取扱説明書

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取扱説明書 | Manualzz
R8−DCM16ALK
省スペースリモートI/O変換器 R8 シリーズ
形 式
NPN 対応、短絡保護機能付、全体・個別インターロック機能付
取扱説明書 トランジスタ 16 点出力カード R8−DCM16ALK
ご使用いただく前に
このたびは、エム・システム技研の製品をお買い上げ
いただき誠にありがとうございます。本器をご使用いた
だく前に、下記事項をご確認下さい。
■梱包内容を確認して下さい
・トランジスタ 16 点出力カード ................................1 台
■形式を確認して下さい
お手元の製品がご注文された形式かどうか、スペック
表示で形式と仕様を確認して下さい。
●フィールド用電源について
入力コネクタ :1 点あたり定格電流 50 mA DC
出力コネクタ :定格電流 3 A DC(内蔵ヒューズ:定格
電流 3 A スローブロータイプ、i2(
t A2sec)
は 5.04 以下でご使用下さい。)
●その他
・本器は電源投入と同時に動作しますが、すべての性能
を満足するには 10 分の通電が必要です。
取付方法
●入出力カード
■取扱説明書の記載内容について
本取扱説明書は本器の取扱い方法、外部結線および簡
単な保守方法について記載したものです。
A
ご注意事項
● EC 指令適合品としてご使用の場合
・本器は盤内蔵形として定義されるため、必ず制御盤内
に設置して下さい。
・お客様の装置に実際に組込んだ際に、規格を満足させ
るために必要な対策は、ご使用になる制御盤の構成、
接続される他の機器との関係、配線等により変化する
ことがあります。従って、お客様にて装置全体で CE
マーキングへの適合を確認していただく必要があります。
●取扱いについて
・本体の取外または取付を行う場合は、危険防止のため
必ず、電源および入出力信号を遮断して下さい。
・本体側面のディップスイッチおよびロータリスイッチ
は、電源が遮断されたメンテナンス時のみ設定可能で
あり、通電時は操作しないで下さい。
●設置について
・屋内でご使用下さい。
・塵埃、金属粉などの多いところでは、防塵設計のきょ
う体に収納し、放熱対策を施して下さい。
・振動、衝撃は故障の原因となることがあるため極力避
けて下さい。
・周囲温度が -10 ∼ +55℃を超えるような場所、周囲湿
度が 30 ∼ 90 % RH を超えるような場所や結露するよ
うな場所でのご使用は、寿命・動作に影響しますので
避けて下さい。
●配線について
・配線(電源線、入力信号線、出力信号線)は、ノイズ発
生源(リレー駆動線、高周波ラインなど)の近くに設置
しないで下さい。
・ノイズが重畳している配線と共に結束したり、同一ダ
クト内に収納することは避けて下さい。
B
・入出力カードのスライダが閉じていることを確認し、
各カード(ユニット)の凹凸(図のA、B)を合わすように、
DINレールに対して垂直にまっすぐ差込みます。
・入出力カードを追加する場合も同じようにして下さい。
NM-9747 改 1 P1/5
R8−DCM16ALK
●エンドカバー
溝
フック
■取外方法
・外したい入出力カードのスライダを外側へずらし、ロックを外した
状態で手前にまっすぐ引抜きます。
・接続した一番右端の入出力カードに、エンドカバーを装着します。
・カバー側のフックと入出力カード側の溝を合わせ、止まる位置まで
まっすぐ挿入します。
・中間の入出力カードを取外す場合
・外す場合は、カバー側フックを内側に押しながら引抜きます。
注1、内部通信バス用コネクタは先端がとがっているので、怪我をしな
いように注意して下さい。
注2、入出力カードのみの設置時は、入出力カードが横に動きやすい
状態になります。落下等の恐れがある場合、エンドプレートを
設置するようにして下さい。
NM-9747 改 1 P2/5
R8−DCM16ALK
各部の名称
●左側面図
個別インターロック
機能1設定用
ディップスイッチ
●前面図
21
個別インターロック1
コネクタ
On
SW4
個別インターロック1
個別インターロック 表示ランプ
機能チャネル
設定用ロータリスイッチ
接点出力状態
表示ランプ
RUN
IL1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
X1
SW7
SW6
SW9
個別インターロック2
表示ランプ
SW1
8
7
6
5
4
3
2
1
On
2
19
20
全体インターロック
表示ランプ
全体インターロック
機能設定用
ディップスイッチ
全体インターロック
コネクタ
12
SW3
21
SW5
IL2
SW2
出力コネクタ
1
個別インターロック2
コネクタ
SW8
各種設定用
ディップスイッチ
内部通信バス用
コネクタ
OUT
X10
●右側面図
状態表示ランプ
On
IL ALL
On
個別インターロック
機能2設定用
ディップスイッチ
■表示ランプ
名 称
状態表示
ランプ
接点出力状態
表示ランプ
インターロッ
■入力コネクタ端子配列
ランプ動作
消灯
緑色点灯
緑色点滅
赤色点灯
赤色点滅
消灯
緑色点灯
消灯
ク表示ランプ
赤色点灯
機器動作
停止中
上位との通信が有効
コンフィギュレーション中
設定エラー
パラメータエラー
接点 OFF
接点 ON
インターロック機能無効設定
インターロック機能有効設定
1
2
3
4
■出力コネクタ端子配列
で接点 ON
インターロック機能有効設定
で接点 OFF
端子
信号名
機 能
番号
1
24V フィールド用電源 24V
2
IL
接点入力
3
0V
フィールド用電源 0V
4
NC
未使用
1
2
19
20
ピン
信号名
番号
1
Do1
2
Do2
3
Do3
4
Do4
5
Do5
6
Do6
7
Do7
8
Do8
9
Do9
10
Do10
11
Do11
12
Do12
13
Do13
14
Do14
15
Do15
16
Do16
17、18
0V
19、20 24V
機 能
出力1
出力2
出力3
出力4
出力5
出力6
出力7
出力8
出力9
出力10
出力11
出力12
出力13
出力14
出力15
出力16
フィールド用電源 0V
フィールド用電源 24V
NM-9747 改 1 P3/5
R8−DCM16ALK
■カードアドレス設定
カードアドレスは 10 の桁を SW1-1、2、3、4 で、1 の
桁を SW1-5、6、7、8 で設定します。カードアドレスは
0 ∼ 31 まで使用可能です。(工場出荷時は 0)
カードアドレス
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1
5
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ON
SW1
2
3
6
7
OFF OFF
OFF OFF
OFF
ON
OFF
ON
ON
OFF
ON
OFF
ON
ON
ON
ON
OFF OFF
OFF OFF
4
8
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
■動作モード設定
SW2
1
インターロック機能設定が無効時:1
インターロック機能設定が有効時:
正常時= 1、インターロック時= 0
インターロック機能設定が無効時:0(*)
ON
インターロック機能設定が有効時:
正常時= 0、インターロック時= 1
OFF
注)1、0 の値は内部通信バスの論理で正論理の値とします。
SW2
5
OFF
ON
●コンフィギュレーションモード設定
コンフィギュレーション
モード
ディップスイッチ(*)
PC
・個別インターロック機能 1 チャネル設定
SW6
1 の位
SW7
10 の位
01 ∼ 16
00、17 ∼ 99
個別インターロック機能 1
チャネル設定
有効
無効
・個別インターロック機能 2
SW5
1
OFF
ON
・個別インターロック機能 2 チャネル設定
個別インターロック機能 2
チャネル設定
有効
無効
SW2
8
OFF
ON
注)SW2-2、3、4、7 は未使用のため、必ず“OFF”にして下さい。
SW8
1 の位
SW9
10 の位
01 ∼ 16
00、17 ∼ 99
注)SW4-2、SW5-2 は未使用のため、必ず“OFF”にして下さい。
■終端抵抗設定
終端抵抗
●通信断時出力設定
出力一括の設定になります。
(出力を OFF に固定)
ON
(入力 OFF で出力 OFF)
(入力 OFF で出力 OFF)
インターロック通信論理反転
出力保持(*)
SW6、7 の設定を無効
SW6、7 の設定を有効(*)
SW8、9 の設定を無効
SW8、9 の設定を有効(*)
●インターロック通信論理反転設定
内部通信バスの論理を設定します。
(前回正常受信データを保持)
出力クリア
SW4
1
OFF
個別インターロック機能 1
個別インターロック機能 2
(*)は工場出荷時の設定
通信断時出力
●個別インターロック機能設定
出力のうち、任意の 2 点にインターロック機能を割当て
ることができます。
・個別インターロック機能 1
無効(*)
有効
SW2
6
OFF
ON
■コンフィギュレータ設定
コンフィギュレータを用いることにより、下記の設定が
可能です。
・起動時出力
・通信断時出力
・内部通信バス通信断検出時間
注)コンフィギュレータで設定するためには、SW2-8 を ON
に設定して下さい。コンフィギュレータ設定は電源通信ユ
ニットにより行います。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:R8CFG)の使
用方法については、R8CFG の取扱説明書をご参照下さい。
●全体インターロック機能設定
すべての出力 Do1 ∼ Do16 にインターロック機能を割当
てることができます。
全体インターロック機能
無効
有効(*)
(入力 OFF で全出力 OFF)
SW3
1
OFF
ON
注)SW3-2 は未使用のため、必ず“OFF”にして下さい。
NM-9747 改 1 P4/5
R8−DCM16ALK
接 続
各端子の接続は下図を参考にして行って下さい。
24
(3)
(75)
(4)
55
6
7
外形寸法図(単位:mm)
7
6
115
DINレール
(35mm幅)
端子接続図
配 線
内部通信バス
コネクタ
内部電源
フィールド用電源
IL ALL全体インターロック
24V
1
L
3 Do 3
L
4 Do 4
L
5 Do 5
L
6 Do 6
L
7 Do 7
L
8 Do 8
L
9 Do 9
L
0V
3
10 Do 10
L
NC
4
11 Do 11
L
12 Do 12
L
13 Do 13
L
24V
1
IL1
IL1
2
14 Do 14
L
0V
3
15 Do 15
L
NC
4
16 Do 16
L
IL2 個別インターロック2
24V
■ e-CON(接点入力)
基板コネクタ:XN2D-1474-S002(オムロン製)
推奨ケーブルコネクタ:XN2A-1470(オムロン製)* 1
適用電線:0.08 mm2(AWG28)∼ 0.5 mm2(AWG20)
ただし、電線被覆外径がφ 1.5 以下であること
■ MIL コネクタ(接点出力)
基板コネクタ:XG4A-2034(オムロン製)
推奨ソケット:XG5N-201(オムロン製)* 1
推奨コンタクト:XG5W-0231(オムロン製)* 1
適合電線:AWG22、素線数 17 本、素線径 0.16 mm
* 1、本器には付属しません。詳細は、メーカカタログをご参
照下さい。
保 証
本器は、厳密な社内検査を経て出荷されておりますが、
万一製造上の不備による故障、または輸送中の事故、出
荷後 3 年以内正常な使用状態における故障の際は、ご返
送いただければ交換品を発送します。
19 24V
1
IL2
検出回路
2 Do 2
2
IL1 個別インターロック1
検出回路
L
IL ALL
IL ALL
検出回路
1 Do 1
IL2
2
0V
3
NC
4
20 24V
17 0V
18 0V
NM-9747 改 1 P5/5

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