マニュアル - ノバック

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マニュアル - ノバック | Manualzz

IDE ハードディスク用 x 6

USB インタフェースケース

HDD 6 台はい~る KIT USB

ユーザーズマニュアル

NV-HD600U

株式会社 ノバック

目次

目 次

第1章 はじめにお読みください。................................................................................. 2

1-1 はじめに ................................................................................................................................2

1-2 取り扱い上のご注意..............................................................................................................3

1-3 ソフトウェアの利用規定とマニュアルの注意事項 ..............................................................6

第2章 製品のご紹介 ...................................................................................................... 7

2-1 製品の概要 ............................................................................................................................7

2-2 本製品の仕様.........................................................................................................................7

2-3 本製品の動作環境 .................................................................................................................8

第3章 パッケージ内容と本体各部の名称について ..................................................... 10

3-1 パッケージ内容 ...................................................................................................................10

3-2 本製品の各部の名称............................................................................................................11

第4章 ハードディスクの組み付けと設定について ..................................................... 12

4-1 ハードディスクの組み付け手順 .........................................................................................12

4-2 本製品のモードスイッチについて......................................................................................14

4-2-1 コンバインモードとは…。..............................................................................................15

4-2-2 Powerコントロールの設定(電源連動機能) .................................................................21

4-2-3 OS Selectスイッチ(DIP 5)の設定 ....................................................................................22

第5章 パソコンとの接続とドライバのインストール.................................................. 23

5-1 Windows 2000Pro / XPでのインストール .........................................................................23

5-2 Mac OSでのご利用の場合...................................................................................................23

第6章 ハードディスクの初期化(フォーマット) ..................................................... 24

6-1 Windows 2000 / XPでの初期化 ..........................................................................................24

6-2 Mac OS Xでの初期化手順 ...................................................................................................24

第7章 本製品の使い方................................................................................................. 25

7-1 準備が終わりましたら…。.................................................................................................25

7-2 基本操作 ..............................................................................................................................25

第8章 故障かな?困ったときのFAQ........................................................................... 27

第9章 製品保証とユーザーサポートについて............................................................. 30

1

1 章 はじめにお読みください。

第1章 はじめにお読みください。

1-1 はじめに

この度は「HDD 6台はい~るKIT USB」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

末永くご愛用賜りますようお願い申し上げます。

本書は本製品の導入ならびに運用方法を説明したマニュアルです。

本製品を正しく安全にご使用いただくため、ご使用の前に必ず本書をお読みください。 z 本書の内容に関しましては、万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど

にお気づきになりましたらご連絡願います。 z 本製品の保証や修理に関しましては、添付の保証書に記載しております。必ず内容をご確認

のうえ、大切に保管してください。 z 製品改良のため、予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。

1 章では、本製品をお使いになる上での注意事項、ソフトウェアの利用規定などを記載してい

ます。必ずお読みいただけますようお願いします。

2 章では、本製品の概要、仕様、動作環境について記載してあります。

3 章では、本製品の内容物、本体各部の名称について記載しています。

4 章では、ハードディスクの実装方法から本製品の設定、接続の仕方など実際に使う方法につ

いて記載してあります。

5 章では、本製品のドライバのインストール手順について記載してあります。

6 章では HDD の初期化に方法ついて記載してあります。

7 章では、本製品の使い方について記載してあります。

8 章では、よくある質問を記載してあります。

9 章では、製品保証とサポートに関するご案内を記載しています。

2

1 章 はじめにお読みください。

1-2 取り扱い上のご注意

„ 本製品を正しく安全にご利用いただくために

z 本書では本製品を正しく安全に使用するために重要な注意事項を説明しています。必ず

ご使用前にこの注意事項を読み、記載事項にしたがって正しくご使用ください。 z 本書は読み終わった後も、必ずいつでも見られる場所に保管してください。

„ 表示について

z この「取り扱い上の注意」では以下のような表示(マークなど)を使用して、注意事項

を説明しています。内容をよく理解してから、本文をお読みください。

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人体に多大な損傷を負う可能性

が想定される内容を示しています。

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が損傷を負う可能性又は物的

損害のみの発生が想定される内容を示しています。

この記号は注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。記号の中や近く

に具体的な内容が書かれています。

この丸に斜線のマークは禁止の行為を告げるものです。記号の中や近くに具体

的な内容が書かれています。

この記号は必ず行っていただきたい行為を告げるものです。記号の中や近くに

具体的な内容が書かれています。

3

1 章 はじめにお読みください。

警 告

本製品を使用する場合は、ご使用のパソコンや周辺機器のメーカーが指示して

いる警告、注意表示を厳守してください。

厳守

分解禁止

プラグを抜く

発火注意

厳守

水ぬれ厳禁

本製品をご自分で修理・分解・改造しないでください。

火災や感電、やけど、故障の原因になります。

修理は弊社サポートセンターにご依頼ください。分解したり、改造した場合、

保証期間であっても有償修理となる場合があります。

煙が出たり、変な臭いや音がしたら、すぐにコンセントからプラグを抜いてく

ださい。ケーブルを抜く際は、ケーブルを持つのではなく、コネクタを持って

抜いてください。

そのまま使用すると火災・感電の原因となります。

本製品を接続する場合は、必ず本書で接続方法をご確認になり、以下のことを

ご注意ください。 z ケーブルにものをのせたり、引っ張ったり、折り曲げ・押しつけ・加

工などは行わないでください。火災や故障の原因となります。 z 接続するコネクタやケーブルを間違えると、パソコン本体やケーブル

から発煙や、火災の原因となることがあります。 z 給電されている LAN ケーブルは絶対に接続しないでください。給電

されている LAN ケーブルを接続した場合には発煙や、火災の原因と

なることがあります。

電源プラグをコンセントに完全に差し込んでください。

ショート、発熱の原因となり、火災、感電の恐れがあります。

本製品の接続、取り外しの際は、必ず本書で、接続・取り外し方法をご確認く

ださい。間違った操作を行うと火災・感電・動作不良の原因となります。

本体を濡らしたり、お風呂場では使用しないでください。

火災・感電の原因となります。お風呂場、雨天、降雪中、海岸、水辺でのご使

用は、特にご注意ください。

ぬれた手で本製品を扱わないでください。

感電や、本製品の故障の原因となります。

4

1 章 はじめにお読みください。

本製品をご利用いただくに当たっての注意事項

タコ足配線禁止

電源コンセントはなるべく電源コンセントへ直接接続してください。

タコ足配線や何本もの延長したテーブルタップの使用は火災の原因となりま

す。

禁止

禁止

禁止

注意

本体の周りを 本や物などで覆わないでください。過熱による火災・故障など

の原因になります。

本体は精密な電子機器のため、衝撃や振動の加わる場所、または加わりやすい

場所、高温多湿の場所、ホコリの多い場所、長時間直射日光の当たる場所、強

い磁力電波の発生する物の近くでの使用/保管は避けてください。

また、周辺の温度変化が激しいと内部結露によって誤動作する場合がありま

す。

アクセスランプの点灯中に電源を切ったり、パソコンをリセットしたりしない

でください。故障の原因となり、データが消失する恐れがあります。また本製

品にアクセスしている最中はスタンバイ/休止/スリープなどの省電力モードに

しないでください。

添付部品などには、乳幼児の口に入る小さな部分があります。乳幼児の手の届

かない所に保管してください。

注意

注意

注意

注意

本製品につきましては、筐体によって十分なハードディスクの熱を放熱してお

りますが、ケース周辺を物で覆ったり、高温の室内環境でのご利用の場合 放

熱効果が落ちる場合があります。

本製品に保存したデータが、ハードウェアの故障、誤動作、その他どのような

理由によっては破壊された場合でも、弊社での一切の保証はいたしかねます。

万が一に備えて重要なデータはあらかじめバックアップをするようにお願い

いたします。

本製品は日本国内仕様ですので、本製品を日本国外で使用された場合、弊社で

はいかなる責任を負いません。また、弊社では海外での(海外に対してを含む)

サービスおよび技術サポートを行っていません。

本製品にソフトウェアのインストールを行わないでください。OS起動時に実

行されるプログラムが見つからなくなる等の理由により、ソフトウェア(ワー

プロソフト、ゲームソフトなど)が正常に利用できない場合があります。

5

1 章 はじめにお読みください。

1-3 ソフトウェアの利用規定とマニュアルの注意事項

ソフトウェア保証規定(使用許諾書)

本書は、お客様が本製品(プログラム・マニュアル・その他本製品添付資料を含み、以下「許諾プ

ログラム」といいます)の使用者であることを証明し、かつ弊社との使用許諾契約書に同意いた

だいた証明として大切に保管してください。

1. 許諾プログラムは、お客様ご自身が所有する単一のコンピュータシステムにおいて、これに

読み込み可能な形式にてご使用ください。

2. 許諾プログラムの複写・複製を禁止いたします。

3. 弊社の事前の文書による承諾なくして、第三者に許諾プログラムの貸与もしくはその他の方

法で使用させないものとします。

4. 弊社の事前の文書による承諾無くして、許諾プログラムの変更または改造を行なわないもの

とします。

5. 許諾プログラムをレンタルなどの賃貸業に使用できません。

6. 許諾プログラムの使用に起因して、お客様が被る直接ならびに間接損害に関して、弊社はい

かなる責任も負いません。

7. お客様が前記各条項を守っている限り、弊社は許諾プログラムに対し次のサービスをいたし

ます。

1)

お客様からの電話または文書によるお問い合わせに対してサポートいたします。

2) 許諾プログラムの媒体(フロッピーディスクなど)の破損事故を起こしたとき、有償で

同一の新しい媒体を再提供いたします。

8. 上記 1 から 6 のいずれかの条項に違反する行為があったとき、著作権法等関連法令による法

律上の制裁をうけることがあります。

本マニュアルでの注意事項

1. 本書の内容につきましては予告なしに変更する場合があります。

2. 本書内容につきましては万全を期して作成いたしますが、万一誤り、またはお気づきの点が

ございましたら弊社宛ご連絡くださいますようお願いいたします。

3. ソフトウェアおよび本書を運用した結果については、上記にかかわらず一切の責任を負いか

ねますのでご了承ください。

※ MS-DOS、Windows は米国 Microsoft 社の商標または登録商標です。

※ Macintosh、Mac OS は米国アップルコンピュータ社の登録商標です。

※ その他、本書に記載されている会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。

※ 本書は「著作権法」によって、著作権等の権利が保護されています。

※ 本書の一部または全部について、株式会社ノバックから文書による許諾を得ずに無断で転載

または複写(コピー)することは、著作権等の権利侵害となる場合がありますのでご注意く

ださい。

6

2 章 製品のご紹介

第2章 製品のご紹介

2-1 製品の概要

製品内部に搭載した最大 6 台のハードディスクを、

(※P.15 参照)

により

パソコン側から ”1 つのボリューム” として認識させ、大容量のハードディスク

(※1)

として使用

することができます。

また、通常のハードディスクケースと同じように「ノーマルモード機能」で搭載したハードデ

ィスクを個々のドライブとして利用することもできる外付けハードディスクユニットケースで

す。

1 137GB以上のビックドライブ、またはコンバインモードで 1 ボリューム 137GB 以上の領域を作

成する場合は Windows 2000 SP-3 / Windows XP SP-1 以降、Windows 2003 Server / 次期 OS

Windows Vista が必須となります。

2Windows2000 SP-3 / Windows XP SP-1 以降での 1 ボリュームの最大容量は、OS の制限上、2TB

までとなります。

2-2 本製品の仕様

„ 本体サイズ

145X270X240 mm (突起部を除く)

„ 本体重量

約 3.7 Kg (本体のみ。ハードディスクの重量は含みません。)

„ インターフェース

USB 2.0

„ 電源仕様

入力; 入力電圧切替スイッチにより、入力電圧範囲の切替対応

115VAC (最小 90VAC~最大 135VAC) --- 初期値(日本国内)

230VAC (最小 180VAC~最大 265VAC)

出力; +5V 6A / +12V 10A (150W) (最大)

注意)実装した 6 台のハードディスクの合計の消費電流が、上記の規格を超える場合は正常

に動作しませんのでご注意ください。

„ 使用湿温度範囲

温度 5℃~35℃

湿度 20%~80% (結露なきこと)

7

2 章 製品のご紹介

2-3 本製品の動作環境

„ 対応機種

シリーズを含む)

Apple Macintosh の下記シリーズ(PowerPC 搭載の 2001 3 月以降に発売されたモデル

のみ対応)

※ PowerMac G4/G5、PowerBookG4、i-Book、e-Mac、Mac mini の各モデル。

※ USB2.0 搭載モデルで使用されることをお奨めします。

※ 詳細については、弊社ホームページをご参照ください。

<注意事項>

※ 次の機種では正常に動作しない可能性があるため、サポート外となります。

東芝製 DynaBook PORTAGE , Satellite シリーズ(K6 CPU 搭載のもの)

SOTEC 製 e-note M260 シリーズ。

※ 本製品を USB1.1 でお使いの場合、HP/COMPAQ 製 PRESARIO 3566/3567/3576/3581/

3590 では、パソコンの BIOS のアップデートが必要です。

※ 全ての環境での動作を保証するものではありません。

※ 特定の機器、ソフトウェアとの相性はサポート外とさせて頂く場合があります。

„ インターフェース

USB2.0/1.1 インターフェース

※High Speed(USB2.0)での転送を実現するには、パソコン本体のインターフェースが

USB2.0 に対応していなければなりません。

8

2 章 製品のご紹介

„ 対応 OS

Windows XP Home Edition SP-1 以 降 / Professional SP-1 以 降 / Windows 2000

Professional SP-3 以降、Windows 2003 Server SP-1 以降、Windows Vista / Vista x64(

)

Apple Mac OS X 10.3 以降(10.3.9 もしくは 10.4 最新版を推奨)

„ 実装できるハードディスク

IDE インターフェースの LBA(Logical Block Addressing 対応

3.5”ハードディスク

※ 「E-IDE 対応」として販売されているハードディスクは、LBA 対応です。

540M 以下のハードディスクドライブの場合、LBA に対応していない可能性があります。ハ

ードディスクの表面ラベルに記載されているシリンダー(Cylinder)の数が、1024 未満の場合

は LBA 未対応、1024 以上の場合は、LBA 対応です。

本製品は USB バスパワーでの動作はいたしません。必ず付属の電源コードを接続してご

利用ください。

9

3 章 パッケージ内容と本体各部の名称について

第3章 パッケージ内容と本体各部の名称について

3-1 パッケージ内容

本製品のパッケージを開けたら、内容物の確認をしましょう。

♦ 内容物を確かめましょう

本製品には、以下のものが含まれています。最初にパッケージの中にすべてのものが含まれてい

るかどうかをご確認ください。

1.

本製品本体 1 台

2. USB ケーブル 1 本

3.

電源コード 1 本

4. 3.5”HDD 取り付けレール

5. 3.5”HDD 用取り付けネジ

6.

ユーザー登録案内

7.

保証書

8.

ユーザーズマニュアル(本書)

万一、不足品がありましたら、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。

なお、箱や梱包材は大切に保管し、修理などの輸送の際にご利用ください

付属の電源ケーブルは、本製品だけでお使いいただけますようお願いします。

10

3-2 本製品の各部の名称

3 章 パッケージ内容と本体各部の名称について

①. アクセス LED:LED は下から、IDE 0 (CN1 側の HDD-1 と HDD-2)、IDE 1(CN2 側の

HDD-3 と HDD-4)、IDE 2 (CN3 側の HDD-5 と HDD-6)の各ハードディスクがアクセス

中に点灯します。

②. 電源スイッチ:本製品の電源を ON/OFF します。

※電源連動機能(P.21)が働いている場合は、パソコンの電源と連動します。

③. 電源 LED:本製品に電源が供給されているとき、点灯します。

④. 電源入力:付属の電源ケーブルで家庭用のコンセントと接続します。

⑤. DIP スイッチ:本製品のモードの設定ができます。詳細は、第 4 章 4-2 本製品モード

スイッチの設定で説明します。

⑥. USB コネクタ:付属の USB ケーブルでパソコンの USB 端子と接続します。

⑦. 入力電圧切替スイッチ: スライドスイッチにより、入力電圧範囲の切替対応

11

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

第4章 ハードディスクの組み付けと設定について

4-1 ハードディスクの組み付け手順

取り外すなどの作業を行う前に、必ず電源コンセントのプラグは抜いてから作業を行って

ください。

ハードディスクを 6 台実装しない場合、例えば 1 台だけの場合は、CN1 の Master.(HDD-1)へ、

2 台 の 時 は 、 CN1 の Master(HDD-1) と Slave(HDD-2) と い う 具 合 に 、 必 ず CN1 の

Master.(HDD-1)から順番に、ハードディスクを取り付けてください。

1.

パネル横のくぼみを軽く押しながら、扉を

開きます。

2. IDE ケーブルと、ハードディスク電源コネ

クタを引き出します。

12

3.

ハードディスクに“3.5 インチ用取り付けレ

ール”を、“HDD 取り付けネジ”で取り付

け、各ハードディスクのジャンパーピンの

設定を行ってください。

※ハードディスクのジャンパーピンの設定

方法については次ページ<重要>の項目を

参考にしてください。

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

<重要>

ハードディスクのジャンパーピンの設定につい

て は 、 左 図 の 様 に 、 下 か ら HDD-1(Master),

HDD-2(Slave), HDD-3(Master), HDD-4(Slave),

HDD-5(Master), HDD-6(Slave)と設定してくだ

さい。

なお、ハードディスクを 6 台装着しない場合に

ついても、必ず HDD-1 から順に装着してくださ

い。例えば 2 台装着の際、HDD-1 と HDD-3 とい

う様な、間を空けての装着はできません。

4.

ハードディスクを本体のレールに沿って装

着します。

装着する際は、必ず本体の一番下(HDD1)

から HDD-1→HDD-2→HDD-3→HDD-4→

HDD-5→HDD-6 の順に装着してください。

5. IDE ケーブルの IDE-0 を HDD-1 と HDD-2

に接続、IDE-1 を HDD-3 と HDD-4 に、IDE-2

を HDD-5 と HDD-6 に接続し、各電源コネ

クタを接続します。

6.

取り付けが終わったらケースの蓋をし、組

み立ては完成です。

13

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

4-2 本製品のモードスイッチについて

ここでは、本製品の背面にあります、「DIP スイッチ」を使って設定できる、モードについて説

明します。

「DIP スイッチ」は全部で 6 ヶあります。

左から、「DIP 1」「DIP 2」…「DIP 6」と呼びます。

このうち「DIP 1~4」の切り替えによって、搭載したハードディスクの動作モードを「ノーマル

定することができます。

「DIP スイッチ 5 (DIP 5)」は本製品の「Power コントロール」の切り替えスイッチです。(P.21

参照)

「DIP スイッチ 6 (DIP 6)」は OS の選択スイッチです。Windows 2003 Server SP-1 以降 お

よび 次期 OS Windows Vista (2TB 以上対応予定)上で 1 ボリューム 2TB 以上の領域を作成す

る際に使用します。

ただし、現在の OS Windows 2000 / Windows XP / Mac OS では、OS の制限により 2TB を超え

る領域は扱うことが出来ませんので、ご注意ください。(P.22 参照)

14

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

4-2-1 コンバインモードとは…。

コンバインモードとは、複数のハードディスクをパソコン上で ”1 つのボリューム” として扱える

便利なモードです。

例えば、300GB のハードディスクを 6 台実装し、6 台すべてをコンバインモードに設定した場合、

パソコンからは、1.8TB(300GB x 6)のハードディスクが一つだけ接続されているように見えます。

しかし、その反面コンバインモードで動作中の HDD の内、いずれか 1 台の HDD が破損した場

合や、ハードディスクの取り付け位置の変更や交換、「ノーマルモード」へ変更などを行った場

合は、記録されたデータの読み取り、抽出等ができなくなるという短所もあります。

本製品では、搭載したハードディスクの内、2~6 台の組み合わせによる「コンバインモード」と

すべてのハードディスクを個別にする「ノーマルモード」の全 11 種類のモードがあります。

それらの設定を「DIP スイッチ 1 (DIP 1)」から「DIP スイッチ 4 (DIP 4)」で行います。

1). 6 台コンバインモード

DIP スイッチ;DIP 1,3 ONDIP 2,4 OFF

実装した 6 つのハードディスク(HDD1 から HDD6)をすべてまとめて ”1 つのボリューム”

として使えます。パソコン上では、1 つのハードディスクとして認識されます。

2). 5 台コンバインモード

DIP スイッチ;DIP 3 ONDIP 1,2,4 OFF

HDD 1~5 の 5 つのハードディスクが ”1 つのボリューム” として使えます。

HDD6 は、ノーマルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、2 つのハードディスクとして認識されます。

15

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

3). 4 台コンバインモード

DIP スイッチ;DIP 1,2 ONDIP 3,4 OFF

HDD 1~4 のハードディスクが ”1 つのボリューム” として使えます。

HDD5 と 6 は、ノーマルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、3 つのハードディスクとして認識されます。

4). 3 台コンバインモード

DIP スイッチ;DIP 2 ONDIP 1,3,4 OFF

HDD 1~3 のハードディスクが ”1 つのボリューム” として使えます。

HDD 4,5,6 は、ノーマルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、4 つのハードディスクとして認識されます。

5). 2 台コンバインモード

DIP スイッチ;DIP 1 ONDIP 2,3,4 OFF

HDD 1~2 のハードディスクが ”1 つのボリューム” として使えます。

HDD 3,4,5,6 は、ノーマルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、5 つのハードディスクとして認識されます。

6). ダブルコンバインモード

ダブルコンバインモードは、4 通りの組み合わせ方法があります。

6)-1 DIP スイッチ;DIP 4 ONDIP 1,2,3 OFF

HDD 1~3 と HDD 4~6 を、それぞれ ”1 つのボリューム” として使えます。

パソコン上では、2 つのハードディスクとして認識されます。

6)-2 DIP スイッチ;DIP 2,4 ONDIP 1,3 OFF

HDD 1~4 と HDD 5~6 を、それぞれ ”1 つのボリューム” として使えます。

パソコン上では、2 つのハードディスクとして認識されます。

6)-3 DIP スイッチ;DIP 1,2,4 ONDIP 3 OFF

HDD 1~3, と HDD 4~5 を、それぞれ ”1 つのボリューム” として使い、HDD 6 はノー

マルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、3 つのハードディスクとして認識されます。

6)-4 DIP スイッチ;DIP 3,4 ONDIP 1.2 OFF

HDD 1~2 と HDD 3~4 を、それぞれ ”1 つのボリューム” として使い、HDD 5 と HDD

16

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

6 は、それぞれノーマルモード(単独のハードディスク)で動作します。

パソコン上では、4 つのハードディスクとして認識されます。

7). トリプルコンバインモード

DIP スイッチ;DIP 1,4 ONDIP 2,3 OFF

HDD 1~2、HDD 3~4、HDD 5~6 を、それぞれ ”1 つのボリューム” として使えます。

パソコン上では、3 つのハードディスクとして認識されます。

8). ノーマルモード

DIP スイッチ;DIP 1 ~4 のすべてを OFF

HDD 1~6 のすべてのハードディスクが、それぞれ別々のハードディスクとして使えます。

パソコン上では、6 つのハードディスクとして認識されます。

17

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

◆ 今までの内容を表にまとめます。

(P.20 ページの注意事項をご確認の上、設定を行ってください。)

コンバインモード

(※注 2,3.4.5.6)

DIP SW の状態 HDD の動作状態

DIP 1,3 ON

DIP 2,4 OFF

1)

6 台コンバイン

HDD 1~6

コンバイン

DIP 3 ON

DIP1,2,4 OFF

2)

5 台コンバイン

HDD 1~5

コンバイン

HDD 6

ノーマル

DIP 1,2 ON

DIP3,4 OFF

3)

4 台コンバイン

HDD 1~4

コンバイン

HDD 5,6

ノーマル

DIP 2 ON

DIP 1,3,4 OFF

4)

3 台コンバイン

HDD 1~3

コンバイン

HDD 4,5,6

ノーマル

DIP 1 ON

DIP 2,3,4 OFF

5)

2 台コンバイン

HDD 1~2

コンバイン

HDD 3,4,5,6

ノーマル

パ ソ コ ン 上

で 認 識 さ れ

HDD の数

(※注 1)

1

2

3

4

5

18

6)

ダブルコンバインモード

(※注 2,3.4.5.6)

6)-1

6)-2

6)-3

ダブルコンバイン

6)-4

トリプルコンバインモード

(※注 2,3.4.5.6)

7)

ダブルコンバイン

ダブルコンバイン

ダブルコンバイン

トリプルコンバイン

DIP SW の状態

DIP 4 ON

DIP 1,2,3 OFF

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

HDD の動作状態

パソコン上で

認 識 さ れ る

HDD の数

(※注 1)

HDD 1~3

コンバイン

HDD 4~6

コンバイン

2

DIP 2,4 ON

DIP 1,3 OFF

HDD 1~4

コンバイン

HDD 5~6

コンバイン

2

DIP 1,2,4 ON

DIP 3 OFF

DIP 4 ON

DIP 1,2,3 OFF

DIP SW の状態

DIP 1,4 ON

DIP 2,3 OFF

HDD 1~3

コンバイン

HDD 4~5

コンバイン

HDD 6

ノーマル

HDD 1~2

コンバイン

HDD 3~4

コンバイン

HDD 5,6

ノーマル

3

4

HDD の動作状態

HDD 1~2

コンバイン

HDD 3~4

コンバイン

HDD 5~6

コンバイン

パソコン上で

認 識 さ れ る

HDD の数

(※注 1)

3

19

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

ノーマルモード

(※注 2)

DIP SW の状態

DIP 1~6 OFF

8)

ノーマル

HDD の動作状態

HDD

1,2,3,4,5,6

ノーマル

パ ソ コ ン 上

で 認 識 さ れ

HDD の数

(※注 1)

6

注意事項

1.

「パソコン上で見える HDD の数」は、本製品に 6 台のハードディスクを実装した場合の数

です。

2. DIP スイッチの変更を行った場合は、必ず USB ケーブルおよび電源コンセントを一度抜い

てください。

3.

コンバインモードをご利用いただく場合は、ハードディスクの初期化が必須となります。

ハードディスク内にデータがある場合は、すべて消去されますのでご注意ください。

4.

コンバインモードで動作するように設定した箇所が、その HDD の数に満たない場合、設定

した HDD は、すべてノーマルモードで動作します。例えば、HDD1 と 2 をコンバインモー

ドで動作するように設定した状態で、HDD2 の HDD が実装されていない場合、HDD1 は、

ノーマルモードで動作します。

5.

コンバインモードで動作している HDD の内、いずれかの HDD が壊れた場合、または HDD

の取り付け位置の変更を行った場合、コンバインモードで動いている HDD のデータは、読

めなくなります。

6.

コンバインモードで動作している HDD をノーマルモードへ変更する、または ノーマルモ

ードで動作している HDD をコンバインモードへ変更するなどの作業を行った場合は、HDD

の初期化(パーティション設定とフォーマット)が必要となり、変更前に保存しておいたデ

ータにつきましては、すべて消去されます。モードを変更される際は、事前に本製品内のデ

ータを消去してもよいことをご確認ください。

※ 本製品に保存したデータが、ハードウェアの故障、誤動作、その他どのような理由によって

は破壊された場合でも、弊社での一切の保証はいたしかねます。万が一に備えて重要なデータは、

あらかじめバックアップをするようにお願いいたします。

20

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

4-2-2 Power コントロールの設定 (DIP 5 電源連動機能)

「DIP スイッチ 5 (DIP 5)」を ”ON” にすると、“電源連動機能”

(1.2)

により、本製品を接続し

たままの状態でパソコンの電源を ”ON” にするか または、パソコンの電源が “ON”の状態で本

製品を接続しますと本製品の電源が入ります。 また、パソコンの電源を切るか、あるいは USB

ケーブルを抜くと、約 10 秒後に自動的に本製品の電源も OFF になります。

「DIP スイッチ 5 (DIP 5)」が OFF の場合は、USB ケーブルやパソコンに関係なく、本製品の電

源を ON することで、本製品に電源が供給されます。

いずれの設定でも、本製品に電源が供給されると、電源 LED が点灯します。

DIP 5 OFF DIP 5 ON

パワーコントロール

電源非連動 電源連動

※ 1:一部の環境では、電源連動機能をご利用いただけない場合があります。(詳しくは、本書の「故障かな?

困ったときの FAQ」を参照ください。)

※ 2.:DIP スイッチ設定変更をした場合は、必ず USB ケーブル、および 電源コンセントを一度抜いてく

ださい。

21

4 章 ハードディスクの組み付けと設定について

4-2-3 OS Select スイッチ(DIP 6)の設定

現在の OS Windows2000 / XP では OS の制限により、1 ボリューム 2TB 以下の領域までしか扱

うことが出来ませんが、Windows 2003 Server SP-1、または、次期 OS Windows Vista からは、

1 ボリューム 2TB 以上の領域を扱えるようになる予定です。

この OS Select スイッチ(DIP 6)はこうした背景を見越して、各コンバインモードで 1 ボリューム

2TB 以上の領域をサポートするための切り替えスイッチになります。

(注意:1,2,3)

DIP 6 OFF DIP 6 ON

OS Select スイッチ

1 ボリューム

2TB 以下制限

1 ボリューム

2TB オーバー

サポート

※ 注意 1:Windws 2000 / Windows XP および Mac OS 環境では、2TB を超えるディスク容量、または、

2TB を超える領域を認識することは出来ません。

コンバインモードで組み合わせたハードディスクの容量を 2TB 以下にするか、または、「DIP 6」のス

イッチを「OFF」の状態でご利用ください。

例)500GB のハードディスクを 6 台搭載し、5 台コンバインモード(HDD-1~5)で動作させた場合

「DIP 6」を「OFF」にした場合は、2TB 以下制限により、コンバインで動作するハードディスク容量

は、2TB として認識されます。

るため、コンバインで動作するハードディスクは認識することはできず、ノーマルで動作する HDD-6

のみ認識されます。

※ 注意 2:「DIP 6」のスイッチを「ON」にし、Windows 2003 Server SP-1 または Windows Vista

(※)

で 1 ボリューム 2TB 以上の領域を使用するには、「ディスク管理」画面で、「GPT ディスク(GUID パ

ーティション テーブル)」として扱う必要があり、ハードディスクの初期化(フォーマット)が必要とな

ります。

「GPT ディスク」として扱わない場合は、OS の制限により 1 ボリューム最大 2TB までとなり、それ

を超える残りの領域を作成することは出来ません。

(※)2006/8/24 公開の Windows Vista Pre RC-1 Build 5536 にて確認。

※ 注意 3:「GPT ディスク」へ変換したディスクは、容量を問わず、Windws 2000 / Windows XP / 2003

Server および Mac OS などが動作する他のパソコンへの移設、または共用して利用することはできま

せん。

22

5 章 パソコンとの接続とドライバのインストール

第5章 パソコンとの接続とドライバのインストール

本製品をパソコンに接続する方法について説明します。

1.

パソコンの電源を入れてください。

2.

付属の電源ケーブルで本製品の電源入力と家庭用の電源コンセントと接続してください。

3.

付属の USB ケーブルで,本製品の USB 端子とパソコンの USB 端子を接続してください。

前面の「電源スイッチ」を“ON”にし、本製品に電源を供給してください。

4.

「電源 LED」が点灯することを確認してください。

※ 本製品をはじめてパソコンに接続した際、パソコン上に認識されるまでに約 1~2 分程度か

かる場合があります。

5-1 Windows 2000Pro / XP / 2003 Server SP-1 でのインストール

(Vista を含む)

Windows 2000Pro / XP / 2003 Server SP-1 の場合は、本製品をパソコンとの接続後、自動

的に認識されます。

次にハードディスクのフォーマットを行います。

初期化されていないハードディスクや、新品のハードディスクを組み込んだ場合、または、

コンバインモードを利用する場合は、第 6 章を参照して、本製品に取り付けたハードディス

スクの初期化(フォーマット)を行ってください。

インして本製品をパソコンと接続してください。

5-2 Mac OS でのご利用の場合

Mac OS 拡張」で初期化されていないハードディスクを取り付けた場合には、まず「ノー

マルモード」にした上で接続し、個々のハードディスクの初期化を行ってください(6-3 Mac

ハードディスクが初期化されている場合には、自動的にマウントされます。

23

5 章 パソコンとの接続とドライバのインストール

第6章 ハードディスクの初期化

(フォーマット)

6-1 Windows 2000 / XP での初期化

(Vista を含む)

Windows 2000/XP 環境でフォーマット(初期化)を行う場合は、各 OS 標準のユーティリティ

ツール「ディスク管理」よりフォーマットを行います。

「ディスク管理」を起動するには、管理者権限をもつユーザー(例えば「コンピュータ管理者」

や「Administrator」)としてログインした後、「マイコンピュータ」を右クリックし表示され

るメニューより、「管理」を選択します。

「コンピュータの管理」ウィンドウが表示されるので、コンソールツリー上で「ディスクの

管理」をクリックし、右側の画面に表示される該当するドライブをフォーマットしてくださ

い。

参照いただくか、または 下記弊社 WEB ページに詳しい手順を掲載しておりますので、参

照の上行ってください。

„ Windows 2000/XP でのハードディスクの初期化の方法

http://www.driver.novac.co.jp/driver/faq/format.html

6-2 Mac OS X での初期化手順

「ディスクユーティリティ」を実行し、まず、個々のディスクの初期化を行ってください。

この時、「MacOS 拡張」で初期化してください(ジャーナリングの有無はどちらでも可)。

※ ハードディスクを Mac OS と Windows と共有する場合は、1 ボリューム 137GB 以下の

容量で、Windows 側で FAT32 形式でフォーマットを行ってください。

Mac OS X コンバインモードでの初期化について

「ディスクユーティリティ」を実行すると、マスター側の HDD に関する情報は表示されま

すが、スレーブ側の HDD に関する情報は表示されません。

ではマスター側の HDD 容量のままで、コンバインした容量にはなっていません。「1 パーテ

ィション」を選択し、再度、パーティション設定を行ってください。

24

7 章 本製品の使い方

第7章 本製品の使い方

7-1 準備が終わりましたら…。

ここまでの準備(手順)で本製品がお使いいただける状態になったことと思います。

本製品にハードディスクを取付け、パソコンに正しく接続し認識されると、内蔵のハードディス

クと同じ操作方法でデータの読み出しや書き込みが行えます。

万が一まだお使いいただけない状態の場合は、もう一度今までの手順を再度確認してみてくださ

い。あわせて 27 ページの「故障かな?困ったときの FAQ」もご利用ください。

それでも問題が解決しない場合は、ノバックサポートセンターへお問い合わせください(32 ペー

ジ参照)。

次に本製品の USB ケーブル抜き差しの方法について説明します。

7-2 基本操作

◆ パソコンへの接続

1.

パソコンの電源を入れてください。

2.

付属の電源ケーブルで本製品の電源入力と家庭用の電源コンセントと接続してください。

3.

付属の USB ケーブルで,本製品の USB 端子とパソコンの USB 端子を接続してください。

前面の「電源スイッチ」を押して、本製品に電源を供給してください。

本製品後面の「DIP スイッチ 5」が“ON”のときは、パソコンの OS が起動しないと本製品

に電源が入りません。

DIP スイッチ 5」が “OFF” のときは、パソコンに関係なく、前面の「電源スイッチ」で

電源が入ります。

4.

「電源 LED」が点灯し、ドライブが認識されていることを確認してください。

25

7 章 本製品の使い方

◆パソコンから取り外す

6 台はい~る Kit 内のフォルダを開いている、または、フォルダ内のデータを作業行っ

ているなどの場合は必ず、それらすべての作業を終了してから、USB ケーブルの取り

外し作業を行ってください。

Windows XPの場合

Windows 2000 の場合

1.

タスクトレイに表示されている、取り外

しアイコンをクリックします。

2.

本製品の表示をクリックします。

※複数の取り外し機器を接続している

場合は、ドライブ文字で判断してくださ

い。

3.

メッセージを確認します。

4.

電源連動機能を使用している場合は、本

製品の電源が自動的に OFF になったこ

とを確認して、USB ケーブルを抜きま

す。

電源連動機能が働かない、または、電源

連動機能を使用していない場合は、本製

品の電源を OFF にしてから、USB ケー

ブルを抜いてください。

26

すべてのソフトウェアを終了してから、本手

順をもう一度行ってください。

※ 同様のメッセージが表示される場合は、

パソコンの電源を切ってから本製品を

取り外してください。

8 章 故障かな?困ったときの FAQ

第8章 故障かな?困ったときの FAQ

z 本製品を接続しても認識されない。または 正しく動作しない。

○電源スイッチの状態、電源コンセントの状態をご確認ください。

○USB ケーブルの接続に接触不良がないかをご確認ください。

○取り付けた各ハードディスクのジャンパーの設定が、正しく設定されていることをご確

認ください。

〇各 IDE ケーブルと HDD の取り付け状態(マスター・スレーブ)間違えがないことをご確

認ください。

○ドライバのインストールが正しく行われていることをご確認ください。

○本製品を USB HUB 経由で接続されている場合は、パソコンの USB ポートに直接、挿

してお試しください。

○ご使用の OS よって使用(認識)できるファイルシステムとパーティション容量に制限が

あります。 z Windows 2000/XP で「ディスク管理」画面が起動できない。

○「ディスク管理」を起動するには、管理者権限を持つユーザー(例えば「コンピュータ管

理者権限」や「Administrator」)で、ログインしてください。 z USB 接続しても転送速度が遅い。

○USB2.0 のポートが正しく動作しているかをご確認ください。

○USB1.1 のポートに接続されていないかをご確認ください。

○USB HUB を介して接続している場合、HUB が USB2.0 対応のものであることをご確認

ください。

○他の USB 機器が接続されていると転送速度が遅くなる場合があります。他の USB 機器

を外してご確認ください。

○本製品に添付されている USB ケーブルを使用しているかをご確認ください。 z 特定のソフトウェア(ディスクツールや バックアップソフト)で本製品を使用できない。

○特定のソフトウェア(※)上で、本製品を使用できないことがあります。

その場合は、パソコンに標準搭載のハードディスクを使用するか、他のソフトウェアを使

用してください。

※ソフトウェアの仕様、取り扱いについては、ソフトウェアメーカー(プリインストール

27

8 章 故障かな?困った時の FAQ

ソフトではパソコンメーカーの場合があります)にてご確認ください。 z ハードディスクのジャンパーの設定方法がわかりません。

○ハードディスクのジャンパーの設定は、必ず HDD-1 マスター(Master)、HDD-2 スレーブ

(Slave)、HDD-3 マスター(Master)、HDD-4 スレーブ(Slave)、HDD-5 マスター(Master)、

HDD-6 スレーブ(Slave)の順に設定してください。

ハードディスクのジャンパー設定方法はハードディスクの上面、または IDE コネクタ周

辺にラベル等で書かれています。そちらをご確認の上、設定を行ってください。

※ 注) Western Digital 製ハードディスクを 1 台のみ装着する場合は、ジャンパーの設定を

Single”に設定してください。 z 本製品を接続したまま、パソコンを起動すると Windows が起動しない。または、起動し始

める前に途中で止まってしまう。 z 電源連動機能が利用できない。

○パソコン本体の BIOS セットアップメニューの設定をご確認頂き、「USB Legacy

効)に設定してお試しください。

BIOS の設定が変更できない場合、もしくは変更を行っても改善が見られない場合は、お

使いのパソコンでの電源連動を使用することはできませんので、お手数をお掛けいたしま

すが、パソコンの電源を入れ、Windows が起動後本製品の電源を入れてパソコンとの接続

を行ってください。

なお、BIOS の起動方法、セットアップメニューにつきましては、パソコンの機種によっ

て異なりますので、パソコンの取扱説明書、または マザーボードの取扱説明書を参考の

上おこなってください。 z 今まで使用していたパソコン、または 故障したパソコンから取り出したハードディスクを

認識できない。

○基本的にはハードディスクが正常であれば、ご利用いただけますが、ハードディスクの状

態や、作成した領域の状態よっては初期化を必要とすることがありますので、保証はいたし

ません。 z 今まで使用していたハードディスクを取り付けたところ、“カコンカコン”音がする。

○ハードディスクがクラッシュ(破損)している事が考えられます。ハードディスクのチェッ

クをしてください。

28

8 章 故障かな?困ったときの FAQ z Windows 2000 / XP / 2003 Server でフォーマットした HDD Windows 98 SE

Mac OS で認識できない。

○ご使用の OS によって使用(認識)できるファイルシステムとパーティション容量に制限

があります。以下の表で、接続崎のパソコンにインストールされている OS が本製品のファ

イルシステムを使用可能かご確認ください。

ファイルシステム

OS

Windows 98 SE

NTFS FAT32 HFS

× ×

Windows ME

Windows 2000Pro

×

1

1

×

×

×

Windows XP

Windows 2003 Server

Mac OS

×

1

2

×

※1 Windows 2000 / XP / 2003 Server 上でフォーマットする場合、OS の制限により

32GB までしか確保できません。(Windows98SE / ME 上でフォーマット済みのも

のはそのまま認識できます。)

※2 Windows OS と共用して利用する場合は、Windows 側で FA32 形式、32GB 以内

でフォーマットしたものに限る。 z 認識され表示されたハードディスク容量が、搭載したハードディスクの容量より少なく表示

される。

○フォーマット後に OS 上で認識される容量は計算方法が異なるので、実際の容量より少

なく表示されます。これはハードディスクの容量表示は 1GB=1000MB で計算しておりま

すが、OS 上での計算は、1GB=1024MB で計算されているためです。

例)400GB のハードディスクを 3 台コンバインモードで、合計 1.2TB としフォーマットし

た場合。

ハードディスクの容量

OS 上での表示

約 1.2TB

約 1.09TB

約 1,200GB

約 1,117GB

約 1,200,000MB

約 1,144,409MB

29

8 章 故障かな?困った時の FAQ

第9章 製品保証とユーザーサポートについて

■ ユーザー登録

ユーザー登録をお願いいたします。

ご登録いただかないとアフターサービスを受けられない場合がありますので、ご登録手続きを必

ずお願いいたします。

便利なオンライン登録をお勧めいたします。

◆オンラインユーザー登録

http://www.novac.co.jp/signup/index.html

■ 製品保証

・この製品には保証書が添付されています。

・所定事項の記入および記載内容をお確かめの上、大切に保存してください。お買い上げ店

とご購入日の記入がない場合は、お買い上げ票(レシート)を必ず一緒に保存してくださ

い。

・保証期間は、製品の使用の有無にかかわらず、お買い上げ日より1年間です。

■ アフターサービス

調子が悪いときはまずチェックを

調子が悪いときは、まずこの説明書、弊社サポート WEB ページ(FAQ)をご覧ください。

弊社サポート WEB ページへは、下記 URL よりアクセスできます。

NOVAC サポートページ

http://www.novac.co.jp/support/index.html

それでも具合の悪い場合はお問い合わせください

ノバック サポートセンターにご相談ください。

詳しくは

32 ページをご覧ください。

30

9 章 製品保証とユーザーサポートについて

製品の修理について z 保証期間中は、無償にて修理いたします。ただし、保証書に記載している「保証規定」に該

当する場合や、中古品、オークション購入品につきましては、有償修理となります。

詳しくは保証書をご覧ください。 z 保証期間が終了した場合は、有償にて修理いたします。

※弊社が販売を終了してから一定期間が過ぎた製品は、修理ができなくなる場合があります。

修理品の依頼

本製品の修理をご依頼される場合は、以下を用意ください。 z 本製品の保証書

※ただし、保証期間を終了した場合は必要ありません。

※保証期間内であっても保証書の添付が無い場合は 有償修理扱いとなる場合がございま

す。 z 下記内容を記載したメモ

※返送先(住所/氏名/電話番号)

※ご連絡先メールアドレス

※ご使用環境(パソコンの機器構成、OS)、故障状況(どうなったのか) z 修理品を梱包してください

※上記でご用意いただいた物と一緒に梱包してください。

※輸送時の破損を防ぐため、ご購入時の箱、梱包材等で梱包してください。 z 修理品の送付先

修理品をお送りいただく際は下記送付先までお送りくださいます様お願いいたします。

※原則として、送付いただく際の発送時の費用は初期不良(購入後 1 ヶ月以内)を除き、お

客様ご負担、修理後の返送費用は弊社負担とさせていただきます。

※送付の際は、紛失を避けるため、宅配便か、書留郵便小包でお送りください。

【送付先】

113-0033 東京都文京区本郷 3-38-1 本郷イシワタビル 5F

株式会社 ノバック ユーザーサポート 宛

03-3817-8711

31

9 章 製品保証とユーザーサポートについて

„ユーザーサポート(お問い合わせ窓口)について

z 本製品ハードウェアおよびマニュアルに対するお問い合わせ

本製品およびマニュアルに対するお問い合わせは、下記へお願いいたします。

住所 : 〒113-0033 東京都文京区本郷3-38-1

本郷イシワタビル5F

株式会社ノバック サポートセンター

サポート専用電話 : (03)3817-0938

受付時間 : 月曜~金曜(祝祭日、および弊社休業日は除く)

AM10:00~PM12:00 PM1:00~PM5:00

e-mail :

[email protected]

※ お問い合わせの前に、まずこのマニュアルの 27 ページ「故障かな? 困ったときの

FAQ」をもう一度ご覧になってください。また弊社のホームページにアクセスしていた

だくと、製品の最新情報や FAQ などを掲載しておりますので、ご参照ください。

http://www.novac.co.jp/support/index.html

※ お問い合わせの際には、お使いになっているパソコンの機種名/環境、不具合状況などを

詳しくお教えください。

※ 電話がかかりにくい場合は、e-mail でお問い合わせください。

※ e-mail でのお問い合わせは、翌営業日以降の回答とさせて頂きます。

※ e-mail や電話で重複してお問い合わせの場合は、その旨お知らせいただけると助かりま

す。

32

大切なデータを救済する

データ修復サービスのご案内(有償)

「消えてしまった」と思ったデータも、多くの場合、回復できる可能性が残されています。

トラブルが発生したら、安全な方法でシステムを止め、すぐに弊社にご連絡ください。

お客様の貴重なデータの修復を行います。

詳しくは、下記をご参照ください。

http://www.novac.co.jp/seisaku/

<注意事項>

※ 本製品に保存したデータが、ハードウェアの故障、誤動作、その他どのような理由によって

は破壊された場合でも、弊社での一切の保証はいたしかねますので、予めご容赦ください。

万が一に備えて重要なデータはあらかじめバックアップをするようにお願いいたします。

「HDD 6 台はい~る KIT USB」 ユーザーズマニュアル

発行日: 第 1 版 2006 年 8 月

発行元: 株式会社ノバック

〒113-0033 東京都文京区本郷 3-38-1

本郷イシワタビル 5F

HD600U-060824JO

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