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00-1 GMF10.8V-28,28H 表紙.ai 1 2017/05/19 14:04:24 電動工具事業部 ホームページ : http://www.bosch.co.jp 〒150-8360 東京都渋谷区渋谷 3-6-7 コールセンターフリーダイヤル ( 土 ・ 日 ・ 祝日を除く、 午前 9 : 00~午後 6 : 00) * 携帯電話からお掛けのお客様は、 TEL. 03-5485-6161 をご利用ください。 コールセンターフリーダイヤルのご利 用はできませんのでご了承ください。 1 609 92A 3BE コードレスマルチツール GMF 10.8V-28 型 GMF 10.8V-28H 型(本体のみ) 1 609 92A 3BE (2017.05) 取扱説明書 ● 本取扱説明書に記載されている、 日本仕様の能力 ・ 型番などは、 外国語の印刷物とは異なる場合があります。 ● 本製品は改良のため、 予告なく仕様等を変更する場合があります。 ● 製品のカタログ請求、 その他ご不明な点がありましたら、 お買い求めになった販売店または弊社までお問い合わせください。 このたびは、 弊社コードレスマルチツールをお買い求めいただき、 誠にあり がとうございます。 ● ご使用になる前に、 この 『取扱説明書』 をよくお読みになり、 正しくお 使いください。 ● お読みになった後は、 この 『取扱説明書』 を大切に保管してください。 わからないことが起きたときは、 必ず読み返してください。 ● 充電については、 『充電器の取扱説明書』 を併せてお読みください。 00-2 GMF10.8V-28,28H 目次 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 9 分 安全上のご注意 警告表示の区分 ···································· 2 コードレス工具全般についての注意事項 ·············· 2 コードレスマルチツールについての注意事項 ·········· 9 充電器についての注意事項 ·························· 16 リサイクルのために 使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください ···· 17 本製品について 用 途 ············································ 各部の名称 ········································ 仕 様 ············································ 標準付属品 ········································ 18 18 19 20 使い方 バッテリーを準備する ······························ 作業前の準備をする ································ 作業する ·········································· 別売アクセサリーを使う ···························· 21 23 25 30 困ったときは 故障かな?と思ったら ······························ 34 修理を依頼するときは ······························ 35 お手入れと保管 クリーニング ······································ 36 保 管 ············································ 36 1 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 ◆ 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、次に述べる『安全上の ご注意』を必ず守ってください。 ◆ ご使用前に、この『安全上のご注意』すべてをよくお読みのうえ、指示 に従って正しく使用してください。 ◆ お読みになった後は、ご使用になる方がいつでも見られる所に必ず保管 してください。 ◆ 他の人に貸し出す場合は、一緒に取扱説明書もお渡しください。 警告表示の区分 ご使用上の注意事項は ぞれ次の意味を表わします。 、 、 に区分していますが、それ ◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負 う可能性が大きい内容のご注意。 ◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負 う可能性が想定される内容のご注意。 ◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性が 想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容 のご注意。 なお、 に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能 性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず 守ってください。 コードレス工具全般についての注意事項 ここでは、コードレス工具全般の『安全上のご注意』についてご説明します。 今回お買い求めいただいたコードレスマルチツールには、当てはまらない項目 も含まれています。 2 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 危 険 1. 専用のバッテリー以外を使用しないでください。 ◆ この取扱説明書に記載されているバッテリー以外は充電しないでくださ い。 ◆ 改造したバッテリー(分解して、セルなどの内蔵部品を交換したバッテリ ーを含む)を使用しないでください。 工具本体の性能や安全性を損なう恐れがあり、けがや故障、発煙、発火など の原因になります。 2. バッテリーを火中に投入したり、加熱したりしな いでください。 3. バッテリーに釘を刺したり、衝撃を与えたりしないでください。 4. バッテリーを分解したり、改造したりしないでください。 5. バッテリーの端子間を短絡させないでください。 ◆ バッテリーを金属と一緒に工具箱や釘袋などに保管し ないでください。 6. バッテリーを火のそばや炎天下などの高温の場所で充電・使 用・保管しないでください。 発熱・発火・破裂の恐れがあります。 7. 専用の充電器以外では、充電しないでください。 ◆ 他の充電器でバッテリーを充電しないでください。 バッテリーの液漏れや発熱、破裂の恐れがあります。 3 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 警 告 1. 正しく充電してください。 ◆ 充電器は、定格表示してある電源で使用してください。直流電源やエンジ ン発電機では、使用しないでください。 ◆ 温度が 0℃未満、または温度が 45℃以上ではバッテリーを充電しないでく ださい。 ◆ バッテリーは、換気の良い場所で充電してください。充電中、バッテリー や充電器を布などで覆わないでください。 ◆ 充電器を使用しない場合は、電源プラグを電源コンセントから抜いてくだ さい。 2. 感電に注意してください。 ◆ ぬれた手で電源プラグに触れないでください。 3. 作業場の周囲状況も考慮してください。 ◆ コードレス工具、充電器、バッテリーは、雨 中で使用したり、湿った、またはぬれた場所 で使用しないでください。 ◆ 作業場は十分に明るくしてください。 ◆ 可燃性の液体やガスのある所で使用したり、 充電しないでください。 4. 保護めがねを使用してください。 ◆ 作業時は、保護めがねを使用してください。また、粉じんの多い作業では、 防じんマスクを併用してください。 5. 防音保護具を着用してください。 ◆ 騒音の大きい作業では、耳栓、耳覆い(イヤマフ)などの防音保護具を着 用してください。 6. 加工するものをしっかりと固定してください。 ◆ 加工するものを固定するために、クランプや万力などを利 用してください。手で保持するより安全で、両手でコード レス工具を使用できます。 4 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 7. 次の場合は、コードレス工具のスイッチを切り、バッテリーを 本体から抜いてください。 ◆ 使用しない、または修理する場合。 ◆ 刃物、ビットなどの付属品を交換する場合。 ◆ その他危険が予想される場合。 8. 不意な始動は避けてください。 ◆ スイッチに指を掛けて運ばないでください。 ◆ バッテリーを差し込む前にスイッチが切れていることを確認してくださ い。 9. 指定の付属品やアタッチメントを使用してください。 ◆ この取扱説明書、およびボッシュ電動工具カタログに記載されている付属 品やアタッチメント以外のものは使用しないでください。 10. バッテリーの液が目に入ったら直ちにきれいな水で十分洗い、 医師の治療を受けてください。 11. 使用時間が極端に短くなったバッテリーは使用しないでくだ さい。 12. ご使用済みのバッテリーは、一般家庭ゴミとして捨てないでく ださい。 捨てられたバッテリーが、ゴミ収集車内などで破壊されてショ ートし、発火・発煙の原因になる恐れがあります。 5 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 注 意 1. 作業場は、いつもきれいに保ってください。 ちらかった場所や作業台は、事故の原因となります。 2. 子供や補助を必要とする人、および本機の操作に知識のない人 は、使用しないでください。 3. 使用しない場合は、きちんと保管してください。 ◆ 乾燥した場所で、子供の手の届かない安全な所、または鍵のかかる所に保 管してください。 ◆ コードレス工具やバッテリーを、温度が 50℃以上に上がる可能性のある 場所(金属の箱や夏の車内など)に保管しないでください。 4. 無理して使用しないでください。 ◆ 安全に能率よく作業するために、コードレス工具の能力に合った速さで作 業してください。 ◆ モーターがロックするような無理な使い方はしないでください。 5. 作業に合ったコードレス工具を使用してください。 ◆ 小型のコードレス工具やアタッチメントは、大型のコードレス工具で行う 作業には使用しないでください。 ◆ 指定された用途以外に使用しないでください。 6. きちんとした服装で作業してください。 ◆ だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具は、回転部 に巻き込まれる恐れがあるので、着用しないでくださ い。 ◆ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのつい た履物の使用をお勧めします。 ◆ 長い髪は、帽子やヘアカバーなどで覆ってください。 6 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 7. コードレス工具は、注意深く手入れをしてください。 ◆ 安全に能率よく作業していただくために、刃物類は常に手入れをし、よく 切れる状態を保ってください。 ◆ 付属品の交換は、取扱説明書に従ってください。 ◆ 充電器のコードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販 売店、またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してくださ い。 ◆ 延長コードを使用する場合は、定期的に点検し、損傷している場合には交 換してください。 ◆ 握り部は、常に乾かしてきれいな状態に保ち、油やグリースなどが付かな いようにしてください。 8. 充電器のコードを乱暴に扱わないでください。 ◆ コードを持って充電器を運んだり、コードを引っ張っ て電源コンセントから抜かないでください。 ◆ コードを熱、油、角のとがった所に近づけないでくだ さい。 ◆ コードが踏まれたり、引っかけられたり、無理な力を受けて損傷すること がないように充電する場所に注意してください。 9. 無理な姿勢で作業をしないでください。 ◆ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにして ください。 10. 調節キーやレンチなどは、必ず取り外してください。 ◆ スイッチを入れる前に、調節に用いたキーやレンチなどの工具類が取り外 されていることを確認してください。 11. 屋外使用に合った延長コードを使用してください。 ◆ 屋外で充電する場合、キャブタイヤコード、またはキャブタイヤケーブル の延長コードを使用してください。 7 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 12. 油断しないで十分注意して作業を行ってください。 ◆ コードレス工具を使用する場合は、取り扱い方法、作 業の仕方、周りの状況など十分注意して慎重に作業し てください。 ◆ 常識を働かせてください。 ◆ 疲れている場合は、使用しないでください。 13. 損傷した部品がないか点検してください。 ◆ 使用前に、保護カバーやその他の部品に損傷がないか 十分点検し、正常に作動するか、また所定機能を発揮 するか確認してください。 ◆ 可動部分の位置調整、および締め付け状態、部品の破 損、取り付け状態、その他運転に影響を及ぼすすべて の個所に異常がないか確認してください。 ◆ 電源プラグやコードが損傷した充電器や、落としたり、何らかの損傷を受 けた充電器は使用しないでください。 ◆ 損傷した保護カバー、その他の部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従 ってください。 取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店、またはボッ シュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してください。 ◆ スイッチで始動、および停止操作のできないコードレス工具は、使用しな いでください。 14. コードレス工具の修理は、専門店に依頼してください。 ◆ サービスマン以外の人はコードレス工具、充電器、バッテリーを分解した り、修理・改造は行わないでください。 ◆ コードレス工具が熱くなったり、異常に気付いたときは、点検・修理に出 してください。 ◆ この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでくださ い。 ◆ 修理は、必ずお買い求めの販売店、またはボッシュ電動工具サービスセン ターにお申し付けください。修理の知識や技術のない方が修理すると、十 分な性能を発揮しないだけでなく、事故やけがの原因となります。 この取扱説明書は、大切に保管してください。 8 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 コードレスマルチツールについての注意事項 コードレス工具全般の『安全上のご注意』について、前項ではご説明しました。 ここでは、コードレスマルチツールをお使いになるうえで、さらに守っていた だきたい注意事項についてご説明します。 警 告 1. 作業の条件・内容を考慮して、目的に合った電動工具を用意し、 アクセサリーを選定してください。 ◆ 目的に合っていない電動工具の使用は、事故やけがの原因となります。 2. 使用するバッテリーは、取扱説明書に指定してあるものを装着 してください。 ◆ 指定外のバッテリーを装着すると、マルチツールに支障をきたすばかりで なく、発煙・発火の原因になります。 3. 作業領域に電線管や水道管、ガス管などが埋設されていないか、 適切な探知器で十分確認するか、公益事業者へ連絡をして、助 言を求めてください。 ◆ 埋設物があると、先端工具が触れたとき事故の原因になります。 電気配線との接触は、発火や感電につながる恐れがあります。 ガス配管の損傷は、爆発につながる恐れがあります。 水配管の貫通は、器物破損の原因になります。 4. 取扱説明書に記載されている用途、または能力以上の作業に使 用しないでください。特にモーターをロックさせるなどの無理 な使用はしないでください。 ◆ 発煙・発火の原因になります。 5. 疲労していたり、薬・アルコールを服用していたりするときに は、使用しないでください。 ◆ マルチツール操作中に一瞬でも注意力が低下すると、重大なけがをする危 険があります。 9 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 6. 保護面や保護めがねなどの保護具を着用してください。必要に 応じて、防じんマスクや防音保護具(耳栓など)、滑り止め付 き安全靴、ヘルメット、手袋、作業用エプロンを着用してくだ さい。 ◆ 防護用具を着用することで、けがの防止につながります。 7. 集じん装置が接続できるものは接続して使用してください。 マルチツールに集じん機などが接続できる場合には、これらの 装置に確実に接続し、正しく使用してください。 ◆ 作業中に発生する粉じんは、健康を害します。 8. この取扱説明書、およびボッシュカタログに記載されているア クセサリー以外は使用しないでください。 ◆ 指定されたアクセサリー以外は、安全に作業できない恐れがあります。 9. マルチツールの仕様(能力)に合ったアクセサリーを使用して ください。 ◆ 仕様に合っていないアクセサリーを使用すると、安全に作業できない恐れ があります。 10. アクセサリーを交換するときは、保護手袋を着用してください。 ◆ 長時間使用したアクセサリーは、熱くなります。 11. 使用に問題がないことを確認してください。 取り付けは間違いないか、可動部分が正しくしっかりとセット されているか、各部品の損傷がないか、その他問題がないかチ ェックしてください。損傷などがあった場合は使用せず、修理 をご依頼ください。 ◆ 多くの事故は、点検作業を怠ったときに起きています。 ◆ 損傷したマルチツールを使用すると、故障や思わぬ事故の原因になります。 12. 加工材料は必ず安定性の良い台に置き、確実に固定してくださ い。 ◆ 確実に固定されていないと、けがの原因になります。 10 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 13. 乾式でのみ使用してください。 ◆ マルチツールに水が浸入すると、感電の危険があります。 14. 意図せず作動開始しないよう、気をつけてください。必ずスイ ッチが「切」になっていることを確かめた上で、バッテリーを 取り付けたり、マルチツールを持ち上げたりしてください。 ◆ スイッチが“入”状態でマルチツールに通電したりスイッチ部分に指が触 れたりすると、事故の原因になります。 15. 雨中での作業は行わないでください。また、マルチツールを雨 ざらしにしたり、ぬれた場所に置いたりしないでください。 ◆ 感電の恐れがあります。 16. 可燃物の近くでマルチツールを使用しないでください。 ◆ 火花で可燃物が発火する恐れがあります。 17. 作業中は、必ず絶縁されたグリップ面で本体を保持してくださ い。 ◆ 通電している電線に接触し、マルチツールの金属部に電気が流れると、感 電の恐れがあります。絶縁部で保持していると、感電する危険が小さくな ります。 18. 作業中に振り回されないよう、マルチツールを確実に保持して ください。 ◆ 確実に保持していないと振り回されたりし、けがの原因になります。 19. 溶剤を含む液体で表面を処理しないでください。 ◆ こすることによって暖められ、有害な蒸気が発生する恐れがあります。 20. 湿った材料(湿った壁紙など)、または湿った表面をこすらな いでください。 ◆ 本体に水が入ると、感電の恐れがあります。 21. スクレイパーを使用するときは、細心の注意を払ってください。 ◆ スクレイパーの先端は非常に鋭く、けがの原因になります。 11 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 22. 作業中は、先端工具や切り粉などの排出部に、手や顔などを近 づけないでください。また、材料の下に手を入れないでくださ い。 ◆ けがの原因になります。 23. 金属を研磨すると、火花が飛ぶ恐れがあります。引火または爆 発の危険性がある場所では、絶対に使用しないでください。 ◆ 火災の原因になります。 24. 金属を研磨するときは、吸じん機能を使用しないでください。 ◆ 火災の原因になります。 25. 長時間使用するときは、火災に注意してください。 また、研磨材やマルチツールが過熱しないように注意してくだ さい。 特に、ニスやポリウレタンなどの化学物質が混ざったり、長時 間の作業で粉じんが熱かったりするときは注意してください。 26. 作業中にマルチツールの調子が悪かったり、異常音がしたりし たときは直ちに「スイッチ」を切ってください。使用を中止し、 お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンタ ーに点検・修理を依頼してください。 ◆ そのまま使用していると、けがの原因になります。 27. フル充電されたバッテリーを複数個続けて使用する作業では、 マルチツールが冷めるための時間を設けてください。 ◆ 複数個による連続作業は、マルチツールに支障をきたすばかりでなく、マ ルチツールの温度を上昇させて低温やけどをする恐れがあります。 28. 損傷したバッテリーを使用したり、不適切な使い方をしたりし ないでください。バッテリーから蒸気が発生する場合がありま す。蒸気が発生したときは、直ちに周囲を換気し、医者の診断 を受けてください。 ◆ 蒸気は呼吸器を刺激する恐れがあります。 12 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 29. バッテリーを乱暴に扱うと液漏れが発生する場合があります。 その場合、直接手で触れないでください。誤って触れた場合は 水で十分洗い流してください。バッテリーの液が目に入った場 合、直ちにきれいな水で十分洗い、医師の治療を受けてくださ い。 ◆ バッテリーから漏れた液は、炎症や火傷をもたらす恐れがあります。 30. 不意の作動によるけがの発生を防ぐため、調整・付属品の交 換・保管をするときは、必ずマルチツールからバッテリーを取 り外してください。 ◆ バッテリーを取り付けたままにすると、けがの原因になります。 31. 作業中は、関係者以外の人や子供を近づけないでください。 ◆ 気が散ると集中できなくなります。 32. メインスイッチを“入”にしたまま、マルチツールを持ち運ば ないでください。 ◆ 回転している先端工具が思いがけず身体に当たると、衣服に引っ掛かり、 身体が引き込まれる恐れがあります。 33. 先端工具が完全に停止するまでは、マルチツールを置かないで ください。 ◆ 先端工具が回転していると、表面に引っ掛かり、マルチツールが引っ張ら れることがあります。 34. 誤って落としたり、ぶつけたりしたときは、先端工具やマルチ ツールなどに破損や亀裂、変形がないことをよく点検してくだ さい。 ◆ 破損や亀裂、変形があると、けがの原因になります。 13 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 35. 鉛コーティングしてある作業材料やある種の木材、鉱物や金属 への作業から発生する粉じんは、健康に悪影響を与える恐れが あります。作業者や見学者が粉じんを触ったり吸い込んだりす ると、アレルギー反応、あるいは呼吸器感染症を引き起こす可 能性があります。 特に樫材やブナ材から出る粉じん、木材処理添加物(クロム酸、 防腐剤)は発がん性があると考えられています。 アスベストを含む材料への作業は、専門知識のある方にのみ許 されています。 ・ ・ ・ ◆ できる限り、材料に合った吸じん装置を使用してください。 作業場所の換気に注意してください。 DS2クラス以上のフィルター付き防じんマスクの着用をお勧めします。 作業場で粉じんの堆積は避けてください。容易に発火する恐れがあります。 36. 使用しないときは、子供の手の届かない安全な場所に保管して ください。また、マルチツールの取り扱いや手順に不慣れな人 には操作させないでください。 ◆ 教育を受けていない人の操作は大変危険です。 37. バッテリーを開けないでください。 ◆ 短絡の恐れがあります。 38. バッテリーは、釘やドライバーなど、尖ったものや外からの強 い力で傷つく場合があります。 ◆ 内部で短絡してバッテリーが焼けたり、煙を出したり、破裂、オーバーヒ ートする危険があります。 39. バッテリーを火のそばや炎天下などの高温の場所や水気・湿気 のある場所の近くに置かないでください。 ◆ 発熱・発火・破裂の恐れがあります。 14 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 注 意 1. 先端工具や付属品は、取扱説明書に従って確実に取り付けてく ださい。 ◆ 確実でないと外れたりし、けがの原因になります。 2. 使用中は、軍手など巻き込まれる恐れがある手袋を着用しない でください。 ◆ けがの原因になります。 3. 作業直後の先端工具や切り粉などは、高温になっていますので 触れないでください。 ◆ やけどの原因になります。 4. 高所作業のときは、下に人がいないことをよく確かめてくださ い。 ◆ 材料やマルチツールなどを落としたとき、事故の原因になります。 5. 作動させたまま、台や床などに放置しないでください。 ◆ 事故の原因になります。 6. 必ず本体を作動させてから、加工材料にあててください。 15 01 GMF10.8V-28,28H 安全編 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 充電器についての注意事項 ここでは、充電器をお使いになるうえで、さらに守っていただきたい注意事項 についてご説明します。 警 告 1. 電源プラグに合った電源コンセントを使用してください。 電源プラグの改造は、絶対に行わないでください。 ◆ 純正電源プラグに適応した電源コンセントを使用しないと、感電の恐れが あります。 2. 電源コードは乱暴に扱わないでください。 ◆ コードが損傷したりもつれたりしていると、感電の恐れがあります。 3. やむを得ず、湿気の多い場所で充電器を使用する場合は、漏電 遮断器(RCD)を設置して給電してください。 ◆ 漏電遮断器の設置で、感電する危険が低減されます。 4. 充電器は充電以外の用途に使用しないでください。 5. ラッカー、ペイント、ベンジン、シンナー、ガソリン、可燃性 ガス、接着剤などのある場所では充電しないでください。 ◆ 爆発や火災の恐れがあります。 6. 充電器のバッテリー挿入部分には充電用端子があります。水や 金属片などの異物を入れないでください。 7. 紙類や布類、畳、カーペット、ビニールなどの上や、綿ぼこり などほこりの多い場所では充電しないでください。 ◆ 火災の恐れがあります。 8. 充電中、異常発熱などの異常に気がついたときは、直ちに電源 プラグを電源コンセントから抜き、充電を中止してください。 ◆ そのまま充電を続けると発煙、発火、破裂の恐れがあります。 16 02 GMF10.8V-28,28H リサイクル 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください ボッシュは一般社団法人JBRCに加盟 し、使用済みコードレス工具用バッテリ ーのリサイクルを推進しております。 恐れ入りますが使用済みのバッテリー は、ボッシュ電動工具取扱店、ボッシュ 電動工具サービスセンター、またはJB RCリサイクル協力店へお持ちください ますようお願いいたします。 本製品は、リチウムイオンバッテリーを使用しています。リチウムイオンバッ テリーは、リサイクル可能な貴重な資源です。使用済みバッテリーのリサイク ル活動にご協力くださいますよう、お願いいたします。 ご使用済みのリチウムイオンバッテリーは、コードレス工具本体から取り外し、 ショート防止のためバッテリー端子部に絶縁テープを貼ってお出しください。 17 03 GMF10.8V-28,28H 本製品について 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 用 途 ◆ 木材、プラスチック、石こうボード、非鉄金属、陶器タイルなどの切断 ◆ 木材、プラスチック、非鉄金属などの研磨 ◆ 壁、床などの付着物や汚れの除去 狭い場所の塗装はがしや接着剤はがしにも適しています。 特に材料のきわ加工やポケット切断に適しています。 各部の名称 ◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。 18 03 GMF10.8V-28,28H 本製品について 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 仕 本 品 様 体 番 GMF10.8V-28 定格電圧 DC10.8V 振り子振動数 5000~20000 回/分 振り子振動角度 質 GMF10.8V-28H (本体のみ) 2.8°(2×1.4°) 量 1.0kg 本体クラス *1 スターロック 取り付け可能ブレードタイプ スターロック ○ スターロックプラス × スターロックマックス × 充電可能温度範囲 使用/保管可能温度範囲 0℃~+45℃ -20℃~+50℃ *2 振動3軸合成値 剥 離 8.3m/s 2 切 断 9.2m/s 2 研 磨 2.9m/s 2 (EN60745-2 規格に基づき測定) 原産国 マレーシア *1 2.0Ah バッテリー装着時 *2 0℃以下で使用した場合、実際の作業能力は上記値より低くなることがあ ります。 リチウムイオンバッテリー 電 圧 10.8V 容 量 2.0Ah 19 03 GMF10.8V-28,28H 本製品について 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 標準付属品 木工用ブレード サンディングペーパーセット ラバーパット 六角棒レンチ 充電器 AL1130CV (GMF 10.8V-28 のみ) リチウムイオンバッテリー (10.8V 2.0Ah 1 個) (GMF 10.8V-28 のみ) ◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。 20 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 バッテリーを準備する バッテリーを点検する ● バッテリーは弊社指定のものか? ● バッテリーから液漏れが発生していないか? ● バッテリー端子が傷んでいたり、汚れていた りしていないか? バッテリーを充電する 充電については、『充電器の取扱説明書』を併せてお読みください。 リチウムイオンバッテリーは、バッテリーの寿命を縮めることなく、いつでも 充電が可能です。充電を途中でやめてもバッテリーを傷めることはありません。 バッテリー③の充電状態は、バッテリー残量表示ランプ⑥で確認することがで きます。 ◆ 破損防止のため、弊社指定の充電器を使って、バッテリー③ を充電してください。 ◆ バッテリー③が熱くなっているときは、冷めてから充電して ください。 ◆ エンジン発電機・変圧器で充電器を使用しないでください。 ◆ 電源に 100V が確実に供給されていることを確認してくださ い。特に、延長ケーブルを使用するときは必ず事前に確認し てください。 ◆ バッテリー挿入口に異物が入らないよう注意してください。 ショートの原因になります。 1. 充電器の電源プラグを電源コンセントに差し込みます。 21 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 2. 充電器にバッテリー③を差し込みます。 充電が始まります。 3. 充電が終わったら、バッテリー③を充電器 から抜きます。 4. 充電器の電源プラグを電源コンセントから 抜きます。 バッテリー③は、出荷時に多少充電されていますが、初めて使用される場合は、 充電器でバッテリー③をフル充電し、完全に充電されたことを確認してくださ い。 本機には、電子セル保護システム(ECP機能)がついております。 マルチツールが過負荷になった場合やバッテリー③が過放電または使用温度 範囲外になった場合、バッテリー保護のためにマルチツールが自動的に停止し ます。 電子セル保護システム(ECP機能)が作動して、マルチツールが自動的に停 止したときは、必ず「メインスイッチ①」を“切”にしてください。 正しく充電しても使用能力が著しく低下するようになった場合は、バッテリー ③の寿命が尽きたと考えられます。新しいバッテリー③と交換してください。 バッテリーを取り付ける・取り外す ◆ 不意の作動によるけがの発生を防ぐため、「メインスイッチ①」 が“入”になっていないことを確認し、「メインスイッチ①」 に触れないように注意してください。 取り付け バッテリー③を、マルチツールのバッテリー差し込み口に“カチッ”と音が するまで押し込みます。 ◆ 不意の脱落を防ぐため、確実に固定されているか確認してく ださい。 取り外し 22 「バッテリー取り外しボタン④」を両側から押しながら、バッテリー③を抜 き取ります。 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 作業前の準備をする 先端工具を取り付ける・取り外す ◆ 先端工具を取り付けたり取り外したりするときは、手など身 体を傷つけないように十分注意してください。 ◆ けがの発生を防ぐため、保護手袋を着用してください。 取り付け 1. 固定ネジ⑩を六角棒レンチで回して緩め、取り外します。 2. ツールホルダー⑦の凸に、先端工具の穴を合わせて差し込みます。 先端工具の表裏をまちがえないよう、注意してください。 (上記イラスト参照) 3. 作業に合わせて、先端工具の先端を任意の向きにします。 先端工具の向きは、30 度ずつ 12 段階にセットすることができます。 4. 固定ネジ⑩をツールホルダー⑦に差し込み、六角棒レンチで回して締 めます。 23 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 5. 研磨用先端工具のときは、ラバーパッド⑫の穴とサンディングペーパ ー⑬(マジック式)の吸じん穴が合うようにして、ラバーパッド⑫に サンディングペーパー⑬を軽く押し付けて装着します。 サンディングペーパー⑬を装着するときは、ラバーパッド⑫に付着し たゴミなどを取り除いてください。 アクセサリーはボッシュ純正品をご使用ください。 取り外し 1. 研磨用先端工具のときは、サンディングペーパー⑬の端を持ち上げ、 引きはがします。 2. 固定ネジ⑩を六角棒レンチで回して緩め、取り外します。 3. 先端工具を取り外します。 4. 固定ネジ⑩を取り付けます。 24 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 作業する ◆ 使用中は本体を両手で確実に保持してください。 「変速ダイヤル②」で振動数を調節する 材料や作業に応じて、振動数を調節してください。ダイヤルを数字の大きい 方へ回すと振動数が多くなり、数字が小さい方へ回すと少なくなります。 試し作業などをし、最適な速度を設定してください。 「変速ダイヤル②」は、作業中でも変更できます。 マルチツールにバッテリー③を取り付ける ◆ 不意の作動によるけがの発生を防ぐため、「メインスイッチ ①」が“入”になっていないことを確認し、「メインスイッ チ①」に指を掛けないように注意してください。 バッテリー③をマルチツールのバッテリー差し込み口に“カチッ”と音がす るまで押し込みます。 ◆ 不意の脱落を防ぐため、バッテリー③が確実に取り付けられ ているか確認してください。 25 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 「メインスイッチ①」を入にする 「メインスイッチ①」を前方へスライドさせる。 本機には、電子セル保護システム(ECP機能)がついています。 マルチツールが過負荷になった場合やバッテリー③が過放電または作業可能 温度外になった場合には、バッテリー保護のためにマルチツールが自動的に 停止します。 上記の状態が解消されると、再始動することができます。 マルチツールが自動的に停止したときは、 「メインスイッチ①」を引き込み続 けないでください。引き込み続けると、故障の原因になります。 バッテリー残量表示 バッテリー③の残量(目安)は、バッテリー残量表示ランプ⑥の表示で知る ことができます。バッテリー残量表示ランプ⑥は、 「メインスイッチ①」を“入” にすると点灯します。 バッテリー残量表示ランプ 残量 3 つ点灯 約 2/3 以上 2 つ点灯 約 1/3 以上 1 つ点灯 約 1/3 未満 1 つ点滅 要充電 3 つ点滅 空 電源を“入”にしてもバッテリー残量表示ランプ⑥が 1 つも点灯しないときは、 バッテリー③が損傷しています。 バッテリー③を交換してください。 26 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 作業する ◆ 作業するときは、マルチツールの先端部に手や顔を近づけな いでください。 ◆ モーターがロックする、またはマルチツールが停止するよう な負荷を、マルチツールに与えないでください。 先端工具は振り子振動角度 2.8°で最大 20000 回/分振動します。 弱い、均一な圧力を与えながら作業を行ってください。 そうしないと、作業能力が低下し、先端工具が引っかかる恐れ があります。 作業中、先端工具が過度に熱を持ったり、引っかかったりしな いよう、マルチツールを前後に動かしてください。 切断作業 傷んでいない完全な状態のブレードのみを使用してください。折れ曲がったり、 刃先がだれたりしたブレードは、破損、不良切断、並びに跳ね返りにつながり ます。 ポケット切断は柔らかい木材や石こうボードなどの材料にのみ適応します。 木材用ブレードを使用するときは、作業前に木材、合板、建築材料などの中に 釘・ネジのような異物が入っていないことを確認してください。 異物が入っている場合は、異物を取り除くかブレードを木材・金属用ブレード に替えてご使用ください。 先端工具を材料に当て、先端工具の動きが鈍くならない程度に、マルチツー ルを前に進めます。 無理に力を入れたり、無理に前に進めようとしても、早くは切れません。 27 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 研磨作業 ◆ 使用するときは、マルチツールの先端部に手や顔を近づけな いでください。 ◆ モーターがロックする、またはマルチツールが停止するよう な負荷を、マルチツールに与えないでください。 ◆ 金属の研磨に使用したサンディングペーパー⑬は、他の材料 には使用しないでください。 ◆ 摩耗したり、目減りしたサンディングペーパー⑬は使用しな いでください。 サンディングペーパー全体を加工面に当て、適度な圧力で動かしてください。 不要な材料で振動数を確認してから作業を行うことをお勧めします。 加工面が一様に研磨されるまでは同じ粒度のサンディングペーパー⑬を使用 してください。途中で粒度の異なるサンディングペーパー⑬に取り替えるとき れいに仕上がらない場合があります。 サンディングペーパー⑬の種類、事前の振動数設定、ならびに与える圧力で、 削り代とサンダーがけのパターンがあらかじめ決まってきます。 傷んでいないサンディングペーパー⑬でのみ良好なサンダーがけが臨め、電動 工具の寿命を延ばします。 均一な圧力を与えるよう注意すれば、サンディングペーパー⑬の寿命が延びま す。 サンダーがけの圧力を強めても、削る能力は向上しません。むしろ、サンディ ングペーパー⑬の摩耗を早めます。 端部、角や手が届きにくい微細個所の研磨は、ラバーパッド⑫の先端や端部で 行うことができます。 振動数と押し付ける圧力を弱めて、サンディングペーパー⑬が定期的に冷却で きるようにしてください。 ボッシュ純正のサンディングペーパー⑬を使用してください。 粉じんの拡散を減らし、より良い作業結果を得るために、できる限り吸じんシ ステムを使用してください。 28 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 剥離作業 平らな場所で柔らかい表面(例えば、木材)に対して、軽く圧力を加えてく ださい。 剥離には高い振動数を選んでください。 圧力が強過ぎると、スクレーパーが表面に食い込んでしまう恐れがあります。 タイルはがし作業 タイルはがし作業では、長時間作業を続けると圧力により先端工具が消耗する ことを考慮してください。 壁のタイルを取り外すとき、先端工具を長時間使用するとタイルが激しく傷み ますので、注意してください。 作業を終了する 「メインスイッチ①」を後方へスライドさせる。 29 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 別売アクセサリーを使う 深さゲージを取り付ける・取り外す 深さゲージ⑧を取り付けると、カットソーブレード⑨を使用して切り込みを 入れるときなど、繰り返し同じ深さに切り込むことができます。 取り付け 1. 先端工具などが取り付けられているときは取り外します。 2. ツールホルダー⑦に、深さゲージ⑧を差し込みます。 3. 作業に合わせて、深さゲージ⑧を任意の向きにします。 4. 先端工具を取り付けます。 (23 ページ「先端工具を取り付ける・取り外す」参照) 先端工具を取り付けると、深さゲージ⑧が固定されます。 5. クランプレバーを開きます。 30 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 6. 深さゲージ⑧を切り込み深さに合わせます。 7. クランプレバーを閉じます。 深さゲージが固定されます。 取り外し 1. 先端工具を取り外します。 2. 深さゲージ⑧を取り外します。 31 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 吸じんアダプターと接続する 吸じんアダプター⑪、吸じん専用ホース、ホース(システム)アダプターを 介して、ボッシュマルチクリーナーと接続することで、吸じんしながら作業 ができます。 (吸じんアダプター⑪、吸じん専用ホース、ホース(システム)アダプター、 マルチクリーナーは別売) ◆ 研磨すると火花が出る可能性のある場合は接続しないでく ださい。 ◆ 人体に有害な粉じんが発生する材料は吸じんしないでくだ さい。 ◆ 吸じんアダプター⑪に吸じん袋を接続しないでください。 32 04 GMF10.8V-28,28H 使い方 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 10 分 1. 深さゲージ⑧などが取り付けられているときは取り外します。 2. クランプレバーを開いて、締め付けバンドを緩めます。 3. ツールホルダー⑦に、吸じんアダプター⑪を差し込みます。 4. 吸じんアダプター⑪を任意の向きにします。 5. クランプレバーを閉じて、吸じんアダプター⑪を固定します。 6. 吸じんアダプター⑪にホース(システム)アダプターを接続します。 7. ホース(システム)アダプターに吸じん専用ホースを接続します。 8. 吸じん専用ホースとボッシュマルチクリーナーを接続します。 ホース(システム)アダプターはマルチクリーナーにより異なります。 詳しくはボッシュカタログまたはマルチクリーナー本体の取扱説明書 を参照してください。 33 05 GMF10.8V-28,28H 困ったときは 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 11 分 故障かな?と思ったら ① 『取扱説明書』を読み直し、使い方に誤りがないか確かめます。 ② 充電については、『充電器の取扱説明書』を読み直します。 ③ 次の代表的な症状が当てはまるかどうか確かめます。 症 状 原 因 対 処 「メインスイッチ①」を バッテリー③が取り付け バッテリー③を取り付け る “入”にしても動かない られていない バッテリー③が消耗して バ ッ テ リ ー ③ を 充 電 す る、または交換する いる マルチツール本体の温度 作業可能温度範囲内にな が作業可能温度範囲外に るまで待つ なっている 充電してもフル充電しな バッテリー③の寿命が尽 バッテリー③を交換する い、またはフル充電して きた も使用時間が短い ブレードの切れ味が悪く ブレードが摩耗している ブレードを交換する なった 研磨できない 34 サンディングペーパー⑬ サンディングペーパー⑬ が摩耗している を交換する 05 GMF10.8V-28,28H 困ったときは 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 11 分 修理を依頼するときは ◆ 『故障かな?と思ったら』を読んでもご不明な点があるときは、お買い 求めの販売店または弊社コールセンターフリーダイヤルまでお尋ねくだ さい。 ◆ 修理を依頼されるときは、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具 サービスセンターにご相談ください。 ◆ この製品は厳重な品質管理体制の下に製造されています。万一、本取扱 説明書に書かれたとおり正しくお使いいただいたにもかかわらず、不具 合(消耗部品を除きます)が発生した場合は、お買い求めの販売店また は、ボッシュ電動工具サービスセンターまでご連絡ください。 弊社で現品を点検・調査のうえ、対処させていただきます。お客様のご 使用状況によって、修理費用を申し受ける場合があります。あらかじめ ご了承ください。 0120-345-762 コールセンターフリーダイヤル 土・日・祝日を除く、午前 9:00~午後 6:00 ※携帯電話からお掛けのお客様は、TEL.03-5485-6161 をご利用ください。 コールセンターフリーダイヤルのご利用はできませんのでご了承くだ さい。 ボッシュ株式会社ホームページ http://www.bosch.co.jp ボッシュ電動工具サービスセンター 〒360-0107 埼玉県熊谷市千代 39 TEL 048-536-7171 FAX 048-536-7176 ボッシュ電動工具サービスセンター西日本 〒811-0104 福岡県糟屋郡新宮町的野 741-1 TEL 092-963-3486 FAX 092-963-3407 35 06 GMF10.8V-28,28H お手入れと保管 2017 年 5 月 19 日(金) 午後 2 時 11 分 ◆ 不意の作動によるけがの発生を防ぐため、バッテリー③をマル チツール本体から取り外してお手入れしてください。 クリーニング ツールホルダー⑦や通風口⑤などに付いたゴミ、ホコリを吹き 飛ばす 乾いた布、柔らかい布で本体の汚 れをふき取る 変色の原因になるベンジンなど、溶剤を使 わないでください。 保 管 マルチツールを使った後は、きちんと保管する ● 子供の手が届くところ、または錠が掛 からないところに置かない。 ● 風雨にさらされたり、湿度の高いとこ ろに置かない。 ● 直射日光が当たったり、車中など高温 になるところに置かない。特に、バッ テリーは 50℃以上になるところに置 かない。 ● ガソリンなど、引火性の高いものの近 くに置かない。 ● ショートを防ぐため、バッテリー端子 に絶縁テープを貼ってください。 36
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