センサ設置マニュアル

超音波式液面計 リベル Ⅱ センサ設置マニュアル 目 次 超音波について センサ設置時の注意点 リベルセンサ取付用専用水準器 2 2,3 4 本センサ設置マニュアルは「超音波式液面計 リベルⅡ 取扱説明書」の P8 3センサユニットの取付け の補足説明資料です。 88300-96630 1 超音波について 1.リベルⅡの測定原理 超音波センサから発射された超音波がLP液中を伝播し、LP液/LPガスの界面で 反射され再び超音波センサに返って来るまでの遅延時間を測定し距離を求めます。 リベルⅡではタンクNoで選択された貯槽タイプ(=貯槽形状)での距離に対する 体積を演算し貯槽全容積に対するLP液の割合を残容量%で表示します。 2 センサ設置時の注意点 1.超音波は 固体>液体>気体 の順で伝播し易い性質があります。 リベルⅡでは超音波センサ(=固体)と 貯槽鋼板(固体)を空気層が出来ないよう 密着させるため、センサシート(=固体、特殊シリコーンシート)を用いています。 *バルク貯槽のセンサ取付箇所の表面の汚れ、錆びやセンサシート表面に砂等が付着 すると超音波が上手く伝わりません。特に既設バルク貯槽にリベルⅡを設置する場 合で貯槽表面が汚れている場合はアルコールを染込ませた布等で拭取ってください。 2 2.超音波は細いビーム状に発射され液界面で反射され再び戻ってきます。超音波センサ がLP液面に垂直に発射される条件(=貯槽の真下位置)が最適条件です。 バルク貯槽は たて型では球面よこ型では円筒面に超音波センサが取付られますので センサ取付位置が真下からズレますとLP液面に垂直に超音波が発射されなくなり 計測誤差の増加や計測安定性の悪化等の不具合が発生しやすくなります。 センサに水準器を当てて水平が出ていることをご確認ください。また、サポートツール としてリベルセンサ取付用専用水準器を用意しています。 たて型貯槽の場合 貯槽真下中央にセンサを取付ける必要があります。 前後、左右方向の水平を確認して下さい。 よこ型貯槽の場合 貯槽真下にセンサを取付ける必要があります。 円周方向の水平を確認して下さい。 マグネットホルダの向き(マグネット部分)が 円周方向になるように取付けてください。 注意 マグネットホルダの吸着力は 約25kgあります。指など を挟まぬように注意してくだ さい。 センサの取付方法 センサの持ち方 ・取付作業のコツ マグネットホルダは貯槽鋼板に並行に近づけますと、強力な磁力で意図した取付位置と 違う位置に吸い付けられてしまう事があります。片側の磁石を貯槽近くに、反対側の 磁石を貯槽から離れるようにマグネットホルダを斜めに持って取付作業すると作業性 が良く、意図した位置に取り付けられます。 3 リベルセンサ取付用専用水準器 ハードケースに入っています たて/よこ貯槽にフィットする 特殊形状と吸着マグネットで 作業し易くしています。 専用水準器外観 専用水準器によるセンサ取付作業方法 作業 補足説明・注意点 バルク貯槽のセンサ取付箇所 をアルコール等で表面の汚れ をクリーニングします。 水準器の電源スイッチを ON し 貯槽底面に水準器をセット(マグ ネット吸着)します。 水準器電源スイッチを ON たて型:気泡が中心になるよう に水準器を前後・左右 に動かします。 よこ型:気泡が中心になるよう に水準器を円周方向に 動かします。 気泡がズレている:NG マーカペンで水準器の外周を なぞり貯槽にセンサ取付位置 マークを付けます。 マーキング後水準器を取り外し 電源を切って下さい。 センサ取付位置マーク (マグネットホルダと同サイズ) 透明保護シールを剥し、センサ を持ちマークした丸の中にセン サを取付けます。 よこ型貯槽ではマグネットホル ダの向きに注意して下さい。 4 透明保護シールは必ず剥す
* Your assessment is very important for improving the work of artificial intelligence, which forms the content of this project
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