メーター取扱説明書

DI50 型デジタルパネルメーター取扱説明書 ET-302 R6 2012.05 ET-302 Rev.5 1 １．始めにこの度はデジタルパネルメーターをご購入いただき、ありがとうございました。ご使用いただく前に、この取扱説明書を良くお読みいただき正しくお使いくださいますようお願い致します。２．据付２－１．パネルカット寸法タテ 4 5 m m （－ 0 m m 、＋ 0 . 5 m m ）の寸法でカットしてください。ヨコ 9 2 m m 深さは通常のコネクタ付きで 1 3 1m m 程度となります。固定用器具を使ってパネルに固定してください。 45mm 92mm 131mm 5.5mm ３．結線端子構成は、下図のようになっています。弊社の M 8 0 0 型コンピューターの瞬間流量出力端子には接続しないでください。図で灰色になっている部分は使用しませんので、余計なケーブルを接続しないでください。 DIN 規格のコネクタ仕様になっています。推奨ケーブルの太さは 0.75 ～ 1.25mm 2 です。遠隔管理用パルス出力（積算流量信号） 32 31 － 30 29 28 27 26 遠隔管理用アナログ出力（瞬間流量信号） 25 ＋パルス出力オープンコレクタ 17 16 －＋アナログ出力 DC4～20mA 調整用ボリュームゼロスパン入力端子 DC4～20mA － 1 －＋ 2 3 ＋電源端子 AC100～200V 未使用 8 9 10 11 DC24V電源が内蔵されていますので、他の電源を接続しないでください。流量計に直結してください。 diva型流量計のLOOP（ループ）端子または、2線式流量計の入力端子 12 14 15 電源（AC100～200V) 使用する前にゼロ・スパン調整を必ず行ってください。 M 8 0 0 型コンピューターには調整を行わないと誤差が発生する原因となります。使用できません！参考手順は 1 3 ページに記載されています。 2 ET-302 Rev.6 ４．操作用押しボタン「P r o g . 」プログラムボタン　＜以降 P ボタンと記載します＞このボタンは次のステップに進む際に使用します。 P ボタンとボタンを同時に押すと設定モードになります。 P ボタンとボタンを同時に押すと積算パルス出力の設定画面（1 0 ページ）になります。ボタン・・・表示数値を増加させます。ボタン・・・表示数値を減少させます。 1 回押すごとに 1 ずつ増減します。押し続けると毎秒 6 0 カウントの速度で増減します。約 6 秒間押し続けると増減の速度が早くなります。スケーリングの際には、桁移動したりしますので、近い数値まで高速で合わせて、後は小刻みに押すようにしてください。とボタンを同時に押すと、1 0 0 単位で数値を上げることもできます。通常の使い方電源投入後は、必ず積算流量表示モードになります。ボタンを「TOTAL」「FLOW」の LED 表示が変わるまで長押しすると、表示モードが切り替わります。積算流量表示モード　瞬間流量表示モード「TOTAL」の LED が点灯します　「FLOW」の LED が点灯します ※ TOTAL と FLOW が逆に表示する時には、設定項目内の CAL または COD_1 の数値が「000」になっていることを確認して下さい。ゼロに戻さないと逆になることがあります。積算流量用のパルス信号が出力される度に「PALSE」の LED が点灯します。＜重要＞ ※ diva 型流量計に使用する場合の注意点 d i v a の瞬間流量のレンジ設定を超えるような流量になった場合、d i v a 自体は流量カウントしますが、瞬間流量のアナログ信号は D C 2 0 m A 以上にはならないので、結果として D I 5 0 の積算値に誤差が出ることになります。したがって、蒸気流量が d i v a の瞬間流量のレンジ設定を絶対に超えないように設定した上で、D I 5 0 のスケーリング設定を行うようにしてください。 ET-302 Rev.6 3 ５．設定方法ご使用の前に、設定を行う必要があります。特にスケーリング設定は極めて重要な設定となりますので、必ず行うようにしてください。項目内容ﾍﾟｰｼﾞ流量計の出力スパンと合わさないと表示が合わなくなり、計測誤差が発生する原因になります。 5 調整は必ず行ってください。 5-1 スケーリング設定 5-2 積算表示関連の設定内容 5-3 積算表示単位の設定ができ、出荷時は1kg単位に設定しています。 10kgまたは100kg単位等に変更する場合には設定変更してください。積算流量表示の小数点の位出荷時は小数点無しに設定しています。置設定トン単位にして、小数点を出したい場合には変更してください。 8 積算表示のトン単位への変更積算単位と小数点位置を変更すると、トン表示にすることができます。 5-4 方法具体的な操作方法が記載されています。 5-5 6 遠隔監視用積算流量信号の遠隔監視用積算出力の単位設定ができ、出荷時は1kgに設定してます。パルスレートの設定 10kgまたは100kg単位等に変更する場合には設定変更してください。 9 10 5-6 遠隔監視用瞬間流量信号の受信側の遠隔監視用機器の瞬間流量信号のスケーリングに合わせてくだゼロ・スパン設定さい。 11 瞬間流量表示の小数点位置出荷時はゼロに設定しています。 5-7 設定小数点を出したい場合には設定変更してください。 12 ＊知っていると便利な設定項目 1 2 操作内容内容積算と瞬間の切り替えボタンを長押しします。積算値のリセット積算値をリセットし、ゼロにすることがで積算表示モードの状態で、きます。一度リセットしてしまうと、元にはの2つのボタンを同時に長押しし戻りませんので、操作する際にはよく確ます。認してから操作してください。 3 積算パルスの蓄積量リセット下記を参照ください。 4 表示部の明るさ調整 3ページを参照してください。 10kgで1パルスとして出力している場合、途中で流量が止まると、出力せずにそれまでの積算値を保持して待機しています。その保持している量をリセットすることができます。各設定メニュー中で「BRi」の時 0～7の範囲で設定できます。数字が大に設定できます。きくなるほど明るくなります。積算パルスの蓄積量リセット方法 1000 PULSE PULSE 1000 通常画面（例） P る場合のトン以下の量を同様の手順で確認できます。ボタンを押します。ボタンと ※積算表示をトン単位にしてい 6 0 交互に表示ボタンを同時に押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンを押して、蓄積されたトン以下の量を確認します。確認後は P ボタンを押して通常画面に戻します。蓄積量をリセットしないように注意してください。通常画面（例） 4 ET-302 Rev.6 ５－１．スケーリング（ゼロ・スパン）設定＜例＞ 0 ～ 2000kg/h から 0 ～ 3000kg/h に変更する場合 1000 BRi CAL 001 101 OFF_1 SCA_1 03000 CAL 000 COD_1 1000 P P ボタンと通常画面（例）ボタンを同時に押します。 6 000 交互に表示ボタンを押します。ボタンか交互に表示ボタンを押します。 P P 「1 0 1 」は、スケーリング設定をする際の番号です。ボタンを押します。交互に表示ボタンを押します。交互に表示 0 02000 ※変更しないでください。この数値が、レンジの上限となります。小数点は無視して設定してください。 P ボタンを押し続けて「 0 3 0 0 0 」にします。超えた時は、ボタンで下げてください。 P ボタンを押します。通常画面に戻す前にボタンを同時に押すと 100 の桁が 1 つ上がります。　ボタンを押し続けても構いませんので、「101 」にしてください。の明るさを「6」とした場合の表示例です。ボタンで、L E D 表示の輝度を「 0 ～ 7 」の範囲で選択できます。「001 」の表示に変わります。ボタンと数字が大きいほど明るくなります。表示 P P 交互に表示ボタンか 101 ボタンで「0 0 0 」にしてください。ボタンを押します。 0 交互に表示ボタンを押します。通常画面（例）＜参考＞ 0 ～ 5,000kg/h にしたい場合には「SCA_1 」の数値を「05000 」 0 ～ 3,000kg/h にしたい場合には「SCA_1 」の数値を「03000 」 0 ～ 2,000kg/h にしたい場合には「SCA_1 」の数値を「02000 」 ※表示の小数点は無視してください。 ※特にご指定が無い出荷の場合「 0 5 0 0 0 」に設定されています。 ET-302 Rev.6 5 ５－２．積算表示関連の設定内容積算単位と時間軸の設定は以下のように行います。 1000 BRi CAL iNPVT AFTER TOTT CVTOF R_OUR CAL 000 COD_1 1000 P P ボタンとボタンを同時に押します。 P 6 231 10000 1 hR 10000 0 ON 231 交互に表示数字が大きいほど明るくなります。表示の明るさを「6」とした場合の表示例です。ボタンで、L E D 表示の輝度を「 0 ～ 7 」の範囲で選択できます。ボタンを押します。ボタンかボタンまたは P 通常画面（例）交互に表示「2 3 1 」は、積算表示関連の設定をする際の番号です。ボタンを押して「000 」を「231 」に変更します。変更後に交互に表示ボタンを押します。交互に表示ボタンを押します。交互に表示 ※変更しないでください。 ②カットオフ機能の設定を行うことができます。設定後に交互に表示 P P ボタンを押します。ボタンを押します。ボタンかボタンを押すと「ON 」と「OFF 」が切り替わります。 ③積算表示オーバー時の表示方法の選択を行うことができます。選択後に通常画面に戻す前に P P 交互に表示ボタンかボタンを押します。 ※変更しないでください。 ①積算単位は、この項目の数値によって変わります。設定後に交互に表示 P P ボタンを押します。ボタンで「0 0 0 」にしてください。ボタンを押します。 0 交互に表示ボタンを押します。 TOTT 通常画面（例）交互に表示 100 8 ページに記載している積算表示の小数点位置の設定を行っている場合は、設定された小数点が表示されますが、この小数点は無視して、この場合は「 1 0 0 」としてください。 6 ET-302 Rev.6 ①積算単位について積算単位の基準値は、1 0 0 0 0 となっており、出荷時にご指定いただかなかった場合には、左項のように「1 0 0 0 0 」の設定になっています。スケーリング設定に従って瞬間流量を表示し、カウント（トータラーザ）機能によって積算値として表示します。この数値を、仮に 1/10 となる「1000 」にすると、10 カウントで 1 カウントと表示されます。つまり、積算表示が 1/10 になります。同様に「100 」に設定すれば 1/100、「10 」に設定すれば 1/1000 になります。したがって、積算表示をトン（1000kg）単位で見たいのであれば、この数字を「 10 」に設定してください。小数点を付けて、100kg（0.1ﾄﾝ）単位で見たい場合は、「 100 」に設定して、小数点を表示させることになります。この関連と、具体的な設定方法は 9 ページに記載されていますので、参考にしてください。 ②カットオフ機能瞬間流量が少ない時には、その間の積算値をカウントさせないようにすることができます。仮に「30 」と設定すると、瞬間流量表示が 30（kg/h）以下の時の流量は積算カウントしなくなります。瞬間流量として表示はしますが、積算カウントはしないので、あまり大きな数値にすると、積算値の測定精度に悪影響を与えることになりますので、注意の上で設定してください。流量計が課金用途で使われ、プラント停止時の放熱ロス分は課金しないなどの特殊な用途で使う場合には有効な機能となります。出荷時の設定は「 0 」になっています。 ③積算表示オーバー時の表示方法の選択積算表示は 5 桁になっています。その 5 桁全てが「 9 9 9 9 9 」以上になった時に、レンジオーバー表示にするか、自動的にリセットして「 0 」から再スタートさせるかを選択できます。「 O N 」：積算値をリセットしてゼロから再スタートします。「OFF 」：積算流量表示がレンジオーバー「OUER 」の点滅表示に変わり、積算値を見ることができなくなります。但し、内部では積算カウントしているので、遠隔監視用積算パルス信号は出力し続けます。とボタンを同時に押すとリセットされ、ゼロから再カウントを始めます。出荷時設定は「 O N 」になっています。 ET-302 Rev.6 7 ５－３．積算表示の小数点の位置設定積算表示の小数点位置の設定は以下のように行います。 1000 BRi CAL COD_1 066 DiSP 005 COD_1 000 1000 P P P ボタンとボタンを同時に押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンか交互に表示ボタンを押します。ボタンか P 通常画面（例）交互に表示 6 000 000 ボタンを押して「0 0 0 」を「0 6 6 」に変更します。「0 6 6 」は、小数点の位置を設定する際の番号です。交互に表示 000 この画面で、小数点位置の設定を行うことができます。 P ※小数点位置の設定「0 」：小数点なし「6 」：小数点以下 1 桁「5 」：小数点以下 2 桁「4 」：小数点以下 3 桁「3 」：小数点以下 4 桁上記以外の数値は使わないでください。ボタンを押します。小数点以下 2 桁を選択した場合の表示例です。交互に表示通常画面に戻す前に P の明るさを「6」とした場合の表示例です。ボタンで、L E D 表示の輝度を「 0 ～ 7 」の範囲で選択できます。ボタンを押します。選択後数字が大きいほど明るくなります。表示ボタンか 066 ボタンで「0 0 0 」にしてください。ボタンを押します。通常画面（例） 8 ET-302 Rev.6 ５－４．積算表示のトン単位への変更方法積算表示が 5 桁なので、トン単位で見ることもできるようになっています。最初に小数点以下を何桁にするかを決めます。この桁数によって設定の内容を変えることになります。以下のフローは小数点以下 1 桁表示にする時の操作手順を示しています。 1000 BRi CAL iNPVT AFTER TOTT CVTOF R_OUR CAL COD_1 DiSP COD_1 1000 P P ボタンと P P 交互に表示交互に表示交互に表示交互に表示ボタンを押します。交互に表示交互に表示交互に表示ボタンを押します。ボタンかボタンかボタンか ET-302 Rev.6 P ボタンを押します。 ※変更しないでください。 ※変更しないでください。小数点 2 桁の場合は「 1 0 0 0 」に、無しなら「10」に設定します。小数点が表示されていても無視してください。ボタンを押して「1 0 0 」に変更します。変更後に P ボタンを押します。ボタンを押します。ボタンか 6 231 10000 1 hR 100 0 ON 000 066 006 000 ボタンを押して「0 0 0 」を「2 3 1 」に変更します。変更後にボタンを押します。ボタンか P ボタンを同時に押します。ボタンを押します。ボタンか P 通常画面（例）交互に表示ボタンを押して「2 3 1 」を「0 0 0 」に変更します。変更後に交互に表示ボタンを押して「0 0 0 」を「0 6 6 」に変更します。変更後に交互に表示 9 P ボタンを押します。なら「0 0 0 」に設定します。 P ボタンを押します。ボタンを押して「0 6 6 」を「0 0 0 」に変更します。変更後に通常画面（例）ボタンを押します。小数点 2 桁の場合は「005」に、無しボタンを押して「0 0 6 」に変更します。変更後に交互に表示 P P を押します。５－５．遠隔監視用積算流量信号のパルスレートの設定出荷時の設定は 1 k g で 1 パルスの出力をするように設定しています。この設定を任意の数値に変更することができます。但し実用上は、「1 」「1 0 」「1 0 0 」「1 0 0 0 」から選択することを推奨致します。 1000 VNiT 10 1000 ボタンと P ボタンか通常画面（例）ボタンを同時に押します。 1 この例では、1kg/P から 10kg/P に変更しています。交互に表示ボタンを押して「 1 」を「 10 」に変更します。ボタンを押します。 P 通常画面（例） ※注意 ET302 R4 以前に掲載されていた積算単位と時間軸設定を行っている場合には、以下のように設定を出荷時の数値に戻さないと、５－５項（上記）の設定が有効になりません。 1000 BRi CAL iNPVT AFTER TOTT P P ボタンと P ボタンを同時に押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンか P 通常画面（例）交互に表示「2 3 2 」は、積算単位と時間軸を設定する際の番号です。ボタンを押して「0 0 0 」を「2 3 2 」に変更します。変更後に交互に表示ボタンを押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンか 6 232 10000 1 hR 10000 交互に表示 P ボタンを押します。 ※この数値を必ず「1 0 0 0 0 」にしてください。ボタンを押して「1 0 0 0 0 」に変更します。変更後に P ボタンを押します。 ※ 途中は省略 COD_1 1000 ボタンか交互に表示 000 ボタンを押して「2 3 2 」を「0 0 0 」に変更します。変更後に P ボタンを押します。通常画面（例） 10 ET-302 Rev.6 ５－６．遠隔監視用瞬間流量信号（D C 4 ～ 2 0 m A ）のゼロスパン設定遠隔で瞬間流量を管理または監視する際には、このゼロスパン設定が必要です。５－１項で行ったスケーリング設定と同じにする必要はなく、任意の数値を設定し、利用することができます。以下の例では、ゼロを 0kg/h、スパンを 3000kg/h という 0 ～ 3000kg/h のレンジ設定を行っています。 1000 BRi CAL 2ERO F_SCL CAL COD_1 1000 P P ボタンと通常画面（例）ボタンを同時に押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンか交互に表示 6 251 0 3000 000 0 交互に表示交互に表示この画面で、スパン点を設定します。か P 交互に表示 0 」にします。変更後に P ボタンを押します。ボタンを押します。ボタンを押して「2 5 1 」を「0 0 0 」に変更します。変更後に交互に表示 P ボタンを押して変更し、変更後にボタンを押します。 ET-302 Rev.6 ゼロスパン設定をする際の番号です。ボタンを押して「0 0 0 」を「2 5 1 」に変更します。変更後にこの画面で、ゼロ点を設定します。通常は「ボタンか「2 5 1 」は、遠隔用瞬間流量信号の通常画面（例） 11 P P ボタンを押します。ボタンを押します。５－７．瞬間流量の小数点位置の設定５－１．項のスケーリング設定において、kg/h の単位で設定しているので、小数点は必要ありません。但し、どうしてもトン単位で見たい場合には、以下の設定で小数点を表示させることができます。小数点が表示されるだけですので、トン単位以下を消すことにはなりませんので、その点をご了承いただいた上で、設定するようにしてください。 1000 BRi CAL COD_1 DiSP COD_1 DiSP COD_1 1000 P P P ボタンと通常画面（例）ボタンを同時に押します。交互に表示ボタンを押します。交互に表示ボタンを押します。ボタンかボタンかボタンかボタンかボタンか交互に表示 6 000 061 4 067 4 000 「0 6 1 」と「0 6 7 」は瞬間流量表示の小数点を設定する際の番号です。ボタンを押して「0 0 0 」を「0 6 1 」に変更します。変更後に交互に表示ボタンを押して「交互に表示 4 」に変更します。変更後に P ボタンを押して「交互に表示 4 」に変更します。変更後に P ボタンを押します。ボタンを押します。ボタンを押して「0 6 1 」を「0 6 7 」に変更します。変更後に交互に表示 P P ボタンを押します。ボタンを押します。ボタンを押して「0 6 7 」を「0 0 0 」に変更します。変更後に P ボタンを押します。通常画面（例） 12 ET-302 Rev.6 ６．ケーブルについて・使用されるケーブルの太さ推奨： 0.5 ～ 1.25 mm2 ・推奨ケーブル C V V （制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル） C E V （制御用ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル） C E E （制御用ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル） V C T F （汎用丸形ビニル・キャップタイヤケーブル）等主に動力用として使用する IV 線は、線が硬いためにコネクタ部分に無理な力が加わることもあるので使用しないでください。・シールド線を使用する場合ノイズの影響が懸念される場所に設置する場合には、シールド線を使うことをお勧め致します。その場合には、シールド線のスクリーンを受信機器のアース端子に接続してください。・各信号間の絶縁について各信号間は絶縁されておりません。必要に応じて、アイソレーター等をご使用ください。・ノイズ対策 DC4 ～ 20mA の信号ラインがノイズの影響を受けると、正確な流量計測の妨げになります。付近にインバーター等のノイズ源がある場合には、極力ケーブルを離すようにしてください。また、同じラックに乗せたり、同じ電線管に入れるなどの施工を行わないでください。金属製の電線管に入れることも、ノイズ対策の有効的な手段のひとつとなります。７．ゼロ・スパン調整の参考手順 ①蒸気の流れを完全に止めた上で、瞬間流量（F L O W モード）表示がゼロになっていることを確認。 ②流量計からの出力信号が D C 4 m A の時に、瞬間流量表示もゼロになっていることを確認し、ゼロになっていなければゼロ調整用ボリュームを幅が 2 . 5 m m 程度の調整ドライバーで回します。時計方向に回すと数値は増え、反時計方向に回すと減ります。製造及び出荷時に調整しておりますので、調整が必要だとしても多くても± 2 ～ 3 程度です。2 桁のずれがある場合、流量計の電流信号自体を今一度確認してください。弊社の商品であれば、流量計自体でも調整ができます。 ③流量計の出力信号の調整モードで最大流量信号の D C 2 0 m A を出力させます。 ④瞬間流量の表示がスケーリングの最大量を示しているかを確認します。不足または過大になっている場合には、スパン調整用ボリュームを回して微調整してください。 ⑤再度 D C 4 m A の状態にして、瞬時流量がゼロを示せば調整は終了です。ゼロにならない場合には、この調整を繰り返して、再調整してください。・ねじ部分の幅が 2.5mm 程度の－の調整ドライバーを使用してください。・時計方向に回すと表示している数値が増えます。・反時計方向に回すと表示している数値が減ります。・あくまでも微調整と考えてください。ゼロ調整用　スパン調整用＜背面から見た場合の写真です＞ ET-302 Rev.6 13 お問い合わせは下記営業所もしくは取扱い代理店までお願いいたします。本社･イーストジャパン・ノースジャパン ■電話（フリーダイヤル） ■FAX 技術サポート：0800-111-234-1 (043)274-4818 ご注文・お問合せ：0800-111-234-2 ウエストジャパン ■電話（フリーダイヤル）技術サポート：0800-111-234-1 ご注文・お問合せ：0800-111-234-3 ■FAX (06)6681-8925 ■住所〒261-0025 千葉市美浜区浜田2-37 ■住所〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋2-11-8 北加賀屋千島ビル203号取扱説明書の内容は、製品の改良のため予告なく変更することがあります。 14 IM-P150-12 ST Issue 2

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