D01087905B [email protected]# USB 2.0 Audio/MIDI Interface 取扱説明書 安全にお使いいただくために この取扱説明書の表示は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々へ の危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。そ の表示と意味は、次のようになっています。内容をよく理解してから本文をお読みく ださい。 表示の意味 á 警告 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負 う可能性が想定される内容を示しています。 á 注意 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が 想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示してい ます。 絵表示の例 á è í 記号は禁止の行為であることを告げるものです。 図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。 ì ● 記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。 図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから 抜け)が描かれています。 △ 記号は注意(警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。 万一、煙が出ている、変なにおいや音がするなどの異常状態のまま使用 すると、火災・感電の原因となります。すぐに使用を中止してください。 煙が出なくなるのを確認して販売店またはティアック修理センターに修 理をご依頼ください。 ì 万一機器の内部に異物や水などが入った場合は、すぐに使用を中止して、 販売店またはティアック修理センターにご連絡ください。そのまま使用 すると火災・感電の原因となります。 万一、この機器を落としたり、キャビネットを破損した場合は、すぐに 使用を中止して、販売店またはティアック修理センターにご連絡くださ い。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。 2 TASCAM US-122MKII 安全にお使いいただくために í この機器の隙間などから内部に金属類や燃えやすいものなどを差し込ん だり、落とし込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。 この機器の上に小さな金属物を置かないでください。中に入った場合は、 火災・感電の原因となります。 è この機器を絶対に分解しないでください。感電の原因となります。内部 の点検・修理は、販売店またはティアック修理センターにご依頼ください。 ì 移動させる場合は、機器間の接続コードなど外部の接続コードを外して から行ってください。コードが傷つき、火災・感電の原因となることが あります。 ó í この機器を改造しないでください。火災・感電の原因となります。 オーディオ機器、スピーカーなどの機器を接続する場合は、各々の機器 の取扱説明書をよく読み、説明に従って接続してください。また、接続 は指定のコードを使用してください。 電源を入れる前には音量を最小にしてください。突然大きな音が出て聴 力障害などの原因となることがあります。 ヘッドホンをご使用になるときは、音量を上げすぎないように注意して ください。 耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聞くと、聴力に悪影響を 与えることがあります。 次のような場所に置かないでください。火災、感電やけがの原因となる ことがあります。 ・調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気があたる場所 ・湿気やほこりの多い場所 ・ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所 この装置は、クラス B 技術情報装置です。この装置は家庭環境で使用することを目的としていますが、 この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しく取り扱いをして下さい。 VCCI-B TASCAM US-122MKII 3 目次 安全にお使いいただくために ............................. 2 第1章 はじめに ................................................. 本機の概要 ........................................................ 本機の機能 ........................................................ 本製品の構成 .................................................... 本書の表記 ........................................................ 商標に関して .................................................... 設置上の注意 .................................................... 結露について .................................................... 製品のお手入れ ................................................ アフターサービス ............................................ 5 5 5 6 6 6 6 6 7 7 第2章 各部の名称と働き ................................... 8 トップパネル .................................................... 8 フロントパネル .............................................. 10 リアパネル ....................................................... 11 第3章 インストール ........................................ 必要なシステム .............................................. Windows .................................................... Mac OS X ................................................. ドライバーのインストール ........................... Windows 用ドライバーの インストール ........ Mac OS X 用ドライバーの インストール ......... ドライバーのアンインストール ................. インストールについてよくある 質問と回答(FAQ)........... パソコンの設定 .............................................. Cubase LE 5のインストール ..................... 第4章 US-122MKII コントロールパネルの設定 ............... 概要 .................................................................. コントロールパネルの設定 ........................... Audio Performance ................................ 4 TASCAM US-122MKII 12 12 12 12 12 第5章 接続 ....................................................... USBの接続 ..................................................... オーディオの接続 .......................................... マイク .......................................................... ギター .......................................................... キーボード/ドラムマシン/ 音源モジュール/カセットデッキ/ MD / CDなど(アナログ接続) ...... アナログレコードプレーヤー ................... モニタースピーカー ................................... ヘッドホン .................................................. MIDIの接続 ..................................................... 18 18 18 18 19 第6章 アプリケーションガイド .................... Windows XP と Windows Media Player ......................... Windows Vista と Windows Media Player ......................... Mac OS X と iTunes ................................. Cubase LE 5 ................................................ 22 19 20 20 20 21 22 22 23 24 第7章 MIDIインプリメンテーション チャート ..... 25 13 第8章 トラブルシューティング .................... 26 15 15 第9章 仕様 ....................................................... 入出力定格 ...................................................... アナログオーディオ入出力定格 ............... コントロール入出力定格 ........................... オーディオ性能 .............................................. 動作条件 .......................................................... Windows .................................................... Mac OS X ................................................. 一般 .................................................................. 寸法図 .............................................................. 16 16 16 17 17 17 17 29 29 29 29 29 30 30 30 30 31 第 1 章 はじめに こ の た び は、TASCAM USB 2.0 Audio/MIDI Interface US-122MKIIをお買いあげいただきま して、誠にありがとうございます。 ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読み になり、正しい取り扱い方法をご理解いただいた 本機の機能 º 24ビット/ 96kHzのオーディオインタフェー スを搭載。 うえで、末永くご愛用くださいますようお願い申 º 2チャンネルのアナログ入力信号(L、R)を同 しあげます。お読みになったあとは、いつでも見 時に入力し、USB経由で同時にパソコンに出 られるところに保管してください。 力することが可能。 また取扱説明書は、付属のドライバー CD-ROM º 2つのXLRマイク入力(バランス)および2つ またはTASCAMのウェブサイト(http://www. の標準ホンジャック入力(バランス/アンバラ tascam.jp/)からダウンロードすることができ ンス)を装備。 ます。 標準ホンジャック入力は、スイッチの切り換え 本機を使ったシステム内の他のMIDI機器、ハード によりエレキギターやエレキベースなどの接続 ディスク、MOディスクなどの記憶内容を消失し が可能(Rチャンネルのみ)。 た場合の修復に関しては、補償を含めて当社は責 任を負いかねます。 本機の概要 本機は、Cubase LE 5をはじめとするデジタル オーディオワークステーション(DAW)用ソフ トウェアアプリケーションのためのUSBオーディ オ/ MIDIインターフェイスです。2入力/ 2出力 の24ビット/ 96kHzのオーディオインタフェー ス、および16チャンネルMIDI入出力を装備して います。 º アンバランスステレオライン出力(RCAジャッ ク)およびヘッドホン出力を装備。 º MIDI IN / OUT装備。 º ダイレクトモニター機能により遅延がない入力 モニターが可能。 º USB端子から電源供給が可能。 パソコン操作に関して 本書の説明に出てくるパソコンの基本操作につい て不明な点がある場合は、お使いのパソコンの取 扱説明書をご参照ください。 本機は、USBを使ったオーディオインターフェー スですので、デスクトップ型またはノートパソコ ンをベースにしたデジタルレコーディングシステ ムの中で使うのに最適です。 本機は、USB電源のみで動作しますので、ノート パソコンと組み合わせることにより非常にコンパク トなポータブルデジタルオーディオワークステーシ ョンシステムになります。また、レコード、カセッ トテープなどのアナログ音源をパソコンに取り込ん で、オーディオCDに保存するといった用途にも最 適です。 TASCAM US-122MKII 5 第 1 章 はじめに 商標に関して 本製品の構成 º TASCAM は、ティアック株式会社の登録商標 本製品の構成は、以下の通りです。 なお、開梱は本体に損傷を与えないよう慎重に行 ってください。梱包箱と梱包材は、後日輸送する ときのために保管しておいてください。 です。 º Microsoft, Windows, お よ び Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国および 付属品が不足している場合や輸送中の損傷が見ら れる場合は、当社までご連絡ください。 その他の国における登録商標または商標です。 º Apple、Macintosh、Mac OS お よ び Mac – 本体 x1 – USBケーブル x1 OS X は、Apple Inc. の商標です。 º Pentium および Intel は、アメリカ合衆国お よびその他の国における Intel Corporation の – CD-ROM (ドライバー、取扱説明書などを含む) x1 – DVD-ROM(Cubase LE 5) x1 – Cubase LE 5クイックスタートガイド x1 – 保証書 x1 – 取扱説明書(本書) x1 本書の表記 本書では、以下のような表記を使います。 商標です。 º AMD Athlon は、Advanced Micro Devices, Inc. の商標です。 º MIDI は、社団法人音楽電子事業協会(AMEI) の登録商標です。 º Cubase は Steinberg Media Technologies GmbH の登録商標です。 º その他、記載されている会社名、製品名、ロゴ マークは、各社の商標または登録商標です。 º 本機および外部機器のキー/端子などを 「MONOスイッチ」のように太字で表記します。 º パソコンのディスプレーに表示される文字を 設置上の注意 《OK》のように《__》で括って表記します。 º 本製品の動作保証温度は、摂氏5度∼35度です。 º 必要に応じて追加情報などを、「ヒント」、「メ º 放熱を良くするために、本製品の上には物を置 モ」、「注意」として記載します。 ヒ ント かないでください。 º パワーアンプなど熱を発生する機器の上に本製 本機をこのように使うことができる、といった 品を置かないでください。 ヒントを記載します。 結露について メモ 補足説明、特殊なケースの説明などをします。 注意 本製品を寒い場所から暖かい場所へ移動したとき や、寒い部屋を暖めた直後など、気温が急激に変 指示を守らないと、人がけがをしたり、機器が 化すると結露を生じることがあります。結露した 壊れたり、データが失われたりする可能性があ ときは、約1∼2時間放置した後、電源を入れてお る場合に記載します。 使いください。 6 TASCAM US-122MKII 第 1 章 はじめに 製品のお手入れ 製品の汚れは、柔らかい布でからぶきしてください。 化学ぞうきん、ベンジン、シンナー、アルコールな どで拭かないでください。表面を痛めたり色落ちさ せる原因となります。 アフターサービス º この製品には、保証書を別途添付しております。 保証書は、所定事項を記入してお渡ししており ますので、大切に保管してください。 º 保証期間は、お買い上げ日より1年です。保証 期間中は、記載内容によりティアック修理セン ターが修理いたします。その他の詳細につきま しては、保証書をご参照ください。 º 保証期間経過後、または保証書を提示されない 場合の修理などについては、お買い上げの販売店 またはティアック修理センターなどにご相談く ださい。修理によって機能を維持できる場合は、 お客さまのご要望により有料修理いたします。 º 万一、故障が発生し修理を依頼される場合は、 使用を中止し、必ず電源プラグを抜いてから次 の事項を確認の上、お買い上げ店またはティア ック修理センターまでご連絡ください。 なお、本機の故障、もしくは不具合により発生 した付随的損害(録音内容などの補償)の責に ついては、ご容赦ください。 ≠ 型名、型番(US-122MKII) ≠ 製造番号(Serial No.) ≠ 故障の症状(できるだけ詳しく) ≠ お買い上げ年月日 ≠ お買い上げ販売店名 º お問い合わせ先につきましては、巻末をご参照 ください。 TASCAM US-122MKII 7 第 2 章 各部の名称と働き トップパネル 1 MIDI INインジケーター 2 MIDI OUTインジケーター MIDIデータがMIDI IN端子に入力されていると MIDIデータがMIDI OUT端子から出力されて きに点灯します。 いるときに点灯します。 3 USBインジケーター 注意 アクティブ・センスを送る装置を接続した場合 は、このインジケーターは絶えず点灯します。 8 TASCAM US-122MKII USB接続が有効なときに点灯します。 第 2 章 各部の名称と働き 4 MON MIXつまみ 0 SIG/OLインジケーター LINE OUT端子およびPHONES端子からは本 各入力チャンネル(L、R)に信号が入力され 機の入力信号(MIC IN端子、LINE IN端子か ているときに点灯します。歪まないレベルの信 らの入力)と、USB経由で入力されたパソコ 号が入力されているときは緑色に点灯し、歪む ンの出力信号をミックスして出力します。この 直前に赤く点灯します。 つまみを使って、これらの信号のバランスを 最大レベルー 30dBからー 2dBでは緑、最大 調節します。左いっぱい(INPUT)にすると、 レベルー 2dB以内は赤く点灯します。 本機の入力信号、右いっぱい(COMPUTER) にするとUSB経由で入力されたパソコンの出 力信号を出力します。 5 MONOスイッチ LINE OUT端子およびPHONES端子からの出 力をモノラルにしたい場合は、このスイッチを ONにします。 このスイッチはマイク/ライン入力にのみ有効 です。 6 INPUT Lつまみ MIC IN L端子/ LINE IN L端子からの入力レ ベルを調節します。 7 PHONES / LINE OUTつまみ LINE OUT端子およびPHONES端子の出力レ ベルを調整します。 注意 q PHANTOMスイッチ/インジケーター MIC IN端子に+48Vのファントム電源を供給 するためのスイッチです。 PAHANTOMス イ ッ チ がONの と き に イ ン ジ ケーターが点灯します。 注意 ≠ PHANTOMス イ ッ チ のONま た はOFFは、 PHONES/LINE OUTつまみを下げた状態で行 ってください。マイクによっては大きなノイズ を発生し、他の機器または人体を損傷する恐れ があります。 ≠ PHANTOMスイッチをONにした状態でマイ クの抜き差しをないでください。 ≠ ファントム電源を必要とするコンデンサーマイ クを使用する場合のみ、スイッチをONにして ください。 ヘ ッ ド ホ ン を 接 続 す る 前 に は、PHONES/ ≠ アンバランスタイプのダイナミックマイクロホ LINE OUTつまみで音量を最小にしてくださ ンにファントム電源を供給しないでください。 い。突然大きな音が出て、聴力障害などの原因 ≠ リボンマイクロホンの中にはファントム電源を となることがあります。 8 INPUT Rつまみ MIC IN R端子/ LINE IN R端子からの入力レ ベルを調節します。 9 MIC/LINE-GUITAR スイッチ 供給すると故障の原因になるものがあります。 疑わしい場合は、リボンマイクロホンにファン トム電源を供給しないでください。 ≠ PHANTOMスイッチをONにすると、バッテ リー電源のノートパソコンを使って本機を駆動 LINE IN R端子の入力ソースに応じて設定しま している場合にパソコンの電源の消耗が早くな す。エレキギター、エレキベースなどを直接接 ります。 続する場合は、GUITARにします。電子楽器や オーディオ機器、マイクなどを接続する場合は、 MIC/LINEにします。 TASCAM US-122MKII 9 第 2 章 各部の名称と働き フロントパネル w MIC IN L/R [BALANCED] 端子 t LINE IN R/GUITAR INジャック XLRバランスタイプのアナログマイク入力端子 3極標準ホンジャックのバランスライン入力端 です。(1:GND、2:HOT、3:COLD) 子です。ギター入力も可能です。トップパネ e LINE IN Lジャック 3極標準ホンジャックのバランスライン入力端 子です。 r PHONESジャック ステレオヘッドホンを接続するためステレオ標 準ホンジャックです。ミニプラグのヘッドホン を接続する場合は、変換アダプターをご使用く ださい。 注意 ヘ ッ ド ホ ン を 接 続 す る 前 に は、PHONES/ LINE OUTつまみで音量を最小にしてくださ い。突然大きな音が出て、聴力障害などの原因 となることがあります。 メモ ヘッドホン出力調整つまみは、ライン出力レベ ルの調節つまみと兼用となっております。 10 TASCAM US-122MKII ル のMIC/LINE-GUITARス イ ッ チ がGUITAR のときは、アンバランスのギター用入力端子、 MIC/LINE-GUITARス イ ッ チ がMIC/LINEの ときは、バランス入力端子として機能します。 ( ス リ ー ブ:GND、 チ ッ プ:HOT、 リ ン グ: COLD) 第 2 章 各部の名称と働き リアパネル y USB端子 u MIDI OUT端子 付属のUSBケーブルを使ってパソコンと接続 します(USB 2.0に対応)。 i MIDI IN端子 MIDI信号を入力します。 注意 ≠ USB 1.1(USB 2.0 FULL SPEED) MIDI信号を出力します。 動 o LINE OUT L/R [UNBALANCE] 端子 作 時 は、 使 用 で き る サ ン プ リ ン グ 周 波 数 は、 アナログライン出力端子(RCAピンジャック) 44.1kHzと48kHzに制限されます。 です。 ≠ 本機はUSBケーブルを通して、接続するパソ コンから電源を供給します。 パソコンによっては、USBポートから本機を 動作させるために必要な電源を供給することが メモ ライン出力レベルの調節つまみは、ヘッドホン 出力調節つまみと兼用となっております。 できない場合があります。この場合は、セルフ パワーのUSB 2.0ハブを購入することをご検 討ください。 TASCAM US-122MKII 11 第 3 章 インストール 必要なシステム Mac OS X 最新の対応OS状況については、TASCAMのウェ ブ サ イ ト(http://www.tascam.jp/) ご 確 認 く ださい。 º 対応OS: Mac OS X 10.4.11以上 Mac OS X 10.5.6以上 º 対応パソコン: USB端 子 を 標 準 で 装 備 し て い る Apple Windows Macintoshシリーズ º 対応OS: Windows XP 32ビット SP2 / SP3以上 Windows XP 64ビット SP2以上 Windows Vista 32ビット SP2以上 Windows Vista 64ビット SP2以上 º CPU /クロック: Power PC G4 1GHz以上、 または Intelプロセッサー º メモリー: 512MB以上 º 対応パソコン: USBポートを装備したWindows対応パソコン (USB 2.0推奨) º CPU /クロック: ドライバーのインストール 本機を使用するには、パソコンにドライバーをイ Pentium4 1.4GHz以上 ンストールする必要があります。以下に述べるよ AMD Athlon 1.4GHz以上 うに、本機に付属のドライバー CD-ROMを使って (または同等のプロセッサ) 簡単にインストールすることができます。 ドライバーは、随時更新されています。最新のド º メモリー: ライバーは、TASCAMのウェブサイト(http:// Windows XP 32ビット/ Vista 32ビット :512MB以上 Windows XP 64ビット/ Vista 64ビット :1GB以上 注意 www.tascam.jp/)からダウンロードすることが できます。 なお、ドライバーをインストールするときは、本 機の接続を外してから始めてください。 注意 本機の動作確認は上記のシステム条件を満たす ≠ 付属のドライバー CD-ROMの取り扱いには、 標準的なパソコンを使って行われていますが、 充分ご注意ください。ディスクに傷や汚れがあ 上記条件を満たすパソコンすべての場合の動作 ると正しくデータを読み出せないためにインス を保証するものではありません。同一条件下で トールできない場合があります。 あっても、パソコン固有の設計仕様や使用環境 なお、付属のドライバー CD-ROMが破損した の違いにより処理能力が異なります。 場合は、有償にて交換できます。 ≠ 付属のドライバー CD-ROMを一般のオーディ オCDプレーヤーでは、絶対に再生しないでく ださい。ノイズによってスピーカーを破損した り聴力障害が起きることがあります。 12 TASCAM US-122MKII 第 3 章 インストール Windows 用ドライバーのインストール 注意 ≠ ドライバーのインストール中に、《Windowsロ ゴテストに合格していません...》という警告が 表示されます。この警告は、Windows のロゴ テストを受けていないドライバーをインストー ルするときに表示されるメッセージです。弊社 製品のドライバーは、Windows のロゴテスト を受けていないためにこのメッセージが表示さ 4. しばらくすると言語選択の画面が表示されます れますが、本ドライバーは弊社で動作確認済み ので、上下カーソルキーを使用して希望の言語 です。 このメッセージが表示されたときは、 《続行》を クリックしてインストールを続けてください。 を選択し《OK》ボタンをクリックします。 (以降は日本語を選択した場合の画面およびボ タン名による説明になります。) ≠ ドライバーのインストールでは、以下の手順 7.、8.および9.においてUSBケーブルの抜き 差しが必要です。 このとき、画面が表示されてから約1分以内に 指示された作業を完了させてください。 時間内に指示された作業が完了しなかった場合 は、インストールが失敗することがあります。 5. 次の画面が表示されたら、 《USB-AUDIOイン ストール》ボタンをクリックします。 ドライバーのインストール方法 1. 本機とパソコンがUSBケーブルで接続されて いないことを確認します。 2. 付属のドライバー CD-ROMをご使用のパソコ ンにセットします。 3. メ ニ ュ ー 画 面 が 表 示 さ れ た ら、《Install Driver》ボタンをクリックしてください。 メニュー画面が表示されない場合は、付属の ドライバー CD-ROM内のファイルを参照して 《Autorun》 フ ォ ル ダ 内 の《Autorun2.exe》 ファイルを実行してください。 TASCAM US-122MKII 13 第 3 章 インストール 6. 使用ライセンス許諾契約書の内容を確認し、 《使 用許諾契約の条項に同意します》を選択します。 8. 次の画面が表示されたら、接続したUSBケーブ ルを本機またはパソコンからいったん外します。 次に《インストール》ボタンをクリックすると、 インストールが開始されます。 9. 次の画面が表示されたら、再度、USBケーブ ルを使って本機とパソコンを接続します。 7. 次の画面が表示されたら、付属のUSBケーブ ルを使って本機とパソコンを接続します。 14 TASCAM US-122MKII 第 3 章 インストール 10. 次の画面が表示されたら、インストール作業 は完了です。 《再起動》ボタンをクリックして、インストー ラーを終了し、パソコンを再起動します。 Mac OS X 用ドライバーの インストール 1. 本体がパソコンに接続されていないことを確認 します。 2. 付 属 の ド ラ イ バ ー CD-ROM内 の《US122MKII_US-144MKII_1.14.dmg》 を ダ ブ ル ク リ ッ ク し ま す。 デ ス ク ト ッ プ 上 に《TASCAM_US-122MKII_US- 144MKII_1.14.mpkg》ができます。 3. デ ス ク ト ッ プ 上 の《TASCAM_US122MKII_US-144MKII_1.14.mpkg》をダブ ルクリックして、インストーラーを起動します。 4. 画面の指示に従ってインストール作業を進め ます。 11. パソコンが起動したら、《スタート》→《コン トロールパネル》にある《TASCAMUS-122 MKII / US-144 MKII》 、もしくは《スタート》 →《すべてのプログラム》→《TASCAM》→ 《US-122 MKII & US-144 MKII Control Panel》をクリックして《US-122MKII/US144MKII Control Panel》 を 起 動 し ま す。 Driver Version、Device等の情報が正しく表 示されていれば、インストールは成功です。 5. パソコンを再起動後、本機を接続します。 ドライバーのアンインストール º Windows ドライバーをアンインストールするには、以下の 2通りの方法があります。 付属のドライバー CD-ROMを使う方法 1. 第3章「Windows用ドライバーのインストー ル」(13ページ)の4.まで同じです。 2. 5.で《USB-AUDIOアンインストール》ボタン をクリックします。 3. 以降はスクリーンの指示に従ってください。 TASCAM US-122MKII 15 第3章 インストール Windows の《プログラムの追加と削除》 イバーをダウンロードした場合は、ZIPアーカ 1.《スタート》→《コントロールパネル》で、《プ イブを解凍して《setup.exe》を実行し、スク ログラムの追加と削除》を実行します。 リーンの指示に従ってください。 2. 一 覧 の 中 か ら、《US-122 MKII / US-144 Q:付 属 の ド ラ イ バ ー CD-ROMをWindows パ MKII》を選択し、 《変更と削除》ボタンをクリ ソコンに挿入しましたが、ドライバー・インス ックします。 トール・メニューが表示されません。どうすれ 3. 以降は、スクリーンの指示に従ってください。 ばメニューを始めることができますか? A:ディスクドライブの自動再生の設定がパソ º Mac OS X 1. 付 属 の ド ラ イ バ ー CD-ROMを 挿 入 し、 ド ラ イ バ ー CD-ROM内 の フ ァ イ ル を 参 照 し て、 《TASCAM US1xx remover》をダブルクリ ックします。 コンで無効にされていた可能性があります。 Windows Explorerで 同 梱 さ れ て い る 付 属 の ド ラ イ バ ー CD-ROMを 開 い て、 《Autorun2. exe》というファイルをダブルクリックするこ とによって、手動でインストールメニューを始 めることができます。 パソコンの設定 2. 以降は、スクリーンの指示に従ってください。 インストールについてよくある 質問と回答(FAQ) Windows 用ドライバーのインストール 本取扱説明書では、基本的なポイントのみを以下 に述べます。 º 他のアプリケーションを立ち上げないようにし ましょう。本機を接続しているパソコンをオー ディオ以外の用途に使用することもあると思い ますが、オーディオアプリケーションを使用し Q:本機をパソコンに接続すると、新しいハードウ ているときには他のアプリケーションを立ち上 ェアの検出ウィザードが表示され、ドライバー げないようにしてください。デジタルオーディ のインストールができません。インストール方 オの処理はパソコンにかなりの負担をかけま 法が間違っているのでしょうか? す。したがって、他のアプリケーション(特に A: 《ハードウェアの追加ウィザード》を閉じ、本 機の接続を外してください。本機を接続する前 に、あらかじめドライバーをインストールする グラフィックやインターネットツール)を動作 することによって処理が追いつかなくなる可能 性があります。 必要があります。製品に同梱された付属のドラ イバー CD-ROMを挿入すると、ドライバーを インストールするためのメニューが自動的に表 詳しくは、付属のCubase LE 5クイックスタート 示されます。 《Install Driver》を選択して、スクリーンの上 の指示に従ってください。TASCAMのウェブ サイト(http://www.tascam.jp/)からドラ 16 TASCAM Cubase LE 5のインストール US-122MKII ガイドを参照ください。 第 4 章 US-122MKII コントロールパネルの設定 概要 コントロールパネルの設定 コントロールパネルでは、本機の機能の設定を行 うことができます。 Windows に お い て は、 《US-122MKII & US144MKII Control Panel》ショートカットが《ス タート》→《コントロールパネル》 、 または《スタート》 →《すべてのプログラム》→《TASCAM》からア クセスできます。 Mac OS X に お い て は、 《US-122MKII & US144MKII Control Panel》はアプリケーションフ ォルダーにあります。その他、Mac OS X でオー ディオとMIDIの設定に必要な《Audio MIDI 設定》 はアプリケーション/ユーティリティのフォルダー にあります。 Audio Performance 本機のドライバーは、オーディオ入出力信号を一時 的にバッファーに蓄えています。 このバッファーサイズは調整が可能です。 バッファーサイズが小さいほど、入力信号モニター 時のオーディオ信号の遅れが少なくなりますが、パ ソコンの高速処理が要求されます。他のシステム操 作を行った場合などに処理が間に合わないと、オー ディオ信号にクリックノイズ、ポップノイズ、ドロ ップアウトなどが発生する場合がます。 バッファーサイズを大きくするほど動作がより安 定し、他のシステム操作のオーディオ信号への悪 影響に対して強くなりますが、モニター時のオー ディオ信号の遅れが大きくなります。本機では、 ユーザー環境に合わせてバッファーサイズを設定 することができます。 Windows に お い て は、 コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル の 《Audio Performance》でバッファーサイズの 調 整 を 行 い ま す。《lowest latency》 で は バ ッ ファーサイズが最も小さく、《highest latency》 では最も大きくなります。 コントロールパネルは、以下の2つのセクション に分かれています。 º 状態表示セクション Mac OS X では、バッファーサイズは使用する各 オーディオアプリケーションにて設定します。で すので、Mac OS X バージョンのコントロールパ ネルには《Audio Performance》がありません。 ドライバーの現在の状態と接続ハードウェアを 詳しくは、お使いになるオーディオアプリケーシ 示しています。 ョンの取扱説明書等をご参照ください。 このセクションから設定の変更はできません。 º 設定セクション ドライバーの各設定を変更します。 注意 Mac OS X バージョンのコントロールパネル には、設定セクションがありません。 TASCAM US-122MKII 17 第 5 章 接続 注意 USBの接続 本機には、2つの入力チャンネル(L、R)があ 付属のUSBケーブルを使って、図のように本機と パソコンを接続してください。 り、それぞれアナログ入力端子としてMIC IN 端子(XLR)とLINE IN端子(標準ホンジャッ ク)を装備しています。これらのアナログ入力 端子に同時に信号を接続しないでください。同 時に接続すると、信号が本機に正しく入力され ません。 パソコン USB マイク マ イ ク は、 フ ロ ン ト パ ネ ル のMIC IN L/R端 子 (XLR)に入力します。ファントム電源を必要とす るコンデンサーマイクをご使用になる場合は、ト 注意 ップパネルのPHANTOMスイッチをONに設定し USB機器の中には、USBバスを頻繁に使用する ものがあります。オーディオ信号のドロップア ウト、クリックノイズなどを避けるために本機 が接続されているUSBバス上には、他のUSB 機器を接続しないことを強くお勧めします。 ただし、USBキーボードとUSBマウスは接続 しても問題ありません。 オーディオの接続 マイク、ギター、キーボード、オーディオ機器など の出力信号を本機に入力し、本機でデジタル信号に 変換し、 USBを経由してパソコンに送ります。また、 スピーカー(アンプ経由)やヘッドホンを本機に接 続することにより、本機に入力されるオーディオ信 号やパソコンからの出力信号をモニターすることが できます。 マイク、ギターなどの入力信号と、パソコンから の出力信号のバランスは、MON MIXつまみで調 節します。 18 TASCAM US-122MKII ます。 第 5 章 接続 注意 ≠ PHANTOMスイッチをONにした状態でダイ ナミックマイクをアンバランス接続すると機器 が故障する恐れがあります。 ≠ PHANTOMスイッチをONにした状態で、マイ クを抜き差しをしないでください。大きなノイ ズを発生し、機器が故障する恐れがあります。 ≠ PHANTOMス イ ッ チ の オ ン ま た は オ フ は、 PHONES/LINE OUTつまみを下げた状態で行 ってください。マイクによっては大きなノイズ を発生し、他の機器または人体を損傷する恐れ があります。 キーボード/ドラムマシン/音源モジ ュール/カセットデッキ/ MD / CD など(アナログ接続) これらの機器のアナログ信号出力は、フロントパ メモ ネルのLINE IN L/R端子(標準ホンジャック)に ≠ PHANTOMスイッチをONにすると、トップ 接続します。Rチャンネルに接続する場合は、トッ パネルのPHANTOMインジケーターが点灯し プパネルのMIC/LINE-GUITARスイッチをLINE ます。 に設定します。 ≠ 本機のXLRコネクターは、1ピン=GND、2ピ ン=ホット、3ピン=コールドです。 ギター ギ タ ー や ベ ー ス ギ タ ー は、 フ ロ ン ト パ ネ ル の LINE/G UITAR IN R端 子( 標 準 ホ ン ジ ャ ッ ク)に接続し、トップパネルにあるMIC/LINEGUITARスイッチをGUITARに設定します。 OUT キーボード/ ドラムマシン/ 音源モジュール/ カセットデッキ/ MD/CD などの機器 ギター TASCAM US-122MKII 19 第 5 章 接続 アナログレコードプレーヤー ヘッドホン アナログレコードプレーヤーの出力は、直接本機 ヘッドホンは、フロントパネルのPHONES端子(ス に接続することができません。アナログレコード テレオ標準ホンジャック)に接続します。 プレーヤーを本機に接続するには、アナログレコ ードプレーヤーと本機の間にフォノアンプが必要 です(あるいはフォノ入力端子を持つオーディオ アンプを介して接続します)。 ヘッドホン OUT フォノアンプ もしくは フォノ入力端子付きアンプ アナログレコード プレーヤー モニタースピーカー モニタースピーカー(パワードスピーカーまた はアンプとスピーカー)は、リアパネルのLINE OUT端子に接続します。 パワードスピーカー または アンプとスピーカー 20 TASCAM US-122MKII 第 5 章 接続 MIDIの接続 音源モジュール、キーボード/シンセサイザー、 ドラムマシンなどのMIDI機器と本機を、以下のよ うに接続します。 USB パソコン MIDI IN MIDI OUT シーケンサー/ ドラムマシン等 注意 USB ≠ MIDI INインジケーターとUSBインジケーター パソコン MIDI IN 音源モジュール等 アナログ出力 MIDI OUT キーボード/ シンセサイザー等 アナログ出力 外部ミキサー は、接続されたパソコンがシャットダウン後も 点灯し続ける場合があります。これは、パソコ ンによってはシャットダウン後もUSBケーブ ルを通じて電力を供給し続けるためです。 ≠ MIDI IN端子に何らかのMIDIデータが受信され ている場合は、MIDI INインジケーターが点灯 します。MIDIアクティブセンシング・メッセー 音源モジュール、キーボード/シンセサイザー、ド ラムマシンの音をモニターしたい場合は、これらの 出力を本機のLINE INに入力するか、外部ミキサー に入力し、同時に本機のLINE OUTも外部ミキサー に入力して、外部ミキサーを使ってモニターしてく ださい。 ジを送出する機器を接続した場合は、このイン ジケーターが常時点滅することになります。こ れを回避するには、接続機器のMIDIアクティブ センシングを無効にしてください。 ≠ Windows Media Player使用時、コントロー ルパネル内の《サウンドとオーディオデバイス》 リアパネルのMIDI IN / MIDI OUT端子を使って、 からMIDI音楽の再生出力先(既定のデバイス) MTC(MIDIタイムコード)の送受信を行うこと を《Microsoft GS Wavetable SW Synth》 ができます。これにより、アプリケーション上の に設定した場合は、本機のLINE OUT出力、お MTC対応MTR(マルチトラックレコーダー)と よびPHONES出力からはMIDI演奏を聞くこと MIDI機器を同期することができます。 ができません。 TASCAM US-122MKII 21 第 6 章 アプリケーションガイド ここでは、いくつかのオーディオアプリケーショ ンと組み合わせて使用する場合の各設定方法を紹 介します。 4.《OK》をクリックします。 5. Windows Media Playerを起動し、オーディ オファイルを選択して再生を行ってください。 Windows XP と Windows Media Player 1. すべてのアプリケーションを終了し、《スター ト》より《コントロールパネル》を開きます。 2.《サウンドとオーディオデバイス》または《サ ウンドとマルチメディア》を開きます。 メモ メモ ≠ Windows Media Playerを起動した状態で設 定を行った場合、Windows Media Player側 でデバイスの切り換えが認識されません。この 場合は、Windows Media Playerを再起動し てください。 ≠ 上記設定/操作を正しく行ったが、音が出ない 場合は、パソコンを再起動してください。 ≠ この設定を行うと、本機経由で音は出ますが、 上記項目が見あたらない場合は、《サウンド、 パソコンのスピーカーやPHONES端子からは 音声、およびオーディオデバイス》をクリック 音は出なくなります。 した後に表示されます。 Windows Vista と Windows Media Player 1. すべてのアプリケーションを終了し、《スター 3.《オーディオ》タブをクリックし、 《音の再生》 の《 既 定 の デ バ イ ス 》 で、《TASCAM US122MKII》を選択します。 ト》より《コントロールパネル》を開きます。 2.《サウンド》を開きます。 メモ 上記項目が見あたらない場合は、 《ハードウェア とサウンド》をクリックした後に表示されます。 3.《 再 生 》 タ ブ を ク リ ッ ク し、 《スピーカー TASCAM US-122MKII》をクリックし、《既 定のデバイスとして設定》をクリックします。 このとき、緑のチェックマークが《スピーカー TASCAM US-122MKII》に移動します。 22 TASCAM US-122MKII 第 6 章 アプリケーションガイド Mac OS X と iTunes 1.《アップルメニュー》より、《システム環境設定 ...》を選択します。 2.《システム環境設定...》画面の《サウンド》をク 4.《OK》をクリックします。 リックします。 5. Windows Media Playerを起動し、オーディ オファイルを選択して再生を行ってください。 メモ ≠ Windows Media Playerを起動した状態で設 定を行った場合は、Windows Media Player 側でデバイスの切り換えが認識されません。こ の場合、Windows Media Playerを再起動し てください。 ≠ 上記設定/操作を正しく行ったが、音が出ない 場合は、パソコンを再起動してください。 ≠ この設定を行うと、本機経由で音は出ますが、 パソコンのスピーカーやPHONES端子からは 音は出なくなります。 TASCAM US-122MKII 23 第 6 章 アプリケーションガイド 3.《出力》タブをクリックし《サウンドを出力す る 装 置 の 選 択 》 で《US-122MKII Output》 を選択します。 Cubase LE 5 Cubase LE 5の 設 定 に つ き ま し て は、 付 属 の Cubase LE 5クイックスタートガイドをご参照く ださい。 24 TASCAM US-122MKII 第 7 章 MIDI インプリメンテーションチャート MIDIインプリメンテーションチャート 機能 送信 受信 電源オン時 × × 設定可能 × × 電源オン時 × × メッセージ × × スルー 代用 .................... 音域 × × スルー ノート・オン × × ノート・オフ × × キー別 × × チャンネル別 × × ピッチ・ベント × × スルー コントロール・チェンジ × × スルー × × ベーシック・チャンネル モード ノート・ナンバー ベロシティ アフター・タッチ プログラム・チェンジ システム・コモン システム・リアルタイム その他 設定脳範囲 # .................... ソング・ポジション × × ソング・セレクト × × チューン × × クロック × × コマンド × × ローカル・オン/オフ × × オール・ノート・オフ × × アクティブ・センス × × リセット × × 備考 スルー スルー スルー スルー スルー スルー スルー 備考 モード1:オムニ・オン、ポリ モード2:オムニ・オン、モノ ○:YES モード3:オムニ・オフ、ポリ モード4:オムニ・オフ、モノ ×:NO TASCAM US-122MKII 25 第 8 章 トラブルシューティング 本取扱説明書の手順通りセットアップしても、本 機が正常に使用できない場合は、まずは本章をご º インストールできない。 インストールしたがPCに認識されない。 確認ください。 ↓ 本章で解決できない場合は、タスカムカスタマー 何らかの問題が発生し、インストールに失敗する、 サポートまで、下記のご使用環境と、詳しい状況 またはインストールは完了したがパソコンに認識 をお知らせいただきますようお願いいたします。 されない場合は、下記をご確認ください。 お問い合わせ先につきましては、巻末をご参照く ださい。 1)本機のUSBインジケーターは点灯しておりま すでしょうか。 USBインジケーターが点灯していない場合は、 ご使用環境 正しくUSBケーブルが接続されているかご確 º PCメーカー: 認ください。 º モデル: メモ º CPU: 必ず付属のUSBケーブルをご使用ください。 º 搭載メモリ: º OS: 2)USBポートの差し換え º DAW: º ウイルス対策ソフトの有無: º 無線LANの有無: USBポートによっては、本機が正常に動作し ないものもございますので、別のUSBポート (オンボードの)に接続して再度インストール をお試しください。 メモ ≠ その他のUSB機器は、接続せずにお試しくだ さい。(キーボード・マウスは、接続しても構 いません。) ≠ USBハブはご使用にならず、必ずパソコン本 体の(オンボードの)USBポートに接続して ください。 3)常駐ソフトの停止 アンチウイルスソフトなどの常駐ソフトがイン ストールの妨げとなる場合がございますので、 インストール前に終了してください。 ドライバーのアンインストール/インストール方 法は、本取扱説明書の12ページ「ドライバーのイ ンストール」をご参照ください。 26 TASCAM US-122MKII 第 8 章 トラブルシューティング º オーディオを再生しても音が鳴らない。 Mac OS X ↓ 1. すべてのアプリケーションを終了し、《アップ パソコン側で音声出力の設定が必要です。 ルメニュー》より《システム環境設定...》画面 本機をパソコンに接続した状態で下記をご確認く を開きます。 ださい。なお、以下の設定を行うと本機経由で音 は出ますが、パソコンのスピーカーやPHONES端 子からは音は出なくなります。 Windows XP 2.《サウンド》を開きます。 3.《出力》タブから《US-122MKII output》を 選択します。 1. すべてのアプリケーションを終了し、《スター 設定が完了しましたら、パソコンを再起動し、再生 ト》より、《コントロールパネル》を開きます。 音をご確認ください。また、お使いのアプリケーシ 2. 《サウンドとオーディオデバイス》を開きます。 メモ ョンによっては、上記とは別にデバイス設定を行う 必要があるものがございます。特にDAWは、上記 OSの設定とは別のオーディオエンジンで動作して 上記項目が見あたらない場合は、《サウンド、 いますので、本機のドライバーをインストール後、 音声、およびオーディオデバイス》をクリック まずはDAWのドライバー設定をご確認ください。 した後に表示されます。 お使いのアプリケーションの詳しい設定方法につ 3.《オーディオ》タブをクリックし、 《音の再生》 および《録音》の《規定のデバイス》をクリッ クし、《TASCAM US-122MKII》を選択しま す。 いては、各取扱説明書をご参照ください。また、 バンドルソフトのCubase LE 5については、付属 のCubase LE 5 DVD-ROMに収録されている取 扱説明書をご参照ください。 º 音切れやノイズが発生する。 Windows Vista ↓ 1. すべてのアプリケーションを終了し、《スター パソコンの負荷が原因で音切れやノイズが発生し ト》より、《コントロールパネル》を開きます。 2. 《サウンド》を開きます。 メモ 上記項目が見あたらない場合は、 《ハードウェア とサウンド》をクリックした後に表示されます。 3.《再生》タブをクリックし、《スピーカー US- ます。 パソコンの負荷を軽減させる方法を下記にご紹介 いたします。 1)無線LANやアンチウイルスソフトなどの常駐 ソフトがバックグラウンドで動作している場合 は、定期的な負荷がかかり、音切れやノイズの 原因となります。 122MK2》を右クリックし、《規定のデバイス 無線LANの通信を停止、アンチウイルスソフト として設定》をクリックします。 などの常駐ソフトを停止してご使用ください。 TASCAM US-122MKII 27 第 8 章 トラブルシューティング 2)お使いのDAWにてバッファーサイズを大きく 設定することをお試しください。 メモ 3.《詳細設定》タブをクリックします。 4.《パフォーマンス》枠の《設定》をクリックし ます。 DAWを ご 使 用 に な ら な い 場 合 は、 本 機 の ド ライバー設定で、《Audio Performance》を 《High Latency》にしてお試しください。ま た、DAW側でパソコンへの負荷を減らす方法 をDAWのメーカー様にお問い合せください。 3)パソコンをオーディオ処理に適した設定に変更 5.《パフォーマンスオプション》画面の《視覚効果》 タブで、《パフォーマンスを優先する》を選択 します。 Mac OS X 1.《アップルメニュー》より《システム環境設定...》 画面を開き、 《省エネルギー》を選択します。 してください。 2.《スリープ》タブをクリックします。 Windows XP 1.《マイコンピューター》を右クリックし、《プロ パティ》を選択します。 2.《詳細設定》タブをクリックします。 3.《パフォーマンス》枠の《設定》をクリックし 3.《パソコンがスリープするまでの静止している 時間》を《しない》に設定します。 4.《ディスプレーがスリープするまでのパソコン が静止している時間》を《しない》に設定します。 5.《オプション》タブをクリックします。 ます。 4.《パフォーマンスオプション》画面で、《パフ ォーマンスを優先する》を選択します。 Windows Vista 《プロセッサのパフォーマンス》を《最高》に 設定します。 メモ Mac OS X のバージョン、またはMacintosh a) 《Aero》(エアロ)を《OFF》に設定 コンピュータによっては、この設定が無い場合 1. デスクトップを右クリックし、《個人設定》を があります。 選択します。 º Cubase LE 5のお問い合わせについて 2.《ウィンドウの色とデザイン》をクリックし、 ↓ ウィンドウ下の《詳細な色のオプションを設定 Cubase LE 5につきましては、Steinberg社より するにはクラシックスタイルの [デザイン] プ 供給された製品のため、弊社ではサポート対象外 ロパティーを開きます》をクリックします。 となります。 3.《配色》に《Windows Vista ベーシック》な ど《Windows Aero》以外の項目を選択します。 b)パフォーマンス設定 1.《コンピューター》を右クリックし、《プロパテ ィ》を選択します。 2.《システムの詳細設定》をクリックします。 28 TASCAM US-122MKII ご使用方法につきましては、Cubase LE 5のヘル プメニューをご参照いただきますようお願い致し ます。 第 9 章 仕様 º LINE OUT [UNBALANCED] 端子 入出力定格 コネクター:RCAピンジャック 規定出力レベル:ー 10dBV 最大出力レベル:+6dBV アナログオーディオ入出力定格 出力インピーダンス:200Ω º MIC IN [BALANCED] 端子 º PHONES端子 コネクター:XLR-3-31相当 規定入力レベル(INPUTつまみMIC時INPUT つまみMIC時): −58dBu 規定入力レベル(INPUTつまみLINE時): −14dBu 最大入力レベル(INPUTつまみLINE時): +2dBu 入力インピーダンス:2.2kΩ コネクター:ステレオ標準ホンジャック 最大出力レベル:18mW+18mW 以上 (THD+N 0.1%以下、32Ω負荷) コントロール入出力定格 º MIDI IN端子 コネクター:Din 5ピン フォーマット:標準MIDIフォーマット º LINE IN [BALANCED] 端子 º MIDI OUT端子 コネクター:3極標準ホンジャック ≠ Lチャンネル、およびMIC/LINE-GUITARスイ ッチをMIC/LINEに設定時のRチャンネル 規定入力レベル(INPUTつまみMIC時): −40dBu 規定入力レベル(INPUTつまみLINE時): +4dBu 最大入力レベル(INPUTつまみLINE時): +20dBu 入力インピーダンス:15kΩ ≠ MIC/LINE-GUITARス イ ッ チ をGUITARに 設 コネクター:Din 5ピン フォーマット:標準MIDIフォーマット º USB端子 コネクター:USB Bタイプ 4ピン フォーマット: USB 2.0 HIGH SPEED(480MHz) USB 2.0 FULL SPEED (12MHz USB 1.1相当) オーディオ性能 定時のRチャンネル 規定入力レベル(INPUTつまみMIC時): −51dBV 規定入力レベル(INPUTつまみLINE時): −7dBV 最大入力レベル(INPUTつまみLINE時): º 周波数特性(MIC IN → LINE OUT) 44.1/48kHz:20Hz∼20kHz、 +0.5/ ー 1.0dB 88.2/96kHz:20Hz∼40kHz、 +0.5/ ー 1.5dB +9dBV 入力インピーダンス:1MΩ TASCAM US-122MKII 29 第 9 章 仕様 º S/N比(LINE IN → LINE OUT) ADC → DAC経由:96dB º メモリー: Windows XP 32ビット/Vista 32ビット :512MB以上 (INPUTつ ま みLINE時、20kHz LPF + A-weighted) Windows XP 64ビット/Vista 64ビット :1GB以上 ダイレクトモニター時:107dB (INPUTつ ま みLINE時、20kHz LPF + A-weighted) º 歪率(LINE IN → LINE OUT) ADC → DAC経由:0.0045%以下 (INPUTつ ま みLINE時、1kHz、 +20dBu 入力、20kHz LPF) ダイレクトモニター時:0.002%以下 (INPUTつ ま みLINE時、1kHz、 +20dBu 入力、20kHz LPF) Mac OS X º 対応OS: MacOS X 10.4.11以上 MacOS X 10.5.6以上 º 対応パソコン: USB端 子 を 標 準 で 装 備 し て い る Apple Macintoshシリーズ º CPU /クロック: Power PC G4 1GHz以上、 または Intelプロセッサー 動作条件 º メモリー: 最新の対応OS状況については、TASCAMのウェ 512MB以上 ブ サ イ ト(http://www.tascam.jp/) ご 確 認 く ださい。 一般 Windows º サンプリング周波数: 44.1/48/88.2/96kHz º 対応OS: Windows XP 32ビット SP2 / SP3以上 Windows XP 64ビット SP2以上 Windows Vista 32ビット SP2以上 º 量子化ビット数:16/24ビット º 電源:パソコンよりUSB経由で供給 (5V、最大電流500mA) Windows Vista 64ビット SP2以上 º 消費電力:2.5W º 対応パソコン: USBポートを装備したWindows対応パソコン º 外形寸法:135.4 x 179 x 47mm (USB 2.0推奨) º CPU /クロック: Pentium4 1.4GHz以上 AMD Athlon 1.4GHz以上 (または同等のプロセッサ) (幅 x 高さ x 奥行き) º 質量:0.7kg º 動作温度:5∼35℃ º バンドルソフトウェア Cubase LE 5(Windows、Mac OS X 用) 30 TASCAM US-122MKII 第 9 章 仕様 179mm 寸法図 135.4mm 47mm * 取扱説明書のイラストが一部製品と異なる場合 があります。 * 製品の改善により、仕様および外観が予告なく 変更することがあります。 TASCAM US-122MKII 31 この製品の取り扱いなどに関するお問い合わせは タスカム カスタマーサポートまでご連絡ください。お問い合わせ受付時間は、土・日・祝日・弊社休業日 を除く10:00∼12:00 / 13:00∼17:00です。 タスカム カスタマーサポート 〒 206-8530 東京都多摩市落合 1-47 0120-152-854 携帯電話・PHS・IP電話などからはフリーダイヤルをご利用いただけませんので、通常の電話番号(下記) にお掛けください。 電話:042-356-9137 / FAX:042-356-9185 故障・修理や保守についてのお問い合わせは 修理センターまでご連絡ください。 お問い合わせ受付時間は、土・日・祝日・弊社休業日を除く9:30∼17:00です。 ティアック修理センター 〒 358-0026 埼玉県入間市小谷田 858 一般電話・公衆電話からは市内通話料金でご利用いただけます。 0570-000-501 ナビダイヤルは全国どこからお掛けになっても市内通話料金でご利用いただけます。 PHS・IP電話などからはナビダイヤルをご利用いただけませんので、通常の電話番号(下記)にお掛けく ださい。 新電電各社をご利用の場合は、「0570」がナビダイヤルとして正しく認識されず、「現在、この電話番号 は使われておりません」などのメッセージが流れることがあります。 このような場合は、ご契約の新電電各社へお問い合わせいただくか、通常の電話番号(下記)にお掛けく ださい。 電話:04-2901-1033 / FAX:04-2901-1036 ■ 住所や電話番号は, 予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。 〒 206-8530 東京都多摩市落合 1-47 http://www.tascam.jp/ Printed in China
* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project
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