取扱説明書 UFH-112A システムフレーム System Frame UFH-112APS パワーサプライユニット Power Supply Unit 1st Edition - Rev.2 使用上の注意 安全に正しくお使いいただくために必ずお守りください。 [電源電圧・電源コード] 指定電圧以外の電源電圧は使用しないでください。 禁止 プラグを抜け 注意 注意 電源コードを抜くときは必ずプラグを持って抜いてください。コードが傷つく恐れがありま す。コードが傷ついたまま使用すると、火災や感電の原因になります。 電源コードに重いものをのせたり落としたりしてコードを傷つけないでください。コードが 傷ついたまま使用すると火災や感電の原因になります。 電源コードの被ふくが溶けたり、コードに傷がついたりしていないか、定期的にチェックし てください。 [設置] 感電を避けるためアースをとってください。 必ず行う 禁止 アースは絶対にガス管に接続しないでください。爆発や火災の原因となることがありま す。 [使用環境・使用方法] 禁止 禁止 禁止 禁止 高温多湿の場所、塵挨の多い場所や振動のある場所に設置しないでください。使用条 件以外の環境でのご使用は、動作の異常、火災や感電の原因になることがあります。 内部に水や異物を入れないでください。水や異物が入ると火災や感電の原因になる ことがあります。万一、異物が入った場合は、すぐ電源を切り、電源コードや接続コード を抜いて内部から取り出すか、販売代理店、サービスセンターへご相談ください。 筐体の中には高圧部分があり、感電の恐れがあります。通常はカバーを外したり分解し したりしないでください。 通風孔を塞がないでください。この機器を正常に動作させるために、適量の空冷が必 要です。機器の前面と背面は、他の物から 5cm 以上離してください [運搬・移動] 注意 運搬時などに外部から強い衝撃を与えないように注意してください。機器が故障す ることがあります。機器を他の場所へ移動するときは、専用の梱包材をご使用くだ さい。 [内部の設定変更が必要なとき] 必ず行う 電源を切ってから、設定変更の操作を行ってください。電源を入れた状態で設定が必要 な場合は、サービス技術者が行ってください。 過熱部分には触らないでください。やけどをする恐れがあります。 触らない 注意 パネルやカバーを取り外したままで保管や使用をしないでください。内部設定終了後は 必ずパネルやカバーを元に戻してご使用ください。 [異常時の処置] 必ず行う 電源が入らない、異臭がする、異常な音が聞こえるときは、内部に異常が発生している 恐れがあります。すぐに電源を切り、販売代理店、サービスセンターまでご連絡くださ い。 [ヒューズ交換] 必ず行う 電源スイッチを入れても電源が入らない場合は、電源ケーブルと電源が正常であるか確 認してください。それでも電源が入らない場合は、ヒューズを使用している機器ではヒュ ーズの断線が考えられます。ヒューズ交換が必要な場合は、同じ容量の新しいヒューズ と交換してください。ヒューズ交換は、必ず電源を切って行ってください。 [電池交換] 注意 設定等の内容をメモリーで保持するため、電池でバックアップしている機器の場合は、 早めに交換を行ってください。バックアップ持続期間は、取扱説明書の仕様に記載して あります。使用環境条件や充電サイクル(ただし、充電型の場合)により、電池の能力が 低下して持続期間が短くなることがあります。メモリーバックアップの維持のため、早目 の電池交換をお薦めします。電池交換については、販売代理店へお問い合わせくださ い。 開梱および確認 このたびは、UFH-112A ユニバーサルフレーム / UFH-112APS UFH-112A 用電源ユニットをお買 い上げ頂きまして、誠にありがとうございます。UFH-112A / UFH-112APS のパッケージを開く と、以下の構成表に示すものが入っています。すべての品物が揃っているか、ご確認ください。 UFH-112A 構 品 名 数 量 1 UFH-112A 本体 ラック取り付け金具 電源ケーブル 取扱説明書 1式 1 1 UFH-112APS 品 UFH-112APS 電源ケーブル 取扱説明書 名 数 量 1 1 1 成 表 備 考 リアモジュール用ブランクパネルは オプションです。 (取付ネジ 8 個含む) (本書) 構 成 表 備 考 リダンダント電源ユニット (本書) もし、品物に損傷があった場合は、直ちに運送業者にご連絡ください。 また、品物に不足があったり、品物が間違っている場合は、販売代理店にご連絡ください。 目 次 1. 概要および特長 ...................................................................................................................................... 1 1-1. 概要 .................................................................................................................................................. 1 1-2. 特長 .................................................................................................................................................. 1 1-3. この取扱説明書について............................................................................................................... 1 2. 各部の名称と機能 .................................................................................................................................. 2 2-1. 前面パネル ...................................................................................................................................... 2 2-2. 前面内部 .......................................................................................................................................... 2 2-3. スロット番号................................................................................................................................... 3 2-4. 背面パネル ...................................................................................................................................... 4 2-5. 電源ユニット................................................................................................................................... 5 2-6. ALARM コネクタ ............................................................................................................................ 6 2-6-1. ALARM コネクタ仕様 ............................................................................................................. 6 2-6-2. アラーム出力 ........................................................................................................................... 7 2-6-3. 接続回路例 ............................................................................................................................... 8 3. ユニットの取り付け .............................................................................................................................. 9 3-1. UFH モジュールの取り付け ........................................................................................................... 9 3-1-1. UFH リアモジュールの取り付け ......................................................................................... 10 3-1-2. UFH フロントモジュールの取り付け ................................................................................. 11 3-2. 電源ユニットの取り付け/取り外し ......................................................................................... 12 3-2-1. 電源ユニットの取り付け ..................................................................................................... 12 3-2-2. 電源ユニットの取り外し ..................................................................................................... 13 3-3. 前面パネルの取り付け................................................................................................................. 13 4. 仕様と外観 ............................................................................................................................................ 14 4-1. 仕様 ................................................................................................................................................ 14 4-2. 外観 ................................................................................................................................................ 15 4-2-1. UFH-112A ................................................................................................................................ 15 4-2-2. UFH-112APS ........................................................................................................................... 16 1. 概要および特長 1-1. 概要 UFH-112A システムフレームは、ローコスト、省スペースで自由にシステムを構築できるフ レームです。 UFH モジュールを最大 12 モジュールまで実装できます。 オプションの UFH-112A 用電源ユニット UFH-112APS を実装することにより、電源ユニッ トが二重化構成となり運用時の安全性が向上します。 1-2. 特長 システムに合わせ、UFH モジュールを最大 12 モジュール(基板)まで実装可能 UFH-112A 用電源ユニット UFH-112APS を実装することにより、電源二重化(リダン ダント電源)構成が可能 全てのモジュールは前面から交換可能。電源ユニットおよび UFH フロントモジュール はホットスワップ可能 アラーム検出(FAN 停止/電源ユニット電圧異常/温度異常)、ステータス表示 (GENLOCK/電源)を前面 LED にて表示 アラーム情報出力として、アラーム情報を背面コネクタから出力可能 (接点出力アラーム 1 系統/オープンコレクタ出力アラーム 2 系統) GENLOCK(BB または 3 値同期信号)を、2 系統装備。(ループスルーコネクタ) (入力された BB 信号は本機に実装した全ての UFH モジュールに供給可能) EIA 標準 3RU サイズ 1-3. この取扱説明書について 本製品を正しくご使用して頂くために、この取扱説明書をよくお読みください。また、本書 はお読みになった後も大切に保管してください。 1 2. 各部の名称と機能 2-1. 前面パネル POWER 1 GENLOCK 1 2 FAN ALARM TEMP DC POW UFH-112 SYSTEM FRAME POWER 2 GENLOCK 2 1 FAN ALARM TEMP DC POW フロントパネルを取り外す場合は、前面パネルの 2 個のつまみネジを緩め、つまみネジをつ かんで取り外します。 2-2. 前面内部 前面パネルを取り外すと以下のようなスロット構成となっています。 (1) (2) GENLOCK POWER POWER GENLOCK 11 FAN (3) TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER V.ADJ 22 + V.CHK POWER POWER SER.NO. (1) 電源用スロット (2) モジュール 専用スロット (3) フロントファン ユニット 電源用スロットです。電源ユニットを実装します。下段はオ プションのリダンダント電源用スロットです。 UFH モジュール専用スロットです。UFH フロントモジュール を実装します。モジュールの取扱方法については、各モジュ ールの取扱説明書を参照してください。 内部冷却用のファンユニットです。ファンモータは定期的な メンテナンスが必要です。(通常環境で 3 年を目処)ファンモ ータ故障の際は前面から交換することができます。 2 UFH-112A には、2 台の電源ユニットが実装できます。(1)スロット上段には電源ユニ ットが標準で装備されています。(1)スロット下段にオプションの UFH-112A 用電源ユ ニット UFH-112APS を実装することができます。 電源ユニットを 2 台実装し、2 台の電源スイッチを ON にすることによって、どちらか 一方の電源ユニットにトラブルが発生したときに、本体内部に供給する DC 電源を止め ずに運用することができます。 標準で実装している電源ユニットと UFH-112A 用電源ユニット UFH-112APS は同一の 構造であるため、入れ換えを行うことも可能です。 電源切断後に電源を再投入する場合は、突入電流防止回路があるため、約 3 秒以上間隔をあけてから行ってください。 注意 2-3. スロット番号 スロット番号は、前面から見て、右側からスロット 1、2、3…12 となります。 GENLOCK POWER POWER GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER V.ADJ SLOT7 SLOT1 SLOT8 SLOT2 SLOT9 SLOT3 SLOT10 SLOT4 SLOT11 SLOT5 SLOT12 SLOT6 22 + V.CHK POWER POWER SER.NO. リダンダント電源用 スロット 3 2-4. 背面パネル 背面パネルは以下のようなスロット構成となっています。 (1) (2) (3) ALARM (4) (5) FAN ALARM 7 1 GENLOCK IN FRONT REAR 1 2 8 3 9 2 (6) 4 (7) 5 AC100-240V ~50/60Hz IN 1 10 11 2 12 6 (8) (1) GENLOCK IN 1 GENLOCK IN 2 コネクタ (2) モジュール 専用スロット (3) ALARM コネクタ (4) FAN ALARM LED (5) リアファンユニット (6) 電源コネクタ (7) 電源コネクタ (8) グランド端子 GENLOCK となる BB 信号または 3 値同期信号入力用コネク タです。入力した信号は内部モジュールに 12 分配されます ループスルーで接続する場合は、もう一方のコネクタから他 の機器へ接続します。ループスルーで接続しない場合は、必 ず 75Ωで終端してください。 UFH モジュール専用スロットです。UFH リアモジュールを 実装します。 ALARM 出力用のコネクタです。ファン、電源、温度の異常 時に外部へアラーム信号を出力します。ALARM 端子の詳細 仕様については、「2-6 項」を参照してください。 ファンモータの停止箇所が点灯します。 FRONT: 正面から見て、右側にあるフロントファンユニッ トのファンモータの何れかが停止した際点灯しま す。 REAR : 背面から見て右側にあるリアファンユニットのフ ァンモータの何れかが停止した際、点灯します。 内部冷却用のファンユニットです。ファンモータは定期的な メンテナンスが必要です。(通常環境で 3 年を目処)ファン モータ故障の際は背面から交換することができます。 上段の電源ユニットに付属の AC ケーブルで AC100V-240V、 50/60Hz の電源を入力します。 下段の電源ユニットに付属の AC ケーブルで AC100V-240V、 50/60Hz の電源を入力します。 電気的ショックから人体を守るために必ずアース接地して ください。 4 2-5. 電源ユニット GENLOCK POWER POWER GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 V.ADJ 22 OPERATE UFH-70FS 7 LOCK UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 LOCK POWER POWER GENLOCK GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER 22 4 5 12 6 (PUSH) (PUSH) LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 LOCK UFH-70FS (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 (PUSH) OPERATE UFH-70FS UFH-70FS 11 OPERATE LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS (PUSH) UFH-70FS UFH-70FS SER.NO. 10 (PUSH) OPERATE LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 3 OPERATE LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (PUSH) UFH-70FS UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 2 OPERATE LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 V.ADJ 8 UFH-70FS UFH-70FS SER.NO. 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 (PUSH) OPERATE (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) UFH-112A 前面 (3) GENLOCK FAN TEMPDC POWER POWER 1 2 POWER (2) SER.NO. (1) (1) 電源ユニット 引き出しつまみ (2) POWER スイッチ 表示 LED POWER GENLOCK 1 GENLOCK 2 (3) FAN (正常時消灯) TEMP (正常時消灯) DC_POWER (正常時消灯) 電源ユニットを取り外す場合は、電源ユニット前面2ヶ所 のネジを取り外し、引き出しつまみで引抜きます。 電源の ON/OFF スイッチです。“|”側に押すと ON とな ります。 DC 電源表示ランプ、警告表示ランプ等の表示 LED 部です。 電源を投入すると緑色に点灯します。 背面パネル GENLOCK 1 端子に外部同期信号(BB または 3 値同期信号)を入力すると緑色に点灯します。 背面パネル GENLOCK2端子に外部同期信号(BB または 3 値同期信号)を入力すると緑色に点灯します。 電源ユニット、または、ファンユニットのファンモータが 停止した場合、赤色に点灯します。 UFH-112APS を使用して、電源二重化構成時、どちらかの 電源ユニットのファンモータが停止した時は、ファンモー タが停止した電源ユニット側のみ点灯します。 ファンユニットのファンモータが停止した場合、両方の電 源ユニットが点灯します。 電源ユニット内の温度が異常時、LED が赤色点灯します。 電源ユニットの電圧が異常時、LED が赤色に点灯します。 5 2-6. ALARM コネクタ 2-6-1. ALARM コネクタ仕様 適合コネクタ: D-sub15 ピンオス DA-15PF-N(JAE) カバー : 金属フード ショートスクリュー DA-C4-J10-S1(JAE) ※インチネジ使用 D-sub15 ピンメス ALARM コネクタ端子配列表(D-sub 15 ピンメス) 番号 信号名 信号内容 番号 信号名 信号内容 1 +24V DC+24V 出力 (*1) 9 +24V DC+24V 出力 (*1) 2 GND GND 10 GND GND 3 GND GND 11 ALARM2 電源アラーム (*2) 4 ALALM1 ファンアラーム 12 GND GND 13 POWALM 接点アラーム 1 1- コモン (*3) POWALM 接点アラーム 2 2- コモン (*4) N.C. N.C. (*2) 5 6 7 8 COM アラームコモン POWALM 接点アラーム 1+ 1+ (*3) POWALM 接点アラーム 2+ 2+ (*4) N.C. N.C. 14 15 (*1) DC+24V を出力します。1 ピン当たりの最大電流は 125mA 以下にしてください。2 1pin と 9pin を使用することで、最大電流 250mA 出力することができます。 (*2) オープンコレクタ出力。最大定格:DC24V / 50mA (*3) 上段の電源ユニットの電源電圧異常およびファン停止、電源ユニット温度異常の場 合に、6 ピンの「接点アラーム 1+」と 13 ピンの「接点アラーム 1 コモン」間がシ ョートします。最大定格:DC24V / 0.5A (*4) 下段の電源ユニットの電源電圧異常およびファン停止、電源ユニット温度異常の場 合に、7 ピンの「接点アラーム 2+」と 14 ピンの「接点アラーム 2 コモン」間がシ ョートします。最大定格:DC24V / 0.5A 6 2-6-2. アラーム出力 各ユニット・基板の状態による GPI コネクタ出力と前面 LED の状態を下記に示します。 上段の電源ユニットのみの場合 電源 ON/OFF OFF ファン動作 電源ユニット温度 電源出力電圧 POWER GENLOCK 前面 IN LED の FAN 状態 TEMP DC_POWER ALARM1 ALARM2 POWALM 1+, POWALM 1- の状態 ON ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × - 緑 緑 緑 緑 *1 *1 *1 *1 *1 - - - オープン オープン - - - オープン オープン 赤 - - 0V オープン - 赤 - オープン オープン - - 赤 オープン 0V ショート (導通) オープン (導通なし) ショート (導通) ショート (導通) ショート (導通) ○:正常、×:異常、-:消灯 *1:GENLOCK IN の信号状況による。 下段の電源ユニットのみの場合 電源 ON/OFF OFF ファン動作 電源ユニット温度 電源出力電圧 POWER GENLOCK 前面 IN LED の FAN 状態 TEMP DC_POWER ALARM1 ALARM2 POWALM 2+, POWALM 2- の状態 ON ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × - 緑 緑 緑 緑 *1 *1 *1 *1 *1 - - - オープン オープン - - - オープン オープン 赤 - - 0V オープン - 赤 - オープン オープン - - 赤 オープン 0V ショート (導通) オープン (導通なし) ショート (導通) ショート (導通) ショート (導通) ○:正常、×:異常、-:消灯 *1:GENLOCK IN の信号状況による。 7 2-6-3. 接続回路例 ALARM1・ALARM2(オープンコレクタ出力)の回路例 (内 部 DC+24V 電 源を使 用 するか、または外 部 電源 出力 より電 源 を供 給 する場 合 は DC+24V を超 え DC+24V ない電 圧 で使 用 して下 さい。) R (出 力 ピンの電 流 値 が ALARM1 50mA を超 えないように ALARM2 抵 抗 値 を決 定 してください。) 50mA Max COM UFH-112A 側 POWALM 1, 2(接点出力)の回路例 POWALM1+ (2+) 異常時または 電源 OFF 時に Close リレー接点 POWALM1- (2-) UFH-112A 側 定格電圧 DC24V 定格電流 0.5A 8 3. ユニットの取り付け 静電気による UFH モジュールの破壊にご注意ください。 注意 UFH-112A の筐体と人体を同電位にするために静電気破壊防止用の人 体アースをとって、基板の配線や部品の足などに直接に触れないよう にして作業してください。 3-1. UFH モジュールの取り付け UFH モジュールは、空いているどこのスロットに取り付けてもかまいません。スロットに 余裕がある場合は、詰めずに間隔を空けた方が、内部の温度上昇を防止し、また背面パネル からの信号の接続作業が行い易くなるなどのメリットがあります。 UFH モジュールはフロントとリアがセットになっています。フロントモジュ ールとリアモジュールは、必ず同じ位置のスロットに取り付けてください。 注意 UFH フロントモジュールは電源を入れたままの取り付けが可能です。UFH リ アモジュール取り付けの場合は必ず電源を OFF にして行ってください。 空きスロットにはブランクパネルを必ず付けてください。 異物の混入や、内部温度上昇を防止するなどのメリットがあります。 9 3-1-1. UFH リアモジュールの取り付け 1) UFH-112A の電源を OFF にします。 2) ブランクパネルの取り外し UFH-112A 背面パネルの UFH リアモジュールを取り付けるスロットには、ブラン クパネルが取り付けられています。ブランクパネル両側の固定ネジ 2 本を外してブ ランクパネルを取り外します。取り外したブランクパネルは大切に保管してくださ い。 3) UFH リアモジュールの挿入 各スロットには、基板ガイドレールがあります。ガイドレールの中に基板を入れて、 注意しながら少しずつ挿入してください。 ガイドレール ガイドレール 1 GENLOCK IN 1 2 3 2 4 5 6 4) モジュールの固定 1)で取り外した 2 つのネジで左右 2 箇所をしっかりと固定してください。 HD/SD 1 GENLOCK IN 1 HD/SD 2 3 4 HD/SD 1 HD/SD 2 HD/SD 3 HD/SD 4 HD/SD 1 HD/SD 2 HD/SD 1 HD/SD 2 HD/SD 1 HD/SD 2 HD/SD 3 RS-422/REMOTE UFH-70FS HD/SD 4 RS-422/REMOTE UFH-70FS OUTPUT HD/SD 3 HD/SD 4 RS-422/REMOTE UFH-70FS OUTPUT HD/SD 3 HD/SD 4 RS-422/REMOTE UFH-70FS OUTPUT INPUT HD/SD 6 HD/SD 2 INPUT HD/SD 5 HD/SD 1 INPUT HD/SD HD/SD 2 OUTPUT INPUT HD/SD 2 HD/SD 1 INPUT HD/SD 3 HD/SD 4 RS-422/REMOTE UFH-70FS OUTPUT INPUT HD/SD 3 OUTPUT 10 HD/SD 4 RS-422/REMOTE UFH-70FS 3-1-2. UFH フロントモジュールの取り付け 1) 基板抜け止め金具の取り外し UFH-112A 前面パネルには、2 列のモジュールスロットの間には、基板抜け止め金 具があります。金具を固定している上下 2 本のネジを緩めて、金具を取り外します。 2) UFH フロントモジュールの挿入 各スロットには、基板ガイドレールがあります。ガイドレールの中に基板を入れて、 注意しながら少しずつ挿入してください。 ガイドレール 3) ガイドレール モジュールの固定 1)で取り外した基板抜け止め金具を装着します。上下 2 箇所のネジを締めてしっか りと固定してください。 GENLOCK FAN TEMPDC POWER TEMP DC POWER V.ADJ POWER 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 OPERATE 7 LOCK UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 8 LOCK GENLOCK 1 FAN TEMPDC POWER TEMP DC POWER V.ADJ 2 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 SER.NO. UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 3 (PUSH) OPERATE 10 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 4 (PUSH) 11 LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 5 (PUSH) 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS 12 (PUSH) 6 UFH-70FS 11 (PUSH) LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK UFH-70FS OPERATE LOCK LOCK OPERATE UFH-70FS OPERATE UFH-70FS (PUSH) UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS LOCK LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS 9 UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 2 (PUSH) OPERATE UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS OPERATE UFH-70FS POWER 1 (PUSH) UFH-70FS UFH-70FS SER.NO. 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) 3-2. 電源ユニットの取り付け/取り外し 感電を避けるため作業する前に必ずグランド端子をアース接地して頂 くか、または AC 電源ケーブルを AC 電源コンセントから抜き取ってか らおこなってください。 注意 緊急の場合に備え、リダンダント電源は電源を入れたままの取り付けが 可能になっていますが、通常は UFH-112A の電源を OFF にして取り付 けてください。 3-2-1. 電源ユニットの取り付け 1) 電源ユニットの挿入 電源ユニットを、各電源用スロットへ、注意しながら少しずつ挿入します。 GENLOCK POWER POWER GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER V.ADJ 22 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 OPERATE UFH-70FS 7 LOCK UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 OPERATE LOCK POWER POWER GENLOCK GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER LOCK V.ADJ 22 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 2) (PUSH) 4 (PUSH) LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 11 5 12 6 (PUSH) 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 LOCK (PUSH) 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK UFH-70FS UFH-70FS (PUSH) OPERATE UFH-70FS UFH-70FS OPERATE LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS UFH-70FS LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS 10 UFH-70FS SER.NO. 3 OPERATE UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 OPERATE LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 2 UFH-70FS UFH-70FS + V.CHK POWER POWER 8 (PUSH) OPERATE UFH-70FS UFH-70FS SER.NO. 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 (PUSH) (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK UFH-70FS (PUSH) 電源ユニットの固定 前面にある 2 本のネジを締めて電源ユニットを固定します。 GENLOCK POWER POWER GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER V.ADJ 22 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 + V.CHK POWER POWER GENLOCK GENLOCK 11 FAN TEMPDC POWER FAN TEMP DC POWER V.ADJ 22 LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS 注意 UFH-70FS 9 3 (PUSH) 10 4 (PUSH) 11 5 12 6 (PUSH) 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS 電源ケーブルを接続した後に電源ユニット前面の電源スイッチを投入して ください。標準電源とリダンダント電源ユニットの両方の電源スイッチを ON にします。両方の電源を ON にしないと、片方の電源故障時に冗長運 転ができません。 12 (PUSH) LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK UFH-70FS OPERATE (PUSH) LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS UFH-70FS LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS OPERATE LOCK OPERATE UFH-70FS UFH-70FS OPERATE 固定 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 2 UFH-70FS LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 8 (PUSH) OPERATE UFH-70FS UFH-70FS + V.CHK POWER POWER LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS OPERATE UFH-70FS SER.NO. 1 (PUSH) UFH-70FS 固定 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 SER.NO. 7 LOCK 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 UFH-70FS POWER POWER OPERATE UFH-70FS UFH-70FS (PUSH) OPERATE UFH-70FS LOCK (PUSH) 3-2-2. 電源ユニットの取り外し 電源ユニットの取り付けと逆の順序で、電源ユニットを取り外してください。 注意 取り外す電源ユニット前面の電源スイッチを OFF にしてから作業を行って ください。その後電源ケーブルを外し、以下手順に沿って電源ユニットを 取り外してください。 取り外さない電源ユニットのスイッチは ON にすることで、本体内部に電 源供給することができ、継続して運用することができます。 3-3. 前面パネルの取り付け 機器を動作させる際は、前面パネルを取り付けます。 フロントパネル前面の 2 個のつまみネジをつかみ、ネジを締め付けて取り付けてください。 POWER 1 GENLOCK 1 2 FAN ALARM TEMP DC POW UFH-112 SYSTEM FRAME POWER 2 GENLOCK 1 2 FAN ALARM TEMP DC POW 13 4. 仕様と外観 4-1. 仕様 UFH-112A 取付可能モジュール 最大 12 枚 (モジュールの消費電力により枚数は異なります) ゲンロック入力 BB: 0.429 Vp-p (NTSC) / 0.45 Vp-p (PAL) 75Ω BNC x 1, ループ スルー (未使用時は 75Ωで終端してください。) 3 値シンク: 0.6 Vp-p インターフェース ALARM: D-sub15 ピン メス(電源異常、ファン異常)、 ロックネジ:インチタイプ 使用温度 10℃~40℃ 使用湿度 30%~90%(結露しないこと) 電源 AC100V~240V 消費電力 440VA (440W)(AC100V 供給 最大出力電流 DC +24V 外形寸法 430(W) x 132(H) x 500(D)mm、EIA 3RU 質量 15.0 kg(電源ユニット 1 台含む) 50/60Hz 最大出力電流時) 6.3A UFH-112APS 電源 AC100V~240V 50/60Hz 消費電力 440VA (440W) (AC100V 供給 最大出力電流 DC +24V 外形寸法 72 (W) x 117.5 (H) x 363.6 (D)mm 使用温度 10℃~40℃ 使用湿度 30%~90%(結露しないこと) 質量 2.5 kg 6.3A 14 最大出力電流時) 65 15 480 462 430 300 65 6.4 2 N A F M E T P 37. 5 2 F N A 2x2-6.4x12 O P C D W M R L A 57 GE OK L N C 1 GE OC L N K 1 37. 5 2 WR O P E SYSTEMF RAME 1 WR O P E MP E T UFH-112 D OW P C M R L A 39 t2 .9 4 31 50 0 30 % %C2 2. 4 12.2 UF H M od ul e A NAL AR M F AL AR M UFH Mo du l e 7 1 GENL OCK I N F R ON T R E A R 1 UF H M od ul e UFH Mo du l e 8 2 UF H M od ul e UFH Mo du l e AC 100- 240 V~ 50/ 60H z I N 9 3 2 1 UF H M od ul e UFH Mo du l e 10 4 UF H M od ul e UFH Mo du l e 11 5 UF H M od ul e 2 UFH Mo du l e 12 6 (寸法単位:mm) 4-2-1. UFH-112A 4-2. 外観 4-2-2. UFH-112APS GENLOCK FAN TEMPDC POWER POWER 60 1 2 POWER SER.NO. 104.6 112.1 16 保 証 書 型名 UFH-112A / UFH-112APS 〒 - ( ) 製造番号 - お 客 様 おところ お買い上 げ日 おなまえ ふりがな お買い上 げ店名 保 証 期 間 お買い上げ日から 1 年間 1. 保証期間中、通常のお取扱いにおいて発生した故障は無料修理いたします。 2. お取扱い上の不注意、天災による損傷の場合は実費をいただきます。 3. ご自分で修理・調査・改造されたものは、保証いたしかねる場合があります。 4. 保証期間内に故障の節は本保証書をご提示の上、お買い上げ店又は最寄りの弊社営業所に ご用命ください。 5. この保証書は再発行いたしませんので大切に保管してください。 株式会社 朋栄 本社 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3 丁目 8 番 1 号 01/19/2012 Printed in Japan サービスに関するお問い合わせは 24h 365 days 本 社 関 西 支 店 札 幌 営 業 所 東 北 営 業 所 中部・北陸営業所 中 国 営 業 所 九 州 営 業 所 沖 縄 営 業 所 佐倉研究開発センター 札幌研究開発センター 〒150-0013 〒530-0055 〒004-0015 〒980-0021 〒460-0003 〒730-0012 〒810-0004 〒900-0015 〒285-8580 〒004-0015 サービスセンター 東京都渋谷区恵比寿 3-8-1 大阪市北区野崎町 9-8 永楽ニッセイビル 8F 札幌市厚別区下野幌テクノパーク 2-1-16 仙台市青葉区中央 2-10-30 仙台明芳ビル 名古屋市中区錦 1-20-25 広小路 YMD ビル 広島市中区上八丁掘 5-2 KM ビル 福岡市中央区渡辺通 2-4-8 福岡小学館ビル 沖縄県那覇市久茂地 3-17-5 美栄橋ビル 千葉県佐倉市大作 2-3-3 札幌市厚別区下野幌テクノパーク 2-1-16 Tel:03-3446-3121 Tel:06-6366-8288 Tel:011-898-2011 Tel:022-268-6181 Tel:052-232-2691 Tel:082-224-0591 Tel:092-731-0591 Tel:098-860-4178 Tel:043-498-1230 Tel:011-898-2018 その他のお問い合わせは、最寄りの営業所にご連絡ください。 (代) (代) (代) (代) (代) (代) (代) (代) (代) (代)
* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project
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