取 扱 説 明 書

取 扱 説 明 書
取 扱 説 明 書
直接一面せん断形
粉体せん断試験機
DS-100 形
ひずみゲージ
リニアヘッド
動ひずみ
測定器
DIRECT SHEAR TESTER
MODEL DS-100
BUZZER
STOP
POWER
STOP
START
STAND BY
コントロール
パネル
DATA OUT
筒井理化学器械株式会社
〒110-0003 東京都台東区根岸1-1-31
TEL03-3845-2011
FAX03-3842-5852
E-mail : [email protected]
DS-100 形
2013.03
直接一面せん断試験法
せん断試験は、粉体層の力学的挙動に関連する特性のうちでも重要な摩擦特性を調
べる試験法です。
せん断試験の考え方は、古くより土質力学の分野で発展させられてきたものです。
試験法を大きく分類すると、直接せん断試験法と、三軸圧縮試験、一軸圧縮試験法
があります。いずれも Coulomb.Mohr らの破壊理論、強度理論に基づいて応力の限界
釣合状態を調べ、破壊包絡線を求めるというものです。
土質力学に比べて、広範囲の粉粒体を取り扱う粉体工学の分野でも、種々の試験法
が工夫されています。中でも、Jenike により提案されたセルによる方法(直接せん断
試験法の一種)が主流をなしています。
本試験法は、もっとも簡単なせん断試験法であり、比較的安価で手軽な装置である
と言えます。
本機は、モーター駆動リニアヘッドと電子コントロールユニットの採用により、測
定時間を大幅に短縮し、測定操作を簡単にしました。
また、データの取り込みは、直接コンピュータで行うことにより、データ解析も表
計算ソフトで簡単にできるようにしました。
仕 様
セル寸法・・・・・・・・60×60×60mm および 30×30×30mm
最大せん断応力・・・・・50N および5N
垂直荷重・・・・・・・・2,000g (200g 分銅 10 個)
圧密荷重・・・・・・・・5kg(5kg 分銅 1 個)
記録装置・・・・・・・・データロガー(パソコンに接続)
駆動方式・・・・・・・・モーター駆動リニアヘッド
電
源・・・・・・・・100V・100W・50/60Hz
本体寸法・・・・・・・・W400×D350×H376
その他・・・・・・・・・測定終了時にブザー機能あり
測定の手動停止
測定レンジでフルスケールの 90%になると測定中止
付 属 品
試料セル・・・・・・・上下セル、セル蓋 60×60×60mm
1式
30×30×30mm
2式
垂直荷重用分銅・・・・200g 10 個
垂直荷重用分銅台・・・上下セル、セル蓋 60×60×60mm
1式
30×30×30mm
1式
圧密用分銅・・・・・・5kg
圧密用分銅台・・・・・2 式
1個
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DS-100 形
2013.03
薬さじ・・・・・・・・1 本
はけ・・・・・・・・・1 本
USB ケーブル・・・・・1 本
電源ケーブル・・・・・1 本
取扱説明書・・・・・・DS-100形、DPM-900/950 シリーズ動ひずみ測定器、
LMA-A 型小型圧縮型ロードセル、U3HV-LJ
書込み表(Excel データ)
操作パネル
本体パネル
DIRECT SHEAR TESTER
MODEL DS-100
ランプ
BUZZER
STOP
ランプ
STOP
ブザー停止 SW 測定中止 SW
ランプ
START
測定開始 SW
ランプ
STAND BY
測定準備 SW
DATA OUT
POWER
電源 SW
USB 端子
Tsutsui Scientific Instruments Co., Ltd.
動ひずみ測定器パネル
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DS-100 形
2013.03
TEDS スイッチ(使用せず)
ACTL LOAD スイッチ(使用せず)
LP.F.スイッチ・・・・・ローパスフィルタのカットオフ周波数を切換えます。
V ADJ.スイッチ・・・出力電圧の零点微調整および感度微調整を行います。
H.P.F.スイッチ・・・・ハイパスフィルターの有効/無効を切換えます。
BAL スイッチ・・・・2 度押して平衡調整します。
SET スイッチ・・・・2 度押しで CAL スイッチと VOLTAGE OUT スイッチで設
定された内容に従い、本器の内部ゲイン設定を行います。
⑧ CAL ON スイッチ・・・「+」を押すと正の、「-」を押すと負の CAL スイッチに
設定された校正ひずみが出力に加算されます。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
KEY LOCK スイッチ
VOLTAGE OUT スイッチ・・・・出力電圧値を設定します。
CAL スイッチ・・・・・入力ひずみ量または出力したい校正ひずみ値を設定します。
POWER スイッチ
INT ランプ
バーグラフ
LP.F.ランプ
モニタ
BV0.5V ランプ
⑱
⑲
⑳
V ランプ
H.P.F.ランプ
VOLTAGE OUT ランプ
CAL ランプ
21
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DS-100 形
2013.03
測定準備
1.電源 SW が OFF であることを確認してから、電源コードをコネクターに接続します。
その後、コンセントに差込ます。
2.本体の電源 SW を ON にします。このとき、動ひずみ測定器の電源も ON にします。
“STAND BY”スイッチを押します。台車が左の方に動き、その後停止して赤ラン
プが点滅します。台車に上下セルをずれのないように載せ、上部セルの凸部と検出セ
ンサーとの間隔が 0.5~1.0mm になるように、台車のジョイント部を調整しネジを固
定します。
3.取付けが終了しましたら、STOP スイッチを押して、台車を右に移動させます。
4.本機とパソコンを USB ケーブルで接続します。“DAQFactory”を立上げて測定ファ
イル(例えば 5N.ctl)を呼び込みます。
5.グラフ下の Start をクリックして、データの読み込みを開始します。その後、右側
Workspace の LOGGING をダブルクリックして log を表示します。つぎに、log をク
リックします。
LOGGING
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DS-100 形
下図の Logging 画面に File Name (例えば、F¥test.csv)を入力し
ックして確定します。
2013.03
Apply をクリ
パソコンへのデータの取り込みは、log を右クリックして Begin Logging
Set をク
リックすると、データの取り込みが開始されます。停止は、同様に、log を右クリックし
て End Logging Set をクリックします。
6.動ひずみ測定器の設定
小型圧縮型ロードセル LMA-A 型の場合は、セルの定格出力によって CAL の値を変
更します。
容量 50N で、定格出力 0.985mV/V の場合は、
0.985×2,000×10-6=1,970×10-6 ひずみ
となるため、CAL の値を 1970 に設定する。このとき、VOLTAGE OUT を 5.000 に
設定すると、出力5V が 50N に相当することになります。
容量5N で、定格出力 0.965 mV/V の場合は、
0.965×2,000×10-6=1,930×10-6 ひずみ
となるため、CAL の値を 1930 に設定する。このとき、VOLTAGE OUT を 5.000 に
設定すると、出力5V が 5N に相当することになります
CAL および VOLTAGE OUT の設定を変更した場合には、SET スイッチを 2 回連続
して押します。設定が完了したらモニタに”SET”と表示されます。
ローパスフィルタは、10Hz に設定します。LP.F スイッチの矢印で選択します。
モニタの表示が無負荷で、零にならない場合には BAL スイッチを 2 度押して下さい。
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DS-100 形
2013.03
試料準備・測定
1.測定試料を約 1 リットル用意します。
2.試料セルおよび装置を乾いたガーゼで清掃します。
3.気温、湿度を測定し、書込み表に入力します。
4.試料はセルに充填する前に十分ほぐします。
5.机上に広いパットを置き、その上に下部セルを置き、試料を充填します。
セルの深さの 1/2 ぐらいになったら、はけで粉体表面をならします。(ふるいなどを
用いて、少しずつ充填するのも一つの方法です)
6.セル蓋を試料表面に載せ、圧密用分銅台をのせて約 10 秒間圧密します。
7.上下セルの接触面をガーゼで拭き、試料を挟み込まないように注意しながら上部セル
を下部セルの上に載せます。
(注)セルの継ぎ目がずれないように注意します。ずれていると、本体にセットして
STAND BY スイッチを押したときにセルがセンサーにあたり、試験体を壊してしま
います。
8.下部セルの圧密充填に準じて、上部セルに2回に分けて充填します。
(注)せん断面に、充填したときの境が生じないように注意します。
9.予圧密は、さらさらした砂のようなものであれば、5kg の分銅を 10 秒間載せておき
ます。微粉の場合は、10kg または 20kg の分銅で圧密する必要があります。必要なと
きは、当社に問い合わせ願います。
(注)予圧密が不足、または充填が悪い場合には、はっきりしたせん断波形が出ず、ある
値まで上昇するだけで、急激な変化が起こりません。
10.充填が終了しましたら、試料の入ったセルを秤量し、書込み表に入力します。
11.つぎに、試料を充填したセルを、左右に注意して本体の台車の上に載せます。
12.セルの上に分銅台、その上に分銅を載せ、垂直荷重をかけます。
13.STAND BY スイッチを押すと、台車が左に動きセンサーの手前で止まります。
赤のランプが点滅している状態で、他に異常がなければ START スイッチを押します。
14.パソコンへのデータの取り込みを始めます。 log を右クリックして Begin
Logging Set をクリックすると、データの取り込みが開始されます。停止は、同様に、
log を右クリックして End Logging Set をクリックします。このとき、画面右側の
PAGES の Page_0 をクリックしてグラフを確認できるようにすると、せん断応力が
観察できます。
15.測定が終了しますと、ブザーが鳴り、台車が右に動きだします。ブザーストップス
イッチを押します。
16.測定は、垂直荷重を変えて行います。
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DS-100 形
2013.03
データ処理
1.パソコンに取り込まれたデータは、Excel で開くことができます。このとき、The
Time の表示形式を変更する必要があります。
セルの書式でユーザー定義を選択し、yyyy/m/d/h:mm:ss.000 と入力します。
2.グラフの範囲指定は、ctrl キー+↓で最後のセルを選択して、shift を押しながらト
ップデータまでをすべて選択します。グラフの種類は、散布図を選択します。
3.グラフから最大せん断荷重を読み取り、書込み表に入力します。
4.測定がすべて終了したら、書込み表から粉体の内部摩擦角、摩擦係数、付着力を求め
ます。
データ取り込み例
書込み表
書込み表を別紙に添付します。
例として、数値が入力されています。黄色部分のセルには、計算式が入力されている
ので、データ入力はしないように願います。
その他
動ひずみ測定器、センサー、データロガーの詳細な説明は、各取扱説明書を参照願い
ます。
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Thank you for your participation!

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project

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