取扱説明書

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取扱説明書 | Manualzz
JFX1
計装用プラグイン形変換器 M・UNIT シリーズ
取扱説明書
100 折点、スペックソフト形
形 式
リニアライザ
JFX1
ご使用いただく前に
各部の名称
このたびは、エム・システム技研の製品をお買い上げい
ただき誠にありがとうございます。
本器をご使用いただく
前に、下記事項をご確認下さい。
本体
ソケット
結線ラベル
■梱包内容を確認して下さい
・変換器(本体+ソケット+入力抵抗器)................ 1 台
ただし入力抵抗器は電流入力をご指定いただいた場合に
のみ付きます。
■形式を確認して下さい
お手元の製品がご注文された形式かどうか、
スペックラ
ベルで形式と仕様を確認して下さい。
■取扱説明書の記載内容について
本取扱説明書は本器の取扱い方法、外部結線、ハード
ウェアの設定項目および簡単な保守方法について記載した
ものです。
プログラミングユニット(形式:PU-2 □)の操作方法
に関しては、プログラミングユニット取扱説明書(NM−
9255)第 1 編をご覧下さい。
前面扉
入力抵抗器
スペックラベル
■前面扉の開け方
下図のように、
前面扉上部にあるフックに指先を引っか
けて手前に引いて下さい。
ご注意事項
●供給電源
・許容電圧範囲、電源周波数、消費電力
スペックラベルで定格電圧をご確認下さい。
交 流 電 源:定格電圧± 10 %、50 / 60 ± 2 Hz
約 3 VA
直 流 電 源:定格電圧± 10 %、約 3 W
●取扱いについて
・ソケットから本体部の取外または取付を行う場合は、
危
険防止のため必ず、
電源および入力信号を遮断して下さい。
●設置について
・屋内でご使用下さい。
・塵埃、金属粉などの多いところでは、防塵設計のきょう
体に収納し、放熱対策を施して下さい。
・振動、
衝撃は故障の原因となることがあるため極力避け
て下さい。
・周囲温度が-5∼+55℃を超えるような場所、周囲湿度が
30∼90 % RHを超えるような場所や結露するような場
所でのご使用は、寿命・動作に影響しますので避けて下
さい。
●配線について
・配線(電源線、入力信号線、出力信号線)は、ノイズ発
生源(リレー駆動線、高周波ラインなど)の近くに設置
しないで下さい。
・ノイズが重畳している配線と共に結束したり、
同一ダク
ト内に収納することは避けて下さい。
●その他
・本器は電源投入と同時に動作しますが、
すべての性能を
満足するには 10 分の通電が必要です。
ソケットの形状は機種により
多少異なることがあります。
■前面図
スパン調整
ゼロ調整
モジュラジャック
NM-1671 P1/4 改 7
JFX1
取付方法
ソケットの上下にある黄色いクランプを外すと、
本体と
ソケットを分離できます。
■ DIN レール取付の場合
ソケットはスライダのあ
る方を下にして下さい。
ソケット裏面の上側フック
を DIN レールに掛け下側を
押して下さい。
取外す場合はマイナスド
ライバなどでスライダを下
に押下げその状態で下側か
ら引いて下さい。
本体取付用
クランプ(上、下)
DINレール
(35mm幅)
スライダ
ソケットの形状は機種により
多少異なることがあります。
■壁取付の場合
下図の外形寸法図を参考に行って下さい。
接 続
各端子の接続は下図もしくは本体上面の結線ラベルを参考にして行って下さい。
入力抵抗器が付いている場合、入力配線と入力抵抗器(R)とを端子ねじで共締めして下さい。
外形寸法図(単位:mm)
本体取付用
クランプ
(上、下)
20
7.8
5
4
3
7
8
1
2
2ーφ4.5
取付穴
(深さ15)
8ーM3.5
端子ねじ
50
6
80
80
35.4
DINレール
(35mm幅)
取付の場合
107
127
40
(3.3)
50
・密着取付可能
端子接続図
端子番号図(単位:mm)
+
入力信号
※1
3
1 +
4
2 −
出力信号
R
−
12
入力抵抗器(REM)
6
5
4
3
7
8
1
2
7 U(+)
供給電源
8 V(−)
PU-2□
モジュラジャック
※1、電流入力時は入力抵抗器
(R)
が付きます。
REMは電流信号入力の
ときに付きます。
NM-1671 P2/4 改 7
JFX1
点 検
①端子接続図に従って結線がされていますか。
②供給電源の電圧は正常ですか。
端子番号⑦−⑧間をテスタの電圧レンジで測定して下
さい。
③入力信号は正常ですか。
入力値が 0 ∼ 100 % の範囲内であれば正常です。
④負荷抵抗値が許容負荷抵抗を満足していますか。
調 整
本器は出荷時校正済みですので、
ご注文時の仕様通りに
ご使用になる限りは、調整の必要はありません。
ただし接続機器との整合をとる場合や定期校正時には、
下
記の要領で調整して下さい。
出力ゼロ・スパン調整は、プログラミングユニット(形式:
PU-2 □)によるキーイン設定(パラメータについては
「データ設定項目」参照)で行うことができます。
また、
微調整についてはプログラミングユニットがない場
合でも、前面のトリマで調整が可能です。その調整方法を
以下に示します。
なお、プログラミングユニットの操作方法については、プ
ログラミングユニット取扱説明書(NM − 9255)第 1 編
をご覧下さい。
(2)前面のトリマで調整する場合
① 模擬入力信号を 0 % 相当値に設定し、ZERO で出力を
0 % に合わせます。
② 模擬入力信号を 100 % 相当値に設定し、SPAN で出力
を 100 % に合わせます。
③ 再び、模擬入力信号を 0 % 相当値に設定し、ゼロ出力
を確認して下さい。
④ ゼロ出力がずれているときは、①∼③の操作を繰返し
て下さい。
●リニアライズ機能を使用する場合(プログラミングユ
ニットの操作マニュアルをご用意下さい。)
入出力の関係を 100 点の折れ点で近似します。折れ点は、
入力と出力で一組になります。必要な点のみ、入力(X)
データの小さい順に番号の若い順から設定して下さい。
X(nn)
:入力信号(%)
Y(nn)
:出力信号(%)
数値の範囲:-15.00 ∼ +115.00 %
100%
Y05
Y04
出
力
Y03
Y02
-15% X01
プログラミングユニットを使用する際の注意点
・ユニット本体の電源を入・切するときは、必ずプログラ
ミングユニットのカールコードを取外して下さい。
■調整方法
校正の場合は本器の基準精度に対し、
十分精度を有する
信号源および測定器を使用し、電源投入後 10 分以上経過
してから行って下さい。
●出力の微調整を行う場合
(1)ITEM 19、20 を設定して調整する場合(プログラミン
グユニットの操作マニュアルをご用意下さい。)
ITEM 19:ゼロ微調整
ITEM 20:スパン微調整
①内部設定データを変更するため、ITEM 01 をプログラ
ムモード(PRG.MODE)に設定します。
②模擬入力信号を 0 % 相当値に設定し、ITEM 19 の設定
値(デフォルト値:0 %)を増減させ、出力を 0 % に合
わせます。
③模擬入力信号を 100 % 相当値に設定し、ITEM 20 の設
定値(デフォルト値:100 %)を増減させ、出力を 100
% に合わせます。
④再び、模擬入力信号を0 %相当値に設定し、ゼロ出力を
確認して下さい。
⑤ゼロ出力がずれているときは、
②∼④の操作を繰返して
下さい。
注)入力スパンに対して出力スパンが大きいとき(ゲイン
が 1 以上のとき)は、ITEM 20 を設定後、ゼロ出力に
干渉します。このような場合には、②∼④の操作を繰
返して下さい。
0 X02
-5%
X03 X04 X05
Y01
115%
入力
図1
[GROUP 02]
ITEM
変更
DATA 表示例
00
△
X(01)
:XXX.XX
01
△
Y(01)
:XXX.XX
・
・
・
・
・
・
98
△
X(49)
:XXX.XX
99
△
Y(49)
:XXX.XX
[GROUP 03]
00
△
X(50)
:XXX.XX
01
△
Y(50)
:XXX.XX
・
・
・
・
・
・
98
△
X(99)
:XXX.XX
99
△
Y(99)
:XXX.XX
NM-1671 P3/4 改 7
JFX1
データ設定項目
本器では、下記の ITEM のデータについて、確認・設定変更が可能です。
詳細については、プログラミングユニット取扱説明書(NM − 9255)第 1 編をご覧下さい。
[GROUP 01]
ITEM
変 更
01
常に
DATA 入力
DATA 表示(例)
DATA 名・内容
メンテナンススイッチ:△印の DATA を変更するとき使用
可能
します。
0
MTSW:MON.MODE
DATA 表示のみ可能
1
MTSW:PRG.MODE
△印の DATA の変更可能
TG:XXXXXXXXXX
Tag No.(10 桁以下)
OUTPER XXX.XX
出力 % 表示および模擬出力
02
△
英数字
03
△
数字(%)
05
表示
入力不可
INPPER XXX.XX
入力 % 表示
10
不可
1
1:LINEARIZER
多点リニアライザ
11
△
0
LNR NO OPT
直線出力
1
LNR OPTION
リニアライズ出力(DEF)
19
△
数字(%)
FINZER(* 1)
ゼロ微調整
(* 1)初期値:ゼロバイアス値を % 表示
DATA 入力後:出力値を % 表示
20
△
数字(%)
FINSPN(* 2)
スパン微調整
(* 2)初期値:ゲイン(係数)を % 表示
DATA 入力後:出力値を % 表示
保 守
定期校正時は下記の要領で行って下さい。
■校 正
10 分以上通電した後、入力信号を 0、25、50、75、
100 %順で本器に与えます。このとき出力信号がそれぞれ
0、25、50、75、100 % であり、規定の精度定格範囲内で
あることを確認して下さい。
出力信号が精度定格範囲から
外れている場合は、
調整の項目で指示した内容に従って調
整して下さい。
雷対策
雷による誘導サージ対策のため弊社では、
電子機器専用
避雷器<エム・レスタシリーズ>をご用意致しておりま
す。併せてご利用下さい。
保 証
本器は、厳密な社内検査を経て出荷されておりますが、
万一製造上の不備による故障、または輸送中の事故、出荷
後3年以内正常な使用状態における故障の際は、ご返送い
ただければ交換品を発送します。
NM-1671 P4/4 改 7

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