7

D438

ワイドシャッターFタイプ

取付説明書

ー電動タイプー

●このたびは、東洋エクステリア製品をお買いあげいただきましてまことにありがとうございます。

●この取付説明書に示した表示記号の内容は、製品を安全に正しく施工していただき、施主様等の危害や損害を未

然に防止するためのものです。

表示記号の内容を良く理解したうえで、本書の内容（指示）にしたがってください。

●この取付説明書では、次のような記号を使用しています。

安全に関する記号

記号の意味

警告 ●取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負うおそれのある内容を示しています。

注意

●取扱いを誤った場合に、使用者が中・軽傷を負うおそれのある内容、または物的損害の

おそれがある内容を示しています。

一般情報に関する記号

ポイント

●取付手順で、特に注意して作業をしていただきたいことを示しています。

●守っていただかないと組付けができない内容、または製品全体に後々不具合が発生する

おそれのある内容を示しています。

※

●取付説明の内容全体（個々の説明枠）にかかる注意事項を示しています。

●取付説明の内容に制限がある場合の条件を示しています。

補足

●説明の内容で知っておくと便利なことを示しています。

＜施工の前に＞

注意

●製品の施工には、危険を伴う場合がありますので、必ず専門の工事業者による施工をお願いします。

●正しく施工，組付けをするために、施工前に必ず取付説明書をお読みください。

●製品の施工については、必ず取付説明書にしたがってください。

●施工終了後、取扱説明書と鍵は施主様にお渡しください。

−1−

D438_200704A

工事区分表

施工工程

壁ユニット工事

1.基礎の施工

2.柱と上枠・下枠の取付け

3.間口寸法ガイド材の取付け

4.壁ユニットの設置と仮固定

施工範囲

5.前面パネル・柱カバーの取付け

6.前面パネル上カバーの取付け

7.主柱キャップの固定とレールステイの養生

電気工事 AC100V電源線の引き込み

施工担当者

販工店販

電気工事店

電

基礎コンクリート

の施工

1.間口寸法と柱の倒れ調整

2.基礎コンクリートの打設・養生

販工店販

シャッター工事

1.ブラケットの取付け

2.シャフトの取付け

3.開閉機の取付け

4.ケース下地Ｃ鋼の取付け

5.ステンスラットの取付け

6.アルミスラットの取付け

7.コンビスラットの取付け

8.ガイドレールの取付け

9.まぐさの取付け

10.エマージェンシースイッチの取付け

11.ステン用座板の取付け

12.アルミ用およびコンビ用座板の

取付け

13.雨樋の取付け

14.ケース補強材の取付け

15.収納ボックスの取付けと結線

16.光電センサーと押ボタン線の取付け

17.作動確認①

18.シャッターケースの取付け

19.アンテナの取付け

20.作動確認②

21.端部カバーの取付け

22.開閉機の手動操作用チェーンの結束

23.開閉機へのブレーキ解放ヒモの取付け

24.点検口の取付け

25.上限･下限停止位置の設定

26.リモコン送信機の登録

トステム

鈴木シャッター

（株）

S

土間仕上げ

土間コンクリートの打設

販工店販

＜施工上のご注意＞

注意

●取付説明書の順序通りに組付けてください。製品の強度など、性能が低下する場合があります。

●ボルト, ネジは弊社純正品の規定本数を確実に締付け、固定してください。

●アルミ製品が亜鉛、ステンレス以外の金属と接触する場合は、絶縁処理をしてください。

●腐食のおそれのある接着剤や化学製品を使用する場合は、製品と接触しないようにするか、接触する部分を完全に養生

してください。

●製品の改造は絶対にしないでください。

●施工終了後は、ボルト, ネジなどにゆるみがないか確認してください。

●施工中についた汚れは取除き、誤ってキズをつけた場合は補修塗料で補修してください。

D438_200704A

−2−

＜基礎工事について＞

注意

●寒冷地で凍上するおそれのある地域で使用する場合は、凍上線の下まで基礎を設けてください。

●塩分を含む砂および塩素系のモルタル混和剤は使用しないでください。腐食の原因になります。

●モルタルやコンクリートの抽出液が、工事中に製品に付着しないように注意してください。抽出液は強アルカリ性で、

シミやムラなどの外観不良の原因になります。

●製品の表面に付着したモルタルやコンクリートなどは、速やかに拭き取ってください。

●基礎の養生期間は十分にとり、その間に重い物を乗せたり振動を与えたりしないように指示してください。

＜電気配線工事について＞

注意

AC100V電線の埋設工事、配線作業に関しては電気工事店の有資格者に依頼してください。

−3−

D438_200704A

1 施工前の重要確認事項

2 梱包明細表

3 基本寸法と各部名称

1．基本寸法と各部名称

4 壁ユニットの施工

1．基礎の施工

2．柱と上枠・下枠の取付け

3．間口寸法ガイド材の取付け

4．壁ユニットの設置と仮固定

5．前面パネル・柱カバーの取付け

6．前面パネル上カバー材の取付け

7．主柱キャップの固定とレールステイの養生

5 AC100V電源線の引込み

6 基礎コンクリートの施工

1．間口寸法と柱の倒れ調整

2．基礎コンクリートの打設・養生

7 シャッター工事

1．ブラケットの取付け

2．シャフトの取付け

3．開閉機の取付け

4．ケース下地C鋼の取付け

5．ステンスラットの取付け

6．アルミスラットの取付け

7．コンビスラットの取付け

8．ガイドレールの取付け

9．まぐさの取付け

10．エマージェンシースイッチの取付け

11．ステン用座板の取付け

12．アルミ用およびコンビ用座板の取付け

13．雨樋の取付け

14．ケース補強材の取付け

15．収納ボックスの取付けと結線

16．光電センサーと押ボタン線の取付け

17．作動確認①

18．シャッターケースの取付け

19．アンテナの取付け

20．作動確認②

−4−

31

32

32

34

27

30

30

31

23

24

25

26

20

21

21

22

35

37

40

41

44

45

17

18

19

19

15

15

16

17

12

14

14

14

6

8

12

D438_200704A

21．端部カバーの取付け

22．開閉機の手動操作用チェーンの結束

23．開閉機へのブレーキ解放ヒモの取付け

24．点検口の取付け

25．上限・下限停止位置の設定

26．リモコン送信機の登録

8 土間コンクリートの打設

47

47

49

50

46

46

47

−5−

D438_200704A

1

確

認

事

項

施

工

前

の

重

要

1 施工前の重要確認事項

シャッター本体

上

面

500以上

障害物

道路側家側

ポイント

● シャッター本体の家側スペースは

500mm以上あけてください。スペー

スが少ないとシャッターが組付かない

場合があります。

●シャッター本体の上面は障害物がない

ようにしてください。修理・メンテナ

ンス作業ができなくなります。

道

路

側

家

側

作業スペース：5300以上

（標準有効開口5080の場合）

ポイント

●アルミスラットシャッターおよびコン

ビネーションシャッターの施工では、

本体片側からスラットをスライドしな

がら組付ける作業があります。シャッ

ターの左右どちらかに左図のスペース

以上を確保してください。

座板

ポイント

●土間コンクリートの打設時、レールを

埋込まないでください。

●シャッターを傾斜地に施工する場合で

もシャッターの間口部分はシャッター

座板の接地面が水平にあたるように施

工してください。

●傾斜地などでシャッター座板接地面を

溝状に施工する場合は、水はけや清掃

性を十分考慮してください。水溜まり

ができたり、砂等が溜まりやすいと動

作不良の原因になります。

●傾斜地などで壁や柱を埋込む場合は、

レールステイカバーやガイドレールの

脱着ができるようにしてください。修理、

メンテナンスの作業ができなくなります。

D438_200704A

−6−

メモページ

−7−

D438_200704A

2 梱包明細表

【1】壁ユニット・柱（右）

名称

右柱

略図員数

【5】壁ユニット・部品つづき

名称

1

柱カバー上

略図

【2】壁ユニット・柱（左）

名称略図員数

シーリング材

2

梱

包

明

細

表

左柱（鍵付 4本）※1

標準

1

※1 鍵はガードプレートのフタの裏にテープ止めされています。

【5-2】φ4×13座金組込ナベ

【3】壁ユニット・上下枠

員数

テクスネジ（PW＋シールW）

【5-3】φ4×13ナベテクスネジ

名称略図

【5-1】M10×25座金組込

六角ボルト（PW＋SW）

前面パネル上枠

1

マテリアル

カラー

【5-4】φ4×20トラス

タッピンネジ3種

1

【5-5】φ4×12トラス


【5-6】φ4×10ナベ

前面パネル下枠

1 1


取付説明書（D438）

【6】シャッター本体

名称

前面パネル上カバー（標準）

1 ー

右側ブラケット

ー

略図

前面パネル上カバー

（マテリアルカラー）

ー 1

左側ブラケット

間口寸法ガイド材

【4】壁ユニット・前面パネル

名称

前面パネル

【5】壁ユニット・部品

名称

上下枠取付金具

略図

略図

1 1

シャフト

員数

1

開閉機

ブレーキ解放ヒモ

員数

4

チェーン結束バンド

員数

2

1

1

1

1

1

1

16

10

24

2

6

4

1

員数

1

間口寸法ガイド材固定金具

1

アンカー棒

2

スプロケット

2

シャフトキー

1

主柱キャップ

2

駆動チェーン

−8−

1

D438_200704A

【6】シャッター本体つづき

名称

シャフトカラー

収納ボックス

リモコン送信機

送信機ケース

アンテナ

アンテナ線

エマージェンシースイッチ

投光用センサーヘッド

（灰色コード） ※1

受光用センサヘッド

（青色コード） ※1

アンテナ取付金具


取付金具

電装品取付台

ケース下地C鋼A

ケース下地C鋼B

略図員数

【6】シャッター本体つづき

名称

1

ケース上面補強材

略図員数

5

1

ケース後面補強材

2

ケース下面補強材

2

クッション材

1

1

1

2

2

【6-1】Ｍ8×40座金組込

六角ボルト（PW＋SW）

【6-2】Ｍ4×12サラ小ネジ（D6）

【6-3】Ｍ4六角ナット

【6-4】Ｍ4平座金

【6-5】Ｍ4バネ座金

【6-6】Ｍ5×12座金組込ナベ

小ネジ（PW＋SW）

【6-7】φ4×16サラテクスネジ


【6-9】φ5×16サラテクスネジ


【6-11】M4×8座金組込ナベ

小ネジ（PW＋SW）

※1 コードの長さは10000mm（10m）です。

1

3

5

3

2

58

7

8

20

6

2

2

2

2

4

2

梱

包

明

細

表

2

1

1

1

D438_200704A

−9−

2

梱

包

明

細

表

【7】シャッター本体（スラット）

名称略図

ステンスラット

組スラットA

組スラットB

組スラットD

組スラットE

コンビスラット

ステン用座板

アルミ用座板

コンビ用座板

ステン用・

コンビ用まぐさ

アルミ用まぐさ

ステン用ガイドレール

アルミ用・

コンビ用ガイドレール

員数

ステンアルミコンビ

【8】シャッターケース

名称

ケース上端材

1 ーー

ケース天面材

ー 1 ー

上コーナー材

ー 2 1

後面3連パネル

ー 11 2

後面2連パネル

ー 1 1

下コーナー材

ーー 1

下面パネル大

1 ーー

下面パネル中

ー 1 1

下面パネル小

1 ー 1

まぐさパネルL

ー 1 ー

まぐさパネルR

2 ーー

インシュロックバンド

ー 2 2

配線固定ベース

配線固定ステッカー

略図員数

1

2

1

1

1

1

1

1

1

3

1

1

3

17

D438_200704A

−10−

【8】シャッターケースつづき

名称

【8-1】φ4×16座金組込

ナベテクスネジ（樹脂W）

【8-2】φ4×13

ナベテクスネジ

【8-3】φ4×13

ナベテクスネジ ※

略図員数

【10】シャッター・点検口

名称

42

51

19

【8-4】φ5×12トラス


4

※色付きのネジは、まぐさパネル、点検口、まぐさすき間カバー

材の固定に使用します。発注したシャッターの本体色によっ

て、ネジの色が異なります。

点検口

略図員数

1

取扱説明書（UD087）

ー

1

【11】シャッター・ケース内雨樋（アルミスラットのときに使用します。）

名称略図員数

雨樋

雨樋取付金具A

1

1

【9】シャッター・端部カバー

名称略図員数

雨樋取付金具B

1

端部カバー右

1

2

梱

包

明

細

表

雨樋取付金具C

3

端部カバー左

1

補足

●ネジの員数は、必要数を表示しており、ネジにより予備も同梱しているものもあります。

−11−

D438_200704A

3 基本寸法と各部名称

1. 基本寸法と各部名称

1-1 ステンタイプ

5390

3

5400

柱外-外 5394

有効開口幅5080

3

ステンレススラット

(パイプ径φ１6）

174

705

ブレーカー

カバー

3

スイッチ

カバー

120

3

基

本

寸

法

と

各

部

名

称

550

1-2 アルミタイプ

柱内-内 5154

4724

基礎外-外5824

5390

3

800

550

293

G.L

450

900

土間

コンクリート

基礎

コンクリート

栗石

5400

柱外-外 5394

有効開口幅5080

柱内-内 5154

4474

基礎外-外 6074

−12−

174

705

3

アルミスラット

3

120

ブレーカー

カバー

スイッチ

カバー

293

800

G.L

550

1100

土間

コンクリート

基礎

コンクリート

栗石

D438_200704A

1-3 コンビネーションタイプ

5390

5400

柱外-外 5394

有効開口幅5080

3

メモ

550

柱内-内 5154

4724

基礎外-外 5824

550

3

120

ステンレススラット

(パイプ径φ１6）

174

705

3

ブレーカー

カバー

スイッチ

カバー

293

GL

450

900


土間

コンクリート

基礎

コンクリート

栗石

3

基

本

寸

法

と

各

部

名

称

−13−

D438_200704A

4 壁ユニットの施工

1. 基礎の施工

販

工事

A

5274

柱芯々寸法

左柱

アンカー棒

埋設管

60

埋設管

道

路

側

家

側

Ｇ.Ｌ

栗石

左柱

アンカー棒

①上図と表1-1にしたがって基礎穴を掘り、栗石を敷いてください。

②AC100V一次電源線用の埋設管を家側から外観左側の基礎穴まで配管してください。

補足

●埋設管は、必要な長さを別途手配してください。

●埋設管はG.L.面よりも200mm∼250mmの範囲で出してください。

4

壁

ユ

ニ

ッ

ト

の

施

工

2. 柱と上枠・下枠の取付け

道路側


【5-1】M10×25

座金組込六角ボルト

販

工事

左柱

75


表1-1 基礎寸法表

製品機種名 A寸法

ステンタイプ

アルミタイプ

コンビタイプ

550

800

550

B寸法

900

1100

900

上枠家側面

柱家側面

75

下枠家側面




家側

図2-1

柱カバー固定ネジ

図2-2

①上下枠取付金具を【5-1】で左右の柱と前面パネル上枠および前面パネル下枠に取付けてください。（図2-1参照）

②前面パネル下枠組付け時に柱カバー固定ネジが下枠のくぼみに納まるように組付けてください。（図2-2拡大図参照）

ポイント

●前面パネル上枠、前面パネル下枠は水平に取付けてください。傾けて取付けると、前面パネルが正しく取付か

ない場合があります。

D438_200704A

−14−

3. 間口寸法ガイド材の取付け

左柱

G.L.

道路側

販工事

レールカバー

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ


【5-6】φ4×10ナベ



固定金具

4. 壁ユニットの設置と仮固定

プッシュボタン

①レールカバーのプッシュボタンを外し、固

定ビスを外し、レールカバーを取外してく

ださい。

②左右の柱に間口寸法ガイド材固定金具を

【5-3】で取付けてください。

③間口寸法ガイド材を間口寸法ガイド材固定

金具に【5-6】で取付けてください。

補足

●間口寸法ガイド材は、間口寸法の施工

精度を高めるための施工治具です。

●すでに左右柱間に土間が仕上がってい

る場合や、G.L.面以下に障害物がある

ときは取付かない場合があります。そ

の場合は、間口寸法ガイド材は使用で

きません。

④レールカバーを元の状態に戻してください。

家側

販工事

4

壁

ユ

ニ

ッ

ト

の

施

工

控え木

柱

クレーン

図4-1

上枠

壁ユニット

基礎穴

注意

●安全を確保して、必ず二人以上で作業

をしてください。作業中ケガをしたり

製品が破損するおそれがあります。

●クレーン等で壁ユニット全体を吊り上

げる場合は、柱上部を吊ってください。

（図4-2参照）

●上枠部をクレーンで吊らないでください。

製品が破損するおそれがあります。

（図4-2参照）

①基礎穴に壁ユニットを立てて、控え木等で

壁ユニットが倒れないように固定してくだ

図4-2

D438_200704A

−15−

4

壁

ユ

ニ

ッ

ト

の

施

工

5. 前面パネル・柱カバーの取付け

販工事

前面パネル

A部

前面パネル

上枠

家側

前面パネル

図5-2

①前面パネルを柱の溝に上から差込んでくだ

さい。（図5-1参照）

注意

●前面パネルを柱の溝に差込む際、A部

の把手を持って上から差込んでください。

指を挟むおそれがあります。

（図5-2参照）

前面パネル

位置決め用下孔

柱カバー上


図5-1

道路側

②前面パネルを【5-3】で前面パネル上枠に固

定してください。（図5-3参照）

補足

●前面パネル上枠両端の前面パネル位置

決め用下孔に合わせて前面パネルを固

定してください。

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ

③柱カバー上を柱の溝に入れてください。

（図5-3参照）

補足

●前面パネルを差込んだとき、前面パネ

ルのくぼみ（※1）が前面パネル下枠の

受けに入っているか確認してください。

（図5-4参照）

図5-3

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ

前面パネル

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ

前面パネル


※1

④前面パネル下枠の家側から【5-3】で前面パ

ネルを固定してください。

ポイント

●前面パネルと前面パネル下枠にすき間

ができないように前面パネル下枠を上

に持ち上げながら固定してください。

（※2）

※2

図5-4

D438_200707B

−16−

6. 前面パネル上カバーの取付け


販工事

【5-2】φ4×13座金組込



①前面パネル上カバーを【5-2】で前面パネル

上枠に取付けてください。（図6-1参照）

補足

●左図の前面パネル上カバーは単色の標

準タイプです。マテリアルカラー仕様

の場合は形状が異なります。

【5-2】φ4×13

座金組込ナベテクスネジ


図6-1

前面パネル

7. 主柱キャップの固定とレールステイの養生

主柱キャップ

【5-4】φ4×20トラス


道路側

シーリング



レールステイ左

左柱

養生

家側

販工事

①主柱キャップを右柱に【5-4】で固定してく

ださい。

補足

●柱キャップに左右はありません。

②主柱キャップを同じように左柱に固定して

ください。

③柱と前面パネル上カバーおよび前面パネル

上枠のジョイント部にシーリングをしてく

ださい。

補足

●主柱キャップを固定するときは、電動

工具を使用せず、ハンドドライバーで

固定してください。

④レールステイ左の上部を養生し、シャッター

取付けまで雨等が入らないようにしてください。

注意

●レールステイ内のブレーカーに水がか

かると動作不良の原因になります。

4

壁

ユ

ニ

ッ

ト

の

施

工

D438_200704A

−17−

5

電

源

線

の

引

込

み

A

C

1

0

0

V

5 AC100V電源線の引込み

電

工事

AC100V一次電源

安全

ブレーカー

AC100V

電源線

レールステイ

一次側

安全

ブレーカー

黒

切

白

図1-1

レールステイカバー固定ネジ

警告

●安全のため家側からのAC100V電源

を切ってください。感電するおそれが

あります。

●コードの端部は確実に絶縁してください。

漏電して故障する原因になります。

●AC100Vの分岐や配線工事は電気工

事有資格者が行なってください。

ガード

プレート（※1）

鍵 ①レールステイカバーを固定しているネジを

外してレールステイカバーを取外してくだ

さい。

②住宅側からのAC100V電源用埋設管に

AC100V電源線を通して、シャッターの

左柱まで引出してください。

レールステイ

カバー

図1-2

レールステイ

カバー固定ネジ

レールステイカバー

③住宅側からのAC100V電源をOFFにして、

安全ブレーカーのスイッチを「切」にして

ください。

④レールステイに組付いている安全ブレーカ

ーの一次側にAC100V電源線を接続して

ください。（図1-1参照）

⑤レールステイにレールステイカバーを組付

けてください。

補足

●一次電源線は必要な長さを別途手配し

てください。

●鍵はガードプレートのフタの裏にテー

プ止めされています。

●ガードプレートの鍵は「閉」の位置にし

ないと抜けません。（図1-2参照）

AC100V電源用埋設管

D438_200704A

−18−

6 基礎コンクリートの施工

1. 間口寸法と柱の倒れ調整

※各部の寸法は、許容範囲を厳守してください。

1-1 間口寸法

柱

5154±5（※1）

5154±5（※2）

図1-1

柱

図1-2 寸法以上のイメージ

図1-3 寸法以下のイメージ

①上下2箇所の柱内々寸法は、スケールを使

にしてください。

注意

●図1-2のように間口下端（※2）の寸法

が許容範囲を超えて広くなった場合は、

シャッター耐風圧性能が低下して、シ

ャッターがレールから外れるおそれが

あります。

●図1-3のように間口下端（※2）の寸法

が許容範囲より小さくなった場合は、

シャッターが取付けられなかったりシ

ャッター取付け後に異音やキズが発生

して正常に作動しなくなる場合があり

ます。

1-2 柱の倒れ

右柱

A

図1-4

1-3 左右柱の高低差

E

B

F

C

サゲフリ

D

図1-5

寸法を外れたイメージ

①測定はサゲフリを使用して、図1-4の柱上

端と下端のA部とB部、C部とD部を測定し

てください。

②柱の間口方向・奥行きの倒れは、±5mm

の範囲にしてください。

注意

●柱の上部と下部の相対寸法差が5mm

を超えた図1-5の場合、シャッターが

取付けられなかったり、シャッター取

付け後に異音やキズが発生して正常に

作動しなくなる場合があります。

①測定部E部に対してF部の高さが±2.5mm

（※3）の範囲になるように調整してください。

注意

●許容範囲（※3）を超えた図1-7の場合、

シャッターが取付けられなかったり、

シャッター取付け後に異音やキズが発

生して正常に作動しなくなる場合があ

ります。

6

の

施

工

基

礎

コ

ン

ク

リ

ー

ト

図1-6

図1-7

寸法を外れたイメージ

−19−

D438_200704A

6

壁

ユ

ニ

ッ

ト

の

施

工

2. 基礎コンクリートの打設・養生

※図中の（）寸法はアルミタイプの場合です。

販工事

G.L.

柱



アンカ−棒

栗石

①左右の柱にアンカー棒を差込んでください。

②基礎コンクリートをG.L.面から150mm下

がった位置まで打設してください。

注意

●打設後に施工寸法の狂いが生じていな

いか確認してから養生してください。

シャッターが正常に作動しなくなる場

合があります。

550（800）

メモ

D438_200704A

−20−

7 シャッター工事

1. ブラケットの取付け

S

工事

右柱

ブラケット

左柱

図1-1

135


レールステイ

5350±2

サゲフリ


【6-1】M8×40

座金組込六角ボルト

ブラケット

①左右のブラケットを左右の柱に【6-1】で取

付けてください。

②左右のブラケットの外々寸法を5350±

2mmにしてください。

③レールステイ内側面からブラケット外側面

までの寸法を135mmにしてください。

（図1-1参照）

④ブラケットの垂直が出ているかサゲフリを

使用して2mm以下にしてください。

（図1-2参照）

⑤【6-1】を締込んで固定してください。

警告

●取付ボルトは確実に締込んでください。

締込みが不完全だと使用中にボルトが

ゆるみ、シャッター本体が落下して、

事故につながるおそれがあります。

2以下

図1-2

2. シャフトの取付け

S

工事

2-1 シャフトと部品の組付け


軸受固定ナット

（M8六角ナット）

軸受固定バネ座金

（M8バネ座金）

シャフト

溝（※1）


軸受カバー

軸受本体

スプロケット

図2-1


①スプロケットとシャフトキーをシャフトの

溝（※1）があるほうの軸に取付けてください。

補足

●スプロケットの取付け方向が図2-1の

ようになっているか確認してください。

軸受本体

軸受カバー

シャフトキー

②シャフトカラーをシャフトの溝のないほう

の軸に取付けてください。

③ブラケットの「軸受固定ナット」、「軸受固

定バネ座金」を外し、軸受カバーと軸受本

体を取外して、シャフトの軸に組付けてく

ださい。

補足

●軸受カバーと軸受本体の取付け方向が

図2-1のようになっているか確認して

ください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200704A

−21−

2. （つづき）

販工事

2-2 ブラケットとシャフトの取付け

軸受け部

シャフト


図2-2

シャフト


図2-3

軸受取付ボルト

（M8六角ボルト）

軸受カバー

シャフト

軸受固定バネ座金


軸受固定ナット


図2-4

六角レンチ

軸固定ネジ

軸受け部

①右側ブラケットの軸受け部に、シャフトの

スプロケットが付いていない方の軸を差込

んでください。（図2-2参照）

②シャフトが水平になるまで持ち上げ、左側

ブラケットの軸受け部に反対側のシャフト

の軸を差込んでください。（図2-3参照）

③ブラケットに溶接している「軸受取付ボルト」

に軸受カバーを取付けて、「軸受固定バネ

座金」と「軸受固定ナット」を仮止めしてく

ださい。（図2-4参照）

警告

●シャフトの取付けが左右均等でないと使

用中にシャッター本体が落下して、事故

につながるおそれがあります。

●「軸受固定ナット」は確実に締付けてく

ださい。締込みが不完全だとナットがゆ

につながるおそれがあります。

注意

●シャフトの重量は約70kgです。安全を

十分確保して必ず二人以上で作業をし

てください。落下事故の原因になります。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事


A

図2-5

シャフト


④左右のブラケット内面からシャフトパイプ

端部までの寸法を左右均等にしてください。

（図2-6 A寸法参照）

⑤「軸受固定ナット」を締付けて、軸受けを

固定してください。（図2-4参照）

⑥軸受けの「軸固定ネジ」を六角レンチを使

用して締付けてください。（図2-5参照）

A

図2-6

D438_200704A

−22−

2-3 シャフトカラーとスプロケットの固定



固定ボルト

（M8四角ボルト）

スプロケット


①シャフトカラーを右側ブラケット側に突き

あてて、「固定ボルト」を締込んで固定し

てください。

②スプロケットを左側ブラケット側に突きあ

てて、2箇所の「固定ボルト」を締込んで固

定してください。

警告

●スプロケットとシャフトカラーの「固

定ボルト」は確実に締付けてください。

締込みが不完全だとボルトがゆるんで、

シャッター本体が落下して、事故につ

ながるおそれがあります。

固定ボルト

（M8四角ボルト）

3. 開閉機の取付け

3-1 開閉機の取付け

S

工事


開閉機取付平座金

（M8平座金）

開閉機取付バネ座金


開閉機取付ナット


開閉機

開閉機

取付ボルト

①左側ブラケットの開閉機取付ボルトに仮組

みしている「開閉機取付ナット」、「開閉機

取付バネ座金」、「開閉機取付平座金」を取

外してください。

②①で取外した「開閉機取付ナット」、「開閉

機取付バネ座金」、「開閉機取付平座金」を

使用して開閉機を左側ブラケットに仮止め


7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200704A

−23−

3. （つづき）

S 工事

3-2 駆動チェーンの取付け

連結リング

連結プレート

スプロケット

連結ピン

①開閉機の駆動ギアとスプロケットに駆動チ

ェーンを巻付けて、連結ピン・連結プレート・

連結リングを取付けてください。

ポイント

●連結リングは必ず、カチッと音がする

まで差込んでください。差込みが不完

全だと使用中に駆動チェーンが外れる

おそれがあります。

②チェーンを取付けたら、開閉機を左側ブラ

ケットに固定してください。

駆動チェーン

駆動ギア

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

4. ケース下地C鋼の取付け

S 工事


【6-8】φ4×13


※2


右側

ブラケット

※2

【6-9】φ5×16

サラテクスネジ




①ケース下地C鋼Bを前面パネル上枠のフィ

ン（※1）にのせて、【6-8】を使用して前面

パネル上枠に取付けてください。

（図4-1参照）

②左右のブラケットの家側コーナー部の下穴

とケース下地C鋼側の下穴をあわせてくだ

さい。（※2）

③【6-9】を使用してケース下地C鋼Aを左右

のブラケットに取付けてください。

フィン（※1）

図4-1

−24−

D438_200704A

5. ステンスラットの取付け

シャフト

右側レール

ステイの家側面

ダンボール養生

S 工事


吊元固定ボルト

（M8×16六角ボルト）

ロープ

①左右のレールステイの家側面が傷つかない

ようにダンボールで養生してください。


②ステンスラットの巻取り方向が図5-1の向

きになるようにしてください。

③ロープ等を使用して、シャフトの下にステ

ンスラットを保持してください。

吊元スラット



家側道路側

図5-1

④シャフトに仮止めしている「吊元固定ボルト」

を一旦取外してください。（図5-2参照）

⑤吊元スラットをシャフトまで引き上げて④

で取外した「吊元固定ボルト」でシャフト

に取付けてください。

図5-2

⑥ステンスラットをすべて巻取り、ロープを

外してください。


A

ロープ

図5-3

ステンスラット A'

図5-4

−25−

⑦ステンスラット端部と左右のブラケットの

「吊元固定ボルト」を締込んでください。

（図5-4参照）

補足

●AとA'の差は2mm以内にしてください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200704A

6. アルミスラットの取付け

S 工事

家側道路側

パッキン

パッキン

パッキン

パッキン

ポイント

●組スラットには、家側のパッキンの有

無で組スラットA・組スラットB・組

スラットD・組スラットEの区別があ

ります。組スラットの連結前に確認し

てください。間違えて取付けるとスラ

ットにキズがつく原因になります。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

組スラットA 組スラットB

パッキン

組スラットD 組スラットE

組スラット

組スラット

エンドキャップ


①左右のレールステイ家側面が傷つかないよ

うにダンボールで養生してください。

②組スラットを連結するときは、エンドキャ

ップを一度外して、スラット連結後に再度

取付けてください。

エンドキャップ固定ネジ

（φ4×16トラスタッピン

ネジ2種）

組スラットA

エンドキャップ固定ネジ

（φ4×16トラスタッピン

ネジ2種）

③組スラットA・組スラットB・組スラットD

を連結してください。

組スラットB

組スラットD



シャフト




を使用して、組スラットAをシャフトに取


吊元スラット



左側レールステイの家側面

−26−

D438_200704A


A

組スラットD（※1）




⑤組スラットD、組スラットE、組スラットB


ポイント

●組スラットDを10組連結してください。

（※1）

組スラットE

組スラットB

⑥アルミスラット端部とブラケットのすき間


A'

元固定ボルト」を締めこんでください。

（図6-1参照）

補足


図6-1

7. コンビスラットの取付け

7-1 ステンスラットの取付け

シャフト

S

工事

ロープ

右側レール

ステイの家側面



ダンボール

養生

①左右のレールステイの家側面が傷つかない

ようにダンボールで養生してください。

②ステンスラットの巻取り方向が図7-1の向

きになるようにしてください。

③ロープ等を使用して、シャフトの下にステ

ンスラットを保持してください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

家側

図7-1

道路側

D438_200704A

−27−

7. （つづき）

S 工事



吊元スラット




を一旦取外してください。（図7-2参照）

⑤吊元スラットをシャフトまで引き上げて④

で取外した「吊元固定ボルト」でシャフト

に取付けてください。

図7-2

⑥ステンスラットを保持しているロープを切り、

スラットを垂らしてください。（図7-3参照）

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事


A


ジョイントスラット

図7-3

ステンスラット A'

⑦ステンスラット端部と左右のブラケットの

「吊元固定ボルト」を締込んでください。

（図7-4参照）

補足


図7-4

D438_200704A

−28−

7-2 アルミスラットの取付け

家側道路側

パッキンパッキン

ステン

スラット

パッキンパッキン

ジョイント

スラット

パッキン

組スラットB 組スラットD 組スラットE ジョイント部

ポイント

●組スラットには、家側のパッキンの有

無で組スラットB・組スラットD・組

スラットEの区別があります。組スラ

ットの連結前に確認してください。間

違えて取付けるとスラットにキズがつ

く原因になります。

ジョイントスラット

組スラット

エンド

キャップ


固定ネジ

（φ4×16トラス

タッピンネジ2種）

組スラット

①ジョイントスラットに組スラットDを連結


②組スラットを連結するときは、エンドキャ

ップを一度外して、スラット連結後に再度


エンド

キャップ


固定ネジ

（φ4×16トラス

タッピンネジ2種）

組スラットD

③組スラットD、組スラットE、組スラットB


7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

組スラットE

組スラットB

D438_200704A

−29−

8. ガイドレールの取付け

S 工事

15°

ガイドレールの背

図8-1

①スラットは巻取った状態のままにしておい

てください。

（図8-1参照）

③ガイドレールを左右のレールステイにはめ

込み、レールステイ下面とガイドレール下

面を同面にしてガイドレールをレールステ

イに【6-7】取付けてください。（※1）

ガイドレール

【6-7】φ4×16


右側レールステイ

※1

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

9. まぐさの取付け

S

工事


まぐさ固定ボルト

（M8六角ボルト）

まぐさ固定平座金

（M8平座金）

まぐさ固定バネ座金


まぐさ固定ナット


まぐさ

道路

側

すべり板

押車

家

側

図9-1 アルミタイプ図9-2 ステンタイプ・コンビタイプ

①スラットは巻取った状態のままにしておい

てください。

②左右のブラケットに溶接している「まぐさ

固定ボルト」に仮組みした「まぐさ固定平

座金」・「まぐさ固定バネ座金」・「まぐさ

固定ナット」を取外してください。

ポイント

●まぐさには方向があります。押車または、

すべり板が道路側に向くようにしてく

ださい。（図9-1，図9-2参照）

③まぐさを左右のブラケットの「まぐさ固定

ボルト」に差込んで、②で取外した「まぐ

さ固定平座金」・「まぐさ固定バネ座金」・

「まぐさ固定ナット」を使用して取付けて

ください。

D438_200704A

−30−

10. エマージェンシースイッチの取付け

針金

【6-3】M4六角ナット

【6-5】M4バネ座金

【6-4】M4平座金

【6-2】M4×12

サラ小ネジ

まぐさ


エマージェンシー

スイッチ取付金具

【6-6】M5×12座金組込ナベ小ネジ

S 工事

①スラットは巻取った状態のままにしてくだ

さい。

②エマージェンシースイッチをエマージェン

シースイッチ取付金具に【6-2】、【6-3】、

【6-4】、【6-5】で取付けてください。

スラット

20

針金


③エマージェンシースイッチ取付金具をまぐ

さに【6-6】で取付けてください。

補足

●エマージェンシースイッチの針金が巻

取っているスラットから約20mm離れ

るように調整してください。

（図10-1参照）

図10-1

11. ステン用座板の取付け

※ステンタイプでの作業です。

S 工事

スラット

座板取付ネジ

（M6×15ナベ小ネジ）

座板取付ネジ

（M6×15ナベ小ネジ）

スラット

座板リンク

ステン用座板

ステン用座板

座板取付バネ座金


座板取付ナット


①座板両端をガイドレールに入れて地面に置

いてください。

②座板に仮組みしている「座板取付ネジ」,「座

板取付バネ座金」,「座板取付ナット」を取外


③スラットをガイドレールに入れながらG.L.

付近まで降ろしてください。

ガイドレール

④スラットの下端部の座板リンクを座板の溝

に差込んで、②で取外した「座板取付ネジ」,

「座板取付バネ座金」,「座板取付ナット」で

座板をスラットに取付けてください。

⑤座板の両端のガイドレールとのすき間を均

等にしてからネジを締込んでください。

家側

座板取付ナット


座板取付バネ座金


7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200704A

−31−

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

12. アルミ用およびコンビ用座板の取付け

※アルミタイプでの作業です。

S 工事

A A'

ガイドレール

一番下のスラット

【8-2】φ4×13


アルミ用座板

【8-2】φ4×13


家側道路側

アルミ用座板

13. 雨樋の取付け

S

※アルミタイプでの作業です。

工事

13-1 雨樋取付金具Aと雨樋取付金具Bの取付け


①スラットをガイドレールに入れながら、

G.L.付近まで降ろしてください。

②一番下のスラットにアルミ用座板を取付け、

スラット端部からアルミ用座板までの寸法

AとA'が左右均等になるようにしてください。

補足


③アルミ用座板を【8-2】で一番下のスラット

に固定してください。

雨樋取付金具A

【8-4】φ5×12トラスタッピンネジ3種


①雨樋取付金具Aを右側ブラケットに【8-4】

で取付けてください。

②雨樋取付金具Bを左側ブラケットに【8-4】


雨樋取付金具B

【8-4】φ5×12トラスタッピンネジ3種

−32−

D438_200704A

13-2 雨樋取付金具Cの取付け

雨樋

①雨樋のクッション材貼付け側を雨樋取付金

具Aにのせ、反対側を雨樋取付金具Bの上

にのせてください。

②雨樋を雨樋取付金具Bに【8-2】で取付けて

ください。

③雨樋取付金具Cを雨樋に【8-2】で取付けて

ください。

雨樋取付金具C

雨樋取付金具B


13-3 雨樋の固定

雨樋

雨樋取付金具C

まぐさ


①雨樋取付金具Cをまぐさに【8-2】で取付け

てください。

雨樋

②水勾配をつけるため、雨樋取付金具Cとま

ぐさとの位置関係をおよそ図13-1のよう

にしてから固定してください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

雨樋取付金具C

図13-1

まぐさ

−33−

D438_200704A

14. ケース補強材の取付け

14-1 ケース下面補強材の取付け

S 工事


69

0

10

00

10

00

925

100

0

735±5

ケース下面補強材

①左図の寸法位置にケース下地C鋼Aとまぐ

さに印を付けてください。

【6-7】φ4×16


②ケース下面補強材をケース下地C鋼Aとま

ぐさにつけた印に合わせて【6-7】で取付け

てください。

ケース下地

C鋼A

まぐさケース下面補強材

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

14-2 ケース後面補強材とケース上面補強材の取付け


【6-7】φ4×16


※3

※3


道路

側

切欠き


①ケース後面補強材が約1337mmピッチ

（※2）になるようにケース下地C鋼Aに印

を付けてください。

②ケース後面補強材を【6-7】でケース下地C

鋼Aに取付けてください。

③ケース後面補強材にクッション材を貼付け

てください。（図14-1参照）

④ケース上面補強材の切欠きが道路側よりに

なる向きにしてください。

道路側

注意

※3

※2

※3

※3

※3

●ケース上面補強材の取付け方向を反対

にするとスラット巻取り時に干渉して、

スラットを傷付け、作動不良をおこす

おそれがあります。

※2

クッション材

※2

※2



⑤ケース上面補強材が約892mmピッチ（※3）

になるようにケース下地C鋼Aとケース下

地C鋼Bに印を付けてください。

⑥ケース上面補強材を【6-7】でケース下地C

鋼に取付けてください。

ポイント

図14-1


●ケース上面補強材取付けの際の切り粉

がスラットに残らないようにしてくだ

さい。スラットを傷付けるおそれがあ

ります。

D438_200704A

−34−

15. 収納ボックスの取付けと結線

15-1 収納ボックスへの取付け

S 工事

【6-11】M4×8座金組込ナベ小ネジ

電装品取付台

フタ

収納ボックス

①収納ボックスのフタを外してください。

②電装品取付台に収納ボックスを【6-11】で取付けて、フタを閉めてください。

15-2 AC100V電源と電装品の結線

※この工事は電気工事店の有資格者に作業を依頼してください。

ガード


鍵

AC100V一次電源

レールステイ

カバー

電源線

電装品取付台

収納ボックス

一次側

安全

ブレーカー

負荷側

黒

切

白

電源線

安全ブレーカー

レールステイ

①住宅側からのAC100V電源をOFFにして、左柱のレールステイカバーを外し、安全ブレーカーのスイッチを「切」

にしてください。

②収納ボックスからの電源線を安全ブレーカーの負荷側に接続してください。

補足

●ガードプレートの鍵は「閉」の位置にしないと抜けません。（※1）

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200704A

−35−

15. （つづき）

S 工事

15-3 電装品と開閉機の結線


収納ボックス


スイッチ用短絡線

押ボタンスイッチ線

リミット用短絡線

安全ブレーカー線

制御盤用

電源線

①収納ボックスからの制御盤用電源線と押ボ

タンスイッチ線とリミット線を開閉機制御

盤に接続してください。

②開閉機制御盤のエマージェンシースイッチ

用短絡線とリミット用短絡線を取外してく

ださい。


スイッチ線

③エマージェンシースイッチからのエマージ

ェンシースイッチ線とリミット線を開閉機

制御盤に接続してください。

補足

●取外した短絡線は使用しません。

開閉機制御盤

④押ボタン線を開閉機制御盤に接続してくだ

さい。

リミット線

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

15-4 電装品取付台の固定


電装品取付台

約450


①電装品取付台上側の折曲げ部を上側のケー

ス下地C鋼Aに引っ掛けてください。

インシュロック

バンド

②左側ブラケット外面から電装品取付台の端

部までの寸法を約450mmの位置にしてく

ださい。

③電装品取付台を下側のケース下地C鋼Aに

【6-8】で取付けてください。

【6-8】φ4×13ナベ

テクスネジ

④インシュロックバンドを使ってケーブル類

を結束してください。

補足

●電装品取付台がシャッターケースの外

に取出せるように、ケーブルに余裕を

もたせて結束してください。

D438_200704A

−36−

16. 光電センサーと押ボタン線の取付け

S 工事

16-1 光電センサー線の配線と押ボタン線の配線




光電センサー線

光電センサー

制御装置

ガードプレート（※1）



ガード

プレート

鍵




受光用センサーヘッド上

（青色コード）

投光用センサーヘッド下

（灰色コード）

投光用センサーヘッド上

（灰色コード）

受光用センサーヘッド下

レールステイ

（青色コード）

レールステイ


押ボタン線


レールステイ

投光用センサーヘッド

または受光用センサーヘッド

①センサーヘッドのコードをレールステイの孔を通して配線してください。

補足

●投光用センサーヘッドは灰色コード、受光用センサーヘッドは青色コードで長さは10000mm（10m）です。

●左右のレールステイの2箇所に投光・受光が対になるようにコードを通してください。

●ガードプレートの鍵は「閉」の位置にしないと抜けません。（※1）

②コードに200mm∼300mmの余裕を持たせて、センサーヘッド本体をレールステイの取付け面に対して傾かない

ように手でしっかり押込んでください。

注意

●センサーヘッドに傾きがあるとセンサーが正常に作動しないことがあります。

●光電センサー線および押ボタン線がスラットにからんで断線すると安全装置が働かなくなりますので配線固定

ステッカーやビニールテープなどで止めてください。

補足

●コードの余裕が少ないとメンテナンス時の作業性に支障をきたします。

●センサーヘッド本体をハンマー等の工具を使って叩き込まないでください。破損するおそれがあります。

D438_200704A

−37−

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

16. （つづき）

S 工事

16-2 光電センサー制御装置への接続と押ボタン線の接続

外被線

（端子台7番へ接続）

芯線


受光用センサーヘッドコード下

（青色）

投光用センサーヘッドコード下

（灰色）

芯線


外被線

（端子台10番へ接続）図16-1

外被線


芯線


受光用センサーヘッドコード上

（青色）

投光用センサーヘッドコード上

（灰色）

線


外被線


シール

光電センサーヘッドコート

収納ボックス

光電センサー制御装置


7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

押ボタン線

図16-2

①光電センサー制御装置のカバーを外し、光電センサーヘッドコードを端子台6番から11番に接続してください。

（図16-1参照）

②配線固定ステッカーでコードを固定してください。

③レールステイカバーから出ている押ボタン線を収納ボックス下面に接続してください。（図16-2参照）

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−38−

16-3 光電センサー制御装置の感度設定

電源表示灯

動作表示灯

感度設定ボタン

表16-1 正常時と異常時のランプ状態

正常時異常時

障害物がある

障害物がない配線不良

光軸感度不良

電源表示灯

動作表示灯

点灯（緑色）

消灯

点灯（緑色）

点灯・点滅（緑・赤色）

①センサーヘッドが正しく向き合っているこ

とを確認し、電源を入れてください。

②検出エリアに障害物がないことを確認して

から「感度設定ボタン」を1秒以上押してく

ださい。

③動作表示灯が点灯した後、消灯することを

確認してください。これで適正感度に自動

設定されます。

ポイント

●動作表示灯の緑ランプと赤ランプが交

互点灯する場合は感度設定がうまくで

きていません。下記内容を確認してく

ださい。

・投光部、受光部のセンサーヘッドが

傾いていないか

・レンズ面が汚れていないか

・配線の間違いや外れ・断線・ショー

トはないか

④光電センサー制御装置にカバーを取付けて

ください。

遅延タイマー切替スイッチ

−39−

⑤遅延タイマーの切替スイッチが0.1秒に設

定されていることを確認してください。

補足

●強風によるシャッターのたわみや吹雪

による光軸の遮断により、シャッター

が停止してしまう場合の対応方法です。

●光電センサー制御装置の遅延タイマー

切替えスイッチを0.1秒から1秒に切

替えて、正常動作することを確認して

ください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

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7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

17. 作動確認①

S 工事

17-1 押ボタンスイッチの作動確認

ガードプレート

ガード


レールステイ

カバー

図17-1

鍵

①2つのガードプレートに鍵を差込み、解錠

してあけてください。

補足


ないと抜けません。（図17-1参照）

②住宅側からのAC100V電源を入れ、安全

ブレーカーのスイッチを「入」にしてくだ

さい。

③押ボタンスイッチで操作して正しく動くか

どうか確認してください。

ポイント

●動きがおかしい場合、配線が正しいか

確認してください。

●この段階では上限と下限が未設定のため、

停止ボタンを押してシャッターを止め

てください。

17-2 スラット片寄りの確認

A

スラット

A'

ガイドレール

①シャッターを開閉して、スラット端部とガ

イドレールのすき間が左右均等になってい

るか確認してください。

補足

●スラットが片寄っていると異音発生の

原因になります。スラットの片寄りが

ある場合は、「吊元固定ボルト」をゆる

めて、スラット取付位置を調整してく

ださい。

17-3 エマージェンシースイッチの作動確認

針金


①シャッター開閉中にエマージェンシースイ

ッチの針金を手で押してシャッターが停止

するかを確認してください。

ポイント

●動きがおかしい場合は、配線が正しい

か確認をしてください。

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−40−

18. シャッターケースの取付け

18-1 下コーナー材の取付け

S 工事

上コーナー材

後面3連パネル

右側

ブラケット

後面2連パネル

①下コーナー材をシャッターケースの角部に

直角になるようにあてて、左右のブラケッ

トと全てのケース補強材に【8-2】で取付け

てください。

ケース補強材

ポイント

●下コーナー材を傾いて取付けると他の

部材が取付かなかったり、雨水が侵入

するおそれがあります。

●シャッターケースの中央部はすき間が

生じやすいので注意してください。

下コーナー材


18-2 後面2連パネルと後面3連パネルおよび上コーナー材の取付け


ケース補強材中央部


上コーナー材

後面3連パネル

後面2連パネル

①後面2連パネルを下コーナー材にすき間が

ないように、はめ込んでください。

②後面2連パネルを左右のブラケットと全て

のケース補強材に【8-2】で取付けてください。

③同様にして、後面3連パネルを左右のブラ

ケットと全てのケース補強材に【8-2】で取


④上コーナー材を左右のブラケットと中央の

ケース補強材に【8-2】で取付けてください。

ポイント

●後面パネルと上コーナー材を取付る際

には、連結部分にすき間がないように

してください。すき間があると他の部

材が取付かなかったり、雨水が侵入す

るおそれがあります。



7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

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−41−

18. （つづき）

S 工事

18-3 ケース天面材の取付け

【8-2】φ4×13


V溝ライン（※1）

パッキン材

ケース上端材

ケース補強材

ケース天面材

上コーナー材


①ケース天面材を上コーナー材にすき間がな

いように、はめ込んでください。

②ケース天面材を左右のブラケットと中央の

ケース補強材に【8-2】で取付けてください。

③同様にして、2枚目のケース天面材を左右

のブラケットと中央のケース補強材に【8-2】


ポイント

●ケース天面材を取付る際には、V溝ラ

イン（※1）まではめ込み、連結部分に

すき間がないようにしてください。す

き間があると他の部材が取付けられな

かったり、雨水が侵入するおそれがあ

ります。



●上コーナー材およびケース天面材には

パッキン材が取付けてあります。ケー

ス天面材を取付ける際は、パッキン材

を取外さないようにしてください。パ

ッキン材がないと雨水が浸入するおそ

れがあります。

18-4 ケース上端材の取付け

※1

上枠

ケース上端材

ケース天面材

【8-1】φ4×16座金組込


7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

ケース上端材

①ケース上端材を上枠の引っ掛け部（※1）に

合わせて【8-1】で取付けてください。

ポイント



●ケース上端材にはパッキン材が取付け

てあります。ケース上端材を取付ける

際は、パッキン材を取外さないように

してください。パッキン材がないと雨

水が浸入するおそれがあります。

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−42−

18-5 下面パネルの取付け

下コーナー材

下面パネル

下コーナー材


下面パネル小

下面パネル中


下面パネル大

①下面パネル小を開閉機側の下コーナー材に

すき間が出ないようにはめ込んで、下面パ

ネル小の端部と下コーナー材の端部を合わ

せてください。

②【8-2】で下面パネル小を左側ブラケットに


③下面パネル大を下コーナー材にすき間が出

ないようにはめ込んで、右側の下面パネル

大の端部と下コーナー材の端部を合わせて

ください。

④【8-2】で下面パネル大を右側ブラケットと

ケース下面補強材に取付けてください。

⑤下面パネル中を下コーナー材にすき間が出

ないようにはめ込み、下面パネル大に突き

当てて【8-2】でケース下面補強材に取付け

てください。

ポイント

●下面パネルは、下コーナー材にすき間

なく押付けて固定してください。まぐ

さパネルを組付けたときに座板とまぐ

さパネルが干渉する原因になります。

18-6 まぐさパネルの取付け

下面パネル

まぐさパネル

まぐさパネルL

ポイント

●まぐさパネルを取付けるネジは色付き

を使ってください。（※1）

●まぐさパネルは、下面パネルにすき間

なく押付けて固定してください。座板

とまぐさパネルが干渉する原因になり

ます。

①まぐさパネルをケース下面パネルにすき間

が出ないようにはめ込んで、穴があいてい

ください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

まぐさパネルR

【8-3】φ4×13ナベテクスネジ（※1）

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−43−

19. アンテナの取付け

S 工事

19-1 アンテナ線とリモコン受信機の接続


リモコン受信機

アンテナ線

配線固定

ステッカー

アンテナ線

下コーナー材

①左側ブラケットとシャッターケースの下コーナー材のすき間からアンテナ線を引き入れてください。

②アンテナ線をリモコン受信機に接続してください。

③配線固定ステッカーでアンテナ線を固定してください。

19-2 アンテナ線の配線

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

※1

※1

※1

アンテナ線

※1

※1



※1

①配線固定ステッカー（※1）を使用して、アンテナ線を左側ブラケットの縁に沿って配線して、固定してください。

補足

●配線固定ステッカーは6個あります。200mm間隔を目安に取付けてください。

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−44−

19-3 アンテナ線の取付け

アンテナ

【8-1】φ4×16座金組込


左柱

30mm以上

アンテナ取付金具

①アンテナ取付金具にアンテナ線とアンテナ

を取付けてください。

②アンテナ取付金具を【8-1】で上枠に取付け

てください。

補足

●あまったアンテナ線は、ケース内部に

収納してください。

アンテナ線

上枠

20. 作動確認②

S 工事

光電センサー

光電センサー

ガードプレート（※1）

押ボタンスイッチ


図20-1

ガードプレート

鍵

①下側のガードプレートに鍵を差込み、解錠

してあけてください。

補足


ないと抜けません。（※1）

②押ボタンスイッチの閉ボタンを押してくだ

さい。

③シャッター降りているときに、光電センサ

ーの位置に手をかざして、シャッターが停止・

反転することを確認してください。

ポイント

●動きがおかしい場合は、すぐに運転を

中止して安全ブレーカーのスイッチを

「切」にして、「15.収納ボックスの取

付けと結線」から組付け内容を確認し

てください。

7

シ

ャ

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タ

ー

工

事

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−45−

21. 端部カバーの取付け

S 工事

【6-10】φ4×35


①左右の端部カバーを【6-10】でブラケットに


ポイント

●取付ネジを締込み過ぎると端部カバー

が変形しますので調整してください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

端部カバー左

22. 開閉機の手動操作用チェーンの結束

開閉機

S

工事

結束バンド

手動操作用チェーン

結束バンド

①開閉機の手動操作用チェーンの長さが約

300mmになるように束ねてください。

②開閉機に付属している結束バンドで束ねた

手動操作用チェーンを結束してください。

注意

●手動操作用チェーンを結束しないと点

検口をあけたときに手動操作用チェー

ンが下まで落下して、使用者が負傷し

たり、物的損害を招くおそれがあります。

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−46−

23. 開閉機へのブレーキ解放ヒモの取付け

ブレーキ解放ワイヤー

ブレーキ解放ヒモ

S 工事

開閉機

①開閉機のブレーキ解放ワイヤーにブレーキ

解放ヒモを結んでください。

②開閉機の下から約300mmの位置で輪を作

って、ブレーキ解放ヒモを切断してください。

24. 点検口の取付け

S

工事

左柱

ポイント

●点検口を取付けるネジは、色付きを使

ってください。（※1）

①点検口の蝶番が左柱側にくるようにして、

シャッターケース下面の開口部に点検口

を【8-3】で取付けてください。

点検口

蝶番

シャッターケース

【8-3】φ4×13ナベテクスネジ（※1）

25. 上限・下限停止位置の設定

25-1 リミットスイッチのレバー操作方法

開閉機

S 工事

閉レバー

①開レバーまたは閉レバーをフリー位置にセ

ットする場合は、開レバーまたは閉レバー

を指で下げながら押込んでください。

②開レバーまたは閉レバーを設定位置にセッ

トする場合は、開レバーまたは閉レバーを

指で下げながら引出してください。

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

開レバー

リミットスイッチ

D438_200704A

−47−

25. （つづき）

S 工事

25-2 上限停止位置の設定

下枠

上限設定位置

①リミットスイッチの開レバーをフリー位置

にセットしてください。

②左側レールステイにある押ボタンスイッチ

の開ボタンを押して、上限設定位置までシ

ャッターを動かし、停ボタンを押してシャ

ッターを止めてください。

ポイント

●上限停止位置は、前面パネル下枠の下

面に座板下面がくるように設定してく

ださい。それ以上座板が上に上がると、

エマージェンシースイッチが作動して、

シャッターが自動停止します。

③リミットスイッチの開レバーを設定位置に

セットしてください。

④左側レールステイにある押ボタンスイッチ

を操作して、上限停止位置が正しく設定で

きているか確認をしてください。

補足

●正しい設定ができていない場合は、①

∼④の工程を繰り返してください。

座板下面

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

25-3 下限停止位置の設定

G.L.面

下限設定位置

−48−

①リミットスイッチの閉レバーをフリー位置

にセットしてください。

②左側レールステイにある押ボタンスイッチ

の閉ボタンを押して、下限設定位置までシ

ャッターを動かし、停ボタンを押してシャ

ッターを止めてください。

③リミットスイッチの閉レバーを設定位置に

セットしてください。

④左側レールステイにある押ボタンスイッチ

を操作して、下限停止位置が正しく設定で

きているか確認をしてください。

補足

●正しい設定ができていない場合は、①

∼④の工程を繰り返してください。

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26. リモコン送信機の登録

S 工事

親機リモコン送信機

MASTER

MASTER表示

図26-1 親機リモコン送信機裏側

アンテナ

リモコン送信機

補足

●リモコン送信機裏側に「MASTER」の

表示があるものは、出荷時に登録済み

です。「MASTER」表示のないリモコ

ン送信機は、シャッター側の受信機に

登録する必要があります。

（図26-1参照）

●リモコン送信機の登録は、アンテナの

近くで作業をしてください。

①親機リモコン送信機をアンテナに向けて

「停ボタン」を押したまま、 1 秒以内に

「開ボタン」を押してください。

②①の操作後、3秒以内に「登録するリモコ

ン送信機」の「停ボタン」を押してください。

補足

●操作後、シャッター側受信機から7秒

間ブザーが連続で鳴ります。鳴らない

場合は、①からやり直してください。

③受信機からブザーが鳴っている7秒間に「登

録するリモコン送信機」の「停ボタン」を再

度押してください。

補足

●受信機のブザーが1秒間止まり、また

1秒間鳴れば登録は完了です。

メモ

7

シ

ャ

ッ

タ

ー

工

事

D438_200707B

−49−

8

の

打

設

土

間

コ

ン

ク

リ

ー

ト

8 土間コンクリートの打設

※図中の（）寸法は、アルミタイプの場合です。

左柱

道路側

G.L.

【5-3】φ4×13ナベ

テクスネジ


レールカバー

プッシュボタン

【5-6】φ4×10ナベ



固定金具

家側

柱

土間コンクリート

G.L.


アンカ−棒

栗石

550（800）

①レールカバーのプッシュボタンを外し、固定ビスを外し、レールカバーを取外してください。

②間口寸法ガイド材を固定している【5-6】を外して、間口寸法ガイド材固定金具から取外してください。

③間口寸法ガイド材固定金具を固定している【5-3】を外して、柱から間口寸法ガイド材固定金具を取外してください。

④レールカバーを元の状態に戻してください。

⑤G.L.ラインまで土間コンクリートを打設してください。

ポイント

●レールや柱カバーを埋込まないでください。修理時の脱着に不具合がでます。

D438_200704A

−50−

メモページ

−51−

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−52−

取説コード

D438

JZZ614565A

200704A＿1007

200707B＿1007

No results