提供するすべてのサーバーリソースを丸ごと、 自在に使用

提供するすべてのサーバーリソースを丸ごと、 自在に使用
Case study
提供するすべてのサーバーリソースを丸ごと、
自在に使用できるクラウドサービスが形に
OSからは切り離された多彩な保守管理機能と、充実したリモート機能を評価し
サービスプロバイダーでの利用に配慮したHP ProLiant DL360p Gen8を採用
業界
クラウドサービス、データセンターサービス
クラウドサービス プラットフォーム
目的
OSを介さずに、ハード障害への対応が可能な管理環
境の実現
アプローチ
• サーバーとは独立して運用管理機能が稼働するサー
バーを調達する
• アクティブヘルス機能、エージェントレス機能、自動
通報機能など充実した管理性と自動化機能を備え、
高性能なインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600製
品ファミリーを搭載したHP ProLiant DL360p Gen8
を採用
ITの効果
• ユーザーにかけていたハードウェア障害対応時の負
担がゼロに
• 物理サーバーにおいても責任分解点が明確化
• サービス提供側からのOSログインで抱くセキュリ
ティ上の不安も解消
• 障害の予兆や発生などハードウェアの稼働状況をス
ピーディに把握
• リモートでのサーバー管理性、現場と連携した作業
性が大幅に向上
ビジネスの効果
• 運用管理コストのさらなる効率化を実現
• これまではアプローチが難しかった分野で新規顧客
の獲得が可能に
• データセンター、クラウド両ビジネスに共通の新サー
ビス開発が視野に
• 顧客満足度の向上に貢献
サーバー選定にあたり、各ベンダーの機能比較を行ったのですが、
HPの場合、サーバーから独立した管理モジュールとして
HP Integrated Lights-Out(iLO)が組み込まれており、
OSへのログインなしで、保守や運用を行える範囲が非常に幅広い。
このiLOの高い機能をはじめ、総合的に判断すると、
管理性に関してはHP HP ProLiant Gen8が一番優れていました。
サービスプロバイダーにメリットを提供するという製品コンセプトを、
一番明確に感じたのがHP HP ProLiant Gen8でした。
菊石 謙介 氏 株式会社IDCフロンティア カスタマーサービス本部 プラットフォームサービス部 クラウドグループ
IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループの展開するクラウドコン
ピューティングとデータセンター事業で、中心的な役割を担う総合IT
インフラプロバイダーとして成長を続けている。提供サービスの基本
を「安全・安心のITインフラ」に据え、クラウド事業、データセンター事
業の両面で高いサービス品質の実現とサービスメニューの充実を追
求する取り組みを、継続的に進めてきた。具体的な例としては、使用
するサーバーは1年ほどのサイクルで入れ替えを実施している。2013
年2月に稼働を計画していた新サーバーでは、これまで実現が難し
かったサーバーと管理環境の分離を構想。複数ベンダーの製品を比
較検討した結果、採用されたのはHP ProLiant DL360p Gen8だった。
Case study | 株式会社IDCフロンティア
株式会社IDCフロンティア
カスタマーサービス本部
プラットフォームサービス部
クラウドグループ
菊石 謙介 氏
クラウドとデータセンターを両輪で
提供する総合ITインフラプロバイダー
は次のようなものだ。クラウドサービスでは、1
Yahoo! JAPANグループでクラウドコンピュー
台の物理サーバー上に仮想サーバーを複数構
ティングとデータセンター事業を担う戦略的子
築し、ユーザーには仮想サーバーを提供、物理
会社として、順調な成長を続けるIDCフロンティ
サーバーは共有するのが一般的だ。これに対
ア。
「安全・安心のITインフラをお客様にお届け
し、専用物理サーバーオプションでは物理サー
する」を合言葉に、データセンター事業、クラウ
バー1台に1OSをインストールして、1ユーザー
ド事業の二つをビジネスの両輪として展開して
に提供する。OS以上のレイヤーはユーザーが
いる同社は、それぞれの事業でサービスの高品
自由に利用できるというわけだ。
質化と多様化に向けた取り組みを積極的に、そ
して継続的に行ってきた。
株式会社IDCフロンティア
カスタマーサービス本部
プラットフォームサービス部
クラウドグループ
田村 晋 氏
専用物理サーバーオプションのサービス内容
「ハードウェアについては当社が管理しますの
で、OSより上はお客様が自由に使ってくださ
たとえば、データセンター事業では、首都圏、お
い、というのが専用物理サーバーオプションの
よび東日本の白河データセンター、西日本の
セールスポイントです。しかし、障害のために保
北九州データセンターという3メガデータセン
守対応が必要になった時、従来のサーバーで
ター体制を確立。各データセンターは地理的な
は、お客様に連絡して操作いただくか、当社で
分散だけでなく、電力会社の分散まで考慮し、
操作を代行するか、といった方法しか取れませ
最高品質の堅牢性と可用性を備えたサービス
んでした。お客様にはお手間をかけてしまいま
提供を可能にしている。また、コロケーションか
すし、対応の初動が遅れてしまいます。また、セ
らフルマネージド運用、クラウドとの連携など、
キュリティー上の不安を感じることもあるでしょ
ユーザーに幅広い選択肢を提供する。
う。ハードウェアに関しては、お客様管理下の
一方のクラウド事業では、提供する全サービス
でSLA99.999%を保証。これはクラウドサービ
ス事業者として国内では初のサービス品質だ。
サービスメニューはパブリッククラウド、プライ
ベートクラウド、分散ストレージなどを展開して
いる。運用管理についてセルフかマネージドか
を選べたり、用途に特化したパッケージが利用
できたり、と選択のバリエーションも豊富。オー
プンソースのCloudStackをクラウド基盤ソフト
ウェアとしていち早く採用するなど、サービス
品質最新技術の採用にも積極的だ。
サービス品質と投資効率の向上に加え
保守運用性の改善を図る
IDCフロンティアのクラウド事業では、サービス
インフラの中心となるサーバーを1年ほどのサ
OSを介すことなく、管理系のモジュールとネッ
トワークですべてを把握、コントロールできれ
ば、これらの課題はクリアーできます。新しい
サーバーは、こうした保守運用性に優れたもの
選びたいと考えていました」。サービスインフラ
のチームリーダーを務める同社カスタマーサー
ビス本部プラットフォームサービス部クラウドグ
ループの菊石謙介氏は、サーバー選定で重視し
たポイントをこう解説する。
ディスク障害時の自動切り離しや
ログ取得の迅速化なども実現する
サーバー運用の現場で活躍し、今回の新サー
バー選定で評価と機種決定後の導入を任され
た同クラウドグループの田村 晋氏は、より運用
現場に近い発想で具体的な改善を考えていた。
イクルで最新鋭のものへと入れ替える、という
「サーバーの中でもディスクは故障が発生しや
ことを基本的な方針としている。その狙いの
すいパーツです。このため、ディスク故障の予
一つは、コストパフォーマンスの高い最新サー
兆を検出した段階で、自動的に切り離せるよ
バーを常に使うことで、サービス品質と投資効
うにしたいと考えていました。これまでのサー
率とを継続して引き上げていくというものだ。
バーでは予兆検出後、お客様にお願いするか、
2013年2月、クラウドサービスのメニューの一
つとして提供している「専用物理サーバーオプ
ション」で、新しく入れ替えたサーバーの稼働が
スタートした。採用されたのは、高性能なイン
テル® Xeon® プロセッサー E5-2600製品ファミ
リーを搭載したHP ProLiant DL360p Gen8。そ
の選定にあたっては、サービス品質と投資効率
許可をいただいて我々が代行するかして、手作
業で切り離しを行わなくてはなりませんでした。
また、故障の原因究明に必要なログは、お客様
からメールで送っていただくような作業フロー
になっていました。その結果、対応に時間がか
かってしまうことがあり、これも改善したい点で
した」
(田村氏)。
の向上という従来からのテーマに加え、もう一
クラウドグループでは以上のような改善点を整
つの大きな狙いがあった。
理し、CPUなどのスペックを明示したRFPを作
Case study | 株式会社IDCフロンティア
■Gen8で届けるサーバー運用「新体験」
インテリジェント・
プロビジョニング機能
• メディアの準備・入れ替え
作業が不要
• 必要なドライバやファーム
ウェアはWebから自動更新
アクティブヘルスシステム
(サーバー版フライト
レコーダー機能)
• フライトレコーダーのように、
1,600ものパラメーターを
モニタリング
インテル® Xeon® プロセッサー
E5ファミリー
HP ProLiant
DL360p Gen8
エージェントレス
管理機能
導入
監視
iLO Management
Engine(iLO 4)
解析
通報
• 監視用のエージェントが
不要に
•「OSに依存しない」
ハードウェア監視を実現
自動通報機能
• サーバーが自身の
ハードウェア障害を通報
• お客様専用のポータルで
構成/ヘルス情報、
イベント
情報、保守情報を参照可能
• 障害発生前の情報も記録、
迅速な問題解決に
成。運用や保守での管理性にフォーカスした提
どを介さずに、すべて取得できるようになりま
案を7社ほどのベンダーに依頼した。提案書の
した。ディスク故障の予兆などをIDCフロンティ
段階でベンダーの絞り込みを行い、HPを含む
アサイドで直接、そしてブラウザから簡単に確
3社 が 残った。HPで はHP ProLiant Gen8サ ー
認できるというのは、私たちのニーズと非常に
バーの先進的な管理機能や自動化機能につい
マッチしました」。
て、詳細な提案を行った。
OSとは独立して管理系が機能する
HP ProLiant Gen8サーバーを選択
「サービスプロバイダーに様々なメリットを提
供するという製品コンセプトを、一番明確に感
じたのがHP ProLiant Gen8だった、ということ
「各ベンダーの機能比較を行ったのですが、HP
です。スペックは決め打ちでしたから、これが
の場合、サーバーから独立した管理モジュール
HP ProLiant Gen8を専用物理系の標準プラット
としてHP Integrated Lights-Out(iLO)が組み込
フォームとして決めた最も大きなポイントにな
まれており、OSへのログインなしで、保守や運
りました」
(菊石氏)。
用を行える範囲が非常に幅広い。このiLOの高
い機能をはじめ、総合的に判断すると、管理性
に関してはHP ProLiant Gen8が一番優れていま
した」
と菊石氏。
HP ProLiant Gen8から 全 面 的 に 採 用 さ れ た
データセンターに配備したサーバーの
管理に充実したリモート機能を活用
2013年の1月に納入されたHP ProLiant DL360p
Gen8は田村氏たちの手による構築工程を経
て、2月から早くもサービスを開始。以来、3ヶ
エージェントレス機能についても菊石氏たちは
月ほどが経過し、順調に専用物理系サービスの
高く評価。
「自社でサーバーを保有し、自ら使
ユーザー拡大に貢献している。
うという普通の使用法であれば、OS上のエー
ジェントの存在をそれほど意識しなくて済むか
もしれません。しかし、IDCフロンティアのような
サービスプロバイダーで、しかも物理サーバー
をお好きにお使いくださいという専用物理サー
バーオプションのようなサービスを提供する
場合、
トラブルの原因になる可能性があり、パ
フォーマンス低下の懸念材料ともなるエージェ
ントは排除したいはず。また、ユーザーにはルー
ト権限を渡しているので、エージェントを止める
こともできます。こうなると、サービスプロバイ
「HP ProLiant DL360p Gen8とともにHP PCIe IO
アクセラレータ for ProLiantサーバー(以下、HP
IOアクセラレータ)も導入しました。実はこれま
でも、ゲーム系やデータベース利用のお客様か
ら高速なI/O性能へのニーズがありました。こう
したニーズにも、これからは自信をもってお応
えできるようになります。新しい選択肢を提供で
きる、新しいお客様を獲得できるという二重の
意味で、サービスを大きく進化させることがで
きたと考えています」
(菊石氏)
。
ダー側での監視も不可能です。エージェントレ
すでにHP ProLiant DL360p Gen8はIDCフロン
スで管理できることが、HP ProLiant Gen8は他
ティアの3メガデータセンターに配 備してあ
ベンダーと比べて非常に多く、これは大きなア
る。リモートでの管理が必須だが、HP ProLiant
ドバンテージでした」。
DL360p Gen8のリモート機能についても、その
田村氏はiLOのアクティブヘルス機能に期待し
たという。
「HP ProLiant Gen8に搭載されてい
るiLO4では、ハードウェアに関するログが、OSな
充実ぶりに満足している、と田村氏。
「ライセン
ス管理についてソフトウェアキーを大幅に採用
しているため、Smartアレイの拡張機能を有効
にするといった際に、iLOからの操作だけで済ん
でしまいます。データセンターへ出かけなくて
Case study | 株式会社IDCフロンティア
ても、運用管理のスタッフを増やせません。HP
済むというのは、作業負担を大きく軽減してく
通報サービスには大いに期待しており、積極的
れます。細かいところまでリモート管理を前提と
な導入を進めるつもりです」
(菊石氏)。
した配慮がきちんと行き届いていることを実感
しています」。
HP ProLiant Gen8サーバーは
サービスプロバイダーに適したサーバー
そして、今後、検討していきたいと考えている
のは、IDCフロンティアのクラウドユーザーでも、
データセンターユーザーでも、共通して利用で
きる新サービスの開発だ。
「HP ProLiant Gen8
HP ProLiant Gen8サーバーの大きな特長の一
サーバーは責任分解点がはっきりしているう
つである、HP Insight RSと連携した自動通報機
え、リモート管理の機能も充実。ハイパーバイ
能のHP通報サービスは試験的な導入を開始し
ザーで仮想サーバーを動かすような場合には、
たところのようだが、
「まだトラブルがほとんど
特に管理面での注意は不要になりますし、遠隔
発生していないので、あまり活躍の機会があり
地のデータセンターに配備しても自在に管理
ません」
と菊石氏は笑う。
できます。我々のようなサービスプロバイダー
「しかし、保守の対応はアラートを検知して、HP
に電話でコールして、ログを送って、という一連
の作業の流れがあり、やることは決まっていま
す。こうした定型的な作業はできるだけ自動化
にとって使いやすいサーバーとして、HP これか
らも進化していってくれるとありがたい」と、HP
ProLiant Gen8サーバーへの期待を込めて、菊
石氏は話を締めくくった。
したいと考えています。サーバーの台数が増え
ソリューション概略
導入ハードウェア
導入ソフトウェア
HP ProLiant DL360p Gen8
HP PCIe IOアクセラレータ for ProLiantサーバー
HP Systems Insight Manager(HP SIM)
HP Insight RS
導入サービス
HP 通報サービス
安全に関するご注意
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03-5749-8328 月∼金 9:00∼19:00 土 10:00∼17:00(日、祝祭日、年末年始および5/1を除く)
機器のお見積もりについては、代理店、または弊社営業にご相談ください。
HP ProLiantに関する情報は http://www.hp.com/jp/proliant
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またはその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
記載事項は2013年5月現在のものです。
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