SH-88TR
 警 告
MODEL SH-88TR 形
A
このたびは,サンワテスタ SH-88TR 形をお求めいただき,誠にありがとうござ
います。
ご使用前に,この説明書をお読みのうえ,正しく安全にお使いくださるよう,お
願いいたします。特に,安全測定のためのご注意
(2頁)
と,ご使用法は重要です。
なお,この説明書は製品と一緒にして,大切に保存してください。
1.
2.
特長
1. ±DCVセンタ零メータが可能
(NULLメータ,電流制御式センタ零機能)
3.
4.
ワンタッチ切換操作で簡単にセンタ零メータになります。
これにより+,−極性の判別が容易となり,ディジタル回路,オペアンプ
回路,及びTV・FM回路などの測定に威力を発揮します。
2. コンデンサの容量チェック
5.
6
MULTITESTER
コンデンサの充電特性を利用して1 μF∼1 F(10 μF)範囲の容量値が専用目盛
により測定できます。
(電気二重層コンデンサは,内部抵抗が大きいため,測定
誤差が大きく測定対象にはなりません。)
6.
7.
3. 光で導通判定,導通表示LED付き
目で見る導通チェック用LEDを装備。導通表示がメータ内に設置された
LEDの発光によって判定できます。
4. OUTPUT
(直列コンデンサ端子)付き
8.
テレビ,オーディオその他電子回路の信号検出に便利です。
9.
5. 安全性重視の測定端子及びテストリード
本器の測定端子及び使用するテストリードのプラグ側は金属部分が全く露出
しない絶縁ガード付きの特別な設計が施されており,被測定者への安全性に対
して充分な配慮がなされています。
取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL
10.
11.
12.
13.
6. 二重保護装置付き
高性能ヒューズと保護ダイオードとのコンビによる安全性を考慮した回路設
計になっています。
本社=東京都千代田区外神田2-4-4・電波ビル
郵便番号=101-0021・電話=東京(03)3253-4871豎
大阪営業所=大阪市浪速区恵美須西2- 7- 2
郵便番号=556-0003・電話=大阪(06)6631-7361豎
A
A
外観及び各部名称
A
以下の項目は,やけどや感電などの人身事故を防止するための
ものです。
本器をご使用する際には必ずお守りください。
はじめに
SH-88TR
A
7. 直流高電圧計として
高圧プローブ(HV−10)の使用により、テレビなどのDC 0∼25 kVまでが測定
できます。
14.
15.
SANWA ELECTRIC INSTRUMENT CO.,LTD.
6 kVAを超える電力ラインでは使用しないこと。
大容量電路の測定には,インダストリアルテスタVS−100形
をご使用ください。
AC 33 Vrms( 46.7 V peak)またはDC 70 V以上の電圧は
人体に危険ですので注意してください。
最大定格入力値
(測定範囲)
を超える信号は入力しないこと。
最大過負荷入力値を超えるおそれがあるため,誘起電圧,
サージ電圧の発生する(モータ等)ラインの測定はしない
こと。
本体またはテストリードが傷んでいたり,壊れている場合は
使用しないこと。
リアケースをはずした状態では使用しないこと。
ヒューズは必ず指定定格および仕様のものを使用すること。
ヒューズの代用品を用いたり,短絡することは絶対にしない
こと。
測定中はテストリードのつばよりテストピン側を持たない
こと。
測定中は他のファンクションまたは他のレンジに切り換え
たり,プラグを他の端子へ差し換えたりしないこと。
測定ごとのレンジおよびファンクション確認を確実に行う
こと。
本器または手が水等でぬれた状態での使用はしないこと。
テストリードは指定タイプのものを使用すること。
内蔵電池および内蔵ヒューズ交換を除く修理・改造は行わ
ないこと。
年1回以上の点検は必ず行うこと。
屋内で使用すること。
① 指示計(メータ)
零位調整器
② 指示計(メータ)
指針
⑦ 測定端子+
③ 指示計(メータ)
目盛板
⑧ 測定端子−COM(−共通)
⑨ 直列コンデンサ端子(OUT PUT)
④ 導通表示用LED
(CONTINUITY)
0.047μF/400 V
⑩ 極性切換スイッチ
⑤ レンジ切換スイッチ
⑥ 零オーム調整器(0 Ω ADJ)
(センタ零切換スイッチ)
⑪ パネル
兼センタ零指針調整器
⑫ リアケース
Dempa Bldg, Sotokanda2-Chome Chiyoda-Ku,Tokyo, Japan
植物油インキを使用しています。
− 1 −
14-1201 2040 2040
測定範囲及び性能
お取扱い上の一般的なご注意
直流電圧
DCV
測 定 範 囲
許 容 差
0−0.12 V−3 V−12 V−30 V−120 V
−300 V−1200 V−(25 kV)
25 kVは別売HVプローブによる
直流電圧 ±0−6 V−15 V−60 V−150 V−600 V
±DCV
(NULL)
直流電流 0−50μA−3 mA−30 mA−0.3 A
(50μAはDC 0.12 Vレンジと共通) DCmA
交流電圧
ACV
容 量
C
低周波出力 −10 dB∼+11 dB(AC 3 Vレンジ)∼+63 dB
0 dB=0.775 V(1 mW), 600 Ωインピーダンス回路
dB
抵抗
Ω
導通表示
LED付き
漏洩電流
(ICEO)
LI
端子電圧降下
300 mV(分流器分)
概 略 値
最大値
1F
0.1 F
0.01 F
1000μF
レンジ表示 ×1
×10 ×100 ×1 k ×10 k
最大値 3 kΩ 30 kΩ 300 kΩ 3 MΩ 30 MΩ
中心値 20 Ω 200 Ω 2 kΩ 20 kΩ 200 kΩ
最小値 0.2 Ω 2 Ω
20 Ω 200 Ω 2 kΩ
導通表示LED ×1レンジにて(約10 Ω以下発光)
0−150μA…………×1 kΩ レンジ
0− 1.5 mA…………×100 Ω レンジ
0− 15 mA…………×10 Ω レンジ
0−150 mA…………×1 Ω レンジ
直流電流 トランジスタhFE:0∼1000(×10 Ωレンジにて)
, No.1482137(英)
増幅率hFE PAT. No.1306641(日)
内部抵抗
9 kΩ/V
C充電電流による
最大振れ指示
3.
極性切換スイッチ位置の確認:
内蔵電池
R6(1.5 V)×2
6F22(9 V)×1
±3 %
被測定物測定中
±5 %
+, −COMを
流れる端子間電流
目盛長の
±3 %
別売hFE
コネクタ使用
●寸法・質量:150×100×36 mm 約280 g
●付 属 品:φ5 ×20 ヒューズ
(500 mA/250 V)
スペア1本内蔵,テストリード
1組(TL-61),取扱説明書1部
●別売付属品:高圧プローブ
(HV-10)
,携帯ケース
(C-YS)
,hFEコネクタ
(HFE-6)
。
黒⑧……DC 25 kV, 0∼25を
kV単位で直読する。
4.
● ±直流電圧
(±DCV)
の測定 センタ零ナル
(NULL)
メータとしての使用
5.
各部説明
①抵抗(Ω)
目盛 ……………………………………………………… 青色
②直流電圧・電流(DCV,DCA)及び
交流電圧(ACV)但し12 V以上目盛 ……………………………… 黒色
③センタ零メータ直流電圧(±DCV)目盛 ………………………… 青色
④コンデンサ(C)目盛 ………………………………………………… 赤色
⑤交流電圧3 V
(AC 3 V)専用目盛 …………………………………… 黒色
⑥トランジスタ直流電流増幅率(hFE)目盛 ………………………… 青色
⑦端子間電流LI目盛 ………………………………………………… 黒色
⑧直流高電圧(DC 25 kV)及び直流50μA電流目盛 ………………… 黒色
⑨デシベル(dB)目盛 ………………………………………………… 赤色
⑩電圧レンジ内部抵抗表示
⑪ミラー………視線と指針及びミラーに映った指針とを一致させ誤差
の少ない指示値を求めるためのもの。
帯電:
メータカバーは,帯電防止処理がしてあります。
布などで強くこすらないでください。
長年のご使用で帯電した場合は,応急処置として,中性洗剤をカバー表面に
塗ると効果があります。
6.
鉄粉:
メータには高性能のマグネットを使用しております。鉄粉の多い環境でご使
用になる場合は,故障予防のため,携帯用ケースの併用をお願いします。
7.
指示計目盛:黒色②……DCV,A&ACVを使用します。
0−30の目盛にて単位はmA,A。30 mAは直読し,他のレンジはそれぞれ換算
して真値を求めます。
50μAのみ黒色⑧……50μA
(×2μA)
を使用。0−25を2倍して0−50μAとして読
みとります。
4. レンジ切換スイッチは50μA測定の際にはDCV 0.12 レンジと共用,他はDCmA
範囲の所定のレンジにセットして測定してください。 保守:
本品のお手入れは,筆や布で,軽く払う程度にとどめ,シンナーやアル
コールなどは避けてください。
出荷時の電池について
説明書中の仕様や内容については予告なしに変更、中止することがございます
のでご了承ください。
注意 電流測定の場合,必ず負荷を通して直列に接続すること。そして電圧
の印加は絶対にさけるように御注意ください。
1.
2.
3.
● 交流電圧
(ACV)
の測定
1.
2.
3.
使 用 範 囲:ACV 3 V−12 V−30 V−120 V−300 V−1200 V
測 定 端 子:+,−COM。
指示計目盛:黒色②……DCV,A&ACVを使用します。
0−30,0−120の2種からなり単位はV。30 V,120 Vは直読し,他のレン
ジはそれぞれ換算して真値を求めます。
(但し12 V以上)
3 Vのみ黒色⑤のAC 3 V
専用目盛を使用し指示値は直読にて値を求めます。
4. レンジ切換スイッチはACV範囲の必要なレンジに設定して測定します。
5. 注意
(イ)正弦波交流以外の測定では誤差を生じます。
(ロ)周波数が高くなると誤差が大きくなります。
(3 V,12 V,30 Vの各レンジでは40 Hz∼30 kHzで約3 %)
(ハ)3 kVAを超える電力ラインでの測定は危険です。
● 低周波出力(dB)
の測定
1.
2.
3.
使 用 範 囲:−10∼+11∼+63 6レンジ
測定はACVの場合と全く同じ方法で行います。
本器のdB目盛⑨はAC 3 Vレンジに対応して目盛られたもので600 Ωインピー
ダンス回路の出力測定の場合のみ0 dB=1 mWとして,その出力値がdB値で直読
できます。(0 dB=1 mW=0.775 Vとする)
4. 12 Vレンジ以上は,下表の加算dB値を加えて真値を算出します。
3V
0
+11 dB
12 V
12
+23 dB
30 V
20
+31 dB
120 V
32
+43 dB
300 V
40
+51 dB
1200 V
52
+63 dB
(例:12 Vレンジで+10 dB指示したとすれば加算表から12 dBを加え真値は
+22 dBとなります。)
4.
使 用 範 囲:DCV 0.12 V−3 V−12 V−30 V−120 V
−300 V−1200 V
2. 測 定 端 子:+,−COM。通常赤リードを+端子,黒リードを−COM端子
に挿入するのが原則です。
3. 指示計目盛:黒色②……DCV,A&ACVを使用します。
0−30,0−120の2種の目盛からなり単位はⅤ。30 V,120 Vは指示値直読,他
のレンジはそれぞれ換算して真値を求めます。
使 用 範 囲:×1−×10−×100−×1 k−×10 k
(0.2 Ω∼30 MΩ)
測 定 端 子:+,−COM。
指示計目盛:
第4図
青色①……Ωを使用します。
0∼3 kの目盛からなり単位はΩ。×1
レンジは指示値を直読,×1 kレンジは
指示値を直読しkΩ単位で,他のレ
ンジは指示値にそれぞれの倍率を乗
じて真値を算定します。
零オーム調整(0 Ω ADJ)
A
ご使用前に第4図 のように+,−COM端子間を短絡して零オーム調整器
によって指示計指針を0 Ωラインに合わせます。この調整が終ってから測定にか
かってください。
なお,この調整はレンジを変えた都度行えばより正確な測定ができます。
注 ×1レンジでは電池の消費電流が大きいので,指針が1度調整した0 Ω点から
ズレることがあります。
ヒューズの抵抗の影響
ヒューズの定格値や大きさ
(サイズ)
が異なると,その抵抗値の差のために,
測定精度の低下や0 Ω調整不能などの不都合を生じます。
ヒューズを交換するときには,必ずもとのヒューズと同仕様,同定格のヒュー
ズをご使用ください。
6. 回路中の抵抗測定の際には必ず被測定回路の電源スイッチをOFFにして絶対
に電圧を印加せぬよう注意してください。
7. LEDによる導通チェック
×1レンジで測定した場合,被測定抵抗値が約10 Ω以下の時は指示計右上の
導通
(CONTINUITY)
表示用LEDが発光します
(抵抗値の大小で明るさは変る)
。
本器によるトランジスタ
(以下TRと略す)
の測定は,抵抗測定レンジを使用しま
すので,測定前に計器指針のフルスケール調整
(0 Ω調整)
を行います。抵抗測定の
ときと同じ要領で,×10 Ωレンジにセットして,+と−COM端子を短絡し,0 Ω
ADJにより0 Ωラインに指針を合わせてください。
なった場合は,内蔵の1.5 V(R6)電池の
消耗ですので新品電池2ケと交換してくだ
さい。
2. ×10 kΩレンジのみ零オーム調整が不能
になった場合は,内蔵の9 V
(6F22)
電池を
新品と交換してください。
3. 電池交換の際には,リアケースの4φ
×12ネジを取りケースをはずし第8図の
指示通り極性を間違わぬよう正しく挿
入してください。
● 直流電流増幅率
(hFE)
の測定
第10図
コネクタの接続
次にhFEコネクタを第10図の如く,テ
ストTRの極性に応じNPN−TRの場合
はテスタ端子の−COM側に,PNP−TR
のときは反対の+側に挿入します。
3. このコネクタからは,わに口クリップ
付のリード線が2本出ていますので黒色
側をTRのベース端子に,赤側をコレクタ
端子に接続してください。
4. 更に本器の測定端子の一方(NPN−TRのときは+側,PNP−TRのときは−
COM側)とテストTRのエミッタ端子とを接続すれば本器の指針は応答し,⑥
のhFE青色目盛上に,テストTRのIC/I(
B hFE)
値を指示します。
5. TR不良の場合の判定方法
(NPN形を例にする)
A
第11図 の如く,コレクタ端子とエ
第11図
ミッタ端子を接続したときに(ベース側
オープン)
メータ上に指示が大きく出るも
のは,不良TRです。
・不良原因…ICEOの過大,C−E間短絡
A
のテストでC−E間に異常が無ければ次にTRのベース端子にベーステスト用
B
リード(黒色)を接続して指示の変化をみます。 図の如く指示が増大すれば
正常,変化の生じないものは不良品となります。
1.
2.
第8図
ヒューズの交換
ΩやDCA,Cレンジに誤って電灯線電圧
(100 V)
などを加えますと,ヒューズが切
れて回路を保護します。
Ωレンジでメータを振らせる操作をしても
(9頁参照)
,メータが全く振れない原因
の多くは,ヒューズのしゃ断によるものですが,回路部品の焼損による場合もあり
ます。
警告
ヒューズは安全や性能を維持するため,同定格のもの,
(500 mA/250 V)
をご使用
また,ヒューズの代用
ください。
(入手しにくい場合は,当社へご注文ください)
品を用いたり短絡することは絶対にしてはいけません。
注意
ヒューズの抵抗:定格500 mA/250 Vより小さなヒューズや消弧剤入りヒューズを
使用すると,ヒューズの抵抗の影響で×1レンジの0 Ω調整ができなくなったり,
測定精度が低下します。同仕様,同定格のヒューズをご使用ください。
(Ⅰ)
トランジスタの測定(トランジスタチェッカとして)
● LED
(発光ダイオード)
のテスト
(テスタオームレンジの応用)
本器にhFEコネクタ
(HFE−6)
を接続し使用することによって,トランジスタ
の直流電流増幅率hFE( I C/I B)を0∼1000の範囲で測定できます。
第12図
第12図の如く接続してΩレンジの×1と×10とで測定します。LEDが導通する
と発光しますが,このときの電流値,即ちIFの指示は本器のLI目盛上に同時に示
されます。
(×1レンジの時はLI目盛を10倍して読みとり,×10レンジの時は,
目盛を直続します)
第9図
− 12 −
− 13 −
● 直流電流
(DCmA)
の測定
1.
2.
使 用 範 囲:DCmA 50μA−3 mA−30 mA−0.3 A
測 定 端 子:+,−COM。通常赤リードを+端子,黒リードを−COM端子
に挿入するのが原則です。
5.
+,−COM端子に被測定コンデンサ
Cxを接続します。この場合Cxの極性に
注意し,第6図の如く必ず本器の−COM
端子がCxの+端子になるよう接続して
ください。
Cxが充電されている恐れがある時は
Cxの両端を短絡し,即ち放電させてか
ら測定してください。
6.
指針はCxへの充電電流でフルスケール方向へ振れますが,ある位置から徐々に
零方向へ戻り始めます。この時の指針の最大指示値がCxの値となります(Cx値
が大きい時は大きく振れ,値が小さい時は小さな振れになります)。
7.
一度測定したコンデンサを再び測定す
る時は,放電させてから測定してくだ
さい。
● 抵抗測定時のテスタ端子の極性
第5図に示したようにオームレンジで
測定した時は従来の+端子が逆に−側に
なり,−端子が+側になります。これは
内蔵電池の+極がメータの+端子に接続
されている為ですがこの関係をよく記憶
しておきますと,トランジスタやダイ
オードのような有極性抵抗(半導体等)
の測定,電解コンデンサの漏洩テストな
どに有意義です。
第5図
● 端子間電流LIについて
抵抗測定中に測定端子+,−COM間 スイッチ位置 最大消費電流 最大端子間電圧
に流れる電流値を目盛ったものがLI目
×1
150 mA
3V
盛です(第5図参照)。半導体のように被
×10
15 mA
3V
測定物によっては,流れる電流や印加
させる電圧によって抵抗値が変化したり
×100
1.5 mA
3V
自己加熱によって異常を生じる場合が
×1 k
150μA
3V
ありますので,Ω各レンジ毎にこの関係
×10 k
(60μA)
12 V
をよく理解し,測定にあたってくだ
( )内は目盛換算をすること。
さい。
● コンデンサ容量
(C)
の測定
(概略値)
1.
2.
3.
5.
● 測定前の準備
内蔵電池の交換
て使用してください。
もしセンタ零指針調整器をまわしても指針がセンタ0ラインまで到達し
ない場合は,内蔵電池6F22
(9 V)
を交換してください。
− 7 −
参考
4.
本器によるコンデンサの測定は,抵抗測定レンジを共用しますので各レンジ
ごとにフルスケール調整を行います(抵抗測定の項参照)。即ち測定前に一度
+,−COM端子を短絡し0 Ω ADJつまみによって指針を指示計C
(μF)
目盛右端
∞位置に合わせます。
第6図
第7図
本器によるC測定のメカニズム
I=Imax e
E
Imax= R
−
1
T
C×R
E=内蔵電池電圧(DCV)
R=計器の内部抵抗
Cx=コンデンサ
(μF)
1.
使 用 範 囲:×1000μF−×100μF−×10μF−×1μF
測 定 端 子:+,−COM。
指示計目盛:赤色④……C(μF)を使用します。
0∼1000∼∞の目盛になっており単位はμF。×1 μFレンジのみ指示値は直読と
なり,×10μFレンジは10倍,×100μFレンジは100倍,×1000μFレンジは1000
倍し,真値を算出してください。
電気二重相コンデンサは,内部抵抗の関係で測定できません。
− 9 −
×1 Ωレンジで零オーム調整が不能に
測定終了後,極性切換スイッチは必ずΩ,AC,+DC側へ切換えておいて
ください。
− 6 −
測定方法はACVと同じです。但し+側のテストリードはOUTPUT端子
(0.047μF/ 400 Vのコンデンサを内蔵)
に接続します。(OUTPUT,−COM使用)
TVやオーディオ,その他のDC,ACが重畳している回路でDC分をカットして
AC信号成分のみ測定したい場合,又TV回路に於いて各種信号の有,無の
判定などに応用できます。
例えば ●水平増幅回路で水平信号の検出
●同期分離,同期増幅回路で入力信号の有無の検出
− 8 −
7.
1.
● 抵抗
(Ω,kΩ,MΩ)
第3図
第2図
● 直流電圧
(DCV)
の測定
測定回路インピーダンスが不明の場合は,この測定値は単にAC電圧値をこれ
と対応するdB目盛で測定したにすぎません。
● OUTPUT端子によるACVの測定
(低周波出力の測定)
1.
2.
使 用 範 囲:DCV ±6 V−15 V−60 V−150 V−600 V
測 定 端 子:+,−COM。DCV測定時と同じ。
指示計目盛:青色③……±DCを使用します。
0∼±6 V,0∼±15 Vの2種からなり単位はⅤ。±6 V,±15 Vは指示値直読,
他のレンジはそれぞれ換算して真値を求めてください。
4. レンジ切換スイッチは,±6∼±600までの必要なレンジにセットします。
5. 極性切換スイッチを の位置に切換えます。指示計指針はすぐ中央付近
に移動しますからセンタ零指針調整器によって③目盛の0ラインに合わせます。
6. 以上によりセンタ零ナルメータとして±DCVを測定してください。
注意 センタ零ナルメータの使用は,原則として指定の±DCVレンジのみに
工場出荷時にモニター用電池が組み込まれており,電池本来の寿命より短い
場合がありますので,ご承知ください。
モニター用電池とは製品の機能や性能をチェックするための電池のことです。
5.
1.
2.
3.
環境:
− 5 −
3.
1.
指示計目盛は
振動:
− 4 −
AC電圧レンジ
加算dB値
最大dB値
第1図
本器は精密機器です。過度な振動や衝撃はメータ故障の原因になりますから
避けてください。
ACVと同じ
目盛長の
目盛長の
指示計の零位確認:
直射日光下,高温(60 ℃以上),多湿(85 %以上),結露する場所に長時間,
置かないでください。
ACVと同じ
レンジ切換スイッチはDCV範囲の必要なレンジに設定し測定します。一般に
黒マイナス側テスト棒を負電位点
(アースライン)
に固定し,赤プラス側テスト
棒を各試験点に接続して測定しますが,抵抗両端に於ける電圧降下の測定,
発振回路の負電圧やトランジスタ回路などでは極性によく注意して測定してく
ださい。
5. テレビ用の高電圧は第1図のように別売HVプローブを接続して測定します。
本器の極性切換スイッチは±DCV(センタ零メータ)測定の時にのみ使用し
てください。一般の測定は全てΩ,AC,+DC側の位置で行います。センタ零
( NULL)側に切換えたままですと指針はメータの中央付近を指示した
ままとなり,一般の測定はできません。
20 kΩ/V
最大目盛値
の±2.5 %
レンジ表示
最小値
×1000μF …… 1000μF
×100μF …… 100μF
×10μF …… 10μF
×1μF ……
1μF
2.
内部抵抗
センタ零メータ式
内部抵抗
40 kΩ/V
最大目盛値
の±3 %
3 Vのみ
±5 %
4.
使用法Ⅰ
指示計の指針が目盛左端0線よりずれている時は,パネル中央の零位調整器を
まわして正しく0線に合わせてください。
最大目盛値
の±5 %
0−3 V−12 V−30 V−120 V−300 V−1200 V
30 Hz∼100 kHz ±1 dB
30 V以下
40 Hz∼ 20 kHz ±3 %
}
1.
備 考
最大目盛値
の±2.5 %
(1200 V以下)
− 3 −
● 指示計目盛板
許容差保証温湿度範囲:23±2 ℃ 75 %RH以下 結露のないこと。
使用温湿度範囲:0∼43 ℃ 80 %RH以下 結露のないこと。
姿勢:水平±5°
測定種類
− 2 −
E
測定端子間t1,t2にCxを接続しますと,充電電流Iは最初 R に相当するImaxが
流れます。
(Imaxは即ちt1,t2を短絡した時に流れる電流と同じ)
このため,メー
タの指針はImaxによる回転力が与えられ,指示は上昇します
(図のO.Pの軌跡参
照)。一方,充電電流IはCxのためT秒後には
1
−
T
C×R
I=Imax e の式で示される関係で減
少していきます(充電電流軌跡M. P)
Tm=METER FULL SCALE RESPONSE TIME
Tm=フルスケールに要する時間(秒)
2.
一方OPと進行して来たメータの指示は,ここで今度は減少を続ける充電電流
Iの作用を受けることになり,P点から反転して,もとの零点位置方向へゆっく
りと戻り始めます。(太線の軌跡がメータ応答の軌跡を示します)
Cx=∞ならそのまま進んでTm秒後にフルスケールに到達します。
3. このP点の位置はCxの大きさに比例す
るためCxによって変わる各P点を目盛上
にμF値で目盛ればメータが反転する位
置でCxが測定できるわけです。
− 10 −
− 11 −
アフターサービスについて
保証期間について
本製品の保証期間は,お買い上げの日より3年間です。
ただし,日本国内で購入し日本国内でご使用いただく場合に限ります。
また,製品本体の許容差は1年保証,製品付属の電池,ヒューズ,テスト
リード等は保証対象外とさせていただきます。
有償修理について
1.
2.
3.
4.
修理をご依頼の前に:ご確認ください。
●内蔵ヒューズの切れ ●内蔵電池の消耗 ●テストリードの断線
修理期間:本品の補修性能部品の最低保有期間は,製造打切後6年
間です。
(修理期も間準じます)
修理費用:修理や輸送費用が製品価格よりかさむ場合もありますの
で,事前に発売元へご相談ください。
なお,輸送にかかる往復の送料は,修理費用と併せてお客
様のご負担とさせていただきます。
送り先は:下記宛に
「修理品在中」としてお送りください。
三和電気計器株式会社・羽村工場サービス課
〒205-8604 東京都羽村市神明台4-7-15
TEL
(042)
554-0113/FAX(042)
555-9046
保証書
ご氏名
型 名
様
SH-88TR
製造No.
この製品は厳密なる品質管理を経てお
届けするものです。
本保証書は所定項目をご記入の上保管
していただき、アフターサービスの際
ご提出ください。
※本保証書は再発行はいたしませんの
で大切に保管してください。
ご住所
TEL
保証期間
ご購入日 年 月より 3 年間
本社=東京都千代田区外神田2−4−4・電波ビル
郵便番号=101-0021・電話=東京(03)3253−4871㈹
保証規定
保証期間中に正常な使用状態のもとで、万一故障が発生した場合には無償で修理いたし
ます。ただし下記事項に該当する場合は無償修理の対象から除外いたします。
交換用ヒューズについて
交換ヒューズのお求めは上記あて先に,代金+送料分の切手を添えて型
名,部品名を明記してご注文ください。
〈大きさ〉
〈定格〉
〈しゃ断容量〉
〈単価〉
〈送料〉
φ5×20
500 mA/250 V
300 A
¥40(税込み¥42)¥120(10本まで)
お問合せ先
東京本社
:TEL
(03)
3253-4871 FAX(03)
3251-7022
大阪営業所
:TEL
(06)
6631-7361 FAX(06)
6644-3249
お客様計測相談室 : 0120-51-3930
受付時間 9:30∼12:00 13:00∼17:00(土日祭日を除く)
ホームページ
:http://www.sanwa-meter.co.jp
記
1. 取扱説明書と異なる不適当な取扱いまたは使用による故障
2. 当社サービスマン以外による不当な修理や改造に起因する故障
3. 火災水害などの天災を始め故障の原因が本計器以外の事由による故障
4. 電池の消耗による不動作
5. お買上げ後の輸送、移動、落下などによる故障および損傷
6. 本保証書は日本国において有効です。
This warranty is valid only within Japan.
年 月 日
修理内容をご記入ください。
※無償の認定は当社において行わせていただきます。
− 14 −
MODEL SH-88TR
ALL-PURPOSE MULTITESTER
(With Current Control-Type Zero Center Function)
APPEARANCE AND PARTS NAMES
READ FIRST:
SAFETY INFORMATION
MEASURING RANGES AND PERFORMANCES
Kind of
Measurement
WARNING
SPECIAL FEATURES
Broadened Ranges with Additional Functions:
With the adoption of a 22-channel switch and the inclusion of additional
functions, this tester provides a broad and powerful 35 ranges in aII.
1. Can be Used as DCV Zero Center Meter (NULL)
2. Usable as Capacitor Capacity Checker
3. Judges Continuity with Light and Indicates it with LED
4. Equipped with OUTPUT Terminals
(Series Capacitor Terminals)
5. Safety-Emphasis Measuring Terminals and Test Leads
are Adopted
6. Double Protection Device
Additional Measuring Functions with Use of Optional
Accessories
1. As Transistor Checker:
lf transistor hFE connector (HFE-6) is attached, the unit can be used
as a transistor checker that can measure hFE from 0 to 1000.
2. As DC High Voltage Meter:
With the attachment of high-voltage probe (HV-10), the tester can be
measure TV and other direct-current high voltages from 0 to 25 kV.
To ensure that the meter is used safely, follow all safety and operating
instruction.
1. Never use meter on the electric circuit that exceed 6 kVA.
2. Pay special attention when measuring the voltage of AC 33 Vrms
(46.7 V peak) or DC 70 V or more to avoid injury.
3. Never apply an input signals exceeding the maximum rating
input value.
4. Never use meter for measuring the line connected with equipment (i.e. motors) that generates induced or surge voltage since
it may exceed the maximum allowable voltage.
5. Never use meter if the meter or test leads are damaged or broken.
6. Never use uncased meter.
7. Be sure to use a fuse of the specified rating or type. Never use
a substitute of the fuse or never make a short circuit of the fuse.
8. Always keep your fingers behind the finger guards on the probe
when making measurements.
9. Never apply voltage to the current terminal. If voltage is applied to
the terminal, the meter occurs short-circuit.
10. Be sure to disconnect the test pins from the circuit when changing
the function or range.
11. Before starting measurement, make sure that the function and
range are properly set in accordance with the measure-ment.
12. Never use meter with wet hands or in a damp environment.
13. Never use test leads other than the specified test leads.
14. Never open tester case except when replacing batteries or fuses.
Do not attempt any alteration of original specifications.
15. To ensure safety and maintain accuracy, calibrate and check the
tester at least once a year.
16. Indoor use.
− 1 −
− 2 −
Cautions in Using This Tester
lndicator Scale Dial
Descriptions of Scales and Other Parts
Resistance (Ω) scale ............................................. BIue color
Scale for DC voltage and current (DCV, DCmA)
and AC voltage (ACV) above 12 V ......................... Black color
Scale for center zero meter, DC voltage (DCV) .. Blue color
Capacitor (C) scale ................................................. Red color
Independent scale for AC voltage 3 V (AC 3 V) .... Black color
Scale for transistor DC current
amplification factor (hFE) ...................................... Blue color
Scale for lnter-Terminal current (LI) ..................... Black color
Scale for DC high voltage (DC 25 kV) and
DC 50 μA current ................................................. Black color
Decibel (dB) scale .................................................. Red color
Internal resistances of voltage ranges
Mirror................The purpose of this mirror is to help read the
indications correctly by aligning the needle
seen directly by the eye with the needle reflected in the mirror.
− 5 −
− 6 −
Measurement of DC Current (DCmA)
1. Ranges of Use: DCmA 50 μA3 mA30 mA0.3 A
2. Measuring Terminals:
and COM. As a rule, insert the red lead into the terminal and
the black lead into the COM terminal.
3. lndicator Scale:
Use black scale ... DCV, A & ACV. The scale is from 0 to 30 and the
units are mA and A. In 30 mA range read the indications directly, while
in other ranges make necessary conversions to obtain true values.
For 50 μA only, use black scale ... 50 μA (2 μA) Read graduations 0
to 25 by doubling them into 0 to 50 μA.
Caution:
When measuring current, be sure to make the connection in series via
load. Also avoid absolutely applying any voltage.
Fig. 3
Power
Power
Good measuring method
Load
Load
Bad measuring method
Measurement of AC Voltage (ACV)
1. Ranges of Use: ACV 3 V12 V30 V120 V300 V1200 V
2. Measuring Terminals: and COM
3. lndicator Scale:
Use black scale ... DCV, A & ACV. There are two kinds of ranges, 0 to
30 and 0 to 120, and the unit is V. ln 30 V and 120 V ranges read the
indications directly, while in other ranges make necessary conversions
to obtain true values (but above 12 V). For 3 V only, use black scale (AC 3 V) on which the graduations can be read directly.
4. Turn the range selector switch to the requried ACV range.
Measurement of Low-Frequency Output (dB)
1. Ranges of Use: 10 ~11~63 dB, 6 ranges
2. The way of measurement is same as that in ACV.
3. The scale is graduated in correspondence with AC 3 V range and only
output in 600 Ω impedance circuit can be read directly in dB value. (0
dB= 1 mW = 0.775 V)
4. For 12 V range or higher, obtain true value after adding “ADD dB value”
in the following table to indicated value.
3V
0
11 dB
12 V
12
23 dB
30 V
20
31 dB
120 V
32
43 dB
300 V
40
51 dB
0–0.12 V–3 V–12 V–30 V–120 V–300 V–1200 V
–(25 kV)
To measure 25 kV, optional HV prove must
be used.
2.5 % of max.
graduation
(below 1200 V)
Internal resistance :
20 kΩ/V
DC voltage
(DCV)
0–6 V–15 V–60 V–150 V–600 V
5 % of max.
graduation
Zero center meter type
Internal resistance :
40 kΩ/V
DC current
(DCmA)
0–50 μA–3 mA–30 mA–0.3 A
(50 μA is common with DC 0.12 V range)
2.5 % of max.
graduation
Terminal voltage drop :
300 mV
AC voltage
(ACV)
0–3 V–12 V–30 V–120 V–300 V–1200 V
30 Hz~100 kHz 1 dB
40 Hz~ 30 kHz 3 % Below 30 V
3 % of max.
graduation,
5 % for 3 V only
Internal resistance
9 kΩ/V
Capacity (C)
Range Indication
1000 μF
100 μF
10 μF
1 μF
approximate
value
Indicates max.
deflection by
charging current C
–10 dB ~ 11 dB (AC 3 V range) ~ 63 dB
LowFrequency (dB) 0 dB0.775 V(1 mW), 600 Ω-impedance circuit
Same as ACV
Same as ACV
Range
Indication 1
10 100 1 k 10 k
Resistance (Ω)
Max. value 3 kΩ 30 kΩ 300 kΩ 3 MΩ 30 MΩ
with
Central value 20 Ω 200 Ω 2 kΩ 20 kΩ 200 kΩ
Continuity
Min. value 0.2 Ω 2 Ω 20 Ω 200 Ω 2 kΩ
Indication
Continuity indication LED: In 1 range
(Lights below 10)
3 % of scale
length
Inside battery :
R6 (1.5 V) 2
6F22 (9 V) 1
Leakage
Current
(I CEO) LI
0– 150 μA . . . . . . . 1 kΩ range
0– 1.5 mA . . . . . . . 100 Ω range
0– 15 mA . . . . . . . . 10 Ω range
0–150 mA . . . . . . . 1 Ω range
5 % of scale
length
The current that flows
between and –COM
terminals during
measurement
DC Currant
Amplification
Factor (hFE)
Transistor hFE: 0 ~ 1000 (in 10 range)
3 % of scale
length
Optional hFE
connector must be
used
Accuracy Assurance Temperature / Hurnidity Range:
232 ˚C 75 %RH max, No condensation
Operating Temperature / Hurnidity Range:
0~43 ˚C 80 %RH max, No condensation
Dimensions and Mass: 150 mm 100 mm 36 mm, about 280 g
Accessories:
One spare fuse Ø 5 20 (500 mA / 250 V)
contained inside the tester, one pair of test
leads, and an instruction manual
Optional accessories:
hFE connector (HFE-6), high-voltage probe
(HV-10), and carrying case
Measurement of DC Voltage (DCV)
Usage as Center Zero Null Meter
1. Range of Use: DCV 6 V15 V60 V150 V600 V
2. Measuring Terminals:
and COM. The same instructions as those for measuring DCV apply.
3. Indicator Scale:
Use blue scale ... DC. There are two kinds of scales, 0 to 6 V and 0 to
15 V, and the unit is V. In 6 V and 15 V ranges read the indications directly,
while in other ranges make necessary conversions to obtain true values.
4. Turn the range selector switch to the necessary range between 6 V
and 600 V.
5. Turn the polarity changeover switch to the position of
. As the
indicator needle moves toward the center immediately, align it to 0 line
on scale using the zero center needle adjuster.
Fig. 1 HV Probe
Read graduations 0 to 25
directly in kV units on
black scale ... DC 25 kV
Fig. 2
6. FoIIowing the above instructions, use the unit as null meter to measure DCV.
7. After the completion of measurement, do not forget to return the
polarity changeover switch to Ω AC DC.
Caution:
As a rule, use the center zero null meter in the designated DCV
range only.
If the needle fails to reach the center zero line after ZERO ADJ knob is
turned, replace the 9 V battery contained inside.
− 8 −
Examples:
Detection of horizontal signals in horizontal amplification circuits.
Detection of any input signal in sync. separation and sync.
amplification circuits.
Resistance (Ω, kΩ, MΩ)
1. Ranges of Use: 1, 10, 100, 1 k, 10 k (0.2 Ω~30 MΩ)
2. Measuring Terminals: and COM
3. lndicator Scale:
Use blue scale ... Ω. lt has graduations from 0 to 3 k and the unit is Ω. In
1 range read the graduations directly, in 1 kΩ range also read the indications directly but in kΩ units, while in other ranges amplify the readings by
the raspective multiples to obtain true values.
Fig. 4
0 Ω adjustment
Measurement
of resistance
− 10 −
− 11 −
Measurement of Capacitor Capacity (C)
1. Ranges of Use: 1000 μF, 100 μF, 10 μF, 1 μF
2. Measuring Terminals: and COM
3. lndicator Scale:
Use red-colored scale ... C (μF). The scale is from 0 to 1000 to ∞ and
the unit is μF. ln 1 μF range only read the indication directly, while in
X10 μF range multiply the reading by 10, in 100 μF range multiply the
reading by 100 and in 1000 μF range multiply it by 1000 to obtain true
values.
4. Make full scale adjustment for each range as the measurement of
capacitors also uses the resistance measuring range. (See the section for the measurement of resistance.)
ln other words, short-circuit the and COM terminals before measuring, and align the needle to ∞ position on the extreme right of the
scale by 0 Ω ADJ.
Fig. 6
5. Connect the capacitor Cx to be measured to the and COM terminals.
At this time, take care of the polarity of Cx. Make sure that COM
terminal of the unit is connected to
the positive terminals of Cx, as shown in Fig. 6. When there is fear that
Cx may be charged, short-circuit both ends of Cx and discharge it before
doing the measurement.
6. By the charging current flowing
to Cx, the needle swings in the
full- scale direction. But at a certain point, it begins to return toward zero. The value of Cx is this
highest point indicated by the
needle. (When the value of Cx is
Fig. 7
large, the swing of the needle
is large and when the value is small, the swing is also small.)
7. lf a capacitor measured once has to be measured again, discharge
it before making the connection.
Electric double layer capacitor can not be measured.
MECHANISM OF CAPACITY
MEASUREMENT BY THIS TESTER
1
T
CR
E
Cx=Capacitor (μF)
1. When Cx is connected between measuring terminals T1 and T2.
lmax, equivalent to E/R, flows at first as charging current I. (Imax is
the same as the current that flows when T1 and T2 are shortened.)
At this time the meter indication rises as lmax gives rotating power
to the needle. (See the locus 0-p in the figure) But T minutes later,
charging current I begins to drop because of Cx in a relation that is ex1
pressed by I=max e CR T
Locus for the charging current is MP. Tm is the time (in sec.) needed for
reaching full scale.
2. Affected by the charging current I continuing to drop, the meter
indication which has been rising from 0 to P turns downward at
point P, heading in the direction of original point 0. (The thick line
represents the locus of meter response.) lf Cx = 0 Ω, the indication
keeps dropping and reaches full scale Tm seconds later.
3. The position of point P is proportional to the size of Cx. Therefore, if
points C that vary with Cx are marked
in capacity values on the scale, Cx can
be measured from the position where
the meter turns downward.
The brackets mean the graduations need
conversion.
range. Therefore, make full scale adjustment (0 Ω adjustment)
of the indicator needle before doing the measurement. Just as
before measuring resistance, turn the range to 10 Ω, short circuit
the and COM terminals and align the needle to 0 Ω line with 0 Ω
ADJ.
Measurement of hFE
(DC Current Amplification Factor)
1. Connection of Connectors
Fig. 10
BATTERY
BATTERY
(6F22)
(R6)
SPARE
9V
1.5 V
FUSE
FUSE
Fig. 8
MEASUREMENT OF TRANSISTORS
(USE AS TRANSISTOR CHECKER)
With the attachment of the h FE connector (HFE-6), this unit can
measure the DC current amplification factor hFE (lC / l B) of transistors in the 0 to 1000 range.
Fig. 9
4 mm Ø tester connector pin
Transistor collector terminal
connecting clip
Transistor base terminal
connecting cIip
Preparations before Measurement
To measure transistors, this unit uses the resistance measuring
− 15 −
Ll scale is graduated to measure the value of the current that flows
between the and COM terminals during resistance measurement.
(See Fig. 5) ln some objects measured, the resistance varies depending
on the current that flows across them
Max. terminal
Switch
Max. current
inter-terminal
and the voltage that is applied to position
consumption
voltage
them. Also abnormal condition can
1
150 mA
3V
occur because of self heating. There10
15 mA
3V
1.5 mA
3V
fore, the user must understand this 100
150 μA
3V
relation well for each Ω range before 1 k
10 k
(60 μA)
12 V
doing the measurement.
− 12 −
Replacement of Battery
1. When it becomes impossible to make zero ohm adjustment in 1 Ω
range, the 1.5 V (R6) batteries contained inside have been exhausted. In
this case, replace the batteries with two new ones.
2. When it becomes impossible to make zero ohm adjustment in
10 kΩ range only, replace the 9 V (6F22) battery with new one.
3. When replacing battery, loosen the 4 Ø 12 screw on the rear case,
remove the case, and insert the new batteries correctly with the right
polarity as shown in Fig. 8.
Replacement of Fuse
1. Should a voltage higher than AC
100 V be applied to the tester by
accident while the range is left
turned to some current ranges, particularly 0.3 A range, or ohm 1
and 10 ranges, the inside fuse
burns out.
2. When the fuse has burned out,
the unit does not function. So replace it with the spare fuse (Ø 520
mm, 500 mA/250 V) which is positioned as shown in Fig. 8.
6. Continuity Check with LED:
When measurement is made in 1 range, if the measured resistance
value is less than around 10 Ω, continuity indication LED to the top right
of the dial lights up. (The brightness varies depending on the resistance
value.) This LED indication is very convenient for simple continuity and
broken wire tests as it responds faster than the needle and it shows the
result visually and quietly without the buzzer noise.
NOTE
Polarity of Tester Terminals when Resistance is Measured
As shown in Fig. 5, when measureFig. 5
ment is made in ohm range, the normally terminal becomes the negative terminal and the normally – terminal the positive terminal.
This is because the negative pole of
the inside battery is connected to
the positive terminal of the tester.
Keeping this relation in mind helps when measuring polar resistances
such as those of transistors and diodes (junction semiconductor) and
when testing the leakage of electrolytic capacitors.
About Inter-Terminal Current LI
resistor
− 9 −
Imax= R
E=Inside battery voltage (V DC)
R=Inside resistance of the device
Max. value
1F
0.1 F
0.01 F
1000 μF
1. Range of Use:
DCV 0.12 V3 V12 V30 V120 V300 V1200 V
2. MeasuringTerminals:
and COM. As a rule, insert the red lead into the terminal and the
black lead into the COM terminal.
3. lndicator Scale:
Use black-colored scale . There are two kinds of scales, 0 to 30 and 0
to 120, and the units are V. In 30 V and 120 V ranges read the indications
directly, while in other ranges make necessary conversions to obtain
true values.
4. Turn the range selector switch to the required DCV range. Normally fix
the black negative test rod to negative potential point ( ground line ) and
connect the red positive rod to the test point to be measured. Take
good care about polarity when measuring voltage drop between
the two ends of resistor, negative oscillator circuit voltage, and transistor circuit voltage.
5. When measuring high voltages used in TV, connect the optional HV
probe as shown in Fig. 1.
Measurement of ACV with OUTPUT Terminals
(Including Measurement of Low-Frequency Output)
1. The method of measurement is the same as in the case of ACV. However, connect the test lead to the OUTPUT terminaI with capacitor
0.047 μF/400 V. (OUTPUT and COM terminals are used.)
2. This measurement can be used when it is necessary to cut DC
voltage and measure AC signals only in TV, audio and other circuits
where DC and AC are used mixedly and when the existence of
various signals in TV circuits have to be determined.
I=Imax e
Min. value
1000 μF
100 μF
10 μF
1 μF
Measurement of DC Voltage (DCV)
1200 V
52
63 dB
Example: lf7 dB value is obtained in 12 V range, add 12 of ADD dB
value of 12 V range to it. True value is 7 12 = 19 dB.
− 14 −
DC voltage
(DCV)
− 4 −
4. Zero Ohm Adjustment (0 Ω ADJ):
Before using the unit, short-circuit the and COM terminals as shown
in Fig. 4 A and align the indicator needle to 0 Ω line using the zero ohm
adjuster. (This operation is also called ''FuII scale adjustment.'') This
adjustment should be completed before beginning measurement.
lf this adjustment is made each time the range has been changed, correct measurements can be explected.
5. When measuring resistance in circuits, be sure to turn off the power
switch in advance. Particularly, take care not to apply any voltage to 1
and 10 ranges.
− 13 −
Remarks
− 7 −
5. Cautions in Measuring HighVoltages of more than 200 V:
(a) Check that the range selector switch is turned correctly to AC 300 V
and that the test leads are connected as mentioned in 2.
(b) Before connecting the tester, turn off the power switch of the power
circuit to be measured. After connection, turn on the switch and do
the measurement.
(c) Do not touch the wires and tester during measurement. After the
completion of measurement, turn off the power switch before
disconnecting the tester.
ACV range
ADD dB value
MAX dB value
Measuring terminal
COM measuring terminal
(common for negative)
Series capacitor terminal
(OUTPUT) 0.047 μF/400 V
Polarity Changeover switch
(Center zero changeover
switch)
Panel
Rear case
Indicator zero adjuster
Indicator needle
Indicator scale dial
Continuity indicating
LED, (CONTINUITY)
Range selector switch
Combination zero ohm
adjuster (0 Ω ADJ) and
center zero needle
adjuster
Accuracy
− 3 −
HOW TO USE THIS TESTER
1. Check Zero Position of Indicator:
When the indicator needle is not above the zero line on the extreme left
of the scale, align it to zero line by turning the zero adjuster in the panel
center.
2. Check Position of Changeover Switch:
Use the polarity changeover switch of this unit only for DCV (center
zero meter) measurement. All other measurements are made with this
switch turned to Ω, AC, DC. If the switch is left turned to the center zero
NULL
(
) side, the indicator needle keeps pointing to the meter center,
making other measurements impossible.
3. Select Correct Measuring Range:
By using the range selector switch, select the right range that suits
the object to be measured. When measuring anything whose approximate value level is unknown, begin with the largest range and then
switch gradually to the most appropriate range (the range nearest to
the value of the object measured). Particularly when high-power
commercail AC voltages (more than 100 V) are measured, it is important to take enough care in this respect.
4. Take Good Care for Keeping:
Do not leave the unit for a long time in places where it is exposed to
shocks, vibrations, direct sunray, hightemperature and humidity.
5. Take Care of the Indicator Protective Cover:
Do not rub the surface of the indicator cover strongly with dry cloth, for
instance. This cover is coated with antistatic liquid. lf the antistatic effect weakens after many years of use, it is recommended as stop-gap
measure to wipe the cover surface with cloth wetted with water solution of a detergent containing antistatic agent.
Measuring Ranges
2. Then depending On the polarity of the transistor to be tested, insert
the h FE connector into the COM terminal of the unit if it is NPN
transistor and into the terminal if it is PNP transistor.
3. This connector has two lead lines each with an alligator clip at the
end. Connect the black clip to the base terminal of the transistor and
the red clip to the collector terminal.
4. Then connect the other measuring terminal ( terminal if the transistor is NPN and COM if PNP) to the emitter terminal of the transistor
to be tested. With this connection, the tester needle responds, indicating the lC/lB (hFE) value on blue hFE scale .
Testing of LED-Light Emitting Diode
(Application of Ohm Range)
Indication of IF
Fig. 11
After making the connection as shown in Fig. 11, measure in 1 Ω or 10 Ω
ranges. When the LED is energized, it lights. The value of the current at this
time, or lF, is indicated simultaneously on the LI scale of the unit.
− 16 −
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