このたびは、スピーカースタンド ミニtypeMS/MFをお買い上げいただきありがとうございます。
ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みいただき、正しく安全にご使用くださるようお願
いいたします。また、この取扱説明書は大切に保管してください。
■安全上のご注意
ご使用の前に、「安全上のご注意」をよくお読みの上、理解された上で使用してください。
各注意事項は次のように区分しています。
警告 警告 警告 警告 :誤った取扱いをしたときに、人が死亡または重傷を負う恐れがある内容のご注意。
注意 注意 注意 注意 :誤った取扱いをしたときに、人が傷害を負う恐れがある内容、または物的損害が
発生する恐れがある内容のご注意。
警告
警告 警告
警告
① 傾斜のある机、床や、機器を積載した重量に耐えられない机、床には設置しないでください。
② 改造やお客様による修理は絶対にしないでください。
③ スパイクをご使用の場合は、組み立て時や搬送時にスパイクの先端でケガをしないよう注意して
ください。
④ スピーカーは落下防止のため、両面テープや両面テープ付ゴムマットなどでスタンドに固定して
ください。
⑤ スピーカーを載せたままスタンドを移動させる場合は、底板を両手で持ち上げ、スピーカーが
スタンドから落下しないよう十分気をつけてください。
注意
注意 注意
注意
① 製品の上に乗るなど、用途以外の使用はしないでください。
② 直射日光が当たる場所や湿気・水気の多い場所での使用は避けてください。
③ ヒーターやエアコンの風が直接当たる場所での使用は避けてください。
④ スパイク仕様、円柱脚仕様でスタンドを移動させる際は、接地したまま動かすと床にキズが
つきますのでご注意ください。
■各部の名称
天板
支柱
底板
スパイク
(スパイク仕様の場合)
■各部品と梱包数量
仕様
品名
天板
支柱
底板
キャップボルト
スパイク
スパイク調整ネジ
スパイク用座金
スパイク受け
スパイク調整ロッド
円柱脚
標準仕様
2
6
2
12
スパイク仕様
スパイク受け無
2
6
2
12
8
8
8
スパイク受け有
2
6
2
12
8
8
8
8
1 1
円柱脚仕様
2
6
2
12
8
※ 支柱は、両端の形状(面取りの大きさ)が異なります。
面取りが大きい方(上図左)を天板側に取り付けられることをお勧めします。
■組み立て方法
※ 組み立てには以下の工具が必要となります。付属しておりませんので、お客様にてご用意ください。
・6mm六角レンチ ・10mm六角スパナ(スパイク仕様の場合)
① キズ防止のため毛布などの上で組立作業を行ってください。
② 6mm六角レンチで、天板を支柱に取り付けます。(図1)
③ 上下逆にします。
④ 6mm六角レンチで、底板を支柱に取り付けます。(図2)
⑤ スパイク仕様、円柱脚使用の場合は、次にスパイク、円柱脚を取り付けます。スパイク、円柱脚
無しの場合は上下を逆に戻して作業は完了です。
キャップボルト
キャップボルト
底板
天板
支柱
図 図 図 図 2 2 2 2
図 図 図 図 1 1 1 1
スパイク スパイク スパイク スパイク の の の の 取 取 取 取 り り り り 付 付 付 付 けと けと けと けと 調整方法 調整方法 調整方法 調整方法
⑥ スパイクと調節ネジの間にすき間がないように組み付けておきます。(図3拡大図)
⑦ スパイクのネジ部を底板のネジ穴にねじ込みます。
⑧ このとき、前面側の2本のスパイクは六角スパナでナットを締めておきます。
⑨ スタンドの上下を元に戻します。
⑩ スタンドを設置する場所に移動し、以下の手順で高さの微調整を行います。
a) スタンドを軽く揺らします。
b) 後面側のスパイク2本のうち、揺らしたときに床とのすき間ができる方のスパイクを緩めます。
c) もう一度、スタンドを軽く揺らして、すべてのスパイクが床に接地していることを確認します。
d) b)で調節したスパイク側面の穴にスパイク調整ロッドを差込んで固定しておき、六角スパナで
ナットを締め付けます。上から見て反時計回りが締め付け方向です。(図4)
e) 後面側のもう一方のスパイクも、d)と同様に締め付けて作業は終了です。
拡大図
スパイク
スパイク調整ネジ
スパイク用
座金
六角スパナで
底板に締め付ける
スパイク調整ロッド
図 図 図 図 4 4 4 4
図
図 図
図 3
3 3
3
円柱脚 円柱脚 円柱脚 円柱脚 の の の の 取 取 取 取 り り り り 付 付 付 付 け け け け 方法 方法 方法 方法
⑥ 円柱脚のネジ部を底板のネジ穴にねじ込み
ます。(図5)
⑦ 締め付けが弱い場合は、ゴムシートや皮などで
保護した上でプライヤーで締め付けてください。
円柱脚
図
図 図
図 5
5 5
5
■保守と点検
① 組み立て1年後に、ネジのゆるみがないか確認してください。ゆるみがある場合は増し締めしてください。
② スパイク仕様の場合、危険防止のため、分解して保管するときはスパイクを底板から外してください。
③ 汚れをふき取る際は、水をよく絞った柔らかい布で拭いてください。
※ 以降は、底板にMDF以外の材料(自然木材)をご指定された場合の保守点検項目です。
④ 底板に自然木材をご指定された場合、経年によりひび割れが生じる場合があります。
⑤ 自然の木材は、表面も経年により艶が薄れ、未処理の木肌の質感に戻ります。
以下の要領でオイル仕上げまたはワックス仕上げをしていただくことで、表面の質感をご購入時の
状態に復元できます。また、ひび割れの進行を遅らせる効果が期待できます。
お好みにより、実施してください。
保守用オイル仕上げの方法
・年に1~2回実施してください。
・以下のものをご用意ください。
オイルまたはワックス※1 組み立て時に必要な工具
布2枚以上 新聞紙
・支柱から天板、底板を取り外します。
・周囲の汚れを防ぐため、新聞紙などの上で作業してください。
・オイルを適量、布にしみこませて支柱全体にまんべんなく塗ります。
・約20分放置した後、乾いた布でから拭きします。※2
・約1日乾燥させた後、組み立てを行ってください。※3
※1 推奨のオイル、ワックスは以下の通りです。
・ワトコ社 オイル W-01 ナチュラル
・ワトコ社 ワックス 白(ナチュラル)
・リボス社 ビボス オイルワックス
※2 オイル仕上げで使用した布は、放置すると発火の危険があります。
オイルに記載された説明書きをお読みになり、処理してください。
※3 オイルやワックスは完全乾燥するまで、においが消えません。
気になる方は、必要に応じて乾燥場所を選んでください。
けぶ工房
〒375-0054 群馬県藤岡市上大塚1425-1
0274-24-1063 http://www.kebkobo.com