのイグニッ
ション・ロックからの抜き取り」
(58ペ
スターターの作動はエンジンがかかると自
ージ)を参照してください。
動的に終了します。
再始動した場合は、エンジンがかかっても
2. 左記の説明に従って、イグニッショ
スターターの作動は停止しないため、キー
ン・キーをイグニッション・ロックに
から手を放してください。
差し込み、エンジンを始動します。
停車時に暖機運転を行わないでください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
エンジンが通常の作動温度になるまで
つきましては、正規ポルシェ販売店で
スロットル操作を控えにし、エンジン
の実施を推奨致します。十分なトレー
回転数を上げないように注意してくだ
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
さい。
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
バッテリが上がった場合は、ブースタ
ー・ケーブルを使用してジャンプ・ス
タートしてください。
「ジャンパー・ケーブルによる始動」
(309ページ)を参照してください。
60
安全にお使いいただくために
知識:
エンジンの停止
イグニッション・キーを抜くときは、
必ず車両を静止させてください。イグ
ニッション・キーを抜き取るとステア
リング・ロックがかかり、ステアリン
グ操作ができなくなります。
イグニッションをOFFにするときは、
必ず車両を停止してください。イグニ
ッションをOFFにすると、ステアリン
グ・アシストおよびブレーキ・ブース
タが効かなくなります。
車両を離れる場合は、必ずイグニッシ
ョン・キーを抜き取り、パーキング・
ブレーキをかけてください。ポルシ
ェ・エントリー&ドライブ装着車では、
必ずコントロール・ユニットをイグニ
ッション・ロックに差し込んだままに
してください。
注意:
イグニッション・キーを差し込んだままに
しておくと、バッテリが消耗します。
パーキング・ブレーキをかける
フット・ペダルをしっかり踏み込みま
す。
メータ・パネルの警告灯が点灯します。
発進時にパーキング・ブレーキがかか
ったままだと、メータ・パネルのマル
チ・ファンクション・ディスプレイに
警告メッセージが表示されます。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
パーキング・ブレーキを解除する
パーキング・ブレーキ
パーキング・ブレーキは後輪を固定し、車
両が移動しないようにします。
フット・ブレーキを踏み込み、パーキ
ング・ブレーキのハンドルAを引きま
す。
警告灯が消灯し、メッセージが消えま
す。
警 告
イグニッションをOFFにしてからも、コン
トロール・ユニットが約30分間、エンジ
ン・ルームとクーラントの温度をモニタし
ます。この間は、温度に応じてファンが作
動しつづけたり、作動し始めます。
ラジエータとラジエータ・ファンは、車
両前方に取付けられています。ラジエー
タ・ファンの近くで作業を行うときは手
や髪を挟まれないようにしてください。
致命的な怪我をする恐れがあります。
安全にお使いいただくために
61
フット・ブレーキ
セーフティ・ノート
ブレーキ・ペダルをマットなどで妨げ
ないようにしてください。
ブレーキ・ブースタは、エンジンがかかっ
ているときにのみ作動します。エンジンが
かかっていなかったり、ブレーキ・ブース
タの圧力が下がっている場合は、ペダルを
踏むときにかなり強い力が必要になります。
「けん引とけん引による始動」(322ペ
ージ)を参照してください。
雨天時や水浸しになった道路を走行してい
るとき、または洗車後は、ブレーキの効き
が通常よりも悪くなり、さらに強くペダル
を踏まなければならない場合があります。
従って、車間距離をいつもより長めに
とってください。ブレーキを乾燥させ
るために、定期的にブレーキをかけて
ください。このとき、後続車の邪魔に
ならないように気を付けてください。
凍結防止の塩がまかれた道路や砂粒の多い
道路を長距離にわたって走行すると、ブレ
ーキ・ディスクやパッドが塩や砂で覆われ
て摩擦係数が減少し、ブレーキの効きが大
変悪くなる場合があります。
ブレーキ・ディスクとブレーキ・パッ
ドを強力なジェット水流で2週間おきに
洗浄してください。自動洗車機での洗
車では十分に洗浄することができませ
ん。ブレーキ・ディスクが錆びないよ
うに、ブレーキを乾燥させてから駐車
してください。
ブレーキ・ディスクはねずみ鋳鉄合金
製ですが、長期間にわたり車両を駐車
したまま放置した場合、腐食は避けら
れません。その結果、ブレーキが摩耗
した状態になります。
腐食の性質、範囲、影響は駐車してい
た時間、凍結防止の塩が撒かれていた
か、洗車時に油脂剤が使用されたかな
どにより変わります。
ブレーキ時に気になるほどの不快感が
ある場合は、正規ポルシェ販売店にて
ブレーキ・システムの点検をしてくだ
さい。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
下り坂を走行するときはタイミング良く
ギヤを落し、エンジン・ブレーキを利
62
安全にお使いいただくために
用することによって、ブレーキの摩耗
が少なくなります。長い下り坂でエン
ジン・ブレーキの効果が十分に得られ
ない場合は、間隔をおいてブレーキ・
ペダルを踏んでください。ブレーキ・
ペダルを連続して踏みつづけると、ブ
レーキが過熱して効きが悪くなります。
「ブレーキ液レベル」(242ページ)を
参照してください。
ブレーキ・パッドおよび
ブレーキ・ディスク
ブレーキ・パッドおよびブレーキ・ディス
クの摩耗は、主に走行状態と使用状態に応
じて異なるため、実際の走行距離には依存
されません。
ブレーキ・システムは、全ての速度に最適
なブレーキ力を与えるように構成されてい
ます。したがって、速度やブレーキング力、
周囲の条件(温度、湿度)によって、ブレ
ーキから音が出るかもしれません。
警告灯および警告メッセージ
ブレーキ・パッドが摩耗限度に達すると、
インストルメント・パネル内のブレーキ・
パッド摩耗警告灯が点灯し、マルチ・ファ
ンクション・ディスプレイの警告が表示し
ます。
「警告灯と警告メッセージ」(104ペー
ジ)を参照してください。
警告灯が点灯したら、直ちに正規ポル
シェ販売店でブレーキ・パッドを交換
してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
安全にお使いいただくために
63
メータ・パネル
警告灯/インジケータ・ランプ
(タコメータ)
エミッション・コントロール警告灯
(チェック・エンジン)
エアバッグ警告灯
シートベルト警告灯
PSM(ポルシェ・スタビリティ・
マネージメント)警告灯
ABS警告灯
64
警告灯/インジケータ・ランプ
(スピードメータ)
リア・フォグライト・インジケー
タ・ランプ
B タコメータ
C 時計用リセット・ボタン
D クーリング・システム水温計
E
マルチ・ファンクション・ディスプレイ
右方向指示灯インジケータ・ランプ
F
デジタル・スピードメータ、外気温度計、
時計、走行距離表示ディスプレイ
けん引方向指示灯インジケータ・
ランプ
G 燃料計
ディファレンシャル・ロック・
インジケータ・ランプ
I
スピードメータ
J
エンジン・ブースト・プレッシャ・
ディスプレイ
ブレーキ警告灯
左方向指示灯インジケータ・ランプ
フォグランプ・インジケータ・
ランプ
クルーズ・コントロール作動表示灯
タイヤ空気圧警告灯*
アンチロール・バー解除
インジケータ・ランプ
ハイビーム・インジケータ・ランプ
安全にお使いいただくために
A オイル温度計
H トリップ・カウンター用
リセット・ボタン
*日本仕様に設定はありません。
安全にお使いいただくために
65
油温計
エンジン油温が高い場合、メータ・パネル
のマルチ・ファンクション・ディスプレイ
に警告メッセージが表示されます。
レッド・ゾーンに達したときは、ただ
ちに速度をゆるめ、エンジンの負荷を
軽減してください。
66
安全にお使いいただくために
タコメータ
時計
タコメータの表示が目盛りのレッド・ゾー
ンにあるとき、エンジン回転数が許容範囲
を超えていることを示しています。
時計Aはマルチ・ファンクション・ディス
プレイ上で設定します。
加速中にレッド・ゾーンに達すると、エン
ジンを保護するために燃料がカットされま
す。
時刻合わせ用ボタンBを押し、メイ
ン・メニューの“SETTING”を選択し、
“CLOCK”メニューで調節します。
「時計」
(96ページ)も参照してくださ
い。
指針が中央付近にあるときは、エンジン
が通常作動温度です。
気温が高いときにエンジンに強い負荷
をかけるとレッド・ゾーンを示すこと
があります。
エンジン・クーラント温度警告
クーラントの温度が高くなり過ぎると、マ
ルチ・ファンクション・ディスプレイに警
告メッセージが表示されます。
イグニッションをOFFにして、エンジ
ンを冷やしてください。
ラジエータと車前方の通気口に異物が
ないか点検してください。
クーリング・システム
クーリング・システムに異常がある場
合は、正規ポルシェ販売店での修理を
推奨致します。十分なトレーニングを
受けた経験豊かなスタッフが、最新の
技術情報と専用工具や専用装置を駆使
し、確かな整備をお約束致します。
クーラント・レベルを点検してくださ
い。
必要に応じて、クーラントを補充して
ください。
故障がある場合は、修理を行ってくだ
さい。
「クーラント・レベル」(240ページ)
を参照してください。
注意:
水温計
指針が左にあるときは、エンジンが暖ま
っていません。
エンジン・クーラント・レベル警告
クーラント・レベルが少なくなると、マル
チ・ファンクション・ディスプレイに警告
メッセージが表示されます。
イグニッションをOFFにして、エンジ
ンを冷やしてください。
クーラントを補充してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
「クーラント・レベル」(240ページ)
を参照してください。
注 意
エンジンを損傷する恐れがあります。
走行中に警告灯が点滅したら、安全な
場所に停車してください。
故障がある場合は、修理を行ってくだ
さい。
温度が高くなり過ぎるので、通気口をフィ
ルムやストーン・ガードなどで塞がないで
ください。
このときはエンジン回転数を控え目に
して、負荷をかけないでください。
安全にお使いいただくために
67
注 意
エミッション・コントロール・システムを
損傷する恐れがあります。
燃料が完全になくなるまで走行をつづ
けないでください。
警告灯が点灯した場合は、カーブを曲
がるときにスピードを出さないでくだ
さい。
燃料警告灯
燃料
燃料計
イグニッション・スイッチをONにすると、
燃料の残量が表示されます。
タンク容量については、
「容量」
(332ペ
ージ)を参照してください。
上り坂や下り坂などで車が傾くと、表示が
わずかに変化することがあります。
68
安全にお使いいただくために
エンジン作動中、タンクの燃料が12リット
ルを下回るか走行可能距離が残り50km以下
になるとメータ・パネルのマルチ・ファン
クション・ディスプレイに警告灯が点灯し
ます。マルチ・ファンクション・ディスプ
レイに警告メッセージも表示されます。
警告灯が点灯したら、最も近い給油所
で給油してください。
「エミッション・コントロール・システ
ム」
(251ページ)を参照してください。
オドメータ
スピードメータ
エンジン・ブースト圧計
上側の表示は総走行距離(オドメータ)、
下側の表示は区間走行距離(トリップ・メ
ータ)を示します。
デジタル・スピードメータはインストルメ
ント・パネル内のマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイに内蔵されています。
トリップ・メータは9999kmを超えると0に
戻ります。
アナログ・スピードメータはマルチ・ファ
ンクション・ディスプレイの右側に設置さ
れています。
エンジンにはブースト圧コントロール機能
が装備されているため、ブースト圧が変化
します。ブースト圧は車速、大気圧、使用
燃料のオクタン価に応じて変化します。
トリップ・メータのリセット
ボタンAを1秒以上押します。
安全にお使いいただくために
69
バッテリ/オルタネータ
電圧が急激に下がった場合、マルチ・ファ
ンクション・ディスプレイに警告メッセー
ジが表示されます。
安全な場所に停車して、エンジンを停
止してください。
考えられる原因:
− 充電システムの故障
− ドライブ・ベルトの不具合
警 告
ドライブ・ベルトに不具合があると、パワ
ー・ステアリングが作動せずステアリング
が重たくなったり、エンジン冷却が行われ
ずエンジンが故障したりします。
ドライブ・ベルトに異常が見られたと
きは走行をつづけないでください。
故障の場合は修理してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
長距離にわたり水たまりまたは浅瀬を走行
した場合、ドライブ・ベルトのスリップに
よりステアリング・アシストが故障する恐
れがあります。
ステアリング・アシストに不具合があ
る場合、ステアリングが重くなります。
70
安全にお使いいただくために
エミッション・コントロール
警告灯
エミッション・コントロール・システムは
排気に関連する構成部品の故障、例えば、
排気中の有害物質の増加や重大な損傷を引
き起こすような状態をできるだけ早期に発
見します。
故障は警告灯の点灯または点滅によって表
示され、コントロール・ユニットの故障メ
モリー内に記憶されます。
警告灯は、イグニッションをONにすると
バルブ切れチェックのために点灯し、エン
ジンがかかると約4秒後に消灯します。
走行中に警告灯が点滅した場合は、エミッ
ション・コントロール・システムの部品に
損傷をあたえる作動状態(失火など)にあ
ることを示しています。
この場合、直ちにアクセル・ペダルか
ら足を放し、エンジンにかかる負荷を
下げてください。
危険域の範囲を外れると、警告灯は点
灯しつづけます。
エンジンまたはエミッション・コントロー
ル・システム(触媒コンバータなど)の重
大な損傷を避けるために、直ちに最寄りの
正規ポルシェ販売店で故障診断または修理
を受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
注 意
エンジンにかかる負荷を下げても警告灯が
点滅をつづける場合は、エミッション・コ
ントロール・システムがオーバー・ヒート
してる可能性があり、損傷する恐れがあり
ます。
車両を直ちに安全な場所に停車してく
ださい。
乾燥した草や落葉などの引火性の高い
物がある場所には、駐車したりエンジ
ンを始動させないでください。高温の
排気系に接触して発火する恐れがあり
ます。
エンジンを停止させてください。
故障の場合は修理してください。
安全にお使いいただくために
71
操作、コントロール
マルチ・ファンクション・
ディスプレイ
マルチ・ファンクション・ディスプレイ
は、ワイパー・レバー端のロッカー・スイ
ッチおよびワイパー・レバー下のENTERス
イッチで操作します。
警 告
事故を起こす恐れがあるので、運転中にマ
ルチ・ファンクション・ディスプレイ、ラ
ジオ、ナビゲーション・システム、電話等
の操作や設定を行わないでください。
運転以外に気をとられ、車両のコントロー
ルを失う恐れがあります。
メニュー、上へ
ロッカー・スイッチの上を押します。
メニュー、下へ
ロッカー・スイッチの下を押します。
運転中に装備を操作する場合は、安全
に操作できる交通状況のときのみ行っ
てください。
複雑な操作や設定は車両を静止した状
態で行ってください。
取扱説明書にはマルチ・ファンクション・
ディスプレイの詳細をすべて記載すること
はできません。
しかし、例を挙げて説明してありますので、
主な機能についてはご理解いただけると思
います。また、メニューも作業しやすいよ
うに工夫されています。
知識:
マルチ・ファンクション・ディスプレイを
操作するためのRESETスイッチが、
ENTERスイッチの名称に変更されました。
以降のページも同様です。
72
安全にお使いいただくために
選択メニューの呼出し(ENTER)
ENTERスイッチを押します。
基本的に以下のようにメニューを選択する
ことで、初期設定に戻すことができます。
選択例:
MAIN MENU>SETTINGS>FACTORY
SETTINGS(メイン・メニュー>設定>初
期設定)
「初期設定」(103ページ)を参照して
ください。
メニュー、スクロール
メニューの上下にある矢印はさらにメニュ
ーが続くことを表します。
ロッカー・スイッチの上または下を押
します。
コンフォート・メニューでは、表示の終わ
りに近づくと自動的にスクロールします。
知識:
作動条件:
− イグニッションをONにします。
車両の装備によっては、マルチ・ファンク
ション・ディスプレイに表示できない情報
や機能(電話、ナビゲーション、オーディ
オ、タイヤ空気圧)があります。
また、いくつかの機能は、停車中のみ利用
することができます。
基本画面
基本画面の情報
イグニッションをONにすると、以下の基
本画面が表示されます。
選択した基本画面には以下が表示されま
す。
− Main menu(メイン・メニュー)
− 中央ディスプレイBおよび下部ディス
プレイC:
− Range on remaining fuel(燃料残量によ
る走行可能距離)
− Average speed(平均車速)
− Navigation(ナビゲーション)*
− Tyre pressure(タイヤ空気圧)*
*日本仕様に設定はありません。
燃料残量による走行可能距離、平均車
速、コンパス、ナビゲーション*、タ
イヤ空気圧*についての情報またはメ
イン・メニューに入ります。
基本画面の変更
ロッカー・スイッチを上または下に操
作します。
基本画面のリセット
平均車速は基本画面でリセットできます。
RESETスイッチを1秒以上押すと、数
値が消去されます。
− 上部ディスプレイA:
TV情報(TV局、チャンネル)オーディ
オ情報(ラジオ局、周波数、CD)(コ
ンパス、ナビゲーション*、タイヤ空
気圧*が装備されていない場合)
安全にお使いいただくために
73
概要説明
以下のサブメニューが表示されます。
燃料残量による走行可能距離
− Telephone(電話)*
− Speed limit(速度制限)
燃料残量による走行可能距離は、燃料レベ
ル、現在の消費量および平均消費量に基づ
いて、運転している間に算出されます。
− Vehicle info(車両インフォメーション)
− Tyre pressure(タイヤ空気圧)*
− Settings(設定)
平均車速
平均車速は、トリップ・メータが“0”に
リセットされてから走行した距離に基づい
て算出されます。
知識:
イグニッション・スイッチを切っても測定
はリセットされません。従って、算出の基
となる値を長期間に渡り収集することがで
きます。バッテリを外すとメモリは消去さ
れます。
さらにオンボード・コンピュータはPCM*
(ポルシェ・コミュニケーション・マネー
ジメント)に表示させることができます。
PCMを使用する前に、別冊の操作説明書を
参照してください。
*日本仕様に設定はありません。
74
安全にお使いいただくために
知識:
メイン・メニュー
ロッカー・スイッチを押して、基本画
面のメイン・メニューを表示させます。
RESETスイッチを押します。
BACKを選択しRESETスイッチで確定する
ことにより、いつでもメイン・メニューを
終了することができます。
電話*
MAIN MENU>PHONE(メイン・メニュ
ー>電話)
ロッカー・スイッチでPHONE(電話)
を選択します。
RESETスイッチを押します。
知識:
マルチ・ファンクション・ディスプレイの
電話機能はPCMおよびマルチ・ファンクシ
ョン・スイッチと作動レバーに連動してい
ます。
電話を作動させるには、SIMカードを
PCMの差し込み口に挿入する必要があり
ます。
NO NET(ネットワークなし)
、電
話OFF、PIN入力、SIMカード挿入
電話メニューには5つのサブメニュ
ーがあります。
ネットワークにつながらない、PINが入力
されない、SIMカードが挿入されない、電
話のスイッチが切られているなどの場合に
は、対応するメッセージが表示されます。
− Last numbers(最近かけた電話番号)
RESETスイッチを押すと、ディスプレ
イは直前のメニューに戻ります。
− Important numbers(重要な電話番号)
− Phone book(アドレス帳)
− Missed calls(不達通話)
− Phone(テレフォン・インフォメーシ
ョン)
知識:
*日本仕様に設定はありません。
着信電話の電話番号がマルチ・ファンクシ
ョン・ディスプレイに表示されます。アド
レス帳に登録がある場合のみ名前が表示さ
れます。
安全にお使いいただくために
75
最近かけた電話番号
MAIN MENU>PHONE>LAST NUMBERS
(メイン・メニュー>電話>最近かけた電
話番号)
LAST NUMBERS(最近かけた電話番号)
メニューでは、このSIMカードにより最近
ダイヤルした番号または登録名がリスト表
示されます。
再ダイヤル
ロッカー・スイッチで番号または登録
名を選択します。
RESETスイッチを押すと、電話番号が
ダイヤルされます。
76
安全にお使いいただくために
重要な電話番号
MAIN MENU> PHONE> IMPORTANT
NUMBERS(メイン・メニュー>電話>重
要な電話番号)
IMPORTANT NUMBERS(重要な電話番号)
メニューではSIMカードに重要な電話番号
として登録されている名前がリスト表示さ
れます。
アドレス帳
MAIN MENU>PHONE>PHONE BOOK
(メイン・メニュー>電話>アドレス帳)
PHONE BOOK(アドレス帳)メニューで
はSIMカードに登録されているアドレス帳
の登録名がリスト表示されます。
ロッカー・スイッチで登録名を選択し
ます。
ロッカー・スイッチで登録名を選択し
ます。
RESETスイッチを押すと、電話番号が
ダイヤルされます。
RESETスイッチを押すと、電話番号が
ダイヤルされます。
ロッカー・スイッチを1秒以上おすと、登
録がある頭文字が表示されます。これによ
り必要な番号がすばやく検索できます。
不達通話
MAIN MENU>PHONE>MISSED CALLS
(メイン・メニュー>電話>不達通話)
MISSED CALLS(不達通話)メニューでは
受信拒否した電話番号がリスト表示されま
す。番号はSIMカードに保存されています。
返信
テレフォン・インフォメーション
受信、受信拒否、通話終了
MAIN MENU>PHONE>PHONE INFO(メ
イン・メニュー>電話>テレフォン・イン
フォメーション)
着信があると、マルチ・ファンクション・
ディスプレイに表示されます(テレフォ
ン・インフォメーションでONになってい
る場合)
。
PHONE INFO(テレフォン・インフォメー
ション)メニューではマルチ・ファンクシ
ョン・ディスプレイへの自動着信表示の
ON/OFFを切り替えることができます。
ロッカー・スイッチで番号または登録
名を選択します。
ロッカー・スイッチでONまたはOFFを
選択します。
RESETスイッチを押すと、電話番号が
ダイヤルされます。
RESETスイッチを押します。
ロッカー・スイッチでACCEPT(受信)
またはREFUSE(受信拒否)を選択し
ます。
RESETスイッチを押します。
受信すると、メニューにEND(終了)が追
加されます。
ロッカー・スイッチでEND(終了)を
選択します。
RESETスイッチを押すと、通話が終了
します。
安全にお使いいただくために
77
速度制限
現在の速度を制限速度にする
任意の制限速度を入力する
MAIN MENU>SPEED LIMIT(メイン・メ
ニュー>速度制限)
現在の速度を制限速度として入力します。
任意の速度を制限速度として入力します。
運転の速度を監視する制限速度を入力する
ことができます。入力した速度を超過した
場合、マルチ・ファンクション・ディスプ
レイにLIMIT EXCEEDED(速度超過)メッ
セージが表示されます。
ロッカー・スイッチでCURRENT MPH
(現在の速度)を選択します。
ロッカー・スイッチでXXX MPH SET
(速度設定)を選択します。
RESETスイッチを押します。
RESETスイッチを押します。
LIMIT ACTIVE(速度制限作動)メニュ
ーは自動的に表示され、設定した速度
も表示されます。
ロッカー・スイッチを上方または下方
に押すことにより、設定速度を1km/hず
つ増加させることができます。
ロッカー・スイッチを2秒以上押したま
まにすると、10km/hずつ増加させるこ
とができます。
RESETスイッチを押します。LIMIT
ACTIVE(速度制限作動)メニューが表
示されます。
78
安全にお使いいただくために
速度制限の作動/解除
ロッカー・スイッチでLIMIT ACTIVE
(速度制限作動)を選択します。
RESETスイッチを押します。
車両インフォメーション
以下の情報を表示させることができます。
MAIN MENU>VEHICLE INFO(メイン・
メニュー>車両インフォメーション)
− 警告
車両の安全に関わる現在の警告および
メッセージすべての表示
ロッカー・スイッチでVEHICLE INFO
(車両インフォメーション)を選択しま
す。
RESETスイッチを押します。
− レベル
車高自動調整装着車では車両の地上高
の現在の状況の表示
− ロック/リダクション
選択された運転プログラム(ロー・レ
ンジ/ハイ・レンジおよびディファレ
ンシャル・ロック完全作動)の表示
− 平均燃費
平均燃費の表示およびリセット
安全にお使いいただくために
79
例:ブレーキ・パッド警告メッセージ
例:サイドランプ点検警告メッセージ
警告
車両インフォメーション・メニューの復帰
レベル
MAIN MENU>VEHICLE INFO>WARNINGS
(メイン・メニュー>車両インフォメーシ
ョン>警告)
車両がパーフェクトな状態の場合は、警告
は表示されません。
警告メッセージが表示された場合は、
ロッカー・スイッチで警告をひとつづ
つ選択します。
知識:
警告メッセージが表示されたときに、メー
タ・パネルの警告灯が点灯しない場合は、
下部ディスプレイに小さなシンボルが表示
されます。警告メッセージの問題が解決す
ると、シンボルが消えます。
RESETスイッチを押します。
注 意
警告メッセージは故障の可能性を示してい
ます。
直ちに正規ポルシェ販売店にて修理を
受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
MAIN MENU>VEHICLE INFO>LEVEL
(メイン・メニュー>車両インフォメーシ
ョン>レベル)
LEVEL(レベル)メニューではレベル・コ
ントロール装着車の地上高が表示されま
す。
知識:
レベルはセンター・コンソールにある
セレクタ・レバー裏のロッカー・スイ
ッチで設定します。
「レベル・コントロールおよび高さ調
整付きエア・サスペンション」(230ペ
ージ)を参照してください。
車両インフォメーション・メニューの復帰
RESETスイッチを押します。
80
安全にお使いいただくために
知識:
運転プログラムはセンタ・コンソール
のセレクタ・レバーの前方にあるロッ
カー・スイッチを使用してセットしま
す。
「オンロードおよびオフロード走行プ
ログラム」(206ページ)を参照してく
ださい。
車両インフォメーション・メニューの復帰
ロック/リダクション
RESETスイッチを押します。
平均燃費
MAIN MENU>VEHICLE INFO>LOCKS/
REDUCTION(メイン・メニュー>車両イ
ンフォメーション>ロック/リダクション)
MAIN MENU>VEHICLE INFO>AVERAGE
CONSUMPTION(メイン・メニュー>車両
インフォメーション>平均燃費)
選択された運転プログラム(ロー・レン
ジ/ハイ・レンジ)が表示されます。
表示される値は、トリップ・メータを最後
に“0”にリセットしてからの走行距離を
元に算出します。
− センタ・デフ・ロックON/OFF
− リダクションON/OFF
− リア・デフ・ロックON/OFF
平均燃費のリセット
ロッカー・スイッチでRESET(リセッ
ト)を選択します。
RESETスイッチを1秒以上押し、値の
表示を“---”にします。
安全にお使いいただくために
81
タイヤ空気圧*
タイヤ空気圧モニタリング・システムは4
輪のタイヤの空気圧および温度をモニタ
し、空気圧が低い場合はドライバーに警告
します。
タイヤ空気圧モニタリングの表示および設
定はマルチ・ファンクション・ディスプレ
イのTYRE PRESSURE(タイヤ空気圧)
メニューにて行われます。ただ、各タイヤ
の空気圧は手動で調整する必要がありま
す。
タイヤ・タイプ別にモニターすべきタイヤ
空気圧は、タイヤ空気圧モニタリング・シ
ステムに恒久的に設定されているため、変
更はできません。
タイヤの空気圧調整やマルチ・ファン
クション・ディスプレイの設定におい
てはドライバーに責任があります。
セーフティ・ノート
タイヤ空気圧モニタリング・システムには
多くのメリットがありますが、システムの
設定の更新やタイヤ空気圧の点検の責任は
ドライバーにあります。タイヤ空気圧が低
い場合、車両の走行安定性を損ない、タイ
ヤや車輪を破損させるおそれがあります。
82
安全にお使いいただくために
タイヤのパンク(flat tyre)が表示され
た場合、ただちに適切な場所に停車し、
タイヤを点検してください。必要に応
じ、タイヤの破損部分をタイヤ・シー
ラントで修理してください。
タイヤ空気圧の修正は、TYRE
PRESSURE(タイヤ空気圧)メニュー
に表示されている空気圧差異またはタ
イヤ空気圧メッセージまたは警告に基
づいて行ってください。
絶対に空気が漏れたままのタイヤで運
転を続けないでください。
タイヤ空気圧は、タイヤ損傷の有無に
かかわらず時を経て減少していきます。
タイヤ空気圧の警告は空気圧の減少が
一定以上の値に達した場合、マルチ・
ファンクション・ディスプレイに表示
されます。この場合、直ちにタイヤ空
気圧を調整してください。
破損タイヤはただちに正規ポルシェ販
売店にて交換してください。
タイヤ修理はいかなる状況下でも許可
されていません。
タイヤ・シーラントを使ってのパンク
の修理は緊急時の応急処置であり、最
寄りのワークショップまで車両を移動
することを目的としています。この場
合の車両の最大許容速度は80 km/h で
す。
タイヤ空気圧を調整したあと、短時間
で再度、タイヤ空気圧が低下した場合
は、運転を中止し、正規ポルシェ販売
店にてタイヤの点検を行ってください。
タイヤ空気圧モニタリング・システム
が故障した場合(例:ホイール・トラ
ンスミッターの故障)
、直ちに正規ポル
シェ販売店にて、故障を修復してくだ
さい。タイヤ空気圧はタイヤ空気圧モ
ニタリング・システムが故障した場合、
モニタされません。
タイヤ空気圧モニタリング・システム
は不十分なタイヤ空気圧によるタイヤ
の損傷および外部の異物による空気圧
の徐々の低下などに関する警告を表示
します。タイヤ空気圧モニタリング・
システムは突発的に発生したタイヤの
損傷に対する警告は不可能となってい
ます。
(例:突発的な外部の影響による
タイヤのパンク)
タイヤ空気圧メッセージが表示された
場合、次の機会に空気圧の調整を行っ
てください。
*日本仕様に設定はありません。
したがって、基本画面の表示により可能性のあ
る空気圧の差異を判定することはできません。
タイヤ空気圧を補正する場合はTYRE
PRESSURE(タイヤ空気圧)メニュー
またはタイヤ空気圧メッセージに空気
圧の異状が現われた時のみ行います。
タイヤ空気圧画面
タイヤ空気圧メニュー(充填情報)
基本画面「タイヤ空気圧」の空気圧表示
タイヤ空気圧メニュー
基本画面「タイヤ空気圧」にはタイヤ空気
圧実測値が表示されます。この実測値は4
個のバルブに接続しているプレッシャ・ゲ
ージの表示値と同じです。走行中はこれら
の空気圧が変化します。
MAIN MENU>TYRE PRESSURE(メイ
ン・メニュー>タイヤ空気圧)
タイヤ空気圧メニューは車両停止時のみ呼
び出すことができます。
− 高速道路での高速走行時などでタイヤ
の温度が上昇すると、タイヤ空気圧は
増加します。
− 寒冷地(山岳地帯)での走行時などでタイ
ヤの温度が下降すると、タイヤ空気圧
は減少します。
タイヤ空気圧メニュー (充填情報)にはタイ
ヤ空気圧の規定空気圧からの差異が表示さ
れます。タイヤ空気圧モニタリング・シス
テムはこの場合、タイヤ空気圧および外気
温の関係を考慮し、空気圧のモニタを行っ
ています。
数値の前の“−”表示は圧力損失を示しま
す。
タイヤ空気圧を規定空気圧に調整して
ください。
例:タイヤ空気圧表示が“−3 psi(−0.2
bar)”の場合、タイヤ空気圧を3 psi(0.2
bar)増加してください。
安全にお使いいただくために
83
知識:
スペア・タイヤおよびコラプシブル・スペ
ア・タイヤはタイヤ空気圧モニタリング・
システムによる空気圧のモニタは行われま
せん。
システムの登録フェーズ中は冷間時(20℃)
のタイヤ空気圧がタイヤ空気圧メニュー
(充填情報)に表示されます。スペア・タ
イヤの規定空気圧はタイヤ空気圧メニュー
(充填情報)に常時表示されています。
タイヤ空気圧モニタリング・シス
テム登録フェーズ
タイヤ空気圧モニタリング・システムで
は、タイヤを交換するたびに、登録フェー
ズを完了させることが必要です。タイヤ空
気圧モニタリング・システムはこの過程で
タイヤ位置を特定します。登録フェーズが
完了しない限り、現在のタイヤ空気圧はマ
ルチ・ファンクション・ディスプレイに表
示されません。
タイヤ空気圧モニタリング・システム登
録の過程
メニュー、タイヤ空気圧>設定>タイ
ヤでタイヤ・タイプおよびタイヤ・サ
イズを選択します。
登録プロセスが開始します。新しいタ
イヤの設定が古いタイヤと同じ場合で
も、タイヤ・タイプおよびタイヤ・サ
イズの両方を選択してください。
84
安全にお使いいただくために
スペア・タイヤおよびコラプシブル・
スペア・タイヤの空気圧点検は手動に
て行ってください。
タイヤ空気圧充填情報
タイヤ空気圧メニュー
MAIN MENU>TYRE PRESSURE(メイ
ン・メニュー>タイヤ空気圧)
TYRE PRESSURE(タイヤ空気圧)メニュ
ーにより、個々のタイヤの現在の空気圧規
定値概要(充填情報)が表示されます。規
定空気圧と実測値の差異が算出されます。
タイヤの登録が完了していない場合、現在
の空気圧は使用できません。
スペア・タイヤはモニタされません。規定
空気圧はブラケットに記載されています。
タイヤ空気圧モニタリング・システムの設
定を変えるには、TYRE PRESSURE(タイ
ヤ空気圧)メニューのSETTINGS(設定)
を選択してください。
「警告後の選択」
(91ページ)を参照し
てください。
このメニュー中の以下の設定はタイヤ空気
圧モニタリング・システムが正確な空気圧
を決定する基礎として役立ちます。
− Tyres(タイヤ)
タイヤ・タイプ、タイヤ・サイズの両
方とも選択します。
タイヤ空気圧設定
− Load(積載重量)
積載重量のタイプを選択します。
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS(メイン・メニュー>タイヤ空
気圧>設定)
− System(システム)
タイヤ空気圧モニタのON/OFFを切り
替えます。
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS>TYRE TYPE(メイン・メニュ
ー>タイヤ空気圧>設定>タイヤ・タイ
プ)
知識:
TYRE TYPE(タイヤ・タイプ)メニュー
ではタイヤ・タイプおよび対応するタイ
ヤ・サイズを設定します。
警 告
マルチ・ファンクション・ディスプレイへ
の不完全な入力は警告やメッセージの正確
な情報に影響を与えます。
設定は必ず車両停止時に行ってください。
タイヤ・タイプ
− Summer(サマー・タイヤ)
− All season(オール・シーズン・タイヤ)
以下のうちの1つの作業を実行した場
合、設定を TYRE PRESSURE(タイヤ
空気圧)メニューにて更新する必要が
あります:
− Winter(ウィンター・タイヤ)
− All terrain(オールラウンド・タイヤ)
− Spare wheel(スペア・タイヤ)
−タイヤ交換
−タイヤ・シーラント注入
−タイヤ空気補充(直前のパンク(flat
tyre)警告のあと)
安全にお使いいただくために
85
知識:
タイヤ・タイプおよびタイヤ・サイズ
はタイヤのサイド・ウォールに記載さ
れています。
「タイヤとホイールのお手
入れ」(261ページ)を参照してくださ
い。
知識:
サマー・タイヤのタイヤ・サイズ選択
例:サマー・タイヤの選択
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS>TYRE TYPE>SUMMER(メ
イン・メニュー>タイヤ空気圧>設定>タ
イヤ・タイプ>サマー・タイヤ)
ロッカー・スイッチでタイヤ・タイプ
(例:サマー・タイヤ)を選択します。
RESETスイッチを押します。
ロッカー・スイッチでタイヤ・サイズ
を選択します。
(例:255/55 R 18)
RESETスイッチを押します。
メ ニ ュ ー は TYRE PRESSURE>
SETTINGS(タイヤ空気圧>設定)に
戻り、現在の設定が表示されます。
86
安全にお使いいただくために
ポルシェが認定しているタイヤのうち、マ
ルチ・ファンクション・ディスプレイにデ
ータがない場合、タイヤを装着する前に、
マルチ・ファンクション・ディスプレイに
情報を追加してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
*日本仕様に設定はありません。
警 告
制限速度を超過した場合、思わぬ事故を起
こす恐れがあります。
常に各タイヤの最大許容速度にしたが
って走行してください。
タイヤの最大許容速度が車両の最高速
度より低い場合、最大許容速度を記載
しているステッカーは、必ず運転手の
目の届く範囲に貼ってください。
各国の交通法規に従ってください。
タイヤに刻印している速度記号は、そのタ
イヤの最高許容速度を示します。
「ラジアル・タイヤの記号」(265ペー
ジ)を参照してください。
スペア・タイヤ
ロッカー・スイッチでSPARE WHEEL
(スペア・タイヤ)を選択します。
RESETスイッチを押します。
表示は自動的にTYRE PRESSURE(充
填情報)メニューに戻ります。
規定空気圧が確認できます。
BACK(戻る)を選択します。メニュー
は基本画面に戻ります。
スペア・タイヤ選択
スペア・タイヤ
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS> TYRE TYPE> SPARE
WHEEL(メイン・メニュー>タイヤ空気
圧>設定>タイヤ・タイプ>スペア・タイ
ヤ)
このメニューでは車両の装備に応じて搭載
可能なすべてのスペア・タイヤが表示され
ます。
− Spare wheel(スペア・タイヤ)
− Collapsible spare wheel(コラプシブ
ル・スペア・タイヤ)
− Sealing set(シール・セット)
スペア・タイヤにはホイール・センサが装
着されておらず、タイヤ空気圧モニタリン
グ・システムによりモニタされません。
したがって、RESETスイッチを押すと、メ
ッセージSYSTEM NOT ACTIVE, WORKSHOP
(システムは作動していません。ワークシ
ョップへ)が表示されます。
イグニッションをONにするたびにSPARE
WHEEL / SEALING SET OPERATION(ス
ペア・タイヤまたはシール・セット装填)
警告が出されます。
「メッセージ − スペア・タイヤまたは
シール・セット装填」
(93ページ)を参
照してください。
知識:
コラプシブル・スペア・タイヤ
ロッカー・スイッチでCOLLAPSIBLE
WHEEL(コラプシブル・スペア・タイ
ヤ)を選択します。
RESETスイッチを押します。
コラプシブル・スペア・タイヤにはホイー
ル・センサが装着されておらず、タイヤ空
気圧モニタによりモニタされません。
コラプシブル・スペア・タイヤの規定空気
圧および制限速度がまず表示されます。次
に メ ッ セ ー ジ SYSTEM NOT ACTIVE,
WORKSHOP(システムは作動していませ
ん。ワークショップへ)が表示されます。
80km/hの制限速度を超過すると、マルチ・
ファンクション・ディスプレイに警告が表
示されます。
イグニッションをONにするたびにSPARE
WHEEL / SEALING SET OPERATION(ス
ペア・タイヤまたはシール・セット装填)
警告が出されます。
「メッセージ − スペア・タイヤまたは
シール・セット装填」
(93ページ)を参
照してください。
知識:
スペア・タイヤは緊急の場合に短距離
でのみ使用してください。
コラプシブル・スペア・タイヤは緊急の
場合に短距離でのみ使用してください。
「スペア・タイヤ」(284ページ)を参
照してください。
「コラプシブル・スペア・タイヤ」
(278
ページ)を参照してください。
安全にお使いいただくために
87
タイヤ・シーラント/シール・セット
積載重量の選択
ロッカー・スイッチでSEALING SET
(シール・セット)を選択します。
ロッカー・スイッチで積載重量タイプ
を選択します。
RESETスイッチを押します。
表示は自動的にTYRE PRESSURE(充
填情報)メニューに戻ります。
RESETスイッチを押します。設定され
た積載重量が表示されます。
規定空気圧と実測値の差異はメニュー、
TYRE PRESSURE>SETTINGS(充填情
報>設定)で表示されます。
表示された空気圧の差異に基づきタイ
ヤに空気を入れてください。
80km/hの制限速度を超過すると、マルチ・
ファンクション・ディスプレイに警告が表
示されます。
イグニッションをONにするたびにSPARE
WHEEL / SEALING SET OPERATION(ス
ペア・タイヤまたはシール・セット装填)
警告が出されます。
「メッセージ − スペア・タイヤまたは
シール・セット装填」
(93ページ)を参
照してください。
知識:
シーラントで修理したタイヤは緊急の
場合に短距離でのみ使用してください。
「タイヤ・シーラント」(270ページ)
を参照してください。
88
安全にお使いいただくために
規定値に従って空気圧を修正してくだ
さい。
積載重量
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS>LOAD(メイン・メニュー>
タイヤ空気圧>設定>積載重量)
タイヤ空気圧は必ず車両積載重量に従って
調整してください。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
− Partial load(部分積載重量):
乗員3人以下および荷物21kgまで。
− Full load(全積載重量):
乗員4人以上および荷物21kg以上。
タイヤ空気圧モニタ作動
ロッカー・スイッチでONを選択しま
す。
RESETスイッチを押します。
画面は自動的にメニュー、TYRE
PRESSURE>SETTINGS(タイヤ空気圧>
設定)に戻ります。
システム
MAIN MENU> TYRE PRESSURE>
SETTINGS>SYSTEM(メイン・メニュ
ー>タイヤ空気圧>設定>システム)
SYSTEM(システム)メニューではタイヤ
空気圧モニタのON/OFFを切り替えること
ができます。
タイヤ空気圧モニタがOFFの場合、タイヤ
空気圧および警告は表示されません。
また空気圧はTYRE PRESSURE(タイヤ空
気圧)メニューにも表示されません。
車両に取付けたタイヤ・タイプや荷重
状態がメニューでセットされたものと
一致しているか確認してください。
走行前に間違ったセッティングを正し
くセットしてください。
タイヤ・タイプおよびタイヤ・サイズ
はMAIN MENU>TYRE PRESSURE>
SETTINGSで設定します。
タイヤ・タイプおよびサイズの両方を
選択した場合のみ、タイヤ空気圧モニ
タリング・システムに新タイヤが再登
録されます。
「モニターOFF」メッセージ
タイヤ空気圧モニタリング・システムを解
除すると、イグニッションをONにするた
びにメッセージMONITORING OFF(モニ
タOFF)が表示されます。
メッセージは10秒間表示されます。
もしくは
表示中にRESETスイッチを押すと消え
ます。
タイヤ空気圧モニタの解除
ロッカー・スイッチでOFFを選択しま
す。
RESETスイッチを押します。
メッセージMONITORING OFF(モニタ
ーOFF)が10秒間表示されます。その
後メニューは基本画面に戻ります。
安全にお使いいただくために
89
タイヤ空気圧警告およびメッ
セージ
タイヤ空気圧モニタリング・システムは失
われた空気圧の量により、2つの段階で空
気圧の損失に関する警告を発します。
段階1−タイヤ空気圧が低下しすぎのメッセージ
(0.2∼0.4bar(3∼6psi)の空気圧損失)
段階2−タイヤのパンク警告
(0.4bar(6psi)以上の空気圧損失)
警 告
タイヤが損傷すると路上安全性が著しく損
なわれ、事故を起こす恐れがあります。
もしタイヤ空気圧警告またはタイヤ空
気圧メッセージが表示されたら、ただ
ちに適切な場所に停車してください。
タイヤに損傷がないか点検し、必要で
あればタイヤ交換を行ってください。
例:タイヤ空気圧表示が"−3 psi(−0.2 bar)"
の場合、タイヤ空気圧3 psi(0.2 bar)増加し
てください。
タイヤに不具合がなくても、時間の経過と
ともにタイヤの空気は抜けていきます。こ
の場合、タイヤ空気圧モニタリング・シス
テムにより対応するメッセージまたは警告
が出されます。
タイヤ空気圧を調整してください。
90
安全にお使いいただくために
タイヤ空気圧モニタリング・シス
テムによる登録フェーズ中の圧力
損失メッセージ
このメッセージは0.2∼0.4 bar(3∼6 psi)
の圧力損失を知らせます。
登録フェーズ完了後に圧力損失を
知らせるメッセージ
このメッセージは0.2∼0.4 bar(3∼6 psi)
の圧力損失を知らせます。
タイヤ空気圧モニタリング・システムはま
だタイヤ位置を特定していません;タイヤ
空気圧が表示されていません。
タイヤ空気圧モニタリング・システムはタ
イヤ位置をすでに特定しています。該当す
るタイヤの表示から適正な空気圧との差異
を表示します。
このメッセージは車両停止状態で、イグニ
ッションを再度ONにすると表示されます。
このメッセージは車両停止状態で、イグニ
ッションを再度ONにすると表示されます。
メッセージは10秒間表示されます。
メッセージは10秒間表示されます。
または
RESETスイッチを押します。
知識:
次の機会に、手動で空気圧をチェック
し、タイヤに空気を補充してください。
または
RESETスイッチを押します。
知識:
次の機会にタイヤ空気圧を補正してく
ださい。タイヤ空気圧を補正する場合、
TYRE PRESSURE(タイヤ空気圧)メ
ニューに表示される空気圧の差異の分
を補充します。
タイヤ空気圧モニタリング・シス
テムによる登録フェーズ中のパン
クを知らせるメッセージ
この警告は圧力損失が0.4 bar(6 psi)以上
になると表示されます。
タイヤ空気圧モニタリング・システムはタ
イヤ位置を特定していません。タイヤ空気
圧も表示されません。
登録フェーズ完了後にパンクを知
らせるメッセージ
この警告は圧力損失が0.4 bar(6 psi)以上
になるパンクを知らせます。
タイヤ空気圧モニタリング・システムはタ
イヤ位置を特定しています。対応するタイ
ヤの規定値からの差異が表示されます。
警告後の選択
タイヤ空気圧警告が表示された後、車両が
停止すると、画面は「警告後の選択」に変
わります。
メニューから実施した作業を選択しま
す。
この警告は消去できません。
この警告は消去できません。
知識:
適切な場所に停車して、空気圧を点検
します。タイヤに損傷がないか点検し、
必要であれば空気の補充またはタイヤ
交換を行ってください。
車両停止中は画面は「警告後の選択」に変
わります。
知識:
適切な場所に停車して、タイヤに損傷
がないか点検し、必要であればタイヤ
交換を行ってください。
車両停止中は画面は「警告後の選択」に変
わります。
「警告後の選択」
(91ページ)を参照し
てください。
「警告後の選択」
(91ページ)を参照し
てください。
安全にお使いいただくために
91
空気の補充
タイヤ・シーラント
1. タイヤに空気を補充します。
1. タイヤ・シーラントでパンクを修理し
ます。
エア・サスペンション非装着車
「エア・サスペンション非装着車のタ
イヤ空気充填」(280ページ)を参照し
てください。
エア・サスペンション装着車
「エア・サスペンション装着車のタイ
ヤ空気充填」(282ページ)を参照して
ください。
2. 該当するタイヤに空気を補充した後、
「空気の補充」を選択します。
選択確定後、システムは自動的に基本
画面に戻ります。
タイヤ交換
1. タイヤを交換します。
「タイヤ交換」(275ページ)を参照し
てください。
2. タイヤを交換した後、
「タイヤ交換」を
選択します。
システムはスペア・タイヤ・メニュー
に戻ります。
3. スペア・タイヤ・タイプを選択します。
「スペア・タイヤ」
(87ページ)を参照
してください。
92
安全にお使いいただくために
「タイヤ・シーラント」(270ページ)
を参照してください。
2. タイヤ・シーラントでパンクを修理し
た後、メニュー項目のSEALING SET
(シール・セット)メニューを選択しま
す。
「タイヤ・シーラント/シール・セッ
ト」
(88ページ)を参照してください。
SEALING SET(シール・セット)メニュ
ー選択後、システムは基本画面に戻ります。
80km/hの制限速度を超過すると、マルチ・
ファンクション・ディスプレイに警告が表
示されます。
知識:
選択項目上の手順を実行せずに項目を選択
した場合、CAUTION-FLAT TYRE-CHECK
TYRES(注意−パンク−タイヤ点検)メッ
セージが再度表示されます。
タイヤに損傷がないか点検し、必要で
あれば空気の補充またはタイヤ交換を
行ってください。
警告「車両停止:選択を行ってく 「タイヤ交換」メッセージ
ださい」
タイヤの修理後、画面SELECTION AFTER
WARNING(警告後の選択)の選択を怠っ
た場合、以下のメッセージが表示されます。
WHEN VEHICLE STOPS : HIT SELECTION
(車両停止:選択を行ってください)
知識:
次回車両を停止したときにSELECTION
AFTER WARNING(警告後の選択)の設定
を行ってください。
タイヤ交換後、タイヤ空気圧モニタリン
グ・システムにタイヤ・タイプおよびタイ
ヤ・サイズを入力しなかった場合、しばら
くしてからWHEEL CHANGE? CHECK
SETTINGS(タイヤ交換?設定変更)メッ
セージが表示されます。
車両が停止すると、表示はSELECTION
AFTER WARNING(警告後の選択)に変わ
ります。
「警告後の選択」
(91ページ)を参照し
てください。
WHEEL CHANGE(タイヤ交換)を選
択します。メニューは自動的にTYRE
TYPE(タイヤ・タイプ)に変わります。
適切なタイヤ・タイプおよびタイヤ・
サイズを選択します。
タイヤ・タイプおよびタイヤ・サイズ
の両方を選択した場合のみタイヤ空気
圧モニタリング・システムに新タイヤ
が再登録されます。
メッセージ「スペア・タイヤ
またはシール・セット装填」
マルチ・ファンクション・ディスプレイで
スペア・タイヤのタイプ(スペア・タイヤ、
コラプシブル・スペア・タイヤ、シール・
セット)を選択後は、イグニッション・ス
イッチをONにするたびにSPARE WHEEL
/SEALING SET OPERATION?(スペア・
タイヤまたはシール・セット装填)メッセ
ージが表示されます。
ロッカー・スイッチでYES/NOを選択
します。
RESETスイッチを押します。
安全にお使いいただくために
93
“YES”
− SEALING SET OPERATION(シール・
セット装填)を設定した場合、メニュ
ーは直接、基本画面に戻ります。設定
はすべて維持されます。
− COLLAPSIBLE SPARE WHEEL(コラ
プシブル・スペア・タイヤ)または
SPARE WHEEL(スペア・タイヤ)を
設定した場合、まず警告メッセージ
SYSTEM NOT ACTIVE − WORKSHOP
(システムは作動していません。ワーク
ショップへ)が10秒間表示されます。
その後、システムは基本画面に戻りま
す。
“No”
モニタリングしない
故障などが発生した場合、タイヤ空気圧モ
ニタリング・システムはタイヤ空気圧をモ
ニタすることが不可能となります。インス
トルメント・パネルの警告灯が点灯し、マ
ルチ・ファンクション・ディスプレイのメ
ッセージが表示されます。
タイヤ空気圧のモニタが不可能な時:
− タイヤ空気圧モニタリング・システム
が故障している
− タイヤ空気圧モニタリング・システム
にタイヤ・トランスミッターの信号が
送られていない
− タイヤ交換後の一時的な期間
表示は自動的にメニュー、TYRE
PRESSURE>SETTINGS(タイヤ空気圧>
設定)に戻ります。
装着したタイヤのタイヤ・タイプおよ
びタイヤ・サイズを設定します。タイ
ヤ空気圧モニタリング・システムはタ
イヤの再登録を行います。
− 必要以上にタイヤ・トランスミッター
の信号を多く検知した時
− 他の電波による外部からの妨害がある
場合(例:ワイアレス・ヘッドホン)
− タイヤの温度が高すぎる時
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
94
安全にお使いいただくために
温度上昇に伴う空気圧の増加
A - タイヤ空気圧
B - タイヤ温度
C - 冷間時のタイヤ空気圧(20℃)
D - 温間時のタイヤ空気圧
E - 温度上昇に伴う空気圧の増加
F - 不具合/漏れのあるタイヤの空気圧降下
1 - 規定空気圧直線
2 - タイヤ空気圧損失の通知
(−0.2 bar∼−0.4 bar)
3 - 不具合タイヤパンク警告(−0.4 bar時)
物理原理に従い、空気圧は温度の変化に応
じて変化します。
タイヤ空気圧は10℃の温度変化につき、約
0.1 bar 増加または減少します。
タイヤ空気圧仕様
タイヤ空気圧は必ず規定値(要求値)に合
わせてください。
冷間タイヤ(20℃)のタイヤ空気圧につい
ての情報は以下のように提供されます。
− タイヤ空気圧メニュー(充填情報):
システムに規定値が登録されている場
合、各タイヤの規定空気圧との差異が
表示されます。
タイヤ空気圧モニタ警告灯
タイヤ空気圧モニタリング・システムの警
告およびメッセージはすべてメータ・パネ
ルの警告灯でも表示されます。
警告灯は故障をすべて修理するとただちに
消灯します。
− タイヤ空気圧メニュー(充填情報):
システムに規定値が登録されていない
場合、各タイヤの規定空気圧が表示さ
れます。
− フロント左ドア開口部:各タイヤの情
報
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
タイヤ空気圧が不十分な場合、タイヤのオ
ーバーヒートを引き起こし、目に見えない
ものも含めタイヤに損傷を与える結果とな
ります。目に見えない損傷はタイヤ空気圧
を補正しても解消されません。
「タイヤとホイール」(261ページ)を
参照してください。
安全にお使いいただくために
95
設定
時計
MAIN MENU>SETTINGS(メイン・メニ
ュー>設定)
MAIN MENU>SETTINGS>CLOCK(メイ
ン・メニュー>設定>時計)
MAIN MENU( メ イ ン ・ メ ニ ュ ー ) の
SETTINGS(設定)では以下の機能が選択
できます。
時計の設定
− Clock(時計)
− Compass(コンパス)
− Comfort(コンフォート)(車両停止時
のみ)
− Lights(ランプ)
(車両停止時のみ)
ロッカー・スイッチで時間を選択しま
す。
RESETスイッチを押します。
ロッカー・スイッチで「時」または
「分」表示を選択します。
RESETスイッチを押します。
− Units(単位)
(車両停止時のみ)
1時間または1分刻みで時間を設定しま
す。
− Language(言語)
(車両停止時のみ)
RESETスイッチを押します。
− Factory settings(初期設定)
(車両停止
時のみ)
96
安全にお使いいただくために
12時間モードの選択
ロッカー・スイッチで12時間モードを
選択します。
RESETスイッチを押します。
知識:
CLOCK(時計)メニューはメータ・パネル
のボタンでも呼び出すことができます。
「時計」
(66ページ)を参照してくださ
い。
コンパス
MAIN MENU>SETTINGS>COMPASS
(メイン・メニュー>設定>コンパス)
マルチ・ファンクション・ディスプレイに
設定されている磁界ゾーンを越えて運転す
る場合、COMPASS(コンパス)メニュー
で現在の磁界ゾーン(図参照)を入力する
必要があります。
ロッカー・スイッチで現在のゾーンを1
刻みで入力します。
RESETスイッチを押します。
較正
まれに外部障害によりコンパスの較正が必
要になる場合があります。マルチ・ファン
クション・ディスプレイに警告メッセージ
CAL(較正)が表示されます。
コンパスの較正はDRIVE IN A FULL
CIRCLE(一周してください)の画面指
示に従います。
較正が正常に終了すると、自動的に元の画
面に戻ります。
安全にお使いいただくために
97
コンフォート
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT
(メイン・メニュー>設定>コンフォート)
COMFORT(コンフォート)メニューには
以下のサブメニューがあります。
− Alarm(警報)
− Door opening(ドア開)
− Mirrors(ミラー)
ロッカー・スイッチでサブメニューを
選択します。
RESETスイッチを押します。
知識:
コンフォート設定は車両停止時にのみ行う
ことができます。
98
安全にお使いいただくために
警報
室内
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT>
ALARM(メイン・メニュー>設定>コンフ
ォート>警報)
ドアが閉じた状態で室内に動きが検出され
た場合(盗難目的でウィンドウが破壊され
た場合など)
、警報が作動します。
ALARM(警報)メニューでは室内モニタ・
システムおよび傾斜センサ(けん引による
移動防止)を一時的にセット解除すること
ができます。
再度ロックすると、室内モニタ・システム
および傾斜センサが再度作動します。
この機能に関する重要な情報が、他の章に
も記載されています。
「室内モニタ・システムおよび傾斜セ
ンサの一時的な作動解除」(25ページ)
を参照してください。
ロッカー・スイッチでINTERIOR(室内)
を選択します。
RESETスイッチを押します。
これにより室内モニタ・システムの作
動/セット解除が行われます。
傾斜
ドアが閉じた状態で車両の一端が大きく持
ち上げられた場合(盗難目的でけん引が試
みられた場合など)
、警報が作動します。
ロッカー・スイッチでANGLE(角度)
を選択します。
RESETスイッチを押します。
これにより傾斜センサの作動/セット
解除が行われます。
知識:
リモート・コントロールのロック解除ボタ
ン(ボタン1)を2秒以内に続けて2回押す
と、すべてのドアロックが解除されます。
テール・ゲート
ドア開
ドア
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT>
DOOR OPENING(メイン・メニュー>設
定>コンフォート>ドア開)
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT>
DOOR OPENING>DOORS(メイン・メニ
ュー>設定>コンフォート>ドア開>ドア)
このメニューではドアのロック、ロック解
除、および確認方法が個別に設定でき、リ
モート・コントロール・キーに保存できま
す。
ドアのロック解除が個別に設定できます。
1. ロッカー・スイッチで好みの設定を選
択します。
SINGLE DOOR
運転席ドアのみロック解除されます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は近づく側のドアがロック解除されます。
テール・ゲート機能が有効な場合、リア・
アクセス(リア・リッド、リア・ウィンド
ウ、スペア・タイヤ・ブラケット)はセン
トラル・ロッキング・システムで制御する
ことができます。
アクセスは車両停止、ロック解除状態で制
御できます。
車速が6km/hを超えると、停車してドアを
開くまでセット解除ができなくなります。
テール・ゲート機能が解除されている場
合、リア・ドアの制御はリモート・コント
ロールのボタン3を使用したときだけ可能と
なります。
2. RESETスイッチを押します。
3. イグニッションをOFFにします。
VEH. SIDE
4. 運転席ドアを閉めます。
− 運転席側の両ドアがロック解除されます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着
車では近づく側の両ドアがロック解除
されます。
5. リモート・コントロールでドアをロッ
クします(ボタン2)
。
リモート・コントロールに設定を保存
しました。
ALL
すべてのドアがロック解除されます。
安全にお使いいただくために
99
オートマチック・ドアロック (AUTO
LOCK) およびオートマチック・ドアロ
ック解除 (AUTO UNLOCK)
オプション2:
オプション4:
オートマチック・ドアロックONおよび
オートマチック・ドアロック解除OFF
オートマチック・ドアロックOFFおよび
オートマチック・ドアロック解除ON
オ ー ト マ チ ッ ク ・ ド ア ロ ッ ク (AUTO
LOCK) およびオートマチック・ドアロック
解除 (AUTO UNLOCK) には、いくつかの異
なる機能設定があります。
車速が6 km/hを超えると、ドアが自動的に
ロックされます。
車速が上がっても、ドアが自動的にロック
されません。
オートマチック・ドアロックでロックされ
たドアは、インナー・ドア・ハンドルを2
回引くとロック解除することができます。
セントラル・ロッキング・システムのボタ
ンでドアをロックしているときは:
知識:
オートマチック・ドアロックでロックした
ときは、インナー・ドア・ハンドルを2回
引くとロック解除することができます。
オプション3:
オプション1:
車速が6 km/hを超えると、ドアが自動的に
ロックされます。
オートマチック・ドアロックOFFおよび
オートマチック・ドアロック解除OFF
オートマチック機能が無効になり、ドアロ
ックおよびロック解除が実行されません。
オートマチック・ドアロックONおよび
オートマチック・ドアロック解除ON
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着車
では、イグニッション・キーを抜き取ると、
ドアが自動的にロック解除されます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は、イグニッション・スイッチを2回OFF
にすると、ドアロックが解除されます。
100
安全にお使いいただくために
ポルシェ・エントリー&ドライブ非装着車
では、イグニッション・キーを抜き取ると、
ドアが自動的にロック解除されます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着車で
は、イグニッション・スイッチを2回OFF
にすると、ドアロックが解除されます。
シグナル
ミラー
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT>
DOOR OPENING>SIGNAL(メイン・メニ
ュー>設定>コンフォート>ドア開>シグ
ナル)
MAIN MENU>SETTINGS>COMFORT>
MIRROR(メイン・メニュー>設定>コン
フォート>ミラー)
機能が作動可能な場合、ドアをロックおよ
びロック解除すると、ハザード・ランプが
点滅して知らせます。
ロッカー・スイッチでTURN SIGNALS
(ターン・シグナル)メニューを選択し
ます。
この機能が有効な場合、ミラーは同期して
同じ方向に動きます。
ロッカー・スイッチでSYNCHRONISING
(同期)メニューを選択します。
RESETスイッチを押します。
RESETスイッチを押します。
安全にお使いいただくために
101
ロッカー・スイッチで好みの項目を選
択し、RESETスイッチを押します。
好みの単位はRESETスイッチで作動/
解除します。
ランプ
単位
MAIN MENU>SETTINGS>LIGHTS(メイ
ン・メニュー>設定>ランプ)
MAIN MENU>SETTINGS>UNITS(メイ
ン・メニュー>設定>単位)
車両ロック後にヘッドランプが点灯状態を
維持する時間を設定できます。
UNITS(単位)メニューでは以下のオプシ
ョンが提供されます。
ロ ッ カ ー ・ ス イ ッ チ で OFF DELAY
(OFF遅延)を選択します。
− Speedometer(スピードメータ):km/hkm、mph-mls
スピードメータの単位を選択します。
RESETスイッチを押します。遅延時間
(カミング・ホーム)設定が有効になり
ます。
ロッカー・スイッチで時間を選択し、
RESETスイッチを押します。
ロッカー・スイッチを使用して設定で
きるOFF遅延時間(カミング・ホーム
機能)は15秒∼90秒です。時間は15秒
刻みで設定します。
RESETスイッチを押します。
102
安全にお使いいただくために
− Consumption(燃費):L/100km、mpg
(USA)
、mpg(英国)
、km/L
燃費の単位を選択します。
− Temperature(温度):℃、<
温度の単位を選択します。
− Tyre pressure(タイヤ空気圧):bar、psi
圧力の単位を選択します。
言語
MAIN MENU>SETTINGS>LANGUAGE
(メイン・メニュー>設定>言語)
ロッカー・スイッチで言語を選択しま
す。
RESETスイッチを押します。
知識:
初期設定
MAIN MENU>SETTINGS>FACTORY
SETTINGS(メイン・メニュー>設定>初
期設定)
設定(時計、コンパス、コンフォート、ラ
ンプ、単位、言語)を変更した後でも、初
期設定に戻すことができます。
リセット
ロッカー・スイッチでRESET(リセッ
ト)を選択します。
RESETスイッチを押します。
知識:
これまでに変更したすべての設定が消去さ
れます。
言語を変更すると、マルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイ全体に影響が出ます。
安全にお使いいただくために
103
警告灯および警告メッセージ
警告メッセージが表示された場合は、必ず取扱説明書の関連の章を参照してください。
警告メッセージは、すべての測定条件が揃ったときだけ表示されます。
このため、すべてのフルード・レベルを定期的に点検してください。特にエンジン・オイル量は、給油するときに必ず点検してください。
インストル
メント・
パネル
104
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Steering faulty
ステアリング・ロックが締結しています。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Ignition lock faulty
運転を中止してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
System fault-Workshop
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Key not recognised in vehicle
リモート・コントロールを身につけているか確認してください。
Turn iginition key to left for 2
seconds
Key replace battery
ステアリング・ロックを締結してください。
Move the steering wheel
ステアリングを回してステアリング・ロックを締結/解除してください。
Key not found
リモート・コントロールを身につけているか確認してください。
Switch selector lever to position
“P”
車両が動き出す場合があります。
イグニッション・キーはセレクタ・レバーがP位置でのみ抜くことができます。
Apply the brake
始動時にはブレーキをかけてください。
Move selector lever to position “P”
to “N”
Immobiliser active
始動時には必ずPまたはN位置にしてください。
安全にお使いいただくために
リモート・コントロールの電池を交換してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
インストル
メント・
パネル
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Check towing attachment
ボール・ヘッドが所定の位置ではありません。
ロッカー・スイッチを押して所定の位置にしてください。
Warning-hitch
適切な場所で停車し、運転を中止してください。
ボール・ヘッドが所定の位置ではありません。
ロッカー・スイッチを押して所定の位置にしてください。
Check left cornering light
電球を点検してください。
(左コーナリングランプ)
Check right cornering light
電球を点検してください。
(右コーナリングランプ)
Check dipped beam
電球を点検してください。
(ヘッドランプ・ロービーム)
Check trailer lights
電球を点検してください。
(トレーラーランプ)
Check direction indicators
電球を点検してください。
(方向指示ランプ)
Check brake lights
電球を点検してください。
(ブレーキランプ)
Check high beam
電球を点検してください。
(ヘッドランプ・ハイビーム)
Check number plate light
電球を点検してください。
(ライセンス・ランプ)
Check fog lights
電球を点検してください。
(フォグランプ)
Check reversing lights
電球を点検してください。
(バックランプ)
Check tail lights
電球を点検してください。
(テールランプ)
Check front side lights
電球を点検してください。
(フロント・サイドランプ)
Check headlight beam adjustment
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Daytime driving lights off
昼間走行ランプはエンジンを切ると消灯します。
必要な場合はスイッチを入れてください。
安全にお使いいただくために
105
インストル
メント・
パネル
106
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Airbag faulty
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Passenger airbag switched on
車両キーで助手席エアバッグをONにした時に表示されます。チャイルド・シー
トを取り付けた場合は、必ず助手席エアバッグをOFFにしてください。
*日本仕様に設定はありません。
Passenger’s airbag deactivated
車両キーで助手席エアバッグをOFFにした時に表示されます。チャイルド・シ
ートを取り外した場合は、必ず助手席エアバッグをONにしてください。
*日本仕様に設定はありません。
Seat belt
シートベルトを着用してください。
Warning, flat tyre, check the tyre
適切な場所で停車し、タイヤを点検してください。必要であればタイヤを交換
してください。
Check required pressure of spare
wheel : 3.4 bar/50 psi
6か月ごとに表示されます。
積載しているスペア・タイヤが規定の空気圧か点検してください。
Tyre pressure too low-Add air
タイヤ空気圧モニタリング・システムが0.2bar/3psi以上の圧力損失を検出しました。
次の機会にタイヤ空気圧を修正してください。
Collapsible spare wheel/sealing set
max. 80 km/h (50mph)
最高許容速度を遵守してください。
Collapsible spare wheel/3.5 bar/51
psi max. 80 km/h (50mph)
コラプシブル・スペア・タイヤを装着して運転している場合の情報です。
最大許容速度80 km/hおよび適正空気圧51psi(3.5bar)であることを留意し、確
認してください。
System not activated
スペア・タイヤまたはコラプシブル・スペア・タイヤが使用されている、また
はタイヤ空気圧モニタリング・システムが故障している場合の表示
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
タイヤ交換後はタイヤ空気圧メニューで新しいタイヤを設定してください。
安全にお使いいただくために
インストル
メント・
パネル
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
System not active-Brief disturbance
タイヤ・トランスミッターへの外部からの妨害電波(例:ワイヤレス・ヘッドホ
ン)またはタイヤ・トランスミッターが高温度(120℃以上)になっていること
を意味します。タイヤ空気圧モニタリング・システムは自動的に再作動します。
System not active-Too many wheel
transmitters
タイヤ空気圧モニタリング・システムにより4個以上のホイール・センサ(トラ
ンク・ルームの冬用タイヤなど)が検出されました。
タイヤ空気圧モニタリング・システムは余分なタイヤ・トランスミッターを除
外し、その後再作動します。
No monitoring-System learning
タイヤ空気圧メニューでタイヤ・タイプおよびタイヤ・サイズを選択すると、
タイヤ空気圧モニタリング・システムはタイヤの再登録を行います。
Wheel change? Check settings
タイヤ交換後TYRE PRESSURE(タイヤ空気圧)メニューで設定の変更が行わ
れなかったことを知らせます。タイヤ・タイプおよびタイヤ・サイズを選択し
てください。
When vehicle stops : Hit selection
パンク警告後、実施された作業をタイヤ空気圧モニタリング・システムに入力し
なかった場合に表示されます。
車両停止時にマルチ・ファンクション・ディスプレイで選択を行ってください。
Monitoring off
タイヤ空気圧モニタリング・システムがマニュアルで解除されていました。タ
イヤ空気圧モニタはマルチ・ファンクション・ディスプレイでON/OFF切り替え
ができます。
Engine temperature too high
エンジンをOFFにしエンジン温度を下げてください。
クーラント・レベルを点検してください。必要であればクーラントを補充して
ください。
Check coolant level
エンジンをOFFにしエンジン温度を下げてください。
クーラント・レベルを点検してください。必要であればクーラントを補充して
ください。
Battery/generator warning
適切な場所で停車し、エンジンをOFFにしてください。運転を中止してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Start engine
エンジンが停止し電気負荷が発生している場合は、バッテリが上がります。
始動するか、電気負荷をOFFにしてください。
Electrics-Loads-Switch-Off
電装系が過負荷となっています。特定の電気負荷(リア・ウィンドウ・ヒータ、
シート・ヒータなど)がOFFになります。
安全にお使いいただくために
107
インストル
メント・
パネル
108
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Please refuel
燃料を補充してください。
Topping up washer fluid
ウォッシャ液を補充してください。
Oil level monitoring-FailureWorkshop
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Check the oil level
できるだけ早くオイル・ディップ・スティックを使用してエンジン・オイル・
レベルを点検し、必要であればオイルを補充してください。
Oil pressure too low
ただちに適切な場所で停車し、エンジンをOFFにしてください。
運転を中止してください。
エンジン・オイル・レベルを点検してください。必要であればオイルを補充し
てください。
オイル・レベルが正しいにもかかわらず警告灯が点灯した場合は運転を中止し
てください。正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Service in 3000 km/mls
サービス・インジケータ
表示された距離に到達する前に車両を整備に出してください。
Service now
サービス・インジケータ
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Brake pads-Workshop
速やかに正規ポルシェ販売店でブレーキ・パッドを交換してください。★
Warning-Brake circuit division
ただちに適切な場所で停車し、運転を中止してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
ABS failure-Workshop
慎重に運転してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
PSM failure-Workshop
慎重に運転してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Warning-Brake fluid level
ただちに適切な場所で停車し、運転を中止してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
安全にお使いいただくために
インストル
メント・
パネル
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Parking brake
パーキング・ブレーキがかかったままです。
PSM on
ポルシェ・スタビリティ・マネージメントがオンです。
PSM off
ポルシェ・スタビリティ・マネージメントがオフです。
PHC is not available
ポルシェ・エンジン・ブレーキング・サポート(下り坂走行中のアシスタンス)
が機能していません。
ブレーキ・ペダルを踏むために大きな力が必要になります。最寄りの正規ポル
シェ販売店まで安全に運転してお越しください。★
Brake booster faulty
Sport shock absorber
Normal shock absorber
Comfort shock absorber
Warning-Air suspension
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントの現在の設定
(スポーツ)
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントの現在の設定
(ノーマル)
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントの現在の設定
(コンフォート)
適切な場所で停車し、運転を中止してください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Air suspension faulty-Workshop
最寄りの正規ポルシェ販売店まで安全に運転してお越しください。★
Spare wheel filling
コラプシブル・スペア・タイヤがレベル・コントロール・コンプレッサで充填
されています。発進しないでください。
Control off
レベル・コントロールがOFFになっています(ジャッキ・アップのため)
。
Not permissible
好みのレベルに設定するには条件が合っていません。
Pressure accumulator changing
レベル・コントロールが一時的に解除されています。
All-wheel drive system faulty
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
安全にお使いいただくために
109
インストル
メント・
パネル
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
Shifting not possible, Speed too
high
ロー・レンジおよびハイ・レンジ間を切り替える場合、制限速度(ロー・レン
ジ・プログラム)を超えると切り替えが不可能になります。
Changing only possible in Neutral
ロー・レンジおよびハイ・レンジ間を切り替える場合、セレクタ・レバーをN位
置にする必要があります
Warning-Parking look!
Operate footbrake!
Warning-off-road anti-roll bar
運転を中止してください。パーキング・ブレーキをかけてください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Off-road anti-roll bar faulty
アンチロール・バーが解除されません。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
Off-road anti-roll bar disengaged,
max. 50 km/h (30 mph)
Not permissible
アンチロール・バーが解除されました。
50km/h(30mph)以上の速度で走行しないでください。
Only possible with reduction
ロー・レンジに切り替えた場合のみアンチロール・バーの解除が可能となりま
す。
アンチロール・バーが接続しません。システムに不具合が発生しています。
最寄りの正規ポルシェ販売店まで安全に運転してお越しください。
正規ポルシェ販売店で故障を修理してください。★
アンチロール・バー解除の設定条件(速度および横方向の加速度)が満たされ
ていません。
スペア・タイヤ・ブラケットがロックされていません。
スペア・タイヤ・ブラケットを正しくロックしてください。
左フロント・ドアが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
右フロント・ドアが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
左リア・ドアが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
110
安全にお使いいただくために
インストル
メント・
パネル
マルチ・ファ
ンクション・
ディスプレイ
ディスプレイのメッセージ
意味/対策
右リア・ドアが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
エンジン・フードが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
リア・リッドが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
リア・ウィンドウが開いています。
車速が3km/hを超えた場合、すべてのロックされていないドア、リッドが表示さ
れます。
System fault-Workshop
いくつかのシステムが故障していることを示しています。正規ポルシェ販売店
で故障を修理してください。
★ ポルシェ車に関する全ての整備点検につきましては、正規ポルシェ販売店での実施を推奨致します。十分なトレーニングを受けた経
験豊かなスタッフが、最新の技術情報と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整備をお約束致します。
安全にお使いいただくために
111
知識:
ランプが点灯しているとき(パーキング・
ランプを除く)、イグニッション・キーを
抜いて運転席側のドアを開くと、警告音が
鳴ってバッテリ上がりを警告します。
国によっては、法律に応じてランプの仕様
が異なります。
ドライビング・ランプ・アシスト装備
ランプ・スイッチ
ランプ・スイッチOFF
ドライビング・ランプ・アシスト
車幅灯
ライセンス・ランプ、計器照明
ロービーム、ハイビーム
イグニッションがONのときのみ
112
安全にお使いいただくために
ドライビング・ランプ・アシストなし
フォグランプ
(車幅灯またはロービームに追加
されます)
スイッチを1段階引くと、インジケ
ータ・ランプが点灯します。
リア・フォグランプ
(フォグランプに追加されます)
スイッチを2段階引くと、インジケ
ータ・ランプが点灯します。
オートマチック・ドライビング・
ランプ・アシスタント
ドライビング・ランプ・アシスタントはコ
ンフォート機能です。ドライビング・ラン
プ(ロービーム)は周囲の明るさに応じて
自動的に点灯/消灯します。
国の法規制に従い、一般のドライバーも通
常のランプ・スイッチでドライビング・ラ
ンプを点灯することが義務付けられていま
す。
ドライビング・ランプ・アシスタントによ
るヘッドランプの作動は、ドライバーの責
任によって正しく操作または解除してくだ
さい。
以下の場合に、ロービームが自動的に点灯
します。
− 夕暮れ
− 暗闇
− トンネル走行中
− 雨天(レイン・センサ併用)
− 高速道路の走行
知識:
霧を確認することはできません。
霧の場合は、手動でランプを点灯して
ください。
警 告
ランプを点灯しないで走行すると思わぬ事
故を起こす恐れがあります。
オートマチック・ドライビング・ラン
プの作動に注意してください。
消灯遅延機能およびドア・ガード/足元
照明
ダイナミック・コントロール・コ
ーナリング・ランプ付きバイキセ
ノン・メイン・ヘッドランプ
コーナリング・ランプがバイキセノン・ヘ
ッドランプには補助ランプとして備えられ
ています。補助ランプの適切な照射位置に
より、左右メイン・ヘッドランプ・ビーム
の車線を照らす性能が大きく向上します。
オートマチック・ドライビング・ランプ・
アシスタントがONのときは、消灯遅延機能
とドア・ガード/足元照明が作動します。
「カミング・ホーム機能(消灯遅延)」
(142ページ)を参照してください。
「ドア・ガード/足元照明」(143ペー
ジ)を参照してください。
高速道路自動点灯機能
車速が時速140キロを超えると、ランプが
自動的に点灯します。車速が時速65キロ以
下に落ちた場合、周囲の状況に応じてドラ
イビング・ランプは通常約2分後に消灯し
ます。
雨天自動点灯機能
ワイパーが連続して5秒以上作動すると、ド
ライビング・ランプが自動的に点灯します。
ワイパーが停止すると、約4分後にドライ
ビング・ランプは消灯します。
安全にお使いいただくために
113
ヘッドランプ自動高さ調整
バイ・キセノン・ヘッドランプ装着車には
ヘッドランプ自動高さ調整機能が装備され
ています。
イグニッション・スイッチONでヘッドラ
ンプ・ロービーム点灯時、車両積載重量に
より自動的にヘッドランプの高さが調整さ
れ加速時、減速時のヘッドランプの高さは
一定に固定されます。
作動の点検
1. ロービームを点灯させます。
A - メータ・パネル・ランプ調整ダイヤル
メータ・パネル・ランプ
ランプが点灯すると、調整ダイヤルAによ
りメータ・パネル・ランプの明るさが調整
できます。
114
安全にお使いいただくために
2. イグニッション・スイッチをONにしま
す。
最初、ロービームは下面を照らしその
後、車両の積載重量に合わせ高さが調
整されます。
上記の作動がなされない場合は調整機構が
故障しています。正規ポルシェ販売店にて
点検を受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
知識:
ハイビームとパッシングが選択されている
とき、スピード・メータ内に青色のインジ
ケータ・ランプが点灯します。
パーキング・ランプ
パーキング・ランプはイグニッションOFF
の場合にのみ点灯することができます。
レバーを上下に動かすと、左または右
のパーキング・ランプが点灯します。
方向指示灯/ハイビーム/
パッシング・レバー
方向指示灯、ロービーム、ハイビームはイ
グニッション・スイッチがONのときに作
動します。
1− 左方向指示灯
2− 右方向指示灯
手ごたえを感じる位置まで、レバーを上ま
たは下に動かすと、方向指示灯が3回点滅
します。
3− ハイビーム
4− パッシング・レバー
中央位置−ロービーム(ランプ・スイ
ッチ・オンのとき)
ハザード・ランプ
ハザード・ランプはイグニッション・スイ
ッチの位置とは関係なく、点灯できます。
スイッチON/OFF
スイッチAを押します。
全ての方向指示灯とスイッチAにあるイン
ジケータ・ランプが同時に点滅します。
安全にお使いいただくために
115
フロント・ワイパー/
ウォッシャ・レバー
注 意
不意にワイパーが作動すると、怪我をする
恐れがあります。
以下の点に注意しない場合、エンジン・フ
ード、フロント・ウィンドウおよびワイパ
ーが損傷する恐れがあります。
ワイパーを作動させる前に、フロン
ト・ウィンドウを十分に濡らしておい
てください。フロント・ウィンドウが
乾いてると表面をこすって傷つく恐れ
があります。
ワイパー・ブレードが凍結した場合は、
走行前に溶かしてください。
ヘッドランプが凍結している場合は、
ヘッドライト・ウォッシャを作動させ
ないでください。
洗車する場合は、レインセンサーの作
動で不意にワイパーが動かないように
必ずスイッチをOFFにしてください。
洗車時はヘッドライト・ウォッシャを
作動させないでください。
自動洗車機を使用する場合は、レイン
センサーの作動で不意にワイパーが動
かないように必ずスイッチをOFFにし
てください。
ワイパー・ブレードを交換する場合は、
必ずワイパー・アームをしっかりと握
ってください。
116
安全にお使いいただくために
エンジン・フードを開く場合は、必ず
フロント・ワイパーのスイッチをOFF
(位置0)にしてください。エンジン・
フードを開く時に、ワイパー・アーム
が位置0に設定されていない場合は、自
動的にこの位置にワイパー・アームが
設定されます。この設定は、エンジン
がOFFの場合でも動作します。エンジ
ン・フードを閉じ、ワイパー・システ
ムをOFFにして、その後、再びONにす
るまでワイパー・アームは、このポジ
ションに設定されます。
0− フロント・ワイパーOFF
1− フロント・ワイパー、レイン・センサ
作動
ワイパー・レバーを1の位置まで上げます。
知識:
レイン・センサは、雨滴の量を感知し、フ
ロント・ウィンドウ・ワイパーの低速、高
速、間欠の作動間隔を、自動的に選択しま
す。
レイン・センサの感度調整
コントロール・スイッチAを使用してレイ
ン・センサの感度を4段階に調整できます。
コントロール・スイッチAを上に押すー
感度が上がります。
調整が完了すると、ワイパーが1回作動
します。
コントロール・スイッチAを下に押すー
感度が下がります。
2− フロント・ワイパー − 低速
ワイパー・レバーを2の位置まで上げま
す。
イグニッション・スイッチをONにしたと
き、フロント・ワイパー・レバーがすでに
1の位置になっていた場合、レイン・セン
サは作動しません。
レイン・センサを再び作動させるには:
フロント・ワイパー・レバーを0の位置
にしてから、1の位置に戻します。フロ
ント・ウィンドウのワイパーが1回作動
します。もしくは
フロント・ウィンドウ・ウォッシャ・
システム5を作動させます。フロント・
ウィンドウのワイパーが3回作動しま
す。 もしくは
コントロール・スイッチAでレイン・
センサの感度を変更します。
3− フロント・ワイパー − 高速
ワイパー・レバーを3の位置まで上げま
す。
およそ4km/hより低速で走行中にフロン
ト・ガラス・ワイパにスイッチがオンにな
った場合、レイン・センサ作動モードが自
動的に作動します。
およそ8km/hより高速で走行する場合、シ
ステムはあらかじめ選択されたワイパー・
レベルに切り替わります。
4− フロント・ワイパー − ワンタッチ作動
ワイパー・レバーを4の位置に下げま
す。フロント・ワイパーは1回作動しま
す。
5− フロント・ワイパーおよびウォッシャ・
システム
ワイパー・レバーをステアリング方向
に引くと、ウォッシャ液が噴射され、
ワイパーが作動します。
レバーを放すとワイパーが数回作動し
て、停止します。
ヘッドランプ・ウォッシャ:
ロービームまたはハイビームが点灯し
ているときに噴射されます。
ヘッドランプ・ウォッシャを作動させ
るには、ワイパー・レバーを通常より
長い間引きます。
ヘッドランプ・ウォッシャは、最短で
ウィンドウ・ウォッシャを5回作動させ
たときに再度作動します。
噴射時間はリレーによって制限されてい
ます。
知識:
ヘッドランプがひどく汚れていて一度
ではきれいにならない場合は、繰り返
し作動させてください。
ひどい汚れ(昆虫の渇いた死骸など)
は定期的に取除いてください。
「車のお手入れ」(252ページ)を参照
してください。
フロント・ガラス・ウォッシャ・ノズル
は、イグニッション・スイッチをONにす
るとヒータにより温められ、氷結を防止し
ます。ただし、イグニッション・スイッチ
がOFFのときはヒータが作動しないので、
凍結防止のために必ずウォッシャ液を使用
してください。
安全にお使いいただくために
117
6− リア・ワイパー − 間欠作動
ワイパー・レバーを6の位置まで奥に倒
すと、リア・ワイパーが設定間隔で作
動します。
7− リア・ワイパー − ワンタッチ作動
ワイパー・レバーを軽く奥に倒すと、
ウォッシャ液が噴射され、リア・ワイ
パーが3回作動します。
8− リア・ワイパーおよびウォッシャ・シ
ステム
ワイパー・レバーを奥にいっぱいに倒
すと、ウォッシャ液が噴射され、ワイ
パーが作動します。
レバーを放すとワイパーが数回作動し
て、停止します。
118
安全にお使いいただくために
知識:
ワイパー・ブレードがこすれたり、異音が
する場合は、以下の原因が考えられます。
− 自動洗車機で洗車し、フロント・ウィ
ンドウに洗剤が残っていた場合。
リムーバなどを使用して洗剤を取除い
てください。
詳しい情報に関しては担当の正規ポル
シェ販売店にお問い合わせください。
− ワイパー・ブレードが損傷または摩耗
している場合。
直ちにワイパー・ブレードを交換して
ください。
警 告
ひどい渋滞、カーブの多い道、路面状態が
悪い場合(冬場の滑りやすい路面、濡れた
路面、起伏の多い路面など)で使用する場
合は、事故を起こす恐れがあります。
安全性を確保するため、クルーズ・コ
ントロールは使用しないでください。
クルーズ・コントロールON
クルーズ・コントロール・レバーを1の
位置にカチッと音がするまで後方に引
いてください。
クルーズ・コントロール作動中
この緑色のインジケータ・ランプがス
ピードメータ内に点灯して、クルー
ズ・コントロールがONになっているこ
とを示します。
スピードの設定
A - セット
1 - リセット(スイッチON/クルーズ・コントロ
ール・リセット)
2 - OFF(中断)
3 - 加速
4 - 減速
車を好みの速度まで加速させてくださ
い。
スイッチAを押してください。
設定された速度が保たれます。
クルーズ・コントロール
(自動車速制御装置)
クルーズ・コントロールは、40∼200km/
hの範囲でアクセル・ペダルを踏まなくて
も希望する車速を保ったまま走行できま
す。クルーズ・コントロールはステアリン
グ部にある操作レバーで操作します。
安全にお使いいただくために
119
加速(例:追い越し)
減速
クルーズ・コントロールの中断
オプション1
オプション1
解除される前の速度はメモリーに記録され
ています。
通常の走行時と同じようにアクセル・
ペダルを踏むと加速されます。
アクセル・ペダルを放すと、元の設定
速度に戻ります。
操作レバーを4の位置に好みのスピード
になるまで下げてください。
操作レバーで減速した場合は、操作レ
バーを放したときの速度が設定速度に
なります。
オプション2
操作レバーを3の位置に好みのスピード
になるまで上げてください。
操作レバーで加速した場合は、操作レ
バーを放したときの速度が設定速度に
なります。
オプション3
操作レバーを3の位置にすばやく上げて
ください。
1回押す毎に約2km/hずつ速度が増しま
す。
(最大10回)
知識:
設定速度より約25km/h以上の速度で20秒間
加速すると、クルーズ・コントロールは自
動的に解除されます。
120
安全にお使いいただくために
オプション2
操作レバーを4の位置にすばやく下げて
ください。
1回押す毎に約2km/hずつ速度が増しま
す。
(最大10回)
操作レバーを2の位置に前方に押してく
ださい。
もしくは
フット・ブレーキを踏むか、セレク
タ・レバーを“N”の位置にしてくだ
さい。
「ティプトロニックS」
(198ページ)を
参照してください。
クルーズ・コントロールの自動中断:
− 設定速度より25km/h以上の速度で20秒
間加速したとき
− 上り坂などで設定速度より10km/h以下
の速度で5秒間減速したとき
− ポルシェ・スタビリティ・マネージメ
ント(PSM)が0.2秒以上作動したとき
− ローレンジ・スイッチがONになったと
き
クルーズ・コントロールの再開
操作レバーを1の位置まで後方に引いて
ください。
知識:
交通状態や路面状況がクルーズ・コントロ
ール走行に適した場合にクルーズ・コント
ロールを再開するように注意してくださ
い。
クルーズ・コントロールOFF
操作レバーを2の位置にカチッと音がす
るまで前方に押してください。
スピードメータ内にある緑色のインジ
ケータ・ランプが消灯します。
車両を駐車してイグニッションをOFFにす
ると、メモリーは消去されます。
坂道での走行
上り坂や下り坂では、設定速度が維持でき
ない場合があります。
上り坂ではエンジンに負荷がかかりす
ぎないように、また下り坂では十分エ
ンジン・ブレーキがかかるようにシフ
トダウンしてください。
安全にお使いいただくために
121
吹き出し口方向の調節
ルーバーBの角度を調節して好みの方
向に風を送ることができます。
知識:
外気またはエアコンの風は、操作パネルの
設定に応じて、どの吹き出し口からも出す
ことができます。
A - 吹き出し口開閉
B - ヘッド方向調節
吹き出し口
吹き出し口を開く
ダイヤルAを上に回します。
吹き出し口を閉じる
ダイヤルAを下に回します。
122
安全にお使いいただくために
外気導入口
外気の導入を確保するため、以下を注意し
てください。
エンジン・フードとフロント・ウィン
ドウの間の外気導入口を雪、氷、木の
葉などで詰らせないようにしてくださ
い。
エアコン・コントロール・
パネル・カバー・フラップ
カバー・フラップを開く
ハンドルを持ってカバー・フラップを
手前に倒します(矢印)
。エアコン操作
用のボタンにはカバーが付いていませ
ん。
センサ
エアコン・システムを損傷しないように以
下に注意してください。
リア・ウィンドウ・ヒータ
リア・ウィンドウ・ヒータは、イグニッシ
ョンがONになっているときに作動させる
ことができます。
スイッチON
スイッチBを押します。
スイッチBのインジケータ・ランプが
点灯します。
メータ・パネルの日射センサおよびエ
アコン・フロント・コントロール・パ
ネルのセンサEを覆わないようにしてく
ださい。
ヒータのスイッチは約5∼20分後に自動的
にOFFになります。
(外気温度により変化)
スイッチを再び押すと、ヒータはONに戻
ります。
スイッチOFF
スイッチBを押します。
スイッチBのインジケータ・ランプが
消えます。
安全にお使いいただくために
123
A - フロント・デフロスタ
B - リア・ウィンドウ・ヒータ
C - AUTOボタン(オートマチック・モー
ド)
D - 内気循環ボタン、自動内気循環ボタン
E - 温度センサ
F - エアコン・ディスプレイ
G - 風量ボタン(右側または左側)
H - 室内温度設定ボタン(左側)
I - フロント・ウィンドウ
K - 中央および両サイド
L - 足元
M - ECONボタン(エア・コンディショニ
ング・コンプレッサON/OFF)
N - レスト・ボタン(エンジン余熱)
O - 室内温度設定ボタン(右側)
オートマチック・コントロール
2ゾーン・エアコン
エアコン・システムは周囲の状況(日光、
風量など)に応じて室内温度を自動的に設
定値に調整します。
必要に応じて、オートマチック・システム
は手動でも操作できます。
個別の調整はエアコン・ディスプレイ・パ
ネルに表示されます。
124
安全にお使いいただくために
知識:
イグニッションをOFFにして車両をロック
すると、そのとき使用していたエアコンの
設定が、リモート・コントロールに記憶さ
れます。また、送風OFFの設定を約60分間
維持し、内気循環モードの設定を約20分間
維持します。
ディスプレイ
エアコン・ディスプレイ・パネルには以下
が表示されます。
− 風量
− 設定室内温度(左右)
− 個別設定
− メータ・パネルと連動した時刻表示
自動調節
AUTOボタンCを押すとボタンCのイン
ジケータ・ランプが点灯し、エア量、
吹き出し口、温度が自動制御され、外
気温が変動しても車内の温度は一定に
保たれます。
知識:
設定されている機能は手動で変更できま
す。それぞれの設定は、その設定ボタンを
もう一度押すか、AUTOボタンCを押すま
で維持されます。
MONO機能
運転席側の設定温度が車室内の温度に設定
されます。
AUTOボタンCを2秒間押すとエアコン・
ディスプレイにMONOマークが表示され
ます。
温度設定
設定ボタンを上下に押すと、好みに合わせ
て、車室内の温度は16∼29.5℃の範囲で選
択できます。
快適温度として22℃をお薦め致します。
設定ボタンを上下に押します。
設定ボタンHー 左側の車室内を設定
設定ボタンOー 右側の車室内を設定
設定温度はエアコン・ディスプレイ内
に表示されます。
風量設定
調整ダイヤルGを上または下に押し、
風量を調整します。
選択された風量はダイヤル上のバー・
ディスプレイに表示されます。
AUTOボタンCを押すと、オートマチッ
ク・モードに戻ります。
ディスプレイにOFFが表示されるまで風量
を下げると、外気導入が自動的に停止しま
す。
ディスプレイに“LO”または“HI”が表示
された場合は、エアコンの作動は最大にな
っています。
自動調節はOFFになります。
送風をOFFにした場合、ウィンドウが曇る
恐れがあります。
設定温度を変えると風量が増し早く希望温
度に達します。
曇った場合は、調整ダイヤルGを上に
押し、風量を上げてください。
警 告
機能停止
AUTOボタンCを2秒間押します。
または
エアコンの設定範囲を変えてください。
安全にお使いいただくために
125
フロント・デフロスタ
ボタンAを押すと、ボタンAのインジケ
ータ・ランプが点灯し、ウィンドウの
曇りを素早く取除くことができます。
風はフロント・ウィンドウとフロン
ト・サイド・ウィンドウに向けられま
す。
機能停止
ボタンAを再び押すか、AUTOボタンC
を押してください。
自動内気循環ボタン
ボタンDを1度押すとボタンDのインジ
ケータ・ランプが点灯し、外気の供給
を調節して、内気の質を調節します。
内気循環ボタン
警 告
内気循環モードを行なうとウィンドウが曇
り、視界を悪くする恐れがあります。
内気循環モードは短時間のみ使用して
ください。
もしウィンドウが曇った場合は、内気
循環モードを停止させ、フロント・デ
フロスタを作動させてください。
知識:
自動内気循環モードは、作動させておくこ
とをお勧めします。
エアコン・コンプレッサが停止すると、内
気循環モードは約3分後に自動的にOFFに
なります。
安全にお使いいただくために
ボタンIを押すと、風はフロント・ウィ
ンドウへ流れます。
中央および両サイド
ボタンKを押すと、風
は中央および両サイドの吹き出し口か
ら流れます。
足元
ボタンLを押すと、風は足元へ流れます。
ボタンDを2回押すとボタンDのインジ
ケータ・ランプが点灯し、外気の導入
がしゃ断されて、車内の空気のみが循
環します。
知識:
126
フロント・ウィンドウ
機能停止
各々のボタンを再び押します。
または、
AUTOボタンCを押してください。
ECONモード
エアコン・コンプレッサを停止すると、導
入された外気が乾燥されません。
警 告
エアコン・コンプレッサを停止するとウィ
ンドウが曇り、視界が悪くなる恐れがあり
ます。
湿気が多い場合はエアコン・コンプレ
ッサを停止しないでください。
エアコン・コンプレッサOFF
外気温が3℃を超えると、自動調節モード
ではエアコン・コンプレッサが作動しま
す。
燃料消費を抑えるためにエアコン・コンプ
レッサを停止することができますが、快適
性は制限されます。
ECONボタンMを押すと、ECONマーク
がエアコン・ディスプレイ・パネルに
表示され、エアコン・コンプレッサは
停止します。
エアコン・コンプレッサON
室内温度が高い場合、ECONボタンM
またはAUTOボタンCを押します。
エアコン・コンプレッサに関する
一般的な知識:
− エンジンに大きな負荷がかかっている
とき、エンジンの冷却が十分に行われ
るように、一時的にOFFにすることが
できます。
− 気温が約3℃以下になると自動的にOFF
になり、手動でもONにすることができ
ません。
− エアコンの効果を上げるために、エア
コン使用中は窓を閉じてください。
日光の当たる場所に長時間駐車してい
たときは、窓を開いて室内の空気を入
れ換えてから、エアコンを使用すると
効率的です。
知識:
外気温と湿度によっては、凝結した水分が
エバポレーターから滴り落ちて、車の下に
水たまりを作ることがあります。これは正
常な状態で、液漏れなどの故障ではありま
せん。
最低温度(LO)に設定しているのに冷たい
空気が出てこないときは、エアコン・スイ
ッチをOFFにして、正規ポルシェ販売店で
修理してください。
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す。
レスト・モード
エンジンの余熱利用
イグニッションをOFFにしてから、エンジ
ンの余熱を利用して最大20分間室内を暖房
することができます。
レスト・ボタンNを押します。
レスト・モードではエアコン設定を変
更することはできません。
機能停止
レスト・ボタンNを押します。
知識:
バッテリ電圧が低い場合、レスト・モード
は自動的に終了します。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
安全にお使いいただくために
127
フロント・リア温度設定用
コントロール・パネル
オートマチック・コントロール
4ゾーン・エアコン
個別の調整はエアコン・ディスプレイ・パ
ネルに表示されます。
エアコン・システムは周囲の状況(日光、
風量など)に応じて室内温度を自動的に設
定値に調整します。
必要に応じて、オートマチック・システム
は手動でも操作できます。
フロント左、フロント右、リア左、リア右
で温度、風量、吹き出し方向を個別に設定
できます。
知識:
イグニッションをOFFにして車両をロック
すると、そのとき使用していたエアコンの
設定が、リモート・コントロールに記憶さ
れます。また、送風OFFの設定を約60分間
維持し、内気循環モードの設定を約20分間
維持します。
A - フロント・デフロスタ
B - リア・ウィンドウ・ヒータ
C - AUTOボタン(オートマチック・モー
ド)
、レスト・スイッチ(エンジン余熱)
D - 内気循環ボタン、自動内気循環ボタン
E - 温度センサ
F - エアコン・ディスプレイ
G - 風量ボタン(左側)
H - 室内温度設定ボタン(左側)
I - フロント・ウィンドウ(左側)
K - 左側中央および両サイド
L - 足元(左側)
M - 室内温度設定ボタン(リア)
N - ECONボタン(エア・コンディショニ
ング・コンプレッサON/OFF)
O - フロント・ウィンドウ(右側)
P - 右側中央および両サイド
Q - 足元(右側)
R - 室内温度設定ボタン(右側)
S - 風量ボタン(右側)
ディスプレイ
エアコン・ディスプレイ・パネルには以下
が表示されます。
−
−
−
−
128
安全にお使いいただくために
風量
設定室内温度(左右)
個別設定
メータ・パネルと連動した時刻表示
後部座席温度設定用
コントロール・パネル
リア・シート・ヒータ
作動
ONボタンを押します。
シート・ヒータを作動させると、エア
コン・ディスプレイが約10秒間シー
ト・ヒータ・モードになります。
温度の制御
ボタンHまたはRを上下に動かして、好
みの温度にセットします。
エアコン・リア・コントロール・
パネルのロック
C - AUTOボタン(オートマチック・モード)
F - エアコン・ディスプレイおよびシー
ト・ヒータ・ディスプレイ
G - 風量ボタン(左側)
H - 室内およびシート・ヒータ温度設定ボ
タン(左側)
I - ドア・ポスト(左側)
K - 左側中央(センター・コンソール)
L - 足元(左側)
O - ドア・ポスト(右側)
P - 右側中央(センター・コンソール)
Q - 足元(右側)
R - 室内およびシート・ヒータ温度設定ボ
タン(右側)
S - 風量ボタン(右側)
T - シート・ヒータON/OFF
運転席側アームレストにあるセーフティ・
ボタンを押すと、エアコン・リア・コント
ロール・パネルがロックされます。
セーフティ・ボタン
「セーフティ・ボタン」
(21ページ)を
参照してください。
停止
OFFボタンを押します。
安全にお使いいただくために
129
自動調節
フロントおよびリアのエアコン・ゾーンは
個別に自動調節モードに切替えることがで
きます。
AUTOボタンCを押すとフロント・ボタ
ンCおよびリアAUTOボタン・インジケ
ータ・ランプが点灯し、エア量、吹き
出し口、温度が自動制御され、外気温
が変動しても車内の温度は一定に保た
れます。
知識:
設定されている機能は手動で変更できま
す。それぞれの設定は、その設定ボタンを
もう一度押すか、AUTOボタンCを押すま
で維持されます。
MONO機能
運転席側の設定温度が車室内の温度に設定
されます。
AUTOボタンCを2秒間押すとエアコン・
ディスプレイにMONOマークが表示され
ます。
130
安全にお使いいただくために
機能停止
フロント・コントロール・パネルの
AUTOボタンCを2秒間押します。
または
エアコンの設定範囲を変えてください。
温度設定
設定ボタンを上下に押すと、好みに合わせ
て、車室内の温度は16∼29.5℃の範囲で選
択できます。
快適温度として22℃をお薦め致します。
設定ボタンを上下に押します。
設定ボタンHー 左側の車室内を設定
設定ボタンRー 右側の車室内を設定
設定温度はエアコン・ディスプレイ内
に表示されます。
ディスプレイに“LO”または“HI”が表示
された場合は、エアコンの作動は最大にな
っています。
自動調節はOFFになります。
設定温度を変えると風量が増し早く希望温
度に達します。
風量設定
4ゾーン・エアコンでは各々の風量を調整
できます。
設定ボタンを上下に押します。
調整ダイヤルGを上または下に押し、
左側の車室内の風量を調整します。
調整ダイヤルSを上または下に押し、右
側の車室内の風量を調整します。
選択された風量はダイヤル上のバー・
ディスプレイに表示されます。
AUTOボタンCを押すと、オートマチッ
ク・モードに戻ります。
ディスプレイにOFFが表示されるまで風量
を下げると、外気導入が自動的に停止しま
す。
警 告
送風をOFFにした場合、ウィンドウが曇り、
視界がさえぎられ、事故につながる恐れが
あります。
曇った場合は、調整ダイヤルGを上に
押し、風量を上げてください。
フロント・デフロスタ
フロント・コントロール・パネルのボ
タンAを押すと、インジケータ・ラン
プが点灯し、ウィンドウの曇りを素早
く取除くことができます。
風はフロント・ウィンドウとフロン
ト・サイド・ウィンドウに向けられま
す。
機能停止
ボタンAを再び押すか、AUTOボタンを
押してください。
自動内気循環ボタン
フロント・コントロール・パネルのボ
タンDを1度押すとボタンDのインジケ
ータ・ランプが点灯し、外気の供給を
調節して、内気の質を調節します。
知識:
自動内気循環モードは、作動させておくこ
とをお勧めします。
内気循環ボタン
警 告
内気循環モードを行なうとウィンドウが曇
り、視界を悪くなることがあり、事故につ
ながる恐れがあります。
内気循環モードは短時間のみ使用して
ください。
もしウィンドウが曇った場合は、内気
循環モードを停止させ、フロント・デ
フロスタを作動させてください。
フロント・コントロール・パネルのボ
タンDを2回押すとインジケータ・ラン
プが点灯し、外気の導入がしゃ断され
て、車内の空気のみが循環します。
知識:
エアコン・コンプレッサが停止すると、内
気循環モードは約3分後に自動的にOFFに
なります。
安全にお使いいただくために
131
フロント・ウィンドウおよ
びサイド・ウィンドウ
風量は各ゾーンで調節することができま
す。
− エアコン・フロント・コントロール・
パネル:
ボタンIまたはOを押すと、風はフロン
ト・ウィンドウへ流れます。
− エアコン・リア・コントロール・パネル:
ボタンIまたはOを押すと、風は各サイ
ド・ウィンドウへ流れます。
中央および両サイド
− エアコン・フロント・コントロール・
パネル:
ボタンKまたはPを押すと、風は前中央お
よび両サイドの吹き出し口から流れま
す。
− エアコン・リア・コントロール・パネ
ル:
風は中央の吹き出し口から流れます。
吹き出し口は開いている必要がありま
す。
足元
ボタンLまたはQを押すと、風は足元へ
流れます。
132
安全にお使いいただくために
機能停止
各々のボタンを再び押します。
または
AUTOボタンを押してください。
ECONモード
エアコン・コンプレッサを停止すると、導
入された外気が乾燥されません。
警 告
エアコン・コンプレッサを停止するとウィ
ンドが曇り、視界が悪くなり、事故につな
がる恐れがあります。
湿気が多い場合はエアコン・コンプレ
ッサを停止しないでください。
エアコン・コンプレッサOFF
外気温が3℃を超えると、自動調節ではエ
アコン・コンプレッサが作動します。
燃料消費を抑えるためにエアコン・コンプ
レッサを停止することができますが、快適
性は制限されます。
ECONボタンNを押すと、ECONマーク
がエアコン・ディスプレイ・パネルに
表示され、エアコン・コンプレッサは
停止します。
エアコン・コンプレッサON
室内温度が高い場合、ECONボタンNま
たはAUTOボタンCを押します。
エアコン・コンプレッサに関する
一般的な知識:
− エンジンに大きな負荷がかかっている
とき、エンジンの冷却が十分に行われ
るように、一時的にOFFにすることが
できます。
− 気温が約3℃以下になると自動的にOFF
になり、手動でもONにすることができ
ません。
− エアコンの効果を上げるために、エア
コン使用中は窓を閉じてください。
日光の当たる場所に長時間駐車してい
たときは、窓を開いて室内の空気を入
れ換えてから、エアコンを使用すると
効率的です。
知識:
外気温と湿度によっては、凝結した水分が
エバポレーターから滴り落ちて、車の下に
水たまりを作ることがあります。これは正
常な状態で、液漏れなどの故障ではありま
せん。
最低温度(LO)に設定しているのに冷たい
空気が出てこないときは、エアコン・スイ
ッチをOFFにして、正規ポルシェ販売店で
修理してください。
レスト・モード
イグニッションをOFFにしてから、エンジ
ンの余熱を利用して最大20分間室内を暖房
することができます。
レスト・モードの作動
フロント・コントロール・パネルの
AUTOレスト・ボタンCを押します。
レスト・モードではエアコン設定を変
更することはできません。
フロント・コントロール・パ
ネルでのリア・エアコン・ゾ
ーン調整
ボタンMを押します。
ディスプレイにシンボルが表示され、
フロント・コントロール・パネルの操
作でリア・エアコン・ゾーンが調整で
きます。
機能停止
再度ボタンMを押します。
機能停止
AUTOレスト・ボタンCを押します。
知識:
知識:
調整終了した10秒後、自動的に機能は停止
します。
バッテリ電圧が低い場合、レスト・モード
は自動的に終了します。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
安全にお使いいただくために
133
パーキング・ヒータはフロント・エアコ
ン・コントロール・パネルにある以下のボ
タンを使用して操作します。
パーキング・ヒータのON/OFFを
切り替えます。プログラムを作動
します。
プログラムを開始します。メモリ
ーを呼び出します。
作動時間を設定します。ヒータ機
能を作動させます。
作動時間を設定します。ベンチレ
ーション機能を作動させます。
知識:
A -“−”ボタン
B - タイマー・ボタン
C - ON/OFFボタン
D -“+”ボタン
パーキング・ヒータ*
パーキング・ヒータにはパーキング・ヒータ
機能およびパーキング・ベンチレーション機
能の2つの機能があります。
パーキング・ヒータはイグニッション・キー
の位置に関係なく使用することができます。
パーキング・ヒータは補助ヒータとしても
使用できます。パーキング・ヒータは、外
気温度が低い時、手動でOFFにした場合で
も作動音がすることがあります。
134
安全にお使いいただくために
警 告
パーキング・ヒータは燃料を使用しますの
で中毒の恐れがあります。
給油時はパーキング・ヒータをOFFに
してください。
密閉された場所(ガレージなど)でパ
ーキング・ヒータを作動させないでく
ださい。
*日本仕様に設定はありません。
パーキング・ヒータは燃料で作動していま
す。したがって、燃料警告灯が点灯すると
作動できません。
「燃料警告灯」
(68ページ)を参照して
ください。
パーキング・ヒータは1カ月に1回以上作動
させる必要があります。作動時は、エンジ
ン冷間状態でブロワを最低速に設定します。
イグニッションOFF:パーキング・ヒータ
作動中はディスプレイ・パネルに残りの作
動時間が表示されます。
外気温が低くエンジンが冷間状態の場合、
パーキング・ヒータの作動音がはっきり聞
こえます。
スイッチON:
エアコン・コントロール・
パネルによるパーキング・
ヒータのON/OFF
リモート・コントロールのボタンAを
約2秒間押したまま保持します。リモー
ト・コントロールのランプが緑色に点
灯します。
スイッチON:
ON/OFFボタンCを押します。
プログラムされたパーキング・ヒータ
およびパーキング・ベンチレーション
機能が作動します。
スイッチOFF:
リモート・コントロールのボタンBを
約2秒間押したまま保持します。リモー
ト・コントロールのランプが赤色に点
灯します。
スイッチOFF:
再度ON/OFFボタンCを押します。
知識:
知識:
ON/OFFボタンCでパーキング・ヒータ
を停止してから、2分以上待ってボタン
を押してください。その間、燃焼室の
クリーニングが行われています。
リモート・コントロールによるパ
ーキング・ヒータのON/OFF*
パーキング・ヒータのリモート・コントロ
ールの作動範囲は500m以内です。この範
囲は状況により狭まることがあります。
リモート・コントロールのランプの点灯は
信号が送信されたことを示すのものであ
り、コマンド実行されたことを示すもので
はありません。
リモート・コントロールのランプが点滅し
ている場合、パーキング・ヒータをONま
たはOFFにすることは不可能です。リモー
ト・コントロールの適応範囲およびパーキ
ング・ヒータの作動準備状況を点検してく
ださい。
パーキング・ヒータが故障したときは、
正規ポルシェ販売店で修理してくださ
い。
*日本仕様に設定はありません。
安全にお使いいただくために
135
プログラム機能
1. イグニッションをOFFにします。
2. フロント・エアコン・コントロール・
パネルのタイマー・ボタンを押します。
ディスプレイのパーキング・ヒータH
またはパーキング・ベンチレーションE
のシンボルが点滅します。
3. 機能を選択します。
“+”ボタンまたは“−”ボタンを押し
ます。
10秒以内に他の入力がない場合、ディスプ
レイは初期状態に戻ります。選択した機能
が保存され、次にパーキング・ヒータを作
動させたときに適用されます。
E - パーキング・ベンチレーション・シンボル
F - メモリー・シンボル
G - 作動時間シンボル
H - パーキング・ヒータ・シンボル
I - 作動時間
パーキング・ヒータ・プログラム
パーキング・ヒータおよびベンチレーショ
ンの作動時間は、3つのメモリーにプログ
ラムすることができます。
136
安全にお使いいただくために
パーキング・ヒータのプログラムを完了さ
せると以下のものが呼び出せます。
− 機能
および
− 作動時間
ONタイマーのプログラミング
メモリーの作動
例:
1. イグニッションをOFFにします。
パーキング・ヒータは30分間作動します。
その後、自動的にOFFになります。
次回作動時には、プログラムを再作動させ
る必要があります。
手順:
パーキング・ヒータ機能が午前9:48に作動
するようにします。
手順:
2. タイマー・ボタンを押します。
3. パーキング・ヒータまたはパーキング・
ベンチレーションの機能を選択します。
4. タイマー・ボタンを使用して、メモリ
ーを選択します。
タイマー・ボタンを何回か押すと、希
望するメモリーが選択できます。
5. “+”ボタンおよび“−”ボタンを使用
して、ONタイマーを設定します。
ボタンを押すと、時間が分刻みで調整
できます。ボタンを押したまま保持す
ると、時間は早送りされます。
ONタイマーの有効時間は24時間です。
6. ON/OFFボタンを押します。
ディスプレイFおよびGが約10秒間点滅
します。
ON/OFFボタンを再度押すと、タイマ
ーが切れる前にOFFにすることができ
ます。
ON/OFFボタンを押してから、ONタイ
マーI、時計シンボルF、メモリーGが2
分間表示され、その後、表示は消えます。
以上でパーキング・ヒータはプログラ
ミングされ、選択したメモリーが有効
。
になります(シンボルG点灯)
1. イグニッションをOFFにします。
2. タイマー・ボタンを押します。
3. パーキング・ヒータまたはパーキン
グ・ベンチレーションの機能を選択し
ます。
4. タイマー・ボタンを使用して、メモリ
ーを選択します。最後に保存したONタ
イマーが表示されます。
5. ON/OFFボタンを押します。
プログラムは再作動します。
ディスプレイFおよびGが約10秒間点滅
します。
ON/OFFボタンを再度押すと、タイマ
ーが切れる前にOFFにすることができ
ます。
ON/OFFボタンを押してから、ONタイ
マーI、時計シンボルF、メモリーGが2
分間表示され、その後、表示は消えま
す。
以上でパーキング・ヒータはプログラ
ミングされ、選択したメモリが有効に
。
なります(シンボルG点灯)
知識:
メモリーは1回に1つしか実行できません。
知識:
メモリは1回に1つしか実行できません。
1. イグニッションをOFFにします。
2. フロント・エアコン・コントロール・
パネルのタイマー・ボタンを押します。
ディスプレイのパーキング・ヒータ機
能またはパーキング・ベンチレーショ
ン機能のシンボルが点滅します。
3. “+”ボタンを押します。
これにより、パーキング・ヒータ機能
が選択されます。
4. タイマー・ボタンを使用して、メモリ
ーを選択します。
5. “+”ボタンおよび“−”ボタンを使用
して、ONタイマーを午前9:48に設定し
ます。
6. ON/OFFボタンを押します。
以上でパーキング・ヒータはプログラ
ミングされ、選択したメモリーが有効
になります。
知識:
有効なメモリーのプログラミングが開始さ
れる前にパーキング・ヒータを手動でON
にした場合、プログラミングは消去されます。
メモリーを有効にする場合は、再作動させ
てください。
メモリーを再作動させない場合は、パーキ
ング・ヒータはONになりません。
安全にお使いいただくために
137
パーキング・ヒータの故障
知識:
サンバイザAを戻す前に、サンバイザBを
戻してください。
以下の場合、正規ポルシェ販売店で点検を
してください。
− パーキング・ヒータが故障した場合、
ディスプレイにシンボルが表示されな
くなり、残りの作動時間のみが表示さ
れます。またディスプレイがすばやく
点滅した後、完全に暗くなります。
− 重大な事故が起きた場合、パーキン
グ・ヒータは安全のため自動的にスイ
ッチがOFFになります。
また停止後はパーキング・ヒータは作
動しません。
− 温度が上昇した場合、オーバーヒー
ト・プロテクションが作動し、パーキ
ング・ヒータが自動的にスイッチが
OFFになります。
また停止後はパーキング・ヒータは作
動しません。
− パーキング・ヒータは電圧が下がった
場合、自動的にスイッチがOFFになり
ます。また停止後はパーキング・ヒー
タは一時的に作動しません。
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店での実施を
推奨致します。十分なトレーニングを受け
た経験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整
備をお約束いたします。
138
安全にお使いいただくために
サンバイザ
直射日光を防ぐためには、サンバイザ
Aを下げてください。
サンバイザCはルーム・ミラー上のす
きまをカバーします。
側面からの太陽光がまぶしいときには、
サンバイザAをブラケットから外し、
ドア・ウィンドウ側に回します。この
状態でサンバイザBも下ろすことがで
きます。
サン・ブラインドを引き出す:
サン・ブラインドを矢印方向に引き出
してホルダAにはめます。
サン・ブラインドを戻す:
サン・ブラインドをホルダAから外し、
ゆっくりとリトラクタ・ローラーに巻
き取ります。
バニティー・ミラー
バニティー・ミラーはサンバイザの裏側に
あり、カバーが付いています。
注 意
怪我をする恐れがあります。
運転中はカバーを閉めたままにしてく
ださい。
矢印の方向にカバーを開くと明かりが
点灯します。
サン・ブラインド
(リア・サイド・ウィンドウ用)
リア・ドア・トリム・パネルにあるサン・
ブラインドを引上げて使用します。
注 意
損傷する恐れがあります。
サン・ブラインドは走行中にリア・ウ
ィンドウが開いている状態で使用しな
いでください。
安全にお使いいただくために
139
ルーム・ランプ(フロント)
スイッチON:
スイッチCを左方向に動かします。
自動スイッチON/OFF
スイッチCを右方向に動かします。
インテリア・ランプはドア・ロックが
解除されたとき、ドアが開いたとき、
イグニションからキーを抜いたときに
点灯します。ドアが閉められた後、約
30秒間後に消灯します。イグニッショ
ン・ロックされる、または車両がロッ
クされるとすぐに消灯します。
A, D - 読書灯用スイッチ
B - 明るさ調整ボタン
C - ルーム・ランプ・スイッチ
ルーム・ランプ
読書灯(フロント)
スイッチON:
スイッチAまたはDを押します。
スイッチOFF:
スイッチAまたはDを押します。
140
安全にお使いいただくために
スイッチOFF:
スイッチCを中央位置に動かします。
自動スイッチON/OFF
トグル・スイッチを中央位置にします。
ドアをロック解除したとき、開いたと
き、イグニッション・キーを抜いたと
きにルーム・ランプと読書灯が点灯し
ます。
ドアを閉じた後、約30秒でルーム・ラ
ンプは消灯します。イグニッションを
ONにするか、キーを使ってロックした
場合は、すぐに消灯します。
スイッチOFF:
トグル・スイッチの後側を押します。
読書灯(リア)
読書灯(リア)
スイッチON:
トグル・スイッチの前側を押します。
安全にお使いいただくために
141
コンフォート・ランプの減光(明 カミング・ホーム機能
るさの調整)
(消灯遅延)
ドアを全て閉じると、フットウェル・ラン
プおよびパネル・ランプは規定レベルまで
減光します。
コンフォート・ランプはフロント・ルー
フ・コンソールのボタンAを使用して減光
します。
ボタンAを押し続けて、好みのレベル
まで減光します。
以下のランプは一定時間点灯状態を維持
し、夕方や暗闇の中でできるかぎり周囲を
明るくし乗員が安全に車両から降りられる
ようにします。
− ロービーム
− ドア・ミラー・ランプ
− 車幅灯
− ライセンス・ランプ
知識:
A - 明るさ調整ボタン
コンフォート・ランプ
フットウェル・ランプおよびパネル・ラン
プにより、暗いときにも車内を照らします。
これらのランプは車両を解錠すると点灯
し、車両を施錠すると自動的に消灯します。
ランプ・スイッチはauto位置にします。
「ランプ・スイッチ」(112ページ)を
参照してください。
ランプは車両を施錠するか、またはマル
チ・ファンクション・ディスプレイで設定
されたカミング・ホーム・ランプ点灯時間
が終了すると消灯します。
「ランプ」(102ページ)も参照してく
ださい。
142
安全にお使いいただくために
ドア・ガード/足元照明
知識:
PINが入力されていない場合でも、エマー
ジェンシ・コールを行うことができます。
多くの国では、有効なSIMカードがなくて
もエマージェンシ・コールが可能です。エ
マージェンシ・コール機能は仕向国および
該当ディーラによって異なります。
ドア・ガード/足元照明により乗員は安全
に車両に乗り込むことができます。地面の
障害物(水溜りなど)も簡単に見つけるこ
とができます。
車両がリモート・コントロールまたはポル
シェ・エントリー&ドライブで解錠された
ときに以下のランプにより車両が照らし出
されます。
*日本仕様に設定はありません。
− ドア・ミラー・ランプ
− 車幅灯
− ライセンス・ランプ
作動
ランプ・スイッチをドライビング・ラ
ンプ・アシスト(AUTO)の位置にし
ます。
「ランプ・スイッチ」(112ページ)を
参照してください。
ドア・ガード/足元照明はマルチ・ファン
クション・ディスプレイで設定されたカミ
ング・ホーム・ランプ(夕方用のランプ)
点灯時間が終了したとき、またはイグニッ
ションをONにしたときに消灯します。
「ランプ」(102ページ)も参照してく
ださい。
エマージェンシ・コール・ボタン*
エマージェンシ・コールにはいくつかの方
法があります。
SOSボタンAを押します。
または
電話メニューからエマージェンシ・コ
ールを選択します(SIMカードが挿入
されていない場合、またはPINまたは
PUKが入力されている場合)
。
または
地域の緊急番号を使用します。
安全にお使いいただくために
143
スライディング/
チルティング・ルーフ
スライディング/チルティング・ルーフは
1枚の安全ガラスでできています。ルーフ
に装着されたスライディング・パネルはマ
ニュアルで調整でき、日光を遮ります。
スライディング/チルティング・ルーフは
ルーフ・コンソールのスイッチで操作しま
す。
警 告
スライディング/チルティング・ルーフを
操作するときや自動で閉めるときに怪我を
する恐れがあります。
スライディング/チルティング・ルー
フを操作するときには、負傷者がでな
いよう十分注意してください。
車両を離れるときは、必ずイグニッシ
ョン・キーを抜き取るか、またはポル
シェ・エントリー&ドライブ装着車の
イグニッション・スイッチをOFFにし
てください。また車両から離れる時に
は常にイグニッション・キーを携帯し
てください。お子様などがスライディ
ング/チルティング・ルーフを操作し、
手や首などを挟んで怪我をする恐れが
あります。
スライディング/チルティング・ルー
フに挟まれそうになった場合は、直ち
144
安全にお使いいただくために
に反対方向にスイッチを操作するか、
またはイグニッション・キーを抜き取
り、スライディング/チルティング・
ルーフの作動を停止させてください。
悪路を走行するときは、常にスライディン
グ/チルティング・ルーフとドア・ウィン
ドウを閉じてください。
スライディング/チルティング・
ルーフは下記の条件のときに作動
します。
− イグニッションがONになっている。
− 室内でドアが閉じているときに、イグ
ニッション・キーを取外し、最初にド
アを開くまでの間(最大10分間)
。10分
後、スライディング/チルティング・
ルーフの準備機能は停止します。
スライディング/チルティング・
ルーフへの電源供給の遮断
車両のロックを解除した後、10分間が経過
するとバッテリの放電を防ぐため、スライ
ディング/チルティング・ルーフは作動し
なくなります。スライディング/チルティ
ング・ルーフは、イグニッションをONに
するか、エンジンを始動すると再び作動可
能になります。
A - 全閉
B - コンフォート位置
C - 全開
D - チルト位置
知識:
自動プリセットを使用すると、よく使用す
るスライディング/チルティング位置が直
接スイッチで設定できるようになります。
A - スライディング/チルティン
グ・ルーフを全閉にする
スイッチを位置Aに回します。
知識:
スライディング/チルティング・ルーフに
は挟み込み防止機能が備えられています。
閉鎖時に、障害物などでスライディング/
チルティング・ルーフの動作が妨げられた
場合、ルーフはすぐに開き始めます。
挟み込み防止機能作動後、スライディン
グ/チルティング・ルーフを閉じる場合
障害物を取り除きます。
再度スイッチを位置Aに回します。
B - スライディング/チルティン
グ・ルーフをコンフォート位置
まで開ける
スイッチを位置Bに回します。
スイッチは位置A∼B間任意の位置にする
ことができます。スイッチの位置に応じて
スライディング/チルティング・ルーフの
開き量が変化します。
スイッチ位置Bではスライディング/チル
ティング・ルーフは騒音を考慮した最適位
置まで開きます。位置Cまで回すと全開に
することができます。
C - スライディング/チルティン
グ・ルーフを全開にする
ポルシェ・エントリー&ドライブ
非装着車のコンフォート機能
スイッチを停止位置Bを超えて位置Cま
で回し、スライディング/チルティン
グ・ルーフが全開になるまで保持しま
す。
スイッチを放すと位置Bまで戻ります。
スイッチ位置Cまで回すのにある程度
の力が必要です。
スライディング/チルティング・ルーフ
を閉じる
D - スライディング/チルティン
グ・ルーフをチルト位置まで開
ける
ポルシェ・エントリー&ドライブ
装着車のコンフォート機能
スイッチを位置A∼D間の好みの位置に
合わせます。位置Dでルーフは全開に
なります。
車両キーをドア・ロックに差し込み、
ドア・ウィンドウとスライディング/
チルティング・ルーフが好みの位置に
なるまで、ロック位置に回して保持し
ます。
スライディング/チルティング・ルーフ
を閉じる
車両キーをドア・ロックに差し込み、
ドア・ウィンドウとスライディング/
チルティング・ルーフが好みの位置に
なるまで、ロック位置に回して保持し
ます。
または
車両をロックするときに、ウィンドウ
およびスライディング/チルティン
グ・ルーフが好みの位置になるまで、
ドア・ハンドルのボタンを押したまま
保持します。
安全にお使いいただくために
145
スライディング/チルティング・
ルーフの非常時の取扱い
スライディング/チルティング・ルーフに
不具合が発生した場合、手動で開閉できま
す。
手動で開閉をする前にヒューズの断線
を点検してください。
警 告
ルーフを閉じるときに指などを挟まれて怪
我をする恐れがあります。
ルーフを操作するときには、負傷者が
出ないように十分注意してください。
1. ルーフ・コンソールの眼鏡ケースを矢
印の方向に開きます。
2. カバーAを取り外します。
146
安全にお使いいただくために
3. センター・コンソールの小物入れ(ゴ
ムマットの下)からハンドルBを取り
外します。
5. この位置でハンドルを持ち、回します。
閉じるとき―右に回します。
開くとき―左に回します。
6. ハンドルを抜いて、小物入れに戻しま
す。
7. カバーを取付けます。
4. ハンドルのかみ合いを確認できるまで、
ハンドルをCの穴に差込みます。この
作業には、ある程度の力が必要です。
上記の操作中および操作後、スライデ
ィング/チルティング・ルーフは作動
しなくなりますので正規ポルシェ販売
店にて修理を受けてください。ポルシ
ェ車に関する全ての整備点検につきま
しては、正規ポルシェ販売店での実施
を推奨致します。十分なトレーニング
を受けた経験豊富なスタッフが、最新
の技術情報と専用工具や専用装置を駆
使し、確かな整備をお約束いたします。
安全にお使いいただくために
147
パノラマ・ルーフ・システム
注 意
パノラマ・ルーフ・システムは計4つのル
ーフ・エレメントにより構成されていま
す。
パノラマ・ルーフ上部の結合が不完全だ
と、パノラマ・ルーフ・システムを作動さ
せた場合に損傷する恐れがあります。
ルーフ・エレメント1は、車内への風侵入
防止用のデフレクターです。車両の速度に
合わせて角度が調整され、高速域でパノラ
マ・ルーフ・システムを開けた場合の走行
時の乱流による影響に対して効果を発揮し
ます。
運転前に、パノラマ・ルーフ上部が完
全に結合されているかチェックしてく
ださい。
ルーフ・エレメント2および3は、車両の縦
方向にスイッチを動かすことにより作動し
ます。ルーフ・エレメント3はチルトする
ことも可能です。これにより車内の換気を
効率よく行うことができます。
ルーフ・エレメント4は固定されたガラス
で、パノラマ・ルーフ・システムの最後部
です。
パノラマ・ルーフ・システムおよびル
ーフ上部との間に十分な隙間があるこ
とを確認してください。
1 - デフレクター
2 - スライディング・ルーフ・エレメント
3 - スライディング/チルティング・ルーフ・エレ
メント
4 - 固定ガラス・エレメント
パノラマ・ルーフ・システム作動
条件
− イグニッション・スイッチがON
− イグニッション・キーを抜いてから、
最初にドアを開けた時まで。ただし、
最大10分間のみ。
パノラマ・ルーフ・システムのス
イッチOFF後10分の作動条件
車両がロックされていない場合、車両のバ
ッテリを節約するため、10分後にパノラ
マ・ルーフ・システムが作動しなくなりま
す。イグニッション・スイッチをONにす
ると、再度作動状態になります。
148
安全にお使いいただくために
警 告
パノラマ・ルーフ・システムを操作すると
きや自動で閉めるときに怪我をする恐れが
あります。
パノラマ・ルーフ・システムを操作す
るときには、負傷者が出ないよう十分
注意してください。
A - パノラマ・ルーフ・システム全閉
B - スライディング・ルーフ・エレメント全開
C - パノラマ・ルーフ・システム全開
D - スライディング/チルディング・ルーフ・エレ
メント チルト位置
E - スライディング/チルディング・ルーフ・エレ
メント全開
知識:
自動プリセット・システムを使用すると、
使用頻度の高いスライディング/チルティ
ング位置が、直接スイッチで設定できるよ
うになります。
悪路を走行するときは、常にパノラ
マ・ルーフ・システムとドア・ウィン
ドウを閉じてください。
車両を離れるときは、必ずイグニッシ
ョン・キーを抜き取るか、またはポル
シェ・エントリー&ドライブ装着車の
イグニッション・スイッチをOFFにし
てください。また、車両から離れる時
は、常にイグニッション・キーを携帯
してください。お子様などがパノラ
マ・ルーフ・システムを操作し、手や
首などを挟んで怪我をする恐れがあり
ます。
パノラマ・ルーフ・システムに挟まれ
そうになった場合は、直ちにスイッチ
から手を離すか、またはイグニッショ
ン・キーを抜き取り、パノラマ・ルー
フ・システムの作動を停止させてくだ
さい。
B - スライディング・ルーフ・エレ
メントを全開にする
スイッチを位置Bに回します。
ルーフ・エレメント2が全開になりま
す。選択された幅だけ自動的にローラ
ー・ブラインドが開きます。
C - パノラマ・ルーフ・システムを
全開にする
スイッチを位置Bを超えて位置Cまで回
します。
ルーフ・エレメント2および3が全開に
なります。選択された幅だけ自動的に
ローラー・ブラインドが開きます。
D - スライディング/チルティング・
ルーフ・エレメントをチルトする
スイッチを位置Dに回します。
ルーフ・エレメント3が完全にチルトし
ます。ローラー・ブラインドの位置は
ここでは変わりません。
E - スライディング/チルティング・
ルーフ・エレメントを全開にする
A - パノラマ・ルーフ・システムを
全閉にする
スイッチを位置Aに回します。
スイッチを位置Eに回します。
ルーフ・エレメント3が全開になりま
す。選択された幅だけ自動的にローラ
ー・ブラインドが開きます。
安全にお使いいただくために
149
ポルシェ・エントリー&ドライブ
非装着車のコンフォート機能
挟み込み防止機能作動後にルーフ・エレ
メントを閉じる
パノラマ・ルーフ・システムを開閉する
1. 障害物を除きます。
車両キーをドア・ロックに差し込み、
ドア・ウィンドウとパノラマ・ルー
フ・システムが好みの位置になるまで、
ロックまたはロック解除位置に回して
保持します。
ポルシェ・エントリー&ドライブ
装着車のコンフォート機能
パノラマ・ルーフ・システムを開閉する
車両キーをドア・ロックに差し込み、
ドア・ウィンドウとパノラマ・ルー
フ・システムが好みの位置になるまで、
ロックまたはロック解除位置に回して
保持します。
2. スイッチを再び位置Aに回します。
電動緊急閉鎖機能
警 告
パノラマ・ルーフ・システムの挟
み込み防止機能
すべてのルーフ・エレメントには挟み込み
防止機能が搭載されています。スライディ
ング・ルーフやスライディング/チルディ
ング・ルーフ・エレメントが開閉時に遮ら
れた場合、遮られたルーフ・エレメントは
その後すぐに再度開閉動作を行います。
150
安全にお使いいただくために
警 告
パノラマ・ルーフ・システムを閉じる時、
挟み込み防止機能が作動しないため、ルー
フ・エレメントは全力で閉じようとするの
で、怪我をする恐れがあります。
パノラマ・ルーフ・システムの電動緊急閉鎖機
能を操作する時、挟み込み防止機能が作動しな
いため、ルーフ・エレメントは全力で閉じよう
とするので、怪我をする恐れがあります。
パノラマ・ルーフ・システムを操作す
るときには、負傷者が出ないように十
分注意してください。
パノラマ・ルーフ・システムを操作す
るときには、負傷者が出ないように十
分注意してください。
1. イグニッション・スイッチをOFFにします。
2. スイッチを位置Aに回します。
3. イグニッション・スイッチをONにします。
パノラマ・ルーフ・システムを閉じる
車両をロックするときに、ウィンドウ
およびパノラマ・ルーフ・システムが
好みの位置になるまで、ドア・ハンド
ルのボタンを押したまま保持します。
ていたパノラマ・ルーフ・システムの最終
位置は消去されます。
汚れ、氷、その他の物質が邪魔をしてルー
フが完全に閉まらない場合:
1. スイッチを位置Aに回します。
2. スイッチを位置Aのまま、すべてのル
ーフ・エレメントが全閉するまで保持
します。
パノラマ・ルーフ・システムの最
終位置の保存
車両バッテリの接続または切り離し、また
は取り外した場合、またはジャンパー・ケ
ーブルによるエンジン始動後は、保存され
4. スイッチを位置Aに保持します。パノ
ラマ・ルーフ・システムが閉じるプロ
セスは約5秒後に始まります。スイッチ
の位置を、ローラー・ブラインドおよ
びすべてのルーフ・エレメントが全閉
するまでそのまま保持します。この手
順は約20秒かかります。
知識:
手順が中断された場合、最終位置の保存は
最初からやり直す必要があります。
ローラー・ブラインドの開閉
ローラー・ブラインド清掃位置
ロッカー・スイッチには2つの段階からな
る機能があります:
1. パノラマ・ルーフ・システムおよびロ
ーラー・ブラインドを全閉にします。
− ロッカー・スイッチが段階1まで押され
た場合、ローラー・ブラインドはロッ
カー・スイッチが押されている間、開
閉することが可能です。
2. スイッチを位置Cに回します。パノラ
マ・ルーフ・システムが全開になります。
− ロッカー・スイッチが、最後まで押さ
れた場合、ローラー・ブラインドは最
終位置まで開閉することが可能です。
ローラー・ブラインドを開く
ロッカー・スイッチFを押します。
ローラー・ブラインドを閉じる
ローラー・ブラインド
ローラー・ブラインドはパノラマ・ルー
フ・システムと一体化されており、ルー
フ・コンソールのロッカー・スイッチを操
作にすることにより開閉が可能です。
ロッカー・スイッチGを押します。
知識:
ルーフ・エレメントが作動中に、ロッカ
ー・スイッチを完全に押した場合、ローラ
ー・ブラインドはルーフ・エレメントが選
択された位置に達した後、最終位置まで開
閉をします。
3. パノラマ・ルーフ・システムが最終位
置に達した後、ロッカー・スイッチG
をローラー・ブラインドが全閉するま
で保持します。
4. 汚れや、ごみを取り除きます。(木の葉など)
5. ロッカー・スイッチFをローラー・ブラ
インドが全開するまで押し続けます。
6. スライディング・ルーフ・エレメント
を閉じます。
注 意
運転中にローラー・ブラインドおよびパノ
ラマ・ルーフ・システムがローラー・ブラ
インド・クリーニング位置に設定されてい
る場合、損傷する恐れがあります。
運転前に、パノラマ・ルーフ・システ
ムを一度、全閉にしてください。
安全にお使いいただくために
151
パノラマ・ルーフ・システムの非
常時の取扱い
電動緊急閉鎖機能が機能しない場合や、最
終位置が保存できない場合は、特別な状況
を除き、手動での開閉を行ってください。
手動での開閉を行う前に、ヒューズが
断線していないか点検してください。
もし、ヒューズが断線していた場合、
ヒューズを取り替えた後、パノラマ・
ルーフ・システムの最終位置を再保存
する必要があります。
警 告
ルーフ・エレメントを閉じる際、怪我をす
る恐れがあります。
ルーフ・エレメントを操作する場合、
負傷者が出ないよう十分注意してくだ
さい。
152
安全にお使いいただくために
1. センタ・コンソールの小物入れ(ゴム
マットの下)からハンドルBを取り外
します。
2. カバーを取外してください。
3. ハンドルのかみ合いを確認できるまで、
ハンドルをHまたはIの穴に差込みます。
この作業には、ある程度の力が必要で
す。
H−スライディング・ルーフ・エレメ
ントおよびデフレクターの手動開閉用
I−スライディング/チルティング・ル
ーフ・エレメントの手動開閉用
4. ハンドルをこの位置に保持し、回しま
す。
ルーフ・エレメントを閉じる−時計回
りに回します
ルーフ・エレメントを開く−反時計回
りに回します
知識:
スライディング/チルティング・ルーフ・
エレメントを手動開閉する場合、ルーフ・
エレメントが全閉になることを確認してく
ださい(スライディングおよびチルティン
グ・ルーフ位置の中間位置)
5. ハンドルを取外し、小物入れに戻しま
す。
6. カバーを元に戻します。
システムの故障を修正するため、パノラ
マ・ルーフ・システムの最終位置は手動に
て開閉後は、必ず保存してください。
正規ポルシェ販売店にて修理を受けて
ください。ポルシェ車に関する全ての
整備点検につきましては、正規ポルシ
ェ販売店での実施を推奨致します。十
分なトレーニングを受けた経験豊富な
スタッフが、最新の技術情報と専用工
具や専用装置を駆使し、確かな整備を
お約束致します。
安全にお使いいただくために
153
パーキング・アシスタント
お車には超音波により障害物との距離を警
告音でお知らせするパーキング・アシスタ
ントが装備されています。
イグニッション・スイッチをONにすると
自動的にパーキング・アシスタントが作動
し、車速が時速約14キロになるまで有効で
す。
高速走行時にはパーキング・アシスタント
は自動的に停止します。車速が時速約14キ
ロ以下に落ちると、自動的に再作動します。
セレクタ・レバー、ギヤシフト・レバーの
位置によりパーキング・アシスタントの作
動レベルおよびモニタする範囲が変わりま
す。
− イグニッションがONの時、リバース・
ギアに入れるとパーキング・アシスタ
ントは自動的に作動します。
セレクタ・レバー位置:
− P:パーキング・アシスタントは作動し
ません。
− R、N:フロントおよびリアでパーキン
グ・アシスタントが作動します。
− D、M:フロントでパーキング・アシス
タントが作動します。
警 告
パーキング・アシスタントはあくまでも補
助的な物のため、運転には細心の注意を払
ってください。思わぬ事故を起こす恐れが
あります。
車庫入れなどを行う場合は、人、動物、
障害物がないか、必ず確認してくださ
い。
パーキング・アシスタントの作動/停止
ルーフ・コンソールのボタンAでパー
キング・アシスタントを作動させます。
パーキング・アシスタントが停止する
と、ボタンのランプが点灯します。
注意:
オフロードや悪路ではパーキング・アシス
タントを停止してください。
154
安全にお使いいただくために
知識:
センサに汚れがあると感度が鈍くなる
ため雪、氷または泥などの汚れは取除
いてください。
センサへの擦り傷等は、故障の原因と
なる恐れがあります。
センサ故障の原因となる恐れがあるた
め、スチーム・洗浄機などを使用する
ときは一定の距離をあけて使用してく
ださい。
注意:
フロント・センサ
リア・センサ
ポルシェ社が推奨タイヤ以外のタイヤがス
ペア・タイヤ・ブラケットに装着されてい
る場合、超音波センサが正しく機能しない
恐れがあります。
センサ
− リア中央のセンサ(矢印)
(スペア・タ
イヤ・ブラケットなし)
約150cm以内
スペア・タイヤ・ブラケットを開いている
と、リア・センサの機能を損なう恐れがあ
ります。
− リア中央のセンサ(スペア・タイヤ・
ブラケット装着車)
約120cm以内
車高調整機能付きエア・サスペンション装
着車では、オフロード・レベルおよび、ス
ペシャル・オフロード・レベルに設定され
ている場合、地面近くの障害物を認識しな
い恐れがあります。
フロントおよびリア・バンパーには6個の
超音波センサが備えられており、一番近い
障害物に反応します。
センサの反応距離
− 外側のセンサ(フロントおよびリア)
約60cm以内
− フロント中央のセンサ(矢印)
約120cm以内
センサは地表近くの障害物などは死角とな
るため反応することができません。
安全にお使いいただくために
155
1個目の黄色いセグメントが点灯した場合、
障害物との距離は120cm(フロント)または
120∼150cm(リア)です。
バックしている場合は短い警告音が鳴ります。
障害物が約60cm以内に近づくと、警告音が
断続的に鳴り、4個目の黄色いセグメント
が点灯します。
障害物が約25cm以内(トレーラー・カップ
リング装着車の場合は約35cm以内)に近づ
くと、警告音が連続して鳴り、2個目の赤
いセグメントが点灯します。
警告音が聞き取れるようにラジオの音
量を設定してください。
A - フロント・ディスプレイ − 左モニタ・エリア
B - フロント・ディスプレイ − 右モニタ・エリア
C - リア・ディスプレイ − 右モニタ・エリア
D - リア・ディスプレイ − 左モニタ・エリア
警告灯、警告音、距離
パーキング・アシスタントが作動すると、
作動しているセンサに対応する警告灯の緑
のセグメントが点灯します。
フロントの警告灯はダッシュボード上にあ
ります。
リアの警告灯はリア・ルーフ・ライナーに
あります。
警告灯はそれぞれ(左、右)
、緑1個、黄色
4個、赤2個のセグメントに分けられていま
す。
156
安全にお使いいただくために
障害物に近づくとセンサが検知し、障害物
との距離に応じて、黄色または赤のセグメ
ントが点灯します。
警告音の音量は正規ポルシェ販売店で調整
することができます。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
知識:
警告が連続音になり2個目の赤いセグメン
トが点灯してから、さらに障害物に近づく
と、システムはその障害物が認識できなく
なる恐れがあります。
超音波センサの限界
下記の条件のときにはパーキング・アシス
タントが正常に働かない場合があります。
− 粉雪など超音波をしゃ断する物がある
とき。
− ウィンドウや塗装面など超音波を反射
する物があるとき。
− 細い物があるとき。
近くでトラックなどが排気ブレーキを使用
すると超音波が乱され警告音が鳴ることが
あります。
警告音なしの故障表示
故障の場合
パーキング・アシスタントに一時的な故障
が発生した場合、作動しているセンサに対
応する警告灯の赤いセグメントすべてが点
灯します。
− 不具合またはシステムの故障の場合
知識:
一時的な故障(センサの凍結やひどい汚れ
による)が発生した場合、パーキング・ア
シスタントが正常に作動しないことがあり
ます。
システムは、一時的な故障と指定します。
時速14キロ越えると、すべてのセグメント
が点灯します。障害が取り除かれると、パ
ーキング・アシスタントは再度作動準備状
態になります。
警告音付きの故障表示
パーキング・アシスタントに一時的ではな
い故障が発生した場合、作動しているセン
サに対応する警告灯の赤いセグメントすべ
てが点灯します。さらに、ギヤ・チェンジ
を行ってから3秒間警告音が連続して鳴り
ます。
パーキング・アシスタントを停止しま
す。
パーキング・アシスタントを停止する
と、ボタンのランプが点灯します。
正規ポルシェ販売店で点検を受けてく
ださい。ポルシェ車に関する全ての整
備点検につきましては、正規ポルシェ
販売店での実施を推奨致します。十分
なトレーニングを受けた経験豊富なス
タッフが、最新の技術情報と専用工具
や専用装置を駆使し、確かな整備をお
約束いたします。
けん引時の運転
パーキング・アシスタントのリア・モータ
はトレーラーの電源が接続されるとOFFに
なります。
安全にお使いいただくために
157
助手席側ドア・ミラーの自動調整は、下
記の条件のときに作動します。
− 車両にはシート・メモリーが装備され
ている。
− ドア・ミラー調節スイッチAが助手席
側Cにセットされている。
− リバース・ギヤを選択している。
ドア・ミラーを通常の位置に戻すときは:
− ギヤをリバース以外にシフトします。
または
− ドア・ミラー調節スイッチの位置を変
更します。
A - ドア・ミラー調節スイッチ
C - 助手席ドア・ミラー調節スイッチ
駐車時の助手席ミラーの下向き自
動調整
後退時にリバース・ギヤを選択すると、助
手席側ドア・ミラーが自動的に下向きにな
り、助手席側の後方下部の縁石などが確認
しやすくなります。
「ミラー」(101ページ)を参照してく
ださい。
158
安全にお使いいただくために
警 告
ガレージ・ドア・オープナーを操作すると
き、操作する対象物の周囲に人や動物がい
たり、物が置いてあると事故につながる恐
れがあります。
ガレージ・ドア・オープナーを操作す
る場合は、周囲を十分に確認してから
操作してください。
各装置のリモート・コントロールに付
属する注意事項を遵守してください。
知識:
ガレージ・ドア・オープナーを操作す
るときは、車両をまっすぐ対象物に向
けてください。これを怠ると、反応範
囲外になる場合があります。
お車を売却される場合は、プログラ
ム・ボタンAに登録してある信号を消
去してください。
リモート・コントロールに付属する取
扱説明書をよく読み、リモート・コン
トロールに使用されているコードが固
定または変更可能か確認してください。
ガレージ・ドア・オープナーの操作方法
A - プログラム・ボタン
B - ステータス・インジケータ・ランプ
ガレージ・ドア・オープナー*
プログラム・ボタンAの該当ボタンを
押し、対象物に信号を送信します。信
号送信中はランプBが点灯します。
*日本仕様には設定はありません。
シャッターやゲートの開閉用リモート・コ
ントロール、または警報システムなどのリ
モート・コントロール信号をプログラム・
ボタンAの各ボタンに登録すると、これら
のボタンでシャッターなどを操作すること
ができます。
安全にお使いいただくために
159
3. リモート・コントロールのボタンおよ
びプログラム・ボタンAの登録するボ
タンを同時に押します。
4. 両方のボタンを押したまま保持すると
ランプBが点滅し始め、しばらくする
と点滅が速くなります。
ランプBが速く点滅し始めたら、両方
のボタンを放してください。
ランプBが速く点滅しない場合は、信
号が正常にプログラムされていません。
5. ステップ1∼3を繰り返して、各リモー
ト・コントロールの信号を他のボタン
に登録します。
変更可能なコード・システムのリモコン
の場合:
1. 固定コード・システムと同様にプログ
ラム・ボタンAに各リモコンの信号を
登録します(ステップ1∼4)
。
2. システムの同期化
自動シャッターなどの受信機側のプロ
グラム・ボタンを押します。約30秒待
ってからステップ3に進みます。
3. プログラム・ボタンAの登録するボタ
ンを2回押します。装置によっては2回
押した後、確定のため3回目を押さなけ
ればならない場合もあります。
4. ステップ1∼4を繰り返して、各リモコ
ンの信号を他のボタンに登録します。
リモート・コントロール信号のキ
ーへの登録
リモート・コントロールに付属する取
扱説明書に従ってください。
固定コード・システムのリモート・コント
ロールの場合:
1. プログラム・ボタンAの外側ボタン2つ
を同時に約20秒間押すと、ランプBが
点滅し始め、信号が消去されます。
2. リモート・コントロールを受信部(図
参照)に向けます。
160
安全にお使いいただくために
知識:
本章の指示およびリモート・コントロ
ールの取扱説明書に従って作業を実施
したにもかかわらず、リモート・コン
トロールの信号をプログラム・ボタン
に登録できない場合は、正規ポルシェ
販売店にお問い合わせください。
プログラム・ボタンAの個別ボタンの再
プログラミング
1. プログラム・ボタンAを押して再プロ
グラミングします。ステップ4を実行す
るまでボタンを放さないでください。
2. ランプBがゆっくり点滅するので(約
20秒後)
、元のトランスミッタをマーキ
ングした位置に向けます。
3. リモート・コントロールのボタンを押
し、そのまま保持します。
4. ランプBが始めにゆっくり点滅し、次
にすばやく点滅します。
ランプBがすばやく点滅するようにな
ったら、両方のボタンを放します。
信号の消去
(車を売却する場合)
プログラム・ボタンAの外側のボタン
を同時に約20秒間押すと、ランプBが
点滅し始め、信号が消去されます。
安全にお使いいただくために
161
シガー・ライタ
警 告
火災や火傷をする恐れがあります。
保護者なしでお子様だけを絶対に車内
に残さないでください。
加熱したシガー・ライターを持つ場合
は、ノブを持ってください。
シガー・ライタはイグニッション・スイッ
チの位置に関係なく使用できます。
シガー・ライタ(フロント)
灰皿(フロント)
灰皿(リア)
開き方
車両の装備によってリア・ドア・パネルに
灰皿を取り付けることができます。
灰皿の蓋を軽く押すと開きます。
開き方
灰皿の蓋を軽く押すと開きます。
掃除
ロック解除ボタンAを右に動かすと、
灰皿が持ち上がります。
灰皿を掃除し、元の位置に差し込みま
す。カチッとはまるまで下に押します。
掃除
灰皿の蓋を開き、ドア・パネル側に慎
重に押します。トレイがわずかに持ち
上がります。
トレイを外し、掃除します。
162
安全にお使いいただくために
灰皿の蓋を軽く押し、灰皿を開きます。
ライターを押込み(矢印)
、フィラメン
トが十分な温度になると、元の位置に
飛び出します。
シガー・ライタ(リア)
センター・コンソールのカバーを軽く
押し、灰皿を開きます。
ライターを押込み(矢印)
、フィラメン
トが十分な温度になると、元の位置に
飛び出します。
安全にお使いいただくために
163
自動車電話*、無線機*
自動車電話を使用する前に、必ず自動
車電話の取扱説明書をお読みください。
走行中の通話は、該当する国の法律に
従ってください。
セーフティ・ノート
外部アンテナを使用していない自動車電話
や携帯電話の使用、および装置またはアン
テナが正しく取り付けられていないと、無
線通信により電装品が正しく作動しなくな
る場合があります。
ポルシェ・コミュニケーション・
マネージメント(PCM)*
電話機または携帯電話を使用する場合
は、必ず外部アンテナに接続してくだ
さい。
PCMを初めて使用する場合は、ナビゲーシ
ョン・システムを正しく調整するため約
50km走行させてください。タイヤを冬用/
夏用などに交換した場合にも、同様に走行
させてください。この走行中にはまだナビ
ゲーション・システムは正確に作動してい
ません。
安全のため、下記の内容に注意してください。
安全のため、車両を停止した状態で行
ってください。
アンテナと受話器が一体になった電話
機またはラジオを車内で使用すると健
康を害することがあります。外部アン
テナに接続して使用してください。
移動通信システム(自動車電話や携帯電話
など)は、ポルシェ社の取付仕様に従い専
門の業者でのみ取付けられます。
通信装置は通信出力が10W以下のものを
使用してください。
通信装置はその車両のタイプ・アプルーバ
ル(部品認証)を得たもの(eマーク付き)
を使用してください。
最大出力が10Wを超える装置の取付けは正
規ポルシェ販売店にご相談ください。
これらの装置の取付けには技術知識が必要
です。
164
安全にお使いいただくために
ハンド・フリー・マイク
ハンド・フリー・マイクは、ご使用してい
る電話の機種に合ったものを取付けてくだ
さい。
詳しくは正規ポルシェ販売店にお尋ねくだ
さい。
受信状態
自動車電話、携帯電話の受信状態は、走行
中に絶えず変化します。建物、地形、天候
による受信障害は避けられません。ハン
ド・フリー装置をご使用の場合、エンジン
や風切音など外部の音で会話が聞き取りに
くくなる場合があります。
*日本仕様に設定はありません。
PCMを使用する前に、別冊の操作説明
書を参照してください。
車両をフェリー、列車などで輸送した場合、
スイッチを入れてから車両の現在地を確認
するまで数分かかります。
雪道などで車がスピンした場合などは、ナ
ビゲーション・システムが一時的に正確に
作動しなくなる場合があります。
バッテリの接続を外した場合は、ナビゲー
ション・システムが再び作動するまで約15
分かかります。
*日本仕様に設定はありません。
ラジオ
知識:
消火器の使用期限に注意してください。
使用期限を過ぎた消火器を使用すると、
正しく機能しない恐れがあります。
ラジオを使用する前に、別冊のラジオ
操作説明書を参照してください。
カー・ラジオの受信状態は走行中、常に変
化します。建物、地形および天候による受
信障害は避けられません。特にFMステレ
オは周囲の状況変化に敏感です。モノラル
に切替えるか、他のFM局を選択すると、
受信障害を抑えることができます。
取り扱いについては、消火器の取扱説
明書に従ってください。
消火器は1∼2年ごとに正規ポルシェ販
売店で点検し、正常に機能することを
確認してください。
使用後は消火器に消火剤を補充してく
ださい。
電装品の取付けは必ず、正規ポルシェ販売
店にて行ってください。また、電装品はポ
ルシェ社が推奨したものを使用してくださ
い。推奨されていない電装品を使用すると、
ラジオの受信状態に悪影響をおよぼす恐れ
があります。
*日本仕様に設定はありません。
消火器*
車両に消火器が装備されている場合、消火
器は右側または左側のフロント・シート下
部に取り付けてあります。
左側フロント・シート下部の消火器
非常時の場合に消火器をシートから取
り出す場合、消火器を一方の手で持ち、
そしてもう一方の手で消火器ホルダー
にあるPRESSボタンを押してくださ
い。
(矢印)
右側フロント・シート下部の消火器
シート下部の引き出し部分より消火器
を取り出してください。
安全にお使いいただくために
165
収納スペース
警 告
急ブレーキ、急ハンドル、または事故の場
合、負傷する恐れがあるため、必ず守って
ください。
収納オプション
− ルーフ・コンソールの眼鏡ケース
− グローブ・ボックス、ペン・ホルダ
− フロントおよびリア・アームレスト
− 助手席下の引き出し
室内に荷物などを置く場合は必ず固定
してください。
− ラゲッジ・コンパートメント左右の収
納スペース
小物入れに重いものを入れてカバーを
開けたまま運転しないでください。
− ドア・トリム・パネル
運転中は必ず小物入れカバーを閉じて
ください。
ラゲッジ・コンパートメントはセーフ
ティ・ネットおよびトノ・カバーで保
護してください。
荷物を固定していないときや、不適切な載
せ方をしていると、ブレーキをかけたりハ
ンドルを切ったとき、または事故のときに
乗員が負傷する恐れがあります。
「荷物の積載」(176ページ)を参照し
てください。
− フロントおよびリアのセンター・コン
ソール
− フロント・シートのバックレスト
− リア・グラブ・ハンドルのコート用フ
ック
− ラゲッジ・コンパートメント・フロア
の下
ルーフ・コンソールの眼鏡ケース
− フロントおよびリア・カップ・ホルダ
このスペースにはサングラスなどが収納で
きます。
開く
ボタン(矢印)を押します。
閉じる
引出しをカチッと音がするまで閉めま
す。
166
安全にお使いいただくために
グローブ・ボックス
グローブ・ボックス内の引き出しは車検証
などの書類を入れるように設計されていま
す。
開き方
ボタンAを押して、カバーを開きます。
B - グローブ・ボックス内の冷却設定ダイヤル
C - ペン・ホルダ
グローブ・ボックスの冷却
ダイヤルBを反時計方向に回します。
スイッチOFF
ダイヤルBを時計方向に回します。
施錠
盗難防止のためにボタンAはキーで施
錠し、開けられないようにしてくださ
い。
安全にお使いいただくために
167
フロント・アームレストの小物入れ
アームレストには小物入れが2個付いてい
ます。
上部トレイを開く
ボタンAを押して、カバーを持ち上げ
ます。
168
安全にお使いいただくために
下側トレイを開く
ボタンBを押してカバーを閉じたまま
上部トレイを持ち上げます。
リア・アームレストの小物入れ
アームレストには小物入れが付いていま
す。
アームレストの小物入れを開く
1. アームレストを完全に倒します。
2. ボタンCを押して、カバーを持ち上げ
ます。
ラゲッジ・コンパートメント左右
の収納スペース
右側の収納スペースには、非常停止板を収
納可能です。
車両の装備によっては、ラゲッジ・コンパ
ートメント左側に追加収納スペースがあり
ます。
スペース拡張のため、中間の仕切りを取外
すことが可能です。
開く
ハンドルを引いてカバーを開きます。
閉じる
右側フロント・シート下の引き出し
右側フロント・シート下の引き出しには小
物入れがあります。
DVDナビゲーション装備車*には、右側フ
ロント・シート下に DVDプレーヤが装備さ
れています。
「右側フロント・シート下の DVDプレーヤ」
(171ページ)を参照してください。
開く
ロック解除ハンドルを持ち上げ、引き
出しを開けます。
閉じる
引出しをカチッと音がするまで閉めま
す。
カバーの下側を差し込んでから、カチ
ッと音がするまで閉じます。
注 意
損傷する恐れがあります。
高さ調整機能付きエア・サスペンショ
ン装着車の右側の収納スペースは、熱
がこもるため熱に弱い物は収納しない
でください。
*日本仕様に設定はありません。
安全にお使いいただくために
169
カップ・ホルダ
運転中はカップ・ホルダのシャッター
を閉めておいてください。
警 告
液体がこぼれると、火傷または物品が損傷
する恐れがあります。
カップ・ホルダに適切に収まる容器の
みを使用してください。
一杯に満たされた容器を置かないでく
ださい。
熱い飲み物は置かないでください。
カップ・ホルダ(フロント)の使用
シャッターAを矢印の方向に開きます。
カップ・ホルダ・トレイの取外し
カップ・ホルダ・トレイは取外して掃除す
ることができます。
トレイを取外すと、追加の小物入れとして
ご利用できます。
シャッターAを開きます。
カップ・ホルダ・トレイの2個の取付け
用穴Bに指を差し込みます。
カップ・ホルダ・トレイを引き上げて
外します。
170
安全にお使いいただくために
カップ・ホルダ(リア)の使用
カップ・ホルダ・カバーを矢印の方向
に押してください。
カップ・ホルダ(リア)の収納
ロックするまで押し込んでください。
右側フロント・シートのDVDプレ
ーヤ*
DVDナビゲーション装着車には、右側フロ
ント・シート下のカバー内にDVDプレーヤ
が装備されています。
カバーを開ける
ハンドルを上方に引いてください。
(矢印1の方向)
カバーを閉じる
カバーの4つのガイド・ラグをそれぞれ
のはめ込み口に挿入してください。
(矢印)
カバーを押し込んでください。
カバーのガイド・ラグがはめ込み口に
「カチン」とはまるまで、カバーを押し
てください。
*日本仕様に設定はありません。
前方にカバーを引いてください。
(矢印2の方向)
安全にお使いいただくために
171
リア・リッド
「ポルシェ・エントリー&ドライブ」およ
び「スペア・タイヤ・ブラケット」装着車
はリア・リッドの操作方法が異なります。
「ポルシェ・エントリー&ドライブ」
(18ページ)を参照してください。
「スペア・タイヤ」(284ページ)を参
照してください。
危 険
エンジン作動中および走行中にリア・リッ
ドを開くと、排気ガスが室内に入り、一酸
化炭素中毒を起こす恐れがあります。
エンジン作動中および走行中は必ずリ
ア・リッドを閉じてください。
リア・リッドの解錠
リモート・コントロールのボタン3をす
ばやく押します。
もし、車両ドアおよびリア・リッドを
開けなかった場合は、120秒後に自動的
に施錠します。
リア・リッドを開く
スペア・タイヤ・ブラケット装着車では、
ブラケットを外側に回してから、リア・リ
ッドを開いてください。
「スペア・タイヤ」(284ページ)を参
照してください。
ロック解除ハンドル(矢印)を押して、
リア・リッドを開きます。
172
安全にお使いいただくために
警 告
リア・リッドを下ろすと自動的にロックの
方へ引き寄せられ、閉じてロックします。
挟まれて怪我をする恐れがあります。
リア・リッドの下に手や指を入れない
でください。
パワー・クロージング・メカニズムの
可動部品(ラッチ・ストライカ)には
物や手足を近づけないでください。
保護者なしでお子様を絶対に車内に残
さないでください。
オート・ロック
リア・リッドを閉じる
リア・リッドにはパワー・クロージング・
メカニズムが装着されています。
ハンドル(矢印)でリア・リッドを下
げて、ロックに押し込みます。
リア・リッドは自動的に閉鎖し、ロッ
クされます。
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドアとリ
ア・リッドのロック/ロック解除機能、お
よびハザード・ランプの点滅パターンを設
定できます。設定した内容は、そのとき使
用しているリモート・コントロールに記憶
されます。
「テール・ゲート」
(99ページ)を参照
してください。
緊急操作−リア・リッドのロック解除
リモート・コントロールの内蔵バッテリの
電圧が低下したときなど、リモート・コン
トロールでリア・リッドが開かない場合、
緊急操作でリア・リッドを開けることがで
きます。
1. 車両キーで運転席ドアのロックを解除
し、ドアを開けます。
2. イグニッション・スイッチをONにし、
警報システムが作動しないようにしま
す。
3. メータ・パネルのマルチ・ファンクシ
ョン・ディスプレイで、テール・ゲー
ト機能が有効になっていることを確認
します。
「テール・ゲート」
(99ページ)を参照
してください。
4. アーム・レストのセントラル・ロッキ
ング・ボタンを押します。
これで、リア・リッドのロックが解除され
ます。リア・リッドのロック解除ハンドル
を押して、リア・リッドを開きます。
安全にお使いいただくために
173
リア・ウィンドウを閉じる
リア・ウィンドウを下げて、ロックに
押し込みます。確実にロックにはまっ
たことを確認してください。
オート・ロック
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドアとリ
ア・リッドのロック/ロック解除機能、お
よびハザード・ランプの点滅パターンを設
定できます。設定した内容は、そのとき使
用しているリモート・コントロールに記憶
されます。
リア・ウィンドウ
危 険
エンジン作動中および走行中にリア・ウィ
ンドウを開くと、排気ガスが室内に入り、
一酸化炭素中毒を起こす恐れがあります。
エンジン作動中および走行中は必ずリ
ア・ウィンドウを閉じてください。
「ポルシェ・エントリー&ドライブ」
(18ページ)を参照してください。
174
安全にお使いいただくために
解錠
リモート・コントロールのボタン3を軽
く押します。リア・ウィンドウはロッ
ク解除ボタンAで開くことができます。
リア・ウィンドウを開く
ロック解除ボタンAを押します。
または
リモート・コントロールのボタン3を約
2秒間押すと、リア・ウィンドウが開き
ます。
「テール・ゲート」
(99ページ)を参照
してください。
ロード・スペース
ロード・スペース・フロアの最大許容積載
量は400kgです。床面全体に荷重がかかる
ように荷物を積んでください。
「荷物の積載」(176ページ)を参照し
てください。
ロード・スペース・フロアを開く
1. ハ ン ド ル A を 引 い て ロ ー ド ・ ス ペ ー
ス・フロアを持ち上げます。
2. フロア・ステーBをホルダーから外し、
フロアの穴Cに差し込みます。
ロード・スペース・フロアを閉じる
1. ロード・スペース・フロアをわずかに
持ち上げ、フロア・ステーBを車両フ
ロアのホルダーに戻します。
2. ロード・スペース・フロアを閉じます。
タイダウン・リング
ラゲッジ・コンパートメント・ルームの荷
物は移動しないように固定することができ
ます。タイダウン・ベルトまたはラゲッ
ジ・ネットをタイダウン・リングDに固定
して使用します。
荷物を固定するときは各リングに均等
に荷重がかかっていることを確認して
ください。
知識:
タイダウン・リングは事故の際に重量物を
支えることはできません。
安全にお使いいただくために
175
荷物の積載
セーフティ・ノート
固定していない、誤った位置に置かれた積
荷は、ブレーキをかけた時に乗員に危険を
およぼしたり、または車両がスリップ、あ
るいは方向が変わったりして事故をまねく
恐れがあります。積荷を輸送する場合、必
ず固定してください。(ブレーキング中また
はカーブで事故の恐れがあります)
荷物は必ずラゲッジ・コンパートメン
トなど所定の位置に入れて運搬してく
ださい。室内(シート上やシートの前)に
は載せないでください。
可能な場合、荷物をシート・バックレ
ストで支えてください。バックレスト
は必ず所定の位置にロックしてくださ
い。
可能な場合、荷物は乗員のいないシー
トの後ろに置いてください。
重量物は可能なかぎりラゲッジ・コン
パートメントの前方に寄せて積んでく
ださい。軽い荷物はその後ろに置いて
ください。
してください。
トノ・カバーの上にものを載せたまま
運転しないでください。
後部座席に乗員がいない場合、シート
ベルトを使用してバックレスト補強す
ることもできます。外側座席のシート
ベルトを斜めに渡し、反対側のバック
ルにはめてください。
荷物でリア・ウィンドウ・ヒータの熱
線およびサイド・ウィンドウのTVアン
テナ*を傷付けないように注意してく
ださい。
ラゲッジ・ネット
荷物はラゲッジ・ネットで完全に覆っ
てください。
ラゲッジ・ネットは軽い荷物の移動防
止にのみ有効です。
タイダウン・ベルト
荷物の固定にゴム・ベルトやゴムひも
などを使用しないでください。
ベルトやひもを鋭利な物の上に渡さな
いでください。
荷物はシート・バックレストの上端を
越えないように置いてください。
固定具の使用上の注意を遵守してくだ
さい。
ラゲッジ・セーフティ・ネットやト
ノ・カバーを使用して必ず室内を保護
せん断強さが700kg以上で、幅が25mm
以内のベルトのみを使用してください。
荷物の上でベルトを交差してください。
176
安全にお使いいただくために
運転
車両のハンドリングは積載量に応じて
変化します。変化した車両の挙動に合
わせて慎重に運転してください。
最大総重量および最大軸荷重を超過し
ないでください。
「車両重量」(333ページ)を参照して
ください。
リア・ウィンドウまたはリア・リッド
を開いたまま運転しないでください。
排出ガスが室内に入る恐れがあります。
タイヤ空気圧を積載量に合わせてくだ
さい。
「積載重量」
(88ページ)を参照してく
ださい。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
*日本仕様に設定はありません。
トノ・カバー
トノ・カバーを使用し、荷物を覆うことが
できます。
ラゲッジ・コンパートメント・ルーム
に荷物を積んでいるときには必ずト
ノ・カバーを引き出してください。
サポート・ブラケットAにバッグや荷
物を掛けないでください。サポート・
ブラケットが壊れることがあります。
警 告
急ブレーキ、急ハンドル、または事故によ
り荷物が室内に移動し、乗員が怪我をする
恐れがあります。
トノ・カバーの上に荷物を載せないで
ください。
トノ・カバーを引き出す
ハンドルを持ってトノ・カバーを引き
出し、ラゲッジ・コンパートメント・
ルームの左右側面にあるガイドに差し
込みます。
トノ・カバーの取り外し
リリースBを引き出します。
カバーの右側を持ち上げ取外します。
トノ・カバーを戻す
トノ・カバーを左右側面にあるガイド
から外し、ゆっくりとリトラクタ・ロ
ーラーに巻き取ります。
安全にお使いいただくために
177
エンジン・フード
エンジン・フードを開く
注 意
エンジン・フードまたはフロント・ワイパ
ーを損傷する恐れがあります。
エンジン・フードを開けるときはフロ
ント・ワイパーを立てないでください。
トノ・カバーの取付け
カバーを左側のガイドに差し込みます。
カバーを押さえ右側のガイドに入れて、
カチッと音を立てしっかりはまったこ
とを確認します。
リリースBは前方に押してください。
178
安全にお使いいただくために
エンジン・フードを開ける場合は、必ず
フロント・ワイパーをOFF(0位置)に
してください。ワイパー・アームが0位
置にない場合、エンジン・フードを開け
ると、自動的に0位置に移動します。イ
グニッションがOFFの場合でも同様で
す。
ワイパー・アームはリッドを閉じて、
ワイパー・システムをOFFにし再度ON
にするまで、0位置にあります。
1. リリース・レバー(矢印)を引くと、
エンジン・フードが解錠します。
エンジン・フードを閉じる
あらかじめエンジン・フードを下げて
から、ロックに落とします。必要であ
れば、手のひらでロック部分を押しま
す。
エンジン・フードが正しくロックには
まっているか確認します。
エンジン・フードをきちんと閉じてい
ない場合、車両が走り出すとメータ・
パネルのマルチ・ファンクション・デ
ィスプレイにメッセージが表示されま
す。
2. セーフティ・キャッチAを外します。
3. エンジン・フードを上まで開きます。
エンジン・フードを開くと、エンジ
ン・ルームのランプが点灯します。
安全にお使いいただくために
179
ラゲッジ・セーフティ・ネット
ラゲッジ・セーフティ・ネットにより、急
ブレーキ、急ハンドルまたは事故の際に軽
い荷物の移動を防ぐことができます。
「荷物の積載」(176ページ)を参照し
てください。
警 告
急ブレーキ、急ハンドル、または事故の場
合、負傷する恐れがあるため、必ず守って
ください。
必ずセーフティ・ネットで荷物の室内
への移動を防いでください。
荷物は必ずタイダウン・リングで固定
してください。
荷物はシート・バックレストの上端を
越えないように置いてください。
知識:
急ブレーキまたは事故などの際にセーフテ
ィ・ネットに大きな力がかかったり、損傷
した場合はラゲッジ・セーフティ・ネット
およびブラケットを正規ポルシェ販売店で
点検してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店での実施を
推奨致します。十分なトレーニングを受け
た経験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整
備をお約束いたします。
180
安全にお使いいただくために
ラゲッジ・セーフティ・ネットの使用例
A - 取付け位置1
B - 取付け位置2
「リア・シート」
(35ページ)を参照し
てください。
ラゲッジ・セーフティ・ネットに
よる室内保護
ラゲッジ・セーフティ・ネットを引き出す
ラゲッジ・セーフティ・ネット・ブラ
ケットのカバーを開きます。
ラゲッジ・セーフティ・ネットを引き
出し、左右の固定フックを天井のリン
グに差し込みます。固定フックは両横
から引き出します。
ラゲッジ・セーフティ・ネット固定フ
ックがリングにしっかりはまったこと
を確認します。
ラゲッジ・セーフティ・ネット・
アッセンブリのリア・シート・
バックレストからの取外し
左右のリア・ドアを開きます。
左シート・バックレストを先に倒します。
次に右を倒します。このときシート・ク
ッションを取外す必要はありません。
「リア・シート」
(35ページ)を参照し
てください。
1. ラゲッジ・セーフティ・ネット・アッ
センブリを矢印1の方向に押します。
2. ラゲッジ・セーフティ・ネット・アッ
センブリを矢印2の方向に持ち上げて取
外します。
安全にお使いいただくために
181
スキー・バッグ
スキーのような長い物も室内で運搬できま
す。室内で運ぶと荷物を汚れや損傷から守
ることができます。
スキー・バッグの積込み
1. スルーホール・カバーのリリース・ボ
タンAを押し、カバーを下に開きます。
182
安全にお使いいただくために
2. リア・シート・バックレストのアーム
レストを倒します。
5. スキー・バッグを引き出して伸ばしま
す。
3. 保護カバーBの上下のマジック・テー
プを外します。
6. ラゲッジ・コンパートメント側からス
キー・バッグに荷物を入れます。
4. スルーホール・カバーのリリース・ボ
タンCを下方に押し下げてカバーを倒
します。
スキー・バッグの収納
1. スキー・バッグを空にします。
2. スキー・バッグを室内側に引き出しま
す。
3. ラゲッジ・コンパートメント側のカバ
ーを閉じます。
4. スキー・バッグを折りたたみ、カバー
を閉じます。
5. プロテクト・カバーを取付け、ベルク
ロ・ストラップで固定します。
知識:
スキー・バッグは乾かしてから折りた
たんでください。
荷物の固定
積み込んだ荷物を固定ベルトDで締め
付けます。
ベルトの先端をバックルに差込みます。
安全にお使いいただくために
183
ルーフ・トランスポート・シ
ステム
ルーフ・トランスポート・システムの
取付け説明書を参照してください。
ポルシェ社によってテスト、認証され
たポルシェ・テクイップメントのルー
フ・トランスポート・システムのみを
ご使用ください。
一般に市販されているルーフ・ラック
は装着できません。
ポルシェ・ルーフ・トランスポート・シス
テムは、様々なスポーツ用品やホビー用品
を積載できます。
「ルーフ・トランスポート・システム」の
詳細は、正規ポルシェ販売店にお問い合わ
せください。
セーフティ・ノート
自動洗車機を使用するときは、ルー
フ・ラックを完全に車から取外してく
ださい。車両が損傷する恐れがありま
す。
ルーフへの積載荷重は、最大総重量と
軸重量の限度を超えないようにしてく
ださい。
「車両重量」
(333ページ)を参
照してください。
車幅より大きな荷物を積まないように
してください。また、荷物はできるだ
け重い物を下にして高さが均一になる
ように積んでください。
ルーフ・ラックに積んだ荷物は、ロー
プまたはワイヤーで固定してください
(ゴム製のひもは使用しないでくださ
い)
。
走行前と、長距離を走行中は定期的に、
ルーフ・ラックと荷物の固定状態を点
検してください。必要に応じて固定し
直したり、固定用品を追加してくだ
さい。
184
安全にお使いいただくために
ルーフ・ラックに荷物を積載して走行する
場合の最高速度は、積載物の性質、大きさ、
重量にもよります。
車速が140km/hを超えないようにしてく
ださい。
ルーフ・ラックに何も積んでいないと
きは、車速が180km/hを超えないよう
に走行してください。
最大速度については走行中の道路の最大制
限速度を遵守してください。
重心が高くなり、空気抵抗も大きくなるの
で、走行、ブレーキ、ステアリング操作の
状態が普段と違ってきます。このことを考
慮して安全運転を心がけてください。
燃費を高め、騒音を減らすために、使
用していないルーフ・ラックは車から
取外すようにしてください。
トレーラー・カップリング
定義
トレーラーの取扱説明書を遵守してく
ださい。
けん引能力(トレーラーの総重量)
トレーラー・カップリングの改造、修
理は行わないでください。
垂直連結荷重
トレーラー・ドローバーにより車両のトレ
ーラー・カップリングにかかる重量
後付け
トレーラー・カップリングの後付けは正規
ポルシェ販売店でのみ行ってください。正
規ポルシェ販売店はメーカー仕様や必要な
変換方法を熟知しています。
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店での実施を
推奨致します。十分なトレーニングを受け
た経験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整
備をお約束いたします。
電気接続
お車にはトレーラーとの電機接続用に13ピ
ンのコネクターが用意されています。トレ
ーラー側のコネクターが7ピンの場合、適
切なアダプタを使用してください。
トレーラーの空車重量+積載重量
リア軸荷重
リア・アクスルの車両重量+積載重量+ト
レーラーの垂直連結荷重
車両およびトレーラーの総重量
けん引する車両の重量+トレーラー重量
各最大許容値を超えないようにしてく
ださい。
セーフティ・ノート
トレーラーを連結しての運転
許容けん引能力、垂直連結荷重、リア軸
荷重を必ず遵守してください。
「車両重
量」
(333ページ)を参照してください。
トレーラーを連結する場合は、トレー
ラーが必ずけん引する車両の後ろに水
平になるようにしてください。必要で
あれば、調整可能なドローバーを使用
して連結してください。
山岳地帯を走行する場合、高度が上が
るにつれてエンジン出力は低下します。
表示の最大重量は海抜0mでの数値で
す。したがって車両+トレーラーの合
計重量は高度が1,000m上昇するにつれ
て10%ずつ減少します。実際のけん引
の際は、海抜0m以上1,000m未満では最
大重量の10%減の数値を適用し、海抜
1,000m以上2,000m未満では最大重量の
20%減の数値を適用(以降も同様の計
算)してください。常に上記を念頭に
置いて走行ルートを計画してください。
荷物の配置
トレーラーの荷物は重量物ができるだ
けアクスルに近くなるように配置して
ください。荷物は必ず移動しないよう
に保護し、確実に固定してください。
トレーラーに荷物を積む場合はトレー
ラー・カップリングの定格垂直連結荷
重を最大限に生かしてください。ただ
し、超過してはいけません。
安全にお使いいただくために
185
タイヤ空気圧
トレーラーをけん引する場合は、タイ
ヤ空気圧を全積載重量に設定してくだ
さい。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
メーカーの取扱説明書に従って、トレ
ーラーのタイヤ空気圧を点検してくだ
さい。
ドア・ミラー
トレーラーの幅が広く、後方視界が妨
げられるようであれば、補助ドア・ミ
ラーを装着してください。
ヘッドランプ、ランプ類
トレーラー側コネクターと車両側コネ
クターが正しく連結されているか、す
べてのランプ機能が正常に作動するか
点検してください。
トレーラーを連結しての運転
トレーラー装着時は、道路条件、交通状況、
路面の状態に応じた適切な運転をこころが
けてください。80km/h以上で運転しないで
ください。この速度を超えた場合、トレー
ラーと車両の連結が不安定になり、コント
ロールが取れなくなる恐れがあります。
トレーラーを連結した場合のハンドリ
ングやブレーキ時の車両挙動について、
注意深くかつ段階的に慣れていってく
ださい。
けん引する車両に荷物を積まずに、ト
レーラーに荷物を積んで運転しないで
ください。
やむを得ずこのように積載する場合は、
特に低速で運転してください。
ブレーキ、駐車、コーナリング、追い
越しなどの状況では、車両のハンドリ
ングおよびサイズが普段とは異なるこ
とを常に念頭に置いてください。
トレーラーを連結した場合の走行安定
性は高速になるにつれて悪化します。
したがって、下り坂や悪路/悪天候
(強風)での運転では特に低速で運転し
てください。
長い下り坂では適切な低速ギヤに入れ、
エンジン・ブレーキを使用してくださ
い。
186
安全にお使いいただくために
トレーラーの軌道が逸れた場合は、た
だちに減速してください。反対側にス
テアリングを切ってはいけません。必
要に応じてブレーキをかけてください。
加速して車両とトレーラーをまっすぐ
にしようとしないでください。
急坂路で発進する場合は、ロー・レン
ジにしてください。
いかなる場合にも、車両が動いている
ときに、車両とトレーラーの間に人や
動物がいたり、物品がないようにして
ください。
バックする場合、パーキング・アシス
タントが作動しないので注意してくだ
さい。
知識:
警 告
トレーラーを連結して運転する場合に
はすべての車両コンポーネントに著し
く負荷がかかることに注意してくださ
い。機能を正常にかつ安全に作動させ
るには、ご使用になるたびに専門家に
よる点検およびメインテナンスが必要
です。
急ブレーキ、急ハンドル、または事故の場
合、負傷または損傷する恐れがあるため、
必ず守ってください。
ボール・ヒッチ車載時には必ず固定し
てください。
ボール・ヒッチは必ずツール・ボック
スに収納してください。
トレーラーの連結
ボール・ヒッチのロック機構が損傷し、安
全性を失われる恐れがあります。
トレーラーを連結するときには必ず警
報システムをセット解除してください。
傾斜センサにより不意に警報が作動す
る場合があります。
トレーラーの切り離し
トレーラーにオーバーラン・ブレーキ
が装着されている場合は、トレーラー
のブレーキをかけたまま切り離さない
でください。
ボール・ヒッチの脱着に補助器具やツ
ールを使用しないでください。
着脱式ボール・ヒッチ付き
トレーラー・カップリング
着脱式ボール・ヒッチはトランク・フロア
下のツール・ボックスに収納されています。
1. ラゲッジ・コンパートメント・フロア
を開き、フロア・ステーで支えます。
「ロード・スペース」
(175ページ)を参
照してください。
ボール・ヒッチの脱着は普通に手で行
います。
ボール・ヒッチを正しくロックしていない
と予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
ボール・ヒッチをロックし、キーを抜
いている場合のみ、トレーラー・カッ
プリングを使用してください。
2. ツール・ボックスのマジック・テープ
を外します。
3. 上部ツール・キット容器を取外します。
4. 下部ツール容器からボール・ヒッチを
取り出します。
安全にお使いいただくために
187
ボール・ヒッチの取付け
注意:
ボール・ヒッチまたはマウント・パイ
プに改造、修理を行わないでください。
ボール・ヒッチ・マウントおよびソケット
はバンパーの下にあります。
ハンドリングの異常に気づいた場合、
あるいは故障した場合は、正規ポルシ
ェ販売店にご相談ください。
マウント・チューブのプラグにより汚れが
侵入しないように保護されています。
運転する前にボール・ヒッチが所定の
位置に正しくロックされているか確認
してください。
トレーラーを連結して運転する場合に
は、必ずロックを締結し、キーを抜い
てください。
トレーラーを連結した状態で、ボー
ル・ヒッチをロック解除しないでくだ
さい。
トレーラーを連結していないときは、
必ずボール・ヒッチを取り外してツー
ル・ボックスに収納してください。
ボール・ヒッチを取り外した後は必ず
マウント・パイプをプラグで塞いでく
ださい。
重要:初めてボール・ヒッチを使用す
るときは、キーに刻印されている番号
をメモしてください。
キー番号:. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
188
安全にお使いいただくために
バンパー・リッドの取外し
1. 矢印の方向に左右のロックを押します。
2. リッドの前端を引き下げて取外します。
− ハンドルの赤いマークGがボール・ヒ
ッチの緑のエリアHに合うようにして
ください。
− ハンドルとボール・ヒッチの間のギャ
ップがはっきり確認できるようにして
ください。ハンドルとトレーラー・ヒ
ッチ間の距離Jは約5mmにしてくださ
い。
− ロック・ボールCを軸の中に完全に押
し込んでください。
ボール・ヒッチにプリテンションがかか
っていない場合、以下のようにテンショ
ンをかけます。
プラグの取外し
プラグAをマウント・パイプから取外
します。プラグはツール・ボックスに
収納しておきます。
ボール・ヒッチを取付ける前にマウン
ト・パイプが汚れていないか点検しま
す。ボール・ヒッチを確実にロックす
るためにはマウント・チューブの汚れ
を取り除くことが重要です。
ボール・ヒッチの準備
ボール・ヒッチを装着する前に下記の点を
準備してください。
軸B、ロック・ボールC、ハンドルDに汚れ
や損傷がないか点検します。
ボール・ヒッチをロック解除します。
キーの矢印をハンドルの「ロック開」
マークに向けてください。
ボール・ヒッチEは差し込む前に必ずプリ
テンションをかけます。
ボール・ヒッチのプリテンション点検
− キーFをロックに差し込み、キーの矢印
を「ロック開」マークに向けてくださ
い。この状態でキーは抜くことができ
なくなります。
安全にお使いいただくために
189
左手でボール・ヒッチを持ちます。右
手でハンドルを矢印1の方向に引き出し
て、引いたまま矢印2の方向に回し、締
結させます。
これで、ボール・ヒッチにテンション
がかかります。
ボール・ヒッチにプリテンションがかけら
れない場合、そのボール・ヒッチは使用し
ないでください。
正規ポルシェ販売店にお問い合わせく
ださい。ポルシェ車に関する全ての整
備点検につきましては、正規ポルシェ
販売店での実施を推奨致します。十分
なトレーニングを受けた経験豊富なス
タッフが、最新の技術情報と専用工具
や専用装置を駆使し、確かな整備をお
約束いたします。
190
安全にお使いいただくために
ボール・ヒッチの車両への取付け
ボール・ヒッチEを差し込む際、手をハン
ドルDに触れないでください。ボール・ヒ
ッチを所定の位置にロックすると、ハンド
ルは反時計方向に回転して戻り、トレーラ
ー・ヒッチに当たります。
1. テンションをかけたボール・ヒッチEを
矢印の方向にマウント・パイプKに差
し込み、押し上げてボール・ヒッチが
所定の位置にカチッとはまったことを
確認します。
2. キーLを反時計方向に回してボール・ヒ
ッチをロックし、キーを引き抜きます。
キーを引き抜くと、ハンドルを引き出
すことはできません。
3. キャップMでロック部を覆います。
4. キーはツール・ボックスに収納します。
警 告
予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
4つの確認事項のいずれかでも該当しな
い場合は、そのトレーラー・カップリ
ングは使用せず、正規ポルシェ販売店
にご相談ください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
1. ハンドルの緑のマークNがボール・ヒ
ッチの緑のエリアHに合っている。
2. ハンドルがボール・ヒッチに接触して
いる。
3. 手で強くゆすっても、ボール・ヒッチ
がマウント・パイプに確実にはまって
いる。
4. キーが抜き取られ、キャップMが所定
の位置に取付けられている。
トレーラー・ソケット
ソケットは差し込んだボール・ヒッチの左
にあります。
安全確認
ボール・ヒッチが正しく取付けられている
か点検するには、以下の4つのポイントを
確認してください。
安全にお使いいただくために
191
2. 左手でボール・ヒッチEを持ちます。ハ
ンドルDを矢印1の方向に引き出して、
引いたまま矢印2の方向にいっぱいに回
します。この位置でハンドルを保持し
ます。
3. ボール・ヒッチをマウント・パイプか
ら矢印3の方向に取外します。ハンドル
を放すとボール・ヒッチのテンション
が抜け、この状態でツール・ボックス
に収納できます。
4. 必ずプラグをマウント・パイプに差し
込み汚れが侵入しないようにします。
5. バンパー・リッドを取付けてロックし
ます。
ボール・ヒッチの取外し
知識:
1. ロック部のキャップを外します。キー
を差し込み、時計方向に回してロック
解除します。キーの矢印をハンドルの
「ロック開」マークに向けてください。
トレーラーを連結していないときは、必ず
ボール・ヒッチを取外してください。
警 告
ボール・ヒッチに挟まれて怪我をする恐れ
があります。
ボール・ヒッチは重いので、取外すと
きは、地面とボール・ヒッチの間に手
を挟まれないように十分注意してくだ
さい。
192
安全にお使いいただくために
お手入れについて
ボール・ヒッチおよびマウント・チューブ
を正しく機能させるためには必ずきれいな
状態に保ってください。
ボール・ヒッチの取外しおよびソケットの
取付けは、高圧洗浄、スチーム洗浄などを
する前に行ってください。
ボール・ヒッチは高圧洗浄、スチーム洗浄
などで洗浄しないでください。トレーラ
ー・ヒッチ内部の潤滑用グリースが洗い流
されます。
拡張
電動可倒式トレーラー・
カップリング
ロッカー・スイッチAの上半分を押し
ます。
ボール・ヒッチは自動的に拡張し、作
動位置になります。トレーラー・ヒッ
チが作動位置に動いている間ロッカ
ー・スイッチの赤いランプが点滅しま
す。
警 告
ボール・ヒッチの拡張/格納時、下記の注
意事項を守ってください。負傷または損傷
の恐れがあります。
ボール・ヒッチの動作エリアに人や動
物がいないか、物品が置いてないか確
認してください。
危険時にボール・ヒッチの作動を停止
するには、ロッカー・スイッチAを押
します。
トレーラーが車両にけん引されている
場合、または自転車キャリアなどがボ
ール・ヒッチに取り付けられている場
合、ボール・ヒッチを回転させないで
ください。
トレーラー・カップリングはボール・
ヒッチを完全に拡張した状態で使用し
てください。
補助具やツールなどを使用してボー
ル・ヒッチの動作を妨げないでくださ
い。ロック機構が損傷してしまいます。
この場合、トレーラー・カップリング
の安全性は保証できません。
トレーラー・カップリング
の拡張
作動準備
− 車両は停止してください。
− リア・リッドまたはリア・ウィンドウ
を開いてください。
運転する前にボール・ヒッチが所定の
位置に正しくロックされているか確認
してください。
安全にお使いいただくために
193
格納
ロッカー・スイッチAの上半分を押します。
ボール・ヒッチは自動的に格納位置に
戻ります。
トレーラー・ヒッチが格納位置に動い
ている間はロッカー・スイッチの赤い
ランプが点滅します。
オーバー・ロード・プロテクショ
ン機構
ロッカー・スイッチをワンタッチ・モード
で使用した場合、抵抗を検知するとボー
ル・ヒッチの作動は中断されます。このと
き、ロッカー・スイッチの赤いランプがす
ばやく点滅して、作動が中断されたことを
知らせます。
知識:
− 使用しないときはボール・ヒッチを格
納位置にしてください。
− トレーラー・プラグ、自転車キャリア
など、ボール・ヒッチに取り付けられ
ているものは、トレーラー・カップリ
ング使用時には必ず取外してください。
トレーラー・カップリング
の格納
トレーラー・カップリングを格納する前に
下記の作業を行ってください。
− 車両を完全に停止した状態にしてくだ
さい。
− リア・リッドまたはリア・ウィンドウ
を開いてください。
− 危険時にボール・ヒッチを停止するに
は、ロッカー・スイッチAを押します。
このとき、ロッカー・スイッチの赤い
ランプがすばやく点滅して、動作が中
断されたことを知らせます。
動作途中の中間位置でトレーラー・カ
ップリングを使用することは禁じられ
ています。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
− トレーラーの連結を外してください。
− プラグ(およびアダプタ)をソケット
から取外してください。
− ボール・ヒッチに取付けられているも
のがあれば(ボール保護キャップ、自
転車キャリアなど)
、取外してください。
194
安全にお使いいただくために
トレーラー・ソケット
トレーラー・ソケットは拡張したボール・
ヒッチの右にあります。
ソケットはボール・ヒッチとともに引き出
されます。
オーバー・ロード・プロテクション停止
ロッカー・スイッチを押し続け(約2秒
間)
、ボール・ヒッチを作動位置または
格納位置にします。
お手入れについて
高圧洗浄、スチーム洗浄などで洗車す
る場合は、洗浄液がボール・ヒッチの
シールに直接噴射されないようにして
ください。水分が浸入するおそれがあ
ります。
故障
ハンドリングの異常に気づいた場合、
あるいは故障した場合は、正規ポルシェ
販売店にご相談ください。ポルシェ車に
関する全ての整備点検につきましては、
正規ポルシェ販売店での実施を推奨致し
ます。十分なトレーニングを受けた経験
豊富なスタッフが、最新の技術情報と専
用工具や専用装置を駆使し、確かな整備
をお約束いたします。
トレーラー・カップリングの最終位置の
保存
故障が発生した場合(例:バッテリの切離
し/再接続時)、トレーラー・カップリング
の最終位置の記録が消えてしまう恐れがあ
ります。
最終位置の登録方法:
− ロッカー・スイッチAの上半分を押し、
ボール・ヘッドが作動位置に到達する
まで保持します。
− ロッカー・スイッチAの下半分を押し、
ボール・ヘッドが格納するまで保持し
ます。
安全にお使いいただくために
195
196
安全にお使いいただくために
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
ティプトロニックS …………………… 198
セレクタ・レバー・ポジション ……… 199
オンロードおよびオフロード走行
プログラム ……………………………… 206
パワー・トランスミッションおよび
ランニングギヤ・コントロール・
システム ………………………………… 211
オフロード走行 ………………………… 222
レベル・コントロールおよび
車高調整付きエア・サスペンション … 230
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・
マネージメント(PASM)……………… 233
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
197
リリース・ボタン
ティプトロニックS
セレクタ・レバーの前にあるリリース・ボ
タン(矢印)は不意のギヤ・チェンジを防
ぎます。
ポルシェ社のティプトロニックは、
(
「オー
トマチック」ポジションと「マニュアル」
ポジションの)2つのスピード・セレクシ
ョン・モードがある6速トランスミッショ
ンです。
セレクタ・レバーを“R”または“P”レン
ジにシフトするにはリリース・ボタンを押
してください。電気系統に故障が生じると、
セレクタ・レバーは操作できなくなります。
オートマチック・モードではセレクタ・レ
バーを“D”の位置に入れると、ギヤ・チ
ェンジは自動的に行われます。
「セレクタ・レバーの緊急解除」(205
ページ)を参照してください。
マニュアル・モードではセレクタ・レバー
を“M”の位置に入れると、ステアリング
にあるロッカー・スイッチの操作またはセ
レクタ・レバーを前後に操作することによ
りマニュアル・モードのギヤ・チェンジが
できます。
オートマチック・モードとマニュアル・モ
ードは走行中、お好みに合わせて切替える
ことができます。
知識:
誤ってロッカー・スイッチを操作し、急な
ギヤ・チェンジをしないように注意してく
ださい。
エンジンの始動
安全のためセレクタ・レバーが“P”か“N”
の位置でブレーキ・ペダルを踏まないとエ
ンジンを始動することはできません。
セレクタ・レバー位置の変更
イグニッション・スイッチがOFFのとき、
セレクタ・レバーは固定されます。
以下の動作をしたときのみ、セレクタ・レ
バーを“P”および“N”から動かすことが
できます。
− イグニッション・スイッチをONにす
る。
− ブレーキ・ペダルを踏む
− リリース・ボタンを押す(矢印)
発進
エンジンがアイドリング状態であるこ
とを確認してブレーキ・ペダルを踏ん
でセレクタ・レバーを“P”レンジから
他のレンジ(“D”、“M”または“R”)
に動かしてください。
走行レンジにシフトすると車両がゆっ
くりと動きだすので(クリープ現象)、
発進の準備が整うまでブレーキ・ペダ
ルから足を放さないでください。
走行レンジにシフト後は、ギヤが完全
に接続されるまでアクセルを吹かさな
いでください。
198
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
トランスミッションが故障している場合:
− 全てのギヤ・インジケータが点灯しま
す。
故障が発生した場合は、直ちに最寄り
の正規ポルシェ販売店で修理してくだ
さい。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
セレクタ・レバー・ポジション
セレクタ・レバー・ポジション
Pーパーキング・ロック
セレクタ・レバー・ポジション・イ
ンジケータおよびギヤ・ポジショ
ン・インジケータ
セレクタ・レバーの現在の位置が、右側の
インストルメント・クラスタ内に表示され
ます。
セレクタ・レバーを“P”に入れると、駆
動輪は機械的にロックされます。
セレクタ・レバーが“P”の位置になけれ
ば、イグニッション・キーを回すことがで
きません。
Rーリバース
車が完全に停止してブレーキを効かせ
てから、このレンジに入れてください。
Nーニュートラル
このレンジはマニュアル・トランスミッシ
ョンのニュートラルに当たります。けん引
するときや洗車の際などは、必ずこのレン
ジを使用してください。
“N”レンジから他のレンジ(D、Mま
たはR)へは、エンジンがアイドリン
グ状態のときのみシフトするようにし
てください。
車が完全に停止してからパーキング・
ロックを行ってください。
パーキング・ロックはパーキング・ブ
レーキをかけた後に行ってください。
また、パーキング・ブレーキを解除す
る前に“P”から他のレンジにシフトし
てください。
お車を離れるときは、必ずパーキン
グ・ブレーキをかけてください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
199
オートマチック・セレクション・
モード“D”(オンロード走行プロ
グラム)
セレクタ・レバーの“D”および“M”の機
能はオンロード・プログラム、ハイ・レン
ジおよびオフロード・プログラム、ロー・
レンジで異なります。
通常の運転時にはセレクタ・レバー
“D”を使用します。
ギヤはアクセル・ペダルの位置および
踏込む速さに応じて自動的に切替わり
ます。
ギヤ・チェンジが行われるエンジン回転数
(ギヤ・チェンジ・ポイント)は運転スタ
イルおよび負荷(上り坂など)によって変
化します。アクセル・ペダルの動き、車速、
前後および横加速度、路面状況、すべてが
ギヤ・チェンジ特性に影響します。
PSMを解除した場合は、変速タイミングが
高回転域に変更されます。
アクセル・ペダルをすばやく放すことによ
りカーブの前などの不要なシフトアップを
防ぐことができます。
カーブでのシフトアップは、横加速度の大
きさに応じてエンジン回転数が規定値に達
するまで行われません。
ブレーキを踏むと、減速度に応じてティプ
トロニックは通常より早めにシフトダウン
します。したがってカーブの手前でブレー
キを踏むと、それを判断して適切なギヤが
200
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
選択されます。
カーブを適切なギヤで回ると、カーブの終
わりで加速するときもシフトダウンの必要
がありません。
発進
アクセルを緩やかに踏むと2速で発進しま
す。エンジンが冷えてるときやアクセルを
強く踏込むと1速で発進します。
PSMを解除した場合は、1速で発進します。
ステアリング・ホイールでのギヤ・シフト
ステアリング・ホイールのロッカー・スイ
ッチで、
“D”
(オートマチック・セレクショ
ン・モード)から“M”
(マニュアル・モー
ド)へ一時的に切り替えることができます。
有利点
− カーブや市街地に入る前にシフトダウ
ンします。
− エンジン・ブレーキにより下り坂でシ
フトダウンします。
− 急加速時にシフトダウンします。
− 発進時にギヤが1速または2速に入ります。
以下の場合モードはマニュアル・セレクシ
ョン・モードのままです。
− コーナリング時(横加速度)やオーバ
ーランした場合。
− 車両が交差点などで停車した場合。
以下の場合オートマチック・セレクショ
ン・モードに戻ります。
− コーナリング時やオーバーラン時以外
は、自動約8秒後。
− アクセル・ペダルを踏込んでキックダ
ウンした場合。
一時的なシフトダウン
− 約54km/h以上で走行した場合
アクセル・ペダルをすばやく踏込むと、ト
ランスミッションは最もスポーティなシフ
ト・プログラムに入り、即座にシフトダウ
ンされます。このプログラムでは通常より
もシフト・ポイントが多くなります。従っ
て、1段階から3段階分のシフトダウンが素
早く行われます。
作動停止
この機能はアクセル・ペダルの踏込み
率を25%以下まで戻すと作動しなくな
ります。
キックダウン
キックダウン機能はセレクタ・レバーが
“D”位置にある場合に機能します。
追い越し時など最高の加速が必要な場
合は、アクセル・ペダルを通常よりも
さらに(キックダウンの位置まで)踏
込んでください。
セレクタ・レバーの位置と車速に応じ、ト
ランスミッションは最も適切な低いギヤに
シフトダウンされます。
そのギヤでのエンジン回転数の上限に達す
るまで1つ上のギヤにはシフトアップされ
ません。
キックダウン時のギヤ・チェンジに要求さ
れるエンジン回転数は、アクセル・ペダル
がスロットル・ポジションの約80%に戻さ
れるまで維持されます。
オートマチック・セレクション・モー
ド“D”
(オフロード走行プログラム)
セレクタ・レバーの“D”および“M”の機
能はオンロード・プログラム(ハイ・レン
ジ)およびオフロード・プログラム(ロ
ー・レンジ)で異なります。
通常の運転時にはセレクタ・レバー
“D”を使用します。ギヤはアクセル・
ペダルの位置および踏込む速さに応じ
て自動的に切替わります。ギヤ・チェ
ンジ・ポイントはさまざまな地形に対
応して最適なコントロールができるよ
うに調整されています。
ギヤ・チェンジが行われるエンジン回転数
(ギヤ・チェンジ・ポイント)は地形によ
って変化します。急な下り坂では、エンジ
ン回転数が中回転域(2,500rpm以上)に達
するまでシフトアップは行われません。
エンジン回転数が規定値を超えて上がりすぎ
た場合、自動シフトアップは行われません。
発進
以下の場合オートマチック・セレクショ
ン・モードに戻ります。
− コーナリング時やオーバーラン時以外
は、自動約8秒後。
− アクセル・ペダルを踏込んでキックダ
ウンした場合。
キックダウン
キックダウン機能はセレクタ・レバーが
アクセルを緩やかに踏むと1速で発進します。 “D”位置にある場合に機能します。
ステアリング・ホイールでのギヤ・シフト
ステアリング・ホイールのロッカー・スイ
(オートマチック・セレクショ
ッチで、
“D”
(マニュアル・モー
ン・モード)から“M”
ド)へ一時的に切り替えることができます。
追い越し時など最高の加速が必要な場
合は、アクセル・ペダルを通常よりも
さらに(キックダウンの位置まで)踏
込んでください。
− 発進時にギヤが1速、2速または3速に入
ります。
セレクタ・レバーの位置と車速に応じ、ト
ランスミッションは最も適切な低いギヤに
シフトダウンされます。そのギヤでのエン
ジン回転数の上限に達するまで1つ上のギ
ヤにはシフトアップされません。
キックダウン時のギヤ・チェンジに要求さ
れるエンジン回転数は、アクセル・ペダル
がスロットル・ポジションの約80%に戻さ
れるまで維持されます。
以下の場合モードはマニュアル・セレクシ
ョン・モードのままです。
知識:
有利点
− エンジン・ブレーキにより下り坂でシ
フトダウンします。
− 急加速時にシフトダウンします。
− オーバーランした場合
− コーナリング時(横加速度)
− 車両が交差点などで停車した場合。
オンロード走行プログラムとは異なり、マ
ニュアル選択モード“M”ではエンジン回
転数の規定値を超えても自動シフトアップ
は行われません。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
201
快適な6速前進ギヤのシフト・チェンジが
できます。
知識:
マニュアル・セレクション・モード“M”
ではキックダウンが機能しません。追い越
しなど急加速が必要な場合は、手動で一つ
低いギヤに落としてください。
シフト・アップ
ロッカー・スイッチAの上側(+)を押
します。
または
マニュアル・セレクション・モード
“M”
(オンロード走行プログラム)
セレクタ・レバー位置“D”
、
“M”の機能
は、オンロード走行プログラム(ハイ・レ
ンジ)とオフロード走行プログラム(ロ
ー・レンジ)では異なります。
現在のギヤは、
“D”から“M”にシフトし
てもそのまま維持されます。
“M”から“D”にシフトした場合は、現在
の走行状態に最も適したシフト・プログラ
ムになり、適切なギヤが選択されます。
アッパー・ステアリング・ホイール上側の
スポークにある2個のロッカー・スイッチ
によって、ステアリングから手を放さずに
202
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
マニュアル・セレクション・モード
“M”でセレクタ・レバーBを前に操作
します。
シフト・ダウン
ロッカー・スイッチAの下側(−)を押
します。
または
マニュアル・セレクション・モード
“M”でセレクタ・レバーBを後ろに操
作します。
車速とエンジン回転数によって、いつでも
次のギヤにシフトアップ/ダウンできま
す。エンジン回転数に適さないシフトアッ
プやシフトダウンはコントロール・ユニッ
トにより制限されています。
セレクタ・レバーBまたはステアリングの
ロッカー・スイッチAをつづけて2度すばや
く操作すると、一度に2段のシフトダウン
ができます。
PSMが作動しているとき、またはエンジン
回転数がそのギヤの限界に達するとトラン
スミッションはトラクションを損なうこと
なく、自動的にシフトアップします。また、
エンジンがアイドル回転数に達する直前に
自動的にシフトダウンします。
上り坂ではエンジンに負荷がかかりす
ぎないように、また下り坂では十分エ
ンジン・ブレーキがかかるようにシフ
トダウンして適切な低いギヤを使用し
てください。
マニュアル・モードで異常が発生した場合
は、電子制御によりオートマチック・モー
ドに切替り、セレクタ・レバーのディスプ
レイの“D”の位置が点灯します。
このような不具合が発生した場合は、
正規ポルシェ販売店で修理してくださ
い。ポルシェ車に関する全ての整備点
検につきましては、正規ポルシェ販売
店での実施を推奨致します。十分なト
レーニングを受けた経験豊富なスタッ
フが、最新の技術情報と専用工具や専
用装置を駆使し、確かな整備をお約束
いたします。
マニュアル・セレクション・モード
“M”
(オフロード走行プログラム)
セレクタ・レバー位置“D”
、
“M”の機能
は、オンロード走行プログラム(ハイ・レ
ンジ)とオフロード走行プログラム(ロ
ー・レンジ)では異なります。
現在のギヤは、
“D”から“M”にシフトし
てもそのまま維持されます。
“M”から“D”にシフトした場合は、現在
の走行状態に最も適したシフト・プログラ
ムになり、適切なギヤが選択されます。
知識:
マニュアル・セレクション・モード“M”
ではキックダウンが機能しません。追い越
しなど急加速が必要な場合は、手動で一つ
低いギヤに落としてください。
シフト・アップ
ロッカー・スイッチAの上側(+)を押
します。
または
マニュアル・セレクション・モード
“M”でセレクタ・レバーBを前に操作
します。
シフト・ダウン
ロッカー・スイッチAの下側(−)を押
します。
または
マニュアル・セレクション・モード
“M”でセレクタ・レバーBを後ろに操
作します。
車速とエンジン回転数によって、いつでも
次のギヤにシフトアップ/ダウンできま
す。エンジン回転数に適さないシフトアッ
プやシフトダウンはコントロール・ユニッ
トにより制限されています。
セレクタ・レバーBまたはステアリングの
ロッカー・スイッチAをつづけて2度すばや
く操作すると、一度に2段のシフトダウン
ができます。
オンロード走行プログラムとは異なり、エ
ンジン回転数が限界に達しても自動的にシ
フトアップが行われません。
エンジンがアイドル回転数に達する直前に
自動的にシフトダウンします。
上り坂ではエンジンに負荷がかかりす
ぎないように、また下り坂では十分エ
ンジン・ブレーキがかかるようにシフ
トダウンして適切な低いギヤを使用し
てください。
マニュアル・モードで異常が発生した場合
は、電子制御によりオートマチック・モー
ドに切替り、セレクタ・レバーのディスプ
レイの“D”の位置が点灯します。
このような不具合が発生した場合は、
正規ポルシェ販売店で修理してくださ
い。ポルシェ車に関する全ての整備点
検につきましては、正規ポルシェ販売
店での実施を推奨致します。十分なト
レーニングを受けた経験豊富なスタッ
フが、最新の技術情報と専用工具や専
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いたします。
停止
信号待ちなどの短時間の停車時には、
セレクタ・レバーは“D”位置のまま
で、フット・ブレーキを踏んでくださ
い。
登り坂ではアクセル・ペダルを踏みな
がら停止位置を保つようなことはしな
いでください。フット・ブレーキを踏
むか、パーキング・ブレーキを効かせ
てください。
車両を離れるときは、必ずパーキン
グ・ブレーキを引き、セレクタ・レバ
ーを“P”位置に入れてください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
203
知識:
走行制限プログラム
セレクタ・レバーが“D”および“M”レ
ンジにある場合、ヒルホルダー機能により
登り坂でも車両がバックしません。
トランスミッションに故障が発生すると
以下の症状が現れます。
「ヒルホルダ」(220ページ)を参照し
てください。
駐車
アクセルは慎重に操作してください。
狭い場所で駐車・移動する場合は、フ
ット・ブレーキを使って速度を調節し
てください。
冬の走行
雪や凍結している滑りやすい急な坂道で
は、マニュアル・セレクション・モード
“M”を使用してください。このモードでは、
タイヤがスピンするようなギヤ・チェンジ
が防止できます。
204
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
− 全てのギヤ・インジケータが点灯しま
す。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
警 告
走行制御プログラム作動時はリバース・ロ
ック・モニタが機能しません。走行中、事
故および損傷の危険性があります。
セレクタ・レバーを“R”位置にしない
でください。
知識:
セレクタ・レバー“D”レンジの3速または
5速ギヤ、およびリバース・ギヤ“R”が使
用できるので、最寄りの正規ポルシェ販売
店までの運転が可能です。
できるだけ早く正規ポルシェ販売店で
点検を受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
セレクタ・レバーの緊急解除
電気系統に故障が生じた場合、
“P”レンジ
にロックされたセレクタ・レバーをマニュ
アルで解除することができます(車両けん
引時など)
。
1. センター・アームレストを持上げます。
4. トリムCの後部を持上げ、慎重に外し
ます。
5. コネクタDを外します。
6. トリムを横にずらします。
7. 適切な道具でロック・レバーEを左横に
押します。
8. セレクタ・レバーを“N”レンジに入
れます。
9. 逆の手順で組付けます。
2. スライディング/チルティング・ルー
フのエマージェンシー・キーを使用し
て、スクリューAを取外します。
「スライディング/チルティング・ル
ーフの非常時の取扱い」(146ページ)
を参照してください。
3. トリム・マウントBを取外します。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
205
ロッカー・スイッチAを使用して、それぞ
れの地形特有の条件に合わせた適切な走行
プログラムを簡単に選ぶことができます。
プログラムは以下の2種類です。
ロッカー・スイッチを戻すたびに、1段階ず
つオンロード走行に適した選択になります。
オフロード走行プログラム、ロ
ー・レンジ(リダクション作動)
走行プログラムを選択すると、ロッカー・
スイッチはスプリングにより元の位置に戻
ります。
ロー・レンジ使用中は、パワー・トランス
ミッションおよびランニングギヤ・コント
ロール・システムは自動的にオフロード走
行の条件に沿って作動します。
オンロード走行プログラム、ハ
イ・レンジ(リダクション非作動)
オンロードおよびオフロード
走行プログラム
特殊パワー・トランスミッション、および
ランニングギヤ・コントロール・システム
(ABS、オフロードABSおよびPSMなど)
による2種類の走行プログラムがあります。
これらのプログラムで最適なドライビン
グ・ダイナミクスを実現するとともに路上
安全性を最大限に高めています。
全コントロール・システムはオフロード走
行および通常走行の両方で必要になる条件
を満足しています。
206
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
ロー・レンジで使用できるディファレンシャ
ル・ロックの数は装備によって異なります。
ハイ・レンジ使用中は、パワー・トランス
ミッションおよびランニングギヤ・コント
ロール・システムは自動的にオンロード走
行の条件に沿って作動します。
使用方法
ロッカー・スイッチAはセンター・コンソ
ールにあります。マルチステップ機能を備
えており、両方向に操作できます。
ロッカー・スイッチを前方に押すたびに、1
段階ずつオフロード走行に適した選択にな
ります。これは、オンロード走行プログラ
ムからオフロード走行プログラムに切替わ
る、またはディファレンシャル・ロックが1
段階ずつ切替わることにより実現されます。
「パワー・トランスミッションおよびラン
ニングギヤ・コントロール・システム」
(211ページ)を参照してください。
注意:
イグニッションをONにしたとき、ロッカ
ー・スイッチ横のロー・レンジ・インジケ
ータ・ランプが速く点滅する場合は、シフ
ト・システムに故障が発生しています。
ただちに正規ポルシェ販売店で点検を
受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
ロッカー・スイッチAを前方に押し、
オフロード走行プログラムの作動がメ
ータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイに表示され、インジ
ケータ・ランプBが点灯することを確
認します。
切替え実施中に、メータ・パネルおよ
びロッカー・スイッチ横のインジケー
タ・ランプBが数回点滅します。
これでロー・レンジに切替わります。
ロー・レンジ・インジケー
タ・ランプ
ロッカー・スイッチAを操作するとロー・
レンジ・インジケータ・ランプが点滅する
場合、いずれかのシフト条件が合っていま
せん。
− 車両が規定速度以上で走行している。
− セレクタ・レバーが“N”レンジにな
いこと。
危 険
A - ロッカー・スイッチ
B - ロー・レンジ作動中
オンロード走行プログラムからオフ
ロード走行プログラムへの切替え
車両の速度を15km/h以下にするか、ま
たは停止させます。
セレクタ・レバーを“N”レンジに入
れます。
セレクタ・レバーは走行プログラムの切替
え時には、固定されます。上り坂を走行中
に、走行プログラムの切替えがまだ完了し
ていない状態でギヤ・チェンジを行うと、
車両の後部が沈み、前部が浮いて、車両が
「立った」状態、または後方へ車両ごと転倒
する恐れがあります。下り坂を走行中にギ
ヤ・チェンジを行うと、ドライバーの意図
とは別に車両が加速する恐れがあります。
ブレーキを通常よりも慎重に操作して
ください。
「パワー・トランスミッションおよび
ランニングギヤ・コントロール・シス
テム」(211ページ)を参照してくださ
い。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
207
ロー・レンジでのセンター・ディ
ファレンシャル・ロック完全作動
知識:
センター・ディファレンシャル・ロックが
完全作動状態になると、フロント・アクス
ルとリア・アクスル間に回転数の差がなく
なります。たとえば、フロントの左右ホイ
ールが凍結した路面またはぬかるんだ路面
でトラクションを失った場合、オートマチ
ック・パワー・ディストリビューション機
能により動き続けることができます。
A - ロッカー・スイッチ
B - ロー・レンジ作動中
C - センター・ディファレンシャル・ロック完全作
動中
ロッカー・スイッチAを1段階ずつ押し、
センター・ディファレンシャル・ロッ
クの作動がメータ・パネルのマルチ・
ファンクション・ディスプレイに表示
され、インジケータ・ランプBおよびC
が点灯することを確認します。
センター・ディファレンシャル・ロッ
クはオートマチック・コントロール・
システムにより完全作動状態に切替わ
ります。
A - ロッカー・スイッチ
B - ロー・レンジ作動中
C - センター・ディファレンシャル・ロック完全作
動中
D - リア・ディファレンシャル・ロック完全作動中
ロー・レンジでのリア・ディファ
レンシャル・ロック完全作動
知識:
リア・ディファレンシャル・ロックが完全
作動状態になると、左右リア・ホイール間
に回転数の差がなくなります。たとえば、
リアの片方のホイールが凍結した路面また
はぬかるんだ路面でトラクションを失った
場合、オートマチック・パワー・ディスト
リビューション機能により動き続けること
ができます。
208
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
解除
ロッカー・スイッチAを1段階ずつ押し、
リア・ディファレンシャル・ロックの
作動がメータ・パネルのマルチ・ファ
ンクション・ディスプレイに表示され、
インジケータ・ランプB、CおよびDが
点灯することを確認します。
センター・ディファレンシャル・ロッ
クおよびリア・ディファレンシャル・
ロックはオートマチック・コントロー
ル・システムにより完全作動状態に切
り替わります。
知識:
リア・ディファレンシャル・ロックはエン
ジンが動いている時のみに作動します。
油圧解除式アンチロール・バー
オフロードを走行する際に、フロントおよ
びリア・アンチロール・バーを解除してト
ラクションと乗り心地を向上させることが
できます。アンチロール・バーを解除する
と、ホイールの動きが良くなります。
アンチロール・バー解除の条件
− ロー・レンジを選択してください。
ホイールの動きや横方向加速度が大きい場
合には、アンチロール・バーが解除できま
せん。
ボタンEを押します。
アンチロール・バーが解除されると、
インストルメント・パネルのマルチ・
ファンクション・ディスプレイに表示
が出るとともに、インジケータ・ラン
プFが点灯します。
解除手順進行中には、ボタンに内蔵された
インジケータ・ランプが数回点滅します。
アンチロール・バーが解除されます。
知識:
40km/h以上の速度では、アンチロール・バ
ーを手動で解除することはできません。
接続
ボタンEを押します。
接続プロセス進行中には、ボタンに内
蔵されたインジケータ・ランプFが数回
点滅した後、消灯します。
アンチロール・バーが接続されます。
知識:
速度が50km/hを上回るか、横方向加速度が
大きい場合は、アンチロール・バーは自動
的に連結されます。
知識:
アンチロール・バーが連結すると、連結音
が聞こえます。
気温が−20℃未満のときは、アンチロー
ル・バーの連結にはある程度の時間がかか
ります。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
209
警告灯および警告メッセージ
システムに故障が発生した場合
オフロード走行プログラムからオ
ンロード走行プログラムへの切替
え
− ボタンに内蔵されたインジケータ・ラ
ンプが点灯し続けます。
車両の速度を30km/h以下にするかまた
は停止させます。
− インストルメント・パネルの警告灯が
点灯します。
セレクタ・レバーを“N”レンジに入れ
ます。
− インストルメント・パネルのマルチ・
ファンクション・ディスプレイにメッ
セージが表示されます。
インジケータ・ランプB、C、および必
要ならばDが消灯するまで、ロッカー・
スイッチAを後方に押してください。
状況の変化に合わせて慎重に運転して
ください。
システムの故障修理に関しては正規ポ
ルシェ販売店にお問い合わせください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
実施されるようお願い致します。十分
なトレーニングを受けた経験豊富なス
タッフが、最新の技術情報と専用工具
や専用装置を駆使し、確かな整備をお
約束いたします。
切替え実施中に、インストルメント・
パネルおよびロッカー・スイッチ横の
インジケータ・ランプBが数回点滅しま
す。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
210
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
これでハイ・レンジに切替わります。
危 険
セレクタ・レバーは走行プログラムの切替
え時には、固定されます。上り坂を走行中
に、走行プログラムの切替えがまだ完了し
ていない状態でギヤ・チェンジを行うと、
車両の後部が沈み、前部が浮いて、車両が
「立った」状態、または後方へ車両ごと転倒
する恐れがあります。下り坂を走行中にギ
ヤ・チェンジを行うと、ドライバーの意図
とは別に車両が加速する恐れがあります。
ブレーキを通常よりも慎重に操作して
ください。
「パワー・トランスミッションおよび
ランニングギヤ・コントロール・シス
テム」(211ページ)を参照してくださ
い。
パワー・トランスミッションおよびランニングギヤ・コントロール・システム
パワー・トランスミッションおよびランニングギヤに作用するコントロール・システムは、車両内で複雑に連携しています。この連携に
より最適なドライビング・ダイナミクスを実現するとともに路上安全性を最大限に高めています。
以下のシステムが含まれています。
システム/名称
適用範囲
PTM
− フルタイム4WD
ポルシェ・トラクション・マネージメント
− 電子制御センター・ディファレンシャル・ロック
− オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)
− トラクション・コントロール・システム(TCS)
− リダクション・ギヤ/ロー・レンジ
PTM Plus
PTMの特性に加えて、以下のPTM Plusの特性が追加されます。
ポルシェ・トラクション・マネージメント・プラス − 電子制御リア・ディファレンシャル・ロック
− 油圧解除式アンチロール・バー
PSM
− スタビリティ・マネージメント・システム
ポルシェ・スタビリティ・マネージメント
− アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)
− トラクション・コントロール・システム(TCS)
− オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)
− エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR)
エア・サスペンション
− ショック・アブソーバ内蔵全荷重式エア・スプリング・ストラット
レベル・コントロールおよび自動車高調整付き
− プレッシャ・アキュムレータ付きエア・サプライ・システム
PASM
− 無段階補正コントロール付きショック・アブソーバ・システム
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・
マネージメント
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
211
ポルシェ・トラクション・
マネージメント(PTM)
ポルシェ・トラクション・マネージメント
は前後方向および横方向のダイナミクスに
影響するように設計されたフルタイム4WD
コントロール・システムです。ポルシェ・
スタビリティ・マネージメント・システム
(PSM)に密接に連携しています。
PTMによりフロントおよびリア・アクスル
の4個の駆動ホイールに最適な出力配分が
なされます。システムがトランスファ・ケ
ースおよびリア・ディファレンシャルのロ
ック・コントロール機能に作用し、最適な
トラクションを実現します。PTMは常時作
動しています。PSMとは異なり、解除する
ことはできません。
PTMのメリット
− 車両のトラクション、走行安全性、ス
テアリング能力が明らかに改善されま
す。
− 性能限界値付近で運転している場合、
よりコントロールしやすくなります。
− 直進安定性が向上します。
− 上記の特徴によりランニングギヤのス
ポーティな設定が可能になります。
− TCSおよびABDにより全ホイールのト
ラクションが向上します。
212
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
セーフティ・ノート
セーフティ・ノート
PTMが装着されていても、道路、天候条件、
交通状況に応じた責任ある運転をこころが
けてください。
4WDが装着されていても、道路、天候条件、
交通状況に応じた責任ある運転をこころが
けてください。
安全性は向上していますが、無謀な運転は
避けてください。PTMで、車両の物理的限
界を克服することはできません。また、速
度の出し過ぎによる事故の危険性を減少さ
せることもできません。
安全性は向上していますが、無謀な運転は
避けてください。4WDで、車両の物理的限
界を克服することはできません。また、速
度の出し過ぎによる事故の危険性を減少さ
せることもできません。
フルタイム4WD
4WDでは、駆動力がフロントおよびリア・
アクスルに可変配分されます。
フロントおよびリア・アクスル間の駆動力
分配およびホイール回転数の補正はトラン
スファー・ボックスが行います。
駆動力の分配はフロントおよびリア・アク
スル間のホイール回転数の差に基づいてい
ます。トランスファー・ボックスは悪路で
も駆動力が最適なバランスで配分されるよ
うに常時制御しています。
フルタイム4WDにより最適なハンドリング
および優れた安定性が確保されます。
オートマチック・ブレーキ・ディファレン
シャル(ABD)
ポルシェ・スタビリティ・マネージ
メント(PSM)
ABDシステムはフロントおよびリア・アク
スルを個別に制御します。いずれかのアク
スルの一方のホイールがスピンし始めたと
き、そのホイールにブレーキがかかり、も
う一方のホイールが駆動できるようになり
ます。
ABDは走行状況の違いを認識し、その状況
に合わせて制御方法を選択します。水平な
砂利道で発進する場合など、推進力がほと
んど必要ない状況では、トラクション・コ
ントロールが低エンジン回転域から作動し
ます。上り坂での発進や急加速時など、大
きな推進力が必要な場合、その状況に応じ
てABDが使用されます。
ロー・レンジ・モードでは特殊オフロー
ド・プログラムが使用されます。
PSMは極端な条件での運転時に車両を安定
させるためのアクティブ・コントロール・
システムです。PSMはポルシェ・トラクシ
ョン・マネージメント・システム(PTM)
と同期して作動します。
トラクション・コントロール・システム
(TCS)
PSMが装着されていても、道路、天候条件、
交通状況に応じた責任のある運転をこころ
がけてください。PSMで車両の物理的限界
を克服することはできません。また、速度
の出し過ぎによる事故の危険性を減少させ
ることもできません。
トラクション・コントロール・システムに
よりエンジン出力を調整することで、ホイ
ールのスピンを防ぎ、レーン維持性および
走行安定性が得られます。
PSMはABD、TCSの両方を作動させ、かつ
アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)
やエンジン・ドラッグ・トルク・コントロ
ール・システム(MSR)も総合的に機能さ
せます。
セーフティ・ノート
PSMのメリット:
− 変化に富んだ路面状況、運転状況にお
いても最適な車両安定性を確保します。
− コーナリング中のドライバーがアクセ
ル・ペダルやブレーキ・ペダルなどを
放したときに起こるトラクションの損
失を補います。
− PSMは車線変更や、急なコーナリング、
連続したカーブなどの運転状況から車
両安定性を確保します。
− コーナリング時や、変化に富んだ路面
状況下でのブレーキ時の車両安定性を
確保します。
PSMは変化する路面状況において走行安定
性を向上させるためのもので、決して無謀
な運転から事故を防ぐためのものではあり
ません。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
213
作動準備
PSMはエンジンを始動する度に作動可能な
状態になります。
機能
タイヤ、ブレーキ、ステアリング・システ
ムおよびエンジンに取付けられたセンサが
下記の点をモニタしています。
− 走行速度
− 車両進行方向
− 横方向の加速度
− 縦方向加速度
− ヨー・モーメント
PSMは各センサの値から運転者の望む車両
進行方向を割り出します。その後PSMは運
転者の望む方向(ステアリング位置)と実
際の車両進行方向を割り出し、必要に応じ
て、個々のタイヤを制動します。必要と判
断された場合、PSMはエンジンの出力およ
び、ティプトロニック車の場合はギヤも変
化させます。
214
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
下記のPSM作動状況および路面状態に応じ
た運転をしてください。
− インストルメント・パネルのマルチ・
ファンクション・インジケータ・ラン
プが点灯します。
− PSM解除スイッチのインジケータ・ラ
ンプが点滅します。
− ハイドロリック・ノイズが聞こえてき
ます。
− 減速とステアリング力がPSMのブレー
キ・コントロールに伴って変化します。
− エンジン・パワーが弱まります。
− PSMによってブレーキが作動している
ときは、ブレーキ・ペダルが振動し、
位置が変化します。
ただし、踏む力を少し加えることで車
両を停止することができます。
PSM作動の例:
− 車がアンダー・ステアのとき
コーナリング時、フロントのタイヤが
滑りはじめるのをセンサが感知すると、
エンジン・パワーを低下させ、必要に
応じてカーブ内側のリア・タイヤにブ
レーキをかけ、軌道を修正します。
− 車がオーバ・ステアのとき
コーナリング時、リアのタイヤが滑り
はじめるのをセンサが感知すると、カ
ーブ外側のフロント・タイヤにブレー
キをかけ、軌道を修正します。
PSMおよびPTM/PTMプラスの併用
車両の安定性を高めるため、PSMが作動し
た場合にはセンター・ディファレンシャ
ル・ロック(PTM)およびリア・ディファ
レンシャル・ロック(PTMプラス)も作動
(オープン)します。
知識:
PSMを解除した場合、個別ホイールへのブ
レーキ作動およびトラクション・コントロ
ール・システム(TCS)も作動停止します。
オートマチック・ブレーキ・ディファレン
シャル(ABD)は作動を続けます。
通常走行する場合はPSMを作動させてく
ださい。
次の場合にはPSMをOFFにすることをお薦
め致します。
オフロードPSM(ロー・レンジ・プログ
ラムのPSM)
ロー・レンジが作動した場合、特にオフロ
ード走行に適したオフロードPSMが作動
し、トラクションを強化します。
− 軟らかい路面や深い雪道を走行するとき
− ぬかるみなどからの脱出時
車速が時速35キロ未満では、車両がアンダ
ーステアになった場合、オフロードPSMの
作動を遅らせ、ロー・レンジでの安定性を
向上させます。
− スノー・チェーンを使用するとき
ポルシェ・スタビリティ・マネージメント
(PSM)をOFFにすると、ティプトロニッ
クのスリップ探知機能も作動を停止します。
ブレーキの負荷が大きい場合、オートマチ
ック・ブレーキ・ディファレンシャル
(ABD)が自動的にOFFになり、ブレーキ
を保護します。ABDはブレーキ・システム
が十分に冷えるまで作動しません。
エンジン・ドラッグ・トルク・コントロ
ール(MSR)
スリップが激しい場合、エンジン・ドラッ
グ・トルク・コントロール・システムはオ
ーバー・ランによる駆動ホイールのロック
アップを防ぎます。滑りやすい路面でシフ
トダウンした場合も同様です。
PSMの解除
センター・コンソールのスイッチAを押
すとPSMが解除されます。
PSM解除スイッチを押してから、PSM
が解除されるまでには、若干の遅れが
あります。PSM解除スイッチのインジ
ケータ・ランプが点灯します。
PSMが解除されると、インストルメン
ト・パネルのPSM警告灯が点灯します。
またマルチ・ファンクション・ディスプ
レイにも警告メッセージが表示されます。
PSMを解除しても、ブレーキ時には一時的
に作動します。
PSMを解除しても、片方の駆動輪がスピン
するのをブレーキ制御によって防止します。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
215
警告灯
コラプシブル・スペア・タイヤ
− イグニッション・スイッチをONにする
と、ランプの断芯チェックのために警
告灯が点灯します。
インジケータ・ランプは、PSMが作動
していることを示します。
PSMが解除されているときでも、片方
の駆動輪がスピンしてブレーキ制御し
た場合は点灯します。
− PSMに不具合が発生した場合は、警告
灯が点灯し、マルチ・ファンクション・
ディスプレイの警告が表示されます。
この場合、PSMは作動しません。
PSMが故障したときは直ちに正規ポル
シェ販売店にて点検を受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
コラプシブル・スペア・タイヤを装着
して走行している場合は、PSMを解除
しないでください。
けん引
「けん引とけん引による始動」(322ペ
ージ)を参照してください。
知識:
PSMを解除した場合、個別ホイールへのブ
レーキ作動およびトラクション・コントロ
ール・システム(TCS)も作動停止します。
オートマチック・ブレーキ・ディファレン
シャル(ABD)は作動を続けます。
PSMをONにする
ボタンAを押します。しばらくしてから、
PSMが作動します。
ボタンのインジケータ・ランプとPSM
警告灯が消灯します。
マルチ・ファンクション・ディスプレ
イにメッセージが表示されます。
車両トレーラー・コンビネーショ
ン・スタビリゼーション
(輸出国によって変わります)
車両トレーラー・コンビネーション・スタ
ビリゼーションは、トレーラー牽引時に車
両を安定させるためのシステムで、ポルシ
ェ・スタビリティ・マネージメント(PSM)
の一部です。
車両トレーラー・コンビネーション・スタ
ビリゼーションはトレーラーの不安定な挙
動を検出します。そのような不安定な運転
状況が検出された場合、車両トレーラー・
コンビネーション・スタビリゼーションは
トレーラーが安定するまで車両の4輪全て
を停止させます。
車両トレーラー・コンビネーション・スタ
ビリゼーションは全ての運転状況を安定さ
せられるわけではありません。例えば、滑
りやすい道路、またはぬかるんだ路面はト
レーラーを不安定にします。高重心のトレ
ーラーは転倒する恐れがあります。
コントロール・プロセスの間は、慎重
にステアリング操作してください。
「トレーラーを連結しての運転」(186
ページ)を参照してください。
216
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
危 険
予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
車両トレーラー・コンビネーション・スタ
ビリゼーションという装置があっても、道
路条件と天候条件に応じた運転を行うこと
はドライバーの責任です。
より高められた安全性は、無理な運転をし
てもよいということを意味しているわけで
はありません。運転における物理法則によ
り定められた制限範囲を超えることは不可
能であり、これは車両トレーラー・コンビ
ネーション・スタビリゼーションを用いた
としても同様です。不適当な速度による事
故の危険性は車両トレーラー・コンビネー
ション・スタビリゼーションを用いても減
少させることはできません。
予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
車両がトレーラーのコントロールを失った
場合(例:滑りやすい路面など)、車両お
よびトレーラーを安定化させることは不可
能です。
道路状況に応じた運転をしてください。
予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
重心の高いトレーラーは、転倒の可能性が
あります。
道路状況に応じた運転をしてください。
予期せぬ事故を起こす恐れがあります。
必要な条件
トレーラー牽引中の過剰な速度の走行は、
車両およびトレーラーのコントロールを失
う可能性があります。
− トレーラー・プラグが差し込まれている
トレーラーを装着した車両を運転する
場合、道路および交通状況に適した速
度で、トレーラーの負荷も考慮しなが
ら運転を行ってください。
決して80km/h以上の速度で走行しない
でください。
− トレーラーの整備状態が完全である
作動条件
− 車両トレーラー・コンビネーション・
スタビリゼーションは、約65∼180
km/hの速度でポルシェ・スタビリテ
ィ・マネージメント(PSM)がONにな
った状態で作動します。
各国の交通規制に従いトレーラーの牽
引を行ってください。
知識:
車両トレーラー・コンビネーション・
スタビリゼーションはポルシェ・スタ
ビリティ・マネージメント(PSM)を
OFFにすると非作動になります。
ブレーキ・ペダルを踏むと、車両トレ
ーラー・コンビネーション・スタビリ
ゼーションは、ポルシェ・スタビリテ
ィ・マネージメント(PSM)がOFFの
状態でも作動状態になります。
電動可倒式トレーラー・カップリング
を搭載した車両は、ボール・ヒッチを
完全に伸ばした状態にし、またそれを
作動位置に設置してください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
217
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
セーフティ・ノート
ABSは急ブレーキ時の車両安定性や危険回
避能力を高めるための装備で、決して無謀
な運転から事故を防ぐためのものではあり
ません。
ABSの特徴として:
機能
− 安定したステアリング・コントロール
安定したステアリング・コントロール
が得られます。
ABSが最もその効果を発揮するのは、コー
ナリング時に危険回避のためどうしても急
ブレーキが必要な状況のときです。このよ
うな状況下でもABSは、車両の方向性を保
ち、安定した操舵性を確保します。
− すぐれた走行安定性
ホイール・ロックによる横滑りがしに
くくなります。
ABSが装着されていても、道路、天候条件、
交通状況に応じた責任ある運転をこころが
けてください。
− 最短の制動距離
多くの場合、制動開始から停止までの
距離が短くなります。
ABSで車両の物理的限界を克服することは
できません。また速度の出しすぎによる事
故の危険性を減少させることもできませ
ん。
− ホイール・ロックの防止
フラット・スポットが生じません。
218
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
ABSは、あらゆる路面状況下での急ブレー
キ時、車両が停止する直前までスリップ
(ホイール・ロック)を防ぎます。
ホイールのロック点付近でブレーキをかけ
たとき(急ブレーキ時)にABSは作動し始
めます。
このときドライバーは、ABSのコントロー
ル状況(大変小刻みなポンピング・ブレー
キをかけるような状態)をブレーキ・ペダ
ルの脈動とノイズから感じ取ることができ
ます。この脈動やノイズは、ドライバーが
道路状況に対してスピードを調整する警告
の役目をします。
警告灯
エンジン作動中にインストルメント・パネ
ル内のABS警告灯が点灯し、マルチ・ファ
ンクション・ディスプレイに警告が表示さ
れる場合、何らかの不具合によりABSの作
動が停止していることを示します。
このような場合には、ABSが装備され
ていない車両と同じように運転してく
ださい。
さらに予期せぬ悪影響をおよぼす不具
合が発生するのを防止するため、直ち
に正規ポルシェ販売店でABSシステム
の点検を受けてください。ポルシェ車
に関する全ての整備点検につきまして
は、正規ポルシェ販売店での実施を推
奨致します。十分なトレーニングを受
けた経験豊富なスタッフが、最新の技
術情報と専用工具や専用装置を駆使し、
確かな整備をお約束いたします。
オフロードABS(ロー・レンジ・プログ
ラムのABS)
ロー・レンジが作動した場合、特にオフロ
ード走行に適したオフロードABSが自動的
に作動します。
車速が時速50km/h未満では、オフロード走
行中、ブレーキを操作すると、停止距離を
短縮するためにフロント・ホイールがロッ
クする場合があります(ホイールが路面に
食い込む)
。ドライバーがステアリングを操
作する必要がある場合は、オフロード走行
プログラムが自動的に短時間解除され、ス
テアリング操作ができるようになります。
ABSコントロール・ユニットは、認可され
た正規のタイヤ径に合わせてプログラム調
整されています。認可されていないタイヤ
を使用すると、プログラム値と異なったホ
イール回転スピードを検出させることにな
り、ABSの作動が停止します。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
219
ヒルホルダー
ムービングオフ・アシスタント
(ティプトロニックS装着車)
セレクタ・レバーが“D”および“M”レ
ンジにある場合、上り坂に停車していても、
ヒルホルダー機能により車両がバックする
ことがなくなります。ドライバーはブレー
キをかける必要がありません。
ヒルホルダーが作動しない場合
− セレクタ・レバーが“N”または“R”
レンジにあるとき
− 走行制限プログラム作動中および
− ホイールのいずれかが浮いた状態にな
っているとき(悪路などで)
「停止」(203ページ)を参照してくだ
さい。
220
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
セーフティ・ノート
ヒルホルダー機能が装着されていても、状
況に応じた責任ある運転を心がけてくださ
い。ヒルホルダー機能は、危険回避能力を
高めるための装備で、決して無謀な運転か
ら事故を防ぐためのものではありません。
ヒルホルダー機能により車両の物理的限界
を克服することはできません。
凍結および滑りやすい路面状況下では、ヒ
ルホルダーが機能しない場合があります。
エンジン・ブレーキ・サポート
(下り坂走行中のアシスタンス)
エンジン・ブレーキ・サポートは、急勾配
や冬季の山道などを下る場合に、最大
20km/h程度の速度で走行する際にドライバ
ーをサポートするシステムです。
下り坂走行中にアクセルを踏み込まないか
ぎり、ポルシェ・エンジン・ブレーキ・サ
ポートが動作し、ブレーキを作動させます。
1輪またはそれ以上のホイールのグリップ
が失われると、システムはグリップを維持
しているホイールにブレーキをかけます。
通常のブレーキと同様、エンジン・ブレー
キ・サポートの効果は、路面状態(凍結路
やグリップの低い路面など)に左右されま
す。
警 告
滑りやすい路面では、エンジン・ブレーキ
の効果が小さくなり事故を起こす恐れがあ
ります。
状況に応じた責任のある運転を心がけ
てください。
条件:
テスト・メータでの点検
− 下り坂を走行中、アクセルが踏まれてい
ないこと。
パワー・テスト
− 速度が20km/hを超えないこと。
シャシ・ダイナモ・メータによるパワー・テ
ストはポルシェ社では容認されていません。
− セレクタ・レバーが“D”
、
“M”または
“R”の位置になっていること。
ブレーキ・テスト
知識:
エンジン・ブレーキ・サポートは、前進、
後退の区別なく、下り坂で作動します。
ブレーキ・テストはハイ・レンジでのみ実
施してください。必ずプレート型テスト・
メータまたはローラー型テスト・メータを
使用してください。
ローラー型テスト・メータでは以下の限界
値を超えないようにしてください。
− テスト速度7.5km/h
− テスト時間20秒
パーキング・ブレーキ・テスト
ブレーキ・テスターでのパーキング・ブレ
ーキ・テストの際は、必ずイグニッショ
ン・スイッチをOFFにして、セレクタ・レ
バーを“N”レンジまたはシフト・レバー
をニュートラルにしてください。
オン・ザ・カー・ホイール・バランス
ホイールの最終バランス調整を行う場合
は、車両をリフト・アップしてホイールが
自由に回転できるようにしてください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
221
オフロード走行
オフロード走行に先立って本章を熟読して
ください。
この車の優れたオフロード性能がおわかり
いただけるとともに、目的地までの安全走
行を可能にします。
まず、適度なオフロードで練習されること
をお勧めします。
スポーツ・デザイン・パッケージ
装着車
警 告
スポーツ・デザイン・パッケージ装着車の
場合、フロント、リヤ、サイド下部の各部
品は地上高が低目に設定されており、且つ
塗装が施されているため、オフロード走行
によりこれらの部品が損傷する恐れがあり
ます。
オフロード走行時には、部品が損傷し
ないよう十分注意をして運転してくだ
さい。
障害物と車両下面の間に十分な空間が
あることを確認してください。
水たまりや浅瀬の走行は避けてくださ
い。
222
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
サイド・メンバ・トリムを足掛けとし
て使用しないでください。
知識:
オフロード走行では、通常運転時よりもは
るかに激しく車両部品が摩耗します。走行
のたびに専門家による点検およびメインテ
ナンスを受けることが車両を正しく安全に
機能させることの必須条件です。
砂粒、ほこりの粒子など研磨作用のある物
質がブレーキ内に入り込むと、過度の摩耗
または予測不能なブレーキ動作を引起こす
ことがあります。
オフロード走行のルール
「地上高」(334ページ)を参照してく
ださい。
ロー・レンジを作動させてください。
荷物はしっかり固定します。
「荷物の積
載」
(176ページ)を参照してください。
路面状況が運転席から確認しづらい場
合、一旦車外に出て歩いて状況を確認
した上で十分慎重に運転してください。
このように確認することで、障害物が
発見しやすくなり、車両への損傷を防
ぐことができます。
必ずエンジンを作動させて走行してく
ださい。
ステアリング・アシストはエンジン作
動時にのみ使用することができます。
ゆっくり一定速度で運転してください。
常に全ホイールが接地した状態で運転
してください。
水たまりや浅瀬を走行する場合は、水
の深さ、底の状態、流速を確認してく
ださい。
岩、穴、丸太、わだちなどの障害物に
十分注意してください。
走行中には、スライディング/チルテ
ィング・ルーフまたはパノラマ・ルー
フ・システムおよびサイド・ウィンド
ウを必ず閉じてください。
オフロード走行前
タイヤ
トレッドの深さが十分あるか、タイヤ
空気圧は適正か点検します。
損傷がないか点検し、トレッドに異物
(石など)がある場合は取除きます。
バルブ・キャップが紛失している場合
は新しいものを取り付けます。
路肩に目印がある場合は、そこから外
れないようにしてください。
リム
自然を大事にしてください。
進入禁止標識には必ず従ってください。
リムにへこみや損傷がある場合はオフロー
ド走行前に取替えてください。
オフロード走行の走行システム
オフロード走行では特別仕様の走行プログ
ラムまたはパワー・トランスミッションお
よびランニングギヤ・コントロール・シス
テムが使用できます。
− オフロード・プログラム、ロー・レンジ
− オフロードPSM
オフロード走行後
オフロード走行では通常のオンロード走行
時より車両に大きな負担がかかります。
オフロード走行後には車両点検を行うこと
をお勧めします。見えない損傷でも事故の
危険があり、走行快適性も損なわれます。
車両点検を行うと、損傷の拡大を防ぐこと
ができます。
注 意
車両の損傷は後に乗員や通行者に事故を引
き起こす原因になる恐れがあります。
故障の疑いがある場合は正規ポルシェ
販売店で点検してください。
タイヤの異常(亀裂、損傷、空気圧過
多、異物の挟まり)がないか確認して
ください。必要な場合は、タイヤを交
換してください。
損傷がある場合は正規ポルシェ販売店
でお早めに修理してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
− オフロードABS
− センター・ディファレンシャル・ロック
− リア・ディファレンシャル・ロック
「パワー・トランスミッションおよび
ランニングギヤ・コントロール・シス
テム」(211ページ)を参照してくださ
い。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
223
推奨手順
ロー・レンジを解除します。
ヘッドランプおよびテールランプを清
掃し、損傷していないか点検します。
フロントおよびリアのナンバー・プレ
ートを清掃します。
ウォーター・ジェットでタイヤ・トレ
ッドを洗浄して異物を取除きます。
ウォーター・ジェットでホイール、ホ
イール・ハウジング、車両下周りを洗
浄します。
車両に木の葉や枝などが挟まっていな
いか点検します。
これらは車両火災の原因となる恐れが
あります。また、フューエル・ライン、
ブレーキ・ホース、アクスル・ジョイ
ント・ブーツ、ドライブ・シャフトな
どを損傷するおそれがあります。
オフロード走行後にはフロア部品全体、
タイヤ、ボディ、ステアリング、ラン
ニングギヤ、エキゾースト・システム
が損傷していないか、必ず点検してく
ださい。
224
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
ぬかるんだ道、砂道、水たまりや浅瀬
などを長時間走行した場合は、ブレー
キ・ディスク、ホイール、ブレーキ・
パッド、アクスル・ジョイントを点検
して、清掃してください。
オフロード走行後に振動が激しくなっ
た場合は、ホイールに異物がないか点
検してください。
異物があるとホイール・バランスが損
なわれ、振動の原因になる恐れがあり
ます。異物を取除くと、振動が解消す
る場合があります。
上り坂走行
危 険
車両が転倒した場合、重傷や致命傷、また
は物品損傷の恐れがあります。
上り坂走行時には方向転換しないでく
ださい。
勾配がきつく上れない場合は、必ずリ
バース・ギヤに入れてバックしてくだ
さい。
土手や上れそうにない急坂路には進入
しないてください。
車両が傾き始めた場合、すぐに傾いた
側にステアリングを切ってください。
上り坂走行時にアイドリング状態やニ
ュートラル状態で車両を自然にバック
させないでください。
この状態でフット・ブレーキを使用す
るのは非常に危険です。
知識:
急坂路を上り下りする場合は、ロー・
レンジを作動させてください。
知識:
走行中はマニュアルによるギヤ・チェ
ンジは行わないでください。また、停
車もしないでください。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
上り坂でのトラクション
知識:
ロー・レンジを作動させ、必要に応じ
てディファレンシャル・ロックを使用
してください。
知識:
上り坂走行時にはアクセル・ペダルの
踏み込みを加減して、ホイールが十分
なトラクションを得られる(スピンし
ない)ようにしてください。
下り坂走行
危 険
車両が転倒した場合、重傷や致命傷、また
は物品損傷の危険があります。
下れそうにない急坂路には進入しない
てください。
下り坂はステアリングを直進位置に保
ち、スピードを落として走行してくだ
さい。
車両が傾き始めた場合、すぐに傾いた
側にステアリングを切ってください。
下り坂をアイドリング状態やニュート
ラル状態で自然に下りないでください。
エンジン・ブレーキを使用してくださ
い。
エンジン・ブレーキでは十分な制動効
果が得られない場合はフット・ブレー
キを軽く踏込んでください。
知識:
ロー・レンジを作動させてください。
オフロードABSが自動的に作動します。
下り坂走行には、上り坂走行と同様の
基本原則が当てはまります。
知識:
走行中はマニュアルによるギヤ・チェ
ンジは行わないでください。また、停
車もしないでください。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
オフロードABSの特別回路により、フロン
ト・ホイールが意図的に短時間ロックアッ
プされ、ゆるんだ路面に効果的に食い込み
ます。
ロックされたホイールはスリップし、ステ
アリング操作ができなくなります。
舗装されていない急坂路を下る場合は、
ブレーキ操作を慎重に行い、滑らない
ように注意してください。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
スピードを落として運転してください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
225
危 険
車内に水が浸入した場合、水没する恐れが
あります。また、水の浸入により、エンジ
ンやアクセサリーが損傷する恐れがありま
す。
水たまりや浅瀬を走行する場合は、水
の深さA、底の状態、流速を確認して
ください。深さAが50cm(レベル・コ
ントロールおよび車高調整付きエア・
サスペンション装着車の場合は深さ
55.5cm)を超える場所では走行しない
でください。
運転前にドア・シルおよびラバー・シ
ールを点検してください。
水たまりや浅瀬の走行
「地上高」(334ページ)を参照してく
ださい。
深く流れの速い場所には進入しないで
ください。山間部の小川など、深く流
れの速い場所では、意図したコースか
ら外れてしまう場合があります。
フロントに波をかぶらないように適切
な速度で走行してください。
水たまりや浅瀬を走行中はけっしてド
アを開かないでください。
226
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
汚れが付着するとブレーキの効きが悪くな
ります。
ブレーキが汚れていないか点検し、必
要に応じて清掃してください。
水たまりや浅瀬を長時間走行すると、ドラ
イブ・ベルトが滑りやすくなり、ステアリ
ング・アシストが故障する恐れがありま
す。
ステアリング・アシストが故障すると、
ステアリングに大きな力が必要になり
ます。
電機系統が故障する恐れがあります。
塩水の中を走行するのは避けてくださ
い。
知識:
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
走行中はマニュアルによるギヤ・チェ
ンジは行わないでください。また、停
車もしないでください。
水たまりや浅瀬での発進は、抵抗が大
きく地面がぬかるんでいるため、困難
になる場合があります。
水たまりや浅瀬を渡る場合は浅い場所
から歩く速度で進入してください。
水の状態を確認した後、最短距離で渡
ってください。
高速で水たまりや浅瀬に進入しないで
ください。フロントに波をかぶりエン
ジンやアクセサリーが損傷するおそれ
があります。
状況の変化に対処できるよう十分慎重
に運転してください。
サーボ・ポンプが故障すると、ステア
リング操作にかなりの力が必要になり
ます。
知識:
水たまりや浅瀬を走行した後は特別な点検
が必要になります。
タイヤ・トレッドから泥を落としてく
ださい。
水たまりや浅瀬を走行した後はブレー
キを軽くかけて、ブレーキを乾かして
ください。
隆起
「地上高」(334ページ)を参照してく
ださい。
知識:
ロー・レンジを作動させ、必要に応じ
てディファレンシャル・ロックを使用
してください。
知識:
隆起部分に差し掛かる前にアクセル・
ペダルをゆるめて、慣性運動を利用し
て隆起を越えてください。隆起を越え
る際に車両がジャンプしなくなり、下
り部分への激しい着地を防ぐことがで
きます。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
ゆっくり一定の速度で走行してくださ
い。
方向転換しないでください。
渡り切れない場合はリバース・ギヤに
入れて車両をバックして水から出てく
ださい。
長時間水たまりや浅瀬を走行すると、サー
ボ・ポンプやオルタネータが故障する恐れ
があります。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
227
障害物
砂上走行
知識:
注 意
ロー・レンジを作動させ、必要に応じ
てディファレンシャル・ロックを使用
してください。
障害物を乗り越える際に誤った方法を取る
と、下周りやシャシ部品を損傷する恐れが
あります。
知識:
車両の地上高を常に念頭においてくだ
さい。
柔らかい砂道はオフロード走行の中でも特
に運転しにくい路面です。
木の幹や岩などの障害物を乗り越える
場合は、一方のフロント・ホイールが
障害物の中央を通るようにゆっくり走
行してください。
運転を誤ると、すぐに立ち往生することに
なります。
速やかに通過し、けっして途中で停車
しないでください。立ち往生すること
になります。
リア・ホイールも同様にして障害物を
乗り越えてください。
操作手順
ロー・レンジを作動させ、必要に応じ
てディファレンシャルをロックします。
知識:
必要に応じて同乗者の指示を受けてく
ださい。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
スピードを落として走行してください。
228
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
わだちが浅く、砂で覆われていない場
合、また地上高に余裕がある場合は、
わだちに沿って走行してください。
「地上高」(334ページ)を参照してく
ださい。
柔らかい砂道の傾斜を運転する場合:
ロー・レンジを作動させ、マニュア
ル・セレクション・モード“M”を使
用してください。
万一車両の動きが取れなくなった場合:
ホイール・スピンは避けてください。
木の枝やマットなどを使用して、トラ
クションを確保し、脱出してください。
わだち
オフロードや砂利道の多くにはわだちがで
きています。
「地上高」(334ページ)を参照してく
ださい。
注 意
深いわだちを走行する場合は、車両の下周
りを損傷する恐れがあります。
車両の地上高を常に念頭においてくだ
さい。
深すぎるわだちは走行しないでくださ
い。
知識:
ロー・レンジを作動させ、必要に応じ
てディファレンシャル・ロックを使用
してください。
知識:
片方のホイールが脇の草の上を通過す
るように走行すると、比較的安全にわ
だちを通過することができます。
エンジンを高速で回転させないでくだ
さい(最大2,500rpm)
。
スピードを落として走行してください。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
229
知識:
スペシャル・オフロード・レベル
レベル・コントロールを何度も切替える
と、コンプレッサーがオーバーヒートする
ことがあります。この場合、コンプレッサ
ーが冷えるまで数分間待ってから、レベ
ル・コントロールを使用してください。
この設定は最大地上高が必要とされる特に
厳しい地形にのみ使用してください。ノー
マル・レベルより約56mm高い設定になっ
ています。
ノーマル・レベル
レベル・コントロールおよび
車高調整付きエア・サスペン
ション
エア・サスペンション装着車ではマニュア
ルで5種類の車高調整ができます。
事前に調整された車高は、車速に応じて自
動的に調整されます。
重い荷物を積んでいても、車高は自動的に
一定の高さに調整されます。
知識:
車両をオフロード・レベルおよびスペシャ
ル・オフロード・レベルに設定して公道を
走行しないでください。
230
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
スペシャル・オフロード・レベルは時速約
30キロ以下で走行する場合にのみ設定でき
ます。
ノーマル・レベルの地上高は約217mmで
す。
このスピードを超えると、自動的にオフロ
ード・レベルに戻ります。
オフロード・レベル
ロー・レベル
この設定はオフロードや野原、林道などに
適しています。
ノーマル・レベルより約26mm高い設定に
なっています。
オフロード・レベルは時速約80キロ以下で
走行する場合にマニュアルでのみ設定でき
ます。
このスピードを超えると、自動的にノーマ
ル・レベルに戻ります。
ロー・レンジを作動させると、車高は自動
的にオフロード・レベルまで上昇します。
この設定は高速走行に適しています。車速
が時速約125キロを超えると、車高はノー
マル・レベルより約27mm下がります。
車速が時速約40キロ以下になると、自動的
にノーマル・レベルに戻ります。
ローディング・レベル
注 意
ランニングギヤの部品やユニット、車両下
周りを損傷する恐れがあります。
車両をローディング・レベルにしたまま、
縁石などから発進すると、地上高が不十分
なため車両の下周りが地面に接触すること
があります。
発進する前には必ずノーマル・レベル
に切替えてください。
この設定はラゲッジ・コンパートメントへ
の積載を容易にするものです。ノーマル・
レベルより約60mm低い設定になっていま
す。
車速が時速約5キロを超えると、自動的に
ノーマル・レベルに戻ります。
車高のマニュアル設定
車高を上げる
設定の前に
操作1:オフロード・レベル
− イグニッションをONにします。
− ドアはすべて閉めます。
設定
ロッカー・スイッチを必要な方向に動
かします。
次の高さ設定になります。
設定レベルの表示
車高変更中はロッカー・スイッチ横のそれ
ぞれのレベルを示すインジケータ・ランプ
が点滅します。設定が終了するとインジケ
ータ・ランプは点灯状態になります。車高
の変更はメータ・パネルのマルチ・ファン
クション・ディスプレイにも表示されます。
操作2:スペシャル・オフロード・レベル
例外
− ノーマル・レベルからロー・レベルに、
またはその逆に自動的に変更された場
合は、メータ・パネルのマルチ・ファ
ンクション・ディスプレイには表示さ
れません。
知識:
イグニッションをOFFにした場合は、その
時に設定されているレベルがメモリーに保
存されます。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
231
車高を下げる
操作1:ロー・レベル
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
状況の変化に合わせて慎重に運転して
ください。
操作2:ローディング・レベル
システムの故障修理に関しては正規ポ
ルシェ販売店にお問合わせください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
過負荷防止機能が原因でコンプレッサ
ーが停止した場合は、コンプレッサー
が冷えるまで数分間待ってください。
コンプレッサーが十分冷えると、シス
テムが使用できるようになります。
警告メッセージ
システムが故障した場合、またはコンプレ
ッサーがオーバーヒートして停止した場合
には、メータ・パネルのマルチ・ファンク
ション・ディスプレイにさまざまなメッセ
ージが表示されます。
コントロール・システムを解除した場合、
または応急スペア・タイヤを装着した場
合、警告メッセージが表示されます。これ
は故障を示すものではありません。必要な
手順が終了すると警告メッセージは消えま
す。
ジャッキ・アップ
ジャッキ・アップが必要な場合
マニュアルでノーマル・レベルに設定
し、レベル・コントロールを解除して
ください。
レベル・コントロールの解除
1. イグニッションをONにします。
2. ロッカー・スイッチを前方に5∼10秒押
します。
メータ・パネルのマルチ・ファンクシ
ョン・ディスプレイにメッセージが表
示され、ジャッキ・アップができます。
レベル・コントロールの再作動
1. イグニッションをONにします。
2. ロッカー・スイッチを前方に5∼10秒押
します。
または
3. 車両を発進させます。
レベル・コントロールは自動的に作動
します。
カー・トレイン、フェリー、
カー・トランスポータによる
車両の運搬
車両はホイールのみで固定してくださ
い。
232
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
ポルシェ・アクティブ・
サスペンション・
マネージメント(PASM)
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイにさまざまなメッセージ
が表示されます。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
ボタンを押して3種類のランニングギヤ設
定が選択できます。
− コンフォート
− ノーマル
− スポーツ
ランニングギヤ設定の「コンフォート」ま
たは「ノーマル」を選択した場合、スポー
ティな運転を行うと自動的に「スポーツ」
設定に切替わります。
ランニングギヤ設定の表示
選択したランニングギヤ設定ボタンのラン
プが点灯します。
さらに、メータ・パネルのマルチ・ファン
クション・ディスプレイに選択したランニ
ングギヤ設定が約12秒間表示されます。
警告メッセージ
システムに故障が発生した場合、メータ・
パネルのマルチ・ファンクション・ディス
プレイにメッセージが表示されます。
状況の変化に合わせて慎重に運転して
ください。
システムの故障修理に関しては正規ポ
ルシェ販売店にお問合わせください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
ランニングギヤ設定の選択
1. イグニッションをONにします。
2. 適切なボタンを押します。
注意:
イグニッションをOFFにした場合は、その
時に選択されているランニングギヤ設定が
メモリーに保存されます。
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
233
234
ギヤ・チェンジ、トラクション・システム
車のお手入れ
メインテナンス上の諸注意 …………… 236
エンジン・オイル ……………………… 237
エンジン・オイル・レベル …………… 238
クーラント・レベル …………………… 240
ブレーキ液レベル ……………………… 242
ウォッシャ液 …………………………… 243
エア・クリーナ ………………………… 245
室内防塵用フィルタ ……………………245
ワイパー・ブレード …………………… 246
燃料 ……………………………………… 249
予備燃料タンク ………………………… 250
エミッション・コントロール・
システム ………………………………… 251
車のお手入れ …………………………… 252
車のお手入れ
235
メインテナンス上の諸注意
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店で実施され
る事をお願い致します。十分なトレーニン
グを受けた経験豊かなスタッフが、最新の
技術情報と専用工具や専用装置を駆使し、
確かな整備をお約束致します。
お客様ご自身でメインテナンスされる場合
につきましても、細心の注意を払っていた
だくようお願い致します。このような注意
を払ってはじめて信頼できる走行が保証で
きます。
不適切な整備を行いますと、保証期間中で
も保証が適用されないことがあります。
パワー・テスト
シャシ・ダイナモ・メータによるパワー・
テストはポルシェ社では承認されていま
せん。
警 告
メインテナンス作業は危険を伴いますので
十分に注意してください。致命的な事故、
怪我および火災になる恐れがあります。
バッテリや燃料系統の近くでは、喫煙
したり火気を近付けたりしないでくだ
さい。
整備は、屋外か、室内でも換気のよい
状況で行ってください。
加熱しているエンジン部品の近くで作
業をする場合は、火傷の危険性があり
ますので十分注意してください。
エンジン・ルーム内の部品の整備をす
る前にエンジンを停止し、十分冷やし
てください。
エンジンをかけたまま作業しなければ
ならない場合は、必ずパーキング・ブ
レーキをかけ、かつセレクタ・レバー
を“P”の位置にします。
手、指、衣服の一部(ネクタイ、袖な
ど)や装飾品、長い髪などがファン、
ドライブ・ベルト、その他の可動部に
絡まることのないように、特に注意し
てください。
ラジエータおよびラジエータ・ファンは
車両の前側にあります。
ラジエータ・ファンは、エンジンが停止
していても、クーラントの温度に応じて
236
車のお手入れ
作動することがあります。
ラジエータ・ファン付近で作業をする
場合は、エンジンおよびイグニッショ
ンをOFFにして、怪我をする危険性が
ありますので十分注意して作業をして
ください。
イグニッションがONのときは、点火装
置に接続されている全てのケーブルと
リード線に高電圧がかかっていますの
で、特に注意が必要になります。
もし、車の下に入って作業する場合は、
必ず強固なリフトで車体を持ち上げて
ください。ジャッキを使用することは
危険ですのでおやめください。
エア・サスペンション装着車:
「レベル・コントロールおよび車高調整
付きエア・サスペンション」(230ペー
ジ)を参照してください。
エンジン・オイル、ブレーキ液または
クーラントなどの液体は健康を害する
ので、取扱いの際は次のことに注意し
てください。
これらの液体はお子様の手の届かない
所で保管してください。
廃棄する場合は、法規に従ってくだ
さい。
エンジン・オイル
ポルシェ車のエンジンはオイル添加剤を必
要としません。
エンジン・オイルはポルシェ社によっ
てテストされ、認可されたもののみを
使用してください。正規ポルシェ販売
店に、お車のエンジンに適合するエン
ジン・オイルをお尋ねください。
ポルシェ社指定のエンジン・オイルであれ
ば、互いに混ぜることができますが、銘柄
によって組成が異なりますので、オイル交
換の前後で注ぎ足す必要の生じた場合は、
できるだけ同じオイルを使用してください。
ほこりの多い場所を走行する場合は、
頻繁にエンジン・オイルを交換してく
ださい。
エンジン・オイル・グレード
エンジン・オイルは潤滑油としてだけでな
く、エンジン内部をきれいに保ち、燃焼に
よってエンジン内部に侵入するほこりを中
和し、腐食からエンジンを保護するという
役目も果たしています。これらの機能を果
たすために、専用に開発された添加剤が加
えられています。
鉱物油は原油から直接つくられたものです
が、これらのオイルをさらに精製(水素化
分解オイル)、または様々な化学的工程を
へて、完全に転化(合成オイル)すること
ができます。これらのオイルは鉱物油に比
べて、より効果的です。
ポルシェ社では、水素化分解オイルまたは
合成オイルだけを推奨しています。
マルチレンジ・ライト・ランニン
グ・オイル
マルチレンジ・オイルは、その特性上、低
温時の粘度が低く、温度変化に対する安定
性が高く、さらに高温時の揮発性が低いこ
とが特徴です。このような過酷な条件を満
たすオイルだけを、適正な温度条件下でマ
ルチレンジ・オイルとして使用できます。
詳しくは、「温度レンジによるオイル」を
参照してください。
このマルチレンジ・オイルは、低温時の粘
度が低いことから、エンジンの回転抵抗を
低減することができます。このため、ポル
シェ社ではマルチレンジ・ライト・ランニ
ング・オイルと呼びます。
現在、ポルシェ社では、マルチレンジ・
ライト・ランニング・オイルだけを推奨
しています。
粘度
エンジン・オイルは冷えると粘度が高く、
温まると粘度が低くなります。各オイルの
粘度はSAE級で表示されます。
低温粘度を表すSAE級は、数字と “W”
(winterの“W”
)という文字で表されます。
例えば、0Wと5Wでは、5Wオイルの方が、
0Wオイルに比べて粘度が高くなります。
低温粘度のSAE級に続く数字が、高温粘度
のSAE級を表します。例えば、40と50では、
40オイルの方が、50オイルに比べて粘度が
低くなります。
2種類の粘度を持つオイルは、マルチ・グ
レード・オイルと呼ばれ、SAE 0W-40、
5W-40、5W-50などと表します。
例:
マルチ・グレード・オイルSAE 0W-40と
5W-40は、高温時の粘度が同じです。しか
し低温時には、5W-40の方が、粘度が高く
なります。
5W-40と5W-50では、低温時の粘度が同じ
です。しかし高温時には、5W-40の方が、
粘度が低くなります。
温度レンジによるオイル
−25℃以上:
SAE 0W-40、5W-40、5W-50(ポルシェ社
指定品)
−25℃以下:
SAE 0W-40(ポルシェ社指定品)
ポルシェ社によって認可された
オイル
− ポルシェ社認可オイル・リストに記載
されているオイル
詳しくは、正規ポルシェ販売店におた
ずねください。
車のお手入れ
237
エンジン・オイル・レベル
オイル・レベルは定期的に点検してく
ださい。給油時および長距離運転前の
点検は特に重要です。
オイル・レベルの点検
警 告
その他の重要な情報が、他の章にも記
載されています。
ラジエータ・ファンはエンジン停止時に
も、エンジンの温度により回転することが
あります。また、エンジン・ルームの加熱
した部品により火傷する恐れがあります。
「メインテナンス上の諸注意」(236ペ
ージ)を参照してください。
エンジン・ルームの作業を行う場合は
十分に注意してください。
「警告灯および警告メッセージ」(104
ページ)を参照してください。
オイル・レベルを正しく測定するには:
− 車を水平な場所に停車してください。
オイル・レベル警告
オイル・レベルが低い場合、オイル・レベ
ル警告灯が点灯して知らせます。
エンジン・オイル・レベル・ゲージを
使用して至急オイル・レベルを点検し
てください。必要に応じてエンジン・
オイルを補充してください。
知識:
エンジン・フードを開けてオイルを補充し
なかった場合、およそ100km走行後に再度
オイル・レベル警告が点灯します。
238
車のお手入れ
− エンジンを通常作動温度にしてから停
止してください。
− エンジン・オイルがオイル・パンへ戻
るまで約3分待ってください。
オイル・レベルの点検
1. エンジン・オイル・レベル・ゲージを
抜取り、けばたちのないきれいな布で
オイルを拭取ります。
2. エンジン・オイル・レベル・ゲージを
再度チューブの中へ完全に差込み、も
う一度抜取ってエンジン・オイル・レ
ベルを読み取ります。
エンジン・オイル・レベルが“MIN”
より少なくなったり、
“MAX”を超えな
“MIN”と
いように注意してください。
“MAX”の差は、約1.5リットルです。
3. エンジン・オイル・レベル・ゲージを
一杯まで差込みます。
1. オイル・フィラー・キャップを取外し
てください。
2. 慎重にエンジン・オイルを補充します。
3. 数分後にエンジン・オイル・レベル・
ゲージを使用して再度エンジン・オイ
ル・レベルを点検します。
エンジン・オイル・レベルが“MAX”
を超えないようにしてください。
4. 補充が完了したらエンジン・オイル・
レベル・ゲージを一杯まで差込みます。
5. オイル補充口に慎重にキャップを取付
けます。
エンジン・オイルの補充
注 意
エンジン・オイルが熱くなったエンジン部
品に接触すると火災が発生する恐れがあり
ます。また、エンジン・オイルがドライ
ブ・ベルトに接触すると損傷する恐れがあ
ります。
エンジン・オイルを補充する場合は十
分に注意してください。
車のお手入れ
239
クーラント・レベル
クーリング・システムは工場でロング・ラ
イフ・クーラントが充填されています。こ
のクーラントは年間を通じた腐食防止
と、−35℃までの凍結防止の働きをします。
ポルシェ社指定の不凍液のみを使用し
てください。
リザーバ・タンクの透明な部分から定
期的にクーラント・レベルを点検して
ください。
メインテナンスに関する重要な情報が、他
の章にも記載されています。
「メインテナンス上の諸注意」(236ペ
ージ)を参照してください。
クーラント・レベルの点検と補充
注入口の付いたリザーバ・タンクがエンジ
ン・ルーム左側にあります。
エンジンが冷えていて、車が水平な場所に
あるとき、クーラント・レベルを“MIN”
と“MAX”マークの間に保つようにしてく
ださい。
エンジン冷間時の点検
1. カバーを取外します。
2. リザーバ・タンクのキャップを慎重に
開き圧力を逃がしてください。
その後、キャップを完全に取外します。
3. クーラント・レベルを読取ります。
4. 必要に応じてクーラントを補充します。
同量の不凍液と水を混ぜ合わせ、
“MAX”
マークを超えないように注入します。
クーラント内の不凍液の割合:
50%(−35℃までの凍結防止)
5. キャップをしっかりと締付け、カバー
を取付けます。
240
車のお手入れ
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイに警告メッセージが表
示された場合のクーラントの点検
警 告
高温のクーラントで火傷する危険がありま
す。
エンジンが熱いときに、リザーバ・タ
ンクのキャップを開く場合には十分に
注意してください。
1. カバーを取外します。
2. エンジンが熱い場合、リザーバ・タン
クのキャップを布で覆います。リザー
バ・タンクのキャップを慎重に開き圧
力を逃がしてください。その後、キャ
ップを完全に取外します。
3. クーラント・レベルを読取ります。
必要に応じてクーラントを補充します。
同量の不凍液と水を混ぜ合わせ、
“MAX”
マークを超えないように注入します。
クーラント内の不凍液の割合:
50%(−35℃までの凍結防止)
知識:
エンジンが熱いとき、クーラント・レ
ベルが“MAX”マークを超えた場合は、
エンジンが冷えるのを待ってからもう
一度点検してください。
4. キャップをしっかりと締付け、カバー
を取付けます。
5. 正規ポルシェ販売店でクーリング・シ
ステムの点検を実施してください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
ラジエータ・ファン
ラジエータとラジエータ・ファンは車両の
前側にあります。
警 告
ラジエータ・ファンは、エンジンが停止し
ていても、クーラントの温度に応じて作動
することがあるため、作業中に怪我をする
恐れがあります。
ラジエータ・ファン付近で作業をする
場合は十分注意してください。
知識:
緊急時に水だけを補充した場合は、正規ポ
ルシェ販売店でクーラントの割合を修正し
てください。
クーラントの減り方が著しい場合は、
クーリング・システムに漏れが発生し
ています。このような場合は、直ちに
正規ポルシェ販売店で修理してくださ
い。ポルシェ車に関する全ての整備点
検につきましては、正規ポルシェ販売
店での実施を推奨致します。十分なト
レーニングを受けた経験豊富なスタッ
フが、最新の技術情報と専用工具や専
用装置を駆使し、確かな整備をお約束
いたします。
車のお手入れ
241
ブレーキ液レベル
ポルシェ純正ブレーキ液またはポルシェ
社の要求する性能、品質基準を満たし、
認証されたブレーキ液を使用してくだ
さい。
メインテナンスに関する重要な情報が、他
の章にも記載されています。
「メインテナンス上の諸注意」(236ペ
ージ)を参照してください。
警 告
ブレーキ液は有毒で、塗装を傷付けます。
ブレーキ液はお子様の手の届かない場
所に保管してください。
ブレーキ液がこぼれた場合はただちに
清浄水で洗い流してください。
ブレーキ液が目に入った場合は、ただ
ちに清浄水で数分間洗い流してくださ
い。その後、医師の診察を受けてくだ
さい。
補充用ブレーキ液の容器に記載されて
いる注意事項をよく読んで注意してく
ださい。
242
車のお手入れ
ブレーキ液レベルの点検
油圧ブレーキ操作システム用のフルード・
リザーバ・タンクは、フロント・トランク
の中にあります。
1. ドライバーでターン・ロック(矢印)
を反時計回りに90°回し、カバーを取外
します。
2. リザーバ・タンク内のブレーキ液の液
面を定期的に点検してください。
液面は、
“MIN”と“MAX”の間にくる
ようにしてください。
液面の低下が著しい場合や“MIN”マーク
より下がった場合は、ブレーキ・システム
に漏れが発生しています。
走行中にブレーキ・パッドの摩耗により液
面が若干低下することがありますが、これ
は正常な状態です。
直ちに正規ポルシェ販売店でブレーキ
系統の点検を受けてください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
ブレーキ液の交換
ウォッシャ液の補充
ブレーキ液は吸湿性があります。水分を含
むと、沸点が下がり、操作状況によっては
ブレーキの性能に影響します。
ウォッシャ液タンクの容量は約7.5リットル
です。
一般的に、水だけではウィンドウやヘッド
ランプがきれいになりません。季節に応じ
て凍結防止剤入りの冬用クリーナや、適切
な夏用クリーナを適量添加してください。
混合の割合は溶剤に付属の取扱説明書に従
ってください。
整備手帳に指示された期間に従って、
交換してください。
警告灯と警告メッセージ
以下の場合のときに、ブレーキ液警告灯が
点灯し、マルチ・ファンクション・ディス
プレイに警告が表示されます。
クリーナーはポルシェ純正を使用してくだ
さい。
1. 洗浄剤の容器に記載されている情報に
注意してください。
− ブレーキ液が許容範囲以下に減った場合
− ブレーキ・ペダルの踏み代が大きくな
り、ブレーキ回路が不具合を起こした
場合
知識:
走行中に警告灯が点滅した場合:
ただちに安全な場所に停車してくださ
い。
ウォッシャ液
フロントガラス、リア・ウィンドウ、ヘッ
ドランプ兼用のウォッシャ液タンクはエン
ジン・ルームにあります。
それ以上の走行を避け、最寄りの正規
ポルシェ販売店で修理してください。
マルチ・ファンクション・ディスプ
レイの警告メッセージ
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊富なスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束いたし
ます。
ウォッシャ液が少なくなると、メータ・パ
ネルのマルチ・ファンクション・ディスプ
レイに警告メッセージが表示されます。
警告メッセージはウォッシャ液の残りが約
0.8リットルになると表示されます。
2. ウォッシャ液タンクのキャップを取外
します。
3. ウォッシャ液を補充し、確実にキャッ
プを閉めます。
早めにウォッシャ液を補充してください。
車のお手入れ
243
警 告
エンジンがかかっていない(けん引など)
場合や、油圧操舵機構に異常がある場合は、
操舵力はアシストされません。この場合、
ステアリング操作に強い力が必要となりま
す。
けん引するときは、十分注意してくだ
さい。
直ちに最寄りの正規ポルシェ販売店で
修理してください。
パワー・ステアリング
244
車のお手入れ
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
注意:
ステアリングを一杯に切ったときに聞こえ
るノイズは、設計上の特性であり、ステア
リング・システムの故障を示すものではあ
りません。
パワー・ステアリング・オイルの
点検
ポルシェ純正パワー・ステアリング・
オイルまたはポルシェ社の要求する性
能、品質規準を満たし、認証されたパ
ワー・ステアリング・オイルを使用し
てください。
リザーバはエンジン・ルーム内にあり
ます。点検はエンジンを停止して冷間
時(約20℃)に行ってください。
1. カバーAを取外します。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
メインテナンスに関する重要な情報が、他
の章にも記載されています。
「メインテナンス上の諸注意」(236ペ
ージ)を参照してください。
2. リザーバ・キャップを取外します。
3. オイル・レベルを“MIN”と“MAX”
マークの間に保つようにしてください。
必要に応じてパワー・ステアリング・
オイルを補充してください。
4. リザーバ・キャップを注意して閉じま
す。
5. カバーAを取付けます。
6. エンジン・フードを閉じます。
オイルの減り方が著しい場合は、シス
テム内に漏れが発生しています。
この場合は直ちに正規ポルシェ販売店
で修理してください。
エア・クリーナ
エア・クリーナはエンジン・ルームの左側
にあります。
クリーナ・エレメントは定期的に交換
してください。ほこりの多い場所では、
より頻繁に点検し、必要に応じて交換
してください。
室内防塵用フィルタ
室内防塵用フィルタを通って室内に入って
くる空気は、ほこりや花粉などが取除かれ
ます。
外気がガスによって汚染されている場
合は、内気循環に切替えてください。
フィルタが汚れていると、空気の清浄効果
が下がります。
フィルタの交換は、最寄りの正規ポル
シェ販売店にお申し付けください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
フィルタは定期的に交換することをお薦め
致します。
メインテナンスに関する重要な情報が、他
の章にも記載されています。
「メインテナンス上の諸注意」(236ペ
ージ)を参照してください。
車のお手入れ
245
ワイパー・ブレード
ワイパーの性能が低下したときは、適
切な時期にワイパー・ブレードを交換
してください。
「車のお手入れ」(252ページ)を参照
してください。
注 意
ワイパー・アームが突然倒れてフロント・
ウィンドウが損傷しないように注意してく
ださい。
ワイパー・ブレードを交換するときは、
ワイパー・アームをしっかり持ってく
ださい。
ワイパー・ブレードが凍結した場合、損傷
する恐れがあります。
凍結部を取除いてください。
知識:
ワイパー・ブレードの擦れやきしみの原因
には以下が考えられます。
ー 自動洗車機を使用した場合、フロント
ガラスに洗剤などの残留物が付着する
場合があります。このような残留物は、
特殊なリムーバを使用しなければ落と
すことができません。
詳しい情報は担当の正規ポルシェ販売
店にお問い合わせください。
246
車のお手入れ
ー ワイパー・ブレードが損傷または摩耗
している場合があります。
できるだけ早急に損傷したワイパー・
ブレードを交換してください。
フロント・ワイパー・ブレードの
交換
注 意
ワイパー・ブレードは交換作業を誤ると、
車両走行時にゆるんでくる場合があり、損
傷する恐れがあります。
しっかり取付けられているか点検して
ください。
ワイパー・ブレードはワイパー・アー
ムのストッパーにしっかり押付けてく
ださい。
1. パーキング・ブレーキをかけます。
2. ワイパー・スイッチをOFF(位置0)に
します。
3. イグニッション・スイッチをOFFにし
ます。
4. フロント・ワイパー・アームを起こし、
しっかりと保持します。
5. ワイパー・ブレードを完全に(矢印)
持上げます。
8. 新しいワイパー・ブレードを取付けま
す。
知識:
ワイパー・ブレードをワイパー・アームの
ストッパに当たるまで確実に押込んでくだ
さい。
9. キャップAを元に戻します。
10. ワイパー・ブレードを元の位置に戻し
ます。
11. ワイパー・アームを慎重にフロントガ
ラスに戻します。
6. キャップAを取外します。
7. ワイパー・ブレードをフロントガラス
方向(矢印)に引抜きます。
車のお手入れ
247
1. パーキング・ブレーキをかけます。
2. イグニッション・スイッチをOFFにし
ます。
3. リア・ワイパー・アームをロック位置
(約60°
)まで起こし、しっかりと保持
します。
4. ワイパー・アームを片手で支え、ワイ
パー・ブレードを引抜きます(矢印)
。
5. 新しいワイパー・ブレードをワイパ
ー・アーム中央に取付け、奥へ押込み
ます。
6. ワイパー・アームを慎重にリア・ウィ
ンドウに戻します。
リア・ワイパー・ブレードの交換
注 意
凍結したリア・ワイパーを無理に起こした
場合、損傷する恐れがあります。
凍結部分を溶かしてから起こしてくだ
さい。
ワイパー・アームを両手で持ち、ウィ
ンドウから外してください。
248
車のお手入れ
燃料
警 告
燃料は可燃性が高く、有害な物質なので十
分注意してください。
燃料系統の近くでは、喫煙したり火気
を近付けたりしないでください。
皮膚や衣類が接触しないよう十分注意
してください。
燃料の蒸気ガスを吸い込まないように
してください。
無鉛ガソリン以外の燃料を使用しないでく
ださい。使用すると、触媒コンバータとO2
センサが破損して、補修できない場合があ
ります。
エンジンは無鉛プレミアム・ガソリンで、
オクタン価が98RON/88MON以上のものを
使用した場合に、最高の性能と燃費を達成
するように設計されています。
オクタン価が95RON/85MON以下の無鉛プ
レミアム・ガソリンを使用した場合は、エ
ンジンのノック制御システムが自動的にイ
グニッション・タイミングを調整します。
不適切な燃料の使用、ガス欠、けん引によ
るエンジンの始動などは、エミッション・
コントロール・システムが損傷する原因に
なります。
「エミッション・コントロール・システ
ム」
(251ページ)を参照してください。
「燃料計」
(68ページ)を参照してくだ
さい。
燃料品質ラベル
燃料給油口
燃料給油フラップは右リア・フェンダにあ
ります。
フラップのロックを解除する
リモート・コントロールのロック解除操作
で、燃料給油フラップのロックも解除され
ます。さらに、ポルシェ・エントリー&ド
ライブ装着車では、ドア・ハンドルを握る
と、燃料給油フラップのロックを解除する
ことができます。
フラップを開く
ドアロックを解除した状態で、燃料給油フ
ラップの後部(矢印部)を押して、フラッ
プを開きます。
フラップを閉じる
燃料給油キャップを確実に締め、フラップ
が完全に閉じるまで、ゆっくりとフラップ
を押します。
フラップをロックする
リモート・コントロールのロック操作で、
燃料給油フラップもロックされます。さら
に、ポルシェ・エントリー&ドライブ装着
車では、ドア・ハンドル・ボタンのロック
操作で、燃料給油フラップをロックするこ
とができます。
車のお手入れ
249
4. フュ−エル・ホース・ノズルを正しく
使用した場合、ノズルからの燃料の注
入が停止したら、タンクは「満タン」
です。これ以上注入すると、燃料が熱
で膨張したときにあふれます。
5. ガソリン注入後は、タンク・キャップ
を確実に合わせ、しっかりと取付けら
れるまで回します。
知識:
タンク・キャップを紛失した場合は、必ず
ポルシェ純正部品と交換してください。
予備燃料タンク
手動ロック解除、燃料給油フラップ
燃料の給油
電動リリースが故障した場合:
タンクの容量は約100リットル(予備用
約12リットル含む)です。
1. リア・リッドを開きます。
2. 右収納スペースのカバーを取外します。
3. エマージェンシー・リリースAを矢印
の方向に引きます。
燃料給油フラップが開きます。
1. エンジンを停止し、イグニッションを
OFFにします。
2. 燃料給油キャップをゆっくりと取外し、
燃料給油フラップ裏側のフックAにか
けます。
3. ノズルは確実にフィラーの奥まで差込
み、注入時はノズルを下に向けて給油
してください。
250
車のお手入れ
危 険
予備燃料タンクの損傷や燃料漏れによる火
災や爆発の恐れがあります。また有毒ガス
が健康に害を与えます。
旅行時は、予備燃料タンクを車両に積
み込まないでください。
やむを得ず予備燃料タンクを積み込ん
だ場合は、タンクが動かないように安
全な場所にしっかり固定してください。
各法規制に従ってください。
エミッション・コントロール・
システム
O2センサ、エレクトロニック・コントロー
ル・ユニットに加えて、三元触媒コンバー
タにより、エミッション・コントロール・
システムの効果が大幅に向上しています。
エミッション・コントロール・システムの
効率を維持するために、定期的に点検整備
を受けてください。
無鉛ガソリン以外の燃料を使用しないでく
ださい。使用すると、触媒コンバータとO2
センサが破損して、補修できない場合があ
ります。
運転上のアドバイス
空燃比制御システムに故障が発生すると、
エンジンがオーバーヒートしたり、触媒コ
ンバータが損傷してしまうため必ず下記の
注意をお守りください。
警 告
エミッション・コントロール・システムを
損傷する恐れがあります。
エンジンが始動しない場合は、スター
ター・モーターを繰り返し作動させた
り、長時間作動させないでください。
高温の排気系に接触して発火する恐れがあ
ります。
エキゾースト・マニホールド、エキゾ
ースト・パイプ、触媒コンバータ、ヒ
ートシールドやその周囲に、アンダー
コーティングしたり防錆剤を塗布しな
いでください。エンジンが作動すると、
保護剤が過熱、発火することがあります。
乾燥した草や落葉などの引火性の高い
物がある場所には、駐車したりエンジ
ンを始動させないでください。
走行中にミスファイヤーが発生したと
き(エンジンの回転が荒くなったり、
出力低下で判断できます)は、直ちに
最寄りの正規ポルシェ販売店で修理を
してください。ポルシェ車に関する全
ての整備点検につきましては、正規ポ
ルシェ販売店での実施を推奨致します。
十分なトレーニングを受けた経験豊富
なスタッフが、最新の技術情報と専用
工具や専用装置を駆使し、確かな整備
をお約束いたします。
燃料残量警告灯が点灯したら、高速で
コーナーを走行しないでください。
燃料タンクが完全に空になるまで走行
しないでください。
けん引または押しがけスタートはでき
ません。
車のお手入れ
251
車のお手入れ
定期的に正しく車のお手入れを行うこと
は、お車の価値を長持ちさせるだけでなく、
車両の保証と長期保証の適応を受ける際の
有利な条件となります。
正規ポルシェ販売店には、お車にふさわし
いカー・ケア製品が揃っており、単品でも
セットでも販売しております。
使用に当たっては、必ずパッケージ等に
印刷された注意事項を守ってください。
高圧洗車装置
警 告
高圧洗車装置を使用すると、以下のコンポ
ーネントを傷付けることがあります。
− タイヤ
− ロゴ、エンブレム
− 塗装面
− オーバー・フェンダ
製品はお子様の手の届かない安全な場
所に保管してください。
− 取外し可能なけん引アタッチメントの
ロックおよび留め金
処分の必要がある場合は、必ず適切な
場所で行ってください。
− 電動格納式ボール・ヒッチのシール
お車の状態が正規ポルシェ販売店で点検さ
れているか、そして10年間の長期保証が有
効であるかを確かめるために、正規ポルシ
ェ販売店では、お手入れの状態や整備状況
を点検させていただき、「整備手帳」にそ
の結果を記載します。
− パーキング・アシスタント・センサ
− ジェネレータ、バルブ・カバー
洗車
車を美しく保つには、日頃のお手入れが大
切です。こまめに洗車とワックスがけを行
ってください。道路に凍結防止剤がまかれ
る冬季が終わったら、車両の下まわりをて
いねいに洗ってください。
塩、砂じん、ばい煙、昆虫の死がい、鳥の
ふん、樹木から出る樹液や花粉は、車体に
付着している時間が長くなればなるほど、
塗装の傷みがひどくなります。
車の手洗いは洗車機を使用するよりも環境
を汚染する場合があります。
ブレーキ液タンクのキャップは清掃前
に必ずカバーをしてください。キャッ
プに直接ジェット水流を当てないでく
ださい。
洗車場を利用しないでグリース、オイ
ル、ごみなどの処理が適切に行われず
環境を汚染するケースが目立っていま
す。洗車・清掃は処理が適切に行われ
る場所で行うようにしてください。
タイヤを丸形ジェット・ノズルで洗浄
しないでください。不注意で高圧ノズ
ルからのジェット水流をタイヤにかけ
てしまった場合は、表面に傷が付いて
車のお手入れ
上記のコンポーネントを洗浄する場合
は、ジェット・ノズルを直接ジェネレ
ータに向けないでください。
使用するときは、メーカーから提供さ
れた取扱説明書を遵守してください。
平形ジェット・ノズルなどで洗浄する
場合は、最低50cm距離を置いてくだ
さい。
252
いないか、直ちに点検してください。
濃い色の塗装は、明るい色の塗装に比べて
非常に小さな傷(引っかき傷)でも目立ちます。
濃い色の塗装は、顔料の組成のために傷が
付きやすいので、特にこまめな手入れと注
意が必要です。
日差しの強いところや、車体がまだ熱
い間は洗車しないでください。
手で洗う場合、水を十分に使用し、柔
らかいスポンジか洗車用ブラシ、カ
ー・シャンプーを使用してください。
自動洗車機
ドア・ロック
自動洗車機を使用すると、取付けているオ
プション部品によっては傷を付ける恐れが
あります。
冬場にドア・ロックが凍結しないよう
に、洗車中はロック・シリンダにカバ
ーをしてください。
以下のパーツは特に破損の恐れがあります。
万一ロックが凍結した場合は、市販の
除氷剤を使用することもできますが、
温めたキーを差込むのも効果的です。
ただし、無理な力をかけないでくださ
い。
− ワイパー(間欠やセンサによる不意な
誤作動を防止するため、常にスイッチ
をOFFにしてください。
)
ポルシェ・カー・シャンプーを推奨致
します。
− ドア・ミラー(必ず格納してください。
)
車体によく水をかけ、主な汚れを洗い
流します。
− ルーフ・トランスポート・システム
(全て取り外してください。
)
洗剤を使った後は車を水で十分にすす
ぎ、革拭きします。
− スポイラ
ウィンドウには、ボディを洗ったとき
と同じ革を使用しないでください。
− ホイール(リムが広がり、タイヤ高が
低くなるにつれ、より破損が生じやす
くなります。
)
ブレーキが濡れていると、効きが悪くなっ
たり片効きになったりします。
自動洗車機を使用する前に担当者に確
認してください。
ブレーキ・ディスクを乾かした後、ペ
ダルを何度か踏んで制動能力を必ず確
かめてください。
緊急時に正常な制動が行えない場合が
あります。
ドア、トランク・リッドやエンジン・
フードの継目、ドアの下枠など洗車機
で洗えない箇所は手で洗い、柔らかい
革(セーム革など)で拭いてください。
車のお手入れ
253
ワックス
塗装
乾いた布で車体のほこりを払うと、ほ
こりの粒子で表面の塗装が削れてしま
い、つやがなくなったり、傷付いたり
することがあります。
車の塗装面は外的悪条件にさらされていま
す。強い日差し、雨、霜、雪等の気候的悪
条件が主なものです。その他にも塗装面は
紫外線、急速な温度変化、大気中のばい煙、
化学堆積物などの影響も絶え間なく受けて
います。美しい塗装面を長期間保つには、
定期的に細やかなお手入れを行うことが不
可欠です。
つや消し仕上げの部品にワックスや光
沢剤を使用すると、つや消し効果がな
くなります。
汚点、染み
塗装面は風化によってつやが失われていく
ので、頻繁にワックスがけを行ってください。
ワックスがけを行うことによって、塗装の
光沢と強度を保つことができます。また、
塗装面に汚れが付着したり、ばい煙が浸透
することを防ぎます。
タールの汚れ、グリース、昆虫の死が
いは洗っただけでは落ちません。そし
てこれらが塗装面に残ると、退色の原
因になります。ポルシェ指定のタール
除去剤か、昆虫除去剤で取除いてくださ
い。
洗車とお手入れの際に必ずワックスがけを
行うようにすると、新車時の光沢を長く保
つことができます。
処理を行った後は、直ちにその箇所を
洗い流してください。
洗車の後にポルシェ指定のワックスで
磨くか、洗車の後の最後のすすぎ水に
ポルシェ指定の液体ワックスを加えて
ください。
つやだし
通常のワックスがけでは満足なつやが出な
い時に限り、光沢剤を使用してください。
ポルシェ・ペイント・ポリッシュを推奨致
します。
小さな塗装の傷
亀裂、引っかき傷、飛石による塗装面
の小さな傷は、腐食が始まる前に、す
みやかに修理を行ってください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致しま
す。
既に腐食が見られる場合は、まず錆を完全
に取除きます。
つぎに、その箇所に防錆プライマを塗布し、
上塗り塗料で仕上げます。車両のペイン
ト・データ・プレートをみれば、ペイン
ト・コードやカラー番号がわかります。
「データ・バンク」(326ページ)を参
照してください。
254
車のお手入れ
エンジン・ルームの清掃
注 意
ジェネレータ、塗装面、エンジン・フード
の断熱材、バルブ・カバーなどを損傷する
恐れがあるので、直接ジェット水流を当て
ないでください。
丸型ジェット・ノズルの高圧洗浄装置
を使用しないでください。
洗浄する場合は最低50cm距離をおいて
ください。
高圧洗浄装置での洗浄前にブレーキ液
タンクのキャップには必ずカバーをし
てください。キャップに直接ジェット
水流を当てないでください。
上記のコンポーネントを洗浄する場合
は、ジェット・ノズルを直接ジェネレ
ータに向けないでください。
知識:
凍結防止塩の撒かれた道路を走行する場
合:
エンジン・ルームを定期的に清掃して
ください。
ウィンドウ
ウィンドウ・クリーナは、ウィンドウ
の内側にも外側にも使用できます。
ポルシェ・ウィンドウ・クリーナを推
奨致します。
サイド・ウィンドウを清掃する場合、TV
アンテナ*を破損しないでください。
セーム革を使用してウィンドウを清掃
する場合、同じ革をボディ塗装部分と
共用しないでください。ワックスや光
沢剤が革に付着し、それによってウィ
ンドウが汚れ、視界が悪くなることが
あります。
昆虫の死骸は、ポルシェ指定の昆虫除
去剤で取除いてください。
ワイパー・ブレード
視界を良好に保つには、ワイパー・ブレー
ドが完全な状態であることが不可欠です。
アンダーコーティング
下まわりは化学的、機械的ダメージに対し
て耐えるように保護されていますが、毎日
の走行でこの保護塗装も傷付きますので、
正規ポルシェ販売店で定期的に点検、修理
を受けてください。
警 告
エキゾースト・システムが火災になる恐れ
があります。
エキゾースト・マニホールドやエキゾ
ースト・パイプ、触媒コンバータ、ヒ
ート・シールドやその周辺にアンダー
コーティング剤を塗らないでください。
これらの箇所は運転中は高温になるの
で、保護剤を過熱し発火させることが
あります。
*日本仕様に設定はありません。
ワイパー・ブレードは年に1∼2回(冬季
の前後)
、またはワイパーの性能が劣化
した場合に交換してください。
ワイパー・ブレードはウィンドウ・ク
リーナで定期的に清掃してください。
特に自動洗車機で洗車後は、ウィンド
ウ・クリーナで清掃してください。
ポルシェ・ウィンドウ・クリーナを推奨
致します。
汚れがひどい場合(昆虫の死骸など)
はスポンジまたは布で清掃してください。
車のお手入れ
255
ヘッドランプ、ランプ類、
室内および外装のプラスチック部品
ヘッドランプ、ランプ類、プラスチッ
ク部分などの表面を清掃するには、清
潔な真水および少量の中性洗剤のみを
使用してください。表面が乾いた状態
で、清掃しないでください。柔らかい
スポンジまたは糸くずの出ない柔らか
い布を使用してください。優しく、あ
まり圧力をかけずに、表面を拭いてく
ださい。
ウィンドウ内側の清掃には、プラスチ
ック表面用のクリーナが適しています。
クリーナ容器に記載されている注意事
項にしたがってください。
ポルシェ・インテリア・ウィンドウ・
クリーナの使用を推奨します。
他の化学クリーナまたは溶剤を使用し
ないでください。
清浄な水で表面を洗い流します。
軽合金製ホイール
「自動洗車機」(253ページ)を参照し
てください。
金属粒子(ブレーキ・ダストに含まれる真
ちゅうや銅など)が軽合金に長い間付着し
ないように注意してください。接触性腐食
を起こし、ピッチング(小さなくぼみ穴)
が発生します。
ホイールをスポンジかブラシで、でき
れば2週間毎に洗ってください。冬季に
凍結防止剤が道路にまかれる地域や、
大気中にばい煙の多い地域では毎週洗
うようにしてください。
軽合金ホイール・クリーナ(pH値9.5)
をお使いください。洗剤のpH値が適切
でないものを使用すると、ホイールの保
護塗装が腐食されます。
ポルシェ純正軽合金ホイール・クリー
ナを推奨致します。
一般的な洗浄によく使用される酸素を溶か
す光沢剤や、研磨器具、研磨剤は、保護塗
装の酸素皮膜を破壊するため、使用しない
でください。
3ヶ月に1度は、洗浄後、腐食性のない
グリース(例:ワセリン)をホイール
に塗布してください。柔らかい布を使
って、グリースを表面によくすりこみ
ます。
256
車のお手入れ
警 告
ブレーキ・ディスクやブレーキ・キャリパ
にホイール・クリーナが付着すると、ブレ
ーキの効きが低下して、思わぬ事故を起こ
す恐れがあります。
ブレーキ・ディスクやブレーキ・キャ
リパにホイール・クリーナが付着しな
いように注意してください。
ブレーキ・システムにホイール・クリ
ーナが付着したときは、高圧の水で丁
寧に洗い流してください。
ブレーキ・システムに水をかけた後は、
ゆっくりと走行しながらブレーキをか
けて、ブレーキ・ディスクを乾燥させ
てください。
ドア、ルーフ、リッド、
ウィンドウ・シール
シールの汚れ(傷、汚れ、凍結防止の
塩など)は温かい石鹸水で定期的に洗
浄してください。
シールの洗浄には石鹸水のみを使用し、化
学洗浄剤は絶対に使用しないでください。
凍結の恐れのある場合は、ドアやリッドの
シールを適切なケア用品で保護してください。
インナー・ドア・シールに塗布されてい
る減摩コーティングは傷が付きやすいの
で洗浄しないでください。
本革のお手入れ
本革の特性
本革の表面に見られる天然のしわや傷、虫
が刺したような跡、模様の違い、色合いや
銀面における微妙なバリエーションが本革
の天然素材としての魅力を一層引き立てま
す。
特に知っていただきたいのはこの本革の特
徴です。革は厳選した最高級品質の本革を
使用しています。染色しない部分を残して、
天然の風合いを感じていただけるように仕
上げました。この素材は卓越した座り心地、
しなやかさ、風合いを特徴としています。
本革のお手入れおよび取扱い
白色の湿らせた柔らかい毛織物または
市販のマイクロ・ファイバー布を使用
して、定期的にお手入れしてください。
汚れがひどいときは、レザー・クリー
ナを使用してください。
容器の取扱説明書をよく読んでから使
用してください。
ポルシェ・レザー・クリーナを推奨致し
ます。
カーペットとフロア・マット
掃除機か、中程度の硬さのブラシを使
用してください。
汚れやしみはしみ抜き剤で除去します。
ポルシェ純正しみ抜き剤を推奨致しま
す。
カーペットの汚れを防止するため、フロ
ア・マットがポルシェ・カー・アクセサリ
として販売されています。
警 告
刺激性の強い洗剤や、硬い清掃洋品を使用
しないでください。
本革製メッシュ・トリムは、裏面まで湿ら
せないように注意してください。
思わぬ事故になる恐れがあります。
ペダル操作の妨げにならないようにフロ
ア・マットは確実に固定してください。
洗浄が終わったら、レザー・ケア剤でお手
入れしてください。シートは傷みが激しい
ので特にお手入れをお薦め致します。
ポルシェ・レザー・クリーナを推奨致しま
す。
車のお手入れ
257
エアバッグ
危 険
清掃方法が不適切な場合、エアバッグ・シ
ステムの故障を招き、重傷または致命傷を
引き起こす恐れがあります。
ステアリングのパッド、フロント・シ
ート、ルーフ・ピラー、ルーフ・ライ
ニングなどの部品を改造しないでくだ
さい。
これらの部品は正規ポルシェ販売店で
清掃を行ってください。
ファブリック・ライニング
ピラー、ヘッドライナー、サンバイザーな
どのファブリック・ライニングには適切な
洗浄剤、またはドライ・フォームと柔らか
い布を使用してください。
アルカンターラ
シートベルトのお手入れ
アルカンターラ部の清掃に革用手入れ剤を
使用しないでください。
シートベルトを洗浄する場合は、刺激
性の少ない洗剤を使用してください。
日常のお手入れとしてはカバーを柔らかい
ブラシで拭くだけで十分です。
ベルトを乾燥させるときは、直射日光
を避けてください。
研磨材を使用したり、強く擦ると、アルカ
ンターラの表面が傷むので注意してくださ
い。
適切な洗剤のみを使用してください。
軽度な汚れ
柔らかい布を水または中性のせっけん
水で濡らして、汚れを取除きます。
頑固な汚れ
柔らかい布をぬるま湯または薄めたク
リーニング用溶剤で濡らして、外側か
ら汚れた部分を軽くたたきます。
ベルトを染色および脱色しないでくだ
さい。ベルトの布地が弱り、安全性が
損なわれます。
車の保管
長期間保管をする場合は、正規ポルシェ販
売店にご相談ください。スタッフが適切な
腐食防止対策、お手入れ、メインテナンス、
保管などのアドバイスを致します。
「車の保管」に関する重要な情報が、他の
章にも記載されています。
「バッテリ」(298ページ)を参照して
ください。
バッテリの接続を切り離した状態で車を点
検するときは:
「緊急操作−ドア・ロッキング」
(15ペ
ージ)を参照してください。
258
車のお手入れ
万一のときのために
軽修理について ………………………… 260
タイヤとホイール ……………………… 261
ジャッキ ………………………………… 266
工具セット ……………………………… 266
コンプレッサー ………………………… 267
ホイール・ボルト ……………………… 267
スペーサ …………………………………268
パンク時の処置 ………………………… 269
電気系統 ………………………………… 288
バッテリ ………………………………… 298
リモート・コントロール用バッテリの
交換 ……………………………………… 308
ジャンパー・ケーブルによる始動 …… 309
バルブの交換 …………………………… 312
ヘッドランプ …………………………… 312
テール・ランプ ………………………… 318
ライセンス・ランプ …………………… 320
ヘッドランプの調整 …………………… 320
左側通行から右側通行への
変更に伴うヘッドランプの切換え …… 320
バルブ・リスト ………………………… 321
けん引とけん引による始動 …………… 322
万一のときのために
259
軽修理について
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店で実施され
るようお願い致します。十分なトレーニン
グを受けた経験豊かなスタッフが、最新の
技術情報と専用工具や専用装置を駆使し、
確かな整備をお約束致します。
お客様ご自身でメインテナンスされる場合に
つきましても細心の注意を払っていただくよ
うお願い致します。このような注意を払って
はじめて信頼できる走行が保証できます。
不適切な整備を行いますと、保証期間中で
も保証が適用されないことがあります。
停止表示板
停止表示板はラゲッジ・コンパートメント
の右側に収納されています。
工具セット
工具セットはラゲッジ・コンパートメント
のフロア・カバー下に収納されています。
応急処置セット*
応急処置セットは、右リア・シートの下に
保管されています。
「リア・シート」
(35ページ)を参照し
てください。
260
万一のときのために
警 告
メインテナンス作業は危険を伴いますので
十分に注意してください。致命的な事故、
怪我および火災になる恐れがあります。
バッテリや燃料系統の近くでは、喫煙
したり火気を近付けたりしないでくだ
さい。
整備は、屋外か、室内でも換気のよい
状況で行ってください。
加熱しているエンジン部品の近くで作
業をする場合は、火傷の危険性があり
ますので十分注意してください。
エンジン・ルーム内の部品の整備をす
る前にエンジンを停止し、十分冷やし
てください。
エンジンをかけたまま作業しなければ
ならない場合は、必ずパーキング・ブ
レーキをかけ、なおかつセレクタ・レ
バーを“P”の位置にします。
手、指、衣服の一部(ネクタイ、袖な
ど)や装飾品、長い髪などがファン、V
ベルト、その他の可動部に絡まること
のないように、特に注意してください。
ラジエータおよびラジエータ・ファンは
車両の前側にあります。
ラジエータ・ファンは、エンジンが停止
していても、クーラントの温度に応じて
作動することがあります。
ラジエータ・ファン付近で作業をする
場合は、エンジンおよびイグニッショ
ンをOFFにして怪我をする危険性があ
りますので十分注意して作業をしてく
ださい。
イグニッションがONのときは、点火装
置に接続されている全てのケーブルと
リード線に高電圧がかかっていますの
で、特に注意が必要になります。
もし、車の下に入って作業する場合は、
必ず強固なリフトで車体を持ち上げて
ください。ジャッキを使用することは
危険ですのでおやめください。
エア・サスペンション装着車:
「レベル・コントロールおよび車高調
整付きエア・サスペンション」(230ペ
ージ)を参照してください。
エンジン・オイル、ブレーキ液または
クーラントなどの液体は健康を害する
ので、取扱いの際は次のことに注意し
てください。
これらの液体はお子様の手の届かない
所で保管してください。
廃棄する場合は、法規に従ってくだ
さい。
*日本仕様に設定はありません。
タイヤとホイール
タイヤの寿命は、空気圧やホイール・アラ
インメントの他に、走行スタイルにも関係
しています。急加速、高速でのコーナー走
行、ブレーキの酷使はタイヤの摩耗を早め
ます。また、高い外気温や悪路での走行で
は、トレッドの摩耗も大きくなります。エ
ンジン同様、タイヤも正常な状態で使用さ
れなければなりません。正しく取扱うこと
により、長時間にわたり、安全なドライビ
ングが保証されます。
安全のためにも、これから説明されるタイ
ヤの取扱いに関する項目を守ってください。
「オフロード走行後」(223ページ)を
参照してください。
荷重と速度
過積載に注意してください。ルーフに
規定重量を超える荷物を積まないでく
ださい。過積載状態に加え、
− 不適切なタイヤ空気圧
− 高速走行
− 高い外気温(例:真夏の暑い日)
は、きわめて危険です。
タイヤの空気圧
タイヤの規定の空気圧に保ってください。
タイヤの規定空気圧は確認することができ
ます。
− 運転席ドアの後端部に表示されていま
す。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
表示されている規定空気圧は、タイヤが冷
えているとき(20℃)のもので最低値を示
しています。
空気圧は最低でも2週間毎に点検してく
ださい。また必ずタイヤが低温状態の
ときに行ってください。
タイヤ空気圧モニタリング・システム
装着車の場合:
「タイヤ空気圧」
(82ページ)を参照し
てください。
タイヤの温度が上昇すると空気圧は上昇し
ます。
タイヤの温度が上昇した状態で空気を
抜くと、温度が下がったときに空気圧
が最低値以下になってしまうために注
意が必要です。
バルブ・キャップはバルブからの空気漏れ
を防ぎ、誇りや汚れが入るのを防ぎます。
必ずキャップを完全に締めてください。
紛失した場合は、直ちに新しいキャッ
プを取付けてください。
空気圧が不十分だとタイヤが過熱し、見え
る見えないに関わらずタイヤに損傷を与え
ます。このような損傷は空気圧を正しく調
整しても直りません。
タイヤの破損
「高圧洗車装置」(252ページ)を参照
してください。
警 告
目に見えないような傷でも、高速走行時に
はそれが原因でタイヤがバーストすること
があります。
定期的にタイヤ(側面も含む)を点検
し、異物、欠け、きり傷、き裂、側面
のふくれ等がないか調べてください。
縁石は速度を落として、なるべく直角
に乗り越えてください、また急な縁石
や尖った縁石を乗り越えるのはやめて
ください。
衝撃の強さによっては、リムも損傷す
ることがあります。リムの特に内側が
損傷している可能性がある場合には、
専門家による点検を受けてください。
以下の場合、安全のためにタイヤ交換をお
薦め致します。
− タイヤに不具合がある場合、状況から
判断してタイヤの層が損傷している可
能性がある場合
− 空気圧の低下や損傷のためにタイヤが
過熱したり異常な負荷がかかり過ぎた
可能性がわずかでもある場合
万一のときのために
261
タイヤの保管
知識:
破損したタイヤは絶対に修理して再使用し
ないでください。
オフロード走行した場合は、タイヤに
亀裂、損傷、異物の挟まりなどの異常
がないか確認してください。必要な場
合は、タイヤを交換してください。
縁石
高速で縁石を乗り越えたり、縁石の鋭角部
分や尖ったもの(石など)にタイヤが当た
ると、その衝撃で目に見えない損傷が生じ
ます。その時点では気付かなくても、後で
高速走行時にタイヤが破損することがある
ため事前に点検を行う必要があります。く
れぐれもご注意ください。
タイヤは常に乾燥した場所に保管してく
ださい。ホイールに取付けていないタイ
ヤは立たせた状態で保管してください。
燃料、オイル、グリース等に触れない
ようにしてください。
「タイヤは保管して古くなった方が摩耗し
にくくなる」といった説がありますが、こ
れはまったくの誤りです。時間がたつと、
ゴムに伸縮性を与えるために添加されてい
る化学薬品の効果がなくなり、ゴムがもろ
くなってしまうため、製造後6年以上たっ
たタイヤは使用しないでください。
タイヤの製造時期は側面のDOTコードでわ
かります。例えば、コードの下4桁が1204
となっていたら、2004年の第12週目に製造
されたタイヤということになります。
トレッド(溝)
トレッドが浅くなればなるほど、ハイドロ
プレーニング現象の起こる危険性が高くな
ります。
安全のため、トレッドの溝にスリッ
プ・サイン(深さ1.6ミリ以下)が見え
てきたらタイヤを交換してください。
タイヤは定期的に点検してください。
特に長距離走行の前後には、入念に点
検をしてください。
262
万一のときのために
ホイール・バランス
安全で快適なドライブを楽しんでいた
だくために、サマー・タイヤは春に、
スノー・タイヤは冬に入る前にホイー
ル・バランスの調整を受けてください。
ウエイトは必ず認可されたものを使用して
ください。接着タイプのウエイトは洗浄剤
により落下することがありますので、ホイ
ールの清掃の際は注意してください。
トレッドの摩耗に偏りがあるのは、ホイー
ルのバランス不良を意味します。
ホイールの交換
ホイールを取外すときは、回転方向と各
ホイールの位置をマークしてください。
例:
FR(右前)
、FL、RRおよびRL
マークした通りにタイヤを取付けてく
ださい。
ホイール・アライメント
トレッドの摩耗に偏りがあるのは、ホイー
ルのアライメント不良を意味します。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
警 告
不具合の原因をそのままにして運転をつづ
けると車両をコントロールできなくなるこ
とがあり、たいへん危険です。
走行中に、不規則な回転振動が発生し、タイ
ヤまたは車が損傷した可能性がある場合:
急激なブレーキ操作を行わないように、
スピードを落としてください。
停車して、タイヤを点検しても不具合
箇所が判明しない場合には、慎重な運
転を心掛け、最寄りの正規ポルシェ販
売店まで車両をお持ちください。
ポルシェ車に関する全ての整備点検に
つきましては、正規ポルシェ販売店で
の実施を推奨致します。十分なトレー
ニングを受けた経験豊かなスタッフが、
最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
タイヤ交換
新しいタイヤを取り付ける前に、最新
の認可事情について正規ポルシェ販売
店にお尋ねください。
ポルシェ社によってテスト、認証され
たタイヤメーカーの製品のみをご使用
ください。
基本的にタイヤの組み合わせは同じメーカ
ーの同じ仕様番号(N0、N1など)のもの
に限定してください。
新しいタイヤはグリップ性能が十分で
はないので、交換後100∼200kmは必要
以上に高速で走行しないでください。
フロントまたはリア・タイヤのみ交換した
場合は、前後タイヤのトレッド溝深さに差
があるので、それまでの走行とはっきりし
た違いが感じられます。この違和感は特に
リア・タイヤを交換した場合に顕著になり
ます。走行距離が伸びるにつれて違和感は
しだいに減少していきます。
ハンドリングの変化に応じた運転を行
ってください。
タイヤの交換はかならず整備工場などで行
ってください。
不良タイヤを1個のみ交換する場合は、左
右タイヤのトレッド溝深さに30%以上の差
がないように注意してください。
過去の使用歴が不明な場合は、中古タ
イヤを使用しないでください。
バルブ
プラスチック・バルブ・キャップのみ
を使用してください。
ラバー・バルブはタイヤ交換時にかならず
交換してください。スチール・バルブは純
正品のみを使用し、取り付けまたは交換手
順に従ってください。
スチール・バルブの交換は、規定の取り付
けまたは交換手順に従ってください。
ポルシェ純正スチール・バルブまたはポル
シェ社の要求する性能、品質規準を満たす
同等部品を使用してください。
バルブの汚れを防ぐため、必ずバル
ブ・キャップを取り付けてください。
バルブが汚れると、タイヤ空気圧減少
の原因となります。
万一のときのために
263
冬用タイヤは降雪や凍結のシーズンが
近付いたら早めに、4輪全てに装着して
ください。冬用タイヤに関しては最寄
りの正規ポルシェ販売店にご相談くだ
さい。
知識:
外気温が7℃を下回る場合、冬用タイヤを
装着されることをお勧めします。
冬用タイヤはトレッドの深さが4mm以下に
なると機能が低下します。
オールラウンド・タイヤ、オール・シー
ズン・タイヤ、オフロード・タイヤは
M+Sタイヤのカテゴリーに属します。
最高制限速度表示ステッカー
冬用タイヤ
警 告
走行道路の遵守速度を守ってください。思
わぬ事故を起こす恐れがあります。
最高制限速度を超えないように走行し
てください。
最高制限速度を表示したステッカーを
運転手の目に付く位置に貼ってくださ
い。
国で定められた速度で走行してくださ
い。
264
万一のときのために
ホイールの交換
ホイールを取外すときは、回転方向と各
ホイールの位置をマークしてください。
例:
FR(右前)
、FL、RRおよびRL
マークした通りにタイヤを取付けてく
ださい。
スノー・チェーン
スノー・チェーンを装着するときは全ての
タイヤに装着してください。
前輪または後輪のみ(後輪が望ましい)に
スノー・チェーンを装着して走行すること
も可能です。
18インチ・タイヤ、スノー・チェーン、
コラプシブル・スペア・タイヤを装着
するときは、スペーサを取外してくだ
さい。
注 意
スノー・チェーンを装着するときは、必ず
スペーサを取外してください。特にリア・
ホイールのスペーサを取付けたまま、スノ
ー・チェーンを装着すると、ホイール・ハ
ウジングを損傷する恐れがあります。
スノー・チェーンを装着する前に、リ
ア・ホイールの17 mmスペーサを、必
ず取外してください。
スペーサについては:
「スペーサ」(268ページ)を参照して
ください。
スペーサの取外しについては:
「17 mmスペーサの取外し」
(276ペー
ジ)を参照してください。
チェーンとホイール・ハウスの間に十
分なクリアランスをとるため、ポルシ
ェ社が推薦、認可したファイン・リン
ク・チェーンのみをご使用ください。
「タイヤ、ホイール、トレッド」(330
ページ)を参照してください。
スノー・チェーンを装着する前に、ホ
イール・ハウスの内側の固まった雪と
氷を取除いてください。
スノー・チェーンを装着したときは
50km/h以下で走行してください。ただ
し、道路の法定速度およびスノー・チ
ェーン、メーカーの規定する速度につ
いても遵守してください。
T = 190km/hまで
H = 210km/hまで
V = 240km/hまで
W = 270km/hまで
Y = 300km/hまで
知識:
A - タイヤ幅(mm)
B - 扁平率(%)
C - タイヤ構造記号(ラジアル)
D - リム径(インチ)
E - ロードインデックス
F - 速度記号
ラジアル・タイヤの記号
定格最高速度が規定最高速度に満たな
いタイヤは、タイヤ・サイドウォール
にM+S識別が記載されている場合に限
り、取付けることができます。
ウィンター・タイヤに加え、オール・
シーズン・タイヤおよびオール・ラウ
ンド・タイヤも速度制限が適用され、
上記識別が記載されている必要がある
ことに注意してください。
軽合金ホイールの記号
G - リム幅(インチ)
H - フランジ形状記号
I - ドロップ・センター・リム記号
J - リム径(インチ)
K - ダブル・ハンプ
L - リム・オフセット(mm)
リム幅(インチ)Gおよびリム・オフセッ
トLは外側から見えます。この表示はタイ
ヤ・バルブの側にあります。
速度記号
速度記号Fはそのタイヤの最高許容速度を
示します。
この記号はタイヤのサイド・ウォールに表
示されています。
万一のときのために
265
警 告
車からジャッキが外れて致命的な怪我をす
る恐れがあります。
ジャッキはタイヤ交換のときのみ使用
してください。
車の下にもぐって作業を行なう場合は、
専用のスタンドを使用してください。
ジャッキを使用して作業を行なわない
でください。
リフトまたはトロリ・ジャッキによ
る車両のリフト・アップ
A - 工具セット
B - コンプレッサー
ジャッキ
ジャッキはラゲッジ・コンパートメントの
床下にある工具セットAにセットされてい
ます。
「タイヤ交換」(275ページ)を参照し
てください。
車体をリフトアップする際には、ジャ
ッキ・ポイントで行ってください。
車両をリフトに移動させる際には、リ
フトのプラット・フォームと車体の間
に十分なスペースがあることを確認し
てください。
エンジン、トランスミッション、およ
びアクスルでのジャッキ・アップは決
して行わないでください。怪我をする
恐れがあります。
266
万一のときのために
工具セット
工具セットおよびプレッシャ・テスター付
きコンプレッサーはラゲッジ・コンパート
メントのフロア下に収納されています。
知識:
ドライバーはホイール・ボルト・レンチ
のハンドル部に収納されています。
コンプレッサー
締付けトルク
レベル・コントロール非装着車では、プレ
ッシャ・テスター付きコンプレッサーがラ
ゲッジ・コンパートメントのフロア下に収
納されています。
ホイール・ボルトは160Nm(16.3kg-m)の
力で締め付けてください。
盗難防止ホイール・ボルト
「エア・サスペンション非装着車のタ
イヤ空気充填」(280ページ)を参照し
てください。
このソケットは、工具セットの中に入って
います。
レベル・コントロール装着車では、レベル・
コントロール用のコンプレッサーを使用し
てタイヤに空気を入れることができます。
アダプタ・ホースが左リア・シート下に備
えられています。
盗難防止ホイール・ボルトの取外しや取付
けを行うには、山が特殊な形状になってい
るソケットをアダプタとして、ホイール・
ボルトとホイール・ボルト・レンチの間に
挿入してください。
「リア・シート」
(35ページ)を参照し
てください。
ホイール・ボルト
タイヤ交換時などホイール・ボルトを
外したときは清掃してください。
知識:
ホイール・ボルトにはグリースを絶対
に塗らないでください。
ホイール・ボルトを交換する際は、必
ずポルシェ・カイエン用の純正ホイー
ル・ボルトを使用してください。
ポルシェ純正ホイール・ボルト、また
はポルシェ社の要求する性能、品質規
準を満たす同等部品を使用してくださ
い。
ソケット・レンチの位置を決める場合、
ホイール・ボルトの山に完全に結合し
ていることを確認してください。
知識:
修理工場で修理するためにホイールを外す
必要がある場合、車のキーと一緒に盗難防
止ホイール・ボルト用のソケットも忘れず
お渡しください。
リア・ホイールに17mmスペーサを取付け
ている車両では、スチール製のホイール・
ナットを使用しています。このホイール・
ナットには、盗難防止装置が付いていませ
ん。
万一のときのために
267
スペーサ
スペーサは、ポルシェ社が認可したホ
イールだけに使用してください。
スペーサを取付ける前に、最新の認可
ホイールを確認してください。詳しく
は、正規ポルシェ販売店にご相談くだ
さい。
18インチ・タイヤ、スノー・チェーン、
コラプシブル・スペア・タイヤを装着
するときは、スペーサを取外してくだ
さい。
警 告
18インチ・タイヤまたはコラプシブル・ス
ペア・タイヤを装着するときは、必ずスペ
ーサを取外してください。
18インチ・タイヤまたはコラプシブ
ル・スペア・タイヤを装着する前に、
17 mmスペーサを必ず取外してくださ
い。ホイールが正しく装着できません。
注 意
スノー・チェーンを装着するときは、必ず
スペーサを取外してください。特にリア・
ホイールのスペーサを取付けたまま、スノ
ー・チェーンを装着すると、ホイール・ハ
ウジングを損傷する恐れがあります。
268
万一のときのために
スノー・チェーンを装着する前に、リ
ア・ホイールの17 mmスペーサを、必
ず取外してください。
知識:
スペーサの取外しについては:
「17 mmスペーサの取外し」
(276ペー
ジ)を参照してください。
スペーサの取付けについては:
「17 mmスペーサの取付け」
(277ペー
ジ)を参照してください。
パンク時の処置
1. できるだけ道路の脇に寄り停車します。
固くて平らな固定しやすい場所に駐車
してください。
2. ハザード・ランプを点滅させます。
3. パーキング・ブレーキをしっかりかけ
ます。
4. セレクタ・レバーを“P”レンジにしま
す。
5. フロント・ホイールをまっすぐにしま
す。
6. エンジンが始動しないように、イグニ
ッション・キーを引抜き、ステアリン
グをロックします。
A - 折りたたみ式輪止め
7. 全乗員を、安全な場所に降ろします。
8. 停止表示板を適切な位置に置きます。
車両の固定
3. 交換するタイヤの対角線上になるタイ
ヤの前後に輪止めを置きます。
工具セットに同梱の折りたたみ式輪止めA
を使用して、車両が動き出さないように固
定します。
1. 輪止めの部分1を伸ばします。
2. 伸ばした輪止めを部分2にはめ込みま
す。
万一のときのために
269
レベル・コントロール非装着車では、タイ
ヤ・シーラントおよびプレッシャ・テスタ
ー付きコンプレッサーがラゲッジ・コンパ
ートメントのフロア下の収納スペースに保
管されています。
タイヤ・シーラントの構成:
− 充填ボトル
− 充填ホース
− バルブ回し
− スペア・バルブ・インサート
警 告
A - 充填ボトル
B - 充填ホース
タイヤ・シーラント
タイヤ・シーラントはタイヤ・トレッドに
ついた小さな切傷の補修に使用できます。
タイヤ・シーラントによるタイヤの補修は
緊急な場合にかぎります。近くの整備工場
までは運転していくことができますが、タ
イヤの気密性が確保されたとしても、緊急
時に短距離を走行するに留めてください。
270
万一のときのために
思わぬ事故を起こす恐れがあります。
タイヤ・シーラントは4mm以下の切傷
や刺傷のみに使用してください。
リムが損傷している場合は、タイヤ・
シーラントを使用しないでください。
警 告
シーラントは可燃性が高く、有害な物質な
ので十分注意してください。
タイヤ・シーラントを取扱う際は、炎、
裸火、喫煙は厳禁です。
皮膚、目、衣服に付着しないように注
意してください。
お子様の手の届かない場所に置いてく
ださい。
気化ガスを吸込まないでください。
シーラントが付着した場合:
皮膚に付着したり、目に入った場合は
ただちに洗い流してください。
付着した衣服はすぐに着替えてくださ
い。
アレルギー反応がある場合は至急医師
の診察を受けてください。
シーラントを飲込んだ場合は、ただち
に口の中を十分にゆすぎ、大量の水を
飲んでください。嘔吐せずに、至急医
師の診察を受けてください。
これで充填ボトルが使用できます。
6. タイヤ・バルブFからバルブ・キャップ
を外します。
7. バルブ回しDを使用してバルブ・イン
サートEをタイヤ・バルブから取外しま
す。バルブ・インサートは、乾いた汚
れのない場所におきます。
8. 充填ホースのプラグCを取外します。
9. 充填ホースをタイヤ・バルブに押し付
けます。
10. 充填ボトルをタイヤ・バルブより上に
持上げ、ボトルを強く握って中身を完
全にタイヤに充填します。
A - 充填ボトル
B - 充填ホース
C - 充填ホースのプラグ
D - バルブ回し
E - バルブ・インサート
F - タイヤ・バルブ
シーラントの充填
1. タイヤの空気が抜けた原因となったも
のは、タイヤに残しておきます。
2. ラゲッジ・コンパートメントからシー
ラントおよび同封のステッカーを取出
します。
3. ステッカーはドライバーから見える位
置に貼付けます。
4. 充填ボトルAを振ります。
5. 充填ホースBを充填ボトルにねじ込みます。
11. 充填ホースをタイヤ・バルブから抜き
ます。
12. バルブ回しを使用してバルブ・インサ
ートをタイヤ・バルブにしっかりねじ
込みます。
13. 指定のタイヤ空気圧をセットし、タイヤ
に空気を入れます。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
、
マルチ・ファンクション・ディスプレイ
の「タイヤ・シーラント/シール・セッ
ト」
(88ページ)を参照してください。
14. バルブ・キャップをタイヤ・バルブに
ねじ込みます。
15. 約10分間走行してからタイヤ空気圧を
点検してください。
タイヤ空気圧が1.5bar/22psi未満の場合
は、運転を中止してください。
タイヤ空気圧が1.5bar/22psi以上の場合
は、指定のタイヤ空気圧に調整してく
ださい。
16. スペア・タイヤに不具合が発生したら、
正規ポルシェ販売店にて点検を受けて
ください。ポルシェ車に関する全ての
整備点検につきましては、正規ポルシ
ェ販売店での実施を推奨致します。十
分なトレーニングを受けた経験豊富な
スタッフが、最新の技術情報と専用工
具や専用装置を駆使し、確かな整備を
お約束いたします。
知識:
はみ出したシーラントは乾燥すると細かく
剥がれ落ちます。
警 告
思わぬ事故を起こす恐れがあります。
あくまでも応急的な処置なので、でき
るだけ早く専門整備工場でタイヤを交
換してください。
急加速やカーブを高速で走行すること
は避けてください。
80km/hの最高速度を遵守してください。
シーラントに関するコンプレッサーの安
全および取扱説明書を遵守してください。
万一のときのために
271
ジャッキ・アップ
警 告
車からジャッキが外れて致命的な怪我をす
る恐れがあります。
ジャッキ・アップしてタイヤを交換す
る場合は、車両に誰も乗車しないでく
ださい。
坂道または安全が確保できない道路脇
でのジャッキ・アップはしないでくだ
さい。
ジャッキはタイヤ交換時に車体を持上
げる目的のみに使用してください。
車両の下にもぐる場合は、適切なリジッ
ド・ラックなどで車体を支えてください。
ジャッキは車体を支えるためには使用
できません。
タイヤ交換中にレベル・コントロールが作
動して怪我をする恐れがあります。
タイヤ交換時には車両をジャッキ・モ
ードに設定してください。
「レベル・コントロールおよび車高調
整付きエア・サスペンション」(230ペ
ージ)を参照してください。
車が動き出し、怪我または車が損傷する恐
れがあります。
車両が動き出さないように固定してく
ださい。
272
万一のときのために
「車両の固定」(269ページ)を参照し
てください。
知識:
車両のジャッキ・ポイントから汚れを取除
いてください。
1. 交換するタイヤのホイール・ボルトを
わずかにゆるめます。
2. ジャッキは、必ず指定のジャッキ・ポ
イントにセットします。ジャッキの足
が浮かないようにして、ジャッキ・ポ
イントの真下にジャッキを置いてくだ
さい。必要に応じて適切なリジッド・
ラックを使用してください。
3. ジャッキを動かないように固定して、
ジャッキの皿がジャッキ・ポイントに
接触するまでジャッキを上げます。
交換するタイヤが地面からちょうど離
れるくらいまで車両を上げます。
4. 車体を下げたあと、ジャッキを取外し
てください。
フロント・ジャッキ・ポイント
指定のジャッキ・ポイント
ジャッキは、必ず図に示したジャッ
キ・ポイントAまたはBにセットしま
す。
リア・ジャッキ・ポイント
フロント・ジャッキ・ポイント
リア・ジャッキ・ポイント
ランニング・ボード装着車のジャッキ・
ポイント
ジャッキは必ず図に示したジャッキ・
ポイントCまたはDにセットします。
万一のときのために
273
フロント・ジャッキ・ポイント
リア・ジャッキ・ポイント
サイド・メンバ・パネル装置車のジャッ
キ・ポイント
2. ジャッキ・ポイントFまたはHにジャッ
キをセットします。
車両のサイド・メンバ・パネルからカバー
を取外したところにジャッキ・ポイントが
あります。
1. キャップEまたはGを下側のハンドル部
分を矢印方向に引いて取外します。
3. サイド・メンバ・パネルの穴に合わせ
てキャップEまたはGを完全に挿入し、
かみ合いが確認できるまで、押し込み
ます。
274
万一のときのために
6. 必要に応じて、タイヤに空気を充填し
ます。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
マルチ・ファンクション・ディスプレ
イの「タイヤ空気圧メニュー」画面
(84ページ)を参照してください。
7. 車両を下ろし、ジャッキを取外します。
8. 対角線の順に、ホイール・ボルトを完
全に締付けます。
知識:
タイヤ交換
1. 上側のホイール・ボルトを外します。
2. 工具セットに入っているタイヤ組付け
補助工具を、外したホイール・ボルト
の代わりに取付けます。
タイヤを交換したら、できるだけ速や
かにトルク・レンチを使用してホイー
ル・ボルトのトルクを点検してくださ
い。締付けトルクは160Nmです。
3. 残りのホイール・ボルトを外します。
「ホイール・ボルト」(267ページ)を
参照してください。
4. タイヤを交換します。
5. ホイール・ボルトを挿入し、手で仮締
めします。組付け補助工具を外し、代
わりにホイール・ボルトを取付けます。
ホイールの中心がずれないように、対
角線の順に仮締めします。
万一のときのために
275
17mmスペーサの取外し
警 告
18インチ・タイヤまたはコラプシブル・ス
ペア・タイヤを装着するときは、必ずスペ
ーサを取外してください。
18インチ・タイヤまたはコラプシブ
ル・スペア・タイヤを装着する前に、
17 mmスペーサを必ず取外してくださ
い。ホイールが正しく装着できません。
注 意
スノー・チェーンを装着するときは、必ず
スペーサを取外してください。特にリア・
ホイールのスペーサを取付けたまま、スノ
ー・チェーンを装着すると、ホイール・ハ
ウジングを損傷する恐れがあります。
スノー・チェーンを装着する前に、リ
ア・ホイールの17 mmスペーサを、必
ず取外してください。
18インチ・タイヤ、スノー・チェーン、
コラプシブル・スペア・タイヤを装着す
るときは、スペーサを取外してください。
ホイールまたはスペア・タイヤを取付
けるとき、取付け位置を決めるための
タイヤ組付け補助工具を使用する必要
はありません。
スペーサについては、
「スペーサ」
(268
ページ)を参照してください。
276
万一のときのために
プーラー
1. 工具セットのプーラーDを使用して、
ホイール・ナットのプラスチック・カ
バーを取外します。
2. ホイール・ナットを取外し、ホイール
を取外します。
ホイールの中心がずれないように、対
角線の順に仮締めします。
8. 必要に応じて、タイヤに空気を充填し
ます。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
マルチ・ファンクション・ディスプレ
イの「タイヤ空気圧メニュー」画面
(82ページ)を参照してください。
9. 車両を下ろし、ジャッキを取外します。
10. 対角線の順に、ホイール・ボルトを完
全に締付けます。
知識:
3. スペーサを取付けているホイール・ボ
ルトAをゆるめ、取外します。
4. スペーサを取外します。
5. 工具セットに入っているタイヤ組付け
補助工具を、外したホイール・ボルト
の代わりに取付けます。
タイヤを交換したら、できるだけ速やかに
トルク・レンチを使用してホイール・ボル
トのトルクを点検してください。締付けト
ルクは160Nmです。
17 mmスペーサの取付け
1. ホイールを取外します。
2. ホイールを取付けていたホイール・ボ
ルトAを使用して、スペーサを取付け
ます。
スペーサを取付け、ホイール・ボルト
Aを対角線の順に完全に締付けます。
締付けトルクは160Nmです。
3. ホイールを取付けます。
ホイール・ナットは純正品を使用して
ください。
締付けトルクは160Nmです。
ホイール・ナットを締付けた後、プラ
スチック・カバーを取付けます。
知識:
ホイール・ナットには、盗難防止装置が付
いていません。
取外したスペーサ、ホイール・ナット、
プラスチック・カバーを紛失しないよ
うに収納してください。
6. ホイールを取付けます。
7. スペーサを取付けていたホイール・ボ
ルトAを使用して、ホイールを固定し
ます。
ホイール・ボルトAを挿入し、手で仮
締めします。
タイヤ組付け補助工具を外し、代わり
にホイール・ボルトを取付けます。
万一のときのために
277
コラプシブル・スペア・タイヤ
警 告
コラプシブル・スペア・タイヤはラゲッ
ジ・コンパートメントのフロア下の収納ス
ペースにあります。
思わぬ事故を起こす恐れがあります。
コラプシブル・スペア・タイヤの使用
は緊急時に短距離を走行する場合にか
ぎります。安全上の理由から、スリッ
プサイン(タイヤ溝の高さ、1.6mm)が
現れる前にタイヤを交換してください。
知識:
カイエン・ターボ・ハイ・パフォーマン
ス・キット装着車には、コラプシブル・ス
ペア・タイヤは装備されていません。
ポルシェ・スタビリティ・マネージメ
ント(PSM)システムを解除しないで
ください。
17 mmスペーサ装着車:
コラプシブル・スペア・タイヤを装着
する前に、リヤ・ホイール・スペーサ
を必ず取外してください。
スペーサについては:
「スペーサ」(268ページ)を参照して
ください。
スペーサの取外しについては:
「17 mmスペーサの取外し」
(276ペー
ジ)を参照してください。
1. ロータリー・ノブAを取外し、ボルトB
に取付けます。
2. ボルトを外し、コラプシブル・スペ
ア・タイヤを取出します。
3. 車両をジャッキ・アップしたまま、空
気を入れていない状態でコラプシブル・
スペア・タイヤを車両に取付けます。
「タイヤ交換」(275ページ)を参照し
てください。
4. タイヤを膨らませます。
「冷間時のタイヤ空気圧」
(331ページ)
を参照してください。
278
万一のときのために
急加速やカーブを高速で走行すること
は避けてください。走行特性を変えな
いため、また摩耗防止の理由から
80km/hの最高速度を遵守してくださ
い。
別車種のコラプシブル・スペア・タイ
ヤを使用しないでください。
ご自分の車のコラプシブル・スペア・
タイヤを他の車両に装着しないでくだ
さい。
一度に装着するコラプシブル・スペ
ア・タイヤは1個までとします。
エア・サスペンション装着車ではタイ
ヤ充填コネクタはコラプシブル・スペ
ア・タイヤに空気を入れる場合にのみ
使用してください。
コラプシブル・スペア・タイヤを使用し
た後
バルブを緩めて空気を逃します。その
後、数時間経過しないと、タイヤは元
の形状に戻りません。
知識:
コラプシブル・スペア・タイヤは元の形状
に戻してからでないと、ラゲッジ・コンパ
ートメントのコラプシブル・スペア・タイ
ヤ収納場所に収納できません。
知識:
パンクしたタイヤは、工具セットの中にあ
るプラスチック・シートに置いてください。
コラプシブル・スペア・タイヤの修理はタ
イヤ製造元でのみ修理することができます。
スペア・タイヤに不具合が発生したら、
正規ポルシェ販売店にて点検を受けて
ください。ポルシェ車に関する全ての
整備点検につきましては、正規ポルシ
ェ販売店での実施を推奨致します。十
分なトレーニングを受けた経験豊富な
スタッフが、最新の技術情報と専用工
具や専用装置を駆使し、確かな整備を
お約束いたします。
万一のときのために
279
エア・サスペンション非装着車の
タイヤ空気充填
3. エンジン・ルームのカバーAを取外し
ます。
1. コンプレッサーの前面のカバーを開き
ます。
4. コンプレッサーのクランプをジャンパ
ー・ケーブル用端子に接続します。
以下の手順を遵守してください。
2. コンプレッサーの充填ホースAをタイ
ヤ・バルブにねじ込みます。
+ =ジャンパー・ケーブル用プラス(+)端子
– =ジャンパー・ケーブル用マイナス(−)端子
− ジャンパー・ケーブル用プラス(+)
端子のキャップを開きます。
− プラス(+)ケーブルB(赤)をジャ
ンパー・ケーブル用プラス(+)端子
に接続します。
− マイナス(−)ケーブルC(黒)をジ
ャンパー・ケーブル用マイナス(−)
端子に接続します。
280
万一のときのために
注 意
空気充填作業中はコンプレッサーの充填ホ
ースが熱くなることがあるため火傷をする
恐れがあります。
手袋を着用してください。
5. スイッチDでコンプレッサーをONにし
ます。
2∼3分で必要な充填圧力に達します。
6. スイッチDでコンプレッサーをOFFにし
ます。
7. プレッシャ・テスターEで充填圧力を点
検します。測定圧力に応じて、圧力を
抜くか、さらに空気を充填します。
充填圧力を再度点検します。
8. コンプレッサーの充填ホースを抜きま
す。
エア・サスペンション非装着車の
充填圧力抜き
1. スイッチDでコンプレッサーをOFFにし
ます。
2. 正しい充填圧力が得られるまでエア・
ブリード・スクリューFを開きます。
万一のときのために
281
エア・サスペンション装着車のタ
イヤ空気充填
1. 左リア・シートのループAを引いてシ
ート・クッションを持上げます。
2. シート・クッションを前方に(矢印B)
引き出します。
3. シート・クッションをまっすぐ起こし
ます。
282
万一のときのために
4. 固定ベルトのマジック・テープを外し
ます。
5. タイヤ充填ホースをバッグから取出し
ます。
6. 右フロント・シートの足元にあるカバ
ーAを取外します。
警 告
機器の操作を誤ると負傷および損傷の恐れ
があります。
この機器は本車両のタイヤの空気充填
または空気抜きにのみ使用してくださ
い。
9. イグニッションをONにします。
10. 正しい充填圧力が得られるまでハン
ド・バルブDを押します。
空気充填時はプレッシャ・テスターC
でタイヤ空気圧をモニターします。
B - コンプレッサーとの接続スクリュー
C - プレッシャ・テスター
D - タイヤ充填用ハンド・バルブ
E - エア・ブリード・スクリュー
F - タイヤ・バルブとの接続フィラー
7. 接続スクリューBをコンプレッサー接
続部(右側フロント・シートの足元)
にねじ込みます。
知識:
コンプレッサーにはオーバーヒートに対す
る保護機能が付いており、必要に応じて自
動的に停止します。自動停止した場合は、
コンプレッサーが冷えるまで2∼3分待って
ください。
エア・サスペンション装着車の充
填圧力抜き
正しい充填圧力が得られるまでエア・
ブリード・スクリューEを開きます。
空気充填時はプレッシャ・テスターC
でタイヤ空気圧をモニターします。
11. 接続スクリューをコンプレッサー接続
部から外します。
12. 接続フィラーをタイヤ・バルブから外
します。
13. タイヤ充填ホースをバッグに収納しま
す。
8. 接続フィラーFをタイヤ・バルブにねじ
込みます。
万一のときのために
283
スペア・タイヤ
警 告
スペア・タイヤのホイール・サイズ、タイ
ヤ・サイズ、タイヤ品質はノーマル・タイ
ヤとは異なる場合があります。ノーマル・
タイヤとは異なるスペア・タイヤを使用す
る場合は、走行特性が損なわれる恐れがあ
ります。
スペア・タイヤの使用は緊急時に短距
離を走行する場合に限ります。
安全上の理由から、スリップサイン
(タイヤ溝の高さ、1.6mm)が現れる前
にタイヤを交換してください。
ポルシェ・スタビリティ・マネージメ
ント(PSM)システムを解除しないで
ください。
スペア・タイヤのタイヤが製造から4年
を超える場合は、パンク時のみの使用
に限ってください。
急加速やカーブを高速で走行すること
は避けてください。
取付けたスペア・タイヤが他の3つのタ
イヤと異なる場合は、許容最高速度は
80km/hです。走行特性を変えないため、
また摩耗防止の理由からこの許容最高
速度を遵守してください。
284
万一のときのために
スペア・タイヤの取出し
警 告
スペア・タイヤの取出しを誤ると、負傷す
る恐れがあります。
スペア・タイヤ・ブラケットが固定さ
れている場合のみスペア・タイヤを取
出してください。
スペア・タイヤをスペア・タイヤ・ブ
ラケットから取出す際には十分注意し
てください。ホイールはたいへん重い
ものです(約35kg)
。
1. ホイール・ボルト(5個)すべてをゆる
めます。
2. 上側のホイール・ボルトを外します。
工具セットの組付け補助工具を代わり
に取付けます。残りのホイール・ボル
トを外します。
スペア・タイヤの装着
ホイール・ボルトを挿入し、手で仮締
めします。組付け補助工具を外し、代
わりにホイール・ボルトを取付けます。
ホイールの中心がずれないように、対
角線の順に仮締めします。
ホイール装着後、ホイール・ボルト(5
個)すべてを150Nm(111ftlb)で締付
けます。
は、スペア・タイヤ・ブラケットに補
助ロックCをかけてください。
作業の前に
セントラル・ロッキングのロックを解除し
てください。
ボタンBを押してスペア・タイヤ・ブ
ラケットを開きます。
知識:
B - スペア・タイヤ・ブラケットのロック解除ボタン
スペア・タイヤ・ブラケットの
開け方
警 告
スペア・タイヤ・ブラケットの操作を誤る
と負傷および事故の恐れがあります。
スペア・タイヤ・ブラケットを操作す
るときは、周囲に人や動物がいないこ
と、物が置いてないことを確認してく
ださい。スペア・タイヤ・ブラケット
の操作には必ずボタンBを使用してく
ださい。
車両が左右いずれかに傾いている場合
− スペア・タイヤ・ブラケットを30°以上
開くと、自動的に全開位置まで開きま
す。
スペア・タイヤ・ブラケットが全開位
置になると、リア・リッドを開くこと
ができます。
− スペア・タイヤ・ブラケットを開く角
度が30°未満になると、自動的にリア・
リッドの位置まで戻ります。
ただし、この状態ではスペア・タイヤ・
ブラケットは完全には閉じていません。
手で押してしっかり閉じます。
C - 補助ロック
車両が傾いている場合のスペア・タ
イヤ・ブラケットの補助ロック操作
1. スペア・タイヤ・ブラケットを開きま
す。
2. 補助ロックCを左にスライドさせます。
スペア・タイヤ・ブラケットが機械的
にロックします。
警告灯「リア・リッド」が点灯し、メ
ータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイにメッセージが表示
され、ドライバーにスペア・タイヤ・
ブラケットが開いていることを警告し
ます。
万一のときのために
285
スペア・タイヤ・ブラケットの
閉じ方
警 告
スペア・タイヤ・ブラケットの操作を誤る
と、負傷および事故の恐れがあります。
スペア・タイヤ・ブラケットの操作に
は必ずボタンBを使用してください。
車両が傾いている場合は、スペア・タ
イヤ・ブラケットを動かすために大き
な力が必要になります。
スペア・タイヤ・ブラケットを操作す
るときは、周囲に人や動物がいないこ
と、物が置いてないことを確認してく
ださい。
1. 補助ロックCがかかっているか確認し
ます。必要に応じて補助ロックCを右
にスライドさせます。
2. スペア・タイヤ・ブラケットを回転さ
せて力をかけて押し、ロックします。
3. ロックを確認してメータ・パネルのマ
ルチ・ファンクション・ディスプレイ
の表示に従います。
スペア・タイヤ・ブラケットをロック
すると、表示灯は消灯します。
286
万一のときのために
オートロック
メータ・パネルのマルチ・ファンクショ
ン・ディスプレイを使用して、ドアとリ
ア・リッドのロック/ロック解除機能、お
よびハザード・ランプの点滅パターンを設
定できます。設定した内容は、そのとき使
用しているリモート・コントロールに記憶
されます。
「テール・ゲート」
(99ページ)を参照
してください。
警 告
スペア・タイヤ・ブラケットの操作を誤る
と、負傷および事故の恐れがあります。
スペア・タイヤ・ブラケットの緊急解
除は、水平な場所に駐車している場合
にのみ実施してください。
1. 左けん引フック取付カバーDを外しま
す。
2. エマージェンシー・リリース・ケーブ
ルEを矢印の方向に引きます。スペア・
タイヤ・ブラケットのロックが解除さ
れ、開くことができます。
D - けん引フック取付カバー(左)
E - エマージェンシー・リリース・ケーブル
スペア・タイヤ・ブラケットの
緊急解除
バッテリが上がった場合、スペア・タイ
ヤ・ブラケットを開くにはメカニカル・エ
マージェンシー・リリースを使用してくだ
さい。
万一のときのために
287
電気系統
電気・電子回路の損傷を防止するために、
電装品の取付け作業は正規ポルシェ販売店
で行ってください。ポルシェ車に関する全
ての整備点検につきましては、正規ポルシ
ェ販売店での実施を推奨致します。十分な
トレーニングを受けた経験豊富なスタッフ
が、最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
電装品はポルシェ社が認可した物のみ
をご使用ください。
警 告
回路がショートしたり、火災になる恐れが
あります。
電気系統の作業をするときは事前にバ
ッテリ・マイナス(−)ケーブルの端
子を外してください。
リレー
リレーの点検および交換は必ず正規ポルシ
ェ販売店で交換してください。
盗難防止装置、セントラル・
ロッキング
セントラル・ロッキングと盗難防止装置の
データは、バッテリを取外しても変換され
ません。
バッテリが取外された場合は、盗難防止装
置の機能は停止します。
288
万一のときのために
ソケット
電装品は12Vソケットに接続することがで
きます。
知識:
ソケットは、イグニッションをOFFにして
も、イグニッション・キーを抜いても使用
できます。
エンジン停止中に電装品を使用すると、バ
ッテリが上がります。
ヒューズの交換
ショートや過負荷によるケーブルや電装品
の損傷を防ぐために、各々の回路がヒュー
ズで保護されています。
ヒューズ・ボックスは、エンジン・ルーム
とダッシュ・ボードの両端にあります。
1. 交換するヒューズと関係のあるシステ
ムをOFFにしてください。
2. カバーを開きます。
3. ヒューズの点検や交換の際は、ヒュー
ズ・リムーバを使用して、止め具から
外してください。切れたヒューズは、
金属線が溶けているのでわかります。
4. 必ず同じ容量のヒューズと交換してく
ださい。
知識:
ヒューズが何度も切れる場合は、原因を確
かめるため直ちに正規ポルシェ販売店にご
相談ください。
必ず同じ容量のヒューズと交換してくださ
い。ショートして火災などの原因となります。
ポルシェ車に関する全ての整備点検につき
ましては、正規ポルシェ販売店での実施を
推奨致します。十分なトレーニングを受け
た経験豊富なスタッフが、最新の技術情報
と専用工具や専用装置を駆使し、確かな整
備をお約束いたします。
エンジン・ルームのヒューズ・ボックス・カバー
エンジン・ルームのヒューズ・ボックス
エンジン・ルームのヒューズ・ボックス・
カバーの開け方
2. ドライバーでヒューズ・ボックスのカ
バーの回転ロックを90°反時計方向に回
し、カバーを取外します。
1. ドライバーで回転ロックを90°反時計方
向に回し、カバーを取外します。
万一のときのために
289
ダッシュ・ボードのヒューズ・ボックス・
カバーの開け方
A - プラスチック・グリップ
1. ドライバー(矢印)で慎重にプラスチ
ック・カバーを開け、取外します。
2. プラスチック・グリップAを使用して、
慎重にヒューズを取外します。
ヒューズの配置表はプラスチック・カ
バーの内側にあります。
290
万一のときのために
ヒューズ配置―ダッシュ・ボード左側ヒューズ・ボックス
*日本仕様に設定はありません。
No.
用途
容量(A)
1
センター・コンソール・ソケット、シガー・ライタ
20
2
パーキング・ヒータ、ラジオ受信機
5
3
ソケット、助手席足元
20
4
パーキング・ヒータ
15
5
ソケット、ラゲッジ・ルーム
20
7
ダイアグノーシス・ソケット
5
8
ウィンドウ・スクリーン・ワイパ・モータ
30
9
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、ウォッシャ・フルード・ポンプ
15
6
10
リア・パワー・ウィンドウ(左側)
25
11
セントラル・ロッキング・システム
15
12
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、ルーム・ランプ
20
13
14
フロント・パワー・ウィンドウ(左側)
25
15
セントラル・ロッキング・システム、パワー・ウィンドウ、ミラー、テール・ランプ(右側)
15
16
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、ホーン
20
17
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、方向指示器、車幅灯(左側)
10
18
ヘッドランプ・ウォッシャ・システム
20
19
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、フォグランプ
15
20
万一のときのために
291
No.
用途
容量(A)
21
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、コーナリング・ランプ
15
22
リア・ディファレンシャル・ロック、トランスファ・ボックス
30
23
リア・ディファレンシャル・ロック、油圧解除式アンチロール・バー
10
24
タイヤ空気圧モニタリング・システム*
5
エンジン・コントロール・ユニット(エンジン制御、ラジエータ・ファン)
、エアバッグ、
インストルメント・パネル
10
33
ステアリング・コラム・モジュール
15
34
室内モニタ、傾斜センサ
5
35
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、ロービーム(左側)
、ハイビーム(左側)
15
36
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット
10
25
26
27
28
29
30
31
32
37
38
39
10
リア・ウィンドウ・ヒータ
5
40
インストルメント・パネル、ダイアグノーシス
5
41
ステアリング・コラム・ロック、イグニッション・キー・ロック、セントラル・ロッキング・システム、
ポルシェ・エントリー&ドライブ
15
42
スライディング/チルティング・ルーフまたはパノラマ・ルーフ・システム
30
292
万一のときのために
No.
用途
容量(A)
43
サブ・ウーハー
30
44
電動シート調整、
(左側);電動ステアリング・コラム調整
30
45
電動シート調整、
(左側);リア・シート・ヒータ
30
トランスファ・ボックス
10
46
47
48
49
サーボトロニック、油圧解除式アンチロール・バー
5
50
クランク・ケース・ベンチレーション・ヒータ
10
51
エアコン、ダイアグノーシス、パーキング・ブレーキ・スイッチ
5
52
リア・ワイパ
30
53
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、セントラル・ロッキング・システム、
パワー・ウィンドウ、ミラー、ランプ・スイッチ、ステアリング・コラム・モジュール
5
54
ヘッドランプ光軸調整
10
56
ファン、フロント・エアコン・システム
40
57
ファン、リア・エアコン・システム
40
55
RES 1
スペア・ヒューズ 1
RES 2
スペア・ヒューズ 2
万一のときのために
293
ヒューズ配置―ダッシュ・ボード右側ヒューズ・ボックス
*日本仕様に設定はありません。
No.
1
用途
トレーラ・カップリング・ソケット
容量(A)
15
2
パーキング・アシスタント
5
3
トレーラ・カップリング・ソケット
15
4
電話/テレマティックス・コントロール・ユニット*
5
5
トレーラ・カップリング・ソケット
15
6
ポルシェ・スタビリティ・マネジメント(PSM)
30
7
トランスファ・ボックス(センター・ディファレンシャル・ロック)
、携帯電話ソケット*
5
8
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、補助ドライビング・ランプ
20
9
CDチェンジャ、DVDナビゲーション*
5
10
TVチューナ、衛星受信機*
5
11
ラジオまたはポルシェ・コミュニケーション・システム(PCM)
10
12
サウンド・パッケージ・アンプ
30
14
セントラル・ロッキング・システム、パワー・ウィンドウ、ミラー、テール・ランプ(左側)
15
15
リア・パワー・ウィンドウ(右側)
25
17
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、ロービーム(右側)
、ハイビーム(右側)
15
18
リア・ウィンドウ・ヒータ・リレー
19
ブレーキ・ブースタ、トレーラ・カップリング・ソケット
13
16
20
294
万一のときのために
30
30/25
No.
用途
容量(A)
21
ボンネット・オープン・スイッチ、スペア・タイヤ・リリース
10
22
電動フロント・シート調整(右側)
、フロント・シート・ヒータ(右側)
、リア・シート・ヒータ(右側)
30
23
エアコン
10
24
フロント・シート・メモリ(右側)
、電動フロント・シート調整(右側)
30
25
リア・エアコン・システム
5
車高調整
15
26
27
28
29
ティプトロニック・コントロール・ユニット
10
30
リア・リッド・パワー・クロージング・メカニズム
20
31
セントラル・ロッキング・システム、パワー・ウィンドウ、ミラー
15
32
セントラル・ロッキング・システム(右側)
10
34
フロント・パワー・ウィンドウ(右側)
25
35
車両エレクトリカル・システム・コントロール・ユニット、方向指示器、車幅灯(右側)
10
36
ルーフ・モジュール、電話*、コンパス
5
38
ポルシェ・スタビリティ・マネジメント
10
39
ダイアグノーシス
5
40
トランスファ・ボックス(センター・ディファレンシャル・ロック)
10
41
トレーラ・カップリング・ソケット
10
42
ルーフ・モジュール
5
43
リバース・ランプ
5
33
37
万一のときのために
295
No.
44
用途
容量(A)
ウォッシャ・ノズル・ヒータ、ランニング・ギヤ、シート・ヒータ
5
47
携帯電話ソケット*
10
48
車高調整
10
49
自動防眩ミラー、電話*
5
51
ティプトロニック
20
52
セレクタ・レバー・スイッチ
5
55
バック・カメラ*
5
56
ポルシェ・スタビリティ・マネジメント(PSM)
40
57
トランスファ・ボックス(センター・ディファレンシャル・ロック)
40
45
46
50
53
54
296
万一のときのために
ヒューズ配置―エンジン・ルーム内ヒューズ・ボックス
No.
1
用途
容量(A)
ファン
60
2
ファン
30
3
セカンダリ・エア・ポンプ
40
4
セカンダリ・エア・ポンプ
40
7
フューエル・インジェクタ、イグニッション・コイル
20
8
フューエル・インジェクタ、イグニッション・コイル
20
9
エンジン・コントロール・ユニット、カムシャフト・アジャスタ
30
10
エンジン・コンポーネント;ラジエータ・ファン、アフター・ラン・ポンプ、カーボン・キャニスタ・バルブ、
10
5
6
エアコン・プレッシャー・センサ、タンク漏れダイアグノーシス
11
エンジン・ワイヤリング
15
12
セカンダリ・エア・ポンプ、アフター・ラン・ポンプ
5
13
フューエル・ポンプ(右側)
15
14
フューエル・ポンプ(左側)
15
15
エンジン・コントロール・ユニット、メイン・リレー
10
16
バキューム・ポンプ
30
17
O2センサ(触媒コンバータ前)
15
18
O2センサ(触媒コンバータ後)
7.5
知識:
ヒューズの交換の際には、ダッシュ・ボードにあるヒューズ・ボックスからヒューズ・リムーバを取外して使用してください。
万一のときのために
297
バッテリ
警 告
回路がショートしたり、火災になる恐れが
あります。
電気系統の作業をするときには、ショ
ートの危険を避けるためにバッテリ・
マイナス(−)ケーブルの端子を外し
てバッテリの接続を切ってください。
ショートする危険があるので、工具、
指輪、ブレスレット、時計バンドなど
電気を通す装飾品が車両の電気部品と
接触しないように注意してください。
爆発の危険あり
バッテリを乾いた布で拭かないでくだ
さい。
バッテリに触れる前に、車体などに触
れて静電気を逃がしてください。
バッテリ取扱い上の注意
作業の前に取扱説明書をお読みく
ださい。
安全眼鏡を必ず着用してください。
子供を絶対に近付けないでくださ
い。
爆発の危険あり
バッテリ充電中に爆発性の高い電
解質のガスが発生します。
火気厳禁、禁煙
電気配線や電気装置を扱っている
ときは、回路のショートや火花を
発生させないでください。
ガス抜きホースが付いたバッテリ
ではホース出口から高濃度の電解
質ガスが放出されるためホースに
よじれや詰まりがないようにして
ください。
酸による火傷の危険あり
バッテリ液には極めて強い腐食性
があります。
常に安全手袋と安全眼鏡を必ず着
用してください。
ガス抜き穴からバッテリ液が漏れ
る恐れがあるので、バッテリを傾
けないでください。
応急処置
バッテリ液が目にかかった場合、
直ちに水で数分間洗い流し医者の
診察を受けてください。
皮膚、衣服にかかった場合、直ち
に石けん水で中和し、大量の水で
洗い流してください。
万一バッテリ液を飲み込んでしま
った場合は、直ちに医者の診察を
受けてください。
廃棄
古いバッテリは、適切な廃棄場に
て廃棄してください。
古いバッテリを家庭ごみと一緒に
廃棄しないでください。
298
万一のときのために
充電状態
バッテリを十分に充電することにより、始
動時のトラブルがなくなり、バッテリの寿
命も延びます。交通渋滞、制限速度、およ
び騒音、排ガス、燃費に関する要求により、
エンジン回転数、つまりジェネレータ出力
は抑えられます。しかし、電気装備類が驚
異的に増え、必要な電力は増加しています。
不慮のバッテリ上がりを防ぐため、下記に
留意してください。
市街地/短距離の運転時、および渋滞
時には、不要な電気装備類をOFFにし
てください。
車両を離れるときには、かならずイグ
ニッション・キーを抜いてください。
または、ポルシェ・エントリー&ドラ
イブ装着車はイグニッション・スイッ
チをOFFにしてください。
エンジン停止時には、ポルシェ・コミ
ュニティ・マネジメント・システムを
使用しないでください。
「バッテリの充電」(310ページ)を参
照してください。
知識:
特に冬場は時々バッテリを充電することが
必要です。
バッテリのお手入れ
バッテリ表面と端子は清潔で乾いた状
態に保ってください。
バッテリ・ポストと端子クリップは、
必ず確実にセットしてください。
バッテリ液の量の点検
(ロー・メインテナンス・バッテリの場
合のみ)
バッテリ液を必要以上に注入しないでくだ
さい。夏期や暖かい気候のところでは、頻
繁に点検する必要があります。
液を補充するときは、清潔な容器を使
用し、アルコール分(ウィンドウ・ク
リーナの残留分など)がバッテリ内に
入らないように注意してください。
冬季時バッテリの取扱い
気温が低くなるとバッテリの電圧が低下す
る上にリア・ウィンドウ・ヒータ、ランプ
類、ヒータ、フロント・ワイパなどの使用
頻度が増えるので、より大きなバッテリ電
力が必要となります。
冬になる前に、バッテリの充電状態を
点検してください。
知識:
バッテリが凍結しないように、常に完全な
充電状態にしてください。バッテリが充電
不足だと−10℃程度の低温でも凍結するこ
とがあります。完全に充電されている場合
は−40℃まで凍結しません。
全てのプラグを緩めます。
車を水平な場所において、各セル内の
電解液の液面が注入マークに達してい
るか点検してください。注入マークは、
バッテリに線または突起で示されてお
り、プラグの開口部から見えます。バ
ッテリ・ハウジングの外側にも、注入
マークが表示してあります。セルの側
面からみると、バッテリ液の液面が黒
っぽく確認できます。
量を調節する場合は、蒸留水のみを使
用してください。決して希硫酸を加え
ないでください。
万一のときのために
299
車を保管するとき
バッテリ交換
車を使用せず、車庫や修理工場に長期間保
管する場合は、ドアやエンジン・フード、
トランク・リッドを確実に閉じてくださ
い。
バッテリの寿命は通常の消耗状態に左右さ
れ、特に、お手入れ、気候、走行条件(距
離、積載物)によって違ってきます。バッ
テリ・ハウジングに表示されたデータだけ
では、ポルシェ社の指定する全ての仕様に
適合するバッテリかどうか判別することが
できません。
イグニッション・キーは抜き、必要に
よってはバッテリの端子を外してくだ
さい。
ポルシェ車の仕様に適合する性能のバ
ッテリをご使用ください。
知識:
バッテリが切離してあると警報システ
ムは作動しません。
バッテリを切離すときに車両がロック
されていると、バッテリを再接続した
ときに警報システムが作動します。
警報システムを解除するためには、車
両をロックし、再びロック解除します。
知識:
車を車庫に保管している間も、バッテリは
放電しています。
正常に使用可能な状態を保つには、約6
週間毎の充電が必要です。
バッテリ液の量もチェックし、不足し
ている場合は補充してください。
取外したバッテリは、湿気がなく風通
しのいい冷暗所に保管してください。
300
万一のときのために
ポルシェ純正バッテリのご使用を推奨
致します。
使用済みバッテリの廃棄処分は、法規
に従ってください。
車両の作動復帰
バッテリを接続した後、または完全に上が
ってしまったバッテリを充電した場合は、
インストルメント・パネルのPSM警告灯が
点灯し、マルチ・ファンクション・ディス
プレイに警告メッセージが表示されます。
この場合は以下の手順により対処すること
ができます。
1. エンジンを始動します。
イグニッション・キーまたはコントロ
ール・ユニット(ポルシェ・エントリ
ー&ドライブ装着車)をイグニッショ
ン・ロック位置2に2度回します。
2. 車両停止状態で、ステアリングを左右
に少しずつ回し、PSM警告灯が消灯し、
マルチ・ファンクション・ディスプレ
イのメモリから警告メッセージが消去
されるまで短距離を直線走行させます。
3. 警告灯および警告メッセージが消えな
い場合は、最寄りの正規ポルシェ販売
店まで慎重に運転し、故障を修理して
ください。
4. 警告灯および警告メッセージが消えた
場合は、安全な場所に停車します。
5. パワー・ウィンドウの適応を確認して
ください。
「ドア・ウィンドウ停止位置の記憶」
(29ページ)を参照してください。
6. タイヤ空気圧モニター・システム装着
車の場合
「タイヤ空気圧モニタリング・システ
ム登録フェーズ」
(84ページ)を参照し
てください。
7. 電動可倒式トレーラー・カップリング
装着車の場合
「トレーラー・カップリングの最終位
置の保存」(195ページ)を参照してく
ださい。
バッテリの取外しと取付け
警 告
爆発の危険、ショートによる損傷、危害、
ジェネレータおよび電子コントロール・ユ
ニットの損害の恐れがあります。
バッテリの取付けおよび取外しは整備
工場で行ってください。
知識:
シート取付けボルトをゆるめた場合は、必
ず新品と交換してください。
ボルトはマイクロカプセル化処理されてお
り、ほこりや水分から保護されています。
古いボルトをそのまま使用すると、規定の
締付けトルク50Nmが得られない場合があ
ります。
エンジンをかけたままバッテリを切離
さないでください。
バッテリの切離しおよび接続は十分に
注意して行ってください。ショートお
よび爆発の恐れがあります。
取外す際にバッテリを傾けないでくだ
さい。バッテリ液がこぼれて酸による
火傷をする恐れがあります。
バッテリの取外し
1. 電装品をOFFにしてイグニッション・
キーを引抜きます。
バッテリは左フロント・シート下のバッテ
リ・ボックスにあります。
バッテリが完全に上がった場合は、ジャン
パー・ケーブル用端子に外部電源を接続し
てシートを動かしてください。
2. 左フロント・シートを一番後ろまで動
かし最も高い位置に上げます。
バックレストをまっすぐに起こします。
3. フロント・シート・トリムAを外しま
す。
「ジャンパー・ケーブルによる始動」
(309ページ)を参照してください。
万一のときのために
301
4. フロア・カーペットを前にめくります。
シート・マウントのスクリューBを両方
外します。
302
万一のときのために
5. シートを後ろいっぱいに倒します。シ
ートを傾けたまま前後調整を使用して
前に動かします。
(シートを後ろに倒す
前にリア側シートレール・カバーの取
外しが必要です)
6. ドライバーでバッテリ・ボックスのカ
バーのクランプC(4個)を開きます。
7. バッテリ・ボックス・カバーを通気ダ
クトと一体で取外します。
8. ショートの危険があります。
重要:マイナス・ケーブルを先に切離
し、次にプラス・ケーブルを切離しま
す。
9. ベント・ホースDをバッテリから引抜
きます。
11. ブラケットのスクリューFを外します。
ブラケットを取外します。
10. バッテリ固定プレートのスクリューEを
外します。
バッテリ固定プレートを取外します。
12. 腐食性溶液によるやけどの危険があり
ます。
折りたたみ式ハンドルを持ってバッテ
リをバッテリ・ボックスから持上げま
す。バッテリを傾けないように注意し
てください。
バッテリの取付け
1. 腐食性溶液によるやけどの危険があり
ます。
できる限り傾けないようにバッテリを
バッテリ・ボックスに入れます。
2. バッテリを前方に、さらに車両中央部
に向けて押し、ストッパGの下に入れ
ます。
万一のときのために
303
全てのスクリュは必ず規定トルクで締
付けてください。
3. バッテリ固定プレートをスクリューEで
締付けます。締付けトルク:20Nm
すべてのスクリューは規定トルクで締
付けてください。
4. ブラケットをスクリューFで締付けます。
締付けトルク:9Nm
5. 重要:忘れずにベント・ホースDをバ
ッテリに接続してください。
ベント・ホースの両端が正しく接続さ
れているか確認してください。
6. ショートの危険があります。
重要:プラス・ケーブルを先に接続し、
次にマイナス・ケーブルを接続します。
304
万一のときのために
7. バッテリ・ボックス・カバーを慎重に
取付けます。
通気ダクトが正しく接続されているか
確認してください。
8. クランプC(4個)をバッテリ・ボック
スのカバーにはめ、ドライバーで閉じ
ます。
9. シートを傾けたまま前後調整を使用し
て後ろに動かします。シートを前に倒
します。
10. シート・マウントのネジ穴を清掃しま
す。
11. 新品のボルトB(マイクロカプセル化
処理済)を使用します。
ボルトBを挿入し、手で2∼3回転させ
ます。
ボルトを締付けます。
締付けトルク:50Nm
12. フロント・シート・トリムを留めます。
13. シートを通常位置に戻します。
(取外し
たリア側シートレール・カバーを取り
付けます)
補助バッテリの取外しと取付け
警 告
爆発の危険、ショートによる損傷、危害、
ジェネレータおよび電子コントロール・ユ
ニットの損害の恐れがあります。
バッテリの取付けおよび取外しは整備
工場で行ってください。
エンジンをかけたままバッテリを切離
さないでください。
バッテリの切離しおよび接続は十分に
注意して行ってください。ショートお
よび爆発の危険があります。
知識:
コラプシブル・スペア・タイヤの取外し
サブウーファーの取外し
バッテリに関する章に記載されている一般
情報は、運転席下のバッテリとラゲッジ・
コンパートメント内のバッテリに適用しま
す。
1. ロータリ・ノブAを取出し、ボルトBに
はめ込みます。
1. イグニション・キーを抜きます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ・コン
トロール・ユニットをイグニッショ
ン・ロックから外します。
「コントロール・ユニットのイグニッ
ション・ロックからの抜き取り」
(58ペ
ージ)を参照してください。
「バッテリ」(298ページ)を参照して
ください。
トランクの下のラゲッジ・コンパートメン
トに補助バッテリがあります。
サブウーファー、またはコラプシブル・ス
ペア・タイヤは、バッテリを取外す前に取
外してください。
2. ボルトを外しコラプシブル・スペア・
タイヤを取外します。
コラプシブル・スペア・タイヤの取付け
1. コラプシブル・スペア・タイヤを入れ
ます。
2. タイヤ・シーラントCを取外します。
2. ボルトBをはめ込みます。
3. ボルトBをロータリ・ノブAで締付けま
す。
万一のときのために
305
3. ファスニング・ナットD(2個)を外し
ます。
6. サブウーファー・ハウジングを外しま
す。
4. スクリューEを外します。
5. プラグ・コネクタFの接続を外します。
サブウーファーの取付け
1. サブウーファーを入れます。
2. プラグ・コネクターFを接続します。
3. ファスニング・ナットD(2個)を締め
ます。
4. スクリューEを締めます。
5. タイヤ・シーラントCを溝に取付けま
す。
306
万一のときのために
補助バッテリの取外し
1. イグニション・キーを抜きます。
ポルシェ・エントリー&ドライブ・コン
トロール・ユニットをイグニッショ
ン・ロックから外します。
「コントロール・ユニットのイグニッ
ション・ロックからの抜き取り」
(58ペ
ージ)を参照してください。
2. バッテリ・ボックスのファスニング・
ナット(4個)をゆるめます。
補助バッテリの取付け
1. 補助バッテリをバッテリ・ボックスに
入れてください。
2. 重要:必ずベント・ホースGをバッテ
リに繋いでください。
ベント・ホースの両端がきちんと取り
付けられているか注意してください。
3. ショートする危険があります。
重要:プラス・ケーブルを接続してか
らマイナス・ケーブルを接続します。
4. バッテリ・ファスニング・プレートを
ファスニング・ナットHで締付けます。
5. 注意してバッテリ・ボックス・カバー
を被せます。
3. バッテリ・ボックス・カバーの留め金
(4個)を外します。
6. バッテリのベント・ホースGを抜きま
す。
4. バッテリ・ボックス・カバーを外しま
す。
7. バッテリ・ファスニング・プレートの
ファスニング・ナットHを外します。
5. ショートする危険があります。
重要:マイナス・ケーブル先に切離し、
次にプラス・ケーブルを切離します。
8. バッテリ・ファスニング・プレートを
取外します。
6. バッテリ・ボックス・カバーに留め金
(4個)をつけて閉じます。
7. バッテリ・ボックスのファスニング・
ナット(4個)を締めます。
9. 折りたたみ式ハンドルでバッテリ・ボ
ックスからバッテリを持ち上げます。
万一のときのために
307
電池の交換
1. 小さなドライバーでキー・ハウジング
の背面のカバーを開けます。
2. 電池を交換します。プラス、マイナス
の方向に注意してください。
3. カバーを取付けてしっかりはめます。
パーキング・ヒータのリモート・
コントロール*
リモート・コントロールの電波が届く範囲
が狭くなった場合、または発光ダイオード
がオレンジ色に点灯した場合、電池を交換
してください。
*日本仕様に設定はありません。
リモート・コントロール用
バッテリの交換
電池の交換
注意:
2. 電池を取外します。
電池の処分方法は環境保護の基準に従
ってください。
車両キー
リモート・コントロールの電池が切れかか
ると、メータ・パネルのマルチ・ファンク
ション・ディスプレイに警告が表示されま
す。
警告が表示された場合、電池を交換してく
ださい。
308
万一のときのために
1. カバーAを矢印の方向に引きます。
3. 新品の電池を入れます。プラス、マイ
ナスが正しく入れられているか確認し
てください。
リモート・コントロールには2個の12V
電池が使用されています。
4. カバーAを閉じます。
ジャンパー・ケーブル
による始動
冬季にバッテリ電圧が不足したり、長い間
車を運転せずに放置していたためにエンジ
ンが始動しない場合は、他の車のバッテリ
を補助として使用することができます。こ
の場合にはジャンパー・ケーブルが必要と
なります。以下の注意を守ってください。
同一電圧(12V)のバッテリを使用してく
ださい。供給側のバッテリの容量(Ah)が、
バッテリが上がった車のバッテリの容量に
較べ低すぎないでください。
ジャンパー・ケーブルは確実に接続してく
ださい。
警 告
ショートして怪我および損傷をする危険が
あります。
使用するジャンパー・ケーブルは十分
な断面積を持ち、絶縁端子クリップで
接続してあるものに限ります。必ずメ
ーカーの取扱説明書を読んでください。
エンジン内の作動部に絡まないように
ジャンパー・ケーブルを通してくださ
い。車両同士を接触させないでくださ
い。接触しているとプラス端子が接続
されて電流が流れ、ショートする危険
性があります。
指輪、ネックレス、時計バンドなど、
電気を通す装飾品が通電部に触れない
ように注意してください。
漏れたバッテリ液に触れる危険があります。
バッテリを傾けないようにしてくださ
い。
爆発の危険があります。
タバコの火、電気配線や溶接による火花
等をバッテリに近付けないでください。
ジャンパー・ケーブルは、エンジン・
ルーム内の回転部品にひっかからない
ように接続してください。
ジャンパー・ケーブルによる始動
下記の手順に従ってください。
1. カバーAを取外します。
2. ジャンプ・スタート用にバッテリのプ
ラス端子(+)のカバーを開きます。
3. プラス側のケーブルをまずジャンプ・
スタートするバッテリのプラス端子
(+)に接続し、次に支援車のバッテリ
のプラス端子に接続します。
4. マイナス側のケーブルをまず支援車の
バッテリ・マイナス端子に接続し、次
にジャンプ・スタートする車両のアー
ス箇所(ー)に接続します。
万一のときのために
309
5. 支援車のエンジンを始動し、高回転に
します。
6. エンジンを始動します。ジャンパー・
ケーブル使用による始動時は、スター
タを15秒以上作動させないでください。
始動に失敗したときは、1分以上待って
から再試行してください。
+ =ジャンプ・スタート車両のプラス側端子
– =ジャンプ・スタート車両のアース箇所
バッテリの充電
バッテリ充電器について、お近くの正規ポ
ルシェ販売店から適切なアドバイスが受け
られます。
1. 必ず充電器メーカーの取扱説明書を遵
守してください。
7. マイナス・ケーブルをジャンパー・ケ
ーブル用マイナス端子(ー)から切離
し、次に支援車のバッテリのマイナス
端子から切離します。
2. バッテリを充電する場合は、適切な換
気を確実に実施してください。
8. プラス・ケーブルを支援車のバッテリ
のプラス端子から切離し、次にジャン
パー・ケーブル用プラス端子(+)か
ら切離します。
4. バッテリ充電器をジャンパー・ケーブ
ル用端子に接続します。
確実に接続してから、メイン接続部に
プラグを挿入し、充電器のスイッチを
入れます。
9. ジャンパー・ケーブル用プラス端子
(+)のキャップを閉じます。
3. ロー・メインテナンス・バッテリのバ
ッテリ液のレベルを点検します。
5. 充電終了後、充電器を切離します。
6. ロー・メインテナンス・バッテリのバ
ッテリ液のレベルを点検します。
310
万一のときのために
バッテリ充電後
バッテリを接続した後、または完全に上が
ってしまったバッテリを充電した場合は、
インストルメント・パネルのPSM警告灯が
点灯し、マルチ・ファンクション・ディス
プレイに警告メッセージが表示されます。
この場合は以下の手順により対処すること
ができます。
1. エンジンを始動します。
イグニッション・キーまたはコントロ
ール・ユニット(ポルシェ・エントリ
ー&ドライブ装着車)をイグニッショ
ン・ロック位置2に2度回します。
2. 車両停止状態で、ステアリングを2∼3
回左右いっぱいに回し、PSM警告灯が
消灯し、マルチ・ファンクション・デ
ィスプレイのメモリーから警告メッセ
ージが消去されるまで短距離を直線走
行させます。
4. 警告灯および警告メッセージが消えた
場合は安全な場所に停車します。
5. パワー・ウィンドウの作動を確認して
ください。
「ドア・ウィンドウ停止位置の記憶」
(29ページ)を参照してください。
6. タイヤ空気圧モニタリング・システム
装着車の場合
「タイヤ空気圧モニタリング・システム
登録フェーズ」
(84ページ)を参照して
ください。
7. 電動可倒式トレーラー・カップリング
装着車の場合
「トレーラー・カップリングの最終位置
の保存」(195ページ)を参照してくだ
さい。
3. 警告灯および警告メッセージが消えな
い場合は、最寄りの正規ポルシェ販売
店まで慎重に運転し、故障を修理して
ください。ポルシェ車に関する全ての
整備点検につきましては、正規ポルシ
ェ販売店での実施を推奨致します。十
分なトレーニングを受けた経験豊富な
スタッフが、最新の技術情報と専用工
具や専用装置を駆使し、確かな整備を
お約束いたします。
万一のときのために
311
バルブの交換
ヘッドランプ
警 告
注 意
回路がショートする恐れがあります。
バルブを交換するときは、必ず電装関
係のスイッチをOFFにしてください。
感電して致命的な怪我をする恐れがあります。
ヘッドランプは高電圧を発生させるた
め、周辺で作業するときは十分注意し
てください。
高温になってヘッドランプが損傷すること
があります。
ヘッドランプにカバー(フィルム、ス
トーン・ガードなど)をしないでくだ
さい。
容量の大きいバルブを使用するとランプ・
ハウジングが損傷します。
リストに示したバルブのみを使用して
ください。
新しいバルブに汚れやグリースが付か
ないようにしてください。
きれいな布かやわらかい紙で包んで持
ち、手が触れないようにしてください。
手で触れると油などがバルブに付着し
バルブの寿命が短くなります。
安全のため必ず車内にいくつか予備用
バルブを用意し、どのバルブが切れて
も直ちに新しいものと取替えられるよ
うにしてください。
312
万一のときのために
バイキセノン・ヘッドランプの取
外し
1. イグニッションをOFFにしてイグニッ
ション・キーを引抜きます。
2. 矢印の方向にカバーAを押下げ、取外
します。
B - ヘッドランプ・リリース
C - フェンダ
D - ソケット・レンチ
B - ヘッドランプ・リリース
C - フェンダ
D - ソケット・レンチ
B - ヘッドランプ・リリース
C - フェンダ
D - ソケット・レンチ
3. 工具セットからソケット・レンチDを
取出します。
バイキセノン・ヘッドランプの取
り付け
4. ソケット・レンチDをリリースにはめ、
矢印の方向に回します。
ヘッドランプ・ホルダのロックが外れ
ます。
1. ヘッドランプをガイド・レールに入れ、
フェンダにしっかり押し込みます。
5. ヘッドランプを引いてフェンダから取
出します。
2. ヘッドランプを後部に押しながら、ソケ
ット・レンチDを矢印の方向に回します。
ヘッドランプのロックがカチッとはま
ったことを確認します。
3. ヘッドランプが正しく取り付けられて
いるか確認します。
4. カバーAを取り付け、押してはめます。
万一のときのために
313
B - ヘッドランプ・リリース
C - フェンダ
D - ソケット・レンチ
バルブの位置
バイキセノン・ヘッドランプ
F
方向指示灯バルブ
G 補助ドライビング・バルブ
H コーナリング・ランプ・バルブ
314
万一のときのために
I
車幅灯バルブ
J
ロービーム/ハイビーム用キセノン・
ガス放電ランプ・バルブ
ヘッドランプ・ハウジングのカバー
開き方
1. 両側のクリップAを開きます。
2. ハウジングのカバーBを取外します。
ヘッドランプ・ハウジングのカバー
閉じ方
ガス放電ランプ・バルブの交換
1. ハウジングのカバーBを取り付け、所
定の位置にはめます。
2. 固定クリップGを外します。
2. クリップAを閉じます。
1. プラグJを引抜きます。
3. 切れたバルブHを交換します。
ヘッドランプのコーナリング・ラ
ンプ・バルブの交換
1. バルブからプラグを引抜きます。
2. 固定クリップI (矢印)を外します。
3. 切れたバルブを交換します。
知識:
バルブが正しい位置に取り付けられて
いるか確認してください。
4. 逆の手順で組立てます。
知識:
バルブが正しい位置に取付けられてい
るか確認してください。
4. 逆の手順で組立てます。
万一のときのために
315
車幅灯バルブの交換
1. バルブ・ホルダをランプ・ブラケット
から引抜きます。
2. バルブをホルダから引き出します(矢
印)
。
3. 切れたバルブを交換します。
4. 逆の手順で組立てます。
316
万一のときのために
補助ドライビング・バルブの交換
1. カバーGを取外します。
2. プラグJをバルブから引抜きます。
3. 固定クリップHを外します。
4. バルブI を引抜きます。
5. 切れたバルブを交換します。
知識:
バルブが正しい位置に取付けられてい
るか確認してください。
方向指示灯バルブの交換
1. ヘッドランプ・ハウジングのバルブ・
ホルダを半時計方向に回し、引抜きま
す。
2. バルブをホルダから取外します(差込
み式)
。
まず、バルブをホルダに押付け、矢印
の方向に回します。
3. 切れたバルブを交換します。
4. バルブ・ホルダをヘッドランプ・ハウ
ジングに挿入し、時計方向に回しては
めます。
6. 逆の手順で組立てます。
万一のときのために
317
テール・ランプ
テール・ランプの取外し
モデルにより、テール・ランプが取外しにく
い場合があります。テール・ランプの取外し
が困難なときは、最寄りの正規ポルシェ販売
店にご相談ください。ポルシェ車に関する全
ての整備点検につきましては、正規ポルシェ
販売店で実施されるようお願い致します。十
分なトレーニングを受けた経験豊かなスタッ
フが、最新の技術情報と専用工具や専用装置
を駆使し、確かな整備をお約束致します。
1. イグニッション・スイッチをOFFにし
ます。
2. リア・リッドを開きます。
3. ドライバーなどでキャップA(2個)を
取外します。
4. 工具セットのソケット・レンチを使用
して、固定スクリューB(2個)を外し
ます。
5. ランプ・ユニットを横矢印方向に抜き、
さらにボール・ヘッドCをクリップ・
ナットEから外します。
6. 接続プラグDの矢印部分を押しながら
接続プラグを取外します。
318
万一のときのために
テール・ランプの取付け
1. 接続プラグDを矢印方向に「カチッ」
と音がするまで押しながら取付けます。
2. テール・ランプのボール・ヘッドCを
クリップ・ナットEに押込み、テール・
ランプをボディに取付けます(矢印)
。
3. 固定スクリューBをねじ込みます。
4. キャップAを押込みます。
バルブの交換
1. 工具セットのソケット・レンチを使用
して、ハウジング・カバーDを固定し
ているスクリューCを外します。
2. ハウジング・カバーDを取外します。
E - テール・ランプ
F - 後退灯
G - 方向指示灯
H - ブレーキ・ランプ
I - リア・フォグランプおよびテール・ランプ
3. 切れたバルブを交換します。
4. ハウジング・カバーDを取付けます。
5. テール・ランプを取付けます。
万一のときのために
319
ヘッドランプの調整
ヘッドランプの調整は、専用の調整装置の
ある専門の修理工場で行わなければなりま
せん。調整は車両を走行可能な状態にして、
燃料タンクを満タンにして行います。
左側通行から右側通行への
変更に伴うヘッドランプの
切換え
車両通行帯の異なる国で走行する場合は、
ヘッドランプにフィルムを部分的に貼付け
て、対向車のドライバーの視界を妨げない
ようにしてください。
フィルムおよび取扱説明書は正規ポル
シェ販売店で入手することができます。
ライセンス・ランプ
ライセンス・ランプ・バルブの交換
1. 両方のスクリューAをゆるめ、ランプ
を取外します。
2. ゴム製のカバーを後ろへ押し、切れた
バルブをスプリング接点から取外しま
す。
3. 切れたバルブを交換します。
4. 逆の手順でランプを元通りにします。
ランプの作動を点検します。
320
万一のときのために
バルブ・リスト
エクステリア・ランプ
キセノン・ヘッドランプ、ハイビーム、ロービーム
テール・ランプ
車幅灯(フロント)
方向指示灯(リア)
方向指示灯(フロント)
ブレーキ・ランプ
ライセンス・ランプ
フォグランプ
リア・フォグランプ、テール・ランプ
後退灯
方向指示灯(サイド)
補助ドライビング・ランプ
コーナリング・ランプ
型、容量
D1S
P21/5W
W5W
P21W
PY21W
P21W
C5W
H11
P21/4W
P21W
W5W
H7
H3
インテリア・ランプ
室内灯(フロント)
読書灯
ラゲッジ・コンパートメント・ランプ
フットウェル・ランプ
グローブ・ボックス・ランプ
センター・コンソール
足元照明灯(ドア)
警告灯(ドア)
足元照明灯(リア・リッド)
ガード・ランプ(リア・リッド)
型、容量
W5W
W5W
K12V10W
W3W
W3W
W3W
W3W
W3W
W5W
W5W
万一のときのために
321
けん引とけん引による始動
知識:
必ずけん引に関する法律を遵守してく
ださい。
けん引する場合は十分注意してくださ
い。
発進する前に、けん引する側、される
側、両方の車両のドライバーがけん引
およびけん引始動の特徴についてよく
知ることが重要です。
けん引ロープ
付属部品メーカーのマニュアルに記載
のデータおよび取り付け時の注意事項
を参照してください。
メーカーの安全および取扱説明書を遵
守してください。
必ずけん引ロープの許容けん引重量を
遵守してください。けん引ロープは車
両重量を支えるものでなければなりま
せん。メーカーの規定値をけっして超
えないようにしてください。
ブレーキが故障している車両はけん引
しないでください。
けん引時はけん引ロープをたるませな
いようにし、ロープに急激な衝撃など
がかからないようにしてください。
322
万一のときのために
けん引バー
付属部品メーカーのマニュアルに記載
のデータおよび取り付け時の注意事項
を参照してください。
メーカーの安全および取扱説明書を遵
守してください。
必ずけん引バーの許容けん引重量を遵
守してください。けん引バーは車両重
量を支えるものでなければなりません。
メーカーの規定値をけっして超えない
ようにしてください。
けん引バーは斜めに渡さないでくださ
い。
ブレーキが故障している車両はけん引
しないでください。
けん引による始動
けん引始動をしないでください。けん
引始動を行うと、トランスミッション
が損傷する恐れがあります。
バッテリに不具合があるとき、あるいはバ
ッテリが完全に上がってしまった場合に
は、バッテリを交換するかジャンパー・ケ
ーブルを使ってエンジンを始動させてくだ
さい。それ以外の方法では始動できません。
「バッテリの取外しと取付け」(301ペ
ージ)を参照してください。
「バッテリ」(298ページ)を参照して
ください。
けん引
お車より車両重量の大きい車はけん引しな
いでください。
警 告
エンジンがかかっていないとサーボが働か
ず、ブレーキやステアリングが大変重くな
るため事故を起こす恐れがあります。
必ずけん引に関する法律を守ってください。
エンジンを停止させてけん引する場合は、
トランスミッション・オイルが各部に供給
されないため、トランスミッションを損傷
させる恐れがあります。これを避けるため、
以下のことを守ってください。
セレクタ・レバーを“N”レンジにし
てください。
「セレクタ・レバーの緊急解除」(205
ページ)を参照してください。
けん引されるときは、全てのタイヤを
接地させてください。
イグニッション・スイッチをONにし
て、ブレーキ・ランプや方向指示灯が
機能し、ステアリング・ロックが解除
されるようにしてください。
けん引されるときの速度は50km/h以下
にしてください。けん引距離は50km以
内にしてください。50kmを超える場合
は、車両積載車を使用してください。
フロントまたはリア・アクスルを上げた
けん引
エンジンを停止させてけん引する場合は、
トランスミッション・オイルが各部に供給
されないため、トランスミッションを損傷
させる恐れがあります。これを避けるため、
以下のことを守ってください。
フロント、リアいずれかのアクスルを
上げてのけん引は原則として認められ
ません。
このようなけん引方法が避けられない
場合は、回転させるアクスルのドライ
ブ・シャフト(カルダン・シャフト)
を取外してけん引してください。
セレクタ・レバーを“N”レンジにし
てください。
イグニッション・スイッチをOFFにし
てください。
イグニッション・キーをイグニッショ
ン・ロックに残して、ステアリングが
ロックしないようにします。
ポルシェ・エントリー&ドライブ装着
車では、コントロール・ユニットをイ
グニッション・ロックから取外して、
キーを挿入してください。
「イグニッション・ロック/ステアリ
ング・ロック」
(58ページ)を参照して
ください。
けん引されるときの速度は50km/h以下
にしてください。
けん引距離は50km以内にしてください。
50kmを超える場合は、車両積載車を使
用してください。
車両の救助
車両の装備に応じて、スペア・ホイール・
ハウジングに1個または2個のけん引リング
が収納されています。
車両を救助する場合は、可能な限りけ
ん引リング2個を使用してください。
けん引リングはフロントまたはリアの
一方のみにねじ込んでください。
フロントとリアに1個ずつ取付けること
はできません。
けん引される車が周囲から目立つよう
にしてけん引してください。
万一のときのために
323
けん引リング
車両の装備に応じて、スペア・ホイール・
ハウジングに1個または2個のけん引リング
が収納されています。
けん引リングの取付け
マイナス・ドライバーの先でバンパー
にあるプラスチック・カバーAを慎重に
こじ開けます。
カバーは一方の端が固定してあるので
完全に取外す必要はありません。
324
万一のときのために
けん引リングBをいっぱいにねじ込み
(逆ネジ)
、手で締付けます。
車両の識別、テクニカル・データ
車両の識別 ……………………………… 326
エンジン・データ ……………………… 328
トランスミッション …………………… 329
燃費 ……………………………………… 329
タイヤ、ホイール、トレッド ………… 330
冷間時のタイヤ空気圧 ………………… 331
容量 ……………………………………… 332
車両重量 ………………………………… 333
地上高 …………………………………… 334
車両寸法(DIN規格空車重量時)……… 336
動力性能 ………………………………… 338
車両の識別、テクニカル・データ
325
車両の識別
スペア・パーツの注文や問い合わせをする
場合は、必ず車体番号を明示してください。
データ・バンク
車体番号
お車の大切な情報が記載されているデー
タ・バンクが、ロード・スペース下の左角
に取付けられています。
車体番号は、ラゲッジ・コンパートメント
内の工具セットの奥と、フロント・ウィン
ドウ枠の左下に刻印されています。
注意:
データ・バンクは、紛失や損傷した場合、
再発行する事ができません。
326
車両の識別、テクニカル・データ
ビークル・プレート*
タイヤ空気圧プレート
ビークル・プレートはエンジン・ルーム右
側の隔壁にあります。
タイヤ空気圧プレートは運転席ドアにあり
ます。
*日本仕様に設定はありません。
車両の識別、テクニカル・データ
327
エンジン・データ
カイエン・ターボ
エンジン・タイプ
カイエン・ターボ・ハイ・パフォーマンス・キット装着車
4サイクル、スパークイグニッション・エンジン
シリンダ数
8
ボア
93mm
ストローク
83mm
3
総排気量
4,511cm
最高エンジン出力
331kW(450HP)
368 kW(500 HP)
6,000rpm
5,500-6,000 rpm
エンジン回転数
最大エンジン・トルク
エンジン回転数
エンジン・オイル消費量
最高回転数(rpm)
328
車両の識別、テクニカル・データ
620Nm
700 Nm
2,250-4,750rpm
最大1.5R/1,000km
6,500rpm
トランスミッション
ギヤ比
1stギヤ
4.15:1
2ndギヤ
2.37:1
3rdギヤ
1.56:1
4thギヤ
1.16:1
5thギヤ
0.86:1
6thギヤ
0.69:1
減速ギヤ(ローレンジ)
2.70:1
リバース・ギヤ
3.39:1
最終減速比
3.70:1
燃費
最新の80/1268/ECCの基準に従って測定されており、全てのボディ・タイプに適応します。
カイエン・ターボ−ティプトロニックS
市街地走行
(R/100km)
ハイウェイ走行
(R/100km)
平均
(R/100km)
CO2目標数値
(g/km)
21.9
11.9
15.7
378
車両の識別、テクニカル・データ
329
タイヤ、ホイール、トレッド
タイヤ
フロント リア
サマー・タイヤ ホイール
フロント リア
リム・オフセット
フロント リア
255/55 R 18 109 Y XL
8J×18
57 mm
1647 mm
1662 mm
275/45 R 19 108 Y XL
9J×19
60 mm
1641 mm
1656 mm
275/40 R 20 106 Y XL
9J×20
60 mm
1641 mm
1656 mm
2、4)
275/40 R 20 106 Y XL
ウィンター・タイヤ トレッド
フロント
リア
9J×20/10J×20
60 mm/55 mm
1641 mm
1666 mm
1、4)
8J×18
57 mm
1647 mm
1662 mm
2、4)
8J×18
57 mm
1647 mm
1662 mm
3)
9J×19
60 mm
1641 mm
1656 mm
2、4)
8J×18
57 mm
1647 mm
1662 mm
1、4)
8J×18
57 mm
1647 mm
1662 mm
235/60 R 18 107 H XL
255/55 R 18 109 V XL
255/50 R 19 107 V XL
オール・シーズン 255/55 R 18 109 V XL
オール・テレーン 235/60 R 18 107 T XL
タイヤに記載されている積載容量係数(
(例)106)と最大速度記号文字(
(例)T)は、走行する最高
速度以上の性能のものを使用してください。
新しいタイヤを装着するときおよびタイヤを交換する場合は、
「タイヤとホイール」
(261ページ)の諸
注意をお読みください。
タイヤ/ホイール・サイズ
指定のタイヤとホイールのサイズは広範囲のテストを元に認可されているものです。サイズの指定タイヤ、
ホイールについてはお気軽に最寄りの正規ポルシェ販売店までお問い合わせください。
認可されていないサイズを使用されますと、走行に危険性が生じ事故を起こす恐れがあるため十分注意してください。
コラプシブル・スペア・タイヤ
195/75 18
1)
スノー・チェーンとクリアランス
4)
6.5J×18
1)のタイヤは、ポルシェ社指定のスノー・チェーン(部品番号955.044.600.07)を装着したときのクリアランスのみ
保証されています。
2)および3)のタイヤは、ポルシェ社指定のスノー・チェーン(部品番号955.044.600.08)を装着したときのクリアラン
スのみ保証されています。さらに3)のタイヤは、リア・ホイールだけにスノー・チェーンを装着してください。
最適なハンドリング性能は、すべてのタイヤにチェーンを装着したときに得られます。前輪または後輪だけ(後輪
への装着が望ましい)に、スノー・チェーンを装着して走行することも可能です。チェーン装着時は、50 km/h以下
で走行してください。ポルシェ社が認可したファインリンク・クロスタイプ・チェーンまたはエッジ・チェーンだ
けを使用してください。
4)
カイエン・ターボ・ハイ・パフォーマンス・キット装着車には、18インチ・タイヤとコラプシブル・スペア・タイヤを装着できません。
330
車両の識別、テクニカル・データ
冷間時のタイヤ空気圧
これらのタイヤ空気圧はポルシェ社が認定したタイヤのみに適用されます。
必ず「タイヤとホイール」
(261ページ)に記述されている指示に従ってください。
部分積載状態
タイヤサイズ
235/60 R 18
255/55 R 18
275/45 R 19
275/40 R 20
195/75-18 コラプシブル・スペア・タイヤ
全積載状態
タイヤサイズ
235/60 R 18
255/55 R 18
275/45 R 19
275/40 R 20
195/75-18 コラプシブル・スペア・タイヤ
前輪
後輪
2.6 bar (38 psi)
2.9 bar (43 psi)
3.5 bar (51 psi)
3.5 bar (51 psi)
前輪
後輪
2.6 bar (38 psi)
3.4 bar (50 psi)
3.5 bar (51 psi)
3.5 bar (51 psi)
タイヤ空気圧モニタリング・システム装着車では、インストルメント・パネルのマルチ・ファンクション・ディスプレイに車両重量
をセットしてください。
「積載重量」
(88ページ)を参照してください。*
*日本仕様に設定はありません。
車両の識別、テクニカル・データ
331
容量
ポルシェ社指定のオイルのみを使用してください。
正規ポルシェ販売店でお尋ねください。オイルと燃料への添加剤は不要です。
エンジン・オイル交換(フィルタなし)
約8.0リットル
エンジン・オイル交換(フィルタあり)
約8.5リットル
オイル・レベル・ゲージで測ります。
「エンジン・オイル・レベル」
(237ページ)を
参照してください。
クーラント *
約18 − 21リットル
オートマチック・トランスミッション
(トルク・コンバータ含む)
約10.1リットル
トランスファ・ボックス
約0.85リットル
フロント・ディファレンシャル
約1.0リットル
リア・ディファレンシャル
約1.4リットル
ロッキング・リア・ディファレンシャル
約1.6リットル
燃料タンク
約100リットル
(予備用約12リットルも含む)
燃料オクタン価
エンジンは無鉛プレミアム・ガソリン(98RON/88MON以上)使用の場合に、最適
性能と燃費を達成するように設計されています。
95RON/85MONのオクタン価の無鉛プレミアム・ガソリンが使用された場合には、
エンジンのノック・コントロール・システムが自動的に点火時期を調節します。
パワー・ステアリング
約1.5リットル(ハイドロリック・フルード ペントシン CHF202)
ブレーキ液タンク
約0.95リットル
ポルシェ純正又は、同等品質のブレーキ液をご使用ください。
ウォッシャ液タンク(ヘッドランプ・ウォッシャ付) 約7.5リットル
* 車両の装備によって異なります。
332
車両の識別、テクニカル・データ
車両重量(メーカー発表値)
空車重量
空車重量(規格より)
DIN規格空車重量(DIN70020)
2,355∼2,665 kg
70/156/EEC*空車重量
2,430∼2,740 kg
軸荷重、フロント**
1,490 kg
軸荷重、リア**
1,700 kg
最大総重量**
3,080 kg
EU規格トレーラー操作
最大総重量
3,180 kg
軸荷重、フロント/リア
1,490/1,800 kg
ルーフ積載荷重
最大ルーフ積載荷重***
100 kg
ルーフレール装着車
75 kg
けん引重量(車両+トレーラー重量)
最大けん引重量(ブレーキ作動時)
3,500 kg
最大けん引重量(ブレーキ非作動時)
750 kg
最大車両重量+トレーラー重量
6,580 kg
垂直連結荷重
140 kg
*
空車重量には運転者1名分(75 kg)の重量が含まれています。
** 最大総重量および許容軸荷重を超えないようにしてください。
参考:追加アクセサリなどが装備されている場合は、それに応じて積載重量が減少します。
*** ポルシェ社によってテスト、認証されたポルシェ・テクイップメント製の、ルーフ・トランスポート・システムを使用した場合に限
ります。
車両の識別、テクニカル・データ
333
地上高
エア・サスペンション − ノーマル・レベル
ランプ・アングル
20.4°
アプローチ・アングル
29.1°
ディパーチャ・アングル
24.8°
地上高(アクスル中央)
217mm
エア・サスペンション − ロー・レベル
ランプ・アングル
17.7°
アプローチ・アングル
27.3°
ディパーチャ・アングル
22.8°
地上高(アクスル中央)
190mm
エア・サスペンション − ローディング・レベル
ランプ・アングル
14.9°
アプローチ・アングル
24.0°
ディパーチャ・アングル
20.9°
地上高(アクスル中央)
157mm
エア・サスペンション − オフロード・レベル
ランプ・アングル
22.2°
アプローチ・アングル
30.7°
ディパーチャ・アングル
25.7°
地上高(アクスル中央)
243mm
334
車両の識別、テクニカル・データ
エア・サスペンション − スペシャル・オフロード・レベル
ランプ・アングル
24.7°
アプローチ・アングル
32.4°
ディパーチャ・アングル
27.3°
地上高(アクスル中央)
273mm
車両の識別、テクニカル・データ
335
車両寸法(メーカー発表値)
全長
4,786 mm
スペア・タイヤを含めた長さ
5,021 mm
全幅
1,928 mm
車高(DIN規格空車重量)−ノーマル・レベル
1,699 mm
ルーフレール装備車高
(DIN規格空車重量)−ノーマル・レベル
1,741 mm
ルーフ・キャリング・システム装備車高
(DIN規格空車重量)−ノーマル・レベル
1,789 mm
車高(DIN規格空車重量)−スペシャル・オフロード・レベル
1,749 mm
ルーフレール装備車高
(DIN規格空車重量)−スペシャル・オフロード・レベル
1,790 mm
ルーフ・トランスポート・システム装備車高
(DIN規格空車重量)−スペシャル・オフロード・レベル
1,838 mm
リア・リッド・オープン時の車高(DIN規格空車重量)
2,219 mm
最大許容水深
555 mm*
* エア・サスペンション装着車のスペシャル・オフロード・レベル時の車高では555 mmまでです。
336
車両の識別、テクニカル・データ
ホイールベース
2,855 mm
オーバーハング、フロント
927 mm
オーバーハング、リア
1,004 mm
最小回転直径
11.7 m
車両の識別、テクニカル・データ
337
動力性能
DIN規定による空車重量、および最大200kgまでの積載条件による。動力性能を損なう付加装置は使用せず。
(例:特殊タイヤ)
最高速度
0∼100km/h(62mph)発進加速
けん引時の最高許容速度
338
車両の識別、テクニカル・データ
カイエン・ターボ
カイエン・ターボ・ハイ・パフォーマンス・キット装着車
266km/h
270km/h
5.6秒
5.3秒
80km/h
車両の識別、テクニカル・データ
339
さく引
A
ABD ………………………………………213
ABS ………………………………………218
オフロードABS ……………………219
警告灯 ………………………………219
AUTOボタン …………………124, 128, 129
オフロードPSM ……………………215
解除 …………………………………215
警告灯……………………………64, 108
スイッチON …………………………216
表示灯 ………………………………216
PTM ………………………………………211
あ
I
アームレスト ……………………………168
アルカンターラ …………………………258
アンダーコーティング …………………255
アンチロック・ブレーキ・システム …218
警告灯 ………………………………219
アンチロール・バー
解除 …………………………………209
ISOFIXシステム……………………………47
い
M
イージー・エントリー機能 ………………33
イグニッション・ロック …………………58
イモビライザー ……………………………17
ポルシェ・エントリー&ドライブ …18
インストルメント・パネル ………………64
照明 …………………………………114
E
ECONモード ………………………127, 132
ボタン …………………………124, 128
MSR ………………………………………215
P
PASM ……………………………………233
インジケータ・ランプ ……………109
警告灯 ………………………………233
ディスプレイ ………………………233
PCM ………………………………………164
PSM ………………………………………213
インジケータ・ランプ ……………108
340
さく引
う
ウィンター・タイヤ ………………264, 330
ウィンドウ ………………………………255
ウォッシャ液
補充 ……………………………243
レベル …………………………243
ウォッシャ・システム …………………116
運転
オフロード …………………………222
けん引時 ……………………………186
砂上 …………………………………228
積載量 ………………………………176
冬季時 ………………………………204
運搬……………………………………25, 232
え
エア・クリーナ …………………………245
エアコン
2ゾーン(オートマチック) ………124
4ゾーン(オートマチック) ………128
エアコン・リア・コントロール・
パネルのロック ……………………129
温度設定 ………………………125, 130
カバー・フラップ …………………123
フロント・ウィンドウ ……………132
エアコン・コンプレッサ
……………………………124, 127, 128, 132
エアコン・ゾーン
リア …………………………………133
エア・サスペンション …………………230
エアバッグ……………………………48, 258
機能 ……………………………………48
警告灯 …………………………………49
処分について …………………………49
ユニット ………………………………50
エマージェンシ・コール・ボタン ……143
エンジン
クーリング・システム ………………67
始動と停止 ……………………………60
データ ………………………………328
エンジン・オイル ………………………237
グレード ……………………………237
冬季および夏季 ……………………237
粘度 …………………………………237
補充 …………………………………239
ポルシェ社によって認可された
オイル ………………………………237
油温計 …………………………………66
レベル・ゲージ ……………………238
エンジン・オイル・レベル
警告灯 ………………………………238
点検 …………………………………238
エンジン・ドラッグ・トルク・
コントロール ……………………………215
エンジンの始動………………………60, 198
エンジンの始動と停止 ……………………60
エンジンの停止………………………61, 203
エンジンの余熱利用 ………………127, 133
エンジン・ブースト圧計 …………………69
エンジン・フード ………………………178
警告 …………………………………111
エンジン・ブレーキ・サポート ………221
エンジン・ルーム
清掃 …………………………………255
お
オイル ……………………………………237
警告 …………………………………238
消費量……………………………12, 328
粘度 …………………………………237
補充 …………………………………239
ポルシェ社によって認可された
温度レンジによるオイル …………237
油温計 …………………………………66
レベル・ゲージ ……………………238
レベル点検 …………………………238
オイルと燃料 ……………………………332
応急処置セット …………………………260
O2センサー ………………………………251
オートマチック・ブレーキ・ディファレン
シャル ……………………………………213
オート・ロック………………………22, 100
オート・ロック解除…………………22, 100
オール・シーズン・タイヤ ……………330
オール・テレーン・タイヤ ……………330
お手入れ …………………………………252
お出かけの前に………………………12, 222
オドメータ …………………………………69
オフロードABS ……………………219, 225
オフロード走行 …………………………222
推奨手順 ……………………………224
オフロード走行後 ………………………223
オフロード走行の走行システム ………223
オフロード・レベル ……………………230
折りたたみ式輪止め ……………………269
温度
設定 ……………………………125, 130
センサ …………………………124, 128
オンボード・コンピュータ ………………72
基本画面 ………………………………73
警告………………………………80, 104
言語 …………………………………103
コラプシブル・スペア・タイヤ ……87
コンパス ………………………………97
コンフォート・メニュー ……………98
システム ………………………………89
車両インフォメーション ……………79
初期設定 ……………………………103
スペア・タイヤ ………………………87
積載 ……………………………………88
設定 ……………………………………96
操作、コントロール …………………72
タイヤ空気圧モニタリング・システム
…………………………………………82
タイヤ・シーリング …………………88
タイヤの種類 …………………………85
単位 …………………………………102
電話 ……………………………………75
時計 ……………………………………96
メイン・メニュー ……………………74
ランプ ………………………………102
レベル …………………………………80
か
カーペット ………………………………257
ガス・ディスチャージ・ランプ ………312
さく引
341
カップホルダ ……………………………170
カミング・ホーム機能 …………………142
ガレージ・ドア・オープナー …………159
消去 …………………………………161
登録 …………………………………160
き
キー …………………………………………14
緊急操作 ………………………………15
バッテリーの交換 …………………308
キックダウン ……………………………201
ギヤ・ポジション・インジケータ ……199
緊急解除
スペア・タイヤ・ブラケット ……287
セレクタ・レバー …………………205
燃料給油フラップ …………………250
緊急操作
イグニッション・キー ………………15
ドア ……………………………………15
ドア・ロック …………………………21
く
クーラント・レベル
点検 …………………………………240
クーリング・システム ……………………67
エンジン・クーラント・レベル
警告 ……………………………………67
水温計 …………………………………67
下り坂走行 ………………………………225
クルーズ・コントロール ………………119
342
さく引
加速 …………………………………120
減速 …………………………………120
スイッチOFF ………………………121
スイッチON …………………………119
スピードの設定 ……………………119
中断 …………………………………120
車のお手入れ ……………………………252
グローブ・ボックス ……………………167
け
軽合金製ホイール ………………………256
記号 …………………………………265
警告 …………………………………………80
警告灯 ……………………………………104
警告メッセージ …………………………104
傾斜センサ …………………………………24
一時的な解除 …………………………25
ON/OFF ……………………………17
機能表示 ………………………………26
作動/解除 ……………………………24
軽修理について …………………………260
携帯電話 …………………………………164
警報システム…………………………24, 288
スイッチON/OFF …………17, 19, 24
けん引 ……………………………………322
けん引による始動 ………………………322
けん引能力 …………………………185, 333
けん引バー ………………………………322
けん引リング ……………………………324
けん引ロープ ……………………………322
減光 ………………………………………142
ボタン …………………………140, 142
こ
高圧洗車装置 ……………………………252
工具 …………………………………260, 266
工具セット …………………………260, 266
後退灯 ……………………………………318
コミュニケーション・システム ………164
小物入れ
アームレスト(フロント)…………168
アームレスト(リア)………………168
コラプシブル・スペア・タイヤ
………………………87, 216, 278, 305, 330
警告灯 ………………………………106
コンパス ……………………………………97
コンフォート機能
スライディング/チルティング・
ルーフ ………………………………145
パノラマ・ルーフ・システム ……150
パワー・ウィンドウ …………………28
コンフォート・ランプ …………………142
コンプレッサ ……………………………267
さ
サービス・インジケータ ………………108
サブ・ウーハの取外し …………………305
サマー・タイヤ …………………………330
サンバイザ ………………………………138
サン・ブラインド ………………………139
し
シート
位置 ……………………………………30
調節 ……………………………………30
フロント ………………………………30
リア ……………………………………35
シート・ヒータ ……………………………38
スイッチOFF …………………………38
スイッチON …………………………38
リア………………………………39, 129
シートベルト ………………………………40
警告灯 …………………………………40
装着 ……………………………………41
高さ調整 ………………………………42
外し方 …………………………………41
ベルト・テンショナ …………………40
シート・メモリー ……………………31, 56
運転席シート・メモリー ……………32
キーによるメモリーの呼出し ………31
助手席シート・メモリー ……………32
シート・メモリー(コンフォート) ……31
シーラント……………………………88, 270
シーラント・セット…………………88, 270
シールのお手入れ ………………………256
シガー・ライタ …………………………162
室内防塵用フィルタ ……………………245
室内モニタ・システム ……………………24
一時的な解除 …………………………25
ON/OFF ……………………………17
作動/解除 ……………………………24
自動再ロック ………………………………20
自動内気循環モード ………………126, 131
自動防眩機能 ………………………………57
シフト・アップ …………………………202
車高調整 …………………………………230
車載マニュアル ……………………………3
車体番号 …………………………………326
ジャッキ ……………………………266, 272
ジャッキ・アップ ………………………272
ジャッキ・ポイント ……………………272
車幅灯 ………………………………112, 316
車両
お手入れ ……………………………252
オフロード走行後 …………………223
キー………………………………14, 308
救助 …………………………………323
固定 …………………………………269
車高の上げ方 ………………………231
車高の下げ方 ………………………232
車体番号 ……………………………326
洗車 …………………………………252
データ・バンク ……………………326
バッテリ …………………70, 298, 309
保管 ……………………………258, 300
保管後の復帰 ………………………300
車両キー
バッテリ ……………………………308
車両重量 …………………………………333
車両寸法 …………………………………336
車両ドア
ロック
(ポルシェ・エントリー&ドライブ) …19
ロック(リモート・コントロール)…17
ロック解除
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…18
ロック解除
(リモート・コントロール)…………16
車両トレーラー・コンビネーション・
スタビリゼーション ……………………216
ジャンパー・ケーブルによる始動 ……309
接続 …………………………………309
収納スペース ……………………………166
ラゲッジ・コンパートメント左右の
収納スペース ………………………169
障害物 ……………………………………228
消火器 ……………………………………165
触媒コンバータ …………………………251
助手席側ドア・ミラーの調整………56, 158
す
垂直連結荷重 ……………………………185
スキー・バッグ …………………………182
スタビリティ・マネージメント・
システム …………………………………213
インジケータ・ランプ ……………108
オフロード …………………………215
警告灯……………………………64, 108
スチーム洗浄機 …………………………252
ステアリング ………………………………50
調整 ……………………………………51
ヒータ …………………………………50
マルチ・ファンクション・
ステアリング …………………………52
さく引
343
ステアリング・コラム・ロック
ポルシェ・エントリー&ドライブ
装着車 …………………………………59
ポルシェ・エントリー&ドライブ
非装着車 ………………………………59
ステアリング・ホイールでのギヤ・
チェンジ ……………………………200, 201
ステアリング・ホイール・ボタン ………52
照明 ……………………………………53
ステアリング・ロック ……………………58
スノー・チェーン …………………264, 330
スピード・メータ …………………………69
スペア・タイヤ …………87, 278, 284, 330
警告灯 ………………………………106
スペア・タイヤ・ブラケット …………285
開け方 ………………………………285
ロック
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…19
ロック解除
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…18
ロック解除
(リモート・コントロール) ………16
スペア・パーツ …………………………326
スペーサ …………………………………268
スペシャル・オフロード・レベル ……230
スポーツ・デザイン・パッケージ …7, 222
スライディング/チルティング・
ルーフ ……………………………………144
コンフォート機能 …………………145
スルーロード・バッグ …………………182
荷物の固定 …………………………183
344
さく引
せ
整備 ………………………………………236
セーフティ・キャッチ
(エンジン・フード) ……………………178
セーフティ・ネット ……………………180
アッセンブリ ………………………181
取付け位置 …………………………180
セキュリティ・ホイール・ボルト ……267
セレクション・モード
オートマチック ……………………200
マニュアル …………………………202
セレクタ・レバー位置 …………………199
ディスプレイ ………………………199
セレクタ・レバー・ロック ……………205
センサ
温度(エアコン)……………………123
洗車 ………………………………………252
セントラル・ディファレンシャル・
ロック ……………………………………208
セントラル・ロッキング・システム
…………………………………………20, 288
ボタン …………………………………21
そ
走行プログラム
オフロード ………………201, 203, 206
走行制限プログラム ………………204
走行プログラム …………200, 206, 210
ロー・レンジ・インジケータ・
ランプ ………………………………207
総重量 ……………………………………333
速度記号 …………………………………265
ソケット …………………………………288
ソケット(トレーラー)……………191, 194
た
タイダウン・ベルト ……………………176
タイダウン・リング ……………………175
タイヤ ……………………………………261
荷重と速度 …………………………261
記号 …………………………………265
空気充填 ………………………280, 282
交換 ………………………92, 263, 275
サイズ …………………………265, 330
サイド・ウォール …………………265
トレッド ……………………………330
破損 …………………………………261
バルブ ………………………………263
パンク時 ……………………………269
ホイール・サイズ …………………330
タイヤ空気圧 …………………82, 186, 261
圧力抜き ………………………281, 283
警告灯 ………………………64, 95, 106
警告メッセージ ………………………90
仕様 ……………………………………95
データ ………………………………331
荷物の積載 …………………………176
プレート ……………………………327
タイヤ空気圧仕様 …………………………95
タイヤ空気圧モニタリング・システム …82
システム登録フェーズ ………………84
モニタリング …………………………89
タイヤ・シーラント…………………88, 270
タコメータ………………………………… 66
ち
小さな塗装の傷 …………………………254
地上高 ……………………………………334
チャイルド・シート …………………43, 47
アタッチメント ………………………47
取付け …………………………………47
チャイルド・シート・システム …………43
チャイルド・ロック
リア・ドア ……………………………23
超音波センサ ……………………………155
超音波センサ(パーキング・アシスタン
ト)…………………………………………154
超音波測定 ………………………………156
つ
つやだし …………………………………254
て
ティプトロニック……………………50, 198
ロッカー・スイッチ ……50, 200, 201
データ・バンク …………………………326
テール・ランプ …………………………318
テクニカル・データ ……………………328
電気系統 …………………………………288
電話 ………………………………………164
電話メニュー ………………………………75
と
ドア …………………………………………22
ドア・ガード/足元照明 ………………143
ドア開 ……………………16, 18, 20, 22, 99
緊急操作 ………………………………15
ドア・ミラー…………………………55, 186
拡張 ……………………………………55
格納 ……………………………………55
自動調節 ……………………………101
自動防眩ミラー ………………………57
助手席ミラーの調整 …………………56
調整 ……………………………………55
トレーラーけん引時の運転 ………186
パーキング・エイド …………………32
ヒータ …………………………………56
ドア・ロック
オート・ドアロック……………22, 100
除氷剤 ………………………………253
ポルシェ・エントリー&ドライブ …18
リモート・コントロール ……………16
盗難防止 ……………………………………23
動力性能 …………………………………338
読書灯
フロント ……………………………140
リア …………………………………141
時計 …………………………………………96
塗装 ………………………………………254
ドライビング・ランプ・アシスタント
……………………………………………113
ランプ・スイッチ …………………112
トラクション ……………………………225
トラクション・システム ………………212
トランスミッション ………………198, 329
ドリンク・ホルダ ………………………170
トレーラー
切離し ………………………………187
操作 …………………………………185
ソケット ………………………191, 194
連結 …………………………………187
トレーラー・カップリング ……………185
着脱式 ………………………………187
電動可倒式 …………………………193
トレーラー・ソケット ……………191, 194
な
慣らし運転 …………………………………12
新しいタイヤの慣らし方 ……………12
に
荷物 ………………………………………176
スキーバッグの収納 ………………183
セーフティ・ネット ………………180
セーフティ・ネット・アッセンブリ
………………………………………181
積載 …………………………………176
タイダウン・ベルト ………………176
タイダウン・リング ………………175
タイヤ空気圧……………………85, 331
トノ・カバー ………………………177
トノ・カバーの取付け ……………178
ネット ………………………………180
さく引
345
ね
粘度(エンジン・オイル)………………237
燃料……………………………………68, 249
燃費………………………………12, 329
レベル・ゲージ ………………………68
燃料給油フラップ ………………………249
燃料給油フラップの開き方 ……………249
燃料計 ………………………………………68
燃料の給油 ………………………………250
の
ノーマル・レベル ………………………230
上り坂走行 ………………………………224
トラクション ………………………225
は
パーキング・アシスタント ……………154
パーキング・エイド ……………………154
ドア・ミラー …………………………32
パーキング・ヒータ ……………………134
故障 …………………………………138
スイッチON/OFF……………………135
プログラミング ……………………136
メモリの作動 ………………………137
リモコン ………………………135, 308
パーキング・ブレーキ ……………………61
警告灯 ………………………………109
ブレーキ・テスト …………………221
パーキング・ランプ ……………………115
パーキング・ロック ……………………199
346
さく引
パーソナル・ボタン ………………………31
排ガス
警告灯 ……………………………64, 71
コントロール ………………………251
システム ……………………………251
モニタリング ………………………5, 71
灰皿 ………………………………………162
ハイビーム ………………………………115
インジケータ・ランプ……………… 64
バルブ交換 …………………………312
レバー ………………………………115
ハイ・レンジ …………………200, 202, 210
オンロード走行プログラム ………206
ハザード・ランプ ………………………115
ハザード・ランプ・スイッチ …………115
パッシング ………………………………115
バッテリ………………………………70, 298
お手入れ ……………………………299
車を保管するとき …………………300
警告灯 ………………………………107
交換 …………………………………300
車両キー ……………………………308
車両の保管後の復帰 ………………300
充電 …………………………………310
充電後 ………………………………311
充電状態 ……………………………299
冬季時バッテリの取扱い …………299
取扱い上の注意 ……………………298
取外し/取付け ……………………301
パーキング・ヒータのリモコン …308
補助バッテリの取外し/取付け …305
バニティー・ミラー ……………………139
パノラマ・ルーフ・システム …………148
コンフォート機能 …………………150
バルブ
交換 …………………………………312
リスト ………………………………321
パワー・ウィンドウ ………………………27
ウィンドウの開閉 ……………………27
コンフォート機能 ……………………28
作動解除(リア・ウィンドウ) ……29
作動準備 ………………………………27
停止位置の記憶 ………………………29
ワンタッチ作動 ………………………28
パワー・ステアリング …………………244
パワー・ステアリング・オイル ………245
パワー・テスト …………………………236
パワー・トランスミッションおよびランニ
ングギヤ・コントロール・システム …211
ハンド・フリー・マイク ………………164
ひ
ビークル・プレート ……………………327
非常停止版 ………………………………260
左側通行 …………………………………320
ヒューズ …………………………………289
ヒューズ配置 ……………………………291
ヒル・ホルダー …………………………220
ふ
ファブリック・ライニング ……………258
ファンクション・キー ……………………52
照明 ……………………………………53
フィルタ
エア・フィルタ ……………………245
室内防塵用フィルタ ………………245
風量
設定 ……………………………125, 131
フォグランプ ……………………………112
吹き出し口
足元 ……………………………126, 132
中央 ………………………122, 126, 132
向き調節 ………………………126, 132
フット・ブレーキ …………………………62
不凍液の割合 ……………………………240
プラスチック部品 ………………………256
フルタイム4WD …………………………212
ブレーキ………………………………62, 221
警告灯 …………………………………63
テスト・メータ ……………………221
パッド ……………………………12, 62
ブレーキ液警告灯 ……………108, 243
ブレーキ液レベル ……………242, 332
摩耗………………………………62, 108
ブレーキ液
警告灯 …………………………108, 243
交換 …………………………………243
容量 …………………………………332
レベル点検 …………………………242
ブレーキ・ランプ ………………………318
フロア・マット …………………………257
フロント・シート
シート位置 ……………………………30
フロント・シート・メモリー ………31, 32
フロント・ワイパー ……………………116
へ
ヘッドランプ ………………………256, 312
ウォッシャ …………………………116
調整 …………………………………320
バイ・キセノン ……………………312
ハウジングのカバー閉じ方 ………314
バルブ交換 …………………………312
左車線走行から右車線走行への変更に
伴う切換え …………………………320
ヘッドランプ自動高さ調整 ……………114
ヘッドレスト ………………………………34
調整 ……………………………………34
取付け …………………………………34
取外し …………………………………34
ベルト ………………………………………40
警告灯 …………………………………40
装着 ……………………………………41
高さ調整 ………………………………42
テンショナ ……………………………40
外し方 …………………………………41
ベンチレーション …………………124, 128
ほ
ホイール ……………………………256, 261
荷重と速度 …………………………261
トレッド ……………………………262
ホイール・バランス ………………262
保管 …………………………………262
ホイール・アライメント ………………263
ホイール交換 ………………………262, 264
ホイール・サイズ ………………………330
ホイール・ボルト ………………………267
タイヤ交換 ……………………275, 284
方向指示灯
インジケータ・ランプ ………………64
レバー ………………………………115
方向指示灯/ハイビーム/パッシング・
レバー ……………………………………115
方向指示灯バルブ
フロント ……………………………317
リア …………………………………318
ボール・ヒッチ
安全確認 ……………………………191
車両への取付け ……………………188
準備 …………………………………189
電動可倒式トレーラー・
カップリング ………………………193
取外し ………………………………192
ホーン ………………………………………50
補助ドライビング・ランプ ……………316
補助バッテリ
取外し/取付け ……………………305
ポルシェ・アクティブ・サスペンション・
マネージメント …………………………233
インジケータ・ランプ ……………109
ディスプレイ ………………………233
さく引
347
言語 …………………………………103
コラプシブル・スペア・タイヤ ……87
コンパス ………………………………97
コンフォート・メニュー ……………98
システム ………………………………89
車両インフォメーション ……………79
初期設定 ……………………………103
スペア・タイヤ ………………………87
積載 ……………………………………88
設定 ……………………………………96
操作、コントロール …………………72
タイヤ空気圧モニタリング・システム
…………………………………………82
タイヤ・シーリング …………………88
タイヤの種類 …………………………85
単位 …………………………………102
電話 ……………………………………75
時計 ……………………………………96
メイン・メニュー ……………………74
ランプ ………………………………102
レベル …………………………………80
ポルシェ・エントリー&ドライブ ………18
イモビライザー ………………………19
リア・ウィンドウのロック/
ロック解除 ……………………………18
リア・リッドのロック/
ロック解除 ……………………………18
ポルシェ・コミュニケーション・
マネージメント …………………………164
ポルシェ・スタビリティ・
マネージメント …………………………213
インジケータ・ランプ ……………109
オフロード …………………………215
解除 …………………………………215
警告灯……………………………64, 109
スイッチON ……………………… 216
ポルシェ・トラクション・マネージメント
……………………………………………212
本革のお手入れ …………………………257
ま
マイク ……………………………………164
マルチ・ファンクション・
ステアリング ………………………………52
電話操作機能付き ……………………53
電話操作機能なし ……………………54
ファンクション・キー ………………52
マルチ・ファンクション・
ディスプレイ ………………………………72
基本画面 ………………………………73
警告 ……………………………………80
警告灯および警告メッセージ ……104
348
さく引
み
水たまりや浅瀬の走行 …………………226
ミラー
ドア・ミラー …………………………55
ルーム・ミラー ………………………54
む
ムービング・オフ ………………………198
ムービング・オフ・アシスタント ……220
め
メインテナンス …………………………236
メイン・メニュー …………………………74
眼鏡ケース ………………………………166
メモリー ………………………………31, 32
メモリー付きシート ………………………31
メモリー・ボタン …………………………31
ゆ
油圧解除式アンチロール・バー ………209
よ
容量 ………………………………………332
予備燃料タンク …………………………250
ら
ライセンス・ランプ ……………………320
ラゲッジ
固定(スキー・バッグ)……………182
セーフティ・ネット ………………180
セーフティ・ネット・アッセンブリ
………………………………………181
積載 …………………………………176
タイダウン・ベルト ………………176
タイダウン・リング ………………175
トノ・カバー ………………………177
トノ・カバーの取付け ……………178
ネット ………………………………180
ラゲッジ・コンパートメント …………175
ラゲッジ・コンパートメント・リッド
……………………………………………172
ロック
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…19
ロック解除
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…18
ロック解除
(リモート・コントロール) ………16
ラジエータ・ファン ……………………241
ラジオ ……………………………………165
ランニング・ギヤ設定 …………………233
ランプ・スイッチ ………………………112
ランプ類 …………………………………256
交換 …………………………………312
リスト ………………………………321
り
リア・ウィンドウ ………………………174
ヒータ ……………………123, 124, 128
開く(リモート・コントロール) …16
ロック
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…19
ロック解除
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…18
ロック解除
(リモート・コントロール) ………16
リア・シート ………………………………35
倒す ……………………………………35
戻す ……………………………………37
リア軸荷重 …………………………185, 333
リア・ディファレンシャル・ロック …208
リア・フォグランプ ………………112, 318
リア・ランプ ……………………………318
リア・リッド ……………………………172
ロック
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…19
ロック解除
(ポルシェ・エントリー&ドライブ)…18
ロック解除
(リモート・コントロール) ………16
リア・ワイパ ……………………………118
リッド
エンジン・フード …………………178
エンジン・フード警告灯 …………111
ラゲッジ・コンパートメント ……172
リバース・ギヤ …………………………199
リム ………………………………………330
リム径 ………………………………265
リム幅 ………………………………265
リモート・コントロール …………………16
パーキング・ヒータ ………………135
バッテリの交換 ……………………308
リリース・ボタン ………………………198
リレー ……………………………………288
る
ルーフ・コンソール ……………………166
ルーフ・トランスポート・システム
…………………………………184, 333, 336
ルーム・ミラー ……………………………54
自動防眩機能 …………………………57
ルーム・ランプ …………………………140
れ
レイン・センサ …………………………116
レスト・ボタン ……………………124, 128
レスト・モード ……………………127, 133
レベル・コントロール …………………230
警告メッセージ ……………………232
スイッチON/OFF……………………232
スペシャル・オフロード・レベル …230
ノーマル・レベル …………………230
マルチ・ファンクション・
ディスプレイへの表示 ………………80
ローディング・レベル ……………231
ロー・レベル ………………………230
ろ
ローディング・レベル ……………231, 334
ロード・スペース ………………………175
ロード・スペース・フロア ……………175
ロー・ビーム ……………………………112
ロー・レベル ……………………………230
ロー・レンジ …………………201, 203, 210
インジケータ・ランプ ……………207
オフロード走行プログラム ………206
ロッカー・スイッチ ……………………198
ロック
キーレス ………………………………19
ポルシェ・エントリー&ドライブ …19
リモート・コントロール ……………17
ロック解除
キーレス ………………………………18
ポルシェ・エントリー&ドライブ …18
さく引
349
リモート・コントロール ……………16
ロックの動作 …………………………17, 19
わ
ワイパー …………………………………116
ブレード ………………………246, 255
フロント ……………………………116
リア …………………………………118
レバー ………………………………116
ワイパー・ブレード ………………246, 255
交換 …………………………………246
ワックス …………………………………254
350
さく引
¡車両の仕様およびオプションの変更により、この取扱説明書
の内容の一部が車両と一致しない場合があります。
¡説明図は一部日本仕様と異なる点があります。
¡この取扱説明書に関してのお問い合わせは下記までお願い致
します。
ポルシェ ジャパン株式会社 アフターセールス部
〒153-0064
東京都目黒区下目黒1ー8ー1
アルコタワー16F
車両受領証
(販売店で保管)
VIN:車両識別ナンバー
エンジンナンバー
上記車両については、取扱説明書および整備手帳に記載されている車両の取扱い、
および保証内容、並びに納車点検内容の説明を受け了承の上、車両およびツール
キットを完全な状態で受領しました。
販売店スタンプ
日時
お客様の署名
ポルシェジャパン株式会社
〒153 -0064 東京都目黒区下目黒 1- 8 -1
アルコタワー16 F
DM5069PAT10300
WKD 948 170 06
Cayenne Turbo
56423_Cayenne Turbo_06MY 06.1.27 2:47 PM ページ1
Cayenne Turbo
Cayenne Turbo S
テクニカル・データ
WKD 948 770 06
9/05
「ポルシェ」
、ポルシェのロゴ、
「カイエン」
、
「ティプトロニック」
、
「テクイップメント」
は、ポルシェ社の登録商標です。
取扱説明書 補足版(本書) 改造作業
について
セーフティ・ノート
Printed in Japan
本書の一部または全部の複製は、ポルシェ
社の許可がない限り禁止致します。
 Dr.Ing.h.c.F.Porsche AG
ポルシェ ジャパン株式会社
こ の 取 扱 説 明 書 補 足 版 は 、『 Cayenne
Turbo取扱説明書』を補足する資料として
作成しています。
以降のページでは、
『Cayenne Turbo取扱説
明書』からの変更点を記載しています。そ
れぞれのページで該当項目名を記していま
すので、
『Cayenne Turbo取扱説明書』と併
せてお読みください。
セーフティ・ノート
以降のページでは、
「セーフティ・ノート」
に『Cayenne Turbo取扱説明書』の該当項
目名を記しています。
ポルシェ社によって承認された場合にの
み、車両を改造することができます。
これにより、お客様のポルシェ車は運転の
信頼性と安全性を確保し、損傷を防ぐこと
になります。
正規ポルシェ販売店がご相談をお受け致し
ます。
エンジン・データ
セーフティ・ノート
このページは、「車両の識別、テクニカ
ル・データ」章の「エンジン・データ」に
対する補足情報です。
カイエン・ターボ S
エンジン・タイプ
4サイクル、スパーク・イグニッション・エンジン
シリンダ数
8
ボア
93 mm
ストローク
83 mm
総排気量
4,511 cm3
最高エンジン出力
383 kW(521 HP)
エンジン回転数
5,500 rpm
最大エンジン・トルク
720 Nm
エンジン回転数
2,250 - 3,750 rpm
エンジン・オイル消費量
最大1.5R/1,000 km
最高回転数
6,500 rpm
車両の識別、テクニカル・データ
1
タイヤ、ホイール、トレッド
セーフティ・ノート
このページは、「車両の識別、テクニカ
ル・データ」章の「タイヤ、ホイール、ト
レッド」に対する補足情報です。
カイエン・ターボS
サマー・タイヤ ウィンター・タイヤ タイヤ
フロント/リア
ホイール
フロント/リア
リム・オフセット
フロント/リア
275/40 R 20 106 Y XL
9J×20
60 mm
275/40 R 20 106 Y XL
9J×20/10J×20
60 mm/55 mm
1641 mm
1666 mm
9J×19
60 mm
1641 mm
1656 mm
1)
255/50 R 19 107 V XL
トレッド
フロント
リア
1641 mm
1656 mm
タイヤに記載されている積載容量係数(例:106)と最大速度記号文字(例:Y)は、走行する最高速
度以上の性能のものを使用してください。
タイヤ/ホイール・サイズ
1)
スノー・チェーンとクリアランス
2
車両の識別、テクニカル・データ
新しいタイヤを装着するときおよびタイヤを交換する場合は、
『Cayenne Turbo取扱説明書』の「タイ
ヤとホイール」項の諸注意をお読みください。
指定のタイヤとホイールのサイズは広範囲のテストを元に認可されているものです。タイヤ、ホイールの指定
サイズについてはお気軽に最寄りの正規ポルシェ販売店までお問い合わせください。
認可されていないサイズのタイヤおよびホイールを使用されますと、走行に危険性が生じ事故を起こす恐れが
あるため十分注意してください。
1)のタイヤは、ポルシェ社指定のスノー・チェーン(部品番号955.044.600.08)を装着したときのクリアランスの
み保証されています。
1)のタイヤは、リア・ホイールだけにスノー・チェーンを装着してください。
チェーン装着時は、50 km/h以下で走行してください。ポルシェ社が認可したファインリンク・クロスタイプ・
チェーンまたはエッジ・チェーンだけを使用してください。
『Cayenne Turbo取扱説明書』の「スノー・チェーン」項も併せてお読みください。
冷間時のタイヤ空気圧
セーフティ・ノート
このページは、「車両の識別、テクニカ
ル・データ」章の「冷間時のタイヤ空気圧」
に対する補足情報です。
これらのタイヤ空気圧はポルシェ社が認定したタイヤのみに適用されます。
『Cayenne Turbo取扱説明書』の「タイヤとホイール」項に記述されている指示に、必ず従ってください。
部分積載状態
(乗員3名および積荷21 kgまで)
タイヤ・サイズ
255/50 R 19
275/40 R 20
全積載状態
(乗員3名および積荷21 kgを超える場合)
タイヤ・サイズ
255/50 R 19
275/40 R 20
カイエン・ターボS
前輪
後輪
2.6 bar (38 psi)
2.9 bar (43 psi)
カイエン・ターボS
前輪
後輪
2.6 bar (38 psi)
3.4 bar (50 psi)
タイヤ空気圧モニタリング・システム装着車では、インストルメント・パネルのマルチ・ファンクション・ディスプレイに車両重量
をセットしてください。
『Cayenne Turbo取扱説明書』の「積載重量」項を参照してください。
車両の識別、テクニカル・データ
3
動力性能
セーフティ・ノート
このページは、「車両の識別、テクニカ
ル・データ」章の「動力性能」に対する補
足情報です。
DIN規定による空車重量、および最大200 kgまでの積載条件による。動力性能を損なう付加装置は使用せず(例:特殊タイヤ)
。
カイエン・ターボ S
最高速度
270 km/h
0∼100 km/h発進加速
5.2秒
けん引時の最高許容速度
80 km/h
4
車両の識別、テクニカル・データ
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* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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