User manual | 取扱説明書

取扱説明書
MODEL　ETD10-HT
熱電対温度変換器
警　告
・誤った取り扱いをすると、死亡又は重傷を負う可能性が想定される
場合を示します。
注　意
・入力に最大許容値を超える電圧や電流を印加すると、 機器の破損に
つながりますのでご注意してください。
・電源入力は使用可能範囲内でご使用してください。使用可能範囲外で
使用しますと火災・感電・故障の原因となります。
・ちり、ゴミ、腐食性ガス等のない場所や振動、衝撃がかからない場所
でご使用ください。
■概要
本器は熱電対入力を各種の統一信号に変換して出力する物です。
3.5mmネジ端子を使用した端子台構造ケースを採用し、DINレールに
ワンタッチで取付可能です。
又、入力・出力・電源の3ポートが絶縁されていますので、機器のノ
イズ対策等信頼性の向上と、機器の小型化にお役に立つものと確信
いたします。
■型式
■一般仕様
基準精度
電源変動
負荷変動
温度特性
冷接点補償精度
バーンアウト機能
応答時間
VR 可 変 幅
絶縁抵抗
耐 電 圧
供給電源
消費電流
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動作周囲温度
動作周囲湿度
保管温度
保管湿度
ケース材質
質　量
耐振動
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■付属品
TCJセンサー (1 ,2番端子に取付けてご使用ください。)
※TCJセンサーは製品付属品にて調整されています。
必ず製品と付属品をセットでご使用ください。
■入出力接続図
ETD１０-HT-□ □ 1
入力仕様
出力仕様
電源仕様
■ブロック図
■入力仕様
コード№ センサ
1
K
2
■出力仕様
コード№
1
入力信号
-50～ 200℃
0～ 1200℃
出力信号
DC0～10V
2
DC -10～10V
5
DC0～20mA
■電源仕様
コード№
1
入力抵抗
最大許容入力値
1MΩ以上
±150%
出力負荷抵抗
4kΩ以上
4kΩ以上
負出力時は10kΩ以上
550Ω以下
電源仕様
DC 24V±10%
±0.2％F.S(25℃±2)
±0.06%F.S
±0.06%F.S
±0.02%F.S/ºC
10～30ºCにて±1ºC
上方 (135±15%F.S)
300msec TYP.(規定出力の90%に至る時間)
±5%F.S以上 (ゼロ，スパン)
入力－出力－電源各間100MΩ以上(DC500V)
入力－出力－電源各間AC1500V1分間
DC 24V±10%
35mA以下(DC24V 電圧出力時)
30mA以下(DC24V 電流出力時)
-5～+50ºC
90%RH以下(結露無きこと)
-10～+70ºC
60%RH以下(結露無きこと)
黒色ABS樹脂 94V-2
約80g
振動数: 10～55Hz, 片振幅: 0.15mm
X, Y, Z 各方向5min×10 掃引
■外形寸法図
■調整
本器は外部よりゼロ点及びスパン幅の調整が出来る様になっておりま
すが、出荷時に調整済みですので手を加える必要はありません。
永年精度を保証する為に定期校正をされる場合は、正しい測定器によ
り電源投入後、30分以上経過後行ってください。この場合使用する測
定器は本器の精度の10倍以上の確度を有する標準測定器をご使用くだ
さい。
■取り付け・取り外し方法
■取り付け
A）上側をレールに掛ける。
B）下側を押し込む。
・ゼロ調整
疑似入力信号0%相当値を入力し、この時の出力が出力仕様の0%とな
るようにZEROボリュームを回してください。
・スパン調整
疑似入力信号100%相当値を入力し、この時の出力が出力仕様の100%
となる様にSPANボリュームを回してください。
上記を数回繰り返して入力を最小と最大に切り換えた時に、出力が出
力仕様に入るようにしてください。
■注意事項
・保存温度-10℃～+70℃以内　湿度60%以下の範囲で保存してくだ
さい。
・ちり・ゴミ・電気部品に有害な化学薬品・ガス類等のない場所で
ご使用ください。
・振動・衝撃がかからない様にしてください。
・ノイズ等の影響を減らすため入出力配線を電源配線と同一結束・
同一ダクト内で使用することは避けてください。
・本器は電源投入と同時に動作しますが、すべての性能を満足する
には30分の通電が必要です。
■取り外し
A）ドライバー等でスライダーを押し下げる。
B）手前に引いて下側を外す。
C）上側をレールより外す。
注）取付後にずれるおそれがある時は止め金具を使用される事をお
すすめします。
お問い合わせ窓口
株式会社　ミスミ　VONAエレクトロニクスグループ
〒112-8583　東京都文京区後楽2-5-1
飯田橋ファーストビル
TEL：03-5805-7315　FAX：03-5805-7316
E-mail：[email protected]
rev.2
20131030

* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project