1. - 放射線医学総合研究所

仕 様 書(役務) 1.品 名 解析用線量計算システムの整備 2.数 量 1式 3.使用目的 福島県健康調査で行う県民の外部線量評価に関して、解析機能を備えた線 量計算システムを整備するものである。 4.納入時期 平成 25 年 3 月 29 日(金) 5.仕様 ・本システムは、放医研に既に整備している線量評価システム内のデータに関し て、異なる計算条件で再線量計算を行うシステムである。下記に指定する新たな ハードウェアに整備すること。また、この再計算では、最大約 200 万件のデータ を取り扱うことを前提にする。 ・再計算処理はコマンドラインから行うものとする。 ・計算に用いた計算条件をシステム内に保存しておき、随時、計算条件を確認で きること。計算条件には連続した条件 ID を割り当てること。 ・すでに整備している線量評価システムと同一の計算機能に追加し、以下の機能 を整備すること。 1) 任意指定区域内滞在時における積算線量計算機能 ・ 既存の線量評価システムは 2km×2km のメッシュ毎に与えられた線量率 を基に線量計算を行うものである。本機能により、指定した期間(日単 位の 1 区間:例えば、3 月 15 日から 7 月 11 日)において任意のメッシ ュ番号に滞在した間の積算線量及び滞在時間を計算可能とすること。 ・ 上記で指定する期間及びメッシュ番号は、コマンドラインで設定が可能 であること。 ・ 指定可能なメッシュ番号の数は、データベースの容量を鑑み、放医研と 協議の上、決定すること。 ・ 本機能の使用について、計算時に選択可能であること。 2) 線量評価結果抽出プログラム機能 ・ 既存の線量評価結果抽出プログラムと同等の機能を移植し、コマンドラ インから計算結果を抽出、ファイル出力すること。 ・ 抽出するデータはこれまで抽出可能であった結果に加え、行動データ登 録日時(初回計算日時)、最終計算日時、条件 ID 及び 1)の機能を用いる場 合には、1)の機能の出力である積算線量、滞在時間を抽出できること。 ・ハードウェアの整備と導入 以下の仕様を満足するハードウェアを納入し、本作業で整備した機能および既 存機能をセットアップすること。 CPU:Intel Xeon E3-1280v2 3.60GHz 相当 メモリ:PC3-12800 4GB × 4 HDD:RAID 6 構成、6Gbps 1TB SAS HDD×5 個 電源:冗長化構成 無停電源:UPS T1500 G3 相当 その他:液晶モニタ、マウス、キーボード ・指定場所に設置後、システムが正常に動作することを確認すること。 ・上記の詳細については放医研と協議の上決定すること。また、整備に必要な既 存プログラムについては放医研が提供することとする。 6.保証期間 納入より 1 年間は、障害等に対する無償保証を行うこととする。 7.提出図書 取扱説明書 3部 作業成果報告書 3部 8.納入場所:千葉県千葉市稲毛区穴川 4-9-1 放射線医学総合研究所 (詳細な設置場所は契約後に協議の上決定する。) 9.検 査 履行完了後、当研究所職員が、所定の要件を満たしていることを確認し たことをもって検査合格とする。 部課(室)名 福島復興支援本部健康影響調査プロジェクト 住民線量評価チーム 使 用 者 氏 名 赤羽 恵一
* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project
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