取 扱 説 明 書

取 扱 説 明 書

文書No. :CE*-OMB0041-D

取 扱 説 明 書

製品名称:

マルチカウンタ

代表品番:

CEU5 z ご使用の前にこの取扱説明書をよく読んで下さい。 z 読み終えるまで製品を取付けないで下さい。 z いつでも参照できるように保管しておいて下さい。

目次

第1章 ご使用の前に必ずお読みください

第2章 製品概要

2-1 品番体系

2-2 外形寸法

第3章 機能と用語解説

第4章 仕様

第5章 各部の名称

第6章 配線の仕方

6-1 端子台配置図

6-2 センサ入力部の配線

6-3 制御信号入力部の配線

6-4 出力部の配線

10

10

11

11

6-5 の配線

6-6 ノイズ対策

第7章 設定方法とカウンタの動作

7-1 モードと設定内容

11

12

7-1-1 モードの種類と機能

7-1-2 モードの切り換え順序

7-1-3 ファンクションモードの設定

7-1-4 設定データ範囲表

7-2 操作方法

7-3 カウンタの動作

7-3-1 扱うデータ範囲

7-3-2 リセット入力とホールド入力

13

13

13

14

15

16

20

20

20

20 7-3-3 バンク切換対応表

7-3-4 プリセットNo.と出力対応表

7-3-5 出力動作

7-3-6 プリセット出力形態一覧表

20

21

22

23 7-3-7 出力タイミングチャート

7-4 メモリ(E2ROM) 25

第8章 RS-232C通信機能

8-1 通信方式の仕様

8-2 通信フォーマット

26

26

第9章 BCD出力 38

第10章 カウンタが正常に動かないとき

10-1 トラブルの原因と対策 40

10-2 カウンタのエラー表示 42

ここに示した注意事項は製品を安全に正しくお使い戴き、あなたや他の人々への危害や損害を未然に

防止するためのものです。これらの事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、「注

意」「警告」「危険」の三つに区分されています。いずれも安全に関する重要な内容ですから、他の安

全規則に加えて必ず守って下さい。

注意

取扱を誤ったときに、人が傷害を負う危険が想定されるもの、

及び物的損害のみの発生が想定されるもの。

警告

取扱を誤ったときに、人が死亡もしくは重傷を負う可能性が想

定されるもの。

危険

切迫した危険の状態で、回避しないと死亡もしくは重傷を負う

可能性が想定されるもの。

警告

1. 機器の適合性の決定は、システムの設計者または仕様を決定する人が判断してください。

本品は使用される条件が多様なため、そのシステムへの適合性の決定はシステムの設計者または

仕様を決定する人が、必要に応じて分析やテストを行ってから決定してください。このシステムの

所期の性能、安全性の保証は、システムの適合性を決定した人の責任になります。これからも最新

の製品資料により、仕様の全ての内容を検討し、機器の故障の可能性についての状況を考慮してシ

ステムを構成してください。

2. 充分な知識と経験を持った人が取扱ってください。

装置の取付や操作、メンテナンスなどは、充分な知識と経験を持った人が行ってください。

3. 安全を確認するまでは、装置の取扱い、取り外しを絶対に行わないでください。 a. 機械・装置の点検や整備は、被動体の落下防止処置や暴走防止処置などが為されていること

を確認してから行ってください。 b. 装置を取り外すときは、上述の安全処置がとられていることの確認を行い、該当する設備の

電源と、供給空気等の関連するエネルギー源を遮断し、必要ならばシステム内の圧縮空気の排

気等をしてから行ってください。 c. 機械・装置を再起動する場合、暴走防止処置が為されているか確認し、注意して行ってくだ

さい。

4. 次に示すような条件や環境で使用する場合は、安全対策へのご配慮を戴くとともに、当社に

ご相談くださるようお願い致します。 a. 明記されている仕様以外の条件や環境、屋外での使用。 b. 原子力、鉄道、航空、車両、医療機器、飲・食料に触れる機器、娯楽機器、緊急遮断回路、

プレス用クラッチ・ブレーキ回路、安全機器などへの使用。 c. 人や財産に大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途への使用。

-1-

取付け

警告

1.取扱説明書

取扱説明書をよく読んで、内容を理解した上で製品を取り付けて下さい。

また、いつでも参照できるように、取扱説明書は大切に保管して下さい。

注意

1.メンテナンススペースの確保

保守点検に必要なスペースを確保して取り付けて下さい。

配線

警告

1.配線の準備

配線(コネクタの抜差しも含む)は必ず電源を遮断して行って下さい。配線後は端子台保護カバー

を装着してください。

2.電源の確認

配線前に電源の容量が十分であること、電圧が仕様値に入っていることを確認して下さい。

3.接地

端子台F

.

.

は接地(フレームグランド)を行って下さい。なお、強い電磁ノイズを発生する機

器等の接地とは共用しないで下さい。

4.信号線と動力線の並行配線の回避

ノイズによる誤動作の可能性がありますので、信号線と出力線を並行配線したり、同一配線管に通

したりすることは避けて下さい。

5.配線の確認

誤配線は製品の破損や誤動作につながります。配線にミスがないことを運転前に必ず確認して下さ

い。

6.配線のとりまわしと固定

コネクタ部やケーブル取出し口では、鋭角的にケーブルを屈曲させることはさけ、配線のとりまわ

し等を十分考慮してください。無理なとりまわしは、断線等の原因となり誤動作の原因となります。

またケーブルは、コネクタに無理な力が加わらぬ程度の直近で固定してください。

使用環境・保管環境

警告

1.回避する環境

以下の環境でのご使用、保管は避けて下さい。故障の原因となります。避けられない場合は適切な

対策を施して下さい。

-2-

a.周囲温度が0~50゜Cの範囲を超える場所での使用 b.周囲湿度が35~85%RHの範囲を超える場所 c.急激な温度変化で結露が生じる場所 d.腐食性ガス、可燃性ガスの生じる場所、有機溶剤のある場所 e.塵埃、鉄粉等の導電性のある粉末、オイルミスト、塩分、有機溶剤が多い場所、または、切粉、

粉塵および切削油(水、液体)等のかかる雰囲気中 f.直射日光があたる場所、放射熱のある場所 g.強い電磁ノイズの発生する場所(強電界・強磁界・サージの発生する場所) h.静電気放電が発生する場所、本体に静電気放電させる状況 i.強い高周波が発生する場所 j.雷の被害が予想される場所 k.本体に直接振動や衝撃が伝わるような場所。 l.本体が変形するような力、重量が掛かる状況。

操作

警告

1.端子台保護カバー

キー操作は端子台保護カバーを装着した状態で行ってください。誤って端子台に触れると感電の恐

れがあります。

2.濡れた手での操作禁止

濡れた手でのキー操作は行わないでください。感電の恐れがあります。また、機器の故障の原因と

なります。

保守点検

注意

1.定期点検の実施

故障したまま運転していないか定期的に点検してください。点検は装置について十分な知識と経験

のある方が行って下さい。

2.分解・改造の禁止

故障及び感電等の事故防止のため、ケースを外して製品を分解・改造する事は避けて下さい。やむ

を得ずケースを外す場合は、電源を遮断してから行って下さい。

3.廃棄

製品を廃棄する場合は産業廃棄物の専門業者に依頼して下さい。

-3-

第2章 製品概要

本カウンタは、エンコーダからのパルス信号(90°位相差パルスまたはUP/DOWNパルス)

をカウントし、プログラム(プリセットデータおよび出力形態など)に従ってプリセット出力を行いま

す。また、RS-232Cの方式に従ってPLCやパソコンと通信を行い、カウント値の出力やカウン

タの設定を行うことができます。

BCD出力付のタイプではカウント値のBCD出力が可能です。

2-1 品番体系

CEU5は機能別に全8種類のバリエーションがあります。

CEU5※※-※

基本品番

電源電圧

無記号 AC100~240V

D  DC24V

外部出力

無記号 RS-232C

B  RS-232C + BCD

出力トランジスタ方式

無記号 NPN方式

P  PNP方式

2-2 外形寸法

104

113

±0.2

125

4-φ4.5

33.5

-4-

第3章 機能と用語解説

本書では出力に関して以下のように用語を定義しています。

●出力信号

プリセット出力,シリンダ停止出力,BCD出力など、CEU5から外部に出す信号を指します。

プリセット出力 カウント値が予め設定した値と一致したときに出力します。

プリセット出力は上限・下限の公差を設定できます。また、3種類の

プリセット出力形態を選択できます。

シリンダ停止出力 一定時間ものさしくん(エンコーダ)からのパルス信号に変化が無い場

合、出力をするものです。これを利用すると、プリセット出力や外部出

力を読むタイミングが取りやすくなります。

BCD出力 CEU5の表示値を64 ms 周期で外部に出力します。

●プリセット出力形態

プリセット出力にはコンペア,ワンショット,ホールドの3種類の出力の仕方があり、出力形態

とはこれらを指します。出力形態の詳細は22ページの「 プリセット出力形態一覧表

」を参照

してください。

●出力方式

プリセット出力は、ノーマル出力とバイナリ出力の2つの方式がありますので、いずれかを選択

してください。

プリセットの設定は、No.1~31 まで記憶する事ができます。但し、No.21~31 を利用できる

のはバイナリ出力のみです。

特徴

ノーマル出力 バイナリ出力

・一つの出力端子に対し、一つのプリセッ

ト設定を割り当てます。

・カウント値と一致したプリセット No.

を表すために5つの出力端子すべてを

使って出力します。

・No.1~20 のプリセット設定を4つの

ブロックに分けます。それぞれをバンク ・プリセット出力の情報を得るためには、

1~バンク4と呼びます。 出力端子①~⑤を全て見る必要があり

ます。

・プリセット出力が有効になるのは、選択

されたバンクのプリセット設定です。

・バンクは外部信号により切換可能です。

・シリンダが停止した時のみ出力が有効

となります。通過点は出力されません。

バンク2を選択している場合

バンク4

バンク3

バンク2

バンク1

プリセット No.

16 17 18 19 20

11 12 13 14 15

6 7 8 9 10

1 2 3 4 5

カウント値がプリセット3と

一致した場合

プリセット No.

31

30

出力端子

プリセット No.

① ② ③ ④ ⑤

6 7 8 9 10

出力端子

No.3を表すパターン

① ② ③ ④ ⑤

On On Off Off Off

判別数 20(バンク機能使用時) 31

用途例

・予めワークの種類が解る場合に、20 種

類のワークの合否判別ができます。

・外部からの切換無しで、31種類の判別

ができます。

・CEU5 のプリセット出力のタイミング

で他の機器の動作ができます。

・流れてくるワークの種類が解らない場

合に、最大31種類に分類できます。

・ワーク群または工程によってプリセッ

ト出力を切換えたい場合に利用します。

-5-

CEU5の特徴として以下のような機能があります。

①4てい倍機能

90°位相差入力時は、パルスを全てハードウェアで4てい倍し、ソフトウェアで1てい倍や2

てい倍を実現しています。測定の高分解能化と原点の精度を向上させます。

A 相 パ ル ス

B 相 パ ル ス

カ ウ ン ト 値

( 4 て い 倍 )

( 1 て い 倍 )

1 0

1 1

1 2

1 1

1 0

1

②90°位相差入力/UP・DOWN個別入力の切換

90°位相差出力とUP・DOWN個別出力のエンコーダに対応できます。

③プリスケール機能

1カウントをいくつに表示するかを自由に設定できる機能です。

④プリセット値の公差設定

プリセット値に対して上限下限を個別設定できます。各設定値は正・負のどちらの値でもかまい

ません。例えば、図面の公差指示の通り、

+0.04

+ 0.01

などの公差もそのまま入力できます。

⑤バンク機能(4切換)

同時に出力可能となるプリセット出力は5点ですが、5点のプリセット値を1つの枠として4つ

の枠(4バンク)を持ち、使用時に切換えて使うことにより最大20種のワーク判別等が可能で

す。20ページ「バンク切換対応表」を参照下さい。

⑥バイナリー出力(31点)

5点の出力端子をバイナリ方式で出力する事により、バンク切換え無しで31点のプリセット出

力ができます。(出力が重なった場合は、プリセット No.の小さい方を出力します。プリセット

出力形態は、コンペア出力のみです。)

⑦シリンダ停止出力

シリンダ停止出力は、一定時間ものさしくん(エンコーダ)からのパルス信号に変化が無かった

場合、S.STOP 端子から出力をするものです。これを利用すると、プリセット出力や外部出力を

読むタイミングが取りやすくなります。

⑧ホールド機能(RS-232C 通信、BCD 出力用)

ホールド信号入力中は、カウンタの表示をホールドします。RS-232C通信やBCD出力で

は表示中のデータを出力します。(表示はホールドしますが、内部ではカウントを継続していま

す。このとき、プリセット出力もホールド信号の有無には関係なく、内部カウントに従い出力さ

れます。)

⑨カウント値のバックアップ(保持/非保持の切換可)

停電後もカウント値を保持する機能です。有効と無効を選択できます。

⑩RS-232C通信機能

RS-232C仕様のシリアル通信により、PLC(RS-232C 機能付の機種)やパソコンから

CEU5のカウント値の読み出しや各機能の設定をおこなえます。

⑪BCD出力機能(CEU5*B-*のタイプのみ搭載)

カウント値をBCDコードで出力します。PLCやパソコンでカウント値を取り込んだり、外部

に大型表示器を接続する事も可能です。

-6-

第4章 仕様

型式

機種

取付方式

動作方式

動作モード

復帰方式

表示方式

CEU5 CEU5-D CEU5P CEU5P-D CEU5B CEU5B-D CEU5PB CEU5PB-D

マルチカウンタ

表面取付(DINレールまたはビス止め)

加減算型

運転モード,データ設定モード,機能設定モード

外部リセット端子

LCD(バックライト付)

桁数

停電記憶保持

{記憶媒体}

入力信号種類

カウント入力

パルス信号方式

6桁

設定値(常に保持),カウント値(保持/非保持の切換可)

{ E

ROM(約80万回書込時に警告表示:E2FUL) }

カウント入力,制御信号入力(リセット,ホールド,バンク選択)

無電圧パルス入力

90°位相差入力/UP・DOWN 個別入力

(*1)

計数速度

制御信号入力

100kHz

(*2)

各入力端子を GND 端子へショート(COM 端子に DC12or24V 接続時)

または、各入力端子を DC12or24V 端子へショート(COM 端子に GND 接続時)

センサ用供給電源 DC12V±10%,60mA

出力信号種類 プリセット出力,シリンダ停止出力 プリセット出力,シリンダ停止出力

BCD出力

プリセット

出力形態

コンペア/ホールド/ワンショット(100msms 固定)

出力方式

出力遅れ時間

個別5点出力/バイナリコード出力

5ms以下(ノーマル出力時)/60 ms以下(バイナリー出力時)

通信方式

消費電力

RS-232C

出力トランジスタ

方式

電源電圧

NPNオープンコレクタ

Max DC30V 50mA

AC100~

240V

(±10%)

DC24V

(±10%)

PNPオープンコレクタ

Max DC30V 50mA

AC100~

240V

(±10%)

DC24V

(±10%)

NPNオープンコレクタ

Max DC30V 50mA

AC100~

240V

(±10%)

DC24V

(±10%)

PNPオープンコレクタ

Max DC30V 50mA

AC100~

240V

(±10%)

DC24V

(±10%)

20VA 以下 10W 以下 20VA 以下 10W 以下 20VA 以下 10W 以下 20VA 以下 10W 以下

耐電圧

絶縁抵抗

使用周囲温度

使用周囲湿度

ケース⇔ACライン間: AC1500V,1分間

ケース⇔信号アース間: AC500V ,1分間

ケース⇔ACライン間: DC500V,50MΩ以上

0~+50℃(但し凍結が無いこと)

35~85%RH(結露が無いこと)

耐ノイズ

耐振動

耐衝撃

ノイズシミュレータによる方形波ノイズ(パルス幅1μs)

電源端子間±2000V,入力ライン±600V

耐久 10~55 Hz 振幅0.75mm X,Y,Z各2時間

耐久 10G X,Y,Z各3回

質量 350g以下

*1) CEU5でカウントできるパルス信号は、 8ページ「入力波形条件」を満たすものです。

*2) 100kHzの計数速度は「入力波形条件」を満たす場合であり、配線が長く信号の減衰が生

じる場合は、速度を遅くするなどの対応が必要です。

-7-

入力波形条件

CEU5の入力端子上で、パルス波形が以下の条件を満たす事が必要です。

《90°位相差入力》

A相パルスとB相パルスが90°の位相差で出力されるエンコーダに対応します。

入力波形は最高で100 kHz までとし、その時のA相,B相の波形は、下記の通りとします。

A相パルス

(入力A)

+12V

±10%

B相パルス

(入力B)

+12V

±10%

G

A

A : 2.5μsec以上の時間が必要

B : 2.5μsec以上の時間が必要

C : 2.5μsec以上の時間が必要

D : 2.5μsec以上の時間が必要

B

E

C D

F

H

E : 5μsec以上の時間が必要

F : 5μsec以上の時間が必要

G : 5μsec以上の時間が必要

H : 5μsec以上の時間が必要

《UP・DOWN 個別入力》

UPパルスが入力されるとカウントを加算し、DOWNパルスが入力されるとカウントを減算します。

入力波形は最高で100 kHz までとし、その時のUP,DOWNの波形は、下記の通りとします。

UPパルス

(入力A)

+12V

±10%

DOWN パルス

(入力B)

+12V

±10%

A B C

C : 5μsec以上の時間が必要 A : 5μsec以上の時間が必要

B : 5μsec以上の時間が必要

※ アブソリュートタイプのエンコーダには対応していません。

他社製エンコーダをご使用になる場合

他社製エンコーダを接続する場合には、エンコーダの仕様がCEU5の仕様範囲内である

事をご確認の上ご使用ください。(7~8ページ参照)

当社製ものさしくんシリーズとCEU5は専用延長ケーブルを使用し最大23m配線時

の動作確認をしています。他社製エンコーダとの配線長さは、エンコーダとケーブルの仕様

に依存しますので、エンコーダのメーカにご確認ください。

CEU5はエンコーダ用の供給電源(DC12V,60mA)を搭載しています。ただし、エ

ンコーダが DC12V 以外の電源を必要としたり消費電流が大きい場合は、別途電源を用意

してください。

-8-

第5章 各部の名称

パルス

入力端子

センサ用

供給電源

フレームグランド

制御信号入力

表示部

BCD出力

コネクタ

(側面)

操作キー

電源

《表示部詳細》

・バンク No.

・プリセット No.

・てい倍

・モード表示

出力端子 通信端子

・上限値

・ファンクション項目(PRESCL,OFFSET,STOP,

OUTPUT,INPUT,BACKUP,RS232C,UNIT)

・プリセット出力形態

・カウント値

・プリセット値

・出力方式

・入力方式

・1パルス当りの数値 ・バックアップ

・オフセット設定 ・RS-232C

・シリンダ停止出力 ・ユニットNo.

・下限値

・RS-232C の通信速度単位(bps)

・接続機種(CEP1、CE1、MANUAL)

・RS-232C の通信速度単位(bps)

-9-

第6章 配線の仕方

6-1 端子台配置図

( UP

)

( DO

)

A COM B COM DC12V GND F.G.

RESET HOLD

センサ入力ブロック

(ものさしくんやエンコーダを接続します。)

COM

制御入力ブロック

BANK1 BANK2

(制御信号を入力します。)

カウンタ

駆動電源

AC100

(+) DC

~240V

24V (-)

出力ブロック

(プリセット出力やシリンダ停止出力の端子です。)

COM OUT1 OUT2 OUT3 OUT4 OUT5 S.STOP

シリアル通信ブロック

(RS-232C 通信用端子)

RD SD SG

端子

電源

注意

各ブロックのCOM端子は、他のブロックのCOM端子と絶縁されています。

(但し、センサ入力ブロック内のCOM端子とGND端子は内部で接続されています。)

6-2 センサ入力部の配線

白-A/青-COM と黄-B/茶-COM の配線を白-B/青-COM と黄-A/茶-COM の配線のようにペ

アで変更すればカウント方向が反転します。

C E U 5   セ ン サ 入 力 部 も の さ し く ん

+12V

+12V

( )

1 k Ω

6 8 0 Ω

C O M

+12V

+12V

1 k Ω

6 8 0 Ω

C O M

+12V

セ ン サ 用 電 源 出 力

D C 12 V , 60 m A

G N D

F .G .

注意

芯線の色はSMCものさしくんシリーズの場合です。他のエンコーダを接続する際は、必ずエ

ンコーダの取扱説明書をお読みになり、配線を確認してください。

-10-

6-3 制御信号入力部の配線 (リセット,ホールド,バンク選択)

各制御信号は、15mA以上流し込めるトランジスタまたは接点出力としてください。リセッ

ト信号の入力時間10ms以上としてください。バンク選択とホールドは信号入力中のみ機能し

ます。

COMは各御信号入力共通です。NPN入力とPNP入力に対応しています。COMの電源は

DC24VまたはDC12Vを使用し、PNP入力時はDC-をNPN入力時はDC+を接続し

てください。

CEU5 制御信号入力部

C O M

1kΩ

制 御 信 号 入 力

2.2kΩ

(リ セ ッ ト,ホ ー ル ド

 ,バ ン ク 選 択 )

ま た は

電 源

( DC24V

ま た は

DC12V)

6-4 出力部の配線 (プリセット出力,シリンダ停止出力)

NPN出力タイプとPNP出力タイプの2種類があります

プリセット出力(OUT1~5)およびシリンダ停止出力(S.STOP)の配線は以下のよう

になります。

形式 接続方法

CEU5

CEU5B

CEU5-D

CEU5B-D

NPNトランジスタ(オープンコレクタ出力)

(50mA 以下)

OUT

負荷

COM

電源

(DC30V 以下)

CEU5P

CEU5PB

CEU5P-D

CEU5PB-D

PNPトランジスタ(オープンコレクタ出力)

OUT

(50mA 以下)

負荷

COM

6-5 RS-232Cの配線

電気的特性:EIA RS-232C準拠

端子台信号名

カ ウ ン タ 側

R S - 2 3 2 C

略 称

S D

R D

S G

L T 1 1 8 1 相 当 品

電源

(DC30V 以下)

上 位 コ ン ピ ュ ー タ 側

R S - 2 3 2 C

略 称

S D

信 号 方 向

出 力

信 号

送 信 デ ー タ

R D

S G

F G

R S

C S

D R

E R

入 力

出 力

入 力

入 力

出 力

受 信 デ ー タ

信 号 接 地 線

保 安 用 接 地

送 信 要 求

送 信 許 可

テ ゙ ー タ セ ッ ト レ テ ゙ ィ

テ ゙ ー タ

端 末

レ テ ゙ ィ

-11-

6-6 ノイズ対策

ノイズによる誤動作防止のため以下の点にご留意ください。

(1)ものさしくんとCEU5の配線は当社製延長ケーブルCE1-R**を使用してください。

(2)制御入力信号,出力信号,シリアル通信の各配線は、シールド付ケーブルを使用し長さ5m

以内としてください。

(3)信号線は他の動力線と離して配線してください。

(4)ケーブルによる輻射ノイズの影響が考えられる場合は、信号ケーブルにフェライトコアを

装着してください。

(5)CEU5の電源は、モータやACタイプの電磁弁とは別の安定した電源を使用してください。

(6)電源からのノイズの影響が考えられる場合はノイズフィルタを装着してください。

(7)CEU5の周囲にリレー等を配置する場合は10cm以上離してください。

(8)電源電圧 DC24V タイプ(CEU5**-D)はものさしくん(CE1 シリーズ)もしくは高精度ものさ

しくん(CEP1 シリーズ)との組み合わせ使用にて EMC 指令(2004/108/EC)に適合します。

-12-

第7章 設定方法とカウンタの動作

7-1 モードと設定内容

CEU5にはディップスイッチ等は無く各設定はソフトウェアによりおこないます。基本的には3つ

のモードがあり、ファンクションモードには8つの設定項目があります。

7-1-1 モードの種類と機能

①カウントモード

外部からのパルスをカウントし、カウンタの値を表示すると共に、プログラム(プリセットデー

タ及びプリセット出力形態)に従って外部への出力を、制御します。

出力の処理はこのモードでのみ行われます。

②プリセットモード

プリセットデータ(出力ONの基準となるプリセット値、上限値、下限値)を設定します。

(プリセットデータは1~31です。但し、21~31は、バイナリー出力のみ使用します。)

③ファンクションモード

プリスケール,オフセット,シリンダ停止出力,出力方式の,入力方式の,バックアップ,

RS-232C,ユニットNo.の各設定をします。

7-1-2 モードの切り換え順序

モードの切り換えは[MODE]キーで行います。[MODE]キーは、常時受付可能です。

イニシャルモード(電源投入時のモード)は、カウントモードとなります。

[MODE]キーを押す毎に、下記のようにモードが切り換わります。モード表示は、LCD表示に

て行います。

LCD表示

① カウントモード(電源投入時) COUNT

② プリセットモード PRESET

③ ファンクションモード FUNC.

ご購入時、はじめに設定してください

●CEP1シリーズを接続する場合

出荷時の設定でご使用になれます。

●CE1,CE2,ML2シリーズを接続する場合

カウンタをファンクションモードにし、プリスケールの設定において接続機種をCE1に変更

してください。詳細は16ページ「操作方法」を参照してください。

●他社のエンコーダを接続する場合

カウンタをファンクションモードにし、プリスケールの設定において接続機種をMANUAL

に変更してください。次に、てい倍機能とプリセット値を設定してください。詳細は16ペー

ジ「操作方法」を参照してください。

-13-

7-1-3 ファンクションモードの設定

ファンクションモードには8つの設定項目があり、項目名が点滅中に[UP]または[DOWN]キーで

設定項目の切り換えを行います。

①プリスケール

表示:

内容:1カウントをいくつに表示するかを自由に設定できる機能です。

設定:機種選択において、ものさしくんシリーズを接続する場合はCE1を、高精度ものさしく

んを接続する場合はCEP1を選択すればプリスケール設定は完了です。

他社製エンコーダを使用する場合は、MANUAL を選択し、てい倍と1カウント当りの加

算値をキー入力します。

②表示オフセット

表示:

内容:リセット入力時に表示する初期値を、任意の値に設定する機能です。(+-設定可能)

設定:値をキー入力します。

③シリンダ停止出力

表示:

内容:シリンダ停止出力は、一定時間ものさしくん(エンコーダ)からのパルス信号に変化が無

かった場合、S.STOP 端子から出力をするものです。これを利用すると、プリセット出力

や外部出力を読むタイミングが取りやすくなります。

設定:値をキー入力します。単位は0.1秒単位です。

④出力方式

表示:

内容:バンク機能を使うノーマル出力と31点の判別が可能なバイナリ出力を切換えます。

設定:ノーマル出力(NORMAL)またはバイナリ出力(BINARY)を選択します。

⑤入力方式

表示:

内容:A 相・B 相90°位相差入力と UP・DOWN 個別入力、カウント方向を切換えます。

設定:位相差入力(±2PHASE)または個別入力(±UPDOWN)を選択します。

⑥カウント値バックアップ

表示:

内容:カウンタの電源が遮断されてもカウント値を保持する機能です。

設定:バックアップ有効(ON)または無効(OFF)を選択します。

⑦RS-232C通信速度

表示:

内容:RS-232Cの通信速度を設定します。

設定:1200,2400,4800,9600,19200 bps の中から選択します。

⑧ユニットNo.

表示:

内容:カウンタの識別番号を設定します。この番号はRS-232通信の際使用します。

設定:値をキー入力します。

⑨デジタルフィルタ 表示:

ON(有効)、OFF(無効)を切換えます。

ON の場合、入力パルスにのった10 MHz 以上の高周波ノイズを除去します。

但し、ON 時:0.9μS、OFF 時:0.5μS の入力パルス信号の応答遅れが発生します。

-14-

7-1-4 設定データ範囲表

モード 設定項目 設定範囲 デフォルト値(出荷時)

カウント 無し

プリセット

(1)プリセットNO.

(2)プリセット値

(3)上限値

(4)下限値

(5)プリセット出力形態

無し

1~31

-999999~+999999

-999999~+999999

-999999~+999999

無し

+000000

+000000

-000000

1SHOT

(1)プリスケール

ファンクション ・接続機種

・てい倍

・1パルス当たりの数値

・小数点位置

(2)オフセット値

1SHOT,HOLD,

COMPARE

CEP1,CE1,MANUAL

×1,×2,×4

0.00001~999999

******.

*.*****

CEP1

×4

0.01

****.**

(3)シリンダ停止出力値

(4)出力方式

(5)入力方式

-999999~+999999

(但し小数点は、プリスケール

で決まります)

00.1~99.9[sec]

(0.00 で[SET]した場合

は、00.1 となります)

NORMAL,BINARY

2PHASE,UPDOWN

+000000

00.1

NORMAL

2PHASE

(6)バックアップ

(7)RS-232C

(8)ユニットNO.

(9)デジタルフィルタ

OFF,0N

1200,2400,4800,

9600,19200

00~99

OFF,0N

OFF

9600

00

OFF

注意

デフォルト値の設定の場合、プリセットデータは0に設定されています。電源投入時

とリセット時にワンショット出力されますのでご注意願います。

-15-

7-2 操作方法

① カウントモード

≪ノーマル出力時の表示≫

現在の出力バンクを表示

≪バイナリ出力時の表示≫

プリセットと一致した時のみ表示

MODE

COUNT

BANK

0 I

000000

6

- - - -

各OUT端子の

出力状態を表示

(1)

②プリセットモード

PRESET

No.

0 I

000000

1SHOT

000000

000000

SEL.

(2)

MODE

PRESET

No.

0 I

000000

1SHOT

000000

SEL.

(3)

COUNT

No.

I6

000000

67A

バイナリ出力を選択し

ている場合の表示

≪プリセットNo.の選択≫

・UP DOWN キーで1~31までのプリセット

No.を選択します。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

≪プリセット値の設定≫

・LEFT RIGHT キーで桁の移動を、

UP DOWN キーで数値の増減をします。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

MODE

PRESET

No.

0 I

000000

1SHOT

000000

000000

SEL.

(4)

≪上限公差の設定≫

・同様に方向キーで数値を設定します。

・±を選択すると下限の表示は消え±設定が

できます。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

PRESET

No.

0 I

000000

1SHOT

000000

000000

SEL.

(5)

≪下限公差の設定≫

・同様に方向キーで数値を設定します。

・上限の設定で±を選択した場合、この項目

は表示されません。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

PRESET

No.

0 I

000000

CO MPA RE

000000

SET

≪出力形態の設定≫

・UP DOWN キーで 1SHOT,HOLD,

COMPARE を切り換えます。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず項目の移動の

み行います。

③ ファンクションモード

・SET キー :(1)~(5)のいずれの状態にあっても表示データをメモリに書き込み、

(1)に移動します。

・SEL キー :次の項目に移動します。書き込みは行いません。

・MODE キー :どの状態にあっても次のモードに移動します。書き込みは行いません。

-16-

以下はファンクションモード内の各設定方法を説明しています。

項目名が点滅している時に UP DOWN キーを押すと、他の設定項目へ移動します。SEL.キーを押すとカーソルが移動し、

表示されている項目名の設定内容を変更できます。

項目名

③-1

プリスケール

(1)

FUNC.

× 4

PRESCL

00000 I

・PRESCL が点滅中に SEL.キーを押すと

プリスケール設定モードになります。

SEL.

(2)

FUNC.

×

4

PRESCL

00000 I

CEP1

≪接続機種の選択≫

・UP DOWN キーで CEP1 CE1 manual

を選択します。

・CEP1,CE1 を選択:SET キーで設定を記憶し

(1)に戻ります。

・manual を選択 :SEL.キーを押すと次の項目

へ移動します。

UP

DOWN

SEL.

(3)

FUNC.

×

4

PRESCL

00000 I

SEL.

≪てい倍機能の設定≫

・UP DOWN キーで×1 ×2 ×4を選択します。

×4は4てい倍を示します。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

(4)

FUNC.

× I

PRESCL

00000 I

≪プリスケール値の設定≫

・1 カウント当りの加算数を設定します。

・LEFT RIGHT キーで桁の移動を、

UP DOWN キーで数値の増減をします。

・SEL.キーで次の項目へ移動します。

SEL.

(5)

FUNC.

×

I

PRESCL

00000 I

≪小数点位置の設定≫

・LEFT RIGHT キーで小数点の位置を移動し

ます。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移

動のみ行います。

SET

③-2

オフセット

FUNC.

OFFSET

000000

UP

・OFFSET が点滅中に SEL.キーを押す

とオフセット設定モードになります。

SEL.

FUNC.

OFFSET

000000

・LEFT RIGHT キーで桁の移動を、

UP DOWN キーで数値の増減をします。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移動

のみ行います。

-17-

DOWN

③-3

停止出力

FUNC.

 STOP

000

UP

・STOP が点滅中に SEL.キーを押す

と停止出力を出すまでの待ち時間

設定モードになります。

DOWN

FUNC.

SEL.

0STOP

000

・LEFT RIGHT キーで桁の移動を、

UP DOWN キーで数値の増減をします。

・単位は 0.1 秒単位です。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移動

のみ行います。

③-4

FUNC.

出力方式

-

OUTPUT

A6PWAL

UP

・OUTPUT が点滅中に SEL.キーを押

すと出力方式設定モードになりま

す。

DOWN

③-5

入力方式

FUNC.

IAPUT

2PHASE

FUNC.

SEL.

OUTPUT

6 IAAPY

・UP DOWN キーでノーマル出力とバイナリ

出力を選択します。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移

動のみ行います。

UP

・INPUT が点滅中に SEL.キーを押す

と入力方式設定モードになります。

DOWN

FUNC.

SEL.

IAPUT

UP88WK

・UP DOWN キーで位相差入力

(±2PHASE)

と個

別入力

(±UP・DOWN)

を選択します。

極性が変わるとカウント方向が反転します。

2PHASE⇔UP Down⇔-2PHASE⇔-UP Down⇔2PHASE

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移動

のみ行います。

③-6

FUNC.

カウント値バックアップ

6ACKUP

000OFF

UP

・BACKUP が点滅中に SEL.キーを

DOWN 押すとカウント値バックアップ設定モ

ードになります。

SEL.

6ACKUP

OA

FUNC.

・UP DOWN キーで On か OFF を選択します。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移

動のみ行います。

③-7

RS-232C

UP

FUNC.

RS232

I9200

6PS

・RS-232 が点滅中に SEL.キーを押

すと RS-232C 通信速度設定モード

になります。

FUNC.

SEL.

RS232

I9200

6PS

・UP DOWN キーで 1200,2400,4800,9600,

19200 から通信速度を選択します。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移

動のみ行います。

-18-

DOWN

③-8

ユニットNo.

FUNC.

UA IT

000000

・Unit が点滅中に SEL.キーを押すと

ユニット No.登録モードになります。

UP

DOWN

③-9

FUNC.

デジタルフィルタ

SEL.

FUNC.

SEL.

UA IT

000000

・LEFT RIGHT キーで桁の移動を、

UP DOWN キーで数値の増減をします。

・00 から 99 まで設定できます。

・SET キーで設定を記憶します。

・SEL.キーは設定を記憶せず、カーソルの移動

のみ行います。

FUNC.

OFF

OA

《キーの種類と機能》

・UP DOWN キーで On か OFF を選択します。

・SET キーで設定を記憶します。

注)デジタルフィルタの設定(On/OFF)を変更

した場合、誤カウントが発生しますので、カ

ウント値を一度リセットしてください。

キーの種類

MODE

機 能

モードの変更を行います。どの状態にあっても次のモードに移動します。

データの書き込みは行いません。

SEL.

SET

次の項目にカーソルを移動します。データの書き込みは行いません。

設定時の表示データをメモリに書き込みます。

RIGHT 数値設定の際にカーソルを右に移動します。

L E FT

UP

DOWN

数値設定の際にカーソルを左に移動します。

設定内容を変更します。数値設定の際に値を増加させます。

設定内容を変更します。数値設定の際に値を減少させます。

操作方法の中で「方向キー」という記述は、RIGHT,LEFT,UP,DOWN の4種類のキーを指しています。

-19-

7-3 カウンタの動作

7-3-1 扱うデータ範囲

内部で扱うカウンターのデータ範囲は、-7,999,999~+7,999,999 とし、カウンタの値がこ

の範囲を外れる場合、表示を FFFFFF としカウント動作は停止します。

(+8,000,000 以上の場合は“FFFFFF”と表示し、-8,000,000 以下の場合は“-FFFFFF”

と表示します。又、設定されている小数点はそのままで、FFFFFF を表示します。)

カウンタモードでの出力の対象となるのは-999,999~+999,999 の6桁です。また、表示

オーバーフローは無視し下位6桁を表示します。

7-3-2 リセット入力とホールド入力

《外部リセット入力》

外部リセット入力によりカウント値を初期値に戻す事ができます。初期値は表示オフセットで

設定した値になります。オフセットの設定が0の場合、リセットによりゼロクリアされます。

《ホールド入力》

ホールド信号入力中は、カウンタの表示をホールドします。RS-232C通信やBCD出力

では表示中のデータを出力します。

表示はホールドしますが、内部ではカウントを継続しています。このとき、プリセット出力も

ホールド信号の有無には関係なく、内部カウントに従い出力されます。

7-3-3 バンク切換対応表

カウントモードにおいてバンク1~4の切換えは、バンク入力端子によって行います。

バンクNo. バンク端子2 バンク端子1

1 OFF OFF

OFF

ON

ON

ON

OFF

ON

7-3-4 プリセットNo.と出力対応表

《ノーマル出力の場合》

プリセット No.(1~20)は、バンク No.によりそれぞれ下表のように出力端子1~5に割当

てられます。プリセット No.21~31は出力されません。

バンク No.

出力端子

1 2 3 4 5

11

16

12

17

13

18

14

19

10

15

20

-20-

《バイナリ出力の場合》

バイナリー出力時のプリセット No.1~31 と.出力端子(OUT1~5)の対応は、下記の様の

なります。出力が重なった場合は、プリセット No.の小さい方を出力します。プリセット出力形態

は、コンペア出力のみです。固定です。

(○:ON、×:OFF)

端子台 No.

プリセット No.

1 2 3 4 5

10

11

12

13

14

15

16

○ × × ×

× ○ × ×

○ ○ × ×

× × ○ × ×

○ × ○ × ×

× ○ ○ ×

○ ○ ○ ×

× × × ○

○ × × ○

× ○ × ○

○ ○ × ○

× × ○ ○

○ ○ ○ ○

× × × ×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

○ × ○ ○ ×

× ○ ○ ○ ×

×

端子台 No.

プリセット No.

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

1 2 3 4 5

○ × × × ○

× ○ × × ○

○ ○ × × ○

× × ○ × ○

○ × ○ × ○

× ○ ○ × ○

○ ○ ○ × ○

× × × ○ ○

○ × × ○ ○

× ○ × ○ ○

○ ○ × ○ ○

× × ○ ○ ○

○ × ○ ○ ○

× ○ ○ ○ ○

○ ○ ○ ○ ○

OUT1~5を使用し5bitで数値を表します。全てOFFの場合は、使用せず1~31まで

を表現します。

読み出し許可信号は、シリンダ停止出力です。バイナリ出力はシリンダが停止中のみ有効となり

ます。出力をPLC等で読み込む場合、必ずシリンダ停止出力がONの時に行ってください。

プリセット値は31点記憶できます。ただし、No.21~31はバイナリー出力でのみ有効な

ため、プリセット出力形態はコンペアモードの固定です。

7-3-5 出力動作

(1)プリセットデータの No.1~31に対してプリセット出力形態を設定することが出来ます。(但

し、No.21~31はバイナリーモードでのみ有効のため、プリセット出力形態はコンペアのみ

です。)

(2)出力方式がノーマル出力の設定時において、プリセット出力中は「OUT1~5」に対応した

LCDの表示が_から□の表示に変わります。

(3)上限下限値がある場合、下限値を加味したプリセットデータ(後述するA点)又は上限値を加

味したプリセットデータ(後述するB点)が-999999 および+999999 を超える場合は、

A点及びB点の値は強制的に-999999~+999999 の範囲に修正されます。

(4)出力遅れ時間は、23ページ「出力タイミングチャート」を参照してください。

注意

プリセットデータが0に設定されている場合、電源投入時とリセット時にプリセット

出力されますのでご注意願います。

-21-

7-3-6 プリセット

出力形態一覧表

《コンペア》 - LCD 表示「COMPARE」-

許容値が無い場合

カウント値がプリセット値と一致している時、

出力が ON になります。

カウント値がプリセット値と異なる値になると

出力は OFF になります。

プリセット値

カウント方向

(-) (+)

許容値が有る場合

カウント値がプリセット値+許容値の範囲内に

ある時、出力が ON になります。

カウント値が再び設定範囲外になると出力は

OFF になります。

プリセット値

A B

許容値 許容値

カウント方向

(-) (+)

(+)方向へ動いた場合 (+)方向へ動いた場合

(-)方向へ動いた場合

《ワンショット》 - LCD 表示「1SHOT」-

許容値が無い場合

カ ウ ン ト 値 が プ リ セ ッ ト 値 を 横 切 っ た 時 、

100ms の間出力が ON になります。

プリセット値

カウント方向

(-) (+)

(-)方向へ動いた場合

許容値が有る場合

カウント値がプリセット値+許容値を横切った

時、100ms の間出力が ON になります。

プリセット値

A B

許容値 許容値

カウント方向

(-) (+)

(+)方向へ動いた場合 (+)方向へ動いた場合

(-)方向へ動いた場合

《ホールド》 - LCD 表示「HOLD」-

許容値が無い場合

カウント値がプリセット値を横切った時、出力

が ON になります。出力解除の操作をするまで ON

の状態を保ちます。

出力の解除は電源断時,リセット信号入力時,

設定値変更時,RS-232C コマンドのいずれかで

おこないます。

プリセット値

カウント方向

(-) (+)

(-)方向へ動いた場合

許容値が有る場合

カウント値がプリセット値+許容値を横切った

時、 出力が ON になります。その後、設定範囲外

に至っても ON の状態を保ちます。

出力の解除は電源断時,リセット信号入力時,

設定値変更時,RS-232C コマンドのいずれかで

おこないます。

プリセット値

A B

許容値 許容値

カウント方向

(-) (+)

(+)方向へ動いた場合

(-)方向へ動いた場合

(+)方向へ動いた場合

(-)方向へ動いた場合

-22-

7-3-7 出力タイミングチャート

シリンダの動作

この位置を基準とし測定をす

る場合、リセットをかけます。

カウント値

+100.00

+60.00

0

-20.00

-60.00

リセット入力

OUT1

OUT2

OUT3

OUT4

(*2)

(*2)

(*2)

(*4)

(*4)

(*1)

(*3)

100ms

(*5)

OUT5

(*4) (*6)

S.STOP

リセット処理の間カウント不可 (*7)

上記はプリセット No.1~5の設定が下表の場合の例です。(ノーマル出力,バンク1選択時)

プリセット値

許容値(上限)

許容値(下限)

No.1 No.2 No.3 No.4 No.5

+0060.00 +0060.00 +0060.00 +0000.00 -0060.00

+0040.00 +0040.00 +0040.00 +0000.00 +0040.00

+0000.00 +0000.00 +0000.00 +0000.00 +0000.00

プリセット出力形態 コンペア ワンショット ホールド コンペア コンペア

*1 リセットはシリンダが静止中に行ってください。

*2 プリセット出力のON遅れ時間は5 ms 以下です。(ノーマル出力時,各出力形態共)

-23-

*3 プリセット出力のOFF遅れ時間は5 ms 以下です。(ノーマル出力時,コンペアのみ)

*4 リセット入力時の出力OFF遅れ時間は約30msです。

*5 ワンショット出力は100 ms 固定です。

*6 シリンダ停止出力がONになるまでの待ち時間は、ファンクションモード内のSTOPの項目で

0.1 秒単位で設定できます。

*7 リセットの処理時間は、リセット入力時から約300 ms です。リセット後のカウント動作は、

リセット入力から350 ms 以上経過後に行ってください。また、PLC等からリセット信号を

入れる場合は、入力時間10~100 ms としてください。

リセット信号の入力時間が長い場合は、リセット信号の立ち下がりから約150 ms の処理時

間を要しますので、トータルのリセット処理時間が増します。

つまり、リセット処理時間は最短でも300 ms かかりますが、リセット信号の入力時間が長

い場合は、さらに処理時間が長くなります。

《リセット入力時間が 10~100ms の場合》 《リセット入力時間が長い場合》

リセット処理時間

300 ms

リセット処理時間

(リセット入力時間+150ms)

150ms

ON

ON

リセット信号

リセット信号

OFF

10~100ms

*8 RS-232C通信でのリセット

リセットのコマンドが正常に受信されると、CEU5からレスポンスが送信されます。CEU5

はレスポンスの送信から約2秒後にカウント可能となります。リセット後のカウント動作は、レ

スポンス受信から2秒以上経過後に行ってください。

*9 パワーオンリセット(電源投入時)

電源投入からDC電源が安定するまで約1秒かかります。その後メモリチェック等の異常診断の

処理を行い、電源投入から約2.5秒後にカウント可能となります。電源投入時のカウント動作は、

電源投入から3秒以上経過後に行ってください。

*10 バイナリ出力の遅れ時間

バイナリ出力は30 ms 以下の出力遅れが生じます。バイナリ出力の読み出しは、必ずシリンダ

停止出力がONの時に行ってください。

-24-

《シリンダ停止出力のご使用について》

シリンダ停止出力は、エンコーダからのパルス信号が一定時間変化していない状態を検出し出力

します。従って、シリンダがノッキング等を起こし一時的に止まったり、極低速で動作中にも出力

される場合があります。その際は、出力までの時間設定を長くしてください。

注意

シリンダ停止出力を安全に関わるところに利用する場合は、必ず他のセンサ出力と併用して

ください。

7-4 メモリ(E

ROM)

(1)E

ROMに書き込まれるデータは、以下のデータとします。

・プリセットデータ

・上限下限値データ

・出力形式

・プリスケール設定

・オフセット設定

・シリンダ停止出力設定

・出力方式の設定 設定を変更した時、E

ROMに書き込み動作をする。

・入力方式の設定

・バックアップ設定

・RS-232C設定

・ユニットNO.設定

・デジタルフィルタ設定

・現在のカウント値……………バックアップ設定がONで、現在のカウント値がE

ROM内デ

ータ値と異なり、かつ電源がOFFした時のみE

ROMに書き

込み動作をする。

(2)E

ROMの書き込み回数が約80万回に達した場合、LCDに“E2FUL”のメッセージ

を表示します。E

ROMの寿命ですので販売店またはSMC(株)にご相談ください。

表示は、いずれかのキーを押すと消え、その後は通常の動作ができます。

(3)電源投入時バックアップチェックを行い、エラーがあった場合LCDに“E2Err”のメッ

セージを表示します。

-25-

第8章 RS-232C通信機能

8-1 通信方式の仕様

規格

回線方式

伝送方式

RS-232C

半二重

調歩同期

伝送速度

文字コード

パリティ

スタートビット

データ長

ストップビット

1200,2400,4800,9600,19200bps から選択

ASCII

偶数パリティ

1ビット

7ビット

1ビット

ブロックチェック

8-2 通信フォーマット

(1)コマンド一覧

サムチェック

コマンド

① VR

内容

カウント値の読み出し

DR

DW

プリセットデータの読み出し

プリセットデータの書き込み

PR プリスケール設定の読み出し

PW プリスケール設定の書き込み

FR 表示オフセット設定の読み出し

FW 表示オフセット設定の書き込み

SR シリンダ停止出力設定の読み出し

SW シリンダ停止出力設定の書き込み

OR 出力方式設定の読み出し

OW 出力方式設定の書き込み

IR 入力方式設定の読み出し

IW 入力方式設定の書き込み

BR カウント値バックアップ設定の読み出し

×

×

×

×

×

×

カウントモード 設定モード

○ ×

×

×

×

×

×

BW カウント値バックアップ設定の書き込み

RS リセット入力

HR ホールド出力の解除

TS テスト送信

EE コマンドエラー(レスポンス)

×

×

×

◎はシリンダ停止信号が出ている時のみコマンドを受け付けます。

注意

設定を受け入れるとプリセット出力が変化する場合は、安全上問題が無いようにシーケ

ンスを組んでください。

-26-

(2)通信手順とフォーマット

シーケンスの主導権はホスト側にあります。必ずホスト側からシーケンスが始まり、カウンタ

がそれに答えることになります。

最初の送信権はホスト側が有しています。ホストからカウンタにコマンドが送信されると、カ

ウンタからホストに必ずレスポンスを返します。ただし、カウンタのユニットNo.の指定が異

なる場合やパリティエラー,チェックサムエラーの場合はレスポンスを返しません。

コマンドブロック

# ユニット No. コマンドコード コマンドデータ チェックサム CR

レスポンスブロック

# ユニット No. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム CR

通信での設定時、設定範囲外のデータが送られてきた場合、設定はせずエラーコードを含んだ

レスポンスブロック(EEコマンド)を返します。

設定モード時に通信で設定した値はE

ROMに書き込まれます。E

ROMには書き込み寿

命(100万回)があるため、不用意に連続して設定値を書き込むことは避けてください。

カウントモード時に設定した値はE

ROMには書き込まれません。

(3)チェックサムの方法

演算範囲: #からコマンドデータの最終文字まで

演算方法: 演算範囲の全てのASCIIコードをADDし下位1バイトを取り出す。

その値に30Hを加える。

例) # 0 0 V R

23H 30H 30H 56H 52H

23H+30H+30H+56H+52H=12BH

2Bを取り出し、上位と下位にのそれぞれに30Hを加える。

チェックサムは32Hと3BH

したがってコマンドブロックは、

# 0 0 V R 2 ; [CR]

23H 30H 30H 56H 52H 32H 3BH 0DH

注)ASCIIコードとチェックサムのデータ

チェックサムのデータは文字データのASCIIコードではありません。下表の対応となります。

文字データ 0・・・9 A B C D E F

ASCII 30H・・・39H 41H 42H 43H 44H 45H 46H

チェックサム 30H・・・39H 3AH 3BH 3CH 3DH 3EH 3FH

-27-

(4)ステータス詳細

ステータスは1バイトデータです。下位4ビットを使用し、上位4ビットは未使用(予約)とし

ます。

各ビットの意味 (ONの場合1) b4 b3 b2 b1

ホールド入力中

表示オーバーフロー

表示アンダーフロー

カウンタオーバーフロー(リセットが必要です。)

(5)通信フォーマット詳細

①カウント値の読み出しVR

コマンドブロック

# 0 0 V R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 V R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

+ 0 1 2 3 4 5

符号 表示値

-28-

②プリセットデータの読み出し

コマンドブロック

# 0 0 D R ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード プリセットNo. チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 D R ※ ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード プリセットNo. レスポンス ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

+ 3 3 3 3 3 3 + 1 1 1 1 1 1 - 2 2 2 2 2 2 C

プリセット値 許容値上限 許容値下限 出力形態

(O/H/C)

③プリセットデータの書き込み

コマンドブロック

# 0 0 D W ※ ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード プリセットNo. コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

+ 3 3 3 3 3 3 + 1 1 1 1 1 1 - 2 2 2 2 2 2 C

プリセット値 許容値上限 許容値下限 出力形態

(O/H/C)

レスポンスブロック

# 0 0 D W ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード プリセットNo. ステータス チェックサム

注)値が0の場合符号は+,-,スペースのいずれでもかまいません。

形態出力 O・・・ワンショット出力

H・・・ホールド出力

C・・・比較出力

-29-

④プリスケール設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 P R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 P R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

1 0 0 0 0 0 1 1

てい倍 プリスケール値 小数点位置

⑤プリスケール設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 P W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

1 0 0 0 0 0 1 1

てい倍 プリスケール値 小数点位置

レスポンスブロック

# 0 0 P W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

注)小数点位置は右端が0で左に向かって1,2,3,4,5となります。

-30-

⑥表示オフセット設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 F R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 F R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

+ 0 1 2 3 4 5

符号 表示オフセット

⑦表示オフセット設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 F W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

+ 0 1 2 3 4 5

符号 表示オフセット

レスポンスブロック

# 0 0 F W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

-31-

⑧シリンダ停止出力設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 S R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 S R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

0 0 1

停止出力の設定時間 単位: 0.1(s)

⑨シリンダ停止出力設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 S W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

0 0 1

停止出力の設定時間 単位: 0.1(s)

レスポンスブロック

# 0 0 S W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

注)シリンダ停止出力の設定時間は 1 以上(0.1秒以上)です。0の場合はエラーとな

ります。

-32-

⑩出力方式設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 O R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 O R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

0:ノーマル出力

1:バイナリ出力

⑪出力方式設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 O W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

0:ノーマル出力

1:バイナリ出力

レスポンスブロック

# 0 0 O W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

-33-

⑫入力方式設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 I R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 I R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

0:A相/B相位相差入力

1:UP/DOWN個別入力

⑬入力方式設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 I W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

0:A相/B相位相差入力

1:UP/DOWN個別入力

レスポンスブロック

# 0 0 I W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. マンドコード ステータス チェックサム

-34-

⑭カウント値バックアップ設定の読み出し

コマンドブロック

# 0 0 B R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 B R ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード レスポンスデータ ステータス チェックサム

レスポンスデータ詳細

0:バックアップOFF

1:バックアップON

⑮カウント値バックアップ設定の書き込み

コマンドブロック

# 0 0 B W ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード コマンドデータ チェックサム

コマンドデータ詳細

0:バックアップOFF

1:バックアップON

レスポンスブロック

# 0 0 B W ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

-35-

⑯リセット入力

コマンドブロック

# 0 0 R S ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 R S ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

⑰ホールド出力の解除

コマンドブロック

# 0 0 H R ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 H R ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード ステータス チェックサム

⑱テスト送信

コマンドブロック

# 0 0 T S ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード テキスト チェックサム

レスポンスブロック

# 0 0 T S ※ ※ ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード テキスト エラーステータス チェックサム

エラーステータス詳細

コード

0 異常無し

内容

1 E 2 ROMの書き込み寿命

販売店またはSMC(株)にご相談ください。

2 E

ROMのパリティエラー

メモリをリセットしてください。リセット後データは全て

消去されますので再入力する必要があります。

注)テキストは10バイトまでです。エラーステータスはカウンタ側の異常を返します。電源

投入時に異常を確認できます。エラーステータスは1バイトのテキストデータです。

-36-

⑲コマンドエラー

レスポンスブロック

# 0 0 E E ※ ※ ※ [CR]

ユニットNo. コマンドコード エラーコード チェックサム

送信されたコマンドブロックにエラーがあった場合、このレスポンスブロックを返します。

エラーコードは2バイトのテキストデータです。

エラー コード

内容

1 カウントモードのため実行不可

2 設定モードのため実行不可

3 設定値がコマンドフォーマットと異なる。

4 該当命令無し

5 シリンダ停止出力オフのため実行不可

6 (未使用)

7 (未使用)

8 (未使用)

9 (未使用)

-37-

第9章 BCD出力

BCD出力機能は、CEU5※B-※の型式のみ搭載しています。

(1) BCD出力コネクタ: D-sub ハーフピッチコネクタ

(CEU5※B-D 内蔵) DX10M-36S(ヒロセ電機製)

(2)適用コネクタ : DX30AM-36P(プラグ:ヒロセ電機製)※

DX30M-36-CV(カバー:ヒロセ電機製)※

または、互換性のある市販のコネクタ付ケーブルが使用できます。

※上記型式のコネクタ(プラグ、カバー)とケーブル(別手配)の配線には圧接工具が必要です。

なお適用コネクタとケーブルが ASS’Y された以下製品がありますので直接メーカー(㈱ミ

スミ)にお問い合わせ願います。 SHPT-H-36-L(長さ):ケーブル他端はバラ線

SHPT-HH-36-L(長さ):ケーブル両端とも BCD コネクタ付(オス)

(3)ピン配置図および出力信号詳細

18 1

カ ウ ン タ 側 コ ネ ク タ

ピ ン 配 置 図

(D X 1 0 M - 3 6 S )

36

ピン番号

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

信号

D0

D1

D2

D3

D4

D5

D6

D7

D8

D9

D10

D11

(+/-)

内容

表示値10

-2

桁 Bit0

表示値10

-2

桁 Bit1

表示値10

-2

桁 Bit2

表示値10

-2

桁 Bit3

表示値10

-1

桁 Bit0

表示値10

-1

桁 Bit1

表示値10

-1

桁 Bit2

表示値10 -1 桁 Bit3

表示値10

桁 Bit0

表示値10

表示値10

表示値10

桁 Bit1

桁 Bit2

桁 Bit3

符号

14 DATA VALID 読み出し許可信号

15

16

17

18

N.C.

COM

N.C.

COM

未使用

信号グランド

未使用

信号グランド

19

25

26

27

28

29

30

31

32

ピン番号 信号

19 D12

20 D13

21

22

23

24

D14

D15

D16

D17

33

34

35

36

N.C.

COM

N.C.

COM

D18

D19

D20

D21

D22

D23

N.C.

N.C.

内容

表示値10

1

桁 Bit0

表示値10

1

桁 Bit1

表示値10

1

桁 Bit2

表示値10

1

桁 Bit3

表示値10

2

桁 Bit0

表示値10

2

桁 Bit1

表示値10

2

桁 Bit2

表示値10 2 桁 Bit3

表示値10

3

桁 Bit0

表示値10

3

桁 Bit1

表示値10

3

桁 Bit2

表示値10

3

桁 Bit3

未使用

未使用

未使用

信号グランド

未使用

信号グランド

上記出力桁10

-2

~10

は、弊社製CEP1 シリーズと接続した場合(小数点位置設定が***

*.**)です。CE1 シリーズに接続の場合(小数点位置設定が*****.*)、出力桁は10

-1

~10

4

となり、小数第一位桁をピン番号1~4(信号D0~D3)を用いて表します。

BCD出力は、LCD表示と同じ値を出力します。つまりプリスケールやオフセットの加味した

ものを出力します。(カウンターICオーバーフローは、“FFFFFF”を出力します。)

ピン番号13の極性符号(+/-)は以下のとおりになります。

Low レベル(0):+ High レベル(1):-

-38-

(4)BCD出力部配線例

下記はNPN出力タイプの配線例です。PNP出力タイプの場合は、11ページのPNPタイプ

の配線を参照してください。

CEU5B-※ BCD出力部

 (NPN出力タイプの例)

PLC入力部

 (フォトカプラ入力の例)

D0 IN

( )

D1 IN

( )

D23 IN

( )

COM COM

出力仕様:オープンコレクタ

       Max DC30V,15mA

+24V

DC電源

0V

(5)出力タイミング

BCD出力

データ

読み出し

許可信号

データ1 データ2

40±3 ms 40±3 ms

24±3 ms 24±3 ms

64±3 ms 64±3 ms

読み出し許可信号がHigh(出力トランジスタが OFF)の時、データが有効となります。BC

D出力は上記タイミングで連続的に出力されます。

-39-

第 10 章 カウンタが正常に動かないとき

10-1 トラブルの原因と対策

症 状 原 因

カウントしない エンコーダ入力の配線は、正しく

されていますか?

エンコーダの出力信号が、カウン

タ の 入 力 方 式 と 合 っ て い ま す

か?

カウンタがカウントモードにな

っていますか?

ホールド入力が OFF になってい

ますか?

対 策

配線の仕方を参照して正しく配

線してください。

エンコーダの出力信号に合せて、

位相差入力と個別入力の設定を

変更してください。

[MODE]キーを押してカウント

モードに切り替えてください。

ホールド入力を OFF にしてくだ

さい。ホールド入力が ON の間は

表示は変化しません。

エンコーダの仕様に合った適切

な電源を用意してください。

参照

ページ

10

18

13

ミスカウント

する

プリセット出力

が出ない

エンコーダの電源電圧,消費電流

は使用している電源の仕様範囲

内ですか?

プリスケールの設定は合ってい

ますか?

エンコーダの出力信号の周波数

がカウンタの計数速度を超えて

いませんか?

近くにノイズ発生源はありませ

んか?

プリセット出力の配線は、正しく

されていますか?

プリセット設定は適切な値にな

っていますか?

出力方式の設定は間違っていま

せんか?

プリセット値の+-符号は合っ

ていますか?

エンコーダの種類や測定対象に

合せてプリスケールを設定して

ください。

速度を遅くするなどして、エンコ

ーダの出力信号周波数を下げて

お使いください。

エンコーダの信号線とモータ等

の動力線を離して配線してくだ

さい。

配線の仕方を参照して正しく配

線してください。

設定値,許容値,プリセット出力

形態について適切なものを設定

してください。

出力方式にはノーマル出力とバ

イナリ出力があります。

エンコーダの進む方向によって

は、マイナス側にカウントしま

す。その場合、プリセット値もマ

イナス側で設定してください。

13

17

12

11

22

18

16

-40-

症 状

シリンダ停止出

力が出ない

制御信号入力が

効かない

[RESET]

[HOLD]

[BANK]

RS-232C 通信

ができない

原 因 対 策 参照

ページ

シリンダ停止出力の配線は、正し

くされていますか?

出力までの時間設定は適切です

か。

可動部が停止していても、装置自

体の振動をエンコーダが検知し

て 信 号 を 出 し 続 け て い ま せ ん

か?

制御信号入力の配線は、正しくさ

れていますか?

各信号は適切な長さで入力され

ていますか?

カウンタがカウントモードにな

っていますか?

RS-232C 入出力の配線は、正し

くされていますか?

通信速度は合っていますか?

配線の仕方を参照して正しく配

線してください。

読取り側のタイミングも考慮し、

適切な時間設定をしてください。

振動をおさえるか、分解能の低い

エンコーダを使用してください。

11

18

配線の仕方を参照して正しく配

線してください。

リセット入力は、10ms 以上のパ

ルス入力。それ以外の入力は、信

号を保持してください。

[MODE]キーを押してカウント

モードに切り替えてください。

11

11

13

配線の仕方を参照して正しく配

線してください。接続する機器に

よって3つの信号線の配線だけ

では動作しないものがあります。

エラー!

ブック

マーク

が定義

されて

いませ

ん。

カウンタとホストコンピュータ

の通信速度が同じになるよう設

定してください。

18

送信データは合っていますか? 通信コマンドに適合したデータ

を送信してください。

送信側と受信側のユニット No の

指定は合っていますか?

カウンタのユニット No と送信デ

ータのユニット No を一致させて

ください。

コマンドによっては、カウントモ

ードまたは設定モードのいずれ

かでないと動作しません。

コマンドによりカウントモード

または設定モードの適切なモー

ドに切換えてください。

26

19

26

-41-

10-2 カウンタのエラー表示

CEU5は電源投入時に異常診断を行います。エラーが発生した場合には以下の処置を行ってく

ださい。

エラー表示 内 容

ROM からプログラムを読み出

す際に異常が発生しました。

RAM の動作テスト中に異常が

発生しました。

処 置

・電源を一度遮断し、再投入してください。

・復旧しない場合、販売店またはSMC(株)に

ご相談ください。

・電源を一度遮断し、再投入してください。

・復旧しない場合、販売店またはSMC(株)に

ご相談ください。

設定値を記憶しているE

2

ROM

のチェックサム異常です。

告表示です。E

2

ROMの書込回

数が約80万回に達すると表

示します。

・任意のキーを押すと記憶内容を消去し、正常

な状態に戻ります。

・エラーが検出された項目の設定値が消去さ

れていますので、必ず設定内容を確認し、

再設定してください。

・任意のキーを押すと、通常の動作に戻りま

す。

・次回電源投入時以降も同じ表示が出ます。

・交換が必要ですので、販売店またはSMC

(株)にご相談ください。

この取扱説明書の内容は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

-42-

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